水野修孝「ジャズ・オーケストラ’73」ってどうよ?

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クラ板では語り尽くされた現代音楽の作曲家・水野修孝氏ですが、ジャズも作曲されています。
特に「ジャズ・オーケストラ’73」と「ジャズ・オーケストラ’75」は、宮間利之とニューハードを中心に、
日野皓正などなど多くの面々が参加した意欲的な作品で、第2部で展開される「オートノミー」や「カオス」
などは、現代音楽で実践を積んだ延長上にあり、とてもアグレッシヴ。

難解な現代音楽にジャズのイディオムを持ち込み、現代日本の作曲家の中でも特異な存在の水野氏ですが、
ジャズの側からはどのように捉えられているのでしょうか。
ちなみに「ジャズ・オーケストラ’75」に続き「ジャズ・オーケストラ’73」も最近CDで復刻されました。
かなりマニアックなスレだ。
ビッグ・バンド好きなら語れるか??
3   :02/06/16 02:07 ID:???
正直、マニアックなスレばかりで手が出せません(泣)
『交響的変容第3部』(和太鼓、ティンパニ、ドラムス、大編成のオーケストラ)最高!
5名無しさん@そうだ選挙にいこう:02/06/16 13:09 ID:dYK/mYRo
’75の方がいいかな。
まだ20代半ばの村上ポンタと、レギュラーの田畑貞一が
ツインドラムなんだが、
ポンタ、まったく先輩に遠慮せず
自分のペースでたたきまくっていて笑える。
'75のタイトなビッグバンド・ジャズに萌える。'73はちょっと難しいかな〜
かなり厳格に書かれた譜面をもとに演奏しているようだけど、水野修孝の曲はフリーの部分も結構ある。
東京芸大(音楽学部楽理科)の同級生が小杉武久で、1960年代は一緒に即興演奏などの活動もしたようだ。
やれやれ、さすがのジャズ板も水野修孝にはお手上げか・・・
普段から俺は現代音楽をガンガン聞いているけど、「ジャズオケ’73」は
非常にカッコイイ仕上がりだ。
やっぱりクラシックの素養が無いと、この手の作品は理解できないのか?

ジャズでは「インプロヴィゼーション」なんていういい加減なものがもて
はやされているようだけど、現代音楽の世界では「チャンス・オペレーション
(偶然性の音楽)」という論理的に構築された手法があって、こっちの方が格が上。
マニアックな感じですが一度聞いてみたいです。
CDは今でも買えるのでしょうか。
ジャズ板にはハイブロウ過ぎるスレ。
ジャズ・オーケストラ '73が再発されたので買ったよ。
第2部の「カオス」は凄いけど、曲が凄いのかギターを弾いている高柳さん
が凄いのか、いまいち判断がつかない。
>>11
ワラタ
多分・・・水野先生の作品が凄いんだと思います。
13名無しさん@そうだ選挙にいこう
73は発売当時どうしても聴きたくて、T○○に手紙出して通信販売
で買うた。ドライブが一番アップテンポでまあ楽しめたが
あとの曲は当時、ムズカシすぎてさっぱりわかりまへん、でした。
このレコードはおまけに、スコアの縮小コピーが入っていて、
腰のぬけそうな楽譜でした。
ストレイトなジャズフアンは75のA面が一番楽しめる、
ではなかろうか。