1 :
名無シネマ@上映中 :
2009/11/25(水) 12:25:02 ID:rD1+9Skf
分厚い上下巻の自叙伝で 「なんできらわれんのかぁーわかんなぁーい あたしぃーぜんぜん悪くないしぃー」 しかいってなくて笑った
撮ってる映画より撮った本人の方がはるかに面白いという 致命的な映画監督
6 :
名無シネマ@上映中 :2009/11/27(金) 21:47:08 ID:5AniiFkp
ネオナチの人たちはレニ作品をどう評価してるん?
総統から絞れるだけ絞り取って好き放題やったババアのことか
総統!歩けます!
9 :
↑ :2009/11/30(月) 01:27:19 ID:CkkgcxVQ
総統場違いだ
ファンはあまりいないんですかね? 仕方ないっちゃ仕方ないけど
映画表現としてすごいとは思うんだが なんせ映ってるもんがアレだからなぁw 後年の写真家としての才能は素直に楽しめるけど
意志の勝利はパロディのネタにするにはやばすぎるのか 誰かやってくれんかね
隣の隣の国で大規模なパロディをやってますよ 「金日成のパレード」という映画でご覧ください
テスト
スレ立ってたのか 「回想」は批評家の評判はよくなかったらしいが、どこをとっても楽しい 日本語訳で細かい断章に分けたのが良かったのかな? 「ヒトラー像を最も的確に描いた著作」ともいわれたそうだな
この人ほどカッコいい名前はそういないと思っているが ナチス好きと誤解されるので大きな声で言えない。
18 :
名無シネマ@上映中 :2010/01/30(土) 23:35:16 ID:TwhMIcId
名前ぐらいOKだろw 今の日本で「レニ・リーフェンシュタール」っていって、どれぐらいの人が純粋にナチスを連想するものかね・・ 俺は「原色の海」を最近買って作業用BGVにしてるが、徐々に時代を遡ってコレクションしていくかな 次は「ヌバ」か とにかく「回想」全部読むだけで、とんでもないボリュームだよ ページ数や年代の長さだけでなく、内容の濃さ、登場人物の多彩さ・・
この人の誇大妄想は映像の世界に留まっていたから事無きを得た もし政治の世界に身を投じていたらヒトラーを上回る傑物になったかも知れない
20 :
名無シネマ@上映中 :2010/02/09(火) 22:05:18 ID:7gmUNJqM
リーフェンシュタールの新しい伝記が去年の夏に出たんだね マレーネ・ディートリッヒの伝記も書いたスティーブン・バックだから、これから読むのが楽しみ 作品発表当時の批評家や観客の反応が、緻密な調査にもとづいて書いてあるし それに文がうまい!
死人に口なしの花
俺もそろそろダイバーのライセンスとるかな
その前に土人と暮らしてください
>>20 読んだけど、暴露本に近い。
客観的な視点から書かれてるとはとても思えない。
が、実に巧妙に客観性を装っているのがちょっとね。
本人の自伝に自分に都合のいいことばかり書かれててるのは
わかるんだけど。
ある程度予備知識があって読むならいいけど、
いきなり読むのは危険だよ。
本人の言動が欺瞞に満ちていて客観性のかけらもなかったから いい勝負と違いますか?
