1 :
名無シネマ@上映中:
世の中を騒がせた赤穂浪士の討ち入りから16年。大石内蔵助以下四十七士全員が切腹し、事件はとっくに終わったと思われていた。
しかし、一人だけ死ぬことを許されず、密かにそして懸命に生き抜いた男がいる。寺坂吉右衛門、真実を後世に伝え、討ち入り浪士の遺族を捜し出して援助するという大役を、大石内蔵助に与えられた。
とうとう最後の遺族を捜し当てた吉右衛門は、四十六士の十七回忌法要に参列すべく、京都へと向かった。
京への道すがら、吉右衛門は我が目を疑った。片時も忘れたことのない、かつての友の姿を見かけたのだ。
瀬尾孫左衛門、討ち入りの前日、逃亡した男。若くして妻を失い、子もなく、主君内蔵助への忠義のために喜んで死ぬと誓いあった友がなぜ?それは、16年後の今も解けない謎だった。実は、孫左衛門にもある使命が与えられていた。
身分を隠し、骨董の売買で暮らしを立てている彼が、命を捧げる決意を燃やす使命とは?そこには、大石内蔵助の隠し子、可音の存在があった…。
監督:杉田成道
原作:池宮彰一郎
出演:役所広司/佐藤浩市/桜庭ななみ/山本耕史/風吹ジュン/田中邦衛/伊武雅刀/笈田ヨシ/安田成美/片岡仁左衛門
2010/12/18公開
劇場:丸の内ピカデリーほか全国にて
配給:ワーナー・ブラザース映画
2 :
名無シネマ@上映中:2010/11/25(木) 03:23:48 ID:+41rRWqg
>>1乙です!
スレ立て代行ありがとうございました。
福本清三さんがついに斬られ役の頂点、吉良上野介を演じるとは感慨深い
吉良でも海老反るのか? そこだけでも見たい
4 :
名無シネマ@上映中:2010/11/27(土) 01:40:22 ID:2Jnn7d/Q
「四十七人の刺客」の後年の話
瀬尾孫左衛門は石倉三郎さんから役所広司さんになったんだねー
えらい変わり様
>>3 そのシーン、あっという間に終わるので見逃さないように。
6 :
名無シネマ@上映中:2010/11/27(土) 02:43:18 ID:c2bIU1R7
ななみ綺麗だったお☆
四十七人目の浪士は寺坂吉右衛門の目線で描かれていたけど
この映画は瀬尾孫左衛門の目線で描かれてるの?
すごい楽しみだわ、これは。
時代劇chの感謝祭で試写上映があったんだけど
ほんと感動したよ。
出て来る役者、みな素晴らしい。桜庭ななみも決して浮いてなかった。
福本先生の出番少なすぎるよ・・・ 十三人の刺客や桜田門の時よりひどい扱い。
「そなたの命を、わしに預けてくれぬか」
「しかと、心得ました」
「十三人の刺客」を見に行った時にこの予告編が流れてて、ちょwwwって思った。
>>9 福本さんって桜田門にも出てたんだw 気付かなかった。
十三人でも初見のときは気づかなかったけど。
>>11 桜田門では大沢たかおを連れて行く船頭の役だったよ。
セリフもあった。
てか十三人〜ではモロに顔が大写しで1番分かりやすかったがw
>>12 船頭が福本さんだなんて気づかなかったよw まさかそんなところに出てたとは。
十三人でも初回の時はストーリーを追うのに精一杯で脇役まで目がいかなかったんだ。
二回目鑑賞のときにはよーく分かったw
14 :
名無シネマ@上映中:2010/11/28(日) 00:20:16 ID:NrbK6Mw1
>>8 NHKでやってたんだ、知らなかった。
レンタル探して見てみようかなー。
四十七人もまた見返そうかな。
公開時は健さんの内蔵助かっこいいって思って見てたけど
去年ふと見返したら、えらくエロい親父じゃねえかと思った。
愛人多いよ…
15 :
名無シネマ@上映中:2010/11/30(火) 13:44:04 ID:9UrFsln2
時専でメイキング放映あげ
16 :
名無シネマ@上映中:2010/11/30(火) 14:03:11 ID:lK0cq73C
この映画ってななみが主役だよね?
主演が役所、ヒロインが安田成美です
19 :
名無シネマ@上映中:2010/12/04(土) 17:12:47 ID:4Lhx555X
メイキングでななみちゃんと役所さん、いい感じだったね。期待!
20 :
名無シネマ@上映中:2010/12/04(土) 22:50:41 ID:k2fvcX10
ななみは俺の嫁
寺坂吉右衛門がイケメンすぎる
NHKのドラマのときもそうだった
史実じゃ討ち入り時でも
三十路越えの(当時としては)初老に入るような年齢なのにw
近頃は劇場に行く前に入念にチェックする人が多いよね。
公式HPのコメに反日宮根や真央ちゃんを愚弄した安藤って不要でしょ。
それと船上結婚式でチョゴリだらけの結婚式をした民団幹部子の安田も萎える。
NHKのドラマを降板したのも太平洋戦争肯定に抵抗したからなんだってね。
角川はそんなに大コケしたいのかしら。
23 :
名無シネマ@上映中:2010/12/07(火) 14:31:17 ID:+1zNdExg
前評判いいなあ、
絶対観に行くわ
24 :
名無シネマ@上映中:2010/12/07(火) 15:04:09 ID:stJwNQNE
試写会当たったら観に行くわw
韓国人メジャーリーガーだったビッグチョイが日本人の大財閥の
お嬢様と婚約したというニュースが出て
おいおい大財閥ってどこのよって話になったが
相手の女が大学卒業式にチマチョゴリを着ている写真がうpられ
なんだやっぱりかよってなったことがあったがその女も安田だったな
26 :
名無シネマ@上映中:2010/12/07(火) 22:52:11 ID:XajX/alq
チョゴリとかって、なんの話をしてるかわからんしどうでもいいが
前売券買って絶対見に行くわ
しょうもない質問で申し訳ないんですが
血の描写とかは結構ありますか?
この手の作品ってすごく見たいんだけど勇気が出ない…
最後の切腹シーンがちょっとエグイと聞いた
29 :
名無シネマ@上映中:2010/12/08(水) 22:20:49 ID:HMsnMMXi
エキストラに行ってきた
初めて京都撮影所に入れてもらって感動した
桜庭ななみを見損ねてしまった
>>27 見れば分かると思うけど、ほとんど決闘の場面なんてないよ。
役所と桜庭の淡々としたやりとりがひたすら続く。これが大半を占めてる
>>30 予告編も淡々としてるもんね
でも熱いものを感じた
>>29 お疲れ!残念だったね
どの辺に出てるの?
人数多いのって討ち入りと芝居小屋と嫁入りくらいかな
32 :
名無シネマ@上映中:2010/12/09(木) 07:21:12 ID:cObN9VVI
試写会見てきた。
吉右衛門のエピソードはざっくり削られて
完全に孫左衛門と可音の話になってた。
可音役の女の子は若い時の長澤まさみ似で可愛かったなあ。
サマーウォーズの中の人だったんだね。知らんかった。
桜庭ななみといえば立派な尻で有名だが
その辺が本作品にどういかされているか
見ものである(編集部)
36 :
名無シネマ@上映中:2010/12/10(金) 14:02:18 ID:2sKUWl2X
福本清三さんが、瀬尾孫左衛門を演じてくれたほうがしっくりくるのは俺だけかな?
吉右衛門のエピソード削りまくりか……
原作「四十七人目の浪士」に惚れた者としては
寂しいばかり
>>3 福本先生出はるんですか
公開が楽しみです
浜村淳が紹介しててものすごく美しいイメージがひろがったんだけど
予告を観てそうでもないな…と思ってしまった
浜村先生の話芸恐るべし
あの人ほとんど最後までしゃべるからもう観た気になってしまう
見に行きたいとおもったら18日かww
ヤマトとか見るやつはこういうの絶対見ないだろうな
41 :
名無シネマ@上映中:2010/12/11(土) 19:50:46 ID:iBE7y6fH
キアヌってもしかして
「吉良、ファックユー!」
とか言うのかな
某漫画家さんが試写レビューで孫左を「モテおじさん」呼ばわりしててワラタ
43 :
名無シネマ@上映中:2010/12/12(日) 00:31:07 ID:BtyFify6
片岡孝夫が15代片岡仁左衛門になってから初の映画出演 - 大石内蔵助役
45 :
名無シネマ@上映中:2010/12/12(日) 23:16:37 ID:G4ujeucs
新宿ピカデリーが映画無料6ポイントのうちに観る映画にした
メイキング観たけれど、桜庭への監督の演技指導かなり細かかった。
あちこちのシーンでウルウルしそうで、やばい感じだ。
年頃の娘を持つ親父厳禁だな。
久しぶりに映画館へ行こうかな。
瀬尾孫左衛門の子孫は、赤穂城跡前の通りで種苗店をやってる。
これ豆な。
人は生まれ、やがて死ぬ。生きる日々は甲斐ある生を送れ。死するは生き甲斐を尽くして死ね。
それが侍の道、侍の志である。
大石内蔵助、この人の辺にこそ死なめ。遺志のもとに生きむ。
……小説の言葉は格好いいけれど、なかなかうまいこと行かないね。
NHK版瀬尾の香川照之は、かなり張り詰めた感がピリピリしてたけど
役所さんの瀬尾はまた違った緊張感を持っていそうな
50 :
名無シネマ@上映中:2010/12/15(水) 22:23:01 ID:ArL/VmQE
ここんとこNHKは間接的に忠臣蔵宣伝してくれてるよね
上映中でいいから
NHK版最後の忠臣蔵を再放送してくれないかなー
NHK版 1月に時専でやる予定だったような・・・
記憶が曖昧だけど
>>52 ホントなら嬉しいなー見たかったので
新しいテレビ誌出たら買って確認してみる
小説買ったけど映画見るまでは読まずに我慢…
54 :
名無シネマ@上映中:2010/12/16(木) 10:07:48 ID:p2DQ0IqL
ななみに会いに行くぜ☆
「うちはいやや。うちは孫左と一緒に暮らしたい」
俺が孫左ならずっと一緒に暮らすと思うw
この映画の桜庭ななみはかなりヤバいね〜
別に一緒に暮らしてもよかったんじゃないかと思わないでもない
上映館かなり多いのな
今年はホント、時代劇の当たり年だったわ
できれば
寺坂吉右衛門の生涯もクローズアップしてほしいね
>>56 極端な話、赤穂浪士が悪者になっていたらどうなってたんだろ。
真相を明らかにしないまま嫁がせるのか、そのまま2人で暮らすのか。
>>57 今回、吉右衛門は完全に脇役だからねえ。
吉右衛門中心で孫左と再会するまでを前日譚として作って欲しいくらい。
>>57 レジェンド大コケした雷桜の事もたまには思い出してあげて・・・
60 :
名無シネマ@上映中:2010/12/16(木) 22:13:48 ID:37eVRDSM
雷桜は、脚本が酷すぎた
雷桜どこでもボロカスだなあw
やはり話に無理があったのか
大石の隠し子なんて何十人もいそうw
試写で何も予備知識入れずに観たけれど(内蔵助の隠し子って設定も知らなかった)
終盤にかけて目頭が熱くなってホント参ったわ。
こんなに涙腺を緩ませる映画だとは思いもよらずで。
杉田監督はツボをキッチリ押さえた流石の演出で、安心して観ていられる。
タイトル見て「忠臣蔵モノかぁ」と敬遠する人もいると思うけど、
多くの人に見て欲しい作品。ホント素晴らしかった。
今年は時代劇が豊作で嬉しい1年だったな。
工作大変
835 :名無シネマさん:2010/12/17(金) 17:33:45 ID:SJxoAbPZ
俺の友達、松竹ピカデリー系で働いているんだがそこからの忠臣蔵情報。
ピカ1の初日挨拶の空きが激しすぎたので、
サクラやエキストラを大量発注してあわてて埋めにきているそうだ。
舞台挨拶でこれじゃ終わったな。
略称は「最忠」?
アメリカでのタイトルについてニュースになってるが
yahoo!ニュースのコメのバカさ加減ときたらないなw
67 :
名無シネマ@上映中:2010/12/17(金) 21:04:29 ID:14bHeWKb
なんだよ。それだったら窓口で少々残ってますとか言ってくれれば買ったのに
話題になってるので行ってみたくなったけど、
コンビニで前売り券なかったorz
かなり良かった
今年見た映画で一番泣けた
70 :
名無シネマ@上映中:2010/12/18(土) 18:30:44 ID:vBdAIuKt
おじさんには泣けるね。
内容確認せずに行っちゃったが、忠臣蔵のイメージとは違ったな。
入場者はほとんど50歳以上って感じでしたが、みんな勘違いして
入っちゃったんじゃないか?
でもヤマトとは違って、眠くならずに堪能できた。
俺は納得できないが、あれが忠臣なんだろうな。
あまりにも過疎っているので、ageちゃいます。
71 :
名無シネマ@上映中:2010/12/18(土) 18:54:24 ID:vMSHdiWZ
今日見てきた( `ェ´)ピヤー
原作本をあらかじめ読んでおいた
どう脚本刷るのか楽しみだった
原作本では寺坂関連が4/5、瀬尾関連が1/5という感じだったが
瀬尾の部分をフューチャーしてた
期待してた可音だが、そつなくこなしてたように思った
しかし、来場者が老年中心なのには驚いたw
隣の席のおばあさんなんて、予告のときはにぎやかに話してたのに
本編開始同時に高いびき・・・なんじゃそれw
スカパーで来年の12月、きっとやってくれると思う
またぜひ見たい一本
一般的には寺坂が有名だから寺坂メインだと思ってる人が多いだろうね
可音をフィーチャーしたら瀬尾メインになるんだろうなあ
ラストが切なすぎる 切腹は納得いかん
可音が嫁入りした後も影からずっと見守るのが本当の大石への忠義じゃないのか
>>73 原作だと横恋慕、というのが出てくるね。
でもあれは娘に対してなのか母(大石の愛人)になのか、バカな俺にはどちらなのかわからんかった。
それと「死に損なった」という感情もあるのかも。
今観てきた
面白かったけど終盤のあたりは「実際の内蔵助の娘の嫁入りの時はどうたったんだろう」と
余計なところが気になってしまった
孫左が不忠者となじられるあたりもお前はそもそも討ち入りにすら参加する気がなかったくせに
そんな事を言えた義理なのかよとか
76 :
名無シネマ@上映中:2010/12/18(土) 22:29:48 ID:N1wmnDbi
俺も切腹シーンでは思ったけど、あれって予告で「生き尽くす」って言ってるから
「生き尽くす」なら違うだろ?って思っちゃうよね
ただ、思ったのが内蔵助から言われて反対もせずに即答で命令に従ってたから
その時点でもう自分の使命と寿命を決めていたのかもしれないなと思った
何の予習も無く見に行ったが、可音の嫁入りシーンでぼろぼろに泣けた
ちなみにまだおじさんと呼ばれたくない35歳。
78 :
名無シネマ@上映中:2010/12/18(土) 23:33:38 ID:vMSHdiWZ
>>75 >孫左が不忠者となじられるあたりもお前はそもそも討ち入りにすら参加する気がなかったくせに
史実は知りませんが、
原作本では、孫左は血判状に早くから連名していたとありました
浅野家のためか大石家のためかわかりませんが
死ぬ気はあったとありました
79 :
名無シネマ@上映中:2010/12/18(土) 23:37:37 ID:Ht5KiDYK
>>78 そうじゃなくて責めた側の4人も「元赤穂の家臣」だったのに
討ち入りに名前を連ねた立場じゃなかった時点で
孫左を責める資格なんかないんじゃないのというつもりだったんだけど
わかりづらい書き方でスマン
原作未読なんだけど
早朝?夕?
嫁入り行列にわらわらと飛び入り参入
祝い膳の数は間に合ったのか?
大商家だからそれなりの支度も最後の大仕事なのに
長持ちとかなかったとか
気になった女です。
泣きましたけどね。
役所の目の芝居の上手さは異常!
安田成美はふけただけでなく整形してるね
茶屋の家って
もとは小笠原家の血を引く武家だったっけ?
家康時代にはかなり名を馳せた豪商だけに
家系図も妻女の来歴も残ってそうだけど……そうでもないのかな
まあ、そういうあいまいな部分があってこその
フィクションではあるけれどw
俺は見たけど前半の展開のスローさは耐えられなくて寝た。
可音の嫁入りで婆さんたちの鼻すする音が聞こえたな。わからんではないが、カタルシスが嫁入りってのがなあ。消化不良。
さらに最後の切腹は妙に生々しくてかえって興ざめ。
あと桜庭ななみは下手。
まわりはが芸達者だけあってぎこちなさが目立った。
レベルで言えばフジテレビあたりの新春ドラマスペシャルでもええ感じ。
>>81 同じく原作未読ノシ
祝い善は座敷に入る最大分用意しておいて偉い順から座ってもらい
溢れた下位の人は外で飲み食いかとエスパーしてた
吉右衛門は上座のほうだが孫左衛門のは末席に近かったし外で飲んでる人たちもいたから
姫と家臣でも二人ぽっちの人手で暮らすにはそれぞれに家事雑事も多いはず
(出来る限りは孫左がしてるんだろうけど)
縁側で可音が干し柿作り、孫左が巻き割りとか暮らしの小さなシーンがよく出来てるから
可音が「生まれつきお屋敷で育ってはいない姫様」としての考えの甘さが出ていてあれで良かったと思った
孫左衛門を異性として意識しつつも父親(兼母親)のように甘えてしまうとことか
一人前だと言いながら家に上がった可音の脱ぎ散らかした草履を孫左が揃える所が好きだ
そんな可音も花嫁行列に参加を乞いにくる元家臣の姿や数に
改めて孫左の重責と自分という存在の関係が見えたんじゃないかと長文エスパースマソ
あと、ラストがリアル切腹は後味悪かった
できれば吉右衛門が踏み込んだ時には誰もいなくて懐紙に元結が置いてあるくらいにして欲しかった
役所広司はどの映画でもバツの悪い真顔がハマるね
総じれば妙齢の娘さんを持つオッサンへ直球ど真ん中、最高のファンタジー映画だ
86 :
名無シネマ@上映中:2010/12/19(日) 04:46:47 ID:fCFrkIcR
泣けたな〜。
でも、女と涙が溢れるポイントが違うのに気づいた。
女は嫁入りのシーンでのやり取りが多かったね
俺は忠義を貫いて、同士にも打ち明けられないもどかしさに男を感じた。
嫁入り道中で、続々と加わってくる家臣や御用達などが、加わるシーンは、
涙が溢れてきたよ。
真っ正面からきた時代劇という印象だった。よく言えば伝統的というか、重く古く地味で長い。
老いた家臣が杖をつきながら駆け寄ってくるところは老人に弱いため泣いたけど、思ったより泣けなかったな…。
ラストの切腹も潔い行為と解りながらも、共感はできなかった。生きてこそと思うのは現代の価値観なのか。武士の王道であるのに、家計簿の方が個人的には泣けた。
武士道は、主従という価値観の薄い十〜二十代世代にはハードルが高い。
>>84 踏み込んだ時には誰もいなくて懐紙に元結が置いてあるくらいにして欲しかった
同意だけど、海外配給を視野に入れると
そんな描写では、アメリカ人にはわからんだろうとの
苦渋の決断ではないかと私もエスパーした。
NHK版は切腹のくだりをちょっと変えてあったな
ネタバレになるが……
「侍の道」という部分を強調するなら、やはり切腹シーンは
必要だったんだろう
原作にも沿っていることだし
90 :
名無シネマ@上映中:2010/12/19(日) 13:14:25 ID:mW9O141U
Amazonで原作探したら関連商品にドラマのDVDがあった。一度映像化されてたのか、、
最後はやっぱり先に逝った46人と同じように切腹という形で終わらないと
「最後の忠臣蔵」にならないからな
とはいえ吉右衛門にしてみれば「え?これってオレも腹を切らなきゃいけない空気?」みたいな感じで
あの後はちょっと気まずい思いをするんじゃないだろうかとか余計な心配も
92 :
名無シネマ@上映中:2010/12/19(日) 19:12:46 ID:LgMvoVcv
安田成美の色仕掛けは普通にないわって感じだった。
93 :
名無シネマ@上映中:2010/12/19(日) 19:35:56 ID:6Fs0CLPO
なんの前情報も無く今日観てきた。
おひいさまが結婚を決心したあたりから嫌な予感が生じたんだがやはりなぁ。
三國の息子が間に合っても止められなかったろうな(´;ω;`)ブワッ
いやしくも武士たるもの尾行に気づかないのは(・A・)イクナイ!!
