【Monsters vs Aliens】モンスターVSエイリアン 

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103名無シネマ@上映中
週刊アスキーに
元ネタとなった特撮・SF映画をまとめたマニアックな記事があったので転載。


・冒頭のドリムワークスのロゴに登場する円盤は、「世紀の謎:空飛ぶ円盤
地球を襲撃す」(1956)。
・隕石落下シーンのデート中のカップルは「マックィーンの絶対の危機」
(1953)や「イット・ケイム・フロム・アウター・スペース」(1953)。
特に後者は、煙の中からひとつ目が現れる場面に活かされている。
・主人公のスーザンは「妖怪巨大女」(1958)を基本として、結婚式
という設定は「The 30 Foot Bride of Candy Rock」(1959)の要素が
少し加わり、足に打たれた注射器を兵士に投げ返す場面は
「戦慄!プルトニウム人間」(1957)の引用。サンフランシスコの街中を
歩く場面は、「ウルトラQ」(1966)の「1/8計画」も連想させる。
・コックローチ博士は「蠅男の恐怖」(1958)。
・不定形生命体のボブは「マックィーンの絶対の危機」。何でも飲み込んで
消化してしまう設定は、イタリア映画の「Caltiki - The Immortal Monster」
(1959)や、「ゴーストバスターズ」(1984)のスライマーの要素もあり。
・半魚人ミッシング・リンクは、一見「大アマゾンの半魚人」(1954)の
ように見えるが、続編の「半魚人の逆襲」(1955)が元ネタ。セリフで
「フロリダに現われた」と言っているのがポイント。
・巨大生物のムシザウルスは「ゴジラ」(1954)と「モスラ」(1961)が
合体したもの。アメリカ映画でモスラがオマージュされるのは初と思われる。