1 :
名無シネマ@上映中 :
2009/04/13(月) 17:39:42 ID:7mUWJX3H
2 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/13(月) 18:53:55 ID:T7uRZTa+
>>1 良いこと思いついた
お前、俺のケツの中でションベンしろ
イーストウッドは、武器を何も持たずに殺される
ライターのマークは何かの象徴
5 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/13(月) 20:39:38 ID:ZAPmA9WO
今までスレ無かったの!?
6 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/13(月) 23:12:01 ID:ux3uqcF6
試写会行った 日にちも日にちだったからかおっさんおばさんばかりだった 内容が内容だから若い人には受けないんじゃないかな ある程度年齢行ってる人には面白いと思う
映画館には専らアクションものを大画面で楽しむ為に行くことが多いけど 予告でこれ観た時には、何故かこれは劇場で観たいと思った
わりと試写会に申し込んでまでくる人は、ヒマなおじさん&おばさんばっかだよ。
今cm見たんだけど何か面白そうだった これってどういう映画なのん?
>>8 試写会場って学生とか若いサラリーマンが多いだろ。おれも年6回くらいは試写会いくけど、客層はあきらかに違ってたな
>>9 ツンデレの安売りに対する巨匠の回答といったところか
>>9 イーストウッドが、わざと殺されてアジアのDQNを刑務所送りにする話だよ。
TVスポット見てレオンのショタ版かと
イーストウッドの頑固親父っぷりがよかった
お姉ちゃんが頭よくて弟思いでいい娘さんや〜
早く鑑賞したい。「許されざる者」以来の期待
17 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/14(火) 19:54:29 ID:BIJJXkCz
もうちょっと親父の毒舌が強烈でもよかった
うわースレ覗くんじゃなかった もうネタバレとか死ねよ。
字幕イマイチ
おまえら最低だな・・・
試写見てから開いて助かった すごく面白かったよ
試写で観た 凄い映画だ クリントが真の映画作家であることを再認識した マカロニウエスタン ダーティハリーシリーズ、ヒーロー像への送別の意志に涙
23 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 01:23:26 ID:X4h6uToh
これ観に行こう とりあえずネタバレしてる奴は氏ね
月曜の朝日夕刊、政治面でこの映画のネタバレしてる
でもこれとおなじ事日本で起こったら、人権屋がいとこ達を弁護しまくるんだろうなぁ
ネタバレっぽいレスもあるけど、予告観た時点で どういう感じの終わり方になるかは大方想像付くだろ。 まだ観てないけど。
27 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 10:15:33 ID:RutTR611
予告編観た限りでは面白そうな映画だな。 しかし、できればハリー・キャラハンのその後みたいな話にして くれても良かった気がする。 人を殺しすぎて老後もスレてた爺さんが、若者との接触により 血の通った暖かさを取り戻していくようなストーリーをさ・・・。
隣の姉弟以外の若者はDQNしかいない(情けない白人を除いて)のがちょっと極端かな。 話としては解りやすくなるけど
29 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 13:05:47 ID:onnDnAJZ
>>28 その情けない白人を演じてたのは
イーストウッドの実の息子だよ。
30 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 13:35:50 ID:7AXE95OY
>>26 予告編最後の「映画史上もっとも優しい衝撃のラスト」ってコピーで、
二つのオチが浮かび、そのうちの一つがここのネタバレだったよ。
まぁ、これなら予想外のオチって訳じゃないんで、
公開されたらじっくり映画の世界に浸ることは可能だな。
ネタバレがマジネタかガセか知らないが。
>>28 ちゃんとした子は大学行って、医者や看護師になってるんだよ
だから女医と看護師は移民だったでしょ?
>>25 一応映画としては最後に警官のエクスキューズがあるが
いい弁護士がいれば刑が軽減されるかもなあ
33 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 18:00:14 ID:rWhOLQj0
家族間、人種間、アメリカそのものの国家の問題やブッシュの政策まで何層かのテーマを折り重ねてしっかり描いてるあたり感動したわw おまけに成長した主人公がアメリカそのものと言えるダーティーハリーネタでしめてくれて これでイーストウッド俳優引退するんでしょ 凄いわこれw
34 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 22:42:22 ID:eGyvbxHP
_,,,,,--―--x, ,,,,-‐'"゛_,,,,,,,,,、 .゙li、 _,-'"゛,,―''゙二,、、、゙'! .i_ .,/`,,/,,,,ッメ''>.,,/,-゜ ,,‐` │ _/ ,‐゙,/.ヘrニニ‐'゙ン'′,,/ | ,,i´ |、 ゙''''''゙゙_,,,-‐'" _,,-'" .l゙ .|, `^'''"゙゙` ._,,,-'''″ ,l゙ `≒------‐''"゛ 丿 \ ,,i´ `ヽ、 ,,/ `''-、,,,_.∩ _,,,,,-∩´ //゙゙゙゙″ | | //Λ_Λ | | | |( ´Д`)// <うるせぇ、キャベツぶつけんぞ \ | | / / / __ | | __ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
35 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 22:46:12 ID:eGyvbxHP
誤爆しますた
試写みてきた。良かったよ〜最後までこれはマジで本年度一番の傑作!だと思ってた。 さんざん笑わせておいてからのオチがあれだから、私も連れもがっくり肩落として帰ってきた。 ってべつに話が破綻したわけじゃないけどさ・・・あれはあんまりだ。
>>36 前半はラストへつながる伏線が要所要所にあるけど、
保守的なアメリカ老人の今の若者に対する憤りを散りばめながら、
でも、深刻にはならず、笑いが起こるシーンがけっこうある。
それが、後半一転して、緊張感のある展開になるんだよな。
そして、ラストへと突っ走るわけだ。
っていう作りはミリオンダラーベイビーと同じだな。
>>37 いろいろ書きたいことはあるけども、ネタバレ解禁まで書かないでおこうと思う。
私には数年ぶりの「良作にして最悪の後味」映画だったから。好みの問題だろうけども。
無名のアジア系俳優がアメ車に乗って走り抜けるシーンが、 こんなにサマになって、ラストを締めくくるにふさわしい感慨を 抱かせるところがすばらしいと思った。
作品サイコー 字幕サイテー 以上、
字幕そんな悪くなかったよ あの爺さんの雰囲気にナッチが合っていた
42 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/16(木) 00:48:01 ID:UAV64gFy
試写行きました。 ちょっと招待型の観客の年齢層の高い試写会だったせいか 終わり頃には会場中から鼻をすする音が… もちろん自分も同じくですた。 自分は友人に貰った招待状だったので年齢的には若い方だったが 回りの壮年層はかなりクリントイーストウッドに近い人もいたので他人事とは思えなかったのかも。
試写会のゲストが鳥越俊太郎と徳光和夫 哀しすぎる
これ良い作品なのに宣伝地味すぎ GWにヒットさせる気あるんかね
45 :
西君とおれ :2009/04/16(木) 12:58:54 ID:NGdsIN4P
いまんとこ今年1番の作品。 本当にずっしりと心にのしかかる。
>>1 そう書くなら「・」忘れんなよw
と、試写会行ってきました
確かに年齢層高めでした
若年層より、年配の方に受けがいい映画だと思います
タオの従兄がひろゆきに見えて仕方なかった、とだけ書いておくます
48 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/18(土) 04:25:39 ID:0ev+T0hi
この映画、都民なら千葉や埼玉の県境の区、すなわち、足立区みたいなところで生まれ育った奴にしか真に理解することはできないだろうなw 女性にも理解できるのかな おもしろいと思えるのかな やられたら倍にして返すとか報復とか まぁ、おれの出身区立中学はナイフ携帯が当たり前の無法状態だったし、オレ自身も火のついたタバコを身体に突き付けられたりしたことあるから、エンドレスな緊張状態がよく解った 前半3分の一は退屈だったが、後半二分の一は終始心臓がバクバクしっぱなしだった。 しかし、まさかあのようなエンディングが待ち構えてるとは! 前半3分の一で、あの衝撃的なエンディングを予想できた者は誰一人いないだろう。
49 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/18(土) 05:34:25 ID:BvINhD5Q
宣伝しか見てないけど想像で荒筋を書いてみる。 年金暮らしの退役軍人の所にある日車泥棒が入る。 筋金入りの兵隊だった老人は泥棒を捕まえると、まだ幼さの残るアジア系の少年だった。 少年との交流 悪い仲間から抜けさせる為に老人が考え。 ギャングを挑発。 老人撃たれる。 ギャング捕まる。 少年更正する。 主役は車のグラントリノでOK?
50 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/18(土) 05:59:30 ID:o0zVb/wc
じじいのくせにすげえ体してるよね
>>48 そういう地域って女子生徒はどうなってんの、映画みたいにレイプされまくりなの?
52 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/18(土) 06:09:22 ID:0ev+T0hi
>>51 そういえば、おれの周りではレイプとかは無かったな
(まぁ、あんまり表に出てこないのかもしれんが)
不良連中も意外に優等生タイプの女の子が好きとかでその点は笑えたw
ただ、近隣の中学にヤラセテくれる女の子がいるって話とかはあった
中学生の妊娠とかはあった記憶がある
53 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/18(土) 06:12:42 ID:0ev+T0hi
しかしアメリカは銃をみんな携帯してるから怖いねぇ もし日本が銃所持合法の国だったら、おれも若い時にいじめっ子殺すか 自殺するかしてただろうな 間違いなく
>>52 とん、そういえば日本のヤンキーって意外とウブなとこあるよね
>>49 老人は撃たれて死んだと思われたが
やおら立ち上がりギャングどもを返り討ち。
老人の胸にはぶ厚い鉄板が…。
勲章がたまを跳ね返すんだよ
57 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/19(日) 01:32:13 ID:vMkCwWQ9
当然武器は自慢のマグナムで、決め台詞はゴーツーヘル メイク ミー ダイ でしょ?
58 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/19(日) 01:41:03 ID:NssBLGb0
ダメだしすると、マシンガンぶっ放された家の軒先でばあさんが再び編み物なんかできるだろうか?
59 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/19(日) 01:48:30 ID:5y2a3/9g
今日映画館の予告でこれ見た 予告だけで抜いた こんなのはじめて見ようと思わない
衝撃的なエンディングとは別のがっかり。 グラントリノこそが唯一の相棒だとか、頑固老人を癒す大事なツールだとか、勝手に期待してたが 車を愛でるシーンがほとんどなかった。レア物だから大事にしてるだけ?って思えたぐらい。 良き相棒らしい愛犬がいたからしょうがないけど、 もうちょっと愛車に対する情念とかドライブするシーンとか入れて欲しかったな。 タイトルが車名なんだからさ。
眺めながらビール飲むのが日課なんだよ
車体の撫でるシーンとかはないのか? このラインがたまらんとか言いながら
衝撃的な結末って パッセンジャーズでものすごーーーーくガカーリしたから 期待しないでおこうっと。
>>61 工場に勤めててホイールをとめたのは俺だ、みたいなこと言ってなかったっけ?
車好きというより、自分が今までアメリカで成し遂げてきた成果の象徴みたいなものじゃないのか?
単に車好きが 車があんまり出てこないーーーって思っただけなんじゃないか
>>65 事前情報なしで試写見にいったんで
「老人・少年・車」って三拍子で「世界最速のインディアン」的な
エンスーならではのあるあるネタ&ハートウォーミングで気持ちのいい話を期待しちゃったのよw
あわよくば旧車珍車のカーチェイスが一つや二つは見れるんじゃないか的なねw
>>66 まあそういうことw タイトルが車名だし、あくまで俺の勝手な期待違いだねw
俺もグラントリノとチンピラ連中の日本車?がバトルするのかと思ったw
69 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/19(日) 20:32:59 ID:ONCnly4e
デスプルーフじゃねんだしさ
まさかグラン・トリノが変形して戦うとはおもわなかったな
71 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/20(月) 07:51:34 ID:L/YSNonw
グラントリノはペラペラしゃべるし、空は飛ぶし すごかったよな
マイケル・ベイ監督作品と聞いてやって来ました
男を磨かにゃ
旧車目当てだとちょっとがっかりな内容なのかな。。。
75 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/21(火) 04:46:30 ID:eJi+UQ0V
自動車工場勤務経験者だったら共感できるかもしれないが、 自動車整備士だったら・・・
・・・コニチワ。
77 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/21(火) 07:14:06 ID:2XTAu/y1
グラントリノはフォードの70年代人気車で、テレビドラマ スタスキー&ハッチのコンビが乗り回していた。 あとビースティボーイズのPVサボタージュでも使われてたり するけど、あの車のどこがカッコイイのかピンとこない。 映画はまだ見てないけど、見終わった後にグラントリノが カッコイイと思えるようだったら、さすがクリントイーストウッド! と思うんだろうな。
78 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/21(火) 10:01:34 ID:ttlYsUlU
>>39 サンダーボルトのラスト知ってるか?
それの足下にも及ばないよ
比較厨は心底鬱陶しい
80 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/21(火) 13:57:04 ID:eJi+UQ0V
>>77 車厨向けの映画じゃないぜ
ヒューマン映画だから
映画秘宝の特集嫁
82 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/21(火) 23:08:48 ID:J5KezFpX
グラントリノって、日本で言ったら、ケンメリみたいな位置づけですかね?
うわ〜ネタバレ見てもた クリントの前作は好きじゃない女優だったから敬遠したんだがこれはいいかも スラムドッグミリオネアとどっちがオススメ?
今日試写会行ってきたけど、そんなにいいか? 確かに周りは泣いてた。 ミリオンダラーとほぼ同じ流れじゃん。
85 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/22(水) 01:22:51 ID:7JpYRBXi
ギャングって中国系?日系? 硫黄島撮って親日だと思われたくないのかと深読み・・ ま、そんな浅い話じゃないんだろけど
ギャングはコリア系じゃないかな コリアギャング暴れてるから 日本はやくざだね
87 :
85 :2009/04/22(水) 01:34:32 ID:7JpYRBXi
失礼しました。ぐぐってなんとなく解った モン族ね・・タイとかベトナムかな? あとは上映までのお楽しみにします。
88 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/22(水) 02:23:57 ID:3yXV0xpm
>>84 いいとか悪いとか、そういうんじゃなくて
インパクトがすごい
モン族に関してはプロダクションノートに書いてあるからDLして読んでみ
90 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/22(水) 03:52:33 ID:2ygd7lfc
サンデー毎日 の映画星とりで 2人とも満点だった。 こんなん はじめてみた。 よっぽど この映画いいんだろうな。 だってあの ケバイ評論家が満点だしてるんだぜ。
91 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/22(水) 11:29:28 ID:iEhN1JqW
きょう出た週刊文春の映画評、ひとりだけ4点で ほかは全員5点だ。これはスゴイ!
映画的には、劇中で出されている情報だけで十分だと思う
映画みればわかるからいいんじゃん?
>>87 モン族、中国では苗族と書いてミャオ族。 日本人とルーツは同じという説もある。
高床式住居とか食生活とか稲作の文化とか弥生系の人といろいろ特徴が似ているらしい。
モン族の先祖は中国の伝説で漢族最初の皇帝の黄帝との戦いに敗れて黄河から
追い出されて山の中に追いやられたというのがあるけど、その時に山ではなく海方向
に追いやられたのが弥生人だと。
金印の柄の部分は種族ごと違った動物の形になっているらしいが、「漢委奴国王印」という
倭国への印とモン族に贈られた印の柄はともに蛇と「世界ふしぎ発見」で見たな。
97 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/23(木) 00:24:15 ID:qW3OOYRR
>>91 あー。。。
書き込もうと思ってたのにぃ〜(泣泣
☆☆☆☆☆ があれだけ並んだ文春ってはじめてじゃなかったっけ?
満点あったっけ?
イーストウッドの最高傑作ぽいイメージだよな。
しかし この人凄いよなぁ。。。だって マカロニウエスタンの「用心棒」 やって、
「ダーティーハリー」やって、「許されざるもの」やってこれだぜ。。
おまけに、観光地カーメルの市長まで一時期やってた。
恵まれすぎだよなぁ。。おまけに作曲までしてなおかつ、結構才能あるんだよなぁ。
アメリカの国宝だろ。
ジョン・フォード超えたと思うよ、マジで。アメリカ史上最高の監督になったということだろうね。
まあ「ゴッドファーザー」とか「市民ケーン」みたいのは作ってないから、映画史上のベスト10では作品でてこないけど
監督としてはすっごい安定していてレベル高い。
これはいい話だった
99 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/23(木) 03:47:51 ID:jX9V7T72
>>92 脚本に手を入れてないんだ・・・
かなりイーストウッドの色が濃いと思ってたけど。
ちょっと意外。
それが演出というものさ、ふふふ
101 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/23(木) 04:12:37 ID:TrhIBBXO
床屋のイタリア野郎との会話をタオに仕込むとこ、笑えたなww
床屋のおやじとのやりとりよかったよねw
犬もいい演技してたな〜
>>97 ミリオンダラーベイビーは全員☆☆☆☆☆だったよ
105 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/23(木) 12:40:31 ID:QZ+KKmLl
床屋のオヤジ、 ゾディアックでは容疑者だったん えらい違いで気付かんかった
106 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/23(木) 13:18:31 ID:1dogBGoS
もう今作で監督業は終わりなのかな? こういう米国で受けなそうなやるせない作品ハリウッドで作れるの彼くらいだから惜しいなぁ
監督業としての次回作「The Human Factor」が2009年末に公開予定
行くかどうか迷ってるんだが客がおじいおばあばっかで敬遠してしまう・・・
>>105 あーそういえばそうだね
なんか見たことあるきがしたんよ
ありがと
>>107 グレアム・グリーンのあの名作の映画化かと思ったら、関係なかった。ちょとがっかり。
でも、マット・デイモンのフランソワ・ピエナールと
モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラだから期待する。
しかし、また息子も出るのね。
親バカ?親バカなのかーーーーー?
床屋のおっさんはイーストウッドとは遠からずかかわりがあるようだ コピペだけど 「イーストウッドのかかりつけの床屋のおっさんを演じたJohn Carroll Lynchはデビッドフィンチャーの"Zodiac"で ゾディアックキラーの容疑者アーサーアレン役だった。ゾディアック事件はダーティハリーのモデルになった事件。 映画ゾデッアックでも劇中の刑事がダーティハリーの映画のプレミア上映会に出席。 映画のようには実際はいかないとこぼすシーンがある。 実際のゾディアック事件の犯人は結局逮捕されることがなかったが、 ダーティハリーの劇中ではイーストウッド扮するハリーが殺人鬼サソリを射殺している。 またイーストウッドが監督をしたミスティックリバーの原作者デニスルヘインの ミステリーホラー シャッターアイランドがマーティスコセッシ監督&でデカプリオ主演で映画化されるが、そこにも出演。」
ゾディアックの「落ち着けダーティーハリー。本を書き上げろ」はいいシーンだった
つーことで試写会で見てきた。
異民族はワケ分からんけど、接してみると案外悪くない。
言葉は通じなくても心は通じる。
女はうざいけど、それも含めて男に必要。
若いもんはロクでもないけど、そうじゃない奴もいる。
挙げていくとキリがないけど、そんな経験を重ねて生きてきた
今のアメリカ白人の保守的老人から見た現代のアメリカって
こんな感じなの?その心象スケッチのような作品。
消えゆく命の結論、異民族アメリカ人への古きアメリカの承継。
いや、人間への承継なのかもしれない。
この作品のようなテイストをどっかで見覚えがあると
気になってたけど
>>22 そうだ、マカロニウエスタンだ。
宣伝は完全に老人向けだな。感動しましたCMでも還暦すぎたじじばばしか出てこない。
117 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/24(金) 10:01:56 ID:0MsAzhB2
試写会行ってきました! デイジーがかわいすぎた。 もうおばあちゃんなんだね。 神父役の役者…ハマってた。言いすぎかもしれんがミケランジェロの描く 天使みたいに見えたw 映画始まったらもう一回観に行く。 それぐらいハマったし、エンディング曲もすごく良かったのであれを聴きながら ボーっと余韻に浸りたい。
老人はイビキかいて居眠りするし、 耳が遠いから大きい声でおしゃべりするし、 咳とかうるさいし、加齢臭がするので 映画館には来ないでほしい。 あるいは、老人専用上映回を設けてほしい。 早朝とか。
あの手この手だな
120 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/24(金) 18:35:56 ID:962GHmY6
全然ジジババ向けの映画じゃないけどな たぶん爺さん婆さんには理解しがたい内容
床屋の俳優はこれからも永久にリーアレンにしか見えないな
自分は70歳になったときに再びこの映画を鑑賞したい。 あるいはそれ以前でも不治の病にかかり人生の終わりが見えたときに。
123 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 06:08:35 ID:VYZbXONa
雨シーンのガラスに映る青空って、どう言う意味があったのだろうか? あんなミスするわけないだろうし。 気になって仕方がない。
124 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 07:23:49 ID:xRvBbJsQ
意味ないよ。 アメリカ映画は雨のシーン凄い大ざっぱで、 太陽でてるのに雨なんてしょっちゅう。 単にうつりこんじゃっただけ。 音声のブームも何回か映ってるし。
125 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 09:07:49 ID:SGE3V8DU
この映画みて思い出したのが アル・パチーノのセント・オブ・ウーマン 似たような映画だがセント・オブ・ウーマンほどの傑作ではない だけど まあ佳作だった
126 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 09:17:24 ID:0aiQdm3Y
この映画ってハートブレイク・ブリッジの続編?
