新スレ乙です。
4 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 20:12:27 ID:wLkQsdWJ
興行収入15億突破おめ
ラストはイングロリアスバスターズ並みの首絞めじゃないと駄目だよ
正直、「悪人」というタイトルとちらと見た予告で、ストーリーの予測が大体ついてしまったんだが、
ほぼそのとおりの映画だったのが残念
そういう意味でも、最期に一ひねり入れ、光代を殺害してほすぃかった
福岡という街の闇がすぐそこにある感じ
そこで暮らす人間の安っぽい品格のない感じ
よく出てた
監督の車パーツ指定は疑問だな
バランス悪すぎ
>>7 事件が9月25日くらいだから、被害者は映画見ていて、無意識のうちに映画のセリフを言ってしまったのかもしれないね。
しかも最悪の結果になってしまった。
11 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 21:03:37 ID:MrBVluLa
佳乃の友達(向かいに座った方)の顔が朝鮮人にしか見えなかった件は・・・
12 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 21:25:54 ID:i7zjG0o0
・・また、1のひとは原作中心主義で。
だって、(まあ、まだ読んでないけど)もし、映画が原作の
再現だとしたら、光代=深津は、絶対ありえんでしょ?
深津を起用した時点で、もう、原作とはまるで違う主題の
映画になってるよ? その辺のとこ、よく認識してから、
カキコしてね。まあ、君は、無縁のひとだから無理だけどさ・・。
13 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 21:38:53 ID:i7zjG0o0
1のひとの疑問にはすべて、答えがあるから。
深津絵里はかわいいけど、超美形ではないから
光代役がミスキャストだとは思わなかったなあ。
光代が松雪泰子や中谷美紀だったら完全にミスキャストだけど。
イケてない中谷美紀だったら7月24日通りのクリスマスで実績ありだぜ
しかも原作は吉田修一大先生だ
16 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 21:58:53 ID:bqaOEymF
妻夫木くんかわいい(´3`)チュッチュッ
17 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 22:22:24 ID:i7zjG0o0
>>14 かわいい?・・気品がある、と言いなさい。
映画観終わった後、原作読んで色々と疑問も解決
でも読んでても 登場人物が役者陣の顔でしかイメージできない
19 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 22:37:17 ID:l3Xs+KtI
20 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 22:39:59 ID:ebxzEjjl
DAYONE
21 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 23:24:01 ID:S2P6oVPv
疑問は原作と過去ログよめ、と。
ループになるから質問すんな、と。
・・・・・映画観て初めてここ来た人は原作読むのも過去ログ辿るのも
時間かかるし、手っ取り早くここで聞いちゃうだろう
ループにうんざりしてきた人はもうこのスレ、卒業でいいんじゃね?
女って切羽詰まると、レイプされたと言ってやる、とか結構脅し文句で言うもんなのかね
切羽詰まるほど女と深く関わったことないから分からんがw
それ女が思ってる以上にシャレにならんから止めとけと言いたいわ
23 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 23:53:44 ID:i7zjG0o0
>>1 なぜ、祐一が母親に金をせびっていたか?
もちろん、高価なクルマを見得はって買ったせいで、
金欠病に陥っていたからに、決まっているでしょう?
なぜ、祐一が光代の首を絞めたか?
もちろん、光代が<裏切り者>であるのに気づいたから
に決まっているでしょう?
24 :
名無シネマ@上映中:2010/10/04(月) 23:57:55 ID:IQXHfbN9
皮肉じゃなく、映画だけなら
>>23の解釈でも全くおかしくない。
ていうかわざわざ原作者が手入れてるんだから映画と原作は別物。
本当に疑問があって知りたいのなら過去ログや原作読むでしょ。
私は前スレから参加してるけど
1スレから全部読んだし、原作も完読したよ。
26 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 00:06:01 ID:9Fdi9KvC
漁村がある茂木とかヒガナガとか諫早とか佐世保とか佐賀とか平戸とか
「いきがりたいが大きな事はできない」っていうような可愛らしい純粋さが残る
マイナーな田舎者しか乗らない車、ダサイ髪の毛、ダサイ服装、
福岡や佐賀まで仕事で疲れてても次の日朝から仕事があっても
あのダサダサ車で行ってしまう所がリアルだった。
先輩にでも中古であの車を譲ってもらってまた別の知り合いの先輩が営む車屋で
改造を頑張っているんだろうだとかスロットだかパチンコだかもするんだろうとか
簡単に想像できた、妻夫木の雰囲気作りのうまさだろうなと素直に納得。
オシャレな男はああいう車には乗らない。
映画の演出であのDQNダサダサ車はリアルでよかった。
ふかっちゃんは大好きな女優だけれども、あまりにも地味すぎ。
地味すぎてさえない彼氏がいそうな感じ。
セックスシーンもリアリティがなかった。
もう少し頭悪そうなブスだけど化粧頑張ってる感じの女を使えばよかったのに。
27 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 00:06:43 ID:+zklfLGF
>>25 全部、映画を観て、自分の頭で考えればわかる事だぜ?
・・だから、映画と原作は別ものなの!
28 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 00:09:23 ID:+zklfLGF
>>26 深津・・じゃなくて、映画の光代の気持ちがまるで
わかってませんね。地味って、どの当たりが?
ね、地味ってんじゃなくてさ。
迎合してやらない、でも傲慢にもなってやるもんか!って、真面目に坦々と頑張っている素敵な女性。
悲しい位にリアルだと感じたけどなあ。
30 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 07:04:37 ID:+zklfLGF
>>29 うん。真面目に坦々と頑張っているというのは、そのとおり。だけど、だから
素敵というのは少し違う。彼女は、自分自身が気に入っているんです。客の相
手をしながら、相手がどう思うかにかかわらず、彼女は自分のことを「いまの
自分って、サイコーにきまってるよね」と思ってる。自分の優雅な(と彼女は
思う)立ち居振るまいって、王侯貴族みたい」とか、「完璧だよね」とか思っ
てる。つまり彼女は、彼女自身を愛している。そういう女性。
そういう女性はね、人間的な欲望ってあまりもたないものなんです。
自分自身に満足していない女は、カネとか、社会的なステータスとか、かっこ
いい男とかを求めます。そうしたモノを手に入れ、わが身を飾る」ことによっ
て、はじめて彼女たちの自己満足は満たされるからです。そういう人間的な欲
望を待った女たちが「派手な生きかた」をする。
でも光代はそんな生き方をしないでも、いまの自分に充分満足している。だか
ら、他人の目からみたら「あの女、地味だよなあ」ってことになる。ところが
彼女自身は、まるでわたしって王侯貴族みたいに優雅で、気品に満ちているっ
て思ってるんですね。
光代はさえない街の、さえない紳士服店で働いている、一見、地味な女。でも
それは、彼女に取ってはどうでもいい事。彼女は、自分に充分に満足している
が故に、人間的な欲望というものを持たない。
だからあたかも、彼女は森で生きる小動物のような生き方を選ぶのです。
彼女はもはや、人間というより一個の動物。無為自然にいきる、ナチュラルで
シンプルな生。彼女は自然、かってわれわれすべてがそうであった自然のなか
の動物にもどるのです。
彼女は人間的な怒り、苦しみ、葛藤、軋轢などを持たない生を生きている。ま
るで悟りを開いたブッダのような生。彼女は地味などではなくて、高貴なので
す。
このスレだけ読んでID:i7zjG0o0=ID:+zklfLGFのような変な妄想文を読んで
映画観るのやーめた、とか原作読むのヤーメタ、とかいう人が出ないことを祈ろう
>>23 裏切られたと思ったから首絞めたんだ。
じゃあ最後に警官に抑えられながら妻夫木が深津の方に手を伸ばしてたのは、
とどめを刺そうとしてたってことか。
原作読まなきゃ補完できないっていうのもちょっとなぁ・・・
自分の理解力が足りないのか、脚本が良くないのかどっちだろ?
それも原作読んだらわかるんだろうか。
それはちなう
とどめさすとかじゃない
最後の祐一は光代を求めてた
35 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 09:00:20 ID:IorXxMFL
>>32 殺そうとしてたけど警官に引き離されたから
未練が沸いて触りたくなったんでしょ。
人の気持ちなんて一瞬で変わるよ。
特にあの祐一は、一時間半車飛ばして会いに行き
後までつけて心配して車に乗せてやろうとした子を
次の瞬間には絞め殺して谷に棄てた事をお忘れなく
ただ単純に自分が彼女を脅して連れまわしたって警察に思わせるためじゃないの
本当に殺す気なかっただろ
37 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 10:38:24 ID:wlbFqpP6
邪魔者を消そうとしたんだろ。逃亡するにも足手まといだからな。最後手を伸ばしたのはなんとか道連れにしたかったから。自分だけ捕まるのが怖かったんだろ。
38 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 11:50:52 ID:bEphpcAO
邪魔者!
そう感じる人もいるのね!
感じ方は人それぞれだけど・・・
私は少なくとも37さんのようには思わなかったよ。
光代が自分を庇わないようだと思う。
自分勝手の身勝手な男だったら「一緒に死んでくれ。」というと思う。
『あんたが思ってる男じゃなか。』は出てこない。
祐一なりのあの緊迫感の中の精一杯の行動であって
道連れやら心中なら崖から二人飛び降りたかも。
あの盛り上がってる状態の光代なら、一緒に死のうといわれたら
死んでたかもしれんと思う。
祐一は自分なんか忘れて光代に普通に幸せになって生きて欲しいはず。
長文失礼しました。
さすがに釣りだな
40 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 14:08:59 ID:IorXxMFL
>>36 原作ならともかく、映画では本気で殺そうとしてるでしょ。
警官隊が来る前に絞め始めてる。
もし突入して来なかったら死なない程度にゆるめたりして
ずーっと絞めてるつもりだったのかな?w
原作→映画だけど、首締めた理由だのはどうでもいいわまじで
この作品から味わうカタルシスが好きだからそこまで深く考えないな
映画が沁みて、前スレ読んで勇んで原作読んだ者だけど…。
映画は映画で…と言うか、映画の中の二人は、キッチリと原作観を踏襲していたし、
造られ(創られ)方だって、何ら過不足なく受け手に送っていたよ、これ。
なんだか、原作で要補完だの、エピ削り過ぎだの言われてるけど…
あくまで、映画観て→原作組の俺だが、主人公たちの役作りも穴は無いし、
原作に触れれば「さぞや違った印象でも…」と期待したけど、全くの肩透かし。
映画化にあたって、各エピソードへのアプローチこそ変えて来たけどさ。
要は映画の観賞後と原作の読後感が同じなら…
または、役者が演じる(演じあげる)人間像が映画観賞後と原作読後で同じならいいわけでさ。
これはもう原作有りな映画の宿命でしょう。
原作ありき、原作の世界観で映画に臨んでも不満しか残らないよ。
それこそ深津絵里じゃないだとか山田孝之がどうだとかさぁw
俺なんかここ読んで、さぞや原作の光代は濃厚なんだろうなとアホな期待に胸膨らましてたけど、
なんだよアレ、エロ描写の回数と中身なんか淡白もいいとこじゃないかw
薄幸光代が出逢った、人生初にして最後の煌めきを、
ただ単に男と逃げ回って、(出逢ったその日から)やりまくってるだのしか汲み取れないんじゃ原作が泣くぜ?
43 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 15:21:46 ID:jWQgw6Bk
玉鉄と夏川結衣バージョンってのも見てみたい〜
44 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 18:39:26 ID:5xLrkkYZ
光代を事件の被害者だと世間に思わせるために、光代が自分を庇う供述をしないために本気で首締めたけど、たまらずキスをしてしまったんだろうな。
漫画のワンピース思い出した。
45 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 18:43:17 ID:AM/QuOMB
首絞めた後に手を伸ばしたのは『(彼女が)手を掴もうとするかどうかの確認』で
掴もうとしなかったので安心した……って感じでしょ
で後々に「世間は彼を悪人呼ばわりしているがどうしてもそうは思えない。がそう(悪人と)思い込むようにしよう」って〆方に
46 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 18:44:52 ID:slcProzP
被害者の女はメンヘラで虚偽癖有り、周りにいい顔したあまりにどん底に落とされたら強がるしかなかった、
ユウイチは本当は優しい人間
社会と環境の狭間で生きてきて出会い系に癒やしを求めていた。
そして本来求めていた存在が光代だった。
しかし、女に裏切られ罪を犯した後だから後悔しかない
被害者の父親や加害者家族、岡田演じる大学生
そして被害者、加害者、光代。みんなが時代の孤独と冷たい社会に苦しんでたと思う。
悪人…それは社会そのもの
最後のシーンだけならユウイチは単なる殺人犯
しかしそれ以前の伏線を見ると最後光代を殺そうとしたのは優しさだと思う。
光代を本気で殺そうとしたのか、演技だったのか。
どっちにしてもユウイチの優しさだと思った。
榎本さん樹木さんの演技脇役さんたちも素晴らしかった。
>>44 そのシーン(キス)は現場で妻夫木が監督に提案して
深津は本番まで知らなかったみたいだね。
ビックリしたでしょうとタモリ?に聞かれて
「そんなこと判らなくなるほど本当に苦しかったので…」と言ってたから
満島の時と同様、できるだけ本気で絞めたんだろうなぁ。
ワンピ−スにもそんなシーンがあるの?
私は原作読んでない人です。
ラストの首絞めシーンを巡って裕一の真意について解釈がいろいろあるみたいですが、
あれは、作り手がワザと解釈に幅を持たせているのだと思いました。
だから、裕一には殺意があった・なかった、光代を庇う為・・・等々、いずれにせよ決め付けた
方向で解釈してしまうとどれもしっくりこない・・・
あれは、当事者である裕一や光代にさえもはや理解できない事象なのでは?
そして、記憶の中であれはなんだったのかと、何度も何度もリプレイされ、記憶はある形に補完されていく。
あるいは永遠に堂々巡りが繰り返される・・・
タクシーの中での光代の運転手への受け答えなのか独り言なのかわからない、虚ろなセリフが
まさにそうであり、我々の日常の現実もまたそのようなものかと。あれって何だったんだろう?って思う事ままありませんか?
私は製作者(監督や脚本)は意図的にそういうつくりをしたのだと、解釈しました。だから、裕一の最後の真意は映画を見た人の
胸中をグルグルかき乱し、余韻が尾を引く。
それは、ある人々にとっては不快でもあり、なにがなんでも解を得ようとする人にはあらかじめ解など用意されていないのです。
だからこそ、ラストカット、裕一のあの表情が生きてくる。映画の題名は「悪人」です。
喜怒哀楽の「怒」の部分以外のすべてがキレイに表現されたなんとも言えないあの顔。
すべての人間の胸に突き刺さるでああろう、あの表情。
首絞めシーンにいろいろな解釈をつけるような人々を飛び越えて、様々な事を雄弁に物語るすばらしい表情です。
あのカットだけで、私はこの映画を観て良かったと思いました。あ、べつに妻武器のファンじゃないよ。
原作も機会があれば読んでみたいです。
>>47 なるほどね〜!だからこそ迫真の演技だったわけだ。
ワンピースは初期なんだけどウソップの話とかチョッパーと博士の話とかを思い出して。
自分を悪く見せてまで、相手を思うって、なかなかまねできん。
光代は祐一が、人殺しって知っているのだから同じように首締められて怖かったろうね。
顔がくずれることを承知でボロボロに泣きながら
あふれる愛情を誰に向けてそそげばいいのかわからないでいる聖女。
そんな感じだった。
光代は今なぜ自分が首を絞められているのか全く分からなかったはず。
52 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 19:35:52 ID:wlbFqpP6
禿同。光代は殺されかけてショックだったと思う。犯罪者の本性がついに現れたからな。光代も観客も本当はいい人と思っていた祐一に最後の最後で裏切られた。
53 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 19:41:03 ID:54uMH1vK
光代「はじめまして」
祐一「はじめまして・・・セックスしよう」
光代はあの時点では気が動転しただろうが
後々アレは祐一がかばってやったかもなと思ったんだろう
だからタクシーで献花もせずあんなこといったんだろうな
意図した訳でないとは言え、警察を連れてきたのだから、既に一人殺している祐一がキレた、思うほうが普通だろう。
あの灯台はどこにあるの?
57 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 20:59:25 ID:bEphpcAO
灯台は長崎の五島だそうです。
1位(1) THE LAST MESSAGE 海猿
2位(初) 大奥
3位(4) バイオハザードIV アフターライフ
4位(2) 君に届け
5位(3) 十三人の刺客
6位(5) 悪人
7位(7) 劇場版 機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer
8位(6) BECK
9位(初) ガフールの伝説
10位(8)食べて、祈って、恋をして
映画っていうのは今でも大きな産業だよね。
大ヒット作だと数十億円の売り上げがあるんだもんな。
もちろん小規模公開で予算のない映画もたくさんあるだろうけど。
朝日の夕刊連載当時に原作のスレでは、
お父さんが、やはり夕刊連載マンガのしりあがり寿の
「地球防衛家のヒトビト」のお父さんとダブるというレスがあり、
同意者も頻出
でんでんはよく出てますね。ちょっとした役で印象に残りますね。
光代の首をしめるシーンのキスは妻夫木が監督に提案したんじゃなくて監督が妻夫木に提案したのが正解です。
首を絞めるシーンの解釈が真逆の考えの人がいるのにびっくり!?
祐一の光代に対する優しさに胸が苦しくなるよ。
祐一と光代に幸あれと祈らずにいられませんよ。
李監督は柄本さんにもっと弱いお父さんで演じてほしかったようですが
柄本さんが折れずに強いお父さんを演じていますね。
でもよく演じられていて、お父さんの場面で結構泣かされる。
柄本版お父さんもこれはこれで良かったと思う。
2010年は「息もできない」と、この「悪人」でもう満足した俺がいる。
こういう映画のあとって次のが観づらくてなぁ…
かと言って余韻は余韻。
別作品は別腹主義で来たから足は運ぶんだけど、
日めくりカレンダーみたいに、ペラペラペラペラ次から次に観てるとさ、
どうして「悪人」みたいな映画とコレが同じ料金なのか疑問…と言うより怒りすら憶える作品があるw
>>63 > どうして「悪人」みたいな映画とコレが同じ料金なのか疑問…と言うより怒りすら憶える作品があるw
逆に考えろ。
雑多な映画を1800円で観てるから、いい映画も1800円で観られるのだ。
精一杯の嘘とキスと首締め
無言の別れと届かない手
二人の別れの場面はあまりに悲しすぎて涙が出た。
女同士とか女一人の人は泣いてる人が多い
自分を光代に重ね合わす人が多いんだろう
カップルで来てる女の人は(男の方も)
気まずい感じ
自分を佳乃に彼氏を祐一に重ね合わす人が多いのかな
67 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 22:35:52 ID:W9W5dAEV
人を殺しちゃった祐一が光代にすがりたいのは良いとして、
光代が、何度かSEXして、ちょっと一緒にだけの人間を
そこまで信じちゃうのは何でなの?
光代が刑務所帰りの祐一を待つような惨めな暮らしにならないように
最後の最後に決心して首絞めし「悪人」として突き放したんだと思った
それでも捕まって引きずられて、本音は触れ合っていたかったから
最後に祐一は必死に光代と手をつなごうとしたんだろうな
69 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 22:42:13 ID:hupPvx7i
>>48 普段辛口の宇多丸もそこは絶賛してたね
あのラストは映画でないとできない表現だよ
>>64 申し訳ない m(__)m
もう、ここ何年もレイト1200円か、
各種サービスデー1000円でしか観てない。
自腹の怒りじゃなくて、つまらん映画などは、一律料金に便乗したボッタクリだな、と。
これは製作サイドへの同情の念というかね。
勿論、良作なら相応の興収も上がるし駄作なら淘汰されるが…
何作っても一律横並びもね、って話w
>>65 絞殺未遂ラスト。
その直前の光代深っちゃんの、何て言うの?
哀れ?
切なさ?
まっすぐに深過ぎた女の性?
下手したら祐一の殺人すらも、
自分がいてあげたら。
自分が早く出逢えてたらと、
その罪さえ自分に転嫁しそうな泣き顔と物言いに俺の涙腺も決壊。
映画の帰り道、車の中で
「いやー、参った…」
「深津絵里には泣けた…」
「深っちゃん良過ぎた…」
「なんで光代みたいな女性が…」と涙目絶賛。
「光代みたいな女性が俺に来たらイチコロなんだけどな〜」
「なんで深っちゃんみたいなのが俺に来ないのかな〜」
と言ったところで、隣に座る彼女から車外に蹴り出された。
酷暑から、一気に秋深い陽気に様変わりした、そんな震える雨の夜。
ガードレールに頭を打ち付けて意識が遠のく俺は、
鉄鍋餃子でニンニク臭くなった息が、白く立ち上るのを見つめていました。
「深っちゃん…」(ガクッ)
72 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 22:59:15 ID:+zklfLGF
>>32 憎しみは、愛の裏返し。愛している者しか、憎まない。
73 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:01:55 ID:Sdbkn1Oq
祐一の実家は原作ではっきり特定してないが説明から長崎市南部の三菱重工長崎造船所近くの深堀漁港だと分かる
でもグーグルアース・ストリートビューで漁港の様子が見れるが映画の撮影場所はここじゃないようだ
佳乃が祐一と待ち合わせしていながら増尾の車に乗った場所は原作ではJR吉塚駅前の東公園の出口だとしている
グーグルアースで確認したら映画の撮影場所もここだった
74 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:02:56 ID:+zklfLGF
75 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:03:26 ID:54uMH1vK
吉田修一原作って東京湾景とか7月24日通りのクリスマスとか
ダサ映像化ばっかりだからラノベ作家かと
思っていた
78 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:16:06 ID:+zklfLGF
彼女を「かばう為」説の人が、だいぶ居るみたいだけど・・。
彼女は、「何年でも、待ってとるからね」って言ったのに、
なぜ、その直後に警笛を強く鳴らして、祐一を呼び戻したわけ?
その辺のことを、よく考えてみて欲しいんだけど。
>>73 映画で祐一の実家の場所として撮影されたのは
平戸市堤町だそうです。
エンディングの字幕でスペシャルサンクスの中に
平戸市堤町のみなさん、とある。
グーグルの航空写真でも、なんとなく、ここだなという感じ。
80 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:23:42 ID:+zklfLGF
要するに容易に感情移入がしづらいように、わざと創っているんだよね、
この映画。
感情移入ができそうでいて、しづらいような宙吊り状態に導く映画。
そういう手法が、なかなか目新しいといえるのかな。
81 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:27:25 ID:slcProzP
結局答えが見つからずみんなあーだこーだ言わされてる時点で制作者の勝ち
真実はあなた自身の心にあるってこと
ジブリみたいに
>>73 平戸市堤町の漁港だよ
よそ者が行ったら居心地悪かったよ
83 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:27:51 ID:+zklfLGF
「悪人 2」なんだか、出来そうな気がするんだが・・。
>>77 「7月24日通りのクリスマス」の原作は読んでいないけど
映画の方は気楽な三流映画だよね。
吉田さんのデビュー作であり出世作でもある「最後の息子」を
読んでから吉田作品は読みごたえがありファンだけど
あの映画はポルトガルのリスボンと長崎の関係だけは勉強になった。
映画「パレード」はなかなかよい。
85 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:29:30 ID:+zklfLGF
だって大なり小なり世界は悪人だらけだもの
みんなは異を唱えるかもしれないけれど
僕は小沢さんは悪人ではないと思うんだ。
>>61 >>65 >>68 同意。
首締めだけ見るとただ単に襲ったかのように見えるけど、そのシーンの前後を見ると(震えてる光代を一生懸命暖めてやるシーン、俺なんでこんな人間なんやろと泣くシーン、夕日を見つめる顔、首締めの時のキス、光代に向かって手を伸ばす)祐一の気持ちが見えてくる。
90 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:41:00 ID:+zklfLGF
>>61
光代を、かばう為って思っているひとがだいぶ居るけど、
いったいどうして、光代をかばう必要があるの?
何の罪からかばうの?
祐一はやっぱり欠陥あるって
佳乃がギャーって叫ぶほど腕をきつく掴んだり衝動的殺人者の典型だな
最後の首絞めも単なる衝動に起因している部分もあるはず
92 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:48:41 ID:wlbFqpP6
首締めたのは光代に対する憎しみだよ。泣かれてうざくなったんじゃないの?祐一は瞬間湯沸かし器だからな。
みやき町のラブホに行った
突き放す言動と強く求める行動
対極の行動が交互に交互になってて
感情の揺れとか、心の根底にある闇みたいなものを感じてしまう
とにかく印象的なシーンでした
>>92 憎しみだったら首締めながらキスする必要はないと思う。
96 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 00:05:08 ID:oYpMTmdE
地図で見たら平戸市堤町ってそうとうディープな場所だね
よそ者が来ると村民皆でじろじろ見るような所だな
「ほんとうの悪人は誰か?」って問いと同様に
最後の裕一の行動をざっくりと一角度でのみ語ること自体がナンセンス。
人間とは多面的な生命状態を持つ因果な存在であり、通俗的・世間的・表面的に見える事の
限界を示唆する事がこの映画のテーマのひとつだと思う。
98 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 01:14:06 ID:D1Gdl361
>>90 世間(マスコミ)の目からかばう
「やめてー彼を連れていかないでー」だったらその後どういう扱いだったか……
99 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 01:24:45 ID:TJrQdKVS
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6位は公開4週目となる『悪人』がワンランクダウン。
累計動員は125万2,699人、累計興収は15億1,615万7,400円という結果になった
思ったより伸びないね
最終的に20億いくかどうかか
最後の行動の意味や理由を示して欲しい気持ち半分
でもはっきりとは知りたくない気持ち半分以上
この危うい感じが余韻をより強くしているのは映画版の良さだとも思う。
どっちも被害者には・・・の解釈へ向かわせるはっきりした部分はやっぱり無くて正確。
映画も原作も関連本も何度か繰り返して見た後の今はそう思う。
102 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 01:37:32 ID:AMLY5Jiy
アメリカ版で完結するんだっけ
首絞めラストは、原作だと祐一の偽装工作が明らかなんだけど、
映画だと、テーマも何も、最後の最後で観る者を煙に巻く(?)感じだね。
ちょっと矛盾するけど、映画も原作も、物語における光代の疑問は解決しないで終わる。
原作なら、関係各者の供述も後押しするから、読んでるこっちは「切ないラスト」なんだけど、読み手的にはハッピーエンドが用意されてる。
だけど映画での首絞めは、とうとう観る側にも、その疑問(疑念)を拭わせない。
監督と吉田氏は、その容易ならざるラストを出発点に、真の祐一像を裏付けるエピソードを意図的に削除したのか?
原作も映画も、当の光代はホーッとフワーッと描写されて終わる。
観客(特に原作読者)だけが、原作にはない演出により、
そう信じたい結末と、ひいては真の祐一像にまで疑心暗鬼の目を向けさせられるんだな。
余談だけど、光代復職後シーンの試着客。
首から上が映らず、一瞬、おじの光石研かと思ったよ。
104 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 03:50:49 ID:URjftkwZ
マニア以外の普通の人に聞きます。
この映画単純に面白かったですか?
原作どうこうとか、小難しく理屈をこねくり回したりするのはいらないので、映画として満足できる内容ですか?
客に解釈を求めるような映画なら、一部のマニア向け映画と言えるでしょう。
ここでは誰も小難しく理屈をこねくり回してなどいないと思うが、
自分の脳細胞を使って映画を観るつもりがないのなら、「踊る大捜査線」でも観に行かれたらいかがか。
そういう嫌み言う時に他の映画作品名を挙げるのは(たとえホントウでも)とっても失礼だと思う
その作品スレで貶すのはOKだけど、他の作品スレで自分の好きな作品を褒めるために出すのは下品では?
そうは思わない。
下品なのは
>>104の感性だ。
アンタの勝手なルールに巻き込まないでくれ。
世間で、ロクでもない男と良く一緒に居るな、と思う女は、SEX絡みが多いと言うが、光代もそんな感じかね?
女の業の強さに嫌悪を感じた。
?
あなたの言うセックス絡みでない恋人同士って、どんなのよ。
舞台設定や心理描写は無視?
110 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 08:23:15 ID:cEvb+eY7
みんな寂しいんだよ
だから出会い系で出会う
ただ隙間を埋めるために
俺映画館ほとんどいかない素人だけどめちゃくちゃ面白かったよ
多分俺みたいな寂しい人間が見れば共感できて面白いと思う。
周りに流されて生きて幸せな奴は不満かもね
これだけは言える
【カップルで観るなw】
榎本さんの言った、最近は大切な人がおらんみたいなあのセリフ
正に現代の悪人の事なんだなと思った。
SEXがらみ→相性が良すぎて体が離れられないと言いたいのだろうが…
典型的な『だめんず』では?
この人には私がついて支えにならなきゃ。
私だけがこの人の良いところを分かっている。
少しずれるけど、
知り合いの女性が、子供が出来て初めて欠けてたモノが埋まったと言っていた。
本能的にお互い必要とする唯一無二の存在を欲してるんじゃね。
SEX絡みでないとは、理性を働かせて人殺しと言うし事実を受け入れること。
>>94 原作には、初めて祐一が光代を抱く時、
まるで壊そうとでもするように乱暴に愛撫し、
そして、まるで直そうとでもするように強く抱きしめる・・・
壊しては直し、また壊しては直す・・・
光代はもっと壊して欲しい、そして優しく直して欲しいと感じる、
そんな場面がある。
(職業柄と祐一の不器用さも相まってすごくいい。)
映画にはないのが残念。
114 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 11:02:32 ID:URjftkwZ
>>105 ほーら聞いてもいないマニアがレスした
こういう自分が好きな映画に同調しないと、見下したような言い方をするエセ評論家気質の人
まさに下品ですね〜
これだから理屈っぽいマニア系の方は苦手なんです
ここはアンタのスレでもないし、
皆さん、アンタの下でアンタを納得させるために書き込んでないから。
マニアを揶揄し、「マニア以外の人に聞きます」って…
過去ログでも読んでりゃ腐るほどあんでしょうがw
華麗にスルーしましょう
117 :
涼子:2010/10/06(水) 11:29:30 ID:Qj4FuUMk
悪人観てからずっと気持が塞いでいます。言い映画だし判らないところ埋めようと小説も買ったけど読めずに置いたまま。正直観なきゃよかったです。
118 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 13:59:19 ID:rLD+2yjl
祐一がエッチが上手いってあの性格だし風俗で鍛えたのかな?いきなり挿入だし上手く見えなかったが、女友達へ自慢するためのデマだったのかな
119 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 14:52:26 ID:sBTegBgZ
精力満点でいつまでも持続するんだろ。光代もそれで騙された。最後は裏切られたけどな。
なんかつまんねー映画だった
くだらねえ
121 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 16:27:07 ID:aS9ZiuX2
セックスセックスって、いつもそればっかで、なんか気持ち悪ぃよ
結局は性欲が根本的な原因だろ?
『誰かに出会いたかった』じゃねーよサル
本気で出会い求めてる人間がソッコー『ホテル行こ』とか言っちゃうの?
股間膨らまして車すっ飛ばして会いに行くとか、自意識過剰が売春だの、セックスが上手い下手だののたまう様は見てらんないよ実際
鉄鍋餃子は向こうが発祥なのかな?
関東民の俺は、あのビジュアルだとまずホワイト餃子を想起してしまう。
123 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 16:58:43 ID:lzsHjocA
ホワイト餃子旨し!
