186 :
名無しの笛の踊り:02/01/05 18:57
ヴラフSQ(先代)いいですね。
アンサンブルはスメタナより緊密、線は細いがきれいな音。
ベートーヴェンの3番なんかとんでもない名演だった気がする。
187 :
名無しの笛の踊り:02/01/05 21:47
プラハSQ良いですね。但し、DGのドヴォルザーク全集は録音が日本
コロンビア盤やSupraphon盤より鮮明さに欠け、損をしていますね。
Supraphon時代の録音を再発してくれないかな。
ところで、この頃は息子さんの大木正純さんはどの四重奏団を薦めて
いらっしゃるのでしょうかね。輸入盤ばかり買っているので、彼の書いた
ライナーノートを読む機会もなく、ベルリン四重奏団以外にも薦めておら
れるのかな?彼の執筆姿勢にはずっと好感を持っていたけれど。レコ芸に
書いているのかな?
最近の買い物ではエマーソンのハイドンが良かったなー。
もう誰か書いたかな?
189 :
名無しの笛の踊り:02/01/06 00:41
10年ちょっと前、初めて室内楽を聞き始めたころ、入門書籍や雑誌の推薦盤が
スメタナ・カルテットやアルバンベルク・カルテットばかりだったので、その
両団体のディスクばかり聞いていました。
そうしたら、その両団体のギャップにかなり悩まされました。
何でこっちはこんなにへたくそなんだー。
何でこっちはこんなに仰仰しいんだー。
みたいな(どっちがどっちかは、当然わかりますよね?)
だんだんアマデウスとかイタリアとかガルネリとか他の団体のCDを聞くよう
になって、いろいろわかるようになったような気がします。
190 :
名無しの笛の踊り:02/01/06 09:44
イタリア四重奏団のベートーベンは道誉?
191 :
名無しの笛の踊り:02/01/06 10:00
技術的には何の問題もないし、線の流れのよくわかる優れた
演奏なのだが、個人的にはなぜかあまりおもしろくなかった。
別の見解も当然あるでしょうけど。
192 :
名無しの笛の踊り:02/01/06 11:25
>186
同意!!
ドビュッシー&ラベルをよくきいています。
今のチェコのSQならプラジャークSQがいいですね。
193 :
名無しの笛の踊り:02/01/07 23:43
コチアン、パノハ、ヴィーハン、シュカンパの各SQもお忘れなく。
こうしてみるとやはりチェコは室内楽の国だね。
194 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 01:52
ハンガリーもイイよ。
195 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 05:29
じゃ取り合えず、
タカーチ萌え〜
つうことで。
196 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 22:07
>193
優秀な弦楽奏者が多いので
ポストにあぶれてSQを結成するとか
197 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 22:37
実際、たとえばウィーン・フィルの弦楽器奏者の大半は、2代前くらいまで
遡れば、ハンガリーやチェコといった東欧諸国の出身者で占められている
のでは? 生粋のオーストリア人奏者は少数派であることは間違いない。
憶測するに国外に活動の中心を置いても祖国との絆を保つことができる
四重奏団は外国のオケのメンバーになるより好ましいことなのではないかな。
198 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 22:50
>>197 名前とか見ると、けっこうマジャール系とかボヘミア系の人いるね。
ウィーン・フィルじゃないけど、ABQのヴィオリストT.カクシュカは
見るからにボヘミア系の名前。
199 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 22:54
中〜東欧で優れたカルテットが生まれるのは当たり前だが、
それに劣らず、アメリカのような国で若手のカルテットが
次々出てくるのが不思議といえば不思議。
200 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 22:56
ハンガリー団体がちょい話題に出たところで質問。
ちょっと前に廉価盤で出たハンガリー四重奏団のベートーヴェンってどうですか?
感想きぼんぬ。
201 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 23:01
>>197-198 >実際、たとえばウィーン・フィルの弦楽器奏者の大半は、2代前くらいまで
遡れば、ハンガリーやチェコといった東欧諸国の出身者で占められている
のでは?
あのう、それはやはり、ボヘミア、モラヴィア、ガリシアまでを含む
オーストリア・ハンガリー帝国の名残でしょうか。
時代ゆえでしょうか。
202 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 23:02
>>200 大フーガが不思議な演奏だった。タイで結ばれ普通はつなぐ
音符をばらして弾いたり、部分的に違う音を弾いていたり・・・
ただ、バルトークほど弾きこんだ感じではないような。
203 :
名無しの笛の踊り:02/01/08 23:39
かつての東欧や近頃の米国で四重奏団が多く輩出するのは、
演奏の伝統もさることながら、経済的なサポート体制の問題でしょうかね。
普通では「喰えない」ジャンルですから。
204 :
名無しの笛の踊り:02/01/09 05:08
>>203 たしかに。
あと、あの国はオーケストラなり指揮者なりソリストなり自分の地元にあるものを
とにかく誇りに思って住民が応援するよな。
地域主義とか連邦主義とかが確立しているから。
メジャー・リーグで地元球団を応援するように。
室内楽でも同じことがいえるような気がする。
うーむ。日本はお寒い限りだ
205 :
名無しの笛の踊り:02/01/09 06:47
>200
枯れた音色、各奏者の対話の妙。素晴らしい演奏で絶対に買いだと
思います。202さんほど、きちんと特徴を言い表せなくてお恥ずか
しいけれど。
ハンガリーSQはベートーヴェン、バルトーク、シューベルト以外に
録音でていますか?
