巷の評判に釣られてハードル上げ過ぎると、特に真新しいものがある訳でもないしこんなものかってなるかも
知れないが、こういう画作りをすれば客は喜ぶみたいな見る側の視点・ツボを知ってると思われるなベン兄貴は
只々客が喜ぶ当たり前のことを誠実に忠実に映像化出来る才能と努力と技量にはホント好感持てる
ザ・タウンの時の銀行強盗実行に向かう車中の野郎共の表情とか、今作ならやはり移動中の車中の大使館員の表情とか、説明台詞に
頼らず無言の役者をアップで撮るドキュメンタリータッチな演出で心情表現・不安感・焦燥感・緊迫感を際立たせるのは見事にして贅沢
一番反抗的だった奴が土壇場で頑張る展開なんかは日本人受けも良さそう
もうハリウッドのベテラン監督の皆さん戦々恐々してるんじゃないの
実話モノで、ある集団が危機に晒され、遠隔地にいる仲間の協力も受けつつ最後には危機を乗り越え
USA!USA!な感じは、パッと思いついた所だとアポロ13なんかが好きな人はこの作品も好きそう
それからメンフィス・ベルで副操縦士ルーク役だったテイト・ドノヴァン、俺は久々に見たぞ
あと中国四国の人、イオンシネマは割りと客の要望を受け入れて遅れ上映したりするぞって書こうと思ったけど、中国四国にはないんだな…
でも、TOHOとかワーナーとか他の大手チェーンの本部に要望するなり遠征するなり、行動を起こして損はしない作品だと思う