【太宰治】■□■人間失格part3■□■【2010年02月20日公開】
≪監督≫ 荒戸源次郎
≪プロデューサー≫ 井上文雄
≪脚本≫ 鈴木棟也・浦沢義雄
≪撮影≫ 浜田毅
≪美術≫ 今村力
≪衣装デザイン≫ 宮本まさ江
≪音楽≫ 中島ノブユキ
≪音楽プロデューサー≫ 佐々木次彦
≪絵画≫ 寺門孝之
≪製作総指揮≫ 角川歴彦
≪制作・配給≫ 角川映画
公式サイト
http://www.ns-movie.jp/ ≪出演≫
大庭葉蔵…生田斗真
堀木…伊勢谷友介
常子…寺島しのぶ
良子…石原さとみ
静子…小池栄子
礼子(下宿先の娘)…坂井真紀
寿(薬屋奥)…室井滋
ヒラメ…石橋蓮司
中原中也…森田剛
律子(マダム)…大楠道代
鉄…三田佳子
神宮寺太郎 柄本佑 馬渕英俚可 ほか
スレタイそのまま立ててしまいましたがこのスレはpart4です
大変失礼しました
次回立てられる方は訂正お願いします
本当に申し訳ありません
乙でした!
「+act.」3月号も「人間失格」特集ですね。
監督、生田は勿論、美術の今村さんのインタビューも読みごたえありました。
乙です。
写真集見ました。
早く映画が観たくなりました。
今日から試写会が始まりましたね。
いろいろ感想が聞けそうで楽しみです。
葉蔵のあの言葉を最期に使うことで小説とはちがう
「そんなに急いて死に向かわなくても、人間はあっという間に歳を取り、あっけなく死ぬ」に聞こえたけど
そこがかすかな一抹の光だったのかな。
戦争に高揚する日本という列車に乗りながら、静かに穏やかにたたずむ。
part4?
生田主演にして若い子を取り込もうとしてるが、一般受けは難しい作品だった
あれを理解するには原作読んでないと厳しい
しかし作品自体は綺麗で胸に残る
演技はみな申し分ない
太宰作品のファンだが
ジャニーズ主演の時点で観る気失せた
無理に見る事はない
タダじゃないしな
そうそう、観る気があるやつが観に行くのが映画
自分はどんな世界になってるか興味があるから観に行く
観なきゃ愚痴も言えん
>>8 自分はあの汽車は時間だと思う。
終着駅はみんな同じで、止まることはできない。
それがわかったからあの葉蔵の表情なんじゃないかな。
ちょっとネタバレ?
音楽耳に残るし凄くいい!だけど、無音のシーンも多い。
コロコロ場面は変わるんだけど、動かない印象があったのはそのせいもあるのかなと。
と思って写真集買って帰ったら監督話してたんだね。
でもだから本当に絵みたいなんだと、残像として残るんだとも思った。
そして技術さん凄いんだろなとも思った。
過去スレで麿赤児さんが出演て情報見たが、何の役?
映画雑誌見ても出てないんだが…
>>8 一抹の光=死に関しては生田のインタでそういうこと言ってた気がする
>>10 あなたが見て綺麗だと感じ、演技も申し分なかったなら
それで良いじゃない。
他人の感想を推し測る必要はないと思われ。
昨日の試写会参加のみなさんお疲れ様でした。
前スレの方もレスありがとうございます。
ワイドショーで見ましたが、フォーマルな装いの男性陣かっこいいし
女優陣もさすがの美しさ!着物もドレスも素敵だった。
個人的に小池栄子さん綺麗でかっこいい!もっとじっくり見たかったw
試写の感想をいくつか見た。
簡単に面白かった!よかった!って作品じゃない、深い映画みたいなのですごく楽しみ。
原作は繰り返し読んでその度に考えさせられ発見がある、何度も楽しめる小説だから
映画も観たその時々でいろいろ感じることができそう。何度も観たいと思わされる深さがありそう。期待してる。
監督が「3回目からが面白い」みたいにセールストークしたらしいねw
21 :
16:2010/01/28(木) 19:54:09 ID:tKMxg/4O
健康そうな葉蔵w
人間失格を読み終えた時の何とも言えないあやふやだけど満たされた心地いい感覚
映画でも感じたい。
すっきり理解できないモヤモヤを楽しみたい。何かを感じたい。
この作品は他の色んな映画以上に感想が真っ二つでおもろいなぁ。
自分がどう感じるのか早く観て確かめたいよ。
>>20 坂井さんのブログにも小池さんいるよ
>>23 見た後、むしょうに頭を整理したくなって
いっしょに見た友人としゃべり倒した
恐らく荒戸監督のファン(!?)っぽい男性がツイッターで
「良かった」という感想と共に「イビキかいて寝てた娘もいたけど。」
っていうのを書いてて笑ったんだけど、
たまたまどうやらその寝ていた張本人っぽい女子大生のブログも発見して
「寝ちゃった、文学が好きなわたしでもつまらなかった あれお勧めしない←」
って書いてて盛大に吹いた。
ちなみに生田はかっこよかったってさ。
やっぱりある程度の年齢いった原作既読者の方が楽しめそうだね。
野暮な説明を削った作品好きの自分は楽しみすぎる。
>>27 自分もその寝ちゃったブログ見たけどその子は生田の外見目当てで行った見たいだね。
カッコよかった的な事を強調していた。そういう娘にはチト難しいんだろうな。
他にも若い女性の感想で内容がさっぱりよくわからなかったっていうの見た。
ブログ感想巡ると主演俳優の外見をベタ褒めするものばかりが多くて残念だ。
>>27 それは好みや感性の違いであって、年齢は関係ないと思われ。
文学好きと映像への感性は別だしね。
自分は荒戸ワールド炸裂と聞いてとても楽しみにしている。
この原作にして、独白なしナレーションなし無音シーンありという
映画屋の意地とも言える根性にも期待。
30 :
27:2010/01/29(金) 01:22:07 ID:/H36w5Xa
>>28 そうなんだよね、残念。
>>29 ああ、ごめん、そうだね。
年齢っていうか…、言うなれば「人生の経験値が豊富な…」かな。
>>30 人生の経験値も関係ないと思うw
自分は10代の多感な時期こそ超シュールだったり超寡黙だったりの
ミニシアター系見まくってたし。
大人になってからの方が娯楽思考な作品見てたりする。
数人の感想のサンプルだけじゃ何も分けられないと思うよ。
自分も試写行ってきた@東京
昨日はいろんな映像が頭に思い浮かんでは消え、なんとも言えないふわふわした一日だった。
まずは深いことを考えずに感覚で楽しもうと思ったが、原作の言葉が思い出されたり、意表をついた表現に脳を刺激されたり忙しかったw
大きなスクリーンに映る役者の表情がとてもよくて目を惹かれる。
また観たいなと思える作品だったよ。
自分が演じたことで今まで太宰と縁がなかった人が興味を持ってくれる、それが自分の役割ってな話を生田がなんかでしていたような
文芸作品、太宰の高い壁を取っ払えればとかなんとか
監督も話していたけど、賛同してくれるのは見に来た人の百人に一人でいいとかなんとか
つまり生田の外見目当てでも今までこういう映画に縁がなかった層を少しでも取り込めたらいいってことだろう
外見目当てで行った客がまったく理解力ないとは思わない。
原作知ってる人間にしか筋立てがわからないのは結構問題だと思う。
大規模に試写会やらない方が本上映の客を逃がさずにすんだ気がする。
大規模な試写会が行われているとはいえ、見れない人はたくさんいるとおもうけどなぁ。
少しの客も逃したくないのなら別だけど。
でもまぁ、試写の感想によって見る見ないを決める人もいるよね多分。
原作読んでないけど分からなくはなかったよ
多分原作も難しいだろうし
ウ゛ィヨンはどうだったんだろ
>>36 原作未読でヴィヨン観たらやっぱり流れが唐突に感じたり???なところもあったよ。
後で原作読んだら映画は映画でありだと思った。
>>34 いつまで他人数人の感想だけで憶測広げるの?
せめて自分で見てから洞察した方が良いですよ。
私は今日見るので率直な感想書きますね。
ネタバレかも
小説の
「挿絵ほしい」と思って作った映画じゃないかな
脳裏に焼き付くようなシーンが溢れていて
一日フラッシュバックしまくりだった
小説読んでみて思い返す箇所がある人には
本当に良質の挿絵になってる
映画としてはカットされた箇所全部をつないで
5時間あるらしい全編を見てはじめて成り立つような
タイトルロールで流れるしげこちゃんとの
お出かけみたいな場面は本編で見たかった
しげこちゃんに「本当のとうちゃん欲しい」言われて
壊れてくのが引き立ったはず
監督が三回見てって言うのは間に一回くらい
小説読見返したくなること想定してるな
そろそろ公開だから、否応なく興行収入が取り沙汰去れるねえ。
興収じゃなくて賞狙いでしょ?ってレスは何も賞取れなかったとき可哀想だから
別のフレーズ使ってね。
>>40 この劇場数じゃ興行収入はハデなもの求められて無いと思うが
文庫の売れ行きが好調だしこのプロジェクト全体で黒字になれば御の字だよ
見て来たよ。
これはねぇ、自分的には大満足。
とても見応えがあった。
独白でトツトツと綴られる原作とはまた別物。
葉蔵の意識と無意識の世界を行ったり来たり
記憶の応酬を見てるような。
自分も意識と無意識どちらも行ったり来たりしてるような。
だからある意味そのまま寝てしまった人がいるのもわかるw
終わってみれば、死ぬ直前の葉蔵の脳内を巡る
走馬灯を見たような感覚。
>>42 上手いこと言うなあw
妙に納得。
あ、自分試写見た組ですが。
感想ありがとう。
おもしろそう。凄く興味をひかれたよ。
他所で感想みると、いろんな取らえ方があって感想もさまざま。ほんと楽しみ。
よく分からないけどいい。とか、ね。無理に分かった気になったりせず
感じたそのままを大切にしたい。早く見たい。
自分も感じた事を大事にすれば良いと思う
原作自体理解できない人や逆に共感できる人がいる。ただ原作より映画の方が葉蔵を憎めないというかそんな感じになった
葉蔵を演じる生田はとても良かったよ。
原作でそんな男いるか?と思ったニュアンスも
生田の葉蔵見てなるほどこういう事かと合点いった。
でも原作で抱くイメージよりも遥かに純だね。
ジャニとして生田の演技は不安なさそう?
ジャニじゃなくても24歳時点で、あそこまで丁寧な表現力で大胆にやりきれる俳優って
そんなに大勢いるのかな?
特に後半の薬に堕ちてからは
もちろん、そう見せるスタッフの力が大きいと思うけど
あの葉蔵を観たら、多分ジャニだからどうとか
考えなくなると思う
自分は生田の葉蔵は想像以上に素晴らしかったよ
監督は50年に1人の逸材って言ってた
>>47 ジャニとして不安どころか
自分は感心しきり。
寧ろ生田がもっと凡庸な出来だったなら
監督も自重してナレーションによる説明も残しただろうし
もっとわかりやすい作品になったかもしれないw
d
監督とか関係者がべた誉めだから
実際に釣り合った演技してるか持ち上げられてるだけか気になったんだ
映画観てみればわかるよ。生田葉蔵は凄い良かった。
会社でもらった試写会チケットで見てきた。
太宰好きな自分は大満足。演技はもちろん色合い、音楽、小物、衣装すべてが良質で思っていた太宰の世界だった。
胸に残り考えさせられる感覚が心地よい秀作。
太宰が苦手な人には受け入れられない独特な雰囲気だが、媚びない感じも良い。
生田には驚かされたよ。堕ちた姿はお化けのような不気味さも出ていた。
ネタバレ
一番好きなシーンは葉蔵と中也のトンネル
それから、葉蔵と掘木の病院、あそこの掘木でなぜかスッキリしたw
あとは血管探して裾をペロッとめくるとこ、エロス
葉蔵と寿のシーン好きだな
この作品は激しい濡れ場はありますか?
あとジャニヲタじゃない人の感想が聞きたいです
観た人は色々な映画コミュやサイトのレビューもよろしく!
>>55 一般的に見て激しいと判断されれば指定がつく。
あとは主観の問題なので観て判断して下さい。
自分はジャニーズに興味無いけど感想書く時にわざわざ前置きはしないのであしからず。
濡れ場がないなんてあり得ない
なんのための寺島しのぶだよ
室井滋とのキスシーンなんて観たくないよ
>58
濡れ場だけを期待して映画を見るなら他に行け
この映画はそんなもんじゃない
ネタバレ
キス以上を濡れ場というなら濡れ場はある
ただ女性が見て目を背けたくなるようなものはないんじゃないかな
小説読んでるからこれ手コキされてるんじゃないか?と
わかるけどそう見たくない潔癖ならそう見えないだろうし
経験と想像力によって読み取れる濡れ場の行為も違ってくるんじゃないかと思った
ありがとうございます
原作は結構濡れ場とかレ○プシーンがあった記憶があったんで
でもジャニの生田と相手役も石原さとみだからそういうのはないかなと思ってました
適度に期待しておきます^ ^
濡れ場はあるといえばあるかな
でも映像が綺麗だし不快にはならないと思う
ワーナーマイカルで限定映像やってるみたいですけど、
見た人いますか?
原作未読で試写会に行った者です。
あらすじしか知らなかったけれど、充分堪能できました。
観た後原作が読みたくなって仕方ありませんでしたが(手元にはあるのですが)、
映画をもう一回観た後に読もうと思います。
原作にはないという中也のセリフが、この作品の芯というか、最後に繋がりを持たせている気がしたので、
これのない原作は一体どうなるんだろうとワクワクしています。
あと、皆さんも書いていらっしゃいますが、映像がとても綺麗です。
試写会見たけどすっごく良かった。
ブログでもツイッターでも森田がでるからと敬遠して映画見ない人たくさんいるようだけど、もったいないなあ。
監督の言葉にのせられたわけではないけど、また見たくなる作品。
今は久々に原作引っ張り出して読んでる。
好みが激しく分かれそうだけど、はまる人にははまる映画だと思うな。
>>65 見たくないやつは見なきゃいい。
いちいちここでそういうこと書くおまえがウザイ。
自分も色々反芻してる内に早くもう1回見たくなった。
これちょっと中毒性があるかもw
森田も凄く面白い役回りで良い感じだったよ。
超ネタバレ
葉蔵にとって、中也が憧れであり安心する救いの対象だったからか
(後から思うにそれは中也が死を帯びていたからかと)
見てる側も森田演じる中也が出てくると安心するんだよね。
逆に世俗の人間らしい堀木やヒラメは
出てくるだけで胸騒ぎがする。デカイ声が突き刺さる。
この作品は葉蔵の心中を通した世界ななんだなと。
だから前半の女性達の描写も浅くぶつ切れに通り過ぎる。
そして彼女らの獲物を狙うような表情だけが心にねっとり残る。
独白ではないけどやはりこれは葉蔵の感じた世界。
一緒に試写行った母が早くDVDにならないかと言ってるのは、中毒性のせいかも。
>>68 超ネタバレにレス
あのトンネルはあの世とこの世の中間で
中也は望んでいないのにあのトンネルにいざるをえない人
葉蔵は早くあの世に逝ってしまいたいのに体が頑丈すぎて
何度もこの世に送り返されてしまう人
中也が深く優しいというのもあるけど
トンネルの中の人ということも葉蔵にとっては羨望に値するんだと思った
映画の中の葉蔵は女より死に焦がれてる
映画に興味があって覗いたらジャニの人ばかりでひいた
>>68 上手いなぁ、完全同意。
二日前に観たのだけれど、まだまだ余韻で揺れてる感覚で上手く纏まらなかったからスッキリした。
印象的な映像、シーンが多くて沢山の画を持ち帰ってきてるのも余韻が長引く原因かも。
>>70 さらに超ネタバレにレス
だから中也に恋するのか。なんか納得。
「堕ちていくのが美しい」だっけ?
あの安っぽいキャッチコピーをやめてほしい
サブタイトルのフォーリンエンジェルとかいうのもワロタ。
アベマリアもいかにもだし
他の音楽はいいと思った。
映画を観終わって残ってるのはあのピアノの曲。
この作品に凄く合ってる。
>>75 あの曲いいよね。
3拍子なのがまた、葉蔵が同じところから抜け出せない、救われない状況とシンクロしていい。
>>70 超ネタバレ
だから葉蔵も同じ世界に着いていきたくて
真似て火玉を食べようと一生懸命舌を出すも消えてしまう。
トンネル以前に花弁が降りしきるシーンもそう。
中也といれば世俗ではない美しい世界が見れる。
それは、死の匂いの見せた美しさだったんだなあ、と。
葉蔵は丈夫というか、死への思いは常に憧れでしかなく
逆にリアルではないんだろうな。
超ネタバレで主観ばら蒔き連投スマソですが
初めはぶつ切れ展開にも少々戸惑ったんだけど
降りしきる花弁が視界を埋めて、見る側の焦点がぼやけ
意識が飛びそうになった時に
ああ、これは作為的にそういう作りなんだなと認識できた。
葉蔵の意識と無意識のギリギリの世界のお話。
だから感想で突っ込まれがちな
ぶつ切れやエピソードの浅い箇所、CGのリアリティーのなさは
全部作為的なんだろうにねと首を捻ってしまう。
まあ、作品として親切ではないし好き嫌いがあるのはともかく
荒戸監督が出来なくてそうなってる訳がないじゃまいか!と。
CGは実際に見たら違和感はなかったね
これドキュメンタリーとかリアルとか追う作品じゃないから
もちろん人間がやる分、小説より一段階リアルになってるところもあるけど
葉蔵の人生を振り返る走馬灯のようなというのは言いえてる
鉄の子宮に戻ったところで人として死んだと思う
葉蔵がその時、何を考えてどういう人だったかは台本のように小説で一から百までつまびからだからね
>>74 予告のアレいらないよね
微妙なのは全部角川会長の仕業に見えるわw
生田が出た情熱大陸見たら早く映画が観たくなったよ
情熱大陸みたら監督が映ってた。
初号試写会の後のふたりよかったなぁ。
83 :
名無シネマ@上映中:2010/02/01(月) 00:30:17 ID:5vk9cZUe
625 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 23:59:56 ID:KoMuVFPh0
魔王のプロデューサーが
生田とは演技のことで色々と熱い話をしたけど
大野は全く質問に来なかったって批判してた
そら、撮影期間に釣り行って真っ黒になって帰ってくるような
アイドルの片手間にやってる奴とは、もうやりたくないわなw
635 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 00:01:53 ID:miAG4AfF0
>>625 明らかな捏造書くなよ。
読んだ人にはバレバレだぞw
638 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 00:03:20 ID:vWrf3kuI0
>>625 魔王Pは大野の事全然批判してないよ手元にあるからupしてもいいが
子供っぽいねつ造するなよ
生田ヲタの捏造発覚
石原さとみちゃんはどこまで脱いでるの?
情熱大陸で、堕ちた自分を嘲笑する葉蔵のシーンがあったが
あれが台本では「微笑み」だけだった事に驚いた。
生田のあの指を噛んで嘲笑するシーン凄く良かったんだよ。
あれが生田発信とは・・・。
でもあのシーンは映画で見てほしかった気もするなあ。
カメラマンと監督がそれ本番で見たかったって気持ちをあれで理解したw
あそこ番宣で流れてるとき単純に嬉しくてクスクス笑ってるのかと思ってたわー
わりと役者の裁量で演じさせてる感じなのね
もっと細かく演技指導入るのかと思った
森田剛が最大のミスキャスト
まんま森田剛で登場だもんなシラケる
他のキャストは頑張って雰囲気出せていたから惜しい。
森田安置あちこち見回りご苦労様。
よっぽどくやしいんだねw
>>82 でも監督が「また一緒にやろうな!」って言ってるのに
生田君何も答えてなくてワロタ
泣いてたし感極まってたんじゃね
>>83 むしろそれ生田アンチの仕業じゃね?ジャニヲタってアンチ活動のやり方が変だから。
情熱大陸を見て
>>87と同じこと思った。
本番で自由に動いて芝居するのにも驚いた。
それは監督と役者だけじゃなく、現場全体の一体感というか信頼感がすごいな、と。
>>90 あの時、監督の目は真っ赤だったそうだ。
94 :
名無シネマ@上映中:2010/02/01(月) 18:28:59 ID:CZSDI9Ml
これおまえらのことか?人間失格って
人間失格の監督にも同じようなこと言われてるね
生田は計算しつくした演技で、森田は頭で考えない演技みたいなこと
褒め言葉では無い気もするけど
多分監督のタイプにもよると思うけど
森田みたいな頭で考えないで現場の空気にあわせるタイプのほうが
映画や大作ドラマには向いてるんじゃないかな。
生田みたいな準備してきたり、意見を言い合うのは
日テレのドラマや舞台には向いてると思う。
日テレは役者にアイデアや意見を求めてくるみたいだしね。
97 :
名無シネマ@上映中:2010/02/02(火) 05:30:13 ID:QatEuQea
太宰の代表作の主演やるとは「ますだおかだ」の片方も出世したもんだね
98 :
名無シネマ@上映中:2010/02/02(火) 09:49:18 ID:EcztCS9C
>>96 あっちこっちに同じような事書いて回ってるみたいだけど、何がしたいのかな?
アンチのコピペ
「シネマスクエア」の生田森田インタビュー読みました。
それぞれの役への思いがおもしろい。
石原の「女豹の目」三田の「山の神の化身」など女優さんの役へのアプローチも。
短いが監督のインタビューもよかった。
監督、ツンデレっぽいな。
舞台挨拶の監督が見てみたい。
DVDに特典映像で各地の舞台挨拶を収録して欲しいw
>>100 生田森田は対談ではなくインタビューですか。
監督のインタビュー気になります。情報ありがとう。
関東は年明けあたりからずっとテレビCMやってるんですか?
地方はぜんぜんやらない。
>>102 映画のCMはだいたい公開1〜2週間前から流れ始めてる。
人間失格は本屋での予告映像や文庫本の宣伝がすごいな
あといろんなバラ番組に生田が出て宣伝してるね。
公式サイトに完成披露試写会 レポートアップ!
生田と森田の写真はなし。集合写真見たかった。
みんなの全身ショットも見たかったな。
学生時代からの太宰ファンで凄く見たい。
いい年して半ひきだから身に行くのに勇気いる。
周りは太宰嫌いが多い。
堕罪のファンなんて、随分世の中生きにくいだろうな
107 :
名無シネマ@上映中:2010/02/09(火) 18:22:06 ID:AWTPLjWn
濡れ場って、おばさん女優とばかりなの?
原作でも、年寄りと、やってんの?
制作者が何か勘違いしてそうなのがな
この小説の主役って健全な時に読むと感情移入まったくできない
苦しい時に読むといいんだよね 鬱には鬱を
原作を知ってるから流れはわかるんだが、
女たちとの出会いから次の瞬間にその何日後か何年後飛ぶのがわからなくて、
会話が唐突に変わったと感じる箇所が何ヵ所かあった。
しばらくしてから服装からして時間が経った場面なのかと思い至ったが
あれは原作知らないと、よほど注意深く見ていなかったら???にならないかのな?
間に時間経過を示す風景なり何なりインサートすればいいだけの気がするのだけど。
それだけで原作知らない人間にもぐっと見やすくなる気がするが野暮かな?
試写会行ってきた
原作読んでないから常に???で疲れたw
流れはなんとなく知ってたからなんとか追えたけど、大人向けだね
10代にはきつい
もやもやして終わってすぐ本屋に行って原作買ったから戦略にハマったみたいで悔しいww
大人ほど生田や作品の作りに物足りなさを感じるレビューが目立つよ
演技力云々より
絶対的な人生経験の差だと思うけどね
親が離婚して自殺しようと思ったことがあるとか
いじめにあって苦しんだ経験があるとか
セクハラうけて誰にもいえなかったとか
仲間に裏切られて失望したことがあるとか
試験に落ちて落ち込んでるとか
ね
不幸や苦労実体験の有無で評価されるのかw
生田は長いジャニーズ歴の中であまり恵まれず
しんどい思い抱えながらも自暴自棄にならず頑張ってると思うけどね。
「ヴィヨンの妻」はほとんど話題にならなかったけどこの作品には
うるさいなんちゃって評論家が一杯出てきてあーだこーだ言いそう。
まあそれも当然の成り行きとして覚悟してるだろうけど。
>>112 そうかな?むしろ人間失格や太宰をちゃんと読んだ大人には好評価で
人間失格は聞きかじりで勝手なイメージを持ってるけど実は読んだことはない、大人が
勝手な先入観で書いてるレビューなら見た。
たしかに活字文化から遠い10代に象徴的にちりばめられている寓意を読み取り
楽しむのは難しいだろうが、活字を読まない、でももの申したい大人のほうが救いがない気はする。
映画未見なんだけど、葉蔵の苦しみって113とかじゃなくて
むしろそういう苦しみを直で感じられない苦しみだと自分は感じたんだけど。
世界から一人だけ一歩遠いっていう感じの。
苦しみや葛藤をリアルに描くノンフィクション的な作品というより
歌や踊りはないけど『嫌われ松子』に近いというか、あくまでも太宰治の書いた物語、フィクションだったよ。
>>112 まあ、物語の葉蔵は20代半ばで終わるんだけどね。
小説読んだことあるのかな?
実際、そういうレビューを書く人間だって、たいした人生経験なんかしてないもんだよ。
どっちかというと、見る側の人生経験によって見えるものが違ってくるように
監督が苦心しているなと感じた。
>>112 人間失格の葉蔵はどんな経験しても全くそれが生かされず堕落していくのだから
役者が苦労した実体験なんて全く関係ない
外から見たら全く苦労してないのに幸せを感じられない人間=人間失格だからね
あなたがもし原作を読んだ上でそういう意見を持ったのなら間違ってるので読み直した方がいいよ
>>115 同感。
「勝手なイメージを持ってる」けど実はちゃんと読んだことない、
もしくは昔にさらっと読んだけど内容を忘れている勘違いしてる、など
ガチガチな「勝手な先入観」を持ってる人がいるな〜という印象を受けた。
分かりやすいタイプの映画じゃないからしょうがないけどね。
原作ファンでもこの映画で強烈な刺激を受けて原作読み返して
たくさんの発見があったりするんだと思う。すごく期待している。
早く観たい!感じたい!
神様みたいないい子というのがポイントなわけで。
外から見る葉蔵は、ドロドロした部分を感じさせない人のはず。
監督の言う「美しく撮りたい」というのは、そういう意味だと受け取った。
>>117>>118 これこれ、あまり人を馬鹿にしないほうがいい
若い頃から40代の今まで何度も読んで、それなりに深く捉えてると思うぞ
爆笑問題の太田氏が非常に的確な表現で
「誰もが太宰に見抜かれた気持になる。ずっと隠してきた恥ずかしい秘密が、どうしてバレたんだろう、と思う」
と太宰への愛を語っていたけど、自分も初めて「人間失格」を読んだ時は、とんでもない恥辱と開き直った様な共感を得たもの
フィクションなのに覗き見しているような、もしくはされているようで妙にリアルだった
だから、松子のように一代記的としてなぞっていくのなら、「違う」と思う人間は多いだろうね。
そういう意味では、「見る側の人生経験」によって捉え方が違うというのは、その通り正しいし、それで良いと思う。
ただ、個々の意見はあろうが、それで当方の解釈まで「読み直せ」と言われるのは心外ですな
彼は最終的に心身ともに疲弊し、人であることも生まれてきたことも否定したが、幼少の頃から自意識過剰で自分も他人も唾棄し続けた葉蔵の情操・存在自体が失敗作だった
目先の快楽や幸福を拾おうとしたが、結局他人を信じることも愛することもできなかった。
なるべくして失格した、そう思っている。いや、生まれたときから失格なんだ
リアルに感じたと前述したが、自分はこの小説を反面教師にしているくらいだよ
だからといって生田氏がそこまで人生のどん底を垣間見る必要もないし、
体験しないと芝居ができないというんじゃ、世の中俳優業なんてできなくなる
ただ、味わった辛酸の量だけでなく、喜びも幸せも学びも気づきも絶対量が少ないから、観る側の年齢によれば「若いなぁ〜浅いなぁ〜」となる、と言ってるだけ
現時点で挙がってる好評不評に惑わされるつもりは毛頭無いし、原作ファンとして映画館には足を運び、この目で自分なりの受け止め方をしてくるつもりだよ
あ、自分が見た何件もの辛口レビューを書いた人の名誉の為に強調しておくけど、みんな原作既読者で、むしろ作品への愛による懸念が的中した人達でしたよ
念の為
>>121 2ちゃんで長文に言うのもアレだけど
そんなに人間失格に対する思いがあるなら、なぜ自分自身が映画を見てから
批評せず、他人が書いたレビューで判断しようとするのだろうか?
だから他の人にも知らないで書いてると思われるんだよ。
ネットで見た見知らぬ他人の感想に左右されるような人間の意見なんて
浅いと思われてもしょうがない。
>>121 なんだか112の最初のレス内容とズレていないかな。
112では他人の大勢の意見を見たように書きながら、なぜあなたが実際に見た意見に対して、
自分はちゃんと読んでいると主張するのかがまず一点。
また、実質あなたは見ていない作品に対して、他人の価値観で判断するのがよくわからない。
自分が感じたことではないのに。
確かに原作のファンならば、独自の理想の映像化像があってしかるべき。
全てのファンの理想と合致する作品なんてないから、いろいろな意見もでて当然ではないか。
どんな映画でも原作のあるものはそうで当たり前ではないだろうか?
ただあなたは批判的なレビューばかり見たというが、私の見たところ、良かったという感想もある。
偏った意見に左右されるのはどうだろうか。
>>121 この映画では
葉蔵≠太宰で一貫していて
葉蔵=太宰と考えてしまうとそういう考えに捕らわれてしまうかもしれない。
ただ、人間失格は太宰の自伝的小説といううたい文句があまりに有名だから
太宰=葉蔵と考えられがちだけど
太宰自体はそんなに特別に考えていただろうか。
他の作品にも何度も自分を暗示するエピソードは出てくるし、親しい知人も実名で出てくる、
これは作者本人の話では?と思わせるのは他の作品でもよく使われてるよね。
だから、この映画はおそらく人間失格をそれらの一つとして
太宰の書いた物語として映画にしたような感じだよ。
例えば、ハリーポッターを見て、JKローリングの人生観や人間観はたしかにその物語には反映しているが
原作者のそれがにじみ出ていないと強く批判する人は少ないみたいな
原作と映画の距離感といえばいいだろうか。
葉蔵≠太宰なら
中原中也を出してる点で一貫してないね
中也と思われる別人を出したのであれば
完全フィクションとできるけど実名だからなー
>>125 最後の一部
×原作と映画の距離感
○原作者と物語と映画の距離感
に訂正させてください。
>>126 中也や他の文人はフィクションというより
監督の映画を完成させるためのオリジナルキャラクターだと思ったよ。
太宰と中也の関係は下敷きにしてあるだろうけど
あれが中也か?と言えば、中原中也という映画の登場人物だと思った。
いつもは閑散としてるのにちょっとでも否定的なレスが入ると賑わうのなw
今日の監督出演ラジオでもたまたま話題になってたけど、
元々、監督自身が人間失格に太宰に惚れ込んで企画発信した訳ではないから、
人間失格の良さを伝えたい!とか思い入れの部分で浅いのかな。
人それぞれ「え?あそこはスルーなのか?」とか、「え?そこはもっと苦悩の表情だろ?」等々。
少しでも作品や太宰をかじってると、先入観が邪魔して
自分と違う見方や伝え方をしていると?が浮かぶのかもしれないよね。
それこそバイブルにしている太田さんとかが監督したらもっとドロドロしたものが見られたかもしれないし。
そんな中で監督が一貫して言っていた「美しく撮る」は十分達成されていたと自分は思うよ。
そして、外から見た葉蔵なのだから、心情の1から100まで見せなくてもいいんだよなと思った。
想像すればいいわけだし、伊勢谷さんが写真集で言ってるみたいに。
荒戸版人間失格はそう言う楽しみ方の出来る作品かなと。
>>121 113はもちろん観る側の人生経験として書いたんですけど・・
役者の人生経験なんて関係あるわけないでしょう
ましてや要蔵は青春の頃のお話だよ
若さと浅さを感じるのは当たり前
成熟して見せたら成立しないお話じゃん
>>128 監督はドロドロのほうが自分は好きだけれど
映画として救いのないものになってしまうから
今回はそっちの方向にしなかったとMXの座談会で言ってたよ。
>>128 えっ
>>121のレスが映画に否定的だから住民が反論してると取っちゃうの?