124 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 17:05:12 ID:RaDZdQKy
>>87 パンフのインタビューで柄本さんも
「悪意のない人なんていないじゃないですか。僕の中にも悪人はいますよ」って言ってたね
じゃ、タイトル「全員悪人」ね。
つーか、柄本さんのあれ普通に警察沙汰ものだよ
友達も器物破損だよ
満島ひかりが道ばたでわめいて殺されるところで
乳首が見えるかと思ったけど、だめだった。
バアちゃんも祐一が他人を殺害した事を正面から受け入れ、大切なスカーフをそなえた。
しかし、光代は被害者の家族を目の当たりにしながら、花を供える事も出来ない。
ただ、犯罪者との逃避行の記憶に浸っているだけ。
129 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 19:29:47 ID:UCQKppSz
原作立ち読みして思ったが惜しいなあ。
やっぱラストの絞殺未遂は一つの重要なテーマだったんだな。
妻夫木と深津にもっとはっきり表現させてほしかった。混乱したやんけ
130 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 19:30:19 ID:N5lJm9U3
「悪人」じゃなくて、「悪意」だよな
皆が悪人じゃなくて、皆に潜む悪意
悪人ってタイトルだと本当の悪人探しで
盛り上がるのはわかるけどさ
131 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 19:48:26 ID:0FNLkoi+
>世間で、ロクでもない男と良く一緒に居るな、と思う女は、SEX絡みが多いと言うが
>セックスセックスって、いつもそればっかで、
みんな、まだ「床惚れ」って知らないんだなw
実はおれも「見惚れ」しか知らないガキです。
132 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 20:09:51 ID:UCQKppSz
ラストに二人で灯台で夕日を眺めるシーンは要らなかったな
あれで何だかよくわからなくなってしまった
133 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 20:36:51 ID:N5lJm9U3
>>132 映画のみで原作未読だけど自分の解釈では
光代にとって顕花する佳乃の父の現実(残酷な一面)と
夕日を一緒に見た祐一との事実(ピュアな一面)を照らし合わせて
どちらが本当の彼の姿なのかを葛藤してる対比の演出だと思った
男からすれば好きな女との繋がり=SEXの良し悪しは重要だ
俺もそれなりに経験したが別れても忘れられん身体の女いるよ
彼女の反応や喘ぎ声や濡れ・・が堪らなく離れたくなかったなぁ
トンチンカンな心配だけど、この映画を観て出会い系サイトの登録者が増えたら怖いな。
香取慎吾がベトナム青年だったかを演じたドラマの影響で
ベトナムに飛ぶ日本人女性がムチャムチャいたとかさ…(あれ、いまだにって話だし)
>>135 ドクはポジティブな話だから真似する視聴者はいたかもしれないけど
この作品を真似して出会い系に登録する奴はいないだろw
>>113 なんか分かるよ>壊しては直してまた壊すように抱く
映画を見てもし俺なら・・壊れるほど激しく抱いたあとは
優しく後ろ抱きしてキスして眠るまで抱きしめてやる<深津絵里なら
最近「悪人」のサントラよく使われてるな。
今週で聞くの2回目だw
>>138 仰天ニュースか?
今放送してる純子は、本当に「悪人」だな…
福原美穂の主題歌全く話題になってねーw
そもそも映画に歌いらねー
よし、次はDVDで7月24日通りのクリスマスを観るぞ!
それはあまり見ない方がいいかもw
悪人とは正反対の映画だと思うww
福原美穂の主題歌は
アメージンググレイスを連想してしまう。
最初は映画には曲だけで歌詞の付いた歌はいらないと思っていたけど
聴くといいね。
原作は誰かのインタビューに答えてるみたいな描写があるけど、インタビュアーは誰なんだろ?
映画監督目指してる大学生?
145 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 22:56:26 ID:HboCnzO6
深津が妻夫木の事を「ホントに心が美しくて、今まで会ったことがないくらい綺麗なんです」とか言ってたけど、一般的にもイメージが良い妻夫木が少し悪い言動したら実は性格悪いとか腹黒とか言われるたりするだろう。
方や心が汚くてイメージも悪い人間がちょっと良い言動したら実は性格良くて根はイイとか言われたりする。
人間性をみるには矛盾がつきものだよ。
146 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 23:07:23 ID:HpbkV2O6
殺される前に満島ひかりが、あんな山奥で妻夫木に食って掛かるのは不自然だと思った
岡田に蹴りだされて、痛みとショックと恐怖でおののいてるだろ普通の人間なら
そこで、いくら嫌いでも知ってる人に優しく「乗れ」と声かけられたら、
まずは従容として車に乗るんじゃないか、とりあえず人里までは
人間の中には宿命的に様々な人間性が混在しているのだという簡単な事すら
理解できずにラストシーンに安易な解釈しか見だせない(あるいは決め付けようとする)
あの旅館のバカ息子大学生並の情緒感しかない奴らがあまりに多い事に驚いた。
このテの映画に縁がある人とない人がいると前に誰かが言っていたが、これ程とは。
TVドラマ派生の映画ばかりが流行るワケだ。
>>146 あの女(少なくともそう描かれているように見える)の浅はかな虚栄心の見積もりが甘いな。
それ故に少しのかけ違いで死に至ったのだ。
149 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 23:20:17 ID:HpbkV2O6
>>148 つまり満島は「普通の」女じゃない、そう解釈するしかない
でも、いずれにせよあそこで彼女は妻夫木の手にかかって死ななければならなかった
そういうストーリー上の都合が優先したのもまた事実だろ
曳かれて行く妻夫木が、モノローグで、
「ごめん光代、これでいい、他の男と幸せになるとやぞ」
深津が、車中モノローグで、
「祐一ありがとう、祐一の好意を無駄にせんでわたし強く生きて行くから」
ってラストならお客さん皆ハッピーだったりしてなw
>>146 まあ最低でもプライドは持ってたって事なんだろうね
あと好きだった男にこんなことされたのは妻武器のせいだと思ってるのと
今日見たけど結構皆泣いてたね
寂しいときに見るとダメージ食らうような映画
出演者演技はまりすぎだ、皆キャストすごかったな
私は希林さんに泣かされた。やはり彼女はすごい女優さんだね。
>>147 でかい釣り針だなw
他人の解釈を馬鹿にしまくるなら、
俺みたいな馬鹿に、そういうアンタの「この映画の答え(ラストの真相)」ってやつをお教え願えないか?
さぞや旅館のバカ息子もひれ伏す真実なんだと期待してっからよ。
個性的な顔(又は不細工)な俳優は表情の形状にインパクトがあるので表現力が豊にみえる。
ビジュアルだけで存在感のインパクトがあるからね。
>>153 レスする為にアンタの過去レス読んだが、少なくともアンタの事を言ってるワケじゃないよ。
何か一点でもふに落ちない事があると、自分の感受性の乏しさを棚にあげて、
観客に解釈を委ねる映画はマニアな映画だ、などとかぬかすヤツもいる、というか
その手合いの多さに驚いて、こういう映画に出会う機会がまた更に減るな
と思うと本気で嘆かわしくなり、つい辛辣に書いてしまった。
すまない。
所詮、映画は産業だから、観る側の程度が今後に大きく影響するが、
オレからすればアンタは良質な受け手だと思う。
>>150 絶対いや
そんなラストなら
佳乃に化けて出てきてもらい
光代も祐一もとり殺してほしい
>155
ミもフタもないようなこと言うようだけどさ、
結局こういう場、2ちゃんやら諸々のレビューサイトやらが、
これから様々なことを自ら感じ考えるべき世代の「感受性の乏しさ」を育てて、
「良質な受け手」になる可能性を奪ってるんだからさ。
なんつーか、わかんないなーってことをまず自分の頭でじっくり考えてみる時間とか、
考えてみたけどやっぱりわかんなくて自力で資料を探し歩く労力とか、
惜しむ間もなくとっととPCの電源入れちゃうでしょ。
するといきなり訳知りなオトナがあれこれ講釈を述べてたりして、
なにその上から目線ってとこに反発してるうち、何を知りたかったか、
何のために来たんだか、そもそもの目的がわからなくなってくる。
そんなのをよく目にする。
なので、自分はなるべく経験や知識による書き込みはしないことにしてる。
あの多感な頃にネットがなくて、つくづく恵まれてたなぁと思うよ。
本でも映画でも勉強でも人間関係でも何でも、まず自分の考えや解釈はどうなのか、
何が必要で何をどうやって探せばいいか、調べたり模索したりする時間に恵まれてた。
ネットみてると、自分の考えとか感想に自信が持てなくなるってのがある。
自分より遥かにしっかりした意見や感想とかたくさんあるし。
自分の頭からひねり出すより、他人のものを吸収した方が手っ取り早い。
そういう習慣がより頭を鈍くさせてんだな。
自分は逆で、多感な頃にネットがあったら
いろんな人の考え方や意見も知ることができて
もっと上手に生きられて違う人生があっただろうと思う。
自分の偏った感性に気が付けず、世の中を渡るのが困難だった。
160 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 09:15:19 ID:4KZtS1SZ
佳乃の幽霊シーンは悲しかったな
父親からみたら可愛そうなニコッと微笑む女性
実際は糞ビッチな他人を蹴落とすワガママ女
あのシーンは最高だった
榎本と満島の演技良かった
161 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 09:31:04 ID:Asw+0wnp
というか、餃子食ったすぐ後に好きな男の車なんて普通は絶対乗らないよ。
どうでもいい男の車に乗るのもためらうと思う。
店員と話すのでさえ気がひけるのに…
うわーこいつ口臭キツいとか思われるの嫌だもん。
162 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 11:10:03 ID:JdGp0FhG
身なりは可愛く決めても
そういう繊細さを欠く非常識な女という設定・・・佳乃
柄本さんを榎本って言ってる人はなんなんだ?
164 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 16:39:12 ID:4ZOTwKbp
満島ひかり、リップクリームのCM出てるね。
佳乃の時と別人すぎるw
165 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 18:56:05 ID:0HnrV5qm
しかし主人公は知り合いの解体屋じゃなきゃやってけないくらいコミュニケーション能力ないな
会社勤めはまず無理だろ
そんな人がこの世にはゴマンといてだ・・・・
だから、何が言いたいんだ?
悪人を観る直前に、岡田将生が身分違いすぐる山猿娘に身を焦がす、清純派殿様をやってる予告編を観るのもまた楽しからずや
169 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 20:12:23 ID:0HnrV5qm
>>166 そんな人に同情できるか否か
人間関係に不器用であることは現代社会においては弊害である
純粋な良心は小さな悪意にさえ勝てないのが現実です
>>167 蒼井優にもガツンとケリを入れる
まーくんを想像してしまったぜ
171 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 20:22:49 ID:CRcKvu3D
ほんまにそう
でも純粋な世界が好きじゃないと、邦画は感動できない
>>169 現代社会において会社勤めができない程不器用な人間には同情できないから何?
祐一は一線を越えた
石橋父は一線を越えなかった
それが悪人と普通の人との違い
174 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 21:11:56 ID:IE+Prza9
176 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 22:09:31 ID:50aZsjvi
聖母マリア(光代/深津)のように自分の過去や全てを
全身全霊で受け入れてくれる女性に本気で出会いたい・・
男の書いた物語には必ずと言っていいほど男に都合のいい女が出てくるんだよね。
悪人はまだ、男にとってまことに厄介な女も出てくるからまだましか。
>>155 ゆうべアンタに噛み付いた
>>153だけどさ、
アンタの大人な返しで、筋違いだった俺のトンマっぷりが際立ってしまったよ。
大人げなくさせたのは映画が深かったってことで許してくれよ orz
でもまぁ昨日は、ひとつくらいマトモな書き込みしといて助かった。
その前だったらID:WsVIjvzLで理屈こね回してるから、時間があったら読んでくれw
>>155でのアンタの気持ちには禿同と言っとくよ。
ぶっちゃけるとさ
あのビッチ女が一番悪いよね
みんな気付いてないと思うが、
光代のお腹には新しい命が宿ってます…
ってオチはどうだい?
ところでばあちゃんは金を取り返したのかな
184 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 00:48:27 ID:YWtXP/kO
>>173 その通り。
あそこで岡田がやられてたり、ばあちゃんが業者に勝ったりしたら
普通の映画だよ。岡田は感情的には許せないけど悪人じゃないから
柄本は踏みとどまった。
そしてどんなに本当は良い子だろうが、相手がビッチだろうが
人殺しの妻武器が悪人。
>>172 同情できないから何?って
同情できないって事は、
祐一の気持ちがわからないって事でしょう
この映画を見て、そんな「不器用な人間」について
すこしは考えてみられましたか
186 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 01:38:40 ID:Q7QhWWkw
ビッチが土地狂った真似しなけりゃ皆幸せな話だったな
そう、ビッチが一番の悪人
底辺ではなくても、あんな人はざらにいるよ
虚栄心とか見栄をはらないと自分を保てない
生きてる世界が狭いのだと思う
社会的には認められても歪みや違和感がある人
はっきり言ってこの映画つまらん。映画マニアの俺っちが言うんだから間違いない。
ここで必死にコメントしてるやつらみると面白みも希望もないやつなんだということが良く分かる。
そんなつまらんやつに好かれるこの映画はやっぱりつまらん。
カチコチの思考から早く脱却できることを願うよ。
文句があるなら面白いところ挙げてくれ。能書きいらん。
190 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 04:52:04 ID:EdcCAna8
>>189 自称映画マニアさん()笑
評価してる貴方より遥か名高い映画マニアも居るのを忘れないように
この映画がつまらないのはリア充な証拠だよ
こ
ん
チ
さすがに高度過ぎるんで縦読みは分かりやすくお願いします
>>189 映画の面白さって、例えばどんなものですか?
わたしは、「悪人」を観てボロボロ泣きました。
映画でこんなに泣いた事は今までないと思います。
特に、被害者の父(柄本明)、加害者の祖母(樹木希林)
怒り悲しみ、途方もないショック、かなり感情を揺さぶられました。
満島ひかりは元々好きで、救いようのない女の子の役だったけれど
やっぱり可愛かったです。
193 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 06:41:58 ID:O6T8RA6e
九州の若者象ていまだにあんな感じ
なのか??
20年くらい前ははあんな感じの閉塞感あったよ
東京や大阪に脱出するすべも根性もないと近場の都会「福岡」に遊びに行く
今も基本的には同じじゃなかろうか
人殺しをしてしまった祐一は世間的には悪人。
でも善悪なんてのはそれを判断する人間と相手との関係も影響する。
他でどんな悪事働いてようが自分に優しくしてくれる男なら、女にとっては良い人となる。
光代にとっては祐一は悪人ではない。
この点を踏まえて、首しめの解釈に関してだけど、
「おれはお前が思ってるような男じゃない」みたいな前置きをわざわざしてから行為に及んでたから
光代に自分を悪人に思わせるための演技じゃないかと思った。
本気っぽくみえたのは感情が高ぶってるから手加減できなかったのかも。
何で悪人だと思わせる必要があったかっていうと、
祐一の事を悪人だと思って生きた方が光代が幸せになれると考えて。
だからおれはあのシーンには祐一の優しさを感じた。
ラストのタクシーのシーンでの光代の雰囲気からすると、悪人とは思いきれてなさげなところが
グっときた。
ラストシーン彼は海を見て微笑んでいる、今までずっと思っていた絶望の象徴、人生の終着点だった海が
生きる希望の出発点に変わった瞬間だったのではないかと思った(佳乃は殺してるんだけど)
197 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 10:34:30 ID:PttuCwl4
序盤の情けなさそうな光代が好き。店での夢遊病者みたいな返事からハマった。
198 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 14:06:12 ID:Q7Fhptr/
あの灯台と海の景色は映画関係無しに感動するな
灯台マニア(いるらしい)の気持ちがわかるな
映画を観てから原作をイッキに読んだ。
正直、映画よりも「は?コレで終わり?」感が強かった。
ただ微妙に各エピソードの重心をズラす事で映画・原作小説共に
独立した別個の作品として体を成していると感じた。それには感心した。
原作のほうが、より各登場人物の描写を並列的に取り扱っているが、
共通しているのは裕一・光代という二人の人物の最終的な心情には一定の余地
を与えており、(原作のほうがより断定的ではあるが)
そこで得られる解には観る側(読む側)の人生観・価値感、あるいは世俗感が
投影されるようになっている。
つまり、同じ人間であっても観る(読む)タイミングや当人のコンディションによっては
異なった感慨を得るというタマムシ色のエンディングを、作品に触れた他者間で共感
することは必ずしも同意に至らないのは必然かと。
真実というモノがあるとして、それに比べると記憶というものは移ろいやすく、常に
補完され更新されてゆくものだ。映画における二人の主人公にどのような解釈
をつけるにせよ、それは正解であり、間違いなのだ。
ここに書かれている様々な意見を見るだけでも、その相違が興味深く、
映画はその点において充分に成功していると思う。
良質な映画とは解を得る為のものではなく、問題提起にこそあるのだと
思う私にとっては。
>>197 あの生返事で、深津絵里が一瞬にして光代になったよね
祐一みたいに叔父さんが仕事くれて
毎日迎えに寄ってくれて、仕事は誰ともしゃべらなくて良くて
ただひたすら建物を壊して、
家帰ったら祖母ちゃんがおいしい魚料理作ってくれて
8年ローンでも200万の好きな車買えて・・・
って、すごく羨ましい。と思う私みたいのも居る。
202 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 15:07:27 ID:jTAQMQ99
自分の境遇は当たり前の環境だから、これより下とか他の環境というのは想像しづらく
不平不満が常だから、他人の芝はよく見えても自分の芝は見ているようで見ていないのかも
満たされていたものを失ってみなければわからないことってあるんだろうな〜
>>201 不自由ないってゆうか、環境にはむしろ恵まれているよね
彼にとって適職だろうし、給与は自分の使いたいように使える
自分をよく理解してくれる友人だっている
小さい頃から育てられた祖父母の面倒を見るのは当然と思ってこなしているようだし
彼にとって不自由だったのは性欲だけだと思います
今日別の映画を見て
悪人の質の高さを改めて感じた。
猿か別区じゃねw
>>199 なんかわかります
一気にガーッて終わられた感
微妙に取り残された感
余韻が単色な感
祐一の独白の「あの人(光代)に伝えて下さい」のくだりとか
満腹なのに食べ物を強制的に食わされてるような感覚だった
映画の後の余韻の方は相当に多彩で深かった
自分も映画→原作
「福岡」はねえ
都会だから出て行くんじゃなくて
安っぽいから好き勝手できるの
この映画でいう佳乃みたいなね
でそんな安っぽさに対して
高級っぽさで売ってるのが湯布院
九州内は移動に時間がかかるから
ほんとに都会に生きたいなら
各県の空港から上京する
209 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 21:02:27 ID:KMc3oQh1
>>118 ありえるな、あれだけ欲望のまま(避妊具無し)に毎晩セックスし
それもイロイロ(小柄な光代なら可能)な体位でやっただろうからな
>>185 祐一みたいな不器用な人間じゃなくても映画の主人公の気持ちくらいわかるだろ
211 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 21:28:30 ID:O6T8RA6e
>>121 実際、地方の田舎の連中の娯楽なんてそんなもんw
車、パチ屋、タバコ、風俗。
しかもドカタならドンピシャ。
名門校出と外国かぶれみたいな層は田舎を出るしね。
都会の定義が難しいよね…相対的だし。
私は福岡中心部で育ったから近郊の友人からは
生活がしやすいだろうって羨ましがられるけど、
あまりわかんない。田舎の友達が逆に羨ましいよ。
何でも話せる幼馴染がいたり、地域の人と交流があったり。
転勤族のメッカみたいなところに住んでるからなぁ。
小さな頃から大人みたいに腹探り合ってた気がする。
までもやっぱり東京というか世界に出たいなと思ってしまう都市ではある。
で離れてみると
そのガラの悪さがたまらなくなつかしく思うんだろうな
福岡は転勤族と郷土愛マンセー族と田舎から来てヒャッホー族と福岡どまりじゃイヤ族とが混在してるからな
会う人によって地元意識もかなり違う
同席者によっても語る内容が違ってくるしね
悪人はヒャッホー族の話だった
自分は深津絵里の大胆濡れ場に期待してwktkで出向いたんだけど、
映画があまりに良かったので、正直、濡れ場なんてどうでもよくなった。
今の今まで、深津絵里と吹石一恵を混同してたわ・・・
長崎の先は海しかないどん詰まり感、
佐賀の周り田んぼしかない閉塞感がよく出てたな
灯台の先っちょがラストってのに集約されてる
そういう俺は佐賀のひとorz
たしかに出会いは少ないw
今日見てきた
深津ちゃんは実力通りの演技だけど、妻夫木が想像以上に良かった。
実力以上を発揮したという意味で、個人的には妻夫木に賞をあげたい
やりきれない話だけれど、田舎にはありそうな話でリアリティもあった
ただ一つ気になったのは足湯のシーン
韓国ドラマではお約束の愛情表現だけど、あれは必要なかったと思う
220 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 01:33:59 ID:s2RJvb8W
>>212 こちら関東の田舎だけど若い層の都会への執着心は
まだ根強いぞww
上野駅から下って1時間ちょいの地域だけど、
それだけ東京23区が『別格』なわけ。
その変わり仕事にも勉強にも突っ張れる芯の
強さがないとあの街ではもたない…
まさに九州人にピッタリ
のし上がっちゃるけん的な
まぁ東京っつっても広いからさ。
新幹線乗って東京駅で降りても…
ぶっちゃけ東京駅周辺なんて東京の人間は(遊び目的で)行かないしな。
渋谷・新宿・池袋・六本木等の雑多な繁華街を東京として見てるのか、
漠然と23区内と見てるのか?にもよるよね。
住めば都…とも違うけど、先入観とか思い入れが同じ人種と風景(視界)を歪めてるんじゃないかな?
東京は広いけど、外国じゃないし。
223 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 02:19:38 ID:CZs8v/oO
>>215 俺は逆にその‘濡れ場’が印象深かったなぁ
映画のワンシーンだと分かってはいるが
リアルな男女の‥それを見てるかのような
臨場感と背徳とエロチズムが漂う濡れ場‥
懐かしい邦画の匂いがしたよ
特に深津絵里は昔の映画女優を彷彿とさせ
新たな魅力を開花させたな
>>217 同じく自分も…
告白を観に行った際に悪人の予告を観たんだが
観た瞬間、吹石一恵か〜と思って
数日後、CMでも予告を観て
え!あれ深津絵里だったのか!と気づいた…
前述だけど、深津絵里はあの登場シーンのナマ返事1発で光代の空気を見事に
まとっていて、舌を巻いたな。絵ヅラだけで見るとやっぱ深津絵里にしか見えなくて
「美人が幸薄い役やって・・・妻武器と共に安っぽいドラマになるんじゃね?」とか不安感が
あったけど、一蹴された。
観る程に深津絵里は少し美人気味な椿鬼奴に見えてきたしw
映画に賛否様々あるみたいだけど、妻武器・深津・満島・キリンの4人は
すべて賞に値するクオリティの高さだった。
やるせない余韻と共に久しぶりに映画館でもう一回観たいと思わせる邦画だった。
二回目に観た時にはまったく違う印象を予感させるような。
とても惹き付けられる映画だった。
内容はもちろんのこと音楽もサントラもよかった。
鳥肌たったよ。
この映画にはまってる人ほど早く余韻から卒業せんとなぁ
妻武器の首絞めの意味がなくなるからなぁ
>>220 おらはトーブ線で行ぐと2時間かかるだ。
だども東京は身近だ。
しゃべらない限りは。
229 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 09:08:23 ID:eAYwhRt4
後半が惜しまれるな
わずかに原作に届かなかった
>>203 でも近所の年寄りまで祐一が面倒みてるってのはちょっとなーと思った。
病院の送り迎えとか買い物だけだとしても、なんかね。
そして房枝も当然のように、祐一に頼めばよかって言ってるし。
↑原作の話ですまん。
大好きな車に乗せるのが年寄りだけっていう憲夫の言葉が切なくなった。
231 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 09:16:55 ID:BlituW/M
朝からアスファルトを叩きつけるように雨が降っています。
祐一が自主しようと警察署に向かう後ろ姿に
光代が思いっきりクラクションを鳴らすシーンが蘇ってきます。
>>227 やっぱそうか。
この映画の余韻に浸っていたいけど、考え過ぎてこの映画に飽きてしまうのは嫌。
DVD出るまで離れてみようかな。
DVD出たら買いたいがもう一回位映画館でみようかな。
自分は悪人の次は十三人の刺客みてきた
これもお勧め映画だと思う。
自分は十三人か悪人か?で迷い、公開順に則って悪人にしたんだが…
いつまでも悪人が身体から離れず、十三人を観られないでいる。
十三人の悪人って映画なら一度で済んだのに。
うん、公開中にもう一回は劇場で観たい
そうすると三回目になるんだけど
どちらにも光石研さん出てるね
名脇役だなあ。
俺は2回見たけど良かったぞ
1回目には気付かなかった奥深い台詞や伏線
音楽効果のすばらしさなんかがよく分かった
もう一度見たいけどさすが3回目はDVD待とうと思う
239 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 17:35:05 ID:WE5DnjJ+
原作では29歳の光代を、深津が演じてよかったと思う。
その方がエロイ。
29歳と27歳(祐一)じゃ普通すぎて面白くない。
主人公が、27歳なのには少なからず驚いた
もっと若いと思ってた
九州だとあんな27歳がリアルなの?
あんなんで恋人作ってまともに人生を歩もうなんてほうが無理だろ
あの時殺人していなくても、いつかは衝動で犯罪をやらかしてたと思う
DQNだからとかそんなんじゃない。遥か年下の自分から見ても、未熟すぎると思った
そりゃあただの犯罪者ですからね
242 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 19:32:16 ID:BNkM5sOQ
シネマハスラー(10/2分)の話題はもう終わったのかな?
>>240 今時は30過ぎて、祐一よりも更に更に精神年齢の低い奴はたくさんいるぞ
20代はまだ子供だよ。
ようやく周りも見えて落ち着いてくるのは40歳を過ぎて。
成人式は30歳でやればいいと言われたりするが、その方がいいと思う。
245 :
名無シネマ@上映中:2010/10/09(土) 21:29:18 ID:vPtnjcA7
今日2回目見てきた。
前のおばちゃん達がずーっと喋ってるから、イライラしてしまった。
この人が悪人?とか普通に世間話とか、最悪でした。どんなにいい場面でもずーっと喋ってる。
音楽とか大きくなると声も大きくなるし・・・
最後どんな人達かと顔見たら、きりんさんくらいのおばあちゃん達だったから、なんとか許せたけど。
映画館慣れてないのかな〜疲れた(*´ο`*)=3
注意するなり係りに言うなりしろよ
お前みたいなやつの方がイライラすんぜ
>>245 三連休の初日だろ?
そうでなくても土曜日だろ?
深っちゃんは賞獲っただろ?
普段、映画館に来ない人も大挙するって。
ブッキー目当てのミーハー女。
その女についてくるバカ男。
場内暗転しても携帯ゲームしてるバカ。
ほんとにさ…
おめーんちで観てんじゃねんだよ!って奴ら!
こんな日はかなわんぜ!
…と、
さっき十三人の刺客を観てきた俺が憤ります。
249 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 02:40:11 ID:/4DGEsk8
>>245 若い人だろうが年よりだろうが、見てる時ぐらいは黙ってて欲しいよね。
つか映画見ながら喋る人ってほんと最悪。
自分で考えないから、ひとりで黙って観ても理解できないんだろうな
だから訊くし、迷惑だとも気付かない
251 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 10:14:47 ID:yE8nzZBH
原作では光代は妹と双子で、妹にも彼氏がいない設定だったんだね
双子はしょうがないとしても、妹に彼氏がいてセックス跡まで表現したのは、光代の孤独を際立たせるため?
原作は2001年の設定だけど、9年も前、出会いサイトって流行ってたっけ?
短い時間で原作では丁寧に積み上げられた光代の境遇観を伝えるのには出来た演出だったと思うけどね・・・
まあ、原作と比べてしまうとどうしても薄っぺらになってしまうのは仕方ない。
2001年・・・・そのあたりくらいからじゃない?むしろ今より盛り上がってたかも、出会い系。
253 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 11:18:22 ID:LP0MzKDZ
出会い系が一番盛り上がってたのは99〜03年くらい。
あっちゃんやエキサイトにはお世話になりました。
女性の警戒心も少なかったな
出会い系も今は本人確認が必要だからね。
昔は野放しだったんで色んな事件の温床だった。
自分は未見だけど、シネマハスラーのポッドキャスト聴いて見たくなってし
まった。
宇多さん相当誉めてたね。妻ブキ君は結構いいらしいね。
可愛いだけの子かと思っていたけど。
255 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 13:10:15 ID:K8fMdVXD
都会育ちの妻ブキ君に九州の底辺層役www
256 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 13:36:35 ID:yE8nzZBH
そうなんだね。エキサイトとかあっちゃんってPCの出会い系だよね?
携帯でパケ・ホーダイってなかったし、携帯出会い系や写メ付の携帯が一般的になったのは2001よりもう少し後だと記憶してた。
妻夫木君すごく良かったよ
いままで普通に可愛いが特に印象に残らなかったが、悪人は違った
メイキングや挨拶で見えてしまった「頑張りました感」がもしも全く無かったら、
彼に対する見方が変わって興味は更に沸いたと思う
「頑張りました感」が今までのイメージ通りの妻夫木君らしく可愛くてどこか安心したのも事実
どんよりとした田舎描写が凄いリアルだった。
邦画でこういう閉塞感や圧迫感を感じる
リアル田舎を描いてる作品ってあまりないんじゃないかな。
世にも奇妙な物語の中に玉木宏がモンキーレンチ持って襲いかかろうとしたシーンがあって
このスレ思い出してワロタ。
やはりスパナよりモンキーレンチの方が絵になるってことか?
えもやん、床屋なんだからモンキーレンチよりも折り畳みカミソリがあるだろいにね?(スウィーニーばりにw)
モンキーは顔だけで良かった(柄本さんごめんなさい)
261 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 15:37:31 ID:0YFFoNIw
普通、という感想だった。もっと葛藤や逡巡に
工夫や意外さがないと、深みがなく思えてしまった。
光代の描写が、どうしても男が考える物語に都合のいい女性の
域を超えていないのが惜しかった。
ちなみに最近観た映画で良かったのは、「あの日、欲望の大地で」
「4分間のピアニスト」「バタフライエフェクト」
「"アイデンティティー"(洋画)」「ミレニアム」
262 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 17:17:39 ID:5YILLP2L
日比谷でみたが本当に満員(席売り切れ)状態w
あとイカの目から回想って斬新だと思うw
264 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 17:40:56 ID:0rgIGU1Q
>>255 いやいや最後のほうには陽性な妻武器君が
陰性の祐一にしか見えなくなるから
もう愉快な気持ちで東京ガスのCMが観れない><
薄ーい映画好きが御高説を開陳するとき必ず引き合いに出されるのが、バタフライエフェクトなのは何故だろう
なんか数年掛かりで、バタフライエフェクトのイメージを悪くする為のネット陰謀でも進行しているのだろうか
>>263 今日再放送してた2時間ドラマで同じ手法使われてから
割と昔からある手法だと思うよ
269 :
名無シネマ@上映中:2010/10/10(日) 22:01:48 ID:0rgIGU1Q
大学生の描き方がステレオタイプで薄っぺらい。
テーマに反するんじゃないかなっと思った。
ラストはものすごくいいけど。。
あー田舎行きてぇ
誰も知らない港町で、殻に閉じこもった生活したい
1人で黙々と仕事したい
好きなクルマ乗り回して、休みの日は出会い系で遊びたい、風俗でもいーや
ばあちゃんが作った魚料理食べたい
最高すぎる羨ましい
突然強烈に深い寂しさに襲われるけど大丈夫?
