1 :
Cosmopolitan Airways:
2 :
名無シネマ@上映中:2014/08/12(火) 15:51:56.29 ID:em6SPw0h
「白痴」は、映画観ながら、ゲラゲラ笑った
3 :
名無シネマ@上映中:2014/08/12(火) 19:05:07.58 ID:XEDwt1OF
4 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 07:55:37.48 ID:dnf1Xl62
『羅生門』以外は全て駄作だろ。
5 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 08:01:24.84 ID:rOS+/jop
若い頃のたくさんの人が集まって作ってた作品は面白い
たくさんの才能が力を出し合ってたから良かったんじゃないかと思う
6 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 08:10:22.57 ID:Lk1SUauz
最高傑作は「七人の侍」派と「天国と地獄」派に分かれる気がするな
7 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 09:12:00.55 ID:3uTcg23t
最高傑作は「生きものの記録」だな。次点で「蜘蛛巣城」と「どん底」。
いずれも普通じゃない。黒澤だったから作らせて貰えた作品。
理念や哲学が先行し過ぎて暴走してるところが黒澤らしい。
最駄作は「夢」。これも黒澤だったから撮っちゃた作品。
理念や哲学が先行し過ぎて暴走してるところが黒澤らしい。
8 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 09:49:05.38 ID:YSquZ2AL
>>5 まぁ結局これだな
スタジオシステムがしっかり機能して日本映画界が隆盛してたからこそ輝いた才能だと思う
9 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 10:16:32.21 ID:ekoY1y0O
俺は「静かなる決闘」と「醜聞」が結構好み。
どちらも若い黒澤の演出に未熟な部分が目立つが、かえってそれが魅力に感じる。
しかし、両作品に出てる千石規子という女優は抜群に演技がうまいよね。
何度見てもほれぼれするような名演技。
10 :
名無シネマ@上映中:2014/08/13(水) 10:51:44.50 ID:1EsOTu4b
千石規子はいいね。
「生き物の記録」のときにはもう既に東映に移って
おばあさんの役ばっかりしてたみたいだけど
初期の黒澤映画には欠かせない存在だった。
11 :
名無シネマ@上映中:2014/08/14(木) 08:28:58.18 ID:LV3qjqtf
黒沢は海外の専門家から評価されてるのは個々の演出であって作品そのものじゃないだろ。
は?
13 :
名無シネマ@上映中:2014/08/14(木) 09:54:56.56 ID:CPfDpuOB
ワイは「隠し砦の三悪人」「生きる」「七人の侍」がベスト3やな。
14 :
名無シネマ@上映中:2014/08/14(木) 11:08:16.25 ID:Twg0IOXU
わいは「蜘蛛の巣城」がベストに入るな。
「生き物の記録」もある意味凄い作品だ。
三船が老人を演じたのがすごかった。
「蜘蛛の巣城」を激賞している海外の映画作家は多いよね。
ポランスキーも「マクベス」を監督する際に黒澤作品をかなり意識したらしい。
あの「森が動く」シーンなど、ぞっとするほどの出来栄え。
16 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 03:05:46.95 ID:DZ6ROIJd
わざと好きでも無いマイナー作品を挙げて悦に入るのヤメテね。キモイから。
で、駄作は影武者以降全部だから。すでに老害の域。
17 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 05:17:25.39 ID:kLB3JqqU
齋藤達朗(大宮開成高校、hal tokyo(hal 東京))は脳に障害を負った知的障害者。だからこいつは窃盗・傷害・強盗・放火・殺人などの犯罪を繰り返している。警察はこいつを豚箱にぶち込んだほうが良い。こいつは本当に気色悪い気違いだから気を付けたほうが良い。
18 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 06:08:03.01 ID:VPtRQ2JU
1番美しくは、本当に色々考えさせられる
最高傑作とかとは全然違うが、黒澤明がこの映画をどう捉えてたか等
想像すると、その後の彼の名作がどうして生まれたかも見えて来ます
19 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 08:12:14.00 ID:7mmwXspp
用心棒ってたいしたことなくね?
20 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 09:00:23.79 ID:DwzpwNMT
>>1 不思議なのは、関係筋によると、
一流芸能人が競って購入しているのが
横浜市の上大岡駅周辺のアパートやマンション
上大岡が今後、ブレイクするという情報を得ているようなんです
確かに駅周辺は栄え、土地の値段もリーズナブル
平日の昼間ともなれば物件を物色中の芸能人にかなりの頻度で出会えます
21 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 10:44:33.44 ID:dbFb66dQ
>>19 映画館のワイドスクリーンで見ると印象が違う。
俺も最初にテレビで見たとき大した事ないなと思ったが
映画館で見たら三船が肩一ゆすりするだけで
すっごく大きな動きになって画面いっぱいにうごくから
感動するよ。
それを見越して撮った宮川一夫のカメラが素晴らしい。
んっとね
えいがかんにいくとね
おっきいからびっくりした
幼稚園児か
>>20 そうやって騙されて億という借金作っちゃうのが芸能人
「静かなる決闘」は、愛するが故に最愛の婚約者を諦めなければならない主人公の苦悩が実によく描写されている。
アクション映画では見られない三船の繊細な演技が胸に突き刺さる。
最初は主人公に反目しながらも、徐々に彼に惹かれていく看護婦見習いの女性を千石規子が見事に演じている。
黒澤映画では、語られることが少ない作品だが、平凡な恋愛ドラマにはない演出の力強さが感じられる名作だと思う。
「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「用心棒」「天国と地獄」あたりを最高とする人も多いが、
非娯楽作にも傑作は多いし、もっとそちらにも注目してもらいたいな。
26 :
名無シネマ@上映中:2014/08/15(金) 18:39:30.55 ID:DwzpwNMT
>>23 京浜急行の最速列車「Wing号」が、東京の品川から、横浜の上大岡までノンストップなのは、全盛期の頃のSONY(本社・品川)の力によるものだと、SONYの社員が言っていた、確かに上大岡駅周辺一体にはSONYの社員が多く住んでいる。
それと、かつて上大岡には日揮の本社や、全日空や川崎製鉄など、その他数多くの大企業の東京本社の社宅が存在している。
要は、名だたる大企業の力によるものが、現在までの上大岡の発展。
27 :
名無シネマ@上映中:2014/08/16(土) 14:06:12.41 ID:Pa6Em+3r
横浜市南区の木村と言う45くらいの人知ってる人いますか?
元上大岡グループらしいです。
28 :
名無シネマ@上映中:2014/08/16(土) 22:51:14.59 ID:Ary2R+xD
◆羅生門
娯楽作品としては全然面白くない。主題を考える映画。けど主題を考えてみると、「主観によって事実の見え方は異なる」とか、「人の本質は悪か善か」みたいな月並みなものしか思い浮かばない(読み手の問題かも)。そんなわけでいまいち評価は高くない。
◆白痴
Wikipediaを読むと製作過程でごたごたがあったらしく、ものすごく見づらい映画になってる。登場人物が現実から遊離しすぎていて感情移入がしづらく、途中でギブアップ。評価は最低。
◆七人の侍
娯楽作品として抜群に面白い。明確な主題はあるのかな?「勝ったのは百姓」というラストをどう読み解くかだけど、「農民はしたたかである」以上のものが思いつかない。娯楽作品としてはベスト。
◆隠し砦の三悪人
ふともも
29 :
名無シネマ@上映中:2014/08/16(土) 22:52:06.98 ID:Ary2R+xD
◆椿三十郎
ちょーおもしれーよまじで。七人の侍と並ぶ最高の娯楽。
◆デルス・ウザーラ
人間対人間を描き続けてきた黒澤監督が人間対自然を描く!みたいな作品。ジブリもそうだけど、
これだけ人間対自然が色々な媒体で議論され尽くされてきた現在、これを観る必然性はあまり無いかも。
面白いけど。
◆乱
一番印象に残ってる映画。黒幕の姫様の「いやじゃいやじゃ!」はすさまじいインパクトがあったけど
誰も語ってないのは何故。リア王が下敷きになってるだけあって、主題を考えようとすると色々浮かぶ。
「父子関係の儚さ」とか「権力に取り付かれた人間」とか?娯楽としても哲学としても面白い。
30 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 01:47:54.89 ID:W7nXYhp0
赤ひげが一番好きだな
31 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 02:57:48.52 ID:1Nh8VmZR
最低は夢かな。
32 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 05:34:09.16 ID:T+gI4Va4
「乱」がいいと思う人がいるのに驚いた
自分には娯楽としても退屈だし哲学?的にも陳腐の極みに思えたけど
ここで乱が話題にならないのは、最低レベルのひとつだけど夢とか狂詩曲とかこれ以下のものがあるからだろう
33 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 06:46:00.73 ID:RHjP5W38
『影武者』と『乱』は最初の30分で退屈で見る気が失せた。
黒沢作品はどれもオーバーアクトで不必要に間延びしたところがある。
旧ソ連では『どですかでん』の評価が高かった。
34 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 08:44:54.61 ID:IYy8yfw2
>>32>>33 俺は黒澤作品『乱』から入ったんでかなり贔屓目に見てるかも。
それにしてもこの評価の差は一体・・・。
35 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 10:27:39.12 ID:k68XcVBS
『乱』は俺も好きな方だな。
武満徹の音楽もハマってたし。
娯楽系黒澤とアート系黒澤の両方を好きである必要は全然ないけどね
用心棒最高!みたいな感じだったら乱とかなんじゃこりゃとなる方がある意味当然と言える
37 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 10:36:57.05 ID:C5iZg/sW
他人の評価にいちいち降りまわされて生きてどうする
それも2ちゃんだぞ、それだけでアンタの価値が解かるよ
好きか、嫌いか、それだけ。「どですかでん」なんか吐き気がした
まあな。それを言ったら俺は「素晴らしき日曜日」が好きだからなあ。
その魅力は一言で言うとやさしい映画。
いつも強者の論理で上から目線の物言いが目立つ黒澤作品だけど、
この映画とか「醜聞」の志村喬とか、ダメな人たちをそのまま肯定するやさしさも
黒澤作品の魅力だと思うんだよね。
橋本忍が書いているけど、乱はかつての盟友だった脚本家たちが黒澤から離れて行ったのが一番痛かったんじゃないかな。
時代劇映画を数多く見ている日本人にとっては、どうも物語にすんなり入っていけない。
西洋人はリア王の世界観をそのまま翻訳して見れるから違和感を感じることなく感動できるのだろう。
しかし、時代劇を見慣れた日本人には、絵空事にしか見えないのが難点。
黒澤は小国の諫言を聞き入れる気持ちのゆとりがなかったのかな?
40 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 14:30:39.81 ID:rfUfmVwF
41 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 14:46:12.13 ID:T+gI4Va4
>39
名監督が晩年グダグダになるのはそこらへんが理由なんだろうな。
謙虚さが無くなって天皇になると何でも自分の好きなようにできるから、脚本家
だけでなく、製作サイドや撮影美術とかも言いなりで、観衆が忘れられて自己満の
世界に入ってしまう。
「リチャードギアは日系人に見えないよ。ギャグですか?」とか誰も言えなかったんだろうな。
>>41 同じシェイクスピア翻案でも、「蜘蛛巣城」は抵抗なく見れる。
やはり映画は脚本がいかに重要かがよく分かる。
「乱」は一場面一場面を切り取って見れば、まるで絵画のようで美しいが、ストーリー展開に無理があって結局散漫な印象しか残らない。
そもそもリア王を日本の時代劇に置き換えること自体に無理があったのでは?
黒澤監督としては、「バリー・リンドン」のような芸術性豊かな時代絵巻をスクリーンに描きたかったのだろうが。
43 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 16:15:24.59 ID:H6cIcdMi
>>38-39 気持ち悪い
またいつもの自演野郎か
ブログでも書けば?
乱はアンゲロプロスみたいな事がやりたかったんだろ
バリーリンドンは普通の劇映画だけど乱は構図からしてアンゲロだわ
うひー
用心棒が見たくなってしまったあ
今出てるBlu-rayはマスターに出来不出来あるから手を出したくないんだよなあ
影武者と乱あたりは4Kマスター作るべきだろ
46 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 21:01:04.44 ID:7qSGot3L
945 名前:名無シネマ@上映中 :2014/08/16(土) 08:46:28.73 ID:3yMkEAXs
予算もなくて作った様な「どですかでん」から気持ち悪くなった
自殺未遂後に撮った映画つまんなく重い。勝新の影武者見たかった
過去の功績が大きすぎて、晩年辛かったろうな。役者も薄っぺらが多く成って
たけしや所ジョージと仲良くやってっるの見て、衰えたなあって感じたよ
例えば、渥美清さんがバラエティーにレギュラ―で吉本の若い芸人とつるんでた様な残念な感じ
たけしや所なんかよりも、勝新とやれただろうと言いたくなったし、松田優作を何故に門前払いした?と
七人の侍にも、「アレッ」てシーンが有ったけど、昭和20〜30年代の日本には古の原風景が沢山あって
映画作りも、今よりずっと楽しかったろうなァ・・・役者のバックにある時代風景を見てる人も多いし
47 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 21:02:16.53 ID:7qSGot3L
946 名前:名無シネマ@上映中 :2014/08/16(土) 09:06:08.81 ID:gjc/aidb
>>945 なるほど
テンプレにしたいくらいいいレスですね
私が言いたい事全て言って下さいました
五流俳優、否、俳優もどきと慣れあってたらいい作品は取れません
気に食わないと大物を追い出してたらいい作品は作れません
48 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 21:02:54.04 ID:7qSGot3L
949 名前:名無シネマ@上映中 :2014/08/16(土) 12:30:57.50 ID:ypLdZjkz
>>945>>946 全盛期の孤高のイメージと違うぞとか思わせたかったのか?
はたまた実力もないのに騒がれてる輩とつるみ、自分も上がりたかったのか?
いずれにしてももう終わった者の考え
面倒臭い人間を使いこなす根気も力も既になかった
結局、モノクロの終焉で終わってますよ、この人は
49 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 21:39:44.75 ID:FFOwEOnd
当時の状況を知らずに頭の中で考えただけの感想文は滑稽で腹立たしい。勉強が足らんね。もう理解するのが無理なんじゃないかと思うほどのギャップを感じるね。
50 :
名無シネマ@上映中:2014/08/17(日) 21:46:27.52 ID:kgtVtqJS
>>49 お前、向いてないよ
もう書き込まんでいいから
あ?無理か
コピペ基地外だもんな
影武者つまんないけど勝新にしたところで何も変わらんだろう
影武者で驚いたのは、やっぱり素人の棒演技だよ。
トラトラトラで試みて降板の一因ともなった素人起用を阻止できる人物はいなかったのか。
無防備都市とか自転車泥棒のようなリアリズムあふれる作品にする意図があったらしいが、時代劇でそれが実現できると、黒澤が本気で考えていたというのが本当に信じられない。
53 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 01:31:33.87 ID:jL0TCOZs
人の批判は喜んでするが自分が批判されると顔を真っ赤にして怒りだす。これこそ2チョンネラー。2チョンネラーの鏡ともいうべき人物である。
映画の話だけすりゃいいのにヘンテコな奴が紛れ込んでるな
55 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 11:42:58.54 ID:ceZFUDNh
>>21 たぶん、それは宮川じゃなくて
斉藤孝雄やな。
宮川はマスターショット担当のAキャメラ。
ああいうセンスは宮川にはない。
三船の首から下の胴体と番太の半助を
アップで切り取ったり、ああいう遊びを
Bキャメラの斉藤が存分にやったので、用心棒は傑作になった。
宮川がマスターショット担当だったからこそ
自由にやれたという側面もあるが。
56 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 11:47:52.18 ID:N2sjyEZE
>>46松田優作にはその後オファーはしていたんだよ
しかし優作は門前払いされた時に「よし、二度とこいつとは仕事はしないからな!こいつから仕事のオファーが来てもこちらから袖にしてやる!こいつが俺に頭を下げて仕事をオファーしてくるような地位まで実力をつけてやる!」
57 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 11:54:58.21 ID:ceZFUDNh
>>38 >いつも強者の論理で上から目線の物言いが目立つ黒澤作品だけど
ええ?
何処が?
黒澤作品ぐらい弱虫の視点が強い映画もないけどな。
黒澤自身が女々しくて、弱弱しい性格だし。
小学校時代にいじめられっ子だった黒澤が
「強者の論理」になんか共感できるわけがないやろ。
もっとも「強者の論理で上から目線の物言いが目立つ黒澤作品」て
某有名評論家の受け売りやな。
七人の侍を百姓をバカにしてるとかホザイテたおっさんやろ。
58 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 12:00:13.26 ID:ceZFUDNh
>>56 黒澤は松田と面会すらしてない。
門前払いにされたから
仮に黒澤からオファーがあっても
断ると松田が勝手に吠えてただけ。
そもそも黒澤が松田みたいな奴を使う気にならないと
思うが。
59 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 12:19:01.32 ID:1Tl22fXQ
>>55 だろ
宮川なんて何の才能もない
剣か何かの映画が全てを表してるだろ、奴の
60 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 12:20:15.61 ID:1Tl22fXQ
>>58 松田はたけしや所と同等だろw
何かドサクサ紛れに松田をどこまで上げたいんだろ?
