なかなかクラ板に定着しないラヴェル・スレ…
懲りずにまた立ててみたYo!
今年こそ消滅しない程度にマターリと語りましょうや。
とりあえずdat入りしているものなどは
>>2-5
とりあえず東京近郊の大手オケ(?)で今年の前半に行われるラヴェルはこちら。 室内楽は数が多くて追いきれないので割愛スマソ。 足りないものは随時補充してちょ。 1/10 日本フィル @杉並公会堂 指揮:クリスチャン・ヤルヴィ バイオリン:神尾真由子 ビゼー:「カルメン」組曲 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ラヴェル:ボレロ 1/26 日本フィル @芸劇 指揮:小林研一郎、ピアノ:神谷郁代、オルガン:松居直美 オッフェンバック/「天国と地獄」序曲 ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調 サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付」 2/2 フライハイト交響楽団 @サントリーホール 指揮 森口真司 ラヴェル/ラ・ヴァルス マーラー/交響曲第1番 ニ長調「巨人」 3/7 フランス国立放送フィル @サントリーホール 指揮:チョン・ミョンフン、ピアノ:セドリック・ティベルギアン ベルリオーズ/序曲『ローマの謝肉祭』 op.9 ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 op.73
5/6 東京交響楽団 @東京芸術 指揮:飯森範親、ピアノ:田部京子他 池辺晋一郎/東京交響楽団のためのファンファーレ サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28 ラヴェル/ツィガーヌ ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 サン=サーンス/交響曲第3番 ハ短調 作品78 「オルガン」 他 5/16-17 N響 @NHLホール 指揮:アラン・ギルバート、ピアノ:スティーヴン・オズボーン ラヴェル / 左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調 6/22 日本フィル @みなとみらい 指揮:ジャン・フルネ、バイオリン:イヴリー・ギトリス ラヴェル/マ・メール・ロワ チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 6/23 日本フィル @芸劇 指揮:ジャン・フルネ、バイオリン:二村英仁 ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ラヴェル/ボレロ
昨今では誰もラヴェルを聴かないんだろうか…。 鬱だ。
6 :
名無しの笛の踊り :02/01/04 01:05
「子供と魔法」age〜
>5 ソナチネはクラシックの良さを知った曲の一つだ
8 :
名無しの笛の踊り :02/01/04 02:22
きくよ
昨日、NHKでラヴェルのピアノ協奏曲やってて初めて聞いたんだけど2楽章にすげー萌えたYO 明日CD買いにいく
あ、できればお薦めの演奏教えてください
>10 ミケランジェリ独奏
>>10 ミケが最強なのは11に激しく同意なんだけど、
フランソワとペルルミュテルも捨てがたい。
ミケは繰り返し聴くにはちょっと濃すぎるんだよね…。
ヘビロにはフランソワくらいがちょうどいいかなーと思いまふ。個人的に。
ピアノ協奏曲と言えば、ゴジラに似た旋律が出てくるという 意味のタイトルのスレが昔あったな…
15 :
名無しの笛の踊り :02/01/05 01:24
17 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 00:04
管弦楽の方はクリュイタンスを、 ピアノの方はロジェを聞いてますが、 他にお勧めはありますか?
18 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 00:05
19 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 00:07
左手、泣ける。
20 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 00:09
左手はフランソワだな。
>>9 オソレスですが、東独派としてはレーグナーがおすすめかと<ピアノ協奏曲
>>17 管弦楽ものなら私はデュトワ+OSMがお気に入りです。
なんというか、肩に力が入らない感じが(・∀・)イイ!
ハイティンクも地味だけど味わい深いと思いまふ。
23 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 06:14
>>17 協奏曲ならアルゲリッチ+アバドも聴いてみて
チッコリーニ+マルティノンも良かったりする
24 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 09:03
チェリビダッケのラヴェルっていいんですか? ドイツではかなり評価高いそうですが。 たしかにチェリビダッケの色々な声部を神経質なまでに バランスさせるという音作りから考えてラヴェルはよさげですが。
25 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 10:41
漏れもPコンはチッコリーニ/マルティノン/パリo. を奨める。 特にト長調の第2楽章はかなり萌え〜、だ。 後半のコーラングレのテーマの演奏でこれ以上のものは考えられない。
ヨイーショ、と。
27 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 18:41
結局もう終わりですか? ラヴェルスレ。
28 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 18:46
クリュイタンスの日本公演がいいなあ。モノだけど。
29 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 18:55
弦楽四重奏曲が一番好きです。均整美の極致の第1楽章、 ピチカートが楽しい第2楽章、重く夢幻的な第3楽章、 情熱的なフィナーレ(締めくくりが特にかっこいい)。 長い間東京クヮルテットのLP(CBS)を愛聴して いましたが、最近のCDでいいのがあったら教えて ください。
減額四重奏曲かあ。 あんまりちゃんと聴いたことないかも。 ちゃんと聴いてみるべ。
31 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 14:03
『ヴァイオリンとチェロのためのソナタ』第一楽章の動機(A-C-E-C#-A-E-G)、 ただ上行と下行でCが半音入れ替わるだけなのに、それだけで音楽を先に進める 力をもっている!
32 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 15:48
「ツィガーヌ」、オケ伴奏のもので何か良いCDありますか?
最近買ったRenaud & Gautier Capucon兄弟とFrank Braleyの ソナタ集は良かった。 #32への問いの答えというわけではなく独り言です。
34 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 03:22
やっぱりボレロでしょ。 ボレロはブーレーズ指揮を推します。
35 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 03:43
東芝EMIから出てた歌曲全集が欲しいのだけど、生産中止みたいです。 輸入盤でもいいから手に入るところご存知ないですか? ベルガンサとか聴いたことないので、欲しくてたまりません。 それにしても声楽曲って人気ないですね。管弦楽とピアノは数多いのに。
HMVのサイトでも探したのですが、見当たりませんでした。
37 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 04:03
38 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 04:57
>>37 丁寧にありがとうございます。ただ、これは先に注文済みのものなんです。
歌手が違うので内容は違うと思います。国内版の全集は3枚組ですし。
まあ、主要な曲はカバーしてるとは思いますが。。
それにしてもフランスでも全集が売られてないのかなと思うと悲しいです。
アメリンクのもとっくの昔に廃盤みたいですしね。
プフィッツナーみたいな作曲家の歌曲全集が売られてるのに、なぜラヴェルの全集が
1つ入手できないのかまったく不可解だし、非常に腹立たしいです。
39 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 05:06
>>35 廃盤まじかよ。
高価だし人気ないし、しょうがねぇわな。
40 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 05:59
>>38 音源は同じです。リンク先では歌手はノーマンしか
判りませんが、ベルガンサも勿論歌っています。
作品リストで調べると、仏盤でも全集と言って
差し支えないように思います。
無伴奏合唱の「3つの歌」は入っていませんが。
41 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 12:55
ジャン・フィリップ・コラールの 「ラヴェル:ピアノ作品全集」はお勧め(EMI)。 協奏曲、独奏曲のほか2P用作品なども収録。 演奏はといえばダイナミックでシャープでありながら 細部までコントロールが行き渡り、繊細さもある、というか。
42 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 13:24
らそれみそしらそれみそしラシらそら〜ラシらそら〜♪
43 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 14:35
ピアノ全曲集なら、ギーゼキングがお勧め。 ただ、録音状態が悪い。
44 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 14:37
>>42 これ、前も出たけど、大好き。
しかし、日本人なら、イロハニホヘトで!
45 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 22:44
>>40 役に立つ情報ありがとう。ほっとしました。届くのが楽しみです。
46 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 22:55
くーぷらんー♪
47 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 22:59
イトニホトロイトニホトロイロイトイーイロイトイー♪
48 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 23:01
男声歌曲集で次のディスクをよく聴いているがなかなかいい。 Ravel, Mélodies (François Le Roux/Pascal Rogé, Le Chant du Monde) わが偏愛の歌曲「ドン・キホーテからドゥルシネアへ」はオケ伴奏版で (José van Dam/Orchestre de l'Opéra Nationale de Lyon/Kent Nagano, Virgin) もいいよ。
49 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 23:04
歌曲集といえばパスカル・ロジェが伴奏してる、孔雀のジャケット絵のやつはどうですか? 良い?
51 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 00:06
52 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 11:04
夜のガスパールのおすすめキボーン。
53 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 11:07
だんぜんミケランジェリ。 あとはポゴレリチ、アルゲリチ、フランソワあたりでしょうかね。
54 :
ラヴェル素人 :02/01/14 11:11
ハバネラって曲がはいってる曲集は何ですか? 誰の演奏がいいですか?
おぉ早速レスが。 ミケランジェリはライブ録音が何種類か有りますが どれが良いですか?
56 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 11:25
>>55 ミケスレ参照だが、"偉大なピアニスト"シリーズに入っている謎のスタジオ録音(?)
これが一番凄い。
57 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 12:04
87年のヴァチカン・ライブのはどうよ?
58 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 12:04
ボレロでお勧めなのを教えてください!
59 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 15:23
>>52 漏れもガスパールはアルゲリッチが好きです。
ああいう濃厚な曲には濃厚な演奏が合う。
60 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 17:41
>>57 濃い口で録音もいいがさすがにテクニック的に苦しいところがあるね。
ル・ルー/ロジェ盤の歌曲集(・∀・)イイ! 特に「クレマン・マロの2つのエピグラム」「ロンサールが自らの魂に」 「ドン・キホーテ」。古い詩(または擬古的な詩)にラヴェルがつけた音楽はいいね。 マラルメとかのやつは苦手なんだけど・・・
62 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 23:53
ジャン・フィリップ・コラールって ロジェやルヴィエに比べると 音が硬質で、ダイナミックですね。 乱暴というわけではないんだけど 猛烈というか。
63 :
名無しの笛の踊り :02/01/15 02:47
>>58 クリュイタンス、ラトル、ブーレーズが三者三様
64 :
名無しの笛の踊り :02/01/15 14:07
>>34 ブーレーズのボレロはとてもクールなカンジでいいですね。 ダフクロの方はどんちゃん騒ぎだけど、これもまたいい。
65 :
名無しの笛の踊り :02/01/15 14:12
ラ・ヴァルスのピアノ編曲版は、録音が少ないのでしょうか? グールドとベレゾフスキーを駄目もとで注文したのですが、 他にオススメがあったら教えて下さい。
66 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 07:08
>>54 「耳で聴く風景」。2台のピアノ用の曲で「ハバネラ」と「鐘が鳴る中で」の2曲構成。
録音はそうは多くないから、お勧めは特になし。
>>65 ピアノ・デュオ版ならアルゲリッチとフレイレ盤はどう?
ソロピアノ版もあります。これもCDであんまり見たことないけど、
とりあえずロルティ盤でも。
67 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 07:24
>>66 おはようございます。
アルゲリッチのがあるんですか。灯台下暗しってやつですね。
ロルティ初耳です(汗 メモしました。thanxです。
68 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 10:39
ラヴェルファンもスペイン狂詩曲って話題でないね。プチ交響曲 みたいに緊密な構成(緩−急−緩−急)でちゃんとスケルツォまがい のマラゲーニャまでついているのがうれしいんですけど。
69 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 10:54
永野英樹(pf.)もいいよ。 「日本のポリーニ」という褒め言葉は、いまでは褒め言葉にならないが(w)
70 :
名無しの笛の踊り :02/01/17 11:12
クプ墓の名演きぼんぬ。 自分はペルルミュテルが好き。
71 :
名無しの笛の踊り :02/01/17 15:16
>70 クリュイタンス/PCO あ、スレの流れと違うなぁ(w ペルルミュテルは新旧どちらがお好きですか?
72 :
名無しの笛の踊り :02/01/17 19:58
俺にはペルルたんはどうも期待はずれという感がある。 ・Nimbusのピアノ全集 ピアノの音はすごくイイ。でもミスタッチが多すぎるので× ・VOX 協奏曲つき全集 協奏曲のオケがどうもB級。両手のやつは管がキツイです。 ピアノ独奏曲も一部でミスっぽいのがある。 個人的には、フェヴリエ(ADES)が(・∀・)イイ! 適度にコクがあって、おフランスで気に入ってます。
>>70 漏れはルフェビュール。
フォルラーヌが聴き物であると思う。録音も好き。
>71 えーと、たぶん新しい方だと思います。 新旧があるのでしたら、まだその一方しか聴いたことがないんですよ。 まだまだヒヨッコなもので……古い方(?)も今度探してみます。 >>72 クプ墓だけに限定すれば今のところペルルたんが一番のお気になのです。(笑 >>73 フォルラーヌいいですねー。 下世話な話ですがクプ墓全曲で好きな順位をつけるとしたら、みなさんどうなります? 自分は ト>プ>フォ>リ>メヌ>フー ……なにがなんだか(笑)
75 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 00:29
Vnソナタ&ピアノトリオ萌えまくり
>>74 古い方のレーベルはVox、新しい方は(今は亡き)Nimbusですね
僕のおすすめを書き忘れました。フェヴリエが良い、
って72さんとかぶってるやん、も〜(w
あ、最近フランスUniversalで出直しましたから、今なら入手しやすいですよ、多分
77 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 01:31
ト>リ>プ>メヌ>フォ=フー
フェヴリエの他の漏れの好み(・∀・) 透明性 → ウーセ。たまらん。 官能性 → フランソワ。酔いそう。 ガスパールならヤパーリここはミケ(・∀・)
80 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 05:55
クープランのトンボーはモニク・アースもいいですよね。 でもフーガだけはフランソワ。じーーん。
>76 自分の手持ちのCDを確認したところ、Nimbusの方でした。 旧版も聴いてみたい……今度ゆっくり探してみる事にします。 どうも、ありがとうござました。
age
>>68 「スペイン狂詩曲」出てませんでしたか。じゃあ「高貴で感傷的なワルツ集」
(こう訳したい)は? 生だとブーレーズがロンドン響を振ったのが印象に
残っている。あの独特の指揮ぶりで両手を胴の前に突き出して拍子をとって
いた。あと2ちゃんだと小声で言わなければならないが同じくLSOでアバドの
選集も良い。このオケのこじんまりとまとまった音色がラヴェルにピッタリ。
ル・ルーの歌曲集「グラモフォン」のレヴューを見たら細かいところがかなり
いい加減だという指摘があった。特にロジェのピアノが。そう言われると萎えるね・・・
84 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 17:57
セシル・ウーセが一番好きだ。 彼女にはどんどん仕事してもらいたいのだが。
85 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 16:59
そういえばソラチヌって人気ないのか?あの第一楽章と第二楽章がたまらんのだが。
(水の戯れほどじゃあないが。)
>>74 プ>フォ>リ>ト>フガ>メ かなあ。フランソワのをちょっと聴いただけだけど。
86 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 19:35
>>80 遅レススマソ。
モニク・アースのクープランは知ってるけど、
トンボーって何ですか?
