それでも夜は明ける 12 Years a Slave 1年目
1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:2013/12/12(木) 20:55:29.55 ID:+mojkvb2
邦題は明けない夜はないから思いついたんだろな
3 :
名無シネマ@上映中:2013/12/12(木) 20:56:32.83 ID:Y+RNyi0Q
題名を直訳したらどうなったんだろう
”奴隷で12年”?
4 :
名無シネマ@上映中:2013/12/12(木) 22:17:01.12 ID:8rQPIh/Q
12年の虜囚とか?
明日、前哨戦とも言えるGG発表だけどどうかな?
5 :
名無シネマ@上映中:2013/12/12(木) 22:42:33.38 ID:YILXj3vU
6 :
名無シネマ@上映中:2013/12/14(土) 09:13:19.27 ID:Q9A085eg
とりあえず、GGは7部門ノミネート。
7 :
名無シネマ@上映中:2013/12/14(土) 15:31:11.38 ID:v59rRnCx
8 :
名無シネマ@上映中:2013/12/15(日) 03:04:24.80 ID:8wXPoyJo
監督スティーブマックイーン!
シェイムが良かったので期待!
9 :
名無シネマ@上映中:2013/12/16(月) 00:16:56.01 ID:86M7+Mko
それでも夜は明ける→42〜世界を変えた男〜→大統領の執事の涙
の順番で続けて観たいな
10 :
名無シネマ@上映中:2014/01/01(水) 16:33:21.86 ID:avCnou/l
イタリアのポスターわろたw
差別とはまったくおもわないがセンスが・・
日本版ポスターもおんなじ感じに仕上がってくると予想
途中でうわーって思うシーンはあるけど
全体的には微妙
でもこう言うのがアカデミー取るんだろうなぁ
ゴールデングローブ賞では作品賞(だけ)獲ったけどアカデミー賞は『ゼロ・グラビティ』が獲ると思う
物語性が足りないな
つっても、実話だからいじりようが無いが
>>15 原作からかなり誇張してる
まぁ映画だからしょうがないけどさ
17 :
名無シネマ@上映中:2014/01/17(金) 22:09:18.80 ID:rH1PzY5A
見たけど、私は世間の評判ほど感動はなかった。
ブラピの救済があっけなくて、えぇこれで終わり?って
ソロモンが奥さんに旅行用カバン買ってあげるシーンで
ジャスパー?がソロモンに話しかけようとしたけど白人に止められたのは
なんか意味あるのかな?
すっげー普通だよね
なんでこんな評価高いんだろ
21 :
名無シネマ@上映中:2014/01/22(水) 04:03:13.68 ID:XdRFOxv+
12年も時間が経過してる様には見えなかった。
子供の頃に見たTVドラマ、ルーツの方が面白かった気がする。
2日くらいしか捕まってないキャプテンフィリップスの方が大変そうだった
救出もドラマチックだったし
アミスタッドを超えるものがあるのかなあ…
そうそう、割と普通だったよね
前評判では拷問ポルノみたいなこと言われてたけど、普通の歴史ドラマみたいな
自分も12年に感じなかった
事件のシーンが多くて、来る日も来る日も同じ作業って感じがなかったからかなぁ??
黒人さんは「泣いた、傑作!」って言ってるみたいだけど、監督が黒人だからかな
途中から出てくる若い黒人女性を演じた女優が大人気だよね
華奢で可愛らしい女性だとは思うけど・・・
25 :
名無シネマ@上映中:2014/01/27(月) 18:14:24.30 ID:FILUEh/z
マイケル・ファスベンダーがもっと残酷でキチガイだったら盛り上がったんだろうけど
実話が元だし現実感あるレベルで押さえていたのかなー
俺は観て面白かったけどな
この映画はそもそも感動させる作品ではない
何を感じるかが重要な要素
現実でも大人になってからの12年なんてあっという間だぜ
28 :
名無シネマ@上映中:2014/02/27(木) 17:55:47.62 ID:sspz2R6D
なんでわざわざ知識もある主人公を手間かけてハメて売ったのかな
もっと簡単に奴隷にしやすい黒人っていたでしょ
地位高い奴を没落させてやるって言うヘイト含めてって事じゃないの
ファスベンダーより主人公の首を吊ろうとするヤツのほうが
いい悪役だったな
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの神父やってた奴だっけか
おめでとお
33 :
名無シネマ@上映中:2014/03/03(月) 13:59:37.18 ID:ncwRGAFE
作品賞おめ
記念真紀子
35 :
名無シネマ@上映中:2014/03/03(月) 14:41:04.64 ID:LWyos5Ny
邦題でネタバレって酷すぎ
絶対主人公は死にません、最後に奴隷開放されますっていってるようなものじゃん
釣られへんで
37 :
名無シネマ@上映中:2014/03/03(月) 14:58:09.59 ID:7PoR3G86
支配ニダー差別ニダー奴隷ニダー
な気がして身構えてしまうのは
隣国の病気に影響され過ぎ?
うむ
そして既に病気に感染してるぞ
あの記者が怒ってたのも
そうゆう事でしょ?
ほら、発病した
いやいや、マジなとこそうなんでは?
やっぱ家族で見れる
道徳的な作品が強いね
家族で裸の女の鞭打ち見るのカヨ
家族で手マン見るのカヨ
去年リンカーン取らなかったからかな
リンカーン取ってたら違う作品だったかも
ともかく上映待ち遠しい
リンカーンは眠かった
こっちには期待
47 :
名無シネマ@上映中:2014/03/04(火) 00:30:16.03 ID:+sB+ELH2
作品賞とった割に寂しいな
まだ公開前だし
邦題にインパクトがなさすぎ
12年奴隷やってるんだが、もう俺は限界かもしれない
ツレが奴隷になりまして
私の奴隷になりなさい
好きなの選べ
原題はtwelveとslaveで韻を踏んでて語呂が良いんだな
クリント・イーストウッドといいスティーヴ・マックィーンといい、
年取って渋い映画を撮るアメリカのアクション俳優すげー!!
そう思ってた時代が僕にも有りました
死んでるからなw
白人のほうは
クリントさんも草葉の陰で喜んでるよね
死んでねーし
と一応ツッコんであげる
いや、なんか会話噛み合ってないぞw
いや、そこはあえて
監督名の勝利よ〜
実話だそうだから、そうなるとやはり欲しくなるのは原作の邦訳だよね
アカデミーとった作品だし、とうぜん出版予定があると思うんだが・・・
>>54 そこはソロモンさんだろ
喜んでるはどうかは分からんが
オスカー獲った脚本家がスピーチでマックイーン監督への感謝を述べず監督のほうも喜ぶ顔しなかったのは
単独で書いた脚本に監督が自分のクレジットを入れるよう要求したのを脚本家が拒んで揉めて
スタジオやブラピが間入ったけど二人は冷戦状態になって監督が脚本家を仲間から外してたからなんだと
黒人もチョンも変わらんな
慰安婦のメタファーだからこれ
めたふぁーwwww
カンバッチファン、ブラピファン、ダノファンとか来て混みそうだな
観てきた
以上
故スティーヴ・マックィーンファンが来て混むかな?
見てきた。
なんか安っぽい話になってた。
せっかくの実話なのにもったいないなあ。
どうしてもルーツと比べてしまう
よって更にコテコテにする必要があった、なーんて。
71 :
名無シネマ@上映中:2014/03/07(金) 20:40:14.91 ID:pXPovkhN
観たけど。グラビティの方がいいって人多い気がする
>>24でも書いてるが、12年の重みが感じられなかった。2,3年て感じに見えた
題材はいいんだけど
>>68 彼が元々住んでる北部の地域でさえ奴隷というほどではない?けど明らかな召使い的な黒人もいる、
それをフリーニグロである彼との差を見せるためにではないかと思ったんだけど。
主演がウィル・スミスやクリス・タッカー、エディ・マーフィーじゃなくてよかった
ウェズリー・スナイプスじゃなくて別の意味でよかった
>>72 おれは、白人同士結託しているところがあって
ぼったくりの店であることを伝えようとした召使いを
とがめたんじゃないかと思ってた。
みんな結構辛いのねw
未知の体験を体感できるのは映画の良いところの一つじゃないかなと思うんだけど。
最近では、ゼロ・グラビティで宇宙空間を体感し、
ウルフ・オブで超絶金持ちを体感し、
それでも夜は明けるでは地獄を体感できたw。
しんどいけど面白かったよー。
76 :
名無シネマ@上映中:2014/03/07(金) 23:00:37.33 ID:nwoaSTLo
プロデューサーおいしい所持って過ぎ
>>76 いったいどういう状況だったのか説明してから
ののしってくれw
例のシーンで軽く自分の首絞めながら観てきた
ファスベンダーさすがだったわ
ポールダノもウザかった
ただ「マンディンゴ」の方が酷さは上だったかな
81 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 01:10:22.46 ID:x4QDnMq2
>>50 悪くない
無職ならもったいない、がんばれ
爪先立ちの首吊りシーンが観ていて一番辛かった
奴隷生活の中でソロモンが受けた一番のダメージは、
パッツィーの鞭打ちを命じられてそれを行ったことだろうな・・
生きて帰るためにはどんなことだってする覚悟だったであろうソロモンも、
これには心折れそうになったと思う
でも何よりも辛かったのは愛する家族と突然引き離されたことだよね
しかも12年・・・
この映画、身近にそういう存在(家族)がいるかどうかで受ける印象変わると思う
キャストの演技は申し分なし、満足
ブラピに関しては元々、この映画にはフィットしないなと個人的には思っていたから、
役柄関係なしに出演時間短くてよかった
ひとつ不満を言うなら、映画の原題は変えてほしかった
最後にテロップで12年経過を出した方が、
2、3年にしか見えない奴隷生活の描写も活きたかもしれない
安全な生活をしている俺が映画を観ていてつい感じてしまったことは、
なぜそいつを殺してしまわないんだ!
と若干の苛立ちとともに感じてしまいました。
武器になるようなものを手にしてる時もあったし、
白人が丸腰の時もあったりと
殺れるチャンスは黒人側に結構あるように見えたけど
当時の黒人たちはどういう心理状況だったんだろうかと素朴に疑問に思いました。
奴隷初期の頃に叩き込まれる洗脳的なことが効いてしまっているのか、
あの状況でもなお、やっぱり人間は自分の命が惜しいということなのか。。
歴史的には、黒人奴隷が白人を殺した事例ってどんなもんなんだろ。
少ないものなのかなぁ。
そういうのは物語にならないってだけであって、
やっぱりそりゃ隙があれば殺してますよってことだろうか。
俺的にはそうであってほしいなと思わずにはいられない。
84 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 12:10:26.42 ID:zJ+eisQn
85 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 12:11:02.44 ID:zJ+eisQn
86 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 12:11:57.96 ID:zJ+eisQn
原始人
87 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 12:12:33.18 ID:zJ+eisQn
海軍空軍解散、陸軍も戦車歩兵戦闘車ヘリ廃止
88 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 12:14:10.50 ID:zJ+eisQn
ナイジェリアの場合は陸軍海軍解散、空軍も爆撃機のみ残して解散かな?
ID: zJ+eisQn
は、酔っ払ってるの?
後確認したいんだが、
突然出てきた黒人の幼女はパッツィーの子供ってことでOKだよね?
映画観てるときは、パッツィーに代わるオモチャとして買ってきたのかな
ぐらいに思ってしまってたんだが。
首吊りの木は実際に首吊りが行われてた木らしいよ
92 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 14:02:02.95 ID:zJ+eisQn
>>89 翔鶴、瑞鶴、鬼怒、阿武隈はF−2やF−16を撃墜する
これから観るお(^o^)/
>>18 あの黒人も実は行って帰ってきた人で、
警告するためにソロモンに近づいたのかもと思った
>>90 可能性としてはあるよね
それならそうで、セリフじゃないにしてもそれと思わせる描写がほしかったな
>>91 それは辛過ぎる。演者にも辛い経験になったな・・・
PLAN BはWWZの失敗をこれで取り戻せたか
シネコンなのに4人しかいなかった・・賞とってもこんなもんか・・
いい映画だった必見だろ
邦題にケチ付けてもしょうがないとゼロ・グラビティの時に思っていたのだがw、
「それでも夜が明ける」ってあのラストを夜が明けたと捉えていいものかどうかは
ちょっと悩ましいな。
ソロモンさんが生きて帰ってきて記録を記したことで、
南北戦争やその後の展開につながっていったんだと考えれば、
あれからさらにさらに苦難に苦難の末に黒人にとっての夜が明けたんだと
壮大にとらえれば良いタイトルかもしれないけどな。
>>97 かなり史実に忠実に作られてはいるらしいんだけれど
「どこかで観た」感じが始終つきまとう映画だった。
実話にしてはバックグラウンドの説明が
「もうみんな知ってるからいいよね?」
というくらいにテキトウで
おれはずいぶん凡庸な映画だと思った。
まあ、好みの問題でもあるんで、怒らないでくれ。
観てきたお
過剰な演出とか下手なお涙頂戴とか一切なくて
終始淡々と進んでいったなー
↑で触れている人いるけど、
オレも12年経ったようには感じられなかった
四季の移ろいとか、残された家族の描写が一切なかったのが原因かも
プロデューサーが美味しいところを掻っ攫っていったのと、
カンバーバッチ、ポール・ダノ、ファスベンの演技が素晴らしかった
町山がラジオで言ってたけど、ファスベンダーは鞭うちのシーンの後に、
ショックで倒れちゃったんだってよ。
私は、ファスベンダーの奥さんを演じた女優さんが怖かった。
ルピタちゃんはかわいかったけど、あのドS夫婦の演技を見ると、賞をもらうほどかと思った。
それにしても、アレキサンダーとスティーブを勘違いしてて、
ファッションデザイナーなのに、奴隷映画取るって、どんだけ多彩なのって思ったYO
わりと作りがフランス映画っぽいよね
105 :
名無シネマ@上映中:2014/03/08(土) 23:54:12.41 ID:CSI43tdd
ルーツのクンタキンテが子供の頃から好きなんですがこれって見に行って大丈夫?
トレーラーにある木に吊るされるシーンも既視感があるんだけど
>>103 助演はジェニローで決まりかと思ったけど、
あっちもあっちで出番あんまりなかったんだよな
印象は強烈だったけど
パーカーさん値切に厳しい人なのにいい人すぎるだろ
パーカーさんて、カバン買った店の人=公園で拉致犯に紹介した人?
