公式サイト
http://www.parade-movie.com/ 原作:吉田修一「パレード」(幻冬舎文庫) 監督・脚本:行定勲
出演:藤原竜也 香里奈 貫地谷しほり 林遣都 ・ 小出恵介 他
製作:映画『パレード」製作委員会 配給:ショウゲート WOWOWFILMS
第60回 ベルリン国際映画祭 パノラマ部門
国際批評家連盟賞受賞
第4回 アジアン・フィルム・アワード
ベストフィルム ノミネート
第14回 釜山国際映画祭 招待作品
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3 :
名無シネマ@上映中:2010/03/04(木) 22:57:21 ID:jXU5ANdQ
パレードってどうゆう意味なんだ?
パレードなんてなかたよ
あと小出はなんであんなに声がでかいんだ?うるさい
4 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 02:02:46 ID:R05Fho4+
最近、観た映画では一番良かった。
パレードとは、みんなに頼られパレードの先頭を走ってるつもり直輝が
気が付いたらひとり取り残されていた…という意味だと解釈した
若者たちの無軌道な馴れ合いと交流を
パレードに例えた皮肉と感じた
カリナちゃん
強圧的な父親と従うしかない母
↓
受身の性に対する嫌悪
↓
オカマバーの常連、レイプビデオを見ると落ち着く
↓
レイプビデオに『陳腐な恋愛ドラマ』を上書きされて逆上する
↓
しかしゲイボーイ(受身の性を生きる男の子)を心底嫌うことはできない
この展開は良かったな
8 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 03:31:03 ID:whIhqz5s
貫地谷はキネマ旬報の女優賞は取れそう?
9 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 04:46:29 ID:wtMdOHaq
あのかわいかった坊やがルームメイトの最年長とは、俺も歳をとったな…。ふっ
>>1 スレ立てありがとう。
直輝を見てなぜか、よくテレビでとりあげられる犬猫屋敷の家主を連想。
あの狭いマンションに大人5人はキツかろう。
なんでまたあそこまでウェルカムで同居人をふやすのか?
捨て猫で心の隙間を埋めている人はいるそうだが。
本では、琴ちゃんの子が自分の子だったら楽だったといっていたから、
産むといえば琴ちゃんの赤ん坊も置いてやるつもりだったのかな〜
12 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 15:28:19 ID:l/vNLW+o
直輝は、「どいつもこいつも俺を頼るとか」、
サトルに「俺がご両親に電話してやっても良いんだぞ」とか、
結構、住人との距離を埋めたいというか接点を持とうとかしてた
実はそれがストレスだったのか、
若しくは「もっと関わろうぜ」と思ってるのに、他の住人は
善良サイトのチャットのごとく、自分の尺度でしか関わらない
それが反動で今回の展開を見せるのか・・・・
なんか見てて若いって良いなと思った
>>1乙〜
見終わった後、深くため息をついてる人が多かったw
なんともいえない、うぅ〜〜〜みたいな響きが聞こえてきたし・・・
観てる側が、これは藤原がやってるなと予想しても
本当は新聞配達をしてたとか・・・かわいいオチだと良かったのに。
14 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 18:31:11 ID:6FJWV0sK
映画の序盤、直輝が深夜ジョギングに行くシーンてあった?
度忘れしてるか見逃したんかな?
もしあったら犯人バレバレだわなw
あった・・・ような気がする
良介が先輩の彼女んとこに押しかけるときにジョギングしてた
でもよほど勘のいい人じゃなきゃあれだけでピンとこないんじゃないか?原作読んでないと
直輝は中盤までほとんど出番ないし
つかルームメイトを孕ませた男に話つけに行くとか
プラプラ行き所のないサトルを自分の職場につれてってアルバイトさせるとか
ありえないレベルで親切な奴だと思う>直輝
犯人なのにラストが可哀想に思えた
16 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 19:59:36 ID:BClnt22I
エンドロールで監督助手に宮崎駿って名前があったけど?
17 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 21:44:03 ID:qsZEeSNI
2LDKのマンションに
みんなが暗い部分を取り除いて
集まっているからでは。
18 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 21:46:42 ID:qsZEeSNI
>>9 映画見ながら、藤原は顔の形から
サトル風の年下の少年が似合う男だなと思った。
19 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 22:12:27 ID:ngU5TJY6
未来、琴ちゃん、良介…
みんなが部屋を出ていくかもしれないと知り
一人薄暗い部屋に佇む直樹。
あの場面、深い孤独感がひしひしと伝わってきた。
自分的にしっくりくるキャストは
直輝が唐沢寿明でサトルが藤原かな。
唐沢は平凡でありながらダークな感じ。
もし7年前だったらね。林遣都も悪くなかったし。
自分は直輝=萩原聖人だな7年前なら
平凡と狂気の境界線を見せられる役者だと思う
サラリーマン役としても違和感ないし
22 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 23:25:53 ID:vEV0NkC9
最後の解釈はいまいちわかりません
結局部屋の連中は藤原竜也が通り魔ってことは知っていたの?
あと隣の占い師の家の設定も物語にどう展開してるの?
ただのマクガフィン?
直輝は平凡よりも優等生気味だと思うけどな
英語ペラペラだし仕事も出来る
それでいてどっか孤高の人という感じは原作からする
平凡というのはどっちかというと良介な印象
漸く原作読み終えた。
こわい。というか…
きもちわるい。というか…
熱が出る前の悪寒に似た感覚が全身を包んでる。
もう一度、映画見よう。
ラスト付近の藤原、前髪を下げてて幼い感じがした
みんなのお兄さんで大人に振る舞ってたけど、本当は精神的に
成長できてない子供の部分があるのではと思った
26 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 00:19:13 ID:Z2Xnve8d
なんでサトルはビデオテープをしょうもないドラマに上書きしていたの?
なんで他人に聞くの?
サトルは見て見ぬフリをするという他の3人とはまた少し違って、
人が秘密にしている領域にヅカヅカと土足で入り込んでいって
その場所に足跡をつけていって何食わぬ顔してるというタイプだと思った
他人の家の留守にあがりこんで自慰行為なんてまさに彼の性質性癖そのもの
未来や直輝の心の闇に踏み込む役割になったのもそういった性質からだと思う
29 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 00:55:19 ID:YExwv9Dw
あの部屋家賃いくらくらいだろ?
結局東京は家賃が高いからルームシェアなんてするんだろ?
俺の地元じゃあのくらいの部屋なら四万くらいで借りれる
結構古そうだしな
間違いなく今年の傑作邦画だな
原作だとサトルは、侵入した女の家で2時間近くすごして、痕跡残してないか確認してから部屋を後にしてる。そこが気に入ってたんだが。
32 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 01:13:03 ID:XGkYprUM
で、結局直輝はみんなで伊豆高原に行ったのかな?
33 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 01:27:40 ID:vvTU6FCr
カケルがうまくはまってた。遣都くんらしさが出てたと思う。
良介が出て行って途端テレビ消して寝ころがる琴ちゃんが良かった
琴ちゃんはあの部屋で「丸山くんに執着する自分」を演じているのだと思った
原作も読んで、映画も観た。
自分は、実は5人の中で一番人間としてぎりぎりで危なくて怖いのは良介な気がするんだけど。
>>33 カケルは風強での役名ね。今回はサトルだよ
良介は一番自立してない琴ちゃんがいる限り精神は安定してそう
琴ちゃんも内心で良介から見下されてるのと曲りなりに存在を認められてる両方を感じつつ
擬似姉弟のような距離感に自然と落ち着いちゃった関係にまんざらでもないというか
この嫌悪感、映画観て二度目に気づいた
直輝の誕生日が自分と同じだった
世界と戦いたくない…
良介は本音で話せる恋人を見つけ、琴ちゃんは実らない恋を諦める。
未来も趣味の悪い依存症からの決別を口にする。
(というかはっきりと部屋から抜け出すと言う)
みんな劇中で成長して、次の段階へ進むであろうことは想像に難くない。
そうなると面白くないのが甘えてる男、直輝。
直輝はインターネットで言うチャットや掲示板みたいなあの部屋に依存していた。
しかし、ラストの展開で明らかになるのは?
やっぱ物語のつくり自体がずば抜けてセンスあると思うわ。
サトルが来る前から直輝の通り魔癖は4人とも知っていたんじゃないかな。
秘密の共有ってやつ。
こどものころなんかも、竹藪の秘密基地を大人に内緒で作って遊んだし。
世間や世界に対して、あのマンションが小さな宇宙なんだろうかね。
おもしろい映画だ。
またこういうの邦画でつくってほしいよ。
>>36 > もちろんですよ。何を今更
ここ俳優板じゃないからね
カケルっていわれても誰それ?だよ
秘密の共有じゃないと思う
強いて言うなら暗黙の了解かな
>>29 映画の中で世田谷区って言ってたから、調べてみた
2LDKだと15万切ってあるね‥14.5万とか‥仲良くやって
いけたら安く暮らせるね。今はUR賃貸でもシェアOKだもん
秘密を知ってたとすると未来が「サトルがうちきたのいつ?」っていうセリフは演技?
ホントは直輝だと知っててあえて言ってるってことも考えられるけどね。
ANAの機内映画にもうかかってるらしい
ヒットしてるらしい
よかったな
ヒットしてるんならスクリーン数を拡大して欲しい
昨日名古屋で15:30〜の回を観に行ったら600人入る映画館で客が20〜30人だった。
平日の昼間ってそんなもんなの?
地方差はわからんが20スクリーンで初日2日2千万弱だから規模を考えればかなりヒットじゃないかね
>>47 土日が休みじゃない業種でも金曜日が休みってあんまり無いと思うし、
日中の上映ならある程度しょうがないかも。
そんな時間帯に映画館に行ける人なんて学生か夜勤の人達ぐらいだろうし。
でも、5%以下の着座率は寂しいな
600の箱ってデカすぎだろ
この映画は小箱で観たほうがいいと思う
今は都市圏でしか上映してないね
都会的な映画だから、田舎では上映しないんだね
まあ都市型都市向けの映画だろうな
同じ日公開の人間失格が150館で8千万スタートだから
ろくに宣伝もなく20館2千万スタートは十分ヒットだろう
見ててどこかしらジブリ的な要素を感じてたんだが、
やはり宮崎駿がかかわってたんだな
55 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 15:42:17 ID:Hzy5YU1H
>>47 自分はちょうど先週の金曜日、世間が「真央ヨナ」でヒートアップしてる
真っ最中の時間帯に見たけれど、ほぼ半分は埋まってたよ。
つまり100人以上はいた計算になる。
名古屋って土地柄なのか、舞台や単館上映の映画って客入らないので
有名だよね。だからってのもあるんじゃないかな
川崎で二度見たけど二回とも8割がた埋まってたと思う
川崎はシネコンが三つあるんだけど、パレードやってるのは一つだけなんだよね
57 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 17:30:10 ID:YExwv9Dw
俳優陣は豪華だから見ようかな的な感じじゃないか?今は邦画あんまり面白そうなのやってないし
原作は30万部くらい売れてるらしいな
>>54 AM10時〜なら聞き逃した
自分ももう2回は観てしまったんだけど、あんまり中高年は
いないよねという印象・・・若者のルームシェアの話だからピンと
来ないのかな?若い女連れとカップルが目立った。
で、ティーチイン行った人いないの?
あっ、今日だったんだー。。。
忘れてた
今度は愛妻家が秀逸だったので、同じ監督ならっと思い見たがいまいちだったな。
あんな振り方じゃ、最初から犯人検討ついちゃう。必死にミスリードさせようとしてるが
効果的ではなかったな。しかも、あの内容で「パレード」って、タイトルと内容の
結びつきが意味不明。
べつに犯人当てるサスペンスものじゃないからなぁ
本当のオチはその先だし
そう、犯人が誰なんて話じゃないのに、
もうひとつ理解できてない人多いよね。
それで、いまいちだとか そういう人にはあわないよ。
この映画を見て、犯人の正体が一番の驚きで恐怖である、というふうに
考えることのできるおめでたい精神構造の持ち主が羨ましいよ心底w
同じ監督でも、娯楽映画(愛妻家とか)と
こういう邦画(パレード)が撮れるってすごいな。と思うけど?
66 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 21:23:08 ID:wcvtQ0pb
尾行のシーンだけがなんか残念
尾行のシーンもサトル気づいてたのかな?
尾行シーンは二回目に観た時にミスリードを誘ってる感を察してしまった。
確かに俺もちょっと残念に思うかも。あそこは撮り方とか色々工夫が見られるけどね。
え、尾行シーン異常性がわかりやすくて好きだけどなぁ
この映画を体現してるシーンって感じが
あと良介の死んだ友達を大学の同級生にするとかっていう改変も
その友達が死んだことを先輩の彼女にだけ泣きながら喋るっていう演出も
まあ多少力技だけどアリだなあと思った
尾行は最初はミスリードだけどあの撮り方だから直輝も十分異常じゃねーかっつう伏線のような
72 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 22:05:04 ID:AkjUp/l1
直輝をサトルの距離感というか関係性をこう推測してみた。
ちなみに私は原作を読んでいない。
直輝はサトルを尾行。
見知らぬ女性宅に不法侵入し飲み食いしたり、自慰したりする
サトルを見て不可思議に思う。
帰宅の際に、琴に頼まれた弁当を買ってきたり
そのままテレビを見てだらだら過ごすサトルを見る。
直輝は帰宅後にシゲシゲとサトルを眺める。
「こいつ一体何なんだ???」
しかしサトルは実は直輝の「一件」を、ルームに入り込む前から
知っていた。というよりもむしろ、男娼をしながら
定宿を持たない自分が落ち着ける場所を探していた。
その時に直輝の一件を事件初日か初期に目撃し、ちょっと近づこうとした。
そしたら、直輝の住むルームは温い空気感とカオスがあり、俺にはなんか居心地が
良さそうと考え、しばらく定住しようと考えた・・・・。
もちろん尾行されて事にも気付いてた。
そして、映画の赤い傘のシーン。
直輝に「大丈夫だよ。皆も知ってるかもしんないし」
と、まー適当に楽しくやろうよ的に直輝に話しかけ
歪み?の心地よい共有に成功する、ってな感じかな。
二丁目で男娼友達にルーム仲間の事話している時の雰囲気や語感から
こう推測してみた。
でもストーリー、配役ともども最高。
上記の推測を再確認する意味でも
また見たい映画でした。
冒頭で良介の友人が事故死したエピソードがあったけど、
あれが物語の核の部分の伏線になっていくのかなと思ったけど、
先輩の彼女とのセックスシーンまでで途絶えていた。
ていうか、良介自体が、最初だけで以降はほとんど空気化してたし
74 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 23:12:35 ID:U1VoNDjm
良介は田舎から出てきた普通の優柔不断な大学生。良介のように、女の事で悩んだり悲しみ泣いたりセックスしたりバイトしたりすると言う一介の大学生を、イビツなルームのノーマル軸に定めたのではないのでしょうか?
売春をあんなに憎んでるならゲイボーイにも何か言えよ貫地谷、と思った
ゲイは身を助けるっていうし…
良介は、冒頭のヘリの音がうるさいなあーって時点で
犯人のこと知ってたのだろうか
そう考えるとけっこうゾっとする
良介って童貞のくせに最初のセックスでいきなり座位かよw
しかも先輩の彼女もアンアン感じてるしw
童貞で初セックスなのに座位で年上の女の子をよがらせまくるとかありえん。
あそこだけ急にリアルさが消えて残念だったな。
中村ゆりは可愛いけど。
>>54 あー忘れてた・・・
どんな話が出てたんだろう
聞いた人いない?
30分宇多丸がパレードの感想喋りまくり
脚本や演出の矛盾もついてて面白かったw
聞けばよかった・・・残念
82 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 00:04:36 ID:YPCccleh
意外に悪くなかったと言いつつ
ボロカスに言ってたな
年間でいえば35位ぐらいかな
83 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 00:05:04 ID:1CK9e4ao
直輝の彼女が部屋に来た時に、未来はサトルを事件の事で疑っていたよね。
その時に同居人が犯人が誰かを気づいたのか?
>>78 だから童貞じゃないって言ってるじゃないか!w
ティーチイン行ってきた
観客の質問に監督が答えてくれるスタイル
話した内容は、映画化に至るまでの細かいいきさつ
直樹の最後の犯行シーンの変更
サトルのキャスティング
エンディングのこだわりについて
特に、直樹の犯行をサトルが止めるというのが最初のプランだったことに驚いた!
撮影が進むうちに、これは無理があると思い変更したとか
サトルは止める側の人間ではない、と
けっこう中味の濃い話が聴けて面白かったので
質問をちゃんと用意してもう1回行きたい
>85
有難う、もっと詳しく教えて?
88 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 00:51:45 ID:66xogB8+
>>75 貫地谷と良介はサトルがそうゆうことしてるってしらないだろ
ただの家出少年とか思ってるんだろ
89 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 01:10:58 ID:YPCccleh
よくわからないんだけど
売春の下りってなんかこの物語で何か重要な意味があるの?
本はそもそもいろいろな話の一部にすぎないから、どうでもいいからあまり気にならないけど
映画だとあきらかに売春の下りをトピックとして大きくしていて大きなミスリードを誘ってる
序盤では通り魔と同じぐらいの重要な意味を持たせているわけで
政治家とか女子高生とか出して伏線張ってるけど
オチがわかって、だからどうよ?って思ったのだが
いや意味がないのなら意味がないでいいのだが
もしかして意味があるのに自分だけが気づいていないのかなと
中村ゆりって元ゆりまりのゆりかよ!
昔ダイバッテキで見てたから、何だか久々の再会という感じがして嬉しい
売春のくだりは、
単調な毎日をすごす彼ら(主に良介と琴)の退屈つぶしのエンタメ扱いじゃないかと思った
実際悪をくじこうとか、被害者を減らそうとかそんな意識じゃなくて
ヤバそうなのが面白い、首つっこんでみたい、っていうゲーム感覚というか
隣人の謎は面白がって探る真似をするけれど
一緒に住んでる人の謎は、知らないふり
でもこの感覚ってなんとなくわかる気がするというかどこかリアルに感じるというか
ってのがこの映画の怖いところと思ったり
ゆりまりってジュディマリかよw
売春が重要なファクターとは
本でも映画でも思ったことはなかった。
たぶん重要なファクターではないと思う。
隣の部屋 売春?
サトル 売春
琴美 丸山君のコールガールみたい
といろいろあるが
どれも売春そのものより、それを取り巻く状況の方が重要なんだと思う。
サトルの仕事について未来以外の3人は特に知ろうとしていなかったり。
うすうすは気づいているけど、知らないふりかも知れないけれど。
中村ゆりの体はエロかったな。
H中の汗ばんだ肌も凄かった
では85の続き
最初の構想では
女とすれ違う→女を襲い顔をメチャクチャにつぶすところを直輝がシュミレーションする(妄想する)
→いざ襲いかかろうとするところをサトルが止める
というプランだった
だが撮影が進むにつれ、これは無理だと思った
サトル(林くん)も、自分では直輝を止められない、と言った
それならば、あのシーンでは直輝の内面を放置しようと思った
そのかわりアップは撮らないよ、と竜也には伝えた
サトルのキャスティングは
7年前もそれが決まらなくて頓挫し、今回も無名の俳優から選ぼうと思ったが
見つからず困っていたところ、Hプロのプロデューサーに林遣人なんてどうでしょうか?
と言われ会ってみた(その後のいきさつは既出ですね)
デビューからずっと主役という重責を背負っていたが、今回は主役でなかったので
自由になれてよかったのでは
エンディング
ラストのカットで直輝がどんな顔をするのか(顔を見上げた時)、自分は見たかった
あそこは演出じゃなく、自分の感情の流れに従ってくれと伝えた
この部屋に身を埋めるのか(自分もこの中にいるんだと認めること)
それとも、批判的に見るのか、そのどちらなのか
ところが最後に直輝が見せたのは少年の顔 純粋な顔だった
それはどちらにも取れる顔で、自分は予期していなかった
非常に簡単にまとめるとこんな感じでした
長くてすみません
98 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 02:51:32 ID:66xogB8+
直輝が最後にボッコボッコにした女が実は中村ゆりだと思ったんだが、解釈間違ってるかな?
中村ゆり最高だった
エロチック
>>95 トン!