127 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 10:54:00 ID:ZTDB6ao4
まだみてないけど 内容的に 個人的ベスト みたいになりそう。 最近の作品はどれも傑作なんだけど 精神的にきつい作品おおすぎ。 イーストウッド の晩年にも凡作ぽのはあるんだよな。 真夜中のサバナ Midnight In the Garden of Good And Evil (1997年) - 監督 目撃 Absolute power (1997年) - 兼監督 トゥルー・クライム True Crime (1999年) - 兼監督 ここいらは、なんかフツーで、 最近の傑作レベルはいったいなんなんでしょうね? ミスティック・リバー Mystic River (2003年) - 監督・音楽 ミリオンダラー・ベイビー Million Dollar Baby (2004年) - 兼 監督・音楽 父親たちの星条旗 Flags of Our Fathers (2006年) - 監督・音楽 硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima (2006年) - 監督 チェンジリング Changeling (2008年) - 監督・音楽 グラン・トリノ GRAN TORINO (2008年) - 兼 監督
> 最近の傑作レベルはいったいなんなんでしょうね? っ 燃え尽きる前の蝋燭
>>128 ミスティックリバー以降で考えると、イーストウッドの人生の1割ちかくになるな。
燃え尽きる前の輝きにしては長いな
でもこれで逝ったらカッコよすぎるよ
131 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 11:44:10 ID:ge6g4Asb
スー可愛かったのにボコボコかよwww
チャールズブロンソンやチャックノリスなら最後は皆殺し。
封切り視聴。 無性に一杯やりたくなった。 車は家に置いて、夕刻やレイトショーを見に行くのがいいかもな。
クリの人格者ぶりは異常
エンディングの歌がいいね
137 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 15:17:23 ID:JE8qUIdS
あれ本人が唄ってるんだね、シビレた
>>125 私もw!でもこちらはこちらで味があるよ
イーストウッドかっけえなもう生涯現役でいってほしい
140 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 16:06:41 ID:ZTDB6ao4
ここんところは 完全に作家の映画だよね。 ゆるされざる者 が結構異色で そのあとでも マディソン郡の橋 スペース・カウボーイ なんて職人監督っぽいし。 監督として完全に認められるようになったのは ペイルライダー 以降でしょ。 ダーティーハリー4を監督してたころ、誰も今の巨匠映像作家なんて 予想してないはず。よく、認められるのに時間かかったというけど イーストウッドは、昔は普通の才能はあるけど、普通っぽい中堅監督だったと思う。 処女作から凄かった監督って多いけど(オースン・ウエルズとか) イーストウッドほど のびしろがあった監督はまったく映画史上でも例がないと思う。
個人的には傑作だったけど、結末はちと分かりやすかったかな。 あと家族にとっちゃ結局クソジジイのままだったよね。 最後に神父がウォルトっぽく語って、イタ公がにやついてるシーンがなぜかジーンときた
142 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 17:17:54 ID:f7A47LNm
これは許されざる者を進化させた作品です。 これだけ見ても感動しないと思うよ。
昔レオンにハマった自分としては、途中からダブりまくりで、 爺さんの奮闘ぶりインパクトが薄くなってしまった。 田尾はもっとヘタレでもよかったような。 目はキョドってたものの声が大人っぽいせいか、言うほど弱々しく感じなかった。
145 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 18:33:38 ID:VhD10oSB
エンドロールまでしっかりと観てきた。 客は年配の方多かったよ。
評判見に来たら、いきなりネタバレとか書き込まれてて萎えた。 DVD待つか。
147 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 19:40:51 ID:XCfMeyjb
予告の印象で終始暗いのかとおもってたらクライマックス前までずっと笑えた。 年齢層が高いせいか場内は笑い無しだったけど・・・ スレタイ、中黒ないから検索でちょっと探してしまった。
説教臭くてダメ
イーストウッドの作品でオススメ教えて
ちなみに
>>127 載ってる後半のは全部見た
150 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 20:03:52 ID:6effQ4lP
やべええええええ 今観終わったけど泣きまくった イーストウッドの映画の中でも一番好きかも
割とユーモアのある台詞のやり取りがあって、劇場からもたびたび笑いが漏れてた。 イーストウッドのうなり声(ガルルル・・・)は最高だったわ。 俳優としての彼の姿をスクリーンで見るのがこれが最後だと思うと寂しいね。 死ぬまで俳優業も続けて欲しいものだ・・・彼が演じる役柄はどれも 本当に愛すべきキャラクターだね。
152 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 20:49:53 ID:iPv8AJut
クリントに関する予備知識あったほうがよりこの映画が深いものに なると思うが、そんなこと抜きにしても素晴らしかった。 久しぶりにラストシーンが良かったと思える映画。
154 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 20:53:27 ID:dQ9egANw
サントラスコア、ゲットした。 01. Gran Torino Credits (0:49) 02. Son Of A Bitch (1:16) 03. Wax A Car (0:56) 04. Broken Gnome (1:19) 05. Confrontation, Bro (1:09) 06. Repair Montage (1:15) 07. Father/Son Phone Call (1:02) 08. Gangster Beatdown (1:26) 09. Drive-By (1:39) 10. Sue Is Injured (2:02) 11. The Fall (0:55) 12. Arrested (3:06) 13. Gran Torino - Jamie Cullum Featuring Clint Eastwood As Walt Kowalski (5:56) 14. Gran Torino Theme - Jamie Cullum (4:28) CDはない。
>>144 That's the most beautiful thing
you could have ever given to me
156 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 21:49:43 ID:YRj91wyM
この前WOWOWで イーストウッド初監督した古い映画やってた 恐怖のメロディっていうやつ 結構おもしろかったよ
157 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 21:51:43 ID:rSOzd5Bn
ヤバイわ、もう本年度一番はこれだね。 イーストウッド天才杉
あらら、予想してたよりスレ進んでないな。 もう公開してたよね? でも公開館数少ないんだっけかぁ。
159 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 22:10:51 ID:eF+E72Q/
2ちゃんに評判見に来るってどんだけゆとりかよ。 って言われた事あったっけ。
スー役の人の名前教えて
161 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 22:49:37 ID:FTA5KogN
162 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 22:51:45 ID:Rddxr/9s
気持ちいいエンドロールの最後で 字幕戸田奈津子と左に大きく出たのに愕然とした
たぶん今年のキネ旬のベストテン1位は グラントリノだなw
164 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 22:53:37 ID:Nhbu7qg3
>>149 イーストウッドといえば
ダーティーハリーしかないんだが
>>159 2chに見に来るというか、
イーストウッドスレに居るからな俺は。
167 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 23:03:00 ID:bmZsSuRP
>>163 チェンジリングとグラントリノ、どちらの出来が上ですか?
個人的に、チェンジリングは近年まれに見る完璧な映画でしたが。
期待させてもらっても良いでしょうか。
やっぱ劇場行こうかな。
アメリカ映画の最後の良心ともいえるイーストウッドの最後の出演作を 劇場に見に行くかどうか迷っている段階でもうどうしようもないと思うよ。 ちゃんと目撃しておけ。
>>149 続・夕日のガンマン、ガントレット、許されざる者、パーフェクトワールド
個人的にはパーフェクトワールドは大したことなかったと思う。 許されざるものはマジ傑作。
174 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 23:40:50 ID:DtLjmW61
おれ的には「TRUE CRIME」は、かなりの傑作。 本作は まだ観てないけど。
175 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 23:40:50 ID:d97cg7MQ
あと・・あともう1作品作ってほしいなぁ 見終わってからなんだかホントに悲しくなってきた
176 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 23:43:05 ID:B1nGs1/B
今日観てきた。 面白かったけど、何か足りない感じだ。 何かわからないからもやもやして嫌だ。 有楽町マリオン最終回で観てきたけど、携帯の着信音(同じ奴が2回)はあるは、メールの着信音は あるはで、イライラさせられた。 ああいう輩は映画館のスタッフが追い出してほしいわ。
やっぱり映画館はいいね。
後ろでポップコーン食べるカップルが居なければもっといいだろうけど。
>>162 やあ俺。名前出すのは構わないけどもう少し配慮が欲しいよな。
最後の良心とか言うのは大げさだなあ。
>>162 >>177 名前が出て初めて愕然か。
観ている最中に誰製字幕か気付かない半チクどもに
愕然とされる筋合いはないよな、戸田も。
>>162 それは同意@亀有
途中で一度、もしやと思ったがw
181 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/25(土) 23:59:26 ID:FTA5KogN
途中で言葉が不自然に前後して表示された段階で、 はげしくナッチ臭を感じとってしまった(汗) あとトロ助… トロ助を現代に相応しいネーミングにするならば なんと名づけようか?
アンチヒーローなんだろうけど、終わってみたらヒーロー映画って感じ
『チェンジリング』は母の“強さ” 『グラン・トリノ』は老人の“優しさ”が描かれていて、 どちらも、劇場で見るべき傑作だ。
名前見て初めてなっちと気づく(だから批判する)奴ってのも、要するに 人がなっち批判しているから批判しているだけで、別におかしいともきづいて いないんだから批判する資格ないのでは? 観てる最中にわかるでしょ、なっち臭さというか、字幕の不味さってのは(w
面白かった。が、やはりウッドの作品は気分が鬱になる。 ミリオンダラーベイビー、チェンジリング、グラントリノしか見たことないけど。 遠い親戚より近くの友。というのが正にこれだな。 よく見えなかったが診察の結果は先は長くないという内容だってことか。 黒人じゃないが、隣人にスーみたいな子がいたら普通に俺も欲情する。 アメリカには結構いるのかあいう野蛮な亡命者が。
>>168 Wikiによると彼女は中国人ではなく
アメリカ生まれのモン族の人だそうです。(アメリカ国籍)
家族の人達としてモン族の人が多数出演しています。
前評判からもっと大作映画かと思ってたら、小品だった。 個としての人の生き様を描く映画なんだから、当然だわな。でも良い映画だ。 もっと糞真面目な映画かと思ってたら、非常にユーモア溢れた脚本で、そこもまた良い。 ラストシーンは、助手席に乗っけてるのがデイジーというところがいいね。 田舎のシネコンなんで、字幕始まったら席を立つやつ続出するのが常なんだが、 誰も終わるまで、本当に1人として席立たなかった。
クリント・イーストウッドが苛立って 「グルルルル」というところで 山田康夫の声が脳裏に聞こえてきたw
なんだ、翻訳のまずさという意味での愕然か。 単に雰囲気ぶち壊し・・・イーストウッドよりでかいフォントで出てくるなよw という意味と取ったんだが。
映画史上最も優しい衝撃のラスト 最も優しい→字幕翻訳者の名前を伏せ、映画観覧中の皆様の邪魔にならないよう配慮 衝撃→字幕翻訳者はぬっちだった!!
笑えるシーンが案外多かったことを除けば、 ありがちなストレートな展開で少々物足りなかった。 ネタバレせずに行っても見てるうちに想像ついてしまうというか。 個人的にはチェンジリングのが好き。
>>188 やはりクリントの方がよかったか。
なぜかクリント・イーストウッドて俺の中ではウッドて省略したくなるんだよ。
タオ、スーて素人だったんだな。母国の役者だとか近辺国の役者かと思ったけど
リアルで歴史に則った人材を配役してるとこがナイスだな。
イエローって訳されてたけど、原文では何ていう単語だった??
195 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 00:46:54 ID:ZMBz5P+6
誰もタオがブアカーオに見えて来なかったのかが気になる。
>>194 どこの部分?
というか俗称が多過ぎて凄い事になってる。
197 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 01:00:38 ID:lakWXvgm
ランクル、トヨタの所ら辺かな? 最初の方はアジア全体を馬鹿にしてたから所々で言ってたな。
>>196 アジア人への蔑称で、頻繁にイーストウッドが使ってなかった?
翻訳でかなり丸められてたけど、ネイティブが観たらさぞ凄いんだろうね。
黒人の事クロって訳されてたけど原文はニガー? ニガーの方がイーストウッドっぽいんだがなんでクロ あとジャップて言葉出てくると一瞬反応してしまうなw
許されざる者の場合親友が殺された上にさらしものにされて復讐したわけだけど もしタオやその家族が殺されてたらどういう選択したんだろうとか考えてしまった
>>198 随分前に英語で観たからどのシーンの事か分からないんだよ。
>>194 gook が使われていたな。
東洋人を指す蔑称で、朝鮮戦争時に大韓民国(デーハンミングック)から生まれた言葉らしいが。
gookは多かったけど、イエローは覚えないんだよなぁ。
>>149 個人的な最高傑作は許されざる者
あと
荒野のストレンジャー、アウトロー、ブロンコ・ビリーなんかもお勧め
先に謝っとく、長文&若干ネタバレスマン。 因果応報って感じがした。 序盤や中盤で従兄達に違う対処をしていたら結末は違ったかもしれない。 けどウォルトも従兄達も目には目をのやり方しか無く、そんな因果応報のツケが姉弟に回ってくる。 言ってしまえばウォルトの存在そのものが引き起こした、 分かっているのに避けられない悲劇な訳で、そして最終的なケツを誰かが取る事になる。 でも目には目をのウォルトを作った因果の最初は生きるか死ぬかの戦場なんだよね。 実際、戦争で性格を変えられた人は数多くいるだろうし。 最後のあのシーンはウォルトや物語のケリをつけただけじゃなく ウォルトの様な戦争経験者に対して、ウォルトになる必要は無い、 ウォルトが少しでも罪を持っていくよ、っていうイエスの磔刑の様にも見えた。 空と木立が清々しいエンドクレジットはウォルトの心象に思えて歌と相まって気持ち良かった。 グラント〜リ〜ノ〜♪
206 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 01:30:54 ID:Mfhu9QV1
タイトル は「グランパ」に小さじ程度は掛けているのかな?
エンドロールは曲もいいし余韻に浸れてよかったな。
見てきた、「ミスティック・・」「ミリオンダラー・・」よりはショッキングな ラストでは無いけれど自然な感じで後でじわじわ来るのはこっちだな。 先にあげた二つは「そんなラスト無いんじゃないか」って感情は少しあったけれど こっちは自然に受け止められた。このスレの最初の方でネタバレがあったけれど それでも見に行って正解になると思う、 「忠臣蔵」も皆最後は知っているけれど話の流れがよければ最後泣けるし。 これ見てから「許されざる者」レンタルして見てみるのも良い。 どこかで繋がっているみたいな部分はある。
>>199 隣のねーちゃんを黒人のゴロツキから助ける場面でイーストウッドのセリフに
”クロ”と字幕がついたけど”nigger”とは言ってなかった。
あれなんて言ってたんだろ。戸田語かもしれない。
てっきり懺悔の為の背広だと思ってしまったよ。 ラフな格好で教会現れた時は「あれ?」と思ってしまい 背広の事なんてすっかり忘れてしまった… あの時点で死ぬ気だったんだね…
※ネタバレ
>>205 因果応報とか言い出したら、朝鮮戦争で心に傷を負ったウォルトが
家庭でどのように息子に接したかということは、かなり容易に想像つくわけで。
その結果、息子は糞男になってしまったし、その糞息子が育てた孫娘は
輪をかけたような糞女になってしまった。
でもそれを、因果応報で片づけちゃいかんと思うのよ。
老人1人でチンピラ従兄弟を全滅させることは普通に無理だが、
殺ろうと思えば1人ぐらいは殺ることはできたんじゃないかと思うわけで、
しかしそれをしなかったのは、チンピラ従兄弟どもに改心のチャンスを与えたのでは?
と思った。
そもそもモン族一家が隣に越してきてんのも、チンピラ従兄弟が街で暴れてんのも
ベトナム戦争の因果が回ってきてるわけだが、そこにある事態は、
因果応報とか言ってないで、解決方法を探らなければならないわけで。
じじいかっこええな〜
213 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 01:54:46 ID:Mfhu9QV1
タオとか見ていたらちょっと「菊次郎の夏」を思い出した。
見る前は天涯孤独な老人だと思ってたけど、 友人はたくさんいるんだな。友人は大切だね 男同士の会話をレクチャーするシーンはほのぼのしてていいなぁ と思ったら、あの襲撃&レイープだもんなぁ 一気に突き落とされた気分だ。そしてあのラスト・・・ 良作です。気になったのが、スーに鍵のありかを教えるの早すぎ
タオってさあ、同じモンゴロイドだからってのもあるけど 学校とかで虐められていた子を思い出してしまうわ。 あの仕事道具を駄目にされた場面とかカワイソス
でもラストのドライブ場面がまた良すぎるんだよな。 タオの表情が既に頼もしくなっていて、それがまたボええええええ!!って泣けてしまう。
チンピラの一人が首の下に入れていた刺青 「家庭」 ってなんだよwwwwwwwwwww
イタリアンマフィアのFamilyみたいなニュアンスなのかなぁ。 まぁ「家族」でも爆笑してしまうが…
ファミリーって意味だろうか
221 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 02:30:29 ID:Mfhu9QV1
たぶんハリウッドのナッチみたいなスタッフが ファミリーを直訳しちゃったんじゃないかな?
222 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 02:31:22 ID:Mfhu9QV1
雰囲気ぶちこわしですまん。
しかし、
>>222 げっとお!!!
まぁ漢字を使ってるのは中国もあるから、そっちでは意味が違ってるのかもしれないし
デイリーコンサイス中日辞典 (三省堂) 【家庭】 j i a t i n g 『名』 家庭,世帯: あんまり日本語でも中国語でも意味変わらんな。
225 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 03:08:31 ID:Mfhu9QV1
中国語でマフィア的な意味合いでの「ファミリー」って どういう漢字で表現するんだろうね。 日本語なら取り敢えず「組」とか「団」あたりなのかな?
226 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 03:09:40 ID:Mfhu9QV1
たびたび雰囲気ぶちこわしですまん。
のちの
>>226 事件である。
余談だが、昔『死 臭』と背中に大きく書かれたTシャツ着てる いたって普通の兄ちゃんを見た@NY こわかったよママン。
229 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 03:13:47 ID:Mfhu9QV1
>>227 精神年齢は分からんが、実年齢なら42歳だ。
230 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 03:15:15 ID:0GN5A0Gk
さっき観てきたけど、すごい良かった 今のリアルなアメリカを描いてる ラストのウォルトの決断は、タオの手を汚させず、彼からギャングを遠ざけたい気持ちと 自分が事態を悪化させてしまったことへの贖罪の気持ちを考えると説得力があると思う 復習はまた復習を生むわけだし
>>228 俺なんか駅で、「ちんこ」と左上腕に刺青してる女みたことあるぞ!
マジで
233 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 03:36:06 ID:NT7fBAYM
>>210 同じくあれ?と思った
結局なんだったの
あれで復讐止まるのかねぇ
235 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 03:45:48 ID:Mfhu9QV1
>>210 >>233 仕立て直した背広は、葬儀の時に
自分の死体に着せてもらうために
用意しておいたのかもね。
>>154 これ俺にもくれよ
CD探したけどなかったんだ
車運転してたけど、タオ15歳以下位にしか見えない
>>211 ウォルトのラストシーンを因果応報の一言で片付けるのは違うか。
アレが単なる因果応報ならイエスの磔刑の様に見える訳ないよな。
でもこの映画のなかで因果応報は回ってる。
タオが不良にやられたからウォルトやり返して、結果がスーのアレ…
そしてウォルトその責任の所在を不良じゃなく、自分に向けてる。
あいつらもう許せん!じゃなくて俺と出会ったから…って言ってたし。
誰のせいでこうなったのか、誰がケツを取らなきゃいけないのか、ウォルトはそれは自分だと思った訳で、
それってウォルト的には一種の因果応報だと思う。
見る側的にはやっぱり姉弟の救済だね。それと朝鮮戦争の自己断罪かな。
239 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 05:45:38 ID:nw5+wVx3
>>211 間違ってたらごめんね。
きみ、ニート?
>>238 救済や断罪よりも、今のアメリカに対する肯定と応援 という印象が残ったなあ。
住む人も社会も色々変わったけど、変わらないものもあるぞ!負けるな!
という様なメッセージ。
>>240 同意。
イーストウッドは老兵そのものだった。
銃を持たない最後のガンマンが泣かせる。
新世代に託したのが、古き良き時代の遺産であるグラン・トリノというのがまた・・・
242 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 06:36:02 ID:jNnnoITd
いい映画 人間死期を悟って開き直ると恐いもの無し
次世代や異民族にキーを渡す云々より 己がカッコよく見える作りに鼻をつく
それを言うなら、「鼻につく」じゃないか? 鼻をついたら血でるよ。
イーストウッドの映画なんてほとんど自分かっこよく見せるように作ってんだから そんなこといってたら何にもみれない ブラッドワークとかみてみればいい
昨日観に行ってきた。 良かったわ〜。もしかして今年の洋画は当たりが多い? 話はストレートで、結末は予告編観た時点で予想していたとおりだし(このスレでも 皆が言っているとおり)、話の進む中でそれが次々と固まってくるのだが、ラスト云々 じゃないんだよね、映画全体が観ていることに満足させられる(ってナンじゃろ…)もの だった。 爺さんと隣の家やモン族の人たちとの関係の推移のエピソードや床屋との関係には 笑いがちりばめられていて素直に楽しめたし(瞬間的にはクレしんと同じぐらい劇場が 沸いたかも。回数は負けるが…)、けりをつけなければいけなくなる出来事には怒りや 悲しみを覚えたし(個人的にあそこまで酷いとは思っていなかったのでなおさら)、 決着に向けての身辺整理あたりからじわじわくるし… 普通にストーリーだけ楽しんでいる私のような観客でさえ、懺悔室の網→地下室の扉 あたりの映像的な表し方(ストーリー的にはその場面の台詞がそれぞれ意味あるの だろうが)に映画を感じることができた。色々深いところもあるのだろうが、私はまだ そこまでは読み取れていない。ただ、そんな私にも満足感を与えられるような、 このように間口の広い作品であることにも感心してしまう。(先週観たスラムドッグも 間口広かったので感心した。あれも満足感高かった) 5月中旬あたりにもう一度観にいこうかな。
>>154 教えてくれてサンキュ。
さっそくiPodに入れまひた
素晴らしい映画だった。 ただ一つだけケチを付けろと言われたら、 都合よく「悪者」が配置されすぎている点かな。悪者側の事情や内面等は一切描くことなく 単に悪事を為すために登場させられてる。 まぁ、それを言っちゃあおしまいなんで気にしないけど。名作でした。もう一度見たい。
おれもケンタッキーグリルドチキン食べたい・−−−
iTunes
252 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 08:57:09 ID:/7maxbth
タオ君、グラントリノ大切に乗るんだよ 壊したらもう部品もないし建築現場作業員では修理代たいへんだ。
>>246 これは去年の作品だよ〜
アメリカ市場は秋から冬にかけて
賞レース向けの文芸映画やドラマ作品が公開される。日本での公開は冬から春にかけてが多い。
5月2週めぐらいから学校休みでサマーシーズンに突入
次々と娯楽大作が公開される。
俺も見たのは今年入ってすぐ位だったかな?
255 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 09:51:15 ID:hTK1I8kZ
春巻き食べたくなったよ 生春巻きね
春巻きってスラングでちんちんって意味あるんだけどな
257 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 10:03:05 ID:hTK1I8kZ
256え・・・ しかし生春巻きがすき
>>248 「(移民生活に)女はすぐ順応できるけど男はできないから
女は大学へ 男は刑務所へ」
みたいなセリフもあるし そのあたりはまぁいいかなと思った。
>>241 最後のシーン
胸に鉄板巻いているんじゃないかと少し思ってしまった俺
すげえおもしろかった。コメディだと思ってたら最後西部劇に なってたのは燃えた。 ただ戸田奈津子翻訳が最悪!ほんとはもっと口汚い会話ばっかりやってて おもしろいはずなのに!お上品にまとめやがって。
チャーハンぶつけるぞ
>>205 サンキュ。
観おわって感じたんだけど言葉にならんかった。
>>261 チャーハンはチャーハンじゃないの?
あそこは本当は何て言ってたの?
イーストウッドの引退は残念だけどなっちは早く引退してほしい
>>265 米人不良とモン族不良が煽りあってるシーン
267 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 14:22:08 ID:2slPB2m2
最後のエンディングで泣けた。 これまでのウォルトの激動の人生を凝縮しつつ優しく幕を閉じているようで、 なんというか2時間のストーリーで溜まってきたものが一気に込み上げてきた感じ。
でもこれイーストウッド知らない人が見たらどうなんだろって思いはある ウォルトの最後はウォルトってよりイーストウッドが演じてきたヒーローの最後って感じだからこそ感動できたのかも知れない
>>248 ろくでもない連中は主人公たちの身内じゃん。
うんこ息子一家はウォルトの実の息子や孫だし、
チンピラ連中はスーたちの従兄弟だ。
「赤の他人が襲いかかってくる」話でないところが、この映画のポイントのひとつと思う。
ウォルトがヤムヤムと言うシーンで、笑ってる人が結構いたんだけどなんで?
ウォルトはあの娘に好感持ちまくりなのに わざと変な名前で呼ぶというやりかたでしか表現できない ってところ かな
モン族が朝鮮にしか見えなかった
これがアカデミー賞候補にまったく入っていないのは異常 クリント畢竟の傑作じゃないか
「チェンジリング」があったから票割れでも起こしたんじゃない?
