● ヴィヴァルディ ● 

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1名無しの笛の踊り
バッハとヘンデルでスレッドがあるなら
ヴィヴァルディのがあっても当然。
みんな同じなどという違いのわからぬ輩もいるが、
「赤毛の司祭」の爽快な音楽を語りましょう。
2皆川です:01/10/12 18:13
死ね!!>1
3名無しの笛の踊り:01/10/12 22:11
声楽曲聞かないでつまらないと言ってる奴は逝ってよし!
4名無しの笛の踊り:01/10/12 22:23
やっぱ「四季」が好きー。特に夏。
5名無しの笛の踊り:01/10/12 22:23
声楽曲なんてあるんですか?
6名無しの笛の踊り:01/10/12 22:27
ヴィヴァルディは作品を知れば知るほどその鬼才ぶりにビクーリするな。
かなりアヴァンギャルドだったんでは?
7名無しの笛の踊り:01/10/12 22:27
>>5
「Gloria」が有名。
8名無しの笛の踊り:01/10/12 22:28
ケコーンが好き!
9名無しの笛の踊り:01/10/12 23:26
私、ヴィヴァルディはここでは語られない人だと思ってました。
好きです。彼が軽音楽のようにしか思われてないのは、不満でした。
がビオンディ,カルミニューラがいい演奏聞かせてくれているので、他の人も彼
の良さもっと分かってくれたらいいのにと思ってました。
私は「狩り」と「ラ・フォリア」、156番が特に好きなんですけど、
よろしかったらいろいろ情報教えて下さい。
「四季」では今のところカルミニョーラがもっとも聴きやすいと
思っているんですけど。私は『四季」では秋の第三楽章が一番すきですが。
もっとヴィヴァルディのこと話したいです。
>>6さん
本で読んだだけですが、ヴィヴァルディは当時相当に新しい、アヴァンギャルド
な人のようだったみたいで。
もっと彼のオペラなんか、普通にやってほしいと切に思っているんですが。
10名無しの笛の踊り:01/10/13 04:27
「死期」ばかりが語られるが、「超倭の玄宗」をじっくり聴くことをおすすめする。
和声をはじめ、ヴィヴァに対する認識が変わるのであろう。
11名無しの笛の踊り:01/10/13 14:34
パスティッチョだけど「モンテスーマ」はおすすめかも。
台本した残ってないのに、マルゴワールがヴィヴァの音楽を集めて
オペラを「復元」しちゃったやつ。LDにもなってたと思った。
12ぬかよろこび:01/10/13 19:23
ヴェルディ・イヤーの本年、何度見間違えたことか
13名無しの笛の踊り:01/10/13 20:19
「超倭の玄宗」
誰の、というかどこの演奏がもっともおすすめですか?
「モンテスマ」持ってるんですが、今ひとつセリフ
の意味がわからない。だいたい雰囲気は想像つくけれど。
14名無しの笛の踊り:01/10/13 20:44
>>5
スタバト・マ−テルスレ参照
すでにかなり下。
15名無しの笛の踊り:01/10/13 20:47
それはたいへん。
16名無しの笛の踊り:01/10/13 23:03
>>11
モンテズマは日本語訳が出てから買おうと思いつづけてはや7年
17名無しの笛の踊り:01/10/14 05:26
バルトリスゲエ。シャンゼリゼのコンサートDVDは必見。
体も凄い事になってるけど。
18名無しの笛の踊り:01/10/15 04:52
>>16
LDには字幕がなかったのかな?
見たことないけど、たしか国内盤だったような。
19名無しの笛の踊り:01/10/15 05:51
ぱちぱちぱち!>1、3、9
赤毛司祭の声楽曲好きです。グローリアもいいけどスターバト・マーテルなんか
いいんだけどなぁ。(スタバト・スレ逝けとかいわれそう)
あと世俗カンタータなんかも面白いですよ。

あれはあれでいいのかもしれないけど、個人的にはバロック期の作品に
バルトリの歌い方ってどうもしっくりこないんですが。
同じデッカ所属だから、というレコード会社サイドの意向のような気がするけど
「えーホグウッド、どーしてあまたいる歌手の中からバルトリを起用するわけ!?」
と思ったのは私だけですかね。>18
20名無しの笛の踊り:01/10/15 06:24
いや、バルトリあってるよ。ヴィヴァルディの歌をノンヴィブラートで
やられる方が腰がくだけるけどなあ。あ、これオペラの話ね。
21名無しの笛の踊り:01/10/15 12:18
そうかも知れない。でもオペラ以外ではカウンターテナーの
方が好きです。(カウンターテナー・スレ逝けといわれそう?)
ただ「L'Olimpiade」のジェラール・レーヌはいいなあ。
ところが歌詞も解説もなくて、どんな内容で何を歌っているのか
皆目見当がつかない。どなたか分かる方いませんか?
22名無しの笛の踊り:01/10/15 12:29

