1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 12:18:55.74 ID:LeUzg5qD
いちおつ
3 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 15:14:32.82 ID:qHokzmyY
なぜかコリアン発狂してる件
4 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 17:39:15.99 ID:kzLly8Sp
あいつらは常に発狂してるだろ。
もし日本を誉めたら、逆になぜ!?ってなるわ
5 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 17:47:07.41 ID:Pu/x8/bI
こっちが本スレでよさそうだな
向こうのスレは廃棄で
6 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 19:39:37.88 ID:BHAyiK21
お盆で爆発的に観客が押し寄せてるね
あらためて日本人はジブリ、特に駿ジブリが大好きだよなあ
7 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 00:06:35.63 ID:MPfUA3H8
観てきたよ。今帰宅
いや感動したは
8 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 00:07:27.08 ID:L2sPTTGS
クソミソに貶めるほど酷い作品じゃないが、手放しで賛美してる奴見ると、
カプローニにわざわざ「創造的人生の持ち時間は10年」と言わせた宮崎駿のこの映画(そして今の自分自身)に対する心中を察してやれよと思う。
そして昨年のQがあんなだった庵野をあえて主役に配して自分の近くで仕事させたのは、弟子格の庵野に「傑作映画を送り出す偉大な監督」像を見せるためなんかじゃないだろうし、
庵野に創造的人生の持ち時間が切れても「生きねば」と生きる男を演じさせたのも、駿なりの庵野に対するメッセージだったのだろう。
本当にこの映画、宮崎駿の遺作になるかもな。
9 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 00:18:01.36 ID:MPfUA3H8
>>8 俺は手放しで賛美するよ
国産映画で琴線に触れたのは初めてだし
黒澤明や小津安二郎も琴線に触れないのか・・
普段はアニメしか見てないタイプだろね
>>10 黒沢が琴線に触れる理由がわからない
小津は好ましいけどついていけない
この映画は時代背景をすっきり理解できるのがいい
展開が早くて快適だし、筋も単純
にしても、これが唯一ってのはちょっとな
工作員臭い営業レスならアニメ映画板で垂れ流してろよ。あっちならホイホイ客釣れるだろ。
黒澤と言えば「七人の侍」の脚本書いた橋本忍の著書の中に、「七人の侍」後の生みの苦しみについてちょこっと触れてるところがあったな。
確かに黒澤も1970年代以降の作品は精彩を欠く感が否めない。創造的人生には限りがあるってのは長年クリエイターとして第一線を歩んできた人間の実感なんだろうな。
昔から日本映画が嫌いなんだよ
役者が見栄を切りまくったり、逆に自然なのは芸術性の無い露悪的な映画が多くて
じゃあ、外国映画ならどの作品がいいんだ?
好きなのは街の灯、さすらい、マルチニーク島の少年、自転車泥棒 キリが無い
黒澤明だって本当に才気爆発してたのは最初の10年20年くらいだしな
小津は同じ事繰り返してるだけだし
19 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 15:43:03.89 ID:TBxxA1bP
アニメに自然な演技求めるのは無理があるよ
21 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 22:37:43.52 ID:+isFB8AL
寺脇研@ken_terawaki
「風立ちぬ」は、私にとっては全く肯定できない作品。この物語に対する
異議申し立ては、これからじっくり、いろんな形できちんとやっていくつもりです。
まずは23日に湯布院映画祭で同じく批判派の荒井晴彦さんと徹底トークを行います。
駄作
唯一印象的だったのは、いろんな登場人物が様々な場面で、終始タバコ吸いっぱなしだったこと。喫煙者が増えるだろうしJT喜ぶだろ
老害 見損なった 二度と見ない
24 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 00:37:51.10 ID:UeYdjXWx
25 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 00:43:46.92 ID:3KrcJ5Yq
棒読みと人の声でブーンとかドカーンとか言うのは笑える、面白い
でも宮崎駿じゃなかったらバッカじゃねーのと酷評されてたろうね、確実に
あの音はものすごく迫力感じたけどな
>>12 黒沢や小津より溝口のほうが合うと思う
たぶんもう見てるだろうけど
28 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 01:16:34.42 ID:CssPX26j
なんか観てきた周り(主に大人)から絶賛の声が多いけど
小さい子供(幼稚園)連れて行っても良いかな?
中学生と小学生高学年の子たちは感動したって言ってたけど…
色んな子供がいるから一概には言えんが止めといた方が無難
中学生くらいなら観れる子もいるかも知れんが幼稚園生には辛いと思われる
俺の場合は小学生くらいのガキ二人がすぐ前の席にいたが
途中で飽きたのかぶつぶつ喋りだしてよっぽど座席蹴っ飛ばしてやろうかと思った
>>28 明らかに子供向きではないですよ
生々しい場面も多いですしね
震災、貧富の格差、戦争の描写は大人が見てもキツイです
セックスをほのめかす場面もあります
初日初回に見たが子供の泣き声うざかった
戦闘機作る映画に園児連れてくるなんてどう考えても非常識
幼児向けの映画は他にいくらでもあるよ
みてきた
最後30分最高だった
泣きそうなった
血も涙もそこそこにしかないアスペ理系秀才の奇行を堪能できる珍しい趣向の作品でした。
主人公と似たりよったりの人は何の疑いも持たずに素直に感動できるんじゃないですか。
俺はビミョーw
フォレストガンプみたいな物語として受け止めればいい
>>28 飛行機新幹線自動車好きのうちの子(未就学児)はCM観て「これ観たい」って言ってたから一緒に観にいったが、
後半というか中盤飽きたみたい。飽きた時の為にもって入ったポップコーンその他でなんとか凌いだが、やっぱりごぞごぞしてしまったぞ。
無理にでもモンスターズインクに誘導しとけばよかった。
帰ってからはパンプレットを絵本のようにこれ読んでーって持ってきたりするけどww
俺が小学生の頃もののけ姫観にいったわ
全く意味がわからなかったけど面白かった
>>38 そんなもんだよな
周りに迷惑さえかけなければいいよ
40 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 15:24:20.69 ID:eMX+LiJL
北米では年齢制限されそう
こういう仲が良いからとかで声優やらせるのとか
気持ち悪い
庵野の不幸は少年時代の声優がうますぎたこと
落差がはんぱない
おれも「仲のいい連中だけで楽しく作りました」的な作品は嫌いだ
一時期流行った、コラボレーションて言葉を借りたクリエイター()の仲良しごっことかな
でも庵野ひっぱってきたのは別の事情だろ
44 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 16:40:06.86 ID:FEadi3Wr
あの きてっ にはビビった
監督今までたまってたの一気に何か弾けたのかと思ったw
リアルで自分が言われたら迷わず行きますが
つか空中で服ぬぎながらダイビングするけれどw
この映画はかつてのジブリ映画ではどれが近い?
近いのないんだよ
魔法使いも化け物も出てこない
航空設計の技術進歩を描いたり
成人した男と女が愛し合いたいから愛しあったり
駿作品には珍しい作りになってるよ
>>44 ルパン三世ですなー
でもカリオストロには、そういう描写はなかったか
48 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 18:03:13.18 ID:EBsUtxP0
物理法則無視して空中を泳ぐ描写ならあった
一瞬、駄作品って読んじゃったYO
夢のシーンと現実のシーンの落差をもっと大きくしてほしかったな
現実のシーンはもっと地味でもよかった
52 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 19:41:11.78 ID:FEadi3Wr
でも翻って考えてあの交際申し込みはちょっと唐突すぎな感じがしたけど
大正〜昭和初期ってあんな感じで付き合って婚約とかしたのかな?
夢と現実が溶け合うのがいいんだよ
あれ以上落差があっちゃだめ
パヤオの脳内ファンタジーにツッコミ入れても仕方ない
なんか風立ちぬは素直に感動したと言いにくいわ……それこそ精神的なポルノとでもいえばいいのか
>>51 あの寝巻きの胸元がまたなんかいいんだよね
新ジャンル:エロ切ない
57 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 21:10:34.16 ID:3KrcJ5Yq
主人公はナオコに再開した時に明らかに忘れてたっぽいリアクションしてるよね、あれで地震の時から好きだったとか言うんだから面白い
唐突に警察に追われるけど居留守使って追い返したりマジで最高だぜ
菜穂子ばっかり言われているけど二郎もエロかったです
ジブリ男子キャラに初めてエロスを感じた
特に眼鏡の描き方、素晴らしい
どう評価したらいいのか判断が難しい作品
本当にガッカリしたし
どういう層をターゲットに作ったのか全くわからないし
技術者堀越を焦点に当てた映画の割に
九試の開発秘話や海軍(源田)とのやり取りなど一切触れてなかったのは残念
カプロニのCa.4やCa.60が出て来たのは単に宮崎駿の個人的な趣味なんだろうなって思うわ
豚映画を見ても宮崎駿って複葉機が好きっぽいし
61 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 22:53:59.68 ID:FEadi3Wr
二郎は最初お供の女性の方が好きだったのではないかと思ってしまった
結婚しちゃったからお嬢様に走ったって事ないでしょうか
62 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 22:54:30.11 ID:ClrRxErs
63 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 23:11:24.03 ID:J7ioZVdM
水彩画的な独特の背景が良かった
ジブリ以外にああいう描き方してるとこってあるの?
あんまり詳しくないけど最近のデジタル制作だと無理なのかな
それかぐや姫
65 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 23:32:35.52 ID:FEadi3Wr
家具屋姫宣伝見て
カムイ外伝の漫画思い出した
いや風立ちぬの話なんだけれど…
かぐや姫は水墨画みたいだった
67 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 23:43:19.49 ID:FEadi3Wr
志田が上手くなってたのは良かった
アリエッティの時より確実に
あと課長?最初津嘉山さんかと思ってた渋くてかっこいい声w
783 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! 投稿日:2013/08/11(日) 15:51:41.77 fNadyMHP
これによると別に感動して泣くような映画じゃないらしい
真空亭 ‏@sinkuutei 17時間
ようやく『風立ちぬ』の感想が完成。
http://d.hatena.ne.jp/sinkuutei/20130810 …
最終的に一万一千字超とかバカのような分量になってしまったので、お暇な時にでも。
風立ちぬの疑問点、不明点の全ての答えはここにある、かどうかは知らないが考える参考程度にはなりましょう。
寺脇研なんていうゆとり教育の旗振り役の糞サヨがなんでいまだに大手振って歩いてんだよ。
日本の政治の当事者、しかも失敗したやつが偉そうに評論なんかやってちゃ駄目だろ。
明日は宇多丸の風立ちぬ批評が聞けるので
それはちょっと楽しみにしてる
実政治から離れて対した影響力もない口舌の徒に収まるなら悪くないのではw
キスシーンのムチュっという音を出していたのも庵野なのか。
庵野のチューの音が半永久的に残るのか。
そう考えると面白過ぎて仕方ありません。
新婚初夜の「来て」が二郎の脱☆童貞だったのかな
>>73 学生時代やドイツ&その後の一人旅でプロ相手にさっくり卒業してる可能性
金は持ってるしそういう時代だし
これ幼女は出てくるの?
>>75 最初に少し、しばらくしてちょびっと、以降まったく
全部合わせても登場時間5分に満たないんじゃね
>60
源田みたいな「クルクルパー」は、放っておけばいいのですよ。
アニメ板に統一しろよ
アニオタとは会話成立しないからムリポ
>>60 ターゲットはパヤオ自身、つまり自分だと思うよ
客をターゲットにしていない
言葉は悪くなるが、言うなれば、
自分が作りたいものを作って自分が好きな奴を主役にキャスティングしただけの自己中オナニー映画
堀越や堀に捧ぐとか実在の人物の半生を描くとか言いながら、
軽井沢の主役の服装を見る限り、パヤオの半生を堀越・堀の2人に隠して描いた自叙伝
それを全国公開していつものごとく信者が絶賛してまつりあげてるのが現在
レビューには、人生を本気で生きなきゃ分からないとか、パヤオの意思を読み取れないバカには分からないだの
信者曰く、この映画を観るには資格がいるらしい
俺は近年のジブリの中では良い映画だと思ったけど、
詰め込み過ぎと主役の演技や効果音に不満があるから傑作とは到底言えないと思う
しかし、信者が傑作傑作とばか騒ぎしてるのを見て良い映画とも思えなくなってきた
監督とプロデューサーの壮大なオナニーとオナニーに哲学を求めて批判を封殺する信者に付き合ってられないわ
これ称賛してるの絵のうまい人とかじゃないのか? 作画がよかったからいい映画だとか
正直なんにもなかったw 軍人の勇ましい挨拶ですこしくすっとしたぐらい どうしたんだ駿は?
せっかく趣味に逃避してるのに、
もう一般人の好みがなんだかしらねえ、付き合ってられねえって。
84 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 09:36:06.16 ID:d79OnSmj
趣味と言えば二郎のスーツが紫なのはずいぶん派手な趣味で
プリンスかと思ったw
>>85 子供や教養の無い大人には何も伝わらない映画だよな
>>85>>86 こういうのが嫌なんだよ
たかだかアニメ1本の鑑賞で少し批判的なこと言うと、教養がないとか人生経験ないとかさ
映画観るのに資格がいるのか?
だったら、自称人生経験豊富な教養がある方々(笑)で三鷹の美術館限定で上映会やってりゃよろしいのでは?
近現代日本史テストと自分の人生経験を作文で書かせてパヤオが認めた点数獲れた人限定上映会とかさ
もはや宗教だな
そうそう教養を神棚に入れちゃうやつw
そんなやつが実は古典読めてないのよw
教養はないけどこの映画好きだよ(´・ω・`)
知識がないと好きになれないほど窓口の狭い映画じゃないと思うな
自分には面白くなかったって書けばいいのに、
面白いと言ってるやつは云々いうから反感かうんだろ。
91 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 13:25:27.56 ID:d79OnSmj
パンフレットで
ユーミンが印象に残ったシーンは
新妻が 来てっ て言うシーンだったとの事
ちょっとエロは女性感銘させるのだろうかw
>>90 自分には面白くなかった
↓
人生経験無いor無教養乙w
↓
信者うぜえ
の流れなんだわ
なんでアニメ観て面白くなかったって言うと自分の人生否定されなきゃならんのよ?
こんなの異常だろ普通
異常なのか普通なのかはっきりしる
批判してるヤツらの論調には本当に知性を感じない。
何の根拠もなくステマステマ言ったり、一部のジブリ&宮崎狂信者が支持
してるだけとか言ってみたり、とにかく口汚い。語彙選択も適当&乱暴で
終始感情的。全くを持って呆れ果てる。
なぜか一貫して理路整然と理性的に批判している人間は極めて少ない。
ネットてそんなもんやん
俺も誉めてるのはナルシストっぽいのしか知らない
美の天才と狂気と代償…『月と六ペンス』読む方がよっぽど教養になるw
>>85>>86 で、お前は堀越二郎関連や日本の航空黎明期の本はどれだけ読んだんだ?
それも知らずに歴史の知識って片腹痛いわ
つーかこの映画って歴史の知識は高卒レベルで十分だろwww
それをドヤ顔で歴史の知識や教養が足りないって言うなんて馬鹿丸出し
堀越二郎を扱うなら九試のネタや海軍とのやり取り
そして96式からゼロ戦開発に至る過程を取り上げろよ
九試が完成したらはい終了って感じなのは薄っぺらすぎ
カプロニのCa.4やCa.60、92式重爆が出て来たのは明らかに宮崎駿の趣味以外の何物でもない
複葉機、飛行艇→紅の豚
92式重爆→未来少年コナンのギガント
>>91 俺もパンフのインタビュー読んで笑ったw 感銘を受けたってそこかいっ!ってw
そのユーミンのとんちんかん(?)な感想に宮崎駿が「あそこは上手く行ったな
と思っております!」とか返答してて更に笑ったw
会ったこともないカプロニ
見たこともないCa.60を夢の中であんなにリアルに見れる堀越二郎すげーwwwwwww
ちなみに最後に出て来た大型複葉機の飛行艇Ca.60は初飛行で20mも飛ばずに空中分解したんだよ
つーかストーリーとは直接関係ないカプロニやCa.60を長々と出す必要あるか?
>>87>>96 あなた達選民思想にとらわれすぎじゃないかね
絵のうまい人より内面が豊かな人のほうが響くと言っただけなんだが
>>99 お前が言うなw
知識のない奴は響かないって決めつけて一刀両断してんじゃん
内面が豊か?感受性が強いだけだろ
響かない人は内面が貧弱ってかwお前が一番選民思想してんじゃん
俺は歴史モノを扱ったフィクション作品はなるべく冷静に見るようにしてる
この作品って実在の人物を扱った大人向けファンタジーだろ
しかも宮崎駿の趣味嗜好を前面に押し出した
>>96 >九試が完成したらはい終了
まあ、それが宮崎駿が企画当初に掲げたコンセプトだからな。
企画書で宮崎駿は「安いドキュメンタリー(プロジェクトX)にするつもりは
ないし、戦争を批判したり賛美もしない。また、主人公の擁護もしない。
ただ、二郎と言う一人の人物の半生を美しく描こうと思う」と言ってるし。
九試は日本の航空機開発史上、はじめて世界レベルに追い付いた飛行機だし、
実在の堀越も最も印象的に記憶している飛行機だったそうじゃない。
だからこそ、ラストシーンに持って来たのでは?
>>102 安いドキュメンタリーにすら届いてないし恋愛映画としても中途半端
> 九試は日本の航空機開発史上、はじめて世界レベルに追い付いた飛行機だし、
> 実在の堀越も最も印象的に記憶している飛行機だったそうじゃない。
> だからこそ、ラストシーンに持って来たのでは?
だったらもっと九試の開発時の苦労や秘話、エピソードを盛り込んで欲しかったな
カプロニとの夢の中のやり取りなんか何度もする必要ないわけで
カプロニから夢の中で美しい飛行機云々と導いてくれたシーンだけで十分
>>103 いや、だから元より宮崎駿監督はドキュメンタリーにする気など更々
なかったのでは?と言いたい訳。
そこにドキュメンタリーとしての面白さを求めてもないものねだり。
また、「ドキュメンタリー作品として中途半端だ」と言う批判も見当違い。
>>104 だからこの映画は実在の人物を流用したファンタジーってことよ
堀越二郎と堀辰雄に敬意を表してってロールに上げてるけど
全く敬意もクソもないフィクションをレイプした映画っつーことになる
九試を作りましたって実話を基にあることないこと適当にでっち上げて面白おかしく作った映画じゃん
106 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 15:39:01.83 ID:e6bjIv1M
フィクションとしてもイマイチw
そう言えば、「風立ちぬ」は恋愛映画として見ても中途半端だと言う批判を
する人が結構いるが、あとどんなシーン(要素)を追加すれば中途半端じゃないと
言えるのだろうか。合理的かつ納得が出来る説明を聞きたい。
「主人公及び菜穂子の内面描写をもっとして欲しかった」と言う事以外で。
ちなみに、内面描写の不足に関しては宮崎駿が受け手が想像する余地を
多分に残す為に意図的に控えたのだと個人的には推測している。
>>107 震災をきっかけに知り合ったが数年間接触なく
数年後再会していきなり交際してくれはないだろ
フィクションに基づいて作ってるのにその部分もファンタジーすぎるw
>>105 実在の人物をモチーフにしたファンタジーと言う部分には同意出来るかな。
この映画は夢で始まって夢で終わるしね。
>実話を基にあることないこと適当にでっち上げて面白おかしく作った映画じゃん
言葉は悪いがまあそうかも知れない。ただ、感動出来る受け手も沢山いる事は確かだろ。
そう言った人達に対して何の根拠もなくステマだの信者だの言うもんじゃない。
>>109 俺はそんなこと一切言ってないよwwww
堀越二郎と堀辰雄に敬意を表してってロールを入れてる割に
敬意を表してる内容になってないことが腑に落ちない
俺が堀越二郎の遺族だったらクレーム入れまくってるけどなw
>>108 あぁ、再開してからプロポーズするまでが短いし、そもそも描写が足りないと
言う意見か。俺はあの飛行機遊びのシークエンスで十分だと思ったけどね。
正直、唐突な印象はさほどなかったな。戦前の話だし。
112 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 15:55:24.74 ID:7F0hUyju
>>108 しかも男の方は覚えてなかった、そのくせ物語後半では震災の時から好きだった、とか言ってるし…
>>111 君はそれでいいんじゃね?
俺はそう思わない
ただ、それだけ価値感の相違てこと
>>112 同意
そのあたりの描写はひとつ間違えば実在の人物を貶めるようなことになりかねない
人によっては一途な人ねって印象を持つかもしれんが
俺も覚えてなかったのかよオイwwってツッコミ入れそうになったわ
>>113 まあ、そりゃあそうだ。ここでのレス交換は意見を統一する事が
目的ではないしな。
>>112 アレは流石に俺もウソって気はするけど、人間、後で考えた事が
本心になる(記憶がすり替わる)事もあるからな
・・・って、擁護に無理があるかw
横島なんて、初対面の相手に「ずっと前から愛してました!」と流暢な中国語で言ってたで。
宮崎駿の主人公って、純真無垢すぎると感じた。
主人公が子供の映画は、それがほんとうにぴったりと嵌るんだけど、
大人だったらただの変人なんだよなー・・・
感情移入が全然できなかった。
でも、どんなに登場人物に同調できなくても、話が退屈でも、
最後まで飽きずに見れちゃうんだよな。
それが監督のセンスのすごさなのかな。
よく判らないけど。
>>112 13歳の時に半日足らずしか一緒に居なくて、いくら可愛い女の子だなと思っても、それが23歳の女になって気付くか?
気付く方が怖いわ
初めて会った時から好きというのは嘘ではない
絵コンテ集93ページで、一寸紅潮してドアを見ている二郎とある
パヤオはその設定で作ってる
119 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 16:33:29.62 ID:d79OnSmj
>97
監督は今までエロやエロイメージ封印してたけど我慢出来なくて弾けたんですかねw
しかし妹が節子に見えて仕方なかったのですがw
個人的には二郎さん適当な事言って調子ええのうwwwと思って笑って見てた
夢の中が飛行機はともかくいつも女すずなりで君ほんま女好きやなwwと思ってたし
だからって菜穂子をいいかげんに好きだったかっていうと別にそんなことはないわけで
人間だものって感じで親近感はわいた
絵はきれいだった
それしか残らない映画
中途半端に恋愛ドラマ入れたり
正直がっかりした
鈴木Pが興業考えていろいろ入れさせたんだろ
そんなに儲けたい金
>>119 おかっぱだとみんな同じように見えるからな
不慣れな恋愛ドラマなんて取っ払って、二郎のヒコーキ愛を軸にした方が泣けたろうな
>>120 少年のときの夢でも、船に乗ったおじさんたちは飛行機がそばを通っても
気づかないふうだったのに(トトロのネコバスが大人たちには風に見える感じ?)
紡績工場の寮の女工さんたちは、大勢で手を振ってキャーキャーいってたもんなー
>>96 海軍とのやり取りとかそーゆーのはもう描きたくないからあの会議の表現なんだろね
本庄さんにさらっと言わしてはいるけれども
126 :
:2013/08/17(土) 18:42:32.89 ID:PLmHLATE
東海道本線のSLはC51にしてほしかった
C53で3シリンダの音使ってたらほめてやったのにw
>>126 宮崎監督は、鉄道はあんまり詳しくないから、機関車の部分の動画は
大塚さんが指導に来てたって話だね
>>68 コピペに答えるのもなんだが
感動して泣くような映画ではない=つまらない といいたいわけではないようだぞ
内容的にはちょっと変わった視点での読解だな
129 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 19:23:52.55 ID:d79OnSmj
>124
やっぱりああいう脇目もふらずこの道一筋みたいな人でも女子にキャーキャー言われたい欲求あるのでしょうかねw
130 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 20:17:22.45 ID:KIYaE72V
団塊の世代が、上世代を戦争加害者だとさんざん50年ぐらいなじっていたのを少しは
反省してみたような映画だな。戦前エリートたちは戦後語ることをやめて死んでいったからな。
鳩山みたいなアホになじられつづけて。
はやおもさすがに不味いと思ったんだろ。はやおの老後の保身だな。
131 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 20:47:50.24 ID:/D5V6qVv
>>1 オイ、虱(シラミ)立ちぬになってんじゃねーか
>>102 堀越二郎の名前を見てその安いドキュメンタリーを
期待させてしまったのが罪だよね
大人同士の恋愛物語()とやらをやりたかったんなら
市井の無名な人物の話をやればよかっただけのこと
なら看板に偽りありって評価にはならなかったのに
133 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 21:00:08.92 ID:uesJY9LX
>>126-127 飛行機とのあの落差はひどいな
自動連結器への交換すら済んでないようだったし
鉄道は箱物が多いせいかパースの不味さも目立つ
>>85 >>86 嗤うところだな。
普通にまともな大学出て歴史知ってりゃ失笑もののシーンばっかだぞ。
底辺私大出とかは戦前日本の仮想敵国はずっと米国だったと勘違いしてたり、
堀越が渡った時期のドイツはまだ分権型の民主社会ってことも知らんのだろうな。
135 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 21:07:57.89 ID:7F0hUyju
かーぜーたちぬーいーまーはーあきー
とかいう松田聖子の曲使えば団塊もわーキャー言うたんちゃうか?
136 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 21:16:59.99 ID:uesJY9LX
>>136 教科書覚えりゃ済むだけの高校出程度に
ドヤ顔で学問やら教養語られても困るし。
最近、NHKが実施した全国アンケートで無作為抽出したに数千人に対して「終戦記念日は
何月何日ですか?」と質問した所、正解出来た人間は全体の約3割、20〜30代限定だと
約5割だったと言う。
教養があると言える人間の一般的な定義はよく分からんが、こんな義務教育レベルの
質問にもまともに答えられない日本人に教養があるとはとても思えないし、こう言う輩が
この映画の本質に気が付くとも思えないのは確か。
139 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 21:58:12.70 ID:+lWrOJNx
映画にハラハラドキドキを求めてる人達には合わないな
教養とかの問題じゃないよ そもそもなんでそんなもん作ったんだよ。 誰がジブリにそんなこと求めてるんだ?
141 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 22:11:41.96 ID:uesJY9LX
>>137 学部卒もピンキリ
出来の良い現役中学生に敵わんのだってザラだろ
つか教養が授業で教わるものと前提に置いてる時点で
まあお里が知れるな
>>138 いや、この映画の本質は歴史云々じゃなくてクリエイターの生き方についてだよ。
だから歴史的な整合性に粗が多々あってもスルーなわけだし。
あと日本での終戦記念日は8月15日だが、欧米で太平洋戦争が8月15日に終わったとか言ったら怪訝な顔されるから気をつけような。
143 :
名無し:2013/08/17(土) 22:22:27.35 ID:H0cacjMh
見たけど予想通り、率直に言って糞アニメでしたわ
『もののけ姫』以降の宮崎アニメは話が駄目過ぎる
>>140 NHKの宮崎駿と作家・半藤一利の対談番組で、宮崎駿は将来の日本のアニメーションの
行く末を加速する少子化を理由に挙げて「斜陽化する一方になるのではないか?」と
懸念していたから、今回は完全に大人(と言うかシニア)向けに振ったんだろうな。
まあ、俺はその方向転換は正解だと思うよ。
それと、今回の「風立ちぬ」でジブリ作品にエンタメを求める層(若いファミリー層など)は
相当こりただろうし、次のジブリ作品に足を運ぶのを躊躇するのではないか。
今後、ジブリの客層は高齢者方向へシフトすると思う。
菜穂子の生きてってクリエイター全員に向けての言葉なのかな
薄情者でも夢の末路が悲惨でも生きていいのよっていう許しなのかな?