直輝のラストの表情、とても良かった
あれはしようと思っても、なかなか出来ない
表情だな
シネマハスラーの宇多丸のパレード評ほぼ完璧だと思ったな
吉田修一の作品は人間の内面と何気ない日常というのが多いから映画化するの難しいと思うな
それをやっぱりうまく映画で描くってのは至難の業
その矛盾点と演出加減のダメさを鋭く上手く分析してて納得
トータルでは良く出来てたって言ってたし貶されずに良かった良かったw
シネマハスラー、おもしろかった。
すっきりした。ありがとう、宇多丸。
映画もう一回みたいな。
ネタバレ見なかったから
良かった…結局本も読んだけどw
まっさらでこの映画見たかったな…なんか自己嫌悪
シネマハスラー、前回の「食堂かたつむり」評の流れからいくと、今回は
絶賛かと思いきや、裏をかかれたよ。
たしかに、テーマだけで作品の評価が決まるんじゃ、映画が作られる意味も
ないしな。
ただ、原作を勘違いしたオサレ映画やケータイ小説的な方向に行かなかったのは、
一応よかったと思うけど。
宇多丸評、細かい演出の妙なんかもちゃんと見てて流石だと思った。
がしかし、幾つかの要素(主に台詞で語らせちゃ駄目的な)のせいで
映画全体の出来がイマイチになってしまってる、という評価にあまり共感出来なかった。
感じ方って人それぞれだけど、この映画はそれが顕著だよね。
好き嫌いがぱっこり分かれる感じ。
>>104 登場人物が思った事やテーマををそのままセリフにすると
一気に作品の雰囲気が舞台演劇っぽくなるから、ウタマルみたく気になる人はいるかも。
自分はそういう演出も作り手の個性として容赦するけど、それでも多少は
「うはwwこんなん言わねえw」って現実に引き戻されてリアリティは薄まるかな
ウタマル評、今聞いてみたけど良かった。胸のモヤモヤがすっきりした。
>>95 興味深いレポありがとう。
最後の泣きやんで顔を上げた直輝は、どう返事を返すのかな。
未来の「あんたも行くよね」にたいして、
「ああ、行くよ・・・」なのかな。
>>106 遠くない将来出て行く事を示唆していた同居人を残して
直輝があの部屋を去るような展開を想像してたよ。
あの状況で直輝が他の者に同調する事は自分には想像できなかった。
やっぱりこの映画、感じ方が人それぞれだね。
>>107 そうなんだぁ、他の人の意見が聞けてうれしいな。
自分は、直輝があの部屋を出るときは、警察に捕まるか
自殺するかしか考えられなかったもんで。
良介が言ってた、おれたちって同じ時間の中をぐるっとまわってる気がする
ってような言葉が印象に残っている。
それぞれが自由に自分の好きな方向へ行っているようでも
結果的にはまた元の列に戻ってきてまた同じところをすすんでいる。
それが、終わりのないパレードってことなのかなって思った。
>>34 あの場面、私も「あっ!」と思ったよ
本当は丸山君に執着なんかしてないんだなって
それは丸山君と会った後の琴ちゃんの表情や背中からも感じた
「なにやってるんだろう、私って…」って思っているような感じ
結局、琴ちゃんにとって、「丸山君への執着」は東京、つまりあの部屋にいるための言い訳でしかないんだろうなと思った
111 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 11:10:29 ID:OcOqUsl1
製作費どれくらいなんだろう。アパートのセット以外は殆ど金がかかってる
ところはなかったように思えたんだが…
登場人物に語らせすぎってのはわかる気がしないでもないが
原作がけっこうみんな語ってるんだよなあw
個人的には多少の理屈っぽさをふくめて
この映画好きだよ
そのあたりを自然に表現できたのは、やはり役者が上手だったからだと思う
114 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 11:32:43 ID:YPCccleh
密室劇で風景は使えない
原作ありき、原作では相当語ってる
そして仮に過去の映像を入れないという制約があったとして
明らかに不自然ではあるが、登場人物に語らせるしかないんだと思うが
小出がこの映画のことを
リアルと非リアルのバランスの妙がいい
みたいなことを言ってたような気がする
それに同意かな、自分は
直輝のラストカットは監督指示じゃなかったのかー
印象に残る、なんともいえない表情だったな
>>95 ありがとう〜
ラストの直輝の顔が、少年のようだったというのは共感しただから5人の中で、お兄さんだった直輝が精神的にはいちばん幼かった
と自分は解釈した…
あー、ここに来たらどうしてももう一回見たくなった
往復2時間以上かかるんだけど、近所に来るまで待てないわ
しかし一番重要なラストカットを役者任せって
けっこうムチャぶりする監督だなあ
皆様、
日曜日に御仕事、御苦労様です
>>118 いや
任せることの出来る俳優だから
あえてそうしたんだと思う
121 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 15:04:25 ID:0xRgPj1s
直輝が、なぜ顔だけを激しく殴打したのか、そして女性なのかという理由が鍵。緩やかな連携みたいな心地よい部屋であっても、メイトは本気で絡もうとしない苛立ちが凶行へと駆り立てた
林遣都見たさで行ったけど、見終った時の衝撃とモヤモヤ感。
原作を読んだ上で、2回目を見たらスッキリしたわ
もう一回見たいんだけど、遠い・・・
もう少し拡大してくれんかなぁ
サトルが直輝を止める展開じゃなくてよかったと思う
そういうのは演じている役者たちの生理に従ったほうが
自然なんだろうな
124 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 16:26:44 ID:N8pRMGKg
無性にもう一度みたくなる
もっと地方でも上映されるといいね
春休みになるから内容的にまずいってことあるかな?
R指定まではいかないけど小学生向きではないよねw
宇多丸が批判してるけど
最後の泣きの場面は子供らしい表情と併せて考えると
大人になりきれない直輝が素になって子供のように泣きじゃくったとも思える。
127 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 17:53:38 ID:okdpO4Fb
伊豆高原(´Д`)
128 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 17:55:49 ID:okdpO4Fb
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
あの泣きの「間」が、なんとも哀れで、
また他4人が不気味で、
すごい好きなシーンだ
130 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 18:02:29 ID:okdpO4Fb
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
伊豆高原(´Д`)
>>126 人間1人1人、性格も感じ方も全く異なる
わけだから、宇多丸とか言う人の意見に左右
される必要性を全く感じないのだが
最後泣くのは演出過多だと思ったなあ
原作みたいに立ち尽くすほうが良かった
映画だから分かりやすくする必要があるんだろうけど
みんなが部屋から出ていくことを知って立ち尽くすシーンが妙に印象に残ってるせいか
最後の場面で泣き崩れるところはけっこう自然な流れに思えたけどな
直輝のもつ狂気と、それを駆り立てていた弱さと、さらにその裏にあった幼さというコンボを見せた
原作とはまた違う説得力を持つラストのように思えたよ
原作は立ち尽くして心の中でこいつら知ってたのか、と吐きすてる感じだったが
映画の流れで考えるとそういうシニカルな感情にはならない気がする
未来の「あんたも行く?」のセリフも、映画オリジナルだけど
救いとも突き放しとも取れる皮肉さを持っていて、よかった
この映画は隙がところどころ絶妙にある分、語りたくなる魅力がある
134 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 19:41:56 ID:nOBpOrQ2
いつから直輝が犯人だとみんなが気づいたのか?
初め未来がサトルを犯人だと思ってたのに
135 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 20:26:37 ID:MUXAmwCz
この映画見てから日常のささいなところで自分をごまかせなくなった
ちょっと怖い・・・
137 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 21:32:38 ID:5vTFpvDV
>>134 何も考えなければサトルが犯人とおもうんだろうけど
これは映画と言う事を考えて、伏線とかを考えると
マラソンしてる描写が伏線と考えるのが普通でそれで藤原竜也が犯人と誰もが思う
映画の鉄則としてあからさまに説明されている描き方をされると
それは絶対にミスリードであって
たとえばこの映画だと、最初に隣は売春宿?通り魔はサトル?
って序盤の段階で客に明示した時点で絶対にそれとは違う結果になる
原作大好きなので、監督行定かぁ〜とがっかりしてたけど
映画、とってもよかった!!
最後はやりすぎなくらいだと思ったけど
原作と違ってすごく印象的でした。
うまくまとめられたと思います
この映画は犯人が誰とか、伏線はこれ、という線で見るとつまらないと思う
目に見えないものを楽しむ作品
見えるものしか分からない人にはそれだけのものだし
いろいろ見える人には、怖い映画だ
ウタマルの「日常に着地させてこその怖さなのに〜」ってのは確かにと思った。
ラストの「みんなが怖い顔してたら怖いのは当たり前。いつもどおりの笑顔だからこそ怖いってしないと」
ってのも確かにそうだな。
それを差し引いてもいい映画だとは思うが。
映画しか観てないんだけど
直輝が犯人だとみんなが知ってるっていうのはサトルが言ってるだけだよね?
最後の三人の表情から読み取ると、知ってたと考えるのが自然ではあるんだけど。
142 :
126:2010/03/07(日) 23:26:48 ID:1jiK6j0O
>>131 上の方で宇多丸の映画評があまりにも絶賛されていたから違和感を感じた。
自分はあなたの言う通りだと思うよ。
怖い顔してたってのはあくまで直輝の目線で直輝がそう見られてるように感じたっていう描写で
実際にそうしてたという風には解さなかったけどな
暗闇の部屋の雷シーンもあれで3人は直輝のそれは知ってたっていう描写にしたんだなと
救いなのか突き落としなのかわからない映画のオチもいいと思ったよ
そういう意味をふくめての、直輝の最後の表情を見たかったという監督の言葉なのかもな
良介の5本目の鍵の正体が気になる。パレードの怖さってこういう事なんだろうな…
歪みを感じない良介すら
怖く思えてくる
公式診断サトルと直輝にしかならないw
人はまさかと思っていても、なんとなく想像することって
あると思う。直輝が犯人?かもという漠然とした不安が
良介や未来の出ていく発言をさせた?
しかしラストの大事なところを
役者に投げたというのは関心しないかもな。
ここを監督がどう考えるかが大事かと思うんだけど。
第一稿の「サトルが直樹を止める」なんて
ふつうに考えてありえないと思うし。
やっぱこの監督阿呆なのかも。
投げた、なんて言ってたん?
解釈を投げたわけじゃなく表情を投げただけじゃないの
信頼出来る役者の湧き上がってくる表情に期待したとか
話し込んでない相手に出来ることじゃないよね
役者にゆだねるって結構普通に有る事だよね
>>89 「世界と戦っている」
「あなたがこの世界を抜け出しても・・・」
のセリフを、占い師に言わせるためじゃないのか。
やっぱりうたまる評が最も説得力あるな
153 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 03:03:14 ID:2ma5yrei
ヌードデッサンの時に貫地谷が
特に好きでもない男のチンコだと思うが
まざまざと興味ありげに林のチンコを見つめているが、
あれってセックスも経験してる20越えた女性としては普通の反応?
監督はラストの表情を役者にゆだねたのか。
映画だから何度も撮り直しがきくけど、一発で決まったからOK出したのかもな。
多角的な解釈ができる表情とラストでよかったと思うけどな
うん、あのラストシーンかなり好きだ!
藤原の表情と4人の表情・・・そのままエンド・・いい
157 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 10:04:17 ID:Ape6gwL/
直輝の名前生年月日で占ってもらってたから、その結果小出が犯人だって知ってみんなに言ったんじゃねえの
良介の5本目の鍵のくだりって映画はなかったよね?
原作で好きな場面というか、印象的だったので。
あと桃子も喫茶店のマスターから押しつけられた車っていうのが
なんとなく、来るもの拒まず感を表してるなと思ってたから
あんなピンクのオサレな車になっててびっくりだよ。
>>153 セックス経験してる20越えた女性だからの反応じゃないかな。
自分が知ってるモノ、と見比べるのにジッと見てたとか。
ラストで未来が直輝に、「あんたも行くわよね」に
「来なければ警察にばらすわよ。フフフッ」と付け足したら
面白いんだけどね
それは一気に安くなると思う
楽しみにしてたのにうちの地方上映なし
虫歯のエピソードっていらなくね?
完全に浮いてるよね、あれ
歯医者の受付のお姉さんが不自然にアップになったのを見て
次の被害者ってオチかな…と思った
象徴的な意味も無さそうだしな
原作でどうにかなってんのかね?
原作の直輝の章は親知らず抜くとこからはじまるからね
麻酔が効きにくいとかがなにかのメタファーになってるのかも
あと普通に他人の顔面を潰れるほど殴る奴が
親知らずの痛みに耐えられないというのも
ちょっと気持ち悪い怖さはある
「親知らず」ってこと?
・・・微妙だな(笑)
>>6 君すごいなww
俺が感じたつまらなさを
端的に表した言葉だよ
まぁ、年寄りが見ても面白い映画ではないんだろうな
まぁ、連投している子供が見れば面白い映画なんだろうな
いい歳だけど、面白かったよ
これはネタバレを知らないままに見たほうが断然よいね
172 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 23:22:17 ID:Mp7UocTA
藤原って、いつも絶叫してないか? デスノートでもカイジでもそうだった。
デビュー作の身毒丸にも絶叫シーンがあったと聞く。
>>172 パレード観たの?
パレードでは抑えた演技だと思うが…
>>172 ?
であのシーン、あなたならどう演じたの?
DVDマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
特典映像はたんまり欲しいぞ。
とりあえず二回目を3月中に観にいくぜ。
琴ちゃんは無職なのにちゃんと部屋代を入れてるのか気になった
琴が通り魔事件のニュース映像を興味なさげに
「プツッ」って消すシーン、ラストを知ってから振り返ると意味ありげでいい。
同様の指摘していた人がいたけど、あの「プツッ」が琴というキャラクターの肝だと思う。
琴ちゃんは好きな人を追って東京に来たと母親に言って
実家から仕送りを受けている。
ただ、その好きな人が、売り出し中の俳優とは言っていない。
言えばすぐに実家から連れ戻されるから。
原作ではことちゃんはOL時代にためた貯金で生活してるんだよ。
あの部屋に来てまだ1年たってなかったはず。
荷物も段ボール3つだけ。
直輝が女部屋入って、琴ちゃんの私物が入った段ボールに
実家の住所のシールが貼ってあるのを目撃するシーン入れて欲しかったな
>>180 貼ってはなかったでしょ
足でチョット小突いたら段ボール箱の間に挟んであった
送り先記入済みの伝票3枚が出てきてって感じ
映画の琴ちゃんはあの部屋を出るってことは
明確になっていなかったけど、
(まぁ、丸山君と別れるからには出ること決定だろうが)
みんないっぺんにいなくなってしまうんだよね。
直輝がほかの4人に頼られていたときも暴行事件を起こしていて、
だれもいなくなってしまうと思うと
もっと狂気に拍車がかかるのはなぜなのかな。
役者と、音楽の使い方がよかった
184 :
名無シネマ@上映中:2010/03/09(火) 11:00:07 ID:HRctMV1E
「龍馬伝」の関連スレより
340 :日曜8時の名無しさん:2010/03/09(火) 09:16:26 ID:8F9NJ0nB
きのう、友達に誘われて映画・パレード見に行ったら、
お佐那さまが、北乃きいの彼氏のチンポ凝視したり、
「3Pとかしちゃう?」って男とふざけたりして、
あまりのイメージのギャップに鬱になってしまった。
だらしない格好でぶくぶく太っていたし・・・
見なきゃよかった。
同意!特に最後のあたり
雨の音と、音楽の使い方、だんだんラストシーンに
近づくあたりのまとめ方がとってもしゃれてた!
パレードを観るまでは貫地谷しおりはよく知らなかった
でもCM、民放のドラマや大河でも活躍してるんだね
>>186 「しおり」じゃなくって「しほり」です。
まだ入ってるようだけど地方上映はどうなったの?
>>189 どうなったと聞かれても
告知通り順次やるけど
直輝が歯科医院から出てきてサトルを尾行するシーンが
どうみても明大前で、現役明大生としては少し嬉しい
小出は明大生ぐらいの感じだな
193 :
名無シネマ@上映中:2010/03/10(水) 21:44:13 ID:o79Utihb
直輝の誕生日が酒鬼薔薇と一緒だったのはわざと?
生まれた年も近いし。
意識して似せたとしたら、動機は
生育歴や同居人云々じゃなく
生まれつきのサディストってことだな。
未来が言ってた「モンスター」は直輝の性癖込みか。
自分酒鬼薔薇とタメ。藤原も1982年だろ?
サディストっていうかサイコパスじゃないか
子供の頃父親と映画みたときの述懐とかが、そんな感じを意識してるように思えた
原作ではH大学で、作者の母校の法政といわれている。
>>196 原作だと学校の近くで、ごはんだか飲みだとしてる様子とかも出たよな。
場所的に、飯田橋ぽかったんで、法政だな、と思った。
自分の母校だから、一緒でちょっとうれしかったw
ただ、法政の経済学部は、1部は飯田橋にはないけど
直輝が通り魔殺人鬼設定っていうのは
衝撃度のうえで最高値にしなきゃならなかったから仕方ないね。
この性癖が盗撮や女装壁あたりだったらインパクト弱いし。
社会的に地位のある大学教授なんかだと、そのあたりの性癖でも
じゅうぶん意外性があってびっくりしたけど。
前レスで歯医者のシーン不要って見たけど、あれは逆に必要だと思った。
歯医者で(麻酔でも)不快な目にあったのに、自分が人の顔を鈍器でいたぶるって
普通でないということを示唆したんじゃないかな?
やっぱりスカっとなる後味じゃないんですねぇ。
一人で見に行こうかと思ってたから迷うなぁ。
>>200 でも一人用の映画って気がする
カップルでも大人ならいいけど
池袋で観てきた。カップルが目立った
女子高生(中学かも)の集団が怖いよ〜と口々に言ってた
原作未読らしいが、自分は読んで観たので、1人で忍び笑いしてた
いや、だから一応まだ殺してはないんじゃないか?>直輝
ただ最後の被害者は助かったかどうか微妙かも
けっこう原作が本屋で売れてる気がする
池袋さっき見終えた。
年末にキャスト表紙の原作読んだ時は、
貫地谷:未来と想像しながらだったので少し違和感あったけど。
お団子頭と普段着がやっぱりちょっとおきゃん過ぎる気がした。
ラストのみんなの顔は、香里奈と貫地谷の目がよかった。
みんなに迷惑かけるお荷物を見る目…。
そのみんなの目を見上げる
藤原の目も印象的だった
見てきたよ。
最後、怖いっていうか
極端に怖くやってない?
怖いっていう感想から=ポケットから出すと思ってたら
エンドロールが・・・。
平日だからか入ってなかった@関西
うちの地方でもやってくれー
池袋の6時の回も1/4位しか埋まってなかったよ。
サトルはまんまだね、小出はちょっと表情に乏しいような…。
藤原はいつもと違い抑えた演技が自分的にすごく良かったが、
あの英語力がベルリンで公開されてしまったのがちょっと悲しい。
海外ではデキる男に見えないんでは…。
え?
俺には英語ペラペラに見えたけど??
電話の相手もゆっくり目の英語しゃべってたよね
ちょっと違和感あったw
俺は公開第一週の新宿バルトのマチネで見たからほぼ満員だった
大学生ぐらいのカップル多かったよ
小出がやってたみたいな貧乏学生は国立大学だと普通寮に入るよね
大学の寮もあるし、県人会とか選択肢は複数ある
寮も今は大体個室だし、あのルームシェアより安く済む
法政で島根出身だとどうなんだろ?
まぁ、あのルームシェアは普通は無い
もともと安く住む為にルームシェアしてるんじゃ無かったような?
原作の細かな設定は憶えてないけど、直輝は数日から長くて数週間程度のつもりで
部屋においてやったら、そのまま居着いちゃっただけじゃなかったっけ?
確か失恋してめちゃくちゃ落ち込んでた良介を見かねて、
先輩が直輝に目を離すと自殺しそうだから置いてやってくれないか
みたいな感じで押し付けたんだったと思う
直輝も同棲してた彼女とうまくいかなくなっていたから
オーケーしたみたいな感じじゃなかったか
そういう設定だと「ここはネットの掲示板と同じ」的な台詞がおかしいよね
監督の思い込みや宣伝文句とは違って人間関係は濃密なんだよあの4人
TVドラマでパレードの出演者を見ると、行定監督の細かい演出力を
感じる。映画と違ってドラマは時間が、ないんだと思うが皆生かされてない・・?
この映画がすごい!の記事じゃないがパレードは皆、頑張ってるじゃん!がぴったり
皆様、お仕事御苦労様です
219 :
名無シネマ@上映中:2010/03/12(金) 12:34:50 ID:ylteNhx/
>>26 たぶん反応が見たかったんだと思う。
面白半分?
たしかにうわべだけの付き合いには見えない。
もっと濃〜い、閉塞的な共同体意識みたいなものを感じる。
だから一人(ここでは直輝が)はみ出す行為をしたことが、
4人の無言の叱責ってかんじで怖かった。
なるほど。原作未読で見たものからすると
映画では、それなりに薄く見えたので
原作を読んでると違うみたいね。
>>220 4人の無言の叱責>
良介や未来の、出て行く発言もうすうす気がついてだったら怖い・・
ラストの直輝とサトルの車のシーンから
マンションにもどってきたときの部屋の中の温度差が
すごく気持ち悪くてよかった
琴ちゃんが直輝に電話した時、琴ちゃんの彼が死んでる?って思ったん
だけど、誤解だろうか。その後何も触れられなかったし。
俳優で忙しい筈の彼がベッドの上でだらっとなっててあれ?って思ったけど。
>>215>>216 直輝としては自分の都合のようにしているだけなのに、他から見たら面倒見の良い年上と見られている。
って事自体を直輝は解かってて行動してる。
さらに直輝はわかっている事を他のメンツは、知っていて行動しているというのがパレードなのかなと思う。
濃密とネット・掲示板とは表裏一体なのかな。
やった後で眠くなっただけでしょ。
原作では死んでなかったし、堕胎に関してもっと琴の心理が書かれてた。
映画→原作→映画の流れが良いのかなと思った
原作でかなり補完できるというか
上映館増えてるな
今原作読み始めたんだけれど琴ちゃんって原作だと超絶美人設定なんだな
映画ではその設定は抹殺されてるから問題無いw
チネチッタでやってて、隣のTOHOで上映されない不思議
金髪のあのアザの描写は何?
>>231 TOHOシネマズで待ち合わせしてたのにな
>>226 彼がおろしてくれっていう流れかと思ってたら
違ってた。なぜにおろすの?わからないまま END
235 :
名無シネマ@上映中:2010/03/12(金) 23:59:13 ID:TQfoG+m+
小出が中村ゆりに言われてセックスをしようとして
必死になって服を脱ごうとした時の描写が
まんま俺と同じだったので笑ってしまったわ
だいたいみんな初体験ってあんな感じだよね
役者がみんなよかった
株上げたんじゃないかな出演者
>>234 琴ちゃんは恋愛依存症を演じる事によってしか、あの部屋に居る動機を確保できない事もあるし、
同居人に見せる態度とは裏腹に実はもう随分前から冷めてしまってるような気がする。
映画では登場しなかったけど丸山君の母親が重度の痴呆との設定もあるし、
子供を産む(=結婚=親族となる)事の現実は受け容れられなかったんじゃ?
センセーがスッキリした顔で出てきたとき、隣の部屋は女装部屋だと思った俺
>>26>>219 強圧的な父親と従うしかない母
↓
受身の性に対する嫌悪
↓
オカマバーの常連、レイプビデオを見ると落ち着く
↓
レイプビデオ(幼少時の記憶の根っこの部分)に『陳腐な恋愛ドラマ』を上書きされて逆上する
↓
しかしゲイボーイ(受身の性を生きる男の子)を心底嫌うことはできない
TSUTAYAがレンタル安かったのでひさびさに行ったんだが、
劇場版もそっこうでDVDレンタルされるな、これは映画館カワイソス
この映画も2回も劇場で見ようとは思わない、DVDでじっくり見た方がいい
?
お、地元にもくる
楽しみだ
公式の劇場情報見たらかなり増えたね。
今までは映画のチケットより交通費の方が数倍掛かる場所でしか上映されてなかったけど、
俺の生活圏にもやって来る。でも5月か〜。遠いな〜。
8月頃にはDVD出るんだろうし、3度目を見に行くかは考えちゃうな・・・
>226
224だがレスありがとう。眠くなっただけで死んでないのか。
それならせめて離れて電話すればいいのに。
ついこの前、公式を見て上映館が16館だったから
20館から減ったんだ〜って思い、でもこういうマイナーな
ことは言ってはいけないとしまっといた
さっき見たら52館に増えてたから嬉しくなった
>>232 固くて寝辛い所で寝ていたって事じゃない?
