バーダー・マインホフ 理想の果てに　Der Baader Meinhof Komplex

監督　ウーリー・エデル
脚本・製作　ベルント・アイヒンガー
原作　シュテファン・アウスト
出演　マルティナ・ゲデック　（ウルリケ・マインホフ）
　　　　モーリッツ・ブライブトロイ　（アンドレアス・バーダー）
　　　　ヨハンナ・ヴォカレク　（グドルン・エンスリン）
　　　　ナディヤ・ウール　（ブリギッテ・モーンハウプト）
　　　　アレクサンドラ・マリア・ララ　（ペトラ・シェルム）
　　　　ブルーノ・ガンツ　（ホルスト・ヘロルド）

公式　http://www.baader-meinhof.jp/　（日）
　　　　http://www.bmk.film.de/　（独）

上映館　http://www.baader-meinhof.jp/theaters/index.html

7月25日シネマライズ他全国順次ロードショー

>>1
乙。

実はこの夏、一番楽しみな作品だ。

シネマライズなのはがっかり

見てきた。
長いことは長いが何とかテンションもたせられるレベル。

学生運動だとかテロリズムなんて今の日本じゃ受け入れづらいし
実際起こっても所詮他人事にしか感じないんだろうな、と思いつつ
それだけ政府も国民もぐだぐだになってしまったんだろうか、とも感じる。

音楽と俳優もよかった。
というかマインホフも含めて女性陣がみんなエロい。ドイツ万歳。

初日だからかぴあからアンケート取られた。

ウリベデルって巨匠ですか？

見てきた。

これは児童ポルノ法に引っかかるのかな？ぼかしは入ってたけど。

映画はかなりの良作でした。

>>6
輸入DVDで見たんだが、いきなり裸族登場ワレ目DEポンでビビッタ

見てきた
当時のドイツの知識がないとちょっと日本人には
辛いかな、というかんじはあった。
「連合赤軍」「チェ」や漫画レッドあたりを見ていたのでなんとなく追えたけど。

「連合赤軍」と比較してるレビューが雑誌で幾つかあったが
概ねその通りかなと思った。
「ミュンヘン」とかもう一度見ておくとよいと思う

あと出てくる女は皆モデルみたいでいい乳して、しかも出す
肌が白いのがよい

死ぬときは自分で決めろ。

多少ネタバレになるけど、俺が疑問に思ったことを列挙すると

�@主要メンバーが捕まったあと、彼等は刑務所の真ん中に机を置いて、何度も話し合いをするが、刑務官はそれを容認している。

�A独房なのに、政治犯なのに、彼等は互いの室を自由に出入りしている。

�B独房に、一人一台ラジオやテレビを持ち込める。

まだ幾つかあるけど、とにかく、これが演出だとしたら納得できる。けれど、これらが事実に基づいているんだとしたら、あまりにおそまつだろう。
当時のドイツは東西に分かれ、ベルリンの壁が建ち、冷戦を語る上で最も重要な国のひとつである。その国の司直があの体たらくでは、誰でも呆れ返るだろう。

本日16:30の回に見てきました。

初めの方のパーレビ訪独の際の鎮圧行動がまず判んねえ。
パーレビ派のイラン人がドイツ人に襲いかかって、それにドイツの警察も
加勢したってことなの？　沿道のドイツ人の最前列はパーレビ歓迎に動員
されたじいちゃんばあちゃんだったようにも見えたけど・・・

警察が、かなり安易に銃撃戦をしているんだが本当なの？　左翼グループに
対してだけではなく、地下室に隠れた右翼少年一人にもドカドカ撃ってるじゃん。

裁判所のシーン、なんだあれ？　てか、あれで裁判か？　被告は弁明でななく
アジ演説するわ、野次は飛んでるわ、大衆団交にしか見えないんですけど・・・

あと館内指定制で激すきにもかかわらず俺の足を踏んでE列中央あたりに座った
おばさん、ちゃんと謝れや。俺、靴脱いで素足だったんで今でもかなり痛いです。
もしツパマロスだったら即処刑だよ