121は自ら映画を見ていないのに人のレビューだけで映画や役者の事を決めつけ
的外れな批判してるから住民から突っ込み入ってるんじゃん…
ロムらないのなら口出さなきゃいいのに
ちょっと
あちらこちらで試写会が開催されてるし、
そろそろ賑わってもらわないと寂しい罠w
試写観てきた感想をネタバレなしで言うと、
まぁ、一回観てみなよ。あの映像美は劇場で観る価値あり。
不親切ではあるが、その分、幾通りもの捉え方ができる。
もしかすると観る度に感じ方が変わるかも知れない。
それこそ、観る側のその時のメンタルにも左右されそうだ。
持ち帰ってきたものを自分の中で数日寝かせると、
次は語りたくなるwそれこそ、他人の幾通りの解釈も伺いたくなる。
かなりの確率で原作をもう一度引っ張り出したくなるんじゃないかなw
太宰調台詞の数々を美映像で観られたし、自分的には面白い映画だった。
久しぶりに書き込める!
あのね、これ突っ込んだ感想をすごく書きにくい
自分が葉蔵に共感できるかできないかどこが分かってどこが分からないか
話すことで自分の中が透けて見られてしまいそうで
まさに10人観たら10通り感想があると思う
ずっと規制で書き込めなかったし、レスも少なくて寂しかったよw
>>133 劇場で観る価値あり、に大きく頷いた。そうだよな、映画だもの。
映画館の大画面と音響、あの空間で味わうべき。
>>120 そうだね。いやらしく表面に出てこないからいい。
分かりやすく創らず表現した映画だし。
原作未読既読関係なく感受性が豊かならば何かを感じる。
葉蔵を、女たちを、人間を。あの時代。人間失格を感じとる。
そこから原作を読んでまたさまざまに思いをめぐらす。人それぞれに。
個人的には優しいあたたかい気持ちを寄せてしまった。原作ではそんなことなかったのに。
解除されたらヲタという生き物に占領されそうだ
ここは映画応援スレではないし
批判的な事を書いてもそれは正直な感想でアンチという生き物ではないし
このような映画は応援して盛り上げて行く類いのものではなく
自分たちのスレが他にあるのだから
自分たち以外の世界に住んでいる人の事も配慮してここは眺める位にしたらどうだ
ヲタとかアンチとかほざく奴ってろくなのいねーなw
こういうのはどこから湧くんだ?
このスレ普段は過疎なのに、少しでもネガティブな事書くと即反論レスがいくつも返ってて何か引く…
モバイルの公式サイトでヒラメの着ボイスがDL出来るようになってて笑った。
>>140 分かる、自分もだいぶ前に即レスで否定された時は怖かった。
でもたぶんその怖い人達は自分と同じ生田ヲタだろうから若干複雑…。
ヲタ決めして話題ひっぱってる人達は何が目的なの?
だれでも書き込める匿名掲示板にあれこれ文句つけたって意味なくね?
自分渾身の感想文が否定されるのが怖ければブログにでも載せてコメ欄消せばいいだけ。
2ちゃんで「アテクシが書いた批評レスを否定するなよヲタども」とか言ってる方がイタイ。
●持ちとかならわからないかもしれないけど
レスがついたのは昨日からいろんな規制が解除されたからだと思うよ。
洋画スレだと熱い役者のファンだろうが
原作のファンだろうが映画を見たものたちが忌憚なく語りあってるのに
なぜここは観客をカテゴライズしたがる変なのが多いの?
>>141自己レス
因みにすぐ「ネガキャンだ」と騒ぐ人は2chに向いてないと思う。
所謂2ch脳?ってヤツじゃないかと。
色んな意見があって当然だと思うんだけどねぇ、肯定意見だらけなんてあり得ないんだし。
>>144 それいったら否定レスを否定されて恐かったら2ちゃん向いてないともいえるじゃん。
作品によっては映画に対して肯定的な意見の住人で構成されてるスレもたくさんある。
2ちゃんの映画板=否定意見がメインという間違ったイメージは
普段ほかの映画スレをあまり見たりしないの?
>>145 他の映画スレもたまに見ますよ、色んなスレがあるのも分かる。
自分が言いたいのは「色んな意見があって当然だから、肯定意見も否定意見も
レス出来て、『そういう見方もあるのかー』って思える環境がいいなぁ」って事。
否定意見がメイン…なんて思ってないですよ、そんな風に読めましたか?
多分それは自分と
>>145さんが違う観点の持ち主だからだと思いますよ。
とにかくあまり熱くならない方がいいと思います。
なんかチャットみたいになっちゃうのでもうやめますね。
肯定にしろ否定にしろ、反論されたくない、
ただの感想を映画板に書きにくる人ってあまりいないよねW
自分に合わない映画に執着する人もあまりいないし
自分の日記なりレビューブログなりに書いたらハイサヨナラって感じW時間の無駄だからね
映画の中のあそこのあれは何だったんだろう、誰か教えてくれ!って時に
答えてくれる人がいるのが2ちゃんだと自分は思ってるW
>>146 でも自分の意見が反論されると『そういう見方もあるのかー』とは思えないんだねw
>>146 否定的な意見に対するレスの発言者を思いこみでカテゴライズして受け入れてないのに
「そんな見方があるのかー」という循環が生まれるとは思えないが。
そういう思いこみをしてしまうと、どこまでいっても、平行線なんじゃないの?
つまらんことでスレ潰すなよ・・・・・
昨日は
>>121のレスに対して反論が集中しただけの話だろ。
自分も長文めんどくせぇと思いながら読んだけど、なるほど偏りすぎた思考に苦ワラ。
しかも観てないのかよ・・・・・とw
実際、試写観た者からしたら観てから言えとなるわな。
>>141 >自分と同じ生田ヲタだろうから若干複雑…。
こんな事わざわざ書く生田ヲタなんて居ないだろw
>>141に対して
>>144で自己レスしてるんでしょ?
なんで同じ日なのにID変わってるの?
ID変えながら自演繰り返してる人なのかな?
とりあえず、映画と関係無い話はスルーしようか
ここの人達は細かく見てるし肯定派否定派色んな意見を見るのもそれに対してつくレス読むのも楽しそうだ
この監督の演出ほんとワンパターンだな。
155 :
名無シネマ@上映中:2010/02/12(金) 09:37:48 ID:e96VqlVZ
なんか内容より生田だけしか宣伝してない
笑っていいとも月曜日か。
今徹子みたんだけど
三田佳子と濡れ場!?
上のほう読んでたら室井滋と・・・なんてのもあったり
なんかショック
ショックってなんだ?w
ただの生田ヲタなら生田のスレに
閉じこもってればいいのに
まだ見てないけどさ、原作通りにやるんなら
マダム以外の女性全員と濡れ場祭りでもおかしくないんだよなw
本当の生田ヲタは
すでにある程度の濡れ場は覚悟してるよ
自分は俳優生田のファンだから濡れ場も上手にこなしてほしいがな
ヲタの人は目線が違うな
試写会で観たが生田は立派な俳優だったよ
徹子の部屋見たけど、途中に追加したシーンがあるんだね。
気になった。早くみたい。
今日の徹子の部屋は、映画鑑賞済みの黒柳さんとのトークでなかなか面白かった。
月曜日にはなまるカフェと笑っていいともテレフォンゲストがあるけどどうなるか。
映画話を期待したい。
164 :
名無シネマ@上映中:2010/02/12(金) 17:22:20 ID:vFvgqYoV
生田が太宰役
森田が中原役
なめてんのかw
太宰役は松山ケンイチしかいないだろ
同郷で人間失格の表紙にもなってたのに
>>159 原作自体、濡れ場はさらっと流してるし
関った女全部の濡れ場を100分そこらで丁寧に見せられると
ただのエロ映画になってしまうw
>>165 松山には残念ながら「美」がない・・・却下。
明日のムズサタ
168失礼しました
ズームイン!!サタデー
▽生田斗真で太宰治の本バカ売れ?!
>>169 ジャニヲタいつもの癖が出たのを訂正かw
ズムサタのことムズサタって言うのかい
>>165 あの時点で表紙になったってことは今回の主役はなかったってことだよ
期間限定なんだから映画公開に合わせるのが普通
スケジュール的に無理だってわかってたんだろ
松山、嫌いじゃないけど
これの主役は合わないと思うよ
何十回も見た気がする、根本的な間違い。
人間失格は小説で、太宰役じゃないし。
雑誌で記事を読むと主人公の生まれや性格の説明のナレーションも
録音していたようなので、ナレーションの入ったバージョンも観てみたかった
太宰の言葉はインパクトがあるから、既読だと自分の気に入ったフレーズは
絶対入れて欲しいと思ってしまう。
>>174 164と165はIDが違うのに仲良く間違えてるのなw
>>174 でもその位の前情報だけ持って
イケメン生田だし見るぅー的な人を取り込もうとしてる訳だよね。
そして意味わかんないぃー難しいぃーという感想になるわけだ。
まあその何%かが原作読んでくれれば、というとこかな。
>>177 いやいや。
自分の原作既読のはずの知人も、
「映画として興味あるから観に行くけど、最後は心中しちゃうんだよね」と
太宰とごっちゃになってたしな。
若い頃軽く読んだ大人でも記憶はそんなものだったりする。
読んだ誰もがはまって青春の1冊にしてるわけでは無いんだよねw
葉蔵が≪病的にイノセント、無垢≫っていうのがなんか気に入った。
葉蔵、笑っちゃうぐらい世間知らずのぼっちゃんだから病むんだよな。
徹子の部屋見そびれた! あわてて番組表チェックしたら、BS朝日で
17日の18:30〜に放送するそうで、録画予約した。
ズームインに監督のコメントありましたね。
ムズサタ忘れてた・・・。
有名な週刊文春の星取表今週この映画だった
5点満点中
4点一人
3点一人
2点一人
0点一人
3点は室井石橋寺島はいいが若手がダメ
2点は自分を俯瞰で見た滑稽さが皆無で美しいばかりでうんざり
0点のおすぎに至っては
あまりにひどくて途中で見るのやめたから採点できない
だと
次はキネ旬のジャッジかなあ
ん、4点の人はコメントなし?
ヴィヨンの例見ても興収は無理そうだし
これは評価もイマイチなのかな
まあ自分が見て良いと感じればそれでいいんだけどさ
文春読む人間がどういう奴かは言わずともわかるだろ
それにしても点数みごとにバラバラでおもしろいなw
>>185 家に文春があったので183の代わりに
4点の人は、
静かな愛欲の話と思いきや、意外な展開が。荒戸は駒の張り方が面白い
3点1人じゃなく2人だね。
もう一人の人のコメントは、
純文学の映画化らしい風格は悪くないが、演出が形にとらわれ情念が希薄。
同コーナーで取り上げられてるもうひとつの「恋するベーカリー」が2点と3点のみなので
やはり好みが分かれるのかも。
>>187 ありがとう
感想は人それぞれを地で行ってるね
映画評論家の論評って当てになるか?
なにかお墨付きがあれば何となく面白い映画だと思えるタイプなの?
映画評論家って職業じたい他の識者からバカにされがちなのに…
まあ単なる雑談だから
点数が上から下まで散ってるのが面白い。
観る人によって受け取り方が本当に様々なんだろうな。
自分も早く観たいぞ。
試写会行った人に聞きたいんだけど、子供の頃のシシマイのくだりって映画では無い?
おすぎ軽蔑してるから、おすぎの評価が低くて安心した
>>187 5点満点中
4点 一人
3点 二人
2点 一人
0点 一人
…ってことか。
試写見て帰ってきてから、女子高生〜映画の試写を見るのが趣味の人まで
いろいろ感想を読んでみたけど、みんなバラバラで面白い。
一元的じゃないから評価は見る人間によってわかれてる。
難しくてわからなかったという意見が多いのかなと思ってた10代が
「小説を読んでなかったけど、思ってたより暗くなくてストーリーは追いやすい
けど、登場人物が何を思ってそう言ったのか、何も考えないと何も感じられないだろう」とか
「わからないことがちょっとはあったほうがいい気がする」とか
考えてるのを読むとドキッとするね、
若い子は感受性が柔らかで鋭敏だなと思ったり。
いろんな感想を読んでなるほどと思いながら
見かたをかえて思い返してみたけど
芯がぶれない、というか貫くものが揺らがないところが
この監督の映画なのかなと思った。
195 :
名無シネマ@上映中:2010/02/14(日) 07:10:33 ID:QHxW6AUM
太宰ファンにとってはな・・・微妙・・・
女優陣は良いと思うんだ、まぁまぁ。
太宰が生田ってのがもうイメージから外れちゃって。
あと無理やりの中原中也ね、アレ、ただのバーターでしょ。
映像の綺麗さと、大貫つかって少しオサレ感だして・・・
何か誤魔化されてる。予告編だとね。
そんな簡単な小説じゃないし、
無理に映画化してぶち壊さないでほしい。
万人にわかってもらう必要はないんだ。
>>195 さんざん既出だけど生田は太宰じゃないだろう。
意見は別にいいんだが、そこだけ気になった。
それとも太宰ファンにとっては葉蔵=太宰と取るのが基本なのか?
葉蔵演じるのは年齢的に20代半ばの若手で合ってると思うけど(且つ美男子)
太宰ファンにとっては誰が良かったんだろう?
>>195 先入観もイメージも人それぞれ。
映画は映画として見れる人しか見に行かないだろうし
あなたは見に行かないんだろうから、何も気にすることないと思うが。
それに、自分の中の太宰観に確固としたものがあれば
何一つぶち壊されるものはないと思う。
>>196 基本じゃないよ。少なくとも自分は違う。
今からこれじゃ公開後が思いやられるね
自称太宰評論家たちの生田叩きが凄そうだ
>>195 映画も万人にわかってもらおうと作ってないらしいから
おまえがわからなくても問題はない。
イメージなんて人それぞれ違うし誰がやっても誰かしらの不満は出るんだから
今回はその誰かしらがおまえだっただけの話だ。
監督も色々言われるんだろうけど、お好きにどうぞって感じみたいだから、
何とでも言えばいんじゃない?
見ないで色々言う人に関しては痛くも痒くもないだろうし。
自分は若者向けのドラマとか見ないので生田君がどんなんか知らんが、
映画はすっごく楽しみにしてる。
それぞれの葉蔵像はあるだろうが、あの時代に生きてたわけじゃないから
想像力には限界があるし、自分の思い描いているものを補うにもいいかなと。
綺麗にとってくれてるみたいだしね。
中也とか、その他の文豪も出てくるみたいで、ちょっとしたお楽しみ感もいいなと思うよ。
見ててちょっと思うけど、けっこう頭の固い人がいるもんだねえ。
そんなガチガチで本とか読んでて面白いんかい。
昔この小説読んだ時、
頭の中で葉蔵=三上博史として読んでたなあ
太宰治の作品はどこか滑稽で笑える要素があるのが重要なポイントだと思うんだけど
やたら美しく…っていうのを強調するのは何か違うような
>>203 ああ、なんかわかる。葉蔵=三上。
美しく・・・は自分もひっかかりを覚えていたけど、
映画を観ると何となくわかるような気も。
なんか馴染まないんだよ。誰とも。(演技的な意味じゃなくて)
なんとも言えない笑いも自分にはあったよ。
でも太宰の笑いは痛いよね。自分が。
びっくりしたのはよしことのシーン。
そうくるかみたいな。(自分のイメージとは違ったので)
まあ、気になるなら観るのもいいと思うよ。
美しい画をみせてもらえるのは単純にとても嬉しい。
美しさといってもいろいろある。どんな映像だろう…。
言葉少ないらしい台詞、予告篇で聴いた印象的な音楽。そして無音。
この映画「人間失格」の美しさの先に見えるだろう何かが楽しみ。
13日ズムサタでは見たことない劇中映像あってドキっとした。
徹子の部屋で徹子さんがネタバレしそうになった時も同じくドキっとw
明日の生田出演はなまるカフェでも宣伝VTR流すと思うけど
知りたいんだけど、映画館まで見たくないような…w
>>195 冒頭の葉蔵少年の言葉は「二十世紀旗手」から
堀木と初めていったバーで堀木がいった「選ばれてあることの恍惚と不安」は「葉」から
本当に太宰ファンならそういう楽しみ方もできるんじゃないかな。
予告見て小林秀雄の「中原中也の思い出」読み返した
何度読んでも胸が揺さぶられる
あと作家太宰と葉蔵を切り離し
葉蔵は作家による作家自身の「純白な心」部分の具現化
とする評論に加藤典洋の「太宰と井伏 ふたつの戦後」がある
この映画は考え方としてこれに近いのかなと勝手に想像している
>>193 おすぎ、最後まで観ないのは自由だけど
何がどう酷かったかも書かずにギャラ貰うのは評論家失格w
映画評論家って自分では何も生み出さず、人が精魂込めて作った映画を
何様のつもりか偉そうに批評してお金貰ってる寄生虫職業じゃん
どうせ裏で金貰ったりして作品の良し悪しを切って捨てるんだろうし
全く気にしない。
お金貰って映画のCMに出演する映画評論家なんて信用するほうがおかしい
ちゃんと映画を見てないのに文春に原稿渡して報酬貰ったのなら詐欺じゃね
映画を見て批評するという仕事を自分がつまらないという理由でサボったんじゃん
おすぎはいつから映画評論家ということになったんだろう。
表現も描写も下手だし話が聞きづらい。
先入観や好みも正当化しとにかく押しの強さで存在誇示してるように見える。
映画を無条件に愛し広い心を持つ大御所の存在が消え
おすぎのような偏りのある人間が評論家としてのさばり文化人ヅラする現状ば残念だと思う。
そろそろスレ違いでは?
やっとテレビでCMを見た。全国で流れ始めたかな?
男の人の「人間失格」の声から始まって大貫さんのアヴェマリア。
そばにいた家族がじーっと見入っていた。
216 :
名無シネマ@上映中:2010/02/15(月) 16:31:57 ID:zhF8OmiQ
俺の好きな中原中也があんな人相の悪い森田だなんて厭だ。
中也はやせてチビだったが上品な童顔で目が大きかったんだよ。
若いころの三上博史みたいな俳優にやってほしかったな。
生田はいい役者だと思うし好きだが、正しい人というか
松山のだらしなさというか、ぐだぐだ感がこの役には
合うかなと思った。変な色気があるしな。
三上は確かに原作読んでイメージする葉蔵っぽい。
そう言えば三上博史は、昔何かのドラマで中原役やってなかったっけ?
スレチかな、ごめん。
試写見たけど、あの映画では生田はありだと思った。
て言うか映画の葉蔵は、
荒戸監督の作った生田の葉蔵なんだろうな。
番宣でいくつか見かけたけど
生田はほんと真面目というか毒のない人だな。
これがどんな風に堕ちていくのか、別の意味で楽しみになった。
陰鬱でいかにもな人がやるより面白そうかなとは思う
今日昼のいいともに生田が出てた。
昨日の行列にも出てた。
宣伝がすごいな。
紳助もタモリも異口同音に名作だけに主演はプレッシャーが大きいだろうという話をしてた。
紳助は「それは違うとか言うウルサイおっさんがおるねん」と言ってた。
タモリは「公開後だな。知らんぷりしとけ」と言ってた。
予想と覚悟はしてるだろうがこのスレで既にこの状態
相当の血祭りになるだろう
って言うか、やたら美しい美しいって言ってる人いるけど
生田って美しいかなぁ?番宣でやたらテレビ出てくるけど
ぜんぜん美しいと思わないけど
>>221 話題作として映画を持ち上げるために言ってるだけで周りは大して興味
ないと思うよ。
森田ヲタですが血祭りにあげられるのはどうせ森田だろうと思ってます。
自分はドラマの森田を見てファンになったし、中也すごく楽しみにしているし、
映画自体もとてもとても楽しみですが、ここまでの流れを見ていると
偏見に満ち満ちた目でこき下ろされるんだろうなあと。
感想を語り合えたら嬉しいですが、とてもじゃないけど無理そうな気がするので、
公開したらここをのぞくのはやめます。
今だって見てもいない人がゴチャゴチャ言ってますものね。
>>223 主演は生田なんだし、ちょっと出るだけの森田にそんな食いつくとも思えないけどな。
まあ絶賛のみを求めてるのなら、ヲタスレにいるのが賢明だろうね。
225 :
名無シネマ@上映中:2010/02/15(月) 23:15:23 ID:p5+Z75Mf
>>216 お釜帽をかぶったあの有名な写真なら、修正しまくり、瞳の部分も拡大しまくりだぞ?
あれを撮影した18才当時で比較するなら、おそらくアイドルの森田君の方が遥かに美少年だろうよ。
小林秀雄は美形で有名だよね。
>>223 まあ、原作にないオリジナルキャラだから、なんで出てるの?となる人も多いかもしれんね。
でも原作に100%忠実な映画やドラマ作品なんて殆どないし、忠実である必要もないと
思うから、気にせんでもいいんと違う?
>>222 「美しく撮ってる(映ってる)」って意味でしょ
ヲタだって普段の生田を美しいとはあまり思ってないし
監督さんが美しいって言ってるのは、何か映画人として特別な感性があるのかも
>>222 美しいなんて個人の主観
主演が美しくないと思うなら見なきゃいいよ、あと周囲は大して興味持ってないなんて
思いこみ発言はイラネ
気にかけて発言してくれてる大物司会者さん達にも失礼にあたる
公式HPのアップ写真見る限り、森田くんも中原中也のビジュアルにかなり近づけて撮ってるなーと思ったけどな。
>>216の言う、童顔で目大きい感じになってるじゃん。
週刊文春の映画評
おすぎの読んでみ
あいつ死ね
クソホモが!
19日プレミアムナイト行かれない方で最寄りの人は無料だしいいかも。
詳しくは音楽中島さんblogへ
◆2/19 インストアライブ開催決定!
SPIRAL RECORDS presents "夜の演奏会" VOL.1
サウンドトラック『人間失格』リリース記念
中島ノブユキ インストアライブ feat. CANTUS
【イベント概要】
日時:2月19日(金)
1stセット 19:00〜19:20
2ndセット 20:30〜※
会場:スパイラルレコーズ(スパイラル2F)
料金:無料
>>229 既出
>>230 情報ありがとう
中也の存在は映画の中で意味のあるものになっていると思う
その意味に気付くか気付かないかで見方は変わりそう
試写観たけど、生田凄くきれいだよ。まさに退廃的な美。
あの表情、目を見て感性の奥底の何かを刺激される人は少なくはないと思う。
そこにハッとするような映像美が葉蔵の儚さ切なさをさらに浮き立たせてる。
役者に外れはなかったよ。憎々しい役はとことん憎々しいし、うざい役は本当にうざい。
つね子の貧乏臭さは一級品。よし子とてつは演出的に自分のイメージとは違ったけど、
映画の中ではちゃんと納まっていた。
ここで話題になってる森田中也も心配ない。ちゃんと作品に馴染んでる。
むしろ中也を出した事でスパイスが効いたんじゃないかと。
233 :
名無シネマ@上映中:2010/02/16(火) 08:04:55 ID:cAGEJlLL
ジャニヲタの女子高生やスイーツを引き込むためには生田のPV化も仕方ない
こいつらは生田様がステキなら文句言いませんから
>>233 生田のPVになってないよ
JKの生田ヲタの試写会の感想とか意味わかんね?みたいなのもあったし
PVだと思って観にいったら痛い目にあうよ
>>189 映画評論家はおすぎ一人だよ。
顔ぶれは毎回同じだけど、いろんな分野の人にやらせているから
評も様々だし点もばらける。
毎週見ていればそれぞれの個性もわかり一応の参考にはなると思う。
監督は近所の人だからよくみかける。ウィキペディアでは2007年結婚とあるが、
二人の子供は明らかに00年代前半の生まれなのはどうしたことだ。
>>227 宣伝はすごいけど一般人は大して興味ないよ
公開してみれば分かる。
自分のまわりの少ないサンプルではジャニヲタの何人かが見に行きたいて言っている
そいつらは太宰と夏目漱石の区別もつかないらしい
後は人間失格や太宰本人が嫌いだから見ないという人が何人かいた
>>237 おまえの周りの人間の程度が知れるから自重したほうがいいぞw
類は友を呼ぶって言うしな
太宰嫌いは居るが太宰と夏目の違いがわからない人間なんて自分の周りで見た事無い
>>238 いやいや
そんな奴は結構いるぞ
ゆとりをなめんなよ!
生田トーマはもうちょっと痩せないとヤクチューに見えない。
顔が痩せないタイプなの?
撮影期間中に5キロ落としてるよ
最初っからヤク中だったわけじゃないし
公式サイトのTV情報、三田さんのいいとも日付が間違っててびっくりした。
明日のどーも☆キニナル!に生田でるんだな。
ところで監督出演のラジオ聴いた人、簡単にレポしてくれたら嬉しいです。
雑誌インタビューと同じ内容かな?
>>239 自分もゆとりと言われる世代ですが
その言葉をそのままお返ししたい
映画楽しみにしてます
自己レス
>>243 少し言葉足らずだったから訂正
自分の周りはジャニヲタ少ないけど映画楽しみにしてますよ
MXの対談で監督が100人に1人何か感じてくれたら良いって言ってたし
きっかけは何であれたくさんの人に見てもらえたらいいな
>>236 なんでお前は一般人が興味持たないような公開前の映画スレに居るの?
お前が一番興味あって仕方ないのバレバレなんだけどw
太宰の人間心理の描写は欝陶しくて楽しいわけでも癒されるわけでもない。
映画に娯楽を求める多数の人には興味がないだろう。
文庫カバーでの売上を見れば生田が主演で若い層の動員効果は確かにあるはず。
逆に先入観念ではなから馬鹿にする人もいる。
興行収入はたいしたことなさそうだが「ヴィヨンの妻」よりは多いかな。
02/17(水) UHBスーパーニュース(UHB北海道文化放送)生田斗真※VTR出演
02/17(水) 映画屋TV(スターキャット) 生田斗真
02/17(水) CINEMA PACKET (仙台放送) 生田斗真
02/18(木) ズームイン!!SUPER (中京テレビ) 生田斗真※VTR出演
02/18(木) 映画屋TV (スターキャット) 生田斗真
02/18(木) ダウンタウンDX (日本テレビ系)三田佳子さんゲスト
02/18(木) あげテンッ (東海テレビ) 生田斗真
02/19(金) めざましテレビ ”マルゼの花道”にて作品紹介
02/19(金) おはよう朝日です (朝日放送) 生田斗真
02/19(金) あっぷ&UP! (関西テレビ) 生田斗真
02/19(金) VVV6東京Vシュラン2 (フジテレビ系)森田剛+生田斗真
02/20(土) めざましどようび(フジテレビ系) 作品紹介&生田斗真インタビュー
02/20(土) 王様のブランチ (TBS系)生田斗真スタジオ生出演
02/20(土) 天才!志村どうぶつ園 (日本テレビ系)生田斗真
02/20(土) 恋のから騒ぎ(日本テレビ系) 生田斗真
番宣必死
250 :
名無シネマ@上映中:2010/02/17(水) 17:30:57 ID:+03ngVPp
宣伝 今が がんばり時だよね
地方番組は公式に載ってないね。
宣伝多いなー
他もこんなものなのか?
疲労感も半端ないだろうな。
生田くん頑張れ。
そりゃ必死にならなきゃ。出来ることはやらないと、ぼーっとしてても
お客が来るでなし。
ほんとここ普段映画に興味ない人ばっかだな〜。
カムイの全国29箇所縦断とか釣りバカの全国行脚とか
おっぱいバレーの舞台挨拶26回とか話題になってただろ?
交渉人もカイジもバラエティ頑張ってたの見たよ。
社会問題として話題になったルーキーズほどじゃなくても
みんないろいろやってるよ。
scr数と宣伝量がちょっとバランス悪い気がするけどね
職場の人や知り合いに見に行きたいけど○○でやるかな?と聞かれるが
大抵そこでは上映しないよと教える羽目になる
でもこんくらいやんないと人来ないかもよ。
太宰ってだけではたぶん人来ないよ、パンドラとかいい出来だったけど
話題薄だったのか、人いなかった。
斜陽だれか見にいった?
>>255 ガッツリテレビ漬けじゃない自分でも見かけるから
全国ネットの番組に沢山出てるなあという印象。
地方は公開後も色々回るのかもしれんよ。
確かに今の段階では、飛びぬけて大変という感じはしないね。
生田は室井とキスしたんだな
同情するよ
>>257 BS-TBSで製作・放送されてそうな作品だった。
BUNGOよりずっと。
>>260 30万部って凄いね
読んだ人が映画にも興味を持って
観てくれるといいな
>>248に追加。地方番組いっぱい。
2/18(木) あンテな(広島ホームテレビ) 生田斗真
2/18(木) ユメイロ。シネマ倶楽部(HBC北海道放送) 生田斗真
2/19(金) 突撃!ナマイキTV(KHB東日本放送) 生田斗真
2/19(金) Soleいいね!(静岡放送) 生田斗真
2/19(金) 今日感テレビ(RKB毎日放送) 生田斗真
2/19(金) とびっきり!しずおか(静岡朝日テレビ)生田斗真
2/19(金) シネマどきっ!(TBC東北放送) 生田斗真
2/19(金) ユタンポ(RSK山陽放送) 生田斗真
2/19(金) IMPACT(CBCテレビ) 生田斗真
2/19(金) てっぺん(広島テレビ) 生田斗真
2/20(土) サタナビっ!Happy&Smile(AAB秋田朝日放送) 生田斗真
2/20(土) チョッと!いいタイム Special(テレビ静岡) 生田斗真
2/20(土) ちょっとブレイクタイム(MMT宮城テレビ) 生田斗真
2/21(日) ○ごと!得ナビ(静岡第一テレビ) 生田斗真
>>263 追加
2/25(木) とんねるずのみなおか(食わず嫌い)(フジテレビ系)生田斗真
>>265 アンチスレから出てくんなよ。
これだけメディアに出まくって、
一瞬で変わる一重と二重披露してるのに無駄だよ。
さっき映画のCM見た
セクロスシーン出たけど誰とのカラミ?
いいともとダウンタウンDXで三田さんが宣伝担当してた。
年配の方も観てくれるといいね。
明日の王様のブランチ生出演は生田だけか
けっこうしっかり宣伝してくれる番組だから楽しみだ
プレミアナイトどうでしたか?
現世利益を追求する創価学会員による学会員の為の糞映画いよいよ明日公開!
>>266 山下君だって整形してるんだから
恥に思うことはないよ
整形の事実を隠そうとすることこそ恥ずかしい
>>264 生田vsジュード・ロウの日英イケメン対決らしいね
生田は人間失格、ジュードはシャーロックホームズ
どちらも同じく文庫本の映画化の宣伝って粋なことするよね
100年前の時代背景好き
今J-WAVEで伊勢谷氏が生出演してる。
人間失格は氏曰く「日本映画を見たとずっしりくる映画」だそうだw
>>273 もうね、最近の番組で事務所は言った時の(11歳時)写真でまくってんだよ。
ちなみにクリックリの並行二重。一重でも何の問題も無いけどね。
プレミアナイトは盛り上がったのかな?
>>275 情報ありがとう。
ずっしり受けとめたい。
>>278 自分が入った回は落ち着いた雰囲気だった
映画はわかりにくいの覚悟して行ったがそんな事はなかったぞ
良い映画だった
>>272 創価学会の映画なのにアベマリアがテーマ曲なんだ?w
学会員なだけで仕事が来るなら、自分の応援するタレにも入信薦めたら?