>>138 でも、菜穂子さんかわいそう、とか、本庄さんと二郎仲良すぎーとか
そういう層にも結構受けているという事実
147 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 22:27:06.07 ID:RQRzwx5v
アニメとしても、映画としても、娯楽としても、糞でした。
>>142 「本質」は語弊があった、「魅力」と訂正する。それと、
欧米が何だって? 日本の終戦記念日の話をしたんだが。
>>142 クリエーターの生き方の物語だとするとバートンのエド ウッドに負けてる気がする。
クリエーター一般じゃなく宮崎の自伝的作品として解釈するべきじゃないかな。
>>145 俺は現代日本に住む全ての人間に向けた宮崎駿からのメッセージだと
解釈したけどね。<それでも生きて
>>150 あれはハヤオにむけての言葉だよ。
ハヤオはもうアニメを作れない(気力や体力の面で)。
けど生きていい。
いや生きるべきだ。
そう自分のキャラに言わせている。
一種のオナニーなんだよ。
NHKの宮崎駿と半藤一利の対談番組で、宮崎駿は「堀越二郎と堀辰雄を
混ぜた上で常に父親の生き様を想起しながら作った」と語っていたが、
この映画には更に宮崎駿の人生が投影されているのではないかと思った。
よって、俺も宮崎駿の自叙伝的な側面や要素はあると感じる。
流石、遺作として残す事を意識して作っただけの事はある。
>>151 まあ、その辺りは受け手によって色々な解釈があっても良いだろうな。
連投IDのレスがなかなかに臭くて楽しめる。
いいぞ、もっとやれ。
口でやってるらしいプロペラのSEが不快
はあ、面白かった。
第二次世界大戦に突入していく日本人の精神状態って、良かれ悪しかれ純粋に目標目指して真っしぐらだったんかな。
吉村昭の小説の感じと似てるわ。
なんとかかんとか言いながら毎週、興業成績一位
ジブリで以前こんなのあった?
>>157 千と千尋。
まあ、千と千尋超えはありえないだろうな。千と千尋のリピーターは
中高生も多かったみたいだし。
159 :
名無シネマ@上映中:2013/08/17(土) 23:49:15.19 ID:d79OnSmj
155
あれはちょっと正直気持ち悪かったw
SEは正直「絶対に人がやってないだろ!」と突っ込みたくなる音(金属音とか)が
結構あったからモロ人の声だと分かるSEは確かに若干不快だったな。
SEを人の声で作った意図もちょっと測りかねるし。サウンド一切がモノラルなのも
納得出来ない。夢で始まって夢で終わる物語だから、映画の全てをぼんやりとした
定まらないイメージで統一したかったのだろうか。
飛行機を無機物でなく血の通った物として描きたかったとか?
もしくは二郎にとっては、ああいう音に聞こえるのかもしれない
162 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 00:23:46.06 ID:l341l4CK
ナウシカのヒドラやハウルの液体人間と人声飛行機は何か生理的に気持ち悪く感じる
163 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 00:37:45.88 ID:DBWyzYDo
これ子供に見せても退屈で寝ちゃうだろうな
ただ飛行機作ってるだけなのに、何かよくわからんが面白かったわ。
165 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 00:45:24.31 ID:5RVQu8GM
>>163 寝るならまだしもひそひそ話始めた子がいて最悪だった
166 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 00:47:41.74 ID:sfYCMsoD
一緒に見た女性はかなり泣いていた。自分は飛行機ばかり見ていた。泣けたけど。
事前情報を極力見ないようにしていたので「ここは史実と同じだ(多分)」って感じで感動した。
傑作だったと思う。ただ子供が見ても面白くないだろう。
宮崎駿がやりたいことやって作った作品だな。
これで最後なんて言わずにもう一本は作ってほしい。
決してつまらなくはないんだけど何なんだろうな…
自分的には一人を描いたドラマってのが普通の邦画に見えて、求めてた宮崎ジブリの世界ではなくてがっかりした。
ハウルやポニョを経てさらに進化した新しい表現の仕方はすごかったし、もちろん話に感動はしたんだけど、
これなら別にジブリじゃなくてもいいよなあって感じ。
169 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 02:02:57.37 ID:PrERc7W5
NHKBSあたりで夏休み終戦関連番組のひとつとして、
ちょっといい話アニメ付き特番wだったならこんなもん・・ってな感じの映画。
金払って見に行っちゃったよ大人料金なのに・・・あ〜あ
むしろこんな邦画やアニメがあるなら教えて欲しい
もっと見たい
>>170 「こんな」の定義がちょっとわからん
これかなり特殊な作品よ、好意的な見方だけでも↓くらいは定義がある
ハイコンテクスト(多めの予備知識が必要)な作品なのか
一人の人間の半生を描いた作品なのか
夢と現実の間を曖昧にぼかして描く作品なのか
昭和初期の風景をノスタルジー込めて丹念に描いた作品なのか
誰にでもわかりやすい盛り上がりのない、語り口が静かな作品なのか
運命の出会いもキスも初夜もアリの純愛メロドラマなのか
作家が「他の人にはわからんでいい」を貫いて作った作品なのか
ものづくりに打ち込む日本人達に愛が注がれたドラマなのか
大作なのに素人の主役・ボイパ効果音他えっ何これ挑戦なの?レベルに挑戦的な作品なのか
あるいはこれ全部含む作品、という話なのか
それだともうこの作品しか存在しないんじゃないかなーアニメ限定だと
いや上は出てませんていうかそんな作品じゃないでしょ?っていうなら
そこ書くとまた別の誰かが教えてくれるんじゃね
お勧め三本立て
紅の豚
風立ちぬ
ほたるの墓
気分は右肩下がり 最期は地下に潜る
おもしろくないけれど、いい映画だったな。
ジブリファンの小5の娘は、細かいところで意味が分からなかったといって嘆いていた。
174 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 08:22:53.79 ID:c1ik8VGa
全体的に意味わからんトコは多いから仕方ない
175 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 08:59:50.03 ID:7kXWwzuM
なんで見るの?
他の洋画のほうが起承転結がしっかりして
ハッピーエンドで面白いのにね
説明過剰で予定調和の映画はおなかいっぱい
ガキには理解不能だろうな
大人でもカプロニはどういう人物なのか
当時の航空技術の背景なんかもわかってないと
100%は理解できないだろう
劇中に沈頭鋲のやりとりが出て来たが
沈頭鋲とは何なのかこれはどういう意味のあるものなのか
っつーことを理解してないとわかんないだろう
今日22時 Mr.サンデー
大論争!「風立ちぬ」喫煙シーンにクレーム
禁煙学会にネット賛否
まさかこのスレには、こんなアホなクレーム付けた奴はいないだろうな?
179 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 09:59:25.80 ID:4TivB3xQ
なんで実在の人物の名前使うかね。
中身は完全にハヤオの作り出した架空の人物でしょ。
180 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 10:00:46.13 ID:4TivB3xQ
原作も無茶苦茶に改変するし。
>>179>>180 お前はドキュメンタリーフィルムだけを観てればいいと思うよ
創作を許さないなら小説はおろかノンフィクションも無理だろうし
182 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 12:23:50.65 ID:l341l4CK
漫画と同じように登場人物ブタでやって欲しかった
183 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 13:01:12.31 ID:sfYCMsoD
>>177 劇中の「ちんとうびょー」という言葉を聞いて「沈頭鋲」って理解できた人は少ないだろうね。
同行者は飛行機に興味なくても堀越二郎と菜穂子の愛の物語として楽しめたみたい。
184 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 13:02:53.54 ID:7p+kN0HZ
>>177 そんなマニアックなこと分かっとる方が気持ち悪いわw
>>181 わざわざ実在の人物の名前使わんでも、
架空のキャラでええやんてことやろ。アホなんか?
職場の若い女が
「泣くつもりでハンカチ持ってく」て観に行って
「全然泣けなかった」て帰ってきた
>>177 沈頭鋲のくだりは説明(平らにして空気抵抗を減らす)もあるし見てればわかる話だと思うけどなあ
そのへんわからん人は「ビスってなに?」レベルなんだと思うよ
ジブリの声に慣れると
確かに深夜アニメとかの過剰な声優にはウンザリするね
いい映画に慣れるとジブリの過剰な演出が陳腐なノイズと化すよ
190 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 13:54:45.04 ID:Up4txF2x
恋愛要素いらない
2時間に話を詰め込みすぎて全然入ってこなかった
最初から最後まで二郎と本庄の飛行機物語だけのが良かった
療養所の結核患者が、雪の降る屋外で並んで寝てるシーンがあったけど、
あれってそういう治療法なの?病気悪化しないの???
あと、主人公は一応お国のために飛行機作ってるのに、
どうして公安に狙われるの?
と、知識不足でストーリーに入り込めなかった残念な自分。
>>179の指摘は一理あると思うよ。実際問題、実在の堀越二郎の半生を正確に
トレースしていないのだから主人公の名前を別名に変更すべきだった。
あと、予告PVもマズイ。何がマズイってさも劇中で戦争を扱っているかの様に
テロップで「かつて、日本で戦争があった」だの「そして、日本は戦争に突入して
いった」だの掲示し、予告を見た人間に「戦争ものなのか」と言う先入観を植え付けている。
「風立ちぬ」のラスト、九試単座戦闘機のテストフライト及び菜穂子が死んだの年は
昭和10年。日中戦争開始が昭和12年から、第二次世界大戦開始が昭和14年から、
太平洋戦争開始が昭和16年から、と言う訳で、この映画の物語に戦争は直接的には
関わってはいない。
「風立ちぬ」の予告PVは言い方は悪いけど、予告詐欺と言えなくもない。
また要らぬ誤解を招いて映画の評価を落としている。
>>192 実在の人物を用いた創作は日本古来の文化なのだから
イヤなら日本から出て行け
>>192 まぁそこに尽きるよね
ただの恋愛悲恋ものじゃ売れないって思って+αしたかったんなら
無名の航空技師を主人公にしたらよかっただけ
それならあぁこういう人もあの頃はいたんだろうねぇで済んでた
なまじっか実在の人物とシンクロさせるからそういうのを期待してた
人たちから なにこれ? って扱いされる
>>192みたいな感想は極く当たり前だと思うけどな
日本から出て行けとか何で信者はこんなにエキセントリックになるかね
まあ、俺はこの映画は高く評価してるけどね。ヤフー映画レビューで星5つ
付けた後に2回観に行ったし。(合計3回)
現在、4回目に行こうかどうか迷ってる。だからこそ、主人公の名前を変更
しなかった件と誤解を招くPVのテロップが残念なんだよ。
PVで「実在の人物、堀越二郎の半生を描く」とかテロップ打ってるのも
ホントどうかと思うよ。これを見た人間は「風立ちぬ」にプロジェクトX的な
盛り上がりを期待するよ。なぜこんな詐欺的なPVにしたのか、意図が分からない。
>ID:8Oqkjvjv
こいつアニメ映画スレで執拗に堀越二郎の名前を使うなって言ってるヤツだな
熱中症で頭がいかれたか?
何の話だw でも俺以外にも「堀越二郎の名前はその人生を正確にトレースしなかった
時点で変えるべきだった」と言う意見を述べるヤツがいるのか。
つか、そう思うだろ、普通。堀越二郎の半生に堀辰雄の「風立ちぬ」を混ぜた時点で
映画の堀越は実在の堀越とは別人になってるんだし。フィクションをノンフィクションと
言い張るのはやはり無理がある。
まぁね、それはそう思う
堀越二郎じゃなくってジローとかにすればいいんだ
200 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 16:52:00.76 ID:nUXxUhX0
実際本編では殆どジローで通してたろ
実在の人物への遠慮と受け止めたが
歴史読本みたいなのが特集したり、プレジデントとか堀越のムック出したり
本人も半藤と対談してるから、こういうの見てる層を実在をキーワードにして
観客に取り込みたかったんだろうな
宮崎駿監修 アニメで学ぶ航空工学
とかやったら面白そう
自主勉強会のシーンはワクワクしたもん
>>198 まあ厳密に言うとそうなんだけど、
今までも阿川博之とか、司馬遼太郎みたいな
日本人全体の史観に巨大な影響を与えた大家もしれっとやってる手法なんだよなあそれは。
実際それで遺族側と揉めたりしてるんだが、宮崎駿は堀越家の遺族側からは
うまく了承取り付けたみたいだね。
まあ作品全体のバランスや宮崎駿自身の書きたいものの構成を最適化させた結果なんだろ。
阿川弘之な
206 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 17:10:45.62 ID:1LeT1sMF
半端なやつが誉めてるなこれ
207 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 17:19:28.31 ID:6/shxoHC
「はやくしないとなくなっちゃうよー」っとさもあいさんが”いっとるよーに”
つぶやくつだ 目が死んでないとかいっとるときにもーこれ、ちゅーか
これしかないもんなこいつ いちばんいいのまわしてもらう妄想だったんだろ
はやくきこのきたねーばかなにいっとったかおしえて 無視するで
208 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 17:28:41.72 ID:6/shxoHC
しぞーかからめて”しごと”だでなんとかおんなつれてかなかんって情報
すべて顔面にだしてよまいどの手口だけどよ「あそこにこどもすんどる」って
どーゆーきじゅんの信用情報だて
ヤフー映画レビューで星1のレビューを読み込んで行くと予告PVで
「風立ちぬ」に堀越二郎のゼロ戦開発物語(プロジェクトX)的な展開を
期待して観に行ったり、戦争映画だと思い込んで観に行ったり、風立ちぬの
劇中で既に戦争が始まっていると勘違いしている人間が大勢いる事に
気が付く。
以上、全ては予告PVの詐欺的なテロップのせい。
なぜ「堀越二郎の半生をモチーフに〜」とテロップを打たなかったのか?
なぜ戦争映画だと勘違いさせる様なテロップを打ったのか?
好きな映画だけに残念。
210 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 18:27:22.59 ID:sfYCMsoD
PVを見ずに行った俺の勝ちか。素直に楽しめた。
>>198 堀越二郎と堀辰雄を混ぜちゃったことは置いといて、
パヤオ的には、この映画で「零戦を軍事マニアの手から取り戻したかった」といってるから、
やっぱり「堀越二郎(と本庄季郎)」じゃないといけなかったと思うんだよね。
>>210 あーそれあるね
PV見てから行って来たが実際映画見たら
映画館が初見だったらよかったのにと思った
あのPV情報出しすぎ
自分的にもPVはちょっと違かったかなとは思うけどね。ついでに言うと、エンディングロールも。
でも、ありゃPVが悪いというより、本編が特殊すぎるんだとも思う。
本編、一度もテロップが出てこないじゃん。明らかに意図的にやってる。
>>211 意図がよくわからんけど
軍オタに対する嫌がらせってことでいいのか
明らかに軍オタにミスリードするよう誘ってるようにしか思えないが
軍事マニアの手から取り戻して誰にやるのかね。
パヤオが軍事マニアの癖に。
バカウヨから取り戻すってことだろ
前後の文章もちゃんと読めよ
217 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 20:20:01.93 ID:l341l4CK
飛行機作る者からしたらほぼ壊すために使う軍隊は気にくわないだろうね
劇中も機関銃の重量が無駄とか言ってたしw
PVでも、庵野棒や「ぶぶぶぶぶ」を出すべきだったな。
そしたら見始めてから不快な思いをすることもなかった。
4分PVだと庵野の棒セリフも聞けるんだけどな。
ttp://www.youtube.com/watch?v=-Q6pStcvr4U 庵野の声よりも注目すべきは風や機関車、小川のせせらぎ等のSE。
鈴木Pは「SE全部を人で作った」と言っているが、にわかには信じられない。
特に金属同士がぶつかるキンキンとか言ったSEはどうやって口頭で再現したのか
皆目分からない。と言うか、一部は現実の音を録音して使ってると思う。
>>214 そこはこの映画のまさに肝だと思うので、パヤヲが誤解されると気の毒だから、
(既に韓国なんか観ずに誤解しまくってるけど。中国には誤解してほしくないな。中国は、あの戦争で日本と直接戦争して、
韓国なんかよりはるかに甚大な 被害を被ってるけど、なぜか韓国よりはまだ冷静な印象。)
文春の対談本から引用してみる。長くてすまんけど。
映画のラストの「九試」の話から
宮崎:一号機だけがそう(逆ガル翼)なんです。そのなかに堀越のいろんな理想がすべて込められていると思って、それをつくるところは映画に入れました。
でも、それが活躍するところはまったく描かなかったです。というのは、堀越さんのつくったその飛行機はすべて中国大陸で活躍している。
半藤:そのためにつくったんですからね。
宮崎:ええ。ですが、中国大陸の上で空中戦をやって戦果を上げた、などという映画はぜったいつくりたくないですからね。
でも、あの人(堀越)は戦闘機をつくりたいんじゃなくて、飛行機をつくりたかった人だ、ということは確信しています。結局あの時代、いちばん優秀な技術者は戦闘機にまわされましたから。
半藤:パイロットもそうでした。優秀なのは戦闘機にまわされました。
宮崎:本庄季郎さん、この人も優秀な技術者でした。
半藤:本庄さんは一式陸上攻撃機の設計者でしたね。
宮崎:はい。あれはほんとにまん丸で、放物線を使わないんですよ。ですから生産性が極めて高かった。
じつは堀越二郎とは、あまり仲が良くなかったのですが、映画では親友にしてしまいました(笑)。
この後の、堀越が寝込んだ時、軍の要請で本庄がかわりに零戦の翼を短く切って三二型を作ったとかいう話が続いて凄く面白いんだけど、省略。
パヤヲ的には、右翼や一部の軍マニアから戦闘機製作者としてもてはやされても、一般人相手にまともに取り上げようとすれば、
まさに今回の韓国や、日本の「市民派」みたいな人たちに「反動的」とレッテルを貼られるような状況を変えたかった、
列強からはるかに遅れた地点から出発して、たった10年間で、劣悪な条件の中でも最高レベルの飛行機を作り上げた設計者として
正当に評価をしてあげたかったんだと思うよ。
だから、中身はパヤオの妄想がほとんどでも、あえて堀越と本庄(と上司の服部)は実名で出したんだろうと思ってる。
口でパカパカプクプクやってたのは夢のシーンに限るだろ
この飛行機はあくまで夢飛行機ですよーっていうシグナルだよ
>>220 軽井沢での鳥や虫の声とかも実際の音だよなーと思う
226 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 21:48:33.02 ID:Gk1kXija
ナウシカ・ラピュタのハヤオの作品とは思えない出来。
★ 星一つ。
大戦中に時代遅れになったゼロ戦に興味なし。
>>223 本庄も堀越も、彼らの理想の機体(映画の中の八試、九試)は日中戦争が始まる2年前には完成していて、幸せな開発話はそこで終わっている、というか、パヤヲはあえてそこまでしか描かなかった。
その後は、二郎がラストで語ったように「地獄」だったわけだよ。
カプローニが言う「国を滅ぼしたんだからな。あれだね、君のゼロは」は、比喩ではないよ。
本庄設計の陸上攻撃機と、その護衛機だった堀越の戦闘機の、長い航続距離と性能がもしなかったら、
軍部(海軍)は、中国や欧米列強を相手に戦争を始めようという気にならなかったかもしれない。
そのくらい、驚異的な性能だったわけで。
ただ良い飛行機を作りたかった、その気持ちが国を戦争へ走らせた、矛盾、恐ろしさ、哀しさを、逃げずに良く描いた、傑作だと思ってるよ。
>>194 馬鹿だけど努力家で東大入って飛行機学んで辛うじて三菱入って
開発チームの末席で黙々働く飛行機大好き青年。憧れの堀越さんと仕事出来て大感激!
みたいな架空の人物が主人公でも何とかなったかも
歴史になりきっていないデリケートな時代の話を主題にした挙句
こんないい加減な歴史描写やら実像と乖離した堀越のキャラ作りしかできないなら、
史実を下敷きにしつつ仮想国家・創作キャラクターを使った話にしとけば良かったのに。
作品に史実の一部を盛り込む必然性が無いどころかむしろマイナスになっちまってる。
>>227 だから戦後堀越は防衛関係でうまい飯食べてたよ?
なんで飛行機を作りたかっただけだと勝手に解釈するかね
その後地獄なら足洗うんじゃないかな
>>229 もう、そういうのやめて作品そのものだけを観て語ろうよ・・・。
232 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 22:50:11.95 ID:3bqAhKIb
ちょいと俺の話を聞いてくれ
ゼロ戦設計した人の映画と思って映画館に行ったはずなんだが
途中から山口百恵と三浦友和の東宝青春映画を見ちまってた。
いや、自分でも何を言ってるか分からない
>>230 だからさ、実在の堀越二郎や本庄季郎の評伝でもドキュメンタリーでもないわけっしょ、この映画は。
パヤヲ自身もそう言ってるし、明らかに飛行機設計者とは無関係の恋愛話が途中にぶっ込んであるってことが観客にもわかる。そういう映画。
戦後の堀越については、パヤヲは劇中では一切描いてないし、どっかで「(才能的に)終わってた」的なこと言ってたよ。遺族にあまりに失礼なんだろうから、目立たないように、だけど。
防衛関係でうまい飯食ってたって、会社(新三菱重工)に残ったことですか?その後、防衛大や航空宇宙大で教鞭をとったことですか?
そりゃ随分な言いがかりだと思うけど。戦争で生き残った大人は全員、家族残して切腹でもしろと?
戦後の堀越(と本庄)の仕事なら、戦後初の国産機YS-11の開発が代表だろうに。
もう過去スレに出てるかもしれないが
井筒和幸巨匠は何かおっしゃっておられますか?
ガラケーでは検索が上手く出来んかったのですみません
俺らが風立ちぬの登場人物を語る時に
普通に「二郎が〜」「本庄が〜」って語るのは
故人に対して失礼かなと思ったりはする
>>234 あんたが零戦が戦争で重要な役割果たしたってw
俺は、堀越は日本がアメリカ相手によくやった戦争の功労者だってこと、駿みたいな奴が堀越を勝手に解釈してるんじゃねーと言いたいの。
堀越辰二郎さんてゆう架空キャラのアニメだったら
なんの問題もなかったのにな
コイバナも仕事も理想形というか夢というか まー良い作品かもな
239 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 23:20:54.40 ID:sfYCMsoD
>>232 それは思った。
「ええーい、もっと飛行機を出せ!」って。
なんか二つの話が並行しているような印象を受けた。
でももう一度みたい。
>>237 堀越が力を尽くして出来た飛行機が、後に戦争で重要な役割を果たしたのは、史実で、しかし結果論だってことだよ。
まあ、某韓国みたいに、戦前戦中の日本人は全員悪魔として描け、ちょっとでも善人風に描いたらそれは右翼反動映画!なんて決めつけは論外だけど。
韓国はもう諦めてるとして、中国には、そのあたりは誤解してほしくないわ。
まあ、当初は宮崎駿も堀越二郎と堀辰雄、尺の都合でどちらかの話に絞って
映画化するつもりだったみたいだしな。鈴木Pから「両方混ぜちゃいましょう!」と
提言された宮崎駿がそれを受けて練った企画が現在の「風立ちぬ」。
どちらかに主題を絞った映画も観てみたかった様な気もする。が、凡庸な映画に
なっていたのではないかとも思う。
もっとも、内容は凡庸でも非常に分かり易い万人向け作品にはなったかも知れん。
242 :
名無シネマ@上映中:2013/08/18(日) 23:47:01.00 ID:3bqAhKIb
>>239 >>241 左よりな俺としては反戦的な映画(ナウシカみたいな?)もの
期待して見に行ったから、ええ〜〜いい!主人公の作った映画が
戦争で多くの戦果を残したとかも出せや!とか思ったが
そうすると主人公が結果的に多くの人の命を取った人間になっちゃうから
お客さんは戸惑う内容になっちゃうろうしねえ・・・難しいなあ。
2ちゃんで誰かが書いてたが「この映画はゼロ戦うんぬんじゃなくて主人公の嫁になる女性キャラに萌えられるか、萌えられないかで満足できるか出来ないかのの映画だよw」
って書いてたが、たしかにそうかもしれん。
主人公の作った映画?
245 :
名無シネマ@上映中:2013/08/19(月) 00:16:49.66 ID:dmDwDwCX
一段落してそうだが、150億円くらいはいきそう?
二度目行こうかと思ってて結局行ってないのだが。
興行収入スレによると、多分、盆明けで70億くらい行ってるようなかんじ?
夏休み中に100億突破するかは微妙かな。
けっこう細く長く上映しそうではあるけど、
もしヴェネチアで金獅子賞でも獲れば別だけど、それが無ければ
最終130億くらいかなあ。
まあ、本当に、自分はこれは戦後日本を代表する名作だと思っているんで、興行収入がどうだろうと関係ないけど。カリオストロがそうだったように。
>>228 東京帝大航空学科って秀才中の秀才が集まった少数精鋭だからね。
在学中に各メーカーが唾付けていて毎年各社一、二名しか取らないし、
残ったのは技術将校として航空技術廠みたいな軍の開発部門に行くか
木村秀正みたいに大学に残って研究続けるかでしょ。
そういう低空飛行の経歴の技術者って帝大出身者じゃちょと考えられないな。
でも大学出の技師じゃなくて工業学校出身の技手なら何とかなるかもね。
>>241 まぜるな危険っておばあちゃんがよく言ってた
こんなのはどうだろ
空を飛ぶことを空想する少年ジロー
いつも不思議な少女と彼の想像する飛行機で冒険する夢を見る
だがある日、夢に現れた霧に少女が浚われてしまう
その日を境にその少女の夢を見ることがなくなりジローも忘れてしまう
月日がたち、ジローは夢だった航空技師になる。
で、ある日、夢の中であの少女が助けを呼ぶ声を聞いて・・・
これなら夏休み中の子供もお父さんお母さんも満足
実は出てくる架空機も実在をモデルにしてかつエピソードもてんこ盛り
軍オタ層もその考察にワイワイできてご満悦!
こんなならどうよw
いいえ
256 :
名無シネマ@上映中:2013/08/19(月) 03:25:24.36 ID:tdjAVFJ0
>>246 今回は大人向けだから普段の爆発力に比べ緩やかだよね
数年に一度のメガヒットは確実だけど
劇場空いてきたらまたリピりたいなあ
仕事煮詰まってる大人にはいろいろ考えさせられる…
>>228 この話は苦労人の成功譚にしてしまっちゃいけないんだよね。
国を滅ぼしたゼロ戦を開発したという重荷を背負ったところを描かなきゃいけないんだから。
ラピュタみたいな悪人倒して終わり、というパターンが決まっている話はもううんざりなんだろうね。
ラピュタのような冒険活劇物は結末が決まっているから、安心して観られるというところがあるかも知れない。
パヤオはそういう奴らをいつまでも進歩しない奴と見ているかも知れない。
真珠湾攻撃成功の報を受けていやー俺の作った飛行機優秀だわーとニコニコする
二郎を描いて欲しかったな。
あと重慶爆撃に際して九七式爆撃機の性能について喜々として寸評を入れる二郎とか。
パズーが負けて殺されてシータはムスカの嫁。
>>252-
>>255 色んな人の「ぼくのかんがえたさいきょうの風立ちぬ」を集めた本が出来そうだな
ユリイカ編集部出番だぞ
見に行くか迷ってるんだけど、普段ジブリは映画館に行くことなんて言うのはまず無いんだが
4分くらいの予告編見たらググッとクルものがあった。
見た人は視聴後あの予告編以上の内容だったのか否なのか教えて欲しいです。
あの予告編を見ただけだと、とてつもない名作に見えるよね。
>>263 あの4分予告とは真逆の内容だと言っておこう
いい映画だと思うかどうかはあなた次第
>>263 予告PVはミスリードがある。まず、戦争映画ではないし、実在の堀越二郎の
半生を正確になぞったサクセスストーリーでもない。また、本来180分ぐらい
必要な話を尺の都合で120分枠に収める様に作ってあるので、非常に大胆に
各種状況説明がカットされている。
だから受けて(客)は持てる想像力と知識を駆使して欠けた箇所(行間)を
埋めて行かないと訳が分からなくなる可能性がある。要は読解力が試される。
想像で補わなくてはならない箇所が多いので、売りの恋愛要素も人によっては
薄いと感じる。結果、受動的に観ていると全体的に中途半端な印象を受けるかも。
ファミレスで実際に出てくる料理より
メニューの写真の方が盛りが良いのは
社会的に半ばコンセンサスだろw
映画の予告編も同じ
ゲド戦記も予告編はググッときたお
>>266 あの予告をミスリードとか言っちゃうオレ格好いいってか?
