≪監督≫ 荒戸源次郎
≪プロデューサー≫ 井上文雄
≪脚本≫ 鈴木棟也・浦沢義雄
≪撮影≫ 浜田毅
≪美術≫ 今村力
≪衣装デザイン≫ 宮本まさ江
≪音楽≫ 中島ノブユキ
≪音楽プロデューサー≫ 佐々木次彦
≪絵画≫ 寺門孝之
≪製作総指揮≫ 角川歴彦
≪制作・配給≫ 角川映画
公式サイト
http://www.ns-movie.jp/
≪出演≫
大庭葉蔵…生田斗真
堀木…伊勢谷友介
常子…寺島しのぶ
良子…石原さとみ
静子…小池栄子
礼子(下宿先の娘)…坂井真紀
寿(薬屋奥)…室井滋
ヒラメ…石橋蓮司
中原中也…森田剛
律子(マダム)…大楠道代
鉄…三田佳子
竹一…柄本佑
アネサ…馬渕英俚可
渋田のかくし子…神宮寺太郎
堀木父…磨赤児
堀木母…絵沢萌子
大ヒット御礼!『人間失格』舞台挨拶
■シネセゾン渋谷
■3月24日(水)18:30の回上映前
■登壇予定:寺島しのぶ・荒戸源次郎監督
■料金:水曜サービスデーにつき1000円均一
■購入方法:劇場窓口 一般3月19日(金)9:45〜 クラブC会員3月17日(水)9:45〜
WEB販売 一般3月21日(日)0:00〜 クラブC会員3月19日(金)0:00〜
寺門孝之「人間失格」劇中画展@表参道LEMONTREE
■会期:2010年3月1日(月)〜4月20日(日)
■時間:11時〜20時 無休
■アクセス:地下鉄表参道駅A−3出口から徒歩1分 青山通り
7 :
名無シネマ@上映中:2010/03/14(日) 22:17:44 ID:tJf4hMKM
見てきました。
やっぱり噂通り、色が凄く印象的な使い方をされいた映画だった。
特に赤と白。
女性の衣装も赤と白が多いし、林檎の皮と実も赤と白。
良子の花嫁衣装と緋色の座布団。白い雪の上に散る赤い血。
心中の時の水筒も赤と白の市松模様。
葉蔵の部屋のテーブルにおきっぱなしの赤い絵の具と白い絵の具。
堀木の部屋の白い石膏蔵と赤い自画像(?)
中也と見た海棠の花も、枝に咲いてるのはピンクなのに、散ってる
花びらや、地面に落ちたやつは赤と白。
他にもあったかも。
服装が、心中前と新婚生活中の健全な時は白っぽいのに、不健康な時は
暗い色になるのも面白かった。
あとは、最後のテツって死んだお父さんの元愛人なのかな?
それで葉蔵に対して性愛と母性を強く感じたとかかな?って。
橡の実あ、落つるずおん、の話って太宰が書いてる作品だったんだね。
知らなかった。
青空文庫すげー。
>>1 乙です
>>7 鉄が父親の元愛人っていうのは裏設定として監督の中にあるらしい
撮影現場で雑談中にそんな話をしたと生田か監督のインタビューで読んだ
見てきました。
役者の演技もセットも安っぽくなくてよかった。
でも何点か不満な箇所があった。
一番大きいのは、幼少時代の家庭の様子や父との微妙な関係がほとんど描かれていないこと。そこを書かないことには葉蔵の人物像が見えてこないのでは、と。(もちろん全て家庭のせいとは思わないけど)
二つ目は、ヨシ子をもう少し丁寧に描いてほしかったということ。石原さとみはイメージぴったりなんだけどな。
生田斗真はなかなか絵になる俳優だね。
機会があれば、ここのスレの意見も参考にしながらもう一度見てみたいです。
長々とすみません。
今更ながら「生まれてきてすみません」がとても大切なセリフだと気付いた。
このセリフを深く受け止めれば、あんな子供が生きていることに罪の意識を持つ悲惨さに思いいたる。
そうすれば、その後の葉蔵の人の望むように行動するところや、酒や薬に逃げるところ、
そして死にたがっているのも合点がいく。
でも初見の時の自分は、これ、『人間失格』のセリフじゃないよなー。としか捕らえなかった。
そして原作読んでないと葉蔵の行動はわかりにくいよなーと。
あのセリフの前に親の愛情が薄いエピや幼少期の性的虐待を描いてくれていたら、
重要さに気付いたと思うが、このへんの不親切さが荒戸監督らしいところか・・・
12 :
名無シネマ@上映中:2010/03/14(日) 23:24:49 ID:tJf4hMKM
>>9 おお、ありがとうございます!
そういう裏設定があったんだね。
ひょっとしたら、おやじさんとの子供を妊娠したのに流産して子供が生めない
体になったとかの過去があるのかなーと感じた。
それだったら、葉蔵に執着するのがわかる。
鉄が葉蔵の父親の愛人とか・・・
葉蔵が可哀想過ぎて泣ける
親父に捨てられた愛人をあてがわれるってどうよ
薬欲しさに薬屋を襲うシーンより鉄が葉蔵の布団に忍んできた時に無性に悲しくなった
恥の多い人生を送ってきました
自分は人間でさえなくなりました
みたいな有名な言葉を入れず、ただ一切は過ぎていきますのみ入れたのは
深い意味はないのだろうか
>>13 同意
薬屋奥さんとの絡みより真っ赤の口紅の鉄との絡みはちょっとエログロ入ってたな
鉄はあの夜這い意外の時は口紅など付けてないんだよ
大事に保管していた葉蔵父の愛されていた頃の口紅を付けてきたとしたらガクブルだ…
>>13 >自分は人間でさえなくなりました
これは鉄にフトンの中でまさぐられてる時葉蔵が泣きながら
「許してくれるのか…もう自分は人間でさえないのに」といっていたよ
あの葉蔵良かった凄く。良かったからこそ鉄から逃げて早く逃げてと思わずにはいられなかった
>>14 うわ二回ダブってレスアン付けてしまった
ごめんなさい
前スレ、コロリ歌w
最初の誕生日の記念写真にアネサもいた
テーマ音楽流れるのが本当に少ないよね
その分、竹一とゴッホの絵を見ているとき、庭から聞こえてくる鳥の声や
蝉の声が効果的ではあるけれど
>>10 誕生日に煌びやかに祝われながらも親不在。
1人で籠って唇型との不気味な遊び。
祭りの音の中みつめるのは地獄絵。
大木に向かって「生まれてすみません」
これらの描写で充分だと思うけどな。
>>11さんも書いてるように「生まれてすみません」が全てを要約してる。
原作を知っているとどうしても端折られた箇所に気が行くし
特に冒頭は見る側が作品の方向性もわかってない段階だけに
想像力が働きにくいのはあると思うけど。
原作未見の人でも幼い頃からの流れを想像して把握出来てる人も結構いるよ。
性的虐待は、あれは事が事なだけに読む側にインパクトが大きいし
きっと葉蔵の屈折の大きな要因になったに違いないと
決定付けてる読み手が多いけど
手記から読み取るにはやはり親との関係が深刻な要因で
性的虐待は親がそれにすら気付かず助けてもくれない状況だった事が
葉蔵にとっては大問題だったと思う。
映像として性的虐待の要素を入れてしまうと
それが全ての要因かの如くインパクトを残してしまうし
映画で描いてないのは自分的には納得。
>>19 言われてみればそうかも、あと
太宰がリアルに生きてた時代に「幼少時に性的虐待」っていう事は凄く
センセ−ショナルだっただろうけど
現代ではそういう「フィクション・ノンフィクション」が溢れ過多気味になってる風潮もあるよな
21 :
名無シネマ@上映中:2010/03/15(月) 10:38:45 ID:HCFDvbu5
字幕版見てきた。これから見れる人は出来れば見た方がいいかも。
耳だけで台詞を聞くのと、文字で見る…一文字のビジュアルやそれが含む意味まで
脳に伝達されつつ…のとは、また印象が違う。
日本語って素晴らしい。
>>20 この時代の方が、こういうことは多かったような気がする。
今より発覚しにくいというか。
日本だけじゃなくて、中世ヨーロッパのエロ画とかでも、良家の子供達が
召使いや家庭教師に悪戯される絵がいっぱい残ってる。
もちろん本人にとっては時代とか関係なく、ショックには違いないけど。
「生まれて、すみません」は人間失格では絶対に使ってはいけない言葉
絶対に、だ
葉蔵は決してそういうことを本心として思ったりしない
>>21 そうですね。江戸時代なんかも性に関してはおおらかだったみたいですね
幼少期の葉蔵が犯されるシーンが無い方が「どうしてこうなった」感が出て
不気味な感じがするし、やっぱり削って正解だと思います。
「もう少しだけ、生きたいんだ。まだ書きたい事がこんなにもあるのだから」
名台詞だと思った
>>24 それ名台詞だし葉蔵との対比が鮮明に出るよね
生きたいけど寿命が残りわずかだと分かっている中也
死のうとして死に切れなかった葉蔵
花びらが舞い落ちる美しい場面の二人は凄く良かった
今度字幕付きを見に行こうと思う
ころり歌の部分は怖すぎて夢に出てきそうだw
26 :
名無シネマ@上映中:2010/03/15(月) 12:30:25 ID:HCFDvbu5
>>23 そうだね。
もし葉蔵が堀木みたいな正確だったら、最強に女好きな道楽バカ息子になってた
気がするから、どんな体験しても、やっぱり持って生まれた性格によるのかなぁ、
なんて思ったりして。
土曜に観ました。
生田…作品を観ている中で変化成長が感じられた。
その点でこの映画は彼のための映画だ、と思った。
伊勢谷…端正な顔立ち、それと真逆と言える程の世俗さがいい。
白洲次郎といい、レトロな格好が似合うね。
森田…ストンと作中に収まって、意外なほど違和感の無い中也。
トンネルの花火シーンが印象に残る。
室井…葉蔵を初めて見た時の魔女的な目の演技がコワかった。
三田…象徴的な描かれ方もあり、民話の山の神のよう。
実在していないのではとさえ思えてきた。
石橋…戦前の大人の男性の雰囲気がいい。
慇懃無礼で俗物で、つまりは一般的な大人の典型をユーモラスに見せてくれた。
大楠…カッコイイの一言。この人は全てお見通しなんだろうね。
蜷川「マクベス」ならぬ荒戸「人間失格」ですね。
小説とは別物と思って観たのでサラッとして観やすかったです。
映画開始前、ギャル3人組が携帯見ながらうるさくおしゃべりしてたんだけど
映画始まったらちゃんとおとなしく観てたようだった。
でも薬屋とのキスと鉄の夜這いで「いやー」「カワイソウ」とつぶやいてた…
>>21 字幕付きいいな。見たい。
室井さんはもともと大好きな女優さんだけど、
なんかこの映画で初めて美人とか可愛いとか思ってしまった。
30 :
名無シネマ@上映中:2010/03/15(月) 19:39:56 ID:WH+6AAJf
室井さんが不美人(ごめんなさい)だから、薬が欲し欲しくてたまらない葉蔵に
リアリティが出たのかなと・・・・
>>30 そうかもしれないけど、自分は可愛いって思っちゃったんだ。
おばさんなのに、恋する乙女みたいな目をしてたから。
32 :
名無シネマ@上映中:2010/03/15(月) 21:40:12 ID:WH+6AAJf
いろんな意見があってうれしい!!
ただ自分は女優人がかわいいなんて思わなかったからね。
不愉快なだけだったんだ。女性のきたない部分って言うか計算っていうか・・・
室井さん足が不自由なの利用して(?)よろけて葉蔵にもたれたところとか、うわ〜って思ったし、
三田さんのよばいシーンの厚化粧とか。自分女性だけど、あんなに歳いってないから(笑)
まだまだ分からないことだらけだけど、女性として、葉蔵が欲しいんだな〜
どんな手を使ってでもって思ったんだ。
>>32 それはまさに監督が意図したことでは?
女性が厭らしく写って、葉蔵は無垢に感じる
原作と同じストーリーなのによくもこんな鏡のようになったなあと
葉蔵ってこう思った、こうしたいとか自分の気持ちを言う場面全然ない
自分語りしないから恥の多い人生を〜ってフレーズがないのは当然のことなんだと気付いた
「恥の多い生涯」だろ
あと、原作と同じストーリーではない
主人公が全くの別人だし
そんなに神経質じゃ受け入れられない事も多かろう
ん?悔しかったの?
別に煽る気とか全く無いから落ち着きなよ
主人公が全くの別人だと思う人もいるだろうし
原作と同じストーリーではないと思う人もいるだろう
ここであれこれ考察するくらい行間の多い作品だよ
色んな見方があっていい
ちょwやはり相当神経質な人だw
こっちも煽るつもりは無くなんとなく思った事そのままレスしてしまっただけだ
文面から滲み出る住人の性格なんてスレチだなスマソ
39 :
名無シネマ@上映中:2010/03/16(火) 10:22:09 ID:vrBeD4DV
私は29歳の若ハゲです。先日、仕事の合間に、公園で小休止していました。
良く晴れたうららかな春の日でした。近所の小学生が野球をしていました。
それを見ながら、私は、ああ、ほほえましいな、活発でいいな、と思い、
自分の少年時代を思い出しました。私は20代半ばで猛然とハゲ出すまでは、
女子にもてて、同性の間でもリーダーシップをとることが多く、学校時代は
常にクラスの人気者でした。20代半ばから、急速に若ハゲになり、私は
人前に出るのを恥じるようになりました。女性からも、まるでモテなくなりました。
ハゲたせいか性格が偏屈になったせいかわかりません。・・・ふと気づくと、
少年たちが言い争いをしています。どちらが先攻か争っているみたいでした。
「じゃあ、あのハゲのところまで競走しようぜ」「ベンチに座っているハゲおやじ?」
「そう!先に着いたほうの先攻な!」・・・私はハッとして周囲を見回しました。
ベンチに座っているのは、私のほかには主婦だけです。「あのハゲオヤジ」とは、
私のことなのです!!・・私は一気に現実に引き戻されました。楽しかった
少年時代の日々はいまはなく、私は「あのハゲ」「ハゲオヤジ」なのです!
