MONSTER?
母親と大尉の馴れ初めについてなんだけど
母親の「夫とやっていた仕立て屋の客として知り合い、夫の死後、私も店に立つようになった時に偶然大尉と再会しました」
それに対して周りの客が「あらそう、偶然」「不思議なこともあるものね」ってあからさまにからかうような言い方
これってつまり大尉の方が一目惚れして(←は確実じゃないけど)アプローチかけたっていうことの表れと考えていいのかな
あの場面でもし気取って嘘の馴れ初め話をしてたなら、大尉の「妻がくだらない話を聞かせてしまった」の台詞はちょっと不自然だし
だとするとやっぱり大尉なりに妻として愛しながらも、誰の前であっても『父のような厳格な軍人』として振る舞っていたんだな、と思ってますます哀しくなった
↑既出だったらごめん
久し振りに観たけど、観る度に色々気になる部分が出てきて考えたくなる
やっぱり生涯大好きな映画だわ
横恋慕した大尉と共謀して先夫を殺害した後にまんまと再婚
とは言いにくかったのだろうな
>>282 > 少女が現実逃避するために妄想をしていたってオチ
そういう話だろ?
BOX買った!
ギレルモのコンテとかイラスト集がいっぱいあって満足だわ
ただ列車が突っ込んできて奥で爆発してからいきなり雨のシーンに変わってるんだけど(1:08:36)らへん、これって飛んでるってことだよね?
でも継父には継父の事情があるんだろうなあと思うし母が再婚した理由もようわからんし薔薇の話もわからん…
ただ大尉はロマンチストではないだろ…
メルセデスを大尉がそばに置いてた理由ってなんだろ、最初から睨んでたのか?
そういやヘルボーイとかギレルモの映画に共通してるけど、人間の世界は青くて直線ばっかりで幻想の世界はどんなに怖いモンスター
がいても暖かくて丸みを帯びた世界なんだよな
これは監督自身もコメントで言ってるなあ
しかしペイルマンより母親の血塗れシーンやペイルマンのそばの靴の山のほうがじわ怖だわ
449 :
第七の名無し:2014/10/27(月) 00:56:32.75 ID:07TuSLNk
あー 聞こえんな
ベルイマンが何だって?
450 :
名無シネマ@上映中:2014/10/31(金) 17:13:48.95 ID:bxXXTIF1
>>447 夢がないな。
本当に幻想世界があったとも取れるオチではないか。
夢いっぱいの
>>450は幻想世界へ行っちゃって行っちゃって
遠慮しなくていいよ
さあ
>>451は気の利いたレスのつもりで書いたのだろうなあ
俺はオフェリア妄想ED派だけど実際はどちらとも取れるオチだとは思うよ
大尉にパンの姿が見えなかったのが魔法を否定する材料になるかは解釈によって紙一重だからね
実際監督は意図的にどちらとでも受け取れるように作ったんだから
自分の頭の中の展開をこれが唯一の正解だって人に押しつけんのはダメだよな
と、自分の頭の中の解釈をこれが唯一の正解だって人に押しつける
>>455はダメじゃないんですか?
センスねえ返し…
そういう人生おもしろいか?
監督が言うには魔法の国は本当にあったって話なんだってね
自分は普通に妄想オチと思ってたけど
そっちの方が好みだし
あの監督の話を真に受けるほど初心じゃない
あんな映画を平然と撮る人間だよ?
何か変なの湧いたな
過疎スレには珍しい
はじめて観た
戦争ものとしてもファンタジーものとしても中途半端でどっちつかずに感じて
え〜これってそんなに名作なの?って個人的にはすごくもやもやしたんだけど
オフェリアの幻想をファンタジーじゃなくてSF的超現実だと思うとしっくりくるなこれ
パンや妖精は超自然的存在で冥界もなにもかも
戦争のある現実世界とは地続きで
オフェリアはしんだけどしんでない、でもそれはファンタジーではなくて
オカルティックな要素を土台としたSFの中に成立しているんだな
ああすっきりした
ふーん
466 :
名無シネマ@上映中:2015/01/16(金) 04:36:06.58 ID:ApsGVkW1
マンドラゴラって食材として台所にあるようなものなの?