深い寂しさを味わう時もあるってのは、どこにいても同じかな
満員電車や渋谷のスクランブルだって1人で歩いてると酷く孤独に感じる時はあるし、逆に人混みが落ち着くって人もいるからなぁ
自分をどうゆう環境に置いたら心地良さを感じるかは人それぞれ
自分は渋谷を歩いてても寂しさを感じるし
田舎でボーーっとしてても寂しさを感じる
ひとりでも誰かと一緒にいても関係なく
突然に孤独感に襲われる時がある
光代が直ぐに祐一の車に乗っちゃうところ・ホテル行っちゃうところ
大学生が佳乃に言ったセリフまんまに「安っぽい」
原作読めば光代像を補える?
いい作品だったけれど気が重くなり珍しく原作に手が伸びないんです
今日2回目観に行ってくる。映画観てから原作読んだんだけど、胸のモヤモヤが消えない。モヤモヤというか心に重くのしかかる何かがあるというか…もう1度観たらこの感じから離れられるかな。
275だけど
携帯から書き込んだら改行忘れた
申し訳ない
277 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 00:38:23 ID:whRrGFhh
この物語のキーポイントはヘルス嬢とちくわです。
>>275 同じ道を辿ったが消えなかった
けれど、二回目観たら救いや希望を感じた
モヤモヤとした気持ちは残ったが、少し楽にはなった
なんか見ていてちょこちょこ引っかかる部分があったんだが、
エンドロールの後監督の名前を見て全部腑に落ちた。
これは日本を舞台にしたリアル韓流映画なんだな。
叔母や甥に対してとても面倒見がいい親戚とか、
大学生がやけに威張っている点とか、
大学生が女の子を蹴るところとか、
お父さんがお母さんを怒鳴りつけるところとか、
祐一の家がハノクを思わせる家だったりとか、
足をお湯で洗ってあげるところが引っかかっていた。
>>274 光代は原作とかなりキャラが違うからそれは何とも・・・
そして原作ではメールを大量にやりとりして
お互いめちゃ盛り上がり恋愛感情の土壌が出来上がってるんだよね
画像も事前に送ってもらってるので
すぐに車に乗ってもホテルに行ってもそこまで唐突な感じはないかな
>>281 どうもありがとう
>275さんのようなモヤモヤの内の一つが光代のキャラでした
映画と原作は違うものだと思いますが(作者は脚本に参加しているんですよね)
読んでみたいと思います
映画→原作小説という順で拝見しました。
モヤモヤ感は同じだと思います。
というか、モヤモヤを起こさせる情緒性が作品の目的のひとつかと。
人間という存在の業の深さ、普遍的にその多面性を汲みとるに及ばない
我々の社会・・・どう言葉にしても陳腐になってしまいます。
映画や小説で表現するしかない領域。そういう点において両方とも良質な作品かと。
原作と映画が相互に何かを補完しあうという意味ではなく、物事がより立体的に
見えるという意味で、両方に目を通すのは良いかと思いました。
お金を払ってちゃんと観たので、敢えて言わせて貰えば
役者さんのキャスティング、演技は完璧だった、テーマも申し分ないが
兎に角詰めが甘い
ぶつ切りで流れが悪い、場面展開が短いスパンで飛ぶので
とってつけたエピソードにしか感じなかった
原作でちゃんと筋の通った母とのエピも映画で消化不良、映画では全く伝わらない
演出で意図して考えさせられる部分と情報がないと意味不明な部分とはその意味合いが全く違う
これは明らかに脚本が悪い、原作者本人も携わってると聞いたが
書いた本人は内容を全部熟知していることで逆に気付かないこともあるだろう
この脚本にGOサインを出したのは誰だろう、監督の独断で進めるてるのだろうか?
チーム編成で脚本等の見直し検討があるんだろうか?
アメリカだと脚本のOKが出るまで出資者から相当駄目だしを喰らうと聞いた
日本映画もそのようになって質の向上を図って欲しい、既にそうなってるなら尚精進して欲しい
自分は田舎住まいで、この映画の描いてる「地方の閉塞感」をビシビシ感じながら暮らして
るし、恋人もいないのですっごい身につまされる。
じゃあ、東京とかで暮らせばいいのかというとそんなことない、別に変らない
だろうと思う。こんな自分じゃね。
初ホテルで着衣のまま下着だけ脱がせ前技なしで後ろからするような男に
光代が本気モードになったのが納得できんかった
カラダが合ったならもっと肉感的な描写が欲しいし
他人の温もりに飢えていたってかんじもあんまりしなかった
エロ希望ってわけじゃないし、胸出しNGとかの事情もわかるけど
2人の出発点の場面なんだからもう少し何とかならなかったのかな
>>284 いわゆる、ハリウッドとかでスポンサーや大会社のプロデューサーなんかが脚本や製作に口を挟むシステムの
事を言っているのだろうが、あれは必ずしみ良作を生み出すシステムとして貢献しているわけではないよ。
興行成績を主眼に置いた人間が現場に介入することで、様々な軋轢が・・・・というか昨今ハリウッド映画
がつまらなくなってる要因のひとつかと。今や出資者はアメリカ本土でなく外資系金融だったりして。
この映画は日本映画界でも流行して、映画館をつまらなくしている(個人的主観ですが)TVドラマ派生型
の映画と一線を隔し、かつ自主制作系にありがちな製作者の独り善がりに陥らなかった良質作品かと。
母とのエピ・・・おそらく主人公・裕一の金の無心〜自分が加害者になる事で他人に配慮する〜のエピが
ゴッソリ削除されているのも(前にも様々に議論があったが)良心的に解釈するのなら、意図的に映画版の
裕一はその人物像を原作よりボカしている(よりラストの裕一の行動の解釈に幅をもたせている)、ととれば納得できる範疇かと。
多くの映画しか観ない人(今後も原作は読まない人)目線で見れば、ある程度原作に忠実に、
かつしなやかに映像化することに成功した稀有な作品かと。
>>286 同意。
原作では
>>113みたいなすごくいいシーンなのにな〜。
>>287 あんた監督の手先?
祐一を裕一と書くあたり、原作ちゃんと読んでるとも思えないし。
いまだって何とか製作委員会方式のせいで、
脚本はズタズタ、監督は雇われ、現場なんて会議室お偉いさんの
尻拭いをやらされているだけ。
>>288 別に手先ではないです。自分の感想を書いたまでで。
裕一・祐一は単に変換ミスです。
映画観てから原作読みました。どちらも感慨深かったです。
人の死とはピラミッドの頂点の石が無くなる事ではなく、最底辺の石が失われる事だ〜
の表現が心に残りました。
>>290 ほう、自分が殺された場合に置き換えて感慨深かったんですね。
まあまあ、セックス描写にしか感想述べられないようなやつらほっとけよw
294 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 14:52:22 ID:mVflTJ32
なにそのクトゥルー神話
296 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 15:01:28 ID:1zc585+H
test
297 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 15:04:29 ID:1zc585+H
妻ぶき君が昨日のオシャレイズムで、
まだ祐一が抜けてないって行ってた。
それにしてはよく笑い喋ってたけど。
自分てどんな性格だったっけ、みたいに思う事があると話してたね
祐一が抜けてないというか、自分に完全に戻り切れてない感じじゃないの
299 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 16:34:14 ID:iCC2zDg4
悪人はだれか?
答えは裕一。
人を殺したのは裕一のみ。
佳乃の父もマスオ君をスパナで殴ったりしない、漢方売りつけた悪徳業者も祖母を殴ったりしない。
人を殺すという一線を越えてしまったのは裕一のみ。
最後の光代のタクシーでのコメントが、そこを明確にしている。
『裕一は真の悪人じゃない』という感想が巷であふれていたら恐ろしいね。
300 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 16:40:59 ID:cfAcDYIP
しかも光代まで殺しかけて彼女の心を奈落の底に突き落としたからな。大悪党の祐一には地獄すら生ぬるい。
301 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 17:17:01 ID:38nHu8/K
>>300 祐一は悪人ではないよ。ただの罪人だね。
お前みたいな短絡的思考だと生きてくの楽だろ?
また裕一って書いてる人がいる。
祐一って書いてくれないとイライラするよー。
303 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 17:40:26 ID:W6ZlRVmQ
YUHICHI☆
304 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 17:43:02 ID:qbj/oA+M
>>301 じゃあ罪人は祐一だけ。
岡田演じる大学生や悪徳漢方屋が裁きを受けなかった意味を考えてみよう。
そうすればお前も反射的に人に噛み付いたりしなくなるかもな
>>301 小学生の読書感想文並みの意見など華麗にスルーだ。
大人ならね。
306 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 18:12:52 ID:iCC2zDg4
孫に介護をさせたばあちゃんも悪人。
佳乃を蹴り飛ばしたマスオも悪人。
ビッチの佳乃も悪人。
自首しようとした祐一をひきとめて、逃亡生活に引きずり込んだ光代も悪人。
マスコミも悪人。
悪徳漢方商法屋も悪人。
しかしながら、誰が本当の悪人か?
という問いに対する答えは 祐一。
光代のタクシーでの台詞がそこを明確にしている。
人を殺すという行為は絶対的悪。
冒頭の『悪人』のテロップは裕一のアップ画像の後にでてくる。
監督の意思ははっきりしているよ。
308 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 18:35:26 ID:YSCzusTZ
ホントに出会い系で知り合った人妻とたまたま見た映画がこれでした
こういう内容だと知らずに見たのでお互い物凄く気まずかった
309 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 19:48:21 ID:YAzZzF6f
原作読んでみると、いろいろ背景あるんだなぁ
やっぱり惜しい映画や
あの背景をいちいち拾ったら、もっとドキュメンタリータッチの内容にしないとクドくなる
あの感情移入型の演出なら登場人物を絞り込むのも正解
もともとどんな背景があるんすか?
3文字でお願いします。
4文字だが、「ま た 君 か」
プッw
ストーカーだったってことか
315 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 22:46:16 ID:Bns3XdoV
佳乃のデリカシーの無さにハッキリと物申す増尾がイイ奴に思えてきた。
娘をまっすぐ育てられなかった親にも否がある筈なんですよ。
増尾や佳乃は人殺しをサイテーな行為だと思っていたはずだよ。自分達のことは棚にあげて。
>>315 車の中での「あんた安っぽか」は良くぞ言ってくれた!と思ったが
佳乃が死んだ事に対しての動揺の無さ
佳乃からのメールを友人に見せて回した
ここらへんは嫌悪感しか沸かなかった
誰が悪人か?
お前ら、ただのキャッチコピーに踊らされんなっつーのw
そんなとこにテーマは無いんだからwww
増尾ってたしかにステレオタイプの描き方をされてるけど
それって表面上はってことだと思うんだけどなあ
本心じゃない事に増尾自身が気づいているかは分からないけど
なのであの描き方は個人的にはアリ
終始いらいらしてる気持ちはちょっと理解できるし
被害者夫婦の演技のほうがちょっと過剰で自分はひっかかたわ
320 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 00:12:52 ID:Rr7f6ol/
>>319 被害者夫婦←宮崎美子が雑学クイーンの一面(顔?)しか最近はなくて、女優として見られなかった。
322 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 00:24:44 ID:NKU5aetl
6のやつ読んだけど、最後の一行で、こいつ何も分かってない
ということが分かった。
323 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 00:24:57 ID:GxdUhlb0
今年キネ旬一位お決まり〜〜悪人
324 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 00:26:34 ID:AXq9fS/z
増尾は自分を被害者としか思ってないだろ
恋人どころか友達ですらない女を車から降ろしただけで警察のご厄介になってしまったので、恨みがあると思う
仲間とはハシャいでるが、別段ご遺族や赤の他人の面前じゃない
あの程度の裏表はよくあること
ただの嫌な奴を悪人にミスリードさせる作り手の釣りですな
326 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 01:14:52 ID:zVmZO73L
増尾は蹴りだしたのはアレだけど、それ以外は法に触れるような事は
していない。
佳乃は売春になるのかな?にしても殺されるような罪じゃない。
二人に対する複雑な思いは誰しも感じるだろうが、それとは別に
どんなかわいそうな事情を抱えていようが人を殺めた奴は間違いなく悪人て事。
映画では描写の無かった部分を原作から引いて、祐一はこんなにいい子、
としたい人もいるようだが、祐一本人の「暴力でおびえる女性に性的興奮を
覚える」との告白を全員がスルーしてるのは苦笑物。作者も苦笑だろうけど。
>>326 ここまで何もわかってないヤツは逆に気持ちがいいな。
いや、あまりの情緒感の欠如に危機感すら感じる。
祐一は光代と愛し合うまで、佳乃への罪悪感も無かった事を灯台で語ってるよな
光代と出会わなかったら、只の殺人犯と言ってもよかった存在
彼も大切な人が出来てやっとマトモな感覚の人間になれたクチ
法に触れれば悪人で法に触れなければ善人なのかね?
殺人はいかんが殺人さえしなければ何してもいいってわけでもないよ。
人は誰でも罪人だし知らない内に人を傷つけてるもの
それを救う可能性があるのは愛を知る事だけ
佳乃パパは怯えた増尾の表情に「殺されそうな子」を見たのかもな
さて流石に寝るか
>>327 日常生活が心配になってくるレベルだよな
ずーっとageで粘着し続けてるしちょっと気持ち悪くなってきたよ
332 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 02:34:29 ID:rGz3Kl6S
326じゃないけど、sage進行にしたがる意味がわかんない
このスレ見て、映画観てみようと思う人もいるかもしれないじゃん
それに批判的な意見に対して、「情緒不足で理解が足りない人」みたいに言っちゃう
この映画を絶賛しすぎる人の方がちょっと単純なんじゃないの
絶賛派にも批判派にもヘンな人はいるけどさ
映画は気に入ったが、もっと何とかなったんじゃないかという部分もあったと思う
自分はとりあえずageとく。
>>332 アゲサゲはどうでもいいと思うが、326とかその付近の人って映画の批判にすらなってないでしょ?
核の部分を理解しないまま・・・子供の作文程度の感想・・・もう言葉がないよw
この映画がそうだというわけじゃないが、例えば良かった映画を絶賛する事は単純なのか?
例えば、つけ麺食って「旨かった・不味かった」「好き・嫌い」のハナシをするとしてだ、
つけ麺を理解せず、これはラーメンだ、素麺だという観点から話されても???でしょ?
「このつけ麺なかなかいけるぜ」
「こんなのラーメンじゃない」
ってハナシで。議論以前だよ。まあスルーするしかないのかな。
334 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 03:15:59 ID:rGz3Kl6S
>>333 326とかその付近の人ってのが、どこからどこまでを指すのかわかんないけど、
(もしかしてこのレスもはいっちゃうのかな?)
批判になってないってのはまあ、受け取った人の感想としていいと思うけど、
言葉がないとか、子供の作文程度とか、核を理解してないとか、
絶賛派の人の否定的な意見に対する蔑みみたいな返しを見ると、
絶賛の人には単純な人が多いのかと思えてしまう。
別に絶賛が悪いとも、間違ってるとも、単純とも全く思わないけど、
反対意見を上から目線で蔑むのは単純なんじゃない?
ってこれじゃ同じ穴のムジナになっちゃったね。
ま、議論以前と思うならスルーすればいいのにね、お互いにw
>>334 っていうかさ、326の場合別に作品を批判はしてないよね?
一応、自分の中で理解は完結してるみたいだし。
さっきの言い回しに戻っちゃうけど、「つけ麺」って食いモノを知らないのか、
ラーメンどころか「うどん」の一種として受け取ってる事を言ってるだけでさ。
それにオレは映画「悪人」ってつけ麺を旨いとは思わないけど、嫌いじゃないだけだよ。
ただただ絶賛の意見を書いたり・見たいが為にここのぞいてるワケじゃないから。
たまたまきたタイミングが悪いのか、「うあぁつけ麺の説明しないと話ができないのかぁ・・・・はぁ・・・」
って思っただけで。スルーすればいいだけだね。
>>326 節子、それ告白やない
警察に言われたのを祐一が利用しただけたい
ちゃんと読め…
>>277ちくわ怖かった。
原作いっきに読みました。なんか犯罪を犯した人関連が綴られている本見ると、自分がそこに巻き込まれてるようなカンジがしたり、犯人に関わって怖い目に合ったら…とか会ってみたいとかいうヘンな気持ちになる。
頭がヘンになりそう。
実際、祐一にすごく惹かれた。
ま、きっと妻夫木前提での妄想があるからだけど。
もっかい見て、消化したいな。
光代みたいなキモチでいるから
テス
普段はいっちょん映画は観らんけど、暇やから嫁と観にいってみた。
いや〜、刺激されてしもうた。
映画帰りに、久しぶりにラブホに行って燃えたばい・・・
>>340 その気持ちはわかるwオレなら部屋に入るなり何も言わずに立ちバックだなw
出会い系で深津にあえるなら実家帰って博多とかいきまくっちゃろかなっておもたんよ
343 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 21:43:18 ID:95ocecp5
最初のほうに出てきた居酒屋の餃子マジで美味そうだったな
>>47 今日観てきた。
首絞められてるとき、一瞬すごい顔になってたから、結構危なかったんやね。
346 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 22:23:32 ID:gS5HFnwa
>>342 俺も深津絵里似と出会いたいものだが・・・現実は厳しいよ
遥か昔、(ハル)という映画があってな・・・まだ若い内野聖陽が
チャット&メールだけで惚れた女と新幹線のホームで出会うんだが
現れた女は儚気でピュアで可愛い深津絵里という奇跡的なエンド
・・・だが現実は有り得ない夢物語
347 :
名無シネマ@上映中:2010/10/12(火) 23:22:44 ID:Rr7f6ol/
裕一の得意技=首絞め
二人殺してたら間違いなく死刑
現在殺人と死体遺棄と逃亡で無期懲役又は死刑。
ラストの首締め直前のキスシーンは
深津絵里に事前に知らされず、いきなりだっそうだ
道理で深津絵里の表情がリアルだと思った
>317
確かにラーメン屋で文句垂れて帰ったり、罪悪感のなさ、モラルのなさは『悪人』なんですが、娘がああならなかったらと考えた時に…増尾みたいなヤツは必要なのかなと。
雨に濡れた佳乃が綺麗なのが一番印象に残りました。父親には如何なる理由があろうが、あの佳乃しかいなかったんでしょうね。
元九州人としては
年末は大阪でユニバーサルスタジオ行くけんっつうのが妙にあるあるーって思った。
九州は関西に行くのがちょうどよく感じる
祐一の友人は祐一のことなんとかしたかったのかな?
なんか彼はいい人そうだったが、祐一を止めるわけでもなくものにあたってたけど
友人…が登場したのは増尾では??
うん。映画では祐一の友人は登場してないから、増尾の友達だね。原作だとオナニー大好きなイメージだったけど(笑)
355 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 10:09:26 ID:URKQ1FSB
この映画、誰も幸せになってねえ・・・・
しいて言えば岡田の演技が良かったが、あれは地なんじゃ
ないのかって思った。
観るものに演技じゃなくこれは地だ、と思わせる=俳優の勝利
357 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 13:03:37 ID:toc2dMDd
樹木希林とか
見てきた
正直に言うが、ピンとこなかった
ところが一緒に行った彼女は違って、後半からもうずっと泣きっぱなしだった
ちなみにその前に行ったハナミズキはおれが感涙、彼女は「ん〜・・・」だった
泣きのポイントが違うんだな
同年齢でも女の方が大人だからなー
いやいや、358はマジで単細胞だろ
泣きのポイントって・・・w
「ちび丸子ちゃん」と「1リットルの涙」比較してポイントも何もないだろw
いやいや、
・男女差
・年齢
・(年齢にも増した)経験値
これは鑑賞観を大きく左右しないか?
さらにこれは、地方閉塞感の上に築かれた話でもあるから
・居住地(とか職業等)
…も、このスレ読んでると非常に大きなポイントなのがわかるじゃない。
まあリア充なのがこのテの映画に鈍感なのは理解できなくもないが、
「ハナミズキ」が引き合いに出る時点でこいつは何もわかってないと理解できる。
ピンと来ない人は幸せなんだよ
これはリア充には理解できない映画だよ
365 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 14:08:34 ID:bdNbvg0w
いやいや、
・男女差
・年齢
・(年齢にも増した)経験値
これは鑑賞観を大きく左右しないか?
さらにこれは、地方閉塞感の上に築かれた話でもあるから
・居住地(とか職業等)
…も、このスレ読んでると非常に大きなポイントなのがわかるじゃない。
で、話はズレるけど、祐一が自分のじいちゃんのみならず、
近所の年寄り連中の些細な用事を車で云々ってくだりが(映画・原作共に)あるけど…
年寄りをGTRみたいなスポーツカーで…って実は非常に無理があるのね?(粗にツッコミ入れてるんじゃなくね)
物語では、せっかくピカピカのフルチューンも年寄り連中のタクシー化…と悲哀を誘うけど、
実際あなた、お年寄りを助手席(なり後部座席に)乗せた人はわかると思うけど、
GTRのような(乗車時に尻餅つく)車種は介護には全くの不向きなのね。
乗車時はまだしも、降車時などは、スッポリはまったシートから自力で降りられない。
例えば軽ワゴンみたいな、一見すると「高齢者には壁が高いかな?」って車種の方が
こちらがビックリするほど(少しの介助で)スイスイ乗降できるわけ。
だから、そのくだり…介護の煩わしさ・厳しさ・辛さ・もどかしさ・やるせなさ。
そして、やるせなさ諸々から蓄積される末に生まれる怒りやドン詰まり感ね。
それはやはり、映画というフィクションの中に(特にこんな映画は)
リアルな自分の経験値や日常が投影され、そこに共鳴するからこそ、
泣きのツボが人それぞれ、ってのにも繋がる。
前スレか本スレか忘れたけど、
「スロット、出会い系、車いじりしてる奴が年寄り連中の面倒なんか見るか!?」とあった。
これも視点を変えて見れば、地方での夢も希望もない毎日と、
その上さらに年寄り連中の世話が日常化してればの「スロット、出会い系、車いじり」になるじゃない。
誤爆スマソ orz
その上、長文でスマソ orz
>>363 ほう、では
>「ハナミズキ」が引き合いに出る時点でこいつは何もわかってないと理解できる。
ここのところをもっと詳しく頼む
とりあえずレスサンクスと言っておく
>>365 人生のどん詰まり感なんぞ、突き詰めれば都会も地方もないんでない?
地方じゃない場所が夢や希望に溢れてるってワケじゃないし。
リアルな自分の経験地や日常が観た人間の作品観としてそれに投影されるかでなく、
それを投影する能力があるかないかだよ。
ハタから見て祐一ソックリの境遇のヤツがいたとして、そいつがこの映画観てもなんとも思わない
って事、珍しくないないと思うけどね。そのまた逆も然り。例えば中島みゆきはたったひとつ
の恋愛で、100編の曲をかくわけだ。
念の為だが、感性に乏しい事や鈍感な事を悪だと言ってるわけじゃないよ。
>>367 そうカッカしなさんなオマエは彼女と観るべき映画を間違った。彼女は選ぶ彼氏を間違ったwってだけのことさ。素敵な彼女で良かったじゃねぇか。
別に映画を理解してなくてもオマエにはなんか魅力があるからだろ?ポシティブにいこうぜ
俺が観たときも後ろの方の席で後半ずうっと鼻をすすってる女(多分)がいたな
刑事同士が話す場面とかでもずうっとグジュッグジュッて
ツボる人にはツボるんだろうね
女という生き物はときに無駄かつ無意味に泣く
372 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 16:25:32 ID:zn9s95Z1
>>368 同感。都会も田舎も関係ないでしょ
肉体労働
中古の型落ち高級車(VIPCAR)
美容院でとりあえずイケメン風にしてもらった髪型
流行りを追ったファストファッション
こんな都会版の祐一君が同じような事件起こすだけ
そして伊勢丹にでも勤めてるOLが光代と同じような閉鎖感を抱く
違うのは景色だけ
自分の感性と違う奴は全否定とか、ホントお前らって奴は・・・
いや実際この映画は女向けだよ。
特に宗教はまるタイプのね。
宗教にハマるってカルト系の?
オウムの女みたいな?
自分は全くそんなタイプじゃないけど、好きだわ〜
実際犯罪者をかくまったり一緒に逃亡生活してた女信者いたよね
>>367=
>>363なのかどうかわからないが
いや、なんで「ハナミズキ」だとおれが何もわかってない、とあなたは理解できるのですか?と聞いている
まさかと思うが、ハナミズキで泣く=幼稚な工房 、悪人で泣く=賢い映画通 なんて決め付けてるわけじゃないよな?
それじゃそこらのステレオタイプと変わらんだろ
>>363はそういう人ではないと思ったのでスルーしなかった
寂しい人ね、欲求不満の。
そういう人って宗教はまりやすいでしょ?
カルトじゃないよ。
>>376 オタクがステレオタイプの単細胞だってことはもうわかったから。そうムキになるな。
>>377 そうだね。でもほんとうに不憫だと思うのはあなたみたいなやつだよ。
>>379 俺なんか怒らせるようなこと言ったか?
だいたい同情なんて欲求不満のあらわれだろ?
>>380 何も信じる事ができない弱さを強さだと勘違いしている。
佳乃のオヤジが最後に言ってたヤツの典型だな。と感じた。
監督、妻夫木、深津さんの3人は釜山国際映画祭に出席したんだね。
外国の人にも、こんな感じ分かるかな。
383 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 17:46:01 ID:MDkJiJC2
褄武器が中川家の兄にしか見えない
むしろこの映画が韓国映画を薄味にしたような印象だったけどな
ポン・ジュノやイ・チャンドンが撮ったら背筋が凍るような凄い映画になったと思う
もっと救いがなくなってるかもしれんが、見てみたい
石橋父ちゃんとマスオ君のやりとりも見ごたえあったけど、
この二人このあと殿と家臣になるんだよね・・・
せめてもうちょっと間をあけて欲しかった
>365
確かにGTRで送り迎えはきつい。
きっと御近所とか漁港の軽トラ借りたりしてたんだよ!と勝手に解釈してみる
>>381 なんでそんな怒ってんのか俺にはよくわからんが
創価にでも入信してみたら?閉塞的な考えしてる人には結構ためになるらしいよ。
>>387 まったく怒ってないのだが。怒りと憐憫はまったく違う感情だ。
信仰や宗教をバカにする対象としてしか見ないのは日本人だけだな。
オレも無宗教だけど。
映画の粗探しと他人の(書き込みの)粗探しを議論と履き違えてる輩が問題なんだよなw
そりゃ話もこじれるよ。
言葉尻の揚げ足取ったり、個人的主観の押し付けなんか議論でも雑談ですらない。
俺も気を付けてはいるけどね。
こういう娯楽物じゃない映画の場合、「こんな社会派映画をいいと思ってるおれってかっこいい!」 「これをわかってこその映画通!」
みたいな輩がたまに出てきますね。
決まって上から目線で、勝手に決め付けて。
挙句、他人のお気に入り映画をこき下ろしたりとか。
この映画のどこが社会派映画なんだよw
卑屈な目線から他人を決め付けてる点でおまえも同類だろw
なんか「この映画つまらん」て言うと「理解できないなんて不憫だね」って返し多すぎだろここ
みんな理解しててつまらんって言ってるのが分かってないんだなぁ。
なんにしろやっぱ信者ってのは盲目になるんだな。
>>393 それは「理解」って言葉の定義によるだろ。
映画を観てここに書き込んでる人はみんななんらかの理解をしてるよ。
要はそれがどれだけ作った側の意図を汲んでるかどうかって事でさ。
その上での「つまらん」かどうかは読めばある程度わかるし、ツッコまれてるのはそういう人たちじゃないよ。
そっから良い意見交換に発展すると良いのだが・・・
スグに信者だの宗教だのに話を転嫁して自分がよくわかってないことを誤魔化してる風のアンタはかなり疑わしいねw
優しさ故の自己犠牲、一人の人の死の影響力、盲目が生むトラブル、
愛情の深さに比例する反動の大きさ
おおざっぱにこんくらいしか汲みとれてないけど他になんかある?
396 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 20:09:03 ID:aj6crhqH
イイ意見交換したいです!
ちょっと文章が拙いと叩かれたり・・・
でもそんななかでも
たまに共感出来る書き込みがあるのでたまに覗いてしまいます。
『悪人』2回目観て来ました。
やっぱり心が引き裂かれるような後引く映画ですが
ものすごくレベルの高い映画だと感じます。
397 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 20:13:54 ID:xEuGVqak
さすが芥川賞作家という上手さと底意地の悪さだよね。
ここの信者達ってDQNに感情移入しまくりだもん、笑えるよ。
人恋しい気分になって慣れない出会いにハマッて
おかしな目に遭うともっと笑えるんだが。
嫌な奴だな
>>394 人という業深い存在が抱える善悪定かざる多面性と、それらを未だ汲み取るに至らない人間社会ってとこがテーマじゃないの?アンタはどうさ?
まぁ、人生経験の浅い人間は10年くらい経って、もう一度観てから語りなさいってこと。
殺人犯しちゃまずいけど、水と油で不毛な議論を交しても面白くもなんともないよ。
つまらん(わからん、理解不能、理解拒否)ってんならスレから退場すればいいだけw
「いいよ♪良かったよ♪」って69してる所に「良くない!」って乱入されてもポカーンだろ?w
あ、ごめんごめん。
人生経験の浅い深いなんて本人はわからんのだよ。
ハタチの自分を、25才、30才になって振り返らなきゃわからんこともある。
誰だってそうだしな。
さーて看板しまうかな…
「釣り堀イシバシ」
>>402 俺が浅いのはわかったが
人生経験豊富なあなたはこの映画で何を汲みとったと?
>>403 >みんな理解しててつまらんって言ってるのが分かってないんだなぁ。
>なんにしろやっぱ信者ってのは盲目になるんだな。
自分が浅いとわかっててこんな事かいちゃったんだw
大雑把に言うなら
>>399 な感じ・・・・プラスより多様化してる現代の病みってとこかなぁ・・・だと私も思うよ。
通りすがりなんで、怒らないでね・・・
私も看板下ろして退室しまーす・・・・
>>404 現代の闇?そんなもんいちいち言わなくてもみんな感じ取ってるもんだろ
ちなみにそれのどこがおもしろいん?当たり前のことじゃないか?
正直当たり前のことを描いてる映画という印象しかなかったわ。
光代が転げながら走って灯台に戻ってくる姿を見て
ぼろぼろ泣いて頭を窓にぶつける祐一に泣けた
あそこが一番自分の中で重たいシーンだった
ラストの朝日のシーンは初日の出チックだなぁと
でも妻夫木の涙の浮かんだ笑顔はよかった
>>405 403は闇じゃなくて「多様化してる病み」って言ってるんじゃないの?
意味が違ってくる。
あたりまえの事がそう描けていないのもいっぱいあってさ。
このテの映画で面白い・面白くないって言い方もどうかとおもうが、良し悪しは個人的にあっても、モチいいと思う。
ただ、消化しきれてない人がトンチンカンな批判してたら、ちょいと口挟んでしまいたくはなる。でも不毛だからもうやめとくわ。
>>406 間違ってたらすまん。先生じゃないんで意味が通じれば良いかと思ってますが。
何も背負わず、守るものも無い事を自由だ、解放だと肯定してきた挙句の、無縁社会化、行きずり無理心中殺人事件の発生、安さ競走だけのファスト風土化…への疑義を描いてみたんじゃね
何でも笑い飛ばせる、何からも縛られない事がそんなに素晴らしい事だったのか
411 :
名無シネマ@上映中:2010/10/13(水) 21:48:04 ID:yL0Fg1t5
「告白」なんかも同類の映画と思ったが、あちらのスレじゃ読みの浅い消化不良な連中が多いのに、
こっちのファンは深過ぎるほど深いね。
尤も自分は、「悪人」は原作に届かなかった少々残念な映画と思ってるが。
田舎ならではの自立力不足が導く就職先かな。
>>407 あれ朝日なの?