276 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 16:07:21 ID:hTK1I8kZ
271 そういうことだったんだ。 今軽く鳥肌がたった。 鋭いですね。
277 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 16:17:44 ID:hTK1I8kZ
今思い出しても泣ける。 ウォルトは生き続けるには苦悩が深すぎたんだね。 でも完璧な死に方だよね。 連投スマソ
278 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 16:43:35 ID:ZzW/g2iO
>>274 俺も全く同感だ。たしかに“ひっきょう”なんて言葉が出てくるほどの傑作と思う。
国民性の違いを理解しないと。 アメリカで受けたけど日本では受けない映画 逆にアメリカで受けなかったけど日本では受ける映画 とかいろいろあるわけで。
それにアカデミー賞は6000人以上の会員による投票制。 ノミネート決める前にも投票があった。確か。 より人気を集めた作品や人がノミネートされ、受賞する。
アメリカではクリント作品最大のヒットだぞ 評もかなりよかった
グラントリノはクリント・イーストウッドの作品で興行成績トップ アメリカでも受けたのにアカデミー賞候補にならなかった
283 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 17:17:55 ID:rMEkeDOH
この映画、日本を侮蔑する言葉が多々でてくる反日映画じゃん。この先見た人が増えてくると『オーストラリア』みたく炎上しそうだな。
あのじじい、ポーランド系以外すべてに差別語ぶちまけてるから大丈夫
反日映画wwww どんだけ頭可哀想な奴だよww
ワーナーも「ベンジャミン・バトン」じゃなくこれを推せばオスカー獲れたかもね。
287 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 17:54:23 ID:pNvTMRq0
見たけど下らん映画 イーストのおっさんが家の隣の、中国人の若者をかわいがっていた。 その若者に仕事を紹介してやったんだが、親類の中国人を含む やくざなチンピラ連中に若者が、絡まれ焼きを入れられる。 心配した、イーストのおっさんが、チンピラの一人をぶちのめし 脅す。二度と、「若者に近ずくな」 しかし、当たり前だが、やくざにそんな話は通用しない。 チンピラ連中は、若者の家にマシンガンをぶっぱなし 姉さんをズたぼろにレイプという展開。 ・・・・おいおいおい、チンピラを逆上させたのは イーストのおっさんだぜ? お前のせいで、かわいい姉さんが、ぼろぼろレイプときたもんだ。 頭悪いな、ボケてんのかてめえは、チンピラに分からんように つぶしに行きゃ済む話だろ。力技しかできねえ馬鹿の招いた とんでもない悲劇の映画、くだらねえ。 それに、チンピラの家に、イーストのおっさんが、行くが チンピラの全員が、はじきかまさんかったら、チンピラ全員 逮捕にならんだろ。馬鹿じゃねえのか くそ映画金返せ
288 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 17:54:33 ID:Mfhu9QV1
ちょっと「アルプスの少女ハイジ」のおじいさんと似ていたよ。
「若者に近ずくな」 どういう教育を受けて来たんだ。
291 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 18:28:15 ID:mttKoJ+p
最初これ「ダーティハリー6」の噂があったな・・
中国人とか言ってるから他の映画観たんでしょ、きっと。
最初のポスター出たとき、 「あれ?若者との交流を描いた心温まる話じゃなかったの?」「これじゃハードボイルドじゃん」 って声が上がったけど、両方正解だった
294 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 18:39:03 ID:xovFq3mk
295 :
149 :2009/04/26(日) 18:40:19 ID:+R/iemAA
>.287 中国人って言ってる時点でw
297 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 19:22:18 ID:B8ho1KNR
ストーリーが一直線だっただけに、映画としての完成度が際立つね。 不満は、大写しになる字幕:なっち
字幕に不満垂れる奴は英語分かってるの?
300 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 19:45:28 ID:B8ho1KNR
会話出来るほど英語分からなくても、戸田の字幕の不出来は分かるんじゃないでしょうか?
○○の一つ覚えっしょ
英語できる人はそもそも字幕なんか見ないし 英語できない人は字幕の良し悪しなんて判断できない 戸田奈津子の字幕叩く人ってあちこちでよく見かけるけど 単なるミーハー発言にしか見えないな どこがどう悪いのか具体的に言えばいいのに。
字幕は全体としてはそんなに悪いとは思わなかったけど、 ただいわゆる「肯定的な意味での『やばい』」が出てきたところはシラけたな。 文字で読まされると分かりにくいし一過性の流行りの表現で終わるかもしれないのに 後世に残すべき映画の字幕に使って欲しくない。 モン族のDQNのセリフのことね。
304 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:12:58 ID:hDX7l+Q8
いったいクリント・イーストウッドはどうなってるんだ。
これだけ作品を連発していて傑作ばかりとは。神がかってるとしか思えない。
個人的には「ミスティックリバー」の次に好きです。
>>283 あんた感情が貧困過ぎるよ。
周りの人間とか自分の子供があんたみたいにならない事を願う。
305 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:23:57 ID:mttKoJ+p
>>293 ポスターはモロ、パーフェクトワールド、そのまんま。
海外版のライフル持った真っ黒のヤツでいいのに・・。
日本版ブルーレイ・ジャケットもこのパーフェクト・パクリになるのかな・・?
スーにウォーリーと呼ばれて「ウォーリーはやめろ」と言うデカイじじい可愛かった。
307 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:27:56 ID:hTK1I8kZ
愛称だからね。
スーがレイプされた怒りのあまり家で暴れるところ動きがぎこちなくて笑っちまった
なっち字幕そんなに酷くなかったよ 最近は怒りたくなるような字幕はない気がする
俺も、少なくともこの映画に関しては別に悪いところないと思った。 「トロ助」に違和感覚える人もいるようだけど、この年齢の爺さんのネーミングセンスならそんなもんじゃないかと。
311 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:39:53 ID:xWtxulVc
持った茶碗をハタァと落としの 演出はインド映画並み、臭すぎ
312 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:41:49 ID:R3DatnjV
今20:50の回のチケット買ったら、客俺一人だったよ・・・。このままだと神聖いまけだ。 昨日のミルクのレイトも客4人だったし、 ホント田舎のシネコンって邦画しか客入らんわ。
字幕そんなに悪いなら どこが悪かったのか教えてくれるとありがたいな。 悪い悪いだけ言われてもよくわからん
312若者よ、我が道をゆけ
315 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:50:32 ID:B8ho1KNR
>>302 英会話出来るけど字幕も見るよ
一応軽く文章書く仕事してるし、ここはどう訳すんだろうとか違いなりなんなりを見る程度
なっち否定派にはミーハーも確かにいるね
テンポとか考えても俺は松浦さんの丁寧な字幕が好み
316 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 20:53:08 ID:NHW7wCOQ
ウォルトがモン族不良団の1人をハンパに痛めつけたのはかなり軽率だったような気がするけど、 彼らが自分に仕返しに来るかもしれないのは覚悟の上で何時でもかかって来いや状態だったけど、 まさか不良団の1人と血の繋がった従兄弟であるタオとスーの家に銃撃してスーをレイプするとは 夢にも想像しなかった、ということで正しいのかな? 字幕では銃撃のあと、スーの安否を気遣っていたときに 「やはりこうなってしまったか」というウォルトのセリフがあったと思うんだが・・・?
東野が頭を安の尻にこすりつけたときが懐かしいな。
319 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 21:16:52 ID:6zdxexcd
「みんシネ」で0点つけてるヤツがいるからレビュー読んでみたらなっちの批判だったw よく読んでみると気持ちわからんでもない内容だったが。俺には。
字幕期待度
松浦>林>なっち
>>316 そういう台詞あったね。チンピラ軍団は迫力無かったけど、
ウォルトじゃなくタオ一家に報復したあたりは、ギャング
っぽい手口だな〜と思った。
自分の余命が残り少ないとわかってたら 大事な人のために命を捧げることもできるのかな ジジイは何の病気だったんだろう
吐血、ヘビースモーカーという事から肺がんじゃね?
>>283 は右翼でもない奴の釣りでしょ。ついでに「オーストラリア」と一緒にすんな。
不良グループの罵りあいで
∧,,∧ うるせえ
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハンぶつけんぞ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
こんなAAが脳内変換された。
>>316 と同じ事考えてた。
自分のしたことで自分に累が及ぶなら受けて立つ勢いだったかもしれんが
実際にはタオやスーに報復の手が伸びたことに愕然としたんだと。
あと懺悔シーンも戦争のことは最後まで自分が背負ってしまったのも良かった。
ラストは「パーフェクト・ワールド」思い出して、次に死んだウォルトのアップで
もしかして「荒野の用心棒」みたいに鉄板仕込んでた?とも思ったw
ところでパンフみたら
「スペースカウボーイのラストは不吉なニュアンスを出してる」
とか書かれていたんだけど自分はあのシーンをこの上なく
夢のある素敵なラストだと思っていたんだけど…違うの?
長文ゴメン。
六本木でみたが一人の客自分だけかもってくらい外人&カポー&夫婦だらけ やっぱショックだったよ。震えたよ こんな風に終わりを迎えたら、幸せなのかはわからないけどすごく胸を打たれた 陳腐な話になっちゃいそうなのに、そうしないのは流石だとおもう
325 :
シルバー割引 ◆6rgGIYz09M :2009/04/26(日) 22:04:00 ID:h64s5FiD
>>287 :名無シネマ@上映中:
>チンピラの全員が、はじきかまさんかったら、チンピラ全員
逮捕にならんだろ。
その通りです、ですから注意深く「全員が発射する」ように工夫されています。
おそらく風呂につかりながら冷静に「どうすれば全員が自分に目がけて発射してくれるか」を考えたのだと思います。
その為に二階に居る相手など全員に指でチェックを入れています。
それからなるべく近隣の目撃者に見せるように。
このシーンをもっと理解する為には「許されざる者」を是非ツタヤさんで借りて見てください。
他の方も言っていますが作品をより深く楽しむ事ができると思います。
観て来た。 今更ながら、イーストウッドの存在感に脱帽。 それにしても、決して派手さの無いストーリーなのに ラスト、泣いてしまった。 これはやっぱり 映画としての完成度が素晴らしいって事なんだな。 本当、感動したよ。
327 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 22:21:38 ID:hTK1I8kZ
床屋でイタ公にチップはずんだり、風呂に浸かってタバコ吸ったり・・・身辺整理的なことしていたんだよね。 ジジイ〜(>_<)
328 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 22:27:44 ID:NHW7wCOQ
>>325 それにここで相手全員をハメることが出来なくても
ウォルトが死んでしまえば刑務所行きメンバーの
復讐をタオやスーに対して連中がやる可能性は少ないだろうしね。
だったら全員でなくても何人かムショ送りにできれば何もしないよりはマシだね。
首尾よく全員が銃を持ち出してくれたのはかなり運の要素が大きいとは思うけど。
スーツを直してたのって、葬式用だったのが悲しいな パリっと決めて、グラントリノに乗って突撃、大暴れして欲しかった。
>>329 悪気はないが、それじゃ台無しだと思うw 懺悔もしたのに。
それやるのは若い特権だから
教会の懺悔のシーンと 地下室の扉を挟んで、タオとの贖罪のシーン 対比が素晴らしかったなぁ
332 :
シルバー割引 ◆6rgGIYz09M :2009/04/26(日) 22:42:43 ID:h64s5FiD
>>329 :名無シネマ@上映中:
>パリっと決めて、グラントリノに乗って突撃、大暴れして欲しかった。
それは 今までの彼の作品で散々やって来た事なので、もうその様な設定には飽き飽きして居るんだと思います。
>>331 :名無シネマ@上映中:
>地下室の扉を挟んで、タオとの贖罪のシーン
なるほど あれが金網(?)越しの懺悔だったのですね、今判りました。
ご指摘有難うです。
333 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 22:43:21 ID:hTK1I8kZ
331そういう所までは考えが及ばなかった
335 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 22:47:03 ID:rqs15roB
>>333 自分も。
もう一度みたいけど体力もたないな。
外人カポーが悪口合戦で超笑ってた。ああいうのみると悔しいなぁと思うw
でもスーが巻き込まれてからラストまでずっと劇場が静まり返っていた。
334 下調べしないで映画館いったもんだから 335 外国人はちょっと笑いすぎな時あるよね
337 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 22:51:34 ID:rqs15roB
>>336 たしかにww
外人つれた日本人女性がずっと笑いまくっててちょっと怖かった。
男の会話指導は面白かったな。
特にひどい字幕だとは思わんかったが、 「・・せにゃ」はやめて欲しい・・ 訳者が浮かんで来てしまうのは、良いことだとは思えんが。
タオだけ東南アジア顔で、あとの連中は中国朝鮮顔に見えて違和感
>>308 あの年齢のじいさんなら
あのぎこちなさが自然だろ。
いきなりしゃきーんでガラスパーンチじゃおかしいよw
341 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 23:22:24 ID:hTK1I8kZ
向こうじゃアジア系は皆ひっくるめて「チャイニーズ 」なんだよね
>>308 イーストウッドの演技には、昨年亡くなった父を思い出したくらいリアルだった。
もちろんあんな武闘派じゃないけどさ。
頑固な年寄りが居る家なら、結構分かると思う。
「やるっきゃない」が無いだけ良かったよ字幕
グラントリノ自体を知らなかったんだけどケンメリの時のローレルだと思った。 もちろん日本がデザインパクッたんだけど。 つーかこの時代の日本の車ってアメ車のデザインに範を取ったモノがけっこうあった。 セリカもレビンもサニーも・・・・
逆鱗に触れることがあると、いちいち「ウー」ってうなるのがかわいらしくて笑えた。
346 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 23:35:47 ID:hTK1I8kZ
なぜか死んだばあちゃんを思い出した ひん曲がった口が似ていた
チキン団子にあっさりと陥落するじいさん萌え
348 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 23:45:34 ID:hTK1I8kZ
347そのシーン吹いた
349 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 23:50:00 ID:/ALHlY6O
今見てきた。 イーストウッドは語れるほど見て無いけど、 これは最高の映画だと思ったよ。 正直近年作見てなくて後悔。
350 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 23:52:02 ID:hTK1I8kZ
「家庭」て
唯一の疑問 あの隣人の婆さんとは、果たして分かり合えたのだろうか?w
見てきた。 チェンジリングのときも思ったが、これが作品賞に、ましてや主題歌賞(だっけ?)にノミネートされないのはおかしいだろ。 いくらイーストウッドが自分でハードル上げてるとはいえさ。 そりゃ映画会社の都合もあろうけど。 今さらだけど、もう金輪際アカデミー賞は信じないことに決めた
353 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 00:09:20 ID:3lGko264
全部ではないがイーストウッドの映画には根底にアメリカ批判が 横たわっていることが多いように感じてきた。この作品については ウォルトがアメリカ自身であり、罪深くて時折隣国に善意で行動するが結局 ひどい目にあわせてしまう。 彼の映画には強いレスペクトを感じてきたが、この作品には不満がある。 不良たちが薄っぺらだし、タオと家族をなぜ目の敵にしているのかがほとんど 描かれていないからだ。だからウォルトの死が自殺に見えてしまう。 その死の理由に彼の戦争体験があるとしてもそこもあまり語られていない。 まあ、いつも彼の映画は説明的なシーケンスを避ける傾向があるのだけれども。
不良なんか薄っぺらいくらいで調度いい 目の敵にし始めたのはウォルトが仲間をフルボッコにしたからだろ
355 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 00:18:11 ID:3lGko264
>目の敵にし始めたのはウォルトが仲間をフルボッコにしたからだろ そこが鍵かもね。それなら復讐するあいてはウォルトのはずだね。
356 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 00:23:20 ID:nb4KmLxP
個人主義と集団主義の違いカナ
>>355 ウォルトに仕返ししたらそれこそ数倍にして報復されそうだし、
精神的に追い詰めるならタオ一家を脅して、且つスーを暴行した方が
良いと考えたんだろ。危険を冒すより安全な卑怯な道を選んでこそ外道
>>353 アメリカ批判というか体制批判が多いとは感じるが。
映画の最初からちゃんと観てた?あの姉が説明してたように
The girls go to college
The boys go to jail
この地域のhmong男子の末路はギャングになって刑務所に入るのがオチなんだよ。
同胞の誘いを蹴って、まともな人生を歩もうしたタオが目の敵にされたのも
丁寧に描かれてたのに。
>>355 爺さんがむかつく、つるんでる格下のトロ助もむかつく
白人を殺すと警察は本気で捜査する、同族ならある程度なあなあですむ
最後はびびり&正当防衛になると思ったんでしょ
>352 映画秘宝の町山の記事によると、アカデミー賞は製作会社毎に推す作品が決まっていて今回ワーナーは死ぬほど 金をかけたベンジャミン・バトンを推したから、グラントリノは必然的に候補に入らなかったらしい。 しかし、よりによってベンジャミン・バトン……フィンチャー名作駄作交互の法則を再確認するような映画だったなあ……。
殆どの人はあれがいいと思ってるんでしょうが、 自分的にはクリントの歌は要らなかったです
おれも
>>354 に同感。
誰も彼も内面を掘り下げて描くと散漫・冗長で芯がどこにあるのか
分からない作品になってしまいかねない。
ただし、一人が「俺を見ろ、俺も殴られてばかりだったけど、今は違うぞ」みたいなことを言って
タオを仲間にしようとしていたし、ちっとは彼らの事情も表現されていたと思うけど。
クリントじゃなくてウォルトの歌声かもね
>>357 前々からスーとヤリたかったってのもあるだろうな。
生意気な女だから成敗してやらんといかんしな。
365 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 00:31:31 ID:nb4KmLxP
363憎いこといいますね〜
>>360 ベンジャミン、個人的には作品賞に入らなかったレスラーや、ダウト、
チェンジリングよりもどうかという出来だったな・・
金かけました感はもちろん負けてるけどなw
367 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 00:38:26 ID:3lGko264
>同胞の誘いを蹴って、まともな人生を歩もうしたタオが目の敵にされたのも >丁寧に描かれてたのに。 いろんな感じかたがあるものだ。おもしろい。 あの不良たちの描き方はあまりに話の本線にからむにしては、 類型的、断片的と私には思えたけど。
イーストウッドはそもそもずっとそう。悪者は結構分かりやすいキャラ設定。 みんなを丁寧に描いてたら映画が進行せず弛緩する。 一応姉のせりふで説明はついているのキズではない。 メリハリでシーンを無駄なく作る。娯楽映画の王道。
369 :
352 :2009/04/27(月) 00:57:05 ID:p1qmGCes
てかアホだ。オレ。 グラン・トリノは今年の映画だよね。 パンフもなかなかの完成度。中でも内田樹のコラムが良かったな。 今のアメリカをここまで真正面から描いた作品はないんじゃないか。 グラントリノが象徴するアメリカのレガシーが白人からアジア人へ受け継がれるだもんな
370 :
352 :2009/04/27(月) 00:59:06 ID:p1qmGCes
恥の上塗りしてますぜ
>>367 そこは明確に描かれてたと思うが、色んな感じ方と言われても・・・
俺は海外で先に見ちゃったから字幕がどうだか知らんのだが、
「類型的」と言うのは、ギャングがギャングらしいから気に入らんという
事になるが、この映画にそうでない描写を入れる必要性が感じられないんだよな。
ただでさえ蛇足な所が無い簡潔な映画なのに。
373 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 01:14:58 ID:nb4KmLxP
チェンジリングとはまた違った衝撃
374 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 01:30:40 ID:3lGko264
>372 これは別に反論ではないのだが、差別を描くことの難しさ が関係して、違う感覚になるのかも知れないね。 ギャングまがいになっておかしくない環境とギャングになる必然は イコールではない。もちろん映画においてすべての人物を 詳しく描くことはできない。だけどイーストウッドの映画は これまで硫黄島なんかを見てもアジアに結構気を使ってきたんだよね。 あの人はフェアな人だから。今回も随分と気を使っている。 しかし気を使ったわりにはタオも他の人物もあまり描けていないと私は思う。 この作品については映画評論家はすこし褒めすぎた。
>>363 そのウォルトが最後の最後まで出てきて少し白けたというか
>374 それはちょっと感じた>タオ達があんま描けてない 例えばタオが歩きながら本を読んでいたけど、あの本がどういう本なのか、タオはどういう本が好きなのか、女の子とどんな映画を 観に行ったのか……みたいな描写をさりげなく入れてくれるだけでも、大分深みが増した気がする。
実はあのギャングたちの中にも勤労青年が居たのだが、 タオが無理矢理、仕事のポストにねじ込まれて代わりに首になってしまい 根に持っていた〜みたいな方が薄っぺらいだろう。 自分は、ああいう輩がやる事全てに理屈を付けるやり方が 必ずしも正しいと思わないな。 むしろ、最近の映画においては明確な悪は貴重だし そういう描写を迷わずに真っすぐにする所がイーストウッドが 骨のある監督と言われる所以だと思うのだが。 それに加えてイーストウッドの映画に出てくるのって 主人公を人生の岐路に立たせ、何かを選択せざると得ない程の 「悪」でないと話しが成り立たない場合が多い。
378 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 01:51:34 ID:nb4KmLxP
ん?なんだかややこしくなってきたぞw
379 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 01:57:12 ID:j+G0XOCk
それではここで素朴な疑問を一つ。 ウォルトが自分自身を一番許せず、彼の人生の苦しみの核となっていたのは、 朝鮮戦争で上官の命令ではないのに敵の少年兵を沢山殺したことだと思っていたのに、 人生最後の懺悔では、妻以外の女とキスしたとか、納税をちょっとズルしたとか、 実に他愛のない “ 罪 ” ばかりだったんだけれど、あれはどういう意味だったんだろう? 自分なりに考えてみたのは、 1. 人生を総括する懺悔でその程度の罪しか出てこないことで、 ウォルトがいかに糞真面目に生きてきたかを表現した。 2. ウォルト流のユーモアで、死の直前まで27歳童貞の若造神父を余裕でおちょくってみた。 3. 朝鮮戦争で敵少年兵を自己判断で殺しまくったことは実は全く罪だと認めていなかった。 くらいなんだけれど、みんなはどう解釈したのかな?
タオが車を盗もうとしたところで、タオが転んで尻餅をついたのは分かったが、爺さんが発砲しながら タオを殺せなかったのは爺さんも動転して転んだのか?朝鮮戦争のトラウマで殺せなかったのか?
381 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 02:01:28 ID:3lGko264
この映画のアジア系移民の描き方が薄いと書いてしまったが あくまで頑迷な主人公の世界観に映る今のアメリカを、また アメリカ人の、西洋人の、そして人間すべての心に潜む差別意識 を戯画化したとも、もちろん解釈できる。 私はイーストウッドが大好きなのでつい書いてしまった。 気分を害したひとには誤る。わたしはもっと イーストウッドに期待したいのです。
>>379 他愛のない罪に対しては懺悔
殺しの罪に対しては自分の死
英語でいうなら Crimeの罪と thin の罪なんだろうね ってホワイトハンターブラックハートでイーストウッド自らいってた台詞だけど
>>154 亀だけどありがと。
エンディング曲だけ購入して、今、聴きながらカキコしてます。
なんか穏やかで優しい気持ちになる。
385 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 03:50:01 ID:eGmcc1nJ
長期刑ってだいたいどのくらい喰らうんだろ。 ウォルトが挑発したって判断される可能性あるんじゃないか?