206 :
音楽家の終:02/01/09 07:45
元N響バイオリン奏者の悲しいニュースがありました。
>205
ターナバウトでハイドンが出てたような気がする。
記憶違いかもしれん。
208 :
名無しの笛の踊り:02/01/09 21:23
>207
205です。情報ありがとうございました。
早速探してみます。
209 :
名無しの笛の踊り:02/01/11 23:39
>>202 >>205 200です。あんがと。
少し前に最寄の新星堂で見つけたので、週末にでも買ってみます。
210 :
名無しの笛の踊り:02/01/12 00:24
>>209 で新星堂の話題が出たところで。
新星堂のオリジナル・レーベルがEMIやRCAとのダブル・ネームで復刻している
CDって室内楽が充実しているけれど、その中で御薦めってあります?
わたしはカペーのラヴェルとか、カルヴェの「死と乙女」などの他のレーベル
でも入手可能なものしか持っていないので、あまり情報を提供できませんが、
ご存知の方はお願いします。
フランスの四重奏団シリーズがチョッと気になっているんです。
211 :
名無しの笛の踊り:02/01/13 00:02
ブイヨン四重奏団のドビュッシーとかが良かったような気がする。
録音は酷いが。
212 :
名無しの笛の踊り:02/01/13 23:59
すいません。ちょっと横からお尋ねします。
昨日、友人宅でアレンスキーのピアノ三重奏曲を聞きました。
とても美しくて、切なくていい曲でした。
CDが欲しいので、お薦めを教えてください。
友人の持っていたCDはナクソスでしたので、できればそれ以外で
入手できそうなものをお願いします。
213 :
名無しの笛の踊り:02/01/14 00:19
>>212 フィリップスから出ているボザール・トリオは、レコード・アカデミーを獲っていて、
定評がある演奏だと思われ。
て優香、わしこれしか知らんのよ。
214 :
名無しの笛の踊り:02/01/14 01:01
>>213 >>214 ありがとうございます。
ボロディン三重奏団って、ロシアの団体ですか?
ちょっと興味ありますので、今度探してみます。
ボザール・トリオのもよさそうですね。
216 :
名無しの笛の踊り:02/01/16 00:12
ボーザール・トリオのフンメル萌え〜 age
217 :
名無しの笛の踊り:02/01/16 00:45
ボザールっていいと思うんですが
(グリンハウス、コエン、プレスラ)
どうしてみんな誉めないの?
218 :
名無しの笛の踊り:02/01/16 10:53
以前レコ芸の室内楽再発欄担当してた評論家が(名前忘れた)
ボザールを評するとき必ず「プレスラーは相変わらず下手だが」みたいな
こと書いてたんだよね。
こいつどういう耳してるんじゃって思ったもんだ。
219 :
名無しの笛の踊り:02/01/16 23:44
そうだね。
どうして日本ではあまり受けないんだろ。
ボザール。
220 :
名無しの笛の踊り:02/01/20 00:08
現役の常設ピアノ三重奏団では、他にどんなのがオススメかな?
おいらは"Trio Opus 8"あたりが好きなのだが。
221 :
名無しの笛の踊り:02/01/20 11:58
ボーザールトリオっていいと思ったこと全然ない。
ほかにCD出てないレパートリーがいっぱいあるので
結構CD持ってはいるのだが…
常設のピアノトリオって少ないからね。ウィーン・シューベルト・トリオなんか
結構いいと思うけどね。常設だったわけではないけどカザルストリオに
感銘を受ける事はわりとある。
222 :
名無しの笛の踊り:02/01/20 12:50
ボーザール、何だか意味もなく立派な演奏、というようなイメージで、どうも
キメの細かい表情の変化や奏者間の相互触発みたいなところが希薄な気がするんだけど、どうよ?
カヴァフィアンは好きな演奏家なんだけど、これも不発気味じゃなかった?
ピアノトリオは弦四と違って、音楽的には常設のメリットをあまり感じないなあ。
223 :
名無しの笛の踊り:02/01/20 18:56
準常設団体では、スークトリオが良かったけれど、そんなものかなぁ。
ブラームスのトリオ全集はいまだにスークトリオがマイベスト。
224 :
名無しの笛の踊り:02/01/20 21:40
>>223 スークトリオといえば、やはり「偉大な芸術家の思い出」
ロシア系団体が束になっても新旧両盤ともに凌駕できないのはどうしてだろう?
225 :
名無しの笛の踊り:02/01/23 16:43
アシュケナ爺+パールマン+ハレルのトリオって如何よ?
226 :
名無しの笛の踊り:02/01/23 16:50
>225
ハレルの代わりにタックウェル入れてブラームス、ってのがいいな。
227 :
名無しの笛の踊り:02/01/24 23:45
228 :
名無しの笛の踊り:02/01/27 07:21
絃楽三重奏はいかがですか?
モーツァルトK563の名演は?
229 :
名無しの笛の踊り:02/01/27 08:55
>>228 ハイフェッツ+プリムローズ+フォイアマン
有無を言わさない演奏。
230 :
名無しの笛の踊り:02/01/27 09:54
>>229 なるほど。80万ドル(推定)くらいでしょうか。
231 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 00:20
ゲーデ・トリオとか。。。
232 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 12:21
ムローヴァ・シフ・プレヴィンのトリオってどうよ?
233 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 23:05
234 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 21:09
>>232 あのトリオでは「大公」が好き。若々しくて良い。
235 :
名無しの笛の踊り:
モツの室内楽が好き。