香里奈の同情モードの伏線。
観て駄作ならどうでもいいけど、佳作だと思うから拡大したらいいね〜
新宿バルト9公式に大ヒット記念で国際批評家賞受賞記念
スペシャルカードプレゼントだって(工作員じゃないよw
大ヒットするような題材の作品でもないし
誰かに薦められるかといったら人を選ぶから難しいと思うんだが
それでもすごくいい映画だと思った
ああいう犯罪を犯している人間を知らないふりしてあげるというのは
ある意味、その人に対する好意の表示でもあるわけで
単純に病んだ孤独を描いた作品というわけでもないのかもしれない
賛否あるラストだが、あのラストだから考えさせられる
面白い映画だと思う
あの部屋では深刻なことは禁止なんだよ。
みんながパレードのように楽しく気楽に過ごすんだ。
だから直輝が恐ろしい行為をしていることも
あの部屋ではないことにされるんだ。
ラストのシーンはそれを表しているのだと思う。
>>229 逆に未来はオカマバーに行っても「オカマの敵」(女)とは思われない容姿w
もし琴美が行けば、いい男を取られる強力な敵と見られる。
253 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 23:44:06 ID:VLtiSxN2
ほぼ全国カバーおめ
ほぼ全国に入らない秘境に住むオレが通りますよ
未来・良介・琴美の3人とも、あの部屋を出ていく事を直輝に示唆したのは
あの部屋の外に居る時なんだよね。(琴ちゃんは電話だったけど)
あの部屋に居る時には、そんな方向性は考えられない(伝えられない)思考状態なんだろうか?
そんなあの部屋の魔物に侵されている同居人との空気が、直輝の凶行の一因だったりする?
>>255 ほかのメンバーがいないところで、直輝にだけ出ていくことを伝えたのは
「えっ」「どうして・・・」という
直輝の動揺した表情をとりたかったのだと思っていた。
監督のいうところの「抑えた演技」で狂いだす
前振りにしたんだと。
それが琴ちゃんの電話でトドメをさされたから
最後の一人も去っていくことがわかったことで
いっきに爆発しっちゃった、みたいに単純に考えてしまってた。
結局あの部屋に一番依存していたのは直輝
ほかの4人はつきあってチャットごっこやってあげていただけ?
>>254 お仲間かな?うちは携帯電話が圏外で通じない
シネクイントでティーチイン付き上映あるみたい。
>>258 いますぐドコモに電話して
通話可能エリアにする工事をするよう
猛プッシュすべき。
うちの田舎も圏外だったけど
ある人がNTTに電話したら
2、3カ月後には
ドコモだけ圏内になった。
261 :
名無シネマ@上映中:2010/03/14(日) 22:36:42 ID:Bhb78AL/
てst
今年の邦画で一番の出来だと思う
263 :
名無シネマ@上映中:2010/03/14(日) 23:06:56 ID:eJJsfNt1
今日見た。
ラストのあのセリフ。
「直輝、あんたも行くでしょ」
くぅ〜〜
なんとも言えない余韻があった。
>>263 「あんたも行くでしょ」と言った時のみんなの目の表情は
否定を許さない顔だった。
結局みんなは知ってるのかな?
あの目から俺が直感で感じたのは「空気読めよ」っていう感じだ。
そっちの事情は知らないがこっちに持ってくんなよ、っていう。
そうなってくるともう、知ってるか否かは関係なくなってくる。
>>263,265
>あの目から俺が直感で感じたのは「空気読めよ」っていう感じだ。
隣人の占い師が言った
「今の(闘っている)世界から抜け出しても、
次に待っているのは同じ世界でしかない」という言葉がとても重たくなる。
直輝は通り魔を止められない自分を終わりにしたいとどこかで思っているような気がする。
サトルに見つかって、警察に突き出されれば直輝の闘いは終わる。
でも、否定できる訳もない「直輝、あんたも行くでしょ」の一言で、
彼は同じ世界を無限ループ的に生き続けるしかない。
雷が光っているとき映し出された3人の表情ってさ
「直輝がまだ帰って来ない。こんな日はまたやってるのかも」と
会話があったあとの沈黙の瞬間かとおもった。
それとも心の中で皆同じことを考えていたような。
そのあと、あのラストで何もなかったように扱われている直輝って
4人にとってどういう存在なんだろ。
やっぱりこの人たちモンスターだよ。
268 :
名無シネマ@上映中:2010/03/15(月) 09:22:52 ID:/1wca8uA
今朝、ワイドショー見てたら26歳看護師
入院患者高齢者を狙った骨折り事件(確か6件)
この小説・映画思い出してゾッとした
>>260 ありがとーやってみるよ
家の前の坂を数分、登ると携帯が通じるんだよねw
>>268 結婚して子供も生まれたばかり、動機が見えにくい
ところが似ているね。
主人公サイド以外の部分に生の匂いがまったく感じられない
パレードというのはお祭りのために人工的に作られた行列
この家族ごっこも作られたハリボテなんですよという意味か
顔潰される女性=パレード(主演側)に参加してない群衆=脇役なので顔は必要ない
というジョークとも取れる
全てに人工的な臭いのするいかにも現代的な作品
笑っていいともに反感をもってる
272 :
名無シネマ@上映中:2010/03/15(月) 15:20:16 ID:8bKzVUxr
モモコがあまりにもイメージどおりで思わずふいたw
友達が死んだことを先輩の彼女の部屋で吐露する良介
自分の家庭の事情を夜のメリーゴーランドの中で涙ながら話す未来
みんな本音をこぼすときはあの部屋の外という暗黙のルールなのかな
部屋の中で泣き崩れる直輝はそのルールを破ったという見方ができるってことか
犯罪云々よりも
たしかにあの部屋の空気って不思議だよね。
三咲と二人で暮らしていたとき、
直輝の精神異常(モンスター?)の気配が出現しはじめていたわけでしょ。
原作では通り魔をはじめたのはサトルが来るちょっと前からで、
それから連続犯罪に走ってる。
あの部屋でマイナスオーラの人たちが集まった結果のことなのかな。
直輝の犯行は、良介と琴美は暇人だから薄々感ずいていて、
未来は忙しいから知らなかったんだろうね。
三咲は知らないまま、よりを戻そうとするんだね
>>275 感づいてたのは未来かな?と何度も思った。
直輝にわざとチラシを見せたり、やったのはアンタなの?と
起こしたり(試したように見えた)
あんなに堂々と同じ地区内で犯罪犯してたら
とっとと足がつくと思うんだが
さっき見たクリミナルマインド4で
普通の人がありふれた日常の中で
狂気をはらんでくエピソードやってた
ありふれた日常の中で狂気を孕んでいくのとは違うような
何の繋がりも無い他人同士が同じトイレ同じ風呂場、同じ冷蔵庫を使う生活を
一年以上も望んで続けてるのが異常なわけで
>>213 直輝と美咲の仲が微妙になり始めたところに、美咲が金欠になった友達・未来を連れてきた。
間に未来を置くことで美咲とのケンカがなくなるなら、と了承。
しかし、まるで自分を無視して楽しそうに暮らす二人(美咲と未来)が妬ましく、
あてつけに、失恋して自殺寸前だという男・良介を連れてきた。
ちなみに、良介のことを紹介してきたのは梅崎先輩(直輝にとっては高校の後輩)。
ところが、自殺寸前だったはずの良介はすぐに元気になる。
美咲は新しい恋人と暮らすために出て行き、未来の友達・琴ちゃんが突然上京し転がり込む。
琴ちゃんを受け入れたのは、未来や良介と違い琴ちゃんが掃除をしてくれるから。
というのが、主に直輝視点での、ルームシェアまでの顛末(原作より)
>>275 美咲とはよりを戻さない(戻してない?)んじゃないのかな。
美咲に新しい恋人がいることを知りつつ関係は続けていたけど。
「プロポーズされた」とか言って多少反応を見てたけど、直輝から去っていくように見えた。
しかし、良介は貴和子さんに遊ばれてるだけではないのか?
田舎にひっこもうなんて冗談で、気づいてまた自殺寸前に逆戻りかも。
4人が直輝の犯行を知っていたかどうかっていうのは、
未来は早くから気づいていたとおもう。
何度も遠まわしに直輝に注意勧告していたし。
良介はジョギング途中の直輝に声をかけたり
隣りの占い師に直輝の姓名判断をしてもらったりと
薄々だけど知っていたんじゃ?
サトルはモロ現場を目撃したわけで。
琴美は・・・どうなんだろ、自分的にはこの人がいちばん不気味なんだけど。
みんな薄々、もしかして?はあっても、知りたくなかったんじゃないかな?
だから事実が発覚する前に出ていこうとしてた気がする・・・
サトルーは事件のチラシを見た時に、直輝の犯行だと直感で気づいたでしょう。
怪しげな雰囲気のサトルーは、実は頭もよく、感も鋭いので、いい子ぶってる
直輝の本性を見抜いていたのです。
これもうちょっと宣伝してもいい映画だったと思う
原作をうまく映像に昇華して、映画なりのアンサーがあるという印象
役者陣も総じて上手く、ハマっている
しかし宣伝関係まったく見かけた覚えがない
ベルリンで賞まで取ってるのにな
美咲も原作だと結構ヘンなキャラだよね。
出てったのに今の彼をつれて勝手に部屋に入ってきたり直輝と関係は続けてるし
美咲の母親もいまだに直輝に連絡してるし。
さすがに映画ではそこまで描かなかったけど、そら直輝
多少はおかしくなるわって気したw
琴ちゃんが、なんか一番さみしい生活みたいな気になってきた。
だって無職で一日をリビングで過ごし丸山君からの連絡を待つ日々。
荷物は段ボール3つだけ。
恋に生きていると言えば、そうだろうが。
>>286 住民全員出かけてる部屋に彼氏つれてきてくつろいでる場面はすごく不気味だった
そしてそれを覗いてる直輝
「丸山くんが親身になってくれるのが嬉しくて長引かせてるんでしょう?」
このセリフ映画で見たかったな
リビングでボケっと丸山君のドラマを見ているようで
心中では葛藤しているんだろうね、琴ちゃん。
結婚は相手の境遇や家族をひっくるめて
受け入れなきゃならないことになるし。
駆け出しの役者で、精神に病を持つお母さんがいる丸山君とは
決断するのは厳しいかも。
丸山君のドラマって、昭和のドラマだよね
臭すぎて、笑ってしまった。
>>272 一緒に映画を観に行った人が、モモコが車のことだとは思わなかったらしい。
一瞬「はあ?」って思ったけど、原作読んでないと分からないものなのかな…
モモコって今にも廃車になりそうなマーチじゃなかったっけ
あんなオサレで新しそうな印象なかったよ
男子部屋がほとんど映らなかったから
もう少し見たかった
294 :
名無シネマ@上映中:2010/03/18(木) 20:21:47 ID:6obkQOg7
小説読んだ。映画はこれから。
キャスト見て、え?って感じ。
本から受けた印象では
直樹:小出
良介:藤原
琴美:香里奈
未来:漢字や
って感じだと思った
「お前の車あるじゃん、ほらなんつったっけ」
「ああ桃子?」
梅崎先輩と↑みたいな会話なかったっけ
最後の藤原の表情はどういう感情だったんだろう
虚無?のようなものを感じたが正解かな
>>297 みんなの表情を見て、やっばりサトルの言うように
知ってたんだ…と悟っての絶望感?
「愛してる」をただ連呼するだけのドラマを眺める琴ちゃん
でもあのドラマに出ているのも、ちゃんとした俳優なんだよねw
ちょっと勿体ないくらい
>>297 世界ってつえー、パレード続いちゃうー
ってことじゃね
あんたも行く?
とこの期に及んでもなお「パレード」ごっこを続けてやろうか
という揶揄も含んだ問いかけに
本当に病んでいたのはこいつらだ、って思ったんじゃないかと思った>直輝の表情
心の隙間を埋めるため変わった連中集めてちょっとした優越感に浸ってたつもりが
あのシーンで自分が卑下されて見られてるという屈辱感も混じってる
自分が泣き叫んでいても聞こえないふりで
淡々と日常を演じ続ける4人との
世界観の違いに絶望している、ってのも
これ、原作を読んでない人には特に直輝が理解しづらいみたいだね
友人が観に行って、そんなことを言ってた
305 :
名無シネマ@上映中:2010/03/19(金) 12:11:50 ID:yQMYPbyj
3月27日のティーチインは林君がゲストで来るみたいだね
いいな〜
ティーチイン見るのって前売り券で大丈夫?
前売り券で入れるよ…1ヶ月過ぎたから混んでないと思う
28日は監督以外のサプライズゲストがあるのかな?
>>295 たぶん映画ではなかっかもしれない。
サトルの前で良介と直樹だったかが
桃子はあ〜だ、桃子にこうするみたいな話していたら
車のこととは知らないサトルが何物騒な話してるんだ?みたいな表情だったw
何かで読んだが、最近の映画は何から何まで説明して
さあ、ここで泣くんだ、と大げさな演出と大げさな音楽で盛り上げて
えっ、これでいいの?って隣の席を見ると若い女の人とかが号泣してる。
何から何まで説明されて何も考えなくて本当にいいの?
やっぱり私は、見終わった後に色々考える映画が好きだ。
みたいな事が書いてある監督のインタビューを何処かで読んだけど
この映画を低評価してる人達って、正にそんな人達って批評を読んで感じている。
つまり、説明不足と的外れな評価をする人のことか?
原作からしてナオキの動機や同居人が気付いていたかは伏せてあるから、
想像の余地のある作品だしな
一般大衆というか、事前情報なしで何も考えずに見た層は説明不足とは感じるかもね
え、むしろとてもわかりやすい映画だと思ったけど
人物一人ひとりの背景は原作にもう少し詳しく書いてるけど
別に映画だけなら映画だけで想像で楽しめる範囲だろ
観客に伝えようとしてる姿勢が好感持ったくらいだけどなあ
見終わったあとそれなりに考えるように出来てる映画だよ
自分もパレードはこの手の邦画の中ではかなり解りやすい映画というイメージ
結構何から何まで手取り足取り言葉や演出で表現してたし
展開的にもラストシーン以外は終始穏やかで視聴者を惑わせるようなものは無かったはず
ラストシーンを生かすためにもこの解りやすさは良かったと思う
原作を既読だと、映像見てがっかりすることが多いけど
この映画はよかった。
隣室の占い師と直輝の雨の場面なんか
行定オリジナルに演出されていて、
役者の持ち味をうまくつかいこなしているし。
作者と監督の才能がかけ合わされた感じがする。
>>309 >大げさな演出と大げさな音楽で盛り上げて
いや、この映画がまさにそれだろ?
終盤ホラー映画かよwと突っ込みたくなる音楽と演技。
あれで一気に安っぽくなった。
もうちょっと抑制が効いてたらと思うね。もったいないなあ。
あの音楽がよかったんだろ
演技も
音楽の使い方はベルリンでも受けてたようだし
最後が盛り上がらないとメリハリがなくてたぶんぼやけてたと思う
ラストに差し掛かる前はダラ〜〜って感じだから
あの最後でしまったと思うよ。音楽も演技も効果的だったよ
俳優の演技と存在感、音楽は秀逸だと思ったよ。
それで賞を貰ったんでないか?映像もか・・・
318 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 17:26:30 ID:ZFhJEHJZ
徹子の部屋のゲスト
序盤からバックで鳴ってるボンボンボン、ってのんきで不気味なベース音が
終盤の、例のシーンの音楽につながっていく様は鳥肌が立ったよ
俺も音楽と音の使い方は良いと思った。中盤までは単調に過ぎるだろwって思ってたけど。
例のシークエンスで少しずつ音を加えてってあの展開。サトル目撃シーンの雨音もベタだけど良い。
あと最後の場面は賛否あるけど、そこから続くエンドロールで流れる完全versionのあの音楽は文句無くカッコイイと思ってる。
321 :
名無シネマ@上映中:2010/03/20(土) 23:53:19 ID:WQ/oifd9
どんなに知らんぷりしたって、
いつかは捕まるのにね
そしたら解散なのにね。
大丈夫だよ。
誰も見てなかったんだし。
捕まるまえに発狂自殺な予感
最後の表情から見ると、伊豆へは行かず
あの世へ・・・ってみえた
「管理会社にばれたら…」とか言ってるって事は、あの部屋は賃貸だよね?
未来は幾らかは家賃を負担してそうだけど、サトルは住んでるっつう感じじゃないから除外するとして
良介・琴美は出してない気がする。少なくとも等分に折半してる事は無いと思う。
あの部屋での怠惰な生活を守る為には、直輝の所行は彼らにとって。。。って事?
>>324 少しは家賃、出してると思うよ。でなきゃ風呂の順番も
あんなに平等にするかな?意外に金のことって本人達の事情に
関係なくシビアにしとかないと長くは続かないもんだよ(経験から
>>325 直輝にしたら当初は長期間同居する事を想定してなかったと思うし、どうなんだろうね?
未来は転居先が見つからない事を美咲に相談した時の予算額程度は払ってそう。
美咲が出てった後も暗黙の了解でその金額は変わらず、とか。
良介は大学3年生って事であと1年間は居る可能性が高い訳で、応分の負担は求めても良さそうだけど
学生って事で折半に必要な満額は要求してない気がする。
琴美に至っては、同居人の女部屋に数日だけ居候するだけかと思ってたら数ヶ月過ぎてしまった。
って感じかと思って見てた。
貫地谷凄い安産体型だな
藤原丸顔なのに体は細すぎ
ってのがとりあえず気になったところ
お尻大きくても安産関係ないらしいよ
貫地谷さんはそろそろ骨盤締めるように体操した方がいい
家賃については
未来が時々知らない人物を連れてきても気にしないって所で、
直輝が大半の支払いしてると見た
均等に割ってたら、見ず知らずの人物への
水道代とか電気代とか
色々気にさわることが発生する
支払えない人が出そうだ
直輝ってそんなに貰ってる?
世田谷の2LDKだと17万はすると思うけど
ボーナス入れて平均40万以上はないと暮らせないよね。
琴ちゃんも預金があるし、1人、3万出しても9万だから。
小出はバイトと仕送りあるし未来も働いているし・・・
>>309 >この映画を低評価してる人達って
何から何まで説明しちゃうのを嫌う人です。
そのわりに動機がわからなかった、とか最後どうしてああなったのかわからない
とか結構感想で見かけるなあ
えっ、何から何まで説明されるのを嫌う人が高評価
説明されて全てすっきりしたいって人には低評価だと思うけど。
>>329 > 1人、3万出しても9万だから。
未来は当時の直輝&美咲宅に同居する以前は一人暮らしをしてたんだろうし、その当時の予算額で
希望に合う物件が見つからなかっただけで支払い能力が無いわけじゃないだろうから、もう少し出して
いても不思議じゃないと思う。6〜7万円ぐらい?
良介についてはそんなもんかもね。元々、美咲&未来への当て付けの意味で同居を認めた感もあるんだし。
分かんないのは琴ちゃん。
丸山君との事は諦めて、とっとと田舎に帰った方が…的な事を言っといて、家賃を取るのは暗に長居を認めてるようで?
それに原作では、上京後直ぐに貯金も底をついたとか、部屋を掃除してくれるから、とかあったような?
琴ちゃんって実家から仕送り送ってもらってたよ原作では
335 :
324:2010/03/21(日) 23:42:25 ID:1buLyKcl
具体的な家賃の金額の話にしちゃった後で言い出すのも申し訳ないが、問題は
直輝以外の3人は自分のタイミングで部屋を出る事を決めても他の3人は困らないだろうけど、
直輝があの部屋を出ていく状況になるのは他の同居人には大迷惑なんだろうなー、って事。
原作をチョットだけ読み返してみたけど、点滅する目障りな蛍光灯を消した真っ暗な部屋に
ぼんやりと突っ立っている直輝を、ばつの悪そうな表情で見つめてる琴ちゃんって、
やっぱり何か感じ取っていたのかな?
2時間我慢してラストで
幼稚な演出と意味深で実は無意味なシーンのオンパレードって理解した
サイコパスの人って、ふだんは普通なの?
過去に優秀な消防士や、カーテン屋の店長が殺人鬼だった事件があったよね。
みんな家庭持ちで、この場合は大人数との共同生活しているわけだし。
二重人格とは別なのかな。
>>337 ある種の二重人格だと思う
埋められないもう独りの自分がいる
このメンバーでルームシェアとか月9かよと思うトレンディさなのに
見終わったあとめっちゃ重い気分になった
340 :
名無シネマ@上映中:2010/03/22(月) 19:11:10 ID:WiQZe9sE
中村ゆりの役って、大学生が年上のお姉さんに憧れるみたいな
そういうタイプなのかな?
それとも大学生に限らず、どんな男性にでも受けるタイプ(役柄)なのかな?
私は女だけど、中村さんの役柄すごく女らしくて
男だったらああいう女性に惹かれてしまいそうって思ったので。
皆さんどう思いましたか?
>>335 深読みせずに読めば、お薦めのビデオない?と訊こうとしてドアを開けたら、
直輝が明かりもつけずいたから、開けちゃいけなかったかと思ったんじゃないかと。
あとはまあ、直前の会話が堕胎の件だからかもしれないし。
4人が知っていた or 知らない(=知っているように見える感覚は、直輝の思いこみ)
によって、原作の読み方もまったく変わってくるね。
サトルは現場を見る以前から知っているかどうかは
わからないけど、サトルの口から
みんなも知っているんじゃないのと言われるんだよね。
それで直輝が、思い当たるみんなの態度から推測するのが原作だけど。
ここでは他の3人が事実を知りながらも共同生活を送っていたと
見たほうがおもしろいと思う。
アジアンフィルムアワード、行定監督と吉田氏が参加
吉田修一さんの『パレード』、市川準監督も撮りたかったそうです
一つのマンションに他人である5人の若者が共同生活は
絵になるよね。
しかも話の内容も面白い。
怖い話だし怖いメンバーなんだけど、
なんか妙な愛着もあるんだよねえこの5人
5人でこの先も生活して欲しいと思ってくるから不思議w
直輝があんなことしなくても、続いてないだろうね
「パレード」をもっと違う監督にも撮らせたい
乱交シーンとかないんだ。がっかり
超美少女設定を破棄?してでも、琴美と未来のキャスティングを入れ替えたのは正解だと思う。
同意
キャスティングはよかった
5人とも若手なのに上手いなあと素直に思ったよ
5人の関係で恋愛感情がないのが
長く共同生活できた理由か
アジアンフィルムアワードはどうだったんだろ・・・
気になるね
27日、28日ティーチイン行く人レポよろしく〜
28日も誰かくるのかな?
