【子役】アキレスと亀【かわいい】

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176名無シネマ@上映中
前に今作を見るに値するかどうかでまよっていると書き込みしてきたものですが、
先ほどレイトショー\1200で見てきました。
結論としては、見てよかったです。
映画館の大スクリーン+音響設備で見るほどの大作ではないのですが、
前2作がハチャメチャだったので、3部作という事で見るべきか迷っていたのですが、
北野映画らしくなく説明が饒舌で、登場人物に状況などを喋らせていたので、
北野映画ファンではない人にもわかりやすい作りとなっていました。

自分は最後の説明文がかなりグッと来て泣きそうになりました。
あの後どうやって生きていくんでしょうね? 真知寿は死のうとしても死ねなかったのに。
芸術残酷物語で、北野映画はいつも最後にカタルシスがなく救いがないのですが、今作でもそうでしたね。
武の中では浅草の頃の売れない芸人時代がそうとうトラウマになっているのでしょうか。

しかし真知寿の青年時代って何歳ぐらいの設定なんでしょうか?
柳憂怜は実年齢45歳だけど、美術専門学校に通いだしたのは26〜27歳くらいの設定?
それから結婚して娘が生まれてたけど、中年期になって娘が高校生の18歳?としても
武の風貌だともう50代後半くらいに見えてしまうので、無理があるように思えた。
今回は時系列で主人公の役者を替えているんだから、武が演じる必要はないと思った。