【村上春樹】ノルウェイの森18【トラン・アン・ユン】
◇公式サイト
http://www.norway-mori.com/ ◇2010年12月11日 全国東宝系ロードショー
◇アスミック・エース エンタテインメント創立25周年記念事業
<キャスト>
ワタナベ・・・・・・・・松山ケンイチ
直子・・・・・・・・・・菊地凛子
小林緑・・・・・・・・・水原希子
キズキ・・・・・・・・・高良健吾
永沢・・・・・・・・・・玉山鉄二
レイコ・・・・・・・・・霧島れいか
ハツミ・・・・・・・・・初音映莉子
突撃隊・・・・・・・・・柄本時生
大学教授・・・・・・・・糸井重里
レコード店店長・・・・・細野春臣
阿美寮門番・・・・・・・高橋幸宏
<スタッフ>
監督・・・・・・・・・・トラン・アン・ユン
脚本・・・・・・・・・・トラン・アン・ユン
撮影・・・・・・・・・・李屏賓(マーク・リー・ビンビン)
音楽・・・・・・・・・・ジョニー・グリーンウッド
主題歌・・・・・・・・・ザ・ビートルズ『ノルウェイの森』
原作・・・・・・・・・・村上春樹『ノルウェイの森』(講談社)
前スレ
【村上春樹】ノルウェイの森17【トラン・アン・ユン】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1292606667/
5 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 11:51:26 ID:x+BmhiEP
松ケンの上唇
あれはメクレ過ぎだろ
シルエットになった時の形に噴いた
ID:IXdcA6uj
ID:5XsBbKFB
馬鹿丸出しでなにやってんだかw
「本気ですか?」は、松山のアドリブ。
監督は日本語がわからないし、通訳者は原作の解釈が監督のそれと違った為スルーしてしまった。
今頃トランは映画を見直して「シット!」って言ってるよ。
それはない
test
10 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 15:21:58 ID:t5uQQoeD
ラストの緑の微笑みだけは誰が何と言おうと間違ってる
ノルウェイの森に救いなんてないし要らない
12 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 15:31:20 ID:BMEjn1Zp
原作のイメージと違うだけだったらこんなに文句言わないけどね…。
映画と原作は別物だと思うけど、原作未読の人には訳のわからない、
むしろ原作の補完が必要なものに思えるんだけどそれは別物である映画作品としてどうなんだ。
一人一人の描写が薄いから行動にも言葉にも説得力がなくてどうしてそうなる??の連続。
原作とは切り離して見るように心がけたつもりだけど、ん?ってとこは多かったな。
レイコさんの「私たち寝るべきだと思うの」はあの流れじゃ唐突すぎて思わず何で?って声に出しちゃったよ。
主人公ヤリチンで、緑も都合のいい女にしか見えなかった。
つーかお前らセックスとセックスの話しかしないのかと。
確かに原作に性描写は多いけど驚くほどそこしか抜き出してないし。
頑張って深読みしていろいろ脳内補完してやらなきゃいけない訳のわからん映画と思うんだが。
13 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 15:33:25 ID:kL/BWHWP
致命的だったのは監督が精神病に関して勉強しなかった事
菊地凛子の演出は更年期障害でヒステリー起こしてるババアにしか見えない
14 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 15:46:58 ID:BMEjn1Zp
そうだね。ただのヒステリックでめんどくさい女だった。
直子の心が少しずつ壊れていって自殺に到る経緯がちゃんと描かれていないからこの人どうしちゃったの?状態。
早足でハアハア言いながらキヅキについて語るシーンがあったけど、あそこだけでまとめちゃった感がある。
それぞれの関係性ももっと丁寧に表現してほしかった。
渡邊にとっての直子、直子にとっての渡邊、渡邊にとっての緑、緑にとっての渡邊、
レイコにとっての直子など。
コピーが「深く愛すること」なのに、お互いの深さも重みも感じない。
原作でも主人公はヤリチンじゃなかったっけ
あと性描写ってこの作品では儀式みたいなものだよね
あっちの世界とこっちの世界を行ったり来たりする主人公の話だと
思ってるので、あっちの人ともこっちの人ともやって、どっちとも
深くつながっちゃって、二つとも自分には大事な世界で、どっちも
捨てれないで、でも直子側の世界に最後、自分は大きく魂を
奪われちゃった、でも緑を求めてるのに、ああ自分はどこにいるんだろう
って話で私はすっきり見たんだけどな
宇多丸のポッド聞いてもう一回観ていろいろ確認したくなってきた
何より青いローソン的な看板が気になって仕方ない
>青いローソン的な看板
どのシーン?
ちなみに原作では暗く重い現実から逃れようとし、
刺激のない静謐なところで暮らすおとなしく公正な美しい直子と
暗く重い現実の中を傷つきながらも生き生きと暮らす活発な緑、の対比だった。
だが映画では現実じゃない世界に生きる生々しい直子に
現実の世界に生きるマネキンのような緑という演出だった
それゆえ映画の中では現実でない世界側に強く引きずられたというのが際立ったような
印象を受けたなー
20 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 16:03:29 ID:BMEjn1Zp
>>151 あぁなるほど…。わかりやすい解説どうも。
上下巻ある小説のほうが描写が緻密なのは当たり前なのにそれにとらわれすぎてたわ。
5行でまとめられるとあーそういうシンプルなあらすじだったのかと納得した。
個人的には映画はそれをちゃんと表現できなかった気がするけど。
何かげんなりしちゃって。
まあ自分が読み取れなかったってことか。
21 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 16:06:16 ID:BMEjn1Zp
>>151じゃなくて
>>15ね
どうでもいいけど原作じゃなくて映画単体についての解釈になるほどと思ったということ。
>>12 100%すべて同意。
自分のイメージと違っていたから文句言ってる訳ではない
原作とは似ても似つかぬ糞になってるから言ってる訳で。
>>19 ああ、気がつかなかったけど、言われてみればそうだな。
読みが深いです。
>>18 タクシーのシーン
時代表現の映像は褒めてたけど
一瞬ローソン的な青い看板が見えた様な気がしたそうな
自分はこういう映画を日本でも作ってくれたんだと
映像クオリティ的に満足というか感動したので
糞と言われて切り捨てられてしまうのはなんだか哀しい気分になります
内容についてのご意見なんだとは思いますが
原作がポルノ小説という理解はある意味正しい。
普通の人が普通に読めるポルノ小説だから売れた。
渡辺淳一なんかまさにそんな感じ。エロは売れる。
様々な解釈は後付けで、村上も意識してなかった。
解釈の御輿で祭り上げられて神格化されてしまう。
だからこそその後は空想非科学小説に向かう訳だ。
それらに比べたらノル森の映画化はむしろ易しい。
ノル森の解釈こねくり回すのは村上神社の氏子だけ。
本来的な普通のポルノ小説の映画としては上出来。
ポルノ小説で解釈云々がおかしいことに気付け。
解釈が必要な小説は世の中にもっといっぱいある。
魔の山くらい読んでから解釈を語って欲しいよ。
一言。
ひどい映画だった。
27 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 16:33:08 ID:BMEjn1Zp
タクシーの初乗りが100円なことに
この頃はこんくらいなんだーと感心した。
おっぱいプリンプリン♪♪
30 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 18:30:01 ID:x7hn38do
よくここまで原作を貶められるものだとある意味感心した。
31 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 18:36:23 ID:MNne8sGV
あらすじ
@キズキ自殺
A直子に会う
B直子の家で交尾
C直子失踪
D直子に山で再会
E渡邉のチンポを虐めるF山荘で交尾
G直子自殺
H渡邉叫ぶ
Iレイコ待ち伏せ
Jレイコと交尾
K緑に電話
映画評論家(東京大学人文系大学院比較文学比較文化科博士課程中退)
四方田 犬彦のノルウェイ評
「日本のテレビ局が韓流メロをつくろうとベトナム人に監督させた
今年最大のバカ映画」
フジテレビの亀山氏は大いに反省していただきたい。
よも犬はそもそもおかしいから
35 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 19:25:50 ID:TpiBy+sG
>>31 発情した犬が交尾可能な穴を求めてさまよってるお話なんだな
凄く動物的で屁理屈による深読みなんて必要なさそうだけど
ノルウェイの森のキズキはなぜ自殺したのですか?
またレコード店で主人公が手を怪我したのはレコードコーナーをどうしたのですか?
ワタナベ滑舌悪すぎワロタ
粘着松ケンアンチがいることは分かった
細野・ユキヒロの登場に文句つけてる人がいてビックリしたしたなぁ
>>32 感受性というものが消えうせたオッサンに
わかるはずもない。
40 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 20:29:13 ID:Ym3+BsHT BE:4196122079-2BP(0)
純粋に疑問に思うから訊くけど松ケンの良さって何?
別に松ケン嫌いじゃないけどなんでそんなに注目されるのかはよくわからない
デスノのLの時はおもしろいなぁと思ったけどその他の役は特に面白みを感じられない
というか役ごとの演じ方にほとんど違いが見られない
まあそんなにたくさん松ケンが出演してる作品見た訳ではないからもしこれ面白いよって言うのがあったら教えて
>>40 松山ケンイチは特別上手い役者でもないけど特別下手な役者でもない
さらに言うならここで松山ケンイチを特別褒めてる人も貶してる人もいない
面白いと思うのはDMC
生と死の境界線を描く後味の悪い映画なんだから、
そら、恋愛メロドラマだと思って見に行った
心の準備できてないカップルは怒り出すだろうな。
メロドラマとか言ってる東大教授は見ないで批判してるんだろう。
「悪人」もカップル多くて気まずそうだったけど、
あっちは出会い系でセックス(愛)を求める真逆のリアリズムだった。
>>40 そういうの役者スレでやってよ
いくらでも答えてくれる人いるから
ツイッターで若い女子が
ノルウェイの森読んでみたいー。あとKAGEROUも♪♪
とつぶやいていてズッコケそうになったけど
映画化を機会に読んでくれる人が増えるのはいい事なんだろうね
この板で批判者=馬鹿見たいな物言いするのって
松本人志の映画ぐ以来な気がする。
めんどくせえなぁ。
>>38 いやらしいファンサービスって感じで
ウザイ。
糸井含めて意味ないじゃん。
ノルウェイファン=YMO好きとか
プロデューサーは勝手に思ってんの?
主役は戦場カメラマンのワタナベがやるべきだった。
48 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 22:08:50 ID:z+l9SDoT
>>32 しかも、フジテレビが作った映画ぢゃないじゃんw
49 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 22:20:22 ID:3rlFHEqW
原作未読でも大丈夫! 30秒で分かる! 『ノルウェイの森』 あらすじ
親友が突然自殺したお。そいつの彼女(直子)が残ったので、ノリでオマンコしておいたお。
でも直子はメンヘルで施設に入ったお。
よく分からないけど、直子は大事な女性だお。とりあえず大学に入ったので、ナンパしてオマンコしまくったお。
好きでもない女とオマンコするのって虚しいお。大学で緑っていう変な女と知り合ったお。
俺には直子がいるし、緑にも彼氏がいるのでオマンコはしないお。
時々、直子の施設に行って手コキとかフェラしてもらってるから満足だお。
そしたら、突然に直子が自殺したお。悲しいから旅に出るお。
帰ってきたら、直子の世話係のレイコっていう既知外ババアが俺んちに来たお。とりあえず、オマンコしたお。
そーしたら、何もかもふっきれたお。必死に緑とオマンコしにいくお。
緑「落ち着け猿」
おしまいwwwwwwwwww
50 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 22:24:06 ID:QOpLAoVf
なんかレイコが描ききれてないし最後もあんなシーンだったから
かなり酷評されてるが
昨日みてきてイメージはそんなに悪くなかったぶん
霧島は可哀想だな
51 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 22:54:49 ID:i2QWw44h
レイコの入浴シーンだけやけに逆光が効いてた
あとマン毛釣り
まだCM流していた諦め悪すぎw
53 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 23:50:30 ID:MNne8sGV
>>31だけど
>>49のあらすじの方がわかりやすいかも。とにかく、盛り♂♀の映画だ。
54 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 23:55:05 ID:5YUKZSCq
ふつうCMくらい流すだろw
何を期待してるのかわからんが
ヒットしたら余程困るんだろなw
55 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:03:28 ID:VMMYYdCE
この時代はローションとかなかったのか?
ローション使ってセックスしてれば
下手したらツヅキも死んでなかったかもしれんぞ
キズキでしょ
あそこいらへんのオンナオトコの身体の受け入れ状態みたいなのって
そんなに原作で重要視されてたの?
58 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:09:33 ID:XonU7Mng
なんというか、20年古い感性の映画だな。
原作は読んでないからわからないけど、映画化が遅すぎたのでは。
>>56 ローションの有り無しは知らないけど
それでセックスできたからはいOKという性格の人は
たとえ出来なくても自殺しないと思うw
60 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:13:18 ID:ttwaF6b6
>>56 そうだよね。そんなにしたかったらゼリー使えば良かったんだよ。
61 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:16:03 ID:ttwaF6b6
もしかしてキズキは直子と性交出来なかったから死んだの?
62 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:16:35 ID:RFlzuMOW
>>58 確かに原作は20年前に書かれたな
どんな小説だと思う?
ごめんwキズキね
なんか性描写も直子の反応からするとすでに挿入されてんだろうなと
思ったら実はされてなかったり
菊地凜子は演技派みたいだけど濡れ場はまだまだなのかなぁ
映画の雰囲気からするとおっぱい出した方がいいと思うけど
直子もレイコもなしだったねぇ
キズキって「羊三部作」の鼠のイメージと何となくかぶる
鼠は完璧玉山だなぁ
玉鉄でやって欲しいね
>>59 >>61 俺も出来なかったから死んだとは思ってないけどさー
その後の直子の言葉からすると
ちゃんと出来てたか出来なかったかで
二人の関係は結構変わってたんじゃないかと
自殺するかしないかなんてちっぽけな事で変わるんじゃないかね?
>>67 あ、軽いノリでレスしちゃったけど
確かに自殺なんてちょっとした気持ちの変化で起こる事かもしれないね
>>38,43
マツケンのときだけじゃなく凜子のときもフォローしてやりなよw
70 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:38:03 ID:XonU7Mng
>>62 各キャラに聖/俗や生/死などの対比のどれかの極を表象させておいて、
そのキャラがもう一つの極(たとえば「生」なら「死」)を併せ持っていることを表現して
異化作用をもたらすとともに聖/俗や生/死などが二律背反ではないことを示すみたいな。
実際に読めば小説はもっと深い話なのかもしれないけど。
あとは単純に演出が古すぎる。岩場に押し寄せる荒波と松ケンの叫びのシーンとか、笑わそうとしてるのかと思った。
71 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 00:42:56 ID:PuabMNif
大ヒット上映中!
>>66 正直この映画好きじゃないけど
僕 松ケン
鼠 玉山
指のない子 水原
バーのマスター 細野
監督トランアンユン
こんな風の歌を聴けなら
好きになれそうな気がした。
>>73 指のない子は別に凛子でもいいんじゃない?
75 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 07:28:40 ID:U6CxFPHX
凛子の直子、かなりかわいいんだけど…
批判してるのはブスかオバサンだろうねw
いくら原作が良くても
ベトナム人の感性と、
フジテレビのキャスティングで映画がすると
こんな映画になってしまうのだなぁ。
77 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 07:38:22 ID:teUA3OP9
元カノとみに行くんだけど、み終わったらその場てチューできるかな?
>>77 お通夜状態になるから無理だろjk
カップルで見に行くと凛子の呪いがかかるぞw
79 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 08:33:43 ID:U6CxFPHX
映画がするとwww
80 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 08:36:02 ID:teUA3OP9
そっか
じゃあフェラとかセックスシーンで
ちんこさわってもらったりできるかな?
81 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 08:41:10 ID:yBMTrMFj
フジテレビが本当に本気のキャスティングしたら、
ワタナベ=櫻井翔(又は山下智久等)
直子=綾瀬はるか(又は新垣結衣等)
緑=堀北真希(又は宮崎あおい等)
みたいな悲惨な事になっていたに違いない。
正直、惨事で良かったかもしれない
>>81 すでに充分悲惨なことになってるよ
興行収入が恐ろしい事になってるだろ
84 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 08:58:55 ID:fVi4jsnu
イツ終わるのかな
って観ていたら、いきなりのブラックアウト
この監督案外気がきいてるな、と感心した
85 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 09:10:39 ID:f+Ih2Of0
日本語わかんないからなのかもしれないけど、監督もどうしていいかわかんなくなってたんじゃないの?
なんとか成立させようと頑張ってるのは伝わってきて・・・こっちは現実、こっちは非現実、それがわからなくなって・・・みたいな雰囲気
を作ってはいるんだけど、露骨にそこだけに頼りすぎな気がした。
86 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 10:24:22 ID:VORMq7TA
監督が分かってないのは日本語よりも精神病患者の事
せめて撮影前に精神病病院とかに行って取材くらいして欲しかった。
87 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 10:26:17 ID:6sUY9fRA
ベストな配役は、ワタナベ:妻夫木聡、直子:蒼井優、緑:吉高由里子
レイコ:鈴木京香 ですね。監督は、森淳一で大ヒット間違いなし!!
88 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 10:34:53 ID:TZhdesf1
ズリねた自慢やめろ
89 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 11:08:27 ID:2Z7R+KK+
マツケン渡辺がレコード屋で接客をするシーンで「〜円になります」って言っていたけど、あれは
平成の接客用語のような気がしていた。何となく。
>>89 あーそれ思った。なんか中古の専門的な店みたいだったし。
80年代の話だけど新宿西口の中古屋とか輸入盤屋なんかは
刺青入れた怖い兄ちゃんとかがえらい不愛想な接客してて店に入るのも緊張した
91 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 12:23:21 ID:vm/kyaxv
菊地凜子の甘ったれ口調も平成の感覚だな。
20年前にあんな口調で喋ってる女はいなかったろうに。
だってトランは日本語わかんないもんw
93 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 12:38:35 ID:3Z00sf2z
醜い映画でした
監督はフランス人だろ。
凜子ではなく、貞子です。
96 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 13:23:25 ID:t3RFI0aX
後ろの婆さんが観えないからどいて、とかうるさいので背筋伸ばしてみました
疲れた
緑は最後にでてくるだけかよ!
99 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 14:28:44 ID:KPKUD3Yw
しかし外人が台詞回しのニュアンスとかどう演出するんかね?
>>77 ラストは真っ暗になるから、有無も言わせずキスしてしまえ
101 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 14:52:09 ID:teUA3OP9
わかった!
いきなりベロいれたりしてみる
後は手を握ればいいかな
映画の濡れ場で
彼女の手を自分の股間にもっていく
熱く固く大きくなったソレに・・・
104 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 15:50:32 ID:ZFEEw64M BE:3197045186-2BP(0)
>>31>>97 CとDの間に「緑に出会う」を入れてFをなくせばだいたい合ってる
彼女と見に行こうかと思ってたけど、やめといた方が良さそうだな
10億行く?
107 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 16:19:32 ID:3Z00sf2z
あんなしょぼい原作をよく映画化したもんだよな
原作をここまで貶める映画もそうはないだろう。
109 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 19:19:44 ID:teUA3OP9
明日見に行くことになりました
平日の昼だから人が少ないといいなあ!
110 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 19:57:31 ID:ttwaF6b6
>>109 忠告
一人で行きな。誰かといくと終わった後、気まづくなる。特に異性とは厳しい。
緑が美しいんだけど彼女が脱ぐシーンある?
映画では誰がおまんこしてるん?
別にこの程度できまづくならんでしょ
もっと陰欝な映画死ぬほどあるし
彼氏彼女の関係なら別に気まずくならない
高校生くらいでこれから告白しようとしている女の子を
デートに誘う映画ではない。
116 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 21:10:23 ID:erq+oYP/
ノルウェイの森に登場する人物は、その多くが(精神的に)こどもであるという
ことは周知の事実なわけですが、あなたたちは、永沢さん、ハツミさん、緑、直子、
僕(ワタナベ)のうち、だれが一番大人であると思いますか?
前スレ終盤で、反批判に対して具体例示せとか言ってた人は逃げたの?(笑)
象徴と対比の違い、きちんと説明してやったのにまったく礼儀知らず(苦笑)
118 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 21:23:02 ID:fv0ujuJJ
ワタナベトオル役は濱田岳にやってほしかった。
不細工だけど、なぜか女にモテてしまう役は彼が最も適していると思う。
そういう意味では松ケンもいいと思もうが、岳ちゃんの方がいい。
濱田岳がちょっとでもモテる役なんてやったことある?
典型的な3枚目俳優で突撃隊ポジションでしょ
121 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 21:48:24 ID:q1PgJx3Q
緑の最後の微笑みに救われた私
122 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 21:51:23 ID:fv0ujuJJ
>>120 「今度は愛妻家」。
あと、「ゴールデンスランバー」のキルオも
観ようによっては女にモテるキャラだと思うよ。
123 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 21:54:38 ID:fv0ujuJJ
>>120 いまTVで流れているインテルのCMでの作家役の井川遥とからむ
編集者なんかもそうだと思う。
濱田なら森山ナントカでもいけるな
だが大画面でこの二人のアップは凛子以上に
きついから松ケンで十分
あとワタナベって背高いんじゃなかった?
岡田トオルだっけ?
神戸高校、早稲田大学と
ロケしているってのは随分細かいところにも気を配っているな。
やっぱりワタナベを村上春樹として解釈したのか?
126 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 22:08:12 ID:fv0ujuJJ
>>124 森山(未来?)はダメだね。
松ケンでも悪くはないが
不細工でも何故か女にモテてしまう雰囲気(オーラ)は
岳ちゃんが最高。
バーテン役の村上春樹のカメオ出演も
おちゃめでよかった。クレジット出さないってのも
わきまえてる。
>>127 え?あれほんっとに春樹なん?
そういうことしない人だと思ってたのに
>>115 村上が余計にはしゃぎやがって
おかげさまでキモオタが食いつくばかりのスレだな
あれ、もしかしてこの映画評判悪い?
わたしは好きですよ
駄作と切り捨てるにはクオリティ高いから評価が難しい
この映画が主演・濱田岳だったらせめて笑うことができたのに。
本当につまらない映画だと思った。
137 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 00:03:22 ID:d8GqjGyG
これだけ議論になると云うことは、ちゃんとなにかしらの読後感(てか映画だけど……)があるって事でしょう。
クソ一択の「スポーツマン山田」とは違ってw
138 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 00:03:51 ID:Uv7Zvg1D
>>104 療養所で交尾にすればいいのか。F消すと交尾が1回減っちゃうだろ。
・のっけから菊池凜子がこえーんだよ
・あいつにメンヘラ役やらせたらまんまになっちゃうだろ
・あのモンスターのどこに惚れる要素があるんだと小一時間ry
・濡れない濡れないって、ローション使えやボケが ロ・ー・シ・ョ・ン!
・永沢は単なる無責任な遊び人でいいのか違うだろ?知らんが
・レイコ「7年ぶりでごわす」って、それじゃセックスレス夫婦の熟女がもう一花と変わらんわ
・なに鏡見て色気確認してんだよアホか
・変態変人紳士淑女がヤるだのヤラんだの・・・
・知るか
・直子には「一緒に暮らそう(爽やか笑顔)」 ミドリには「込み入った事情が片付いたら」
・「どうしようもないことだと思うの」
・あぁまったくどうしようもねー
・それなら居直ってる永沢の方がよっぽど信用できるじゃねえか
・結論「映画つーか小説がくだらんのだな多分」
140 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 00:14:19 ID:UxkqELS6
↑
そうとう苦労の人生で物事が素直に見れなくなって
正確がひん曲がっちゃったんだね・・
ご愁傷様ですw
>>12 >>25 >>49 だよなあ
しかしポルノ小説なのにgdgd言われて春樹カワイソスはちがうんじゃねえの
ハードカバーが売ってたときは帯に村上春樹の言葉で
「恋愛小説です」と宣言してたと思うぞ
>>140 おー
久々に煽り厨と遭遇したが、まあ俺も煽ってるか
べつにこの映画を好きな人を相手にしたつもりはなく、映画に対して言ってんだけどな
最重要ポイントのひとつであるラストのレイコとのセックス
おまえあの描き方でナニカが十分伝わってると思った?
というかそれ以前に、何を伝えたかったと思った?
143 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 01:01:13 ID:knpgqCMJ
あの、初デートでこれ見に行く予定なんですが
やっぱり相棒劇場版の方がいいですか?
>>143 見終わって、どっかカフェでも入ってウダウダ言い合う話しのネタとしては良いかもしれん
初デートは話しのネタ切れがいちばんコワイしな
恋愛っていいよね的な空気は絶対生まれない映画だが
>>143 やめたほうがいい。経験者はそうおもう。
デートでみるならヤマトのほうが絶対いいぞ。
146 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 01:16:16 ID:68oi7o1C
>>143 絶対にやめれ
酸いも甘いも味わったカップルならいいけど
147 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 01:20:14 ID:68oi7o1C
個人的に一番色気があったと思うのは
ワタナベとキズキ
ワタナベと永沢
このなんつーか、若い頃にありがちな
精神的な同性愛まがいの関係のシーンのが色気があったな
148 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 01:44:24 ID:STwfVWr0 BE:2664204858-2BP(0)
>>138 結局直子が濡れたのって誕生日の時だけだろ?
149 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 01:47:15 ID:knpgqCMJ
>>149 彼女がどういうタイプかによるよ
フランス映画とか単館系映画なんかを好んで観てそうなタイプなら
相棒観るよりはこっちの方が反応良いかもしれない
好みが判らないなら他の人が言う様にやめた方がいい
151 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 02:24:23 ID:1LH+SDOS
濡れないならローションつけろローションつけろ言う人いるけどあの時代にローションなんかあったんだろうかと小さな疑問
152 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 02:38:18 ID:7bXHuNS/
ここでこの映画見ていいかとか聞いてる奴アホじゃね?
彼女とこの映画行っていいかとか
マジキモいだけどw
そんなことも決められないやつはどんな映画行っても
振られる
>>151 一応言っとくけど俺がローションと言ったのは冗談
物理的に穴に突っ込んでスコスコやれりゃいいって話しではないことくらい分かる
しかしプラトニックでもええやんけと思うんだが
少なくとも、キヅキでは濡れずワタナベで濡れたから発狂レベルの大騒ぎってワケワカメ
それが何だと言うのか
男だってエロさを感じる女と好きな女は全然一致しねえし
それともなにか
直子はキヅキが死ぬ前に一発やらせてあげたかったと悔やんでるのか
なんなんだよ
154 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 03:01:12 ID:d8GqjGyG
しょうがないんじゃないの?
過ぎたけどクリスマス時期だし、予告やCM見るとキレイな映像と音楽で普通の恋愛ドラマ風だから、勘違いで観に行こうとして、スレ覗いたらビックリ!!みたいな。
155 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 03:03:45 ID:d8GqjGyG
>>153 自分もかなり大雑把な性格だから
プラトニックでも、好きな相手と欲情する相手が違ってもいいじゃんと思うが
潔癖性で完璧主義だったりすると理想の自分と現実の自分が違う事が
ストレスになる人もいるんだろうなと
直子はそれが極端な人なんじゃないかと思ってる
この小説は自分とは違うタイプの人間の恋愛が描かれているので
そこが自分の興味を引いた
興味引かれなければ特に面白く無い小説だと思う
158 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 04:08:18 ID:OkSaK91+
不思議なレイコさんのシャワーシーンに毒されたが、最後の緑の微笑みに救われた
159 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 04:11:39 ID:rysNT+wf
昔原作を読んで今度映画を見に行くことになった俺がぽp
そういえば原作も濡れたとか濡れないとかそんなこと言ってたっけなあ・・
原作前半はなんか情緒的に美しく纏まってた(確か前半だけ別の短編小説
になっていたような)けど、後半「病み」全開でgdgdだったなって言う
記憶がある。
映画は後半もやるのか・・・面倒くさそうだ
まあ親に言わせると当時はそういうのを書いていた小説が珍しかったから
走りとして若者にうけたんだとか。一昔前のエヴァブームみたいなもんか?
>>156 そういう解釈もありかも知れんし、キヅキの死でこれ以上ないほど混乱中だったので以上、でもいいのだが、
映画内でなにをマトモと設定しているのかの基本軸が分からんかた
例えば永沢と渡辺がスワッピングしてるとかね
渡辺はマトモな人間なんだろうと見てきたので、あぁそういう人物設定??
ハツミと一緒にビビッたわ
とにもかくにもそういう人間だから、それをどう受け止めるかは観客次第つー話しじゃなく
全員自分でもワケワカメ状態だったのですと片付ければ話しは早いが、いいのかそれでって思うし
小説読んでみるかなぁ
161 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 05:43:34 ID:DiRII9j8
ワタナベは上膳は拒まぬタイプの
フツ−にこだわりの無いつまらん男に見える
キヅキはそんなワタナベに恋して死んだ
リンコも、レイコへの愛情を断ち切れず、ワタナベの存在により消えた
つまらん男の為に、ショ−モナイ
>>125 しかも早稲田は映画の冒頭部分で文学部キャンパスもちょっと映っている。
わざわざ写した感じ。
そこまで原作者に気を遣うなら
もう少しまともな内容の映画にして欲しかった。
一つ一つのエピソードは同じでも、切り貼りしてしまうと全く違うものになってしまうんだなと実感。
ひどい映画だった。
冒頭のシーンは神戸高校
政経の3号館 学生運動シーン
文キャン 授業シーン
緑と出会うのは理工学部
でその後緑と歩くのは大隈庭園
164 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 11:11:13 ID:0faViEvj
101です!
今からいってきます!
元カノはミニスカです!頑張ります!
映画館の暗闇でそれとなく彼女の手を
自分の股間にもっていくことを忘れずに
それが固く熱く大きくなっていることを
彼女に確かめてもらうためだけに
劇場はガラガラと聞いたから余裕だろうと思ったんだけど
昨日平日池袋昼間の回で「混んでおりますので」ということで良い席とれなかった。
場所によって差があるのか?地方と東京の差?