もちろんレーヌはアルトだから、ちょっと
意味が違ってしまいました。ごめんなさい。
23名無しの笛の踊り:01/10/16 07:34
バルトリすごいけど、もっとマターリした歌手のも聞いてみたい。
24名無しの笛の踊り:01/10/16 13:08
エバラすき焼きのタレのCMでヴィヴァのマンドリン協奏曲が。
25名無しの笛の踊り:01/10/17 08:36
M川センセは日本人のヴィヴァ低評価をあおった張本人ですね。
お気楽ご気楽、演奏の快楽ってものをわかってらっしゃらないのでわ。
26名無しの笛の踊り:01/10/17 20:13
演奏の快楽というとご自身も演奏家?
聞く方にも理屈ぬきの快楽がありますね、
ヴィヴァルディは。
27名無しの笛の踊り:01/10/20 00:42
フルート協奏曲「夜」が素晴しい。
ノンストップの全5楽章というアイディアもいい。
ただ第2楽章で
音階上行パッセージが何回も出てくるのですが、
オリジナル楽器だとちゃんと吹けているのがなかなかない。
どうしても吹き飛ばしてしまう感じ。

「ごしきひわ」の第2楽章も美しい。
特に好きなメロディーのひとつ。
28名無しの笛の踊り:01/10/20 01:17
>>9
俺もヴィヴァルディ好きで、調和の霊感とかよく聞くし、弾くことも
多いけど、ビオンディはいいとは思わん。

アヴァンギャルドというのはそうだろうな。伝記とか全く読んだことが
ないが、同時代のバロック作曲家とまるで違うから良く分かる。
しかし、ビオンディはそのアヴァンギャルドという面を軽薄化して
しまった、と思っている。イ・ムジチも酷いけどね。

四季も特にこれといった演奏は知らないが、ムローヴァが独奏した
アバドとやったものはわりといい。アバドはどうでもいいんだが、
ムローヴァが端正な演奏。ただ、やや生真面目で、ヴィヴァルディの
キチガイぶりがあまり伝わってこない面もある。

聞いたことがあるコンチェルトは全部好きだけど、やはり
調和の霊感の深さに惹かれる。
29名無しの笛の踊り:01/10/21 00:57
それにしてもなんで「四季」ばかりが有名なのだろう。
「四季」がなければヴィヴァは名前すら知られてない作曲家だったのではないだろうか。
30名無しの笛の踊り:01/10/21 01:03
四季も1920年代くらいに楽譜が発見されたんじゃなかった?
それまでは確か忘れられた作曲家だったはず。
31名無しの笛の踊り:01/10/21 01:05
へぇ。
確かにイメージがあって分かりやすいからね。
32名無しの笛の踊り:01/10/21 01:11
あとバッハが編曲した曲なんかあって(調和の霊感第8番など)
間接的に存在が知られていた程度。
ヴィヴァルディが注目されだしたのは
やはりイ・ムジチの存在が大きいと思う。
ひょっとしたら今世紀大きく復活する可能性のある作曲家の一人かも。
33名無しの笛の踊り:01/10/21 01:14
そうだな。
俺もヴィヴァ=四季くらいの認識しかないクラ好きだったが(ワラ)
最近聴くようになって売り場で仰天した。
34名無しの笛の踊り:01/10/21 01:19
自分は聴かないジャンルだが、ヴィヴァルディはオペラ作品も
結構残しているらしい。まだCDは少ないようだが。
35名無しの笛の踊り:01/10/21 01:20
このスレ読んでると伝記みたいなの読みたくなりますね
3627:01/10/21 18:49
「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲」も愛着のある曲。
物悲しいメロディーに惹かれる。
楽器自体珍しいので(ヴィオラよりおとなしいが、やや金属的な響き)、
余り演奏されないのは仕方ないけど。
あと「ヴィオラ・ダモーレとリュートの為の協奏曲」。
37名無しの笛の踊り:01/10/21 18:52
「四季」はマリナー(argo)とコレギウム・アウレウム(HM)盤を
多く聴いてきました。
古楽器演奏はジャルディーノアルモニコのような過激路線が多いなか、
コレギウム・アウレウム盤を聴くとほっとする。
「調和の幻想」はアーヨ、延原/テレマンEns.が抜萃とはいえ
ダントツで良かった。
(78年、大阪、高槻録音のビクター盤)
CD化してほしいような、してほしくないような・・・。
38名無しの笛の踊り:01/10/21 20:06
イ・ムジチは10年程前にテープで聞いたきりとりたてて
興味なかったんですが、今日演奏聞いてきました。
ヴィヴァルディだから。前の印象とは違ってすごく良かったです。
生だから良かったのかも知れませんが。マリアーナ・シルブが
かっこよかったです。りりしいというか。どなたか行った人、
いますか?
39名無しの笛の踊り:01/10/22 06:01
ビオンディの録音ってどうよ?
いまとなってはそんなにキレてるってことはないのでわ。
40名無しの笛の踊り:01/10/22 22:09
↑HMVで輸入盤が国内盤よりも2000円安いことを今知った・・・
漏れは国内盤を知らずに買った人。
ウツダ....
41名無しの笛の踊り:01/10/23 06:12
イ・ムジチのやる気のない日本ツアーの内幕をあばいた記事
(たしか池田氏)が日経に出たことがあったけど、いつだっけ?
あんない「四季」ばっかやらされて、気の毒ではあるが・・・。
42名無しの笛の踊り:01/10/23 06:31
ビオンディの新盤少し前に出たけど
九番とかなり違う?何となく買えないんだけど。
43名無しの笛の踊り:01/10/24 02:33
>>38
録音で聞くかぎりシルブはいいが、老人たちが足をひっぱってるなじゃないあかな。
ツアーと録音ではけこうメンバーがちがうともいうが、、、
44名無しの笛の踊り:01/10/24 21:33
>>43
そうなの?
確かに年寄り風が多かったかな? 真ん中あたりにいた老人は
達者な演奏で好感持ったけど。CD売ってたけど残念ながら
買う気はしなかったですが。
4528:01/10/25 02:25
ビオンディが好きでたまらないという人にはすすめないが、
古楽器でわりといいのはマンゼorホグウッド。
さらにおすすめはリンデ・コンソートだが、これは録音が少ない。

