内田光子

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1名無しの笛の踊り
ってどうよ?
2名無しの笛の踊り:01/10/07 04:35
本物だね。
3名無しの笛の踊り:01/10/07 04:40
ニセ物だね。
4名無しの笛の踊り:01/10/07 04:45
瀬戸物だね。あんたといっしょ。2さん。(w
5名無しの笛の踊り:01/10/07 04:55
音楽がなかったら死んだほうがいい。
といった発言が印象にのこっているが、
そのてのことは、よく言われることだしな。

演奏家やってずにのって、異性を食うタイプには、見えないけどな。
6名無しの笛の踊り:01/10/07 04:59
そう。アルゲリッチとはちがうってこと。
しかし、不当な評価を受けてるね、日本では。
真面目な人だと思うね。座談もうまいしね。
7ロンドン発 讃辞:01/10/07 05:21
そう、本物です彼女は。
数回インタビューを聞いたが、頭がイイのみならず
誠に真剣な取り組み。真の音楽家ですなあ。
苔の生えたようなドイツが嫌になって、直感的にイギリスへ行った
らしい。
自宅の部屋に籠もって、あるのは自分の楽器とスコアとCDでいい。
外が雨でも雪でも、それをまったく知らなくてもいい。
そういう人だと。ぼくは彼女を音楽家・芸術家として一級と認める。
演奏だけでなく思索という点でも彼女は常に向上していく。
控えめで真面目だ。非のうちどころがない。
8名無しの笛の踊り:01/10/07 05:29
もーつあるとの演奏はどう?

これだという推奨盤は?
9ロンドン発 讃辞:01/10/07 05:41
そのすべて、と敢えて言いたい。
ソナタ全集は片っ端から聴くべきであろう、
と私などは思うが。
ちなみに今までの Mozart の愛聴演奏家は誰なんだい?
比較してあげよう。
10名無しの笛の踊り:01/10/07 05:49
>>9
モーツアルトのソナタの評価ってとても難しいとおもうんだよね。
まだ思考錯誤の段階だけど、

よく聴くのは、バックハウス、グールド、内田かな。
ホロヴィッツもよく聴いたが、俺的にはすごい好きだけど、
ロマンティックすぎてあれはもつじゃない。

てな感じ。
11批評家:01/10/07 06:12
ふむふむ。すでに聴いておられますね、彼女も。
グールドは彼自身も言っているように、過去の名演と比較して
自分が色あせないように、わざとテンポを異常に、そしてスタッカート
を多用して「ヴィタミン剤を注入している」そうだ。まさにそのように
仕上がっている。グールドは当然ながら大ピアニストだ。これはこれで
素晴らしいと思う。
バックハウスは、申し訳ないが平凡だと思う。
ホロヴィッツはもちろん超一級品。
ご存知かも知れないが彼はこういう名言を残している。
「モールアルトをショパンのように弾き、ショパンをモーツアルト
のように弾く」云々。もっとも彼がそう弾くという意味で言ったわけ
ではないが、なかなかに彼らしい。「全ての音楽はロマンティック」
ということは明確に言っている。古典派、ロマン派の別はない、と。
そこで内田光子だが、彼女はこのどれでもなく、美しくも模範的。
きめ細かく、それでいて重厚だ。うまく名手達をミックスさせて
いるごとく。うまいと思う、とにかく。「ホロヴィッツのモーツアルト
は理解できない」とあなたのように言っているらしい。
私は彼女のファンでもあるが、自分の中でNo.1のピアニストという
わけではなく、しかしそれでもここまで讃辞を贈りたくなるピアニスト
であります。ソナタ全集はどれも甲乙つけ難い出来。そうでしょう?
12176:01/10/07 06:16
ここ5,6年の進境は目を見張ってしまう。実演でのモー
ツァルトの「戴冠式」だったが、2楽章のイ長調のテーマ
があれほど慈しみを持って弾かれたのを聴いて泣いた。明
るい調子が悲しみを持って聴こえて来たのは後にも先にも
これしかない経験だった。
13名無しの笛の踊り:01/10/07 07:26
日本人としては矢張そのピアニストとしての実力は飛び抜けていると認めよう。
しかし彼女の音楽はどうも心にすっと入って来ないんだな。嫌いでもないんだけど。
まあ俺とは感性が違うのかもしれないね。


>>11

グールドはあれはあれで面白いから俺は好きだ。
でもバックハウスは平凡と言い切り、
ホロヴィッツのモーツアルトを激賞する貴方は相当ゲテモノ好きなんじゃないかな。
あるいはクラシック若干聞き飽きてる?
14名無しの笛の踊り:01/10/07 08:33
その昔、文化会館の小ホールでモーツアルトのソナタ、全曲演奏会があった。
いまでは考えられないことだろうが。内田さんも折れも若かった。
逝った人いませんか?
15名無しの笛の踊り:01/10/07 09:18
オレ、モーツァルトのソナタはグールドみたいな弾き方が好きだな。
なんつうか、ビジネスライクっていうか、ハイスピードで、なお且つ
輪郭をハッキリ、クッキリ浮き出させてって感じのやつ。
内田やペライアは、叙情性を強調するが、あれはなんかモーツァルト
には向いてないと思う。いや、もっというと、えーと、そう「なんか
物足りない」っていうか。
16名無しの笛の踊り:01/10/07 09:33
この人、おしゃべり。
それが煩く感じる時がある。

その意味ではアルゲリッチと同じ。
違うのは、感じたことを話す(アルゲリッチ)か、
考えたことを話す(ウチダ)か。

考え抜いて、考えたことをすべて忘れてから始まるような演奏は、まだない。
17名無しの笛の踊り:01/10/07 09:48
>>9
お暇だったら、こっちも比較お願い。
ドビュッシーの練習曲はポリーニを愛聴してるんですが、
内田さんのはどうですか?買おうかどうか、迷ってるんだけど。
1817:01/10/07 09:49
今度、ベートーヴェンのOp.111弾くみたいね。
チケット取れなかったよ。鬱氏。
19名無しの笛の踊り:01/10/07 10:11
アンコールで聴いたモーツァルトのソナタハ長調5451楽章は泣けました
20名無しの笛の踊り:01/10/07 10:12
自分は内田のモーツァルトは好きでない。大嫌い、と言ってもよいかもしれない。
評価が高いので、ソナタ、協奏曲とも全部聴いてみたが、どうしても好きになれ
なかった。
内田の演奏は楽譜や過去の演奏家を十分に検討され尽くした上での非常に高い
レベルにあることは伝わってくる。しかし、彼女の演奏を聴いても、喜びが沸いて
こない。モーツァルトの音楽は、自分でヨレヨレになりながら弾くときでさえ楽しく感じ
るのだが、内田の演奏はそういった喜びが感じられない。むしろ悲しみとか、絶望
感すら漂う。確かにモーツァルトの音楽にはそういう面があるのは否定しないが、
聴いていて楽しくないCDは自分には不要である。
やはりホロヴィッツは超一級だと思う。彼のロマン派の演奏には首を傾げたくなる
ような録音もあるが、モーツァルトは絶品。音色、フレージング、文句の付けよう
がない。

ドビュッシーのエチュードに関しては、内田の演奏には賛否両論あった。自分は
大好きで、この曲集の新たな魅力を知ることができたと思う。売れてるらしいポリ
ーニのCDは聴いていて痛い音だと思う(それでこそポリーニなのだが)。
あとブーレーズとやったシェーンベルクの協奏曲も良い。シューベルトも好きだ。

正直、自分は内田の追っかけをやってるのでCDはほとんど聴いたし、映像関係も
いろいろ見てきたが、ショパンとモーツァルト以外は大変気に入っている。
21名無しの笛の踊り:01/10/07 10:14
まぁ、好き嫌いのレヴェルでしょう
22名無しの笛の踊り:01/10/07 10:16
100回生まれ変わったら99回はピアニスト、1回はヴァイオリニスト、と言っておられたな
23名無しの笛の踊り:01/10/07 10:58
>>20
本物のファンって感じですね。
内田光子の音楽には聴くものを誠実にさせるものがある、
そんな風に思いましたよ。
24名無しの笛の踊り:01/10/07 11:45
内田さんの演奏はすごく執拗な感じがします。良くも悪くも‥。楽譜の読みすぎというか。
25名無しの笛の踊り:01/10/07 11:56
内田のドビュッシーは素晴らしいよ。
日本人ピアニストの中では、ダントツだと思う。
楽譜の読みすぎという点は確かに認めるが、
内田は、そこに真髄があると思う。
まあ、好き嫌いの問題だから、
内田を嫌いとか、偽者とかいう人がいてもかまわない。
完璧なピアニストなぞ、いないのだから。
26名無しの笛の踊り:01/10/07 12:00
内田とほぼ同じ時期にピリスのモーツァルト・ソナタ全曲も出ましたね。
この二人を比較してみるのも面白い。ピリスもかなり操作を経た演奏だけれど
内田と比べるとはるかに自然に聞こえる。内田は非常に知的。
知的といっても音楽的知性で,その点ではブレンデルなどよりも本物の知性と思う。
やはり一度頭脳を経由して組み立てられた音楽なので好き嫌いが分かれるのでは。
すでにそうなっているかもしれないが既存のどのピアニストにもできない演奏を
するようになる可能性があると思う。

あとこの人フルヴェン・オタクらしいね。
27名無しの笛の踊り:01/10/07 12:01
この人、頭良すぎです。回転が無茶苦茶速い。
28名無しの笛の踊り:01/10/07 12:02
第二のウチダのような人ってめっきり出てきませんね。
ま、第二の・・・という程度では大したことないですけど。
29名無しの笛の踊り:01/10/07 12:05
>>22 この人がヴァィオリニストになったらどんなだったか。
でも彼女の頭脳明晰ぶりが発揮されるのはピアノならではという気がする。
30名無しの笛の踊り:01/10/07 12:16
フルヴェンは別格。
どんなにオタクになっても、マネは出来ない。
内田もそれは当然判ってる。
でも、内田にフルヴェン語らせたら、24時間はまず
しゃべるだろう。
31名無しの笛の踊り:01/10/07 16:21
ところで、ショパンのソナタ2.3番の演奏はどんな感じ?
知っている人教えてね。
32名無しの笛の踊り:01/10/07 16:34
>>25
エチュードを聴いてそう思ったのならおめでたすぎる意見だ。
譜読みもなにも全然できてないし曲が形を成してない。

