1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 05:18:30.12 ID:eOQICPOK
3 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 07:12:05.43 ID:9K1DoCrP
ジブリもジブリのファンも大嫌いなんで
映画は見る気もしませんが
観客動員とか正直数字が物語ってる。
4 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 07:27:25.64 ID:byKjOYLP
嫌いなのにここにいるの?
5 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 07:43:01.28 ID:RZTWx9L8
スレタイのパタリロって何?詳しく頼む。
6 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 08:09:57.27 ID:Fru7X9R9
俺ははっきりいってこの映画がなにを言いたいかわからなかったが
「絶賛してる」人たちのレビューをみると、その人達もはっきりいって、この映画がなにを言いたいかわかってないようなので
「雰囲気だけの映画」だとよくわかった。まあ「自称弱者フェミニスト」とかがこの映画を絶賛する気持ちはわかる。
薄っぺらいフェミとか、薄っぺらいペシミズムとかとにかく薄っぺらいイデオロギーだけが散りばめられていて
最後にそれを全部ちゃぶ台返しでひっくり返して俺ってすごいでしょ。と作者がドヤ顔するだけの映画。
ウヨクは情念で、サヨクは理念なのが世界の当たり前なんだけど、日本には吉本隆明という人がいて
むしろサヨクのほうが非論理的になっていったというのが日本の戦後史なわけで、
高畑勲もそれが当然だと思ってるのよね。
7 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 08:32:12.79 ID:pay/wMTS
>>6 ウヨクは情念で、サヨクは理念なのが世界の当たり前なんだけど、
あなただけの当たり前です。
右翼と左翼の定義を述べてみよ。
保守と革新の定義もついでに。
8 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 08:49:42.35 ID:+ajY0okp
9 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 09:14:15.04 ID:Fru7X9R9
>>7 正当な左派の源流が啓蒙思想であることも知らない低学歴www
弱者礼賛するのが左翼だとでも思ってるのだろうこういうたぐいは。
左派の源流が啓蒙思想であり、右派の源流が伝統であるというのは歴史の常識。
バカで無学だからこんなことすら理解できない
>>6 何が言いたいかなんて、映画を見た各人が感じるところがあれば、その人にとってそれが正解じゃないですか。
数字じゃあるまいし正解なんかあるかどうか知らないが。
>>6 何が言いたいか明確に用意されてないからこそ、自分の妄想を乗っけて浸れる余地があるわけやね。
そういう傾向の人には心地好い映画なのだろう。
>>5 マリネラ国王のパタリロ・ド・マリネール8世
>>9 そんなものが生きることの何の役に立つんだ?
アニメ映画を見るのが楽しくなるの?
お互い巣に帰ろうぜ。
いっそ姫が犯した罪と罰やのうて
監督がに置き換えてみたらあら不思議
しっくりきちゃう
あんなに宣伝したんのに
数字が思うように取れんかった。
サブタイトルまで改変したんやけどなあ。
神宮の式年なんとかに合わせて
今年は古典が流行るとか思っちゃったのかな。
>>14 お前が「あなただけの概念」だといったから、
一般的にもそうだといっただけなんだが
低学歴の無学が無茶ないちゃもんつけたかっただけだとよくわかりました
>>10 どう受け取るかを読者に委ねてる傑作はありますが、作者がなにを主張したいかを明確にしてない作品は
まともな作品ではありません。
ツァラトゥストラかく語りきのように、受け取る側によって色々取れる傑作というのは世の中にありますが
その場合でも、作者側のロジックは明確です。
日本の老人左翼の良くないことは、ロジックを不明にして、情感だけで解決させようとしてるところです。
きれいな映像にこだわりたいんなら
映像美術の監督でもやれば。
興行ってみんなにも迷惑かける可能性があるもんなんだしさ。
19 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 10:52:20.68 ID:Iea6d0Bd
かぐや姫は女の子が見る映画
男ならやっぱ風立ちぬだよね
「罪と罰」はいらなかったかな。
>>17 ほんとに最後にするけど
あんたが論理的に思考することが苦手だということはわかった。
自分の文章が論理的か読み返してみ。
かぐや姫って自殺したらどうなるの?普通に死ぬ?
それとも死ねない体なのかな
>>21 アオリにしてもレベル低すぎ。俺の論理性の低さについては弁解しないが
お前の論理性は全く成り立ってないレベルの低さであって、そんな奴が他人の論理性を批判しても意味ない
観た人が各々感じ取る部分だからあんまり明確に言いたくはないんだけど、
「月に帰る」ことを「死ぬ」ことと捉えれば何か感じることはない?
あと、映画の面白さの大部分をストーリーが占めていることは確かだけど、演技や音楽や絵作りも関わってる
ストーリーは置いといて、その部分で感動してる人がいたって別にいいだろ
良さがわかんなかったんだったらさっさと他のもっと明確なメッセージがある映画を観ればいいのに
まだ4スレ目なのか
興行収入見ると意外と健闘してるみたいね
25億はいくんじゃないかという見込み
ジジババに最後に言うあの名台詞がなくて皆、ズコーとしたよね?
「いままで育ててくれてありがとうございました」
30 :
名無シネマ@上映中:2013/12/19(木) 18:32:11.03 ID:PrLCnVlo
かぐや姫・月のフリーケーソン秘密結社会員
やはり他の人もパタリロを連想したのかw
かぐや姫の話って漠然としか知らないので、だいたいこういう話というのは理解した。
水彩画の画は魅力はあるけど特に映画館でというほどでもないかもだ。
まあ地井さんの遺作を映画館で見るくらい?
かくや姫って、地球に来る前はあの小さい飛んでるやつだったの?
俺の嫁もこの映画見たあと「長いしつまらん!」の一言だった。しかも後日わざわざ俺に見せる為に、図書館まで行って、かぐや姫の絵本を借りて「ほらね、5分で終わる話でしょ?2時間無駄にしたでしょ」って言われた時はマジでなんでこいつと結婚したんだろ・・って本気で思った。
(のろけかよ・・・)
今思えば、これはただの竹取物語に高畑勲のスパイスを加えただけの作品なんだと改めて実感した。
俺はそのスパイスに心打たれたし、個人的に、ここ2〜3年の映画で最高傑作だと思った。逆にそのスパイスが合わない人には絵本のかぐや姫と変わらない作品なんだと色んな意味で考えさせられた作品。
嫁の姿をなぜか宮崎駿で想像したら吹いた
私はあなたと結婚できて幸せなんだから勘違いしないでっていう奥さんなりの気遣いだろ。
実際は知らないがなw
>>37 めっちゃ引いてる。
さっきも俺かぐや姫のBD出たら買うからって言ったら、「そんなもんレンタルで50円になってからでヨシッ」って言われたし。
保守と革新というなら、柳川堀割を埋めて道路にするのに反対したり、
里山の景観を守ろうとする高畑のほうが自民よほど保守だよなあ。
>>40 よし、レンタル開始したら沢口靖子版のやつ借りて見せてやれ。絶対気に入るはずだ
沢口靖子版はレンタル出来るぞ
カルト過ぎて置いてる店が少ないだけで
かぐや姫と竹取物語は別物?
旦那は見てよかったと喜んでたけど、私はかなりイラっとしたよ
ただのワガママ娘と暴走ジジイの話じゃんか
ステマるが自分の赤ちゃん見捨てて逃げるとか言い出してドン引き
マジで子供には見せたくない映画w
これに自分が重なるから感動するってのは人間としてかなり駄目だよね。
高畑、月に帰る=死 だと言ってるそうだね。
原作のかぐや姫は(懲役が終わって)月に帰って幸せになりましたって話なのに、
わざわざバッドエンドの新解釈を与えてかぐや姫を不幸な姫にしてしまった。
それでドヤ顔はどうかと思う。>高畑
いやいや死=極楽への道でしょ
浄土宗とかの連中の思想を知っておいた方がいい
信じる信じないは別にしてね
こんな安っぽい絵で50億円てのがすごい
特に美術的価値があるとは全く思えない
絵だ
高畑勲の審美眼って本当に信用できるのかな?
わざわざかぐや姫を不幸な少女にしてしまったってのに同意。
莫大な金かけた24時間テレビ。
それで感動する人達の気が知れん。
>>40 横レスだけど、
>>37は奥さんが映画の内容に「尾を引いている」といっている
もっとも、あなたが奥さんに引く気持ちも理解できる
私も
>>37に同意だな。奥さん自身も無自覚だと思うけど
本当につまらなければわざわざ図書館で絵本なんか借りずに日常生活に戻る
よくも悪くも視聴者の心の奥底を刺激する映画だね
>>45 俺もあのシーンにはびっくりした
てっきり捨て丸が妻子を思い出して姫を拒絶→姫はいよいよ絶望って流れだと思ってたのに
まさか「一緒に逃げよう!」だとは
結局、捨丸も丸い女房より超絶美人のタケノコが良いのかと
その後の空中ランデブーも何の意図があるのか分らん演出だったし
ただ飛ばしたかっただけかと
今回は、原作で納得ができてる衆をわざわざ監督が
逆なでしたっちゅう物件指定でいいんじゃね。
ある程度名の知れた案件を扱うのは細心の注意がいるということでさ。
>>45 好きでもない通りすがりレベルの相手と結婚することを拒否する行為がわがままだというのなら。
56 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 07:29:47.96 ID:b9kMs3vj
これ観てきたけどかなり厳しいな
何が厳しかったか整理つかないけど
主人公に魅力を感じない
世界観が美しくない
感情的でなんか醜い箇所がある
帝の顎がとがってる(笑)
などの理由で感情移入出来ないからかな
絵も正直いまいちだった
この作品を賞賛出来るとしたらどの辺なんだろ
うーんこの休日前の朝からの「観てきたけど」
じゃあ、なんで絶世の美女設定があんなんになるん。
ハイジとペーテルの成長した感じ満載。おなかいっぱい。
原作に満足してる衆には不評よん。そこいら説明よろ。
口実探して叩いてるだけとかいってんだったらさあ。
59 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 07:35:55.23 ID:OZbpcXE9
>>46 そういういいこちゃんが死ぬ間際にどう思うかって映画
60 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 07:37:10.44 ID:b9kMs3vj
>>57 なんか問題あるの?
一昨日見てきたよ
期待してなかった通りいまいちだったよ
賛否分かれる映画だよね
かぐや姫をそんな作品にすること自体どうなんだ?って思うよ
罪も姫の気持ちも翁の年齢もブレブレなのに原作で満足してる奴ってスゲェな
ああ、脳内の話か
大体サブタイトルつけといて
監督はそのあたり納得してないなんて作品なんて。
不評が予想されるんで予め予防線かい。
作品の完成度を自ら貶めてるよな。
はいはいいちゃもん。むしむしかい。
批判は許さん。こんな感じ。
落ち着けよ。日本語変だぞ
作者不詳。伝承を元に一つの作品としてまとめ上げた感じ。
なんで別バージョンがあってもなんら不思議ではない。
全国に転がってる昔話でしょ。
で現代に甦るとパタリロになると伝えられている。
じゃあここまで絶世の美女に対する説明ができないということで
それともおたふく顔が昔の美人の基準というとか
別世界からやってきたはずなのに美醜の基準は現地人に合わせました
連投すきじゃないんでレスつけんどいて
そのうちかまってちゃんとかいうんでしょ
パターン的に
なに?こいつどうしたの?
挨拶は元気良くな。おはよう
サブタイトルとキャッチコピー間違えてるのはネタか何か?
かぐや姫 「かかさま、こんなことになるとわかっていれば50億文かけて壮大な絵巻物を作りたかった」
まだ見てないけど、七人の求婚者にムチャいうコメディなエピソードはないの?
あるよ。
サブタイみたいな扱いじゃん。
やたらと目にする。
昨日もCM流してたじゃん。
宣伝費もいくら割り振ってるんだか
そしてやたらと非日本人扱いする
そういう人達が見たくなる映画かぐやジブリでーす。
差別主義者達が集うスレはここでちゅか
73 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 09:28:01.54 ID:UDpfcWNg
>>40 女はリアリスト
男はロマンチスト
莫大な予算と時間を掛けて月にロケット飛ばして何にもない砂と岩の世界ですべてが無駄だったって言うのが女
>>47 原作の姫を幸せと取るかどうかはともかく、他者には他者の幸せや人生があるという目線があったと思う。
この映画は基本的に自分の価値観が絶対という狭い視点になっちゃった感じ。
>>51 ジブリの大作として大々的に公開されてるからじゃない。
あと2時間もつき合わされちゃったし。
>>72 サブタイとコピー間違えましたって謝ろうな
>>59 そんなことになるのは色んなことにきちんと向き合って
心に決着を付けずに流されて生きてるってことだよ。
IVpnv8te
誰も何も言ってないのに「非日本人扱いするだろ」と切り出すあたり、
お前日本人じゃないな
ステマるの髪型が変
いつまでも盗っ人
近場で嫁もらう
こんな男をずっと想うなら
金持ちでまともな奴探したほうがずっとましw
アホか
80 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 14:13:11.90 ID:vRJhLEsX
面白かったわ
最後我慢出来ずに泣いてしまった
>>73 んなこたーないしいて言うなら
何も無いと落ち込んで動かなくなるのが男
さあ次!ってなるか探せば何かあるかも!!となるのが女
まあしかし「女しか楽しめない」とか「女には楽しめない」とかアホだな
82 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 20:09:24.71 ID:PaTe9sYU
全編わりとシリアスに展開してくから
童女みたいなキャラで合間合間のシーンをなごませてるんだね
あれあなかったら本当に辛いぞきっと
実写になったら
かぐや姫が武井咲
童女は柳原可奈子w
84 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 20:36:35.70 ID:lKLqaPtu
とにかく絵がきれい
絵をみてるだけでもいいぐらい
かぐや姫の話はあんまりすきじゃなかったけど
少し自分の中で変化した。
>>83 実写版なんて見たくないわ。
沢口靖子主演版みたいな、クソ映画なるわ。
サントラに女童が歌った歌入ってる?
87 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 23:09:50.27 ID:aMCNWhp6
絵はなあ、止め絵を他媒体で見ると結構良いんだよな
でもそれがアニメーションしてても感動無いんだよね不思議だ
88 :
名無シネマ@上映中:2013/12/20(金) 23:25:39.48 ID:KeHPxw03
>>56 >この作品を賞賛出来るとしたらどの辺なんだろ
まあ、あなたにとってこの作品はゴミ以下なんでしょう。
あなたに、賞賛できるとこなんて無いですよ。
この映画すごくよくできてると思うんだが
声だけを本職のプロの声優、それも超ベテランのみに変えて
もう一度観てみたらきっと印象ががらりと変わると思う
本職が俳優の人だったら、それほどヘタじゃないけどね
声優に全く不満なし
あえて挙げるなら姫の唄が微妙だったことくらい
そもそもちゃんとした俳優ってのは声優の上位互換みたいなもんだし
高畑監督のキャスティング能力はすごい
じゃりン子チエとか神がかってる
姫が赤ちゃんの時の声は本物の赤ちゃんの声を吹きこんだんだろうか
姫が子どもの時の声って誰かな
女童の声はTARAKOか犬山イヌコみたいだと思った
>>92 映画版チエは吉本の芸人を使うってしばりがあったそうだよ。
それとこの時はアテレコで、出来た絵に当てるって予定調和しかできなかったのが不満で
その後はプレスコになったそうだ。
不本意な生き方をしてる駄目駄目な人だけが感動する映画。
高い理想を持つがゆえにストレスを持つ人が感動する映画。
どこで感動するの?
ばあちゃん、早く姫連れて田舎帰れよ
>>97 夫に堂々と逆らうなんて事できないんだろ
まずお金を稼いでるのは翁だから離別すれば確実にかぐやに苦労させる、夫の頑張りも解るが的外れだと言う事もわかる。でもかぐや姫の気持ちはわかるし庇ってあげたい
どっちつかずな人間らしさを発揮してたら手遅れになってしまった。母子そっくり
99 :
名無シネマ@上映中:2013/12/21(土) 17:31:54.18 ID:lVDh9P6I
うちの4歳の子どもの見に行ったら、ガン泣きしてた。
泣けないやつは感受性の問題じゃね?
気持ち悪い子だわ。
101 :
名無シネマ@上映中:2013/12/21(土) 18:03:16.95 ID:98fIR6f2
大人が考えているより、子供っていろんなことがわかってるよ。
そりゃ泣くさ。お父さん、お母さんと別れる話だもの。
そういうきっかけで子どもは「いつか死ぬのかな」とか考え始めるんだよ。
>>99は娘にどこにも行かないって安心させてやれ。
うちの子は24時間テレビ見てガン泣きしてた。
泣けない奴は感受性に問題あるんじゃね?
ってドヤ顔されてもw
そりゃ単純に泣く子供もいるだろうけど、
だから何だって?
こういう主婦感覚って怖い。
>>102 今、お父さんももうすぐ帰るけどいい?って聞いたら
「うん。いいよ、パパがいなくてもいいもんだー。」っていう返事だった。
そもそも原作がいいかげんな筋書きなんだよな。
それをまあなんとか筋の通った話にしたということでは、映画としてはなんとかオッケーじゃないかね。
正直それだけの映画だと思うけど、まあジブリってことで期待値高すぎるのと、メディアが必要以上に持ち上げるのが気に食わないんだね。
最近のジブリは、とにかく脚本が絵に釣り合っていない。正直、こんなの作ってたらジブリはもうダメだと思う。
まあもともと日本のアニメ界なんて子供むけマンガアニメしか作れない人たちだけどね。過剰に期待しちゃいけないか。
子供向けにしちゃ凄いね、っていう作品がいくつかあるだけ。
顔以外はかぐや姫みたいな女がたくさんいる現代日本も月へ還る時が来るのかね
オカルト好きの自分は楽しめたけどね。よく研究してる。
最後の雲の音楽隊の音楽には違和感があったけど。
>>108 あの音楽はダメだな。
雲の上の人があんな陳腐な音楽やるかよって感じ。
インド音楽とかにすればまだ良かったのに
罪を罪とも感じられないような人間には泣けないだろうね
112 :
名無シネマ@上映中:2013/12/21(土) 20:12:17.00 ID:NC2Q2nZ0
まあ批判してるヤツは人でなしだろうな
113 :
名無シネマ@上映中:2013/12/21(土) 20:27:37.62 ID:Bgs6X/Bb
かぐや姫は生きているだけで罪
それはなぜか?それは美しいから
美しくなければ誰も不幸にならなかった
どんな理由であれ人間は知らないうちに罪を犯して生きている
それに気づけない人間には泣けない映画
普通の感受性を持っていれば子供でも何かしら感じるはずなんだけどね
美しさは罪〜と突っ込んでもらいたいかのような。
スノッブ共が好きそうな作品
117 :
名無シネマ@上映中:2013/12/21(土) 21:02:21.23 ID:iq1Y3o+Z
>>113 ふうん、この映画でのかぐや姫の罪ってそこなんだ。
たぶんそう思ってない人が多いと思うけどね。
いずれにしてもキャラクターの位置づけと作り込みが足りないと思う。
ラノベ的。中学生の「みずみずしい」感性なら、大泣きするだろうけど。
天下のジブリならもっとホンを練れよ、絵ばっかり描いてないで、
ということ。
アンチが多いのはその点だよ。風立ちぬもそうだけど
>>117 例えのひとつですべてじゃない
人間てのは知らないうちにいろんな罪を犯している
善かれと思ってしたことですら罪になったり
>>106 原作よりもよほどデタラメな筋になってると感じたが
>>115 むしろスノッブ共が原作との相違点ひけらかして批判してる感じなんだけど
121 :
名無シネマ@上映中:2013/12/21(土) 21:51:54.35 ID:NC2Q2nZ0
あれこれ難癖つけて批判してくるスノッブ共
早稲田二文の日渡早紀と
今は慶応薬学部となったところの武内直子と
スノップを惹きつける要素が「月」にはあるのか。
花見に行って急に元気がなくなったのは何だったんだろ
>>123 村の子と同じようにそこにいた子供と遊べるかと思ったら
向こうから貴人扱いされ昔と今の違いがリアルにわかったからでね。
>>124 そういうことか
目の前の自然に夢中になれる年じゃなくなったわけか
都に引っ越す展開と、捨丸達が数年で移住する集団であることで、望郷の心があっても帰るべき場所をなくしてしまっている
だから「ここに居たくない」と思ってしまい、真の故郷に帰ることになる
救われないね
おいおい
姫、こんな大きい屋敷住めるって喜んでたぞ
飽きたからってもう戻る場所ないよ
当たり前じゃんか
何そのワガママ
早く月かえれ
あれなー。
リアルっちゃリアルだけど、何が言いたいんだこの映画とは思った。
>コクピッドで丸くなっている描写は母親の胎内にいる胎児で、つなぎ止めるバンドは臍の緒。
>んで、その心地良いまどろみを断ち切って、生死を賭けた大気圏突入を試みて、地球へと生まれでてくる。
リアリティー的にはあれなとこもいっぱいあるしいちいち説明もしないけど、いいよね
はい誤爆です
130 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 02:30:02.63 ID:eR0uhBug
いや、それはおかしい
このアニメって富士山出てくる?
源氏物語が女の物語なら
かぐや姫は男の物語たと思うんだけど
そこらへんどうなん、見るか迷ってる
男の物語は金太郎だろ
133 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 03:23:02.36 ID:C/TRezrg
>>128 生死をかけて地球に降りて竹から生まれてきたのか!
帝が薬焼くシーンが一番好きなのにないのか?
>>134 帝は完全に嫌われたからなぁ。
あれじゃあ薬は貰えない。
帝が富士山で不死の薬を焼いたせいで富士山が不死になりいまだに噴火しそうでみんな迷惑してるだろうが。311以降に扱えるかよ。
>>136 えっなにこれは
富士山が迷惑と申されるか、なるほどね
当たり前だろ。
富士山周辺住民がどれだけ不安に思ってると思ってるんだよ。
月は天界(死後の世界)で地球は現世
月は悲しみも憎しみも怒りも何も穢れのない世界
歌を聴いて穢れの世界に強い憧れを抱いてしまったのがかぐやの罪
現世で生きるのが罰
帝に薬渡すのはお前はこの穢れた世に永遠にとどまれということなんで
袖引っ張られたのをずっと根に持っていた可能性もあり。
>>141 源氏物語と竹取物語を同列に評価するするタワケは
この映画を見るだけ時間の無駄。
>>141 帝がかぐや姫にとどめをさしたようなもの
外せないじゃん
>>143 帝にも手に入らない空虚さみたいなのがいいとおもってるから
貴人の空虚さみたいのはないアニメみたいだね
日本人の美意識っぽくて好きなんだよ、こいういうの
帝のことを検索するたびにアゴとか猪木とかしゃくれとか
散々言われてて笑える
行動はともかくとしてあのアゴの存在意義は一体なんだろう
富士山のエピソードがなくてもかぐや姫の物語は成立するが
帝がいないとかぐや姫の物語は成立しない
>>145 アゴのおかげで帝の顔は忘れないだろ?
キャラクターづくりってそういうもんだよ
御門大勝利だな
キャラを声の本人に似せたというのは聞いてたけど
あのアゴを見た七之助の胸中やいかに
「アゴの七之助として覚えてもらったじぇ」
>>134 あれは後世のこじつけだと思うんだよな
あんまり天皇家批判だったから付け加えた写本が現在に残ったんだろう
まあ「美人で有名だった私が居なくなっても父母を贔屓によろしく」って意味だと思うけど
無くていいよ
>>18 氏家が赤字でも構わん俺が出すと言い切ったんだからええんや
>>152 そうか?