387 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 06:34:16 ID:xFTgDltJ
>>386 実際に挑発は挑発で自分をワザと撃たせたということは裁判で分かっちゃうかもね。
でも殺したのは事実だし、最初に銃を突きつけていたのはギャング達の方だという
目撃証言があるわけだから、例えウォルトが本当に銃を抜いたとしても
それはウォルトの方の正当防衛であってギャング団の連中の方は正当防衛は成立しないだろう。
だからライターを取り出したのをワザと銃を抜いたように誤認させたことが明らかになっても
ギャングたちは十分に重罪になるだろう。
それにタオたちの家への銃撃とスーへの傷害・レイプ行為を被害者が証言しなかったのは
身内・同族だから庇ってやったというわけじゃなくて仕返しを恐れてのことだろうから
コトがここに至ればそれらの件も証言するだろうし判事or陪審員の心証は滅茶苦茶に
被告に不利になるだろう。神父さんもウォルトをヒロイックに表現する証言をしそうだし、
終身刑になってもおかしくないような。。
なんせアメリカのすばらしいところは 未成年だろうが懲役100年とかあるからね。 スーのレイプ、銃の不法所持、とか細かい犯罪足して 未成年だとしても終わりだろね。
389 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 06:50:57 ID:xFTgDltJ
ところでワキ役だけど神父のキャラは良かったね。 まだ未熟な若造ではあっても誠意のある立派な神父さんだった。 その神父の教会に通っていたウォルトの奥さんの人柄も なんとなくわかるような気がする。
あの神父の人 ロバートレッドフォードの刑務所のトンデモ映画では 狙撃手の役だったらしいよ 2ちゃんの映画実況版で大盛り上がりの映画だったやつ。
>>379 神父に対しては、懺悔する気なんてサラサラ無かったんだと思うよ。
単に、自らが死ぬ前に
妻との約束から自分を気に掛けてくれた神父へ、義理を果たしただけ。
だから、内容は
適当に思いついた過去を並べて、一応懺悔の体裁にしただけ。
本人にとっては、理髪店で髪を整えたり、スーツを仕立てたりするのと一緒で
自分が死ぬ前にするべき事の一つを果たしただけなんだろうと思う。
だからこそ、
>>331 にも書いたけど
本当の懺悔といえる「地下室の扉を挟んで、タオとの贖罪のシーン」が心に残る。
素晴らしい演出だったと思う。
最初きれい事ばかり並べ立ててた童貞小僧が、 復讐の段になってウォルトと酒酌み交わして盛り上がるところは燃えた。
393 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 08:36:15 ID:k6TCQxs7
394 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 08:43:59 ID:l/UApjgm
ねえねえ、みんなが観たヤツってラストの主題歌日本語訳流れた? いい曲だけど内容が良くわからんかったよお(>_<)
>>376 町山的な観方だよね。思うんだけど、別にあらゆるものに意味をもたせて見せ
なきゃいけないということはないと思う。それは鑑賞の流儀、流派みたいなもの
だろう
396 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 09:46:08 ID:q6JPRvqG
>>392 思った!そこであの神父がアルコールを所望し、
あの神父が汚い言葉を使うところにグッときた
亀レズだが
>>270 yum yum でウマそう。
基本食いモンに大してだと思うけど、いい男、いい女を見て舌なめずりみたいなときにも使われるよね。
詳しい人フォローよろしく
最初、茶色のスーツに細身のタイ姿で現れた時は キャラハン刑事を彷彿とさせた
>>379 懺悔の習慣が無い俺ら日本人にはあのシーンを本当に理解するのは難しいのかもね。
懺悔で罪が赦されるかどうかは個人の罪の意識の程度によるって事、かな。
神父ももう赦されてもいいと思ってた戦争体験をウォルト自身許せなかった。
反対にチェンジリングのノースコットは懺悔したから天国に行けると本気で思ってた。
あと息子にあんなイカツイ態度とってる癖に疎遠になった原因は自分にあるって理解してたんだね。
スーがあまりにもボロボロで帰ってきたのがショックで泣いた
401 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 15:20:53 ID:j+G0XOCk
オカ板の住人でもあるのでオカルト的に解釈すると、 魂レベルでの本当のウォルトの家族は 最晩年になって隣に引っ越してきたモン族一家で、 実子家族は実は赤の他人だったんだろうな。 そしてタオ一家にとっても血縁の従兄弟は 魂レベルでは赤の他人で、ウォルトこそ 本当の家族だったんだよ、前世からずっと。
402 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 16:02:23 ID:PN8a0jyK
末期ガン?でなかったら 最後の策がどうなったか微妙だよね 往年のイーストウッド的解決方にはしった可能性もアリ
最後銃で蜂の巣にされ路上に倒れた姿が、まるで磔にされたキリストに 見えたんだが、自分の役者人生の終わりを象徴してたんだろうな。
404 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 16:53:02 ID:j+G0XOCk
モン族のタオに先輩風を吹かしているけれど、 ポーランド系のウォルトも、イタリア系の床屋も、 アイルランド系の建設会社社長も若い頃や親の世代は ワスプとかから新参者の移民扱いされたりしていたのかな?
若い頃っつーか今でもポラ公、イタ公、アイルランド野郎扱いでしょ。 保守的な皆さんからは。 人種っつーか父祖の地によって住む場所も職業もだいたい決まってる。 大都会はまだしも、田舎に行くほど顕著。 人種のるつぼ、じゃなくて、サラダボウルと言われる所以。
406 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 17:01:08 ID:g0KzgGuN
あの最後の策はヒロイズムすぎるな (ギャングの服役と主人公の命、釣合ってないな) オレだったら、毒をもって毒を制する作戦、すなわち 奸計をつかって、ギャング同士の抗争を仕込んで 自滅してもらう戦法だな(最初のギャング同士のつばぜり合いも 回収できるし) んでタバコでもふかしながら自分の頭を指さし、ここを使うんだよ、 ぼうや、って決めてのラストだな
407 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 17:04:45 ID:j+G0XOCk
>>406 それじゃあ黒澤明をパクっていた
B級スパゲティ・ウェスタン時代に逆戻りなのでわ?
408 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 17:12:49 ID:j+G0XOCk
つい釣られてしまった.....orz
>>396 あの神父が両手の袖から銃出して復讐に行くのかと思うぐらいカッコよかったw
けしかけるような事言ってたりしてた割には警察呼んでたりしていたりしたが、神父というのは人の意思決定に
直接介入したりしてはダメなんかな
イーストウッドはなんでこんなにも次々に傑作を生み出せるんだろう 素晴らしい爺だ
地下室にタオがいるって教えるタイミング早すぎじゃね? あれだと下手したら追いつかれちゃうよ
412 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 17:36:35 ID:LHXWiSeb
けしかけてんじゃくて 何考えてるかわかってる、 思い直せっていってんじゃないの神父
気持ちはわかるが考え直せって事だったのかな。 ミリダラの神父サンと同じで、最後は主人公と同じ立ち位置になって警告したって 事か。 こりゃもう一回見にゃいかんかもだな。
チェンジリングもそうだったけどエンディングは普通に風景を撮ってるだけなのに ものすごい印象深いね。
ラストのタオと犬が良かった。潤っときた。
416 :
名無し名人 :2009/04/27(月) 19:31:59 ID:DpxOWe2u
長男家族の住む家との対比で際立って見えたんだけど、 ギャングたちも含めて、あの町に住む人々の家のつくりは同じなんですね。 そこがなんだか悲しかった。
俺に銃を向けるやつは殺す。その女房も子どももだ! タオを埋葬しろ! スーを人間らしく扱え! さもないと皆殺しにするぞ!
418 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 19:51:56 ID:nb4KmLxP
ジジイ79か・・・まだまだ元気でいてくれよ!
えっ・・・イーストウッド79歳なのか・・・ まだまだ映画を撮っていって欲しい
亀レスだけど、
>>379 の疑問を読んで、教会での懺悔後の行動こそがウォルトの懺悔だったんだと気づいた
>>379 さん、ありがとう
タオ達との時間は奥さんと結婚した時と比べられない位幸せだったのかな?
そしてあの事件は戦争体験と同じ位キツいモノだったのかな…
>>412-413 俺はそこら辺見逃した感があってモヤッとしてます。
懺悔後の『それだけ?』にどんな意味があったのか、
ウォルトが戦争体験を告解しなかった事をどう捉えたのか、
ウォルトがあんな行動に出ると分かってたのか分からなかったのか。
ミリダラの百倍良かった こういうイーストウッドが観たかったんだよ。 でも70年代ならああいうラストにはならなかっただろうな。
ストーリーとしてはまあありがちだけど、イーストウッドだと面白くなるから凄い。 神父とかイタ公床屋とかがいい味出してるなあ。 あとスーのボコラレ具合がリアルで、ウォルトの心情が痛いほど伝わってきた。
423 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 20:32:30 ID:fAHi8WcO
>>420 俺も嫁さんとの生活がひっかかっていた
独りになっても何ら変わってないわけだし
神父にお願いした内容と
生活内容があまりにも矛盾して見える
嫁さんかわいそいな人生送ったのかな
>>423 最高の奥さんと結婚した。とか、
母さんがいなくなって寂しいな。と、犬に話しかけたりとか、
ちょっとキスしてしまったのをすまなく思って神父へ懺悔してたりとか、
最後の対決の前に夫婦の古い写真を眺めていたりとか、
とてもいい結婚だった描写はすごくあったと思うけどね
奥さんも神父さんにくれぐれもよろしくと頼んでいったのは、
ウォルトを愛して心底心配していたからだろうし
425 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 21:07:11 ID:CB+Jc44p
>>403 キリストは犠牲の象徴でもあるからね
あとウォルトがオールドスネークと被って泣けた
指ピストルはリキッドのガンズオブパトリオットを彷彿とさせるし
426 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 21:12:02 ID:CB+Jc44p
あとスーがレイプされてたってのはショックだった 内股から血が流れてたし… レイプしたあとボコボコとかひど過ぎるよ ラストは感動的だけどカタルシス後の展開が弱い やっぱ皆殺しにしないと収まらない ティーンギャングが丸腰のオッサン蜂の巣にしたとしても 懲役たかが20年前後でしょ 40前にはシャバに戻れるし、その時の事を考えると怖い
見てきた。もうダメだ。何か色んな感情が入り混じってさ。 ダーティハリーもいるし、フランキーもいるし、もちろんマニーもいる。 俳優イーストウッドの総決算があのラストかよ…。 それを古き良きアメリカの終焉に重ねるんだもんな。
428 :
427 :2009/04/27(月) 21:26:12 ID:IxYoDc2O
連投済まぬ。 この胸締め付けられ感は何なんだと思ってパンフ読んでたら、何となくわかった気がした。 うまく言えないがこの映画全部が様々なものや人への鎮魂歌だからだと思う。 アメリカ人はどう受け取ったんだろう。気になる。 向こうの掲示板でも見てみよ。
これ、明日観に行く予定だったんだけど、 レイプシーンあるの? ダメなんだよ・・・怖くて・・・見たかったけど残念。
ひさびさに映画館いってみようと楽しみに思ってたのに、 こないだラジオつけっぱなしで寝てたら、 朝の番組で浜村純が、映画のスジをぜーんぶ言ってしまった。 「最後はすごいです!」と最後の最後まで・・・。 これだから、大阪嫌いなんだよ。泣きそうだ・・・。
>>426 悪人といえども、人を殺したわけでもないのに皆殺しにするのは
過去の殺人を悔やんでいる主人公には到底無理だろ。
ここで皆殺しにしたら、どうしようもなく薄っぺらい映画になっていたよ。
そういう最後は気に入らない奴皆殺しにしてスカッとして劇場を後にするような 映画へのアンチテーゼなんじゃないのか、ラストは。
>>426 懲役20年前後って何を根拠に?
アメでは州によっても違うだろうし。
おれはウォルトはスーの為に怒り狂ってはいても、ギャング団の連中に
悔い改めて魂の平安を得るチャンスを残してやりたかったんだと
(あまり根拠はないが)勝手に解釈している。
あの頑固ジジイが日本人なら熱い銭湯にでも入りに行くところなんだろうが アメリカ人だとバスタブを泡一杯にして入るあの入り方にするしかないのか、 と衝撃を受けた。
ずーっとシリアスな感じで進むのかと思ったら結構笑える小ネタが多かったのが予想外で良かった
436 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 22:07:17 ID:LECJ3WQK
レイプシーンがないのが良いよね そういうシーンがあると一気に安っぽくなる それでいてスーのボロボロの姿でその凄惨さは表してるし 本当に他の監督に見習ってほしいところの多い映画だ
>>426 >懲役たかが20年前後でしょ
アメリカじゃ20年で済まないよ。
アメリカの懲役は加算刑なので
レイプ+殺人ならもっと長いはず。
>.436 レイプシーンはないんですか? あるのかと思って観るの止めようと思ったんですが・・・。
>>438 レイプ後の姿はあるけどレイプそのもののシーンはないよ
>>437 仮に殺されたウォルトが黒人で、殺した方が白人だったら
10年くらい。
>>439 ありがとうございます。
レイプシーンは以前に見て鬱になってしまった過去があったので・・・。
じゃあ、やっぱり観に行ってきます。
>>441 自分も苦手だから気持ち分かるな。ボーイズドントクライが今の所一番のトラウマだ。
久々に面白かった映画だな。 最後のシーンはショッキングで暫くエェー・・・って感じだったけど ラストは何故か幸せでさわやかな気分になれた
>>442 まさしくそれです! あれ見てマジで死にそうになりました・・・。
>>441 レイプシーンはないけど、レイプされた後の少女の姿を見て鬱になる可能性はあるよ。
そういや警察の態度に少しカチンときたね。 忙しいから帰るって言った割にはスーをあんなにした奴らは野放しか?目の前がソイツラの棲み家だぞ? アメリカでレイプが親告罪かは分からないけど 実際あの地域の警察はモン族の被害届なんかマトモに扱わないのかもね。 そう考えるとスーの事件は今までのイーストウッド映画と同じ 法で裁かれる事の無い罪、アメリカの闇の一部に見える。
警官たちに神父さんが連れて行かれるところ不謹慎ながらちょっと笑ってしまった
観てきました。 玄関先の御馳走を速攻で捨てるウォルトw 観終わった後、暫くぼーっとしてた。 いい映画でした。
今観てきた。チェンジリングもそうだったが、 最後になんともやるせない厳しい現実を突きつけられて 、すこし希望をみせられるんだよな。 いい映画でした。
クレジットが流れる頃に涙が出そうになって唇ガクガクさせて必死で耐えた。 ひねくれ者の映画マニアの俺がまさか・・・
今日朝一で観てきたんだけど爺さん婆さんが多くて 自分の後ろの爺さんがいちいちウホホ、ウホホって笑うのが うざくて堪らなかったんだけど、観てるうちにそういう素直な 反応も良いなと思わされる映画でした
誰だってこんなスレにいたいやつはいないだが、俺らの用なイーストウッドファ ンを必要としているスレはここにある、このまま人生を無駄に生きるか 何かの為に生きるか、お前が決めろ!
>>451 映画に関係のない無駄話や、関係があっても見ながらどうのこうの
思ったことを口にするならなんだが、笑いなんかは逆に好きだな。
お客さんのノリのいいときのほうが映画は楽しめる。
454 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:06:00 ID:VXXxJo4z
犬かわいいよ犬
456 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:08:06 ID:PeCMxbPg
457 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:09:04 ID:VXXxJo4z
タオのいとこ役がまんまコリアンでわろたw モン族にあんな顔ねーよw
あの神父さんの顔見た時、ミカエルっていう名前が浮かんだ。 犬の演技も良かったね。
459 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:10:41 ID:VXXxJo4z
>>127 どうしても上下つけたいんだな
偏差値バカは死ねよ
とっととな
460 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:12:20 ID:VXXxJo4z
イーストウッドと犬の関係が何かダーティハリー4を彷彿させたよ
462 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:13:49 ID:VXXxJo4z
>>241 最後はクルーシフィクションだからな
良きアメリカ人、良きカトリック教徒、良きキリスト者、良きポーランド人
463 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:15:57 ID:nb4KmLxP
後からジワジワとくる作品ですね
464 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:16:26 ID:VXXxJo4z
映画としての出来はそう良いとも言えないんじゃないの? これはイーストウッド本人がそうしたかったのであって、 本人は賞は取り飽きたから他人の評価なんかどうでもいいんだよ ただし作りはなんとなく北野映画に似てるけどな
465 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:16:51 ID:utaLMq5/
許されざる者の裏側って感じがした。 許され〜では終われなかったけど、今回は安らかに終われてほっとした。 いつもの厭世観が少し薄れていたね。
466 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:19:48 ID:VXXxJo4z
>>383 ノーノー、ユー、ノーノーね、thinはノーね、sinがイエスねwww
467 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:21:52 ID:VXXxJo4z
アメリカ第一騎兵師団ではないけれど、アメリカ騎兵を作ったのはポーランド人の将軍なんだよね カシミール・プワスキという人で、ワシントンにでっかい騎馬像があるわ マーチン・ルーサー・キング牧師が演説した場所
>>457 アリとキリギリスの小さいほうに似てると思った
>>430 そういう奴死刑にすべき
なんでネタばれするのってへらないんだろう
たまにTVとかでもいいとこ全部見せちゃったりするし
映画見る前は情報シャットアウトするしかないね
ネタバレ観ちゃったら、この映画のラストのショッキングさは半減だな。 このすれ序盤でネタバレしてた野郎が憎い。
471 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/27(月) 23:44:00 ID:VXXxJo4z
>>470 自分はネタバレの犯人じゃないけれど、映画観る前にこのスレ見るほうが悪いと思う
>>471 そのとおりだ。
少なくとも、このスレ覗く人は、ちょっとしたネタバレを期待してるんだよね
>>430 あいつは、紹介する映画のあらすじを
エンドロール以外、全てを得意になって話すクズ野郎だぞ。
あいつのラジオは、映画好きにとって鬼門だ。
聞くべからず。
昨日みてきた。 全編に渡りイーストウッドらしい描写満載でファン必見ですな。 しかし、一般日本人にはきつくないかな・・・。 アメリカにおけるグラン・トリノの意味とか、舞台となっている あの街の置かれている状況とか説明がないから、アメリカ人には 当たり前でも日本人はよくわからんじゃないのか。 「ミスティックリバー」以降の後味が悪すぎるイーストウッド作品に 慣れてしまった自分にとっては、主人公が死んでいるの 爽やかなラストに感じたwww ラストソングは余韻に浸れて素晴らしかった!!!
北野映画っぽい
476 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 00:17:51 ID:u8qgGaFx
>>445 さっき見てきたとこですが、まさにそこで鬱になりました…orz
しかしおかげでイーストウッドが怒りに震えるシーンでメチャクチャ感情移入できましたよ。
「やれー!いますぐ全員カタづけろー」ってwwwwww
しかし彼の選んだ報復は…orz
まさに「無駄に生きるか何かの為に死ぬか、お前がキメろ!」ってかんじでしたね。
あのレイプ後のシーンは 漫画、ブラックエンジェルスを思い出した。
拳銃が出てくるシーンの音楽が大袈裟だった印象。 思ってたよりも展開がベタでちょっと期待外れ。
イーストウッド自身の役が死ぬ作品て他にある?
個人的に特に笑った所 ・誕生日の電話 ・床屋での礼儀教室 ・婆さん、ウォルト大好き!…って言ってる 電話の自虐性と毒は最高だった。 ラストのグラン・トリノについての件も良いね。 惜別せずにいられないのに吹き出さずにいられないなんて…
>>467 自分は第一騎兵隊=キルゴア中佐のイメージで、劇中でも頭の中でワルキューレが流れて困った。
拳銃が出てくるシーンを大袈裟にするからこそラスト丸腰だった事が際立つんじゃないのかな。
484 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 00:42:08 ID:EWqLycmv
>>481 そうなんだ。
イーストウッドに死ぬイメージがなかったからこの作品はびっくりした。
主人公が死ぬのは予告編みているときに察知できるんだけど まさか、ああいう死ぬ方だったとはなあ。 俺は死んだときに「えっ?はあ?」となってしまい、 意味を理解するのに少し時間を要しました。 そういう意味では意外な展開なのかなあ。 ベタでありながら意外でもあると。
あと死ぬというより最初から死んでいる映画もあるな
ラスト、遺言状の文章が好きだ。 あそこも泣いた。
タオの家が銃撃された時、真っ先に婆さんの心配をしていたイーストウッドを見て恋の予感を 感じ取ったのは俺だけか
親切な映画だな。 くそ生意気なバカ孫にも罰を与えて終わるんだから。
491 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 01:12:04 ID:OKrKFf84
老人の差別発言は大目に見よう。俺の大好きなおばあちゃんも バスケ観て「くろんぼばっかり」とか平気で言ってたし。
まあ、実際にあんなのが父親だったり祖父だったりしたら 私は、間違いなく距離を置くけどね。
493 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 01:32:16 ID:TPVAWReh
真のキリスト者として理想のあり方。 誰も傷つけずに問題を解決した。 自分が犠牲になればいい。 イーストウッドは良きキリスト者である良きアメリカ人とはかくあるべきと言いたかった。 移民は次々と変わる。 始めは英国系の長老派など、つぎに北欧・ドイツ系のルター派、 次にポーランド系(ウォーリーや酒場の飲み仲間など)・アイルランド系(神父や大工の親方など)・ イタリア系(床屋など)のカトリック教徒やユダヤ人(ウォーリーの主治医だったフェルドマン医師)、そしてアジア人。 彼らはみんなアメリカ人になっていく。 事実、ウォーリーと旧住人はみなカトリック教徒やユダヤ人。 しかし、ウォーリーの2人の息子は典型的なアメリカ白人の中産階級になっていき、労働者の住宅地から離れていった。 この労働者の住宅地に次にやってきたのはアジア人であるモン族。 ウォーリーの時代が終わってもアメリカは未来へ変わっていく。 その象徴がタオたち。 彼らの未来のために、社会から見たらまったくの無駄死にぐらいにしか思われないだろう死にかたをして、 タオの未来を守ったと同時に、ギャングたちも救ったといえる。 これはキリストが死んだことと同じ意義であり、若い神父はそれを理解した。 根底にはカトリック者、キリスト者、アメリカ人、ポーランド人の理想がしっかりと提示されている映画。 演出などのテクニック面は平凡なものであり、低予算の映画でもある。 しかしそのようなものは必要ないと感じたし、また、最近の映画にはめずらしい台詞の多い脚本を採用したイーストウッドは 舞台劇のような映画を作ってみたかったのだろう。 設定はウォーリーの家とタオの家だけでほとんどが済んでしまう。
494 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 01:34:45 ID:TPVAWReh
>>492 あなたがウォーリーの息子たちのようにミドルクラス市民的な価値観を持つようになったからですよ。
すでに労働者ではない。
ウォーリーは友人は何人もいた。飲み友達もいた。
労働者同士ならいくらでも付き合えるひとなんだが、自分の息子のように
すっかりスマートな白人中流階級になってしまうと、もう話が通じない。
>>493 あー、まさしく「移民たちのアメリカ」の縮図を、2時間の映画にしちゃってんだな。
そして最も新しい移民であるモン族との交流およびトラブル。
そのモン族もやがては、ポーランド系やイタリア系のように、「アメリカ人」になっていくのだろう。
これぞアメリカ。
最初の場面では理容師のおっちゃんと本気で憎みあってるようなやり取りしてたのに タオにアドバイスする時の一転してのツーカーぶりに笑えた。 葬儀の場でウォルトの残した言葉に屈託なく笑う様は、親友の行動を心から信じてる からこそのものと考えると、今になってこみ上げて来るものがあるな。 ほんと、後から来るよ、この映画。
497 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:04:50 ID:TPVAWReh
カトリック者、キリスト者、アメリカ人、ポーランド人にプラスして、退役軍人の理想もだね
498 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:06:53 ID:TPVAWReh
499 :
シルバー割引 ◆6rgGIYz09M :2009/04/28(火) 02:07:14 ID:ZzG7yW1H
監督自身は教会を信じていない。 これはミリオンダラーから一貫した立場だ。 だから本当の懺悔は教会ではしない。 神を信じるとしてもおそらく自身の内なる神と言う事なんだろう。 キリスト教会を信じるならラストの始末は教会でお祈りする事になるだろう。 かといって報復なら未だに背負っている罪を上塗りするだけ。 あの結果がベストの選択。 この映画のテーマじゃあないかな〜。 理想の問題解決など無い、その時点でのベストを尽くすしかないという事が。
>>496 >最初の場面では理容師のおっちゃんと本気で憎みあってるようなやり取りしてたのに
いや、そうは見えなかったぞw
スーが賢い子だけに、レイプ後のシーンはショックだよね。
いくら賢い子でも女は女で、DQNからしたら「ただの肉」なんだってことを突きつけられる。
あれを見ちゃったら、手のアップ→持ってた酒を落とすなんてベタ表現もまったく違和感ない。
イーストウッドがインタビューで言ってたのは、 自動車産業で栄えていた昔、ご近所はお隣さんも含めて同業者ばかりだった。 やがて時代が変わり、モン族等の移民が越して来たが 古い時代の人間であるウォルトは変化に対応できず 変わってしまった隣人も受け入れられず気に食わないという態度を取っている。 イーストウッドが所有している銃は過去に赴いた戦争の象徴、 グラントリノは自分が50年使えて来た自動車産業の象徴 どちらとも過去の遺物。
502 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:15:35 ID:TPVAWReh
>>499 >神を信じるとしてもおそらく自身の内なる神と言う事なんだろう。
これが正しいのであって、教会を信じていないわけではない。
よくいる孤独なキリスト者なんですよ。
実は非常に敬虔な人だから。
そしてイーストウッドはプロテスタントだが、プロテスタントというのは神と自分との孤独の対峙だから
教会はあまりアテにならない。
だが良きキリスト者としてのカトリック教徒の生活を描くならば、教区司祭とのかかわりは大変重要になる。
そしてウォーリーがたぶん移民2世であるのと同じで、イーストウッド本人も実は移民2世。
だから製作していていろいろ腑に落ちる部分もあっただろう。
>>502 確か、イーストウッド自身のインタビューで
ウォルトは神を信じていないって言ってたと思うよ。
504 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:17:56 ID:TPVAWReh
>>501 愛用していた第1騎兵師団のライターのほうが象徴性が明確だと思う。
>>504 いや、インタビューから抜粋しただけだから。
506 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:23:09 ID:TPVAWReh
>>503 キリスト者が神を信じていないと言うときは、耐え難いつらい目に遭ったことがある場合。
ウォーリーの場合は朝鮮戦争。
でも結局は熱心な若い神父との交流も回復するようになり神父の言葉にも耳を傾けるようになる。
本当は神を信じてるんです。
でもずっと疑問を抱えてきた。
でも死を決意し最後の懺悔をしたときはすでに完全なキリスト者でした。
懺悔の内容も他の女とキスをしたとかちょっとした脱税をしたとかくだらない罪についてだったことで
それがちゃんと描写されている。
そういう些細な罪をずっと背負ってつらく感じながら生きていたのだから、心の底では敬虔なキリスト者だった。
507 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:24:40 ID:TPVAWReh
なんかダウトスレで暴れていた人と似てるね・・・
509 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 02:26:51 ID:TPVAWReh
ダウトスレなんか知りませんし、暴れてもいません。 いったい何が気に入らないのですか?