内田のモーツァルトはいいと思う。
33名無しの笛の踊り:01/10/07 16:37
あらあら見事に意見分かれてますわね
34名無しの笛の踊り:01/10/07 16:54
3520:01/10/07 18:41
内田のドビュッシー・エチュードは確かに問題がある。
自分も最初聴いたときはかなり混乱させられたが、あれはあれで説得力が
あるし、好きな演奏だ。
ただし、自分では絶対にあんな風に弾かないし、曲の形を成していないという
指摘もある意味で正しいと思う。

内田があそこで目指したのはドビュッシー本人と同じで、ピアノの音響的効果の
追求だと思う。性急に変わる音色、ペダルの深さ、すべてが瞬間瞬間の音響を
どう聴かせるか、という追求の結果ではないだろうか。
当然、構成感の表現は希薄になり、曲の見通しも悪くなる。それでもいい、と
彼女は考えたのではないか、と自分は推測している。

なお、ドビエチュに関してはビデオが出ており、内田自身がこの曲集について
語りまくってるのでファンは必見。私が思っていたことと違うことを語って
いたりして、演奏者の意図を汲み取る難しさを改めて思い知った。
ちなみにこのビデオに収録されている演奏はCDとは違うもの。
36アンダルシアの犬:01/10/07 18:58
志鳥だったら「本場物では無い。」ということで却下されるかも
しれない。しかし内田が演奏するシューベルトはシューベルトの
録音の中でも出色の演奏であることだけは間違いない。
彼女の深い洞察力荷はただただ頭が下がるばかりだ。
37名無しの笛の踊り:01/10/07 19:04
ドビュッシーのエチュード、私は内田のしか知らないのだけど、
すごいと思った。

>>32
譜読みができてるか、形をなしているかどうかはわからないけど、それじゃ
できている演奏ってあるの?情報切にキボンヌ。

「まだそのような演奏はない」という回答はありえないよね?
「できてない」といいきってるからには、そんな演奏があるから言ってるんでしょ?
まさかあなたの頭の中だけとかいわないわよね?
38名無しの笛の踊り:01/10/07 19:26
>>34 ありがと。
「ピアニスト論」「ヴァイオリニスト論」もあったら
ぜひ読みたい。
39名無しの笛の踊り:01/10/07 20:09
>34 熱いですねぇ。
40批評家:01/10/08 01:14
>>31
どうにかしてお聴きになるべき演奏です。
スケールがそれほど大きくないことは確か。それは彼女のヴィルティオージティー
がそういうものだから。しかし緻密であり豊か。美しいですよ。
ショパンらしいのですよ。サロンで弾かれている雰囲気があります。ffがね。
ドビュッシーのエチュードについて意見が分かれていますね。それぞれなるほどと
思いますが、ポリーニと比較しても意味ないでしょうね。アポローチがまったく
異なりますし、世界観というものが違います。彼女の優しい、作曲家への親近という
のは、ポリーニの芸術創作の過程とはまるで違うと思うのは私だけでしょうか。
ともあれ内田さんは優しい、日本的感性を失っていない日本人です。
41名無しの笛の踊り:01/10/08 01:18
よっしゃ!今度是非リサイタルに行くデ!
でも発売日に取らないとすぐに売り切れそう。
42名無しの笛の踊り:01/10/08 01:24
ウチダミツコは可愛い人だと思う。
でも、何か、重大な欠落に拠って、
その成熟を阻まれている気がしてならない。

彼女の録音を、積極的に人に勧めようとは思わない。
4332:01/10/08 01:33
>>37
もちろんあります。
ヴェデルニコフ、プリュデルマシェール、ベロフを聴いてみてください。
選集ならフィルクシュニーもいい。
>>35
ビデオは未見。機会があったら見ます。
44名無しの笛の踊り:01/10/08 01:42
何かのインタヴューで
「ショパンのエチュードを録音するかもしれません」
と言っていたと思うのだが、
ぜひぜひ録音してほしいものだ。
ショパンのエチュードは最近、あまり録音に恵まれないから。
45名無しの笛の踊り:01/10/08 01:43
>>42
内田光子は1948年生まれだから50代前半か。演奏家としての成熟は
これからだろうね。そう性急に完成を求めてもしょうがない。
前に >>26 でも書いたがこのままうまくいけば今世紀を代表する
ピアニストになると思う。他には誰だろう。キーシン…他には?
フィリップスの「20世紀のピアニスト」シリーズの1枚目に
ライヴ録音のモーツァルトが収録されているがこれは積極的に
他人に勧めたいと思うぞ。特に1曲目の変奏曲(K455)。
こんな小品をこういうのも変だが凄い演奏だ。2枚目には
ドビュッシー「練習曲」全曲とシェーンベルク作品11も入って
いるからお買い得でもある。
46猫之介:01/10/08 01:43
内田光子さんって御年はいくつなのでせうか?
47猫之介:01/10/08 01:47
>>45
すいませんかぶりました。
私はPhilipsのモーツァルト、ピアノ協奏曲20番と21番が愛聴盤です。
4837:01/10/08 02:03
>>43
ヴェデルニコフはすでに廃盤でしたっけ?以前同じようなスレで聞いたら
そういう返事でした。

で、この3人の演奏家によるエチュードは、万人が譜面の
読みができてるか、形をなしている、と断言できる演奏なんですね。
なんとしてでも手に入れて聞いてみます。

内田は残念ながらそういう演奏ではないよう出し、’他の演奏の比較ができていないので結論は出ていないけど、やっぱりすごい演奏だと(現時点では)思います。
3人の演奏が、内田のそれを覆される演奏だと良いなぁ。期待してます。
4932:01/10/08 02:29
>>48
万人か気に入るかはともかく、少なくとも造型に関しては
三人三様に極めて明確なものがあります。これは大半の人が感じるはず。
ちなみに私はプリュデルマシェルを好みます。
これは手に入れにくいけど現役のはず。いつか聴かれたら感想もね。
5037:01/10/08 02:43
>>49
本当にピアノ曲は聴かないので、どう表現して良いのかわからないけれど、
「造形が明確」な演奏って、具体的に文章で表現できます?
いや、決して煽ってるんじゃなくて、ホントに知りたい。
それとも、聞けばわかるのかな?
オケなら色彩感とか、重厚とかいろいろ表現の仕様もあるけれど
ピアノはホント難しい。
51名無しの笛の踊り:01/10/08 02:47
>>49
オレも数年前にエチュードのCDを選んだ時、
プルデルマシェが良いと思った。Lyrinx盤ですね。

ポリーニはブートで聞ける70年代のライブ盤の方がずっと良いと思う。
ウチダは、作曲者の意図に寄り添う、とは思えなかった。言葉は悪いが、
指先の器用さと小賢しさでデフォルメされたドビュッシーという感が強い。

ただし、2曲だけだがハスキルの演奏は異次元。オレにはこれが理想に近い。
5232:01/10/08 03:01
そうですねえ。
たとえを使うなら、車でも家具でも、各パーツの大きさや形や
ついている位置って、実際使ってみるとそこにそうあることの
論理性や整合性が体感できますよね。それと同じ感じです。

漫然とした演奏だとどんな作品でも、あるフレーズや楽節がそこに
あることの重要性というか納得させるものが希薄になる。
音色の均質なピアノだと余計掴みにくくなるのはあなたの言われるとおり。

自分はギーゼキングのエチュードが初体験だったんですが、これはどうも
もやもやしていて形がつかめなかった。単に面白くない曲集だと思った。
ところがその後フィルクシュニーで聴いて非常にはっきりつかめた気がした。
パッと曲の姿が現れたというか、わかった気がしたのです。
それに近い体験をさせてくれたのが上記三種というわけです。
53名無しの笛の踊り:01/10/08 09:21
「譜読みができている」とか「造形感がある」とか、もっと
具体的かつ論理的に定義できないのかなぁ?

これらの言葉の定義を明確に与えることができないならば、
ある演奏を名指しして「造形感がない」などと安易に批判
することは、控えるべきだと思うのですが。

なんか煽りっぽくってスマソ・・・。
54名無しの笛の踊り:01/10/08 12:46
優良かつ重要スレage
55うむ:01/10/08 13:18
このスレ出来る人多い。
ふかいのぉ
56名無しの笛の踊り:01/10/08 23:28
昨夜の議論の続ききぼーん
5745:01/10/09 20:17
ここでの議論に触発されてドビュッシー「練習曲集」の第10曲
「対立する響きのために」を4人のピアニストで聴きくらべてみた。
ベロフ,内田,ポリーニ,ティボーデ。
私はこの曲の楽譜も持っていないし十分に理解もできていないのだが。
(ドビュッシーのピアノ曲は「前奏曲」第2集からよく理解できなくなっている。)
ベロフがもっとも明快で「ドビュッシー的」。速いテンポで安心して聴ける。
ポリーニもベロフに似て明快・啓蒙的だけど意外につまらない。
ティボーデはこう言っては悪いが予選落ち。録音のせいもあろうが粗雑。
内田は始まった時同じ曲に聴こえなかった。一瞬シェーンベルクかと思った。
どういう響きをつくるかに最大限の注意を払っている。これが一番「面白い」演奏。
だから批判されるのもわかる。物凄く個性的な演奏であることがわかった。
ベロフのは全曲聴き通してみた。称讃されるだけのことはある。見通しがよい。
58名無しの笛の踊り:01/10/10 11:36
>>57
漏れも聞いてみたじょ。Book2をポリーニ、ウチダ、プルデルマシェで。

ポリーニのDG盤はピアニズムとしては一番余裕があるのだが、
感性とか円熟を目指して、結局何だか守りに入っているような印象。
一応やるべきを為したのかもしれないが、生気に欠け、聴いていて楽しくない。

ウチダのPhilips盤は、極度に細かい表情付けがどうにも煩わしく感じる。
指先はおそろしく器用だが、ソノリティに欠ける。単音でも和音でもフォルテは薄い。
確かに「面白い」とは言えるのだが、着想が音楽として生かしきれていない。
木を見て森を見ないというより、葉を見て枝を見ないような印象。

プルデルマシェのLyrinx盤は、ウチダと対蹠的な方向の演奏。
細かい点では荒さもあるが、全体の構想が明確で「骨太」な印象。
安心して聴いていられるバランスの良さがあるが、地味な印象は否めない。
良い演奏とは思うが、こりゃ売れそうもない。