>>25 それを踏まえた上で言ってるんだよ。
実際、本人が自分の都合のいいように語っているのは当然。
リーフェンシュタールの回想は、自己の正当化とは無関係なことまで多くの記憶違いが
あることが指摘されている。
程度の差こそあれ自伝とはそういうもので、よほど洗脳され易いタイプの人でなければ
割り引いて読んでいる。(まあ、あの分りやすい性格は、ある意味馬鹿正直とも言える)
スティーブン・バックの著作が問題なのは、客観性を装いながら巧みに「リーフェンシュタール
憎し」の自説に読者を誘導しようとしていること。
予備知識を持った上で読むなら興味深いが、そうでないなら危険と言いたい。
>>26 すべての本はフィクションと見做して読んでいますので、ご心配には及びません。
個人の著作物に客観性を求めるのは不可能です。だからこそ、客観的な立場で
書かれた本の読み手は余分に警戒する必要があります。
その本の著者が本心からリーフェンシュタールを憎んでいるかどうかについては
疑う余地が残されています。金さえ貰えば言いなりになる書き手が多いからです。
28 :
名無シネマ@上映中 :2010/02/22(月) 18:26:51 ID:OJQbxNZw
ディートリッヒ関連のSバックの本読んだときは「憎し」は感じなかったけど、 あれはディートリッヒ娘が書いたすごい本の後で読んだから暴露本とは感じなかったのかもw リーフェンシュタール関連の邦訳されてる本は、あからさまに「リーフェンシュタール糾弾」の文章に満ちてるものも結構あるよなぁ。 ああいうのは初めから読む気がそがれる。 ところで自伝『回想』に出てきた、1960年ごろのスタンバーグ監督との20年ぶりの再会についての短い章、 他の人たちが書いたスタンバーグ×ディートリッヒ関係の文章より、印象的だった。 この人は、他人について書く方が文才を発揮するのかも知れない(ヒトラーとか)
レニの才能とナチの所業は峻別して語るべきだ。それが大前提なのに、 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのか知らないが、両者を故意に混同してレニを 見当違いに糾弾する者が多すぎる。 レニが作った映像に騙されてナチを支持するような程度の低い輩は、 いつの時代、どこの国にいても誰かが作った映像に騙される。自業自得だ。 騙された自分がバカなだけなのに、誰かに罪を被せようとして糾弾する。 最もたちの悪い連中だ。
『意志の勝利』、英国版PAL(安かったので他のDVDを注文した時一緒に買った)と 国内の書籍とセットのやつで観た。(多分どちらも同じフィルムがソース。画質・ 音質はあまり良くない) 高揚感や民衆の熱狂より、ルドルフ・ヘスの異様な暑苦しさとヒトラーの後頭部の マヌケさが印象的だった。
おいらの犬にゃあ鼻がねえ!
「回想」は日本語訳のとき、断章にひとつずつタイトルつけてくれたのがいいね あれ、原書にはないんだろ
ageるなら映画の話をしてくれ ここは映画板だ
まーそんなに堅苦しくしなくても。 リーフェンシュタールは映画より本の方が目につきやすいし、その人生に興味のある人も多いからね。 「オリンピア」もみたけど、むしろドキュメンタリー「レニ」「アフリカへの想い」のリーフェンシュタールが、もう20世紀そのもので圧倒されたり・・・。 60年も時間が離れてるから、「リーフェンシュタール復権後」のほうがとっつきやすいとは思ったな。 「原色の海」は評価はそれほど高くないのかも知れないけど、俺は彼女の美への執着に心洗われるようで好きだね。 リーフェンシュタール自身の冒頭のナレーションも、押しつけがましくなくて全体的にヒーリング効果大。
ブライアン・フェリーのナチス称賛コメントが物議を醸す
http://ncr2.net/2007043878.php >ロキシー・ミュージック(Roxy Music)のブライアン・フェリー(Bryan Ferry)
>による、ナチスのプロパガンダ手法の称賛発言が物議を醸している。
>ドイツの雑誌ヴェルト・アム・ゾンタークのインタビューで、レニ・
>リーフェンシュタール(Leni Riefenstahl)のプロパガンダ作品を称賛した
>フェリー。「ナチスは注目の集め方や見せ方を知っていた。レニ・
>リーフェンシュタールの映画、アルベルト・シュペーアの建築、全体
>パレードに旗といったものは、とにかく素晴らしい。本当に美しいよ」
>という彼のコメントに対し、ドイツ国内の団体や英国のユダヤ人
>コミュニティが激怒している。
>ドイツの女性誌のジャーナリストは、「この発言は知的ユーモアとは
>言えないし、こんな馬鹿げた、危険な発言を聞くことには我慢の限界が
>ある」との手記を発表した。
>しかし、フェリーのマネージャーはこの騒動を一蹴、「感情を害している
>方々は美学とイデオロギーをごっちゃにしている。ナチスに関係して
>しまった芸術や建築を評価することがイデオロギーを容認することに
>なってしまうんだ」とコメントしている。
37 :
名無シネマ@上映中 :2010/03/25(木) 16:05:29 ID:3ho5b43r
元なっちゃんはナチ映画好きらしい
清涼飲料水「なっちゃん」のCMキャラクター“なっちゃん”の3代目に抜擢され、
近年はドラマ「ROOKIES」「太陽と海の教室」「メイちゃんの執事」などにも
出演した星井七瀬。そんな彼女がブログで衝撃告白を行い、物議をかもしている。
事の発端は3月26日に更新された「ぶっちゃけ1」というエントリー。
同エントリーで「パチンコをやっていた」「昔は『なっちゃん』と呼ばれるのがイヤでした」
「実は、女の子を好きになった事があります」など見事な“ぶっちゃけ”を展開。
さらに、30日付のブログで「私は只本当のあたくしを知って欲しかっただけ。
芸能人は色々な秘密だったり、イメージがあるから、凄く狭い世界なの。
でも、私は悪い子だから反発したくなってしまう。と、ゆうか作り物の私を
好きになってもらっても嬉しくないの」などと綴り、さらに「神を信じてないから何?
