タイムスリップって何のために作られたの
loftって、メインの物語は、わかりやすいけど、
珍しくカットが短いし、変なリズムになってんのは確か。
中谷の泥吐き、加藤晴彦の件、安達の小説にオチがついてないのと、
説明が省略されすぎてるから、
そこが単に思わせぶりだとか、欠陥だとか思われがちなんすよ。
何でやろうと思えばもっとわかりやすい形で成立させられることを
こんな複雑な作為を用いて表現しなきゃならないのか、
とか考えるのが、とりわけloftの醍醐味か、と。
思われがちというか、明らかに失敗作。
編集が悪い。
>>954 では黒沢のどの作品が成功作なんですかw
若い人は黒沢清の名前は知らなくても
「アカルイミライ」というタイトルは知ってる人が多いような
>948
946の言う黒沢が狙ってる評価=膂力ある(簡単に言えば大胆にして説得力ある)フィクション
これはハリウッド映画が自国を中心に世界中のエンタメ選別眼に曝され
淘汰の末に獲得したセンスと業界インフラの賜物
日本は制作委員会の中でダメ映画の広告費を本業の宣伝費代わりに持ち合いしてたから
マスメディアの露出規模につられて来る客のセンスの水準でエンタメ=ダメ映画をスポイルしてる
だからハリウッドの物語の大胆さ狙うなら個人のセンスで意識的に模倣する必要がある
でも邦画のインフラ&シネフィル的文脈でマネしても構造の実験の範疇を出ないし
LOFT見ると、黒沢もそれでいいと思ってそう、という話
東京ソナタはどう考えても役所は邪魔。
恐らくあのシーンを蓮見や青山は絶賛するんだろうがな。
駄目なもんは駄目と言わないと。
そういうのは結局個人の好みでしょう。
自分は好きですね役所のシーン。
小泉がいろいろな表情をして美しいじゃないですか。
いきなり「馬鹿が戦車でやってくる」になったのは驚いた
「回路」〜「LOFT」までは過渡期。個人的にこの間の作品は魅力を感じない。
「LOFT」は復活の兆しが見えるけどまだ本調子ではない。
「叫」で完全に復調、新たな時期に入った感じだな。
半透明の黒沢清カーテンってどこで買えるのですか?
そんな簡単?
CURE(1998年)
蛇の道 Serpent's Path(ビデオ題・修羅の極道 蛇の道)(1998年)
蜘蛛の瞳 Eyes of the Spider(ビデオ題・修羅の狼 蜘蛛の瞳)(1998年)
木霊(『学校の怪談G』)(1998年)
ニンゲン合格 License to Live(1999年)
大いなる幻影 Barren Illusion(1999年)
カリスマ Charisma(1999年)
回路 Pulse(2000年) ←ここね
降霊 KOUREI/Seance(2001年)
アカルイミライ bright future(2003年)
ドッペルゲンガー Doppelganger(2003年)
LOFT ロフト(2006年)
叫(2007年) ← で、ここ
トウキョウソナタ (2008年)
降霊 と ドッペルゲンガー はいい。
逆に 大いなる幻影 にはあまり魅力を感じない。
なにそのデジタル批評
回路は大傑作だろうが。見終わったあと、涙が止まらなかったぞ。
加藤晴彦のDQNぶりも素晴らしい。
回路で泣けるか?
