1 :
名無シネマ@上映中 :
2010/06/25(金) 22:42:49 ID:ksEH8+4q
公開日だね。 自分の所は来月からなので感想ヨロ。
3 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/26(土) 09:00:38 ID:AsB1L15J
ageた方が良いかな?
4 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/26(土) 09:06:50 ID:HervfdvC
主演:ヴィゴ・モーテンセン(ロードオブザリング)
何でも無いような事が〜
上映館が少なすぎる DVDレンタル開始まで待つぜ
7 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/26(土) 21:29:33 ID:Mtyvhlyd
自分の住んでる場所は、来月から公開だから、まだ見れない… 今日から他の場所では公開みたいだけど、 見た人居ないのかなぁ。 ザ・ウォーカーは見たけど、どちらが面白いのかな?昨日の読売新聞の夕刊に軽くネタバレが載っていたね…
8 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/26(土) 21:43:26 ID:QypFdXMx
見てきたよ。あまり書かない方がいいのかな 初めは子供役の子が女の子にしか見えなかった。水浴びもシャツ脱がないし まあそれはいいとして、気になったのは追い剥ぎにあった人のその後が気になる
これ、行きつけのシネコンでやってるんだよなあ ポイントで見られるから行って来るかな、しばらく見たいの無いし
>>1 ザ・ロードの世界で、
何が起きたか俺なりに考えてみた。
機械類や自動車や機械類がほぼ動かなくなり、
氷河期を招く大災害とは、実は、
小惑星が地球に衝突したことである。
何年か前、ディスカバリーチャンネルで放送された
小惑星が地球衝突する想定をした番組で、
小惑星が地球大気圏に突入したときに、
高高度核爆発とおなじ、EMPが発生し、
広範囲にわたり、
電子機器がすべて機能を停止する、
というむねの内容だった
後は、
だいたい予想通りの、地球衝突時には、
急激な温度上昇と、氷河期襲来とかだった
11 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/26(土) 22:19:40 ID:Jp3+4QK/
確かに男に見えたり女に見えたり気になった 全体的に淡々としてたな ヴィゴさんが何回も尻出すのはファンサービスかね どっちも(デンゼルの方)イーライの名前が出てくるが イーライは旧約聖書に出てくる預言者の名前なんだな
見てきた。 精神的に相当キツいかと思ったが意外とそうでもなかった。 まだネタバレ含む細かい解釈とか聞くのは先にした方がいいよね。 またお邪魔します。
地味ーな映画だけど、親子二人の演技が素晴らしい佳作だった。 地獄巡りをするんだけど、個々のエピソードが「この世界にはこういうこともある」くらいの 感じで流されていくのはスピルバーグの「宇宙戦争」も思い出したり。 役者陣かなり豪華で原作もそこそこ売れてたのに、なんでザ・ウォーカーが全国公開でこっちは 単館公開なんだろう……。 原作より妻の回想シーンが多いことが批判されるようだけど、それは仕方ないんじゃないかなあ。 これで回想シーンがないと、あまりにも地味すぎるというか、分かりづらくなりすぎる気がする。
14 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/27(日) 19:08:49 ID:97HMc10w
あれって最後は救いのエンディングなのか?
ネタバレしたくないからアレだけど、最後が唐突すぎるよな。 目的がわからん。
イーライって名前が出た瞬間吹いたのは自分だけではないはず 設定がbook of eliとかぶってるし
あっちより、この作品のほうが先なんだけどな
あっちのプロデューサーのジョエル・シルバーが マッカーシーの原作パクったんしょ
>>13 最初に上映権買ったところが倒産したムービーアイだったせいじゃないかと
イーライは親子と別れた後に完全に失明 点字でおこした心の火の物語をアルカトラズ島まで運ぶ 刀を手に持って。。。
21 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 03:15:37 ID:y2R8xGCJ
エンドロールの前半に後ろで流れてる雑音がエンディングのヒントだな
あのエンドロールは『ミスト』みたいだったな。
23 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 12:31:55 ID:/Kl8pi6U
過去の回想シーン少なくして もう少し食人族パートを描いてくれたらもっと楽しめただろうな。 この原作の人の作品はノーカントリーもそうだけどなんか抜けてる。
グロ描写みたいならそっちのほうみればいいのに。
25 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 14:03:21 ID:/Kl8pi6U
>>24 みたいのはグロじゃないよ。
食人族はどうして食人やってんのかとかどういうふうに暮らしてるのかとかそういう描写。
あとこの映画はそういうシーンがなくても大好きだからね自分。映像が綺麗過ぎて圧倒された。
原作読んでないけど、たぶん原作の時点でそういうのないんだろうけどね。
原作はもっと地味。映画は盛り上げ要素が多かった。
>>25 そういういかにも話題作りの為の衝撃映像を
あえて極力控えてる
そういうの出せばメディアが取り上げたり
客が入ったかもしれないけどあえてそういうことはしない
監督は原作を大事にしていると思ったよ
28 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 15:53:29 ID:/Kl8pi6U
でもそれなら手まんのシーンはいらなくないか?w
そこ突っ込むかw>28 いいじゃん、嫁に先立たれたオヤジの切なく甘い思い出なんだから大目に見てやれw
30 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 16:03:06 ID:/Kl8pi6U
この映画は映画の全体的なトーン的には過激にはやれないから抑えて抑えての、 とってつけたようなサービスシーンの手まんのシーンとご都合主義的なエンディングさえなければ文句なしに傑作だったわ。 でもマジで嵐の後の砂浜でロケしてたり、廃道になったハイウェイのシーンとか、文句なしのビジュアルワークだったよ。 この映画のあの廃墟感、絶望感はすごい。ストーリー抜きでもすごく評価できる映画だった。 もちろん大作系のありがちなストーリー展開じゃないところもすきだけどね。
あれ、ロバートデュバルが出てるんだ。沈んだ色調もいい。 こりゃ見なくては。
32 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 16:20:52 ID:/Kl8pi6U
いまやってるウォーカーに比べると全然こっちのほうが絵作りはきれい。 あっちはいじりすぎてていかにもCGって感じがしてて、崩壊後の世界っていうより 崩壊後の世界のアトラクションみたいだった。雲が大きすぎてパースが明らかに狂ってるだろってところもあったし。 反面この映画はあんまりCGでいじりすぎてないらしいし、素材をうまくいかして 色調補正だけで綺麗に見せてるんだろうな。あの無味乾燥な色づくりはすごいと思った。 まあウォーカーも設定とか嫌いではないんだが。
33 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/28(月) 17:29:35 ID:AG2WuRNV
小説だいぶ前に読んだから思い出せないんだけど手マンの記述とかあったかなw
ヴィゴ・モーテンセンの、最近の役柄にはないやや気弱な演技はよかったけど、 脱いだときはもっとガリガリであってほしかったな。 なんか「お前本当は強いだろ」って思ってしまった。
最近全然ぱっとしないGuy Pearce目当てで観に行く予定です 出演シーンめっちゃ少なそうなんですけど、 期待してもだだだだ大丈夫ですか?
36 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/29(火) 00:59:36 ID:QRIf/x9a
親子以外はみんな脇役の映画です
あ、やっぱり? 出番少なくてもハート・ロッカーのようにカコイかったらいいなと でもViggoも普通に好きなんで観てくる。夜中の即レス感謝です
38 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/29(火) 15:38:15 ID:y7E7BNW/
原作はなかなかの傑作なので 映画の方も期待。 でも近くでやってない・・orz
39 :
名無シネマ@上映中 :2010/06/29(火) 17:22:54 ID:iNG/kLox
>>18 ジョエル・シルバーはプロデューサーだよ。主な仕事は最初にお金を集めることと、最後の編集で口が出せること。
脚本を書くのは脚本家。
>>39 >ジョエル・シルバーはプロデューサーだよ。
そんなこと知ってるよ
誰がジョエルシルバーが脚本書いたって言ったよ
>>39 ジョエルシルバー結構口出して脚本変えさせるよ
必ず爆発シーン入れさせるとかな
ジョエルシルバーとかブラッカイマーとか暴君だよね 「トロピックサンダー」の悪徳プロデューサーのモデルとまで言われてる ベンステイラーは必死になって否定してたがw じんわりくるいい作品だと思うけど ただ親子が旅をするだけだからボキャブラリー貧しいライターはレビュー書くのに困るのか ヴィゴが「また」脱いだとか下らない煽りが結構あって残念 ただし「ロード」つながりで某とらぶりゅーを広報として担ぎ出さなかった配給会社には感謝するw
>>35 ガイ・ピアース
出番は少ないけど
存在感だけで説得力が必要な役なんで見れて良かった。
「ハートロッカー」は最初だけど今回は後半に出ます。
武骨な長髪姿が似合っててカッコ良く非常に印象に残った。
>>43 レスありがとですすす!
正に今、これから観ようと劇場に向かっているところです
プロポジのGuyも好きなんで期待大です。楽しみだー!
今日朝イチで観て来たんだけど、 そもそもの荒廃の原因が描かれて無いのがちょっとひっかかたかな 道は結構綺麗な状態で残ってるし、虐殺前は結構な数が生き残ってるみたいだよね。 水も放射能汚染みたいなの無いみたいだし、灰も沢山あるんだから野菜でも育てればいいのに まぁそういうトコ突っ込んだら駄目なのかな・・・ 最後の終わらせ方は救いがあって良かったな。エンドロールの台詞が非常に気になる。
原因は原作にも載ってないよ それに太陽が隠れてるから植物は育たないんじゃなかったっけか そもそも野菜の苗なり種はもう入手する術もないのではないか?
地味に上映館増えてるね
昨日シャンテで観てきた 説明描写殆んどないし、盛り上がるようなシーンも少ないし、 ラストもあっさりしてたけど結構好きな一本だな、これ もうちょっと明確な結末を用意してほしかったけど、 「善き者」が主人公父子以外にも存在している、 ってことで充分なんかな 地元のシネコンに来るみたいなので 買い忘れたパンフも含めてもう一回劇場で観よう
ネタバレあり いまいちよくわからなかった点 @マンションの部屋からボーガン打った男が、返り討ちに合って 銃で撃たれた胸が燃えてるのは何なんだろう? Aボーガン男の部屋にいた女が、主人公から、つけていたのかとか問い詰められて 『あんたがつけていたのよ』みたいな言葉言うけど、それの意味が不明 Bわりと序盤の主人公のカミさん回想シーンで、カミさんが 『あいつらがそばにいるからもう終わり』みたいな感じで話してるんだけど その前後の描写が無いから、何が来てどうなりそうになったか全然わからんし、 第一どのくらい以前の話なんだろうって… あれ見るとカミさんがつい最近まで一緒にいたみたいだが Cラストに出てくる親子が、主人公親子達を『ずっと見てた』みたいなこと言うんだけど、 そんなの何か伏線あった? いきなり声かけてきて何がきっかけかもわからんし、本当にずっと見てたのなら もっと途中でピンチたくさんあったのになぜ助けてくれなかったんだろうか まあ、俺の読みも薄いんだろうけど、この映画いちいち唐突というか ちょっとやりっぱなし・言いっぱなし気味が多くないか?
>>49 何を観てたの?寝てた?
@船から持ってきた発炎筒で撃ったじゃないか
Aその通りだと想像すべきだろ。コースが一緒で親子の方が後ろから歩いてた
B子供の成長度合いから想像できるでしょうが
Cガイピアースの連れてた子供と遭遇してるじゃないか
コースが同じというか、家の周りをうろちょろされて付け回されていたと感じていたんじゃね。 あと例のシーンで犬の鳴き声がして足跡が聞こえてるとこあるじゃん。
>>50 かたじけない
@あれ発炎筒か…いや、ずっとピストル一丁で戦ってるように見えてな
Aもうそこはそういう風に想像するしかないもんなのか…
Bうーん…カミさん描写、数多い割りにあんまりハッキリ意図が伝わらなかったわ
まあ俺の読解力の問題か
Cあのときの少年なのか…でも結局、なんつーかアリバイ的に見せてはいたけれど…
言ってみりゃまるで『回収のためだけの伏線』て感じでさ、
あの家族が少年を引き取る意図とか映画的な意味合いとか
伝えようとしてないような
うーん…
発煙筒というか救援用の照明弾だな 座礁している船からパパが持ち帰った
確かに映画的、物語的にオチを付けるために用意してきたような設定だよなあれ。 あれさえなければ全く救いがない悲劇としてすんなりと消化できたのに。 暗くて救いがない、利己的なそれどころか共食いまでするような人間ばかりがかろうじて生き延びてる世界で 血がつながってるならまだしも、無償で赤の他人にあそこまでする人間はいないだろと。 こそ泥みたいなことしてたくせにこりゃまた物理的にも精神的にも豊かな人間がひょこっと 感動のエンディングを彩るためだけにやってきました、と言わんばかりに現れるもんだなと冷めた。
原作自体が、性善説をベースで書かれたんだから……。 話も、火を運ぶってのがテーマになってるし。
>>54 原作者のマッカーシーは自分の息子を思いながら書いた作品なのに
バッドエンドにするはずがない
原作に忠実にと心がけた監督が結末を変える訳もないわな
>>49 C地下室で食事にありついていたとき、上のほうでガサゴソ動いている
なかに人だけじゃなく犬がいたっぽかった。あの家族も犬を連れていた。
>>57 意見サンクス
その後親子はここも危ないってリアカー引いて旅を続けるよね
でもその後の海のシーンでは、黒人の盗人に荷物を盗られてさ
見守ってる割になんでそのくらい助けてやれなかったのとか考えると、結局、
映画的な根回しが一応あるってことを示そうとしてアリバイ的に入れただけに
見えちゃう
見た。 この映画は、要するに作者(原作者and/or監督)の 甘く切ない夢のセンチメンタリズムを共有したい ということだろう? ただ、それにしても最後に登場するガイ・ピアース一家がふに落ちない。 もともと全体が不条理の世界だからふに落ちなくてもかまわないのだが、 美味いと思った料理が実は人工調味料たっぷりの紛い物だった というような脱力感が嫌だ。彼らは何のために登場したのだろうか?