>>74 フォ>ト>プ>リ>メ>フー
そんなに種類を聞いたわけじゃないけど。
87 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 20:07
いまさらだけどチェリのクープランはいいですね。うっとり聴き惚れた。 次はギーレンを聴いてみます。
>>86 「クープランの墓」という訳が気に食わないので「トンボー」とそのまま読んでいます。
ところでJ=Y・ティボーデの「道化師の朝の歌」(この訳もなんかいまいち)を聴いていたら
175小節目(かなぁ、終わりの方)で4度のグリサンド、3度のグリサンド、3度のグリサンド
の後の180小節目を(グリサンドでなく)両手で弾いていました。結構新鮮!と思って楽譜を見たら
グリサンド指定ないのですね。このように弾いている演奏って他にありますか?
90 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 00:28
>>84 ウーセたん(・∀・)イイ!!
ところで
>プ>フォ>リ>ト>フガ>メ
これがさっぱりわからん(;´Д`)
>>90 漏れはトカ>フォ>プレ>フガ>メヌ>リゴ。アンヌ・クフェルクが吉。
92 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 02:21
プレヴィンの「子供と魔法」(DG盤)マンセー! ティーポットのインチキ英語+中国語+日本語萌え〜
93 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 02:37
>>89 まあ確かに180小節は明示的にはglissandoと書かれてはいないね
とはいえ伝統的というのは仮に語弊があるとしても慣習としては
179小節目のglissando指定が生きているという解釈でいいんじゃないのかな
著作「ラヴェルのピアノ曲」の中で同曲のグリッサンドについて
ラヴェルから受けた指導に触れているペルルミュテールも
180小節目はグリッサンドで弾いてますし
なんとゆーか、 >プ>フォ>リ>ト>フガ>メ この略称がさっぱりわからんのでして……(;´Д`) プ??? フォ??? リ???? という感じ。
95 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 03:03
ちと質問なのですが、ラヴェル自身のピアノ演奏は 今CDで手にはいるでしょうか? また、どの曲の音源が残されているのでしょうか? (ガスパールはあったような) ご存じの方いましたら教えてください。
96 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 03:03
>>90 =94
「クープランの墓」
一曲目プレリュード
二曲目フーガ
三曲目フォルラーヌ
四曲目リゴードン
五曲目メヌエット
六曲目トッカータ
の基本的に頭文字
クープランの墓(トンボー)って曲知ってます?
97 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 03:04
マゼールのラヴェルのオペラ録音(DG)は いいんですか?
98 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 04:12
>>96 クープランの墓
トンボーと表記している例はあまりみないような。某楽譜はそうだが。
専門家はそう読む傾向なの?
あ、そゆことね(・∀・)
101 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 08:16
>>95 俺もピアノロールしか聴いたことないな。
曲目は逝ける王女のためのパヴァーヌ、夜のガスパールのル・ジベ、
クープランの墓のトッカータだったと思う。CDもあるよ。たぶん。
>>88 正解!お美事です。
って俺がミスっただけか・・・。
103 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 13:01
「古風なメヌエット」(ムニュエ・アンティーク)はどうでしょう? 初期の作品では、「亡き王女」よりずっと完成度の高いイイ曲だと思いますが。 オケ版も洒落ていてイイ。
104 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 15:49
>>95 現行盤では「Ravel Plays Ravel」っていうCDに
パヴァーヌ/鐘の谷/トッカータ/絞首台/悲しき鳥たち
が収められてるけど残念ながらピアノロール
あと現行盤かどうか分からないけど
ピアノロールではソナチネのメヌエットも出てました
実演の録音となるとかつてEMIからリリースされた
ラヴェルのピアノ作品の歴史的録音を集めて復刻した全集(LP)に
確か「水の戯れ」かなんかの録音が含まれていたようにも記憶してるんだけど
別所に置いてあるものでちょっと今確認できません
歌曲の伴奏でよければ現行盤でも聴くことができるんですけどね
>>100 >>101 >>104 情報ありがとうございます。
そうですか。実は大変恥ずかしいことに私はピアノロールというものの
存在を知りませんでした。
ちょっと調べてオルゴールの化け物みたいなものと勝手に想像してるのですが
やはり再現性も低いんでしょうね。
ただ偶然見つけでもしたら買ってしまうかなぁ。
どんなもんなんでしょうね。ラヴェルの演奏って。
ラヴェルは別にピアノの名手ではなかったと思う…
>>93 確かにぺルルミュテルもグリサンドですね。まぁそれまでの流れからもグリサンドで
演奏するのが普通だし、ラヴェル自身もそういうつもりだったのかな。
じゃ両手弾きはティボーテ独自の解釈ってことですね。
>>104-106 ラヴェル演奏といわれていた(SP)録音が実はラヴェル監修で代役が
弾いていたって云うのありませんでしたっけ?
108 :
名無しの笛の踊り :02/01/24 23:54
だいぶマニアックな話になってきたな
109 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 00:16
「夜のガスパール」ってオケ編曲版のCDがありましたよね
110 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 00:18
>>108 そうでもないと思うけど?
これくらいは普通と思われ。
112 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 02:59
>>103 禿同じゃよ
弦楽カルテットなんだけど、カペーのポルタメントかけまくり演奏を溺愛してます
一緒に入ってる死と乙女とかも予想外に良くてびっくりだった
ストヴァイだけやけに目立っててこんな演奏もあるんだなーと思った
録音は悪いけどさ
113 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 03:09
>>105 106さんもおっしゃっているように
やはりピアノの名手といった印象は受けません
どれも良く言えば淡々とした感じの悪く言えば朴訥とした印象の演奏です
でも個人的にその素っ気なさは良くも悪くもラヴェルらしくも思えますし
その演奏スタイルからはソノリテに対する意識みたいなものが感じられるようにも思います
ただ余程特別な関心があるといったことでもない限り
無理に手に入れるほどのものではないとも思いますよ
他にも数多くのピアニストによる
素晴らしい演奏が残されている/生み出されているわけですから
114 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 03:12
>>107 >ラヴェル演奏といわれていた(SP)録音が実はラヴェル監修で代役が
>弾いていたって云うのありませんでしたっけ?
そういえばそういう話もありましたね
>>104 で触れたEMIの全集に収められているのもそれかもしれません
またそのうち確認してみます
115 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 03:28
>>103 たしか、学生時代教授を驚かせた作品だったような
116 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 11:45
>>113 >でも個人的にその素っ気なさは良くも悪くもラヴェルらしくも思えますし
>その演奏スタイルからはソノリテに対する意識みたいなものが感じられるようにも思います
となると、「水の戯れ」あたりはいい意味で色のない、透明感漂う演奏なんだろうな・・・。
この曲萌えな漏れとしては、ぜひぜひ手に入れたいですな。
下がりすぎage
118 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 23:13
ラヴェルが演奏旅行で自作のピアノ協奏曲の独奏をしようと 思って、練習したんだけど周りの人にやめとくよう勧められて やめたという逸話があった気が
120 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 01:01
ギーゼキングだかカサドシュだかが「ドビュッシーは自身が演奏するためにピアノ曲を書いた。 ラヴェルは私が弾くために書いた」と言ったとか… で、ラヴェル自演実は監修というのは この人達だった、というのが曖昧な記憶なのです。
121 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 12:22
あげたる!
122 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 12:57
>>118 コンチェルトはフライタス・ブランコが指揮している。
SPの最後の面に、ブランコが指揮した、一部カットがある「亡き王女」が入っている。
あげるか
チョン・ミュンフン指揮 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団 2002年3月7日(木)19:00開演 サントリーホール ベルリオーズ 「ローマの謝肉祭」序曲 作品9 ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調 /ピアノ:セドリック・ティベルキアン ブラームス 交響曲第二番 ニ長調 作品73 行くひといる?
125 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 22:19
126 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 12:49
そういえば、ラヴェルとドビュッシーあたりを比較すると、やはり歴然とした違いが あるのだろうか?たとえば、ラヴェルは都会的、ドビュッシーは自然的とか。
127 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 12:53
ラヴェルとドビュッシーは似ているように言う人がいるが 実はデカルトとパスカルほどに違う。
128 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 13:00
つまらんレスでスマソだが、自分こそは「ボレロ」の世界的コレクターだ という猛者がいたら、ダイソー名曲シリーズの100円CDの「ボレロ」の演奏者 の正体を明かしてくれ。 名演(迷演?)には違いないのだが、ウソ表記なので誰指揮のドコの桶かわからんのだ。
129 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 14:53
さっき、カーネギーホールでOrchestre de Paris (Christoph Eschenbach指揮) の演奏でラベルのピアノコンチェルト、ダフニスとクロエ、そして、ラヴァルスかかってるの聴いて きました。(この指揮者、リズム感あるけど、格好つけすぎ)さて、やっぱり、フィナーレ のラブァルツが最高。この曲、1919年に作曲されて(つまり第一時大戦直後)アメリカでの初演は1922年、 そして1928年にはラヴェル自身がアメリカに招かれてカーネギーで指揮している。まさに、歴史がヨーロッパからアメリカへと動いた 時代、20年代の狂乱の時代の作品だったんだ。やっぱり、暗黒のワルツだよね。何か根本にくらーい物が流れててさ。 1929年はウォール街からはじまった金融恐慌。そして第二次大戦がはじまって、ユダヤ人が虐殺されたり日本に原爆が落ちたり、ととんでもない世の中に なっていったんだね。この曲聴いてるとなんか美しいながらも不気味。NYだってほんの四ヶ月前に大規模テロがあったんだろ?今ではこんなこと無かったみたいに聴衆は 聴き入ってたけど、昔の戦争中もこんなもんだったんだろうか?それにしても、アメリカでの名声をほしいままにしたラベルも結局フランスに戻り、住んでたのは パリから車で一時間ぐらいの田舎。一応丘の上の見晴らしの良い家だが、なんといっても質素で暗い。本当おたく引きこもりの穴倉みたいなところ。 十年以上前に見学したけど、そのころはここ記念館になっててつい昨日まで彼が住んでたような気配が残ってて怖かった。今はどうなったんだろう。
132 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 23:35
音楽界に遺した足跡はドビュッシーの方がかなり大きいとは思うのだが ラヴェルのほうが良い曲がずっと多いって思っちゃうんだよねー
んなこたぁーない
134 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 00:32
今聞いているのは、序奏とアレグロ。 この曲、好き。 あまり、CDをみかけないよね。序奏とアレグロ。
135 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 05:13
>>134 ハープで室内楽だからCD少なくて当然。
俺も一回聴いてホレた
>>132 いろいろな意味で ら>>ど だと思うけど、なぜかクラヲタには ら の方が人気無いように思える。
「美観荘」だっけか?逝ってみたいねぇ。
137 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 14:59
>>132 「ど」は、前奏曲集第二巻あたりのように、よくわからんものもあるからなあ。
その点ラヴェルは、比較的良さを見つけ出しやすい。
このあたりも作風の違いかな?