•ルーツとかと比べて新しい試みをしているのか期待してしまったが、奴隷制度は糞だという感想に尽きた。今の時代ならではの奴隷制度に対する切り口、発見、気づきができなかった。
•アート系の監督らしい演出はあったが、テーマがテーマなのでなんか小賢しいというか、要らない感もあった。
•脱出が意外とあっけない。残された人達への救いがない。ルーツみたいな人間の広がり、強さのようなものはあまりなかった。
•全体的にはいい映画だと思うが、自分の中で重要か?画期的か?というとそうでもなかった。
アフリカから拉致られてくる黒人奴隷の映画じゃないからそもそもテーマが違うだろ。
ロールジョーダンロール歌うソロモン切なかったな
てゆうか、声良すぎ。
上映中周りが五月蠅くて、映画に集中できなかった。
ポップコーンがさがさサクサクとか、氷がらがら、カバンのファスナー開け閉め・・・
もう・・・・。
見終わってから思うとパーカーさんの店で主人公に声掛けようとして出来なかった黒人も
元自由黒人で主人公に助けを請おうとしたのかもしれない。そう思うとあの店内ものシーンすげえ大事に見えてくるw
>>108 そうそうパーカーさんは店の人。拉致野郎に紹介したのは違う人だったと思う。
ソロモン役のイジョホーが後半に向けて痩せ細るとか、本編の中で多少の外見の変化があったら
少しは12年の歳月を感じることが出来たかも
綿花畑が害虫の伝染病でダメになって他の農場で働いたのも1シーズンぐらいでしょ?
本来3時間くらいかけてじっくりと描いてもいいぐらいの人生だけど
それでは客は見るに耐えないとお偉いさんに言われて、だいぶ割愛して描いたんだろうか?
残された家族の描写が一切なかったのは
孫が出来るぐらいの月日が経過してたんだと、最後の最後で観客に実感させる為っぽい気もした
あそこに感動の見せ場を持ってきたかったんだろうと思う
ソロモン達が港に着いた時、1人だけ元の雇い主が迎えにきて難を免れた奴がいたけど
最後にパッツィを置き去りにして解放されたソロモンもまた、彼女を同じ目に遭わせてしまってるよなぁ
パッツィの視点から言ったら、希望の夜明けはいつか来るというよりも
生きてる限り夜は明けてまたツライ1日がまたやってくると受け取れる
そんな深い意味で付けた邦題とも思えんけどねw
>>103 マジレスすると、アレキサンダー・マックィーンは若くして亡くなってるよ
ブランド名が他のデザイナーによって引き継がれてるだけ
ソロモンが連れて行かれた時に、奥さん達も騙されて売られたのかと思ったよ。
>>77 許してやれw ブラピこの映画を実現する為にすごく頑張ったんだから。
美味しいところをもってくぐらいは。
WWZで興行的に成功し、製作者としてはこの作品でオスカーを
手にして絶好調だよね。
差別的発言かもしれないけど、同じ黒人て言っても黒人度の濃い薄いってあるよね。
ウーピー・ゴールドバーグやテニスのビーナス・ウィリアムスに対して、ハル・ベリーとか、ね。
まだ映画の序盤で、夏の夜の夢的に隣に寝てる女から一方的にされちゃう場面があるでしょ。
ま、そのあと女は泣くんだけども。あの女が、いわばハル・ベリー的な整った黒人なんだよね。
そこがなんかイマイチなんだよな。あの時代にそんな顔の奴隷はいないだろって思っちゃう。
(もちろん主人公も、あれはあれで十分薄口だけれども。)
吊られてつま先立ちでの長回しとか、他に印象的なシーンがあっただけに気になった。
自分が観た時も、斜め前の女がスマホを2回も点けるし、
右側のじいさんはバイブ音がしょっちゅう聞こえてきた。
極めつけは通路はさんで左の熟年オヤジが、ほとんど無音のシーンで、
「 ・・・ あと1時間 ・・・ 」とかはっきりつぶやきやがった!(残り上映時間)
土曜の夜はやっぱ行くもんじゃないな。
金曜の昼過ぎに観てきたのだが、通路挟んだ老夫婦がビニールかサランラップを
くしゃくしゃに畳んで、それが開く音や、飴をくちゃくちゃ舐める音が聞こえ、
真後に座ってる老夫婦の妻の方が、旦那に「仕返しされちゃう」とか事ある度に感想を行ったり、
旦那の方は、とっくみあいのシーンで大声で笑ったりとか、腹がたって仕方なかったわ。
映画は本当に良かった。もう一度落ち着いて観たい。
119 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 11:13:46.21 ID:zprV9y9h
見てもないのにアカデミーの投票するってのもな
ハッシュパピーが出てたなんて全く気がつかなかった
黒人が奴隷制の「誇張された」悲劇を描けば、今のアカデミー賞など簡単に手に入れられる
ものだろう(大統領が黒人というのもこれまた・・・)
個人的に年々その権威に疑問符を感じるアカデミー賞ではあるが、やはり映画界の最高権威であることに
変わりはない。
その最大の栄誉である作品賞にこの程度の作品が選出されるのは、余りに悲劇的だ。
黒人の身に起きたことは確かに悲劇だったろう。それと作品の質とは全く別である。
黒人監督の手になるこの作品は、所々に如何にも誇張されたシーンが、間延びした締りのない演出でだらだらと続き
正直、相当退屈な凡百な「黒人もの」でしかない。
原爆2世で杖を突いて歩いていた詐欺師に、過大な評価を与えていたのは確かにリベラル派のマスコミであったが、演出家が黒人
であることは、やはり同じ程度のバイアスをリベラルが多いエンタメ界に与えてはいるだろう。
黒人の夜が明けて、映画が死ぬような真似はやめてもらいたい。
122 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 16:46:02.27 ID:o/TxUXZT
>>74あれは同じ黒人な
のに何で裕福なんだ?あの人はどういう人なのか知りたかったんだろ。で、あの白人は黒人は奴隷としてしか見てないからあんか目でソロモン見てた。それに、ラストのソロモン引き取りに来たのはあのじいさんだれろが。何で分かんないの?中学生の俺でも理解できたんだけw
124 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 16:53:23.16 ID:y2vEk76h
まった ホ モ マ サ ホモマサ
125 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 17:05:05.29 ID:o/TxUXZT
>>123 高卒涙目w相当偏差値低い学校出なんですねw
厨房は2ちゃんなんかで遊んでないで
お勉強してなさいね
127 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 17:14:22.76 ID:o/TxUXZT
>>126 中坊が2ちゃんねるやるより大の大人が2ちゃんねるやる方がきもいんだが…
128 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 17:16:53.43 ID:y2vEk76h
いわいなんて「おれ高卒 、高卒、高卒、高卒、高卒、高卒・・・・・・」ってなんかいきたやまけんじにいわされたか
129 :
名無シネマ@上映中:2014/03/09(日) 21:00:26.38 ID:oghUhNOF
見てきたけど個人的には素晴らしかった
ただ終始流れる自己中心主義に対する批判的な視点は、少し押し付けがましかった気がする
今日見てきたけど、この監督の作品初めて見たけど良いね
騙されて奴隷として売られる前なんて最小限しか描かないのは
観客を日常世界から一気に作品の中に引きずりこんでプラットと同じ体験をさせるため
奴隷制度を悪として描くために登場人物全てに弱さをもたせ、全員を奴隷制度の被害者として描いた
見事だと思った
個々の虐待シーンや苦悩はひしひしと感じたが、長年の苦難としては薄い感じがする。
自分に理解力がかけているのだろうけど、季節の移り変わりをあんまり感じなかったし、
月日の経過が良くわからない。どの農場で何年過ごしたのかがわからない。
登場人物があまりふけていないし、ワシントンに戻ったら子供たちだけが成長したみたいだ。
「大統領の執事の〜」の年のとらせ方を見ているからか、2,3年しか経過していないように感じた。
少女のようなルピタニョンゴの演技は良かったけれど
彼女自身はエリート一家の出なんだよね
そういった意味では、彼女があの時代に生まれてても
何不自由なく暮らしてるリッチな自由黒人の方だっただろうな
冒頭、ソロモンたち奴隷がサトウキビの刈り取りを指導されるシーンから始まって
後半にもそのシーンが出て来るけど、
当時の奴隷黒人は無学で学ぶ事など出来ないと白人たちは思い込んでたことから
1つ簡単作業を覚えさせ、それを繰り返し行うことで収益を得る形を選択したかららしく
冒頭にこの描写を持ってくることでそれを示唆していたらしい
>>130 だから何??チラシの裏に書けやチンカスw
ブラピのいいとこどりクサイ演技になんか白けてしまった
あいつだけ完全に浮いてる
この映画の感想ツイッター見てると、
なんか奴隷の監視役についてる貧乏白人層のレッドネック共が凶悪で〜
アイリッシュ連中が〜フンダララ〜
…みたいな論調見かけるけど、
そういう輩はアイルランドと英國の陰惨な歴史をぐぐるといいよ
136 :
名無シネマ@上映中:2014/03/10(月) 07:44:48.08 ID:NkPIjfMd
>>134 同感 あれで白けるんだよな
ファスビンダーと役交換してみろってんだよ
むしろエップス役をプロデューサーであるブラピが自ら演じてたら
なんかエキセントリックで目立つ役やってズルくね?とかおまいら言いそうだなw
最初の時点でも「奴隷映画は当たらない」と言う理由から映画会社に製作援助断られてるから
スターが監督や製作するだけじゃなく、多少でも出演してた方が製作資金を集めやすいって事を
言われたのかもしれないぞ
それにバス以外の役を、ブラピが演じ切れるとも思えんしな
消去法で、結果的に出演シーンも少ないがそれなりに印象の残るバスを演じることに収まったんじゃ?
パッツィが一番きついよな。
奴隷から主人の気を引いて正妻にまで上り詰めた女性に希望を与えられてるから。
娘ができるまでは良かったんだろうけど、娘ができてからは主人の愛情は自分の娘に行ってしまうし。
でもこの映画、奴隷でいて幸せそうな人も結構描かれてるよな。
船で主人から救われる黒人。正妻にまでなった黒人女性。
多分自分が奴隷ということに疑問をいだいてないまま死んだおじいさんとか。
この映画ブラピが一番おいしい役じゃん、プロデューサーがカッコいい人役はあざといw
それに南部批判する映画で南部出身の自分はちゃっかりカナダ人?そこは奴隷批判する地元民として描いた方が奴隷達の心情も100倍救われてた
まあゾンビ映画は評判悪いのでプラマイゼロだな(笑)
>>139 >奴隷批判する地元民
いや、これはこれで後出しじゃんけんっぽくなって寒いと思うぞ
地元民で奴隷制度に批判的なのはカンバーバッチが既にいるわけだし
カナダ人だからより鮮明に異常さが見えるというのは
ジャンゴのシュルツのドイツ人設定なんかと一緒で無理がなくてよかったかと
ただちょっと美味しい役すぎるよねw
C・イジョホーをはじめ、ベネディクト、ファスベンダーなど
主要キャストはアメリカ人でないっていうのも偶然なんだろうけど、皮肉だよなあ
監督からしてイギリス人・・・
っていうか多分偶然じゃない
カンバーバッチ、ファスベンダー、イジョホー
みんなイギリス在住だ
>>144 だからこそアンタッチャブルな題材を扱えたってことなんじゃない?
そう考えるとフライシャーはよく「マンディンゴ」撮れたなと思うわ
ファスベンダーはもうファミリーだから仕方ないんじゃない?
次回作も主要(ヒール、ベビーフェイス関係なく)な役で出るでしょ。
>>83 ジャンゴでキャンディが君みたいな事言ってたね。
「あの奴隷は何十年も親父の髭をそるために剃刀を当ててたんだから、
殺そうと思えばできただろうにしなかった」みたいな事。
でも、それで主人を殺した所で奴隷制度自体はびくともしないだろうし、
その後自分が殺されて終わりだろうし。
精度としての奴隷制が終わらない限り、絶望しかなかったんかないかな。
10位に『それでも夜は明ける』(ギャガ)が初登場。
全国43スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員3万2431人、興収4054万7800円をあげた。
テーマを考えるとまあまあかねえ>10位
アカデミー作品賞作品と考えるとちょっと寂しい
まあ日曜に俺が見に行ったところはガラガラだったが…
43スクリーンだとすごいほうじゃないかな
42や大統領の執事の涙が良かったからこれも観たいんだけど…残酷なシーンが怖くて観れない
残酷は残酷だけど、生爪剥ぐとか、目をつぶすとか、焼きゴテ押し付けるとかはないから大丈夫。
意外にも踊りあり、お菓子あり、ブルーベリーあり、ティータイムあり、てんこ盛り。
映画史上最も楽しくないダンスシーンだと思う
154 :
名無シネマ@上映中:2014/03/11(火) 08:59:11.50 ID:UwTDzKZf
インディアンとのダンスバトルもあるんだぜ
聖書の朗読のシーンがフォード二回、エップス一回出てくるけど、
フォードの時は二回ともノイズ(ダノの歌と奴隷の黒人女性の泣き叫ぶ声)で
掻き消されたのが観ていて凄く気になった
フォードは偽善者ということの表現なんだろうか
でもフォードのスタンスが自分には一番近いんだろうなと思った
やっぱ自分がかわいいよな
連レス失礼
と、思ったけど、偽善じゃなくて、
フォードの信念の弱さとか葛藤とかが邪魔して神には声が届かない、
ってことの表れかな
つかカンバーバッチは主人公助けた時になんでライフル持ちだしてあそこまで怯えてるの?
ポール・ダノがそんなに怖いのかよ。
鞭打ちの場面でファスベンダーが半勃起状態だったのが気になって気になって
>>158 半勃起も演技だったんじゃない?
>>157 自分も、「クビにすりゃー、いいじゃん」って思った。
ポール・ダノって結構な地位の人なの?
つるされた時に「フォード呼んでくる」って言った白人は、
なんで綱切ってくれなかったの?
ポール・ダノってただの現場監督でしょ?
160 :
名無シネマ@上映中:2014/03/11(火) 20:27:28.88 ID:WEFSXdU1
>>158 ファスベンダーはハリウッド一の巨根って言われてるから、もしかしたら平常時かもよ
ブラピがプロデューサー権限でおいしいとこどりしたって認識の人が多いけど
そうじゃなくて、奴隷制度のシステムから外れている彼だからこその絶対正義なんだよね
>>152 自分もそう思った。
「リンチシーンの撮影に力を入れて」云々って公式HPに書いてあったからgkbrしたけど、
背中の鞭うちシーンくらいだよね。
あれもなんか特殊シートを背中に張ったんだろうなと思ってみてたよ。
韓流映画の方がよっぽど残酷シーン多いよね。
>>162 だったら「マンディンゴ」をお薦めする
人でなし度では奴隷映画最高峰
ヤフーの感想をちょっと読んだら、
「タイトルに反して希望が持てなかった」とか
「これは黒人監督が撮るべき」とか
青ざめるようなことが書いてあった…
>>159 >>157 パンフによると
「フォードとティビッツはソロモンの所有権を共有している状態」とあった
このへんが自分もよくわからん
念のため、ティビッツ(ダノ)とエップス(ファスベンダー)を混同はしていないよ
パンフが誤植だったら知らんけどw
>これは黒人監督が撮るべき
スティーヴ・マックィーンって名前があかんのやw
この映画が言いたいことは、
出る杭は打たれる
ってことでいい?