>>59 ガイ・ピアース一家は微かな希望という意味で登場したんじゃない。
56さんも書いているが、原作者は幼いわが子にこれからの世の中は悪くなるかもしれないが
希望は必ずあるということを示したかったんじゃないかな。
もし子どもがそのまま一人で旅立っていくというラストじゃ救いがなさ過ぎるし、
善き者で居続ける意味も見えてこないと思う。
>>60 思わぬスレを見つけた勢いで過去レス一切読まずにポストしてしまい、申し訳ない。
要するに、自分のもやもや感は
>>54 と一緒だと認識した。また、従って、
>>60 だけでなく、
>>55 ,
>>56 も自分の疑問に対する回答として受け取った。感謝する。
しかし、依然として自分の感想は、希望の証としてはあの一家は大きすぎるような気がする。
あの一家登場までに提示された世界観は、集団カニバリズムに陥るか、さもなければ遅かれ早かれ離散と死滅というものなので、突然の完璧なホームドラマ一家の登場は如何にも都合が良すぎる。この映画は童話だったのか?と言いたくなる。
誰かに出会うとしても、あの一家の生き残りの子供だけ、とか犬だけだったらまだ納得がいくと思うが。
エンドロールの、BGM無しの部分の、何やら 平和な住宅地での週末の様なノイズ* などを合わせて深読みすると、
*(芝刈り機のエンジン音、犬と遊ぶ子供達、何かを頼むママと明日行くと応えるパパの声、etc。 シャカシャカ言ってたのは芝生の散水機?)
この映画全体が、実は作者が土曜日の朝に見た物悲しい夢でした、という学生映画並みの作品の様な気がしてきた。
ちなみに、自分は原作については何も知識無し。映画は映画そのものから見える物がすべてだと思っている。
なんかすごく抽象的なつくりでしたね
>>61 少年の側にしてみると、あの家族について行くのは大きな賭けでしよ。
ただ生きるのではなく善く生きる、というパパの教えを受け継ぎつつも、道すがらの老人や黒人に対するパパの態度には疑問を抱いていた少年からすれば、自分と同じように善く生きようとしている人が他にもいる、というほうに賭けてみたくなるのもわかる。
男のくすんだ目つきや、頬をなでる女のあやしい手つきに、むしろ不穏なものを感じたけどな。子どもたちや犬を連れてるのだって非常食がわりかもしれないし。
>>63 そりゃ当然不安は大きいとは思うけど、あの一家の誰も「少年」を「美味そう」と思っているようには見えなかったし、
少年の方も次第に心を許しているように見えた。
自分はもともとあの一家が不安要因だとは思っていないが、あの環境の中から突然善人風な一家が現れた意味が判らんかった。
>>55-56 ,
>>60 が救済の希望だと言う指摘をしているが、それだとあまりに陳腐な感じがして、未だにふに落ちない。
それと、繰り返しになるが、エンドロール中の生活雑音の意味が判らん。
世界崩壊以前の思い出なのか(誰の?)、将来の希望なのか。
前者だとやはり感傷的な表現多すぎの感じがするし、後者であれば、それはチョト無理でしょうと言いたくなる。
まさかの夢落ちでは絶対にないと思いたい。
ちなみに自分は、米国での生活経験から、エンドロールの音が何であるかはかなり自信をもって判定できたと思う。
もっとも一回しか見てないからカン違い無しとは言わないが。
これは寓話だからさ……。
66 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/12(月) 22:42:54 ID:UYM1P8VN
ヴィゴ父ちゃんが逝くところはうるっと来ましたな。息子に Sorry と謝るあたり。
キリスト教文化圏の人が観るとかなり感想違ったりするのかなー
もともと起承転結もない映画なのに 何で結だけそんなにこだわるのかなあ
>>64 エンドロールの生活雑音は、本編に描かれた世界が、われわれの世界の
延長線上にある未来ではなく、われわれの現在の並行世界であることを
表わしているんだと思う。
たぶん、あの生活雑音は、少年が出会った家族のものだと思うけど、
もし世界崩壊前の状況だとしたら、子どもや犬の年齢が幼すぎてつじつまが
あわなくなる。少年(10歳ぐらい?)が生まれたときに世界が崩壊した
わけだし。
スレを読むかぎり原作通りのラストなんだね。 どう描かれているのか楽しみだ。
俺、秩序崩壊系の映画が大好物だから、これも期待してみたが 全編に渡って絶望感漂いまくりで、最後はあんな感じだし 鑑賞後はどんよりした気分になった
地下室に「食料」として閉じ込められてる人達のシーンがショッキングでした 脚がない人とかいて…酷すぎです、トラウマになりそう
上映館少なすぎw 仮にもピューリッツァ原作なのに。 1000円デーでシャンテで見たが、結構入ってた。 でもおっさんおばさんばかりで、前のじいさんの加齢臭がきつかった。 ほぼ原作通り、たんたんと進む映画だった。 最後はなんか眼から汁が出てしょうがなかったよ。 息子がセロンに似てた。
74 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/15(木) 18:58:57 ID:JNwpalzC
親父に裸にされた強盗と最後のガイ・ピアースの二人の左手の親指が無い/短いのは何か意味があるんですか? 映画の中にはどう考えても親指を失くす理由は無いと思うけど。 原作に何か書いてあれば、読んだ人にネタばれお願いしたいです。
75 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/15(木) 22:39:01 ID:hevMh2dT
これはアメリカの配給会社が悪かったんだよなぁ
原作を忠実に映像化しているよね 久々に涙を流したよ 廃屋でのお風呂タイムには思わず顔がほころんだ
78 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/16(金) 01:57:20 ID:Ig0aqyTk
>>74 強盗については、原作では「コミューンを追放された男」のようだという記述がある。
(片方の指は全部削がれてるという描写だった)
おそらく私刑を食らった結果だろう。
ガイ・ピアース演じる男は、単に過去の戦闘で指を失ったのだと思う。
原作では指についての言及はないが、頬骨が陥没してて片目が潰れている設定だった
79 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/16(金) 10:31:39 ID:LtHsffHj
>>78 原作情報ありがとう。同じ指の欠落でも相互の関連は無いんだね。
おかげでスッキリしました。
まったく話題にならないage
81 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/24(土) 00:32:35 ID:oLyWxt/x
それは見た人が少ないから。 なぜ見た人が少ないのか? それは上映館が少ないから。
まだ上映前なので書きようがないってところもある
親父の裸族ぶりしか印象に残らなかった
息子役の子、どっかで見たと思ったら ディアマイファーザーでエリックバナの息子役だった。 役柄的にはほぼ一緒。
85 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/25(日) 22:09:58 ID:rt7SoGjr
父親のそばにいるなら、道に近づいてはいけない、 だっけ? この殺伐とした世界で生きる男として鍛えられていくのだな、 と思ったら、ファミリー登場でちょっと意外。
少年の実の父親はカニバリスト役で出演している 豆知識な
そんな無駄なトリビアいらんw
88 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/29(木) 17:39:57 ID:JHTvSfef
かなり…人を選ぶとは思うけど、凄く綺麗な映画だった めっちゃ好き。 あとあの地下室の見た目じゃなくて狂った世界の象徴みたいなグロさはたまらんかったわ グロ好き的に
食料として監禁されてるって設定はゾクゾクするよね
90 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/29(木) 19:00:28 ID:JHTvSfef
>>89 あのえげつなさは良かったな
アウシュビッツを彷彿とさせた
そしてそう言う血と暴力のファンサービスをせずに
あくまでも淡々と続いていくのも良かった
おまいら原作嫁よ
人間を食料にするなら、肉のついている内に燻製肉にするのがいいだろうに。 痩せ衰えた棒切れでは食う部分が無いではないか。
>>49 追われている、つけられている、という強迫観念は
自分達だけじゃなかった、てことじゃね
リアル他人を見たら泥棒と思え世界で人が皆信じる心を失ってる
これ観たいけど疲れてる時に観たら、精神的に辛くなりそうだから避けてたけど 映像きれいなら観ようかな
監禁する側に女性がいたのが良かった あの世界の人間がどういう状況に置かれてるのか 台詞なしで見事に表現できてる
冥府魔道
97 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/30(金) 10:12:50 ID:4xHOmZGc
善善善 っていわれるとなんか違和感あるな。 そんなに善ってえらいのか
98 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/30(金) 10:20:41 ID:4xHOmZGc
人を食ってたやつらが完全に化け物扱いなのが気になる
死んだ人の肉を喰って生き延びたという話は、 いろいろな時代いろいろな場所で実際に起きて いるけれども、これはまだ生きている人を食糧と みなしているからね。
100 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/31(土) 14:09:03 ID:NKGUuyAi
野火って小説書いた人は太平洋戦争中に東南アジアの島で、「猿の肉」って言われて人間食べて生きて帰ってきた 会話も出来るし小説書いたくらい明晰な頭脳を保ってたけど精神病院に入った
「野火」は映画になってるぞい。 むろん「ひかりごけ」も。
永井豪が、人間が他の動物と違うところは、捕食者たる天敵がいないということだと言っていた。 他から食われない、ということが人間の証ならば、それを逸脱したものは人に非ずということなんだろう。善ではないと。
>>98 主題が「モラル/人間性って何?」「人間と獣の違いは?」
という問いかけだからね。だからカタストロフィの詳細とか
あえて説明せずに親子が置かれた情況だけを淡々と見せてる
その主題の一線を越えた者はもはや人間ではないよ
>>102 実際に自然の中に身を置いたら丸腰の人間の天敵なんてまだまだいっぱいいるみたいだけどね。熊とか、野生化した大型種の豚とかもキケンだって
街の中に居る人間以外は人間じゃないってのかねw
> その主題の一線を越えた者はもはや人間ではないよ くだらん 人食いが倫理に反するなんて認識が生まれたのはせいぜいここ100年の話 確立したのはWWU以降の話だ
だからこそ「モラルって何?」という話になるんだが
>人食いが倫理に反するなんて認識が生まれたのはせいぜいここ100年の話 >確立したのはWWU以降の話だ そんなわけねーだろw それ以前から、人肉を禁忌として扱う話は世界中いくらでもあるわ。
> 人肉を禁忌として扱う話は世界中いくらでもあるわ。 それが人類共通の概念として定着してなきゃ無意味だって理解できてる? 土人部族のルールなんて何の意味も成さない 昆虫から動物まで共食いが認められてる生態系で 共食いが倫理に反するという確固たる根拠がなければ 必要に迫られた人肉食が悪であるなんて正当化は 人間の甘えに過ぎない
人間と動物は自己認識とか理解の能力に差が有るから比べちゃダメだろ 鏡を見て自分だと理解できる能力とか、他者と自分を比べる能力が決定的に違う筈 その能力差が甘えなの?
「ザ・ロード」見た。父子が食肉用の人たちを助けなかったことや強盗に対する酷い仕打ちなどを見ると、 人間のモラル「心の火」を維持することなんて殆ど単なる主観のみの自慰行為であって、 極限状況で実際何をしでかすか人間は全く当てにならないと思った。 最後の救済は、かえって無間地獄を連想させた。
原作は子に捧げられているわけだが、 父が子に言いたかったことがソレなの?
>>91 本買ったけど
文が「まるで○○のように○○」 とか
綺麗だけど詩みたいな難しい文ばっかりでめっちゃ読みずらいw
これがピューリツァー賞を取った理由か?
訳に苦労する文体なんだと思う 原書で読むといいのかも 「ウディ・アレンの映画は英語版以外はつまらない」みたいなものじゃないかな?