自分的には魅力半減なんてレベルじゃないが
天皇には天皇一人一人の個性があるので
それを認めてあげないとな
御門なら全員モテモテとかどこの少女漫画だよ
158 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 17:13:15.01 ID:JjUS5wZX
月からのお迎えシーンの天人の音楽は凄かったな。
いや、悲しいシーンに敢えて明るい音楽を流して逆に凄みを出すって演出はよくあるんだが、
この映画の場合、久石の曲の出来が良過ぎるな。
「地球は穢れてなんかいない! 喜びや悲しみの中で皆精一杯生きてるんだ!」という姫の魂の叫びに
「フーンよかったね☆」と情け容赦なく記憶喪失の衣を掛けるパンチパーマ集団。
あいつら姫の叫びに何も感じてないんだよな。
極楽浄土の喜怒哀楽のない能天気な世界の異様さを際立たせて、
「この世界は素晴らしい」を表現する。傑作だろこれ。
>>158 その狙いは分かるんだが実際のとは大分違うから。
そこはあえていじらなくても、十分対比できるからあえていじらないでほしかった。
実際ってなんだよ。
お迎えシーンは構図が阿弥陀来迎図だからてっきり月=涅槃だと思ってた
涅槃の境地に逝きたい者からするとあのシーンは怖いとか面白いとは思わずむしろワクワクしたな
162 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 18:18:16.44 ID:cEn3iJgj
この世ならざる者って感じは出てた
音楽はちょっと整いすぎてた感じ
聞いたこともない音楽が聞きたかった
パタリロかわいかった
164 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 18:22:49.99 ID:XUDeHYij
>>88 そこまで言ってないよ
賞賛出来るとこが見つからないから
どの辺にみんなが良かったのか聞きたいだけ
165 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 18:26:30.80 ID:GiFI094R
ホモマサが失踪して男の意地をみせたところ
166 :
名無シネマ@上映中:2013/12/22(日) 18:34:03.38 ID:GiFI094R
合同会議の総額4万以上した花見の弁当
>>86 入ってるよ
わらべ唄だろ? とーりー、むーしー、けーもーのーってやつ
見てきたけど面白かったわ
ただ、子供が楽しめる内容じゃないね
名付け親のジジイが下ネタ言ってるし
>>158 飽きてうんざりした自分がそんな感じだった
はいはいはよ終われって思ってた
傑作とも思わん
今日見た。
月日の経過とすれ違いの哀愁を感じさせられたね。
何かを探そうとしている人の中でも、
人に言われたことを鵜呑みにできない人にはこれはヒントになっていい映画じゃないだろうかと思う。
感情移入して見ようとすると一人に絞れずに少し困惑しつつも
現実を帯びた多彩な登場人物が居てまんべんなく楽しめるのだが
価値観や思想の参考として見ようとすると
反抗をあきらめ現実を受け入れる連続や箱庭に満足するような欺瞞に
解決策を見出すことも無く夢の中の最高の世界を示すことにしか救いがない。
個人的にはすれ違いの幸せ感のやり取りは実感を持って受け入れられて良かった。
すれ違っていると薄々感じていてもそう主張するしかないのだ。そんな感じで。
原作の哀愁に調和していると言うべきか。月の都の思想をもう少し見たかったな。
飽きるって何度観たんだよ…
あきる【飽きる・厭きる・倦きる】
〔自カ上一〕(四段活用の「あく(飽)」から転じて、近世後期ごろから江戸で使われるようになる)
1 十分になって、もうたくさんだと思う。「飽きる程食べたい」
2 物事が長く続いたりして、いやになる。「乗り物に飽きる」「飽きない話(本)」
あのカエルみたいな顔の侍女、可愛いなと思って、それを書込みに来たんだが、
パタリロってあだ名が付いていたのかよw
>>173 パタリロが十二単着てたのは何の話だっけ?
女童と書いてジョドーと読むの?
めのわらわ
まあジャポニズム満載だし海外の映画祭で賞でも取りそう
というか それがねらいじゃないのかw
受賞して国内で再評価とか
感じ方は10人十色、決めつけるのは危ういと思う
質問してきた人にはこうだと思う的なことを言ってもいいと思うが
捨丸の件だって、夢での出来事なので、夢の中では女房赤子はいなかったはず
個人的にはかかさまがラストに言った私も連れて行っておくれとの言葉に姫が思案した表情を見て取れなかった事
と
なぜ私も連れて行っておくれと云ったのか、普通なら私たちもと言うべきじゃなかったか
制作に8年掛ったことの敬意は払いたいが、できれば8年半の制作を掛けてほしかった
本日観覧2回目の者より
179 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 05:16:36.20 ID:iWpNNe1x
製作費興業だけで回収できた?
回収は不可能それぐらい金かけ過ぎてる
海外で賞とか取らないと全くダメダメな映画
月に連れて行く=死ぬ事なんだから、旦那とはいえ心中を強要するようなことは言えんだろ
ババさんはともかく翁の方は俗世への執着度高いし
パンフレットにも愛別離苦の言葉が出てきたけど
テーマもそこなんだろうなぁと思う
だからパンチパーマが出てきたんだろうし
姫がしたかった生活ができなかったのは翁に対する愛情を捨てられないから、
翁が姫に無理強いをするのは姫を愛してるから、
媼が翁に反対できないのは翁が夫だから、
捨丸が本当には姫を抱きとめられないのは子供と妻がいるから
姫は愛を知って、その上で愛を捨てて(悟って)月に帰るんだなぁと
だからそれまでウルウル見てたのに、パンチが出てきた瞬間涙が引いたw
そうか、悟りなんだ、出家なんだ、月に帰るって、とw
姫が屋敷抜け出して雪山でぶっ倒れる→姫屋敷で目覚める
姫・捨丸と出会い空を飛び海に落ちる→捨丸草むらで目覚める
夢オチと言われてるけど、これ月に見せられてる気がするね
月の力で夢ってことにさせられてるような
雪山に月の小さい天女?みたいの現れたし時空ワープしてるみたいだ
高畑は人間の醜さ、愚かさを描くのが上手い
ってか、そういう誰もが目を逸らしたくなる汚ない部分を逃げずに真正面から受け止め描く冷徹さがある
捨丸が女房子供いるのに姫と逃げようとするシーンもそういうこと
捨丸も美しい姫にコロリと流されるただの馬鹿なひとりの男だったということ
そして、妻子持ちで真面目な捨丸を惑わした姫の美しさもまた、罪であるということ
いろんな見方が出来るのね
どれもなるほどとなった
まさに十人十色の受けとめ方ができる
また見たくなった
>>184 だよね。で、口当たりのいいものに慣らされた奴らが文句を言ってる。
高畑は確信犯として口当たりの良くない、現実に近いアニメを作ってるのに。
高畑の作劇は現代の多くの観客に対する批判も込められてると思うよ。
現実ってそうじゃないだろって。
十人十色の受け止め方ができるとか有難がることかよ。
お前らはてなの茶碗て知ってるか?
阿呆にしか見えん。
はてなの茶碗はよく知っているが
この映画の評価との関連がわかりません。
>>187 どんな映画でも感じ方なんて十人十色だろ? 何を言ってるんだ?
この映画が何を言ってるのか解らないっていう感想文書く奴って、
自分は、物語を読む能力がありませんって告白でおk?
これだけ丁寧に理詰めで物語見せられても、理解出来ない奴が居ることに驚き。
192 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 14:04:04.78 ID:1TrSyrYs
姫の犯した罪と罰なら、縁起悪すぎるから絶対見ない。
表題がおかしい。
>>187 むしろ君の見方が「はてなの茶碗」の逆を言っていると思うぞ。
名物の茶器に「何このいびつな茶碗」とか言ってようなもの。
まぁ、意趣返しとしてこちらも落語で例えるとすれば
>>187は「火焔太鼓」の古道具屋のおかみさんだよ。
>>49 君の審美眼は信用に値しない事は分かった。
これはゴミだよゴミ。
正気に戻れってw
駄目映画、屑映画ははっきりクズと切り捨てないとな。
>>158 > 「地球は穢れてなんかいない! 喜びや悲しみの中で皆精一杯生きてるんだ!」という姫の魂の叫び
自覚があったかはともかく直前に穢れた不倫しようとしてた口で何言ってんのこの人、と思った。
その前もろくなことが描かれてなかったし、「ここではないどこかへ」並に空疎さが半端なかった。
そういう皮肉を描く意図だったのかもしれんが深い掘り下げがあるでもなく、
殊更に悪いとこを作り出してるだけなんだよね。後期必殺仕事人レベル。
>>187 はてなの茶碗よりこんにゃく問答の方を推すな
>>198 姫は捨丸に妻子ができたことは知らないよ
上映中寝てた?
そもそも一夫一妻の時代じゃないしねぇ…
>>201 自覚があったかはともかくって書いてんだろ。寝ながらレス書いてんのかよw
映画としての構成の問題。理解力低いのを自覚しろよ。
>>198 ふむ、、、
穢れた不倫というのは、受け取り側の話だな。
かぐや姫と捨丸の飛翔に関しては、「もし、あのまま里にとどまっていたら」の仮定に対する可能性の話。
全てがもう取り返しがつかなくなった状況での話だから、自覚があったにしろ、なかったにしろ、夢で終わったんだよ。
最後のかぐや姫の叫びは、そういう幸せの可能性もあったはずと言う叫びでもあるし、そうならないように仕向けたのは月の仕業。
「殊更悪いとこ」というのは、何を指しているのかわからんが、姫がそういう清濁全ての生きる営み事を全肯定しているということだと思うんだが。
そりゃ映画の出来の話をしてるんだから、受け取り側のことに決まってるw
ちょっと考えれば判ること(いや考えなくても)だが、余計な妻子なんか出さずに、
美しい束の間の愛の昇華とすることもできたわけ。別れは決まっているし。
だが実際は、劇中に出てきた行為の中でももっとも薄汚い不倫逃避行という絵面になっちゃった。
それで「穢れてない」とか言われてもねえ。
相手の状況を確かめもしてないわけだし、姫にも罪無しとはいえない。
全肯定ならレイプでも殺人でもオッケーなのかよw
「ここではない何処か〜」と同じで、あれだけ空疎なセリフでも真に受ける人を対象にしてるんなら
レベルが低すぎるし、皮肉な意図でやってるんなら悪趣味すぎるな。
もっと美しいものに目を向けてもいいんじゃないの、高畑さん。
>>206 妻子持ちも捨丸の人生の1つの理想の形だ。
再会シーンでタケノコが貴族の仲間入りで裕福な生活。
二度目の再会シーンでは最初は貴族風情の姫に辛く当たってたところからしても、
一度タケノコを見限ってる
だったら姫とのエッチは捨てないとねー。捨丸だけどw
美貌に目がくらんだのか何なのかは知らないけど、
一瞬で妻子そっちのけで浮気に走った捨丸は最悪のクズ男なわけで。
そんな男と見抜くことも出来ずに身を任せた姫の穢されっぷりは最大級なんでないの。
男に浮気されたオバサンかこいつ
とか書きつつテレビ点けたらフランダースの犬やってて、一瞬で見入ってしまった。
これに限らずこの当時の世界名作劇場が素晴らしかったのは、脚本家の力も大きかったんだなあ。
生きるということは清濁併せ持つことでしきたりや固定観念に囚われて
穢れな度と言って縛られ何もしないことは人間として生きるってことにはならないって言ってる映画なんだけどね
まさに狭い自分の宗教観に囚われて「不倫は穢れ」「不倫は穢れ」とか連呼してるのを見ると
哀れとしか言いようがない
何を見たんだろうねぇ
当時は邦画が斜陽になっていて
そこで職があぶれた脚本家たちが山ほどアニメに新天地を求めてやってきていた
カメラマンや大道具さんは、そのまま失職かテレビ局に転職ですよ
ま、ヒコーキの開発ができなくなって鉄道業に転職した技術者と似ているね
>>213 うん、それはいいんだけど、人殺しや強姦なのかも併せ呑めるの?w
217 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 19:13:11.64 ID:KF2F6dxf
>>198 だから自覚はなかったと
>>201は教えてくれてるんじゃね?
あと
>>210のレスは騙されたほうが悪いって言いたいのか?
叩きたいがためとは言え無理やり過ぎねえか?
もう一回見てこいよ
捨丸は、姫がしたかった「山でのイキイキとした暮らし」の象徴だけど
結局それだって綺麗なだけではすまないって事なのかなと
>>217 何が「だから」だか知らんが、それは最初から不問だっつてんだろボケw
ついでに書けば、わざわざ自覚が云々と書いてるんだからその程度の事は
最初から織り込み済みだと考えろよw
レベルが低すぎるのを自覚しろっての。
>>218 それにしても唖然とする所業だってのと、その後の姫の演説との乖離(これが本題)がね。
んでその意味を考えれば〜という話になるわけ。
221 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 20:17:01.63 ID:KF2F6dxf
>>219 だからってのはおまえの
>>210のレスを読んだうえで言ったんだよ
何度も何度も無理やり叩きたいだけだろ
222 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 20:24:16.38 ID:V92fzZqL
見てきたよ
まさに謎の感動だったw
あ,捨丸いらねー
>>221 だから最初から不問だと書いてんだろアホかw
叩かれたくないならレスするなよ低脳。
何度も書いてるけど自分のレベルを自覚しろ。
224 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 20:41:07.31 ID:KF2F6dxf
>>223 まあ俺と戯れてる時点でおまえのレベルも知れるけどな
問題ないなら初めから矛盾したレスは止めとけや
人間としてのレベルwと理解力を混同してるぞ
226 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 20:47:35.99 ID:KF2F6dxf
何だ矛盾て?w
結局、自分のレベルの低さは自覚できてないのかコイツ・・・。
仕方ない、じゃあ何が矛盾だと思ってるか書け。
相手してやる。
228 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 21:08:36.80 ID:KF2F6dxf
だからさ、姫はわざと不倫なんかしようとしたわけじゃないのよ
実際にしたわけでもないし
妻子を描かなければ満足だった?
自分の思い通りにいかないからって叩いてもどうにもならんだろ
この映画が気に入らないなら自分でかぐや姫を題材に物語りを作るしかないね
あのなあ・・・。
まず1行目で姫のセリフを引用してるわな。
その後、不倫がどうこうについての言及、そしてその下に空疎さがどうたらと続いてるわけ。
つまりあのセリフの効果についての話をしてるわけ。
お前が否定的意見が気に食わないのは自由だし、反論するのも何ら問題ないけど、
相手の主張を理解しないで叩いてもどうにもならないだろ?
否定意見もあるスレが嫌なら、自分のブログにでも籠ってるしかないね。
そもそも不倫なんて概念、近代のものだしなあ。
231 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 21:25:17.44 ID:KF2F6dxf
はいはい素敵ですね
自分の思い通りに行かないからってわざわざ公共のスレに文句を言いに来る行為
文句こそ自分のブログで言うべきなんじゃない?
>>230 そんな事は無い
室町時代の農民の話で「アイツ浮気しやがった」的なものがあるwww
まあこれは浮気がどうとかいう話じゃないよな
やれやれ、無駄な手間を掛けてしまった
234 :
158:2013/12/23(月) 22:22:30.49 ID:LeukQgKP
>>198 いや言いたいことは分かるんだが、「穢れ」の定義っつうか意味合いが違うんじゃね?
「ウソついたり騙したり盗んだり、地球はどいつもこいつも馬鹿ばっかりだけど、だから素晴らしいんだ」
みたいなことを姫は言ってるんだが、
パンチパーマ野郎たちはその状態を「穢れてる」んだと。
だからこそあそこは、「余計な妻子なんか出さずに、美しい束の間の愛の昇華」ではなく
「薄汚い不倫逃避行」じゃなきゃダメだったんじゃないかね。
いや観客の立場としては俺も「美しい束の間の愛の昇華」のがいいけどなw
「浮気心を抱いた捨丸が悪い」とか
「アニメで不倫を描く高畑監督はけしからん」とかの批判なら一理あると思うけど
「不倫を調べないかぐや姫も悪い」ってのはどうかねえ…
捨丸とは偶然会っただけであの時間だけじゃ不倫をしてるかなんて発想も調べる暇も無いような…
善くも悪くも十人十色の受けとめ方があるんだね
236 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 22:51:08.64 ID:KF2F6dxf
てか不倫がどうこういう映画じゃないだろ
不倫とかどうでもいいわ
何にせよ、脚本がダメなのよ。この映画は。
脚本の煮詰めが足りない。あやふやでブレブレ。
観てて頭の中にハテナマークが浮かびすぎるんだよ。泣けるわけないよ。
仏教ってのは修行して解脱(輪廻からの脱出)することを目的としてる宗教だからね
月の民=解脱し悟りきった者たちとするなら
地上の人間は解脱すらできない愚かな生き物であるというのが前提になっているんだよ
姫は罪を犯して地上に落とされた時点で「愚かな人間」として生まれたんだから、
姫の行動もまた愚かで良いんだよ
というか、愚かしく描かれなければ意味がない
実際、天真爛漫だがわがままな娘として描かれているしね
都の屋敷に入ってはしゃぎまわってるし、悩みもするしキレたりもする
決して完璧なヒロインとして描かれていない=観客と同じ目線
> 「地球は穢れてなんかいない! 喜びや悲しみの中で皆精一杯生きてるんだ!」
悟りきった月の民からしてみれば、解脱できてない人間は穢れまくった見下すべき存在なんだろう
姫もそういう風に教わってきた、と
だけど「人間」として地上の生き物や人間たちと関わり生きていくうちに、
「人間は愚かしくてどうしようもないけれど、喜び、悲しみ、一生懸命に生きている」
という結論にたどり着いたんじゃないかなあと解釈してる
あと、不倫がどうのって話題は自分もどうでもいいですわ…
>>234 一言で言えば欲なんだろうな。愛情も含めてね。
その意味で言えばやはりむしろ誇るべき「(人の世の)美しいもの」を提示しなければ駄目だと思う。
観客にとっても穢れと思えるものを、まして(人間的に)素晴らしい物さえも否定する天人に
「これいいんだって!」と言い切るんじゃただの開き直りにしかならない。
「お前の母ちゃんデベソ」とか逃げる際の「覚えてろ!」みたいな、言ってみただけ的な。
捨丸との愛を確かめたと思ったら実は弄ばれただけだったりした上でもなお、
みたいな突き詰めがあるんだったら、意味も出てくるだろうけどね。
それには圧倒的に描写が足りない。
>>235 まったくの無謬ではあり得ない、程度の意味だけどね。
自分は多くの男に求婚されているわけだし、時間も経っている。相手も成長している。
そこまで気が回らない人間なら、その後の世界が素晴らしいってな言葉も言ってみただけ感が強い。
>>238 だからその結論ってのに辿り着く説得力が薄いって話だよ。
不倫がどうこうは俺もどうでもいいっつーのw
何で関連付けて考えられないんだw
242 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 23:27:51.71 ID:KF2F6dxf
映画なんて1から10まで全部描写すればいいってものでもないだろ
そこに至るまでを楽しむのも映画
てかそのためにワザと描写しないんだろ
描写したら描写したで、長過ぎとか説明くどすぎとか
もっと削れよとか批判されるんだろうなあ・・・
長すぎたらそうなるだろうね。適切ならそうはならない。
当たり前の話だ。
245 :
名無シネマ@上映中:2013/12/23(月) 23:54:55.87 ID:KF2F6dxf
その圧倒的に足りないという描写力でも辿り着けたんならいいんじゃね?
なんに文句があるんだか
この映画2時間半あるのに描写が足りないとかすごい意見ですね
>>234 ああ、そうそう。
観客としての俺の立場で言えば、美しい愛の昇華なんか別に面白くないんでw、
小汚い不倫逃避行の方がずっと好ましいんだけどね、パーツとしては。
ただしちゃんとした全体の完成形に寄与するのが大前提の場合のみ。
>>246 文章をよく読むと理解できる(かもしれない)けど、
その前の展開を盛り込むには、という仮定の話だよ。
まあ全体的な必要な描写が全然足りてないとも思ってるけどw
例えば大河ドラマ1年分の話を2時間半でやろうとすれば、時間は全然足りないわけでね。
なんでも兼ね合いなのよ。
250 :
名無シネマ@上映中:2013/12/24(火) 00:39:23.13 ID:LV21LbOG
このかぐや姫では何も分からないし何も考えられないってことか?
言葉があてにならない時はあるな。求婚者への難題とか。
252 :
名無シネマ@上映中:2013/12/24(火) 00:55:58.56 ID:LV21LbOG
自分で全部理解できない映画はクソってことか
なるほどね
ああお前か。相手して損したw
捨て丸の太ましいトド嫁ワロタwww
あれとやるとき捨て丸は
今やってるのはタケノコちゃん今やってるのはタケノコちゃんと
心の中でつぶやきながら腰振ってるんだろうか(´・ω・`)
同情するわww
捨丸ぐらいならもっと美人の嫁もゲットできただろうに
なんであの嫁だったんだろう
他に女はいなかったのか
まあかぐや(非現実)との対称でああしたんだろうけど
それにしても酷いよなあw
つまらなかった。
作り損ないとしか思えない。
いらないシーンととってつけた
ような説明セリフ
どっかでみたような仏行列浮遊。
2時間半で心底ウンザリした。
これ高畑さん絶対煮詰まって放り出してるわ。
>>237 なら、お前が書いて見せてみろ。
としか言いようがないわ。
>>247 つか、自分の思い通りになってない話だから気に入らないと言ってるようにしか読めないぞ?
構造とか何とか言う前に、批評するなら、まずその映画の話に寄り添って考える癖をつけようね。
あと描写が足りないらしいけど、
何?全部説明を事細かにされないと理解出来ないタイプ?
例えば、漫才やコント観たら、ボケに対してやたら長いツッコミが無いと笑えないタイプ?
捨丸がああだから不倫賛美とかいう短絡的な解釈するのであれば、
夢で終わらせずに逃避行するわな。描写的に。
そもそも本来無くてもいい妻子持ち設定がある時点で普通は察するレベルだが。
風立ちぬの喫煙騒動と似てるな
不倫だなんだって童貞がわいてたのかな?
恥ずかしい奴。
>>260 その不倫君の主張に寄り添ってdisってやったまでだ。
ルパコナも同じくらいくだらなかったw
>>257 そうなんだよ。
高畑、どこかでこの作品を放り投げたと思う。
とにかく、良いアイデアが浮かばなくて
放り投げた作品にしか思えなかった。
かぐや姫の疾走シーンにしても、
局所的な面白がり方だしなあ
一人会話
>>265 おもひでぽろぽろとぽんぽこは面白かったんで今度こそと期待してたんだけどな。
時間かけ過ぎて頑張る方向も見失ってしまったんじゃないか。
技法に凝っても良い映画にはならんよね。
あたり外れが大きい人だ・・・。
>>234 同意見だわ
月(極楽浄土)はさぞや完璧な世界なんだろう、みんなが幸せで、正しくて、美しい
地上で人間たちが苦しみ、奪い合い、泥にまみれても生きようともがき
そんな中でも幸せをみつける
天人には全く理解のできないことなんだろうな
もう一回観たいわ
>>268 姫の狭い領域での認識にすぎないと思うけどな。その意味では平和ボケな日本人に受ける映画かもな。
最貧国・紛争地域の子どもたちにも、地上で生きることは幸せって言えるのかね。天上国の方がよっぽどいいわ。
>>269 なんだ、恵まれない状況下に生まれたら即自殺した方がいいってことか?
苦も楽もない世界と、「苦」しかない世界、どっちが幸せかって事だよ。
火垂るの墓でもあの兄弟は死んでようやく幸せになれたって感じだしな。
平安時代の話と最貧国やら紛争地域やら現代の社会問題を比較するってどうなの
>>269 まあそういうのはお金持ちのお嬢様が庶民の暮らしにあこがれるようなもんだよな
>>271 >火垂るの墓でもあの兄弟は死んでようやく幸せになれたって感じだしな。
死に幸せも不幸せもない、ただの無だよ。月世界と同じく。
なんか根本的にカン違いしてね
無で幸せを感じる主体っていったい誰なんだよw
月世界って涅槃でも何でも無くただの宇宙人の世界じゃないかね
月での服や寝床の準備やご飯、建築なんかは誰がやってるんだろうな…そこにまた庶民が居たらお笑いだけどロボットとかかもな
>>222 捨丸いらないって、
姫はさ幼女のころ、捨丸に命を救われたこと覚えてないのかな
話は変わるけど、批判的なのはある意味期待外れだったからだと思うけど
見始める時に、どういう映画であれこの映画は自分にとって見たかった映画なんだと思ってみることを勧めます
否定的に見てしまうと、見た時間もお金も、そして関わった自分もむなしくなるだけでは?
ちなみに1回目は嫁さんも僕も泣いた><
2回目に見たときはかなりヤバかったけど泣かないようにがんばったよ♪
かぐや姫、美しいというよりも可愛かったです
捨丸推し奴しつこい
捨丸兄ちゃんは、ペーターなんだよ!
じゃあ女童はクララ…?
>>269 狭い価値観だな。幸せなんて様々な形があるよ。
>>271 「苦」しかない世界なんて井の中の蛙の傲慢さがあるな。
お前の幸せ=他人の幸せじゃないし、お前の「苦」が他人の「苦」ではない。
285 :
名無シネマ@上映中:2013/12/24(火) 20:40:24.52 ID:LV21LbOG
>>277 よくわかんないけどそういう必要が無い世界なんだろう
>>265 あーなるほど。スマイル放り出した
ブライアンウィルソンみたいなもんか
よくわかる
全然放り出してない。
エンディングなど会心の出来だよ。
映画監督かと思ったらビーチボーイズかよ
高畑監督も流石にドラッグやってないでしょ
>>288 月に赤ちゃんドーン!
