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名無しさん@そうだ選挙にいこう:
クラウス・オガーマン、トミー・リピューマとアル・シュミットという久故の盟友同志の久しぶり(20年振り!)の仕事だけに期待満々で購入した『ダイアナ・クラール/ルック・オブ・ラヴ』。
だが、これが本当にオガーマンなのかというスコアと、これが本当にアル・シュミットなのかという録音。
この録音とmixではオガーマンらしさは微塵も感じられないではないか。
(これはネルソン・リドルのスコアにはふさわしいmixだ)
ダイアナのヴォーカルも『ラヴ・シーンズ』の超絶の録音からは想像も出来ないほどくすんでいる。
ストリングスとソロの珠玉の融合音場を作り出した天才が何故今このような録音を?
『ラヴ・シーンズ』『アブソルート・ベンソン』の録音は、digitalの新境地を誘出するのに成功していたではないか。
だがここは‘録音エンジニア、名録音はこれだ!’スレゆえ、『ルック〜』の元ネタの『Amoroso/ジョアン・ジルベルト』が、アーチスト、プロデュース、
楽曲、アレンジ、演奏、録音、糅てて加えてアルバム・デザインが揃うという惑星直列のような奇跡のアルバムだったことに言及して擱筆しよう。