この映画で感動できるか、そうでないかはアニオタかそうでないかじゃなくて
子供か大人かの違いだと思う。
主人公の花は狼人間の子供を育てるために、たった一人で辛い現実に立ち向かうわけよ。
父親の言葉を守って、どんなに辛くてもいつも笑顔で。
そして、大変な苦労をして育てた息子は、たった10歳で自立して去って行ってしまう。
その現実を受け入れて、悲しさを押し殺して笑顔で送りだすわけよ。
ある程度人生経験のある大人じゃないとわからないだろうな。
母の強さと悲しさと偉大さが心に沁みるのさ。
それが理想化された絵空事だとわかっていてもね。
子供はそこらへんが「意味わからねぇ〜 面白くねぇ〜」になるんだろうね。