のどこが会心の出来なんだよw
高畑の弟子筋の富野ですら、
あんなひどい画面は作らないぞ
いや、これ褒めちゃったら褒め殺しだろ。
馬鹿にしてるのと同じだわ。
292 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 03:25:43.89 ID:qXiC8TVE
アンチの連中はやたら原作原作って言葉使うけど竹取り物語の原作なんかありませんよ
同人誌の通本の話をしてるんですかね
竹取物語はダジャレ物語の側面があってその部分は今読んでも全然面白くない。
その流れを切るなら不死の山の下りを切るのは当然だし、
そもそもかぐや姫の物語だから月に帰った=この世の記憶を無くして終了は当然。
女童不始末だな
何が一番許せないって、
まんま竹取物語だって事を事前の告知で全然言ってくれなかった事だ。
>>295 まんまとか言ってるけど竹取物語はここまでかぐや姫の心情を描いてないだろ
高畑流の味つけがされているのになにが同じなんだよ
アンチは観もしないで叩いてるのがバレバレ
観ていたとしたらとんでもなく頓珍漢で的外れ
297 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 05:22:33.21 ID:JtMJMdZC
蛙がジャンプして蜘蛛を食べたり、子どもらが食うためにキジ捕まえたり、
瓜を盗んだり、親心として子どもにいい暮らしさせたいと思うのは当然だし
相手のことを考えるあまり何もできなかったり、世間を気にする見栄もあり、
生きるためにはすべてのものが何かしなきゃいけないしそれが誰かを傷つけてる
この世に生きていればいろいろな感情があって、いい人間も悪いことはするし
悪い人間もいいことするし、みんな生きてるんだよーってことだな
298 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 05:24:48.56 ID:7aHZ635c
昨日も思ったけどID変わる0:00過ぎると堰を切ったようにアンチが湧き出す
実に分かりやすい
299 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 05:33:46.13 ID:JtMJMdZC
かぐや姫は自殺をしたのだと思うが、
名づけの儀式のときに駆け出して最後雪に倒れるシーンというのは
夢なのか現実なのか、あそこで実は死んだのかもなあと思ったりもする
その直前に炭焼きの老人に冬の山は春には必ず生き帰ると聞いているところもある
300 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 06:56:52.67 ID:qXiC8TVE
竹取り物語には求婚者関連の話が追加されたのと
ウグイスの卵から生まれたり帝の后になる話があるんですが
原作まんまといいはる方々はどの話の事をいってるんですかね
301 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 08:00:22.69 ID:JtMJMdZC
同じ人間の中にも複雑で矛盾した感情があるもんだろう
糸をまわして織物を織っているシーンもあるが、あれが実は象徴シーンだろう
糸は一本では着物ができないんだよ
人間てのは複雑なんだ
その人間がうじゃうじゃいて世の中ってのはあるんでね
302 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 08:11:30.97 ID:JtMJMdZC
瓜を盗むシーンが結構意味深だな
捨丸は最初に「やめろ」と言っている
その時点で捨丸はこの山里で暮らす人間の大変さ、
野菜を育てる苦労を知っているわけだ
盗むことが悪いことも知っている
都で鶏を盗む捨丸がその後には登場するが
お百姓さんは瓜が盗まれても子どもを怒鳴る事がなかったな
子どもたちが原減らしていることを知ってるんだろう
一方、鶏を盗まれた奴らは捨丸をボコボコに殴っていたな
>>300 通本のお話でしょ
しかも現代語の抄訳版
>>286 必要なかったら身分制なんて出来るかね
聖書の楽園みたいな場所なのかなー
不老不死だから俗世間的な煩わしい問題は無いんじゃなかろうか
睡眠や食事は必要なさそう
アスペには概念的な世界把握ができないってことがよくわかるw
月世界についても明確な設定書(笑)みたいなもんが提示されないと
理解できないんだろうな
307 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 18:35:47.15 ID:JtMJMdZC
姫が立ちあがった、ただそれだけであれほど喜んでいた翁も真実だし、
カネこそ万能、姫の幸せとともに己の出世も考え始める翁も真実だ
月の住人からみたらなんと浅ましい連中かと思うだろう
だけど歓びも悲しみも怒りも苦しみも全部ひっくるめて、
それが人が生きるということだからな
永遠の無の世界に耐えられる正常な人はいない
その世界に耐えられるのは、狂人か、死んだ人間だけだ
それは月の住人だ
生きろ、というメッセージですね
まー基本的に、竹取物語なんて悪女コメディだろ?バルドーがやれば一番いいような。
それをなんか人間性の深淵がどうだとか
ジュブナイルの硝子のような感性とか
罪だ罰だとか
そういう偉そうなものに無理やりしようってのが
間違ってるわけ。しかもジブリ風情で。
勝手に泣くのは構わないが、
作る方の瑕疵が見えてしまう人には
水準以下の作品でしかないよ。ごめんね。
>>286>>304-305 あの時代の中国〜日本の天界観によれば
天界の食物は、俗世界の供物によりまかなわれるらしい
天人にも身分があり、下級の天人が上級の天人の身の回りの世話をする
まあぶっちゃけ、当時の王宮のイメージそのものだろうな
>>310 そうなんだ
みんな達観してるから仙人みたいな生活想像してた
312 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 20:06:14.87 ID:JtMJMdZC
西遊記の八戒は天界にいたのではなかったか?
女好きすぎて地上に落とされた経緯があったと思うが
あれも仏教が背景にある話だから、どうしても似ているのだろうな
地上には妖怪がわんさかいるが、その妖怪ってのは人間の欲のことだろうし
坊さんである三蔵は赤ん坊のような素直な心で天竺に向かうわけだ
しかしいろいろ苦難があると
313 :
名無シネマ@上映中:2013/12/25(水) 20:50:07.43 ID:7aHZ635c
高畑監督による解釈の西遊記も良さそうだな
次回作は猪八戒の物語
>>302 少年期の捨て丸は純情可憐な心を持っていた
青年期の捨て丸の生活は描かれていないから、
@単に鳥を食べるために盗んだのか
Aひどい環境にいた鶏を逃がすためにある程度の距離まで運んであげていた途中なのか
B人も時期と共に変わるということを伝えるための監督が演出したのか
Cもともと捨て丸の飼っていた鳥が盗賊に盗られたのを、また取り戻しただけなのか
D捨て丸が鳥をかわいそうだから逃がしてあげたくて、が食べたがっていた連中に捕まって殴られたのを
姫がかごから逃がすシーンがあったがために連動させるための設定なのか
小説版には、捨丸が鳥盗んだ事について、生活苦から盗みを働いたと書いてあったな。
瓜のやつも、盗まれた側は「悪ガキ共めっ」と怒ってたし、
映画の改変はリアルさ追求のために変えたのかもね。
言葉では出さなかったが、ため息みたいなのは演出されてたし
>>308 かぐや姫をハリウッドリメイクしたらトゥーランドットになってしまう
>>300 全集でも体系でも文庫でも基本的に同じだから。
無知って怖いな。
>>310 天界観ってほど確固たるもんがあったとも思えないけどな。
そういう見方をした人々もいたって程度じゃね。
仏様が迎えに来るんだから
本来はインドの少女っぽい顔かな。
かぐや姫。
ハヌマーンが来ればよかったのに
金髪パンチパーマのかぐや姫
>>314の続き
E御役人に、訳あってあの鳥を安全な地に逃がしてくれたら、年貢は免除するからと頼まれたから
F捨て丸が鳥に芸を仕込んでいる最中に突然逃げたが、同時に他の地で逃げ出した鳥を探していた人たちに盗んだと勘違いされてしまった
G鳥が飲み込んだ、ある物を吐き出させるため池を探していた途中に姫にあった
H月の計らいで、姫とその時に再会させるために仕組まれた出来事
I身重の伴侶に滋養のため、その鳥を買おうとしていたが、突然逃げ出したので追いかけているうちに、盗人扱いされたまま捕えられたのか
獣姦しようと思って雌の鶏を盗んだ
どんだけ小さい男なんだ
卵を産むだけの大きさはある
旦那に連れられてみたが、超駄作で時間の無駄だった
一日無駄にした…
捨て丸が赤子ポイ捨てとかひいた
育ての親に感謝も言わず酷い女
>>302>へ
>>314の続き
とらえ方は10人10色である
あとみんなで殴ったというのは、群集心理で説明が付く
デモや集会で、おとなしかった人まで荒くなるのは今の時代も一緒。
石作皇子の言葉に動かされそうになったかぐやに泣けてきた
ばあさんがいなかったら引っかかってるよね
で、捨て丸とのやりとりに繋がるのか
331 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 04:16:16.42 ID:dDfqEqaq
エーケーなんとかグループだかの女の子がジブリのプロモーションでちょっと出てたが、
ジブリもずいぶん皮肉なことするなと思った
かぐや姫の名づけ宴でかぐや姫は男どもに侮辱を浴びせられる
エーケーなんとかが現代日本の低俗芸能界を代表するような存在だとして、
彼女らは商品であり、さらに選挙とやらで品定めされ順位をつけられる
それを侮辱屈辱と思う意識はどこかにあるのだろうが、その世界で生きる彼女らは
それに傷つきながら、なあなあの世界で生きる
選挙で1位になることが幸せであるという異常な世界で
選挙云々知ってるのに、わざわざAKBをまどろっこしく書いてるあたり、
なかなかにわざとらしい胡散臭い人間性が垣間見えるな
>>318 上の方でも、西遊記の天界について触れてる人が居るが
中国では、基本的に道教の世界観に沿いながら
神(天帝に使える官吏)と仙(それ以外の求道者)を分けたり
仏教の浄土と関連付けたりした
天界のワリと詳細な世界が作られてたりする
西遊記や封神演義では、天人も俗っぽい性格にされているが
それは物語ゆえのデフォルメで、基本的には喜怒哀楽を超えた存在
日本でも、平安の頃まではそういう世界がよく知られ
宮中行事にも道教的なものが多かったが
神道の行事に折衷されたのと
民衆に仏教が盛んになったのとで、次第に忘れ去られていった
ん?
そもそも神道は儒教や道教を真似て作られたもので神道なんて教義はない。実際明治までの神道は神仏習合で寺がやっていた。
仏教だって日本のは儒教と混交している。位牌や日本の墓の形は儒教由来。
335 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 09:47:23.59 ID:dDfqEqaq
主題歌を歌っている女性が浄土真宗の家の人でご自身も僧侶だそうだけど、
オファーしたのは高畑さんだそうだし、高畑さんの作品にはリアルな人間、日常の姿が多く、
すなわち鎌倉仏教以降のリアリズムはかぐや姫の物語にも出ているように思う
>>334 そらまあ理屈はそうだが
かぐや姫でも語られる蓬莱や崑崙などの天の地や
太上老君や玉帝や西王母などの神を完全に消したのは
平安も中期以降だ
それとわかりやすくするため便宜上「神道の行事」と書いたが
「宮中行事」と書くべきだったのかい?
339 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 10:56:59.20 ID:dDfqEqaq
探神記の話が大陸から日本に入ってきたのがもともとらしいが
平安も末期になってくると関東では百姓が武装しはじめて土地に対する意識が出て、
都ではますます貨幣社会になり物欲や所有意識というものが
人間の中で盛り上がってきたころになるか
鎌倉幕府という武装百姓の政権が土地争いを収めるための裁判所政権だったことからも
よくわかるが、仏教も馬鹿にもわかりやすいものに変化する直前のころだな
>>337 宮中行事ったって江戸時代の天皇は仏教徒だよ。明治になっていろいろな行事をでっち上げたらしいが。
341 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 11:46:00.68 ID:MVnZPKKf
俺、封切り映画、発売直後DVDを観たら
2ちゃんの専用スレであーでもないこーでもない言ってるのを見るのが好き。
、、なんだけど、アニメ物のアンチはアタマのおかしい人ばかり。
ここもそう。
「まず批判しよう!どこに文句付けよう?」からの
「あ!ここダメ!、、ここもダメ!、、、あとは、、ないか、、あ!ここもダメ!」
俺のリアル知り合いのアニメ好きも
なぜかアニメ物だとすべて「まずアンチな批判ありき」で感想を言う。
気付いてやってるならいいけど。
>>340 だから平安時代から行われていた宮中行事の話で
稲や星に関する行事は、仏教と混交しててもイコールではない
343 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 12:25:12.88 ID:dDfqEqaq
馬鹿にはわかりませんよ、という傾斜からこの映画作りはスタートしているのかもねw
知識、知性、経験、感受性、情緒などなどが必要になってくるのだろうが
高畑さんの脳の中を少しでも垣間見られた人と言うのが
この映画は感激するんであってね
ジブリのあの若いプロデューサーすら
高畑勲の頭の中は何もわかってないんじゃないかと思うけどね
鈴木Pはわかろうともしてないと思うけどw
嫌な姿勢だな。
高畑の脳の中は硬直していて
柔軟なアイデアがもう出てこない
という事実が良くわかった映画だった
もはや、日本人の一部の脳の中は硬直していて、
分かりやすく理詰めで作った物語も柔軟に理解出来ない事実が分かった映画だな。
意思も値の神子が「ごめんなさい」って言ったのは
寝るトンでお断りするときの「ごめんなさい」だと誤解する人は多いと思う
つぶれ肉まん、かわええ
イケメン求婚者って最初ヒゲ生やしてた?
姫を口説くときはヒゲ剃って来たらしいが
350 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 22:15:51.60 ID:+/2Nw9X9
普通に面白い映画だし映像も綺麗だしすごく泣けたんだけど
なんで駄作扱いしてるやついるんだ?
これまでジブリは子ども向けを絶対条件として子どもにもわかるアニメ
を作ってきたけど、風立ちぬとかぐや姫の物語はどちらも最後の作品
ということで、全力で大人向けのアニメを作ってきた。
だから突然理解できないアニメを見せられたおこちゃまが怒ってるんだよ。
352 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 22:44:13.10 ID:7htbWRWY
>>350 理解力も想像力もないヤツにとっては駄作らしいよ
ほのめかしがあれば、何か意味深な場面を入れておけば残りは視聴者、読者が妄想で補ってくれる
ストーリーもキャラの心理も飛躍し放題
最近そんないいかげんな作品ばかりに当たってたから普通に感動したわ
355 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 22:58:46.65 ID:7htbWRWY
自演?
最近は自分で考えることを放棄した人間の多いこと多いこと・・・
嘆かわしいと言うか哀れと言うか悲しいです・・・
受け手はどんな解釈をしても自由だけど
作り手の意図は一つだけ
何を伝えたい映画か考えるのが面白い
そもそもかぐや姫なんてストーリーを知らない日本人は居ないだろ
映画観て分からないって事はないはず
伝えたい事が無いのに誰もが知ってる題材を映画にしても意味ないじゃん
358 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 23:22:48.92 ID:dDfqEqaq
企画されたがボツになったらしい平家物語も作ってほしかったが
あれに興味を示すというのは人間の愚かさ、欲深さ、哀しさ等が全て出ており、
そしていつの時代も天才が行きつき悩むのは、人間というそのものなのだろう
フョードル・ドストエフスキーがカラマーゾフの兄弟を描いたように
興行成績もレビューも駄々下がりで判らない奴が悪い、芸術と言い張るしかなくなった駄作。
興行成績は冬休みで20億行きそうだから風立ちぬと合わせてテレビ放映料やブルーレイで十分採算は取れるでしょ。
361 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 23:29:20.42 ID:Tdf7x3Qn
合わせるなよw
もともと鈴木Pが風たちぬと合わせてなんとかなるようにしてるって言ってたよ
東宝は11日、2014年2月期の連結純利益が前期比10%減の150億円になりそうだと発表した。従来予想の130億円から上方修正した。
7月20日に公開した映画「風立ちぬ」(宮崎駿監督)の興行収入が10月6日時点で114億円超のヒット作になるなど映画部門の好調が収益を押し上げる。
364 :
名無シネマ@上映中:2013/12/26(木) 23:47:48.34 ID:7htbWRWY
アンチに心配される必要がなかった
公開5週目の『かぐや姫の物語』は累計動員129万8,433人、累計興収15億4,877万3,700円を記録した。
単独の興行成績でかぐや姫自体は失敗と証明されてるってことだ。
もう諦めろって。
成績とかどうでもいいだろ
どう自分の心に響いたかのほうが大事だわ
368 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 00:59:46.08 ID:T0b6Dcg1
芸術とかわからんけど
批判してる奴が観たかったかぐや姫ってどんなのだ?
例えば一般的なジブリ絵で内容は原作のかぐや姫に全く沿わない脚本
宮崎が原作もので良くやるような
あんなのが観たかったのかい?
だとすると全く自分か観たい作品とは違ってくるので
そういう人には悪いけど、そうならなくてよかったよ
370 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 01:07:24.79 ID:x4VRCHwP
>>368 キャッチと中味の無いレビュー5点連発に見合ったものだったら
これほどまでに嫌われ叩かれはせんかったろうさ。
興行成績など気にしてない、と嘯くならなおさら大衆を騙すような
広報活動をするべきではなかった。
かけた期間や制作費だの意図だの語らずに地味に公開して
映画だけに語らせればいい。
公開した側に自信が無いことの裏返しとしか見えないね。
373 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 01:42:49.32 ID:T0b6Dcg1
大衆を騙すような広告活動なんて全くやってないと思うが?
極めてまともなキャンペーンに終始してたしね
番宣番組見たけど
内容は真っ当な番組だったよ
かぐや姫の内面を描きたいということと作画のやり方を変えたことのこだわり
高畑流のリアルティーの追求など
今時珍しいくらいまともな番宣だったな
レビューにキャッチに騙されたがどれほど多いか見れば
いかなる言い訳も通用せんよ・・・。
騙された人って具体的に何処にいるの?
むしろ、公開前は、
採算無視で作画にはすんごく手間かけた映画だけど面白いかどうかは微妙そう…
みたいなスタンスの期待の仕方?をしていた人が多いイメージだったけど。
で、恐る恐る見てみたらよかったけどなあ。
376 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 04:35:33.18 ID:x4VRCHwP
50億かけてる時点でアンチだって採算度外視なのは分かるはず
と思ってたけど分からないヤツがいるんだな…
独特のタッチの絵だって宣伝そのまんまなんだから騙されたなんて思いようがない
罪と罰のキャッチコピーも別に間違ってないだろ
まあアンチは何も考えられないし感じることも出来ないから分からないか
377 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 04:58:32.25 ID:utpwVCUf
テレビやマンガやゲームのように、映画は大衆の馬鹿レベルに合わせて作る必要はない
しかしこの映画は、その馬鹿な大衆の事について描いている
これが天才高畑勲の最大の罪であり皮肉だよ
わかるやつはわかる
378 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 05:25:16.30 ID:x4VRCHwP
まあジブリだからって理由だけで見るとヤケドするかもな
それでも大抵の人間は何かを感じることが出来るだろう
379 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 05:31:47.65 ID:utpwVCUf
東大仏文科出の高畑勲はアニメーション作家というより、
哲学者であり映画プロデューサーなので、
「ホーホケキョとなりの山田くん」の本当の凄さがわかるためには
かぐや姫の物語がわからなければ無理
東大仏文で大江健三郎と同期なんだな
そういや政治思想や佇まい、しゃべり方やらどことなく似てるな
381 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 07:30:02.64 ID:utpwVCUf
太宰治もそうだろ
迷っている人間が迷う人間の作品を描くわけでね
毎日ハッピーな人間じゃわからんよ
そのハッピーはハッピーじゃないことを知らないわけだから
幸せという言葉をかぐや姫は後半に連発していたが、
結論はそんなもんねーからよってことで、
何かに生きがいを見出して今を生きるしかないよねってこと
人間はろくでもない存在で、そいつらの中で生きてりゃ不幸からは逃れられんよ
私もその人間だからろくなもんじゃねえよ
しかし、生きる価値はどっかにあるのではないか?を自分で見つけなさいよっていう映画
鈍感な人は作品の表面だけ見て感動
敏感な人は高畑の説教にうんざり
鈍感な人は作品の表面しか目に映らなくて、説教に見えてしまう被害妄想人格。
敏感な人は端々の細かい演出に気づき、この作品の懐の深さに驚く。
あとさ、レビューや宣伝に騙されとかぶっこいちゃってる時点で、
てめえの頭で作品を読む力が無いのを告白してるようなもんなので、恥ずかしいからやめた方がいいよ。
385 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 09:56:43.74 ID:utpwVCUf
宮崎監督がもののけ姫で製鉄する人間たちを描いているが、
鉄の大量生産により様々なことが起こり始めるわけだ
まずは大規模な森林破壊、そして鉄による生産力の飛躍的上昇、
貨幣社会の本格的到来、そして格差社会、人の心のゆがみ、などなど
かぐや姫も同じことが背景にあるからね
天から赤ん坊だけならなだよかったが、その後はカネがからんでくる
そして人間の本性というものが
387 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 18:31:54.74 ID:fgWQhWTv
388 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 20:09:25.01 ID:DbRLbvUg
とりたてられとる最中だろ
389 :
名無シネマ@上映中:2013/12/27(金) 20:41:26.82 ID:u0sdUF+8
桜見に行った時、子供にぶつかっていきなりテンション下がったのは何で?
明らかに貧しい母子であり、こっちが悪いのに謝られてしまう
かつて山での暮らしとは生活レベルが違くなりすぎてて
もうあの時代には戻れないとわかったんでは
お金で飾られた自分なのに
凡作ってのが一番しっくりくる
姫がアヒャヒャ状態から急に阿部さんみたいなキリっとした顔になるのがどうしても笑ってしまう。
395 :
名無シネマ@上映中:2013/12/28(土) 03:16:55.61 ID:Ts6e40KS
正直たいした波も立たずに、ふつうに公開されて終わっただけの作品。
それは我々の日常を描いているからだろう
むしろそれが狙いなのだろうしな
哲学者が2000年考えても答えがでないことの繰返しをやっているまでだろう
397 :
名無シネマ@上映中:2013/12/28(土) 03:56:03.45 ID:Bqy6HuuR
なんか凡作と言われるより駄作と言われたほうがまだいいな…
無関心が一番辛い…
>>396 まあ自分なりに納得できた時が答えでいいと思う
他人を気にしてどうするの?
