【イーストウッド】 グラントリノ 1台目

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211名無シネマ@上映中
※ネタバレ


>>205
因果応報とか言い出したら、朝鮮戦争で心に傷を負ったウォルトが
家庭でどのように息子に接したかということは、かなり容易に想像つくわけで。
その結果、息子は糞男になってしまったし、その糞息子が育てた孫娘は
輪をかけたような糞女になってしまった。
でもそれを、因果応報で片づけちゃいかんと思うのよ。
老人1人でチンピラ従兄弟を全滅させることは普通に無理だが、
殺ろうと思えば1人ぐらいは殺ることはできたんじゃないかと思うわけで、
しかしそれをしなかったのは、チンピラ従兄弟どもに改心のチャンスを与えたのでは?
と思った。
そもそもモン族一家が隣に越してきてんのも、チンピラ従兄弟が街で暴れてんのも
ベトナム戦争の因果が回ってきてるわけだが、そこにある事態は、
因果応報とか言ってないで、解決方法を探らなければならないわけで。