168 :
名無シネマ@上映中:2014/03/12(水) 06:55:07.19 ID:5q9vevUx
酒は飲んでも飲まれるな
手マン上手は床上手
鞭打ちは勃起する
親はなくとも子は育つ
>164 >166
もうあのスティーブ・マックイーンとっくに死んでるのになw
正直この監督作としてもアカデミー賞作品としても薄かった気がする
賞狙いでレーティング気にしたんだろうなぁと最初の主人公の棒叩きの角度で思ってしまった
しかし実話の部分だが、なんで奴隷商人はわざわざこの主人公を旅費まで出して接待までして
罠にハメたんだろうか?
学があると価値が高くなる?とは思ったけど、学ある奴隷は厄介な部分もあるだろうし、そこがよくわからなかった
>>170 以前町山がラジオで解説してたけど、この当時既に奴隷貿易自体は禁止になっており、新たに入ってくる奴隷
がいなくなったため、奴隷の値段が高騰したとか。
そのため手間かけて自由黒人を拉致ってきたとか。
ちなみに「アメージンググレース」という映画で、イギリスが1907年に奴隷貿易を禁止する話が描かれているけど、
奴隷貿易のwikiによるとイギリスはアフリカ西海岸に海軍を派遣して他国の奴隷貿易も取り締まったらしい。
ただそれまでイギリスは奴隷貿易については一番力を入れてたので褒める気にはまったくならない。
この映画には監督はじめイギリス国籍の人が多いのはある意味感慨深い。
ソロモンが誘拐の対処者にされてしまったのは、
ソロモン自身の能力に目をつけたというよりは
当時奥さんが子供連れで出稼ぎに出ていて
単身で呼び出しやすかったからじゃないの?
対象者○
対処者×
>>170 ほー、なるほど
だとすると、そこらへんを知りながら買ってたフォードのグレー色が一気に黒寄りになるなぁ
>>175 自己レスしているよw
そのラジオで町山はフォードを奴隷反対のいい人と説明していたけど、
カンバーバッチは「フォードは基本的に奴隷支持者」として演じていたらしいよ
奴隷いなけりゃプランテーションはやってけないからな
フォードの説教シーンで、大工の歌や女奴隷の泣き声を被せた演出はさすがだと思う。
どうしても偽善的な振る舞いに思えちゃうからね。
奴隷の値段が高騰して手間かけて攫うにしても
妻子ある金持ちを攫ったら騒ぎになる率が高そうだがなあ
実際告発されたら早速パーカーさんが動いたわけだし
しかもあいつらサーカス?の巡業中だったわけでしょ
好評だった音楽家いなくなったら次の日から興行困るんじゃないの
そのへんは原作には書いてあるのかなあ?
翻訳が無いんで手が出ないが…
>>176>>177 町山の解説って結構適当だからあんまり真に受けない方がいいよ
>>180 町山の解説、
時代背景に関してはけっこうためになったけど、
人物解釈はえ?wの連続だったわ
エップスはパッツィに本気で恋していたとか言うし
>>165を踏まえて今日見てきた。
ダノの役が共有でなんらかの権利を少しはもってるとしたら、
あの首つりは所有者(の一人)が自分の財産を処分してるって事だから
より大きな権利者(バッチ)にしかやめさせる権限がないのかと。
銃をもってつきっきりでいたのは、自分が目を離せばまた必ずやると
思っていたからでは。
その割には無断でよそに売ってたけど、あれはいいのかな?w
もう一度見ようというものじゃないな
184 :
名無シネマ@上映中:2014/03/12(水) 22:06:49.09 ID:MbE4Ljny
>>181 本気で恋してただろw何で読み取れないんだw
何かストーカーが逆ぎれした様な感じかね。
ただ立場が主人と奴隷の関係だったんで凄惨になってしまった。
黒人女しか愛せない白人が残酷悲劇を生んだのがマンディンゴ
肌の色が黒いってだけで家畜以下に扱っても良心が痛まないほど蔑んでいるのに
レイプすることは出来るっていう神経がイマイチよく解らない
エップスの場合はパッツィに明らかに惹かれてた(というか執着してた)けどね
それ以外の他の多くの奴隷主と奴隷女の場合の話
肌の黒い女にも、性欲だけはいっちょまえに湧くってことか、それともただ屈辱を与えたいだけか?
生まれた子供も奴隷として売っ払うことも平気で出来るんだもんな
>>162 敢えて「ドヤっ」って描かないようにしたんじゃないの?
ラストの再会は少し泣かせにかかっていたけど、それ以外は至って静かに
過剰に盛り上げる様な演出はしない様に務めてたと思う
長い時間ソロモンが吊るし首に遭ってる横で子供達がキャッキャ騒いでたり
拷問が日常の風景にの中に当たり前に溶け込んでるってことを静かに描写してたなと思うよ
>>187 > 生まれた子供も奴隷として売っ払うことも平気で出来るんだもんな
そういえば最初に捕まった時に一緒だった子連れの女奴隷。
主人が死んだ時、その娘が自分達を売り払ったと言ってたけど、よく自分の義理の妹を売り飛ばせるもんだ、
なんて事も言っていてゾッとした。
>>184 あれはペットに対する偏愛的なもので
人に対するようなまともな恋愛じゃないよ
まともな恋愛なら鞭打ちながら勃起なんかしないよ
SM趣味の変態でもないし
>>187 アメリカの牧畜業に携わる人の3人に1人だか5人に1人だかは獣姦の経験があるらしいから
よくあることだったんじゃないの
理解はできないが
>>190 だよね
一方的な歪んだ支配欲で、何の未来もない
パッツィはアルフレ・ウッダードが演じていた婦人のようには絶対なれない
人でなしだって恋はするぞ
おまえら了見が狭いな
>>182 殺されたら売れなくなって借金が増えるから必死に守ったんだろ
いやーなかなか面白かったわ。
内容はありがちなんだろうけど、なが回しや焦点の移行やセリフや歌の使い方など、印象的なシーンがいくつもあった。
敢えて説明を省いて技法で観客に理解させようとすることで、説得力が出た気がする。
時間の経過は確かに分かりづらかったかな。
しかし中盤で同列の真ん中辺りの女性がトイレに立ち、それは生理現象だからしょうがないんだけど、
移動中も前のスクリーン観ながら普通にゆっくり歩くんだよね。勿論足元も見ないで。
観たいのは解るけど、移動することで他人に迷惑かけてるって意識ないのかな?
戻ってきた時もよけてんのに何回もつまづくし、画面に集中出来なかったわ。
オレん時は、隣のおばさんが
しょっちゅうビニール袋をガサガサやっててイラついたわ
真面目な話、水曜日のシネコンはお勧めしない…
ソロモンが判事のところから戻ってきた時にエップスと一緒にいた幼女、
あれはエップスとパッツィの子供だという見方が上の方に出ていたけど、
白人が父親の割には黒すぎやしないか?
イライザの娘役にはハルベリーみたいな感じの肌の子役だったのに
>>196 >>197 スレ内でも前にマナーの悪さが出てるけど、何でだろ、内容はエンターテイメントよりではないのに
アカデミー賞とったとか、ブラピ効果なのかな?
>>198 自分もその見解はなるほどと思った。どこかの幼女を奴隷にして夢中になり、パッツィはお役御免なのかなと捉えてた。
幼女が可愛がられる横で、パッツィの目が怪我で充血してた事が雑に扱われるようになった象徴なのかなと。
ただ、本当はパッツィの子供なのかもしれないね、幼女には知らされてないだけで。
ただそうするとあの奥さんがいながらよく出産にこぎつけたなとは思う。
>>199 幼女=エップスの新しいお気に入り説の方が納得できるなあ
あの後、パッツィに対する性的な描写はなかったと思うし
あと、ソロモンたちが判事に借り出せれたのは
うろ覚えだけどワンシーズンだった気がするんだが…
>>198-199 その辺りの時間の経過の感じさせ方が今一つ解り辛かったけど、幾らなんでも子供大きすぎるよねえ
もしパッツィの子供なら、一度くらいパッツィと母子と感じさせる描写(抱っこするとかかばうとか)を挿入しそうじゃない?
子供を産まされという話もソロモンにしてないし、寧ろ娘を産んでたら
地獄の沙汰だから自分だけ殺してくれなんてソロモンに懇願しないんじゃ?
仮にもしパッツィの子だったとして、エップスになついてたら
その子に対してもエップス夫人は辛く当たる描写、最低でも遠くから睨んでる描写ぐらいありそうだしなあ
誘拐されたのは1841年って設定なんだねwikiによると
南北戦争の20年前か
そんな時代にも自由黒人という人々がいたことは知らなかった
203 :
名無シネマ@上映中:2014/03/13(木) 07:38:37.12 ID:HrUnuXeI
>>190 歪んでるとはいえ愛には変わんないよ。そういう形の愛もあるというのをお前は分かってない。まさかお前童貞ではないよな?
エップスの妻がエップスに対して、実家に帰るとおどした時、豚小屋に帰りたいなら帰れと言ってたけど、
実は差別する白人側にも相当な格差が存在しているのがほのめかされていて面白い。
白人奴隷も出てきたし、ポールダノ扮する仕事のできなさそうな大工が自分の主張をソロモンに潰された形
になったことから迫害し始めたり、白人側のそういった差異がうまく描かれていたと思う。
>>202 デンゼル・ワシントンの初期の映画「グローリー」が南北戦争での
北軍の黒人軍隊組織の話で、北部にはすでに黒人エリートが存在していて
社交界に出入りしているし息子は大学生だったので、へぇえとなったことがある
エップスがまともじゃないから歪んで見えるだけで、
エップスのパッツィに対する恋愛感情は本物だと思ったけどな
その辺は割と判り易く描かれていたと思う
冒頭のパッツィがソロモンを誘うシーンと、
エップスがパッツィをレイプするシーンは対になっているんじゃないかな
一方は愛を求め、一方は拒む
でもパッツィを鞭打ったと同時にエップスの愛は終わったんだろうな
あの瞬間からエップスにとってはパッツィも他と変わらないただの奴隷になったと思う
だからこそ「これ以上気の晴れる遊びはない」
だからこそ勃起 (自分は気が付かなかったけど上のほうでそう書いている人いるんで)
なんじゃないかと・・・
パッツィの赤目はその後のエップスとの関係を物語っているよね
<<198-201の見解も納得だし、幼女はパッツィの子ではないかも
>>206 >冒頭のパッツィがソロモンを誘うシーン
映画の冒頭3分以内に出てきた奴隷はパッツィではなく、
アンナという役名でAshley Dykeという女優だよ
>>207 あああマジかそうだったのか
なんだーそこはパッツィでいこうよマックィーン監督さん
あの赤目は、絞首プレイではなくて?
イカダ・大工・バイオリンと結構チート能力発揮してたのに何で綿花だけ平均以下
だったんだろ?
あと「自分は自由黒人だ」を連呼するたびに、パッツィみたいに生まれつき奴隷の
やつはどんな眼に遭ってもいいのかよって思った。
>>210 創意工夫が必要ないただの作業だからだろ
だってオレ、綿花摘みで一番になりたいワケじゃねーし
重すぎて疲れたわ、、とにかく
チートってそんなに使ってみたくなる言葉かねw
>>206 >エップスがまともじゃないから歪んで見えるだけで、
>エップスのパッツィに対する恋愛感情は本物だと思ったけどな
まともじゃない人の恋愛感情はまともな恋愛感情じゃないと思うんですがw
ストーカーの対象への執着だって本人にしてみれば「恋愛感情」ですけど
それを恋愛感情とはふつう言わない
ってか本物の恋愛感情だったらなんでワンシーズンで速攻乗り換えてんのさw
>>210 > あと「自分は自由黒人だ」を連呼するたびに、パッツィみたいに生まれつき奴隷の
> やつはどんな眼に遭ってもいいのかよって思った。
その事は俺も思った。ソロモン個人の内面からすると自由黒人の俺が何でこんな理不尽な目に遭わなければならないのか、
となるけど、生まれながらの奴隷にしてみたらそれ自身理不尽な事には変わらない。
ソロモン自身も解放された際に、喜びとともに自分だけが助かった事からくる罪悪感に捕われたのではないかと思う。
俺個人の解釈だけど、家族と再会した際すまなかったを連発したのは行き場のない罪悪感もあったんじゃないかと思う。
217 :
名無シネマ@上映中:2014/03/13(木) 21:52:55.00 ID:3ozchwuz
うまい話にはのるなっていう教訓だね
劇中に出てくる白人が全て悪人でないのと同様に、黒人が聖人というわけでもないってことだよ
あの当時の自由黒人達は「自分たちは奴隷の黒人より上」という潜在的な意識はあったはず
葬式で黒人の鎮魂歌を歌い、欧州生まれのバイオリンを壊したあたりが劇中での転機かな
219 :
名無シネマ@上映中:2014/03/13(木) 22:01:22.85 ID:h8GmDmYH
Знаете ли вы, страну не так ли Япония? > Чистая подключение при 2-чан? ? ?
Ведомый багажа Японско-американский раб фильм
この映画の優れているところは、白人内での立場の相違による差異、黒人内における立場の相違による差異を
デリケートに描写している点じゃないかと思う。
それによって観る側に何らかの気づきを与えているんじゃないかと思う。
原作本も読んでみたいな
日本語版って出てるのかな?
レイトショーで見終わった
もう一回ジャンゴ見直してヒャッハー!したくなった
>>215 申し訳ない、書き方が悪かったね
>エップスがまともじゃないから(まともな人間からすれば)歪んで見えるが、
形はどうあれエップスはエップスなりにパッツィを本気で愛していたと思う、
ということが言いたかった
自分がそれを愛と呼べるかどうかは置いといて、
あくまでもエップスの感情についての私見を述べたまで
>ってか本物の恋愛感情だったらなんでワンシーズンで速攻乗り換えてんのさw
これは逆も然りで、ワンシーズンで速攻乗り換える本物の恋愛感情があっても良くない?