俺も原作読んだけど現実的な解り易さと滅びってもんの詩的な綺麗さのバランスが俺にはちょうど良かった これがもっと抽象的だったり殺伐としてたら、今までに有った終末物の物語と変わんなかったと思う
俺も原作読んで気に入って他の作品もいくつか読んだが、 ロードが一番読み易かった。 まあ何度も読んで噛み締めるだけの価値はあると思います。
116 :
名無シネマ@上映中 :2010/08/02(月) 06:37:12 ID:b+ocTg1z
最後の最後で出てきた一家は主人公には希望が迫っていたんだけど、 恐れすぎて希望があると考えなかったんだね。
ゴキブリも絶滅した世界で人間だけ生き残っている非常に考え難い状況w で、あの一家はどうやって犬まで養っているのか? そして、どうしてまたお荷物にしかなりそうにない少年を誘っているのか? ファンタジーなんだから何でもアリなんだけど、それだけに最後の一家を 信じる根拠が無いと思うんだけどな。 (どう見ても食料にされるでしょ?)
>>117 俺も一緒に見た友人に同じこと言ったよ
そしたら「犬飼う余裕が有るんだから大丈夫だろ」って言ってた
そういう考え方も有る
犬は非常食かとw
今日見た。
子役の演技スゲー。
シーンによって父親似に見える時と母親似に見える時があって
映像マジックなんだろうけど妙に感心したw
>>117 根拠はなくとも希望はあると信じて生きていこう
みたいな事だと自分は解釈した。
父親は口では善きものとして生きろと言いつつも
何も信じられずにいたように思うので
その対比かなと。
>>111 世の中はクソで人もクソ、でもごくまれにだけど
美しいものはあるよ、という風に受けとったけど
親の無償の愛もその一つに入るのかは人によって
解釈が違うと思う。母親は子供を残して消えたし
>>120 "How can I trust you?"に対してガイ・ピアースの
"You can't"がすごいよかった。下手に弁明や説得せずに
自分で考えて判断しろと突き放したスタンス
あとロバート・デュバルもよかったね
122 :
名無シネマ@上映中 :2010/08/03(火) 14:51:45 ID:a5cR1+5H
>根拠はなくとも希望はあると信じて生きていこう 結局これだよな。 根拠はない ってのが重要だがw
123 :
名無シネマ@上映中 :2010/08/03(火) 21:16:13 ID:yEeI6JcK
もし、この映画が今はない月曜ロードショーで放送されたとして、 これもまた故人となったが、荻正弘さんはどんな解説をするだろうか と想像したりしている。
R-18だから地上波無理
>>124 えっ、これってセイジンエイガなの???
126 :
名無シネマ@上映中 :2010/08/06(金) 00:12:11 ID:v2Ig0P11
体調の悪い時には観ない方が良さそうだな・・・
>>117 やっぱりそう思うわな
ほたるの墓の兄弟のあの状況でさえ追い出されたのに
129 :
名無シネマ@上映中 :2010/08/11(水) 02:14:18 ID:2DXyqGzG
今のアメリカ(というか世の中)、自分や自分の周りの人間だけが良ければ 何をやってもいいという価値観がまかり通っているが、 そんな中にあっても、「善き心」という希望をつなぐ事に 価値はあるといった感じの話かな。
さすがに、串刺しの首なし赤ん坊は映像にしなかったか…
田舎住まいでずっとDVD化を待っている映画なのにどういうこと と思ったら、国内公開がこの6月だったんだね。 秋ごろ見れればいいかな
有楽町で一回見たけど 地元のシネコンにも来るみたいなのでもう一回見る予定
観たよー。途中でバイオハザードになったかとビビったw ラストがご都合主義って意見が上にあったけど、 確かに即害意があるわけじゃないが、更にその先が安泰な道のりじゃない事を 思えば特にハッピーな終わりってわけでもないと思った。 しかしラストのネタばらしというか、結果論とはいえパパの行動が 結構空回りだったというのが運命ってうまくいかないねって感じかな。
結構じゃなくて、全部裏目。 必要ないところで逃げて、害意のない相手に攻撃して、 食糧探してのこのこ行った先は人食いのアジトだもの。
あの一家はリヤカー見つけて引っ張ってきたのかねえ?
今地元のシネコンで見てきたー! 原作と比べると若干ダイジェスト気味ではあったけど良かったわ。 常にどこかで響いてる火山(?)の音とか、子役の演技の繊細さとか、原作にはない点もあったし。
全部裏目だったら最初の人狩りに出逢った段階で終わってるよ。 例の夢のシェルターだって間違いなく見つかってた。ラストの方は 「どんなスーパースターにも世代交代の時は来る」みたいなもんだろ。 立派に育った子供が見送ってくれる、ある意味最高の生を生きられたのは 親爺の奮闘に対する神様の褒章。
間違いなくスターではない。息子の生き方は、あまりに父と違う。 拒絶ばかりの父と、他者を信じるところからスタートする息子と。 父は間違いなく息子を守ろうとしていたけれど、決して正しくは なかった。
BD&DVD12月3日発売か うれしいけど定価高すぎ BDが4935円←!! DVDが3990円 二枚組じゃないのになー
140 :
名無シネマ@上映中 :2010/09/13(月) 14:07:38 ID:KcbaDXCQ
BDはもう少し待つしかないね
143 :
名無シネマ@上映中 :2010/10/07(木) 20:40:18 ID:2ASYVBLJ
地下に閉じ込められた人を助けなかったのはひどいと思った。 息子が父のことを「お父さん」と呼ぶから父がエンドロールで「THE MAN」と なって名前が出ないのは分かるけど、息子に対して最後まで名前を呼ばず、「SON」 だったのは、何か意味があるのだろうか?
親子は人間を食わないが他人を助けたりはしない。 人食い族は人間を食うが、食うまでは(たぶん)餌を与えて生かしている。 もしかしたら餌も人間なのかもしれない。という事は食われる人間も人間を食って生きているわけだ。 人間をくうか食わないかは人間の善悪とは直結しないというこなのかな。 極限状態の唯一の善は自分自身が何とか生き延びることなのだろう。 息子が名前で呼ばれる場面はあったかな?記憶に無い。
>>143 名前をつけちゃうことで生じる先入観を無くす為とかじゃなかったかな
146 :
名無シネマ@上映中 :2010/10/08(金) 10:16:54 ID:68yhuCcI
>>143 助けなかったって、どう助けろと?
状況的にたまたま野盗が留守だというのは馬鹿でもわかるし
あの親子で助けられるならそもそもあんなに大勢捕まってないだろ
ミストの親父とザ・ロードの親父 どうして差がついたのか…慢心、環境の違い
なんつって思ったより後引く映画だなあ…と思ってよく見たら 原作はノーカントリーの人だったんだな あれもなんかよくわからんが凄味のある映画だった コーマック・マッカーシーか… 本を読んでみようと思う
149 :
名無シネマ@上映中 :2010/12/03(金) 20:30:24 ID:uGdi3KCB
BD、DVD発売記念age
150 :
名無シネマ@上映中 :2010/12/04(土) 04:18:49 ID:itfqft8t
いい映画なのに過疎ってるな
151 :
名無シネマ@上映中 :2010/12/04(土) 11:37:19 ID:d5VbMbI3
黒人の盗人やガイピアースとその奥さんの親指が無いのがすんごい気になるんですけど。 原作読んでないんで分からんけど、食っちゃったとかなの?
明言はないけど、どっかで何か盗んだ制裁なんじゃないかね 中東の国とか窃盗犯は手を切り落としたりするし
BD観た う〜ん、サラッと観れてしまった感じ 単館上映なのも頷ける 親子愛だなんだの感動は無かったなぁ... 親子愛と言うならコンタクトのほうが泣けたw
DVD見た。親父の病気はなんだったんだあれ
咳が出てるから肺炎こじらせたのと敗血症 あと傷で体力奪われたのと色々併発状態だったんじゃないの 栄養状態も良くなかったしストレスがマッハだし
親子の絆が軸になってはいるけど 親子愛に感動して泣くとかそういう話ではないような しかし見た後疲れたわ ノーカントリーの時もだけど まあこの疲れは嫌いではない
途中で出会うじいさんの名前がイーライなのはザ・ウォーカーのイーライと何か関係あるのか?
名前あったっけ? 全然憶えてないw 時代背景とか決め付けられないようにキャスト全員名前なしってなってたと思ってた
>>158 確かに言ってる
ディゴが爺さんに『名前は?』と訊いた後
ディゴって誰だよ!?w
色調もなんか似てるしトゥモローワールド観た後みたいな虚脱感だわ 投げっぱなしの希望
終末物が好きで、その手の映画やゲームを見るたびに手を出してきたけど 本当にここまで終わりきってる感がする作品ってのも珍しいな。 これ見てると、戦争ですら人間の文化的行動であり、 ある意味余裕の表れって事を実感する。
自分だったらあの世界の中で生きて行く事に耐えられる気がしない 家を飛び出して行ったシャーリーズ・セロンの気持ちわかるわ ヴィゴはあの高架?橋から飛び降りたい衝動にからたりはしなかったんだろうか
日本もまもなく社会制度崩壊して悲惨な状況になると思うが、 この映画のような生物希薄な状態にはならないな ベースの気候と人口が違うし、米国と中国(もしかしたら韓国も)が 日本列島の取り合いをするから通常兵器の戦場にはなるかもしれないが 少なくとも人口が限りなく減っていくことはない
俺はこの終わってる感じがすごく良かった、ひたすらグレーで淡々としている感じにハマった。 原作読み終わった時はしばらく余韻が抜けなかったな。
終末モノの傑作だと思う
168 :
名無シネマ@上映中 :2010/12/21(火) 06:02:52 ID:zvj3QVgK
誰も神に祈らないのがリアルだった 神なき世界で、人は何を規範に生きていくのか ラストの家族に少女がいるのを見て、息子と少女がいつか結ばれ 善き人の火は、次世代へも受け継がれていくと思った。 自分の中にも、小さな火が灯ったよ
>>169 いや嫁があの状態だとおっかけられても迷惑がるだろw
結局別々の方向に進むんじゃね?
原作読んだ感じだと 子供いなかったら初期の時点で心中してると思う
>>170 いやw
後を追うというのは追いかける方の意味じゃなくて
自殺を選ぶだろうなとw
>163 大抵の終末モノって、現代から観ても「このテクノロジーすげえ!」って乗り物とか武器が出てきたり するからなー。 ザ・ロードは、正に今核戦争が起こったら、って感じ。
世界がああなってしまった原因て何だったっけ? 核戦争じゃなかったよね? 目が覚めたら大勢の叫び声が聞こえて火が見えた、 という場面が有ったような気がするが…
この映画はおおきな地殻変動があって荒廃したって感じだよね。 核戦争だった場合食人族の代わりにミュータント化した人間や動物が 登場って流れになってたと思う。 こういう作品では原因はあまり重要じゃないんだよ。
地球規模の自然災害だと思ったよ 火山噴火やら隕石やら わからないほうが色々想像できて面白いよね 原作は読んでないです
何の気なしにこれとソイレント・グリーンを立て続けに見てたんだが この2本、考えてみりゃ起きてることのベクトルは真逆なのに 行き着いた先で人々がやってる行為は同じと気づいてちょっと面白かった。
>>174-176 原作でも映画でも理由はわからないけど何かあったと匂わせてるだけ
核かなにかかなぁ…程度
主演俳優曰く「細かい事は同じ時期に公開してる『ザ・ウォーカー』みたいな感じでw」
いつの間にか世界が壊滅してて、風景はいつもかすんでて 他の生物はほとんど絶滅してるのに人間だけそこそこ残ってるが 訳のわかんない連中ばかりで 子供のころ時々見た意味無く悲しい夢みたいな映画だな
原因とか仄めかしたら勝手に裏読みしたり先入観持たれるからあえて説明ないんだよ ほとんどの登場人物に名前がないのも同様の理由 名前つけたらやれあの名前は神話や聖書ではどうのとか言う輩が出る あるのはシチュエーションだけ、だから話の本質をつける
>>169-164 家で過ごしてる時の回想で
嫁と銃の弾丸の数で話をしてたから(どれだけ探しても二発しかないわとかなんとか)
息子居なかったら嫁と心中したんじゃないかな
弾が三発あったら、もしかして最終的には一家で心中してた可能性もある
あの親子は生きる方の道を選びはしたが、
かなり危ういバランスの上での選択だったんだな
自分は同日にゾンビランド見て
すべては自分の気の持ち様…なのかなあ…とか思ったw
まあゾンビランドはザ・ロードの世界と比べると相当ぬるいけど
世界がああなった理由は凄く気になるけど そこに下手に触れられると話の本筋の焦点がぼやけるから 思い切って省かれてるのは良かったと思う 終わった世界で生きる親子の話であって 世界が終わった理由を探る話じゃないからな
183 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/07(金) 00:14:01 ID:Wi4au3be
ハックション!