ナチ映画が好きだから何? アナキーだから何? 同性愛者になった事があるから何?
心の病気になった事があるから何? 偏見や差別なんて気にしないわ」と、
心の病気にかかっていたことまで明かした。
ブログに掲載されている最近の写真はほとんどが“すっぴん”であり、
これまでの彼女のイメージからは想像がつかない表情も多数みられる。
そんな彼女を不安視する声もみられるが「普通じゃつまらない。荒れていても、
辛くても、普通の人生よりマシよ。私は私の世界観があるんだから!!」と本人は綴っている。
“同性愛”“心の病気”など、突然のカミングアウトで注目を浴びる星井七瀬。
今後の彼女は一体どうなっていくのだろうか。
http://www.rbbtoday.com/article/2010/04/02/66797.html http://www.rbbtoday.com/imgs/zoom/100077.jpg
39 :
名無シネマ@上映中 :2010/04/05(月) 00:07:15 ID:7VwPHGji
リーフェンシュタールってマレーネディートリヒと正反対の生き方したけど、性格は同じだね。 2人とも主演スターから出発して、けっきょく監督より権限をもつまでに映画を知り尽くしちゃった。 ドイツが東西に分かれてたころはまだしも、今は2人の兼ヲタのほうが多そう。
40 :
名無シネマ@上映中 :2010/04/25(日) 00:00:10 ID:o1vWXZGd
戦後、よく自殺せずに生き抜いたもんだ 「ヌバ」、「珊瑚の庭」、ドキュメンタリー「レニ」を残してくれたことに心から感謝 名作とされる「青の光」を日本で見られないのが悔やまれる
41 :
名無シネマ@上映中 :2010/04/30(金) 19:01:06 ID:H92pJVBu
>名作とされる「青の光」を日本で見られないのが悔やまれる ドイツ版DVDで観たよ
42 :
名無シネマ@上映中 :2010/05/02(日) 21:16:13 ID:uTYtS3RS
>>41 ドイツ語、まったくわかんないけど楽しめる?
43 :
41 :2010/05/06(木) 11:47:11 ID:ZsYQqolv
>>42 台詞は少なめだし単純なストーリーだから、ネット上で得られる粗筋だけ
わかっていればそこそこ楽しめるんじゃないかと。
但しネット情報はネタバレが目に入りやすいから、作品を観終わってから
読んだ方がいいかも。(って言うか、既に結末は知ってるかな?)
映像美はなかなかのもの。
オリジナルと1952年版(後者は冒頭とラストをカットした戦後の再編集版。
オリジナルと比べて画質も悪い。)の両方が収められている。
北米版では当然英語字幕が表示できるだろうが、以前米尼のレビューを
チラっと読んだ記憶だと北米版には1952年版しか収録されてないんじゃ
ないかな?
深く調べてはいないんで断言はできないけど。
44 :
43 :2010/05/06(木) 12:11:14 ID:ZsYQqolv
今確認したら、米尼のレビューで不評だったのは以前出ていたVHSの画質みたい。 DVDのレビューの中にVHSのレビューも統合されてるからね。 中身がオリジナルなのか戦後版なのかは不明。 何れにしても北米版は未見なので実際の内容についてはなんとも言えない。 英語字幕付き。 Run Time の表記が独版より2分少ないのが気になるところ。 独版は独語字幕すら表示されず。
この糞ババア、まだどっかで生きてそうだよな
板違いだろ 懐かし洋画でやれ
48 :
名無シネマ@上映中 :2010/05/10(月) 15:46:01 ID:hKo8vEm7
>>47 >映画関連板は以下の通りです
>映画作品・映画人板⇒特定の作品・監督等
>映画一般・8mm板⇒
>1.ジャンル別の話 2.雑談・議論・映画周辺の話 3.批評家等 4. 8mm・自主制作映画
>古い映画は懐かし邦画板と懐かし洋画板も利用しましょう
「映画作品・映画人板」は特定の作品・監督等を扱う板なので、スレッドは板違いではない。
また「古い映画は懐かし邦画板と懐かし洋画板“も”利用しましょう」とあるように、
古い映画について語ること自体は禁止していない。
50 :
名無シネマ@上映中 :2010/05/12(水) 15:05:00 ID:oJOdnOpF
50
>>47 リーフェンシュタールの評価は90年代に始まったんだし、いまでも時代がリーフェンシュタールに追いついてない
特に日本ではそうだろう
民族の祭典、出だしのハッタリはスゴいんだけど、途中から普通になっちゃうよ・・・
>>52 いや、今観たら普通かもしれんが、あれらの手法(撮影・編集等)の多くは当時誰もやってなかったこと。
リアルタイムで観た観客はかなり驚いたんではないか?