かまいたちの夜っぽいゲームにしてもおもしろそう
未来の鬱陶しい感じがリアルで勘弁してよって思った。
ほんと居るよなあんな女。
ああ、演技上手いってことね。
でも藤原竜也は当然にしても香里奈とか歳上連中って、
なんかオッサンオバサン臭いって言うか30超えてない?って印象持ったな。
香里奈はモデル上がりだろぐらいにしか思ってなかったけど
この映画でこんなイイ女優だったんだ、と再確認した
他4人もいつもと違うリアルな魅力があった
藤原自身も直輝を語ってるね>
直輝はみんなのお兄さん的存在として、先頭切って歩いてる
つもりだったのに、気がついたらいちばん後ろを歩いてた
なるほど
最後のシーンはホラーじみてて怖かった
作品賞を受賞したのは韓国の『母なる証明(Mother)』。
今日抜歯してきた
直輝のムラムラがよくわかるわ
海外で上映したら、日本の若者はセクースばかりしてると思われるね
ベルリンで行定監督が日本の若者は皆ああなのか?と質問攻めされたらしい
ルームシェアなんかも
今日見てきた
リアルを狙った若者の人間関係に悪夢的な誇張が入っててよかった
尾行のシーンは最初萎えたが、ラストをみて藤原の一人綱渡りだったことにゾッとしたw
信じることの指針がない時代だから模索するんだろうけど、悲劇だよな
都心はかなり縮小されてきたようだが地方でたくさん
観てもらえるといいな
地方の人が原作も読まずに見たら、衝撃のあまり失神するだろうね
>>368 おいおいwそれどういう意味?田舎ものってこと?
確かに1日1本しか通らないバスが、てくてく歩いてると
乗って行きませんか!ってナンパしてくるような、ど田舎に住んでるけどw
地方の人間から見たら鳥小屋のような狭さの住宅に
おとな5人の共同生活って、酸欠になって失神しそうだよ
でも未解決の殺人事件っていうのも地方にもある
だけど、近所のカナ〜?って人が思い当たっても誰も言わない
ある意味映画の当事者に近いと
人間はこういう行動するんじゃないかと思う
ふつう若い男女でルームシェアなんてしたら
どっかで乱交が起きそうなもんだ
よほど住民同士対象外だったんだろうか
最近のルームシェア事情知らんの?
そういう関係にさえならないよ
原作の中で
琴美が住み始めたばかりの頃は
良介が琴美の胸を熱く見ていたが
琴美は自分にその気がないことを態度で明確に示したので
良介も、そのうち琴美を熱く見ることがなくなったそうだ。
琴美曰く、世の女どもは男に気を持たせ過ぎる。
原作の中の未来は、オカマにも女と意識されない容姿だから
ノー問題w
恋愛感情とも友情ともちがう密な関係だよな
うわべだけの付き合いに見せかけたダークな心理で
繋がっているなにかがある
375 :
名無シネマ@上映中:2010/03/27(土) 12:11:15 ID:9vxYvPhS
2:30に見に行くんだが
公式サイトが何故か観られない
このスレを流し読みしたら
直樹→藤原
琴美→香里奈orカンジヤ
良介→小出
サトル→林
?→香里奈orカンジヤ
ということがわかった。
香里奈とカンジヤの役の名前、話の大まかな内容教えてくれ、頼む!!
香里奈→未来
貫地谷→琴美
内容:東京ルームシェア男女5人ドキドキワクワク一週間ホラー
カリナは未来
しほりは琴ちゃん
一週間だっけ?
サトルが来て二週間てセリフがあったような
都会の片隅でルームシェアをしている4人の若者のモラトリアム日常
そこに1人の少年がさらに転がり込んでくる
その後なんか色々ありますって話
379 :
名無シネマ@上映中:2010/03/27(土) 12:41:33 ID:9vxYvPhS
376
377
378
感謝しています!!早く観たい
昨日「バレード」の原作一気読みして
ことのほか面白く、
今日渋谷パルコで映画見てきた。
林遣都ファンらしい女子高生が隣に居て
開演前ギャーギャーわめいてたが
上映中男娼役の遣都君がおやじからケツ触られて「きゃ!」とか喚くし
ケント君がオナヌ始めてフィニッシュこいた時メソメソ泣いてたw
映画より女子高生のほうが面白かったw
・・・・あー渋谷はいいね、歩いてるだけで元気が出るw
381 :
名無シネマ@上映中:2010/03/27(土) 17:30:44 ID:9vxYvPhS
観てきた
説明しすぎる映画も微妙だが
せめて良介、琴ちゃん、未来と同居している動機を知りたかった
パレードというタイトルは
いつまで経ってもゴールがないジョギングと同じ様なパレードを重ねていると勝手に解釈。
最近の若手はみんなうまいなあ
と思った映画でした
>>382 いや、この5人はかなりハマリ役だと思うよ
若手でも下手なのはたくさんいる
それにしてもサトルの横顔が何度か映し出されるけど、どう観てもハリポタのマルフォイだなww
亀有で限定だけど公開されるみたいだね
香里奈と藤原がモンスターの話をしていて、
そのあと香里奈だけが私も部屋を出るとかって笑顔で去っていって
藤原が一人立ちすくんで、赤信号になるところが
直輝の一人ぼっち感が伝わってきた
良介にも、元カノの美咲にも(別れた後も会っていたのに
結婚すると言われちゃうし)琴美にも去られることが分かったときの表情もね
さびしい顔だよね
原作の直輝はみんなが去るのをドライに受け止めてる描写があった(気がする)
映画の直輝はより人間度が高いというか、孤独に耐え切れないような側面がある感じ
サイコパス度が高いのは原作のほうで、映画は鬱屈した人間の衝動というように見れた
個人的には映画の直輝のほうが理解できる
未来は直輝の理解者になり得たかもしれないなと思う。
映画見て原作読んで脳内補完したんだけどもう映画のほうを忘れかけてきている・・・
早く地元の上映始まってくれ
うちの方は上映がもう終了してしまった。
そういえば自分も親や友人に見せる姿は、人によって使い分けてるなと
改めて考えさせられて納得。
もういちど見たいけど、DVDまで待つかなぁ
公式に亀有の上映が入ってないね?
>>390 こっちは来月2日までやってるが、もう1回観るなら映画館で観た方が良いと思われ
映画館の迫力と暗さが恐怖感を引き立てている
海外上映の予定はもうないのかな
ハイレベルな邦画だと思うから、なるべく大勢の人に観てもらいたいね。
10年に1度出るか、出ないかの名作だもんな
今日見てきたけどそんなに持ち上げる程でも…な印象だった
役者はいいね
特に琴ちゃん
原作も読んだけどなにが「こわい」のか解らなかった
直輝?
直輝が犯人と知りながら何も言わず普段通りに接する良介達?
自分が原作読んだときに「こわい」と思ったのは、
他の4人を自分より下に見て、少し馬鹿にした心理が随所に見られる直輝が、
むしろ自分が彼らから見下されて(疎んじられて?)いたのかもしれない、と気づくラスト。
通り魔みたいな犯罪が絡まなくても、普通の人間関係にもよくあることだと思った。
人間の心理がこわかった。
自分ではうまく演じているつもりが、すべて見通されていて
それがいちばん隠しておきたい裏の顔だったりと。
わけ知り顔で未来に、みんなが知っているサトルなんていない、
と言っていた本人はそのままの裏側までしっかり見られていたわけで。
原作では女性数人を暴行してきた日の自分と部屋でのやり取りをを
思い出す描写があるけど
あそこで4人が知ってながらあの様子だったとしたら
ゾ〜っとした。
その場面を映画でもいれてほしかったんだけど、クドくなるのかな。
ラストで、みんな知ってたんだ!と悟った時の直輝の悲しみが哀れだった
みんなが知ってるってことがショックだったというのは
異常な人間だということがばれて屈辱
犯罪者としてお先真っ暗で絶望
自分の重大な罪を無視されたことへの驚愕、自分の価値暴落
あと何があるかなあ
>>400 公式で藤原のコメントを聞いてみたところによると
ラストみんなが知っていた
↓
犯罪がばれた
↓
「(みんなが)瞬間的に見放した」んだそう ※コメント部分
未来の最後の言葉は、救いか憐れみかと思っていたんだけど
直樹を切り捨てる意味だったとは...
捨てられたショックも大きそうだね
原作を映像化するときは原作それ自体の良し悪しより
映像化の素材としての良し悪しが大事って宮崎監督が言ってた
パレードは素材というよりもう出来上がってる料理だもんね
きょうのできごとのほうが素材としてうまく映像化してたよな
けっこう忠実に撮ったなという印象だったな
ラストを少し変えたことで賛否はあるかもしれないけど、
着地点を観た人それぞれに委ねられる作りになっていたところは
原作よりも一歩踏み込んだかなと思う
原作のほうでは直輝の心象内の(病的な)描写が多く、
それはそれで小説ならではの読み応えがあった。
映画のラストはあれがベストだと思う。
原作にはなかった主人公の弱さやモロさを表現したことで
人間的に描かれていた。
うたまろも言ってたけどラストで藤原に叫ぶ演技をさせちゃだめでしょ
監督は新境地を引き出しとか言ってるけどまんまニナガワ風だから
>>405 ラスト?観てないでしょ?
むしろ、ひと言も発してないし…?
もう1回観たい…このメンバーが懐かしい
いつ頃WOWOWに降りてくるかな
今年中に見れないかな
409 :
名無シネマ@上映中:2010/04/05(月) 09:56:35 ID:hUB6X0pU
原作未読だけど
他の4人は、直輝の心が作り出したモンスターなのかと思った。
実はあの部屋には直輝だけしか住んでいないみたいな。
DVD発売って半年後?それから放映だよね・・
地方でもこれから上映するから、案外遅くなるかも
ブルーレイ化するよなもちろん
結局うちの県には来なかったorz
上映館少ないよねぇ
興行としてはこの規模でだいじょうぶなのかな
せっかく役者たちがよかったのに、もったいない
414 :
名無シネマ@上映中:2010/04/06(火) 10:29:03 ID:N1IzQRyX
配給会社が松竹東宝東映と違ってマイナーだから上映館少ないが、
この会社の売り方は公開よりもDVD販売に力入れてるから
その辺は心配しなくてもいいと思ふ。
DVD発売とwouwow放映は8月下旬から9月末までの間。
その間サントラと原作買って脳内繋げとけw
>>414 関係者の方ですね。ありがとうございます!
営業部長さんかもね
でも映画は、薄っ暗がりの大画面で音響ひびかせてある劇場で観たいです
DVDもいいけどせめて1県1上映館はおねがいします
419 :
名無シネマ@上映中:2010/04/07(水) 18:48:30 ID:f1SmP/9e
書籍板にかいちゃぅた
パレード公開期間がなくて急いで見てきた。
映像化してほしいと数年前から思っていたけどキャスト見て見たくないと思ってたんだが
やはり気になってしまった。
映画としては個人的にものすごくつまらなかった。
終盤にかけてのどんでん返し的な迫力が全くないのが致命的。
原作独特のの妙な4人、5人か。の密着感がなさすぎるし
最初から他人であることを強調しすぎに思えた。
・4人が何故ルームシェアを始めたのかのいきさつ
・未来が琴と同じ部屋に居られる事を象徴するのイルカの電気コードについてのくだり
・直樹が琴の胎児を想像する場面
・犯行シーンの気持ちが悪いほどのリアルな描写
・ラストのいつもと変わらぬリビングの光景を見た直樹の恐怖感
個人的に重要だと思うこの部分が欠けてたからもう一度誰か撮ってほしい。
良介の泣く場面も映画だと、なんだかつまらないし
まさか監督がセカチューの監督だとは知らなかった・・・
でも未来役の香里奈はハマり役だなぁ、サトル役の林なんとかも。
あの原作をよくここまで忠実に映像化したもんだと個人的には思うけどな
その上で映像化にするために変えた箇所や省いた場所は
さして間違いとは思わない
全部が全部文章の表現そのまま映像化するほうがセンスがないとも思う
原作もあの5人はわりとドライな付き合いだったように思うよ、序盤の良介、琴の章から
良介の死んだ友人が単なる大学の友達になっていたり、
お母さんのエピソードなしにいきなり、
「最初からいい顔するやつは信用しない」と丸山くんのセリフとか
時間がないから省いてみました的な荒っぽさがある
琴ちゃんはルームシェアを始めたいきさつを説明しないと
ただの恋愛依存症の女の子になるし
原作に忠実なようで実はすごい冒涜している
原作を読んで見に行ったけど、5人の関係は想像していた通りでよかった。
ラスト原作通りに撮ると、直輝はかなりヤバ目な人になってしまい
それを黙認しているルームメイトは
それ以上のコワイ人格に描かなければならないからね。
監督が直樹を、狂人ではなく哀れな弱い人間とした
映画版もそれはそれでよかったかな、と。
この作品に限らず
映画は原作期待して見にいったらダメだろ。
この作品の原作者も「一度手放して大きくなって帰ってきた」って言ってるし
そもそも活字の空想なんて十人十色なんだから
映画監督と我々が違った見解になるってのは当たり前。
それ以前にスポンサーの意向や尺的なことも考えなきゃならんし
我々のような見る側よりも映画監督の方が空想的に圧倒的不利っつう点を考慮せねばならん。
原作と映画はつながりのある別作品と考えねば。
行定監督は良くも悪くも雰囲気だけの人なんだよ。
「きょうのできごと」は何も起こらなくて、ただ退屈という批判が多いけど
柴崎友香の作風と監督の作る雰囲気がうまく噛み合ってたし、
ただ雰囲気を味わうと作品として名作だと思う。
ただ「パレード」のような一人称の傑作を、雰囲気だけでカバー
することには無理があるんだよね。
パレードの場合、単なる青春作品と思いきや・・
ラストの展開に仰天だけではなく、直樹のラストの台詞に
「えっ!?」と思いその後読み返す人も多いだろうし
分かりやすそうで分かりにくすぎる作品ゆえ
映画化に向いてそうで向いてない作品だと思ったんだけど。
原作の、直樹の「みんな知っていたんだ」という台詞が最大の魅力で
映画版のように変に叫んで、皆じーっと直樹を冷たい目で見つめるのは
まぁ、映画ならそうなってもしょうがないなとは思ったけど
なんだかなぁ・・・というのが感想だった。
台詞も一応重要なとこは入れてるんだろうけど、無理やりねじ込んだ感あるしね。
ただあの変に漂う空気感は結構うまい作りだなぁと思ったよ。
月刊、シナリオにパレードの脚本が載ってる
パレードって原作を読んだ時から思ってたんだけど映画より舞台向けじゃない?このメンツのままで舞台をやったら面白い
映画は映画でよかった
あのラストも好き
小説は答え書いちゃってるけど、
映画は見た人に委ねている
え、小説では答えなんか書いてないけど
原作みたいにモノローグないからな
映画版は最後の未来の台詞と直輝の表情がいい
原作に忠実に、って文句いいながら「直樹」と書く419にずっと疑問を抱いていたw
自分の間違いは許すのか?
>>426 目を通してみたけど、脚本の段階だと最後の犯行が全然違うね。
すれ違った赤い傘の女に歯科医院の助手の顔を重ねて、妄想の中で相手を
めった打ち→いざ実行、という瞬間にサトルが現れて、鈍器を持った直輝
の手を掴む→赤い傘の女は何も気づかずに去ってゆく、というのが脚本
段階での流れ。
しかしなんで歯科医院の助手の女のイメージを重ねるのか、脚本読んでも
全くわからなかったぞ。
その脚本でなくてよかった
歯の治療の意味がイマイチ分からないんだけど
あれは、自分の痛みには敏感だけど他人に対しては冷酷という
サイコキラーの特徴を言うためにあった設定?
ほかに歯医者のくだりの解釈知っていたらおしえて
歯の治療は原作のラストの描写で納得がいった
普通は人の痛みがわかっていいのに、直輝の場合、逆に同じ目に
あわせてやる!みたいな異常な感覚?
映画は特に受け取るメッセージが千差万別でいいと思う
直輝はサイコパスとかいうよりいつも誰かに頼られる立ち位置の直輝
だけどほんとは脆くて弱い部分があったって解釈した映画いつまでやってるかなGW終わった頃はもうやってないかな
滋賀でやらないかな奈良は遠い
この映画、やっぱり四人が出会ったいきさつをさりげなくでも良いから表現すべきだったと思う
>>436 そういのを脳内補完するのが映画鑑賞の楽しみのひとつでもあるのに・・・
どうも昨今のゆとり世代は何でもかんでも具体的にしたがるよな
直輝が殴りに行くときにおもむろに手を振りあげてから標的に向かっていく描写はダサい。
確かにその方が判りやすいけど、
ふつー目の前に行ってから振りあげるだろ。
暴力描写に長けている人は、絶対後者の演出をすると思う。
多分どっかに冷静な気持ちが残ってて手早くことを済まそうと思ってるような場合は目の前でやるだろう
標的を定めた瞬間に腕を振り上げたのはとにかく殴りたいめちゃめちゃにしたい
っていう押さえられない衝動にかられたからで
そもそもが普通じゃなく異常な犯罪だから
4人がそれぞれ変な性癖を持っていて(まあ、良介はそうでもないが)
直輝にだけそういうシーンがなかったよね。
普通の生活はやけに潔癖で。
あれは通り魔が彼にとっての性的な意味でもがあるのかな。
>>438 発作的で理性がわずかに垣間見られるので俺は好きだけどな。
原作でもわけわからんうちに殴ってたって描写だし。
直輝はケンカのプロじゃないんだしw
ウォーターズは見てないからなんともいえないけど
これ吉田修一が撮ったらどんな感じになったんだろう
>>437 原作読んだから言えるんだろ
原作未読で映画観たら、四人の出会ったいきさつ不明だったからちょっと訳分からなかった
話の内容とかは理解したけど
前田有一の映画批評はちょっと辛口だね
この5人に、社会との血肉を持った関わりを描けだって
最初の30分で犯人分かったとかw
なにを読み取るかの違いで人の評価って分かれるよなぁ
原作読んだとき最後の数ページまで犯人わからなかった自分としては
まさに衝撃のラストだったけど、映画化されると
「衝撃の結末」とか「歪み始める僕らの日常」とか
フライヤーに書かれちゃってるから先入観もって見ちゃうんだろうね
まぁ、いたしかたないんですけど。
446 :
名無シネマ@上映中:2010/04/11(日) 12:54:55 ID:vK4UkrSn
とりあえず早めのdvd化をキボン
447 :
名無シネマ@上映中:2010/04/11(日) 16:56:12 ID:Il/rDVi9
直樹の「気持ち悪い寝言」で裏の姿がみんなに露呈した、と考えてしまう。
犯人が誰かって…前田って本当に映画評論家?
この映画ってリトマス紙だね
評論家のレベルまで丸わかりってスゴすぎる
当初の最終53館にはならないのかな
一応、国際批評家連盟賞を取った作品だしね
>>444 >>448 前田って
アマルフィの売りが>きわめてよくできた脚本
といって90点つけてる奴だろ
原作だと、直輝のちょっと変わった描写(寝言とか妖精?あと、未来に語るオレの性癖とか)
が端々にあるし、犯人自体はそんなに意外ではないな。
それを同居人が知ってた(のかも)、というオチが本当の「衝撃の結末」だよね。
でも、映画は直輝の性癖が描かれていないので、「犯人が誰か」になってしまう気もする。
>>452 同意。
ミステリーとして観ると、
謎解き・犯人当てに主眼をおいてしまう人が多いのだろうね。
自分としては、未来の様子なんかから
直輝を疑ってはいるが、早く犯罪をやめさせたいっていうのが
伝わったけどね。
まぁ、もうちょっと気味悪い寝言の伏線なんか入れた方が
親切だったかも、かな。
454 :
名無シネマ@上映中:2010/04/13(火) 19:48:12 ID:3Q9USGQ1
映画みておもしろかったので(藤原竜也のファン)
今原作読んでるけど、原作おもしろいなぁ・・。
吉田修一の他の本も読んでみたい。
455 :
名無シネマ@上映中:2010/04/15(木) 09:03:18 ID:d7EwmXe+
これ、最後が尾をひくなぁ
このあとどうなっちゃうんだろう
みんな出ていってしまうのかな
まさかすべて知った上で元通りの日常ってわけないよね
>>455 他人行儀でそれぞれ自分のことだけ考えて生活してるんだから
直輝さえOKすれば琴ちゃん以外は今までどおりじゃね?
457 :
名無シネマ@上映中:2010/04/15(木) 10:44:34 ID:d7EwmXe+
>>456 琴ちゃん以外って、
どうして琴ちゃんは今までどおりに接してくれなくなるの?
たぶん翌日赤い傘の女性のニュースがながれるよね
そこでもみんなリビングで普通の生活してるって
こわいなぁ
>>457 丸山君と別れたら東京に住む意味がなくなる
>>458 丸山君に執着する女を演じられなくなっちゃうもんね
460 :
名無シネマ@上映中:2010/04/16(金) 07:05:52 ID:eEDamA1w
>>458>>459 わかりました、ありがトン
あの部屋では演技していないと居てはダメってことなんだ
内面をさらけ出したらいけないんだね
よって、みんなに救いを求めて泣きだした直輝は×
461 :
名無シネマ@上映中:2010/04/16(金) 14:25:24 ID:9hlMheQz
尾行と覗き見のシーンは他に何とかならんのかったんでしょうか?(´;ω;`)
笑うとこじゃないよね?あとは概ね満足なだけに酷く残念な感じ
オマエ近くてガッツリ映ってるって!!映像的に変だって!!
先に小説読んでた自分は、良介=小出のイメージがどんぴしゃだった。
貫地谷のイメージはちょっとちがったな。もっとヒッキーなのがもったいないくらいのミスコン系美人じゃないと。
貫地谷さんは見るからに不思議系。
原作だと良介は卒業したら地元に帰るって言ってて
未来はハワイに行くらしい
サトルは不明
確かにミスコン美人設定は貫地谷じゃないかもね
でもなんか合ってると思ったよ。てかまだ見れてないんだけどw
そもそもそんな設定映画じゃなくなってるのわかるだろw
テレビじゃろくでもない芝居ばかりの香里奈がちゃんとこの映画だとハマってるのはやっぱ監督や演出の力なんだろうな
>>464 断定させるなんて夢のない行為に出るなよw
そもそも映画なんてお前みたいに1+1=2なんて定義決めるものじゃないだろ。
1+1=∞だよ。今後の展開を想像するくらいの楽しみ持てよw
カリナがはまり役なのは禿同
>>462 原作読んだ人は香里奈と貫地谷が逆じゃないかと思うだろうが
そこをあえてああしたとと監督が言っている
俺は
未来は、働く女の女性イメージがあったから香里奈がピッタだと思った
>>467 あえてそうすることによって得られる効果がいまいちわからないけどねw
映画はキャラの説明が少ない分、わかりやすいビジュアルでってとこかな?
逆にして正解だったと思う理由は声だな。
かりなは外見は綺麗かもしれないけど、声が琴ちゃんのセリフにあわない。
スガシカオの歌に
「♪本当のこと誰も話さなくても
続けること それがパレードのルール」
って歌詞があった。
曲はやたら明るいんだけど原作から着想を得たのかな?
琴ちゃんはニートで丸山君に寄生してるっていうことを強調させたかったからカンヂヤにしたのかと思った
カンヌやベネチアには出品しないの?