>>279 お帰りなさい。映画同様に落ち着いてるのか…
映画、楽しめたみたいでよかったですね。
わかりにくいことなかったですか。
私は3回くらい観る覚悟でいこうと思ってます。
そのくらいが1番おもしろいって監督が言ってたしw
この感じじゃ、初日限定のカードとやらは
初回に観に行かなくても手に入りそうかな
>>282 ワンピースだってほぼ全員に0刊いきとどいたんだから大丈夫だろ
生田の本屋露出や宣伝量で勘違いしそうになるけど
文芸日本映画でスクリーン数も少ないし
どう考えても興業収入で成功出来るタイプの映画では無いよな。
脚本、浦沢義雄なのに落ち着いた作品になっちゃってたら残念だな。
>>284自己レス
アンチみたいなレスになってしまったが、
清順作品、特にツゴイネルワイゼンが好きな自分には、
かなり楽しみな映画なんだな。
>>284 心配しなくてもヲタだって興行収入稼ぐ作品だと思ってないよ
生田斗真:「幸せです」と感涙 初主演映画「人間失格」舞台あいさつで
ttp://mainichi.jp/enta/mantan/book/news/20100219mog00m200054000c.html 「人間失格」は太宰治が1948年に発表した長編小説を映画化。
自意識が強く世間となじめない青年・大庭葉蔵(生田さん)が、詩人・中原中也らが集うバーに入り浸って、
酒と女におぼれていた。葉蔵は女と心中を図るが、死にきれず、その後も酒浸りの日々を続けて、たばこ屋の娘と結婚。
やっと人間らしさを実感し始めるが、再び破滅へと導かれる出来事を目の当たりにする……という物語。
舞台あいさつには葉蔵の悪友・堀木正雄役の伊勢谷友介さん(33)、葉蔵の妻・良子役の石原さとみさん(23)、
中原中也役の森田剛さん(30)、小池栄子さん(29)、坂井真紀さん(39)、石橋蓮司さん(68)、
室井滋さん(51)、大楠道代さん(63)、三田佳子さん(68)、荒戸監督も出席した。
葉蔵が通うバーのマダムを演じる大楠さんは「斗真くんが(役者として)どんどん大きくなるさまをカウンターの中で見ていた。
最後には本当に素晴らしい役者になった」と絶賛、三田さんは「(自分も)多くの人と出会って多くの作品に出会って成長した。
生田さんは今その過程にあってまぶしいばかり。これをきっかけに素晴らしい俳優になってほしい」とエールを送った。
石原さんは「原作にはない、良子の本能的な部分を目とかで表してみました。荒戸ワールド全開です」と笑顔で語り、
石橋さんは同作を「監督は斗真くんというすてきな人間を使って自らの心風景を描いたのでは」と表現。
荒戸監督は「俳優の魅力を見ていただく映画。生田斗真をほめてやってください」と絶賛し、
「こんなに主役ができる俳優がそろうことは、まずない。(物語は)悲惨ですが最後に希望を感じてもらえれば」とアピールした。
映画は20日から全国ロードショー。
わざとらしい嘘泣きワロタw
見てきた
つ、疲れる…w
挑まれてるような気がしたよ
分かるか?これはどうだ、これは?みたいな感じ
ストーリーはさすがに分かるけど、場面毎の解釈ね
見終えて放心状態で、一番最初に浮かんだ感想が
三田さん怖ええええ…だったw
とりあえず映画館に足を運ぶ価値がある映画なのか聞きたい。
主演生田ってだけで相当観る気を削がれるんだが。
8年前に河村隆一が太宰治役で人間失格が映画化された時はおすぎベタ褒めしてた気がする。
単にファンだからって理由だったけどw
映画評論家の意見なんてほんとあてにならないわ。
>>292 ジャニーズや生田を嫌悪、蔑視するなら劇場で見る必要はない。
多分ワラワラいる生田ヲタ達と同類に思われるのも嫌だろうし。
以後ここにも一般評論家たちの書き込みがあるだろう。
DVD発売されてからレンタルで見ればいい。
実際見に来てるのは年齢層高いみたいだけどね
生田ヲタったって昔からのファンはほとんど20代だし
イケメンパラダイス見てた中高生は水嶋ヒロ目当てでドロップは見に行っても
太宰には興味ないみたいだよ
>>292 価値なんて人それぞれ
生田云々より荒戸監督の作風に合うがどうかだから人に聞いてもしょうがないと思うよ
見てきた。荒戸って事で身構えてたが、予想外にさっぱりと見やすかった。
あくまで監督比で普通よりは確実に濃いがw
役者は皆良かった。生田はよし子パートが過ぎたあたりがからグッと良くなった。
伊勢谷の堀木もハマり役。ラストセリフが効いた。
森田もいいアクセントだった。
女優は三田が濃く怖かった分w寺島があっさり可愛く見えた。
色々賛否はあるかと思うが、久々に見終わった後ドーンと余韻が残る邦画になってたと思う。
見てきたぞ。自分的には良かった。
疲れるが見応えあるし見終わった後の余韻まじ半端ない。
昭和初期の世界にどっぷりなので、劇場出たら別世界の平成でびっくりw
自分が雑踏から取り残されたようなおかしな感覚に。
葉臓にでもなったつもりかのような・・・w
>>292 顔が嫌いでなければ全く心配ないと思われ。
荒戸が褒めていたのも納得。
はあ…少し落ち着いてきたw
自分が見てきたとこは、生田ヲタ?らしき若い子皆無だった
いかにも文芸作品見に来る年齢層だった
生田は後半かなりいいと思う
前半は先入観ある人だと「ああ…そうですか」と思ってしまうかもしれないが
その分堕ちて行く過程がグッと際立つ
寺島が可愛いに同意、これは意外
空豆のところは本当に気持ち悪かったなあ
全体的に綺麗というよりエグイなと自分は感じた
表面的な映像より起こっている出来事と心情が胸に突き刺さる
これさ、誰かと見に行ってもすぐには語り合う気になれないね
ちょっと時間置かないと口開く気になれないw
観てきた。年配の男性や女性が思った以上に多く、太宰ファンが見に来てる感がある。
見終わった感想は何かがずっしり胸に残る映画だった
見応えある
頭を使って想像力を使って見る作品
キャストや映像、音楽素晴らしい
ただ娯楽映画ではないから、賛否両論だろうが自分はこれでいいと思う
ずっと映像が頭に残り音楽が鳴っていて、小説の挿し絵みたいだ
面白かった
序盤にバーで葉蔵に絡んできた男って中原中也だったの?
ひげ面で森田剛だとわからなかった
三田と生田のカラミはありましたか?
>>293 河村の「ピカレスク」は人間失格じゃなくて太宰治自身を映画化したものでは
おすぎがファンだからかどうかは置いといて作品は良かったよ
自分は河村あんまり好きじゃなかったんだけど
ナルシストで女たらしでダメ男な感じが役に合ってた
お前ほとんとは死ぬ気なんかないだろ?
と太宰をシニカルな目線で見てるところが面白かったな
絶望先生なんかもそうだけど
映像、美術、音楽、キャスト、良かったなあ。
サントラ欲しくなった。
見る予定ないけど最後ハッピーエンドなんですか?
これCMみたけど
やっぱ失楽園みたいに恋愛要素強くアレンジされちゃってるのか?
つーか太宰って単なるメンヘラだよなw
こんな暗い時代にこんなもん映画化するなよwwww
みてきたけど…なんか期待外れ。
拝見して参りました。
兎にも角にも強い余韻が残りましたね。
映画を拝見して電車に乗って帰宅するまで長い間放心状態でした。
正直言って非常に憂鬱です。
しかしながらとても良い作品でした。
カフェ遊びから心中までダレるけど、俳優の演技見てるだけで楽しい
中也や男女の川はまだしも他の文豪は要らなくね?
赤は生、黒は死の象徴なんだね
堀木の赤絵の具とか金魚とか、細かいネタを探すのも面白かった
病院で堀木が渡すのって、おもちゃの注射?
バーで葉蔵が指名されてたけど、青い花ってゲイバーではないよね?w
太宰に敬意の払われた映画だった。
エンドロールの最後まで見たが(と言うか、重い余韻で動けなかった)
監督名の後に出た一文にジンときた。
タダ券で行ってきました。
まぁ可も無く不可も無くでした。
観てきた。
観終わった後に監督のコメントの、映画は絵と音だけですから
を真っ先に思い出した。
わかりにくいストーリーの展開かもしれないが、
(原作読んでない人は追いついていくのに大変かも)
葉蔵の心情は演じている生田から感じ取ることが出来た。
生田、主役でよかった。
また観にいくつもり。
もっと深い所を感じたい。
次また観たら違うものを見つけることが出来るだろう。
私は太宰ファンでも文学好きでもなく、歳も若いのですが
今日「人間失格」観に行きました。
がっかりでした。
私は、生田さんを美しいとは感じられませんでした。
もっと痛みを感じたかったです。
この映画の主人公は、どうしてそんなに死を望むのか?
それは私が感じるのではなく、
原作を読み知識をもっている事が必要だったのでしょうか?
>>314 確かに今の若い人が(もちろん皆とは言わない)
あの時代の文化人等に蔓延した死に対する憧れみたいのを
理解するのは難しいかもね。
痛みと言うよりは倦怠感から死を望む感じだし。
主人公の行動の理由がわからないとポカーンとしちゃうだろうし。
今日映画見てきた
生田演じる葉蔵がピュア過ぎてそれが却って嫌味に見え
自分は葉蔵にとても嫌悪感を感じた。
そういう意味ではエキセントリックな表現をせず「人間失格な人間」を
演じる事が出来た生田は良かったと思う
堀木が凄く良かったな伊勢谷さんには賞を取ってもらいたい
>>314 >>315 他の作家はどうだかわからないけど、太宰の場合あの時代だからとか文化人だからとかじゃなくて
もともとの気質みたいなものなんじゃないの?
死にあこがれてるとかじゃなくて、普通に生活してることが辛いという
今だったらアスペルガーとかボーダーとかカテゴライズされて、他にもそういう人が
いるんだと理解できるから、少しは楽に生きられると思う
原作読んでないと伝わらない部分多いと思う
自分的には中原中也はいらない
良子の事で最大にダメージ食らったんだから
もっと良子絡みの事多くてもいいかなと
320 :
名無シネマ@上映中:2010/02/20(土) 22:59:04 ID:ZixYs4sf
最後、堀木が病院で渡していたものが何だったのか分かりませんでした。
教えてくださいお偉い人
>319
良子の場面は自分もそう思った
でも葉蔵にとっては良子でさえも沢山通り過ぎていった女の
一人に過ぎなかったのかも
そう考えると良子もあの尺でいいと。
鉄が活きるしね
322 :
名無シネマ@上映中:2010/02/20(土) 23:09:12 ID:YXUwXdr7
浅かった・・もうジャニ主演の映画は観ない
あと、坂井真紀のブリブリっぷりに苛
つかこの映画、女より男の映画に見えたんだけど。
女はどれも通過点で、一応鉄が終着点、ぐるっと回って腹の中。
生まれてすみませんの"生まれる"前に戻っていく。
でもストーリーを動かしていくのは男たち。
希望って意味では、どの女も与えられなかったものを中也が、
堕落へと導いていくのは堀木が。
観終わって怒りしか感じなかった
美しくもなかった
こんな映画を作ってるから駄目なんだ
原作読んでないと解らない映画なんて糞だ
俺は読んでいるが
この映画で何を伝えたいのかまったく解らなかった
もちろんエンターテインメントでもなかった
まったくもって薦めない
2月にして2010年ワースト1位が決定した
>>323 自分もそう思った
女はそんなに重要じゃなくて堀木とかひらめと葉蔵のシーンの方が
物語が動いて面白かった
女のエピは原作通りさらっと流してたな
坂井さんは確かにちょっとやり過ぎかな…途中からミラクルタイプのコントに見えて笑ってしまった
あと中高年と十代〜20台前半の比率が半々位でびびった
中高年は何故か舞妓さんのラジオエピで爆笑していた
初日見てきた
おもしろかったよ
堀木が父と母に対して態度が違うのはなんでだろう?
母は血のつながりないか、もらいっこか、愛人の子なのか。
>>301 三田と生田のからみはあったよ。
日本昔話みたいな妖怪婆みたいだったのが
男女の仲になって豹変、若返って恋する少女みたいになった。
石原さとみと何もやれなくて室井や三田と絡まされる生田カワイソスw
余韻余韻っていってるやつは原作読んだことないのかな
この映画には余韻も感慨もない
>>324 この程度でワーストって
年間何本映画観てんの?w
>>330 読んだ事あるよ
おまえが感じなかった事を自分は感じただけだ
>>324 ちなみに監督は映画でメッセージを伝えるつもりは無いって
答えてたから解らなくて正解じゃ
美しいかどうかは人それぞれのセンスだからな
粗筋は単純なんだから読まなくても解るだろ
なんでそういう行動を取ったのか説明をかなり省いてるけど
それを想像したり考えたりするのが面白いんじゃね
意味が分かんなかった!じゃ、生田目当ての若い中高生の感想と同じじゃんw
>>330 余韻はあるよ、普通の人間なら嫌な物(葉蔵の人間失格な生き方)を見てしまったという余韻
自分は堀木やヒラメの視点で葉蔵を見てると葉蔵に嫌悪感を抱きながら見てしまい
途中マダム目線で見ると葉蔵が愛しくてたまらなく見えた
色々な見方が出来る映画だと思ったよ。また違う視点で見てみるつもりだ
>>330 そうか?原作はマダムの言葉で空気の栓が抜けて浮上するけど
映画は最後の言葉で幕が落ちるから余韻というか残響がずしっとくる気がする。
原作の読み方も様々だからなんともいえないが。
>>333 感想は人それぞれなんだし。
そんな突っ込まなくても・・・
>>336 原作を読んで見たと書いているのに
原作を読まない人間の視点で果たして見られるものだろうか?
いっしょに見た人間に感想を聞いてみたけど
映画なりのストーリー解釈をしていて、面白い感想だった。
わからないわからないという人間は何をわかりたいんだ。
原作にも読み方が様々あるように、正解なんかあるのか?
わからなければならないものって何なんだ。
屋台で寿司を食べるシーンに使われてる寿司(恐らくかつおかまぐろ)の色が悪すぎてワロタ
ああいう所も原作未読の連れ合いには意味が分からなかったみたいだ
原作既読の自分は十分理解出来て面白かったが
>>337 なるほどね。
でもみんなが上手に映画を見てしっかり感想を持てるわけじゃないからなあ。
面白かった、つまらなかった、わからなかった
そう言う感想しか持たない人もいるって事だ。
まさに賛否両論。いいじゃないの。
監督もどんとこいでしょう。
大体、映像化不可能と言われていた作品を扱うんだから
どこかを削りどこかを膨らませてくるだろうことは想定内。
なるほど、こういう風に描くのかと感心したり
え、ちょっとそれは違うでしょとか思ってみたり
なかなか忙しかったな。
ただ、行間というか余白の多い映画だなとは感じたので
そこをを自分で埋めたいと思えるか、
ちゃんと描いてくれなきゃ分からないよと思うか
その辺りで評価が分かれるんじゃないかなと思った。
生田さんって人気だね、今日の18時からの回みたけど映画館いっぱいで全然チケットなかった。
バンデイジは初日の18時からの回全然人いなかったのに。
342 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 00:55:10 ID:TpVmsgde
観てきた。
原作は一応常識程度に斜め読みしただけだけど、別に原作に思い入れなくても面白かったよ。
最後の津軽の場面がああいう展開になるとは思わなかった。
津軽に行く場面の最初で時計見たらまだあと25分あったんでこの先まだ何かあるのかと思ったら、
下痢Pになるところをああいう形に変えちゃうとはびっくりした。ある意味衝撃のラスト30分だった。
ただそのせいで、「ただ一切は過ぎてゆきます」のニュアンスはだいぶ変わってしまったような。
兵隊と一緒の列車に乗っているのは、『けんかえれじい』の226のシーンと同じような意味合いなのかなあ。
取ってつけたような台詞のやり取りが好きじゃないけど。
『ツィゴイネルワイゼン』がロードショーされた時に東京タワーのシネマプラセットに観に行って、
やっぱ清順伝説に取り憑かれた友達と劇場から出てきて「鈴木清順を今日初めて観た!素晴らしい」って
2人で抱き合って狂喜したんだけど、この映画見たら『ツィゴイネルワイゼン』で清順っぽいって
思ったところは全部荒戸源次郎の個性なんだって気づいてビックリしました。
>>340 映画版で面白いなと思ったのは葉蔵の画家としての面をクローズアップしたこと。
中也との場面や畳鰯、同じ場にいても他人とはちがう感覚でものを見ていたから
お化けの絵、画家になろうという感性があったというのは、なるほど。
原作では絵描きを目指すにいたる動機はちょっと薄いから。
欲をいえば、後半の恍惚と孤独の中で葉蔵に見えた世界もビジュアル化したら、
芸術家は命がけで遊ばなければという堀木と葉蔵の考えに説得力が付加できたのでは。
太宰の『人間失格』とは別物だと思って観てはいたがしっくりこない
去年からの一連の映像化ではパンドラ>ヴィヨン>失格
映画はひきこまれるので時間はあっという間だった。
最後のほうキモくてある種アバターと同じw
生田はよく演じてたし、森田も伊勢谷もナチュラルですげーよかった。
昔の白人の上流階級の子なんかがさ、親からの愛情が薄すぎのせいで
生きる希望の薄い子になるって、要蔵がまさしくこれだな。
妄想まで見えちゃって可愛いそうだった
結局人間なんて一人で生まれ一人で死んでいくんだから
どうあがいたって孤独なんだ
昔の人は現代人より感受性があったのは間違いない
時代のせいか平和ボケか
この映画を観ることで今の若者達が少しは感受性が磨かれることを祈る
見えるものだけ見ようとするのは至極当たり前すぎるということだ
生田って大根だし整形顔きめえ
整形はないだろw せめてアイプチだ
この映画、妙に気になる…
洋画以外はほとんど観ないんだけど、ブランチ見て興味持った
ここ読んでたら余韻の残りそうな映画みたいだね
350 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 03:29:48 ID:ECh48rtA
太宰って今の時代なら間違いなくホストだなw
>>342 「ただ一切は過ぎて行きます」
今日最終のを観て来て、風呂入って音楽聴いててもずっと今日観た映像や
台詞の数々が頭の中とっ散らかってて、思いを巡らせてたのだけど、
後々、気になったのがツネ子と寿司食うシーンと、あと数シーンに汽車の幻影や音が使われていて
最後の最後に、葉蔵と関わった人間が同じ汽車に乗り合わせてるシーン。
直後は走馬灯か?と軽く解釈したが、「汽車=過ぎゆく時」なのかと。
苦しかろうが、悲しかろうが、幸せであろうが、ただ一切は過ぎてゆく。最後に辿り着いた真理。
過ぎて行った一切が最期のあの汽車。あー、もう一回見るとまた違った見方しそうだなぁ。
とにかく映像がすごく綺麗だった。
最後の葉蔵とテツの裸のシーン、
葉蔵が老け顔から元の顔に変わっていくシーンが印象的。
353 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 08:18:27 ID:PX3FKRG5
石原さとみの乳首は見れますか?
いろんな女優が出てたけど設定にフィットして色っぽいのは寺島しのぶ
テーブル拭いてる姿に要蔵がほれたのもよく理解できる
小説のイメージどうりだった
要蔵ので怖かったのは麻薬中毒シーンだな
あれもうちょっと長く観たかった
355 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 08:29:57 ID:JAb/B+Ed
見てきた。
堀北真希が妖艶でよかった〜!
ジャニオタが大量に湧いてた。
途中で寝てるやつ続出。
終わった後文句をだらだらいってるカップル大量。
良い作品だと思った故に不快である。
寺島さん、ベルリンで銀熊賞おめでとう
観てきた。
『人間失格』が太宰文学の最高傑作と称され映像化は困難と言われ続けた真髄を、
解りやすく思想や時代背景含めて映像で象徴化した映画作品、と感じた。
小説『人間失格』を紐解く為の映像化ではなく、生誕100年のメモリアルとして太宰文学の不腐さや敬愛尊厳を込めた作品。
極端に言えば、葉蔵は主人公ではなくただのストーリーテラーでしかない。
登場人物全ての人間失格の部分を描き、最後は国家そのものの人間失格を描いている。
が、それでも現代は豊かで幸せな時代となってる…、と夜明けへの希望を乗せている。
最後の列車は、葉蔵の生きた時代そのものが乗った空間と進行、の象徴。
…私はこんな風に解釈した。
>>356 カップルで見に行く映画じゃなかろうになw
自分は昨日友人と見に行って友人は面白かったと言っていたけど
それでも一人で見に行けば良かったと思った
観賞の分り易いヒントとして、
和服は葉蔵の無垢な良心の時
洋服は欲望の邪悪な状態の時
なのかな。
>>353 さとみは大事に扱われてるので何もない
でもキス顔が良かった
公式の監督インタビューで石原さとみは直接的な絡みは
撮らない約束だったって言ってる
小説でもぼかして一言書いてるだけだし、まあそれで問題はないわな。
女優では小池栄子がわからなかった。何か作品ごとにイメージ変わるな。
室井滋、自主映画時代の不吉なイメージが復活してて迫力あった。
てか、昔はマイナー不幸系の女優っていうイメージだったのに、いつの間にか。
『闇打つ心臓』の頃だったか、有名になる前の利重剛や山川直人や武藤起一なんかの
飲み会に行ったら、自分の前にやたらゲラゲラ笑ってるおばはんがいたんで
名前聞いたら室井滋だったんでビックリしたのを思い出した。
365 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 15:18:45 ID:nA6JS7it
>第一の手記
>「自分」は人とは違う感覚を持っており、それに対して混乱し
>発狂しそうになる。それゆえにまともに人と会話が出来ない「自分」
>は、人間に対する最後の求愛として道化を行う。だが、その「自分」
>の本性は、女中や下男に犯されるという残酷な犯罪を語らず、力なく
>笑っている人間であった。
Wikiに↑こうあった 青空文庫で読んだけど、子供の時に女中や下男に犯され
たて書いてあった記憶はないけど、あった?映画は見てないけどさw
森田中也がトンネルで線香花火を食い始めた頃に強烈な眠気に襲われた。
意識を取り戻したのは、結婚式を挙げるころだった。
よって小池栄子のくだり、石原との馴れ初めの辺りを見逃したw
367 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 17:03:48 ID:ebX7sRp+
>>365 外で悪口を言っておきながら本人にはいい顔をする
それが「犯罪」みたいです
・・・原作を読めば、葉蔵がどれだけ失望してるのかがわかるけど
あの物を語らぬ生田君を見ててもさっぱりわかんない。
いきなり死を口にする場面とか、誰も違和感感じないのかなあ。
どうして死を望むのか、映画としてそこは描くべきじゃないのかなあ。
寺島さんおめでとう!
試写と合わせてニ回みた。
試写で観た時は、綺麗な映像美、俳優陣誰一人外れなし、耳に残る音楽、残像が消えない不思議。
でも正直期待していた程荒戸ワールドもなかったし、中途半端で退屈な部分もあるなと言う印象も少し。
ニ回目は色々分かった部分が沢山あって全然違った。
そしてキネ旬や映画芸術、パンフを読んで自分が感じていた腑に落ちない部分について
なるほどと理解出来て面白かったし納得できた。
まあ、リピートしたり雑誌や特集みたりする熱心なのは、一回観て惹かれて気になった人以外は、
誰かしら何かしらのファンなわけだから、普通はそんな解説なくとも
一回みただけで納得出来なければだめと言う人もいるかもしれないけどさ。
死を口にする場面までの生田の演技が妙に明るいから、なんでそこで唐突に死?とは思ったなー。
原作読んでると脳内で補っちゃうから、読んでない人の感想がききたいと思う。
つまらなかった、難しかった。で終わるのが大半かもしれないけど、
何で?どうして?あそこは意味がわからなかったとここへ来てまで書くという人がいるのは、
それがたとえネガティブな意見でも成功してるのかもね。
説明がない部分を考えたり感じたり五感を働かせるのが映画だ!
という意識で作られてる作品だと思うから。
ちょっと・・・見終わった後ボーっとして話せなかったw
影響を受けやすいからかな
また感想書きにきます
原作読んで見てると何がわからないのかがわからない
>>368 が言っている場面も違和感無く見ていたが、原作読んでないと唐突に思うんだろうか
原作読んでない人の意見や感じた事をもっと聞きたいな
人間が分からず関わり方も分からずお道化として過ごして
常に死がまとわりついてる感じはなかったね。
田舎から出てきた物を知らない若者が
オトナの世界を知って堕ちていく風には見えた。
「生まれですみません」と、「わざ、わざ」で感じ取れと言われればそれまでなんだけど。
ただ、虚ろな感じはよく出てたかな。
>>372 良くわかる、自分も試写会で観た後がそうだった
自分の中に何かが残ってて重くて苦しかった
頭の中に何度もよみがえる映像に静かに聞こえ続ける音楽
そして二回目を観てみたが、これは良い映画だと実感した
胸にはいろんな感情が交錯し、なかなか落ち着かないが、映画を観たという確かな感触があった
原作には出てこない中原中也の存在意義がまったく分からなかった。森田の演技には文句は無いんだけどね。
中也を描くなら、他のエピソードにもうちょっと時間を割いても良かったんじゃなろうか。
中途半端に描かれたところが多々あったし。
セリフとして言わなきゃこいつ誰状態だから仕方ないんだけど、
壇一雄さんとかいちいち名前出してるのがちょっと笑えた。
>>376 前半特に、話飛んでる感があるね。
葉蔵が死を意識している経緯をもっとはっきり描けばいいのにと思った。
子供時代から堀木との出会いまでの間がかなり微妙で。
よし子以降はすごく良かっただけに残念だな。
田舎で更に朝イチの回だったからかもしれないが、年齢層が異様に高かった。
自分を含め、いかにもジャニオタ然としたのは5〜6人しかいなかった。
あとは中年夫婦とか、男性一人も目立ったし、結構30年前、40年前の文学少年少女(w
って人がいっぱい来てたなー。
80才くらいのおばあちゃんが杖ついて一人で来てたよ。
内容は、誰でも楽しめるようには作ってないなと思った。
原作を読んでないと分かりにくいシーンとか、唐突に感じる台詞とか結構あるし。
中原中也や太宰や、他にもバーの常連だった作家連中の作家論なんかを読みあさった
事のある人は、その辺ちょっと楽しめるよね。
あー、あのシーンは本当は中也と小林秀雄なのにーとか、本当は太宰の枕元で騒いで
その後雪道に投げ飛ばされたんだよなーとか、云々。
この映画がきっかけで、太宰やら中也の作品に興味持つ人が少しでもいれば、それは
素晴らしいことと思う。
>>368 葉蔵が死を望む事に対してそれ相応の理由や苦悩があったら別に
「人間として失格」って訳じゃないと思うよ
簡単に死んでもいいやと思えたり誰の事も大して好きじゃなさそうな
あの映画の生田には、生気が全くなく何の感情も起伏もなかった
だからこそ自分は見ていて「こいつは生きている価値のない人間失格な奴だ」と思ったよ
あの映画が退屈に感じたならそれは葉蔵が自分の人生に対して感じている印象そのものなんだから
それでいいかと。そもそも人間失格なんて原作に感動したりしちゃいけないよw
バーで隣りになった同士なのに
片や、死に損なって、夢を諦めて画集を売り
片や、成功を納めて、書きたい事が山ほどあるのに、死が迫ってる
その対比は面白かったけどね
同様に、裕福ではない堀木が家族と同居してるのと、孤独な葉蔵の対比も
確かに時代背景が理解出来るエピソードはもう少し欲しかったけど
少なくともこの映画全編を貫く葉蔵のいろんな面での
救いの無さっぷりは原作通りで良かった
小説と映画の根本的な違いは
小説は<葉蔵>の<自意識の内側>…あくまで葉蔵から見える世界
映画は<葉蔵>の<自意識の外側>…人間失格という小説の世界の中で葉蔵もたくさんいる登場人物の一人である世界
の違いが大きいと思った。
小説既読者にとっては葉蔵がなぜ、ああなのか内面描写が解説につくし
小説未読者にはそれぞれの感じ方で解釈が異なる。
ただ、主役目当て?の小学生のような少女たちが
林檎を向いて黙るアネさや歴史
大人にならないとわからない色んなことを
どう咀嚼して頑張って見ていたのかと、少し気の毒に思った。
>>368 道化とかその辺の部分は敢えて描かなかったらしいよ
他人からは、裕福で何不自由無く暮らしているように見えるのに
死に走ったり、引きこもったりっていう現代人に
重ね合わせるって意味では、あれでもいいのかなと
自殺願望がある人が必ずしも、様子や行動で解るってもんでもないし
今もあの時代も、何となく死にたい人って大勢いそう
>>343 自分も画家としてのクローズアップは映画ならではと思った。
活字だと、読んでて葉蔵が漫画家なの忘れがちだった。
更に時間が経つと、画家志望だったのすら忘れちゃって、作家志望
だったっけ?と記憶がすり替わってたw
もし葉蔵の<自意識の内側>を描くとしたら
葉蔵の姿は登場せず、葉蔵から見た周囲の人々、周囲の世界を描くことになり
映像としては葉蔵カメラで撮るドキュメンタリーのような
葉蔵の登場しないものになったのではないだろうか?
そうすると、それって映画として面白いのか?小説読めば?ということになり
長年、映画化をされなかった理由ではないか。
小説では葉蔵の<自意識の内側>と周囲の人間の葉蔵に対する認識の<乖離>が肝だから
厄介な<自意識>を抱えた葉蔵が周りには<神様みたいないいこ>、<いい人>に見えていた
<外側の世界>を描いた作品だと思うよ。
386 :
名無シネマ@上映中:2010/02/21(日) 23:54:46 ID:Upvvf4wP
エンドロールまで見て何も出ないなと確認して後ろ向いてたら最後の文字見逃した。
エンディングに何て書いてあったんだろう。
久しぶりに失敗した。文字出るの遅いよ。
しくじったな、惚れちゃった や ワザワザ はちゃんと出てきましたか?
>>385 同意。
映画は、葉蔵の醜さ(自意識の内側)ではなく美しさ(外側)を
描くのが主眼なんだろうね。
だから、竹一とのエピソード(呼んだのではなく押しかけてくる)や
ヨシコのエピソード(レイプではなく浮気)を原作と
変えてるんだろうな。
中也とかラストとかの要素もあるし
人によっては、原作と全然別物と感じるかも。
ちょっと混乱したんで、それら含めてもう1回見てみようと思う。
>>388 ヨシ子のあれは浮気とはいいきれないと思うな
煙草屋の前でヨシ子にベタついて嫌がられてたのはあの編集者だけど
無理矢理な鈍痛でしばらく立ち上がれないヨシ子だから
原作のように、無理矢理かもしかして常習か?
葉蔵というより観客に疑わせるためにどっちにも取れるようにしたのでは
>>388 美しさを描くというのはキャッチセールスであって、映画の主眼ではないと思う。
耳だれの竹一を殴って痛がってる姿を見下ろして
浮かべる歪んだ微笑み。
あれは葉蔵の自意識が一瞬表層にあらわれた瞬間で
後半にいくに従って葉蔵の描いた自意識まるだしの肖像画に
葉蔵の風貌はどんどん似ていく。
自意識が少しずつ表面にあらわれて
薬屋のところでむき出しになる過程が
芸妓たちの騒ぐ傍らで闇に沈む瞬間や堀木の隣に座ったツネコを笑う瞬間に
徐々に顔をだしていたように見えた。
要はアル中の話だろ?としか思えない非常に眠たい映画だった
小説読んでない人の「葉蔵意味わかんねー」っていう感想を読んで、
葉蔵の周りの人たちもそうやって葉蔵を見てのかなぁと思った。
やっぱり葉蔵と周りの人間のギャップって物凄いものがあるんだろうな。
>>391 音は必要最低限におさえられていたから
静寂や間みたいなもが楽しめないとそうかもね
せんべいや火の玉やら列車の人やら繊細な要蔵妄想が
おどろおどろしくて面白かった
ラストはイスから動けなかったわ
余韻が残るこういう映画ってひさしぶりだった
これ、面白いですか?
ちなみに生田のファンではないけど
>>395 このスレ少し読み直せば賛否両論、感想さまざまだとわかりそうなものだが。
他の所のレビューを見て、この映画は娯楽作じゃなく芸術作というのに納得した
余分な物を削いで綺麗な芸術作品として人間失格をまとめた映画だと思った
サヨナライツカが原作を読んでから行ってすごくがっかりしたので人間失格は原作を読んでからいったほうがいいかどっちがいいですか?
読まないでいって映画見てから小説読んだほうが、
小説も楽しめると自分は思った
昨日見てきた。
小説は幼少期らへんで挫折したが、映画よかったよ。
うまく文章にできないが、なんとなく流されてるが、刺激的な何かを求めて自殺を図る要蔵は哀れというか。
憂いな雰囲気が良かった。
下宿先で大家さん?の女を部屋から追い払うために、自殺に使う薬を買いに行かせたのは笑ったな。自分が女だったら同じ反応して、うきうきして買いに行くわ。
生田ファンじゃないけど、とにかく生田かわいかった。
あんな風に若い男に甘えられたらモルヒネ出しちゃいそうだ(笑)
無理矢理関係を持ってモルヒネもらってたみたいだけど。
最後の、ババアが乙女になったシーンはいい意味で鳥肌がたった。
怖かった。
そんな風にする要蔵もこわかった。
小説読み直そう
ラスト、冒頭のバーのシーンに戻るけど、寝ている葉蔵の傍らに、父の形見のアルバムがあるよね
あれは原作のラストから先に進んで、葉蔵はまた東京に舞い戻ったということなのかな
たまたま見たブログで
よく分からなかった
でもイケでした\(^▽^)/
とか書いてあってクラクラしたw
自分も分からないことあったけど
当時5円は今の相場でいくらくらいなのか
大木=父親?
白馬の意味は?
誰か教えてください。
全国5位にランクイン!
公開規模を考えたら頑張った方?
自分大木はその前に地獄絵図が出てきたから
木に縛られて八つ裂きにされる的な意味で
死に囚われてる意味なのかと思ってた
木彫りの唇にキスするのとか
性や死に魅力を感じる早熟な自分への嫌悪感や
汚らわしさに耐えられなくての「生まれてすみません」なのかと
でも既読の友人はやっぱり親の事だろうと言ってたね
親が厳しいというのは「特別に」馬車に乗せてくれるのでわかったけど
葉蔵の親への気持ちの細かいところまでは映画だけだとよくわからなかったかも
木の絵って心理学で父親を表して無かったっけ
406 :
名無シネマ@上映中:2010/02/22(月) 21:02:32 ID:flMlkOJy
アホ女も生田で釣ったな
ジャニ起用して成功だね
中也が好きだな
原作にないことを考えるとそこに注目していいのかわかんないけど
堀木も平目も印象深い
主人公より周囲の男達のが胸に刺さったなあ
見てきた。ひでー内容。
原作みたいに自分はまともだと思っている心情描写がないので、
なぜ自堕落になるのかが唐突すぎるし、
あとは女が代わるだけの繰り返し。
原作知らなきゃ単なるキチガイにしか見えない。
三田佳子はお化けの役か?