ふ〜ん
968 :
962:2010/11/03(水) 05:17:31 ID:DXulk6Zd
>>964 「降霊」は99年製作だよ。元々TV放映されたもの。
「大いなる幻影」は大したことないね。雰囲気は嫌いじゃないけど。
「カリスマ」でやりたいこと全部やって、
その後の回路〜LOFTの流れは色々と模索してる感じがする。
>>968初期から見直してみ。
ずーっと模索し続けだよ。
970 :
名無シネマ@上映中:2010/11/03(水) 19:31:30 ID:OYKxlPkc
ジェイコムオンデマンドでドレミファ娘が配信されてた
スウィートホーム以降は後退戦
ドレミファは確か「女子大生嬉し恥かしゼミナール」というタイトルでロマンポルノのはずだったが、もめて一般公開したと聞いた。なにをもめたのだろうか。
>>972 こういう基本的すぎる質問には答えません
いや、答えてやろうよ。
当時日活ロマンポルノは「エロ」さえあれば何をやっても良いと言う
商業主義に反したアバンギャルドな物や自己表現の場と化していいたんだよ。
だんだんそれが経営を圧迫して軌道から外れた物の閉め出しが始まった。
テコ入れをする。
それが恥ずかしゼミナールだったという事。
黒沢には責任がない。ただ、新人だから切り安い首のスケープゴードだった訳。
日活
鈴木清純の「殺しの刻印」でも、そんな騒ぎをおこしているんだよね。体質かもしれない。
思えばそのあたりから呪われていた。
「スウィートホーム」はプロデューサーに蹂躙された上に自死。
「カリスマ」は完全に失敗作扱い。
「回路」は意味不明のレッテルを貼られ、
若者ウケを狙い批評も好意的だった「アカルイミライ」が興行でコケ、
「LOFT」「叫」と、独りよがりな映画を連発。
あのね、資本出す側は映画界に受けるために
出資してる事もあるんだよ。ショーレースって知ってるか。
名誉のために出資する人もいるんだよね。
プロデューサーがちゃんとついてるから呪われてないよ。
呪われた作家って作品が取れない人が言われるだよ。
太陽を盗んだ男の長谷川あたりが呪われてる。
オーソン・ウェルズが呪われた作家だと言われれば何となく納得できるけど、
黒沢清をそう呼ぶのはどうも持ち上げすぎてる気がするね。
ドッペルの判りやすさでいつもネタ練れれば
そのうち良い鉢が回って来そうだけど
あと外注とか原作ものに手出してみて欲しい
美術学校時代に研究してたのが3Dなんだが
こんなに流行ってるのがおかしいと思う。
2時間も観たら飽きるよ。でも、この傾向は進むんだろうな。
家電でもTVが出てるし話題が無いからね。
3Dって時代の流れで流行り廃りがくり返しやってくる。
それは飽きるから。70ミリフィルムを同じだ。あと、付属品のゴーグル付けなきゃ観れない。
意外とちょっとした事が面倒なんだよ。
ゴーグルつけないでレンチキラーとか使うと、また状況が変わるかもしれないが。
清もやんのかな?
キャメロンがゴーグル付けずに肉眼で見れる3D技術を開発したいって言ってたな
そういえばヘルツォークが3Dドキュメンタリー作るらしい
洞窟の壁画をもっとリアルに見せたいからだってw
壁画で3Dwww
ちがうだろwww
なれると奥行きの方が気になるんだ。
たとえば空を0地点として手前にいる飛び出した部分との距離で
視覚を吟味していくんだよ。
ゴーグル付けずに肉眼出来る技術はあるよ。ただ、まだ荒い。
消防のころに3D映画流行ったよ。
「ジョーズ'87」とかゴーグルつけて見たw
なんで今さらwって感じがするわ俺も。
俺だけかもしれないけど
映画は映像よりも音の方を磨いた方が臨場感が高まると思うなあ。
画面はPCモニタでも、そこそこの音響で鑑賞すればかなりの体験が出来る。
音に自分が囲まれたら、充分に「その場面にいる感覚」になりそう。
あと、未来の映画や映像作品では3D技術よりも
匂いを再現出来る技術の方がメインになると予言しておく。
人間の記憶、感覚は匂いと強くリンクしているらしい。
シネラマ的な屈曲スクリーンもまだ発展させられそう
匂いの出る映画(館)ってのも時々出ては消えて行くね。あれも流行りものなのかな
>>982 いまだに仕組みが違う事すら知らない情弱ハッケン
古いニンゲンってこういう風に時代に置いていかれるのね
987 :
Kiichiro Yanashita:2010/11/07(日) 12:14:43 ID:tfemSKHP
↓清が絶対に言いそうに無いこと
>>989 おもしろかったです。
当時、キュアを観ても楽しめなかった自分ですが
このインタビューはとても楽しめた。
リンチは恐怖かギャグかどちらか、というよりも
その両方の要素が混ざっている感覚が好きそうだよね。
ギャグというよりもイカレてるという感覚に近い。
観客を気持ちよく困惑させたいという。
青山さん、新作撮り始めたみたいだな。清さんはまだかな?
あと、次スレたのみます。
992 :
名無シネマ@上映中:2010/11/09(火) 00:01:16 ID:xsPtxBA9
>>974 濡れ場三つ入れれば、後は好きにやれるじゃなかったっけ?
>>985 ジョン・ウォーターズかよ。
ところで次スレどうするんですか?
失敗たられなかったからおねがい
次スレで21世紀の映画を語ろう
ダイワハウスのCMが実は清だったりしたら見直すのに
埋めだに。
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1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。