面白かったわ
役所を足蹴にした侍に「共に参りましょう」って言うセリフが特に良かった
最後の切腹は影だけ写すとか、もうちょっと演出を抑えて欲しかったけど・・・
しかし、父親の命日に婚儀、婚儀の夜に切腹・・・
これって原作どおりなのかな。
なんか非常識な気がするけど時代によるんだろうか
日曜最終回で観て来ました。パラパラの20人くらいでした。
言われてる程年配者が多いようには感じませんでした。
役所広司好きなんですけど・・・
この人に、たとえ親子程の年の差があったとしても男女の情を描かせると不自然じゃ無さ過ぎですし、
内蔵助の落とし子で有り姫として育ててる筈なのに恋愛感情があるように見えてしまい興ざめでした。
下衆な下働きが姫を育てたとは言いませんが、あるじの婚入り前にそんな事を思い悩んだ男の気持ちが
主題になっているように見えてしまい・・・。
その点、気持ちを切り替えた可音の嫁入り道中での振る舞いには凛々しさと責任が感じられ、
また同時に、元家臣との遣り取りは忠臣蔵らしいお涙頂戴に不覚にも涙が流れました。
切腹については、孫左は密命を受けた時から考えていたのでしょう・・・くらいにしか考えられませんでした。
役所広司では無く、もっと不男か誠実さを感じさせる役者で有ればこの映画の見方が変わったような気がします。
96 :
名無シネマ@上映中:2010/12/20(月) 07:09:32 ID:HC2S7l+M
>>95 >役所広司では無く、もっと不男か誠実さを感じさせる役者で有ればこの映画の見方が変わったような気がします。
案外ビートたけしとかがやったらよかったかも
97 :
名無シネマ@上映中:2010/12/20(月) 14:40:47 ID:ILj4nh/Y
最近サムライ映画がはやってるね。
桜田門外のパンフがでかくてびっくりしたけど、この映画はどうかな?
公開されたのにすごい過疎
昨年の火天の城はもっと勢いあったのにな。
あれは城オタに支えられてたのか。
キャストは最後〜の方がずっといいと思うのに。
忠臣蔵がテーマっていうのは、時代劇でも地味なカテゴリなんだな。
やっぱり映画はこれくらいの大嘘をつかないと面白くない。
演出も、撮影技術も、演技も良かった。
しかし、嘘も、原作者との絡みもあるが内蔵助の落胤とするよりも、内匠頭にした方が良かったと思う。内蔵助が妻と離縁し主税を加えていることとの整合がとれない。内匠頭ならお家再興のためという手もあった。
町人に嫁がせたいというアイデアはいいのだけど。
助監督などの台本、原作の検証が不十分。
スタッフ(助監督か)の台本、原作の検証が不十分。
冒頭に3両渡すが、どこの馬鹿が漁を手伝っている身分の人間に小判で渡すものか。使えない金を上げても仕方がない。せめて丁銀で渡さないと。
このような雑なところが随所に見られた。
討ち入りから16年もたっていれば、大星は全国津々浦々まで超有名。そのモデルの大石の墓にあんなに簡単に赤穂藩の人間が近づくものか。第一幕府はまだ目を光らせているぞ。
寺坂が浅野家家臣といっているのも間違い。架空の人間孫左右衛門と同じ又者である。だいたい、どうしてあんなに偉そうにしているのだ。又者であるが故に切腹を許されなかった悲哀はどこへ行った。
婚礼に旧家臣が集まってくるなんて笑止千万。大本で嘘をついてもこういうとこはしっかりしようよ。(町人曲げを結ってる人がいたのは良かった)
もう少し、丁寧に考証を重ねて作っていれば「武士の家計簿」といい勝負ができた。カメラは同等以上。
福本先生、ついに斬られ役の頂点を極めたか
吉良さんちょっとだけでしたね。
せっかく頂点を極めたのにあのミジンコみたいな扱いw
だが、先生は決して目立ってはならないのだ・・・
もう少し書かせてね。
見ていて、「瀬をはやみー」と、崇徳院を口ずさみたくなったのは自分だけだろうか。
金と、時間がないのはよく分かるが、方言(侍言葉も含めて)指導しっかりしようよ。せめてNHKなみに。江戸侍と赤穂侍の違いが分かれば面白かったのに。
しつこいようだが、企画がしっかりしていればと残念だ。、映像、演出、演技は本当に良かったんだから。
人形浄瑠璃ってすげえな 人形の動きが細かくて感心した
>>100 原作の「四十七人目の浪士」内じゃ
最後の忠臣蔵よりも、その前編で、のちの将軍家宣まで巻き込んでの
柳沢との対決が一番の盛り上がりどころだからなあ
(すなわち、フィクション多め)
吉田忠左の家来でなく、赤穂浅野の足軽である、と明確に謳ってもいるし
そういう設定なんだと思うほかないね……
浄瑠璃の心中するテーマとは全然違うと思ったんだけど
あれはミスリードさせるためなのか?
109 :
名無シネマ@上映中:2010/12/20(月) 21:19:56 ID:/5kSc/y/
俺が思ったのは「レ・ミゼラブル」みたいだなと
母親死んで娘を預かり、娘が成長して結婚。そして男は罪を償う為に命を。
ただ、浄瑠璃見てて。あの人形ってあの時代にあそこまで精巧に作れたのかなあと
行ってきました 今年最後に大当たりキターと思ってここ来たらスレの伸びてなさに泣いた
年配の方が多かったです ちょっと目に汗かいてたんで口パクシーン読み取れなかった
しかし、もっと人入っていい作品だと思うけど劇場に人いねぇ
111 :
名無シネマ@上映中:2010/12/20(月) 22:34:45 ID:mwB1xNmj
実際の吉良邸って47人が大暴れ出切るほど広かったのか?
四十七人の刺客じゃ討ち入りを予想してカラクリ屋敷みたいにしてたって事になってるが
てめえ高家肝煎なめんじゃねえよ
田舎大名がなんぼのもんよ、おぉ!?
うちの敷地見たらビビるぜぇ〜、超ビビるぜぇ〜フヒヒ
アメリカでも公開っていうけど、
吉良邸云々の件を
もう少し描かないと、
伝わらないのでは、と思った
114 :
名無シネマ@上映中:2010/12/20(月) 23:15:41 ID:MYQ9HhWl
>>108 同意。
浄瑠璃の筋書きだと可音かゆうと駆け落ちして心中でもするのかと思ったが、
まさか切腹とは… 恋の筋を通した男女と忠義の筋を通した男って対比なのかねぇ。
もしかして「心中」と「臣従」っていう言葉遊び?w
えーアメリカ公開すんの
討入りの後日談(しかも地味)じゃレベル高杉じゃ
116 :
名無シネマ@上映中:2010/12/20(月) 23:20:19 ID:MYQ9HhWl
外人にはオビワンって言うとわかるのかな
よく考えると、あいつもあんまり武士っぽくなかったけどw
最初のシーンは浄瑠璃じゃなくて
武士道とはなにかというのを、わかりやすく表したほうが
最後の切腹も腑に落ちるんじゃないかな
118 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 00:21:59 ID:6vSMKSaD
感情移入ができなかったなあ。。。
ななみちゃん、嫌いじゃないんだけど、自分の持つ武士の娘のイメージには合わないという感じ。
役所も悪い演技ではないんだが、いまいち感情移入ができなかった
>>117 武士っぽいと言っても時代によるよね
江戸時代の、いわゆる「武士道」を規範とする武士と、鎌倉・戦国時代の武士とは
性質が異なる
忠臣蔵に代表される武士道って、それ自体の歴史は短いし、かなり特殊だから
突き詰めて表現すればするほど、外国人には理解されにくいと思う
武士道とかほざいてるけど赤穂労使て寝込み襲って女子供まで無差別に殺戮したテロリストだろ
何でこんな連中が武士の鏡になんだよ?
そういう映画だから
>>118 演技下手だなあ
監督が誕生日も深夜まで猛特訓したのは分かるよ、最低限のレベルにもなって
なかったんだね
123 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 06:20:49 ID:Ma1e2v+r
だって演技力で選んでないからなw
顔で選んでる。
監督好みの子なんだろ。
でもメイキング見たら凄く印象変わると思う。
琴や所作を0から始めて、あれだけやれれば今後にも期待できそうだとは思わないか?
今や、時代劇のきちんとできる若手が少ない中、ああいう人は貴重だよ 大事にしないと。
125 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 14:00:18 ID:6vSMKSaD
というか、しゃべり方が甘ったるくて武士の娘と言う感じじゃなかった。
凛とした感じのしゃべり方ができる子のほうが良かったのでは?
今日観てきたけど観客がジジババしかいなくてワロタ
開始10分でいびきかいて寝たりとか何しに来たのかわからんのがいっぱいいた
>>126 「忠臣蔵」で釣られるのって概ね40代以上だろうからね。
だって近頃の若者には忠臣蔵の精神性なんて分からないもん。
そんな若者が言うんだから間違いない。
ついでにキャストも渋い。
128 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 20:08:44 ID:wMjpHSrn
>>127 でもこれ製作総指揮がアメリカ人のようですが
知ってる人は知ってると思うが、そもそもこの物語のネタ元は『クオ・ヴァディス』だろ
古代ポーランド人ルギィ族の若姫リギアと、リギアを引き取って育てた従者の大男ウルススの物語
129 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 20:12:15 ID:wMjpHSrn
リギアのルギィ人としての本名が「カリナ」で、ポーランド語で「可憐な花」という意味の女子名
ウルススは本名不明でローマ人たちに「ウルスス(熊)」という綽名で呼ばれていたという
130 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 20:21:20 ID:peZyQuQg
>>128 製作総指揮のウィリアム・アイアトンってワーナー日本支社の社長だよ。
しかもこの作品は原作付き。
もう一本のローカル・プロダクションも原作付きだったけど。
>>130 その池宮彰一郎の原作の話
シェンキェヴィチの小説から
132 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 20:25:05 ID:wMjpHSrn
シェンキェヴィチの大河小説には日本の多くの大河小説作家が影響されてる
いま劇場に来たが、ものの見事に誰もいねえ
ご夫婦と会社帰りの俺だけ
メインターゲットの御老人層はレイトショーには来ないか。。。
しかしもっと若い人がこないと
十年二十年経ったら時代劇なくなんぞ
134 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 21:08:02 ID:wMjpHSrn
幕末ノルウェイの森をつくる
学生運動のデモの代わりにええじゃないか騒動
「雷桜」という映画がありまして。
>>125 同感、長澤まさみの劣化版にしかみえない
長澤とかこの子のしゃべり方は矯正しないと
>>120 バカ?殺した女子供の人数数えてみろよ。
>>136 あれはジャニーズ映画だから若い娘ばかりで合ってる
140 :
名無シネマ@上映中:2010/12/21(火) 23:12:17 ID:z9VApRdL
>>120 日本の歴史で血の繋がりのない主君の弔い合戦したのは
羽柴秀吉と大石蔵之助ぐらいだからな
>>127 30間近の若造ですが、忠臣蔵や時代劇が好きでたまらんのだが。
忠臣蔵モノは幾つも見てる 飽きない
この作品見てなかったら、桜庭ななみという人を知る事もなかっただろう・・・
時代劇チャンネルに感謝してるよ。
さっきオワタ
画はホント珠玉の出来だな
エンドロールの風景に涙したのははじめてだ
悪いところ
桜庭ななみの声、発音と安田の全部。あれをメインヒロインと京遊郭の大夫にされてはかなわん
シナリオ改悪。原作より無理のある筋にしてどうするよ
一目見た娘を一介の骨董商に探させる、って落語の崇徳院じゃないんだから
てか茶屋ほどの家なら、可音が訪ねてきたとき
心あるものに尾行くらいさせるだろう
可音って名前だけで大石とつなげる進藤のエスパー能力
名前と伽羅の香りだけじゃきついっすよ
そして、法要の際にちゃんと伏線を張らないから
婚礼行列に参集する赤穂元家臣どもが浮きまくり
このへんは無理に原作を改変する必要はなかった
あと、映画も寺坂との剣戟後の流れはよかったのだが
前半の可音の恋愛脳にはぶったまげた
まあ16歳の少女と思えば(現代だったら)わからんでもないが
かなりイライラしたな、女がどうのこうのいうくだりは
感動してる人が多かったが、ちょっとペースがゆっくり過ぎる。
セリフの間に感じるものが宙ぶらりんになる感じがちょっと…
安田はよかったね、役所は個人的に華がないと感じてるからか、
感情移入が完璧に出来なかった。
劇的なものを期待するとハズレる。
役所広司はこの映画では存在感はちゃんとあったな。
十三人の刺客の時は、主演なのにあまり目立たなかったし見せ場が少なすぎた。
役所ファンはたぶん満足いくと思うわ。
十三人の刺客の役所広司めっちゃ良かったけどなー
こっちは悪くないんだけど
女にモテるのがちょっと違和感を感じたね
十三人にこれと、今年は池宮彰一郎イヤーだったのか?w
盗作騒動のときは総スカンだったのに
再評価の流れなんかな
しかしこれ
忠臣蔵知ってないと半分も意味分からんなあ
婚礼時に、ラスボスのように田中邦衛が出てきたが
「奥野将監」って言われても、人物を知らなかったらポカーンでしょw
そうそう、役所が女にもてるという違和感ねw
それは大きい。
唐沢とかだとよかったかも…
>>100 >寺坂が浅野家家臣といっているのも間違い。
え?
新説ですか?
これ平たく言うと要は主人の愛人の子供を押し付けられて図らずも光源氏計画を実行しましたって話だよね。
ここまで美談にできるのはある意味凄い。予告でバレバレなのにかなり引っ張ったな。
可音の秘密が吉右衛門を殺してまで守るほどのものか疑問。
しかもその後は皆に筒抜け(祝言で行列が段々増えていったのには笑った)なのでなぜ16年も隠し通したのかますます不可解になった。
重罪人とはいえ彼らの子弟が処罰された例はないし。
最後の切腹も理解はできるけど共感はしないなぁ。
劇中で吉右衛門が討ち入りに参加しなかった者は皆蔑まれて苦労したって孫左衛門に言ってたけど、この辺をもっと掘り下げて欲しかった。
試写会でずいぶん前に見たけれど、色々納得いかん映画だったなあ。
とにかく無駄なシーンが多すぎる。
その割りに登場人物の心の動きは一切伝わってこない。
取って付けたような浄瑠璃やチャンバラシーンに切腹シーンも、
外人が喜ぶでしょうっておまけみたいにしか思えなかった。
泣かせどころが嫁入りシーンってのも工夫が無い。
あの娘はいつ若旦那に心を決めたのか、
役所は切腹を最後に決断する時に葛藤は無かったのか。
せめて介錯くらいやらせてやれよ、って思った。
若旦那は実は頼れるイイ男みたいなエピソードもいれとかないと、
そのまんま腹切って旦那がDVだったらどうすんだ、とか心配になったわ。
なんかこの世からとっとと逃げるように腹切ってるように思えたんだよな。
安田成美が役所を夜に誘う演出もなんか唐突だったし。
153 :
名作シネマ@上映中:2010/12/22(水) 06:34:36 ID:mefA2UYK
最後なんて勝手に言うな
もう忠臣蔵撮れなくなっちまうじゃまいか
せめて、其の後の忠臣蔵くらいにしといて欲しかったw
>>151 だいたい同意なんだが
> あの娘はいつ若旦那に心を決めたのか、
惚れたはれた、との一方で
寺坂などに会って「大石内蔵助の娘」である自覚を突きつけられたんだろう
だからこそ「可音の身体は、うちのもんであって、うちのもんでない」とつぶやいた
> 役所は切腹を最後に決断する時に葛藤は無かったのか。
走馬灯してたじゃないw
> せめて介錯くらいやらせてやれよ、って思った。
自分ひとりで育て上げた、主命をまっとうしたことの
最後の最後の矜持だな、いい演出だ
>>150 >重罪人とはいえ彼らの子弟が処罰された例はないし。
処罰されまくりですやん
子弟が処断されはじめたので
進藤や天川屋らが共謀して、寺坂を動かした話が
原作にはある
世上で赤穂義士が持て囃されていても
お上がどう見ているか、瀬尾にはわからない
だからこそ、隠れに隠れたんだな
それにしては、映画じゃ墓参にいくとか
意味がわからなかったが
若い娘を拒んだ男に
婆さんが色仕掛けしても無理があるだろう
158 :
名無シネマ@上映中:2010/12/22(水) 16:54:47 ID:BCc9of5i
昨日見てきたけど、たしかにものすごく客層の年齢が高い
8割くらいがシルバー料金の1000円なんじゃ・・・
感想としては、途中までは丁寧にオーソドックスに流れて良かったんだけど
輿入れのあたりからが演出が過剰すぎて終盤はずっとシラケてしまった
忠臣たちがどんどん馳せ参じてくるのはわかるんだけど
あんなに何度も繰り返して流れを止めてまで見せるのは駄目だろう
けっこうすすり泣きは聞こえてきてたけどさ
あと安田成美が説得するのもわかるけど、布団までやるのはやり過ぎだし下品
桜庭ななみは所作や芝居をかなり指導されたのか、思ったより頑張っててよかった
役所はやっぱり上手いけど、さすがに年齢的に微妙だなとも思った
安田が「死んだらあきまへんえ」と言い出して、色仕掛けを迫るところまでは
歴戦の大夫が、死に臨もうとしている男を止めるために
駆け引きをやっていると思ったのに
ホントに惚れてやったのか
なんだかなぁ
160 :
名無シネマ@上映中:2010/12/22(水) 20:14:08 ID:Ye5MsLc8
今日、2回目を見てきた。なんで2回目?と言われるかもしれんが、今トーホー
シネマズの無料パスポートがあるんで、一昨日最初の10分くらい見られなかった
んで、見てきた。
一昨日ななみちゃんが甘ったるい話し方でと書いたが、今日はそんなに気にならなかった。
ストーリーも一昨日はなんかパターンにはまっているなあと感じたが、今日はまあまあかなと。
日によって気分が変わるから、かんそうもかわっちゃうのかなあと。。。
突っ込みどころが満載だが映像が美しい。
それだけでもいい映画だったと思う。
予告を見ても映像の美しさが伝わってきた
懸念したのはそれだけで終わっているかも…だった
163 :
名無シネマ@上映中:2010/12/22(水) 23:37:06 ID:l54ggaRo
桜庭、演技下手すぎだろ
まさか今夜切腹するんじゃまいかぁ?
婚儀の夜だぜ
・・・
まぁやるなら今夜しかないか〜
>>156 素性を隠したのは納得したけどさ、最後は皆に筒抜けだったけどあんな大勢に話していいのかな。
今日見てきました。確かに一番良かったシーンはエンドロールでしたねw
あの二人が隠棲した古民家は、剣客商売の秋山パパの家ですよね確か。
>>161 そ、映像は最高ランクなんだよな。長沼六雄がんばったな。照明は誰が担当してるんだっけ。
これで、もう少し本がきちんとしていればって本当に残念に思うよ。
あと、現場サイドでは助監督が馬鹿だって言うことがよく分かる映画。
昔は、衣裳、小道具、メイクなんかがプロだったからこんな事は無かった。
今の製作体制。準備パートが助監督の意向に左右されすぎている、寄りかかりすぎている。
もちろん監督の責任は大きいのだが。
この撮影陣を「家計簿」にもっていったら最高の映画ができたんじゃないか。
家計簿にはそういうのは要らないんじゃない?
