別に何を信じてもそれは自由
神でも仏でも何でもそれはもちろん自由
草や木にも神は宿る
とにかくそれは何でもいい
たとえそれが人間の頭の中で考え出されたもの=神だとバレてたとしても
個人的には神とは、人間がこの世に存在するあらゆる矛盾を
一気に解決するために生み出した万能の究極だと思うけどね
神の名前さえ出せばそこに人間の責任は無くなるから
結局神とは人間が考えだしたものなのではないか
実際に神を見たら信じるかもしれんが今のところその経験はない
日本の場合、
高度成長期に流行った「科学信仰」も「拝金主義」も21世紀になって崩れちゃった、
ってのが正直な所でしょうね。
宗教ってのは実際、ある共同体における社会道徳の類よ。
あと、日本人は島国で同じ価値観を持つ人間ばかり集まってるから、
無信仰と言いつつ「暗黙に全員が共有する正義がある」って思ってる。
異なる価値観の人達と戦った経験はほとんどないんで、無信仰と言ってもトラブルにならない。
世界の紛争は宗教戦争も多いが、
結局は神と言う矛盾がそこにはすでにある
神とは人間が作ったものなのだから無理もない
矛盾を解決するための究極存在が神であり、
その神がいろいろなところで矛盾を生みだしてる
結局神と言うのは人間そのものだよ
人間の弱さの表れ
頼れるものは外部にはもう無いのだ
高畑勲と宮崎駿は近代文明社会崩壊をすでにかなり前から予想していた
もう人間は終わったあきらめろ、とさえすでに実質言っているが
それは映画にはできないので、生きろと言い換えているのだよ
そりゃあ、宗教的価値観を否定したら、ディズニーがNO!って言いますわな。
最大市場のアメリカで売れなくなりますから。
今や、エンドロールに載るディズニーさんですし。
ちなみに、魔女の宅急便のウルスラの神に関する台詞は、
英語版では全然違ったものになっている。
タイトルが「キキの宅急便」なのも、宗教的配慮(魔女を前面に出さない)だと言われている。
>>953 まったく同意。
だから本土のバカどもは文化や歴史の違う沖縄さえ理解できない。
>>950 日本人は天皇教とか仏教とか信仰してるくせに無自覚な人間が多いだけだと思う
それで宗教なんて信じていないと思ってるからよけいにタチが悪い
日本文化は遣隋使遣唐使の時代から仏教と混交した儒教/道教思想を大量に受け入れている。
陰陽道、神道、仏教には実は儒教が入っている。位牌や墓は儒教由来。だって本来の仏教では死ぬと魂はすぐ転生してしまう。
江戸時代の公式思想も儒教、教育勅語の作成も儒者、修身の教科書も儒教的。
明治時代までお釈迦様の仏典であるダンマパダはほとんど誰も読まなかった
同じく最古の仏典であるスッパニパータなどは伝来もしてなかった
そういう意味でも日本の仏教活動はかなり歪
インドの仏教徒はヒンズー教徒と同じく遺体は焼いて川に流しちゃうらしいね。
インドの墓なんて見たことない。
ゼロという概念を発見したのはインド人
考えるんなら別にこんな映画見ないでもナンボでも考えられるわけで
>>952 ばれるも何も、認識できないんだから人間には一生どっちか判断つかないw
「判った」と思ってるならそれはただの思い込み。
このスレの流れ見ると落語のちりとてちん思い出す。
石作皇子の言葉の中では単純に不自由なことへの理解に反応してるように見えた
軟禁状態だったわけだから都会と田舎というような比較をしていいものなのかわからないな
裕福さの象徴のような着物に触れたときも、色や素材の多彩なところにストレートに感激してたから
たとえばお椀売りの行商に付いてくような形であれば都についても息苦しさ一辺倒とは異なる印象を持ってたと思う
軟禁てw
真面目で実直な人ほどその手の悪い輩にころっと騙される
世の中に真面目な人が多ければ多いほど、悪人が生きていくには都合がよかったりするわけ
政治家、教育者、宗教家、
素晴らしい人たちももちろん多いが、
本当の悪人がその聖職に混じっていたりするのだから人の世は困るのよ
その悪人のお客さんは真面目で実直で純粋な真っ直ぐな人たちだよ
表面ではさもいい人間を装いながら、
腹の中はとんでもなく汚い人間がこれからの時代ますます増えるだろう
石作皇子のように泣き落とし作戦さえしてくる
人は見かけによらねえよ
危ねえ危ねえ・・・
悪い奴はとんでもねえところにいる
by 椿三十郎
そういうジゴロではあったのでしょうけどwあのときの姫はどういうものを欲してたのかなという話ですから
最後の様子をみると、あの記憶喪失って、単にいっときの思い出が抜け落ちるだけのものじゃなくて
根本的な人間性が失われて、その結果として人間としての記憶が成り立たなくなるんじゃないだろうか
そんなわけでどこに価値を置いていたかというなら、不自由を感じることや
アンモラルだったり愚かしいことも、べつだんそれらを批判したものでは無かったように思えました
かぐや姫が誰かに似てると思ったら、ホルスのヒルダだった。
「東映まんがまつり」ノリの作品テイストだなあと(けなしてるんじゃないよ。褒めてるわけでもないが)
ソビエト版「雪の女王」にも似てるかも。