ハツミ:私が我慢できないのはあなたのそういう傲慢さなのよ・・・私は傷ついてる・・・
永沢:もし君を傷つけたなら申しわけないと思う・・・でも・・・それが俺なんだ。仕方ないじゃないか
ハツミ:迷ったり傷ついたりしない人間がどこにいるのよ?・・・それともあなたは迷ったり傷ついたりしないって言うの?
永沢:もちろん俺だって迷うし傷つく。ただそれは訓練によって軽減することが可能なんだよ。
鼠だって電気ショックを与えれば傷つくことの少ない道を選ぶようになる
ハツミ:でも鼠は恋をしないわ
永沢:鼠は恋をしない・・・素敵だね。バックグラウンド・ミュージックがほしいね。
オーケストラにハープが二台入って―
ハツミ:冗談にしないでよ。私、真剣なのよ・・・
永沢君、あなたは「私にも」べつに理解されなくたっていいと思ってるの?
永沢:君にはどうもよくわかってないようだけれど、
人が誰かを理解するのはしかるべき時期が来たからであって、
その誰かが相手に理解してほしいと望んだからではない
ハツミ:じゃあ私が誰かにきちんと私を理解してほしいと望むのは間違ったことなの?
たとえばあなたに?
永沢:いや、べつに間違ってはいないよ・・・まともな人間はそれを恋と呼ぶ。
もし君が俺を理解したいと思うのならね。
俺のシステムは他の人間の生き方のシステムとはずいぶん違うんだよ
ハツミ:でも私に恋してはいないのね?
永沢:だから君は僕のシステムを―
ハツミ:システムなんてどうでもいいわよ!
永沢さんがどうして彼女を特別な相手として選んだのかわかるような気がした。
ハツミさんより美しい女はいくらでもいるだろう、
そして永沢さんんあらそういう女をいくらでも手に入れることができただろう。
しかしハツミさんという女性の中には何かしら人の心を強く揺さぶるものがあった。
そしてそれは決して彼女が強い力を出して相手を揺さぶるというのではない。
彼女の発する力はささやかなものなのだが、それが相手の心の共震を呼ぶのだ。
・・・僕は・・・彼女が僕の心の中に引き起こす感情の震えは
いったい何なんだろうと考えつづけていた。
しかしそれが何であるのかはとうとう最後までわからなかった。
僕がそれが何であるかに思いあたったのは12年か13年あとのことだった。
僕はある画家をインタヴューするためにニュー・メキシコ州サンタ・フェの町に来ていて、
夕方近所のピツァ・ハウスに入ってビールを飲み、ピツァをかじりながら奇蹟のように美しい夕陽を眺めていた。
世界中の全てが赤く染まっていた。
僕の手から皿からテーブルから、目につくもの何から何までが赤く染まっていた。
まるで特殊な果汁を頭から浴びたような鮮やかな赤だった。
そんな圧倒的な夕暮の中で、僕は急にハツミさんのことを思いだした。
そしてそのとき彼女がもたらした心の震えがいったい何であったかを理解した。
それは充たされることのなかった、そしてこれからも永遠に充たされることのないであろう
少年期の憧憬のようなものであったのだ。
僕はそのような焼けつかんばかりの無垢な憧れをずっと昔、どこかに置き忘れてきてしまって、そんなものがかつて自分の中に存在したことすら
長いあいだ思い出さずにいたのだ。
ハツミさんが揺り動かしたのは僕の中に長いあいだ眠っていた<僕自身の一部>であったのだ。そしてそれに気づいたとき、
僕は殆んど泣きだしてしまいそうな哀しみを覚えた。彼女は本当に本当に特別な女性だったのだ。
誰がなんとしてでも彼女を救うべきだったのだ。
でも永沢さんにも僕にも彼女を救うことはできなかった。
ハツミさんは―多くの僕の知りあいがそうしたように―人生のある段階が来ると、ふと思いついたみたいに自らの生命を絶った。
彼女は永沢さんがドイツに行ってしまった2年後に他の男と結婚し、その2年後に剃刀で手首を切った。
彼女の死を僕に知らせてくれたのはもちろん永沢さんだった。彼はボンから僕に手紙を書いてきた。「ハツミの死によって
何かが消えてしまったし、それはたまらなく哀しく辛いことだ。この僕にとってさえも」
僕はその手紙を破り捨て、もう二度と彼には手紙を書かなかった。
永沢さんの立派なイチモツの味が忘れられなかったのでしょうね・・・
直子との苦痛を伴うシーン、暗い内面をえぐるシーンはやけに印象に残るが、
原作を読んでた時に現実に引き戻してくれた緑とのホッコリするやり取りとか
はあんまなかったなぁ。枝葉と言えばそうなのかもしれんが、緑の手コキ、
ポルノ映画での交尾音への興味とかは欲しかった。あと音楽も悲劇的すぎね?
172 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 13:58:50 ID:C3jCkb0Z
音楽の使い方も韓流メロドラマ風だった。
>164早く帰ってこないかな〜
+(0゚・∀・) + ワクテカ +
175 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 16:33:47 ID:C3jCkb0Z
ビリヤード場なのに何故か不自然にテーブルとボールを映してない
これはテクニックの問題じゃなくて9ボールをしていて
後からスタッフに四つ玉じゃないの?って指摘されて切ったと思う
考えすぎだろ
そこまで無理して貶す必要なんて無いだろ
177 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 17:47:06 ID:pDpjN7uq
母親と観にいったのは大失敗だった。
まじに思ったんだが、ワタナベはほんとは直子のこと愛してなかったんじゃね?
青臭いヒーロー願望つーか、恋愛感情とは似て非なる保護欲つーか
優しい奴がよくやる、自覚症状は全くないミス
勘違い
でなけりゃミドリに、直子のことが片付いたらそっち行くぜと言っちゃう筋が通らん
直子が元気になったら困っちゃうじゃん
ワタナベもフツーに俗物で、フツーに卑怯者
最初は愛していると錯覚してたが、あれこれって介護じゃね?つか直子もう駄目じゃね?と深層ではわかってた
だからほんとに恋してるミドリと約束した
直子が死んでシュラフに引きこもったのは、最愛の恋人が死んだからじゃーない
解放された安堵感にはっきり気づいてしまい、自分の下劣さを嫌悪したから荒んだ
こういう話しにすれば納得できるし、共感もできる
100%の純愛みたいに描くからおかしくなるんだ
なお原作はまだ読んでない
原作はちゃんとワタナベの心の動きを説明してるよバカ、と言うならスマン
>>178 いや、その解釈で良いと思う
原作読んでもワタナベはそういう奴だと思った
(違う印象の人もいるかもしれないが)
というか100%の純愛って宣伝コピーだけで
映画のワタナベも十分俗物的に見えたけど
観てて直子がお荷物状態に思えてきたし
>>164 もう結果は出たか?
何も進展が無いようなら、脈絡なく彼女の手をとって自分の股間に持っていき
「勃起してるか?ということなら、してるよ。もちろん」と言え。
それで概ね性交するはずだ。
いいか!前後の脈絡と関係なくだぞ!
>ほんとに恋してるミドリ
これは違う
この作品にほんとの恋は出てこないよ
セックスするにも自殺するにも大した理由なんていらないし
全部が全部きっちり説明出来るもんでもない
こんなお話があってもいいでしょってだけの事だよ
もう古い小説だから当時としてはセンセーショナルなものだったのだろう
>>179 ちぃと考えてみたが、なんで俺はワタナベを美化してたのか自分でもワカンネ
ワタナベは実直誠実で、他人を裏切る人物であってはならないと勝手に考えてた
CMや、そここで見聞きする美しい物語のような評に引っ張られたか
>>181 もっと軽い意味で書いたんだが、
フーンいろんな人間がいるよなーと眺めるくらいがちょうどいい映画か
>>167から続く原作コピペらしきものを読むと、
物語のフレームはさておき原作には叙情的な美しさもありそうだが
この作品の描く生や性に対する諸行無常感
これを美しいと思えれば美しい
>>178 最初の書き込み見た時は批判ではなく煽り荒らしかと思ったけど(失礼
その後のレス読んで意外に洞察が深くて驚いたw
二人の女性の間で翻弄されるのも純粋だからなんではないかという気もするんだけどね
純粋で無ければ悩まずにどっちとも付き合っていこうとするだろうし
この原作をあなたが気に入るかは判らんけどもし読んだら感想聞いてみたい
羊をめぐる冒険とかの羊シリーズの方が気に入るんじゃないかという気がするけど
「人類みなワタナベ」ってキャッチ・フレーズがあるんだってね
明日一人で見に行ってきます
>>185 そのフレーズは初めて聞いたけど、原作読んだ時に
「お前ら奇麗事ばかり言ってるけど、結局ワタナベと変わんないんだよ」
と作者が言っているような気がしたよ。
ワタナベは原作では特に顔がいいわけでもなく頭がいいわけでもない
ごく普通のやや内向的な青年なわけだよな。
でも電車で偶然会った直子から「ちょっと歩かない」と誘われ「これから暇なときはあってくれる」と言われ
緑との出会いだって一人で昼めし食ってたら向こうから席に座ってきて色々アプローチしてきたんだよな。
ごく普通の学生だった俺にそんなことは一度も起こらなかったのでワタナベにはとってもジェラシー感じますw
性的な行為に及ぶまでもワタナベが必死にその状況まで
もっていったというよりも向こうからお膳立てしてくれてるわけだ。
ワタナベはなにか特別なオーラがあるんだろうな。
190 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 22:25:39 ID:sSA5ZSyb
しかし君たちは、いつだって自分に向かって喋っているのではないかな。
191 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 22:32:17 ID:O+4nZfg8
永沢の服装が少しヤクザっぽい
永沢の俗物的な要素を演出したかったのかもしれないけれど
玉川の演技が十分ギラギラしているからなんだかしつこい感じ
東大生らしくもう少しおとなしめの服装の方が
ちょうど良かったような気もする
192 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 22:43:06 ID:aa/W9jIO
酷い糞映画だったよ
まあカップルでも気まずくなるだろ。
ひでえ映画だなって言ったからか。
そんなに濡れないことにこだわるかと思ったけどねwサラダ油でもかけろっつの。
あとなんか、彼女からのメッセージ的ものか?と思った。私を裏切ったら
死ぬからと言いたいのかなと
195 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 23:38:30 ID:d8GqjGyG
上手く行って彼女とヤッてるか、若しくは自殺した。
最近のAVで「親友の彼女が魅力的で犯してしまいました」みたいなのが
あったけど、それと喪服女にムラムラするっていう昔ながらの性的願望や
不幸系に吸い寄せられる典型的な10代後半男子の欲望を満たすのが直子
って印象。理想的なセックスマシーンが登場してれば、そっちにイクのみなのに。
197 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 01:06:04 ID:tdEKX/e3
直子の性格なら直後に後追い自殺しそうなものだが
つか、ワタナベに再会しなければ、直子はいずれ立ち直っていけたのでは?
再会が間違いだったな
犯人はワタナベ><
>>91 >菊地凜子の甘ったれ口調も平成の感覚だな。
>20年前にあんな口調で喋ってる女はいなかったろうに。
40年前だよ
200 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 02:33:27 ID:fbEYSvLy
どうしよう…
今年の締め括りにもう
201 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 02:43:05 ID:fbEYSvLy
誤爆…
どうしよう…
TOHOシネマズでちょうどこの映画が6回目だったから次一回だけタダで見れるから
今年の締め括りにもう一回見に行きたいけどどうしようかな
直子のメンヘラぶりと性描写がめちゃくちゃ衝撃的だったから(直子のあえぎ声とか痛がりとか)結構私と似てるところがあったから
来年公開のアンストッパブルも見たいしそのためにとっとくか
性描写を見に意を決してもっかい見に行くか
ああ迷いすぎて眠れない
俺もタダ券もう一枚残ってる。も一回見るか別の見るかどうしよう。
小説読まない人やケータイ小説のファンが観たら「世界の村上春樹ってこんなもん?私の方が面白い小説書けるかも」って勘違いしそうwww
204 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 08:56:02 ID:WMLNsJG4
最後のおばさんとのSEX本当に吐きそうになった。
何でみんなタダ券持ってるの?
どこかで配ってたの?
今から観るぞ、おれのコメ待ってろ
今から観るぞ、おれのコメ待ってろ
濡れ場がなー
20秒愛撫してウオリャッ!と挿入
グハッ!と反応
これがキモイん
209 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 13:58:53 ID:j8iy/4wf
101=164です!
さっき帰ってきました。ラブホに泊まってきました。疲れました。
映画中にちんこ触ってもらうのは無理でしたが、手を握ったりして、映画が終わった後
暗くなったときにディープキスができました!
皆さんのアドバイスのおかげです。ありがとうございました。
元カノもその気だったみたいで、ミニスカはいてきたのはそのためだったみたいです。
映画に集中できなかったのですが、環境映画みたいな内容だったのでまあいいと思います。
多分セフレとしてつきあっていくと思います。
静寂の映像美ってのも全然分からん
言うほど美しいか?
是枝などが撮る方がよほど綺麗だと思うけど
村上春樹のすごさは、
「公園を散歩してベンチでサンドイッチを食べました」
といったしょうもない事柄にも
妙な味を出せることだと思うんだけど、
そういう味は見事に消え失せてた
変な空気の中では変な台詞も馴染むけど、
ほけーっとした映像の中じゃ
変な台詞が浮きまくるな
>>209 そうか
なんか知らんが乙
俺は何度も小声で「寝てない?」「大丈夫?」と確認されたわ
>>209 オメ。
結局何の映画でもよかったんだろうさ。
つまらない分彼女に集中できてよかったかもしれんな。
最初の濡れ場がきもかったのも確か。村上小説の台詞っぽい語り口が、さらに台詞に化けていたので
減なりした、第一直子が最初のケーキの火を消すところから
「私濡れてたの」には引いた。だって矛盾だらけのヒロインが目の前で凛子のキモさが伝わってきた
そのキモさを小説の中に溶け込ましてイメージを修復するのに時間はかからなかったが
最初の処女さよならのおかげでますます意味不になった。
とにかく、人せくと何か関係あるのかなと思えるように、キモさに失笑する出来映えだった。
213 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 14:59:00 ID:9zz73PVx
ラストの熟女セックスは、直子の霊がレイ子さんの肉体を借りて
セックスをすることでワタナベ君を許し、癒したということらしい。
なんかの春樹本で読んですごく納得した記憶がある。
全くもって怪奇映画。
215 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 15:51:44 ID:SeWL9tCk
レイコさんとの場面で、台所のママレモンがものすごく大きくて笑った
ママレモンの容器があんなにダサいデザインなのは
主婦を現実に引き戻して、浮ついた心を封じ込めるためなんだなあ
映画のテーマとは関係なく、いろいろ考えることができて楽しい映画だった
それにしても映画のワタナベ君はすごい体力だな
これは実況向きの映画
TVで放映されたら絶対実況する
今度気になる子と見に行こうかと思ったけどまさに
>>114の状況だからやめるわw
一人で見に行こうかな。
217 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 17:20:36 ID:jX87R+Ba
昨日観てきました。
この作品が名作なのかどうかはわからないが不思議な世界観は感じた。
春樹が最初のコメント以来だんまりってことはやはりマウスサービスだったんだな
本当に気に入ってるならもっと宣伝するもんな
ノルウェイの森〜人のセックスを笑うな〜
映画中のちんこサワサワはなかったのか
つまらん
222 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 18:11:41 ID:SeWL9tCk
223 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 18:12:34 ID:j8iy/4wf
いや、それがですね、この映画じゃないとだめだったんですよ。
二人ともこの原作につきあっていた当時すごく思い入れがあって、影響受けたりしていたので。
映画は原作読んだ人向けのPVですね。あれでいいんじゃないですかね。なんか女優がとか足りないエピソードがあるとかエロシーンがとか言っている人いますが、そういう人たちは何みても不満言っていると思いますよ。
224 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 18:22:24 ID:SeWL9tCk
小説もたしかに性ばっかだけど
全力で拾う意味あったのか
晴れやかな森で二人がニコニコ笑いながら
手コキとか
してあげようか(アハハ アハハ)
うまいね(アハハ アハハ)
どちらも精神薄弱児のようで
非常に痛い
ともかく〆だ
〆が悪すぎた
それが俺に最悪の印象を残した
レイコさんとのセックスは
夢か幻か分からんような描写にすればよかった
生々しく描くとこじゃない
>>213を採用して
直子との記憶をちゃかちゃか噛み合わせるとか
すべきだと思うのって、
は?
唐突すぎて笑っちゃったよ
227 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 19:23:14 ID:jX87R+Ba
228 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 19:36:45 ID:BAiIox0k
>>225 性ってのは、自分ではどうしようもないもので
なのに、ものすごく自分を支配してしまうすごい力を持つ
だから、人間はもっと性に対して謙虚であるべき
人間にはどうしようもないことがあって、それはただ受け入れるしかないってのが
性で表現されているんだから、そこは避けて通れないでしょう
こーゆー理屈だから結論はこうなるはずで、結論がこうだから現在はこうなるべき
って、サヨクのふざけた態度に反論するのが村上春樹の小説
230 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 19:41:18 ID:Ah/e77Cx
原作は原作、映画は映画。
映画の展開は早過ぎて小説を読んでいないと状況の把握が難しいと思いますが、それを割り切って考えられない方が間違いではないかって俺は思います。
原作を崇高するならば、実写作品に自分の求めるものを期待すべきではないでしょう。
与えられた表現に対する解釈は人それぞれですから。
あと、映画を観た人の一部の感想にガッカリです。
自分から求めずに与えられる事しか知らないように見えました。
少なくとも、これはポルノ映画ではないです。
全部の場面に登場人物それぞれの心理が絡んでいて、俺にはそれを見るのが有意義な時間でした。
>>229 二段落目しか意味わからんけど、
男と女で見方がまるで違うかもなと思った
女は毎月生理が来るもんな
妊娠となりゃ10か月も胎児に付き合って
しかも産後は授乳とかする
男よりはるかに性が切実だ
しかし
映画で描かれてる性にまつわる話しは
どれもこれも痛々しいわ暗いわグロいわ
それがいくつかの場面ならいいけど
ハナからシメまでずっとそんな話しばっか
さすがにゲンナリ陰鬱な気分になったわ
>>230 おまえの感想なんて
最後の1行だけじゃん
無意味すぎる感想にガッカリです
232 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 20:03:20 ID:TNNO84CR
233 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 20:15:45 ID:jX87R+Ba
>>230 > 少なくとも、これはポルノ映画ではないです。
少なくともではなく、絶対にポルノ映画ではない。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この作品のレイティングは PG12 なので成人保護者との同伴であれば小
学生でも鑑賞可能です。
ポルノ映画のレイティングはR18+で18歳未満は入場禁止です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
原作はポルノだっただけに性描写のヌルさにがっかり。
>>222 「映画中のちんこサワサワがなかったのが残念」とは209の話です
つまり映画みている最中にカップルが
ちんこサワサワしたかについてです
>>178 ワタナベの直子に対する感情が
そういう人工的なものであったとは俺には考えられないなあ・・・
自然に普通に本当に好きだったんじゃないのかな?
席の両脇とも40がらみの主婦だったので、カップルの行状は把握していません
40がらみの主婦にサワサワさせてあげればよかったのに・・・
239 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 21:16:45 ID:zl2d/zH3
ナンバーディスプレイの無い御時世に電話を居留守したり
鳴ってる電話の前で躊躇する演出は間抜けだった。
緑に友達がいなくて一人暮らしの設定ならまだしも
友達多くて姉と暮らしてるし
そうかな
俺にはわかるがな そういう心情
通じ合ってる仲なら その電話が誰からなのかわかるんだよ
ナンバーディスプレイじゃないからとか頼むから言わないでくれ。興醒めだ。
さすがに電話の相手が誰かは判らないけど
上手くいってない時とかに電話が鳴ると
相手かもしれないと緊張して躊躇する気持ちは判る
242 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 22:55:05 ID:AEFJipsG
>>147 亀レスだが、自分もそう思った。特に玉鉄の演技はなかなか良かった。
以前の小説板でも話題になっていたが、これは「同性愛」をうまくオブラートに包んだ小説という解釈もある。
夏目漱石の「こころ」も実はそうなんだよね。春樹さんは「こころ」が嫌いで、それを反面教師として書いたのかも。
キズキが本当に愛していたのはワタナベ。最後の日のビリヤードはそのメタファー。
直子はそれを本能でわかっていたから、誕生日に濡れてワタナベを受け入れたのはある意味復讐でもあった。
この小説のセックス描写は、お互いが本当の意味で愛し合ってする行為は皆無なんだよね。
永沢さんが女性を心底愛せないのもそうだし、終盤のレイコさんと教え子のレズシーンも象徴的だ。
トラン・アン・ユン監督にそのけがあるのかどうかは知らんが。。
>>242 >誕生日に濡れてワタナベを受け入れたのはある意味復讐でもあった。
っそれはありえない
だって、自分で肉体をコントロールできるならいいいのに、
それができないから直子は心を病んだんでしょう?
>これは「同性愛」をうまくオブラートに包んだ小説という解釈もある。
それはサヨク的読解だな
こう読んだらつじつまが合いそうな気がするっていう読み方
人間の心や行動は、つじつまが合わないことだらけで、
それで自分も辛いし人も苦しめるけど、それでも生きて行こうってのが
村上春樹の小説や、時の洗礼を経て100年以上読み継がれている小説だと思う
サヨクってのは、とにかく手っとり早く結論に飛びつこうとする
ギリシャ悲劇なんて意味がなくて、今現在の出来事を解決するほうが先だって叫ぶ
でも、解決できない問題もあるんだよ、人間には
無意識下での復讐ってことじゃね?
んでそれに気付いた直子は余計にショックをうけた
>>244 無意識って言っちゃえば、何でもありになっちゃうんだよ
直子はキズキを兄弟のように思っていたから、無意識に近親相姦のような気がして身体が拒否したとかね
無意識を表面化するのが小説や映画だ
246 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 23:29:31 ID:AEFJipsG
>>242 そうか、サヨク的読解なのかなぁww
でも「こころ」と同じく100年以上読み継がれていく小説だとは思うし、
人間には解決できない問題もあるってのはその通りだと思う。
しかし、この小説がすでに1000万部以上売れているというのがなぜか違和感があるんだよね。
主演曰く完璧な作品なので
100年後には再評価されるだろう
そういう解釈もある事初めて知った
是非はともあれ面白い解釈ではあるね
>アスミック・エース エンタテインメント創立25周年記念事業
最終試合で優勝逃した野球チーム並に可哀相だ
凜子不細工だなあ
気持ち悪いなあ
>>243 サヨク?腐婆の妄想に見えてキモかったんだけど
何度も言われてるだろうけど、螢の方を映画化すればよかったのに
尺も丁度いいでしょ
原作のキャッチは今までの作品とは一線を画す「リアリズム小説」と書きたいところを「恋愛小説」と書いた。
この映画にリアリズムは在るのか、三人の食事シーン以外に。
ゼリーは在ったさ、
商品名「リューブゼリー」
発売元:JFQA 社団法人 日本家族計画協会 リプロ・ヘルス推進事業部
製造元: ジェイクス株式会社
特許: 第1435162号
ていうか、コンドームにゼリー塗ってあるだろ
254 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 05:07:39 ID:uW65CsAp
低脳には分からない映画
それだけは確かみたいだ
分からない奴が批判する
自分の低脳さを棚に上げ
原作でも主人公が自分語りするのは屋上での蛍の場面だけなのにね。
この監督ならきれいな画になったろうに。
見てきた。ベトナム人の監督だからか、まず日本語がなにか変。みんな日系人俳優?って感じに見えてしまった。
ま確かに、岩井さんや是枝さんが、ほとんどセリフなしで、
>>81,87みたいなキャストで撮ってくれればベストだったんだろうな。
原作映画だからって、原作のセリフをそのまま使う必要性はないし、
映画は映画なりの表現の仕方があるわけで、とにかくストレートすぎたわ。
257 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 08:28:49 ID:SmloBX/E
蛍でもこの監督とスタッフでは見当違いの出来上がりになってた事は間違いなし
>>254 俺の場合、「40年前のプレイボーイのお話ね」って感想しか思い浮かばなかった。
小説の中の一字一句を俳優に語らせてるのも何か妙だったし。
この物語の良さがまったくわからなかったのは、俺が感受性の低い低脳
だからなんだと思うんだけど、生涯で出会う異性が1人とか2人とかしか
いない「リアリズム」ってのもあるんじゃないのかな。
そういう小説はノルウェイの森のように100年後も読み継がれる
名作ではないかもしれないけど、表現の裾野が広がってる分、
現代に生きる俺には楽しい物語なんだよ。
>>223さんが、この映画は原作読んだ人向けのPVって言ってたけど
たぶんそうなんだろうね。早廻し映像で内容を再確認するみたいな。
『20年前の名作をより多くの人の目に触れてもらって、その良さを広める』
って映画では無いと思う。
落書きスマン
肯定派は原作ありきの解釈なんだよな
原作バイアスかかり過ぎて、映画単品ではどうだったのか見られない
矛盾、という言葉はあんまり安易に使いたくない言葉だが、
まー矛盾感のようなものを抱えて悩み苦しみ生きて行く無常の人間模様とかって、
いや映画はそんな表現力持ってないから
冷静に客観的にも一度見てこい
原作よりも映画の出来が良くて、XXと言えば映画ってのも山ほどあるが、
そのレベルにはほど遠いことは分かるだろ?
PVと言ってる人がいるが、自分としては挿絵だ
無粋で不要な挿絵
ユン監督的ノルウェイの森が見たかった
場合によってはミドリをざっくり削るくらいの独立した映画
しかし本に春樹のOKもらうためなのか、忠実すぎた
それなら180分映画にすっかと言えば、商業的にそれはできない
そうして作られちゃった無残な挿絵群
カレーはカレーだからこそウマい
肉に人参玉ねぎじゃがいもカレールーをテーブルに並べられてもウマくないってやつだ
俺も短編 蛍 は好きだが
さすがにあれだけで映画をつくったら
盛り上がりにかけるボンヤリした作品
になるような
めくらやなぎと眠る女 を入れても
ストーリーとしては、少し足りないかな
原作好きな人間が
この映画肯定するなんてあり得るのか???
263 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 11:10:20 ID:HWy9V1L9
>>262 え?!この程度の普通の文章で?!
俺も以前「ダンテの神曲」と書いて同じセリフを言われた者だが……
>>261 私は逆に、原作は苦手だった
(村上春樹なら『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』だと思うし)
でも、この映画を観て、あのわざとらしいセリフが初めてリアリティーを持った
妙に昂揚した学生運動の連中が暴れまわっている中で、それに背を向けて、
ひたすらバイトと読書とナンパに明け暮れてたら
あんな現実離れした会話もするってもんだわ
265 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 11:32:41 ID:pC8/lPY6
>>242 私もそれ聞いたことある。
それで再度読み直してみたらまた違った感覚で面白く読めた。
やっぱり「100%の恋愛小説」って表現はおかしいですね。
映画の方は最後のレイコさんとのシーンが唐突すぎです。
266 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 11:34:35 ID:taQcc7MJ
でもフェラと手コキシーンは最高ですよね
ただ当時を「学生運動」主流とみなしがちだが
学生運動なんて関係ないノンポリの方が圧倒的に多かったわけだから
ワタナベはある意味当時のリアリティなんじゃね?
むしろ当時の学生は学生運動に興味があるという前提の方が「神話」でさ。
268 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 11:44:43 ID:fnyDkxpE
>>256 「ベトナム人の監督」だから日本語が何か変?
具体的にどういうセリフが変なのか?
脚本の執筆は監督と同じトラン・アン・ユン(幼少期からパリ在住)な
のでおそらく原本はフランス語で書かれているはずだ。
もし脚本をフランス語から日本語に翻訳する作業で日本語に問題があっ
たとしても助監督を含めた日本人スタッフが役者と何度も本読みしてセリ
フのチェックをするはずなのでその作業で誰からも指摘がなかったという
ことは世界的に著名な文学作品を原作とした本作の位置づけからしても考
えにくい。
結論を言えば「日本語が変」だと受け取ったのは単に
>>256 の日本
語読解力に問題があるのではないかと疑ってしまう。
具体的にどういうセリフが変なのか?
「勃起してるか?ということなら、してるよ。もちろん」
声にだして読みたい日本語
>>262 抄本にすると駄目になっちゃう物語もあるってこと
映画館行く途中に連れにあらすじ聞かれて、ざっと説明したら、
「恋空みたいなもの?」
「全然ちがいますっ」
見終わったら、「恋空の方が上じゃん?www」
くそー
要約映画では文字どおり”間”抜けになっちゃうのな
>>270 映画単体で比べて恋空の方が上だという奴は
原作読んでも恋空の方が上だと言うよ
>>271 まあ煽られたんだけどな
見てる最中もところどころプークスクス吹き出してんのよ
無理もないのかと諦めたわ
フラットに見るとオドでスクラブなシーンばっかだもんな
>>268 えー、普通そんなこと言うかー、っていうセリフのオンパレードじゃん。
逆にあのセリフを聞いて違和感を感じない方が不思議。
役者さんたちも、それを無表情に淡々と朗読するかのように話すので、
最初は、あー外国人監督だから、しょうがないのかなと納得するしかなかった。
後半は、そのリズムが少し心地よかったけどね。
274 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 12:42:06 ID:fnyDkxpE
>>273 具体的にどういうセリフが変なのか?
^^^^^^^^^
>>273 原作に書いてあるんだもん
しょうがないよ
監督や脚本家がセリフを考えたわけじゃないからね
>>276 だから、セリフが恥ずかしいのと監督が外国人であるのは
何も関係ないでしょ?
仮に監督が日本人だったとしたら
「村上先生、セリフが恥ずかしすぎるので、普通の会話に書き換えますね」
って言って、映像化の許可を取るだろうっていうこと?