スズメバチの巣退治を頼まれたのにそれを解決してない事が気になってラストが感動できなかった ほっとくんならあの頼まれるシーンいらんだろ
スズメバチの巣を取るのは非常に危険を伴うので 保健所に連絡した
キリスト教や宗派の事はよくわからんので教えて欲しいのですが、覚悟の上の自己犠牲ってのは自殺扱いにはならないの? キリスト教的には自殺はタブーなんだよね?
513 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 04:06:48 ID:fTX734eb
デートで観に行ったら女の子は引く内容?俺は観たいんだが…
>>513 自分だったら一人で号泣する時間が欲しいからデートでは観たくないw
映画自体は良いんだけど。
デート向きって言ったらスラムドッグの方が良いよ。
515 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 04:46:48 ID:kI/tIeqZ
Wikiによると、イーストウッドは「スコットランド、アイルランド、 ドイツ、イングランドの4か国の血をひいている」とあるんだけれど、 ポーランド系のウォルト役を非スラブ系のイーストウッドが演じることに、 アメリカ人とかヨーロッパ人とかの観客は特に違和感は抱かないものなの? 出来たら在米在欧経験のある人のリアルな意見や情報が欲しいです。
ウォルトが根性焼きされたタオの復讐でチンピラギャングを まるでハリー・キャラハンのように叩きのめしたことが仇となって、 再復讐されタオの姉ちゃんがレイプされたりする という件は、ウォルト=覇権主義的な警察国家アメリカを象徴しちゃってるのかな? 俺はそう思ったんだが、皆さんはどう思われますか? んでウォルトはそのケリをつけたと。 兎に角、良い映画だった。 クリント・イーストウッドの頑固ジジイぶりは最高におもしろかった。
白人のフランス人たってフランスの血引いていない奴もいるしな
似た例は、『欲望という名の電車』でマーロン・ブランドが演じたスタンリーだな。 スタンリーはポーランド系移民の粗野な肉体労働者だった。 スラブ系かどうかってよりも、カトリックかプロテスタントか(加えてユダヤ系か)ってのが大きいと思う。 そういや、『ワルキューレ』ではトム・クルーズが実在したカトリック系の将校を演じたけど、 トムはサイエントロジーだから、遺族はちょっと嫌がったとか聞いたな。
>>512 自殺扱いにはならない。
それが自殺扱いでは殉教者達がほとんど罪人になってしまう。
殉教者って信仰の為に死んだ人の事だろ? なんかイーストウッドをことさら敬虔なキリスト教徒にしようとする 人が居るが、ちょっと無理矢理過ぎだと思うが・・・ 別に色んな解釈があるのは分かるけどw
ハリー・キャラハンのよう〜 ウォルト=覇権主義的な警察国家アメリカ イーストウッド映画の特徴として、よく挙げられるのが体制批判だが 主演を勤めたダーティーハリーで描かれているのも 徹底した警察の官僚機構への批判とか、 組織を逸脱しても貫く個の倫理観だっただろう。 キャラハンに例えて「権主義的な警察国家アメリカ」と言うのは全く逆だよ。
>>518 こういうことらしい。
「イーストウッド演じる主人公の名前はWalt Kowalski。
Kowalskiという名は、カーアクション映画で有名なVanishing Point(バニシングポイント)の
バリーニューマン演じる主人公と同じ名前。
またプロレスラーで有名なキラーコワルスキーの本名はWalter Kowalski。
欲望という名の電車のマーロンブランドの役柄もKowalski。
Kowalskiという名前はポーランド系で非常に多い名前。
職業から派生した名前で”kowal”とはかじ屋、蹄鉄屋などの金属を扱う労働者。
英語の名前でいうところのSmith、Blacksmithにあたる。」
524 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 05:57:17 ID:UGEbR8eo
>>520 別に信仰が絡まなくても、他人を救うために自分を犠牲にして
死んだ人は自殺という罪を犯したことにはならない。
殉教者というのを持ち出したのはアウシュビッツで他人の身代わりになって死んだ
コルベ神父(ポーランド人)とかのエピソードが頭にあったから。
彼なんか単なる殉教者どころか聖人に列せられてますがな。
イーストウッド自身の信仰心がどうかは分からないが
信仰の問題はこの映画では無視できないテーマだから
宗教を絡めた話になるのも仕方ない。
キリスト教の根幹は旧約聖書を信じるカトリックにある。 カトリックにとってプロテスタントは異教徒であり邪悪な宗教そのものなんだな。 そして迫害を受けた人々(アングロサクソン)が宗教戦争の末に勝ち取ったのが イングランド。更にそのイングランド国内で迫害を受けた少数のカトリックが 建国したのがアイルランド。それ故イギリスから独立したアメリカは基本 プロテスタントの国なんだ。だからウォルトのようなカトリック系移民にとって 新大陸は決して住み心地の良い場所ではない。
そうだな。先日DVDで「アメリカを売った男」を見たんだが これには米国におけるカトリックの微妙な立場が描かれていてフーンとなった。 歴代の米国大統領も唯一ケネディだけがカトリックであとは全員プロテスタントだし。
527 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 06:14:18 ID:UTUyMRLU
イーストウッドって一時カトリック信者から抗議受けてたんだよね。 ミスティックリバーはカトリックの神父がデイブを犯してるし、 ミリオンダラーじゃカトリック役なのにマギー殺してるし。 本人はプロテスタントなんだけど。
>>516 そうだろうね。お節介で軍事介入。
ソフトターゲットにテロ食らうみたいな。
529 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 07:59:08 ID:KfwZd0p3
直したスーツはいつ着たんだ?殺しにいくときはジャンバーだったぞ
530 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 08:05:29 ID:KfwZd0p3
だれか神父への汚い言葉と床屋との会話を再現しておくれ
531 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 08:06:11 ID:6r/AWbl7
あの工具は誰の元へ渡ったんだろか?
533 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 09:00:51 ID:k+UiJSfR
>>532 もちろん、タオだよ
生前「必要な工具は、どれでも持って行け!」って、声かけてるし
あのシーンからも、既に“死”を覚悟したウォルト=イーストウッドが、自分の遺産(グラントリノを始め、男としての生き様を含めて)を全てタオに委ねるという決意が見て取れる
この映画をちゃんと観たら 「キリスト教が重要なテーマ」なんて感想は持たないと思うぞ。 少なくとも、主人公 最初から最後まで、一貫して神なんて信じていない。 ただ後半に、友人と認めた神父への義理として ささやかな、形だけの懺悔してるだけだ。
535 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 10:10:00 ID:b3z3eD+s
映画史に残るケンカ友達との心地よい罵り合い
536 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 10:11:47 ID:b3z3eD+s
つかあの孫娘なんでワクテカしてたんだろな。 お前のはずないだろw
あの遺言状の発表のとき 弁護士が 「グラントリノは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・隣人のタオへ!」 って、すげー溜めに溜めていたのがちょっと面白かった。 お前はミリオネアの、みのかと。
>>536 客へのサービスだろ。
お前みたいなのが貰えるわけないぢゃん。ザマーみたいなw
539 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 10:31:56 ID:b3z3eD+s
息子の方はやったなおめでとう!みたいな感じでタオを見ていたのがよかったな
>>539 主人公の息子?
「ワクテカする娘に対して」の間違いか?
541 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 11:09:21 ID:aUBCAr7u
>>472 期待してねーよ!
映画観る前にうっかり肝心のネタバレ見ないよう、自衛を促すのはかまわんが、
ネタバレ厨を調子づかせるような事言うなよ!
>>480 >・婆さん、ウォルト大好き!…って言ってる
これってウォルトがデイジーを預ける場面のこと?
この場面も面白かったし、婆さんが何て言ってるのかも知りたかったな〜w
婆さんは、当然これからもずっとお互いに仲良くケンカしながらお隣り付き合い
していけるものと信じていて、「何だよ勝手に犬なんか連れてきて!」なんて
っていつもの調子で文句言ったりしていたのかな。
それか、何か異変を感じて「アンタ変なこと考えてるんじゃないでしょうねっ!」
っていさめていたりしたのかな。
あと、スーちゃんがお母さんを連れてウォルトにタオの事を頼む場面も面白かったw
542 :
541 :2009/04/28(火) 11:13:09 ID:aUBCAr7u
>>472 ごめんなさい。472は「ちょっとした」ネタバレって書いてたね。
早とちりしましたorz
ここ読んでたらまた観に行きたくなった
>>541 >・婆さん、ウォルト大好き!
は初めて隣の家を訪れた時
婆さんがウォルトを指差してぎゃーぎゃー言ってて
それをスーが「大好きって言ってるわよ」って通訳したんじゃないっけ?
あれおもろかったw違ってたらごめん
あとその時にモン族の女性たちがウォルトを囲んで料理取り分けてたのに
席外すことになって「皿は下げるなよ」「また戻ってくる」
とか必死に言ってたのがかわいかったwいいキャラだなあ
>>515 そもそもアメリカ人なんかはスラブと非スラブの区別の意識なんか持っていない
北方白人は北方白人、ゲルマンもスラブもケルトもみんな北方白人であって区別しない
一般のアメリカ人はスラブという単語さえ知らない
>>520 ぜんぜん無理やりじゃないわけだが
キリスト教徒の理想の生き方がここにあることは誰にでもわかること
きみ以外は
>>546 あの主人公をみて、キリスト教徒のストーリーにする奴は頭がおかしいと思う
>>525 おまえはバカだなw
旧約聖書だけ信じてるのはユダヤ教徒
カトリックもプロテスタントも大事なのは新約聖書
旧約は「改訂前の契約」という意味
>>534 この映画の最大のテーマがキリスト教徒としての理想のあり方なんだが
キリスト教で理解できないきみのような人は、映画を観る価値がない
550 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 12:18:28 ID:VrgNbl5M
これ末期ガン?結果のシーン意味あったの? ウォルトの最後は「隣人の為」、「戦争の懺悔」となるんだろうが 「末期ガンで長くないしいっちょやるか」ともなるし 病気じゃなきゃ「誰が隣人の為に死ぬか」ってなるし 病気の設定はいらなかったな。 いや違うな。先が短いからこそああいった最後を選んで決めたんだろう。
どっしり構えて、丁寧に観客に語りかけるような、素晴らしい映画だったと思う。 でも、頭の悪い左翼の連中がこれを見たら、「これは9条の精神だ!」とか 思いっきり矮小化・曲解した賛美の仕方しそうで、それが非常に嫌だ……
>>547 きみが頭おかしいの
神父との交流、最後の死の場面、すべてキリスト教徒的なもの
罪とその意識をはっきりと描いている
553 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 12:20:54 ID:5NJGJYep
>>551 >でも、頭の悪い左翼の連中がこれを見たら、「これは9条の精神だ!」とか
>思いっきり矮小化・曲解した賛美の仕方しそうで、それが非常に嫌だ……
すぐに、こういう事が頭に浮かぶあんたのような奴も
どーなんだかねえw
ID:qU6mGejXみたいな奴は何なんだ? 宗教基地外?
>>550 ウォーリーは妻も子もいる身だったから若かったらそんなことしない
残された妻や子をも犠牲にすることになる
しかし妻は先立ち、子は独立して自分を不要としている
だから自分が死んで困ることになる人はいない
ただし自分が守る存在はできた
タオやヤムヤムたちがそうだ
そして逆説的だがギャングの若者たちもだ
自分が死ぬ事で救われる人々がいる
だから死んだ
>>554 おまえが執拗なアンチキリスト教なんじゃないの?消えろよ
557 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 12:25:22 ID:VrgNbl5M
横からスマンがイーストウッドが根底にキリスト教の根本的概念を描いたって語ってるよね
>>553 言うよ。
仮に筑紫とかが生きててこの映画の紹介やったら、
間違いなくその辺に強引に結びつけて、程度が低いプロパガンダに
映画の矮小化する。
559 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 12:28:44 ID:6ZVGFqN7
勝つことだけが、勝つことではない。
560 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 12:28:55 ID:vOMu/d1e
>>558 お前もキモイって言ってんの
あ、キチには話が通じないかwwwww
>>557 だからどう見てもそうだもの
良きキリスト教徒が古き良きアメリカ人なのだから
未来のアメリカはタオのような非キリスト教徒の人々で構成されていくが、
キリスト教のテネットそのものはアメリカのそれとして生きていく
イエスやペテロがそうしたように、「生きるために死ぬ」というのがはっきりと描写されている
>>556 お前はこんなところにいないで
教会で懺悔でもしてろ
宗教論争してる人はどっちも同じことを言ってるんだと思うよ この映画の面白さは表面的には不信心だったウォルトが 最終的にキリスト教の理想と一致する行動を取ったことだと思う それは彼が敬虔なキリスト教徒だからということでなく 自身の経験やもろもろの状況から自発的にそうしたわけで それをキリストの姿になぞらえて見ることも当然出来る もちろんそう見ないのも自由 どちらにしても違う見方した人を罵る必要はないと思う
>>562 内容もない無知なレスで、ただただ荒らしているだけのおまえは?
>>564 「ミスト」って映画観てみろ。
お前みたいなキャラクターが出てくるから、たぶん共感できるだろう。
>>563 >この映画の面白さは表面的には不信心だったウォルトが
>最終的にキリスト教の理想と一致する行動を取ったことだと思う
それこそキリスト教徒そのものなんですよ
キリストを迫害したものの後に改心してキリスト教の聖人となったパウロがまさにその典型です
>>565 要するにきみは表層しか見る気がないんですね
そして絶対にその深い意味や製作者の意図は受け入れない
実につまらない人だ
ID:9O3Hx+bEみたいに、キリスト教に関するごくごく基本的な知識さえない人が見ると この映画の理解がとても浅くなる 自分には驚きだが、ID:9O3Hx+bEにとってこの映画は難しすぎた
569 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 12:42:56 ID:1e6eN3oo
ID:qU6mGejXみたいに 妙に小難しく考えるのもどうだかねえ 「自分は知ってますよ」アピールが笑える
>>568 いやキリスト教への知識の有無はそんなに関係ないと思う
言葉は乱暴だけどID:9O3Hx+bEさんの言ってることは
「非暴力と自己犠牲って別にキリスト教の専売特許じゃねーから」
ってことだと思う
あなたももう少し視野を広げてみるといいと思う
>>569 キリスト教の常識が普通に根付いているアメリカ人にとっては、
小難しくもないし、「自分は知ってます」と言うほどの知識でもない
小さな子供でも理解できるし、知ってること
>>570 >「非暴力と自己犠牲って別にキリスト教の専売特許じゃねーから」
>ってことだと思う
それは自分が
>>561 ですでに言ってる
嫉妬か何かの感情で目がくらんでしまって簡単な読解力さえ失ってるの?
日本を含む一部東アジア以外の国では、宗教無視して生きていくことなんかできんからね。 たとえば「私は神を信じない。信仰など持たない」と誰かが言ったとして、 その言葉を発したのが日本人かアメリカ人かでは、意味するところは全く異なる。 宗教アレルギーみたいなやつは、その程度の知識は持ったほうが良い。 でないと洋画楽しめないだろ。見たって薄い表層理解だけで終わるし。
俺が言いたいのは 何でもかんでも宗教に結び付けて 映画の話をする場で布教まがいの書き込みすんな!って事だ。 本当、こういう奴が「愛」だの「自己犠牲」だの言っているのが腹立たしい。 てめぇの行動に全然反映されてないじゃねーかよ!と。
>>573 アメリカの主な映画は保守系にせよリベラル系にせよ、どっちも大半はキリスト教の教えに沿ってるね
その解釈によってグラントリノができたり、ミルク(ミルク本人はユダヤ系だけど)ができたり
欧米でよく言ういわゆるキリスト教民主主義とキリスト教社会主義に相当するみたい
>>574 欧米の映画は大なり小なりキリスト教の影響を受けているから
キリスト教に関するごく簡単な理解もなしに見てもよくわからないんじゃないかな?
布教しているつもりはないしね
簡単な理解ぐらいしろよ、と言ってるだけ
キリスト教と言われると反発するのは、あんたに寛容性がない証拠
>>574 そういうのが出たところで基本的な知識を超えてちょっと小難しいことを言わせてもらえれば、
日本には明治以前に現代のようなはっきりとした「愛」という概念がなかったんだよ
「愛」は明治になってキリスト教がおおっぴらに日本に入ってきて定着した言葉であり、概念なの
いまの「愛」の意味で言う「愛」そのものがキリスト教の概念なんです
明治以前、「愛」というのは性的な欲情のことを指していたんです
578 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 13:12:17 ID:yG36icSG
エンディングでイーゥトウッド本人が歌っている主題曲の部分を どこかできけませんか?URLよろしく!
iTunesかアメリカアマゾンで試聴可
まだ1スレ??
581 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 13:24:48 ID:yG36icSG
Jamie Cullumの主題歌は聴けるんですが、YAHOOでも エンドクレジットの前に出るイーゥトウッド本人の歌が見つからないのです。 よろしく検索お願いします!
582 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 13:28:10 ID:yG36icSG
583 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 13:29:42 ID:yG36icSG
584 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 13:37:50 ID:wjOp99vh
577>明治以前、「愛」というのは性的な欲情のことを指していたんです 嘘付け。戦国期の武将、直江兼続のかぶとに燦然と輝く”愛” の文字が性的な欲情を意味していたとでも?
585 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 13:40:18 ID:8vnMjvY9
タオのを中にいっぱい出してほしい。口の中でもいいなぁ〜
うんうんそうだねID:qU6mGejX。 おまいさんの書き込みなんざ読んでないけどホントそう思うよ。
587 :
541 :2009/04/28(火) 13:45:16 ID:aUBCAr7u
>>544 あ、お招きされた時の場面か!確かに面白かったwwww
あのとき、偉いお坊さんみたいな人は現在のウォルトの人物像を
言い当てたけれどこれからのこと(近い未来)に関する託宣は
特になかったんだっけ
孫娘に対する石頭ぶりから見て、ヤムヤムに対するデレぶりの対比は
意外だったw
この作品は是非とも山田さんに吹き替えしてもらいたかった
589 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 14:14:24 ID:UTUyMRLU
山田さんもこれが遺作なら 声優人生に納得して逝けたんではないだろうか。
>>588-589 だね。
晩年のしわがれたルパンの声が
今のイーストウッドにぴったり合う、
山田さんの吹き替えでテレビでやったら
号泣するだろうなぁ。
間違いなくキリストへの愛が溢れた映画だというのに 理解しないで、声優等の下らん話題に 花を咲かせている輩にはこの重要性が理解できないのであろう。
下らない宗教談議こそ よそでやってくれw
>>592 根本的な映画のテーマも理解せずに、
吹き替えなぞの、映画の重要性も消し去ってしまうような過程を
有り難がるような人が居るんだな。
これじゃ宗教の重要性も理解できない頭なのも分かる気がする
この映画は日本ではコケる ソースはこのスレ
595 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 14:44:49 ID:h9AGxXe7
主演の女の子なんか誰かに似てるんだよなあって気になってた 5日目で思い出した・・・「転校生」の小林聡美だ 脈絡のない思い込みチラ裏失礼しました
596 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 14:50:28 ID:yG36icSG
昨日観てから 涙が止まらないわけがやっと解った ウォルト・コワルスキーはキリストを超えてるんだ! あらゆる意味で超えている! ウォルト・コワルスキー>>超えられない壁>>釈迦>>キリスト 自分の涙のわけがやっと解った!
これはとても良いツンデレ!!! 俺の中で軽く雄山を越えたね・・・
598 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 15:34:42 ID:TRO9/+cn
悪党モン族の住処から警察が撤収したとき、なぜ牧師まで強制的に連れて行か れたのかね? ガセネタを掴ませた罪で、豚箱にでもいれるつもりだったのかな。
>>593 横から失礼
テーマを理解することは、もちろん重要だよ
だけど、吹き替えが、映画の重要性を消し去るとは思えないなあ
ザ・シークレット・サービスの山田康雄の吹き替えは
人生のあつみさえ感じさせる見事なもんですよ
600 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 15:38:27 ID:b3z3eD+s
俺は山田康雄がやっても号泣はしないと思うが、静かな深い感動にひたれるとは思う。
>>541 亀でスマンが
>>544 さんの言ってるシーンの事です。
デイジー預けるシーンは婆さんが実際何言ってたか解らないけど
ウォルトはスーの事で責められてるって感じたんじゃないかと思いました。
でもホント笑えるシーン多すぎw
と言うより喜怒哀楽の凝縮が凄まじい。
この映画って笑えるの? エグイ暴力シーンとかある?
この映画はスラング、多様な人種、カトリック的人生観、戦争の傷痕、アメ車文化史、 理解しておいた方がより面白くなるものが多数あるけど、知らないから生まれる観点もあると思う。 死生観の違いによる結末の捉え方の差や吹き替えの醍醐味などなど。 又、ウォルトが以前のイーストウッド作品の登場人物に見えたり近所の頑固爺に見えたり人によって様々。 イーストウッド自身映画の判断を観客一人一人に委ねてる訳だから それに従って、百人の作品観それぞれが正しくてもいいんじゃないかな。
604 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 16:34:53 ID:cBU63NXU
映画で最初に流れたスローな曲(歌詞付き)の題名わかる人いますか?