>>10
犯罪者の人権保護で、ある程度の自由は保障されているのかと思って見てました。

>>11
レッドの１巻でも、裁判中に被告が演説し、傍聴人が同調するシーンがあるので、
政治裁判には良くあるシーンな気がします。

「ミュンヘン」見直したけど
相当重いなこれ。すごい映画だ。
wikiを辿っても、なんだよこの時代ってかんじだ・・・
使命だ革命だ実力行使だと突き進むうちに
結局は心酔と狂気のスパイラルに向かう
そして報復の繰り返し

マスコミの報道とか拘置所の管理、銀行・航空のセキュリティの甘さなどは
あの時代はあんなもんだったんじゃないのかな？
中継で犯人にバレるのはミュンヘンにも連合赤軍にもあるし
拘置所にカーテンとかきっと今は付いてないと思う
この時代から学んで今は徹底してるだろうけど

あとウルリケの写真がwikiにあったが美人だった

>>10
あれは判決前だからムショじゃなくて留置所だしょ
向こうはゆるいなあと俺も思ったけど

しかし映画を観たらバーターの方は左翼思想とかはどうでもよくて
頭も弱いし暴力衝動を発散してるだけのように描かれていたな
ウルリケ一人が思想に殉じていたかのようだった
「あさま山荘」に比べると登場人物が思想を語るシーンが
乏しかったのでその辺の掘り下げがもっと欲しかった
あとハイジャックの辺りになると予算の都合か
やたらと駆け足だったのが残念

思想を語るシーンが掘り下げとは思わないな
浅間山荘の思想なんてないようなもんじゃん

>>16
はたから見るとそんな物かもしれんが
本人達は大真面目だったりするんだよ。

>>16
つーか「あさま山荘」みてないっしょ？

>>18
みたよ
総括で殺したり、魔女狩りみたいな自己批判で
思想など破綻してるだろ
この事件のことはよく知らないけど
思想が破綻してたのを理解してたからこそウルリケは自殺した
新世代のメンバーには思想なんてないかのような描写
武器を持ったら思想なんてふっとぶんだろう

15は映画「あさま山荘」では登場人物がどのような思想を持って
どのように行動したかまでを踏み込んで描写していたが
この映画では乏しかったという趣旨であって
思想の内容の良し悪しを書いているのではないだろ
よく読め　それに
>思想が破綻してたのを理解してたからこそウルリケは自殺した
この映画のみを観てそういう解釈を導き出すのは非常に難しい

パンフには
「思想的な部分は極力排除して作った」
という感じの事が書いてあったけど、
それが良くも有り、悪くもあるんだね。

>20
確かに拘禁による精神抑圧でクラッシュした程度の描写だった

冒頭のあれはボカシ入れることでやぶへびになる最たる例だと思う
さらっと流しとけばいいのにな
そもそもチビ裸族をあんなにガシガシ映す必要がなんであるんだろ

さっき観てきた
時間を感じさせないテンポで見入ってしまった
良く出来てる・・・というか良く作らせたな、こういうの
”あさま”よりある意味では怖い

配給会社が倒産した……

ほんとだ、つうかワイズポリシーも倒れてたのか

>>25
マジ？
明日、見に行くんだが…

>>27

つまんないよ。

こんな映画買ってちゃ生き残んないでしょw

こういう映画を買ってくれるとこがないと
映画ファンとしては困るよ。
「アマルフィ」や「ルーキーズ」だけが映画じゃない。

ワイズポリシーの破綻は知ってたけど、ムービーアイまで・・・
テアトルはタイムズスクエアを閉館するし、結局東宝の屑邦画で活きるしかないのか、日本の映画産業は

いいんじゃねーの？
そういう映画は海外で見りゃ。

映画見に海外旅行に行けんわ〜
せいぜいDVD輸入かなぁ

こういう映画のスレもあるとは思わなかった。

映画としては見ごたえあったし、時間の割にはダレなかったと思う。
ただ、自分はRAFの起こした事件やマインホフの名前は、当時、小学生〜中学生
でおぼろげに記憶にある世代だけど、確かに予備知識がないとつらい部分はある。
冒頭のドイチェオパー前のもみ合い→ベンノ・オーネゾルクの死とかは、
自分はベルリンマニアでもあるのでそういう事件があるのは知っていたけど、
あまり説明もないから、もみ合い→発砲→死傷者で（ ﾟдﾟ）かも。
ちなみにオーネゾルクを撃った警官は、実は東ドイツのスパイだったというのが
最近判明したらしい。