過疎
最後はご都合主義で、世の中そんなに都合良くできてないから大変なんじゃないかとは思ったが、 ガイ・ピアースがいい演技してたので許せてしまった。 なんでもないような演技なんだけど、ああいうところは役者の人柄が出るもんだね。 ガイ・ピアースを使ったのはGJだと思った。 だけどやっぱり「ノーカントリー」の監督で観たかったな。 もう一ひねり欲しかった。 父親のあるべき姿を見せるという意味では、あれはあれで良かったんだけど。
こんな暗い映画なんの為に作ったんだろう? 終末ものがブームというのはわかるが・・ 商業的にヒットも無理だと思われるのに・・・。 こんなに救いのない映画は見るのが辛い ロバート・デュバルが老人の役で久しぶりに 出ていたりして驚いた。 復活の日、絶望バージョン 家族で見ているがシーンとしている。 アーチュリーの矢が当たって反撃・・・ 親父ダウン・・・もう・・だめぽ 何時間みても助からない。 ああっ親父が死ぬんだ・・・。 「必ず、治る」「きっと治るよパパ」 「銃を離すな・・」 「パパもお前といたい」 「できると思ったが」 ・・「泣くなよ。パパの心はお前の中にある・・」 「パパ・・」
ああっおわったぁ・・最小限度の希望を持たせて・・・ でも食料が尽きればoutな世界・・・緩慢な最後の時を迎える。
>>186 見てる側の葛藤を引き出す為かなあ
自分は世界がこんな状態になった時、
自分なら一体どうするだろうと思いながら見てた
ほとんど息が詰まり通しでかなり疲れたけど面白かった
ガイ・ピアース一家は緊張し通しで絶望しか見いだせなさそうな所に
一条の光的をもたらして見てる側としては助かった
あの後の事をあれこれ考え出すとそんな安堵も気休めにすぎないけど
映画の幕引きとしては良かったと思う
人によるだろうけど、自分はささやかな希望を持って現実に戻れた
189 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/24(月) 12:31:12 ID:mamw/ft8
いつまでたってもヌルイ息子にマジぶん殴りたい衝動にかられつつ、それ以上に最後の有り得ないエンディングにムカついた。 あれリアルじゃソッコー殺されて食われるだろ。もしくは逆に襲ってきたやつぶっ殺しちゃって誰でもすぐ殺して喰うケモノのような少年になるとか。 救われたと思わせて例の家族の晩飯になるとか。
娘婿ゲットじゃね? 当人の意思関係なく
ガイ・ピアースの一行にとってもヴィゴ親子は光明だったんだよ。 少し先をゆく父子を追いかけることで、 自分たちの理性とかモチベーションとかを保っていた。 常に眼の前を走るランナーのようなつもりで。 生き抜いていく同志でもありライバルでもあり、 南へ行けばもしや……と同じように最後の希望をヴィコ親子に賭けてみた。 と思っていたいな
192 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/24(月) 21:56:48 ID:br4WvRfg
人間の肉を食うことを、ほとんどの文化がタブーとしているけど、 その根拠が良くわかった映画だった。 自分は、生きるか死ぬかの状況になったら食ってもいいんじゃないかと考えていたけど、 やっぱりダメだわ。 その一線を越えてしまったら、人間は人間でなくなるんだな。
193 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/24(月) 23:41:56 ID:GoR1vkC8
ガイ親子はヴィゴ親子に声をかけたかったけどヴィゴがかたくな過ぎてうまくいかないと 分かってたんだなぁ。 少しでも心がほぐれた時を見つけて一緒に生きていきたかったんだろうね。 あいにくチャンスが訪れる前にヴィゴは亡くなってしまって残念だった。 ガイは強者って雰囲気を少しの出番でよく見せてたと思う。上手いね。
194 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/25(火) 22:39:26 ID:GYqUaI3C
>>193 >ガイは強者って雰囲気を少しの出番でよく見せてたと思う。上手いね。
そうそう。
優しそうでフランクな感じなんだけど、強者って雰囲気がよく出ていた。
なんか、信頼して頼っても大丈夫みたいな。
あんな過酷な状況の中でも、それこそ心がほぐれてるというか、
心理的に余裕ありそうな感じが良かった。
ほとんど立ってるだけで、そういう雰囲気を出せるのは凄い。
>>192 遭難者でもよくあるけど、死んだ仲間を食うのと襲って殺して食うのとではまた意味合い違う気もする
遭難して嫌々ながら死んだ仲間を食って実際に生存した人を責める理論でもある
北朝鮮の飢え死に寸前の脱北者家族だかが、父の遺言で「嫌でも無理やりでも俺の肉を食べてお前だけはどんな事があっても絶対に生き延びてくれ」といって実際に栄養失調で死に、遺言を守って子が生きながらえた話もある
その話が事実だとすれば、そういう極限になるともう何が究極の親子愛か分からなくなる
あと遭難者で死んだ仲間食って「命」は生きながらえたけど、後悔の念に蝕まれて「魂」が死んでで、数十年苦しみ抜いた挙げ句に苦にして自殺した者も居る
196 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/27(木) 19:06:04 ID:6UgEpOKJ
マッカーシーの代表作である『ザ・ロード』の映画のスレもあまり伸びてないけど、 文学板を見てみたらマッカーシー自体のスレもないのね…… 『ノーカントリー』はアカデミー賞とったし、今やかなり有名な作家だと思うんだけどなぁ…… どうしてスレがないんだろう。
テレビで人間に一番近い種の、野生のチンパンジーが中型の別の種類のサル襲って食べる奴やってたよ 同じ猿というだけで、別種なんだけど何度見ても心境複雑だよな 喰われるの子猿だけかと思ったら、大人のチンパンジーとさほど大きさの変わらないサルだった パン君とジェームスのパン君だって、野生だったらしてる可能性十分にある訳だよ
198 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/28(金) 01:38:15 ID:QPt9/F36
チンパンジーは共食いもするぞ。
チンパンジーって聞いて、 なぜか天使のさえずりって小説思い出した
忘れろ
フィールドワーカー達が遭難して、食に困って遂には猿を食べてしまいウィルスに感染するやつだな。
203 :
名無し募集中。。。 :2011/01/29(土) 01:27:08 ID:9Y98uORQ
すげえ映画おたくたち・・・映画評論家がゴミに見える(笑
>>201 へぇ〜こんな猿初めて見たわ
小説も面白そう
話変わるけどニューギニアかどこかの食人族で、他の部族の特定の人間の脳を食べてた奴全員が狂牛病みたいなプリオンの異常(?)とかが原因で全滅した話を思い出した
狂牛病の時も、牛に牛由来の肉骨紛を喰わせて狂牛病が発生したじゃない
同種の共食いって、そういう意味で危険だというドキュメントを、ディスカバリーチャンネルでやってたな
ディスカバリーチャンネルって、結構いい加減な表現使っちゃう印象も多分にあるから、大袈裟表現や憶測の可能性も結構あるけどね
またいい加減な知識を。 CJDの一種とされているクールーは、死者の脳を食べるという 土着の伝統によって感染していた。潜伏期間が長く、発症率も 高くないため、人口減少傾向すら出なかったよ。
206 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/29(土) 16:23:24 ID:7HRgUv+Y
原作だと映画より色んな出来事が書いてあるね。 やっぱり2・3時間に収めるとなると、かなり省かれる部分が多いんだな。
207 :
名無シネマ@上映中 :2011/01/29(土) 20:42:01 ID:cEmGqviM
>>204 ザ・ウォーカーの「手を見せろ」はその辺がネタなんかな?
208 :
威迦櫓守 :2011/01/30(日) 01:02:07 ID:ANrbRl97
>>204 から俺が考えた、あくまで個人的な憶測なんだけど、
太古から動物食より人肉食(共食い)したほうが、感染病発生による病死やウイルス感染が圧倒に多かったんじゃないか?
だから人肉食や、もっと言えば殺人が「全人類共通のタブー」になったんじゃないか
日本なんかは例外を除けば、哺乳類全体を食するのがタブーだった歴史が明治維新まで千年以上もあった
哺乳類が人間に近い(人肉食に近い)と認識してか忌避してた
だから全世界的に体験的に嫌と言うほど知ってて長い歴史の言い伝えの中で「共食いはタブーだ(危険だ、人を滅ぼす原因になる)」となったんじゃないか
近親相姦の奇形頻出の長年の経験と同じ様な、経験則から生まれてきた
あるいは、部外者を温かく迎え入れたせいで部外者が持ち込んだウイルスの感染で抵抗力無くて滅びかけた部族は、反動で排他的部族になるみたいにさ
209 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/02(水) 15:42:46 ID:uROt8Qkr
ブラッド・メリディアンは今のところハードカバーでしか出てないけど、 文庫化される予定はあるんだろうか? 文庫本になるまで待つか迷ってる…… 文庫化されないならだめだしなあ……
210 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/02(水) 19:13:41 ID:Y2wxfZN1
>>194 優しそうで余裕のある強者のイメージの男を演じるのはヴィゴも上手いんだよね。
お互いがどっちの役をやってもいいくらいの力量だね。
>>198 チンパンジーの共食いは主に子供を食べるから本当に嫌だ。
何故ガイ・ピアーズ一家はあんなに恵まれ若干余裕があるのか? 何故後を追うだけで、声掛け等アクションを起こさなかったのか? 俺の想像では無類の隠れ上手一家ゆえに無用の闘争を避けられて生き残ってこれたw 善人かつ、適度に食料確保出来てる仕組みがサッパリ分からん
212 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/07(月) 14:00:18 ID:hDWSYeHd
まあ伏線は張ってたっぽいけどやっぱり最後の唐突感は否めない。 途中で一回ぐらい遭遇があっても良かったかなと思う。 最後に犬や子供と一緒に略奪黒人もいるとかだと出来過ぎか。
>>100 大岡昇平が人肉食って精神病院に入った??
作者と作中の人物をごっちゃにしてるな。
あまりテケトーな事を書かない方がいいと思うよ。
>>212 男1人で、襲われる可能性大で戦力にならない妻、子供2人を守るのは大変だよ
犬が少しは牽制になるくらいでさ
戦力にならないけど、食事はその分消費されるしさ
どんくさくなければ、まだ1人単独行動の方がいいくらい
あんな終末世界では、可愛すぎる娘とか居たらいろんな心配で余計に生き地獄だろうな
最悪レイプされた挙げ句に殺されて喰われるおそれまであるんだから
やっぱりどんなゾンビ映画よりも、飢えた人間の方が恐ろしいんだよな
似たような終末世界を、一冊の「本」を男が運ぶって映画の方は内容どうだった?良かった? いかにも欧米らしいような宗教くさい映画?
216 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/08(火) 09:35:14 ID:kcXdXZ9n
>>215 どっちかというと派手なアクションとガンカタなんかで
エンタメ要素の強い感じだったな。食人やレイプもあったけど
何となくマッドマックス2みたいな世界観だった。
俺はどっちかというとザ・ロードの絶望的世界観や雰囲気の方が合ってた。
217 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/08(火) 14:15:29 ID:zWJbmwpI
あっちは明らかに糞映画だ。
219 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/08(火) 23:58:23 ID:oL21Rh+0
>>214 あんな終末世界じゃ、単独行動なんて生きてる意味ないだろ。
守らなきゃならない家族がいるからこそ、生きるモチベーションを持てるわけで、
単独なら、それこそ死んだ方がまし。
220 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/09(水) 09:52:16 ID:hqxTE7zs
世界がああなった原因は隕石衝突か核戦争か巨大火山噴火のいずれかによる 大気中への噴煙飛散で太陽光が遮られたことによるものなんだろうな。 それが数日ならいいけど数年から数十年続けばあんな感じになっちゃうだろうな。 ありゃあ絶望的世界だな。
221 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/12(土) 01:21:08 ID:FKusJ+8V
勝手に想像したエンディング 死んだ父のそばで数日暮らす息子 そろそろ埋めようかと最後に父の顔を見ていると・・・ おもむろにナイフを取り出して父の頬の肉を切り取り焼いて食べ始める 数十年後、どこかの集落にラオウのようなイカツイ大男と数十人の手下の姿 手下A「そういや、お頭はなんで古びた拳銃なんて持ってんで?ショットガンでもライフルでも、ここには揃ってるのに」 手下B[おまえ知らないのか?あれは親父さんの形見なんだよ」 ラオウ「パパ・・・うぬはまだ火を運んでるよ」
米ソ冷戦下に作られたどんな作品よりもリアルに絶望的というのはどうした事か。 黙示録後の世界といった感じだな。
223 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/12(土) 11:50:19 ID:AwcOtIsN
エンディングがクソすぎる
224 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/12(土) 15:01:17 ID:uME4qRgF
原作通りのエンディングなんだけどな……
225 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/14(月) 02:29:05 ID:+XGeGhyg
過去見た映画の中でも最高レベルに落ち込む映画だったわ。 実際あんな世界になっても人間あそこまで堕ちるとは思えんが。
>>225 日本でも江戸時代の東北地方なんかの数度の大飢饉や、65年ほど前の南太平洋の島々の最前線で散々あった事なのに…
数千年前から世界中で起きてる船舶漂流事故や旅客機のアンデス山脈不時着事故とか、考え方を変えたら全く同じ環境じゃないか
もっといえば人類が数万年前に人類を食べた形跡がある廃棄跡とかの遺跡が出てる
人類の歴史は飢餓との闘いの歴史と言っていいくらいなのに、何言ってるの?
