【マット・デイモン】アジャストメント

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445名無シネマ@上映中
今日見てきた。

調整局の位置づけがしっくりしなかったな
「コイツがこう行動すれば、他の人間とこう干渉し合って、未来はこうなる」という予測がある程度可能になってて、
それに基づいて人間の行動に干渉してたんだよね?
でも、議長が本当に見たかったのは、そうした運命にあらがって切り開こうとする人間の意思だったと?

主人公が最後に運命にあらがったその先の未来が、人間にとってましなものになるという保証はあるのかな?
最初に2人を引き離そうと干渉してたのは、主人公に、人類をよい方向へ導く世界的な大統領になってほしかったからでしょう?
(家族を死なせたりと方法は過激だったみたいだけど)
2人が一緒になったら、お互いに満足し合っちゃって、世界的な大統領とダンサーになる最初の未来がなくなるみたいなことを
言ってたのに、2人の愛だけで解放するのは、その未来を放棄したんだろうか?
それとも、世界の裏を知ってしまったから、その上で最初の未来を実現してくれるだろうと期待したんだろうか?

みんなも言ってるけど、「愛さえあればすべては許される」みたいなムチャクチャぶりにがっかりした。
こんなでかい話にして破綻するなら、PKDの原作みたいに小市民レベルの話でよかったのに。