松田優作の逸話はホラ話に尾ひれがついてるんじゃないか?
62 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 17:14:25.00 ID:wFT/LGgg
松田優作の話はホラ話が相当入ってるだろ。
役がないのに売り込まれても困るだろう
そういう優作の純真なところは好きだけれど
「乱」は俳優の所作、カメラの間が面白い。ラストまで退屈どころか
おなか一杯の娯楽作だ。
「八月のラプソディ」は、演技も構成もだめだけど、というかだめなのに、
ちゃんと映画になってる。説明不能。
「夢」は遠野物語とか今昔物語集とかあんな感じ。ストーリーも無いエピソード。
しかし美しい。
カラーになってからの作品は、脚本はたいしたこと無いしむしろあらがあったりするけど、
用心棒や侍のような、思想的にいろいろ語れるようなもの以上のなにかを感じさせる。
65 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 22:26:28.99 ID:K2NDX4BV
66 :
名無シネマ@上映中:2014/08/18(月) 22:54:59.39 ID:k836tXfj
後年黒澤がカラー映像の「美」を追求しはじめてつまらなくなった。
黒澤作品にあった世界水準を超える要素を失い、映画の完成度からずれる方向に走ってしまった。
映像で客を瞠目させるには、
・今まで見たことのない効果
・作品の話の流れに効果を与える
・「リアル」を感じさせる効果
これらは現在のVFXによって技法の重要な要素として不可欠になってる。
晩年の黒沢の努力、志向はCG技術の発達によって実現した。
2001年宇宙の旅の登場で、カラー化にこだわる黒澤の志向は陳腐化した。
だから、上記要素を満足させる「赤ひげ」以前の作品の中にしか黒澤の傑作はないし、
映画史的に評価される作品もない。
最高峰は「用心棒」〜「赤ひげ」の諸作品。これらは世界的にも最高水準の技術的成果だった。
68 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 03:10:38.51 ID:POYvpahW
69 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 03:35:39.42 ID:pZ/7l6I0
>>66 は世界的にも最高水準のバカwwwww
せめて日本語で書けよ。
70 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 06:03:28.38 ID:LrAuw0wM
>>66 それありますね
色にばかりこだわり、モノクロの時にやってた事をしないんじゃ、いい作品も出来る訳なし
実はモノクロの時も、色にはこだわってたのに
モノクロ作品をもしカラーで撮ってたとしても、問題ないくらいきちんもやってた黒澤
71 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 08:26:29.89 ID:/mkQneRF
世界の金貸しの二大勢力が、ロックフェラー家とロスチャイルド家であり、両者の勢力争いが世界を動かしてきた。それは現在も続いている。
★ロックフェラーは、米国で19世紀半ばに石油採掘業で成功した金貸しである。ウィルソン大統領への資金援助や金融顧問ドッジの派遣を通じて米国政府に食い込み、
FRBを設立して米国の金融支配体制を確立した。(FRBは日銀のような公的機関ではなく民間である)
★ロスチャイルドは、ドイツで18世紀半ばに金融業で成功した金貸しで、リスクヘッジのため全ヨーロッパで活動をはじめた。
1815年のワーテルローの戦いでは、市場関係者を騙して巨額の利益を上げ、フランスの賠償金も引き受けた。その後、ヨーロッパ各国の大蔵大臣はほとんど買収され、
公債を発行しては引き受けたロスチャイルドに二倍にして返すという手続きを繰り返した。スエズ運河の株式購入代金もロスチャイルドが用立てしたもの。
なお、ロスチャイルドは民族的にも宗教的にもユダヤ系(シオニスト)である。
世界を動かす欧米の企業の多くがどちらかの陣営に加わっている。
72 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 10:02:25.35 ID:m/CsPhcI
>>69 のようなバカのくせにえらそうにするのがこのスレですか
バカがバカ同士で罵り合いするのがこのスレです
どいつもこいつも偉そうなバカばっかw
74 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 10:43:56.66 ID:V/FYXG71
ロシアのメル友が「八月の狂詩曲」が一番いいと言ってた。
「用心棒」は主人公の性格が面白いと言ってた。
もっと見せたかったが英語字幕付きがなかったので
それ以上は送れなかった。
75 :
名無シネマ@上映中:2014/08/19(火) 19:02:18.01 ID:ItEBw90L
ロシア人なら「デルス・ウザーラ」じゃないのかい?オマエ、馬鹿の見本だな(笑)
>>66 >>70 黒沢映画は色というより光の表現がモノクロの方が良い。
羅生門での木漏れ日、短刀が光を反射してぎらつくシーン。
ビスコンティの異邦人(黒沢演出のパクリとはいわないが)でもナイフに光を反射させてるが
カラ―なのでイマイチ迫力にかけるしストーリ上の必要性も薄い。
「天国と地獄」
あきらかにダーティハリーとダークナイトに影響を与えている
どろろ
79 :
名無シネマ@上映中:2014/08/20(水) 04:13:16.10 ID:g63Hw72Z
>>57 佐藤忠雄さんでしょうw
出世なさりましたなw あの人にとっては良い時代で良い業界でした
「七人の侍」が初公開当時、「再軍備推進右翼反動映画」と批判されたのが昔日の感あり。
81 :
名無シネマ@上映中:2014/08/20(水) 11:26:26.18 ID:3SYsUEvM
>>75 いやその人はデルス・ウザーラを見たことないと言っていたよ。
82 :
名無シネマ@上映中:2014/08/21(木) 03:59:41.41 ID:ofgifKRO
勝新降板の一因になった勝新自身の「影武者」撮影映像、ひっそり秘蔵されてていつの日か出てきたら大スクープだろうな。
見てみたいなぁ・・
84 :
名無シネマ@上映中:2014/08/21(木) 10:32:53.03 ID:2Oa0Cs5F
ドキュメンタリー「黒澤明の世界」に勝新が演技してる影武者の冒頭シーンの
演出風景がみられるけど、あれじゃ不十分だね。
たしかに信玄は勝新だね。
仲代は毛利のイメージだ。
黒澤のカラーって自分が描いた設定画をそのまま再現してるんだけど
紙の上と画面の上だとやっぱ違って全体的な色調が乱れすぎてる
上手くいったのはデルスくらいだ
86 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 02:14:09.51 ID:vAIYIfHA
仲代が主役は無理がある
用心棒もあの三船が居たからの仲代
影武者も勝が出て準主役が仲代なら用心棒程ではなくても、主役の時よりは輝けたのではないかな
それと三船や勝の役柄は仲代には演じきれない
三船の代わりに志村がならないのと同じ
そんな事は黒澤御大が1番わかっていた事
87 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 03:28:40.05 ID:YX1w0t8K
>>85 別に黒澤は
コンテ通りに撮影しようとしてたわけじゃないけどね。
紙とフィルムじゃ違うのが当たり前というのは
黒澤御大が1番わかっていた事
88 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 10:31:11.48 ID:tjdE1sjx
デルスがカラーとしては一番きれいだ。
>>86 それは言えるな。
乱も影武者もそういう点で物足りないのかもしれない。
89 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 12:58:20.16 ID:5fbUtVAN
なるほど
三船の代わりが仲代だったら、全ての映画のスケールが一回りどころか十回りくらい小さくなったかもね
それと趣も少し変わったろうな
つまり影武者も乱も、粗野でワイルドな役者やらもう少し良かったと言う説にも少しだけ納得
90 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 17:10:37.32 ID:c6vA6yHD
そういやぁ黒澤御大、昔々に、三船との訣別を聞かれた時、三船が居なくても仲代が居るから問題無い、って答えてた
ただ、その言い方は精一杯虚勢張った感じで本音は簡単に見て取れてたよ
御大の凋落と重なり寂しかった
つか、黒澤作品以外の三船の演技は全て大根。
三船は黒澤の演出あっての役者だった。
92 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 18:47:36.63 ID:rCXgMZvQ
あれくらい大味な演技が丁度いいんだよな
仲代は繊細すぎ
94 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 20:16:06.83 ID:kkWKzetS
三船は元々役者は乗り気じゃなかったからな
黒澤御大の時には本気で挑んでたからあんな演技が出来た
が、それ以外の時は適当なんで、軍人なら軍人、侍なら侍と、殆ど同じ感じの役柄に
男はつらいよ、だけはいい感じだったけど
黒澤の作品以外はそうだとしても、数本の黒澤作品であれだけの存在感出してるんだから十二分に評価されて良いだろう
95 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 20:19:09.74 ID:cziYHXkY
仲代は”下品さ”を演じられない。
『影武者』も下賤の人間が影武者に仕立て上げられるわけで、
勝新ならそれは出来た。
もし勝新主演で撮ってたらあの映画は世界中でかなりヒットしただろう。
96 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 20:37:54.20 ID:/O16JVnt
黒澤作品での三船の演技は、もはや演技を通り越し狂気だったから
常に黒澤への本気の怒りがあったし、それが三船の存在感を際立たせる演技に繋がった
勿論黒澤の本気度も三船の居る居ないで違った
2人共に無意識に相手が居るか居ないかでテンションが違った
黒澤が居ない作品で三船のテンションが上がらず死んだ様な演技になってしまうのも無理はない
97 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 21:08:45.09 ID:kanC5R/D
勝新の影武者を観たかった、っていうのは当時からよく言われてて
仲代は不快に感じてるみたい。エッセイやトークショーで繰り返し不満を
述べてる。仲が良かった勝と絶縁することになっても演じた役なのにそう
いわれたら少し不憫。だけどやっぱり勝の影武者が観たかったかなw
98 :
名無シネマ@上映中:2014/08/22(金) 21:35:14.88 ID:GFGp5pTt
おれも勝新の影武者が観たかったw
頭で演ずる仲代と違って勝新なら卑屈な下賤の者も尊大な武士の頭領もできたんじゃないかと妄想してる
仲代も好きな役者ではあるが
なにが最高かはわからんが1番観てるのは赤ひげかな、地味だがよい物語
偉大なる大根、加山雄三はこれ一作だけでじゅうぶん評価してる
前スレ消化してから書き込めよ屑ども!
1もスレたて早いし前スレ消化してから書き込むよう誘導しとけよ使えねぇ1だぜ
100 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 03:25:34.73 ID:E3k3HH8p
>勝新なら卑屈な下賤の者も
あの泥棒は卑屈でもなければ
下賎でもないが・・・(下品ではあっても)
ある意味、武士のように気位が高い。
信玄に「俺みたいな小泥棒とお前みたいな極悪非道の人殺しを一緒にするな。
お前の方がよほど悪人だ!」
だからこそ信玄が
影武者として使う事にしたんだ。
誰だったかな?
勝なら信玄に惹かれて殉死なんてしないと。
確かにそうだわ。
影武者に最適な役者といえば
やはり三船だっただろう。
その頃だと、既に体力的に無理だったろうけど。
それから信玄も「尊大な武士の頭領」などではないよ。
この点でも勝はずれてるが・・・
ただ勝には泥棒の下品さはある。
>>95 え?
世界中でヒットしたけど?
>>100 >
>
>>95 > え?
> 世界中でヒットしたけど?
ヒットしたとは言えないだろ。
例えば最大市場の米国での興業収入は400万ドルでしかなく、
これは製作費600万ドルを大きく下回る。
また、その後のリバイバル上映も無く、ビデオも対して売れてはいない。
ヒット作と言うのは観客が複数回映画館に観に行くからヒット作となるのであって
一度見たら「もういいや」と思われる程度じゃヒットしたとは言えない。
俺は勝なんか人間的に大嫌いだから見たくもない。
人間性と映画は関係ない?そうだね、正論だ。
だけど俺は仲代の線の細い影武者で大満足。
三船とか勝新てサッカーで言えば戦術を時に無視するけど個の能力で点を決めちゃうフォワードみたいなもんで
仲代なんかは守備もしっかりやって汗をかく戦術遂行第一の選手みたいな
監督としては仲代みたいなのが使いやすいしお気に入りなんだろうけど監督の意図すら超える魔法の瞬間て
そういう選手じゃ生まれないのよねぇ
104 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 13:11:56.89 ID:gn/cNty+
>例えば最大市場の米国での興業収入は400万ドルでしかなく、
これは製作費600万ドルを大きく下回る。
え?何で米国の売り上げだけ?
そもそも、20世紀FOXは海外配給権を2億ほどで買っただけ。
これが黒澤が要求した予算と東宝が提示した予算との
穴埋めに使われた。
米国だけで400万ドルもあったら、十分儲かってるやろ。
東宝は記録大ヒットだった国内の儲けだけで、制作費の回収は済んでる。
乱でフランスの会社が出資したのは「影武者」が海外市場で儲かったという
実績があったからだ。
乱は日本のヘラルドは赤字だったのに、海外配給権をもらったお陰で
グリニッチ・フィルム・プロダクションは黒字。
105 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 13:43:48.21 ID:gn/cNty+
>>103 >監督の意図すら超える魔法の瞬間て
そういう選手じゃ生まれないのよねぇ
監督の意図を無視しても、役者の魅力が発揮できれば
その役者にとっては満足なんだろうけどねえ。
作品の出来として、それが必ずしも良い方向に作用するわけでもない。
「醜聞」で左卜全の芝居を大幅にカットして
左の芝居は素晴らしいのにどうして切るのかと助監督に
抗議されて「良すぎるからカットした」と黒澤は答えたらしいが
影武者を勝新太郎ワンマンショーみたいな作品にしたかったんだろうな
勝は。
確かに、それはそれで「面白い」作品にはなったんだろう。
黒澤は仲代に「役者としては影武者を面白おかしく喜劇的に演じて見せたいんだろうけど、この
影武者はそんな作品じゃないから、やめてくれ」と言われて
勝が降板させられた本当の理由はこれだなと思ったそうだ。
「生きる」や「七人の侍」の早坂の音楽に対しても
「音楽が良すぎるからカットした」と平然と言ってのける黒澤にしたら
影武者の勝は良すぎて目立ちすぎでNGだったんだろうね。
106 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 14:03:44.85 ID:FAF2fu/m
107 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 15:15:21.10 ID:4jo38L3t
>>105 その黒沢の良すぎるから切るという判断があったかはともかく、判断力は全盛期と比べて鈍り過ぎてるはず
108 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 15:19:38.60 ID:Bt0thawi
仲代は乱も影武者もいっしょくた
それもこの2作品を何度も見たくない理由
三船の映画はそんな事ないのにな
やはり仲代は形にしっかりはまってるんだよ
三船や勝みたいに枠からはみ出ないと、こちらに伝わるパワフルさは生まれない
109 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 16:07:06.75 ID:01yjRfNP
ハリソン・フォードは眉間にしわを寄せて凝視したり、粗暴さを前面に出したりと
黒沢作品時代の三船の演技をかなり意識してる様な感じだな。
影武者見るたびに思うのは勝新のほうが良かっただろうなと
111 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 18:00:13.69 ID:hW4QbbJo
>>108 そして傍にまで仲代のところの俳優だもんな
陸なんてダメダメ
ま、7人の侍やらあの頃には躍動感ある俳優多かったんで、カラーになって映画作ろうにも黒澤御大もつまらなかったろう
その上、既に勝を調教する力はなく捨ててしまうと言う、自ら動的作品を作る事を放棄
112 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 18:13:13.22 ID:cOWrQxUe
なるほど
凄く面白い考察です
便乗レスしますが、カラー作品の頃の黒澤御大じゃ、モノクロ時代の暴れん坊三船を使いこなせなかったかも知れませんね
勝も問題児ですが、若かりし頃の三船はまさに野獣ですから、仮に最後まで使えたとしても、空中分解しておかしな作品が出来上がったかもです
113 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 18:49:58.40 ID:01yjRfNP
黒澤作品以外の三船で良いのは稲垣浩の『無法松の一生』じゃないかな。
つか、あの時の演技は三船の最高作品だとさえ思う。
114 :
名無シネマ@上映中:2014/08/23(土) 21:26:18.15 ID:4YOqZW26
蜘蛛巣城、隠し砦の三悪人が好きです
この間クライテリオンブルーレイ買って、その高画質に感激しました
115 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 00:19:29.88 ID:+oKADwz6
サッカーと映画は違うんやけどな。
サッカーならゴールにボール蹴りこんでさえくれれば
監督の意向なんて関係無しに勝てるけど・・・・
そもそも勝みたいに、監督の指示を聞くどころか
他の役者の演出までやり始めるバカはどうしたらいいもんかねえ?