ターフェル・ムジークもわりと楽しめるが、聞いていて疲れる。
演奏のせいか、録音のせいか? ビルスマの病的なチェロが
あまり好きじゃない。
ブリュッヘンはけっこういい。

安くてわりといいなと思うのは、ナクソスから出ているもののうち、
Alberto Martiniという人がソロをやっているCD。冴えとかキレは
ないが、みょーになごむ。癒し系? 調和の霊感はダメだと思います。

現代系で他にわりといいなと思うのは、ルツェルン/バウムガルトナー
のもの。スークがソロをやっているものとか、フルニエのライブが
入っているものとかがある(チェロ弾きには有名なソナタ5番)。

なお、ビオンディも面白いなと思うものはあるけど、外れが多い気がする。
外れが多い気がするが、たまにいいなと思うのがあるのはシモーネ。
シモーネの調和の霊感では、2番と4番がよかった。

イタリア合奏団だったっけ、あれはわりとマシだったような。友人に
聞かせてもらっただけで記憶は薄いが。

以上のうち、オーソドックスにおすすめできるのはリンデ・コンソート。
残念ながら調和の霊感がない。
46名無しの笛の踊り:01/10/25 22:02
>>28
いろいろな演奏の説明ありがとう。とても参考になります。
ビオンディに外れがあるというのは分かる気がします。ビオンディは
好きですが、物によってたまに煩雑というか、気を衒ったとまでいわなくても
耳ざわりな感じがします。でも私はおもしろいのですが。まあ、今はとりあえず
カルミニョーラが気にいっているのですが、28さんが挙げてくれたもの、聞いて
みたいと思ってます。
4728:01/10/27 03:14
>>46
リンデ・コンソートをおすすめしましたが、実はヴィヴァルディはほとんど
ないんです。バロック演奏家としておすすめだと思ってください。
私は、随分と前のことですが、大阪の大月シンフォニアという店で
働いておられたマメイタさん(字は忘れました)というおじいさん(?)に
このリンデのことを教えていただきました。

とりあえずナクソスから出ているドレスデン協奏曲集No.1なんかが
気軽に楽しめると思います。いわゆる「名演」という感じではないですが、
癖が少なく、肩のこらない演奏です。(お気にめさなくても、安さに
免じて許して〜)

クラオタみたいな書き方になりましたが、ヴィヴァルディの面白さを
伝えてくれる演奏がなかなかないので、私も随分とムダ銭を使って
しまいました。私の楽器の師匠(指揮者)は、ヴィヴァルディの曲には
弦楽器の音色の95%が先取りされている、現代曲をやらなくても
ヴィヴァルディだけでほとんど弦楽器については書き尽くされていると
言っていますが、市販のCDはモノトーンに聞こえるものが多いです。

なお、たった1曲、しかも抜粋ですが、若いころのミケランジェリが
コンチェルトを弾いた演奏もなかなか面白いです。
48名無しの笛の踊り:01/10/29 00:21
「四季」でイル・ジャルディーノより奇抜な演奏ってあるか?
49名無しの笛の踊り:01/10/29 22:16
>>28
46です。マメイタさん? 何かシュールな名前の方ですね。
CD店の人ですか。 知識豊富なおじいさんていいですね。
本気でヴィヴァルディのいい演奏知りたいです。同じ曲
そんなに複数買いたくないので。ドレスデンは前に買って
あんまり聞いてなかったのですが、あらためて聞いてみます。
50名無しの笛の踊り:01/10/29 22:56
俺も四季はカルミニョーラ派。
あと調和の霊感とかマンドリン協奏曲とかフルート協奏曲もイイ。
51名無しの笛の踊り:01/10/30 09:11
チェロソナタはどうよ?
52名無しの笛の踊り:01/10/30 19:59
カルミニョーラいつも気分良く聞けます。
チェロソナタ、まとめてではナクソスから四つくらい出てたようですね。
買ってませんが。誰のがいいのか分からないので、どなたか
お薦めがあったら教えてほしいです。
53名無しの笛の踊り:01/10/30 22:15
>>52
それはチェロ協奏曲の方と思われ。>ナクソス