今や当たり前となった撮影手法の多くをリーフェンシュタールが開拓してきたわけで。
それと競技自体、当時世界最高水準の選手でも現代の基準で見たら平凡な成績しか出せてないからね。
本番だけじゃなくて撮影のために競技させたぐらいだからな 映画のためのヤラセを正当化したのもレニの功績w
80年代に「ヌバ」で評価されたよね あ、ここは映画板かw
56 :
名無シネマさん :2010/05/18(火) 20:18:26 ID:/cenDQYn
「イングロリアス・バスターズ」の中で「青の光」が上映されてるシーンがあった。 ここじゃこんな話は出てこないのかな、向こうでもレニの名前すら出てこないが。
>「イングロリアス・バスターズ」 レニ自身は出てこないの? 雑誌で最初に製作発表の記事を見た時ちょっと期待したんだが。
58 :
名無シネマさん :2010/05/20(木) 19:02:43 ID:bNkERgLj
レニは出てこないよ、ストーリーをばらすとドイツ兵が活躍する架空の映画が ヒットラーをはじめとする高官たちの前で上映されるまでの話。これはこの映画の 為に作った劇映画なんだが(DVDに特典映像で全編入っている)、深読みすると タランティーノは「意志の勝利」を少なからず意識していたのかも知れない。
59 :
57 :2010/05/21(金) 14:34:57 ID:KZs91l5f
60 :
名無シネマ@上映中 :2010/07/08(木) 14:31:44 ID:mYOgSMyg
プロパガンダと言われてるけど、批判対象を登場させて醜く誇張して描くとかは一切やってないのね、この人。 これは、かなり特異なことだよ。 プロパガンダ映画なら必ずやることだからね。
低級なプロパガンダ映画は低級な大衆に対してのみ効力を発揮する。 高級な人民をも説得するには高級なプロパガンダ映画が必要になる。 それをヒトラーやゲッベルスは知っていた。
>高級な人民をも説得するには高級なプロパガンダ映画が必要になる。 それ、ほとんど役にたたないんでは……
>>63 役に立った結果として第二次大戦が始まった。これは歴史が証明している。
いかに高級でもドイツ人はドイツ人だからね。根っからプロパガンダ大好きな連中。
今は「我が国は平和国家になりました」「反省しています」というプロパガンダで
自国民や世界中をたぶらかしている。だが、国民性はそう簡単に変わらない。
日本人と同じくらいダメな国民だ。
ま、次回はイタ公(ry
>>60 そのへんでレニが政治性抜きにしてほんとに
式典の美しさだけにとらわれていたのだろうと思う
あんな政治状況ではそのイノセンスは悪なのだろうけど
68 :
名無シネマ@上映中 :2010/08/06(金) 19:05:09 ID:GxGZFkCs
その後『青の光』観た人いる?