マンドラゴラはパンが持ってきてくれたんじゃん
いや現実モードでさ
適当に木の根とかを持って帰ってきてたのかもしれない(あくまでも魔法が妄想であると断定するなら
ああそういうことか
オフェーリアの妄想派な自分がこんなレスを咄嗟に付けるとは
うちの庭に生えてる
引っこ抜くたびに警察呼ばれるんで困る
いや監督コメでさ大尉が根を見つけることを矛盾と取られる可能性について説明してるんさ
>大尉が見つけたのは普通のマンドラゴラだ
>少女が台所から持ってきたとも説明できる
抜かれると叫ぶのが普通のマンドラゴラだと思うが・・・
スペインでは叫ぶマンドラゴラが異常なのか?
ふと思い出した
死に行く者の妄想として見るとこの上なく美しいのはドラクエ4のエピローグだ
代わりにオフェーリアが叫んでたのかもしれない
大尉にパンが見えない理由なんてどうとでも言えるわな。心が汚いからとか
それよりも魔法を使わずどうやってオフェーリアが大尉の部屋に忍び込んだかの方が魔法の実証になるんじゃない?
それこそどうとでも言えると思う
反乱騒ぎに乗じて警備が手薄になった隙に…とか
>>477 あの騒動の後だからこそオフェーリアは最優先で監視されてるでしょ
スパイを庇ってた上におっさんはオフェーリアを何とも思ってないんだから
部屋を抜け出るだけでなくおっさんの部屋にまで忍びこむとなると魔法のチョークがないと物理的にありえない
統合失調症の症状が出てるオフェリア視点であるとすれば魔法じゃないと解釈することもできる
鍵のかかったドアの場合だと、実際は鍵なんてかかってなかったがオフェリアはそう思い込んでた、とか
それこそこじつけだよなぁ
というか何度もこのスレで言われてることだけど
監督本人がどっちとも取れるように作ったって名言してるからね
どっちにしろ絶対こうだという解釈はない
そもそも映画の中で描かれている以外の部分にまで解釈を広げるならそこに答えはないんだから、どっち側の考察の実証にもならない
最後は自分の国に帰れたんだと思う事にした
せっかくいろんな解釈できるんだし、俺はハッピーエンドを選ぶぜ!
これ鬱映画扱いされてるけど救いある方じゃないの
全部現実逃避の妄想オチだったら悲惨だけどさ
私は全部空想派だけど
オフィリアは今際に見た空想によって救われたと思うよ
自分の国ったって冒頭で冥界であることを示唆してるけどね
まあハッピーエンドです
オフェリアにとっては間違いなくハッピーエンドだよね
魔法でも妄想でも
というかこのスレまだ人いるんだな
>>485 冒頭って撃たれて倒れてるオフェリアが映ってて時間が巻き戻ってるみたいな演出のこと?
>>487 いやナレーションで地下の国って
あと痛みも嘘もない国かな
空の上じゃなくて地下?と思ったけど
ギリシャ神話とか北欧神話で死後の世界は地下なんだな
>>487 私は地上の光に目がくらんで全てを忘れたってくだりで「誕生」をイメージした。
そこから「痛み病気もない国」ってのは、死者の国なのかなと思ったよ。地下だしね。
死んで魂が救済されるとかいう話なんだな
死ぬことで肉体から開放されるってのは仏教でもあるやつか
492 :
名無シネマ@上映中:2015/03/01(日) 01:56:19.03 ID:kCIxcceL
>>490 なるほど、納得する解釈だね
作中にやたら子宮をイメージしたものがでてきてたけど、あれって何を表してるんだろう
死と生をイメージするものをあちこちに配してるんでしょ
寒色暖色とか
細かな整合はしらん