結局、FMのエアチェックで聴いた70年代のポリーニの鮮烈な演奏と、
LPでよく聴いたベロフの明晰な演奏がこの曲では双璧だと思った。

ウチダはアタマも指も良く回る人だ。感受性も繊細で鋭い。
それで尚、彼女の演奏に説得されないのは、つまり血を求める輩だな。

「リサイタルが終わった時、ステージにピアニストの流した血がないならば、
それは良い音楽が聴かれたことにはならないのです」
とかなんとか言ったピアニストもいたことだし。
59名無しの笛の踊り:01/10/10 11:45
>58
> 木を見て森を見ないというより、葉を見て枝を見ないような印象。

ずばり、言い得て妙!
60名無しの笛の踊り:01/10/10 15:31
ベロフのが好評みたいですね。
怪我前のやつ?それとも復帰後のやつですか?
詳細きぼん。

スレ違いでゴメンね。
61名無しの笛の踊り:01/10/11 00:48
     ∧∧ /\ガチャ
    (,,*゚/ /|>  ,◇
     ノつ、/||◇γ
    (_,,う▲□□凸□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ∧ ∧  〜♪
      (*゚ー゚)
     、ノ つC□
    (_,,う▲□□凸□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    ★★
     口◇口口☆   ■            age!!
          □   ☆口口◎口     ∧ ∧
       口 ▽   ▼  ◎       (*゚ー゚)
       ○         口        /  |
      ▼          ○      〜(,_,,ノ
62名無しの笛の踊り:01/10/11 01:15
ベロフのピアノの音が汚い、と言っている評論家(荻久保和明)
がいますが、皆さんはどう思いますか?
63名無しの笛の踊り:01/10/11 06:26
評論家だったの? >荻久保
64名無しの笛の踊り:01/10/11 08:19
去年ニューヨークに逝った時、ニューヨークフィルの公開リハーサル
を覗いたら、内田さんがコンチェルトやってたよ。

知らない曲だったし、そもそもピアノにはそれほど興味ないんだけど感動した。
リハを観に来てた人たちも、感動したらしく、拍手がなりやまなかった。
内田さんはリハだから、客席に一度ペコンと頭を下げた後、すぐ指揮者と話はじめた
んだけど、全然拍手がなりやまないから、何度も話を中断して客席に笑顔で応えていた。
65名無しの笛の踊り:01/10/11 10:18
内田さんのコンサートは聴いたことがないのですが、
CDで聴いた印象と比べて、どんなところが違いますか?

僕はCDで聴く限り、どうも「タッチが浅い」印象が強くて、
ある意味、フォルテピアノのような鳴らしかたに思えるのですが。
66名無しの笛の踊り:01/10/12 01:59
age
67名無しの笛の踊り:01/10/12 20:13
優良スレにつき定期age推奨。
68名無しの笛の踊り:01/10/12 20:36
>>65
近年ではロンドンで独奏会を一度だけ聴いたことがある。
曲目はバッハ,ショパン,シューベルト。前2者は何を弾いたかよく憶えていない。
イギリス組曲とかスケルツォ,バラードとかだったような気もするが定かでない。
それだけ未完成の印象。バッハのガヴォットか何かの一節をショパン風に弾いて
ニヤリとさせる遊びもやっていたが。音は小さかったですね。ただフェスティヴァル・
ホールはポリーニなんかでも小さな音に聞こえるので判断が難しい。
圧巻はやはりシューベルトの変ロ長調ソナタ。出だしなど聴こえるか聴こえないか
くらいの弱音で始めて聴き手を引き込んだ。全体としてはきわめて個性的・劇的な
解釈。ロンドンではリチャード・グードほかで同じ曲を何度か聴いたけど内田のが
ベスト。前の席に坐っていたイギリス人のおっさんなどは始まったとたんに
前傾姿勢で没入し終わったら飛び上がってスタンディング・オヴェイションでした。
私は日本人演奏家を日本人だからという理由で聴きに行く趣味はないし内田を特に
日本人として意識してもいないけれどあの時は幾分誇らしい気にもなりました。
ことにクールなロンドンの聴衆だっただけにね。
69 :01/10/13 00:02
70名無しの笛の踊り:01/10/13 01:19
弱音は最高に美しいね
71名無しの笛の踊り:01/10/14 03:36
PHILIPS・シューベルト・チクルスのD.958〜960なんですけど、
あれはムジーク・フェラインの自然な空間音に聴こえませんね。
マスタリングで、残響を触っていると思う。プロデューサーがエリック・スミス。父親がテンシュテットでしたっけ?

D.960の一楽章は、正直、震えが来た(特に冒頭1〜6小節)。
この曲のマイ・ベストはリヒテル。次点にケンプ、ブレンデル、パデレニコフでした。
72名無しの笛の踊り:01/10/14 13:41
このご時世ですからageて書いてくだされや。
7371:01/10/15 01:47
このスレッドを読まかったら、およそ93%彼女のCDを買うことはありませんでした。
懐疑的な方も含めて、ここに書き込みされたみなさんに感謝しています。
74名無しの笛の踊り:01/10/15 03:28
>>73
なんじゃその半端な3%は(W
7571:01/10/15 03:42
ハンパなのは7%ね(笑)

どこかで、誰かに聴かされる機会もありえないとはいえませんから。
もしこのD.960の1楽章をブラインドで聴かされていたら
「誰だ?これ…」と低く唸ったと思います。
76名無しの笛の踊り:01/10/15 03:47
>>71
>D.960の一楽章は、正直、震えが来た(特に冒頭1〜6小節)。
>この曲のマイ・ベストはリヒテル。次点にケンプ、ブレンデル、パデレニコフでした。

しつも〜ん。貴方は内田盤をこれらの中で那辺に位置づけられますか?
7771:01/10/15 03:51
失敬。93%と書いていましたね。

んで
○ヴェデルニコフ
×パデレニコフ

パデレフスキーとごっちゃになってました。スミマセン。
7871:01/10/15 04:30
難しい。それは実に困った質問だなあ。>76

実はD.960&D.946は先週求めたばかりなんですよ。それで昨日、D.958&D.959、
D.845&D.575を立てつづけに求めたと。だからまだまだ、これから聴き込んでみ
たいところがあるんですけど・・・。

たとえばD.960の3楽章スケルツォを「親とはぐれた孤児のいじらしさ、若しく
は持ち主を無くして空に飛んでゆく風船」と解釈した知人がいて、私はこの表現
を非常に気にいっているんですが、その感覚に気持ちよく合致する演奏はブレン
デル、ケンプ、上には挙げませんでしたがフィッシャーなどがそれにあたると私
は感じています。

リヒテルのは、シューベルトが抱いた孤独や闇や己の孤立無援の人生なんかと
がっぷり四つに組んでいる気がします。それは、リヒテル本人がそれに近い人生
を歩んだんだから、ああいう弾き方しかなかったろうしああいう演奏ができた気
がする。余分な味つけの少ないマスタリングがその演奏の凄味をましているよう
に感じたりします(BMG/1972年盤)。

内田光子は誰かに似ているようで、ぜんぜん視点が違うんですね。作曲者への
「慈しみ」とか「優しさ」とかを感じて、それは演奏者が女性だからと言ってし
まえばあまりに陳腐な感じ方だし、ちょっと違うような気もするし・・・。

いまのところ内田光子は超人的かつ正確無比なタッチの人には思えないけど、誰
かも書いたようにとにかく途方もない解釈力と表現力があることは確かだと思い
ます。雑誌のレビューは信用しない私ですが、彼女の演奏には心底震えたし驚い
た。D.960に限れば私にとってリヒテルのトップの座は揺るぎそうにないです
が、内田光子はことによるとその次あたりに来るかも・・・うーん。

とにかく、もうちょっと聴きこんでみます。
79名無しの笛の踊り:01/10/15 21:53
長いと誰も読まない。
8076:01/10/15 21:56
僕は読んだ。
81名無しの笛の踊り:01/10/15 22:53
>>78
「おめーがどう思おうと知ったこっちゃねーよ」という気にさせるのが
長い文章の欠点か。
人の演奏をやたらランク付けしたがるのも某コーホーみたいでやだな。

あ、私も内田さんのシューベルトは全部聴いたし、好きですよ。
82名無しの笛の踊り:01/10/16 00:16
前のシューベルトスレでもそうだったけど、
シューベルト好きな人って思い入れが深いっていうか
その思い入れの深さをどどっと表明する人が多いですよね。
演奏者云々に限らず。
そこが2chでシュースレの流行らない一つの原因なのかな。
あ、私個人としては思い入れたっぷりの人を
好意的に感じています。煽りじゃありません。
83名無しの笛の踊り:01/10/16 00:20
>82
それ言ったらブラームスもそうだぜ。ブラスレ見てみそ。
もちろんブルヲタは言うに及ばず。
84名無しの笛の踊り:01/10/16 00:24
>83
あはは。読んでましたよ。ブラスレ。
でもブラオタとかブルオタは「ケンカ上等」のツワモノがそろってそうだから。
シューベルト好きはどこか「平和の国の住人」みたいな。
宮崎アニメの、即座に滅ぼされそうになる国の人っぽい。
8581:01/10/16 00:29
私は >>82とは別人です。
でも、だいたい>>82に同意。
>>78さん、気を悪くしたなら、ごめんなさい。

内田光子さんのシューベルトでは D.784 が私には一番印象的でした。
ブレンデルみたいに淡々と弾くとなんてことない曲なのに、
内田さんは、のたうちまわり、うめきまくるように弾いてます。
でもそれが嫌みにならないどころか、凄みを感じます。
86名無しの笛の踊り:01/10/16 00:31
「ケンカ上等」・・・ワラタ
8783:01/10/16 00:33
>84
ブラスレでネタレスしたんだけど洒落が通じなくてまいったよ・・・

内田光子に話題を戻しませんかね? シューマンのCDどうよ?
88名無しの笛の踊り:01/10/16 00:41
>シューマンのCDどうよ?
良いよ。とっても。
89名無しの笛の踊り:01/10/16 00:45
>良いよ。とっても。
詳細きぼーん
90名無しの笛の踊り:01/10/16 00:47
85さんて、シュースレにいた「ピアノ教師」さん?
91名無しの笛の踊り:01/10/16 00:59
ブレンデルは録音と実演のキャラクターが違いすぎる。
実演では結構パワフルなおっさんである。
内田光子の録音は音づくりがブランデル盤に通じるものがあるが
(まあ、レーベル同じだからね)
演奏のキャラクターはブランデル盤よりわかりやすい。
是非、実演に接してみたいピアニストだ。
92名無しの笛の踊り:01/10/16 01:08
内田光子のシューマンはいい意味で(ピアノを習う)子供向き。
93名無しの笛の踊り:01/10/16 01:15
内田光子のシューマイはいい意味でおいしそうだ。しかし食べたことはない。
94名無しの笛の踊り:01/10/16 01:21
うーん、オレは内田さんのシューマンはあまり納得できないけどなあ。

ちなみにオレは、ドビュッシーもショパンも、はてな?
モーツアルトとシューベルトが良いと思っているんだけど、この人。
95名無しの笛の踊り:01/10/16 11:00
 12月3日(月)水戸芸術館で内田光子中心のの室内楽コンサートがありますけど、コンサート終了後内田光子を囲んでの交流会があります。誰でも参加可みたいですから話したい人は行ったらどうでしょう?
96名無しの笛の踊り:01/10/16 12:31
それはちょっと何より耳より、な話だな。
どれ、ひとつ出張ってみようか。
あんこう鍋も楽しみな季節だし。
97ピアノ教師:01/10/16 16:18
>>77
え、ヴェデルニコフってD.690の録音あった?
私ヴェデルニコフ大好きで、おまけにシューヲタ。
この曲の録音ないかなーと探してみたのですが・・・
もし存在したらすごい演奏なんだろうな。輸入盤ですか?