私は駆け出しました。「いやだ・・・・そんな!・・・・いやだ・・・」
声にならない声が口をついて出ます・・・私は走りながら、泣いていました。
>>38 神経質はお前だろw
あんなこと書いて煽りじゃないとか・・頭悪いんだな
お前は現時点で中身のあるレスをいっさいしてない単なる荒らし
41 :
名無シネマ@上映中:2010/03/16(火) 14:56:51 ID:MxoRCX8z
二回観てきました。
葉蔵二度目の自殺の後平目が病室でどわははははって笑うシーン
あれで何故か涙が出た。葉蔵可哀想って思ったわけじゃないのに、自分でも意味がわからん。
あと、1回目は堀木チネって思ったのに、2回目見たらそうでもなかった。
原作未読なので、一回読んでからもう1度観てみようかと思ってます。
特に、ヨシ子ちゃんの人物像がイマイチ掴めなかったので、次はそこを重点的に。
>>41 平目は嫌な大人だよね。役者さん巧すぎて本当に嫌な気持ちになった。
特に葉蔵自殺後の平目はムカツク。
一回目の自殺後、自分だけ生き残って相当落ちてる葉蔵に平目は病室でも家でも酷い振る舞い。
ニ回目の病室で大笑いして「痛い痛い」って。お腹が痛くなるほど笑う平目…。
一回目の時に窓の外、雨の中に常子と葉蔵自身の幻覚を見て?常子を想っていたよう。
二回目は良子と別れさせてって言うのね。どっちも悲しい。
もっと葉蔵の心情を描いて欲しかった。
この映画は初めて人間失格に触れた人間に
とってはまったく理解できないで終わるんじゃ
ないかなーと思った
左翼活動なかったな
流石に無理だったか
よく「意味が解らなかった、話が飛ぶ印象がある」っていう意見見るけど、
そういう人って1から10まで説明がないと駄目なんだろうか。
この映画で急に場面転換する所でも前フリや隠喩が所々に散りばめられていて
それに気づくのはそう難しい事じゃないと思うけどな〜
それに何だか解らなかったとしても帰ってPCで検索したり原作よんで「あ〜そうだったんだ」
っていう楽しみ方だって有るんだけどね。
手取り足とり説明シーン満載で1度見たら全て理解出来るような映画もあっていいと思うけど。
こういう楽しみができる作品だってあっていいと思うけどな。
46 :
名無シネマ@上映中:2010/03/16(火) 22:40:41 ID:kf7HAbOA
東野圭吾の白夜行の小説とテレビドラマのように、視点を変えた表裏のようなものかも知れない。
この映画、人間失格は。
女性陣ではマダムが怖かったな。なんか悪夢の水先案内人みたいで。
葉蔵がたかられてても、あきれた顔するだけで別に止めない。
自殺未遂の時は、ヒラメが大笑いする傍でクスクス笑い。
アルコールに溺れてボロボロになっていっても特に気にするでなし。
色んな女のところに行ってはまたバーに舞い戻ってくるのを
楽しんでいるようでもあった。
もちろん、バーのマダムだから、葉蔵をいたわる立場でもないという
のは分かってるけど、まるで葉蔵がおちぶれていくのを遠くから
眺めてニヤニヤしてるような、非常に悪魔的な魅力のある女性だった。
さすが大女優の貫禄だ。
近くの映画館
今週末で上映終了予定だったのが1週間延びた
もう一度観たかったので行けそうで良かった
49 :
名無シネマ@上映中:2010/03/16(火) 23:40:20 ID:wNFraWkB
みてきました。人間失格の主人公がいつからハーフになったのかなあと
主人公に女はメロメロというけど、ぜんぜん見ていてなりませんでした(女)
イメージ的には伊勢谷友介さんが主人公にぴったり
夕介さんばかり見てしまいました。
なんか、女に甘えて、自分でなにもしない、男。精神的には心身症でない
かしら。その中で寺島しのぶさんとの心中のところと、三田佳子さんの
健在ぶりが眼をひきました。
そりゃ残念だったね
見る目なくって
日本語もまともに使えないようなのでスルーがよろしいかと…
やっと観てきた。
いや〜、これ感想とか難しいけど、一言で言えば良かった。
葉蔵の生田がハマってたし、堀木伊勢谷との相性も良かった。
台詞が少いのにあの退廃的で寂しげなオーラを鈍く発し続ける
演技は見応えあったな。後半の「動」が際立った。
伊勢谷はこう言うの合うなw軽薄そうなの。
昔の日本映画はまだあまり見たことないけど、
最初の人間失格のタイトルと映像と音楽でちょっと鳥肌立ったw
あぁ、重いの見せられんだな〜これから・・・ってなw
解釈の仕様が幾分にも分かれるものだろうけど、
この答えのなさが実に良いわ。
葉蔵が通り過ぎるだけ、ただそれだけの女たちがまた個性的で、
あれだけ個性を放ってるのに、葉蔵は名前も記憶していない程度の存在
原作でも「ちょwwおまっwww」と思ったけど、映画で変に納得できたw
石原さとみは好きではないけど、あの目はいい。
前スレもう落ちてんのな、残念だ。
強烈な影と光のコントラスト、美醜、清濁の落差、混在・・・
バロック絵画っぽいね。
砂糖をさがしてジアールを見つけてしまうときの台所の光と闇の深さ。
古道具屋の下界の光をバックに振り返る室内の暗さはミレーっぽくもあるが。
言葉は少ないが人物の表情は豊かで
葉蔵が堀木と出会った瞬間の怪訝な嫌悪感が堀木の人となりを
妻の不貞を見る堀木の下世話な表情だけで、階下で何が起こっているかを
雄弁に語る。
表情を一切なくした鉄格子から下界を見る表情はイタリア映画っぽくもあるのだが。
シナリオと編集をわかりやすく留意したら
光と闇、不気味なものと清らかなもの、醜悪なものと美しいものが混在する
旧作の犬神家の一族みたいなのを撮らせたら上手そうな監督と思った。
葉蔵の幼少期をもうちょっと丁寧にやってればわかりやすかったかな
と思う反面、映画には映画の良さもあり、自分は時間が経つにつれ
どんどん惹き込まれた口だから、この映画化は満足だな〜
葉蔵の美、色気、退廃感、儚さ、寂しさ、侘しさ、透明さ、刹那的に生きる様が
凄く見応えがあった。薬を求めるあのぞっとするような色気と甘え、
評判通り、映像が本当にきれいで、脳裏に残ってる。音楽も良くて、
パンフレットと一緒にサントラも買って帰った。
生田ヲタのためのオナニー映画
>>53 >妻の不貞を見る堀木の下世話な表情
あの顔は噴いてしまったW
堀木は昭和っぽい喋り方が不自然じゃなくてうまかったな
「豪気だなあ」とか「しょっていやがる」とか
生田にぜんぜんフェロモンを感じませんでしたので、
ぜんぜん映画に入り込めませんでした
単なるガキのあがき、自分をバカだ、バカだって言う男ほど
自分を愛してる、かってに死んだら
おお、太宰全否定w
太宰を全否定する気はないので3行目以下には同意できないけど
生田にフェロモン感じなかったっていうのはわかる。
単に好みの問題だと思うから噛み付かないでね。
自分は生田みたいな顔とかが好きじゃないってだけなんで。
原作未読だけどこの映画凄い好きです
この監督キャストで太宰作品や他の文学作品も是非映画化してもらいたいな
見て来た。期待してなかったから出来の良さにびっくりした
葉蔵の廻りの女達をダイジェストのように短い出演時間で次々変える部分なんか巧みだ
この物語に出てくる女達は葉蔵にとって通過儀礼でしかないのだから深い意味や見せ場なんて延々といらない
原作でも女について葉蔵は詳しく知ろうとしてないし出来事だけ書いてあって情緒的な部分は殆どない
これセンスない映画監督は情緒たっぷりに葉蔵と女のうちツネ子あたりとの場面をネットリ撮るんだろうけど
そんなありえない事が無くて本当に良かった。
大事なのはこれだけの女と関係を持ったのに1度も救われる事が無かったという事実だけなんだし。
葉蔵、堀木、ヒラメもピタっとハマった。神キャスティングだと思う。
こんな風に文学映画化してくれるのなら第二弾、三弾に期待したいなあ
>>61 女たちの部分よかったね。
だた、葉蔵が商売女と一晩限りの付き合いを重ね道楽し達者になっていったのを
荒戸監督風にもう少しだけでも感じさせて欲しかったかも。
それは堀木が台詞で言ってたし、ひとっ風呂上りの葉蔵にそのような色気を感じてたけど。
連続ごめんw
>>42 平目がイヤでイヤでたまらないんだけど、2回目観たら何だかくせになる。
そしてパンフレットの石橋蓮司さんコメント読んだら惚れそう。
魅力的な方だ。かっこいい。
でも平目は嫌いw
>>62 そこを一言で片づけるのが「葉蔵」を表す上で丁度いいよ
葉蔵と関わりのあった名前が出てくる女性ですらあの程度の出演なんだよ?
名もなき女郎達と一夜を共にしてきた描写なんて堀木の一言で十分だと思うよ
上映終了告知が出ていても延長されている館がチラホラあるみたいで評判いいみたいだな
自分の所も上映延長したみたいだし
スクリーンで美しい映像を又見たいから時間を見つけていってみよう
隣の席のジャニオタ最悪だった、上映中に携帯しだすのヤメろ
生田はなんでアイドル事務所なんだ?もっとまともなところに移籍しろ
森田とかジャニーズからのバーターいらねーわ
頭悪いジャニオタは見終わったあとも「意味不明だった」の連呼www
まあ緻密な心理描写の原作を、工夫も無しに丸ごと映像化したのは何回か観ないと解りづらいな、しかし何回も観る気が起きない緩急のない淡々としたつまらない映像だった、映画じゃなくてただの映像
伊勢谷さんはヨシ子と男のセックスシーン見てしまった時の
「ざまあみろ」って芝居がちょっとくどかった。
あんなに解りやすくやらなくてもwとちょっとこっぱずかしくなった
病院で本音をぶちまけるシーンでは完全に葉蔵に食われていた
でも全体的には雰囲気出ていたし良かったと思う。
おしるこ食べてる時のぎょうらしい感じとかハマってたし
生田版葉蔵を見て思ったんだけど中生的だなと思った
振り回されているようで実は堀木を手のひらの上で転がしている所とか
この葉蔵役、女優がやっても面白かったかも
カフェで流れるジャズがかっこいい。
>>64 女郎達との描写はさらっと欲しかったな。
この作品のテイストのまま、上品にさらっと匂わす程度。
お座敷遊びと堀木のセリフ、葉蔵の言葉とその雰囲気で伝わってるのは承知の上で
個人的に贅沢言わせて貰うとね。
>>47 マダムに対してそんな風に感じなかったので、私にとってはちょっと意外な感想。
いろんな見方があって本当に興味深いですね。
私が感じたマダムは、葉蔵を普通に好きで葉蔵を見守っている。
あれこれ世話を焼きお節介なことはしない、頭のいいクールな大人の女性。
もしマダムが葉蔵に入れ込んだら葉蔵は逃げていくだろう、と思う。
見てきた。ここでの酷評読んでたからか、ある程度覚悟してたのだけど、
すごい満足感。自分は良い映画と思ったけどな。
許してくれるのか…もう自分は人間でさえないのに。この台詞の言い回し
すごく良かった。後、もうこの家には二度と来ないと帰って行く時の
堀木の清々しい満足気な表情を見て葉蔵が心底気の毒だった。堀木と
平目は本当にいやらしい人間だな、と。
>>70 まるで地獄だ。と言っといてあの表情だもんね、堀木。
地獄の中の葉蔵と良子が不憫。
朝食のシーンなんて全身が重度の低温火傷になりそうなくらい怖い。
マダムは葉蔵とそういう関係にならなかった唯一の女性
堀木が5円貸してというのを眼の前で見ていながら何故止めない
と思った
生田の尻の肉なさすぎ
足細すぎ
73 :
名無シネマ@上映中:2010/03/17(水) 21:44:50 ID:SLskHd3r
減量したからじゃね?
何故とめないって、甘ったれんじゃねーよ。
どんだけお子様なんだよ。
一人前の男がそれじゃ本当に情けないだけの人になっちまう。
75 :
名無シネマ@上映中:2010/03/18(木) 00:32:02 ID:Y7GiRtjf
このスレと前スレ読んでたらもっかい見たくなったんで
原作読んでからついに行ってしまった。
原作と映画でニコイチだなー。
細かいとこいっぱい確認できてよかった。
いろいろすっきりした。
で、自分も見つけたんだけど。
たたみいわし食べるヒラメの場面。
たたみいわしは世間を表してると思った。
一斉にギョロって見られた葉蔵は、思わず世間に「すいません」って
言ったんだね。
怖くて超震えてたのが見えた。
ヒラメの説教の後で、人生の希望の象徴とも言えるゴッホの画集を
売りに行ってある意味人生をあきらめるところだったのを
中也に買い戻してもらって、
鎌倉に連れてってもらって、救われたと。
ある意味自殺を止めてもらったかも?
古本屋で「道化は僕だけでいい」って中也が言うのは
どういう意味かよくわからなかった。
やんちゃして社会から弾かれる胡桃は自分だけでいいってこと?
なんかつながらない。
千里眼なんですね、は、なんとなく
人生をあきらめかけてた自分を
見抜いていたんですね、
再生する方法まで知ってるんですねってことかなと思った。
76 :
名無シネマ@上映中:2010/03/18(木) 00:33:13 ID:Y7GiRtjf
もう一個書かせてー。
裏設定?の話で
監督が、下宿屋の娘は下宿人をもう何人か
喰ってるね、とか、かなり肉食系女子っていう
設定にしてたのを読んだんだけど、
下宿屋の階段の壁に裸婦像が飾ってあった!
それにしてもそれにしても。
このスレ読んでもすっきりしないのが、
鉄の最後のスマイルー。
だれか説明してくださーい。
夏に貝で遊んでたのに、
戸を開けてにこっとしたのは冬。
かなり時間たってるよね。
なんかあったのかな。
なんの意味なのかな。
このスレで深読みの癖がついてしまった・・。
77 :
名無シネマ@上映中:2010/03/18(木) 00:45:51 ID:Fknc1Frn
太宰治は、あんなに鼻がデカくなかったゼッ!!!
ババアの三田佳子と交接するシーンを詳細に描く可きだったよナッ!!!
変態ヘテロどもが喜ぶようにサッ!!!!!!!!
葉ちゃんは太宰治じゃないよ
葉さんはゲイでしょ
最初に一緒にしんでよ、といった相手も男だし
結局は体内回帰しか頭にないのね
女はお母さんしかいない団塊男のアガキ
女といい関係で生きてきたら、こんな映画つくんないかも
ドボドボのHシーン満載だったら女性映画ファンに毛嫌いされる
その点ではいい塩梅でしたよ
葉蔵は、バイセクシャルだと思う。
映画自体は丁寧に作られ、役者陣も、
生田さんをはじめ頑張っていたと思いますが、
大庭葉蔵さん自体にはあまり共感が持てず…
あそこまでの人生の落伍っぷりへの動機が不充分というか…
逆境に対する反骨心や活力が皆無というか…
だからこそ「人間失格」なんでしょうけど。
「地球の上に朝がくる〜」って唄、
今の寄席芸人さんで持ちネタにしてる人いるよな。
どんだけ昔から使ってるんだよw
麿赤児は主人公の父親かと思ってたら違った。
主人公の父役でよかったんじゃないか?
>>83 そうみたいだね。芸人さんが持ちネタ「その裏側は夜だろう〜」って。
葉蔵の父親が出てこないのにすごい存在感。この映画好きだ。
少年葉蔵が馬車を降りて赤絨毯の上を進み階段を上がると鎧がある。
周りの花と後の屏風の絵は「菖蒲」の花?
マダムの着物の帯も菖蒲だね。
小池栄子さんがよかったなぁ
綺麗だし静子さんはいい女だ
堀木が狙うのもわかる
日本人の美意識がつめられている。
86 :
名無シネマ@上映中:2010/03/18(木) 22:58:22 ID:S/HJS0zl
>>76 貝殻で遊ぶシーンは、小さな子供とお母さんみたいだったな。
受け取っては投げ、受け取っては投げ、子供が意味のない単純な遊びを繰り返して
キャッキャ喜んでる、なんかあんなのを思い浮かべた。
最後のテツさまスマイルは、葉蔵に関わった女の人って、葉蔵を見送る時はみんな
あんな顔してんじゃないかなーと思った。
あら、いっちゃったのね、もどってくるかしらー、どうかしらねぇ…
寂しいような、清々しいような、憂うような、晴れやかなような、色んな感情が
入り交じった表情。
静子とシゲ子親子も、下宿家の礼子も、死に際の常子も、離婚したあとの良子も、
ひょっとしたら薬屋の女主人も葉蔵が入院したと聞いてあんな顔をしたのかもしれない。
なんてな。
エンディングの、各出演者との2ショット写真を見て、ふっとそんな考えが浮かんだよ。
鉄の最期の笑顔は何となく腹が立った
葉蔵が関わった全ての女性の中で一番鉄に嫉妬してしまう
こんな風に考えてしまう自分は間違いなく葉蔵タイプに尽くしてしまうダメ女タイプなんだろうなw
和久さん、こんなところでお会いできるとはw
砂浜の葉蔵と鉄様のシーンは
葉蔵は赤ちゃん返りしてるのに
鉄様は若々しく青春を謳歌してるみたいで
それまでの落差にゾッとしてしまったなあ
室井滋が羨ましすぎた。
あれじゃお薬渡しちゃう・・・。
薬屋はああなるのがわかっていて最初に薬を渡したってことで良いのかな?
薬屋は「酒」が何よりも身体に悪いと思ってるんだよね。
お酒を飲まないように何とかモルヒネ一箱でやり過ごして
お酒依存から卒業して健康体になってもらう予定だった。
それなのに葉蔵は想像以上の早さでモルヒネ中毒になってしまった。とか?
最初に一箱全部じゃなくて少しずつ渡せばよかったのに〜
>>91 鉄様の最後の笑顔についてもそうだけど
薬屋さんも観た人それぞれの解釈でいいと思う。
94 :
名無シネマ@上映中:2010/03/19(金) 22:56:46 ID:m/6VtoWX
見てきた。中々の余韻だった。まだ整理がつかない。良い映画だった。
1回目見た時、隣の爺さんが携帯で話し始めたりw
周りの客のマナーがひどくて
映画も変な映画だなしか思わなかったんだけど
2回目静かなレイトショーで見たらすごいよかった。
だけど、めっちゃへこんだー。落ちた。
今、就職活動が上手くいってないっていうのもあるけども
葉蔵がヒラメに「これからどうすんですか」って言われてた
シーンがよかった
>>95 自分も他観客のマナーに悩まされたクチ
この映画って静粛な場面が多いから特に気になるんだよね
食べ物の臭い(マック系の揚げ物とか)ビニール袋のシュワシュワいう音とか
本当に迷惑だった…あと老人って携帯なったら普通に喋り出すのあれなんだろう
今まで観客に老人が多い映画見たこと無かったからかなりびっくりした
97 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 01:38:56 ID:Bgm+dy/4
>>77 >太宰治は、あんなに鼻がデカくなかったゼッ!!!
太宰治の鼻はデカいと思うけど。
デカいだけでなく長いし、でも高い鼻ではナイ。
そんな少しぐらいのエチケット違反ぐらい多めに見ろよ
昔は映画館でたばこ飲酒オッケーだったと聞くよ
あまり小言がうるさいと、この手の映画は静粛すぎて肩がこると
観客から避けられるよ
それと老人には、いたわる気持ちを持てよ
電気製品に不慣れなだけじゃなくて反応も悪いのは仕方ないだろ
>>84 きれいで演技も上手くて女優さんの中では自分も一番静子がよかったと思う
純粋すぎて頭がちょっと足りないような子みたいだから
良子ちゃんのその後が気になるな。
またあの強姦魔みたいなのに騙されてなければいいが。
他の人は葉蔵が離れてもそれなりに幸せな気がする。
>>99 気になる方からしたら少しどころじゃないよ。
でも多めに見てるからここでちょっと愚痴ってるだけなんじゃないの?