感受性なんて人によって違う
考えることが大事なのであって、気にいったなら徹底的に考え続ければいいこと
未熟で強靭な思考力が足りないと感じたのなら知識を増やして学んで考えるのみ
路傍の石を見てもいろいろ考えることはできるものです
久石譲の「感動をつくれますか?」という著書の中で、
結局様々なものを見て聴いて読んでいるかが大事なのであり、
感性の源というのは知識や経験であると思うと言ってるよ
経験を積んで考え、動く、創造力はその蓄積だそうだ
本でも音楽でもまずは量をこなすことだろうと
それを経てないでいい質なんてわからないわけで、数をこなすことも大事
そうやってセンサーが磨かれていき感性というものもよくなるそうだ
まあそれをすれば久石さんみたいな天才音楽家になれるとは思わんがw
人間は考え続けるってのは大事だよ
答えをすぐに求めてしまうのも現代人の悪い癖だ
あれどういう意味?なんでああなの?とすぐ答えを欲しがる
現代人てのはそれだけ不安なんだろうな
宮崎監督もネットの検索ってのは嫌いだと言ってたな
あっという間に答えがわかり、あっという間に忘れていく
その一部に君はなりたいのかい
自分で考えなさい、納得するまで徹底的に
それが正解だ
かぐや姫の絵コンテでwikipediaが引用されている件
徹底的に考えた結果この映画は駄作と結論しました。
徹底的に考えた結果この映画は名作と結論しました。
一点だけ気になるのは蓮華草は平安時代にはあまりポピュラーではなかったことくらいかな。
>>401 宮崎の言葉は鵜呑みにしないほうがいい
頭が凝り固まった老人の戯言ぐらいに思ったほうが
高畑はオープンマインドでネットも使いまくってる
劇中のまわれまわれまわれの歌は初音ミクで自分で作った話も有名
ニコニコ動画とかも好きでよく見てるそうだ
ネットで自作の擁護もしてるんでしょw
>>394 女は瞬間的にコロコロ変わるよ
泣いてたかと思えば「ばんごはん何しよう」だし
おれ観てないんだけど“姫の犯した罪と罰”
こういうサブタイトルというかキャッチみたいなのがあると、
そこをグッと突っ込んで独自でミステリーなストーリーなんだろうと
期待(勘違い)させられた人は結構いると思うぞ
ところがそうではないと聞いて観るのやめたよ
原作がどうとかはどうでもいい事としてね
これ売り物商品だったら景品表示法違反かもな
見てない時点で文句言う資格無いよ
>>407 なんか納得した
現実の子供とか女性をよく表している
二回目観てきた。
かぐや姫疾走シーンの月は「逃げても逃げてもついてくる」ってことを示唆してたんだなあ
>>408 あのキャッチコピーは作品に対する侮辱レベルだわ
鈴木のアホ、コピー考えてる時にWOWOWで「罪と罰」って高良主演のドラマやってて
それで思いついたらしいな
副題通りに罪と罰の話なんだけど、理解できないようだな
この作品は、ロシア文学を読んでいることが前提で始まっているよ
そして親鸞の考えた、悪人とは何かも色濃く反映されているのだと思う
歎異抄=親鸞の言ったことをどっかの真面目な人がまとめた文で
ドイツの天才哲学者ハイデガーは老齢になったときにこれを読み、
この書物に10年前に出会っていれば何よりも先に日本語を
学んだでいたであろうと言いきっている人類の名著である
かぐや信者の電波率
元の話の設定だと罪のおかしようがないんだよね。
不老不死で悩みもなくて清浄な世界だから。
まあ自己申告なんでフいただけかもしれないけど。
洗脳グッズでそう思わされてるだけか。
見てきた
どこかで「キャッチコピーは“姫の犯した罪と罰”よりも風立ちぬの“生きねば”の方がよりしっくりくる」って意見見たけど、まさにそんな感じ
バッとヒットするっていうよりは時間をかけて地味にじわじわと浸透していくタイプの映画だと思ったけど、
内容は普遍的というか日本的で万人向けなのでこのミスキャッチなければもっと人も入ってたんじゃないかね
まんが日本昔ばなしとかゲームの大神みたいなタッチが好きならまず見て間違いはないし
姫が翁と嫗に育てられてく過程は子ども持ってる(しかも初めてのお遊戯会や発表会で涙出てくるタイプの)親なら
まず泣く第一ポイントって感じだった
そんな程度で泣ける人が羨ましい
近年は人間が安くなってるなと思う
特に日本人
これもゆとり教育が生んだ結果なのか
こんな安い作りで感動出来てよかったね
>>418 グリム童話の本怖シリーズみたいのを期待した人が多かったと予想
鈴木も引くに引けないのか一貫して罪と罰で押してくるね。
あと事前に想定していたよりも原典に忠実だったことが意外だった
帝とのやりとりや不死の薬のくだりは捨て丸がいたことで帝が相手役にならなかったから
削られたって感じだけど、まあ不死の薬エピ自体が説話の後付けなのでそこはいいかなと
理屈で観るよりは感覚的に観る映画だと思うので、あのキャッチコピーは間違いだと思った
>>420 昔の日本人はよく笑いよく泣いたというし、そういう意味では人を育て育てられる、
動植物や四季と共に生きるという人間の根源的な部分に立ち返るようなところはあったかもね
あ、昔のというのは十年一昔じゃなく、万葉集でも嘆くときは声をあげて泣いてたし、
江戸末期の日本人のことを陽気でどんな冗談でも笑いこけているという外国人の記述もあるから
本来の日本人古来からの喜怒哀楽を物語にからめて表現したかったのかなと思った
糞映画爆死
425 :
名無シネマ@上映中:2013/12/29(日) 11:30:58.82 ID:a0K6YG5R
自分を冒涜する以上の罪はない(by 澤木興道)。
まあ、そういうことだな。
原作通りのストーリーで、
それこそ絵巻物のような完成度と美しさ
で作れば良かったのに、と思う
なんのために8年もかけていたのかと・・・
意義のわかりにくい作品だった
美術的価値があるとも思えない
絵もきれいじゃないし、
終わり方も安っぽいし
地球を振り返るときの地球が
図鑑からスキャンしたような地球で萎えた
ちんどん屋ぽくて良かったじゃないか。
この映画てゆとり世代のガキには受けないんだろうな
って思いながら観てた。
実際俺のクラスでは全然良くないって意見多かったし。
と、ここまで読んで俺の年齢は?と思ったあなたは御明察。
要するに、中学生でもこの映画理解できる人間はいるってことで。
>>428 クラスで何人もこの映画を見に行った生徒がいるのか
大ヒットだな
今の中学生はゆとり教育じゃないだろ。あれはもう撤回されとる。
先生、もう少し考えて工作しなよ。
>>425 無理矢理良い作品てことにしようとするの
やめようや
くだらない
こんな映画作る意味ゼロ
ハリウッド映画によくあるような、
正義と悪が対決して途中でお涙ちょうだいの話を入れて
最後は正義が勝つ、とかいうパンパカパンのお花畑ものに
毒されているのが多すぎるんだろう
泣けたわ〜とか誰が観ても同じ答えが返ってくるようなやつね
>>432 この映画、このスレもレビューも泣けた人びっくりするくらい沢山居るで。
今年一番「泣けた」が多かったん違うかね。
俺にはさっぱり判らんが何か別のものに毒されてるとは感じるわ。
多分医学部に受かる成績なのにあえて文学部に進みたいみたいな葛藤を持った人でないと分からないんじゃないか。
>>414 なるほど。高畑もこの映画の主題が全然理解できてないんだな。やれやれだ。
>>417 いや罪を犯して地上に流罪になったってのは原作準拠の設定よ。
じゃああんな世界の罪は何だ?ってのはけっこう謎だが、例えば虫を踏んだとかその程度のことかもな。
「〜でないと判らない」ってのばっかりだね。
あなたが思い込みで無いものを読み取ってる
のでなければ作品に表現力が無いということですよ。
映画から読み取ってるなら、具体的な箇所を示してこれこれこうだから、
という形で説明するはずだからなw
風立ちぬでもさんざんクリエーター経験がないと分からないと言われてたじゃん。
他をあげつらって非を軽減しようとするのは見苦しい。
左翼・朝鮮人がよくやる腐った行為だから精神構造が同じと
思われたくなければ辞めた方が良い。
「だって○○ちゃんだってやってるもん!」
→正解:どっちもダメ
風立ちぬ クリエーターが周囲の人間を犠牲にしても美しい作品を作ろうとする話
かぐや姫 大金持ちの絶世の美女が天皇の求婚さえ蹴って好きなことをしたいという話
好きなことしたかったのかなあ。
ただなんとなく生きてただけのように思った。
高畑は政治的見解もはっきりしてるから、本当は政治もやりたかったのかもね。
すると箱庭(アニメ)を作ったかぐや姫は自分のことになる。
>>443 親を悲しませないことを第一になんとなく生きてしまい、
結局自分も親も不幸にしてしまったことを後悔してたろ
世の中はチエちゃんちのような家庭に生まれ
コケザルの性格をしマサルカットの知事だっているのさ。
かぐや姫にあんまり人間味が感じられなかった。
正直高畑って人ってあんま観客楽しませる事とか考えてないよね。エンタメより(悪い意味)でアートに近い。純粋に自分のやりたいことを貫いてる。
駿も同じタイプだけど、たまたまセンスが良かったってだけなんだろうな。プロデューサーのテコ入れがなかったらどうなってたか…。
高畑はエンタメでもアートでもないよ
大衆への啓蒙
だよ
うまく行く例とうまく行かない例がある
かぐや姫は大衆への啓蒙とアニメーションの新しいスタイルの挑戦とか
乖離してるので上手く行かなかった作品
>>445 最後に来たからなんとなく結論ぽく見えてるだけで、
その時々の感情の激発はそれまでも何度かあったじゃん。
「悲しませないことを第一に」ってのも何を基にそう判断したのかわからんわ。
なんとなく従ってただけじゃね?
>>419 >近年は人間が安くなってるなと思う
まったくだ。
絵が綺麗でもないし
物語から聖域も情緒も無くして、
女が泣き叫ぶお涙頂戴物語にして
どこがいいのかさっぱり分からんかった。
3回見たけど俺はすべてが研ぎ澄まされた職人芸に思えた。
求婚する男に覗かれた時に、かぐや姫の顔がブサイクになってたけど、あれどんな仕掛け?
100人ほどの小さなハコだったけど昼間で満席だったぜ。
見たい映画の時間が合わなかったから見たけど金の無駄だった
ベタだししつこいし、
不幸の押し売りとかセカチューかよ。
途中で帰る人もいたな
貧乏性で最後まで見たけど途中で帰ればよかった。
>>449 ほんとはキジ鍋食べたいのに都へ行った
ほんとは逃げ出したいのに眉毛を抜いた
ほんとは捨丸と一緒になりたいのに…
はじめから生きたいように生きれば良かったと後悔
爺と婆はあの後ずっと泣いて暮らすのだろう
鳥虫獣のように生きれば月に帰ることもなかった
という設定のオナヌー映画だった。
>>456 その程度の事は生きてりゃ毎日みんなあるだろw
後悔する人生に共感し感動するダメな人が泣く映画。
ダメ人間の判定器。
はよ、月かえれ
以上
竹取物語ってこんな話じゃないわ!
逆に異界の者に、人間や男が、帝まで振り回される話なのに。
なんでこんな「女が抑圧されて泣く話」になったんだよ。
天皇が一番のセクハラ野郎になってるし。
海外に誤解されて
「雅子妃もこうなのか可哀相、戦時中も慰安婦強制したしなー」になってる。
左翼大好き、改変のプロパガンダ映画じゃん。
観てきました。傑作ですね。
割符の半分を製作者が持ち、あとの半分を観客が持っている映画なので
言いたいことを見た人に問うている作品なのでしょうね
感性が足りない人間には意味がわからないだろうな
精神が子どものままの人じゃこれは難しいだろうが、
監督さんはそれでもかなり簡単にえがいているね
知的レベルが低い人には合わせてないだろうけど
yulykellさん
みなさんに質問!
ちょっと遅いですけど…
かぐや姫の物語を見に行こうと思っています。
・年齢関係なく、楽しめるか
・ジブリ作品の中だと、どのくらい面白かったか
回答待 ってます!
質問日時:2013/12/11 00:28:22.
解決日時:2013/12/25 09:21:27.
閲覧数:134回答数:3.
お礼:知恵コイン50枚.
ベストアンサーに選ばれた回答
momokuro_kiraiさん
・年齢関係なく楽しめるか
いとこ(中学3年生と高校3年生の女の子)と私の母と私で見に行きました。
感想は
中3「後味が悪すぎる。もう一生見たくない。」
高3「最後寝てて分からなかったけど、初めらへんで泣きそうになった。」
母「この映画には、意味があるよ。その意味は分からないけど。」でした。
私も中3の子と同じ意見で、もう一度見に行こうとは思わない内容でした。
・ジブリ作品の中だと、どのくらい面白かったか
正直、最下位
willighagen222さん
人それぞれ ”好み”が違いますので 下記質問で 「YES」の回答が多ければ多いほど 投稿者の方にはピッタリだと思います。
投稿者の方に質問します。YES or NO でお願いします。
1.以前「日本昔話」というTVがあったが、好きだった。
2.絵画では、洋画より日本画のほうが、好きだ。
3.アニメーション技術については、多少の知識をもっている。
4.高畑監督作品は、大半見ていて 感動した。
5.映画には、ストーリーより映像美に感動するタイプ
6.「不倫は文化だ」と言った石田純一に共感する
7.皇室には、親近感も敬う気持ちも全くない
8.推理小説を読むときには、犯人が誰かを調べてから読むタイプ
(今回の映画は、ほぼ原作どおりで先は読めている)
9.神社より仏教に強い関心がある
10.普段映画を見終わった後に、内容の不明なことなどを調べたり聞いたり全くしない。見終わったら後に引きずらない。
(質問1)年齢関係なく、楽しめるか ・・・ 観に行く方に 上記質問をしてください。
(質問2)ジブリ作品の中だと、どのくらい
※最近のジブリ映画の公開から3週間の興行収入(=映画館での入場料)は、次のとおりです。
☆08年「崖の上のポニョ」 52.6億円
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」39.8億円
☆11年「コクリコ坂から」 17.4億円
☆13年「風立ちぬ」43.6億円
☆13年「かぐや姫の物語」 11.0億円
→最近のなかでは、最低です。ポニョと比べても 20%ぐらいです。子供の集客はイマイチのようです。
(質問3)面白かったか
上記のとおり、ひとそれぞれです。わたしは、面白くありませんでした。
〜にはわからない
〜が判らないのは知能が低い
愚作擁護の典型。
人間の住んでいるこの世の中というのは、
大人になっても頭が中学生みたいな人間ばっかりなのだ
そういう世で日常を送る、迷っている人たちが
何かこの世で輝きを見つけることができるだろうか、ということで
見えない宝石のような映画でしたね
宝石を見つけるのは今生きているお前であり、
死んでいる人間でもないし、生きているのに死んでいる人間でもない
高畑さんの手のひらで遊ばせてもらっていたことに宮崎監督はやっと気がつき
落ち込んだのではないかな
宮崎監督はお釈迦さんの手のひらのうえの孫悟空であったね
それにしてもあの御門の気持ち悪さが際立ってたな
猫なで声で傲慢で
468 :
名無シネマ@上映中:2013/12/30(月) 09:11:44.94 ID:CG+urDEY
>>466 かもね
生きるってもんをあんなにストレートに心に訴える
それだけに特化した映画だった
見終わると画風もあれ以外は考えられない
高畑はぶれない強さがある
パヤヲは庵のにチャラさを感じるだろうが、高畑はパヤヲにそれを感じるだろうな
だから心でそんなのんで引退していいのか?って思ってるんだろう
帝はあの顎とセリフですっかりネタキャラ化されてるのが悲しい
原作では結構いい役回りなのに
昔のミカドというのは
今の民衆に愛想の良い天皇とは違う存在だろ。
ここから段々武士の時代になってくる。
平家の墓見ると
お公家さん化していたため
怨霊とか考えなくていい
なめられた存在になってんのな。
せいぜい琵琶法師持っていくだけ。
物部→蘇我→藤原→平家→源氏(北条)→足利→戦国織田豊臣→徳川→薩長→軍部→アメリカ
の、丁度藤原の時代。
なんか変なの来ちゃった
>>461 高畑に想像力がないせいだろう。
異界の存在をそれと描くことができないんで、卑近な現代女の話にしちゃってる。
>>461 それは的外れな批判だろう
そもそもが竹取物語に取材して現代を描く構想だと思う
それが成功したとは思えなかったが
>>466 批判する人と宮崎への中傷ばかりで
作品への批評が殆どないのね
>>475 ディズニーの不思議の国のアリス見てみ。
世界観生かしつつ成功してるから。
風の谷のナウシカだって虫めずる姫君から着想を得て成功してる。
高畑は素材を殺しただけ。
いくら金つかって宣伝しスクリーン数増やしても、つまらんもんはつまらん。
>>476 いやだから、構想が成功していないだけで
構想が悪かったわけではないと言っている
>>477 >構想が成功していない
>構想が悪かったわけではない
どう違って、結局それをもって何が言いたいの?
>>478 >>461では「かぐや姫の物語」が「竹取物語」と違うと言う点で批判してるだろ?
それが的外れだと言ってんだけど
姫が立ちあがって歩き出すときに翁が里の小僧どもと張り合って
姫!姫!言うのはチイチイじゃなくて三宅ゆうじなんだって?
いや地井だよ。
竹林で姫を探すとこがそうだろう。
>>480 原作厨さんお薬の時間ですよー
てか巣に帰れ
姫!姫!のところは地位がやってるところが映像で残ってる
486 :
名無シネマ@上映中:2013/12/30(月) 18:12:47.66 ID:1Nx9wrth
地位高男
>>479 納得いくような改変じゃないから、原作と違うことが批判されてんだろ。
変えるならそれだけの成算がなければならない。それが構想だろ?
無意味な煽りだな。
地井じゃ無いのはかぐや姫が迎えの雲に乗っかって
その雲に這い登ってくシーンのじゃない?
>>461 帝は原作でも元々セクハラ男ですがな
これならむとおぼして近く寄らせ給ふに、逃げて入る袖をとらへ給へば、面をふたぎて候へど、はじめて御覧じつれば、
類なくめでたくおぼえさせ給ひて、許さじとすとて、ゐておはしまさむとするに、かぐや姫答へて奏す、
おのが身は、この国に生まれて侍らばこそ使ひ給はめ、いとゐておはしましがたくや侍らむと奏す。
帝、「などかさあらむ。なほゐておはしまさむ」とて、御輿を寄せ給ふに、このかぐや姫、きと影になりぬ。
はかなく、口惜しとおぼして、げにただ人にはあらざりけりとおぼして、
「さらば御供には率て行かじ。もとの御かたちとなりたまひね。それを見てだに帰りなむ」と仰せらるれば、かぐや姫もとのかたちになりぬ。
というか、「この児、養ふほどに、すくすくと大きになりまさる。三月ばかりになるほどに、よきほどなる人になりぬれば」の部分にあたる
幼少時代の話を細かく描いてるのと捨丸追加(あと求婚者エピソードの一部変更)があるくらいで、結構原作に忠実だと思うけどね
かぐや姫も原典からしてすげなく求婚者や帝をあしらうかと思えば頬杖ついたり晴れ晴れと笑ったり思い悩んで泣いたりと
元々安定しないキャラだし、そこの理由付けとして暮らした環境の変化が加わったのは一つの解釈としては悪くないんじゃない
女が抑圧ってよりは、単に誰にでもある幼少期から成人への切り替わりの戸惑いをかぐや姫のキャラと昔の風習になぞらえて描いてるだけだと思う
490 :
名無シネマ@上映中:2013/12/30(月) 20:01:40.89 ID:LtYx8mQI
今年の日本映画の中では一番かな。
なんだかんだ言っても、やっぱ高畑は凄いわ。
モノが違う。
>>485 そうなのか、ありがとう!
>>489 元々のかぐや姫だって、これから竹からの収入も無くなる父母の為に帝にワイロ渡しただけだという解釈もできるしな
プレーンズに続けて今日見たんだけど、どうしてこうこっちの作品は物語のわかりやすさが失ったんだろう
まああっちはあっちで違う意味で説教がましいと言う人がいるとも思うが。
高畑はハイジあたりで微妙だったけど、主人公の特に女子キャラを思い切り主観で書いて作品作るけど、今回の場合かぐやが無理難題ふっかけて殺しちゃう貴族がいるわけで、そのへんどう処理するのか開始20分くらいから気になってしょうがなかった。
過去にかぐや姫を書いてきた人たちは、かぐやを観察する側に回って謎めいた表情に塗り込めて来た部分なんだけど、主観とするとどうしてもあそこに着陸して、後の天皇やらなんやら消化トピックに埋もれさせるしかないわな。
でもまあ今年確かに最高の映画だったかな。
違うベクトルでパシフィックに感心したけど。
>>493 それは違うような
月は理想世界なんだから人が増えても問題ないんじゃないか
求婚退けたのはそれらが「紛い物」としか受け取れなかったからだろうに。
実際、優男の弁舌に落ちかけてる訳だしw
>>494 いやー、月って地球より小さいから、さすがに理想郷でも人口問題だけは解決できなかったんじゃないの?
だから、かぐや姫だって求婚を断って処女のまま一生を終えるわけなんだろうし。
>>496 おまいさんも挙げたブログも何でかぐや姫が求婚を退けたのかを理解していない。
いや、しようとしていない。
498 :
名無シネマ@上映中:2013/12/30(月) 21:17:13.86 ID:LtYx8mQI
ハイジの第一話で、暗い気持ちを抱えたハイジが
アルムの自然に触発され、重い上着を脱ぎ捨て
駆け出すシーン。。その瞬間の映像、
音楽のタイミングこそ映画表現そのもの。
この瞬間だけで、高畑勲は天才であると確信できる。
499 :
名無シネマ@上映中:2013/12/30(月) 21:23:44.37 ID:WoD+Ywej
>>496 いや、月は存在しない理想世界だから
そう言う現実的な問題は何も存在しないと考えるべきじゃないかな
んな事を言い出したらそもそも大気のない月で何で生きてんだって話になる
>>498 そのシーンがかぐや姫が都についた直後に再現されているからたまらないね。
>>501 いやー、竹取物語書いた人は半分真面目に月にも住民がいるって信じていたと思うけど。
月に大気がないなんて当時は知らなかったわけだし。
っていうか、地球が丸いことすら知らなかった時代だよ。
>>503 「竹取物語」と「かぐや姫の物語」は分けて考えような。
>>503 んや?
竹取物語じゃなくてかぐや姫の物語の話じゃないのか
竹取り物語で結婚しない理由は
下賤な地上人と結婚なんか出来ないからじゃないのか
>>503 地球が丸いってのは岬に立てば素人でも思うことだけどな
竹取物語に隠された真実の物語ってことで宣伝してるけど
嘘っぱちです。
>>504 もうそこまで進んでたのか。
罪と罰は竹取物語での内容であって、かぐや姫の物語での月での描写なり説明がほとんどないから、
姫の犯した罪と罰ってサブタイトルは、この映画には大して関係なかったのか。
ん? この映画の方が描写は増えてるだろ?
