スタンダード・ナンバー

中村八大のは録音の音がドンシャリですね。（ベースがドンドン、シンバルがシャンシャン）

ヴァースはミュージカルにおけるセリフと歌のインターフェース、半分セリフで半分歌、
時に歌の説明をしてくれるし、時にそれなしでは歌が成り立たないこともあるが、
ほとんどの曲はジャズ歌手によって歌われることはない。

ヴァース・クイズ　というものを作ってみました。
Ｑ１．「僕はブルーだった、でも幸運が舞い込み、グレーの空はもうグレーでなくなった」
　というヴァースの歌は？
Ｑ２．ヴァースの中で「アインシュタインの理論はうんざり」といっている歌は？
Ｑ３．Pennies From Heavenのヴァースでは、ある歌を引用している。その歌は？
Ｑ４．彼：「僕のいとこの故ロミオは馬鹿なやつ、恋のために死んだんだ」
　　　彼女：「その恋人のジュリエットは私のいとこ、
　　　　　　　ある劇作家がおもしろ半分に劇を書いたみたいだけどヒットしなかったみたい。」
　というヴァースの歌は？
Ｑ５．「ジュリエットがロミオの耳元で『どうして現実を直視しないの？』と叫んだように」
　という一節のヴァースの歌は？
Ｑ６．Where or Whenという歌で「僕らはいつかどこかで会ったよね」と言っているが、
　その答えはヴァースの中にある。どこで会ったと言っているのか？
Ｑ７．「タヒチそれともナイル？随分昔だけどまあ一時間位前かな。とにかく君の微笑んでいたのを
　見たのは憶えてる」というヴァースの歌は。
Ｑ８．「僕達は愛し合っているのにいつも口論している。もう少し僕達利口になれないかな」
　というヴァースの歌は？
Ｑ９．「僕の変わった話を聞いてくれるかい。この話、もし映画で見たら本当じゃないと言うだろうね」
　というヴァースの歌は？
Ｑ１０．最後に、シナトラがストリングスをバックにヴァースだけ歌った曲は？

あまりヴァースが歌われない曲もありますが、一応全部スタンダード。
一週間以内に答えは投稿します。

＞６８１
Good night sweet heartの元がクラシックと知らなかったです。
昔はダンスパーティーの最後によくやりました。
ベニーグッドマンのグッドバイはいい曲で好きですがあまりやりません。
よく考えると、あの曲は本当の別れ。そういう曲はパーティの最後にはだめ。
また会わないといけないですね。
この曲でも帰らない客がいると蛍の光になります。パチンコ屋と同じです。

>>691 答え 1
１．アーヴィング・バーリンのBlue Skies。ヴァースのブルーと本歌のブルーは意味が異なる。
２．As Time Goes By（ハーマン・ハプフェルド作詞・曲）
　「時がたっても愛は変わらない」と歌うのにアインシュタインを引き合いに出す憎さ。
３．The Best Things In Life Are Free（B.G.デシルヴァ、リュー・ブラウン、レイ・ヘンダーソン作詞・曲）
　The Best Things...の内容は「月も星も花も、人生で大事なのはみんな無料なんだ、そして恋もみんなのもの」
　Pennies ..のヴァースは「昔は人生で大事なのはみんな無料だった。空も月もただだったのに
　だれも感謝しないので、代償として嵐が出来た。だから嵐なんて怖がらないで」と歌い本歌に入る。
４．This Can't Be Love（ロレンツ・ハート作詞、リチャード・ロジャース作曲）
　ヴァースで涙、悲しみ、ため息の代表である、ロミオとジュリエットを引き合いにした上で、
　「気分は良いし、涙も悲しみもため息もないから　これは恋のはずがない」と歌うひねった恋の歌。
５．It Was Just One of Those Thing（コール・ポーター）。いろんな有名人のセリフを例にあげたヴァースで
　本歌は「よくあることの一つなのさ」と別れをクールに見つめている歌。