現代だってそうだよ
食糧が不足してる人口の方が、十分満ち足りている人口より多いじゃないか
極論したら人類の歴史は人を食べるか、飢餓死するかの状況に度々襲われてた
もっと言えば1000年ちょっと前の中国の「唐」の時代には、人肉も堂々と公言して肉屋で売られてたんだよ
今でも思い出す一軒家の地下室に蓄えられていた食用の人達と悲鳴 早く忘れたい
何を怒ってるのか分からないんだが、1000年前どころじゃないだろう。 ロシア革命の時にも街頭で人肉屋台が並んだくらいだから。(記録写真としても残っている。 歴史は繰り返す訳で、例えば池袋餓死事件にしろ、そういった状況が もうそこまで来てるんだろうか、というひりっとした空気を感じたりする時もある。
ただの試算だから正確さは分からないが、今世紀末迄には世界人口が約90億人に達し、その時点で半数以上の50億人は食糧不足に陥ってるという予想が有名だ 現在でも2005年時点の資料で、8億以上の人が飢餓や食糧不足の状態である(10%以上)
230 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/18(金) 10:06:31 ID:zC38sT91
確かに中国をはじめとした後進国の人口増加の影響は食料原価の高騰という形で 影を落とし始めているからなぁ。こういう映画が続々作られる背景にはそういう ことに対する無意識の危機感みたいなものがあるのかね。
231 :
威迦櫓守 :2011/02/18(金) 15:24:41 ID:emGWRUbn
映画『猿の惑星』で猿に追われ捕われて奴隷にされるとか、 アフリカで奴隷売買の為に罪無くして白人に追われ捕われ奴隷にされる黒人の事実も恐ろし悲しいと思ったけど 『ザ・ロード』の世界では主に食糧とする為に同じような民族同士が弱い者を人間狩りするんだもんな 恐ろしさが比べ物にならない 武装集団にいて狩る側だったとしても、全く油断は出来ない 食糧がなくなれば、つまらない理由で罪に問われて内ゲバで喰われるのは予想に難くない 70年頃の日本の学生運動とか左翼過激派ゲリラの連合赤軍の粛清事件みたいな世界だ 飢餓と人間不信、恐怖からくる異常心理、粛清、多数派工作、裏切り、密告、魔女狩り、邪教信仰…
232 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/18(金) 15:34:44 ID:zC38sT91
ザ・ウォーカーの方で描写があったが、武装して集団で襲ってくる連中は 見た目で判断して逃げ隠れできるが優しく善良そうな老夫婦が実は旅人を 食べる目的で家でもてなすみたいのはタチ悪いよな。
233 :
威迦櫓守 :2011/02/18(金) 16:52:40 ID:emGWRUbn
日本の昔話によくある「山姥(やまんば)」みたいな人食い鬼女や鬼話ってのは、昔はファンタジーと思ってたが、やっぱり類する話から連想したんだと思うな 山姥は人外、鬼、妖怪、魑魅魍魎の類いじゃなくて、やっぱり人間なんだよな 中国でもヨーロッパでも、世界中に食人一家の伝説はある
ある極限状況に置かれると人間は簡単に原始化する。 文化革命にしろアンデスにしろ数年前のインドネシアにしろ、或いは所謂 猟奇的な犯罪事件の底にはそういった状況によって退化した心理状態がある。 この社会的モラルが瓦解していき正当化に辿り付くまでの過程がもっとも怖い。
そういうのが一番怖いよね 俺も窓開けっ放しでそういう事を考えてたら恐怖で体がガタガタ震えだしたよ
236 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/19(土) 18:28:10 ID:c0/x5q2Q
マッカーシはほんの少し先のミライことを言ってるに過ぎない。 誰も認めたくないミライを。
カマキリなんかが結構有名だけど、メスの方が巨大で強い オスが意中のメスと交尾する為には、メスに喰われるリスクを冒していくしかない 交尾した後に喰われる場合もあるし、交尾出来ずにただ喰われる場合もある 交尾して、更に生還なんて相当難しいだろうな 共食いを、ただの食糧補給と見なす種も多いだろう
昨日CSで「28日後」と言うやつを見たけど、「the road」の終末観が改めてすごいと思った
239 :
威迦櫓守 :2011/02/20(日) 02:58:03.63 ID:A9neE7Bw
父と息子の親子愛を描いた映画について 『ミスト』って映画を観たことある人なら分かると思うけど、あちらも父と息子の愛と闘いのサバイバル・ストーリー ミストは謎の霧と正体不明のクリーチャーが出現して、スーパーマーケットにたて籠って戦うシチュエーション・スリラーだから、 絶望的な終末世界を描いた『ザ・ロード』とは全く違うシチュエーション だけど緊迫した明日をも知れぬ特殊状況を父が息子を守りながらサバイブする状況は全く同じ (両作品とも一貫して深い命懸けの親子愛が描かれている) 『ミスト』は一番注目なのは、エンディングまでの15分は特に必見 ちょうど『ザ・ロード』と対になってるというか、2作品見比べると面白い(?)対比が観られると思う ただ『ミスト』はエンディングは、かなりの衝撃的エンディングではあるが賛否両論あり、物議を醸しているから注意 『ザ・ロード』と『ミスト』は是非ともセットにして観るべき!
240 :
威迦櫓守 :2011/02/20(日) 03:02:48.67 ID:A9neE7Bw
ちなみに『ミスト』はホラーの巨匠、スティーヴン・キング原作の映画 映画版のエンディングは、かなりの映画オリジナル
妻の気持ちは分かるけど、「女は弱し、母は強し」という言葉があるけど、息子の為にこそ(例えば息子の身代わりになったりして)死ぬべきであって、あれはあんまりだと思う どんな過酷な世界だとしても、せっかく授かった命なんだから希望を持って子供に少しでも輝かしい未来を作ってやる手助けをするべき 途中な何度か差し挟まれる父の中の妻の記憶エヒソードは、悲痛であった 指輪のシーンの、辛い決断とか心が引き裂かれる様だ
母は強しな映画は結構あるから たまには父は強しな映画があってもいいじゃない
父は強しはいいけど、父は弱しもいいけど 「母なのに弱し」は一番納得いかない
そりゃ広い世界には弱い母だっているさ
あんな希望の無い世界に産まれるくらいなら死んだ方がいいって考え方は理屈では理解できるよ
母には強くあって欲しい 子供を守って欲しいと願う気持ちは分かるが そういう事を言いたい映画なのかこれ?
主題から脱線して議論してはいけないなんて決まりは無いよ 内容は実際大した話じゃないから、この話題は止めるけど 枝葉の事柄から何か面白い議論が出るかと思ってワザと話を振った部分もある このスレに書き込むのは9割以上は男(?)のせいか、母親に関しては突っ込んだ意見が皆無だったから何かのキッカケになればと思って
「母は強くあるべし」というのは同意だけど この映画の母は強くなかった、というだけだから 別にそれ以上話は広がらないと思うがw
前の方のレスにもちらほらあるけど 少しでも輝かしい未来をって言ったって あの世界で一体何ができるんだ 不安に苛まれながら懸命に閉じこもって耐えてる家族に 「未来」なんてそんなものあったか? 全部放り出して死に向かって走り出す事は何者にも咎められはしない 母は絶望に囚われ挫折し、父は息子の為に最後まであがいたけど 男だって妻のように息子と自分の事を見捨てられた筈 でもそれをしなかった 妻の弱さもあってこのストーリーの絶望と緊迫感と苦悩が際立つんじゃね? 妻が息子を守って死ぬ様な展開があれば、何が言いたいかわからん話か あるいは説教臭い陳腐な話になってしまうおそれがある あと息子の性格も変わりそう… しーてゆーなら銃弾二発を残す為に妻は外へ飛び出して行った (まぁあれ以上耐えられなかったってのもあるだろうけど) それが精一杯の優しさ、残していった希望じゃね 親子は彼女の言葉をヒントに海を目指したんだっけ
『ザ・ロード』より弱い母の映画発見 映画版の『キック・アス』のミンディの母の方が弱いな 警察官だった旦那がマフィアの罠にハメられてヤクの売人に仕立てられて、誤認逮捕され刑務所送りに 妊娠してた妻はそれを深く悲観して、薬を(大量に?)飲んで自殺を図る 妻は死に、娘だけ無事に出産される 原作アメコミ版『キック・アス』は母絡みのストーリーは全く別
吹き替えで観ると子供の声にイラッとするね
何でこの映画ってほとんど注目されてないし、評価もほとんどされてないんだろう? 特に日本での評価の低さ 灰色の絶望感が果てまで拡がる様な背景世界描写は、史上最も真に迫るリアルな終末観を描いていたと思うんだが
253 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/25(金) 01:43:35.33 ID:apaevi3m
>252 去年40本ほど映画を見たが、これがベストではなかったかと思いはじめている 自分がいる。
254 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/25(金) 10:12:39.97 ID:XhqEIYa6
派手なアクションや銃撃戦、華美なCGによるパニックアクション エログロやベタなヒューマンドラマに逃げなかったことによって 文学的アプローチの映画になっているよな。
何でこのスレが最近伸びてるの? なんかイベントでもあった?