ビルスマが6曲のチェロソナタを録音してましたね。
54名無しの笛の踊り:01/10/30 22:27
>>53
カタログ見たらそうでした。ビルスマ、いいんですか?
良ければ買いますが。
55名無しの笛の踊り:01/11/03 07:48
月曜にカルミニョーラBS2に登場!
56阪京:01/11/03 10:55
「勝利のユディータ」とか好きなやつはおらんのか?
57名無しの笛の踊り:01/11/03 11:46
阪京さん、アレッサンドロ・デ・マルキ指揮アカデミア・モンティス・レガリス+
サンタ・チェチーリア合唱団で、コジェナーがユディータを歌うOPUS111の録音
(3枚組)もう聴かれました? 買ってみようかどうしようかと迷ってるんですが。
58阪京:01/11/03 12:51
>>57
いえ、聴いてないです。人柱となって買ってみましょうか? 宵越しの金は持たない
主義なので・・・。
59阪京:01/11/03 13:33
age
60名無しの笛の踊り:01/11/03 19:54
>>55
五日の朝八時五分でしょうか?
61名無しの笛の踊り:01/11/03 20:20
>>59阪京さん、
「ユディータ」はロバート・キングとあとひとつあるんですが(忘れた)
その新しいの買ったら、是非ご感想を。
62名無しの笛の踊り:01/11/03 20:21
ローマ合奏団は如何。トスカがほめたというが。
EMIで出てるやつ。安いので買おうかな、と思ったのだが。
63名無しの笛の踊り:01/11/03 20:29
ローマ合奏団?ですか。
もう少し詳しいお話を出来れば。
64名無しの笛の踊り:01/11/03 20:54
輸入盤の2枚組のやつ。virtuosi di romaてやつ。
確か、「世界最高の合奏団だ」とトスカニーニに言われたと
どこかで読んだ。
65名無しの笛の踊り:01/11/03 21:02
>>64
聴いてみる価値はありそうですね。安いなら良いし。
66名無しの笛の踊り:01/11/04 02:31
上のOPUS111で思い出したけど、OPUS111はこれからヴィヴァルディの作品を
レーベルのプロジェクトとして、声楽曲全部だったか器楽曲も含まれるのか詳細は
忘れましたが、少しずつリリースしていくそうです。
67名無しの笛の踊り:01/11/04 18:08
えー、ヴィヴァルディと言いますと、やはりピノック大先生の演奏が最高で
あります。80年代後半の「調和の霊感」と「恋人」あたりのディスクは
文句のつけようがありませんです、ハイ。
68昔のバロック音楽が懐かしい:01/11/04 19:55
スタンリー・キューブリック監督は知ってるよねー。
1974年頃の映画「バリー・リンドン」にヴィヴァルディの
チェロ協奏曲ホ短調の第3楽章が使われていてビクーリ。
(STはたしかフルニエ盤)

現在の古楽器や過剰な表現主義が流行る前の、
最高に美しくセンチなバロック音楽の最後の輝き。(泣)
69名無しの笛の踊り:01/11/04 21:30
そんなふうに言われると是非聞いてみたいです。
70名無しの笛の踊り:01/11/05 08:03
ヴェニス・バロック・オーケストラBS放映直前age
71名無しの笛の踊り:01/11/05 20:34
>>70
録画しました。情報ありがとう。
この時間はいつも「幽々白書」見てるんで。たまに
いいの見逃すのです。
72名無しの笛の踊り:01/11/05 21:30
ヴェニス・バロック・オーケストラとても良かった!
この人たちはCD出しているの?
73名無しの笛の踊り:01/11/06 10:11
>>72 だしてますよ。カルミニョーラとの共演で2枚。2枚ともヴィヴァルディ。
まだ新設されて日の浅い桶だからこれから色々とでるでしょう。