勝の作品を監督してた田中徳三は
役者が全員勝になってしまったら困る。
そりゃ、それを勝がやれば面白いんやろうけど。
勝にも困ったもんや。
監督の能力もないくせに演出に口出しまでしやがって
いい加減にせい。とか言ってたな。
講演会で。
もっとも
>>108 にはいくら言ってもわからんやろ。
黒澤監督以上の判断力をお持ちのようやからwwww
でも勝みたいな「スター」と三船みたいな「役者」を
同格扱いにするのだけは止めて欲しいわ。
三船に失礼すぎるわ。
116 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 00:34:25.95 ID:iD1VMTSb
>113
もしかしてオリジナルの阪妻版を観てない?
三船は「侍」とか「赤毛」みたいな少し抜けた役が好きだな、ちなみに
仲代も「斬る」とかのとぼけた役が合ってると思う。実生活ではボヤと言われる
くらいいつもボーとしてるみたいだし
だからといって、岡本>黒澤ってことは無いけど、特に仲代については
影武者と乱でいつも目を剥いて一本調子の演技にはかなり違和感がある
117 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 00:36:27.43 ID:pu4LU8Xr
>>115 おまえいつも必死だね
見苦しいからネットやめな
向いてない
118 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 00:38:26.63 ID:mtSIeVIl
>>117 どうしてここまで過敏に反応したんやろね?w
>>108はなんて事言ってねーのにw
まさか、仲代?
119 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 00:53:54.89 ID:FX+OgAJy
世界で興行した黒澤作品で二度も主役をやっていながらにして海外から出演オファーが無いと云う事で
仲代の演技が世界的には評価されてない事がわかるってもんだ。
※過去にしょうもないマカロニウエスタンに出てしょうもない演技を披露した事はあったけどねw
121 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 08:13:00.84 ID:8iHd6l9g
>>115 全員が全員 勝なんて例え話だろうが
お前真性のアホだね
言いたい事は盛り沢山だが釣りっぽいからやめとこうか
122 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 08:48:59.76 ID:ylsTpAAK
>>115 まあ人それぞれに色んな見方があるけど、三船さんも、勝新さんも
スターであり、役者だったよ。勝新なんか稀代の名優だと思ってる
河内弁使わせたら本場の人も舌を巻くほど達者で、現代劇、時代劇と両方
違和感無く自然にこなせる演技力。周りが持ちあげて作りだしただけの人じゃない
「座頭市」「悪名」「兵隊やくざ」シリーズ等の多くの当り役持った凄い役者だと思う
何処が三船さんに失礼なんだよ、この60過ぎの糞ジジイ!バーーーーーカッ!
影武者は勝さんで、乱は緒形拳さんで見たかった
123 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 10:16:33.30 ID:pB+Ipajw
>>122 ↑この人、いい事言うなと思ったら、前スレの
>>973で基地外だと判明
残念
↓
973 名前:名無シネマ@上映中 :2014/08/24(日) 07:25:59.51 ID:ylsTpAAK
10代、20代の社会に対応できない長期的お荷物無駄飯食い引き籠もり童貞
皮被りのスメグマバイ菌糞餓鬼を早く粛清しろ!1日でも生かしておくと日本は滅びる
万引きジジイ共々、世の中の寄生虫だ!働かざるモノ生きるべからず!
124 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 10:22:22.58 ID:ChvAMj3O
てか老人が10、20代と一緒になる社会って何や?w
全世代の中の10、20代だけをピックアップしてるのか、それか本当に10、20代しか居ない社会なのか?
いずれにしても、こいつはいかれてるな
125 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 10:27:53.20 ID:CAgvNTzx
古今東西、若者と話が通じるかって言ったら通じない高齢者の方が多いからな
いずれにしても↑こいつが基地外なのは確実
126 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 10:28:47.82 ID:CAgvNTzx
仲代達矢は若い頃の方がよかったな。
三船の相手役のキザな役柄がはまっていた。
影武者や乱は熱演だが、なにか違和感がある。
演技に遊びがないというか、堅苦しくて見ていて疲れる。
128 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 12:51:40.56 ID:cV/VogIz
129 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 14:16:01.95 ID:3JEK1Ze3
>>120 志村も2度主演してるのに
海外からオファーがなかったから
大した評価はされてないんやろうね。
本当にあんたの意見は勉強になるわ。
130 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 14:27:29.65 ID:3JEK1Ze3
>>115 なるほど
凄く面白い考察です
サッカーと映画は違いますね
仮に最後まで使えたとしても、空中分解しておかしな作品が出来上がったかもです
>>129 なるほど
それは私も感じてたな
と自作自演してみた。
こいつの文章の特徴は。を使わないところ。
ですます調に変えたりしても同一人物なのは
バレバレ。
なるほど
なんてわざとらしい相槌返すのもアホ丸出し。
お前勝の弟子やろwwww
131 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 15:03:39.40 ID:RDir+vel
130
構ってちゃん乙
レス返ると幾ら?
>>付けないぞ
132 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 15:16:28.80 ID:Qp0EmN2p
>>131 了解
130
むしろ2chでは 。使わないなが普通だよw
餌まきたらしてレス欲しいんだな、お前ww
晩年はいろんな意味でえらくなり過ぎた
やっぱり映画はいろんな人の意見を生かす方がおもしろいんだと思う
ワンマンですべて自分の判断と選択で作り切りたい気持ちはわかるし
本人さほどそんなつもりもなかったかもしれないけど周りの人間がダメだろう
デルスウザーラが最後かな
134 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 15:30:52.56 ID:0z+zx/J3
『まあだだよ』なんて誰に見せる為に作ったのかさっぱりわからん。
135 :
名無シネマ@上映中:2014/08/24(日) 15:42:56.81 ID:0z+zx/J3
>>115 むしろ逆で三船はスター、勝は役者だろ。
元々、大映の永田は勝を二枚目の看板スターにする意向だった。
それを勝が汚れ役をやりたいという事で『不知火検校』をやった。
(これが後の座頭市の原点になった)
ある意味で勝は日本のデニス・ホッパーの様なところがあった。
作家主義が行き過ぎると息苦しくなるんだよな
137 :
名無しさん@実況で競馬坂アウト:2014/08/24(日) 19:55:20.77 ID:ylsTpAAK
>>135 ペニス・ストッパーてなんだい?あんちゃん!
勝は大映が二枚目スターで売り出したが、いまいち人気がでず、手詰まり状態だった。
仕方なく悪役に徹した不知火検校では、これがヒットしなければ後がないという背水の陣だったはず。
不知火検校は大ヒットとまではいかなかったが、勝の鬼気迫る名演技が評判となり、これが座頭市につながる。
ただ、座頭市にしても大映幹部からは「あんまのヤクザが主人公の映画など当たるわけかない」と冷遇され、第一作は製作費も削られてのスタートだった。
勝が大スターとなつたのは、それまで邦画になかったタイプの時代劇主人公を、勝と周りのスタッフが見事に創造した結果だと思う。
黒澤監督が影武者で勝起用を決めたのも、それまでの自作にないキャラクター性を勝に見出だしていたからだと思う。
ただ、残念だったのは、この時期の勝はすでに大スター兼現場の大将だったことで、大将が二人もいては現場がまとまるはずはなかった。
>>138 >ただ、座頭市にしても大映幹部からは「あんまのヤクザが主人公の映画など当たるわけかない」と冷遇され、
>第一作は製作費も削られてのスタートだった。
たしかに第一作は白黒だったよな。
ただ、それ以前に『悪名』とかでも売れてたし、冷遇されてたというのは違うと思うけどな。
悪名は不知火検校で新境地を拓いた勝に対してその翌年に与えられた主演作品で、勝のみでは興行に不安を感じていた大映は田宮二郎とコンビを組ませた。
この時点での勝はまだ一人で客を呼べるスターではなかったことがこれで分かる。
座頭市第一作の成功は、健全娯楽的な黒澤作品へのアンチテーゼ的魅力に共感する観客が多かったとも分析できる。
自作時代劇とは対極的作品の主人公を見事に演じた勝の真価を黒澤が認めていたからこそ、影武者の起用となつたのだろう。
141 :
名無シネマ@上映中:2014/08/25(月) 15:06:01.97 ID:PjigJbqB
>健全娯楽的な黒澤作品へのアンチテーゼ的魅力
黒澤のどこが健全娯楽じゃ。
あほいうのもいい加減にせい。
142 :
名無シネマ@上映中:2014/08/26(火) 07:19:30.14 ID:+CUTIHKK
野良犬、見返したがなかなかいいね。
143 :
名無シネマ@上映中:2014/08/26(火) 10:45:44.66 ID:3VyazDTQ
最初に映画館で観たのが「野良犬」だったが
凄い印象だった。
「佐藤さん、死なないでくれ!」と叫ぶ三船の声が
階段でエコーがかかってくるところとか
並木はるみに電話かかってきて緊張してる3人と対照的に
酒を飲んでる管理人の親父とか。あの対比がすごい。
余談だが全盛時代の川上哲治のプレーが見られるのもいい。
144 :
名無シネマ@上映中:2014/08/26(火) 10:46:12.66 ID:sGp8ZvCb
映画「日本誕生」の中で日本武尊役の三船が女装して熊襲を討つ場面も
貴重な日本遺産だね。素戔嗚尊との二役も良かった。お勧めの作品だ。
>>144 女装と火打石は劇場で笑いが起きるポイントだぬ。
>>145 あとアニメの鳥もね。
そういえば、内田吐夢の「宮本武蔵」でも陳腐なカモメのアニメには興ざめした。
黒澤が「夢」で描写した「絵画の中に入った人間」も、成功したとは言い難い。
やはりシリアスな劇映画と絵画やアニメとの融合は難しいのかな。
あまり違和感のない作品を作ったヒチコックの凄さがよく分かる。
147 :
名無シネマ@上映中:2014/08/26(火) 13:20:06.41 ID:RZlYqYEt
『天国と地獄』で煙に色を付けたのは馬鹿げてるな。
148 :
名無シネマ@上映中:2014/08/26(火) 16:30:38.82 ID:tBFGIoe0
>>147 あれは当時、大変な話題になったんだよ
この映画を見た人は必ずあのシーンを語る
今見れば陳腐だが、当時としては斬新な手法だった。
ああいう映像への革新性が黒澤の魅力でもある。
149 :
名無シネマ@上映中:2014/08/26(火) 18:27:05.39 ID:QfRHZPTw
映像への革新性?
木下の「笛吹川」をパクっただけじゃないのか
>>148 当時も館内で笑いが起きたと聞いてるけどな。
私もリバイバルで見たけど館内では嘲笑が起きてたぞ。
当時としては斬新て…
カラーとモノクロを場面によって使い分けたオズの魔法使いは1939年
モノクロだけど血をカラーで部分的に表現したヒッチコックの白い恐怖は1945年
天国と地獄は1963年だっつの
あの赤い煙のシーンは、俺もリバイバルで初見したが、ほぼ満員の映画館では大きなどよめきが起きた。
嘲笑する観客などいなかったぞ。
というか、前半のクライマックスとなるあの場面で、薄ら笑いする人間はよほどの変人じゃないか?
まぁ、変人ばかり集まった鑑賞会だったのかもしれないが…
踊る大捜査線の映画を見た後だと、あの煙に笑ってしまう人がいても分からなくもない
154 :
名無シネマ@上映中:2014/08/27(水) 10:31:49.96 ID:zMgZnRNR
「悪名」の勝新もいいがこれは宮川一夫のカメラが素晴らしい。
同じ年に「用心棒」も取ってたんだから
映画撮影の巨匠だったんだね。
黒澤がわざわざ大映からトレードした理由も尤もだった。
流石は熟練カメラマン。
宮川一夫と言えばカラ―作品での『銀残し』も。
とにかく光に拘った映像屋さんだったようだね。
銀残しとカラーは関係ない
1. ロシア峰不二子
158 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 00:32:14.67 ID:2i/CTcZf
>>154 わざわざ宮川呼んできて
半分以下しかフィルムつかわないとか
もったいなさ過ぎるが。
用心棒で撮影は宮川だから素晴らしいとかいう意見が
良く出てるが、実際には斉藤の撮影したフィルムを見て
宮川撮影だと思ってる奴が多いから笑えるわwwww
159 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 01:39:23.12 ID:2xGOb8YD
すげえ単細胞だわ
160 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 03:37:02.56 ID:urteGhkQ
>>152 結構有名なシーンだと思うんだけど、どよめくって事は
リバイバルなのに、あまり知らない人多かったのかな?
161 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 07:16:25.77 ID:P8g4nV+s
>>158 結構、詳しい人だね。
他の連中は他人の焼き直しを、さもテメエの言葉の様に見せつけてるケチっくさいのばかりだけど
>>160 いや、ビデオなどない時代だから、赤い煙の話題を知っている自分のような映画ファンは、初めてその現物を見て感嘆の声を挙げたという感じ。
これが3割位で、他の7割の一般客は、純粋な驚嘆の声。
この2種類の声が混ざりあって、館内は一種異様な雰囲気に包まれた。
天国と地獄は非常によくできたサスペンス映画だが、緊迫した前半の誘拐犯とのやりとりから、後半の犯人捜査への見事なつなぎとなっている。
この場面を見た当時の一般観客が嘲笑するなど絶対にない。
ただ、この名場面をさんざん聞かされていた若い映画ファンがDVD を見て、最新のCG 映画と比べてがっかりすることはあるだろう。
>>149 木下の「笛吹川」はホントに斬新だよな。
164 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 10:16:44.59 ID:FzYv6vOU
自演厨相変わらずうぜえな
165 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 10:37:28.95 ID:LL2PPiuz
>>162 あの煙のシーンは客席から笑い声が出てたぞ。
でもよく見るとあのボタン色と煙とは微妙にずれていた。
上から着色したのがまるわかりだった。
しかし「天国と地獄」のスレあったのにいつの間にか落ちてしまった。
166 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 14:38:50.54 ID:2xGOb8YD
斉藤カメラマンの話を拡大解釈して騒ぐ馬鹿がいる。カメラマンの仕事は構図やカメラの動きを決めて撮影するだけじゃない。
そんな裁量は人それぞれだろ
最高傑作→七人の侍
最高駄作→七人の侍
169 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 19:03:42.22 ID:rSqqdX+Z
>>166 用心棒の時の黒澤は宮川のキャメラのファインダーは
のぞいても、斉藤のはあえて見ずに好きにやらせた。
斉藤も自分が自由にやれたのは宮川さんのフィルムだけでも
映画は完成できると、黒澤も自分も宮川への絶大な信頼があったからこそと
認めた上での話しよ。
別に宮川が役立たずだったとか
貶めてるわけじゃないよ。
ただ一般的に
用心棒の撮影は宮川だから・・・みたいに
言いたがる奴が多すぎるからなあ。
170 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 19:09:43.22 ID:CYvgxokp
自演基地外いい加減にな
お前の受け売り長文うざ過ぎる
>>169 でも、撮影監督として映像づくりの最終的な責任者は宮川だろう?
自分は現場に立たず名義貸ししていたのなら別だが。
こういうことを言い出すと、あの映画は助監督の○○がよかったから、とかいう論理も成り立つ。
撮影監督補佐が優秀だったのは事実だろうが、それで宮川の評価が下がることにはならない。
172 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 21:56:12.50 ID:Kb+Xn42L
>それで宮川の評価が下がることにはならない。
その通りですが。
だからといって、用心棒の撮影の功績を
宮川の一人締めにするのもおかしいよな
という話ですわ。
実際にそういう物言いをする人が多いのでね。
これは斉藤孝雄本人が言ってることですよ。
文句あるなら斉藤さんへどうぞ。
繰り返しになるが、斉藤さんも宮川さんが名キャメラマンである事を
認め、宮川さんがいたからこそ、自分が宮川さんには絶対撮影できない
画を自由に狙えたと宮川さんを賞賛されております。
用心棒は宮川、斉藤の共同作業の成果というのを認められても
いいのでは?
それは宮川さんの評価を下げるものではないはず。
173 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 22:15:44.68 ID:2xGOb8YD
本一冊読んだだけでここまで勘違いして知ったかぶるとは。そっくりな奴が前にもいたな。
174 :
名無シネマ@上映中:2014/08/28(木) 22:45:55.94 ID:2xGOb8YD
三船の離婚裁判の本を読んでるのに三船が離婚したと思いこんでた奴とか。 八月の狂詩曲で黒沢の言葉を勘違いして、原作のラストも孫たちが祖母を追いかける丁寧な描写があると主張する奴とか。
別に同一人物とは言いませんw
で、その斉藤さんとかいう優秀な方は、撮影監督としてどんな傑作を撮っているんでしょうか?