>>691 答え 2
６．夢で会ったとさりげなく言っている。ハート＆ロジャースの歌。
７．I Remember You　作詞はジョニー・マーサー、作曲はヴィクター・シャーツィンガー
　Where or Whenつながりじゃないけど、何処で何時だったのか記憶はあいまいなのに、とにかく
　「君を憶えている」ということを強調する。P.S. I Love YouやCharade 同様、マーサーの着想には時々驚く。
８．コール・ポーターのEverytime We Say Goodbye。口論の末のさよならなら、
　ちょっと死にたくなるのも分からないでもない。
９．Polka Dots and Moonbeams(ジョニー・バーク作詞、ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲）
　「偶然ぶつかった可愛い娘の水玉模様のドレスに月の光が当たって閃光が発せらる...」
　まさに映画の幻想シーンで信じがたい話。
１０．Stardust（ミッチェル・パリっシュ作詞、ホーギー・カーマイケル作詞）　
　ミュージカルとは関係なく、詩も後でつけた歌なのになぜかヴァースがある。それ程珍しくもないみたいだが。
　シナトラ＆ストリングス（リプリース）で歌っているが、聞いてみるとフラストレーションが残る。

なお１、４、６、８のヴァースは聞いたことがない気がする。

The Best Things In Life Are Free
ってインストものしか聞いたことなかったが、そういう意味だったんだ。
だから複数形なのか、完全に誤解してたわｗ　自由であるこ（ｒｙ

>>692
Goodbye
　君のことは忘れない
　・・・
　でも僕達は自分達の道を行き続ける、
　君は高い方の道を、僕は低い方の道を行く
　今は離れた方がいい
　グッドバイ
We'll be together again
　もう涙なんか流さないで、怖がらなくていいよ
　・・・
　だから離れ離れはグッドバイとは違うから
　僕らはまた会えるんだ
　・・・

確かにグッドバイと言うともう会えない悲しい別れですね

フェバリットとは言えないけれども、でも十回以上は聞いている曲

God Bless the Child 　ビリー・ホリディ
タイトルは「神様は神の子に祝福を与える」といった意味だから賛美歌のようなものだと思っていたが、
歌詞の中では「神様は自分でお金を稼ぐ子に祝福を与える」つまり裏を返せば
「神様は貧乏人には目もくれない」といった皮肉な歌だと知ったときはちょっと驚いた。
シャウトする歌手もいるが、淡々と歌い上げるビリー・ホリディの歌唱にはより深い苦悩が感じられる。
ベストテンほどのフェバリットじゃないが好きな歌＆歌唱。

Baby, Won't You Please Come Home　ベッシー･スミス
随分昔　故油井正一がベッシー･スミスをオペラ歌手の歌唱法になぞらえて褒めていたので
わざわざジャズボーカル専門の喫茶店に行きリクエストしたら断られた想い出がある。
断られた理由は暗いからだということらしい。
今では、駅中の臨時ＣＤショップで千円ほどの値段で売っているのを見ると、
電車で２時間かけて新宿のジャズ喫茶に行った時を思い出し戸惑いを覚える。
たまにしか聞かないが、ブルースの皇后と呼ばれるだけの高貴さを感じる。

"おいしい水"の原題って何ですか？

Agua De Beberだっけ？beberは飲むaguaは水
検索すればすぐ分かるからね

700

>>699
日本語題で検索したら"六甲の水"みたいなのしかひっかからなくて
困ってたんですよ。ありがと。

スタンダードと言われていても、
朝日のようにさわやかに、
トプシー
素敵なあなたBei Mir Bist Du Shon
なんかは最近あまり聴かないな。
消えそうなスタンダードかな？

聞かんねえ。
逆にもういいよってくらい歌われてるのは何かな？
スマイル、スターダスト、虹の彼方へ、我が心のジョージア……
どれも好きなんだがちょっと食傷気味だな。

Someting coolっていう曲について知りたいのですが、ご存じの方いますか？

Somet(h)ing coolなら知らない人はこのスレにはいないけど
それはみんな知らないでしょう。

（h）が抜けていましたね…。すみません。よろしければ、作曲者名や歌詞内容を教えていただけないでしょうか？

something cool
I'd like to order something cool
It's so warm here in town and there heats get me down
yes I'd like something cool