本物かどうかなんて本人にしかわからない
>本物かどうかなんて本人にしかわからない
じゃあおまえにも判断する資格はないな
>>223-224 そもそも、乗り換えてるわけじゃないんじゃね?
幼女は幼すぎてレイプの対象にはならんだろうw
後々15、6歳に成長したら、勿論その対象にはなりうる可能性は高いが
だからパッツィは相変わらず地獄の日々だったと思うよ
ソロモンが去ってしまう時の別れの表情がそれを物語っている
エップスは、奴隷であるパッツィーへの恋愛感情がある事を自分の中で認めたくないから
妻の前ではより一層激しく鞭を振るい、妻のいない所で強姦し
「恋愛感情じゃない、奴隷女はこうやって扱えばいいんだ」と自分で自分に言い聞かせて
自己否定してるんだろうとオモ
幾つかの形でキリスト教的な『救い上げ』の描写があるよな。
「こいつら奴隷根性が染み付いてるからダメだ」みたいな会話してた直後に主人が現れて“奴隷が奴隷”として救われる救い上げ。
奴隷のおじいさんが奴隷のまま、なんの疑問も持たず“死ぬ”救い上げ。
主人公が“人間”として救われる救い上げ。
227 :
名無シネマ@上映中:2014/03/14(金) 19:16:28.67 ID:+9orpcRN
増税前におっさんでもおkな最後の東宝の1000円デーなんで観てきた
オサレな撮り方してるキツい話を賞のおかげで大きなスクリーンで観られてありがたかった
回想録ベースな上にプロデューサー様だからしょうがないけどブラピじゃなくて
こいつでほんとに大丈夫なんだろうかっていうカナダ人の俳優さんで観たかったかも
「ほら上手いでしょ?」っていう撮り方だけど決してオサレでは無いと思うw
229 :
名無シネマ@上映中:2014/03/14(金) 21:31:56.28 ID:oNAiOomh
Ashley Dykeのシーンは手コキ?
メガネ忘れていったからどっちがハァハァしてるのかわからなかった
ルピタニョンゴが31歳という事実w
パッツィって他の奴隷より断トツに綿をとっていたのに
とうもろこし人形で遊んでいるシーンがわからんかった
水子供養だったりして
白人の主人が
さらわれた奴隷を連れ戻すシーンが
なんかよかったわ
全体的に微妙だった
カンバーバッチの演技ってそんなによかったかな
アメリカ南部の人っぽくない気がした
偽善者っていうのはそうだと思う
そうじゃないかなそうじゃないかなとは思ってたけど、ブラピ、結構おいしい役なのね
制作なのにw
しかしアメリカも大概あたまおかしいわ
黒人てだけで奴隷とは
しかし、重い作品だとは思うけど言っちゃうと「で?」というか何と言うか…
(酷い言い方とは思うけど)
ソロモンは元々自由黒人だったし最後助かるし
236 :
名無シネマ@上映中:2014/03/15(土) 00:39:50.22 ID:Kx7U+4Tl
しかしアメリカも大概あたまおかしいわ
黒人てだけで奴隷とは
こいつ相当頭悪いなw
>>113 娘の子だとは全然思わなくて、妻が再婚して新しい夫と間に授かった子かと思ってた
よく見たら娘の夫はやはり若いな
ソロモンの奥さん最初の方で出てきたっきりだから
ぶっちゃけ最後にちょっと老けでてこられたら誰が誰だかわからんのだよなw
>>235 そういう感想が出るってことは
普段この手の映画を見ていないんだろうな
まあ結論がはっきりと示されるようなものをご所望なら、
心のうちをセリフできちんと説明してくれる映画を鑑賞された方がいいだろうね。
241 :
名無シネマ@上映中:2014/03/15(土) 06:50:44.78 ID:PE2Z4XwB
永遠の0でも観て号泣しとけ
どの箇所を重要視するかは人それぞれだとしても
訴えたいことがこんなわかりやすい映画も他にないよ
それでもわからなければ、
つアカデミー賞の監督のスピーチ
俺叩かれまくり笑た
作品で訴えたかった事がわからん訳じゃないと思ってるよ
好みの問題ってのも語弊がある?
ただああいう風にも思ったってだけ
画の感じとか一昔前のたけしの映画を思い出した。ソナチネとか。
レベルが違いすぎる
一種の地獄巡り物語とも言えるかもね。
ただ一般的な物語と異なってるのは主人公の成長によって救済が訪れていないところ。
救済はあくまで唐突であり(ブラピの登場はいきなりだよね)、解放自体は一種の逃亡とも受け取れる。
エップスは主人公が解放時に、何故戦おうとしないんだとちょっと不可解なセリフを言ってる。確かに一
般的な成長物語なら主人公がエップスに対抗する能力を身につけて闘争するような話が展開するだろう。
解放はむしろ自由黒人たる主人公だけが助かって、無惨にもパッツィーは取り残されることになり、ただ
世界の理不尽さがきわだされる結果になり、一般的な成長とはいいづらい
しかしその後ソロモンの記述した物語が反響を呼び、黒人解放の大きな原動力となったと説明がなされる。
つまりは救済こそが主人公の成長をうながし、世界を変える力を与えたという構造だ。
ある意味、全ては神の御心のままにとも言える内容であり、宗教的な物語とも言える。
まあバス(ブラピ)自体が実在の人物らしいからね…
249 :
名無シネマ@上映中:2014/03/15(土) 20:35:11.69 ID:VtsVWsUe
>>247 実話の映画化なんだけどw
宗教的な物語などではなく
実在の人物ソロモンが書いた12年間の奴隷生活(12 Years a Slave)を映画化。
もちろん実話を元にした物語というのは知ってるよ。
あくまで物語の構造についての見解なんでつっこみどころは色々あると思うけど。
>>250 それは勿論だよ
そして、このストーリー全体がキリスト教の教えに
当て嵌められているのも正解だと思う
ただ、バス関連は彼が実在の人物だとしても
唐突感があったのは自分も同意
ムービーウォッチメンは今日これだね
宇田丸聞いて見に行くか
254 :
名無シネマ@上映中:2014/03/15(土) 22:22:37.60 ID:3GoEcIFI
いやはや終始重苦しい映画だったわ
人権って大事だよな
とはいえ、北朝鮮みたいな国家も未だにあるわけで
色々考えさせられたわ
何で鞭なのだろう?
ブラピいらねー
いやまあプロデューサーとして頑張ってくれたってのは分かるけど
1人とんでもなく浮いてる感じしたわw
変に主人公に救いがあったせいでまとまりが無く感じたわ
主人公の脱出感動ストーリーなのか奴隷制度の無情さを訴えたいのかよう分からん
北朝鮮の拉致もちゃんとした映画にならないかな
裏切った白人奴隷はあの後どうなったんだろ
>主人公の脱出感動ストーリーではないだろ
ソロモンの最後は不明で、殺されたのでは?説が濃厚らしい
どういう経緯かリサーチできていないらしいが、映画がきっかけて
調べる人もいるかも 子孫はかなりいるようだ
261 :
名無シネマ@上映中:2014/03/16(日) 11:20:03.91 ID:BZeyhMEy
手マンのシーンはいるの?
暗闇で手マンしながら睨まれたら引くわ!
監督が脚本家の手柄まで取ろうとした感じ?
救いってほど救われてない気がするけどな
12年も社会から隔絶されてたせいで家族と再開しても変な空気になってたし
鞭打ちで精神にもダメージ受けてるし
何より本質的には何も解決してないわけだし
266 :
名無シネマ@上映中:2014/03/16(日) 13:46:22.39 ID:gXpT5rAZ
>>266 すごい、よくわかったねえ
確かにそっくり
ロビンウィリアムスとかも全部同じだろ
根らーはパクリwに敏感でせせこましいな
ジマーは似た曲ばっかだよ
270 :
名無シネマ@上映中:2014/03/16(日) 15:18:15.84 ID:gXpT5rAZ
ロビンウィリアムス??
ジョンだろ
観た
陰惨すぎないのがよかった
地続きの歴史って感じで、登場する人間一人一人に生きてる実感がある
エップスがめちゃイイな
地面にうつ伏して笑う情けなさ、執拗に「嘘をつくな」と脅す尊大さと裏返しの臆病さ、
そして裸足の狂気!
>>230 パッツィはまだ人形作りに興じる少女だってことかな
肩や腕の細さは幼さを感じさせるし胸も小さい
エップスに犯されるシーンでは息は上がってるけど
ぐいぐい押し込まれて苦しいだけ(首絞められてるし…)みたいな印象だった
観てきた。まあ良い作品だったねとは思うが、いまいち
ストーリーに起伏がないなぁ。延々と黒人奴隷の悲惨さ理不尽さが
描かれ続けて、最後にちょこっとブラピが登場してあっさり解決じゃあね・・・。
執事のほうも観たけど、あっちのが楽しめたのん。
あれはあれで盛り込みすぎという向きもあろうが。
奴隷制度の解放のために戦った人の話じゃないから、淡々として
盛り上がりにかけるってのはわかる。
ただ、監督の意図としては奴隷制の枠の外にいた人が、理不尽な拉致に
よって奴隷生活をおくった事実を描くことによって、世界の大多数の
人が自分とは無縁と思っている奴隷制度の残酷さを疑似体験してもらいたかった
みたいな事いってたから、これはこれでありかなあ、と。
結局、機関後に手記を発表すっることでソロモンは戦ってる訳だし。
その戦いをもっと見せて欲しかった
個人的には2時間半ぐらいかけてじっくり描いても良かったんじゃないかとは思うけど
題材が重いだけに、それでは観客が疲れてしまうと判断して、シンプルに描いたのかもしれない
レイプシーンにしてももっと攻撃的に描くことも出来たけど、多分「夜のお供or鞭打ち」しかないと
白人の妻にのし上がった黒人のショー夫人にも言われてたこともあり、黙って受け入れてる描写にしたのかも…
あるいはイケメンのファスベンダーだからエップスもそこまで悪人に見えず
もっとネチッこくてイヤらしさのある俳優なら印象もまた違うかもしれない
ラストの救出があっさり過ぎたのは同意だけど
「プロデューサーのブラピがオイシイ所を持って行った」とバカの一つ覚えの様に言ってるのはいい加減辟易
前にも書いたが、この作品は製作を断られてた経緯もあるので、資金集めに難航したのは周知の事実で
スターであるブラピが製作するだけじゃなく、出演者の1人に名前を連ねた方が、出資者から資金を集めやすい
ということを言われた可能性もある
(実際、某スターが初監督した作品に、本人は当初出演する予定でなかったが
「出演した方が金が集めやすい」と説得されて出演を決めたってケースも多々あるので)
ただブラピがエップス役や奴隷商人のフリーマン役、ティビッツ役などを演じられるわけがないし
高貴さのあるフォード役もまた然りで、ブラピより適材適所で上手く演じられる俳優が起用されたのは言わば当然
そうなると必然的に消去法で、彼が演じられるのはこのバス役ぐらいしかなかったんじゃないだろうか?
少なくとも自分はそう考えてるが
「あと1本しか映画が作れないのなら作るべきはこの映画」とまで言ったそうだから
自分主演の題材を選ばなかった時点で、プロデューサーの立場を使ってブラピ、オイシイ役だったなw
とかは思わんわ
主人公はソロモンだし
彼が耐えて生き延びて偶然救いが得られて家族と再会する…というストーリーは明快なんだけど
この作品は多分彼を奴隷にし、「所有」した人間たちをも描きたかったと思うんだよね
今「奴隷を所有している」という観客はいないだろうけど
疎外したり暴力を振るったり、見て見ぬふりをしたり何も感じなかったり…は「自分のこと」でもある
だからソロモンが年を取る必要はない、のかも
ソロモンはもはや拉致される前の自分ではなく
家族に顔向けできない自分になってしまったと感じている
プラットとしてやらざるを得なかったこと、一人だけ解放されたことを悔やんでいる
それが観ていて辛いところ
長カキコすまん
ブラピのプロデュース作はどれも酷い
賢く見られたいんだろうという感じはビンビン伝わってくるが
まあ主人公にふりかかる試練を延々と見せられるのはどうかという意見もあるけど、別にいいじゃないか。
どうせこの世は不条理だし、いくら頑張っても駄目な時は駄目。
ただそういう時に限って周りの人間の人となりも解ってくるようなもんで、この映画でも支配する側の白人
や、支配される側の黒人もみなそろって不幸そうで、何か変化を待望している様な気配もある。
そういったものを感じ取るのも映画の愉しみのひとつだと思う。相性はあるけど。
>>277 多分資金繰りの為の出演だろうね。
ブラピが出るってだけで出資社が出す桁が2桁は変わるレベルだし。
首つられてつま先立ちでフォード待ってるとき、結構長いカットだったと思うけど、観てる間は長いなぁとは思わず、ひたすら画面奥の人たちの様子を眺めてた
あんな光景を見ても、なんとも思わない時代だったんだなあ
特に夫人は、フォードがバイオリンを渡す場面にいたのに。
あのシーン、一番心にきた。
>>279 主演作も多いけど、キックアスもプランBなんだぞw
パンフレットの中で、監督とニョンゴが何やら話してる写真があるのだが
あの綿花畑の中でノートパソコンを見ながら2人が話してる画が、あまりにも現実的でシュールw
>>282 子供が普通に楽しそうに遊んでいるんだよね
ものすごく異様な光景だったよ
普段、フランス映画とかイタリア映画とか見ない人には、この映画の深みはわからないと思う
題材はアメリカの奴隷制度だけど、
ものすごくイギリス映画だよね
実際ほぼイギリス映画だけどさ
黒人霊歌?ヨルダン川で漕げっつーやつ、160年も前にコーラスも含めてあんなカッコいい形になってたのか。
江戸時代と考えるとすげーや。
監督と脚本家に確執があったらしいね
監督も脚本に携わってアイデア出したのにクレジットにはマックイーンの名前を載せなかったことが原因らしい
291 :
名無シネマ@上映中:2014/03/17(月) 01:33:49.46 ID:pJzAgP5+
男の子を引き取りに来たハズのお母さんと妹が
奴隷にされてしまうところがゾッとしたわ
後に引き離されるシーンもつらすぎる
黒人奴隷のちょっと後にシナ人の奴隷が
大陸横断鉄道のために大量投入されたんだっけ?