結局サムライシネマで一番評判が良いのはチャンバラのない家計簿とはね
家計簿は、女性を呼び込める分、興行的にも成功の部類
役所やサトケンのファン以外でこの映画を見にくる女性はレアだろう
そんなわけで、興行的にも苦戦必至
>>166 そうそう あの家は秋山小兵衛の家ですよ。
京都の大覚寺の近くの奥嵯峨にあります。
あの家、近々取り壊されるようで・・・ 今朝の讀賣新聞に詳しく載ってます
>>168 家計簿 意外と評判いいんだね。
十三人の刺客も結構評価は高かったはず。上映期間もかなり長かったし
祝日、メンズデーだからか、100人キャパが満席やった。
山谷のない淡々とした映画やけど結構よかった。
鼻すする音も聞こえてたわ。
山谷ってドヤ街かよw
これ見たあとは
NHK版もぜひ見てほしいね
むしろNHK版のほうが本編みたいなもんだし
映画じゃ一瞬で終わった討ち入りシーンも
もうちょっとだけ詳しく描いてるw
ちょっとだけねw
NHK版もキャストは豪華
瀬尾孫左に香川照之
寺坂吉右に上川隆也
大石内蔵助に北大路欣也
天川屋に津川雅彦
進藤長保に江守徹
徳川家宣に榎木孝明
NHKの回し者みたいな書き方するけれど
見ておいて損はない
で、ついでにNHK版DVDを見返しているんだけど
福本先生、こっちにも出てたんだね
忘れてたw
まあ吉良方の一侍から、映画版じゃ吉良上野介役へと
役柄は大抜擢だけど
安田成美は脱いだんですか? かなり色っぽいシーンがあると聞いたんですが
178 :
名無シネマ@上映中:2010/12/23(木) 21:07:29 ID:mhar9q0h
原作を読んでいないと訳がわからないが、読んでいると腹が立つという「ノルウェイの森」のような映画。
「ヴィヨンの妻」では巧みな脚色の腕を見せた田中陽造が、原作のポイントをことごとく外しまくり。
一流の時代劇脚本家が書いた原作に、無用なチャレンジをしてどうするよ。
原作者の胸を借りて忠実にやってりゃよかったのよ。
原作未読の住人がブーブー言ってるが、脚色のせいだからね。
原作はいいぞ。
二時間以上もあるのにあの中編の必要な要素をことごとく省いて何してるんだか…
>>175 > NHK版もキャストは豪華
>
> 瀬尾孫左に香川照之
常田富士男だったら良かったのにな。香川くんだと胸焼けする。
香川くんはNHKに住んでるんじゃないかと思うほど
診てきたよ
福本吉良、一瞬しか出ないと聞いてたから身構えてたらしっかりアップもあってちゃんと写ってたから安心した
しかしメジャーな映画でここまで展開のない映画はある意味凄いな
映像は綺麗だし桜庭ななみも下手だけどかわいいからいいんだけど
でも安田成美のアイメークはもうちょっと自然で柔らかい感じにして欲しかった
あれじゃ怖いよ
外国資本で「忠臣蔵」「ハラキリ」「チャンバラ」「伝統芸能」の条件入れられて
作った映画がこんな感じかな。
唐突だった走馬灯のシーンは単に「北の国から」やりたかっただけだろうな。
しかし中高年自殺率が異常に上がってるこの時代に、
この映画を製作した勇気だけは評価しないといけませんねえ。
桜庭ななみは、演技経験自体が少ないから下手で仕方ないだろう
たった数回のキャリアしかないのに
役所や浩市に引けを取らない演技したらバケモンだ
孫左衛門は偽名は使ってなかったのかな?
>>184 「刈屋孫兵衛」を名乗って茶屋に会っている
映画じゃ触れられなかったが、「刈屋」とは
赤穂の別名であるらしい@原作
>>185 外じゃ偽名だったか。
可音が孫左と呼んでたからどうだったかなと。
まあ本名じゃ赤穂浪士だってバレバレかw
おっさんの身勝手な願望充足ストーリーにワロタw
孫モテすぎw女どもはやたら積極的に迫った挙げ句に聞き分け良く退くとか都合よすぎw
婚礼の日に自害とか、残されたもののこと考えてなくて自己中すぎw
桜庭は微妙な生まれ育ちに似合いの微妙な姫さまぶり、つーことで、
安田は口説きシーンが下手すぎて孫がよろめかないのもそりゃ当然ということで、どっちもアリだな
まあ役者の演技と映像が気に入ったので満足
原作、とするのはいいとして、テーマ変えるのならタイトルも変えろや
>>187 あの日に自害する必要性があったことも
わからずに文句を言うってすごいよ〜
普通はなかなかできない
あ〜バカに生まれなくて良かった!
その「必要性」自体が身勝手なおっさんの自己満足なんだってのw
191 :
名無シネマ@上映中:2010/12/23(木) 23:28:39 ID:40JREsYV
根本のところで変な映画だと思った。
浄瑠璃シーンが入っていないとなんで自害したかがわからなかったね。
姫への純愛を貫くためのひとりだけで心中したということだと、孫は侍じゃあないことになってしまう。
いや、だから死んだのか。
yahoo見てたが、孫から姫への恋心がわかっている人の少ないこと。
あんなにしつこく曽根崎心中が入っていたのにね。
忠義と恋をオーバラップさせようとしているのか?
それって武士道ではないのでは?騎士道?
孫は忠義の人と描かれているので、なんか基本プロットに違和感感じるんだよね。
桜庭ななみの演技が下手すぎて萎えた
黒木メイサがやるべきだったのでは?
武士道を果たしたいのに
女どもが寄ってきてうぜーって感じに見えた
197 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 00:22:58 ID:p468S2c9
監督の杉田成道の前作『ラストソング』観ればわかるが今回の最後の忠臣蔵でもそうなんだが、杉田監督はかなり安田成美を寵愛してるのがわかる
すると、かなりの部分の疑問点が解決される
杉田成道は安田成美に惚れ込んでるよ
結果今作品の結果になった、火遊びが過ぎるよ杉田監督(笑)
198 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 00:37:23 ID:TUgZMFHs
隠し子が男ん子だったら、成立したのかな。あの話。
199 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 00:44:58 ID:z/UlXkrt
>>192-193 孫の切腹は表向きは大石への忠義だが、裏では姫への純愛ってことなのか。
自分も
>>194と同じように忠義の人ってイメージがあったから混乱した。
孫の恋心自体はものすごく分かりやすく描かれてたよね。
ゆうから「あなたに恋してるんです」って聞かされて以来、明らかに意識してるし。
姫を自分の後添えにすることはやろうと思えばできたが忠義に反する。
夕霧の所へ行くのは忠義には問題ないが自分の姫への気持ちからできない。
姫への気持ちを大事にし、忠義にも反しないのが一人だけでの心中。
死んで姫への邪な思いを永遠化するのは忠義に反しないのか?
婚儀の日に死んで迷惑かけるのは忠義に反しないのか?
忠義と恋は死ぬことで両立できたのかできなかったのか?
可音の幼少時代を
最後の最後で描くのは卑怯だよな
あの育児風景がもっと最初に出てきていれば
瀬尾の父性がもっと前に出てきただろうし
娘に恋する親父の気持ちとして、ちょっとは共感されたかもしれん
しかしそれにしても
討ち入りシーンはもうちょっと長く描くべきだったよ
吉良方にきちんとした服装した奴が多いのが気になった。
皆寝間着じゃないの?
丁寧というより執拗に足を洗うシーンにエロティシズムを感じたw
そんな孫は無意識にだろうが可音を女として見はじめてて、子供な可音もその気配に刺激を受けはじめてて
そこに縁談が来てお互いあいまいな気持ちを直視せざるをえない状況に陥る
そこで男は忠義という綺麗事に逃げこみ本心から目を背け、
しかし背け切れず不自然な縁談回避(本音)とプッシュ(建前)の間で迷走、
本音に生きる女として目覚めはじめた可音は暴走
孫はそのまま自分で自分をだまし続け、自害=忠義という武士としては最高に綺麗事な結末に逃げきり、
自分一人だけの精神の安楽を得ることに成功する
一方可音は、出生の秘密を知り、きっちり現実を直視する覚悟が定まって嫁ぐことで大人になる
つーカンジかなと思った
男のロマンチシズムと女のリアリズム
よくある対比の話
205 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 03:08:59 ID:N6N53eZa
test
孫って書くと禿が浮かぶ
恋と忠義の板挟み→心中、ってベタな話がベース
モチーフが忠臣蔵ってだけ
ななみたんはかわいいよ
207 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 03:15:47 ID:TUgZMFHs
一人で心中、なんて初めて聞いたわw
そんな解釈するといろいろややこしいことになるぞww
後追い心中とかあるし
ん?ということは蔵様を慕って死んだか…
209 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 03:33:59 ID:N6N53eZa
拙者、元赤穂藩藩士○○と申す。
何卒、花嫁行列に加えて下され・・・
連発のシーンは正直コントだったw
感動とお笑いは隣り合わせだね。
桜庭ななみの演技が下手すぎて萎えた
北乃きいがやるべきだったのでは?
>>111 討ち入り時には吉良側の人間が100人近く居たらしいので、
それだけの人数が住める広さだったのでしょう。
むしろ寝込みとはいえ47人で敵を倒しつつ
吉良が逃げない用に見張るのは大変だったのでは。
実際、吉良を見つけるまで時間がかかったみたいだし。
意外に評判悪くて驚いた。
原作、NHK版ともに未見だが、オレはこれが今年のベストになったなあ。
嫁入りのときの拙者も拙者もだけ残念だった。
親友に刀を向けなければならない対決シーンが一番グっときた。
武士の矜持とか生き方への理解に断絶があるのかなあ。
これほどわかりやすく表現した作品も最近無いんじゃないの。
桜庭はパッチギんときのエリカ様を思い出した。でん部が大きくて着物が似合う体型だね。
メイサじゃ台無し、とまではいわないがスタイルが良すぎる。
泣いたわ。。。
今ラジオでこの作品の話題になって
客層が年配の人ばかり若い人は観ないのかなとという話で
局アナがアナウンサーの試験でほとんどの人が「赤穂」が読めないと言ってた
そこがもったいないよね。
外国人が見てもわかるくらい、丁寧過ぎるほどに心理描写されてるのに。
まあ討ち入りが何かくらいは知ってる必要があると思うけどさ。
こういう映画がちゃんと儲からないと、ホントにヤバいと思うな。
誰も作りたがらないし、時代劇をつくる技術も失われる。
いつからジイジが見るもんになったのかなあ。
桜庭ななみも忠臣蔵知らなかったそうな。
とりあえず四十七人の刺客も観とくといいかも。
218 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 14:11:39 ID:mj3MGMLX
そんな時代劇不人気な中で
明日9時からテレ朝で、忠臣蔵がおこなわれますね
個人的には、大石役が田村さんってのがなんですがw
小津の「晩春」のテイストも入ってる、かな
アメリカよりもヨーロッパのほうがウケそう
花嫁道中の拙者は拙者は連続の展開ダレは、孫と吉も仕舞いには苦笑気味だったから、あれはわざとだと思うわ
でもそれに毎度律儀に挨拶する可音は立派だし、やっぱり元浅野家臣がたくさんつき従うのは感動だし
つーことでおかしみと感動のない交ぜを狙ったシーンなんでないのかね?
でもさ、あの拙者が拙者がって
よく考えるとおかしいんだよね
おもだった在京阪の元赤穂藩士は
義士の回向で京都に集結しているはずだろ
なんであんなバラバラと集まってくるんだ
回向に行けなかった藩士が
噂を聞き付けてやってきた?
いや、そんな心を持った侍なら、まず菩提を弔うために寺へ行っているはず
結局
・回向に行った藩士は、元々婚儀に呼ばれていた
・回向に行かなかった藩士も、このうえ大石の息女が嫁ぐと聞いて、ついに腰を上げた←拙者がチーム
ということか
いい映画やったけどいくつか疑問が・・・。
討ち入りに参加しなかった者が、孫左に卑怯者呼ばわりで襲いかかる資格あり?
孫左の使命は「未だ話せない」で済むことで、吉衛に切りかかる必要は?
224 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 20:28:20 ID:Lz96hau8
100%創作ですから・・・・
225 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 20:39:45 ID:5d2CyoNJ
今日、観てきた。良い映画だった。
ただ、家族やカップルで見るより、男が一人で見る映画ですね。
わかる人はわかる、わからない人には一生わからない
武士の境地を描いた映画。
>>223 家バレしたことで、娘の存在もいずれバレルから
刀持ち出しては来たけどひとまずは言葉で出ていけと説得してたのが
吉が匂い袋見つけて女がいるのか?と訊ねたらとたんに斬り掛かってたし
とにかく可音バレが嫌で吉を家から遠ざけたかっただけの、いわば演技だな
228 :
名無シネマ@上映中:2010/12/24(金) 21:47:45 ID:fHXGcxa2
原作
孫は茶屋と以前から商取引がある。
その誠意ある商いに、孫を信用して息子の縁談の世話を頼む。
その世界ではそれなりの実績があるので、ななみの養育費や教育費、嫁入り道具の費用がまかなえる。
映画ではその辺が全く無視。
吉と孫は最後近くまで顔を合わさない。
互いに存在を認めつつも、直接は会わず、疑心暗鬼が募っている。
孫は世間に隠れて生きているので、討ち入りした連中の親族が赦免になったことを知らない。
それに、討ち入りに参加した吉が生きている理由を知らないので、裏切り者として殺意を抱いている。
二人が対峙しているときに、物陰で吉から内蔵助の言葉を聞いたななみが初めて顔を出し、内蔵助の残された子女として凛とした言葉を吉にかける。
映画ではこのクライマックスを無視
討ち入り連中の法要で、最後の伏線があるが、これも映画は無視。
ちなみに大野九郎兵衛も最後に駆けつけるが、これも無視。
嫁入りの道中は、嫁入り道具が三十棹あり、人足も多数いるが、祝ってくれる身内がいない。
孫はこのことを悔やみ、もっと世間と交わって旧赤穂一党とも親しくしておけばよかったと後悔している。
そこに、次々と赤穂の連中が加わる。
これも映画は無視。
文庫で100頁足らずの原作を読めば、映画の謎は氷解する。
>>223 原作だと討ち入りに参加しなかった元藩士にも二種いる。
最初から討ち入りに参加しなかった藩士と一回は盟約に名を連ねてその後脱盟した藩士。
後者も大石が「こいつはこういう荒事は向かない」とあえて外した者なんだが前者からしてみれば
「盟約をしながら脱落した卑怯者」。しかし前者も世の中から見ると「命惜しさに逃げた卑怯者」
っていう見方をされてる。
このへんの複雑な関係性をうまく見せられなかったのはこの映画の残念なとこかもしれん。
でもそれやったら彦左と娘の物語にはならんもんなあ。
最初の脚本は今回の映画以上に孫左と可音だけしか出てこない密室劇だったらしいので、
後から付け足した吉右衛門らの描写が不十分になってしまったのかな。
232 :
223:2010/12/24(金) 22:17:31 ID:Hx9BnPzK
>>226,227,228,229
ありがとうございます
あえて原作は読まず映画をみたのですが、これから読んでみます。
地味ながらいい映画であったと思います。
>>230 ども。goo地図にこんな機能があったとは。
確かに当時でもかなりでかい屋敷だったみたいですね。
234 :
230:2010/12/24(金) 22:47:08 ID:ECCZbtsZ
>>233 検索すると隣の土屋さん(旗本3千石)が2500坪らしいです。
>>234 吉良邸も同程度として2500坪=8250平方メートル。
長方形だからサッカーのフィールドと同じくらいか。
>>228 >孫は世間に隠れて生きているので、討ち入りした連中の親族が赦免になったことを知らない。
それに、討ち入りに参加した吉が生きている理由を知らないので、裏切り者として殺意を抱いている。
吉右衛門に斬りかかったり、その後に可音の素性を明かしていたりと不可解な点があったがようやく氷解した。
これカットしたらダメだろ・・・。
>>229 正直討ち入りに参加しなかった人のジレンマの方が面白そうだ。
>>204 >>孫はそのまま自分で自分をだまし続け、自害=忠義という武士としては最高に綺麗事な結末に逃げきり、
だよね。一番納得出来るまとめだとおもった。
だとするとこのロマンティシズムを肯定するべきかどうか。
俺にはちょっと幼稚な感じがしてしまうんだよね。
見たところ上士な感じの月岡老人
、
墓場で孫左衛門を足蹴にしたとき
血盟に連判しなかった自分のことを棚にあげて
なんだこいつは、と思ったもんだが……
婚礼行列のときに、「身分軽き者」でしかも陪臣である孫左衛門に
土下座までして詫びたところを見て考えが改まった
「カッとなってやった。今は後悔している」な直情径行タイプ
曲がったことが大嫌いなご老人だったんだね
しかも、自分が悪いと思ったら相手が誰でも反省できる
なかなかの人物
16年間の艱難辛苦を耐えてきた男がこういう自己陶酔的なロマンティシズムで死ぬっていうのは無理があるな。
脚本に問題がある。原作は違うようだし。
映画見た後のモヤモヤ感の理由がよくわかったよ。
切腹が意外とグロい
241 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 00:24:52 ID:y7QjAO85
孫の生き方は綺麗な夢物語なんだろな
実際には、姫に下心がすぐバレて、抱き締めて!なんて向こうから言われるどころかオッサンキメエよとどん引きされ
姫は言いよる若いイケメンにさっさとなびいてさっさと嫁いでいく、とか
我慢がきかずに据え膳ありがたくいただいておゆうの情人になって、
潔い死とは対極の、だらだらした老後をおくっちゃったりするのが関の山
いろんな意味で、ああはなれない
ラストシーンの改変は良かったよ
寺坂が「最後の赤穂侍じゃ…!」と嗚咽と一緒に吐き出すところ
原作の、現実を受け入れられないように凝然と立ちつくす寺坂もいいんだが
無二の親友が、主命を遂げて切腹した直後にしては
ちょっと他人行儀すぎるんだよな
やはり、泣きながら亡骸に
最後の賞賛を投げかけるのが
親友としてあるべき姿
桜庭ななみの演技が下手すぎて萎えた
堀北真希がやるべきだったのでは?
桜庭よりは上手いよ。今やってる舞台でも絶賛の声ばかりだってさ。三丁目でも賞もらってるしな
ななみは白無垢姿がとても綺麗だった。
嫁入りシーンはあの映画の最大の見せ場だし、
それまでの演技よりも、あそこで一番絵になる若手を使っただけじゃないだろうか。
と、思った。
>>248 監督も演技力は度外視で顔で選んだと言ってるからね。
桜庭ななみがキレイに撮れているので監督としては成功なんだと思う。
どの俳優さんが出演してるのか、全く前知識なしで見たから
最初、桜庭ななみの姫は、夏帆かと思ってた。
>>249 オフィシャルの監督発言をすべて真実と思いこむあなたはアホ
押し付けられたんでしょ、不本意だったと思うよ
演技力で選んだととても言えないから、顔で選んだと言っておいただけ
顔で選べるならもっとましな選択肢はあるでしょ
推論乙
今晩テレ朝で忠臣蔵
そういえばどっちの内蔵助も眠狂四郎だ
市川雷蔵も長生きしてたら内蔵助やったのかなあ
昨日観て来たけど、さすがに年配の人が多かったな。
現代人的な考え方だけど、最後切腹する必要はなかったような気が。
長い間行商してたぐらいだから、例えば姫の警護役として茶屋家に仕えれば
姫も嬉しいし、内蔵助もあの世で安心するだろうし、
茶屋家も助かるし、孫左衛門も生きて天寿を全う出来たと思うんだけど。
201と204の解釈に納得したよ。それで曽根崎心中が入ってたんだなあと。
>>251 仮に押し付けられたとしても、桜庭ななみで別に悪くないと思うよ。
他に適役がいるなら一体誰なの?