長崎だから夕日かと勝手に思ってた
陽が沈むタイミングを狙って撮影とあったから夕日だよー
>>413 私もなんとなく夕日だと思ってた。
祐一はそれまで毎日海を見てたけど、あのときはじめて
夕日に照らされた海を美しいと感じたのだと思った。
光代と出会って生きた感情がめざめ、美しいと感じる自分に
心を震わせていたんだと思う。
俺も女と行った
おれは見ててなんか気まずくなった
女のほうはボロボロ泣いていた
その後ホテル行ったが、なかなかそんな気になれなかった
でも結局やったが
闇なら原作にはいっぱいあった
佳乃と同僚の間に
佳乃と増尾の間に
佳乃と祐一の間に
福岡という街のいたるところに
でもいちばんの闇は
光代が乗ろうとしたバスと
それを見ている光代の心
映画でぜひ見たかった
418 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 00:42:01 ID:ob6z8ovz
>>417 映画の中で深津演じる光代はすごく清らかで真っ直ぐで、
だから光代が画面にいると、何か救われるような感じがした。
原作の光代はどろどろした感情や、闇を感じさせて、
映画よりもリアルな人間像になっている。
女の業の深さ、みたいな物をつきつけられて、読んでいてちょっと
うわー・・・・と思った。
作者は男なのになんで女のこういう部分が書けるんだろう
作家っていつもすごい掘り下げて人間観察してるんだろうね
観察されたくないわw
そうか、長崎だから太陽は海から上がらないんだよな
太平洋側に住んでると、つい海上に太陽があると日の出って思うんだよ
ひとつ賢くなった
だけどすぐに忘れてしまいそうなスカスカな脳みそなんだ、スマン
420 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 01:06:21 ID:aowKlpez
>>416 俺も三連休に遠距離の彼女と観たがその夜はホテル泊で盛り上がった
二回戦途中は彼女を深津絵理と妄想しながらバックで突きまくったよ
彼女の耳元で映画と同じだねと囁きながら体位も再現したりしてね
遠距離だから彼女と会える限られた時間を大事に思いきり愛しあった
だからこの映画を観て良かったよ
原作未読で観ました。
自分は女なんですが、誰にも感情移入できず…バスの運転手の一言にだけ泣きました。
>>421 同じく
モロさんの最後の一言にやられました
あのあと、きききりんが深々と頭を下げるシーンもあいまって・・・涙
自分には典型的な「で?だから?」映画だったなー
問題提起や説教臭い映画は苦手だわー
問題に対するおもしろい解、このおもしろい解の部分を描くのが映画じゃないのー?
ていつも思ってしまうんだよね、この手の映画観ると。
たまには自分の頭も使えーって映画だよ。
いやマジで、この手の映画は「たまにはこういう問題について考えてみろ」ことでしょ。
>>425 無理無理ww
1800円払ったからにはできれば楽しみたいってタイプの人間だから
単に合わなかっただけだと思う。
主人は気に入ってたみたいだけど。
まあ被害者密着ドキュメンタリーという在り来たりなあれよりは、
どちらかというと犯人を中心に、個々の登場人物にもスポットライトを当てた作品だからそれは良かったかな
ID:oStpMXlD
コイツ超恥ずかしいw
>>419 前スレにも書いたんだけど、あの夕陽のシーン、
景色の暗さに対して照らされた顔が明るすぎるんだよ。すごく違和感あった。
その辺から誤解が生じても仕方ない。
大事なシーンなのにね。
心象風景だからあれでいいじゃね
綺麗なラストなんだから
監督が新潟の人だから、「太陽といったら海に沈むもの」「海辺は行き止まり」な感覚がちゃんと出てたね
東京の人だと、「三浦海岸でピクニック」な絵柄になっちゃってたかも知れんw
>>431 >「海辺は行き止まり」
太平洋側に住んでると、この感覚がないんだ
はるかな水平線の向こうには・・・で育ってるので、
海=閉塞って印象がない
特に南国育ちだから、広くて明るい海がデフォなんだよなー
でも太陽に海が沈むのもあり
日本って広いんだな、本当に
433 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 13:07:32 ID:n0eOT3M5
佐賀駅で二人が初めて会った場面、私には光代は好感を持てる女性に見えた。
一方、祐一は暴走族まがいの車で乗りつけ、金髪に汚い普段着の土木作業員。
私には最もさえない部類の男に見えた。
少なくとも、まともな女性からは相手にされないタイプを演じていると思った。
だから、私としては、光代は車に乗るのを強くためらうだろうと思った。
が、すんなり乗ってしまった。
あれれ? どうなってるの?
車内でいきなりホテルに誘われたとき、今度こそ「降ろしてください!」と拒否すると
思ったが、なんと、動揺するだけでOKしちゃった。
筋書きを全く知らずにこの映画を観た私としては混乱してしまった。
あんな良い女が、あんな男でOK?
多くの女性観客にとって、出会いの場面の祐一は、ついて行ってもいい男として
描かれているの?
ひょっとすると妻夫木聡という俳優だから、無条件にかっこいいのかな?
とにかく、あの女性とあの男がうまく出会えたという点に強い違和感を覚えた。
私の感覚はズレている?
誰かと本気で会いたかったんだよ
435 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 13:18:14 ID:+igY/z+1
一応、ホテルに誘われてOKしてしまった分岐点は
その話をして迷ってるときに自分の職場が視界にはいったことだろう
日常に嫌気がさしていて、妹のアツアツぶりを見せられた後だった
いろいろな要素がかみ合わさって気の迷いが生じたと見た
容姿のことを言えば深津みたいなきれいな人が長年彼氏いないのが不自然だわ
紳士服売り場なんて普通の仕事より男性と出会えると思うのに
でも椿鬼奴・主演なら映画は成立しないわな・・・
>>433 原作では「長身でイケメンなのにオドオドした立ち姿」「怯えるような目」を見て
なぜか光代はここへ来てよかったと思った、っていうシーン。
妻夫木がさわやかイケメンを隠して必死で暗い青年を演じてるから
さえない男に見えたならそこは成功だと思う。
イケメン長身でオサレで自信満々w(例えば増尾のようなの)だと
かえって萎縮してしまう、というタイプの女性なんだよ、光代は。
そういう地味〜な女を演じるのにはやっぱり深津の見た目のかわいらしさが
どうしても邪魔してしまうんだろうな。
でもぶさいくで地味なヒロインでは映画として成り立たないし
あの二人で良かったと思うよ。
実話をドラマ化!とかいう場合だって、
その一般人を数百倍美しくしたような俳優陣が演じてるものじゃん。
違和感ならおれも一言
石橋父ちゃんが執拗に増尾を付け狙うよね、スパナまで持って
あれって娘の復讐だよね
だったらなぜ犯人に向けないの?ってずっと不思議だった
そりゃ祐一は逃走中だし増尾が置き去りにしたのが遠因でもあったけど、
普通は殺した犯人に復讐しようと思うもんじゃないのかな
あの場合なら祐一が捕まるまで待つか、せいぜい家族(キリンばあさん)のところに怒鳴り込むとか
犯人ではないとわかっている増尾に、文句を言うならまだしも、殺意まで持つのはちょっと不自然に思えた
しかも車に乗ったのは娘にも非があったわけだし
ヒント:祐一はいずれは逮捕されて殺人罪を問われる
責任の何割かは確実にある増尾はのうのうと豊かな生活に復帰
プロの評論家でも、ここの機微が視野に入ってない人が多いのが理解出来ない
>>439 そうかなあ?
わがままだけど大切に育てた娘を夜中の峠で車から蹴り落とすような男だよ
逃げて隠れて捕まった後謝罪にもお線香の一つもあげにこない
持っていき場のない怒りをあんな寂しい峠に何故おきざりにしたと増尾に向けるのは当然だと思う
犯人がまだ捕まってない、だけどじっとしては居られない
そういう焦燥感をぶつけるのに、増尾がちょうどいい立ち位置に居たんじゃないかな
確かに実行犯は祐一だけど、増尾があんな山中に置き去りにしなければ、
娘は死なずにすんだと思いたいのが親の心情
さらには蹴りだした、なんて話もきいてるから憎さも増す
刑事から確保時の醜態も聞かされてるから余計だよね
逃げずに出頭してれば、石橋の増尾への憎悪も少しは薄らいだかもしれないけどね
>>439 突然に娘が殺された状態で論理的な思考ってまず無理。と思うけど・・・
それよりも、あの増尾をつけ狙ってた時点で映画の中でも真犯人の情報は警察止まりだったんじゃない?
やりばのない感情(怒りと悲しみ)が増尾に向けられる事はなんら不思議に思わなかったけど・・・私の場合。
むしろ同じことして、殺すまでもなく増尾をボコるって衝動を抑え切れなかった・・・と思う。
>>439 うむ。
悲しみと怒りが沸点に達した時期に真犯人が見つからない状態だったので
ああなってしまったのかな。物語の続きがあれば父ちゃんの心情も
それなりに移り変わっていくのかも?
「告白」の場合はサイフを作ったAより、プールに投げ込んだBをより恨んでるよね、親は。
445 :
439:2010/10/14(木) 14:38:19 ID:ziOnTXIs
あらま、短時間にこんなにいっぱいレスが!
ありがとうです
確かに「やり場のない怒り」うんぬんはわかるんですよ
でも「真犯人はいずれ刑罰が下るけどこいつは・・・」っていうのも十分論理的な思考なわけで、
あのときの父ちゃんは冷静な判断だったの?それとも焦燥感に駆られた異常な行動だったの?っていうのもわからなくなる
なにより違和感を覚えたのは、父ちゃんが直接の犯人・祐一に対して怒りを表さないこと
少なくともそういう描写はなかったと思う
(あったのかもしれないけど増尾に対するそれとは比較にならないほど小さい)
それなのに増尾には執拗
そこが違和感
そりゃ蹴り出した増尾を許す気にはならないだろうけど、愛する娘を絞め殺した男とどちらが憎いかなんて比べるまでもないわけで
>>445 いろんな人の解釈をまぜちゃってるね。
ともかく、肉親を殺されるって察するに余りある境遇に陥った人の行動表現として
特に違和感なく多くの人が許容(映画内での)してるって事だよ。
違和感持ったからオカシイって意味じゃなくね。
>>445 で、自己レスなんですけど、今はこういう風に考えてます
父ちゃんは責任転嫁タイプの人間として描かれているのではないかと
直接殺したのは祐一だけど、その原因を作ったのは増尾
娘の福岡行きの事で宮崎美子に八つ当たりしてましたよね
福岡にさえ行かなければこんなことにはならなかった → おれは反対だったのにお前が賛成するから!
みたいな
増尾はこれの延長にあるんじゃないかと
だから増尾を狙ったのは、言い方は悪いですけど、大きな「八つ当たり」だったんじゃないかと
石橋父ちゃんは単なる娘思いの父親ではなく、こういう理不尽なところもある人物として描かれていたのかなと
まあちょっと無理のある解釈だと思いますけど
>>445 うまく言えないんだけど、人によって心の中の大切なことの比重が異なるからでは?
タクシーの運転手の一般的な悪人観、手を合わせる父ちゃんをみる光代の
ラストの台詞「あの人は悪人なんですよね」のシーンに象徴されるように
父ちゃんにとっては娘の死を悼まない増尾が本当の悪人に見えたのではないかな?
八つ当たり逆恨みタイプの人間ってのはそのとおり
これは善対悪の戦いを描いた「で、誰がワルモンなの?」な話じゃないから
それより「怒りで混乱してるのに合理的判断してるやん」みたいな事を書くと釣りと思われるよ
450 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 15:02:41 ID:42DeE2Pc
物語が永遠と続くなら、犯人が祐一とわかって父親の怒りも祐一に向うはず。
そして自分の手で殺せないなら、死刑を強く望むだろう。
あとオレは、祐一のお婆さんがマスコミに取材をうけたあと詐欺事件も
明るみに出て記者の誰かが助けてくれると勝手に想像してるんだよね。
この映画と小説は想像して楽しむ作品だよね。
>>447 あなたの解釈なんで、否定はしませんが、ちょっと深読みにすぎるかな・・・っと。
人生において未曾有の不幸にに突然落とし込まれ、感情の激流のなかで自分がどうにかなって
しまいそうな、ごく一般的な父親として描かれていると、私は感じました。
犯人は逃げ回って居ないが、原因作ったそいつは楽しくやっている
で、何の連絡もない
「オマエ何か一言いえよっ」
って尋ねて行くのはそんなに不思議な感情かなぁ
あの人が八つ当たりタイプ>増尾への怒り
って感覚の人も居るんだなぁと学べたけれど
>>450 >そして自分の手で殺せないなら、死刑を強く望むだろう。
なんか本村さんみたいだよね。
454 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 15:19:47 ID:Sgk9Bj0W
>>439 これはですね。ただ自分の可愛い娘が出会い系をしていた事実と出会い系の男と付き合いがあった事実を認めたくなかったからですよ。
前半に少しですが両親が真犯人を知らされた時の描写がありそこで伺い知れます。
455 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 15:21:47 ID:ob6z8ovz
456 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 16:08:35 ID:n0eOT3M5
良い映画だったが、感じた難点を2つ。
その1。
石橋佳乃が車から蹴落とされて夜の山中に置き去りにされたとき、
彼女はさぞかし怖かっただろうと思う。
そこへ祐一がやって来て、優しく助けの手を差し伸べているのだから、
とりあえず助けてもらうのが普通ではないだろうか?
なのに、ちょっとよろけて痛い目にあっただけで「人殺し!」とか「レイプされた
と訴えてやる!」はないでしょ。
ストーリー上、殺人事件が必要なのはわかるが、ちょっと無理じゃないですかね?
その2。
最後に光代の首を絞める場面にはびくーりしたよ。
なぜ殺そうとしたのか? あれやこれや推測したあげく、何か深遠な理由が
ありそうだと深読みしてしまいがちでは?
しかし原作を読めば、祐一が母親に金をせびったエピソードなどと合わせて
割と楽に理解できる。そんなに難解な理由ではなかった。
やはり、映画は映画だけで理解できるように構成するべきだったのでは?
>>456 最後の1行に尽きるよ。
>>455の対談にもあるけど
監督と原作者は原作がまず頭にあるから
(脚本作る際に一度も原作本を開かなかったなんて!)
すごく重要な部分で説明不足をしてしまってるんだよなぁ。
全くの第三者的な人の監修が必要だったんじゃないかな?
「どっちも被害者にはなれんたい」を省いたのは
最後の首絞めに関して「観客が光代と一緒に揺れてほしいから」と
監督は言ってるよね
原作はさまざまな人物の語りによって「祐一」という男を
多面的に浮かび上がらせているが
李監督の選択は光代の物語、殺人犯を愛した女の物語として帰結させた
それならば映画の展開は光代の心情にもっと寄り添ってもいいはず
しかし光代のキャラ改変によって生じたズレが
映画の光代をわかりにくいものにしてしまった
なぜあの男の車に乗るのか?に始まって、光代の行動に不可解な点を
いくつも感じる観客も少なくない、
>>433さんのようにね
これは原作の光代なら自然な行動を、キャラの異なる映画の光代に
同様にさせているから
>>456 その1
石橋佳乃はかなり虚栄心が強い。そして増尾との恋愛を一方的に作り上げていた。
だが舞い上がっている事をどこかで自覚していて、車から蹴り出された事で激しい自己嫌悪に襲われていたと思う。
そんな状態では、祐一の助けを借りるなんて弱みは絶対に見せたくない。だって石橋佳乃は「金を払わせて相手してやってる」つもりなのだから。
そんなこんなで弱りきっている状態だから、「人殺し!」とか「レイプされたと訴えてやる!」は八つ当たりのようなもの。
感情的に無理はない。
その2
私は原作を読んでいないが、あれは光代のためを思って警察が踏み込む時間を見計らって「悪人を演じた」のだと解釈した。
>>458の補足
その結果、映画は「殺人犯を愛した女の物語」としても
描写不足・言葉足らずのものになってしまったと思う
その1
皆さん、
@「祐一が(あとを)つけてきた」ってのを忘れてる。
A「(つけてきて一部始終を)見てたのか?」ってのを忘れてる。
そこで初めて皆さんが議論してる段になるわけだが…
佳乃にとって@Aは、キレるに足りる理由なんだよね。
@Aを経て差し伸べられた手は(彼女風に言えば)キモい、不気味以外の何物でもない。
その2
自分は映画で納得。その後の原作で更に納得派。
原作も深津光代で読んだから、ここで言われる違和感が全くない。
映画で描かれた深津光代像の通りだからだ。
でも、それは当然なんだよね。
原作が先だったなら、きっと自分も映画に違和感を覚えてる。
原作→映画の人は脳内との違和感を拭えるわけがないのね。
断言はしないけど、ひいてはそれで、映画も、原作にすらガッカリしてしまう。
俺は、原作ありきの映画化の弱点でもあり、難点だと思ってる。
ただ、原作はハッキリ解る終わり方。
映画は映画で綺麗にぼやかした別物だと認識しましたが。(自分的には原作補完も蛇足っちゃ蛇足でした)
462 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 18:16:52 ID:ob6z8ovz
映画→原作の順だったけど、光代像は映画と違うと感じたなあ。
映画の光代は聖母みたい。ただ、純に祐一を包もうとする感じ。
原作の光代からはエゴとか欲望とか、人間の業のようなものを感じたし、
ただ愛を与えようとする人ではなく、愛を奪いつくそうという激しさを感じる。
それから、映画で急展開に祐一を好きになるのに違和感というか疑問を感じていたが、
原作では、光代が祐一にこちらも急展開ながらものめり込んでいく様が
すごくよくわかって納得できた。
映画は良かったけど、原作で補完できてスッキリした反面、
それって映画的にはどうなの?と思わないでもない。
ただ、原作者も監督も原作をよく知っているから、
映画で説明不足になったなんてことはちょっとない気がする。
そんな手落ちがあるわけないから、狙ってそうしたんじゃないか
あるいは時間的制約の中でそうなったのか
>>454 なるほど、そう考えるのがシンプルかもしれないですね
父ちゃんにとってはいっそ増尾がそのまま真犯人であったほうがよかったのかもしれませんね
よかった、っていう言い方は変だけど
>>463 まんま佳乃の葬儀のシーンで親戚がヒソヒソ話してる内容だけどね
>>456が指摘した二点はまさに俺が感じこと。
改良の余地はあったと思うし、やっぱ惜しい映画だったな。
>>465 そうかな?その2点に関しては荒にすらなってない荒だと思うが・・・
映画版で祐一の人物像と最後の行動をボカしてるのは明白で、それ故にラストカットの映像が活きてくる・・・って前に誰かも指摘してたけど。
オイラはそっちに一票かな。
467 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 18:55:55 ID:VFFeSSHA
>>462 聖母って気持ち悪いわ
ひたすら男に都合のいい女だろ
深津の勘違いぶりっこ演技でさらに補強された
うちのほうじゃ今度の土曜日からついに一日一公演になっちまうぞ
客入りよくないんか?
おらはチクワに100ドラクマ
たまに見かけるけどチクワって何のこと?
471 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 19:53:17 ID:2tRLtAj9
風俗嬢と塾講師
大沢君のエピソードとバスジャック
祐一の友人のひふみ君
長くなるだろうけど、全部入れて欲しかった。
登場人物をより詳しく理解しようとすると、やっぱり小説を読まないといけなくなるから、初見の人達から見た映画としては説明不足。
気持ちが理解できない等の批判は仕方ない気がする
今日見て来た。
予想してたよりずっとよかった。
話の本筋もよかったんだが、一番ぐっときたのは
父ちゃんが娘の幻影と対面するところ。
ベタなシーンなんだけど、無性に泣けてきた。
ずるくて見栄っ張りで浅はかで
自分より下とみた相手にはやたら冷酷で
軽くて勘違いでまあどうしようもない娘なんだけど、
そんな娘でも、父ちゃんにとっては宝なんだな。
(あの悪党大学生もそうだろう)
今は若くてどうしようもないが、もうちょっと生きてたら
それなりに学んで、あの父ちゃんのような
慈愛を自分でも発揮できる機会があったかもしれない。
20代で見ていたら理解できない感情だったかもしれないが。
>>472 そうなんだよね。
人が人の生命を絶つことはそれらあらゆる可能性を断つことであり、いかなる酌量の余地のない悪である事をちゃんと明示しつつ、
主人公祐一にの断罪だけに光をあてるわけでもなく、ある程度感情移入させるバランスがこの映画の重厚なとこなんだよなぁ
それは原作読んでなくても映画だけでもちゃんと表現されてると思う。
人に大切に思われて、初めて罪の重大さを思い知る。
切な過ぎるけど、せめてもの救い。
罪を犯す前に知ったら、もっとよかったわけだが。
475 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 20:43:39 ID:4qUOomq7
他の人がどう感じているのか、なかなか面白いね。
ついでに、違和感その3。
祐一のばあちゃんが漢方薬を押し売りされ、後日、反撃しに行くエピソード。
樹木希林の演技はさすがだが、なんで、この漢方薬エピソードを入れたのか?
入れる意味がわからん、と思った。
そう思わない?
で、これも原作を読んで一応納得した。
打ちひしがれていた石橋佳乃の両親だが、最後には奥さんが立ち直り理髪店を再開する。
それに続いて祐一のばあちゃんも「しっかりせんといかん!」と突撃する場面が描かれている。
要するに、関係者たちが立ち直っていくエピソードの一つとして、ばあちゃんエピソードも
入れたんだろう。
しかし映画を観ただけじゃ、ばあちゃんの「金返せ!」場面が唐突な感じがするね。
>>475 原作読んでないんだけど、そうだったんだ。
自分はあのバスの運転手に励まされて
「しっかりせんといかん!」と思い立ったのかと思ってた。
あの運転手とか、気弱な大学生とか、
娘の友達(ダサいほう)とか、ちょっと出のキャラが効いてるなと思った。
>>462 原作の感想では「光代が一番の悪人だ」というのをいくつも読んだよ
そりゃ彼女のエゴで祐一を引きずり回した挙句に
「あの人は悪人なんですよね」だからね
映画の光代は最初のセックスの印象のせいか「耐えて尽くす女」であり
観客の目には彼女だけが善女に映る
あるいは光代の悪が、非常に弱く薄められて観客に届けられる
それって映画「悪人」的にはどうなのかね?
478 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 21:39:32 ID:4qUOomq7
>>476 > 自分はあのバスの運転手に励まされて
> 「しっかりせんといかん!」と思い立ったのかと思ってた。
いやいや、それでいいんだよ。
バスの運転手の励ましが、ばあちゃんの背中を後押ししたんだね。
ただ、ばあちゃんの漢方薬エピソードが、「悪人」のストーリーに組み込まれた理由が
分からなかったんだよ。
479 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 21:44:42 ID:3Yjp9I3g
日本人て年寄りとか弱者から金むしり取るやな国だな。
>>477 そうかそうか。
主要キャラクターの誰もが単純には描かれていないから
ああいう「絶対悪」みたいな存在を描いたのかと
映画だけしか見てない自分は感じた。
ばあちゃんもだまされただけじゃなくて、
周りの人に薦めたりしてるふうだったし、
根っからの善人が善意でやったことでも
実は悪の片棒を知らずに担がされているかもしれない、
というのを象徴してるとか。
原作読んでみよ。
>>433 簡潔に言うなら、孤独な者同士が惹かれ合った。
まあ、冴えない男といい女が・・・とかそういう下らない常識や間違った価値観に縛られてる人が多すぎるから
そういう人に向けてのメッセージも含んでるのかもな。
ちなみにそんな俺はユウイチとユウイチ母にシンパした。
息子に頼って重圧を与えた母にも悪いところはあるけれど。
祐一はイイ男じゃん
顔は世間一般でいうイケメンだろうね。
485 :
名無シネマ@上映中:2010/10/14(木) 23:10:09 ID:uXQ2TRsw
>>482 ユウイチ母(余貴美子)じゃなくて、ユウイチ祖母(希林さん)のこと?
祐一はセックスだけがうまくて一時間半かけて会いにくるばかなやっちやけん。
なんでつけてきたとよ。うちが惨めすぎるやん。
こんとって!近づいたら訴えちゃるけんね!
イケメンでセックスがうまいって最高じゃんw
一途で無口なところもいい
光代は初めて出会ったときに
祐一を運命の人だと思ったんだろうな
だからホテルに誘われた時
すぐにOKしたんだと思う
汚らわしい!
491 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 00:57:43 ID:Y/FIlgAY
二人が出会ったあの場面だけを見たとき、「あの女性が、あの男について行くか?」
という素朴な疑問を感じるわけだ。
疑問を感じないという奴は、
妻夫木というイケメン俳優が演じていることを意識するから疑問を抱かないんじゃないか?
>>491 この映画の何を見てたのかと小一時間(ry
悪人いつまで公開してるかな?
早く行かないと終わってしまうかな。
いいかい?
マンコは心だ。
身体の一部ではあるが別物だ。
女が男に身体を委ねる。
身体と心を委ねるんだ。
わかる?
そこら辺わからん奴が観たところで、
光代って女は、だの、
エゴだの聖女だの、
果ては批評家気取りの小難しい理屈で語りたがるわけよ。
まず、この映画を語る、語れる、
光代と祐一に同化できるベースを持った奴がどれだけいるのか?ってこと。
おっと。
稚拙な価値観でしか観られないで、上っ面な文句垂れてる奴とは議論しないぜ?
話にならんからw
あんな男がっていうけど
祐一はセクシーだよ
色気がある
ただでさえ光代は男に飢えてたんだから
そりゃ行くでしょ
おれも不器用な人間だから
もし実家の近所のフタタにでも深津がいたら
毎月ネクタイとか要らないのに買いに行くかもなー(´・ω・`)コレデキミヲシバリタイ
悪人リスト
ゆういち・・殺人者・悪人。
光代・・犯罪者の逃亡補助・出頭妨害。悪人。
佳乃・・自らの浅いプライドで無実の人間を犯罪者にしたてようと叫ぶ。悪人。
ますお・・事件の関係者としての自覚なし。被害者、家族を侮辱。悪人。
ゆういち祖母・・老夫婦の面倒をみてもらうのが当然という状態を作り間接的にゆういちを追い込む。悪人。
ゆういち母・・母親としての責任感なし。悪人。
佳乃父母・・娘の別の一面に気づかず、未熟な娘として成長させてしまう。悪人。
マスコミ・・自分たちの正義や主張を無自覚に押し付ける。悪人。
よしの・ますお友人・・表面上の中のよさだけの薄っぺらい友情。心でおもっていても指摘のできない。悪人。
光代妹・・姉妹ながら姉の心境や状況を感じ取れない。自分のことしか考えていない。悪人。
タクシーの運ちゃん・・メディアの情報のみで、事件や人物をあっさり切り捨てる。悪人。
いやー悪人だらけですな。
まだまだ書けるけど。
さぁ暇な人はどんどん俺を叩いてw
ゆういちのおじさんやバスの運転手さんは?
500 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 08:18:13 ID:7d/ohsOR
告白に比べると、各人の悪人度ははるかに低い
そうかな
告白の方が子供
502 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 09:25:27 ID:t3F/957m
私も映画を見たときには特に気にしてなかったけど、ここで
>>439を読んではっとしました。
たしかに増尾にばかり異常に怒ってるのに、それに対して犯人の祐一に対する心理描写がない。
あれじゃまるで祐一のことはなんとも思ってないみたい。
いろいろ考えましたが、
>>447がとりあえずなるほどかな。
他にも警察にも八つ当たりしてましたよね。
大学生一人捕まえられんでなにが警察か! ⇒ すみませんすみません・・・
お前が賛成するから!(→私のせいだって言うの!?) ⇒ いや、そんなことは言ってないけど・・・
モンキー振り上げるもビビる増尾を見て ⇒ そうやって生きていかんね・・・
そういう性格の人ってことなのかな。
504 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 09:32:23 ID:u9eSyBtk
>>497 概ね同意ですが少し変えるなら。
光代=変人
祐一逮捕の後同じ職場に復帰したのはひいた。
最後の首絞められで罪に問われなかったとしてもそうとうな面の皮。普通は気まずくていられない。
増尾=小悪党
三ッ瀬峠のあの位置で放り出したのは計算づくか。車に乗せた東公園から約20キロ。タクシー呼べば30分で来る距離。チャラいが頭がいい。
タクシーの運ちゃん=凡人。
一般的な人の感想を代弁しているような台詞。
悪意は感じられない。
原作では祐一のイケメンぶりがしつこいくらい強調されていたから、妻夫木で全然
問題ないんじゃね?
地方在住、毎日がアパートと職場の往復のみのアラサー女性の目の前に、イケメン、
長身(妻夫木は少々身長が足りないが)で「オドオドと怯えたような目をした」二歳
年下の青年が現れたら、そりゃついていくでしょ。
孤独だよねどの登場人物もとにかく孤独で周囲から浮いてる
風景には溶け込んでるんだけども孤独を抱えて浮いてる存在
増尾も石橋佳乃も祐一も光代も孤独すぎて真っ暗な海を照らす灯台みたい
佳男が祐一よりも増尾に怒りをぶつけた理由なんだけど、祐一がまだ捕まってなかったのもあるだろうし、ニュースかワイドショーで佳乃が出会い系サイトを利用していたと流れたシーンが確かあったよね?
祐一に怒りをぶつけようとすると、佳乃が出会い系サイトを利用してしたことや体を売って祐一から金を取っていたこと、祐一と待ち合わせしていたのに増尾の車に乗ったことなど娘の信じられない行動と向き合わなくてはいけなくなるから、複雑な思いがあったんじゃないかな?
>>508 人間とは本質的に孤独を抱えた存在であり、それら4人の登場人物が際立って孤独だというワケではなく、
物語の主要人物であるが故、他者より人物像が細かく描写されてるが為にそのように見えるだけなのでは
ないでしょうか?私はむしろ、我々の日常の中に普通に存在してる(浮いてない)群像としてみえました。
その心境わかる…。
個人的には、夜、人気の無い山道に自分の娘を置き去りにして
危険な目にあわせたって言うだけで、十分殺意の対象になるなぁ。
でも親父さんがそれを実行に移さなくてホッとした。
父親の人生までそれで棒に振っちゃったら目も当てられない。
あや、、
"その心境わかる…。"は、
>>509宛て。
>>510 >日常の中に普通に存在している
だから風景に溶け込んでると書いたのだけど・・・うまく言えなくてすみません
>>513 いえいえ。謝らないでください・・・
私には作品中でも彼ら(その4人)が孤独で周囲から浮いているようには見えなかった、ってだけの事ですから。ごめんなさい。
>>514 もちろん人は本質的に孤独であ、彼らの孤独が日常に漫然とあるもので
特異なものではないということは理解してるつもりだよ
ただ風景に溶け込みながら誰とも本質的に繋がろうとしない、繋がっていない孤独は
昼間は風景に溶け込み夜になると真っ暗な海を照らし出す灯台のようだなと思った
マスオが峠で蹴り出したのは偶然あのタイミングでぶちキレたからだよ
ギリギリでタクシーを待てる距離とかの陰湿な計算はない
あいつは単なるチャラい今風の奴ってだけ
祐一が光代を車に押し込む時の荒っぽさがヨシノの時とまったく一緒
それが片っぽでは暴力、片っぽでは愛情表現になってしまう
人と人との出会いはちょっとしたタイミングや組み合わせの違いで全然結果が違ってくる
>>515 なるほど。そういう意味での灯台なのですね。
この作品の登場人物は敢えてどこにでもいるような我々の隣人として描かれていて、つまり彼らがなんら特異でない存在として
描かれる事でフィクションとはいえ対岸の火事的心象を与えないようになっていると思うのですが、観る人によってはそこに
単調なわかりやすい人物像(○○が悪人、父親はキレやすく責任転嫁しやすいなど・・・)の型にハメようとする向きも
あるようで、ちょっとそこには異を唱えたいなと、思わず書いてしまいました。気を悪くなさらないで下さい。
>>503がトンチンカンかどうかはわからんが、あれはそんなに難しく考えなくてもいいとおもう
佳乃父は増尾を嫌なやつに見せるためのただの当て馬キャラだろ
柄本さんがうますぎて目立っちゃった
祐一より増尾に怒りを向けるのは確かに不自然かもしれんが、みんな違和感を感じずにいたということは演出がよかったということか
原作読んだけど佳乃父の怒りが増尾に向くのは説得力があったよ。
娘の増尾への好意を知ってる父親にしたら、そういう娘を乱暴に扱った増尾が許せないのだと思う。
増尾を好きな佳乃はリアルに想像できても、祐一=出会い系での身体とお金の関係=佳乃は父親としては実感できないから憎しみも祐一に湧きにくい。
父としては出会い系の不特定多数の1人に殺されたことより、増尾に真夜中の峠に蹴り出されて置き去りにされたことの方が佳乃に落ち度もなく不憫なのでは?