ありえへん
>>275 いや春樹は台詞変えていいと言っていたらしい
台詞は春樹の特徴だから変えなくて良かったと思ってるが
唯一違和感があったのは緑のチョコレートムースのくだり
演技力の問題もあるがあれは実際話されると痛い
>>278 あれは、ブサイクな女の子が言うと破壊的なセリフだから、
読者は、緑ちゃんはきっとものすごく可愛いんだろうって想像するしかなかった
だから、あそこは本当に省略してもよかったねw
それにしても、松山ケンイチって箸使いがおかしくない?
気になってしょうがかった
そういえば昔、森田がキッチンを実写化してたが
あれは普通に撮ったら浮くような台詞でも、うまくキャラクター演出して
見事に調和してたなあ
>>256の言うほとんど台詞無しで表現って成立するか?
宇多丸も言ってたが全編モノローグに頼らないと難しいと思われる原作を
かなり映像で表現していたと思ったが
282 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 13:17:02 ID:fnyDkxpE
>>276 具体的なセリフを指摘してくれないと論評しようが無い。
^^^^^^^^^
>>269 のセリフは変だとは思わない。
「勃起」という言葉を別にすれば子供でも理解できる日本語です。
何だろなあ
特に言いたいことなどほんとはないのかも
しかし何かこうヤキモキする
映画サイトや掲示板を見たのはちょー久しぶり
どこのどんな人間だかさっぱり分からん誰かの捉え方を聞いてみたくなったのは
肯定派がんばれよ
なんてバカな俺なんだと俺に思わせてくれよ
自分でバトルフィールド限定した局地戦で戦ってないで
>>283 ずっともやもやしてればいいんじゃね?
映画は観て感じたものがその人の評価なんだから
みんな自分が感じた事を書き殴ってるだけ
肯定派も否定派もここ読んで意見が変わった奴なんていたか?
お前も肯定派を自分が馬鹿でしたと思わせられないだろ?
>>282 わかった、言葉が足りなかったな。
つまり日本語の文法的な問題はなくても、聞いて嫌悪感を抱く言葉が多くて、
原作(未読)の台詞を、そのまま使っているなと感じたということ。
日本人監督なら、それをうまくオブラートに包んで、取捨選択して、
観客に不快感を与えないように、演出や構成をもう少し考えるだろうと思った。
トラン・アン・ユンは好きな監督だが、日本語の微妙なニュアンスを表現するのは限界がある。
脚本だけでも、日本人が担当するべきだったのでは?と思う。
>>284 さあ
共感されなくてもどのような欠陥を感じたかは理解されるよう書いたつもりだが
ここまで読んで理解できる肯定派の弁がない
でっかい映画サイトにも見当たらん
おそらくは、そうした欠点は分かるがそれでもなお、ということなんだろうが、
それでもなお何なのか、そこをある程度明瞭に知りたい
まあでもオマエのはほんと遠慮しとくわ
5行中3行に「?」付ける奴なんて、勝手にファビョーンしてるだけだしな
>>286 いや全くファビョーンしてないんだが
個人的には否が多い映画だと思ってるしな
肯定派に求めるのが筋違いだと思ったから書いただけで
お前を説得する気はさらさら無いよ
288 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 14:30:27 ID:So5uo+GA
吉本ばななのツグミは超絶美少女だと想像して読んでいて、
映画は牧瀬が本当にはまり役だった。
演技はひどいが、いるだけでよかった。
緑も現実離れしているんだから、棒読みでも美少女の新人使えばよかったのに。
>>287 だからオマエなんかに一切興味ないと言ったばかりだが
ナニなついて来てんだシッシッシ
290 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 14:56:32 ID:HWy9V1L9
肯定派だろうと否定派だろうと、他人の意見を聞いた所でどうせ納得する気など無いだろ。
1人1人が自分だけの何かを感じれば良いだけだ。
そしてここは他の人の色々な感じ方を見られれば良いだけだ。
291 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 15:05:43 ID:SmloBX/E
ベストセラー小説の映画化だからそれなりにスポンサーは付いたと思うのだが
貧乏くさい仕上がりになってたな
やたらと公園とか山とか海とか自然のシーンを垂れ流してるだけって感じ
東京の街の散歩する所とかラストシーンとかセットやCGを使って昔の街並みを再現させてくれると思った。
監督「原作(英語翻訳)まんまの台詞で」
↓
日本スタッフ「英語翻訳して自然な日本語?原作まんま?」
↓
日本スタッフ「新しく脚本家呼ばなくていんじゃね?まんまでいくべ」
↓
役者「台詞おかしくないすか?」
↓
監督「うまいことしゃべって」
↓
大爆発
さて、間違いはどこ?
CGやったらもっと安っぽくなるだろw
>>292 脚本は監督と村上、あとプロデューサーを交えて5回くらい書き直したらしいよ。
で、当初の脚本ではもっと自然なセリフだったんだけど、現場で松山ケンイチが
もっと原作に近いセリフで演技したいとか言い出して、それを最終的にプロデューサーが
オーケーしてああなったらしい。監督は結局日本語分からんしね。
キネマ旬報に関係者のインタビューが載ってたよ。
>>282 >
>>269 のセリフは変だとは思わない。
> 「勃起」という言葉を別にすれば子供でも理解できる日本語です。
「勃起してるか?ということなら、してるよ。もちろん」
今度彼女に言ってみ
296 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 15:45:27 ID:fnyDkxpE
>>285 > つまり日本語の文法的な問題はなくても、聞いて嫌悪感を抱く言葉が多
> くて、原作(未読)の台詞を、そのまま使っているなと感じたというこ
> と。
男女の交わりに関わることで嫌悪感など抱かない。
もちろん「勃起」というのは広辞苑にも掲載されている正しい日本語だ。
「勃起してるか?ということなら、してるよ。もちろん」
このセリフをどのように変更すれば嫌悪感が無くなるのか?
> 日本人監督なら、それをうまくオブラートに包んで、取捨選択して、
> 観客に不快感を与えないように、演出や構成をもう少し考えるだろうと
> 思った。
本作は世界的に著名な文学作品を映画化しているので日本人監督であろう
が外国人監督であろうが構成まで変更するとなると原作者が絶対に許可し
ない。
> トラン・アン・ユンは好きな監督だが、日本語の微妙なニュアンスを表
> 現するのは限界がある。
そもそも日本人の監督であれば表現が異なるという前提には根拠が無いし、
> 脚本だけでも、日本人が担当するべきだったのでは?と思う。
外国人に対する偏見でしかない。日本語のセリフは翻訳者が翻訳して助監
督を含めた日本人スタッフが本読みしてチェックするので問題無い。
脚本だけでなくメガホンを取ることもトラン・アン・ユンという前提で
製作が進められているのでそれさえ否定すると映画化そのものが頓挫して
しまう。
297 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 15:53:28 ID:SmloBX/E
>>293 現在の手間暇掛けたCGなら安っぽくないよ
その前に凛子の不自然なヅラを何とかしないといけないけど
>>291 北野武によると、
欧米人にとってアジアの街並みっていうと、なんか道路が細くて曲がりくねってて
小さな木造家屋と漢字の看板が多くてゴミゴミしているっていう
香港のアクション映画っぽいイメージしかないらしい
北野武は、だから、街並みなんかあまり入れずに撮るって言ってた
邦画の傾向は、ほんとにそんな感じで、
雑居ビルだらけのゴミゴミした街並みをリアルに描いてるのは、
コナンとかのアニメ映画だけだ
>>297 どういうの?日本のCGではレベル高いと言われている三丁目みたいなのはCG臭くて嫌だ
神保町辺りの古い建物が残った路地とかで撮影して看板修正する位ならいいんだけど
そういうのも難しいのかな?
街のシーンが殆ど無かったのは確かに残念。
「勃起してるか?ということなら、してるよ。もちろん」
↓
「ほら・・・ここ・・・こんなとこ・・・こんなになっちゃって・・・」
>>299 時代観は意図的にめいっぱい省いた気がする
学生運動なんかは当時の世情を伝える必要があったから入れてたし、
ファッションも現代じゃおかしいから当時にしてたけど、
時代の生活が見えたのはミドリんちの花柄の鍋とか、電話とか、かなり少ないような
時代劇にはしたくなかったんだろな
>>301 なるほど
確かに時代観を出し過ぎると懐古的な映画に見えてしまいそうだしね
【クイズ】
Q1:ワタナベが直子と再会する直前に取った行動とは?
A:髪形を整えた B:本を読んだ C:手すりをさわった
Q2:緑が旅行に行った先は奈良とどこ?
A:宮崎 B:岩手 C:青森
Q3:ワタナベが寮から出た自分の部屋に置いてあるものはどれ?
A:ウルトラマン B:鉄人28号 C:ゴジラ
304 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 18:40:26 ID:Ycrn2agP
今見てきた。なかなか良いじゃないか。村上春樹の文体は排除されてるけどストーリーの毒が強烈に表現されてる。直子が良いね。
ワロタw
306 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 18:59:34 ID:Ycrn2agP
>>178その通り。元々ノルウェイの森はそういう小説。100%の恋愛小説ってのはノルウェイの森がリアリズムに徹した作品って意味。そこを変に勘違いした恋空好きな層や浅い村上信者が批判してるんだろな。
307 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 19:26:38 ID:taQcc7MJ
直子の喘ぎ声なんとかしたいんやけど
あれ聞くとSEXしたくなくなる
少子化の時代にふさわしくない
僕の中では映画と社会は繋がっているんだよね。
でも世の中の人を見てみると、どうもそう考えている人は少ない。
映画を語る人は映画だけで、社会を語る人は社会だけ。
それを嘆いていても仕方ないんだけど、
「映画と社会が繋がっている」と考えるというのは僕に残されたオリジナリティーなのであって、
それを大事にするしかないんだろうなぁって思う。
キモッ
310 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 20:40:46 ID:ZctQTLVt
個人的にワタナベは若いときの浅野忠信か吉岡秀隆のイメージだな。
西島秀俊でもいい
純文学を読む楽しみはエンタメ系と違う。
@文体の中毒になること(村上春樹の真骨頂)←いかに書くか
A小説の街や群像のなかで生きなおすこと←なにを書くか
映画にもエンタメとは別の「生きなおす」映画がある。
こういう映画は楽しいだけでも面白いだけでもなく、むしろ苦痛も伴なったり。
昨日観てきた。
あまり期待していなかったので、
思ったより良かった。
ハツミが永沢を愛している、
と言うタクシーの場面の表情、
すごく良い。
なぜ別れないか、良く解った。
ここまで原作のイメージを貶めた映画も滅多にない。
315 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 22:07:41 ID:dseZnkuS
世界的な評価を意識して国際女優の凛子を選んだのだろうけど、
やっぱり直子は超絶美少女じゃないとリアリティーが無くなるんだよね。
新垣結衣が心を病んだメンヘル女だったらなんとか助けてやろうと必死に
もなるけど、凛子じゃ一生施設に入ってろとしか思わないし。
316 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 22:13:32 ID:fnyDkxpE
>>314 そんなに原作に拘るのであれば映画を観なければ良かったのではないか?
今気づいたんだけど、音楽レディオヘッドのジョニー?
超絶美少女にリアリティか。
そこで「なんでだろう」とか考えないと原作と映画の乖離の間で一生「?」と
思ってるだけになってしまうんじゃないかな。
著名作の映画化にはそういう大多数の読者が持つ「俺なら」どうとかの部分を切断しなければ成立できないんよ。
つまりは裏切られるのが当たり前。
ちなみにこの映画が成功作とは全く思ってはいないんでその辺をどうぞよろしく。
319 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 23:14:06 ID:SmloBX/E
>>301 時代劇にしたくなかった
とか作り手側に都合の良過ぎる解釈(言い訳)ですね
私には手間暇かかるCGやロケを避けて楽な自然の絵を撮って垂れ流してた
やっつけ仕事の映画にしか思えなかった。
>>319 おまいがそう思うのは自由だけど
バイトと読書、直子と永沢さんとの付き合いと、ちょこっと緑と話すだけ
っていうワタナベの生活を表現するなら、バイト先と寮の部屋と療養所とetc.
で、街中を再現する必要はないと思う
ワタナベは、東京の街を歩くのにリアリティを感じてたわけじゃないだろうし
>>317 ジョニーグリーンウッド
その通りだ。
音楽だけは素晴らしく良かった。
美少女はともかく、はかなさがあった方が良かったと思うんだよな
危うさとはちょっとニュアンスちがうものが
菊池凜子の演技は強烈すぎる
>>319 んー?俺が言い訳する筋合いなどないがw
予算の都合だろうやっつけだろうって解釈でも別にかまわんが
効果としては、60年代の文化習俗の匂いを極力消してたとは言えるだろう
CG案は何を念頭に置いて言ったのか知らんが、いや〜なものが出来上がりそうだな
323 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 23:40:36 ID:fnyDkxpE
>>319 > 私には手間暇かかるCGやロケを避けて楽な自然の絵を撮って垂れ流してた
> やっつけ仕事の映画にしか思えなかった。
ロケのシーンがあれだけ多いのに?
ロケのシーンがあればCGを使う必要なんて無いでしょ。
324 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 23:42:20 ID:dwwL0gXX
ラストの緑の微笑みに救われた
325 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 23:43:48 ID:fnyDkxpE
>>322 同感。
菊池凜子の演技はこっちが引くほどインパクトが強かった。
>>325 毒々しくなっちゃってんだよな
まぁ発狂演技は見事な怪演だったがー…
>>323 最初にワタナベが直子と会ってひたすら歩き続けた場面では、
都内のかなり広い範囲を歩いていたはずなのに
街なかの風景が一切なく、公園の中のような場所を歩いてばかりだったのは
「当時の街なかの風景」を再現するのが(予算的・もしくは技術的に)難しかったからだろうな、
とは思ったけど。
こんだけのベストセラー原作でもコケるんだね
映画化って難しいねw
ベストセラー原作でも(松ケンだと)コケるんだね
ベストセラーにも色々あるし
春樹はこれにかぎらず、どれを映画化してもヒットしなさそう
つか、松山ケンイチを毛嫌いしてるのがいることはこのスレで分かったけど、なぜなんだ
女性週刊誌的ネタで何かやらかしたのか?
一番すきなハツミさんのシーンがちょっとしかなかった(´・ω・`)
332 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 00:54:08 ID:BKgx3CC8
レイコさんの歌声に癒された
おまえ歌うんかいっ!とツッコんだ
334 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 01:01:28 ID:Xxe7R2lI
>>329 コケるんだね?
もう海外でも公開しているのか?
つーか
ヒットするわけないじゃん
そんなことは映画見る前から分かってたマジで
変な選民意識でもなんでもなく、大衆ウケするお話じゃないもの
>>321 確かに音楽素晴らしかった。
でもトムヨークだったら全世界でヒット…
って事もないか。
結構酷評が多いね。
隣の席で見てた大学生くらいの女の子2人組も
端折りすぎでむかつくよーって言ってた。
個人的にはすごいよくできた映画だと思いました。
七十年代のフランス映画ぽい撮り方だった。
69年の話だっけ?
337 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 01:12:17 ID:Xxe7R2lI
>>335 > 変な選民意識でもなんでもなく、大衆ウケするお話じゃないもの
原作の問題であれば小説が世界中で受け入れられていることと矛盾
しますが・・・
原作ではレイコさんとすき焼き喰うんだが、映画では何故かソバ喰ってた。
外国人監督にはどっちでも一緒なんだろうなァ
誕生日に初めて直子とワタナベがセックスした時のシーン、
菊地凛子がこの上なくブスに見えた。
最中ってよりそのちょっと前。
他のシーンはそうでもなかったというか可愛くらしくさえ見えたけど。
原作よんでないけど、
緑の役の子が直子やればいいのにと思いながら見てた。
映画としては、ベストセラーの文学作品の映画化だから、
時間たりなくて映像化できなかったシーン一杯あるんだろうなぁ、
原作読めばよくわかんなかったとこも理解できるかな?、
位の気持ちで見てたから別にいいけど、
オリジナル脚本の映画だって思って見てたら、
散漫な印象だったろう、と思う。
>>337 全然矛盾しない
小説と映画は別物だから
テレビゲームがヒットしたら、そのゲームを映画化すれば必ずヒットする、なんてことはないのと全く同じ
表現形態がちがえば別物
341 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 01:33:03 ID:3OGrOWrY
「勃起してるかというなら、してるよ、もちろん」て
男って女がそばにいたら必ず勃つもんなの?
私の元彼もそうだったけど
>>341 体目的の女ならそうだな。
そういうのはすぐに飽きるけど。
343 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 02:31:45 ID:qVvYMd6d
>>323 ロケのシーンがあればCGは必要ない
例えばローソンの看板が映って邪魔だったらCGで消せるの
CG=グリーンスクリーンと思ってるの?
>>319 えー??やっつけという事は予算の問題ではなく手を抜いてるという事?
自分は、監督の解釈の是非や演出の好みは別として、
限られた予算と時間内で最大限に妥協無く撮影してると思ってて
内容ではなく丁寧に作っている所を評価しているから意外な意見だ
煽りではなく邦画でやっつけ映像ではない映画はどういうのを指すのか聞いてみたい
345 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 04:00:33 ID:BNSbiFB4
>259の言う意見(本作へのアンチテーゼ)も確かに理解できるしそれはそれでアリだが、中身云々以前に、
>263が見事に指摘しているように、このスレ(ってか他所も同じ?)は知的能力に欠ける人間が多いな…。
自分は>304みたいな意見に賛同するんだが、他のレスのほとんどがそれ以前の知的能力云々の問題という…。
自分が理解不能或いは気に入らない映画を批判するのはまだ可愛いが、直子役イメージ批判は愚の骨頂(笑)
更に、恋空(笑)みたいな映画ばかり観てる連中が、自らの低脳さ加減を棚に上げて意味分からないと批判。
やれやれ…
どの映画スレでもいっつも起こるのが、敵対意見に対する見下し勝利宣言
それこそ最高に痛いとなぜ気づかないのか、非常に不思議だ
馬鹿しかありがたがらねえよwwwww
馬鹿には分からねえよwwwww
この掛け合いはどれくらい知的なんだろ?
偏差値40くらいの知的さか
>>338 日清もスポンサーだったはずだから、
そのことも関係あるのかと思ってた
あそこはすき焼きだよな
・村上作品の最大の特徴である一人称視点で描かれた主人公の感情描写は
キャラクターが頭の中で考えていることを台詞で表現しない映画には致命的に不向き
・春樹特有の文体で描かれた美しい空気感、キャラクター、背景を映像に変換する難易度
・読み手によって様々なテーマの抽出、解釈ができる原作において監督の描くものが自分の考えと一致する可能性の低さ
・2時間の枠に収めるため必ず生じる原作カット
小説を読んだ人ならばこれらの問題は映画館に行く前から分かっていたことだろ?
俺は非常に困難なものに挑戦した意欲作として好意的に観れたけど。
納得できない部分も多々あったけど、大事なものを失った直子とワタナベのそれぞれの絶望が良く描けていたし
草原や海岸の場面など優れた映画を観たときに感じる心の震えがあった
350 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 08:30:40 ID:uBI0Amvf
青森に行ったことある?
って聞かれて松山ケンイチが
いいや
って言ったとき目が泳いでたよねw
351 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 09:17:44 ID:qVvYMd6d
>>345 直子役のイメージ批判は愚の骨頂(笑)
ボンクラ監督が精神病を全く理解しないで
凛子に更年期障害でヒステリー起こしてるババアみたいな
演出をさせたのに呆れたのだけど
352 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 09:31:51 ID:qVvYMd6d
>>344 草原に50メートルの撮影レーンを敷いて
その前を不自然に何度も往復させたり
ヘリコプターでわざとらしい風を吹かせるのが丁寧な映像と言えるだろうか?
山田洋次はヘリコプターや扇風機でわざとらしい風を吹かせないで
自然な風が吹くまで待ってるよ
黒澤明もそのへんの拘りは尋常ではないよ
353 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 09:54:44 ID:SV62bb5D
緑とか、結構かわいくなかった?
>>350 青森出身だからなwww
松ケン目当てで見に行った私には違和感あった
そんな学芸会レベルのアドリブのギャグを俳優に許している時点で監督失格
>ボンクラ監督が精神病を全く理解しないで
そう書くキミは精神病をさぞかし理解してるんだろうね?
ああいう情緒不安定な状態では、ネガティブな精神状態に振れてしまうと
些細なことで他人を(必ずしも本心ではないのに)罵ってしまったり、
というのはリアルにあるものだよ。
むしろ、そういう描写があることで、
(原作では主人公主観のいくらか美化された「心を病んでいる直子」の姿が)
彼女は本当に心を傷めて、危うい状態にある人なんだということが
客観的に見えたと思う。
>草原に50メートルの撮影レーンを敷いて
ここは確かに不自然だと思ったw
会話しながら山道をひたすら歩いていくのを
ステディカムでずっと追いかけていく、という手法は取れなかったのかな?
>ヘリコプターでわざとらしい風を吹かせる
メイキングとかを見たことないので知らないんだけど、
あの風のシーン、ホントにそんなことやってたの?
心が病んでいるのは直子ではなく
永沢や一般社会でのびのびとやっている連中だ
というのがノルウェイの森の一貫した視点だったわけだが・・・
358 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 10:48:16 ID:Xxe7R2lI
>>351 > ボンクラ監督が精神病を全く理解しないで
だからといって精神科の医師がメガホンを取れば良いわけではない。
精神科に通院しているのか?
小説では複雑で微妙なものとして描かれていた直子のイメージが
映画での直子は「いわゆる精神病」というイメージでしかなかった
これではなぜワタナベが直子を好きになるかわからない
観客が直子の魅力に引き込まれるように撮らなければ意味がない
という事がいいたいのでは?
360 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 11:08:06 ID:qVvYMd6d
>>358 精神病患者は自分の周りに何人かいて見てきたから
凛子の見当違いの演出にはドン引きした。
村上春樹の描写もリアルだったので、この人も実際に精神病患者を見ていると思った。
映画だったらカッコーの巣の上での患者役はリアルだった。
この映画の演出は精神病ではなくて臭い青春ドラマか韓メロ
直子がカッコーの巣の上での患者みたいだったら
ドンビキするぞ
それこそ意味の分からない映画になる
362 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 11:21:22 ID:Xxe7R2lI
>>360 刑務所に収監することさえできない重度の精神病患者を前提として描か
れている「カッコーの巣の上で」と同じ演技を求める方が不自然だと思い
ますが…
精神科に通院しているのか?
>>362 あなたには遍執的傾向がみられますので
精神科への通院をおすすめします
364 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 11:32:02 ID:qVvYMd6d
>>361 あのさジャック・ニコルソンの事じゃなくて脇役で温和しい患者達の事
太宰の小説にも、頭のおかしい人は自分が頭がおかしいとは思ってない
みたいな事が書かれてたけど
わざとらしい大袈裟な演出は逆効果と醒めた人もいるんだよ
とにかく直子が魅力的に描かれないと意味がない
小学校六年のときの初恋の相手のように
かきむしられるような感情を観客から引き出さねばならない
そして直子が死んだとき、悲しまねばならない
「あー、そりゃ死ぬわなあ・・・」ではいけない
>>352 ヘリコプターで風を起こすのがやっつけ仕事と言うのなら
降水機で雨を降らせるのも
嵐のシーンだったら嵐来るの待ってないとやっつけ仕事って事になるよな
剣岳みたいな自然が主役の映画ならともかく恋愛映画にそれが必要か?
直子は「化身」だから彼岸と此岸の境目にいる
それを狭い常識で「精神病」と呼んでしまうから
意味が分からなくなる
そういう人は文学とはもともと縁のない人であって
常識的で幸せな人生を歩むのじゃないかな?
368 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 12:19:43 ID:qVvYMd6d
ヘリコプターや扇風機を使っても上手くやれば自然の風に見えるけど
この映画の風は上から吹きつける風で何の工夫もしてなくて不自然すぎた
これやっつけ仕事じゃないの?
草原往復のシーンは舞台裏の撮影現場が目に浮かんで醒めた
369 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 12:23:42 ID:Xxe7R2lI
>>352 黒澤明や山田洋次と比較してもらったら監督は喜ぶだろうな
370 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 12:25:31 ID:qVvYMd6d
>>366 恋愛映画にそれが必要か?
トレンディードラマや韓流ドラマが好きな人は必要ないと思うよ
そもそも恋愛映画じゃねーだろ
>>352 その理屈は、時代劇で真剣もって立ち回り、相手を本当に斬ったり突いたりしろ、と同じ
そもそも自然の雨風はコントロールできないから、イメージ通りのものは撮れないよ
時間と金が無尽蔵にあるなら別だけどなw
>>368 空飛んでるヘリコプターの風をどう上手くやると自然の風に見えるの?
あと草原往復は手抜きかどうかではなく演出の賛否の問題でしょ
374 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 13:27:09 ID:Xxe7R2lI
>>352 ────────────────────────────
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376 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 14:14:40 ID:eeqWTtru
教養が無いと芸術って理解できないよね
直子役を新垣やら水原なんかにやらそうとする顔だけしか見て無いアホが多すぎる
お前ら映画見るの向いて無いよ
写真集見とけ
377 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 14:30:47 ID:s59X7TbO
378 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 15:47:18 ID:E9HbC6b0
>>377 でも、大切にしたい存在である直子がいても、それでも惹かれてしまうほどの魅力ある緑じゃなかった
天真爛漫でチョコレートムースのセリフが似合って、ワタナベが直子のいないこっちの世界に来たくなるような
可愛いし奔放な感じはするのだけれどね
緑の過去や火事のシーンが無かったからかな
緑役の子が少し年取った感じが、俺の加納マルタのイメージ。
見た目だけね。
叶姉妹 = 加納姉妹
録画してあったヤングシナリオ大賞のドラマみて
蓮佛という女優が個人的には直子のイメージにちょっと近かった
382 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 19:02:09 ID:yaX1Fjpj
だから君のズリねたには興味ないから
383 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 19:29:15 ID:pJ3J1qKv
18 名無しさん@十周年 2009/12/30(水) 23:17:38 ID:7hut+Etk0
あらすじってこれか?
親友が突然自殺したお。そいつの彼女(直子)が残ったので、ノリでオマンコしておいたお。でも直子はメンヘルで施設に入ったお。
よく分からないけど、直子は大事な女性だお。とりあえず大学に入ったので、ナンパしてオマンコしまくったお。
好きでもない女とオマンコするのってむなしいお。大学で、ミドリって言うへんな女と知り合ったお。
俺には直子がいるし、ミドリにも彼氏がいるのでオマンコはしないお。
時々、直子の施設に行って手コキとかフェラしてもらってるから満足お。
そしたら、突然に直子が自殺したお。悲しいから旅に出るお。
帰ってきたら、直子の世話係の既知外ババアが俺んちに来たお。とりあえず、オマンコしたお。
そーしたら、何もかもふっきれたお。もう、必死にミドリとオマンコしにいくお。
ミドリ「落ち着け猿」
終わりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>376
結局そういうことなんだろうな…
批判のレベルが明らかに低すぎる。
最近の映画化前提小説とは違うんだよ。
映画が小説まんまになる訳ないだろ。
春樹もそんなことは百も承知でOKした。
小説と違うと文句垂れるのは我が侭。
映画の観方を一から学び直した方が良い。
学ぶことすらしない連中なんだろうけど。
だからいつまでたっても堂々巡り…やれやれ。
まったく逆で
映画として質が低すぎるというのが大半の感想
386 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 20:35:12 ID:yaX1Fjpj
で、どのあたりが映画としてダメなのか、具体的には言えない、うんこ野郎なのであつた。
原作もだいぶ売れたけど、その分畜生DQNも買って読んでるからねえ。
じゃあ聞くけど
最近の邦画で質の高い映画って何?
今年一年に限って
すべてが駄目
以上
389 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 21:03:48 ID:yaX1Fjpj
人に聞くんだったら自分が例を出せよ。
求め過ぎって周りの人の言われたことない?言われたことなくても皆お前のことそう思っているよ。
>>388 駄目っていうのは
バカでもできる
以上
バカって可哀相だと思う
なにかを楽しむとか味わうとかできないから
とにかく叩けば自分が上のような気がするらしい
やっぱりか…
だめだこりゃ(笑)
やれやれ
馬鹿に馬鹿と言われるのは賢い証拠で
馬鹿がおもしろいという映画は駄目だからさ・・・
ちなみに、>387は>385宛
いずれにしろ、ろくなのいないな(笑)
おまえもな(笑)
せっかく映画を観るんなら楽しめばいいのに
あのデビルマンだって、観た瞬間は怒りが沸いたけど
しばらく経ったらけっこう楽しめるポイントもあるって思い返した
どんな人生でも楽しんだほうがいいように、せっかく観る映画なら
楽しんだ方がいい
大晦日の夜にこんな過疎スレに張り付いて
くだらない選民意識全開でオナニーするなんて
ひどく悲しい人間ですね
今日見てきた。なんかいろんな意味で惜しい作品だな。
映像もきれいだし、松山も菊地凛子も予想してたより、ぜんぜんよかった。
渡辺が緑に惹かれていく部分をもっと追加して、レイコさんの過去のエピソードをきちんと
原作通り入れていればもっとわかりやすくなったのにな。
全体的にあまりにも原作をなぞってるので驚いたな。もっと脚色してよかったのに。
398 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 23:37:19 ID:IyThhYqP
音楽だけは高く評価されて何よりです
test
ガチャピン
tes
直子が死んでからの音楽がすげ気に入った。
やっぱフランス人監督だよ。
BD待ち遠しい。
さっき見てきた。
どうせなら、もっと原作と違った味付けにしてほしかった。。
404 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 03:58:19 ID:KcJDFVas
俺は原作も映画も肯定派だけど、この映画を観て否定したり怒ったりする人が居るのも何となく分かる。
あんな綺麗な映像と音楽で予告やCMやられたら、普通の甘い恋愛ドラマと勘違いしても無理はないと思う。
で、恋人や家族と来てみれば、精神異常者とセックスと自殺のオンパレード。セリフも「勃起」「生理」「濡れた」「マスターベーション」「女を取り替えた」……etc
騙されたと思うのも無理はないよ。
そもそも、キズキがなぜ死んだのかって、誰にもほんとのことはわからなくて
手探り状態だから、観てスッキリって映画じゃない
イライラするのもしょうがない
407 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 10:29:59 ID:W3Bc5FGH
お亡くなりになった高峰秀子さんが出演した二十四の瞳は原作の世界観を壊す事なく素晴らしい映画でした。
一方このノルウェイの森は原作とは全く別物の韓流メロドラマになっていて
ストーリーも原作を読んでいないと解らないと言うお粗末な出来になっていました。
408 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 10:39:55 ID:KcJDFVas
>>407 別に上から目線では無いけれど、分かりやすい映像と音楽のダイジェスト版で分からない人が、長編の活字で分かるとも限らないけどね。
>つぶやき神社のおみくじをひいたよ。
>映画ノルウェイの森の今年の運勢は『大吉』です。
>ちなみに、お年玉は125円です。
410 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 11:17:29 ID:JLCFQTKR
>そもそも、キズキがなぜ死んだのかって、誰にもほんとのことはわからなくて
>手探り状態だから、観てスッキリって映画じゃない
>イライラするのもしょうがない
そんなことでイライラする人って何なんだろうね。
現実ってさあ、自分の身の回りのことだって
けっこう判らないことだらけでしょ?