戦争映画とも言ってないし史実をなぞったストーリーとも言ってないのに
必要な話を尺に収めれば余計な説明も要らんだろ
ただあれだな
予告編は本編を素材として再構成しているもので
必ずしも本編のダイジェストではないという点
予告編の使命は「気を引くこと」でありそれに特化するがために
時には本編を捩じ曲げてでもキャッチーに仕立てる
短い中に収めるからテンポも変わる
同じワンカットでも前後関係から切り離して
本編でのそれとは全く違う意味を持たせることすらある
主観もからむし程度問題もあるだろうが
酷いのがあるのは事実だな
キンドルにおかだとしおの論評が売っているが、非常に的を獲ているとおもた。
>>269 いや、予告PVを作ったヤツが意図してるかどうかは知らんが、結果的にミスリードになってるだろ。
もう一度観てみろ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=-Q6pStcvr4U 何がマズイって、「かつて、日本で戦争があった」、「そして、日本は戦争に突入していった」、
「この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く」、以上3点のテロップが不適切。
PVを観た人間に「戦争映画なのかな」とか「実在の人物のドキュメンタリー映画なのか」と言った
誤解を与える。実際は全然そう言う映画ではないのはご存知の通り。
>>272 あと、余計な説明はいらんが、この映画は全編においてあまりにも説明(ヒント)不足。
これでは一部の人間しか楽しめない。とにかく、フレンドリーじゃない。
尺の問題で仕方がなかったのかも知れんが、もうちょっと詳しい説明があった方が
良かったのではないかと俺は思っている。
ちなみに俺の中での風立ちぬの評価は傑作だよ。俺にとっては十分に説明は
足りていた。でも、実際問題「分からない」って人も多いから、もっと説明して
欲しかった。
274 :
273:2013/08/19(月) 12:35:28.47 ID:YBZ+DNt5
>>273 「ついてこれない奴のことなど知らん」というメッセージがビンビン伝わってきたので
説明不足上等なんだろう。
なまじ絵とアニメーションが素晴らしいだけに、易しく説明されるのを無意識に期待しちゃうんだろうけど。
論評って売れるのか
いくら?
>>235 週刊現代今週号の連載で語ってる
いつもなら「こちとら忙しい時間割いて観に来てやっとるのに
女優のおっぱいぐらい見せたれやー!アホンダラー!」とか言ってるのが
敬語体のかしこまった文章でひたすら大絶賛
自分らみたいなアホな実写屋には到底表現できない上品さです、
映画学校の生徒に見せてやりたいこれぞメロドラマのお手本、とか・・・
何だか嘘くせーーw
岡田のレビューは無料じゃ読めないの?
つか、誰か要約して教えて下さい。
岡田の鑑賞前のレビューは読んだんだけど、鑑賞後のレビューは
まだ読んでないんだよな。
動画でいいならyoutubeにあるよ
>>279 おお、来てたんだw ありがとうございます。
しかし、58分ってw 早速、見てみますわ。
>>273 解説用の長ゼリフにテロップ、ナレーション…あとなにがあれば足りますか?
時代背景理解のためのイヤホンガイドとかあると便利でしょうね
上映時間も足りないようですね
上映時間が3倍になってもご満足いただけそうにはないですが
自分は一般常識でじゅうぶんなヒントが散りばめられてたと思ったのですが…
二時間ドラマを参考にするといいと思うんだよ
山村もみじあたりにそれとなく(笑)全部説明してもらえば
いや、岡田のレビューは面白かった。これは要約出来ないわw
>>282 180分もあれば十分な様な気もするが、とにかく現状の説明描写じゃあ足りてない様な
気がする。
一般常識云々に関しては現在、日本の終戦記念日が何月何日かまともに正解出来ない
日本人が約66%だと言うし、いわゆる一般層に一般常識が備わっている事を前提で
映画を作るのは・・・「ナシ」と書こうと思ったが、やっぱアリだな。
万人受けしない事を覚悟して、分からないヤツを思いっきり突き放す映画があってもいい。
でもこれそんな難しいことしてないと思う
一般常識とか戦闘機の知識とかが必要なんじゃなくて、その人の感性に訴えてくる映画じゃないかなあ
上手く言葉で説明できないけど、何かよく分かんないけど、好きな映画ってあるじゃん
そんな感じ
高畑勲のかぐや姫、公開日が発表されたけど
メイン館はジブリ定番のスカラ座じゃなくて日劇なんだな
かつて向かいの松竹ピカデリーで山田くんが上映されたとき
初日に社員の人たちが揃いのハッピ着てはりきってたのに館内ガラガラで
客のこちらもいたたまれないような気分になったのを覚えてる
高畑こそ遺言作になりそうなんで、
「宮さん、これが映画だ!」くらいの凶暴な作品期待している
観てきました。
未完成映画と言う感じがしました。
堀越二郎と堀辰雄の2つの世界をくっ付けてどうするのでしょうか?
悲恋っぽいところだけは少し泣けましたけど。
伝記にも歴史作品にも恋愛作品にもなってない気がしました。
東南アジアの地図が出てきて、年月日を出し日本軍の展開を矢印で示す必要があったな
>>287 ご当地名物を片っ端から混ぜ合わせたゆるキャラのようなものと思えば
290 :
名無シネマ@上映中:2013/08/19(月) 18:21:41.57 ID:NdAoXVEK
堀越みたいな人は結核の女選ばないよね
>>281 どう考えてもネガキャン的プロモでしょ!
この映画を面白かったって言ってる人は結局の所、恋愛シーンが一番良かったんじゃないかな
DVD買いたいのも菜穂子目当てみたいな
結局ちょっと高尚な萌えアニメ映画って感じ
その「ちょっと高尚」て何って話
>>273 最近、なんの映画でも必ず出てくるのが
「この映画は説明不足でアール族」
>>277 関西walkerの井筒の連載をずっと読んでるけど
それの印象から考えると明らかに皮肉やろという感じではあるな
週刊現代買うか…
>>293 まあ主人公はインテリだし、飛行機作りのあたりや時代物の雰囲気
その時代をそのまま描いている、という触れこみ、アニメーションのレベルの高さ、とか
でも内容は結局小説「風立ちぬ」のヒロインと感情移入しやすい感じの好青年との恋愛物という感じ
印象に残るのも菜穂子のシーンが多く、主人公を堀越二郎にする必要性あったのかな、と
だからわしは自主勉強会のシーンも好きだっつってんだろ
自分の感性が全てだと思うなブス
>>297 自主勉強会のシーン「も」好きだが、一番好きなのは菜穂子のシーンなんだろ?
やっぱり駿は実在の堀越二郎を魅力的に描くよりも
小説の自分好みの美少女とのシーンを描く方が得意そうだな
だったら半生を描くとか、敬意を込めてとかかっこつけないで
初めから架空の人物で自分好みの恋愛ものにすりゃ良かったのに
見る前から実在の人物と小説の恋愛部分をくっつけた、って聞いてなんか気持ち悪い構成だなって思ってたんだが
何で二つをくっつける必要があるのか
恋愛のパートしか共感できなかった社会経験の少ないブスなんだろーけど
別に駿はお前のための映画を作りたかったわけじゃねーから
いいんじゃねーの?
行間を読まない(読めない)客でも最低限共感出来る様に恋愛パートは
作られてるからな。「陳腐な恋愛劇」と言う評価が多いのも頷ける。
>>281 >「子供が紙を丸めて真似をして絶句しました」とかアホかと
アホだな。
こんな親では子供の将来は暗い
>>285 何だかよく理解出来ないけど、いいなぁと思う映画・・・。個人的に15歳を過ぎてから
観た映画の中ではそう言った作品はなかったな。
俺もよく理解出来ない映画があったら即駄作認定してたしね。人間、自分の尺度で測れない
対象は良くない物(&人)と判断するのが普通。
だからこそ、過剰説明を廃した「風立ちぬ」は賛否両論な訳で。皆、自分の尺度で十分に
理解出来てたら酷評はもっと少なかっただろ。
304 :
名無シネマ@上映中:2013/08/19(月) 21:06:15.56 ID:x09HQklU
切ない気持ちからブワッと込み上げてくる感じでしたが我慢しました
>>272 見終わった後にこれ見るとひどいな
MADみたいだw
横に出てくるこれのPVも歌で台無し
//www.youtube.com/watch?v=RBv3ED-HBzE
「仕事と私どっちが大切なの!」って
言う女と言われてる男に観てほしい映画って感じ
紅の豚がダントツで一番好きだったけど
ついに塗り替える作品が出た。
たぶん本気で結婚を考えられる女性と観たからだろうけど
とりあえず独りで見なくてよかった
あとオレももういい齢だってことだろうな
>>295 普通に皮肉だよ
かなり自虐も入ってるけどさ
実写屋はやりたくてもやらせてもらえないし、能力も無いから
太平記の昔から日本は実名虚構小説と虚名私小説が物語の本流なのにな
一休さんも水戸黄門も太閤記や忠臣蔵だって実名虚構作品な訳で
映画版のドラえもんやクレしんだって設定は借りたままマンガとは違う世界を展開してるだろ
大河ドラマも似たようなもんだし、それが日本古来の文化だと思うわ
宮崎駿監督「風立ちぬ」はなぜ戦闘シーンが描かれていないのか?
ttp://www.youtube.com/watch?v=B8qRHQAj0AA これは「風立ちぬ」を読み解く為のヒントが沢山出てくる対談だな。
物語の後半、二郎と新庄が工場内で話している時、九六式陸上攻撃機が
中国の重慶を爆撃しているシーンが5秒くらいフラッシュバックの様に
差し込まれる。しかし、この頃は昭和9年で、史実の重慶爆撃はもっと
後のハズなのに・・・と不思議だったんだが、この対談を聞いてようやく
その疑問が解決した。
まさか二郎&新庄が想像した将来日本が中国の都市を爆撃する様子だったとは
・・・分かんねーよw
>>308 「実在の人物の半生を描く」、って言っちゃってる所がダメなんだろ
大河ドラマで信長の妻の濃姫を変えて別の恋愛小説のまるっきり別人に変えるとか普通ないだろ
同人誌ですか?となる
今回は濃姫のように名が知れてないから、変えていいんだ、ってのもどうかと思うし
大体それじゃ「半生を描く」から既に外れている
311 :
名無シネマ@上映中:2013/08/19(月) 22:46:46.99 ID:y1Bdvf5J
予告がちょっとミスリードというのは本当だと思うよ。
監督自身の発言で、「戦争経緯などを説明的にアリバイ作りするみたいに入れるつもりはなかった」という発言も
公開前にされてたのだが、普通はそこまで注意して全部の情報に目を通してないので、そのように勘違いしてもおかしくない。
この作品の予告はよく出来てて心情的に訴えるのだが、それを素直に見た場合(もしくは細心の注意を払って見なかった場合)、
もっと戦争や当時の社会の暗部が描かれてると思ってもおかしくはない。
予告や宣伝を漫然と見てた人達の少なからずが、
「戦争の映画だと思ったのに・・・・。」
「暗い時代だったと言ってるので、言われてるようにもっと貧困や社会の矛盾が描かれてると思ったのに・・・・」
「零戦設計者の話という振れ込みだったので、もっと零戦は沢山出てくるし、またその功罪が描かれると思ってた・・・」
というような肩透かしを食らった感じがしたであろう。映画予告なんてもっとヒドい例は多数あるが、今更強弁するよりも、
予告そのものではズレたイメージを提供したかなと認めてもいいんじゃないの。映画作品として本編は優れてるので、尚更そう思う。
奥さんが結核なのにタバコ吸って云々言ってる人がいるが、ジローは最初吸うのをやめようとしたし、
煙は極力流れていかないように上にフ〜ッってしてたよね。
効果はあんまりないと思うけど。
思いっきり下唇を突き出してフ〜ッとしてたんだろうと思うとちょっとかわいい。
>>310 半生を描く場合でも、エピソードで脚色するのは普通のやり方
吉川英治の武蔵をどう思う?ありもしない「おつう」を出したり創作三昧小説
国民作家にまでなっちまったけどな
別に風たちぬなんてマイナー小説でもないし(聖子の曲により80年代は割りとブームだった)
すくなくとも40歳以上の人間は読んだことが無くてもあらすじぐらいは一般教養として知ってるわけ
堀越二郎の設定を借りて、風たちぬをやったところで己の感性と言うか美意識に集中する余裕ができたのだろう
>>313 武蔵は生涯結婚しなかったんだから、しかも数百年昔の人物なら詳しいこともなかなかわからないしその中で恋人を脚色するのはありなんじゃないの?
今回の場合、なんせつい最近まで生きてた方で、もちろん奥さんもいるその奥さんを亡き者にして自分好みの美少女妻を創作ってあまりイメージ良くないな
風立ちぬを単品でやるか、堀越二郎の半生を描くかどっちかにすれば良かったんじゃね
何で二つをくっつけんの?w意味がわからん
その二つをモチーフにした創作って銘打ってるならわかるが
>>309 史実の重慶爆撃が後の話だとご存知なら映像の流れ的にも将来の予想だとお解りになったと思うのですが
なぜそれが「わかんねーよ」になる方がわかんねーよw
自分の作った飛行機が無惨に撃墜される悪い夢ですね
>>314 >風立ちぬを単品でやるか、堀越二郎の半生を描くかどっちかにすれば良かったんじゃね
>何で二つをくっつけんの?w意味がわからん
・・・普通の読解力があるやつは、「二つをくっつけたことで現れるものが、パヤオの描きたかったものなんだな」
という風に連想していくものだと何故思い至らない。
そして、こんな見方自体野暮なんだけどな。
周辺情報とかいらないじゃん。原作がどうとか、モデルになった人がどうとか知らなくたって、
120分ほどの映画そのものにまっすぐ向き合えばいいだけの話。
情報だけをありがたがって、目の前の料理を味わうこともしない似非グルメ豚みたいな根性だよね
そりゃそうだろ
自分の描きたいものを優先した結果だろ
描きたいものを描けばいいが、創作として架空の人物で作れば良かったって話だ
完全なるフィクションとも言ってるらしいが半生を描くとか敬意を込めてって言葉とどうもそぐわないな
>>318 その5ページ目くらいにあるその話題。
よく読むと、高度なものをやらなければ意味ないという事で、それで自分に枷を課していて出来ないみたいに書いてあるよ。
もののけよりももっと高度に練り上げたもので、異世界モノではなくて現実感のあるもの。しかもファンタジーと
言ってるので、困難過ぎて無理すぎるんじゃないのかな。
他の実写も含めた映画監督でもそれをやれそうな人は、なかなか居なさそうだ。
>>292 >この映画を面白かったって言ってる人は結局の所、恋愛シーンが一番良かったんじゃないかな
それは、十二分にあるし、物語の根本ではあるけれども、「病に侵されながらも残り少ない時間を共に生きようとする二人」
という難病モノの骨組みの中に、病に侵されたヒロインを支える主人公が、懸命に作り出しているのが殺戮兵器という
矛盾こそにこの作品の強度があって、ただの難病モノにはない面白さがあると思ったかな
「あなたの仕事をしている顔が好き」と言って手を握り合うシーンは印象的で、残り僅かな時間を共に過ごす為に
ヒロインは山を降りて来てるわけだけど、主人公がヒロインの手を握ってる手の、もう片方の手では殺戮兵器の設計を
しているわけで、ヒロインが血を吐いて泣きながら汽車に乗る中でも、主人公は泣きながら殺戮兵器の設計をする
本編では「美しい飛行機を作りたい」としか語られないし、殺戮兵器を作る、といった事にはほぼ触れられてはいないけれども
「命を奪う為の道具」を主人公は作り続けていた事は事実であり、すぐその隣に残り少ない命を何とか全うしようとするヒロインが居る、
という構図は、宮崎駿の抱えている「戦闘機は好きだけど、戦争は嫌い」という矛盾に合致するなと解釈した
零戦が完成して、飛んでいる姿を観た時にも主人公に何の感傷もなかったのも、自分のやっている事の矛盾さに
気が付いてしまったからかなと
看板に偽りありって段階で確実に一部の層からは不満は出てくるよね
だって明らかにPVやらでミスリードしてるもん
あげく零戦と堀越二郎を取り扱った雑誌がまぁあることあることw
堀越二郎の半生って情報だけで見に行ったから
夢の中の機体や紙飛行機でやたら逆ガル翼の飛行機が出てくるから
こりゃ零戦どころか烈風の話までいくんじゃねぇか、なら当然雷電の話もでてくるよな
なんてwktkしてたとこに訳のわからん話はじまって
最後、九試単戦のしかも一号機の段階で話が終わっちゃったらそりゃポカーんとはなるわなw
322 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 02:57:10.21 ID:NAUhGld2
今後、宮崎が映画作っても、二度と金払っては見ないな。
323 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 05:58:35.14 ID:KtIm3nrd
ハウルもポニョも見なかったがこれはもう5回見た
出来がいいかは別にして俺にとってはラピュタ以来の魅力作だ
仮にコクリコ坂と同じタイムスケジュールになるなら、DVDの発売が
2014年7月、TV放送が2015年1月になるけどね。
2015年1月が「スグ」かどうかは知らん。
しかし、
>>322みたいなレスを見るにつけ、この映画は見事にフルイになってるな。
ある種の人間を確実に選別し弾いている。結果、今後のジブリの客層は次第に中高齢者層へと
シフトしそう。個人的には歓迎すべき傾向だw
327 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 08:57:46.79 ID:ulYUsCdR
初めて金払った俺は・・・
>>325 予想だと、来春BD発売、来夏には放送だな。1年そこそこならすぐといってもいい。
>>326 今回の作品が特殊なだけだろ。また子供映画に戻るよ。
329 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 09:03:07.28 ID:kkUydXGf
>>301 >行間を読まない(読めない)客でも最低限共感出来る様に恋愛パートは
>作られてるからな。「陳腐な恋愛劇」と言う評価が多いのも頷ける。
行間を読まない(読めない)客は恋愛パートについても良く理解できない。
だから「陳腐な恋愛劇」と言う評価がされてしまっているのだろう。
理解出来れば陳腐とは思わないと思うよ。
言ってみれば
物語の抱き合わせ販売のようなもんだろ本作は
ヒコーキだけ見たい奴は仕方なくソープオペラにも付き合う
332 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 09:57:17.68 ID:kkUydXGf
>>331 論理的にオカシイ & 恋愛劇とやらについての評価を述べただけだけど
まぁお前の頭だと屁理屈にしか見えないんだなwww
>>328 過去のジブリのDVD発売日とテレビ放送日を検索して確認してみな。
あと、また子供映画に戻るとは思えないね。次は「風立ちぬ」よりも
更に客を選びそうな作品だし。おそらく興行収入50億も行かないだろ。
>>332 リアル低能はだまってろつーの見苦しいわゴミカス
>>329 まあ、個人的には恋愛要素も別に薄いととも思わないし、描写が足りてないとも感じない。
ただ普通に表層的な部分のみをなぞりながら見るとかなり陳腐に見えるのでは?と思う。
作品を受動的に見る層の「恋愛要素も飛行機製作要素も共に陳腐。要は全て中途半端」と言う
評価は妥当。
336 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 10:11:09.51 ID:kkUydXGf
>>334 >
>>332 >リアル低能はだまってろつーの見苦しいわゴミカス
じゃぁお前は黙ってなくちゃ駄目じゃんwww
堀越の「美しい飛行機を作りたい」という志と、兵器としての飛行機を作ることが生業に
なったことへの葛藤はもっと丁寧に表現してほしかったなとは思う。あれじゃ、単なる飛行機オタクにしか見えん。
しかし、興行的にはどうなのかね。昨日見たのだけど、300席スクリーンが平日夕方とはいえ、
20人ほどしかいなかった。
>>323 紅の豚は見なかったの?
おれにはあっちのほうがよっぽど魅力的だった
この作品は宮崎駿による「昭和偽史」なんだと思うよ。
細かく時代考証されてる部分も散りばめられてるが、基本的に嘘で作り上げられている。
だからリアリティを感じる人にはとってもリアルだし、そうでない人には余りにも嘘臭いものに映る。
しかし目的は「偽史」という「嘘」にあったはずで。だから何故こんな嘘を並べなければ
宮崎本人は気が済まなかったのかを考えると、俄然リアリティが増してくると思う。
結局監督自身の「精神史」に似ているんだよね。どちらかと言うと、現実や史実は余り関係ないんだよなァ・・。
駿による駿のための駿映画。宮崎色が濃過ぎて、息苦しい程なのが、この作品。好き嫌いは大きく分かれそうだね。
>>337 お盆中に見たファミリー層の口コミ効果で今後のファミリー層の来場者数は激減するだろうから
良くて100億程度じゃないかな。日頃からテロップまみれのテレビ番組に慣れているファミリー層に
この映画はキツイよ。
341 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 10:48:38.91 ID:fbQIckVs
ファンタジーに徹することができず、中途半端に監督の思想が明確に見えてしまうのよな。
過去作品はそこをうまく包んで、説教臭さを消していたのだけど。
むしろ今作この題材でよくぞここまで説教臭さや反戦メッセージを抑えてくれたなと思ったぐらい・・・
343 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 12:41:02.29 ID:QeYpia2i
映像は楽しく拝見したけど、描きたかった=自分が欲しかった美しい恋愛の思い出、
と考えると辟易してしまう。
死にいく妻との時間を全力で全うしようともせず、
半端で身勝手。
行間読む人は何を読んだの?
>>343 >映像は楽しく拝見したけど、描きたかった=自分が欲しかった美しい恋愛の思い出、
>と考えると辟易してしまう。
ほぼ当たってると思うけど、美しいばかりでもなかったはずなので、そこらも補って見ると面白いかもよ。
宮崎監督の母はずっと結核系の病気である脊髄カリエスで10年間くらい寝込んでたそうだ。
その時期は監督の少年時代から思春期に重なってもいる。そこらも合わせて考えると、思い入れがあるんだろうな
などとも思え、また創作者は因果だよなぁ・・・・。色んなイメージと格闘したり深層心理と添い寝したりで。
などと感慨深かったりもするのである。
>336
まだウロウロしてんのか糖質
リアル低能はだまってろつーの見苦しいわゴミカス
>>338 豚ですら趣味に走り過ぎて失敗みたいな話だしな
こりゃ難しい
347 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 16:36:10.74 ID:kFRXvrHW
うむ
348 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 17:09:28.43 ID:kFRXvrHW
なんか観てきた周り(主に大人)から絶賛の声が多いけど
小さい子供(幼稚園)連れて行っても良いかな?
中学生と小学生高学年の子たちは感動したって言ってたけど…
ほぼ満員で最前列の席しか空いてなくてかなり首に負担が
かかり、翌日寝違えたみたいになった。映画はよかった。
主人公=宮崎駿
武器は大好きだけど戦争は嫌い
暴力は好きだけど殴られるのは嫌い
なにかあるとすぐに妄想開始
声が単調で何考えてるんだかわからない
352 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 18:00:37.08 ID:kkUydXGf
>>345 理屈が判らない
相手の言う事も理解できない低脳ちゃんにとっては
相手を誹謗する事しか出来ないのかも知れないけれど
同じ言葉の繰り返しじゃ芸が無いから
もう少し言葉を覚えなきゃ駄目だぞ・・。
いつも、その言葉しか言われてないのかも知れないけどさ・・
ね、キューちゃん。
自分の意見も述べずに、只々他者を誹謗する行為に
何の意味があるのか、俺にはさっぱり判らないけれど
低脳ちゃんにとっては何かしら意味がある事なんだろうね・・。
まぁ、頑張って・生きて
>>350 少年の頃からメガネ、ヘビースモーカーも追加
どう見ても宮崎駿
この映画はオッサンファンタジーだよね
病気の最期の看病させずに自ら去るとか男に都合の良いヒロインだし
少女漫画の男性版
>>320 隼試作機の試験飛行のときは結構うきうきしてたのにね
七試艦戦の試験飛行のときは明らかに表情がかわってる
気に入って3回観たが、
岡田の鑑賞後レビュー
ttp://www.youtube.com/watch?v=HrecsuJ744U と
>>320のレスを読んで、この作品のテーマは「人の業(矛盾)」であり、最終的に
宮崎駿が受け手に発信したメッセージは「業を含めての人生肯定」だと思った。
考えてみれば、全ての人間それぞれが独自の美学を持ち、それに従って生きている
訳だが、どんなに美しく生きようと思っても知らず知らずの内に他人に迷惑を
掛けてしまったり、何かを犠牲にしている。しかし、それは人の業であり、生きている
限り逃れられない。その事に気が付いた人間は美しくあろうとしている人ほど
罪の意識に苛まれる。でも、「何かを傷付けながらでも生きていていいのだ」と
この作品は高らかに謳い上げる。だからこそ、一部の人の心に強く響くのだと思う。
主人公が罪の意識に苛まれてたシーンなんてあったっけ?
自分のやりたいことやって最終的に女が許しの言葉をくれるんだから
そりゃ一部の人間には受けるだろうね
>>358 そこら辺は宮崎駿的には「勝手に想像しろ。ヒントは出してるだろ。
分からんヤツの事など知らん」と言うスタンスだからw
よって、この作品は賛否両論。岡田のレビュー動画を見てみるといい。
「そこまで汲むか!」と驚くと思うよ。普通、そこまで気が付かない・・・
つか、気が付けない。
「戦闘機は大好きだけど、戦争反対」って気持ちの人は共感できるよ。
飛行機に興味なければ「なんじゃそれ」かもしれないが。
昔の少女マンガの雛形みたいな恋愛と、少年向け偉人伝に登場する程度の技術者列伝エピソード。
基本的に本当に悩んだり何かに葛藤したり壁にぶち当たる描写はなし。
命を賭けてるのだろうが、そこに至るシチュエーションは御都合主義だし、基本的には綺麗ごとのまま終わる恋愛。
それでそんなに人生だか価値だかを高らかに謳いあげてるなんて賞賛したら、宮崎本人が赤面したりしないか。
全般的に綺麗ごとが多いのは、自らの欲求を反映させて、半ば以上わざとやったと思っている。
人生の挽歌を唄うつもりで、若者の話を描き通した。そういった屈折をひとつくらいは入れた見方をしなければ
この映画の真価は分からないと思うよ。
モノを創る人間の「奢り」とそれに対する「赦し」。
分からないヤツは分からなくて全然構わないし、
分からないからといってモノを創る人間じゃなかった、ってワケでもない。
要は監督が、自らの人生を肯定するために作った映画。
で、それでいいと思う。
しかし堀越二郎氏の名前を使ってあれはない。どうせなら
全面的に堀辰雄氏の話にすればよかったのだ。
365 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 21:03:30.33 ID:NAUhGld2
つまらねー糞作品は糞と言った方がいい。
柳田邦夫ノンフィクション新作「ジブリの恐怖」
立花隆「宮崎駿研究」
368 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 21:48:33.99 ID:OJX8kX4w
理解力の無い人間が多すぎることに驚いている
高校の現代文の授業すら理解できなかっただろう
少しも文学の理解ができないやつはこの映画を見ても無駄
369 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 21:57:03.66 ID:NAUhGld2
どおりで中学生の子供がつまらないと言ってたわけだ。
370 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 21:58:07.42 ID:fm0Tx3rV
実は震災でヒロインは死んでいて
震災後の描写はお父さんの願望
>>368 もしもこの作品から夢のシーンを排除してしまって、現実描写のシーンのみの展開と考えた場合、
あんまし上等な文学になってるとは思えないけどね。21世紀的価値判断が加味されて余計に減点されそうというのもあるが、
史実やリアリティなどで多くの議論を呼んでる現実パートというのは、そんなに文学的に高度とも思えないよ。
しかしこれは夢のシーンが余りにも多い映画となっており、その映画文法的な逸脱ぶりからしても、それを重要視しながら
鑑賞すべきだろう。そこまで考えると、この夢と幻想(現実や史実ではないよ)に溢れた映画はとても優れた作品となるのである。
372 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 22:00:50.25 ID:OJX8kX4w
中学生ぐらいだったら理解できると思うけどな
わからないわからないっていってるやつは堀辰雄の小説読んでもわからないよ
374 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 22:14:47.60 ID:6kqRjXgq
>>373 冒頭の「ヤマ無し・オチ無し・意味あり」ってのが言い得て妙ww
堀越二郎って器だけで中身は完全に宮崎駿だもんな
なんで架空の人物にしなかったの?