>>403 ほぼ同じスクリーン数のヴィヨンの妻も5位スタートだったよ
でも最終的にはコケ認定されてた
とにかく最終の興収が出るまでは何とも言えない
特にジャニーズ主演映画は超初動型が多いから最初だけ良くても何とも言えない
てかもう全国ランキング出てるのか?
確か火曜日にならないと出ないと思ったが
>>409 ヴィヨンは主演や脇が豪華で公開前に海外で映画賞を取ったこともあり
ハードルが高くなってたからね
この映画は主演も映画初だし東宝映画ではないから同じようには見られないと思うよ
>>409 月曜に出るよ
興収スレにソースあった
心情描写不足で唐突というのは確かにそうなんだけど
そのくらい分かれよ、と言われてる気がしないでもない
前半でくっそー負けないぞと思いながら見てたw
412 :
名無シネマ@上映中:2010/02/23(火) 00:57:36 ID:P0qGmpl6
あっというまに見終わった。
お腹すいてるのに、映像と言葉で頭いっぱいで、ご飯食べれない。
映画みて、半日たって、今思うのは、生田が一番良かったって事かな。
みなさんが、細かい事よくみえててうらやましい。
自分はあと何回見たらいろんな事がみえるのだろう。
生田評価高いね。監督のあの買いかたは本当なんだ
>>413 役に合っていないとかなり否定的な先入観で臨んだが、悪くはなかったよ。
彼にしかできない!とまではさすがに思わないが
完全なるリップサービスでもないなと思った。
人間失格、映画にしなくて良いと思いますね。
原作がすごいから。する意味ないですね。
どうせ糞映画でしょう。w
ジャニーズの演技って感じではない?
ああしょせんアイドル俳優だなみたいな
原作に感動した読み手だったら
この小説を映画にしようと思うと思えないんですよね。
原作よりいい作品に出来ると思えないし。
名作を映画化した作品って、まず、まあ、パッとしないですよね。
>>419 とりあえず人間失格の原作って感動系じゃないんだよ
まずは読んでごらんになっては
>>419 この原作読んで感動するなら精神病んでるか中二病真っ盛りかのどちらかだなw
とりあえず本読んで出なおしてこいよ
読んでるよ。
馬鹿。
感動系じゃないって。
悲しみや地獄による作品だろ。
>>422 おまいが初めに感動って言葉出したんだろw
なんでキレながら後づけ修正してるんだよ
最後のしめくくりとか。
こんなに悲しい話ないだろ。w
解説なんか出来ないが。
俺はギャグとしてなんかとらえてないですね。
主人公は自分をある程度、笑いものにしてるが
結局作者が描いてるのはそういう
地獄だろ
いい作品は、解説なんかうまくできないが。
すごい作品だ。
だって、悲しかった。とか
感動って言葉以外使いようないものな。。
他に言いようがないもんな。
こんな言葉使うのは恥ずかしいけどな
普遍的な作品だ。
とでも言えばよかったのかな?
小泉純一郎みたいだが
他に言葉が見つからない
原作を超える事なんか、出来ないだろ
日本語での会話が成立してない気がするんだけど…。
感動系じゃないって。
おまえのいう
感動系ってどんなんだ?
兎に角原作が
すばらしいから映画にする必要ないんだよな。
というか、
そういう傷口に触れるような
作品じゃないとしたら
どういう作品だと思ってるんですか?
普通、この作品を、みんな、
コメディとしか思ってないのか?w
映画未見で原作語りたいなら該当スレに行けばいいと思うが
葉蔵がシゲ子に「本当のおとうちゃんがほしい」と言われた後
即飲んだくれる葉蔵の後ろ姿何度見ても笑ってしまう
このシーンと堀木の横に座ったツネ子を見て一瞬だけ顔を歪めるシーンが好きだ
431 :
名無シネマ@上映中:2010/02/23(火) 21:19:11 ID:HpH8LRk4
アホか
432 :
名無シネマ@上映中:2010/02/23(火) 21:25:40 ID:3iJRePCk
人間失格がやすいドラマにかわってはいけない。
見た後、ご飯食べたんだけど何故か胸いっぱいで残した・・・
浸ってたら最後の文章も読み終わらず後悔
良子にそら豆一緒に食べようって言うとこ、葉蔵の顔せつな過ぎる
ある意味葉蔵を救ってあげてる映画
だって全然悪い人に見えない
むしろ回りが悪いだろ?って感じた
四角い変なお菓子から黒いの出てきて葉蔵がびっくりして放り出して
ヒラメが何の抵抗もなくバリバリ食べてるの怖い
千と千尋の神隠しの千の親が豚になる場面思い出した
確かに、葉蔵が無垢に見える描き方なせいか
周りの人間が(特に一部女性陣)が妖怪っぽくてゾワゾワして楽しい。
でも女性達や堀木やヒラメとか、
いかにも自分の我欲に忠実な人達こそが普通の人間で、
普通でいられない葉蔵が自分を人間失格と
思ってしまうのが哀しいんだなあと。
こういうとらえ方は原作を読んだ時には出来なかったので
ある意味面白かった。
最後、戸を開けて雪景色を見たテツの安堵の表情がわからない。
わかる必要はないのかもしれないけど。
その後の葉蔵のいる世界の答えにも繋がるんだろうな。
とりあえずもうタタミイワシ食えない
タタミイワシの目がジャキン!となるのは、麻薬中毒患者の幻覚みたいで
凄くイヤーな気持ちになるよね。
新宿のバルト9かピカデリーで上映してるだろ、と思ったらどちらでも上映してない。
角川シネマ新宿ってどう?
>>433 ほう〜なるほど。
自分はあの菓子は要蔵がヒラメを嫌う深層心理が幻覚をみせてると思った。
>>435 勝利の笑みだと思った。
欲しいものを手に入れて満足と言うか。
葉蔵は自分が生きてることに対して罪悪感があるから、
自分とは反対に、死にたくないのに殺された(かは分かんないけど)
タタミイワシにまで後ろめたさを感じちゃうんだなーと自分は思った。
それにしてもあのCGは気持ち悪いw
道化、という部分が殆ど描かれていないせいで
葉蔵の苦しみの種類が小説のそれとはは全然違ってるね。
療養中の葉蔵の所に駐在が来た時、なぜ鉄が急に怒り出したかわからなかったけど2回見てやっとわかった
葉蔵に希望を持たせるような事言ったから怒ったんだな
葉蔵の為を装ってこわいw
>>444 自分の元に囲い込みたいんだよね
葉蔵が心中やら自殺未遂やらの後、病院で横たわってるシーンになると
「って、死ねないんだよねぇ・・・」とちょっと笑いそうになる
>>435 >>441と被るけど自分も鉄は欲しいものを手に入れたって意味だと思った
お腹の中に居るようなイメージ映像とその後の真っ白な世界は葉蔵が新しく産まれ変わった事の象徴で
その葉蔵を産んだ母親が鉄で、鉄は母親になれて満足したって事かと思ったがどうだろう
447 :
名無シネマ@上映中:2010/02/24(水) 01:57:02 ID:087o2hLW
人それぞれ思うことがあっておもしろい!!
鉄が浜辺で拾った貝殻を葉蔵に渡して笑うシーンは女だった。
見ながら一番ドキッとしたのが、葉蔵が鉄にリンゴを差し出すシーンだった。
装うでも何でもなく、この子の本質は本当に天使みたいな子だったのかなと思ったら
鉄編が無性に切なくなった。
同じ食べ物を一緒に分け合って食べるのって
仲間とか家族になることの象徴みたいなもんなんだっけ?
アネサの時はあげるだけで一緒に食べてはないんだよね
自分は鉄と裸で眠るシーンを見て「おおお、地獄!」と思ったよ。
さすが三田さん大女優だけあって、大勢の人に強い印象を残すもんだなあ。
生田はどこまで脱いでるの?
一応、全裸
>>450 そのシーン、直前のカットと2人の身体の向きが違って変・・・と思わなかった?
どうやら文字を表しているらしい。
>>453 人文字作ってるってこと??
敢えて挙げるなら「死」に似てたかなあ…
確かに格好(特に脚)が少し不自然というか大変そうだったけど、うーんワカラン。
今観てきました。堀木の調子良さや平目親子のシンクロっぷりが面白かった。
周囲でもけっこう笑いが起こってました。
小説では気づかなかったけどビッグバンドジャズや「マエハタガンバレ!」の時代なんですね。
昭和初年の時代の雰囲気も楽しめました。
原作で一番心に残った竹一とのシーンが良かったのが嬉しい。
音楽も映像もきれいで、笑って泣いて映画の時間を堪能してきました。
今日観てきた
原作は正直いうと途中でやめちゃった
最後に登場した鉄は女だよね? 葉蔵が裸でまるまってるの見て胎児?って
思ったけど・・・文字なんだ・・・葉蔵は家族が欲しかったんであって自分を男として見られることは
望んでないように感じた
堀木がモテなくて葉蔵がモテた訳はそこにもあるように思う
あんなに沢山の女性がいても影響をあたえ安らぎをくれたのが中原だったんじゃないかなって思った
原作読んでみようかな
456 :
名無シネマ@上映中:2010/02/24(水) 17:15:48 ID:jU4NIJiC
2月15日(月)〜2月21日(日)
番組内露出ランキング
1人間失格
2コララインとボタンの魔女 3D
3キャタピラー
4踊る大捜査線 THE MOVIE 3
5恋するベーカリー
6パレード
7シャーロック・ホ
CM露出ランキング
1恋するベーカリー
2パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
3プリンセスと魔法のキス
4コララインとボタンの魔女 3D
5人間失格
今見終わった。
面白かったけど、分かり辛いって声にも納得出来る。
生田、伊勢谷、森田の男性陣が思ってたよりずっと良かった。
伊勢谷他の映画だと滑舌の悪さが気になるんだけど、これではそんなに気にならなかったわ。
自分は三上博の中原中也が好きだったんで、正直森田じゃ健全過ぎると思ったんだけど
二回目登場くらいから違和感は消えてきた。
あと三田佳子は出ると画面が引き締まる。
この人と岩木山の組み合わせって、子供の頃見た「いのち」って大河思い出す。
役柄との組み合わせもあって色々不思議な想いで見てた。
458 :
457:2010/02/24(水) 18:19:24 ID:dfTwtqJH
それとこの映画は太宰や中也の半生知ってないと分かり辛い部分もあるんじゃないかと思う。
知ってた方がより楽しめるかな?
トンネル(?)の火の玉のシーンなんか特にそう感じた。
あと寺島しのぶは今年の大河の乙女姉さんとは、あまりに声色が違いすぎてて笑った。
それから最後の列車のシーンは、どこまでも現世を引きずってる感じに見えた。
ここで他の意見を読んで、そういう見方もあったかと思ったけど。
そういうこといろいろ踏まえて、もう一度見てみたいと思ったよ。
うまくは解説できないが
ヨウゾウは原作では極度に追従的な迎合的な人間なんだよな。
人間全体がすごく恐いから。
そういう人間の悲劇なんだよ。
掘木みたいな
普通にその辺にいるだろう、
人生は、楽しければいいんだ。的な、
アンちゃんが
ようぞうにとっては
グロテスクなんだよな
原作は。w
映画見てきてこきおろしてやろう。
逆にこんなのが、面白かったら不思議だ。
関係者が売るために書き込んでんじゃねえ?って疑ってしまうわ。w
グロテスクっていうか。
アホみたいなんだよな。
確かに男前で、おもしろければ。
社会生活で、人間として
成り立つは成り立つもんな。
最初否定的な方が、アレ…?ってプラスになる気がする
底辺予想から入ってるから、age評価になる
好き嫌いはもちろんあるだろうけど
作り自体は真面目だもんな
465 :
sage:2010/02/24(水) 20:48:59 ID:M9kVfJya
>>459-461は、昨日も同じ時間に一人で変な日本語を使っていた
中二厨の ID:Y/CP0Bjj じゃないの?
相手してくれたから嬉しくなったんだろう
今日観て来た。
原作の一部をナレーションとして各シーンごとに朗読するような形を取れば、ぐっと引き締まって良かったんじゃないかな?
今の映画のままだと、話が唐突に飛び過ぎで、原作読んでない人にはよくわからんだろうし。
しかも詳しく描くべきところが省略されていて、いらんところが長かったような気がする。
役者さんは、まぁ良いかと。
葉蔵が竹一にアネサとやったんか?って聞かれてビタンてビンタするとこ
好き
>>380 亀だけど、中也の人生もかなり挫折の連続だと思う。
自分も今日観てきた。
何で鍋、のやり取りで言われた方のリアクションにうっかり噴いた。
そして平目うぜえええ! とw
葉蔵が良子の一件以降転落の一途をたどる辺りの生田の演技には
すごく引き込まれた。絶望感がひしひしと伝わってきたというか。
残念だったのは鉄のくどき(歌舞伎用語的な意味で)のシーンで
後ろの客がばたばた騒いで気が散ったんだよね。
大事なところなのに。
結構マナーなってないのが老若男女問わずちらほらいたわ。
とりあえず、もう一度原作読み直そう。
この映画って周囲の雑音が凄く気になる映画だと思う
見てる側も集中してくると軽く鬱状態になって作品に入り込むのに
ジュースをすする音や食べ物を食べる音がすると一気に白ける
これに限らず飲食禁止のスクリーンを是非作ってほしい
明日観にいくつもりなんだけどこの映画よかった?
角川歴彦が関わってるから不安なんだが。
今日見てきた。
ネタバレあり。
・四八滝のときから思ってたけど、監督と相性が悪い…
特に最後の演出とかは本当に苦手。
老け顔からきれいな顔って… ちょっと滑稽に感じてしまった。
内容じゃなくて映像が。「模倣犯」の中居くんの首が飛ぶとこ思い出した。
電車もありきたり。な上に映像がちゃち。
・言うほど映像美っていう映画じゃなかった。
・画に奥行きがない。
・「生田斗真をきれいにとる」割にあんまりキレイと感じなかった。
・斗真くんの演技は良いとこと悪いとこの差が激しい。
たまに演技を「用意」してるのが見えるとこがある。
監督はどこらへんに「50年に一人」と感じたんだろう?
個人的に人柄に好意をもって身びいきしてる、とかのが納得する。
・寺島しのぶはさすがだねえ。
・三田さんもさすがだった。今まで大女優と思ったことなかったけど、経験の差がハッキリ出てた。
この映画は順撮りと聞いたけど、後半やたら盛り上がるのはそのせいもあるのかな。
三田さん部分だけ濃ゆくて別映画のようだった。
後半くらいのテンションで全編綴れば見ごたえあったんじゃないかと。
あ、でも全編だと胸やけするかw
確か脚本ではナレーション部分あったのに、編集段階でカットしたんだとか。
あった方が良かったと思うなあ。
映画自体は嫌いじゃないけどね。
もうちょっと、何とかできたんじゃないかなと思うんだな。
自分も今日見てきた
静かな映画で集中して見たからか確かに館内の雑音がいつもより邪魔に思えた
>>475 監督の作品と相性が悪いって事は監督の感性と合わないんだろうから
監督が生田を絶賛する気持ちがわからんのは当然かもしれん
自分は出演陣には文句なし、内容も良かったが最後は電車のシーンで終わっても良かったな
あそこで光が見えたのに最後でまた突き落とされた感じ
ちなみにナレーションの必要性は感じなかった
むしろ無くて良かった
>>475 監督の一番の出世作が嫌いということはこれ好きになれなくて当然だと思うよ
自分は生田の表面的な美しさ云々より葉蔵の比類なきピュアさがいたたまれない位悲しくて
女目線になって葉蔵をいとおしく感じてしまったな
映画観終わったあと、三田佳子こわいw
って声がよく聞こえたよ。
シワが怖かった。要蔵視線での怖さだけで良かったのにあれいらないよw
この映画、愛情不足ゆえの人格形成障害か器質的脳障害な人のお話なのかなって。
要蔵は精神が弱いがゆえのピュアだね。
私も生田は綺麗に撮られてるとは思わなかった。
麻薬でいっちゃってる顔がすごくよかったのにサラっと映しちゃって
もったいない。あそこはアップにしてほしいところ。
それと倒れてるヨシコのスカートの端ひとつ乱れてないのは不思議
感想
・小池栄子のこういう役はイマイチ。今やってるドラマもそうだけど。
下妻みたいな役のが合ってるよ。
・坂井真紀の役は確かに一番しあわせになれそうwww
・石原さとみがいい演技してるのにカット割がそれを活かしきれていない。
つくづくもったいない。
・原作に思い入れのある人が文句言いたくなるのは理解できた。
自分は全く思い入れないから別にいいけど。
・最後らへんに中原もってくるなら、もっと別の役者にしてほしかった。
でも彼がいたから斗真くんの粗が隠れてるとこはあるかもね。
また観に行ってみようかとも思う
個人的に映画の葉蔵は少年のまま青年期を迎えていないように思えた
常子と心中のあとに骨董屋?で居候してる時ぐらいから生田斗真のお芝居が
すごく良くなっていったように思った 硝子戸から外をみてる?顔ドキっとした
堕ちていくもだけど逃げ行く男って印象も自分はあるな
青年期を迎えぬまま年老いてしまった・・・ 小説がまだ見つからない
読んでからまた観に行きたい
この映画を見て中原の生涯に興味がわいたのだが、
なにかお薦めの文献とかありますか?
>>481 中原って5分位しか出ないのに主演の粗を隠せたとかワロス
今日観てきたが暗え内容だなオイ
結局この作品って何を表わしてるの?自殺カッコ悪いって事?
>>481 最後らへんに中原?前半に出てきたはずだけど??
>>486 それを自分で考えろって映画なんだと思うw
興行じゃなくて賞狙いの映画でしょ?
ってさんざん出てきたけど
これ1個も賞とれないと思うよ。
絶対無理。海外なら尚更。
国内なら監督に敬意を表してお義理の賞なら有るかもしらん。
寺島があの顔のまま仕種と発声だけで可憐な感じを巧みに出していたのは驚いた。舞台役者は実力が違うな。
所々清順風だったが、最後のあれは寺山修二か?
歴代太宰では役所広司がいちばん嵌まっていたな。
ところで文豪のお歴々が集まってくるシーンで(緒方長男は相変わらず影が薄い)、昔の映画の
屋台で並んで飲食いしている太宰(東映社長)、壇一雄(緒方拳)、中原(デューク真田)
中原がしつこく太宰に絡むのでブチ切れる壇と中原が格闘になり、中原がやられて吐血。
汚れちまった悲しみに〜と歌いながら去っていく中原
というコントを思い出した。
test
自称太宰フリークがワラワラ出てきてワロスwww
葉蔵は太宰自身を投影したキャラであっても、太宰自身ではないし、
18〜24、5の話が中心なんだぜ?
「太宰治」ではなく「人間失格・大場葉蔵」だ。わかるかい?
どうして他の作品からの転用が必要なのかが解らない。
「生れて、すみません」とか、中也が投げ飛ばされるシーンとか。
特に「生れて、すみません」は、『二十世紀旗手』で、
太宰が山岸外史の親戚の詩人の作品を盗用したものなのに。
>>491 確かに常子可憐だった。何度もかわいいと思ったしな
生田との年の差的にどうだろうと思ったがまったく違和感なかったな
>>484 タイトル忘れちゃったけど、精神科のお医者さんが書いたのが面白かった。
あと、写真が沢山載ってる作家シリーズみたいなのがあったはず。
中也が母親に送った富永太郎の死に顔写真とか載ってるやつね。
ネットでも探せば面白いサイトいっぱいあるけど。
ttp://www.tokyo-kurenaidan.com/index.htm >>491 コントかよw
飲み屋で絡んで太宰に逃げられた中也が、太宰の自宅まで押し掛けて、奥さんが
『津島は就寝しております』というのを振り切って部屋に上がり込み、
必死で寝たフリをしている太宰の枕元で大騒ぎしているのを見かねた壇一雄が
中也の首根っこひっつかまえて外に引きずり出して、雪道にバーン!と
投げ出す、という実際のエピソードだね。映画だとバーの中で全部済ませてたけど。
んで、その後二人で娼家に行って値切って、朝帰る時に更に中也はまた値切っ
てたという話。(せこい)
「汚れっちまった〜」の詩はその時に作られたらしい。
>>491 それ映画の「火宅の人」のこと?
見たことなかったけど、そんなシーンがあったのかw
自分はトンネルの線香花火のシーンの辺の中也のセリフで
ドラマで中也が病身の父親の枕元で、会心の出来の詩を読んで聞かせたら
こんなことをさせるために外へやったんじゃないって泣かれたシーン思い出した。
線香花火は鎌倉へ帰る時なんだから、全然違う時間なのに、ちょっとジーンときた。
角川映画配給「人間失格」、平日も順調な成績が続く
2月20日から公開された角川映画配給「人間失格」が、順調な成績を続けている。レディスデイの24日の水曜日は2万8千人を記録し、21日の日曜日とほぼ同じ動員となった。
平日も人入ってるみたいだね
クドクドしかったな
最後飽きてきた
結局は生田のアイドル映画だったか
>499
映画観てないのバレバレwww
やっと規制解除!!
3度目くらいが1番面白いと言った監督の言葉に納得。
観る度に発見があるし、余韻も違う。おもしろい。
鉄の子守唄
山に一本あるとちの木
一羽のカラスがカーと鳴けば
とちの実がボダーっと落ちる
怖い
アイドル映画であんなの作っちゃダメだろ
生田ファンらしき連中みんな「わかんなーい」大合唱だったぞw
>>501 そうそう鉄は熟女の美しさと怖さを兼ねていて、発言もホラーだったわw
とちの実ってすごく堅いんだよね
504 :
名無シネマ@上映中:2010/02/26(金) 17:05:09 ID:TlKrNN+r
>>498 火曜日レディースデイの所行って来たけどそこも沢山入ってたよ
鉄と葉蔵のシーンは特に不気味さを出してるのかな?
自分はそこで思わず泣けてしまうんだけど…
大楠道代カッコいいなあ。
小池栄子と馬渕えりかが「古き良き時代の女優さん」て感じでびっくり。
柄本Jrは竹一にぴったりだな。
主人公の子役もいい表情してた。
>3度目くらいが1番面白いと言った監督
荒戸氏スゲーw
>>502 生田ファンはわかんなくても観に来るからいいんだよ
そういう馬鹿なファンはほっといても離れていくからw
角川もジャニもジジババ動員して生田を認知させれば成功
そういえば馬渕えりかがすごいよかった。
あの子は地道に生き残るだろうね
直接的な表現はほとんどないけど、
食事=セックスに近い解釈でいいんだよね?
自分の行った時も色んな年齢層が観にきていた
年配の男性もいてへぇって思った
3度ですか・・・あと2回かぁ
3度目で発見できるような分かりづらい暗示を
いくつも隠してるって意味なんだろうけど
複数買いで支えられた水増し人気なジャニ関連ではシャレになってない
映画の題材が若い子がわらわら出て来る青春映画とかじゃないから、
前売りの複数買いもそれほどたいしたことないんじゃない?
自分が行った時は若い女子よりじーちゃんばーちゃんのが多かったぞ。
生田の顔だけが目当てのオタはDVD化されるまで待ってそうだ。
自分が行った回なんて20代以下いなかったぞw
いや老けてただけならごめんなさいだけど
自分が行った時は自分含め隣の女子高生(中学生?)とかも真剣にスクリーン見てるのに
どっかからおっさんのいびきが聞こえてきておいおいって思ったよ
そういうおっさんに限って「ジャニーズ目当ての若い子には難しくて退屈で理解出来ないだろう」とか言いそうw
凄く不思議なんだけどどうして中高年が入ってるんだろう?
この原作って思春期〜20代前半位に読んで感銘受けたりするものじゃないのかな
ライ麦畑で捕まえて同様年を重ね人間形成が出来あがってる年齢の方が
読むものじゃないと思うんだけどね
中高年は女優目当ての人もいるんじゃないの?
濡れ場があると期待してるおじさんとかいそうだし
中高年の人だって青春はあったのだよw
別に今になって読んでるとは限らないじゃないか
元文学少年少女が入ってることに何ら不思議はない
時代の最先端の草食系男子だと思います
518 :
名無シネマ@上映中:2010/02/27(土) 09:37:21 ID:EYOTr8WV
>この原作って思春期〜20代前半位に読んで感銘受けたりするものじゃないのかな
そのころ映画化されてなかったから。
そのまま映画化しないでくれればよかったのに…。
ブランチで舞台挨拶がながれたね。
>>515 自分アラフォーの男だけど斗真が小学生の頃からのファンだ
前夜祭と初日に参戦したけどやっぱり女優ファンと思われたか
>>514 ケータイ小説に感銘受ける今時の10代より、40年・50年前の文学少年少女
の方がよっぽどこの作品に対する思い入れは強いと思われる。
てか、自分的には学生時代、推薦されて読まされるけど、なんかよく分から
なくて、大人になって読み返して、色んな事考えさせられる作品だったな。
>>520 女優ファンと思われてるかもね
でも最近は、男性の生田斗真ファンが
増えてきてるんじゃね?
レイトショー3人しか人入ってなかった
すごい贅沢な気分だった
隣でやってる映画の音がドーン!ドーン!うるさ過ぎたけど
見てきた。何だか外国の映画っぽい雰囲気だな、と思った。
ところで青龍園のデブ(平目と蕎麦食ってた奴)って誰?
チョイ役だけどやたら印象に残った
この映画は外側から見た葉蔵として神様みたいでピュアなんだけど
数回観たら、内の闇・歪んだ部分がぐっと強く感じるようになった。
道化が板について、それに救われたりしても
やっぱりむなしくなったり、フラフラと苦しんでて。
葉ちゃんかわいそう〜悲しい切ない…と思いつつ、
でも卑怯なヤツだな、ずるいな、なんて思うようになった。
台詞がしっかり聞き取れない部分がいくつかある。
竹一が葉蔵に「すんげーなー地獄の○○○絵だな」←わからない。
中也が葉蔵に「おい青年、○○でやる」は「もんでやる」?
堀木父が近所の子供に怒鳴るのは「うちはリアカーだってあるんだ」かな?
>526
竹一は「地獄の馬」じゃないかな?自分も聞き取れなくて小説読み返したw
中也は「もんでやる」でいいと思う
>>524 ヒラメの息子。
役者は劇団ひこひこの神宮寺太郎。
この人、随分早く「出演が決まった!」ってブログに書いてたね。
今さら言うのも何だが
映画は外側から見た大庭葉蔵で
小説は内側からということで
二つで1セットになるように作ったんだな
だからマダムの一言がなかったのか
まんまと原作読み返してしまって
もう一度確認しに行こうという気になってしまった
やられたw
>>527 ありがとう。「地獄のぅまっこだえだな」と聞こえた記憶。
昔、青森に数年住んでて方言は聞き取れるつもりだったから
竹一の言葉が分からなくてショボーンだったw
白馬のポコッカポッってひづめの音が好き。あの白馬、サイズ小さめで可愛い。
金魚をお持ち帰りする時の小さな丸いガラスの器と紐、あれいいな。欲しい。
>>481がレスしてたけど、良子の表情をもっと見せてほしかった。
特に、茶碗を落とし割ってビクビクしてる良子。
あのシーンのさとみちゃんの芝居をはっきり見たかった。
>>470 あの救世軍の社会鍋の時の女の人って、パンフに載ってなかったけど小林聡美だよね?
>>514 若いころ本読んでた人も年とるでしょーが。
ゆとりちゃんはバカすぎて話にならないねw
>>533 そのレスが大人げ無くて馬鹿っぽい
格好悪い大人ですね
女優が多数出てくるんだけど
石原さとみ以外はオバサンかお婆さんばかりなのは何故なんだろう?
生田は女にもてるというより単なるオバサンキラーにしか見えない。
あのキャスト相手にキスシーンとかベッドシーンとか生田も気の毒だ。
インタビューを総合すると
大楠、石橋、寺島、坂井は監督のオファーみたいね
監督からすると坂井小池は生田石原と同世代感覚なのではw
見た目がアレな寺島は別として
生田、男も女も年上好きだから平気
名作なんだから原作を知っていて当たり前
という前提の映画だね。
この映画だけ観たら意味不明だ。
予備知識としては原作よりも
ちょっと前に日テレで深夜にやってたアニメがわかりやすかったと思う。
オバケに常に付きまとわれているところとか
父親へのコンプレックスとか、
よくわかるように描かれてた。
生田の裸のシーンで「見えそう!」とか笑ってたジャニオタと思われる
女2人どっか行け 小声でも響くんだよ馬鹿
生田斗真は
俺と同じ誕生日
昭和59年10月7日
生まれかよ。。。
俺は人生と人間
それぞれ失格だわ。。。
子供時代からの環境、家族との間の違和感、その隙間を埋める
方便としての道化、哀れみ滑稽さ捨て置けなさを身に付けてきた今まで。
悲惨な状況であればあるほど不思議なオーラでモテてしまう理由。
本当の自分でない誰かで生きているような苦悩。
葉蔵が酒や薬、女でフラフラする前提としてそれらを脚本演出で表現
しておくべきだった。退廃的な美の雰囲気だけなので浅い。
単なる意志薄弱で綺麗なだめ男にしか見えないのは残念。
生田、伊勢谷、脇の役者の演技はとてもよかった。
ファン?の若い女子がよくわからないと残念そうに言っていた。
>>540 まだまだこれからだよ!
原作は途中まで読んで、葉蔵にイライラして掘り出した。
だけど、映画は凄く良かったよ。あの世界観は好き。
理解する映画ではなくて、情感を味わい、行間を楽しむことのできる映画。
日本映画の醍醐味はそこにあると思うんだけどな〜
それと、やっぱりあの堕ちて行く葉蔵は凄い。見応えあるよ。
前半ふわふわとまだ少年ぽさも残り、NOと言えずに流される葉蔵が
モルヒネ中毒になって初めて攻撃的になるとこなんてゾクゾクしたよ。
そらまめのシーンでは、自分は滑稽だな〜と苦笑いだったんだけど、
隣のおばちゃんは鼻すすって泣いてたし、友達はぐぐっと見入ってた。
見る人によって受け取り方も違って面白いよね。
それぞれの経験や性別、その時の心の状態にも左右されそう。
帰ってその日のうちに原作読んだんだけど、スラスラ読めたことにびっくりw
そしたらもう一回映画が見たくて、今日寄ってこようと思ってるよ。
原作未読で観て得した気分w
生誕100周年 太宰治原作映画4作品で興収10億円超の低調 (ゲンダイネット)
昨年が生誕100周年で、太宰治原作の映画が4本製作され、20日にラストの「人間失格」が封切られた。結果はどうか。
まず、ラストランナーの「人間失格」。中高年の太宰ファン、主演が生田斗真ということでジャニーズのファンが劇場に足を運んでいるが、
週末2日間の興収は約8000万円で、興収予想5億円超。上映150館以上だから合格ではない。
「人間失格」同様の大作で、昨秋公開の「ヴィヨンの妻」は興収4億5000万円。映画賞では高い評価を得ているが、興行的には期待外れ。
また、「ヴィヨンの妻」と同時期公開の「パンドラの匣」と昨夏公開の「斜陽」は単館系作品で、言わずもがな。
要するに、太宰4作品の興収は10億円超。映画関係者は「太宰作品の映画は一般受けしないということです。
『人間失格』のようにジャニーズを起用しても効果は限定的」という。太宰は本で読んだ方がいい。
(日刊ゲンダイ2010年2月24日掲載)
太宰作品なんて以前からマイナーじゃん。
一般受けなんて期待するほうが間違ってるよ。
こういうのは部屋で一人で観たいって人も多いだろうからね。
どうせ映画の興行成績がどうだったかなんて、すぐに忘れられちゃうもんな。
自分が面白いと思えばそれでいいのだ。
ゲンダイはジャニを叩きたかっただけだよ
でも内容的に主演を叩けるような感じじゃなかったから
無理やりこういう記事にしただけ
このレベルの初動で「合格ではない」なんて普通は書かれない
やっと見て来たよ。
朝一の部は8割くらい、昼のはほぼ満席だったようだが高齢層が多かったな。
何かあちこちに伏線やら隠し味があってなかなか面白かったよ。
でも分かりづらい所があったのは事実。
終わってすぐ原作読み直して確かめたくなったところがいくつかあった。
読み直した後、もう一度見に行ってしまいそうだ。
生田と伊勢谷の対比がなかなか面白かったな。
どちらも個性が発揮されてた。伊勢谷いい役者になった。
あと何と言っても石橋&大楠コンビが良かったよ〜。
>>545 そういう人結構いるんだろうけど、これ映画館で見ないとキツイと思うんだけどなあ。
あの閉鎖的な空間だからこそ、集中して見続けられる部分あると思う。
DVDで見ても多分前半20分くらい?でギブアップ多数だろう。
あれは軽い気持ちで見に来た客をぶん投げる作りだよ。
監督ったら攻めてるなあと思った。
石橋さんはドラマでよく拝見するけど、大楠さんは映画ばかりなのかな?