私も携帯で喋り出した人(ご年配じゃなゃなく若い女性)にあまりの酷さに苦笑しちゃったよ。
しかも最後の最後の葉蔵のセリフのシーンで。
とても小さいスクリーンだったから全員に丸聴こえだったと思う。
緊急の着信待ちなら映画なんて観てられないだろうし
その人にとってはその程度の映画だったってことだろうけどね。
電源切るのはアナウンスされる所もあるし普通にマナーだよね。
飲食その他別にいいけど静かな場面ではできるだけ空気読んでほしいな。
老若男女関係なく解ってる人は最初からやらないし無理な話なんだろうけど。
内容に関係ないのに長文ゴメン
>>101 自分のときも通話はないまでもメールチェックしてる人はいてたな
普段あんまり映画観に来ない層が来てるのかなとオモタ。
他の映画でそんな客見たことないし。
>>91 薬屋はわざとだと思うんだけどなぁ
葉蔵と初めて会ったとき雌の顔してたし
モルヒネの怖さも十分熟知した上で、
あれを使うと葉蔵が通ってくることも計算してたと思う。
104 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 13:06:17 ID:MhzsB5h0
105 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 18:12:18 ID:RI/l1whZ
106 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 20:03:25 ID:roYo8x3B
95だけど変な愚痴書いちゃってごめんなさい
1回見た時はあまり感じるものがなかったけど
それは周りが気になったせい?と思って2回め見たら感想が
変ったってことが言いたかったんです
後、1回めはやっぱり原作と比較してしまって
「ここはこう変えて来たんだ…」とか考えてしまったので
2回めのほうが集中出来ました
これから読み直して3回目見ようと思います
108 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 20:56:47 ID:yHuBRQ8v
良子が犯されるシーンとか原作では重要なんだからきちんと描いて欲しかったなあ。
他にも濡れ場が全くない。荒戸なら良いシーンが出来るだろうに。まあ俳優陣の制約だろうなあ・・・
>>108 レイプシーンを入れたら女性客が来ない。自分も行かない不快だから。
あとレイプシーンは石原さとみサイドとの契約で縛りがあったと
監督がコメントしている
レイプシーンそのものよりも
石原さとみとの関係性とか
なぜああいうリアクションになったかとか
そういうところがあれでは伝わってない気はするな
濡れ場自体監督は苦手と言ってたような
赤目はそれがないと話が成立しないからガッツリ撮ったけど、とどこかで言ってた
>>110 そこが葉蔵らしいと思わない?
煙草屋のシーンからいきなり結婚…普通はポカーンとするよね
でも、人に執着しない葉蔵だから恋愛感情をはぐくんで結婚という運びになるシーンなんて
必要ないと思うよ。自分これは初見で気づいた。そして、そういう人だからこそ
フジタとヨシコのセックスについて、和姦か強姦かなんて重要じゃないんだと思う。
どっちにしても葉蔵がとるリアクションは同じだったと思うし。
>>112 いやあんたは原作読んでるからわかったんじゃないの
映画だけの人は石原になぜ惹かれたかわかんないんじゃないか
>>113 自分もあれでは説明不足で映画だけ見ても難しかっただろうと思い原作未読の連れに聞いたらそんな事は無かったようだよ
その人が勘が良いからかもしれんが、結局は見た人次第って事かと
>>114 そうなのか?怪しいな
石原に惹かれる理由とか
堀木も葉蔵もレイプでなぜあの異常なリアクションなのかとか
あとは例えば小池栄子との別れを決めた理由とかその他色々、
どう考えても原作の意図が伝わってないところが非常に多い
>>115 小池と別れを決めた理由は凄く単純じゃん
シゲちゃんに本当のおとうちゃんが欲しいって言われた直後
酒浴びるように飲んで荒れてたじゃんw
台詞やナレの説明があって初めて意図が解るような難解なシーンなんて無かったと思うけど
人それぞれなんだろうな
>>115 原作の意図という点では違う部分があるかもしれない
そもそも自分も原作の意図を全て理解しているとは言えないが、聞いていて原作に書かれている通りじゃなく独自の解釈が多々入ってた
ただ、映画はおもしろかったらしいので原作と離して見ておもしろいと感じる人も居るようだ
>>116 そんな理由じゃないんだよ
原作では
やっぱり伝わってないことがハッキリしたよ
>>118 言葉足らずだったね
ソゲ子の本当のおとうちゃん発言に加えて
映画にも親子の会話を聞いていたたまれなくなったシーンあったよ?
>>119 いたたまれなくなった、というのはちょっと違うんだよな
まあ原作読みなおせばわかるよ
てかソゲ子wwwww
ソゲ子ワロタw
原作思い返して考えてみたがいたたまれないでも間違ってないと思うけどな
幸せそうな2人を見て、自分はこの場所に居てはいけないと思ったんじゃないか?
mekLBPYiはどう解釈しているのか気になる
批判するだけなら簡単だが、考えを上手く言葉にするのは難しいからな
ID:mekLBPYi
指摘することは誰にでも出来る
自分の考えを言葉にしたら?感想も何もないなら
これ以上はここにいる必要ないよね
>>118 原作の解釈も人それぞれだよ?良子の件も葉蔵の独白通りレイプと捉えた者もいれば
また、葉蔵の独白内での疑いが真実では?と感じた者もいる。
良子は原作とは少し違うキャラだと石原さとみが何かで言ってたけど、
それも石原の良子像と違っただけであって、原作読みの中にはそれぞれ違う
人物像があるんだよね。自分が感じたことを主張するのは良いけど
それが絶対的なアンサーではないし、そこが面白い。
映画で常子がずっと帰ってこない旦那はどこかで亡くなってるんじゃないか、
だからもう縁が切れた、と言う。
葉蔵はお金の切れ目が縁の切れ目の解釈を言う。
お金がない葉蔵、常子を一緒に心中するが一人生き残る。
傷心の葉蔵が静子と出合って「死んでしまったら縁は切れるわ」と言い切られた時
二人の距離が近づくのにも納得がいった。
静子と別れて毎日お酒を呑んで自分を誤魔化し生きてる葉蔵に
「私の前でお芝居なんてしないで。」と言う良子に惹かれた葉蔵の気持ちがわかる。
もともと可愛い看板娘だと思っていたし、葉蔵を100%信頼してる純真な気持ちに惹かれたんだろう。
「お芝居はよして」の良子と「道化の役は僕一人でいい」と言った中也がダブって感じた。実際には逆だけど。
そういえば「葉蔵様はな〜んも悪いことしてねんだはんで」と言う鉄様、
100%肯定し護る、そんな愛し方をする女だったね。
>>123 同感です。
125 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 23:17:37 ID:roYo8x3B
しかし、熟女マニアには、たまらん映画だこと。
堀木ママの優しさ、たまりません。
>>103 同意
薬屋はモルヒネ渡したの確信犯だよね
葉蔵に通ってきてほしくて渡したと思った
128 :
sage:2010/03/21(日) 00:36:28 ID:SePIbFeI
映画の薬屋はわざとらしいほどに確信犯。
フラフラの葉蔵を見た時の獣が捕えるような目がおっかない。
バタバタと不自由を強調し
葉蔵の目の前でわざとらしくバランスを崩し抱えられ
薬を渡す時に手が触れ、それが一押しとなってモルヒネ贈呈。
sage入れ間違った。
恥ずかしいwスマソ。
>>128 そうだ!
>>128読んで思い出した!
薬の袋渡す時に手が触れるんだよね。
そして、女スイッチが入った薬屋はモルヒネを
急いで包んで葉蔵の胸元にガバッと突っ込むんだよ。
罪の意識があるからこその行動だと思った。
濡れ場がないのを不満がる人がたまにいるけど
濡れ場を映像で描くと意味が変わってしまう気がする。
幼少期の性的いたずらと同じで
映像だとインパクトがデカすぎてそればかりになってしまい
見る側の脳内の比重がおかしくなる。
この作品は抑揚なく淡々と見る側に虚無感を募らせるのが要だと思う。
虚無感を募らせるんじゃ
それは「人間失格」ではないと思うなあ
>>132 自分は131さんに同意。虚無感を募らせる必要があると思う
あなたにはあなたの解釈があるのだからそれはそれでいいのでは
じゃあ言い方を変えると
多くの研究者や評論家が理解している「人間失格」ではないな
ちなみに濡れ場に関しては同意だよ
>>134 多くの研究者や評論家が理解している人間失格が好きなら
該当スレで思う存分語ればいいよ
ここには関係ないから
>>136 関係ないと言いたいなら
太宰や人間失格の名前を借りちゃいけない
>>136 あと追加
ちゃんと読んでくれよ
虚無感を募らせるのは「人間失格」ではないと書いたが
この映画で俺個人は虚無感などまるで感じない
>>134 抽象的に書いて逃げないで具体的に説明したら?
みんながそれを知ってるわけじゃないんだから
出来ないなら仕方ないが
>>137 あなたがここに関係ないといってるんだよ?
この映画を認めないのならアンチスレでも原作スレにでも行ったら?って意味
わかるかな?
ここは映画の内容を語るスレだから、原作マンセーや研究者を語るのは完全にスレチ
ローカルルール位守ろうね
>>139 なにその上から目線w
自分で本読んだほうが早いよ
>>141 出来ないんだね
批判や指摘だけなら簡単だと少し上に書かれてるよ
>>143 しないんだよ
自分で読めとしか言えない
あと、お前は俺を批判してるだけだからもっと簡単だなw
>>143 あとお前も138読め
ろくにレスの流れ読まずに絡んでくんなアホ
>>137 研究者が考察した人間失格を語りたいならスレチです
ここの住民はその考察知らないから
適当な板見つけて移動して
>>146 なんでお前がスレのルール決めるんだよw
太宰や人間失格の名前を使っている限り、
原作との比較や相違について語るのはスレチなわけないだろ
で、お前もレス読めっての
俺は全然映画の批判してないから
>>134 原作をそのまま映像に丸写しするのが映像化とも言えないからね。
良さも言いたい事も変わってくるんじゃないかな。
原作には原作の、映画には映画の人間失格があり
自分がこの映画が面白いと思う所は
原作と逆の描き方なのに
見た後体の中に重い泥を流し込まれたような虚無感が残り
後々その泥が脳に染み心に染み
原作だけを読んだ時以上に原作が分かるような感覚になったこと。
ID:WV87cCpL
頭悪い奴だな
>>144 言い訳するな
しないんじゃなくて出来ないんだろ
出来ない事を認めたくないのかw
理解してもらう必要が無いならなぜここにレスしたんだ?
そんなに自己主張したいのに肝心な部分は出来ないんじゃなくしないとかw
しないならはじめから書く必要無いだろ
お前ら文盲?そしてどんだけ必死?
まじで俺は映画の批判なんかしてないんだが
なんでろくに読まないでレスしてくるんだろ・・
>>151 138読んだのか?
お前勝手に勘違いして絡んできて
引っ込みつかなくなったのか?w
何かと思えば・・・
>>147が虚無感を募らせるのが人間失格だとかそうじゃないとか、
答えは自分が出せばいいのだから反対の意見も面白く聞けばいいのでは?
この映画にしろ、原作にしろ、魅力を感じる人って我が強い人が多いのかな?
いろんな意見が出し合える方が楽しいのに・・・
他の研究者の考察は知らないんだけどw
自分が読んだ時に抱いた感覚と荒戸感覚とのそれが近かったから
この作品のやろうとしてる事に共感できるのかも。
ID:WV87cCpL
>>152 おまえ何回同じ内容のレスしてるんだよ
他に言えないのか?
>>152 おまえが思う人間失格を説明しろという質問に答えろよ
おまえが人の意見に批判から入ったんだからおまえなりの意見を聞かせろと言ってるだけなのにしないと答えた理由は?
しないなら何故レスした?
おまえが映画を批判したなんて言ってないが
文盲はおまえじゃないか?
>>156 同じ勘違いしてる奴が複数いるんだからしょうがないだろ
頭悪いのはどっちだよw
>>158 じゃあ何を説明すればいいの?
全部すると本1冊くらいになるんだけどな
無茶言うね
今の話でいうと、
虚無感は残らないっていうのが俺の意見であり
比較的一般的な見解である
これでいいの?もう同じこと書いてるけど
ID:WV87cCpL
>>159 もうそのレスいいから
>>162 勘違いしちゃった子はまあしょうがない許すけど
お前だけは救いようがないなw煽るだけかwww
相手にしないほうがいいですよ
日付回って1時間足らずで10回以上連投しているただ引っかき回したいだけの人ぽいから
>>165 あんたみたいな横入りが一番会話を理解してないんだよな恥ずかしい
最初のほうで勘違いしてた子は理解しただろうに
せっかくの良スレだったのに荒らされてる…
とりあえずスルー徹底すればいいのでは
ID:WV87cCpL
ごめんよ、自分の虚無感って言葉に釣られたばっかりに。
まあ自分の選んだ言葉が間違ってたのかもしれないし。
ただ映画に描けないものが原作にはあり
原作に書けないものが映画にはあって
お互いの世界観を壊さず相まっているのが自分的にはポイント。
ID:RMHJwdsA
ID:S/530i03
荒らしはこいつら
ちゃんと読めばわかると思う
それくらいの読解力はあるだろ?
馬鹿なくせに人を馬鹿にしたいからレスしたという事か
何かおもしろい解釈が聞けるかと期待して質問したが答えないから苛々してしまった
期待するだけ無駄だったな
>>168 あんたはちゃんとしてるな
けど何なんだこのスレ
空気がちょっと普通じゃないな
おそろしいわ
あなたのようなかまってちゃんにかまってあげる
優しい人が多いスレなだけですよ
自分の場合、虚無感と言うより退廃感の方が近いかな〜
もちろんどちらの要素もあるんだけど、どちらかと言うと。
スレが進んでるから何事かとw
自分は虚無感が先に立ったなー
退廃は全く感じなかった
それぞれの感覚と微妙な定義の違いってあるよね
結論は、これが正しい!というのは無いんじゃないかな。
この映画を観て、それぞれが受け止めた感情を
大事にすればいい。
自分の意見が正しいんだと相手に押し付けることなくね。
どんな原作つきの映画だって、製作する側のフィルターや解釈が
大きく反映するんだから、小説を読んで感じることと映画を見て感じることが
同じにならなくてもいいと思うんだけど。
映画について、そこは自分はそう感じなかった、と反論するのはわかるけど
映画について感じたことに小説と違うといいだすことがなんかずれてるような。
小説も映画も感じたことは千差万別でいいと思うけどな。
WV87cCpLさん、映画の解釈ではなくて、小説の解釈ならば研究者もいるかもしれない
該当スレがほかにあるでしょう。
あなたの小説の解釈を映画を見た人に押しつけて訂正させようとするのは
正しいことだと思えない。
映画は映画、小説は小説でわけられなければ、太宰スレでずっと小説について
語りあってたらいいと思う。
そうだよね。
原作物には総て言える事だけど、
映像化された時点で、純粋な太宰作品では無くなっているんだから。
監督その他スタッフキャストが、自分の思考や感覚を取り入れてその人達の
新たな太宰ワールドを作り上げている。
それが原作ファンとして受け入れられるかられないか、も
またその本人の問題だし。
まったくもう
ちゃんと読んでからレスしような?な?
俺は映画も小説と同様に虚無感など残らなかったと書いたんだけど
もしかしてまだわかってない奴いるだろ?いい加減にしろよ
あと、俺がいつ映画を見た人に押しつけて訂正させようとした?
ある意見があっていいし、それに対して俺はそう思わないって意見もあっていいだろうに
意見の押し付けをしようとしているのはどっちだよw自覚しろ
やっぱりこのスレ異常だよ
例のあっち方面の人が頑張っているように見えてきた
あー気色わるー
映画の感想を言わずに人の解釈に物申すだけの人はスルーでいいんじゃないかな。
今回は小説について持ち出して、質問されても自分の言葉で答えられないのに
『言わない』なんて返答しちゃって。「!?たったそれだけ?」と脱力。
>>124 無知な良子の「もう私の前でお芝居はよしてくださいね」
千里眼な中原中也の「道化の役は僕ひとりでいい」
うん。ぐっときた。
すぐに良子と結婚のシーンに飛んでも自分は平気だった。
>>179 じゃあ何聞きたい?
あんな大雑把な質問じゃ何答えればいいんだかw
あとざっと見た感じ、
誰かが感想書いて、それに同意したり違う意見言ったりっていうそういう流れが多いようだが
この異常なスレでさえも
なんかズレてるなあまだちゃんと読めてないのかなあ
>>180 虚無感じゃなくて何が残ったのかを聞きたい
原作の意図はどうで、映画はどう違ったのかも具体的に聞きたい
面白いものでさ、何か言い負かしたい体質の人が多いんだよねw
話の方向性を統一しないと落ち着かないのかな
あっち方面がどっち方面か分からないけど
ちょっと変わってるのは確かだよ
>>180 あれじゃね?
虚無感についての一点だけで
「そんなものは人間失格じゃない」みたいな論旨だから誤解を生むんじゃないの?
そんな風に書いたつもりはなくてもそう読み取れないこともない
あなたが「人間失格」で虚無感ではない何を一番に感じ取ってて
映画には何を感じたか、それを書けば一挙解決な気がするよ
のめり込み体質の人が多いと思う。
ちょっとでも批判的とみなせば即攻撃が始まる。
気持ち悪いのは確か。
今日見て気付いた事
アネサに剥いてあげるリンゴがキズものだった
これってアネサがキズもの(出戻り?)を示しているのかな
あとツネ子の印象的なセリフ食べ物に対して「一つだけ」
・一度目はお寿司の屋台で葉蔵をチラっと見た後卵を「一つだけ」頼む
・二度目は鎌倉の海辺で死ぬまえに何でもいいから「一つだけ」食べたいと言い出す
食べ物を分けて食べる事っておまじない的な意味があると本で読んだ事がある
ツネ子は食べ物という生の象徴を葉蔵と分け合わなかった=1人で死ぬ運命を暗示していたのかなと思った。
象徴論とかどうでも良いわ。
木を見て森を見ず。
連投スマソ
あとラスト鉄が起きた時に横に居る筈の葉蔵がいない→鉄、雪山を見て笑顔
これって既に葉蔵は亡くなっているのではないかと思った。
鉄は葉蔵が死んだ事を不意に忘れて、起きた時葉蔵の分の枕を愛しそうに撫でた。
そして雪山を見た瞬間我に返り、自分の元で安らかに死んだ葉蔵を思い出したとか?