零戦を作ったって事実のみ尊敬していて本人の人となりには特別興味がなかったんだろうな
>352
まだウロウロしてんのか糖質
リアル低能はだまってろつーの見苦しいわゴミカス
日頃から小説を読んでるかどうかはこの映画を理解する上でのポイントになる
だろうな。小説を読むと必然的に想像力が鍛えられるし。特に抽象的な表現の
多い戦前の小説は読解力が試される。
>>372 おれは堀辰雄の小説とやらの小説を映像化したような代物を
見たいとは思ってなかったけどな
これからは馬鹿な俺にもわかるように
『今作品は実在の人物、堀越二郎を主人公にすえてますが
内容は文学()作品をベースにしたフィクションで史実とほぼ関係ありません。
零戦はほとんど出てきません。96式艦戦も試作機とまりです
技術者の葛藤も、軍事描写は刺身のツマ程度です
恋人が難病の末死ぬ、そんな話が好きな人たち()向けの映画です』
とでも注意書きいれといてくれ、見に行かないし文句も言わないから
380 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 22:23:05.15 ID:K2aRebXY
そこまで深く考えなかったけどな
単純に物を作る人の「情熱」じゃダメなの?当時は日本は遅れてたけど高度成長期に伸びたことで日本は最先端技術を手に入れることになった
でも、その奢りから今は低迷
若者の情熱が足らないことを表してた映画に見えたけど
381 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 22:23:42.33 ID:NAUhGld2
この映画は、本を読み解く力のない低脳人間には理解できない。
小説も読まないような人間にとっては、高度で難解な映画である。
来夏に発売されるであろう「風立ちぬ」のBD、特典としてオーディオコメンタリーで
岡田斗司夫と庵野秀明の対談&解説を入れて欲しいな。
それはイラン
>>379 まあその通りな面もなくもないのだが、何もそこまで言わなくても・・・・。
>>380 そういうプロジェクトX的な目的のものなら、もっとその目的に沿って上手く作れるだろうし、
そもそも駿でなくても、もっとそういうのを上手く作れる人は居るだろう。
だからそもそもそういった目的やテーマのみで作ってるものではないと思うよ。
しかし何か肯定的なメッセージを受け取って、それで元気付けられるというのは良いことだと思うので
そういった思いをこの作品に感じて、健全な意欲に基づく生活が送れるのはいい事なんだろうね。
385 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 22:38:48.87 ID:NAUhGld2
いらーねよ。
>>359 ヒントって具体的に言うとどこ?
二郎は罪の意識に苛まれてなどいないだろ
388 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 22:47:43.41 ID:K2aRebXY
>>384 自分はモノ作りの人間なので、あれだけ没頭出来る事や奥さんが理解者であることが羨ましい
そして、そういう時代でもあったんたよね
戦闘機のことはよく分からないけど、映画を見る前と見た後に堀越二郎の事を調べて、カプローニと近い(戦闘機を経て旅客機を作った)ということを邂逅させた
そして妻の分まで生きなくちゃいけないという部分に感動しました
うむ
ご苦労
390 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 23:00:32.43 ID:kkUydXGf
>>376 ん?
バイト終わったの?
金無し、時間無し
ピラミッドの底辺は大変だなぁ・・。
でも、頑張って・生きて
>>388 肯定的な面をよく受け取れてて、映画作品としては良い効果をもたらしているようですが。
本来なら、あんな風に療養施設から抜け出してきた女性で、感染危険のあって寿命がすぐそこに見えてるというような人を
女房にしてはいけません。愛を貫くという意思を最優先して、そのように選択する場合もあるかもしれませんが、
その場合はその選択によって、仕事の業績や社会関係に損失が出て当たり前です。
それを覚悟できるならやってもいいとは思いますけど。この作品中の堀越氏がそれによって、エンジニアの生涯に
大きなダメージを受けなかったのは、それは結局フィクションとして無理やり堀辰雄の結核文学を繋いだからに過ぎないでしょう。
都合よすぎる話に思えるので、まともに見れないなどという感想が複数出ているのは、そこらに拘ってしまってるからだと思えます。
映画の中の「お話」と見て多様な解釈は出来るので、それを踏まえてもこの作品は名作だと持っていけたりもするのですがね。
>>387 今、罪の意識に苛まれていないと思っている人に説明してもたぶん無駄。
20〜30年後に再度この映画を観て欲しい。きっと多くの気付きがある。
>390
自己紹介ご苦労池沼
その調子でスレ埋めろ役立たずむのゴミ
>>392 じゃあその先入観をなくすから、具体的に言うとどこ?
395 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 23:19:43.62 ID:kkUydXGf
>>393 おお!
違う言葉を覚えたんだね・・。
言う事聞いたか、よしよし
でも、アンカーの付け方が全然駄目だよ
バカっぽさが出ちゃってる。
もっかい勉強してきなさい。
柳田邦夫の「零式戦闘機」を読めば、堀越二郎氏本人の話が読める。
柳田氏が直接会ってインタビューしている。
「零式戦闘機」は文庫本になってるから安いぞ
つまんなかった
アクビでまくり
棒読み庵野の酷さにはビックリした
一言で言うとクソ映画
399 :
名無シネマ@上映中:2013/08/20(火) 23:46:05.27 ID:QeYpia2i
面白かったし、実在の二郎さんには敬意を持つけど、
映画はエゴの塊みたいな話だったよ。
400 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 00:01:07.52 ID:gDGNEw08
>>391 確かにおっしゃる通りですね
自分に置き換えたら間違いなく結婚しないかも(笑)
でも、昔ってそれを知りながら結婚している人も史実上いるわけで、そんな感じで観てました
吐血した時に電車に乗って会いに行くなどのエゴじゃない描写もあって、仕事一辺倒じゃない部分も出てましたし
僕は知識がないまま観たので受け入れられたのかもしれませんね
401 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 00:16:41.15 ID:8/dDox3l
まあ会いたいってのもエゴだからな
前提としてエゴにマイナスのイメージを持ちすぎてる
結核は現在でも法定伝染病で、病状の段階によっては強制隔離される。
どんな要職に就いてようが、年収が一億あろうが、病状の段階によっては強制隔離。隔離病棟に強制入院。
その代わり公費で入院費は出るそうだけどね。
それから特効薬である抗生物質各種が効かない結核菌が現在は出てきてるそうで、それにかかれば
21世紀現在でも治療の甲斐なく死亡。そういうこわい病気である。
それなのに、その結核という深刻な疾病に関して、それを恋愛関係を生じさせる背景として利用して見せた
本作品は許しがたい!絶対に許さない!天誅を!!!
みたいな意見は実は20世紀後半には、堀辰雄の「風立ちぬ」に対して浴びせられてた批判なのである。
この21世紀にその堀辰雄の「風立ちぬ」を作品の部分的要素としても復活させた駿の勝算は如何程あったのであろうか。
とすれば、堀越二郎氏は客寄せパンダにされたわけだ。
それこそ許せん!
>>401 ただ単に普通に生きるだけで実はエゴなんだよな。本意、不本意に関わらず
皆誰かを、皆何かを犠牲にしながら生きている。
でも生きるってのはそう言うモノだから仕方がない。エゴを否定したら
自殺するしかないしね。
405 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 00:44:10.49 ID:hDuil4h9
>>391 損得計算の無い愛だから
美しくて惹かれるのではないのかな
>都合よすぎる話
>映画の中の「お話」
あの時代の人達の心理を現代の価値基準で判断するのは
正しく無いのでは無いでしょうか?
古風という言葉があるように
純粋な愛が生きていたと思いたいですね・・。
絵空事だ!という程の、強い違和感は私は感じませんでした。
これは観る人の価値観による物だと思います。
全く理解出来ないという人の方が多いのかも知れないですが・・。
少ないかも知れませんが
現代でも二郎と同じ選択をする人はいると思いますよ。
例えマイナスがあるとしても・・。
純粋な愛とはそういう物なのでは無いでしょうか
無条件に好きになる。
自分はそう有りたいですね・・。
急に友人に誘われて風立ちぬを見てきた。
気に入らん!!だがうまい!ズルい!でも羨ましい。あー宮崎駿に踊らされているようだ。
あした会社行きたく無い!!
そして、主人公が庵野って知らなかったら、もっと違って見れたのにと思う。
>>405 >あの時代の人達の心理を現代の価値基準で判断するのは
>正しく無いのでは無いでしょうか?
>古風という言葉があるように 純粋な愛が生きていたと思いたいですね・・
違うっていうか。タイトルそのものになってる「風立ちぬ」自体が、少し絵空事的に恋愛を前景化し過ぎてるのではないか。
だってそれを成立させてるのはサナトリウムという当時の死病である結核を背景として描いており、そっちの重大な問題は
重視せずに、そこで成立する「恋愛要素」をフレームアップし過ぎてる。こういった批判が20世紀末にはもう相当一般的だった訳。
堀辰雄の「風立ちぬ」は本人の体験にも大きく拠るものなのだが、やはり結核を利用して恋愛を語って、しかも少女趣味だというような
批判を一般的に受けるようになってた訳だ。だからその前提を乗り越えて今作ではその意義を尚語らなくてはならない訳。
もうみんなそんな批判は忘れてるだろうというのは間違いで、20世紀末にそういった批判は盛んだったので、覚えてる人多いはず。
408 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 01:03:00.68 ID:OdX0crgA
つーことだとすると
堀の風立ちぬも現実には批判されかねないようなことを
やらかして二人の愛()を優先するような姿を見せ付けて
あぁ純愛だ、悲恋だ、リアルだwなどの感情を優先させてた
今のスィーツ()みたいな連中が当時ちやほやしてた
作品だったのかねぇ
もう寝るので、
>>407に自己レスで補遺的なものを続けておくが、
堀辰雄が作家として現役だった頃でも、結核患者、しかもこの作品の菜穂子のような後期結核患者と結婚するというのは
本来未来あるべき結婚という形態の否定であり、かなり異常なことだったんだよ。
だから堀辰雄が流麗な筆致で結核恋愛文学を書こうとも、その通りに余命少ない結核患者と結婚してみせるというのは
かなり反社会的な事であり、「あんた、いい加減にしなさいよ。恋愛小説の主人公気取りやってどうするの!」みたいに
親族一同から言われてたわけだ。何しろ当時の結核は治療法のない死病だった訳だからね。当然感染の危険もあるし。
つまりそのような禁じられた領域での恋愛であったこそ、堀辰雄などの結核恋愛文学が人気を誇ったわけ。
そこらの前提は一応は認識した上で、今作を鑑賞してもいいんじゃないかな。それを分かった上でも、感動できるよ。
410 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 02:20:53.74 ID:WvTGXl0X
共感は出来なかった。
だって残り少ない時間を一緒に生きる覚悟なら、
すべての時間を注ぐ覚悟をして看病すればいい。
栄養価の高いものも何とか手に入れて。
結局中途半端なんだよな
412 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 03:01:26.26 ID:62EVh+cK
>>342 そうそうこの映画は反戦メッセージや説教臭さがない
今まで宮崎アニメにありがちだったオタ特有の鼻にまとわりつくような
臭さや過剰な表現もかなり押さえ気味なのにあまり退屈させない
だからいい映画になってんだよな
413 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 03:29:34.00 ID:FOcktBko
主人公は半分監督でもあるんだろうな。
親友が「矛盾だ」と語る通り、世の中は矛盾に満ちているけれど
それも含めて昔の人達は困難な時代でも頑張って生きていたよ、と。
そして、今を生きる若い人に「全力でやってみろ」と言ってるわけだ。
タバコがどうの、恋愛がクサイだの、ミリタリーモノとしておかしいだの
言ってる奴らは何を観てきたのか。
414 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 03:41:04.28 ID:kLoTG308
意味することはわかったけど、面白くはなかったな
共感できないからつまらないんだろうか
415 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 05:13:26.31 ID:4OzWqD2A
頭が悪く、センスのない奴に、この映画の良さ、面白さは分かりません。
416 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 05:44:29.53 ID:XYnZljyq
ちょっと批判書いたら頭悪いとか書き込みやがるから、マジキモい
今感動してる奴もしばらく経った後で
「なんでこんなえいがに感動したんだろ?ああ恥ずかしい」
と思う日が必ず来るに違いない。
良くできているが面白くは無かった。
主人公の人生に魅力を感じなかった。
>>416 自分の人生と重ねて共感してるから、否定されると自分自身が否定されてると感じるんじゃないの。
大江で働く技術者には、共感と感銘、
大先輩への尊敬を新たにしてくれた作品でした
歴史描写がいい加減やら、技術者描写と恋愛描写がいまいち調和してないとか散々批判されても
必然性や論理性を欠いた糞シナリオを観客側に脳内補完してもらうタイプの映画は、行間を読める俺理解力あるわーってナルシストな賛美者がホイホイ釣れるな。
手前勝手に脳内補完して名作化してるから、他人の作品批判にやたら反応して執着的に反論・擁護してくれる。
ヱヴァンゲリヲンもこの手の奴を信者に引き込んだけど、商品の作り方として上手いとおもうわ。流石庵野の師匠なだけはある。
それにしても連投での長文賛美レスは利益関係者の営業レスぐらいに思ってスルー推奨だな。
もしマジもんだとしたら、一日中2chに貼り付いてる人間に「この映画の良さがわかるのは成熟した人間だけ」とドヤ顔で言われても、ああツッコミ待ちのギャグなんだな、としか思えん。
これが妄想族さんか
妄想族呼ばわりされたので、毒食らわば皿までで。
今のジブリ社長は熱心な創価学会信者だったな。そりゃ工作員には事欠かないわ。
>>399 そうそう。エゴの塊。
そこに自分は惹かれた
理解出来ない、面白くないという方は、そんなに必死になって貶す為の理屈を積み上げなくても
ご自分の好きな映画の良かった点を讃える文を綴ったほうが
有益な時間を過ごせると思います
何せ人生で創造的な感性の持ち時間は短いのですから
426 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 08:44:03.12 ID:WvTGXl0X
>>424 よくも悪くも、だよね。
個性はエゴだから。
クリエイターが提出したものを、後は嫌悪含めて好きに楽しめばいい。
深読みや補完も自由。
自分を通して受け取るんだから、駿さんと似てる人がちょっと暴れてるかも。
>395
自己紹介ご苦労池沼
その調子でスレ埋めろ役立たずのゴミカス
429 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 10:55:45.68 ID:/xltgQex
>>428 えっ!
アンカーの使い方が判らなかったって?・・。
ちっちゃい子にも出来るのにお前ときたら・・駄目だな。
そんなんじゃ馬鹿が治らないぞ・・。
今日も辛いバイトだけど
頑張って・生きて
冷蔵庫に入っちゃ駄目だぞ
まだやってんのか
宮崎駿嫌いで、批判する機満々で観に行ってきたけど
映画としては素晴らしく面白かった……。
天才って怖い。
「飛行機は大好きだけど、戦争は憎むべき物だ!」
という主張がストレートに伝わってくる。
それでいいんだろうか……釈然としない。
作中で軍人が悪人風に描かれていたけど、
日本が戦争に突入していく課程は単純な物では無かったよね。
>>430 こう言う場合、先に黙った方が勝ちなんだけどな。何度も言い返している時点で
同レベル確定だし。
>>426 結局、皆何事も自分の尺度でしか測れないからな。皆、自分では客観視している&
冷静なつもりでも全然そんな事はないと言う。
434 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 11:40:54.45 ID:8/dDox3l
まあ軍人を繊細な人間として複雑化させると面倒になる
>429
自己紹介ご苦労池沼
その調子でスレ埋めろ役立たずのゴミカス
宮崎駿で初めて感動した
437 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 13:02:39.06 ID:8f7SxFh6
まだ劇場混んでた?
438 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 13:04:43.14 ID:/xltgQex
>>433 >
>>430 >こう言う場合、先に黙った方が勝ちなんだけどな。何度も言い返している時点で
いや勝ちとか負けとか関係無くて
単に馬鹿をつついて遊んでいるだけだよ
どんな反応するのかなぁ?って
ほら、植木鉢の下に変な貧毛綱が居て
棒でつつくとウネってするでしょう?
反応を見てるの
色々つついて試してるの
ワンパターンな返しばかりじゃつまんないから
飽きてやめるよ
439 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 13:53:02.43 ID:/xltgQex
ID:kFRXvrHW
>>348 >なんか観てきた周り(主に大人)から絶賛の声が多いけど
>小さい子供(幼稚園)連れて行っても良いかな?
>中学生と小学生高学年の子たちは感動したって言ってたけど…
これだけ書き込みがあると言うのに
何一つ理解してないなんて、さすが馬鹿低脳
幼稚園の子は理解できるかも知れないが
お前は観ても無駄だと思うぞwww
子供と一緒にアンパンマンでも観てなさい。
440 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 13:55:14.61 ID:/xltgQex
>>437 そんなの劇場によるだろうに・・
ホント馬鹿なんだなwww
コンビニで「今話題の」といった感じでシベリア置いてた
因みにヤマザキの三角
波が来たなw
>>438 治らないなぁ言い訳体質
とっとと消えろ負け犬
443 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 15:49:26.15 ID:/xltgQex
>>442 言い訳って
お前も馬鹿ですか?
勝ち負けとか言っている馬鹿
勝ちも負けも無いだろアホ
ま、理解出来ないんでしょうねwww
「俺は戦闘大好きで楽しそうに描くけど、本当は戦争好きじゃない。
自分はまともじゃないって自覚ある。
だから銃も大砲も機関銃も戦車も戦闘機も戦艦も要塞も好きだけど、許して
あとついでにロリコンも許して」
という宮崎駿の告白の映画でした。
445 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 16:45:49.97 ID:mbWKbmNF
内容的には嫌いではないけど
前日にスピルバーグの「戦火の馬」
を借りて観てしまったせいか
チープな感じがした。
たぶん風立ちぬのDVDは購入しないだろう。
戦火の馬は即日ブルーレイを買ったがw
宇野のマッチョってのは当たっているんじゃない?
447 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 17:29:41.86 ID:CgcMbLSw
エロシーンや暴力シーンがあったらR指定になるだろ
だったら喫煙シーンがあったらR指定でいいじゃん
>443
治らないなぁ言い訳体質
とっとと消えろ負け犬
449 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 18:03:07.34 ID:AlH8aj2s
とりあえず三菱重工の社員は喜んでたろう
特に名古屋営業所w
450 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 18:04:20.64 ID:/xltgQex
>>448 お前、あの馬鹿かよ
紛らわしいんだよ、低脳
アンパンマンは楽しかったか?
451 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 18:11:09.00 ID:rp5/rkHa
シベリア特需に湧く山パン
つまんなかった
アクビでた
トトロいなかったし
宮崎が右翼風に片寄ったから
チョン馬鹿が慌てふためいてネガキャンしてるというところだ。
何しろチョン鮮人の野蛮の血というのは消せないからな。
日独伊の三国同盟を観たらどことも同盟すら組めなかったどころか
独立国家ですらなかったかの国の人は悔しいだろうなあ
>450
自己紹介ご苦労池沼
その調子でスレ埋めろ役立たずのゴミカス
456 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 18:52:43.29 ID:/xltgQex
>>455 だから
劇場混んでいるかは電話して聞けば判るから
聞けよ、低脳www
日頃の鬱憤を掲示板で晴らすって
ホント低脳だよな
役立たずってお前の事じゃんwww
458 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 18:59:19.37 ID:WvTGXl0X
エゴの塊を描いているからいい、って感想よく見るけどいいか?
片方だけエゴの塊じゃん
菜穂子は結核なのに押しかけて結婚せまってるからエゴだ、って言っても
そこはあれだけ接近しても二郎は都合良く結核にならずに済ませてるし
自分から身を引いて面倒かけないんだから相手を思い遣っていてエゴの塊ではないと思う
自分がエゴで現実的で、相手はそれを許してくれる理想の最高の女って物語ならそりゃ一部に受けがいいだろうなあ
460 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 19:18:42.46 ID:WvTGXl0X
お前ら主人公の声優の
クソっぷりはなんとも思わないの?
ストーリー以前の問題だと思うが
>456
自己紹介ご苦労池沼
その調子でスレ埋めろ役立たずのゴミカス
>>461 うむ。あのキャラに庵野の声は合ってないな
糸井重里と似たような声だな。パヤオはああいう声がいいのか
466 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 19:42:03.47 ID:/xltgQex
>>462 >
>>456 >自己紹介ご苦労池沼
自己紹介ご苦労って?お前の事じゃん 低脳
>>437 >まだ劇場混んでた?
www
ホント馬鹿すぎる
誰に聞いてんだよwww
劇場によるっつーのwww
電話して聞けよ、馬鹿
>>461 感情をあまり表に出さない役だからこそベテラン俳優か声優使ってほしかった。
469 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 20:18:52.68 ID:bDCQu3Tv
声優にこだわりすぎだ
二郎の声が巧すぎたら逆におかしい
積極的に他人の人生や国の未来に関わっているようでいて
つねに傍観者たる二郎のキャラをよく表しているすばらすぃ声じゃないか
>>466 自己紹介ご苦労池沼
その調子でスレ埋めろ役立たずのゴミカス
472 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 20:44:56.82 ID:/xltgQex
>>471 そんな事を繰り返していても
お前はずっと低脳のままなのに
ホントあほだよなぁ
掲示板で勝ちって何だよ
意味があんのかよ
リアル底辺だろうにwww
まぁ、言っても判らんのだろうから
ずっとやってなさい。
頑張って勝利してね・・www
474 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:06:40.43 ID:l/6EtPOK
475 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:10:39.09 ID:4OzWqD2A
主人公の声もすばらしかった。この狙いが分からない奴が多いのは悲しいな。
センスの問題だから仕方ないか。
477 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:20:50.20 ID:bDCQu3Tv
>>476 自分で考えな
もしくは説明してるヤツがたくさんあるから探して見ろ
478 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:21:51.79 ID:4OzWqD2A
>>476 飛行機への情熱と純愛だよ。プロの声優や役者じゃダメなんだよ。
分かれよ、そのぐらい。
479 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:23:07.72 ID:WvTGXl0X
けっこう手放しで礼賛な人いるのね
480 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:24:12.26 ID:UMU4aU3o
でも堀内自体も脚色してんじゃん
プロ使えばいいのに
481 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:24:27.03 ID:4OzWqD2A
自分の馬鹿さを正当化するために、作品や監督を批判する奴が多いな。
この作品はジブリファン上級者向けA級作品なんだ。
482 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:27:09.15 ID:UMU4aU3o
堀内じゃなく堀越だったわw
感情の起伏が小さく、ああいう感じでボソボソ喋る人はいるよ。
日頃からそういう感じで喋る人を選んでリアリティを求めたんだろうけど、
演技に周りとのギャップがあるから、やはり違和感は残った。
>>478 全然分からない
クズの印象しかなかった
公安の手が迫っても周りの努力で本人なんもしないまま窮地を抜け出した挙句に
仮住まいの家までゲット
世界が風景として流れていく二郎と現実としての日常としての世界の対比を
素人とプロの対比で表してるよね
二郎の声はあれで成功だろ
パズーみたいなヒーローでもなく大人の男が共感しやすい、感情移入しやすい
というよりも、駿本人の幻影みたいなもんだから
イケメン声のアニメ声優なんか言語道断だろう
オタが感情移入しやすい声だな
487 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:43:48.21 ID:bDCQu3Tv
>>486 おぼつかなさが世間から遊離した非現実感を与えてて良かったよな
ドイツ人の「忘れる・・・忘れる・・・」ってセリフ、全部ちゃんと書いてるサイトとかないかな?
印象的なシーンだったけど全文は覚えきれなかった
490 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 21:51:00.07 ID:4OzWqD2A
とにかくジブリ上級者向け映画ということで決定。
ついて来れない奴は置いていこう。
>>489 ちょっと検索ワード変えたら簡単に見つかったわ
スレ汚してごめんね
さんざん既出ではあるけれど
映画の出来としてはそこそこいいと思うんだが
堀辰雄の小説でもなく堀越二郎の自伝でもないという中途半端さがどうしても引っかかってモヤモヤする
良くも悪くも駿のエゴ作品というのが一番しっくりくるかな
宮崎監督の棒読み好きは小津作品のオマージュか?
>>488 そういうキャラとして成功してるが、そのキャラ自体が嫌いだがね
ヒーロー然、イケメン然としてない所が萌えアニメの主人公そのままではないとしても
似たところはかなりあるなw
顔はわりとイケメンな所とか勝手な所とか美少女の方から一方的に(でもないが)愛されて、美少女からの矢印の方が圧倒的に多い所とか
まあ今回は駿の分身の主人公だから決して岡田準一のような美形俳優はダメで
自分と同じジャンルの男が好ましかったんだろ
一目瞭然じゃん
そして美少女の方は若手女優の芸達者なのを持って来ると
494 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 22:11:29.70 ID:bDCQu3Tv
>>492 どっちか一つだったらつまらなかっただろう
二つの物語が波線のように進み、何度も交差していく
そして最後は一つになっていく
だからこの物語は美しく悲しい
昭和というものを二つによって描いている
どちらか一つでは、この美しい物語は成立しなかっただろう
この映画にとってはどちらも大事なんだよ
>>474 自己紹介乙アスペ
その調子でスレ埋めろ役立たずのゴミカス
どうせ作り話ならスタートレックのほうがいい
ストーリーとしてはつまらなかったな
なんか起承転結ないし
若手がこれで行きたいですって言っても絶対ゴーサインでなかったろうな
地震の地が波打つ絵は宮崎アニメって感じで興奮した
昔からパヤオはストーリーの人じゃないからね(´・ω・`)
>>493 すげーな。お前の言ってることの半分も理解できないや
そんな人間同士が一つの映画観て語ってるんだもの
お互いに全く違って見えてるのだろうな
この映画は「風立ちぬ」なのだから小説ありき
飛行機を描きたいから主人公は実在の設計者にする
風貌は戦前のインテリ風と、それだけじゃね?
>>492 >宮崎監督の棒読み好きは小津作品のオマージュか?
そりゃないだろう。パヤオはどっちかというと黒澤タイプだから。
しかしこの作品で、離れに二人住まいで布団敷いてあるところを真横からのアングルで描いて、
ぼそぼそ気味に喋ったり、また殆ど無言でその状態で進行してたシーンは、少しは小津を意識してたかもしれないね。
そこらは悪くない出来だったと思うよ。
穿った見方をあえて言うなら、「セクショナリズム賛美」はこの映画を最後に終えるべき、と言う事だな。
イデオロギー賛美ではなくて?
製造業の喫緊の問題は「セクショナリズムをどう撤廃するか」に掛かってる(ようだ)。
作り手の「分かってたまるか」が許されるのは、もう日本のエンタメ業界くらいのものになってる。
コレを貫けばマーケットは縮小し、誰も何も作れなくなるわけだ。
作り手は常にマーケットとは無縁な理想を持ち続ける。
その矛盾こそが現代的なテーマなんだが、耽美的描写で終わっていた。
そこが残念。
けど芸術はそれで良いわけで。
504 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 23:04:59.96 ID:ZtG79Jfe
コピペ乙
マーケットちゃうやろ。兵器やし。何を言うてんのか。
506 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 23:25:35.78 ID:l/6EtPOK
507 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 23:26:57.53 ID:u4dSIk2T
とりあえず、周りでもナウシカやラピュタや紅の豚が好きな奴らは
この映画絶賛してるが、トトロポニョ好きな奴は一度観たら十分って言ってた
まあ、ジブリだからどのみち一度は見とかなきゃ周りと話が合わないけど
10月くらいまではやってるよね?
509 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 23:38:13.14 ID:UkU5teBT
ジブリは千と千尋以来の鑑賞だが今日遂に6回目見に行った
こんなにリピートしたの初めてだ
何回見ても終盤涙が出る
それに音楽が凄い心地良いな
ホント音楽はいいねぇ
511 :
名無シネマ@上映中:2013/08/21(水) 23:45:15.25 ID:Wtd1CBoR
音楽って過去の焼きまわしやん
作品の姿勢としては立派だし、本当によくできているんだけど。
これが大衆に支持されるってのは狙いと違うんじゃないの。
観客が挑発にのってこないというか。
二十代の時に観てたら人生変わったかもな。
いや、変わらんか…
俺は20代のとき柳田邦夫の「零式戦闘機」読んだがな!