納得できるものかはともかく。
姫の犯した罪と罰は宣伝のためにプロデューサーがつけたキャッチコピーで、監督はあまり気乗りしなかったらしい
でも具体的な罪と罰の内容はわからなくても、記憶をなくした月の人(監督はこの人を羽衣伝説の一人と語っている)
の下りと全体のストーリーの中から推察できる作りにはなってると思う
原典でわかっているのは、「姫は月の都の人間で昔からの約束でこの世界に来ましたが今度の十五夜に迎えがやってくる」
「月には父母がいる」「月の都人はたいそう汚れない美しさで老いることも思い悩むこともない」
「かぐや姫は罪をつくったために、ちょっとした功徳のある翁の元に助けになるようにと地上へつかわされたが、
その罪も償い終えたので迎えが来た」くらいかね
不老不死といっても父母がいるくらいだから、子孫を増やす必要があまりないくらいで結婚出産がタブーとまではいかないだろうし
研究の中にはかぐや姫のモデルになった女性の罪が不倫=流刑だったんじゃないかという説もあるからどうだろう
平安末期になると飢饉、災害、地方では将門をはじめとして反乱が起き
武士が発生し、秩序もない無茶苦茶な時代になっていたはず
末法思想の世の中だしな
武士でさえ死んだら地獄行きというのが怖くて仕方ない時代だし、
この無茶苦茶な世の中は何なんだ?怨霊に違いないというのが強かったはず
かぐや姫は死んでいるのだと思うが(自殺か処刑で殺されたか)、
その怨霊を慰めるための話だろう
>>510-511 >不老不死といっても父母がいるくらいだから、子孫を増やす必要があまりないくらいで結婚出産がタブーとまではいかないだろうし
>研究の中にはかぐや姫のモデルになった女性の罪が不倫=流刑だったんじゃないかという説もあるからどうだろう
>かぐや姫は死んでいるのだと思うが(自殺か処刑で殺されたか)、
>その怨霊を慰めるための話だろう
高畑監督ってほんと罪なことしたわ。
日本人の読解力が弱ってるところにこんなアニメ作ったから
今後日本人の考え方が変わってしまう。
藤原などの貴族や、その番犬だった武士の間には末法思想で恐れていたというのが
本当にあったし、だからこそ浄土庭園=阿弥陀様の庭などが作られており、
なんとか救われたいというのが背景にはあったし、
貴族は右往左往していたと思う
藤原氏にとったら左遷させた政敵の菅原道真が大宰府で死んだあとに
怨霊になって藤原を苦しめていると恐れおののいていたらしいし
だからこそ天神様として祀って、どうかこのまま静かにしてくれということになってる
アホくさ。
今の日本では処女をこじらせて結婚せずに少子化となっていることのほうが国家存亡に関わる問題だろうが。
例のアゴナガ御門のような短絡的傲慢発言だな
末法思想はたとえば平家物語ではその中核ともいえるけど
竹取物語はあまり関係ないと思う。
姫の犯した罪と罰
この内容でこのキャッチはやってはいけないものだったことは確か
それと公開のタイミクングを間違えている
30年前か逆に今からもっと先かだな
今ではない
今でも問題はない
30年後高畑は生きてないだろうし
30年後にこんな映画を作れるクリエイターもいないだろう
30年後も評価される映画だろう
今ではないいつかへ
映画以上にテレビでジブリやってる時のauの高畑のCMが気持ち悪い。「伝説の男が〜」って、必要以上に持ち上げ過ぎてて不自然。
別に過大評価だとは思わないが。
宮崎が文化勲章なら高畑には国民栄誉賞でもあげないとバランスが取れない。
宮崎含め左翼歴があるから、文化勲章も国民栄誉賞も無理だろ
左翼左翼言うけど左翼の意味わかってんのかね
宮崎は昨年文化功労者、高畑はもっと前に紫綬褒章貰ってるけどな。
ジブリも大変だね
営業部門の鈴木Pや広告代理店は元気がいいが、
最も大事なアニメーション作りができる人間が全くいないと言っていい
比叡山を下りて民間に出て行った栄西、親鸞、日蓮みたいな状況が
起きているのではないかな
逆にかぐや姫ではジブリ外の原画担当をたくさん使ってる。
宮崎が完全引退すれば、細田程度の演出を招聘して、
むしろ今よりいい感じのアニメ量産体制ができるんじゃないの。
十年以上先があるかは何とも言えないが。
結局この映画はピクサー映画と違って、娯楽より芸術性を追求したってことでいいのかな。
細田は吾郎とどっこいどっこいだ
やられて不快な事がわからないから監督は向いてないよ
細田と吾郎じゃ才能も実力も比べ物にならねえよ。
組織の賞味期限が30年くらいしたら必ず切れるのは古今東西どこも同じで、
そこでいかにうまく電源の切り替えできるかだが
ちょっと思い当たらんね
ジブリというよりもミヤザキという会社だからな
ディズニーのマーケットで版権管理会社というのが流れかもなあ
なんであんなに顎を長くしなきゃならんのかさっぱり分からない
猪木オマージュ
鈴木敏夫のラジオ聞いてたら宮崎は高畑に「なんで引退宣言なんかしなきゃいけないんだ」と言われて気が変わって実質引退撤回だと言ってた。
かぐや姫が効いたのか。
久石は絵コンテ読んだときにあまりに隙がなく普通の映画の二倍の分量に感じたと言っていた。
また狼が来ただけのことだよ
おもひでぽろぽろを久々観たけど、すさまじい品質の良さなことに今更ながら驚いた
平安時代の御門というのは政治にはほとんど顔は突っ込まずに
宮中の宗教行事だけやるというのが本来の姿だったらしいな
政治に直接は首を突っ込まなかったがゆえに、今まで天皇家というものが
続いているとも言える
もちろん天智天皇やその後の藤原摂関家との関係、後醍醐帝などはあるけれど
あくまでも政治家というのは特殊ケースで
本日BS日テレ
2014年1月1日(水)19:00〜20:54
ジブリの風景第4回目の今回は高畑勲の作品世界を訪ねる旅
「おもひでぽろぽろ」の山形
「火垂るの墓」の神戸
「ぽんぽこ」の多摩丘陵
【出演】高畑勲、朝倉あき
政治権力の及ぶ範囲が縮小したから目立たないだけで
江戸時代以前の天皇は政治に関わっている人も多い。
自分が働かないと食えない時代もあったし。
>>538 平安時代の天皇は今で言えば首相の権力も持った実力者が多い。
嵯峨天皇で検索してみたら。
飢饉や天災で流人が流れこみ平安京が疲弊してボロボロになって
盗賊や強盗も頻繁に起こっていたらしいが、御門の屋敷内に忍び込むやつらは
いなかったらしいな
それだけ神聖視されていたのであろう
操り人形で政治に関わる天皇はいたことだろう
もちろんバックに藤原の富と強大権力があったからだけどな
嵯峨天皇
弘仁14年(823年)、財政上の問題を理由(上皇が2人(平城・嵯峨)では財政負担が大きい)に反対する藤原冬嗣の主張を押し切って大伴親王に譲位した。
退位後は冷然院・嵯峨院を造営して財政を逼迫させただけでなく、実子正良親王(仁明天皇)が即位すると「皇室の長」として政治に干渉する場面も多くなり、
更に淳和上皇や仁明天皇の反対を押し切って自分の外孫でもある淳和上皇の皇子恒貞親王を皇太子とするなど、朝廷内で絶大な権力を振るって後に様々な火種を残した。
いちいち逆らうようで悪いけど
女官の日記とかによると
平安京の内裏には泥棒が何度も入っている。
平安中期には火事地震などで都は荒廃しまくってたらしいし。
芥川龍之介の羅生門の世界だのう
546 :
名無シネマ@上映中:2014/01/01(水) 16:52:49.16 ID:/8A1NqMC
遅蒔きながら今日見てきたが…自分でもびっくりするくらい泣きすぎワロタ。
今年初の映画にこれを選んだ自分を誉めてやりたいw
でも田舎はユートピア
548 :
名無シネマ@上映中:2014/01/01(水) 18:44:35.71 ID:RUo0W6SP
>>546 去年の締めくくりで選んだ俺もな
帰りの車でもなんか泣いてた
まもなく始まるぞ
本日BS日テレ
2014年1月1日(水)19:00〜20:54
ジブリの風景第4回目の今回は高畑勲の作品世界を訪ねる旅
「おもひでぽろぽろ」の山形
「火垂るの墓」の神戸
「ぽんぽこ」の多摩丘陵
【出演】高畑勲、朝倉あき
多摩センターから聖蹟桜ヶ丘あたりは
ぽんぽこ、耳をすませばの舞台か
東京住んでいた時に京王線使ってたので懐かしい
野猿街道とか
『平家物語』に残る生きながら鬼となった宇治の橋姫の話とか、
怨霊を恐れるというのはやっぱりこの時代多かったみたいだな
この作品は繊細な感覚を無視しちゃってるからつまらなかった。
育児したけど、子供が育つ様子も全然たいしたことなかった。
むしろ違和感。
何がいいのか分からない。
552 :
名無シネマ@上映中:2014/01/01(水) 21:15:03.79 ID:RUo0W6SP
そういうことじゃないし
高畑勲監督は、現代文明社会における個人の孤独のことを
言っているように思った
かぐや姫というのはあくまでも例えであり、現代文明社会に生きる人間の
根本的な苦しみがこの映画にはずっと流れている
かぐや姫は月に帰る、というのは例えば都会に憧れて出てきた一人の少女のことかもしれないし、
月に帰るというのは悩み夢破れて田舎に帰る事かもしれないし、
もししたらかぐや姫は自殺をしたのかもしれない
が、しかし、それをアンチテーゼとして、
人は今を精いっぱい生きることしかできないんだよ、頑張れと
言っているのだと思ったよ
勝手な脳内補完はいい加減にしてくんないかな。
なるほど高畑は天才だな
これがこの世だ
パタリロ顔が最も癒しとなる作品が出るとは…。
ラストで地球での感情が微かに残ってしまうきっかけを作る重要な役なんだな。
557 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 09:59:27.55 ID:eaSAj7t9
侍女かわええwwwって思ってたら皆そうなんだw
ガキどもの作りといい、あの雑さは文楽のツメ人形を思い出したけど
あえて粗っぽい造形で和ませるのはいいね
>>554 どう感じるかは人の勝手でしょ?
>>553 そう感じる人が多くいて良かった
オレの感性は間違ってなかったんだと思えるよ
559 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 14:53:07.86 ID:A3RGLwQ1
やっぱりかぐや姫は死んだのか
月からの迎え=極楽浄土からの迎えだよね
この世に未練を残して死ぬのは仏教的にNGだから
あの侍女は罪作りなことをしたもんだw
月からの迎えは、人の感情なんか全く意に介せずに有無を言わせず連れ去る
すなわち死のことだ
死んだら全ての記憶は無に帰する
死んだ瞬間に楽しかった思い出も苦しかったことも消え去る
何もなくなる
これは悲しいことだ
人は必ず死ぬ。
だから、身内の死でさえ悲しくはない。
ただ、寂しいだけ。
563 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 16:25:37.98 ID:6H+tGaut
捨丸の不倫がイヤだって言うのは作品のテーマを見落としてると思うんだよな
人間の穢れ=美しさであり、それは時には愚かであるけど生きるって事は
そういう事なんだって話だと思うんだよ
・捨丸自身はたけのこが遠くに行ってしまうだろう寂しさ(淡い恋心)を感じてた
・都で再会した時、たけのこはかぐや姫であり、自分は盗人。現実を思い知る
・現実に即した嫁を娶り家庭を築くも、たけのこへの情念を捨てきれない愚かさ=情の美しさ・儚さ
たけのこも里への郷愁を捨てきれず、プラトニックに想い続けた故の悲劇であり
翁や媼含めた人の情、喜怒哀楽の素晴らしさ愚かしさの話しなので
不倫じゃーん、で片付けてしまうのはとても片手落ちというかそこじゃない感が
すごくあるんだよなあ
かぐや姫もセックスした。
しかも、カリーヘアの底辺と。
それってフリーエネルギー
フリーセックスの幕開けか?
カリーヘア×
カーリーヘア
天然パーマって意味。
あと、底辺ってのは、その時代の身分な
>>563 そう思えるように描いてりゃともかく、あれじゃただの性獣にしか見えんw
「ここではないどこかへ」より酷いわ。
セックスに関しては浄土真宗の親鸞は大いに悩んでいた
悪人正機説
568 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 18:56:34.88 ID:6H+tGaut
>>566 初見で十分そう見えるんだが
563は作品内でキッチリ描かれてる情報しか書いてないぞ?
むしろ性獣のように見えるってのがよー分からん
人間の穢れ=美しさってのが結論ありきで強引過ぎる。
妻子がちょっと描かれた後、葛藤もクソもなくいきなり姫ときゃっきゃうふふしてたろうがw
どうやったらそんな飛躍した結論になるんだ?
何が美しい? 身勝手さ以外の何がある?
妻子だけじゃなく、姫に対しても無責任極まりない。
人間には理性がある。その行動の結果どうなるかと考える能力があり、その責任がある。
何も考えずただ肉の交わりを求めるのはただの獣、畜生道だよ。
571 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 19:24:00.03 ID:6H+tGaut
>>569 青年時代の恋心は美しいものではないか?
ただ、君が言ってるように感情だけでなく理性があるからこそ
「穢れ」であり「愚かしさ」にもなる。これは表裏一体。
理性だけで人は生きていけるかって事だよ。
結婚したらもう青年もクソもねーだろw
それに、それじゃあ穢れ=美しさじゃない。話がすり替わってるぞ?
そうした状況や理性や愛する家族への思いがあってなお、
それでも人を恋うるというのなら、その一点に置いてその想いは美しい。
が、そんな描写は微塵もなかった。
574 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 19:30:16.57 ID:6H+tGaut
>>569 連投すまない
後、葛藤あったやん。最初姫を拒絶してたぞ?
住む世界が違う姫がこんなところでうんたらかんたら〜
お前に山の生活が出来るのか〜等々
というか途中からちゃんと見てないだろw
穢れ=美じゃなくて、
穢れを自覚することによって、罪のない人間になろうとしたいそのことが美しいんじゃないんか。そう、まるでかぐや姫のように。
そんな聖人君子な人間なんていないでしょ、の例えの1つだろ
人間なんてものはしょせんどうしようもない存在でしかないんでね
人間が生きているだけでどんだけ周囲に迷惑かけてるか考えてみな
それは全人類に言える
雉鍋にされる雉だっていい迷惑だろうに
現代人は法律で結婚制度が決められているからあれだが、
それこそ夜這いは普通の時代だろうに
桃太郎にしても、かぐや姫にしても、桃から生まれ竹から生まれる
そのへんからしても捨て子なんだか、婚外子の父なし子なのか、
そういう例は山ほどあったに違いない
捨丸の子だって、捨丸が父親かどうかわからんで〜w
奥さんが浮気を言ってないだけかもしれないよw
地上と月っていう対比は、
「お母さんの手はガサガサしてて固いけど、温かい」vs. 「お母さんの手はキレイだけど、冷たい」ってことで合ってる?
581 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 19:51:51.99 ID:6H+tGaut
>>577 妻子があるから拒絶してるんじゃないのか?
それでもグイグイ押されて昔の想いが蘇ってしまってどうにもならんくなる
愚かしいだろ?
>>576が言うとおりやね
過ちを犯さない人なんていないだろ?
それが君にとって許せない過ちだったという事だと思うけどなあ
勿論、リアルに自分だったら突っぱねるだろうけど、
それと物語はまた別の話だ
自分が婚外子だし幼児期から親の浮気を見て育ったから自分には誰が誰の親とかどうでもいいし、
子供には見せられんっていう意見の気持ちはわかるけど、
人間の本質なんて社会が決めた倫理とは関係のないところにあるのだから、
それをとやかく言っても仕方が無い。
初恋の相手と結婚してる奴なんか見たことないしね
捨丸だってテキトウに見合いでくっつけられたかもしれんし、
どうでもいいことだ。
583 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 20:54:48.77 ID:pJ8Pmg5V
めのわらわってグッズにもうなってたのか。
キャラが立ってると思った。
めのわらわは一番可愛い。
今昔物語とか古典にはよく出てくるけど、地位的に脇役でしかない。
主役にしても面白い思う存在なんだけどね。
>>585 2013-12-31 かぐや姫の物語 - 真空亭別館/2次元雑記
確かにあんだけ文章あっても書いた人の感想は「作画スゲェ」というだけしか伝わってこない内容だな。
587 :
名無シネマ@上映中:2014/01/02(木) 22:31:32.33 ID:vetRFy/B
>>585 相模がいなくなって門前から求婚者もきえたので眉墨とお歯黒はやらなくなるんだよな。
>>585 アンチの付け入るすきがないな
これをまともに否定出来るアンチはいないだろう
長くて読む気が起きないのでこの作品の俺の感想を書こう
まさしく傑作である
かぐや姫は別に月から来てなくてもいいわけだ
生まれたことが重要で、そこで暮らし、死んでいく
人との繋がり、感情、思考、人ならだれでも同じことを経験する
生きているのは今であり、死んだらそれは何も無くなる
つらいことは多いが、心があたたかくなることもある
人が生きるというのはその積み重ねなのだ
そして生きるというのは一度しかないことを忘れるな
相模の声優は高畑淳子さんか
上手かったから全然気がつかなかった
一番印象の残る
見てきたけど竹取物語の話を二時間見ただけだった
旦那はやたら感動して泣いていたけど泣くような映画かなこれ
これから見に行く人はネタバレ怖いなら竹取物語は読まずに行くべきでは
とにかく失敗だた
592 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 09:42:01.32 ID:cfAg2Y/z
女受けが悪いのかこの映画w
興収が伸び悩んだのも当然か
>>592 スイーツ層を取り込むには
捨丸と御門の間でグラグラしてるような演出入れないとあかんでしょ
594 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 11:07:22.19 ID:JjmW55xV
封切り映画、発売直後DVDを観たら
2ちゃんの専用スレであーでもないこーでもない言ってるのを見るのが好き。
、、なんだけど、アニメ物のアンチはアタマのおかしい人ばかり。
ここもそう。
「まず批判しよう!どこに文句付けよう?」からの
「あ!ここダメ!、、ここもダメ!、、、あとは、、ないか、、あ!ここもダメ!」
俺のリアル知り合いのアニメ好きも
なぜかアニメ物だとすべて「まずアンチな批判ありき」で感想を言う。
気付いてやってるならいいけど。
捨丸くんは同じDNAの姉ちゃん(ソメイヨシノのような)の息子で
母のクローンみたいなもんと息子との合体かな。
596 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 11:39:47.66 ID:SUMLuYxC
田舎で野山を駆け回って毎日を楽しく過ごしてた女の子が「良い暮らしができるから」と連れてこられた都会での生活の窮屈さに神経が参る、
和風アルプスの少女ハイジに見えちゃいました(;^_^ ) ペーター(捨丸)もロッテンマイヤーさん(相模)も出てるし…
597 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 12:22:56.72 ID:5o0R5gi2
まあ作品のメッセージをセリフで言っちゃう糞映画だよ
しょせんアニメは子供向け
598 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 12:46:10.00 ID:YQl0sel9
宮内庁からクレームきそうなアゴは、スイーツというより腐女子向けだろう。
>>594 アンチだろうが信者だろうが同じ。
具体性を伴わない過剰な意見は、最初に結論ありきの場合が多い。
アンチがどうたら書いてる自分が最初から凝り固まってることには気がつかないの?
くだらんこと気にしてる暇があったら、作品の話をすればいいのに。
不倫飛行を「穢れてなんかいない」と結びつける発想についてだが
もし映画の視点が人の欲や、愚かしい行為をも肯定するのなら
貴族の虚栄心や翁の栄達を望む欲も認められるべきではないか
姫は泣いて拒否してさも汚らわしいと言わんばかりだが
アレだって人間の欲、愚かしさ、穢れだろ
なぜ姫は受け入れてない
捨て丸と自分の欲は嫁と子供を犠牲にしても肯定するけど
自分を不幸にする欲は認めないのか
それじゃアンバランスと言うか我がままだろう
人の欲を肯定するならば
姫は求婚をあんな風に拒絶せず
恋の駆け引きを楽しみ、思わせぶりな態度で釣り上げ
貴族をやきもきさせてからヒラリとかわすべきではないか
それならば人の性を丸々肯定したと言えるが
あの態度じゃ人の一面を賛美して別の一面を否定しているように見える
欲を受け入れられなかったから、記憶を消されて月に帰らされたのにね。
>>602 かぐや姫石作皇子に転び掛けてたじゃん。
事情を知ってた女官が出て来て嘘暴かなかったら
あれそのままいってたぜ?w
>>604 それは石作が自分に都合の良い事言ったからだろ
他より良い女を持ちたいってだけの貴族の要求は芯から嫌がってた
愛も恋もなくただ自分の物にしたいって正直な帝の要求には「もう助けて!」だ
やっぱり、人のある一面を「汚らわしい」
ある一面を「美しい」と分けているように思える
だから映画が悪いとは言わないけど
人間を丸々肯定している、とか言う解釈は間違いではないか
606 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 14:49:16.55 ID:ap8943lj
>>602 描写の順序と思考の過程をもう一度整理してからやり直し
>>606 一回しか見てないから順序とかは勘違いがあるかもしれない
教えてくれ
>>602 そもそも姫の「穢れていない」云々のセリフって、単にその場だけの反発の言葉なんじゃないのかなあ。
感情的にただ相手の言葉を否定してるだけという。
それまでの行動との整合性がなくても当たり前だし、真面目に取り合うほどの価値もない。
悪役が逃げる際の「覚えてろ!レベルのw
>>605 その「都合の良い事」が途中までは真意であるかの如く語られていたから
姫落ちかけてたんじゃんw
羽衣かけられる前に言った最後のセリフ「穢れてなんかいない」って言うのは、
この地上も月と同じで美しくて穢れてなんかいないって意味じゃなかったのかな。
まだしつこく不倫とか言ってんのかこいつは
いい加減キリスト教に毒された自分の宗教観に
捕らわれすぎだろ
>>609 いや、だからね
姫は「鳥虫獣草木花」とともに生きる世界は好きだけど
そう言ったものから離れた宮中は嫌いなんでしょ
両方とも人の生活の一部なのに片方は良い
片方は悪い、となると人間を丸々肯定している事にはならないのでは?
と言う疑問な
むしろ、そう言った事実から推測するに
姫は穢れた宮中と清らかな田舎とに世界を分けていて
「地上にも清らかな田舎が残っている」と言いたかったのでは
613 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 15:10:41.08 ID:KCaIkgAw
耶蘇教は結婚の概念を「セックスの独占契約」という
怠惰で堕落したものに変えてしまった
>>610 観客も真に美しいと思えるものを見てたり、あるいは思いっきり穢れまくった体験の末の言葉なら
そのセリフにも意味が出るけど、どっちでもないからねえ。
捨丸にはなんか妻子いるしで微妙な感じだしw
>>612 前提として、月の住民は、地球=穢れた土地って認識してるけど、
かぐや姫はそうじゃない、地球は穢れてない場所もたくさんある。って知ったのあって、
人間そのものをひっくるめて肯定とかはしてないかと。
>>612 自然とうんたらにしても、厳しい自然に直面してないからなあ。
あの時代なら飢饉とか普通にあるだとうに。
都人が行楽で訪れる自然が好き、みたいなとこじゃないのかな。
かぐや姫家出して雪の中で倒れてたじゃん。ウリ坊からの母猪の突進とか
漆に触りそうになったり
元実家に行ってみたら他人の家族から喜捨されたりとか十分じゃない。
>>615 ちゃんとアンカー付けなかったのでややこしかったけど
直接的には
>>563の解釈について
間接的にはこの映画を人間賛歌的に捉えたり
地上が丸ごと肯定されるとか言う解釈をしてる人が散見できたので
それに対する批判として書き込んだ
>>616 まあ、その辺りはデフォルメして「自然良いもの」って記号的に描写しているのではないかと思うが
でも表層的な自然賛美に見えたな
>>618 姫の貴族社会に対する感情は「穢れ」ではなく「紛い物」じゃないの?
話を極端に振り過ぎてる気がする。
620 :
619:2014/01/03(金) 15:53:12.49 ID:AR2uPYOF
感情ではなく感覚だ。どーでもいいが一応直させて。
>>618 とりあえず見てる分には、田舎のいい面だけ、都の悪い面だけ描いてるように見えて、
別にだからいかんというわけではないが、それが姫のラストのセリフに対しては何も働いてないと思った。
何もカムイ伝みたいな百姓描写しろという気はないがw
自然自然て言う奴はBS日テレ見てないな。
高畑が朝倉あきに本当の自然は乱暴で人間に優しくなどない。だから人間が手を加えた里山を描いてきたと言ってた。
>>621 捨丸が盗っ人に走る描写がジブリの限界w
あと「エボシ御前」の名前とか。
>>585 言葉を尽くしてるけど正直に言って褒めてないね。これ。
凄い、凄い、凄い糞映画だと褒め殺しで書いてるだけですね。
625 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 17:23:40.05 ID:QGlenLUH
>>624 褒めてるだろ。
逆にこの人は風立ちぬを酷評してる。
626 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 17:42:43.44 ID:XMdQW9Ol
>>621 都での幸福は翁の喜びが代弁してるだろ
「社会的出世と個人的幸福の二者択一」という題材は
古今東西を問わないプリミティブで普遍的なテーマ
このドラマツルギーに共感できないなら
もう少し人生経験を積んでみることをおすすめする
高畑さんは、人間という動物にあきらめを持っているところから
全てを始めているのだろう
救いようがない馬鹿集団が人間であるとね
問題はそっからだ
そりゃ9歳で空襲でもう少しで死にそうな経験してるからな。
>>622 どう描いた「つもり」でも、実際の描写がすべてなのでねw
あと人生経験の浅い奴に限って、他人に人生経験がどうとか言うんだよな。
井の中の何とかという類で。
>>629 実際に里山が描かれているよ。
人生経験が少ない奴が勝手に自然と誤解しているだけで。
だいたい、竹林自体からして日本の自然ではなく人間が使うために植えた竹の畑だ。
585は誉めてる事は誉めてるでしょ
でも内容の大半はストーリーを追いかけてるだけじゃねか
誉めてるのは映像と五人公達のシーンに追加されたオリジナル要素
んで高畑は正解がない!て話か
>>619 言葉のチョイスの問題かも知れんけど
だとするとさ、月の価値からは「穢れ」とされてでも姫は「そうではない」とした物はなんだろうってならね?
月は地上全体を「穢れ」の世界とするけど
姫は「田舎は良い所よ!」て言いたいのではないかな
>>630 ん〜、自然描写への批判は
その里山だけ描かれていて厳しい自然が描かれていないことが不満だって話だろ
君は自然描写はそもそも必要ないのだってスタンスなのかい
632 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 19:46:47.47 ID:6IxzP4v2
炭焼きしてたはげ山なんてまんま人工林だろw
花見に来た桜の木も人の手で植えてあるはず
そういえば何でかぐや姫って家庭菜園のミニチュアハウス壊しちゃったんだっけ?
日本は今も4割が人工林だしね
元々昔は人間が住む所=里山であって、人の手の入ってない山に対しては
山神信仰のようにかなり厳しい禁忌をもうけて農民と山の民との生活も別れていた
竹取物語もかぐや姫の物語も人の手によって作られてきた竹林や里山や都が舞台の話だし、
そもそも人の手の入ってないような地域の厳しい自然描写を加える必要は元からないわけで
中納言が死んだから
636 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 19:54:40.91 ID:2cLpgXuC
>>631 つーかね、この映画における里山はノスタルジーの表象なんだから徹底的にノスタルジーを感じさせるように描かれるべきなんだ
観客に郷愁を感じさせる装置でありそれ以上でもそれ以下でもない
現実の山村の実態がどうとかいうのはこの際関係ないわけ
「自然はもっと厳しいんだ!これは本物じゃない!」っていう君のような考えを
人は「くそリアリズム」って呼ぶんだよ
なんで原生林がどうのって話になってんだw
>>636 あの田舎描写はノスタルジーなのか
んで宮中は都会と読み解く?