>>90
あ、ピアノ教師は私です。今日一ヶ月ぶりくらいにクラ板に書きこみしました。
9885:01/10/16 20:21
>>90
私はシュースレでピアノ教師さんのファンでしたが、本人ではありましぇん。
9990:01/10/17 00:09
あ、ピアノ教師さんだ。

あのスレで半可通さん他の方とのやり取りを楽しみにromってました。
D.960の校訂前の楽譜の話とか、またああいうやり取りを読ませてもらいたいです。
今倉庫入り待機中みたいですけど、いいスレでしたね。

「のたうちまわり、うめくように弾く」という表現がピアノ教師さんぽかったので。
すみません。>85

この板に来るシューベルト聴きの方って、詩的な表現の上手い方が多いですよね。
100名無しの笛の踊り:01/10/17 00:29
>>95
おおっ、いいなあ。水戸かぁ・・。
「交流会」って、なにすんだろ。
101名無しの笛の踊り:01/10/17 00:40
ステージと客席の間でのレクチャーみたいな、質疑応答みたいな感じじゃないの?>交流会
どう考えても「内田光子と鍋を囲んで一席」ではないだろう。
102半可通:01/10/17 00:48
ピアノ教師さんですか。お久しぶり。私は覗いているだけですが、ヤフーの「シューベルトファン集れ」
も面白いカキコが多いようですよ。
103名無しの笛の踊り:01/10/17 00:52
やだ、鍋がいい。
104名無しの笛の踊り:01/10/17 01:00
内田さんとあんこう鍋。。。そぐわないですねえ。
でも、ハマるとスゴイことになるのかも。
シューベルトをあれだけ弾きこなした人だもんね。
105名無しの笛の踊り:01/10/17 01:03
のたうちまわり、うめくようにつつかれたりして・・・?
106名無しの笛の踊り:01/10/17 01:08
妙に受けたぞ>105
107名無しの笛の踊り:01/10/17 01:14
内田さんと鍋を囲めたら本当にいいですよね。
鍋じゃなくても、ちょっとした飲食でもいい。
でも、参加者多そうだから、ありえないだろうなあ。
108名無しの笛の踊り:01/10/17 01:21
内田さんってお酒飲む人?
・・・飲んだら凄まじいことになりそうだな。
109偽ピアノ教師(=85):01/10/17 22:05
>>99
>この板に来るシューベルト聴きの方って、詩的な表現の上手い方が多いですよね。

たしかに。私のはちっとも詩的じゃないですが。
でもチョットウケタみたいでヨカタ。

「ピアノ曲、室内楽限定」のシューベルトスレを立ち上げましたので、
よろしければ書き込んでください。(本物のピアノ教師さん、ヨロシク)
110名無しの笛の踊り:01/10/17 22:22
内田様の男性関係情報キボンヌ
111名無しの笛の踊り:01/10/17 22:35
>>110
モーツアルトのような男に惹かれながら、ショパンのような男を追いかけ、
結局シューベルトのような男とぽやーんとしているのが向いている。

と、昔どこかで言っていた。オレはこれ以上の情報は別にいらん。
112名無しの笛の踊り:01/10/17 22:37
>>110
ないと思うわ。
113名無しの笛の踊り:01/10/17 22:42
男性関係あまたあるけど才能皆無のその他大勢の日本人女性ピアニストより
男性関係無いかもしれないけど才能あふれる内田光子の方が百万倍有難い。
聴き手にとっては。
114名無しの笛の踊り:01/10/17 22:47
内田はね、音楽と恋したんだよ。音楽とファックしてるんだよ。
分かるか。な、分かるか。厨房どもよ。偉いもんじゃねえか。
大したもんじゃねえか。おいらは内田光子を尊敬してやまない。

言っとくがハスキルもそうだぜ。
115111:01/10/17 22:49
ちなみに、調べて見たら、結構好き放題言っているな。
ベートーヴェンは人間としては惹かれるが男として付き合う気にはならん、
バッハは偉大すぎて男として考えられん、
リストはただ格好ばかり気にしてるから嫌い、
ブラームスは純真さと陰湿さの入り混じり、
シューマンは理想の女を追い求め現実の女を理解できない。
だそうです。
116名無しの笛の踊り:01/10/17 22:57
>115
ブラームスワラタ。ずばり図星だ! さすがに鋭いねえ。
117名無しの笛の踊り:01/10/17 23:08
 交流会ですけど水戸芸術館の会議場で立食パーティー形式でだト思います。
 水戸から都内だと9時をすぎると途端にアクセス悪し。
 その代わり参加者の数は極端には多くないと思います。
 (ファンのやたら多い小澤征爾参加の時でさえ過剰ではないみたいだから)

 http://www.arttowermito.or.jp/friend/member2001j.html
118名無しの笛の踊り:01/10/18 06:41
水戸でのライブ、すごい顔ぶれですね。
内田光子さんはもちろんですが、
バーバラ・スコヴァの名前を見つけてのけぞってしまいました。
この方も立食パーティに参加されるなら、すごいことですよ。
ヨーロッパ映画ヲタが大挙して押し寄せそうだなあ。
119名無しの笛の踊り :01/10/18 11:58
>>118
スコヴァ(ズーコヴァ?)は何で出るの?
グレの歌でもやるのかな。
120名無しの笛の踊り:01/10/18 13:14
シェーンベルク「ピエロ」
121名無しの笛の踊り:01/10/18 21:19
>>115
そのように、あまりに物が見えすぎ、あまりに頭がよいから、
男と実際に付き合うことができないのだといえよう。
122名無しの笛の踊り:01/10/18 22:05
>>121
男との付き合いの件は別にしても、とにかく頭はよく知的好奇心は旺盛だね。
なにしろ彼女はロンドンでは FINANCIAL TIMES の熱心な愛読者だ。
記事が抑制されたトーンで書かれているのが評価できるとのこと。
同地の音楽家でもFINANCIAL TIMES を読んでいる人はどれだけいるか
知らないが、一般的にイギリスの演奏会批評でもっとも納得のいく新聞
は同紙であることは、同地の音楽通の間では知る人ぞ知るだ。
もっとも、彼女は批評などは読まないかもしれないがね。
このことだけでも、他の日本人ピアニストなどとは比較を絶している。
123名無しの笛の踊り:01/10/18 22:10
「内田光子のイギリス・ドイツ比較論」
http://www.prospect-magazine.co.uk/highlights/chalk_cheese/index.html
124名無しの笛の踊り:01/10/18 22:28
>>123
ただし内田のこの比較論、PROSPECT誌の翌月、翌々月号では読者欄で
何人からか、かなり手厳しい批判があったと記憶している。
内田にしてはややステレオタイプ型の比較論のようにも感じた覚えが
あるが。
しかし、そうはいっても自分の考えを自分で言葉で表現しているのだ
からたいしたものだ。一読の価値、十分過ぎるほどアリ!
(特に日本人の彼女の同業者はね。このくらい文化に対して考察力が
ないと、とてもピアニストとしても世界では通用しないということ)
125名無しの笛の踊り:01/10/18 23:13
>>124
中村非道子センセイには是非読んでいただきたい。
あ、英語読めないか。プ
126名無しの笛の踊り:01/10/19 00:37
あげ
127名無しの笛の踊り:01/10/19 00:39
「冬の旅」とか録音して欲しいが、歌曲伴奏はどうなんだろう?
128名無しの笛の踊り:01/10/19 00:43
弾きながら歌ってみて欲しい。
「ソプラノ&ピアノ・内田光子」とか。
129名無しの笛の踊り:01/10/19 00:47
>>「ソプラノ&ピアノ・内田光子」とか。

テノールだったら怖いな。
130名無しの笛の踊り:01/10/20 23:34
救済age
131名無しの笛の踊り:01/10/22 16:04
あげておく
132名無しの笛の踊り:01/10/22 17:09
このスレ、「内田光子」にしてはみんな内田を知らなさ過ぎじゃないか?
いかにも2チャンネル。

>>97
ヴェデルニコフのはありません。さすらい人はデンオンにありました。

>>110
内田は20年ほど前から或る英国人男性と同棲、今は結婚しています。
しかし何故か家は隣同士。
結婚していることはロンドンの音楽界では周知の事実なのに、変な女です。
相手の男についてはサラリーマンなので敢えて秘しておきます。
“一応は”一般人なので。

>>127
内田は今年、ボストリッジと「冬の旅」を演奏しています。
かなりの評判だった模様。
133132:01/10/22 17:20
「132の結婚話はネタでした。」
としておいた方が内田ファンというか盲従者、崇拝者の皆様には親切なのかな?(W
いずれにしてもみんなが知っているのに隠そうとするなど嗤いものです。
いい歳をしてヘンな女です。

あれでも一応は日本の某国立付属小で教育を受けているのですよ。
日本的な日本人ではないというカリスマ性の演出が成功しましたね。
もちろん実力もあればこそだけれど、それだけじゃないと云う一例。
134名無しの笛の踊り:01/10/22 17:41
>>133
何が「それだけじゃないと云う一例」なのか、よく意味が判らないのだ。

それに、プライベートをメディアからの距離をおいておく人は多いと思うので、
どこがヘンなのかもよく判らないな。
135名無しの笛の踊り:01/10/22 17:51
>>133
「カリスマ演出説」というのは無理がある。たかが対日本人ファン向け
にそんな演出してみたところで欧米ファンには関係ない話だ。
136名無しの笛の踊り:01/10/22 18:00
推察するに>132-133はロンドン在住の売れない同業者かな?
嫉妬は第三者の目にはひどく醜悪に映るものだよ。