>>254 原作だと、可音が「茶屋へ一緒へ移り住んでほしい」という要望を
瀬尾がはねつけている
もっとも、原作じゃ可音への愛云々は
瀬尾の口から一言独白が聞けるだけで
映画みたいな脚色はほとんどない
まあ、けっこう重要なシーンなので
映画がこの部分を大きくクローズアップしたことに異論はない
>>254 くらのすけに「お前の命をくれ」→「孫佐はたった今死にました」の流れを分かったうえで言ってるとは思うんだけど。
上でも書いた者だけど、武士道とか武士の拠って立つところを分かりやすく表現してくれた作品だと思うんだ。
ラストサムライでは伝わらなかった部分っていうのかな。あれじゃカミカゼとか滅びの美学しかなかったわけで。
孫佐自身気持ちの上ではとっくに死んでたんだけど、役目を終えたから物理的にも死んだってことだと。
くらのすけが頭を下げてまで頼んだんだよ。生き恥をさらしてくれって。
役所広司と佐藤浩市の役が逆だったら、可音さまどころか夕霧さまも
2〜3人子供産まされてるな(;´Д`)と思った
個人の嗜好の問題だがビジュアル的に役所広司と佐藤浩市が逆のほうが
説得力があった。
>>260 自分は、映画の通りの方が良いな
女優も本当に綺麗で良かった
佐藤浩市が孫ならまだまだ若いし、本能のままに可音に手を出して孕ませても、
子供が成人して母の面倒みられる年に育つまで、自分がしっかり生活支えてられそうだし、
なにより可音もまんざらじゃないし、それもアリじゃん、な話になってしまうなw
だが役所の孫じゃ元気に働けるのはあと10年もあるか?
お姫さま育ちの可音が孫の死後、どうやって生きていけるものか
手を出した孫があまりに無責任極まりない、て話になるから成立しないが
あほな殿様のせいで本当かわいそうな赤穂藩士
265 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 21:53:07 ID:ma2h1N2C
せめて内匠頭が殿中で吉良を殺してたらな
吉良が死ななかったから、後世に残る忠臣蔵が誕生したわけだが
>>264 忠義ってのはそういうもんだからね
主君がアホであればあるほど忠義を尽くす家来が立派ってことになる
立派な主君に忠実に仕えるんだったら誰でも出来るんだから
「十三人の刺客」にもそういうとこあった
今の時代に忠臣蔵の価値観がわからない人が多いのも当然といえば当然だよね
267 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 22:31:43 ID:Vok1eKYj
吉良ってそんなに悪いヤツなの?
「四十七人の刺客」のうち、吉良を発見したときの内蔵助の台詞
「こたびの事、皆が皆ご尊台様の責めとは申しがたく……お命申し受くるは忍び難けれども
これは侍の一分、心栄えのことにござる。止むを得ざるの儀、お覚悟願わしゅう……」
映画はともかく、池宮原作での忠臣蔵は
吉良どうこうはほとんど問題にしていない
269 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 22:46:17 ID:k5JBnH8H
>>268 オリジナル「十三人の刺客」で千恵蔵が菅貫に同じ台詞を喋ってたな。
引き出しの少ない原作者だ。
270 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 23:06:06 ID:Vok1eKYj
271 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 23:12:20 ID:ma2h1N2C
テレ朝で田村正和主演の忠臣蔵やってるけど、忠臣蔵は何度観てもいいね
272 :
名無シネマ@上映中:2010/12/25(土) 23:20:25 ID:Vok1eKYj
>>271 ダンナが「殺陣が下手だなぁ」とか言ってたけど、全体的になかなかいい作品だなぁ。
音楽と田村正和が盛り上げるね。
しかし播州なんて忠臣蔵以外で聞く地名じゃないよねw
すごい田舎の侍なわけだけど大きな事をやった人達だと感慨無量。
田舎侍と罵倒されてるだけで播州って一応兵庫県だから。
今の日本の47都道府県で言えば、人口で8番目ぐらいの県ではある。
孫左の秘めた恋心に焦点あて過ぎで個人的には萎えた。
原作に忠実なストーリーにした方が、最後の嫁入りシーンの感動がもっと
深まったと思う。
キモいよ
キモいよ
いくら血がつながってないのを知って育てても、恋心を抱くなんて近親相姦みたくてたまらない
不妊女性が未婚のまま、赤子の養子を取って育ててるケースとか多いけど、育ててる内に完全に親の情愛が生まれてると思う
男親で女の子っていうのがマズいのかなあ
オムツ替えたり風呂入れたりする時もずっと女として見て来たわけか、おえ〜〜〜〜〜
276 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 03:20:22 ID:xHk/UAOr
当時の文化を考えれば、
47士のやった事は理解出来なくもないが、
浅野匠守は本当のアフォ。
277 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 07:20:24 ID:WKmbvFYM
墓場のシーンで古い墓石の中に文政と刻まれていたのがあった。
百年後の墓石が何であるんだよと思った。
278 :
223:2010/12/26(日) 10:05:24 ID:1b/LwDr6
播州赤穂は忠臣蔵以外にも、塩田とか結構知られてる土地名やと思ってたが、
アナ志望の大学生が"赤穂"を読めない者が多いというのにビックリだわ。
長崎に「女の都」という地名があるらしい
面白かった
武士の家計簿に足りないものがちゃんとあったな
>>267 全然悪くない。ただの被害者。
新田開発や治水工事などで地元では今も名君として慕われてる。
足りないというか、こちらは家計簿に比べて情緒も説明描写も過多に感じたな
良く言えば丁寧、悪く言えばテレビ的
284 :
名無シネマ@上映中:2010/12/26(日) 15:35:38 ID:qXALWwQY
佐藤浩市って忠臣蔵によく出るな。前に大石内蔵助もやってるし、いずれジジイになったら
吉良もやるんだろうな
>>276 今なら国会内で小沢が管に切りかかったようなもんかな?で、小沢派追放と
>>283 こちらにあるのはカタルシスね
メインの設定無名だから説明的なのはたしかだね
俺は家計簿の方は山のない2時間ドラマに感じたけど
>>258
誤解している人多いけど、忠義の話ではなく秘めた禁断の恋の話。
254が言うように忠義なら死ぬ必要は全然ないし、死んでも誰も喜ばない。
結婚すれば幸せになって終わりではないからやることはあるはず。
婚礼の夜に死んだというのが味噌で、婚礼まで行けば忠義は果たしたことになるし、
姫が他の男に嫁いだ世界なんかに居たくない、死んで自分の恋を成就させたいという
極めて自己中な男のはなしです。
共感はできないのだが、映画としての完成度は高いし絵は綺麗なので
意味がわかった上で役所さんの表情や演技をもう一度見てみたいという気はする。
秘めた禁断の恋の話で納得してるんだけど、何日か見た後の感想だが、
男が恋してる描写がもう少し入ってたら分かったのにな。
色恋中心にしたのはまずったよな
原作は
あくまで瀬尾が忠義に生き、あえて汚名をかぶりながら
なき主君(内蔵助)の忘れ形見を育てる話
そこに一掬の謎があり、寺坂が瀬尾に投げかける
そこではじめて、可音への思いが覗いてしまう…
それを恥じて奥底に閉じ込める瀬尾がいるからこそ
最後の切腹に込められた意味が膨れるのに
忠義にカムフラージュしつつ恋の話でもある
だから観た人が忠義の話と思いながらも、孫の選択になにか違和感を抱いてしっくりせず、
だから観おわった後も色々考えてしまう→作品の余韻に
てのが制作サイドの狙い、なんじゃないの?
>>289は
>>287へね
>>288 自分のペースで、何度も読み返せる小説と、
映画館で一回見終わったら出なきゃいけない入れ替え制の映画では
わかりやすさを操作する必要はあるんじゃ?
ここの感想を見ても、映画一回見ただけの人には十分、あからさまじゃなくわかりにくい恋心になってる
孫の恋心をはっきり示すカットが1つ2つでも入っていれば
人形浄瑠璃はなくてもよく分かったのにな 原作未読。
安田成美なんぞ仕込んできやがって見る気がすっかり失せた
夕霧の誘いを断ったのははっきりしたカットでは?
誘いを断るときに「みどもは武士でござる」と言ったから、恋心からだとは
思わなかった。「誰かは明かせないが、思う人がいる」みたいなことを
言ってたら想像ついたけど。
>>293 安田はこの映画の中ではよかった。
映画全体の作り方がよくない…つまり配役^^;
外国人が観たほうがわかりやすいかもしれないな
日本人が見ると「近松物の心中と武士の切腹は違うだろ?」という先入観が邪魔して孫の気持ちをつい見落としてしまいやすい
足を洗うシーンでちゃんと人形とダブらせてたりヒントは随所にあるんだけど頭ではそっちのほうの理解にストレートに繋がらない感じ
>>291 夕霧に可音の好きな人は孫左だと言われたときの動揺の仕方とかそれっぽくなかったかな。
原作未読で情報皆無で初日に見に行ったんだが
夕霧にそう言われた時の動揺の仕方では孫の方の気持ちが読めなかった。
ただびっくりしただけに見えた。
公開後しばらくしてスレ見て勉強してから行けばよかった。
>>298 それも「忠義」の先入観があると
こっちはそんなつもりもなくお育て申し上げたのにまいったなー、という無骨者の戸惑いにも見える
あるいは、自分にはその気がないのに相手が勝手に惚れてきちゃって、いやー困っちゃうね(ウヒョヒョ)というポーズにも、
あくまで自分には責任なしに若い子にモテること自体へのまんざらじゃない感、
というギャルゲー主人公的な、オッサンのドリーム映画キメェwなシーンにも見えるし
それに対して可音の想いは分かりやすいくらいストレートに描かれてたね。
オレは
>>299と同様の第一印象。驚きと戸惑いのほうが強いと感じた。
少なくとも忠義と恋愛感情の板ばさみっていう印象は受けなかったなあ。
かね様の立場からしても、女性として成熟するにつれて身近にいたただ一人の男とも言える孫左に憧れるのもわかるっつーか。
サマーウォーズじゃないけど、叔父さんに憧れる姪っ子みたいなイメージだった。
当然ながら曽根崎心中が少しひっかかったけど、人形浄瑠璃そのものが素晴らしくてすぐに気にならなくなった。
安田はなあ……まあ原作の老尼よりかは
華があって良い改変なんだが
方言指導をもっとちゃんとやってくれ
そこがすごい気になって役にのめりこめなかった
島原の太夫だろ……
>>258 それこそ誤解。
忠義が伝わらない時代になったね。
だからこそ、こういう映画が面白い。
その境地に至らざれば、共感を得ずといわんばかりに、
最後のシーンは、観客をも切り捨ててる。
305 :
名無シネマ@上映中:2010/12/27(月) 16:36:34 ID:owjOBtOY
切腹には共感したくないわ
一人寂しく旅立つシーンで終わって欲しかった
切腹してもいいんだけど、最近やたら効果音や演技が凄くて辛い。
みんな扇腹だったんだから無理すんなよ…と言ってやりたいところだが
ハラキリは映画の見せ所だからねえ
>>289 偽装忠義か、鋭いな。
いや、本当は忠義でかっこ良く死にたかったのだけど、死に切れないので
恋愛を持ってきて無理やり死ぬ理由にしたのかも。
いや、やはり無理があるな。
自分の恋心が武士道と相容れないから死んで決着つけたんじゃないの?
安田、品があって良かったんだけど
目の焦点がおかしかったな
>>95です。
>>289を見てまんまと嵌められた感じです。
忠臣蔵の設定を持って来た恋愛映画だと思えばひょっとしたらしっくり来るのかもと思い、
初見で違和感が有ったものをそのまま受け入れてもう一度観に行こうかと思えてきました。
祝言の席からトンズラしてしまうのも恋心からだろ
祝言の夜に死ぬのは惚れた女が他の男に抱かれるのが耐えられないからだろ
314 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 00:00:26 ID:n00WZSwm
安田は日本女性に見えんかったな
315 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 00:27:24 ID:oYiqmvtE
これはいい映画だったな
と思ってたらここでの評価はひどいな
俺が評価30点くらいの悪人が2ちゃんじゃ絶賛されてるし
ほんとにここのやつらの考えはわからんな
2ちゃんのやつらはわかりやすい内容の映画は酷評するな
映画なんかエンターテイメントだから
わかりやすいのが一番だわ
いい映画だけどラストがもやもやするのでいろいろ言っているだけ。
酷評に見えるかね
>>315 いい映画だっただけに、こうすればもっと良くなったのではという思いがあるのでは
昨夜見てきた。
あの浄瑠璃は曽根崎心中だったのか。
なんであんな関係ない人形劇をしつこく挿入してくるのか、いまいち意図が分からなかったよ。
つーか浄瑠璃版忠臣蔵を見せられた寺坂吉右衛門が「なんじゃこりゃ〜!我らを愚弄するのか!」って激怒する流れかと最初は思った。
年増太夫の手練手管、怖い…、本当に怖い…。
表向きテーマ?の、すがる女を振り払って忠義に生きた孫のカッケー男のロマン物語にどっぷり感情移入して観ていたら
それは偽装だとか身勝手だとか書かれていたら、うっとりハマってた自分が批判されてるように思えるかも
そういう点で男には苦い話だし
逃げをうたれて置いていかれても偽装忠義をたてにされちゃなじる女が悪人になる、女にも苦さがある話
つまりこの作品は
時代物ではなく世話物だったということだな
切腹も忠義のためではなく心中であったと
今生は無理でも来世ではという思いもあったはず
全編を通して孫左と可音の道行だったわけだし
323 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 18:49:39 ID:n00WZSwm
寺坂吉右衛門は吉良邸討ち入りの時に38歳だから、16年を足すと映画の時の年齢は54歳ぐらい。
役所広司の実年齢とほぼ同じだけど、4歳年下の佐藤浩市が演じても特におかしくはない。
ただ、現在より平均年齢が低かった当時の54歳があんなに白髪もなくフサフサなのはちっと違和感を感じた罠。
324 :
名無シネマ@上映中:2010/12/28(火) 21:33:35 ID:ZU9Ai/pW
9日間で3.3億って大コケでしょ
武士の家計簿は同時期に5億はゆうに超えてた
10億はいかない模様
でも家計簿より面白いけどね
ババア層がチャンバラと思って敬遠したんだろ
平均年齢と寿命の違いわかる?
おれも思ったけど、この時期に参加する青少年を
潰しちゃいけないって思った。
328 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 01:05:20 ID:kCEXV3m2
途中、孫左が経(?)みたいなのを1人で読んでた時に
急にBGM止まって数秒間孫左の顔UPシーンになるとこ
これは何を意味してるの?
そんなんあったけ?映写事故?
>>328 死の覚悟を決めた孫佐衛門の表情を見せたかったのでは?
331 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 11:55:43 ID:DRx07wuX
332 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 14:20:33 ID:TVOrraVZ
公開初日に見てきました
さまざまな意見があって楽しく拝見(聴)
良くも悪くも、分を知った潔さが感じられてた
いい映画でした
333 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 14:33:08 ID:UHKNyT4B
今日で仕事納め
休みの間に見に行きたい映画の一つ
334 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 14:49:45 ID:DRx07wuX
やはりヒロインを内山理名にすべきだったね
切腹DNAの継承としては
吉良に仲代出して欲しかったわ
他は知らないけど丸の内ピカ3で見たんだけど
耳の不自由な人向けの字幕はウザイ。
タダ券を貰ったので見てきた
女優さんが可愛くて良かった
何の事前知識がなかったので
チャンバラモノかと思ってたら
純愛モノで驚いた
退屈しなかったし良い映画だったけど、
周りのおばちゃんたちの泣く理由が
さーっぱり分からんかった
子供を持つようになったら分かるのだろうか…
>>338 風邪が流行っているから…。
さっき見終わったところですが、
おれを含む何人もが、鼻をズルズルさせていました。
新宿パラで観てきました。
最初のシーン、足袋に海水を含ませる無意味な行動にイヤな予感がし
とりあえずカンで撮ったシーンをつないでそれらしく見せました的なアップの多用で気分が悪くなり
娘が「大きくなったらお父さんのお嫁さんになるの」を16歳になるまでひきずるという
父親の願望が出たあたりで、何人かが席を立った。
おれも帰りたかったんだけど、中央の席をとったため、他人に迷惑を気にして残ってしまった。
暇だったし。
「可音」という名前のみの情報で、大石の愛人「可留」の娘に違いないとか言い出す伊武には開いた口がふさがらなかった。
お初お徳の浄瑠璃は、話と何の関係もないし
何度も何度も同じ音楽が、これしかありませんと言わんばかりに流れるし
ほかにもいろいろ突っ込みどころはあるんだけど
見事なまでの駄作だと思う。
監督:杉田成道 おまえの名前は忘れまい。
平均3%ドラマのせいでドラマ界を追放され、映画もなぜかコケ連発
桜庭ななみがかわいそう
>>341 自業自得でしょ
事務所の売り方が無謀すぎることもあるが、この世界、結果を出せなければゴミ
でも、書道ガールズの大コケとこの映画の大コケとあわせて、いくら損害を
与えたか、計算するのが怖いww
344 :
名無シネマ@上映中:2010/12/29(水) 22:25:12 ID:7io1zhRL
横浜で昨日観てきたが
>>340とほぼ同意かな、某情報番組で吉右衛門の足跡を追ったり
CMもこの二人の絡みが主体っぽい打ち方だったが、見事にラブストーリーW
嫁が言うには男の勝手さ極まるらしい、、残された桜庭はどうなるの?と
切腹で全てから逃げたわけだと。まあ、時代のせいにするしかないよな。
役所さん、十三人の切腹で始まり切腹で終わるか、そりゃ出演を熟考するわなあ
原作どおりにしてりゃあ、そんな評価もされなかったんだよ
まあ、NHK版こそ本編だと思って
>>345 >>原作どおりにしてりゃあ、そんな評価もされなかったんだよ
同意。
婚礼の場面で、まござが可音へ声を出さずに言った言葉。
何と言ったのでしょうか?
「幸せになってください」みたいな感じ?
348 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 01:20:54 ID:ZDKw2c7P
忠臣蔵気に入らね
裁判が理不尽なら狙うはまず裁判所裁判官だろ
裁判所襲う度胸はなくて
吉良を襲うて・
わらかしよるわ
桜庭はもうワーナーじゃ使ってもらえないかな
桜庭は普通に可愛いし演技もいいよ
>>349みたいな適当なことを言うヤツも出るほどアンチもいるんだな
桜庭のおかげでワーナー大損害
監督も内山か堀北を希望していたのに甘力にクラッシャーを押し付けられお気の毒
大根の演技指導に時間をとられ、映画の演出がおろそかになってしまった
しかし同じ原作を映画とNHKのドラマで競うと、いつも後者が勝ってんな。
桜庭ななみは新人賞もとってる日本映画界期待の若手女優
役所と監督の力不足を責任転嫁するのはよくない
不細工が嫉妬してるだけだから相手すんな
NHKはNHKで
和久井映見に新キャラ(原作の人物を合成したキャラ)をあてて
ウザいフェミ思考をわめかせているのが気に食わない
(昨今の大河によくある女のアレw)
でも映画版に比べたら全然マシ
ななみは日本髪が予想外に似合っていて
その点は良かった
えーー、あまり評判よくないんだね……
見に行こうと思ってたのに躊躇してしまう
家で寝てろ
内山って理名のことなのかな。だとしたら16歳の役は厳しいだろ〜
>>354 役所も佐藤もよくがんばったよ。なんで役所のせいになるんだ?