あの汽車のシーンに登場する日本兵は全員目が見えないように映されている
亡霊じゃないのかなと思った(汽車はあの世行きかと)
葉蔵が食事を共にした人って鉄だけだよね
ヨシ子と朝食をとるシーンあったけど食べてなかった。
堀木宅のおしるこも手を付けなかったし
引っ越し祝いのうな重は堀木は葉蔵の分も食べてた
唯一物を食べたシーンが1人で寿司を食べてる所と
鉄とりんごを分け合って食べた所だね
鉄とは他の女性と違う関係だという暗示なんだろうか
>>184なんでもいいから一つだけのセリフ気になっていたんだけど、そういう解釈もあるんだなと思った
>>186汽車のシーン、兵士達確かに目は映ってないね
そういうと冒頭とラストの葉蔵もカウンターでつっぷしてる所も全く顔が映ってないね
きっと「生きている人では無い」って事なのかも
なんでもいいから一つだけって台詞二回出てくる割に意味解らなかったんだよね
そういう見かたもあったんだね。
自分も今日見たけどやっぱり堀木の「壇一雄先生」フルネーム呼びに笑ってしまうな
フジタのチュパチュパ音も回を重ねる事にキモさが増していく
葉蔵の絵を堀木が直すシーン何度見ても凄いと思う
伊勢谷さんはそのまま芸術家になれば良かったのにwと思うほど
191 :
名無シネマ@上映中:2010/03/21(日) 21:44:54 ID:PdYUpQxx
若干モメサに荒らされてた?
WV87cCpLはID変えてまた来そうだけど構ってた人たちはスルーしてくださいね〜
>>190 あれは伊勢谷さんじゃなくて葉蔵の絵を担当した人が書いたそうですよ
>>186 あの兵士たちの会話って、有り得ない内容じゃないのかな?
戦争に突入していく中で、反戦って言うか、
声に出して言えない事なんじゃないかな?
だから、あれは死へと向かう汽車だと思った。
危機迫った戦地の状況を激白する兵士の横で
まるで「無」。我関せずフワ〜っとした葉蔵が印象的。
>>187 食べ物じゃないけどツネ子と牛乳飲んだよ。
あんな健康的な飲み物を並んで同じように無防備に飲んだのは
あの瞬間とても穏やかに気持ちが寄り添ってたんだと思う。
心中までの流れにしては唐突だけれど
葉蔵にとって最も素直に心が寄っていた人なのはわかる。
あと他の女性達は葉蔵を見た瞬間獣のような目をしたけど
ツネ子だけはそうじゃなかった。
ツネ子の描かれ方だけ他の女性と趣が違う気がする。
「一つだけ」の自分の印象は、貧乏臭いけど欲深くて人間臭い言葉。
今から死ぬというのにその前に一つだけ食べたいなんて葉蔵にはない発想。
でもその人間臭いツネ子のお願いを愛おしそうに葉蔵は見てたから
そういう所好きだったんだろうな。
>>193 自分は死ぬ前なのに一つだけって言う常子に、最後まで多くを望まない控えめさが出てたと思った
いつも遠慮がちに生きてきたんだろうなって
死ぬならその後の心配なんてしなくて良いんだし好きなもの好きなだけ食べれば良いのに
>>194 控えめなんだけど何もいらないってわけじゃない。
1つは欲しい。
そこが上手い表現だなあと思った。
汽車に乗ってるのは犠牲になった兵士説。
鉄の腕の中で胎児化した葉蔵は鉄によって命を絶った説。
この辺は前スレでも結構語られてたけど
まとめたくなるね。
勿論結論ではなく一説として。
ヴィヨンの妻に比べるとテンポは遅いし、全然おもしろいと思えなかったな
おれの場合、期待が裏切られた感デカイ
途中 眠かった
2ちゃんで纏めるのもいいけどまとめサイトみたいな所作って保管するのもいいかなと思う
最近2ちゃん全体的に過疎ってるしDVDが出たら見るっていう人も結構いるから
そういう人向けにもね
ていうか前スレいっぱい色んな説書いてあって面白かったのに
もう読めない・・・
確かに前スレは濃かったですよね
ところで、字幕板を見た方
堀木の親に子ども達が何を言って
はやし立ててたのか少しでも
教えていただけないでしょうか
うちの地元の映画館は先週は1日1回に減らされたのに土日からまた
1日2回に回数増えて期間延長してる
ザッツ映画って感じで文芸作として出来がいいとおもう
4月から公開するとこって結構あるね
>>186>>188 自分も葉蔵は死んだって思ったんだけど、それだと最後の老人顔の葉蔵は?って疑問もあって。
葉蔵はこんな老人になりましたよってことだと受け取れるし。
ただ、老人顔だけモノクロだったから、そこに意味があるのかなとも思うんだけど…。
生きてるのか、死んでるのか…どっちなんだろう。
老人顔は、
「今年二十七になります。白髪がめっきり増えたので、
たいていの人から四十以上に見られます。」
をそのまんま映像化しただけでしょう
原作なら生きてるけど
映画では死については観客に投げてみたんでしょう
204 :
名無シネマ@上映中:2010/03/22(月) 13:07:00 ID:1RRdK77d
>>198 自分、携帯(ドコモ)からだと見れるよ。
前スレで色んな意見読んで、映画観直したらかなり面白かった。
>>198 字幕付きは観ていないんだが…
「ボロ爺さんは可哀想だなー また寝て泣くのかよー」
と聞こえた。
>>84 亀だが…キネマ旬報で芝山幹郎さんも小池さん誉めてた。
自分は金魚のシーンが好きだ。
ごめん。ageてしまった。
206 :
名無シネマ@上映中:2010/03/22(月) 19:28:38 ID:2OQ/LEiW
人間失格
3回目見て思った事
生田斗真の人間失格だなと。彼のフインキと魅力を監督が感じてこの映画が作られたと思った。
脚本も大事だけど、一番はキャスティングかな?と感じてしまった映画です。
自分は伊勢谷の堀木が良かった
そうそう、生田斗真の為の人間失格であり、人間失格の為の生田斗真ではない
葉蔵=エンジェルとあるだけあって
性的色気はなく、無邪気に幼く美しく描かれている。
今風にアレンジかしらん
そんなに女性が葉蔵に惹かれるかが疑問
でなんでそんなに落ちていくのかも疑問
女が寄ってくなら伊勢谷か中也だろうと思ったり。
原作とは別物といいながら、原作読まないと理解が出来ないし
三田さんと中也が出番の割りにかなり大きな役どころになってるから
別モンなのも確か
結局、これもありか、と深く考えず観たまんま楽しめたよ
女性が葉蔵に惹かれるといっても、
相手は現代でいうキャバ嬢の人気最下位みたいな女とか
子連れ未亡人とかだし、陰売婦のとこ通ってマリアの円光見たりするからね
決して凄くモテる奴が相手にする女じゃないんだよ
葉蔵は実は超凡庸な男であって、
自己愛から人間失格でありたいと考える
だからこそ、共感をおぼえる人が多い
まあこれは原作の場合だが
そうそう。
小説でもそうだけど、葉蔵に惹かれる女たちって総じてモテない感じの女。
(処女ヨシ子は除いて、ヨシ子酒場のタバコ屋勤めだから堅気ではないのか?)
だから「こんなモテない私に振り向いて優しくしてくれる男!」というだけで天使に見えて
勝手に盛り上がれるんじゃないかと・・・このころはまだ男尊女卑で
後家や障害もち、器量のよくない女に風当たりの強い社会だったかと。
でも小池栄子さんの役の女性は綺麗だし、しっかりしていてモテそうだった。
でも子持ちだからあの時代はモテなかったかもしれないね。
私も小池さんの演技いいなって思った。
今日見てきた。
これって要蔵を外側から描いてるんじゃなくて、要蔵から見た世界を描いてるんじゃないのかな?
わざと主役に焦点を当てないようにして、その他の役者にオーバーアクトぎみに演じさせてるように見えた。
だから
>>208の言ってるどこに惹かれてるのかわからないっていうのも
要蔵本人が理由がわかってなくて、なんだか知らないけど女がよってくるという描写なのかなと思った。
もちろん外から見れば
>>210のように理由付けできるんだけど。
213 :
212:2010/03/22(月) 22:20:46 ID:sxPB3n31
間違えた
×要蔵→○葉蔵
214 :
名無シネマ@上映中:2010/03/22(月) 22:35:44 ID:Tpw6+vEd
原作を読んだとき、良子のシーンが軽くトラウマになった。
映画を観ると、相手の男に騙されたような描写はあるが、どうしても和姦にしか観れない…
>>75 中原中也は、同棲してた女を小林義雄に奪われたので、自分を「道化」と言ったのかと。
>>208 自分は逆に原作読んでも葉蔵はただの自惚れ屋なのかと思ってたから
映画を観てこれなら納得できると思ったんだけどね。
たいがいの女は喚き立てて調子のいい男より、
愁いを帯び捉えどころのない男に惹かれるものだよ。
それでいて、母性を刺激する。ほんと曲者w
2回目の自殺未遂以降は色っぽくてドキドキした。
ってか、太宰も心中時赤い紐で相手と結ばれたままだったんだね・・・
>>199 字幕見てないが自分も
>>204さんとほぼ同じに聞こえた。
あれ、元ネタは軍の消灯ラッパを
「新兵さんはかわいそうだねー。また寝て泣くのかよー」と聞きなしたってヤツだよね。
さらにそれを替え歌にして子供が囃したててる、その時代を表す演出だね。
>>192 あの汽車が死へと向かっているに私も同感なんだけど
兵士たちの会話については有り得ないことではないらしい。
荒戸監督が番組で話していたと記憶している。
東京MXテレビ「西部邁ゼミナール 〜戦後タブーをけっとばせ〜」
>>204 字幕付き観た。
>>216さんの通り「新兵さん」を「ボロ爺さん」にかえた歌のようです。
在りし日の歌 「骨」
ホラホラ、これが僕の骨だ、
生きてゐた時の苦労にみちた
あのけがらはしい肉を破つて、
しらじらと雨に洗はれ、
ヌックと出た、骨の尖(さき)。
それは光沢もない、
ただいたづらにしらじらと、
雨を吸収する、
風に吹かれる、
幾分空を反映する。
生きてゐた時に、
これが食堂の雑踏の中に、
坐つてゐたこともある、
みつばのおしたしを食つたこともある、
と思へばなんとも可笑しい。
ホラホラ、これが僕の骨――
見てゐるのは僕? 可笑しなことだ。
霊魂はあとに残つて、
また骨の処にやつて来て、
見てゐるのかしら?
故郷の小川のへりに、
半ばは枯れた草に立つて、
見てゐるのは、――僕?
下宿屋の壁
藤村操 巌 頭 之 感
悠々たる哉天壤、遼々たる哉古今、五尺の小躯を以て
此大をはからむとす。ホレーショの哲學竟に何等の
オーソリチィーを價するものぞ。萬有の
眞相は唯だ一言にして悉す、曰く、「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の
不安あるなし。始めて知る、大なる悲觀は
大なる樂觀に一致するを。
明治36年(1903年)5月、一人の18歳(満16歳10か月)の
旧制一高生の死が、若者たちをはじめ社会の人々に大き
な衝撃を与えた。
彼の名は、藤村操。巌頭の大きなミズナラの樹肌を削って
書き残した文言が、次の「巌頭之感」である。
ttp://www.geocities.jp/sybrma/02hujimura.htm
ころり歌
太宰治 雀こ
井伏鱒二へ。津軽の言葉で。
長え長え昔噺(むがしこ)、知らへがな。
山の中に橡(とち)の木いっぽんあったずおん。
そのてっぺんさ、からす一羽来てとまったずおん。
からすあ、があて啼(な)けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。
また、からすあ、があて啼けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。
また、からすあ、があて啼けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。
すげぇー!
これどれもしりたかったヤツです!
ありがとうです!
223 :
名無シネマ@上映中:2010/03/24(水) 00:25:20 ID:Lwk4Zwae
>>212 なるほど。そういう視点も、あるかもしれない。
実におもしろい。
葉蔵の苦悩があんまり伝わってこないなーと思って見てたんだけど
外側から描いてるから伝わって来なくて当たり前だと思い至った
平目の反応とか見てると、葉蔵は何か分からないけど死にたがる困ったちゃんでしかないんだなあと
いちいち得心してしまった
あくまでも葉蔵の手記がベースなので
断片的な時間の進み方や他人のグロテスクさは葉蔵の感じた世界。
でも葉蔵表現のベースはあくまで客観重視で
独白は入れずに周囲の人間が捉えた葉蔵。
葉蔵が葉蔵から抜け出して俯瞰で見ているような
手記をベースにマダムが見ているような。
月曜に見てきた。
DVD出たら絶対買う。本当はスクリーンでもう一度見たいけど上映金曜までだし仕事休めないし。
原作読んだこと無いけど映画面白かったよ。
>>215 >映画を観てこれなら納得できると思ったんだけどね。
に同意。
葉蔵は自分から女を選んでいるよね。堀木みたいに手当たり次第いかない。
カフェで華やかな女給さんが両隣にいても知らぬ顔。
地味な常子だけターゲットにしてた。
もてない女ばかりが葉蔵に惹かれるというのは、
葉蔵がそういう女を選んで気を引いているから。
礼子は会ってすぐに惚れた。良子も静子も親しくなる前に好感を持ったようだった。
マダムとは恋愛関係はないけれど、マダムも会って直ぐに気に入ったみたいだし
堀木のお母さんも葉蔵を見るなりほっとけない感じで小さい子供に接するみたいに
優しく話しかけてた。
バー青い花では男の客とも仲良しだし、男女問わずみんなから好かれて
恋愛関係になると女からとても惚れられてた。
堀木みたいな肉食系よりターゲット絞っているいっけん誠実そうな葉蔵のほうが
女はのめり込むんじゃないだろうか。
>>210 >「こんなモテない私に振り向いて優しくしてくれる男!」
これもあっただろうけど。
原作では秘密を守れる男だから女がよく寄ってきた。と自分で言ってるね。
228 :
名無シネマ@上映中:2010/03/24(水) 21:27:43 ID:jWWPOAAP
女性人の中では、寺島しのぶがすごくよかった。
室井滋・・・・瞳濡れすぎ(笑)
229 :
名無シネマ@上映中:2010/03/24(水) 23:31:13 ID:5RbCh814
映画後追いで本読み始めたが、行動理由分かり発見がたくさん出てくるなー。
>>室井滋・・・・瞳濡れすぎ(笑)
監督がインタビューで答えていたけど
生田君は女優さんの感情を引き出す力を持っていると言ってたけど
このシーンもそうだなって思った
>>5 寺島しのぶ:「毎日飲んだくれてます」ベルリン最優秀女優賞で 映画「人間失格」舞台あいさつ
ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した女優の寺島しのぶさん(37)が24日、
シネセゾン渋谷(東京都渋谷区)で開かれた映画「人間失格」(荒戸源次郎監督)の舞台あいさつに登場。
司会者から受賞を祝福された寺島さんは「ありがとうございます」と笑顔を見せ、
「(賞を)とってから個別でお祝いをしてくださる方が多くて、毎日飲んだくれてます。
今月いっぱいは浮かれてもいいかなと思って」と喜びを語った。
映画は太宰治の小説が原作で、俳優の生田斗真さんの映画初主演作。
生田さん演じる大庭葉蔵が、中原中也らが集うバーに入り浸って酒と女におぼれる生活を送り、
たばこ屋の娘と結婚。やっと人間らしさを実感し始めるが、再び破滅へと
導かれる出来事を目の当たりにする……という物語。寺島さんは葉蔵と心中を図る女・常子を演じた。
寺島さんは、第二次世界大戦中に中国で負傷して帰国した夫とともに生きる妻の姿を描いた
映画「キャタピラー」(若松孝二監督、今夏公開予定)に主演し、
日本人として35年ぶりに同賞を受賞した。荒戸監督は寺島さんの受賞について
「当然だと思いましたけどね。抜きんでている女優さんですから」と語り、
「そのうちノーベル映画賞をとるんじゃないか」とジョークを飛ばすと
寺島さんは「それはいらないです」と苦笑いしていた。
寺島しのぶ、艶やかな黒の着物姿で登場!ベルリンでの受賞がうれしくて「毎日飲んだくれてる」
24日、シネセゾン渋谷にて、映画『人間失格』大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、
先月行われた第60回ベルリン国際映画祭で、映画『キャタピラー』での演技が評価さ
れ最優秀女優賞を受賞したばかりの寺島しのぶ、そして荒戸源次郎監督が登壇した。
世界三大映画祭の一つであるベルリン映画祭で最優秀女優賞を受賞するのは1964年の左幸子、
1975年の田中絹代に次いで日本人としては3人目、35年ぶりという快挙を成し遂げた寺島。
この日は艶(あで)やかな黒の着物姿で登場し、最初に司会者からベルリンでの受賞を祝福され、
会場が大きな拍手に包まれると笑顔をはじけさせた。
そして「連日のようにいろんな方からお祝いしていただいて、飲んだくれてます
(笑)。まあ、今月いっぱいは浮かれて飲み明かしてもいいかなと思います!」と
ちゃめっけたっぷりに受賞の喜びを語った。
過去に寺島とは、映画『赤目四十八瀧心中未遂』で組んだことのある荒戸監督は
「(受賞は)当然。抜きんでた女優さんですから」と絶賛。
そして「また機会があったらご一緒したい。結婚してからますますキレイになったし、素晴らしいよね」と
うれしそうに隣の寺島に語り掛けていた。
http://www.cinematoday.jp/page/N0023238
>>231-233 乙です。
公式サイトにもレポが載りましたね。
初日あたりに監督は「3回目くらいが1番おもしろい」とPRしていたけど
今回は「3度見ないとわからないからね。5回見たら面白みが増すよ。」とw
確かに観るたびに発見があってちがう印象を受ける。
だからちがう感情になって面白い。
235 :
名無シネマ@上映中:2010/03/26(金) 23:19:51 ID:2HZCFinl
映画観て本読んで映画観て本読んでの繰り返しが良い
>>227 >もてない女ばかりが葉蔵に惹かれるというのは、
>葉蔵がそういう女を選んで気を引いているから。
と言うよりは、葉蔵が何かしら陰を背負った女に惹かれてしまうんでない?