そうだな文学的だな いわゆるハリウッド的な、娯楽映画・商業映画ベタベタって感じじゃあない よくあれがエンタメ大国、アメリカで撮れたよね
子供が崩壊した世界後に生まれてんのに色々な面で弱いというか甘すぎるというか 脆弱すぎる気がする・・・
258 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/25(金) 13:24:34.72 ID:XhqEIYa6
>>257 どうやら太陽の陽が遮られた世界のようだから
陽に当たらないことによって弱々しく育っちゃったんじゃないかな。
息子の脆弱さは若干ディフォルメ入ってるというか 象徴的に描かれてると思う
シリアスなドラマであり、全く逆に童話の様でもあり… しかし目があまり見えない年寄りで、あの世界を生きるのはキツいぜ
261 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/25(金) 19:53:19.37 ID:XhqEIYa6
まあ、老人は食っても旨くない。 みたいな価値観があるのかもしれないから 案外老人はスルーされているのかもしれない。 逆に子供は目の色変えて追いかけ回されるんだよ。
俗に狼や犬は集団生活してる生き物だから、仲間は絶対に喰わない 熊は親子以外は単体生活だから、共食いする なんていわれる 犬でもみんなが飢え死にしそうで、死んだ仲間の肉だったらさすがに喰うのかな
263 :
名無シネマ@上映中 :2011/02/26(土) 00:17:19.58 ID:1BhRDbUv
たった今、DVDで観ました。 皆さんはよく、この作品と「ザ・ウォーカー」と比較されますが、環境から隔絶された父子のロードムービーという点では、私は寧ろ「ロードトゥパーディション」と比較しています。 主人公二人が「〜パーディション」の二人と比べて少し感情的(特に子役がキーキー声で叫ぶ)かな?と感じました。
>>263 『ザ・ウォーカー』と比較するのは、単に劇場公開の時期がほぼ同じタイミングの終末世界を描いた映画ってだけだと思うよ
自分はミストを真っ先に思い浮かべました ウォーカー見てないからかな 見てたらウォーカーの方を連想するんだろうか
267 :
名無シネマ@上映中 :2011/03/02(水) 05:52:42.12 ID:KnvarPOz
僕のエリは内容より邦題でネタバレすんなよwって思う
>>268 確かにネタバレは困るけど、タイトルでホラー要素も何となく分からさないといけないし、淡い初恋感や叙情的も伝えなきゃいけないしで苦慮したろうな
ホラー要素と全く相反する情緒的、退廃的、二人の絆、哀しさ、僅かな希望、文学的という意味では ザ・ロードと僕のエリは符合するね
272 :
名無シネマ@上映中 :2011/03/08(火) 23:55:00.29 ID:VqkgtRZF
正直イライラしながら観てた。人食いに発見されかねない行動をするし(大きな音させる等)、油断しまくるし。 子供のやる事全てにむかついていたその時、自分の心の醜さに気付かされ愕然とした。あの子は純真無垢なだけなんだよね… 凄く地味な映画だけど、間違いなく一級品です。
>>272 あるねそういう感情w
土壇場や極限状況が素の人間性や感情が一番現れるから、自分が知らない意外に残酷だったりする自分に気付かされたりするよねw
でもあんなに愛しい子とか良い子なのに、どんくさくて(聞きわけなくて)腹立つのはまた別問題だから自分を責める事はないよ、だってそういうの実際腹立つんだもん。あるあるw
しかも共感がどんどん湧いてるとか言っても、究極的には所詮「他人の子」だし仕方ないよw
子供が出来たら、やっぱ自分の子の方がカワイイのは間違いない
「聖書」なんか運んじゃいねえ 俺達は「心の火」を運ぶんだ
確かに母親は弱い人間だったと思うけど、息子に対する愛情はものすごくあったんだと思う。 こんな世に産んでしまった後ろめたさが大きすぎたのだと思う。
276 :
名無シネマ@上映中 :2011/03/21(月) 13:23:16.60 ID:87Fj2ysx
>>275 最後まで生んでしまった責任取るという覚悟が欲しかった
事故出した運転責任者の当事者なのに「危険だから総員退避したい」と申し入れ言って
「そんな事したら東日本つぶれる。最後まで責任もってやれ」
と総理に返された会社と同じ
あるいは不祥事出して、後始末とか面倒だけを残して、テメエのケツも拭かずに責任取ると称して退職して逃げる奴
なんつーか無理矢理絡めなくておk
あのカーチャンにも責任取って欲しかったという意見だけどさ 仮にそれに則って作った話ってこの映画と全然別ものにならないか 〜して欲しかったって思いながら見る類いの話とは ちょっと違うと思うんだが…
280 :
名無シネマ@上映中 :2011/03/29(火) 20:46:11.78 ID:pOG9H6XQ
死んだ描写は無いけど、自殺行為は駄目だよ どうなったか分からない(行方不明)って、生きてる者からしたら踏ん切り付きにくいな
281 :
名無シネマ@上映中 :2011/03/29(火) 21:03:54.76 ID:PvPHeUm+
夫と子供にとって母親の離脱は悲しむべき事だろうが 彼女のその後や生死を慮る余裕はなかったんじゃないかな 何考えても悪い事しか思い浮かばないし 大体本人達すら命の存続が危ういのに 消えてしまった人間の無事を気にする余裕があるのだろうか 夫は時々妻との思い出に浸ってたけど あれは幸せだった生活への郷愁はありつつ、 現実の彼女に関しては諦めているんじゃないかな 子供に「お母さんを探そう」とは言ってないし 日常がすべてブチ壊された、自殺は駄目とか、人食っちゃ駄目とかそういう 道徳や常識が一切通用しないクレイジーワールドで 遺された奴らは早々に目の前の現実と向きあっていくしかない
「持つもの」達は車で移動してたけど、ガソリン精製は止まり先を争って給油したハズ いくら車大国、石油大国アメリカでもガソリンもほぼ枯渇し残り僅かな貴重品と化してるだろう
284 :
名無シネマ@上映中 :2011/04/07(木) 09:37:57.88 ID:JKgyToD/
つうか、 神の御加護あったデンゼルワシントンもびっくりの射撃上手過ぎだろ、 あの距離で初めて撃った信号弾一発命中とかアリエナス
285 :
名無シネマ@上映中 :2011/04/08(金) 14:37:38.95 ID:y0tyfufR
>> 284 威嚇のつもりで射って、ラッキーでヒットしたって感じかもね。 FPSやってると結構ある。 追い討ちしに階上に上がると、死んでっしwwwみたいな
>>256 アメリカだからこういう作品も撮れるんだろ
今の日本映画のがよほどエンタメだろ、
しかもアメリカみたいに突き抜けたところもない、
中途半端な奴ばかり
287 :
名無シネマ@上映中 :2011/04/21(木) 22:03:37.80 ID:G00hbKj+
DVD観たけどめちゃくちゃ良かった 記憶に残る作品だね
餌にされた人たちを見殺しにしたり、食料を奪おうとした黒人を逆に追い剥ぎしたパパが 神様ありがとうっていうのは、どうも腑に落ちないよな。 ほかのディザスター物でもそうだけど、なんで向こうの信じる『神様』ってこんなに都合のいい存在なんだろうな。 むしろ、原作者がキリスト教に対する皮肉として書いてるとしたら、逆に日本人的にはしっくり来るがw
289 :
名無シネマ@上映中 :2011/04/24(日) 17:46:48.28 ID:PzzGgnco
地下の人達は状況的に助けるなんて不可能だしあんな命がけの世界だからしょうがないだろ 黒人にしても身動き出来る状態にしたらいつ後ろから刺されるかもわからん 親父の対応はごく当たり前のことだと思ったがなぁ
原作者のコーマック・マッカーシーが映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク、
物理学者ローレンス・クラウスと対談してる。
テーマは科学と芸術の接点=「神秘的なるもの」「未知なるもの」について
人類の将来についての話題で、悲観的なシナリオについてはザ・ロードの読者は
確かにそういう予想が間違っている事を願うであろうなどと、ごくごく軽くだが、
引き合いに出されている。
ttp://www.sciencefriday.com/program/archives/201104085 Science and art often seem to develop in separate silos, but many thinkers are inspired by both.
Novelist Cormac McCarthy, filmmaker Werner Herzog, and physicist Lawrence Krauss discuss
science as inspiration for art and Herzog’s new film on the earliest known cave paintings
ヘルツオークの最新3Dドキュメンタリ "Cave of Forgotten Dreams" も面白そう
日本でも公開されるかな?
ttp://www.imdb.com/title/tt1664894/
>>288 神社に参り、クリスマスを祝い、仏壇に手を合わせる日本人には言われたくないと思うw
宗教が人道的なんて、宗教音痴の日本人らしい呑気な幻想にすぎない (それはカルトに限らず、世界四大宗教の様な宗教も含めて) 人類史上、独善的正義の名の元にどれだけ非人道的、反社会的な行為が行われてきたと思ってんだ 現代でも宗教的国家、思想的国家ほど対外戦争、内戦、紛争、侵略、人権侵害が行われてる 極論したら信仰なんて神と信者本人の1対1の契約に過ぎないんだし、 神に懺悔すれば許される(免罪)建て前が宗教自身と社会生活や文明を発展させたとも言える訳だし
>>288 そもそも父子は本当にキリスト教徒なの?
神とか天使という台詞は出たが
294 :
名無シネマ@上映中 :2011/05/06(金) 22:31:01.40 ID:+Tbu/0jB
見ましたあげ
みた 最後の親子は子供怯えてたし食糧として一緒にいたんだろう 親指がないのも不自然すぎるしあの子もその内食われちゃうんだろなー
食料にも食料与えないといけないから効率的ではないよね 殺して捌いて燻製にでもするならともかく
>>296 あの世界では全ての選択肢が、生か死かのサバイバルなギャンブル
社会が完全に安定するまでは一刻足りとも油断は出来ない
絶対の安心なんてない
仮に家族は信用出来るとしても、集団化する事のメリットとデメリットを内包する事になる
だから安易なハリウッド的完全ハッピーエンドじゃなくて正解だった気がする
なんという救い様の無い映画。何が言いたかったんだ? トゥモローワールドの方がまだいい。
どうも最近、こういった映画はカテゴリー別けしててマークしとくべきだと思う。 見終わった後考えさせられる事もなく、ただ、ただ不快感だけがのこる。 ミストとか、タイトルわすれたけど盲目の気の弱い女性が世間に裏切られまくって自殺しちゃうやつとか。 ホラーよりたちが悪い。
同じ原作者のノーカントリーならともかく ザ・ロードってメッセージだだもれじゃないすかw
良作の雰囲気はプンプンしてるけど 画面から眼が離せない!ってわけではない。その程度の映画 途中で腹減ったら全然中断できちゃう。 そういう意味ではザ・ウォーカーはテンポも良くてどんでん返しもあった。 ただ、最後の犬はいいね。 食人と絡めて、もっと全面的にテーマ出せば 空気映画にはならなかったはず
303 :
名無シネマ@上映中 :2011/07/10(日) 14:37:50.05 ID:Kjxx2UHG
父親も最初はなにもなかったときは善き者だったのに 食糧手に入れてから 老人や黒人にあんなことしたから 善き者でなくなったからかな あの家族は子供に手を差し伸べる善き者だったから まだ生きのびる だから何だよw
304 :
名無シネマ@上映中 :2011/07/19(火) 01:43:20.73 ID:BlkDCQB/
お前何が言いたいんだ
305 :
名無シネマ@上映中 :2011/07/25(月) 03:10:12.48 ID:4aIRGaSH
ノーカントリーもこれもコーマックさんの世界観だね。今度原作読んでみまふ
こーいう雰囲気の映画大好きなんで、3月10日にツタヤで借りたんだけど 3・11の震災・津波・原発で、観る気なくなって、そのまま返却しちゃった。 今日、借り直して観て見た。 ヴィゴとーちゃんの死ぬとこで大泣きしてもた。 なんにも、予備知識なく観たので、ロバート・デュバルとか、ガイ・ピアースとか気つかなんだ・・。
>>300 映画ミストのラストはなんだか下品だから
そのカテゴリに入れてもいいけど
ロードはそうじゃないだろ
ミストは極限状態に追い詰められた集団が 正常と異常の境目が分からなくなる感じが胆じゃないかと ラストはオチとしてはアリだと思った。オチないで彷徨ってENDでも良かったけど。 ロードはミストみたいな大異変の後の話だよね ロードムービみたいにあちこちを見て回るのがメインで 何が起きたかとか、その先はどうなるかとかは蛇足みたいなもんじゃないかと 不思議と不快感はなかったな。 海が近くなると鳥がいたりして、そこそこ希望がありそうな感じがしてたし
>>300 >タイトルわすれたけど盲目の気の弱い女性が世間に裏切られまくって自殺しちゃうやつとか。
これなに、気になる。
自殺じゃなくて死刑だろ
ザ・ロードとザ・ウォーカーが 大好きなんだけど他にオススメあります?
作品の内容というより世紀末な世界観が好きならマッドマックス2でも観たら?
うん、世紀末な雰囲気と廃墟感が好きなんですよね マッドマックス2も見ました ありがとう
情報ありがとう! でも携帯からなんでほとんど見れなかった
映画じゃないけど ゲームのフォールアウト3がおすすめ
ステイク・ランドがオヤジとガキのロードムービーで雰囲気も似てたな ヴァンパイア出るけど
>317 予告みたが面白そうだ。ツタヤにあるのかな?
319 :
名無シネマ@上映中 :2011/09/05(月) 06:02:30.82 ID:gL48ElC1
>>313 アイアムレジェンド
ウォーターワールド
あたりは?
本来は東京開催だったフィギュアスケート世界選手権。 震災の影響で開催不能となり、1ヶ月遅れでロシア開催となった。 代替開催国となったロシアは、わずか1ヶ月という準備期間にも関わらず、 あらゆる面で日本に多大な配慮をしてくれた。 自国開催を楽しみにしていた日本国民がテレビで中継を楽しめるようにと 日本時間のゴールデンタイムに合わせて開会。 開会式では日本を、被災地を応援する演出。 そしてフィナーレでは、日本選手を中心に、日の丸を描いて各国の選手が輪になって、日本を励ますパフォーマンス。 アモディオ選手は、減点対象となるボーカル入りの曲をあえて使用。 「これは日本の人たちへのささやかな歌のプレゼントだ」と。 たくさんの選手たちが、応援席の観客が、日本への応援をくれた。 エキシビションに祈りを込めた選手たちもいた。 グランドフィナーレではロシアフィギュアスケート連盟から、『日本にささげる詩』という日本へのメッセージが送られた。 ところが独占中継したフジテレビは、このメッセージを放送しなかった。 放送は19時から始まって、最初の1時間以上はひたすら前日の振り返りVTRとキムヨナの特集。 リアルタイムではなく遅らせて放送した上に、何故か演技順序を入れ換えて放送。 フィナーレでの各国選手からの応援も、ロシアからのメッセージも放送されなかった。 さらには、安藤美姫選手はロシア語でお礼を述べ、そのあと日本の現状を英語で伝えたそうだがフジでは放送されなかった。 これは時間切れなんかじゃない。インタビューやCGや、ましてやスタジオの感想など放送する余裕があるのだから。 意図的に流さなかったのだ。 完全生中継をした有料放送を見たたくさんの視聴者はTwitterでリアルタイムに情報を流した。 それを見比べると、フジテレビがどれだけ放送をカットし、どれだけの世界からの応援メッセージを伝えなかったかがよくわかる。 世界中の好意を踏みにじっておいて、自分たちの視聴率稼ぎのことしか頭にないフジテレビは 公共の電波を預かるメディアとして最低
父親は心の火が消えてしまって見ていて辛かったな。 しかしいかれた母親の元でよくまともに育ったよね。いかに父親が立派だったとしても。 シャーリーズ世論が自殺するあたりのくだりって必要だったんだろうか?
みていてずっと恐怖だった。食料もなく、人食いの人々で誰も信じることができない。世紀末ものは好きだけどこれほど絶望的な映画ははじめてだった。
>>321 大分前に見たから曖昧だけど、そんな話だったっけ?