物凄い崖っぷちや渓谷に橋を掛けたり、ハッパしかけたりと
身体張る仕事でバンバン使い捨てられたらしいね
まあ、こちらは苦力という祖国でも同じような扱いの階級の連中で、
国ぐるみで売っていたので黒人ほど問題にはなり得ないんだけど
日本近海でも漁師さんなどを拉致って一緒に売り飛ばしてたそうだから、やはりシナ人はクソだわ
手紙のことを密告した間抜け白人が腹立ったわ。
294 :
名無シネマ@上映中:2014/03/17(月) 06:17:06.48 ID:GzZFeQjj
キャストアウェイみたいに、帰ったらもう嫁さんが再婚してたみたいな展開じゃなくて良かった
男がいてギョッとしたけど
もう一生、あの店以外で買い物できませんね
売れる階級の人間を国が売ってたら問題になり得ないって
「ここは南部だから北部の解放論なんか通じない」と似てるわなw
自由黒人の証明書が出せないなら奴隷だ、と拉致されたわけだが
証明書が無いと自由が保証されないのが怖い
自分が他人の勝手にされない「理由」が要るっていうのが
去年のちょうど今頃SHAME観たなあ
ファスベンダーの股間にボカシかかってたのと
キャリー・マリガンのうらぶれた裸身は覚えてる
あれ、去年だと思ってたらおととしだった・・・
ごめん、遅かったw
>>300 お手を煩わせてすみませんw
今回の題材は全然違うけど
説明的な描写に依らない淡々とした作風は変わらないな
パッツィは、ソロモンに沼に沈められた方が絶対幸せだったような…
自由黒人じゃないから誰かの迎えが来ることもないし
どんだけ綿つみを頑張っても、主人には強姦され、何もしてないのに夫人に忌み嫌われ…
ソロモンも、神に背く行為だと言って断ったけど、ロープでパッツィ叩いてるとき、あのとき救って(殺して)やればよかったと思ったんじゃないかな…
あー思い返せば思い返すほど全く夜は明けてねーよ
ムチで打たれるシーンよりも、裸で値段付けられてるシーンのほうが残酷に感じた。
なぜだろう。
>>302 奴隷解放宣言まであと10年あるから…(´;ω;`)
死ぬのは楽かもしれないが
ソロモンを巻き込んで、自分に手を下させたいわけで、お互い不幸だ
(殺してやってよかった、とソロモンが誇れるだろうか)
エップスも鞭打ちを最初ソロモンに押し付けて、血を見てから代わったけど
誰かが状況を引き受けてくれるのを待っている、そういう無力さ、弱さだな
良い悪い・幸不幸では量れない気がする
『それでも夜は明ける』の脚本家と監督 授賞式ではお互いに感謝しないほどの不仲
http://www.cinematoday.jp/page/N0061342 アカデミー賞作品賞を受賞した映画『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーン監督と脚本家のジョン・リドリーが
口も利かないほど仲が悪く、関係者は賞レースへの影響を懸念していたという。
The Wrapによると事の発端は、最終的な脚本を形作る上でアイデアを出したマックィーン監督が、
共同脚本家として名前を連ねたいと申し出たところ、ジョンが断ったことだったらしい。マックィーン監督は激怒し、
配給会社に直訴したがFoxサーチライトもジョンを単独で脚本家とすることに同意したとのこと。
その後の監督のジョンに対する態度は無礼とも言えるほどひどく、BAFTAを含む授賞式では同じテーブルに座ることも拒否したらしい。
また、ジョンが席を外したときには彼の妻が泣き出すほどのひどい言葉を浴びせたとの目撃談もある。
BAFTAで作品賞を受賞したマックィーン監督は受賞スピーチでジョンに感謝を述べることはなく、
ゴールデン・グローブ賞では、壇上でほかのプロデューサーに耳打ちされるまでジョンには感謝しなかった。
二人の不仲がメディアで大きく取り上げられれば、アカデミー賞にも大きな影響が出ると関係者は心配し、
なんとか隠し続けていたようだ。授賞式当日になっても二人の間には大きな溝があり、
ジョンが脚色賞を受賞した際のマックィーン監督はムスっとした顔で拍手を送り、ジョンも受賞スピーチでは監督に感謝をしなかった。
ただ、今では監督へのお礼を含めなかったことを後悔しているとジョンはいう。「後悔はしているよ。
でも、その24時間前スピリット・アワードではスティーヴと一緒に仕事をした素晴らしさをさんざん語ったんだ。彼は僕の人生を変えてくれた人だよ。
オスカーのスピーチは30秒しかなく、あそこに立つと会場から酸素が吸い出されたような気分になるんだ」と語り、
嫌味でマックィーン監督の名前を述べなかったのではなく、見落としだったと言っている。(澤田理沙)
>>287 んなわきゃーない
ジマーが手入れてる
ジマーはシンレッドラインでもゴスペルを作ってる
結局、あの幼女はパッツィとの娘じゃなくてロリコン気味のエップスが
青田買いした相手って事?
>>303 ムチのシーンは既に感覚が麻痺していたんじゃないか?
パッツィの中の人は撮影当時でも30ぐらいだけど
向こうの人にはいくつぐらいに見えるんだろう
日本人の自分はしっかり10代に見えたが
>>292 その「○○人はクソだわ」という十把一絡げの短絡的な考え方こそ
本作が批判してることなんだけど君には分からんか
ソロモンの身元保証にやってきた雑貨屋の主人、
回想の中では大していい印象に描いていなかったのがにくいなw
312 :
名無シネマ@上映中:2014/03/18(火) 12:57:51.51 ID:VP4QRGmo
ところで、首つりのシーンでポール・ダノを追い払った白人は
何ですぐにソロモンを助けなかったんだっけ?
>>287 ああ、まだ日本では江戸時代なんだっけ。
江戸時代ならふつーに人身売買あったし、
実は日本も大差なかったんじゃ…
>>312 反抗的なんで懲らしめるつもりだったんでしょ。
>>312 上の方にも出ているけど、ソロモンの所有権を持っているのがフォードとティビッツだったから
当然処分権があるのもこのふたり
フォード以外の人物が勝手にどうこうしちゃいけないってことなのかね
水あげた女の人もあんまり周りに見られたくない様子だったし
ポールダノの小物感よかったな
確かに虐め役の白人二人がいい味出してたなあ
いかにもなクズで
317 :
名無シネマ@上映中:2014/03/18(火) 22:57:31.00 ID:VP4QRGmo
>>312 つか、あのままじゃ普通に死ぬじゃん
だったら、助けても助けなくても結果は変わらないっていう
>>314 だったら何で助けたんだ?
自分に処分権がないっていうなら、そもそも助けるのがおかしくね?
白人の若造が奴隷達に対して逃げろ黒人的な歌を手拍子に合わせて歌うシーンが印象に残った
監督をはじめ主要キャストがイギリス系を中心とする非アメリカ人だが、何故かそれで良かったような気がする。
普通のアメリカ映画とは何かちょっと違うんだよなあ。
ソロモンがブラピを信じた理由って彼が外国人だったから?
321 :
名無シネマ@上映中:2014/03/19(水) 02:05:54.60 ID:BKG8kf69
この作品の脚本をネットで探したら2バージョンあった
古いほうのは監督の名前も入った共著
FINALバージョンと名付けられてた、配給会社により
公開されてたほうはジョン・リドリーの名前のみだった
>>317 フォードの所有物でもありティビッツの所有物でもある
→ティビッツ一人の独断で殺すのは、フォードの所有物の窃盗行為となる
だから、保安官として自分の目の前で完全に殺すのは止めさせた
なんであの中途半端な状態で放っておいたかはもう個人の推測となるけども、
保安官としての役割は全うしたからあとはどうなっても知らんってことなのか
あれで死んでたらどうするつもりだったのだろう
印象的なシーンにするためとマジレス
そうだね。ニガーを助ける者など居ない、という描写かな。
後ろで見ている黒人達にさえ空気扱いされてたのが切ない。
もともと些細なことで因縁つけられた結果の虐待だから、黒人側にしてみれば空気扱いしないと次は
自分にふりかかってくるからね。
保安官さんだったっけなあー。誰だったっけなー。
「・・・畑から出るな。お前を守れなくなる・・・」とか何とか言ってた白人いましたよねー。
日本の映画もだが、アカデミー賞も左翼化がすごいね。
左翼化って昔からリベラル層が多いじゃないか。それこそレッドパージの頃から。
差別ネタに敏感なのはやはりユダヤ系が多いのも関係してると思う。
アカデミー賞が左翼化とか言っちゃう右翼脳がすごいと思うよ
逃げ出す手段がない中で12年も耐えてあれだけだったのか。
最後のところがいやにあっさりしていたな。
残された家族は、その間どうやって生活していたのか?とか、
探したのか、連絡したのか、などなど。
もうちょっと描いても良かったのではないか?
イタリア版ポスターわろた
まるでブラピが主演みたいじゃねーか
最後の10分ぐらいしかでてこねーのに
>>330 ソロモンの知ることができない家族の生計については
劇中では蛇足になるんじゃないの?
実際は、妻が料理人として住み込みで働いていたらしいが
だから家も本当は引っ越していたんだね
カラーパープルの方がずっと出来が良い映画なのにな
この程度の映画でも作品賞取れてしまうくらい競合映画の水準が落ちてるってことかいな
334 :
名無シネマ@上映中:2014/03/21(金) 00:33:23.74 ID:90RLvwma
これ黒人奴隷の悲惨さを訴えたい映画じゃないから
えっ?
>>326 あれは奴隷を管理する監督官
農園の中ではああして任務を遂行して被所有物を管理できるが
外に出てしまったら権利が及ばない
逃亡奴隷がなぶり殺しにされてもどうしようもないからソロモンに警告した
多少はフォードの意を汲んでるんだろう
>>334は一行レスだからあれだけど同感
才能があって円満な人間関係を持つ自由な個人が
突然何の理由もなく、他人の利益のために名前まで奪われて、自分のものは何一つなくなる
そういうことを現代の目から見たらどうだ、ということ
尼崎の事件とか思い出すけどね
あれはまた背景が違うけどやってることは通じる気がする
異常なことだ
ええっ?
>>337 >>334だけどそういうことじゃなくて
これは白人がメインなんだよ
改めて黒人奴隷の悲惨さを訴えるのが主題じゃなくて
人種差別をする側の歪さや苦しみを描いて
だからやめようねっていう映画
現代の人へのメッセージなので解決した感もカタルシスも不要ってスタンス
で、イエローの俺らって・・・
マイケル・ジャクソンの曲でもブラック・オア・ホワイトあるけどイエローないんだぜw
341 :
名無シネマ@上映中:2014/03/21(金) 18:57:55.24 ID:5Gr+dP8T
見てきた。大方の方々と同様の感想。これで作品賞?ってとこか。
演出も・・・下手じゃん。いや、違うか。
あの長回しを退屈に感じた(特にラスト救出前のの主人公バストアップとか)
俺のセンスがないってとこかもしれんが。
大方と言い切れるほど、否定派は多くないように思うが…
少なくともここでは
343 :
名無シネマ@上映中:2014/03/21(金) 19:15:25.27 ID:8xYBNguv
ブルースなんとかのボーンin the usa にジャングルでイエローマンぶっ殺してってあるよ
なーあいちん
>>339 同感って書いて却って悪かったな
「差別」は時代に関係なく人間の心理から生まれるわけで
差別する側にも差別される側にもなりうることが示されてると言っていいか?
スレでも白人同士黒人同士での格差もまた描かれてると指摘されてたし
「人権」て言葉の内実をあらためて突きつけてるんじゃないかと思う
「一人の権利は全員の権利」ってバスのセリフが、現代の自分たちであっても徹底できるか?は
この映画の中でも結構重い問いかけになるんじゃないかと思うし
>>339の言う通り解決した感はまったく不要
イエローはホワイトじゃないからブラック寄りでしょ
昔のアメリカでも南アでも
白色と有色人種(ただし日本人を除く)の時代があったはず
日本人は経済力があったからじゃないかな
日本人だってアメリカで騙されて奴隷にされた話あるよ。
高橋是清が幕末の頃経験した話。
白人でもアイルランド系とか差別されてたらしいね
348 :
名無シネマ@上映中:2014/03/21(金) 21:56:41.59 ID:8+sMVaz7
ムゴイ映画だったね
ネトウヨなんかはこんな映画を観ても
奴隷にムチ打つ白人たちに共感して、もっとやれ、ってアドレナリン出てたりするんだろうね
やりきれないね
観てる間、終始、怒りも感じてたし、ずっと苦しかったわ
>>347 差別と言うか、いわゆるWASPじゃあないからね。
ちなみに、風と共に去りぬのスカーレットオハラのお父さんはアイルランドの移民だね。
本国で政治的問題を起こして逃げる様にしてアメリカに移住。
ギャンブルで農場を手に入れて、フランスの没落名家出身の女性と結婚したという設定。
>>319 うん。ハリウッド的な感覚が嫌いでヨーロッパ映画を好んでよく見るけど、叙情的な感じがして良かったよ。
>>339 監督インタビューではどう見ても黒人側だぞ
マンディンゴに似すぎ
あの綿の重さは本当の重さ?気に入ってる子を重く言って、
嫌いな奴のは軽く言ってるのかとと思ったけど。
>>354 自分もそう思った
パッツィのは他の人に対して明らかに重すぎだし、
本人は人形作って遊んでいるような描写あったし
>>354 石鹸を見せるシーンで「一番綿を採っている」と主張してたから
ほんとにたくさん採ってるんじゃないか
でないと自分で自分がみじめすぎるだろう
ただ、中に濡らして重くした綿でも入れてんじゃないか?と最初思ったがw
>>357 そのシーンはもちろん覚えているけど、唯一自慢できる綿取りでさえ、
エップスの掌の上で遊ばれていることすら気づかないセリフかと思った
教育を全く受けていないから数的なことを何も理解できていないのかと
今日見てきた。
アメリカの黒人奴隷と言えば「風と共に去りぬ」くらいの
知識しかなかったんで、自由黒人っていう存在を知ってびっくりした…
もうちょっと歴史を知ってしればもっと楽しめたかな。
この映画をきっかけに、もっと勉強しようと思ったよ。
奴隷制といっても南部と北部(あるいは欧州)では温度差があるんじゃないのかな。
たとえばフランスのA.デュマの父は混血の奴隷だったが、ナポレオンの元で将軍にまで上り詰めていたりするし。
年季が明ければ実力で評価(まあ人種の偏見はやはりあるだろうが)されているケースは多そう。
アメリカ南部だと黒人は家畜扱いで、インドのカーストを思わせる様な差別を思わせる。
やはり成り上がりものが多くて、農園と言う閉鎖的環境のせいか知らん。
しかし監督のスティーブ・マックイーンってすごい良い名前だなぁ
こんな名前つけられたら映画監督になるしかないよな
若い人はスティーブ・マックイーンなんて知らない人多いだろうから違和感ないんだろうけど
おっさん世代には違和感バリバリだw
この映画は黒人が撮るべきだろうww
とかいう、無知な感想もネット上で散見されるね……
アメリカ人が撮るべき、という感想ならわかるが
364 :
名無シネマ@上映中:2014/03/23(日) 00:52:59.07 ID:0yxZlgyU
オバマもアメリカの奴隷出身の黒人じゃないし
監督もイギリス人
俳優はごまんといるけど
使う側でアメリカの黒人が出れないわけでもあるのかね
365 :
名無シネマ@上映中:2014/03/23(日) 08:57:07.35 ID:fZwdrQM2
本作って今度向こうの教科書にも載るらしいけど、レイプシーンのことも「雇い主に強姦された」って載せるのかね?