役所が出ていた十三人の刺客はヒットしたじゃないか
新人賞なんて、本来該当なしが当然の年でも誰かに与えてるから権威もなに
もない。それが証拠に新人賞を取ってもすぐ消える役者は多い
362 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 15:17:28 ID:RFv9cD+G
桜庭ななみはパッチギのころのエリカ様に似てるね。
365 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 16:05:36 ID:Xh9iNMJ/ BE:2153184858-2BP(1358)
観てきた。
いい映画だったけど「使命」って言葉の連発が気になった。時代劇なら「お役目」とかだろ。
ところでこれ実は心中ものってことだけど、確かに思いあたる節はいろいろある。
ただ孫佐は夕霧に教えられた時点では自分の気持ちに気づいてはいなかったと思う。
366 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 17:13:32 ID:DWow8kAx
そんな話じゃねーよw
原作あんだから読めや百姓が
367 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 17:34:12 ID:Xh9iNMJ/ BE:3014458087-2BP(1358)
原作じゃなくて映画の話だアホ
>>364 体型はエリカ様と同様、ズン胴だが、演技力は雲泥の差
可音を演じるのが、当時のエリカ様だったら良かったのに
>>358 映像美は一見の価値あり
ここで不評なのは原作を改悪してるから
こんな脚本にするなら原作どおりしとけという不満
370 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 18:54:39 ID:DWow8kAx
>>367 映画も理解できねえ百姓は黙って言うこと聞いてろドアホ
見てきた
原作未読なんで人形劇が少しくどい以外には特に不満ないかな
今年見た時代物三つの中では一番面白かった
NHK版より映画のほうがよかった
373 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 20:14:54 ID:Xh9iNMJ/ BE:1937865694-2BP(1358)
>>368 www同じこと思った人いたんだw
まあ桜庭ななみはこれからに注目、ってことで。
まだ若いし演技力向上もあるうるでしょう。
>>375 300スクリーンの大作を大コケさせたから、これからはないと思う
長澤まさみでさえ、隠し砦を大コケさせて以後、しょぼい映画しか出ていない
377 :
名無シネマ@上映中:2010/12/30(木) 21:30:41 ID:D11C1RXr
桜庭ななみサンには期待大ですね
あれだけのプロに囲まれての初映画
琴をひくシーンで、本来代役が用意されてたが
桜庭サンの成長が著しかったため、急遽本人での演出も
あったようです
俳優にとって大切な雰囲気を持った人と思いました
興行スレとかでよく見かけるけどやたら興行の責任を出演者の一人に背負わせようとする論調が理解できない。
一枚看板のスター映画やアイドル映画ならともかく、数人のメインキャストの一人として出演して
興行結果に決定的な影響を与えるような役者が今の日本にどれだけいるよ。
テロリストを正当化する映画は頂けないなあ
せめてハッピーエンドなら良かったんだけど
後味悪すぎるし
まぁ今の基準で批判してもしょうがないんじゃないかな
そんな時代もあったねくらいで楽しんでおけばいいかと
>>379 忠臣蔵物を見に行って何言ってんだか
あ、見てないのか
「桜田門外の変」スレのコピペだろ
テロの首謀者大石の異常なまでの持ち上げ方に反吐が出る
ラスト切腹するなんてアホかと
わかってて止めない安田も
桜庭ななみとナントカ海荷と見分けがつかん。
ナナミーとウミニー
両方とも事務所の先輩(堀北、新垣)のご威光で使ってもらっているだけ
先輩が稼いだもうけを食いつぶしてます
堀北なんてヒットはイケメンパラダイスだけであとはコケまくりなのにそんなに偉くない
誰かが私にキスをしたのレジェンドコケは記憶に新しいところ
387 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 12:28:47 ID:gifkWwFP
あれだけ若い男女を集めてドラマ作ったら数字取れて当然
主演といってもストーリーの軸ではなかった
「よーよーエモシチよ」
「あんだよ」
「俺の親父は」
「あーあのタコか」
「ダセェやつだよな」
「関係ネーヨ」
「カッコつけさせてやろうぜ」
考え出したアイデア吉良邸討ち入り
言い方かえれば集団テロ
目立つファッション火事装束
行け行け本所吾妻橋
389 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 20:16:59 ID:j33x15Vj
この映画面白い?
武士の家計簿とどちらが面白い?
>>389 昼メロ(最後の忠臣蔵)と
ホームドラマ(家計簿)を比べて
どっちが面白い、ってあんた……
好みとしか言いようがないわ
アホか
391 :
名無シネマ@上映中:2010/12/31(金) 20:51:25 ID:j33x15Vj
まあ待て、おまえら!
ここは俺にまかせろ!
忠臣蔵スレでなら「忠臣蔵」を薦めよう
家計簿スレでなら「家計簿」を薦めよう
>>369 >映像美は一見の価値あり
無理矢理はさみこんだ映像美だからなー。
おれは原作読んだことがないけれど
少なくともこの映画は駄作だと思ってる。
上にも書いてた人がいたけれど
この映画って年頃の娘を持ったお父さんの願望なのかね。
マメな大石さんのことだから「忠臣蔵の家計簿」も作れるはず
395 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 14:13:40 ID:7oL2Onl+
反町隆史のチンギスハンのような映画だろう
可音抱えて雪の中を行く映像なんか、綺麗は綺麗だけど、
どこを歩いてるんだよ!?て感じだもんなー
イメージ映像です
398 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 15:48:53 ID:D2Colpex
>>390のおかげで、この映画見に行く気がなくなった・・・。
数年後のテレビ放映で我慢する。
399 :
名無シネマ@上映中:2011/01/01(土) 16:02:59 ID:7oL2Onl+
レンタルDVDで見ればいいよ
すぐにも旧作価格になるはずだ
原作とNHK版しか観ていないけれど、映画だと可音がヒロインみたいだけど
当たりを振り払う気品がメイキングではあまり伝わらなかった。
普通の町娘のような。個人的には寺坂の目線からの孫左の方が何故討ち入り
前夜に姿を消したのか、孫左の哀しみが伝わったように思うけれど。
メイキングを観て映画館に足を運ぶ程の映画でもなさそうだと思った。
もちろん役所さん佐藤さん好きだけど。
原作がそういう設定なのかもしれないが孫はあと10歳位若いのが良かったな
と言っても役所ありきで映画化したのかも
それなら討ち入り前をメイクでもっと若々しくしてくれればと思った
>398
今年の年末に放送とエスパー
もっと早いかも
>>401 メロドラマ押しならそうだね。
あるいは佐藤浩市と配役を入れ替えるとか。
杉田成道は、
北の国からシリーズなどの演出家として知られ、
フジテレビジョン役員待遇エグゼクティブ・ディレクター、
日本映画衛星放送代表取締役社長、
日本映画テレビプロデューサー協会会長。
偉いんだぞ!
前妻をがんで亡くしてすぐ30歳年下の嫁をもらい
ばっこんばっこん中出し、57歳で第1子、60歳で第2子、
63歳で第3子が誕生、という漢だ!
おまえら頭が高いっ!
心中がテーマの浄瑠璃が何度も挿入されてたけど、結局あれは二人の心中だったと見るべきなの?
それとも心中できなかった二人として見ればいいの?
見終わった感想
これ忠臣蔵じゃなくてもよくね?
冒頭で実を結ばない木の話が出てくるけど
可音や孫左衛門の想いはどうであれ、大石の娘を無事嫁に出した事
その可音もやがて子供を産んで次の世代につないでいくであろう事
それがこの映画の唯一の救いなのかもしれないな…
孫が据え膳食っちゃったら寺はエライ場面に遭遇するとこだったんだよな。
「お前、娘代わりに育てた姫様の婚儀を抜け出して・・・」
鹿児島県にもの凄い美少女がいるという噂
ま〜雛には稀な〜程度だよな・・・
サイカチの話は
原作でも出てくる印象深いエピソードなんだが
寺坂の苦労がほとんど描写されない今作で
いきなりつぶやかれても困るというかw
寺坂役、もうちょっと耄碌したキャラ作りでも
よかったんじゃね?
当時の五十は現在の六十〜七十くらいでしょ
>>410 あの若々しさなら余裕で駕籠に追い付けるだろ、っていうw
感想
切腹場面が苦手だ
早く終わってくれ
>>404 この内容なら200スクリーン程度でやるべきなのを300スクリーンかける
ようごり押しできたのはそのためかな。今、映画館主は泣いているが
まじで今週武士の家計簿に負けていそう
下手をするとチェブラーシカにも負けていそう
感想
テレビ屋さんが撮る映画の短所がこれでもかと出てくる作品
NHKハイビジョンのような映像の間に挟まれる俳優の顔面アップの繰り返し
みなさんここで泣いてくださいよのタイミングで鳴る同じ音楽
テレビ病で俳優がみんな思ったことを全部口に出してしゃべる病にかかってる
所作などの公証は結構ちゃんとやってそうな映画だが、侍はこんなにペラペラしゃべらないんじゃないかとか演出してて疑問に思わなかったのだろうか?
ラストの辞世の句や佐藤浩市のセリフは誰に向かってしゃべっているのか。
まさか観客?
今まで数秒か全く出てきてなかった人に最後に婚礼参列されても不親切では(観客に)
それなら佐藤浩市の遺族探しのパートを浄瑠璃の代わりに挟めばよいではないか。
まあ忠臣蔵の粗筋なんて誰でも知ってるでしょうといわれたら、確かにそうですと答えるしかないが。
原作は未読ですが映画の端々からこの映画よりは良い作品の香りがする。
ただ劇場では観客のおじいちゃんおばあちゃんたちボロ泣きだった。
新春ドラマスペシャルでテレビでやってれば傑作なんだろうと思う。
416 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 01:57:58 ID:3GLCx4Tw
あまり評判よくないのね
話し方や仕草が綺麗だなって観てた
かね役の人も下手とも感じなかったし、
琴も上手でびっくり
時代を知らないからかもしれないけど
切腹ラストはやりきれなかった
生きていてほしかったよ
あといまいちわからなかったけど
まござは結局かねを女として見たの?
父の愛か男の愛か、微妙すぎてわからなかった…
>>416 ずっと娘として見て来たつもりだったけど、
婚姻話が出て自分の手から離れそうになった時に、自分の中にある許されない感情に気付いてしまった
てな感じじゃないですかね
自分は武士だからという言葉は自分にそう言い聞かせてるようにも取れる
とにかく血は繋がってないし、ベタベタせずに距離を置いて接してきたんだろうし
男親の願望とか言って片付けちゃう意見はあんまりだと思うわ
製作当初や脚本家は何考えてたか知らんが
ラストシーンに実を結ばない木の映像うっかり入れ忘れてたり
赤穂浪士の十七回忌に自害するという状況説明が舌足らずであったり
大石と孫それぞれの命日のテロップぐらい入れても良かったんじゃないかねえ。
一層ジコマンに見えますよ。
監督が撮影中に他の複線忘れて
父親の願望映画路線で突っ走っちゃったと思われてもしかたなしかなあ。
少なくとも私はそう思う。
書いてて思い出したけど、予算の関係もあるとは思うが
あの一連の最後の日って演出考えたら雪降らせてしかるべしじゃない?
これ作ってる人たちあんまりもの考えてないなと思った。
瀬尾を主人公に、というのは
原作を良い感じに変えてきたな、と思ったもんだが
できてきたのが昼メロだからなぁ
もうちょっとなんとかならなかったのか
>>404 なんでこの地味な内容で300スクリーン公開なんだろう? とか
公開前からすでに海外公開が決まってるなんておかしくない? とか
CSの邦画系チャンネルでやたらプッシュされてるのはなぜ? とか
本筋とは関係なく展開される可音の孫への思いは必要なの? とか
もろもろの疑問が君のレスで全て解消されたよ。ありがとう
>>419 15年後ぐらいに脚本練り直して再映画化してほしい・・・
ttp://eiga.com/movie/55071/critic/ >映画ライターのサトウムツオ。
>「TOKYO WALKER」「POPEYE」などにコラムを執筆。
杉田成道
>日本映画衛星放送代表取締役社長、
>日本映画テレビプロデューサー協会会長。
>偉いんだぞ!
TOKYO WALKERは角川の子会社が出版
日本映画衛星放送は角川が主要株主
悪評なんて書けるわけがない
そもそも米国ワーナー本社でのヤラセ試写会を記事にさせていることで、
この映画は、映画メディアの問題点を体現している
ワーナーで作った映画をワーナー関係者が試写会をすれば、拍手喝采に決まっ
ている。そんな子供だましを記事にしたメディアも問題だろう
424 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 22:25:13 ID:GwTJ8GPd
役所が安田の誘いに乗ってたら
佐藤は何を目撃したのだろう
425 :
名無シネマ@上映中:2011/01/03(月) 22:27:30 ID:FY0VsRD3
安田の京都弁が酷すぎて話にならない。
大根だ、ありゃ。
>>417 ありがとう
大事に大事に育ててきたんだから、そうなってもおかしくないかもね
自分の手で幸せにしてやりたいという気持ちもあったのかな
足の綺麗に洗ってやるシーンは壊れ物を扱うようで、本当に大事にしてんだなって思ったよ
浄瑠璃は「DOLLS」からの転用だと考えてもいいのかな?
安田の枕シーンはコントに見えた。
ゆうにはあんな露骨な誘い方してほしくなかった
それにしても悲しい話だな
誰の想いも実を結ばないというか
エンドロールの白無垢と脇差が意味深
可音にとってあの白無垢はどういう意味を持ってたんだろうか
考証にかなり口うるさかった池宮彰一郎(池上金男)だが
豪商・茶屋の嫁に
大石の隠し子、なんてフィクションは
はたして許されるレベルなのかどうか
歴代の茶屋四郎次郎の嫁が誰かって
史料は残ってないの?
430 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 00:34:31 ID:bD5Mo64p
俺なら内蔵助には悪いが可音に毎日フェラさせてるな
16歳なら調教し甲斐があるわ
431 :
名無シネマ@上映中:2011/01/04(火) 01:36:07 ID:kJ1vXNFB
見てきた
脚本が田中陽造だったので少し期待していたのですが
かなり残念な出来でした。話は知らなかったのですが、
人形浄瑠璃が挿入されてるし最後は禁断の愛を遂げて心中
するもと思っていたら、何の波乱もなく、切腹も含めて
大団円で終わってしまうとは、とても意外でした。
ワーナーが作ると時代劇もハリウッド風になってしまうの
でしょうか。
雑多な感想
・説明的な台詞やシーンが多くてくどい。ここまでしないと
今の観客は理解できないと思ってるのでしょうか。
・最初の方で役所が桜庭の足を洗うシーンと最後の方で桜庭に
縫ってもらった着物の匂いを嗅ぐシーンはちょっと谷崎チック
で良かった。淫靡なシーンはこの二つだけでしたが。
・嫁入り時のセットは酷い。いくらなんでも酷杉。
八時だよ全員集合のセットだってもっとちゃんと作ってた。
・桜庭の赤ちゃん時代は可愛い子だったけど、幼少、少女時代
は桜庭に似てない上に可愛くもなかったのはなぜ?
「死に遅れては恥の恥」が何度も流れるので、
内蔵助を慕う孫左衛門の後追い自殺だと思ってた。
見てきたけど、良かったよ。
もう少しコンパクトに出来るような気もしたけど。
可音役の桜庭さんがとにかく綺麗に撮れてた。
ゆうがあんな野暮ったい誘い方をしたのは、孫が自分には絶対に靡かない事を分かった上での
捨て身だったからでしょ?
孫に死んで欲しくなかったんだよ。
無様に誘う自分を見せる事で同情してほしかったのだけど、孫の決意の方が堅かった。
原作は未読だけど「ひとりだけ生き残ってしまった」寺坂の全国行脚が
冒頭で終わってしまうってどうなんだろうとは思う
むしろ忠臣蔵の本筋に直結してるのは大石の隠し子の嫁入りがどうこうじゃなくて
華々しい討ち入りの終わった後で現実を生きていかなければならなかった人たちを巡る
寺坂パートなんじゃないかという気もするんだけど
>>434 それはまた別の話
寺坂メインの小説もドラマもほかにいくつもある
今日見てきた。
今なんだか暗い気分でいる。
見てきた。ラスト前までは、久しぶりの星5つ映画だーと興奮したが…最後が後味悪い。
結婚式の夜に、育ての親が自殺って、可音は大丈夫かいな…。ショックでノイローゼになるぜ。
安田も「しばらくは可音ちゃんも大変だから、見守って助けてあげてね」の一言でいいのに、
いったい何を言い出すのやら…。
家計簿と忠臣蔵なぜ差がついたか、慢心、環境の違い
婚礼の夜でもあるが、赤穂浪士の命日なんだから仕方ないわな。
お前らがいくら文句言おうと、
内蔵助への忠義>>>>>>>>>>可音の思い
という事実は変わらない。
可音の今後については、
あれだけの元赤穂藩士の後ろ盾があれば、
人形屋も滅多な扱いは出来まいと安心したはず。
監督が30歳下の嫁を貰ったという情報で一転してキモ映画扱いに・・・
>>440 ななみちゃんも監督のお手つきかな? 年齢から安心していたのに(泣)
嫁入りの日取りを十日待ってくれと頼んだのは
命日にあわせるためだったの?
普通、命日に祝い事は避けるんじゃないのかと・・・
命日に腹を切りたければ1年後でもいいじゃん
とにかく早く死にたかったのか自己満足にも見えるが
大石の娘に武士とはこういうものだと見せたかったのか
大石の娘だと、武士の娘だということを忘れるなとでも言いたいのか
武士が死ぬのに婚礼など関係無いと言いたげだ
>普通、命日に祝い事は避けるんじゃないのかと
追い腹切るのは別にして本来なら物忌みをすべきだからなあ
婚儀を行い酒宴を開くというのは無いな
時分の為の死ぬ舞台を作りたかったのだろう
役所がなんで砂糖に斬りかかったのか分からなかった
殺しても殺されても使命達成に差し支えたことだろう
話が通じる相手に、なんで後先忘れて逆上したんだろうと不思議に思った
身内にも黙っていろという命令は受けたけど、それもまた使命を果たすためだろうに
>>442 可音の頼みだし、そのシーンのあとに着物を完成させるシーンがあることから、
孫左の着物が出来上がるまでまってほしかったんじゃない
それが命日とは皮肉なもんだけども
>>443-445-446
ありがとう。十日後=着物を仕立てる時間ってことで
可音が言い出したことだったのか。そこは見落としていた
しかしいくら着物の都合とはいえ、内蔵助の命日と重なることに
孫左は気づきもしなかったのか。やっぱり違和感あるなー
原作だとそのあたり、ちゃんと説明されているの?
茶屋の息子もあんだけの元赤穂浪士がいざとなったら
カチ込んでくるんだから
浮気もできないだろ
アホやあいつ
>>423 ラジオ番組で紹介
あらすじ、佐藤浩一郎が銭配る、役所広司が隠し子育てる
ここまで話しても未だ予想もしない展開が・・・・
って全部じゃん
切腹した孫左衛門をみた瞬間に刀の鯉口を切った吉右衛門
あのシーンが一番泣けた
原作:孫の死骸を前に、茫然と(これが天気最後の赤穂侍か…)と立ちすくむ
映画:孫の死骸を前に、「お前が最後の赤穂侍じゃ!」と男泣きに泣く
どちらも味があっていいんだが、
個人的な好みは映画版かな
453 :
名無シネマ@上映中:2011/01/06(木) 00:27:59 ID:aot3e06T
>>443 早く死にたかったんだってば。生き恥なんだってば。
可音がかわいいのは当たり前だが武士の大義(と孫が思ってるもの)に
比べたらどうでもいい。大恩ある上役に言われたから必死で使命を果たしただけ。
スレ全体を見ても最後が後味悪いとか、かわいそうって意見が多すぎ。
要するにテーマが客にまともに伝わってない。
この点からしてやはり本作は駄作なんだと思う。
本懐を遂げて自害したんだから、
観客は人生の苦味を感じながらもすっきりするはずなのに。
例えば本編の忠臣蔵やグラン・トリノのラストで後味の悪さを感じるか?
それでも日本アカデミー賞あたりから、いっぱい賞貰っちゃったりするんでしょうなあ。
455 :
名無シネマ@上映中:2011/01/06(木) 01:42:31 ID:RFhk6LTp
介錯無用
最後はどうしたって切腹する以外にないよな
ななみ、下手って言われてるのか!
俺は、美しさはもちろん、所作やちょっとした表情や目の演技に感心したのだが。
459 :
名無シネマ@上映中:2011/01/06(木) 10:35:10 ID:dNUSXAvl
かつぜつが悪いしイントネーションが独特だからね
松嶋菜々子のように正しく発声できる人は貴重だ
>>458 演技力を墨で塗りつぶすような説明台詞の山はどう思った?