971 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 00:35:36.99 ID:nfAXAeHb
高畑って才能があるというより自分の演出論を適当な題材で実践してるだけの研究者って感じがする。
明らかに思考が哲学者だしな
若いころ、インテリたちがそうであるようにドフトエフスキーなどのロシア文学や
シェークスピアに傾倒してたのは間違いないだろう
黒澤明しかり
高畑勲の話だと、映画の中に観客を巻き込まず少し引いて見せることで
見る人がいろいろなことを考えたり思ったりし
主人公ではなく観客自身に引き付けてあれこれ動いてしまうような作品を目指していて、
観客が映画を肴にして自分の考えや感情を反芻したり発展させられるなら
映画を貶されても作り手としては平気だと語っている
つまり一貫した哲学だ
そんな映画見るより、図書館でも行って適当な本を手に取った方が、
よっぽど物を考えるにはいいんじゃないかという気がするが
975 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 16:00:27.23 ID:v++zVPvt
映像って共通体験が半端ないから。
いっぺんに大勢で見て、ビジュアルである程度自由度狭まるから。
976 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 17:52:36.79 ID:Hrn1Ai7k
字が読めないのばっかりだったんだからさ
鎌倉武士って言っても文字なんか読めてないよほとんどが
実質は勉強なんかしてない百姓上がりなんだからさ
それでも日本は世界的にはまともだろう
文字が読めないから、宗教画や運慶などの仏像が残るのだろう
誰がみても一目瞭然で地獄も天国も怖いも美しいもわかるのだからさ
字が読めなきゃ絵にしろ
これは世界共通
ドフトエフスキーを読んで理解できる地球人が一体いま何割いるのか
地球人口の5パーセントもいないんじゃないの
文学読めない人にアニメーションはとっかかりにはなる
文字読んでも、トンデモ解釈や自分の読みたいようにしか受け取らなかったりね。
アニメとかは、まだもう少し伝わり易い。
978 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 21:27:05.68 ID:yWpvVpiR
文字による文学は容易に生産が可能かつ半永久的に存続する反面
極めて情報量が制限された「不自然な」媒体
映画(や演劇)は視覚、聴覚に直接働きかける媒体だから
より実生活に近く、観るものの感情に深く入り込むことができる
979 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 21:33:55.85 ID:/t//GWIf
今日見た祭日だからか満員だった子供向け映画としては良いん
じゃない大人にはつまんなかったけど、淡彩の絵は良かった
俺もつまらなかったが
子供向けではないだろ
いまいちピンと来なかったが、つまらなくはなかった
>>973 商業的に失敗を続けてることの言い訳にしか見えない。
どうだ、これが人の世だ
そうだろ
それでも、月の世界よりは多少マシだろう
月って地獄でも天国でもないんでしょ?
人も少なそうだし解脱した人間のみがいるのかね?
なぜこの絵で、この演出で、
この物語なんだろう?
必然性が全く感じられない作品だった。
企画の原点からしておかしい作品。
986 :
名無シネマ@上映中:2014/01/14(火) 14:59:55.43 ID:AO04dC4G
987 :
名無シネマ@上映中:2014/01/14(火) 15:15:10.17 ID:H+sAk2BJ
.
988 :
名無シネマ@上映中:2014/01/14(火) 15:16:05.61 ID:H+sAk2BJ
.
>>503 竹取物語は、たぶん作者は貴族階級の娘で、おとぎ話のつもりではなかったろう
貴族のしきたりに逆らうには、天上人の法則に逃げるしかないという、当時の輿入れ女のどうしようもなさと、ここではないどこかに逃げたいという思いだけの話
原作は漢文とされているから女が書いた可能性はほとんどない
劇場で映画観るの20年ぶりだった作品
良かったよ、普通に
画的に特筆すべきシーンも満載でドキドキした
でも大塚さんはホルスの大冒険から何ひとつ進歩してないなとも思った
大塚と高畑を間違えるのは珍しい。
一瞬大塚さんが参加してるのかと思ってしまった
大塚さんモデルっぽい人物いたよね。炭焼きの人だったかな?
997 :
名無シネマ@上映中:2014/01/15(水) 11:15:41.09 ID:gNbDIWMi
竹取物語を知らない海外の人に
受けそうな映画だ
>>991 平安時代は女が家政を引き受けていたので
識字率は女の方が高かった
日本最初の長編小説「源氏物語」の内容が
当時の女官から見た朝廷ゴシップ集になるくらいに
女は漢文なんか習わない。
それはどうかな
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。