138 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 19:50
>>132 足跡なんてどうでもいいじゃん
>>135 自分の考えと違う話出て来るとクラヲタ呼ばわりすんの佳代
139 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 20:58
ラヴェルは一般受けしやすいだけに軽く見られちゃうんだよね。 とはいえやっぱりドのほうが後の音楽家に与えた影響は大きい気がする。
141 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 23:33
やはりラヴェルの方が、細かい所まで計算され尽くしているとは思う。 それゆえに、曲の構成もシンプルで聞くほうも理解しやすいというのはある。 それでいて曲の完成度も高い。 ちなみに、俺はラヴェルの方が好き。 自分の感情的な部分に訴えかけてくる曲が多いから。
「ど」はキライです。
143 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 01:55
無用のわざの、つねにえもいわれぬ喜び。あるいは 先祖たちが手ですくっていたもののために、繊巧をこらした銀器をつくった。彼は。 無くても済むのだが、無ければこの世界が決定的に欠落感を帯びる、そういう音楽。
144 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 03:29
ピアノ音楽の系譜としてはドビュッシー:ラヴェル=ショパン的:リスト的 語法の点ではドビュッシー:ラヴェル=革新的:古典主義的 感性の点ではドビュッシー:ラヴェル=ロマンティック:センチメンタル こういう紋切り型にはあまり意味がないようにも思いますが 案外本質をついている部分もあるように思います 少なくとも同じ印象派とカテゴライズされる作曲家でも それほど/その程度には両者が異なることは疑いのない事実でしょう
145 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 03:30
ちなみにドビュッシーが高く評価される傾向がある理由は
>>132 さんや
>>139 さんが言うように
音楽史的に彼の果たした功績が計り知れないからであって
クラヲタどうこうとは無関係だと思うよ
ラヴェルが一般受けし易いとするならその理由は
もし仮にこんな暴力的なまとめかたが許されるなら
チャイコフスキーやプッチーニなんかの作品にみられるような
感傷をどこか共有しているようなところがあるからでしょう
そういう意味ではラヴェルの明晰な書法も相俟って確かに分かり易くはある
もっともラヴェルを語るにはガスパールなんかにみられるグロテスクさや
スペインへの憧憬みたいなものも視野に入れなければならないわけだけれども
実のところ自分も個人的にはラヴェルの感性の方に親しみを覚えます
しかしどちらが優れているかといった問い掛けには全く意味がないと思う
146 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 03:30
>>143 非常に美しいセンテンスですね
私にもまさしくその通りであるように思えます
147 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 04:27
どっちも大作曲家であるが好き嫌いで言えば ドビュッシーの方が好きです。 それにしてもこの二人の影にルーセルは隠れてしまいましたね。
148 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 00:35
>>145 >しかしどちらが優れているかといった問い掛けには全く意味がないと思う
たしかにそうですね。バッハと現代音楽で、どちらが優れているかという問いだって
ほとんど意味をなさないわけですからね。
age
保全age
♪ダフクロさんよ〜、ダフクロさん〜っ。 漏れはデュトワ盤しか持ってないっす〜。age
151 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 02:24
PコンGで一番いい演奏を教えて!
153 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 18:17
>>153 漏れも漏れも禿同!やっぱ天才は違うねぇ。
155 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 23:15
156 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 23:32
「逝ける王女のためのパヴァーヌ」てな訳、どうも気にくわん。この訳語を聞くたびに 脳に響いてくる言葉。「逝ってよし・・・。」
157 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 23:37
「逝ってよしのパヴァーヌ」・・・「殺しのブルース」みたいでかっこいい。
158 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 02:22
>>151 三毛ランジェリのって後半、ピアノの高音のピッチがおかしくないですか?
俺の気のせいかも知れないですけど。
159 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 06:20
ピアノ協奏曲はルフェビュルとパレーのがよいのです。 と、マニアっぽいことを云ってみる。 ミケランジェリはチェリとやってるのが凄いね!
160 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 15:59
「亡き王女のためのパヴァーヌ」でいいじゃん!(´∀`) あと、「高雅で感傷的なワルツ」がイイ。「高雅でセンチメンタルな」とゆー訳があるけど、 どうもしっくり来ない。
161 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 21:59
“Pavane pour une Infante Défunte” 「アンファント」と「デファント」。音は微妙に違うが韻を踏んでいるんですね。 あまり意味はないかと・・・日本語に訳すとあえかな響きは消えてしまう。 「逝っておじゃる王女のためのパヴァーヌ」とか?(w
162 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 22:34
往生した王女のための、とか?(w
164 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 22:47
>>159 >ルフェビュルとパレーのがよい・・・
あれ、いいですよねぇ。パレーが鼻歌交じりでまたぁりと振ってる。
165 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 23:08
死せる王女のための… 確か、この名前で出ていたスコアがあったが。 これだとちょっと風情が無いな。
166 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 23:13
じゃぁ「身罷れる…」か?
167 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 23:15
みごもれる、と読むやつがいるぞ。
168 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 23:18
薨(みまか)れる…
169 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 23:19
薨(みまか)れし…だな。
ラヴェルの作品名はフランス語で見ると洒落たものが多いね。 音そのものの美しさが第一で意味は二の次のような。歌曲の歌詞を 見ていても実に面白い。このヒト言葉に対する感覚も相当鋭敏だった ように思われ。ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」(“Suite bergamasque”)も確かヴェルレーヌの“masque bergamasque” (「マスク・ベルガマスク」=「ベルガモの仮面劇」)という一節から 採ったのではなかったかな? うろ憶えで自信はないんだが。
171 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 23:21
172 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 01:26
♪ダフクロさんよ〜、ダフクロさん〜っ。 漏れはブーレーズ指揮が一番好き。
173 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 17:56
口絵って2台ピアノ(5本の手で)ってなってますけどどういうことですか? ただ単に2台のピアノを3人で(一人は片手で)弾くってことですか?
174 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 18:22
175 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 18:39
>>174 ひねくれた編成だね
それで録音が少ないのかな
176 :
名無しの笛の踊り :02/02/08 14:54
片手だけ?もしかしてヴィトゲンシュタインがらみ?
177 :
名無しの笛の踊り :02/02/08 16:10
いや、そんなハナシは聞いたことないYO。 片手だけの簡単なパートで参加できるように書いてるのでしょう(??)
178 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 22:28
序奏とアレグロのお薦め盤希望。当方が気に入ってるのはランスロ、マリオン、 ラスキーヌ、ヴィアノヴァSQ、という豪華版だが、ハープがちとダサいのだ。
179 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 22:41
>>178 あれ?僕が好きなのもラスキーヌなんだけどなぁ、と思ったら、
メンバーが違いますね。
僕が好きなのは、残りのメンバーが、ランパル(fl)、ドルクリューズ(cl)、
パスカルSQっていうEMI盤です。
程良い濃厚さ(なんつー表現だ ^^;)がすてきですが、その功績の大半は
もしかするとパスカルSQによるのかもしれません。
180 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 21:34
>>178 「序奏とアレグロ」はハープが特徴的って聞いたけど、どーゆー雰囲気の曲なんだ?
ちょっと買うときの参考にしたいんで、教えてくれい!
181 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 21:44
>>180 典雅でさわやか。
「なき王女のためのパヴァーヌ」とか「マ・メール・ロワ」とか
「ソナチネ」が好きな人なら一発で逝く(いい意味でね)と思われる。
182 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 00:04
>>181 私もそう思う。「亡き王女のためのパヴァ―ヌ」好きなら、 「序奏とアレグロ」も好きになると思うよ。 この曲聴くと、私はなんか「水」とか「水晶」とかなんか透明感なものを思い浮かぶ。 ちなみに私が持っているCDは、アニー・シャランがハープ、テシエ&シモンがヴァイオリン レキャンがヴィオラ、べクスがチェロ、カラテジェがフルート、ブタールがクラリネットのやつ。 東芝EMIのCDです。 聴いたことのある方います?
いいスレですね。 ラヴェルの緩徐楽章のように、典雅で、マターリしてて。 序奏とアレグロ、私も178さんと同じ盤で、大好きですが、 ハープはなかなかと思いますよ。 私は、ありがちですが、「ラ・ヴァルス」ですね。 後は「スペイン狂詩曲」と「左手」でしょうか。
184 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 00:34
漏れも178と同じ盤が好きだけど、 ハープOsian Ellisのメロス・アンサンブルも棄てがたい。
185 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 20:11
>>179 漏れも「序奏とアレグロ」はこのEMIのラスキーヌ盤が印象的。
それ以来、ドビュッシーの「神聖で世俗的な舞曲」と
(クリュイタンが振った)ピエルネの「コンチェルトシュトゥック」
の3曲が、いつもセットで思い浮かぶように刷り込まれてるよ。
>>181 サンクスです。漏れも「ソナチネ」や「亡き王女」は好きだから、金が入ったら聴いてみようかな。
それと、誰かソナチネ(精確には「ソナチヌ」か?)の名盤キボンヌ。
>>186 フランソワの人間業を超越した、天性のピアニズムで聴いてみよう!
>>185 あれ?私が持っているのもクリュイタンが指揮のだよ。
曲も「神聖で世俗的な舞曲」に「コンチェルトシュトゥック」がはいっているよ。
ついでにフォーレの「即興曲 作品86」も。
ということはハープの演奏者もろもろが違うんですね。
今度探してみよう。フランソワのピアノも探してみよう。
ソナチネはモニク・アースで持っているよ。
>>188 きっと漏れの思い違い。ラスキーヌじゃなかったな。すんまそ
そういえばクリーヴランドo.のアリス・シャリフーが弾いた「序奏とアレグロ」
あるらしいけど、どうなんだろう。クリーヴランドのメンバーとの演奏なのか?
ブーレーズと入れた「神聖な舞曲〜」は聴いたが、テクは問題なし、無難な演奏という感じだった。
190 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 07:41
序奏とアレグロはラヴェル指揮のやつが快速で好き、せめて音質がよければ
191 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 09:40
>>190 ラヴェル指揮といわれているもの、まだ聴いたことありません。
>>188 さんの持ってるのは、
アニー・シャランの独奏ですか?(やっと名前思い出した)
それだったら同じ盤ですね。まちがっててスマソ。
192 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 09:48
ウィーン=ベルリン・アンサンブルの序奏とアレグロなんかが入ってるやつはどうなんですか? ドビュッシーのビリティスの歌も入ってる奴。これって日本盤しかないですね。
そうですよ〜。解説書見たら、アニー・シャランってラスキーヌのお弟子さんなんですね。 師匠の演奏も聴いてみたいです。 >>190 ラヴェル指揮ですか!聴いてみたい。 今でも日本で売ってますか? 序奏とアレグロ。ラヴェルの曲で一般に知られてないだろうけど、 奥が深い!
195 :
名無しの笛の踊り :02/02/15 07:04
「除草とアレグロ」はパイヤール指揮(監修?)でカンブルランがハープを 弾いてるのがいいですよ。上に出ているラスキーヌ盤、シャラン盤のように 濃厚ではないですがとても繊細でさわやかな演奏です。
196 :
名無しの笛の踊り :02/02/15 07:22
「女装とアレグロ」ですがマルティノン/CSOがいいですね
197 :
名無しの笛の踊り :02/02/15 13:03
「助走とアレグロ」はマリー・クレール・ジャメのハープがよろし(カリオペ)。
>>190 今日ラヴェル指揮のやつ、聴きました。ハープがうまいですね。
弦楽器がポルタメント全開で大時代的なところもいい。
199 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 15:38
ラヴェルって、ベートーヴェンのことをどう評価していたんでしょう? 一月ぐらい前の日経新聞の春秋に「フランス人作曲家は大抵 ベートーヴェンのことを馬鹿にしていたが、ラヴェルはそのような 風潮に警鐘を鳴らしていた云々」みたいなことが書いてあったけど。
200 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 15:46
>>199 ラヴェルの作品を聴けばそのぐらいのことはわかる。
201 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:08
Trois Chansons のTrois beaux oiseauix du Paladisは素晴らしい と思います。
202 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:12
ロザンタールの本にベートーヴェンを酷評してる文があったような気がする。
203 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:13
ロザンタールが馬鹿なだけだ。
204 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:13
いやいや、ラヴェルの言葉でだって。
205 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:14
ラヴェルはベートーヴェンを酷評するというようなウツワの小さな 音楽家ではない。そのようなウツワの小さい考えを持ち吹聴して まわるのは弟子達だけだろう。
206 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:16
もういいや。
207 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 17:15
クープラン弾き始めたのですが、この曲どれ位の難易度ですか? ドビュッシーの月の光くらいのレベルの私でも、キレイに弾けるでしょうか??
208 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 17:48
>>190 あれかなりノイズに埋もれちゃってるんですよね
ハープや弦のアタックが甘くなっちゃうのが難点なんですが
個人的にどうしてもあれ系のノイズが苦手なもので
普段はDAWでリマスタリングしたものを聴いてます
どこか良質なマスターから復元してくれるとありがたいんですが
ちなみにM&AのCDに入ってるSQもなかなか味わい深くて好きです
209 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 17:51
>>207 クープランは最後のトッカータがヤバイヨ。
210 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 17:55
>>201 悲しくて儚いほどに美しいですよね
>>207 割と線的なアプローチなので月の光とは異なる難しさがあると思いますが
月の光が満足に弾ける程度の技術がおありならチャレンジされてみては?
>>209 >>210 ありがとうございました!
発表会で弾きたい曲の候補だったんですけど
トッカータやばいのか、、一番好きなんだけどナァ。
でもまずやってみます!
207さんは、トッカータどころか果たしてフーガを弾けるのだろうか、 いやプレリュードも・・・ チャレンジャーをたたえて、影ながら応援いたします。
213 :
名無し募集中。。。 :02/02/18 05:43
SONYからカザドシュスの3枚組が出ていますが、これはどうですか? 凄くいい?
214 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 13:07
>>213 聴く人の趣味にもよると思うけど、ラヴェルのピアノ曲の音を純粋に聴くには
最高にオススメします。
215 :
名無し募集中。。。 :02/02/18 13:11
>>214 それほどのマストアイテムだったとは。ありがとうございます。
216 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 13:18
あとvoxのペルルミュテールのやついいんじゃないの? 協奏曲の分はイマイチかもしれんが、ピアノ独奏曲はすごくいいよ。 あとギーゼキングは安くてお徳。いい演奏だし。
217 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 13:19
上の二つは二枚組みでいづれも1500円以下くらいで買えちゃうからいいよね。
218 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 19:18
質問です。カサドシュは2枚組じゃないの?
219 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 20:41
ああ、2種類あるのかな? コンチェルトとか入る3枚組のと、 ソロの曲だけの2枚組? どうせならあんまり値段かわらん(海外版)ので3枚組の方を買おう!
220 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 02:25
「ボレロ」の自作自演ってCDになってます?