>>60 女の子はキレイなものが好きなんです
シェーンハイトの使徒 それがわたし
醜いもの、劣ったものには用がないのだわ
何が嫌いかより何が好きかで自分を語ったおばちゃんだったんだな
71 :
名無シネマ@上映中 :2010/09/23(木) 17:39:23 ID:WLB/MeQi
2000年にアフリカに行ったときのDVD借りてみたけどびびった。 なんであんなにボケないで頑丈でいられるんだよ。 原色の海は、本編は「遺言」って感じで、冒頭のナレーションシーンの入れ方にこの人の才能を感じた。
美しさに天才的な勘とこだわりを持っていて 若い頃はご本人も絶世の美女。 悲劇のミューズ……というには後半生もタフネス過ぎるけど。
タフというか化け物みたいだよな すごい女だ
y7
最近つべでドキュメンタリーみたけど「100年間生き急いだ人」って感じだな・・
世界3大・執念の映画監督 リーフェンシュタール、ワイダ、ポランスキー
>>77 thx 今度の冬休みに買おう
大学のナチス関連講義のレポートに利用して一石二鳥
冒頭の「雲海→古都→降臨」の流れが強烈だな
来年こそリーフェンシュタールの映画みまくる ドイツ関係の仕事がはいった
>>80 感化されすぎないように。
映画は責任を取らない。
もう少し評価されてもいい監督だとは思うが、まあ難しいわな
偉大なことは確実だが、「昔の人」だな
評伝はどこから手をつけていいか分からないぐらい、大学の図書館や市民図書館に並んでる。 今でも翻訳されつづけてるし、ヨーロッパでは毎年のように出てるんじゃないだろうか。 レニ自身の『回想』がいちばんおもしろかった。 どうしても本やドキュメンタリー映画から入ってしまう。 つべにも、なかなか凄いタイトルのドキュメンタリー番組があがってる。 レニ自身の映画は・・・「原色の海」以前は、半世紀以上前のレニ自身があまり評価してない「低地」。その前は(決して技術が高かったとは思えない)ドイツの30年代作品。 どれから見ていいか困る。NHKBSが特集組めばいいのに。 ただ他の映画人のドキュメンタリーと違ってレニのドキュメンタリーは視聴者を動揺させる。見る者を煽ってくる
>>84 ソクラテスもプラトンも昔の人ですが、あなたは彼らより知力が勝っていますか?
イギリスで「意志の勝利」が物議をかもした映画」の2位に選ばれたけど、さいきん写真集「ヌバ」を借りた俺にはこっちのほうが衝撃だった しかしリーフェンシュタール監督の映画って、全部物議かもしたんじゃないのかな
>>87 「ヌバ」も、「美しい若い男女しか被写体にしてない。ナチスの優生論的だ」
「貧しさや病や老人や赤ん坊を取ってない。きれいごとだ」とか叩かれたらしいけど、
「黒人部落=貧苦を撮らなきゃだめ」って考え方のほうがよっぽど差別的な気がするんだが……
美しくも若くもない男女が言いそうなことよね 嫉妬って醜いわ
日本ではファシズムの嵐が吹き荒れた時代、 逆に「美」へのこだわりなど、なんて軟弱な! と非難されたんだけどね。 服飾や出版物、芸術作品から美が消えた。
それもすごい美学だなあ どうも本よんでると、70年代以降の日本はリーフェンシュタールに対して最高に理解を示してきた国のように思える リーフェンシュタール監督の映画はぜんぜん放送されないけど
92 :
名無シネマ@上映中 :2011/03/19(土) 08:10:15.48 ID:rOeKDMYH
誰がどんな理屈つけようが、アフリカでレンズ片手に笑顔のリーフェンシュタール(70ぐらいか?)は美しい。 あらゆる苦労を乗り越えて、なおも闘いの途中で…そしてアフリカの太陽の下であの会心の笑み。 無条件に美しいぞ(><)
この人生には屈服させられる
ダンサーになる>人気を博すが怪我で挫折 女優に転身>美貌と体当たり演技で大人気に 映画監督に>その天才を遺憾なく発揮し映像革命を起こすがナチの協力者の汚名を着る 写真家に>衰えぬ映像センスで世界に衝撃を与える ダイバーに>20歳鯖呼んでダイバー免許取得 最年長映画監督に>100歳で映画撮ってギネスに さらにナチス関連の名誉毀損裁判百戦百勝とか 90代で乗ってた飛行機撃墜されて生還とか、 フィクションで書かれたとしたら「非現実的過ぎ、ふざけんな」って言われそうなレベルw