>>67 アルヒーフからピノックのヴィヴァルディ・コンチェルト5枚組が安価盤で〜。
ばらばらに買い揃えたあとでこういうの出されるとねぇ(ToT)
74名無しの笛の踊り:01/11/06 17:34
>>48
シェルヘンなんてどうだろうか。
方向性はイル・ジャルディーノ・アルモニコの極限まで対極に位置する感じ。
75  :01/11/06 18:25
新レーベルのALPHAから出てるブルーノ・コセのチェロソナタ凄い!もともとコントラバスや
ガンバが多い人だけに意外。
76名無しの笛の踊り:01/11/07 14:11
>>57
マルキのユディータ、最新のグラモフォンでエディターズ・チョイスになってたよ。
77名無しの笛の踊り:01/11/07 21:32
ヴァイオリン協奏曲「疑い」が面白い。
あと、「忠実な羊飼い」。
78名無しの笛の踊り:01/11/07 22:19
忠実なる羊飼い、どうですか? 六曲のソナタですよね?
偽作とされているという事でまだ聞いてませんが。
79昔のバロック音楽が懐かしい:01/11/09 23:55
>69
ビデオ借りてみちゃいなよ
80名無しの笛の踊り:01/11/10 19:38
>79
69ですが、近所にないんですよ。田舎ではないのにね。あといくつか
レンタルの店があるんで見てみますが。音楽のビデオいろいろあるみたいで
おもしろそうなんですが。そういうの置いてあるところ、あんまりない?
81名無しの笛の踊り:01/11/12 12:18
ケーゲルのはすごかった
82名無しの笛の踊り:01/11/12 13:13
作品3の11番と、作品14(と呼ばれているチェロ・ソナタ)の5番、
あと作品13の6番、が相当の傑作だと思う。
83名無しの笛の踊り:01/11/12 21:33
>82
そうなんですか。
二つ持ってませんが。「忠実なる羊飼い」ってどうなんですか?
シェドヴィル作とか本に書いてあったんですが。ヴィヴァルディ風で
いい感じなら、いいかなとも思うんですが。
84名無しの笛の踊り:01/11/12 21:36
そっかぁ、「忠実な羊飼い」がNHK-FMで使われていたことを
知らない世代がいっぱい居るのね....
85名無しの笛の踊り:01/11/12 22:20
「羊飼い」は作品13として長らく親しまれてきたが、近年フランスの作曲家シェドヴィユによるヴィヴァルディのパスティシュであることが判明した。
パスティシュといっても原曲があるのはOp13-6だけで、あとは全てシェドヴィユのオリジナル。
ちなみにOp13-6のオリジナルはOp4-5(だったかな?)のヴァイオリン協奏曲。単純な編曲ではなくこの曲を題材にかなり自由に扱ってソナタに作り変えている。
さらにちなみに、このヴィヴァルディの原曲をバッハはチェンバロソロに編曲していたりする。
Op13-6がシェドヴィユの作であることを知らなかった頃、バッハの編曲を聴いてびっくりした。
とはいえ、Op13-6が傑作であることは事実。誰が作ったにしろ誰がそれをパクッて上手いことやったにしろ、結果としていいものならそれでいいと思う。
86名無しの笛の踊り:01/11/12 22:32
>85
Op.13-6の第4楽章の原曲は
「ラ・ストラヴァガンツァ」Op.4-6の第1楽章ですね。
87名無しの笛の踊り:01/11/12 22:42
>85
ずっと気にはなってたのですが「偽作」ということで
聞いてませんでした。でも好きかも知れないので聞いて
みようと思います。
88名無しの笛の踊り:01/11/12 23:00
87です。
ストラヴァガンツァを今から聞いて聞いてみます。
89阪京:01/11/12 23:05
>>さらにちなみに、このヴィヴァルディの原曲をバッハはチェンバロソロに編曲していたりする。
これってどれですか? シュニーダー番号で。
90名無しの笛の踊り:01/11/12 23:28
>89
BWV975
91阪京:01/11/12 23:29
>>90
ありがとうございます。
92名無しの笛の踊り:01/11/12 23:35
ヴィヴァルディの真髄は室内コンチェルトにあると思う人はいないか?
俺はTELDEC盤ではないNuovoEra盤のジャルディーノ(彼らのデビュー盤)を聴いた時、
心底ヴィヴァルディを凄いと思った。
単純な音形でありながら、類まれな生命力とスピード感を持つ音楽に痺れた。
93名無しの笛の踊り:01/11/13 00:10
>>85
N.Chedevilleなの?
詳細知りたし。ソースきぼんぬ。
94名無しの笛の踊り:01/11/13 00:28
>93

いろいろなところで読んでるんで、詳しいことは忘れた。
原典ではないけれど、このページはよくかけてると思う。

ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7123/kogaku/early034.html
95名無しの笛の踊り:01/11/13 00:44
>>67 >>73
そろそろBrilliant Classicsから出ている40枚組みのマスターワークス
についての情報も出てきて良さそうな頃合かな。
声楽曲も含めて、ピノック指揮 The English Concert の演奏は聞き流す
には軽くて良いかも。40枚で10,500円という価格で主要な曲目を知るに
はお手軽かな。9月に購入して、実のところ、日曜の朝しか取り出さない
ので、まだ半分も聴いていないが。
96名無しの笛の踊り:01/11/13 00:47
バッハが「4台のチェンバロのためのコンチェルト」に編曲した
原曲を聴いてみたい。
97名無しの笛の踊り:01/11/13 00:58
スケルチ ハル
98名無しの笛の踊り :01/11/13 00:58
DIVOXから出てたカルミニョーラの四季って、もう手に入らないんですか?
どこ行っても見あたらないんですけど・・・
99名無しの笛の踊り:01/11/13 01:32
>95
もう、がんばって最低全部五回以上は聞いてます。暇なので。
買ったのは春ごろでしたが。感想というとブダペスト・ストリングスが
気にいりましたが。弦楽器のためのコンチェルトとシンフォニー。
あとはオペラ「オリンピアーデ」。前にも書いたんですが、何が何やら
まるで分からない内容なのですが。レーヌが好きなので。このシンフォニアは
カルミニョーラが世界初録音ということでこの間出しましたが、印象的で
好きです。
100名無しの笛の踊り:01/11/13 09:31
>96
Op.3−10だよ。3−11と並ぶ傑作です。
10193:01/11/13 11:07
>>94
どうもありがとうございます。読みやすいページですねー。
102名無しの笛の踊り:01/11/14 17:17
千編一律と言われることもあるが、協奏曲・室内楽・声楽曲ともに、
バッハ・モーツァルト並みの個所がたまにあるのも事実だ。
それで、あれこれあさりたくもなる。
曲目としては>82に同意する。あと、マニフィカートなニジ・ドミヌス
なんかも、部分的にはイイ。
103  :01/11/15 18:13
映画「バリーリンドン」で使われてたチェロ協ってのは実はチェロソナタの編曲。
知らずに探して見つからなくて諦めかけて、何気にチェロソナタ聞いてたらあの
悲しげなメロディが出てきてビックリ!
104名無しの笛の踊り:01/11/15 22:05
調和の幻想は9番も良い!
何かの映画にも使われてましたよね?
105名無しの笛の踊り:01/11/16 09:22
調和の幻想は全体として高水準
106名無しの笛の踊り:01/11/16 12:07
そういえば。