もっと見たい女優さんですね
生田さんは薬中になるあたりからすごく良かったです
エンドロールが始まってすぐ周りの女の子たちが、全然ワカンナーイとか
騒ぎはじめてイラッとさせられましたw
モルヒネ中毒すごかった。
注射する場所がなくなって探してる時の脚が細くて怖かった。
>>548 同意。映画館で全身で観賞するのがいい。無音から低音が鳴り響くのも重要。
一人で観に行くと、帰り軽い鬱状態なってしまう人多いと思う。
>>548 いやーでも、気が散るから他人と見たくないって人も結構いるんじゃないか?
自分は集中して見たいものは、映画館より部屋で一人で見たいわ。
分からないとこ、何度もリピート出来るし。
>>548 自分も映画館じゃないと見れないかも
文芸原作だし
あと荒戸源次郎監督の経歴見れば一筋縄ではいかない人なのは分かる
トンネルで線香花火の火を食べれた中也は死ねたけど
あれは死を意味しているってこと?
赤と黒の金魚は意味あるの?
タタミいわしの目玉も。
色んなとこ全部理解できてる人いるのかな
>>552 同意
音響とかは確かに映画館がベストだけど
周りが気になって早く家で観たいと思ってしまった。
娯楽映画ならいいけどこれで喋られるとブチ切れそうになるわ。
満員に近い時しか見てないからかも。
レイトショーとか狙えばいいのかな。
金魚は静子の家にいたときの3人かなと思った
葉蔵、黒金魚だけ持って家出てるんだよね。
今日観てきた(原作既読)
誰の評価も聞かずに観に行き、皆さんはどう感じたんだろうと思いここに来た
>>467さんの感想に近いなー自分は(亀杉だけど)
なんで中也を出したのかってとこが不可解…出すにしても、森田に中也は合わない希ガスる
そして三田さんは…キレイすぎないか??
自分は原作読んで、もたいまさこさんをイメージしてたもんだからw
んでもって、カルモチンヘノモチン下痢pのくだりを省略されてたのが悲しかった
滑稽なやり取りの中の悲哀みたいなもの見たかったのにな
伊勢谷ははまり役だったね
嫌な男をホントにうまく演じてた
今日いったら130人の箱にギュウギュウにつめられて前から5列目の端っこか
前1列しかあいてないっていうから、5列目で見た。首が痛い。1列目よりましだけど。
伊勢谷と小池いい俳優になったな
伊勢谷、キャシャーンのときはなんだこの棒と思ったが、四十代が楽しみな俳優になった。
生田は子どもみたいな顔かと思ったら、女みたいな優男顔になったり、
苦味ばしったおっさんみたいな顔になったりでモーターサイクル・ダイアリーズの
ガエル・ガルシア・ベルナルみたいに映画の中で成長したのが映像にあらわれてた。
客席が二十代〜六十代の男女比1:2ぐらいでカオスだった。
どうやらジャニでも文学作品はましなのか
次は赤西で『走れメロス』しかないな
金魚は葉蔵が黒をすくい
静子が初め赤大をすくい、子持ちと言いつつ赤小をすくい
3人暮らしの時は3匹が泳ぎ
別れてきた時は黒1匹。
店に居候してる間は黒が何匹も泳いでて
良子と結婚したら黒1赤1で
モルヒネ中毒の時に金魚鉢ごと割って黒死ぬ・・・と。
>>559 薬で廃人化した時に金魚が殺されるのは、あそこで決定的に葉蔵の中の何かが死んだって事だよね
その前から狂いはじめてたけどあの手紙を書いてる時のニヤリ顔はなんか恐かった
>559
最後鉢叩き落として畳の上の黒金魚救うでもなくチューシャにはしるんだよね
チューシャの後の薄ら笑いがmjd怖えかった
誰か、最後の雪景色の山を見た時の鉄がなんで爽やかに笑ったのか説明してくんないかな
自分的には葉蔵の成仏を、いや天国行きを感じたからかなとか思ったんだが、友人とまったく意見があわない
>560
かぶったー
今日2回目観てきた
満席だったよ
しかし前回もそうだったが年齢層が幅広い
男女比も半々位
60代〜70代の夫婦連れが3分の1を占めていたように感じた
原作既読で初めて映画を観た時は画が強烈に残り、
原作を読み返したい気持ちになった
そうしたら又映画を観たい気持ちになって今日2回目を観て来た。
1回目ではわからなかった所がわかったり、随分印象が変わった。
小説は1人称だから葉蔵視点、映画は外から見える葉蔵なんだね。
映画は女達や堀木、ヒラメが醜く見えて、葉蔵は確かに天使に見える。
観れば観るほど面白い映画だね
映画好きな人ってやっぱり真剣に見るのね。
自分はバケツみたいなポップコーンとアイスコーヒー持って
ゆる〜い姿勢で見るのが好きなのでいつもだら見って感じ。
地方だから初回30人くらいしかいなかったw
原作読んだの10年以上前だしぼんやりしか覚えてなかったけど
映画は面白かったよ。見る前は主役の人どうかなって思ってたけど
薬中毒になってから演技良かったね。
時間と手間が必要かもしれないが、映画芸術とキネマ旬報、
HPにリンクされてるキーワード集めて〜の監督インタ読んでみるともっと色々分かってくるかも。
>>560 なるほど
眼は薬もらいに来るとこから社会鍋のとこからヤバい人の眼になってた
自分には女達も醜くは見えなかったな。
エンドロールの写真で常子が葉蔵の服の裾をそっとつかんでいるのが、なんか良い。
あれ一枚で常子からの葉蔵への愛を感じた。
しかしエンドロールの最後まで見ないで席を立つ人がいて残念。
最後のあの文章にはぜひ目を通して欲しいな。
>>568 あの文章さ、映倫だの2010だののマークが出た後
一呼吸置いてから出てくるから、見逃されても仕方ないと思うんだな。
実際「え?」って感じで歩きながら立ち止まる人が多数いた。
もしかしたら監督の意思とは反している為に、あそこに入れたのかもしれないけどね。
ラストの雪景色を見ての鉄の笑顔は何を表していたんだろう
葉蔵が裸の所は心臓の音が聞こえているんだよね
母親のお腹のイメージととらえたんだが
あれは何か文字をあらわしているようにも見えるが卵か?死か?
>>542だけど行ってきたー
原作を読んだ事で、葉蔵の苦悩が明確になったかな。
今日観てぞわっっとしたのが、常子と牛乳のところで葉蔵が落としたなけなしの小銭に
丸虫がたかる?湧いた?シーン。死を決意したスイッチが入ったんだろうなと。
ナレーションで説明されるより余程上質な表現だと思ったな〜
良子のシーン、されるがままにされた良子と逃げ出す情けない葉蔵。
浮気なのか?でも良子は楽しんだ風でもないしな〜と気になってた。
原作では葉蔵の受け止め方はレイプだったけど、真実は闇の中だったんだね。
前は気がつかなかったけど、マダムの店や
常子の店で流れる音楽が凄くおしゃれで良いよ。
「ただ一切は過ぎてゆきます」と列車に葉蔵の人生に関わり過ぎ去った人間が
勢ぞろいした図を観て、この監督好きかもって思ったw
そして、葉蔵は二度目も儚く寂しげでガラスのようで
モルヒネを欲す葉蔵の静かなのに激しい様に心が痛かった。
>>559 凄いw
金魚も印象的に画に入るから気になってたけど、おまい凄いよw
細かいようだが一銭のダンゴ虫は
映像見る限り、集ったのではなく逃げてったんだと思うよ。
ダンゴ虫にさえ逃げられる侘びしさ・・・って事かと。
>>571 自分も良子のところはよくわからなかった…。
結婚前のシーンで「またくるからね」とか言ってた男はただのタバコ買いに来た客で
いいんだろうか。
てっきり売春でもしてるのかなーとか思ったけど
お金を渡されるシーンもないし違うだろうなぁ。
あのシーン、行為は映ってないけど
チュッツチュッみたいな隠微な音がただ響いて
すげーエロかった。興奮する系のエロさがこの映画で唯一あった
おっ復活したか。
良子の相手は、多分マダムの所で葉蔵を指名していた人だと思う。
怖い怖いw
>574
ちゅぱちゅぱって音は、他のシーンでもたててるんだよ。早く原稿くださいよー、みたいな事も言ってたし、とにかくねちっこい役です、藤田。
やっぱ、良子は夫のために耐えたニュアンスがあるよね。
寿薬局、キリスト教。救世鍋、キリスト教。なんか、意味あるかな?
初見、原作未読、他太宰作品読んだものあり。
人間失格は陰気そうなイメージで読もうと思ったことはなかった。
映画は、ただただ葉蔵が面倒くさい男だな、と。
幼少の頃から自身の黒さを十分に自覚し、嫌悪してるわけですね。
上レスにあるピュアな葉蔵は全く感じなかった。
外見はイケメンだし、自己主張も最初は見られないが
どんどん自画像のようにグロテスクになっていく。
だから後半のほうが良かった。壊れゆく時にようやく安心できた。
まあ、人間なんてそんなもんだよってね。
あと嫁が密通バレした時笑えたわぁ。そこで傷つく資格ないだろって感じ。
>>578 あなたは良子が浮気していたと感じたということ?
あれはレイプだよ原作では
>578
ん?ピュア以外の何者でもないと思ったよ。他人というものが理解できず(ここちょっとアスペルガーぽい)、溶け込むには道化しかなく、それを騙してる、と罪悪感感じてたり。騙してるって感じるのが、まずピュア。
だいたい、女が求めてるものを差し出そうと必死だったでしょ。
自殺願望の常子に文字どおり必死に付き合うし、
家族というものを必死に実現しようとするし、
世話好きな管理人には用を頼んであげるし。
善き夫婦がダメになった瞬間の絶望感の表情は、自分には恐怖の表情に見えたよ。天罰のように感じたか?そんな必要ないのに、と可哀想になった。
モルヒネだって、薬屋の無意識の寂しさと邪悪さで与えられたようなもんだ。あんなの、確実に中毒になるって確信犯だよ。
どの女の期待にも、そして身内の期待にも、友人の期待にも完全に答える事が出来ないという無力感が、彼に人間失格と思わせたと思う。
最後鉄のもとでやっと安らげたんだろうか。個人的にはこの映画で、子守歌の場面が一番印象的だった。安心感と死の忍び寄る感じの両方を感じて。自分自身が昔感じた気分を思い出した。
堕ちた天使ってうまくつけた副題だと思ったな。神様、ってちがう感じ。やっぱ天使だなー。
>>580 その解釈同意
原作見なくて映画だけ見るとそう感じるね
自分は原作既読だけど結構忘れてるからこの映画を楽しむのに丁度良かったかも
>>576 成る程…あの男の人が誰かよくわからなかったけど
(タバコ屋に来てた人かなと思ったけどどちらにしてもどういう人物か謎だった)
良子は夫のために耐えてたっていう説に納得
汚されてしまったけど葉蔵と出会った時の無垢さは残っていて
でも違った無垢さになっている良子に接する葉蔵と自分から望んではいないけど
葉蔵を裏切ってしまった良子が優しい言動に怯えていたって考えると凄く悲しい場面だったなぁ…
最後の列車のシーンで堀木が「5円貸してくれないか」と言った後にそれまでは何気なく渡したり
病院に入る時は嫌だと強く拒んだ葉蔵が焦って財布を探す場面で胸が痛くなった
金の切れ目が縁の切れ目って言葉が沢山出て来たけど、きっと葉蔵はあの列車の走馬灯の中で
堀木との思い出を思い出して早く5円を渡さなければと一生懸命財布を探していて…
現実では投げ捨てた堀木からの選別をもう一度受け取ってほっとしたような所とか
人間失格と思いながら、とても人間らしい堀木ともう一度繋がりたいと願っているようで
切ない気持ちになった
きっと葉蔵を取り巻いていた女達は酒を飲まないと約束して葉蔵が飲んでしまったら
「しょうのない人ね」と許してくれそうだけど良子は許す所かそんな事しないと純粋に信じていて
そこで生まれた罪悪感とかもう嘘をつく事は許されないっていう葉蔵の呆然とした気持ちが
伝わって来て、だからこそ良子の不貞を見てしまった時ショックを受けた
葉蔵の気持ちは痛い程伝わって来て無理に笑顔を作って「こっちにおすわり、そら豆食べようか」
と言ったときの切なさや良子と結婚生活を続けようとしたけど睡眠薬を見てしまって
良子もその気持ちなら自分も死のうって思った(勝手な解釈です)葉蔵が切なかった
人間になりかけたけど結局駄目になってしまったという失望の念が痛かった
原作読み返して無い上に今日見たばかりで整理しきれていない長文ですみません
見た後に深く考え始めると止まらない映画でした
見た日すぐに感想書こうとしても、頭まとまらないのは何か分かるなw
そら豆の後の朝食で葉蔵が「良子ちゃん、お酒はまだありますか」と言った時に
良子がビクビクしながら謝っている辺りで
原作にあった「地獄の愛撫」を思い出した。
>>580 うーん、自分から全て逃げてる感があったからなあ。以下ネタバレだけど。
唯一、柄本にだけ自画像見せてたけど。
「死にたがり」は女とやれと言われ→常子(失敗)
部屋(内側)に当然のように入り込み→礼子(逃走)
本当のお父ちゃんが欲しい&酒に呑まれてる→シゲちゃん&静子(逃走)
礼子は虚像しか見てなかったから安心→姦通(レイプ)
無邪気そうに見えた礼子にも隠すべき内側というものがある、ことに慄く。
女の求めてる姿を差し出してる風には見えなかったんだよね。
つかレイプの時堀木が助けに入らなかったのは
堀木がバカだから?
堀木は葉蔵が嫌いだし、面白かったんじゃない?
なんか流され続けてオキレイな外見も
高価な画材を無くしても気にならない裕福さも、
それに執着しない無気力さも気に入らないから、
こういう悲劇的なことで葉蔵がどう反応するか見てみたかっただけじゃない?
>>585 堀木は人の不幸が好きで、ちゃねらーのようにヲチしてニラニラするのが趣味なのです。
それが、大嫌いな葉蔵相手ならなおさらかと。
もたもた書いてたら586さんとなんとなくかぶったw
何度見てもヒラメに釘づけになってしまう
一番のお気に入りは脳病院で長兄から葉蔵への手紙を読むシーン
あと、葉蔵が画描きになりたいと言った時の「ハァ?」も捨てがたいw
あんなに人を心底バカにしたようなハァ?を自分も一生に一度誰かに言ってみたいw
あのレイパーは葉蔵を呼ぶようにマダムに言って、指なめてたやつ?
>>590 多分そう
そして作家たちが集まってた時に「原稿お願いしますよー」と言ってた人も多分同一人物
>>590 そうだよ、フジタは結構早い段階で出てきてるよ。初出は葉蔵が中也と初めてバーで遭遇するところかな。
あのチュッチュって音キモいなと思ってたからヨシコレイプの時映像無いにも関わらず
凄く不快だったな…
>>585 レイプってどのシーン?
石原さとみの所?
あれはレイプじゃなくて
夫の仕事をもらう代価だったと思ったが。
>>589 俺も手紙のシーンは印象に残ったわ。あの自分を指差して
ヒラメの事です☆という所には最高にイラッときたぜ
>>593 だよね。自分もそう思った。
だってそうじゃなきゃ、ギャー!とかヒー!とかなんとか騒いで
誰か気付きそうなもんだろうと。
>>593 葉蔵の仕事はシヅ子(小池)経由じゃないの?
フジタって小説家の編集者じゃないの?
結婚前からの強要された関係だと思った。
だから夫には知られたくない、レイプでも。
この時代って貞操観念とかどうだったのかな?
フジタは映画では酒の席で葉蔵を指名する位葉蔵と親しい間柄だった。
勿論ヨシコと葉蔵が結婚したこと知ってるはず
知り合いの妻とセックスするのがそんなに抵抗ない時代だったのだろうか?
パシリでタバコ買いに行かせてた若造に対して遠慮なんてするわけない。
しかもお駄賃まで上げてたわけだし、見下してるはず。
>>599 タバコ買わせてたのはフジタじゃないよ。今日見てきて確認した。
どうでもいいけどあのバーに居た女の子の二の腕気になるw
あの子とアネサが結構好きだな。この映画って端役も皆演技上手くてびっくりする。
>>598 この場合の貞操観念は良子の方じゃないの
知り合いの妻だからこそいいっていう男性はいるでしょ
堀木と同じように葉蔵が堕ちるのを見たい人だったかもしれないし
細かいけどカフェで堀木が女給口説くとき
「ディードリッヒに似ている」って言うんだけどそのデ〜の発音と
堀木が客に「よっマルクスボーイ」って言われるその発音に
凄く時代を感じる。良くできた映画だなと本当に関心するな。
葉蔵と堀木はサリエリとモーツアルトではなくマルクスとエンゲルスに
なれたら良かったのにな…
はやくDVDにならないかなあ
映画館いくひまはないし…
1回しかみてないけどもっと見たいな
生田、すごく演技上手でひきこまれた
ヤク中になって堀木に死に損ないの〜って言われてるとこの表情とかなんともいえない
もう一度みたい
生田斗真はすごいよかった、やっぱり容姿だけでも才能の一部だなと思った
しかし中原中也はわざわざ原作改変してまで出さない方がよかったのでは・・・
あのギャグみたいな演出といい、何故森田なのか・・・髭剃れよー全く似てない
なんかやっぱりこの手の話は細かい心情描写の出来る小説じゃないと
ただのチンカス野郎の残念な人生にしか見えないんだろうなと改めて思った
映画としては平平凡凡な出来なんじゃないか
>>602 その女給だと思うけど役名マレーネっていて、日本人じゃないのかよ!て笑った。
葉蔵はヤク中になってからがいい。
ヤク打って恍惚としてる姿が石膏彫刻じみてる。
ヤクやり始めて酒やめたから健康になったとか、ちょWwwwwwと思いながら
監獄にいれられて、檻の外を見るときの死んだ目がいい。
はいはい。おまえさんのイメージにあってなくて悪かったね。
どうせ中也は好き勝手言われんだろうと思ってましたよ。
好き勝手も何も
あんな取ってつけたような演出じゃ文句言われても仕方ないと思うけど?
何いちいち突っかかってるんだか知らんけど
>>606 604ではないが、自分の中でも森田は中也のイメージとは掛け離れていた。
演技うんぬんじゃなく、役作りの姿勢からなってないような。せめて髭は剃って髪型位は似せてもよかったと思うけど?
>603
DVDだとtv画面がちっさくて全裸シーンのあれが見れなくなるかもしれん。
てか、あれそうだよね、絶対見えてたよね。
葉蔵が太宰じゃないように、中也もちょっと違うものとして
よりファンタジックにイメージしてあるんだと思ってた
>>606 むしろ今までほぼ何も言われてなかったんだから
そんな卑屈になるようなことでもないと思うが
気に入らないレスはスルーすれば済むことだよ
612 :
名無シネマ@上映中:2010/03/04(木) 04:58:57 ID:mYmDKeGJ
今の女子高生って何なの?
街娼みたいに露出度の高過ぎる下品なミニスカ、
むきだしになった白ムチの太もも、
ミニスカで行儀悪くしてるからすぐ見せるパンティ…
一部のヤンキーに限らないビッチな品性
613 :
名無シネマ@上映中:2010/03/04(木) 06:58:42 ID:YP6Z7ybv
薄っぺらい作品に成り下がってた。
三田とのシーンは気持ち悪すぎ。
鉄とのシーンはヘタにいじらず原作にそってほしかった。
中原中也はいてもいいけど森田じゃだめw
ジャニ婆の巣窟
確かに三田さんのシーンはウゲゲゲだったね。
あの世話する人に性的な匂いはいらない。
あと生田の全裸で胎児を表現とかなんか使い古した演出だし。
サービスショットなのかもだけど。
原作に沿ってやりたいのか、原作とは別物として観たらいいのか混乱する映画ではあった。
作家同士がお互いの奥さんを交換したって話もあるし、貞操観念はそうとう緩かったみたいだな
>>615 >自分はそのテツという老女中に数度へんな犯され方をして、時たま夫婦喧嘩みたいな事をはじめ、
だから、あれでいいんじゃないの?
小説読んだときから〈醜い女中〉に〈変な犯され方〉をしたのに〈夫婦〉同然て何だろう?って思ってた。
関係を受け入れてしまう変な犯され方って。
映画を見て、青森の冬は昔だったらそうとう寒かったはずだし、二人っきりなら暖房器具がわりに暖めあって寝てもおかしくないかもしれないと思った。
ただ、幼少期に下男ど女中に犯された過去は描いてほしかった。
幼少期に性的な犯され方をしたことで、より人生に無抵抗になって自分に否定的になったんじゃないかと自分は思っていたから。
両親に素直に甘えられなくなったのも、自意識過剰もあるけど自分が汚く思えて子供ではいられなかったんじゃないかと思いながら読んでた。
この映画は、浅い感性の人には浅い所までしか読み取れない。
だから不親切な作りではあるが
浅いと評するのは己の脳の浅さを曝す事になるw
>>618 まるっと同意だが
伏線を自分の中で回収してつなぎ合わせるには最低3回は見ないと難しい。
つまり大衆向けの作品では無いよな。海外に持っていくという話も出てる様だが
日本人だから分かる情緒や表現が結構あるので外国人が見ても分からないと思う。
620 :
名無シネマ@上映中:2010/03/04(木) 11:30:21 ID:mYmDKeGJ
以下のフレーズ、声に出して読もう!
パンティパンティパンティパンティパンティパンティイェイ!イェイ!イェイ!
パンティパンティパンティパンティパンティパンティセイ!セイ!セイ!
パンティパンティパンティパンティパンティパンティウェル!ウェル!ウェル!
>>619 1度で大方やりたい事は分かったけどな。
ディテールでの遊びや深みは2度3度見る価値はある。
そもそも原作の泥々とした内情にだけ共感しそこで終わってる人は
この映画見ても何もわからんだろう。
原作ファンの女子を生田で萌えさせることができれば正解な映画なんじゃね?
>>580 なるほどね
人間失格は原作も映画もその人の知性で世界が変わるね。
昨日のレディースdayは満員だったよ
高齢の男性もチラホラいた
とんだ空豆だ
>>580 こういう風に解釈してもらえたら映画監督も嬉しいだろうね
ていうか天国の太宰も嬉しいかもな。人間失格の話は葉蔵の内面のぐちゃぐちゃしたものばかり
語られがちだけど、本来はこういう人間だからこそ、冷静に葉蔵を見ていたマダムは最期葉蔵を
「神様みたいな子だった」と評したんだと思う。
この映画、考察サイトでも作って欲しいくらい細かい細工あるよね。
物語に関わる部分と時代背景や小道具セット風景部分と。
その時代をよく知ってたらもっと気付けたりするのかな。
よしこと結婚してから漫画書いてる時にラジオから男女の川の試合が流れてきてプッと吹いたw
自分はラストエンペラーも真っ青な葉蔵の実家にビックリした。地方の資産家って凄いな
太宰の生家もあんな感じだったのかな?
音楽がよかった。
中島ノブユキ、名前覚えたぜ。
音楽がないシーンの静寂の音もとても良いよ。
蝉や鳥の声が静かに響いていて
まるで自分があの場にいて耳で聞いているかのような
細やかな音がする。
630 :
名無シネマ@上映中:2010/03/04(木) 15:43:01 ID:mYmDKeGJ
パンティ脱げ
あのメインテーマ、早速日テレのバラエティで使われてたな
テス
映像が綺麗なんだよなー
でも原作キライだったな
>628
サントラ買ってしまった
メインテーマ美しすぎるよ
めっちゃ浸れるー
モルヒネの音楽怖いけど
>626
細かい意味深なものが凄く目につくよね
例えば赤いものに注目!毛糸
口紅ネクタイカーディガンなどなど
なんらかの決意とか力?の象徴に
なってる希ガス
中也が赤いゴッホ買い戻してくれるんだよね
そういや中也のマフラーも赤
>580
確かに二つのキリスト像をバックに
ニヤリ?とする室井さんは
悪魔に見えたよ
意味のない物やシーンが一つもなくて
ある意味忙しい映画だった
でもたっぷり楽しめて満足満足
メインテーマがコワさを助長してる気が。
キレイだけど出口がない感じがするんだよね。
曲のラストが葬送の鐘みたいに聞こえるし。
あ、カフェで生バンドが演奏してるジャズもオリジナル?
音質からしてその時代っぽくて良かったよ。
メインテーマ、綺麗で優しげなのに有無を言わせず
どんどん流れていく感じ。いっさいはすぎていく感があっていい。
最後は確かにちょっと怖い。ドーンとくる。
アネサの人よかった。(キャストみんなよかったけど。)
アネサは今どうしてるんだろ…と思った。
薬屋さんはあのまま営業できるのか?
>>627 太宰特集の番組で見たんだけど、太宰の実家では家長の父をトップに、
次に長男、次にその他…という厳しいしつけ(上下関係のならわし)があったそうだ。
家族の中でもそうなら、家族と使用人でもすごかっただろうし
いろいろ大変だったんだろうな、と思った。
中原中也がやたら気になったので中也をいろいろ調べたてみた。
鎌倉で海棠を一緒に見たのはホントは小林秀雄なんだな。
言ったセリフも同じ。
監督は中原中也が好きなんだろうなと思った。
今から人間失格見る!
席座ってんだけどやっぱ年齢層高めで女の人が殆ど
前の列に八十代位のお婆ちゃんもいるし
>>638 この映画は結構、幅広い層が観てるよな
自分が映画館に行った時も、そう思った
サントラ、メインテーマと津軽路がイイ
深読みがいくらでもできる映画だった。
だから見た日はモヤモヤした。
堀木の両親に子供たちが歌ってた歌の内容が分からない。
正月にロンブー淳がやってた人間失格から恋愛を学ぶみたいな再現VTRの方が分かりやすかった。
さらっと原作をなぞってて。
良子ちゃんは通り魔ってことになってたし。
ま、良子は頭がトロい子だったんだよ。
そんな葉蔵の仕事のために…まで頭回んない。
堀木の両親の職業は何だったのか?
みてきた良かった!
途中トイレ行っちゃったんだけど情熱大陸であった雪のシーンみなかったんだよね。
そこが一番見たかったのに。
瓶洗って…そんな裕福じゃない家庭だよね。
あの時代に息子は芸術してて。
端から見たらフラフラ放蕩息子だよね。
それを子供たちはバカにしてたのかもなあ。
絵描きの息子を受け入れて。
堀木が母親大好きなのが伝わってきた。
家に葉蔵が来て家庭環境、盗んだ絵の具。
ますます葉蔵を憎んだろうね。
>>644 瓶を洗う仕事があったの?
無知でスマン
あと、絵具盗んだのはなぜ?
最後に返したのもなぜ?
洗ってリサイクルじゃない?
高級絵の具じゃないのかなあ。
堀木には手が届かないような。
最後に返したのは「ちょっと拝借。悪かったな」って感じじゃない?
葉蔵の走馬灯の中の話だけど。
そういえば、エンドロールの写真は室井との写真はないよな!w
>>646 ネタバレ
ありますよ。
薬局前で、葉蔵はやつれてる。
あの薬中状況で写真は撮らないと思ったの。
他のは記念写真て思える。
あの室井さんとの写真はジャニスナップ写真になる。
あの一枚があるだけで台無し。
他はいいのに。
あれは実物の写真だとは思えない。
葉蔵の今までの日々を切り取り写し取った現実にはない写真たちでは?と思う。
結婚式のとか静子としげちゃんのとか実在する記念写真かもしれないのもあるけど。
少年と青年の葉蔵二人にぐっとくる。
薬屋、平目との葉蔵は悲しげ。これも好き。
>>637 その辺知らないと、何で葉蔵が「千里眼なんですね」と言ったのかが分からないよね。
文学好きは脳内補完しながら楽しめるけど、原作未読な人や、作品しか知らない人には
不親切。
映画を見終わった後で、作家達についても色々調べて欲しいと監督が思って、ああいう
不完全な作りにしたのかなーと思った。
もう一度見たいなー
室井滋とのシーン、よくあんな年のはなれた人とキスできるなぁと
思ってしまったwまあ仕事だもんねww
あのシーン、「女はこうすれば喜ぶってわかってるんだ」って感じで、
なんていうか…なんだろう、うまく言葉にできないんだけど
こうすればそれで満足なんだろ?俺の価値ってそんなもん。
って感じがすごい伝わった…かな
キスしてあげるからっていう言い方からも。
あと鉄さんが怖い。口紅ぬっておめかしして布団にきたときはゾッとしたw
あんなふうだったのに女になるんだ…と
個人的に生田斗真の葉蔵はすごくすきです。外見もだけど、雰囲気とかすべて。
人間失格をみて生田斗真をスキになりかけたけど、
普通のテレビ番組に出てる彼には一切ひかれませんでした。不思議なもんですね。
意味不明すぎスマソもう一度みます
>>648 ああ、そういう意味だったんですか。
でも、自分は記念写真とは思っていません。
薬屋と微妙な距離あけてたりそっぽむいたりして、二人の関係性や状態を表現してるんだなと受け取ってます。
他の一連の写真も。
映画誌の「人間失格」の特集
生田のアップ写真を見ると、二重瞼が不自然、目頭切開してるな
鼻はシリコン入れて高くした、典型的な整形鼻
655 :
名無シネマ@上映中:2010/03/04(木) 23:04:32 ID:NvBR1/N8
今日見てきました!!生田斗真が演じる葉蔵はかなりよかったですね。個人的には松山ケンイチがやっても良かったんじゃないかなとも思いましたが。あとなぜか周りに座ってる人が若い女性ばかりだった(^_^;)
>>652 それ主演の彼は喜ぶと思いますよ。だって普通のテレビ番組に出てる素の彼と
スクリーン上で葉蔵を演じた彼は全く別人になってたという証拠だから。
>>656 確かにそうですね
でもちらほら葉蔵ぽいとこも出るんですよね
なんか生田斗真って根は暗そうだと思ってしまうw
エンドロールの写真は実際に撮ったスナップではなく
心の中の登場人物との記念写真。
だってさ、小さな葉蔵と大人の葉蔵が顔寄せてたよw
喜ぶかな?
「SMAPになりたい」とか言ってる奴が。
660 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 02:44:51 ID:QJTwGr+I
人間失格観てる君たちこそ人間・失格だろうか
監督がMXTVで言ってた観客の質が低下してるっていう話を改めて実感
分かりやすい=面白い、完成度が高いって感覚なんだな
ほんと最近の若い奴って、自分で考える楽しみを知らない奴が多すぎる
このスレですら自分なりの推察もせずに質問連発の奴多いし
常に情報過多で与えられるのが当たり前な世代だから、それはもう仕方ないと思う。
質が低下していることを前提にしながら、あの挑戦的で挑発的な内容。
そのことに意味があるのでは。
食べる音がやたらと強調されていて思ったのは、食に貪欲である=生きることに貪欲であるということ。
ひらめとその奉公人(?)が二人でそば食べてシーハーしたり、堀木が何でもクチャクチャ音立てる一方で、
葉蔵が貪欲に食べるシーンが酒や薬など死を象徴するもので一貫されているのはうまい演出だと思った。
しかし、映像や演出の妙はあったものの、生田斗真が単なる純朴な兄ちゃんにしか見えず、
生田斗真扮する葉蔵の気持ちを慮ろうという気持ちにはなれなかった。
酒を飲んだり煙草を吸ったりする様子も、板についていなかった。
特に煙草をふかしている感じが嫌だった。
逆に自分は酒を飲んだりタバコを吸ったりするときの仕草と表情にかなりやられた。
もともと普段からセクシーな吸い方する男の人好きだからか特にタバコはしびれたなあ…。
ところで堀木は何故父への態度と母への態度があんなにちがうのかな?
後妻な気がしたな
堀木はマザコンかとおもった。
一方要蔵には母という存在はどうなってるの??まるで最初からいないみたい。
だからか母性に飢えてるって思った。
>663
単なる純朴な青年に見える人もいるんだなと、びっくり。もちろん前半だろうと思うが。
世の中を薄氷を踏みながら渡ってる感じあったけどな。声をかけられてから、反応がちょっと遅れるのが、いちいちどうすればいいか考えてるように見えた。
そこがボケっとしてるように見えたかも?