レニが生きていたら日本へのメッセージを発信するだろう。 かなりの親日家だった印象があるし、きっと傷ついただろう。 どこへでも飛び込むレニだから、このさなかに日本へ飛び込んできそう。
レニは基本、キレイなものやカコイイものにしか興味が無い人だからなあ。 震災(つまり、地震や津波で人間が受けた被害)には、あまり関心が無いかも。 逆に、津波や地震が持っている強大なパワーそのものには魅せられたかもしれない。 もしレニがあの津波を撮っていたら、どんな映像が出来ていただろう。 とても不謹慎な想像だけどね。
人妻なんよ
かなりの巨乳なんだよな
>>92 海辺で派手だけどセンスのいいリゾートウェア着てる晩年の写真もすごいぞ
100歳のばーさんとは思えん艶やかさあでやかさだ
マニアやな
101歳
>>99 >センスのいいリゾートウェア
一瞬、センズリと読んだ
100歳のばーさんのリゾートウェアでセンズリ
これぞ レニマニア至高のひととき
あまりにも多くのことが私について書かれてきた。 山のような無礼な嘘と捏造とが。 そうしたものに少しでも注意を向けていたなら、 私はとっくの昔に滅び去っていたことだろう。 慰めを見出さねばならない。 時というふるいにかけられ、 ほとんどの些事は忘却という海に流れ去るという事実に。
ドイツの知り合い(40歳ぐらい、両親も同居)から「女子サッカーW杯おめでとう! 日本のために祈ってた」とか久々のメールが来たけど、 返信で「さいきんレニ・リーフェンシュタールとかフリッツ・ラングとか、古いドイツ映画が好きです」って書くのは微妙かなあ フリッツ・ラングは最後の最後にドイツへ戻って映画撮ったからいいけど、ずっとドイツにととどまってたリーフェンシュタールの方は、今ではベルリンに墓地があるマレーネ・ディートリッヒより口に出しにくい位置にいる気がする
慎重にフリッツ・ラングとレニの順番変えるとかもう一人二人足してとかしてみたら?
>>105 そうだね
しかし自分は戦前のドイツ映画が好きになりつつあるのに、あの時代の人たちは亡命したか、とどまって後から悪名高くなった人だらけだな
とりあえず「ラング、リーフェンシュタール、パブスト」にしよう
パブスト1本しか見てないが
この女の人はかなり豊満なんだよな
リーフェンシュタールって名前、「ブラジルから来た少年」のローレンス・オリビエが やってたナチの残党ハンターユダヤ人の名前もそうだった記憶が
そうです ... ポリポリ
夏の人のイメージが強い ダイビングやアフリカで汗掻いてる姿ばかり浮かぶ 人生全体暑苦しい
惚れた男惚れられた男も多かったろうな
男だけじゃ済まなさそうな感じ
114 :
教えて下さい :2011/08/14(日) 07:42:01.95 ID:gE1LfcC9
115 :
名無シネマ@上映中 :2011/09/03(土) 15:28:51.64 ID:s4zSNdS8
BS歴史館 「私はヒトラーの愛人じゃない 映画監督レニ・リーフェンシュタール」 BSプレミアム 9月9日(金)午後9:00〜9:57 独裁者ヒトラー政権下で、 ナチスの代表的なプロパガンダ映画『意思の勝利』『オリンピア』を制作した女性映画監督レニ・リーフェンシュタール。 女優から監督に転身し、才能をヒトラーに見いだされたことから「ヒトラーの愛人」「ナチス協力者」と呼ばれ、 そのらく印は、どんなに否定しても生涯にわたって消えはしなかった。 レニはヒトラーの協力者か?類まれなる芸術家か? 本人の独白インタビューを交え、波乱の人生に迫る。 【出演】渡辺真理,鳥飼行博,瀬川裕司, 【語り】奥田民義
116 :
名無シネマ@上映中 :2011/09/14(水) 00:22:13.16 ID:IAfifN0S
今リーフェンシュタールの番組やってるけど(NHKBS)、キレがない 新しさがない リーフェンシュタールといったらナチス、ていう切り口だけじゃもうダメだよ
どういう切り口がいいと思う?