役者の責任ではないけど
>>460 鈍感なのかもしれないが、説明的とは感じなかった。演出の具合には合っていたんだと思う。まあ、脚本のご都合主義なところはいっぱいあったけどね。
462 :
名無シネマ@上映中:2011/01/06(木) 20:22:09 ID:utpGoP4g
時々要らんセリフで興醒めさせられたりしたがアメリカさんにも分かりやすくセリフでご説明したのかとも考えられる。
だから日本人向けだけに作って欲しいのにさ。
さりながら今季観た日本映画の中で一番良かった
今年見た映画の中で最高の出来だったよ!
セリフも演出もけっこうベタだけど、客は老人が多いのを見越していたんじゃないかな
ジジババは難しいと理解できないだろ
>>463 何本見たんだよ!
ちなみに元日・相棒、2日・これ、3日・ロビン・フッドを見た俺にとっては
今年見た映画の中で最低だった。
(多分3本とも今年のベストテンに入りそうだけどね)
いや、今年はこれだけだけど・・・
467 :
名無シネマ@上映中:2011/01/06(木) 21:59:09 ID:NQOa7kG7
>>454 この映画のテーマって忠義だけじゃないっしょ
あの人形浄瑠璃は何だってことになる
というわけで曽根崎心中読んだのでまた観に行きます
469 :
名無シネマ@上映中:2011/01/06(木) 23:26:37 ID:1Mgqq9kl
さて正月が明け会社業務が始まると
何故か擁護意見と「最高」「一番」といったコメントが増えてまいりました。
客はジジババばかりなので関係ないはずなのに何故でしょう。
>>470 どちらかというと奥まで見えすぎて困るよ。
それは錯覚だな
473 :
名無シネマ@上映中:2011/01/07(金) 00:00:19 ID:Tt4ClMtY
>>469 他人のコメントを気にするより
自身の目で見てどうだったか、じゃないですかねー
>>468さん
面白い視点ですね
まずは週末、わたしも曽根崎買って読んでみます
原作は読んだけど、曽根崎は思いつかなかった
感心するほどのへーーーーーーーでした
>>473 自分が馬鹿なだけかもしれんけど、原文難しいっすw
訳がついてる本がいいかと
茶屋家に入る前の可音と孫左が見つめ合うシーンは、
あれはお互いその後の展開を共有出来てたんじゃないかなと思った。
孫左が自殺する(せざるを得ない)事情を、可音も武家の娘なりに理解出来てたから、
最後、可音の映像がほとんど出てこなかったんじゃないかと。
違うのかな?
どうなんだろう?
確かにあのシーンは今生の別れみたいに描いてたけど・・・
この人はもう死んでしまうんだ・・・!って分かった時、その人に服を仕立ててあげるもんなのかな・・・
普通の服だったしなぁ
どうなんだろ、分からんわw
あ、ごめん
見つめ合って抱き合った時にピンと来たってこと?
そっか、そう言われればそうかも
えらいすんませんでした
ありえないでしょ。
孫が死ぬつもりがわかったら、嫁入りしないでしょ。
それはそれで残酷やんw
思いの通じ合った二人がこういう風に別れるとなったら
今生の別れに等しい
この話を心中物ととらえるのなら
可音が孫の死を知って後を追って死ぬことはじゅうぶんに考えられる
曽根崎心中の影響で心中ブームなんてのが起こったくらいだし
孫が死ぬことで可音がそういう行動に出ることは重々考慮して然るべき
可音を大事に思うのならあくまで最期まで見届けるか
なにか理由を述べて姿を消すのがよい
辛くとも命ある限り可音を見守るのが真の忠義ではないだろうか
輿入れしたらそこで基本的に親の役目は終わりだろ。
それに忠義の対象はカネじゃなくてくらのすけ
既に多くの人が指摘しているけど、赤穂浪士の名誉が回復したことに
孫左衛門がどの時点で気付いたかがハッキリしないんだよね。
そこを明確に描いていれば孫左衛門の行動が納得できるものになったのに。
死んだ義士たちは最初から武士の鑑扱いだけどさ
再就職して武士でいられたのはいるけど
他の赤穂浪士は名誉回復してたか?
>>483 >>482の赤穂浪士は討ち入りした47人のつもりだったんだけど、
市民の一般感情としてはともかく公的には罪人扱いじゃなかったっけ。
息子たちも一旦は島流しにされたような気がしたんだけど。
>>484 当初からひじょうに優遇されていた。
牢に押し込められず、各藩に預けられ、切腹するまで手厚く世話されていた。
子孫たちは、決して貧窮しなかった。
こぞって仕官を求められるなり、しかるべき家に嫁いだり、世話されたりしていた。
だが子弟が流罪になったのも事実
487 :
名無しシネマ@上映中:2011/01/07(金) 21:21:11 ID:IsBx2vRF
これとあれ、ノルウェイの森みて
実はイライラしてたところ
こないだロビンフッド観て、スカットしました
488 :
名無シネマ@上映中:2011/01/07(金) 23:59:08 ID:sKjR0hm9
>>487 俺も「十三人の刺客」で感じた
時代劇映画に射した一筋の希望の光をこの映画が叩き潰したよ。
489 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 00:29:42 ID:f5UGdSVF
>>405 武士道と心中してるんだろ。
可音は町人の家に嫁がせたから、もう武士の世界からは去った。
あとは、自分と主君だけの世界、だったのでは。
490 :
名無シネマ@上映中:2011/01/08(土) 08:53:06 ID:c8o4G6ui
>>486 ↓
綱吉死亡で恩赦
↓
>>485 しかし、討ち入りに参加しなかった旧藩士は卑怯者と見られ、
最悪で自害を強要されたたりした。
武士道と心中する話なら可音は要らん
原作から吉右衛門の出番が大幅に減ってると言われてるけど、
読んでもどの辺がカットされてるかよく分からなかった。
少なくとも大幅に減ってるってのは誇張じゃなかろうか。
>>492 原作まで戻らんでも
映画の構成から考えて出番少なすぎだろ。
あれじゃ友情出演のたぐいだ。
>>492 原作は「四十七人目の浪士」という連作のうちの一編
みんなが「原作」といってるのは、「最後の忠臣蔵」だけじゃなくて
連作すべて含めて、のことじゃないかな
連作といっても、どちらかというと続き物に近い物語構成なのだから
そのうちの「最後の忠臣蔵」だけを抜き出してもダメだろ、と
俺が原作と言うときは、「最後の忠臣蔵」一遍に絞ってるけど。
>>493 だな。
多分茶屋親子の方が出番多かったんじゃね?
原作泣ける?
おすすめ?
一昨日観てきた。
良かった。
これは明らかにラブストーリーだと思った。
そうしか見えない演出だし、そう考えるとラストが納得できる。
あの選択しかあり得ない。
そう思っていたら、テレビCMが「年齢差34歳のラブストーリー」という内容に変わっていた。
やはり俺の見方が正解だったと思った。
美しくも哀しい恋の物語…
というようなコピーがふさわしい話だな
それはそれでいい
忠臣蔵としてみるかラブストーリーとしてみるかで
評価が分かれる作品になったってことでしょうか
批判してるのは男性が多いのかな
原作の最後の忠臣蔵って
前半の物語があるからこそ輝く作品だと思うんだよな
たぶん「最後の忠臣蔵」から読み始めたら
映画の物足りなさになるんかな
ロリコンラブストーリーなの?
それを念頭に置いて見た方が、武士道や忠義を念頭に置いて見るよりしっくりくると思う
506 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 18:23:32 ID:fsuUojll
原作に比較的近いと思ったのは
舞台の最後の忠臣蔵
中村梅雀主演で、「47番目の赤穂浪士にはこんなことがあったのか」
と興味深く拝見しました
映画は映像美と、比較的わかりやすく(テレビ的?)
表現していたと思います
近々、CS・時代劇チャンネルで
NHK版と劇場版がサイド放映されるらしく楽しみにしています
義、忠、自尊
という日本人の心にどこかしら残っている武士道にたいして
描かれいた映画だと思いました
見に行ってよかったです
日本映画専門chで桜庭ななみと監督の三カ月というドキュメンタリーをやってた
何も知らずに見てたら「指導熱心な監督さんだな〜」と思えたはずなのだけれど、
監督がロリコン爺だと知った今は、ただの職権乱用にしか思えない
509 :
名無シネマ@上映中:2011/01/09(日) 22:50:13 ID:49BFQH0W
510 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 01:50:03 ID:S43Qo6DK
>>504 ロリコンと言うか監督の杉田が年の離れた女が好きだからな
映画はどうしても監督の趣味が入り込むから
511 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 14:09:08 ID:qsnCvmVE
監督がななみちゃんに手をつけたのか、ななみちゃんが監督に枕をしたのか
真実を明らかにしてほしい
演出はホームドラマ調
内容もラブストーリーと言われちゃったら
この映画もう時代劇ですらないんじゃ
時代劇でラブストーリーやホームドラマが無いわけではない
堅い話ばかりが時代劇ではない
これはこういう湿っぽい話なんだと理解せずに文句ばかり言うやつはおかしい
>>512 内容はラブストーリーと見て問題ないと思うけど
演出は時代劇じゃないかな。
忠義に名を借りた心中もの。
名を借りると言っても、やはり最後は侍として、すべてに決着をつけるために自刃したのだと思う。
515 :
名無シネマ@上映中:2011/01/10(月) 20:22:52 ID:R9uZePvT
馬子さは真田広之がよかったな
それならカネがほれるのもわかったかも
>>515 そうだな役所よりオトコの色香が残ってるタイプの方が分かりやすかった
「サムライ」でなく「ブシ」と言い続けていたね孫
原作中に「武士」でござる、云々はなかったような気がする
(侍心の確かな者、という言葉はあったと思う)
監督か脚本家が、何がしかの意味を込めたのかな
音が少なくて台詞かまずにすむとか?
なんかイメージ的に
「ぶし」は漢字で書くけど
「さむらい」はカタカナだな
ななみも枕営業か…
やっぱり泣いてしまったぞな。
2010年最強のおっさんホイホイ
>>516 単純に、役所と佐藤の役を入れ替えれば良かったと思う。
524 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 21:36:03 ID:6CeL7sSp
ラブストーリー云々と書いてる人がいるけど
原作の大半は寺坂氏の件で、
その寺坂氏もまたラブストーリーがあるんだけどね
今日観てきて、全然大衆受けするような映画じゃないと思ったけど、それはさておいて
切腹の意味が分からんのだが
お役目果たして、自分の生きる目的や意味もそこで終了ってこと?
なるほど
過去レス斜め読みしたらなんとなく分かったわ
役所も実はななみが好きだったのか
いわゆる、ひとり心中みたいなもんか なるほどね
528 :
名無シネマ@上映中:2011/01/11(火) 23:37:21 ID:mJjcS9ri
昨日観てきた。原作は読んでないけど想像してたより全然ヨカッタ。
確かに演出上のツッコミどころがない訳じゃないし
脚本もアメリカ人にみせるのにこれでいいのかとか思ったりもするが
作品の全体的な雰囲気は良かったから
細けえこたあ良いんだYOってことで
それにしてもここのところ13人の刺客といいオーケストラ!といい
最後の忠臣蔵といい俺が1000円で観た作品はどれも当たりが多い。気のせいか
1/8〜1/9
1位 相棒 劇場版II 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜
2位 アンストッパブル
3位 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
4位 SPACE BATTLESHIP ヤマト
5位 劇場版 イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来
6位 トロン:レガシー
7位 仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W(ダブル) feat.スカルMOVIE大戦CORE(コア)
8位 シュレック フォーエバー
9位 武士の家計簿
10位 最後の忠臣蔵
何週も前に封切られた武士の家計簿にも抜かれたか
大コケだなwww
家計簿は家族向けって感じだしね
米国で上演したら、人形浄瑠璃というか人形劇の表現力の高さが再認識されるのでは。
>>532 映画の本筋と何の接点もないけどね・・・
ほんと、浅はかな映画だな。
>>533 むしろあれが表しているものが本筋だと思うけど。
タイトルに偽りありというべきか。
浄瑠璃のプロモーションにはなったと言うことか
あれ?
あまりにも単調な展開に寝てしまったわ。
537 :
名無シネマ@上映中:2011/01/13(木) 22:56:02 ID:EeyzwJBe
つまり、ばばあが誘ってきたのが死ぬほどやだったって話
可音さまハアハアすぎて、お夕はアウトオブ眼中だった。
女は若いのがサイコーなんじゃよ
>>533 人形浄瑠璃的なものがメインの話で、武士道云々は
「こんなものに縛られているために孫左と可音はあの選択をするしかなかった」
という描き方に見える。
最後の忠臣蔵と言いながら、忠臣的なものにあまり肯定的でないようにも受け取れる。
忠義を否定はしていないが。
悲恋ものと思えばツボにはまるなあ
やっぱり孫はもちっと若く見えてオスの香りを残したタイプがよかった・・・
542 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 04:06:30 ID:AigjvJ+E
浄瑠璃のシーンで必殺仕事人思い出したのは俺だけ?
期待しないでみたらチョーオモシロかった
お嬢様萌え
&
忍ぶ恋てきな
545 :
名無シネマ@上映中:2011/01/14(金) 19:06:37 ID:mO3FSdzk
キアヌ主演の外国版忠臣蔵も控えているし楽しみ。
キアヌ主演のリメイクとかいろいろ話が上がるけど
できたためしがない
某レビューでいい文があった
孫が婚礼の日に早速死んだのは
孫を忘れられない可音に結婚への覚悟を深めさせるためとかなんとか
可音は結婚で孫への思いを封印せざるを得ない
そこでやっぱりこれは二人にとっての心中だとか
>>547 なんかグッとくるレビューだな
そして哀しい
その件についてはここでも前から言われてるじゃん
ループしてごめん
ただその文章がこれまでで一番グッときたもんで
一読薦める
自分は「忠」と「心中」のレビューが勉強になった
二人とも自分の想いを殺したってのは確かなんだよな
ただ、孫左の気持ちや考えがどこまで可音に伝わってたのかとか
そこらへんが分からなくて個人的にちょっとモヤモヤが残ってる
余韻に浸ってるとも言えるけどw
カットされたシーンも多そうだし、それを見たら監督の意図がもっと分かるのかも
おお、このレビューもなかなか。
今から思うと、孫が爺くさいとの意見もあるが、
可音がも少し年上の女優でオンナオンナしてると観客にアピールしたかも
しれん。
554 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 15:59:21 ID:HlLKnuu+
成美がメイサなら展開が変わっただろうか?
それで変わるのならまず監督変更からだな
メイサは太夫で鳴らした後16年経った年増には見えない。
メイサが可音の役だったら、もちっと女の色気が漂っていて、孫のかなわぬ思いが視覚的に伝わったように思う。
557 :
名無シネマ@上映中:2011/01/16(日) 18:06:06 ID:p1z9EfZJ
>>553 要はメディアをだました汚い宣伝だよ 出来レースだろう
しかし自分の結婚式を中座した上に
自殺までする養父って・・・
嫁からすると、嫌がらせもいいところだよな。
>>558 確かに。可音が出産したのを見届けて、腹を切れば
可音も傷つかずにある意味納得出来たのではないかと。
可音が孫の死を天晴れ赤穂武士と受け入れることができるのかは疑問
そうでなければ心身に与える影響は大きい
可音が武家の娘であることを受け入れたってことは孫の自害も受け入れたってことだろ
昔の仲閧ェ集まっている結婚式の当日に自宅で自害とか
当てつけがましいにも程があるわな。
一番困るのは吉やんやな
可音はたぶん後を追うと思う
>>562 好きな女の結婚式の日にヤケ酒飲んでる男の過激バージョン。
墓掃除に行って
旧藩士に見つかってたのが
一番意味不明だった
あれだけ見つかることを恐れていた男が迂闊にもほどがあるだろ
あんなもん、見つけてくださいといっているようなもの
>>566 テレビドラマでやったらOKだが映画だとNGって所だな
監督様の権力が怖くて現場スタッフも忠言できんのだろう。
見つからないと話が進まない
女の髪の一筋VS武士の面目
の対決が息を飲んだ
すごいイイ映画だったなあ
570 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 18:24:49 ID:lCDcdgox
>>569 ごめん、何だっけ、女の髪の一筋って。
そういえばそういう科白あった気がするけど、誰のどういうシーンだったっけ?
確かにイイ映画だったね〜
ななみも新人とは思えないいい演技だった、京都弁の言い回しやら、所作やら。
役所の演技も勿論
お夕さんが、孫を誘惑するときの台詞だったと思うよ。
572 :
名無シネマ@上映中:2011/01/19(水) 20:30:44 ID:5/gz4wF+
サンクス。
けど思い出せない。。。。。。。
女の髪の一筋が男を現世につなぎとめるとか何とかいうセリフだったかと思う
もう1回見に行ってやれば?ぼちぼち上映終了館があるよ。
レンタル待ちです
昨日シネマ千円均一デーで見に行って来た。(上映終了一週間前)
…まず、やっぱちょっと冗長だったかな。変に長い場面が多過ぎたし、もっと短く出来ると思う。
ななちゃんは良かった。…ただあんなやや高慢気味な性格より、もっとしとやか撫子型に演出した方が
良かったんじゃ…!?
安田成美さんも良かったな〜 この人も昔よりも“成熟した女性”って感じになったな〜
クライマックスのななの婚儀に旧家臣達が参列する場面も良かったな。この場面を一番のクライマックス
に持って来たのは正解だったな。
そしてラストの切腹… 今TVドラマでやるとしたら、孫はゆうに自決止められて添い遂げる
事になるんだろな。
上記追伸:
「自分の養父を(男として)愛してしまう」って設定は、斉藤由貴の「雪の断章 情熱」を
思い出したかな。
…でも孫左衛門は“男”じゃなく“漢”である方を選んでしまうんだよね…
観てからだいぶたって思うけど、添い遂げられなかったからこそ、
この映画は胸に残ったと思う
>…でも孫左衛門は“男”じゃなく“漢”である方を選んでしまうんだよね…
うまい
580 :
名無シネマ@上映中:2011/01/22(土) 01:19:29 ID:fYofy3iY
原作では、逆だよね、
つまり孫のほうがカネに惚れてしまっている
581 :
名無シネマ@上映中:2011/01/22(土) 01:36:31 ID:RxRd2veZ
可音が京都弁だったのは、小さいころに近所の平民の子と遊んだからかな?
寺坂吉衛門ぐらいの身分の低い武士は関西弁だったのではないか。西郷隆盛
が薩摩弁を喋っていたように。
583 :
名無シネマ@上映中:2011/01/22(土) 03:58:37 ID:fYofy3iY
そもそも可音程度の身分なら、地元の方言使ってるでしょ。
大石内蔵助だって国家老だから訛ってたはず。
作品の中で「姫御料」って言葉出てきたけど、べつにこの言葉は本当の「お姫様」って意味じゃないからね。
可音はお城の奥深くにいる深窓の姫君じゃあるまいしw
>>580 原作だと孫→可音なんだ!それの方があるある感がする。
婚礼の日に切腹してしまうのも説得力があるような。
でもどうして、原作を変えて可音→孫からにしたんだろうか。
孫の可音への思いって、女として見てしまう部分と、小さい頃から一緒に暮らしてきた愛情の
両方があるわけなんだけど、作り手としてはどれくらいのバランスで描きたかったんだろ?
その辺の読み取りにくさは意図したものなのかな?
しかし確かキネ旬の映画レビューか何かで言ってたと思うんだけど、自分の隠し子を家来に
育てさせるなんて、本当は大石の“公私混同”なんだよね。
…内匠頭の忘れ形見ならともかく、家老の内蔵助の子供の為に赤穂の旧家臣達が集まるってのも
どうもな…
原作未読なんだけど
>>586のことは原作に何か理由が書いてあったの?