置き去りにされなきゃ殺されもしなかったと思うし。
なるほど。
父ちゃんとしては、
「祐一を憎むこと」は=「(心の中で)祐一の存在を認めること」になって、それはつまり=「娘が出会い系で援交してたということを認める」ことになっちゃう、
というわけだね。
増尾が狙われたのは自業自得半分、とばっちり半分だったってことか。
>>517さんは自分が一番登場人物を決め付けで型にはめてしまっていることに気づいていないと思う
>>521 単に私なりの見解です。お気になさらずに。
ばあちゃんの最後の行動はどう解釈すればいいのかな?
(殺害現場に行って祐一からもらったスカーフを結んでくる)
映画見たときにはよくわからなかった
インチキ漢方屋に突撃したことがきっかけでばあちゃんの中で何かが変わったらしいことはわかった
前に「原作は立ち直りのストーリー」という話があったけど、だとするとポジティブに捉えるべきなのかな
インチキ漢方に突撃→ばあちゃん覚醒→前向きになる→現実を受け入れる=孫が殺人犯だという事実を受け入れる→マスコミにおじぎして取材に応じる
同時に今まで祐一に頼って生きてきたことを自覚・反省する
で、孫の罪に正面から向き合って殺害現場に行き被害者の冥福を祈る
スカーフを置いてきたのは、今後もう祐一に頼らず夫婦で生きていくという決意?
こんな感じ?
(連投失礼)
それとは別にもうひとつ、ネガティブな捉え方もできるんじゃないかと思うんだよね
突撃→撃沈、この世には悪いやつがいるということを嫌というほど思い知らされる→ネガティブに覚醒(いい人に見えてもこの世は悪人ばかり!と悟る?)→現実を受け入れる=孫も悪人だという事実を受け入れる→マスコミにおじぎは世間様へのおわび
で、孫がとんでもないことをした、被害者に申し訳ないと心から思って殺害現場へ行って祈る
スカーフを置いてきたのは優しかった孫の思い出との決別
・・・ちょっと無理があるかなあ
でもおれはポジティブバージョンもなんかしっくりこないんだよね
ネガティブバージョンのほうが突撃の意味やマスコミへのおじぎ、スカーフの意味なんかがちゃんとつながるんだよね
もちろんおれの勝手な思い込みなので映画通の皆様あまりイジメないでください
525 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 17:37:40 ID:l34OVX++
>>130 逆に「善人」「正義」とするとわかりやすいと思う。イラクにもアメリカにも
正義はあったし、どちらも悪人であった。(グリーン・ゾーン)マスゴミの
罪悪を言うなら「善人ズラ(中立ズラ)して善悪を語る奴」となるから。
526 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 19:07:15 ID:O6INAs68
>>524 俺は支持する。
スカーフの事はしらないだろうけど、現場で祈る佳乃父を見て
光代もまた覚醒したのだと思いたい。
人殺しだけど実はいい子もいる、では死んだ方は浮かばれないしね。
>>524 ポジティブバージョンに一票。
ネガティブバージョンでは救いが無さ過ぎる。
小さい頃に引き取って大事に育てた可愛い孫だもの。
殺人しようと何しようと孫は孫だよ。
このスレも何個か前まではもう少しマシなハナシしてたんだけどなぁ・・
半分以上、トンチキな話だなぁ・・・
すでに600年も前に世阿弥は「秘すれば花」と云った。ただ花を花として書けば、花が立ち現れるという安易な意識からは
本質的なものは何もあらわれない。という意味だ。
原作世界がある事はちょいと置いといて、「悪人」というタイトルが冠されたこの映画はひとりの男の表情をもって幕となる。
観る者の心を揺さぶる、美しくもあり哀しくもあるすばらしい表情だ。一般的な価値観で語られる「悪人」という言葉
とこの男の表情との間に生まれるある種のギャップ・その情緒を読み取ろうとしなのはなぜだ?何が故にわざわざ「悪人」
という誰にでも開かれた表題なんだ?
この映画が観る者の通俗的な観念を揺さぶろうとしているのが、わからないのか?
なのに何故、わざわざ、自分のこれまで培ってきた狭い観念の範疇に押し込めようと、登場人物達の在り方や挙動に幼稚で無駄な解釈を与えようとする
バカが後を絶たないのか?(無論妥当なのもあるが)コレそういう映画か?どの登場人物も社会人がある程度まともに日本で生活してたら、自然に
感情移入できるように出来てるじゃん。ソレ以上でも以下でもないよ。よく出来てると思うけどね。その辺は。まあアラ探せばキリがないって。
映画は娯楽だ。観る者すべてに解釈が許されている。とはいえココ読んでたらサスガに辟易とする。リテラシーに欠けてるヤツほどこういう意見が
でると上から目線だなんだと怒りだすしなw言っとくがオレは自称映画通でもなんでもないから。
ここは2ちゃんだからかもしれんが、観客がこんな資質のヤツばっかなら、日本の映画はもう先がないな。悲しくなる。
ま、ソッコー叩かれるんだろうねw通りすがりの書き逃げだから。どうぞ〜
>>528 雑談してるだけだよ。
別に高尚なこと書く必要ないじゃん。
531 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 20:11:45 ID:O6INAs68
>>528 秘すれば花 なんて誰でも知ってるよ。
自身は抑制を欠く低能君のようだが。
532 :
名無シネマ@上映中:2010/10/15(金) 21:36:05 ID:wPzUBH4U
「秘すれば花」の意味、
全然、違わくね?
皆さん優しいね釣られてあげて
人の首を絞めて殺してしまうほどの衝動って凡人の俺にはやっぱり理解できない。
んじゃ制作側が理解してほしいと願ってるかというとそんなはずはないだろうしw
でも理解できなきゃ肝心のシーンで揺さぶられないし。んじゃあんま細かいとこ
気にせずおとぎ話として処理しちゃおうかと思うがそんなタッチで描かれてないし。
ほんとめんどくせー映画だよww
あれ?何、二者択一っぽい流れになってんの?
それこそ悪人のテーマと真逆じゃんw
釣られてるかな?
「秘すれば花」なんて大仰な出だしの割に、改行もまともに出来ないし、
3点リーダーも知らないし、「原作世界」とか「誰にでも開かれた表題」とか
知性を疑われかねない脇の甘い言葉遣いだし。
こっちがかわりに赤面しといてやるよ。
プ
確かに映画のあの殺人は理解できんかもなぁ
祐一が精神的に追い詰められてどうしようもない状態にいるって
ところの描写をもっと濃くしてほしかったなぁ
かっとなりやすいタイプでないの?
普通ならほっといて帰るわ
パニックになってる。
小さいころの、誰も自分の言葉を信じてくれなかった、
というの悲しいね。
俺は
>>494だが…
秘すれば花、の書き込みした奴に一票入れたいね。
確かにココは、トンチキが無理して小難しい書き込みして悦に入ってんのが多すぎる。
キリン婆ちゃんのスカーフがどうしたって?w
んなもん、原作にも無いし、単に観客向けに決まってんだろよ?
「あ、婆ちゃん来たんだな」
それだけだよ。
まさかお前、漢方薬供えるわけにゃいかんしなwww
自分からは観たくない鏡を突きつけられたような映画。
ダサいこと、情けないことは何でも一時の快楽として「割り切って」しまえば楽だけど、
正直、寂しい人間だらけでしょ?
最後のシーンは、ダサい出会いで知り合った「かけがえのない人」との
儚い希望だからこそ号泣してしまう。
「出会い系」って「健康食品」同様、悪徳業者も多いんだろうけど。
543 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 02:17:51 ID:/oDUHGn2
494=528
なのかと思ってた 違ったんだね・・・・
首絞められて光代死んだのかと思ったわ
私だったらあそこで死にたかった
あんな強烈な経験して生きてけるのかな
>>542 >観たくない鏡を突きつけられたような映画。
あー自分も本当そんな感じ。
>ダサい出会いで知り合った「かけがえのない人」との儚い希望。
ちっぽけな人生の中にやっとこさ灯った希望。
ラストカットの祐一の顔はちょっと忘れられないよ。
546 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 02:47:37 ID:Nt+nq2zz
祐一みたいな、絶対裏切らなくて、無口で、エッチしたら金もくれる男が欲しいな
車のバックナンバーが長島33に見える
原作読了。さんざんこの板では言われてるだろうけど、劇中で
「どっちも被害者にはなれんたい」をどこかで祐一に言わせておけば
映画のオチに混乱する人も少なかったと思う。
でも観客を混乱させる事が映画版の狙いにも思える。
>>528はID:34k7h77hの人?
無理して2ちゃんなんかに張り付いてないで有料の映画同人サイトとかに行ったほうがいいですよ
いや、あおりじゃなくて
ここじゃあなたにとっても不幸でしょ
>>541 漢方お供えしてたら、また新解釈で盛り上がるんだろなここのヤツら。
アホクサ
>>548 祐一の人格を語る上で核となるその視点をなんで映画版ではあええて省略したのかは、むしろもっと議論されて然るべきだね。
省略するなら、映画で母ちゃんだして余計な事言わせる必要ないのにね。
552 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 10:42:37 ID:2+wwNx5U
>>550 自演で擁護ですか。
「漢方をお供えしてたら」って、
ありえない仮定を前提に他人を叩くとは
余程悔しかったんだね。
>>552 なんでも自演自演と決めつけて他人を叩いてるオマエはなんだ?例の単細胞?
ID替えてゴクロウなこったなw単細胞クンw
灯台で母ちゃんに捨てられるところの回想シーン
母ちゃんの「ここで待ってなさい」というセリフ入れてもよいのになと思う。
つたない祐一のセリフだけでは、臨場感が伝わらない感じがする。
>>541 原作にも「誰が置いていったのか、オレンジ色のスカーフが、目印のようにガードレールに
巻かれてました。」という記述がありますよ。
>>549 同意。ここの書き込みのレベルが低いと思われる方々は、もっとご自身にふさわしいような
サイトに移動された方がよろしいのでは?
557 :
523:2010/10/16(土) 13:36:06 ID:gSSwiETy
>>523です
なんか私のせいで荒れちゃったみたいですね
すみませんm(__)m
スレが荒れるのは本意ではないので今後書き込みは控えます
ご迷惑をおかけしました
あ、ロムは続けますよ
ここでいろんな人の意見を見るのは楽しいから
>>526さん、
>>527さん、それに
>>541さん、レスありがとうございました
うれしかったです
では、楽しいスレになりますように・・・
それでも映画の祐一にまた会いたいと思ってしまう。
559 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 16:28:14 ID:9AfgDFZr
>>154 顔の演技しか目に映っていないのなら、お前の目は節穴だ。
561 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 17:20:36 ID:2+wwNx5U
>>554 連投しちゃうくらい悔しかったんだw
秘すれば花だよ。
では単細胞じゃない批評を今夜はお願いします。
待ってるからね
自演??
この映画が理解できない奴の蔑み方だなwww
ま、
お前が男でも女でもいいけどさ、
少なくとも映画が理解できるくらいの恋愛はしとけ。
アホな解釈でチンポコ舐め合うようなこたぁ無くなるからよwww
563 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:09:52 ID:tqbpHI7C
初めてあったときに
「メールで話してた灯台でも行く?」
「ホテルへ行く」
この会話に寒気を感じたのは俺だけではないはずだ。
しかしこの振り(会話)があって、後の灯台での逃避劇に意味を持たせてくる重要な会話だと思う。
見てる側はこの会話で二人にとって灯台とは象徴のようなものと認識するからな。
そういう複線がこの映画にはいろいろあると思う。
ばあちゃんに買ってあげたスカーフがかけてあったというのは
ばあちゃんは祐一は殺してないと思い続けた幻想を見限って、現実を受け入れたってこと?
それとも、祐一からもらったばあちゃんが一番大事にしてるものを供えますから許してください。
みたいな解釈?
それともそれ以外?
565 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:16:05 ID:tqbpHI7C
「灯台の会話」のほかに印象に残っているのは
ホテルへ行く途中で光代の普段勤めている洋服店がたまたまあるシーン。
光代の心情を思うと心苦しくなった。(もちろん断らなかったというのは
そういうことだろうが)
566 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:18:26 ID:tqbpHI7C
>>567ばあちゃんが、お参りに来たということが第一。(それがなければ
そもそもお参りにきたということすらわからない)
馬鹿なことを祐一を許してくださいということが第二。じゃないのかな。
567 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:25:29 ID:tqbpHI7C
ラストの首絞めについて。
俺は明らかに、警察が来るから光代に迷惑をかけないために
首をしめる演技をしたと解釈をした。手をのばしたのは最後に
さよならの意味をこめて手を握り締めたかったから。だけど
一緒に見に行った友達は「なぜ首をしめたんだろうか?」と
聞いてきて、俺がその説明した「そうかな?」みたいな表情をしていたし、
このスレをみてひょっとしたら違うのかもと思い始めた。
568 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:28:14 ID:2yy4urkV
原作読んだが、小説の佳乃殺害シーンも、やっぱ映画同様に違和感あるな
よくできた小説だとは思うが、どうしても、峠道にとり残されたうら若い女があそこで、
拉致られた、レイプされたって言ってやる!と男相手に叫ぶのは、殺してくれというようなものじゃないか
それとも佳乃は、マスオさんに振られ、死んでもいいと自暴自棄になってたのか?
569 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:34:02 ID:tqbpHI7C
>>568振られて、しかも峠に蹴落とされ、自分があまり気に入っていない男が後をつけてきて、
かんしゃくをおこしたんだろう。
だからといって、まさか殺されるとも思ってみなかっただろうけど、
祐一にしてみれば、一度不愉快な思いをさせられ、よかれと思ってやことを
逆手にとって悪態をつかれれば、あの性格だから(感情コントロールができあない)
殺人という結果になっても不自然ではないと俺は理解している。
少なくともテレビの殺人事件ドラマで、相手ともみあってるうちに
、頭ぶつけて死亡とかいうよりは説得力のあるシーンだったと思うよ。
>>564 スカーフの話をすると、偉い人に怒られますよ!
571 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:37:07 ID:tqbpHI7C
違和感を覚えたといえば、
祐一がなぜあそこまで光代に性欲を覚えたのか?
深津がタイプじゃない俺にとってセックスのシーンは
祐一にとって拷問に見えてちょっと滑稽だった。
祐一の佳乃首絞めのきっかけは佳乃の 「あんたの言うことなんて誰も信じない」 という言葉でしょ
母親に置き去りにされたときのトラウマ
573 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:49:55 ID:HEG8l7/M
>>568 増尾に「アンタ、誰の車にでも載るっちゃろ」と言われたことが
佳乃にかなり影響したと思う。
574 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 20:53:06 ID:XoGBpdDS
祐一って誰かと出会いたかったのか、誰かとセックスしたかったのか、どっちなの?
あんな性欲の塊みたいな奴に、俺は誰かと出会いたかっただけなんだよって言わせてもなんだかな
575 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 21:09:46 ID:FF0kC78W
増尾の蹴りの角度と、佳乃のガードレールへの
頭のぶつけ方が絶妙だった。
>>573 その言葉がかなり応えてるってことだよね。
あんな山道に取り残されても、もう祐一の車には乗れないくらいに…
577 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 21:35:45 ID:XoGBpdDS
>>575 クルマの運転席に座った体勢で、左足を上げて一発で蹴り下ろすってなかなか難しいよな実際
ベンチシートなら楽だろうけど、それでも相当強い力の蹴りじゃないと、あんな綺麗に飛ばないよ
>>575 確かに絶妙
観てて演技とは思えない現実感で引いてしまった
>>568 佳代は田舎者で貧乏人。福岡という都会で友達にすら見栄をはっていた。
あのとき、マスオに手酷く侮辱され、車から蹴りだされるという
辱めを受けた。その姿を、自分がコケにしていた祐一に見られ
同情の手をさしのべられた。佳代にとっては、祐一を侮辱し
踏みにじることでしか、自分の自尊心を保てなかったのだと思う。
この物語、実はなにもかもが祐一の嘘なんじゃないかな
佳乃の言葉におののいただけで絞殺したとすれば、ああまで車でストーカーのようについて行ったのは不自然
やはり無視されたことに対する復讐心があったと見るべきではないか
実の母に金をせびったのも単に恨みからだし、
ラストで光代の首を絞めたのもパトカーのサイレンで思わず激昂したため
ただ、祐一はそういう自分の咄嗟の行動を後から客観視できる能力を持っているという・・・
582 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 23:24:11 ID:3hAmFejU
>>574 誰かと出会って、会話だけで満足できる器用なイケメンの設定が好みなら、
月9あたりでも見てればいいと思うが。
スカーフのことだけど、優しい祐一の象徴であるスカーフを、
お供えした理由が私には分からない。
私がおばあちゃんならそれはしない。
でも観客におばあちゃんが来たことを短い映像で知らせたかったのかも。
でもおばあちゃん、本当にあのスカーフ、手放して良かったの?
って思っちゃう。
584 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 23:41:35 ID:RQ678xdk
>>583 手放しちゃっていいのかなっていうのは自分も思った。
大切なもののはずなのに、それを捧げるってことは
スカーフを贈ってくれたときの自分に対する祐一の優しさが少しでも
佳乃に向けられていれば…みたいな思いがあったのかなぁと思う。
スカーフの話、ラストの解釈、こうして知らない同士が何かについて
考えを語り合うのって楽しいと思うけどね。
トンチキだの単細胞だの他人を見下せる人の、すばらしい批評を
待ってるんだけどなかなか書き込まないなあ。
>>567 同意。
更に付け加えるなら、光代に自分を徹底的に「悪人」と思わせるためかなと。
「俺はあんたが思ってるような人間じゃない(だったかな、うろ覚え)」って台詞と同時に
首を絞めてるところで、光代に本気で殺そうとしたと思わせたかったんじゃないかってね。
(芝居じゃなくて、本気の殺意を持って殺そうとしたと思わせたかった)
それが最後の光代の「あの人は悪人なんですよね」に繋がると思う。
だから警官に引き離された祐一が手を伸ばして光代の手を握りたかった部分が生きる。
それこそが、祐一の本当の気持ちを表してたシーンじゃないのかな。
原作未読だから、自分解釈になっちゃうけど。
余談だけど、祐一が光代の首を絞めるシーンはぞっとした。
本気で殺意を感じたよ。目が底光りしてて本当に迫力があった。
あのシーンの妻夫木は圧巻だったね。
原作、図書館で予約したら40人待ちとかだから買った
ヘルスとか、やはり映画にない部分が興味深かった
スヌーピーの弁当箱に
婆ちゃんが作った残りのから揚げと自分が作った甘い卵焼き
祐一可愛すぎるだろ
>>583 原作未読の俺の見解↓
祐一本人は逮捕され実刑を免れない状態で亡くなった現場に謝罪の為に訪れるのは不可能。
祐一の優しさの象徴であるスカーフを捧げる事で祐一の謝罪と反省の想いを届けたかったのでは。
誰か
>>586を構ってやんなよwww
性懲りもなく唐突にスカーフネタを蒸し返し
IDが変わると毒を吐く。
批評を聞かせろだ?
誰もお前みたいなのと絡みたかねえってwww
>>583 おばあちゃんは、祐一に貰った大事なスカーフを供えることで
孫になりかわって被害者にお詫びをしたかったのかなと思った。
それに、あそこ寒そうだったから、被害者もさぞかし寒いだろうと。
自分はこの映画は好き(好きと言うのも何だけど)。
強く引き込まれて全然忘れられないから。
>>590 別に他の人にかまってもらえなくていいけど
>批評を聞かせろだ?
>誰もお前みたいなのと絡みたかねえってwww
結局まともな批評はできないって事ね。これが逃げ口上って
頭悪いな。
594 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 01:24:07 ID:88lSRK2W
>>590 586以外もスカーフについて語っていますよ。
まとめてトンチキ呼ばわりしたのだから、トンチキではない書き込みを貴方が披露すれば終わりです。
私も待ってますので是非ともよろしく。
そもそもトンチキ発言したのは俺じゃないし、
自演だの何だのと言い出したのはお前さんだろ?
誰彼構わずに自演扱いはする、
話を蒸し返して毒は吐く、
挙げ句、今度は逃げ口上かよwww
だからトンチキなんて言われんだよ、お前みたいな人間は。(言ったのは俺じゃないけど、そりゃ同意するわ)
過去スレでも読めば正解などゴロゴロしてるのに、
それを拾い上げられない奴には批評など無駄。
大体お前、この映画に批評って何よ?
批評なんておこがましいだろっての、特にお前みたいな人間は。
まぁ、お前みたいなのが批評だの言い出すのはわかるけどな。
じゃ、スレ汚しはここまでにして消えるとするわ。
元から俺は第三者に過ぎなかったしよ。
とにかくカタルシスが半端ない
もう泣けて泣けて
最後の祐一の夕日に照らされた顔がたまらないよ
自分も自演なんて言ってないけど、誰と勘違いしてるの?
それと以下のレスはあんたじゃないの?
違うとしたら反スカーフ派?は同じような口調の人が
短期間に現れては消え現れては消えしてるんだねえ。
まあ完全に消えてくれるらしいからスッキリしたよ。
541 :名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 02:02:19 ID:cX7jdziz
俺は
>>494だが…
秘すれば花、の書き込みした奴に一票入れたいね。
確かにココは、トンチキが無理して小難しい書き込みして悦に入ってんのが多すぎる。
キリン婆ちゃんのスカーフがどうしたって?w
んなもん、原作にも無いし、単に観客向けに決まってんだろよ?
「あ、婆ちゃん来たんだな」
それだけだよ。
まさかお前、漢方薬供えるわけにゃいかんしなwww
で、また逃げ口上と。
>大体お前、この映画に批評って何よ?
>批評なんておこがましいだろっての、特にお前みたいな人間は。
598 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 01:49:29 ID:e5oyUUbx
自分も
>>586に同意。
>こうして知らない同士が何かについて
考えを語り合うのって楽しいと思うけどね。
映画の解釈について語り合えて、いろんな人の意見が聞けるのが楽しいので、
ここを覗きに来てる。自分の意見と似てるのも、全く違うのも含めてね。
それをおまえの解釈は浅いとか、理解できないヤツは資質がないとか、
自分と違う意見を馬鹿にするだけなら、ブログで感想でも書いとけばいい。
あーあー、ダメだこりゃwww
何が原因で揉めてんのか知らねーくせに、
ほんの数レス読んで「私も
>>586に同意」だの抜かすバカが出てくる始末。
>>528から読み直してからガタガタ抜かせよ。
そっから違うだろっつーのによ┐('〜`;)┌やれやれwww
600 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 02:46:19 ID:88lSRK2W
>>599 消えるんじゃなかったの?
馬鹿で礼儀知らずな上に嘘までつくんですね。
こんなに簡単に嘘をつくとは、やっぱり自演も(ry
とにかくご自身で発言した事なので消えてくださいね。
601 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 02:59:05 ID:YYDR25nP
この映画カルタシスが半端じゃないね。
首絞めたのは、光代を庇うためって言ってる人が多いけど、
ユウイチが光代を好き過ぎて、独占欲や、光代は待ってるって言ったが素直に信じられなかった思いなど、あったんじゃないかな?
悲しい生い立ちや今までのユウイチを見せ、根は悪い人じゃないという風に見る側は思ったが、
最後の最後で、やっぱり悪人は悪人なのか・・・?で終わると。
これは俺の読みが浅いだけかな?
妻武器くんって意外に影のある暗い役がハマるよね
リアルじゃ超リア充なのに役者ってすごいなぁ
IWGPの元いじめられっ子のヤクザも好きだったのを思い出した
・スカーフ粘着の複数自演キャラ
・カタルシス
あとは俺しかいねーじゃんwww
消えればスッキリって、お前、要はそこだろが。
馬鹿だの礼儀知らずだの笑わすなよ。
そっくり返すわ、タコwww
>>603 山田孝之とかが演じても役にすごくハマりそうだけど、内容が内容だけに
妻夫木のような本当は爽やかなタイプの俳優が演じて良かったかもな。
どんなに怖くても、妻夫木という俳優が演じてたから多少安心できた。
かといってユウイチにも入り込めるくらい違和感はなかったし。
妻夫木君が超リア充かどうかは知らないが、今まで彼の背中から陰を感じた事はない。
本人的には色々あっただろうが、素直で可愛い子がそのまま大人になれた人なんだろうと思う。
うらやましいよ。
先週のおしゃれイズムに出てたんだけど
まだ祐一が抜けてないって言ってた
時々自分がどんな性格だったか分からなくなる、とも
それだけ役作りに入れ込んでたってことだよね
昨日
>>564だった自分だけど、
スカーフの件はあまり出さないほうがよかったみたいですね。過去レス読んでなかったからスマソ
話し代わって、祐一のスカイラインといい、
ヒーローショーのあいつのシルビアといい、
ブルーカラーのアイテムとして見てるだけで、「うちの近所におるわ〜」って気持ちがわいてくるwww
>>583ですけど、自演とか書いてる人がいるのでそれは違います。
ただここを読んでて私もスカーフについて気になってたから書いただけです。
ラストの解釈も、私は1回目原作未読だったから、すごくとまどいました。
でもそうやって揺さぶりかけるのが、映画製作者側の意図だったと思います。
それで原作も買って読んだし、もう一回映画も見に行きました。
もし、自分が光代だったら、殺人の告白をされた場合、どんな心境になるかな?
どんな行動をとるかな?とれないかな?
などと考えました。あと、灯台には何日ぐらい居たのかなぁと気になります。
ひげそりしてたという設定だよね、、、。
610 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 09:04:07 ID:jlOsWhOI
俺は567何だが、
>>602もし本当に殺そうとしたのであれば、祐一はいやな人間は消す
単なる殺人鬼に陥る。作品で描こうとしていた祐一像を最後に全て否定することになって
祐一の優しさとか丁寧な描写、最初になぜ佳を殺さなければならなかったのか
の説得力すら否定してしまう。全て意味を成さなくなると思う。
まさかこういう解釈をする人はいないよね?と作品で観客をためしているのではないだろうか。
611 :
557:2010/10/17(日) 09:04:15 ID:NJDP4tbx
おはようございます
書き込み控えるって言ったのにすみませんm(__)m ちょっとだけ
私は昨日の
>>523>>524でスカーフの話の言いだしっぺです
トンチキって言われたのも自分かと
で、その後
>>557でそれ以降は書いてません
ですので ID:VQ4BSdv さんの自演のなんのというのはまるっきり見当違いのようですよ
言いがかり付けられた他の方に申し訳ないです
ていうか、そんなにスカーフの話されるのが嫌なんですか?
何かスカーフにトラウマでも???
↑
失礼
ID:VQ4BSdvGさんでした
613 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 09:08:19 ID:jlOsWhOI
俺は567なのだが、
>>609俺はスカーフのことに関してはお供えのシーンよりは、
祐一の祖母への優しさが、スカーフだけでしか表現されてなかったのが
不満だな。逃走しているに少しでも祖母のこととか考える描写があっても
よかったような気がする。あんなに祐一のことを思っていてくれる祖母なんだから。
614 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 09:32:14 ID:jlOsWhOI
俺は567なのだが、
それとイカの目から殺人の回想シーンにはいる部分は圧巻だった。
センスあるなとおもった。俺だけかな?
こういうことあまり他の人語ってないけどみんなは何も感じなかったの?
前にも書いた、最初にホテル行くときにみえる国道の服屋が見えるシーンとかさ。
615 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 09:38:01 ID:jlOsWhOI
俺は567だのなが、ヤフーにも投稿したので見てほしい。
以下ヤフーに投稿した文書
自分は日本映画というだけで敬遠しがちだったが、
この映画をみて考えが変わった。どなりちらすだけの演技や、
人気ドラマを2時間に収めただけの映画ともいえない作品が多い中、
演出、演技、展開などハイレベルで展開し、見終わった後
「これが映画本物の映画なんだ」と感じた傑作。
登場人物
妻夫木の物静かで不器用で感情表現がうまくない男になぜか
共感(その性格ゆえに殺人を犯してしまうのだが。深津にあ
れほどまで性欲が沸くところは共感できなかったが。)
殺害された女性の父親のいぶし銀のような演技。遺体をみて
そそくさと外へでていき、なくわけでもない、葬式で警察に感
情をぶつけるシーン、何度も泣きそうになった。
殺害された女性とその親とのギャップがすごかった。ただそれ
は現実離れしているということではなくリアルに描写。
616 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 09:39:09 ID:jlOsWhOI
俺は567だのなが、ヤフーにも投稿続き
演出
印象的だった演出はイカの目から回想シーン。(不気味さ)
深津と妻夫木がホテルへ初めていくときに深津がいつも勤め
ている洋服屋を写す妙な生々しさ。最後に殺害された女性
の親父が家に帰っていくと床屋を磨いている母親の家庭の温かさ。
マイナス面
残念だったのはリアルに描いた前半に比べ、マスコミが
押し寄せたり(マスコミの描写も他に比べて稚拙だった)、
灯台で警察に突入されたり、するシーンが非現実的になり、
やや見ている側との距離をもたせてしまったところか。
また妻夫木が祖母に対して優しさをほとんどみることが
できなかった(逃走中祖母を思うシーンは皆無)
とはいえそんなことはほとんどマイナス要因にはなっておらず、
自分にとって日本映画の最高傑作と評価できる作品であった。
先週見たけど、隣のおっちゃんの鼻息がうるさいのと、
とんでもなところで笑い出したりして全然集中できなかった
30分くらいしてから空席に移ってからは内容が頭に入ってきた
やっぱり座席周辺の環境って大事だと思った
個人的には佳乃と光代の妹が同じタイプっぽいなぁと思ったな
618 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 10:11:22 ID:uQqGAnzX
なぜ妻夫木が実母からたびたび無心していたか、その理由シーンは絶対に入れるべきだった
それから、最後のタクシーシーンと灯台シーンで、未だ深津は妻夫木を全く疑っていないかのようだった
それじゃ原作と全然違うだろ、と言いたい
619 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 11:08:50 ID:jlOsWhOI
>>618原作よんでないので教えてくれ。
無心の理由も。
俺は無心の理由は金がほしいという理由ではなく、恨み、償わせるという意味だと理解している。
620 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 11:48:06 ID:88lSRK2W
>>604 やっぱり悔しくて出て来てしまう。哀れです。
自分はカタルシスなんて事も、自分は消えるなんて事も一切書いてませんよ。
興奮して自らの書き込みも他人のそれも混同しちゃってるんですね。
現実社会にうまく適応できる事を祈ります。社会の為に。
ラスト、祐一は光代をかばおうとした。
同時に殺意も本当だったと思いますがどうでしょう>all
>>620 同意
おれも両方感じた
警察に被害者だと思われるように&自分のことは忘れて幸せに、という気持ちで殺す演技をしたけど、
やっぱりどこかに、一人になりたくない、孤独に戻りたくないって気持ちもあって(このままほんとに殺しちゃおうか・・・)みたいな?