118 :
名無シネマ@上映中 :2011/09/15(木) 16:28:20.07 ID:qApeDcNj
レニの回想本の「下」に当たる部分にもっと比重を置いて欲しかった レニに対するドイツ人、海外の人々の反応は様々だったはずだし、アフリカやアメリカ、日本が、萎えそうなレニを鼓舞したからこそあそこまで大復活したはず レニのダイビングにまったく触れず、半世紀ぶりに映画を撮ってすぐ逝ったことにも触れず ドイツ人、当時の世界が描けてなかったし、レニが示した人間の可能性にも触れてなかった
あまり大きな声では言えないが、凄い才能だよな
120 :
名無シネマ@上映中 :2011/10/24(月) 02:40:36.48 ID:c5VCO3Fi
大学の図書館の書庫で「ヌバ」を見つけた あんなとこで見つけるとすごい衝撃的で、衝動的にかりてきた
>>117 野蛮な生命力ではなかろうか。
ボーダーという概念を粉々にしてしまう。
伝記映画の企画くらい多いだろうに やりたがる女優さんも多いだろうに
バーホーベンに撮らせてみたいw
レニのこと、ものすごいヤリマンに撮りそうだな 実際そうだったみたいだけど
保守
テレビで「意志の勝利」かければいいのにな 今の人はナチスマンセーとは言わんでしょ
いつになったら「オリンピア」以外の映画をTVや映画館で見れるんだろ レンタルにも無いし 本人あの世なんだから許したれよ 俺も「意思の勝利」「青の光」をつべ以外で見たい
「意志の勝利」はDVDが幾つか出てるじゃないか
『意志の勝利』は決定版が出てるし 『ワンダー・アンダー・ウォーター』もある。 『青の光』はレニのマイナスイメージ以前に 日本ではマイナーすぎて出ないと思う。 台詞少ないのでドイツ版DVD(PALだが)で充分堪能できる。
130 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/18(土) 17:42:27.26 ID:fum7rAn/
1992年に出た別冊宝島『ゲイの贈り物』にブルース・ウェーバーの発言が引用されていた。 「彼女を意識せずにスポーツ写真を撮るなんてありえない。否定する奴は嘘をついている」 実際レニの肉体感覚は、ゲイ男性の同性に対するそれを思わせる。
保守
132 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/03(木) 22:42:34.39 ID:swH8jOfO
ドイツで、ヒトラーの『わが闘争』の出版が、解説付きで解禁されるみたいだけど・・・ 去年の11月にドイツでは『信念の勝利』『意志の勝利』『自由の日』『オリンピア』の 4作収録のDVD-BOXが出てたんだね。ジャケにはヒトラーの写真が使われている。 前3作はドイツじゃ絶対発売できないと思ってたけどね。
過度のタブー化は神秘化、神話化、英雄視といった逆の結果に結びつきかねないから フラットな形で情報をオープンにするのはアリだと思う
ありだ
蟻だ
有田
オリンピアが一枚のディスクに収録されてるだけでもうらやましいな
今まさに頚木を解き放たれしレニの魂よ 思う存分母国の地でリーフェンシュタールするがよい!
名前の音も綺麗だし恥ずかしいくらいフィクショナルな人だよな
しかも若い頃は美人
BBAになり若き日の美貌が失われようとも男を惹きつけるオーラは失われることがなかった レニはそんなスーパーBBAだった
この人のアフリカの写真見ると、無条件に夢が広がる ヘミングウェイから影響受けてアフリカ行くようになったんだよね ヘミングウェイのアフリカ作品・・・読んだことないけど
異郷へ行くってことじゃないの
144 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/08(日) 10:50:03.28 ID:QNSXHocL
「オリンピア」、劇場で見ないとダメかなぁ ドキュメンタリー「レ二」の中の抜粋はよかったんだが、「オリンピア」自体を家のTVで見ると睡魔が・・・
民族の祭典って、カッコイイの出だしだけだよねw 後は平凡 ハッタリかましてたら、後は疲れちゃったみたいなw
それすら長い
147 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/17(火) 23:38:36.70 ID:1lsDwPdQ
当時は画期的だったカメラワークが今では模倣され定着してるからだよ。 あれをあの時代にやったことは偉大。
148 :
名無シネマ@上映中 :2012/08/05(日) 22:50:20.41 ID:Cs/94znt
世間はオリンピック一色だから、反抗して「オリンピア」のDVDでも観るか。
この人、1970年代のミュンヘン・オリンピックでも写真家として仕事したんだね 年とってからの仕事ではヌバ、ダイビングと有名だけど、ミュンヘン五輪は影薄すぎる
黒い九月とかそっちばかり注目されるしな
イスラエル選手爆殺&レニ復活じゃまずいだろ
152 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/08(土) 20:54:58.54 ID:ZN5eFppc
命日あげ
映画化決定だわ しかしネジ子って