煙草の吸い方とかは、育ちの良さが表れている感じだったので、ピッタリだったぞ。ちょっと昔風だったし、板についてないっていう感想はそういうとこから出たのかな。
まぁとにかく、幸福じゃない女をひきつけてしまう美青年の役だから、純朴に見えてもいいかもね。
彼の食べた寿司はほんとにマズそうだった。結局人生を美味しく味わえてないってか。でも鉄と一緒にリンゴは普通に食べられてたね。ちょっとした心の安定感があってよかった。
食べ方ひとつ取っても
深いなぁ〜。
>>666 自分も堀木はマザコンなんだと思ったよ。
汽車のシーンで堀木が両親と向かいの席に座るんだけど、
その時母親がすごく嬉しそうに笑うんだよね。
お父さんは変化ないんだけど…だからそういう家族関係なんだろうなと思った。
いろんなところで葉蔵と堀木は対照的なのに、
なかなか本音を言わないところは、葉蔵とおんなじなんだよな。
葉蔵と堀木は表裏一体みたいだなあ。
両親への接し方始め、堀木も相当ワザとらしいよねw
葉蔵と違ってその事に罪悪感は無さそうだけど。
うん。
堀木の父親への態度は葉蔵には絶対に出来ない事、それを対比させる為に強調しているのかと
って書いてる人を見かけてなるほどなと思った。母親の態度や愛情しかり。
だねー。
お互いがお互いに無い物を持ってる。
だからこその愛憎一体。
一方が強く、もう一方がどこまでも弱って行くのは悲しいな。
だから最後掘木に憎いと言われた後の葉蔵のクスクス笑いには、たっくさんの意味が込められてるはずだし、確かに複雑な笑いだったー。
みんなの考察見てると深くってものすっごい感動。
これ、本当にこういう正式な掲示板を角川HPに作ればいいのにな。
そうしたら観に行く人も、観に行った人もいろいろ納得できる。
自分はここの考察見て、やっぱりもう一度観に行くべきだと
心が震えてきたぞ。
>>618 ストレートで乱暴だけどw同意。
ちょっとでもふっと心に沁みればどんどん深く感じられると思うんだな。
本当にちょっとしたことなんだと思う。
葉蔵は食べ方飲み方が上品だね。堀木はあまり上品じゃない。平目は論外。
上品な葉蔵が心中や自殺の時は荒れた飲み方になるし
良子から逃げてお酒をくらう時もいつもと違ってて痛々しい。
ホント皆の考察おもしろいな。自分も映画みてここみて原作読み返したらやっぱりもう一度観たくなった。
あの時代って和服と洋服をどんな時に着わけていたんだろうな。とそんな事までジワジワ気になってくる。
ちゃんと使い分けてたと思う。
良子と日本軍のニュース映画見てた時が一番葉蔵が社会?世間?とうまく行ってたんだよね。その時は、白い和服だった。他では日本がどうなろうが我関せず。オリンピックもね。
ぜんざいを食べるでもなく箸でグルグルするだけの葉蔵。
その後礼子が来た時の所在なさげな様子が痛々しい。
座布団の件も、手記では慌て者の堀木という描写だったが
映画で見ると葉蔵の気遣いを堀木がスルーしている描写。
一人称と客観視でこんなにも印象が違うのが面白い。
堀木宅の一連のシーンで葉蔵を不憫に思っていたのも束の間
帰り道には女に向かって「お金ほしいな〜」
www
さっきまでガラスのようだったのに何だよお前は!
そもそも何で大の男を堀木や礼子が送り届けてやらにゃならんのだw
>>678 「本当は俺が送り届ければいいんだが」
えっ何で!?と突っ込んだよw
どんだけ足りない子扱いかと
>そもそも何で大の男を堀木や礼子が送り届けてやらにゃならんのだw
言われてみるとその通りだなw
ヒラメからの電報に「家出小僧をうちまで送って来てください」と
書いてあった、と脳内補完してた自分。
余談ですが蓮司さんの役名表記が「渋田」でなくあだ名の「平目」、
息子の役名が「河豚男」なのに今さら気づきました。
681 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 19:32:26 ID:Y9kpMKbJ
>>678 箸でぐるぐるは切なかった。
堀木のお母さんも葉蔵にすごく優しい。
小さい子供に話しかけるような感じだった。
ほっとけないんだな。
ぜんざいも鰻重もカフェで出る物も
ヒラメとの畳鰯も食べなかった。
静子との不味い寿司と良子の用意した何かしらと
テツとの林檎は食べていた。
この違いも何か意味深。
ちょwみんな少し前から女性の名前間違いすぎ
心中する常子=寺島しのぶ
下宿屋の礼子=坂井真紀
シングルマザー静子=小池栄子
たばこ屋良子=石原さとみ
薬屋寿=室井滋
鉄=三田佳子
>>661 そんなエラソーか口聞く監督や脚本家ほど底の浅い小細工ばかりな二流作品しか作れない
残念ながらこの作品は何の意味もない
太宰治の世界にもなってないし
自分がゾッとするほど屋だったのはワーワー泣きながらシナをつくりながらりんごをかじる厚化粧の従姉妹の場面
一体監督はなんでこんな場面出したのかね
女のああいう下品な媚態が好みだからにしても自分の悪趣味は出さないで欲しいなあ
寺島しのぶは義理堅いからあえてあんな小さな役を引き受けたんだろうけど明らかに格上で一人だけ深い演技になってるのが悲しい
主役と友人は頑張ってるがやはり演技に深みなし
中原役は割合良かった
特に古本屋のシーンの演技がいい
全体的に深みなし
監督に品性を感じなかった
そういえばクレジットのスペシャルサンクスみたいな所に
木村大作の名前があったけど、どういう関係?
別に監督も太宰の世界にしようとはしていないと思う
ちがう映画だけど角川社長おめ!
試写会でも舞台挨拶でもニコニコしながら客席見てる様子を見たせいか
おお、社長うつってる!とか反応してしまったw
>>684 この映画は原作の手記との合わせ鏡。
原作の最も重要なカラクリを裏側から描いてる。
だから合わさるとより面白い。
わかる?
>>684 >女は〜男とは全く異なった生きもののような感じで、そしてまた、この不可解で油断のならぬ生きものは、奇妙に自分をかまうのでした。
『葉ちゃんが、あたしを助けてくれるのだわね。そうだわね。こんな家、一緒に出てしまったほうがいいのだわ。』
などと、はげしい事を口走っては、また泣くのでした。〜アネサの過激な言葉にも、さして驚かず、かえってその陳腐、無内容に興が覚めた心地で〜机の上の柿をむいて、その一きれをアネサに手渡してやりました。
〜アネサは恥ずかしそうに笑って部屋から出て行きましたが、〜
女は、どんな気持ちで生きているかを考える事は、自分にとって、みみずの思いをさぐるよりも、ややこしく、わずらわしく、薄気味の悪いものに感ぜられ〜
女があんなに急に泣き出したりした場合、何か甘いものを手渡してやると、〜機嫌を直すという事だけは、〜自分の経験によって知っていました。
馬渕えりかは男にとって「不可解」で「ややこしく」「わずらわしく」「薄気味の悪い」「興が覚め」るほど「陳腐」な女という生きものを的確に演じてたと思うよ。
691 :
名無シネマ@上映中:2010/03/05(金) 23:52:46 ID:dXgViHzY
で、こんだけ宣伝して10億いかないとかw
上映館少なくないか?
まだ公開されてない県もある。
見てて演技で萎える役者がいないのが奇跡。
>>694 台詞無いような端役の方まで皆演技上手いよね
本当に上質の映画だよ
だれか鉄が最後笑顔だった訳を教えてくれー
最初のバーにつっぷしている所にあるアルバムは
父親からの形見分けのアルバムでいいんだよな
ところどころ、クスッと笑える映画だった。
特に堀木は、存在や言動がコミカルで
腹黒さが滲み出て、よかったわ〜。
原作の
ヨシ子が犯されたあとの(なんにもしないって言うから)と
最後の、葉蔵のセリフ(たいていの人から、四十以上に見られます。)
は言ってほしかったな。
>>699 単なる煽りなのかもしれないけど、出演者の誰のファンがいてもいいと思うが……。
それに
>>684は森田のファンには見えないけど?
ファンだったら出演作品をバッサリ切り捨てられないだろ。
>>697 自分も鉄が笑った理由がわからない。
上でも幾つか解釈してる人がいるけど、なんかしっくりこないんだよな。
勝利の笑みとか、そんな風には思えなかった。
汽車の中の鉄の笑い声までも気持ち悪くて、原作とはまた違った不気味さがある。
鉄が笑ったのは、私は母になれたわね
息子は飛び立って行ったわ
だと解釈した。
今後の要蔵はちょっとはマシな人生を送れるんじゃないかな
そこが監督の言ってた映画には救いをいれたいってところかなって。
マダムの元に行ってるのもいい
冒頭と最後の葉蔵はあの場にいなくて
マダムが手記を読んで当時の葉蔵をそこに見てるのかと思ってた
つまり幻
>>702 幻に同意。
あの汽車は降りる事の出来ない汽車だよね。
脚本の失敗じゃあねぇのこれ。原作知らないけど、最初の心中まで何故自殺したいのか?手抜き過ぎじゃね?
主役は、徳井にしか見えんし、女性絡みの描写が薄っぺらじゃん。
伊勢谷の演技だけ良かった。
自分が中学生のときに見たピーター・グリナウェイの英国式庭園殺人事件のわからなさに比べたら
この映画は筋はわかりゆすいし、場面場面の間に何がおこったか考えながら見ることもたやすい。
何も考えないで、与えられた情報の範囲でしか楽しめない映画に慣れきってると
たまにこういう映画で脳をギアチェンジすることを思い出す。
英国式庭園殺人事件は中学生には難しい映画だったけど、パラソルの影でセックスする貴族の画は忘れられない。
久しぶりにグリナウェイの夜警を見たら、昔より理解しやすくなって自分が大人になったからか、
グリナウェイがメジャー化したせいか考えてしまったことを思い出した。
>>684 常子は小さな役じゃないだろ?
出番は少ないけど重要な役だ。
そういうポイントになるような役に、上手い俳優を配役することはよくあることだよ。
特に角川は昔からよくやってた。
この作品で言えば寺島さんより三田の演技の方が上だった
賞取ってるから色眼鏡で見てるんじゃない
日本人は賞に弱いから
で、木村大作って?
>>697 カウンターにある本、自分も形見のアルバムだと思ってたが…
>>702を見て「葉蔵の書いた手記」に思えてきた。
形見のアルバムからの写真を付けて原作通りマダムに送ってきた、とか。
>>707 賞取る前に見たけど
寺島の静子は絶品だと思ったよ。
賞取ったから〜って色眼鏡はおまえじゃないかw
寺島は常子w
演技よかったぞ
寺島は不細工だが演技で大人しくかわいらしく見せる事ができるのが凄いと思った
>>704 堀木は台詞が多くてわかりやすいからな
そういう感想もつのもわかるよ
この映画は浅い感性の奴は浅い所までしか感じられないからな
寺島さんの容姿で美しく見えたり可愛く見えるのはやはり卓越した演技力のせいではないか?
>>710 あ、ごめんw
屋台寿司のしかも卵を頬張る横顔だけで
かわいいんだか可哀想なんだか空しいんだか
何とも言えず胸が掴まれる。
薄幸で健気なんだが
1つだけ食べたいと言う表情がどこか浅ましくもあり
それが堪らなく良い。
>>711 主演の演技を上手いと思わなかったり
この映画を面白いと思わなかったら感性が浅いとか・・w
人それぞれ感性は違うのにw
>>714 そんな風にとられたか
そんなつもりでレスした訳ではないんだが
このスレ一通りロムってみ見方が少しは変わってくるんじゃね
716 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 15:04:54 ID:uXMZtEwj
JKッて、不潔で汚ならしいけど妙にナマナマしくてH!
その理由は…、
むきだしな太もものムチムチ感と、
昔に比べ明らかに向上したプロポーション(昔のJKならミニスカに耐えられる体でない)、
男を釣るため恥知らずにも平気でスカート切って、太ももやパンティ見せつける肉食獣的でビッチな品性
717 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 16:27:45 ID:uXMZtEwj
ちょっと待って!
SEX願望、SEXに対する憧れが少しでもあったらもう聖人じゃないよ!
SEXなんて…ララーラーララララーラーーという境地、
すなわち、たとえ最高の肉便器が「SEXしてくださいお願いします」と下着姿で土下座し、僕らの足を勝手に舐めはじめたり、ブラ取って僕らの手を自ら乳牛のような乳に触れさせたりしても、「よせよ!シラケるぜ」と振り払って立ち去るくらいでないと聖人とは言わないよ!
718 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 19:15:54 ID:iG6RhsRB
感性が浅いとかw
勝手に深読みしてるだけでw
719 :
名無シネマ@上映中:2010/03/06(土) 20:33:44 ID:1XiwYzhm
ただのアンチはともかく、この作品の深みを理解できな人間は感性が浅い、的な発言はどうかとは思うけどね。
浅いんじゃなくて感じ方は人それぞれってだけだよね
そして深読みすることも可能な行間のある作品だということ
それでいいんじゃないの
感じ方はそれぞれだから、浅い人間には浅い所しか感じ取れないんだろってのは間違ってないと思うが
どう感じ取るかにそいつの人間性が出るもんだろ
浅くても深くてもいいけどさ、画面から与えられた情報がすべてじゃないってことだろ
馬鹿丁寧に説明風の場面やナレーションを多用する作品も有るけど、
一から十まで観客に説明したんじゃ、映画じゃなくてただの再現映像だ
この映画、心地よかった。
ぜひとも映画館(あの空間)で観るべき作品だと思った。
ラストの鉄とのシーンだけが不満。
終盤の疲れた時間帯に鉄とのオリジナルなシーンがねっとり続き
客席中にストレスやダレ感が充満するのを感じる。
鉄との関係を膨らませた発想は面白いと思うけど
もっとコンパクトに出来るだろうに。
前のモルヒネ中毒シーンも
続く汽車のシーンもとても良いだけに勿体ない。
他の洗練されたシーンに比べて
鉄とのシーンだけ何故あんなにダラダラさせてしまったのか。
>>725 うんうん。
ラストはマダムのところじゃなくて
療養してるところで原作のセリフで終わってほしかったなぁ。
ラストはほんとに短い文章だけど物語の味を深くさせてると思う.し。
女優陣が豪華なだけに、最後の鉄は女優バリバリの三田さんじゃなくて
だれ?みたいなおばあちゃんの方が生田が生きてきたんじゃないかな。
>>726 葉蔵はマダムの所には戻っていないと思う。
鉄の元から去って、汽車に過去を乗っけて旅立った。
最後の言葉はマダムの手元にある手記の一節と写真の葉蔵。
手記形式で最後にマダムの客観視が入る原作の真逆で
客観の葉蔵を描いて最後だけ手記の言葉って事かと。
まあ個人的な解釈に過ぎないけど。
728 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 02:41:23 ID:mNL0LX8N
結局女たちの元を去った方が良いって、付き人が言って長過ぎる高笑いしていたけれどもその通りだったんじゃないかな。
汽車のところは時間軸、走馬灯、って皆の意見に同意。
生田君いい役者になったね。
家に着いてこのスレを見てから色々思い出して涙が止まらず酒かっくらってアル中状態w
最後の葉蔵がどうなったとか良くわからず、とりあえず流され、女に翻弄され、自分の本意ではなく相手を翻弄し、生きていくのか、それでも自分の意識の休まるときはないんだと自覚して終わるのか・・・
悲しい終わりなのか。戦いを続ける使命を感じて自暴自棄になっているのか。
自分のアル中人生と重ねて見ると自分がいかにダメかわかるね。
まぁ差し置いて、生田くんはいい役者になった!
これからも役の幅を狭めずにがんばって欲しいものだ。
729 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 05:53:26 ID:vCCZssfv
葉蔵は、なんで死にたかったの?
実家が引き渡される前、豆腐ホクホクする堀木に、一緒に死のうか と言ったのはなぜ?
台所の下からでてきた薬は誰のでどんな薬なのかがわからない・・・
731 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 08:42:12 ID:kIDGHqJl
どらどら
>725
自分的にはどう考えても三田さんとのシーンは不可欠だなー。
海のシーンの軽さもよかった。くれる物を気軽に拒否ったり、初めて無邪気になれたのかなって。
でもなんと言っても、寝かしつけるシーン!
てか、あのシーンだけ見に行ってもいいぐらい!
子守歌のシーン、ゾクゾクしたもん。あの節まわしとか頭から離れない。眠りにつく表情も。
子どもを寝かしつけたことある人ならわかるかなー。
あそこには、あったかさも、怖さも、異様さも、同時に存在した。
その中で葉蔵がゆっくり眠りにつくなんて(個人的には死の表現だと思ってる)、最高の脚本だと思ったけどな。
自分はあそこでやっと息苦しさから解放されたし、
愛や死から来る安心感が感じられた。
テレビで監督が、もともとの小説が救いのない終わり方だったから、
映画はほんの少し光が見えるように作ったと言ってたけど、ほんとそのとーり。
ラストは変わったけど、映画として絶対あの方がよかったと思う!
不思議な余韻が残ったよ。
鉄の爽やかな笑いは、もう死からしばらくたって(冬つまり死を意味するとして)
でも見事なまぶしいくらいの雪景色、初雪?に、やっと彼の死に晴れやかなものを感じた、とか。
ここはまだ自分の中でも落ち着いてない解釈なんだけど。
でも単に、あらキレイ坊ちゃまにも見せたいわと思ったってだけ、
ということでも成立する気も。
733 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 09:25:52 ID:kc0nxkQ9
ヨシ子のジアール。致死量。日本語の部分は剥がしてある
英語表記DIALは残ったまま
そこにヨシ子の純粋さ素直さが表れてる。いつか死のうとしてたらしい
734 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 09:27:47 ID:kc0nxkQ9
>729
厭世感。虚無感。脱力感。罪悪感。無力感。
自分は死にたいと思ったことは無いけれど、
身近に、生まれてからずっと世間に対する違和感を感じてる、人がわからない、
と言う十代がいて、
本当に可哀想に思うことがある。
でもなにより、あれは堀木に対するある種の愛の告白だと思うよ。
ていよくふられてたけど。
金の切れ目が縁の切れ目って、堀木との関係のことでもあるよね。世間とのつながりだったし、つながろうとする意思の表れだった。
本当の意味で相思相愛?いや、分かり合えたのは中也だったけど。
二十歳のギャル系の彼女が生田斗真ファンで、俺はアバター見に行こうっていったのに
人間失格観たいと言い出すもんだから仕方なく観た。
俺は原作も知ってるからまぁこんな感じだわなって思ってみてたけど彼女終止ポカーンwww
>>733 自分はもちろんだがヨシ子も死にたい程の地獄にいることに気付いて
自分を殺そうとしたのかな
>>736 自分は旦那連れて観に行ったけど太宰アンチだったらしく
帰りこんなの映画化するなとかキャストもよく引き受けたなとか文句言ってたw
生田演技下手だった…
やっぱりアイドルでしかないね
鉄の子守唄の時は映画館の半分くらいは
はよおわれこのシーンと思ってる空気、
半分くらいは存分に浸ってるかんじに二分してるのが
わかって面白かった。
自分は太宰の作品の中でも雀こが特に好きだから
かなり浸ってたけど。
>>739 内容についての感想は?
観てないから言えない?
生田はアイドル仕事してませんが
いちいち食い付くな
>>733 レスありがとう
ってことはあの出来事は前からずっとあったってことなんだろうか
そら豆のときが初めてではないってことだよね
そんなにすぐ薬を用意するとは思えないし
なんかそんなん考えてたら余計に藤田がにくい
>>725 今日、二回目を見てわかったんだが、鉄の子守歌を聞く葉蔵は「寝顔」でなく「死に顔」だ。
一回見たときは、なぜこの場面、こんなに長く葉蔵の寝顔を映すのかわからなかったが
あれは鉄の子守歌を聞きなが「死にゆく葉蔵」を映している。
鉄は葉蔵の望みは何でも肯定フラグが立ちまくってるから、睡眠薬を買ってきてやっても不思議はない。
汽車の中の軍人たちは、すでに死んでいるので、戦争にわく日本人に対して戦争を悲観できる。
トンネルを超えた場所は葉蔵だけの天国で、そこには葉蔵を受け入れる世界がある。
最後のカウンターの葉蔵は、やはり小説のように、葉蔵からマダムに送られてきたアルバムに憑いていた葉蔵の残り香、遺言、メッセージのようなもの。
マダムが葉蔵を懐かしんで、イメージしてるに過ぎないとわかった。
自分も手記だと思って二回目観たら、あの話が飛ぶ感じもしっくりきたんだよね。
ヒントくれた人ありがとう。
>>744 うわー目から鱗。
トチの木一本あったぞな〜は永遠の眠りにつく葉蔵への子守唄か!
だからあんなに不気味にダラダラとしてたんだね。
今まで向かっても向かっても死にきれなかった葉蔵が
とうとう静かに逝く瞬間だったんだね。
あの裸体はもう亡骸なのかも。
てっきり子供のように眠った次の日に自ら家を出て逝ったのかと解釈してた。
それにしてはどうも鉄とのシーンだけ釈然としなかったんだよね。
ああこれでストンと胸にきた。
あ〜踏まえた上で早くもう1度見たい。
本当にありがとう。
追記で連投スマソだが
今まで葉蔵がいくら望んでも得られなかった死が
鉄との間では叶ったわけで
その違いは何だろう?と考えたら
最期は鉄の手によって与えられた死であって自殺じゃないってのが
重要なんだね。
>>747 つらつら考えるに、あの場面は小説の中の第三の手記とマダムに手記が送られてきた間の場面。
睡眠薬と誤って腹下し薬を買ってきてしまった鉄に
あらためて正しい薬を買ってこさせて、
小説の最後、マダムに手記が送られてきたということは葉蔵はもうこの世にいない。
葉蔵がどう逝ったかを小説に順ずるようにしたんだと思う。
そうか、そういう見方が…
鉄のくだりは後ろの客がごそごそして集中できなかったから
もう一度見に行ってこよう。
バーのカウンターで突っ伏してる葉蔵は現実じゃないのは
初見でそう思ってたけど、なるほどね。
つくづく面白い作品だわ。
もうちょっとハードルを下げて噛み砕いて作ってくれたら…
1シーンでも葉蔵が観客にだけ内側の葛藤を曝してくれていたら…
この作品の面白さをより多くの観客と共感出来ただろうに。
荒戸監督は理想が高すぎるよw
やっぱりもう一回観てくる。
でもあの心臓の音を聴いたら、泣いてしまいそうだ。
鉄とのシーンは死か再生か
自分は再生と解釈したけどなー
死をラストにハッピーというおわりかたは嫌いなんで。
>>752 この作品がラストにハッピーだとはどこにも注釈ないよw
ラストにほんの一筋の光とは監督が言っていたが。
でもどう解釈するも自由な作りにはなっているので
自分がしっくりする方で良いと思う。
この監督はあれかもな、頭が良すぎて
無知で理解力のない凡人のレベルがわからないないのかもな…。
755 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 16:00:01 ID:kIDGHqJl
現在、日本が世界に普及させている映像文化は?
第一にアニメーション(ハリウッド映画に次いで全世界で観られている映像)
第二にAV(世界のポルノ界で、アメリカンポルノに次ぐ質と量を誇る)
実写映画はほとんど観られていません(昔のクロサワ映画などは別)
形状記憶合金が発明されたとき、アメリカは軍用機に応用した。
・・・・日本はブラジャーを作った。
756 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 16:14:30 ID:KLaxgahr
文学好きな私が文学好きな彼氏と
ついでに…みたいな感じで見に行ってきたのですが
なんか見終わった後2人とも口数減っちゃって
その後のデートは最悪でした
757 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 16:15:09 ID:kIDGHqJl
ポルノ映画館でない一般の映画館なのに、
なんと下半身脱いでシコシコしてるやつ見た!!
日曜日のレイトショーで、観客の入りは3分の1程度・・・
学園もので女子高生がたくさん出ている作品だが
特にエッチな映画じゃない・・・。他の客もいるのに
シコシコ・・・・5分ぐらいシコシコして、ドピューと
発射!!普通の映画館なのに・・・オナニー!!
何人かの観客が気づいたみたいでしたが、別に席を
立たず、見てみぬふり。発射したらまたいつもの日常に
戻りました。特に警備員が来たりもなく、フツーでした。
・・・・てか、公共の劇場で、暗いからってオナニーシコシコなんて
けっしてフツーじゃないって!!
758 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 17:41:46 ID:Fn4XdZd5
おもてたんとちがう!!
そういえば要蔵の髪が白髪になってる顔って、
デスノートのミサって女の子についてたイケメンの白髪死神に似てるよ
一回目見た時には、正直三田さんが自分にはコワすぎて
あのパートで思考停止に陥ってたw
気になって二回目見た時に、ようやくなんかもやもやと分かった気がしたのが
>>744ですっきり腑に落ちた
これは三回目行かないとだなあ
761 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 19:06:16 ID:vWGbT0M1
今日観てきた
第一印象として……
若い可愛い娘がいっぱい観に来てたなぁ
(´・ω・`)なんで?
下宿屋の階段の所に藤村操の遺書が書いてあるよね?
伏線てゆーか、暗示的だねえ。
昭和初年の学生にとって巌頭之感がどんな意味を持ってたか知らんけどさ。
木村大作って剣岳の監督の事か
生田ヲタはキモいババアばかりですな
自分が三田佳子になったつもりで妄想してるんやろかぁ
画面の明るさによって色も表情も鮮明なところと
顔の影の部分が真っ黒になってしまう映画館とあるね。
自分の見た感じだと明るさ、鮮やかさは
横浜MM109 5≧川崎チネチッタ 4.8>川崎TOHO、豊洲シネマ 3>渋谷シネ 2
ぐらいの感覚の違いがあった。
座席も中央よりちょっと前めで竹一が「わざわざ」をいいにくる跳び箱シーンで
竹一の耳だれが鮮明に見える位置がちょうどいいと思った。
今日入った昼の回は春休みだからか若い女性と若いカップルが多く
200の箱、最前1列以外びっしりだった。
反応は前に座っていた若いカップルの男のほうが
「これ、生田斗真か岡田准一じゃないと成立しないよな、妻夫木とかだとちょっと違う
綺麗とあやういが両方ないと…」といっているのに対し
若い女が「わからなかった!おなかすいたー」と叫んでたり様々だった。
菊池寛のひとが似すぎているので、毎回、葉蔵が良子との約束をやぶり
やるせなくアブサンを飲むところで、菊池寛に目を奪われてしまう。
お化けの絵を表参道で見てきた
不忍池が寺門さんの絵をもとにしたVFXなのは気がつかなかった
お化けの絵のほかに、葉蔵、堀木、中也、マダム、ヒラメの絵と
8月24日にキャストとスタッフで撮ったらしい集合写真
皆さんいい笑顔してた
美術の今村さんと寺門さんの間での攻防の解説など興味深かった
>>744 あんたすげーー!
まさに同じくなんであの場面を長く写すのか意味分からなかったけど
確かに葉蔵は眠るというより血色悪くてどす黒い感じだからふに落ちなかった
朝の鉄の笑顔も分からずもやもやしてたけど今分かった気がする
769 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 23:21:08 ID:ma4NV9K5
携帯から失礼
原作既読の太宰好きだけど、この映画は合わなかった
太宰の文体が全く表現できてなかったように見えて、みんなの言う細かい点に目が行く前に興が削がれた
良くも悪くも太宰の人間失格を脱却した映画だね
独白部分を削ぎ取った映画だからね
太宰独特の文体を求めた人にはそりゃ無理だろうなあ
そういう人きっと多いと思うよ
全体的にこの映画って画のバランスが今市よね。
せまっくるしいというか。
映画ならではの広がりを感じさせない。あれじゃドラマで十分だよ。
でも時間はあっという間で退屈はしなかったな。
後、最後のシーンが何であんなにマヌケに感じるんだろう。
もっと画面の作り方があっただろうに。
電車でみんないるとこなんか、もうちょっと作りこむだけでも違うのに。
すごい陳腐。
その最たるものは最後の老け顔→きれいな顔。
何であんな終り方するのか。
見た瞬間 (−−)こんな感じで禿、興ざめした。
高校演劇にありがちな、ファンタジーかと思いきや、実は現実世界から逃避した主人公の精神世界でした系を彷彿させた。
772 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 23:40:16 ID:vCCZssfv
鉄の傍で裸で丸まった葉蔵が死んでいたのなら、死因はなに?
モルヒネ打ってても、やつれない綺麗な顔の葉蔵は不自然だ。
773 :
名無シネマ@上映中:2010/03/07(日) 23:40:46 ID:ma4NV9K5
>>770 人間失格の優れた文学たる由縁は太宰の文体に集約されてると思ってるからね〜太宰以外の人間失格は成立しない!なんてね
じゃあ観に行くなよって話だよなwwwスレ汚しスマソ
>>769 いや、映像で文体を表現出来るわけないしw
まあそれはともかく
太宰だけを尊重して、監督を尊重せず上から見たら
面白くないだろうね。
ん?って思った時に
興醒めするか、監督は何故こうしたのかと頭で咀嚼するかで
見えるもの感じるものは全く違うと思う。
少なくとも自分の粗末な感性よりも荒戸監督の感性の方が信頼出来るので
そこになるべく歩み寄れるように試みた。
あと太宰の人間失格の文面を追いさえすればわかる
表層の道化な葛藤以上の
深層に迫っているように思えるよ。
自分はね。
そもそも原作の捉え方が様々なのでこればっかりはね。
>>773 いいんでないの
見もせずに文句言うよりずっといいよ
鉄のところで死という解釈は半分変だとおもう
だってあそこで印象的な心臓の音がする
あそこは赤ん坊に還った感じ
鉄の笑顔は要蔵の旅立ちに向けてで
列車でこれまでを振りかえり、マダムのところで我が半生を語る
今後はどうなるかは人生失格なのでどうなるでしょうか、
で終わりかなっておもう
このスレ、原作読んだことのないジャニファンがいっぱいいるような。
まぁ、原作とは似ても似つかない作品になっているからすでに原作の解釈
が通用しないといってしまえばね。
たとえば、みんなレイプされたっていうけど良子はレイプされたわけでは
ないよ、アレは和姦。最近深夜にやってたアニメでも良子が「何で助けて
くれなかったんですか」なんて原作にないセリフがあって何だそりゃと思った。
心音は、胎児化による再生かと思いきや
死をもっての再生と言うか、葉蔵にとっての初めてのリアルと言うか
よくわからないがwそんな感じ。
汽車の軍人が声を荒げて言っていた
日中戦争を止めなければ日本が滅びるってのは
あの時代に生きていた日本人が口にするような内容ではなく
犠牲になって命を落とした軍人だからわかる事かと。
よってあの汽車は三途の川行きの汽車に思う。
>>777 おまいが和姦と捉えるのはおまいの「ヨシ子」だよ
この話は葉蔵の独白形式なので男女のセックス描写や感情などは
こと細かく書かれていない(恐らく葉蔵がそういった事に興味が薄いという設定故だろう)
つまり、詳しく書かれてない以上読者は好きに行間を埋める事が出来る
和姦でもレイプでもレイプ→途中から和姦でも答えは無いと思うがな
780 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 00:37:04 ID:bZ7IXTJ9
鉄に受け入れられたことで葉蔵は生まれる前の胎児に戻ったイメージかな
生まれ変わる為の無になるってことは一度死んでるということかと
そして列車は輪廻の旅に出てる葉蔵
トンネルを抜けて再び生まれる葉蔵は新し世界で
新しい堀木や新しい常子たちと新しい世界で出会う
本当の堀木や常子であるという事ではなくて来世で出会うべく人と出会い
普通の関係が築けているということでは?
なので鉄さんの笑顔は葉蔵を身籠っている感覚なのかなと
ここまでくると妄想ですけどね
>777
原作読んでないのとジャニファン関係なくね?w
そんな高尚な原作でもあるまいし
既読なだけではちっとも偉くないぞ?w
そもそも生田ファンなら生田表紙版の原作をとうに読み耽ってるだろ。
ちなみに自分は原作でも映画でもレイプにしか見えなかったが
ここでレイプ派か和姦派かで投票でもあったっけw
>>777 自分は原作読んで、十分レイプだと思ったけどな。
相手が旦那様の漫画のお得意様だから、嫌がって大声上げる事も
出来ずに我慢したんだな〜と思っていた。
実際、葉蔵が「助ける事も忘れ」と言う表現してるし。
test
今日観てきた。ネタバレにビクビクしながら
このスレ斜め読みして行ったんだけど
久しぶりに日本映画を観た!って満足感に満たされた。
言われてるように、映像美にも見入った。
昭和初期の風情がスクリーンいっぱいに広がりなんだかワクワクしたよ。
近代文学に疎い自分には、難しいところもあったけど
色々な仕掛けが散りばめられてるであろうことはわかった。
言葉少ない葉蔵の表情も凄く良かった。特に後半は凄い迫力に圧倒された。
堀木がまた対照的で、なんとも卑屈でいやらしく
この二人の関係性は映画としてちゃんと完成されてた。←重要だよね。
平目のオーバーリアクションに吹き出してしまったんだけど、
すぐ後のシーンでいきなり雪の中の喀血・・・もっと心して見たかったよ・・・・
女優陣はそれぞれキャラが濃くて、葉蔵に落ちた時の目が印象的だった。
帰り道、自分はどのタイプだ?と考えてしまったw
鉄は幾年代の女の要素をすべて持ってた。
けど、あのころり歌は怖い・・・・・。
もう一回見に行くかな〜原作読みなおしてから。
>>782 自分は判断付かなかった派。
なんせ、一人称独白だからね。すべて葉蔵の頭の中。
これは原作も映画も答えなんてないんじゃないかな?