221 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 02:32
>>220 なってるよ
Philipsからも出てたし
現行盤だとM&A、Urania、Pearlから出てるかな
音質はUraniaのが一番いいと思う
ちなみにLaserlightのピアノロールと一緒に入ってるのは
自演じゃないので要注意
222 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 12:54
223 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 23:50
>>207 前にどこかのスレで語りまくったけど、初心者は単純なトッカータからやるべし。
フーガは難しすぎるので。
プレリュードで指練習。
ラヴェルの曲は指動かなくてもある程度ごまかせるところがイイ。
トッカータや水の戯れなんてその典型例だ。
指動かないと、スカルボはイカン、鏡は歯が立たない。
224 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 00:30
>>222 アダム・フィッシャー+ハンガリー国立po.
>223 どぉも。 プレリュードやっと譜読み終わりました。(笑 テンポ80弱くらいならいけそうです。 トッカータもちょっとやってみたんですけど、譜読みが簡単な分、指痛いです。 (右手の指使い、どうやったらうまくいくんかな〜・・) あとリズムがタタタタ〜といかなそう。 ん、、難しいです(笑)
カザドシュス、よく見たら2枚組でした。失礼しました。
227 :
名無しの笛の踊り :02/02/21 18:35
あげ
228 :
名無しの笛の踊り :02/02/21 18:40
ラヴェルって初めからオーケストラのために 書いた曲って3曲しかないって本当ですか?
バレエのための曲ぐらいじゃないか? 「ラ・ヴァルス」 「スペインの時」 「ダフニスとクロエ」など あ、でも「ボレロ」は最初から管弦楽曲か。 でもオーケストレーションはうまいよね。 フルートをピュルルルルって風に使ったりするとこが好き。
230 :
名無しの笛の踊り :02/02/21 22:32
しろうとなもんでスマソ 左手協奏曲・フランソワの、盛り上がって途中で拍子が変わる時ラッパが「バババババババッ」と降りてくるとこ、あのラッパは 音ははずれてるんですよね?
231 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 00:13
>>229 最初から演奏会用の曲だったのは「スペイン狂詩曲」だけ。
これとて、「ハヴァネラ」は元が「耳で聴く風景」の一曲だった。
ボレロはバレエ音楽。
「ラ・ヴァルス」は「管弦楽のための舞踊詩」と副題があるけど、
ロシア・バレエ団のために書かれたのではないかと言われてるので一応除外。
232 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 00:24
結局、ラヴェルの自作自演(ピアノ・ロールは除く)は、全部で何曲あるんでしょうか? 私はPearlのボレロしか持っていないのですが。
ダフクロで踊ったサラが五輪女子フィギアで金!!!!!
234 :
名無しの笛の踊り :02/02/23 08:18
235 :
名無しの笛の踊り :02/02/23 09:04
236 :
小山実稚恵のラヴェルってどうよ? :02/02/23 09:07
音質は良さそうだけど(最近の録音だから)。 以下のレスを参考にして買うか決めさせて頂きます。
237 :
名無しの笛の踊り :02/02/23 09:16
>>233 そうなんだけど、なんで途中にラフマニノフが入ったのかわからん。
女子フリーでボレロつかって演技した人もいたね。 名前忘れたけど。 ラヴェルの曲ってめったにフィギュアで流れないよね。 けっこう楽しみにしてたのに。 「序奏とアレグロ」のラスキーヌ盤を手に入れました。 178番さんと179番さんと同じのです。 いいですね。もっと集めてみよう♪
図書館で東京カルテットのCDを借りてきたYO! 序奏とアレグロ、これから聴いてみます。
240 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 09:53
クープランの「フォルラーヌ」っていいね。 モニク・アースできいているよ。 「水の戯れ」も久しぶりに聴いた。 近所の図書館に「序奏とアレグロ」置いてないよ。 ていうか、CD自体少ないぞ。ラヴェルの曲少なし。
241 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 13:51
>>192 遅レスですみませんが、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのCDは輸入盤でもありますよ。
現在入手可能かどうかはわかりませんが。
いわゆる昔風なフランス的エスプリ、なんていうものは欠けてるかもしれませんが、
優美な演奏でお勧めです。
ビリティスの歌も入っているというより、ジャケットを見る限りはビリティスがメインですね。
ラヴェルの曲は「序奏とアレグロ」の他、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」
(フルートとハープ用に編曲)と「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」が収録されてます。
242 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 14:23
>>240 フォルラーヌが好きとは耳の肥えたお人ぢゃの。
バロック組曲のパロディ、いやオマージュのクープランの墓の中でも
ラヴェル先生が「あーでもない、こーでもない」って作曲した感じがして良い。
243 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:22
フォルラーヌの非和声音萌えage
244 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:40
ラヴェルの曲って、たまに自分の思ってる小節の感覚と違うときってない? フォルラーヌとピアノトリオ(第1楽章)では、すっかりだまされたよ。 「んったったーんたたーんたたんたーん」だとずっと思ってた(トリオの方ね)。
245 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 23:28
246 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 19:12
ヴェロニク・ジャンスのカンタータ集の国内盤は一向に出る気配が無いね。 東芝EMIは潰れてしまえ。ボッタクるしか能の無い会社は要らん。
247 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 20:36
ダフクロ最高ぅー 最初と二組がよい
249 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 20:54
>>248 ワルくない町だったでしょ?
パリとの距離感がいいやね。
250 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 22:44
ただ今、ピアノ三重奏曲を聴いています。 さすが、ラヴェル先生。イイ! なんかすごい勢いでラヴェルのCDが増えている…。 ここに来てから…。
251 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 23:56
>>249 確かにパリとの距離もなくてその点困らなかったけど、
駅から町までがねぇ…そこの事情を知らなかったから
美観でしたねぇ。(゚∀゚)ヨカータ!!
252 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 04:42
>>244 ピアノトリオに関しては俺もそうだったけど、ボザール・トリオの演奏を聴いて
初めて気がついた。
>>246 「ローマ賞のためのカンタータ集」(プラッソン+トゥールーズ)のこと?
ジャンスはAlyssaしか歌ってないけど。
東芝EMI逝ってよしなら、端から輸入版買っちゃえ。
253 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 23:38
ピアノトリオは誰のがお薦め? リリース自体少なくて淋しいけど。
254 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 23:41
ビルスマのがヨカタヨ
255 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 23:48
256 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 23:49
の三人組
257 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 23:54
ピアノ協奏曲の2楽章は、なぜか泣けてくるも名
258 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 13:17
>>253 コラール、デュメイ、ロデオン・・・のってCD出てたっけ?
手に入らなければ、とりあえず室内楽全集に入ってるプリュデルマシェで。
259 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 20:06
ピアノトリオがわかる人って、たとえばどんな所がお好きなんでしょう? 具体的な聴き所なんかも。
260 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 03:17
261 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 03:51
イギーとあこちゃんみたいな厨房は完全無視で行きましょう。 パヴァーヌは本人もシャブリエの影響を認めてるし、それなりに鬱苦死い。
262 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 05:59
>>259 わかる人 ってどういう意味でつかってるのか?
はっきりいって ピアノトリオはその全てが聴き所といっていいほどの名曲だ。
聴いていてわからないならこのスレに来る資格が無いような気がする
263 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 07:08
>>259 『三重奏曲』は、各楽章同じ動機が用いられているので
(変型/転回されているけど)、それを足掛かりにして
聴いてみれば?
渡し自身は第3楽章「パッサカイユ」の息の長い主題、
完全な対称形を描く音強の推移、が好き。
264 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 23:19
私は第1楽章の主旋律が好き。 音楽に分かるという単語を使ってはならん。
265 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 00:52
ラヴェルの管弦楽作品全集は誰のものがお気に入りですか? デュトワ、マルティノン、クリュイタンス、アンセルメ、 インバル、アバド、・・・
266 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 00:56
アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド アバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバドアバド
267 :
〜癒されます〜住人 :02/03/10 01:04
アンセルメの「クープランの墓」って初CD化なのですか?
268 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 01:09
しゃるる・みゅんしゅ
269 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 01:12
アンセルメまんせ〜♪
270 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 01:12
271 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 01:33
管弦楽の録音はロザンタールのがあればあとは要らん。 インバルは別系統でちょっとおもしろいかも。
272 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 01:36
水の戯れは近年ますますゆっくりとしたテンポで 演奏されていると思いませんか。 昔の人の演奏はとても速い演奏が多いような気がするんですけど
273 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 04:27
deuxだもん
274 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 04:29
それを言うならjeuxだろ
つづりというか単語間違えた. doux
276 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 04:48
(゜Д゜)ガーン
278 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 00:39
age
279 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 01:11
なんだかほのぼのしてきた... えーと、マメールロワ。
ピアコン2楽章で、コーラングレソロの音色のいい上手な演奏はどこでしょうか。 おすすめを教えてください。
281 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 15:44
>>280 ガイシュツだと思うが、
マルティノン/パリ管(ピアノはチッコリーニ)でトドメ。
これ以上のコーラングレ・ソロは、他にもいろいろ聴いたがなかった。
何よりフレージングが完璧で、息を全く途切れないのには、管畑じゃない
漏れも感服した。
ただしコーラングレ奏者がクレジットされてないので演奏者名はわからない。
だれか当時のパリ管のメンバーに詳しい人いますか?
>>281 ありがとうございます。
さっそく聞いてみます。
283 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 19:54
あとドイツのオケなのに意外とよかったのが、北ドイツ放送だったか、 モニク・アースとイッセルシュテットがDGへSP最後期に入れた録音。 アースがパレー/フランス国立放送o.とDGへステレオで録れたもの のCAソロも悪くはないが、ちょっと息継ぎでフレージングの乱れなどが みうけられて残念。 楽器の音はさすがこのオケの奏者だけあって素晴らしいが。 あとまた古いモノラルで悪いが、ブランカール/アンセルメ/OSRのCAソロも アンセルメの特訓の成果が出ている(w
1989年にフィラデルフィアと来たムーティがやった 「ボレロ」はめちゃくちゃ凄かった。あれが絶頂だろう。 フライングブラボーも凄かった。
285 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 06:12
ケフェレックのコンチェルトはどうですか?
286 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 15:13
ど う で す か ?
287 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 15:48
アンヌ隊員、それではどうぞ。
288 :
雪を投げつけたアンヌ、スピネットを弾くアンヌ :02/03/15 23:12
ラヴェルが印象派ですって?馬鹿をお言いでないよ。 ベルクを表現主義とするように、ドビュッシーをあえて分類するなら 象徴主義であるとするようには、ラヴェルは分類できないのだよ。 彼はロマン派にも新古典派にも新ウィーン楽派にも擬態するからね。
289 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 23:18
>雪を投げつけたアンヌ、スピネットを弾くアンヌ 「クレマン・マロの2つのエピグラム」だね。いい曲だよね,あれ。 ところであの曲は何の擬態?
290 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 23:50
スカルボだったら誰の演奏が一番いい? ガイシュツだったらスマソ。
291 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 03:01
ラヴェルが印象派なんていってる人いたっけ?
292 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 04:34
293 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 07:08
>>290 ガスパールの話はガイシュツですがスカルボ単独、ですか。
単独ならJ-Y.ティボーテかガブリーロフあたり。テクニックで。
>>293 手元にはアルゲリッチのCDしかなくて
もっといい演奏のを探してたんです。
ありがとうございます。
>>294 あくまでスカルボ単独だからね。全曲ならミケランジェリがダントツですよ。
しつこいけどガイシュツです。
またまたレスどうもです。 いろいろ聴き比べてみます。 ほんとガイシュツでスマソ。
297 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 23:09
>293 ガブリーロフは2種類あるなり〜
298 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 00:47
>290 野島稔も捨てがたいなりよ。
>>298 おぉっそうなんですか?
野島さんのも聴いてみます。
やっぱりいろんな演奏きかなきゃですよね。
300 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 01:10
300
301 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 01:20
↑キリ番ゲットおめでとう!
302 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 01:34
ウェルナー・ハースの演奏ってどうよ? クープランの墓が気に入っているのだが…
あぼーん
>>288 よく知らんのやけど。
音楽での印象派って例えば誰?
305 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 15:10
_ _ ☆ _-‐-、 l:::::l┐ l::::l ,.‐-__ ☆ /-=ニヽヽ/-──-v-─-、//ニ=‐ヽ ☆ /-ニニ、─.._二 ─ 十‐ ニ_`..-─,ヽヽ ☆ /-ニ| i::::::./ ̄`ヽ l /`ヽ:::::: /|ヽヽ /// | ヽ./ / ! l l ! l l ! l ヽヽ/./l lヽ! / ll l`>/ _l l l l ! l l l l l !_l l |ヽ レ 、-‐ l ! l | l l l‐l-l_l l l _l-l‐l !l/i. | \、ヽl | l レ ' ̄\ /`ヽl | l | . _.>、` !l | "" ,‐v─┐"" ノ__!l | l ̄ ‐、.'v─-、>lヽ. ( _.ノ_ ∠,‐ ‐K _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ _.└─-〈 l ニl` T l //l l lニ l \ l  ̄ニ,-`ー一l -!ヽヽl_//┴'‐ !- l < . └‐ ̄ l ,‐ `ー,‐'l ̄`ロ'´ ̄l `ー‐' < あげるの!! 〉' / / └─´ `┬┘ < ヽ./  ̄ー一 ̄ー''ヽ、_ ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ヽ./ / l l l ! ☆ \, ヘ _, へ ,ヘ_, ヘ_/ ☆ l_,-─l l_,-─l ☆ ☆ l _l l __l_ ☆ ☆ ┌ ~l><l,┌ ~l><l, l`ー'二ヽ.l`ー'二ヽ. ト,-‐─‐|ト,-‐─‐|
>>306 数多あるAAの中でもかなり可愛い方じゃん。
308 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 18:17
309 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 20:58
>>290 フランソワはどうかな?あのスカルボの神出鬼没さが見事に表現
されてるように思えるのだが。
>>306 >>308 ageついでに、軽い気持ちでコピペしてみただけなのに、そんな言い方されてモナー(泣)
まあ、スレの流れを無視してたのは確かだから、俺が悪かったよ。逝ってくる。
>>307 さん フォローありがと。
あと
>>309 さんに禿同です。
まちがえた。310を書いたのは305です(読めば分かるか)。 では改めて、逝ってきます。
312 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 20:07
「無伴奏混声合唱のための三つの歌」のCDを持っておられる方、 詳しい情報きぼんぬ
313 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 20:13
ニ〜コ〜レット・・・
314 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 22:32
そんな〜、痔らさないで詳しくおしえてくれYo〜!