香里奈の声は低くてぶっきらぼうで、男っぽい印象。
美貌を隠す為に黒縁目がねをかけさせて、未来役にずばりはまった。
475 :
名無シネマ@上映中:2010/04/23(金) 18:02:20 ID:+bQ0op4J
だんだん地方にも上映館出てきたね
わが街にパレードがやってくる
都内ではもう見られないのかー
原作は5年以上前に見て昨年映画化を知り、キャストを見て
え、藤原竜也?まさか直輝をこいつが・・?ありえないと思い
香里奈はてっきり琴ちゃん役だと思い込んでた。
そして貫地谷の未来役(と思い込んでた)はまるで想像がつかず・・・
てな感じで先月映画を見てびっくりだったんだが
香里奈がハマりすぎてて驚いた。正直未来は美人ではないという
イメージであったにもかかわらず、違和感なく上手く演じていた。
映画としては正直原作の印象があまりにも強いため、文句をいいたい部分が多いが
ラストの「怖さ」はオリジナルだとしても、残してくれたことはうれしいかな。
原作未読者です
香里奈がハマリ役らしいけど、原作の未来はどんなキャラ?
原作と映画の未来は、ほとんどそのままのイメージどおりだったよ。
原作とは少し違う雰囲気だけど、役者の個性を活かして
あえて弱さ脆さのある人間に描いた直輝や、
本心では苦悩している琴ちゃんもいい味がでていた。
サトル役の林はいい役をもらったと思う。
>>479 林の得意なタイプになっていくだろうね。
不思議さと達観した視点を合わせ持つキャラ
481 :
名無シネマ@上映中:2010/04/25(日) 02:35:25 ID:T6mig9lN
林はまずまずの演技だったけれど、あれは男娼役という突飛な役どころが美味しいだけだからな。
某ドラマで上野樹里が性同一障害役を演じてた時に、演技が上手だと感じた錯覚と同じ。
実際、ところどころ舌滑が怪しいところがあったのが気になった。
逆に性格にこれといった起伏も特徴もない分、一番難しい役は良介だろう。
小出がその自然体な雰囲気を上手く等身大に演じていた。
藤原もいつもの大仰な舞台演技が抑えられて直樹の役にあってたと思う
>>481 小出の役柄は、ほかの個性的な連中をひき立てるのに重要だよね
素直な表現力のある役者だと思う
林と藤原はだまっていても華がある気がしたし
配役は当たりだった
>>481 林君のファンだけど、役どころに助けられたという点は同意
キャスティングが発表になったとき、1人だけ下手で浮いちゃったら…
と不安だったけど、
蓋を開けてみたらそれほど酷い言われようでなくて正直ほっとした。
それでもやっぱり舌滑悪いのが気になった。
公園で仲間に「あの部屋にいるとなんだか居心地がよくて好きなんだ」
っていうシーンなんか、ほんと、棒だなぁと・・・
小出君はじめ他の役者さんがナチュラルなだけに余計にね。
それでも結果として彼がこの役を演じてくれて良かったと思うし、
ファンの贔屓目かもしれないけど、他の若手俳優のサトルはちょっと想像できない。
チラ裏、ごめん
うーん・・・・賛否両論になるが
俺は舌っ足らずな青春期独特のせつない感じが出てて好きだが。
485 :
名無シネマ@上映中:2010/04/25(日) 17:29:03 ID:ndhhbrSv
>>483 林が活滑悪いところがあったのは事実だけど、
>>484が言うように
今回のサトル役はそういうナイーブなところを含めて、実に林にあってたよ。
ただ、男娼役やら変質者やらアル中やらってのは、奇異性が伝わりやすい分、
演技としての評価があがりやすいのは事実だけどね。
でも林の体当たりの演技には好感がもてたよ。
ビジュアルも含めて、自分も林以外のサトル像はちょっと思いつかないな。
そういう意味で言えば、小出や香里奈の役も見ていて安心感を与えるぐらいハマってたしね。
ほんと今回の5人の配役はベストだったと思う。
あのぉ、行定監督が撮りたかったラスト6カットって
どこの場面からですか?
琴ちゃんから電話がかかってくるあたりですか
雨の中、占い師が去ったあと
直輝が狂ったところからだと思った
カットなんだから、5人それぞれのアップ+窓の外から撮影した部屋で6カットじゃないの?
>>485 たださ、ケント君の過去の映画見ると
みんな芸風一緒なんだよね。
今回この映画には芸風が波長合ってたみたいな。
この映画は良かったけどこの先どうなるかわからない危なっかしい俳優って感じがしたな。
>>489 ファンだけど、悲しいかな、その通りだと思う。
でも、今回、共演者からとてもいい刺激を受けたようで
特に小出君のことをすごく尊敬してる。
このメンバーの中で、サトルを演じるチャンスをもらえたことに感謝。
まあ、この運の強さも、少しは実力のうち?・・ってことはないかw
この経験が今後のステップアップに繋がるといいんだけどね
ともかく、とってもいいアンサンブルでベストの5人でした。
早くDVD出ないかなぁ
491 :
名無シネマ@上映中:2010/04/27(火) 09:55:39 ID:RIivKVfO
wowowでも当然やるよね。まだまだ地方でやってるみたいだしなるべく大勢の人に観てもらえるといいな
ケント君はバッテリーとセイラしかしらん
493 :
名無シネマ@上映中:2010/05/01(土) 16:11:02 ID:CTE+hoX2
この映画は若者向けにつくられているんだよね。
でも月刊シナリオの評論家たちの批評は酷いよ。
柏原寛司と井坂聡の対談では、「人間関係が分からない、
通り魔の動機が分からない、マンションが5人住める広さか分からない」と
あげくに方向性が分からない、で「分からない」を炸裂。
映画の主題やテーマを掘り下げるようなコメントはナシかい?って思った。
この人たち脚本家と映画監督という職業だから
てっきり、年とっていても感受性が豊かなんだと思ったのは
間違いだった。
ある程度世代を選ぶ作品ではあるかもしんないけど
高く評価した国際批評家連盟の方々が若い世代だったとは到底思えないw
というか、犯行の動機がわからないという人は
たぶんこの映画見るのに向いてないと思う
>>493 年齢の問題じゃないよね。あなたも最後に言ってるけど、感受性だし、
根本的な完成の方向性の問題でもあると思う。
個人的にはあの脚本家さんと映画監督さんは自覚なく生き恥を曝してしまったと思ってる。
本当に怖い映画だw
うちの中三息子にはちょっと早いかと思ったけれど、春休みに見に行ってきて
よく分かると言っていました。
友人関係ではメールのやりとりも頻繁で、いつも行動も共にしているのに
心の奥底までは踏み込まない関係が映画と似ているそう。
でも本当は悩みや苦しみも分かってもらいたいし、
理解したいのに深入りすることは怖い。
そうしてしまうと相手対して責任をもつことになるから、だそうです。
とくにサトルの言葉に共感できたって言ってました。
子どもはマンションの間取りやこまかいところより
人間の心の孤独のほうをみてきたようです。
受け取り方は人それぞれってことを改めて思い知ったな
俺が中三の時にあんなsexシーンみたら
完全に鼻血出してるw
登場人物の関係性は、ところどころに仕草で伝わってくるよね。
良介が出て行ったのを確認した後で琴美が
丸山君のドラマを消すシーンでは、もう愛が冷めていることが分かるし。
直輝の飲みかけのビールを飲む未来は、直輝にたいして
恋愛感情はなくても友達以上の気持ちは持っているってことだよね。
sexシーンに関しては今時、珍しいと思った
あんなに直球なのって自分は最近の映画で観なかったからw
性教育の映画としてもいいと思います
DVDには特典つくのかな
できればメリーゴーランドのところと、
赤い傘の女性のシーンを入れてほしいんだけど
道徳教育の映画としてもいいと思います
無関心を装いつつも、心の底では
深い人間関係を築きたかった若者の心理部分を題材に
授業をしてほしいです
>>503 この映画を理解できないであろう教師も多(ry
いまのほとんどの学校ではHRで、メールやネットに関する授業をします。
ネットいじめも多いですし、携帯電話依存症の生徒もしかりです。
それほど人との繋がりに敏感であり臆病になっています。
この映画、若者には共感できる内容ではあるでしょうね。
[eiga.com映画ニュース]ロサンゼルス映画祭 6月17日から27日上映
「パレード」は長編コンペティション部門
おめ!
>>506 へ〜やったじゃん
コンペ作品に選ばれただけでもラッキー
やっぱりいい映画ってそれなりに認められるもんなんだな
頭の硬い評論家先生には認められなくていいよ
海外映画祭続くねー
素直にすごい
510 :
名無シネマ@上映中:2010/05/08(土) 07:52:38 ID:MPs86LhL
大掛かりな仕掛けや派手さがない映画だけど、
人間社会での孤独は普遍的なものだからね。
あの狭い空間で、必死に自分の居場所を探して守ろうとする5人5様は
うまく描かれていたし。
(年配の評論家には理解不能だったらしいが)
外人は哲学的に分析して観る人多いからね。
映画祭に選ばれたことはは本当によかった。
511 :
名無シネマ@上映中:2010/05/08(土) 09:30:40 ID:YpAVEbaI
公式ブログには、ロサンゼルス映画祭のこと
まだ載せていないね
一回目観て、恥ずかしいがあまり理解できず
もう一回観ようとしたら公開終了
この歯がゆさと半端無い悔しさ
515 :
名無シネマ@上映中:2010/05/09(日) 22:24:06 ID:3jqhYgDq
ロサンゼルス映画祭で賞を取ったら日本の賞関係も
ノミネートされるかな?ベルリンに続いて取って欲しいわ
517 :
名無シネマ@上映中:2010/05/10(月) 06:52:13 ID:iML3HzEP
>>509 海外の映画祭に出ると、凄いって思ってる、海外コンプの人? 興行成績も
ヒドかったんだから、それだけの値打ちの映画ってことだろ。
規模のわりに興行はけっこうよかったと聞いたが
でないよりはでたほうが凄いだろー
制作費、広告宣伝費もたぶんあまり掛けてない映画だよね
映画祭ノミネートは内容に感じ入るものがあったんだろう
ここのスレ見たら、かなり深く鑑賞して考察している人が多いので
もういちど観ておけばよかったと後悔してる
週末やっと見てきた。で、やっと規制解除で書けるw
サトルの役どころって妖怪だよな。人の孤独な心に忍び込む妖怪。
サトルだかサトラレだかといった妖怪いたよな、と思いながら見てたが
調べたら「サトリ」だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%9A 人の心を見透かす妖怪。あるいは覚者。
直輝(真っ直ぐに輝く)、良介(善良なる男)、未来(そのまんまミライ)と
残り4人のうちの3人が、作品のベースを流れるふいんきとはほど遠い、
あんまりにもポジティブな名前を与えられてるのに対して
1人だけ意味のない名前を与えられた琴ちゃんは、何だろうな、と思う。
このへんは原作についての話の領域になっちゃうんだろうが、
サトルに「サトル」という名前を与えた時点で、
テキトーにふいんきでつけられたネーミングではないはずなのだから。
>>521 別にサトルは妖怪からとった訳じゃないんじゃないの?
妖怪からとったわけでなくても「覚」者でそ。見透かすのがその役割。
そして、
子供の頃からの映画好きの夢を叶えて世界を相手に仕事をしている=真っ直ぐ輝く(ふりをしている)直輝
善良な男である(ふりをしている)良介
イラストレーターとして輝かしい未来が開けている(ふりをしている)未来
という、皮肉な名前を持つ3人
琴ちゃんは分からん
サトルの役割は重要だよね
本心(本性)を隠しながら平穏に暮らしていた4人に
あの部屋のもつ意味を悟らせて出て行くようにしてしまうんだから
林が雑誌のインタビューで(うろおぼえだけど)
「サトル」は、親から漢字の名前(漢字に親の願いや思いが込められている)を
つけてもらえなかった子のように感じるっていっていた。
本当はそんなに深い意味はないのかもしれないけど、
サトルの境遇を思うとなんとなく納得してしまった。
でも、そもそもサトルが彼の本当の名前かどうかも謎だし、
人懐っこい顔をしたかと思うと、ぞっとするぐらい冷たい視線で
人を見下ろしていたり、得体がしれないよね、ほんと。
サトルのラストの見下ろす顔、本気でゾッとした。
未来と直輝が話していたモンスターって、この顔をしてるんじゃないか。
普段は無邪気で、人懐っこくて、弟みたいにかわいい顔すらするのに。
そう思うと余計にギャップが怖い。
サトル=サトリは、結構イイ線いってる解釈だと思う。
良介は別に良い男のフリをしてるとは思わなかったなあ
普通に優しいし良い男にしかみえない、でもなんかズレてるというかふわふわしてるというか
そう真実をちゃんと捉えない捉えようとしてないし、周りの目も気にしない感じ
琴美はそれこそ名前なんてどうでもいい人物、肩書の設定で生きてる
直輝はいかにもリア充ですみたいなカッコいい名前
未来は逆に未来が嫌いなんじゃないかな、だから未来って名前を付けたんじゃないかなと著者視点で
映画では割愛されていたけど、
直輝の寝言や妖精が見えるというところ、いれてほしかったな
狂気の予兆として見たかったところではあるが
監督はこのエピソードの代わりに
住人や元恋人に別れを告げられて崩れていくようにしたんだろうか
>>528 なんの思い入れもなく、この映画を観た人は直輝の動機が
掴めなかったという人が多い。妖精が見えたりする人は
霊感が強かったりするらしいが、個人の持つ狂気のせいに
するとつまらなくなるかもしれない。
と最近、シャッターアイランドを観て思った。
かといって住人や恋人が離れて行くでは動機が弱い気がする。
>>529 疑問に答えてくれてありがとう
この映画、通り魔の動機はさして重要ではないことは分かるが
唐突だとそこにオチがあると勘違いする人もいるかと思って
自分もシャッターアイランドも観たよ
閉鎖された空間で主人公の狂気が周りを巻き込むという点では
共通するところもあるね
ま、あっちは爆発的狂気の世界だったけど
パレードには日本的な静かな寂しさがあって良かったかな
2001年宇宙の旅に出てくる怖いものって何?
その映画見たらわかるのかな?
>>532 主催者側でパレードor行定ファンがいたのかな?
>>532 主催者側でパレードor行定ファンがいたのかな?
↑間に合わなくて二重にゴメン!
2001年宇宙の旅は解釈が複雑で難解だよね。
この映画の猿が、動物の骨で仲間の猿をめった打ちにしているところは
直輝がスパナで女性を暴行するシーンと重なるようだ。
あと2001年〜では、人類が月や木星に到達できるようにまでなったのに
その上の存在「神」の掌の中で踊らされているということ。
隣の占い師の言葉とリンクするなら、あの2LDKが直輝の小さな宇宙で
その先に行っても逃れられないってことじゃないかな。
2001年では殺人を犯した飛行士は死より恐ろしい無間地獄が待っている。
直輝も自分の末路をはからずも予知していたのではないかと思う。
2001年はBSかなにかで放映されたのを観たけど、よく分からなかった
変わった映像だなぐらいの薄い記憶で・・
>>536さんはよく覚えてるね
直輝が殺人を犯さなかったら、みんな離れていきそうでウダウダ残って
いたような気もするんだよね。実際、あれだけの人数が気が合うことは希だから
ttp://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/05/15/10.html 今月5日から8日まで英ロンドンで上演された舞台「ムサシ」の日本凱旋公演が15日、さいたま市の彩の国さいたま芸術劇場で開幕する。
14日には宮本武蔵役の藤原竜也(28)、佐々木小次郎役の勝地涼(23)らが公開稽古に臨んだ。藤原は「ロンドンでは拍手が鳴りやまず涙が出そうになった。あの熱を冷まさないように演じたい」と抱負を語った。
7月7日からは米ニューヨークで上演。ほぼ同時期に現地では、藤原主演の映画「パレード」の特別上映も検討。同10日の米公演千秋楽を務めた後、映画上映館に足を延ばして舞台あいさつも計画されており、“FUJIWARAウイーク”になりそうだ。
ロサンゼルス ニューヨーク海外上映続いていいね!
公式HPの劇場情報、公開当初はリストに載って無かった劇場が大分増えてたんで
トータルで何館になったんだだろうと数えてみようとしたら、既に上映期間終了した
劇場はリストから外されているんだね。
今後予定も含めて全国100館程では上映?
鑑賞可能な機会が増えるのは嬉しいけど、DVD発売(9月頃?)を目前にして近所で
上映になっても…、今更orz
興行収入は現時点でどの程度だったんだろう?
>>540 5/29(土曜)の行定監督トークショーで聞いてみたらw
興行収入は不明のまま終了ということも多いよね
NYで舞台挨拶って凄くない?監督は行かないのかな
外国人にはこの映画の意味するものがつたわるんだろうか。
一部、年寄りの知識人の日本人にも
表面的にしか観れない人が多いというのに。
アメリカ人だったら爆笑しながら観るんじゃないか
パレードは日本人より外国人ウケがいいかも
お国別レビューが読みたい
>>544 爆笑? どのへんで?
日本の知識人てのは、宗教的な無理解から、近代進歩主義の
直線的な時間意識をキリスト教特有のものと見なしちまったり
するような、西洋についてひっくり返った見方することはあるね。
546の言っていることが高尚すぎてわからないけど
西洋人は日本人が考えるほど信仰にこだわらず映画を作ったり
観たりするということ?
ロスよりNYのほうで受けそうな気がする
>>545 ロサンゼルスでバトル・ロワイアルが上映された時
観客が爆笑しながら観てたと聞いたから・・・
あの映画で笑う感覚ってわからなかったから、感覚が違うなと
人間心理は万国共通のものもあるかと思ってたんだけどね。
悲惨な場面で笑ったりするのって
個人の読解力や教育水準の低い国だからなのか。
パレードでラスト付近の場面を笑って観る国があったら
その人種とは付き合いたくないなぁ。
中盤までは笑える場面も多いよね。本当に笑えないのは、雨の中以降かと思うけど、
それも、人によってはニヤっとするんじゃない?なるほどねって感じで。
直輝が可哀想で笑えるというか・・・。もっとも、爆笑はできないと思うけど。
自分は、真剣な場面でニヤけちゃうことも多いんで、ここで笑う人は違う!と言われると微妙。
悲しい場面で泣かないと、感じてるものがないってわけじゃないしさ。
笑いにも色々あるからね。
作り手側の意図を想像してニヤリ。
人物同士の思惑のすれ違いを俯瞰で見てニヤリ。
いや、日本だと「ニヤリ」で済むものが、海外だと声を出しての笑いに
なることが多いような気もする。
終わった後に拍手になったり、欧米の観客は映画に熱いことが多いからね
初日舞台挨拶があった回は観客がいろんなシーンで笑ってた
周囲が笑うと安心して笑えるね(小出のエレベーター内が特に
前半に軽い笑いを誘っておいて、
ラストにドンと突き落とすって作り
けっこううまいよね
ロサンゼルス映画祭には、このメンバーの誰か出席できるかな?
ニューヨークの上映は藤原が舞台挨拶をするんだよね
これは主人公の妄想系映画ではないんだよね?
部屋の住民はみんな実体があるんでしょ?
部屋にひとりになったときの直輝があまりに孤独そうだったから
もしかしてあとの4人は最初からいなくて
主人公のつくりだした幻かともおもった
でも、そう考えるとラストの未来の言葉が活かされなくなっちゃうし
>>556 妄想系映画じゃないけどかといって都会の若者のリアルな日常として作っても無いと思う
海外とかだとそこらへん誤解されたりしそうだけど
あの場面みんながいなくなってく事が淋しいんじゃないかって思っちゃうけどそれより自分自身への淋しさ苛立なんかがあるんじゃないかなと
監督談で、ホラー要素を織り込んでいるということからすると。
原作では妖精が見える主人公。
かつて同棲中の女性にも感じられる、第三者が生まれる気味の悪い気配。
まる見えでありながら主人公も相手にも気づかれない不思議な尾行。
(ここでは他人にはサトルが見えていないのではと思われる)
ラストの怖さ
主人公自身が作り上げた幻想の住民が
主人公の人格を否定して置き去りにするところ。
同じ表情で主人公を見つめる4人は、直輝を裁くもう一人の自分の分身。
これ、ロールシャッハみたいな映画でそれぞれの観方があっておもしろい。
559 :
名無シネマ@上映中:2010/05/29(土) 13:03:38 ID:zTNkwCug
シャッターアイランドじゃあるまいしw
調布のトークショーきょうだっけ?
561 :
名無シネマ@上映中:2010/05/30(日) 07:49:55 ID:VicHHw1o
貫地谷のスエット越しの丸いお尻がよかった
もう一回見に行こう
562 :
名無シネマ@上映中:2010/05/31(月) 10:03:09 ID:BYCKbea7
興行収入はどのくらいいったのかな?
DVD出たら買いたい
きょう大森で見てきた。水曜1,000円の劇場なんだが客が10人もいなかったw
俺がオッサンのせいだろうけど、つまらん映画だという感想だ。
「うわべだけの付き合い。本音を言うと壊れちゃうからね」だって?
人間が2人以上いれば多かれ少なかれそうせざるを得ない。当たり前の話。
オッサンでもオバサンでも、共感する人はするし、わからん人はわからん話だと思うな。
「うわべだけの付き合いだけど、居心地いいからこのままでいようよ」というサトルと、
俺を頼ってクンの勘弁、とか言いながら、本音はあの部屋を一番必要としている直輝。
サトルのドライさに対して、直輝は少し甘い人間かもしれないけど、
彼らが、本当に自分に踏み込んでこないことに気づくラストは同情する。
multiverseって言葉は知らなかった。それだけが収穫といえば収穫。
調布の監督トークショーは満員だったみたいだね
自分は近所に来たらもう1回みたい…
直輝は甘いどころか中二病だ
同情の余地なし
パレード (初回限定生産) [DVD]
藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介
DVD / キングレコード / 発売日:2010-10-06 / 価格:3990
ブルーレイ出ないのかな?
特別いい画質とは言えなかったしDVDで十分だけど
BDも出るよ
アマとかで予約開始してる。
初回は特典ディスク付きの2枚組
上映館数が少なかったからDVDで観るファンもいるかな
>>570 密林で検索しても出てこないんだが、
何処なら予約できるん?
密林サイトに「上映20館、興行収入2億円以上云々〜」と書いてあったよ
3億はいかなかったけど、この規模で売上コレって成功なの?
>>576 それが本当なら凄いよ!200scrや300scr以上だって数億なんてざら
そうかな直輝甘いかなー
うーん。自分的には知ってるのに中絶の事を頼む琴ちゃんが怖いw
「直輝君は他人に頼られたいのよね。それなら頼っちゃっていいのよね。だって、直輝君頼られたいんでしょ?」みたいなさ
直輝って、他の4人にいいように利用されてるんじゃないの?