華があって自信満々の女は苦手だろうし。
自分が日陰者だから日陰者に優しくなれるつって原作にはっきり書いてあるからな
まあそれは、たいしてもてない自分を擁護するための滑稽な理由づけなんだけどね
こういう自己擁護が共感を呼ぶんだ
観てから2週間以上経つけど
お金が鍋に入っているシーンがじわじわきてる
うんこ座りで鍋を見つめ、お金がほしいのかと思いきや
「なんで鍋なんでしょう?」
あのシーンだけ女にもモテないし
葉蔵が可笑しくて可愛くて思いだすと笑えるけど
一体何がしたかったんだろう
>>238 笑えたのかw
自分はあのシーンがどうにも切なくて、唯一涙がジワリときたんだ
>238
>一体何がしたかったんだろう
確かにあのシーンはなんのため?
って思って考えてみた。
戦争への時代の空気、
キリスト教の存在意義、偽善感
葉蔵の社会への不信感とか違和感
クスリの高揚感のおかげで
それを表に出すようになってきた?
一人だけ薄着だしうんこ座りだし
セリフも態度も社会から浮きまくってて、
周りも避けて通るし、
悲しいと思いながらも、
自分は笑っちゃいました
葉蔵の中で、お金(=生々しく時として汚いもの)が、鍋(食べ物=汚くないもの)に
現実として残酷なまでに結びついている実感が、あんなにも希薄なものだという表現でしょう。
葉蔵にとっての「お金」は、生活のために血の出るような思いをして手に入れるものではなく
単なる記号みたいなもの。
場合によっては汚い思惑でやり取りされるということを、現実のものとして実感していないから
堀木にあれだけ理不尽にたかられても、手持ちがあれば何の気なしに簡単にあげてしまう。
自分がまともに牛乳の代金すら払えないことも、それが不甲斐ないとか情けないとか思わず
「あんなにあったのに、たくさん使っちゃったからこれしかないや」程度にしか思えない。
だから、お金が「葉蔵の考える記号としてでなく、現実的な意味を持って」やりとりされることが
本当の意味では理解できない。
「何で鍋なんですか?(食べ物である)鍋の中に汚いお金を入れるなんて」
という言葉も、周囲から浮きまくっているうんこ座りも、子供みたいにお金をじっと見ているのも
現実世界から著しく乖離している葉蔵のポジションを表現してると思う。
兵隊が気炎を上げている汽車や、ラスト近くの開戦を知らせるニュースは
国全体の一大事を象徴しているのに対して、葉蔵はそこから全く離れたところに存在している。
現実を生きているという実感が、完全に欠落している。ある意味完璧に孤独なんだと感じた。
社会も葉蔵を受け入れない。葉蔵も社会がわからない。
慈善活動もキリストも讃美歌も葉蔵を受け入れないし
葉蔵の心にもそれらは届かない。
お金がなく薬のため体を売るような落ちぶれた生き方をしていても
お金を鍋に入れるという感覚が葉蔵の美徳に引っかかる。
葉蔵には誰の心も理解出来ないし、誰も葉蔵の心を理解出来ない。
すなわち孤独・・・。
あのシーン大好き。
社会にとって葉蔵が特殊なんだけど
見てると社会や慈善団体や寄付する女性が変なような気にさせられる。
この作品全編において葉蔵ではなく周りの人間が変なような気にさせる作りで
それは1つのテーマみたいなものだと思うんだけど。
社会鍋のシーンはそれの対社会の絵だよね。
ところで、映画パンフレットと写真集はどっちが買いかな?
どっち買おうか迷ってるんだけどさ
244 :
名無シネマ@上映中:2010/03/28(日) 10:21:40 ID:UyCrHnTN
絵がきれいだった。
>>243 どちらも買い。内容違うしね
強いて挙げるならパンフかな…雪の喀血シーンが神がかってきれいだから
>>243 写真集のほうは見ていないので比較出来ませんが
パンフは監督のインタビューがおもしろかったです
わたしは見に行く前に友達に見せて貰ったのですが
これを読んでおいて「なるほど」と思ったことがあったし。
パンフ置いてなかった
通販してよ
昨日観て来たけど想像以上に良かった
写真集欲しいな
249 :
名無シネマ@上映中:2010/03/29(月) 16:39:50 ID:NdBRKOs0
きのう観てきた
最初のうち??微妙だったけど
途中から良かったかな
>>238 社会鍋のシーンは皆と同様に哀しくなったけど
何度も観てたらじわじわくる笑ってしまうポイントが私もできた。
カフェでキスしようとして止めた堀木が、まだ長々と隣に座ってる常子を二度見。
その二度見が面白く感じてしまってじわじわきます。
社会鍋は雪が降ってて寒そう。
裕福な人は高級そうな靴や鞄にコート着て歩いてる。
そうじゃない人は冬服を着こんでる。貧しそうな人でも貧しいなりに防寒対策してた。
葉蔵だけ完全に浮いてたね。
黄色系のセーター着た母と息子が仲良く歩いてて切なかった。
251 :
名無シネマ@上映中:2010/03/30(火) 00:16:41 ID:ai5cZj5A
後から本読んで謎が分かったよ。
>>243 245さんも言ってるけど、パンフも写真集もどっちもいいよ。
写真集はページ数あるし写真も多いから見ごたえある。量・質ともに充実。
パンフは量は少ないけど映画同様に余韻がある。
綺麗な写真とテキストが印象に残る。どちらもいい。大満足。
>>247 パンフが売り切れで買えないなんてひどい
葉蔵と鉄が抱き合ってるシーンはどんな意味があったの?
256 :
名無シネマ@上映中:2010/03/31(水) 00:12:11 ID:Tn9G4pzg
257 :
243:2010/03/31(水) 01:40:34 ID:9fhOzQ2O
みなさんレスありがd
そっかどっちもそれぞれ魅力あるんだ…もっと迷っちゃうじゃんw
両方買おうかなw
この映画はとにかくキャスティングが神だと思います
観て良かった、とても満足な出来でした。
4月3日から上映する劇場がけっこうあるね。
パンフおすすめ〜
うちの地元明日で最終
自分にとって最強にどんぴしゃタイプの
葉蔵くんに会いに行ってきます
メンヘラ美男子最強!
ちなみにパンフも写真集も2セット持ってるよ
>260d!
ちなみに友達にパンフ見せたら
この人かっこいいって
伊勢谷さんがタイプらしく、
明日一緒に行く事になったwww
あんまいい役じゃないよ、とは
教えてないww
262 :
名無シネマ@上映中:2010/04/02(金) 20:35:09 ID:A05ftuus
伊勢谷、映画キャシャーンの時はカッコ良かったな
そういや伊勢谷って作品に恵まれないな
編集者以外の葉蔵に絡む女性がみんな怖かった
鉄とかホラーに近い
中原中也が何か存在が軽かった
まあでも面白かった
小池栄子さんよかったね
列車内の軍人達に「日中戦争」と言わせたのは何か理由があるんだろうか。
当時は「支那事変」と呼んでいたと思うが。
あの場面は現実の出来事ではなさそうなので、
軍人たちのセリフは戦後的な見方だと言う意味で「日中戦争」とわざと言わせたのか?
それとも今メディアで「支那事変」は使わない方針か?
細かい事だが気になった。
観てきた
作品の出来は想像の範囲内だった。役者の演出も これといった意外性も
驚きもなく強いて言えば原作にはない中原中也を登場させたとこぐらいか。
それが監督の原作に対する自分なりの挑戦をしたと感じた
終盤の列車の中でのシーンで今まで、付き合った女性たちを象徴的に
回想録のように登場させたとこは、ここがクライマックスですよと
記号の様に提示された、いささか使い古された演出で内心苦笑した
映画が終わり観客は数組の女性同士かカップルだけだったが
その中の一人の女性が「長かったぁ〜」と嘆息まいた感想を漏らしたけど
この映画の感想としては実感のある感想だなと自分も同感したな
スイーツは「太宰〜!すごいwすごいw」と食いつくのかな。
>>265 自分も小池さんが一番女優陣できれいで演技もよくていいと思った
色っぽさが半端ない
映画の静子さんはいい女だった。
仕事をバリバリして母としても◎で女としても◎
原作での静子のイメージは仕事も葉蔵の面倒もサクサク進めていく男勝りな女で
性格的に可愛くないイメージだったけど、映画の静子さんはかわいらしかった。
映画は常子さんも可愛かったね。
271 :
名無シネマ@上映中:2010/04/09(金) 09:43:51 ID:SnoFWxFM
新たに上映始めた渋谷や横浜行った人いる?
映像どうかな?最後に豊洲行ったけど、結構暗かった
自分が観た中ではチネチッタが一番クリアで良かった。別館の方はダメだったけど
今更みてきたが、
人間失格にはまった若者にお勧め
読んでないなら、サリンジャーの
「バナナフィッシュにうってつけの日」
だっけ、読んでみ。
短編
失格にそっくりの話が出てくる。
パクリじゃないが。
頭デッカチの繊細青年が、
無垢の子どもに見破られてがっくり
みたいな。
こんな書き方すると身も蓋も無いな。
本当に繊細な話なんだが。
サリンジャーと太宰は並べられる事がよくあるし、
読んで損は無い。
バナナフィッシュ日和も
言葉や登場する物いちいちに意味がある。
失格の「映画」みたいにな。
>>270 映画は静子も常子もかわいかった。
そして薬屋も原作よりも映画のほうが人間味があってよかった。
原作の薬屋は極悪なおばさんって印象で嫌悪感しかなかったけど
映画はほんの少しだけ同情できた。
写真集ゲットした。いいね〜
275 :
名無シネマ@上映中:2010/04/13(火) 00:26:08 ID:A/YVWz3Q
その日、給食の時間に、その生徒(姓はいまだ記憶していませんが名は竹一と覚えています
その竹一は、れいに依って牛乳配り、自分たちは牛丼の盛り付けをさせられていました。
自分は、わざと出来るだけ厳粛な顔をして、
「そんなことよりよ聞いてくれよ」
「あのな、つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。」
「しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。」
すべて2ちゃんねるのパクリでした。
果たして皆の大笑いになり、自分も満足していると、いつそこへ来ていたのか、
竹一が自分の背中をつつき、低い声でこう囁きました。
「逝ってよし」
自分は震撼しました。2ちゃんのぱくりと言うことを、
人もあろうに、竹一に見破られるとは全く思いもかけないことでした。
自分は、世界が一瞬にして地獄の業火に包まれて
燃え上がるのを眼前に見るような心地がして、
わあっ!と叫んで発狂しそうな気配を必死の力で抑えました
>>272 バナナフィッシュといえば某少女漫画が真っ先に思いつく自分だが
失格にハマったので読んでみるよ
言われてみればライ麦畑〜って海外版人間失格っぽいしな
どこらへんが人間失格っぽいんだろ?w
なんか笑っちゃった
葉蔵の少年時代を演じた男の子ってドラマあたしんちの男子に出てた子なんだな。
このドラマちゃんと見てなかったけど棒演技のカワイイ美形の子がいたな〜と思い出した。
調べたら岡山智樹くん。少年葉蔵役、とてもよかった。
最後の大人の葉蔵(生田)と一緒の写真、少年葉蔵のなんともいえない表情は
監督はどう指示したんだろう。あれ好きなシーンのひとつ。
荒戸監督は子供が苦手で子役の演技指導を以前
助監督にお願いしたことがあると、どこかで聞いた記憶がある。
(記憶違いだったらごめん)
しかし、子役は当時の風俗の象徴のようにたくさんでてくるよね
記念撮影、本郷館、ツネコの住む下町、結婚式、洗瓶屋
しげこちゃんのあどけない口ぶりがあざとくなくて良かったよ
ヒラメの骨董屋の前でおじさん達がなにやらしてるのは何だったんだろう?
将棋とか囲碁でもやってたのかな。もしくはオープンカフェ?w
>>279 しげこちゃんよかったね。
葉蔵とのシーンも、静子さんとのシーンも。
記念写真終わって「葉ちゃん遊ぼ遊ぼ」と楽しそうにしてた女の子たちが
葉蔵のところにやって来たヒラメから距離を取って嫌そうな表情して見てたのはなかなかよかったw
あの時の葉蔵坊ちゃま、まぶしそうな顔してたから
女の子たちもだた眩しかっただけかもしれないけどw
良子との新居の縁側のお向かいの家にも母と子供が映っていたなぁ。
社会鍋でも寄り添う親子が何組かいた。
母と縁が薄い葉蔵と子のない鉄様の二人…
おじさんたちは縁台将棋指してるのかと思ってた。
子役葉蔵いい表情してたね。
↑のドラマでも雰囲気出てたよ、でも確かにこの映画の方が合ってたと思う。
どなたか青い花で黒金魚が4匹の理由を教えて下さい
>279
かわいい子供と言えば、良子との
落ち着いた生活の中でかいていた漫画の
コマの中の子供も可愛かった。
子猫?を助けた女の子のセリフが、
「もう大丈夫ですよ」みたいなのだった。いじらしくてジーンとしたなー。
>282
(数は関係なく)黒金魚だけ、という事で
マダムとは関係していない、という意味では?
青い花の金魚鉢、楕円形?高さがない大きな鉢でオシャレだった。
黒金魚の数は覚えてないんだけど、黒金魚だけ映ったシーンと
複数の黒金魚の中に暗めの赤(赤褐色?赤茶色?)の金魚が泳いでいるシーンもあった記憶。
黒金魚のウロコが光って赤褐色に見えたのかな〜
黒琉金の中で赤褐色の金魚だけランチュウ型っぽい。あの金魚がマダムかな、と思ってた。
ブルーレイ来い!
ブルレイじゃなきゃ買わない!
美しい映画なんだからそこは外さないで下さいよ。
昨日初見だった
確かに映像が綺麗だった
余韻が残る感じが心地良いね
何より・・・貸切状態で見れた
かなり集中出来たが、尻が痛かった
>>286 貸切なんて贅沢な気分だろうな。
静かに集中して観られて羨ましい。
>>284 赤金魚と黒金魚たち。
バーに集まる文豪たちとマダムの写真を思い出した。
2回目観て来た
初めて観たときは一番後ろで観て今日は真ん中辺り。
2回目という事もあるんだろうが、新しい発見が沢山あった。
映画も真ん中辺りで観るほうが観やすいなと感じた。
個人的に無い方が好きな箇所
・お目目きょろきょろタタミイワシ・ラストの葉蔵お化け化
なんか浮いてる気がした
>285
言霊じゃん!
ブル齢来たね
特典もあるし絶対買いまーす!
金スマ見てたら
「僕はもう人間ですらないのに」
「いいんだ、いいんだ!神様には私が謝るはんで!」
がオーバーラップしてきた。
もちろん、プロだから役のこと以外で何も考えなかったかもしれないけど
三田さんにこれを言わせるってすごいよね。
偶然でも、彼女の背景を知ってしまうと言葉の重みが違ってくる。
三田さんがガンを乗りこえきたこと知らなかった。
>>292 そのシーン苦手だ…
まるで蜘蛛の巣にかかった綺麗な蝶を毒クモが絡め取ってるみたいに見えて…
何度みてもこのシーンの鉄は化け物だと思ってしまう
>>293 そうなんだ?
自分は鬼子母神にも似た狂気の母性を感じて
駐在から葉蔵を守ろうとするところは愚かしく幼く一途な健気さを感じた。
セリフよりも合間に入る「はぁ…あはぁ」っていう吐息が苦手
化け物感倍増する
もちろんそれだけ三田さんの技術が凄いってことなんだけど
それまでの葉蔵の女性遍歴もあって、鉄は母性よりやっぱ女って感じで受け取ったよ
薬屋がなければ母性と感じられたかもしれないけど
>>292 三田さんの背景っていうと薬物に手を出した息子ということで
何か思うところはあったのかなぁ
石原さとみの葉蔵を見つめるあの目はすごいw
298 :
名無シネマ@上映中:2010/04/18(日) 22:31:04 ID:5gAuHQQ2
太宰自身も奥さん寝取らてたらしい。
ショックだよなー。
299 :
名無シネマ@上映中:2010/04/18(日) 22:58:15 ID:5gAuHQQ2
伊勢谷は、映画実写版あしたのジョーで、力石役やるらしい。
>>266 それはむちゃくちゃ気になった。
背景に昭和維新の歌を併せていたところにも違和感あり。
なぜ皇道派風味の軍人が厭戦なのかと。
意図してやったなら分かるが、深く考えないでやったなら
近代史への恐ろしく浅い理解を露呈しているような。
死後の世界だからかと思ってたんだけど
それじゃ説明つかないのかな
>>300 意図してやったと思うけど本当のところは分からないねぇ。
DVDのコメンタリーで監督がいろいろ話してくれてるといいけど。
DVDコメンタリーあんの?
監督の話聞きたいなあ
で、結局海外の映画祭には参加しないわけ?
>>303 生田と荒戸監督によるオーディオ・コメンタリーあるようです。
ジャニーズ公式に載ってました。
オーディオコメンタリーってどういうものですか?
>>306 副音声で監督や出演者が映画を見ながらコメントするのじゃない?