605 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 16:37:26 ID:b3z3eD+s
俺は笑えた エグいシーンは例えば脳ミソをドリルでえぐられるような場面はない
606 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 16:38:41 ID:qU6mGejX
>>584 >直江兼続のかぶとに燦然と輝く”愛”
ワロスwwwあのかぶとの「愛」こそ仏教の煩悩の一つの「貪愛」を指すんだがwww
NHKに騙されんなよ
あの「愛」は現代の意味の愛じゃないっすよ
あの歌チェットベイカーとかトムウェイツみたいだな
>>586 読んでるくせにwww
上から押さえつけられるように畳み掛けられて悔しくて悔しくて書かずにいられなかったんだね
無謀な反抗をするからだと思いますよ
あなた自身が傲慢なんです
609 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 16:43:57 ID:b3z3eD+s
あとさ、モン族ギャングの中に物凄くにくったらしい顔してるやついるよな。 坊主のやつ。お前タオより弱いんじゃねえの?って感じの。
>>598 普通に危ないからでしょwあんなところにいたら。保護目的だよ。
611 :
いい映画だ :2009/04/28(火) 18:01:38 ID:eSYJaMVX
朝鮮戦争で敵を13人殺してる M1ガーランドとガバメント ライターまでカッコよかった
間違いなく宗教的な意味を持たせるために作った映画! みたいに製作者本人でもないのに断言している奴はなんなの? 単眼的な見方しかできない人にはもったいない映画だと思うぞ。
>>612 基地外みたいだから、もう相手しない方がいいと思う。
614 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 18:11:41 ID:kI/tIeqZ
>>599 >>ザ・シークレット・サービスの山田康雄の吹き替えは
>>人生のあつみさえ感じさせる見事なもんですよ
それを聞いて、早速AmazonでDVDをポチらせていただきました。
>>612 悔しければもっと知能レベルを上げる事だね。
まあレスを見る限り無駄なようだが
宗教って言えば、モン族のシャーマンが爺の本質を 言い当ててるのも、マニュアルしかいえない童貞神父と 対照的で面白かった。
クリントイーストウッド、どこまでかっこいい男なんだろう。 ほんと、しびれるわあ。
>>601 誕生日の電話とかお前わざとやってるだろwと突っ込みたくなった
そういうシーンが入ってるから日常がリアルに見えるんだろうけど
ウォルトがノロマを「Toad」って言ってる って言ってる批評家の人がいるけどあれは 「Tardigrade」=イモムシの「Tard」じゃないの? 教えてエロい人。
620 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 19:08:51 ID:V8ydBnKc
遺言で孫がワクテカしたのは、きっと一緒におねだりしていたソファが、遺言で貰えていたのではないか、と推測。
621 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 19:14:47 ID:8vnMjvY9
タオのシャワーシーンのお尻が意外とたくましくてドキッとしちゃった
>>620 ミリオンダラーもそうだが、いけすかない身内を描かせたらイーストウッドは天下一品だな。
623 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 20:20:04 ID:U0FKXntL
グラントリノって 男の頑固なんて 美味い食いもん一つで撃沈ですよってお話?
625 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 20:49:25 ID:2cCgXbML
エンドロールで、クリント爺の後を継いで歌ってる歌手の声聴いて、 こりゃ誰だ?U2のボノにしちゃぁ声質のアクが薄いしなぁ… と思ってクレジットをよく見てみたら、なんとジェイミー・カラムだった。 いかにもジャズ好きのクリント爺らしい起用っつーか、 こんな人選にもストーリーを反映してたりして。
626 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 20:57:38 ID:iMXC1VZN
627 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 20:59:21 ID:iMXC1VZN
こっちも見たいが、新宿インシデントもみたい・・迷うな。
628 :
524 :2009/04/28(火) 21:06:43 ID:UGEbR8eo
仕事から帰って来たらキリスト教ウンヌンで荒れていたのか。 まあもはや亀かもしれんし、うんざりの人は無視してくれればいいが、 宗教バリバリの映画じゃないにしても、またウォルトは結局、神を信じて いないかもしれないにしても、この映画において信仰が少なくとも 「無視できないテーマ」であることはいくらなんでも当たり前のことだと思っていたよ。 今日のこのスレの展開に驚いた。
盲目の人が多いんじゃないか? キリストや信仰がテーマなのに、それが分かってない奴が多いってことは 映画を半分も理解しちゃいないだろうな 哀れ過ぎるw
630 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 21:37:11 ID:JbUj9yll
工具がこんなに格好良く見える映画があるだろうか?
631 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 21:39:23 ID:/9TOvmLq
コワルスキがタオの胸にシルバースターをつけてやるところでぐっときてしまった。 ちなみにこの勲章、コワルスキにとって「誇り」の象徴ではなくて、「罪の意識」の象徴だったと思う。 コワルスキがタオに継承させたかったものは、決して単純なものではなかったと思う。
>>632 ライターの方が象徴的だから良く見ておいた方が良い
>>633 ファーストキャバルリーのライターだったけど、朝鮮戦争で犯した行為との関連性は誰にでもわかるぜ
635 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 22:19:07 ID:JbUj9yll
みんなデイジーの熱演を忘れるな。
若者への憎悪を、ガルルゥだけで表現するとは ダスティン・ホフマンもロバート・デニーロも吃驚! もちろん 東林>>>>ダメリカ役者
今日見てきた。 隣の家のばあさんは最後の方はどういってたんだろうね? デイジーを預かってくれたわけだから最初の方ほど無茶苦茶言ってるわけでもないんだろうけど。 なんかスレを見る限りコワルスキーは神を信じていないとか言うことなのかもしれないけど、 映画見ているときは朝鮮戦争での殺人は神に許しを請うことさえも許されないようなことと思っているように感じたな。
エスニック関係の役なら、 ルーキーでパブロフスキーというポーランド系役をやっているよね。 ドイツ系窃盗団と戦うポーランド系。 ポーランド人はエスニック・ジョークでは馬鹿とされている。 「ポーランド人は電球を三人で替える。一人はハシゴをもって電球を持ち。 一人はハシゴをささえて。もう一人が二人と電球をグルグル回す」
639 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/28(火) 23:29:33 ID:0PZkJQmX
観てきた "あの子"も少しは救われたかな…
友達に誘われて観てきたよ 家の襲撃されたあたりから涙が止まらんかった… なんていうかすごい映画だったわ イーストウッドの映画は初めて観たんだけど、これから観ようと思ってます どれから観ればいいでしょうか おすすめあったら教えてください
犬を食うだの、猫しかくわないだの、さんざんアジア人の食生活が引き合いに出されてたな。 クジラ云々は出てこなかったけど。
>>640 監督作っていう意味?
だったら主演もしているけど許されざる者。
逆にミリオンダラー・ベイビーは勧めない。
この映画で涙が止まらんかった人がミリダラの後半を見たらショック死するかも。
この映画に感動してこのスレ観て今日ミリオンダラー借りてきた自分は一体・・・
ある程度の通は、許されざる物を押すのが普通
>>643 賛否両論が渦巻く強烈な映画であって
ツマラナイ映画というわけではないですよ。
借りちゃったんなら見るべし。そしてショック死するべし。
646 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 00:00:47 ID:HQjFzBoZ
>>510 蜂の巣あたりはタオの仕事のダイジェスト的なものでうつってなくてもやってるのかと
647 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 00:03:04 ID:0PZkJQmX
>>640 チェンジリングまだやってる劇場あると思うので、探して見にいくんだ!
649 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 00:10:29 ID:SluO4/7o
イーストウッド長生きしてくれって思った。 ウォルトの病気とかを超えて、実際の映画の外の人間として。 まだまだイーストウッドの作品が観たい。 巨匠だよ。スクリーンでイーストウッドを観れてる事が幸せだった。 もう最初の数分で胸にくるんだよ、最近のイーストウッドの映画は。 ブレずにどっしりと人の心の琴線に触れてくる。 ストーリーの深みと同時に、イーストウッドの映画人生の歴史が、 何とも言えない味になって迫ってくる。 人間の哀しく、脆く、罪深い心の機微を描かせたら右に出る者はいない。 イーストウッドの眼差しは厳しく美しい。 若造には撮れない。 老いた人間の重厚な洞察力は大きく鋭い。
>>645 意を決して観てみるよ
父親にイーストウッドならこれだと「許されざる者」を
強くお勧めされたんだけど西部劇なんて嫌だと
鼻で笑ったんだがそんなに良い作品なのか
今度そっちも借りてみる
>>650 許されざる者のラストは、個人的になぜか後味が悪かったな。単純なヒーローものじゃない。
逆にグラントリノは、鑑賞後なぜかすっきりしたよ。
ふたつ比べてみると面白いと思う。
許されざる者は何と言ってもジーンハックマンに尽きる
タオが木の根(みたいなもん)をどけようとするところは シェーンだよな ペイルライダーにも似たような場面があったような気がする ウォルトは、こいつは俺が半島で殺ったやつと同じ肌の色だが 俺のアメリカ人魂を引き継げる見込みのある奴だ、 それに俺だってポーランド系で移民だし、こいつらも結局同じなのかもなと思って 大切なグラントリノ=ウォルトにとってのアメリカ人魂を遺したのかもな。 あの糞生意気な孫娘にくれてやるよりなんぼかいいぜ。
ウォルトの黄色人種へのガチガチの差別意識は、じつは罪の意識の裏返しだったんだろうねきっと。 それにしても地下室の金網越しの「本当の懺悔」のシーンは重かった。 どんなにアジア人の少年に優しくしたって、決して癒されることのない苦しみを抱えていたんだね。 この映画、主人公の体現する古臭いマッチョさのほとんどが、アメリカの暗い側面の陰画になっている。 それでいながら共感と親しみを抱くことのできるキャラクターになっているのがすごい。 タオに言う「お前は俺の自慢できる友達になったんだ」ってセリフでちょっと泣いてしまったわ。
>金網越しの「本当の懺悔」 そういやそうだな。 許されざる者だったんだよな。 そして、最後は自分なりのカタを付けたんだな、あの差別ジジイは。 人間、どうやって死ぬのかってのも大切なんだなと思った。
>>640 とりあえずダーティーハリーを見てくれ。
70年代前半、颯爽と44マグナムをブッ放して
悪党どもをやっつけてたイーストウッドの勇姿を。
>>657 いやこの映画はアイロニーでしょ、ハリーへの。
>>649 俺も思った。
アメリカ映画大好きでずっと観てきた人間にとって
もう存在自体が宝みたいな人だね。
すっかりじいさんになっちゃたけどやっぱり格好いい。
見てるだけで色んな作品思い出してじわ〜っと来るものがあるよ。
>>659 それは分かってる。
でもハリーに代表されるあの時代のイーストウッドを知ってると
この作品の感銘がさらに深いものになると思うよ。
見てきたけど面白かったなあ 終盤まで力を抜いてコミカルに作ってあるのが良い 息子夫婦の変なプレゼントに唸るシーンとかかなりツボったw ラストがミスリードさせるような会話のせいで逆に予想できちゃったけど この物語の結末としては完璧だった
>>661 分かってて颯爽と44マグナムをぶっ放してとか書いてるの?うーん。
最後の出演作品と言われてる映画でこれを作ったという事は
映画人イーストウッドの懺悔なんだろうかと見て思ったよ。
664 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 01:44:54 ID:eZLv9267
この映画はキリストや信仰は屁だということを教えてくれる ウォルトが懺悔したのは愛する奥さんに対してであって 間違っても神に対しての懺悔ではない ウォルトは神を超えた存在 ブルーカラーにはそうした存在は多い 宗教というクソに手を染めたキリストに 労働者の持つ尊さがわかってたまるか ささやかな男の宝を愛でる幸せがわかってたまるか
でもよお 言っちゃ悪いが 最後のウォルトが死ぬ姿は まるで十字架のキリストだったよ。 つまり、キリストを偶像崇拝するんじゃなくて 俺ら一人ひとりがイエス・キリストぐらいの覚悟で生きて死ねってことじゃねーかな。 暴力脱獄の主人公(ポール・ニューマン)もそうだったよな。
なるほど。単純なストーリーの中に、作中の主人公の懺悔、イーストウッド本人の懺悔、そしてアメリカという国の懺悔が 三重構造で落としこまれているわけですな。深いわ・・・
667 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 01:49:13 ID:DfKAb0PH
童貞臭い神父(当たり前か)が良い味でてるな。 。
668 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 01:51:34 ID:eZLv9267
>>663 ダーティーハリーで散々やってたのは国家権力の犬に成り下がる事を良しとせずに
体制に甘んじずに独自で戦いを挑む男でしょ。
ただマグナムぶっ放してるだけだと思ってた?
ダーティ・ハリーは法を超えた正義の男の話なのだが、 一歩間違えると危ない野朗ってのは確かなんじゃねーかな。 そのあたりは慎重に議論しないと難しいところだわな。 ダーティ・ハリーはドン・シーゲルだし 引き合いにだすなら許されざる者のほうが妥当かもな
>>663 この映画がハリーに代表される過去のタフガイ物を否定して
懺悔のために作られたとは思えないな。
歳をとって時代も変わって、今思う悪の裁き方を提示したっていう感じかな。
まぁイーストウッドが脚本書いてる訳じゃないけど。
もちろんイーストウッドもシーゲルみたいな良い意味で無骨な部分を そのまま受け継いでるから「骨太」とか言われるよね。 ダーティーハリーでやってた事を更に洗練させて 映画にしてるのがイーストウッド
>>669 だからその自らの倫理に従って自らの手でカタを付ける男の話は
その後散々フォロワーも生んで、映画の中だけでなくアメリカという国自体の
空気も形作って来たわけでしょう?イーストウッド1人の責任では勿論無いけど。
それに対するアイロニーや懺悔だと言ってるの。
一言いわせてもらおう。 ダーティーハリーじゃなくて ダーティハリーね
>>673 イーストウッド自体フォロワーじゃね?
というか自分で撮った作品では、リバタリアンらしく個の倫理を貫いたとしても
痛みを伴う描写があるから支持されて来たんでそ〜
676 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 02:15:31 ID:Kuz12FaL
今日のめんどくせーIDは ID:1GEqpwYz ID:MshZTLIH ID:d5attHfN ID:vpv38P3q あたりか? ここらへんをまずはNGに登録っと 少しは幸せかもな
>>673 一匹狼の生き方を貫き通したことについて、悔いてはいないだろう。
って言うか、それを貫いたから救われたんであってアイロニーとは違うんじゃないか
彼の戦争への後悔とは、自分ではなく国の価値観に流されて人を殺してしまった後悔でもある。
戦争について、何故神父にザンゲしなかったかって言ったら
彼の中で戦争が終わってないだけでなく、それを誰かに許されようとなんて思ってなかったからじゃないかな
なにせ十回呪文唱えたら許されちゃうし。
彼にとってのキリスト教は、なんか色々無責任に許したり救ったりするもので、彼はそれが受け入れられなかったと俺は見た。
大体、救われたとか言われても心晴れないし。ミリダラでもそうだった。
しかし、彼は最後、自らの行動によって愛する者を救い、またそれによって自分も救われた。
それが結果的にキリスト教におけるナントカカントカでもあった、ってことじゃね?
俺キリスト教知らないからアレだけどね。
そして、それがアメリカ精神だぜ!と言うラスト。銃じゃなくて、誇りを持ってさ。
父として子どもに伝えてさ…やべえ思いだし涙が出てきた
679 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 02:50:46 ID:7+0ZayLg
タオは好い青年じゃのう・・・ ( ̄ー ̄)
戦争について、「自分からやったのが恐ろしいんだ」とは言ってるけど、 右も左もわからないような若者アジってそう仕向けるのが戦争だからさ。 で、仲間のために戦ったと言いながら、実際は一人生き残って、なぜか勲章もらって。 ここからは妄想だよ。 「俺はアメリカの英雄だぜ!」と本気で思えれば幸せだけど、 そうでない彼が、一匹狼として己の行為を「正当化」するにあたり、差別しまくり悪態つきまくりの ロクでもないヘイト野郎の仮面を被ったのは俺には自然に思える。特にアジア系見ると思い出しちゃうし。 「俺はこういうロクでもない奴なんだよ」と。自己防衛だからつけた仮面は外せない でも、本当はやはり根っからのクズじゃないわけだから…いやあ、いい映画だよな。色々考えられて
おじいちゃんになっても銃と暴力で戦うヒーローになりたいかなあ? なんか違うんじゃないかなあ? って思う 映画自体は面白いんでしょうけどね
彼は別にヒーローになりたいんじゃなくて 本能で正しいと思うことをしているだけ。
あと、これだけは皆に言っておきたいんだけど イーストウッドは俳優辞めるなんて言ってないからね 「積極的に役は探さない」ってだけで、こんなこと大分前から言ってるわけ。 自分に合う役と脚本があって、それをやる時間があればやるけどってずっと言っている。 この映画もそうなんだよ。 大体、イーストウッドがマジではっきり「辞める」って言ったらもっと騒ぎになってるじゃないか 「実質引退」って、「寿命的にアレだから実質最後になるだろう」って言ってるのと同じじゃねーか さすが汚いなマスコミは汚い
685 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 03:25:31 ID:5FuU7fdc
批判的なレスばっかの2ちゃんでも面白い映画は評価されてるってとこがおもしろい
馬鹿イーストウッドのお涙頂戴にひっかかる奴が多すぎw 感傷的でチープな話をありがたがる馬鹿っていつからこんなに増えたの?? お涙頂戴ナルシシズムがきもすぎ。
アメリカって国の移民・戦争・産業・社会問題をさらっと描いてるよね
床屋の人はプリズン・ブレイクのベリック?
しかし息子の方も 「親父、提案があるんだ。もう歳なんだから良い施設に入ったらどうだい?」 「おう、オヤジィ、頼みがあるんだけどさあ。NBLのチケットくれる友達がいたろ?」 とか男らしく単刀直入に話せばもっと会話が噛み合っただろうものを。
>この映画の最大のテーマがキリスト教徒としての理想のあり方 ねーよ包茎w
692 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 09:42:22 ID:FsW+ZnRp
キリスト教の理解が足らないって言ってる奴が一番他人を罵倒してる皮肉
おれは宗教がこの映画の最大のテーマとまでは思わないが、 それは個人の受け止め方の違いがあっても良い程度の話じゃないかな。 しかし信仰の問題がまったくこの映画のテーマにかすりもしないってのは いくらなんでもちゃんと目を開けて映画を見ろよと言いたくなる。
観てきた。面白かった。俺は宮沢賢治を思い出した。 訪問者によってドアを開き、心を開いていく様子は「セロ弾きのゴーシュ」だし、 最後の自己犠牲によってすべてが救われるのは、「グスコーブドリの伝説」だ。 物語に神話を求めると、キリスト教・仏教関係なく、宗教的色合いを持つんだろう。 ところでフォード製72年型グラントリノ。 パンフにはたまたま見つけたみたいに書いてあったけど、 昔の流麗なスポーツカーならなんでも良かったのだろうか。 でかくてマッチョでガス喰いで、今のエコカーの対極を為してるよね。 滅び行く古きアメリカを象徴してるんだろうけど、 でも1972年といえば、ベトナム後遺症でアメリカが一番元気がなかった頃だろう。 それでもその頃が、イーストウッドにとっての青春時代だったって、ことなんだろうか。
ウォルトが部品を作っていた 73年のオイルショック以降、燃費の悪いアメ車が売れなくなった だから72年型らしい
>>692 右の頬を叩かれたら、倍にして殴り帰さないと気が済まないタイプだよなw
ラスト、グラントリノで140km/h出して過去へ戻ろうとするタオに泣けた。。。
人種の対立とか差別も描かれているわけだけど人種によって何が違うかというとまずは宗教。 ウォルトの行動がキリスト教的な世界観に支配されているのと対比して、 モン族が貢ぎ物を持ってくる行動やらタオをウォルトに託すあたりも彼らの風俗ひいては たぶん土俗的な宗教に基づいている。 しかし異なる民族の間には対立しかないわけではなく、あのような血縁者よりも濃い触れ合いが あるということを示したかったんだと思う。
>>694 同じ年代のマッスルカーでもマスタングMach1とかダッジチャレンジャーとかだと
メジャーゆえにイメージに手垢が付きすぎてこの映画に合わないだろうなと思う。
最初にタオをからかったデカイアメ車に乗ったチンピラがシビックに乗った
モン族ギャングにより強力な武器を突きつけられてスゴスゴ退散する件も
何かの示唆かね?
>>698 > ウォルトの行動がキリスト教的な世界観に支配されているのと対比して、
>
そんな行動してたっけ?
基本的に
悪態付いて、ビール飲んでただけのような気がするがw
>>700 弱きを助け強きをくじくあの行動すべて。最後の自己犠牲の精神。
妻がいるのに別の女性とキスしてしまったことを悔いるところ。
儀式的なものとしてはそれを懺悔するところ。
キリスト教特有のものだけではないが。
もうアワビと天狗のお面見てもドキドキしちゃうってレベルだな、ここまで来ると。
703 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 10:54:33 ID:eZLv9267
>>701 >弱きを助け強きをくじくあの行動すべて
幸せを求めれば自然にそういう行動に行き着く
>最後の自己犠牲の精神。
正しく考えて生きた人間の人生の全てを包括した究極の選択
>妻がいるのに別の女性とキスしてしまったことを悔いるところ。
妻への懺悔です
>儀式的なものとしてはそれを懺悔するところ
妻が最後に望んだことだからしたまで
この映画は宗教を否定していますよ
地道に生きることは宗教をはるかに超えているということです
いちいち宗教を引き合いに出すことは
ウォルトにしてみれば一番かっこわるいことなんだ
それくらい感じろよ 自分に正直に生きることこそ大切なんだ
宗教なんかにまどわされるな!
宗教を否定?それはそれで解釈の行き過ぎじゃね? 明確にそんなことしたら、それこそ宗教が主要テーマの問題作になっちまう。 第一、イーストウッドだってキリスト教徒だろ。 俺が知らないうちに無宗教者宣言でもやらかしてたのか? しかし、ウォルトの戦争中の行為による罪の意識の苦しみを信仰は解決してくれなかった。 ただ教会で祈りを捧げているだけですべてが解決して魂の平安を得られる、 という考え方は否定していると言える。そんなこと当たり前だけど。
>>701 > 弱きを助け強きをくじくあの行動すべて。最後の自己犠牲の精神。
>
あれは、ただのひねくれた爺さんというだけじゃなく
彼が、きちんとした正義感を持っている事をあらわしているんだと思うよ。
別に、敬虔な宗教家って事を表現してるわけじゃない。
> 妻がいるのに別の女性とキスしてしまったことを悔いるところ。
> 儀式的なものとしてはそれを懺悔するところ。
>
あれは、妻の遺言を聞いて親身になってくれた神父へ
死ぬ前に義理を果たす意味での懺悔だろ。
だから、適当に考えながら思い出した些細なことを懺悔してるだけ。
髭をそったり、スーツを仕立てたりするのと一緒で
彼が死を覚悟したって事を表現したシーンだと思うぜ。
706 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 11:42:58 ID:eylH/eHe
またまたでました! 週刊朝日で 4人全員が満点。 「イーストウッド 史上最高傑作の呼び声高い感動作」 という表題。 今野雄二 「何とも気高く美しい文句のない傑作」 中村千晶「近年のイーストウッドには映画の”神”が降りてきているとしか思えない」 実際 70代になってからイーストウッドは絶好調でこれだけ最高の状態が長く続いているのは 映画史上でも珍しい。 長く絶好調が続いていた例としては フェリーニの「甘い生活」「81/2」 ベルイマンの「野いちご」「処女の泉」を 作っていた頃くらいだろう。あとはアンゲロプロスの「旅芸人の記録」あたりか。 今のイーストウッドは神がかっているというのは事実。 多くの巨匠は若いときに最高傑作を作って晩年は下り坂が多い。 晩年のがよかったのはヴィスコンティくらいかな。
707 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 11:47:30 ID:Vd1VTxq7
イーストウッドのダーティーハリーが 昇華されて「グラントリノ」 って感じかな。 しかし恐怖のメロディー あたりじゃ完全にB級作家なのに よくここまで成長したよね。「許されざるもの」で一気にトップにおどりでて映像作家になり 「ミスティックリバー」以降 完全に巨匠になった。 「長く続ける」って意味あることあるんだね。 イーストウッド以外にこういったすこしづつ成長していって巨匠になった例はないと思う。 たいていは、3・4作目たりが最高傑作であとはだらだらが多い。 技術的な面でいうと「バード」あたりでぐんと成長したと思う。
709 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 11:57:46 ID:BfXY2n1a
イーストウッド作品でしかも絶賛の嵐となると、やたらと色々な解釈をしたがるウザい輩が多いな そういう輩は総じて他人の意見を否定したがる
ただ イーストウッドの映像スタイルって語るの難しいよね。 キューブリックとかフェリーニ みたいな 特別な映像スタイルはない。 アンゲロプロスのような長まわしもないしペキンパーのようなスローモーションもない。 コッポラのようなおおがかりの叙事詩スタイルもない。 あえていうと、ジョン・フォード+ウィリアム・ワイラーだと思う。 古典的スタイルを保ちつつ、技術的にも優れているという。 ただ世界映画史ベスト10あるいは20 にはいる作品を作っているかというと それはないような気もする。それが残念。イーストウッドは突出した映像スタイルとか内容を あえて持とうとしないのでそのせいだろうね。3時間くらいの西部劇の集大成とか作ってくれないかな。 ゴッドファーザーの西部劇版みたいの。ある男が西部の街にたどりつき大実力者になっていくみたいな。
711 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 12:01:19 ID:SluO4/7o
黙って噛み締める映画だな。 言葉で捉えようとしても、込み上げてくる感情に胸がいっぱいになってしまう。
あのギャング達もかわいそうと少し思う 他のギャングからタオ助けたんだし 普通に時がすぎればタオにも寄りつかないと思ったけどな
>>712 仲間っつーか、パシリにするために助けただけだろう。
エンディングの旋律が、微妙にチェンジリングと被るの俺だけ? タオのお姉ちゃんが、そう言う被害に遭いそうで、うわあ、やだなあ、と 思っていたら、遭わなくて、良かった、そう言うストーリーじゃないよね、と 思っていたら、、、 釣りはとっとけ、って言って差し出したのは、お約束で10ドル札なのか? アメリカ人がうまく発音出来なくて言い間違えらてるモン族の人名が、 発音と全然違う日本語に訳されてるのはなっちだから?
