そうそう、たしか7日か8日の朝日新聞の夕刊の文化欄に、湯浅学さんが、
わたしも出演した先月のデレク・ベイリーの追悼公演のことを書いています。
湯浅さんらしい素敵な文章です。
ONJOの「OUT TO LUNCH」のほうは先月のニューヨークタイムスの文化欄、
それから今出ているイギリスの音楽誌ワイアーにレビューがでているそうです
(まだ見てないので何がかいてあるかはわかりませんが)。ちなみに、どちらの
メディアにもこちらからは一切サンプルCDとか資料とかは送ってないそうです。
日本の有名どころのジャズの雑誌なんかに、このCDが出ていないのは、サンプルも
送ってないし、広告も出していないからです。多分デレク・ベイリーの追悼公演に
ついても、日本の多くの音楽メディアは取り上げないだろう・・・というのは容易
に想像がつくところ。なんでこんなことを書いたかというと、要するに、おなじ
メディアでも、自分達でとりあげるべき作品をちゃんと記者や編集者自身の手で
探して、自分達の責任において書く・・・というのと、サンプルで送られてきた
ものや、広告がでているものを取り上げることでことたりてる・・・というの
とは、根本的に違うということです。せめて読む側は、そのくらいの差は見抜ける
ようにしたいなと。