親父の心の火は最後まで消えてないし、母ちゃんも狂っちゃいなかったと思うけど
wowowで吹き替えを観た。ロゴが固定位置でシネスコの画面内に入っていなかったので良かった。 字幕のほうは録画しようと思う。
>>212 食料見つけたシェルターでの、「もし犬なら人間が一緒だろう」が伏線だと思う。
こんな世の中になってしまってから初めて見ました 考え深くもあり、怖くもあり、鬱々しい Falloutやウォーカーとかゲラゲラ笑って楽しめたのになー
ってかまぁ「ザ・ロード」ってベッタベタな話しだよ これ以上無いぐらいの絶望の中に残された一筋の愛(キリッ)的な
見終わった・・・軽いノリで見たから途中でくじけそうになった。 原作では最後の家族はどう描かれてるんだろう? なんで追ってきてたのかと、災難にあっても無視してたのかが腑に落ちない。 安全確保のためにおとりに使ってたけど、父親が死んで良心が痛んだのかな。 もし、まだ原作読んだ人は見てたら教えて欲しい。
330 :
名無シネマ@上映中 :2011/10/26(水) 19:34:09.28 ID:Led9kGP9
結局あのシェルターって何だったの? 終末を迎えた原因は? 母親は死んだのか 絶望の中人食いに怯えながら生きるなら母親と心中した方が良かったのかもな
>>330 シェルターはハリケーンが多い地域とかでは持ってることがある。
週末の原因は原作でも謎らしい。
母親は個人的には精神不安定になって蒸発。
たぶん、装備もないし死亡の確率は高いと思う。
子供がいなかったらパパンも一緒に死んでたかもね。
でも、ラストの翌日には灰の空が晴れて、少しずつ人間社会が復活するかもしれないし、一概に心中が良かったのかは謎だよ。
昨日たまたま見たディズカバリーチャンネルで 巨大彗星が現代の地球に衝突した場合のシミュレーションをやってたんだけど、 途中経過がこの映画まんまって感じだった 粉塵が舞い上がって太陽光が遮られて植物が死に絶えて ヨーロッパの内陸の平均気温がマイナス30度とかになって 温暖な地中海の海岸沿いの方へ向かって人々がサバイバル…みたいな感じ シミュレーションの最後は生き残った人々が各地でそれぞれにコミュニティを再構築して 新たな社会が生まれるだろう、みたいなシメだったけど
>>331 銃で自殺じゃなかったっけ?
だからあと二つ弾が残ってた(父と息子の分)
父親が懇願するのを振り切って 夜の暗闇に身一つでフラッと出て行って それきりだったんじゃなかったっけ
>>333 銃は三発とってて、何かで使ってしまった様子のはず。
それに、嫁さんがさっさと自殺してれば良かったとブチ切れる回想があった。
ある意味、いつでも死ねるっていう心の支えだったんだろうな・・・
嫁さんがシリアルみたいなの食べながら股間を濡らしたのは失禁? 破水じゃないよね
>>336 いや、破水だろw
なんで失禁と思うんだ?
町山さんの解説が欲しい
>>338 嫁さんは失禁か破水かについて?
ある意味、通だな。
340 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/06(日) 09:11:16.34 ID:KJ4W7ln5
>>329 原作を読んだ。つか原作からよんで映画を後でチェックした。
原書じゃないけれど。
で。
あの最後のシーンでは
引き返して君をさがしにくるべきかどうかはか議論になったんだ、、。という男の言葉がある。
少年が独りきりになりそうな状況をみてとった上の相談だったんだろうね。
原作にはあの男には同行している妻?はいるけど子供がいるなんてかいてない。犬も連れているとかいていない。
きっと食料が乏しい中、他人の子供を連れてゆくなどあしでまといでしかない。
でも、きっと以前に子供をうしなった夫婦だったのか、あの子供と一緒に旅を続けてゆくことを選んだんだよ。
原作には 後で女は何度か「あなたにあえてよかった。」と言った。
と書いてある。少なくとも少年が彼らに食われてしまわなかったこと、どんな結末かはわからないけど一緒に旅をしたことはまちがいない。
映画ではあそこまで表現しないとわからない人もいるだろうという配慮なのではないだろうか。
341 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/06(日) 09:16:38.97 ID:KJ4W7ln5
この話は別に大災害がおきた後の特別な話でもなくて。 今の人々の人生での比喩でもあるんでしょう? 善き人はほかにもいるの? ああ、きっといるさ。でもお互いをおそれて暮らしている。 親子の会話。
342 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/06(日) 12:23:53.59 ID:xG3oers8
あまり話題にならないのはやっぱり無名の監督が撮ったからかな? 『ノーカントリー』はコーエン兄弟、『ブラッドメリディアン』はリドリー・スコットが映画化中らしいけど。 なぜこれだけあまり知られてない監督が撮ったのだろう? 原作はピュリッツァー賞をとっててマッカーシーの代表的な作品なのに。
ブラッド・メリディアン映画化するんだ、原作はかなり残酷な描写が多いけどどんなのになるんだろう。
344 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/06(日) 21:36:41.78 ID:KJ4W7ln5
最後にでてくる家族の母親が村上里佳子そっくりなのだけはいただけない。
345 :
329 :2011/11/07(月) 08:03:56.03 ID:fHviFc8w
>>340 ありがとう!
凄い気になってたんだ。
確かに疑心暗鬼になってる世界だしな・・・
現代社会の比喩とは奥深い。
少年も無事そうで良かったw
それにしても、有名な原作付きなんだね。
てっきり、ゾンビ映画だと思って見た自分恥ずかしっww
ハラハラドキドキのはずが、見終わって鬱々になると思わなかったw
346 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/10(木) 13:26:58.88 ID:1qCcr2N8
確かになぁ農業も出来ない程の災害があれば食料の奪い合いになるだろうし 一番手っ取り早い食料確保は“人間”になるよな。 世界人口もこのまま右肩上がりの現状で隕石衝突か巨大火山噴火などで 太陽光が遮られればこの映画と同じような地獄が起こるよなぁ。
>329 自分も途中(息子が森で怪我をするらへん)で挫折して 超早送りで最後まで見た(父親が毛布で包まれる)。 ちゃんと見る気がおきないけど見てみようと録画消さないでいる。
348 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/12(土) 20:46:37.12 ID:+S/m/oMY
子供のその後が超気になる 原作だと描かれてる?あるなら読みたいな
>>348 8レス戻れば、せっかく説明してくれてるのに・・・
350 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/14(月) 00:09:58.06 ID:wlH5ZxlN
ガイ・ピアース出演作品に外れなし、をまた証明する作品になった
354 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/15(火) 18:26:59.85 ID:+U+wp6og
まあ人って意外に食べれる部分多そうだよな。 鶏肉よりかは量あるだろ、うまくやれば10日ぐらい食いつなげるか。
痩せっぽちで地下に閉じ込めておくより脂乗った状態で何でハム燻製にしないのかな? なんていったらストーリーぶち壊しか でもあの地下室で急にホラー映画調になるくらいなら、そこで人間ハム見つけて お腹は空いてるけどこれは絶対食べちゃ駄目だ、みたいな流れもアリかなと思う
まあ生かしててもどんどん痩せてくだけで 保存食にもならんわなw
357 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/16(水) 09:30:43.39 ID:TvuFx7RM
冬なら凍らせておけるけど夏ならどんなことしても腐ってくるから やっぱり生かしておいた方がいいんだろうけどすこしずつでも餌与えないといけないよな。
風力発電とかは残ってなかったのかな? 電気があれば人口の光で野菜やら作れるだろうに。
シイタケでいいじゃん
>>350 ダンサーインザダークは最後自殺じゃなくて処刑だったけどな
もしや原作では自殺なのかね
見た。最後泣いてしまった。 あれだけ息子を守ってきた父ちゃんを生かしてほしかった。 あの家族と合流して、諍いや奪いあいになるかもしれないけど もしかして、もしかして負担が減ってこれまでよりも楽になったかもしれないし。 フランダースの犬を見たときと同じような気持ちになったよ。 苦労した分、生かして幸せにしてほしかった。
あのままだと、人間というか世界が全滅だよね。 食べられる人間を食べつくし、食べてた側も共食いとなり。 あの状況が何年も続いてるところをみると、地球全体でああなんだろうし。 太陽がなく緑はどんどん朽ちていき灰?と雪の世界。 生き残った人たちはどうやって自活できるんだろう。 善き人のまま食べられるか、死を選ぶか、父親のように死ぬかしかないように思われる。
人間が数年間生きられる程度の環境なら、植物も含めて繁殖できる生物はいくらでもいると思うけど。
ヒャッハーな連中以外は南に向かってるとこを見ると 少なくとも南では幾分マシな環境がある、とされてるんだろう
366 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/20(日) 19:13:48.15 ID:wXw4f5GE
原作では後半に生きた虫が出てきて、動植物は完全には死滅したわけではなく、 世界は回復の兆しがあることが示唆されてる。
オヤジが夜中に平気で焚き火してるから いつ食人族に襲われるかハラハラした
原作だと少し希望があるんだね。 なんかかなり救いになるな、映画見たあとだと。 とーちゃんは、夜に焚き火するは明かりを灯すは 素っ裸で滝で遊ぶはで、けっこう破天荒だよねw
369 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/20(日) 20:29:06.76 ID:BYZCwzCa
つうか。 映画を最後までみてくれよ。 最後のテロップのところで鳥の鳴き声がしてるだろ。 そういう土地にたどり着いたってことを暗示してんじゃん。
>>369 虫は希望の暗示だろうけど、エンドロールは違うだろ
上の方でも話されてるけど、たぶん崩壊前の音だよ
つか映画本編でも海に近付くとカラスとかが出てきてたから、 南へ行けばそれなりに生態系が保たれてるエリアがあるんだろうなと思って見てた
でもあの空気嫁の最後の言葉は意味不明だな。 寒くて冬が越せないから南へ行けって、あの子がもっと小さい頃は どうしてたんだ?燃料や食料が豊富に残ってたとか?
>>352 ギャラはいくらもらってるのかな?
同じ世界であの家族の物語を描いても面白そうだよな。
ショットガンもってたからかなり頼りになりそうな親父だったのが印象的。
>>352 その中には当然「プリシラ」も入ってるのよね?
tokiがんばれ
376 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/26(土) 16:50:20.57 ID:RQBglemE
>>374 私は「プリシラ」でガイ・ピアースのファンになりました。
俺の仕事場の戸がボロくて、開くたびにゴガガガーッって鳴るんだが、この映画の地鳴り?の音にソックリで怖えー 見てからもう1年も経つのに、完全にトラウマ。建て替えないかぎりずっと聞くことになるのよ。orz
油差せよ
379 :
名無シネマ@上映中 :2011/11/26(土) 20:20:34.70 ID:v66NBR1M
>>350 なんかやたら俺の書き込みについて「最後は処刑でしょ!」ツッコミが多いw
そんなこと分かってるっつーの。
>>300 は、明らかに記憶違いをしてるから、補正しただけだ。
行間を読めないヤツが多すぎ
犬に食われろよ
>378 ヒンジのところじゃなく扉自体が鳴るのよ、木の板なんで。
逆転の発想で、壁中を灰色に塗りつぶして床には常に埃を敷き詰めるようにするんだ 外に出るたびに生還の喜びを味わえるかもしれないぞ
こういう映画って雨の日の薄暗い午後にコタツに入りながら 食べ物用意してぬくぬく見たい。 そして食料格納庫のシーンに連動してフルーツの缶詰を食べる
>>383 (・∀・)つ目 キンキンに冷えたコーラもどうぞw
>>385 ついでにビーフジャーキーも頼むわ
別の食料保管庫のシーン用にw
用意したから見るとするか
まさに鬼畜
ですよねー。 お腹を空かせて親子が旅をする映画を観るのに つまみと飲み物完備だなんて、鬼畜以外の何者でもないです!
390 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/23(金) 17:37:03.98 ID:FgbP8XGU
『硫黄島の手紙』とか、大東亜戦争で南方の日本の兵隊さんが喰うや食わずで米軍と死にものくるいで戦う様な映画は、用意してたコーヒー1口飲むのも躊躇ったり用意した事すらも後悔し一緒に我慢したりする様な敬虔な複雑な気分になってる そんな時に無神経にもバリバリと音立てて菓子を食うバカップル しかも非国民な事に食べてる菓子がいかにも欧米文化的な「ポップコーン」だったりする 旧日本軍激闘モノ映画の上映館ではポップコーンは出来れば売って欲しくない 食うなとか売るなと言えないけど、映画で描かれてる歴史と自分の繋がりとか全く感じないのかな? 他人事の単なる娯楽・暇潰しですか?と言いたくなった まあ他人の事に強制は出来ないけどね
映画館が何を売ろうと、客が何を買おうと食おうと、他の客に実質的な 邪魔をしない限り差し支えない。つか、劇場で観たいような映画をかけてくれる 映画館ならもっと儲けさせてやれ。けしからんのはコタツで食ってる奴だ。 板の間に正座して観やがれってんだ。
そこまで気にする奴が 死ぬのが外国人だったら平気なのかいな そっちの方が気味悪いわ
394 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/25(日) 07:56:18.37 ID:FHB98PoQ
実例は?