まあ隠し子がいるのがわかってるのなら
大石なら自分で手筈を打ってるはずだろうから
貴重な戦力を一人減らしてまで突然世話をさせるっても妙な話だな
他の浪士の中にもあとに気がかりな家族のことはあったはずなのに
まあフィクションだし
原作は忠臣蔵の舞台を借りたファンタジーだと思ってる
内蔵助が救った旧藩士たちが
恩義を忘れず、忘れ形見の婚儀にはせ参じるところなんて
その最たるもの
まあ、その前に進藤源四郎が
いがみあう旧藩士たちに苦言を呈するのだが
(この部分はNHK版ドラマが原作よりももっと直接的に説教をする)
孫が10人くらいの上司に呼び出され、
それぞれから10人の隠し子を託されてたらおもしろかったのに!!
591 :
名無シネマ@上映中:2011/01/23(日) 22:42:59 ID:Xx4K7u0K
それだとパパはニュースキャスターみたいなコメディになるな
見たいけど
愛と書いてめぐみとか誰も知らん
>>588-589それ言うなら「忠臣蔵」そのものがファンタジーだろw
賄賂強要拒否でイジメられた仕返しだの…
>>558-565マジレス、可音を育て上げるという使命を果たし終えれば、もはや一刻たりとも
生き長らえる事許されじ、と思ったんだろう。可音を送り出せば後は速やかに討ち入り浪士達
の後を追う、それが孫左衛門にとっての“潔さ”だったんだろう。
皆厳しいなw
傑作だと思ったわ。
桜庭ななみも充分良かったよ。惚れた
595 :
名無シネマ@上映中:2011/01/24(月) 19:53:40 ID:eAylOyAN
よく練られた脚本ですよね。
じっくり見せる良い映画だと思いました。
一度原作を読んでから言ってくれ
原作なんて気にせず見る口で映画だけ語りたいっていう人もいるんだよ。
自分も原作一切知らずに映画だけ見たけど 普通に良かったと思う。
おれは原作知らずに映画だけ観て・・・怒り心頭。
流れ作業的に作られた駄作だと思った。
原作は、マシなのかな?
映画館では大コケで客層も老人ばっかりなのに
よりによって2ちゃんで若く溌剌とした肯定意見が何故こんな定期的に燃料投下されるのか。
そこに答えがあるんじゃない。
>>598 >>404 を参考にして。
公開が12月14日以後ってのが問題だと思う
601 :
名無シネマ@上映中:2011/01/25(火) 07:08:18 ID:bjhoXmXL
笈田ヨシという人をこれまで知らなかった。これほどうまい役者をなぜ?と思った
が、ヨーロッパで仕事をしている人なんだね。
桜庭の初日舞台挨拶での迫真の演技も残念ながら実を結ばなかったね。
お偉いさんが撮ってるなら、ヒットしなくても何らかの賞はもらえるんだろう。
結局桜庭に箔を付けるためだけの映画だな。
エンドロールの絵が最高に美しい
確かにオレが見に行った日も、殆どの客はジジババだったような…(;;;)
スレも公開終了間際でも未だに1スレの半分過ぎ程度だもんな。「十三人の刺客」
なんかもう14スレ行ってんのに…
スレの消費からもいかに人気がないかわかるなあ
「みんな暇そうなので、そろそろチャンバラシーンいってみますね^^」的な
あのやる気のない殺陣は最高だったな。
このスレにだまされて、先月、観に行ったわけだが。
恋愛ごっこが始まったあたりで、数人が席を立ってた。
やはり冒頭は
ちゃんと討ち入りやるべきだったんだよ
その点、桜田門外の変は
襲撃を冒頭にやりつつ、話の本筋はそれからじっくり描く
やり方でよかった
結果面白かったかは別問題だが
いや、討ち入りの場面をサラッと片付けるのは
あれはあれで良かったんじゃ?
何しろ、世界の福ちゃんが吉良役だぜ。下手に目立たせたらダメなんだよ。
それが斬られ役一筋福本清三の美学たるもの。お分かりかな?
もうどんなシーンを入れようと
この映画はダメだったんだよ。
逆に何が良かったのか、あげようにもあがられないもん。
結局見所は福本先生の吉良役ぐらいという…
>>87 > 武士道は、主従という価値観の薄い十〜二十代世代にはハードルが高い。
理解してくれなくてもいいよ、ってとこだろう。
「解釈無用」と言っていたしw
>>104 > だが、先生は決して目立ってはならないのだ・・・
けだし名言!!
キラをやっているにもかかわらず、この印象の薄さ!
あっぱれ、清三さん!!
武士道 = 若い娘とのセックスを我慢
おれには、無理だ
でも若い男とはOKだよ
このスレの12月のカキコを読むと
絶賛されまくりなんだが・・・
みんな、どこに消えたんだよ!!
>>500 >テレビCMが「年齢差34歳のラブストーリー」という内容に変わっていた。
これ、監督さん自身のキャッチコピーやん。
>>615 ここに居るぞ。原作なんてどうでもいいし
普通に良かったと思ってる。価値観の違いは仕方ないよ。人それぞれ。
福本先生の斬られ役としての美学があの数秒にこめられてるし
まさに力作じゃないか
>>618 おれはとんだ駄作だったと思ってはいるが
>福本先生
この人だけは否定できないな・・・
開始から5分を観たら、席を立っていいかな・・・
>>615 ワーナーの社員だって駄作の失敗作の情報操作にいつまでもかまってられないだろ
公開もほぼ終わりだ。次の仕事があるだろうし。
俺の近くに座ってたお婆ちゃんなんて、
20分過ぎたあたりから終わりまで貧乏ゆすりしながら唸ってたぞ。
どんだけクソ映画かわかるだろ。
どうせお手盛りで日本アカデミー賞のトロフィーいっぱいもらえるんだ。
年齢的にも日本映画衛星放送社長職もこれで華々しく勇退。
予備知識も何もなくて見たけど普通に集中できたけどな
スピンオフもの?でも時代も下ってきてるし色んな作り方があってもいい
「大奥」みたいに女のドロドロ〜って固定イメージできあがってるよりまし
桜庭ななみは最後の忠臣蔵に出たおかげでブルーリボン・キネマ旬報新人賞をもらえて良かったね。
結局映画の内容も賞関係も桜庭の為に作られたような映画だった。
時代劇ファンも時代劇なんて興味ない桜庭ファンも楽しめない残念な映画だった。
>>622 書いたら余計見なくなる気がするけど
もっと他の映画もいろいろ見たほうがいいよ。
「普通に集中できたけどな」
なんて書いてがんばってる君の人生の時間が非常にもったいない。
物の価値観なんて人それぞれなのに、肯定意見を出されると
気に食わない人がすぐ煽り入れてくるよね。
良かったと書いたらダメなんか? 人それぞれじゃないの?
まあ、金払って駄作を観させられ
はらわた煮えくりかえってるところに
「良かった」と言われればムッっとするのが人情。
スタッフリスト眺めてたらもう一人すげえのがいるな
スーパーバイザー ― 成田豊
(なりた ゆたか、1929年9月19日 - ) は大手広告代理店、電通グループの会長。
電通の最高顧問も務める。長年にわたり電通のトップに君臨した。81歳。
社団法人日本広告業協会会長
社団法人全日本シーエム放送連盟相談役
>>625 >物の価値観なんて人それぞれ
こちらだって私念や悪意で書いているわけではない。
一応こんなカスにもどこかいいとこがあるんじゃないかと
鑑賞後自問自答したが、この映画に関してはとてもじゃないが
「感想は人それぞれ」なんてフォローできる立派なレベルに達していない。
光り輝く完全なる駄作だ。
>良かったと書いたらダメなんか?
この映画に関してはダメ。
老人に年金から出したお金まで払わせて見せていい物じゃない。
アメリカで公開されて日本人として恥を書きたくない。
良かった発言でだまされて見に行ってしまう健常者がかわいそう。
電通のお偉いさんと映画界のお偉いさんがタッグを組んだのにコケたのか。
とんだお笑い草だな。
ズバリだよ。映画はほとんど見てこなかったんでね。駄作だとは分からなかったよ。
男として終わってしまった老人が
金と力に物をいわせてせめてなにか思いを遂げたいとできたのがこの作品なのかな
そういう意味で観ると最後の自爆切腹もなんかわかる気がするなあ
こんな老害映画作らんでいいから
「十三人の刺客」の世界配給への経費にでも使えばいいのに
会社違うけどな。
632 :
名無シネマ@上映中:2011/01/27(木) 22:12:18 ID:2GDxsmSf
今日、何の予備知識も無しに見たら”As time goes by”が流れてワーナーのトレードマークが出てきて驚いた。
海外公開を前提にしないローカルマーケット向けなんだろうが、それでも忠臣蔵なんて知らない本社のボスに
日本支社の社長さんはどんな説明して出資をおkさせたんだろうかとそっちの方が気になったw
でも、このスレで
>>131-132を読んで納得。 さすが2ch一つ謎が解けました。
造詣深くないんだけど
孫が可音にムラムラしてる描写が1つでもあれば
最後の切腹が哀れに見えたんだろうなー武士っぽさが少し薄れて
635 :
名無シネマ@上映中:2011/01/27(木) 23:20:38 ID:2GDxsmSf
>>244 今回の製作総指揮のワーナー日本支社長は8歳の時にアカプルコ映画祭で親に連れられて行って観たらしい。
石浜朗が竹光で腹を切らされるシーンで苦悶の為に足袋を履いた足が動くところを克明に覚えていて
その部分をパンフに書いていたけど、グロい切腹シーンは彼の注文じゃないかなあ。
ひどい映画なんだね。
>>636 おれはこのスレで傑作だとすすめられて観に行ったけどね
すすめた奴、出てこい;;
俺は他の映画投稿サイトで高評価だったから見たけど
結構良かったよ。70〜80点てところかな。
2ちゃんじゃ比較的ダメだった人が多いみたいだな。
しかも肯定意見書くとダメみたいな雰囲気になってるし、
もうここには来ない方が良さそうだw
>>626 はらわた煮えくりかえる位の映画のスレに来る奴なんているんだなw
>>639 >しかも肯定意見書くとダメみたいな雰囲気になってるし、
1ヶ月前には逆だったんだけどね。
>>はらわた煮えくりかえる位の映画のスレに来る奴なんているんだなw
褒めにくる奴が集まるのが映画のスレだとでも?w
>>639 日本映画テレビプロデューサー協会会長さまと
日本広告業協会会長さまがお作りになられた素晴らしい作品ですから
2chや映画投稿サイトの評価を社員や関係者が善意で情報操作するなんて考えてもいないですよ。
>>590 あのさ、孫佐は内蔵助の家士なの
内蔵助が自分で雇ってる専属従業員
上司っていうのは内蔵助だけなんだよ
ってマジレスしたら釣られたってこと?
>>639 ここに肯定派いるよ
否定派は頭固そうな人ばかりで見ていてしらけちゃうからあまりのぞいてなかった
久々にきたら案の定だしw
たぶんこの映画よかったって人は他の映画スレにいってしまって
その人たちのレスをみて期待して観にいって合わなかった人が今このスレにいるんじゃない
>>634 可音の残り香のついた着物をクンクンしてたシーンは充分ムラムラしてたような・・
>>643 自分の見に行くスレ大抵そうだ
最初ワイワイやってても、段々人がいなくなってくるとアンチだけが目立ってくる
>>644 人前では鈍感な振りしてるけど、ありゃ可音の気持ちも
全部わかってたんじゃないのかな
わかった上で必死に忠義通そうとしてるように見えた
>>644 そんなシーンあったのだね、初日に1回見ただけだから忘れたのかな
じゃあもう1つほどしつこく追加して、お夕さんに誘われたとき、
武士だからって断るのプラス、可音への思いを匂わせる台詞言ってくれたら
次の切腹が違う意味に見える人が多くなったんじゃないかな〜
武士道というより
団塊オヤジ臭きつくってなあ
絶命するときに位牌に血が飛び散ったのも何か暗示してるような気が・・・
普通に良い映画だったよ。肯定派。
夕霧と寝ないのはアメリカ配給の無理やりな武士道!? 侍は女と寝ないなんてないぞw 日本人なら分かることをw
なんか浄瑠璃心中も孫左衛門の内蔵助への忠義とホモセクス男色臭い。
位牌に血が散るのもそんな感じに見えなくないぞw
可音は娘のようなもので大事な内蔵助の忘れ形見だからな。
どうなってんだこの解釈のいろんな捉え方があるのを。
普通に娘のような内蔵助の子を育て上げて命を閉じる生き様の話で良いな。
650 :
名無シネマ@上映中:2011/01/29(土) 03:39:34 ID:CaaImvXQ
監督の若い女好みとか余計な知識をこのスレで仕入れてしまったので
バイアスの掛かった観方しかできなくなってしまった
急に肯定派が増えたな
年齢差34歳の両思いは可能性ゼロとはいえリアリティがないな〜遅く生まれた父と同じぐらいの男相手だろ
男の金と権力がらみならともかく・・・オヤジ→小娘ならありだけど
娘からするとオッサンすぎる。せめて24歳差とか
14歳しか違わない(これは設定上無理か)のに父代わりの男に萌え萌えとかなら。
男が片思いの妄想の末に死ぬ浄瑠璃作品(そんなのあるか知らん)でも挿入すればよかったのに。
桜庭ななみの握手会に行けば、小娘に萌えてるオッサン達を山ほど見られるなW
>>652 内蔵助と可留って大年齢差夫婦
それが前提である忠臣蔵だからなw
むしろ、この話は内蔵助可留が下敷きみたいなもんか
可音がお年頃になって、草紙読んだりしてまずは恋に恋して
身近に男は孫オヤジしかいないから孫に恋してるつもりになってはみたけど
大店の若旦那に出会って生身の若い男と本当に恋仲になって
孫が全く父親世代にしか見えなくなる・・・というのなら分かる
アンチじゃないよ〜
今日見てきた。親父の夢満載な話なのは分かって見たし、ベタな展開もいいけどさー。
十六年探し歩いて三両ぽっちの手当とか、討ち入り前に女に手を出して
始末を部下に押し付ける大石とか(商売女にしとけよ)、大事な姫君の
祝言の日に腹切るとか色々ひっかかった。
又いとこがあんなに羽振りがいいんだから、早い内に頼れば良かったのに。
べつに大石の娘だからって命狙われたりもしてないんだからさ。
あと浄瑠璃は邪魔だったが、お姫様の演技力がどうにもこうにもダメだから
仕方なく入れた気がする。
佐藤浩市がもう少し出る話かと思ったけど、予告サギだった。
茶屋の若旦那役の人がいつまでたってもハタチ過ぎ位の若造に見えてすげえ。
657 :
名無シネマ@上映中:2011/01/31(月) 10:08:59 ID:rcCZ7Du2
658 :
名無シネマ@上映中:2011/02/01(火) 01:42:46 ID:ZoSY9jQk
「最後の家計簿」「武士の忠臣蔵」
最後の家計簿って、破産かよ・・・
キアヌー・リーブスの忠臣蔵って白人酋長もの?
親父の夢満載ってのは言い得てるね。
祝言当日に腹かっ裁くってのは、
孫左にしてみりゃ、とっととあの世の大石のお供する方が最優先だからね。理にかなってる。
元々大石と共に命を捨てるつもりだったわけだし。使命も終えた。ちょっとでも命永らえるのは不忠と考えるタイプだったんだろう。
もちろん、姫御料への未練とかいろいろあるのは察してくれってことだろうけど。
ああ、でも、寺坂からみると、「見事、最後の赤穂侍じゃ!」なんだけど、
寺坂は二人の疑似恋愛関係を知らないから、それもまた真なりかもね。
なるほど
>>661 ちゃんとした家に嫁入りさせたのでお役御免。ラストは切腹しかないのは
わかるけどさ、新床あげてまっさきに養い親の自殺を聞かされるカネの
気持ち考えろよ、と。晴れの日が台なしじゃん。
卑近な話をすれば、暫く泣き暮らすだろ?新婚の楽しさもないだろうし、
早く婚家に慣れなきゃいかんのに、そんな余裕もない。舅や夫は理解してくれるかも
しれんが親戚筋のハバアには絶対いびられる。くよくよした若奥様なんて
使用人にも疎まれるし、いいこと一つもない。
俺が孫なら、位牌を吉に預けカネの嫁入りを墓前に報告してくるとか
何とか言って隠れ家を片付けて、山中でひっそり死ぬかな。
自分を殺して最期まで忠実に愚直に必死に大石に仕えたのに、土壇場で
お嬢さんの幸せに影を落とすような真似をしたら台なしだよ。
そりゃ俺もそう思うけどさあw
切腹が本編だから仕方がない
>>664 現代の常識から考えればそうだし、オレも最初はそう思った。
ただ輿入れを決意した後のカネなら知らせを聞いても「さようか、孫坐ならそのようにするであろう」と言うんじゃないかな。
陰で泣くことはあってもさ。そして引き続き妻としての勤めを果たしていくしかない。
武家の女性にとっての輿入れって武士にとっての切腹と同じような意味を持つんじゃないの。
原作は読んでいないので知らないが、少なくとも映画版のテーマは身分や年齢差を越えた秘めた恋ではないじゃん。
そう受け取る人が多いのは演出脚本演技がなってないとか宣伝がおかしいってことかもしらんけど。
もののふとしての生き方に殉じた男、殉じることを決めた女の物語。
転じてプログラムにあった「今わたしたちは美しく生きているか」ってことだと思う。
商家に嫁いだとはいえ、大石の遺児として赤穂侍の魂を理解しなきゃならんのだあ、
と孫。
じゃあ武家に嫁がせろよ、と言いたくもなる
>>667 解釈は人それぞれだし、667説もあるかもしれないけど、輿入れでかごに乗る前に
夕に頭下げたのは、余生を幸せに穏やかに過ごしてくれって事だろうし、
そこまでの覚悟があのお嬢さんにあるかな。
時専でもさんざん 「年齢差34歳 元禄ラブストーリー」 と流していたぞ
カネが武家を受け入れるってことは孫左の自害も受け入れるってことだろ
俺だって孫左は腹着るだろうと思ったくらいだからカネも覚悟はしていたはず
しかしゆうの誘惑にも心を動かしていた孫左は結構浮気者だな
ちょい悪モテ親父を描きたかったんだろうなというのは解る
原作はまだよかったけど映画は監督の私情入りすぎ。
>>672 言うほど動かされていたようには見えなかったけどな
面子潰すのが本当にすまないと思っている!という感じだったが
心を動かしたのは、生きることに対してじゃないのかな
カネを見守りながら生きたいという
678 :
名無シネマ@上映中:2011/02/07(月) 19:09:22 ID:Sff93Fvr
タイトルに忠臣蔵が入ってる時点で見る気が失せる。
若い世代から言ったら「忠臣蔵=面白くないもの」って
イメージが完全に植えつけられてる。
この映画の大コケに意義があるとしたら、団塊世代の糞監督の発言力
が低下し、フジテレビの風通しが良くなることだろうな
このスレは良スレ
まともな感想があってよかった
映画館も高齢者ばかりだったし、40歳以下は
忠臣蔵に興味ないんじゃない?
忠臣蔵ほどよくできた話はないんだけどなあ
忠臣蔵どころか時代劇がわからないんじゃない?
