【現代】ビッグバンドの音楽を聴きたい【プロ限定】 >不要の長物 長々と書きまくるとこういった誤用も引き立つというものだな
55 :
見直す会 :2007/04/17(火) 01:36:19 ID:???
ワシはアホやがそれで真実が変わるということにはならない。 心配無用
56 :
42 :2007/04/18(水) 01:00:12 ID:???
まあまあ。 ゴールドスタイン編曲でも事前の打ち合わせや、やってみて気に入らなきゃ編集とか、 最終手段ちゃぶ台返しで全部やりなおすとかすりゃいいことですけどね。 お互いプロのに「遠慮したので音楽イマイチでした」なんて言い訳ありえないわけで。 マイケルはおそらくあれを「世に出せる」と判断したわけですからね。 ワイドアングルはいいアルバムです。マイケルはほんとスゴイです。 ただ僕がこのアルバムも含めいつも感じていることをズバリ言えば、 ジャズメンは”アレンジ”というものをナメてるきらいがありますね。 「アドリブとは編集である」と言ったのはデレク・ベイリーですが、 ジャズメンのアレンジに対する感覚はパターンの組み合わせ編集のレベルです。 オケではありませんが、声楽系で譜面上で完全にカッチリ成立させるアレンジを いくつもやったことがありますが、全く次元が違います。 一音ずつすべてが己のセンスである、という一切言い訳の効かないところで とことん突き詰めていくのは、ざっくりした編集感覚とはかなり遠い。 もちろん全てで密度の濃いなアレンジをしろ、というのではありません。 ハードバップなユニゾン中心だって立派なアレンジの一手法です。 落語家に落語家の了見があるように、 アドリブの訓練の中で育まれるジャズマンの了見、音楽観の傾向というのがあります。 生涯一ラッパ吹き、みたいな職人的美学、というかそれはそれでカッコいいとも思いますが、 いつまでもそういう言い訳をしつづける人ばかりでいいのかな、とも思います。
57 :
見直し会 :2007/04/18(水) 01:15:23 ID:???
ホレス シルバ〜。
とりあえず
>>42 はギル・ゴールドスタインのソロアルバム聴けばいいんじゃね?
アンリ・ルソーの絵がジャケのアルバムとか。
ソロイストのアルバムでソロがあるのは当然だと思うよ。言いがかりに近い。
59 :
見直す会 :2007/04/18(水) 08:23:03 ID:???
上の人は何を言っているのだろう? こちらはもう少しアンサンブルのパートを増やしてもよいのではないか? と言っているのだが・・・。 ソロをとるなと言ってはいない。 曲解するにも程がある。
だから、そんなのは言いがかりだって。
61 :
見直す会 :2007/04/18(水) 10:02:25 ID:TllwPDDT
惚す銀
自分の好みを言えばいいので、人のことにからむなよ。
63 :
見直す会 :2007/04/18(水) 12:27:17 ID:???
オイコラ61〜
64 :
見直す会 :2007/04/18(水) 12:58:03 ID:???
ところで何故マイケルはあんなに長いソロばっかとったんだ? 60にその理由を聞きたい、単にリーダーだから? 音楽的な理由はないの?
65 :
62 :2007/04/18(水) 22:52:33 ID:???