数ある感想から納得のいく解釈にヒントを貰うも
自分が感じたことを大切にするも自由。
>>777 レイプか和姦か?
おまえの頭の中はそれが重要なんだねw
よくそれで原作読んだって胸張って言うよね。
鉄様の解釈色々あって面白いのだけれど、自分はどうしても気持ち悪いとしか思えなかった。
海岸のシーンも少女ぶった感じがすごく気味が悪い。
子守唄?とちの実の話のシーンも恐くて、早く場面変われって思ってた。
鉄様に限らず、女連中は皆、どっかしら恐いと言うか、気持ち悪かった。
男性陣は逆にわかりやすいと言うか。
平目も堀木も嫌な奴だけど、いっそ清々しい気がした。
中原の場面もなんかほっとする感じだったし。
竹一も原作とは違って可愛らしく見えるくらいだった。
771とか読むと'40〜'70の日本映画を見たことのない世代が
この映画を見るとびっくりするのかな?
たとえば、昭和初期なのに時代性を無視したドラマのような
蛍光灯で部屋の隅までこうこうと
あからさまになっている画面じゃないと違和感を感じるとか?
効果音楽で大げさに心情を代弁されないとわからないとか
日本映画の良さはどっかで過去の遺産が受け継がれることなく断絶してしまったのか。
なんとなくレイプの定義に違いがあるような気がする
ここの過去ログ読んだ限りだと
旦那の仕事のために我慢したという受け取り方をしていた人がいたし
それを和姦と取るかレイプと取るか、みたいな
自分は良子のはレイプに見えた。
和姦だったらそら豆持って来た時、あんな顔するかな?
791 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 02:14:14 ID:A0G2SXOm
レイプされても周りは「被害者」って見るより「なんで貞操守らないんだ?いっそのこと舌噛んで死ね」って時代のお話だから
そこを論議してもあまり意味がないんじゃないの
792 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 02:16:34 ID:dkx7xSfE
今日みてきて、このスレを最初っから読んでいました。
久しぶりに映画見て、脳みそと感覚が揺れる感じで非常に良かったです。
生田斗真も凄いけど、作品自体が好きになりました。
もう一度、みたい映画です
>762
へぇ、調べてみます。
知らなきゃわからん話ですね。ありがとう。
高卒は太宰治や小林多喜二が好きだよね
わかってて書いてる人がほとんどだと思うけど、良子のモデルは太宰の内縁
の妻で入院中の太宰の義弟と姦通した人ね。
ま、太宰と小説の葉蔵は別だし、小説の葉蔵とこの映画の葉蔵も別物だといって
しまえばそれまでだけど。
「葉蔵を巡る人たち」
今回監督は葉蔵(生田君)を美しく撮りたかったとあったが
美しさだけ?という感が否めない
原作通りの女性遍歴をただ美しいスライドショーのように次から次へ
生田葉蔵はただ幼く、無垢なだけ
人間失格とか生まれてきてすみません、というより
美しく生まれちゃったのよ、罪はないのよという感じ
監督は生田くんをただ美しく撮りたかっただけなのか
台詞が少ないのもあり内面が読み取れない
堀木や中也、女達の方の気持ちの方が観てて伝わる
あれ?葉蔵って周りに振り回されてるだけで、気持ちってないんだっけ?
そんなことない、葉蔵は彼なりの言い分がある
彼がなぜ女性を惹き付け、なぜ女性から離れていくかって肝心なところが
わかりにくいと思う
自分は原作読んでるから繋ぎ合わせて納得はしたけど
DVD発売の時には、ディレクターカット版として敢えて割愛したと言う独白やナレーションを入れて欲しいね。
いらない
難しさが良い
アネサにおもしろい本貸してって言われて貸した本って
原作では「吾輩は猫である」だっけ?
映画では「春と修羅」って見えたんだけど変えたのかな?
それとも自分の見間違い?
中原中也も「春と修羅」に影響受けたようだから
それを葉蔵も好んで読んでいたってのは後に中也に
惹かれるというか共感(?)する伏線なのかな
というか本当に「春と修羅」だったかよくわからないので
これから見に行く人いたら確認してきてくださいw
>799
春と修羅だったよ。
自分もアレ?と思ってあとで小説を確認したw
出演者ヲタでこの映画にもはまってしまって何回も観たんだが
「葉蔵が死を選んでその望みが叶えられた」とは感じなかった
もうダラダラ生きているのか死んでいるのか分からないまま生きている…と思った。
鉄と笑ったり、寝込み襲われたり、人間っぽい反応しても、
そんなのどうでもいい「無」の中にいるのかなって。
確実に死は近づいていると思ったけど、確定じゃない曖昧なままが自分はいい。
>>786 >平目も堀木も嫌な奴だけど、いっそ清々しい気がした。
これ同意。
平目のキャラクターは見れば見るほどハマルというか。。
メール着信音と目覚しを平目ボイスにしちゃった。
「〜メールって何ですか…」最高!
生田は無垢で大人になりきれていない感じと、動作がきれいで
立ち居振る舞い、目から発せられる色気が同居していて
なんとも透明のような、不思議な色気を感じた。
あの目で甘えられると堕ちるよな〜と納得した観客は自分含め多いと思うw
伊勢谷はまったくの対極を上手く演じていて
この二人の芝居の相性が合ってたのが良かったね。
寺島は冴えない幸薄い女なのに滴るような色気は流石だった。
平目が画家になりたいと言う葉蔵に「はぁ??」と返すんだけど
あそこから平目が出てくる度に笑いのスイッチが入ってしまって大変だったw
>>796 監督が俳優を美しく云々って言ってるのは
これまでは採算も一般受けも無視した作品を作ってきてて
今回は客を呼ぶ必要もあるから「俳優を美しく」という部分に
心がける必要があるってこと。
それ以外の部分は今さら心がける必要も無いってこと。
これでも監督は今回分かりやすく作ってるつもりなんだよ
清順作品なんてスタッフも俳優も意味が分からず作ってたくらいだから
葉蔵は16歳で東京にでてきて、最初に堀木と出会ったときに
「よか稚児じゃのう」といわれたぐらいだから幼く無垢でいいと思うけどな。
常子と心中事件起こしたのは高等学校2年で中退した後となってるから
18歳、19歳ぐらい。
昔の男は大人びてたといっても、生田でも鯖読んでるぐらいだろう。
>>796 美しさというのは原作で「美貌」って設定だから、売り文句の一つだけど、
映画で描いてるものはそれではないと思う。
よく、原作を読んでない人の感想や原作をうろおぼえの人の感想で
「ドロドロした内面が見たかった」というのがあるけど
原作の葉蔵って、むしろ他人との衝突や「ドロドロ」になることを恐れて、
そうなりそうになると逃げて死のうとしたり
逃げて、逃げた果てに廃人になった気がするんだよね。
自分の意に反しても両親に否やと反発したことはなく、ただ一度の反抗が
堀木に「君が持って来たらいいじゃないか!」と声をあらげたことだけで、
他人のいうなりにもならないけど、他人に反抗もできない。
他人の態度に敏感だから、他人を故意に傷つけたくたくない、非暴力不服従みたいな。
ただ、他人の顔色をうかがって、逃げ続ける生き方。
自分の臆病な本性がばれやしないかと怯えながら、
皆が自分に優しくしてくれるのを不思議がってる。
「神に問う。信頼は罪なりや。」
「神に問う。無抵抗は罪なりや?」
こういう人間だから、どうしようもない生き方をしても、まわりからは無垢に見えて
「とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、
いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした」につながるんじゃないかと
そう考えると、映像化された葉蔵はありだと思う。
これは自分の原作の解釈だけれども。
観終わって最初の感想は
「神様みたいないい子でした」
このセリフを映像化したんだなと思った
なんでここまで堕ちなきゃならんのだとか
そういう疑問は原作読んでアッサリ解決
太宰の文章に敬意を表したのか白旗を揚げたのか
もうね、副題見てみなよ
葉蔵を無垢でピュアなものに描きたくて仕方ないんだよw
>>799 やっぱ同じこと思った人いた!
自分も思わず帰って本を確認しちゃったよ。
映画館だから文字がはっきり読めなかったけど、『春と修羅』で間違いなかったよね。
808 :
799:2010/03/08(月) 20:23:16 ID:S/pel0QG
>>800 >>807 やっぱり「春と修羅」でよかったのか
見てた時あれ?っと思ったけど誰も話題に出してないから見間違いかと思った
「春と修羅」って題名しか知らなくて読んだことないんだけどあれっておもしろいの?
アネサは葉蔵に構う口実がほしかっただけっぽいから借りる本は実際面白かろうと
面白くなかろうとどっちでもよさそうだけどw
アネサが葉蔵の所に来る時ってふとんしいてあったけど
やっぱり葉蔵を食ったんだろうか…
酒が飲みたい
原作に意外と忠実
飛ぶのはマダムが葉蔵を思い出してるから?
生田はイケパラよりこっちのが合ってる
良子はレイプだと思う
この映画、生田演じる葉蔵を美しいと思えるか、好感を持てるかどうかで感想が全く変わるだろうなー
813 :
807:2010/03/08(月) 23:07:33 ID:hiwbyBvS
>>808 例の「青空文庫」に春と修羅もあるから、良かったらDLして読んでみて。
ウラアオゾラブンコに中也のコメントもあり。
814 :
名無シネマ@上映中:2010/03/08(月) 23:13:30 ID:+MsYm3K8
平目は正月映画ではイカデビル役やってた。
セリフは、イカとビールでイカデビル!
>>805 いい年して太宰読んだことない身ですが
映画観てまさにその様な感想です
葉蔵は人と上手く接することが出来ない人なのに
生まれ持った美貌で人を惹きつける
その矛盾あたりからあの人格形成が出来てるのかと
個人的には原作には出てこないという(実在の人物だから当たり前か)
中也の「前途茫洋」が印象的なのですが
これは監督から葉蔵へのメッセージ?
これがなかったらなんか暗いまま葉蔵の気持ちばかり考えて映画館を後にしそうだったけど
ちょっと一歩引いた見方が出来きる気持ちで帰ってきました
>>811 まあ美しいとは思ったけど、あまりにもフラフラしてるから
イライラして自殺失敗するたびにさっさと氏ねと
心の中で毒づいた
>816
おまいは平目かww
「お金が欲しいなー」のあの言い方は腹立ったなw
堀木が狙ってたっぽい職業婦人を簡単に掻っ攫っちゃうんだから
そりゃ堀木も睨みつけるわな
美しいというか綺麗な顔しやがってこの野郎という感じだw
平目や堀木みたいにしぶとく生き抜くほうに共感した。
葉蔵はダメ。たしかに人間失格。鬱陶しい男。
堀木がアメリカ、葉蔵が日本にみえて仕方がなかった…
五円貸してとたかりながら、俺が君におごるんだ!という図々しさ、
守ってやるから駐留米軍の予算出せ、アメリカで稼ぐなといいたい放題、
正面きって争いたくないし、駆け引き下手だから結局は妥協せざるをえない政府。
一人ひとりの日本人はそんなことないんだが、国として国際舞台に立つと
主張の弱い、金ばっかりたかられてるよくわからない国だと
外国になめられている気がする…。
自分も平目に感情移入してしまうわ
葉蔵みたいな奴実際にいたらさぞむかつくだろう
モルヒネ中毒に陥るあたりの演技にゾクゾクした。
視線の飛び方とか、肩を震わせて訴え、薬を欲する様とか、
喚き散らして爆発って感じじゃないんだよ。体の中から訴えてる感じ。
薬の欲しさに、女店主に言い寄る声、視線、女の肩を掴む手の力、
「キスしてあげる・・・」って囁き・・・あの無気で力フラフラ漂ってた葉蔵か?
ってくらい衝撃的だった。完全に死んだ目をしてた。
あのシーン見たさにもう一回行く予定。
823 :
名無シネマ@上映中:2010/03/09(火) 03:22:23 ID:aIL0Tewr
病気になり、痛み酷くなると、運命を恨み、厭世的な気持ちになる。
生まれてごめんなさい
このセリフ、かつては健康時には理解出来なかったが、今となり理解できる。
葉蔵とは異なる局面だが。
824 :
名無シネマ@上映中:2010/03/09(火) 07:13:44 ID:qNfBA746
この流れでわかるのは、
生きる辛さを知ってる人、
自分の弱さを知ってる人、
頑張ることを能力以上に求められた人は、
葉蔵に共感できるってことじゃないかなー。
みんな弱いけど頑張ってるんじゃないか!って、
怒る人は、
頑張る能力持ってる人なの。
平目とか堀木とか。多くの人。
あー絶対理解してもらえないと思うけど。
そりゃ、弱い人間が悪いよね、この世界では。
わかってますよ!
どーせ、人間失格ですよ。
こんな風に頑張る能力なく生まれてきて
ごめんなさい。
でも、ちょっとつぶやいてみたくなるじゃん、
わかってもらいたくなるじゃん。
マジで本音ですが、
これって、人間失格の底流でしょ。
小説も読んだし、映画も見たけど、
わかる、わからない、より、
強い人間にはわかってもらえないん
だろうなっていう絶望感の方が強かったよ。
そうだねー。
強気な平目みたいな気持ちの時もあれば、
落ち込んで要蔵みたいな気持ちの時もあるわ。
突然のショックで絶望を感じてる時程、なかなか人に相談できないもんなんだよなー。
ノイローゼって自覚できないからノイローゼになるんだっていうものね
肉体的、社会的にハンディを背負ってるわけでもないのに、弱っている人とか
見ると、たいていの人は理由がわかならくてイライラするだろうね。
この作品が嫌いという人は、そういうタイプかもな。
自分も「作品」として想像力を働かせる事は出来るけど、もし身近にそんな人いたら、イライラしそうだ。
堀木のシーンはほんとに面白い。
登場からして葉蔵の絵筆奪い取って勝手に自分の絵にしちゃうし。
リヤカーもちゃんと押さないし、引越祝いの鰻重?葉蔵の分まで食べてるよね?
葉蔵からくすねた赤い絵の具、使わずに絵の具箱にあったのが印象的。
精神病院での別れのシーン、涙目の堀木に貰い泣きしそうだった。
列車の中の5円貸して→笑い→赤絵の具返却、ここも好き。
けっこう笑えるシーンあるよね、
真面目な映画だからあんまり笑っちゃ隣の人に悪いからがまんしたけど。
>>821 んなことない
映画の葉蔵は無垢で従順でまるでペットのようだった
原作では自分のことをずーーっとネガティブに言ってるからイライラするけど
映画はマダムの言う「良い子」ってのが出てた気がする
餌は酒だな
・見捨てられ不安が強くて
・近づいた人に「自分だけはこの人のことを分かってあげられる」と思わせて
自分に巻き込んでしまい
・うまくいかないと、自棄になって逃げ出す。よく自殺未遂する。
境界型人格障害のわかりやすいモデルだとは思う。
>>828 神様みたいないい子というのもそれぞれイメージがあるだろうが
映画の葉蔵は一つのパターンとしてアリだと思う
そしていい子というのは時としてムカつく存在w
しかし太宰って女しかファンいないのなw
ここもオバサンばかりじゃん
男で太宰好きな奴見たことねー葉蔵もマダムにしか相手にされんよな
832 :
名無シネマ@上映中:2010/03/09(火) 22:32:49 ID:aIL0Tewr
裕福な家に生まれちやほやされて育ったが温和な性格だけに自立心が乏しいのか?
裕福さでは一眼を引けない学校生活で注目を浴びたいが為に、わざと跳び箱でこけたのか?
原作読んだ方がいい
へえ、日本語字幕版なんてのを上映してるんだね。
1回観ればいいやと思ってたけど、字幕版も観にいってみようかな。
字幕なら台詞の聞き逃しがなくていいやね。
字幕付きか…冒頭の竹一がほとんど何言ってるのかわかんなかった
津軽便わからん
トンネル花火とコロリ歌が見たいのでもう一回見にいく
836 :
名無シネマ@上映中:2010/03/10(水) 00:26:08 ID:4BA5nLZ4
ガキ達のはやし歌と、
初対面中也のもんでやる?がききとれなかったので、
字幕行ける人レポートぜひお願いします。
自分は酒のみだから、よしこと約束したすぐ後にすすめられるまま
アブサンをあおったときの、飲みたくない酒がのどを灼く感覚がわかる。
うまい酒もあるけど、惰性で飲むときあんなだ。
感心したのはモルヒネの禁断症状〜注射器を挿し、体に薬物が広がる恍惚。
腕を隠すようにしてるから実際は、きっと注射を挿してないんだよな。
>>831 自分の行ったところは恋人に連れてこられたらしい20代〜
お一人様の30代、40代、シニア世代の60代〜のおっさん
3分の1ぐらい男だった。
このスレでも妙に葉蔵に入れ込んでるやつって
どうも自己陶酔型のレスが多いな。
まあそういうタイプを吸い寄せるのだろうけどな。
839 :
名無シネマ@上映中:2010/03/10(水) 02:24:38 ID:4BA5nLZ4
なんか的外れ?
自己陶酔って自己愛でしょ。
自分を愛せなくって、
いや、愛せるような自分になれなくって、
悩んでる人が多い気がするんだけどー。
初歩的な質問で申し訳ないのだけど
よしこはどこへ行ってしまったの・・?
出て行ったと考えていいの?
>>840 病院で葉蔵が「マダム、ヨシ子と別れさせて…」と頼んでたから
きちんと離婚して実家に戻ったと自分は解釈してた。
あのタバコ屋に貼ってあるポスターがモダンで且つ時代を感じさせて好きだ。
今日4回目見て思ったけど、今までツネ子との心中が唐突だと感じてたが、ちゃんと前フリあった事に気付いた。
葉蔵が1人遊びに飽き、マダムのバーで堀木と再会したとき「もっと死んでしまう位遊びたい」って堀木に言ってる。
その後堀木を自分からツネ子がいるカフェに誘ってる。ツネ子が死にたがってる事を知ってた葉蔵は、
ツネ子に付き合って心中することを「死んでしまうかも知れない遊び」感覚で行ったのかなと思った。
実際鎌倉での葉蔵は思いつめた様子もないしどこか他人事のような風に見えた。
薬飲むときちょっと我に返って無茶な飲み方してた様にも見えた
マジで深いなこの映画。
844 :
名無シネマ@上映中:2010/03/10(水) 23:41:43 ID:HMF/YXYv
葉蔵に、生まれてごめんなさい
と言わせたのは何?
原作読んだ?
生まれてすみませんの言葉は人間失格には無いけど、いろいろヒントあるよ。
まぁ、周囲を騙してるという罪悪感と期待に添えない罪悪感じゃないかな。
地獄絵図見て、恐怖も感じただろうし。
>843
バーの壁に掛けてある絵がね、
心中の先にある光、みたいな絵なんだよ。
あと、バーの名前が「青い花」って、
作ろうとしても作り出せない
幻の花だよね。(最近遺伝子操作で作っちゃったけど。)
ガラス窓の柄もそうだし。
あと、マダムの服の色が一度だけ暖色系。
葉ちゃんいるせいかな、なんて。
バーの仕掛けもまだまだありそう。
「青い花」は中也や壇たちと発刊した文芸誌の名前からじゃない?
>>839 太宰が自己愛性人格障害と言われているんだが
>>846 > 作ろうとしても作り出せない幻の花だよね。
それは青薔薇のこと?
遺伝子上無理があって交配じゃ絶対作れないらしいけど。
ただそれを言うのなら、青い花ってのは遠回し過ぎないかなぁ?
大銀杏が倒れた鶴岡八幡宮って、中也が売店でビール飲みながら
前途茫洋とつぶやいた、あの鶴岡八幡宮だよね。
残念だなぁ。
同人誌「青い花」の名は元はノヴァーリスの小説から来てるんでしょう。
現実には無い夢の象徴ってことでこの映画のバーの名前には合ってるよね。
>>850 『中原中也の思い出』だね。
汽車の中で満開のカイドウ背負って「ボーヨー」って言ってる中也は楽しそうでいいね。
観てきた
原作とは別物だと思ったほうがいいな
原作のキモの部分は全く掘り下げず、森田と三田で独自性を出そうとして大失敗という印象
原作のファンは見ちゃいけない、とはいえ原作読んでないと少し分からない部分もありそうという微妙な位置
特に森田のとこは苦笑いするしかなかったな
あの場面で近くにいたオッサンが帰っていった
>>852 色々な所で聞きかじった情報でそれっぽくアンチ活動してみた悪い例だなw
ジャニヲタはジャニ関係のスレで暴れてろw
>>854 原作好きならありえる感想だと思うんだが・・・
なんでもアンチ扱いはどうかと
>>855 森田さんは正直原作を台無しにするほど出番がないじゃないか
そういう所じゃね?森田叩きしたいだけのジャニヲタっぽい発想かなと
日テレG+ 3月12日 22:00〜22:30 どれどれトーク
荒戸源次郎『人間失格』を語る
852は原作通りでないと駄目というタイプの人なら
普通にありえる感想だね
映画は客観的視点の人間失格だから
内面描写に行数を費やし独白が続く原作とは別物という意見は至極真っ当だし
映画の葉蔵はなんか子供っぽいなと感じていたけど
神様みたいないい人でなくいい子と表現していた時点で
幼児性を強く残した人物設定で何らおかしくないことに
今更ながら気付いた
人間失格=太宰の生涯と捉えてる人や
過去、太宰を演じた役者が中年ばかりな為「こんな若い主役ありえない!」と
勘違いする人が多すぎるんだよな。
そういう人に限って自分は原作通りじゃないと許せない役者は○○←(大抵中年俳優)がいいと
吠えてる…そういうブログとか感想読むと「悪いけどおまえが一番原作理解出来てないよ」
と言ってやりたくなるw
852だけど少し盛り上がってるな
まず、ジャニヲタが森田を叩くっていう発想が俺にはサッパリ分からない
一応言っておくと森田や三田を叩こうなんて全く思ってない
ここは作品として観るよりも、役者にばかり興味がある人が多いのかな
あと原作通りじゃなくていいし別物でいいけど、あれが人間失格だと思われたくない気持ちは少しある
道化とか、分身としての堀木と葉蔵、その二人の葛藤とか、監督にとってどうでもよかったようだ
奇妙な屈辱、女への不思議な復讐心、逆説的な強い生きる意志、このへんも伝わっているか疑問
失格でありたいと願うナルシストの自己擁護みたいな面も匂わせたいが、これは難しすぎるか
突飛なエピソードが続くのに、多くの人が自分に近いものを感じる凄い作品なんだけどね
この映画でそいういうこと感じるのかな
>>860 役者論抜きにして語ると自分はこの映画は良作だと思う。
人間失格ってドグラマグラと同じ位ハマれば精神に支障をきたしかねない小説だと自分は思う。
この原作をありのまま再現=スクリーンで延々と内面の醜い部分や道化シーン見せられる映画に誰が行くんだよw
それじゃ完全にサブカル路線になってしまう。サブカル映画を太宰生誕100周年映画にするわけ行かない。
役者語りをすると森田の存在は堀木と陰陽の様な対比になっていて良いキャラだったと思うよ
葉蔵にとって陽の中原はすぐ死に、陰の堀木とはずっと腐れ縁が付いて廻っていて皮肉だった
鉄を昔は美人だったであろう外見と年齢の三田にしたのも良かった
葉蔵を夜這いする時の真っ赤な口紅が凄くグロテスクだったし(昔からブスだった婆さんは口紅なんて付けないと思うので)
海辺で完全に少女になってしまった60過ぎの哀れな老婆って強烈に印象に残った
>>861 >この原作をありのまま再現=スクリーンで延々と内面の醜い部分や道化シーン見せられる映画に誰が行くんだよw
俺
そして物凄くたくさんいる原作ファン
むしろそのほうが大人の評価は高かったんじゃないかな
この映画が「太宰生誕100周年映画」などと言われてるなら、逆にそのほうが違和感ありすぎ
映画化が難しいのは自明で、チャレンジしたことだけは評価するけど
少なくとも原作をちゃんと読んだ人が監督やってくれないと・・
そういう人なら、醜い部分や道化を描いてもグロくならない
原作と同じように、それは平凡なことだと観客に気付かせてくれるだろうから
ちなみに道化そのものよりも、
違和感の芽生え、それによる意識の発生、
人間をよくわかっているくせに人間がわからないと言うカッコつけ
このあたりが抜けると厳しいな
>>863 その辺は映画で表現されていたがなw
人間をよくわかっている=ツネ子に言った「金の切れ目」云々の解釈と真逆の事を言って静子に上手く取り入る
人間が分からない=堀木に突然一緒に死のうという
要するに太宰信者は行間を読む力が足りないんだよな。本に全部書いてあるから。
そこが好き好きなんだろうけどね。
>>863 あとこれも
>違和感の芽生え=机に掘った唇にキス→赤いインクで着色するとグロテスクに感じてしまい急いで消した
>それによる意識の発生
お祭りで拷問の画ばかり興味を持つ→自分が異端だと感じ父の象徴である大木に向かって「生まれてすみません」
この位読み取れなくても文学ヲタみたいな発言出来るって流石太宰ヲタだねw
太宰信者とひとくくりにして語るのはやめれ
剥き出しのファイトは迷惑だ
>>864 突然煽ってきたなw
レスの流れ読んでね
「道化」に関する話だよ
>>863 常子と食べる寿司のシーンでも、よく表現されてたよ。
一口くちに入れて、顔をしかめて慌てて水をガブ飲みする葉蔵に対して、後から来た常子は、同じ寿司をうまそうに食べる。 それを葉蔵はじっと見てる。
淡々と流れるからわかりにくいが、このあたりが違和感の芽生えを映像にしてると思ったけどな。
>>868 いや「道化」に関する話なんでね
芽生えたのはガキの頃
>>869 祭の拷問地獄絵図を見て自分が普通の人と違う自意識を持っていると気づいたからこそ
生まれてきてすみませんと言った。
↓
その後の学生シーンではうって変わって跳び箱をわざと失敗し道化を演じている
道化を演じる様に成るまでの工程をあえて省く事により
あの時の子供が思春期を迎える頃には嘘をついて周囲を誤魔化す事を覚えてしまったんだという
インパクトが強く残ったよ。
二宮で三島の「金閣寺」をリメイクした方が良かったわい
>>870 伝わってたなら良かったなーと思うよ
けど俺は対人関係の違和について言ってる
わかりにくくて悪かった
ちなみに「生まれて、すみません」は人間失格の原作には無いと思うんだが
これを人間失格で使う監督のセンスはちょっとズレてると思う
どうしても批判っぽくなるし
批判は認めたくない、全部反論したいっていう人もいるようだから
レス控えようと思うけど
原作読んで、単にダメな奴が堕ちていく話だと解する人がいる
中学の頃読んで、暗い気持ちになって読むのやめちゃう子なんかはこれ
実は自己肯定じゃないかと解釈する人もいる
これは世間に対する俺様人間合格宣言だと
この映画の監督は完全に前者だと思う
おそらく後者のような解釈があることも知らないのではないか
太宰の解説や研究やってるような人たちは、ほぼ全員と言っていいくらい後者なんだが
もちろん前者が悪いわけじゃない
でも監督くらいの立場の人は、少なくとも後者の意見を知ったうえで作ってほしい
ちょっとでいいから後者の解釈ができるようなにおいを加えてほしい
というわけで俺には合わない映画でした
いわゆる原作レイプに近かった
>872
生まれてすいません、って
人間失格の同義語みたいなもんだし
無問題だと思うよ。
いったいどんなセンスからどうずれてるように感じたのかな。
>>872 この映画には「生まれてすみません」以外にも太宰ネタや他の作家ネタが散りばめられてる。
監督のセンスというより文学に興味を持って貰うためのエンタメ的なサービスの一つかと。
作品自体は太宰文学という敷居をうんと低くして、興味が無い層を振り向かせる事に重点を置いて制作された。
そういう意図で制作されているこの映画は、大衆に迎合している部分と独自の視点で世界観を構築している部分が
絶妙な塩梅でマッチしている秀作だと自分は思います。
>873
そういうことね。
自分で自分を神様みたいないい子って書いてるってことに気づいてる人は多いよ。ここ読む限り。
だからこその、この映画の終わり方だったと思えば、監督もよく読んでるし、ギリギリ伝わる作り方してると思う。
>>873 監督はあなたの言う後者の意見を知っていたと思うよ
でも映画化企画のコンセプトが人間失格をリアルに玄人受けするような作品を作ろうって事じゃない。
今いる太宰ファン以外にマーケットを広めようという狙いの元に計画された映画である。
そんな事は主演の彼や彼が宣伝してきた媒体を見れば一目瞭然。
それを踏まえた上で、太宰ヲタ的視点からいわゆる「ドアノック商品化された人間失格」を楽しんでみる
懐の深さがあってもいいのでは?
太宰治って好き嫌い真っ二つに割れる
嫌いなやつは原作が理解できず共感できない
太宰好きがいるように嫌いな奴もいる
>>873 でもこの映画を否定する人にはきれいすぎる、とか絶望感が足りないとか
もっとドロドロしたのが見たかったっていう意見の方が多いんだよね
それだけ前者のようなイメージが世間に浸透してるってことなんだろうけど
議論するのは結構なことなんだが、なんだかチャット状態になってるから
どこかサイト作ってやるか、ブログにでも書いてくれないかな
sEnWB4p+は思い込みの激しい他人のレスも新解釈も
受け入れる容量のない人なんじゃないかな?
じゃなかったら、故意のファイター?
まず
>ここは作品として観るよりも、役者にばかり興味がある人が多いのかな
852以前の50レスをさかのぼっても役者に関するレスは1レスぐらいだよね
もっとさかのぼっても全体の2割もないよね
どうしてこう思い込むの?
あと
>分身としての堀木と葉蔵、その二人の葛藤とか、監督にとってどうでもよかったようだ
これは、自分は逆ですね
映画を見て、初めて、堀木がなぜつきあっても得のない面倒くさい葉蔵に
つきあってやっていたのか、そんな解釈あったかって思った
原作の小説の中に葉蔵の葛藤は読み取れたけど
堀木はなんで葉蔵につきあってたのか、堀木の葛藤は小説には描かれてなかった
葉蔵も堀木を見下していたし、自分には意味不明だと書くばかりで
堀木の内心をうかがわせる材料は小説のほうが乏しかったように自分は思う
>>880 この程度でチャット状態とか初心者?
自治する必要ないと思うけど。
叩きではなく議論で意見が割れてるんだから。
>>864 というか、自分の解釈が原作の正しい解釈と思い込む
視野の狭い人、多いよね
言葉という抽象記号によって構築されたテキストには
個々の記号自体に解釈の幅があり、また、その集合体であるテキストは
読者の異なる人生経験によって、解釈が大きく隔たるって常識さえ知らないの
それでいて、自分のほうが他人より頭がいいと思い込んで
上から目線、どんだけ無知なんだよ
人間失格以外の太宰作品を読んでも、虚実がいりまじったり
語り手の視点が何重にもマトリョーシカのように構成されていたり
自由に自由に、読み手によって想像がふくらむ工夫が凝らされてるように思うのに
ファンだとなのる人に限って一層の読み方、解釈しかできないなんて皮肉だね
視野が狭いと言いきってしまうのはどうだろう
みんなそれぞれ自分の解釈が正しいと思っている部分あるんじゃないの?
そういう見方もあるんだねーで流せない辺り、どっちもどっちな気がするよ
とうとう3回目見てしまったw
回数重ねるごとに沁みてくる部分があって我ながら驚いた
初見ははっきり分からないのがもどかしくて
ちくしょー負けるもんかという気持ちだった
今は分かる部分もあり、相変わらずちょっとあやふやな部分もあるんだけど
そんなんどうでもいいからあの映画の香気に浸るのが快感になりつつあるw
敢えて実写化するのなら、原作に書ききれなかったモノを表現するべきで。
葉蔵や太宰が生きた時代の色、匂い、空気間・・・それらは勿論のこと
葉蔵に内面を一切語らせずに原作の対極の客観を書く事こそ
大きな意味があると思った。
原作の葉蔵が一人称で己を屈折した異物のように描写していながら
要所要所で、自分は他人にとても親しまれていた事を匂わし
シゲコに「皆はいい人だと言うけどな」と言わせ
ラストのマダムに「葉ちゃんは気が利いて神様みたいないい子だった」
と言わせたのは
主観と客観での己への評価のギャップを書きたかったんだろうし
結局葉蔵を取り巻く人々は彼の存在価値を認めていたのに
己の屈折した思い込みには果たして真意があったのかどうか?
己の存在価値を決めるのは己か他人か?
アイデンティティーとは何ぞ?