ひろゆき(偽)「ネタをネタだと認識できない人は……」
396 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/25(日) 11:45:44.17 ID:FHB98PoQ
>>392 平気なんて一言も言ってないし、無理くりであげ足取りだな
勝手にあげ足取りの解釈して楽しい?
じゃあお前は自分と同じ言葉を話す同じ民族と、見知らぬ言葉を話す他民族だったらどっちにより共感するんだ?
同じ人類と宇宙人、どっちにより共感するんだ?
行動は同じとする
えっと、吹き替えで観てるんで、
>>396 共感??
オマエは同じ言葉を話す同じ民族とすら何も共感できてないやん
いや、彼だってvipとかに行けばそれなりに仲間がいたりするんだよ、たぶん
フィクションと現実の区別が云々
401 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/26(月) 11:56:35.13 ID:OhyyD2oS
少なくとも共感出来る出来てない判定は、お前判断じゃないからw 俺だって誰とでも共感したい訳じゃないし
402 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/26(月) 12:18:36.24 ID:OhyyD2oS
人のコメにケチつけたがり足引っ張りたがりの暇人は気持ちから絡んでくるな 心の終末感だけはどうしようもない 書を捨てPCも携帯も手放して南に向かって歩け
年末ですねw
年末だから何? 大掃除でもすれば?
渚にて もいいよ。
昔の記事をネットで読んでたら ヴィゴ・モーテンセンが推定15キロ以上の減量をして この役に挑んだってあったけど もともとかなり痩せてる(見える?)人だからわからなかった・・・。 むしろ滝での後ろ姿は肉付き悪くなく見えてしまった。
録画してたやつ吹き替えで見たがガキうぜぇ・・・ しゃべるなっつってんのに変な声でキーキーわめくわ 父親放って男の子を追いかけて止められたら 誘拐犯に捕まったかのようにバタバタ抵抗とか・・・
408 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/30(月) 21:07:21.93 ID:IlnhaFnI
原作はピュリッツァー賞受賞の超名作。 なんで映画化でもっと名のある監督が撮らなかったんだろうね。 映画好きですら「ジョン・ヒルコートって誰?」状態だよ。 『ノーカントリー』みたいにもっと名のある有名監督が撮っていれば こんなにマイナー作品にはならなかったと思う。 まあ面白かったけどね。
うざいけど子供ってあんなもんだと思う ラストってハッピーエンドに見えるけどじつは食われたりしてとか考えてしまう
あの子はまだ「少年」ってくらいに大きくなってるからいいけど 3歳くらいまでだったら隠れ歩くの不可能だったかもしれないよね。 赤ちゃんだったらところ構わず泣くし。
つ 父が拝一刀
413 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/03(金) 06:58:01.41 ID:/l8z8aYK
少年はその後吸血鬼のパトロンになります。
下僕だ、下僕
>>408 ピータージャクソンなんかピッタリだったかもね
題材とキャストが素晴らしいのに評価が際どいのは確かにもったいない
416 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/05(日) 14:11:48.82 ID:qox9r1Gt
>>415 原作の表面をなぞっただけの出来だったからな。
これを観て、コーエン兄弟やピータージャクソンの凄さを再認識した。
彼らは単に名前があるだけじゃないよ。やっぱり。
417 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/10(金) 05:43:02.62 ID:DPmHk9ep
うなぎの餌って、どじょうなんだよ知ってた?
418 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/15(水) 08:21:11.62 ID:PDxmtwZP
ブラッド・メリディアンは誰が撮るんだろ
あれ映画化するのか? マッカーシーのオリジナル脚本はリドリー・スコットが監督するらしいけど
420 :
名無シネマ@上映中 :2012/04/26(木) 17:55:55.56 ID:zZU41aAg
あげ
421 :
名無シネマ@上映中 :2012/04/26(木) 18:48:03.85 ID:nlWMRk1m
>>318 『ブラッド・メリディアン』の映画化をリドリー・スコットが担当するって情報が流れた後に
『ブラッド・メリディアン』じゃなくてマッカーシーのオリジナル脚本を映画化するって情報が流れた。
つまり『ブラッド・メリディアン』はポシャったんじゃない?
まあリドリー・スコットが監督したらどうかなりそうだからポシャってよかったかも。
リドリー・スコットは前にも『ブレードランナー』で原作とは大違いの映画化をやったことがあるから。
422 :
名無シネマ@上映中 :2012/04/26(木) 18:50:58.67 ID:nlWMRk1m
リドリー・スコットって映画作家としてはイマイチだよね。 個人的には『ブラッド・メリデァアン』はスピルバーグに監督してほしい。 J・G・バラードの『太陽の帝国』の映画化は素晴らしかったしね。 やはり大作系ではスピルバーグがトップクラスにいいよ。
ブラッド・メリディアンより後年のNo Country for Old Menの方がやっぱり出来が良い、というかメッセージが正確に伝わってくるから 前者を映画化しても単なる殺戮ものにしかならないんじゃないですかね
424 :
名無シネマ@上映中 :2012/04/28(土) 06:24:14.45 ID:ZbLVBalB
あげ
あげんな
今見終わった いい映画だった 何よりこの映画のスレがここにあったことがうれしい
428 :
名無シネマ@上映中 :2012/08/02(木) 06:24:51.23 ID:3XSiFzm4
ザ・ロードは原作より面白かったな ってか見応えは有ったな 役者が良かったから
スタチャンで視聴。 何がしたいのかわからなかった。キリスト教徒しか分からないんじゃないかな? ウチら仏教徒が見てもねえ…。終末観ってヤツなの? とくに目を見張るシーンも無く終了。口直しに五輪を見て寝ました。
別に宗教的な物語ではないだろ
んでも、彼らが運んでいた火とキリスト教的な信仰って案外近い意味合いかも。 日本人だったら、あれはしちゃいけないこれはしちゃいけないって決め打ちしないで もっとプラクティカルに行動するような気もする。
>>429 この映画は親父から息子へのラブレターだ。
宗教などこれっぽっちも関係ない。
息子を持った親父にしかわからないかもしれない映画だ。
433 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/01(土) 23:21:18.44 ID:KpbX2Bip
434 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/02(日) 11:48:08.43 ID:C+ZB1A7e
>>429 原作読めよ。
まあお前みたいなのは本もろくに読みそうにないがな。
この映画、原作ほぼベタ移植だろ
436 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/04(火) 16:37:36.32 ID:lj6bmvMX
マッカーシーの最高傑作は確かに『The Road』だと思う。 本当に感動的な作品だよね。
カウボーイ&エイリアンの序盤のような丁寧さが欲しかった
創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね
439 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/16(金) 22:24:41.98 ID:rb5zPr/2
>>32 DQNギャングどもの如何にも風呂も入ってない臭そうな成りが凄いよな。どうやったらあんな上手く演出できるんだ。
440 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/30(金) 00:38:04.79 ID:ppqBdyGo
>>43 あれガイピアースだったのか。異様にゴツくなってて顔も出っ歯でネアンデルタール人みたいになってて気づかなかったぞ
気付かなかったっていえば ロバートデュバルもしばらく気付かなかった
北斗の拳が元に違いないわ
ヒャッハー !
ザ・ロード
445 :
名無シネマ@上映中 :2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN ID:usSGR3Sf
あの一家がついて来なければ、あのシェルターから逃げ出す必要なかったよな 同じ犬か確定してないけど
あの一家だったとして、父子が持ち出せなかった食糧を入手できたのかな? 貧乏性なんでつまらないことが気になるw
447 :
名無シネマ@上映中 :2013/10/10(木) 03:16:48.30 ID:4NGgByUo
息子ってモールスの子? 父性愛をくすぐる最高のキャスティングだった
。
4月2日・BD廉価
ロードって映画他にあったよね
日本版のブルーレイは 音声解説ついてないんだな。 いれるべきなのに。 海外版だけか。。
452 :
名無シネマ@上映中 :2014/08/18(月) 19:51:57.92 ID:BFAYyAo1
DVDで見た 盗人から荷物を取り返した後に、パパが「心配なんだよ」といって息子が「ぼくだって心配だ」(かな?) と言い返すところ、原作では「ぼくたちが善なるものでなくなるのが心配だ」というニュアンスじゃなかったかな? (ずっと前に読んだので違うかも・・・) 大人には偽善に見えるけど、息子は他の世界を知らないからパパの教えたとおり善であり続けようとするという テーマがここに凝縮されていたと思う。 もっとど派手にしようとすればできただろうけど、監督はそれを押さえて抑えて原作に則して作ったと言う感じ。
453 :
名無シネマ@上映中 :2014/08/18(月) 20:19:01.00 ID:BFAYyAo1
で、今スレを読み返したんだけど、ラストに納得がいかない人が多かったんだね。 ラストの家族は、単純に希望の象徴なんだと思う。 原作を読んでいたとき、ラスト前まで何で南へ行くのかがわからなかった。 確かに南にいけば多少は暖かいかもしれないけど代わりに人口密度?も多少高くなって、 危険性も増すのに、あえて南に向かわなくてもと。 でもラストで別の家族に息子が会えたから、南に向かったパパの人生は無駄ではなかったんだって思った。 なんというか、無駄な希望でもいいから持って歩いていれば、いつかは必ずいいこともある、と思わせてくれた。 犬と子どもが一緒にいたのは、息子が欲しかったものが手に入ったということを、 よりわかりやすく表現しようとしたんだろう。
157 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 14:29:50.58 ID:yYifHstg ザ ロード ピューリッツァー賞取った小説が原作みたいだけど、正直、親と子の絆を感動的に描くって部分の演出が押し付けがましく、尚且つ作為的な不自然さが鼻についた 例えば子供は歩き回れるぐらい健全なのに、何故か裸足で足裏の苦痛に歪む父親がむりくり子供を抱きかかえてるとか わざわざ担いで父親の愛情をこれ見よがしにアピールするなよって感じ 全体的に子供を無力でか弱い存在の象徴のように描いてるのも、偽善的な嫌らしさを感じてしまう 高尚な感じの映画にしたいのは分かるけど、なんか親子の愛情や絆の描き方が作為的で演出過多って感じで好きになれなかった 他スレだと最近こんな感想もある
あの子供が世界が壊れた後に生まれた存在だってことを忘れて、自分がいま生きてる 日本社会の常識で見ちゃうとそんな感想にもなるかもな。
456 :
名無シネマ@上映中 :2014/09/29(月) 13:28:58.32 ID:mW1t4w+k
ちぇるすのりキャベツ原宿国会ディラー土建騒音組換もろこし魚地ヒィリピン中国人観光客問題チップネス北京灰台形中東ガスソシャ壁曇官邸団コンビーフステマひまわり本場弁護士ダーツ成城国連中華登山農村豚骨タイピングラーメン ちぇるすのりキャベツ原宿国会ディラー土建騒音組換もろこし魚地ヒィリピン中国人観光客問題チップネス北京灰台形中東ガスソシャ壁曇官邸団コンビーフステマひまわり本場弁護士ダーツ成城国連中華登山農村豚骨ラーメン ちぇるすのりキャベツ原宿国会ディラー土建騒音組換もろこし魚地ヒィリピン中国人観光客問題チップネス北京灰台形中東ガスソシャ壁曇官邸団コンビーフステマひまわり本場弁護士ダーツ成城国連中華登山農村豚骨ラーメン 楽部川崎駐車近代女はいびーむ問題大墳長城ST絡展大宮SARONSTANPらーめん ニューヨークオンライかぜいにしうみAUE有場番イベント都会らーめん しょきしょしょうちぇるすアッパーりんごうやーふぉーうぉちてぃーちーセイゾンしょきしょしょうそふとくれいむらーめん
ラストの無理矢理な落ちのつけかたいらなかったよな なんで今までまったくばれずに尾行できてたんだって話 というかカニバリストの話をもっと膨らませてくれていたら面白かったのに この作家はそういうことしなさそうだけどさ
458 :
名無シネマ@上映中 :2014/10/12(日) 09:06:58.93 ID:/PKRC/UL
コーマック・マッカーシーにはタブーだから描かないという事は無い チャイルド・オブ・ゴッドは人を襲うようになった人の話だし ザ・ロードとはテーマが違うのだろう
レンタルで見ました 地球は過去に何度かの大量絶滅を乗り越えてきたけど… 廃墟でコガネムシが飛び立つシーンがその先の少しの希望を与えてた感じ
>>457 原作小説読め
映画に出せないようなシーンがいくつかある
461 :
名無シネマ@上映中 :2014/12/30(火) 22:31:19.68 ID:CZokoDvs
どんなシーンがあるの?
>>461 映画見てから小説読もうという人にネタバレになるから詳しく書けないが
後半で串焼きにされた肉を発見、その肉は…そんなシーンは映像化できないわい
人喰いが蔓延る世界と知っていてもどん引きだった
そんなん、ウォーキングデッドで最近TV放送してたぞ
>>463 伏線とかあってな、ただの人肉じゃないからキッツイんだよ
伏線は映像化とは関係ないのでは
り