＞７０６
スタン　ケントンオーケストラにはアニタ・オデイ、ジューン・クリスティ、
クリス・コナー、アン・リチャーズというそうそうたる女性シンガーがいました。
その２番手のクリスティーはデビュー当時十代の若手でしたが、従来の美声の歌手の
概念を変える、悪声というかハスキーというかの声質と高度な技術に支えられながら
表面的には荒削りな表現で人気を博しました。ケントンバンドのアレンジャーの
ピート・ルゴロは当時の現代音楽の高度なハーモニーをジャズに導入しましたが
その二人が組んだアルバム名とその中心の曲名がそれです。
coolという言葉は最近もまたはやってますが、今の意味とは違うようです。

以下余談。クラシックの音楽家にはユダヤ人が多い。ナチスに追われた彼等は
アメリカに逃げたが生活に困って、ジャズメンに音楽理論を教えた。それが
ピート・ルゴロやバート・バカラックを生んだ。オープンハーモニーなどは
それだろう。バップの誕生に影響があったかは知らない。

707さん、ご丁寧にありがとうございます。CDが見つからなく、ずっと気になってて…。とても助かりました。 708さん、ご親切にありがとうございます。Coolは現在の意味合いと違うんですね〜。とても勉強になりました。

>>702
>トプシー

いい曲なんだけどな、例の本に載ってないから。
The Real Book Vo.1に載ってるけど、キーがどうもおかしい。
（Ebの譜面をろくにチェックもせず載せてるんじゃないかと妄想中）

＞一般に“スタンダード”と呼ばれるものは、
＞元々映画やミュージカルで使用された“歌付き”のものを指します。
＞コール・ポーター、ガーシュイン、ロジャース＆ハートなどが代表的。
＞
＞一方、ジャズメンが作ったオリジナルは有名曲であったも“ジャズ・オリジナル”と呼ばれるようです。
＞「コンファメーション」や「ナイト・イン・チュニジア」などはスタンダードとは呼ばないわけですね。

これマジ？

>>712
マジ。

マジじゃない

どっちだよ！

単に「スタンダード・ナンバー」といえば、定番の歌物のこと。
パーカーやモンクの曲は「ジャズ・スタンダード」と言うべきか。

最も新しいスタンダードナンバーはどの曲だろう？
Norah Jonesが歌った『Don't Know Why』などは
歌い継がれていくと思うが。

勘違いしてますね

>>717
スタンダード・ナンバーって、50年代までの歌物だよ。
60年代以降のものは、どんなにいい曲で、広く歌われたとしても
スタンダード・ナンバーとは言わない。

>>719
狭義と広義の定義があると思ってました。

>>719
酒とバラの日々は1962年だぞ

>>721
ごめん、そこらへんは大目に見て。

>>722=719
最初から断定しなきゃいいじゃん。
無理して定義付けするから、そういうことになる。
なんでもキッチリ区分けしたいアフォな日本人の典型だな。

ざーっと流し見したがapril in parisないじゃん。

これ舐めるようなアドリブしたいな。

SLEEPY DOWN SOUTH
のコード進行教えて下さい
以外とのってないのね

そんなもん、１回聴けばわかるだろ




と、とりあえず言ってみる

ジャ教えてやれ.

the chickenはスタンダードじゃないのか？

>>728
自己紹介乙

アイポットのCMの曲って誰の何て曲ですか？

>>730
マルサリスのブルースだけど、スレ違い。

>>731
ありがとう
そしてごめん

>725>727
知らないけど、題名を聞いただけで、ブルースコードの変形で
出来そうだとわかる。

アラバマとダウンサウスは続けてやるべし。
眠くなるぜよ。

マイルスのbye bye blackbirdは凄かったですが、普通の
歌物を最近聴きたいです。御勧めの歌手は有りますか？
ヘレン・メリルは持ってます。

>>735
ヘレン・メリル以外で定評あるのはカーメン・マクレエとサラ・ヴォーン。
Carmen McRae / Birds of a Feather
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=266966
Sarah Vaughan / Live in Japan
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008CGZ/qid=1152278899/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/503-6763814-8946303

下の2つは上のようなコテコテのジャズ・ヴォーカルじゃないけどオススメ。
Patricia Barber / Night Club
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1843291
Sara Gazarek / Yours
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1475582

>>736
御教授感謝致します。サラ・ヴォーンはいいですよね。
知らない歌手御紹介痛み入ります。

bye bye blackbirdは、ビートルズのメンバーが録音してるね。ジョージ。ハリソンだっけ？