藤子・F・不二雄の「エスパー魔美」で、
クラシック趣味の男が魔美に「四季」を聴かせるっていう
場面があるのだけれど、
「ヴィヴァルディの「四季」と言えばみなイ・ムジチ盤を一番に挙げるが、
やはりこのパイヤール盤が最高だね。」
などとその男が薀蓄をたれてる。

F先生がクラヲタだったことがわかるシーンだ。
107名無しの笛の踊り:01/11/16 23:36
調和の幻想、協奏曲第6番
最初に聴いたときシレンかとオモタ…

って、謎なレスですまん。
108名無しの笛の踊り:01/11/19 00:47
シレン?
109名無しの笛の踊り:01/11/19 09:26
作品3−6って、バイオリンの入門曲なんだよね。3,4歳の子どもが
楽しそうにひいてるよ。曲の内容はけっこうシビアなんだけど。
110名無しの笛の踊り:01/11/21 14:12
倉庫いっちゃうよ!救済!
111名無しの笛の踊り:01/11/21 15:56
>>109
初心者から熟練者まで楽しめるのはいいね。
そういうのってヴィヴァルディとかテレマンが得意だね。
112名無しの笛の踊り:01/11/23 09:10
この夏にOp.3−9をエウローパ・ガランテの演奏で聴いた。
録音で聴いてもも十分楽しめる曲だけど、ビオンディとコリットの息の合った掛け
合いが展開されるの見ているのは演奏者の緊張感も感じられてさらに面白かった。
しかも本人達が楽しそうにやっているのがいい。

本人達が楽しそうといえば、マンゼとAAMもすごく楽しそうにやるのが印象的。
113名無しの笛の踊り:01/11/24 01:26
ちぇちりあ・ばるとりのヴィヴァルディ・オペラアリア集素晴らしいage
114名無しの笛の踊り:01/11/25 17:12
DVD?>113
あれ、チェチーリアばっかり映ってる(どアップが結構多い)のが特に彼女の
ファンというわけではない自分にはつらい。もうちょっと後ろのエンリコ・
オノフリなんかを映してくれたらいいのになぁ。
115113:01/11/25 21:51
>>114
いや,CD。Deccaの,Il giardino armonicoと一緒に録音されたやつ。
DVDもあんの? その映像にはあまり興味ない。
彼女がでてるもつぁーるとのオペラの映像は楽しいが。
116名無しの笛の踊り:01/11/25 22:28
作品3−6
びおんでぃのすごいね。
初心者はきいちゃいけない演奏だね(笑

でもヴィヴァルディは結構マリナーのが好きだな。
モダン楽器じゃもうだめかの〜・・。
117名無しの笛の踊り:01/11/26 17:50
「聖ロレンゾの祝日のための協奏曲(種々の楽器のための)」ハ長調、だったと
思うが(P444だっけか? パンシェルルとリオムの番号がごっちゃになって、
同定できないのだが)、これの2楽章が、シューマンのトロイメライくらいに
美しい。確か、マリナーのレコードじゃなかったっけな。調和の霊感も、マリナー
盤が好きだな。
118阪京:01/11/26 20:29
『調和の霊感』は6,8,10,11,12が好きやな。
119名無しの笛の踊り:01/11/26 21:49
「何回か題名が上がってるんですが
バリーリンドンって、レンタル屋にない。
何か興味あるので捜してみますが。おもしろいのかな?
というか、どんな内容? 
120名無しの笛の踊り:01/11/28 00:42
>>119「バリーリンドン」
スタンリー・キューブリック監督によるサッカレー原作の18世紀を舞台にした3時間の
大河映画。普通に観るとかなり退屈だけど、キューブリックのクセが好きなものには
たまらない傑作。
他のキューブリックと同じく音楽は全てクラシックでヘンデルのチェンバロ組曲の
サラバンドがテーマとして色々編曲されて使われてます。めずらしいトコではフリード
リヒ大王作曲のマーチなんかも使われてます。
121名無しの笛の踊り:01/12/01 00:17
クレーマー・クレーマーにもあったね
122:01/12/02 00:41
マンドリン協奏曲だったか
123名無しの笛の踊り:01/12/03 05:34
age
124:01/12/04 03:56
クラシックをよく聴く方にこの曲を評価をお願いしたい。
四季(冬)のリミックスなんだけど、クラシックを愛する方はどう感じ取るのか
聞いてみたい。
とりあえずMXとかファイル共有ソフトで
「5thStyle V」
なまえで検索してみてください。
「V」って曲がそれです。
名前はヴィヴァルディのVから来てるそうですが。
どうでしょうか?
感想をいただきたいものです。
125名無しの笛の踊り:01/12/04 04:32
あげ
126名無しの笛の踊り:01/12/04 05:10
>>124
もとの曲もそんなに良くないけど
5thStyleの方はさらによくない。
一般受けを狙いすぎな感じ。
127名無しの笛の踊り:01/12/04 05:18
>>124
だからネタだって