それとも「日々繰り返される性的虐待」ぐらいのニュアンスだろうか?
映画自体を見せるのも良いと思うけど、映画としてはそれほど過激な描写じゃなかったレイプシーンも
学校の授業で見せるにはちょっと難しいか?
石油王の神父役の時も思ったがダノってこう言う神経質な役やらせたら嵌まるな。
顔つきが「らしい」からかな?
>>366 ミス・リトル・サンシャインの兄貴もよかったな
>>358 まあどっちでもありだろうが
エップスの人物造形として、酒かっくらって夜中に奴隷たちを叩き起こすような逸脱した行動をとる一方
厳格にルールを遵守しよう・させようとする部分があるように思う
(結局自己をコントロールできないということなんだが)
だから成果主義も徹底してると思うので贔屓はしないだろう
贔屓ができるくらい器用で融通がきくなら、奥方もあれよりは巧く扱えるんじゃないのかねw
あとパッツィの収穫の技術まで疑うと彼女の誇り高さが根拠レスになるので
それは実際にあるととりたいけどね
>360
欧州とアメリカじゃ違うっていうのはなんか理解できるんだけど
南北アメリカの温度差が全く理解できなくて、ちょっと混乱したんだ。
当時のアメリカ人ってどういう感覚だったんだろう?
例えば北部アメリカ人からしたら、南部は外国に近い感覚だった?
合衆国、っていう意識はどこまであったんだろう?
>>369 横レスだけど
現在でもアメリカには全土をカバーする「全国新聞」がない
「ワシントン」ポストとか「ニューヨーク」タイムズとか
有力紙であっても地方紙で、部数は日本の読売や朝日に及ばない
現代の状況からの類推に過ぎないが、
メディアだって分断されているんだから地域ごとにまったく世論も意識も違ったんじゃないか?
違う視点や意見に触れる機会もあまりなさそうだし、国土も広いしで
>>366 ブライアン・ウィルソンの伝記映画でブライアン役やるんだよね
スタジオで火燃やしながらレコーディングする場面が目に浮かぶ
リンカーンで北部の黒人が
普通に南北戦争に参戦して、
リンカーンと普通にはなしができてた。
あれが自由黒人なのかな
>>370 なるほどねー。
まあ、戦争するくらいだもんね。
国家としれ分裂していてもおかしくなかったんだろうな。
>>372 そういえば、違う映画なんかでそういうシーンは見たことあるね。
あれは、勝手にリンカーンの度量の深さ?なようなものを
表現しているにすぎないと思ってたよ。
今回のソロモンのように、あの時代に成功していて、
白人と変わらない上流社会に生きている黒人を見たのが
この映画が初めてだった。
ソロモンの死が全く謎というのも不気味。
アメリカの闇は深いな…
>>364 イギリス人使うとイギリス政府から補助金が出る
嘘のような本当の話
>>366 確かにマジキチ役ばっかりやってるから、たまにコイツ真性なんじゃね?って思うことがあるw
378 :
名無シネマ@上映中:2014/03/23(日) 20:52:40.49 ID:wVBa4/8h
ドラマ・ミニシリーズのルーツが未だにトラウマだからな
ちょっと弱い映画名感じ
NHKでアカデミー賞総集編やってたから、改めて見直したけど
監督に謝辞を述べない脚本家
その脚本家に手を大きく広げて拍手するふりだけの監督
めちゃ険悪だったな。
アメリカ人なら当たり前に知っていて劇中で説明する必要がない
前提知識が欠落しているから、理解しきれない部分があるんだよなあ
監督のコメンタリをじっくり聞きたい気分
>>374 言葉の問題以上にイギリス人がハリウッドで成功している理由の一つだね
アカデミーという感じは全然なかった。
シェイムと同じ雰囲気で、実験映画みたいだった。主演の黒人好演、ただデンゼルの域には行けそうにないね。テレンスハワードのクラスかな。
こういう作品でネガティブな感想は×なのだろうが、主役の男はなかなかずる賢くて好きになれない。
ブラッドピットの役は馬鹿らしすぎて困った。
私の黒人社会映画最高作は、ミシシッピーバーニング。
>>381 主演男優はローレンスオリビエ持ちの舞台俳優だよ
比較する対象がずれているかも、イギリス人だし
ネガティブな感想は別にいいんじゃないの
ソロモンは善人だとは思うけど聖人ではないでしょ
まあ自分がソロモンの立場だとして、解放されるためには出来るだけのことはするだろうね。他の黒人の事まで
はあまり考えていられない。
あと自分が農園を経営していて奴隷主の立場ならフォードより立派な事ができたかも疑問だ。
俺は登場人物の持っているであろう罪悪感を感じる事ができたので、この映画を観た価値はあると思う。
イジョフォーはキュアロン監督のトゥモローワールドでやってた
テロリストのリーダー役が印象に残ってる
今回よりも細身だったな
>>384 俺の記憶では間違ってたらすまんけど、Matrixで彼の存在を初めて認識した
彼は嫌みっぽいインテリ役が多い気がする
2012に出ていなかったっけ、最後まで生き残った人で
388 :
名無シネマ@上映中:2014/03/25(火) 21:46:11.65 ID:aLp/X8pr
首つられたとこの旦那がライフルもってウロウロしてたの
一瞬?ってなったけど
他の映画で黒人の味方した白人がいたら
ぺけぺけ団?覆面して白人ごとリンチするのが
当たり前みたいな描写があったから
それを恐れてたって事かな
>>388 そういう差別はあったと思うけど
奴隷上がりの黒人女性を正妻にしている農業者もいたし
それが原因で命が狙われるまでは辻褄あわないんじゃない
390 :
名無シネマ@上映中:2014/03/25(火) 23:18:16.76 ID:aLp/X8pr
理由はともあれ
主人公が白人に暴力を振るってるのが問題かも
391 :
名無シネマ@上映中:2014/03/25(火) 23:30:47.04 ID:Sjg2A8Fp
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
黒人も白人も憔悴してるよね
日劇最終回、帰りエレベーターに16人ほど乗ったんだけど…。
野郎が俺一人…。
マイノリティの心細さを実体験できたよ…。
394 :
名無シネマ@上映中:2014/03/29(土) 07:48:36.74 ID:cl6XrxxJ
期待してみたが、なんかがっかり。演出も棒だし。時間経過もないし。
この題材、イーストウッド閣下にやってもらったらおもしろかったかもなあ。
ただ彼が監督すると変態話が入ってくるかもしれんが。
とりあえず一番きつかったのが拉致関与した連中が全員無罪って部分
この監督の撮ったシェイムも観たけど、スッキリと終わる作品ではないね。
本作でも解放が解決になっていない点では同じ。
罪悪感がキーなんだろうな。
あとセックスとか拷問とかフィジカルな描写が印象的なところも特徴だと思った。
なぜか主演が香川照之に似てると思ってそっちに意識がいっちゃったw
話としては時代背景が勉強不足なもんで詳しく知らないからもう延々と奴隷のドキュメントを見ている感覚しかなかった
黒人差別ってのは根が深いんだろうな
今だって少しはあるんだろ?
398 :
名無シネマ@上映中:2014/04/02(水) 00:00:29.03 ID:R+qjpbU7
映画の日だったし観てきた。最後は奥さんが再婚しちゃったのかと思ったけどアレ娘だな。うん。奥さん疑ってスマン…
アメリカ人が見るのと日本人の俺が見るのとでは全然違っちまうんだろうなって映画だった
>>399 そりゃ仕方ないわ
主観はどうやっても排除できない
アメリカの映画系ポッドキャスト色々聞いて向こうの連中の感想聞いてみたけど
白人 もう見てる間中ずっと罪悪感に苛まれて白人に生まれてごめんなさいって感じだったよ 素晴らしい映画だけど二度と見たくない
黒人 もう見てる間中ずっととにかく辛くて悲しくてもうファスベンダーとりあえず一発殴らせろ 素晴らしい映画だけど二度と見たくない
ヒスパニック系 いい映画だったね
アジア系 いい映画だった、うん
大雑把にまとめるとこんな感じだったわw
402 :
名無シネマ@上映中:2014/04/02(水) 02:47:09.23 ID:Aqz+VndO
>>401 南部州出身の白人の友人も見ててとっても辛かった、泣いてしまったと言ってたなあ
黒人でも白人でもアラブ人でも一纏めに外人さんと括ってしまう日本人にはピンと来ないかもしれないけど、アメリカ人にとって黒人差別の歴史は色々と想起させてしまうことなんだろうな
>>401 アジア系の自分、まさにこんな感じだったw
もちろんいい映画以上に色々感想はあるんだが、
どんなことを言ってみても常に第三者なんだよな
あと、2度と観たくないとは思わない
しんどい内容ではあるが、監督や脚本のコメンタリー付きでじっくり勉強したい気分
406 :
名無シネマ@上映中:2014/04/02(水) 08:17:57.13 ID:1ncmvI5m
映画で勉強なんて思わないが吉
被害者ニダーと疑え
407 :
名無シネマ@上映中:2014/04/02(水) 16:50:40.84 ID:t+pZUxFT
昔の白人には基地外が多かったんだなぁ。あとイイ作品だけどルーツの衝撃は超えられなかった。
キチガイというか社会としての価値観がそうだったから仕方ないんじゃないかなあ
幼い頃から黒人は奴隷、黒人は白人の所有物みたいな価値観の大人たちに囲まれて育ったら誰だってそうなるよ
自由黒人というのがあったり
白人も奴隷になる人もいるとか知らなかった
後半の鞭打ちのシーンは目を覆いたくなったよ俺まで失神しそうになるよ
骨まで見えるぐらいぐちゃぐちゃの背中が痛々しい
音速を超えた鞭のしなやかな音が耳から離れない
えぐい描写だけど、俺にはそこまで迫ってこなかった
いい悪いではなく、監督の体質なのかもしれん
シェイムもエロさは感じなかったなあ、そういや
キャリー・マリガンの熟れた肉体はエロかっただろ
>>379 ニュースになるくらい大人気なかった監督w
クンタキンテの孫のチキンジョージも最後は自由黒人になったと記憶している。
>>289 単独で脚本家が本を書いた以上は仕方ない
不服なら監督は法的にでも争えた
できないならその程度の関わり
416 :
名無シネマ@上映中:2014/04/03(木) 21:00:43.55 ID:ejWTFVoP
>>414 そうだったのか
自分が見たのは小学生の時だったが詳しいことはさっぱり覚えてない
417 :
名無シネマ@上映中:2014/04/03(木) 21:21:09.90 ID:jYLj2WLI
山椒大夫みたいな話だったな
自転車泥棒に次いで見返したくない映画、良い映画だけどスッキリしねー
過酷な現実のあったことはわかるんだけど、だからこれ見て俺たちにどうしろってんだよとか思った…
あと、ブラピや缶バッジがいい人演じすぎだろ。
>>397 黒人て、見た目にはっきりしてるからね…
ブラピはともかくカンバーバッチをいい人と捉えるのは表面的すぎる
>>420 しかし当時の南部であの考えができるのは画期的に善き人だと思うぜ。
そうか?奴隷制度を心の底からいいとは思ってないけど、金がないという現実の前に屈した弱い人にしか見えなかったわ
悪い人ではないけど、善人でもない
フォードはまあ普通に制度に適応してるな
それよりその嫁が…しょっぱなから「子供のことは早く忘れろ」とかな〜
イヤな予感がしたが案の定だった
>>418 ブラピが出ると決まったお陰で制作費集まったんだから許してやれ
フォードが当時の価値観では「善人」だという点には同意
善人どころか聖人だろうな、周りの人間からすれば
あの時代の南部の白人の中では善人寄りだけど、黒人奴隷を買って金に困ったら他人に売り飛ばしてたから、やっぱり彼を肯定はできないな
マイケルファスベンダーよりはマシだけど、他の差別のない地域の人間から見たら善人ではないでしょ
奴隷制度について、マイケルファスベンダーを積極的な肯定者としたら、カンバーバッチは消極的な肯定者という感じ
奴隷制度を否定できずその恩恵のうえに成り立っている生活を続けているという意味では悪。
ただ自分がその立場に置かされたとしてフォード以上に善をなせたかといえば疑問。
人間はまず社会的立場があってその上で善き様にふるまうからね。
結論は難しいのだが、宗教的倫理的な問いかけが結構含まれてる映画だと思うよ。
>>427 肯定もなにも、先祖から受け継いだ農場経営を、奴隷なしでどうやって成立させんのかって話で。それに関しちゃ缶バッチにもファスベンにも選択の余地はないだろうよ。
黒人の参政権が認められたのは1965年って、そんな国だぜ…そん中でどう感じてどういうことをしたかで、その人の素性が出てしまうわけでさ。
それとは別に面白かったのが、缶バッチ、ファスベン共にヨメは黒人に対して似たような冷酷さだったことだね。全く女って奴は…ってのも差別観念かな。
>>429 フォードとエップスの嫁は似て非なる立場だよ
エップスの嫁が冷たかったのはパッツィに対してだけで、
後の黒人には悪い人ではないという説明だったよ
パッツィに対する感情は根底に潜む黒人差別に加えて
女性としての嫉妬も多分に含まれていた
しかし黒人女に欲情するもんなんかな〜。ハル・ベリーくらいだったらムラムラくるかもしれんけど。ちょっと厳しいかなー
>>431 好みはあろうが、とりあえず呆れるレベルの差別発言だな
>>432 ちょっと意味は違うかもしれないけど、実は自分も?と思ってみていた。
表面的な知識でしかないが、白人にとって有色人種というのは動物と一緒の感覚で
だから裸を見られても恥ずかしくないし、戦争でだって平気でひどいことができた
…と思ってたもので、そんな感覚でいる「奴隷女」に大して欲情しちゃうっていうのは
どういう感覚なんだろうな?と。
多分日本人である自分には、100%理解することは不可能な映画だったような気がします。
>>432 なんでだよ431の「黒人女」を「太った女」に置き換えてみろよ。よくある会話じゃね?