ウソでもいいから
スッキリ単純な回答が欲しいひとが多いのですかねえ。
そういうのは果たして文学なんでしょうか。
なんだかんだいってフェラ好きだよね女性って・・・
個人的にワタナベの自慰がなかったのが不満
>>411 目の前にあったらとりあえず咥えとくみたいなね。
今突然思いついた。
緑に昔のグラビアやってたころの、さとう珠緒イメージが合ってるんじゃないかって。
緑も早稲田文学部だぞオイ
>>413 フェラしてるときの女性って
このうえなく幸せな表情だよね・・・
緑のパンティ手コキも入れてほしかったな
あれ、重要
昨日、観てきた。
事前にここの批評を読みすぎてたせいか、問題視されてた箇所になると、
その意見の是非を検証してしまった。確かに、と思えるところもあった。
原作を過去に読んでるけど、各エピソードが唐突とか、菊地の演技が
強烈過ぎて違和感があるというのは感じなくもない。
でも、全体として、見ておいて良かったと思える映画だった。
何より、松山の演技が良かった。迷いや苦悩を秘めた表情や話口調に
引き込まれた。
それから、水原の緑がいい!
今をリアルに生きる彼女の瑞々しさが救いになってた。
いたずらっ子っぽい笑顔がかわいくて、これは揺れるよ。
419 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 16:00:41 ID:JEfJE22s
松山の台詞回しは下手だからああしてるんだがw
考えてみれば
女性の化粧やファッションもすべて勃起のためなんですよね・・・
つまらなかった、
というか神戸高校神戸大学が撮影協力してるなんて知らなかった〜
母校が出て驚き(笑)
水原きこ?が演技下手
神戸高校で高校時代
早稲田キャンパスで大学時代ってことは
ワタナベは春樹そのままなのか?
ワタナベはその後、緑と結婚し小説家になる・・・
としたら緑は村上陽子その人ということになるね・・・
村上夫人陽子さんのことはまったく知らない(顔もわからない)けど
村上陽子さんの写真は好きだ
色が透明で鮮やかで、映されてる動物たちも人間も、
にっこり、くつろいでる感じがする
425 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 19:43:19 ID:XOe5JZwQ
奥さんってすごくフェラうまいんだろうなあ
426 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 20:46:12 ID:4URqYikw
直子て実在の人物なんだろうな、おそらく。
きっと物凄く不細工なメンヘラだったのだろう、
原作では美化されてるけど。
奥さんは大塚の布団屋で高校は雙葉で早稲田一文だし。
やっぱり私小説的な感じがあるんだろうな。
つまり仏壇にむかってコーマン開陳したのか!
村上陽子は!
絶賛記事が村上隆だけって
あんな奴しか受け手見つからなかったのか
430 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 21:30:10 ID:cp+gkM8J
村上春樹は青森と奈良に深い縁がある
わかる?
青森は直子が死んだ時イタコに会いに行った
そして
奈良は「ハードボイルドワンダーランド」の「世界の終わり」の舞台だからだ
世界の終わりは奈良公園の鹿をみれば一目瞭然
一角獣=鹿の角
パラノイアという病気があってだね・・・
興行15億円まで上映規模維持します
434 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 03:04:13 ID:h3kAbCbf
映画の内容はよくわかんなかったけど
オセロ松嶋はホラーっぽいキチガイ演技でがんばってるね。
435 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 03:15:44 ID:LLiweUFU
>オセロ松嶋
出演してません
ど素人の水原希子が意外にも違和感なかた
まあ棒ブサな主役ヒロインのおかげかもしれんが
437 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 06:37:59 ID:yjQsnWoV
>>225 私も思った。
こんなに性だけ重点を置く意味あんのかな。
原作てこんなんだっけ?もうヤる事で頭が一杯な中学生映画みたい。
大学生であれって幼すぎるつうか、今の厳しい時代と合ってないし、緩くて良い時代だね〜て。
あと、直子と初めてするときの松山の「初めてなの?」が妙におっさんみたいで笑ってしまった
中途半端すぎたね
ヌードも出して性描写をもっと生々しくした方がよかったな
若い客も映画館に入れたいためにR12にしたくてヘンな演出になってしまったとか思えない
>>432 もうシネコンでも小さい箱に押しやられてるから
維持はすでにできてないだろ
回数と日程は契約で決められてるのかも試練が
440 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 08:40:14 ID:wUXfLoCJ
この映画って誰か脱いでるの?水原って人が脱いでるなら見ようと思うんだけど
マツケンが脱いでるよ
442 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 08:51:42 ID:wUXfLoCJ
マツケンか…じゃあやめとこww
443 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 10:00:27 ID:i6vm+BSf
不覚にも上演中にフル勃起したよ。
ただ、中身が出なくてよかった。
444 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 10:13:11 ID:7PsmxiA7
み終わった後彼女とラブホ行ったら、はじめてフェラしてくれた。すごく気持ち良かったし嬉しかった。
どうせなら映画館でフェラしてほしかった・・・
447 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 13:57:31 ID:ep/ohCx0
緑の最後の微笑みに救われた
448 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 15:55:34 ID:LapQJrS+
あんなフィリピン顔の緑はひどすぎる。
演技以前の問題だ・・・・
ミドリは可愛かったけど、もう少し胸のある女優さんがよかった
坊主に近い髪型もできれば再現して欲しかった
ミドリがワタナベと絶交するシーンは伸ばした髪に気付かなかった件を入れて欲しかった
じゃなきゃ初登場の時に髪型に触れる必要なかったんじゃないのか
ただでさえ時間ないんだからさ
ふんだりけったりの映画
ちゅうかレイコさんあんな出方なら最初から全削除してよかったんじゃないの
あと貧乳コンプレックスのないレイコさんってレイコさんじゃないよね
>>404 そういう問題じゃない。
騙すのは予告の醍醐味
予告で予想できる映画なんてつまらない
泣きっ面に蜂の映画
454 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 19:03:54 ID:HXbsfAKm
>>452 いやいや、後半には同意だけど、恋愛じゃないのに恋愛風味で釣っちゃいかんでしょう。
だから、ターゲットじゃない層まで来ちゃう。
中身に自信があるなら姑息な手はいけないよ。
原作も宣伝は恋愛小説売りじゃないっけ?
456 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 20:57:09 ID:i6vm+BSf
それにしても何故R18にせず、PG12にしたんだ?
あの内容だと、下手に親子で見たら余計変なことになりそうだと思う。
中堅ランクのアダルトビデオよりもエッチで上演中どうしようかと思いましたから。
457 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 21:33:03 ID:mqG0/3FD
>>456 海外配給を前提にして韓メロを目指して作ったから
ベトナムあたりではあれでウケるかもね
ベトナム人を馬鹿にしてはいかんよ
459 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 22:14:12 ID:7eSjzpuT
永沢とハツミが凄く良かった。
こっちメインで見たかった。以上
460 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 22:18:59 ID:fgdN2Ud9
見てきたけど、直子が死んだとことか切ない部分はうまく表現されてたな
だが突撃隊とか永沢さんとかを中途半端に登場させててがっくりだった
あれだったら渡辺とキズキと直子とレイコさんと緑を物語の主軸において他の人物はばっさり切ったほうが
よかった気がする
この小説は好きだけど合格点はあげられないし他人にもお勧めできない
凛子はメンヘラをよく表現してたけど、追いかけたくなるような魅力が感じられなくて残念
桜井幸子の若い頃(高校教師の頃かもう少し後ぐらい)なら良かったな
462 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 22:36:23 ID:BrtG7CRf
ハツミが良かったとか言ってる人いるけど
一応それなりに説明があってその部分だけ分かりやすかったからだと
原作好きの俺からしたらあんな怖い顔するのは
ぜんぜんハツミじゃないけどなw
マジで渡辺、キズキ 直子 レイコだけでよかったかもね
463 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 23:04:18 ID:7eSjzpuT
>>462 人の感想を引っ掻き回さないでのもいいんじゃないか
俺には直子のイメージが全く違うレイコさんも違ったからいらなかったよ
464 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 23:23:41 ID:BrtG7CRf
イメージが違ったからいらないとかおかしいだろw
お前のイメージなんかどうでもいいんだよwバカ
465 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 23:29:05 ID:JKxv19Zh
永沢さん ◎ 玉山のギラギラした感じが合ってる。
ハツミさん ◎ ちょっと美人すぎるけど清潔感があってよかった。
レイコさん ◎ イメージ通り。
ワタナベくん○ 地味だけど何気にモテる雰囲気がよい。
緑 ○ まあ結構可愛かった、許容範囲内。
直子 × 熱演は認めるが・・・キモイ・・orz
こういう映画にするんならレイコもやったあと自殺するべきだと思う
ワタナベ ◎
直子 ◎
緑 × 華奢で美人過ぎる
永沢さん ○
ハツミさん ○
レイコさん × 髪の毛が長い、美人過ぎる
468 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 23:59:12 ID:mqG0/3FD
>>464 菊地凛子は香取慎吾のこち亀の両さんくらいイメージが違ったから
自分も要らないと思ったよ
469 :
名無シネマ@上映中:2011/01/02(日) 23:59:51 ID:Zlt9zIPO
ワタナベ直子が◎wwww
>>440 水原は残念ながら水着(プール)まで
でもエロさはトップだな
471 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 00:02:04 ID:7X6wHEOE
突撃隊も◎だろ あれ誰なんだ?
永沢さんも結構はまってたな
あの二人はもっと出て来て欲しかった・・・
473 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 00:14:05 ID:TQJ7taH+
相変わらず低レベルな糞スレ(苦笑)
普段映画観ない人間ばかりみたいね
小説「ノルウェイの森」の登場人物って日本人じゃないみたいだな・・・
あと二十歳とは思えないくらい成熟しているように思う
村上春樹自身は二十歳のとき、これくらい成熟していたのかもしれない
ここまでになる人はただ者じゃないだろうからね
475 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 00:56:50 ID:jHsx1XPe
レイコさん、小説とイメージは違うけど
なんか色っぽかったしあれならレズられても納得な感じだったから
やっぱりもう少し背景を描いてほしかった
なんかもったいなかった
476 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 02:22:29 ID:ASgz8PsB
>>473 っで、君の去年のベストはヤマトでしょ?w
原作読まずに行ったけど、十代だったら結構感銘受けたかもしれない内容だったな
478 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 14:31:18 ID:X4HEd/zA
映画としての評価はどうなんでしょう。
スレッドをざぁーっと流し読みしたけどキャストのイメージがどうこう的な
居酒屋談義が続いてるようですね。
例えば故市川準監督「トニー滝谷」と比較してどうなんですか?
>>478 個人的には、文芸映画としては雰囲気もあるしこんなモンじゃないのって感じだったな
青臭い悩みにジタバタして、だからといって何が解決するわけでもない若者群像が
性に合うなら観てみてもいいんじゃなかろか
481 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 17:39:05 ID:Dn0O0aMJ
しかし、菊地のなおこは無理だろう!二十歳前後に見えない痛い!
今日初めて映画を見て、映画と原作は違うモノという事を前提としての感想。
春樹小説初の映画化という意味で、
登場人物の居場所と動作を細かく文章で状況説明をするシーンを最小限のセリフで映像化したところ、
また各登場人物のキャラ、辺り一面の草原が小説のイメージ通りだったのは素直に良かった。
また新鮮だったのは最後の最後の緑のセリフが「今どこにいるの?」で終わった事かな?
会話の途中でブラックアウトしたのも春樹小説らしくて良かった。
見てからだいぶ経ったけど、自分の中のジャンルでは
コメディーかホラーだな
>>475 レイコさんの背景も渡辺と緑が惹かれあう部分も尺がぜんぜん足りなかったな。
直子と渡辺とキズキの部分はアレでいいと思うけど。
シネマハスラーの宇多丸の話だと脚本通りに繋いだ3時間半のヴァージョンがあるらしいが、
ディレクターズ・カット版とかで出ないかな
>>465 あのキモさが最大の良さ(ホラー)なんじゃないかなぁ…
>>483 知らんかった。 thx
>>465 直子は一応、精神病患者という事を考えればハマってたと思う。
レイコさんの方が綺麗だったのはイメージ通り。
488 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 22:14:00 ID:7X6wHEOE
キズキが直子のアイスを口移しで食べるシーンはよかった
あれやってみたい・・・
レイコさんって小説だともっとそこいらのババァじゃなかった?
最後にうわ〜こんなババァに迫られて気持ち悪〜〜って思ったのに。
映画は綺麗すぎると思った。
>>489 原作を読んだとき、君がまだ若かったからじゃないの?
30代後半というレイコさんの設定は変わってないよ。
「心労を経て顔にしわが多い」という描写はあったけど、
そこまで実写で忠実に再現しろというのは無理でしょ。
491 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 23:40:40 ID:PtcBtU8j
結局、ワタナベくんはどう決着をつけるつもりだったのだろう。
@直子と同棲する。
A直子と別れて緑と付き合う。
どっちにしろ修羅場は避けられない。
まあ直子が死んで衝突は回避できたわけだが。
でも映画のレイコはアラフォーには見えないよね
とにかく作中でいろいろと歩くシーンのスピードが早すぎ
>>491 緑のほうに 心がきまったとワタナベがおもった瞬間に
直子が自殺した
まるで以心伝心で理解したかのように
すくなくとも原作はそういうニュアンスがあった
ワタナベの心が離れるのを待って、直子は死んだ
そこがこの物語の一番切ないところですがな
496 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 11:34:15 ID:mvjXq/0Q
>>488 直子が校庭で口移しアイスだのプールでベッタリだのは有り得ないと思った。
あれじゃあの時点で頭オカシイ女じゃん。
>>491 その点は原作読んだ感想と映画の感想は同じだった。
ワタナベは頭では直子とやっていくつもりだったんだろうが、無意識下では重荷で別れたかった。
あんな状態の直子に「一緒に暮らそう」と告げる時点で
「今療養所を出られないなら別れて緑とくっつくつもりだから」と最後通告したも同然。
口では「ゆっくり考えればいい」だの「僕は楽観的」とか言ってみても
直子はワタナベとの間に隔たりを感じて追い詰められただけ。
だから自殺した。
ワタナベの心が離れるのを待って、直子は死んだ
映画だとそこが表現できてなかったな。
マツケンの演技、
ワタナベの心の揺れが読み取れなかったし。
てか、大根役者だよね。
全体的に気持ち悪い映画だった。
正月からこんなの見るんじゃなかった。
直子のアップもブス過ぎてきもかったし。
きもい奴の濡れ場ってほんと吐きそう。
欧米人だと綺麗な人同士だからえぐくないんだけどね。
>>492 >直子はワタナベとの間に隔たりを感じて追い詰められただけ。
直子はワタナベに追いつめられはしない
直子は死を決めていた
ワタナベの心が自然にはなれるのを待っていたんだよ
欧米で公開されたら学生運動のシーンは異様に思われるんだろか?
502 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 12:31:36 ID:FJIDeThS
これみに行ったら、嫁がフェラしてくれるようになったよ
なんで学生運動が欧米では異様になるんだ???
ベトナムの反戦運動とか時代が違う俺でも知ってるし
イギリスは今、学生運動すげぇんだよな・
日本(自分)だけが特別、つまり厨二病です。
昨日観てきた
原作読まず行ったんだけどなんかイメージ映像みたいな映画だった。
シャフトがアニメ化したら、もしかしたら化けるかなーと思いながら観てた
506 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 17:58:57 ID:1K5JMBis
原作の雰囲気をよくもここまで再現したな、というのが最初の感想。
ただ、人物描写が薄っぺらいので原作読んでいないと、人物像がよくわからないだろうと思う。
それから、松山ケンイチの台詞回しは下手。棒読み、というほどじゃないが。
致命的なのは、結局「ワタナベの優柔不断で直子の命を奪っちゃったんじゃんか」という感想に
なってしまうこと。原作みたいに一人称だったら、気持ちはわからんでもないが客観視すると
結局ワタナベだけが幼稚にしか見えない。
ワタナベは良くも悪くも
直子の決断になんの影響も及ぼさなかった・・・
そのことこそが切ないのであって
「スプートニクの恋人」で
「宇宙ですれちがう2つの人工衛星」
にたとえられたところのものでしょう・・・
愛してさえいなかったのだからな
劇中で言ったっけこれ 予告編ではなく
直子のワタナベへの感情って何だったんでしょう?
510 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 19:59:02 ID:dz/mfJ/2
なんだったと、思う?
簡単にいえばセフレじゃね?
512 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 20:20:52 ID:ejUlFUc4
原作を読んでいる人はガッカリしたという人が多いような・・
発売当時生まれていないか、小学生以下の人には
この映画 新鮮でよいのでしょうか?
>>509 「自分を支えてくれる優しい人」、程度だったんじゃないかな?
『蛍』でも、彼女が求めていたのは“誰か”の腕であり、僕の腕ではなかった、と
主人公自身も認めていたんだし。
でも、そういう「誰か」を求めること自体が、直子の中では
キヅキへの裏切りとして感じられてもいたんだろうね。
孤独を埋め合わせるために誰かにそばに居てほしい、
でもそれはキヅキを裏切る許されないことだ、
という二律背反に直子の内面は引き裂かれていたんだろう。
>>513 >「自分を支えてくれる優しい人」
うーん
こういう普通の女の子っぽい発想からは
遠いところにいるような気がするけどな直子は
>>513 >彼女が求めていたのは“誰か”の腕であり、僕の腕ではなかった
それは「僕」の出した結論であり「直子自身」の気持ちではないだろ。
「直子は僕を愛してさえいなかった」
としか感じ取れなかったワタナベの有り方自体も自殺の一因だと思う。
春樹はそこまで考えて書いてると思う。
直子はワタナベという特定の男を愛していたし、キズキも忘れられなかった。
キズキを忘れてしまうことに強い罪悪感を感じていた。
ワタナベは相手の気持ちの「何か」を感じ取っているんだけど
周辺をグルグル回っているだけで、核心に触れることが出来ない。
>>515 直子の自殺とワタナベはなんの関係もないと思うけどね
何の関係もないから切ないんだよ
>>516 何故なら直子は僕のことを愛してさえいなかったからだ。
映画だとこの事は全く分からないね。
キズキとワタナベの間をゆれ動いた末に
直子はキズキをえらんで死んでしまった
というような物語ではないとおもうけどねノルウェイの森は
ワタナベがいようといまいと死んでしまったのだろうしな
>>517 映画の直子もワタナベを愛してないとしか思えなかったが
>>517 そこは渡辺のナレーションというか独白があってもよかったのにな
近いセリフとしては「たとえ彼女が僕を愛していないとしても」かな
原作のもつ世界観がないがしろにされているといっている人は論理的に見える
そんなの関係ないいい映画だったと言っている人は感覚的に見える
原作を読んでいない僕は最終的に、感覚的にこの映画をとらえた
>>498程ではないにしろ、気持ちの悪い映画だった
>キズキとワタナベの間をゆれ動いた末に
その二人の間には、「生」と「死」という大きな淵が
横たわっているからね。
俗物として「生」の側を選ぶとすれば、
愛するものを失うことによる「癒されざる傷」も
ただ時が過ぎて記憶と共に薄れていくことをも
受け入れるしかない。
それが、宣伝コピーでも使われている
「強く生きること」でもあるんじゃないかな。
直子も同じく「癒されざる傷」を受けたとして、
それを時が過ぎる中にやり過ごすという「強さ」を持てなかった
(キズキへの思いが深かったからこそ、かもしれないが)
とも言えるんじゃないかな。
気持ち悪いという感想を持つ人が時々いるのは、
そういう、恋愛観と死生観とが普通の感覚とは逆向きに
重ね合わされていることに、(無意識的にせよ)違和感を感じて
しまっているんじゃないだろうか。
「傷」「癒し」「強さ」
「ノルウェイの森」からはまったく思い浮かばないボキャブラリーだ
生きることが「強く」「良い」ことであって
死ぬことは「弱く」「悪い」ことであると?
「ノルウェイの森」からはまったく思いつかない考え方だな
人によって受け取り方は随分ちがうものだね
>>524 >恋愛観と死生観とが普通の感覚とは逆向き
どこがどう逆向きなのかよくわからない
緑=生
直子=死
とすればワタナベは緑をえらんだのであって
極めて普通の感覚だと思うのだが・・・
ワタナベの下手くそな台詞回しは、ライ麦の少年のマネなんだと思いました。
原作にはそんなシーンがあった希ガス。
>>525 特定の語を指して「ボキャブラリー」というのは、用例として変だよ
素直に「言葉」「単語」とでも言えば済む
>>528 いや、語彙であってるよ
>>524 から漂う価値観に対する感想なので
単に単語の話ではない
読んでもらえば解るが
きもいエロシーンや下品なセリフがしつこくて生理的に駄目だった。
映像は夏至を撮った監督らしく、綺麗で
あの時代のインテリアやファッションもお洒落で良かったのだけが取り柄の映画。
下品なシーンが多過ぎてそれも台無しという感じ。
レイコと緑が療養所でワタナベと雑談してる時に
7年もやってないからあそこが閉じちゃって〜みたいな話を
薄笑い浮かべて話すとことか死んでくれって思う程下品で不快だった。
実際あんな下品な女いないと思う。
あれでR12は無いだろうと思う。
531 :
530:2011/01/05(水) 11:36:40 ID:WOw4d+Ti
×レイコと緑
◎レイコと直子
の間違いでした。
原作のイメージと違うだけだったらこんなに文句言わないけどね…。
映画と原作は別物だと思うけど、原作未読の人には訳のわからない、
むしろ原作の補完が必要なものに思えるんだけどそれは別物である映画作品としてどうなんだ。
一人一人の描写が薄いから行動にも言葉にも説得力がなくてどうしてそうなる??の連続。
原作とは切り離して見るように心がけたつもりだけど、ん?ってとこは多かったな。
レイコさんの「私たち寝るべきだと思うの」はあの流れじゃ唐突すぎて思わず何で?って声に出しちゃったよ。
主人公ヤリチンで、緑も都合のいい女にしか見えなかった。
つーかお前らセックスとセックスの話しかしないのかと。
確かに原作に性描写は多いけど驚くほどそこしか抜き出してないし。
頑張って深読みしていろいろ脳内補完してやらなきゃいけない訳のわからん映画と思うんだが。
小説は自分勝手なイメージ(映画より綺麗な)で読んでるけど
映画になると押し付けられてる感じがするね
534 :
名無シネマ@上映中:2011/01/05(水) 12:15:11 ID:OlbC9Rk6
直子を追いつめて死に追いやったのはワタナベくんだと思ってたけど、
やっぱりキズキが真犯人だったのか。このスレを読んで納得したお。
直子はワタナベくんを愛していなかった。直子が死んだのはキズキのせい。
だからワタナベくん(春樹)は自分を責めないで・・と村上さんは言いたいわけですね。
いや、でも、この映画の世界観がわかってすっきりしたし、ストンと落ちた。もう一回観に行こう。
せっくすのときはブラぐらいはずすように
直子とキズキの死に
因果関係はあるかもしれないしないかもしれない
死ぬ者は死ぬし、生きる者は生きる
どちらが良い・悪いもなく、どちらが強い・弱いもない
そこになにか道徳的なメッセージや
教訓が隠されているわけでもない
むしろ教訓的じみた物語だけは書くまい
と村上春樹は決めていたのではないかな・・・
まあ私はそう思いました
537 :
名無シネマ@上映中:2011/01/05(水) 21:12:17 ID:OuMk1aHo
色気やエロさ 美人度
レイコ>緑>ハツミ>直子だった
僕は、ちゃんゆまでたくさん射精した
ノルウェイの森
完
539 :
名無シネマ@上映中:2011/01/05(水) 22:18:08 ID:RLA84tUK
僕は国立大学法人 山形大学の人間だけど、ノルウェイの森は
3Dで上映した方がよかったと思うんだ。
なんで3Dで撮らなかったんだろう?
ど田舎の三流大学の馬鹿の意見は聞いてくれないよ。
そういうものなんだ。
>>539 3Dは立体じゃないと無理
この映画平面でしょ
>>529 全然的外れだが、分からないようなのでいいわ
>>525 >「傷」「癒し」「強さ」
>「ノルウェイの森」からはまったく思い浮かばないボキャブラリーだ
ワタナベのナレーションで、「愛するものを失った悲しみは癒されることはない」
という言葉があったと思うけど。
それに、この映画のメインコピーは「強く生きること 深く愛すること」だよ。
本当に映画見たの?
原作読んだだけで語ってない?
>>540 僕はど田舎三流国立大学法人 山形大学の人間だけど
たとえ早稲田大学に入っても、ただ学生運動家や教官のオナニー講義を聴くためだけに
高い授業料を払い、さりとてワタナベ君や緑のようにモテるはずもなく、結局就職活動に失敗して
ワンマンオーナーの中小企業の社長にこき使われている羽目になった
大量の早稲田大学OBOGを、心から同情する。
>>543 のいっていることは正しい
本ぱらぱら読み返してみたが
原作でも「傷」「癒し」「強さ」 はでてきているね
なんで早稲田コンプがノル森のスレにいるんだ?ここは早稲田スレじゃねーよ
学歴板いけよ
547 :
名無シネマ@上映中:2011/01/05(水) 23:12:29 ID:HkY6q2Po
春樹小説の会話を実写やると えらく間抜けだとよくわかった
一番残念だったのはレイコさんをクンニリングスした13歳の少女が一切出てこなかったということだ
だから映像化なんてしなければ良かったのに
マツケンなんて使わなければ良かったのに
>>547 時間的に入らないんだろうなと思いつつ、期待してたんだけど(^_^;)
登場人物は結構みんなイメージ通りで良かった。
療養所の直子がもっとやせてればさらにいいんだけど・・・
突撃隊の雰囲気もすごく良かったから
螢のエピソードちゃんとやって欲しかった。
緑以外に、ワタナベに積極的に能動的に関わろうとした人がいて、
その時はその意味が分かってなかったけど、後からワタナベが自分の人生を振り返った時に
彼のエピソードがいつのまにか切なく大事なものになってるっていう
原作での扱いが好きだったんだけどな・・・
羊やハードボイルドは好きだったが、ノルウェイは、なんだこの小説は!ぽいっ
でダンス読んでそれ以降は挫折してたが
映画みて、も一度原作よんでみようか、という気になった
ついでに、その後の村上作品も時間があったら読もうか、という気になった
しかし、ラストのワタナベのモノローグをとっぱらって
アメリカのホラー映画みたいにしたら、自分として面白かったかもw
ここはどこ? といってた直子、ラストでどこにいるんだろう?というワタナベ
直子を救おうとあれこれしてたワタナベが今度は直子化し、緑がワタナベを救おうと以下略
ちょっとぞくっとする短編好きの自分には楽しい映画になったろうに残念だ
小説も映画も好きだが、読んだ人で本当に理解している人は何割くらいなんだろうな。
こんな難解で盛り上がりも面白味もない本がベストセラーっておかしいと思う。
という自分は理解できていないが好きな本ではある。
ノルウェイの森の解説本とかあるが読んでみたが余計にわからなくなったわ。
理解というか、それぞれが感じれば良いのでは?
つじつまをあわせるような物語ではなく
事実が並べられてあるだけであって
事実と事実の因果関係をどうとらえるかは人それぞれ
我々の生きる現実に起こる出来事も
因果関係があるようなないようなことがほとんどだ
そういう意味での「リアリズム小説」なのではないかな
村上春樹も自分の作品はせいぜい20万人くらいの人に向けて書いていたので
ノル森がその人数を大幅に超えて怖くなった、みたいなこと書いてたな。
この映画、あえて胸とか出さないで
R12にしたんだろうけど、内容的にはR15か18だと思う。
大人が見てもかなり生理的に気持ち悪いセリフやシーンが嫌だった。
あ〜終わった〜って思ったらまたしばらくして始まる..って感じで
もう無駄に卑猥なシーンが多過ぎてうんざり。
こんなの中学生が親と見たら..って思うとぞっとする。
正月公開だから無理にR12にして収入上げたかったのがバレバレ。
もしここに
日本フェラチオ普及協会なるものがあったれば
村上春樹は表彰されるでしょう
厳密に言うとR12じゃなくてPG12で
小学生でも親が一緒だったら見れるんだがな
俺は一人で行ったが、幼稚園ぐらいのガキ2人連れた若い母親が居て引いた
親が見たかったんだろうが子どもは置いてこいよ…
エロに飢えているからな若い母親は・・・
興奮するような濡れ場は無いけどな。
上演中に中身出しちゃった香具師ノシして。
映画には出てこないけど、原作では直子の姉も自殺してる
直子が小学生の時。首つってるところを最初に見つけたのは直子。
キズキのことが発端になったのは確かだけど
それだけじゃない深い根っこがあって、避け切れないものだったんじゃないか?