とりたいからとったんだろ。 リーダーの自由ですよ。 無駄なからみは無意味。 感覚でやってるんだから、言葉の理屈じゃないよ。 次いこう。
大友良英 "ONJO-Otomo Yoshihide’s New Jazz Orchestra" "ONJOプレイズ・エリック・ドルフィー・アウト・トゥ・ランチ" 最初に書いておくと僕はsachikoMが大好きだ。サンプラーのテストトーンのみを演奏する。 はじめて聴いたのはONJQのテイルズ・アウトだった。 急に今まで聴いたことのない音がきこえ出してびっくりしたが 微音が飛び交って今までにない景色が急に開けたような感覚にまた驚いた。 エレクトロニカをいろいろ聴くようになったので、今なら要はグリッチノイズの気持ち良さだけを 取り出した感じ、と説明できるが、その言葉以上の新鮮さと、あと使いかたが適当でなく 洗練された”演奏”にちゃんと感じられるのも気持ちいい。 で、このONJOのアルバム。オーソドックスなフリージャズオーケストラか。 しかし今このタイプの音楽(フリージャズオケね)をやることにリアリティを感じないんだがなぁ。 フリーは今も好きだけど、もうフリージャズオケのざわめき感とかっていらないなぁ、僕は。 ホーンがたくさんいる必要を感じない。逆にタイトなアレンジで新しい音を聴きたい。 でも今そういうのがマイブームだ、とか大好き!っていう人はいいかもしれない。 大友のアルバムは音が実にいい。 多少新味を感じるアレンジやトータルセリーの音楽みたいな曲もあって、多少面白かった けど、前者なんかは結局うん十年前の黒沢映画のバックで流れそうな現代音楽、 ってかんじで、むしろその程度でジャズオケなら新味を感じてしまう自分にもちょっとゲンナリした。 なんでこんな感じなんだろ?と思ったがlunchの最後の曲でわかった。 本来の大友のフィールド微小音音響派の音楽の部分がたまに出てくるんだが、 そこの方がはるかに面白いのだ。僕は大友の特に音響派の活動が好きなので新しさを期待しすぎたのか、 でもやっぱり中途ハンパで、管がいっぱいいる必然性を消化しきれていなくて、 それどころか次第にジャマでしょうがなく感じてしまった。 いつまでもチーチーとかカサカサッとかミョーとか鳴っていてほしい、と思ってしまった。 だったら結局渋さシラズかいつもの大友微小音響派を聴いた方がいい。
67 :
tubeもあった :2007/04/20(金) 20:51:16 ID:SIJCbsjR
2006年、48th grammy large jazz ensamble ★Best Large Jazz Ensemble Album 『Overtime』⇒Winner! Dave Holland Big Band 『A Blessing』 John Hollenbeck Large Ensemble 『Live』 The Bill Holman Band 『I Am Three』 Mingus Big Band, Orchestra & Dynasty 『Home Of My Heart』 The Chris Walden Big Band
情報アリガトゥ どれか聴いてみた? みつけてはちょくちょく聴いてるけど、 やっぱビッグバンドの音楽もそうそう大当たりなんてないもんだねぇ、 まあコンボの音楽とおんなじこと、と考えれば当たり前っちゃぁ当たり前なんだが。
ビッグバンドはコンボ以上にミュージシャン(リーダー)の力量・音楽感を さらけだすユニットだと思う。 だからこそ今のミュージシャンに徹底的にやって欲しい。
何でウィントンは今の音楽を芸術まで引き上げようとしないんだ? どう考えてもあの素晴らしく洗練されたブラックネスを懐古趣味に用いるなんてモッタイない話だ。 それを聞くならエリントン聞くよ。 なんで?どうして?それでいいのか?
その時代の音楽を芸術まで引き上げなければジャズとは言えない。 嘗ては主にブルースやR&Bだったが 今では違う。ブラックミュージックも多岐に渡っている。 ジャズはまだ発展途上の音楽だ。
The Bud Shank Big Band「Taking the Long Way Home」 2005年5月28日の録音、79才の誕生日 昔の繊細な感じから、かえってダイナミックなスタイルになっている。 ただし、アレンジはワンホーンカルテットではじまり、フルバンが 参加していく仕掛け。バッドと他の一人のアドリブがあるが面白いのは 最後の2コーラス位は二人の同時のアドリブになっている。 タイトルは引退の意味があるのだろうか?