きっと宮川さんに比肩する名画なんでしょうが、自分は不勉強ならまったく知らないのが恥ずかしい。
176 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 03:29:05.44 ID:TpNifz1S
少なくとも宮川さんは撮影監督ではないな。
あんたぐらいの物知りなら
それぐらい知ってるやろうに。
斉藤さんも撮影監督とは名乗ってないし。
繰り返しになるが、斉藤さんも宮川さんが名キャメラマンである事を
認め、宮川さんがいたからこそ、自分が宮川さんには絶対撮影できない
画を自由に狙えたと宮川さんを賞賛されております。
それで何の不満があるんやろね。
用心棒は宮川一人の手で撮影されてたわけではないと
指摘されるのが、そんなに不愉快なのか?
>きっと宮川さんに比肩する名画なんでしょうが、自分は不勉強ならまったく知らないのが恥ずかしい。
作品名を出しても貴殿が否定的評価されるのは確実なので
あげる必要もないでしょう。
用心棒の半分だけで十分では?
宮川さんよりずっと格下の斉藤なんかにお鉢奪われて
気の毒でしたね。
ご同情申し上げます。
177 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 03:36:04.55 ID:TpNifz1S
繰り返しになるが、斉藤さんも宮川さんが名キャメラマンである事を
認め、宮川さんがいたからこそ、自分が宮川さんには絶対撮影できない
画を自由に狙えたと宮川さんを賞賛されております。
用心棒は宮川、斉藤の共同作業の成果というのを認められても
いいのでは?
それは宮川さんの評価を下げるものではないはず。
なぜそれを頑なに否定するのでしょう。
自分のより斉藤の撮影したフィルムを使ってくれと
黒澤に進言したのは宮川さんです。
きっと宮川さんに比肩する名キャメラマンだったのでしょう。
斉藤とかいう凄いカメラマンがいたことも忘れないで欲しいと書けばいいだけなのに、宮川を褒める他人を小馬鹿にするような書き方をするから嫌われるんだよ。
>>176 >作品名を出しても貴殿が否定的評価されるのは確実なので
>あげる必要もないでしょう。
そこは素直に挙げとけよw
180 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 10:43:08.62 ID:1La+3yyF
斉藤って人は名前もクレジットされていないね。
それだけの裁量があったのにどうしてなんだろ。
黒澤プロダクションに見る目がなかったのか?
181 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 13:40:43.88 ID:GdMGvo6G
>>171 >でも、撮影監督として映像づくりの最終的な責任者は宮川だろう?
根本的な誤解があるみたいだが、日本映画には普通「撮影監督」なんて人は
いないよ。
ハリウッドなら撮影監督がいて照明も含めて全てコントロールする。
しかも撮影監督はキャメラの操作はしない。
キャメラオペレーターという別の職種がある。
日本はキャメラと照明は別の職能として分かれてるし
キャメラオペレーターなんて使わないしね。
>>180 >斉藤って人は名前もクレジットされていないね。
黒澤映画は、マルチキャメラ方式で撮影しだしてからは
ずっと複数のキャメラマンがいたわけだが
クレジットでもきちんと表示されるようになったのは
「どですかでん」以降。
>>181 どうも論点がずれている気がする。
呼称がどうだろうと、カメラで撮影しないことには映画自体が成り立たないわけだから、スタッフクレジットに出る「撮影」とは、やはり画づくりの責任者であるはず。
斉藤さんが優秀なカメラマンでそれを証明する他の映画があるのなら、お前らにはどうせ分からんだろうと高飛車にならずに、その作品名を挙げればいだけ。
失礼ながら、もしかして自分の知識をひけらかしたいだけでは?
183 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 16:24:14.04 ID:FNcYNEI4
つまんねー自演えー加減にせー
映画マニアの成れの果てスレ
185 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 17:31:20.97 ID:hXxdPIKF
>あの煙のシーンは客席から笑い声が出てたぞ。
>でもよく見るとあのボタン色と煙とは微妙にずれていた。
>上から着色したのがまるわかりだった。
馬鹿なガキのお前が見てそう思ったことはよく分かったw
186 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 21:26:14.33 ID:lh6Ahf1D
>呼称がどうだろうと、カメラで撮影しないことには映画自体が成り立たないわけだから、スタッフクレジットに出る
「撮影」とは、やはり画づくりの責任者であるはず。
撮影監督と「撮影」は別の職能になるわけですが、どうも
ご理解いただけないようです。
ハリウッドではマルチカムが普通ですが
撮影監督は複数台ある全てキャメラを統括しかつ照明スタッフも
その指揮下にあります。
黒澤組もマルチカムですが、各キャメラマンは監督の意向を汲んで
あるいは無視して、かなり自由に撮影してました。
上田正治は黒澤から「そんなアングルの画はいらないから撮影しなくていい」と
言われても「いると思ったから」と無視して撮影。
「でも、そのショットもちゃんと使ってあったから
ザマアミロと思いましたよ」
こういう好き勝手な事は、画づくりの責任者である
撮影監督がいたらできない事です。
>>186 その何人かいるカメラマンのリーダーがクレジットされるわけでしょ?
宮川さんがそのリーダーで、斉藤さんはその下で働いていた優秀なカメラマンだったということでしょう。
それだけの話なのに、なぜかあなたは他人をバカにしながら、自分の知識をひけらかす書き方をするから反発を食らうんですよ。
それだけ業界事情に詳しいのなら、斉藤さんの残した他作品の功績も、やはり書いておいた方がいいと思いますよ。
188 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 22:08:47.33 ID:yVfTpQix
50〜60年代の作品はどれも面白いしハズレはないけど隠し砦の三悪人が1番好きだな
駄作とはいわないが晩年の作品はイマイチ
189 :
名無シネマ@上映中:2014/08/29(金) 22:10:05.87 ID:Y2hYSfp9
酔いどれ天使
野良犬
羅生門
生きる
七人の侍
隠し砦の三悪人
用心棒
椿三十郎
どん底
悪い奴ほどよく眠る
天国と地獄
赤ひげ
このあたりの人気作品だけでも4Kマスタリングされて欲しい
つか、斎藤孝雄も知らないでdisってる奴が黒澤スレにいるのが驚き。
192 :
名無シネマ@上映中:2014/08/30(土) 08:09:44.75 ID:IwzAVm8Y
>>187 知識をひけらかす書き方が反発をくらう、と言いながら
他の作品の功績も書けとは辻褄の合わない事を言うね。
自分の脆弱な能力を他人に揶揄されたのが余程悔しかったんだな
器も見識もみみっちい小市民の典型、早く云えば、アンタは馬鹿だよ!馬鹿!
斎藤孝雄はデルス・ウザーラを除いて用心棒以降の黒澤作品には全て撮影で参加しているという
黒澤組(というか黒澤プロダクション)には欠かせない存在のカメラマン
用心棒ではクレジットに名前がなかったけど、椿三十郎以降はちゃんとクレジットにも名前がある
黒澤作品以外だとニッポン無責任時代の撮影なんかもやってる
って感じで斎藤孝雄がどんなカメラマンなのかを端的に書いときゃ良いのに、
余計な理屈をごちゃごちゃ垂れ流すから不毛な争いになるんだろ
つか、そんなコトも知らずに文句言ってる奴の方が悪い。
ワガママだよ。自分の気持ちを甘やかしているんだ。
195 :
名無シネマ@上映中:2014/08/30(土) 15:48:13.76 ID:yK33Fpdn
196 :
名無シネマ@上映中:2014/08/30(土) 17:01:26.15 ID:PWXgxOe1
馬鹿だとはっきり言ってやれ。複数の人が入り乱れて書いてるから、こいつらには理解できんだろ。当事者の一人の俺でさえめんどいわ。一生勘違いしてたらいい。
用心棒でのあまりに情けなさ過ぎる藤田進を見て、あの姿三四郎の勇姿を思い浮かべながら涙したのは俺だけではない…よな?
198 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 01:53:59.59 ID:HPZqE63I
>197
それを言ったら、「七人の侍」から「用心棒」にいたるわずか数年での志村と加藤大介の転落ぶりはw
199 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 07:31:23.94 ID:QYG8b6i3
また同じネタの話題そらしか。芸がねーな。
200 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 07:53:42.54 ID:qNu4cXww
201 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 11:52:04.34 ID:O+at1W1x
「天国と地獄」の着色は「戦艦ポチョムキン」の赤旗あたりが起源なんじゃない?
40年近く昔の作品でやられた趣向だから決して新しくはない。
それでも、当時の観客に対して必要十分な効果があっただろうというのは容易に想像できる。
202 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 13:55:59.67 ID:O+at1W1x
黒澤の作品を大体見終えましたので、記念の書き込み。
現時点での極々私的なベスト5を書きます。
1.赤ひげ(いわゆる「黒澤映画らしさ」を、とにかく詰め込みまくった作品という感じ)
2.醜聞(晩年アル中だった私のじーさんと、志村の弁護士が雰囲気そっくりなのでw。
自分はバイクに乗るんで、ライダー三船もツボ)
3.デルス・ウザーラ(ロシア映画好きなんで、異色作であることを承知の上で。
ソクーロフの作品です、とか言って見せたら、
騙される人も普通にいそう)
4.羅生門(三船の殺陣が複数回出るけど、雰囲気が見事に全部違う。
特に山猿風の殺陣が凄いと思う)
5.生きものの記録(3.11後、知人の家庭が大真面目にこれそっくりの状況で。
この映画を見て、芸術というのは恐るべきものだと思いました)
七人の侍は、あまりに期待値を上げすぎて見たせいか、
さほど感動しないまま終わってしまいました(´Д` )。
203 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 13:57:27.63 ID:O+at1W1x
一方、疑問作(さしあたり駄作とは断じずにおきます)としては、
「一番美しく」
プロパガンダ作品ではないという意見もあるようですが、理解できません。
「真っ直ぐな」良い人たちが、様々な苦難を経験するけれど、
それをみんなで耐えて、最後にささやかな幸せが訪れる。
自分を無にして周りに尽くすことが何より大切だ。努力って素晴らしい……。
まさに日本人好みな「苦労と努力と団結の礼賛」映画だと思うのですが。
「八月の狂詩曲」
黒澤監督という人は、映像センスは抜群でも、音楽センスはイマイチというか、
どうも「戦前の少しハイカラなおじいちゃん」のレベルに留まっているんじゃないかという気がすることがあるんですが、
この作品のラストでその思いを強くしました。
「野ばら」は良くない。ここで「スターバト・マーテル」なら、
おそらく謎の感動が湧いたであろうに、と。
(そう思う私の音楽センスがおかしいと言われたら、それまでなんですが)
「どですかでん」
これが一番よく分かりませんでした。
率直な感想としては
「貧民街にいるような連中は、やっぱりそれだけのワケがある、
どうしようもない連中なんだ、ということを言いたい作品なのか?」と。
作中の誰も彼も、およそ共感できない、好感も持てない、
何か得体のしれない人々として描かれているように感じました
(レビューとかでは、むしろ全く逆の意見が多いようなのですが。)
同様に貧民の生活を描く「どん底」ではむしろ、長屋の誰もが
愛すべきダメ人間に見えるのですけど。
>>198 加東は逆だ
七侍はバランス配分で空気みたいな役
用心棒の亥の吉役がバチっとハマった
東野権爺と合わせて代わりがいないだろって
>>203 「八月の狂詩曲」
あのラストが好き。音楽に特に違和感は感じなかった。
「どですかでん」
黒澤を敬愛する、赤塚不二夫がバカボン等で描くキチガイやバカだらけの世界観は
この映画の影響ではないかと推測している。
社会の片隅に追いやられた人々をテーマとして。
赤塚不二夫の作品を通じて間接的に「どですかでん」を理解しようと試みている。
206 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 18:27:05.11 ID:l5rxjFhm
なぜこの映画で野ばらなのか?
その意味がわかってないのであれば、この映画自体も
ちんぷんかんぷんだったのでは?
これは音楽センスがどうのという問題じゃなくて
野ばらの歌詞にこの映画のテーマが関連しているからで
「スターバト・マーテル」じゃダメなんですよ。
童は見たり野中のばら
これは、ラストシーンそのままなんですけどね。
それがわかれば、あなたのいう謎の感動が湧いたはずです。
ラストシーンへの伏線として
クラークとおばあちゃんの握手するのを見ての
「ボクなんだかとってもいいものを見た気がするよ」
という信次郎の台詞があり、それを受けての
野バラの合唱が続くのです。
童は見たり 野中のばら
清らに咲ける その色愛でつ
あかず眺むる 紅におう 野中のばら
これは映画のテーマ曲として作られたわけではないですが
この歌詞が、まさにこの映画のテーマを具現しており
絶妙な選曲です。
「生きる」のゴンドラの唄もそうですが、黒澤監督の
選曲のうまさには舌を巻きます。
曲がいいとか悪いとかじゃなく、歌詞に意味があるのです。
でも文語体の歌詞だと若い人にはぴんとこないのかも。
残念です。
207 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 18:31:06.04 ID:l5rxjFhm
>七人の侍は、あまりに期待値を上げすぎて見たせいか、
さほど感動しないまま終わってしまいました(´Д` )。
自分も初見のときは、そんな感じだったけど
何度目かに見たときにガツーンと来た。
>>206 なるほどそうだったのか。しかし、俺はその解釈も知らずにみて、
やはりラスト「謎の感動」が押し寄せてきた。
解釈を知らなかっただけに、まさに「謎」だった。
209 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 18:41:19.03 ID:l5rxjFhm
七郎次は縁の下の力持ちで目立たなくても
重要な役なんですけどね。
麦刈りのときに
侍の中で(元百姓の菊千代は除いて)唯一百姓と共に汗を流して
働いてたのがこの人。
決戦前夜の勘兵衛の交代で見張りをしろという命令を無視して
百姓を休ませ一人で不寝番をやってたのもこの人。
唯一人、侍の中で百姓に寄り添う位置にいたのが
七郎次。とはいえ侍なので限界もある。
という複雑な役。
こういうのも何度も見てると見えてくるし。
210 :
名無シネマ@上映中:2014/08/31(日) 18:50:43.10 ID:l5rxjFhm
麦刈りは久蔵も手伝う場面があり
実際に撮影もされてスチール写真も残ってるようですが
カットされてます。
久蔵が麦をうまく刈れずに首をひねってるところに
万蔵がやってきて、久蔵の鎌を取り上げて
「ああ忙しいだ!」と言って難なくその鎌で
麦を刈っていくのを見て、久蔵が苦笑い。
剣の達人でも農作業は勝手が違う。
そんな場面だったようです。
七侍はラストの「勝者はわしらなく農民」に目が行きがちだが
何度か観るうちにラスト前のシーンが印象的になる
菊千代があっけなく死ぬシーンでもなく、
宮口が刀を放り投げるシーンでもなく、木村が本当に泣くシーンでもない
古女房の横を向いたままな勘兵衛の「また生き残って「しまった」な」
戦いの中で散ることを求めていた彼らが散り損なったってこと
同時に黒澤の本音
本望のものを黒澤作れた時が終着点と解釈すれば、その後の作品に満足していないってことになる
出来なかったからこそ、晩年の黒澤は巨匠にありがちな、シンプルで身近で平凡な終着点を選んで、案の定また作り直したものが遺作になった
無論解釈なんてのは人それぞれだが、名作は観れば観るほど様々な解釈を与えてくれる
七人の侍は人物像がよい
七人集まるプロセスにキャラクターが出ていて、集まるまでかなり長いが楽しめる
年取ると五郎兵衛がとても好きになる
社会の縮図のようなものを感じさせる、比類のない映画だと思う
どうなるかわかっているのに、何度見てもどうなるか固唾を飲んでしまう
「七人の侍」ではカッコよかった稲葉義男が「大殺陣」では、なんとも残念な役。
役者だから仕方ないのだろうが、こういう役は断ってほしかった。
215 :
名無シネマ@上映中:2014/09/01(月) 10:25:16.72 ID:PvjjMYI2
稲葉義男といえば「ザ・ガードマン」の印象が強い。
年寄り扱いで肩をグーッともまれてうっとおしいそうな顔をする
あの役が第1印象だった。
もちろんそれは片山五郎兵とは比べ物にならない役。
そういえば稲葉義男は「蜘蛛の巣城」にも出てたな。
地味で印象は薄いが確かに出てた。
216 :
名無シネマ@上映中:2014/09/01(月) 14:33:36.08 ID:VLxDvDbV
七人はセリフが聞き取りにくいという最大の欠点があるからな
黒澤初心者にはまず用心棒と椿を進めたい
お婆ちゃんの傘が逆開きになって、花みたいになっていて野ばらと思った。
黒澤映画のセリフの聞き取りづらさは、公開当初からだったらしいけど、
それでも七人は街の喧騒とかの音が素晴らしかったらしい。
伝説の映画美術監督たち×種田陽平
発売日: 2014/10/24 \ 5,076
スタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」を始め、三谷幸喜監督「清須会議」(2013 年)や
大ヒットした台湾映画「セデック・バレ」(2013 年)、
クエンティン・タランティーノ監督「キル・ビル Vol.1」など、
海外でも活躍する美術監督・種田陽平が
“伝説の美術監督"13人へのインタビューをまとめた書籍。
アニメーション映画監督 高畑 勲との日本のアニメ映画創世記の貴重な対談も新たに収録する。
かつて独自の文化を築き、世界にも多大な影響を与えた日本の映画美術。
その黄金期を支えた美術監督の貴重な証言を通し、
失われつつある技術、ノウハウ、哲学などを現代に引き継ぐインタビュー集。
美術監督という作り手から見た「もう一つの映画史」を立体的に提示する。
【本書で紹介する美術監督】(敬称略)
1│木村威夫 東京流れ者/ツィゴイネルワイゼン など
2│横尾嘉良 野獣の青春/セーラー服と機関銃 など
3│間野重雄 白い巨塔/盲獣/あゝ野麦峠 など
4│水谷浩 元禄忠臣蔵/源氏物語/西鶴一代女 など
5│西岡善信 座頭市/鬼龍院花子の生涯 など
6│朝倉摂 薔薇の葬列/桜の森の満開の下/夜叉ヶ池 など
7│池谷仙克 歌麿/陽炎座/写楽 など
8│竹中和雄 日本一の裏切り男/ダイナマイトどんどん など
9│井川徳道 十三人の刺客/魔界転生/緋牡丹博徒 お竜参上 など
10│森田郷平 にっぽん・ぱらだいす/砂の器/八つ墓村 など
11│村木与四郎 用心棒/乱/日本沈没 など
12│ワダエミ 乱/プロスペローの本/HERO など
13│ダンテ・フェレッティ 薔薇の名前/アビエイター など
※キネマ旬報の連載
『Listen to the Movies 映画美術は語る 種田陽平が聞く美術監督インタビュー』
(2006 年4月下旬?2007 年11 月下旬掲載)をもとに大幅加筆修正。
220 :
名無シネマ@上映中:2014/09/02(火) 10:28:50.14 ID:/0JozesC
七人の侍の台詞の音の悪さはハイファイで取った音を
モノラルビデオで見たから支那の映画見ているような気分になった。
三船は叫ぶと何を言ってるのか分かりにくいところがあるな。
221 :
名無シネマ@上映中:2014/09/02(火) 13:03:43.18 ID:9ZmPXUcN
蜘蛛の巣城の冒頭の合戦の状況を伝達する兵隊の台詞は字幕無いと絶対聞き取れない
222 :
名無シネマ@上映中:2014/09/02(火) 14:58:25.38 ID:2MDd8vIm
>>221 語彙の問題もあるからな。
「いちのたち」と音として聞き取れても
それが「一の館」と脳内変換できないと聞こえないのと同じ。
「いちの・・・・」なんて言ったんだ?となる。
「蜘蛛巣城」の台詞が非常に聞き取りにくいのは間違いないけど。
与平 「米、盗まれた…」
利吉 「だから、あれほど…」
与平 「壁にへぇって見てたによう」 ← はぁ?