冒頭の幼女・熟女ヌードはFKK（分からない人はぐぐってくれ）本舗ドイツ人なら
ではのシーンでしょ。
戦闘訓練中だって全裸になりたがるから。

収監されているのに結構自由だなとは自分も思ったが、刑務所職員とかにも
シンパがいたのだろうか。
それとも泳がせて仲間割れを誘う作戦だったのだろうか。

なぜ、旧枢軸国の日独伊でのみ戦後に赤軍運動が起きたのかってのは
非常に興味深いところで。


若者のアイデンティティとか罪の意識の問題かも。

配給会社が倒産しても、上映は続くの？
お盆休みに行く予定なんだけど。

>>32
日本でやらないからといってその国の言葉も分からんのに
わざわざ行って観ろってのはあまりにも酷いんじゃないか

映画館の上映予定から突然消えたと思ったら
配給会社が倒産してたのか…

まだ上映してるようだが

うちの方では上映予定リストから消されたよ

DVDちゃんと出るかな・・・

見てきたよー4割ぐらいの入りだった
渋谷は9月中旬までやるそうなので、興味がある人は急いでな

俺は共産趣味者にしてミリオタ＝予備知識はあったので、
ほぼ内容は追えたけど、一般人は厳しいだろうなあ
吹き荒れる暴力の嵐すげー

囚人に自由があったのはある意味、政府側が交渉相手として認識していたからだと思う
パンフにあった年表を見ても、シュライヤー誘拐後に囚人間の会話と連絡が禁止、とあるので
映画の描写が正しい

>>34
これな
http://www.newsdigest.de/newsde/content/view/2027/79/

マジつまんなかった。

万人受けはしないだろうな。

つーか、ドイツ人だけ見れば良い。

元日本赤軍所属で映画監督の足立正生氏と新右翼団体一水会顧問の鈴木邦男氏、そしてドイツ哲学者の三島憲一氏が
4日、映画『バーダー・マインホフ 理想の果てに』のトークイベントに参加し、舌戦を繰り広げた。

　阿佐か谷ロフトAで行われた今回のトークイベントには多数の観客が詰めかけ、途中客席からヤジが飛ぶなど、3人が
持つ深い知識とそれぞれの思想に熱い視線が集中していた。

　1970年代に、ヨーロッパを震撼（しんかん）させたドイツ赤軍による、実話を基にした本作にちなみ、当時日本で
起こった学生運動について「明治維新だと考えて、右派も左派も、理想や正義のために行動を起こした。坂本龍馬を
見習えと。だから司馬遼太郎の本は、赤軍の人もよど号事件を起こした人たちも、僕も読んでいましたね」と鈴木氏は、
司馬が当時の運動の原動力だったと持論を述べた。

　その発言に対して牙を向いたのは、ドイツ哲学者の三島氏で「あんなにくだらない作家はいない。明治の国を作った人
には汚職がまったくなかったなど、司馬遼太郎はウソつきだ。わたしは大嫌いで、耐えがたい」とバッサり。足立氏も
「司馬の書く本は、ときどき英雄一人が歴史を作ったという風になるときがあるでしょ。民衆が歴史を作ったと考える僕
としては解せないわけ。好きなのはわかるけど、それを信じて支持する理由って何ですか？」と鈴木氏を攻める展開に。
パネラーとして参加したものの、2人のパネラーに否定されてしまった鈴木氏は「司馬遼太郎はまだいい方ですよ。よど号
事件を起こした人なんて漫画の『あしたのジョー』に影響されているんですからね。右派も左派もそういったくだらないも
のに影響されていた学生運動だから、その程度だったんでしょうね」と総括し、会場の笑いを誘った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090805-00000011-flix-movi