この時は、こんなエピソードがあったとか、この場面にはこういう意図があったとか
解説してくれたり、感想を言ってくれる。
或いは、ちょっと映像から連想されるネタについて雑談したりするので、
コメントしてくれる人たちの関係性や雰囲気が伝わる。
何度も観て、自分なりに各場面いろんな解釈をして楽しんでいるんだけれど
花びらが降る葉蔵と中也のシーンが分からない。
何故にゆっくり大量の花びらが降るんだろう。
綺麗だな〜さみしいな〜無常だな〜とぼんやり想うしかできない。
それで不満はないのだけれど。
何年か経った時、ちがう何かを感じるかもしれない、と期待している。
花びらのシーンについてですが
小林秀雄「中原中也の思い出」を
図書館の全集等で探して読んでみてはと思います
もちろんその感じ方ですでに素晴らしいのですが
太宰と中原の関係知ってんのかな監督
知ってるわけないか
>>310 レスありがとうございます。
図書館には久しく行ってないけど、この機会に行ってみようと思います。
地元は昨日が最終上映でした。
大きいスクリーンで見るのは最後だな〜と思い行ってきた。
あとはDVD発売まで楽しみに待ってます。
最後の音楽、やっぱりいい。
>>311 中原中也は最後の列車シーンも印象に残るし監督の思い入れは感じる。
中也をよく知る人はいろいろ感じることがあるんだろうな。
思い入れっつーか
ジャニーズを目立たせないといけなかっただけだろ
とはいえあの監督は中原は好きそう、太宰のことは嫌いなようだ
中原の映画でも撮ってろっていう
そういえば
>>284で話題になったマダムのバーの金魚。
金魚鉢がアップになった時は黒金魚しか見えなかったけど
スクリーン左側に金魚鉢が映った時に赤っぽい金魚も泳いでた。
真っ赤(朱色)じゃなくて赤茶っぽい金魚。
317 :
名無シネマ@上映中:2010/05/05(水) 02:29:32 ID:eNYko+It
とりあえず、熟女マニア必見、ってことで。
319 :
名無シネマ@上映中:2010/05/06(木) 19:32:05 ID:aX1Vt21e
すごくすごく大好きな映画です。自分でもビックリする位。
なので、主演の生田君はもちろんの事、監督にすごく興味がもちました。
男性なのに女性の事こんなにも分かる人というか(笑)
監督の生い立ちを知りたくなったな。
海外で上映しないの?
>>320 するよ。大分前に情報出回ってると思うけど…情弱?
地元は上映終了してしばらく経つけど、おくれて上映した他所では上映中だったり
これから上映のところもあるんだな。
角川シネマ新宿はさすが公開日からずーっとやってて羨ましい。
情報は前々からあったけど今日報知にのってました
第13回上海国際映画祭にて上映されるそうです
>>323 情報ありがとうございます
全く関係ないんだけど、グリコの朝食りんごヨーグルトのCMの男の子が
綺麗な顔していて可愛くて、少年時代の葉蔵にちょっと似てる。
父親の馬車に乗って嬉しそうな葉蔵と高級リムジンに乗ってご機嫌のCMの子。
朝食りんごヨーグルトの子→少年葉蔵(岡山智樹くん)→大人葉蔵(生田)
自分の中でつながった。
325 :
名無シネマ@上映中:2010/05/22(土) 05:04:30 ID:X53FUVgN
伊勢谷、これから、映画あしたのジョー、ドラマ龍馬伝と、快調じゃん!
すいません誤爆です
アニマックスで今から青文学始まるぜ!
俺もアニメ見てるけど
おもしろいっていうか痛々しいな。
こういうのを見てる奴らって精神病んでそうだな。
フッフフ
どうやら誤爆しちまったようだな俺
えっ誤爆だったのw
乗ろうと思ってたのに
何かと思ったらアニメかw
映画はまだ上映しているところもあるけど、ずいぶん落ち着いたね。
DVD発売になったらまたレス増えそう。
335 :
名無シネマ@上映中:2010/05/26(水) 21:42:46 ID:TVfzEEcI
熟女マニアは、いないのかい? このスレに。
角川シネマ新宿で〜6/11ラストラン!
19時〜だけどスクリーンで見たい人はラストチャンス。
あとは地方と上海かな。
>>336 情報ありがとう。
新宿行ける人が羨ましい。
338 :
sage:2010/06/05(土) 22:14:55 ID:O9c5EVUA
姫路にて7/16(金)1日だけ上映あるらしい
各地方、沢山廻ってくれるといいね
都内でも三軒茶屋シネマで6月26日から2週間やるよ
何何?
そのスポット上映は?
341 :
sage:2010/06/09(水) 20:42:18 ID:R3RL7t88
>338姫路の前売りは900円ですよ
>>323 ネットニュースによるとチケット完売したようですね。
>335
それを言ってくれるな、悲鳴がでそうだ。
覚えてるセリフで埋めてみる。
生田斗真主演「人間失格」の都内上映が、先週の6月11日で終了。2月20日からの公開で、
何と4ヶ月近いロングラン上映だった。興行成績は全国動員45万人・興収5億4千万円。
100スクリーン台の劇場数を考えれば、健闘である。生田と荒戸監督とのコンビぶりに、
健闘の礎があったと言えよう。 映画評論家大高広雄 twitter より
健闘おめでとう!
DVD楽しみにしてます。
348 :
名無シネマ@上映中:2010/06/19(土) 11:39:42 ID:OEfV5F4r
三鷹いってる?
そんなので上位になっても
ジャニヲタ乙としか
なーんでここで告知するかな、全く
>>352 アンチは色々と監視しなきゃいけなくて大変だねw
映画館で上映いいな〜。
また大きいスクリーンで観たいけどDVD待ち。
特典に期待している。
角川映画「人間失格」、11日に都内上映を終了
角川映画配給「人間失格」の都内興行が、6月11日までの角川シネマ新宿を最後に終了した。
2月20日から、角川シネマ新宿ほかで公開。6月11日までの16週間ロングラン上映だった。
6月11日現在、全国動員44万7483人・興収5億 3638万7700円を記録。
これは、角川シネマ新宿をメインにした公開作品としては、「ドロップ」(19億5千万円)、
「旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ」(9億円)に次いで3番目の成績となる。
2月20日から154スクリーンで公開された「人間失格」は、昨年公開され同じ太宰治原作の東宝配給
「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」の成績を上回った。
100スクリーン台規模の公開形態の今年の邦画興行でも健闘した部類に入る。
今回の興行で特筆されるのは、荒戸源次郎監督、生田斗真主演というコンビネーションのもとで製作されたこと。
独特の映像美学が展開されるなか、生田の存在感が際立ち、それがとくに女性層の関心を高く呼び起こした。
各書店で催された太宰フェアも好調な展開を見せ、原作本の売り上げを伸ばした効果もあった。
(全文は6月17日付【文化通信速報映画版】に掲載)
ttp://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/article.php?storyid=41613
角川シネマ新宿上映終了お疲れさまでした。
26日土曜日からは三軒茶屋シネマで2週間上映するみたい。
東京はいいな。
堀木がバーの椅子に(^з^)/チュッしたのが笑えた。
「花のワルツ」挿し絵の3枚目に描かれてたはやっぱ川端康成?
堀木はいやらしい部分を見せていたけど、イスにキスしたりカワイイところあって、
男前だし、遊びも上手だし、女にモテモテでだろうし、賢そうでもある。
葉蔵に嫉妬しなくていいほど、いい男だよねぇ。
高級絵の具みたいに堀木が手に入れたいモノを
葉蔵がたくさん持っていたということだと思うけれど。
物質的以外にも、努力せずに女がよって来るところとかね。
小池栄子とよーぞーが帰るのをにらむ彼の顔すごかった。
公式久々に覗いてみた。人間失格検定みたいなの初めて知ってやってみたよ。
当然全問正解です。何回映画通ったか。
あーまだまだ見たい。いい映画だった。
>>359 他の女性は恋に落ちる瞬間というか、きっかけがあったけど
小池のとこは座布団裏返しと職場の近くってだけだもんなw
>>361 金魚すくいしながら会話でのアヤシイ雰囲気があると思うけど
722 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 09:55:59 ID:xVfPUS5l0
魔王に関しては、生田ヲタはなかったことにしたがってたじゃん。
あんな損な役回りならW主役なんてやってほしくなかったって。
だから、生田ヲタは魔王DVD買ってないのかと思ってた。
772 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 17:43:12 ID:5qOSDXi70
>>722 へー、実力派(笑)だなんだと喚いても所詮は生田ヲタも「アイドルヲタ」なんだね
あんな良い演技を損な役回りってだけで記憶から抹消とか笑えるw
生田のビズは舞おうが1番マシだったな
小池さんと言えばエンドロールで本編と違う服来てたよね(シヅちゃんも)
あれって何らかのシーンが他にあったのにカットされたのかな?と気になってた
小池さんの演技が良かっただけにカットされてたらちょっと残念だなと
エンドロールは本編で描写されなかった場面をそれっぽく見せたのかと思ってた。
シヅ子たちとの写真いいね。こんな風に仲良くお出かけしたのかな、と想像できる。
ヒラメとの2ショットなんて実際は撮らないよねーと思いつつ距離のビミョーさに苦笑したり。
ディケイド以来この映画で石橋さんを見たが全然違っていてびっくりした
どっちの石橋さんも良かった
この前、朝ドラに馬淵さんでてたよ!
アネサね。全然違ってた。
それに、ハイヒールさん出てる関西の夜の番組で、ヒラメの息子役の人が再現ドラマに出てた。
アメリカの国の役っていう結構重要な役だった。名前なんだっけ。
有名な俳優さんたちはモチロンいろんなとこで見るけど、失格で初めて知った人とか見つけるとなんかおぉーっ!てなるね。
DVD発売後だけど、目黒シネマでも公開が決まったようです
名画座なので他の映画と2本立てです
参考までに
上映中 〜7月9日 三軒茶屋シネマ(おとうとと2本立て)
8月21日〜9月3日 目黒シネマ(時をかける少女と2本立て)
>>368 神宮寺太郎氏だね。ビーバップハイヒールのアメリカくんだったよな。
そのちょっとあとでやってた星新一のショートショートを再現したドラマでも主役ででてたのを見た。
確かに、おぉーってなったw
神宮寺さんはブログのアクセスが急に増えたので「人間失格スゴい」と驚いてたような。
ヒラメ親子のシンクロぶりは笑えました。
DVD発売が待ち遠しいな。
映画館でけっこう観たけど、また観たくて仕方ない。
コメンタリも楽しみ。
家で観る人間失格はどんなだろうな
きっとまたスクリーンで見たくなると思う
コメンタリー良かった
病室でヒラメが食べてたのが何か気になってたんだが解決したしw
見応えある映画だね
コメンタリーもよかった
三田さんが妖怪を意識しながら鉄を演じてたこと
葉蔵の風呂が由美かおるの風呂だったこと
コメンタリー、メイキング非常に興味深い
コメンタリーは荒戸監督と生田の二人だけだと思ったら
角川の人、二名もだったんだな
女の人の声は分かるけど、男性のボソボソ喋り声は聞き分けできないのがちょっとくやしいw
撮影当時の話が色々きけておもしろかった。
映像・シーンの意味などはコメンタリーでも監督はあまり多くを語らないね
話してもらえないのは残念ではあるんだけど、
観た人が感じたままでいい、勝手に解釈してくれてそれでいいって言葉に
ホッとしたような嬉しい不思議な気持ちになったw
ますます何度も観たくなる
トンネルシーンでビニール合羽来て天井に水撒いたりペットボトル吊って水垂らしたり
池に入って水草掃除してボート押さえたり、スタッフGJ!と思った
豪華舞台挨拶の映像が見れて嬉しかったな
小池栄子さんのグリーンのドレスやっぱりきれい!!
欲を言えば全身ショットをもっとじっくり見たかった
382 :
名無し募集中。。。:2010/08/12(木) 18:07:49 ID:Ic4Dt5M+
濡れ場は、どうだった?
>>380 セットが凄かった。美術さんすごいなと。
ほんとみなさんお疲れさまでした。
>>382 良子のは現場を目撃した堀木の表情で表現
葉蔵は薬屋にキスしてあげた
テツは葉蔵の布団に入ってモゾモゾ
葉蔵と中也が偶然会う古本屋のシーンもすごかったな
エンドロールの写真と音楽が好きだ
ヒラメが出て来るとコメンタリの荒戸監督がおもしろかったw
カットされた映像が特典ディスクに収録されなかったのが残念
石橋蓮司と坂井真紀のシーンは監督も生田も笑ってたな
コメンタリー聞くと真面目なシーンでも2人の笑い声を思い出してしまう
平目よく食べてたな
堀木のシッシッが責められてて笑った
ああいう男なんだよな堀木は
美術品質入れするシーンの演技指導が良いな
メイキング見て本編見ると堀木の札束のチラ見せがニクいぜw
>>388 あのお金はいくらなのか分からず「大金なんだろーなー」くらいに思ってたら
予想以上に高額でびっくりした
葉蔵の家どんだけ金持ちなんだよ
映画見た時に久しぶりに原作をいっき読みしたけど
DVD一通り見てまた原作も確認したくなる浸りたくなる
>>385 葉蔵と良子のもんじゃとか使われなかった映像見たかったねぇ
堀木が小芝居して繋がらないから切っちゃったとか言われてたし
もんじゃみたいなB級グルメ食べる葉蔵なんてらしくないから
使われなかったのかな
ヨシ子とのご飯のシーンで葉蔵が缶から振りかけてるのは太宰オマージュで味の素ですか?
tes
レンタルでこの映画を見た方へ
映画人間失格のあらゆる謎は
この一つ前のスレで論争されているので
気になる方々はどうにかして
そのスレを開いて読んでみて欲しい。
(ググれば方法はいろいろある。)
この映画の仕掛けの多様さ深さを
知って貰いたい。
勿論買えば、DVDのコメンタリーも非常に参考になるのだが。
前スレ読んじゃうと、この映画を作った人が原作をまるっきり理解していなかったことがバレちゃうよ
>>392 あれ塩か薬味だと思ってた。
あのシーン、葉蔵の仕草(特に手の動き)が上品でとても綺麗。穏やかで優雅。
だから葉蔵がとても不気味で怖い。良子ちゃんが可哀相になる。
でも、特典で監督は石原にヨシコ像を説明する所を見る限り
ヨシコは過去なんどかフジタと関係もってる(結婚前から)って言ってたからなぁ
可哀想だとは思えんな
>>369 あ、目黒シネマで今やってるのか
時かけと一緒に見てこようかなw
>>395 びっくりした
映画ちゃんと見た?
裏原作みたいにトリッキーに作ってあって
原作めちゃくちゃ理解してないとあんなうまく作れない
てか、失格原作どおりに作ったら
まっくろエロい独り言映画になっちゃうし、
そんな映画作ったら映画化した意味あったのかって
絶対たたかれるよ
あの原作から無理なくダメ天使キャラ作り出した監督は凄えよ
まぁ監督の他の映画も見てね
400 :
名無シネマ@上映中:2010/08/30(月) 23:50:35 ID:G6/ilhZ7
401 :
名無シネマ@上映中:2010/09/02(木) 17:43:56 ID:dncxYG5N
スクリーンで見たいな。地元でやってほしい。
>>397 監督の説明はあったけど、映画を見て受けた印象は
良子はカワイソウで変わりはないな、私は。
フジタはいやらしい奴で、良子の弱みに付け込んで「ごちそうさま」したように見えるから。
403 :
名無シネマ@上映中:2010/09/04(土) 01:33:29 ID:OkEx5V7v
私の読書遍歴(5)業田良家--太宰治の自虐の可笑しさは、僕の漫画の笑い全体に影響を与えている。 (味読・愛読 文學界図書室)
で?
お蔵入りになったシーンがDVD特典に入ってないのが残念だ
いっぱいありそうだったのに
久しぶりにDVDで見た
ヒラメむかついた
静子のところで幸せになれない葉蔵が切なかった
テツはやっぱりこわい
特典の、よーぞーが監督に言う「ごっつぁんですって言ってもいい?」の後の、照れたような笑顔が最高にツボだ
特典1回しか見てないな。また見てみようかな。
石原さとみにスタッフがデレデレしているのが印象的だった。
>>408 デレデレというより気をつかって愛想笑いしてたんでしょ。
バックが怖いからね
ジャニーズのほうが怖いけどな
どうにか仲良くしてる風にしないと
>>410 ジャニーズっていったって色々だよ。皆が皆厚遇されてる訳じゃない。
大手所属、○○の姫で濡れ場でスカートすら一ミリもまくらないさとみ嬢の方が権力あるでしょ
テツと添い寝して
いつの間にか生田が裸になってるシーンで
うっすら生田のウラタマが映ってるように見えるんだが
あれは見えてるね
仙台で明日までの一週間、上演してたよ
●チネ・ラヴィータ移転1周年記念 特集上映第二弾
8/8(日)でチネ・ラヴィータは移転1周年を迎えました。
移転1周年を記念し、第一弾の傑作音楽映画特集に引き続き
第二弾では上映希望の多かった名画をお贈りします。
9/18(土)〜9/24(金)
人間失格
ヒーローショー
【各当日料金 一般1,200円/学生1,000円】
シリアスすぎてびっくりした
難しかったんで小説読みますが
読んでもわかるかな
序盤苦戦するが、それを超えるとやたらと読みやすかった。
映画と原作を交互に見るとまたおもしろい
>>415 小説は大抵の人にはわかるからこそあれだけ支持されてる
けど映画とは全く別の世界だよ
映画では要蔵は完全に別の人物になった
本当に完全に
太宰と葉蔵はちがうのだから
読む人の数だけ葉蔵がいると思います
DVDを借りて見た
ジャニーズだけど名作だしいっかと軽い気持ちで
そしたら意外に良かったよ
生田君綺麗な顔だなありゃモテるよw
伊勢谷すごい上手い!憎たらしいほどハマってた!w
森田の中原はもう少し出番あっても良かったのでは
そして何より女優陣の豪華さ!
