【イーストウッド】 グラントリノ 1台目

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379名無シネマ@上映中
それではここで素朴な疑問を一つ。

ウォルトが自分自身を一番許せず、彼の人生の苦しみの核となっていたのは、
朝鮮戦争で上官の命令ではないのに敵の少年兵を沢山殺したことだと思っていたのに、
人生最後の懺悔では、妻以外の女とキスしたとか、納税をちょっとズルしたとか、
実に他愛のない “ 罪 ” ばかりだったんだけれど、あれはどういう意味だったんだろう?

自分なりに考えてみたのは、

1. 人生を総括する懺悔でその程度の罪しか出てこないことで、
 ウォルトがいかに糞真面目に生きてきたかを表現した。

2. ウォルト流のユーモアで、死の直前まで27歳童貞の若造神父を余裕でおちょくってみた。

3. 朝鮮戦争で敵少年兵を自己判断で殺しまくったことは実は全く罪だと認めていなかった。

くらいなんだけれど、みんなはどう解釈したのかな?