マインホフのでっかい乳はどっかで見たな、と思って調べたら、「善き人の
ためのソナタ」のヒロインだった。たっぷり披露してくれたのを覚えてるぞ。

それはさておき、みんなタバコ吸い過ぎ。

劇場との分率交渉って代理人がやるの？

>>47
>それはさておき、みんなタバコ吸い過ぎ。
あれぐらい普通だろ

普通です。
映画は駄作ですが。

>>47
当時はあれぐらいプカプカやってたみたいよ

ニコチン中毒の馬鹿にしか見えない自称革命家たち。

ニコチン アレルギーにしか見えないアホな批評家もどき。

ＲＡＦに比べたら連合赤軍なんてぜんぜん軟弱に思えてしまった。
憎くもない相手を平気で銃撃するとか爆弾仕掛けるとか、普通の感覚もってたら無理だし
連合赤軍も交番爆破しようとしてかなり躊躇している。
結局やったのは仲間殺しただけ。というか身内だから殺せたのかも。

>>54
その点海外に出た日本赤軍の方が実績は高い。
ドイツ赤軍と同じでパレスチナで訓練受けてるし。

連合赤軍みたいな素人集団とは違う、テロ組織になっちゃったけど。

倒産したって、関西の上映予定は……？

配給会社がつぶれてたのか…早めに観てきて良かった。
実話が基だから仕方ないけど、実際の出来事を追いかけて描いていくのに一杯一杯で
映画としてはイマイチかなーという感じがした。
役者さんは頑張ってたな。
大河ドラマかよって突っ込みたくなるくらい豪華メンバーでびっくりしたw

けど、つまんないよ。

つまんない厨ウザい
俺がこの映画から得た教訓「闘いの場に女を入れてはならない」

>>59
連合赤軍幹部　「同意」

途中で寝たぞ、この映画。
何で公開してんだ？こんなもん。

別にお前のために公開してるわけじゃないしな

ヨルダンでの訓練シーン、何これ？

こんな不真面目な奴らが革命だ何だ言ってたの？

宗教色ないからあんなもんだろ
日本赤軍は原理が宗教化してポア合戦になったわけだし

元独赤軍派を逮捕＝32年前の検事総長暗殺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000002-jij-int

映画にも暗殺シーンあったね
なんという執念

見てきた。すっごく感動した。

>>34
泳がせて情報をとるのと当局にもシンパがいるのと両方だと思う。
情報をとる目的で被告人を一か所に集めたというのは警察長官が語るシーンがあった。
しかしそれにしても机の上で本に針を刺して暗号を作っているのが監視員に丸見えなわけで(ｗ
そんな初歩的な暗号作りも見逃したということは単に泳がせたというだけではなくて
彼らのシンパが警察司法当局にもいたということだと思う。

でなきゃ拳銃を持ち込んでそのうえそれを自室に隠し続けるなんてできるはずがない
（拳銃持ち込みだけなら映画で描写したやり方で金属探知機をごまかせる可能性もあるけど
そのあとずっとばれずにいたというのが考えられない）

あの当時の警察司法当局にはナチの生き残りとかいっぱいいただろうから
反米・反イスラエルを唱えるドイツ赤軍にシンパシーを覚える人間はいてもおかしくない。

映画の製作者側もそう憶測されることを予定して作っていると思う。
あの警察長官はやたらとテロリストに同情的だったけど、歴史的事実として
警察長官がシンパかどうかはともかく、そういう同情者が当局内少なからずいただろう
ということを警察長官のセリフで暗示しているんだと思う。

>>47　>>51
当時はあれくらい普通だった。

それからバーダーらの最初の裁判のシーンで葉巻を吸っていたのは
キューバのカストロへの連帯の意思表示なんだと思う。

>>20　>>22
まあ、「マルクス主義の思想」なんかの描写はほとんどなかったけど
そんなのない方がよかったと思う。当時ですらマルクス主義は先進国ではリアリティに乏しかったし
今ならなおさら浮いて見えてしまう。