だってトトロもおもひでぽろぽろも人工的に作った里山が主人公のアニメだからね。
ジブリのライフワークというか。
そうすると、話がかなり矮小化されないか
里山と都会の対立って事になると
高度成長期からこっちの社会のあり方に対する疑問てことになる
現代日本が失った田舎暮らしの良さを見つめ直せ!
てメッセージになっちゃわね
なんで自然観だけの話題になってんの
自然とかぐや姫は常に一緒に映ってたじゃん。ホントに映画観たの?
642 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 21:45:18.06 ID:I9mwy+J2
>>640 別に家庭と仕事、実家と東京でもいいのよ
対立軸がどういう見立てになるかは観客の自由
>>642 いやま、そうだけど
一番良い見方はどの角度なのかってのを探りにこのスレに来てんじゃん
別にあえて対立軸を見出す意味がある映画でもなし
美人すぎてもあまりいいことがないんだなあと思ったので、ブスとも美人ともいえない中途半端な顔に生んでくれた親に感謝します
647 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 23:21:41.63 ID:kp5ZiI/3
>>644 田舎で生まれた素朴な少女が初恋の人を捨てて都会に出て
セレブにはなったが個人的な幸せを失ってしまったって話でしょ
田舎と都会の対比はとても重要なモチーフだと思う
月がどーしたはどうでもいいのね
重要なセリフが「たけのこはいつまでも捨丸にいちゃんの手下だよ」だな。
650 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 23:51:05.60 ID:YiZX9/Rd
>>648 月は生命の誕生と死の象徴
もっと言えば人間をこの世に存在たらしめる
人知を越えた存在(神?)かな
ID:po0U0I71の意見も分かるよ
やはり人間全肯定、自然全肯定という単純な割り切り方では無いだろう
そもそも竹取物語には自然と都の対立なんて部分は皆無だし
あえて対立軸を作るなら穢土と浄土
種々のSF作品に先駆けて、いち早くこの世を汚れた世界として描いた物語だし
もちろん、竹取物語とかぐや姫の物語は別物と考えたとしても
人間世界の良さを訴えようとした、まさにその瞬間、天人に衣を着させられて
抗えぬ力によって全てを忘れて昇天していく
そこに人間全肯定なんて思想は感じ取れないよ
映画に限らず多くの作品はここで作者の思想が入ってしまうものだけれど
それを語ってしまったらそこでキレイに割りきれてしまう
その辺りは高畑監督もあえてはっきりとはしなかったのではないかな
652 :
名無シネマ@上映中:2014/01/03(金) 23:54:18.53 ID:YiZX9/Rd
人間の行為を美化、純化しようとするなら
捨丸の妻子なんてわざわざ出さないよ
あの当時のあの年齢でずっと独身っていうのも違和感あるけどね
654 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 00:09:01.36 ID:tIkJ052i
>>653 「映画的には」妻子を出さずにおけば時を越えた純愛として処理することも可能
しかしそれをせず妻子持ちとの恋愛関係とすることで敢えて「穢れた」恋愛の形を見せた
まー「あえて」とか言えば意味があるように見せかけられるけど、
じゃあ実際どんな意味やねん、というw
まーあえてそこは秘密にしてるんだな
657 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 00:23:43.56 ID:9pIVQLCS
>>655 直後に現れる月の世界との対比を明確にする上でも
あの恋愛関係は「穢れて」いる必要がある
かぐやと捨丸の関係を
「なんかいい感じじゃね?」と思ったあなたは地球の世界がおすすめ
「不倫はダメだろ〜」と思ったあなたは月の世界がおすすめ
そしてそれは、どちらも正解ではなく間違っているわけでもない
生まれ落ち生きるというコトってそういうことだ
659 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 00:32:20.06 ID:7q8PG6JI
年末に観てきた
スレタイパタリロわろたwwww
あの子と婆さまはわりとまともだったな
かぐや含む他のキャラクターはいまいち感情移入出来なかった
かぐや姫は背は異様に伸びるのに髪の毛だけ伸びないのはなんでや?とずーっと気になってた
帝がキモすぎて笑った
かぐや姫はほんと何しにきたん?て感じ
月に帰る件が唐突だったなあ
月一行のアジアン風味も異質で笑ってしまった
捨丸、お前もう嫁さんと子供おるだろwテキトーか!とか思ってたら空飛んでまたわろた
空飛ぶのはノルマなのかw
裳着の祝い中に夢の中で山に帰る所の演出はなんかくどく感じた
ここの感想見てるとハイジ(少女時代)やおもひでぽろぽろ(結婚に迷う女性)などを見ていない人にはややわかりにくいのかとも思う。
>>657 地球人は結局穢れてるってことでいいの?w
姫が「穢れてない」とか何とか言ってたのは口先だけの嘘八百だったと。
そこで分類するのは、単に貞操観念がどこまでゆるいかだけの問題の気もするしw
664 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 01:42:19.75 ID:7q8PG6JI
奈良や平安の頃は貞操観念はまだ無かったらしく一夫多妻で妻が多いのはたしなみなんていう一方
同時にあいつは浮気者だから信用できぬだらしないと言われたり、女側の嫉妬や恨みもあったりとよくわからない感覚
下界全部が穢れているなのか
都だけが穢れているのか
生物はみな穢れているのか
人間だけが穢れているのか
男だけが穢れているのか
どれ?
666 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 01:59:17.61 ID:7q8PG6JI
月から見れば地球全体が穢れている。
紅白歌合戦の演歌であなたは何百万回ものセックスの結果存在しているという意味の壮大な歌詞があってワロタ。
昔から今の今まで日本人は貞操観念はあまりない民族だと思うよ
平安も末期になると土地問題(→結果、武士の出現)が出てくるからまた変わるが
それは制度上の話
あっちこっちに子どもがいすぎて身内同士の遺産相続問題が起こり、
それが結果的に鎌倉幕府の成立に至る
鎌倉幕府とは政治政権というよりも、
関東の農業主の土地問題解決の裁判所政権である
669 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 02:08:01.13 ID:7q8PG6JI
この世(下界)は苦界と称されてて
あの世(極楽)には苦しみ等はないとされてるが
苦しみの記憶がないと楽も実感ないと思うんだよね
苦しみもないかわりに楽しみもない無ならわかるが
もののけ姫で鉄を作っていたが、鉄を作るためには火を起こすために
まずは大量な木が必要となる(木炭を作るため)にだ
今回の作品でも炭焼きの老人が出てきたし、捨丸の家も漆をとったり、
木材から器を作り生計を立てていたな
日本は雨が多い国であるがゆえ、木々を伐採しても比較的早く再生する
捨丸家族も木が再生した何年か後に帰ってくる
これが中国に行くと雨が少ないために木を切ったら再生遅くて
その間に土まで風で飛ばせれて禿山になってその山は死んでしまう
足尾銅山のようにである
>>662 で?それが作品のデキと関係あるの?
登場人物の言動に矛盾があると駄作ってスタンスですか?
リアルな人間は矛盾な行動はしない?
それだったら「矛盾」なんて言葉もこの世に必要ないよね
しかしアンチは同じことしか言えないのかね
自分のレス遡って読んでみ?
アンチの主張は人間の矛盾や穢れを描くと駄作
マジすか?
穢れていて穢れていない
それが人間
アンチはよっぽどの聖人君子なんだろうなあ
スレを荒らす聖人君子
なんて立派なんだ
674 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 03:55:06.07 ID:6sf8KCIe
人は考える葦である
人間は弱く、人を裏切りわがままなどうしようもない奴らだ
しかし、人間はそこで終わるような存在なのであろうか?
人は考えるのである
ここが重要である
最近の人間はますます考えなくなってきた
深く考えず、安易に答えを求めてしまう
表面だけで何事も終わりにする傾向がある
How toものが大流行であり、すぐ検索、すぐ人に聞く、などでですぐ解決する奴らの多いこと
まずは自分で考えろ、というのが高畑勲の本当の言いたいことなのである
かぐや姫は見てないが、前作のとなりの山田君をみた。
なんでこの人はこの作品を選んだんだろと
いうのが素直な感想。
ほっこり家族というが、親と土地建物の
争いがあったり、子供をおき忘れたり、
なのに車に乗るまで電話で確認しなかったり、なんか変だ。
まるで今の時代にそぐわない。
ミヤコ蝶々のありがたいお言葉も、この話でみるとくどいとしか言いようがない。
お笑いとしたら笑えず、かと言ってほっこりもしない。
しかも、となりの山田君はおじゃまんがの
ゴキブリイメージが強く、あまりいい印象がない。
大量の動画も地味すぎる絵で、最高のお茶漬けを1万出して食べる印象しかない。
これって本当に面白かった?
評価だけは高いのですが。
どこが?
急に何言ってるの?
これだからアンチは面白い
ところで
>>585の論破はまだなの?
娘二人いますが、ミヤコ蝶々の話のように
はなかなかなれないもんです。
荒波の時に家族が力を合わせれるかわから
んです。
それができるのは、家族に信頼が確実に
ある場合でしょうが、今の時代のように、
終身雇用でなくなり、荒波家族離散が多発
する世の中。
そのお話のように例えば失業しても家族が
家族でいられるか不安ですがね。
昨日、旦那と見てきました
まあ、普通にかぐや姫でした
絵も雑だしお金かけたわりには作画面でラピュタにも負けているような?
高畑さんって天才て言われてるんですよね?
調べたらじゃりんこチエとかハイジとか地味なアニメばかりでびっくりしました
アニメでしなくてもドラマでいいような内容のものが多い気がする
アニメって現実ではできない事を描くものだし人々に夢を与えるためのものでは?
旦那は泣いたとか言ってましたがなんか思いいれが強すぎてついていけなかった
679 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 06:20:25.25 ID:6sf8KCIe
この作品は高畑勲による、病気にかかっている現代人の壮大な釣りである
そろそろ気がつけ
鈴木Pも宮崎駿も高畑勲に釣られていたことを
ジジイが塚地に見えた
>>676 アンチと言うかこの映画面白くなかった派だが
なんで585を論破する必要があるのか分らん
そもそも有る人の感想を論破なんか出来んだろ
>>675 高畑は啓蒙主義だからわざと一番描かれたくない病巣に切り込むんだよ。
ぽろぽろでは婚期が遅れた女、ヤマダくんでは40代中年夫婦の愛という極めて難しいテーマだから敢えて選んだ。かぐや姫はひきこもり的な生き方への警鐘だね。
だから批判されていると感じたらアンチになるんだろう。
>>668 夫と離婚、死別するとすぐに結婚しなおさないと女性は生きていけないという世界でもあったな。
>>671 大いに関係あるだろ、阿呆なのかw
劇中の視点して人物の矛盾をそれと描いているならなんら問題ないが、
あの局面で「また適当なこと言ってるよこの女。成長してねーなpgr」って思われる映画がろくな代物のわけがない。
擁護したいんなら具体的に反論してみろよw
そもそも話の流れが理解できてないし
【かぐや姫の物語あらすじ】
短期間で急成長をし頭角を表したベンチャー企業に国内を代表する各界のエリート5人が転職を希望。
面接をするが全員落選、死者が二人も出る事態に。
国も利権に与ろうとするがベンチャー企業は拒否。
実は外資系企業の資本であり、本社の意向により、日本市場は捨てるというお話。
>>585 論破できないならできないで否定してみ
アンタに限らずアンチは
否定できないってことはそういうこと
昔に戻りたい、いや、戻れるかも!
と夢想した瞬間、
後ろから「とーちゃん」と呼ばれて、
振り返ると妻子か立ってるあの感じ。
あの虚しさ、寂しさは妻子持ちにしかわかるまい。
690 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 14:43:48.36 ID:ppRm4Ls7
最高傑作
ファンタジーとかハイテクCGとかそんなん要らないんだわ
人のこころにストレートに訴えられれば
それが出来ないから小手先に走るんだけど
691 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 17:05:07.76 ID:lORgULnh
>>601 「あ!自分の事だ!」的 コピペに反応乙
でも、論点のすり替えがヘタw
うざいのでスルーするか、
会津侍 若松っつんの話でもしてるといいと思うの
脚本40点
by宇野常寛
かんそう
すみません間違えた
正月暇すぎて、気になってたかぐや姫を見た
・翁が途中から出世欲満載のDQNに見えた
・帝のアゴw
・どこかで聞いたようなセリフ多いけど気にしたらキリがない
・鳥だ!飛行機だ!いや、パズーとシータだ!
と思ったらドラゴンボールのように空を飛び始めた
・そして浮気だった
色んなツッコミが頭を過りましたが、感動した
嫗と姫の会話とか、郷愁とか、最後地球を振り返る場面
“@ComperK: 普通のアニメ作画は色塗りしやすいように輪郭線を必ず閉じるんだけど、手描き風の「かぐや姫の物語」は線が閉じてないので色が塗れないらしい。
で、どうやって塗るかというと、色塗り用に線を閉じた作画をもう1枚描いてると。手間を惜しまないなぁ…。”
姫が疾走するシーンで都に塔があるが、
平安京の五重塔と言えば
東寺、仁和寺、醍醐寺、法観寺くらいか?
どれが妥当だらうか
699 :
名無シネマ@上映中:2014/01/04(土) 18:59:55.74 ID:MXKANAG/
あのパタリロ侍女は何なの
って書こうとしたらスレタイに「パタリロ」って入ってて噴いたw
あまり京都の地理関係に詳しくないんだが、都大路から故郷の大原まで走ったらどれくらいかかるんだ?
大原は男鹿さんが参考にした風景でかぐや姫の里ではないよ。
高畑は今回はロケハンしていない。
>>701 大原じゃないのか。
最後海に落ちるところも琵琶湖だと思ってたw
>>699 世話役。
ラストは「はやく夜明けろ(まわってお日さん呼んでこい)」とやけくそ気味に唄ってる
日本最古のものがたり文学として竹取物語の成立が9世紀以降なので
平安京ということになってはいる
十二単は10世紀くらいから?
奈良時代の女性の着物は、平城京天平祭*春でGoogle
違いがよくわかる
竜宮城はこのイメージやね
そういや浦島太郎はかぐや姫とは逆パターンなのか?
海の中は理想郷(死)かもしれんね
記憶を消す羽衣と現実に戻す玉手箱は逆意味であるけど同じ意味であるね
高畑勲「浦島太郎の物語」、に期待だな
浦島太郎は元々の(最古の資料の)話は死なずにハッピーエンドだ
室町時代の話には「両親と嫁の板挟みになったら嫁に着け」みたいな話が沢山あってその一つ
…浦島の場合は嫁に着かざるを得なかったというか両親の事忘れてた「孝行したい時に親は無し」的な側面の方がでかいけど
昨日観てきた永遠の0が史上最低のクソ映画でワロタwww
あっちがヒットしてこっちがコケる日本は本気で終わってますな
アメ公のパールハーバーをバカにできなくなった…はぁ
私も土曜日に永遠の0とかぐや姫を旦那と見てきたけど
永遠の0の方がわかりやすいだけにマシだったけど
旦那はかぐや姫が良いと言っていたけどアニオタの気質が無い人にはさっぱり
ストーリーは予定調和であると思う
712 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 08:10:18.91 ID:k77Cwad8
永遠の0(笑)は予定調和どころか嘘で塗り固めた妄想の産物じゃんw
現代人が現代人の脳ミソで特攻を一方的に語るコスプレ現代劇
竹取物語は最初から物語だけど永遠の0は一応史実を基にしてるから耐えられない
713 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 09:55:30.02 ID:c0YpDszH
二回観たけど何回観ても素晴らしい作品。
高畑監督やスタッフの方々に心から感謝します。
714 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 09:59:51.86 ID:OH1O9U2Y
もう一本作らねーかな高畑監督
絵を自分で書かないし年齢的にはまだいける
期間は今回のノウハウあるからもっと短くできるだろ
715 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 10:39:17.00 ID:mT7YKWnp
>>703 コピペにマジレスをしている時点でアウト
いさぎよくめけを認めろ
716 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 10:41:41.29 ID:k77Cwad8
このノリで平家物語を作って! お願いします
次は予算半分で手堅くいきましょうw
>>706 作中でさらに昔のことになってたと思うが
718 :
○:2014/01/05(日) 11:41:45.52 ID:GfYT95ip
●
721 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 13:06:32.69 ID:S1/R2p+j
画が画期的、すごい。
だけど、罪と罰の謎解き部分は、ヒントが少なすぎでいかようにも解釈できる。
パンフレットに前提を書くなら(設定されてるなら)もっとヒントを出して、
表現したほうがよかったと思う。
映画→パンフレット→2回目鑑賞の動線を考えてるならわかるけど。
722 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 13:08:39.66 ID:+XNtPCYF
テーマがフェミでないのは確か。
もっと野太くてシンプルなものだった。
誰もが、何のために地球に生まれて来たんだっけ?という。
ただ生きる喜びを味わいたかったのに、
思い出した時にはもう迎えが来ちゃう。
鈴Pのコピーは本当にクソ。
監督の考えた清く正しく美しくもちょっと普通すぎるけどね。
>>721 いや、かぐや姫が台詞棒読みで唐突かつ一気に語ってしまったろ。
あっけなくて皆にスルーされちゃってるが。
深みもなければ深読みする余地も無いんだけど皆脳内イメージを語る語る。
>>722 「なんのために生まれてきたのか」とか「生きるのは喜びだけじゃない」とかのキャッチコピーのほうが合ってるのかも知れんがそれだと集客力なさそう
ほのめかす程度のほうが興味持ってもらえるのかも
制作側は半分だけ言って、あとは客の感性に期待して完成品としているんだろう
その期待は残念ながら、今の低能全盛の日本人には残酷であるねw
理解できないのが半分以上いるんだろ
でも客の全員が意味わかっていたらそれこそ気持ち悪いよ
ハリウッドの馬鹿映画みたいになってまう
このスレにもすべてを理解したやつなんて居ないんじゃないかね
オレには理解できる部分がアイツには理解できない
アイツに理解できる部分がオレには理解できないって感じで
解釈の仕方は人それぞれだろうけどね
だから何度も観たくなるんだろうな
高畑はかなり著作があるのでそれを読んでいればどういう意図かは想像できるけどね。
高畑勲はこの映画でも人間を肯定なんて全くしてないからね
宮崎駿なんて生ぬるいよ
高畑は日本の、というか東洋の知識人の典型だな。高度な境地に達すると仙人化してしまう。
>>727 テーマを言ってしまう必要はないんだけど、罪は主題じゃないのに思わせ振りして、
作品ゆがめてキワモノに見せてる。
姫の罪は何かと考えることでテーマに接近できるのだから
間違ったコピーとは思わんが
高畑監督がジブリを退職して引っ張りだこになるって展開はない?
穢れてない人のみ泣ける作品
細田さんの雨と雪も同じ
高畑さんは自分が老境になったから(ある意味頑固に)
伝えたいものを伝えたい人に伝えたんだと思う
人間なぜか世に穢れるほど罪を意識できなくなるものだと思う。
真摯にそして一途に人生を振り返り、人の罪を描ききった高畑監督に感謝
>>736 生きるということはどういうことか
それは穢れること=罪を犯すことと同義ではないのか
それでも生きるのか
あるいはそれだからこそ生きるのか
>>740 深いなあ。
かぐや姫は罪を犯しつつ、罪を自覚していたよね。
それは自分の過ちを認めるということ。
人は自分の人生を振り返ることで、罪の穢れを、罪を罪無きものとして、
落とし、いつまでも清らかにいれると思う。
この映画のカグヤ姫は最後まで清らかで美しかったです。
742 :
名無シネマ@上映中:2014/01/05(日) 23:31:05.80 ID:l9w3Radq
これぐらい質がいい娯楽は外に無いな
あと三回位見てもいい
>>740 天人の考える穢れと、人間の考える穢れは違うんじゃね
>>737 地上の人である俺は当然泣けなかったな
高畑は月の金髪アフロなんか?
つか、高畑的には穢れている人にこそ泣いて欲しいんじゃないのか
>>688 遅くなったけどご指名なので
論破を否定に代えたら有効になると言う思い込みをまず改めた方がいいんじゃね
この人は粗筋と感想を書いてるだけで否定するような内容はないよ
五人貴族の分析はちと違う気がするがわざわざ反論するようなことでもないしさ
仮にこの人が書いてることを全て納得できたとしても、映画が面白くなかったことに変わりはない
だいたい、「このレビューは凄い、否定してみろ」とか言う前に
自分が完璧なレビュー書いてよこせよ
俺も泣けなかったな
かぐや姫の悲劇って、現代人なら誰でも経験するような事ばかりなんだけど
なんで泣けるんだ?
746 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 00:01:10.00 ID:VKUX/Rs8
>>745 人生に何の疑問も苦労もないようで羨ましい限り
そりゃ多くの楽しみを犠牲にして東大入った人とちょっと我慢して早稲田入った人じゃ泣ける程度が違うだろう。
>>746 普通はそれを乗り越えて前を向くだろ。
それができない人でないと感動なんかせんと思う。
>>746 そのさ、泣けないとか面白くないとか言う人に対して
「理解できてない」とか「苦労を知らないからだ」とか言うのて意味ないでしょ
何が理解できていないかを理解させてくれた理解してる人は出てこないし
苦労を知らないてのは経験が足りないて意味だろうが
個人それぞれ経験が違うんだから、経験のせいだとか誰にも検証できないだろ
そんな言い捨てじゃマトモな議論、と言うほどじゃないにしろ話にならんよ
もっと誠実に語ろうや
この映画が好きならな
>>745 悲劇ってほどの悲劇には見えなかったな俺は。
ぶらぶらホームステイして夏休み終わったから帰る程度のちょっぴり切ないお別れ。
>>749 言っていることは正論だと思うのだが・・・。
正直無駄というか、一種のいじめに近いかもしれない。
議論や分析に向いた頭の人もいるし、そうでない人もいる。
思うにこの映画は後者のタイプの人により響く映画なんではなかろうか。
(工作員はほとんどいないのを前提として判断すれば)
できる人ができない人に(自分の得意な)土俵に上がって来いと言うのは、ちょっと配慮に欠けるかも。
この映画は面白いか面白くないかで測る次元の映画ではない
感動するか感動しないか
何も感じなかったら残念でしたとしか言いようがない
面白い映画ならハリウッド映画でもどうぞ
>>751 む・・・
フォローは有り難いのだが
しかしその態度は「お前には分らない」と同じじゃなかろうか
確かに感動を説明するのは難しいけれど
感動した人が言語化の努力をしてくれると、感動しなかった俺にも得るものがありそうだ
そこの頑張ってほしい
しかしながら
>思うにこの映画は後者のタイプの人により響く映画なんではなかろうか
この仮説は面白いね
もしその通りで、高畑が狙って作っていたとしたら凄いよね
フォローってわけでもなく、空回りは避けたいという感じで
どこかの研究機関じゃあるまいし感動を理屈で説明するのはかなり難しいぞ
人間はなぜ感動するのかなんてそれこそ生きる意味を聞かれるようなもので答えようがない
経験や資質なんて人それぞれだろ
756 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 00:55:22.11 ID:IGoAKnoE
穢れた人間に何を言っても無駄だよ
この映画はある意味バロメーター
>>753 狙いではない気がするけどね。
狙うならより万人向けにした方がいいわけだし、
高畑自身はどう考えても前者タイプだし。
まあ、自分の同類は好きじゃないから、あえて違う層向けに作ったかも知れんけどw
>>755 いや、日頃から何が面白くて何がそうでなかったかを考える性質の人なら、そう難しいことではない。
そうじゃない人にはとても難しい。それだけのこと。
>>758 この映画を観てそれでも何も感動しなければ「はい、そうですか」としか答えようがない
日頃の物に例えようにも経験も資質も違う別人だから意味がないし例えたところで共感を得られるかも不明
共通してるのはこの映画を観たかどうか
ならこの映画を判断基準にするのが早い
どうしてもこの映画で感動したかった人間が感動したいと縋っているように思えてきた
それなら感動させるのはオレには無理
高畑監督でさえ無理だったんだから
761 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 01:44:30.20 ID:IGoAKnoE
このスレを読み返せば他の人がどこでどう感動したかわかりそうだけど
人がどこに興味を抱いたかとか感動したかとか、
それはすでに現代人の病気なんだと思うよな
みんなと同じじゃないと不安で仕方がなくなるんだろうし、
あの意味は?なんでこうなったの?と知りたくて仕方ない
他人の映画評価が気になって仕方ない
同じだったら安心する
そんなもん自分で考えて判断しいや
人の頭のことなんか知らんがな
人間の究極っていうのは今日の晩飯のことだ
人間とはその程度なのである
そしてそれが大事なのである
高畑勲はそのことを言っている
こけたの?