うまく言えないけど
前半も禿げ同
622 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 12:09:24 ID:17ZzG4oo
>>620 祐一が光代を庇いかつ殺そうとしたというラインは、原作がどうであれ、俺が監督なら狙いたいところだね。
佳乃殺害にせよ母に金をせびったことにせよ、どうも祐一の言葉と行動には二重性が見え隠れしてる。
623 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 12:27:23 ID:q4741oC8
誰も書いてないので書くけど
背景の九州訛りが会話にいい味をだしてる。
624 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 12:32:20 ID:q4741oC8
あと原作では祐一は風俗通いをしていて
ある風俗嬢に入れ込んでいた。指名して弁当まで持参して
通ってるくだりは映画ではカットされてたな。
まあ本筋とは関係ないからかもしれないけど祐一という人物の
背景の一つとしてあっても良かった。
>>624 無心の理由はそうだったんだ?そうか…
自分も
>>619 みたいな理由かなぁという疑念を抱いてた。
今ここで祐一の本意を知るのも、なんだかすごく映画的な体験だw
626 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 12:40:01 ID:30UiMO4L
>>622 結論的で言うのはイヤだが(
>>598に同意、おまいらのネラー性が楽しいから)w
二重性と言うなら100%中立は有り得ないでしょ。誰の心にも善悪は存在してる。
NHKが主催したw日韓討論会なら「場を提供した側(NHK)=100%善意と
なるが、それが煽る目的に使われるなら=洗脳(麻原)となり=極悪人となる。
これも原作嫁=
>>1となるが、裕一「親に金ぜびるのも辛いんだよね。」で解決す
るが、そんな「いいひと」が売り言葉に買い言葉で殺人しちゃった事も、それで
悪人(実行犯)が規定される危うさを示してる。それは「被害者にも落ち度はあ
った」で痴漢冤罪なのだろうが、法律的には殺人=悪だから。
627 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 13:03:00 ID:q4741oC8
増尾圭吾っていう大学生をリアルで押尾学が演じれば適役だった。
628 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 13:13:05 ID:uQqGAnzX
>>619,624,625
無心の理由は「どっちも被害者になれんたい」じゃろ?
それを言わす意味で風俗シーンはあってもよかった
でも、この意味は難解だな
629 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 13:25:08 ID:e5oyUUbx
>>625 >>624じゃないけど
624は無心の理由を書いているのではないですよ
風俗通いする為に母親に金の無心をしていたわけではないです。
原作では祐一の「どちらも被害者にはなれんたい」というセリフがあります。
母親に金をせびり、加害者である母親を被害者の立場にすることによって
母親を罪悪感から救おうとしていました
このセリフを映画から排除してしまった事に対しての疑問が、
このスレ(前スレ?)でも度々あげられています
>>628-629 おお、ありがとう!
このスレではそこまで詳しく出てませんでした。
前スレ読みたいけど読めなくて…ありがとう。
そんな裏設定があったのか…ってちょっとした衝撃。
原作未読の自分からすれば、排除してくれてて良かったって思いますw
原作を読むことで登場人物の新たな一面を知る。
自分以外の他人を一つ理解したときに覚える嬉しさみたいなものが味わえました。
映画はとてもストイックに作られてるんだね。
これから原作読んできます。
すごく楽しみになってきた。
631 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 13:57:26 ID:q4741oC8
原作読んだ後の舞台の背景とか雰囲気が実際に観て映像・配役とかがぴったり重なっていて
自分で言うのも何だが感性が鋭いと思ったね。
632 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 14:07:21 ID:17ZzG4oo
>>629 ただ、そこに何となく祐一の胡散臭さを感じなくもない。
だから、二重性。
殺意と自己犠牲の矛盾性が祐一から感じとれる気がする。
633 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 14:57:27 ID:/u4nhmhY
悪人の主題歌のYour Storyの歌詞(日本語)に、「時々、問うよ、物事望み通りにならないのは何故、と。待ち続けて、ただ信じて待ち続けてきたあの頃。天使の寝顔、その瞳に涙を残したまま。¨独りにしないで¨と、僕も同じことをするのか?」とある。
これは光代の首を締めた理由じゃないの?子供の頃、母親に置き去りにされ1人で帰りを待つ辛さを祐一は知ってるから、最後に光代を突き放したんじゃないの?
634 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 15:05:32 ID:IbZyz4+7
>>627 押尾学なら祐一役が適役。
死体残して逃亡するとかリアル過ぎる。
その後の女との逃亡劇が田代まさしなら鉄板。
お塩に祐一の影は出せない
光代も「この人いかにもヤリチンそうで危険」と思って心も股も開かない
お塩なんて役者と思ってないし本当どーでもいいし
ここ学級委員タイプが多いよね
638 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 17:26:52 ID:q4741oC8
良く判らんレスだな
佳乃が峠で祐一になぜ暴言吐いたのか理解できない奴って意外といるんだな
640 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 18:57:52 ID:p2LHxcYq
佳乃父が増尾に突撃しスパナを落として去った後に、捨てたスパナで器物破損をした男は誰ですか?
私は全くの第三者で、佳乃父が増尾に突き飛ばされた時にたまたま通り掛かった男で
『大丈夫ですか?』と声を掛けたが
『ほっといてくれ』と言いながらスパナを握って増尾を追いかけて行く狂気的な姿に、止める事も出来ないが、気になり後を追いかけててしまう。
増尾が友人達との集まりの場所の店前で、『あんたには大切な人は居るのか?その人の幸せな姿を思い浮かべた時に自然と笑顔になってしまう様な、そんな人は居るのか?etc。。。。』などの言葉や、増尾に向けた言動に心を動かされた人なんだと思っていました。
一緒に見た友人は増尾とラーメン食べてた友人だと言います。
気になって仕方有りません。
641 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 19:06:07 ID:efqxsUeI
>>640
えーと、釣りではないですよねw
スパナでテーブルを叩き割った青年とラーメン食べてた友人は同一人物ですよ。
642 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 19:06:14 ID:8fwQhN+e
>>640 増尾の親友の鶴田。ラーメン一緒に食べてた人で合ってるよ。
エイタの弟さんらしいよ。
>>642 スレ1か2あたりではラーメン食べてたのが妻夫木に見えた人も居たくらいだからw
645 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 19:30:01 ID:p2LHxcYq
釣りじゃ有りませんでした。。。。
増尾のラーメン屋での言動や、死者にムチ打つメール公開で、心では軽蔑してたかもしれないけれど、それでもその日も一緒に行動してたのならスパナを拾い上げて増尾の10m後を追って行く狂気や殺気を持った父を見て、とっさに増尾がスパナで襲われて最悪殺されるかも?。
と感じた筈です
増尾は確かに心貧しい男かもしれないが?それでも離れずその日も一緒に行動してた友人なら
増尾にげろ!って言わなかった事や、凶器を持って入って行く父も止めなかったに二重に違和感を一番感じました。
最悪を想定して止めずに居たなんて、ラーメン食べてた友人も怖い人だと思った。
>>645 原作にはメールを回し読みしている場面で怒りを覚える鶴田の心情は描かれているけど、
それ以上の表現はない。
「スパナで器物破損」はあの役の俳優(エイタ弟)に監督が、
君ならこの場面でどういう行動をする?と問いかけて、その通りにやらせたそうだよ。
佳乃が増尾に送ったメール回し読みの場面は
この映画の中でもぐっとくる場面だね。
佳乃のかわいらしい気持ちが文面に出ている。
それまで周りの友達と同じようにはしゃいでいた鶴田が
メールを読んだとたんに現実を実感した表情に変わる。
それと原作では佳男が蹴飛ばされて脳震盪起こして
鶴田は病院に付き添って、そこで佳乃の父であることを知り、
「増尾の居場所には連れて行くがくれぐれもへんなことは考えないで下さい」と
一言添えていたよ。
映画の方はそんな場面無いから
>>645みたいに違和感感じるかもしれないわな。
鶴田はオタク系だから自分と真逆なキャラの増尾に屈折した好意(憧れ?)を抱いている
だからあの増尾はちょっと認めれない、パパを前にして一言謝って欲しいみたいな、屈折した心理の結果に描かれてた
650 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 20:26:43 ID:p2LHxcYq
>>646 それで違和感感じたんだわ。
リアルで君ならどう行動する?
で、エイタ弟の素の行動だったんだな。
自分事で我を忘れての行動ならまだ理解出来るけど、友人の役柄的には、大人しくて長いモノに巻かれて強く意見をする事も出来ない感じで人の痛みが分る人柄でしょう?
巻いて貰ってた友人相手にあそこまで行動する起爆剤が、ちょっと知ってる女の子だし、
飲食店で飛び散るガラスの破片で、他のお客様の怪我や飲食物の混入してしまうかもしれない迷惑や、店側の迷惑な事を瞬間的に考慮出来る子と思ってたんで物凄く以外で他人だと思ってました。
ラーメンの時の友人なら、
『やめろ!(大きな声)あの人も娘さんも被害者なんだよ。死者や遺族を愚弄する言動はやめようよ(だんだんか細い声になって行く)』が妥当な感じがしました。
あの場面は色々な事にリアリティが無くて、あの場面は特に違和感だらけでしたがそう言う事だったんですね。
映画だから強烈な印象付けは出来たとは思う。
651 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 20:34:05 ID:p2LHxcYq
>>648 原作にはそんな流れが有ったんだ。。。
丁寧に説明してくれて有難う。
納得出来ました。
原作読んでみます。
ありがとう。
>>649 原作の話ばかりしてすまんが、そんな深読み(憧れ?てる)なんて思えなかった。
なんとなく友達になって、大勢の友達の中ではまあ一番仲がいい位でなんとなく付き合っている感じの関係。
鶴田はいつも家で映画のDVDかなんかばかり観ていたけど現実を余り知らなくて、
佳男に会って初めて生の人間の匂いを感じた、そして増尾と佳男がやり合っても
勝てないだろうけど何か言い返して欲しかった、という鶴田の告白の通りとしか読めない。
今時のうわべだけの人間関係の象徴というか。(大切な人は居るか?の問いかけが生きてくるように。)
まぁ深読みっちゃあ深読みですね
ただ鶴田は高いだけの不味い店に不味かったとズケズケ言う増尾を好きなんだよね
これって自分に無いキャラへの好意だと思った
654 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 20:55:21 ID:7WLt2nK8
この映画はすばらしいと思ったんだけど,小さい点で
気になったのが,雨なのに空が明るいこと。たぶん,
ロケのスケジュールの関係とかあるんだろうけれど,
もうちょっとツメて欲しかったと思う。紳士服店から
自転車を眺めるシーン,なんか光っちゃってて惜しかった。
>>645 そんなに違和感がある?
岡田の初登場・ラーメン屋でのいきさつで岡田の後を追わずに残り、メールの回し読みのシーンでは最後皆の興味が女に移った隙にすばやくメールの内容を確認する行動から
岡田のグループに所属してるが内心岡田らについていけないし、佳乃の死を笑い話の種にするのを嫌悪してるがグループから外されるのは嫌だ ぐらいに思っているのを表現してて
あの日も一緒に居たわけではなく待ち合わせのお店に向かう途中、父親と岡田のやり取りを目撃するが、父親の独白を聞き赤の他人である自分が独善的に制止、諭す事はできないと思ってたんじゃないかな。
少なくとも俺が友人の立場なら同じようにするだろう。
そして父親が岡田に
「お前はそうやって生きろ」
と告げたあとも
岡田は自分の行動を省みる事もなく体裁を気にして去った父親を小馬鹿にして己の自尊心を保とうとしているのをみて怒りが爆発したんだろう。
増尾は自分とは真逆で、だから惹かれる?大事な友人だけど、
自分と同じ様な心の感覚を持ってはいない事への苛立ちみたいな感じ。
658 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 21:42:29 ID:L0hnSrRm
美しい夕日を見て涙ぐむ祐一の顔の裏に
深い闇があることを思うと
ゾッとするラストカット
>>650 さすがに飛び散るガラスの破片の心配ができるほど大人な年齢ではないと思う。
>>657 へぇ原作では大事な友人だと思ってたんだ意外
あ、あの男の子って瑛太の弟さんだったのか。
歌手?かなんかのMEGっていう人との熱愛の記事に
「悪人に出演」みたいな感じで書いてあったから
え?出てたっけ?と思ったら
結構いい役で出ていたんだな…
あの男の子が瑛太の弟さんて
全く気がつかなかったorz
661 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 23:02:14 ID:Gym3fpoh
満島の役が自分に見えた
気をつけます
662 :
あんそに。:2010/10/17(日) 23:03:37 ID:QQFOf9+C
先週の火曜日に見ました。
もう時期1週間が経つけど、映画のことまだ考えてます。
それ程心に響く映画やったんやなぁと思います。
やっぱりどう考えても殺人は殺人、決して許されるものではないと思います。
それでも私は、不器用で間の悪い祐一のこと、愛しいな〜って思います。
最後光代の首を締めたのは、光代を殺そうとしたわけではないと思います。
あれは彼なりの優しさやったんじゃないかな?
光代が待たなくていいように、わざと自分に失望させて、
これから日常生活を変わらず生きていくであろう光代を自分を思うことによって
苦しめんように。幸せに生きていけるように。
勝手な私の見解ですが、それ以外の理由は考えられないですね。
なんか、究極の愛ですよね。愛する人の幸せのために、悪人を演じるなんて。
いや、人殺した時点で悪人ってレッテル貼られるんでしょうけどね。
もう、それに加えて最後の祐一の表情の切ないこと。
この人、なんて悲しい顔をしてるんや。って涙が出ました。
とても切なくて、愛しくて、優しい。そんな映画でした。
観てきました。
なんか、「息もできない」や「母なる証明」の
韓流を観終わった時と同じ感覚になっちゃいました
特に、悪人のラストシーンがサンフンとヨニの漢江の
シーンに被っちゃって、もう涙・・・・・
間違ってますか?
それと、祐一の「何で、こんなに生まれたんかな?」が
黄色いハンカチの健さんのセリフに被りました
おかしいですか?
おかしくないよとでも言って欲しいみたいだけど
個人の感想なんだから別に好きに解釈すればいいと思う。
>>663 韓流なんて観ないから全くわからん。
でも前に足をお湯で温めてあげるシーンが韓流っぽいと書いてた人がいたので
へ〜韓国では定番のシーンなのかーと初めて知った。
監督が日系韓国人3世だから?
メイキングDVD監督のインタビュー見て好感持った。
なかなか素敵だあの監督。
声や語り口はソフトでもそーとー頑固で普通に頭が超良さそう。
69観てみる
69は個人的には微妙だったw
フラガールはすごく好き。
668 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 10:02:49 ID:lCdQFnDz
祐一の心の闇の原点は幼い頃母親に捨てられたというのがあると思う。
669 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 11:16:52 ID:JWUYAzrk
肉体労働の男は女は皆イヤンw
670 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 11:39:47 ID:lCdQFnDz
祐一の解体工って設定も配役もハマってるね。もちろん光代も。
とにかくこの映画は一昔前の邦画のような不自然なノリはないし
原作のイメージに忠実な印象がある。
強いていえば原作がそうなんだけど佳乃が峠であそこまで罵声を浴びせる
必然性に?が付く。殺人に至る経緯は首を絞めるのではなくもみ合って何かの拍子
に仰向けに転倒して後頭部を打って死亡したほうがよかったのにと思う。
671 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 11:50:07 ID:lCdQFnDz
あともう1つ、光代が妹との日常の対比の中でひとつのことがきっかけで寂しさからとはいえ
出会い系の初対面の相手といっきにああなってしまうくだりは、やや無理があるかなという
気がしないでもないが。。
原作の祐一はもっと不可解な人物として描かれてる
いきなり部屋まで用意してヘルス嬢にプロポーズしたり
やはり育ちの複雑さ故か、言動が唐突で極端な振れ方をする人物という設定
映像で有名俳優が演じるとそれが無くなるね
母親との絆の喪失は人格形成に大きな影響を及ぼすだろうね
婆さんやじいさんは息子を捨てた女として扱っていただろうから祐一の言うことを誰も信用しない
それでも母親を庇うように金をせびる・・・祐一のアンバランスさの根源だよね
>>671 そうかなあ。
女としてどんどん周りから見られなくなって性的なことから遠ざかる日常
祐一にホテルに誘われて、断るのもなんかかっこ悪いし気取ってるみたいかなとか
今さらカマトトぶる年齢でもないしとか。久しぶりに男の人の肌に触れたいとか
セックスして自分がどれだけ女でいられるかとか・・・単にセックスしたかったのもあると思うよ
もしかして>673は女性の方?
祐一が首を絞めたのは <br> 嘘を殺さないと真実が消えそうになるから、だったような <br> (原作手元にないから曖昧だけど) <br> <br> 自分は何もしてないけど、誰も信じてくれない <br> 祐一にとってそれが恐怖だったんじゃないかな
676 :
675:2010/10/18(月) 14:02:13 ID:RpWshyKZ
なんかおかしくなった…orz
1〜2スレで「私もテレクラとか出会い系サイトで会った男とした事ある」って女性は
ちょいちょいいたよ。
女だってしたい時あるから、光代の行動はあまり不自然とは思わなかった。
678 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 16:00:46 ID:lCdQFnDz
おんなのフリしたカキコもあるで
平井堅が金髪にしてるのを見て、これが(原作の)祐一だと思った。
平井堅・・・
体つきも良いし、浅黒くしたら結構それっぽいね。
ちょこっと外国人風過ぎるけども
原作の祐一って、ガソリンスタンドの可愛い女の子に見栄はろうとして満タンいれたり
最初にヨシノと会う前に(殺しちゃう日)もしかして自分とラブホに行くつもりなのかな?
とかフェラさせよう、って考えてたりとか
意外に自意識過剰な所もあるんだなって思った
なんか純愛で片づけられると違和感あるなぁって思ったんだけど
最初からお互いがお互いしかいないからだなって思う
色んな人と出会ったなかで選んだわけじゃないというか・・・・
平井堅にボソボソしゃべられたらかなりイラッときそう…
うちの地方ではスローダンスの再放送がハジマタ。
ブッキーもふかっちゃんも悪人とは全然違うキャラで(むしろ真逆か)
でもこのお二人さんやっぱり似合ってるwと思った。
平井賢さんじゃ濃すぎますよ・・・首絞めなくても怖いです・・・
684 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 18:22:48 ID:+dNA+Qqb
一線越える前の祐一は681さんの言うような事は普通に
出会い系使う男なら考えると思う。
性欲>出会い だろうから。
光代と出会ってすぐにホテルというのに違和感感じる方もいるようですが
普通会う前に何度もメールのやり取りして女のほうも
そのつもりで会ってるので全然不自然じゃない。
(映画のほうはそのあたりは丸々カットですが)
女のほうはいきなりホテルよりもワンクッション
あったほうが安心だけど。食事→ホテルみたいな・・・
祐一が光代と会ったのはやっぱり性欲(誰でもよかった)が強かったと感じる。
人殺しの事を一時でも忘れたかったんだよ。
でも、光代はそんな女じゃなかった。(今まで知り合った半娼婦のような?)
光代こそが将来をともにできるかもしれない出会いだった・・・
でも、二人の恋愛はやっぱり純愛じゃない。寂しさを埋めあうような
奪いつくすような恋愛だと。
後祐一が、佳乃殺害で首を絞めたのも唐突ではなく
佳乃の吐く嘘を封じたかったのが、勢いあまっての殺害で殺す事が
目的だったわけじゃない。
光代は処女じゃないよね?
処女じゃないからついて行ったんだよ
前のセックスから随分御無沙汰だけど
深津さんのキャラで随分清らかな感じに仕上がってしまってるけど
光代は年増の性欲を持て余した女だよ
そうだよね、別に純愛じゃないよね。納得
長く付き合っては行けない二人だと思った(祐一が捕まるからとかじゃなくて)
原作の、風俗に通う祐一なんか好きだけどな〜お弁当作ったりして。
でもそれも世界がせまい故に風俗嬢にハマってた感じ
>>686 ありがとう
原作読んでみる
祐一はすぐ好きになるっていうか、誰でもいい感じがするw
ただ愛してくれたのが光代だったというだけで
SEXシートを生々しいリアルな感じではなくて美しい感じにしてほしかった。
祐一のおばあちゃんと佳乃のお父さんの描写がありすぎで…多少は2時間ちょっとの映像に仕上げるのだから祐一と光代の孤独感や心情を強く描くべきだったと思う
おばあちゃんやお父さんの孤独感や心情や背景のほうが丁寧過ぎて祐一光代の出会いや逃亡が薄っぺらく雑に描かれてる感じがして
>>665 一番韓流っぽいのは柄本と宮崎の夫婦だと思う。
特にあの父親は完全に韓流。
691 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 21:36:01 ID:a607ElM6
出頭する祐一を引き止める雨の場面、
光代は、本当に祐一大切に思っていたとは思えない。
どうしても、女の欲深さが鼻に付く。
SEX好きの嫁に答えられず離婚した俺の僻みだが。
>>691 引き止めることの両面あると思うよ。
小説の中では、光代の業について珠代がしゃべってたり、
電話でも言ってる。
でも、恋愛にそんな時期もあるんじゃないかな。自分の為の恋愛。
と、映画を見てない私が語ってみた。
人を好きになるのに時間はかからないものね。
1度スキになったら恋は盲目。
急上昇で好きになる。
小説でも最初は光代はセックスすることになって
「この人とはこれっきり会わない」って思ってるもんね。
セックスしてから生まれる恋愛もある。
映画見てないのだけど、小説最近読んで、もう登場人物が
まんま映画の俳優陣で動いてた。はまりすぎ。
695 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 23:01:59 ID:oQYBMx84
>>691 君の嫁はともかくだな
性欲を持て余したSEX好きの深津絵理なら
罪が重くなろうが喜んで逃避行するさ
その代わりに妻武器のよに毎日好きな体位で
バイ◎グラ飲んででも昼夜SEXしまくるよ
そしてオレの子供を身篭り産み育て待っててほしい
あんだけやりまくってたら妊娠してんじゃないの?と
余計なことが気になった
原作で逃亡するも息詰まり、祐一が車を捨てたことを祖母が知るシーン
あそこ映画でも見たかったな
樹木希林がどんな風に演じるのか興味ある
自分も妊娠しないのか心配だったw
>>691 祐一だって止めて欲しかったと思うよ、お互い様じゃないか
698 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 00:58:52 ID:V1f5HjSK
光代が余計な真似しなかったらみんな幸せな話だったな 多分
自首してれば罪は少しは軽くなるだろうし
運が良ければ罰金か懲役で済んで祐一はすぐ光代の元に戻って幸せになって欲しかった
光代ってただセックスがしたいだけだったんではと思う
口先では誰かと出会いたかったとか綺麗事言っときながら初対面でホテルついていくような女だもん
てか車はどこに捨てたんだろう
今更の疑問
699 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 01:03:26 ID:B07MMOKd
映画では草の生い茂った空き地みたいなところに捨ててたよ
監督インタビューで、観客が主人公に一番感情移入し同情出来る
背景人柄をあえて極力排除したって言ってる
回りの人間をいかに描くか、もしくは少ない言葉や佇まいで祐一という人間をいかに伝えるかに懸けたと
「実は小説と一番見え方が違うのが祐一
あのキャラクターを映画の中で立体化させ主人公にする方法論を
探っていくと必然的にああいう祐一になる
佳乃を絞殺してから逮捕されるまでの数日感
祐一はそこに存在していればいいというか
存在しているだけで彼にどれだけ引き寄せられるか、ということ
そう考えていくと、祐一の友人やソープ嬢のエピソードは見せる必要がなくなる
逆に彼の情報が邪魔になってくる
彼があの数日をどう過ごすか、どう反応するかという中で祐一が見えて来ればいい
祐一が佳乃を車の中からどう見るのか、その目つき一つあれば
ソープの話のかわりになるかもしれないし
光代とのベッドシーンがあれば
祐一が他の女性とどう接してきたのかが凝縮できる
一の表現から、どう十の想像を膨らませてもらうか
それをこの映画ではやるべきだと思った
それが“映画的である”といっていいかわからないが
そうやって表現してこそ伝わるものがあると信じたかった」
701 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 01:56:07 ID:iWYWlP1Q
>>684 >光代と出会ってすぐにホテルというのに違和感感じる方もいるようですが
祐一は、「出会い系=割り切ったお付き合い」という、光代には理解できない常識を、
過去の苦い経験から知ってるだろうし、
本気な付き合いへの期待なんて辛いだけだったのでは?
で、原作に無い、金銭やり取りの場面が生きてくると。
702 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 02:26:31 ID:7e70Ngz6
原作を美化しているのか、なるほど。
分からないのは最後深津絵里が被害者の亡くなった
ガードレールのとこに花を供えに行った時、
樹木希林が妻夫木からもらったスカーフが
縛ってあったことなんだけどあれはどういう意味なのかな?
>>702 ばばあが現場に出向いた。
意味なんてないし、観る人にただそれを知らせたかっただけだろ。
花束じゃわからないし、スカーフで率直に表現しただけ。
深読みしたければ御自由に、という作り手の意志を感じる
祐一が自首しようとした時に引き止めたことは過ちだったと光代は気づいたよね。ラストで「うちが悪かったと」と泣いて祐一に謝った。
頭では自首するのが良いことだとわかってるけど、愛する人と突然離ればなってしまう立場になったらと考えると100%光代を責めることが何だかできないんだよ。
原作には捕まるまで一緒にいたいだけなのにお互い言い出せないみたいなことが書いてあって、切なかったよ。
いくら同情の余地があるとはいえ、犯罪者を美談で祭り上げるのはけしからん。
706 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 06:35:09 ID:ZokAvHD2
祐一は汚いヤツだ
本当は恨みで佳乃を殺したくせに、嘘をついてる
707 :
684:2010/10/19(火) 06:57:48 ID:UE1FZM5a
>>701 本気な付き合いへの期待なんて辛いだけだったのでは?
確かにそう思う。
友人も少なく汚れ仕事で出会いもなく口下手なら多少見かけが良くても
風俗や出会い系でしか女を求めるしかなった。
この方法しか選べなかった。
お金=セックスも手軽でよかったんじゃないかな?
普通の恋愛は祐一はした事ないと感じた。
出会い→デート→セックス・・・
すべての過程を省いていきなりHから始まる関係しかなかった。
だから、祐一にとって『お金を受け取らない光代』が
特別で本物によけい感じられたんだと思う。
祐一はすごく頭の中で色々と感じて考えてるんだろうけど
それの想いを言葉にするスキルはなく
狭い地元の中だけで生き
そこから見も心も抜け出す事が出来ず苦しんでる。
あくまで私の中の『祐一』ですけど;;
色々と妄想かきたてられますね。
>>694 自分もキャスティングを知って予告とかも観てから原作読んだから
最初っから脳裏では祐一光代が妻夫木深津だった。
でもそれで想像しながら読んでる時が世界が一番良かった。
いざ映画を観たらなぜこのシーンがこんな風に変えられてるんだーっ!?
とかの不満や、ここはもっと美しいはずだったのに監督のへたくそっ!!
とか思うシーンが多々あったよ。
映画→原作の人は、映画で???な部分が原作読んで解った、
とかいう人が多いよね。
>>700のインタビュー、監督の言い訳にしか聞こえないよー。
というか狙いでそうしたなら失敗だと思う。
>>700 それ何のインタビュ??
関連本はだいたい読んだけど記憶にない
710 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 08:34:02 ID:ipzvvMbA
このようなフィクションで考え込むより自分の限られた時間を大切に使おうっと
これを映画化したい祐一を演じたいとすんなり思う
妻夫木の嗅覚というか探求心というか
センスというか役者として人間としての深さに脱帽。あの若さで
峠の場面は昔に原作を読んで頭の中にあった映像そのままだったけどな
ちょっと道路が奥の方でカーブしてる感じとかまで一緒だった
みんな感じるイメージって似てるんだなと感じ入ったよ
なんでラストの顔アップシーンで髭ツルツルなんだよ…。
髭剃る道具や余裕あるか?なんかああいう所に目が行ってしまう
私は深津ちゃんの無駄毛の処理が気になる
自分が毛深いからかなw
いきなり車に乗れって言われても本気で困るw
原作で祐一は常にフル勃起しているようなキャラでしたが、映画の妻夫木君でもそのような描写はありますか?
濡れ場がエロくて良かったよ
>>715 ラブホで深津相手には野獣になってたよ
>>714 深津絵里なら産毛も全ての毛が愛おしい
男は惚れた女なら気にしない
718 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 18:24:26 ID:J3v6q6Qm
登場人物のうち祐一だけは犯罪者だから特に悪いという
ような論調もあるが,犯罪かどうかなんて,ある国家が
法律で規定したかしないかの違いだけで,人間愛の話し
の前では無関係だと思う。
>>713 あれは灯台についた当日のシーンだよ。
顔がきれいなのは、それを示すための演出だ。
>>709 SWITCH
「悪人捜しは表明的なテーマ
人間て善悪どっちにも振れてしまうグレーゾーンに生きている
だから人を善悪で区別することは出来ないし
この映画のテーマだとは思っていない
『悪人』てタイトルに引っ張られてしまう所もあるかもしれないが
祐一が悪人かどうか、誰が悪いのか、ということではない
人が生きるというのはどういうことなのか
そのためには何が必要で何が必要でないのか
人間が持っている寂しさや喜びは何なのかということを描いたつもり」
「この映画は祐一で始まって祐一で終わろうと最初から決めていた
その顔は140分かけて全く違うものになっている
ラストカットの祐一の表情は、こうなってしまった人生から
彼が離れることが出来るとしたらどうなるのかな
と思いながら撮ったもの
人を殺めることもなく、光代と生きていく人生があるとしたら…
実際にはそんなことはないのかもしれないが…」
721 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 19:56:00 ID:cMGTXveE
長崎から博多とか佐賀とかすごい距離あるじゃん
もっと近場で出会えなかかったのか?
出会い系サイトで知り合ったんだから当たり前。
原作では「同じ佐賀だと近すぎる。博多だと気後れしてしまう。」という理由で
光代は長崎の祐一に連絡を取ってるよ。
>>721 うち(岡山県)の隣のDQNバツ2女の家には
出会い系で知り合った男の車が夜中によく来てたけど
大阪ナンバーとか奈良や滋賀なんかもあったよ。
それに比べたら隣の件なんて大したことないかも。
今日のニュースでもまた出会い系で知り合った男女の
男の方が殺されてたね。
724 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 20:33:00 ID:cMGTXveE
俺出会い系やったことないんだけど金とるの?
深津絵里とやれるなら少しくらい金かかっても良いや
祐一は車好きそうだしそうゆうので出会いとかなかったのかなあ
あいつは絶対イニシャルDとか読んでるタイプだろ
725 :
名無シネマ@上映中:2010/10/19(火) 21:14:13 ID:PDqpVPXe
出会い系で深津絵里レベルと会えるかもなんて思っちゃう人は
有料サイトに誘導されてかっぱがれたり、美人局に遭う可能性が高い。
726 :
694:2010/10/19(火) 22:40:22 ID:FdY94qa0
>>708 確かに、キャストを知って読んでるときが一番いいのかも?