>直子はなぜ死んだか
関西弁を使わないのが村上春樹の文体なのはわかるけど
映画だと箱庭的な嘘くささを感じる。
自分が関西人だからそう感じるだけかもしれないが。
いま観てるけどなんだこの糞映画は・・
原作が好きなだけにがっかりだわ
>>564 ふむ、ごめんw
しかしなんだ、キャスティングといい人物像といい俺が思い描いていたものと全く違ったぞ
外人だから解釈の仕方が違うのか?誰だよトラン・アン・ユンて
自分が思い描いていたものと違ったから糞映画って、
どんだけ自己チューなんだw
バーテンで出てる人は春樹本人なのか?
ラース・フォン・トリアーが作ったら傑作だったと思う。
直子の死の根底にはキズキの死があるわけだけど、
キズキはなんで死んだんだろう。
原作ではよくわからなかったし。映画でもやっぱり全然わからなかった。
直子と上手く合体出来んかったのも一つの要因かもしれないけど
10代の処女の子がなかなか男を受け入れられない(たとえ相手を愛してても)なんて、
すっげーーーーーよくある普遍的な悩みで、死にむかって最後に背中を押すようなことじゃないやんか。
あれで死んじゃうってちょっと。他にいろいろ描かれない何かがあったんだろうし、
その不可解さが直子を病ませたんだろうけどさー。
まあ、この映画の一番の感想は「自殺は周りを苦しめるからやめよう」って感じ
>>569 キズキの死因は重要なことではないから描かれていないだけでしょ
直子と上手く合体出来なかったのがひとつの要因、てのも全く違うと思うが
いじめとか会社倒産とか明確な理由で自殺する人はある意味健全なんだろうな
キズキは遺伝子レベルで心が病んでいたのかな
自殺家系とか聞くけど実際多いんだろうか
直子のキャラが気持ち悪すぎたんだが、あんな起伏の激しい性格だったっけ?
緑はやたらクールだし、ヤリチンの先輩は本当にただのヤリチン君て感じだったし
キズキが死ぬシーンとかいらないだろ
いや、キズキが死ぬシーンはいるだろう。
いらないだろ、基本的に人が死ぬシーンの直接描写は。
そんなわかりやすい馬鹿用の映画にする必要性はまったくない。
>>572>>574 同意だな
少なくともこういう類の話では必要ない
そんなのいらないからキウリのシーンを入れてほしかったわ
>>570 まあ要因じたいはぶっちゃけどうでもいいんだよな
繋がってたつもりの相手が唐突に命を絶って、残されてしまったというトコがポイントなので
ただ、彼が死んだという事実は印象付けないと、そのへんの喪失感が薄くなるので
ああいうシーンを入れ込んだってとこだろね
他にやりようがあるだろという意見はあるだろうけど、そこはもう手法の違いでしかないだろな
”キズキが何故自殺したのかわからない”からこそ
直子やワタナベのその後の人生に深い影響を与えたのであって
キズキの死に明確な理由があったら、そこまで衝撃的な出来事にはならなかっただろうね
キズキの突然の死により一人とりのこされた直子だからこそ
ワタナベに誰かが見つかるまで待っていたのかもしれないね
不細工な女やババァがシモの話するのって
こんなイラついて気持ち悪いもんなんだって思った映画だった。
メンヘラーというより更年期のババァが発狂して死んじゃったって感じ。
だいたい直子ブスすぎだろ。しかもあんな老けた20歳いないよ。
あれじゃレイコと同年代だろw
1960年代の学生には独特の死の美学があって、一部ではやったんだ
それで死んじゃう奴もいたんだよ
>>579 昔の20歳は今のガキじみた20歳の印象とはだいぶ異なる
ずっとふけとった
当時の20歳を演じるのに25歳以降の役者を使うのは適切だと思う
>>575 オモタ。
緑の父親の出番少なすぎ
ワタナベ、直子、緑、レイコさん以外の扱いが酷いな
突撃隊とかネタになっただろうに
583 :
名無シネマ@上映中:2011/01/07(金) 13:11:03 ID:Rxjxwi53
やっぱり映画だと尺が短すぎて、どうしても描き足りない部分が出てくる。
フジテレビも関係してることだし、月9あたりでテレビドラマ化を希望する。
月9はまずいだろwwwwww
尺が長いとセックスシーンがもっと鮮明になる
直子とキズキがやろうとして入らなかったシーンも出るかも
1時間濡れ場で終わったり。
悪くないかもしれんが、日付が変わるぐらいの時間を希望する
それは監督しだいだろ
今回の監督がやたらセックスシーンに時間割いてたってだけで
あんな映像長々とみせなくたってうまく話に絡めりゃ理解できる
>>574 キズキの死があるからあのような直子があるわけだから
無いと困るだろ。
それを無いとすると物語が全く違う内容になってしまう。
思ったよりずっと良かったからビビったw
強いて言うなら
・冒頭の飛行機のシーン
・レイコ先生が生徒に弄ばれたシーン
・ミドリにパンツで扱かれるシーン
があればもっと良かった。
あと海辺で絶望してるとこ、音楽はくどいからなくて良かったね。
でも結構面白かったよ。結構叩かれてたから見に行くの躊躇してたけど良く出来てるじゃん。
この監督、本当は菊池を使いたくなかったんじゃないかな?
あと、ワタナベは私の中では前の安藤政信。
映画観て愕然として、穢れ落としのつもりで原作を再読してホッとしている自分…
まあ、このボリュームを2時間という枠に収めなければならないというのを考えたら、
大甘採点でぎりぎり及第点を与えても良いかもと思うようにもなった。
でもやっぱ、最後の音楽葬は難しくても皆が言ってるとおり最初の機内のシーンだけは
絶対入れるべきだった。
海外でも公開するのならマジで追加撮影・挿入した方が良いのではないかな
挿入しようとしても入らない
593 :
名無シネマ@上映中:2011/01/07(金) 23:08:39 ID:uaxQqMZZ
ローション使えばいいよ
>>591 追加撮影というか、ディレクターズカット版はちゃんと3時間半あるらしいじゃないか。
映画会社の意向で削って削ってこんなのになっちゃったんだろ。
ディレクターズカット版のブルーレイが発売されることを祈るばかりだよ。
いらねーよバカ
削るっていうか、ホンの時点で2時間内にまとめろよw
597 :
名無シネマ@上映中:2011/01/07(金) 23:30:39 ID:b7sJKgsL
原作読まずに観た感想は、ただのイメージ・エロチック映画。
菊地輪子には違和感を感じた。セリフ(脚本)も原作からの抜粋か映画にしては所々硬い。
ただただエロシーンと言うかエロセリフの多さにビックリした。
原作読んでたら印象変ってたのかな?
セリフは松ケンの暴走
原作者が映画では違和感でるから直せと言って脚本で直したのに
わざわざマツケンが原作通りのセリフに直した
戦犯
映画にケチつけながら
しっかりと勃起だけはしていたりして・・・
そりゃブスでもマンコがあればSEXできるしね
>ディレクターズカット版
台本のとおりに編集した結果として3時間半の尺になったバージョンがある、というだけだからね。
それは粗編集レベルの話でしかないのかもしれないし、
それが音のミックス等まで含めて劇場公開版と同等のクオリティにまで仕上げてあるかは疑問。
台本の段階で2時間に収まる程度にまとめておけ、という意見は全くそのとおりだと思うけどw
書いてる人がいると思うけど「天安門、恋人たち」の方が
それっぽいよ
603 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 01:03:45 ID:uq0rPsOd
さっきレイトで見てきた
ただのエロ映画
セックスシーンが出てくる度にげんなり
キスシーンのニチャニチャペチャクチャいう音がキモい
皆セリフ棒読み過ぎ
エキスト固過ぎ
マネキンみたい
マツケンが一番ミスキャスト
タマテツがワタナベの方が合ってた
原作のワタナベはもっとクールで強い
つかなんかホラー映画みたいだった
あと草原でフェラチオとかギャグだろアホか
雪の中のフェラシーンとかアホ
あんな寒い中で勃たねーって実際w
小説のセリフをそのまま映画で言うと物凄く不自然
まあ何とも評価し難い映画
あと何か処女の女とヤルと物凄く罪悪感があんだよなーよくわかんねーけど
その点だけは同意
この程度のエロ要素で興奮するやついんの?
605 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 01:42:09 ID:/UOPl+z4
603はおとなしく月9でも見てれwバーカ
606 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 02:09:16 ID:cigLpiYb
>>603 > ただのエロ映画
この作品のレイティングは PG12 なので成人保護者との同伴であれば小
学生でも鑑賞可能です。
エロ映画言いかえればポルノ映画のレイティングは R18+ で 18 歳未満
は入場禁止です。
> 皆セリフ棒読み過ぎ
ナレーションも松山ケンイチが行い、演技でも全ての役者が抑揚の無い
話し方をしていたので明らかに製作者側の意図です。
これが脚本を書いてメガホンを取ったトラン・アン・ユンのやり方。
> 原作のワタナベはもっとクールで強い
そういう批判は著名な文学作品を映画化すると必ず出てくる。
映像化する側が原作者の許す限りキャラクターを変更することはよくあ
ること。
> つかなんかホラー映画みたいだった
既に「ただのエロ映画」と断言しているのに「ホラー映画」?
これを「ホラー映画」と受け取る人は極めて少数派のはずですw
キャスティングが微妙すぎ、とくに玉鉄w
マスターベーションに関するワタナベと緑の会話
「男の子はみんなマスターベーションするのかしら?」
「しないやつなんていないよ」
これはかなりナイーヴな会話だなあ
村上春樹は女子もみんなマスターベーションしていると知らなかったのかね?
609 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 07:43:59 ID:SbgRLoF9
鑑賞後にトイレでおしっこしたら、先走り汁が出ていたので自分でも軽く驚いた。
そんなつもりはなかったんだが。
>>608 むしろ自分がしてるから「男はどうしてる」的に出てきた台詞かと思ったけど
とりあえず「村上春樹は〜知らなかったのかね?」みたいな話じゃないと思う
断言できる根拠があるとは思わなかった
まあ、それでなくても際どい会話してるし、少なくとも「知らなかった」の下りは的外れだと思うよ
的外れはおまえだよ・・・
614 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 08:37:27 ID:30CZAVM7
「ワタナベ君もするの、そういうの?」
「しない人間はいないよ」と僕は説明した。「女の子に生理があるのと同じように、男はマスターベーションやるんだ。みんなやる。誰でもやる。」
「恋人がいる人もやるのかしら?つまりセックスの相手がいる人も?」
「そういう問題じゃないんだ。僕のとなりの部屋の慶応の学生なんてマスターベーションしてからデートに行くよ。その方が落ち着くからって」
「そういうのって私にはよくわかんないわね。ずっと女子校だったから」
「そういうことは婦人雑誌の付録には書いてないしね」
「まったく」と言って緑は笑った。
オカダトオル 松ケン
クミコ 初音
クレタ 菊池
笠原メイ 水原
ワタヤノボル 玉鉄
ナツメグ 霧島
シナモン 高良
ねじまき鳥でもこのキャストでいけるな
えええ
ここで拍手は1位に失礼だよ
618 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 11:06:14 ID:1/EXL8AL
こうすればよかったのに
直子 初音
緑 水原
れいこさん 菊池
はつみ 霧島(菊池が直子やるならこっちのが許せる)
619 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 11:07:13 ID:1/EXL8AL
霧島はれいこにしたら清楚で透明感がありすぎる
菊池でぴったりなんだよ
エロくないセックスシーン・・・を目指したのかな?
男性だと一応下半身は反応するが・・・興奮しないシーン
彼女と見たが、彼女も義務のセックスだと強調していた。
男にそんな意識を持てるのか?義務のセックスって・・・
621 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 12:38:01 ID:Gblj13ud
直子とレイコさんは倍くらい年の離れてる設定のはずだが
隣に並ぶと同い年くらいにしか見えなかったな
せいぜい2〜3年上くらいにしか見えない
とりあえず緑は可愛い
永沢さんはかっこいい
あと直子の遺書は省いてよかったのか?
>>606 水原希子の台詞棒読みも製作者側の意図ですかw
624 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 13:42:22 ID:cigLpiYb
>>622 文章はしっかり読みましょうw
>>606 > ナレーションも松山ケンイチが行い、演技でも全ての役者が抑揚の無
^^^^^^^^^^^^^
映像は綺麗だけど下品な映画だった。
こんなの親子で見る馬鹿いるの?
エロシーンがしつこくて長いからいい加減にしてってかんじだった。
あと、あんなおばさんが直子ってあり得ないw
菊池を直子役に使ったのって
この映画を海外に出して上手い事なんかの賞取らしたいから?
1度オスカーの候補になったくらいの女優使ったからって
何の効力にもならないと思う。
なんなら渡辺謙も若作りさせてワタナベの役やらせれば良かったじゃんw
マツケンは前から妙に過大評価されてるけど演技下手だな。
ボ〜〜〜〜っとした素人臭いアンニュイなムードだけが売りの
大根俳優だと思う。
626 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 14:04:27 ID:1/EXL8AL
>>625 賞とりたいならイメージにあう女優使ったほうがずっとよかったと
思う。
カンヌとかベネチアとかで賞とってる作品って
監督は有名だけどキャストは世界的には無名って印象だよね
友達に無理やりとらされた授業の教授が宮沢章夫って人なんだが
結構ノルウェイ褒めてた。演劇方面詳しくないからどの程度の人かわからんけど
そこそこ有名な人らしい。
628 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 14:20:03 ID:1/EXL8AL
>>581 菊池は実年齢よりも5才以上老けて見えるから論外。
629 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 14:43:42 ID:cigLpiYb
>>628 キャストは公開前から発表されているので嫌なら観なければよい。
欧米公開っていつなの?
>>623 納得
>>424 抑揚のなさを演じるのと演技のできない単なる棒読みは違う
水原は他の監督作品に出演しても棒読みだろw
633 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 15:12:03 ID:cigLpiYb
>>632 水原希子はまだ本作にしか出演していないので仮定で決めつけることに
何の意味もありません。
キャストは公開前から発表されているので嫌なら観なければいいだけで
す。
嫌ならって見なきゃわかんないよね
見て文句言うのは金払った権利だろ
文句つけられるのが嫌なら映画作らなければいいだけです
635 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 15:30:27 ID:cigLpiYb
>>634 作品のコンセプトやイメージなどは公式ページの予告を事前に観ればす
ぐにわかることです。
気に入らないのであれば最初から身に行かなければいいだけです。
なんかすごい発言が出たなw
637 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 15:37:48 ID:cigLpiYb
>>635 誤) 気に入らないのであれば最初から身に行かなければいいだけです。
正) 気に入らないのであれば最初から観に行かなければいいだけです。
アスミッ君も興収が予定の半分にも満たないから気が狂った
>>635 動画やHPでの予告をことごとく裏切っているから
叩かれんだろ?
つーか嫌なら観るな。観たなら叩くなってどこの北朝鮮だよ
映画上級者はそもそもこの映画は観に行かない
匂いでわかるので・・・
642 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 17:21:10 ID:30CZAVM7
映像は綺麗だけど下品な映画だった。
こんなの親子で見る馬鹿いるの?
エロシーンがしつこくて長いからいい加減にしてってかんじだった。
あと、あんなおばさんが直子ってあり得ないw
菊池を直子役に使ったのって
この映画を海外に出して上手い事なんかの賞取らしたいから?
1度オスカーの候補になったくらいの女優使ったからって
何の効力にもならないと思う。
なんなら渡辺謙も若作りさせてワタナベの役やらせれば良かったじゃんw
マツケンは前から妙に過大評価されてるけど演技下手だな。
ボ〜〜〜〜っとした素人臭いアンニュイなムードだけが売りの
大根俳優だと思う。
643 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 18:16:43 ID:cigLpiYb
>>642 > 映像は綺麗だけど下品な映画だった。
「綺麗」という言葉と「下品」という言葉は相容れないので意見として
成立していない。
> こんなの親子で見る馬鹿いるの?
親子で鑑賞することがなぜバカなのか?
> エロシーンがしつこくて長いからいい加減にしてってかんじだった。
この作品のレイティングは PG12 指定なので R18+ 指定などのように
成人映画に指定されるほど過激なシーンは存在しません。
> あと、あんなおばさんが直子ってあり得ないw
菊地凛子は1981年生まれの30歳なので「おばさん」というのは単
なる中傷に過ぎません。
2006年の映画「バベル」で女子高生を演じているように日本人は海
外から比較的若くみられます。
そもそも「ありえない」と製作側が判断していればオーディションに合
格させていません。
> 菊池を直子役に使ったのってこの映画を海外に出して上手い事なんかの
> 賞取らしたいから? 1度オスカーの候補になったくらいの女優使ったか
> らって
菊地凛子は映画「バベル」の出演によってハイウッドでもその演技力を
高く評価されている数少ない日本の俳優です。
> 大根俳優だと思う。
キャストは公開前から発表されているので嫌なら観なければいいだけで
す。
>>643 つまり、お前はこの映画をどう評価してるんだ?
赤ペン先生かよw
原作を読んでいない友達が映画を観て『切ない話だね』と言ってた
真っ当な感想だな
648 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 20:25:23 ID:1/EXL8AL
>>643 菊池本人乙。
綺麗と下品は共存可能だよ。
下品な美人っているじゃん。別にのときの沢尻とからりってるのりぴーとか。
反対に上品な不美人もいるよ。さーや様が代表例。
下品な不美人をヒロインにして綺麗な風景で映画とったら
下品で綺麗な映画になるだろ。
ハリウッドで評価されてるなら
断られた映画にしがみついてオファー受けさせるみたいな汚い手使わず
手は使わずハリウッドいけよ。
修正
逆オファー受けさせるみたいな汚い手使わず
ハリウッドいけよ。
監督は最初はビデオで直子だと思ったとか言ってたが
その後ばれた話によれば
ビデオの後でも直子役オファーはこずに
菊池が押しかけていって
役はいただけるんですかと直談判して20分くらい交渉してやっと
もらえたという話じゃん。
つーか2時間にまとまるわけないだろ。
そこらの糞エンタメじゃねーんだぞw
糞低学歴の馬鹿用の作品じゃないんだから無理。
遅レスで発狂ワロタ
654 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 22:21:23 ID:cigLpiYb
>>648 例えになっていない。
キャストは公開前から発表されているので嫌なら観なければいいだけで
す。
>>650 嘘はいかんよw
http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=1900 >一方、菊地は最初はオーディションに呼ばれなかったと明かし、
>「受けさせてもらいたいと言ったら、監督から『凛子にはあまり興味がない』と言われてしまった」
>と苦笑い。けれどあきらめずに食い下がってオーディションを受けさせてもらったという。
>その後、ホテルのロビーで面談することになったが、「いつ頃この作品を読んだのか」
>というような質問ばかりする監督に菊地は、今日は質問に答えるために来たのではなく
>役をくれるのかどうかを聞きに来たと詰め寄り、「『直子の役は凛子にあげるよ』と
>無理矢理言わせた形(笑)」と振り返った。
>
>それを聞いていたトラン監督は笑いをこらえながら、
>菊地から届いたビデオを見て「直子役は菊地さんだ!」と思ったと告白。
>ホテルで会ったときはすでにキャスティングを決めていたそうだが、
>「菊地さんから詰め寄られて、使いますと即答してしまいました(笑)。
>本当はプロデューサーや菊地さんの事務所に先に返事を伝えるのがスジなのですが、
>直接、本人にオファーしてしまいました」と話していた。
菊池のフェラでオーディションしたのかな?
結局、この映画
The Beatles の"Norwegian Wood (This Bird Has Flown)"(「ノルウェイの家具(鳥は飛んだ)」)に
原作よりも頼っていると想う
(原作は当初「ノルウェイの森」というタイトルではなかった歌詞も出てこない)
しかし、この曲をThe Beatles オリジナルで流すことと、
レイコさんが演奏したと原作では記述されているシーンを実際に撮影し、
歌詞の「ワインを飲んだ」で直子が発作を起こすのは良かったのかも知れない。
終盤、レイコさんが作ったであろう、
原作ではすき焼きが
映画では袋のインスタントラーメンになっているのは、
(直子からレイコさんがワタナベのセックスの話を聞いたという行が無い)
監督の予めのお断りなのか。監督独自のリアリズムなのか。
ここが、原作完全無視なのだが、
そして、ワタナベが緑に電話するシーンがシラケてしまう。
>>657 原作では最初、最初の機内のシーンで、
この曲のオーケストレーションしたインスツルメンタルが流れ。
「僕にはかつて恋人がいた というよりも彼女が恋人になってくれた」
という歌詞がうまく飲み込めずワタナベは混乱する
そうして、回想するように、小説は始まる。
>>658 小説では、過去のいくつもの喪失で話は流れてゆくが、
小説が進んでゆくと、回想ではなく現在としての現実性を帯びてくる。
直子の喪失に対して、現実の世界で何とか生き生きと暮らす緑に惹かれてゆく。
そうして、小説は冒頭の過去の喪失から、現実の獲得へと話は逆転する。
>>658-659 は、映画では欠落してしまった箇所なのであるが。
レイコさん
「ノルウェイの森」のレイコさんが、上野駅で。
〜「幸せになりなさい」と別れ際にレイコさんが僕に言った。
僕が、影(直子の死、キズキの死、僕に内在する死)の方を向いて
立ち止まっている。
レイコさんは、何かに立ち止まっている僕を察して。
(まだ若いのだから)立ち止まっていないで、
(光の射す方に向かって)歩き出しなさいと、ポンと肩を叩くように、
「幸せになりなさい」と僕に言った。
この台詞が、映画では薄っぺらに聞こえてしまうのだ。
映画では、時代背景描写で過去の話だと分る。
過去の中で、主人公はセンチメンタルに浸っているのか溺れているのか。
(日本の学生運動は他所の国に比べてちゃんちゃら可笑しいと想われるのではないかと危惧している。まあ多分そうだろう)
映画では、ワタナベ、ハツミさん、永沢さんの三人の会食で、
それだけではない何かを表現しようとしているような気がすののだけど、
映画音痴の私には今ひとつ掴み取れなかった。
お気楽に観ていると、
突然走りだした直子に「ワタナベ直子を捕まえているんだよ」とか想ってしまう。
ワタナベが号泣するシーンは「どんどんやっちゃって下さい」とか想ってしまう。
661 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 23:43:14 ID:sn6guRKX
ここで期待してるなら白夜行見ろよ
日本人好みだぞ
ドラマ映画小説全てにおいてサイコな作品
>小説は冒頭の過去の喪失から、現実の獲得へと話は逆転する。
単純すぎる読みのような気もするけど。
過去の「喪失」と、現在の「安定」(少なくとも仕事でドイツを訪れるほどの
『リア充』状態であることは読み取れる)との、断絶にこそ目を向けるべきなんじゃないか。
緑に電話し、緑に向き合うことを決意してもなお、自分が今どこにいるのかも分からないような
混乱状態に主人公はある。
そこから、『リア充』な現在に至るまでの経緯は全く描かれてはいない。
そこが何も描かれない、描くべき事柄が何もない、ということこそが、
「喪失」に対する「癒し」や「救い」は何もなく、ただ時間が経過することで
「喪失」の記憶自体が薄れていくだけだ、というメッセージなのではないか。
私はこの映画の原作に不思議な感覚を覚える。
村上春樹の作品で「僕と鼠もの」と「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」と一線を画す
リアリズム小説なのだ、小説のキャッチにはそうとは書けず「恋愛小説」となった。
村上春樹自身、この作品が売れるほど、「自分は人々から憎まれているのではないか」と当初想ったらしい。
私は、初めこういったリアリズム小説は嫌だった。
昔から読んでいる作品と違う、いきなりベストセラーになり、ひねくれてしばらく買わなかった。
それから、私の妻は直子と同じ疾患になった。私のガールフレンドは、私が妻を離さないので離れて行った。
私に永沢さんにあたる人物がいたら、壊れていたかも知れない。
自殺ではないが、私の友人が二十歳で亡くなっていた。
妻は自殺未遂をしたが、私が助けた。
映画とは全く関係ない話だが。
私は、ビジュアル化されたこの作品を観たら「混乱」するのではないかと想った。
しかし、何よりの救いは、映画では、ワタナベが緑にさほど繋がっていない事だった。
(私はガールフレンドと深く繋がっていた それなのに妻を手放さなかったので去っていったのである)
私は妻に、映画で追加された「直子」の台詞のいくつかを云われたことがある。
それは、半ばもう慣れたことである。
直子の容態の変化なども聞き慣れたことであった。
664 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 00:28:34 ID:enzXxfJy
勧められて観たんだけど40才過ぎてる自分としては、この映画の登場人物みたいに始終に「エッチ、エッチ」って感覚に付いていけなかった。
この映画で何を訴えたいのか、何を伝えたいのか全然判らない。
映像は確かに美しかった。
まあ、「宇宙戦艦ヤマト」よりは、遥かマシだっけど。
>>662 > 単純すぎる読みのような気もするけど。
> 緑に電話し、緑に向き合うことを決意してもなお、自分が今どこにいるのかも分からないような
混乱状態に主人公はある。
確かにそうかも知れない。村上春樹作品は「喪失」ばかり描いている。
(少なくとも「1Q84」は除く)
> 「喪失」に対する「癒し」や「救い」は何もなく、ただ時間が経過することで
> 「喪失」の記憶自体が薄れていくだけだ、というメッセージなのではないか。
「喪失」を読者と共有してくれる「作品」が多い。
時間の経過だけでは、「喪失」の記憶自体は薄れてゆかない。
時間の経過で、薄れてゆくものは「ぬくもり」であって、それだけではより「喪失感」は薄れてゆかない。
(順番変えてスミマセン)
> そこから、『リア充』な現在に至るまでの経緯は全く描かれてはいない。
> そこが何も描かれない、描くべき事柄が何もない、ということこそが、
「喪失」の共通項は多いけれども、
「現実の獲得」に付いては人それぞれだと、
あるいはこの作品を執筆した時点では著者は想っていたのかも知れない。
この作品は、それまでの作品との共通項として「喪失」が主体で、
「幸せになりなさい」はあくまでも突破口 (あるいはイントロダクション) なだけなのだろう。
>>664 勃起しない映画ではあるのだが。
かつて観た「風の歌を聴け」と
たまたま同時上映だった「遠雷」に興奮したのは、
若かったからだろうか。
菊池が強引に押し掛けて役とったんだ。
それで作品ぶち壊しか。迷惑な話。。
直子はもっとはかない美少女なのに。
あんな牛みたいな泣き方する不細工婆じゃないよな。
こいつとしてはエロぐろだったら任せて〜みたいな感じだったんだろう。
何ならまた具見せてもいいですよ〜とか言ってそう。
キモ。。
>それを聞いていたトラン監督は笑いをこらえながら、
>菊地から届いたビデオを見て「直子役は菊地さんだ!」と思ったと告白。
これはよくある「この役ができるのは○○しかいないと思った」って
宣伝文句でしょ。
決まった後は宣伝しなきゃならないから無理矢理押し切られましたとか
いいと思ってなかったのになんて言えない。
もしビデオを観て菊池に決定したのなら
菊池がやってくる前にオファーしてるでしょ。
つまり
@年齢とイメージがあわないので監督から拒否られる
Aビデオを送って観てもらう(この時点で異例の扱いだから
どこかからのごり押しがあったと思われる。)
B菊池が会いたいといってくる。(ここで会うのも異例の扱いだから
どこかからのごり押しがあったと思われる。)
Cその後で菊池に決まる。
Bで菊池が会ってくれといいだしたのはごり押しが足りないとふんだからに
きまってるでしょ。
Aで決定ならBはないよ。
決まった後いくらでも会えるんだから。
原作では、直子の疾患が何であるか曖昧な描写にしてあった。
(それでも何度か読めば判る)
映画では、それをきっぱり描いてはいたんだけれども、
もちろん、映画での設定時代では重症の患者が多かったけれども、
現在では、ほとんどが軽症の患者であろ。
671 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 01:25:48 ID:7CTChD5S
>>670 これも、
すき焼きが袋のインスタントラーメンになったくらい、
原作とのギャップと捉える人が多いんだな。
673 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 01:47:35 ID:7CTChD5S
674 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 07:22:29 ID:2GJEFFFH
20歳の誕生日シーンが笑える女優なんて初めてだ
>>674 確かに、原作を読んでいて感情移入できないと笑うかも。
生 直子 (なにやら風景で生っぽさを抑えようとしていたけど)
マネキン 緑 (あの家の娘に見えんだろ)
(逆ならまだ許せる?)
インスタント レイコさん
こういう調理法で良かったのかは疑問なのかも(笑)
ベトナムじゃストーリーやコンセプトが理解不能で
失笑と「??」だったらしい@ヤフーレビュー
そもそもフランス人でベトナム人じゃないしな
親がベトナム出身ってだけで
監督が見た感じ頭悪そうだから駄目だろうなとは思ったよ。
>>676 日本人ってほんとセックス好きだよね〜
って失笑だったらしいね。で、結局何が言いたいわけ?みたいな。
自分も全く同感だけどね。
アジアで買春する爺が有名な日本がさらにスケベな国を
印象づけただけの映画。
こんな映画が海外で上映されるなんて恥ずかしい。
日本の恥だ。
680 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 12:16:36 ID:5cyw5Zs0
つーか嘘だろこれw
ベトナムで日本と同時公開なんかしてるわけない
でも普通に考えて、理解不能のストーリーという感想は突拍子も無い感想ではないと思う。
俺は原作を何度か読んだ後にみたので脳内補充しながら楽しめた方だけど。未読ならぽかーん?もわかるけどね
>>682 俺は普段、この手の映画とか小説とか見ないし原作も読んでないけど、特に理解不能とは思わんかった
ただ、延々と青臭い悩みにジタバタするだけの映画(小説)の面白さというのは未だに良く分からん
>>685 まあこんな映画じゃそういう感想持つのも仕方ないのかな。
是非原作で読んで欲しいと思うけれど、この映画観て原作読んでみようと思う人は少ないだろうね。
>>685 まずは、時代背景として、
学生運動家(笑)達に「ノンポリ」(ノンポリシー) と揶揄されていたであろう主人公が、
一つの根底としてある。友人の自殺と関係があるのかも知れない。
私は、12月23日ベトナムでの試写会で一人の若者が感想を述べていたのを TV で見て、
映画を見ようと思った。
>>686 俺は原作読んでも似たような感想しか出てこないかもしれんよ
この手の「文芸作品」に感じ入るような感性が無い気がする
>>685 「風の歌を聴け」は確かにそのような映画になってしまっていたけど。
同じ失敗をするのかな。そんな映画参考にしなかったかな。
理解不能もいいところだよ。原作読んでないから当然かもしれんが。
直子が気になるのは分かる。少し罪悪感があったからかもしれん。
じゃ、なんであのおばさんとセックスするのか、意味が分からない。
別に好きな人みどりが居て、罪悪感だから山奥まで行って何故セックスするのかも。
単にやりたいだけなのかと。
何の誘惑もなく、性的な興奮も無く、罪悪感だけでセックスする意味もいまいち理解できない。
レンタルで観ようと思う
692 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 17:21:46 ID:5cyw5Zs0
映画館で見る価値ないよ
フジテレビでそのうちやるだろ
694 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 18:18:22 ID:5cyw5Zs0
レンタルでも映画館でもいいが
原作は読め
むしろ原作呼んだら見る必要ないと思う
696 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 19:00:26 ID:5cyw5Zs0
697 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 19:02:53 ID:dJnH6D3F
レンタルのがおすすめ。
液晶の大画面でグロいラブシーンは全部早送りして
風景のとこだけ見たらいい。
698 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 19:11:32 ID:5cyw5Zs0
>>697 映画館で観ることをお奨めする。
早送りするぐらいなら観ない方がいいです。
まだ観ていない人に迷惑なので「グロい」とか事実と異なることを書くな。
5cyw5Zs0はアスミック関係者ですか?