>>433 そう意味もある。もちろん「ビジュアルに興奮するかどうか」という意味合いも込めているが。
ちょっと
>>433の本来の意図とはずれるかもしれないが
>〇〇じゃないから100%理解できない
確かに間違ってはいないけど、そこに留まることには危うさを感じる
人間の心理から生まれる負の感情や偏見は普遍的だと思うから
後は想像力と誠実さの問題じゃないかな〜
(誰かを自分とは対等に思えないことなんか日常的にあるだろう)
女の話なら、デフォルメされまくった目玉グリグリ二次元のエロでも抜ける訳だし嗜好によるのではw
>>436 おっしゃるとおりw。
なんか文化の違いとか宗教とか…考えるとわけがわからなくなるので、
すぐにやめてしまっていると自覚しているw
若いころはこうではなかったのだが。
だめだね、自分。
439 :
名無シネマ@上映中:2014/04/06(日) 21:10:27.27 ID:Jv2gXHp0
奴隷映画見る限りパコスカやりまくって孕ませまくってるし建前では動物と言いながら都合の良い時は人間だったんだろ
ホント都合の良い連中だよ
日本にも奴隷制は無かったわけではないけど、黒人奴隷問題は近代まで続いたし、人種差別問題まで含んでいるので
西洋社会では重要問題なんだろうね。
日本人の目から見れば、近代の合理性とかキリスト教の博愛主義とか言ってた西洋人が実は矛盾に満ちていた事をやっ
ていた訳だし。
別に日本人が偉いという事を言ってるわけじゃないよ。まあ変なところは真似しない方がいいとは思うけどね。
そういやチンポコにモザイクなかったな、最近の事なかれでモザイクかけまくるとこ多いから良くやってくれたと思う
同じ奴隷でもモザイク掛けたクソニピクとは大違いだよ
>>439読んで思い出したんだが
キリスト教だと万物は人間のために神が創造したものと説くので
人間の役に立たせるために生き物を殺すのは当然だととらえるそうだ
(逆に仏教のように命は平等として、殺生を禁じる宗教もある)
自然観の違いが根底にあるんだろうが、大航海時代にその考えが都合よく拡大解釈されて
黒人は白人に奉仕するための生き物とされたのかもなあ
たとえば白人の女はきちんと結婚して一家を成すための社会的存在だけど、
黒人の女は自分が好きなようにセックスできる対象みたいな
思いつきで長文失礼
443 :
名無シネマ@上映中:2014/04/06(日) 23:14:37.76 ID:W5zvgMzx
淡々とした筋運びだが、実話という重みが大きいな。
実話だけに最後はアッサリしている
>>442 モルモン教の布教者が言ってたんだが、カインとアベルの話で、カインが追放される時に刻印されるじゃない?その刻印が黒い肌だって言うんだよ。
ほんと手前勝手だよ白人てのは。
鞭打ちとか吊るし首とかやってるけど、一応は購入した資産だから、基本は死なない程度に扱うんだろうね。
その辺はホロコーストの収容所とは違うだろうな。
まあ、それでも12年間もよく生き延びたね。
なんだろう、アメリカは呪われてるわ
そして狂気を感じる。
同じ人間として怖い
カカオ最大の産出国コートジボワールの農場は奴隷(しかも児童)で成り立ってるし
中国の黒孩子の労働力とか
今現在でもそんな話はいくらでもあるんだよな
まあ他国の黒人奴隷制が19世紀入ってから続々と廃止される中、米国南部だけは綿花生産が成長したおかげでかえって奴隷制
が強化されることになったんだよね。
南部の農園主なんて「風と共に去りぬ」に描かれている様に成り上がりものが多かったみたいだし、世界的に見ても綿の需要が
増えていた背景もある。
現在のグローバル経済にも矛盾点がたくさんあるから、放っておくと同じ様な事はいくらでも起こるんだろうね。
"run nigger run" って普通に昔のカントリーのレコードがあったりするんだな
ようつべで検索したらwhite only っていうゴリゴリのやばそうなアカウントが出てきて笑った
「Japnese only」はやはりまずかったんだということがわかったわ
>>440、近代の合理性とかキリスト教の博愛主義とか言ってた西洋人が実は矛盾に満ちていた
だが待って欲しい。アジアやアフリカの多くは合理主義や平等博愛の概念そのものが
存在しないか根付いていない、それゆえ矛盾が生じる余地すら無いのではあるまいか
なんでも奴隷交易では中東イスラムこそが本場だと聞くし
>>442 「仏教僧だってコッソリ肉食してる」と、安土桃山時代の宣教師が書いてるな
仏教サイドの自画自賛もまた、つっこまれるとヤバいのでは。
>>444 おっと斉藤由貴の悪口はそこまでだ。
あと、どうでもいいがブラピがキーパーソンの善玉役を演じたのは
ちょっと首をかしげた。もともとベビーフェイスだからくどくなる。
この手のカメオ出演では、どうしようもない下っ端役のほうが味が出る
劇中の黒人霊歌ってあの時代にあそこまで白人的なフォーマットで
完成していたとは思えないんだけど
>>451 ブラピは大工の責任者とか監視役とかファスベンのやってた役とかやらないだろうな…本人はもちろんヨメが猛反対しそう。
反対に、今あげた三つの役を演じた俳優は、リアル世界で黒人に嫌われそう。役者もなかなか危険な仕事だな。
454 :
440:2014/04/09(水) 22:45:41.78 ID:1RmD78Cr
>>451 > だが待って欲しい。アジアやアフリカの多くは合理主義や平等博愛の概念そのものが
> 存在しないか根付いていない、それゆえ矛盾が生じる余地すら無いのではあるまいか
俺の「日本人の目から見て」という書き方が誤解を与えたようだね。
西洋人は合理主義や博愛主義をうちだしておきながら、内部では奴隷制を続けていると
いうことでダブルスタンダードに陥ってるんじゃないか、という事を言いたかっただけ。
455 :
442:2014/04/10(木) 00:53:32.79 ID:/TcvOR7z
>>451 >仏教サイドの自画自賛
殺生戒が教義にあるってだけで、キリスト教と比べて優劣を言いたかった訳ではないよw
何を問題にするかが違うのであって、そこからどういう方向に思考が進んだか書いたつもりなんだが…
なんの宗教であれ聖職者が教義を守れないのもありがちだしな〜w
幼女はエップスがパッツイに産ませた娘
強姦→妊娠→出産→子を奴隷として売る
新車1台分の値段で取引されてたらしいね
奴隷貿易が禁止されてたからこうやって供給していた
白人に強姦されて産まれた奴隷の子孫は現在のUSの3割はそうだろうと言われてるんだって
全部、町山さんに聞きましたw
なんかあのころの法律見るとすごいよな
労働力として使役してるときは「物」あつかい(動物ですらない)
ひとたび窃盗や白人への暴行をすると分別のある「人間」として処遇する
反乱が起こるようになってから
使役するさい「ぬるい」扱いしてると他の農園所有者の奴隷に悪影響あるんで
「努めて過酷」に扱うようになんて州法のある地域もあったそうだ
あと自由黒人も奴隷(当然黒人)を所有していたってのもなんだかなあって思った
>>456 奴隷からなんとか逃れ、自由黒人として生きていたある日
品のある弁護士から、実はあなたは何処何処の財閥の血の繋がったご子息だということが判明しました
お父様があなたに一目会いたいと…
又は 莫大な財産が云々
とか妄想してみたが、やっぱないんだろうなそういうのは
>>458 財産をもらい受けるための旅行でまたダマされて奴隷市場に売られる。
ノミネート作から選ぶとこれが順当かね、ゼロとかウルフはアカデミー賞作品って感じないもんね。
461 :
名無シネマ@上映中:2014/04/11(金) 23:54:54.41 ID:zONqh6Si
マンデラさんが亡くなったけどマンデラさん自身を描いた作品は作品賞の
候補にはならず、42というジャッキー・ロビンソンの作品も
全くひっかからず、この作品だけが候補入りした。
ただ、この作品の場合、主要な演技部門の賞が確実に獲れそうというほどには
良くはない(実際には助演女優はとったわけだが)し、作品賞あたりが順当だ
という思考が働くのではないかと自分は予想してた
(ゼロ)・グラビティも似たような経緯(演技はそこまでインパクトないし
作品賞でもないけど、何か受賞すべき)で監督賞に落ち着くんじゃないかと
思った
>>348 遅レスだけど、何でネトウヨ?
奴隷が当たり前だった時代の右翼ならともかく、現代でこれ観てアドレナリン出てる奴いたら頭おかしいだろ
464 :
名無シネマ@上映中:2014/04/12(土) 17:08:42.57 ID:bnWHGn3G
>>315 同じポールでもポール・ジアマッディの方が何か良かったわ
ああいう端役やらせたら味あるわ
ファスベンダーがああいう鬼畜役やると
ドイツ人だけにナチみたいに捉えられないか?
いや、それはないか
でも勇気あるなードイツ人であの役やるのは
ドイツ系アイリッシュだから色々完璧なんだよ。
風と共に去りぬの父親農場主もアイリッシュだから、ファスベンダー起用についてはなんとなくそんな
イメージで観てたよ。
原作のエップスはどうなのか解らないけど。
実話を元にしてようが映画の役柄で嫌われるって実際あるのかなあ
まあ日本でもおしん大ヒット時にNHKに米だか金が大量に送られてきたって話もあるからわからんか
ルピタニョンゴ、賞取るほど見せ場あったか?
殴られて痛がってるとか、レイプされて無気力に寝転がってるとか、人の話を黙って聞いてるとか、
受動的な場面ばかりで、ルピタの演技が素晴らしいなぁと思える場所なかったような…
唯一あるとしたら、主人公に自殺を手伝ってくれと訴えた場面だが、それほど凄かったとも思えん
黒人への助演賞はがんばったね部門だから(´・ω・`)
ルピタは実際は苦労知らずの本物のお嬢さんで、オートクチュールのドレスを
センス良く着こなす女性だしね なんかしら愛される面があるんだろうな
ジェニファー・ローレンスなんかもっと省エネ
確かに、ルピたんだけ妙に気品あって綺麗だった
育ちって佇まいに出るもんだね
演技はそんなたいしたことなかったけど
本日、観ました。
よくできている。
先住民から土地を奪い、黒人を奴隷として扱った
アメリカ人の業の深さを感じる映画だった。
21世紀になっても血塗られた手。銃を手放せないのも無理はない
476 :
名無シネマ@上映中:2014/04/15(火) 17:30:58.38 ID:XYhrs31k
>>266 そう、自分も思った
音楽インセプのまんまやんて、ずっと気になってしょうがなかった
ちったぁ変えろよて思った
おおー、なんか聞いたことあるメロディだと思ったらインセプションかよ
ハンスジマー、良い仕事することもあるんだけど、手掛ける作品が多すぎて
雑になってるなぁと思うこともよくあるわ
478 :
名無シネマ@上映中:2014/04/15(火) 19:09:33.06 ID:XYhrs31k
>>475 当時白人男性達は山ほど黒人女性達を強姦してたらしいけど
ぶっちゃけそんなに黒人女性ていいか?
好みの問題やもしれんが、よっぽどの人じゃない限り
さほど性的にそそる要素を感じないんだが
ファスベンダーがあんなに肉便器にするほど(;´Д`)ハァハァする意味がわからんかった
黒人女性のアソコは普通に黒ずんでるし
わしだったら普通に白人女性や日本人女性の方が性的魅力感じるわ
またこのキチガイか
480 :
名無シネマ@上映中:2014/04/15(火) 19:21:27.30 ID:XYhrs31k
>>456 ケビンコスナーやジョニーデップみたいに何割かネイティブアメリカンの血が入っている人は
やはり祖先もそんな感じなのかな?
