死神の精度

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574名無シネマ@上映中
今日観てきた。演出は抑制が効いていながら意図が伝わるもので、良かった。
プロットは良くなかった。
(演出の良かった点)
・冒頭の葬式で、少女が死神に対し、
「えみちゃんは、まだ10才だったのに死ななければならかったの?」
遺影を見ると・・・
・藤木一恵の同僚が、さりげなく80年代ファッション(時代が80年代の示唆)。
・藤木一恵が死神に手を触られて気を失ったとき落とすのが、
カセットテープ式ウォークマン(時代が80年代の示唆)。
・阿久津伸二(ヤクザの子分)が持っているのがiPod(時代が現代の示唆)。
・阿久津伸二が栗木(だっけ?)を襲撃しようと乗り込むとき、
自動車から降りようとドアを開けようとすると、
開かない、ロック解除しても開かない。直後に・・・。
・藤田敏之(ヤクザの親分)が囚われの阿久津伸二を救出するとき、
顔にキスマークがついてる(女のところへ行ったことの示唆)
・竹子の微妙に不自然な会話(
理容室常連少年「竹子だ。何年ぶり?」竹子「久しぶり」
竹子「763日前にもカメラマンがそう言っていた」)
・ラジオニュース「四半世紀ぶりの日本でのワールドカップの開催」
(演出上良くなかった点)
・80年代に、レコード店に視聴システムは存在したのだろうか。
・竹子は出てくる必要があったのか。