与平が死ぬ場面は悲しい
菊千代とじゃりん子チエのテツが似てる
226 :
名無シネマ@上映中:2014/09/03(水) 01:41:09.53 ID:WOAZobkD
>>223 饅頭売りの
「鳥目になるぜ」も
鳥目なんて言葉死語だから。
227 :
名無シネマ@上映中:2014/09/03(水) 10:34:49.47 ID:JEKpnqQ4
「売れ残りだ、安くするぜ」
「(笑い)めくらだぜそいつは」
これもずいぶん前から死後になってる。
そういうのをカットしないでほしいな。
その点やっぱりDVDはいいな。
「てめー×××か」
「この宿場の奴らみんな××××だ。けどなおめーはもっと××××だ!」
何のことかさっぱりわからない。
228 :
名無シネマ@上映中:2014/09/04(木) 00:39:18.83 ID:1Kt1v/h7
>>226 おめえ、相当な童貞中高年なんだな(笑)
鳥目はまだ死語にはなっていないだろう。
七人の侍は滝向こうの敵陣地での火事のシーン以外はセリフはだいたいわかるけどな
231 :
名無シネマ@上映中:2014/09/04(木) 03:27:38.84 ID:lBpP+6lc
耳に慣れるんだよな
初見の最初のほうが聞き取りづらく感じるけど途中からちゃんと聞き取れるようになってる
そうは言ってもやはり聞き取りづらいんだが
232 :
名無シネマ@上映中:2014/09/04(木) 10:35:01.14 ID:0BnQJvew
七人の侍はマスタリングの良さで本当に聴きやすい音になった。
しかし公開当時の人が斬られる場面にはブシュという音は入ってなかった。
こういう音を最初に入れたのは「用心棒」から。
今出てるDVDはこの音が入っているから1991年のバージョン。
もちろん黒澤健在の頃。
233 :
名無シネマ@上映中:2014/09/04(木) 20:13:20.22 ID:c7RxrwVW
切られる時のブシュッと云う音を最初に入れたのはテレビドラマで五社英雄が
監督した『三匹のサムライ』だろ。
>>233 用心棒の方が2年半近く早いじゃねえかw
235 :
名無シネマ@上映中:2014/09/05(金) 00:21:07.15 ID:/CFKqriG
自演基地外楽しいのか?
近年の松方弘樹で印象深いのは2010年の映画『十三人の刺客』だ。本作の松方は、武士としてのたたずまいや立ち回りの
凄味で並居る人気若手俳優たちを圧倒していた。
「立ち回りは、いきなり現場ではできませんよ。彼らは刀を持ったことも、差して歩いたこともない。袴も穿いたことがないから、
5回も座ったらケツが出ちゃって、そのまま引きずって歩いているもんね。13人を演じた俳優は僕の立ち回りをみんな見に来て
いましたが、見ててもできないです。
しかも、あの立ち回りは『動』ばっかりで『静』がない。ですから、僕のカットでは絡みに『俺がジッとしたら動くな』と指示しまし
た。止まるから、初めて動いたスピードも早く見える。だから、僕の所だけ違うんです。でも、『動くな』と言っても、みんな逸る
んですよ。立ち回りはちゃんと絡みができる俳優が本当にいなくなった。
ただでさえ芯の出来る主役がいなくなっているのにね。両方が下手なんだから、今の時代劇は見てられないわね。酷い。
昔の映画の所作事が素晴らしいのは、時間をかけているからです。時間というのはお金です。お金があったら、もっと画は
よく撮れます。僕らの若い時はテストを20回もやってくれましたが、今は1回か2回ですからね。それでは上手くなりません。
今の映像は、金がないのが全てです。俳優さんが悪いんじゃない。体制が悪すぎる。
悲しいです。いい時代を見ているだけに、今のテレビドラマや映画の現場に行くと、悲しい」
http://news.livedoor.com/article/detail/9191403/
237 :
名無シネマ@上映中:2014/09/05(金) 10:17:01.93 ID:vEp2qpzL
黒澤の映画がいつでも好きな時好きなだけ家庭で見られるようになった。
いい時代になったといえよう。
かつては自主上映とかそういうのを待たなければならなかった。
音も画もひどい16mmの自主上映とかを
ぴあでみつけて見たもんだよ
239 :
名無シネマ@上映中:2014/09/05(金) 22:26:27.44 ID:8LLCqAyF
>>236 松方なんてどうでもいい役者だけど
話の内容は全く正しい。
宇津井健も似たような事言ってたな。
>>236 >僕らの若い時はテストを20回もやってくれましたが、今は1回か2回ですからね。それでは上手くなりません。
松方弘樹 「父親は立ち回りは一回で覚えるんですよ。僕が十回も二十回もやっている間、『ワシは疲れるから、やらんぞ』と椅子に座っているだけでね」
新劇みたいな見せるための立ち回りと、リアルな立ち回りでもまた違うからな。
テレビの「暴れん坊将軍」の終盤の立ち回りと、黒澤の「赤ひげ」の立ち回りでは、全然違う。
それ以前に超人がいるリメイク版十三人の脚本家がアホ過ぎるだろ
採用するほうもされるほうもラス前あたりから全てをぶっ壊して何を訴えたかったんだろう?
「こんなモン普通に無理ゲーだから」ってか?
アイドル上がりのバカ殿がナイスな演技してただけに余計残念
『十三人の刺客』の松方の殺陣を絶賛してる感想をよく見たが
俺には芝居がかりすぎてクサくて古臭くて観てらんないものだった
椿三十郎から赤ひげへの流れをみると、黒澤はかつての「志村・三船」の師弟コンビを「三船・加山」で再構築しようとしていたことが分かる。
「若大将」のヒットと、三船が自分のプロダクションを持ったことで、この目論見は頓挫したようなのが本当に残念。
「赤ひげ」以降の黒澤は、もう師弟の話なんて作る気もなかったんじゃないの?
青柳哲郎の親父は黒澤の先輩だった
息子を信じ過ぎた
>>245 「まぁだだよ」が師弟話だな。
最後はやっぱり「姿三四郎」から始まる師弟話に戻ってきた。
248 :
名無シネマ@上映中:2014/09/08(月) 10:32:14.36 ID:Yc16oHdQ
まあだだよは黒澤自身が師匠という前提で作っているな。
あんな風に先生と慕われてまだまだ生きて行くぞという執念があったんだよ。
それに対して三四郎はもっと横から視線で見てるように感じる。
黒澤は矢野でも三四郎でもない。
それは赤ひげでもそうじゃないかな。
249 :
名無シネマ@上映中:2014/09/08(月) 12:29:24.31 ID:RAWmAX3H
『わが青春に悔なし』(
七人の侍のセリフで野武士じゃなく「のぶせり」って言ってるよな、最初は気づかなかったけど2回目くらいの視聴で分かった。
これって時代考証的にも言葉の成り立ちは野伏せりが先なんだろうか?
251 :
名無シネマ@上映中:2014/09/09(火) 17:18:19.35 ID:ZaJxnETP
野伏せりは必ずしも盗賊化した武士を指す言葉ではないみたいだね
野盗みたいな連中はみんな野伏せり言うみたい、本来の言葉の意味では
七人の侍の時代背景としては落武者が徒党を組んで野伏せり=野武士になった例がたくさんあったのでしょう
言葉としては野伏せりが先のような気がする
松村の百閧ェなぁ
どですかでんの夜逃げ親父がはまり役
人望があるように思えない
昼逃げだったか
254 :
名無シネマ@上映中:2014/09/11(木) 11:09:52.72 ID:5Oog7kiz
最駄作は「夢」の原発のシーンだな。
あれは黒澤としては最悪。
これがかつてさまざまな名作を世に生み出した監督とは思えない代物。
255 :
名無シネマ@上映中:2014/09/11(木) 11:52:56.78 ID:6EMgEKbI
>>252 教え子から
子供みたいだとか
休講や遅刻が多いと
からかわれてる先生だから
それでいいのでは?
そもそも「人望」があるような人物に
描こうとしてないのに。
おまえ、バカと違うか?
何言ってんだこいつは・・・
スタッフからも松村起用は反対の声があったらしいが、他の誰なら良かったんだろう?
仲代や山崎努じゃ全然違うし、三國じゃ黒澤と合わなそうだし、大滝さんでもないしな
松村以外思い浮かばない
>>255 人望の意味を知っている?
>>257 松村達雄は講釈をたれる口調が上手いけれど、
人望なら森繁久彌かな
259 :
名無シネマ@上映中:2014/09/12(金) 01:25:04.30 ID:b8dXx8th
あの夫婦は黒澤映画で最も出世した男女だな
前の出演作では妻の連れ子に手を出す最低男とキチガイ殺人鬼女だし
260 :
名無シネマ@上映中:2014/09/12(金) 03:15:35.69 ID:a7PiAg/O
>>258 で、あの先生は人望があるように
描かれてたの?
弟子に慕われてはいたが。
それだけでは人望があるとは普通は言わないよね。
「赤ひげ」ならわかるけど。
いいからお前は辞書で人望を引けや
262 :
名無シネマ@上映中:2014/09/12(金) 21:02:03.55 ID:SQCbXa5L
じん‐ぼう【人望】
信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。
で
>>261は何を言いたいのかな?
まあだだよの先生は
信頼できる人物として描かれてたわけだ。
猫がいなくなっただけで
大騒ぎするような爺さんが。
手伝われるとかえって引越しの作業の邪魔になるから
椅子に座ってタバコでも吸っててくださいと
弟子にバカにされてる爺さんが。
>>262は何も分かってない
2ちゃんではこういう光景をよく見る
こいつは余りにも頭が悪すぎるんじゃないか…
265 :
名無シネマ@上映中:2014/09/13(土) 03:18:51.98 ID:dTR7RgP4
自作自演丸わかり。
そんな必死になることか?
これは恥かしいw
267 :
名無シネマ@上映中:2014/09/13(土) 09:42:55.91 ID:25UOOOoz
>>266 そのフレーズを今時使える事も恥ずかしいぞw
海外では
「影武者」「乱」の評価は
とてつもなく高いよ。
様式美に圧倒されるらしい。
米国のDVD本だと満点評価だよ。
通りすがり(俺)が
>>263みたいな書き込みをチョロッとすると、自作自演だとかなんだとか大騒ぎ
2ちゃんではこういう光景をよく見る
アホらし
270 :
名無シネマ@上映中:2014/09/13(土) 16:08:05.92 ID:PgshL+KN
自作自演がばれると
無関係の第三者の書き込みと
言い訳。
2ちゃんではこういう光景をよく見る
アホらし
わざわざ「通りすがり(俺)」なんて書くと
かえって不自然になるのにねえw
子供の頃「乱」のTVCM見てすごく手塚漫画っぽいなあと思った
>>270 やっぱりこういうレスがついたね
そう思うのは無理ないとは思う
無理ないとは思うが、俺はこの件に関しては間違いなく「無関係の第三者」なんだよ
ごめんねw
>>270 ちなみに「無関係の第三者」である俺が
>>263みたいな書き込みした理由は
「猫がいなくなっただけで大騒ぎするような爺さん」「弟子にバカにされてる爺さん」といった言い草に
この主人公に対する黒澤の思い入れ(スタンス)への、余りにもひどい無理解(あるいは曲解)を一読して感じたからだね
274 :
名無シネマ@上映中:2014/09/13(土) 23:51:09.73 ID:OV1n2Wne
人望とか言ってるトンマよりましだ。
黒澤スレの
(このスレから)「出て行け!」とのたまう
出て行け親父は毎度毎度の風物詩
276 :
名無シネマ@上映中:2014/09/15(月) 02:28:34.86 ID:K1I663v4
>>273 うーん、困ったな。
あなたは人の文章を
文字そのままにしか読めないんだね。
自分はあなたより
「まあだだよ」という映画をわかってるつもりだし
黒澤映画の中では一番好きなんだけどねえ。
277 :
名無シネマ@上映中:2014/09/15(月) 03:59:27.97 ID:79zy2WNq
4レスもしときなから通りすがりの「無関係の第三者」と言い張ってるからな。日本語の感覚がおかしいんだろ。
ヒッチコックの「サイコ」を思い出したw
誤爆
281 :
名無シネマ@上映中:2014/09/17(水) 13:39:13.63 ID:fUYGas14
こ、米ぬすまれたぁ
普通の人達と感性が大きく異なっている人が偶にいるが、
病気ではないから気にするな
283 :
名無シネマ@上映中:2014/09/19(金) 11:09:30.60 ID:uqL+OCKZ
日本で一番評判の悪い「八月の狂詩曲」は
海外では評価が高い。
これは原爆に対する我が国の見方が海外と違うからだろう。
わが国には原爆アレルギーみたいなものがある。
俺が読んだ海外評は酷評ばっかだったがな
ポーリンケイルなんかもボロクソ言ってた
285 :
名無シネマ@上映中:2014/09/19(金) 19:50:18.18 ID:MeJLKEd/
私は、黒澤明の『八月の狂詩曲』を1991年の日本公開時に高松市の映画館で
見ていた。
そして、翌年、アメリカでもこの映画を再び見る機会があった。
それは、1992年2月14日(金)に、アメリカ西海岸の某州にあるアート系の小さな映画館での
ことだった。
http://ameblo.jp/gen-san-art/entry-11324543316.html >俺が読んだ海外評は酷評ばっかだったがな
ポーリンケイルなんかもボロクソ言ってた
読まなくてもわかるが
リチーみたいに出てくる慰霊碑が共産国のものばかりとか
事実に反する感情的反発からのくだらん感想文だろ。
一部のアメリカ人(イギリス人とかにもいるが)は原爆投下の正当性に
やたらにこだわるからな。
ちなみにアメリカのセントポール市から
この映画がきっかけで慰霊碑が贈られたので
「アメリカの(慰霊碑)がないね」というのは過去の話だ。
信次郎「(アメリカ)のがないね。」
たみ「当たり前じゃない。原爆を落としたのはアメリカよ。」
この映画をボロクソに言ってる奴を一番刺激したのは
この台詞だろうな。
286 :
名無シネマ@上映中:2014/09/19(金) 19:50:56.02 ID:MeJLKEd/
もっともそのブログに出てくるのは字幕付きの外国語映画を
わざわざ映画館に見に来るようなインテリな人達の反応だから
それが一般的なアメリカ人だとは思わない方がいい。
むしろ、日本での試写会で黒澤に噛み付いたアメリカ人記者のような
連中の方が多数派だろうね。
この映画は見た人の思想や感性のリトマス試験紙みたいなところがあるね。
保守でなくとも、頭でっかちな理屈をこねたがるタイプには
受け入れられない。
287 :
名無シネマ@上映中:2014/09/19(金) 20:07:56.43 ID:MeJLKEd/
黒澤明は、やっぱりイイなあ。
■ 八月の狂詩曲 黒澤明 1991
前に見たときは、反核のメッセージばかりが残ってあまりいい印象はもってなかったんだけれど、
あらためて見直してみると、この映画が家族を描いた物語だったことに気がついた。
「お祖母ちゃんは、今や一個の凄惨な詩と化して、
横なぐりの風雨の中をよろめいて行く。
そして、雨と風を衝いて、
お祖母ちゃんの4人の孫と2人の子供がそれを追っていく。
それは、不思議な状況である。
悲痛だが、滑稽でもある。
涙ぐましいが、頬笑ましい。
そして、
世にも美しい光景だった。」
大雨と旗(おちょこになった傘は、歓喜の旗に見える)は黒澤映画の象徴のようなモチーフだ。
21世紀の今から振り返れば、この映画で表現されている家族のカタチは、もう無くなってしまった
懐かしいものの記録ようにも思えるし、今もどこかにまちがいなく存在する普遍的な日本の原風景
のようにも思える。
庭の石と同じように、作品そのものが変わるわけではないのだから、変わったのはきっとそれを
観ている自分自身なんだろう。
「文句なしにいい作品というのは、そこに表現されている心の動きや人間関係というのが、俺だけに
しか分からない、と読者に思わせる作品です、この人の書く、こういうことは俺だけにしかわからない、
と思わせたら、それは第一級の作家だと思います。( by 吉本隆明)」
nothing change, but nothing's the same - 本買記
http://www.kotobanoie.com/blog/2009/01/nothing-change-but-nothings-th.html
糞ガキどもは見た 野に咲く一輪のバラを
糞ババアの傘が 風に煽られオチョコになったとき
ババアの心に赤く燃えあがるオンナの炎を
土砂降りの雨の中 糞ガキどもは見た
>>268 「影武者」って外国で評価高いの?