ベネチアだけじゃなくトロント・ドゥバイの映画祭でも無冠だったのかwwww
グロいとまではいわないが、凛子の夜這いシーンはホラーだったな。
>>700 ドバイ国際映画祭は最優秀作曲賞を受賞してます
無冠ではない
どうしても映画館で見るなら1人で。
他人とだったりましてやカップル、家族とは絶対おすすめしない。
気まずくなるよ〜。
ま〜1人でレンタルがおすすめだな。
どうせすぐにツタヤに並ぶ。
職場の映画好きなオバチャンが
「番宣みたらストーカーみたいな話っぽい気がしたからさ、観なかったのよぉ〜」
というような事を言ってた
>>703 彼女と観に行ったけど、特に気まずくはならんかったよ
かといって盛り上がったわけでも無かったが
オンナ友達と二人で見た。
オンナのことは友達以外何も思わないが、
さすがに気まずかった。
707 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 20:29:42 ID:5cyw5Zs0
708 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 20:53:23 ID:g3Z/W1wl
レイコさんが美しすぎる
>>698 凛子のアップはグロいだろ
貞子?という感想も多かった
そっちこそ事実を受け止めろ
710 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 21:01:43 ID:5cyw5Zs0
>>709 製作スタッフやキャスト、そして予告編は映画の公開前から公表されて
いるので嫌なら観なければよいだけだ。
嫌でなければ映画館で観ることをお奨めする。
テレビで流してる予告編だと緑のアップばかり長々やって
ホラーな貞子は一瞬か遠景ばかりで極力映さないようにしてるから
騙される人が出る
712 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 21:17:45 ID:5cyw5Zs0
>>711 公式サイトで他の予告編を確認すればよい。
「ホラーな貞子」というような表現は個人に対する単なる中傷に過ぎず、
作品や演技を論評する以前に人として良識に欠けているだけです。
嫌なら観に行かなければよいだけだ。
TV予告編で極力貞子を出さないようにしてるよね
キスCMなんて緑だけじゃん
「作曲賞」で胸を張られてもな〜
菊池凜子の魅力がさっぱりわからん。
直子のイメージと全然違うし。
あとベッドシーンで直子もレイコもブラ着用なのは不自然すぎる。
716 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 22:31:28 ID:5cyw5Zs0
>>715 > 菊池凜子の魅力がさっぱりわからん。
キャストは事前に発表されているので嫌なら観に行かなければよいだけ
だ。
> 直子のイメージと全然違うし。
原作者が了解できる範囲で制作者側がキャラクターを作りをするので違
うのは当然のことです。
> あとベッドシーンで直子もレイコもブラ着用なのは不自然すぎる。
この脚本で胸を露出することによってレイティングが R15+ 以上に指定
されてしまうのを避けるためです。
胸を露出していないにも関わらずこのスレで「エロ」だと非難している
人がいるぐらいなので万人に受け入れられるような演出というのはそもそ
もあり得ない。
リアルに腰動かしてるのにブラ着用の意味が分からなかった
PG12に引っかかるとも思えんし、監督の美意識が原因とも違う気がする
ひょっとしてワタナベが完全に受身ってこと?
718 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 22:43:33 ID:5cyw5Zs0
>>717 > PG12に引っかかるとも思えんし、監督の美意識が原因とも違う気が
?
この作品は映倫から既に PG12 指定されており公式サイトやポスターの
右下にしっかりと表記されている。
ID:5cyw5Zs0
↑アスミック社員必死過ぎ
あんたが必死こいたところで、既に回収不可能でしょw
720 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 23:03:11 ID:r8+ZLm9A
原作の情緒的な所が無くなって基地外の展示会みたいになったのは残念だ
いやまあもともと本質的には基地外だらけの小説だったけどさw
直子がらみのシーンとか自殺シーンとかほとんどホラー映画だしww
菊地凛子の直子は明らかにミスキャスト&演技過剰でしょ
逆に緑はもっとファンキーなキャラだと思っていた
緑と直子の配役を逆にした方がまだよかったと思う
>>716 あんたの紋切型のレスは要らんよ。もちろん事前に直子役が菊池凜子と知っていた。
菊池凜子は好きじゃないが、作品によって、また監督の手腕によってもしかしたら
いいと思えるかも、とのわずかな期待をやはり裏切られた。その結果の感想だ。
あんまりひどい事がここに書いてあるから期待せずに見に行ったけら、結構良かったけどな。みんな厳しすぎだよ。あのシーンをカットするなよという気持はわかるけどね。
723 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 23:30:14 ID:5cyw5Zs0
>>721 前述
>>715 では女優「菊池凜子」そのものを否定しているので観に
行くというのが誤りです。
原作者が脚本を執筆しているのであれば比較することも意味があるので
しょうがこの映画は脚本から既にトラン・アン・ユンの作品なので直接比
較することがナンセンスです。
菊地凛子に全く違和感なかったせいか乗り換えの早い渡辺に
ムカついて直子が哀れで同情すら抱いて映画を見ていた。
確かに話は意味不明だったが雰囲気の悪い映画ではなかった。
なぜ菊地凛子がここまでぼろくそ言われるのかわからない。
725 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 00:34:59 ID:JTN447zg
だけどこれをみたおかげで
嫁がフェラチをしてくれるようになったり
彼女がセックス好きになったり
とメリットもあるわけだよ。
だからぶつぶつ文句言うなよな。
726 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 00:52:54 ID:6wZR22hy
下着つけたまんまセックスが不自然という奴たくさんいてビックリ
そういうふうにしてする時あるだろ・・
>>726 文句言ってるのは、そういう実体験のない
AVでしかセックスを知らない連中なのかもなw
みんな難しい話してますね。
今日見てきましたが、雪原をバックにぶら下がる土気色の脚と不協和音で具合悪くなりました・・・。
730 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 02:13:30 ID:jz8c//t2
今見てきたんだが、スッゲー不愉快な映画だった。
何でこんな監督が、何で今頃やるのか不思議でならないクソ映画だった。
直子が自殺するシーンの演出が不愉快だし、
そもそも直子が自殺した理由すら分かってない。
それ以前に、精神の病気舐めてるだろ。
精神病をただの発狂するキチガイくらいにしか思ってないんだろ。
やたら幻聴とか発狂とか、そういうキチガイ行動ばっかり強調するし。
自殺することを決めたときの、心穏やかさなんて完全にスルーされてる。
直子が自殺したことと、緑に対する好意も絡めすぎ。
この二つは影響してるけど、直結はしてない。
ただ主人公と読者がその辺を感じればいいだけなのに。
他にも言いたいことはあるけど、直子の描写の全てが不愉快。
731 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 02:47:59 ID:bu9fMoC4
>>730 > 今見てきたんだが、スッゲー不愉快な映画だった。
> 何でこんな監督が、何で今頃やるのか不思議でならないクソ映画だった。
トラン・アン・ユンが脚本を手掛けてメガホンを取るというのは公開前
に公表されているので観に行かなければよいだけだ。
> 直子が自殺するシーンの演出が不愉快だし、そもそも直子が自殺した理
> 由すら分かってない。それ以前に、精神の病気舐めてるだろ。
これがトラン・アン・ユンのやり方です。
> 精神病をただの発狂するキチガイくらいにしか思ってないんだろ。
> やたら幻聴とか発狂とか、そういうキチガイ行動ばっかり強調するし。
精神病ですから当然です。
> 自殺することを決めたときの、心穏やかさなんて完全にスルーされてる。
これがトラン・アン・ユンのやり方です。
> 直子が自殺したことと、緑に対する好意も絡めすぎ。
根幹となるストーリーの変更は原作者が容認しないと思う。
> この二つは影響してるけど、直結はしてない。
> ただ主人公と読者がその辺を感じればいいだけなのに。
これがトラン・アン・ユンのやり方です。
> 他にも言いたいことはあるけど、直子の描写の全てが不愉快。
著名な文学作品を映画化すると映画そのものを全否定する人が必ず出て
くる。村上春樹は原作者に過ぎずこの作品はトラン・アン・ユンの作品だ
ということを忘れてはいけない。
732 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 02:48:42 ID:6wZR22hy
↑
いちいち説明しないと映画が見れない奴らしいなw
直子の自殺理由とはわざわざ説明いらねーんだよw
自分で考えろ
何こいつ
734 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 04:47:53 ID:Xl8QnBc2
>>731 関係者さん、そのレスのやりかた逆効果だよ
ずーっと張り付いているけどさ
スレが過疎って完全終了するだけ
トランも納得してないと思うけどねこの映画には
いやトランはこんな映画で納得するような監督じゃない
脚本もキャスト決定も演出も編集もトランがやってるのに
納得してないってどういうこと?
>>738 3時間半のディレクターズカット版があるらしいからそれを言ってるんじゃない?
亀山かなんかが興行成績を重視するあまりに
2時間という尺に強引に詰め込んだ可能性はあるだろうね。
重視するあまりにも何も、今時3時間半もある映画なんざ、そうそうは掛けられねぇよ
この映画の制作に亀山は関わってない。
フジテレビは「金融機関」として融資しただけ。
で、結局これ正月映画でヒットしてんの?
ヤマト・相棒以外世間じゃあんま聞かないけど
大コケです
bu9fMoC4って監督が拒否ってるのに
無理矢理凛子が送った呪いのビデオを見せた本人?
まともな映画監督が本人がとったビデオでオファー決めるって
おかしいってことがわからないか?
呪いのビデオはあんまりだぜ
凛子かわいいじゃねーか
746 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 11:33:18 ID:bu9fMoC4
>>739 > 亀山かなんかが興行成績を重視するあまりに
> 2時間という尺に強引に詰め込んだ可能性はあるだろうね。
例えば10:00〜23:00で6回の上映が可能な110分の作品は
10分追加しただけで5回の上映になります。
限られた施設で収益を求められる興行で一定の尺に納めるのはこの作品
に限らずどこも同じです。
「沈まぬ太陽」は例外中の例外です。原作者本人が映画化する前提条件
として細部に渡る映像化を強固に主張したためにJALとの関係もあって
映画化そのものが途中何度も頓挫している。
>>745 ラブシーンがホラーに見えたのは
この映画くらいだわ
ノルウェイ 直子 ホラー
で検索すると映画の感想にヒットしまくる
いっそホラー映画として宣伝したらどうだろう
宇多丸もホラーって言ってたな
凛子の発狂、自殺シーンの不協和音のようなBGM、土色に変色した足、凛子の野太い喘ぎ声
ホラーですね。
754 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 12:24:23 ID:JTN447zg
今見てきたんだが、スッゲー不愉快な映画だった。
何でこんな監督が、何で今頃やるのか不思議でならないクソ映画だった。
直子が自殺するシーンの演出が不愉快だし、
そもそも直子が自殺した理由すら分かってない。
それ以前に、精神の病気舐めてるだろ。
精神病をただの発狂するキチガイくらいにしか思ってないんだろ。
やたら幻聴とか発狂とか、そういうキチガイ行動ばっかり強調するし。
自殺することを決めたときの、心穏やかさなんて完全にスルーされてる。
直子が自殺したことと、緑に対する好意も絡めすぎ。
この二つは影響してるけど、直結はしてない。
ただ主人公と読者がその辺を感じればいいだけなのに。
他にも言いたいことはあるけど、直子の描写の全てが不愉
夏至とパパイヤを見たことあるけど
緑が登場する場面が一番この監督らしいんだよね。
そういう意味ではこの監督は水原に一番惚れ込んでるんだよなとおもた。
不評の直子やレイコの場面はこの監督ぽくない。
渡辺が緑に惹かれているようには見えなかった。
最低限この演技ができなきゃ役者としてどうなんだろう。
鼻水、よだれを垂れ流して泣くとか
ホラーみたいに叫んだり泣いたりすれば名演技だと思ってない?
菊池はもともと監督の頭にはなかったキャストなのに
あの手この手で強引にもぎとっただけあって
全く小説と違う直子になってしまったと思う。
見た目がおばさんなのに前髪ぱっつんの若作りして
下ったらずな喋り方が気持ち悪かった。無理ありすぎ。
あと、直子は、はかないガラス細工のような可憐な女の子のはずなのに
役をもぎ取った図々しい菊池そのものが役に出てしまっている。
あと、皆言うようにエロシーンやセリフが無駄に多すぎて
不快になる。
取り柄としては、映像が綺麗。
60年代のファッション、インテリアが新鮮でお洒落♪
それだけだな。
757 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 12:41:14 ID:IHIy9ftP
発売当時に原作を買って読んだけど、ほとんど内容を
忘れた状態で観に行った。
悪くなかった、というよりはかなり良かった。
昨夜観て、今朝この映画の画像イメージと共に起きた。
映像も音楽も役者も良かったと思う。
感情移入しにくいのは村上作品全てに言えるし
そこは作者の作品個性が反映されてるということだと思う。
むしろ積極的にフラットな状態で深い描写を心がけている
部分が映像化されていること、つまり村上春樹のテイストが
きちんと映像化されていることに感心した。
一番心に響いたのは、ワタナベのキズキへの
…お前もきつかったろうが、俺もかなりきつい。でも
俺はきちんと生きていく…(細かいところは違うと思うが)
というモノローグだった。
村上春樹の生きる姿勢がここに全てこめられてるんじゃないかと
思った。非常にストイックかつ地に足の着いた作家生活は
こうした青春時代の痛みを背景に作られたのではないかと思った。
ワタナベは拒まない。ミドリの「はあ?」と思うような言動さえも
受け入れる。ましてや直子、永沢などどこか平衡を失ってしまった
人ともフラットに併走していく。ワタナベのそういう行動に「真の
大人になろう、ならなければ」という精神性を感じる。
もう一度観ようと思う。
758 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 13:23:42 ID:bu9fMoC4
>>754 おまえは同じことを繰り返すオウムか?
それとも昨日に続いて今日もまた観てきたのか?
いずれにしても
>>730 の内容をそのまま
>>754 にコピペしている
が最後の「不愉快」が「不愉」なっているというお粗末さだ。
コピペもまともにできないのであれば書くな。
もちろんコピペしても答えは
>>731 のとおりだバカ。
759 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 13:38:45 ID:bu9fMoC4
>>756 > ホラーみたいに叫んだり泣いたりすれば名演技だと思ってない?
アンカー付けないと誰に質問しているのかわからないぞ。
もし役者本人に対する意見であればココではなく所属事務所などの公式BB
Sに書けばよい。
>>759 お前こそ自分の個人サイトでもないのに仕切るなよ
菊池の直子の演技がホラーなんて朝日新聞記者だっていってることだぞ
761 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 16:13:42 ID:bu9fMoC4
>>760 > お前こそ自分の個人サイトでもないのに仕切るなよ
「仕切る」?
>>754 ではアンカーも付けずに質問しているからそれを指摘したまでだ。
アンカーを付けて投稿しなおすか、あるいは役者本人の所属事務所など
の公式BBSに書けばよいということ。
> 菊池の直子の演技がホラーなんて朝日新聞記者だっていってることだぞ
「新聞記者」が「ホラー」と評論しているからといってココで同じこと
を主張するのであればそれは個人の感想では無く単なるコピペに過ぎない。
朝日新聞社やテレビ朝日が資本関係にある東映のライバル企業を標的に
して露骨に作品批判の記事を掲載するのは今に始まった事ではない。
他社に対して極めて悪意に満ちた中傷記事を堂々と掲載する品位に欠け
る企業だということだ。
同性の友達の影すらなく男に依存することしかできない人間
自ら男を誘い人前で性的な話をし二股に罪悪感すらない人間
育ちの良いお嬢様で比較的まともながらDQNにハマる人間
残ったのが積極的な淫乱庶民だということに絶望した
直子が電波女だったが原作もこうなん?
直子の幼馴染への想いやハツミの想いは強く感じたが
肝心のワタナベくんが真剣に直子や緑を好きだとは感じられなかった
まあそこはあんま問題じゃないのかな
ほとんどが下品な言葉を口にする人間ばかりで
心動かされる何かを得ることはできなかった
この映画で得たものは緑とハツミの女優さんを知ったことかね
見とれてしまった
菊池は演技上手かったと思うが、
直子が電波女ではなく清楚なテンプレ幼馴染だったら
この話を全然違うものとして捉えたと思う
>>763 よりすぐりの写真だろうに
それでも不細工なのが辛いわ
トラン・アン・ユンて結局感性が優れてるだけの人だからな。
知性の高い優秀なブレーンを周りに置かないとこんな映画撮り続けるだけだろう。
まあしかしよくもノルウェイの森を台無しにしてくれたもんだね。
767 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 19:05:17 ID:Bz+XK8Lk
768 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 19:17:24 ID:b/ITqu7k
>>767 ワタナベは拒まないんじゃなくって、自分じゃ決められないんだろ。
769 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 19:18:13 ID:W5IipUQL
>>762 >同性の友達の影すらなく男に依存することしかできない人間
>自ら男を誘い人前で性的な話をし二股に罪悪感すらない人間
>育ちの良いお嬢様で比較的まともながらDQNにハマる人間
>残ったのが積極的な淫乱庶民だということに絶望した
>直子が電波女だったが原作もこうなん?
>直子の幼馴染への想いやハツミの想いは強く感じたが
>肝心のワタナベくんが真剣に直子や緑を好きだとは感じられなかった
>まあそこはあんま問題じゃないのかな
>ほとんどが下品な言葉を口にする人間ばかりで
>心動かされる何かを得ることはできなかった
>直子が電波女だったが原作もこうなん?
はい、ほぼ原作通りです
>>749の記事も見てみ、台詞周りは原作に忠実だと書いてあるでしょ
書籍板の原作ノルウェイの森スレでも貴方が感じたような事と
ほぼ同じようなレスばかりだよ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1291954787/ 原作は「当時一般向けにはこういう事をアケスケに書く青春小説が
少なかった」という事でウケただけ
770 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 21:13:00 ID:JTN447zg
今見てきたんだが、スッゲー不愉快な映画だった。
何でこんな監督が、何で今頃やるのか不思議でならないクソ映画だった。
直子が自殺するシーンの演出が不愉快だし、
そもそも直子が自殺した理由すら分かってない。
それ以前に、精神の病気舐めてるだろ。
精神病をただの発狂するキチガイくらいにしか思ってないんだろ。
やたら幻聴とか発狂とか、そういうキチガイ行動ばっかり強調するし。
自殺することを決めたときの、心穏やかさなんて完全にスルーされてる。
直子が自殺したことと、緑に対する好意も絡めすぎ。
この二つは影響してるけど、直結はしてない。
ただ主人公と読者がその辺を感じればいいだけなのに。
他にも言いたいことはあるけど、直子の描写の全てが不愉
何回見たんだよw
手コキ、フェラは有るの?
773 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 22:14:13 ID:bu9fMoC4
>>769 直子は原作では
儚げで繊細で賢い美少女だよ。
電波という印象はない。
原作にはぎゃーっとさけぶシーンなんてないし
ゆっくりと小さな声でしゃべる設定。
嘘かくなボケ。
なんだ、やっぱりコケたのか
使えねーな、松山w
776 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 23:26:13 ID:IHIy9ftP
村上春樹の作品は本当のところを言うとあまり好きではなくて
なんで好きになれないかと言うと、話し言葉と比喩に
リアリティが感じられないからだった。
「僕はロバみたいに馬鹿で」という他愛のない比喩でさえ
(何故か)嫌味に思えてしまいイライラする。
でも今回映画を観てて、そういうものを感じずにいられたのは
監督が外国の人だったからではないかと思う。
確か原作ではもっと時代背景を書き込んでたし、時代の主流たる
学生運動をする学生との接触もあったはずだ。
日本人ならそこを描きたいと思うだろうし、はずせないと思う
のじゃないだろうか。
だが、そこを描くと主人公の異質性だけが浮かび上がってしまい
生と死の狭間で必死に理性的であろう、時代のうねりに流されまいと
する主人公の人生への誠実さをぶれさせて伝えてしまう恐れが
あったのではないかと思う。
恐らく自らの体験の下地なしにこの作品は描けなかったろうし
村上春樹とワタナベはイコールではないにしろ非常に重なり
つながる部分を持っているはずだ。
小説を読んで「なんかイライラするし、体が痒くなるような
描写をする作家」でしかなかった村上春樹を再発見できた
気がする。
なんというか非常に人生に対して誠実な人という姿が浮かんできた。
人生に誠実であろうとする姿勢を意思を持って選択した人という
気がする。それはワタナベにも大きく重なる。
777 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 00:31:12 ID:YrwV1+Fz
まあ「原作と比べて〜」は原作自体にどういう印象を持つかによるんじゃない
繊細で人生の苦悩に向き合おうとしている青春群像見たいなイメージか
いい人ぶっているけど結局優柔不断で自分大好きなだけの主人公
(ずっとキズキの幻影を追い続ける直子に関しても実は同じような
事がいえるが)や協調性の無い基地外共の博覧会というイメージか
「モラトリアム作家」と呼ばれる村上春樹の作品全体の好き嫌いにも
通じるけど。
それによって期待するものが違うんだろう
純文学なのにあからさまな性描写する俺カコイイ
みたいな時代だったのかなーと思う。読者側に奔放な人へのあこがれもあり。
当時アーヴィングの小説とか読んだけど、まさにそんな感じ。
779 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 01:48:12 ID:kGqwGd9E
緑は村上夫人陽子さんがモデルってことでおk?
780 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 08:06:04 ID:HYmh+ldZ
村上春樹の作品は本当のところを言うとあまり好きではなくて
なんで好きになれないかと言うと、話し言葉と比喩に
リアリティが感じられないからだった。
「僕はロバみたいに馬鹿で」という他愛のない比喩でさえ
(何故か)嫌味に思えてしまいイライラする。
でも今回映画を観てて、そういうものを感じずにいられたのは
監督が外国の人だったからではないかと思う。
確か原作ではもっと時代背景を書き込んでたし、時代の主流たる
学生運動をする学生との接触もあったはずだ。
日本人ならそこを描きたいと思うだろうし、はずせないと思う
のじゃないだろうか。
だが、そこを描くと主人公の異質性だけが浮かび上がってしまい
生と死の狭間で必死に理性的であろう、時代のうねりに流されまいと
する主人公の人生への誠実さをぶれさせて伝えてしまう恐れが
あったのではないかと思う。
恐らく自らの体験の下地なしにこの作品は描けなかったろうし
村上春樹とワタナベはイコールではないにしろ非常に重なり
つながる部分を持っているはずだ。
小説を読んで「なんかイライラするし、体が痒くなるような
描写をする作家」でしかなかった村上春樹を再発見できた
気がする。
なんというか非常に人生に対して誠実な人という姿が浮かんできた。
人生に誠実であろうとする姿勢を意思を持って選択した人という
気がする。それはワタナベにも大きく重なる。
春樹の小説って現実主義の人間には向かない。
>>780さんの文章を少し読んだだけでわかる。
もう喉がカラカラだよ。
たったこれだけの文章を読んだだけでおそろしくつまらない人だということがよくわかる。
味気ない。
最近はよりストレートな表現に変化してるけどな
初期の「比喩」には村上春樹自身も赤面するかも・・・
783 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 12:04:47 ID:YrwV1+Fz
比喩というか、昔の(最近のは知らんけど)のハルキ作品の主人公の
態度は好き嫌いが分かれるでしょ
今は世相的にも現実主義というか決断主義というかもう少しはっきり
アグレッシブに生きるキャラのほうが好まれる。春樹作品はずーっと
自分語りが多いし、他人(一般ピープル)を愚鈍な俗物やら欠陥人間
やらみたいに見下すような物言いが多いけどお前自身は何様なんだよ?
ヒキやってるだけだろて言う感じも。かと思えば特定の女性の体の
パーツの描写やセクロスが舐め回すように異常にしつこかったり。お前も
十分俗物でヘンタイだぞと。
上の方で「ワタナベが直子を本当に好きだというのが伝わってこない」
という感想がちらほらあったけど、原作はある意味もっとそんな感じがする。
直子にかなり「固執」はしているけど本当は「そんな自分が好きなだけだろ」
ていうツッコミが見え隠れするような。実際ハルキ作品の主人公みたいな
のが周りに居るとなまじ悪人より嫌われるんじゃないかな。
まあとにかく、あの時代はああいったものが好まれたのは確かだろう
784 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 12:50:05 ID:3sKCv+QR
リアル・ワタナベくん(春樹)が相当にナルでタフで嫌な奴だというのはわかるけど、
松ケン版ワタナベくんは普通にいい奴だと思うが。
どっちみち原作だって大した文学作品でもないんだから、変にリアリズムを追求せず、
ヒロインは超絶美少女にして綺麗綺麗なラブロマンスにして欲しかった。
まあ凛子のことを言っているのだがww
785 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 16:13:18 ID:YrwV1+Fz
映像だとモノローグとかあんまりないし「やれやれ」とかいわないからなw
まあ黙っていればいい人風にも見えるかもしれない
原作はワタナベの内面が嫌な奴以外は直子はもう少し物静かで綺麗綺麗してたね
むしろ映画版は緑が「下ネタ好きだけど癒しキャラ」みたいになってたのが
立場逆転しているような。原作の感じだともっとパンクないでたちで
サバサバしゃべって欲しかったかな。初対面で髪を切ったとか言う所も
もっとベリーショートぐらいで。妙な所に昭和のセット組むぐらいなら
学生運動とか突撃隊とか大幅カットしてるんだからいっそ無かった事にして
現代の格好でよかったようにも思う。
まあキャストが凛子と水原希子は普通に逆でしょ、と日本人なら思う
綺麗綺麗なラブロマンスなんて本当に観たいのか?
美人女優がでてる恋愛映画なんて腐るほどあるだろ
原作だって綺麗な恋愛を目的として描いているわけではないし
この映画及び原作の売りであるワタナベの喪失感、直子の喪失感を楽しめばいいんでないの
直子がミスキャストなのは当然。
監督は別のキャストを考えていたのに
菊池と菊池のまわりがごり押しして
強引にとった役だから。
最低。
788 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 19:35:32 ID:boiajg95
なんちゅーか、どうも読む気になれないのが村上春樹なんですけど。。。
赤頭巾チャン気をつけて
とかのほうが、全然、よいと思うんだなこれが。
789 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 19:51:05 ID:UNCCZm7/
1/8〜1/9
1位 相棒 劇場版II 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜
2位 アンストッパブル
3位 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
4位 SPACE BATTLESHIP ヤマト
5位 劇場版 イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来
6位 トロン:レガシー
7位 仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W(ダブル) feat.スカルMOVIE大戦CORE(コア)
8位 シュレック フォーエバー
9位 武士の家計簿
10位 最後の忠臣蔵
ノルウェイ 糸冬 了
790 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 21:08:25 ID:HYmh+ldZ
理解不能もいいところだよ。原作読んでないから当然かもしれんが。
直子が気になるのは分かる。少し罪悪感があったからかもしれん。
じゃ、なんであのおばさんとセックスするのか、意味が分からない。
別に好きな人みどりが居て、罪悪感だから山奥まで行って何故セックスするのかも。
単にやりたいだけなのかと。
何の誘惑もなく、性的な興奮も無く、罪悪感だけでセックスする意味もいまいち理解できない。
菊池凛子がブスだのミスキャストだの言うのは簡単だけどよ
じゃー誰なら納得するんだ?
代案なき否定は否定にあらず
>>788 文の感じは似てるが薫サンのほうがエスプリ効いてるし
ノルウェイより赤頭巾チャンのほうが秀作だな
ただし映画ではノルウェイのほうがさすがに上だ
>791
ガッキー
もういいだろ、今更キャスティング話とかw
たいして話題にもならずひっそりと終了ってことで
そうだな、死んだ子の歳を数えるようなもんだもんな。
ひっそりと記憶の底に沈めるに限るな。
>>791 白夜行の時の綾瀬はるか。アップに耐えられる肌の綺麗さだし
切れても凛子みたいなおばちゃん臭さがなかった。
切れても凛子みたいなホラーじゃなかった。
799 :
名無シネマ@上映中:2011/01/12(水) 01:01:32 ID:1Gcv6NSj
>>793 新垣結衣はこれまで選んだ出演作品の路線からいって所属事務所
が承諾しないと思う。
・・・っていうかそもそも難しい役だろうから演じるのが無理だと思う。
800
高校教師のころの桜井幸子
上手いし綺麗だ
フランス人の監督
台湾人の撮影
イギリス人の音楽と、挿入歌はイギリス、ドイツ(can)
正解だったと思う。
(「国際的な作品だ」という意味の評価をする気は全くない。
canとジョニーは好きだが、彼らの才能云々もどうでもよい。)
ttp://enamiko.exblog.jp/12150835/ ↑
高橋源一郎による村上の評論読んだ?