しかしあれ見てると神父もイーストウッドみたいな年齢だけでも何倍もあるような人相手に説教しなきゃならんのだからほんと大変だよな。
ttp://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042801001075.html 春の叙勲水谷八重子さんら4千人 元連合会長に旭日大綬章
政府は29日付で2009年春の叙勲受章者を発表した。
今回最高位の旭日大綬章には鷲尾悦也元連合会長(70)ら7人が選ばれ、
俳優の水谷八重子(本名松野好重)さん(70)には旭日小綬章が贈られた。
旭日章879人、瑞宝章3189人の計4068人が受章。
女性は全体の約8%の343人、民間人は約41%の1666人だった。
別枠の外国人叙勲は三十二カ国の七十人が受章。
〇四年にノーベル平和賞を受賞したケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさん(69)、
ジョセフ・ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長(73)が旭日大綬章、
米国の俳優兼映画監督クリント・イーストウッドさん(78)が旭日中綬章に決まった。
大綬章は天皇陛下、重光章は麻生太郎首相が五月八日に皇居で授与する。
普通の信者は物わかりのいい人が多いだろうし、 台詞にもあったように婆さんの手を握って話してればいいんだから 楽なもんだ。
718 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:01:38 ID:eZLv9267
>>704 イーストウッドが何宗かは問題じゃない
この映画がどんな宗教観をもって語られているかが問題
まず儀式としての宗教性の崩壊
それらしく参加はしているもののふざけ半分の人々(現実)
神父のマニュアル化による現実の問題からの乖離
10回唱えれば罪が消えるというRPG感覚の文言
この映画で描かれる宗教とはマニュアル通りの童貞野郎で
現実問題の解決にはならないというスタンスで語られている
警察もしかりで最後は宗教と警察の解決できないところを
ウォルトの英断で切るかたちになる
この映画は宗教を語る映画では決して無い
ただ宗教の無意味化が現実であるリアリティは押さえている
この映画の主題は宗教という屁みたいなものとは次元の違う
高見にこそある それが現実を生きるということなのかもしれない
719 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:03:04 ID:eylH/eHe
イーストウッド 授賞式 にくるかなぁ??? 今映画作ってて 忙しいよね。 次の作品は かなり激しい映画になりそうだね。暴動シーンとかもありそうだし。 おそらく、単なる南アフリカの人種差別問題映画じゃないな。 最近 有色人種映画 多いなぁ。 イーストウッドってもともと共和党だぜ。
BSでブロンコ・ビリーやってるね
721 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:06:37 ID:wTWiSEac
722 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:28:16 ID:kO2bDuzL
>>664 詳しくないけどキリストを宗教に仕立て上げたのは弟子や後世の人達じゃないの?
キリストって案外ウォルトみたいな人だったのかもw
売春婦とか虐げられた人達と平気で付き合ってたらしいし
>>718 けして否定はしてないんだよ。
ただ、教えを無批判に受け入れて「正しいです。救われます」って言うのは否定してるだけ
神父とか教えってのはそれを見守り、時には何かヒントくれるだけ。直接救ってくれはしないし、それはおかしいと
救われたければおのおの自分で考え行動すべき…というようなことだと俺は思う
キリスト教は知らないが、宮本武蔵も似たようなこと言っているよ
大体、宗教否定してたら神父をあんな使い方しないしね
最後、教えをそのまま垂れ流してた童貞野郎が自分の言葉で説教する姿を讃えている
724 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:30:09 ID:eZLv9267
>>704 なぜウォルトの奥さんが神父に懺悔をするように何故たのんだのか?
それは奥さんがウォルトのこころの苦しみを一番知っていたからだ
戦争の記憶
だから懺悔して楽になってもらいたかった・・・
もちろんウォルトは奥さんのその心遣いを痛いほど感じている
それでも懺悔には行かなかった
戦争のキズは懺悔などで癒せるはずが無いことを知っていたから
でも最後に懺悔に行った・・・
それは妻のこころを大切に思ったからだ
たったひとり愛した妻だったからだ
だから懺悔は妻への懺悔だった
神からの許しなど必要もない
10回唱えるわけもない
この映画は宗教もだと思うけど、古き良きアメリカと 現代のアメリカみたいなことがテーマなんだろうな イーストウッドが演じることで説得力が増す
726 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:35:11 ID:kO2bDuzL
結局宗教ってウォルトみたいな行動を倒錯的に解釈した人達が創り出すのかも
十年も経てばイラク、アフガンに従軍したアジア系退役軍人とアラブ人ギャングの組み合わせもある。 設定からして奥深いものがありますね。
728 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 13:42:30 ID:eZLv9267
>>723 >童貞野郎が自分の言葉で説教する姿を讃えている
それはウォルトの死以降のことだから
もし真に自分の言葉で話せたなら それはもう宗教ではない
ひとりひとりが自分の価値基準で生きること
それは宗教と全く対極にある境地
この映画はその境地がおおきなウエイトを占めていまいか
一つの芸を極めるには考えることが不可避である
人生をより良く生きるにも考えることが不可避なのだ
信じるということは本来は考えた末のことでなければ意味がない
宗教は考えることを阻害するもの以外のなにものでもない
ウォルトと隣のバアちゃんのやりとりが面白い 一言も言葉分からないのに悪口だけ通じてるし 上のほうで家が銃撃にあったのにバアさんが庭先で編み物してるのはおかしいってあったけど 年齢からしてバアさんはベトナム戦争経験者だろう 「若造が暴れとる」くらいの感想だったんだろか 戦争経験者のうちのバアちゃんも肝が据わってて口わるかったなあ
イーストウッドに 「2000年」という映画とって欲しいですね。 ベルトルッチの「1900年」みたいな。
732 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 14:22:09 ID:Vd1VTxq7
>>716 ひょうとしたら、日本に来るかもしれないな・・。
以前、必ず近い日に日本に行くってコメントしてたような・・。
ってことは、この賞もこのコメント時には、知っていたのかも・・。
いつ授賞式するかしらんけど、「グラン・トリノ」ロングランさせて
舞台挨拶に立って欲しいな。
733 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 14:24:03 ID:Vd1VTxq7
5月8日か・・。前回も突然来たんだよな・・。
>>726 だな、M・ナイト・シャマランのサインって映画での
息子が喘息で、たまたま水があって、偶然に弟のバットがおいてあったのは
「全て、宇宙人の撃退に備えるための奇跡だったのだ!」って思っちゃう思考だな。
ただ、あのサインの主人公はそれで幸せになったのだし
本人がそれで納得する分には、それはそれで良いんだと思うんだ。
問題は、それを周りに強要しようとする行動だよな。
このスレにも、映画と関係無い宗教談義をしようとする奴がいて非常にウザい。
下手すると、これは宗教啓蒙映画だ!って言いかねない勢いだ。
せっかくの良い映画なのに、もったいない話だ。
735 :
シルバー割引 ◆6rgGIYz09M :2009/04/29(水) 14:35:08 ID:R06H+V1G
ラストのポイントはやつらを欺いて犯罪を起こさせたと言う手法です。
これは他人を罪に陥れると言う事です。
これはキリスト教にも反するし9条の精神にも反します。
だから宗教よりも大事なテーマがある。
あの様に切羽詰った状況でどう落とし前を付けるかの問題です。
キャッチコピーに在るように自分の人生の決着とタオの将来を秤にかけた冷静な決断。
無理やり宗教で言えば「ウォルター教」に従ったと名づけるしかないと思います。
今までの監督の作品では最後の行動は自分で是非を決めるしかない状況が多く取り上げられています。
その場の状況でその行動の是非は決まるわけです。
ミリオンダラーでもミスティックでも手紙でも。
逆に考えは一貫していて「人間の尊厳」です。
>>622 :名無シネマ@上映中:
>いけすかない身内を描かせたらイーストウッドは天下一品だな。
ほんとに同感ですね。
>>640 :名無シネマ@上映中:
>どれから観ればいいでしょうか
やはり「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と併せて「ドル箱三部作」からでしょう。
今年観た映画で最高の作品でした。 82回アカデミー賞の授賞候補だと思ってたのに81回の扱いだったのですね…以外でした…
>>719 ネオコン系の保守思想は、保守思想に共産主義の世界が同じ価値で統一されれば平和になる
みたいな思想を取り入れたもの。共産主義の代わりにアメリカ流の民主主義を押しつけようとしたもの。
イーストウッドみたいな古い保守はちょっと違う
738 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 14:59:28 ID:Pjo2Ikbe
やられた…真昼間から泣くはめになるとは…。 チェンジリングといい今年はやべえな。
いい映画だった。 思春期にアメリカで暮らしてたから尚更身につまされた。 東洋人は数に強い・女がもてるってのは事実。
740 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 15:24:27 ID:W6XdMw0Z
ハンカチ必携なら必携って書いとけや お蔭で袖ガビガビだわボケ ところで「行かにゃ」と言う戦慄の字幕観てまさかと思ったら やっぱり字幕はあのメガネ砂かけババアかよ・・・ 差別用語が意味不明な訳仕方されてると思ったら、通りで タオの従兄弟並の害だろアレ
メキシコ系の不良に「メキシコ野郎」はないと思った。
スーなんて最初「こんな不細工な女をキャスティングしなくても・・・」と思ったんだけど 映画が進むにつれてどんどん生き生きして魅力的になるんだよね。 あれは良かった、役者を活かす見本みたいだった。
743 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 15:49:31 ID:LJiaxmnx
お姉ちゃんが俺の好みだぜ
744 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 15:52:16 ID:9kOfx0Lx
タオの姉さん、大後寿々華に似てるな。
745 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 16:07:11 ID:LJiaxmnx
ウォルトが息子がトヨタのクルマに乗ってるのをイラつく気持ちはわかるぞ 俺も日産の販売店で働いていたからトヨタの自動車はかりが売れ続けていることに対して「なんで日本人はトヨタばかり買うんだ!」と店先で苛立っていた
>>742 それは同感。
主人公同様、見てるこっちも
なんだこいつ? → いい奴じゃん!と、どんどん感情移入してしまった。
だからこそ、スーがあんな事になったシーンでは
心底驚いて、悲しんで、それで怒りが沸いた。
本当、やられた!って感じだ。
747 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 16:16:50 ID:W6XdMw0Z
>>745 ホンダ信者なのでアホ共の車に採用されてて悲しかった
教会での懺悔と、地下室の金網ごしのやりとりの対比が良かったな
地下室の金網が神聖にすら思えた
何で日本人て「宗教否定してる俺カコイイ!宗教信じるやつは馬鹿!」 みたいなやつが多いんだろうね。 他の国(中国以外の)でそんなこと言ったら、馬鹿にされるだけだのに。
749 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 16:25:57 ID:e+VaVJdN
超最高ー!凄く感動した。昔はイーストウッドはヘボ監督って 思ってたんだけど良い監督になったなー。(アウトロー、アイガー、 ガントレットあたりがヘボ監督期)
アウトローでへぼ監督には激しく憤慨
いや〜対比というか、物語の進め方が素晴らしい映画でした。最後は銃撃戦のドンパチかと思ったらあの展開で、やられた。スーにバーベキュー誘われて、モン族を知っていく一連の流れでもう胸がいっぱい。 今春はレッドクリフもスラムドッグ・ミリオネアも満足したけど、間違いなくこれがナンバーワン。エンドロールが終わるまで、観客は誰一人席を立たなかった。これぞ映画。
>>748 神さまがそこら中にいるから、わざわざ宗教なんて括りに縛られる必要がないからだろw
754 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 16:58:18 ID:LJiaxmnx
ウィキでモン族のことを調べたら、モン族は二千年くらい前には中国の揚子江付近に住んでいた民族らしいね 北方からの異民族に追われて徐々に南下していきそして東南アジアにたどりつき そして今はアメリカにいると
おととい観たのにまだ頭から離れない…それだけ素晴らしい作品ってことかな…もう1度観たい映画です。
>>753 普通の日本人は、そこら中にいる神様を信仰してるわけで、
宗教否定してるのは馬鹿。
まともな日本人なら、神道なり仏教なり信仰しますがな。
そもそも宗教否定してるやつが、変なもの(嫌韓信仰とか、妙な萌えアニメ信仰とか)
を信仰してる。
この映画のスレで宗教談義してるやつが一番のバカだ
758 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 17:12:36 ID:W6XdMw0Z
>>754 かなり悲惨な民族だよな
弾圧されまくってたからそいつらの敵対勢力であるアメリカに協力したのに
アメリカが去って更に強烈に弾圧されまくってるっつー
でも宗教で大事なんだぜ。 人のためにつくしなさい、慈善の心を持ちなさい。 アメリカの子供が読んでる絵本みたら聖書の絵本版だで。 日本の子供がアンパンマンの絵本見てる年代で。 子供の教育に宗教ってかかせないんだよ。 宗教が根付いている国では。
「移民の国アメリカ」「キリスト教国としてのアメリカ」「銃と暴力の支配するアメリカ」 など、アメリカの多面的な要素を、非常に私的で小さい領域の中で示して見せた、 私的な話を描いていると見せて、アメリカそのものを描き出した作品。 宗教はこの映画の持つ、重要なファクターのひとつだ。
761 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 17:16:49 ID:XN/HHbU8
別に宗教賛美映画じゃないが、しかしこれを宗教否定映画だって言ってるやつも アンチ宗教に凝り固まってるだけじゃねえの。 宗教家をはじめとする現実の人びとの宗教的スタンスを批判することと 宗教その物を否定することとはまったく別だし。
762 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 17:17:12 ID:LJiaxmnx
映画館はおじいちゃんおばあちゃんで一杯だった 「今日は敬老の日だったかな?」と思ったがたぶん『ローハイド』をみていた世代なんだろうなと推理した
確かに年代高かった
レッドクリフ見に行ったら、予告編で気になり劇場に。 ラストの44マグナム2丁でギャングを蜂の巣 最後はデブボスと鉄拳で殴りあい これぞイーストウッドの映画 元キャラってKing of the Hillのプロパン親父じゃないのか それとも、米穀の爺さんは普通に工具揃えて修繕するのか
>>745 デトロイトのフォードの工場で働いていた主人公だから当たり前だよね
昔は自動車産業で栄えて来たこの町が、日本車の台頭で廃れて労働者も町を離れて行き
そしてとうとうアジア系の移民も流入して来たというのは史実として背景にあるから。
>>748 宗教っていうのは、存在しない神様を信じることで、
心の平安を得る(死の恐怖をやわらげる)というものでしょ。
日本人はそのへんがわかっているから神を否定しても宗教は否定しない人が多い。
このスレでも「この映画のメインテーマは宗教! 違うと言っているのは馬鹿!」
と強硬に主張している、ちょっとおかしい人(まさに狂信者)が否定されているだけで、
宗教自体は否定されてないと思うぜ。
イーストウッドが日本で受勲した しかも硫黄島からの手紙で
若い人にこそ見てほしいな タオと床屋とイーストウッドのやりとりとかあるから
>>766 そうか?このスレでも「これは宗教否定映画だ!」とか言い張ってる馬鹿いるじゃん。
これは、いろいろ問題を抱えているアメリカという国だが、それでもこの国を肯定したい、
つー映画なので、キリスト教そのものを否定する映画になるわけはない。
最も新しい移民、最も新しいアメリカの構成者であるモン族の青年に、
古き良きアメリカの夢(グラン・トリノ)を託す、
っつー映画なんだし。
一応アメリカでもおおむね好評だけど 否定的意見の多くがやっぱり人種差別の問題でだった。 モン族だから映画として成立したけど モン族を黒人に置き換えてみたとしたら 大暴動になる。元々アジア人を軽く見ている傾向が強いから 映画として成立しているだけで人種差別映画である、 っていう意見にはアメリカの人たちにも賛同者が 多いみたいだった。
>>770 >モン族を黒人に置き換えてみたとしたら
>大暴動になる。
すまんがここが理解できない。どゆこと?
772 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 18:27:47 ID:qcz+HGB4
モン族でなく黒人にあんな罵倒 浴びせたら暴動が起きるってことやん?
>>771 770じゃないが
最初のほうでウォルトがたいしたことをやっていないのに
モン族がぞろぞろ貢ぎ物を持ってきて階段に並べるところとか笑いにしている。
あと、タオ一家になぜか男の家族がいないので、ウォルトが男らしさとか大人とか
教えてやるところ。そしてウォルトが悪いモン族をやっつけていいモン族を助ける
ところ。ダメな白人も描いていてバランスも取っているが、白人=ウォルトがかっこ
良すぎるところがすべて上から目線になるということでは。
黒人が異教徒で変なまじないや呪術に民族衣装を着ていたら 土人大統領辺りが騒ぐ
>>771 過去にロス暴動とかあったし、やっぱり黒人差別は根が深いよ
中西部、西っかわって土地柄もあるかも知れんね
乱暴な言葉遣いが通る、みたいな
にしても、クーラーボックスいっぱいにビール冷やして、何をするでもなく、昼間から飲んでるってカッコイイな
>>744 似てるねぇ。
あの姉ちゃんはすごく良かったな。
777 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 18:38:23 ID:QIca8yGC
移民の国だね
難しく考えずにウオルトとスーの純愛物語でいいんじゃないか。 愛するものを守る。その目的のために自分ができることを実行した。 タオは添えものに過ぎないと思うよ。
>>775 久々にスクリーンで見た、格好良く煙草を美味そうに吸う俳優
>>770 わからんでもないね
ちょっと人種差別っぽいのが鼻に付く役柄だった
ウォルトは保守的な西部アメリカ人を表してたんかな
クリントイーストウッド自身、マカロニウエスタンかなんかで有名になったんだっけ
スーが黒人にからまれた時にウォルトの前腹にマグナムがあった気がしたんだが気のせい?
782 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 18:48:36 ID:Pjo2Ikbe
>>781 あ、俺も
でもマグナムでてきてないしな…
工具か?
>>728 その論理で行くと、何かの信徒は全員自分の頭で考えないロボット野郎ってことになるんだけど
そんなわけ無いってことくらいはちょっと考えればわかるわけで、今のところわかりあえないみたいだな
って言うか、自分でも無茶なこと言ってると思わないか?w
784 :
771 :2009/04/29(水) 18:50:32 ID:XN/HHbU8
なるほど。みなさんどうも。 モン族はベトナム戦争後の新参の移民だからモン族と黒人に単純に入れ替えた 映画を想像するのは難しいが、しかし最近のハリウッド映画はとにかく 黒人を腫れ物に触るように扱ってばかりで真摯な動機のものでも 表現の可能性が狭められるのは残念。 そういえば父親たちの星条旗でもイーストウッドがスパイク・リーに 「黒人が出てない」って噛み付かれていたっけ。 (史実として黒人はほとんど硫黄島戦に参加していない)。
>>782 ホルスターらしき物にグリップだけ見えて収まってたよね!見つけた瞬間「キャラハァァァ〜ン!」て叫びたくなったよw
>>779 なんつーか
今どこも映画もテレビも禁煙禁煙じゃない?
なんかタバコ吸う自分としては嬉しい
かっこよく堂々とタバコ吸う役柄って
個人的に、ダーティーハリーの定年後として期待して観に行ったけど、期待はずれだったのは確か
日本だったら東京物語かな的な映画かも思った、観ていて。「ばあさん、帰ろうか」的な、静かな可愛い哀しいオチで
それがアメだとああいうオチなのかなと
一発でもガンぶっぱなして欲しかったけど、撃たなかったのが、いいんだか物足りないんだか
一言「老けたなぁ〜」っとばっか思ってた作品だった
>>781 マグナム?
手にしたのはコルトだかブローニングだか、そんなオートマチックだったけど
>>785 一瞬のグリップだけでも44だったらニヤっとしちゃう演出だよね
>>779 でもイーストウッドってタバコ嫌いなんだよねw私生活では全く吸わないとか。
たまに喫煙者の役をやるけれど。
>>781 、782
あれパイプ・レンチの大きいやつだと思うよ。
788 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 18:59:57 ID:Vd1VTxq7
ラストでウォルターがつぶやいたセリフと キリストが磔されている姿のような死に様を考えると 宗教は否定していないよな ラストはなんとなく予想できたとしても なぜこんなに感動できるのか? 間違いなく名作!
素晴らしい出来だった
791 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 19:07:01 ID:U8hPV2Ts
>>756 現代の宗教はファッションになっているんだよバーカw
宗教を信じてるのはおめえのようなバカだけなんだよ
そんでそんなバカが社会に迷惑かけてる。はよ気付よw
>>787 やっぱり工具だったかorzわざとマグナム見せる演出なんかしないか
申し訳ないけど、もう一回観たいけど、俺は名作とは思えない、俺はね 年取ったイーストウッドの愚痴小言作品として見てる そのほうが自分自身楽しめるし ダーティーハリーの印象が強い俺としては、タフ=クリントイーストウッドじゃなきゃ嫌って、勝手な好みがあるんだけど 最後やっつけちゃったらこの映画、意味が無いんだろうなぁ はよ次の作品で、ぜひスカッとしたい とにかくマグナム構えた姿を見たい やっぱクリントイーストウッドと言えばマグナム、じゃないの
794 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 19:12:37 ID:U8hPV2Ts
>>766 逆だろ
宗教は固執した概念であり百害あって一理なし
神は宇宙の摂理を文学的に形容した一般的概念
勉強しろよ!
>>794 ちょっと付き合ってみる。
では君は人を殺したり、女をレイプしたりすることは何故いけないことだと思うの。
それとも別にいけないことだと思わないの?