74 :
いつか名無しさんが :2007/05/14(月) 17:09:08 ID:FqHmCjUK
「The Bill Holman Band」2006年グラミー候補 ビルホールマンはボブフローレンスとならんで現在ウエストコーストの 代表で歌手からのアレンジ依頼の殺到するアレンジャー。 このアルバムも手堅く現代最高の水準だろう。各曲で色々な楽器が フィーチャーされていてみんな達者で聞いて楽しい。 ドナリーは特にゴキゲンで参加したーい。 但し、新しい流れを追求しそういう演奏を探し応援するのが 正しいリスナーとすればそれはない。 「芸術」とは大変だ。
74を毎日聴いているが、聞けば聞くほど味がでてくる すばらしいものだった。ホールマンが自分で司会、解説を しているが、だんだん解ってきていいこといっている。 ピアノ、バルブトロンボン、バリサクみんないい。
香取良彦ジャズオーケストラもおすすめ。
78 :
いつか名無しさんが :2007/05/29(火) 00:02:36 ID:ncYt9wju
The Bill Holman Band「Hommage」 ヤマノにあった。 彼のアレンジはシンプルなようで複雑。だんだん味が出てくるので 繰り返して飽きない。お得。 バリトンサックスのBob Effordが4曲ほどクラに持ち替えてソロを やる。これがいい。メンバーは「Live」と大体同じ。
79 :
いつか名無しさんが :2007/05/29(火) 00:46:22 ID:+UHw7Ohs
age
80 :
いつか名無しさんが :2007/05/29(火) 03:09:12 ID:5d1k+xp1
age
うまくagaranaiでしつこくなってすいません。 76のアマゾンの感想は自分に近い。 ただサドメルバンドへの影響はわからない。
ちょくちょく聴いてるガなかなかいいのないぜー! 今日はカーラ・ブレイのを聴いてみよう
83 :
いつか名無しさんが :2007/06/17(日) 01:04:52 ID:qiICgd5H
やっぱmatt catingub いいねー。
The Bob Florence Limited Edition 「Eternal Licks $ Groove」2007 タイトルを見ると知らない曲ばかりだが、よく聞くとおなじみ。 いつものフローレンスのように素材、動機、モチーフを料理していく。 ピーター・アースキンをはじめ最高の技術の合奏の中に最高のソロイスト のプレイが入る。SAXセクションがクラに持ち替えるが、バスクラの 他にさらに、コントラアルトクラリネットという化け物までいる。 現代の究極のフルバンドだろう。アドリブの入った現代音楽とも言える。 個人的には、演奏を楽しむ以前に練習しなくちゃという気持ちにされる。
85 :
いつか名無しさんが :2007/06/21(木) 15:12:22 ID:kflzaU3G
age
ONJO以来のお久しレビュー。僕じゃない、レビューを毎回書いてくれてる人ー、 いつも楽しく読んでます。 Jaga Jazzist "What We Must" ジャガ・ジャジストは名前は知っていたが今回初聴き。ノルウェーの10人組 (現地の読みだとヤガ・ヤシストだそうな)。 ホーン隊もいるがサウンドのベースはいわゆるジャズ系ビッグバンドではない。 プログレっぽく、そして音響派ギターロックやエモロック的だ。あとエレクトロニカを少々。 そこにホーンが出てくる、と言ったほうがいいかもしれない。 渋さ知らずのグログロしたとこをエモロックにした、って言ってもいいかな。 人数の多さもあってとにかく音色があっちこっちから出てくるかんじはちょっと新鮮。 ギターロックっぽいけど、これはオーケストラや音響派的に音色に身を浸して聴くのが いいんじゃないかな、と思います。 ビッグバンドの未来を感じる気もするし、でも若干ノッペリ感があってまだ魅力として 十全には消化しきってはいないかな。何回も聴くと味が出てくるかんじかも。 この方向性でさらによい音楽になっていったらいいな、今後に期待。 今回レビューを書くにあたって調べてみたんだが、 前のアルバムはもっとエレクトロニカみたいな風味が強かったみたいだ。 tubeにもあった。現時点と比べるとエレクトロニカ路線のときのほうが完成度は高そう (かといって後戻りするのが正解、と思ってもいないが)。古いアルバムも今度聴いてみよう。
今回のボブ・フローレンスはギターのLarry Koonseを使っている。
自分は知らないけど有名らしい。高音から低音までいい音。
ジョニー・スミスを思い出します。
>
http://www.jazzcompass.com/lar_bio.html パーシー・フェイス楽団で来日していた。蒲田アプリコで見れば
よかった。残念。
トシコバンドのタパキンとかミンツァーとか同じ奴のソロばかり
で飽きるがフローレンスとかホールマンは多彩なソロイストで
楽しい。恐らくプレーヤーに尊敬されてるから集めやすいんだろう。
>>87 ああ、久々に過渡期のまとまりのない未熟ですが発展性のある不安定ですが危険なサウンドを聞きました。(なが!)