しかしウルリケの心理の揺れは巧みに描写されていたと思う。

ウルリケがバーダーの脱走に加担して一味に加わる場面で
ウルリケは護衛の警官に「ご家族は？」って話しかけて「妻と子供がいます」って返事を
もらっている。

その瞬間ウルリケはその警官を「一人の人間」としてみた。
ところがその直後に打ち合わせどうり奪回作戦が開始され警官が撃たれて重傷を負う。
それにウルリケは罪悪感を覚えた。
最初の打ち合わせではウルリケは「何も知らないジャーナリスト」のふりをする予定だったのに
警官が撃たれたことに罪の意識を覚えたウルリケはその罪悪感から逃れるために
窓を超えて「テロリストの仲間」になってしまう。
そして犯行声明で「制服を着た者は人間ではなくてブタだ。ブタに話しかけてはいけない。」と書く。
「警官と話をして人間として触れ合った後に撃ったこと」が彼女の心にとっていかに深刻な傷だったかということがわかる。

おそらく脚本家たちはウルリケの犯行声明のちょっとした言い回しから
警官に話しかける場面を創作したんだと思う。ここの場面は実にすばらしい。

>>68
で、この映画ではウルリケの自殺の直接の原因は、
民間人を巻き添えにしたシュプリンガー社への攻撃の責任をエンスリンとバーダーから
なすりつけられて反論できなかったこととして描かれている。

これもおそらくウルリケ自殺後に法廷でエンスリンがシュプリンガー社への攻撃については
自分たちは反対だったと述べたことから、脚本家たちが創作したんだろう。

主犯格の中では一番穏健派のウルリケが民間人攻撃について首謀者呼ばわりされたんだから
自殺したくなるのも無理はない。

>>35
端的に「アメリカは敵」だから。
ドイツの場合は「イスラエルも敵」だし。

マルクス主義がどうこうより第二次大戦の後日談としてとらえた方がよっぽど
的を射ていると思われ。
当時は日本でもドイツでもアメリカ軍の空襲で親兄弟を殺された人間はいっぱいいた。
「ヒロシマ！　ドレスデン！」

一方ドイツだとソ連軍に恨みを持つ人間も多かった。

最初の方で「共産主義者の手先は死ね！」とかいって学生運動のリーダーを
撃った青年は、母親をソ連軍に強姦されて殺されたとかの過去があったのかもしれない。
あの右翼青年を描くことで、ドイツ赤軍と右翼青年との共通性が浮かび上がる。

この映画は「思想」を描かないことによって、かえってゲルマン神話や中世叙事詩の
のような暴力と報復の連鎖を描くことに成功した。

しかしなあ、やっぱり民間人はもとより護衛の警官を殺すこともやっぱり許せない。
真の国士なら三島由紀夫の小説のように政財界の要人だけを狙い撃ちにするべき。
そして要人を殺したら自分も腹を切って「日輪は瞼の裏に赫奕と昇る」のを見るべき。
彼らはドイツ人だから「ワルハラの虹の橋が瞼の裏に赫奕と浮かぶ」というべきか。

あれだけ無意味に人を殺して無意味な自殺の仕方をした彼らの瞼の裏には
ワルハラの虹は浮かばなかっただろう。

しかしまた見事に美人揃いだよな、ドイツ赤軍の女の子。
美化しすぎじゃ無いかと思って画像検索したら、
実物のウルリケが映画よりも美人でびっくり。

http://www.youtube.com/watch?v=zY3Jbx156SA
ドイツ赤軍のヨルダンＰＬＯキャンプでの訓練実動画があった。
映画とほとんど同じで笑える。
http://www.youtube.com/watch?v=k7jEk_f04pE
あとウルリケのインタビューも。

>>72
セクトや怪しい宗教団体の勧誘は綺麗な女性がするんだよ。

>>73
見たが、そらIDFに負けるよなあと思った…('A`)

ミュンヘン五輪とハイジャックの知識しかなかったが、
日本でかつてあった、角材武装・銃砲店襲撃・内ゲバ・警察幹部宅爆破
三菱重工ビル爆破と重ねると話を追うことができた。
パパ福田によるハイジャック事件への超法規的措置は、西ドイツの毅然とした
対応と比較されることが多いが、人心が左派過激派から離れていく様が
描かれていたのは良かった。