私生活がどうあろうと内田の演奏が良いか悪いかには無関係だ。
それに私がロンドンで見た演奏会での彼女のステージマナーは
いかにも日本人的だった。まわりのイギリス人の客も
‘So Japanese!’なんて言ってたっけ。
137名無しの笛の踊り:01/10/22 18:13
>>136
多分同業者であり、かつ女性だろう。
経験からいって、女性は同業者の女性に非常に厳しい。同性に関して
なかなか客観的に相手の仕事の成果を認めたがらない人が多い。
挙句の果てはゴシップまがいの話に話題をそらす。
「それだけじゃない」とは具体的にどういうことか?
説明キボンヌ!
138(゚& ◆CuEnvBhY :01/10/22 18:17
わかりにくいでくま
139132-133:01/10/22 18:19
>136
そういう「推察」で議論を進めてもこじれると思うよ。
私は知りうる事実を言っているのだが。嫉妬とは嗤える。
因みに私は日本在住の素人だがデビューの昔から内田については何故か詳しい。
醒めたファンと云ったところかな。
ピアニストとしての力はともかくとして、内田はヘンな女だよ。

せっかく質問に答えたのに、大した歓迎振りだね。
もう二度と来ないよ。
140名無しの笛の踊り:01/10/22 18:24
>136
私が女だって?(藁
ディスプレーを前に妄想ばかり膨らませて
どうしようもない連中だ!
141名無しの笛の踊り:01/10/22 18:28
>140だ。
レスは136にではなく、137に付けたもの。スマン。

兎に角、推察やら妄想やらはいい加減にして事実で語れ!
142134:01/10/22 18:39
>>141
だから>>133が妄想の始まりなのよ。>>132だけなら良かったのに。

でも、妄想と言えば、アーティストにはつきものだよね。
内田さんの話を聞いていても、「好奇心旺盛で研究熱心な妄想」という
印象が強いしな。それが説得力があるかどうかが「力」なんでしょうね。
143名無しの笛の踊り:01/10/22 18:44
>139は「もう来ねえよ!プンプン!!」とか言いながら
>140-141を書いてるし…(笑
折角だからこういう時に使うと良いAAをあげようと
思って探したんだけど見つからず。スマソ。
144名無しの笛の踊り:01/10/22 18:45
>>141
まあそうカッカしなさんな。悪意は誰も持っていない。

事実で語れ、とのことだけど>>133のカキコの意味、イマイチどうも
よくわからない。 某付属小学校のこととカリスマのことがどう結び
つくのだろうか? 思わせぶり(失礼!)な書き方でこちらも気になる
ところなのだが。
145名無しの笛の踊り:01/10/22 18:52
今日本で世界に通用するピアニストって内田ぐらいしかいないでしょ?
小山、結局売れなかったし。
146名無しの笛の踊り:01/10/22 18:52
内田光子のダンナって指揮者のジェフリー・テイトじゃなくて?
漏れ、別にファンじゃないので違ってたら記憶違いってことで。
147名無しの笛の踊り:01/10/22 18:57
テイトは同性愛者で、本人も公式に認めています。
148名無しの笛の踊り:01/10/22 19:06
ババァの性に興味持つなよ・・・
149>147:01/10/22 19:06
いつも介添えしてる人ね。漏れは「やらと」本店から出てくる二人を見たことある
150名無しの笛の踊り:01/10/22 19:10
閑古鳥鳴き始めてたスレが私生活の話になると急に
レスを15以上つける・・・
151名無しの笛の踊り:01/10/22 20:34
音楽がよければそれでよい。じゅうぶんです。
152名無しの笛の踊り:01/10/22 22:30
内田さんのベートーヴェンはどうなんでしょう?
12番や26番のソナタを聴いてみたい。
協奏曲なら、指揮者は誰がいいかな?
153名無しの笛の踊り:01/10/22 22:34
>>152
ザンデルリンクとの協奏曲全集があることは、
もちろん御存知?失礼。
154名無しの笛の踊り:01/10/22 22:36
彼女の音量ってどうなんですか?
コンサートで聴いたことある人ご意見キボンヌ。
155152:01/10/22 23:03
>>154
あの演奏どう思われます?
ザンデルリンクは、ちょっとイメージが違うのではないかと思うんだけど。

ソナタは12月にサントリーでやるのは32番ですよね。
どうも何だか重いレパートリーが多いような気がするんですが。
156名無しの笛の踊り:01/10/22 23:10
>>155
ザンデルリンクは内田さんのご指名もしくはご希望だったようなことを
何かで読んだ気がするのですが・・
まあ、聴く者と弾く人のイメージは微妙に違うものかもしれない。
157名無しの笛の踊り:01/10/22 23:31
内田光子、実演でも聴きました。
CDと極端に違うことはありません。音量は過不足なし。
すでに考え抜かれている音楽の上に、本番中も考え抜き、音楽を紡いでいく。
重くなるのはやむを得ない。
やることが多すぎて、速いテンポはとれないという点ではチェリと同じか。
(もちろん全然ちがう音楽家。)
誰も言わないけど、彼女が日本にいた期間の短さを考えると、あの日本語の美しさ
は驚異的なんじゃないか。
時々ヘンな人がいるけど、素晴らしく勉強になるスレで驚きました。
カレーの人のスレとのあまりの違いに感動しています。
158名無しの笛の踊り:01/10/22 23:39
>>157
この間、若いのに?きれいな日本語を話す人がいたので訊いてみたら、
やはり海外生活が長い人でした。どうも日本にいるとむしろ日本語が汚くなるかも。
オノヨーコも古風できちんとした日本語を話しますよね。
159名無しの笛の踊り:01/10/23 06:34
海外生活長いのでテレビよりほんの影響受けてます
160名無しの笛の踊り :01/10/23 12:51
FMで対談を聴いたことがあるけど,自然でなおかつ論理的な日本語が
すらすらよどみなく出てきていて感心した。ヨーロッパにいる間,日本語
を全く使わない環境にあるとすれば,これは驚異的なことだ。話もおもし
ろいし。DJをやらせたいくらい。吉田翁の次は,内田光子で「私の指揮
者論 第1回古弁」ってことで。たのむよ,NHK。
161名無しの笛の踊り:01/10/23 22:23
>160
てゆーか日常的に外国語(とりわけヨーロッパ系の言語)を使ってる人の方
がきちんとした日本語を使うものなのさ。日本語だけで暮らしていると言葉
に対する態度が自堕落になってしまうんだよ。ま,それは措いとくとして。

私は>>123の内田が英語で書いた英独比較論を貼り付けた者だが,>>124
言うとおり,この月刊誌“Prospect”では内田のエッセイが出た後,2号に
わたって投書欄に読者からの反論が掲載された。異例のことだ。あまりに
ステレオタイプだというのが批判の骨子だが,私はイギリス人の筋金入りの
自由主義とその海洋生活との関わりを喝破した内田の議論に音楽家ならでは
の直観の鋭さを感じて賛同した口だ。しかも内田のエッセイには音楽のおの字
も出てこない。単に一人の批評家として書いているということ。これも凄い。
162名無しの笛の踊り:01/10/23 22:52
安倍官房長官にクリソツあげ
163名無しの笛の踊り:01/10/24 01:28
海外に住んでいると、アメリカイギリスは大嫌いになる
普通
そうでなければすごい
164名無しの笛の踊り:01/10/24 13:14
age
165143:01/10/24 23:59
>>139
>せっかく質問に答えたのに、大した歓迎振りだね。
>もう二度と来ないよ。