よいですね。それになんかうれしいですね。エレクトロニカはこのバンドの場合このくらいが適度だと感じます。
やはりちゃんと買ってステレオで聞かないといけないレベルです。
でも金欠です。ウェザーの紙ジャケ・・・。すんません、すんません。すんません。
え〜と。次の時代のパーカーはこういったバンドから生まれるのではないでしょうか?
多分、間違いないです。
音楽が短い小節に向かっているのを感じます。
Ryan Haines big bandとかはこのスレ的にはどうなんでしょう? モダンのバンドなんですかね?
91 :
いつか名無しさんが :2007/08/15(水) 09:19:25 ID:vpbBZfSa
今藤井郷子オーケストラを連続して聴いている。 藤井郷子ニューヨーク・オーケストラのフューチャー・オブ・ザ・パスト と藤井郷子オーケストラ・イーストのビフォア・ザ・ドーン。 突き抜けた強力なコンセプトがあるわけではないけど、フリージャズ系の藤井だけに、 なかなか新鮮な音をめざしてがんばってる。わかりやすい、ちょっとウォタメロンマンも 彷彿とさせるテーマの曲もあるけど、 フリーのコンボ演奏をビッグバンドに置換えようとしている演奏や現代音楽っぽいもののほうが面白いかな。
昨日に続き
藤井郷子オーケストラ・ウェスト「ブループリント」
を聴いたが、これは良かった。
>>91 の2枚よりイイ。
現代的なアレンジがまとまりもある。なかなかの良作。
93 :
いつか名無しさんが :2007/09/30(日) 18:54:08 ID:t7/VP9mV
"Genesis" /Steve Coleman & The Council Of Balance & The Opening Of The Way /Steve Coleman & Five Elements スティーヴ・コールマンのビッグバンドを聴いた。2枚組の1枚目がビッグバンド。 いつものM-BASEをビッグバンドに置き換えたような音でウネウネ。 M-BASEってどの曲も同じかんじ、みたいなとこがちょっとあるかもしれんが、 ガンバッテはいるので一度聴く価値はあると思う。 スティーヴ・コールマンも若い頃よりサックスうまくなったね。
94 :
いつか名無しさんが :2007/10/17(水) 21:36:44 ID:qcL9u1zt
クリスポッター song for anyone
95 :
いつか名無しさんが :2008/02/02(土) 09:53:32 ID:RpPjKXBP
Big Phat Band見に行った。 なんて素晴らしい。
ビッグバンドって水槽だろ
97 :
いつか名無しさんが :2008/05/08(木) 18:20:52 ID:BiOwk3uE
Thad Jones Mel Lewis Orchestra のアルバムで、 Manuel De Cicaとの共演アルバムを探しています。 大きく手の写ったジャケットのものです。 何かご存知の方はお知らせください。 CD化されてないのでしょうか? 途方に暮れています。 よろしくお願いします。
ディズニーシーのビッグビートバンドを見たぐらい
101 :
いつか名無しさんが :2008/05/18(日) 01:06:09 ID:oZ4s+dHP
ボーヒュースレンが10月に来るよ
103 :
98さんへ :
2008/05/23(金) 09:52:12 ID:PlTzzfUU 返事が遅れてすみません。 やはりCD化されてませんね。 気長に探してみます。 過去の有名盤ばかり再発されて、 こういうのは消えていくんですかね。