315 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 23:23
トロワァ ボォ〜…
316 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 01:01
い、いぢわる・・・・・・!
317 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 01:12
ナ・レ・パ・ゾ…
318 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 01:33
と冗談はさておき、私が所持しておりますのは、 ローランス・エキルベイ指揮アッチェントゥス室内合唱団(ピエール・ヴェラニ原盤ビクター国内盤) ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団(Philips、フォーレのレクイエムがメインです) です。前者はプーランクの無伴奏合奏曲集と併録です。
>>309 フランソワのもぜひ聴いてみたいと思います。
神出鬼没さかぁ。どんな演奏か楽しみ。
>>318 レスありがとうございます
焦らしplayにちょっと萌えたYo!
あンた、本当はいい人なのかもしれないね・・・
皆様2チャンのヴァカに告げます。
あたしは、あなた方の言う事に反論も何もしません。以下の理由によります。
反論も何も、まず、あーたの学歴を教えなさい。レヴェルの低い人と話すのは
時間の無駄なので、あたしソリティアやってる方が楽しいのです、ホホホホホ・・・・・
あたし、エコノミストですの。早稲田大学政経学部経済学科堀家文吉郎教授研究室
の昭和54年卒業なのよ。それも、京都大学の法学部滑ったので仕方なく滑り止めの
早稲田大学政経学部に行ったのです。堀家ゼミは、伊達ゼミ、小松ゼミと並ぶ早稲田大学政経学部
経済学科3大ゼミの一つで、3年生になる時に厳しい試験があるのです。
また、英語が得意でしたので、高校2年のとき、AFSでシアトルUSAにも留学してます。
あーたたちヴァカと一緒にされるのはまっぴらだわ。
ま、最低、大学名くらいいえる人とでないとお話はしない、ということ、これが理由ですわ。
そして、これは、反論出来ない理由ではなく、あーたがたバカを相手にしたくない理由ですのよ。勘違いしないで頂戴ね。
私、岡田克彦の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」(URL;
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/ )
315 と317はわたくしの仕業ですが、 313は違いますので脚刈らず 楽園の三羽の美しい鳥の意味を知ったときは なるほど、と思いました。美しい曲なだけに。
323 :
名無しさん :02/03/22 06:07 ID:dh8YeqSs
>>312 エリクソン指揮ストックホルム室内合唱団
(昔はこれしかなかった)
324 :
313は私です(^^) :02/03/22 08:52 ID:idMq7LbM
>>318 どちらもまだ聴いたことない・・・逝きます。。。
♪ニ〜コ〜レット・・・ (禁煙補助剤ぢゃないよ)
>>318 はどちらもまだ聴いてないよ。逝きます。。。
ニ〜コ〜レット・・・ (禁煙補助剤ではない)
なんで二重カキコになるんだ???
327 :
名無しの笛の踊り :02/03/22 16:07 ID:dh8YeqSs
age
328 :
横綱 :02/03/24 21:24 ID:???
優勝しましたが何か? もとい、「クープランの墓」の「トッカータ」好きだなぁ〜
329 :
名無しの笛の踊り :02/03/24 23:38 ID:TIgFNmaE
さっきから全然読めんぞ! どうなってんだage
330 :
横綱 :02/03/24 23:45 ID:???
331 :
横綱 :02/03/24 23:46 ID:???
332 :
312 :02/03/24 23:47 ID:TIgFNmaE
あっ やっと読めた・・・ >318 再びレスどうもです >313 単なる冷やかしかよ ゴルァ! ・・・といいつつ実は結構ウケタ ありがと
333 :
333げと :02/03/24 23:54 ID:TIgFNmaE
小人の老人:二つの蛇口が一つの水槽へ水を流す! 二つの普通列車が15分間隔で 停車場から発車する、ヴァル ヴァル ヴァル! 一人の百姓女が ヅァンヌ ヅァンヌ ヅァンヌ! 自分の家の玉子を 全部市場に持って行く! 布地商人が6メートルのシーツを売った! (彼は子供を見つけて、とても意地悪い態度でその方へ寄っていく) 坊や:(気が狂わんばかりになって)や! 算数の先生だ! 小人の老人:(その通りだとばかりに)ティック ティック ティック! (彼は気持ちの悪い合言葉を畳みかけながら子供の回りを回って裏声で歌う) 4足す4は18 11足す11は25 9の7倍は33。 坊や:(釣りこまれて繰り返す)9の7倍は33だって? 数字の合唱:(ページを持ち上げて泣声で)9の7倍は33か?
334 :
312 :02/03/25 00:01 ID:???
あっ IDで同一犯とばれちゃった (別に構わないケド) 横綱って何の横綱なんだ・・・ビミョーに気になる おっとラヴェルに関係することも書かねば 子供と魔法マンセー! クレマン・マロのエピグラム マンセー! マラルメ マンセー!
335 :
名無しの笛の踊り :02/03/25 00:04 ID:BDMZmW92
>>333 おっ「子供と魔法」ですね? 魅力を存分に語ってください!
「クレマン・マロの2つのエピグラム」でも結構です!
マラルメはnon merciです!
336 :
名無しの笛の踊り :02/03/25 00:11 ID:4P0sX61.
>>333 ヲヲ!!!!! πジジイだァ!!!!!
337 :
横綱 :02/03/25 00:13 ID:???
まだ読めない・・・(ToT)
338 :
312 :02/03/25 01:06 ID:yq7M7cI.
いったいどんなレスがついてるんだ また読めないage 唐揚もなんなんで、ついでに「スペインの時」のお薦めCD情報キボンヌ 私が持ってるアンセルメ盤は録音のせいもあってか今ひとつ ぱっとしないような気がして・・・ この人の「子供と魔法」の方はすばらしかったんですが
339 :
312 :02/03/25 01:15 ID:yq7M7cI.
>335 >336 よかった暖かい反応で・・・ 基地外とか言われてたらどーしようと思ったYo! πジジイ、最高ですよね(w 今日はもう眠いんで続きはまた明日 それにしても、横綱が気になる・・・
340 :
335 :02/03/25 01:22 ID:BDMZmW92
>>338 「スペイン」も「子供」もプレヴィン/LSOの新盤(DG)なんか如何?
(実は「スペイン」は持ってないんですが・・・でも実演はよかった。)
341 :
横綱 :02/03/25 02:47 ID:???
あ!読めたYO! 漏れ、ピアノ曲しか知らないのよね。 あとは、「道化師の朝の歌」? ロジェってどーYO?めちゃうまいと思われ。
343 :
名無しの笛の踊り :02/03/25 10:55 ID:1AxgsDzY
「近藤嘉宏 ラヴェル作品集」ってどーすかね? ピアノ協奏曲・夜のガスパールとか入ってるCD。聴いた人の感想きぼん。
344 :
πジジイ :02/03/25 20:04 ID:MBah3.T2
>>323 ありがとうございます
今回は近所の店にあったガーディナーを買いました
やっぱりラヴェルは期待を裏切らなかった! しばらくはまりそうです
それにしても、ニコちゃんったら・・・
>>341 やっと横綱の秘密がわかった・・・てゆーか、あンた
何気におもろすぎるぞ! (゚Д゚)ゴルァ!
横綱が「逝ける王女のためのパヴァーヌ」とか「スカルボ」とか
弾いてる姿を想像すると・・・ ププ
ラヴェルは、ピアノに限らず、管弦楽曲、室内楽曲、歌劇、歌曲、
どれをとっても最高ですから、ぜひいろいろ聴いてみてください
まずはピアノ三重奏曲、ピアノ協奏曲あたりから入ってはいかが?
>>340 =
>>335 マラルメはnon merciですか (´・ω・`) ショボーン…
「スペインの時」の実演に行かれたんですね、うらやましい限り
でも、「子供と魔法」の実演を見るのはちょっと怖い
なんだか学芸会の出し物みたいになってそうで・・・(杞憂だといいんですが)
「子供」の実演には行かれたんですか?
「子供」にはぜひ生前のディズニーにアニメをつけてほしかった(ファンタジアみたいに)
私は勝手に頭の中に映像を作りながらCDを聴いてます
346 :
横綱 :02/03/25 21:11 ID:???
ラヴェルってーと、展覧会の絵?
347 :
340 :02/03/25 21:19 ID:Us6Dd4.M
>>345 いえいえ,マラルメでもparfaitement bienです。私の好みで申し上げたまで。
「スペインの時」も「子供と魔法」もプレヴィン/LSOの演奏会で聴きました。
もっとも両方とも演奏会形式でしたが。「スペイン」は最初フレデリカ・フォン・
シュターデと発表されていたのに急病で代役。残念でした。97年でしたが
“Ravel: Through the Looking Glass”という連続演奏会をやっていたのです。
>>346 「展覧会の絵」も(・∀・)イイ!ですね 愛弟子のロザンタール爺さんは
本の中でつまらんワイと言ってましたが、やっぱり凄いと思いますよ
楽器の選択の一つ一つがハマッてるんですよね
(「古城」のS○X、シュミュイレの弱音器TPなど。まさにシミッタレ!)
>>347 なるほど演奏会形式でしたか。やはり舞台にかかることはあまりないんでしょうか
もっとも音楽だけでも十分楽しめますが(特に「子供」)
「子供」を聴くとラヴェルが冷たいなんて全くの誤解とわかりますよね・・・
ラヴェルのあらゆる管弦楽法の手腕、エスプリ、東洋趣味、動物好き、
優しさ、子供のような純真さ、そしてマザコン・・・(w
ラヴェルのすべてが詰まった名曲です!
おっと、スペインマンセーだけは抜けてますか
でもそれは「スペインの時」で既にやってるということで
349 :
347 :02/03/26 00:30 ID:wDIPJKKE
>>348 「子供と魔法」を聴くとラヴェルが(比較的!)素のままで語っている
ような気がしますね。ということは「子供」とアイデンティファイしていた
ということかな? (ラヴェルのことです。これも誤解かもしれませんが。)
最後の「ママン!」のところで涙が出てくると書いていた人がいました。
私が特に好きな箇所は羊飼いの男女の合唱です。あれも何か音楽的な元ネタ
があるんでしょうが完璧なパスティーシュという感じがします。
350 :
πジジイ :02/03/26 00:58 ID:9AizVsME
>>349 >私が特に好きな箇所は羊飼いの男女の合唱です。
あの箇所はこの曲の中でも白眉ですよね。なんとも言えない
寂しげな雰囲気がたまらないです
(元ネタは私もわかりませんが・・・誰か分かる人いるかな?)
あと頭からっぽにして楽しめるという意味では
茶碗とティーポットのボクシングや、猫の二重唱、πジジイの箇所など
たくさんありますね
特にπジジイは笑えます コレットさん、よほど算数が
お嫌いだったんでしょうか
親墨奈菜
私はかえるが好きです。ケケケスクサ? なんか頭悪そうで哀しい。カカカカージュ?
352 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 13:00 ID:sJgmDQ3A
>>349 子供と魔法、以前グラインドボーン・オペラのシリーズ(たぶん)で
LDが出てたんですけど、ご覧になったことないですか?
私の家のレコード棚のどこかに眠っているはずなんですが・・・。
演出や装置がアフォだと、貴方のおっしゃる通り学芸会の出し物みたいに
なってしまうかも。
353 :
352 :02/03/26 13:04 ID:sJgmDQ3A
すみません、352は
>>348 さんへのレスです。
ってゆーか、『子供と魔法』の好きなすべての皆様へのレスですっ!ということで。
それにしてもLDがもう未来のないメディアだとは(嘆息)
DVDは出てないのかな〜
>>349 漏れも最後のところで涙を流してしまうジジイなのさ。。。
実際グッと来ちゃうのは、静謐な合唱(コラール)のところからなのだが。
ハラキリ セッシュー早川
と日本語が出てくるのも楽しいね、このオペラは。
355 :
風船ハァハァ :02/03/26 15:33 ID:WfuEJtbg
>>349 この曲、当初コレットは主人公を女の子に設定していたのを、あえてラヴェルが男の子に書き直させたそうな。
「ボクは女の子じゃありませんから…(ボソッ)」って。でもこの曲は本当に素晴らしい。
ラヴェルを知るのには絶好の音楽です。童話だからこそ、ラヴェルは自分の音楽全てを出し切ってる。
台本もラヴェル自身による個所も多いそうですね。猫の二重奏なんかそうらしいです。(あれは台詞じゃない?)