>>68-69
ウルリケが心情や動機、それはほとんどがあなたの解釈であって
実際のところどうなのかは映画として分かんないでしょ
それにもともとウルリケが赤軍シンパのジャーナリストだったことが
解釈からは抜け落ちてるし　
むしろ加わる場面は背中を押される契機という意味合いだったと思う
>>70
ウルリケ以外には思想性がなく、単に暴力衝動を発散しているだけの
ように描かれていたのが映画に「深み」がないと感じさせてしまう理由
「ナチュラル・ボーン・キラー」とかじゃないんだからさあ･･･
こういう映画が今までなかったという意味では評価してる

シュプリンガー社への攻撃や同時銀行強盗により、英雄から「ならず者」に
転落したのが映画中の自殺の背景と考えてよいのではと思う。
法廷は賑やかだが、思想的支柱は完全否定されたのだから・・・

最後には主だった被告人が自殺したが、残党のその後を字幕ででも
紹介してほしかった。

まぁ、ネトウヨ諸君もこの映画を観て、
今後の抵抗運動の参考にしてほしいと思ったわ。
そんな度胸があればだがw

>>72
建物に爆弾仕掛けて立ち去る背後で爆発のシーンはまるでチャーリーズエンジェルだったな

とくだん斬新な演出じゃない。

シュプリンガー社への爆破の予告電話へのオペレーターの応対。
武装警察に包囲された反乱分子をカメラで連写する女の子。
終盤で車輌２台を襲い誘拐に成功するが、そのときの銃撃戦は
自分の中では一番の出来。
ポルシェ、ベーエムベー、フォルクスワーゲン、ベンツ、東ドイツ風の車が
ふんだんに登場したのには驚いた。さすがドイツ映画。

ナチを「国民は被害者。あいつらが勝手にやった」と言って切り捨て、
戦勝国の指導でハーケンクロイツやナチ式敬礼に
「形が似てた」時点で逮捕する様な異常に厳格なドイツ人。

思想云々に踏み込めないのは、ドイツ赤軍がナチに似てたからか？
・資本家による搾取の否定（ナチズムと社会主義）
・ユダヤ人殺害（ホロコーストと黒い九月によるミュンヘン事件）
・諸外国からの圧力の排除（ヴァイマル体制打破と帝国主義体制打破）

親分のソ連の共産党はナチス党と変わるところがない。
ポグロム・ウクライナ人の大飢饉・東欧諸国をナチスから開放すると
称しての蛮行。
異なるのは勝者と敗者との違いのみ。