あの部屋は元は直輝と美咲が借りてたので、住居手当や借り上げ社宅扱いは
まともなサラリーマンの直輝の名義で住めるんだろうし。
いちばん人に頼りたい人間が寄りかかられてばかりじゃ
ちょっと気の毒ではある。
直輝はそういう風に頼られることが嬉しい人間なんだよ、演じられていたとしてもね
めんどくせえめんどくせえ言いながら自分に難題を押し付けてきてくれるのが嬉しいんだ
自分もちょっとそういう人間だからね、逆に頼られないと物凄い不安になっちゃったりする
だから琴ちゃんの話もやめてくれ思いながらも内心キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!だよ
美咲との居酒屋とか元カノとのゴタゴタとか原作話だけど職場の電話のシーンやらサトルの友達の相談をまず直輝にしなかったのを怒ったりだとかさ
そうやって頼られ確かに自分はちゃんと存在してることを確認して優越感ひたってた、大人な俺かっけーみたいな
人にはマルチバースだユニバースでみんなの知ってるサトルは居ないからサトルは存在しないんだみたいなこと言ってさ
でも実際は直輝は元カノも共同生活も仕事だらだらと続けることしかできなかった世界というカラを破れない人間で
それを意識してしまうと破ろうと15歳の家出のときの大人な体験に駆り立てられるんじゃないかなと
そして最後の直輝はパレードのなかで演じられてそこにいなかったことを実感する恐怖と悲しみとやっぱり大人になりきれてない自分の情けなさの嗚咽なのかな
なんかよくわからなくなった
原作うろ覚えなんだけど
直輝って、出て行った彼女に小学校に連れ込まれて関係継続していたり
会社の社長が女の子を紹介してくれるっていうのに
別れた彼女のことがまだ好きだからとか言って断ってなかったっけ?
そこのところがこの人受け身ばっかで
可哀そうだって印象がのこってるんだけど
原作の直輝は甲斐性無し、会社社長にもウジウジやってるの?って
突っ込まれていたような
出てった女房の義母から
娘の様子を訊ねられたり
なんてのもあった気が…
(原作未確認なので記憶錯誤の場合はご容赦を)
原作の直輝の章で一番印象に残ってるのは、
サトルが、自分の友達もあの部屋に住まわせたいと頼む場面(ラーメン屋かなんかで)
「なんか勘違いしてないか」って本音を言ってしまってから、
自分の発言を取り繕う直輝は、周りに冷たいと思われるのを恐れてるんだなと
やっぱ直輝は可哀想じゃなくて頼られたくて頼ってきてくれるから元カノとも共同生活も続けてるんじゃなかろうか
頼られていたい自分(大人なカッコいい人間)と奇妙な関係を断ち切れられない(大人になりきれていない)自分の戦いで
サトルの尾行も正義感を振りかざしたようで実はおまえオカシイんじゃないのっていう
そして大人な世界に飛び込もうとして凶行起こしてしまうみたいな
世間体や体裁を気にする人にかぎって
それを打ち破ろうとすると極端にはしってしまうのかな
原作は直輝のモノローグが多かったから
サトルに見つかって部屋にもどるまでの直輝の
嬉しそうな薄笑いの描写が怖かったよ
ラストの夜と雨の場面が良かった。
中盤まで主人公があまり感情を出さないようにしていたみたいだから
壊れていくまでの過程がちょっと急だった。
直輝の心が揺れているときは観客が酔わない程度に
カメラをゆらしたらどうだろうか。
公式には載ってないみたいだけど7月のNY公開ってほんとかね
実現するとしたらどんな形で公開されるんだろう
NYでは受けそうな気がするんだが
しかし公式少しはブログお手入れしなよw
沖縄は7月10日から公開だね
外国映画のこれまでのパターンで
同居人が異常な殺人犯なのを知っていて一緒に暮らしている設定って
あったっけ? NYの人にはわりと新鮮にうつるかも
まして直輝が豹変して同居人に襲いかかるようなホラーではないしw
>>590 tsutayaで月に6〜8本DVDレンタルしてるけど、そういえばパッと思い浮かばないな
オーメンの男の子の母親は我が子が異常なのを知ってたか
友人や家族には無害だが、見知らぬ他人には冷酷な殺人犯って
日本の実在の事件では多い
親は息子が幼女殺しをやっていそうと薄々気が付いていても
引っ越したりしてごまかしてみたり
でも結局同じ癖は止められず、別の土地でもやって発覚とかね
藤原が殺人犯でもノーマン・ベイツのような不気味さはまったくないな
それより後日談があったとして、翌日のニュースで殺人報道されてるテレビを見ながら
「直輝くん、こんどの人は殺しちゃったのかぁ」なんて言って
コーンフレーク食べてる琴ちゃんとサトルがいたらそっちがコワイ
>>593 コーンフレークを食べながらの琴ちゃんとサトルの会話
自分の想像とは違ったけど、有り得そうで確かに怖い
藤原スレより
JAPAN CUTS!
パレード (Paredo) New York Premiere
Friday, July 9, 9 PM
Introduction and Q&A with director Isao Yukisada
Saturday, July 10, 12 PM
Introduction and Q&A with actor Tatsuya Fujiwara and director Isao Yukisada
www.japansociety.org
596 :
名無シネマ@上映中:2010/06/13(日) 15:33:24 ID:UYAdA31M
>>595乙
Q&Aがあるんだ!行定監督と藤原の挨拶のみかと思ってた
どんな様子が映像で見たいな〜
>>595>>596 DVDがでたら特典に入っているといいね
公式を更新していれてくれればって気もするけど
公式は死んどるw
関係者だったら2ちゃんも見ると思うけどなフツー
小出の公式サイトのメルマガから、DVD発売のお知らせが昨日きた。
詳しくは、パレードの公式へ。とあったから更新されてるんじゃないの?
まだ公式はみていないけど
公式ブログは更新してるな。しかし、ティーチインのレポートはのせて欲しかったぞ!
ロサンゼルス NY上映会のことももっと詳しく載せてくれよ公式ブログ!!
ロサンゼルス映画祭、行定監督は行くとしても他メンバーは行かないのかな?
ベルリン映画祭は行けなかったから誰か1人でも行けばいいのにな
この作品、秀作だと思うから
今年のキネマ旬報でも上位にランクされるのではと期待。
ハリウッドみたいに莫大な制作費が掛けられない日本映画で
独特な空気感をよく撮ったと思うよ
殺人場面もグロさがないのに衝撃的でよかった
全体に上品な雰囲気の作品で監督のセンスが感じられた
沖縄で最後?
私は出演者のなかに好きな俳優がいたから2回行ったけど
それ以外でもストーリー音楽ともによかった
DVDも楽しみ
おー、LAが一番反応よかったのか
>>606d
バトル・ロワイアルの爆笑は嘘ではなかったw
なにか○に引っかかればいいね
アメリカ人にウケて本当に良かった
コミカルな前半以外の部分、特にラストはどう捉えられたのかな
日本の専門家でもこの映画は理解不能な人もいるから
外国の人の感想も聞いてみたいな
時代劇以外の普通の現代劇で白人は見にいくんだろうか?
歌手が海外公演成功ってといっても実は客は日系人とか東洋系ばっかりってオチじゃない?
こういうこと雰囲気壊れるから指摘しちゃダメなの?
最近海外じゃ、日本の時代劇は完全に飽きられていて
現代物の方が期待されてると北野武が言ってた
外国でうけた日本映画で思いつくのは
砂の女
羅生門(これは時代劇だけど)
千と千尋
おくりびと
チャンバラや合戦がない日本映画は日本独自の陰鬱な人間関係があるし
島国民族の内面にくいこむような作品は大陸の人々には新鮮にうつるのかもよ
羅生門は海外では評価が高いのに、
外人には深い意味は分からない人が多かったらしいね。
自分のことばかりかわいい人間のエゴとか、無関心でいることの残酷さとか。
そういったおもしろい映画が日本にあることを知ってほしいよね。
ああいう終わり方の怖さというのは
ロマンポランスキーのローズマリーの赤ちゃんにも感じたな
アメリカで人気の邦画DVDはデスノートって聞いたよ
世界的に人気なのはマンガ原作の映画じゃないかな
まだ映画館で観れるの?
>>616 既に公開から4ヶ月経過してるから上映している映画館は少ないけど
まだ一部地域では観られる。これから上映の地域もあるし
金曜日まで早稲田松竹で2本立てやってるよ
併映はゴールデンスランバー
619 :
名無シネマ@上映中:2010/07/06(火) 15:04:55 ID:bSwj8RIa
7月9日、10日のニューヨーク上映は行定監督と藤原竜也以外に他の出演者は登檀しないの?
>>619 貫地谷は舞台公演終了後の休暇っぽいから行けそうな気もするけど
たぶん監督と藤原だけじゃないか?
行定監督はJAPAN CUTSの招待で行くけど
藤原は舞台公演のついでだからね
行定がやりたかった映画悪人、随分評判がいいな
こういうのってうれしものなのかな?
行定ワールドってなかなかいいよね
作品を投げかけられて観客に考えさせるつくりって面白い
「ハイ、ここ泣きどころです(ここ試験に出ますよ)」みたいな
親切さがないところがいい
ニューヨークでの評判はよかったのかな
625 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 07:32:07 ID:ZjpvaxGQ
ニューヨーク在住のものだが、見てきた。
評判がいいのかはよく解らないが、結構笑いは起きてたな。
登壇したのは監督と藤原氏だけだった。
が、最後に観客との質疑応答の時間が設けられてて、
クリムトの絵の意味とかに着目されてたな。
俺個人としてはパレードは好きだな。秀逸なオチだと思う。
レポありがとう。
なるほど、クリムトか・・・
あの絵はナマナマしいくらいに人と人が密着してるよね
ある意味人同士の領域をはるかに侵して溶け合ってる
ちょっとした皮肉にも取れないことはないかも
>>625 わぁ〜貴重なレポをありがとう!
笑いどころは同じみたいだね
もう少し日本での公開館数を増やして欲しかった
NYレポの人ありがとう
海外の人はけっこう細かいところまで見ているんだね
部屋の住人の人間関係や最後のシーンなんかは
外国のお客さんはどう感じたんだろう
Amazon の邦画DVD予約ランキングで5位だね
セールスランキングでもベスト10内に入ってる
へー、売れてるんだ。もっと拡大公開してもよかったのにね
旬の若手が五人も出てるんだし
それにyahooのレビューがすごくいいね
普通、だんだん評価が厳しくなってくることが多いのに
ラストまで笑っていたニューヨーカー達に笑いのツボを聞いてみたい
エクソシストを見て笑った自分は人のこと言えないが
映画のメッセージの伝達力ってお国柄によって違うんだな
パレードを映画館で見たときはほとんど笑いなしで
ラストはシーンとしてスクリーン凝視状態のお客ばかりだった
>>633 初日舞台挨拶の回だけは笑いが漏れてたよ
みんなが笑うから笑いやすかったしね
Jホラーのパターンが外国で飽きられはじめているそうだけど
こういった新しいタイプの映画はいいとおもう
海外のお客の反応も参考にまたいろいろな試みで作ってほしい
ぶふ
笑えない内容の映画でどこが可笑しいんだろう
ガイジンはわかんねぇ
エレベーター内の占い師とのやり取りや
占い師宅を訪ねるシーンはおかしかったよ
直輝の尾行とか糞ワロタろ
最後に直輝が泣いているところでも笑いがあったそうだけど
「バカなやつ(笑)」とか「みんなに無視されてやんの〜(笑)」的な意味なのかな
NY在住の日本人のブログ読んだら、
告白のラストシーンでもアメリカ人は大爆笑してたらしいよ
驚いたら爆笑するのがアメリカ人の感覚だとか
>>641 ありがとう、そういう意味の爆笑ですか
苦笑系の笑いではなく、「おっ、そうきたか!!」って感じなのかな
カルチャーショックだけど、おもしろい反応ですねぇ
ロンドンや、アメリカでもニューヨークなんかでは
「やられた!」と作り手への白旗として笑いが起きることも多い。
演劇で特に顕著な傾向だから、教養のある層に独特なリアクションかもしれない。
そういった観客は、映画を知的刺激として捉えているのではないだろうか。
ふ〜んなるほど
ロサンゼルスでバトル・ロワイアルが上映されて爆笑してたってそういうことだったんだ
特典には海外映画祭の映像いれてほしい
動画サイトのメイキングだけしか入らないってことないよね
>>645 DVD初回限定版を予約したけど海外映画祭の特典映像なんてつくの?
付いたらウレシイけど・・・
>>647 ほぉ〜、こうだったんだ
映像で見るのは初めてだ 647さんありがとう
真面目なインタビューだったんだね
>>647 ありがとー
様子がわかってウレシイ。他の映画祭も出品するのかな‥
徹子の部屋が好きな大学生って実際いるのかな?
スタジオパークとごきげんようが好きな大学の同級生いるけど
女だったらいると思う。
「今日の徹子の部屋、誰?」ってのは、琴ちゃんへの寝起きの挨拶なだけで、
良介は実際には見てないんじゃないか?
653 :
名無シネマ@上映中:2010/08/09(月) 14:27:00 ID:bnNZY6U8
ブルーレイ版は特典映像付いてないのかな?
きれいな画質で見たいからBD版買おうと思ってるんだけど
>>654 ありがと〜映画の見方や興行のことまで面白い話をしてるね
DVDが10月6日発売なんだね。DVDで始めて見る人の感想も楽しみ。
うん、感想が楽しみ〜
wowowでもそのうちやるよね
普通にテレビ放送は無理かなw深夜でもやって欲しいけど
良介の章と、サトルのシーン編集カットしたら地上波放送できるよね
>>658 wowowが権利を持ってるんじゃないかな?
良介の殴るシーンはなんとかなってもサトルのシーンは
ボカシを入れてもかえっておかしくないか?w
あ
良介の殴るシーンってあった?
サトルは見えても無いのにボカシ?
>>661訂正
良介→直樹
サトルのシーンはどうしようもないw
『キサラギ』は地上波で見たよ
664 :
名無シネマ@上映中:2010/09/07(火) 20:14:56 ID:5n2WSTs4
キサラギは何も問題シーンはないよね
パレードDVDのAmazon予約が7位になってた
BDに舞台挨拶やWOWOWの事前特番の映像入らないのかな?
第15回釜山国際映画祭の組織委員会は7日、韓国釜山市で記者会見を開き、熊本出身の行定勲監督が撮影に参加した閉幕作品『カメリア』など67カ国、308本を招待することを発表した。10月7日〜15日市内5つの映画館で上映される。
閉幕作品『カメリア』は行定監督ら日、韓、タイ3カ国の監督が釜山を題材に撮ったオムニバズ映画。
地上波ってそんなに制約が厳しいの?
サトルのヌードや直輝の暴行シーンなんてたいして問題じゃないとおもうのに
669 :
名無シネマ@上映中:2010/09/15(水) 22:57:29 ID:RQLPZd89
映画、2回目行きたいと思いながら
結局行かなかったから
DVD楽しみ
あまり映画の宣伝というか、取り上げられなかったね。
かなり気になりつつ(ポスターがよかったし)
見に行けず今原作読んだ。
おもしろいじゃないか!
もうすぐDVDになるならちょうどよかった。ワクワク。
671 :
名無シネマ@上映中:2010/09/30(木) 20:01:42 ID:6Ax1M4tH
DVD発売まで
あと1週間
672 :
名無シネマ@上映中:2010/09/30(木) 20:29:07 ID:DOYQ9gfo
犯人は誰なの?
10月6日DVD発売!
本当の【悪人】は誰なのか・・・
674 :
名無シネマ@上映中:2010/09/30(木) 22:24:11 ID:6Ax1M4tH
祐一に比べると
都会生活のこの5人は気楽なもんだよなw
この映画、役者の演技ももちろん
音楽も良かった
あと数日でDVDゲットだ。
嬉しいし、このスレも今よりは賑わうだろうから
その時また感想書き込むことにするよ
677 :
名無シネマ@上映中:2010/10/02(土) 13:16:58 ID:4nDEy7hJ
ブランチの実況はぼろくそだったなw
ブランチのあのコーナーは必要以上にネタバレするからないつも
679 :
名無シネマ@上映中:2010/10/02(土) 13:26:47 ID:gA7WS5h5
何がぼろくそだったの?
ブランチ、藤原竜也の画像が他の4人よりめちゃ大きすぎてびっくり
主演:藤原と他4人ってことなの?
やっぱ犯人が誰かの作りになってたな
それが主題じゃないつうに
この映画はサスペンスじゃないんだよな
>>677 観たけど全然ボロクソ言ってなかったよ
意味フ
ブランチ見て興味湧きました!
どこか見れるサイトないですか?
内容:◆オーディオコメンタリー ◆メイキング◆舞台あいさつ映像(イベント&初日舞台あいさつ)◆WOWOW放送特別番組◆映画内ドラマ「カルアミルクで乾杯」 ◆アウターケース仕様(以上、初回限定) ◆劇場予告編◆テレビスポット ◆ピクチャーレーベル
カルアミルクで乾杯って何だw
>>686 良介が外出した途端に琴ちゃん消してたね
688 :
名無シネマ@上映中:2010/10/05(火) 23:11:36 ID:Yqx0gx1L
あ〜琴ちゃんの彼氏が出ているドラマのことかwww
映画の中のテレビ画面で映し出されるべたなセリフや場面を見ただけで
見る気しないなw
>>675 メインでよくかかってた曲、すごく耳に残る曲だったよね
>>688 未来のビデオテープにサトルが重ね録りしたのも、これだったような?
トリックの「哲!この部屋」なみだったら楽しめるんだけどね
豊洲の映画館でまだ上映してるらしい
692 :
名無シネマ@上映中:2010/10/06(水) 00:54:16 ID:lCoNKZFs
香里奈と貫地谷の役が変わったんでしょ?
それって事務所の力じゃない?
じゃない
DVD鯔板あ
DVD買っていま全部見たとこ
おもしろかったし怖かったよ〜
赤い傘の女の人は動かなくなっても殴られていたけど
ほんとに殺しちゃったの?
あの人には顔を見られていたよね
いままでの通り魔にあった女性は怪我だけだったみたいなのに
あれは殴りすぎ。
見ていて被害者が気の毒。
でもそのあと同居仲間4人が平気なのが
不気味で効果大だけど。
DVD届いた。映画2回観て、これで3回目の観賞。
やっぱり最後の場面は惜しい。
あれだと藤原から見た恐怖しか伝わらない分、映画のテーマが半減してる感じがする
窓から引きの画像になった時、藤原以外の全員があのまま伊豆高原の会話を続けてる演出の方が、
このまま再び上辺だけの日常生活が何事もなく続き、それがあたかも普遍であるかのような
リアルな恐怖が伝わるのに…
それもありかも
あのラストからどう想像するかも面白いから良かったな自分は
会話まで入れちゃうと分かりやすさがなんとも
>>697
提案出すの遅いよー
そっちのがいい
701 :
名無シネマ@上映中:2010/10/07(木) 04:29:07 ID:WgVY0kxJ
サトルが寝たふりしてた意味は?
>>701 身の上話しを聞いてしまうと相手の内面に踏み込んでしまうので
うわべだけの付き合いができなくなるからじゃなかろうか
メイキングのほうで直輝が女性を襲うとき声を上げていたよね
それまでは衝動的だけど知能犯だと思っていたのに
あれ見たらかなり狂っていたんだなと、あらためてべつのショック
>>701 一瞬でホラーになるそのシーンは小説だとできないって
吉田修一が言ってたってオーディオコメンタリーが興味深かったな
小出が携帯で電話してる相手の声が小さすぎる
あの場面で桃子の存在が分かるんだから、もう少し演出に工夫が欲しい
原作を読んでないでDVD見たら、桃子の意味が分からんまま
見終える奴も普通にいそう
サトルの腰の青アザって結局何だったっけ?
蒙古斑
未来がサトルの腰の青あざを見つけた次の場面では
未来が直輝にオカマバーで
女性襲撃犯がサトルではないかと
話しているから
襲撃事件で被害者の抵抗にあい青あざができたと思ったのかな。
なるほど!
>>707 なるほどね!
でも結局関係なかったわけだけど
710 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 02:21:28 ID:2AP0VVrE
悪人と同じメッセージ?
既出だったらすみませんが、おしえてください。
直輝が通っている歯医者の受付の女性について。
監督のコメントではこの女性をアップで撮ったのは仕掛けがあると言ってますが
この人は最後に直輝に殴り殺された赤い傘をさした女性と同じ人ですか?
メイキングではすれ違う時女性の顔がうつっているんですが
うちのTVの画質では確認できませんでした。
もし歯医者の女性と知っているとしたら
その人に殺意を抱くのはどういった意味があるんでしょうか。
712 :
名無シネマ@上映中:2010/10/08(金) 07:39:32 ID:Oyb6GHM6
歯を抜かれたしかいし?(´・ω・`)
>>711 歯科助手は井村空美とクレジットされてるが被害者は分からんねぇ
歯科助手は髪束ねてたから比較もできんし。前髪の長さはほぼ一緒だった
でも仕掛けがあるんなら、最後の被害者以外ありえないかもね
>>712>>713さんありがとうございます。
歯医者で麻酔が効きにくいと言われた点と監督コメンテタリーを参照しましたが
親知らずのあたりから直輝の変化があるとのこと。
自分の身体の痛みにたえられないばかりか、孤独という心の痛みにもたえられない
人間になってしまったのか? なんともモヤモヤする映画でした。
被害者の女性が気の毒だったのでこの人になにか意味を持たせてあるのか
知りたいと思いました。
歯抜いた直後から直輝は急に忙しくなるし
皆がちょっとずつ変化していくからね
DVDの特典メイキングは面白かった。
直輝の孤独はひしひしと感じたな。みんな独自の理由は
あるんだけど共通は出て行くということだからね。
みんなもうすうす分かっていて、さりげなく離れ始める準備だったら怖い。
でも結局当分あの部屋は現状維持なんだよね?