2幕になるとぐっと大人向けの物語になりますね。というか、子供の眼から見た大人の世界の不思議を動物達によってあらわしている。
恋人を失ったトンボのアリアなんて泣ける…そこからこうもりの短い場面を経て、視点は一気に大空に羽ばたく。
ここのオーケストラはスゴイ!少年の悲しみと後悔を自然が優しく包み込む感じ。
最後リスの歌う自由の素晴らしさの曲で、トンボのアリアが再現されるところなんて、さすがラヴェルの作曲の冴えを存分に味わえます。
これを代表的な歌手の共演で演奏したらどうでしょうか。
「恵まれない子供達のためのチャリティーコンサート」と題して。そしたらギャラもいらないし。(だれにいってんの?)
とりあえず、トンボは米良美一?思いっきり気持ち入りそう。私の彼、どこへ行ってしまったのって。
駄目だったら三輪明広かな?(もっと駄目だって、それに怖いよ)
356 :
ニコ :02/03/26 17:35 ID:???
お姫様が、白馬に乗った皇子様を焦がれ待ち望んでいるという歌詞のところの 弱音器つきペットのファンファーレ(ラヴェルがよく用いる音型)に、萌エ〜 パッパラパーー
358 :
πジジイ :02/03/26 19:38 ID:LpuviMEc
おー! ニコレットさん(ジジイかよ・・・美少女じゃないのネ)、バルトークオタの風船ハァハァさんも参加ですか
盛り上がってきましたね〜
>>352 ラヴェルオタとしてお恥ずかしい限りですが、「子供と魔法」の舞台版まだ見てないんですよ (;^_^A
(理由は上で書いたとおり、イメージくずれるのがこわいのと、あと単にビンボーってのもある)
ここは舞台(LD含む)を実際見られた方のご感想をぜひお伺いしたいです
「スペインの時」でも結構ですよ
359 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 23:16 ID:8OahfsFI
>>356 Le Prince au Cimier couleur d'aurore?
360 :
名無しの笛の踊り :02/03/27 01:34 ID:txzhoq3M
グラインドボーンのLDは「スペインの時」とカプリングです。 ちょっと雑然とした感じですがおとぎばなしらしい楽しい舞台です。 椅子なんかいかにも歌いにくそうで笑えます。 「子供と魔法」にはマゼール指揮フランス国立の音源にキリアンが振り付けをした バレエ版のLDもありました。これも好きです。
あげ
362 :
名無しの笛の踊り :02/03/27 12:44 ID:6gBJpToc
特に「子供と魔法」はビジュアルな要素が大切なオペラだと思うので、 ぜひ実演を聴いてみたいものです...が、めったにやりませんよねー DVDは出ていないのですか?
363 :
ニコ :02/03/27 15:11 ID:???
漏れもグラインドボーンのLD持ってます。 おおよそ幻滅しない程度に、舞台も衣装も良くできてると思いましたよ。 >「子供と魔法」 「スペインの時」の方は舞台も演奏も良かった。 “L'ENFANT ET LES SORTILEGES”はπジジイさんが前レスに書いて居られてように、 イメージ通りの最高のアニメにしたらいいなぁ、と漏れも厨房の時から夢見てます。 ところで「スペインの時」って、「スペイン狂詩曲」「ガスパールの夜」「マ・メール・ ロワ」の頃(1907-09,10)の作曲なんですね。特にオケのための「スペイン狂詩曲」と 並行して書かれているのが興味深い。 「子供と魔法」を書いたのは、「ラ・ヴァルス」〜「ツィガーヌ」〜「マダガスカル」と いった作品を生み出していた期間(1920-25)。 幻想と異国の情緒を描いた代表作が書かれている。 まあ、どちらもラヴェルの生涯を通じてみられる作風の特徴なのだが。
364 :
名無しの笛の踊り :02/03/27 21:19 ID:IXVVEg9o
363でマ・メール・ロアが出てきたので。 この中にとんでもない曲が。黒鍵だけでメロディ作っちゃうんだもんね・・・・
>>360 >>362 >>363 レスありがとうございます
どうやら、失望しなくてすみそうですね
DVDもし出てたら、GETしてみようと思います
(LD持ってない・・・(ToT))
366 :
名無しの笛の踊り :02/03/27 22:24 ID:Vuldqaj6
>>363 作曲家の諸井誠氏が、ラヴェルには似た傾向の曲をペアで書く癖があると、何かの本で
書いていたのを思い出しました。
「夜のガスパール」と「マ・メール・ロワ」にも、幻想趣味的傾向という点で
共通するものがあります。怪奇趣味とおとぎ話の違いはありますが。
左手と両手のピアノ協奏曲もほぼ並行して書いてますね。
367 :
名無しの笛の踊り :02/03/27 22:40 ID:B18X7Dtc
ラヴェルは晩年に交通事故に遭いましたよね??? >>N響アワーで事故のエピソードじたいが誤りだと言ってましたが・・・? >>事故に遭ってたとしても、その病気になっていたと放送してました・・・。 ↑って本当ですか???
368 :
352 :02/03/27 23:18 ID:Vuldqaj6
>>367 ラヴェルの死因は交通事故と(それの後遺症としての)脳疾患、とよく言われますが、
事故と脳疾患の関係ははっきりしていないようです。
交通事故というと、重症を負ったような印象を受けますが、ジョルジュ・レオン著の
伝記本などによれば、ラヴェルの遭った事故は、脳震盪程度の軽度のものとのこと。
それ故、事故とは関係なく発症した可能性もあるわけです。
また、伝記中の事故のエピソードがおおげさに捉えられ過ぎた、ということも
意味しているのでないでしょうか。
>>364 パゴダの女王レドロネット姐さんですね
まばゆいばかりの色彩感に圧倒されてしまいます
マ・メール・ロワはどの曲も大好きですが、私が一番好きなのは
終曲の「妖精の園」です 何度聴いても(;o;)じ〜んとくる
この曲に関しては、仲間にこの曲のシンプルな素晴らしさを
理解してもらえなかったラヴェルが部屋を飛び出してしまい、
残された仲間たちが皆で泣いてしまったというエピソードも
印象的でした(ロザンタール爺さんの本に載ってます)
>>367 事故にあったのは間違いないのでは?
ただ、事故に遭ってなかったとしても、その病気になっていたのではないかとは
言われているようです
詳しいことは失念しましたが、遺伝性の脳疾患や、慢性の寝不足なども
原因とされていたような・・・(違ったらスマソ)
かぶってるし・・・(ToT)
371 :
名無しの笛の踊り :02/03/28 00:30 ID:1K4vhUGQ
372 :
風船ハァハァ :02/03/28 03:55 ID:WSHGZslY
>>369 へぇ〜ラヴェルの死因にはそんな説があったんですか?
慢性の寝不足は納得できる。
夜のギャスパールは、出典の散文詩によるものと言うよりも、ラヴェルが実際に見た真夜中の悪夢という気がします。
ドビュッシーは「朝」を司る音楽家であるのに対して、ラヴェルは「夜」という印象があります。太陽の光を余り感じない。
たとえば左手。いよいよ夜の帳が降りたところに始まって、さまざまに幻想の目くるめく深夜から、どうしようもない孤独からつむぎだされるカデンツァを経て、やがて曙の太陽がのぼるというような曲。
シェヘラザード。暗い海にたたずんで、遥か彼方の異郷を想う感じ。
蛾は灯りを求めてさまよい、鳥は木の下闇から懸命に逃れ去る。
その分、光の差し込む曲には、何より清らかな安らぎを感じます。
「助けて!助けて!夜と眠りが私を襲いに来る!!」と歌ったのは、確か絵本の王女様ですね。
373 :
名無しの笛の踊り :02/03/28 06:52 ID:E3IZuBCg
374 :
ニコ :02/03/28 12:48 ID:???
>>369 漏れも「妖精の国」大好きだじぇ(笑)。
冒頭の弦楽の部分なんて、眠りの森の手前にある丘で、
そよぐ風にチューリップが静かに揺れているようだし(メルヘンチクー過ぎ(#・・#)、
まさにメルヘン以外の何ものでもない。
バレエ版では順序が違ってしまっているが、組曲だと、その前の「美女と野獣」で、
ひらりとオウジサマが現れたLOVE×2の雰囲気のまま、この最後の曲にはいるので、
気分をここまで引き込むノカー、というくらいに聴き手を盛り上げてくれますね。
クリュイタンスの「妖精の国」の冒頭は、テンポが速くて、せっかくの雰囲気が流れすぎている
気がします。残念。
それから確かプレヴィンの旧盤(EMI)も意外とさらっとして面白くなかった気が・・・。
でも新盤(DG)はじっくり聴かせるようになっていて良かった憶えがあります。
その点、ゆっくりテムポで聴かせてくれるアンセルメは素晴らしく、弦もシトーリとしたいい音を
聴かせています。
日本人でよかったのは沼尻。彼はよく分かっているよ。
375 :
367 :02/03/28 14:18 ID:K59WKaWA
376 :
πジジイ :02/03/28 19:44 ID:ElygO1dc
どなたか、
>>343 に答えてあげてくだされ・・・
>>374 「妖精の園」デュトワも相当ゆっくりやってますね 私も速いテンポでスイスイ進めてしまうより、
遅めのテンポでじっくり聴かせてくれた方が、味わい深くて好きです
クリュイタンスでは、Contrebassonに弱音指定(pp)を無視させてバリバリ吹かせてるのが
ユニークですね いかにも野獣が自らの醜さを嘆いてのたうちまわってる様を思わせ
個人的には好きな解釈です(デリカシーに欠ける、とする人もいそうですが)
それにしても、「美女と野獣の対話」ラスト3-6小節で、F♯maj7(でいいのかな?)の和音が
しのびよってくる箇所は、心に暗雲が垂れこめてくるような、なんとも不気味な印象ですが、
これって何を象徴してるんでしょう?
(美女)「こんな野獣だったような人とホントに一緒になっちゃっていいのかしら?私・・・(ラスト3-6小節)」
「でもオウジサマだし〜〜(語尾age)、ま、いっか〜〜!!!みたいな〜〜♪(ラスト1-2小節)」
えっ全然ちがう?・・・スマソ・・・
>>369 では曖昧な記憶に頼ってレスしてしまったので、
興味をお持ちの方のために、改めて関連事項を挙げてみます
●事故はラヴェルの乗ったタクシーと他の車が衝突したものらしいが、
ラヴェル本人もよく覚えていないらしく、詳細は不明
「どうしてこんなことになったのかわからないよ。でも突然ガラスが胸に突き刺さったんだ・・・」
(当時のタクシーは、客と運転手との間がガラスで仕切られたクーペ仕様のものであった)
●ラヴェルは、少なくとも第一次大戦の兵役から復員をした時期より慢性の不眠症に悩まされ、
当時入手可能な睡眠薬でも効き目のないことが多かった
アメリカ旅行(1928)の前に、ヴァレリー=ラドー博士は骨軟化症、腎不全と診断した
あの衝突事故(1932末)に先立つこと約5年のことである
ニコルスの著書には、腎不全が高血圧症を引き起こし、早期性痴呆症の症状と結びつき
「ピック病(アルジュアニーヌ教授の診断による)」となり、動脈硬化により脳に血液が行かず
脳が萎縮したのではないかという仮説が述べられている
(ラヴェルの父の死因もピック病だった可能性があるが、それが遺伝性のものかは不明)
●ただし、アルジュアニーヌ教授は後に見解を変え、「中程度のウェニッケ失語症・・・ピック病とは 全く異なる」とした ●ラヴェルの脳手術の執刀医ヴァンサン教授によれば、 ラヴェルは生まれつき脳の半球に欠陥があり、他方の半球がそれを補っていたが 事故による神経症、喫煙飲酒(ラヴェルはヘビースモーカーであった上、毎晩カクテルを愛飲していた) など複数の原因が複合して、それがうまく機能しなくなったのではないかとしている 同教授は脳腫瘍があるのではないかと考え手術に踏み切ったが、手術の結果、 腫瘍は見つからなかった(脳がくぼみ、血清注射がそのまま残っていた) ●結局、真の原因は不明のままである(推測の域を出ない) ●近年「ラヴェルの病気」という論文(1991)を発表したメルシエ教授によれば、 現在の医学でも手のつくしようがない ┓(´_`)┏ とのこと
379 :
風船ハァハァ :02/03/30 11:08 ID:ZHkCW4pI
>>373 いや、真夜中の妄想でした。マターリスレにダークな世界を持ち込んでしまい申し訳ありません。
それにしても、ラヴェルには暴露本みたいなものはあるものの、ジャンケレヴィッチのドビュッシーみたいな思想的な評論には恵まれませんね。
(でもあれは、ドビュッシーを難解にしすぎる嫌いがあるのう。え?そんな曲だったっけか、と少しばかり無理を感じます。)
両者の資質の違いもあるんでしょうが。何かいい本あったら教えて下さいな。
諸井誠のは思い入れの程が伺えて、なかなかよかったと記憶してます。
>ダークな世界を持ち込んでしまい 全然そんなことないっすよ いつも楽しく読ませてもらってます
381 :
風船ハァハァ :02/03/30 14:57 ID:kCH4BIWM
>>381 どこで誰が見ているかわかりませんなぁ。恐るべし2ちゃんねる!