人間の汚くて醜い部分が溢れててリアルで怖かった
この映画は女たちが魅力的ですね
夜中観た
時間軸はしょりすぎで何かもったないというか
びびるというか
人物がどういう設定なのか最初つかみにくいというか
誰が三田良子の濡れ場観たいねんと
石原演じるよしこは結局最初からビッチだったのかい
どうやらレイプ設定なのね
あぁ無情
三田佳子との関係が…。
お菊人形みたいな婆様とヤッてしまったのだろうか?
だとしたら、海岸での三田佳子の若作りな洋装も頷けるがただひたすら気持ち悪い。
>>424 原作では犯されたと書いてあった
自分もあれには嫌悪感
室井滋とのキスシーンは全然嫌じゃなかったんだけどな
でもあれはあれでトラウマになるほどインパクトあったよw
そうだよな、女が押し倒すこともあるだろうなと変に納得した
特にああいう年齢の女だからこそ有り得るかも知れないよ
気持ち悪かったんならリアルだった証拠だよ
ビバ三田さん
押し倒されてよく出来たよなぁ葉蔵
若いと反応するんだろうかあんな婆にも
大楠道代とやってしまうのか?と思っていたら、それより酷い事になって気持ち悪かった。
室井滋との絡みは、もっとやれ!と思ったw
太宰治の作品は私小説に見せかけた創作と言われているが、設定が似ているので映画になったものを連チャンで見ると何がなんだかごっちゃになる。
429 :
名無シネマ@上映中:2010/10/22(金) 18:27:23 ID:AeDiYGZB
人間失格で主人公が使用する薬は何かを調べたら、モルヒネかよ。
まあ時代的にそうだな。
>>429 映画でも箱に書いてあるのが写ってるし、原作にも書かれてますよ
431 :
名無シネマ@上映中:2010/10/23(土) 19:12:45 ID:PPvo+4MP
>>430 原作は実は知っていた。
でもモルヒネって凄いらしいね。
激しいガンの痛みに使う薬みたいだから。
他の洋画を観たら、モルヒネを打つと信号もロクに見えなくなる程に
ラリるらしいから、そんなアメリカではモルヒネはクズ呼ばわりみたい。
このまえ近所の図書館にあったキネ旬のバックナンバーで、人間失格について監督と誰かの対談があったんで読んだ
すっごく面白かったから、興味ある人必読だよ
葉蔵バイセクシャル設定とか目からウロコだった
もっかい見たくなったし、あとコメンタリーのために、DVD買うかも
何号?
レンタルで借りて見たけどあまり期待してなかった生田が結構良かった
伊勢谷はいつも通りの伊勢谷だったが、まあ頑張ってるなという感じ
柄本祐ハマってる、寺島しのぶと石橋連司はさすが
この手の映画にしてはエロシーンが少なくて逆に拍子抜け、
あれ?もう同棲してるの?みたいな何だか駆け足な感じ
原作をサラーッとなぞったような映画だった
監督が濡れ場は必要ないと言ってたからね
映画は原作とは別物と思ってる
原作は難しいから映画でこういう作品であることを知らしめればいい
若い人には良かったんじゃない
生田を中心に登場人物豪華で良かった
映画は原作と完全に別物だから
映画でこういう作品だと思われると困る
レンタルで若い人が借りてたりする
このポスターの赤が良かった
生田表紙の原作読んでくれるといいなw
原作未読で分からない部分も多かったけど意外と不満は無い
見終わった後無性に切なくなってしまった
静かな映画だった
画も綺麗だったし、原作と合わせて楽しむとすごく贅沢な感じ
レンタルでみた人ー
もし本読んでないなら絶対読んでよー
あとここの前スレも読めたら読んでね!
めっちゃスゴイ意見いっぱい出てるから
って言いたくなるんだよね
つぶやきでわからんかったとか書いてあるの見ると
監督が芥子粒ほどでいいから何か感じてくれればいい
残ってくれたらいいって言ってたなぁ
劇場で見かけた「とーまくんかっこよかった☆」って言ってた女の子たちも
レンタル組の「よく分からなかった」って人も
みんな心の奥に何か残っていると信じたい…
すごく好きな映画だ。最後に流れる曲も好き
映画も曲も最高だよね。サントラ買ったし。
映画みてから原作読んで衝撃だった!
主人公のひとりごと?説明?がブッとんでて。
結局もう一度映画見に行ったもん。
小説と映画と交互に楽しむ贅沢をした
ちょっと遠出してセカンドランでも見た
>>446 レンタルでみましたが映画館でみればよかったと少々後悔しました
お寺?のシーンや津軽のシーンなど大きな画面だとさぞ美しかったでしょう
ちょっとアイドル映画だと思ってましたので
余韻のあるしっかりした文芸作で驚きました
これって結局主人公死んだの?
1月に日本映画専門チャンネルで放送あります!
>>448 この疑問も原作っぽい
映画も何ともいえない余韻が素晴らしかった
初めて映画観たけど酷いわこれ。ノルウェイの森も観ない方が良いのかな。
>>451 映画の感想は人それぞれだしこれが駄目だからアレも駄目かもと思うのおかしいんじゃないの?
2つの作品は何の関係も無いじゃないか
>>449 ノーカットかな
エンドロールまでしっかり見て欲しい
おめでとう〜
キネマ旬報のファイトシネマに人間失格
458 :
名無シネマ@上映中:2011/01/12(水) 21:32:22 ID:ZpwuiQxt
生田斗真キネマ旬報新人賞受賞おめでとう!
おめでとうございます!
生田斗真さん、由緒あるキネマ旬報の新人賞受賞おめでとうございます。
人間失格チームにもおめでとうと言いたい。
生田キネマ旬報新人賞おめでとう
寺島しのぶさん「キャタピラー」で主演女優賞おめでとうございます
キネマ旬報のファイトシネマ?の記事読んだ
毒のある作家のエキスを入れて
アイドル映画を作るという昔の手法が
成功してる?だっけ?なんだっけ
あまりにうろ覚えですんません
とにかく生田くんがんばった!
規制解除ー
生田さんしのぶさんおめでとうございます
CSでこの映画ちょっと見たけど、異常に台詞が聞き取りにくかった。
劇場だとそんな事なかったのかな?
聞き取りにくいことはなかった気がする
ただ、異常に静かなので飲み食いしづらかったw
>>464 ホームシアターかなにか繋げてる?そうじゃなければ聞こえにくくないと思う
465さんがいうように飲み食いの音が出しずらい程静かな映画なので
台詞が聞き取れないとか無かった
他のスピーカーなどには繋げずに普通にテレビからの音だけで聴いていたんだけど
通常のテレビ番組を見る時より遥かに音量を上げても聞き取りにくかったんだよねぇ。
最初は東北弁だからかと思っていたけどそうでもなかったし、
特に生田君の声が聞こえにくくて音量上げてたら
他のキャストの声が大きくてビックリしたりもした。
CSで録画した邦画を見る時聞こえにくいと感じる事が多い気もするので、
我が家の音の環境の問題なのかもしれない。
スレ汚しな話題で失礼しました。
劇場で何度か見ましたが聞こえにくかったことは一度も有りません。
CSの方はまだ見てなくて次回放送分を見る予定なので比較はできませんが。
知らない方言が出てくるので今何て言ったんだろう?と思うところは有ったと思います。
まあカツゼツ良くはないからな
>>469 生田はカツゼツ良いよ
葉蔵の役作りでぼそぼそしゃべっている部分はあるかもしれないけど
聞きとれない事はなかった
>>470 ぜんぜんそうは思わない
つかなんでもフォローしてるとジャニヲタにしか見えないよw
この映画のスレはずっと前からそうだけど
見事に釣れましたってことで
ずっと前からヲチってた暇人に釣られちゃったw
見てないから見当はずれな事言ってたのねw
>>469 ハキハキ喋る葉蔵なんか葉蔵じゃない。
お前は小説を一度でも読んだことあるのか?
ブルーリボン賞
主演女優 寺島しのぶ
助演男優 石橋蓮司
新人男優 生田斗真
ツネ子、ヒラメ、葉蔵おめでとう。
おめでとうございます!!!
>>475 わ〜人間失格出演者から3人も受賞者が!
寺島さん、石橋さん、生田さん、おめでとうございます!(凄い)
おめでとう
ブルーリボン新人賞生田の新聞記事に荒戸監督のコメントあった
監督も喜んでいるようだ
レンタル貸出中が多いけど、見た後に小説を読む人はどのくらいいるんだろう
原作が好きな人が見るパターンがほとんどじゃないのかな
原作知らずに映画観るのはジャニヲタくらいでは
荒戸監督は
大多数がこの小説を読んでること前提で
映画を作んなきゃならん
で、考え抜いた結果
外面から葉蔵を描いた
それが堕ちた天使
実際ドロドロ内面は小説に書いてあるし
しかーし
一生に一度は読みたい小説?ランキングに
ドストエフスキーなんかに混ざって
人間失格も入ってたらしい
一番売れてる文庫とも言われていた小説なんだけど
意外と読んでない人多いのか
この映画わからん!で終わってるやつ多いな
上映後の場内の空気思い出したよ
はてなマーク浮かびまくってるのと
作品の空気伝染しちゃってるのとw
DVDレンタル始まったからか
よく分からんかったけど生田とうまがかっこいいことだけは分かった
みたいな感想良く見かける
実際そういう映画だもん
ファンじゃない人が観ても
うけつけないのは当たり前
>>485 ファンじゃない人が見て演技が素晴らしかったから
キネ旬の新人賞貰えたのでしょ
選んだの日本映画界のお堅い評論家達でその人達は勿論生田のファンではない。
ジャニヲタうざ
賞で判断するのはちょっとどうかと思うよ
原作読んでないならポカンとする人もいるかもしれないね。
エンタメじゃないから感じ取ろうとしない人は厳しいかも。
難解さはなかったけど一見淡々としているから「分からない」となる気持ちはわからないではない。
確実に動いてく流れてく葉蔵の人生が悲しかったり切なかったなぁ
いい映画でした
生田はもちろん、みんなよかったですよ
>外面から葉蔵を描いた
これをやろうとしたことは分かったけど
人間失格読んだ人が見たいのは果たしてその形だろうかと疑問に思った
少なくとも自分は違った
原作ではマダムの一言が一種のどんでん返しになっていて
凄みがあったんだけど
映画ではああいう形にしてるからその凄みもないわけで
かといって内面を描くことを意図してないから何故「人間失格」なのかも分からない
正直中途半端になってると感じた
でも映像の美しさや説明しすぎない演出は良かったけど
自分は正直不満だけど無難な作品を見るよりは価値があった
荒戸監督のチャレンジ精神には敬意を払いたい
DVDで見るたびヒラメ親子がムカツクw
劇場でも嫌いだったけど自宅で見るとさらにヒラメが嫌いになった
>>491 なかなか納得できる
確かに映画化に皆が何を期待したかを
原作ファンに聞いてみたい
ただ、最後のマダムの言葉や
あんなにドロドロした暗い男が
なぜモテるのかという謎の様なものを
美男子の見事な「ビジュアル化」によって
そして
内面を描かないという事によって
解決してるとは思った
小説のどんでん返し的なものは
結局この映画全体に引き伸ばされて
表現されているのかなと
こんな説明不足と思われてしまう映画に
あえてつくった荒戸監督のチャレンジ精神に
敬意を払いたいのは完全同意
あと美しい画面にも敬意
薬に落ちてからの葉蔵は美しくなくて怖かった
でも病院の葉蔵は嘘みたいに綺麗
病院の廊下がトンネルみたいで…
トンネルが不思議な使われ方されていて印象的
いろんな感じ方ができる映画で好き
>>494 最後に生田の顔が変化していくのがまたいい
三田佳子こわかった
中原中也が出てきて原作と違うけどよかった
ぼーよーぼーよー
中原とのトンネルのシーンよく分からんかった CGが
その後の花のシーンは好き
あのシーンは物凄いずっこけた
あれのせいで結構安っぽくなったと思う
>>499 その二つのシーンは初回は分からなく、ただ不穏な気分で怖かった。
次に見たら、初回同様に怖さもあるけれど
葉蔵が惹かれるモノ、手に入れられないモノを
中也は簡単に手に入れることが出来るソレが不気味なのに
美しく魅力あるものに感じられて不思議だった。
花のシーンは儚くて好き。
葉蔵は普段欲しがったりしないのにね
中原中也いい役だったな
寺島しのぶさん石橋蓮司さん生田斗真さんブルーリボンおめでとう
授賞式をニュースでみた
集合写真に生田がいないのがちょっと残念
今ケーブルテレビでこれを見てるんだが映像が暗すぎて人の顔を認識するのもきついな
うちのテレビがポンコツなのか・・・
うちのテレビも古い方は暗くて観にくい
新しいテレビは鮮明で明るくキレイ
映画館で見たときは顔が分からないほど暗いときはなかったような
荒戸監督と角川会長が揃って
生田出演の舞台「わが友ヒットラー」を観劇したそうだ
ちょうど一年前が公開日
508 :
名無シネマ@上映中:2011/02/23(水) 15:05:06.90 ID:48Qzo2FS
葉蔵が持つ道化と謂う部分が全然描けてなかった
まあ人間失格やるのは難しいよね
これはこれでいいとして
思いっきりブラックコメディにしたような作品も見てみたいもんだ
>>508 意図的にその部分を入れなかったという記事をどこかで見た
入っていれば、結構見れる作品になっていたのではないかと思ったり
他にも色々足りないよ
堀木との関係とか自己愛とか
読者にこれは自分のことだと思わせるような描写とか
そして余計なもんを付け加えるっていう・・w
中原出すとかあり得ないだろうに
監督は人間失格を読んだことが無いのでは?くらいの酷さ
荒戸監督の人間失格よかったけどな
再現VTRみたいにならず世界ができてた
観た
否定はしない
これはやっぱりジャニヲタ向けのアイドル映画なんだろう
それが全て
観た俺が予備知識不足だったということだな
アイドル映画としたら相当退屈なんじゃないか
あれじゃジャニヲタには話分からんだろ
うちの近所の旧井上靖邸で連日映画を撮影している。
一昨日聞いたら「母の面影」とかなんとかいう映画だった。
これはひょっとして近所に住んでる荒戸氏が監督なんじゃないだろうか。
樹木希林とかが撮影場所に出入りしているから
多分彼女が「母」役なんだろう。
>>515 それは宮崎あおい役所公司原田監督で発表済み
517 :
515:2011/02/25(金) 10:08:02.58 ID:HYgGCm1y
>>516 ごめん、近所の知人に聞いたら荒戸監督は全然姿を見かけないので
違うだろうという話でした。撮ってたのは一昨日までで
昨日の夕方には資材も残り無く片づいてい引き払った後でした。
読売映画・演劇広告賞 優秀賞
520 :
名無シネマ@上映中:2011/03/06(日) 11:33:44.60 ID:1sY8ax4J
昨日やっと見た。
三田佳子出てきて「ああ、もう終わりだよな」って思ってたら
そこから意外と長くてうんざりした。
退屈だったから飛ばし飛ばしみたんだけど
「これはカルモチンではない、ヘノモチンという・・・」
のくだり出た?
あれ、個人的には一番大事なセリフ(というかナレーション?)だと思うんだが。
>>520 あなたは個人的に大事だと思ったのでも
製作サイドがそう思わなかったのでは?
自分も別に大事だと思わない
自分は因みに下宿の女ではなく左翼の女を出してほしかった
多分役割的にシズ子と被るから省いたんだろうけど
左翼活動を嫌々やってる葉蔵も見たかった
蟹工船、人間失格と続けてみたけど
文学を映画にするのは難しいんだなあと思った。
春の雪のときもそう思ったのに評判良かったのでつい見てしまった。
映画は賛否両論あるもんだよね
この人間失格も
524 :
名無シネマ@上映中:2011/03/14(月) 00:59:52.70 ID:OrU6eT2l
ジャニタレだからとか抜きにして生田の演技を見てたが、
主人公があまり感情を表さないキャラだから皆が酷評するほど酷くはないかなと思ってたら…
室井にキスして酒をせがむシーンを見て「ここかw」と思った
狂気性を全く表現できない棒読みで、必死に演技してる室井との温度差がありすぎやな
この辺の演技が出来ないから役者と所詮はタレントの違いと言われるんだろう
原作を知らない人には尚更ウケないだろうな
>>524 皆が酷評っていうのが既に嘘だしどこ見てそう思った?
それが事実ならキネ旬圧倒的な投票結果で新人賞取れる訳ない
まあこういう人は何いっても「事務所が取らせたんだ!」と言い張るだけだろうがw
うん、感想はそれぞれだから別にいいんだが
酒をせがむシーンではなかったことだけ書いておく
原作にももちろんないし、室井さんが酒屋さんになっちゃうので一応
酷評はされてないよな
森田とかが酷すぎてw
あと脚本演出が本当に太宰を侮辱したいのかと思うほど酷いから
役者はある意味気の毒な面もあった
>>524 受け取り方は人それぞれだと思うけど
1個ずつ効能説明しながら袋に詰めてるシーンもあったのに
室井さんが酒屋さんに見えてる時点でよく見てないだなって感想しかない
>>524 室井にせがんでるのはモルヒネだろ。原作でもモルヒネ中毒なんだから。
原作読んだ風なレスだけど、それすら読めてないみたいな感想ワロタw
演技云々以前に、なんで荒戸監督は外から描いた葉蔵にしたんかなあ
という事の方が気になってなあ
何考えてるのか分からないあくまで美しいままの葉蔵って新しいっちゃ新しいんだろうけど
「人間失格」って人間の醜さとか滑稽さとかを描かないといけないんじゃないのかなあ
葉蔵も周囲の人間も含め
女たちは実はよくもわるくも葉蔵に翻弄されるわけでもなんともなくて
女たちの中を葉蔵が通りすぎていくだけ、って感じは良かったけど
あと中原中也とか出す意図がわからない
なんとなく葉蔵の苦悩が芸術的・時代的苦悩として置き換えられて
(勝手に自分が)誤解してしまう感じがしたんだけど
この作品に限った話ではないけど、原作と映画は別物ですよ
原作の解釈だって人それぞれなんだから
自分の解釈だけが正しいと思うなら、わざわざ映像化された作品を見ることないのに
原作あるものはどうしても比較される
それでなくても映画板は賛否あるのが当たり前ですよ
>>524 酒?