今、部分的に読み返したりしてるけど、最後のところ原作では二人が愛し合ってるコトを表面上はそうじゃ無いように装ってその下ではマグマのように感じるなぁ。
殺人という許しがたい行為がまえに立ちはだかってる感じ。
原作の色んなエピソードがどんな風に映画で表現されてるか、興味あるけど期待しすぎるとダメかな。
逃亡中にラブホのノートを読むところあるじゃないですか、どんな表情だったのかなーと。以前の光代とは違う感じ方、でも自分たちには未来が無い…深津絵里がどんな演技だったのかな、と思うけど、カットされてるかもですね。
長崎佐賀福岡は日産スポーツカー過疎地域だよ
イニDみたいな出会いはファンタジーの領域
現実は厳しいが、妄想力を膨らませればいい
相手を深津えりと思い、逃さずラブホへ誘う
あとは野獣へと豹変してベッドで・・・悪人プレイかな
割と特殊な趣味の出会い系使ってたけど
4人に一人くらいはリアルでは知り合えない、もちろんセックルなんて
できないような高目の女性だったよ。
会ってそのままホテルっていうのもたまにあったし。
女性にも性欲があるとわかったのが大収穫だった
特殊な趣味kwsk!
いろんな道具を持っていくのが大変な趣味だよ
特に会社帰りに会う時はカバンが重くて大変だった
恋愛って本当に相性だと思う。
祐一と光代はぴったりはまったんだな、きっと
SM?浣腸とかか?
>>1 原作者の吉田修一って前の福島市長じゃないよね?
>>726 なかったですよ、ノート読むシーンは。
もっとあたりまえに重要と思われるようなシーンさえも
監督は狙いで「わざとその部分は描かなかった」とか言ってますが
ちょっとそのチョイスはしくじってます、と言ってやりたいかな。
地方在住で特殊な趣味の出会い系とか絶対無理でしょう
出会った相手がどこで誰に繋がってるか分かったもんじゃない
やってる人が居ても転勤とか大学とかで数年間だけでバックレる人達だけだと思う
長崎からわざわざ佐賀福岡まで行くか?って人が居るけど、地元相手とか人生投げてないと無理じゃないの
そこらへんからして大都市の感覚とはズレがある
736 :
名無シネマ@上映中:2010/10/20(水) 15:03:39 ID:0h7/Sy15
>>63 今年はこれ(「悪人」)と「告白」を観た。
比較するのもどうかと思うけど、「悪人」はいい映画です。
さて、私が次に観るべき映画は何がよいでしょうか?
ご教授願います。
今週末に二回目行くんだが、都内はだいたい上映期間いつまで?
739 :
694:2010/10/20(水) 20:03:12 ID:2dnGwcSO
>>734 レストンです。まぁ、新聞連載で細かなエピソードを紡いでできてる小説だから、映画ではなかなか。
束芋さんの描かれた本買ったけど、あれもちょっと別物になってるなぁ。
本はiPhone・iPadアプリで読んだけど読みやすかった。
740 :
名無シネマ@上映中:2010/10/20(水) 20:11:07 ID:W0hSd+dv
確かに会ってみたら、知り合いの知り合いくらいだったり、
家が歩いて行ける距離だったり、会社がはす向かいだったりといろいろあったなあ
すると物理的な距離をわざと置いた光代はリアルだね
>>736 おにいちゃんのハナビをどうぞ。
もうすぐ終わるから急いでね。
>>736 邦画にこだわらなければ、瞳の奥の秘密もどうぞ。
それからヒックとドラゴンも。
>>700 >観客が主人公に一番感情移入し同情出来る
>背景人柄をあえて極力排除したって言ってる
わざわざ監督がキーになる部分省いてるんだ
それってラストの行動にリンクするとこなのに
母親が突然出て来るシーン必要ない気がした
二人の出会うまでのやり取り省いてるから
灯台シーンにあんまり入り込めなかったし
原作>映画
いい箇所もあったけど私的にイマイチでした
744 :
名無シネマ@上映中:2010/10/20(水) 23:59:21 ID:GZq7TIts
出会うまでのメールのやり取りとか
おれは無いほうが良かった
そのほうがあの会ってすぐホテルで
女の身体だけを求め貪るセックスシーン
が活きるしドキドキした
悪人もフラガールも良かった。
李監督のほかの作品でいいやつある?
747 :
名無シネマ@上映中:2010/10/21(木) 07:17:56 ID:xTLvmzfO
タクシーで光代が「悪人なんですよね…」って言った言葉が答えでしょ
世間的には悪人扱いでも私にはそうじゃないって言えるって事は、二人は本気で愛し合って光代を守るために首しめた
殺すならいくらでもチャンスはあったはずだし
だからこそあの笑顔があったんだよ
と思う
748 :
名無シネマ@上映中:2010/10/21(木) 09:00:45 ID:p1DGEYCa
何故殺したのか?というキャッチコピーがあったが、あまりにも動機が薄い。
あんな理由や一時的な感情で殺してたら世の中殺人だらけ。
そこまでだったら罪人だったが、罪を償うより女と逃げた時点で悪人。
被害者から見ればそう思うと思う。
今の日本の加害者よりの風潮ならば仕方ないのかもしれない。
悪人はまだましだが重力ピエロとかは酷すぎる。
原作読んでいないのですが、
増尾と佳乃の車中のシーンで、佳乃の軽さを嫌悪するところで、
増尾の母親は佳乃と全く違う女性か、またはすごく似たようなタイプなのかどちらかなのかな
と思った。
逮捕されるときの「お母さーん!」っていう絶叫からも、
増尾のマザコンぶりがわかったし。
原作読んだら、母親像がわかるのかな。
それと佳乃の父親が雨の中で佳乃の幻影を見ながら、
「おまえは悪くない」
っていうシーンを観ながら、
「あれだけ人生や男をなめてて、全く悪くないってことはないでしょ」
と思ってしまった。
でも殺された我が子を目の前にしたら、ああ言ってしまうのが親心?
>>749 原作では、家に嫌がらせ電話があったりとか
日本中から娘が嫌われているみたいだ みたいな描写があって
その上で「おまえは悪くない」だったような。
まぁ親ってそういうもんかと・・・。
祐一は自分を受け入れてくれる人なら誰でもすぐ好きになるイメージだな〜
特に相手の顔とかの見た目に執着しなさそう
>>749 原作では増尾は子供の頃、父親が時々女中を裏の部屋にに連れ込んで
いたのを見て育っており、父や仲居を蔑視していた。
だから佳乃に「あんたは仲居タイプ」と罵ったのも、そういう増尾の生い立ちゆえ、
佳乃の尻軽さに人一倍嫌悪感を抱いてしまうという心理状態に至った上での事なんだよ。
母親像は語られてはいないけど、そういう仲居達とは真逆の清い存在なのだろう、増尾にとっては。
「おかーさーん!」は原作にはないけど、あれはちょっとどうかと思うw
佳乃の父ちゃんについては「他の奴らがどんなにお前を悪く言おうとも
父ちゃんだけは、おまえの味方やぞ。」という意味でしょうね。
実際殺されるほどの悪い事はしていないのだし、
「お前は悪くない」と言ってあげられるのも親である佳男しか居ないと思うので。
私も一児の母なのであのシーンはボロ泣きでした。
佳乃のお父ちゃんは最初は娘が増尾に殺されてまだまし、と思ってる。出会い系で出会ったやつじゃなくて。
でも、出会い系で男と会ってたコトは事実。
すべてを飲み込んだ上で、我が子への愛なんだと思うよ。
>>752 そうだよね、どんなビッチになっていようと、佳男にとっては
ちくわを持ってよちよちやっとこさ歩く純真無垢な佳乃でしかないんだよね。
あ、ちくわってまた言っちゃった(・m・ )
754 :
749:2010/10/21(木) 17:49:22 ID:xwXWN//D
>>750-752 レスありがとうございます。
原作には描かれているという増尾の生い立ちを考えると、
佳乃や佳男だったから蹴り倒したけど、佳乃の母親が訪ねてきてたら、
違う反応をしたのかも、と思った。
過剰なまでに尻軽女を蔑視するのには理由があったんですね。
佳男の反応にも皆さんのレス読んで、納得しました。
755 :
名無シネマ@上映中:2010/10/21(木) 19:56:45 ID:UPDNmMSZ
自分が佳男だったら、どっちにより憎しみを感じるか。
・愛娘への一方的な思いから、偶然、殺してしまった祐一
・愛娘からの一方的な思いをゴミのように扱い、死へのキッカケを作った増尾
前者への憎しみは当然だとしても、後者をより憎む気持ちは想像できんでもない。
756 :
名無シネマ@上映中:2010/10/21(木) 21:06:17 ID:p1DGEYCa
>>755 殺したのは偶然ではない。祐一が後をつけなきゃタクシー呼んで帰れた。首絞めても憎くなければ途中で思いとどまる。
一方的に車に乗ってきた女に問題あるし突き放さなきゃずっとまとわり付かれます。
もともと知り合いでもないし、一歩間違えばストーカー。
現実には映画のような展開はありえない。
増尾は別に死のきっかけを作ってないよ。
作ったとしたら祐一に「あんたの言うことなんか誰も信用しない」と言った佳乃自身。
もういちど映画見るか原作読んでおいで。
東京はいつまで上映?
>>757 でも増尾の置き去りってひどいよね。
祐一に会わなくても、他の人にでも何かされたかも・・・
760 :
名無シネマ@上映中:2010/10/21(木) 22:50:26 ID:UPDNmMSZ
>>757 >増尾は別に死のきっかけを作ってないよ。
客観的な立場では、それは当たり前の理解。
ここで得意げに話すことでもないよ。
佳男の主観的立場では、そう簡単に割り切れるものではないだろう
というのが俺の理解。
亡霊佳乃は、この描写は一寸あざといな〜と思いつつも泣いてしまった
女優の表情が素晴らしい
親の目から見た、いつまでも幼いままの我が子の表情そのままだ
少し甘えた様な申し訳なさそうな、人が親にしか見せない表情だ
セックスする相手にも見せない表情だ
つまらなかった
もうわすれた
みててくつうだった
あんな灯台で暮らすなんてありえないし、
>>761 あのときの佳乃の透明感には心洗われるようだった
>>762 鍵がかかってなくて良かったねと思ったよw >灯台
あの灯台のセットはよく創ったものですね
実際行ったら信じられない場所だから
車も横付けできない場所で
手分けして歩いて運んだらしいですね
灯台ってなんてゆうか、そんなに惹かれるものなの?
簡単に見れるような環境じゃないからかな、魅力がいまいち伝わらない
要はスカイツリーやタワー見てはしゃぐようなもん?
767 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 06:11:27 ID:xbrPhKrc
>>747 首絞めたのは、殺人犯として捕まって行く自分にいつまでも固執し過ぎないようにイメージを変えようとした愛情表現でしょ
>>765 車道から歩いて約1時間くらい…荷物抱えたらもう少し掛かるかなと
>>766 映画の通り、夕陽とセットで見る場所なのではしゃぐ雰囲気は無いっす
775他
そりゃマスオも憎いだろうけど実際殺したのは祐一だってわかってるわけだからねえ
前にも誰かが書いてたけど、祐一に対する憎しみの描写がまったくないということは父ちゃんは祐一のことはなんとも思ってなかったの?って思っちゃう
マスオにあそこまで追い込みかける気力があるなら、長崎のばあちゃんのところに乗り込んで「犯人どこやったんじゃゴルァ!」くらいやってもよさそうなもん
770 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 12:31:55 ID:uUDWXO55
>>766 灯台=暗闇を照らす存在。
つまりは、光代にとっての祐一であり、祐一にとっての光代のこと。
でも、灯台下暗し。
あそこに二人が一緒になり、逃げ込んだことでまた闇になる。
悲劇は避けられなかったってこと。
771 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 13:30:03 ID:PpbIqeKm
>>770 するどいな、そーゆう意図があっての灯台だと思うと納得
772 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 14:36:15 ID:IMMtIa1Q
妻夫木ってよくちゅーするよな。
憑神でも「がんばるのだぞ!」て言うところでキョロキョロ見回して誰もいないこと確認してちゅうしてたし
はっきり言ってあそこでちゅーはいらねーだろと思った
今回の光代を首閉めるシーンでも監督と話し合ってちゅーしたって言うし。
妻夫木ってキス魔なのかしら
773 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 17:21:49 ID:EwF6rk79
愛する人とのちゅーほど愛しいものはないぞよ。
究極話、マンコは差し出せてもちゅーは愛する人としかしたくないでしょ。
>>772 ブッキーのキスシーンは美しいから
どんどんやればいいのよ!
アク☆ニン
なんとなくポップにしてみた
今の流行りはひらがな四文字だゎ
777 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 18:45:36 ID:oWNNYLu+
灯台下暗しの灯台は
昔々の室内照明のアレであって
海を照らすソレではない。
778 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 19:29:00 ID:1vPbNED+
自分が悪人だって思う事が結構あったりする。
善人でありたいって思う自体「悪人」のような気がする。
この映画を観て、若干だけど「人間不信」になった。自分も含めて
人を信じる事が怖くなった。人間は、生きる上で絶対的に「無事に幸せに
1日を暮らしたい。」と思って生きていると思う。
でも、いつどんな事態が起こるか判らない。警察だって、助けてくれない。
自分は自分で守るしかない。でもその自分を信じられなくなったら
もう、どうする事も出来なくなる。でも自分に正直に生きていれば
自分を信じて生きる事が出来ると思う。
これから私はどうやって生きていこうかとダーニングポイントになった
映画だった。人間は絶対に怖い面もあるけど、人間だから
優しい面もあり、幸せを感じられるろ思う。
今後の人生において、この「悪人」の映画&小説は
私の、ひとつの教科書的存在になるのではないかと思っている。
779 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 20:18:49 ID:EwGSGO/7
「灯台下(もと)暗し(=灯明台の真下が暗いように,身近な状況はかえって気づきにくいということ)」
「あくにん。」
何このイラッとくる感じは?
781 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 21:21:38 ID:mWygshMk
島○紳助と書いて悪人と読む
素敵やん
782 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 21:22:06 ID:1oHPKjEt
>>769 佳男の独白、
「大切なものを失ったり、求めたりする人間をバカにする・・・それじゃあダメ」
が、この映画、原作の主題と思っている。
だから、増夫への嫌悪は当てはまるけど、祐一への嫌悪は別のテーマかな?
と自分は納得した。
784 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 22:05:16 ID:IMMtIa1Q
あくにんっ!!
深夜アニメ風にしてみた
786 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 02:53:15 ID:ApNOnLjk
灰汁人
なんか小説家の作品みたい
『 A bad person 』
ハリウッド風にしちゃったり!
株式会社万光てバンコーって読むの?マン・・・?
マンコウ
連レスすまん
昨日二回目観てきたが、最後の夕日見るシーンで目隠ししてたの祐一だったのね…
なぜか光代かと勘違いしてた
それがわかったら泣けて泣けてしょうがなかった。祐一にはどれくらいの判決が下るのかな?
出所後に再会しないのかな?
死刑
792 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 17:37:20 ID:xkRf9CGk
>>790 本人の自供からしたら無期懲役
あの人は悪人なんですよね?なんて言えてしまう、その程度の女が、出所したら再開しようと彼を想い続けるはずがない
無期ならジジイになるまで出てこれないからさっさと忘れて正解
794 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 17:42:37 ID:Eg27R71u
点火するな(笑)
795 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 21:14:51 ID:ApNOnLjk
祐一と光代が最初に駅で会うシーン、光代に近づいていく祐一が半笑いだったような気がするのは気のせいか?
796 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 21:35:01 ID:XF+RMVKA
目の前の女=光代をすぐラブホに連れ込み
思いきりセックスデキるかも・・と妄想笑い
797 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 22:14:21 ID:ApNOnLjk
798 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 22:24:09 ID:XF+RMVKA
俺も好きだよ
灯台の話でもしないか?
799 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 22:38:25 ID:8CBOu9Ry
祐一は強姦魔
800 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 23:20:04 ID:7jJJ3bd6
225 :名無しさん@十一周年 :2010/10/17(日) 22:04:41 ID:pZf5icRoO
尖閣の事件で海保の人が殉職したって本当?
誰か教えて
226 :名無しさん@十一周年 :2010/10/17(日) 22:06:37 ID:C69sXovr0
>>225 マジ。
日本政府は隠蔽し、中国側も日本人に漏れることを恐れて情報規制されてるが、
事件発生直後の中華ニュースサイトには日本人死者1名と記載されていた。
________________________________________
868 :名無しさん@十一周年 :2010/10/22(金) 18:24:20 ID:iUfySKvSO(4)
尖閣諸島の衝突事故で、中国人の故意の衝突により海に投げ出された海上保安庁の職員に向けて、中国人は船をぶつけたり、モリで突いたりしてきました。
海上保安庁の日本人は、日本国を守り中国人に殺されました。
この真実は、民主党政府により隠蔽されています。
命を掛けて日本国を守り、散っていきながら、名前すら公開されず、歴史からすら消されようとされている日本人を公表して下さい。
801 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 23:47:22 ID:EKY9AyBF
>>790 マジレスすまんが、光代が日常生活に戻ってる描写あったでしょ。
という事は幇助の罪に問われてない=被害者であるとされたって事。
(祐一を本当に悪人と思ったか、真意を汲み取って被害者のふりしたかは
わからないが)
よって祐一は少なくとも殺人、死体遺棄、そして誘拐の罪に問われる。
普通に無期だろう。
802 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 23:49:51 ID:ApNOnLjk
スカイライン
SKYLINE
スーパー空気読めないライン
803 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 23:59:42 ID:XF+RMVKA
>>799 男はイイ女を前にしたら行動は別にして
頭の中では犯してる
最後の首締めをどう受け止めるかはともかく、
誘拐されたわけじゃないっていう事実は明らかにしなかったのかな?
805 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 00:04:06 ID:J47y7U21
>>801 付け加えますと最後に光代の首を絞めたから殺人未遂も加わるのでは。
警察が突入してなかったら殺していたとみなされる。
殺人→死体遺棄→車の不法投棄→誘拐→逃亡→殺人未遂。
無期懲役どころか死刑かもしれない。
そして人々の記憶の上では
清水祐一=悪人
と固定される。
最後のタクシー運転手のつぶやきが思い出される。
807 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 00:19:50 ID:4Qko+Tme
悪人では無いと思ってるのは祖父母と、あっても光代くらい。
世間ではとんでもない悪人。
その空しさも含めての「悪人」というタイトルだと思う。
808 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 00:20:51 ID:VdFs2wFF
流れを切ってごめんけど、
祐一って光代とセックスするシーンで光代の顔を見つめながら激しく動いてたよね。
男ってやってる時に必ず女の顔を見てんのかな
>>805 でもガキ二人も殺した畠山鈴香は無期だったじゃん
>>808 女とやる時に顔見てする男はS
身体見てする男はMって聞いたことがあるような
810 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 00:40:26 ID:4Qko+Tme
>>809 いやな話だけど大人を殺すより子供を殺すほうが量刑は軽い
811 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 00:42:28 ID:WWRLXeqH
2度目見たが、誰もかれも演技の悪くない中で、やはり満島ひかりはとりわけ素晴らしかった。
特に、言葉・態度・表情でうつろう心理を巧みに表現した、岡田との車中シーンは圧巻。
>>810 マジか
素人の感覚では逆にすべきだと思うんだが
813 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 00:55:21 ID:wM7jXz+m
で、この映画って、結局、何を伝えたかったの?
俺には、さっぱり分からん映画だったな。
祐一と光代には最後まで共感できなかったし。
ただのDQNが逃避行してただけじゃん。
814 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 01:04:08 ID:WWRLXeqH
>>813 優しそうな顔をした祐一の、隠された悪人としての狂気を語りたかったんだと思う。
光代首絞めシーンがなければホントにただのDQN映画だが、
あの絞殺未遂シーンによって、映画全体が意味を持ったと感じた。
815 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 01:12:22 ID:VdFs2wFF
同意。光代の首閉めるときの祐一のあの顔怖かった…
でもキスをした祐一は少しは優しさがあるんじゃないかしら
>>813 本当にDQNだったらあんなに鬱屈したものを抱えたりしないよw
そう見えたんなら813は何不自由なく幸せな家庭・人間環境
に生まれ育ったんだと思うよ
>>814 俺はむしろあの絞殺未遂要らんと思った
あれじゃ光代を庇いたいのか単純に殺したかったのか分からん
817 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 01:23:22 ID:WWRLXeqH
>>815 確かに、あの妻夫木の目は完全に逝っちゃってる。
それに原作とは違って映画では、パトカーのサイレンが聞こえてから光代の首を絞めたのじゃなく、
祐一が絞めてる間に警官が踏み込んできてる。
また、実母から金を無心する理由が描かれず、余に「いい子に育ててくれたね」(だっけ?)と嫌みを言わせている。
ラストの灯台で太陽を眺めるシーンといい、映画は原作とは違う方向を狙っているのに違いない、とオモタ。
818 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 01:42:32 ID:wM7jXz+m
>>816 その鬱屈したものの原因って何なんだ?
生まれてから変化の乏しい生活を送ってきたことか?それだけなら、ただのDQNだろ。
>>818 幼少時代の家庭環境・人間関係って
その後の人格形成にめちゃくちゃ影響を及ぼすからね
この映画においては母親(の振る舞い)による影響を示唆している(と思う)
で、ついでに話はそれるけどフォルダー5のいかれたビッチっぷりについては
映画見た限りではどうしてあのような性格の人間に育ったのか
っていう説明が全然なかったのがちょっと疑問だった
少なくとも両親を見る限りじゃああいう性格に育つとはちょっと思い難いし
原作読んでないけど原作ではその辺は辻褄合う描写になってるのかな?
祐一は無期か…そりゃ当然なんだけど、祐一に共感できる部分が多い上に
軽く惚れた自分からしたら切ない。必然だが光代と引き裂かれたのが悲しすぎる…ま、フィクションなんだがなw
脱獄して今度こそ光代と逃げ切ればいいよ。
よしのってそこまでビッチかね
あの程度の性格悪い女って結構いると思うけど
822 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 02:55:28 ID:VdFs2wFF
>>820 それで続編ができる
牢屋の中の祐一は食事の味噌汁を鉄の扉の鍵にかけて
味噌汁の塩分で錆びさせて扉をあけ
今度こそ脱獄して(とかいう脱出ドラマが昔アンビリバボーあたりにあった)
車は一人でどうにか見つけ出して
最初に待っていたであろう光代のアパート元へ戻り
再び逃避行は始まる。もちろん灯台ではない。ラブホあたりで。
823 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 03:00:19 ID:J47y7U21
>>816 ドキュンの意味
「頭の悪そうな人や非常識な人を指す俗語」
要するに鬱屈したDQN。
殺した理由があまりにも短絡的で事情酌量の余地無し。
でも現実には押尾や市橋などにファンレターや激励等を送る者も存在するという信じられない事実がある。
祐一もイケメンだからファンレター殺到しそうだな
>>823 >頭の悪そうな人や非常識な人を指す俗語
これがDQNという言葉の真の解釈だとしたら
前者はとんだ偏見だし後者はそもそも常識非常識ってどこで線引きすんだって話だよなw
それと殺した理由が本当に短絡的ならそもそも映画になんかならないと思うよ
そんな底の浅い話見ててもつまらないもんw
最近見た映画の中では、この映画がダントツによかった。
この映画をけなしてるのは「話の筋」しか見えない人だろう。
映像、演技、音楽、脚本、どれをとっても素晴らしかった。
引き合いに出して悪いが、「桜田門外ノ変」は、、、、、、
解体工事の作業員は、もっとしっかり顔を覆ってるはずだ。
目とか、粉塵はいりまくりだろうあれじゃ。
イケメン俳優を使ってるから顔覆えない
表情を見せるため
とかいう理由だろうけど
>>827 解体屋に限らず現場系って、おっさんでベテランになるほど保護具は装備しないで仕事してたりする
多少の粉塵はお構いなしにやってるよ
アスベストとかで身体に害でるけど、ガテンってそーゆうのも込みだからそこそこの金もらえるわけで
829 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 08:07:15 ID:J47y7U21
>>825 ドキュンの意味はWikipediaより。
俗語だからそれほどつっこむこともないと思う。
殺した理由は馬鹿にされついカッとなってやったとしか思えなかった。
あとは本人の生い立ちとかも関係あるのだろうが被害者にとってみれば関係ないこと。
皆さん映画をけなしているのではなくてちゃんと根拠のある批評を書いているように思う。
>>823>>829 馬鹿にされてついカッとなったはちょっと違うんじゃない。
佳乃に「乱暴されたって言ってやる、あんたの言うことなんて誰も信じない」って
言われたのが引き金になってると思う。
例えば、電車でイザコザしてヒステリック起こした女に
「痴漢された」ってありもしないことをでっち上げられた時に
腹を立てない人なんていないでしょ。
身に覚えのない罪を着せられるってとっても苦しいことだと思う。
ただし、だからといって殺人が正当化されるものではないけど。
>>826 映像はところどころイマイチ、脚本はちょっと失敗。
演技、音楽は良かった。
>>829 DQNの意味は、もともと「目撃ドキュン!」という番組があってだな…
ヤンキーというのが一番近い。
低学歴の不良、金髪、10代でデキ婚、毒親に捨てられた過去を持つヤンキーが
自分も子供を持って親の気持ちが解るようになったので
行方不明の親を探して欲しいと番組に依頼→再会して抱き合う
みたいな内容を毎週垂れ流していた。
同族であるヤンキーどもは涙しながら、普通の人達は底辺な彼らをpgrしながら観ていた。
そんな感じだから
祐一を知らない人が傍から見たらDQNでしかないかもしれないが
この物語では祐一をpgrしながら観てる人はいないだろうから
ドキュンと呼ぶのは間違いかもな。
祐一の無心理由の欠落が不満だな
最後の首しめといい、やはり祐一は本当の悪人と言われてもしかたない
あの美しいラストシーンじゃ、佳乃が浮かばれない
>>829 別にあなたも含めて皆がこの映画をけなしてるなんて全然思っちゃいないよw
人が人を殺めてしまった場合に「殺した奴は悪い奴だ」って両断するのは簡単だし
実際上にも書かれているように殺人という行為自体は正当化されるものでは到底無いけど
動機は必ずしも短絡的なものではないしどうしてその事件が起こったのか
もっとよく考えてみてもいいんじゃないの?っていうこと
・・・ってこの映画の主題とちょっと被ってる気もするけどw
>>830 あの場面で殺しちゃいかんていうのはもっともな話なんだけど
じゃあ男がああいう状況に陥ったらどうすれば自分の立場を正当化できるんだろう?
たとえ見てくれが普通のリーマンだったとしても
性犯罪の冤罪を証明するのって時間労力ともに半端無いだろうし
特に日本じゃ最終的に無罪不起訴になったとしても
社会的な立場・信用を失ってしまう可能性は非常に高い
再就職も難しい今の社会じゃあの台詞言われた時点で
社会的に追い詰められたも同然だと思うんだけど
むしろいい方法があったら今後のためにも教えて欲しいくらいだw
>>831 ヤンキーで主人公みたいな陰気臭い奴ってあんま見たことないよw
アッパーかつオラオラな性格で有名人だと亀田の親父みたいなやつが
個人的にはイメージに近いかな
834 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 10:43:19 ID:J47y7U21
>>830 ついカッとなってやったは要約しすぎましたが、女も感情的に言っているのが感じられ、冷静に受け止めるべきだった。結局男が感情のコントロールができなかったということが原因だと思う。
殺人をするほどの理由はなく、理由があればそこをもっと突き詰めて描かなかったことが残念。
祐一は湿っぽいDQNって感じ
今時あの金髪はダサイけど本人はそうとは思ってないところがいいw
836 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 10:56:57 ID:J47y7U21
>>827 そこは私も変だと思いました。
感染列島もまた同じ妻夫木さん主演ですがウイルス蔓延の中マスク無しで動き回ります。
>>819 原作では、登場人物の人間像がかなり綿密に積み上げられていますよ。
だから、佳乃みたいな女の子はいると思う。
原作読みながら引っかかってたのが増尾が無罪放免みたいになってるのが気になった。
死んでしまったらその前にされた暴行については問われないのかな。
まあ、被害者が訴えられないからかな。
自分が置き去りにしたことが間接的原因になったこと、
そのときの自分の気分→むしゃくしゃしていて男が相手ならなぐってぼこぼこ
にしたいくらいの気分から佳乃を車に乗せた訳で。
その辺に関しての良心の呵責はないのかな。そう思いたくないからこその
振る舞いなのだろうけど。。。
>>833>>834 だからやっぱりあそこは佳乃にも罪があると思う。
でも、じゃあ佳乃がどうしてあんなことを言ってしまったかというと
その前の増尾とのやり取りと、放置されたっていう屈辱的な背景があったわけで
そこに至るまでの経緯には、やっぱり佳乃にも非があるけど
増尾の態度も非人間的だったと思う。
祐一はその負の連鎖の頂点に立ってしまったという感じ。
そこを自制できるか否が「悪人」になってしまうかどうかの境目なんだけど、
これを「殺人する理由はなかった」と見るのはちょっと?と思ってしまうな。
839 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 12:43:53 ID:J47y7U21
>>838 「殺人する理由はなかった」のではなく「殺人するほどの理由はなかった」と思います。
もし理由が今述べられいる理由ならばやはり薄いし、言葉を受け流す対応はできたはず。
でも結局感情的になり殺人を犯した。
でも殺すほどの事だったのかと思う人も多いと思う。アンケートをとり同じような状況で殺すと答える人は稀であると願いたい。
ちなみに私はこの映画は好きな映画の一つだし、議論する価値のある映画だと思う。
人が人を踏みにじるようなことをする、そういう悪人が増えていることを
描いているとも思うかな。
そういう意味では光代と祐一のバーちゃん、が善人の象徴?
踏みにじられてばかりじゃいかんというか。
何も出来ないかも知れないけど何かをしようとしてるというか。
それまでは、何も出来ないから何もしなかった人々なんだけど。
ごめんね、映画見てなくて小説の方読んで書いてるんだけど・・
>>811 同意
あの車中のシーンはよかったですね
役者はもちろん演出もよかったんだと思う
男ならわかると思うけど、自分が増尾だったらあのときの佳乃はほんっとにイラつく(笑)
増尾が、最初は(別に好きじゃないけどまあ可愛いしとりあえずヤれればいいか)みたいに思って佳乃のおしゃべりを何とか流していたのが、段々我慢できなくなったりまた思い直したりするのがまたリアルで
>>830 「あんたの言う事なんか誰も信じない」が引き金になっているというのは同意
これは祐一のトラウマなんだよね
母親に捨てられたときにの
>>839 私も、自分にとって、あれは「殺人するほどの理由にはならない」と思ってる。
仮に自分が祐一とまったく同じ立場に立たされたとしても
佳乃の虚言に自身の潔白が汚されたりしないという根源的な自信が私にはあるし
もっと冷静に対処できるという自信もあるから。
でも自分にとって恐れや怒りの沸点に達しない状況だからといって
誰にとってもそうだとは限らないと思う。
自分にとっては殺人するほどの理由にはならなくても、他の誰かにとっては
十分な理由になりうる可能性はある。
肝心なのは、その人にとって十分な理由になってしまったときに
それを実行に移さずに自制できるかどうか、で、祐一にはそれができなかった。
その罪は許されるものではないと思ってる。
844 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 14:28:08 ID:VdFs2wFF
この映画なんでPG12なんだろうな。
濡れ場もあるんだから(しかもかなりリアルな)R15ぐらいにしとくべきだろ
845 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 15:24:01 ID:T8YHHf/U
て
いまだに皆さん釣りにマジレスするんだな
過疎化してるので、釣りだって有難いとも言えるが
ギョウザや増尾くらいのキャラは調子こいてる若い奴にフツーにいると思うぞ
ほとんどの奴は殺人なんかに巻き込まれないってだけで
釣りってどっちがw
漢方売ってた悪徳業者みたいのもいっぱいいるんじゃない?