うpまだかな
近所のツタヤ全部貸し出し中だった
>>719 上映劇場数が多くなく、上映回数もそんな多くなかったから
公開当時に観たくて行けなかった人も多かっただろうしね
DVD借りて観た。
>>697 原作読んでないけど、それだと「わかりにくすぎる」かと。
あそこで話をやめて直輝の方を皆がみていたから、皆が
「本当の直輝」を受け入れる気は無いって事がはっきりしたと思う。
お前の問題をここにいる他人に晒すな、お前の問題はお前がどうにかしろ、
という拒絶が。
旅行へ行く話を続けて直輝を無視したら、まだ「見てみぬ振り」をしてやって
いるという温情(?)を感じさせるけど、皆が話を中断して直輝を見るという
皆お前が犯罪者だって事は知ってるけど関わらせるな、でもまさか、もしかして
気づいてないかもなんていう甘い期待は抱くなよ、表面上の関わりには
参加させてやるからありがたく思え、という強い拒絶を。
補足。ルール違反者への制裁、かな。
あそこで「空気を読まず」泣き出した事への。
いま、見終わったんだが。なんか序盤全然ストーリー掴めなかったけど後半の後半の後半になって一気に変な怖さがあった。最後の4人の直輝への視線もめっちゃ考えさせられる。
自分結構ポップな映画しか観ないから「ゆれる」以来の衝撃だった。主観で悪い。
隣の占い師も直輝とぶつかった時彼が通り魔犯人だって知ってたと思うよ。
本人じゃないって見破れるような、腕のある占い師って設定で、
>>193に
よると酒鬼薔薇の誕生日と一緒って設定があったのならば。
確か彼は誕生日のホロスコープに破滅的な犯罪者らしい特徴があって
当時占いやる人達の間ではちょっと話題になってた。
閑話休題。
このあとどうなるんだろうと余韻ののこるラストだった
次の朝もヘリコプターが飛んでいて同じような
日常が繰りかえされるのかな
その中で直輝だけがもう今までどおりじゃなさそうだけど
あの後も直輝は犯行を重ねるのかな?さすがにもうやらないか
>>721 それは分かるが、それだと逆に分かりやすぎるし凡庸。
しかも、窓から引きの映像になっても、
4人がずっと藤原を凝視してるのは不自然すぎる
日常の中に潜む恐怖を描くのなら尚更。
>>697のようにあそこはもっと自然な演出で終わって欲しかったと思う
映画悪人で被害者の父親が水色のマーチに乗っていたんだけど、小説パレードにもマーチ(ももこ)が出てくるね
729 :
名無シネマ@上映中:2010/10/11(月) 18:39:22 ID:SDrrjxGS
犯人は逮捕されないんですか?
てか口封じのために全員直輝に殺される可能性も…
>>727 同意。宇多丸師匠もその部分での詰めの甘さを指摘してたよな。
恐怖を描写するのに、日常の着地点にしてこそ意味を持つ作品なのに、最後の最後で意味を間違えてるみたいな解釈。
「同居人が今まで見たことのないような怖い顔して藤原を見てたら、そりゃ怖いに決まってる。
それだと、ただ特別に異常な人たちが集まって起きただけのありきたりのサイコホラー的恐怖で、
テーマが矮小化してしまってる」と宇多丸は言ってたが、まさにその通りだと思ったな。
>>697が言うように、ラストは日常の着地点で恐怖を描写する方法は
他にもあったはずだと思うから、監督ももう少しそこは練って欲しかったな
原作は
>>697>>727>>731の意味するような終わり方だったよね
映画は映像での演出が活かせるから
あの4人のまばたきもしない無言の表情がキマッテたとおもう
小説だと独白文で直輝の心情を説明できるけど
映画では音楽とサトルの一言で直輝の動揺を表現してたし
自分はこの映画的表現がすごくよかったとおもった
みんな賢いんだね
色んな意見見ててどれもフムフムしちゃうだ
ラストに日常的な描写を求めるならあの引きのラストは不自然かもしれないけど
あそこで時間が止まるからこそ「この後どうなっちゃうの!?」って
観客は思いやすいんだと思うけどね。。
日常的な描写は直輝がダッシュで帰って来た時のみんなの普段通りの
振る舞いで十分表現できてるわけで。
結局は宇多丸だろうが誰だろうが好みの違いだから正解なんてないけどね
>>734 原作読んでる者からすると、最後は好みの演出ではないな
更に言うと、直樹が桃子の中でサトルから事実を知らされた時の、
同居人たちが暗い部屋で窓を見つめ、雷がドカン!ゴロゴロの
過剰でステロタイプな演出も、安いホラー映画みたいで古臭い
あんな分かりやすい演出しなくたって、十分恐怖は伝わるよ
あってもなくてもいいんじゃない?
どうせ何もなかったら「物足りない」とか言う人もいるだろうし
ないものねだりだよ
ミステリ要素のあるドラマで、テレビで流れる近所の連続暴行事件のニュースが、なにやら不穏な空気を演出する。
出てくる連中は、本人理解のためにもっとも重要な「本音・本性」を、心の闇の中に隠している様子。
一緒に暮らしていながらすべてをさらけ出すわけではない、見ている側はどうにも居心地の悪いコミュニティを、狭いマンション内で形成している。
こうした設定は、もっと映像に凄みを出せる監督が作れば魅力があるのだが、この映画には足りない。
噂のラストも、本来なら気味悪さ+説得力あり+しかも共感、といったあたりを狙えばもっといい味を出せたのだが、不発である。
これは登場人物がこぞって変なやつらばかりで、その奇抜さを解消せず突っ走ったのが原因と思われる。
藤原が林の自慰行為を覗くシーンが距離的に近すぎて違和感
オーディオコメンタリーでその辺語られてる
いやいや、あそこの不気味さがこの映画のキモだろ
>>737 前田有一の映画ジャッジ!は観るべきところがズレて批評しているよ。
へんな連中だからなんでもアリで、あの結末にも驚かなかったし
犯人も最初の30分でバレるとか、けなす事ばかり得意げに語っている。
映画評論家を気取るなら2001年〜の直輝が求めていた真実の意味とか
占い師の口を借りて語った抜け出したかった世界と部屋の関係性なんかを
分析詳説しろっていいたかったよ。
粗探しばっかりする奴に限って目の付け所が偏りまくってるからね
>>732 混ぜたら?
旅行の雑談⇒みんなガン見⇒
引きの画
・小出と貫地谷は再び雑談に戻ってる
・香里奈は藤原へのガン見続ける
・林は4人を俯瞰
>>744 ほんとにね。この映画の前田のレビューは全く以ってズレてたね。
犯人30分でバレる云々って書いてあったのを見て、
この人の浅薄な映画解釈には怒りを通り越して本気で呆れたわ。
仮にも映画評論家があの映画を見てそれを言ったらダメだろ。真性のアホかと思った
原作者の基本的な意図すら読み取れてないんだから、お話にならない。
流石に宇多丸はその辺りを全部理解したうえで、足らない点を論理的に指摘していた。
監督コメンタリーおもしろかった
でも2001年宇宙の旅のところがまだよく分からない〜
直輝の焦燥感ってなに?
なににとり残されたわけ??
なんの真実を見たかったの???
自分が築きあげてきた信頼されてる仕事とか
住人とのリーダー的存在意義とか
通り魔になって全部ぶっ壊してしまいたかったほど
それってニセモノの世界なの?
わたしのアタマが悪くてよく咀嚼できなかった部分
どなたか教えて
あらすじ映画通りに順番に最初から書いてください。
あらすじじゃなくなるだろw
DVDの特典ディスク面白かった。
劇中ドラマ「カルアミルク」も期待してなかったけど
楽しめたw
丸山くんは売り出し中の若手俳優らしく
主役の俳優の恋敵役で出ていたのは芸が細かいと思ったw
行定監督、ちょっと、おねえ入ってない?
映像がメルヘンチックだよね
春の雪、クローズドノート好き
サトシとかトオルとか誰だよ…
>>754の追記
直樹がサトルを庇ったのは、自分がリーダーあることを誇示するというか、
中立的な立場を装って事を納めようとしたからじゃないのかなと思ったのですが。
受け止め方が違ったのかと思うと、他の人の意見が聞きたくなります。
解説お願いします。
>>755 あれこれ語っときながら名前間違うって恥ずかしすぎるよねw
>>757 でもその人原作未読でよくここまで語れるよね
原作読んで予習して行った自分は2回観てやっとわかった気がしたけど
おお、そういえばまだDVD観てない事思い出した
発売日に買ったのに。
年末ゆっくりみよっと
>>754のベストアンサーの方は
サトルの名前を間違えているとはいえ
すごく鋭い感想ですね。
しっくりきた。
761 :
名無シネマ@上映中:2010/10/16(土) 00:39:03 ID:zBgDmjl0
色んな見解があるんだろうが
直樹の犯行理由がストレスだとか
占い師の世界=部屋の変化を望んでなんてこと
考え及ばなかった
ここの人たちは深く観てるよね
すごいよ
自分は藤原演じる直輝が、あの容姿があってきちんとしてる仕事にも就いていて
人生を踏み外すのがもったいないと思った単純者
だから通り魔は衝動的に抑えがきかない病気なのかと思ってた
それもひとつの見方、答えでいいのじゃ。くもじいじゃ。
765 :
名無シネマ@上映中:2010/10/17(日) 02:06:25 ID:RcolioPl
この映画はリアリティがなさ過ぎて面白くない。
せいぜい舞台作品れべる。
>>765 この作品の登場人物はごくありふれた人たちだと思うよ。
さすがに通り魔はありふれてないけどな…
てかこの人数の共同生活であの人種は結構特殊だと思うぞ
創作にリアリティがないというのが野暮なだけで
直樹はみんなが頼ってばかりいて苛ついて犯行に及んだの?
でも変だよ、だってみんなが頼る前から事件は起きてたんだから。
直樹の犯行動機が釈然としない。
原作だと子供のころの記憶とかでそういう衝動があるみたいに描写されてたり
あとハンニバルが作中に出てたのが暗喩っぽいし
そういうサイコパスみたいな生まれつきの素質なんじゃね?
そうなんだ
じゃあ、あくまで4人の黙認の素材になっただけで
物語の中ではその衝動の位置付けはあまり意味なさないのかな
どうしても全てを関連付けさせたくなってしまう
人はいったい体のどこで考えているのか。それは脳、ではなく歯―人並みはずれて健康な奥歯
773 :
名無シネマ@上映中:2010/10/18(月) 15:17:42 ID:yBl680gX
737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/18(月) 12:55:08 ID:OkEJafy20
パレードDVD今日やっと見た
しほり本当にキスシーンは緊張しないんですか(笑)?w
琴ちゃんはちょっと緊張気味で、硬い表情かな、、、とは思ったのですが
自分は原作の琴ちゃんは積極的な肉食系と思った
うーん
期待しすぎたか…退屈だった
散々既出みたいだけど、ラストの演出は失敗だな
DVD借りて観た
恋愛相談後のジョギングに行く服装で犯人が藤原と解ってしまった
あの場面で解った人多いんじゃないかな
何度も言うけど 犯人は誰?の映画じゃないよ。
そうだね、原作の琴ちゃんは肉食系だね。
丸山君に自分から猛烈にアピールしたもんな。
778 :
名無シネマ@上映中:2010/10/20(水) 17:39:18 ID:jWExlFDG
行定組の美術さんは良い仕事をするね
779 :
名無シネマ@上映中:2010/10/24(日) 16:04:33 ID:6FKvtlzF
聞いたところによると興収は2億越えたらしいね。
館数20という少なさで2億越えは普通にヒット
amazonのDVDの予約も良かったし、
行定スタッフもキャストも万々歳ってとこだな
黄昏抜歯とイン歯―を比較してみた。
類似@ 思考は脳でなく歯に宿る
類似A 歯の鳴る音が作品内で独特の存在感を出している
類似B 辛い感情を歯に閉じ込めることで自己救済しようとする
類似C 医師に抜く必要のない歯を抜いてもらう
類似D 診察台の上で、過去の忌まわしい記憶がよみがえる
やっとDVDが借りられた。
登場人物で直樹が自分に一番近かった。
直樹ってガス抜きが下手なんだよな。
飲みに行っても、結局人を介抱しちゃう、みたいな。
他の面々は違うけどね。
琴ちゃんとか超いい加減。
人に帰って来いと呼びつけておいて、結局ほっておいて出かけちゃうとか。
直樹ならありえないし、できない。
だから、あんな極端な行動に出てしまう。
でも、衝動的じゃないから怖いよね。
ジョギングにスパナ持ってかないからね、普通。
小心者が計算ずくてやってるから。
パレード。
隊列を乱さないためには、個性を捨てなきゃならない。
それが嫌なら、列を外れればいい、か。
一番の謎は、りょうすけが直樹の生年月日を暗記してたことだな。
あんな希薄な関係性で根本を知ってるなんて、薄気味悪い。
あの四人はホントは深いところで結びつきがあるんだよ
他人が表面上だけでああいった付き合いはできない
映画館で観て以来、久しぶりにDVD見た
琴ちゃんと直輝の電話でのやり取りからラストまでの流れが完璧だと思う
規則正しくリズムを刻んで走る直輝のシーンにかぶせたあのベース音が
どんどん破滅へ向かって上昇していって
美しく物悲しい主旋律が現れるあたりから目が離せなくなる
凶行が行われている間の画面はあまりに美しい
中央に伸びる階段と右側のコンクリートの壁にに反射したオレンジの四角い光
やや右よりに転がる真っ赤な傘とのコントラスト、あらゆる配置が素晴らしく
美しい画面の中心で行われている残酷な行為までも美しいと錯覚してしまうようだ
直輝や女の息使いはシャットアウトされ、雨の音だけ
行為が終わって初めて直輝の荒い息を拾う
ここまで時間が止まってしまったかのような演出がとてもクレバー
サトルが現れるとまた激しい雨の音で我に返る
車の中で稲妻に照らし出された直輝の恐怖と絶望の表情と
部屋の中で同じように照らし出される3人の残酷な無表情
針が降るように痛々しい雨を抜けて部屋のドアを開けると
そこには慣れ親しんだ部屋の底なしにぬるい空気が漂う
玄関で泣き伏し、顔を上げた時の直輝悲しげな子供のような表情
誰も犯すことの出来ない純粋で硬い核を内に持った俳優だけに許される目だ
すべてが計算しつくされたカットの連続だった
最後の6カットが撮りたかったという監督の気持ちがすべて出し尽くされたね
ラストでは、下手なコントみたいに強調され、泣き叫ぶ直輝はお約束蜷川版の藤原
と、へたなコントしか見たことない厨房がほざいてます
直輝は藤原で正解だったんじゃないの?
最終的にああいう変質者役でも彼がやると哀れさはあっても
おぞましさがまったくないのが不思議だったよ
瑛太あたりだとけっこう不気味な雰囲気になるんだけどね
この映画での見どころはそっちの路線じゃないんでしょ?
他の俳優が直輝だったらテーマが逸れて別物になってたかもしれないよ
正直に言う
ラストの直輝には泣かされた
788 :
パレード:2010/10/27(水) 15:42:37 ID:yDuVIICf
わけわからん映画でした。おじさんには理解不能でした
>>788 どのへんがわからなかったの?
この映画は年齢じゃないみたいだよ、感性の合わない人には向かないかも
有名な映画評論家や監督でも、訳ワカメで詳しい説明キボンヌって言ってるのがいるし
これをいっしょに語りあえなくて残念だけど
「自分はこの作品理解してます」厨が多いな。正直ウザい。
気に入らなきゃ理解不能な点を書けばいいだろうに
脚本や演出に不満があるなら、ここの人たちみたいに
ラストの別案なんてを提示してみたら?
792 :
名無シネマ@上映中:2010/10/31(日) 23:34:32 ID:gfLExGV0
購入したBD版ようやく観れた。
特典映像の映画CMでサスペンス映画だと思った人多いだろうね。
監督コメンタリーも良かったよね
ヘリの音がなにか事件が起きる胸騒ぎがしてラストにつながってるところなんか
久々に「家族ゲーム」を見たんだけど、こうゆうあやうい平和の家族や仲間のなかに
外部から侵入者が入るとその歪みがよく映し出されるっておもしろい
サトル(林)と吉本先生(松田優作)は俳優としていい役をもらったなと思った
ここでの考察や批評を見て私も書き込みたくなったので小説と混ぜながら投下。
直樹は世界と戦っている。もし、今居る世界から抜け出せても、もう一回り大きな別の世界が広がっている。
直樹と世界では、世界が圧倒的に有利だ。
直樹はサトルに犯罪がばれて安堵する。世界(生ぬるい善意に満ちた空間、または生ぬるい善意に満ちた自分)から抜け出せると思ったからだ。
小説ではさらに嬉しいような、恥ずかしいような気がした。という描写がある。自分の本性をさらけ出した嬉しさ、恥ずかしさ。
しかしサトルは平気だよ。と言って何事も無かったように家に帰ろうと促す。さらに他の皆も直樹の犯罪について知っているんじゃない?(面倒くさそうに、どうでもいいことのように)と。
直樹は世界に勝つことはできない。世界は自分の罪を罰して(認めて)はくれない。
それはその世界が、生ぬるい善意に満ちた空間であるという秩序で成り立っているからだ。
そのルールは、絶対であり、その楽しいチャットルームでは、それぞれが設定されたキャラクターを演じている。
その部屋に人が集まるとき、台本に無い台詞を言うことは許されないのだ。
そしてさらに極論を言えば、直樹がもしもその世界(部屋)から離脱して、移り住もうが、自首しようが、そこにもまた別の世界(何かしらの秩序で動く社会)が広がっている。
そしてこれを見ている(よんでる)私たちが生きている世界も………こええええええ!
って感じの解釈ですた><
映画だとビデオのレイプシーンがAV的でさらに日本人で絵的に萎えたかなー。小説だと映画(時計仕掛けとか)のレイプシーンだけを繋げるって設定で洒落てるなと思ったけど。
その上にピンクパンサーを録音ってのが良かった。レイプシーンが踊ってるように滑稽に見えるという描写とピンクパンサーのダンスとさらにパレード
という題名の意味合いも兼ねて上手いなあと思った描写だったから><
著作権的な問題もあるだろし仕方ないのは当然だけど
他にも直樹がヘッドフォンを付けてる女だけ襲うとか(音楽によってある意味世界と隔離されている女)そういう描写が無いのは残念だったけど、
でもなかなか満足でした!
直輝です
直樹wみんな名前の誤字多いな〜
小説読んでないんだけどヘッドフォン付けてる女だけって意味わからんけど興味深い
BOOKOFF売り切れだっ
配役どう見てもかんじやと香里奈逆だよな?
>>797 香里奈の未来役は結構良かったと思うけどな
799 :
名無シネマ@上映中:2010/11/03(水) 23:40:23 ID:b1wMepYU
最後のジョギングで
ダンスをしてる若者たちのところに
もう一度戻っていったのはなぜ?
予定ののルートを思い直し、戻って切り返して走る→犯行を決意したメタファーじゃないかな?
男のオナニーシーンって、映像で見るとやっぱかっこ悪いね
カッコいいオナニーシーンてどんな?
オナシーンで女子中学生の3人組が絶句してた
>>803 じゃあナニかい?それまでは喋ってたっていうのかい?
死んだ友達のエピソードが変えられていたところが不満。
大学の友達って
直輝、愛飲のジャスミン茶が出てこなかったことが不満
中国の動画で観ました!
香里奈ってモデルのくせにドラマでヒロインとか主役多くて
あまり良いイメージなかったけど演技できる人なんだね
直輝のラスト、犯行後部屋にサトルと帰ったとき
連日通り魔をしたあとの住民とのやりとりを回想するシーンを入れてほしかった
809 :
名無シネマ@上映中:2010/11/07(日) 21:27:01 ID:Tg6B8De4
どうやったらこんな中身の無い糞映画作れるんだwwww
原作はとても好きな小説だったが、映画は充分にその恐さを伝えていない気がした。
原作は同居人達の一人称で進んでいて、ささいな日常生活に反応しながら、生きている。
恐いのは、同居人が殺人者だと知りながら、本人達の意識の上にさえのぼっていない事。
原作では、ラストで登場人物達が、蛍光灯に白々と照らされた人間ではない、無機質な物体の群れように描かれていた。
あの衝撃感は、映画の中では表現されていなかった。
それでも、映画として評価が高いのは、喜ばしい。
でも、やっぱ、ちょっともったいない。
女性役の人の気持ちはわかったし共感できる
男性心理は、ちょっとよく理解できないところがあるけど
未来と琴ちゃんがあの同居人3人の男性を好きな気持ちはわかるな
813 :
名無シネマ@上映中:2010/11/11(木) 18:36:23 ID:2T2et+l/
799
殺すかとおもった…
>>797 亀だが、プロデューサーは未来…貫地谷、琴美…香里奈で考えていたそうだよ。
それを聞いた監督が、イメージが逆だと入れ替えた、とのこと。
ソースは監督コメンタリー。
占い師はどのへんまで見抜いていたと思う?
直輝とぶつかったとき、こっちが本物の世界と戦ってるほうだと気づいたくらい?
それともあの抽象的な占いで通り魔の犯人とまで分かってたのかな
わき腹のアザは結局なんだったの?
単にミスリードを導くためのもの?
たぶんあざは客の男にSM好きな人がいて
SMプレイを強行させられ、つけられたと想像しているw
未来…貫地谷、琴美…香里奈
このバージョンでも見たい。
貫地谷はあのジャージの衣装のままで自称イラストレーターの役ができそう。
香里奈は小説のとおりの正統派美人としての役ができそう。
サトルを尾行する意味はなんだったの? 原作にはなかったよね
ほかの4人が他人の奇行や犯罪に無関心なわりに
直輝は積極的なようにみえるけど
直輝の犯行を目撃しても黙っていることと対比させてるの?
サトルのことが気になったから
821 :
名無シネマ@上映中:2010/11/13(土) 16:53:51 ID:5QX72hPy
サービスだお
>>815 前首相の懐刀に信頼されるほどの占い師だから、かなりの部分まで見抜いて
いたんじゃないかという気が。
見抜いていながら何も言わないあの占い師も、ある意味、直輝の同居人たち
と同類みたいな部分があったんだと思う。
あの占い師はいい味が出ていたな
同居人には深入りしないのに隣の家には潜入調査に行ったり
本当は行動が気になっていた直輝の生年月日を書いて占ってもらったり
まぁ、知ると怖いことって直接本人には聞けないからね
アンタ、夜な夜な女を襲ってんじゃない?なんてさ
824 :
名無シネマ@上映中:2010/11/15(月) 11:06:02 ID:rIZarFsP
直輝がサトシを尾行したのは、実は直輝が暴行犯でした〜ってなる迄の伏線の様に感じた。
序盤で観客にサトシが怪しいと感じさせる為の。
サトシの腰のあざは、サトシも未来同様幼少期の家庭環境が複雑だったのかと。
閉園した遊園地のメリーゴーランドで未来がサトシに自分の母親が父親に無理矢理性行為を強要されていた事を話していた時に、サトシは寝たふりをして全て聞いていた。
だから、女の子部屋でレイプもののビデオを見付けた時、未来がそのビデオに救いを求めているが、そのビデオに依存していてはダメだと言う事を察して、未来をビデオの呪縛から救う為にわざと悪戯心と思わせて違う番組を録画したのかと。
長文すみません。
サトルです
826 :
名無シネマ@上映中:2010/11/16(火) 13:22:15 ID:LdjFPdxG
ごめんね、サトルでしたね。
>>824 そのサトル像では、ラストの直輝への態度と矛盾するかなぁ。
サトルはそこまで未来の心へも踏みこんでいないんだと思う。
コメンタリーでだったっけ? サトルは残酷だと言っていたね。
他人の気持ちは理解できるけど離れたところで見ている人なんだろうか。
林遣都はストロベリーナイトの演技が酷評されてるけどこの映画のサトル役は良かったと思うけどね
美丘も・・・
>>829 この映画でも上手くはないよね。
監督が彼の中から上手くサトルの雰囲気を引き出していたってことだと思う。
>>832 そのスレ見てきた
上映館も少なくて宣伝もあまりしてなかったこの映画が当たってよかったよ
監督も自信がついたんじゃないの?