これ読んで「なるほどなぁ〜」と思った。
自分は昔から、村上の小説が「誰か」に似ていると思っていたが、
二葉亭四迷だったんだと気がついた。(高橋の評論にそう書いてある
わけじゃないが。)
「原作の雰囲気」なんかより、
「ことばとしての原作のあり方」が忠実に映画化されている。
劇場で見た甲斐があったわ。
803 :
名無シネマ@上映中:2011/01/12(水) 03:04:34 ID:ha8Ddyyi
とにかく菊地凛子は日本人が考える日本映画や日本語原作の作品には合わない
このままハリウッドかどっかを中心にやっていった方がいいと思う
もう忘れようや!
映画「ノルウエイの森」のことは!
現在出演可能な女優でマツケン・ワタナベほど支持を得られる直子はいないだろ
菊池はいつ自殺してもおかしくないような負のオーラをデフォルトで装備していて良かったと思うんだがな〜
セックスシーンもこれから起きる悲劇を予感させる不吉な感じが出ていて悪くは見えなかった
観客に綺麗なラブシーンを見せるための場面でもないし
>803に同意、と思ったんだけど、
仮に直子:水原、緑:菊池だったら
緑に惹かれてくっていうのが成り立たなくなりそうで、
水原のみずみずしさを際立たせるためにも、もう別に菊池でもいっか
って思えてきた。手近なもので済ませちゃった感は残るけど。
ほんとならもっと繊細で綺麗な直子が良かったけど、
あの役どころでそれなりに演技力が求められるとなると代替案が出てこないっていうか。
でもやっぱり、菊池の図々しさっていうかぐいぐい感とか、
頬骨の張ったわかりやすいアジア顔は日本人好みじゃないよね。
>>806 日本人監督なら、そういう役割に役者を当てていただろうな。
みんながハッピーに感じるような終わり方をするんだろう。
808 :
名無シネマ@上映中:2011/01/12(水) 11:28:50 ID:1Gcv6NSj
>>804 ここは「映画作品・人」板なので板違い
嫌ならおまえだけが忘れてココに来なければいいだけだ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
戦犯は凛子で大体まとまったね
w
811 :
名無シネマ@上映中:2011/01/12(水) 16:43:44 ID:rrPlzQ7j
最後の熟女セクロスはレイコさん(憑依by直子)との対戦だったということを
きちんと暗示して欲しかった。そうすれば凛子のことは大目に見られたのに。
:: ::|ミ|
:: ::|ミ|
:: ::|ミ| ::::::::
::::: .::|ミ| ::::
:: /:::::::::::::::::::::`ヽ、|ミ| ::::
:: /::::::::ィ''' ̄ ̄ミ:::::::::::`ヽ ::
:: レ´ ミミ:::::::::::::\ ::
:: ,r' AMD ,..==- ヾ::::::::::::::::、
:: i; ,,. l (゚`> . ヾr─、:::、
:: |∨ヽ丶 '´、,,,__ '゙ )ュl:::l
:: '、:i(゚`ノ 、 |::| ::
:: 'lー''(.,_ハ-^\ ├':::l ::
:: \ />-ヽ .::: ∨ ::
:: 丶 (´,,ノ‐- ..:::: l_ ::
:: 丶´ `..::.::: __,,;.----i-'ハ\::
:: \ __;;-_'"--''"ニニヽ三ミ\
: : i三彡--''"´./ /三三三三ミヽ、 ┼ヽ -|r‐、. レ |
:: /|\::_/ /三三三〉三三三 d⌒) ./| _ノ __ノ
>>778 >純文学なのにあからさまな性描写する俺カコイイ
>みたいな時代だったのかなー
全然違う。
だいたい、ノルウェイのはるか前から純文学で堂々とセックスについて
書く人はいくらもいたよ。
大江健三郎とか。
>最後の熟女セクロスはレイコさん(憑依by直子)との対戦だった
こんなしょーもない解釈をする人もいるんだな。
あの作品の中では、「性」=「生」の象徴でもあるだろ。
半ば「あの世(彼岸)」に近い場所でもある、
あの山中の療養所から決別して「この世(此岸)」に生きることを
決めたレイコさんが、その生を実感するために「性」を求めたと
考えれば筋は通る。
映画ではあの療養所の中では食事する場面もなかったな。
対照的に、ワタナベと緑や、ワタナベとレイコさんが
外の世界で食事をするシーンは頻繁にある。
これもたぶん、「生」と「死」、「此岸」と「彼岸」を表現するための
意図的な演出だろうな。
生きるってズッコンバッコンのことなんですね!
ノルウェイの森
というより
ノルウェイの林
くらいの出来
817 :
名無シネマ@上映中:2011/01/13(木) 00:54:58 ID:LTa4dDe+
/ / / / | _ ___ /
ノ / / / | ̄ ̄/ | /| 木
/ / / / / | | の 木木
 ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄
ワタナベは波動砲撃ち過ぎ
濡れ場くらいしか見所ない作品で
最底辺の松山&凛子を起用したのがウケるw
かと言って、お前の母ちゃんみたいな糞淫乱豚を起用するわけにもいかなかっただろうし。
仕方ないだろう。
そういうお前の母ちゃんが男に馬乗りになって
腰を振りまくる姿を見てみたい・・・
原作がポルノ小説という理解はある意味正しい。
普通の人が普通に読めるポルノ小説だから売れた。
渡辺淳一なんかまさにそんな感じ。エロは売れる。
様々な解釈は後付けで、村上も意識してなかった。
解釈の御輿で祭り上げられて神格化されてしまう。
だからこそその後は空想非科学小説に向かう訳だ。
それらに比べたらノル森の映画化はむしろ易しい。
ノル森の解釈こねくり回すのは村上神社の氏子だけ。
本来的な普通のポルノ小説の映画としては上出来。
ポルノ小説で解釈云々がおかしいことに気付け。
解釈が必要な小説は世の中にもっといっぱいある。
魔の山くらい読んでから解釈を語って欲しいよ。
ただいま
デートにこいつを選んだ俺に乾杯
事前調査しときゃこんなセクロスまみれの見なかったよちくしょう!
824 :
名無シネマ@上映中:2011/01/13(木) 21:08:21 ID:LTa4dDe+
>>819 > 濡れ場くらいしか見所ない作品で
それはおまえの理解力が足りないだけ
> 最底辺の松山&凛子を起用したのがウケるw
おまえの考える最上の役者はいったい誰なんだ?
>>815 誰しもその結果として生まれてるわけだからね
>>829 映画の濡れ場で
彼女の手をとって自分の股間に持っていき
それが熱く固く大きくなっていることを
確認してもらわなかったのか???
たたないほど、チンケな濡れ場だったし
最低な映画だったよ。
原作は幻想小説です。
まず、文体は通常の「日本近代文学」ではありません。
作者が繰り返し、英語⇒日本語の翻訳を繰り返して身に着けた、
「翻訳文体」です。
この「翻訳文体」であることが、ワタナベから見た世界を
「不透明」にしているわけです。(ヒトが思考を言語化していると
考えるのは誤りで、思考は言語が表出したものにすぎません)
もっとも翻訳文体自体は珍しいものではなく、そもそも「日本近代文学」
の明治期の出自は翻訳文体にあるわけです。幕末当初、漢文訓読調で
あったそれを江戸語と一部の南方の方言の混合によって明治期の東京
の口語に近い形に結実したのが言文一致運動だったわけです。
良く知られるように言文一致運動がさかんだったころは、これらの
小説は「たいへん人気がなかった」のです。多くのヒトは尾崎紅葉
の書く、文語体の小説に熱狂したのでした。
なぜなら、二葉亭が書いた小説は、「口語を言語化した言葉で、
ロシア青年の内的苦悩を書いた作品」だからです。
それは当時のヒトにとっては「幻想」にすぎなかったかもしれません。
>>826 ポルノ小説として楽しめたヒトはそれが「正しい解釈」です。
しかし、問題は多くのヒトが勃起しなかった点ではないでしょうか?
それはともかく、
明治の中葉を過ぎて、後期になると、新しい学校教育の洗礼を受けた
世代が青年になります。この時期になってやっと、日本近代文学は、
その独自の形を完成します。文体的には二葉亭の時代とあまりかわら
なくとも、多くの日本のヒトは言語の習得によって「西洋的内面」を獲得
するわけですから、それは正しく言えば、言語によってヒトが変化した
といえばいいのかもしれません。
830 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 00:33:17 ID:nEUT6Say
>>827 この作品のレイティングは PG12 指定なので R18+ 指定などのように
成人映画に指定されるほど過激なシーンは存在しません。
女性のあえぎ声が映画館に響き渡るって無いわ。
女友達と一緒に行って気まずい雰囲気になった。
明治の末になると、「日本近代文学」も、社会に認知されるようになり、
その文体も「自然」(←あくまで、特別な意味で)なものになってゆきます。
その一方で、関係代名詞や、執拗な主語の徹底、さらに時代ごとの
比喩表現の変化を受ける形で、「翻訳文体」はそのまま「翻訳文体」
として残存します。
戦後、日本に入ってきたアメリカ文学は特に新しい分野として、日本の
作家に影響を与えました。村上も当初は、そうした文学に触れ、どちらか
といえば翻訳家になることも睨んで活動したのかもしれません。
カポーティーなどを訳している野坂ですら、結局のところ江戸戯作的な
饒舌体しか「手がなかった」のに比べると、村上は、あえて(というか何も
考えずに)「日本近代文学的ではない、凡庸な翻訳体」で書いてしまった
と言えます。このことが不思議なことに村上の独自に作風を育てることに
なります。
すなわち、それは比喩において特徴的ですが、まるで「アメリカの小説を
翻訳したような文体」で「思考」する主人公が描かれる、という「非日常」
が発生する…ということです。
フランツカフカ賞については、あまり詳しくないのですが、
「たいへんふさわしい受賞」だと思います。
カフカは「外国語」で小説を書いています。
本来チェコ人であり、チェコ語を母語とするカフカですが、
作品はドイツ語で書かれています。これがカフカをして、
現代文学初期の巨匠たらしめた要因といえるでしょう。
(「作家の意図」が作品を成就する…わけではありません。
ある種の運命のようなものが、作品の完成させることは
現代芸術によくあることであります。現代美術の画家たち
の「制作の意図」は、たいていの場合「的外れ」であったり
「意味不明」なものですから。)
さて「ノルウェイの森」ですが。
ワタナベの思考が「翻訳文体」で書かれている…ということは、
ワタナベが「翻訳文体」で思考する、ということです。
たとえば、貴方や私のようなネラーなら、「2ちゃんの書き込み」
のような文体でものを考えることは可能でしょう。それをそのまま
口にして「周りのヒト」と付き合えば、「こいつは頭がおかしくなった」
と言われるでしょうが。
同様のことがワタナベに起こっているわけです。さらに、その「おかしさ」
は「周りのヒト」との落差によって決定的になるでしょう。
当時は全共闘運動華やかなりし時代です。主要な大学では活動は
活発化し、あの「69年」に向けて青年たちが邁進している様は
小説でも、映画でも控えめに描かれています。
つまりこの「周りのヒト」たちの世界こそが、当時の「現実」だったわけ
です。
さて、ここでひとつの反論に答えておかなければなりません。
835 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 01:45:14 ID:/LCEb8tK
「全共闘運動は、マルクス主義イデオロギーに支えられており、
それこそ『翻訳文体的』だったのではないか?」
確かに、運動そのものは思想的なものであったかもしれませんが、
運動を繰り広げていた「周りのヒト」のメンタリティーはそうでなかった
のだと思うのです。
私が取りすがる小島のような根拠は、この当時の活動家たちが
「昭和任侠伝」を好み、「あしたのジョー」の台詞を口にしたことです。
それらは実に「日本文学的文体」に依拠したテキストであり、
彼らは「西洋の思想を武器に大和魂で戦った」ということができるで
しょうし、そのことで十分に彼らの怒りを買うこともできるでしょう。
すなわち、明治時代の「和魂洋才」の変奏であったのです。
そうした時代、(マルクス主義者たちが毛嫌いする)アメリカ文学
の翻訳文体で思考する、ワタナベの目から見える世界は、
「十分に不条理」であったはずです。
さて、この作品が、村上として異例に「速書き」されていることは有名
なようですが、その突発的な書き方が、彼のほかの作品との違いを
表していると、同時に「ヒット作」となった条件を作ったように思います。
「ハードボイルド」あたりは明確に「幻想小説」(←幽霊とかユートピアとか
をイメージさせるので、「ファンタジー」と言ってもいい)の体裁をそなえ
ています。登場人物たちは「一応現実」と思われる世界から、不条理な
幻想の世界に移行してゆくのですが…
この作品では、「全共闘運動の時代」が控えめに書かれ、それを
「現実」として担保する、すなわち歴史的現実を、小説世界の現実と
して利用する、やり方をとっています。
この方法なら、作品中の「幻想」は、「日常世界」の面影を十分に
とどめながら、それを翻訳文体で思考する主人公に語らせるだけで、
「十分に不条理」でありるうのです。
これは「幻想小説」の作者としては、ルール違反のやり方であり、
「その時代が過ぎてしまえば効力を失ってしまう幻想」の創造に
すぎません。
このような「過失」がどうしてヒットに繋がったのか、という点です。
売り出し当初「100%リアリズム小説」というのが出版社の帯広告
だったようです。まさにその通りだったこの作品がどうして、学生運動
がはるか昔になった80年代にヒットしたのでしょうか?
実は80年代もまた、「大きな変化の時代」だったからです。
もちろんそれは学生運動とは180度逆の、経済至上主義、日本繁栄の
時代だったわけです。
数少ない「精読者(←だいたいこのような人たちは『大ヒット』とは無縁)』
を除いた、多くの読者たちは「時代背景」などは読み飛ばしているはずですが、
あの時代の「大きく変化してゆく」感覚の一方で、「自分の生活と社会の
動きは接点があるようで、実はないようにも思う」という空虚感は、
時代の思考と大きな落差をもったワタナベの思考と似通っていたのでは
ないでしょうか。
また、ありていに言えば「翻訳文体的」なスノッブな感覚も、当時の
「世界No.1」の日本にふさわしいものであって、まさにこの作品は80年代に
評価されるべく生み出された「過失」であったといえます。
時代の文体は、その後、サブカルチャーで言えば「尾崎豊」のような
「極めて日本文学的な自分語り」の登場によって大な迂回を起こします。
(これが「どういう出来事」なのか私にはわかりません。)
そう考えると、現代の20〜30代があまりこの作品に共感しないのも
頷けます。
838 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 02:09:55 ID:9izqa1Wi
なんで女はセックスしてる時に下着着てんだよ、アホか
さて、そのような「翻訳文体による思考が、結局のところ、その
名指すものへの届かない(つまり相手を理解し得ない)ことの
もどかしさ」が、この小説の「主題」であるとするならば、
フランス国籍のベトナム人が監督であり、台湾人?がカメラマン
だったり、イギリス人が音楽を担当している、というのは
「たいへんふさわしいこと」以外の何事でもないはずです。
国内での評価はともかく、「西洋文化に憧れ、それと自国文化
の矛盾に悩む」という同じ軌跡をたどってきたアジア諸地域や、
「すでに国民国家であることをやめてしまった」ヨーロッパにおいて
はそれなりの評価を得られるのではないでしょうか。
そのように考えると、本来この小説が「幻想小説」であり、
それをしかるべく映画化できている、と考えるべきだと思います。
ただ、今回私の力で言及できてなかった点もあって、それは
性の問題です。当然原作も映画も「恋愛もの」ではなく「性的な
物語」なわけですが、これを先の幻想にからめていえば、
「性的な幻想」といえるかもしれません。このあたりの点については
ラカン派に詳しい方の解釈を聞いてみたいところです。(おわり)
遅ればせながら今日観たが、直子役があまりにひどすぎる。
どう見てもババアだし、あの直子はただのキチガイじゃないか。
原作にあった直子の清廉さなど微塵もない。
オープニングシーン、あのババアが制服着て、高校生を演じるとか無理がありすぎるだろw
実際にあんなキチガイババアだったら、京都の山奥までワタナベも会いに行かないし、一も二もなく緑とくっついてるだろね。
ファッションはなかなかよかったね
>>827 馬鹿だな・・・
彼女の手を股間に持っていけば
おのずと大きく固く熱くなるでしょうに・・・
843 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 10:10:19 ID:nEUT6Say
>>831 性描写が苦手な人がいるのは事実ですが事前に調べなかったのは本人の
責任ということになっています。
この作品に限らずレイティングが PG12 指定されていることが公式サイ
トやポスターを見ればわかるし、予告映像でも想定できる。
もちろんレイティングに関しては映画倫理委員会(映倫)の公式サイト
にも表記されています。(こちら
http://www.eirin.jp/)
今後は PG12 にレイティング指定されている作品は観ないことをお奨め
します。
さらに過激な R15+、R18+ にレイティング指定されている作品は絶対
に観ないでください。PTSD (心的外傷後ストレス障害)という精神疾患
の恐れがあります。
見てきた。
原作は未読。
何を伝えたいのかさっぱりわからなかった。
つまらなかった。
もっとも原作はエロ小説らしいから、伝えたいことなんて無いのかも。
845 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 13:16:53 ID:NyrUxsZ4
↑
おまえに感性がないだけwおつかれちゃんw
846 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 16:36:04 ID:9izqa1Wi
上映する前は「大ヒット間違いなし!」みたいに言われてたのに、蓋を開けてみたら大外れだったなw
847 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 17:54:21 ID:nEUT6Say
>>846 お前には商業主義で作られたこういう軽薄なファンタジーがお似合いだよwww
SPACE BATTLESHIP ヤマト
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
トロン:レガシー
劇場公開するんだから、商業主義なのは当たり前だよ
849 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 19:34:28 ID:nEUT6Say
>>848 それは的外れな詭弁に過ぎない。
「商業主義」だけ取り上げれば映画に関わらずあらゆるコンテンツ、あ
らゆるビジネスが営利目的なのは当たり前のこと。
肝心なところは「軽薄なファンタジー」でそこには過剰な商業主義が付
きまとうということ。
そしてそういう作品がおまえにはお似合いだということだ。
軽薄なファンタジーかどうかは人それぞれの感性によるものだし
軽いからこその良さだってある
またそこに過剰な商業主義が付きまとおうが、ついてなかろうがどうでもいいこと
付け加えて、自分の嗜好をいうならば、ファンタジーは軽い作品の方がいい
>人それぞれの感性による
こういう意見を言う奴って挙って低学歴のゴミ虫なんだよな
優秀でない自分に言い訳を与えるために「人それぞれ」って言葉に仮託する
哀れなこった
853 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 23:11:08 ID:GVhY17ef
親友が突然自殺したお。そいつの彼女(直子)が残ったので、ノリでオマンコしておいたお。でも直子はメンヘルで施設に入ったお。
よく分からないけど、直子は大事な女性だお。とりあえず大学に入ったので、ナンパしてオマンコしまくったお。
好きでもない女とオマンコするのってむなしいお。大学で、ミドリって言うへんな女と知り合ったお。
俺には直子がいるし、ミドリにも彼氏がいるのでオマンコはしないお。
時々、直子の施設に行って手コキとかフェラしてもらってるから満足お。
そしたら、突然に直子が自殺したお。悲しいから旅に出るお。
帰ってきたら、直子の世話係の既知外ババアが俺んちに来たお。とりあえず、オマンコしたお。
そーしたら、何もかもふっきれたお。もう、必死にミドリとオマンコしにいくお。
ミドリ「落ち着け猿」
終わりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
854 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 00:05:17 ID:XN5fyxXQ
原作小説にあった主人公の卑しさ・嫌らしさが殆ど描かれていない。
世間ではこの主人公がこういう風な好青年にイメージされているんだ。
ハッピー・エンディングぶりにちょっと驚いた。
映画の緑は主人公を朗らかに受け入れている。原作小説とは大違いだ。
>>814 エキストラレポによると療養所の食堂シーン撮影は有ったそうだ。
ただカットされた。
856 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 00:39:54 ID:dB07ylUO
>>854 原作者とは異なる人が脚本を書き上げてメガホンを取ったのだから違う
のはあたりまえ。
著名な文学作品を映画化すると映画そのものを全否定する人が必ず出て
くる。村上春樹は原作者に過ぎずこの作品はトラン・アン・ユンの作品だ
ということを忘れてはいけない。
857 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 00:45:31 ID:h427DcOr
バカにそんな話しても判んないよw
だーかーらー、あれのどこがハッピーエンディングなんだよ・・・
どんだけめでたい奴かなーw
なんとも言えない気持ちにさせるエンディングになってるはずだぞ
>>854 映画としての必然は、他のところにあったのかもしれないね。
ただ、原作の(いや、もうすっかり忘れてしまったんだが)主人公は、
もっと「打算的」なところと、それをひけ目に感じているらしき様が
あったのは記憶している。
松山なら、そのへん演じられたのかもしれない。
>>858 「なんとも言えない気持ち」という感想は、原作者、監督ともに
歓迎してくれると思う。正しい感想だし、同感。
日本人の繊細な感情を表現できるのは日本人監督しかいないように思う。
村上春樹は昔から外国に拘りすぎ・・・
若手の日本人監督に優れた監督はいっぱいいるのに、残念だ。
861 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 02:10:16 ID:dB07ylUO
>>860 > 日本人の繊細な感情を表現できるのは日本人監督しかいないように思う。
「日本人の繊細な感情」というのは具体的にどのようなことなのか?
> 村上春樹は昔から外国に拘りすぎ・・・
水原希子を除いて承知しているている限りキャストは全て日本人が演じ
ており、ロケも日本国内で行われているので外国に拘っているとは思えな
い。むしろ製作陣が多国籍なので日本ということに拘っていない。
> 若手の日本人監督に優れた監督はいっぱいいるのに、残念だ。
選択から漏れた映画監督の立場であればでそういうだろう。
グローバル化している今の映画界で日本人ということに拘れば選択肢が
狭まるだけでナンセンスだ。
自分も原作小説を読んだ時に主人公を「なんて身勝手で厭なやつだ」と思ったのだけど
映画のワタナベは「主体性が無い受け身な性格で周りを傷つけることもあるけど、
おおむね優しくて、他者に誠実になろうとしてる好青年」に見えた。
まあ、誠実になりきれてないんだけど、こいつなら許せるような雰囲気に見えた。
正直、小説の印象のままの主人公だと見続けるのが苦痛だからこれはこれで良かったように思う。
>>861 860ではないが一言
日本人のDNAをもち、日本文化の中で育ったものにしか
分かち合えない機微でしょ
例えば、お歳暮いただいてまず出てくる言葉が「すみません」
ありがとうではなくすみません、英訳すればThank youなのだろうが
ただのありがとうとも違うニュアンスを持っていることは、日本人なら理解しているでしょう
映画版は原作以上に、キャラクターに血が通っていないと批判されることが多いけど
つまりはそういうことなのではないかな
864 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 03:51:11 ID:dB07ylUO
>>863 DNAは生物学的に人類である以上そのほとんどを共有している要素な
ので俳優が演じる感情表現能力とは関係ありません。
日本人のスタッフやキャストを使った経験があり、日本映画ばかりでな
く日本の文化そのものにも造詣が深いトラン・アン・ユン監督に対して日
本人のナショナリズムを持ち出して否定することはナンセンスです。
「すみません」と「Thank you」のニュアンスは例えになりません。
製作スタッフには日本人もいるし、セリフ読みはスタッフと行うだろう
し、そもそもセリフを話すのは日本人です。
うーん、単純否定ばかりで、反論が全くないのがあれだけども・・・
日本文化に造詣が深いのなら、せめて日本語で日常会話くらいはできなくては
説得力もてないよ?
それに、”製作スタッフには日本人もいるし〜”云々の説明は
単なる演出家否定だよ
俳優がいてキャメラマンがいて編集マンがいて・・・・なら総監督は不要なの?
そもそもなんのために監督が存在すると思ってるのか、聞いてみたい
866 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 04:26:47 ID:h427DcOr
バカにそんな話しても判んないよw
867 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 04:33:35 ID:dB07ylUO
>>865 当たり前です。
映画製作というのはチームで行うものです。
監督はそれを舵取りする役目です。
「日本文化の中で育ったものにしか分かち合えない機微」などとそんな
ものを日本人だけの枠の中で表現したとしたら海外では理解されない作品
になるだけです。
この作品のように海外での出品や公開も視野に入れている場合は「日本
人にも外国人にも分かち合えるような機微」を表現するべきです。
だから多国籍スタッフになったのはある意味自然なことです。
外国人監督による日本人キャストの映画にも素晴らしい作品はあります。
グローバル化している映画産業はスタッフ、キャスト、作品そのものが
海外に行ったり、海外から入ってきたりしており鎖国思想では産業として
成り立たなくなっています。
国籍や人種という枠組みにとらわれずに人選を行い結果的に外国人が加
わっても当事者にとってそれがベストであったわけで「残念」とは思いま
せん。
「総監督は不要なの?」そういうことを質問すること自体が的外れです。
869 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 09:28:13 ID:RP4o8R6I
「商業主義」だけ取り上げれば映画に関わらずあらゆるコンテンツ、あ
らゆるビジネスが営利目的なのは当たり前のこと。
肝心なところは「軽薄なファンタジー」でそこには過剰な商業主義が付
きまとうということ。
そしてそういう作品がおまえにはお似合いだということだ。
女性ってフェラ好きだよねえ・・・
AVの見すぎじゃない?
大抵の女性はフェラなんか好きじゃないよ
872 :
854:2011/01/15(土) 11:30:55 ID:NaRFlGPY
>>859 >映画としての必然は、他のところにあったのかもしれないね。
そうなんだろうね。私は、ワタナベが直子にフェラチオされる場面がどの様に描かれるか
(と、原作と映画とでどういう風に同じでどういう風に違うのか)にしか興味がなかったから、
映画の肝心な所が見えていないのだろうけど。
>松山なら、そのへん演じられたのかもしれない。
同感。
>>862 >小説の印象のままの主人公
厭な物見たさで見てみたい。
>>856 >映画そのものを全否定する人が必ず出てくる。
私は、この映画を否定するつもりは更々ない。寧ろ原作を否定したい。あの小説を絶賛した自分の
過去も含めて(笑)。
>村上春樹は原作者に過ぎずこの作品はトラン・アン・ユンの作品だ
そういえば、監督は
「松山ケンイチは、ワタナベの純粋無垢な部分を表現できる」
という意味のことを発言していたっけ。映画が原作と大違いなのは当然だね。
映像、演出、演技、音楽が素晴らしかった。予告編はつまらなかったけど、本編は、原作との
違いをあれこれ考え乍見たので、全く退屈しなかった。多分原作を知らなくても面白く
見る事ができたと思う。
>801
激しく同意
874 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 12:26:21 ID:PfJf7WPE
原作を読んでいない俺には、とても素晴らしい映画だったよ。
とくに描写が好き。ヨーロッパの映画みたいだったな。
これから原作を読んでみる。
映画初心者ということがよくわかる書き込みです
>>871 >大抵の女性はフェラなんか好きじゃないよ
でもフェラしているときの女性って
この上なく幸せな表情をしているよね・・・
>>875 映画初心者とそうでない人ってどう分類して、そこに何の意味があるというのだろう?
自分はこの映画結構気に入って2回見に行った。
でも賛否両論になるだろうとは思う。
誰もが手放しで拍手できる作品ではない。
大衆受けする単純な分かりやすさはないし、
かといってとてつもなく人生の深い意味を持っている作品でもない。
ただトランなりに各出演者なりに真面目に取り組んでいて、好感を持った。
たしかに本人が良いと思えばいいよね
前言撤回します
>>877 >映画初心者とそうでない人ってどう分類して、そこに何の意味があるというのだろう?
↓
>大衆受けする単純な分かりやすさはないし、
分類に意味がないという本人が
大衆とそうでない「選ばれし者としての私」を分類しているようにも読めるが
細かいことはどうでもいいじゃない!
見てきた。
原作は未読。
何を伝えたいのかさっぱりわからなかった。
つまらなかった。
もっとも原作はエロ小説らしいから、伝えたいことなんて無いのかも。
881 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 22:24:49 ID:dB07ylUO
どんなウンコ映画でも擁護しに来るウンコバエはいるんだなあ
883 :
名無シネマ@上映中:2011/01/15(土) 23:32:49 ID:dB07ylUO
>>882 いくら会社からの指示とはいえ他社の映画作品を叩いてこんなみっとも
ないことを続けることに何の意味があるのか良く考えてみろよ。
「因果応報」っていう言葉を知っているよな?
自分の会社の作品が同じように叩かれることを想像できればこんなみっ
ともないことを必死で繰り返すなんてまともな神経ではできないはずだ。
本当は自分でも判っているはずだから正直なところ罪悪感とむなしい気
持ちでいっぱいなんだろ?
他社の作品をネットで叩くだけでカネが稼げて一時的に収入になるかも
しれないがたった1度きりの大切な人生を捧げるだけの価値なんか無いよ
な?