SFみたいな戦国ものばかり見てるから
684 :
名無シネマ@上映中:2011/02/08(火) 20:01:56 ID:CVm9m5q3
吉良公は名君だったという説が強くなっている
フィクションである忠臣蔵は消え行く定めだ
戦国物→テッペンとったる!的野心
幕末物→革新への志
剣豪物→ストイックな求道精神
町人物→庶民の哀歓
藤沢周平物→企業戦士の悲哀
といった風に時代劇でも現代人にアピールするテーマを描ける作品は作れるんだけど
忠臣蔵だけはどうにもしようがない。
傍のエピソードがどんなに素晴らしくとも中心にあるのが
「一時の激情に駆られた挙句に会社を潰して社員を路頭に迷わせたバカ社長の無念をはらすために進んで人生を捧げる話」
なんて共感されるわけない。
もちろん、話の面白さと共感できるか否か、は必ずしも一致しないというのは十分承知の上だけど。
それだけいろいろ挙げておきながら忠義心だけはだめとか理解できん
687 :
名無シネマ@上映中:2011/02/08(火) 23:44:43 ID:mdhx6igU
俺は
>>685と同感だなあ
史実を知るとさらに四十七士側に共感できなくなる
まあ史実と言っても見る側の視点で評価が180度変わるしなあ
虚構としての忠臣蔵は
>>685が書いてる以上にいろんなテーマが描かれているんだけど
>>685みたいなアンチはそういうのは無視だしな
寺坂にスポットをあてただけでも
アイデアの勝利的な原作
ただでさえ癖のある原作を
さらにこねくりまわしたので
余計に違和感が
ちょっと山田風太郎の「忍法忠臣蔵」が頭に過ぎってさぁw
最後の可音の輿入れのとこ、いつ刺身にされるかと
ヒヤヒヤしながら観てたw
岡山県高梁市の備中松山城に登る遊歩道の半ば程に内蔵助が腰掛けたと
伝えられる岩があって、それは松の廊下事件の数年前に水谷家の改易で
収城に赴いた内蔵助が……という経緯なんですけど
自身も後に開城を決断せざるを得ない状況に陥るといった運命の皮肉
みたいなものがそこに集約されてたような気がしました。
当時の経験が後に役立ったって解説されてましたけどね。
・
結局、大コケしたのかね
サムライシネマの最後を飾る映画だったが
十三人の刺客と公開順入れ替えた方が良か
ったのかな
>>693 年末にこの作品を鑑賞するのは個人的に嫌な予感がしたので
順番を入れ替えて武士の家計簿を年内最後の作品に回したが、結果としては良かったと思う。
スレ違いだが年初にも見た。
十三人の刺客だと凄惨すぎて年末年始の雰囲気に合わないと思う。
秋公開で良かった。
とりあえず佐藤が気の毒
時代劇ヲタなんでサムライシネマも全4作品キッチリ見たんだが俺は
最後の忠臣蔵>>>桜田門外ノ変>>十三人の刺客>武士の家計簿
こういう評価だな。
十三人は途中までは良かったが最後のほうでいろいろウンザリして評価は急降下。
>>696 おい、「雷桜」さんディスってんじゃねーぞ、このド素人。
「鳥刺し」と「花のあと」がねーぞ
「ちょんまげぷりry
ん」で700
どんな感想でも個人の感想だろうな。
「日本アカデミー賞」この作品はカスリもしなかったな…(;;;)
まあ役所広司さん、「十三人〜」の方で主演男優賞になったからいいか。
ところで「キネマ旬報」の読者映画評にこの作品の読者評が載ってたが、結構トンデモな
事を書いてたな。「この映画は“男と男の恋物語”、内蔵助と孫左衛門との恋慕の物語で、
人形浄瑠璃の曽根崎心中はその象徴だ」って…
どこの婦女子だw
>>696 家計簿は見てないけど、ヲタでもないけど
私も同じように思いました。
観てないのに評価する不思議
。
;
710 :
名無シネマ@上映中:2011/03/02(水) 16:40:21.63 ID:5mx8mf6k
忠臣蔵なんてただの逆恨みだろ
吉良の浅野に対する嫌がらせなんて全て創作だし
そもそも嫌がらせをして浅野が何か失敗したら吉良が指南役としての責任を問われかねない
そんな危険なことするわけないだろ
浅野がDQNなのは否定しようが無い。
ハリッド版が楽しみですね
>>706 このスレでは定説になってるけど
そう見たからって、この映画がいい映画となるわけもなく。
@
日本アカデミー賞、
政治力で食い込んでくるかと思ったけどガン無視でしたね
公開日で対象外だけど
718 :
715:2011/03/17(木) 00:26:34.16 ID:lKuFrhca
調べたら12月公開の映画は対象外なのですね。失礼しました。
ところで
>>716 >>717 さまは来年度のノミネートを信じておられるのですか?
恥の上塗り
桜庭ななみは新作映画も一上映あたり平均9人のレジェンドコケ
ロリ監督はちゃんと責任とれよな
関係者すら日本アカデミー賞にノミネートしたら
恥の上塗りと言われてしまう映画か
722 :
名無シネマ@上映中:2011/05/11(水) 10:22:23.03 ID:8pyvwa+O
桜庭ななみが超きれいだった。
世の中には可愛い子がいるもんだねえ。
映画も正攻法の丁寧な作りで泣けた。
日本の美しい風景も良かった。
最後にalanが歌うテーマ曲もよかった。
最後の一行、別の映画とごっちゃになってるぞ。
池袋の新文芸坐で5/15から、最後の忠臣蔵と武士の家計簿の2本立て上映やるよ
725 :
名無シネマ@上映中:2011/05/12(木) 07:27:06.10 ID:SFZKVnsC
今、田園都市線、三軒茶屋の三軒茶屋シネマでその2本立てやってる。今週金まで。
育てた娘の式の日に自殺って…。
娘のこと何にも考えてない役所広司の身勝手さに付いていけなかった。
新文芸座物凄く混んでた!
728 :
名無シネマ@上映中:2011/05/30(月) 01:15:56.55 ID:bhyiG2AQ
きっちゃおっかなー
730 :
名無シネマ@上映中:2011/06/16(木) 06:53:53.81 ID:gm2Dfzd6
DVD発売age
731 :
名無シネマ@上映中:2011/06/16(木) 07:14:54.06 ID:2uc1qR3U
>>722 その主題歌は「桜田門外ノ変」だな
桜庭ななみもイモ臭さで異様にキモヲタ受けするってだけの地下アイドルだからなぁ…
桜田門外で拷問受けた中村ゆりと勘違いしてる様な気が…
イモ臭い? どこが?
>>726前にも書いたが、娘育て上げるという使命を終えたら速やかに浪士達の
後を追わねば、ってそう思ってたんだよ。
さっき見終わった。
ここんとこ見た映画の中で一番よかったよ。
役所さん、いい役もらったな。ハリウッドから声がかかるかもしれませんね。
式の日に・・・ってのは、せめて数日ずらせば?とも思ったけど
やはり死を約束した仲間と一緒に死にたかったという気持ちは、ずっと持っていたのでしょうね。
たぶん可音も武家の子ですからわかって・・・くれるよね・・・
うんうん
かねちゃんは、まござの後の行動を全て理解したうえで、お嫁に行ったのだと思った
だからこそのあの所作
さすがに切腹のシーンはくどすぎた。
あれじゃ、ホラーだよ。
血しぶき飛ばしたりとか、絵的に汚い。
あそこだけリアルに描かれても、他のシーンが綺麗に撮ってるだけに
明らかに浮いてる。
その一点を除けば、いい映画だったと思うよ。
切腹シーンはどうしてあんなにくどくしたのかな?と思うと
切腹って当時は忠誠を誓ったいわゆる「善」の行為と美化されていて、
それはそれは気高く美しい行為とされていて。
だけど、実際こんなんグロいぜ、こんなもん美徳じゃねぇよ。逆に迷惑な場合もあるさね・・・ってことを感じた
738 :
名無シネマ@上映中:2011/06/28(火) 13:29:08.55 ID:BV72GR3h
それも含めて「最後の忠臣蔵」って事なんじゃないか?
武士たるもの主君に忠と義を尽くす。
あの時代はそうだった。
きっと可音も分かってくれる。
やはりいい映画だと思う。
すっかり商人で桜庭のお父さん的なイメージになっていたけど、
あの壮絶な切腹シーンのおかげで、役所が武士であることをあらためて感じたけどな。
グロいというより、
重大な役目を終えた武士が、主君や仲間との最後の約束を果たすという、神聖な儀式のようにも思えた。
期待したチャンバラ場面も草の中走り回るだけ
あげくに橋の下に潜伏
お前は武士か?
16年も稽古してなかったのに、自信満々で剣を構えたら、それこそおかしいよ
勝てないと思ったら可音を連れて行方をくらますのもありかな?
お役目が第一だから。
切腹シーンは別にくどくはないだろ
743 :
名無シネマ@上映中:2011/07/05(火) 22:46:19.68 ID:b1GwIhmr
評価が高いから観てみた。ベタな演出だけどなかなか泣けたわ。
式の日に切腹云々は心中なんだから、
むしろあの日じゃないと意味無いんじゃないか。
>>742 全然くどいと思わなかった
ちょうどいい
こんなのでグロなんて言ってたら海老蔵の出る一命なんて絶対に見れないな
いい映画だった
監督、北の国からの人だったのか
夜中に見て泣いちゃったよ
745 :
名無シネマ@上映中:2011/07/09(土) 14:46:03.87 ID:my1qkYcd
まあチョンには理解出来んだろうなw
時代劇専門chで9月放送決定
ネトウヨてどこにでも湧くな
>>744 作品の描写として、あの演出は浮いてる。統一感がない。
そういう意味でくどいし、グロいと書いたんだよ。
小林正樹の「切腹」と比べてみるといい。
短刀を横に引いたとき、小腸がデロリと出てきたらグロいと思うだろうけどね。
必死剣鳥刺しは、プシャーっとまさに出血大サービスだったw
最後の忠臣蔵は、これくらいで丁度いい。
750 :
名無シネマ@上映中:2011/07/10(日) 16:41:54.74 ID:j9JIqGB2
これ
外人にはまったく理解不能だろうな。
あと女性にも理解不能だろう。
あとドキュンの男性にもな。
死生観とか死を美化する思想ってはっきりいって難解。
751 :
名無シネマ@上映中:2011/07/10(日) 17:34:38.60 ID:aiW4/1DV
忠臣
752 :
名無シネマ@上映中:2011/07/10(日) 17:41:31.68 ID:aiW4/1DV
役所と佐藤が斬りあいなったときに、役所が橋の下にかくれて
その橋の上で佐藤が呼びかけるシーンがあったけど、橋の下探せよ
と思ったのはおれだけ?
753 :
名無シネマ@上映中:2011/07/10(日) 17:46:14.53 ID:j9JIqGB2
結婚の日
切腹 って最悪のトラウマ。
現代劇だったらきちがいの養父。
そりゃ現代劇じゃないからね
757 :
名無シネマ@上映中:2011/07/17(日) 12:43:04.28 ID:fDQL0zDE
まあ、現代人の感覚からすれば、蔑みに耐え、主君の娘を育てあげて、仲間からの誤解も解けて、安田成美と幸せに生きたらいいのに…って思うが…
曾根崎心中をずっとからめてた、ってことは、役所も姫が好きだったんかな…
案外不評なんだね。
レンタルで見たけどけっこう面白かったよ。
桜庭ななみ上手くはないけど古風な美しさで品があったし、世を忍ぶ武家の娘としては生固くて悪くなかったと思う。
役所さんは上手いけど、もう少しこざっぱりしてるか、色気がないと可音が恋心を抱く養父にはムリがあるわ。
可音を嫁がせたら速攻後追い切腹しちゃう忠義一途の無骨キャラとしてははまってるんだけど。
曽根崎心中は見てる間なんでこれ入るんだろ?って思っててここで上がった可音との一人心中もしっくりこなくて考えてたんだけど自分の結論は「忠義との心中」。
可音の事は養父として男として愛おしい、けど赤穂の、内蔵助の家臣として四十六士と運命を共にしたい欲求の方が強かったかなと。
可音だって自分が嫁いだら孫がどうするかわかってたと思う。
だからゆうに孫を頼むっていったんだろ。
ムリだったけど。
759 :
名無シネマ@上映中:2011/09/03(土) 23:03:53.05 ID:qLjBEtS7
確かにすばらしい映画だと思ったけど
見終わった後、悲しくなる映画は嫌。
最後、まござと可音が抱き合うシーンは男と女として
好き合っている二人の感情がよく伝わってきて、逆に悲しくなった。
それぞれが自分の想いを我慢して忠義の中で生きていく。
それは本当に美徳なのかな。
欲望のまま生きるのも悪くないと思うんだけどな。
19日
時代劇専門チャンネルで放映
おれがまこまざなら確実にななみを嫁にする
762 :
名無シネマ@上映中:2011/09/04(日) 22:07:31.70 ID:tE77sTFe
切腹のシーンは「裏切り者」「忠義心のない者」というレッテルをはられて
生きてきたまござの「介錯無用」の一言が武士としての本当の忠義というものが
端的に表現されていて良かった。
でも今の若い世代からしたらただのヤクザ映画にみてるのかも。
そしておれも761同様、確実に世をしのんで桜庭ななみと生きていく。
763 :
名無シネマ@上映中:2011/09/05(月) 16:45:13.79 ID:C9glnS+5
この映画で泣けるとしたら、
ファンタジーみたいに断絶しちゃってる戦前〜の日本人と、自分と比べて、
それでも1ミリぐらいは感性とか価値観とかを引き継いでるのかな、と
自覚した部分かな。
俺なら死なないけどね。内蔵助に別命もらった時点で体裁も整えてしかも
死なないでいいからラッキーぐらいだよ。
765 :
名無シネマ@上映中:2011/09/18(日) 02:28:15.02 ID:4MfdR5kK
良い映画だった
脚本は大変素晴らしいけど演出が寒いところが多いのと櫻庭ななみの演技が下手過ぎる
櫻庭ななみが映画の7割ぶち壊してる
普通に沢尻エリカで良かった思う
766 :
名無シネマ@上映中:2011/09/19(月) 20:02:58.65 ID:jRL19eyR
TV初放送あげ
>>689 むかしNHKがドラマとして寺坂を主役につくってたけど、
あれのように 婚儀の席にいない→切腹して果ててた のほうがよかったかと
768 :
名無シネマ@上映中:2011/09/20(火) 11:00:07.41 ID:xtqcT+K/
あれってさ予告がずるいんだよね
「おぬしもそうであろう!」
で盛り上がるBGM。いかにも感動しそうな作り方だもんね
769 :
無名シネマ@上映中:2011/10/11(火) 22:21:39.32 ID:lq3H7bhx
これはやばい。時代劇離れしている若人にも見てもらいたいです
770 :
名無シネマ@上映中:2011/10/11(火) 22:32:34.58 ID:AJ7MG3hO
これなんだかんだ言ってフェミ映画だよね。
たしかに若い人に見せて洗脳させたいだろうなw
771 :
名無シネマ@上映中:2011/10/16(日) 17:16:47.66 ID:tggBXcKV
772 :
忍法帖【Lv=36,xxxPT】 :2011/11/03(木) 02:39:13.30 ID:t2N/KvJ4
この映画を監督した杉田成道について監督としてどう思う
有能な監督だと思う?
孫左の魂は十六年前の四十六士と共に在り、また、最愛の可音と別れ生きていく辛さを思えば腹を切る動機としては充分に理解できる
しかし、孫左の死を知った時の可音の気持ちを思うと…
終始流れる悲しげな音楽が言葉以上に物語る。良い映画だった
774 :
名無シネマ@上映中:2011/12/15(木) 07:35:17.47 ID:V1bfXNA2
学生で集まって見たけど、最後までもったの俺だけだったw
中盤はラブコメだのツンデレだのロリコンだの盛り上がったがww
まじめな話、共通の感想は、実の娘のようなカネ様に意識されても
反応なんかできるかよ!ってのと、「孫ボコった奴、おめーが言うか!」
あと「抱いて」と枕ふたつ並んでたのは噴いたw
最期も
>>773が理屈では理解できても、とても共感はできない。
ゆとりから見たらやはり「誰得」。せめて祝言の宴ぐらい…。
まあゆう様の好意に甘んじるのを恥じる気持ちは分かるから
俺なら歩いてた托鉢僧の仲間にでも入れてもらうわ。
良かったのは四季折々の色彩と、二枚看板の安定演技ぐらいかな。
あと桜庭のビジュアル。あやしい上方ことばはなくてもよかったが。
という訳でわけーもんにははっきし「微妙」でした。すいません。
まあ討ち入り本命で健さんの『四十七人の刺客』借りようとしたらなくて、
最新の殺陣に期待したら30秒で終わって涙目だったところから間違ってたのだがww
775 :
名無シネマ@上映中:2011/12/15(木) 14:29:35.78 ID:/hS5eULt
「四十七人の刺客」もアレだけどな
最後かよ、キアヌ忠臣蔵にケンカ売ってんな
777 :
名無シネマ@上映中:2011/12/18(日) 06:28:09.13 ID:X/mVhb2i
つうか血判状に名前あるんだから、捕まったらアウトで切腹だろ
佐藤の方ね。
それなのに堂々と生活してる意味がわからん
レス全部嫁
もう赦免になってる
素直にいいと思った。
最後の切腹は武士道だけじゃ理解できないな。
父性愛から男としての愛に変わっていったとしなきゃ。
でもそのための浄瑠璃プロットはちょいくどすぎたかな。
この映画の孫って健さんのイメージなんだよな。
健さんがやったら話は簡単。
かねやゆうさんや寺坂や柴さん、誰になじられても「自分は不器用ですから」で済むし。
役所さんに何の不満もないが鉄道員の頃の健さんがやったら最強だったとも思う。
780 :
名無シネマ@上映中:2012/01/12(木) 22:49:22.06 ID:sY+JW0x4
ん〜そもそも47士自体が主君?を追って自害するのが目的じゃなくて
主君の無念を晴らすために討ちいる事が目的だろ?その大石と共に死ななきゃ
いけない16年後に追って自害してまで仕える意図がわからないし、それが武士道?なの?
討ち入りが成功した時点で目的は終わってるだろ
片方の佐藤の演じてる武士には、大石は生きろって言ってるし佐藤の方は
生きてどうのこうのってやってるし
それとそもそも大石が隠し子作る時点で何だかな〜と思うし
その隠し子を男で一つで育てさせるってな〜
それと娘の晴れの日に自宅で自害するってのも身勝手すぎるし
16年きっちり育てた人物のやる行動とは、考えられない
1年後とかに、どこかひっそり隠れて死ねばいいものをとも思うし
それならまだ納得できるけど
でさ、それが大石に対しても、そんな日に自害する事は
武士としてどうなのって思うんだけどね?大石から任されたってことは
結婚して子供か何か生れて無事に問題ない事を確認してからでも遅くないだろ
まあ桜庭さんの和服姿と久しぶりに見た安田さんが、まあ綺麗だったのと
竹林のシーンとか綺麗な景色のシーンがあるのが救い、あとは何ともすっきりしない映画
ロリコン映画でってことだね。
おっさんファンタジー
782 :
名無シネマ@上映中:2012/01/13(金) 14:23:07.79 ID:Yal0pAXC
今更、原作読んでんだけど
吉良邸が要塞化とか上杉家家臣が90名とかで萎えた
2章目の「命なりけり」読んだとこで「戸山の局死ね!
氏ねじゃなくて死ね!」と思ったが我慢して次行ったのに
>>782 色部は赤穂浪士たちが必ずや襲撃してくると先を読んでいるのですな。
さっさと米沢に行けばいいじゃんというのはまた別の話ですが。
本所の吉良邸跡に行くと、吉良家家臣で亡くなった方々の名前は分かるんですよね。
784 :
名無シネマ@上映中:2012/01/14(土) 12:14:20.50 ID:B4TdAcKP
杉浦日向子を好きで読んでるから水増しした忠臣蔵は嫌なのよ
加藤が謎手本で思いっ切り批判したのは池宮だよな
>>784 「四十七人の刺客」の原作小説、大石内蔵助が完全無欠の人物に思えて。
実際に統率力があったのは確かだと思いますが。ちょっとナルシスト気味かな。
色部の策士、策に溺れる展開は割と好きです。
786 :
名無シネマ@上映中:2012/01/16(月) 12:40:18.23 ID:x65OKmqh
仙谷久尚と山吉新八郎を格好よく出したのが良心かな
映画には出てこないけど
787 :
名無シネマ@上映中:2012/01/20(金) 18:06:34.25 ID:qL1Zytce
読み終わった
最後の1節は残して
あんなに沢山の友垣を得て何で死ななきゃいかんの
向こうで大石さまに叱られちゃうで(`・ω・´)
788 :
名無シネマ@上映中:
俺のななみは今日も可愛かったぜ☆