すいませーん。おそくなりましたあー。もう>139さん見てないかもしれないけど…
親切な人に探してたAA貰ったんで一応あげときます。こうやって書いてね・・・

せっかく質問に答えたのに、大した歓迎振りだね。
もう二度と来ないよ。

                 ┌─┐
                 |も.|
                 |う |
                 │来│
                 │ね│
                 │え .|
                 │よ .|
      バカ    ゴルァ  │ !!.│
                 └─┤    プンプン
    ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ  (`Д´)ノ    ( `Д)
    | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄   ̄◎ ̄   ◎−>┘◎
166氏ねじゃなくて死ね:01/10/25 22:54
減れべへ糞スレに続き、↑気違い登場!荒らし粘着注意!
167名無しの笛の踊り:01/10/26 18:15
あげておく
168>165:01/10/27 23:47
逝ってよし!
169名無しの笛の踊り:01/10/28 02:00
ヨーヨー間とのデュオをいまごろ叱咤さ
170名無しの笛の踊り:01/10/29 15:53
内田光子の音楽についてはもう話題が尽きたのか?
誰か何か良いトピックを提案されたし。
171名無しの笛の踊り:01/10/29 16:14
光子さん、実は重度のヒスヲタ
172名無しの笛の踊り:01/10/31 18:31
みっちゃん。
173>171:01/11/02 00:38
レコ芸で濱田氏と歴史的録音対談やってたね
174名無しの笛の踊り:01/11/02 01:04
シゲティ、フル勉がお好きなのだとか
175名無しのヒスヲタ:01/11/02 11:47
カザルス、コルト−、E.フィッシャ−、エネスコもお好きらしい
176名無しの笛の踊り:01/11/03 00:41
宇野やHしたい林よりも
光子さんにヒストリカルを存分に語ってもらいたい。
対談相手はハマコ−よりも山崎コータローきぼんぬ
177名無しの笛の踊り:01/11/03 00:55
光子v.s.浩太郎か、いや〜、濃いだろうねえ。
レコ芸で3年くらい連載続きそうだな。
野沢さん、いかがですか。
178名無しの笛の踊り:01/11/03 01:01
実演を聴くと萎える。ピアノが全然鳴らない。
179名無しの笛の踊り:01/11/03 01:34
CDで聴いていても、そう鳴っているようには聞えないけど、
内田さんの表現には合っている気もする。
声、より、話、を聞かせたい、という感じで。 >178
180名無しの笛の踊り:01/11/03 21:48
音量や柄の大きさで勝負する人じゃないから
サントリ−は大きすぎる。
俺は阪急とって水戸に逝くよ。
181名無しの笛の踊り:01/11/05 17:26
12月に来日していろいろやってくれる(ソロ・室内楽・講演会)らしいから
せめてそれまではこのスレ生かしておこう。
182:01/11/08 11:00
胴衣
183名無しの笛の踊り:01/11/08 22:09
age
184名無しの笛の踊り:01/11/09 01:44
内田光子はシャーマンである。
185名無しの笛の踊り:01/11/12 04:50
>>162
安倍官房副長官じゃろ。たしかに二兎蕗。
186名無しの笛の踊り:01/11/14 19:52
内田のピアノは技巧もなく音楽性も貧困。
こんな典型日本人ピアニストが外国で
ひけるのはコネで食っているからに他ない。
また性格も極めて傲慢、生意気である。
187名無しの笛の踊り:01/11/14 20:40
>>186
あなたの文章はレトリックもなく語彙も貧困。
こんな典型的高卒ドキュンが恥ずかしげもなく書き込み
できるのはここが2ちゃんであるからに他ならない。
また性格も極めて臆病、引きこもりである。
188名無しの笛の踊り:01/11/14 22:38
おーおー、内田ファンのヒステリー見たりー!(藁
本人と同じだね、いきり立ってるよ!(核爆
189名無しの笛の踊り:01/11/15 01:41
>>186-188
あーあイタイ奴ら。1ヶ月でここまでレヴェル落ちるかね。
ちょっと過去レス読んで反省せいや。>>100ぐらいまでは
超優良スレだったんだぞ。ここ。
190名無しの笛の踊り:01/11/16 09:16
>>189
超優良スレ?わ、笑わすなよ!
音楽性皆無の内田で議論は不毛になるだーけ。
幼稚園からやり直しな!低能ちゃーん!
191名無しの笛の踊り:01/11/16 23:32
低能で幼稚園からやり直す必要があるのは >>190 のほうだな。
いまさら言うまでもないが。
192名無しの笛の踊り:01/11/16 23:42
>>191
結構いるんだなあ、理屈の一つも返せない厨房。
ま、これが大抵内田ファンの姿でしょ。(ブブ
193名無しの笛の踊り:01/11/16 23:46
188=190=192(かな? 間違ってたらゴメン)も凄いね。
sageて書いてる191に即座にレスつけるんだから。何者?
194名無しの笛の踊り:01/11/17 00:40
>>186=188=190=192 みたいな不毛なことしか書けない奴に、理屈なんているかね。
まったく何者だ? >>191が厨房なら、消防かこいつは?
195名無しの笛の踊り:01/11/18 15:36
あげておく。>>186-194は無視してネ。(・∀・)
196名無しの笛の踊り:01/11/18 16:50
英誌グラモフォンを見てたら今年度の協奏曲部門CDに内田がブーレーズ/クリーヴランド
と組んだシェーンベルクが選ばれていた。カップリングはシェーンベルク作品11/19・
ベルク作品1・ヴェーベルン作品27。誰か聴いた人いる?
197名無しの笛の踊り:01/11/18 23:50
恐る恐るあげてみる。
198名無しの笛の踊り:01/11/19 20:56
フィリップスからモーツァルトのソナタ全集が廉価版で出たね。
廉価と言っても1枚1000円近くするけどさ。
給料が入ったら買おうっと(^^)。
199名無しの笛の踊り:01/11/19 21:23
あのモツァルトも一回だけ聞くとちょっといいかな、と思うんだけど
繰り返し聞くのに耐えられない演奏だと思う。結局浅いのかな。
200名無しの笛の踊り :01/11/20 18:35
200age.
201名無しの笛の踊り:01/11/20 18:59
今は「面白いモノ」なら売れる。
でも、そこから「良いモノ」までの距離は、
結構、長ーい道のり、なんじゃあないのかな?
良く知らないけど。
202age:01/11/22 11:02
ましょ
203198:01/11/23 15:19
モーツァルト・ソナタ全集購入あげ。
タワレコでガンガン流してました。
まだ聴き始めたばかりなんだけど、K.310とかかなり凄いかも。

あと上の方で話題になっていたザンテルリンクとのベートーベン協奏曲は
かなり好きです。ピアノも良いけど、オケの演奏が良いと思った。
204名無しの笛の踊り:01/11/24 00:26
「楽興の時」が出ましたが、感想をお願いします。
自分は輸入盤が出るのを待とうと思っていますが。
205名無しの笛の踊り:01/11/26 17:06
保全あげ。
206>203:01/11/28 23:02
一度、耳鼻科に行かれることをお勧めします(ワラ
207198=203:01/11/29 21:20
>>206
うーん、やっぱりそーですかねえ?
でも、ケンプとかゼルキン(父)とかブレンデルとか、いろいろな演奏家の
ベートーベン協奏曲を聴いてピンとくるモノがなかったんですよ。
特にブレンデル=ラトル=ウィーンフィルは、悪くはないが良いところもない
印象に残らない演奏だったと思います(先日の演奏会は良かったけど。ブレン
デルは、CDよりも生演奏がずっと良いし。)

んで、ポリーニ=アバド=ベルリンフィルとか、クリスティアン・ツィメルマン=
ウィーンフィルみないな、ちょっと標準からは外れたような演奏を聴いてみたら好
きになったんですね。内田=ザンテルリンクも似たような感じで、いわゆるドイツ・
ユダヤ系ピアニストたちの演奏とは違うんだけど、なかなか素敵な演奏をしている
よなと思いました。

一度、206さんお薦めのベートーベン・ピアノ協奏曲のCDをお教え下さい。
場合によっては私以外の方から耳鼻科受診を勧められるかもしれませんが、私は
そんなことはもうしませんので(笑)。
208名無しの笛の踊り:01/11/29 22:25
>207
あの、ツィメルマンスレの>20さんかとお見受けしますが、
やっぱり、その「ドイツ・ユダヤ系」が何を指すのか気になって仕方ないんですが。

このレスからするとドイツ系=ケンプ、Rゼルキン、ブレンデル、非ドイツ系=内田、
ポリーニ、ツィメルマンという認識のようにも取れるけど、ユダヤ系って?
209名無しの笛の踊り:01/11/30 00:04
12月7日のバルバラ・ズーコヴァの「ピエロ」聴きたかったんだけど
都合悪くなっちゃった。しょうがないから9日のブレンターノ四重奏団
に逝くかな。夜の内田光子講演会がタダで聴けるらしい。ただし希望者
多数の場合は抽選だと。
210名無しの笛の踊り:01/12/01 00:24
12月3日に水戸ゲージツ館でもあるYO!
漏れは逝くけど。
211名無しの笛の踊り:01/12/01 00:41
内田光子講演会?そりゃコンサート並みに貴重だわさ。
モーツァルトの譜読みくらい深〜いからの。
212名無しの笛の踊り:01/12/01 10:15
 水戸芸術館の講演会は2日(日)4時受け付け、終了後交流会です。
 3日(月)はコンサートだけです。
 余計なお世話ですがご参考ばかりに。
213名無しの笛の踊り:01/12/01 11:35
内田がなぜヒストリカルレコーディングにのめり込んでいるかといえば、
それはピアノの調律、総じて言えば時代と共に音楽の世界が平均律化していった事と関係があると思うね。

実際、内田の弾くピアノの調律は独特だしね。
昔の録音ってそりゃ酷いもんだが、音程のとりかたとかそういうところには俺も凄い魅力を感じる。
明らかに今の人達と音程のとりかたが違う。シゲティなんかそういうところが際だって上手いから、指がまわらなくても評価されるわけだからね。

内田は明らかに、平均律化された今の音楽の世界は好きではないだろうね。
214名無しの笛の踊り:01/12/01 11:42
昨夜のヨーヨー・マとのコラボレーション最高だった!
215名無しの笛の踊り:01/12/01 12:07
バイヨリニストになりゃいいじゃんよ
216名無しの笛の踊り:01/12/01 12:16
オケの中のバイオリンは素晴らしいが、ソロのバイオリンって大したことないね。

と思っている人がピアノを選ぶのでっす。
217名無しの笛の踊り:01/12/01 12:18
あの・・・・

多くの人は自分で選んでいないと思いますけど

親が選ぶって意味ですかねw
218名無しの笛の踊り:01/12/01 12:22
そです、、、、。
219212です:01/12/01 23:55
受け付け3時半からでした。不正確な情報で申し訳ない。
220名無しの笛の踊り:01/12/02 20:17
>>212さん。講演会&交流会どうたったの??
221名無しの笛の踊り:01/12/02 23:24
講演会の内容はピエロの説明がほとんどでしたでしょうか。
 コアなファンでなければ余り聴かない曲ですからね。
 あとはざっくばらんな事この上ない。靴ワックスか何かがついてに調子悪いときには
スカートで見えないことをいいことにはだしでペダルを踏んだりとかしたと言ってましたね。
 質問コーナーは1質問すると10くらい答えてくれましたね。
 質問で出たようなことはここに来ている人なら知っている内容が多かったですね。

 交流会の方、リハーサルがあるみたいで30分くらい。
 それにしても、この人凄い。
 颯爽としていて、快活で、さらに凄いオーラが出ていましたね。
(バーバラ・スコヴァは全然目立たないですね。
 舞台にでてはじめての存在感なんでしょうか)
 これだけの存在感を持った日本人にはちょっとお目にかかれない。
 その存在感は自分の道に全霊で当たっているからでしょうかねと質問したら、
この道に全てを注いでいると答えてくれましたね。
 音色は自分が深く欲しているものを「つくりだす」

 いろいろ質問しましたけど、答えそのものはもちろん人格の迫力でしょうか、
そちらの方が伝わってきましたね。
 これじゃあ下手な評論家は相手にならんでしょう。
 ロックは騒音に聞こえるの、ビートルズは音楽がいいんじゃなくて
単なるムーブメントだと思うわ、シューベルトにもよくないものがあるけどそれの方が
はるかにいいわとか、私はムラ社会は嫌いなのとか、実にきっぱりとしていますね。
 王ぎしの書が好きだと言っていたらしいですね。
(これは又聞きです。おうぎしの書は本物がないと聞いているが?)