多少は影響されたかもしれないw
読み返してみたが、ほとんど覚えてないなw
記憶に残っていたのは、呼び寄せた外国人技術者に、
当て字のハンコ作ってやったらえらい喜ばれた、って
話だけだw
すごい映画だった
うつくしいもの、というセリフがとても印象的で
夢のような、夢の物語だなと思った
夢を手にしたあとも生きていくってこととか、
手にしてみたら意外とつまんなかったりつらかったりするってことを
個人的に最近よく考えてたので
綺麗な映画だけどとても残酷だった
そして、どうすごいのかあまり言葉にできなかった部分を
岡田斗司夫が言語化してくれてたのもすごかった
庵野秀明の声が合ってるなと思ったのは、
あの主人公にアスペっぽさを感じたからだったんだなあ
個人的にポニョとハウルは思い付きを適当に並べてギリギリ物語の様に見せている
だけと言う印象の作品だった。しかし、今作は実在の人物二人の半生を混ぜると言う
ウルトラCをやってしまったせいで批判も多いが、終始まとまりが良く、ハウルやポニョと
違って訳が分からない箇所もないので良かった。
全編が美しい夢の様などこかふわっとした映画だと思う。見ていて心地が良い。癒される。
>>509 21日の劇場の混雑状況はどんなもん? まだ混んでた?
4回目いつ行くか悩んでいるので、教えてくれると幸いです。
518 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 00:38:09.42 ID:UGm4FJYk
何より映像がすばらしい
まるで歴史的価値のあるの絵画を見ているようだった
しかもそれが流れるように動いている
庵野の棒読みみたいなカキコだなw
特に夢のシーンだが、グリグリ動くというか、ああいった動きは今までによくあったのかな?
巨大航空機が動くというシーンとしては、あのような動きは、TVでやったアルバトロス(?)とかいうルパンものの最終回に
特別参加したものに似ている?
夢のシーンなどは、もうちょっと色んな角度で動かすと、吐き気を覚える人が出そうだなと思ったりもしました。
全般的には絵も動きも非常に丁寧に作られていて、その点は素晴らしかったと思います。
521 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 00:48:53.69 ID:IqJ+zC+C
スタッフの名前欄がほぼ全員日本人だったのが嬉しかった
つまらなそうだと思い嫌嫌付き合って観に行ってめちゃくちゃ感動した
さすがジブリ絵が綺麗すぎるし動く動く
これだけのクオリティのアニメ映画は宮崎監督にしか作れないわ
人柄はあまり好きじゃないけどwやっぱり天才だと思いました
庵野声は主人公が普通の人間じゃないので気にならなかったw
見てきたけど、、そこまで絶賛はできない感じ
感動させるための装置としての「主人公の伴侶の不治の病」設定はちょっと食傷気味
理解力が低いので結局わからなかったんだが
キャッチコピーの「生きねば」ってのは
どういう心境で発せられた言葉なのかな?
最愛の人はいなくなったけど、生きねば?
自分の仕事が戦争に関わるもので虚しさも感じるけど、生きねば?
それとももっと大きな意味で
この世に生を受けたからにはできる限り精一杯、生きねば?
523 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 01:09:52.59 ID:xYcuCXsm
>>517 レイトショー見たけどレディースデーの割には空いてたね
三分の一くらいの入りだった
田舎だからかもしれないけどさすがに客足鈍ってきた感じ
524 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 01:14:24.33 ID:UGm4FJYk
>>517 4回目かw
なかなかの強者だな
俺は菜穂子が可哀想すぎて2回が限界
DVDは買おうと思うが
>>523 お返事感謝。やっぱ減って来たか。お盆中に子供連れで観た連中が周囲に「つまらない
から観に行かない方がいいよ〜」と言って回ってるだろうから、客足が鈍るとは思って
いたけど・・・良い傾向だw
>>524 いや、もう俺的には泣けるとか感銘を受けるとかそう言う段階をとうに過ぎていて、
心地の良い時間を過ごす為にまた観に行きたいと言う感じw
監督が意図的に美しい部分だけを描写しているからこそ、何度も飽きずに観れる。
BDは心のマッサージ用wに絶対に買う。
今日初めて観ました。
ちょっとわからないので教えてください。
二郎が公安?に追いかけられてたのは何でですか?
飛行機を設計してるから?
でも飛行機製造は当時なら国策みたいなもんじゃないんですか?
何で公安が狙ってるの?
528 :
526:2013/08/22(木) 04:04:32.68 ID:DmS/Zziu
>>527 分かりました。ありがとう。
そういえば二郎と黒川の会話にカストルプが云々〜ってセリフありましたね。
思い出しました。
背景が美しかったんで、また観に行こうと思います。
ひとつ解せないのが、奥さん療養の為に山に戻ったのに
そのまま会えずに亡くなった描写。
単に無理して一緒にいて、もう手遅れだったという事?
>>529 というか、もう余命幾許と覚悟をして二人の時間を過ごすべく山を下りてきた
療養所に帰ってあとは死を待つのみ
その覚悟を二郎も黒川夫妻も受け入れてわずかの間だが見守ったということ
この映画、宮崎駿としては映画賞を貰うとかクリエイター側に評価されるのはやぶさかでないんだろうが、
広く世間一般に肯定的に受け入れられるってのは痛し痒しだろうな。
自分を堀越に投影させた上で、駿の利益関係者にこれからどんな結末が待っているか、結構恐ろしい暗示をしてたりするし。
>>530 その辺の覚悟は上司の奥さんの言葉から見て取れるが、
最期は一緒にいたいと思わないのかちょっと疑問に思ったので。
夫に余計な気遣いをさせない為なのかな。
美しいところだけ見てほしかったから戻ったんでしょ?
534 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 08:02:15.08 ID:UGm4FJYk
やはり良くできている
零戦設計士としての物語と菜穂子の物語が絡み合いながら全体を作り出している
>>527 当時の日本はドイツと軍事同盟結んでないけどな。
9試単戦は1934年開発、三国同盟締結は1940年でまだ先の話。
ちなみにこの時点ではドイツは中国国民党政府に大規模な軍事顧問団派遣していて、兵器も輸出していた。
指揮官はもとドイツ陸軍参謀総長のゼークト。
こいつらは上海市をとりまく陣地線を構築してゼークトラインと命名し、
日本租界を攻撃して日本陸軍主力を誘引、ゼークトラインを攻撃させて消耗させる計画を立案。
蒋介石をそそのかして日本との戦争を始めさせた。
つまり日中戦争はドイツの指嗾により中国が開始した中国による侵略戦争。
これは日露戦争と同じ構図。
またドイツは日清戦争前にも清国に戦艦2隻を輸出、
戦後の三国干渉に何の利害もないのに参加し、その対日文書は三国中唯一恫喝の言辞が含まれていた。
20年後の第一次大戦で日本はドイツに宣戦布告するが、この時の詔書で三国干渉のドイツ文書の表現を逆用しており、
日本政府のドイツに対する恨みが見てとれる。
なにが気持ち悪いってラストに出てきた菜穂子の訴えに全く感動しない二郎だよ
しかも夢を見続けてワインを飲みに行ってしまう
これは軽井沢でスパイが言った現実を見ず忘れやすい日本人の特質そのもの
これが風立ちぬの言いたい事だよ
菜穂子の死とは敗戦そのものだけどそれさえ夢を覚ますことがないっていうね
>>486 > オタが感情移入しやすい声だな
あ、それかも。技オタってボソボソと起伏のないしゃべり方する人が多いと思う。
まあ、逆に抑揚激しすぎて声裏返りながら喋るような人も多いけどな。
抑揚激しすぎて声裏返りながら喋るような二郎くん
>>535 補足回答どうも。回答者は俺じゃないけど礼を言うw 確かに回答の戦時中&
三国同盟中は間違ってるね。ちなみに、俺はカストルプはゾルゲ諜報団(ソビエトの
スパイ)の一人ではないか?と思った。年代もバッチリ合うし。
>>537 ん? 二郎が全く感動してないってどう言う事? 涙目になりながら「ありがとう
・・・ありがとう!」と言っていた場面で十分伝わって来たけど。その後、
すぐに真顔に戻って夢の残骸を振り返り見しながら背中を向けて歩いて行ってしまった
からそう思ったの? 丘を下って行ったのは夢を追うと言うより、人生と言う道を
再び歩き出したと言う意味、ワインは「ちょっと休息」の比喩だと俺は解釈したけどね。
あと、この映画は「夢を追う事は必然的に多くを犠牲にするが、それでも生きて
夢を追え。とにかく生きろ」と訴えていると思っている。
542 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 12:46:38.56 ID:wHYoeFDD
>>517 >21日の劇場の混雑状況はどんなもん? まだ混んでた?
>4回目いつ行くか悩んでいるので、教えてくれると幸いです。
田舎じゃないけどスカスカだよ
でも最初の週からスカスカだけど
参考になる?
え、前と比べてどうだったかって?
行く時間がバラバラだし、曜日が違うから
判断つかないけど、前回よりも人が多かったよ
でも、映画館によって違うかも知れないから
顧客動員数の推移とかっていうので
考えたら良いんじゃないかな
74万7451人 07/23
60万8096人 07/30
41万2173人 08/06
38万3051人 08/13
35万2322人 08/20
もし自分の行く所の混雑状況が知りたいなら
今はインターネットっていう便利な物があるから
チケット予約で混雑状況が判るよ
電話でも教えてくれるよ
マラ立ぬ いざヤラれやも〜
by スタジオズブリ
という虹絵が見たい
>>531 理解して無い層に称賛されるのと、理解された上で批判されるのどっちがいいのかね。
思想的な部分や人生観で言ったら受け入れられない人がいて当然の内容だし。
作品としては良く出来てるけど、フィクションとしては胸糞悪い話なわけで。
商業的にはうまいやり方だと思う。
私的な思想をラップにくるんであるので、無知な者は中身に触れず、理解力ある人だけが中身を知る。
表現者としてのフィードバックへの欲求と
興行収入とは別だな
世の中、自分は理解力があると勘違いしてるアフォが「俺は中身を知っている(キリ」と妄言ぬかしてるって多いよね
商業的には絶好のカモだよね
トトロポニョみたいなのを期待してうっかり見ちゃった親子連れもな
>>547 前の席の子が爆睡してて突っつきたくなったw
実は盆休みに子供と見ようとしたが、あまりに混んでて
パシフィックリムに変更した。
風立ぬは後でひとりで見たが、子供はパシフィックリムにしといて正解だった
550 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 14:43:48.61 ID:2UEflL59
友人が大絶賛してから見てきたが・・・
良くないとは言わないけど
周りの反応も微妙だったし・・・同じ感想持った人居るよな?w
ほんっとに賛否真っ二つに分かれてる作品だからね
気の合う友達や夫婦なんかで観に行っても同じ感想持てる映画じゃないw
たまごっちブームみたいなもんだなw
物凄い人気だってんで、どんなに面白いのかと思って(ry
今夜見てくる。
宮崎とそのジブリという会社の辞世の句だと思ってな
本来、観に行っちゃいけない人間が観に行ってる様な気がして仕方がない。
これは送り手にとっても観に行くべきではない人にとっても不幸だと言える。
「風立ちぬ」を観て不満を抱いた人はもっと周囲に「クソつまらん映画だった」と
広報して欲しい。個人的にこの映画は大好きだけど、興行収入なんてどうでもいい。
>>551 「ソープオペライラネ飛行機見せろ飛行機」
「出鱈目な時代考証は鉄ヲタなめんな」
「ドンパチ見せろドンパチ」
「零戦マダー?」
「戦争の道具なんてとんでもない!」
「煙草モウモウけしからん!」
「子供が退屈してグズりだした金返せ」
「キスだらけで気まずくなった金返せ」
「声優ガー」
「ユーミンがとにかく気に入らねえ」
「シベリアどこで買えるのかフォローしろ」
とまあ散々な作品ですw
良かったって人に教えて欲しいんだけど
他の名作映画と比べても遜色なくおもしろいのか、それとも佳作程度におもしろいのか?
自分はつまらなかった、でもストレスは感じなかったかな
実写にしたらクソつまんねえぞコレ
558 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 15:56:14.50 ID:xYcuCXsm
実写にしても面白いだろ
庵野と瀧本のキスシーンが見たい
来てのあともリアルに描く
なんかもうパヤオは「もう後継者は庵野でいいや」って気になってない?
ジブリの実情から言えば「庵野さんでもなんでもいいから後継者やってください!」ってところなんだろうけど
>>558 NHKで放送してた「妻はくノ一」って時代劇見た?
美織は忍者なんだけど潜入先で下男にレイプされてたよ。
561 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 16:01:58.45 ID:jOPeAQPw
賛否真っ二つの作品は面白いことが多いのだが、
これは映像を楽しんだけど、面白いかは微妙。
賛否両論なのに、自分は半端。
>>556 決して遜色ないね。俺の中では邦画で言えば「夕凪の街 桜の国」、「ビルマの
竪琴」並みに名作。この三作品、面白いかどうかと言えば面白くはないけど、
素晴らしいと言う点で共通している。
名作&傑作の定義が「名作&傑作=最上級のエンタメ」であるならこの映画は間違いなく
名作&傑作ではない。
ダイハードとかバックトゥザフューチャーとか七人の侍とかレイダースとか
スターウォーズなど映画史に残る最上級エンタメ作品と較べたら全くを持って面白くない。
>>564 ならよかった
自分は傑作を求めて観に行ったから期待が高すぎたかもしれない、あと面白くはないが素晴らしい作品もジブリには求めてなかった。自分が未熟者なのかと心配してたんだ
566 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 17:09:51.44 ID:jOPeAQPw
これ、結婚の部分はなんか民話みたい。
真に受けてはいけない。
でも実在の人物にくっ付けてよいものか?
市民ケーンとかソーシャルネットワーク系統の映画だと思って見てた
ジブリ映画とかパヤオ映画とかそういう先入観で見ると駄目かも
>>567 >市民ケーンとかソーシャルネットワーク系統の映画だと思って見てた
似てるか?
その両者に加えて、ゴッドファーザーを入れて、三者は似ていて、
それだからソーシャルネットワークは名作だとする、ちょっと無理やりな意見がソーシャルネットワーク公開時に
されてたようだったが。ストーリーの部分的要素を取り出せば似ていなくもないが、だからと言って即名作に並ぶとするのは
無茶だよなと思ってた。
ところで「風立ちぬ」は、その両者に似ているかなぁ。夢の喪失というところまでは描かれておらず、
また男の偉業すらも所詮はかない恋愛に回収されてしまう空しさみたいなものは描いてないので、
似てないと思うけどね。市民ケーンについては本来の「バラの名前」が何を意味したかの解釈も含めての比較ね。
>>565 ただ、終始淡々とした静かな語り口で日常を紡いだ作品に価値を見出し、
それを指して「傑作だ」と言う価値観の人間もいるんだよ。
従って、決して「エンタメ性皆無=駄作」じゃあない。
「夕凪の街 桜の国」も「ビルマの竪琴」もエンタメ性皆無で終始盛り
上がりに欠けるが、多くの人達に名作だと讃えられている。「風立ちぬ」も
同様な作品。「風立ちぬ」を好きになった人は上記作品もきっと気に入る。
映画に面白さを求める人もいれば美しさや叙情性を求める人もいるわけで
風立ちぬやビルマの竪琴のどこに日常性があるのかはわからないけど
「風立ちぬ」は、夢のシーンが多過ぎて、そこでは相当自由な表現がされているので
ファンタジー要素をまだ多く残した作品と分類されるかもしれないね。
始めてリアリティに挑んだ宮崎駿作品なんて言われてるようだが、どう考えても夢のシーンは多過ぎるので
真正面からリアリズムには挑んでないと思うよ。
夢シーンが多過ぎるというのは、映画の基本構成としても非難される場合も多いのだが、個人的には
その夢の多さこそが、この作品の魅力だと思っている。最近は正攻法ど真ん中よりも、少し壊れてるくらい破調の
作品が評価高かったりもするようなので、ベネチア辺りで賞でも獲らないかなと思ったりもしているよ。
>>538 ああいう、いつ如何なる時も冷静沈着(悪く言えば感情がない…というよりやっぱり実際は単に下手なんだがw)なのって
ある意味、オタの憧れでもあるでしょ
ヒステリーの真逆
自分ははそうでなくても本来はこうありたい、みたいな
オタが感情移入するには好ましく非常に自己投影しやすい主人公になっている
574 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 19:24:18.02 ID:tG2GUjHT
本屋でときどき見かける「MOE」ってややっぱ創価雑誌なん?
上映中に隣から鼻をすすっている音が聞こえていたんだけどあれは感動して泣いていたのかよくわからん
ちなみに俺は泣くほど感動はしなかった
やっぱもののけ姫以降の宮崎作品はイマイチだな…
意図的なのか老化なのか知らんが作劇がガタガタすぎてキツいものがある
今回は安易な戦争批判とかしなかった気骨は良いと思うけど
>>575 近ごろクソ暑くて、映画館ギンギンに冷やしてるから鼻水たれてきただけだろ
578 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 20:00:40.42 ID:yaZX5PZg
感動もするしじっくりみても今回の作品はよくできてると思ったが
少々アスペやネトウヨ、統合失調症、うつなどその毛のある人向けの映画だとも思った
そういうやつらは特に社会(ネット上も含め)自身の存在そのものすら否定されることがあるから
特に若い人は自分と重ね合わせてつい号泣してしまうかもな
>>578 そういう見方で感動してたのか。
例の同棲生活の最後の部分での泣かせのパターンで号泣。だってあの妹があんなマンガみたいにボロボロ泣くんだもの。
それが8割くらいで、後2割くらいは泣いた人もそれぞれかなと思ってたのだが。
>少々アスペやネトウヨ、統合失調症、うつなどその毛のある人向けの映画だとも思った
こういう人達はそれぞれでもあるが、人との接触の困難さや社会性の獲得の難しさを十分に知ってるだろうから、
あんなご都合主義で何故か偶然に再会して、紙ヒコーキを投げ合って、それでそのままその後も大過なく
上手くいってしまうという安易な展開の恋愛などについて、結構激怒したりしそうかなと思ってたのだが。
581 :
名無シネマ@上映中:2013/08/22(木) 20:39:33.82 ID:JX2eo7wZ
時代が大正、昭和初期だからサイレント映画にオマージュがあるのかなと思った。
セリフも少ないし、時折主張しすぎるオーケストラかます久石の音楽もあるのかないのか分からないくらい控えめ。
ノスタルジーではなく、過去の時代性そのものを表す手段としてサイレント映画は合ってるのかもしれない。
主人公も聾唖みたいだし。
つか聾唖の設定にすれば良かったのに。そうすれば庵野で叩かれることもなかった。
一緒に見た彼女は泣いていたな。菜穂子に感情移入するみたいで。
いわゆるPTAご推薦なジブリのイメージを好きじゃない人のほうがはまりそう
何にせよ今作で駿の職人主義の底が知れたように思うので、
吾朗は不労所得で左団扇なピカロを主役に据えた作品を作って
当てつけてやったらいいんじゃないかな。
あるブログで、「菜穂子は最後病院へ戻ったのではなく、どこか人目のつかないところで
自殺したのだ。」と考察して、その理由について、その人の考えを詳しく書いてあった。
もちろん、「なるほど、そうだったのか」と言うわけではないけれど、
見た人間にそれぞれ気になるところを与えて、さまざまな解釈の余地を作ったり、
深読みや考察をさせてくれる映画であるということは、良い映画なんだと思う。
見てきた。
おれ、この淡々とした物語好きだな。
昔の人は礼儀にも人との付き合いにも矜持があったんだな。
今はチャライな
>>582 男は何もわかっていない、という絶望感で涙したりして
>>582 菜穂子はこんなエリートと一緒なのに
何で私はこんなパッとしない男と映画観てるんだろう
という悔し涙だな
飛びます、飛びます!
>>591 二郎のせりふはやっぱり「ありがとう」だよ
カプローニのせりふが、「わしらも行かねばならん」から
「君は生きねばならん。」に変わってる
なぜ生きなきゃいけないか、死ぬのが怖いからだろう
でも、いくら創作とはいえここで堀越さん死んじゃったら、
土屋アンナの舞台の話みたいになっちゃうよなあ
>>593 なるほど。では庵野が「これはないだろ〜」とビックリして変えさせたのは
菜穂子のセリフだった訳か。で、併せてカプローニのセリフも変更したと。
しかし、コレ。当初の予定通りのエンディングだったらどんな評価になって
いたんだろうな。
なんでそーなるの!?
「喫煙に取り立ててメッセージ性は無い」と言う岡田氏の見解は「?」だったな・・・
美しいモノにこだわる主人公が、周りに毒(煙)をまき散らしてるという「矛盾(業)」とも取れるんだが・・・
妙な学会がミソ付けたことで言及しづらくはなったか。
喫煙シーンは監督禁煙中だったので、やけくそで多くしたとかではないのか。
もしくは禁煙中ではなかったが、昨今の嫌煙の傾向には内心非常にムカツいてたので、
時代考証的にも正しい多くの喫煙シーンを入れたなどとかね。
わざわざ思考をまとめたいから集中するためにタバコくれみたいな描写があったが、
つまりあれは宮崎本人の愛煙嗜好を反映させて、描いておきたかったんだろう。
実在した堀越氏は非喫煙者だったらしいし。それをわざわざあんなにタバコ吸う人物のように描いたのは
主人公との自己同一化を監督自身が図りたかったからなんじゃないの。
理想化された自己像。それが今回の作品を作り上げた監督の意図だろうと思う。
>>598 病人の前でも吸ってるしな。
あれが人間の業というか人間らしくていいシーンだった。
殺人とか暴力みたいな禁止されていることを映画通すことで発散するけど、これからは喫煙もそこに加わるんだね。
金ローで放送出来ないとかはないよねさすがに
この映画は、地震やエンジン音にも声優が付いているのだろうか……
最後の夢シーン、自分は「ああ、死後か」と思って観てたから、奈穂子の「生きて」にびっくりした
死後だとワイン飲みにいくのも自然な流れ
大震災の時に本庄がタバコあるか?と聞いてタバコを吸いだしたところが良かった
何も今吸わなくてもと思うが、実際、喫煙者はあんなものなんだよ
タバコを吸うのは呼吸をするようなもの
普通は映画で表現しないけど、表現したところが出色
病床の横でタバコ吸ってたのはどういう意図なんだろ。
彼なら吸うのは何となく分かるが。
一蓮托生、プチ心中、あうんの呼吸で運命を悟っている
観た人がそれぞれ解釈すればいいんじゃね
パヤオは観る人に託したんだよ
まあ、アスペだからとか、非情だからとか、無神経だからとか、空気読めないからだとか、
そういうのだけはないなw
女房・子供を泣かしてことのある仕事人の男にとっては(宮崎駿)も含めて身につまされる話。
見栄えとテクで朴念仁を引っかけようと思った女にとっても、男とはわかり合えないことが分かる身につまされる話。
国民にとっても坂の上の雲ごっこ(ピラミッド作り)に強制参加させられと焼け野が原の惨状を晒す話。
しかし70過ぎた爺がよくこんな話作れるよな。やっぱり希有な天才だろな
>>605 吸うことよりも、その際に二郎さんが嫁さんを気遣うような言葉を口にすることの方が重要じゃないかな
一目見て解るくらいに露骨にアカン人は助けるけど自分からあんなん言うのは珍しい気がする
>>608 普段は表面を児童向けにしてるから隠してる悪意敵意がバリバリ出てましたな
611 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 10:43:54.20 ID:fwD0o6OM
>>586 >あるブログで、「菜穂子は最後病院へ戻ったのではなく、どこか人目のつかないところで
>自殺したのだ。」と考察して、その理由について、その人の考えを詳しく書いてあった。
余り考えたくなかったから
考えずに居たのだけど
その可能性も無くはないと思っている。
二郎を見送る時に今生の別れとなっている。
療養所に戻っただけであるなら
また会う機会は残される筈だから。
その機会も無い状態である事を意味しているように思う。
去った事に気付いた二郎が会いに行くことも出来ない程
死が近いか、会う事が不能な別の場所という意味か・・。
個人的には
試験飛行の当日に亡くなったのでは?
と考えている。
戻る途中で力尽きた・・であって欲しいが自殺の方が確実ではある。
歩ける状態からすぐには死なない
長い長い道のりの先にやっと力尽きるのがこの病気
療養所では末期の患者も間近に見てるだろう
自身の病苦そのものより
ただ悶え苦しむしかない状態になったら
最早二郎との時間を共有出来る望みはないと思っても不思議はない
613 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 10:56:58.01 ID:fwD0o6OM
>>612 >最早二郎との時間を共有出来る望みはないと思っても不思議はない
いや
今生の別れとは
時間を共有出来無いという意味では無く
もう会えないという意味でしょ
菜穂子さんは、綺麗なモノにしか興味のない二郎のために、綺麗な瞬間だけ見せに山から下りてきて再び山に帰ったのです。
とても残酷な話
>>613 いやいや二郎との時間を共有出来る望みを失うことで
早い幕引きつまり自殺という選択肢が出てくるわけで
今で言うQOLに近い感覚
昨日20:00からの観てきたが380席のスクリーンに客が30人位だったぞw
ジブリ作品をこんだけガラガラで観たのは初めてだ。これが世間の評価だろうな
てゆうかなんであんなに画面が狭いの?あれじゃ迫力ぜんぜん伝わってこない
古臭く作るのは否定しないが最新技術を駆使しないならいっそ白黒でいいんじゃね?
617 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 11:22:57.42 ID:fwD0o6OM
>>615 療養所でただ生きながえる事は
菜穂子にとっては意味のない事かも知れないからな
だからこそ会いに来た訳だし・・。
でも考えたく無いんだよな
でも自殺の線は考えてなかったわ
その方が説得力ありそうなのがまた切ない
時系列飛び越して一気に夢で終わらせるのは
意図的な空白なんだろうな
>>618 そこらへんは零戦の扱いと同様なものを感じる
>>616 百億越えのペース
ジブリなら山田君とかコクリコとかもっと興収が少ないのもある
調べもしないで適当なことを言わないように
だいたい夜の八時ならガラガラが当たり前
>>620 おまえさ、俺が何かを調べて書かなきゃいけなこと言ってるか?
百億越えだからなんだ?収益と評価を混同するな。
夜の八時ならガラガラが当たり前とかよ、同時刻の他の映画は
もっと入ってたのをおまえは調べてるのか?真性の馬鹿かおまえは
田舎の人は人気映画も貸し切り状態で観られていいね
この映画そんなに世間の評価悪いの?
賛否分かれてるのは知ってるけど
>>623 理解力不足の馬鹿とネトウヨには評判悪い
>>624 ×ネトウヨには評判悪い
〇ウヨにもサヨにもバッシングされてる
宮崎のインタビューがサヨ側で映画はウヨ側(サヨにはそう見えるらしい)からウヨにもサヨにも拒絶反応でてる
韓国人からも大バッシングされてるしな
>>624 あなたは面白かったの?どこが面白かったか3行で教えてくれない?
>>626 評価と客入りを
>>616で結びつけておきながら
客入りを興行収入で否定されたら逆ギレするような人と会話することに何の意味があるのでしょうか?