罪に問われないまま。
848 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 17:39:20 ID:wM7jXz+m
いまどきのDQN男がDQN女を殺して、逃げ回っただけの話。
母親に捨てられた子なら世の中にゴマンといる。
ばあさんに育てられたんだから、それほど不幸なわけでもあるまい。
「悪人」て言うなら、祐一、増尾、佳乃、光代、それぞれに悪はある。
で、この映画、何を伝えたかったの?
俺にはさっぱり分からんね。
849 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 18:01:08 ID:lejjPCHb
主演
松山ケンイチで撮りなおそうぜ
待ち合わせ場所に行ったらLが立ってるんですねw
質問です。
悪人だったとしても女性はその人を本当に愛せるものなのでしょうか。
実は俺…。
顔が妻夫木並に良ければ可能。
>>852 痴漢なんですか?
愛せる訳ないです(キッパリ
>>843 もちろん自分も殺人行為が許されるものではないと思ってるよw
どんな殺人にせよ被害者の遺族に与える影響は甚大だしね
でもあの状況で冷静な対応が出来る人は実際どれくらいいるだろう
もちろんアンケートを採ったら100%に近い確率で殺さないと答えるだろう
しかし実際に同じ状況を体験した時100人中100人が冷静な対応とれるかは疑問
もしみんながみんな冷静になれるなら例えば
一般的に言うフツーの人が起こす轢き逃げ事件なんて頻発しないはずだよ
あとちょっと疑問なのが祐一は問答無用で悪だという人も
光代のことには全然触れないんだなっていう
バレなかったとはいえあの女のやったことも
幇助で立派な犯罪だから世間的には悪でしょ
>>854 さーせん、そんなノリで済むなら書き込みしませんよ。
下できつい事言ってますが、本当ならそうですよね。
857 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 19:50:23 ID:GJz+yaNK
満島は腹が立った
正直、犯されてから殺されるのかと思ったくらい
>>855 想定してたのと違う行動をとってしまうのってありうるよね。
光代があの後どうしたかは気になった。
最後に首を絞められて、それを祐一の思いやりと受け取ったか
本気の殺意と受け止めたかはともかく、
自首しようとした祐一を引き止めた自身の行動について、どう対処したのか。
もしそれを秘密にしたら虚偽になるよね?
それって後々後ろめたくなりそう。
原作には書かれてるのかなぁ。まだ4分の1しか読んでない。
そっか、最後の1ページか。
わー楽しみ♪
地道に読みますw
861 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 20:23:06 ID:GJz+yaNK
最初のガソリンスタンドのシーン
代金払っていました?
>>861 ガソリン入れ終わった後、エンジンかけてパワーウィンドウ開けて
スタンドのお兄さんから明細とお釣りも?受け取ってたよ。
あそこ、エンジンかけてそのまますぐ逃げるのかと一瞬思ったw
そういう悪人か?と
864 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 23:24:03 ID:wM7jXz+m
「悪人」というほどの悪人はいないし、
中途半端な映画だったな。
DVDいつかな?予約特典つくかな?三回観たからDVDまで待つぞ
加藤ミリヤの曲が頭から離れない…
867 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 02:40:58 ID:jCKJgqT0
イケメンではないけどこういう暗い話の暗い主人公に合いそうだ。妻夫木より背高いし。
なにげに松ケンもエッチシーン、うまかったりしてね
>>867 この話で祐一がイケメンであることは必須条件。
妻夫木くんでも長身という要素が足りないけど顔でなんとか許容されてるんだぞ。
この役松ケンだったらキモくて佐賀駅で光代がこっそり帰って終わっちゃうだろ。
869 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 07:20:57 ID:Z8qtji+a
松ケンで見たかったよね。妻夫木などよりはるかに魅力的だし役にもハマったのは間違いないよ。
>>869 お前はノルウェイの森でも観てオナってろ
オエェーオエェー
ビッチ佳乃が祐一に会う気になったのは、送られてきた写メがイケメンだったからだよ。
実際に会ってみたら写メよりかっこよくて舞い上がっていたし、友達にも写メをみせびらかしていた。
松ケンは好きな役者さんだけど、彼が主演だと映画として成立しないよ。
872 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 14:40:10 ID:pupgs5rq
映画で佳乃が祐一をカッコイイと自慢してるシーンあった?
セックスがうまいから会ってたんじゃない
この映画でもっとも悪いのは、ニンニクだ。
これが全ての事件の元凶。
タイトルが『悪ニン』ってことからもそれが明らか。
>>872 原作にあるね
もう妻武器の祐一見ちゃったから他の俳優さんはちょっと考えられないな
いろんな意見があるようだけどさ。
祐一は光子の首絞めたとき程度のことで人殺してたら、これまで人生あいつの周り死体だらけだろ。
佳乃殺した時は誰が見ても、分かる動機がある(それでも人殺すに十分とは思わないけど)。
でも光子の首絞めた時は誰が見ても「はぁ?なんで???」って感じ。
祐一は人殺しまくってきた殺人鬼ってわけでもないどころか、無口ってだけで30年近く生きて前科さえ無さそう。
原作読むまでもなく、最後の首絞めは普通に演技と読み取れると思うけどな。
少しぼかそうという意図は読み取れるけど。
878 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 16:33:57 ID:jCKJgqT0
879 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 16:38:18 ID:jCKJgqT0
てか相手が響のミツコだったら祐一は間違いなく佐賀駅でスルーしてただろう
深津の顔が真っ赤になってたのは素なんだろうか
CGで着色したのかな
素ならけっこうガクブル…
扼首って窒息死まで行かなくても後遺症が残りかねないから冗談でも止めておいた方がいいんだが
失礼、光代か。
俺の顔が真っ赤になったわw
>>880 かなり本気で絞めていたそうです。
ちなみに満島ひかりの首にもくっきり指の跡が残ったとか。
883 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 19:03:16 ID:ie1jRGiM
>>876 原作を読み、光代の首を絞めたのは祐一の演技という認識を持ったうえで、2回目観に行ったが、
改めて映画で、あの妻夫木の尋常でない目を見たとき、あの首絞めは祐一の罪かぶりの演技などではなく、
光代に対する本物の怒り・憎しみによる咄嗟の殺人未遂行為と解釈せざるをえなかった。
それに、原作と映画でラストの意味が変わるのもありだと思う。
884 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 19:25:51 ID:tk70dcZQ
>>876 原作も演技だと確定できる描写は無いように思うが、
映画は完全に殺意あったでしょ。怒りに任せてか、かばうためかはわからないけど。
警官隊が外にくる前に絞め始めてるよ。
あれでなかなか踏み込んで来なかったら絞めた首を
わからない程度に緩めたり微調整するつもりだったんだろうか?
手加減が光代に伝わったら意味無いし。
それに 祐一は人より沸点が低いという描写は佳乃の件で充分なはず。
その時以上の極限状況と言えるかもよ>ラスト。
光代を殺すならもっと人殺ししてなきゃおかしい、ってのは極論だよ
首しめられるの
気持ちイイ なんて書いてるよ
つ『ランドマーク』by吉田修一
886 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 19:41:11 ID:z/wv8bpT
手を強引に引っ張って
自分の車に乗せようとするのも
祐一の特徴だね
>>885 そういうプレイ、あるよねw
寺島しのぶとトヨエツの例の映画もそれが題材になってたな。
あの首絞めの意図の解釈で、祐一の印象が180度変わるんだけど…
でも最後の夕日を見る祐一の表情を考えると切ないし
考えても首絞めは愛憎の行為なのか演技なのかわからない
889 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 20:11:35 ID:ie1jRGiM
実の母に対する金銭の無心、大切なはずのその理由を、原作者も加わったこの映画の脚本ではあえて省いてる。
そのこともまた、映画が原作と違う結論を狙っているんじゃないかという疑念を抱ける根拠だな。
890 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 20:26:29 ID:jCKJgqT0
てか祐一は最初佐賀駅で光代を見た時よくあの女が光代だってわかったな
最後に光代の首を絞めたのは、最愛の彼女を「殺人犯と一緒に逃げた最低女」じゃなくて
「殺人犯に脅されて連れ回された挙句、殺されかかった可哀想な女性」にするためでしょ。
でも間違いなく「他の男に渡す位ならいっそのこと・・・」って思いもあっただろうね。
恨みや怒りという感情は無かったと思う。
892 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 20:31:16 ID:5o8CISeA
妻ぶきだから「善人」に見えたけど、小栗旬あたりがやれば「悪人」で納得したのかもしれない?
事前に写メを送り合ってたんでしょ?
「髪、思ったより金色だね?」とかいうセリフあったし。
895 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 21:01:09 ID:z/wv8bpT
光代、祐一の姿を見てから
葉がくれの・・・という所に
隠れて待ってたなw
896 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 21:24:08 ID:jCKJgqT0
>>895 葉隠れの公園だったっけ?
そんで祐一は光代を見つけてその時からヤる気まんまんだったのかな
あたしも祐一みたいにホテルで
獣みたいに襲われたい
お婆ちゃん、お金取り戻せたんですか?
899 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 22:37:50 ID:jCKJgqT0
>>897 多分取り戻せてない
それにしても、ばあちゃんが祐一にメールのことを文通とか言っててワロタw
900 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 22:44:56 ID:+YSpVgY6
自分パレードも映画館で見たんだけどさ、どっちも良かったよ
内容は暗いね
光代はやってるときカエル足だった
光代のタクシーでのセリフって世間ではそういう見方が普通だよね…ってあきらめてるってことですよね
首を絞められて祐一が連行された後のあの顔もキラキラしてたし
「何年でも待つけん」て台詞も本気だろう
江頭のピーピーピーで悪人が取り上げられていた
面白かった
904 :
名無シネマ@上映中:2010/10/25(月) 23:48:25 ID:ie1jRGiM
>>902 原作の最後では、光代はもう祐一を疑ってる。
でも、映画では信じてるんだよな。
原作と映画は全然別物なんだと思った。
>>904 原作、疑ってる?「懐かしく思う」って肯定してるよね。
むしろ自分の殻に再び閉じこもろうとしてるかな?
確かに原作では光代は祐一のことを
「あの人は悪人なんですよね?」
と言ってるけど、そのあと
「ねぇ、そうなんですよね?」
と続くよね。自分でもよく分からなくなってるんじゃないのかな。
907 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 00:33:54 ID:8Hn2c2+K
光代「祐一ってさ、いっつもそうやって何も話してくれんよね」
祐一「おれはなんもしゃべれんよ」
我を通す祐一のKYぶりにワロタw
何回みた?昨日、四回目観て明日も観ようか迷ってる…もはや中毒だわ。
DVD出るまで我慢しようか…妻夫木聡の演技が良すぎて好きになりすぎた
909 :
はまつまみ:2010/10/26(火) 01:35:15 ID:BHtT4H+d BE:2424362999-2BP(19)
みてきた
秋葉の加藤も出会い系で彼女作ろうとしてたみたいだね
加藤がイケメンだったらあんな犯罪犯してなかったかも
>>889 実の母に対する金銭の無心、大切なはずのその理由を、原作者も加わったこの映画の脚本ではあえて省いてる。
それが脚本にはあるんだよ
取調室で刑事に
「俺のこと憎んだら楽になるやろうと思って…どっちも被害者になれんですから」
と言わせてる
わざと撮影しなかったか編集でカットしたか
とにかく主人公に同情出来る人柄背景をあえて排除したと監督が言ってるから
観客にどちらとも取れるようにしたのは確かだね
脚本ってどこで見られるの?
913 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 07:56:33 ID:NoNbM4eM
耳掻きの事件もこの物語に通じるもんある気がするな
孤独なオヤジが散々貢いで社交辞令でご飯まで誘われて勘違いしてストーカー扱いされて殺人だろ
確かに殺人は最悪だしおばあちゃんまで殺す必要なかったが女も自業自得と思えるんだよな
この映画見たからそう思えちゃうんだよ
加藤も孤独。
現代は横の繋がりが希薄何だよ男も女も
(個人的見解なんでスルーしてね)
914 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 08:04:39 ID:NoNbM4eM
>>905 いや、祐一と会うまでの光代は街をぶらっとしてて
流行りのCDを手に取っても買わずに棚に戻すような
なんとなく生きてる日常だったのが、
事件後の告白では久しぶりに好きな歌手のCDを買ったと言っているので
地に足を付けて生き始めたということだと思う。
>>906 悪人なんですよね?と問いかけながら、自分に言い聞かせて
祐一の真意(共犯にならずに被害者として生きろ)に応えようとしているのだと思う。
916 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 10:40:00 ID:oA3hD1NP
原作の趣旨を監督が捨象した部分がある,という指摘が
いくつかあったけど,脚本は,監督と原作者が共同でや
ったんだよね。だから原作の趣旨がすべて生かされてい
るとは言えないけど。
あんな簡単に人を絞め殺そうとする人間が、あの歳まで前科なしで、
周囲にキレやすく危ない人間認定されてないのは不自然すぎる。
やっぱ佳乃殺した時は余程腹に据えかねたと考えるべきで、
光代の首絞めた時は演技と考えるのが自然では?
動機的に考えても、祐一はもう逃避行するのは無理で、捕まって、
光代とは離れることは覚悟してる的なセリフもあったし。
それを捕まりそうだからって殺そうとするってのはちょっと…。
発作的にと言えばなんでもありだけど、そんな都合よく解釈するのもねぇ。
>>918 そうなのよ。それ以外の解釈する人が多くて驚く。
だから
>>1のように原作読むことをお勧めするしか無くなる。
921 :
905:2010/10/26(火) 12:30:41 ID:B9KNiVet
>>915 そうだね、確かにCDも買わないでという描写、凄かったからなぁ。
祐一とが最後の恋愛というわけじゃないし、作者も、殺人を軽くは扱いたくなかったんだろうね。
エンドロールで「韓英恵」の名を見て、どこに出てたのかと思ったが
「ギョーザ三人娘」の“欲求不満の固まり”がそうだったのかな?
「誰もしらない」の時は、あんなに可愛かったのに…。
>>903 江頭ピーピーピー見たよ
エガちゃんの冒頭の解説でも涙してしまった・・・。
後半は腹いてぇー 面白かったありがとう
>>923 ピーピーピーで悪人が取り上げられてるのは何回のですか?
最新のでいいのかな?
>>924 最新の133回。
エガチャンあらすじの説明さすがにくどすぎw
そんな熱演されても〜
927 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 14:14:14 ID:PA57q2Or
祐一は挙動不審でいかにも犯罪者っぽい。出会い系でセックスしまくってるのもまともな人間とは思えない。光代にも裏切られたくない一心から殺意が出たんだろう。
>>922 欲求不満の沙里ちゃんだね。
役柄通りのキツそうなお方じゃ…と思っていたが、そうか昔は可愛かったのか。
佳乃結婚おめ!
幸せになれよ!
>>922 ACのCMの「あなたはあなたでいいのだ」の子だよね。
>>927 あなたはそう思ってて下さいw
ここで佐賀や長崎在住の人達の生の声読んでも
「疎外感や閉塞感・劣等感・生き辛さや不便さなんて、九州じゃなくても
田舎に住んでる人なら誰だって同じように感じてるのでは?」
「だからと言って出会い系サイトに走るなんて安易過ぎるんでは?」
「自分の人生が上手くいかないのを、自分のせいでなく土地や親のせいにしたいだけでは?」
って映画に対して思ってたんだけど(私もかなりの田舎者だけど)、
エガちゃんの脱北者ならぬ「脱佐賀者」っていう表現を聞いて
「そこまで窮屈な所なの?」って驚いた。
いい映画だったけど今週末「雷桜」見に行くからそろそろ頭をリセットしなきゃ
あの二人は「夜道に置き去りにされ結果殺された娘の父親」と「その腹いせにモンキーで襲われかけたチャラ男」じゃなくて、
病気のお殿様とその家来なんだぞ、と
そういえば岡田殿はゴロちゃん殿のお兄さんになるんだってね
なんか複雑だわw
>>913 俺は耳かきの犯人は反省していないと思う。
マスコミ報道から伝わる犯人の反省の弁は
見せかせが色濃く匂う。
長崎佐賀の僻地や漁村は見に行く所であって住む所じゃない
福岡だって都市高速が通ってる所と有明沿岸道が通ってる所じゃ人間性が違う
そもそも若い人間がいないから息苦しさを感じる
原作当時の時代背景を良く再現してると思う
あの頃高かった33Rを祐一が乗り回せるのは解せないが
936 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 19:59:56 ID:M5D0YDLa
test
937 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 20:08:49 ID:M5D0YDLa
原作で祐一は、勝手な思い込みで、
店の中でしか会ったことのないヘルス嬢と一緒に暮らすための部屋を借りる。
ヘルス嬢は怖くなって店を辞め姿を消す。
祐一を美化しがちだけど、原作でも映画でも祐一の頭の中は最後までわからない。
>>935 祐一のクルマは中古で200万。フルローンだよ。
ばあちゃんからは高すぎるって反対されてた。
>>935 映画はアイフォンが出てくるのでごく最近の設定だし。
>>937 祐一はいわゆる典型的むっつりスケベなんだな
死語かもしれんが
>>935 原作当時の時代背景っていつの時代だと思ってるんだw
天神東宝で観たら周りの男客の服装がもろマスオの飲み仲間だった
撮影は一年前だろうがそういう描写はかなり正確だな
女のファッションは分からないが
真っ先にアナゴ君を思い浮かべてしまったじゃないか
944 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 22:39:11 ID:nHwTMVaX
>>911 確かに、どちらとも取れるように撮ったんだろうね。
だから、祐一が佳乃を殺したのも、光代を絞めたのも、母に無心したのも、
みな「悪人」としての祐一の本性が現れたから、と解釈することも許容されるんだと思う。
945 :
名無シネマ@上映中:2010/10/26(火) 23:02:12 ID:8Hn2c2+K
今日TSUTAYAでジョゼ虎借りて見たがコメンタリーONで見たら
エッチシーンでブッキーが「おれ初ベッドシーン!あ、イッちゃうよおれイッちゃうよ、あっイッちゃった〜」とか言ってたんだが
挿入シーンまではなかったが彼ってほんとにエッチシーンうまいのね
だから悪人であそこまで挿入シーンまで上達したのね
イク声とかもジョゼよりかなり上達してたし
ブッキーてやっぱりスケベなんだろうな
だから祐一みたいなむっつりスケベ役もこなせたんだろう
夕陽を見せる前に目隠しするのが、
とても可愛い
>>945 自分のラブシーンを見ながら演技の解説するとか面白過ぎるw
本人はカラッとしたネアカタイプだからいいんだろうな
そういえば主演級でベッドシーンやる若手ってあんまいないよね
948 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 00:33:21 ID:IW5nt0Pg
妻夫木のライバルて誰だろ?
藤原
キスシーンは定評あるよね。
あ、949はツマブッキーのことです
>>948 本来のさわやかイケメンで競うなら小栗旬あたり。
今回の暗い青年役で競うならやはり山田だろうなー。
藤原竜也はちょっと毛色が違うんじゃまいか。
ノーボーイズ、ノークライみたいな役が出来る、貴重な役者だ、
私にとって妻夫木は。
いや妻武器でいいよ
深津でいいよ
佳乃結婚おめでとう
あ、前後読まずにまた
あの役者の方が良かったの話をしてるのかと勘違いしました
すみません
佳乃結婚おめでとう
>>935,939
これって設定がいつなのかは知らないけど、映画では年を特定できるものは映ってた
うちは佳乃の実家と同業なんだけど、映画でイシバシ理髪店内に2009年の夏に発行されたポスターが張ってあった
映画の季節は冬のようだから時期は昨冬(09-10)だね
少なくとも撮影は
956 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 12:50:57 ID:UfHBXnc6
たとえあんまり好きな子じゃなくても、その子が(尊敬してる?)母の仕事の話をして、いらっと来ても寒い冬の夜に三瀬峠に置き去り、しかも車から足で蹴り出すなんて人間としても、男性としても、とても僕にはできない。
しかし満島レベルの外見で、やろうと思えばすぐにでもやれるのに、
アホでビッチだから好みじゃないという理由で捨て去っていけるのは、ある意味男の中の男という気も…。
よく街中では糞バカ女に囲まれてヘラヘラして喜んでるアホ男を見るだけにね。
まぁその場所があの山中というは、下手したら殺しかねないだけにやはりいただけないけど。
満島結婚
おめでとう
959 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 13:35:22 ID:wO/+9+1L
増尾はもてるから、佳乃に執着しないんだよね。
佳乃とやらなくても、他にやらせてくれる女が沢山いるから、佳乃の気持ちなんて考えない。
異性にもてる人って、もてるのが日常だから相手を軽くあつかう事が多いんじゃないか?
自分に惚れてる=自分より立場が下みたいに考えてる。
女にこんなに酷い事した、例えば中絶させたとか貢がせたとか自慢する男いるよね。
>>959 そうとも思えるね。
でも女に囲まれるような男は誰に対してもいい顔してヘラヘラしてるような気もするんだが。
まぁそんなことしなくてもいいくらい超越したイケメンなら話は別かも知れんが。
嫌いな女に気を遣ってたらキリないだろう
美人と同じ
962 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 15:58:52 ID:UfHBXnc6
僕は956ですが、増尾は大学時代の僕にそっくりなんです。田舎の裕福な家に生まれて大学進学を機に都会で一人暮らし。ガールフレンドも幾人か入れ替わってまぁまぁモテて、友達の前では必要以上にワルぶって、武勇伝をひけらかして〜
963 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 16:01:32 ID:UfHBXnc6
〜笑いを取ろうとしたり。
一番極めつけは佳乃のを友達に回す場面。僕の大学時代は携帯はありませんでしたが似たような事してました。常に周りから注目を集めるように〜
964 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 16:04:39 ID:UfHBXnc6
〜行動してたんです。
昔の(もしかしたら今も?)軽薄な自分の姿を第三者の眼で見させられたような気がして、増尾には激しい嫌悪感を感じました。
自己紹介終わりですか?
共感されないかもだけど、祐一とプレシャスの主役の子、乱暴と待機のミナミの役がすごい被った。
上記の三人は性根は良い子なんだけど、純粋に知能が足らない。
普通に生活しているようで、実は全然出来ていない。
ある種の軽度の発達障がいなんじゃないかなと。
言い換えるなら、考える力がとても足りないというか。
それが先天的なものなのか、教育の有無によるものなのかは分からないけど。
映画を観てから原作も読んだけど、風俗嬢とのエピを読んですごくそう思ったし、
祐一が佳乃を殺してしまったのもトラウマを刺激されたということはあるにせよ、
激情の結果というよりはむしろ祐一に状況を処理できる知能や考える力が足りなかっただけに自分には思えた。
まあ、おばあちゃんにしろ光代にしろ、悪徳商法にころっとはまったり、
自分の事だけしか考えずに祐一に逃げる事を選択させ結果として罪をとても大きなモノにさせたりと、
少しずつ知能が、考える力が足りない人なんじゃないかなーと思う。
でも、最後には三人ともそれぞれ成長している。
光代の最後の、彼は悪人なんですよね?
って問いかけは、
異常な状況に置かれて色々な迷いや想いはあるにせよ、自分で考える事を放棄してる人間の台詞でもあり、同時に、考える事を始めた人間としての成長の現れにも思えた。
あそこで、逃亡前と同じように自分の事だけ考え
でも、彼は私にとっては悪人じゃなかったんです
って言い切られてたら、また違う物語になってたのかなーと思う。
自分の気持ちを的確に相手に伝えられない
相手の気持ちや考えを読めない
自分の行動が引き起こすであろう諸事を考えられない
あの歳にしてそんな人間であり、金髪にして改造車を乗り回す
発育障害だと想われてもしかないくらい
相手を思いやるのなら相手にその思いやりが伝わらなければ何の意味もない
>>966 ちょっとー、知能が足りないとか・・・酷い言い草だなぁ。
いろんな偶然が重なったのと、
各人の感情が理性を上回って出過ぎた結果ああなったのであって、
知能は関係ないでしょ。
>>957-960 原作では増尾は佳乃に初めて会った後、鶴田に
「俺、あーいうチグハグな田舎娘、好みなんだわw飛びつきたい」
みたいなことを言っている。
普段はそういうヘラヘラした(仲居に手を出す父親と同じような振る舞いの)人なんだけど
あの日は「何故か」1日中イライラしていて、
ビッチ佳乃が糞に見えた(仲居のイメージと重なった?)結果、
蹴り落とすまでに至っている。
本当は父親のようにはなりたくない、でも自分には父親と同じ血が流れている・・・
という葛藤がいつも心の奥にあって、それがあの夜の行動に出てしまったんじゃないかな?
↑でも映画にはそんなことは全く出て来ないからただのチャラ男に見えても仕方ないんだけど。
>>957 バカ女だからという理由で車から蹴り落とすような男を「ある意味男の中の男」って…。
もちろん本気じゃないよね?
>>971 いやいや男の中の男と言ったのは、その場限りの欲望に負けずにアホビッチになびかなかった点を言ってるのよ。
もちろん暴力的だったり、ビッチと言えども山中に放置する行為をする所を男だと言ってるわけではないよ。
多くの男はあの場面、「このビッチが!」「絶対本気で好きになるなんて考えられない女だ」とか思いつつも、やることはやるでしょ?w
もちろん満島クラスのビジュアルあってのことだけど。
まぁ蹴るのはよくないね、山中でなければ「降りろ」と言って降りなかったら強引に下ろすのはいいと思うけど。
>>972 そもそも佳乃を拾った動機が「簡単にやらせてくれそうな女」だったからでしょ?
私には小学生の息子がいるけど、将来「女をナンパしたんだけど、あまりにビッチだったんで
車から蹴り落としたよw」なんてなったら、育て方を失敗したと激しく絶望するよ。
マスゴミ連中を怒鳴り散らして「あんたのせいじゃなか」とばあちゃんを励ましたバスの運転手
みたいのが「男の中の男」だと思うし、息子にはそういう人になってほしいと願う。
>>968 知能が足りないとか発達障がいって表現は強過ぎて自分でも嫌なんだけど、他に的確な良い表現が思い浮かばなくて。
他に言うなら、考える力が足りないって事なんだけど、もっともっとうまい表現があるんじゃないかなと思う。
感情が理性を上回ってしまった結果って言うのは同じ意見で、その理性の上限がとても低いのではないかなと。
だから、子供みたいにある意味とても純粋なんだけど、同時にとても利己的で自分勝手なんじゃないかなと観てて思ったんです。
でも最後に祐一は、自分ではない誰かの為に生きる事を選び人間として成長している。
あのラストは自分にはそう見えました。
どんな見方しても自由なんだけど、一般的には、映画は
失礼
>>975途中送信しちゃった…
容貌の満島レベル、妻夫木レベル、岡田レベル…は、
映画は一般的には3割減はしないと。
>>973 ごめんごめん、男の中の男は、ある意味と書いてるように冗談だからw
クソ野郎の割には女見てるじゃねーかって程度です。
ま、「女ナンパしたけどクソビッチでニンニク臭かったけど、やる事はやって捨てたよ」よりマシかと。
俺なら・・・・・・まぁやる事はやっちまうな、満島レベルなら。
3割減したら微妙だけどw
>>977 謝らなくていいですよ。
本気で増尾を賞賛しているとは思っていなかったし。
佳乃は女の私から見ても最低最悪だし、増尾も殴り倒してやりたくなるくらいの嫌なヤツだけど、
あの位の年齢って、人生で最も傲慢且つ愚かなんだよね。
当時の自分自身を思い出すとうなだれてしまう…。
優位に立てる相手を踏みにじることでプライドを保つって、
醜いよね。
でも、老若関係なくありがちだよね。
フィギュアスケートのNHK杯を見て
悪人のテーマ曲でオリンピックとかで滑る選手が出てきたらと想像してしまう。
滑り出しは映画と同様、妻夫木が峠のガソリンスタンドから
博多の街に下りる時の音楽から。
ラストはやはりラストシーンの音楽で。
981 :
名無シネマ@上映中:2010/10/27(水) 23:59:33 ID:wWRXrtq7
深津絵里様の貴重な愛欲ベッドシーンがもうすぐ見納めか
982 :
名無シネマ@上映中:2010/10/28(木) 02:39:05 ID:8LzjH+sZ
絶対DVD出たら買うわ
この作品見てツマブッキーのファンになったから
これまでの爽やかな役と一変して
見事に無口な暗いキャラ、顔はかわいいがやることはやってるむっつりスケベ(私のタイプですw)を演じてくれたから
スレがたったの5www
局本演技、最高に駄作だったもんなwww
外国でわざわざ大金はたいて賞を買ったものの、案の定、鳴かず飛ばずwww
宣伝パンフにセックスがどうののキチガイ映画、誰が金出して見に行くんだよwww
>>972 >多くの男はあの場面、「このビッチが!」「絶対本気で好きになるなんて考えられない女だ」とか思いつつも、やることはやるでしょ?w
九州の尻軽系ババア(とくに日本最強のビッチ生産地の福岡)に多い妄想だよなwww
男は穴があればどんなものにでも突っ込むんだとさwww
この映画のせいで、佐賀の人たちはまた大変な誤解を受けて、大迷惑だろうな。
佐賀の最強最悪の暴君知事=古川康をどうにかした方がいいんじゃないか。
あいつこそが、言葉の真の意味での「悪人」だろうに。
創価学会シンパで、長崎県庁や九州電力の犬で、佐賀を破壊しまくり。
「あの人、運転とセックスだけはうまいんだけどね」の色情狂文字が躍る『悪人』のパンフに
古川康の不気味な顔写真とコメントが付いてて、恐怖感を覚えたぞ
創価学会員のハナワと一緒に佐賀を貶めたのも、創価学会シンパのあいつだからな。
>>616 ID:jlOsWhOI
こんな超駄作映画が「日本映画の最高傑作」とはwww
さすがのチョン野郎による自演マンセーレスだよなwww
現在の日本映画監督協会も朝鮮人に乗っ取られてるし、ほんとどうかしてくれよwww
深津絵里も、こんな三国人がつくる三流映画にしか出れないB級タレントに成り下がったのか。
988 :
名無シネマ@上映中:2010/10/28(木) 06:17:14 ID:fuyQ0OCD
満島ひかりは見事にビッチを演じてたが、実際ああゆう女なのか?
989 :
名無シネマ@上映中:2010/10/28(木) 08:08:32 ID:7sDdQDMe
>>988 はTSUTAYA行ってウルトラマンマックス借りて観るといい。
エリーというアンドロイド美少女を演じている。やがて自我が目覚めて、隊員の一人と禁断の恋に落ちる。切ないよ
991 :
↑:2010/10/28(木) 11:33:35 ID:8LzjH+sZ
もう立てなくていいんじゃね?
992 :
名無シネマ@上映中:2010/10/28(木) 11:35:45 ID:8LzjH+sZ
>>973 間違っても小学生の子供連れてこんな映画見に来るなよ…
いい映画だったけれど
モヤモヤの多くを占める原因は
登場人物誰一人として共感できないキャラにある
映画って原作と照らし合わせて観たほうがいい?
原作読んじゃってると邪魔な情報になりませんか。
原作は別物なのか、参考書なのか・・・・
原作は読んだことあるけど
ストーリーをほぼ忘れている、ぐらいが
映画を見るのにはいいかも。
>>994 原作は先に読まない方がいいと思います。
てか、次スレ立てたけどこれって今日まで?
ここは珍しくいい議論してきたとスレだと思う。
時々変なのが粘着するけどね。
1000 :
名無シネマ@上映中:2010/10/28(木) 22:02:18 ID:8LzjH+sZ
最後のレスゲッd
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。