 明日のコンサートすごく楽しみです。
222名無しの笛の踊り:01/12/02 23:29
>>221 ありがとう ×100回!
223名無しの笛の踊り:01/12/03 23:08
 熱のこもった実にいいコンサートでした。

 冷静に考えて見ると内田光子のオーラって、自分の道を確信を持って進む凄みも確かにあると思うんだけど、
現われると花が咲いたように回りが明るくなる。日本人の幅では計りにくい社交性、外向性、そこなんでしょうね。
人を巻き込んでいく雰囲気があるように思います。
今まで孤高の人というイメージを勝手に作っていたけど、
おそらく協奏曲、室内楽で違う音楽性の人たちと音楽をやることをすごく楽しんでるんだと思います。

 モーツアルト、CDでも聴いたけど、実演で聴くと特に終楽章、音の一粒一粒が心の襞に零れ落ちてくるようで、
聴き終わった後身内を爽やかな風が抜けたような気分でした。
 モーツアルトってこんな音楽だったのかと初めて知ったような。

 ピエロはシェ−ファーので聴いた覚えがあるんだけど綺麗な声だけど表現力の乏しさにがっかりしていたんですね。
スコヴァはその正反対。残念だけど日本の女優でこれだけの表現力を持った人はあまりいないでしょう。
奏者もすばらしかった。特にフルートの女性は今まで知らなかったけど、凄い名手ですね。スコヴァとソロでの掛け合いすばらしかった。
内田光子、スコヴァを軸にちょっと他では聴けない世界でした。
 個人的にはドイツ語をちゃんと勉強して、スコヴァの表情が間近な席で聴けたら良かったかなあ。

 とにかく心のこもったコンサートでしたね。今まで特別な演奏会はあったかとの質問に、
「そういうのはない」と答えていたことの意味がわかったような気がします。
今まで特にファンというわけじゃなかったけど、たった2日で完全に魅せられてしまいました。
本人の話では次日本に来る予定は未定とのこと。今回の機会逃しては勿体無いと思います。
(サントリーでは箱が大きすぎるかもしれませんね)
224只今帰宅:01/12/03 23:18
ワシも今晩きいた。
若いけど精巧でスレてないカルテットもすばらしいが
ピエロが圧巻。
絶えず持ちかえる管の二人の凄いこと!
もちろん弦も光子も全開。
スコヴァは歌うことより語ることに重きを置いた解釈。
ヘレヴェッヘ盤に近いアプローチかな。
声質はイヴリン・イヤーに近い感触。
シェーファー+ブーレーズ(実演もきいた)よりも
ずっと素晴らしい。
ただ、サントリーでは大きすぎるだろう。
225変杖:01/12/03 23:30
そうだな、たしかにスコヴァはすごかった。
全部暗記してたもんね。
ただもうちょっと音程をつけても良かったかも?
会場のプログラムめくる音には萎えたよ。
あとハイドンはあまり過敏にフレージングとか強弱を
しないで欲しかった。アメリカ的?
226名無しの笛の踊り:01/12/03 23:39
古楽スタイルの影響もあるのでは
ビブラートを段階的に
かなり意識して選択していたし
227名無しの笛の踊り:01/12/04 00:57
30日のメシアンは他流試合みたいで
練り上げに不足していたけど
(以前マがTOCでやった時の方が完成度が高い)
今日のピエロは超名演。
驚くべき精度の高さだったな。
スコヴァは音高の定められた長い音符では
さすがに専門の歌手のようにいかないけど
音価と言葉のシンクロは完璧。
そのうえ、あれだけの表現力が溢れ出るのだから
文句はつけられまい。
228名無しの笛の踊り:01/12/04 01:06
ズーコヴァの「ピエロ」聴きたかった(7日行けない)・・・
229極秘情報:01/12/04 01:25
光子、次回来日は2003頃。
実はボストリッジと「冬の旅」をやるのだ!
現在詳細のツメを調整中と
先日ボス本人が明かした。

ネタだと思う方は
光子に確認してね。
230名無しの笛の踊り:01/12/04 04:07
>王ぎしの書が好きだと言っていたらしいですね。
>(これは又聞きです。おうぎしの書は本物がないと聞いているが?)

翻刻もふくめて「王羲之の書」と呼ぶみたいですね。
宮内庁に真跡があるとかないとかいう議論を聞いたことがあるけど、
その辺りも「好き」というぐらいなら内田さんご存知なんでしょう。

書の好き嫌いを別にすると
内田さんは「王羲之」というより、
かなの古筆みたいな演奏をする人だと思うんだけどな。
231名無しの笛の踊り:01/12/04 09:43
とりあえず平安時代にタイムスリプ〜した気分にはなる。
232名無しの笛の踊り:01/12/04 13:19
スコーヴァ、スタイル抜群なんだけど
お腹だけがぽっこりしていた
もしかして お目出た?
233名無しの笛の踊り:01/12/04 15:20
新譜の「楽興の時」はどうですか?
234名無しの笛の踊り:01/12/04 22:23
じぶんで買えや、ゴルァ
235名無しの笛の踊り:01/12/04 22:24
じぶんで買えや、ゴルァ
236名無しの笛の踊り:01/12/04 23:06
みんな輸入盤でるの待ってるのか。
237名無しの笛の踊り:01/12/05 00:34
人間性は興味深い人だと思う。なんかユクーリおしゃべりしてみたい。
音楽は大したことないんじゃない?
238名無しの笛の踊り:01/12/05 08:52
音楽は大したことないで済むが
顔は不細工すぎ
239名無しの笛の踊り:01/12/06 07:13
来日中なのに、
ぜんぜん盛り上がらないですな。
240名無しの笛の踊り:01/12/06 12:28
昨日ラジオのインタヴュー聴いたけどイメージ
変わった。いままでCDとか結構買って気に入ってた
けどすごい生意気な話し方する女で幻滅。
すごい傲慢タイプ。
241名無しの笛の踊り:01/12/08 06:35
11日火曜日にサントリーホールで
D894とベトのop.111他を演奏されますね。
op.111はどんなんだろ?

遠方なのででかけられません。
お聴きになる方いましたら、
また感想おねがいしますー。
242名無しの笛の踊り:01/12/08 13:04
>>240 生意気な話し方する女 ワラタ

どやってしゃべりゃーいいのさ

あんたに生意気とか言われてもねぇ
243名無しの笛の踊り:01/12/08 13:11
女史は話し出すと止まらない人ですよね。
ともあれドビュッシーの前奏曲集と
ショパンの練習曲集と
ベートーヴェンのソナタを録音してほしい。
244209:01/12/09 11:27
>9日のブレンターノ四重奏団に逝くかな。夜の内田光子講演会が
>タダで聴けるらしい。ただし希望者多数の場合は抽選だと。

油断してたら売り切れで当日券出ないそうです。聴いたヒト感想きぼんぬ・・・
245わはは:01/12/09 14:19
>>240
>けどすごい生意気な話し方する女で幻滅。
>すごい傲慢タイプ。

おいおい、今頃そんなこと知ったのかよー(w。
確かに、20年前の彼女は生意気で傲慢だと思ったが、やはりあれは確固たる信念と
自信の成せること。他人の前できれいぶっておいて知人や身内の前ではわがまま
三昧、という女性ピアニスト(内田以外のほぼ全員がこれに該当すると思われ)よ
りは100万倍マシ。

>>243
禿同。
上の方の「ショパンエチュード大嫌い発言」を見ると、望みが薄そう。
多くの人の希望としては、シューベルトの次はベートーヴェンだろうね。
246名無しの笛の踊り:01/12/09 14:26
深いところから出てくる信念や自信がなければ芸術家とか創造的な仕事をするヒトは
大成しませんよ・・・社畜のような冴えない日本のリーマンじゃあるまいし・・・。
生意気さ・傲慢さを外に出すべきかどうかは別にして。信念に基づく自分の意見を
明確に表明するのはイギリス流でしょうね。
247名無しの笛の踊り:01/12/09 23:34
>>244 残念でしたね。
光子女史
「この子たち(ブレンターノSQ.)のコンサートを日本で初めてやるのに
さぁて、どうしたらお客が入るか、とそこで、
“内田さんがちょこっとお話になったらいいんじゃないですか?”って言われてね
そりゃいいかも、講演聞きたさにつられて来る人もいるだろうって、
今日はこうして話してるのよ、あっはっは!」
248名無しの笛の踊り:01/12/09 23:48
構成感をつかむには

音を出さずに楽譜をよく読む
とにかく色々な作品を弾く

ベートーヴェンの作品で構成感がつかめないのはあなたのせいだけど
シューマンのコンチェルトでつかめないのはシューマンさんのせいだからなすりつけていいよ
249名無しの笛の踊り:01/12/09 23:52
おいおい(笑
250名無しの笛の踊り:01/12/10 00:06
Q.「12音階は共産主義のようなものだったと思われますか」
A.「思います!」
251名無しの笛の踊り:01/12/10 04:03
「生意気に」(笑)言いたい放題でいいですね。聴きたかったな。
火曜日はいよいよ独奏会ですね。これも私はもちろん逝けませんが
感想ききたし。冠らしいがプログラムをめくる音がうるさくないよう
祈りましょう。
252名無しの笛の踊り:01/12/10 23:08
浅田彰さんがお見えだったようですね。
浅田先生といえば、かなり以前ですが、ここで馬脚を晒しています。
http://www.criticalspace.org/special/asada/i001219b.html
どこが「馬脚」かは、内田光子を聞き込んでられるみなさんには
一目瞭然でしょう(w
253名無しの笛の踊り:01/12/11 22:25
リサイタル感想期待age
254名無しの笛の踊り:01/12/11 22:29
今日の公演は歴史に残るほどのものすごいものでした。
NHKが録画していたから、放送されたら観てみ。
何度も聴いているけど、このまで腰を抜かすほどの演奏は
初めて。驚いた。
255:01/12/11 22:30
光子ヲタ登場
256名無しの笛の踊り:01/12/11 23:22
詳細キボンヌ>>254 おねげーしますだ
257名無しの笛の踊り:01/12/12 00:46
同じくお願いします>>254
すごかったのはシューベルト、ベト?
それとも両方?
258名無しの笛の踊り:01/12/12 02:01
シューベルトじゃなく、op.111で何か起きたと見るのが順当だろうな。
レコーディングに備えて気合いも入っていることだろうし。
259名無しの笛の踊り:01/12/12 03:02
シューベルトはCDの演奏よりも全体的に遅めのテンポで緩急の差が大きかった。
ベートーヴェンは想像していたよりもテンポは早め。どちらも良い演奏だったけど、
やはりとんでもないのはベートーヴェン。演奏が終わってから会場内は静寂に
包まれ、拍手が起こるまで30秒近くかかった。
260名無しの笛の踊り:01/12/12 03:09
ベートーヴェンは録音するんですか?
261名無しの笛の踊り:01/12/12 11:24
私も昨日のサントリー行ってきたよ。
とにかく疲れた!聴くのにこんなにパワー要った演奏久しぶり。
凄かったですよ〜、やっぱベートーヴェンが圧巻だった。
物凄い存在感、まさに内田光子の世界!って感じでした。