原作にはそういう投げかけを自分は感じていて。
でも正直原作では他人に親しまれていた彼はあまりピンと来なかったし
無理矢理そう思わせられているような違和感があって。
映像にて、無垢で儚く愛される葉蔵を表現することで
外からはこういう風に映っていたのかとしっくりきたし
原作と映画を合わせる事で葉蔵に対する客観と主観とのギャップが強調され
作品の奥のテーマがはっきり見えたような気がしたよ。
独白セリフを入れれば良かったのに
この映画は観ればみるほどハマるタイプだよね〜
小説と映画でセットで楽しめるなんて素敵すぎる
早くdvdが欲しい
シドの映画みたいに麻薬で恍惚なシーンのテイク2入れてほしい
シドやカート、尾崎達みたいに麻薬にハマってしまう独特の
美形で素直すぎで大胆なところがこの映画はほんとによく描かれてたとおもう
観た直後は、「外側から描いてるから」ピュアに感じる人もいるだろうと思ったんだけど
原作を読み直したら、葉蔵の傲岸で矮小なとこって周囲にバレバレだったんじゃないのか?って思えてきて
むしろ葉蔵のセルフイメージを映像化したらこんな感じかも、と思うようになったわ
>>885 めっちゃ共感!同意です。
>>888 周囲にバレバレなら葉蔵の人生も変わってたかもね。
職業婦人にはカワイイと思われ、マダムには神様みたいないい子と思われ、
近所の他人にも評判がよく、(これらは第三者から見た葉蔵)
望んでいないのに人を引き付けてしまう葉蔵。
むしろバレバレだった方が生きやすかったんじゃないかと思う。
映画では葉蔵を客観視することで、葉蔵に心奪われる女たちの理解者になり、
母性を刺激された観客も多いと思う。
竹一には葉蔵の暗い部分がバレバレだったよ
だからこそ竹一が苦手だったわけで
女は顔で騙されるんだろう
こういう男に入れ込む女はいわゆるダメンズだね
一生男運悪い
891 :
名無シネマ@上映中:2010/03/12(金) 10:51:45 ID:9nN0Xkfa
批評サイトやブログではほとんど酷評されてるけど、このスレだけ擁護が多いね。
2ちゃんはジャニヲタが多いってことか?
ジャニヲタじゃないし、この映画に特に好意も持たず、
昨日の議論は面白いと思ってロムっていた者だけど、
ブログとか見る限り酷評とは思わないけどな。
自分は少々浅はかとかいうか、主役の彼が表面的過ぎるように感じたが。
「青い花」に集う面々など監督の好みで入れられたのであろう、お遊び的嬉しい要素もあり、
入門的色合いが強いのかと思えば、大楠さんや三田さんが贅沢に使われている為、
さて、どっちだ……と戸惑いをおぼえる。
>>892 主役の彼が表面的に見えたのは意識して監督がそう撮ってるからだよ。
映画の葉蔵は第三者から見た「神様みたいな子」である葉蔵。
だからマダムの最期の言葉「神様みたいな子でした」は省かれている
いちいち言わなくても観客もマダムの視点で神の子葉蔵を見ていたからね。
一方原作は葉蔵の独白で葉蔵の価値観中心に話が展開する。
映画と小説は「客観」と「主観」の2重構造で出来ている。正にお互いを補っているんだよ。
こんなことも見抜けない評論家が多くて残念ではある。
>>893 かまわないのだけどね、そういう断言的な口調が反感を買うのでは?
自分は表面的ではあるが、決して神様みたいにいい子のようには感じなかった。
だから表面的に過ぎると思ったわけです。
監督が撮りたいと思ったものはわからないでもないけれど。
そもそも主人公は特別な人間ではく、自意識が過剰でありすぎるという点で
人より頭1つ飛び出していたと言うのが自分の解釈。
自分を嫌いだと言う人にかぎって、実は自己愛が強かったりするというね。
>>894 ちょっと横から失礼しますよ。
浅はかというのは分かったんだけど
表面的に過ぎるというのをもうちょい噛み砕いて教えてくれますか。
何かが透けて見えるということ?
>>894 ・葉蔵は類まれなる美貌の持ち主で女にもてる事を自覚しているような奴だよ
・そして大地主の家に生まれ、人が羨む物を全て兼ね備えているのに
それらに対して全く執着心が持てない自分を「異端」だと感じている
葉蔵は上二つを兼ね備えている自分が稀有な存在である事を理解していたし
そういう意味で自分を特別な人間だと思っていたと思うよ。
葉蔵を語る上で重要な要素の一つであるナルシズムは自分の事を特別だと
思わなければ感じる事のない感情だと思わないかい?
ブログは「分からない、難しい。でも●●かっこいい!」とかこんなんばっかだ
中高生なら仕方ないけど大人でも分かんない人いるんだな
原作からして分からないんだろうが、明白な答えがあるわけじゃないんだから
自分で感じたこと思ったことを大事にすればいい
では
>>897ということで、自分はいいです。
違う感想を持つとやりこめないと気がすまない人がいるようなので、ロムに戻ります。
>>897の言うとおり、明白な答えは原作そのものにだってあるわけではないので、
ましてやそれを映像化したものをどのように感じたかは人それぞれ。
自分も勿論好きなシーンなどありましたし、感じるところもあったので、
それを大事にしていこうと思います。
>>898 さんざんガイシュツだけど「客観視」と「主観視」の視点の違いを意識しないで
混同しているんじゃないかな?
自分はむしろ映画を入門書として見て、「やはり太宰は私には難しそうでした」
という感想を読むとちげーよ!小説はもっとわかりやすいし単純明快だよ!と口惜しくなってしまう。
小説は葉蔵の心情について行間を読む必要がないほど、丁寧に詳しく説明されているから。
では、映画は何が難しいのかというと「言葉」での明快単純な説明が少ない。
例えば、ここでは小説で説明しつくされている葉蔵の心情についてのみしか
語られないけど、女たちは、また葉蔵に関わる堀木や男たちは
いったいどういう思いで葉蔵を見ていたのだろうか?
小説の中にその明快な答えはない。
なぜなら、葉蔵の「主観」でとらえた「他人の像」はどこまでいっても
葉蔵の考えた人間観であり、誰もが己の「主観」によって他人」を正しく理解することはできない。
>そもそも主人公は特別な人間ではく、自意識が過剰でありすぎるという点で
人より頭1つ飛び出していたと言うのが自分の解釈。
これもどうなんだろうか?果たして葉蔵だけがそういう人間だったのか?
むしろ、社会に共生して人間関係を避けがたい生活をしていたら
誰もが葉蔵のような考えを少なからずもつからこそ、小説に共感できるのでは。
とすると、小説の中で、葉蔵にこいつらは自分とちがって何も考えてないと
判断されていた、他の登場人物は果たして何も考えてなかったのだろうか?
映画の中で、寺島しのぶ演じる常子が葉蔵と心中を決意したさい
小説の葉蔵の「主観」ではツネ子は将来を悲観して、心中したがっていた
貧乏臭い哀れな女としてとらえられていたけど
寺島しのぶの常子の表情は葉蔵が「そう、望むのなら」
どこまでもそいとげてやりたい愛情を浮かべているように見えた。
映画の中の常子は、愛ゆえに葉蔵に寄り添い、殉じてやりたい情の深い女に
描かれているように思った。
そういう葉蔵以外の人物の葉蔵を見る目線、そういうものが小説に欠けていて
映画にあるもの、ただ、小説に順じて葉蔵の「主観」によって映画にしてほしかった
という意味ならわかるが、そういう映画の人物の描かれ方が浅はかとは思わない。
映画見ました。
小説とかなり違う演出だったけど、自意識過剰描写がない分良くも悪くも見やすかった。
スレをザッと見て出てなさそうな小ネタを。
*主人公の実家が文化財級の洋館で度肝を抜かれた。
*堀木の「檀一雄さん」フルネーム呼びw
*堀木がシヅ子に渡した挿絵が「花のワルツ」。気のせいか川端似の男性が描かれてた。
*シヅ子の部屋にオルガンが。高給取りだな。
*シヅ子が娘に出したのは「初恋の味カルピス」?
*娘とするお絵描きが「お伽草紙」。
*既出だが下宿屋の壁に藤村操の遺書が。
*結婚式や病院でのヒラメとバアのマダムが双子のような仕草。
*精神病院の壁に貼られたのは主人公が描いた患者達?
昭和初期の雰囲気はよかったと思います。
小説のツネ子は葉蔵が本当に恋をした唯一の相手ですぜ
映画って娯楽の一つなんだからさ、面白いかどうかが一番大事なんじゃないの?
いちいち深読みして意味を見つけながら観ないといけないの?
個人個人感じ方も捉え方も違うのにイチイチ、自分と違う意見を否定して回る人って
なんなの?
>>903 「娯楽」にもいろいろあると思うけどね。
見終わった後、快食快便、気分スッキリ何も残らない「娯楽」もあれば
なんだかいろんなものをつっこまれて腹が重くなり、家に持ち帰って消化する時間分楽しめる「娯楽」
面白いかどうかは人それぞれだけど、感じ方や意見を否定されたくないないなら
こんな場所ではなくブログか何かに書いて自己満足に浸って終わればいいんじゃないか?
ロムに戻ると言いましたが、これだけは言わせて下さい。
>>904 あなたこそ引っ込んどいた方がいいと思いますよ?
同意しとく
>>904 >感じ方や意見を否定されたくないないなら
こんな場所ではなくブログか何かに書いて自己満足に浸って終わればいいんじゃないか?
これってあなたにそのまま当てはまりますよね
なんで自分は違うと思うんだろう?
今だってイチイチ反応して意見書いてきてるんだから。
自分は映画に関する意見は書いてませんよ。
でもここを読んでいて、賞賛する意見以外は認めない
レスが続いていたからその事について書いただけ
>>907 とくに賞賛なんてしてないが。
映画と小説の描き方の違いについて感じたことを書いただけなのに
なぜ賞賛に思える?
905-907は否定的な意見でないものはすべて賞賛にしか
読めない読解力しかないわけではないよね?
気に入らなければスルーしていいよ。
>>897 ブログで○○カッコイイけど内容は良く分からないっていう感想が多いということは
この映画が成功しているという証拠。理由は簡単。その人達は人間失格の主演を
若手イケメン俳優が演じなければ絶対この映画を見ないような人達だから。
そういう出版界にとって未開拓の客層にアピール出来た事は重要だよ。
原作も表紙を映画版主演の写真に変えただけで30万部以上売れている。これを買った人達も
イケメン俳優が表紙じゃなければ買わないような人が殆どだと思う。(文学好きな人はこの表紙避けると思われる)
30万人のうち9割が表紙眺めたあと本棚の肥やしにしてしまっても、残りの1割である3万人が原作を読む事により
太宰や他の文学作品の新規見込み客に繋がっていくだろう。
出版界、特に活字メディアは完全に先細りの未来しかない。それなら、新たな読者になりうる客層を開拓しよう
という意図でこのプロジェクトを発足させたのなら、大成功ではないのかな。
>>903 2ちゃんねるってこういう所だよ
自分の意見に批判や否定されたくなかったらミクシやブログに書いたらいいよ
2ちゃんねるで「私の意見に否定しないで!」なんていう事自体が愚行の極み
どこから来たのか知らないけど自分の居場所に戻った方がいいよ
>>908 あんたが賞賛してるなんて907はどこにも書いてないと思うが。
読解力無いのは(
>>907 >自分は映画に関する意見は書いてませんよ。
映画の作品スレでこの発言…何しにきたの?
作品の事はどうでも良くてここの書き込みが絶賛(してるようにしか見えない)
のが癪に障ったんだろうか…
ここであなたの勝手な思いこみや妄想で見えない敵とケンカされても困るよ…
>>898 いろいろ同意です。
他人の意見を受け入れられない人がいるよなあ。
その人の反対意見もなるほどとは思うけど、
それだけが唯一の正しい答えでも無いはず。
自分はこう感じた、じゃすまないんだろうか?
>>913 住民叩きはスレチですよ。荒らし行為と同様で。
個々のレスに対する異議や反論自体には、故意に誰かを貶めるようなレスは無いと思います。
したがって、議論するのが不快と思うなら退席することをお勧めします。
映画に対する感想が無いのなら尚更。
>>911 もしかして899が小説に否定的だと勘違いされる表現だった…?
だったら謝るよ、そうじゃなくて、映画を見て「太宰は難しい!
小説はもっと難しいだろうから私には無理!」って感想を見ると
小説はもっと読みやすいから読んでよって残念になるって意味だったんだけど。
あと快食快便スッキリ系「娯楽」も否定してない。
そういうものを作品に求めて映画に行くことあるし。
でも、この作品はそっち系じゃないんじゃないのって言いたかっただけ。
ここにファイターがひとりいるってことでいいんじゃないか
個々の感想は自由ですし、名無し同士だしね
>>914 住民叩きって・・・。
そんな言われ方するとは思わなかった
議論が不快なわけではなく、参考になるな〜と思って
読んでますよ。
ちょっと人の意見をそれは違う!的に論破しようとするのも
どうかな?と思ったもので。
気に障ったらすみません。
映画の感想は前にさんざん書いたので、今は楽しくロムってます。
ではロム専に戻ります。
>>901 あれオルガンだったんだ?
ピアノかと思ってた。
静子の娘シゲちゃんの服見てても裕福なの分かるね。
ワンピースやふんわりふくらんだ袖のブラウス日常的に着てたりして、礼子の弟妹や街の子達と全然違ってる。
葉蔵達用のもアイスコーヒー、あの時代だとレーコー?なら凄いなと見てた。
麦茶かもしれないけどw
細かいところに色々あって面白いなと思う。
映画の良かった点
映画の良かった点を語ると、「ジャニヲタ」と一括りにする人がいるからおかしくなるのでは?
自分が一意見なら、他も一意見。
ブログで「難しかったけど主演かっこいい!」って書いてる中高生の中には
帰りに原作買って読んで改めてもう一回挑戦するって子もよく見かけたし、
わからないなりに何か感じて連れて帰った子も結構いるんじゃないかな?
原作ファンでも、不満な点を挙げながら、映画の良さも認めて楽しんでる人も多いよ。
ってか、映画化の時点で駄作!と切り捨てる人ってもっと多いと思ってたけど案外少ないよね。
映画に関する考察はもう出尽くしちゃったかな?
まとめるのが上手い方が居たら、ぜひ考察意見まとめて欲しいんだがどなたかお願い出来ないだろうか?
大ヒット御礼!『人間失格』舞台挨拶開催決定!
>>922 荒戸監督と寺島さんが登壇するみたいですね
924 :
>>922:2010/03/12(金) 20:51:00 ID:gPqIOxaL
監督の人間失格の深い話が聞けたら良いな。
>>922 荒戸監督と寺島しのぶさんが出るんだよね
たしか3月24日だったな
磨赤児さんと絵沢萌子さん、馬渕英里何さんら脇が渋すぎる
絵沢さん(堀木の母)なんてもとにっかつポルノの人気女優なんだよね
マダムのバーでお相撲さんのお相手してる女性も気になるけど役名が分からないから
調べようがないんだよな…
お知らせですがこのスレは実質part4です(3は重複してます)
もし週末にレスが沢山ついて次立てる場合part5を立てて下さい
映画に井伏鱒二と坂口安吾と田中英光は出てきますか?
生田斗真の葉蔵は品があってよろしかった。
無気力で儚くて、フラフラと流れ流され、
少年のようであり、艶やかであり、主張がないのに静かな存在感があり、
これを独白の内面を前面に出して生々しい葉蔵にしていたら駄作になっていただろう。
荒戸源次郎監督の芸術性に拍手を送りたい。
>>857を見た。
・映画人間失格について
退廃的とは思ってない。時代もあるから。
「堕ちて行くほど美しい」は私が書いた訳じゃない。
葉蔵は透明な存在として描いた。
映画は絵と音。何かを伝えるための手段と思ってない。
面白ければそれでいい。
「見てから読む」に重心を置いたつもり。
・中也に関して
小説の虚実と映画の虚実は違う。
時代を共有しモノ作りしている人物を入れたかった。
・原作の魅力について
本人の自伝には全然近くないと思う。
ちゃんと小説的に処理している。本当に上手い。
行間がないくらい書き尽くしている。
一人称が曲者。これは私の事だと思う人は多いと思う。
>>930 自分も見たよ〜
主演の彼の事を凄く褒めていたね
映画スター誕生の瞬間に立ち会えて良かったとか尊敬してるとか
この映画が初出演にして初主演で本当によかったね。
なるほど
小説読んで「行間がないくらい書き尽くしている」と感じてしまう人だから
ああなっちゃうわけか
>>932 葉蔵から見た葉蔵については書き尽くされてるんじゃない?
逆に、周りから見た葉蔵についてはほとんど書かれていなかったと記憶してる
映画は逆だよね
葉蔵を俯瞰で見てる感じ
934 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 04:18:49 ID:rK8ze2M+
ラスト、泣けてきてしまった。
世間とのズレを感じたまま、お互いに受け入れられないまま
確定的に世間から排除されて、よって役割も与えられず
終わりの時までただ時間を浪費するだけ
「臨時ニュース」と酔いつぶれる彼の対比に底のない絶望をみたような。
あと、生田氏のアル・モル中っぷり良かった。
視線とか言葉とか顔つきとかもう身近にいた中毒患者と一緒で感動。
>>930 情報ありがとう。
>これは私の事だと思う人は多いと思う。
中学の頃読んでそう思ったベタな自分wとしては、
小説と違うアプローチの映画に驚いた。
もっと葉蔵のモノローグが多いと予想してたから。
観た後このスレ覗いて皆さんのいろいろな感想読んで
「こういう作り方もアリかな」と。
>>925 連投すまん。
お相撲さんの相手してる女優さんはパンフに
「聖子…柳裕美」って載ってる人じゃないかな。
あのキャラ、ススんだ女性っぽくてなんか面白いね。
実在の人をモデルにしたキャラかな?
>>934 葉蔵は世間に受け入れられてないわけではない。
世間はいつでも門戸を広げてるのに葉蔵が勝手に逃げるだけだ。
ついでに
絶望もしてないんだけどね
>>936 情報ありがとう
きのう「おねがいランキング」という映画の批評ランキングで4位にランクインされてたよ
3人批評家する人がいて、そのうち1人が「女優の演技が最高だった、それに比べて主演が印象薄い」
と言った事に対して、もう一人の人が「生田くんの引き算している演技のお陰で女優がきわだった、彼良かったね」
と言っていた。薬屋のシーンが凄く良かったとも言っていたよ。
940 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 10:21:14 ID:uvM2qDT1
>>939 自分も見た、ランキングは面白いランキングだったな
2位恋ベ3位アバターで2〜4位までは点差が1,2点しかない接戦だった
この映画で注目したのは坂井真紀や小池栄子といったバラエティで良く見る女優の演技かな
凄く良かった。見くびってた。
942 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 13:13:47 ID:olj0lyYY
坂井真紀のあすこ(女の子の部分)クチュクチュいじりたいな・・・
943 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 13:24:20 ID:olj0lyYY
姉が脱衣所で脱いでるところに弟がいきなり入ってきて、
お姉ちゃんておっぱい大きいんだ・・とかお姉ちゃんてあすこにたくさん毛生えてるね
とか言って姉が胸とあすこをおさえて恥ずかしそうな表情になった瞬間
お姉ちゃんのブラジャーもーらい!と叫んでブラもって駆け出して行き、
姉がもうバカ・・と言いながら胸揺らして追いかけていくシーンのある映画
ピンク映画でないれっきとした一般映画で、70年代前半の日本映画・・・
誰かタイトル知ってるひといませんか?
自分が見た県内唯一上演のワーナーは
ガラガラだったよ、昼夜も新興住宅地なんだけどね
生田葉蔵は綺麗なんだけど、中身がないんだね
原作の葉蔵は自意識過剰で常に自分や他人を分析し恐怖や焦りを感じてるんだけど
映画の彼は何の考えもなく竹一以上に○痴っぽいんだよね
心でなく頭が弱いような描かれ方
何故周りの人が皆惹き付けられるのか理解できないし、
もしかして監督が表したかったのは○痴美だったのか?
映画の中の一人称は常に葉蔵の相手(男でも女でも)
あえてそういう撮り方をしてるのかな、相手役ばっかりに目が行く
中也と三田さんに批判的な人もいるけど
この二人を作らないなら、原作どおり葉蔵に気持ちを入れなきゃね
主役も生田くんでは力不足かな
久しぶりにヴィスコンティの作品を見たくなったよ
あの美しくも落ちていく人達は共感できるし魅力的だ
生田葉蔵が表面的というのは
原作のように自分が語りがないでしょ
生田君にひょうじょう
ヴィスコンティとか好きな人には物足りないかもね
生田氏に源氏物語やって欲しい
ハナミズキとかは興味ない
ヴィスコンティを理解する前に日本語をなんとかしたほうがいい。
日本語の白痴とは重度知的障害者、精神遅滞のことだ。
自身を認識しすぎてたがゆえに、自殺にはしりたがる葉蔵とは逆方向。
しげこに「本当の父ちゃんじゃない」といわれて
その衝撃で自棄酒を飲める人間は白痴とはいわん。
>>944 生田葉蔵が○痴っぽいなんて、初めて見た意見だw
自分は彼から色々なものを感じたけどねぇ
そもそも葉蔵は女との間にリーダーシップは取っていない。
自分からアクションを起こすのは中毒になってから、薬屋のとの関係だけ。
映画で内面のドロドロしたものを生々しく描くと、
最後のマダムの言葉は生きてこないんだよ。ある意味原作の要。
映画はマダムのバーから始まり、今は生きてるか死んでるかわからない
葉蔵に思いを巡らすシーンから始まっている。幻の葉蔵と写真を傍らに。
映画の中身はマダムの見てきた葉蔵が描かれている。
「素直で、よく気が利いて、神様みたいないい子」
物語の終わりも、マダムのバー。
映画にナレーションや説明台詞がないからこそいいんだよ。
丁寧にナレーションで進行するものが映画として面白いか?
ただの再現フィルムになってしまう。
自分にとってはこの先何度も観たくなる作品の一つになったのは確か。
まあ知的な感じはしなかったわな
あのジャニーズの子の葉蔵は
そういう書き方をするあなたも
知的な感じはしませんね
知的に見せたいなんて思ってないよw
>>949 どこまで堕ちても気品があって良かったけどなぁ。
あの雰囲気をあの年代では難しいと思うよ。
常子の幸薄い儚さも胸が苦しかったな
一つだけ・・・と、多くを望まず生きてきたんだろう
笑って見せる顔までも寂しさが染み付いてた。
願わくば、もう少しあの二人の関係を覗いてみたかった。
静子が葉蔵を連れて帰る時の堀木は葉蔵への妬み嫉妬丸出しの顔がいい。
葉蔵と堀木、お互い自分には無いもの持ち、色々な感情があったんだろうな。
色々見方があって面白いねw
自分が映画見て葉蔵に感じたのは虚無感なんだけど
これは
>>944と同じになるのかな。
自分語彙が足りないので良く分からん。
つーかレスの最後が酔っぱらって書いた日記みたいになってるよw
>>949 知的と言うか芸術家っぽさをあまり感じなかったかな。
中也との幻想的なシーンで表現してたのかもしれないけどね。
あと畳鰯とか。
まあでも原作にあるような内面描写を求めるなら
葉蔵の表情をアップにしてガーッとナレーション流すとか
そういう分かりやすい手法取らないと伝わらないだろうなと。
堀木はセリフでも表情でも雄弁だったから分かりやすいね。
個人的には堀木最後の「嫌いだった」云々は喋り過ぎだなと思ったけど。
あんだけ不親切な映画なのに、そこだけ妙に親切でさw
あ、ごめんなさい
典型的な煽りをスルーできなくて
スレ汚しスマンです
葉蔵は知性をひた隠し、人間たちの目障りにならないように
自分は無だ、風だ、空だと無邪気の楽天性を装っていたのだから
知性的に見える必要もないと思う。
小説の中で地の文としてある葉蔵の言い分、99%が削られて
葉蔵にしろ、女たちにしろ、数少ない台詞と表情しかない。
小説を読んでから、映画を見ると無口な葉蔵だなと感じる。
957 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 18:10:44 ID:3MGfq7Sp
>>952 そうですね〜
いくら堀木が甘い言葉で誘っても
女が向くのは黙ってそこに居るだけの葉蔵。
実在したら見てみたい。
>>593 芸術家っぽさというと、青い花で葉蔵と堀木の会話が良かった。
死ぬほど遊びたいだか、酒を飲みたいだか、なんかそんな会話。
実際絵を描いてる描写は葉蔵の方が多いんだけど、
性格的には堀木の方が芸術家肌だね。しかも非っぽいw
レス番間違えた
>>958は
>>953へのレス。
>>957 立ち居振る舞いの美しさ、生まれ持った気品と美貌とちらつく翳、
これ、現代でもモテる要素じゃないかな?
自己アピール激しい男より、わかりにくい男の方に目が行く。
四十八滝の主人公と同じくらいどうでもいいキャラだったわ
この葉蔵
まわりの方が演技上手いし見せ場も多い
主人公より周辺人物に力入ってるね
>>960 その受け取り方で正解だと自分は思うよ。
葉蔵はわかりにくく、周りをわかりやすく表現しているように自分も思った。
だから葉蔵がなんだか異質というか、気になるんだよね。
昨日?の松江監督も言ってたけど、それが監督のねらいなのでは?
>>960 主人公には特に難しい方法で撮ってるよ。
監督にとっても演者にとってもとても難しかったと思う。
963 :
名無シネマ@上映中:2010/03/13(土) 22:05:58 ID:vvGg9R3A
葉蔵の性格や考えは、どうして芽生えたの?
生田に魅力なんて感じなかったから、女達が次々惚れるのがさっぱりわからなかった。
せめて葉蔵って書けよw
葉蔵だったら女が惚れるのに納得できるはず。
納得できなかったから、あえて生田って書いた。
>>964 とりあえず実際に映画見てからもう一度来いよ
もう3回見たよ?
生田を認められなきゃいけないの?
荒戸監督のファンなのか?
あんだけ出ずっぱりの主人公だから3回も見るのはさぞや苦痛だったろう。
で、全体の作りとかそういうのについてはどう思った?
主人公以外はほぼ満足だから3回見られた。
主人公にほとんどセリフがないのもいいと思うし。
堀木は少々親切に説明しすぎとも思ったが、主人公の描き方からしたらああなるんだろうなと。
なんだか・・・w
>>970 もうそのへんにしといた方が良さそうだなw
>>946 先日角川社長が次は生田君で源氏物語をと言っていたと新聞で見た気がする
まあ実現はしないだろうが
>>970 堀木を親切に説明した個所なんてあったっけ?
どこを見てそう思ったのか教えてほしい。
3回も観るにいたるほど、心を打った個所の
話の方が興味があるのでそちらも教えてほしい。
>>970 4回目観てこいw
>>972 知ってるよ
ネット検索で見つけた
明るい役は興味ないけど源氏なら観たいと思って
>>970 自分も3回目までは葉蔵に?だったよ
4回目で何かが弾けた
もう誰が何と言おうと葉蔵=生田にしか見えない
半年位余韻に浸りたいから他の役やってる所は見たくないとすら思った
>>973 970ではないが、病院での堀木の台詞は親切だなあと思った
嫌っているけど惹かれているのはそれまでのシーンで十分分かっていたから
映画の葉蔵に関しては透明の軸だっけ?あれ見事に評してるなと
葉蔵の表情と入れ替わり立ち替わり現れる周りの人間の言動とで
葉蔵の心情を推し量る作りだね
原作にあった、空豆の直前に堀木に対して怒鳴る部分を
もっと強調してくれたら良かったかな
ほとんど初めてと言っていいくらいの烈しい怒りの声を聞きたかった
979 :
名無シネマ@上映中:2010/03/14(日) 00:22:48 ID:naUv2Lvi
最終、汽車の中で世間から排除されてなかったか?
あの汽車は平等に流れて行く時間の表現と解釈してたけれど・・・
そうかあれは葉蔵が(また)一方的に逃げた場面か。
酒の臭いにまみれてそれがいつ終わるのかわからない状態って絶望じゃないかと思ったけど
思考停止か。そうか惰性的やる気のなさと絶望はイコールじゃないな。
そっか。ぜんぜんわかってないな。
ありがとうみんな。
>>978 それ分かるな。病院での堀木はあの映画の中では唯一セリフが多すぎると感じた
堀木役の伊勢谷は全編に渡って結構大げさに「お芝居」してるよね
女性も寺島さん意外はけっこうしっかりお芝居しているように見える
葉蔵が透明な軸だから際立つけど、葉蔵がもっとアクティブにお芝居してたら
脇とぶつかり合って結構下世話な話になってただろうな。
この手法考えた監督には心服せざる負えない
今年も映画撮影されるようだから楽しみでしょうがないw
鉄の子守歌をコロリ歌として再度見てみたら
あのシーンを全く長く感じなかった。
で、コロリ説出た時に胎児化の心音が話題になってたが
改めて見たらあの心音だんだん小さくなって最後消えてた・・・。
色々合点いったしちょっと泣きそうになった。
自分の中ではコロリ説を確信した。
あとラストにマダムがラジオに切り替えた時に流れる曲が
堪らなく好きなんだが、有名な曲?
伊勢谷は要らぬ小芝居を入れてくるので、編集に苦労したと、どこかで読んだ。
葉蔵以外の人々はグロテスクにしてあるんだよね。
大げさと言うか生々しいと言うか。
それを見て主役の演技が薄いとか言ってる評論家は節穴で呆れるw
>>980 荒戸監督なに撮るって?
>>981 心音消えた=死か
雑誌で立ち読みしたけど
映画は約5年間に絞っているらしい
葉蔵は原作だと最後27歳だっけ?
ってことは堀木の出会いが22歳で鉄のところで27歳って設定かと
>>983 評論家もまた一つの見方だと思うが
節穴とか極端なことをw
葉蔵の周りの人間が生々しく描かれているというのは分かるな
ある意味原作の自己嫌悪と自己愛に通じる
あの咀嚼音が自分は苦手だw
ツネ子と寿司屋台へ行ってる場面
ツネ子に鎌倉へ行こうと誘う場面
そしてラストと、汽車の描写も印象的だ
何度観てもラストの解釈がまとまらない
>>744の解釈に大いに頷いたんだが、でもそれだと列車で堀木から絵の具を受け取る所だけが
どうしても繋がらない
あれって、イキロって意味じゃないのかな?赤い絵の具だし
でもそれだと最後の列車が三途の川って説が崩れちゃう
底が浅いなあ自分
>>985 意図を汲んだ上での批評なら大いに結構と思うが。
素人でもわかる根本が見えてないのはやはり節穴としか思えない。
堀木は葉蔵の分身ですよ
あの二人は一心同体、あの二人を合わせたのが太宰ですよ
そして、葉蔵(ここは太宰と言ってもいい)は生きる意志に溢れた人物なんですよ
これで何となくわかったかな
そういえば堀木と要蔵って顔似てるよね
同じ顔をきつくしたら堀木
柔らかくしたら要蔵
になりそう
そういう意味でキャスティングしたのか
>>981 歌詞に「白菊」ってあったから
「孝女白菊の歌」(作詞・落合直文)かも。
ググったら音楽聴けるサイト複数あったけど判断つかんorz
>>989 原作にはっきり形は似ていると書いてあるし
キャスティングでそのへん考慮するのは当然だな
まあ正直、考慮したとは思えないけども
>>988 何度も既出ですが葉蔵と太宰はイコールではありません
監督もそういう解釈です
筒井康隆の批評で「まるで読者に全て太宰本人の事だと思わせるような文章がすごい」
とあります。つまりそういう事です
>>983 みたいのは表現したかったことを実現できなかったことに対する
言い訳にしか思えないけどねー。
すごくみっともない。
そう受け取る人もいるだろうけど、狙いはそうじゃないんじゃ?位に
相手を受け入れる度量がないと、お互いさまに節穴だよ。
斗真くんの演技は良い所と悪い所の差が激しいと思った。
全く自然にセリフが流れるところと、明らかに感情を用意してるところがあって
途中でいちいち引っかかる。
特に常子とのシーンあたり。あっこらへんだけ順どりじゃなかったのか?と最初おもった位。
寺島さんが上手いのは横に置いておいても、そう思った。
明らかに感情を用意してるのが透けて見える演技がチラチラあったせいで
そんな葉蔵が薄い印象はないなー。
最初のほう兎も角そこらへんが統一されてれば、もっと印象良いんだけど。
>>992 >何度も既出ですが葉蔵と太宰はイコールではありません
そんなことは知っています
>>993 常子との具体的にどのシーンで準備してると思った?
参考までに
あと主人公の印象が薄いのはセリフが本当に少ないから仕方ないと思う
だからこそ薬欲しさに寿にキスする場面が映えてて良いと思う
さあ観に行こうと思ったら14と16スクリーンあるいつも行く2つのシネコンで共にやってなかった・・・
遠くまで観に行かないといけないのきついなぁ
あんなに番宣してた割に上映館少ないのは意外だった
内容はともかく
葉蔵のスーツや制服のズボンがぶかぶか過ぎて気になって仕方がなかった。
>>996 ここでおまいさんの情弱っぷりを暴露されても…
目の前の箱かケータイで行く予定のシネコン検索すれば3分位で分かる事じゃ…
>>993 そんな自分が思いのまま演じるかよ
そこまでいくと俳優にわがまま言いすぎじゃね?
監督がオッケー出したんだから監督にいうのなら
ともかく。
ブスな女優達とキスまでしてよくやったよ主役は。
おれなら耐えられん
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。