例えば素晴らしい景色みて感動して涙が出ることがあるが
それを分析して提示しろといわれても不可能だろ
しかし絶景は普通では見られない景色であるから絶景て言われるわけやん
また、親子の別れや人生の後悔なんて基本的には悲しいもので、それで泣く人がいるのは変ではないだろ
このアニメが普通の景色とは違う絶景を見せてくれているアニメであることはアニメや映画の事をある程度知ってる人間ならわかる
そして基本的な情と、普通では見れない景色が絶妙に絡めばとめどもなく涙が流れ落ちる人がいても全くおかしな事ではない
なのにそれを「そんな風に作ったアニメか?泣く人の事がサッパリ理解できない」と切り捨てる人に何をどう説明すれば良いのやら
>>549 の番組で、高畑勲みずからがこんなに雑草描いた映画無いで言うてたな
雑草マニアというか里山についてそこに詳しい人の意見はないかな
桜は当然ソメイヨシノではなかったもんね
ソメイヨシノは江戸時代後半に作られた品種だからあたりまえだけど、
きちんとした山桜であって、桜の少し赤の入った葉っぱも描かれていたね
ソメイヨシノは最初に葉っぱでないからね
雑草は男鹿さん担当で、トトロの頃に散々具体的な植物を描きわけている。
ただレンゲ草が普及したのは江戸時代なので意図的かもしれないが史実とは違う。
>>766 雑草に関しては間違いがかなり多い。
季節的にありえない花もあるし
草原の描写も日本の原野とは違う。
山ブドウもおかしい。
769 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 07:59:38.70 ID:tKnmw077
原野というものがびみょーなところだが、
人が作りだした、というか生活のにおいがするのが里山?
例えば尾瀬というところがあるね
あそこは確かに自然の宝庫ではあるけれど、間違いなく人の手が入っている
どうも高級植物園のような感覚を思ってしまうんだな
きれいだけど、何か嘘も同時に感じるわけ
動物園ではないけどサファリパークのようなね
771 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 08:04:13.56 ID:UG4URpR6
翁の家の前に梅が植えてあるよね
子供たちが登っている木はコブシかな?白い花が咲いていた
もちろん人が植えているわけよね
竹も植えているわけだし、捨丸の家もたぶん漆の木は植えたのだろうし
瓜は農作物、山ブドウは山を歩けば結構どこでも見るけど映画は違うのか
>>770 本来の日本の草原は本当に色とりどりの花が咲いてるんです。
リアルな描写を目指したとしたら色味が少なすぎます。
しかしこれはリアルに描くことより
一枚の絵画として効果的に美しく見せることを眼目にしたためでしょうから
特にどこが間違っているとかいうのは不粋ではあります。
里山のイメージ描写としては大変素晴らしいと思います。
773 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 08:20:26.11 ID:UG4URpR6
作画担当の人は違うだろうがカリオストロの城で
ルパンと次元がパンクした車のタイヤ交換しているときに、
煙草吹かしながらルパンが「のどかだねえ」とか言っていたところも
草原にヨーロッパ的な花が咲き乱れていたからな
ジブリの人は植物が好きなんだろうな
774 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 08:50:19.99 ID:UG4URpR6
宇都宮に住んでいた宮崎さんが若い頃に聞いた話らしいが、
日光には今まで誰も見たことが無い神秘の湖があるんだぜぇという話があり、
切込湖、刈込湖の手前の「蓼ノ湖」のことかな?
宮崎さんの自然造詣は実際に相当歩いていることだろうな
775 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 09:20:45.26 ID:VKUX/Rs8
>>749 あのね、この映画はかぐや姫という人物を借りて
人の一生、生まれてから死ぬまでを描いているの
自分の中で人生観が定まっている人でなければ
この映画を理解することは残念ながら難しいと思うよ
特に毎日を能天気に生きているような人ならね
776 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 09:27:42.49 ID:VKUX/Rs8
あとね、この映画は古典が題材なだけあって表現が抽象的なんだよ
徹底して普遍的な事柄を描くからこそ面白いし、感動するし、泣ける
登場人物の心情や行動それ自体にに心を動かされているというより
その中に自分の想像以上のものを見たときの心の働きこそ素晴らしい
だからこの映画の感想は百人百様、なぜなら人生観は人それぞれだから
観たままのことしか感じられない感受性の低い人には面白くないかもね
その割にはかぐや姫がセリフで語りまくってたな
>>777 長々説明するところだけ一捻り欲しかったな。
あとは不満はない。
あのね
まだ海外で賞受賞してないの?
受賞出来なかったら駄作決定ね
にしても何も芸のないクソつまらないアニメだったなぁ
映画賞の開催期間も分からないレベルならしょうがないな
782 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 15:32:36.16 ID:UG4URpR6
浦賀の沖に黒船がやってきて、徳川300年天下泰平の夢が破られて以来、
日本人はずっと馬鹿だから映画賞がえらいと思っている低次元も現れる
これは仕方がないことである
高畑もこの映画で言っていることだ
783 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 17:23:35.29 ID:6edWneFy
ウルトラセブンみたいな話なんだな
ウルトラセブンの脚本の金城哲夫は沖縄出身なのでその類似性は正しいな。
>>734 予告でそこにフォーカスさせるのは、作品を矮小化させて残念と思った。
私が、罪を捉え違えてるかも知れないけど。
高畑さんが残したい日本の風景や人の営み
年を重ねたからこそ感じる命の愛おしさを詰め込んだ感じ
映像として未来に残したかったんじゃないかなと感じた
何度も見返して味わいたい作品だった
787 :
名無シネマ@上映中:2014/01/06(月) 21:27:51.86 ID:VKUX/Rs8
>>777 黙ったままで終わったほうが余韻はあったかもしれないけど
少しはセリフで語ってあげないと意図を読み取れない低能がクソ映画って騒ぎたてるからね
言いたいこと半分で切ったのが作者の良心
>>787 これだけストレートに何度も何度もセリフで思いを伝えてるのに
しかも小っ恥ずかしいなるくらいど直球の歌詞の歌までなんども流したのに
それでも姫の気持ちがわかんないって観客がいる非情な現実……
セリフに説得力がないんだろ
唐突な説明台詞で投げやり感溢れる作りだったからな。
傑作でも駄作でもなく凡作だと思う
ただパタリロは可愛かった
突然かぐや姫が不細工になったので
実は不細工なのを綺麗といっていたという新解釈か!とときめいたが
(イグアナの娘の逆バージョン)そういう凝り方もしてなかった
誰もが知る原作なので
わざわざ映画にするなら脚色としてある程度期待しちゃうんだが
絵が綺麗で、?なところは原作通りなのでと押し切った感がある
あと夢オチの多用もな。。
793 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 00:25:11.16 ID:dS7UFSrC
>>788 ほんと日本人のレベルの低下はお察しですわ
>>789 次から映画館に行くときは目をつぶって鑑賞するといいですよ。
>>792 古典の楽しみは脚色っていうよりは解釈ね。
現代にも通じるところはあるか。あるならそれはなぜか。っていう部分の楽しみかた。
795 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 01:48:24.38 ID:O5pQJo2L
捨丸実家の親父と兄貴が器を作る時に
両足で木材をおさえてノミ?を打ち込んだ時の
鋭さと音、木の削れ方、凄いね
翁が竹細工を作るシーンもあったけど、
日本人の職人の物作りの丁寧さ、美しさ、
そこもよく見せていたよね
自然美だけじゃないよ
とにかく仕事が美しいんだよ
>>795 その辺の描写は実写をトレースしただけだよ(嘘)
797 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 02:58:31.33 ID:O5pQJo2L
この前なんかのニュースで観たけど、
漆をとる職人自体が激減しているらしいからね
中国産が安いのもあるし、化学製品で塗られるニセ漆器ばっかりで
だんだん消えていく日本の美なんだろうなあ
職人の美しさなんて残せないもんね
にほん昔話の「龍の淵」っていうの観てみて
私だっていい漆器欲しいけど、ちゃんとした物は手が出ない値段だ。
799 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 04:23:36.63 ID:O5pQJo2L
神社や仏閣のような、大量の漆器を扱っていたところさえ
最近は本物は使わなくなっているそうだからね
そりゃなかなか売れないよね
漆器に限らず宮大工など、職人が消えていかないように(飯が食えるように)、
神社仏閣などがそういう職人に仕事を与える仕組みや流れというのも最近は消えつつある
何のために税金が免除されてるのか
まったく嘆かわしいことだけど
後継者問題や過疎化なんかもあるんだろうね
>>794 当時の結婚観を現代で解釈しようとしてる気がする
盗人と駆け落ちとか、原作にとんでも設定付け加えてるから
原作の解釈としては難しいね
予告で使われてた、かぐや姫が猛ダッシュで走りぬけるシーン
あれなんであんなに悲しんだのかがわからない
下品な男どもに嫌気がさしたのか
あるグループの女の子たち自身が、
商品として選挙で順位をつけられることに平素正常でいられると思うかい
精神に多少なりとも異常をきたさない女の子がもしいるのだとしたら、
人間としてその子を信用できるかい
>>802 きっかけになったセリフは「もしかして不細工かもww」て話だったよな
見世物的、所有物的に扱われている事が我慢ならなかったのだろうか
気持ちは分るけどあんなに走ることないよな
まあ、このスレに居座ってる物語を理解しつくした人に聞いてみてくれ
805 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 18:10:31.01 ID:BOcQjkJf
>>803 そんなのと一緒にするなよ。
あるグループだかの場合自分から好きでやってるんだから。
そいつらは自分からわざわざ見世物に成り下がる行為をした低俗な奴らだろ。
月の者から見たら地球なんぞに下りるかぐや姫こそ低俗
ほとんど同じことだよ
オレも猛ダッシュの意味が分からんかった
808 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 19:30:44.04 ID:WEgVP7c5
権威が好きだろねーちゃん くるまはなまえわからんよーな国産でいーのがまたいーあじでとるよな
809 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 19:53:03.86 ID:BOcQjkJf
下品な酔っ払い
自分の快楽しか考えない野蛮なオッサンども
自分のお祝いというのは名ばかりで結局飲んで食って騒ぎたいだけの馬鹿の集まり
人のことを酒の肴程度にしか考えていない
何日も狭いところでじっとさせられてる苦痛
好きなところに帰りたい
でも翁のため
あぁ何もかも無意味だ、辛い
そのうえ馬鹿馬鹿しいを通り越して侮辱までされた
ええ加減にせええええええええぇぇぇぇーーー!!!!!!!!!!!!!!!
って私なら思うし皿割まくって発狂するわ
>>809 それは分るんだけど
あれ程かな?ってなる
「偽物、偽物!!」て箱庭壊しまくる時もそうだけど
姫の感情の振り幅についていけなかったな
>>810 女のヒスって結構あんな感じゃん
姫も人の子として穢れて育ちましたよってことでしょ
映画館で見てから3日経ったけど、
なんだか引きずる映画だな
ボディーブローのように効いてくる
最初に見た時から火垂るの墓並みに重いと思ったよ
>>812 観て一ヶ月以上経つけどまだ効いてるわ…
天人の音楽DLするとまた効いてくる。
この音楽を聞きまくって映画館いくとまた涙でボロボロになる。
>>811 女だけど否定しない
ホルモン的にヒス起こすからね
あと、翁が姫を家に連れて帰った時の反応
姫を奪い取るところとか
もらい乳しようと段取りするところとかの流れがいかにも女で笑った
817 :
名無シネマ@上映中:2014/01/07(火) 23:12:35.44 ID:aHdOFmiZ
すごく嫌いな作品
金持ちのワガママ女が月にかえった話
以上
>>799 富裕層が、使うべき所にお金使わないとね〜
良いものをオーダーして寺社などに納めるとか。
爺婆に愛されて育ちました。
幼馴染も守ってくれました。
美女に成長しました。
すごい金持ちになりました。
爺は金を自分のために使わず姫の成長に費やし自分は姫にお仕えする立場になりました。
婆は姫のいこいの場を作ってくれました。
沢山の男性から求婚されました。
一人は女たらしでしたがほかは姫を手にいれようと頑張りました。
幼馴染の男性も妻子を捨てようとしました。
という感じだったよね。
自分の幸せに気づかない人に見えた。
見世物とかいってるけどお見合いや婚活や合コンだって同じじゃん。
むしろ複数いるから比較とかされてもっと嫌だよ。
あそこまで金かけて姫だけのための盛大な会をしてもらえて
つらかったですとかわからんわ。
しかも爺は甘くて姫はお断りOK。
古今東西姫は政治の道具として顔も見ない相手と政略結婚させられたんだがな。
一般に広まってるバージョンだと、普通に帝と結ばれて、
かぐやは月に帰るのを嫌がって、帝や貴族たちが月の者の
来襲を防ごうとするも、叶わずかぐやは月に帰ってしまいました
ってストレートな話だかんな
822 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 00:20:44.39 ID:eC4kn0jd
姫のため、って、嬉しくないわw
しまった、こんなことのために生まれて来たのではなかった〜!
って疾走でしょ。
1日何歩も歩かないような本当の深窓の令嬢なら、
そんなこと思いもよらないけど、天人だからね。
人によって幸せは様々。
かぐや姫はたった三ヶ月で昔で言う元服の年齢になり
数年で成女となった。
手習いも頭の回転も並外れて早く、文字通り人間離れした異常児なのです。
そりゃ苦悩や悲しみも人の数倍はあったでしょう。
杓子定規に人の幸せを測ることが、どれだけ悲劇的な結果を生むかが
この作品のテーマの一つてもあるというのに。
>>819 医学部に入れるのに物理やるとか岩波に入れるのに東映動画入るとかいう経験がないとわからんかなあ。
ジジイの押しつけた幸せはかぐや姫にとっての幸せではなかったんだな
826 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 02:12:14.27 ID:fqUb/mGY
これもニセモノ!これも!と叫ぶシーンがあるが、
結局のところそのニセモノに囲まれたのが人の生きる道にはあり
自分さえそれに加担していることもよくわかったのだろう
自分がそこそこ知り合いの結婚披露宴に出席するとどうもむず痒くなることない?
言いたくもないお世辞で塗り固められたパーティーでさ
でもそれが人の社会なんじゃないかな
建前がなければ大人にはなれない
ある程度の嘘の世界も大事だよ
しかし、人は子供の心を持っていることも非常に大事なのだよ
草や花や花、故郷のことや初恋の人を思い出すっていうのは
子供の心が感じるものだろう?
これものすごく大事なことだよ
現代人も
827 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 07:40:24.09 ID:ImzI/loI
とりむしけもの〜
828 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 07:51:08.33 ID:IFkkArT3
世の中あまりにも情報が多く、その取捨選択もままならず、しがらみもあり、
がんじがらめのままにメンタル面の平衡感覚を失ってしまう人が多いのだ
そんなときに例えば里山の小川のせせらぎとか、木々の緑とか、
鳥や昆虫、小動物を見かけて子ども時代を思い出すことってあるだろう
おもひでぽろぽろのタエ子は田舎はないが、山形にその感じを受けていた
日本人が持つ原風景や、素朴な人の心をを里山にみたのだろう
>>821 普通に帝と結ばれてないし。
拒否られてかろうじて文通だけはさせてもらってただけだし。
化粧が嫌いとか言いながら、ちやほやされると思ってたんだろうな。
ちょっとみくびられてブチ切れるくらい気位が高かったんだろう。
まさに姫w
>>821 なんだ一般てw
>>826 ならむしろ、宴席での歯に衣着せぬ放言は微笑ましく思わないとw
kyの一言
月でもだめ、俗世も合わず帰る
そんなんじゃどこいっても上手くいかないよあまちゃん
>819
上二つはともかく、他は姫が求めたものじゃないからなぁ。
俺の愛を受け取れ!って勝手に押し付けられたら、
現代でもストーカーにされるでしょw
835 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 09:48:20.07 ID:IFcit6sG
>>819 自分にとってうれしくないものがいっぱいあってもちっとも幸せじゃないんだが
836 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 10:24:43.13 ID:ImzI/loI
>>833 かぐや姫は抽象化された平均的日本人
駄々っ子に見えるのは行動それ自体に意味があるだけでなく
社会において経験するコンフリクトの象徴です
837 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 10:30:20.09 ID:IFkkArT3
高畑勲は結局言っていることはアニメ業界に入った時からずっと同じ
作品も同じ
赤毛のアンだろうがタエコだろうが多摩の狸だろうが山田家だろうがかぐや姫だろうが、
世の中はお前の思った通りにはいかないということ
そっからどうすうるかはお前次第
あとは知らんがな、という突き放し方
蛍の墓もあの状況を生きようとしたのだ
同じことしか言ってない
ほらな、世の中思い通りにはいかんわけよw
いろいろな人間がいてこそだから
でもそんなに悪いことばかりじゃないから困っちゃうんだよな
そんな映画
そうな。
世の中思うようにいかないのなんて当たり前で
そこからどう前を向くかが人生の実なのに
そこで留まってる話されてもね。
そうじゃないよ
この映画の主題は子供を産み育てる事
その素晴らしさを描いている
産んでません拾い子です
あんまり育ててもいません
まあ男親目線だから仕方ないよね
捨丸は捨て子だったんだろう
生まれても必ずしも幸福とは限らない
しかし捨丸は立派に育った
高畑の公平なものの見方が現れてると思う
かぐや姫は捨丸の穢れっぷりに惹かれたと思うんだよね。
まあ中世のキリスト教では
容姿の美しいものは人を惑わせて魂の純潔を穢すなんて言われてたから。
>>844 子にそういう粗末な名前を付けるのにはちゃんと訳があるのよ
>>847 訳があるなら書いてみろよ
屁理屈じゃなければな
豊臣秀吉と淀殿の最初の子、
鶴松の幼名が「捨」
捨て子は育つということわざから
捨て子は育つという言い伝えから
捨てを名前につける。
同様に「丸」というのはうんこするという意味で
これも魔よけと言う説もあります。
>>850 勉強になりました
しかし高畑監督が捨丸と名付ける理由がなにかありそうだけど
丸はおまるの丸だけど、「捨」にはとくに深い意味はないみたいだね。そういえば学校の先生で持丸っていう名字の人がいたな。
名前の感じから直感的に
育ちの悪さや身分の低さを
印象つけたい意図もあったと思いますよ。
丸は麻呂の転訛が定説だろう
855 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 20:36:25.33 ID:ImzI/loI
江戸時代以前は元服のときに実名と通称を得るので現代と同じ考えではいけない。
幼児死亡率が現在と比べ物にならないくらい高かったことも考慮する必要がある。
捨丸は典型的な幼名。
最後に里山でかぐやと捨丸が再会した時、捨丸は妻子持ちだったので
実際には既に元服を済ませ実名を持っていたと思われる。
(捨丸がかぐやのことを「たけのこ」と呼んでいるのと同じ)
856 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 20:47:07.57 ID:wRhtBH5A
結婚したくねえ
帝きもっ
月帰りてえ
↓
やっぱ帰りたくねえ やだやだどうしよう
>>854 語源の由来はそうだね。
名付けの由来としてはおまるの魔除け効果を期待してからというのが一般的だね。
そもそも麻呂の由来は摩羅(マーラ)で、どっちかっていうと大人よりの意味合いだから
丸は麻呂が由来だけど、名前としての意味合いはおまるらしって。
帝きもっの時点でいきなり月帰りてえが出てくんの?
死にてえ
月からの信号来る
あっ、私月から来たんだった…
てな感じじゃない
861 :
名無シネマ@上映中:2014/01/08(水) 21:42:13.09 ID:ImzI/loI
絶許=帰還信号なんだろうな
>>860 アスペはもう来るなよ
わからないもんを掲示板で聞いてどうするの?わからないならわかる映画を見ればいいじゃない
>>854 丸って●ンコーじゃ無かったか
神に取られないようにわざと汚いものですよ!という名前を付ける
かぐやなんて名前を付けなければ迎えが来る事も無かったかもしれない
>>842 このまったく救いのない映画でか?
絶対に違うね。
さっき石狩鍋食べたから鮭で例えると、
大きくなって産卵するときに故郷の川に戻るのは人間が考えるような深い理由なんてなくて本能だからなだけで、
それと似たように、かぐや姫も故郷の月に帰りたいと思うのはイヤなことがあろうとなかろうと自然なことですよと。
だから「かぐや姫はなぜ月へ帰ったか/帰りたくなったのか」というテーマはそんなに重要じゃないんですね。
そっちよりも「かぐや姫はなぜ地上にきたのか/何しにきたのか」というテーマのほうが重要なんですよね。
そしてかぐや姫は地上にきた記憶は消されてしまうけど、地上の人々はこうして物語としてこんなにも長く受け継がれているのなぜだろう。
それは日本人の中に、きれいな月を見てあそこにはきれいなお姫さまがいるのかもしれない。という素朴な感性があるからではなかろうか。
竹は成長するのが早いが、一方で月も三日月,十五夜,十六夜と満ちていくのが分かる。そこに竹取物語の誕生があるのかもしれない。
>>864 救いはあるでしょ
翁と媼は一時であれ可愛い娘を持てたし、
かぐや姫ももう少し上手くやれば捨丸と結婚できたかもしれない
かぐや姫はダメだったけど、捨丸は結婚もしてるし子供も居るんだから
>>866 最後が全て否定されてりゃ救いじゃなくて
真逆、絶望を強調してるだけ。
映画の内容に救いがあろうとなかろうと関係ない
所詮作り話なんだから
この映画を観て救われた人間がいればそれでいい
主人公が死ぬ映画は全部クソとか思ってそうだな
火垂るの墓でつね
なにしても最後は死ぬしかない人生なんてクソだと思ってそうだな
872 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 01:20:13.83 ID:pu18RMxC
>>842 > そうじゃないよ
> この映画の主題は子供を産み育てる事
> その素晴らしさを描いている
子供ってより主題は女の子だと思うんだよね
高畑の考える女性観が反映されてると
女性は全員月から来てる
だから月の周期で毎月月経がやって来る
月に帰れなかった女性は醜く皺くちゃになるしかないって
女の子というより、人は、きちんとその生を味わうために生まれて来た、
ということに感じた。
登場人物がきちんと味わえて無いのに?
みんな反面教師としてこの映画見てるのか。
875 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 02:16:27.29 ID:LfaR0s1n
この映画みて救われる人(笑)
876 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 04:12:38.64 ID:mKRuqi6Y
水車、糸巻き巻き、ぐるぐる廻る
冬で死んだ自然は春になればよみがえる
昔の記憶がよみがえる
命はぐるぐるめぐる
何かに害を与えながら地球の万物は生きていくのだ
しかし必ず個は死ぬのである
死んだ瞬間に喜怒哀楽のすべてが消えるのである
何も無くなるのだ
命を大事にしろ
それができるのは君だけなのだ
>>874 そういう物語だろ
最後にちゃんと言葉で説明してただろ
>>862 860は857への回答だクソ馬鹿野郎w
焼け死ねゴミw
879 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 07:46:46.98 ID:mKRuqi6Y
姫が立ちあがった、ただそれだけであれほど喜んでいた翁も真実だし、
カネこそ万能、姫の幸せとともに己の出世も考え始める翁も真実だ
月の住人からみたらなんと浅ましい連中かと思うだろう
だけど歓びも悲しみも怒りも苦しみも全部ひっくるめて、
それが人が生きるということだからな
永遠の無の世界に耐えられる正常な人はいない
その世界に耐えられるのは、狂人か、死んだ人間だけだ
それは月の住人だ
生きねば。
風立ちぬと同じテーマだからな
生きるっていうのは人間のテーマだから、風立ちぬだけに限ったことじゃないけど、制作が遅れてて同時期になっただけだしね
話に芯がないから、最後の適当なセリフをテーマだと思うしかないのだな
882 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 09:30:26.55 ID:WQcFvhOf
883 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 10:43:30.35 ID:LfaR0s1n
何その意味のわからないツッコミ
>>883 普通に意味わかるぞ。
お前、かなり頭が悪い。
885 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 11:03:56.45 ID:8wyEm5e0
テーマは俺の中では高畑さんは、山田君?(ナウシカと同時上映のやつ)の絵を、
筆タッチで動かしてみたかった、満足した〜だった。
水墨画アニメ
886 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 11:18:36.95 ID:xvoSzA0Z
どのシーンとっても美しい。
この映画を見て初めて日本人に生まれてよかったなと思った。
>>876 この映画を観てそう感じたあなたは救われた人
何も感じなかった人間は嫌みなどではなく少なくともこの映画では救えない人間だっただけ
別に救われたくて映画観てるわけじゃないしな・・・
救われたというのは結果的に
自分も初めからそんなものは期待していなかった
この映画は高畑監督による今を生きる人々への訓戒、贈り物
感謝せずにはいられない
>>890 いやね、俺はこの映画で少しも感動しなかったんだけど
それを「救えない」とか言われると腹が立つ訳よ
なんで救われる人前提なんだ
別に助けてもらわなくても毎日楽しく生きてますけど
映画に合う、合わないてのはあるから
貴方が非常に感動したと言うのは構わない
けど「はぁ」という感想だけで終わった者に「救えない」なんて言い方したら駄目だろ
それじゃ、俺はいまだに「救われるべき状況」にあるのかよ
余計なおせっかいです
私はこの程度に映画に救われるような安っぽい人間ではないので、なんて嫌味も言いたくなる
>>891 それは申し訳ありませんでした
こちらの非を認め謝ります
たまたま私がこの映画で感動しただけでした
この映画で感動しない人も映画に限らず他の何かで感動するわけですしね
>>892 アリガト
分ってくれたら良い
長文で難癖ゴメンね
894 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 15:03:16.86 ID:mKRuqi6Y
ジョジョの奇妙な冒険でジョセフに宇宙に飛ばされたカーズみたいだな
カーズは何もできず、死ぬことさえできず、永遠に宇宙をさまようだけになる
カーズは何万光年も考え続けるのも面倒なので、考えるのはやめたとさ
無の世界って嫌ねぇ
考えるのをやめたくなかったのにやめさせられたんですが
>>872 確かに女性メインのお話だけど、
男にも共通する部分はあるよ
>>895 なぜそうなったか考えてみろ
カーズが何をして何をしようとしたか
因果応報なんだよ
898 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 17:02:10.10 ID:mKRuqi6Y
言われんでもわかっとるがなw
899 :
名無シネマ@上映中:2014/01/09(木) 17:11:01.47 ID:mKRuqi6Y
カーズも子犬を助けたり、道に咲いている花を踏まずに避けたりと
悪人もいいことはするし、いい人間が悪いことをしないわけではないという比喩だな
靴が汚れるからだろ
>>893 しまむらで店員に土下座させた女のように下品な奴だな。
カーズは違う道を選ぶことも出来たはずなのに自らあの道を選んだと言える
人類を超越しただけで所詮は自然の一部に過ぎなかった
何千年生きようが結局は人間
思い上がりが招いた結果だった
>>901 そうやって茶化すのやめて
お互い納得してるんだし
キネマ旬報は上位だったな
この映画より
風立ちぬの方が評価が低いなんて信じられない。
八百長じゃない?