でも、シェーンベルク・ウェーベルンの演奏に対して
サントリーホールは広すぎたように感じたのですが・・・。
もっと狭いところで聴きたかったかも。

実は内田さんの演奏、生で聴くの初めてなんだけど、
いつもあんな感じなんですか?
ちょっとCDの印象と違う気がしたんですが・・・。
262名無しの笛の踊り:01/12/12 12:25
いったんライブを聴いちゃうと、CDの演奏はゲネプロっぽく聞こえる。
彼女に限ったことじゃないんだろうけど。
263名無しの笛の踊り:01/12/12 12:53
あの長い静寂と、控えめながら心のこもった拍手は
ほとんど奇跡的(日本では)。
アンコールなしは必然。
あの演奏の後には弾くべき音も聴くべき音もないと思う。

それにしても、あの音。
「幻想」冒頭の3つの和音が耳について離れない。

ベートーヴェン(特に1楽章)は彼女が録音に手をつけていないことが
納得できる演奏(巷に溢れるゴミのような演奏はもちろん論外)。
264名無しの笛の踊り:01/12/12 13:00
>>261禿胴。聴衆にも極度の集中力が要求された稀有の名演だった。
ウィーンを舞台に活躍した作曲家の後期作品によるプログラミングも秀逸。
そして何よりもお辞儀の角度が深い…あの体の柔らかさは特筆される。
265名無しの笛の踊り:01/12/12 18:04
CDはコンサートの余韻に過ぎない と女史も
266名無しの笛の踊り:01/12/12 18:27
ヨーヨー・マとの共演はどうだったの?
あまりカキコされてないようだけど、みんなチケット取れなかったのかな?
267名無しの笛の踊り:01/12/12 18:33
オレ内田光子トネテミタイ。
268名無しの笛の踊り:01/12/12 18:35
知り合いにミツダウタコさんっていうおばさんがいるんだけど、
顔見るたんびに内田光子を思い出す。
269名無しの笛の踊り:01/12/12 18:51
漏れ、4回とも逝った。
ベストは水戸のピエロと、昨日のベー様。
次点が水戸のモーツァルトと、マとのメシアン。
昨日のリサイタルはもちろんよかったが
一昨年夏の松本公演にはおよばない。
彼女は1000以下のハコで聞かないと真価がわからないだろう。
今回、水戸でも聞けたのは幸運だった。
270名無しの笛の踊り:01/12/12 19:16
ボクも昨夜のサントリーホールのリサイタルに行った。 なかなかよかった。
プログラミングがすごいな。 あんなプロ弾くとはさすがに内田だけのことはある。
シェーンベルクの曲、今までポリーニの実演で何度も聴いてるが、ポリーニの演奏が
理知的で怜悧なものであったことと比較すると、内田の演奏は表現主義に傾いたもの
だった。 ウェーベルンもポリーニなどの演奏と比較すると、瞬間的な表情に富んで
いて、実に新鮮だった。

シューベルトの幻想ソナタも秀演。 なにしろシェーンベルクの直後に弾いても、
いい意味で違和感がない。ただし第2楽章は少々力みが感じられたような気もしたが。

ベートーヴェンのOP.111には驚いた。会場の白地の空間の中に秩序を一気に構築、提示
したかのような冒頭部分。第1楽章は意欲的な演奏で、シェーンベルクとは違った、
古典の中における表現主義を開拓していた。ウィーン古典派と新ウィーン楽派とを
2つの異なった「表現主義」で一気に橋渡しした、実に創造的な演奏だった。
第2楽章は、変奏の進行によって表現の高まりと秩序の展開の2つが見事に同時
進行していたのが驚異的。

実に意義深いコンサートだった。プログラミングにも完全に納得、満足だった。
最近では得がたいコンサートであり、内田の充実を十分納得させてくれた。
271名無しの笛の踊り:01/12/12 19:50
内田のコンサートは客の質がよさそうだな
272名無しの笛の踊り:01/12/12 19:56
表現(表出)主義者内田光子か。音楽も言葉も
273名無しの笛の踊り:01/12/12 20:08
シェーンベルクのop.11の2曲目だったか、かつてあの曲の左手をあれほど輪郭の
はっきりしないように演奏したピアニストは聴いたことがない。 そして、輪郭が
不明瞭なままに提示された音楽からは、底知れない闇の世界が口を開いていた。
これに比較すると、ポリーニはこの曲をあまりにクリアに弾き過ぎている感じだ。
27457:01/12/12 20:18
>>273
大分前にドビュッシー「練習曲集」第10曲CDの聴き比べをして内田の演奏は
まるでシェーンベルクみたい と書いたことを思い出した。内田の「練習曲集」は
その時随分評判悪かったが・・・狙いはシェーンベルクと並べてみるとより
明瞭になるということかな。別のスレではキーシンと内田を21世紀を代表する
ピアニストになるのでは とか書いてしまった。ちょっと過大評価か?
275270 273:01/12/12 20:48
>>57
エッ、評判悪かったのか?
内田の弾くドビュッシーのエチュードのCDは、イギリスでの評価は高い。
ポリーニの上位に評価されているばかりではなく、Penguin のCDガイド
ではロゼッタマークがついており、最高の評価になっている。グラモフォン誌
も激賞していたはずだ。ただしボクはそこまですばらしいか、と言われ
ると、留保したくなるが。

昨夜の内田のシェーンベルク演奏での表現主義的側面というのは、ひと
つには色彩が暗めの音で弾かれており、さらに輪郭をあいまいにした
点だ。この前者の暗めの色彩、というのはドビュッシー晩年の、あの
色を消したようなエチュードの世界に通じている。しかしそこ(エチュード)
には表現主義はない.....

しかし、ドビュッシーには表現主義は感じさせず、シェーンベルクで
感じさせる要因は、曲そのものがそうだからというのではなく、後者
すなわち輪郭のあいまいさに起因していると感じる。 あきらかに内田
は意図的にそう弾いている。さすがだと思って感心したよ。ただ者では
ないな、内田女史は。
276名無しの笛の踊り:01/12/13 12:19
シューベルトのソナタでは、楽章間に拍手をしていた人がいた。

招待客を選んでくれ。>つばさ証券
277名無しの笛の踊り:01/12/13 12:29
キモイ、顔が化け物
278名無しの笛の踊り:01/12/13 13:33
別にビデオみて、…(;´Д‘)ハァハァ するためのピアニストじゃない
から、どうでもいいじゃん。

もろ顔面がセクースを想像させる、…(;´Д‘)ハァハァ 用の仲道某のほうが、
漏れにはもっとキモいがね。
279名無しの笛の踊り:01/12/13 13:53
ブレンターノのリサイタルの後の講演聞いた人いない?
詳細キボン。
280名無しの笛の踊り:01/12/13 20:56
>>276
ということは、
op111が終わって30秒拍手がなかったというのはまさか。。。
281名無しの笛の踊り:01/12/13 21:40
282名無しの笛の踊り:01/12/13 21:40
内田元子って誰?
283名無しの笛の踊り:01/12/15 02:15
ねえ誰なの?
284名無しの笛の踊り:01/12/15 02:26
>280そのとおり!
285名無しの笛の踊り:01/12/15 19:17
祝レコードアカデミー賞 協奏曲部門
シェーンベルク ピアノ協奏曲 ウェーベルン ピアノ曲のための変奏曲 作品27
シェーンベルク 3つのピアノ曲 作品11, 6つのピアノ小品 作品19 ベルク ピアノ・ソナタ
内田光子(ピアノ),ブーレーズ指揮,クリーヴランド管
286名無しの笛の踊り:01/12/15 19:27
なんでもいいけど、「解釈うんぬん」を言う人は批評家だけで結構だ。
演奏家はもっと自由に弾いていいと思う。
作曲家は楽譜を作るんであって、曲を作るんじゃないと思うから。
今のピアニストが100年以上前の作曲家の曲を解釈するのは、
100年後にビートルズのコピーバンドが
「もっとビートルズらしく」演奏するのと同じだと思う。

つーわけで、こういう「演奏家は作曲家のあぶく」とかなんとか言ってる人が、
一人でもいなくなる日を待ちわびている今日この頃です。
287名無しの笛の踊り:01/12/16 16:07
内田光子のLDの日本語字幕が、内田元子って人が書いたらしいんだけど、身内かな?
288名無しの笛の踊り:01/12/16 20:09
>>286
それだったら自分で自分の曲を作ったらいいじゃん。
289名無しの笛の踊り:01/12/19 23:45
age
290名無しの笛の踊り:01/12/20 11:35
日本公演はいつ放送されるのかな?気になる。
291名無しの笛の踊り:01/12/20 17:43
内田光子最新情報をインターネットで得るには、どこの国のどのサイトへ
いけばよいのでしょう。
外国での公演情報も含めて知りたいので。
292名無しの笛の踊り:01/12/20 20:57
>>291
ダメみたい。
いろいろ検索してみたけど、日本語&英語圏ではまとまった情報の載ってる
サイトは発見できず。

とりあえずレコード会社のホームページはこっち(英語)。
ツアー日程へのリンクもあるけど、現在更新中とのことで情報得られず。
http://www.deccaclassics.com/artists/uchida/

日本のレコード会社のページはこっち。
http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/uchida/f_uchida.htm
293名無しの笛の踊り:01/12/20 21:06
応援HP作るようなマニアはいないのかな
294291:01/12/22 16:45
レス、ありがとう。
内田ファンは、hp作る暇があったら、CD聞いたり、自分で演奏するタイプ
が、多いのでは。
295名無しの笛の踊り:01/12/27 12:48
age
296名無しの笛の踊り:01/12/31 17:14
年越しage
297名無しの笛の踊り:02/01/04 14:44
age
298名無しの笛の踊り:02/01/08 00:06
キモイから、イヤ
299名無しの笛の踊り:02/01/08 00:06
今年も公演ありますかね。
300名無しの笛の踊り:02/01/08 03:44
ミツコたん(;´Д`)ハァハァで300げっちゅ
301名無しの笛の踊り:02/01/09 04:29
age
302名無しの笛の踊り:02/01/09 23:56
下がり過ぎ
303名無しの笛の踊り:02/01/11 22:41
内田さんのモーツァルトいいんだけど、ドビュッシーとシューマン
のCDもっとだしてくれないかな、、、
304名無しの笛の踊り:02/01/14 09:51
ついさっきまでBSハイビジョンでやってたリサイタル
見たのは俺だけか?
305名無しの笛の踊り:02/01/14 09:59
今戻ったところ。録画したのでこれから見る。わくわく。
306名無しの笛の踊り:02/01/14 10:48
>>304
見逃した録り逃がした鬱死
307名無しの笛の踊り
あげ