そもそもクラシックファンから見てもビバルディはすこしアレなのに。
128名無しの笛の踊り:01/12/04 05:19
訂正:127は126に対して
129124:01/12/04 05:22
>>126
元の曲よくないですか?
綺麗な音色で私はすきです。
5thStyleの方も今風にリミックスされていていい感じだと思いました。

>>127
ネタのつもりは毛頭御座いません。
真剣に感想を聞きたかっただけです。
最近MXで拾ったもので。
130名無しの笛の踊り:01/12/04 05:58
ネタじゃなかったのか。じゃあマジレス。
うーんどうしてもあのあたりの曲は一般受けを狙ってるように感じる。

いわゆるポップスに盗まれやすいクラッシックみたいな雰囲気。
元の曲もすぐに飽きちゃう。

クラシックでもバロックは別扱いされることがおおいし。

>>129
ところであなたクラシックビバルディ以外聴くの?
わたしの周りではビバルディ聴いてるやつは初心者っていう
位置付けがあるんだけど。

もちろんビバルディの音楽はすばらしいんだけど。(←いちおうフォロー)
131名無しの笛の踊り:01/12/04 06:10
あまりビバ聴く機会はないが、夏の第三楽章がかっこよくて
気に入ってた気がする。
ビブリオグラフィ読むと、今で言う小室とか、
そんな感じの作曲生活してたようだね。
才能はあるのだろうけど売れ線に走ってる印象があるような。
132124:01/12/04 06:13
>>130
いや、最近クラシックに興味を持ち始めた者です。
いわゆる初心者。とりあえず定番のヴィヴァルディを聴いてみたんです。
中学校の時、たしか聴いた事あるんで。
133名無しの笛の踊り:01/12/04 09:07
>>131
それをいうならビブリオグラフィじゃなくてバイオグラフィー。
ビブリオグラフィは「参考文献」とかだよ。
134名無しの笛の踊り:01/12/04 09:26
>今で言う小室とか
へぇ、そうだったんだ。
やっぱり一般受けをねらってたのか…
だからすぐ飽きちゃう曲がおおいわけか。

まぁもうちょっと聴きこむともっと難解な曲も聴きたくなってくるよ。>>124
でやっぱり5thアレンジは元の曲を超えているとも言いがたい。
クラブミュージック自体は好きだけどね。(ただしHardMinimalの方向)
元の曲もやはり一般受け。
135名無しの笛の踊り:01/12/04 11:39
>>133
つっこみありがd。今Music & Social Contextとかいう意味不明なテーマで
論文書かされてます。間違えたままになるところだった。

>>134
大量に制作しまくって、名曲もあるけど駄作も多いというのは小室っぽい。
浪費家で、教会からつっこまれて最後は極貧生活で氏んだそうです。
その点でブラームスとは正反対。どっちも対極だが、そこを考えると、
バッハ、モーツァルトなんかは質と量の関係で才能も上ではないかと思う。
136名無しの笛の踊り:01/12/04 21:10
>>124
そのヴィヴァルディの原曲ってどの曲ですか? RV番号でいうと?

>>127,130,131,135
あなたたちヴィヴァルディの曲ほとんど聴いてないでしょ(藁
それとも「四季」だけを聴いてヴィヴァルディを語ろうとでも?(藁藁
137名無しの笛の踊り:01/12/04 21:25
>>136
こんな曲。
l8fcfcfcfc l16f8fff8fff8fff8ff
MMLだけど分かるかなぁ。
たしかにびばるでぃを聴きこんでないのにそんな事を言ったのは悪かった
でも、これまで出会った彼の曲では、そういうのばっかりだった。

すくなくとも>>124の曲は、単調でしつこい。
138名無しの笛の踊り:01/12/04 21:26
はる
139名無しの笛の踊り:01/12/05 09:40
前にも書いたが、結局のところ、いちばん多い回数聴いたのは、Op.3−11、
今でもときどき聞くのは、チェロ・ソナタなんだ(Op.14−5、及び遺作)
140名無しの笛の踊り:01/12/05 09:59
3-11は皆好きみたいね。禿同。
でもあんまり声楽曲は聴かないの?