629 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 13:03:33.37 ID:35p7Q/fs
ポニョ越えと息巻いてたのが懐かしいw
>>611 確かに自殺と考えると自然な感じがするね。
俺も菜穂子が死んだ日は二郎が黒川邸を出た2〜3日後のテストフライトの日だと
思ったし、歩いて長野の療養所まで帰れる体力があったのになぜスグに死んだ?と
不思議だった。
>>ID:0AZHzzJT
一生懸命考えてそのレス?w
いいから教えてよーw
あとID:5kLoEtTKは反論あるなら同じIDで反論してこいよ
>>629 興行収入はポニョに負けるだろうな。
でも俺はポニョの方がよっぽど駄作だと思うけどね。当時、劇場でポニョを観て
あまりのつまらなさに愕然としてネットの評判を漁ったら高く評価している人が
結構いて、各方面のレビューや考察を読みまくった。で、再度劇場に足を運んだが、
やはり全く面白くなかったと言うか、物語全体があまりにもオカルトぽくて
気持ち悪くて仕方がなかった。無論、DVDも観てないし、テレビ放送もスルー。
対して風立ちぬは凄く気に入った。物語がシンプルで分かりやすく、メッセージ性も
高くて何とも言えん。BDは必ず買う。
>>631 いや、まったく考えてない。なんせ君が君の矛盾を解決してくれないと俺は何も言いようがないんで。
>>633 親を名前で呼ぶとか日本人のメンタリティへの挑戦かと思った
>>633 ポニョは大人無視で幼児向け。風立ちぬは幼児無視で大人向け。
幼児と子供が対象内にあった方が、アニメだし夏休みだしで動員は数量出るわけか。
ポニョのストーリーはかなり無茶だが、幼児などはあれくらい不合理の方を喜んだりもするしね。幼児向け絵本などは
よくとういった破綻してるみたいな飛躍したストーリーになってたりする。大人の場合は、物語性についての脱構築とか
デビッド・リンチ作品などまで引き合いに出して必死にポニョを分析するので、勝手に頑張って解釈して付いてくるから
そんなに心配要らない。しかし幼児や子供は難しくて興味を失うと付いて来ないのでそれが「風立ちぬ」での映画館内で
子供が騒ぐ現象になってるのか。人口ピラミッドで層の厚いジジババ年代を取り入れて「風立ちぬ」伸びるかなァ・・・
と思ってたのだが、この分だと難しそうだね。出品してるベネチアなどで賞が来るとまた違ってきそうだが。
>>636 まあ、読み解けたところで「凡人は偉大な人間の発明発見のために死ねや」っていう主張だからなあ、結局…
638 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 13:52:39.32 ID:nekefZ1s
>>615 >>617 そうなのかも知れないが、
菜穂子さんにとって生きるとは二郎と過ごすことだけ
というのは狭い人間観だと思う。
>>631 いろんな機器を使っているのでね
しかし、いい大人がこんなことで激怒しちゃってw
>>638 それは、この作品での監督の価値観が・・・という意味でしょう。
だって殆どそのようにしか描かれてないもの。
菜穂子は油彩は描いてたようだったが、趣味でやってる程度にしか描かれてなかったし、そんなもんだ。
極論すると、主人公の人生を飾る恋愛エピソード向け専門キャラみたいで、一部で誰かが言ってた
エロゲーかと思ったという感想も、全く当たってないものでもないと思っている。
641 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 14:12:08.47 ID:fwD0o6OM
>>630 >俺も菜穂子が死んだ日は二郎が黒川邸を出た2〜3日後のテストフライトの日だと
そうか2、3日後か
なら療養所でもオカシクないかも
死期を悟って家を出たって事で良い気がする。
自分は
黒川家を出た当日と勘違いしてたから >試験飛行
戻る途中に力尽きた・・というのが引っかかっていた。
泊まり込みって言ってたから
当日では無いね
642 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 14:15:36.73 ID:UBYOvqlo
早歩きして元気そうだったけどサナトリウム着いたとたんに喀血して逝ったのかな
643 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 14:20:55.80 ID:nekefZ1s
>>641 牛にひかれて飛行場まで2〜3日かかるみたいだからね
着いてから最終の調整とかもあるだろうし
645 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 15:01:00.94 ID:UBYOvqlo
二郎と別れて生きる気力も完全になくしただろうし食事も喉を通らずにみるみる衰弱したんだろうな
可哀想すぎる
>>641 二郎が黒川邸を出る前の晩、次郎は菜穂子に「しばらく泊り込みになるよ」と
言っている。で、「しばらく」ってどの位の期間なんだろうか?と考えると
1泊なら「しばらく」とは言わないだろうし、2〜3日なら「2〜3日位」と言うと思う。
一週間前後なら「一週間ほど」と言うだろう。また、一週間以上では「しばらく」
とは言わない。
と言う訳で、俺は二郎が「しばらく」と言った期間は4〜5日程度と推測した。
それと、
>>644のご指摘通り、飛行機の移動&メンテナンス時間などを考慮すると
テストフライト実施日は二郎が黒川邸を出てから2〜3日後。テスト終了後、機体を
分解、回収。工場までの移送準備を終えて二郎が黒川邸に帰れるのは二郎が黒川邸を
出てから4〜5日後と考えた。
まさに二郎の遠い後輩と結婚していたけど
あの会社のエンジニアは離婚率高いんだよね。
割り切れれば安定はするけど。
言語感覚的なものは個人差もある上
置かれた環境で基準も変わるし時代を跨ぐともう分からない
例えば現代の用法でも「しばらく」には
電話口の「しばらくお待ちください」程度から
「人の噂も75日」かそれ以上の幅はある
勿論シチュエーションや文脈から意味を読み取ることになるが
二郎のような仕事では予め立てた予定通りに事が運ぶのはむしろ稀だろうし
テストフライトともなればチェック項目も膨大な上天候にも左右され
初めて分かる問題や待ったなしのトラブル対応で先が読めない
なのであの文脈で「しばらく」と言ったら
俺には1週間から1ヶ月くらいに感じられる
>>591 最初二郎は死ぬ予定にしてたって言うけど、そもそも
実際は長生きした人間の半生を描くと銘打っていて20代で死ぬような設定にするのはいいのか?
まあ奥さんは別人に変えてそれを実際にやったわけだけど
>>649 ラストの夢のシーンでの二郎の年齢は42歳(昭和20年8月15日)。
荒井由実の「ひこうき雲」自体が夭逝をテーマにした曲
653 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 17:07:33.25 ID:zVqRve+y
ポニョは当初は北欧神話とかワーグナーとかに
絡めていろいろ議論もされてたりしたかな
あと死後の世界とか三途の川渡りとかいうネタもでてたような
でもどう解釈してもたいした暗喩もないということだし
必要最低限のものすらなく特に中盤以降退屈なハウルレベルの駄作映画で
だんだんと皆納得するようになったな
>>653 大人は勝手に悩んで考えてろ。子供や特に幼児はこれで喜ぶからそれでいいんだよ。
みたいな開き直りは、ムカツくがそれなりに面白かったけどね。ポニョ。あれはあれで良かったかなと思ったりもしている。
ブリュンヒルデをはじめとして
ワルキューレは戦死者を迎えに来る役回りでな
ポニョは1回目見た時にラストシーンで「これってもしかして、全員死んでんじゃね?」と
思ってる所でエンディングに例の能天気で子供受けを狙っている歌が「ポーにょポーにょ
ポニョ魚の子?」と流れて来て戦慄したw
だから実際は78歳で亡くなったのを42歳で若死にさせるのもどうなんだ、って話だよ
完全に作り物だしそんなので「半生を描く」って言えたのか?
若死に設定のままなら半生を描くってアオリはさすがにハズす予定だったんだろうか
まあ、パヤオがカリオストロ作ってる頃にまだご存命だったわけだしな。
水戸黄門みたいに誰も会ってないならともかくw
>>649 「風立ちぬ」が物語の本筋で、主人公の設定を堀越にしてるだけとは
考えないんだね
>>659 もしかしたらだが、ラストの夢のシーンの直前に現実世界での老いたシーンでも入れて
最後に天に召されるときは、若々しい姿で・・・・みたいな事も考えてたのかな。
その現実の老いた姿のシーンを一旦挟めば、少しは分かり難いが全く分からないという程でもない。
それで人生途中半ばで死に別れることになった最愛の菜穂子に「来て・・」と言わせて、
それに連れて天に昇って行く。
まあそれも悪くは無いとも思うが、その場合劇中の二郎はその後妻子を持ってないなんかにしないと
どうにもカッコが付かず、そこまで色々改定していくと訳分からなくなるので、あのラストで良かったんだろうね。
堀辰雄のまんまだと、ふだんジブリを見ない零戦好きの客が来ないわけだ。
>>662 そんな映画だったら誰も感動しないわ、ガキが
前から気になってたんだけど誰も言わないから書くけど、
宮崎駿って飛行機好きなくせに、飛行機の動きの描き方あんま上手くないよね?
追われてブレイクする時なんか顕著な気がするんだが。
何て言うのか、初動に慣性が感じられないというか・・・。
>>661 「この映画は実在の人物、堀越二郎の半生を描くー。」って宣伝文句を見てないの?
堀越二郎氏を客寄せパンダにしたな、パヤオ
>>663 風立ちぬというタイトルだけでも高齢の客はある程度来るだろ。超有名な小説だからね
ゼロ戦とか飛行機の設計者とか戦争がーなんてのはマーケティングじゃないの?
パヤオの趣味にどこまで即してるかは本人しかわからない
>>664 同じような事を書いたら、以前のスレ(アニメ板の方だったと思う)では結構賛同されてたんだけどね。
そしてそれは私が勝手に考えた結末というよりも、
監督の意思としてはゲーテのファウストのラストに重ねてイメージを作り上げてた面もあったらしくて。
それに従がえば、
その場合メフィスト(=カプローニ)を捨てるが、贖罪の女となるマルガレーテ(=菜穂子)に救済され、
本来は地獄に墜ちる運命が反転し、主人公(=二郎)の魂は天上へと昇って行くことになる。
本気でそっちを考えてたのではないかとも思えるのだが。
は?
ならそんな宣伝するなよ
「この話は堀越二郎と堀辰夫の小説をモデルにした創作です」って何で言えないの?
実際中身はそうだし
>>671 そう書いちゃうと零戦好きが来ないから。
>>670 子供向けのアニメならそれでいいんじゃないの
その結末に向けて一からプロット変えないとだけど
>>671 興行の宣伝に文句つけるなんてどんだけ純真なんだ
映画の宇宙人を実在だと信じちゃう人?
堀越二郎氏の話となれば、創作であれ零式の開発の話と思うだろJK
ところが全然違う。そこが看板に偽り有りなのである。
>>673 ファウストはかなり普遍的価値をもったテキストだが、
そんな子供向けには出来てないと思うけどね。
さんざんメフィストに導かれて、知の探求のみを優先し多くの人々や事象を犠牲にしてきた訳だが
もうここらでいいよと、「時間よ、止まれ」と言ってしまったがために、約束通り地獄に墜ちていく。
しかし都合の良いというかちょっと身勝手なのだが、人生中で最も惹かれた思い返してみれば最愛の女性というのが現れて、
その魂を何故か丁度都合よく救って、昇天へと導いて貰える。
こんなストーリーを、子供向けに書けるものではないし、そもそも子供対象の読み物として書いたとは思われないけど。
>子供向けのアニメならそれでいいんじゃないの
老年の境地でやっと書けそうなそんな結末を前にして、キミは一体何を言ってるの?
>>673 「半生を描く」と言っておいて中身あけたら「なんちゃって半生を描く」だとあまりかっこいいとは言えないと思うが
敬意を込めてとか嘘くさく感じるしな
これなら初めから創作と言った方がイメージが良かったよ
>>675 なあ。煽りたいだけならそれで結構なんだけど
この映画の始まりに関東大震災と昭和恐慌があったろ
リアルにしつこく描くのではなくて端的に情報を描写しただけだと思わなかったか?
そんな美意識で作ってる映画のラストが寓話的でも許せるのかい
魂とか昇天とか教条臭くて辟易する。その感覚をガキ臭いと言っている
>>676 >これなら初めから創作と言った方がイメージが良かったよ
確かにそうだね。モデグラの原作で宮崎駿は「これは私の妄想である」と謳ってるらしいしね。
>>676 小説でも映画でもいいから歴史上で創作や脚色無しで半生を描いてるものがあったら教えてくれ
>>679 普通は分かる範囲はなるべく史実に沿うようにしていると思うが
それ以外の創作入り混じったものだと「これは史実を元に作ったフィクションだ」と
ちゃんと断っているんじゃないのか
半生を描く、敬意を込めて、とまで言っていてここまで作り物と合体した話は見たことがない
>>680 アニメの時点でノンフィクションじゃないわな
最近の実写じゃあるまいし、断り無しでもフィクションなのがお約束じゃないのか
大体一般人の私的な人生に史実もへったくりもない。本人か遺族の抗議が無いならね
日記や評伝ですら嘘が多いのが常識なのに、何を期待していたの?
堀越二郎氏と堀辰雄を入れかえて、宣伝は堀越二郎氏のみを使う。
やられたな!
なんたる策士。
庵野の入れ知恵か?
息子さんの「父とは違うが、いい映画です」という感想を見ても
正直に妄想=創作と言った方が感じが良かったな
>アニメの時点でノンフィクションじゃないわな
ならアニメの癖に「半生を描く」とか他とは違う感を醸し出してかっこつけるな、と言いたい
そう言うしかないだろうよ
>>680 つか今知ったけど「半生を描く、敬意を込めて」ってキャッチコピーじゃねーか
勘弁してくれよ。あほらし
>>683 騙されるなと言いたい
つか早く大人になってください
>>686 プロは言葉にするのがうまいな
ただクライマックスがわからないってのは歳にしては幼い
趣味と実益を兼ねた戦争と魅力的な悪女から解放されて
同じ趣味の先輩と酒を飲みに行くなんて実に男らしくて格好良いラストだと思うが
まあわかってて目線を下げてくれてるのだろうけども
689 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 22:10:21.80 ID:wXgplQAq
声優は顔の骨格が同じ人にしてくれないと違和感が半端ない
主人公はシャープな三角アゴのキャラで声やったひとは四角い顔だから合うなずない、瑛太みたいな感じの顔のひとがやるべき
堀越二郎氏のクライマックスとなれば、零式艦上戦闘機が
開戦時、華々しい戦果を上げる時であろう。
そこをあえて外すというのは、嫌らしいのう(笑)
電信を打て!トラトラトラや!
692 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 22:47:13.12 ID:SIm9fM3K
>>686 自分はwikiで調べて、点と点が線になった感じ
最後の意図も分かったけど、ほぼ同感
>>690 堀越のことを知ってれば全然いやらしくない
九単を扱ったのはむしろ堀越愛にあふれてる
だからラストに現れるゼロがぐっと来る
本人は零戦より九六戦の方が会心だったらしいがな
九六戦の原型である九試戦までで
堀越の成長の物語は語れるだろう
零戦がその延長にあることは判り切っている
わざわざあれこれと触れるのは野暮
零戦の扱いはあれでいい
全方位から批判されてるって言うから見るつもりなかったけど見てきた。
右系は公開前の証拠ないけどプライドの問題だから謝れで怒ってるのはわかるけど、
左系の映画の内容で批判してるのがまったくわからんわ。
どこが戦争賛美してるのかとw
どういう読解力しとるんだ。日本のインテリは左翼のイメージ付いてるけど、これ見て戦争賛美って読解力してないといけないのかとw
アインシュタインのことも批判してるんだろうけど、ちょっと日常生活難しいだろ、これ見て右翼と言うやつは・・・・
完全に頭おかしい。病院行け。
映画の感想はやっぱ見なきゃ良かったわ。
たぶん編集が悪い。
テンポを考えると30分長くしても大丈夫だし、もう少しだけ細かく描写してくれればと・・・・
惜しい。ほんとに惜しいと思う。
でも、宮崎さんの映画だと2番めに好き。
さっき見てきた。おもしろかった。
行く末短い妻との幸福な生活を犠牲にして、夢と情熱を人殺しの兵器に注いだ男。
「ここは地獄だと思ってました」とかさらっと言っちゃうし。
漱石の草枕の非人情を地で行く話だった。
ちなみに堀越二郎本人の本を読むと、
海軍軍人はあんな脳味噌筋肉みたいな単純バカではなく
艦載機に要求する項目についてはきわめて冷静に
話し合えてたっぽいな。
未来少年コナンでのダイスとモンスリーという前例があるから
出来ない訳は無いんだけど、最近幼稚な話ばかりだったから
珍しくちゃんと大人の男女が描けてて面白かったな。
>>696 あれ以上長くしても駄目だと思うなぁ
個人的にはこの長さでこの省略の仕方でちょうどいいと思う
701 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 07:35:15.72 ID:IC9HOTDs
つまらない映画でした。
>>698 「単純馬鹿」というより「主人公にとって興味ない」の表現っぽいとは思う
薄茶色の軍服は陸軍じゃないかな それにしても飛行機設計する貴重なエリートなのに
なんで憲兵に付け狙われるのか
>>700 俺はもう少し短い方が良かった
あれこれ考えすぎて見終った時に疲労感があったから
省略の仕方はこれでいいね。最初は何をする気かと身構えたけどすぐ慣れた
>>703 特高だった気もするがともかく
エリートだからこそ思想チェック入るんだろう
>>695 自主研究会で、最新の技術を結集する案って言ってたのが零のことだね。
翼面荷重の値とか、引き込み足とか。
ちょっと重くなるって、次の機会にまわされてた。
あれをみれば、その先に零の完成があるってのがわかるようになってる
>>706が正解ってわけじゃないからな
実際明らかな間違いや本人の妄想も多いし
どうやって映画を読み解くかと言うロジックを学べばいい
なんてことは映画板の住人には釈迦に説法だろうけど
>>703 最初の隼の試作機は陸軍からの注文だったから陸軍さんたちが見に来てた
戦闘機の設計という重要機密にかかわっているからこそ、スパイが入り込んでたら大変
会社の役に立つ人間である限りは全力で守る、と服部課長がシビアなこと言ってたな
暗黙の了解事項としての予備知識は必須だろう
それが教養と言うべき範疇であるか
ヲタ蘊蓄とみなされる程度を含むかは意見も分かれようが
ただ口開けて待ってるような
受け身な客層を相手にしてないのは確かだろう
>>698 そもそも海軍も技術者がおり、その中には堀越の慕う先輩もいたそうだ。
海軍に入った先輩に会いに行ってアドレスをもらったりもしている。
大和、武蔵の場合、大和は呉海軍工廠製造、武蔵は長崎の三菱造船所で造られたが、
後に三菱造船所のほうが呉の倍も工数がかかっていたことが
判明し、問題となった。
このように、海軍の技術者も優秀であったのだ。
>>711 失敬、当時アドレスは無いなw
×アドレス
◯アドバイス
>>703 憲兵は軍の組織。作中で二郎さんを追ってたのは警察組織である特高。
軽井沢でクレソン食ってた外人はスパイ容疑かかってて、それと接触したんで当然狙われた。
欧州留学するような知識人は国の宝ではあるが同時に共産主義思想の影響受けた危険因子だっていうのが特高の基本方針で、
目をつけられた人はそれぞれ身の処し方を考える必要があった。
意外なところでは満州国の関東軍に庇護されたケースもあったりする。いろいろ複雑怪奇。
>>712 あーそれね
西島大佐の優れたマネジメントに異論を挟む余地はなかろうが
武蔵の建造では先行する大和からのフィードバックによる
設計変更がらみでロスが生じている点に留意のこと
ヨーイドンで造って水を開けられたわけではない
ついでに終始gdgdなまま沈んだ三番艦信濃は海軍横須賀工廠な
そういえば 次郎さんはなんで軽井沢で遊んでたんだ 飛行機失敗して長い休暇でももらったのかな
>>715 信濃は戦艦から空母に設計変更したから無茶苦茶になったんだろうがw
いずれにせよ、西島大佐のような優秀な人が海軍にもいたということだよな。
本物の二郎さんは身体が弱かったのでけっこう休暇を取っていたみたいだね。
まぁ、それでも必要とされる優秀な人材だったから可能なのかもしれないけど。
新型機の打合せで海軍軍人は筋肉バカみたいに描かれてたけど、
これも実際の人々は合理的・論理的に三菱側と話の出来る人々みたいだし。
>>718 何回同じこと繰り返したいのよw
海軍さんは英才揃いでした、はいはいそれはもうええから…
720 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 14:00:24.68 ID:qVMUy6CS
気の毒な菜穂子がリリスという解釈があるの?
面白いな。
病気で早死にするから気の毒なだけで
「新しい女」の時代にしても当時の社会規範からは大きく外れている
ゴリ押し大好きで親や家、二郎の事、居候先の迷惑なんて全く考えない
元気ですかー もうじき死ぬと思えばなんだってできる
>>721 考えてみたら離れに住んでても母屋の住人や使用人達に伝染る恐れあるよね…
ガチガチに隔離されてる感じじゃないしね黒川の奥さんとかと気軽に接触してるし
結婚のシーンと山に帰るシーンで凄く泣かされたけど
二郎さんは結婚したけど伝染ってないし
寝袋に入れられて野外で寝てたのも あれも治療なのか
>>725 ワクチンもまだ発見されてない時代だからね。
山の綺麗な空気吸ってればそのうち治るんじゃないかと、あんなことやってたらしい。
友達のお父さんから、若いころ結核にかかり隔離病院に強制的に
入れられた話を聞いたことがある。
ほぼ放置状態だそうで、死ぬのを待つばかりだそうだ。
そのお父さんは脱走し、病院の近くの教会に駆け込み、たまたま
結核治療の知識のあった外国人の神父さんに助けてもらったそうだ。
>>725 現代の目からしたら治療と呼べるようなもんじゃないけどね。
空気の綺麗なところ、換気のいい環境で栄養とっておとなしくする以外に打てる手なかったんですわ
結核菌が身体を侵すのと身体が回復するのと、後者を少しでも高めて奇跡を待つしかない、という
ストレプトマイシンをはじめとした抗生物質療法が成立し、ようやく前者の手法がとれるようになりました
しかしそれは戦後の話です
まあ、パヤオが源田実とかが嫌いだからああいう表現になった
でも正直、堀越二郎と全く関係ない堀ナントカのストーリーだったとしても
十二試艦戦に求められた海軍の過大な要求とそれを実現しようとした
技術者たちの苦悩や技術革新(超々ジュラルミン、引き込み脚、定速プロペラ、増槽etc)
開発中に見つかった問題点と、そのネガ潰し、実現された長大な航続距離と格闘戦能力そして弱点…
成都上空で苦戦する中攻隊の求めに応じた零戦隊12機が33機の支那空軍の精鋭()相手に挙げた
0対27の圧倒的キルレシオ。
こんなのがちゃんと描かれてたらここまで文句言われなかったよね〜w
あとパヤオが今年公開される別の零戦映画に噛みついてるらしいね
おまえ作った映画、零戦ほとんど関係ないだろw
>>730 そういうプロジェクトX的な映画にはしたくなかったんだろ(´・ω・`)
必要もないし
いやだから堀ナントカの話が脚本に入ってるから批判されてるんじゃなくて
期待感を煽っておいてそれを外したから批判されてるんだろうとw
ちゃんと期待に応えてたらどうでもいい結核話が入っていようといなかろうと
ここまで批判されなかったんじゃね?
もう一つの零戦映画が零戦登場シーンが公式トレーラーの90秒のとこだけで
あとはずっと孫たちが戦争体験者にインタビューしてるような映画だったら
こんな風になるとおもうぞw
その期待ってなんだよ
魔法使いでも出せばいいのか
批判もされてるけど同じくらい称賛もされているよね(´・ω・`)
いい意味で期待を裏切られた、という人と悪い意味で期待を裏切られた
という人がいるんだろうなぁ
だから余計な情報を入れずに見に行った方がいい。
むしろ時代背景やモノ造りの世界他諸々への
一定の洞察力或いは教養が問われる作品とは思う
知らない奴は置いてくぞという姿勢がありありとしてる
二時間ドラマ的な噛んで含めるような説明も一切なし
自分の生きている世界を地獄と表現しておきながら、なぜ生き続けることを選んだかだよな
まあそこに生きたくても死んでしまった奥さんの存在があるんだろうけど
740 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 20:11:53.96 ID:IC9HOTDs
僕は学校の成績も悪かったけど、この映画はむずかしくてわかりませんでした。
ジブリの映画は頭のいい人向けに作ってるんだと思いました。
庵野秀明の奥さんがこの映画を観て(身につまされて)泣いたって本当だろうか?
>>723 結核だけではない
療養所を失踪した良家の娘を受け入れた黒川家の人たちは誘拐したと騒がれても仕方無い状況
さらに黒川家で菜穂子が死んだら人殺しのそしりを免れないわけで
厄介者の菜穂子がついた「父親に電話で許しを貰った」という他愛の無い嘘を尊重して
結婚式の真似事をしてくれる太っ腹で優しい人達(余命いくばくもないことの暗喩だろうが)なのに
菜穂子は全く気にしない。いくらなんでもわがまますぎる。父親だっていい面の皮だ。
>>741 モヨコが?なら、小島功はなんと言ってるんだ?
>>735 魔法使いなんか出なくていい
ただ零式艦戦とその活躍があればよかった
そして俺はそれを期待していた
それがどうでもいい堀越技師と関係ない創作話が
メインだったから文句を言ってるだけだ
745 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 20:45:51.12 ID:IC9HOTDs
次回作はバカにもわかる映画をつくってほしいと思います。
これまで散々作ったろ
747 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 20:58:05.82 ID:IC9HOTDs
世の中あたまのいい人ばかりじゃないですからね。
ここやツイッターで賢しらな感想が出てたので身構えて観に行ったけど、
普通に淡々とした映画だった
「結核患者のそばで煙草吸うとは妻を大事にしないエゴイスト」といった
感想を見たせいだったんだけど、実際に観たら、事前に、奥さんが「吸っていい、
あなたを見てたいの」と言い出すやり取りがある
奥さんは自分なりに覚悟を決めて旦那に尽くそうとしてると思った
男から見た女の常で理想化されてるのは確かけど、戦前の妻の態度って、
黒川氏の奥さんもそうだけど、あんなもんだったんじゃないのかな
主人公同様に、他人の意見に影響されたらあかんなって思った映画だった
>>739 死ぬ理由が全く無い。壊れた飛行機の分だけ誰かが死んだが二郎じゃないし
菜穂子が死んだって代わりの女はいくらでもいる。戦争で適齢期前後の男が300万人も死んだんだぜ、お前だったらどうする?
結核ネタは、カストルプが言ってたけど、トーマス・マン「魔の山」の影響を強く感じた
堀辰雄の作品はおぼえてないけど、「魔の山」で、奥さんがやってたのと同じ
寝袋みたいなのに入って日光浴してるエピソードがあったと思う
「魔の山」の主人公はずっと療養所の山にいるんだけど、奥さんは主人公に会いに行ったり、活動的だね
>>749 「理由がなくても命が絶たれてしまう」世界の残酷さがストーリーにこめられてるんじゃないかな
戦争も結核も
主人公も奥さんも、「いつ死ぬかわからないから、今できることをやろう」って切迫感を抱えて
行動してる
今の日本だとなかなか持ちにくい感覚だけど
監督も高齢だからな 死ぬ前にやれることやらないとみたいな意識は主人公たち同様に
持ってるんだとおもう。五月とメイみたいに野山を駆け回るこどもたちを理想にしながら、
部屋で毎日ジブリアニメを見るようなこどもたちを日本中に生み出してしまったって嘆いてるし。
自分の夢の実現が他人を不幸にすることの業の深さ、それでも生きるにはタバコとワインしか
なさそうだ。
753 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 21:19:33.34 ID:qVMUy6CS
喫煙シーンは結局趣味。
表現者は否応なしに自分をみんなに提出しちゃう。
後は受け手の自由だけど、あーだこーだ言い合うのも楽しみの一部だよね。
煙草のこともとやかく言われてるみたいね
監督の趣味なのかもしれないけど、昔は日常でも映画でも小説でも煙草の描写当たり前だったし、
そういう昔っぽさが出ててよかったと思うな
それにうまい小道具になってたと思うよ
ドイツ出張で「日本の煙草ないか」「これで終わりだ」は遠い外国へ来てる感が伝わったし
カストルプと自国の煙草をすすめあうところは、はるばる日本へやってきた外国人と会ってる
雰囲気かもしてるよね
>>744 まあ、そういう映画じゃなかったとしか。
活躍ったらほかの国をぼこぼこにしてるとこだから。
そーゆーのは描きたくなかったんじゃね、監督は。
零戦で誇りを持とうって言ってる人たちから堀越二郎を取り戻したかったとか言ってるし。
紅の豚だって結局地上に降りて殴り合いだし あれはびっくりした 飛行機関係ねーよw
757 :
名無シネマ@上映中:2013/08/24(土) 22:13:42.41 ID:qVMUy6CS
でもご本人は喫煙者じゃなかったんだから。
名前を借りるなら、喫煙や奥様のことはどうかと思う。
そういうのは遺族の了承済みなんだろう クレジットにも名前あったし
どう説明したかは興味あるところではある
>>751 こめられているってんならそうなんだろうな
俺は全く読み取れませんでした
現実の三菱は厳しく管理された軍事工場だったのかというと、意外とそうでもなく
図面を清書する女性ばかりの部署もあって、気にいった子をナンパして
社内結婚したとかいう話もあったそうな
>>757 ご子息の了解は得てるということなので、他人が世話やくこともないんじゃないかな
ttp://www2.toho-movie.jp/movie-topic/1212/05kaze_kaguya_sk.html > 鈴木プロデューサー:
> 漫画の時からそうだったんですが、堀越さんの身に起こった事実は追いかけてます。
> どういう人だったのか、人柄はどうだったのかという部分については、宮崎駿のオリジナルに
> なっています。堀越二郎さんのご子息がいらっしゃるので、そのことはお断りしに行きました。
> ご子息からは「そんなことは無論構わない」という了解を得ております。
偏見かもしれないけど、表現手段がマンガやアニメという時点で、絵空事が入ってることを
予想するもんでしょう? ドキュメンタリーと明示されていないければ
まして監督はほとんどファンタジーばかり作ってきた人なんだし
ドキュメンタリーと思わせそうな宣伝はずるいと思うけどw
ドキュメンタリーでノンフィクションじゃなきゃ駄目だとは言わない
でも この夏、零戦を作った堀越二郎の主人公にした映画が公開される
と知ったとき、どんなんだとおもった?