俺は風立ちぬも大好きだが、かぐや姫は日本史に残る作品だな。
>>906 まあ、映画の評価なんて色々だからな
順位を付けること自体無意味
個人的にどっちが好き、としか言えんだろう
本当はね
なお俺は風立ちが好きだった
ちなみに風立ちぬは劇場で2回、かぐや姫は3回見た。
911 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 00:52:29.83 ID:E32Ukdb6
高畑勲の凄さというのは複雑なことを単純明快な作品として作れるということだ
かぐや姫の物語にはあらゆる要素が詰まっている
年代によっても、知識知性によってもどこでもカバーできる守備範囲を持つ
最近の宮崎駿なら言いたいことを言いすぎて複雑になってしまって
焦点がかえってぼけていたであろう
912 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 01:03:23.22 ID:E32Ukdb6
人は考える葦である
人間は弱く、人を裏切りわがままなどうしようもない奴らだ
しかし、人間はそこで終わるような存在なのであろうか?
人は考えるのである
ここが重要である
最近の人間はますます考えなくなってきた
深く考えず、安易に答えを求めてしまう
表面だけで何事も終わりにする傾向がある
How toものが大流行であり、すぐ検索、すぐ人に聞く、などでですぐ解決する奴らの多いこと
まずは自分で考えろ、というのが高畑勲の本当の言いたいことなのである
今日観てきた 手間と金をかけた技術による淡い色調のアニメというのが
見どころだと思ってて、それはそうだったんだけど、観てまず良かったのは脚本だったね
全編通して整合性が高いのと、それがかぐや姫に共感もてるつくりにもなってて、とても愛らしいヒロインしてた
そのあたりを感心しながらいたんだけど、不意打ちのスペクタクルに持ってかれてしまった
さらに月の使いにおったまげた、あんなの近代兵器備えていても勝てるわけないわ
あのくだりって子供心に気味の悪いものだったけど、どういう怖さなのかまで感じさせられたよ
淡泊な絵に退屈したり、逆に小難しい作家性のものなんじゃないかと敬遠してたんだけど劇場で観ておいてよかった
あと帝の顔で笑ったのと
ギターをつま弾くようなBGMはまんが日本昔話ぽかった
笑ったよね。
最初、ないわと思ったけど、童たちも奈良絵みたいな省略の描き方で、
省略と強調の技法が面白いと思った。
くっきりと描いた翁などと、近景て遠景みたいで。
916 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 01:26:03.57 ID:E32Ukdb6
姫の疾走シーンは、
日本昔ばなし「羅生門の鬼」←名作
の劇画タッチな描き方になってたな
いや虹色ほたるの祭りのあとの疾走シーンをw
918 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 05:43:50.97 ID:E32Ukdb6
最後に月がかぐや姫を連れていくときの「天人の音楽」、
をピアノ演奏してようつべにアップしてくれている人がいるが、
あのメロディは全然あの場面に合ってないのに妙に頭に残るよね
熟睡しているところにお構いなしで鳴り響く軽妙な目覚まし時計のような、
まああの話では逆に死の迎えなのだろうから眠らせる音だが・・・
サントリー美術館であれを見てきた。良かった。
天人の音楽で未来世紀ブラジルって思った人はいなかったんかなー?
夢の飛翔から急転直下って展開のあとに流れるサンバのリズム。
天人の音楽
サンバ隊!?笑わせに来たか???
とか、思ってしまったw
あの空気読めない感の異様な怖さが死というものなんだろう
突然来る
あんなふざけた音楽で連れ去って何もなくなっちゃうんだから怖いよ
923 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 10:39:36.39 ID:bNAW2UdV
あの音楽は普通に神々しかったらダメなんだろうな
かぐや姫やじじババ側が悲しんでる所に、あの妙な違和感や滑稽さが別世界というかわかり合えない世界の人たちって感じになってる
924 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 10:42:01.22 ID:bNAW2UdV
絵はあまり綺麗だ!とまでは感じなかったな
ぽんぽこの背景画のほうがよっぽど見入ってしまった
925 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 10:45:31.62 ID:bNAW2UdV
高畑さんは竹取物語より毛虫愛でる姫君を題材にしたほうが良かったんじゃ?と思ったが、あちらだと宮崎さんぽいか
高畑勲と宮崎駿の根本的な精神性は同じ根っこにあると思うので
突きつめていくとどうしても似てしまうのだと思うな
世界をこれまで支配していた思想や宗教というのが
結局は嘘であったというのがほぼ人類の中ではバレてしまった時代に
なってきたので、さあどうするということなんだろう
消費文明はこの有様でもう先はなく、
国はおろか神様に頼る時代も終わっちゃったんだから
もう自分自身のメンタルを強くするしかないんだろう
ぽんぽこの多摩の狸は、我々人間の子供時代の精神そのもののことだろう
正義に敏感で猛々しくてな
悪いことは悪いんだ絶対に許さないと感じたそれが、
大人になると消えてくるわけだ
自分の都合のいい解釈で、気持ちがいいことを優先しだすのが人間だからな
それでいいんですかというのが根本にあるように思う
為す術無い劣性な状況でまさかのパタリロの反撃、一矢報いるかってところは熱かった
石上中納言のところだけど、あんな見せ方してこっちの笑いを誘っておいて
それで姫の真人間な慟哭に当てられてしまうわけだけど
どう見ても一番人でなしなのはあんなつなぎ方した人だと思う
石上中納言のくだりでプッと笑って、直後に大変申し訳ない
気持ちになったわ。
931 :
名無シネマ@上映中:2014/01/10(金) 22:41:14.72 ID:5kkQtvDx
>>929 アレは腰の骨じゃなくて首の骨を折ったんじゃないの?って思った
932 :
名無シネマ@上映中:2014/01/11(土) 01:04:54.36 ID:z2TU5HH+
ジブリ汗まみれでかぐやの打ち上げを放送してたんだが
高畑はスタッフをねぎらい、スタッフは参加できて光栄でしたって言ってたんだわ
で、鈴木氏のスピーチ
かぐや姫は "たぶん" 大ヒットするでしょうカンパーイ!
って半笑いのやけくそな勢いで言ってた
それがひっかかっててなー
この時すら鈴木の中でヒットする確信がなかったんじゃないかと勘ぐった
一般受けしないの解ってたんじゃないかと
途中で眠るくらいつまらなかった
>>929 みんな笑ってたよ
その後の「亡くなった!?」で恥ずかしくて月に帰りたくなるという構造
石上中納言のところは製作者があえて、笑いから残酷さのギャップにしたのだと思う
今までも蜘蛛が死に、キジが捨丸に全体重かけられて踏まれて死に、
人がああいうふうに死ぬ
死というもののリアルさを軽々しく描くことが逆に印象に残る
あっさり死んでしまう
中納言の人生はあそこで全部無くなる
死というのはそういうものであり、かぐや姫の最期の死(自殺だと思うが)への繋ぎだ
誰もが他の命をとりながら生きている人生なのだ
だからこそ大事にしないとね
ご飯を食べる前に何気なく使う「いただきます」には
(あなたの大切な命)いただきますが省略されているのだから
ぽんぽこでは工事現場の作業員が死ぬし、
タヌキが車にひかれて死ぬ
道端でひかれて死んでいる小動物の姿、
病気で死ぬのではなくて生々しい死がすぐそこにはあるのだよ
死がわからない人間は生きるということもわからないものだから
千と千尋の養豚場のブタ
ドナドナで荷馬車が揺られて牛は売られる
ブタや牛の行先は死だ
流通では死は見えないように隠されるけど
でもそこには、ブタや牛を殺すという作業もあるのだ
考え出すと苦しくなるけどな
しかしそれが生きるということだ
人が生きるというのはその上で成り立つのだよ
今までのたくさんの命に感謝し、自分の命を大切にしなければいけないのだ
自分の命は一度だけなのだから
>>935 >ご飯を食べる前に何気なく使う「いただきます」には
>(あなたの大切な命)いただきますが省略されているのだから
映画とは何の関係もないのだけど。
自分は仏教校の出身なので、
「我、今、幸いに、この麗しき食を受く〜〜」っていうロングバージョンのいただきますが言えるのよ。
で、学生時代はいつも言っていたのだけど、親父がこれがすごく気に入らなかったらしく、
横から大きな声で「父に感謝〜母に感謝〜」って被せて妨害してきたのを覚えてる。
939 :
名無シネマ@上映中:2014/01/11(土) 09:12:21.79 ID:84MUhBwM
「いただきます」の挨拶が始まったのは昭和初期。それ以前は使用例はない。
キリスト教の食前の祈りを真似たと言われている。
>>935 まあ好意的に見るとそうなるがw、悪趣味なだけとも言えるな。
サンタを信じてる幼児に「本当はいないんだぜ」というような所業。
空気を読まないのが全体を貫いてるならそれはそれで大きな効果を生むが、
そういうんでもないしわりと中途半端。
中納言は原典ではかまどの上に落ちちゃうんだっけ?
まあ、かなり省略されてはいるけど極端に外れてはいないと思う。
石作皇子のところが原典と全然違うのは意図があっての事なんだろうけど。
オリジナルの村パートを延々やってるので、原典パートは結構省略されてる感じがした。
本日BS日テレ
ジブリの風景
〜高畑勲が描いた“日本”を訪ねて〜
19:00〜20:54
出演
朝倉あき、高畑勲
この前放送したのと同じ?
>>935 人でなしは言い過ぎた ちょっと意地悪な見せ方だと感じたくらいの
語尾にwつけたつもりで言ってみただけです
同じものが石作皇子の時にすでにあったことを忘れてた
あれこそ笑い話でいられる範疇だったのに、あの口説き文句をきっかけに
修羅場の裏でこれまでにない動揺した姿を見せていたから
それが一層強調されていたことになるのかな
芥川龍之介の蜘蛛の糸に象徴されるのだと思うが、
自分さえよければあとはどうでもいいという「裏切り」の思考回路に
どうしても人間という生き物は流れてしまうのだろうな
あれは地獄にいるカンダタに限らず、普通の地上の人間の比喩だろうからね
悪人も善行はするし、善人も気の迷いはある
かぐや姫さえ男の誠実な偽りの言葉に心が動きかけて危うく騙されてしまう
人と言うのはなんと弱い生き物であろうかね
人は誰かを裏切るね
それは自分の心さえ裏切る生き物だな
945 :
名無シネマ@上映中:2014/01/12(日) 04:40:08.07 ID:rCKW9N0R
最近の人間はますます考えなくなってきた
深く考えず、安易に答えを求めてしまう
表面だけで何事も終わりにする傾向がある
How toものが大流行であり、すぐ検索、すぐ人に聞く、
などでですぐ解決する奴らの多いこと
占いやらスピリチュアルとかいうお気楽なものの流行もそれだ
誰もが怖いんだろうな
でもその怖いのが何かは怖すぎて考えたくない
その頭も無い、今まで安易に来ちゃったので頭を鍛えてないからね
自分以外の外側にあるものにすがろうとし答えを求めようとする
これは神、宗教にも、国家にも、政治的な主義、イデオロギーにも言える
すでにそれらの嘘がバレバレな状況になっているのにな
自分の外の何かに頼ろうとする
そこには自分が無い
まずは自分で考えろ、というのが高畑勲の本当の言いたいことなのである
自分の外側に頼るっていうのは例えば恋人やパートナーにも言えるな
そいつの本性がもしとんでもない奴だったらどうするんだ
現時点は私にはこの人しかいないと思っていても、2年後はわからんぞ
あれだけ幸せそうな結婚したのにどうしたの?というのは周囲に山ほどある
死ぬほど信じてたものに裏切られたら立ち直れませんぜ
やっぱり全ては自分だよ
そこからやらないとこれからの時代はかなり厳しいんじゃないかな
その点、石作皇子というのは特徴的な存在だな
えーと、つまり人間はジコチューであると、ドキドキプリキュアを見なさいと?(もう終わるけど)
そういうこと
裏切りこそが人生だ
その世界で生きるのが人間
>>926 >世界をこれまで支配していた思想や宗教というのが
>結局は嘘であったというのがほぼ人類の中ではバレてしまった時代に
日本人が勝手に宗教を否定しているだけであって、
世界には「宗教を信じていないなんて、なんて不審な連中なんだ」という考えの国の方が多いよ。
フェイスブックにもプロフィールの主要項目として信仰欄がある.。
(日本人は、茶化して”宗教は毒”とか書いてる人もいますが…)
入国ビザに”信仰”欄がある国も多いし、無信仰と書くと入管でトラブルになるとはよく聞く話。
まあ、日本の場合は、古くから細々とある「お金を信仰対象にする」ってのがメジャー化しただけで、
無宗教の人は拝金教とでも書くのが正しいんじゃないかと思いますけどね。
>>947 原作から大幅改編されたキャラだから、作り手側のテーマ的なものを背負ってるんだろうね。
別に何を信じてもそれは自由
神でも仏でも何でもそれはもちろん自由
草や木にも神は宿る
とにかくそれは何でもいい
たとえそれが人間の頭の中で考え出されたもの=神だとバレてたとしても
個人的には神とは、人間がこの世に存在するあらゆる矛盾を
一気に解決するために生み出した万能の究極だと思うけどね
神の名前さえ出せばそこに人間の責任は無くなるから
結局神とは人間が考えだしたものなのではないか
実際に神を見たら信じるかもしれんが今のところその経験はない
日本の場合、
高度成長期に流行った「科学信仰」も「拝金主義」も21世紀になって崩れちゃった、
ってのが正直な所でしょうね。
宗教ってのは実際、ある共同体における社会道徳の類よ。
あと、日本人は島国で同じ価値観を持つ人間ばかり集まってるから、
無信仰と言いつつ「暗黙に全員が共有する正義がある」って思ってる。
異なる価値観の人達と戦った経験はほとんどないんで、無信仰と言ってもトラブルにならない。
世界の紛争は宗教戦争も多いが、
結局は神と言う矛盾がそこにはすでにある
神とは人間が作ったものなのだから無理もない
矛盾を解決するための究極存在が神であり、
その神がいろいろなところで矛盾を生みだしてる
結局神と言うのは人間そのものだよ
人間の弱さの表れ
頼れるものは外部にはもう無いのだ
高畑勲と宮崎駿は近代文明社会崩壊をすでにかなり前から予想していた
もう人間は終わったあきらめろ、とさえすでに実質言っているが
それは映画にはできないので、生きろと言い換えているのだよ
そりゃあ、宗教的価値観を否定したら、ディズニーがNO!って言いますわな。
最大市場のアメリカで売れなくなりますから。
今や、エンドロールに載るディズニーさんですし。
ちなみに、魔女の宅急便のウルスラの神に関する台詞は、
英語版では全然違ったものになっている。
タイトルが「キキの宅急便」なのも、宗教的配慮(魔女を前面に出さない)だと言われている。
>>953 まったく同意。
だから本土のバカどもは文化や歴史の違う沖縄さえ理解できない。
>>950 日本人は天皇教とか仏教とか信仰してるくせに無自覚な人間が多いだけだと思う
それで宗教なんて信じていないと思ってるからよけいにタチが悪い
日本文化は遣隋使遣唐使の時代から仏教と混交した儒教/道教思想を大量に受け入れている。
陰陽道、神道、仏教には実は儒教が入っている。位牌や墓は儒教由来。だって本来の仏教では死ぬと魂はすぐ転生してしまう。
江戸時代の公式思想も儒教、教育勅語の作成も儒者、修身の教科書も儒教的。
明治時代までお釈迦様の仏典であるダンマパダはほとんど誰も読まなかった
同じく最古の仏典であるスッパニパータなどは伝来もしてなかった
そういう意味でも日本の仏教活動はかなり歪
インドの仏教徒はヒンズー教徒と同じく遺体は焼いて川に流しちゃうらしいね。
インドの墓なんて見たことない。
ゼロという概念を発見したのはインド人
考えるんなら別にこんな映画見ないでもナンボでも考えられるわけで
>>952 ばれるも何も、認識できないんだから人間には一生どっちか判断つかないw
「判った」と思ってるならそれはただの思い込み。
このスレの流れ見ると落語のちりとてちん思い出す。
石作皇子の言葉の中では単純に不自由なことへの理解に反応してるように見えた
軟禁状態だったわけだから都会と田舎というような比較をしていいものなのかわからないな
裕福さの象徴のような着物に触れたときも、色や素材の多彩なところにストレートに感激してたから
たとえばお椀売りの行商に付いてくような形であれば都についても息苦しさ一辺倒とは異なる印象を持ってたと思う
軟禁てw
真面目で実直な人ほどその手の悪い輩にころっと騙される
世の中に真面目な人が多ければ多いほど、悪人が生きていくには都合がよかったりするわけ
政治家、教育者、宗教家、
素晴らしい人たちももちろん多いが、
本当の悪人がその聖職に混じっていたりするのだから人の世は困るのよ
その悪人のお客さんは真面目で実直で純粋な真っ直ぐな人たちだよ
表面ではさもいい人間を装いながら、
腹の中はとんでもなく汚い人間がこれからの時代ますます増えるだろう
石作皇子のように泣き落とし作戦さえしてくる
人は見かけによらねえよ
危ねえ危ねえ・・・
悪い奴はとんでもねえところにいる
by 椿三十郎
そういうジゴロではあったのでしょうけどwあのときの姫はどういうものを欲してたのかなという話ですから
最後の様子をみると、あの記憶喪失って、単にいっときの思い出が抜け落ちるだけのものじゃなくて
根本的な人間性が失われて、その結果として人間としての記憶が成り立たなくなるんじゃないだろうか
そんなわけでどこに価値を置いていたかというなら、不自由を感じることや
アンモラルだったり愚かしいことも、べつだんそれらを批判したものでは無かったように思えました
かぐや姫が誰かに似てると思ったら、ホルスのヒルダだった。
「東映まんがまつり」ノリの作品テイストだなあと(けなしてるんじゃないよ。褒めてるわけでもないが)
ソビエト版「雪の女王」にも似てるかも。
971 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 00:35:36.99 ID:nfAXAeHb
高畑って才能があるというより自分の演出論を適当な題材で実践してるだけの研究者って感じがする。
明らかに思考が哲学者だしな
若いころ、インテリたちがそうであるようにドフトエフスキーなどのロシア文学や
シェークスピアに傾倒してたのは間違いないだろう
黒澤明しかり
高畑勲の話だと、映画の中に観客を巻き込まず少し引いて見せることで
見る人がいろいろなことを考えたり思ったりし
主人公ではなく観客自身に引き付けてあれこれ動いてしまうような作品を目指していて、
観客が映画を肴にして自分の考えや感情を反芻したり発展させられるなら
映画を貶されても作り手としては平気だと語っている
つまり一貫した哲学だ
そんな映画見るより、図書館でも行って適当な本を手に取った方が、
よっぽど物を考えるにはいいんじゃないかという気がするが
975 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 16:00:27.23 ID:v++zVPvt
映像って共通体験が半端ないから。
いっぺんに大勢で見て、ビジュアルである程度自由度狭まるから。
976 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 17:52:36.79 ID:Hrn1Ai7k
字が読めないのばっかりだったんだからさ
鎌倉武士って言っても文字なんか読めてないよほとんどが
実質は勉強なんかしてない百姓上がりなんだからさ
それでも日本は世界的にはまともだろう
文字が読めないから、宗教画や運慶などの仏像が残るのだろう
誰がみても一目瞭然で地獄も天国も怖いも美しいもわかるのだからさ
字が読めなきゃ絵にしろ
これは世界共通
ドフトエフスキーを読んで理解できる地球人が一体いま何割いるのか
地球人口の5パーセントもいないんじゃないの
文学読めない人にアニメーションはとっかかりにはなる
文字読んでも、トンデモ解釈や自分の読みたいようにしか受け取らなかったりね。
アニメとかは、まだもう少し伝わり易い。
978 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 21:27:05.68 ID:yWpvVpiR
文字による文学は容易に生産が可能かつ半永久的に存続する反面
極めて情報量が制限された「不自然な」媒体
映画(や演劇)は視覚、聴覚に直接働きかける媒体だから
より実生活に近く、観るものの感情に深く入り込むことができる
979 :
名無シネマ@上映中:2014/01/13(月) 21:33:55.85 ID:/t//GWIf
今日見た祭日だからか満員だった子供向け映画としては良いん
じゃない大人にはつまんなかったけど、淡彩の絵は良かった
俺もつまらなかったが
子供向けではないだろ
いまいちピンと来なかったが、つまらなくはなかった
>>973 商業的に失敗を続けてることの言い訳にしか見えない。
どうだ、これが人の世だ
そうだろ
それでも、月の世界よりは多少マシだろう
月って地獄でも天国でもないんでしょ?
人も少なそうだし解脱した人間のみがいるのかね?
なぜこの絵で、この演出で、
この物語なんだろう?
必然性が全く感じられない作品だった。
企画の原点からしておかしい作品。
986 :
名無シネマ@上映中:2014/01/14(火) 14:59:55.43 ID:AO04dC4G
987 :
名無シネマ@上映中:2014/01/14(火) 15:15:10.17 ID:H+sAk2BJ
.
988 :
名無シネマ@上映中:2014/01/14(火) 15:16:05.61 ID:H+sAk2BJ
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>>503 竹取物語は、たぶん作者は貴族階級の娘で、おとぎ話のつもりではなかったろう
貴族のしきたりに逆らうには、天上人の法則に逃げるしかないという、当時の輿入れ女のどうしようもなさと、ここではないどこかに逃げたいという思いだけの話
原作は漢文とされているから女が書いた可能性はほとんどない
劇場で映画観るの20年ぶりだった作品
良かったよ、普通に
画的に特筆すべきシーンも満載でドキドキした
でも大塚さんはホルスの大冒険から何ひとつ進歩してないなとも思った
大塚と高畑を間違えるのは珍しい。
一瞬大塚さんが参加してるのかと思ってしまった
大塚さんモデルっぽい人物いたよね。炭焼きの人だったかな?
997 :
名無シネマ@上映中:2014/01/15(水) 11:15:41.09 ID:gNbDIWMi
竹取物語を知らない海外の人に
受けそうな映画だ
>>991 平安時代は女が家政を引き受けていたので
識字率は女の方が高かった
日本最初の長編小説「源氏物語」の内容が
当時の女官から見た朝廷ゴシップ集になるくらいに
女は漢文なんか習わない。
それはどうかな
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。