部分的な発言だけ抜き取って批判してる人もいるけど
要は派手な広告でお客を呼ばなくても内容の良い日本映画を
行定さんに撮ってもらうことをこれからも期待する
直樹が通り魔で使ってた凶器って何?ちくわ?
んなわけあるかw
凶器を日常的に持ち歩いてるところが原作と違うと言ってたね
ナイフじゃなくてスパナってとこはどうしてだろう
コンクリート破片がよかった
最後のシーン、小説の描写のままが良かった
けど(コンクリート片でうんぬん)それだと
R指定になっちゃうかな
ウォークマンも入れて欲しかったけど
SO○Yからの苦情等考慮したのだろうか
吉田作品は数年たっても古さを感じないけど
パレードのウォークマンの描写は
カセットテープであることが書かれているので
時代を感じさせてしまう。そこは吉田先生としてもしくじったかも。
原作のコンクリート片で殴打は読んでいてもグロくてちょっと…
たぶん返り血もすごいことになってそうだ
いままでな何回もやってて服や靴に血痕も残さなかったのはちょっと不思議
原作のジョギングシューズを見て迷惑そうな顔した住人は
靴にその痕跡が残ってるのに気がついたのかな
>>840 走りに行く=通り魔するってみんなは知ってたから
ランニングシューズをみただけで眉をひそめたんだと思う。痕跡はなくとも。
>>841 そこで気づいていて何食わぬ顔で日常をおくっていたということは
マジでこわいですね〜
映画でそれっぽい描写を入れてほしかったな
あとから考えると、ああ、そこで知っていたんだなぁっていうところありましたっけ?
本屋行ったら文庫本以前の表紙のに戻っていた
844 :
名無シネマ@上映中:2010/12/04(土) 19:02:37 ID:EaAbpQXF
良介が占いの時点で「実は・・・」って直樹のことを聞かされていて…
で、それを他の3人に「相談があるんだけど…誰にも言わないでね」って伝えてあって…
で、皆知ってるけどそれに関して共有はしない 関係が崩れるから
で、最後に直樹がそれを自ら懺悔というか一人だけ成長しない自分への苛立ちからか
思わず口に出そうとしたから未来は強引に「行くよね?」とさえぎった?
でおk?
>>844 初めの2行には同意しかねるなー
3行目以降は当たらずとも遠からず
ざっと流し見
美咲と未来は友達?
847 :
名無シネマ@上映中:2010/12/05(日) 12:09:08 ID:7+TjOwJl
>>846 引っ越し先が見つからずに困っていた友達(未来)を、
同居人の恋人(直樹)との関係がギクシャクしだしてた美咲が、
転居先が見つかるまで取り敢えずで共同生活が始まった。
その後、良介が加わり、美咲が部屋を出て、琴ちゃんが転がり込む。
とかじゃなかったかな?
(原作読み返してないので違ってたらゴメン)
>>847 どうもありがとう
直樹を介してとかじゃなく元々先に友達だったんだ!
ちゃんと見てみます
直輝です
漫画の「闇金ウシジマくん」で主人公が住んでるところがこの映画の舞台になるマンションと似てる
同じマンションをモデルにしたんだろうか
今見た
何も起こらなさすぎて焦った
直樹が通り魔ってことは予想できたけど
最後怖すぎ
これホラー??
青春映画のふりをしたホラー映画ってどこかで監督のコメントを見たような
一人だけ知っていて黙っていたのではなく、みんなが気づいていて
あの日常を送っていたってオチガいい
閉鎖空間ならありえるかもしれないけど
マンションで自由に暮らす人々がやることにしては珍しい
おもしろくて哀しい人たちだった
ここだと評価高いけど、原作未読、DVDで見た自分にはよくわからないことばかりだった…。
自分もカンが悪い方ではあるけど、ちょっと不親切な映画という印象。
あれ?と思ってしまった主なところ。
○琴ちゃんは、妄想の中で丸山君と恋愛してて、良介もそれを知ってて「ハイハイ」みたいな感じで
一緒にドラマを見てあげてるのかと思ったら、本当に丸山君が出てきた。
○良介は、年上の先輩の彼女にもてあそばれてるだけかと思ってたから、居酒屋で「卒業したら彼女と
島根に帰ってもいいかと思ってるんだ!」とか言ってて、超さむい。カワイソウって思ってた。
でもこのスレを読んだら、あのあと本当に付き合ってて、部屋を出てくつもりだったらしい。
○サトルは小悪魔で冷酷な、狂言回し的な役なのかと思ったら「あいつらといると楽しいんだ」
みたいなことを男娼仲間に打ち明けてたり、なんか肩すかし。
原作未読だとわかりづらいとこあるかもね
人間関係をいろいろ説明するのを省いてるところがかえって仕掛けっぽいよ
映画は親密でない間柄の男女がルームシェアをしているってことだけで
話をすすめている
まぁ、だからこそ登場人物の距離感とか心の内側に
踏み込まないけどみんな知ってる間柄なんかを見て想像させて
共感したり、自分にはわけわからん世界だわとか感想がでてくるみたいだね
なんとなくDVD借りて昨日観たけど意外と面白かった。
いくらルームシェアでも、外出中には自分の部屋に鍵を掛けるんじゃないだろうか?
最後はちょっと怖かったw
あと伊原直輝が若い女性ばかりを狙って連続殺人をする動機がわからないんだけど。
ストレスからくる精神異常による快楽殺人?
>>860 以前の何件かは殺すとこまでは行ってなかったはず
最後のは死んでてもおかしくない程に殴ってたけど
>>860 原作でも直輝の犯罪動機ってハッキリ解明されてなかったと思う
ここのスレでは
・生まれつきのサイコパス
・共同生活で頼られる年長者を演じるストレス
・共同生活のヌルイ殻を打ち破るための犯罪による改革?
(別世界への脱出)
・住人の隠された性癖が普通のものではインパクトがないので
最後にいちばん衝撃的な殺人犯をもってきた
・イヤフォンがどうとかって言ってる人もいたようだし
いろいろ考える人がいて参考になった記憶が…
うろ覚えなので前スレ見てみて
>>861 >>862 レス、サンクス。
直輝の一連の行動から、点が線で繋がるみたいに犯行動機が腑に落ちると更に面白いかも。
そうだよね
サイコパスだったとしても、どこで通り魔のスイッチが入ってしまったか
動機が知りたい
ひまわりが好きで行定監督作品は全部見てるけど
結局、面白いのはひまわりだけという罠
久々にひまわりのDVD見たけどやっぱいいわ〜
これ、低予算でイイ映画つくったと思うなぁ
ハリウッドで莫大な資金力かけて映像を凝りまくったものも観たけど
人間が描かれてなくて残念なのが多い
やはり映画は最終的には人間が深く味わえるものが観たいよ
あの5人、寄り集まって暮らしていても孤独ってところが哀しくていいね〜
.日本映画ベスト・テン。@悪人A告白Bヘヴンズ ストーリーC十三人の刺客D川の底からこんにちはEキャタピラーF必死剣鳥刺しGヒーローショーH海炭市叙景Iヌードの夜/愛は惜しみなく奪う(西)
ベルリンで賞とったのにパレードがはいってないな
公開時期は悪かったのか
パレードは映画館で観終わった後、いい作品だと思った。
キネ旬のベストテンに入ると期待もした。
でも同じ原作者の映画悪人と比べると
製作費が格段に違うだろうこともあって、
重厚さ、力の入れようが全然違ったようにも思う。
あちらが何から何まで完ぺきを求めた本格派というのもあったが。
悪人は本格派で
パレードは個性派かな
>>857 良介が先輩の彼女にもてあそばれてるのか、
彼女も本気なのかは、原作でもわからなかったと思う。
重要なのは、良介も未来も部屋を出ていく、と直輝に告げることでは。
原作では琴ちゃんも田舎に帰るらしいと直輝が感じる描写がある。
最後のみんな知ってるんじゃないのってセリフの後に音楽途切れて稲光するマンションの暗闇の一室に
佇む直樹以外の3人が怖かった。
そうそう、直輝が通り魔だってことの衝撃より
そっちの3人のほうが心の闇が深そうってかんじがヤバくて怖い
でも最後のシーンは
みんなしてあの表情ならそりゃ怖いよって感じだよ
ちょっと退屈な映画でした
オチのインパクトのための積み重ねが多いからねえ
オチのインパクトは大きいけど
それまでの話も面白いよ。
オチの伏線をもっと入れてもよかったような…
ちょっと遠慮がちだった
住人に一人づつ去られていく予兆で壊れていく直輝とか
やりすぎなくらいでもいいのでは、と思った
むしろラストはやりすぎだったのでは?
殺しのところとか、藤原が狂っちゃうとことか
あの前半のユルユルはオチのためだったのか?
879 :
名無シネマ@上映中:2011/02/04(金) 01:17:20 ID:JEDyR8qC
3人は本当にあの部屋から出る気があるのか疑問。
出たい、出なくちゃいけないって言うのも
あの部屋同様、現実逃避じゃないのかと感じた。
>>878 あの殴り方だと死んでるっぽいね
壁に頭も打ちつけてたし…
>>879 あの後も部屋に居続けるのを想像すると
そっちのほうが異常でコワイよね
次の日の朝、直輝が殺した女性のニュースが流れているリビングで
平然と日常会話してたりして
881 :
名無シネマ@上映中:2011/02/04(金) 11:27:26 ID:5ov8mgZp
日本3大天才
中島、松本、園子
次点 行定
おめでとう!
キネ旬
読者投票29位パレード
去年の今頃ベルリン国際映画祭に出品されていたんだよな
白夜行で思いだした
公開から1年です
良介と琴美みながら同居て楽しそうとか
思いながら
雲行きが怪しくなってきて
最後のシーンはホラーだね
これ、カットなしでテレビ放送してほしい
映画館で見てない人の反応ってどうなんだろう
ブランチの映画コーナーで随分前に知って、気になってたけど先週やっとDVD購入して観た。
ラストシーン見終わった後は鳥肌立ったよ。怖くて堪らなかったけど、不思議な魅力があるのか毎日リピート中。初めて本当に良い日本映画というものに出会えた気がする。
ミステリーズ!という雑誌に、この映画と原作を対比して論じた文章が
載ってるな
>>888 へー、そうなんだぁ 買って読んでみようかな
原作の直輝はキチガイぽくて気味が悪かったけど
映画のほうでは役者によって違うものになるもんだと改めて感心したよ
さびの部分の、あいあいあいあい・・・がヒット曲になりそうな響き
892 :
名無シネマ@上映中:2011/02/28(月) 16:49:02.66 ID:tyjof1Pa
さっきDVDで見た
原作の淡々と進むような絶妙な空気が
映画ではよく見かけるドラマチックな空気になってしまってて、
やっぱりあの小説の空気は映像で再現出来ないのかなーと思った。
でもなぜか未来とサトルがメリーゴーランドで肩寄せ合う姿はグッときた。
ゴメン
素で間違えた
4月wowow放送は確定?
同じ原作者の「悪人」のDVDも発売されたけど
やはり好みの違いは個人個人あるので
こっちの方が何度も見れる。
897 :
名無シネマ@上映中:2011/03/25(金) 13:31:26.83 ID:DpeNiuQK
告白や悪人が衝撃の積み重ねのストーリーだったから
最後の殺人のシーンさえ地味に感じた
うん、殺人場面は地味だよね
前半のゆるゆるヌルイ持って行き方が
後半の殺人に向かう緊張感を高めている引き算演出もイイ
若者の日常の中に潜む狂気だからイイんだよな
どこにでもいそうな、ふつうの若者たちのどうでもいい会話の連続
しかしその病んだ関係性が露呈されてエンド
殺人殺人言うが一応殺してはいないんじゃね
900
最後の女の子は死んじゃったんじゃないかな〜
あそこまで殴らなくてもいいのに…
グロい場面がないのになぜか悲惨な印象が残る
あの殴り方はこわいわ
部屋の住民には優しいのに
他人には容赦なく凶暴って
なんであんなんなったんだ?
903 :
名無シネマ@上映中:2011/04/01(金) 22:16:15.54 ID:oJZu1ZLv
でもなんかあれだ
一説によると、ナオキはあの部屋での毎日の循環と退屈
を壊したかったらしいぞ・・・・・
あの部屋に一番不満もってたのもナオキだし
だけど、他のメンバーは結局あの部屋に居たかった
だから知っていたけど、黙ってた、
最後のシーンのあの言葉、もちろんあんたも来るよね?
の裏にはこの世界を壊さないよね?
今まで通りの毎日の循環=パレードを崩さないでしょ?
だと思います、だからみんな最後は笑ってなかったと・・・・
他にも書いてあったけど、
この映画占い師の言葉が重要らしい・・・・・
占い師の言葉は重要ですよね。
あと、直輝が好きだという2001年宇宙の旅の映画を見て
キーワードを理解しようとしたけど
2001年じたいが理解できませんでした。
4月21日24時からWOWOWで放送
楽しみです
できればWOWOWのあとに地上波放送してお茶の間の方々にも見てほしい
池袋の新文芸座で、4月13日にパレードやるぞ。
映画館で見れるチャンスはそうないから俺はもう一度見に行く。
21日のwowowで反響があればいいな〜
909 :
名無シネマ@上映中:2011/04/12(火) 05:01:12.94 ID:IVofpTP6
サトルはいったい何がしたかったんだろう。空き巣して写真見て抜いた。
金盗むとかでも無いし、ゲイ?
最後はナオキを助けた
普通は逃げるだろ。
凄く不思議な映画でした。
楽しかったんだが見た後もやもやしてしょうがない
912 :
名無シネマ@上映中:2011/04/15(金) 10:43:59.71 ID:KjeA+340
明日の昼12時WOWOWのシネマNAVIっていう無料番組で取り上げられるよ
914 :
名無シネマ@上映中:2011/04/19(火) 02:31:36.73 ID:BGE16aYn
中村ゆり
映画評論家にはウケなかったの?
これ昔のロシア文学みたいでけっこう好きだけど
ベルリンで国際批評家連盟賞を受賞した
原作より映像の方が深くて、自分は好きだ
だけど、日本のオッサン達にはウケないだろうなとは思う
918 :
名無シネマ@上映中:2011/04/19(火) 22:57:54.43 ID:BGE16aYn
中村ゆりのヤリマン役は燃えたな
直輝の元彼女も色っぽかった
狂ったのは女に捨てられたせい?
920 :
名無シネマ@上映中:2011/04/21(木) 14:43:15.09 ID:iVK7FkWo
WOWOW 24:00〜 放送あげ
921 :
名無シネマ@上映中:2011/04/21(木) 21:53:58.94 ID:EbUE3iF4
今日の徹子の部屋ゲスト誰〜?
クリステル
なにが売春だよ〜っ!!
全体的に口のきき方が今風にしすぎてて
原作のトーンより若干下品に感じたな
もっときれいめな質感のトーンで撮ってもよかったかも
インテリア雑貨店員て感じがまるでしないミスキャストぶりとか、
あの一本調子の芝居がうざかった
役者の演技は概ね良かったけどなあ
行定映画にしては好きだわ
wowowで見た。
ラストで勝負の映画だからって途中が退屈でいいわけじゃないんだけどな。アフタースクール見た感想と似てた。
通り魔の正体は?とかサトルの正体は?とか登場人物が大して気にしないから
そこに集中して見ても面白くないし、観客側で努力しないと興味が続かない映画だったと思う。
通り魔とゲイと無職と自称イラストレーターと大学もバイトもサボる男が
一緒に住んでる気持ち悪い場所を映してるのにどこにでもある日常みたいな描き方してるのも中途半端だった。
927 :
名無シネマ@上映中:2011/05/15(日) 04:12:28.71 ID:C30+klTn
中村ゆりはミチコマン大好きだったから、あれとのギャップがエロくて良かった。
つうかあの程度のベッドシーンで抜いた。
928 :
名無シネマ@上映中:2011/05/21(土) 13:07:54.20 ID:swe262kr
井村空美を久しぶりに見た
かわいかった
しかし、売れないな
井村って人は、歯医者の受付=直輝に殺された傘の女性?
歯医者の受付が映ったとき、これは最後の被害者になるかと思ったけど
被害者は顔が映らなかったよね。違うんじゃないのかな・・・
ちなみに原作既読でみました
特典映像では直輝と傘の女性がすれ違う時にちらっと顔がうつるよ
同じ女性に見えないこともない
かわいい人だよね、売れないの?
違うんじゃない?
ジョギング中(通り魔中)に会うのは偶然が過ぎるし
歯医者の診察時間をしらべて待ち伏せしたにしてもやはり必然的に
会えるとは思えない
女が人けの無い場所に一人でいれば、襲うのが通り魔だろう
この通り魔を毎日のようにやって普通に生活してたって神経がすごい
>>933 流石に毎日じゃないと思う
それだけやってたら、きっと警察の網にかかるでしょ
935 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2011/05/26(木) 01:05:29.26 ID:PCtd2udV
0
原作によると通り魔事件を起こしたのは計5回だね
wowowで見たけど原作読みたくなった
だけど時間がもったいないから直輝が最後にジョギングしに家を出た辺りからでいいや
何ページ目ぐらい?
直輝の章は231ページからでいちばん最後だけど、ジョギングはラスト数ページだよ
でも最初から読むからこそここの章のおもしろさがわかるんじゃない?
302ページの解説でも第5章だけは、絶対に先に読まないことって書いてあるね
ラストがキモの話なのに結論だけ先に見るって…
録画ではジョギングからあとばかりリピってはいるが
もっと違う役者で見たかったなあ
原作が出た当時にイメージしてたのは、もっと無印良品的な公団住宅と
淡いトーンの住人達だったんだけど
行定はこの時期に映画化できてこのメンバーでやれたのがベストだったって
言ってたよ
もうちょっと白くて殺風景な部屋をイメージしてた
直輝は若い時のロバート・デニーロみたいに気持ち悪く
ニヤニヤした怪演をするのかとおもったら
意外と爽やかだった
促されて最初から読んでもた
他のメンバーがうすうすと気づいてたか否かが気になって読んだんだが
それの描写やヒント的な物はみっからなかった
後悔はしてないけど有意義であったかはハテナ
どちらかというと本→映画のパターンの方が幸せになれるんじゃない
このスレまだあったんだね。WOWOWで金曜か土曜あたりに再放送してくれないかな〜
947 :
名無シネマ@上映中:2011/06/17(金) 10:28:48.02 ID:IbA6/T4u
公式サイトが見れないんだが自分だけ?
もう無くなってるみたいね
949 :
名無シネマ@上映中:2011/06/28(火) 18:34:25.54 ID:KnZJ82xd
行定さんNMB48のデビュー曲のPV監督やったんだって
ちょっと見てみたいw
950
951 :
名無シネマ@上映中:2011/07/23(土) 03:41:26.78 ID:CgoAfLmp
今映画みた
終わり方(長い)が納得いかない
けどなかなか面白かった
>>951 ラスト付近は映画館で見ると丁度良い長さだったけどね
照明が再点灯するまでの余韻に浸る時間を考慮すると
この辺は個人的な感覚の違いもあるんだろうが
DVD買ったけど未だ観ていないorz
あのラストはちょうどよかったけどなぁ
むしろ序盤がちょっとダレたかんじ
原作がそうだからしょうがないけど
もうちょっと分散しないで直輝視点でもよかった、と後から思った
一件頼りにされてるようで本心では信頼なんか全くされてなかったてのがショックだね
犯行云々よりそこが恥ずかしすぎて泣き出したんじゃないかな。冷たい視線が痛い
皆のさ、出ていく云々は本当なの?それともハッタリ?
出て行くんだったらもうあの空間は壊れるも時間の問題じゃん。
最後に、藤原に「行くよね?」って行って、あの部屋を守ろうとする意味がわからない。
出て行こうとしてるのは事実じゃない?少なくとも映画の中での良介と未来は。
原作持ちだすのは良くないかもしれんが、原作ではあそこで旅行の話なんかしてない。
直輝のことを無視してビデオ見て騒いでるだけ。
その中で未来が直輝を指して言う「この聖人君子がさ〜」みたいな台詞が、個人的にツボだった。
映画は思ったのとずいぶん違ったな。ラスト以外はすごくはまってたけど。
958 :
名無シネマ@上映中:2011/09/20(火) 16:04:14.65 ID:RKCYSL+H
のペーとした映画だった
よくもわるくも日本映画らしいと思った
他の3人が気付いてるかどうかはわからないけど直輝が泣き始めた瞬間に冷たい表情になってたのが怖かった
結局気付いてるかどうかもさほど問題じゃないと思う
960 :
名無シネマ@上映中:2011/10/08(土) 14:39:07.40 ID:H1yfDeUx
走ってる直輝が車に轢かれそうで怖い・・・
道の真ん中を走ったらダメ
961 :
名無シネマ@上映中:2011/10/22(土) 15:12:50.64 ID:FWdewHAp
今から見ます
一人実況します。では
この先輩の彼女って誰がやっているんだ?
たまんねぇ〜
評価のしにくい映画だなぁw
モラトリアムの青春群像劇は好きだし
途中までそのような映画だと思って見ていたのに
まぁ、人は本音を隠して付き合って行くという事ですか
967 :
名無シネマ@上映中:2011/11/12(土) 00:59:56.05 ID:/NOZckuY
>>966 そして、隠せてると思ってたらみんな知ってたっていうね。
この映画見て小出くんのファンになったよ。
この映画化はどうやるつもりか気になって、
で行定と聞いて糞だと判断。
けど気になったから見ちゃって、
でやっぱ行定だから糞だった。
>>968 どうして行定なら糞なんだ?
演出上問題があるとは思えない
この映画を見て、え?と思ったのはラストの展開。
俺は原作を読んで無いけど原作でもあの展開で終わるならそれは行定のせいでは無いなぁ
映画見た後、今まさに原作読んでんだけど、映画にないシーンでもキャストがピッタリ脳内で動いてるw
ただし、香里奈が二人いてカンジヤがいない不思議