これまでの宮崎アニメを想像した人は子供向けで大人も楽しめるもの
飛行機ものと言うことで紅の豚みたいな爽快感のあるもの
当然軍オタは海軍航空機開発秘話と零戦の活躍するもの
こんなところだろ。で、できあがって見に行ってみたらあれだぞw
多くの人が期待を裏切られたからこんな評価なんだろうが
俺は反戦ものだとを想像してたから その通りだった
アルゴのラストシーンのような創作ならいいが、
堀越二郎氏の奥さんを別人に入れ替えるなど、ちょっとやりすぎと思うな。
>>740 勉強ができないとか頭が悪いとかじゃないと思う。
仕事よりもプライベート優先、仕事なんて生活が困らない範囲ですればいいんだ、って考え方の人はこの映画はつまらないんじゃないかと。
そういう人でこれが面白かった人っているのかな。
堀越さんの御子息の奥さん曰く、本当に義母は菜穂子みたいな人でしたとおっしゃってくれたそうな
>>765 俺はそういう考えだけど、国産映画の最高傑作だと思ったぐらい面白かったよ
単純に年食ってて、年齢相応の常識があれば全然難しくない映画だよ
楽しみたいなら教養だけどが必要
>>767 >教養だけどが必要
キミはバカそうだなw
風15-7
ポールシフト、暴風157/158。業者さんに書き込み依頼しました。
>>765 俺も、自分自身は、絶対仕事よりプライベートが優先だし、「残業なんて糞食らえ」的な思想だけど、
こういう、物凄く才能があるひとが、私生活も仕事も一緒くたで、
やりたい事に打ち込む姿ってのには、結構憧れるよ。
自分が仕事嫌いなのは、ただ単にサラリーマンで、自分のやりたい事やってるわけじゃ
ないだけだし・・・
アニメーターとか、漫画家とか、画家とか、そういう仕事にも憧れる。
あれも、激務だというけど、本当に才能がある人なら、幸せなんだろうなあと思うよ。
771 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 05:31:28.00 ID:IfOv4F89
この作品自体が教養のない奴は知らんと言わんばかりの突き放した作風なので、
鑑賞者までそれに倣っていたんじゃレビューにはならんよな。
そういう意味じゃ宇多丸レビューは、ただ宮崎の意向をなぞっただけで、
全然なってない。
『風立ちぬ』を観てスノビズムを披露するなんて事は教養だけありゃ
サルでも出来るような事なんで、あんまり意味がない。
むしろ、分からなかった者らの分からなさと作品との距離について
その良し悪しをも含めて考える事の方にこそ意味があると思うな。
とまたスノッブな
職場でこの映画を観た感想が話題になった。
これ面白いの?と未婚者が聞いてきたので、
「仕事で女房・子供を泣かしたことが無いと、分かんないんじゃないの?」
と応えておいた。
しかしこの映画ほど○○じゃないと分からないと言われる映画も珍しい
>>775 ちょっと分かんないツッコミですね。具体性ないし。
>>779 ネット上で相手の表現丸パクりして因縁つけてくる奴は
要するに自分の中でも論理性ある反論が出来ないのを自覚してて
それでもなお噛みつきたいという基地外の証
781 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 08:13:56.61 ID:IfOv4F89
実際、この映画を評価する人達は教養があって、知的レベルが高いよね。
教養があって知的レベルの高い人が全員この映画を評価しているわけでは無かろう。
また、教養が無く、知的レベルの低い人の中にもこの映画を評価する人はいるだろう。
つまり何も言ってないに等しい。
>必要十分条件
批評色々読んだが批判肯定それぞれ面白いな。
岡田や町山・宇野も面白かったが
三輪健太朗のも面白かったぞ。
784 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 10:17:08.90 ID:IfOv4F89
知的レベルの低い人でこの映画を評価する人は、本当は映画の良さをわかっていないけれど、
宮崎駿の名がでていることから、自分を騙してしまうんだよ。
785 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 10:21:37.70 ID:IfOv4F89
教養があり、知的レベルが高くて、この映画の良さが分からない者は、
教養があり、知的レベルが高いと勘違いしているだけ。
岡田や町山レベルが得々と批評できる映画なのだから実はそれほど難しくないのでは
ある世代より上の人が普通に持つ共通認識が若い人に薄いだけでさ。そこを埋めるには知性や教養が必要なだとは思うけど
非常に判りやすい映画だからおっさんばかりが手放しで褒めてる。すげー、最高傑作だって
一方で若い映画マニアにとっても鑑賞は簡単なのだろうよ
サイレント時代はモンタージュや前衛作品をはじめ、娯楽映画ですらシークエンスを能動的につないで理解するのが当たり前
今回切り捨てられたのは子供を含めた従来のファンだけじゃないの?
堀辰雄の「風立ちぬ」よりも、零式艦上戦闘機を開発した堀越二郎を
全面に押し出して広告を打っているからクレームが付くのだ。
788 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 11:10:40.70 ID:IfOv4F89
子供とアニメオタには無理。
>>786 パヤオにいつまでもトトロやラピュタを求めてるジブリファンにとっては
こんなん見たくなかったよって感じなのかな
確かに普通の映画ヲタには受けそうだよね
この話なら堀越次郎やら堀辰雄やらを持ち出さずに完全オリジナルですよといっても
よさそうなもんだが、なんであえて実在の人物・小説を元にしたんだろう
ジブリアニメを普段見ない零戦マニアを呼び寄せるために決まってるだろ。
堀越二郎は取り上げたくてしょうがなかったんだろう
堀辰雄の方は本人が小説に起こしてるのだから
物語を借用すれば自動的に実在の人物に繋がるだけのこと
__‐`'´''"'マ ____\ ー‐┐ |一
Z. __`ゝ \ ノ´ ⊂冖
∧ /| ゙仆斗┘リート=┬-、_ \ ー‐┐ ,/
/ ∨\/ | `L,.っ,ノ u }ノ ノ \ ,> ノ´ \
|__ 兀.!_// i | l、 く. ー‐┐ ー|ー
ー‐┐ ー|一ヽヽ / u' \ヽ‐'´ !| ト、 \ ,ノ´  ̄匚ノ
ノ´ ノ こ /_____, }j ハ、 ヽ ヽ,___/ / ー‐┐ ┼‐ヽヽ
ー‐┐ ニ|ニ. / ___ノ /\_,≧/ u 人. / ,ノ´ ノ こ
ノ´ ⊂冖 く {上rン´ ,厶../ / ヽヽ \ || ニ|ニ
ー‐┐ | /  ̄ ノ{こ, /,〃 !| \ ・・ ⊂冖
ノ´ l.__ノ \ ,.イ !l`T´ | / |:| / |
ー‐┐ ー‐;:‐ \ // l | |_| ∠.、 l.__ノ
ノ´ (_, / ヒ_ー--、_|ー、____,ノj┘ / ┼‐
ー‐┐ / / \ ̄\ー`トー-< / ノ こ
ノ´ \ \ \ ヽ \ ヽ  ̄ ̄|
| | 」z.___ > \. ヽ. ヽ l |/l /| ∧ /\
・・ /| (_, / ) lヽ ', l、 |/ | / V
┼‐ \ , イ、_,上ハ } 小 |/
ノ こ \ (乙≧='''"´ ,∠,__ノ/
┼‐ヽ / 厶乙iフ/
ノ ⊂ト く `¨¨¨´
\
795 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 12:03:17.70 ID:IfOv4F89
あと3回みれば、騙されてないと分かるかもよ。
朝日新聞のインタビューみつけた
--
零戦、零戦と騒ぐマニアの大半は、コンプレックスで凝り固まり、何かに誇りを持たないとやっていけない
人間です。思考力や技術力を超えた堀越二郎の天才的なひらめきの成果を、愛国心やコンプレックスの
はけ口にして欲しくはない。僕は今度の映画で、そういう人々から堀越二郎を取り戻したつもりです
一理あるなw
で、零戦を宣伝に使った、と
ご立派なもんだな
ぼくはぜろせんすきだけどせんそうもきらいだからほかの
まにあとはちがう、わかってるにんげんなんだ
てかw
まぁ今回のパヤオの功績はこの映画見込んでやたら出た
零戦関連本や雑誌の特集記事で零戦の知名度が上がったのと
永遠の0の前座を務めたってところだな
零戦に興味持った人が永遠の0を見てくれたらいいなぁ
観に来た観客をバカにする手法は庵野だなw
>>798 宣伝で出したのは「セロ戦の開発者・堀越二郎」でしょう。
それを「ゼロ戦」に短絡して勝手に期待して不平言ってる観客がいたら、頭悪いと思うよ
「セロ戦」ではなく「堀越二郎」なところで、「ゼロ戦と関係ないつまらん伝記見せられるかもしれないな」と
おっかなびっくりにならない?
今までの監督の作品が子供も楽しめるファンタジーで、監督が軍事マニアだから、
「子供もわかるゼロ戦のドンパチやってくれるに違いない」と勝手に決めつけてたとか?
宣伝がそう思わせるようになってて巧妙だとは思うけど、何というか…何も考えてなくて、視野や好み狭すぎ
「こういう映画だったかーやられた」みたいに笑ってもいいじゃない
パヤオのことなんかよく知らない年配の客をたくさん呼び寄せたがなw
なんたる悪徳商法w
まあ、キアヌの大石内蔵助みたいなもんだなw
>>762 遅レスでスマソ
これは豚でなくハウルだと思ったわ
人物のアップ(特に目の表現)がかなり気味悪かったのも、わざとかもな
>>800 要するに、身の丈一間の大イタチってか(笑)
批評については傾向が賛否に出やすい映画だな
・」岡田 町山 歌丸 三輪健太朗 児玉ユキ 細田守 禿冨野
泉昌行 進撃の巨人の作者(諌山なんだっけ?w)
作り手や作り手に近い人、漫画家や漫画系の批評家などは絶賛が多い
・宇野 東 中森明夫
人文、社会学系の批評家は政治的正しさを持ち込むので
女性観や戦後史、戦争への態度などで批判。
って図式
>>800 「堀越二郎の半生を描く」なら、それはそれでいいんだよ。
でもこれは違うじゃん?堀越二郎をモチーフにしてはいるが架空の誰かの人生だし。
>>800 その堀越技師の半生すらちゃんと描かれてないから批判しているんだがw
ベースは全く関係ない堀某の作品だろ
実際その話も大しておもしろくないからこれだけいろいろ言われてるんだろうに
これで面白ければ貴方の言う「こういう映画だったかーやられた」って思うよ
つまんないのを理論武装しようとして教養が必要だとか深い人生観がないと楽しめない
とか言い出すから荒れるんだろw
これパヤオ以外の人間が作ったのだったらもっと酷評されてるぞ
つまらんかった
この作品は好きだけど、「作り出す仕事をしてる人なら分かる、俺様はだから分かるんだ」みたいな感想を書く奴が多いのが鼻につく
この映画にはストーリーがない。こんな時代に全身全霊をかけて情熱を注いで
美しい呪われた夢を追い求めたひとがいましたってだけ。
一枚の絵みたいなもので時間の経過がほとんど感じられない。少年時代の話も、
菜穂子と出会ったエピソードもいっそのことなくてもよかった。悲惨な時代のなかで
懸命に生きた美しい記憶という対比程度の意味しかないとおもう。
映画の中で彼の戦争責任とか誰も問わないし答えないのは、菜穂子の病気の責任が
問われないのと同列に扱ってるようにも見える。ただ、どうしようもないこと。
戦闘機をつくったことによる戦争責任は彼個人に負える問題じゃないし、本人は「ない」と
言明していたようだけど、映画の中ではただ「ここは地獄だと思ってました」とだけ明かす。
夢が大きくて美しくて、でもこの時代でそれを実現してしまうと大勢のひとが不幸になって、
しかもそれに見合う能力を持ってしまった者だけが味わう「気持ち」。それでも生きなきゃと
いう動機の役割を菜穂子が与えられていたのかも。
政治的態度が賛否を決めるのの象徴的なのがこの人
http://d.hatena.ne.jp/saebou/20130806/p1 ブログでやや感情的なくらい叩いてるんだけど
その後ツイッターで
saebou ?@Cristoforou
@hhasegawa いやほくしゅさんの批評は面白いし勉強になると思うんですよ。
ただ、この間の麻生発言とか、あと強引に暗示程度のものを全面に押し出す
最近の英国映画研究への反発もあって、まがりなりにもエンタテイメントを
研究している者としてはあまり映画を親切に解釈してあげたくなくて。
「この間の麻生発言とか」ってのはナチ発言だと思うけど、日本の現在の政治的状況と
映画をごっちゃにして判定してる感あり
>>807 三菱入社から九試の完成まで描いているんだから十分だと思うんだけど。
あれが史実の堀越二郎の一番重要なところでもあるんだから。
>>812 原作漫画だと主題が飛行機のほうにかなり重点置かれてたんでそこんとこ分かり易かったんだけどね
メロドラマに力点かけすぎて変なバイアスかかっちゃった観がある
>>809 作る仕事をしていない人間がこの映画のどんなところを好きになるのか、どこに面白味を感じるのか教えてほしい。
じゃあ作る仕事をする人にしか需要がない映画か
全国公開なんてするべきではないだろ
野球のルールが全然わからない人が野球をテーマにした映画を見るような感じか。
>>814 野球をしたことない人はルーキーズを見ても面白く思うはずがないと思う低能ですか
お前は作る仕事をしてるのかね?
随分頭が悪いクリエーターだな
作る仕事をしてない人は、プロジェクトXを見ても面白いと思わないんだ?
バカジャネーノ
「男は仕事してナンボだからな」みたいなセリフと
「菜穂子(女)は最後まで綺麗でいたかった」
テーマはこの二つのセリフに集約されていると俺は感じた。
見る人によってだいぶテーマが変わる作品だな。
つまんなかったと言う人は自分でテーマを見出せなかった人達だろうな
病床の妻を放っておいて仕事ばかりの二郎は酷いとか思ってる男はオメデタイと思う
女にとっては、男は女子供のために牛馬のように働け!というのが第一要求だよw
>>815 いや、そうは思っていない。違う立場の人がどう感じているのか知りたい。
俺の言い方が鼻につくようなら申し訳ない。
映画のシーンの解釈で議論するのもいいけど、もっと単純に、映画をみてこう思った、こう感じたっていう個人の感想をききたい。
どこが面白かったかは、もの作りしてるしてない関係なく、人それぞれだと思うがな。
自分は
・パソコンもインターネットもない時代の作業風景
・上司宅での手作りの結婚式
といった素朴さに魅力を感じた
「作る仕事をしていないからこの良さが分からないんだ」という意見も
製作・創作という営みを手放しで素晴らしい事とする偏った考え方であることに
注意するべきだろう。
大体業界周りでも実作者が多く褒めている時点で、そこに何かしらの価値観の偏りが
あるものと考えた方が自然なわけで。彼らはある意味宮崎同様に「特殊」な人達だし。
学も金もなく線路に沿ってトボトボ歩くしかない有象無象の民なのか
彼らを追い散らかして駆ける列車上で風を感じながら進む者なのか
・・・ってところにどうしても引っかかってしまう自分は
永遠にルサンチマンから抜け出せないんだろうなあ
もちろんパヤオはそんな構造に自覚的だからこそあの場面を入れたんだろうけど
こんな高踏的なお藝術なんてわかりません!どうせオイラはアホですよーだ!と
震える声で言ってそれっきりで終わりにしたいってのが正直な気持ち
くっそー、なんか例のユーミン語録まで思い出してしまったわw
率直な感想があまり出てこないのは、面白いシーンがあまり見出せないから
じゃないかな。
というか、映像としてのこの作品の映像には一長一短あって、そのうち長じた
要素がどうも少ないような。
自分としてはなんかキャラの顔つきも以前と比べてユルユルでしまりがないなと
思えたし、飛行機の滑空シーンもラピュタほどの爽快感を感じられなかった。
>>825 面白いシーン→理屈や薀蓄抜きで面白いシーン
827 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 16:20:13.86 ID:ZoAglO2m
地球を救うために戦ったことがない人間がウルトラマンのどんなところを好きになるのか、どこに面白味を感じるのか教えてほしい
風景描写は見事だったけれどね。あれは否応無くかつての日本を思わせられる。
>>827 すいません。喩えんとする事が何なのかさっぱり分かりません。
地震の予兆とか線路が波打つシーンとか、またエンジン音とか人の声で表現してなかった?
俺はまずそれでビックリしたんだが。
「創造的人生の持ち時間は10年」て言い切ったとこがすごいと思ったよ
まあ、尾崎豊でも十年もたなかったな
雪原の夢で日の丸を付けたG38が落ちてくるところの音が一番違和感があったな
口でボン、ボンとか言ってるんだものw
834 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 17:15:32.71 ID:8caJFsaC
わかない人にもわかるように作るのも才能だよな。
835 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 17:38:06.44 ID:8caJFsaC
作品の善し悪しは別として、興行的にジブリは終わった。
836 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 17:58:58.27 ID:HOwYOQrs
興行成績いいんじゃないの?これ
終わってないよ
百億突破は確実
邦画でこんなに稼げるコンテンツは他にないよ
この映画が駄目なら日本の映画なんて終わりだわね
839 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 18:13:21.31 ID:8caJFsaC
>>837 今回はな。今回はみんな、こういう作品って知らずに入ってるんだよ。
今回も、だろ
ゲド戦記やポニョを経てもやっぱり入るんだよ
一度確立したブランドはそう簡単には崩れない
何故なら、映画なんて九割がハズレだから
ブランドを確立したジブリに入る
君は大局のものの見方ができないタイプ
かぐや姫も入るし、来年のジブリの新作も入る
パヤオが次回作をもし作るにしても、やっぱり客は入るんだな
842 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 18:28:09.58 ID:8caJFsaC
ゲドは駿じゃないし、ポニョもそこそこ、子供にも受けた。
今回は夏休みの子供たちもかなり入ってるが、子供たちの心は駿から離れた。
次に駿が作ったところで興行的には相当落ちるだろう。
かぐや姫は未知数だな。
843 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 18:30:35.29 ID:8caJFsaC
今回、興行的に成功したのは、過去の駿作品への信頼と期待感でしかない。
それが今回なくなったから、ジブリは終わり。
いちどトト炉みたいの作っときゃ子供の心が離れることはないよ
今度のはちょっと違ったなって思うだけで
>>843 分かってて嫌がらせで書いてるか、そうでなければ君はとてつもなく頭が悪いということ
いずれにしても話にならないカス人間だわ
846 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 18:38:20.38 ID:8caJFsaC
>>844 一度作ったからこそ、期待した子供たちの心が離れるんだよ。
作品の善し悪しの話ではなくて、興行的には今後は難しいと現実的な話をしただけ。
ポニョなんてつまらなかったものな
子供にもうけなかった
うけたのはポニョの歌
それでも懲りずに見に来るんだな
849 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 18:41:15.26 ID:8caJFsaC
>>845 くだらん奴だ。話が自分の思う通りに展開しないと、相手の人格攻撃か。
単細胞だな。オレがカスなら、お前はカスから出る糞だな。
今回は思いっきり子供向けじゃないって話題になってるし親が見に行かせなければ
いいのだよ
まぁ小学校高学年ならギリで分かるかもしれないけどそれ以下の子供には退屈だろう…
851 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 18:48:27.80 ID:8caJFsaC
>>848 はいはい、わかりました。現実を見られないパラノイアと話しても無駄だからな。
最初の堀越二郎の夢のシーンを見た時は失敗したかと思ったが、
関東大震災が起きて以降はそんなに悪くないと思った。
>>851 ふうん、じゃあ、ジブリが興行的に終わったら謝るよ
でも、終わらなかったら君が俺に謝るんだ
また、数年後に会おうな
俺は自信満々だからさ
854 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 19:13:23.99 ID:RM41MEEp
ジブリなんてもうとっくにブランド確立してるんだから
駿ならなに作ってもメガヒット行くだろw
それこそファンタジーに振れば国民お喜びw
てか、劇場案外子供も多くてびっくりした
女子学生の集団とか感動して泣いててビビった・・・
女性は菜穂子に感情移入するんだよな。
ジブリの新作でエッチな魔法少女ものを作れば…
858 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 19:44:15.94 ID:gJUg9V2P
観てきた。宮崎は(ジブリは)最良を目指さない中途半端な商業主義
で良しと初めから作品的成功を無視したようなものであると感じた。
結核の娘と主人公の交流が、全く胸に迫って来ない。紙飛行機を介しての
戯れが退屈なこと退屈なこと。
飛行機に関するオタク的なこだわりが作品に全く関わりなく、これまた酷く退屈であった。
背景作画もこだわりが感じられずに、宮崎衰えたなの思いが強い。
ただ、戦後の夢のシーンで零戦が隊列を組んで飛行していくシーンにはグッときた。
これは靖国神社参拝推奨映画と捉えることとしよう。
収穫は、瀧本美織の声が非常に可愛いことだ。
瀧本の「来て!」に思いもよらない清廉なエロティシズムを見た。
>>858 他人の気持ちが全く胸に迫らないアスペ技術者が主人公のアニメなのだが……
>>858 こういう人は記号としてのサナトリウム文学はおろか
純文学と通俗小説、大衆小説の違いも判らないのだろうな
個人的に一番のエロはお絹のふくらはぎの白さ。昭和だよね
やっぱ昭和の雰囲気いいね。
平成は汚い。
女が大きくなりすぎたね
862 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 20:13:11.15 ID:35a8l1Cj
あおえみなだろ
菜穂子も菜穂子でスゲー打算的(おんなの武器使いまくり)だし、
丘の上から観た絵柄のキャンパスを泉の前に立てておいたり、
お絹に二人目の赤ちゃんが生まれたと牽制してみたり。
まあ、これも昭和の手練手管かな
>>859 あんたがアスペに見えても、作り手がアスペのつもりで作ってなければその説は崩壊なんだがな
では、パヤオがこの作品をアスペのつもりで作ったということが考えられるでしょうか?
>>863 お絹を二郎が好きなんて設定はないから牽制でもなんでもないよ
866 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 20:23:47.45 ID:35a8l1Cj
青江三奈のヒモ亭主もヒモでございって感じでいー感じだしな
>>865 お前が読解力がないということはよく分かった
>>865 大学のシーン、「若い女性が訪ねてきた」と言われて二郎さんが想像したのはずっとお絹さんのことで、自分の帽子拾ってくれた女の子のことはまったく思い出してない。はっきり描写されとったやん。
まあ手をつないだわけでもない小娘と、足首触るわ半日自分の背中に抱きつきっぱなしの妙齢の女性だったら
後者のほうが印象に残るのは当然だ。二郎さんも性欲あふれる若い男だという。
本当のところは分からないけれど、
二郎もお絹が好きだったとしたら、菜穂子と再会しても、
なんだ若い方のインテリ帽子女か、くらいの思いでいたはずだし、
菜穂子の話を聞いて、狙ってた方は結婚したのか、
でも帽子女も俺に気があるみたいだぞ?
みたいな内的曲折を経て帽子女で良いか、という結論に達し、
そんなことをおくびにも出さず、最初から俺も好きだったよ、
みたいな顔をして結婚してしまうんだから隅に置けない男だ。
まあそういうのも分かるけど。
生を燃焼させるということに尽きるよ。苦労していない者や周りの思いやりに感謝できない者にはわからない。二郎は仕事から帰ると奈緒子の元に直行。倒れるほど仕事して奈緒子のおかげだといって眠る。奈緒子は布団かけながら満足しているよ。
ただ出会いからプロポーズはなぞ。結核の告白にひるまないのはなんで。思い出ないのに。
まあ、レクチャーする義理はないけれど
アスペ風設定に対して、
(1)幼少のみぎりの妄想では、自分の方を向く人物は全て女性。
女郎屋の女郎まで全部こっちを向いているが男は向いていない
(2)菜穂子がサナトリウムの寝袋で開く手紙の3行目移行
仕事が大変面白くて見舞いに行けないと書いてある(多分)
(3)女房が吐血して伏せっているのに楽しげに勉強会
お絹さんラブについては
>>868参照
アスペ風に回りから浮いた声優が必要で庵野秀明が抜擢されたと言うこと。
モエコもこれ見てもらい泣きしたと町山智浩が書いているが本当かな?
アスペルガー症候群の人間はあれだけの社会性ないだろ
アスペ風の人はおれっちの部下にも居るが、むしろ技術者しては上玉だよ。
研究職に向くが、人とのインタラクションが必要な職種はだめ。
よしんば結婚できても、菜穂子さんのような有る種の割り切りがあると思う。(俺の類推だが)
でもいろんな愛情の形があって、一つの形がこの映画だと思う。
ああ、割り切っていると感じるのは奥さんの方ね。
名称に意味ないと思うが
「そういう人」を描いただけ
ナボコフからじゃないの 菜穂子
>>868 良かった。下衆いから書き込む勇気がなかったんだけど
二郎が傷や痣のまったくない女性のふくらはぎを凝視してる場面は妄想が描き立てられたよ
実写でも昔が舞台だと着物のすその乱れを直すシーンは定番だ
主人公が思春期なら性の目覚めだな
二郎さんは体温まで感じたから欲情していたね。ズリネタにしてたかもしれん
878 :
名無シネマ@上映中:2013/08/25(日) 23:04:08.93 ID:AJIBNKko
NHKの新ドラマ「夫婦善哉」は関東大震災後の話だから風立ちぬと時代が似てるが、主人公をはじめ男たちはタバコ吸いまくり。暇さえあれば吸ってる。
この時代の男はそうだったんだろう。
禁煙集団の人たちはNHKにも抗議するのかな
黒川さん夫婦がやたら物分りがよくてまた泣くのはこの時代不幸があたりまえで幸せな時間はあってもごくわずかだと理解していたからだよ。昭和恐慌の時代だからね。
ましてや結核は死病。二人の残された時間を幸せにしてやりたいと強く協力したのは黒川さん夫婦も苦労してきたから。奥さんもしっかり働いている。
>>811 要素はしっかり拾えているのに、評価はそっち側に行っちゃうのかーって感じだな。
デフレで大震災があって政治不信。
今って当時と全く同じなんだよね。
だからすんなりと作品に入っていけた。
882 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 00:45:08.77 ID:po7OZgyN
>>858 するどい!