国内だと長篠の戦いの史実的予備知識があるから、
無謀な突撃を繰り返して自滅していくエンディングもまあ分かるだろうけど
外国人には、意味不明なんじゃないのか?
291 :
名無シネマ@上映中:2014/09/20(土) 22:34:02.54 ID:UUU0ZkZ2
>>290 >「影武者」って外国で評価高いの?
カンヌでパルムドール受賞してるじゃん?
>外国人には、意味不明なんじゃないのか?
外国人をバカだとでも思ってるの?
ちゃんと、それに至る経過が描かれてるんだから
予備知識なんかなくてもわかるよ。
ちなみにヨーロッパでもアーサー王伝説とかあるから
影武者みたいな映画もわかると言われたと黒澤が言ってたけどね。
なお21世紀FOX配給の海外版には冒頭に簡単な時代背景の説明の字幕が
あったり、ルーカス、コッポラの助言で外国人にはわからない
上杉謙信の登場場面はカットされてたり配慮はされてる。
ジョン・ヒューストンが自分の授賞式だかで「影武者」を絶賛してたとか
>>283 日本の反原発は、とにかく日本の国力を落としたい集団と
自分たちの待遇に向けられる敵意を国に向けたい、自治労公務員や大企業の御用組合に牛耳られてるから普通の人たちにバレバレ
原発無くしたいと思っていてもそういう運動には、またお仕事ですかよくやりますねぐらいしか思わない
>>290 おっしゃる通りでカンヌの記者会見のとき、
「なぜラストの戦いで武田軍が全滅したのかよくわからない」と言う質問が記者から出ている。
それに対し黒澤は
「あれは信玄の後追いをした集団自殺のようなものなんだけど、そのへん少し説明不足だったかもしれない」
とはっきり認めている。
無能な諏訪勝頼に、忠義で死んでいく無常感がよく出ていたと思うがな
観るまでは俳優としてのショーケンに不安があったが、ぴったりの役だった
298 :
名無シネマ@上映中:2014/09/21(日) 20:00:51.11 ID:pGjXtdqN
>>296 「そのへん少し説明不足だったかもしれない」
これは、別の質問に対する答えだな。
説明不足と言ったのは影法師が何故そこまで信玄に惹かれたのかが
わからないと言う質問に対してのものだ。
信玄の後追いをであることは
合戦の前の台詞で明示されてるから、それがわからなかったら
相当なバカだよ。
かなり昔だから、間違えたんだろうけど
自信たっぷりに適当な事書くなよ。
>>298 「そのへん少し説明不足だったかもしれない」についてはあなたの言うとおりだな。
失敬した。
>合戦の前の台詞で明示されてるから、それがわからなかったら相当なバカだよ。
確かに後追いという事実は合戦前の侍大将の台詞で明示されている。
しかしその事実にまで至る経過、
つまり影武者放逐の時点でいったん「お屋形様」として勝頼を迎えたはずの侍大将たちが、
なぜ信玄の後追いなどという武田家滅亡に繋がるようなとんでもない決断をするに至ったのか、
その経過が説得的に描かれているとは言い難い。
あなたが言ってるようには「ちゃんと、それに至る経過が描かれてる」(
>>291)とは言えない。
ゆえに
>>290の疑問も、外人記者の質問も、俺には決してバカげているとは思えないんだな。
300 :
名無シネマ@上映中:2014/09/22(月) 04:19:08.61 ID:RJBlhrpx
すごいアホだわ。
相手になる人ご苦労様です。
かげむしゃ見たい
東宝Blu-rayの評判悪くて黒澤明のソフトは安心して買えん
302 :
名無シネマ@上映中:2014/09/22(月) 10:03:17.93 ID:1m+B6bCp
>なぜ信玄の後追いなどという武田家滅亡に繋がるようなとんでもない決断をするに至ったのか、
その経過が説得的に描かれているとは言い難い。
「これからは勝頼様が御屋形様じゃ」
勝頼の決断がおかしくても、御屋形様なんだから
命令に従わざるを得ない。
というのが表面的な理由で
合理的に判断した結果の「特攻」じゃないから。
大和が沖縄に向かったのと
同じようなものや。
303 :
名無シネマ@上映中:2014/09/22(月) 10:28:06.11 ID:87khTXAW
>>294 黒澤自身もそういう輩の片棒を担いでるのかな?
いいように利用されているのかもしれないな。
>>302 でも血気に逸る若大将が無謀な戦をやりたがるのは普通にありそうな事で
それをうまく補佐するのが、重臣達の仕事じゃないの?
ああいう風に敵が鉄壁の布陣で待ち構えてるのを
重臣達は判っていて、勝頼はよく判ってないみたいな感じなのに
それに対して何かまともな献策をするでもなく(そういう描写は無く)、
ただ「特攻」するのでは、信玄公に後追いして自己完結できる自分達はいいけど、
重臣の責は全うしてないし、
彼らといっしょに死ぬ万余の将兵も浮かばれないんじゃないのか?
305 :
299:2014/09/22(月) 20:50:42.15 ID:mqRUqbBG
>>302 >大和が沖縄に向かったのと同じようなものや
うん、それは分かるんだけど、俺が言ってるのは特攻に至る「経過」の話なんだよ。
なぜ歴戦の侍大将がああいう無謀な特攻をするに至ったのか、
そこに至る経過の描写が(特に予備知識の無い外国人にとっては)不十分で、
結果あの合戦に関する一部始終が分かりづらくなってるんじゃないか、そういう話だよ。
というのも、
侍大将たちは勝頼を「お屋形様」として迎えつつも、決してその言うことに唯々諾々と従ってたわけじゃない。
合戦に関しては「武田家を滅ぼしかねない」「国を守る事こそお屋形様の最後の御意志」と強硬に反対している。
それが一転、結局勝頼の命令に従う(つまり合戦を決断する)事態になってしまう。
最初は猛反対していたものが結局折れてしまう。何があったのか。
いや、あれは折れたんじゃない、戦う気は最初から無く、勝頼に愛想を尽かした彼らが集団自殺を敢行したんだ
ということかもしれないが、それならそれで彼らは「国を守れ」という信玄の遺志に背いたことになってしまい、
なぜ「お屋形様のもとでまた会おう」などと抜け抜けと言えるのか分からなくなる。
結局、
開戦までに何があったのか、彼らが最終的に折れる?に至った一連の経過はどうだったのかが描写不足じゃないだろうか、
なので(特に予備知識の無い外国人にとっては)「なぜ全滅したのか分からない」という感想が出てくるのも無理ないんじゃないか、
そういうことが言いたかったんだよ。
306 :
名無シネマ@上映中:2014/09/22(月) 21:54:47.04 ID:2sIwRG+C
>>305 >最初は猛反対していたものが結局折れてしまう。何があったのか。
それは
「これからは勝頼様が御屋形様じゃ」の台詞で
すべて表現されてるでしょ。
最終決定権を持つのは勝頼なんだから。
>開戦までに何があったのか、彼らが最終的に折れる?に至った一連の経過はどうだったのかが描写不足じゃないだろうか
諏訪湖にかかる虹の場面で
その辺の事情はすべて説明されてる気がするけどね。
307 :
名無シネマ@上映中:2014/09/22(月) 21:58:08.01 ID:2sIwRG+C
>>303 「核っていうのはね、だいたい人間が制御できないんだよ。そういうものを作ること自体がね、人間が思い上がっていると思うの、ぼくは。
理論的にこういうものができるっていうことは科学者が考えてもいいよ。
しかし、絶対に安全には使えないんだから」
「いや、そういう欠点もあるのが人間でいいと思うんだ。人間はすべてのものをコントロールできると考えているのがいけない。
傲慢だ。核はコントロールできないんですよ。
人間ってね、そんなに立派じゃないんだよ」
「身近に原子力発電所なんかがあればやっぱり考える。
いちばん考えるのは、まず母親だよ。
たとえば、食べ物にどのぐらい放射能が含まれているのか、とかね。
子供がいて、やがて孫も生まれてくるわけでしょう。
ぼくはいいよ、その犠牲になって死んでもいいけどさ。
子供や孫をそんな目に遭わせるわけにはいかない。
人間にはもっと幸せに生きていく道があるんだから。
戦争にしても何にしてもそうだけど、何か事を起こしたり、悪いことをするときには、
必ず「人類のため」って言うんだよ」
黒澤明の核に対する怒り (ガルシア・マルケスとの対談を通して)
http://ameblo.jp/gen-san-art/entry-11323925179.html
308 :
名無シネマ@上映中:2014/09/22(月) 22:54:37.82 ID:tOx3gjla
自演だの、またいつもの
スルーしましょ
こういうのは化石燃料の枯渇・地球温暖化とセットで語らないとただのお花畑理想論でしかないわな
スレチだけど、
原子力の実用化が早すぎるとは思うよ
電気の実用化でも初期は、事故が多発したけれど原子力にそれは許されない
失敗すれば我々の世代だけがモルモット、では済まされない
人類はチンパンより、ちょっと優秀なだけ
枯渇はシェル石油やメタンハイドレートに希望はある
311 :
299:2014/09/23(火) 06:46:04.07 ID:tsdyY5F3
>>306 >諏訪湖にかかる虹の場面
開戦の是非について
「湖に虹が立った。合戦を止めよというお屋形様のお告げだ」という侍大将の主張と
「んなもん、ただの虹にすぎない」という勝頼との対立として抽象的に表現されている場面だが、
このやりとりが、リアリズム描写に慣れた外国の観客を納得させるだけのものかどうかということ。
かつてのっ黒澤のようにもっと具体的・実際的な議論をコッテリやったほうが
外国の観客にとっては親切だったんじゃなかろうか。
そういう経過の描写が総てにわたって簡素すぎるので(最終的に折れる経過についても)、
何も知識がなければいろいろ疑問が出てきてしまうのも無理はなかろうということです。
甲州征伐の折に浅間山が噴火したのを不吉として
武田の敗勢に拍車がかかったという史実なんて
今の目で見ると情けない武田を象徴するようなエピソードだよな。
313 :
名無シネマ@上映中:2014/09/23(火) 13:06:15.12 ID:3VTTfH1Q
>>311 大和の乗組員は日本人だったけど(朝鮮人もいたのかな)
自分の運命に納得して死んでいったのかな?
「フランダースの犬」を書いたのはイギリス人女性だけど
ああいうのは欧米の人間には受けないそうだ。
日本人も色々、欧米人も色々だな。
高評価をしてたイギリスの映画ガイドブックには
影武者のその「疑問点」について特に触れてなかった。
一応参考までに
http://www.imdb.com/title/tt0080979/ ここのUser Reviewsでも読んでみてはいかがかな。
314 :
名無シネマ@上映中:2014/09/23(火) 13:19:36.16 ID:wpLPgFRG
>>309 化石燃料の枯渇
自分が子供の頃はまもなく石油がなくなるみたいに
言われてたのを思い出したw
で、一体いつなくなるんだ?
地球温暖化
これもまた、色々異論があってな。
そもそも原発推進派にとっては、これが最後で
最大の根拠なんだろう。
戦争にしても何にしてもそうだけど、何か事を起こしたり、悪いことをするときには、
必ず「人類のため」って言うんだよ
ご立派な大義で自分の欲得を誤魔化そうとするのは
昔から変わらないな。
原発推進派は地球温暖化が心配だから、原発賛成してるわけじゃないのにねえ。
正直に、自分の金儲けのためだと良いのに。
電力会社の関係者の人だろ、あんたは。
大事故起こしても、大して給料減らないし
責任も追及されない。
そりゃ、原発賛成もしたくなるな。
315 :
名無シネマ@上映中:2014/09/23(火) 13:22:03.00 ID:wpLPgFRG
>>310 >人類はチンパンより、ちょっと優秀なだけ
黒澤明監督『夢・赤富士』ノートより
猿は火を使わない。
火は自分達の手に
負えない事を知っているからだ。
ところが、人間は核を使い出した。
それが、
自分達の手に負えないとは考えないらしい。
火山の爆発が手に負えないのは、
わかっているのに、
原子力発電所の爆発なら、
なんとかなると思ってるのは、
‥‥どうかと思うね。
316 :
名無シネマ@上映中:2014/09/23(火) 13:24:00.99 ID:wpLPgFRG
高い木に登って、
自分のまたがっている木の枝を
一生懸命切っているいる阿呆に似ているね。
人間は間違いばかり起こしているのに、
これだけは絶対間違いは起きないなんて、
どうして云えるんだろう。
それも、もし間違えたら、
おしまいだと云うのに、
どうして、そんな事が云えるんだろう。
『生きものの記録』のノートより
大方の人は、それから眼をそむけている
問題が、あまりにも大きくおそろしいからだ。
黒澤明 反原発の映画 『夢・赤富士』【原発は安全だと!?ぬかしたヤツラは許せない】『生きものの記録』 - みんなが知るべき情報/今日の物語
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/7da039753df523c21dcd451020f1e99c
317 :
名無シネマ@上映中:2014/09/23(火) 14:07:02.05 ID:H1JUhIkM
デンゼルは今後、フークア監督と再タッグを組み『荒野の七人』(1960)のリメイクに挑むという。
『荒野の七人』は黒澤明監督の『七人の侍』(1954)を西部劇に仕立てたものだが、今回は
より黒澤監督のオリジナルに近い作品になるという。
デンゼル・ワシントン、黒人初の生涯功労賞を受賞 - 第62回サンセバスチャン国際映画祭 - シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0066588 デンゼル・ワシントンがユル・ブリンナーを演じるつもり?
影武者見たけど、根津甚八を慕ってるらしき小姓の演技が酷い
泣いてるシーンが吹き出してるように見える
森蘭丸も全然美少年じゃないしw
子役は良かった
319 :
名無シネマ@上映中:2014/09/24(水) 01:18:00.63 ID:8Wkg9TPr
>森蘭丸も全然美少年じゃないしw
え?
320 :
名無シネマ@上映中:2014/09/24(水) 10:34:21.13 ID:NP4S8E47
やっぱり「生き物の記録」が凄いわ。
最初映画館で見たときそれほどいいとは思わなかった。
「ゴジラ」の方が原水爆反対のアッピールが強いのと比べれば
遠回しで物足りないと感じたが
最近DVDで見たらあの主張の凄さは他では考えられないものだ。
清水将夫が特によかった。
321 :
名無シネマ@上映中:2014/09/25(木) 11:53:40.67 ID:YLFTgonm
有本諭吉
1 秒前
歌のおねえさん。
どうでもいいけど、何でずっと片手に荷物下げたままなんや?