ようやく観てきた。
取り急ぎの感想を。
・何を置いてもファスベンダーに尽きた。ウマ過ぎ。っつーか、狂気。憑依。
何か賞のひとつでも獲っていいんじゃなかったのかな。
・サントラのハンツ・ジマー。感動スコアなんだけど、いつも同じ。
あれ?どっかで聴いたことあるスコアの使いまわしか?と思ったら、EDで名前見て失笑。
バットマンでもインセプションでも本作でも同んなじかよ・・・やれやれと。
・ニョンゴ鞭打ちCG、あれは戦慄。あそこで死ぬんじゃないかと、ケツの穴がキリキリした。
・ポイント満点にて、無料鑑賞券で観たが、客が最低で閉口した。
菓子食いに来てるのか映画観に来てるのかわからないババア(夫婦)。
普通にテメェんちの居間ででも観てるかのように喋るババア(夫婦)。
スナック菓子のアルミ袋を平然とガサガサさせるババア(夫婦)。
このボケどもを12年間奴隷として働かせろよ!と思ったわ。
エンドロールが始まるなり、ベラベラベラベラ喋り始めた時は、さすがにキレてやったたわ。
>>481 まあ作品スレでする話題じゃないが
いいトシして夫婦で上映中しゃべり続けるのはほんとやめてほしいよな
ヒソヒソ話で息がカサカサ聞こえてくると集中できなくなる
>>482 今、
>>1から読んでるんだけど、
上の方で、何人も年配夫婦の犠牲になってる人がいて他人事でなくなった。
本当に映画館で観るのは運が左右する。
俺ひとりで観てるんじゃないかと錯覚するほど水を打ったように静かな時もあれば、
今回のように(特に今回のような作品で!)悲惨な客層と時を同じくしなければならない日もある。
貧乏人と笑われようが、昨今、一発勝負でしか観られない思い入れで臨んでる身としては
怒りを通り越して、自分の運の無さを呪いたくなる時があるよね。(スレチ御免)
しかし、改めて作品について見てるんだけど、
出演者が皆、思ったより若いのに驚愕。
かと思うとニョンゴさんが31歳なんだってね!(本作では少女とは言わないまでも、かなり若く見えた)
外人から見ると日本人が歳より幼く見えるらしいけど、
黒人さんでニョンゴさんみたいな人も、年齢不詳だよな・・・。
かと思えば、主演のソロモン、36歳は無いだろ!!!とw
で、余談だけどブラピ。
もうキムタクみたいな存在だね。何やってもブラピ。
ブラピシーンだけトーンが変わってしまうものね。これは良くも悪くも恐ろしい。
ブラピ大好きなんだけど、作品(シーン)の色まで変えられたら違和感あり過ぎる。
個人的には「カリフォルニア」とか「ファイトクラブ」路線だけやってて欲しいんだけどw
長文スマソ
ブラッドのおっちゃんは雰囲気かえるために出てきているのだから、あれで良いのよ。
黒い白人だったソロモンが、同じ境遇と考えたアームズビーにしっかり裏切られ、
裏切り返し、奴隷たちと一緒にロールジョーダンロールを歌うことで、完全に黒人に
なった。その状態で、それでも脱出するためにもう一度信頼する白人なのだから、
あのくらいじゃないと説得力がない。
485 :
名無シネマ@上映中:2014/04/16(水) 05:42:32.95 ID:5me6IDiH
>>483 ブラピは今回、カメオ出演みたいなもんだし本人もプロデューサーとしてちょい出のつもりでやってるから
あんな感じに浮いてるてだけだろ
ブラピは実績あるし本気出したら凄まじいでしょ
キムタコなんて過去も今もずっと一緒で成長のない男だから
一緒にしたらブラピは可哀想
カリフォルニアのサイコ殺人鬼はぞっとするぐらい怖かった
キムタコなんか「そんな役は俺のイメージに合わねからもっとかっこいい役もってこいよ」
とかぬかしそうじゃんw
>>484 黒い白人か。そのとおりだな
パッツイを鞭打った後、家族の名を刻んだフィドルを破壊するシーンがあったけど
合唱に加わることでなんとか立ち直るんだよな
ソロモンを内側から支えるものもなくなって観てる方もいい加減精神的に疲弊しているところに
音楽で救われるのがよかった
どうみても日本旅行です、ほんとうn
490 :
名無シネマ@上映中:2014/04/16(水) 23:07:08.83 ID:JZSd21C0
ストーリー的には必要だけどテーマ的にはいらないから
ブラピが軽くやるだけで良いんだよ
あの役が前面に出ちゃうと伝えたいことが霞む
ロールジョーダンロールは
その前に白人が奴隷が泣いてるのを無視しながら聖書を読み聞かせてる場面と
象徴的な対比になってる
人間的な感情を抑圧した教条主義と
感情の発露というか爆発のような黒人の歌のどちらがキリストの魂に適うのかという
今も多い南部のキリスト教原理主義者のレイシストへのメッセージ
491 :
名無シネマ@上映中:2014/04/16(水) 23:13:03.02 ID:iGqQvL1v
その軽くやるのがブラピだからモメてんだろ?w
492 :
名無シネマ@上映中:2014/04/17(木) 01:49:29.70 ID:cx3rrV5t
いったいいつモメてたのか詳しく
金集めるための必要悪で納得してる奴が大半だと思うがな
>>490 一票。
本に書いてあったことそのまま言う世間ズレした人、みたいなのも演出だと思う。
その役がブラピそのまんまかもしれないけどw
>>493 世間ずれの使い方、勘違いしてる気がする。
この映画を見た白人が自分を重ねることができるのがブラピだと思ったら
まあ許せるかって気がしてきた。
日本の戦争映画みたいなもんだな
498 :
名無シネマ@上映中:2014/04/19(土) 23:51:39.25 ID:f4Q49P3Y
素朴な疑問だが、主人公はなぜあっさり解放されたのだろう?
「自由黒人だったことが証明されたから」と言っても、それはニューヨーク州での話であって、南部では奴隷制は合法のはず。
それを言うなら、「俺はアフリカでは自由だったんだ」という主張も通ることになるが、それでは奴隷制は根本から崩れてしまう。
「俺は金を出して買ったんだ」の主張がなぜ通らなかったのだろうか?
(誤解する人いないと思うけど、もちろん奴隷制が正しいと言ってるんじゃなくて、奴隷制が合法の南部でなぜあっさり解放されたのか疑問なだけ。)
生まれ故郷で自由だったかどうかなんて関係なく、奴隷にしてしまうのが奴隷制じゃあ?
法的に自由人だったのが、不当に奴隷として売買されたということじゃないのかな。
買った側が納得できない場合は法廷で争うとか、そういう事だと思ったけど。
自由黒人というのは合衆国全体にあったルールで、南部にも居たからね。
そこをひっくり返すのは無理なんだよ。
501 :
名無シネマ@上映中:2014/04/20(日) 00:49:38.80 ID:3NPxfnXP
「法的に自由人」と言ってもそれはニューヨーク州での話であって、ルイジアナ州の知ったことではない、となぜ言えないのかと。
それがつまり、ルイジアナ州では奴隷制が合法ってことではと。
合衆国の憲法や法律で奴隷制が廃止されたら別だけど、それは南北戦争以後だよね?
遅ればせながら見てきた
言うほどブラピの役はおいしすぎとか都合良すぎとか思わなかったなー
登場シーンで優等生的正論言った後のパッツィ鞭打ちシーンで全く姿見せなかった時には
あんなカッコつけといてここでは出てこないのかよ!と思ったけど
そのあと出てきたときにソロモンに協力するのをビビってるの告白したりエップスの様子気にしてたりする描写で
ああこいつは正面切って悪に立ち向かえるようなヒーローじゃなく
客人の立場から物申したり然るべき公の場に声を出す程度の力しかない
普通の善良な人間なんだなーと思った
パッツィ鞭打ちの場に居合わせなかったのはただ運が良かっただけで
仮にいても何もできなかったんだろうと
もともとそういう声聞いてて逆バイアスかかったってのもあると思うんだけど
>>501 奴隷制が合法ということは、奴隷と自由人が法的に区別されたということじゃないかと思うけど。
黒人は奴隷であるという法律はないんじゃないかな。
まあでも最後の解放シーンで保安官が解放を支持したけど、
当時の保安官なら法律も恣意的に解釈できる立場にあるだろうから、
解放自体は非常に微妙なバランスの上で成立したのかもしれないね。
・自由黒人は合衆国成立時点で既に存在した。税関の発行するフリーペーパーは州境をまたいで有効であった。
・もちろん南部にも隣の奥様のようにごく普通に居た。プランテーションを運営して、奴隷をこき使う自由黒人だって居た。
・この時点で黒人をまとめて差別する法律はない。有色人種を明確にわけて扱う黒人法の成立は南北戦争後。
だいたい南部なら自由黒人とか関係無しに奴隷化できるのなら、ソロモンがさらわれた直後に
名前を変えられ、ジョージアから来たと言わされる理由がないだろう。
506 :
名無シネマ@上映中:2014/04/21(月) 00:43:29.30 ID:9BeP94dm
町に使いに行かされたときとかに普通に警察に駆け込んでいたら、もっと早くに解放されてたのかな?
「どうせだめだろう」という自己規制が長期化の原因?
ブラドッピットに持ってかれた
美味しい所を持ってかれた
だって証明する手だてがなけりゃ警察に行っても信用されないし。
>>468 ジャンゴのケリー・ワシントンみてたら、ルピタ・ニョンゴうまく見えてきた
>>506 刑務所の刑務官に「脱獄したいから助けて欲しい」って言うのと同じ。
分からないことがある
ずっと泣いていた女奴隷が連れていかれたけど
どこに連れていかれたんだ?
514 :
名無シネマ@上映中:2014/04/28(月) 22:43:02.28 ID:Mleovuvy
ルビタ・ニョンゴってなんでこんなに優遇されてるの?
アカデミー助演取ってたけど、そこまでうまい演技にも萌えなかったけど。
初長編でいきなり重要な役に抜擢だし。
弟も一般人なのに、アカデミーの例のツイッター写真で大物スターに
混じって映りこんでたし。
普通、あのメンツに混じったら、「空気よめよ、一般人は」みたいな
流れになりそうなもんだけど。
よっぽど、親が有力者とか?
親はケニアの国会議員で大学の教授でもあるらしい
ケニアでは超エリートなんじゃないの?
一族には世界的に有名なフェミニズム運動の女性もいるらしい
>>513 吊るされたのかなと思ってた。「黒人仲間が突如消えて帰ってこない」という主人公視点の不条理感を表してるのかなと。
>>516 うざいから売られたのかとも思ったけどそれもあるか
見ごたえのある映画だったけどアカデミー取るほどの作品とは思わないな
昔はアカデミーというと世界中の映画でNO1の作品だと思ってたけど
最近は米国という一地方国の思い入れのある作品って感じだ
如実に米国の世界に対する国力の衰退がまんま表れてるのかもしれないね
>>517 ハートロッカーもそうだったよな。アカデミー賞では、アメリカ内省的な映画が受けるみたいだね。
King's Speechのような、コテコテのイギリス演劇もとっているけれどな。
>>519 それこそ思いっきり内省的だよな
あいつら英国は米国の一部としか思ってないから
アメリカの業界人が選ぶアメリカの賞なんだから当たり前だ
>>520 > あいつら英国は米国の一部としか思ってないから
そこまで思っている人は極めて少数ではないか?
そもそも産業革命で仕事を失った英国を中心としたところから労働者階
級が新天地を求めて移住してきたのがアメリカなので自分たちのルーツを
たどると欧州に目を向けざるを得ない。
ハリウッド映画にはスターウォーズのようにSFにまで「王」や「王政」
を扱っている作品が多い。
「王」や「王政」に対してはむしろ「あこがれ」があるのではないか?
その反面「奴隷」を扱った歴史には蓋をしてきたのは間違いないと思う。
h
524 :
名無シネマ@上映中:2014/05/06(火) 22:44:34.61 ID:TQn6adaO
白人て恐ろしいわーありゃ悪魔だろ
12年奴隷を見てどんよりした後はジャンゴを見てスッキリ爽快!
アカデミー取るほどの映画じゃないという意見には同意
ただ他の候補作(2つくらい見てないけど)もずば抜けてすごくいいのがなくて
今回はこの映画のテーマ性で選ばれたんじゃないかと思ってる
他もまあまあだしそろそろ奴隷の映画にも獲らせてやってもいいか、みたいな感じで
感想を見てると、むち打ちシーンが酷いってあるけど、けっこうキツいですか?
パッションみたいな血が飛び散る感じだったらちょっと・・
血が飛び散るどころじゃなく肉が裂けるね
リーダーみたいな人が歌いながら奴隷達に手叩かせてるシーンが見てられなかった
映画とわかっててもああいうのは早送りしてほしいと思ってしまうね
ああいうノリの白人って普通にいそう
>>527-529 そういう暗部を容赦なく抉り出しつきつける意図の映画でだから評価された
けど怖いのでまだ見にいけてません
戦後の黒人差別問題は従来のユダヤ人差別問題をかき消してしまったねw
532 :
名無シネマ@上映中:2014/05/28(水) 07:34:41.85 ID:xJ3nKKkC
説明不足と感じていたら、今度は無意味な長回しとか。
テーマ性にしても、12年どころか一か月のような印象しかうけんとか。
事実に沿ってたんたんと描きましたで行くかと思ったら、、まんまのブラピが出てくるし。
誰か手練れの監督に再編集してもらえば、ぐっ良くなる映画のような気がする。
533 :
名無シネマ@上映中:2014/05/29(木) 14:05:26.95 ID:UaMtuhvi
撮影や編集はいかにも「ここは狙ってるな」というのが
露骨に感じられる箇所が多くて何度も映画の外の世界に
連れ戻されたわ確かに
後半の鞭打ちシーンのあの背中のぐちゃぐちゃは
実際やったら痛いなんてもんじゃないよね
あんな変な布でコチョコチョやってたら絶対化膿するわ
水も汚いだろうしな
今週終わる前にみてきた
小さい頃当然のように家にアンクルトムの小屋の本があって何度も読んでたから、このテーマの映画が実は何本も撮られてなかったと聞いてびっくり
個人的にはドキュメンタリーではなく劇映画を選んだのだったらもっと話作っちゃってもいいかなと思った
でもみる価値ある映画なのは間違いない
537 :
名無シネマ@上映中:2014/05/31(土) 22:08:16.91 ID:mpoWvIB7
そう思っていただけるなら是非「ルーツ」とか見てほしいです。
これは分断されていた黒人が一つになる話だから、良い白人も居るというだけのアンクルトムとは
ずいぶんと違う話だよ。
奴隷貿易が終わっていなかったら起こりえなかった話で、イギリス人が映画化するのもむべなるかな。
奴隷貿易で稼ぎまくってたのに、ある時期を境に急に人権を振りかざして態度をころっと変える。
その後は帝国主義で世界各地を植民地化しまくったのに、後発の帝国主義国家は侵略者扱い。
アングロが実は一番業が深かったりする。
540 :
名無シネマ@上映中:2014/06/07(土) 10:56:02.48 ID:YKtnfW/D
ラストの方に出てきた黒人の女の子は
最初に母親から離された娘がエップスに買われてきたのかと思ってたわ。
>>539 南部は態度変わってないよ
だから内部で争いがあり、こういう映画が作られる
「南部の人間が自分から黒人を解放しようと思ったことは一度もないんですよ!」って町山先生が言ってた
543 :
名無シネマ@上映中:2014/06/15(日) 21:44:54.26 ID:pGzBEKAz
ポール・ダノがすごく気持ち悪いキャラを上手に演じていた。
かつて奴隷だった黒人女性が正妻になって、悠々自適、白人夫を上手にあしらっていたが、
あんな一発逆転みたいなこともあったんだね。
ポール・ダノ上手いよなあ
ポール・ダノはプリズナーズでも好演してたな
一度見たら忘れられないというか、妙に印象に残る俳優だ。顔が気弱なオタクっぽいからかな
>>545 ルーパーにも出てたけど、どの映画でもひどい目にあってるなw
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのポール・ダノで
演技の才能とはこういうものだと思った
548 :
名無シネマ@上映中:2014/06/16(月) 23:14:57.34 ID:uamT7DN2
ポール・ダノ
アカデミー賞ステージ上では、普通の素朴な好青年って感じだったな。
すごくギャップがあったわ。
ポール・ダノ、今度はブライアン・ウィルソン役やるんだよなあ
10年位の間に容貌も声も精神状態も激しく変わる狂気の天才の役
それは期待できる
551 :
名無シネマ@上映中:2014/06/20(金) 09:41:24.25 ID:noqOCPTw
NHK炭鉱ビデオ金銭ミルクGALコンチネンタル中東パクキン沖縄海焼きそば 西村ニューヨーク反省会ファミレス深夜ランチおしゃべり問題
NHK炭鉱ビデオ金銭ミルクGALコンチネンタル中東パクキン沖縄海焼きそば 西村ニューヨーク反省会ファミレス深夜ランチおしゃべり問題
NHK炭鉱ビデオ金銭ミルクGALコンチネンタル中東パクキン沖縄海焼きそば 西村ニューヨーク反省会ファミレス深夜ランチおしゃべり問題
552 :
名無シネマ@上映中:
映画を思い出しながら原作の日本語読んでみた。改めて良かった。でも映画で描かれてることってほんの一部に過ぎないことが分かった。深いな、本は。