「 ここには彼(女)の全てがある! 」 な一曲。

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1ナナフシの笛の踊り
「これを聴いて何の感興も得られないのであれば、貴方は彼(女)とは縁無き衆生デアル」 と言明できる作品。

私は大体こんな感じ。

  伊福部 昭 = ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲
  シェーンベルク = ピアノコンチェルトop.42 (管楽五重奏曲op.26でも可)
  バルトーク = バレエ 『かかし王子』
  武満 徹 = 『ジェモー』〜Ob、tb、2つのOrch、2人の指揮者のための〜 (『グリーン』でも可)
  プロコフィエフ = チェロと管弦楽のための交響的協奏曲ホ短調 op.125
  ホルスト = 合唱、semi-chorus(どういう意味?)と管弦楽のための 『イエス賛歌』op.37     
  ストラヴィンスキー = ハ調の交響曲 (P.モントゥー80歳の誕生日に寄せる『グリーティング・プレリュード』 でも可)

代表作・有名曲・最高傑作… とはちょっと違う、「 ○○ってどんな作曲家?」 と訊かれてコレ、
                                       と即答できる作品を教えてください。
2自信ないので:01/10/08 20:25
誰か、口火を切って
3名無しの笛の踊り:01/10/08 20:26
フランセ:木管五重奏曲
 
ブルックナー:モテット“見よ、大司祭”

マーラー:交響曲第6番
  
4名無しの笛の踊り:01/10/08 21:51
シマノフスキ:神話
5名無しの笛の踊り:01/10/08 22:32
シベリウス:交響曲第4番、「吟遊詩人」、「タピオラ」
6名無しの笛の踊り:01/10/08 22:40
ガーシュウィン:パリのアメリカ人(あえて「ポーギーとベス」でなく)

コープランド:交響曲第3番(あえて「アパラチアの春」でなく)

バーバー:ノックスヴィル、1915年の夏(あえて「ヴァイオリン協奏曲」でなく)
7名無しの笛の踊り:01/10/09 00:43
興味深い内容なんだけど、>>1さんの文章の最後の一節を踏まえて、いざ考えて
みると、これは意外に難しいね。>>5さんのシベリウスは何となく納得。
8ナナフシの笛の踊り:01/10/09 07:34
>>6様。
そうそう、そういう感じ。 「あえて〜でなく」。 これですよコレ。

>>7様。「いざ考えてみると、これは意外と難しい」
でしょ(笑)。

 シベリウス = 組曲『恋人』op14〜弦楽合奏のための〜(あえて交響曲第4番でなく)ってね。

…なんて、ちょっとイヤミでした、5様ゴメン。 シャレです。
私も4番は6番と同一首位なくらい好きですよ♪  ただこれは「代表作」「最高傑作」なのでわ(笑)?
9名無しの笛の踊り :01/10/09 13:18
シューマン:「マンフレッド」序曲
10名無しの笛の踊り :01/10/09 15:22
吉田氏がFMで似たようなことをやってましたね。
●●の特集の第1回目で,●●の特色がよく出
ている曲を1曲選べと言われたらコレだ,みたい
な感じでかけてました。ベトのときは,レオノーレ
第3番でした。
11名無しの笛の踊り:01/10/10 01:32
シューマン:4つのホルンのためのコンチェルトシュトック
12名無しの笛の踊リーヌ:01/10/10 01:36
「4分33秒」だな
この沈黙に絶えられるか(藁

  
13名無しの笛の踊り:01/10/10 01:37
オネゲルのSymNo.5
14名無しの笛の踊り:01/10/10 22:11
>>1
プロコフィエフだと、「交響的協奏曲」はかなり特殊な気がするぞ(好きだが)。
むしろ「ピアノ協奏曲第2番」を挙げたいなあ。
15名無しの笛の踊り:01/10/11 00:55
リムスキーコルサコフなら、「ロシアの復活祭」序曲とか。
16ナナフシの笛の踊り:01/10/11 07:04
>>14様。
私も第2コンチェルト大好きです(あと5番も)。 第3楽章のピアノvs.オーケストラの大格闘場面が最高!
オリジナル版、発見されないかなぁ。

若かりし頃はご多分に漏れず 「プロコはロシア〜亡命時代が最高、ソヴィエト復帰後は御用作曲家に成り下がった」
なんて図式を鵜呑みにしていたのを、N響アワーで取り上げられたこの「交響的協奏曲」が完全粉砕してくれた…
多分に個人的な理由なんですが、私のプロコフィエフ観を根底から覆して現代に至るその影響力という意味で
本曲を選択した次第。
17名無しの笛の踊り:01/10/12 23:11
>>16 をいをい、スレ主が
>「 ○○ってどんな作曲家?」 と訊かれてコレ、と即答できる作品
を逸脱してどーするよ。見事なスレッドストッパー自作自演ぶりだ。

まあいいや、付き合っちゃろう…と考えてみるとムズイな。
リヒャルト・シュトラウスだと、出世作「ドンファン」で既に
彼のエッセンスが詰まっているような気がするが。
18名無しの笛の踊り:01/10/14 03:00
>>17
リヒャルトなら「サロメ」な気もするが…

この人は活動期間長いし、ジャンルも多岐にわたるから、
1つに定めるのは無理な気も。
19名無しの笛の踊り:01/10/20 23:42
20名無しの笛の踊り:01/10/20 23:44
ショスタコの8番(弦楽四重奏じゃなくて交響曲の方ね)。
アルド・クレメンティ=Scherzo
22名無しの笛の踊り:01/10/21 00:12
プロコの『チェロと管弦楽のための交響的協奏曲ホ短調』は駄作なのでわ?
23名無しの笛の踊り:01/10/21 01:49
ショスタコービッチ『交響曲第5番』
24名無しの笛の踊り:01/10/21 02:08
ラヴェル「クープランの墓」
プロコフィエフ「シンデレラ」
ストラヴィンスキー「ミューズの神を率いるアポロ」あるいは「オルフェウス」
フォーレ「ヴァイオリンソナタ第1番」
エルガー「交響曲第1番」
ヴォーン=ウィリアムズ「チューバ協奏曲」
サン=サーンス「ピアノ協奏曲第4番」
25ナナフシの笛の踊り
>>20〜24様。
一週間以上もレスの無い(レスレス?)状態が続いて、もうこりゃ倉庫落ちだナと観念していた所に
旱天の慈雨とも言うべき貴重な書き込みをいただきまして感謝申し上げます。

>>22様。
否、傑作(この表現が本スレのヴェクトルと矛盾している事は自覚しております、ハイ)です。

第一楽章出だしの緊張感 + チェロのモノローグ&オーケストラとのダイアローグ。
第二楽章のチェロ vs. オーケストラの丁々発止ぶり。
最終楽章(開始部を聴くたび皇帝を想起してしまう私…) に横溢する、スピードとゆったり感、
 簡潔さと複雑さ、真摯さと(良い意味での)アバウトさ、純朴さとシニカルさ…
 その他諸々が矛盾無く (あってもイイんだけど) 重合している「これぞプロコフィエフ!」な
スピリット、等々。

演奏家を選ぶ作品なのかなぁ、YOYOMAじゃ全っぜんダメだったし。