映画見てたらそんな間違いしないよね?
原作読んでたらますますそんな間違いしないよね?原作のキモだ
まったく棒読みでもなかったし
耳も悪いし、何か別の映画を夢の中で見たの?
注射器で酒打つわけないのに
見もしないものを批判して大きく間違えるのはわざとなの
俺は太宰治の人間失格を読んだこともない馬鹿者。
いきなり不躾な質問をしたいんだけど、
主人公の大庭葉蔵の説明に「(容姿が要因で)女に不自由しない」ってあるけど、
作中の時代にはまだコンドームみたいな避妊の技術は無いから、
上記の文句は“女性とヤりまくり”って意味ではないんだよね?
人類は1回のセックスで女性が妊娠する確率はおよそ20%で低くないけど、
作中に“問題”が起きたっていうような描写も無いんでしょ?
>>535 作中のモデルとされてる太宰と関係をもった女性たちとの間に子どもはいるけど
小説の中では、そういう記述はないよ。
それは葉蔵が種なしとでも、なんとでも読者が解釈していい部分なのでは。
映画というより小説の話だけど。
>>536 どもー。
きっと大庭葉蔵はパイプカットしたんだ…その技術もまだ無いか。
太宰・・w
>>530 それ自分も思ったんだよね。
ドロドロさせたってどん底で終わったって
原作がそうなんだからイイじゃんって。
なぜ外からの人間失格にしたんだろって。
ただ、やっぱ若い子が見にくるって事や
監督自身暗すぎる映画を作る事へのためらいがある上に、
あの時代に思い入れがあって太宰と中也とのエピソード入れたくなるし、
...で、考えに考えて一周以上まわっちゃったんじゃないか、と。
監督がどこかで、結局独白は全部カットしたって言ってて、思い切ったなとビックリした。
特にこの映画はあるのと無いのとで全く別の映画になるからね。
しかし結局自分的には、謎が解けた感じがするこの表板?人間失格を評価してる。
絵も音楽もきれいだし暗示的な小道具も気がきいてる。
ものすごく伝統的な日本映画の雰囲気も最近なかなか無い。
近頃の映画は説明が過ぎるし。
最近WOWOWでやってるね
放送みたやつが
音が小さいて言ってたが...
音量上げろよ!!
本日初見
久々に原作読み返したわ
原作読み返したくなるなかなかの良作でした
544 :
名無シネマ@上映中:2011/05/01(日) 18:38:40.49 ID:ZLZrxGgq
アイドル好き以外は見ちゃいけない映画
特に太宰ファンは受け付けない
アイドル好きは何を楽しめばいいのw
暗いし聞き取りづらいし、原作読み以外には話も分からん映画なのに
人それぞれだな
太宰ファン、原作ファンにも好評でもある
わうわう録画してまだ見てない
>>543 同じくw原作読みたくなった
葉蔵の言葉がききたくなる
保守
桜桃忌ですね
ですね
レンタルショップでもまだ貸出中多かったです
552 :
名無シネマ@上映中:2011/06/20(月) 22:17:33.98 ID:z0ZMIPAy
出演者みんな演技派ばかり豪華
見ごたえあってさ
ヒラメとヒラメ息子に笑ったけどムカついた
マダムかっこよかった
保守
芥川賞の「苦役列車」の表題作以外の短編読んだら笑った。
中原中也がよかったのが意外だった
中也は印象に残ってる
私、変かな (−_−;)
太宰治を思い出すたび、涙目になる
559 :
名無シネマ@上映中:2011/07/20(水) 17:21:03.11 ID:GRcxj7yJ
「侘しい。(中略)この世の中の女から、ついにいちども自分は、その言葉を聞いたことが
ないのを、奇怪とも不思議とも感じております。」って原作に書いてあるんだけど
映画で普通にツネ子が「侘しい・・・」って言ってたよね どうなのこれ 本当にちゃんと読んだの?
いくら何でもちゃんと読んだだろう
何で言わせたのか…知りたいねぇ
良子とかも原作と違う感じがあったなあ
石原さとみよかった
どうしてだろうといろいろ考えると楽しい
562 :
名無シネマ@上映中:2011/07/31(日) 17:57:51.39 ID:Zn4OUYx0
ヴィヨンの妻見た。
映画としてはまあまあ面白かったけど、原作を忠実に再現してるかどうかは微妙だな。
原作の雰囲気は映画にはなかったような気がする。
誤爆ですか
同じ太宰作品映画だから?
私はパンドラの匣を見たよ
雰囲気あってよかったけど、すぐ忘れそうw
人間失格は原作も映画もずっと味わえて楽しめる
565 :
名無シネマ@上映中:2011/08/02(火) 06:35:19.22 ID:mMYib96e
断言するよ
この人間失格を許せる奴は
太宰のことを好きにならない人種
商業第一の制作陣は死ねマジで
クソジャニは太宰に絡むな
本当に死ね
我慢できない
死ねクズ
うむ
ジャニが嫌いだというのは分かった
乙
567 :
名無シネマ@上映中:2011/08/02(火) 12:02:19.79 ID:KFXYShjk
全く大したソラマメだな
保守
ザオラル
30代、邦画は戦前戦後のものを好んでみるんで暗喩や台詞の少なさには慣れているが、
どうもこの作品は退屈でならなかった。
このスレではまずまずの評判だから当方に合わなかっただけなのかもな。
571 :
名無シネマ@上映中:2011/08/29(月) 03:33:51.33 ID:p8iBnI4a
葉蔵が鉄に抱きついて「寒い 寒いよ」というセリフ、
既視感がありすぎなセリフでこっちが寒かった。
このスレは1人のジャニオタが頑張ってただけで別に評判いいわけじゃないよ
文章同じだから分かりやすい
批判レスにしつこく絡んでいくから相手はウンザリしていなくなるんだよなw
>>572 1人のジャニヲタが頑張ってるだけに見えるのなら
心療内科に行くことをお勧めします
そう、一人じゃないからジャニオタは面倒なんだよw
この映画の批評をブログでけちょんけちょんに書いたおっさんが後日
「反響が大きく沢山反論コメ貰いました」と言いながら
嬉しそうに更にそれに対する反論を長文で披露したりしていたのを思い出したw
このスレでしつこく絡んでくるジャニオタは1人って意味だろ
愛されてるな
1人に絡まれた位ならスルーすりゃいいじゃんw
また話ズレてますよ
頭わりい…
粘着質だな
葉蔵が入院した時から葉蔵は時が止まったみたいだった
かろうじて、太宰治が生きてた頃を知ってる俺は、認めない
美しい映像、美しい男を楽しむ映画です
ジジイ太宰ファンには特に向いてない
自殺成功の一報を聞いた時の衝撃は忘れん。
後に出版された人間失格には格別の思いがある。
当時のファンの気持ちはひとつだった。
人間失格の文学的評価など無意味。
人間失格が書かれたことにすべての意味がある。
小説と映画は別物。
人間失格という映画を認めないという訳ではない。
あの脚色の問題。
結局、自分が好きならそれでいいだけの話。
>>582 えええええええ
還暦越えたおじいちゃんまで2ちゃんにレスする時代なんだ〜
むしろその事にビックリ
>>584 長老さんって太宰が亡くなった1948年に衝撃を受けるような年齢だったんですよね?ごくり…
自殺の一報を聞いてどんな衝撃を受けたんですか?太宰カッコイイ!良くやったみたいな??
俺たちはゴミ以下だよ
毎日、糞尿を製造してる機械だ!
太宰治ファンなら、分かるよな?
私が寝てると、
旦那が私の顔面に肛門を押し付け、
でかいオナラをします。
限界です・・・。
どうしたら、いいですか?
最近は、わたしの口を開けさせ
そこに肛門を、押し付け
物凄くデカいオナラをして来ます。
もう、限界を超えました。
助けて下さい・・・。
太宰が生きてる頃を知ってるとは…
衣装やセット・小物などはどうだったのかなぁ
さっき、全裸で四つん這いになり尻を突き出した自分をビデオにおさめてた。
勿論、肛門には万年筆が刺さってる。
再生を見たが実にシュールだった。
おまえらもやってみろ。
593 :
名無シネマ@上映中:2011/11/02(水) 18:49:30.62 ID:qGveG64J
太宰をよく知ってる人は絶対に観ない方が良い映画
本当にイライラした
客観的に見ていい映画だよ
原作に思い入れがある人全てに受け入れられる実写化など皆無だし
これはこれで名作
客観的に見て()
名作という意見にもイライラするという意見にも
あまり客観性を感じないな
当たり前だよ
客観的に見てなんて言う奴はアホ
自演乙
良い映画だよ
葉蔵が壊れていく過程を淡々と積み上げていく演出が動きが少なくつまらないと思う人は
赤目四十八滝〜で滝の中延々と台詞もなく彷徨うシーンがつまらないと感じる人なんだろうな
アイドル俳優が出てる映画はレビュー漁っても収穫無い事が多いと思ってたけど
意外とそうでもなく、赤目〜のレビューも的外れで低能っぽいものが多かった
見る人を選ぶ映画をとる監督さんなんだよね
動きがどうこうじゃないよw
監督がおそらく太宰好きではない
監督が太宰を全く理解していない
これが根本的問題
逆にアイドルが気の毒になるくらいだw
>>600 あんたが太宰はこうあるべきと決めつけ過ぎてるだけ
自分こそ太宰を理解していると思い込んでるから周りが見えてない
なんという屁理屈w
太宰を勉強しなさいとしか言えないわ
自己紹介にも見えるな
アイドル好きなあまり周りが見えてない
映画というのは不特定多数の観客に向けて作らなければならない
ごく一部の太宰ヲタにだけ向けても商売にならない
経済の勉強をしなさいとしか言えないなw
いやそれは
せめて太宰初心者にでも話の流れくらい分かる映画で
しかも興収が結構いった場合に通じる言い訳ではないかとw
>>604 興収は結果論だよ、頭悪いな。
それにこの映画の興収はスター揃い、フジ付き東宝配給のヴィヨンの妻を軽く越えており
文化通信で興収は検討したときちんと述べられている。
映画館で見たよ
客は女性が多かったけど老若男女さまざまだったのを覚えてる
いろんな感想があっておもしろいよね
味の素かけてる?
何かが違うと思いつつ観てて
中原が出てきた瞬間ダメだこりゃと思った
一応最後まで観たけどやっぱりねという感じ
制作陣は太宰と人間失格ファンに一度ちゃんと謝ってほしい
復活
614 :
名無シネマ@上映中:2011/12/04(日) 16:10:40.46 ID:i5YURKdB
【クアッド】マルチコプター総合 第1機【トライ】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/radiocontrol/1322525621/ 518 名前:名無しさん@電波いっぱい[] 投稿日:2011/12/04(日) 15:28:53.85 ID:X/DUogft [16/16]
寓 話 【走 れ メ ロ ス】
小学校で習った人が多いと思う、納得できましたかあの物語。
俺様にとっては凄い違和感が残った。じゃあ、俺様がメロスだったらどうしたか?そりゃあの性格のひねくれた王様と一騎打ちだとな。
なんで気に食わない奴が作ったルールに従わなきゃいかんのや、それは負け犬だ、そう思った10歳の夏。
そして勝ち組人生歩んできましたw
今の私には幸も不幸もない。
1年が過ぎていくだけ。
【完】
何これ?
脚本はアニメ版の方が良かったとおもう。
理由は長くなるから書かないが。
寺島の芝居ってもう飽きた
寺島は横顔が気持ち悪い
619 :
名無シネマ@上映中:2011/12/13(火) 16:18:11.01 ID:X/gFXXNN
生田は美形じゃなくて、面白い造りの顔だとわかった。
映画スレって活気がないんだね。
良く分かりましいた。
東京はアンコール上映あるし荒戸監督&生田の舞台挨拶まで…うらやましいことです
>>621 1回劇場で観て、1回レンタルで観た。
心に残るセリフがないから、アニメの方が面白かった。
>>621 1回劇場で観て、1回レンタルで観た。
心に残るセリフがないから、アニメの方が面白かった。
だから荒戸監督&生田の舞台挨拶があっても羨ましくない。←書き忘れ
624 :
名無シネマ@上映中:2011/12/29(木) 11:44:12.98 ID:G0GOFYUb
今日観ました。まさに駄作もいいとこですね
中原だの寺島(勿論しのぶの事じゃないよw)だの、随分と不純物を混ぜ込んでる
時間持たないなんて言い訳は監督がクソだからだ
原作に変な物混ぜるなよ
太宰馬鹿にしてるのか?ふざけんな!
625 :
名無シネマ@上映中:2011/12/30(金) 12:11:10.78 ID:qtlP34n2
映画スレってこんなもんなんですかね。
>>624はこのスレ的にはスルーですか?
本当に映画スレって活気がないですね。
626 :
名無シネマ@上映中:2012/01/09(月) 21:53:43.89 ID:yILCnMZZ
もうこのスレ見るのやめた。
627 :
名無シネマ@上映中:2012/02/06(月) 01:50:34.31 ID:r5LuBw0E
見た。
あれは別世界。
この世の地獄だ。
原作の方が断然面白いと思た!
629 :
名無シネマ@上映中:2012/03/21(水) 02:57:35.28 ID:hAwmkm1w
俺史上最悪の原作レイプだった
監督の名前はよく覚えておく
悪い意味で
あとジャニは見ちゃいけないな
630 :
名無シネマ@上映中:2012/03/21(水) 23:39:08.03 ID:gKFNQe+c
ヒラメ
NHKあたりでやらないかな
ヴィヨンの妻はNHKプレミアムシネマでやったね
犯人はマダムよねーどんな女優さんがやってるの?
犯人?
石原さとみの濡れ場
よしこ
中原中也
>>640 ラストシーンまで印象に残る人物だったねぇ
なぜか
三田佳子がホラー
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
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ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
ソウカシネ
葉蔵の父親は出てこないんだな
645 :
名無シネマ@上映中:2012/11/24(土) 23:22:12.46 ID:e4UE3ipt
「銭湯で女湯を覗いたら女性の陰毛がボーボーで烏みたいだった」のような内容の
小説を子供のころ読んだ記憶があるのですが、誰か詳細をご存じないでしょうか?
太宰だったのは間違いないと思うのですが…
葉蔵の語りなしなのね
テレビでやらないね
脳男公開記念つーことでCSか何かで放映あるようだよ
正月にやたらテレビでその宣伝見た
無料でCMなしのNHKでやってくれんかの
またヴィヨンの妻やるみたいだけどねぇ
小池栄子いい
生田の最新作、脳男でちょっと葉蔵っぽい服着ててこの映画を思い出した
その映画では体型変えたり頑張ったようだけど
人間失格はやる気なかったのか
なんだよあの元気ピチピチ感の溢れる葉蔵
脳男みた
生田斗真は大金持ちの息子役が似合うんだな
今更ながら見た
太宰好きじゃない奴が
太宰の映画撮るなよ
俺史上、最悪の映画だった
やっつけ感がひどすぎるんだよな
映画の構造上、一から十まで説明するのは無理だが
しかし物語上必要な最低限の説明すら省くのは違うだろと
葉蔵の内面描写ほとんど無しとかもうね…
なんで「人間失格」なのかわからなくなる
657 :
名無シネマ@上映中:2013/04/07(日) 13:08:16.54 ID:4iKkwiKs
必要な部分を省いてるくせに、
ジャニを目立たせるために中原中也を登場させたり
ラストらへんにババア大女優を起用したり
余計なことばかり足してるしな
特に中原なんて
太宰を侮辱したいとしか思えない
飲み屋で絡んだり、投げ飛ばされて「お前は強えや」っていうあたりとか、
相手は違うけど「もういいよ帰ろう」の辺も、実際にあった話らしいけど、
何か唐突な感じがするんだよね
知ってる人はああ、あの話ね、とは一応思うんだけどさ
どうせなら太宰より中原の方がハチャメチャで題材としては面白かったのになあ
NHKで桜をめぐる番組見てたらこの映画を思い出した
葉蔵と中也のシーン綺麗だった
絵の具を返すのは何
テレビでやらないかのかな
もっと原作に忠実にやってほしかった
・中原中也。いらない。原作に無いのは勿論ストーリーに何の必要性もない。
・寺島しのぶが健康的すぎて自殺しそうな病んだ女に見えない。
・実際の太宰の初期の恋人たちも多くはやや年上のバツイチや未亡人たちだったが
それを演じるのは坂井真紀や寺島しのぶでは実年齢が開きすぎ
・内縁の妻役の石原さとみ(18歳の処女の役)が妙にこなれすぎ
・石原や寺島とのラブシーンがなくて
薬局のおばはんや三田佳子との濡れ場があるという
生田半殺しにするような怪奇さ
石原さとみがスカートみだしもせずだったのは少し残念だった
寺島しのぶと小池栄子がよかった
wa
室井滋と三田佳子も
最後のCGがなけた
おもしろかった
少年葉蔵がすごく美少年でした
BSプレミアムでやらんかな
>>670 ジャニーズだから駄目ってわけじゃないようだな
672 :
名無シネマ@上映中:2013/12/04(水) 20:50:23.55 ID:JesY5UQZ
葉
映画祭に出さなかったのかな
NHKでやらんかなあ
Blu-rayで見よう
子供葉蔵が大人っぽくなってる
東北にも桜がきた
逗留
放送希望!