地元（福岡）での楽しみにしてたのに．．．
配給権の委譲とかできないのかなあ
それが無理なら、せめてＤＶＤは出して欲しい

1日にライズで見たけど
客席3割も入ってなかったよ
どうなっとるねん

配給元がつぶれたら
この後どうなるの？

楽しみにしてたんだけど配給元倒産か…今頃知ったorz
どうりで地元は上映中止なわけだ…
ほんとDVDは出して欲しいな〜無理なのかなあ

>>84 >>86

大した映画じゃ無かったよ。

　　　　 /: : : : : __: :/: : ::/: : :／/: : :/l::|: : :i: :l: : :ヽ: : :丶: : 丶ヾ　　　　＿＿＿
　　 　 /;,, : : : //::/: : 7l,;:≠-::/: : / .l::|: : :l: :|;,,;!: : :!l: : :i: : : :|: : ::､　 ／　　　　 ヽ
　　　 /ヽヽ: ://: :!:,X~::|: /;,,;,/: :／　 ﾘ!: ::/ﾉ　 l｀ヽl !: : |: : : :l: :l: ﾘ /　そ　そ　お　＼
　　　/: : ヽヾ/: : l/::l |／|||llllヾ,､　　/ |: :/ , -==､　l＼:::|: : : :|i: |　/ 　 う　う　 前　　|
.　　 /: : : //ヾ ; :|!: ｲ､||ll|||||::||　　　 ﾉノ　 ｲ|||||||ヾ､ |: ::|!: : ｲ: ::|/　 　な　思　が
　　 /: : ://: : :ヽｿ::ヽl |{ i||ll"ﾝ　　　 ´　　　i| l|||l"l　｀|: /|: : /'!/l 　 　 ん　う
　∠: : : ~: : : : : : : :丶ゝ-―-　　　　　 , 　ｰ=z_ｿ　　 |/ ﾊﾒ;, :: ::|.　　　だ　ん
　　 i|::ﾊ: : : : : : : : : : : ､ﾍﾍﾍﾍ　　　　 ､　　ﾍﾍﾍﾍﾍ /: : : : : ＼,|.　　　ろ　な
　　 |!l　|: : : : : : : : :､: ::＼　　　　､-―-,　　　　　　/ : : :丶;,,;,:ミヽ　　 う　 ら
　　　　　丶: :ﾊ､lヽ: :ヽ: : ::＼__　　｀~　"　　　　　 /: : ﾄ; lヽ）　　　ゝ
　　　　　　 ﾚ　｀|　｀､l｀､＞=ﾆ´　　　　　　　 ,　　_´ : :}　｀　　　／
　　　　　　　　 ,,､r"^~´"''''"t-｀r､ _　　-､　´ヽノ　＼ﾉ　　　／　　　　お ・
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　　　　　　f~　　,;"　　　　　~"t___　　　　ﾐ､ ^'t　 　 　 　 　|　　は　　ん ・
　　　　　 ,"　　,~　　　　　　　　　ヾ~'-､__　ﾐ_ξ丶　　　　　|　　な　　中 ・
　　　　　;'　　,ｲ　.. 　　　　　　　　　ヽ_　　 ヾ､0ヽ丶　　　　l　　　　　　　　　/
　　　　 （　;":: |:　:: ..　　　　　　　　　 .｀,　　 ヾ　丶 !　　　　＼＿＿＿＿／
　　　　　;;;; :: 入:: :: :: 　 　　　l｀ｰ-､　　 ）l　　 ヾ　丶
　　　　　"~､ｿ:: :い:: :　　　　　＼_　　ノ　,　　　 ヾ　丶

ライズでまだやってたとは

ぶっちゃけストーリーはゴミ。ドイツ赤軍マンセーすぎて捻りがない。もちろんカルト化してく過程は書いてあるがそれでも予定調和すぎる

あれがRAFマンセーに見えるてどんだけゆがんでるんだ

ストーリーは変えようがないと思うが…

過激派がらみの映画・ドラマ同様に紋切り型の設定と展開。
女性戦士はアジトで性のはけ口なんかもよく見かける。
随分むかしタモリ主演（元機動隊）のシリアスなドラマが面白かった。
悪役は根津甚八（地下組織の幹部から警察幹部に謎の転身）
連続企業爆破テロがモデルだった。

双子の女の子の後日談はないのですか？
重信の娘はジャーナリストとして活躍しているようだけれど。

>>93
双子のうちの片方（Bettina）はジャーナリストになったみたいだよ。
ttp://de.wikipedia.org/wiki/Bettina_R%C3%B6hl