ところで、シゲティといえばラヴェルを1曲録音してますね。かのヴァイオリンソナタ。
これは凄かった。2楽章のブルースを青筋立てて弾いている様子がありありと浮かびます。
あの真面目くさったシゲティーがかなり厳格なテンポ設定で、ぎゃーぎゃーブルースを歌っているこの演奏は、忘れようとしても忘れられないものの一つです。
他にもいつだったかちらりと視聴したんだけど、ライヴ録音のアンコールでブルースだけを演奏してたCDがあったなぁ。誰のだったっけ…
ご存知の方いらしたら、お教え賜いませ。
382 :
名無しの笛の踊り :02/03/31 07:41 ID:jqwVqVoo
ケラーSQによる絃楽四重奏、エラートの廉価盤シリーズででました。 これ凄くいいと思います。いわゆる「フランス的」ではないかもしれないけど。
383 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 01:01 ID:CXL9feio
ところで、「グロテスクなセレナーデ」の入ったCDってある?
聴きたいんだけど。
外出だったらスマソ。
>>382 持ってます。わたしは此れしか聴いたことないからなんとも言えないけど、
気に入っているよ。
>>372 ラヴェルは「夜」という印象。納得。夜が好きで朝が苦手なわたし。
だから、ラヴェルがすきなのか、、、
384 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 01:24 ID:JPUUkk5s
385 :
風船ハァハァ :02/04/02 02:24 ID:lQUibWSc
>>383 そうは言っても、「朝」っぽい曲もたくさんありますよね。ラヴェルの愛したであろうメヌエットには、いつも新鮮な朝の光を感じます。
(いくつメニュエを書いたっけ?)
あと、両手の2楽章も。でもラヴェルの曲全体を見回したときに改めて振り返ってみると、どこかそれが幻想的で人工的な光に感じられてしまいます。
オノ・ヨーコがカーテン開けてるような…(ラヴェルファンの皆さん、ごめんなさい!)
あと音楽史的にも朝と夜の違いはあります。
現代音楽の夜明けをもたらしたのはドビュッシーですが、ラヴェルは古典の全てを総括した。
ワーグナーはあくまで「黄昏」だったけど、ラベルに到って初めて、長かった一日が終わるのです。
ラヴェルへの思い入れは尽きないけど、僕のもう一つ好きなのは、いくつかの曲に見られる「飛翔」のイメージです。
左手のカデンツァはまるで夜間飛行。壮大なオーケストラで打ち上げられた飛行機で、一人暗黒の荒野を旅立つ感じ。
リンドバーグの飛行はかくあらん。
ソナチネ3楽章は、明るい世界への出発。鏡は言うに及ばず。スカルボは闇夜はるかに舞い上がる。
蜻蛉は欠落した心を抱えて、ふらふらと黄昏の大空をさまよいます。
僕は空飛ぶ夢を見ませんが、もし見るとしたらこういった感覚なのかなと思います。(高いところは苦手。)
何だかこう書くとまるでロマン派の音楽。でもラヴェルにしてもドビュッシーにしても、ある抒情を歌い上げたのは事実。
ただその捉え方とあらわし方が、19世紀の音楽とは異なるところなんだよね。
そういえば、むかし「鏡」のCDで「鐘の谷」を「鏡の谷」と誤植してあるものをいくつか見かけました。
僕はその当時ラヴェルの初心者だったので、「この作曲家はとんでもない曲を書くんだなぁ」と感心してしまった記憶があります。
知ってしまうと「なぁんだ」ですが、この誤植の方がラヴェルよりもラヴェルらしいイメージに思います。
386 :
:02/04/02 03:12 ID:kpEmRIQg
もうちょっと長生きしたら、本格的な映画音楽を残せただろうに…。 バレエ音楽を作曲するみたいに、インストゥルメンタルの映画音楽を残してほしかった。
387 :
352 :02/04/02 11:10 ID:8jFresY.
>>383 「グロテスクなセレナーデ」、CHANDOSから出てるロルティの
『ラヴェル:ピアノ曲集VOL.1』(CHAN 8620)に収録されてます。
>>385 ソナティヌ、クープランの墓、フォレの名によるメヌエット・・・
あと、何かありましたっけ?
388 :
352 :02/04/02 11:14 ID:8jFresY.
>>387 自己訂正スマソ。「フォレの名による・・・」は子守唄でした。
ハイドンの名によるメヌエット、のつもりだったのに・・・鬱。
389 :
383の人物です :02/04/02 12:34 ID:zsUO3/bQ
風船ハァハァさん、本当にラヴェル好きのご様子。
>>284 ,387
ありがとうございます。探してみます。
>>385 ,387
『古風なメヌエット』を忘れていますよ。
あと、シャブリエのピアノ曲『華やかなメヌエット』をオーケストラ編曲しています。
みなさん、ラヴェルを好きになったきっかけの曲ってなんですか?
わたしは月並みだけど『ボレロ』。
キッカケは、やっぱり「逝ける王女のためのパヴァーヌ」 オケも、ピアノも
391 :
352 :02/04/02 14:57 ID:8jFresY.
>>389 初めて聴いた曲は「ボレロ」。リアル厨房のとき。
好きになったきっかけは両手/左手の協奏曲。
聴いたことのない盤を見つけると、内容の良し悪しなぞ気にせずに
買ってました。この曲のCD(アナログレコードも)だけで何十枚あるやら。
392 :
風船ハァハァ :02/04/02 17:06 ID:Qy4RR9mM
>>386 確かドンキホーテは映画音楽のために作曲されたのではなかったでしたっけ?
でもあれはもう歌曲として完成されてしまっていて、映画音楽とは言いがたいところがありますね。
それにしても歌曲といえば、以前出ていたブーレーズがシェヘラザードを演奏している歌曲集はどこ行っちゃったんでしょう。
他にもマダガスカルとか、マラルメとか、ギリシャの歌、そしてドンキホーテが入ってました。
かなりいい演奏だったのですが、友達に貸したっきり、友達ごとどっかに行ってしまいました。
もう手に入らないんでしょうか…最近では歌曲自体が店頭に並ばなくなってしまいましたね…
>>387 >>389 どちらかといえば寡作なラヴェルが、これだけ書けば立派ですね。ワルツをしのぐんじゃないでしょうか。
シャブリエまで編曲してたとは!
この形式に何か特別な思い入れがあるのでしょうか?興味あることです。
僕はやっぱり左手でしょうか?20歳前後の時期にこの音楽は何か、こたえるものがありました。スペインもよかったです。
ちなみに左手ははじめ、フランソワではなく、コルトーからはいりました。今でもあれはフランソワに次ぐベスト盤です。
かなり演奏が古かったけど、当時はFMから録音したテープを、繰り返し繰り返し聴いたな…
393 :
390 :02/04/02 17:59 ID:???
「古風なメヌエット」は、シャブリエの「華やかなメヌエット」の影響の元に書いた、 とラヴェル自身告白しています。 あと、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」のテーマは、シャブリエの「10の絵画風小品集」 の中の「牧歌(イディール)」のテーマの丸写しだ、と嘆いたことは有名な話です。
394 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 20:06 ID:i7h.dBwM
私は「水の戯れ」からラヴェルにはまりました。今でも最も好きな曲です。 (ちょっと夜のイメージとは程遠いかもしれませんが・・・。)
>>394 最初に輸入盤のCD買ってきたとき原語の表記をそのまんま「柔道」と解釈してしまった・・・
はずかしや・・・
さらに、同じくサティの「金の粉」も「金のプードル」・・・
396 :
373 :02/04/02 22:37 ID:V7RAe5Bk
>>383 wergoレーベルのインテグラルにも(第二枚目)入ってるよ。
>>385 『弦楽四重奏曲』も「朝」のイメージではないでしょうか。
特に第一楽章冒頭の瑞々しさの喜び。ところでこれを聴くと
たいてい次はボロディンの『弦楽四重奏曲第2番ニ長調』を
聴きたくなるんですが…。なにか似ているような気がして。
397 :
πジジイ :02/04/02 23:06 ID:SVgbYzsM
>ラヴェルを好きになったきっかけの曲ってなんですか? ラヴェルを初めて知ったのは「ボレロ」 あほなこと考え付くおやじやなー、と。 好きになったきっかけは「スペイン狂詩曲」 (この曲なぜか話題になりませんね・・・) そういえば、スペイン狂詩曲の第一楽章はそのものズバリ 「夜への前奏曲」でしたね(何て魅惑的なタイトル!)
398 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 23:41 ID:1JqDIw7o
私も初めてこの作曲家を意識したのはスペイン狂詩曲でした。 いまでも一番好きな曲のひとつですね。 ミュンシュ/ボストンのドビュッシー「海」のカプリングでした。 この演奏自体はいまでも一番好きですね。すりこみかしら。
399 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 23:45 ID:Vtm.gnCg
>>389 私の場合は編曲ものですが展覧会の絵かな?
400 :
386 :02/04/03 00:36 ID:GO0Tq8XQ
>>392 ええ、だからこそ、インストゥルメンタルと書いたのです。
にしても、「ドン・キホーテ」にまつわるエピソードは悲惨ですね。
シャリアピンが出演する映画の声楽曲を依頼されて、作曲したものの、映画会社からボツをくらい、しかもこれがラヴェル最後の作品となってしまった。
面白いスレだね。
402 :
πジジイ :02/04/03 01:26 ID:u4SgO5p2
>>400 しかも自分で「アーメン」(第二曲)とか言ってるし・・・(ToT)
「もし生き返らせることができるなら」ってスレがあるけど
ぜひともラヴェルには生き返ってもらって
「モルジアーヌ」「ジャンヌ・ダルク」だけでも完成させてほしいなあ・・・
ラヴェルの頭の中でだけ鳴っていた音楽・・・
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ
も゛った゛い゛な゛い゛〜〜〜(;>ω<)/
ラヴェルの後期の曲は“混沌から叙情の爆発そして唐突な死”というプロットも あれば(左手P協、ラ・ヴァルス)、クープランの墓のような線的な音楽もあるので その後の創作が聴けないのは本当に残念だし当時の本人の苦しみを考えると切ない。
404 :
名無しの笛の踊り :02/04/04 02:19 ID:NrnNe3B2
>>389 私はダフニスとクロエですね。吹奏楽部でやったんですけど、それまで自分がやってきたような曲とは比べものにならないくらい「スコア(オケ版)が美しかった」ことにショックを受けましたよ
ラヴェルって本当に喰えない作曲家。これといって代表作があるわけでもなし、 ラヴェルヲタなんて聞いたこともないのにコンサートもディスクも結構多い。 ♪ 20世紀の名曲を回顧する ♪ スレではドビュッシー、シェーンベルクを抑えてしっかり8位に入っている。
406 :
名無しの笛の踊り :02/04/04 22:04 ID:W/EK.yzQ
最近出たゲルギエフ=キーロフの『展覧会の絵』出来はどう? キーシンのピアノ独奏は評判上々だけど、あっ、こっちはラヴェルと関係ないか。
407 :
名無しの笛の踊り :02/04/05 23:18 ID:nax323cU
ラヴェルは「ボレロ」がめちゃ有名じゃん! この曲が代表作のひとつでしょ。 「マ・メール・ロア」のオーケストラ盤、「一寸法師」の演奏の途中で、 鳥の囀りみたいな音がありますよね。 あれはなんていう楽器かご存知の方います? ピッコロ?? 「マ・メール・ロア」のなかではレドロネットが好きだな。
「ぼれろ」を代表作にされるのは"クープランの墓"の下でラヴェルがさぞかし嫌がっているものと思われ...
しかしジックリ考えてみると「ボレロ」が「代表作」というのは結構妥当じゃないの? あまりにポピュラーすぎてクロートさんには面白くないかもしれないけど。 アイデアは現代音楽的だし、オーケストレーションの秀逸さを良く表しているし。 「最高傑作は?」という問いだとどうかな? ヲレなら....うーん、ラ・ヴァルス? マダガスカルの土人(これって放送禁止?)の歌だったりして。博物誌もいいな。
410 :
名無しの笛の踊り :02/04/06 07:36 ID:QUkvW3Hc
411 :
πジジイ :02/04/06 19:34 ID:1Al9Mvu6
408に同意 なんかボレロが有名すぎてかえって軽く見られてるような・・・
(別にボレロが悪いということではないです)
代表作(最高傑作)は「ダフニスとクロエ」だと思いますが(月並みでスマソ)
>>407 410さんが既にレスされていますが、補足
チュイン! チュイン! チュイン! →ヴァイオリン・ソロ(グリッサンド)
チチチチッチ →ピッコロ(フラッター)
カッコー カッコー →フルート
412 :
名無しの笛の踊り :02/04/06 22:33 ID:LKXzkH2M
>>410 ,
>>411 ありがとうございます!!
なんかすごく気になっていたもので。
楽器で鳥の声を表現するっていい!
「ボレロ」いろんなCMで使われているけど、一番嫌なのは、
口臭防止(商品名?)のあの変なCGのやつ。
少し前にあったラーメンのCMも嫌だーー!
軽く見られすぎ。
414 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 00:14 ID:zdnLpiYQ
>>405 ラヴェルオタと名乗るからには、フォーレもドビュッシーもファリアも聴かないで
ラヴェル一筋?これはまいった!尊敬するよはっきりいって。
>>414 なぜそういう論理展開になるのかわからないねぇ。
オタって他の作曲家を聴かないということなの?
416 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 11:20 ID:4R5CnKRE
>>414 さんは
>>405 を書いた人かな?
オタ=○○一筋で、他の作曲家は一切聴かない人、と定義するなら、
確かにラヴェルオタ、というのは少ないだろうね。
でも、それはラヴェル以外でも大して事情は変わらないのでは?