心も体も充実した人生をおくるためにももっと社会に貢献できる有意義
な仕事選ぼうよ。
家族や親戚そして子供たちに胸を張って生きていける仕事選ぼうよ。
ほんと考え直した方がいいよ。
人生は一度だけなんだよ
全く期待せずに観に行きました。
満足できる作品には絶対なってないだろうなと思ったのでがっかりはしなかった。
1970年なんて生まれる前の時代なのでそういうレトロなセットや小道具は観れてよかった。
原作はポルノ小説だって書いてる人がいたけど確かにポルノだっけ。
ポルノ小説は文字だから良いんで、あれを映像にすると間抜けな事になるんだということが良く分かる。
やっぱ村上春樹の面白さって基本的に映像化するの難しそう。
ま、それにしても映画は端折りまくっちゃって原作読んでなきゃ「?」だよねぇ。
原作のファンなのだが、ハツミさんが良かった。永沢さんも。
あのレストランのシーン、たしかスズキを原作では食べてたはずだが、あの個室の空間の感じすごく良かった。帰りのタクシーの感じ、原作の雰囲気をよく再現してたと感じた。
あと永沢さんの最後のキメゼリフ、自分に同情するな、も描かれてて良かった。
888
全く期待せずに観に行きました。
満足できる作品には絶対なってないだろうなと思ったのでがっかりはしなかった。
1970年なんて生まれる前の時代なのでそういうレトロなセットや小道具は観れてよかった。
原作はポルノ小説だって書いてる人がいたけど確かにポルノだっけ。
ポルノ小説は文字だから良いんで、あれを映像にすると間抜けな事になるんだということが良く分かる。
やっぱ村上春樹の面白さって基本的に映像化するの難しそう。
ま、それにしても映画は端折りまくっちゃって原作読んでなきゃ「?」だよねぇ。
昨日原作未読で見てきた。
場面場面の描写がいちいち素晴らしくて、
映画の世界に引き込まれてしまった。
だが肝心の内容がいまいちよくわからんかったので、
原作読んでみる。
892 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 13:07:42 ID:2GYyGLHY
直子の外見イメージは、ちょうどAKBの篠田麻里子っぽかったんだけどな。
お嬢様学校出身で、ショートカットの美人。
まあ参加できないだろうし、
海外でも知名度のある菊池凛子でハクつけたかったのかもな。
AKBとか無いわww
恥ずかしいヤツ
894 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 13:44:50 ID:fIW1s0Yh
この映画コケタよね?
AKBとか無いわww
恥ずかしいヤツ
896 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 14:17:56 ID:k6Mwmv4L
映画とか演劇などの芸術と無縁の極端な商業主義から生まれたアイドル
AKBの無能メンバーを持ち出す見識の無さには呆れるばかりだ。
これほどの稚拙な輩がこの作品を観ているというのも驚きだが2ちゃん
ねるで堂々と恥をさらすバカさ加減にも呆れる。
このスレどころか映画板に来ない方がいいだろう。
897 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 14:19:13 ID:+LM9JbA4
>>893 AKBなんざ知らないけど写真見た限りでは悪くないような気もする。
何れにせよ直子は菊池凜子よりもっときれいな人だよね。
ところで、映画でワタナベ君は 「やれやれ」って一度も言わなくなかった?
それが少し残念。
春の熊の話もなかったなぁ。
AwwwwKwwwwBwwwwww
>>892 俺も原作から受けたイメージはそんな感じだった。
でも凛子いいよ。
こっちのがずっといい。
>>892 俺は前田って子なら直子役良かったかもって思ってた。
901 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 17:55:58 ID:k6Mwmv4L
直子って一言でいうならイノセントな表象。
それはいわば不器用さからくるはかなさや感情の動き。
AKBの〜〜なら良かったっていう意見を持つ人がいるのに完全に同意。
あの子たちは不器用で下手で、でも一生懸命生きている。AKBの人気の源泉は誠実さ真摯さひたむきさにある。それは直子的な美、感情、感傷の表現に通じている。
表象w
904 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 18:20:53 ID:k6Mwmv4L
以降AKB禁止
原作がくそだからどんな優秀な監督でもできはくそになった
これが正解
原作が糞だとするなら
原作に惚れ込んで直談判までした
トラン監督の感性は糞以下と言う事になるな
907 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 20:22:00 ID:k6Mwmv4L
コケ映画なんて叩いても金にならんよwww
実写映画って毎回原作が糞ということにさせられるけど、本当だろうか?
910 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 21:07:00 ID:+LM9JbA4
>>909 実写映画に向いてなかったということもあるのでは?
本の中でのワタナベ君と緑の会話ってすごく好きだったんだけど
映画で観ると個人的には全然ピンと来ないんだよね。すごく間抜けな会話に思えてしまう。
活字と映像じゃ表現方法がまるで違うしテンポも違うし。
911 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 21:22:20 ID:cq0J6VRk
原作のことは知らなかったが、かなりつまらない映画だった。
途中で帰れば良かったな。まあウワサの性描写が観たかった部分もあったけど、
菊池凛子がこわすぎでござんした。
これから観に行こうと思っている人には到底おすすめできませぬ。
菊池凛子の演技は神懸ってると思うけどなあ。
原作読んだ当時は理解できなかった直子だが
今回映画観て、直子に共感して胸が締め付けられた…。
まあ心情を理解出来る年になってきたってのもあるんだろうけどね。
913 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 23:48:07 ID:k6Mwmv4L
>>908 毎日毎日同じIPアドレスから書き込んで良く言うよ。
昔読んだけど、何度かの引越で捨ててしまった赤と緑のきれいな本。
しかし、ノル森ってこんな話だったっけ?
映像は日本映画にしてはキレイだけど、お話がないというか、まあ映画が描いたようなお話なら
ああいうふうにブツブツ切れたように描くしかないのかなあ。
悪人も「そうきたか〜」と思った程度だったけど、これも「ふ〜んそうなのね〜」って程度。
二十歳前後の若者たちの恋愛がうまくいかないのは当たり前だし、
一人で人生をはかなんで死んでしまう子もいるよね(今はいじめが主要因と報じられるけどね)。
しかしまあ、自殺はいかん。
残された者たち(家族や恋人)は一生苦しむから、耐えられなくて死ぬこともあるだろうね。
原作を1部だけで「投げ出したから、映画もどうかなと思ったけど
スレがこんだけ伸びてるなら観てみるかな
自分の価値観よりヒット作ってのが、経験上は面白い作品が多いしなあ
映画とか演劇などの芸術と無縁の極端な商業主義から生まれたアイドル
AKBの無能メンバーを持ち出す見識の無さには呆れるばかりだ。
これほどの稚拙な輩がこの作品を観ているというのも驚きだが2ちゃん
ねるで堂々と恥をさらすバカさ加減にも呆れる。
このスレどころか映画板に来ない方がいいだろう。
なんで急にAKBが出てきた?
918 :
名無シネマ@上映中:2011/01/17(月) 00:26:47 ID:DypGG6na
原作は5ページ読んで投げ出して、全然覚えてないけど、
映画は美しかったし、私は好きですね
ま、好き嫌いや判るワカランが極端に出そうな映画ですが・・・
ただ、ワタナベと直子のアノ時の顔アップ・・・肌が汚く見えて・・・・
ちょっと耐えられなかった・・・・・
緑の希子ちゃんは、監督の奥さんに似てる気がする
似てない・・・
川久保玲にそっくりだった
全く期待せずに観に行きました。
満足できる作品には絶対なってないだろうなと思ったのでがっかりはしなかった。
1970年なんて生まれる前の時代なのでそういうレトロなセットや小道具は観れてよかった。
原作はポルノ小説だって書いてる人がいたけど確かにポルノだっけ。
ポルノ小説は文字だから良いんで、あれを映像にすると間抜けな事になるんだということが良く分かる。
やっぱ村上春樹の面白さって基本的に映像化するの難しそう。
ま、それにしても映画は端折りまくっちゃって原作読んでなきゃ「?」だよねぇ。
カップルが多かったな、男一人は俺だけだった、中年夫婦が多かったな、若いカップルは気まずい感じになってたな、でも帰ってセックルすんだろうなこんちくしょう。
菊池凛子が凄い演技だった、実際に直子みたいな人間が目の前にいたらあれ位キツいと思うよ。
緑はもっと粗暴な演技にすべきだった、あれじゃ金持ちのお嬢様。
原作でも直子は鬱なのか統失なのかさっぱり分からんけど、映画では統失寄りっぽい解釈だったか?正直よくわからん。
ワタナベ君は他者との関係を構築し自己を確立し大人になれるか?
キズキは大人になるのを拒否反応した。
直子は自我の半分をキズキに依存していたので壊れた、ワタナベ(他人)と一回だけちゃんと向き合って大人になりかけたが、耐えきれずに引き返した。
レイコは自己を一回破壊されて停止したまま歳をとった、直子があのまま生きてもレイコみたいになったろう、ワタナベと関係して自己を取り戻そうとした。
永沢さんはそもそも他人を見てすらいない、もう人間じゃない、永沢さんの彼女は永沢さんの人間性やモラルそのもの、捨てて人間やめました。
緑は生の人間そのもの、圧倒的な他者、リアルそのもの。
突撃隊は他者とのコミュニケーションが不可能な失敗人間、自殺確定。
これ等の人たちと関わりワタナベ君が大人になる話。
個人的にはこう解釈したけど、原作読まんとさっぱり分からんわな、予習必須。
922 :
名無シネマ@上映中:2011/01/17(月) 03:06:29 ID:u0QhClYG
大人になる話?
・・・そんなんだっけか、この映画。
私は人を好きになる気持ちと、セックスは別って話だと思った。
好きになる気持ちにを大切にしないと、死にたくなるから、気持ちは大切にしておけ。
とくに会話は大切って話だと思ったなぁ。
人によってそれぞれだね。
924 :
名無シネマ@上映中:2011/01/17(月) 07:57:06 ID:BH8RLTrj
私はフェラが好きになれると思ったよ。
>>922 大人になるってのを、どう解釈するかだろうね。
愛するものを失う苦しみを抱えたまま生きていくって位の捉え方すればいいんじゃない?
大分上に出てる、ワタナベ×キズキとワタナベ×永沢の精神的同性愛説は
面白かったです。
チラシの、直子を見るワタナベの(松山ケンイチの)目の余りの空っぽさが
気になってましたが、果たしてワタナベは空っぽな男だった。
色々考えられて、面白い映画と思います。既に二回観てしまったけど、
原作も読んでみようかな。昔は嫌悪感で読めなかったけど。
原作ではレイコと直子が精神的同性愛ぽかったのに
映画ではまったくそのつながりを感じなかったなあ。
直子が老けすぎ基地外すぎで原作とイメージが違いすぎたせいかな。
原作だと直子とレイコの年齢差がはっきりしていて
直子がもっと穏やかでいかれたレイコを包み込む感じがあった。
だからこそレイコとワタナベの直子への弔いが意味を持つのに。
監督の合理性みたいのが、日本人とぜんぜん違うよね。
景色の捉え方(山々の表現とかは)よかったなぁ。
「直子がイノセント」路線が意外。
それぞれの原作読後感の違いが出るところかな。
「性的な話」であると、それを踏まえて読めば、菊池の起用はすばらしかった
ということになると思うのだが。
この話は「精神は無垢」であっても、「肉体は罪」であるところに
オチがあるわけで、菊池の(ややたるんだ)「肉体の重み」は重要な
要素だと思う。余談だが、横尾忠則が女性の肉体をエロティックに書いた
自身の作品に対して「子供の頃、ふと『恐怖』として感じた、女性の肉体の
重み」というようなことを言っていた。今回の映画でもそういう感じは
表現されていたと思うし、原作もそんな感じを受けた。
ただ、原作の舞台となっている時代、原作が発表されヒットした時代と
21世紀の現在では−肉体と精神の関係−が違うので、若い読者は「あれでも」直子は
イノセントと捉えるかもしれない。それはそれで、面白い読後感だと思う。
たとえば、ライトノベルに登場する少女たちのように、性的には奔放で
あっても、精神の無垢との矛盾を感じさせない。そのような表象は、現代に
おいてしかありえない。自分は、そのことの是非には全く関心がなく、
「肉体と精神の不一致に矛盾を感じないこと」が、むしろ現象として面白いと思う。
とはいえ、本来主人公はワタナベなのであり、ワタナベに目を向ければ…
ワタナベは誰とでもセックスできるようだし(療養所での直子とのセックスは
直子の問題?)、愛情を持たずともそういう行為に及んでいる。
だからと言って不誠実さを「それほど」感じさせないのは、彼自身が「精神と肉体
の一致」を強く求めていないからかもしれない。(一方で、ワタナベは
『無垢な精神』を有しているわけではないのだが。)
原作でも映画でも、「その後のワタナベ」に死の悪寒は感じられない。
あるとしたら、むしろ緑のほうだろう。
レイコはワタナベとのセックスのあと、「いるべき場所」を探して旭川に
旅立つ。恋人の死から「いるべき場所」を失った直子は死んだ。
この二人が去ったあと、ワタナベは、不謹慎にもw緑との関係を築こう
とするのだが、これは現実的な生のありようとして、否定できるものでもない。
ワタナベは直子を失い、レイコから何かの暗示を受けたのだが、
彼が味わっている感情は「喪失感」とか、「絶望」ではなく、
「そういうものを強く感じることがないまま、そもそもいるべき場所すら
あると感じることができない」という不安じゃないかと思う。
そのような感情が、ラストの「僕は今どこにいるんだろう」という台詞に
結実できているように思う。
そう考えると、20世紀的な精神と肉体のありようから、21世紀的なそれへの
ゆるやかな変化のなかに、この話が展開していると考えることもできる。
非常に突飛な例えだが、ある面では「ワタナベ」は現在のライトノベルに
現れれるような「性的に奔放でありながら、無垢の精神の少女」に表象され
るような存在と、なんらかの「(心理的)関係」をもつであろう主体のさきがけのような
ものなのかもしれない。
今考えられるのは、そのくらい。当方、性については、語る言葉が乏しいので、
>>839でリクエストしました。
どなたかラカン派心理学に詳しいかたの感想を聞きたいところ。
う〜ん、緑については違うのかな…という気もしてきた。
>>930 新聞記者ですかね。ま、記者ってのはたいてい「事実バカ」で、
事実優先だけど、残念ながら、小説や映画はそもそもその始まりから
fして、すべて「事実ではない」からねw
「棒読みセリフ」が何故OKなのか、は彼らには一生わからないだろう
けど、新聞仕事が「ことばで確実な何かを伝えよう」としているのに
比べ、本作では「ことばが伝わらないこと」が主題だからね。
監督がOKするのは、当然「棒読みセリフ」のほうだ。
>トラン・アン・ユン監督はとにかく細かい人なんだ。
>映っているものにはすべて意味がある、とこだわるタイプ。
「こだわらない監督」っているの?
>村上さん自身はどう思ってんのかな。この映画。
>O 喜んでるらしいよ。伝聞だけど。
それは、そうだろうなぁ。
ジョニーグリーンウッド起用は村上の希望?それともジョニーが
乗り気。相思相愛だろうし。
監督も「外国人だから」ではなく、「フランス国籍のベトナム人」
だからOKだろう。
原作知らないで観た感想は何も残らない映画
セックス、自殺しかない
自殺するほど究極の愛って感じもないし、ただメンタル弱い人の集まりじゃねーかという感じ
途中まではフツーに見ていたが直子が自殺して以降
話が急にわからなくなった。
渡辺が日本海?の荒波に向かってさも直子を愛してたかのように
号泣した気持ちがわからない。
直子が死ぬ前、それとなく緑の存在を手紙に書いたりして
渡辺にとって直子の事が内心重荷になってたように見えたのに
何故に大泣き?
レイコさんが渡辺のアパートに来て私たちは寝るべきといって寝た部分も
わからなかった。原作にあったとしても映画を見る限り唐突に出てきた
物欲しげな女にしか見えないし、死者への弔いの気持ちがある人間がすべきことと
とも思えず理解に苦しむシーンだった。
最後は電話で渡辺が緑に愛してると言って終わり。
緑に愛してるという渡辺が「愛する者を失った悲しみは〜」とかいってつぶやくから
わけがわからなくなったと思う。
むしろ、直子の死で自分の気持ちが偽善だったと気づいたことでも言ってくれれば
すっきり納得できた。
渡辺がどことなく偽善者っぽい青年に見えてたので
自分の中で純愛映画としてうまく消化できなかったかも。
でも映像はキレイだったし見てよかったわ。
>>935 ギャルゲーってやったことないが、その手のゲームの「無理無理進行」
みたいなもんに似ている……のかもしれない、とふと思った。
ただし、「世界」とか「関係性」は、主人公の「欲望のまま」に動くわけではない。
つまりは「そういう非現実的な世界」で迷う主人公、というところに多分
この作品(原作&映画)の意味が…
937 :
名無シネマ@上映中:2011/01/17(月) 22:47:30 ID:ylU0JIRP
>>935 号泣してたのワタナベなのか?
松山ケンイチと違ったような・・・
>>938 すごいリテラシーだなw
じゃああれは誰だと思ってたんだ?
いきなり登場してきた別の登場人物?
この映画をもし自分好みに手を入れさせてもらえるなら
愛するのもを失った〜云々の独白部分は直子の誕生日のシーンで使ってみて
もよかった。
恋人を失った直子の喪失感を憐れんだ独白としたほうがその後
献身的に直子を支える渡辺が理解できたし
偽善的に見えることもなかったと思う。
映画を見る限り、渡辺が直子を愛してるようには見えなかったので
岸壁の号泣シーンであの独白を聞いて話がわからなくなった。
大分上に出てる、ワタナベ×キズキとワタナベ×永沢の精神的同性愛説は
面白かったです。
チラシの、直子を見るワタナベの(松山ケンイチの)目の余りの空っぽさが
気になってましたが、果たしてワタナベは空っぽな男だった。
色々考えられて、面白い映画と思います。既に二回観てしまったけど、
原作も読んでみようかな。昔は嫌悪感で読めなかったけど。
943 :
名無シネマ@上映中:2011/01/18(火) 08:02:20 ID:DtP6xGNO
944 :
名無シネマ@上映中:2011/01/18(火) 11:52:08 ID:932ncMl6
>>943 不覚にも読み始めたが「ヤマト」が出てきてから説得力が無くなった。
やっと見たけどすごい面白かったな。
直子は大人になりたくないんじゃなくて、本当は大人になりたかったんだと思う。
だけど、大人になることを自分に禁じていたんだと思う。
直子のわがままで、ワタナベが傷つけられる話だよね、これは。
でもいちばん愛が深くて誠実なのも、直子だと思った。
あと前のカップルがセックスシーンのたびにペッティングを開始するのやめて
村上隆のツイートに釣られてみた
既存の娯楽映画とは違うハイコンテクストイメージの洪水にやられた
生理的なテンションでねじ伏せる手法は「宇宙ショーへようこそ」を思い出した
ブルーレイ予約しようかな
948 :
名無シネマ@上映中:2011/01/18(火) 18:45:20 ID:l6c5eLRT
菊地凛子ってもの凄くセックスが好きそう
949 :
名無シネマ@上映中:2011/01/18(火) 18:49:53 ID:932ncMl6
直子とキズキがもっと俗っぽくて、アバズレだったら、自殺はしなかったと思う。
せめてワタナベくんみたいに。
セックスがうまくいかないから、好きだけど別れましょう、いろいろな人と
つきあって、25歳くらいになってまだ、好きだったなら、試してみてもいいかもね。くらいに。
今みたいに情報化時代じゃないしね。携帯電話じゃないし、17歳だし思いつめたきもちはわ
かるけど、それをイノセントというのは違うかな。
情報弱者の混乱って感じもある。
いったんセックスの快楽を知った女性は
チンコなしでは生きていけない
>>926 >ワタナベ×キズキとワタナベ×永沢の精神的同性愛説
同性愛的な関係はあるし、それを通じて伝わるのは、キズキと永沢が
どこか同種の人物であるということか。
古典的な映画なら、『太陽がいっぱい』とか三島由紀夫の作品を思い出す。
まるで、方向が違うが、永沢のような人物の面影を、同時代の左翼活動家
の幹部に重ねあわせるようなこともできると思う。
ま、ギリシャの性愛の有り様なんだけどね。
問題がワタナベがキズキ〜永沢のような人物から「惹かれず」に、
寮を出てしまうことか。
これはwebで誰かが言っていて、なるほどと思ったが、永沢は
「この寮から先に出てゆくのはオレだとおもったがな」
とワタナベに言っている。
作品の最後に至るまで、永沢は「寮生」であって、実は「大人」には
なっていなし、社会に出ても「大人」にはなれないだろう。それが、キズキと
永沢の共通点だと思う。(「青春の蹉跌」という小説を思い出した)
もちろん、だからと言ってワタナベが「大人」なわけではない。
それは単に「子供であり続けることを拒否」しているような関係かもしれない。
そのへんが近代までのホモセクシャルを扱った文学と違うように思う。
ある国が「近代化」を始めるにあたって、必ずと言っていいほど、
自発的に「教養小説」が発生する。
18世紀ドイツのヴィルヘルム・マイスター(ゲーテ)にその緒がある
のは、言うまでもない。そして、本来成長の結果、主人公は社会対して
開かれる「はず」なのだが、たいていの場合は社会参加を「志す」
ところで終わるか、未来を不安なまま「受け入れざるを得なくなる」
ところで物語は終わる。
主人公は、当時の社会の少年〜青年に対してある種の模範であり、
そのには当然ギリシャにおける同性愛のような牽引力が発生する
のだし、また、作中に主人公を牽引する先輩格が現れていることも
しばしばである。(問題は、その一方で、自由恋愛に理想に基づいた
異性愛が作中の格をなすこともしばしばで、結局のところこの「二重
路線化」によって、結末が「無責任に未来に対して開くしかなくなる」
原因となるだが。)
しかし、そもそも「子供から大人への成長」ということ時代は自明な
ものではなく、それこそが「近代を成立させるための要請」であるの
だから、これらの物語は「あるものを描いている」のではなく、
「描くことでそれを有らしめている」にすぎない。
ヒトは本質的には「成長しても、しなくてもよいもの」である。
リリーフランキーって結構頭いいなぁと(いや文章は読んだこと
ないんだけどね)思ったのは、あのCMの
「大人ってのは、子供の空想の産物なんだよ」
というヤツで、それを借りれば「大人ってのは近代社会の捏造物」
なんだと思う。
だからこそ、教養小説における「近代の厳格な伝統」にあっては、
「社会に出るべく成長し、大人になる先輩たち」に憧れる一方
恋愛に惹かれる自分を堕落とみなし、葛藤する」という一連の
「作法」は、いわば「必修科目」だった。
この「必修科目の履修」を行わない点も本作の魅力である。
だから、ワタナベはキズキの死に対して、遠くから執拗に眺め続ける
が、それをいつも「謎」のまま、解釈をせずにいる。強い共感を
もって、その対象に迫ることがないから、直子と寝た後
「ねぇ、キヅキとは寝たの?」
と聞くことができるのである。(このシーンはこの作品における、
「通俗的な教訓=死んでもこういうときにこういうことを聞いては
いけないということを教えている」貴重なシーンだと思う。)
キズキも永沢も「強く大人になろう」と望むからこそ、
破綻、ないし破綻の予感を匂わせているわけだが、
ワタナベは、そうした人物の「疾風怒涛」に触れながら
も、それに巻き込まれることはしない。
この二人の登場人物は「『近代社会の青年』という遠景」
として配置されることで、彼らとはことなる選択を常に
してゆくワタナベの存在を際立たせる役割を担っている
と考えられるんだと思う。
つまりは、ワタナベは「子供から大人へ成長しようと希望」
するわけでもなく、また「子供のままでいる」わけでも、なく、
「『子供から大人になる』ということすら考えない」ので
あって、だからこそ子供でも大人でもない。
作中に漂うワタナベの「とらえどころのなさ」も、そういう
ところの起因しているんじゃないだろうか。
女性ってチンコすきだよなあ・・・
上の人の長い駄文を読み飛ばしたけど、読み飛ばして問題なかったよね?
ないよ。評論家ワナビーの垂れ流し。
ふと思ったが、村上作品って「父」が、作品のなかで実体をもって登場する
ケースってあったっけ?
「イアン・ブルマの日本探訪」という本に
村上春樹と父の関係について少しだけ言及されていた・・・
>>960 ありがと。
そのヘンも面白いところだと思う。
この作品も「父」はもちろんのころ、ワタナベの出身地とか、
家族とかをイメージさせない。
実際にはワタナベは寮生だし、高校はあきらかに地方
(作者の自伝的解釈で云々は抜きにして)、だが、故郷とか
ルーツとか、家族とが描かれていない。
もっとも「父」を登場させないことのほうがもっと重要だけど。
永沢さんの父、緑の父の話はでてくるね
ネズミの父、スミレの父、テンゴの父
963 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 00:03:46 ID:ZxsOzVKD
>>948 それは菊地凛子の演技に対する褒め言葉になるな。
>>959 「実体を持って」とは言えないかもしれないけど、
「風の歌を聴け」でも主人公「僕」の父が毎日靴磨きを強いることに
触れててる。
966 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 00:24:43 ID:4J4KQRuQ
トニー滝谷1Q84くらい読んでおけと。
>>965 記憶を借りてスマン
初期の作品での「父」の扱いは興味深い。どんなんだったか…
>>966 靴、古いジャズのレコード…
「1920〜1950年代アメリカのイメージ」で「父」が語られてゆくところね。
「日本的現実」の父親は出てこない。
教養小説は必然的に「ホモセクシャル的」なのだが、
明確にホモセクシャルなのは三島由紀夫。
で、当然、そうであるがゆえに近代教養小説は「そこで終わり」。
いうまでもなく三島自身が異常に父権的でなってみたり、
あるいは小説に生々しい日本的父だの父権的父登場。
三島に至るまでで、「埒外」に出てしまったのは稲垣足穂だけど、
足穂もやっぱり父親を生々しく書いてるわ。
何も血縁的な父だけじゃなくて、漱石の「こころ」の先生みたいなのも
そうだけど、村上は「こころ」が嫌いらしい。なるほどね。
主人公のほとんどは
「彼は1950年代アメリカ郊外に生まれた」
と勝手に書き足しても、筋に影響を与えないだろう。
他の登場人物はそうではなくて、だから、人々がいうような
あの「雰囲気」になってゆく。
そういう意味で、映画では緑の生活背景が上手く描けていた
と思う。演技は下手だったけど。
969 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 02:03:29 ID:ZT0Wqn5I
なんだかんだ盛り上がってるねw
フェラしてるときの女性って
おいしい料理食べてるような表情しているね
971 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 11:43:26 ID:Vp+GUFfX
まあ別に大した作品ではないということでFA?
映像は綺麗だったけど。
意味が分からない作品だった。
まぁ、原作に忠実ってことだけ?
いきなり女性のあえぎ声が映画館に響き渡ってもねぇ〜
意味が分からんHだし・・・
現代だったらキズキはニート。直子はリストカッターかもしれない。
美人の嫁さんを持っているようなやつに
ノルウェイの森はわからんだろ
この監督は永沢さんみたいな人なんじゃない?
直子はだれがどう考えても中谷美紀だろ?
菊地凛子は耳の形がきもかった。村上春樹って耳フェチじゃなかったっけ?
失楽園みたいにもっと露骨なエロ映画にして
おばちゃんとおっちゃん釣ればよかったのに。
こんなオサレ映画じゃ誰も見に行かないって。
>>975 小説の中では直子の顔そのものはそれほど美しくない
というような設定だった気がする。
小説をところどころ削って短くして映画にすることに何か意味はあるのか?
はっきりいって成功例は少ないのではないかな
原作もつまらんし
同じぐらい映画もつまらん
構造的につまらんのよ
それは完全にクソ低学歴の発想
981 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 22:28:19 ID:9S5+J9zp
勃起なしでは女は生きていけない
女なしでは勃起する資格がない
983 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 23:29:08 ID:b8gczyXB
数日前に見てきたんだがレイコさんってやっぱ自殺するのかな
最後のワタナベとの別れ際のセリフが気になる
私たちの分も幸せになりなさいって言ってたから確か
>>983 考え過ぎじゃないかなぁ?
レイコさんだって、メンタルなトラブルに直面したあげく
7年間も療養施設に引きこもって、その間の人生をある意味棒に振っていたんだから、
その一事をもってしても「幸せ」とは言えないはずだ。
レイコさんだって、「死ぬ」(=「生きない」)という選択肢を選ぶんなら、
リアルな社会からは隔絶されたあの療養所から出ないでいた方がよかったはず。
あの療養所とは決別し、外の世界で「生きる」ことをレイコさんは自覚的に
選び取ったからこそ、旭川での生活拠点を段取り、渡辺に会いに来たんだと思う。
985 :
名無シネマ@上映中:2011/01/20(木) 00:05:12 ID:Z3FCUqhy
986 :
名無シネマ@上映中:2011/01/20(木) 10:02:25 ID:U8ekzd5F
そろそろ公開終わり?
最終12億くらい?
>>934 世の中のすべての事柄はそういうふうな考え方でおおむね解決付くと思いますし、
それでいいんじゃないでしょうか。
988 :
名無シネマ@上映中:2011/01/20(木) 22:20:13 ID:TSFEiXCF
ぜひ、ハリウッドでリメイクして欲しいw
990 :
名無シネマ@上映中:2011/01/20(木) 23:09:26 ID:uLuM15Cc
映画は入らなくても
公開されてから原作はバカ売れ
公開されるまえよりか
あきらかに公開されてからのほうが売れてる
これはたしか
先週末で12.4億だっけ?
>>983 レイコが自殺するかどうかより、
「レイコのような生き方」がワタナベの「背景」にあることを考える。
「旭川」にレイコの「いるべき場所」があるという期待を
レイコ自身が持っていることは事実。
それがほんとうに「いるべき場所」であるかどうかは
わりとどうでもいいこと。
ワタナベはレイコに「きっとある」と言うし、
レイコの訪問は、緑への接近をワタナベに決意させている。
どうして「きっとある」と言ってしまうのかがわからない(ワタナベにとって)。
こうした希望を、どうして直子に授けることをしなかったのかも
わからない。
ワタナベ自身の内部にある確信ではないし。
結局「僕は今どこにいるんだろう」になる。
993 :
名無シネマ@上映中:2011/01/21(金) 20:04:05 ID:KL/NrBYU
やはりこの小説は同性愛をモチーフにした小説だ。間違いない。
だからこそ、映画で玉鉄と松ケンが対峙するシーンがとても絵になっている。
ハツミさんとのレストランシーンもいいけどね。
あとキズキとワタナベのビリヤードシーンもなかなか。
ただ、レイコさんと教え子のシーンがなかったのがつくづく残念である。
あっ。俺はゲイじゃないけどねw
霧島のレズシーンは必須だと思う
995 :
名無シネマ@上映中:2011/01/22(土) 03:50:08 ID:8a2yeQI2
次スレのスレタイは?
もう次スレいらないんじゃない?
>996
同意
じゃあ埋めます
クソ映画
乙
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。