さて、渋谷も１７日までだから、そろそろ行かなければ。

日本語ＤＶＤが出ない雰囲気なので、上京して見て来た。

お客は、元全共闘みたいな５０台？とかもちらほらで１０人ほど。

ここで予習したからか、筋はわかったけど、
彼らの内面の独白とかないから、やっぱ深みは出ないわね。
まぁ、あえてそうした手法だからしょうがないけど。

あと、最後に、消滅宣言までは追って欲しかった。

結局、他人への不寛容と多文化への不寛容と言う意味では、
アメリカ帝国主義と変わらなかったってことだろうか。

予告編でやっていた１２月にやる「誰がため」も見たくなった。
http://www.alcine-terran.com/tagatame/

>>95
バーダー・マインホフ１８日までです。

スマソ

×　多文化への不寛容

○　他文化への不勉強

あ、あと、あの人はニコニコ動画の総統シリーズでおなじみの、もとい、
「ヒトラー最後の１２日間」のブルーノ・ガンツだったのねw

>>98

「ヒトラー〜」と言えば、何でか、最近俺が見る映画のかなりの数にあの秘書のアレクサンドラ・マリア・ララが
出ている気がする。

何故だ。非英語圏の俳優としては異様な確率で遭遇する。

全然毛色の違うスパイクリーの「セントアンナの奇跡」見に行ったらまた凄い変な役で出ているし・・・
そんな今爆発的に売れているわけでもないのに何でかよく見るな。

ララたんは売れっ子。

ブルーノ・ガンツとセットで出演が多い。
「愛を読む人」「コッポラ　胡蝶の夢」もそう。

>47　マインホフのでっかい乳はどっかで見たな、と思って調べたら、「善き人の
ためのソナタ」のヒロインだった。たっぷり披露してくれたのを覚えてるぞ。

　最初のほうのビーチシーンで出てくる金髪の巨乳の美熟女って
マインホフ役（マルティーナ・ゲデック）だっけ?　　顔や体つきが良く似ているような気が・・
　別の浮気相手だったような気もしたが・・　だろしたら誘惑したのは
無名の俳優かな??どなたか教えて下さい。（健康的裸体がすごく印象的だった）

ほかのヨハンナ・ヴォカレクなど若手はヌードさらしてるけど
今回の映画はマルティナ＝ゲデック（マインホフ役）ってあんまり露出してないような気がしたけど・

　女性を武器にした女性のテロリストの活躍がかなり重要な映画なので
ヌードも多いしエロチックさも演出している映画だと思った。
暴力とエロ描写が意図的に組み合わされているような気がしたね。
長いけどすぐに壊滅した連合赤軍と違って本当に長い闘争だったんだな。
内部崩壊せずに反米意識が強い地域だったんで活動の継続的動機があったんだろうか。
　東西ﾄﾞｲﾂの複雑な背景が長生きさせたテロって感じかな?

ドイツ赤軍には詳しくないけど、映画が余りにもウルリケ視線というか
ウルリケ寄りじゃないか？

あの描写だとまるでウルリケだけがマジメに知性的に闘争してて、
あとのメンバーが単に暴力衝動を発散させたいだけの子供みたいな
風にしか受け取れない。実際のウルリケよりも映画だともっと中年に近い感じで。

ウルリケを演じているのが中年の大物俳優だからそういう設定にしたのか、
実際もそんな感じだったのか・・・・

かなり急ぎすぎ、詰め込みすぎな感じしたけど、映画の後でWikiとか見たら
あれでもカットした方なんだな、赤軍の歴史を。イベント多すぎ。

日本語版ＤＶＤは出ないの？

後半の女リーダーみたいのえらい美人だったなあ

http://www.youtube.com/watch?v=Lgl57bmDHKA&feature=related

ペーターかわええ

ああいう組織ってどうやって新しい人が来るのかね？
所在地不明のはずなんだが。

国民の何十パーセントかがシンパならいくらでも出てくるでしょ

みてきた。結末を知っていても、ずっしりくるね。
なんつーか、やるせない。

本当に何もなかったかのように上映終了したね
役目を終えたプリントはいずこへ…

配給元がつぶれたからどこかが引きうけないと
今後の上映はないということなんだよね。
残念…！

つぶれたなら、「配給する権利」みたいのも処分されて、
どっかの会社が買い取ったりしないのかね。

「ハイジャック１８１」のメーカーが買って二本立てで売れば分かりやすくなるぞ

売ろうとしても、値段がつくかどうかの問題なのではないか

このまま消えていくのかな・・・・

日本じゃ、DVD販売しないかな？

協力：ハピネットてなってるから、ハピネットから出るんじゃない？

英アマゾンから直で輸入したが、良いね。
辞書引きながら見るのがなかなか面倒くさいけど。

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DVDは？

　ＤＶＤ出ないのかなあ・・・・・・

もう一度見たくなった

この映画を平日シルバー料金で見てた爺様は正真正銘の元全共闘・・・笑