誰かデイヴィッド・ダニエルズ&エウローパ・ガランテのスタバト聴きましたか?
歌っているのがダニエルズ(←あまり好きではない)なのでちょっと引いてしまって
まだ聴いていません。(ヴィヴァルディのスタバトにおける自分にとっての定番は
ハルムンのショル&アンサンブル415。)
ちなみにこのCD↑に入ってるRV684(「やめてくれ、ああ、やめてくれ」っていうん
でしたっけ」)をショル&エウローパ・ガランテで聴くチャンスがあったんですが
ショルは録音よりもずっと劇的な感じに歌っていて(最近やるようになったオペラ
なんかの影響もあるのでしょうか)ちょっと驚きました。 
141名無しの笛の踊り:01/12/06 16:28
宗教音楽もある程度聴いたけど(グロリア、ディクシット、ニジ・ドミヌス、
マニフィカート、室内カンタータ、・・・)、決定的な代表作たるべきものが
ちょっと無いような気がする。絶品といえる2、3分ないし数分の曲は
散在しているが。
142名無しの笛の踊り:01/12/06 19:47
宗教音楽だとグローリア(有名なほう)とスタバトは代表作と
とらえていいんじゃないでしょうか。
どちらともキャッチーだし、有名?だし。
143名無しの笛の踊り:01/12/07 00:49
>>141 絶品といえる2、3分ないし数分の曲は散在

ヴィヴァルディってセンスの人で、短くても強烈に印象に残る曲(あるいは楽章)をたくさん残しているように思う。
144名無しの笛の踊り:01/12/07 01:06
>>143
正確なソースを引けなくて悪いが。
わりと有名な話として、バッハの2つのVnのための協奏曲を書く際に
ヴィヴァルディの協奏曲のドラマティックな部分に大いにインスパイアされたというのがある。
その元ネタっぽい楽曲をある奏者が紹介していたんだが、初めの部分を弾いてこんなにドラマティックだ
と言った後で、しかし、これほど強烈な印象を残す旋律を書けるのはヴィヴァルディだが、
ここから先を延々と展開して行く才能はバッハの方にあった、とまとめていたのを思い出した。

あれ?ソースはBSでやってた作曲家シリーズのバッハの回だったかなー?
145名無しの笛の踊り:01/12/07 01:28
調和の霊感の三番が好きな人はいないの?
第三楽章の後半が大好きなんだけど、
146名無しの笛の踊り:01/12/07 01:52
Op3-8とバッハの二つのVnはそっくりでわ。
147名無しの笛の踊り:01/12/07 11:49
うんうん、そっくりだよね。
バッハがヴィヴァルディから転用してる曲ってほかにもいくつかあったよね。
3-8って、ヴァイオリン習う子供が必ず習って先生と合奏してる気がする。
148名無しの笛の踊り:01/12/07 22:14
また下がってるね。
「Farnace」というオペラ見つけたので買ったのですが
これがまた何だか分からない。本見ても出てない。
分かる方いたら、教えてほしいのですが。
149名無しの笛の踊り:01/12/08 11:51
>>148 1727年の謝肉祭時にヴェネチアのサンタンジェロで初演。台本はルッキーニ。
ヴィヴァルディの25作目のオペラで作曲家自身、自分の代表作とみなしていたとされ
初演後、上演したいというヨーロッパのオペラハウスの要望に答えてあれこれと
手を加えたため6つリブレットと2つの異なるスコアが発見されていて、決定版が
存在せず未完の作ということになっている。
タミーリ役に自分の恋人を配役したのでタミーリのアリアに特に力が入っていると
いう話。(バルトリのヴィヴァルディ・アリア集に一曲入ってた。)

ファルナーチェっていうのはポントス王のミトリダーテの父親じゃなかったっけ?
モーツァルトが初めてコミッションで書いたオペラにポントス王ミトリダーテって
いうのがあったよね。あんまり上演されることないみたいだけど。
150名無しの笛の踊り:01/12/09 13:45
>>149
ありがとう。そうだったんですか。
せめて英訳がついてれば多少は分からないこともない、かな?
ヴィヴァルディのオペラって本屋でも参考になるもの
ないですよね。図書館に行けば何かあるかも知れないので
探そうと思っているところです。
151名無しの笛の踊り
ヴィヴァルディってその後の協奏曲のスタイルを確立した人だから、
それを受け継いだ古典派のモーツァルトとか聞いているとある程度単純に聞こえても
しょうがないんじゃないかな。その半面でテレマンの協奏曲のスタイルは
受け継がれなかったから今日の耳から聞くとちょっとだけ新鮮かもね。

それよりもヴィヴァルディはヴァイオリンの技法を確立した人として
評価をもっとしたほうが良いんじゃないのかな。特に高音部の発展には貢献した
ように思う。タルティーニの重音とかはバッハの無伴奏なんかに影響したと思われるけれど
やはりモーツァルトやハイドンを聞くに、古典派に受け継がれた奏法はヴィヴァルディの方が
圧倒的に影響が強いように思えるしね。

「調和の幻想」はもともとヴィヴァルディの教える音楽院での初心者の為の曲だから
今日の練習曲扱いも致し方ないと思う。