例えば、自称ブルオタ、という人でも、ベートーヴェン、ワーグナー、マーラー(のどれか)あたりも
愛聴する人が多いのではないかな。それとも、ブルオタ、といえば年がら年中ブルばっか聴いて
他は一切聴かないのが普通なの?仮にそうだとしたら、熱心さ、というよりも視野の狭さを感じてしまう。
別にある作曲家が素晴らしいからといって、他をすべて糞扱いする必要はないからね。でもそういう人は
必ずしも多くないと思うし、そういう意味でのオタの多さが作曲家の価値を決めるとも思われない。
逆に
>>413 さんの考えている(と思われる)オタ=熱心な愛好家、という定義によれば、このスレを
初めから読んでもらえばわかるとおり、ラヴェルオタはいっぱい存在するよ。
「弦楽四重奏曲」「夜のガスパール」「逝ける王女のためのパヴァーヌ」「マ・メール・ロワ」
「ボレロ」「ダフニスとクロエ」「ラ・ヴァルス」「ピアノ協奏曲(両手・左手)」etc.etc....
どれも多くの愛好家を持つ、ラヴェルの代表作だよ。だから演奏会でも頻繁に取り上げられるし、
CDも売れる。何の不思議もない。
「代表作がない」というより、単に
>>405 さんがラヴェルの良さを認めていないだけではないのかな?
それはそれで個人の自由だけど、もし仮にそうだとしたら、このスレは無視しておいてほしいな。
ここはラヴェルを愛する人がマターリと語るためのスレだから。
417 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 11:35 ID:vgLUWC9A
ラヴェルはウリナラが期限ニダ
418 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 12:16 ID:IwQFEgrg
ん?
419 :
πジジイ :02/04/07 19:23 ID:S2myt4wg
>>412 ラヴェルでは、「鏡」第二楽章「悲しき鳥」や、「子供と魔法」第二幕冒頭などでも
鳥の声が聴けますね 鳥の声を音楽で描かせたらヤパーリラヴェルが最強(・∀・)!
と言いたいけど、もしかして飯餡のほうが凄いのだろーか?
私は飯餡くわしくないのでわかりませんが・・・
それにしても、歌曲「博物誌」では五曲中四曲が鳥に関する曲だし、
ラヴェルの鳥オタクぶりは相当なものですね
サンバの鬱苦すぃ極楽鳥
>>419 鳥おたくといえばメシアンもですね。スレ違いなのでsage
>>420 鳥といえば、これも落としてはいけなかったですね
美しさではこれ最強!!! 歌詞もきわめて優美で
ラヴェルの詩人としての才能も堪能できますね
(今聴いてマス)
423 :
404 :02/04/07 23:02 ID:JtIubprM
>>416 ゴメソ、ちょっと大げさな言い方をしてしまった。これじゃラヴェルの好きな聴き手の誤解を受けてあたりまえだよね。
漏れもラヴェルは大好き、殆んどの作品は持っている。
でも、ラヴェルはヲタと縁遠い感じがする。(あくまで漏れの感覚だけど)
彼の音楽って凄く聴いているものを冷静にさせるものがあるとおもう。
ラヴェルの好きな人はその精密な音楽つくりの仕掛けを余裕を持って楽しんでいるように思う、漏れも含めて。
こういうのは音楽に没入するヲタと程遠いとおもう。
誤解を恐れずに言えば、超能力を信じるのがヲタでマジックを楽しむのがラヴェルファンというかんじ。
そういうことで、漏れもマターリとラヴェルを楽しんでるので、お許しあれ。
424 :
416 :02/04/07 23:38 ID:xR2TG2lc
>>423 こちらの誤解だったようですね。
了解です。
425 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 23:47 ID:Rx01RC..
ラヴェルの曲はほとんどの作品のCDを持っていると自分では思っていますが、 レア盤とか、これはこの1種類しかCD化されていないとか、そういうのって ありますか? 遺作のバイオリンソナタなどかつてはLP無かったですよね。
426 :
πジジイ :02/04/08 07:03 ID:e49lGaBs
>>419 ヲヒヲヒ、鳥の声といえば、ダフクロさんを忘れちゃいかんだろ〜〜
(と自己レスしてみる)
なぜとっさに思いつかなかったんだろ
あらゆる音楽の中で一番好きな曲なのに 鬱だ・・・
>>423 漏れダフクロさんの「全員の踊り」は何度聴いても血沸き肉踊ってしまうYo!
特に細かい音符の刻みに乗ってダフニスの愛の主題(ジャンケレヴィチによる)が
息の長いフレーズでよみがえってくるあたりは叫びだしたくなるくらいコフーンする!
大波にさらわれるような感覚に襲われてついつい体が動いてしまうんだよなー(アフォ?)
あと、ラ・ヴァルスやスペイン狂詩曲のラストもかなり萌え萌えで、没入しまくり
余裕を持って楽しむなんて、とてもとても(ただ単に漏れが単細胞なだけだったり・・・)
とは言っても別に煽っているわけではないですよ
あなたもラヴェルファンとわかり、ホッとしました
>>425 EMIのカンタータ集などはレア盤といえるのでは?
自作多作を含む原曲の 二台/四手ピアノ編曲はいったいいくつあるんでしょうか? そういう全集って出ていますかね?
♪ Å 都合により一旦卒業します ♪ / \ 最後に・・・ ヽ(;´Д`)ノ ダフクロマンセー!! (へπ ) スペイン狂詩曲マンセー!! > 双子のピアノ協奏曲マンセー!!
ガ━━━━(゚Д゚;)━━━━ン! ずれてる・・・(・∀・)カコイイ! (今度こそ最後にします。再見!)
430 :
名無しの笛の踊り :02/04/08 23:20 ID:lpiug.Fc
コルシカ民謡のオケ?編曲のCDというのが出てる。 4年ぶりに聴いた…
4月13、20、25、26日のフルネ指揮の演奏会、 まだまだたくさん席が残っています。 フルネももう89歳、これだけのフランス音楽が聴けるチャンスは もうそんなに何回もありません。 皆さん、出かけましょう!!
432 :
名無しの笛の踊り :02/04/09 11:39 ID:21oJwbAw
何処でやるの? 東京だったら行きたいな。 演目は?
433 :
ニコ :02/04/09 15:25 ID:???
>>411 πジジイさんに横槍入れるつもりではないのですが、
鳥のさえずり(おやゆび小僧)のVn ソロのグリッサンドは、
フラジョレット(ハーモニックス)奏法によるgliss.ですね。
だから高音の笛のような感じに聞こえるし、楽器を知らない人には
一瞬何の楽器が出している音なのか不思議に思ってしまいます。
ちょっと前の某レスで名前が出たデ・ファリャが、「三角帽子」でも
使っている楽器法です。
評論家が「つるべのきしむような音」とか書いてましたね。
434 :
352 :02/04/09 17:28 ID:MXgJszjQ
>>427 四手編曲モノのCD、手持ちの盤では以下のものがあります。ちょっと長くなりますがすみません。
CD名(レーベル、CD番号)、演奏者、曲目の順に書きます。
発音がよくわからない演奏者名はアルファベット表記のままです。
内容についての感想はとりあえず書かないでおきます。
・『Pieces for 2 Pianos』(DENON C37-7907) ジャック・ルヴィエ + ルース・ラレード
ボレロ、マ・メール・ロワ、耳で聴く風景、挿絵、ラ・ヴァルス
・『Complete Original Works and Transcriptions for Two Pianos and Piano Duet』
(PAULA PACD 51 Dbl)(2枚組) Ingryd Thorson + Julien Thurber (+ David Gardiner)
序奏とアレグロ、スペイン狂詩曲、鐘が鳴る中で、ボレロ、マ・メール・ロワ、
ファンファーレ、シェエラザード序曲、挿絵、ラ・ヴァルス
・『Music for Two Pianos』(BIS CD-489) ダグ・アシャツ+永井幸枝
ダフニスとクロエ第二組曲、マ・メール・ロワ、スペイン狂詩曲、ボレロ
・『Music for four hands』(CHANDOS CHAN 8905)ルイ・ロルティ+エレーヌ・メルシィエ
マ・メール・ロワ、スペイン狂詩曲、序奏とアレグロ、ボレロ、ラ・ヴァルス
・『Piano music, four hands』(ETCETRA KTC 1054) Wyneke Jordans + Leo van Doeselaar
スペイン狂詩曲、マ・メール・ロワ、ファンファーレ、ボレロ
ルヴェエ+ラレード盤以外はすべて輸入版です。
ファンファーレは、ご存知「ジャンヌの扇」からの曲です。
2枚目に挙げたThorson & Thurberは、ラヴェルのほかにもいろいろ、
ピアノデュオの録音をしているようです。
435 :
352 :02/04/09 17:30 ID:???
改行が多いと警告が出てしまいました・・・鬱(´д`)
436 :
:02/04/10 00:55 ID:???
二ヶ月ぶりくらいに来てみたよ。 dat入りしているかもという恐怖にガクガクぶるぶる震えながら。 マターリと盛り上がっているようでなによりです。 目標は一年で1スレ(1000レス)ですので、くれぐれもマターリとな。
437 :
風船ハァハァ :02/04/10 01:42 ID:V32Du2xY
2台のピアノといえば、全集じゃないけどアルゲリッチのラ・ヴァルスですね。 オーケストラ版を聴くよりも、輪郭がくっきりしているし、何より楽しんでやっているところがいいと思います。 一度店頭でビデオを見たことがあるけれど、デュエットってこんなに楽しいんだ…と感じた記憶があります。 でもこのCD最近は見かけませんね。 他にもマメールロアなんかやってるけど、僕にとってのアルゲリッチのラヴェルといえば、ソナチネとこれです。 ソナチネというと、同じアルバムにカップリングされていたギャスパールなんかも凄かったけど、アルゲリッチの小品における端正さの方を、僕は好みます。 どんな難曲もバリバリ弾きこなしちゃう彼女が、力を抜いたときにフッと現れる繊細な感覚が、ソナチネに現れているように感じました。 この曲に限って言えば、アルゲリッチで聴いちゃうと、なかなか他のピアニストでは満足いきませんね。 噂ではラヴェルがアメリカ旅行でソナチネを是非とも弾きたかったとか、でも止められちゃったとか…
438 :
427 :02/04/10 01:51 ID:???
>>434 貴重なリスト、感謝です。
その中ではルヴィエとラレードぐらいしか聴いたことありませんでした。
Thorson & Thurberを探してみます。
HyperionのCoombs&Scott演奏のを最近買いましたが
ドビュッシーの夜想曲のアレンジが凄く良かったです。
439 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 03:19 ID:XZOvb28c
440 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 23:24 ID:KyVyQ8UM
>>434 うわっ!すごい。探してみよ♪
輸入版ってどこで買うのがいちばんいいのでしょう?
>>439 ありがとうございます。
道化師の朝の歌やるのですね定期公演。
でも、19時開演、、、
東京で夜にうろつくのコワイ田舎者な自分、、、
アルゲリッチってデュトワの元妻だっけ…?
>>437 風船ハァハァ 賛といえばいわずとしれたバルヲタだから2台のピアノと打楽器のおまけで買ったのであろう。
でも、マ・メール・ロアも絶品。それから、夜のガスパールも素晴らしいけど、優雅で感傷的なワルツも機会があったら聞いてみれ。
他の演奏が聴けなくなるぞ。
それから、ラヴェルから話がずれるけど、アルゲリッチが最近入れたチャイコンにカプリングされている胡桃割り人形(2台のP編曲版)素敵だよ。
442 :
名無しの笛の踊り :02/04/11 03:18 ID:YlF8byvM
>>434 のほかに
ドビュッシーの作品集とセットになったコンタルスキー兄弟の
盤もございます。国内・輸入両方である模様。
少なくとも国内盤は手に入れにくいかも。
POCG-3311/2 (427 259-2)
収録曲はマ・メール・ロワ、スペイン狂詩曲、鐘の鳴る中で、口絵です。
443 :
風船ハァハァ :02/04/11 04:00 ID:SPwNZpaQ
>>441 といいますか、実はアルゲリッチのラ・ヴァルスのCDは買っていないのです…
知り合いからかっぱらった「バロック」というタイトルのカセットテープの冒頭に何故か入ってました。
バロックのピアノ曲が編集してある中にまぎれてたのです。
その人にとっては、ラ・ヴァルスがバロックに聴こえたのか知らん…
バロックと、ラヴェルのワルツ…手術台のこうもり傘くらい不可思議な組み合わせ!
その意味不明な入手方法からして、印象深い演奏でしたね。
444 :
名無しの笛の踊り :02/04/11 04:21 ID:NpWoRC7s
序奏とアレグロのイイ奴を教えてください。 おれはジャックランスとの奴を持っている。イイ感じ。
445 :
名無しの笛の踊り :02/04/11 07:17 ID:e4eW/Fvk
446 :
名無しの笛の踊り :02/04/11 10:42 ID:LJIbkd8U
序奏とアレグロならシャラン盤が好きだな。 ラスキーヌもいいけど。
♪ジャカジャカジャ〜ン ズド〜ン!! ・・・失礼。
448 :
名無しの笛の踊り :02/04/11 12:38 ID:481FjZC2
雨が降っています… 窓ガラスを執拗に打つのは、オンディーヌの請願でしょうか? ソナチネ一楽章の細かな音形は、そういえば雨音にも似てますね。
450 :
名無しの笛の踊り :02/04/13 13:35 ID:JRfYGc2.
「序奏とアレグロ」もとても雨に似合うと思う。 U.ホリガーとグラーフが中心になってるClaves盤が気に入っています。 ていねいで気品のある演奏です。
451 :
名無しの笛の踊り :
02/04/16 07:42 ID:GN2u2jX2 ヴァイオリンソナタage