白いハイソックスが痛々しいけど、アグネスチャンのファンか?
有本諭吉
1 秒前
こんな音痴の歌を無理矢理聞かされて
英霊の皆さんも迷惑がっておられるでしょう。
南無阿弥陀仏!
▶ 平成26年同期の桜を歌う6 大阪護国神社 軍歌カラオケ♪ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BPsxVGZqf0A
322 :
名無シネマ@上映中:2014/09/26(金) 10:20:54.13 ID:YWbpdVWi
>>318 森蘭丸はあれはあれで美男子だよ。
それとも好みの問題か?
今のジャニタレ=イケメンみたいな感覚では美男子ではないかもね
小姓役は演技経験ゼロの素人だからあんなもんだろう
324 :
名無シネマ@上映中:2014/09/27(土) 01:42:32.57 ID:qvcp/ReH
森蘭丸は影武者の後に
大林の転校生で小林聡美のボーイフレンドの役で出てる。
だから、普通に美少年だという認識でいいと思うよ
325 :
名無シネマ@上映中:2014/09/27(土) 10:17:13.01 ID:aeEYacBq
326 :
名無シネマ@上映中:2014/10/05(日) 12:11:01.86 ID:n/UfJDCN
327 :
名無シネマ@上映中:2014/10/08(水) 10:29:14.38 ID:Xb34vr3B
やっぱり「生き物の記録」が最高だな。
最初に見た時はこの映画の良さが分からなかったが
三船は凄いなと思ってた。
精神病院でおわるところがいい。
328 :
名無シネマ@上映中:2014/10/14(火) 10:21:15.04 ID:0tcvpYnT
やっぱり「生きる」が最高だな。
329 :
名無シネマ@上映中:2014/10/16(木) 10:26:05.43 ID:6zCHVnZi
まあだだよが最駄作。
330 :
名無シネマ@上映中:2014/10/16(木) 16:21:46.95 ID:i9HASVtG
タイトルだけ書いて理由を書かない奴は頭が駄作
331 :
名無シネマ@上映中:2014/10/19(日) 00:20:54.24 ID:aO+lMonj
332 :
名無シネマ@上映中:2014/10/20(月) 10:24:28.31 ID:DGAups7y
>>330 じゃあおまえはまあだだよが最高作だと思っているのか?
その理由を書け。
まあダダ余が再駄作だと思うのは
何と言ってもつまらない点だ。
映画館で見た時はよかったが
テレビやDVDで見るとげんなりした。
だらだらとつまらないだけだ。
333 :
名無シネマ@上映中:2014/10/20(月) 16:23:15.49 ID:7U+Xy9f9
>>332 映像を見てるだけでも面白いけどね。
特に宴会シーンの撮影と編集。
一番感動したのはクルツが死んだ後の
庭の柳の木のナレーション。
他にも
クルツに奥さんが餌をやるシーン
庭の番人の小屋での四季の移り変わりのシーン
先生が猫が見つかったとぬか喜びして万歳して
号泣するシーンとか
何故かインチキジョニ黒を弟子と飲む場面とか
出た出た月が♪とか
お月様偉いな♪の合唱シーンとか
色々ありすぎて書ききれない。
黒澤の最高傑作は
まあだだよであると
言っても過言ではあるまい。
334 :
名無シネマ@上映中:2014/10/21(火) 10:35:26.98 ID:JC5c7muV
なるほどわかりました。
これを映画館で観たのは運が良かったと思う。
テレビだけじゃもっと落胆してただろうし。
335 :
名無シネマ@上映中:2014/10/21(火) 19:32:38.49 ID:ONfNCnKb
♪お月様えらいな お日様の兄弟で
三日月になったり まん丸になったり
春夏秋冬 日本中を照らす♪
お日様とお月様と、どちらがえらいか。
それはお月様がえらいにきまっている。
お日様は明るい昼間に出ているのだから何でもない。
お月様は闇夜を照らして明るくしてくれる。
お月様が隠れたら、夜は真っ暗になってしまう。
内田百間 「摩阿陀十三年」
デルス・ウザーラは太陽のほうが偉いと言ってたが。
黒澤明の「明」は太陽と月で
「乱」の一文字秀虎の旗印としても使われてる。
336 :
名無シネマ@上映中:2014/10/21(火) 19:33:19.20 ID:BblsI9sp
どん底はどう?
337 :
名無シネマ@上映中:2014/10/21(火) 19:34:08.27 ID:ONfNCnKb
放送があれば何度となく観ている「まあだだよ」を、引っ越しをしてから
初めて観た。
空襲で家を焼かれた先生が小さな小屋で暮らすシーンがいつも好きだと思う。
梅雨の時期の雨のシーンから夏が来て秋が来て冬が来る。
お月様えらいな
お日様の兄弟で
三日月になったり
まん丸になったり
春夏秋冬
日本中を照らす
黒澤映画好きは、たいがい「まあだだよ」を駄作だと言う。
黒澤明の他の作品ももちろん素晴らしいんだけど、この「まあだだよ」は
他の作品とは違って、私のとても近くに感じられる大好きな映画。
原作が内田百けんだということもそうだけど。
人の暮らしの中の小さな幸せがどれくらい大切かということを、
どうしようもないけど大好きな先生が好き勝手にやっていることで
みんなが教えられていく。
「上質な暮らしとは、プチハッピーのミルフィーユ」だと、小山薫堂が
朝日新聞で連載していた深沢直人との往復書簡の中で言っていた。
プチハッピーはどこにでもある。
図書館の棚に並んでいる本の中の言葉にも、10年前から聴いている
大好きなcdの中の音にも、おいしいご飯にも、人との会話にも。
ludic diary
http://www.enpitu.ne.jp/usr1/bin/day?id=12760&pg=20080320
板東英二が気に入らない
他の役者にしてほしかった
黒澤は100本の映画に板東の出演のあうんを選んだし、案外本気で板東気に入ったんじゃないの
340 :
名無シネマ@上映中:2014/10/22(水) 02:09:00.42 ID:+FwMvP7M
春!夏!秋!冬!
日本中を照らす
ここのカット割りが好き。
341 :
名無シネマ@上映中:2014/10/22(水) 10:28:46.79 ID:68Vjnl24
板東の関西弁が気にかかったみたいだが
まあそんな警官もいるだろうということで
そのまま使ったらしいな。
「三味線の革にするんですよ」
「悪い奴ほどよく眠る」は出たのか?出てたらスマン。
濃い文が多くて読むの諦めちまったよ。
343 :
名無シネマ@上映中:2014/10/23(木) 16:19:31.80 ID:ctkGL9J9
西幸一はシャアの元ネタ。
344 :
名無シネマ@上映中:2014/10/23(木) 22:04:17.51 ID:izE7mEd4
345 :
名無シネマ@上映中:2014/10/29(水) 10:28:19.33 ID:PBeWnepu
カラーだからだと思う。
作り方が安易だからでもある。
それとワイドスクリーンの迫力が出せない点。
「悪い奴ほどよく眠る」は傑作中の傑作だからね。
とそんな男を愛した女
↑
これ邪魔
347 :
名無シネマ@上映中:2014/10/29(水) 16:44:14.32 ID:WeAHoKg8
>>345 スタンダードサイズの七人の侍でも
迫力のある画は撮れてる。
画面サイズの問題じゃない。
脚本、撮影、俳優、演出
全部オリジナルの足元にも及ばない。
348 :
名無シネマ@上映中:2014/10/31(金) 11:24:06.15 ID:zOwu41f5
悪い奴は絵的にもしっかりできている。
最初のエレベーターに並ぶシーンも左右対照にうまくできている。
こういう画面の構成の素晴らしさは凡庸な作者では到底及ばない。
1シーンを見るだけでもそれはわかる。
しかしなんでこんな駄作を作るんだろうか?
もしかしてそうすることによって黒澤のオリジナルを世に再び知らしめようという思わくだろうか。
349 :
名無シネマ@上映中:2014/11/01(土) 04:32:36.21 ID:E8lilatg
>こういう画面の構成の素晴らしさは凡庸な作者では到底及ばない。
役者の立ち位置まで神経が行き届いてる。
山崎貴とかいうCGバカには真似すらできない。
佐藤嗣麻子とかいう無能脚本家と結婚してるとこらから見ても
こいつがいかにアホかわかる。
まあ、あれだ
題材を選んで時間と金をかければ大概の映画は傑作になるよ
351 :
名無シネマ@上映中:2014/11/04(火) 16:41:25.84 ID:ySho+CE2
山崎貴とかいうバカに時間と金を与えても
くだらん映画にしかならないのはわかってる。
352 :
名無シネマ@上映中:2014/11/04(火) 17:12:38.51 ID:1HQQCBom
まあ、あれだ
バカに映画は撮れないからさ
本人は映画のつもりでもさ
353 :
名無シネマ@上映中:2014/11/07(金) 11:12:34.21 ID:SxMa2+Tb
まあ、そうだ。
結局黒澤の足元にも及ばないということだ。
354 :
名無シネマ@上映中:2014/11/07(金) 23:29:08.17 ID:MCJPu3a5
隠し砦の三悪人を見たんだけどこれも面白かった
脚本の妙というか
355 :
名無シネマ@上映中:2014/11/08(土) 11:04:51.29 ID:31pLjeRW
撮影もうまいね。
大がかりな石段のセットもすごい。
勿論脚本もよくできている。
356 :
名無シネマ@上映中:2014/11/09(日) 11:41:15.40 ID:k8F4450L
相澤英之(95歳!まだ存命でブログ更新してる!)の妻司葉子は
「欧州の政財界では見下されぬ様に自分が映画女優であることは隠していた。
が 黒澤作品に出ていた事がバレると非常に歓待された。欧州では映画の地位が日本と違う。」
と言っていたが、つまりコレは日本の政財界では映画女優なんて見下しの対象だと言う
怒りが込められているよな。
映画の種類によるだろ
日本人だって外人がフェリーニの映画に出てましたヴィスコンティの映画に出てましたって言ったらスゲーってなるけど
ヤコペッティの映画に出てましたルチオフルチの映画に出てましただったら半笑いだろ
358 :
名無シネマ@上映中:2014/11/11(火) 00:04:09.18 ID:Zgpboaed
黒澤
「海外じゃホント歓待してくれるけど日本じゃ映画監督なんて乞食以下の扱いだもん」
渚ちゃん
「いえ乞食とまでは言いませんが まあ酷いモンですけどね」
時々こう言う極端な物言いをするんだよな黒澤w
359 :
名無シネマ@上映中:2014/11/11(火) 00:25:19.95 ID:szSoHp5x
海外では芸術家
日本ではどのみち水商売というイメージじゃないかな
河原乞食とか言う人がいるからなあ
違うの?
362 :
名無シネマ@上映中:2014/11/11(火) 15:43:14.95 ID:Zgpboaed
歌舞伎はカツドウに出る歌舞伎役者を 泥役者 と見下した。
桧舞台を降りてロケをするからだ。
映画音楽はクラシックから不浄音楽と言われた。
言い始めれば歌舞伎だってもとは賎民の芸能だろ。河原乞食の。
バロックだって蔑称だし
364 :
名無シネマ@上映中:2014/11/14(金) 17:36:01.17 ID:3TUMmw2h
用心棒も凄いですねぇ。1961年公開。
敗戦から不死鳥の如く甦る日本の凄まじいエネルギー
が全篇に迸っている・・。
主役がもし三船じゃなかったら
という意地悪な見方をすると用心棒が一番つまらないかも
三船以外は考えられない
某スレから転載
昭和の名作映画の記録フィルム寄贈へ
11月11日 21時19分
黒澤明監督の映画「用心棒」など昭和を代表する映画の撮影風景を記録したとみられる映像が大量に残っていることが分かり、今月、国のフィルム保存施設に寄贈されることになりました。
寄贈されるのは、黒澤明監督などの撮影助手を務めていたカメラマンの古山正さんが、以前、勤めていた映画会社・東宝映画の社長から託された8ミリフィルムなど600本余りです。
昭和34年に公開された稲垣浩監督の映画「或る剣豪の生涯」や昭和36年の黒澤監督の「用心棒」、それに同じ年の本多猪四郎監督の「モスラ」など、名作映画の撮影風景とみられる映像などが記録されていました。
このうち「用心棒」は、映画の本編は白黒ですが、見つかった撮影風景はカラーで記録されていて、主人公の浪人が組織の親分と対決するクライマックスシーンでは、巨大な扇風機を使って砂を巻き上げている舞台裏の様子が映されています。
これらのフィルムは今月、東京国立近代美術館フィルムセンタ−に寄贈されることになりました。
映画評論家の佐藤忠男さんは「名作の撮影現場を記録した大量のフィルムの存在はこれまで一般には知られておらず、貴重な資料になる」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141111/k10013126741000.html
黒澤と三船の出会いは奇跡
370 :
名無シネマ@上映中:2014/11/16(日) 14:00:44.81 ID:GG/mj/fv
また自演か
しゃーねーか、こんな過疎スレじゃ
371 :
名無シネマ@上映中:2014/11/16(日) 17:02:22.19 ID:LTStgFSa
>>366 凄い人気だな。やっぱり世界の三船、世界の黒澤だよ。
黒澤さんはヤクザが大嫌いだけれど、
そもそも東映が時代劇から任侠映画にシフトする切っ掛けは、
用心棒なんだよね
健さんとの奇縁
373 :
名無シネマ@上映中:2014/11/19(水) 00:57:29.07 ID:vTnjFno+
>>358>>360 司葉子が東宝にスカウトされた時に、
「庄司の一門から河原こじきを出したとあってはご先祖様に顔向けがならん」との発言が伯父からあった
374 :
名無シネマ@上映中:2014/11/19(水) 11:14:31.27 ID:TxpQZMTq
>>372 「用心棒」は東映に多大な影響を与えているね。
古臭い時代劇が主流だった東映がびびって作風を変えだした位だから。
54年の七人の侍はまだひたすらマジメなんだけど
61年の用心棒は高度経済成長を達成した日本の、自信とふてぶてしさ
みたいなのが全面に溢れていた気がします。
西部劇だからねぶっちゃけ
西洋的と言われる黒澤作品の中で一番西洋的だろう
377 :
名無シネマ@上映中:2014/11/20(木) 14:45:43.01 ID:9YZlYT/o
378 :
名無シネマ@上映中:2014/11/20(木) 15:07:16.35 ID:i+S4rUcB
379 :
名無シネマ@上映中:2014/11/20(木) 18:18:00.38 ID:TlRcZMn5
>>375 「一部文献では、高度経済成長第一期(設備投資主導型)が1954年(昭和29年)12月から1961年(昭和36年)12月まで」
なるほど
381 :
名無シネマ@上映中:2014/11/21(金) 16:37:00.10 ID:0GFQwMRx
第一期ではまだ達成されていないな。
そだね、達成したというよりも達成しつつある
だね。
383 :
名無シネマ@上映中:2014/11/22(土) 16:14:58.49 ID:5paQF5zz
黒澤の映画は高度経済成長を支える力があったんだろうか?