創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね 創?価?タヒね
レニと並んでも遜色ない美女学生だな
157 :
258 :2012/11/10(土) 01:12:33.17 ID:JtuPeFHg
意思の勝利 ニュルンベルク市内パレード 始めから6分30秒ほどで 両脇にガチョウかアヒルを抱えた男が檻に入っている たぶん銅像がでてきます。 あれは何でしょうか。 ご存知の方、ご教示下されたく存じます。
今もあるならググルマップとかで見れるかね
159 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/17(土) 23:48:13.82 ID:5Cr/NXdE
写真集『珊瑚の庭』ってどこにも置いてないね・・・『原色の海』も好きだけど、画像集のほうが強烈だと思う
160 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/17(土) 23:58:17.44 ID:+sFmX082
神話の登場人物のようだ
リーフェンシュタールを女優として育てたアーノルド・ファンク監督は、16才の原節子をドイツ映画に招いて「新しき土地」を撮った人だね 女優を見る目はすごくあるのに映画史に名前が残ってないな
『新しき土』ね。
総統、保守します
ヒトラーネタの映画にあんま出てこないね 問題あるのかな
出版物はナチもの多いのにな ナショジオとかもナチもの番組多いし
発禁されてないのかな
168 :
名無シネマ@上映中 :2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:HpWxEv8n
ダイビングやるから、この人の「原色の海」が一番好き 次がドキュメンタリーの「レ二」かな。写真集「ヌバ」もいい 「オリンピア」は苦手だ。音が悪いと思う
レニ全作品リマスター版BOXみたいなの期待
170 :
名無シネマ@上映中 :2013/09/12(木) 12:28:25.44 ID:Nu/ydvzt
没後ちょうど10年だしね。9月10日ぐらいが命日だったはず
ドイツ女にしては綺麗な名前だ
172 :
名無シネマ@上映中 :2013/12/04(水) 15:40:51.48 ID:1rQTAmXB
必見! NHKBSプレミアム ザ・プロファイラー 夢と野望の人生 「人生にYESと言いなさい〜レニ・絶賛と非難の101年〜」 12月4日(水) 21時00分〜22時00分 波乱万丈の101年!レニ・リーフェンシュタール。 ヒトラー政権下で監督した映画はなぜ世界中から絶賛された?敗戦後は死ぬまで非難の嵐。 それでも人生を肯定できたのは?
それは女性ならではの自己愛に裏打ちされた図太さ、開き直り精神のおかげでしょう
174 :
名無シネマ@上映中 :2013/12/11(水) 09:06:42.01 ID:AFhoVqwA
「プロファイラー」みたいなレニageの番組をドイツで作っちゃうと今でもクレームが来るんだろうか 没後10年だから少しは名誉回復してるのかな
176 :
名無シネマ@上映中 :2013/12/25(水) 21:02:10.06 ID:ebQp04qB
ヴィム・ヴェンダースって「レニ」の90年代初めのドキュメンタリーで、インタビュー依頼があったとき 「そんなことしたら私がナチのレッテル貼られてしまう!」と言ってビビッて断ったらしいじゃん こんなヘタレの映画、2度と見ない 「ベルリン天使の詩」もつまんなかったしな
177 :
名無シネマ@上映中 :2014/01/17(金) 08:04:09.75 ID:z1MriqdP
マレーネディートリッヒのライバルだったとは知らなかった
178 :
名無シネマ@上映中 :2014/01/26(日) 23:53:02.85 ID:nCTxp+h0
レニの撮影技法なんなにちいて詳しく書かれた本ないかな?
179 :
名無シネマ@上映中 :2014/02/19(水) 14:39:43.89 ID:cfAYEWYf
スティーブン・バックの「レニ・リーフェンシュタールの嘘と真実」って酷い邦題だな 「Life and Works」が原題なのに これなら撮影技法も触れられてるんじゃないの? 批評もよく取り上げる著者だし(ディートリッヒ本も書いてる)
>>179 ありがとう
持ってるけどまだ読んでないや
読んでない本がありすぎて順番を変えないといけないや
181 :
名無シネマ@上映中 :2014/03/31(月) 09:32:44.07 ID:YugbAYkK
リーフェンシュタールの回顧録に1960年に「青の光」のリメイク持ちかけてきた英国人がいたそうだが 脚本を「L・ハバード」が書く事になっていたとあるのだがこれサイエントロジー創始者のロン・ハバードの事だろうか? コレに関しては企画流れたほうがリーフェンシュタールには好都合だったと思う
もう絶版みたいだがニポンの研究者の書いた「美の魔力」てのも興味深い内容だった 20世紀最強のプロパガンダ映画『オリンピア』『意志の勝利』はいかにして作られたか。その映画術の謎を明らかにする
「美の魔力」か ググってみよう