>観てきた。宮崎は(ジブリは)最良を目指さない中途半端な商業主義
>で良しと初めから作品的成功を無視したようなものであると感じた。
>結核の娘と主人公の交流が、全く胸に迫って来ない。紙飛行機を介しての
>戯れが退屈なこと退屈なこと。
>飛行機に関するオタク的なこだわりが作品に全く関わりなく、これまた酷く退屈であった。
>背景作画もこだわりが感じられずに、宮崎衰えたなの思いが強い。
>ただ、戦後の夢のシーンで零戦が隊列を組んで飛行していくシーンにはグッときた。
>これは靖国神社参拝推奨映画と捉えることとしよう。
>収穫は、瀧本美織の声が非常に可愛いことだ。
>瀧本の「来て!」に思いもよらない清廉なエロティシズムを見た。
>>868 そのシーン、絵コンテ集では、ハッと窓外を見る、となってるんだよ(157ページ)
実際に二郎はお絹の姿を見てるんだよ
小娘うんぬんだけど、絵コンテにはこうある
一寸 紅潮してしまったドアを見ている二郎(93ページ)
菜穂子に対して顔を紅くしてるんだよな
そのあとデッキに座って、先ほどやりとりしたフランス語の詩をつぶやく二郎(94ページ)
映画では久石が作曲した菜穂子の曲のBGMが流れる
菜穂子に対して感傷に浸ってるんだよ
絵コンテでは明らかに二郎が菜穂子に対して“萌え”てる演出になってる
あと、里見家に行くときに、二郎と菜穂子は手を繋いでいるよ
お絹が二郎を好きだという表現は絵コンテにある
二郎が王子さまに見えた(123ページ)
泣いて喜んだ。お絹と私の王子さま。等言葉で説明(380〜381ページ)
だが、二郎がお絹を好きだというのを匂わす記述は絵コンテには一切ない
すべてのスタッフは絵コンテを基本にしてアニメを作ってる
二郎がお絹を好きだとしたら、それが絵コンテに書いてないというのは有り得ない
そういう設定はないと結論せざるを得ない
>>877 絵コンテには二郎がお絹に欲情してる記述は無い
それからこれが鈴木Pのコメントな
鈴木「 そうだよね。でも、宮崎駿作品は違うんです。主人公とヒロインは、会った瞬間に100%、相手のことが好き。一点の曇りもなく。二郎と菜穂子も、出会いのシーンからそうだった。」
>>883 実際の映像ではまったく逆になってる絵コンテってのも不思議なところだね。そこらへんはパヤヲ本人に説明してもらいたいところだw
お絹ってアニメージュの人物紹介にも載ってない雑魚キャラだよ
チョイ役の二郎の母や服部でさえ載ってるのに
一部の人が勘違いして見てるだけでしょ
888 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 01:31:43.51 ID:czBS1tEt
>>885 絵コンテに書いてないし、映画を見ても二郎がお絹を好きだと感じないよ
脚を触ったり、おんぶしたりしたから、お絹に欲情してるなんてのだったら、
それはあくまで自分だったらというだけで、作品の作りとは関係ない
889 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 05:23:10.76 ID:po7OZgyN
押井守 例えばジブリ(宮崎駿氏の所属するアニメスタジオ)。どう考えても宮さん(宮崎駿)があと30年生きるわけがないけど、
宮さんが死んだ時点でジブリはおしまいだってことは誰でもわかってる。存続するにしても版権管理会社だよ。じゃあ今あそこで
働いてる連中はどうなるのか。
//business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121031/238838/
891 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 05:45:16.31 ID:NApKhyeV
押井は結構まともな本いくつか書いてるようだし分析力も高いんだがなぜ
肝心の作品となるとああなるのか
>>871 レクチャーとか偉そうに言ってるが、
コイツ岡田斗司夫の説をさも自説のように語ってるだけじゃん
>>863 これもそう
>>867 よく言うわ 恥知らずな野郎だ
設計バカなのはわかるけどスケベ設定入れた意味がわからない
>>888 誰かが言ったり、絵コンテ云々なんて周辺情報も面白いけど
お絹の場面をお前はどう解釈したの?
宮崎があえてミスリードさせるようにプロットをつくっているのであれば
何が目的なのだろう
今夜NHKで宮崎駿スペシャル
>>893 スケベ設定なんて入ってない
あんたが勘違いしてるだけだろ
>>894 プロットとはお絹が二郎を好きというやつか
単に二郎君モテモテという話を入れたかっただけだろ
作り手の意図とは違う捉え方されるなんてよくあること
それが間違ってるとか正しいとか人それぞれで良いと思うんだけど
ただ、すべてのスタッフは絵コンテを元にしてアニメを作ってる
二郎がお絹をすきという重大な設定があるとしたら、それが絵コンテに書いてないというのは考えられない
人それぞれというものではない
たかがアニメ映画でなに宗教論争やってんだよwww 草
いくらでも深読みしようとすれば深読みできる映画になってる
賛否分かれてる所を見ても同じ映画見てこれだけ感想が違うんだなと思うし
絵コンテにはこう描かれているのだから見方が正しい、っていうのは正論ではあるけど、
色んな見方が出来る映画っていう感想なんだけどな。だから好きだしこの映画
(自分はお絹が好きだったとか最初から菜穂子が好きだったとかはどうでもいい)
×絵コンテにはこう描かれているのだから見方が正しい
○絵コンテにはこう描かれているのだからこの見方が正しい
>>889 ジブリは駿以外でもすでにアリエッティなどファンタジーなら100億近く
コクリコなど文芸路線でも50億近く行けること実証して
この先もブランド力安泰なんだがw
周辺には細田や庵野もいるし、それこそ駿亡きあとには歴代ジブリヒット作の
実写化も続々視野に入ってくるだろう
トトロはグッズで回収
ひとつの意味しか読み取れない映画より、色々読める映画のが好きだな
賛否両論あるのはいいと思う
堀辰雄の小説先に読んでた人ってどれくらいいるのだろう
糞映画でもいろいろ感想言えるし深読みできるけどなw
映画を観ると二郎は感情表現を抑えた昼行灯みたいに見えるが
まあ、庵野の声のせいもあるのかもしれないが
絵コンテを見ると、ちょっと印象が違う
明るい顔の青年ぽい
関東大震災のシーン作ってたら東日本大震災が来て先を越されたとか入ってるけど
その前にポニョで大津波をつでに描いてるからいいんじゃいなかな
909 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 11:26:48.18 ID:cvQGfv+a
あ な〜るセックス
>>908 ポニョの津波は被災のイメージとは違うからなあ
まあ日本じゃ地震や津波は定期的にやってくるし
あの黒々とした海は話題になったな
CUTの渋谷陽一の宮崎駿3万字インタビューはホント面白いねー。風立ちぬで感銘を受けた
人間は全員必読な内容だと思う。
立ち読みでうろ覚えで申し訳ないが、印象に残った所を箇条書き(意訳)にすると・・・
*分かりきった事は描く必要がない。
*部屋に入る前に「よし!僕は頑張るぞ!」とか大きな声を上げる主人公は分かり易いが、
何か大きな事を成し遂げようとする男は大きな声を出さないハズ。
*二郎に関しては後半に行くほどバストアップ描写を止め、横や後ろから見る様な
アングルにした。
*最近の若者の歴史についての知識の乏しさには呆れる。
*会議の多い映画は大嫌い。だから会議のシーンはザッと描写した。
*「これは宮崎さんの自伝的映画ではないか?」とか言ってくる人間には困惑する。
>>871 女郎云々については岡田の勘違い。正確には紡績工場の女工逹。ソースはムック。
まあ、映画見ただけじゃ分からないよね。あの2階建て長屋(?)に隣接して紡績工場が
建ってるんだけど。まず隣接している建物が紡績工場だと気が付かない。
当時、日本では紡績業が盛んだったとか普通は知らないだろうし。
>>913 >当時、日本では紡績業が盛んだったとか普通は知らないだろうし。
普通に知ってることでしょ
最近は学校で歴史の授業って無いのか?
>>912 必読書を立ち読みしてうろ覚えで紹介とか色々間違ってね?
つか明治期から必死こいて外貨稼いだのは紡績だわな
戦後の日米貿易摩擦に至るまで繊維産業の隆盛は続く
大体リアル二郎の故郷は藤岡だし
>戦後の日米貿易摩擦
自動車と家電
繊維が貿易摩擦の大きな火種になったのは戦争のだいぶ前
>>912 「これは宮崎さんの自伝的映画ではないか?」とか言ってくる人間には困惑する
これは批評家のレベルが低いんだよ
解釈が難しい場面になると宮崎の個人情報でお茶を濁す奴が多い
誰とは言わないけど映画評論家を名乗るなら映画自体を分析して我々に提供しろと
できねーなら黙ってろってんだ。作家のプライバシーなんてヨタ話は居酒屋でやれ
>>898 君の言い分は尊重するし参考になるけど
普通の映画は絵コンテの後に撮影と編集を経る事で作家の構想と表現の主体が固定するのだけどね
絵コンテの延長がアニメならパラパラ漫画と変わりないじゃん。監督なんて必要無い
スケベシーンは最初からそう思ってたわけじゃなく、菜穂子との初夜シーンであっと思っただけだよ
途中まで白い肌を露出することでお絹の社会階級(下層階級じゃない)を示したシーンかなと思ってた
919 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 19:17:33.92 ID:v11ZgSzx
>>916 途中すっ飛ばしてるな
佐藤池田前後の頃は知らんか?
>>918 横レスだが
>絵コンテの延長がアニメならパラパラ漫画と変わりないじゃん。監督なんて必要無い
いや、コンテに込められた意図がぶれないように「監督」するのも
仕事だからね
もちろんコンテ以後にいろいろ変更があって、意味や意図が変わることはあるだろうけど(例:ラスト)
二郎→お絹 はないと思うよ
それを暗示する方向にコンテや台詞は一切いじられてないし
ということは、コンテと台詞を執筆当初の意図のままであるとみるべきだろう
>>821 地球を救うために戦ったことがない人間がウルトラマンのどんなところを好きになるのか、どこに面白味を感じるのか教えてほしい
絵コンテに書かれたままの解釈しか受け付けないなら、
絵コンテの感想文でもブログに書いてろ
>>922 自分が思ってたのと違うというのが証明されてしまったから悔しいんだね
往生際が悪いよ
俺が間違ってたんだなと認めるのが男
絵コンテは脚本であり台本であり演出書でもある
ビルを建てるなら設計図にあたる
絵コンテを否定するなんて愚かでしかない
某岡田みたいにウケ狙いのタチの悪い評論家はミスリードを垂れ流すから気を付けないといけない
町山とかもわかりやすくまとめてる反面、結構いい加減なこと言ってるからねえ
モネがモチーフなんですよ→レヴィタンでした とか
したり顔で断言する奴のいうことは真に受けないほうがいい
>>760 本人の手記読んでも、何というか戦時にしてはのんびりした感じだったな。
やっぱり堀越氏レベルの優秀な人材だと、良い仕事して貰わなきゃいけないし
ゆとりをもって暮らせたのかね。
実話を読むと、不具合でパイロットが脱出した飛行機をみんなで
追いかけて、フラフラっと墜落して逆さまになった
のを人力でよっこらしょと起こしていたと言うからねえ
928 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 21:02:26.04 ID:po7OZgyN
作家の東浩紀さん(42)はツイッターで「戦争産業に従事したり恋人が結核で苦しんでいたりするのに主人公の葛藤がなく、共感しがたい」とつぶやき、コラムニストの中森明夫さん(53)も「主人公の手前勝手なナルシシズム」とバッサリ。
政治学者の藤原帰一さん(57)は本紙映画評で「戦争の現実を切り離して飛行機の美しさだけに惑溺する姿」に違和感を示した。(毎日新聞)
一方駿10年以上前に「黙れ小僧。賢しらに僅かな不幸をひけらかすな」とバッサリ
のんびりにも二通りあってな
ただぼーっと時間が流れるそれと
頭脳明晰故の余裕という場合がある
>作家の東浩紀さん(42)はツイッターで「戦争産業に従事したり恋人が結核で苦しんでいたりするのに主人公の葛藤がなく、共感しがたい」
電車で二郎が泣くシーンが合っただろ。コイツ何を見てたんだ
頭よすぎて葛藤できなかったんだろうな
自分のできることできないこと、努力してなんとかなることならないことの見極めが早い早すぎる
平和主義なんてのは戦後に浸透したもので、戦前戦中の人間に平和主義に基づく葛藤を求めるのは馬鹿げてる
批評家ってバカしかいないのか
934 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 21:23:27.59 ID:wt4SVXCU
東浩紀
中森明夫
藤原帰一
どいつも粗大ゴミだろうに・・・・
スタトレに一位を譲るかと思ったがまだまだ首位キープしてるようで何より
スタートレックはロボコップがでているぞ
スタートレックつまんないもん あれはだめだわ
>>933 「一機も帰って来ませんでした」とか本庄との会話とかで
葛藤があるのわかるんじゃね?
それとも一機も〜てのは言葉通りパイロットなんかどうでもよくて
ゼロ戦のことだけ気にしてたんだろうかw
実況禁止な
>>924 岡田はロジックでなくてレトリックなんだよな・・・口八丁手八丁(一応褒めてる)
スタートレックはシリーズ物だからな。ジブリと違って、
過去作品を見てないと全く分からない部分がある。
「戦時中に戦闘機作ってた技術者は葛藤してたはずだ」っていう先入観に基づいて批判してもなあって思う。
おれは「ただ純粋に飛行機作りたかった」って言われた方が腑に落ちるけどな。
罪悪感とか葛藤とか、そういうのの方がきれいごとに思える。
またユーミン出てくるのかよ
半藤の対談だけでいいよもう
二郎はそれなりに葛藤していたと思うよ。ただ、、宮崎駿はあえて二郎が葛藤する
表情(様子)を描かなかったし、受け手が葛藤していると分かるセリフも喋らせなかった。
それはCUTのインタビューで宮崎駿が語っている「バストアップを避けて横や後ろから見た
二郎ばかり描いた」との説明からも伺える。
ではなぜあえて主人公の葛藤を具体的に分かり易く描写しなかったのか?
答えは「分かりきった事は描く必要がない」・・・この一言に集約されると思う。
要は「察しろ」と言う事。
>>921 そういや庵野ってウルトラマンになったことあったなw
947 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 22:22:52.30 ID:po7OZgyN
登場人物に魅力がないし、ストーリーのベクトルが散漫。
退屈な映画作ったもんだ。
あーシベリア食いてえ
駅で抱き合うシーンが録画できて良かった
はやくブルーレイで見たいわ
>>919 そんなの大した貿易摩擦じゃない
佐藤池田の頃なんで米国ライセンスの繊維を作り始めてたじゃん
東レデュポン、帝人デュポンはその名残
>>920 ありがとう
なら、お絹のふくらはぎをクローズアップにした理由は難なのでしょう
しかも腫れも無い美しい肉感的な白い足を
繊維って沖縄返還で犠牲になったんだろ。
そこまでは摩擦してたってことだ
「糸を売って縄を買う」か。
古い話をw
繊維産業は昭和30年代ぐらいまでウハウハだったそうだ。
■宮崎駿「僕がいま純粋娯楽漫画活劇を作らない理由」(1989年7月)
「思春期の観客層から、以前の作品の方が面白かったと言われるのは
よく判るんですよ。その層を落として作品を作ってる気持ちも物凄く
ある。でも、僕が変わったんじゃないんです。歳とっただけ。ジジイ
にはジジイの感じるところがあるんですよ」
「それより何でワーッと大笑いしてドキドキして、ああ面白かったって
いう映画を作る若い人が出てこないんだろうと。その方が不思議ですね。
僕もバカな話書いてる時が一番楽しいんです。でもそれは『余技』でなくちゃ
やってはいけないっていう気持ちがあるんです」
「今、活劇をやるには動機付けの問題から逃れられないんです。
要するに、ここまで色々あったけどもう後は活劇するだけだ、という
構造を作るのが活劇ものなんです。そこに行くまでが一番大変で、
その労力が説得力を持っていれば、後のドンパチを堪能できるんです。
いまの作品は『あとはドンパチだけだ』って所までもっていくところ、
前段がいい加減なの。だから面白くない。前段を抜いてドンパチだけ
作っちゃおうっていう話があるんですが、それはやっちゃあいけない。
ウンチク傾けて訳わからない専門用語を一杯並べてドンパチやるのも
『趣味』としては判りますよ。でも、それは趣味です」
宮崎駿「僕がいま純粋娯楽漫画活劇を作らない理由」(1989年7月)
「今の時代、素朴な動機でやっていけなくなってる。ビッグになりたい、
リッチになりたい、女をモノにしたい、っていう根源がどこかで崩壊
している。素直に信じられなくなってるんです、僕らは。」
「世界の敵役がいればいいんですけどね。だけど現代、僕らが抱えてる
悪の問題って、自分の生活を基盤に生まれてるものなんですよね。
どこかに影の支配者がいて、っていう話もあるけどそれは違うでしょ。
そんなの問題の根源から随分ズレている。一番自分たちを苦しめている
のは根源の問題なんです。それは一番通俗的じゃないものでしょう」
「それで僕がその根源ににじり寄ろうとすると、とたんに『昔の方が
よかった』って言う若者たちがいる。そういう若者のために自分の
残りわずかな時間を費やしたいとは思っていないんです」
>>953 あそこは足のクローズアップが目的じゃなくて
・大切な道具である計算尺を躊躇なく足の固定に使う二郎の性格(少年期のいじめ阻止と一緒)
・計算尺をはっきり見せる(あとで出てくるからね)
この二点が重要だったんじゃないかな
960 :
名無シネマ@上映中:2013/08/26(月) 23:29:09.29 ID:wt4SVXCU
NHKのプロフェッショナルで見たけど、
二郎の声優決めるのに、庵野は?って提案したのは鈴木Pだったのかw
>>953 それがどうしたの?
絵コンテに、二郎はお絹の脚をエロく感じてドキリとするとか書いてあればね
でも書いてないよ
具体的にどう手当てしたか書いてあるだけ
いや、NHK特番は面白かった。「こりゃあ子供が通路を走り回るな。
でも、子供を連れて来る方が悪いんだ」には笑ったw
直接的表現をあえて避けるんだ的な事も言ってたね。
先程、ジ・アートオブ風立ちぬを買って来て今読み始めたけど、豊富な
画像と背景、アフレコ台本などが収録されていて、かなり見応えあるな。
療養所で菜穂子が二郎の手紙を読んでいる場面も収録されているから
手紙の内容も読める。
>>953 サービスカットだよ言わせんな恥ずかしい
しかし、脚がエロいから、二郎は好き、と何で発想が飛躍すんのかね
二郎にそういうのを匂わす演出は何もないのに
126 :見ろ!名無しがゴミのようだ!:2008/09/19(金) 21:25:01 ID:t0GqkKln
>最近のジブリの芸能人キャストって誰が決めてるのか、ソースある?
もののけ姫の時のキャスティングに
PUG POINTの畠中基博氏に手伝って貰った事も有り
山田君以降のキャスティング・プロデュースは
PUG POINT(俳優系)に入って貰い
鈴木Pたちとキャスティング会議で決めてる。
駿監督は作画作業が忙しいから近年では任せてる事が多いし
どんな面子を選んでくるか楽しみにしてる事も有るとか。
ただし、画と声のイメージが合うかの最終決定は駿監督。
声優の件は、紅の豚のフィオ役のオーデションで
受ける声優が皆同じ様に例のアニメ声で
過剰演技するので、駿監督が切れたらしい。
既存の声優は駄目だと。
(まあアニメ声はあれだけど、過剰演技はTVアニメでは
作画枚数を減らす為に声優に過剰演技させる演出が多いから
オーデション受けた声優には可愛そうな所もあるんだけどね)
それで当時カーチス役の大塚明夫さんの
事務所の新人だった岡村明美を大抜擢したと。
というか二郎と直子が初めて会ったのってあれ何歳だ?
電車で会ったときから好きでしたとか言ったときビビった。
二郎ロリコンかよ。俺と同じじゃん
強いて言うなら朴念仁演出
NHK特番で宮崎駿は「トトロみたいなの作ればいいじゃないとよく言われるが、
既にトトロがあるんだから作らんでもいいだろ」と言う様な主旨の発言をしていたが、
ラピュタやナウシカについても同じ様な作品を作っても仕方がないと言った
気持ちがあるんだろうな。
>>964 岡田とか町山の信者って自分の頭で判断できないからね
教祖のいうことをどう正当化するかしか考えない
岡田が「二郎はお絹さんが好きだった」といったらそれが絶対なんだよ
>>932 ゼロ戦の設計に纏わる、「人の命を奪う」と「美しい飛行機を造る」の2つを当たり前に天秤にかけて、
当たり前に後者を選べてしまう、そういう自分の人間性は自覚した上で受け流してしまえる。
徹底した理性の人だけど、もはや狂気にも見えてしまうような・・・。
葛藤ではあるんだけど、そういう言葉で表す領域からははみ出してるよね。
業が深いとしか言えない。
>>966 大正12年。二郎20歳、菜穂子13歳位。ソースはパンフ。
ガキの頃は海上自衛隊に入りたくて、幼稚園の寄せ書きにまで戦車の絵を描いてた俺が、
今は自衛隊なんか大嫌いだから不思議なもんだ。
>>970 選べないひとなんだよ。二郎さんは飛行機をつくるために生まれた人。ほかの人生はない。
あの時代につくる飛行機は戦闘機。そんだけのことだよ。フォン・ブラウンも同じだと思う。
今の時代で、何やってもたいした才能のない我々ならどんな仕事でもいいんだろうけど。
和服でのふくらはぎは、超エロだからな。
駿ぐらいのジジイなら間違いなく意識して描いてるに決まってる。
>>975 こう背負えば裾がこう上がって足がこう見える、と論理的に書いてるんだよ
エロく見える奴はラナのパンツが見えると言った大塚と同じ
>>971 おいマジかガチロリじゃねえか!
主人公に感情移入した
パヤオの成人男キャラの配役は
糸井重里
立花隆
所ジョージ
というボソボソキャラの系譜
まして今回は恋人の命も、国民が爪に火を灯すようにして作った
資金も己の業のために使い捨てて顧みない引き籠り型キャラ
ああしたくなるのも分かる気はする
>>975 自分は何も感じなかったがなあ
君はエロく感じたんだ
>>974 手厳しいと言うよりは、例によって分かってないカン違いとしか思えないよなあ…
アリエッティの時の鈴木の苦闘をちょっとでも知っていたらそんな呑気な発想
出てこないと思うわ
>>973 選べない時代ってのはそうだな。
最終的な結論はそこしか無いわけなんだろうけど、理屈としての正しさに行きつくことの躊躇なさというか。
場合によっては「ちょっと立ち止まる」という時期があっても・・・、という凡百のドラマには目もくれず、
障害が立ちはだかることがあっても、飛行機を造るための行為は水の流れのように絶えず進み続けていて。
と、ここまで書いて、ホントに二郎淀みなく進み続けてんなと思った。
菜穂子のところに駆けつける時も(気を紛らすためとはいえ)設計してるし、高原でも紙飛行機を飛ばしたり。
乗り物との関連で見直してみても面白いのかな?
作品公開当時の批評 (フィルムアート社「宮崎駿全書」の記録より抜粋)
■カリオストロの城
小野耕世「あまり面白いとは思わなかった。マモー編の方がすき」
「構図なんかはわりと単純。リズム感覚はマモー編の方があった」
佐藤忠男「アニメでなければ表現できないというものではない」
「日本のアクション映画の絵コンテを見ているよう」(92年の著書より)
■風の谷のナウシカ
田山力哉「私の美意識を逆なでする。私は虫が大嫌い」
押井 守「宮さん流の『宇宙戦艦ヤマト』。特攻隊精神が充満している」
■天空の城ラピュタ
品田雄吉「童話的な部分とコミック部分が作品として融合しているとは言えない」
「父の出自は不要、ドーラ一家は全体と無関係、冒頭が海賊側でわかりにくい」
夢枕 獏「異世界のリアリズムはナウシカの方が上」
■となりのトトロ
田山力哉「ぶよぶよした姿が気持ち悪い。猫のバスなんて悪趣味」
吉本隆明「わざと稚拙化した画像」
平島夏子「トトロは姉妹が孤独ゆえに作り上げた幻想」
■魔女の宅急便
山根貞男「枠に収まりすぎ。クライマックスの凡庸さにそれが際立つ」
林 冬子「トンボに恋したから魔法を失った。スーパーマン2とそっくり」
尾形敏朗「荒井由美はこの映画を汚す垢」
キネ旬読者欄「魔女が降りてくる異常事態に無関心な人々という設定を
理解するのに努力を要する。宮崎駿の計算違い」
■紅の豚
TVブロス「カタルシスも感動もないプライベート・アニメ」
夢枕 獏「ラストが説明不足。魔法の根拠も曖昧」
長坂秀生「登場人物に実在感がない」
田中千世子「ギャグ漫画なのだからファシストや飛行機の墓場は隠すべき」
■もののけ姫
斉藤美奈子「おやじの妄想を大画面で見るおぞましさ」
堀井憲一郎「読みにくい文章をありがたがっている」
石堂淑朗「縄文時代は人が人を喰っていた時代」
池田憲章「エロテッィクなシーンがあってもよかった。女たちはもっと肌をさらして」
切通理作「高尚さより色気がほしい」
>>981 菜穂子と結婚したのもそう。病気で長生きできないとわかってても彼女を選ぶ。
それ以外の選択肢はない。逃げないし言い訳しない。ぜんぶ引き受けて進む。
地獄なんだけど、どうもアスペとか気楽な人みたいに見えるぽいね。
震災の時菜穂子助けてお絹背負う二郎の姿見ると森で甲六や牛飼いを背負って助けるアシタカ思い出すんだよなぁ
あれも水飲ますシーンあったっけな
>>984 詳しくは「CUT」2010年9月号のバックナンバーを読んでみて。さわりだけ抜くけど
鈴木 「実を言うと、これまでジブリの幻の新人監督って山のようにいたんですよ。
たいがい1週目、2週目に十二指腸潰瘍で入院とかね、色々あったんですよ」
―― それはなんでなんですか。
鈴木 「宮崎駿のプレッシャー」
―― ははは!僕から言えなかったことを言っていただきました!
(略)宮崎駿に映画を撮らせるためにはスタジオを維持していかなければならない。
ということは新しい才能を生んで行かなければならない。宮崎さんの映画を作るために。
ところが、宮崎駿という人は困った人で、その才能を壊してしまうんですよ。
鈴木 「そうそうそうそうそうそうそう」
―― 宮崎さんのために作っているスタジオに必要な新しい才能を、なぜか宮崎さん自身が
潰してしまう。鈴木さんはこの絶対矛盾をコントロールしなければいけない。
鈴木 「大変なんですよ。だから麻呂(米林監督)がコンテ書くときにボク、某所に隔離したんですよ。
『麻呂、アジトがあるからそこでやろう、会社来なくていいから』 そしたら次の日から宮さん
『麻呂はどこへ行った!』 もうね、親しいスタッフ一人ひとり呼びつけて探し回って(笑)。
でも誰も口割らなかった。みんな分かってんですよ、宮さんが介入したら破綻するって。」
コクリコ坂は良かったからゴローがまた何か作ったら見に行くよ。
989 :
名無シネマ@上映中:2013/08/27(火) 00:30:11.39 ID:kWzNE5UG
990 :
名無シネマ@上映中:2013/08/27(火) 00:40:15.29 ID:tAputIdB
宮崎監督のそばにいつもいる可愛い娘は誰?
完全版放送しないかなあ
10時間見たい
>>987 そう言えばNHKの番組での宮崎駿、スタッフに「もう辞めちゃえよ!」と
怒号をあげてたなぁ。「相変わらずだなぁ〜」と思いながら見てたけど。
ホント、部下に手厳しいと言うか、要求水準が高いんだろうな。
相変わらず休日出勤当たり前
年末年始も休まず、震災で休んでると怒る
仕事中毒な爺やなw
>>992 無能や下手糞がヒスってるんじゃなくて
バカウマな人が何で自分レベルで描けねえんだって怒ってんだから
スタッフはごめんなさいするしかない世界
天才の周りは大変だよ
>>939 あそここそ葛藤を表す一言だと捉えるべきだと思う。ゼロの残骸を掻き分け歩く姿を描いてあるわけで、そのシーンが仮に「ヒコーキ可哀想」だったら、人としてどっかおかしいわw
>>947 散漫というより真綿で首を締められているかんじ
うめ
うめ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。