戦後のパワーみたいなものは感じるけれどね。
支える力というよりも、やはり戦後の時代に支えられていたのがよく伝わってくるな。
バブル期の伊丹十三みたいに。
湯川のノーベル賞、黒澤のグランプリ、
戦後の荒廃した日本で子供達に希望を与えた手塚
彼らの功績は大きい
386 :
名無シネマ@上映中:2014/11/24(月) 22:58:12.54 ID:KWDJ37u7
387 :
名無シネマ@上映中:2014/11/25(火) 09:57:59.68 ID:p3bNS+c1
特にフェリー二とのツーショットは双方オーラが出まくってるね
388 :
名無シネマ@上映中:2014/11/25(火) 17:08:32.67 ID:rudLHTM6
黒澤の最高傑作など簡単に決められない罠
天国と地獄 羅生門 生きる 赤ひげ 用心棒 野良犬
乱 蜘蛛巣城 酔いどれ天使 白痴(完全版)etc
このレベルの映画を1本でも撮れた日本の映画監督は
せいぜい十人程度だろう
まぁだだよ は 唯一の駄作
サムライモノ3つあげよ、では
順当に七人の侍、用心棒、隠し砦の三悪人かな
390 :
名無シネマ@上映中:2014/11/26(水) 16:23:58.70 ID:bWkzvSDl
椿さんもですよ。
恩人の名前を忘れるなんていけませんねえ。
サムライものでは
七人の侍
蜘蛛巣城
用心棒
オレ的には
392 :
名無シネマ@上映中:2014/11/27(木) 19:09:15.76 ID:uTTRHQ1D
現代モノでも
悪い奴ほどよく眠る
天国と地獄
あたりはかなり凄いねえ
手塚との交流は知られているが(コラボ計画)、
洋画の師匠の息子である白土三平について、黒澤からのコメントは読んだことがないね
似た感じもあるけれど
394 :
名無シネマ@上映中:2014/11/30(日) 20:47:40.28 ID:WpQAGC0U
最高傑作は、椿三十郎。
これのリメイクは、映画にする必要のないガラクタだった。
カラー以降の作品は、どれも駄作だと思う。
黒澤は、娘に、読んでいい漫画は手塚治虫だけと言っていたらしいね。
隠し砦の三悪人見たんだけどあんな痛快で面白いもんないね
最後の裏切り御免からラストまでは何回見ても気持ちがよい
羅生門は「エキゾチシズムが外国にウケた」という評論家に対して、
黒澤が文句を言っていたけれど、あながち間違いとも言い切れないと思うね。
森へ入っていく音楽にしてもどこか中東っぽいし、
日本人が見てもこれまでの時代劇と比べてどこか異世界な雰囲気はある。
ルーカスが黒澤作品をSFに置き換えたくなった気持ちは、
実は俺もSWを観る前から、羅生門に感じていた。
異論はあるかも知れないが。
398 :
名無シネマ@上映中:2014/12/04(木) 02:12:51.61 ID:21vJmL7b
399 :
名無シネマ@上映中:2014/12/04(木) 02:15:29.61 ID:21vJmL7b
>これまでの時代劇に比べて
お前何歳だよ
羅生門は芥川龍之介が偉いんじゃないの
後はカメラワーク
作品自体はあんまよく出来てないと思う
ラストの唐突なヒューマニズムとか全然ピンとこない
402 :
名無シネマ@上映中:2014/12/05(金) 22:36:11.28 ID:zAuMa3Pw
>>356 「日本の一般社会では見下されぬ様に自分がAV女優であることは隠していた。
が 無修正作品に出ていた事がバレると非常に歓待された。中国ではAV女優の地位が日本と違う。」
403 :
名無シネマ@上映中:2014/12/07(日) 12:08:03.97 ID:RV3vYKLZ
さすが大人気ない大人、ハヤオ
既に七人の侍でも田んぼのとこは土人音頭だったじゃねーか、なんだよ近代人て
宮崎駿も魔女宅で引退してりゃ良かったと思う
手塚スレでも宮崎駿はボロッカス
アトムを安く売ったからその後のアニメ制作がやりにくいと手塚批判したが、
資本主義は競争社会だから、他社の追随を許さない価格設定も当たり前
嫌ならアニメを作らなければいい
まぁ、大御所なんだから後進からしたら俺らのことも考えてくれ、とはなるでしょ。
売れてるだけの新人に言った訳じゃない。でもやっぱり大人気ないハヤオ
宮崎駿なんて深夜アニメはいらないと発言して、弱小アニメーターを叩いている
そもそもジブリですら滅茶苦茶だからな
福利厚生手厚くしすぎたり採算度外視の企画に何十億も突っ込んだり後進を育てずに世襲したり
結果コストが爆発して解散
黒いの柴俊夫?
保本登
師弟関係が志村から三船、三船から加山への流れだったが黒澤映画で単独主演は果たせなかった
414 :
名無シネマ@上映中:2014/12/12(金) 20:06:00.72 ID:u5jnDHeQ
羅生門の映画祭出品は、大映社長でさえ反対したという。
もしストラミジョリ女史がいなければ、黒澤が大作を作るチャンスを得るのが遅れて
ハリウッド映画もSWを始めとしてかなり違ったものになっていた。
偉大な彼女の功績も忘れてはいけない。
415 :
名無シネマ@上映中:2015/01/07(水) 13:31:35.05 ID:Wy5pjQdj
原作者ミヒャエル・エンデとの裁判騒動の発端は、契約書の見落としが原因だったと言われている。
エンデの当初の要望は、監督は黒澤明に任せ、撮影はヨーロッパ、役者は皆ドイツ人で揃える、
異世界の姫君である「幼ごころの君」役の女優だけは日本の白装束を着た少女であるべきという内容だったと
言われている。重要な役回りの強大な竜「ファルコン」については、可愛らしいドラゴンではなく、
中国の伝説の龍のような神秘的な存在にすべきと考えていたらしい。
しかし結果的に契約の失敗のせいで、エンデは原作者でありながらスタジオ見学も許されない不遇を受ける事となった。
416 :
名無シネマ@上映中:2015/01/07(水) 13:32:45.97 ID:Wy5pjQdj
なぜエンデは黒澤と思ったんだろうか?
1954年 25歳
バイエルン放送局で以後6年間、定期的に映画評の番組を受け持つ。
この仕事もインゲボルク(のちの妻)の口利きであった。
黒沢明などのすぐれた日本映画に接し、目を開かれる。
だそうです。
419 :
名無シネマ@上映中:2015/01/16(金) 15:34:13.28 ID:ZDH4zJdm
大阪在住タレントです
421 :
名無シネマ@上映中:2015/01/20(火) 03:21:30.42 ID:k27Yyo0j
「隠し砦の三悪人」はなんか尻すぼみだな
「蜘蛛の巣城」は独特の奥行きがいい世界映画史上例がない
何度も言うけど「生き物の記録」のビデオはなんで高架電車シーンがカットされてんの
422 :
名無シネマ@上映中:2015/01/20(火) 23:44:53.40 ID:k27Yyo0j
>>373 司葉子は日本映画最高の美女の一人だろうけど
牛が鳴いてると「おビーフが鳴いてるわ。」といったという武勇伝があるね
>>421 高架電車シーンってどんなシーン?
覚えてないな。
424 :
名無シネマ@上映中:2015/01/31(土) 16:35:47.68 ID:whwz6V10
「トラ!トラ!トラ!」は仮に撮影が無事完了しても間違いなく大駄作になってただろう。
親のコネで徴兵逃れしたコンプレ男黒澤明にとって戦争ものは本当は避けたかった。
自分の軍隊経験ゼロを補うために海兵出身の素人俳優集めたけどボロボロ、
監修の源田元参謀に「長官室はこんなではなかった」と言われた翌日に
黒澤は神経衰弱で倒れ、その後の奇行、泥酔、暴言、ヒステリーにつながっていく。
脚本見ても全面単純な五十六賛美、海軍善玉論だし、
近衛との対談その他も既に手垢のついたシーン、
師匠の山本嘉次郎のハワイマレー沖のパクリも
オマージュの域を超えている。
カラーとはいえ、長ったらしい編集がまだ影を潜めていた頃なので、
間違いなく凄い映画になっていたよ、日本側撮影分だけは。
そして表現技術の素晴らしさと、思想はまた別の話。
426 :
名無シネマ@上映中:2015/02/01(日) 00:33:50.85 ID:Uukm1Txy
>>425 ど素人俳優陣でかw
しかも、主役は関西弁で元陸軍一等兵のベンチャー社長だぞ。
黒澤明の映画美術技法は認めるが
劇映画としては無理筋だろ。
なんでも肯定する白井佳夫みたいな態度は
かえって黒澤の名を汚すだけ。
脚本だけをとっても黒澤の熱の入れ方は大きかったといえる。>トラトラトラ
428 :
名無シネマ@上映中:2015/02/01(日) 19:20:59.01 ID:Uukm1Txy
>>427 自分を見失ってたんだろうと思う。
あれじゃ新東宝の「軍神山本元帥と連合艦隊」と
師匠の「ハワイマレー沖海戦」の二番煎じだよ。
どっちの映画も見たことないから何とも言えないが
「暴走機関車」が没になったのでその分奮発したようにも見えるが。
>>426 「『トラ・トラ・トラ!』で、僕は素人の、社会人の出演者たちを使いました。
そして、この、社会生活の年輪を経てきた素人の人たちの演技が、プロの俳優生活で
年数を経てきた人たちの演技を、はるかに上回る質の高いものだったことを、どう考
えるべきか。
これは、大変重要なことだと、僕は思います。…『トラ・トラ・トラ!』の僕の撮影した
フィルムは、その意味で、みんなにぜひ、見てもらいたいものでした。今までの僕の
監督生活の中でも、びっくりするほどの、いいものだった」
ttp://okwave.jp/qa/q129209/a387798.html
431 :
名無シネマ@上映中:2015/02/02(月) 21:51:13.19 ID:pus98kOP
>>430 じゃあ何で次回作の「どですかでん」で素人俳優を使わなかったんだ?
ああいうストーリーこそリアル感が出るじゃん。
やっぱり、軍人コンプが元軍人の素人を揃えた動機なんじゃないかな。
そもそも、トラトラトラでは撮影中にその元軍人たちを
「この男には演技は無理だ」と罵倒してたんだろ。
432 :
名無シネマ@上映中:2015/02/03(火) 21:51:40.95 ID:mROOqsrz
>「どですかでん」で素人俳優を使わなかったんだ?
黒澤 「六ちゃんの役をお願いします」
池沼(^q^) 「あうあうあー」
433 :
名無シネマ@上映中:2015/02/03(火) 22:17:26.62 ID:+MsC+3S/
>>430 こうでも思い込まないと
自分を全否定してしまうからな。
でも、結局その後自殺未遂してしまうのだが。
434 :
名無シネマ@上映中:2015/02/03(火) 23:05:14.15 ID:mROOqsrz
435 :
名無シネマ@上映中:2015/02/03(火) 23:15:20.42 ID:WdRQsqe0
菊島隆三も虎虎虎を最後に黒澤と袂を分かってるし
以後まともな作品はないな
436 :
名無シネマ@上映中:2015/02/04(水) 00:55:21.99 ID:nqWVib3g
同姓同名の別人だったりして
南雲中将が宮口精二なのはわかるが
山崎努は誰の役だったの?
源田実中佐
440 :
名無シネマ@上映中:2015/02/05(木) 23:45:33.31 ID:mPDsxhrq
>>437 いや、鍵谷さん本人だよ。
スパルタの海なんかも応援してたからな。
441 :
名無シネマ@上映中:2015/02/05(木) 23:46:52.12 ID:mPDsxhrq
>>438 南雲は黒澤案でも東野英治郎じゃないの?
宮口精二は吉田中将→大将だったはずだが。
黒澤さんが下りるんなら私も降りるって降板した人
443 :
名無シネマ@上映中:2015/02/07(土) 09:22:05.00 ID:quEUIoYL
とにかく
黒澤閣下は
「トラ!トラ!トラ!」だけじゃなく
「静かなる決闘」とか「八月の狂詩曲」とか
戦争に関係するとグダグダだな。
唯一「夢」のトンネルは素晴らしいが、
徴兵のがれの罪の意識の裏返しだとすると
なんか悲しいね。
「八月の狂詩曲」は日本の評価はぼろくそだったが
海外の評価は高い。
445 :
名無シネマ@上映中:2015/02/07(土) 22:06:55.69 ID:CuSOtD+E
>>443 評価というものは評価する人の考え方や性格が色濃く出るもの。
その人の色眼鏡が何色に染まっているか、色が薄いか濃いか、評価する人も他人に評価される。
たいした反応がないなら、その程度の評価ということ。
446 :
名無シネマ@上映中:2015/02/08(日) 00:13:59.07 ID:XqvxQRBZ
八月の狂詩曲のメイキングフィルムを残すべきだったね(残っているかもだが)
リチャード・ギアのシーンではなく、子供達への演出シーン
大人俳優をきつく叱り付ける黒澤が、子供達にはどう対応したか
吉岡秀隆によると直接叱られずに、助監督をボロカスだったらしい
萎縮させても拙いしな
手塚真が撮ってるのが残ってるじゃん。
誰かが撮ったのをTVでやった気はするんだが(蟻の撮影とか)、
それが眞かどうかは判らない
吉岡の例のシーンもあったような気がする
でも、子供のシーンを長回しで、どんどんと不快になっていくシーンがあれば見たくてさ
450 :
名無シネマ@上映中:2015/02/09(月) 04:20:52.61 ID:T+5+jNjo
八月の狂詩曲は、映画館でみて「金返せ」と怒りが沸き上がってきたわ。
橋本忍が、影武者以降の黒澤映画が、人物掘り下げが全くなくなって
観客が共感できなくなったとか書いてたが、全くそう。
監督黒澤明というクレジットがなかったら、多分DVD化すらならなかったような駄作。
451 :
名無シネマ@上映中:2015/02/09(月) 10:13:58.83 ID:2GMeZgzs
橋本忍という「権威」を出して自分の感想を正当化しようとする時点で負けだと思うの。自分の言葉だけで勝負しなくちゃね。
橋本より菊島のほうが重要そう
453 :
名無シネマ@上映中:2015/02/09(月) 22:57:45.75 ID:T+5+jNjo
>>451 あの〜橋本忍よりも黒澤の方がはるかに権威あると思うがw
2chに書き込むくらいしか表現方法のない俺やお前のような凡人が
橋本忍の文を「我が意を得たり」と共感しちゃまずいのか?
黒澤に対しての権威じゃなくて、平凡な2ちゃんねらーの
>>450にとっての権威だと思うぞ、俺の読解力ではw
実績があって名前が有名なら凡人にとっては誰でも担ぎ出せる権威w
自殺未遂を起こしちゃうとね。
今までの映画上で説教じみたメッセージは何だったのかと思われる。
説教される側に回っちまう。
人間の描き方が変わっても仕方がない(単純に歳のせいかも知れんけど)。
影武者は好きだがな。
456 :
名無シネマ@上映中:2015/02/12(木) 02:39:02.45 ID:5PL7akvM
自分を凡人と言ってないし思ってもいないけど。
読解力が(以下略
「八月の狂詩曲」をもう一度じっくり見てみたい。
カラー以降は基本的につまんないのはそうなんだけどさ
単に老化しただけなのか新機軸打ち出そうとしてたのかなんとも言えないから困る
八月とか夢とかまぁだだよあたりは掛け値なしの駄作だが
「まあだだよ」は森繁で観たかった
講釈なら松村が上手いが、森繁には人を惹きつける何とも言えない魅力がある
462 :
名無シネマ@上映中:2015/02/15(日) 04:38:17.01 ID:OrD34ppD
>>461 たしかに森繁だったらあんなにぼやけた話にならなかっただろう
以前、家で横からチラ見していた娘は所が主人公だと思っていたw
ただ、森繁のアドリブをあの黒澤が我慢できたかはなはだ疑問
松村は存在感が弱すぎるねぇ
三船後の仲代ですら見劣りしたのに
464 :
名無シネマ@上映中:2015/02/15(日) 12:57:39.57 ID:vGBuIJ9F
>>424 徴兵逃れ?
本当に?
何ともはや情けない非国民だ
やはり用心棒と椿三十郎の2本が頭一つ飛び抜けて面白いな
岡本喜八の独立愚連隊とか斬るとかもそうなんだが、
1960年代辺りの東宝の「時代劇や戦争映画の皮を被った西部劇」は
日本映画離れしたドライさがあるから観ていて本当に爽快
黒澤明の予告編集を見ましたが面白かったです。
映画に使われていないショットも出てきて見てて飽きませんでした。
「生きる」の予告編が一番うるんときたな。
七人の侍の仲間集めのくだりほど面白いものないだろ
468 :
名無シネマ@上映中:2015/02/19(木) 09:02:44.12 ID:PmeWXG/8
CSのか
俺は黒澤は時代劇と天国と地獄しか見ないからな
生き物の記録のがなくて残念
あとエノケンのや1番美しくのも見たかった
CSは全部やるよ。生き物の記録も多分やるだろう。
黒澤明は「虎虎虎」の監督を取り上げられた。
黒澤の分身である渡邊勘治が、公園作りを取り上げられるのと同じである。
471 :
名無シネマ@上映中:2015/02/21(土) 13:20:16.45 ID:iciazDn0
生き物の記録の予告編ないな。どん底もない。
473 :
名無シネマ@上映中:2015/02/26(木) 17:35:46.60 ID:ZdscFxYR
「七人の侍」で、かかしに向けて種子島を撃たせた後、そのかかしを引きずるシーンは、
ジョン・フォード「荒野の決闘」でワイアットが酔っ払いインディアンを
殴り倒して引きずってくるシーンへのオマージュ。
「用心棒」でぬいを救出した後に、部屋の中を目茶苦茶に荒らすシーンは、
「市民ケーン」にもラスト近くに似たシーンがあり、オマージュと思われる。
いまさらだがオマージュとパクリの境目ってなんだろうか。
赤ひげなんか泣き所でそっくりドストエフスキーの虐げられた人々を
引用してたりするんだけど、むしろあの力の入れよう考えると、
「映画化」したといいたくなる。
一方、踊る代走査線の「色のついた煙」は、黒澤のオマージュなんだろうけど、
ムカッとかイラッとかしてしまった。
境界なんてないよ
昔の日本映画なんて海外の映画の筋をそのまま使って映画撮ってる
そういう時代だった
黒澤だってそういう感覚で血の収穫とか使ったんだろう
バック・トゥ・ザ・フューチャーPart1に、用心棒へのオマージュを感じる。