ダーティハリーとか、昔のイーストウッドを見たことないやつがこれ見ちゃ損だろうな。 糞餓鬼共にマグナムなんて要らない、指鉄砲で充分だ。
797 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 19:18:39 ID:LJiaxmnx
チンピラ共の中にクロちゃんがいたなと
クロちゃんはいないよ ジェロはいたけど
>>793 言いたいことはよく分かるし俺もそっちの展開を期待して観にいった
だけど、あの死に様が最善の方法で、ウォルターも尊厳を失わずにすんだんじゃないだろうか。
800 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 19:38:14 ID:U8hPV2Ts
>>795 その返答には宗教は害悪あるのみ
必要なのは哲学だ おのおのが考えればよいこと
規範を超えて思考しなければ光は見えてこない
オレの個人的考えを披瀝する必要もないことだ
宗教が示すこの疑問に対する回答に疑問を持ちなさいということだ
ウォルトもそうして真実に近づこうとしているのだよ
観てきた。 じいさんの心の闇はどんだけ深かったんだよ〜と思ったら泣けた。 カトリックは自殺できないんだっけ? 救われたくなかったんだよね。 そんでも、工員として勤め上げ、奥さんとも添い遂げ、 息子二人も曲がりなりにもマトモな人間に育てた。 人生の最後は自分への落とし前と人助け。 じいさん、お疲れ。天国で奥さんと仲良くね。 チンピラどもがまさにチンピラにしか見えなくて 迫力不足だったのだけが、ちょっと難。 でも、良い映画でした。 1000円で観ちゃって申し訳ないから、後日1800円でもう一度観てきます。
>>799 だからかな
「老けたなぁ〜」ってばっか目に付いた
やっぱ観たいね、クリントイーストウッド=マグナム
最後の最後の作品で、構えて終えてくれたら、なんて思う、勝手に
すべての悪にマグナムをぶっぱなして終えて欲しい
最後は十字架じゃなくって、マグナムを胸に終えて欲しいなって
こんな映画撮っといてそんなのあるわけないだろマグナム厨
>>800 キリスト教は神の存在が決定的だろうが、
(原始)仏教には神に相当する概念はないし、
必ずしも哲学と宗教の境は明確ではない。
マジで神を信じている宗教者が宗派の教義に疑問を抱くのも良くあること。
分派したり改革運動が起きたりもするんだから。
思考停止・判断停止を批判することと宗教の否定とは一致しないよ。
>その返答には宗教は害悪あるのみ
実際に信仰によって極道鬼畜野郎から真人間になった例なんかいくらでもあるわけだから
害悪あるのみなんてことはない。少なくとも社会的にはね。
宗教も確かに人を殺す。
しかし宗教を否定したコミュニスト達もまた恐ろしいほどの大量殺人を繰り返した。
コミュニズムという名の宗教を信じたからいけないのか?
しかしすべての人が何ものも信じないで自分を保っていけるほど強いわけではない。
ウォルトは神をあまり信じてはいなかったかもしれないが、しかし信じたいという思いは
持っていたと思うよ。まあ神がなかなか応えてくれないから多少ぐれちゃっていたけど。
806 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 20:22:31 ID:U8hPV2Ts
老けて輝ける人は稀だ マディソン郡の橋はマイベスト(監督の作品の中では) マグナムもいいけど ウォルトが乗っていたトラックが マディソンでロバートが乗っていたトラックにかぶる グラントリノもいいけどあのトラックもいいね
>>804 わからんよ
ファンは、アイドルはアイドルとして終えて欲しいのよ
単なる希望だよ
クリントイーストウッドはマグナムなんだな、やっぱ
ダーティーハリーはマグナムなんだな
渥美清は寅さん、みたいな
コレに関してはいつまでも厨房でいたいね、くそガキ
>>803 この映画に中指立ててるのと一緒だよ、そんなの。
809 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 20:39:57 ID:U8hPV2Ts
>>805 哲学と宗教の境が明確ではないのではなく
哲学の部分集合が宗教であるだけだ
哲学はあらゆる概念の大枠だから当然のことだ
俺自身がウォルトと非常に似ているところがあるからわかるけど
ウォルトは神を信じたいというレベルの人間ではない
あらゆるところに神を感じる存在なんだ
だから彼にとっての宗教は社交辞礼の一部でしかないのだ
哲学的に宗教を形容すれば
狭義的概念により構築された界ということになる
つまり開かれていないということだ
そもそも自由であるはずの人間が
狭義の概念に縛られなければならない必然性はどこにもない
これが宗教の持つ害悪だ自由と可能性を奪うことだ
ウォルトは規範や政治のバックボーンにこうした宗教が存在することを
もちろん理解していた だから人々に本音で物を言えるのだ
いまイスラムとユダヤの対立が世界を破滅に陥れるスパイラルにある
こうした不必要な危険を孕むのも宗教の狭義な世界が生み出す
当然のなりゆきでしかない
ウォルトが優れているのは そうした全てを理解しながら
淡々と日々を生きていることだ なかなかできることではない
810 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 20:46:31 ID:U8hPV2Ts
>>805 自由と可能性を謳う宗教もあると反論するかもしれない
それが狭いということだ
なぜ自由と可能性がもともとあるものを
謳う必要があるのか?
謳う時点で狭くなるということに
気づける感性こそ最も大事ということになる
ウォルトはそうした感性を持った人間だ
>>808 確かに
でも、ファンは我侭身勝手なんだな
そうあってほしい→そうでなくちゃいけない
マグナムなんだな
タフであってくれないと、悲しいんだな
>>809 >そもそも自由であるはずの人間が
だから俺は、人間は自由の刑に処せられている、
ということを言いたいのであるが、他の人に迷惑だろうからこのへんで。
813 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 20:52:29 ID:U8hPV2Ts
>>812 >人間は自由の刑に処せられている
きみきみほとんどの人間は(宗教も含む)既成概念という
牢獄の中にいるのだよ
ウォルトのような自由人はそうそう居るものではないよ
おめでたいとは君を形容することばだね
>>811 俳優業だけだったら可能性があったかもね
815 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 20:57:59 ID:78xzcx3t
チェンジリング撮ってこれつて器用すぎるな
チェンジリングの方がタフだったかも グラントリノは、「はいはい、おじーちゃんったら、もう、仕方ないねぇ」みたいな
スズメバチの巣を始末云々ってくだりがありましたけど WASP(スズメバチ)はホワイト・アングロサクソン・プロテスタントの略 でもあるので、カトリック派からの攻撃的な意味も含まれてるのかなと、 見終わって思いました。どうですかね?
イーストウッドって自分が出てない映画ではドラマティックに盛り上がる演出とかやるけど 自分が出てると照れがあるのか淡々とした演出が多いよね
819 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 21:03:20 ID:78xzcx3t
>>813 そうか。じゃあ、おれがその言葉を借りたジャン=ポール・サルトルさんに
今度会ったら君の言い分を伝えておくよ。
821 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 21:12:09 ID:78xzcx3t
>>818 最後の十字架が精一杯みたいな感があったかもね
タフで照れ
ファンはそこがたまらん
とにかく、次の作品が観たい
>>819 あぁ、おっぱいバレーは良かったね、時代考証メチャクチャだけどね。
作品スレッドでそれを言うと物凄い勢いで噛み付かれたけどねw
病気の設定は必要だったのか?
必要だろ
826 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 21:30:22 ID:78xzcx3t
最後のほう玄関の横にわざとスコップ置いてたw あと教会の2カット目で動いた気がした
余命=死、を示す意味では必要だったかも 死に方がテーマみたいな作品じゃないのかな
イーストウッド 50・60代はコルトSAA 40代 M−29 30代 オートマグ 20代 老俳優 銃オタキモイ
マカロニウエスタンを知ってる世代からキモイと言われるのは、とても嬉しい
イーストウッドの煙草の吸い方てくわえると言うより吸い口を奥歯で噛んでる感じだよね
The film also spoke a little bit about obsolescence. And it seems to resonate in what happens in the news with the American auto industry like it is today. It sort of tied in with kind of the landscape right now - the end of an era. Walt is an obsolete person. He's a little bit like Frankie Dunn from Million Dollar Baby and Sergeant Highway from Heartbreak Ridge, those kind of guys who are out of synch with society and the modern world. He doesn't know how to relate to anybody. Nothing is the same and he's kind of cynical about it too. But he ends up learning tolerance with someone belonging to a country he's never even heard of. インタビューを読むと、廃れた産業とウォルトの心情が 密接に関係してるのが分かるな。
ライターがある意味「マグナム」だったし、 自ら蜂の巣にされることがタフでもあるよな
吹き替えの山田康夫の代わりにクリカンをってのは駄目か??
80近いおじいちゃんがマグナム撃ったら 反動で本人が吹っ飛ぶぞ。下手すら骨折する。 リアリティゼロの糞映画が見たいのか?
観たいね そもそも映画にリアリティを求めてないし クリントイーストウッドにはマグナムがよく似合う リボルバーのね
“Walt’s very disturbed about the way his world has gone. He was raised in a neighbourhood in Michigan that was populated with automobile people like he is, probably a high percentage of Polish Americans, like him. So when he sees his neighbourhood changing, it discourages him.” デトロイトにはポーランド系移民のコミュニティがあって人口も多い。 ポーランド系移民と言えば低所得の労働者 が代名詞だが この映画でもそういう人々が昔は多かったという背景があるんだね。
イーストウッドは丸腰が好きなようだ。パーフェクトワールドの終わりのほうで コスナーに丸腰で近づくとことか。俺は馬鹿じゃねーかと思ったけどね。
>反動で本人が吹っ飛ぶぞ その手の与太話本気で信じてる人いるんだ 無茶な持ち方したり、弾のカートリッジの火薬で無茶させたりしない限りそんなことありえんよ
>>834 オートマグならロッキングボルトが付いているから
反動は抑えられる筈
ニューステで叙勲の話題出た。 次作撮ってるて凄いなあ。かっこいいじいさんだなあ。
戦場で使ったライフルだよね、あれ。 アメリカでは自分が使ってたライフルを個人的に払い下げてもらうことって けっこうあるの?
同じ型のM1ライフルを後で銃砲店から購入したのでは。
>>818 ほとんど台詞がなかった荒野の用心棒から比べたら
隔世の感があるけどな
>>841 ご名答。ついでにイーストウッド自身も同じ物を使っていました。
The story comes down to two objects (three if you count the scowl): his 1972 Ford muscle car and his M-1 rifle.
「That's the weapon he has had left over since being in the service,"」Eastwood says. 「And the same weapon I had when I was in the Army.」
Eastwood also served during the Korean War, and though he wasn't in combat, he says: 「I still know how to operate it. Field strip it …」
「He worked on the line in the Ford plant and retired and had this one car he bought himself.
It's sort of a symbol of his days with the Ford plant.
The M-1 is sort of a symbol of his days in the military. …
He's clinging to the memory of the war. You'll find out when you see it,
some of (the memories) are not as pleasant as others. That helps make him even tougher to get along with.」
http://www.usatoday.com/life/movies/news/2008-10-22-gran-torino-first-look_N.htm
今日マリオンで観たが、隣のおっさんが、ううっとか声を出して嗚咽泣きをするので 気が散った。 いや、感動するのはいいんだけどさ、静かに泣いてくれよ・・・。
蓮実重彦とか、小林信彦はグラン・トリノ評だしているんでしょうか? 文春とか最近はチェックしていないので、誰か教えて頂戴。
今日見てきた ちょっとコミカルで、でもなんだか泣けた。 ウォルトは自分を恥じていたのかな・・・ クリントの演技が本当によくて、見入ってしまった。 最後に犬を隣の家に預けに行く時、婆さんからぎゃんぎゃん言われても 「俺もあんたが好きだよ」というセリフが切なくも笑えたね。 いい作品だった。
蓮実評はユリイカに、小林評はキネ旬に載ってるよ。
>>848 >>850 >>851 サンクス。
パンフは買ってませんでした。
キネ旬、ユリイカはチェックしてみます。
以下ネタバレ
しかしイーストウッド、長い俳優人生の終わりが丸腰で銃で撃たれて死ぬ
というのはなんか象徴的なものがありますなあ。
ダーティーハリーで彼を知ったものからすると・・・。
というか蓮實はとりあえず自分の関ってる媒体で扱いまくってるな
でもおれ許されざる者の頃 イーストウッドがもう演出に比重がいってたから あの作品で監督でアカデミーとって、もう役者はやらないのではと 思った。これがイーストウッドの最後の役者魂だって。
855 :
640 :2009/04/30(木) 00:24:50 ID:SEb8jr4Z
亀ですが レスくださった方ありがとうございました すすめてもらった作品は連休中に観てみます チェンジリングは興味はあったけどアンジーがあんまり好きじゃないので敬遠して観なかったんだけど観た方がいいですか?
>>833 硫黄島の時にインタビューの吹き替えを小林清志がやってた。
>>855 「母は強し」って意味でのタフさが見られる作品だった
アンジェもいい感じにおばさんで
観てよかった作品のひとつだな、俺は
860 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 02:42:53 ID:timRXMXh
つーか 日本人からみたら銃社会ってやっぱ駄目だなって 結論だわ。 街のヤンキーが簡単に殺人者になってしまう。
861 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 03:00:04 ID:/HOl919z
床屋の親父の笑いマジワラタ
>>860 しかしアメリカってあんなに治安悪いのかね
あんな田舎のチンピラたちまで
全員銃で武装してるなんて
863 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 04:53:21 ID:orpKl8Oh
>>862 いや実際は厳しい銃規制でなかなか手に入らない 手にいれたとしても弾痕から所有者が特定できてしまうので犯罪には密輸か盗難された銃しか使えない 映画のように発砲すればすぐ警察に囲まれてしまう
こういったら失礼だけど 遺作になるかも知れないというどきどき感が
黒人3人組に脅されるヘタレ役を息子にやらせる御大が好きだw
867 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 07:41:31 ID:rpJtGLTD
昨日観たが、いまだに「チャーハンぶつけるぞ」がツボな俺。
定型のよくある話を終盤で急展開させる点では ミリオンダラーと似た構成の映画だな 「よくある話」の部分まで普通に面白いのが凄いけど
869 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 08:03:42 ID:58eVWUKI
>>867 私も。
それ言った奴だったか、DQNグループの一人だったか忘れたけど、胸元に漢字のタトゥー入れてたのいて吹いた。
家庭て
871 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 09:21:30 ID:88Wtbtl5
まぁひろゆき達の車がホンダのスポコンだったり ちょっとステレオタイプな演出が目についたな。 個人的には検査結果知って気弱になって 折りの合わない息子に電話しちゃうところが泣けた。
872 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 09:32:06 ID:mWr0c7p1
>>824 キャッチコピーにあるように人生の終わらせ方を考えるきっかけとして
めちゃ重要だと思うが。残された時間がないから
あんな大博打に出たとも言える。
アクション映画のヒーローならなにも考えず最初から大博打だけど…
873 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 09:34:37 ID:mWr0c7p1
ヒーロー物だったら 防弾仕様施したスクールバスで乗り付けて 蜂の巣になり、ギャングは逮捕。 最後は葉巻を吹かす
だよな。遺作は今回みたいなこぢんまりしたやつじゃなくて STARWARSみたいなSFをドッカーンと作ってほしい。カウボーイや荒くれ刑事が宇宙狭しと大暴れってなやつ。
深作欣二なんて遺作が「クロックタワー3のムービーパート」だからな。 それに比べりゃ・・・
実の娘にレイプされる役をさせるぐらいだから、 今回のヘタレ白人役なんて大したことないな。
イーストウッドに映画の神が降りてきたことだけはガチ
いい映画だった。ジジババよりも若い人に見てほしいね クリントなりの、 人生観、男の生き様、自分の過去に対する決着のつけ方が じっくり描かれていて、 これを、アメリカの歴史的背景で解釈しようが、 キリスト教的背景で解釈しようが、それは個人の解釈でどうでもいいように思う。 ウォルトが、27歳の頭でっかちの童貞男のことを、 彼は彼の世界で真剣に生きてることを認めて、友達になるくだりも良かったし ウォルトなりの生き様を、若者に継承して 若者がそれに応えて成長するくだりも良かった (その継承したものの象徴がグラン・トリノ) かっこいいよ。そして悲しいよ 年金食い逃げして次世代につけまわしても なんとも思わないジジババがみてもしょうがねえ映画だよw いまさらだけど、 戦争を体験した死んだじいちゃんばあちゃん世代の話を、 もっとたくさん聞きたかったな
>>259 「荒野の用心棒」だよね。
俺も昔見たイーストウッドの映画思い出した。
で、・・・とどめは、ハリーのセリフ
「俺に引き金をひかせろよ。」かな。(笑)
ウォルトが指の拳銃だけでガキ共を威圧するシーンはやっぱカッコイイ
間違いなく名作だと思ったんだけど、スレ速度がゆったりしてて 客層を感じさせるなw
885 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 13:26:05 ID:qFV1IvRi
なんか結局銃を持っている奴が強いという結論みたいでやだな
886 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 13:26:14 ID:RoFXeWWH
おー いえー いかした俺のグラントーリノー ♪
シフトレバーは、俺つけたー♪
889 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 14:31:57 ID:JUlfMp9H
グラン・トリノ 憧れの車 ショールームで ピカピカに輝いてた。 17才だったおれは トランペットを眺める黒人少年のように そいつに夢中だった。 グラン・トリノ ようやく手に入れた 20才の夏 あの娘との一夜を過ごした 二人の揺りかごさ ※ あれからいくつもの季節がめぐり おれも変わってしまった だけど変わらない あのボディライン V8の低音 グラン・トリノ 遠い日の空 今も一緒さ 心の中で ※くり返し
890 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 14:44:46 ID:bbMRcNBq
ウォルトが最後どんな心境に至ったっていうのが一回見ただけでは分からなかった 過去の戦争の話あったけどあれじゃなんか不十分に感じたわ
891 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 14:46:15 ID:RoFXeWWH
キネマ旬報 イーストウッド特集だね。 イーストウッドを神格化するな、とあった。 フランスの評論家は神のように彼を賞賛するが、彼の軽さをちゃんと理解してるのかと。 あとミスティクリバー以降 全部傑作で、どんどんうまくなっていると。 許されざるもの は傑作だけど、たくさんとってきて、それがたまたま傑作になった、 程度におもってた。それがどんどん安定した傑作をとるようになったものな。 実際、技術的には今のが上だよ。 ほぼ一発どりなのに、イーストウッドがやると傑作になる。 チェンジリングで、アンジェリーナがまばたきするシーンがあるけど、たとえばウィリアム・ワイラーなら 絶対に取り直すがイーストウッドはそういうことも現実にあるとして気にとめないと。 キューブリックは取る映画がすべて傑作のような感じだったけど、今のイーストウッドはそれだね。 しかも大ヒットの度合いが加速している。なんでもゴルフ場を2つもっていてかなり若いときから 生活の心配はまったくないそうだ。イーストウッドは自分をアメリカンドリームの体現者だといってるそう。
いい映画でした。 最後クリント・イーストウッドが歌い出したときは何の冗談かと思ったけど
なんだっけ おー いえー 孤独のエンジン音〜♪ みたいな
イーストウッドは ジャズが凄く好きなんだよね。 しかし、イーストウッドがピアノ弾いて作詞作曲 なんて普通おもわないよね。 リチャード・ギアなら、みんな納得するけどね。 あと、「卒業」「クレイマー、クレイマー」のダスティン・ホフマンもピアノが凄くうまいそうだ。
897 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 15:24:19 ID:bIMthfxN
。・゜・(ノД`)・゜・。
898 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 15:36:54 ID:yh3jEslW
観おわった、マジいい映画だった! パンフレット買って家で余韻に浸ろう思います
899 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 16:32:08 ID:/HOl919z
たまたま今東京FM聞いてたらいまからイーストウッドお迎えしますって言ってたぞ
901 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 16:34:55 ID:/HOl919z
音響手掛けたカエルイーストウッドだったw クリントの息子か。今話してるけど面白いよ
>>893 監督一作目の恐怖のメロディから
すでに傑作なんだけどね。
>>901 カエルといったらウォルトにToad Toad(かえる)いわれてたタオやんけ
息子はカイルやないん?
そういえば観てるときからずっと気になってたけど、なんでtoadがトロ助って訳になるんだ?
観てきたよ。 すごい良かった。 あと、観てる人、高齢の男性が非常に多かったw
>>904 レッドクリフではデブ助ってのがいたな。
なっちの中で、○助ってのが流行ってるんじゃない?
>>906 作品の余韻が台無しだよね。配給元も本当に考えて欲しい。
ミスティックリバーはつまらなかったなぁ。
909 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 17:41:15 ID:zS2Bpv2Q
ミスティックリバーは良かったよ。 イーストウッド最低の駄作って何ですか? 俺はまだつまらないイーストウッド映画を見たことがないです。
910 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 17:48:54 ID:OozqqHEr
ファイヤーフォックス?
911 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 17:53:41 ID:zS2Bpv2Q
それダメそう!見てみます。
912 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 17:56:32 ID:drdyPs0d
映画館で鼻水流しながら見てしまった。 個人的には今まで見たなかで1番よかった。
CG無しの体当たりアクションと音楽の素晴らしさでかなり救われてるが 「アイガー・サンクション」も話じたいはちょっとアレかも。
914 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 18:03:47 ID:OozqqHEr
ファイヤーフォックスは冷戦下のソ連の新型戦闘機をクリント演じる アメリカ人パイロットが奪還しようとするセガールみたいな設定の映画で ほぼ内容は忘れちゃったけど、ウィキみる限り良作っぽいね。 恐るべきクリント!
真夜中のサバナはつまらんと思うぞ 監督作で唯一見てない てか見る気にならんw
>>907 客のこと考えてたら、金払って見に来た客に
「映画を盗むと逮捕だ!」なんて、嫌な気分になる警告映像を流すわけないw
イーストウッドが自分の子供を出演者に起用した映画は カイル『センチメンタル・アドベンチャー』 アリソン『タイト・ロープ』『目撃』『真夜中のサバナ』 フランチェスカ『トゥルー・クライム』 スコット『グラン・トリノ』『ヒューマン・ファクター』 これぐらいかな? 一番活躍したのはは『センチメンタル・アドベンチャー』のカイルだね、準主役だし。 『グラン・トリノ』のスコットは一番ヘタれな役w まあ『タイト・ロープ』のアリソンなんて作中でレイプ(未遂かもしれんが)されてるんで それに比べたらあれくらいは何でもないでしょw
918 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 18:16:47 ID:zS2Bpv2Q
見てないんじゃ貶せないよw イーストウッドの映画は全部良作という都市伝説は本当だったんですね。 だって大赤字だったというブロンコビリーが大好きなんですよ自分。
この映画、篠崎誠監督の「忘れられぬ人々」のパクリじゃないの。
920 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 18:43:44 ID:OozqqHEr
「父親達の星条旗」が興行的に失敗したものの、その製作途中に思いつき、 追加製作した「硫黄島からの手紙」が日本で興行収入50億円以上の ヒットをし、星条旗の制作費も無事回収! 神が味方してるとしか思えないな。
921 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 18:45:22 ID:/HOl919z
>>903 ごめんなさい。タオ・イーストウッドでした
ファイヤーフォックス 傑作だよおお。 真夜中のサバナ は佳品程度。たいした作品ではない。 この頃の作品と今の作品レベルでまったく別人レベル。 脳腫瘍ができて天才になったレベルだよ。今は。
923 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 18:47:28 ID:yh3jEslW
>>902 ミスティックリバーから、にわかファンが増えました
つまんない作品もあるよ。 だけどみて損したという感じではない。 大体 たいしたことなくても娯楽作品として成立してる。 ダーティーハリー4 もまあなんともいいようないプログラムピクチャーだし これがイーストウッド作品 みたいな感じだけど、悪くはない。 イーストウッドはこの10年間で確変したんだよ。最終形態みたいなもんだな。フリーザだ。
925 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 18:54:45 ID:zS2Bpv2Q
一人称「ボク」?
ホワイトハンター、ブラックハートは退屈だった。 俳優が悉く役にハマッてなくて。 イーストウッドの若い頃の声が苦手だった。 じじいになってからのほうが良い。
928 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 19:17:27 ID:73zIhyMM
ミスティックリバーの最後はきつかった 人違いって。。。
イーストウッドも映画人としての死に方を考えているんじゃないだろうか?
>>924 数撃ちまくりだからそりゃつまんないのも沢山あるよね。
でも時間経ってるからテンポとかが一周回って新鮮に思えて、結構観れちゃう。
「許されざる者」と「ミリオンダラー〜」間の主に90年代モノは
まだ結構キツイけど。
ナイーヴそうな青年に「春巻き野郎」てw クソワロタww
932 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 19:57:08 ID:2nB6gh1E
正直、イーストウッド本人より作品自体がすばらしいと思う
ミスティックリバーはラストのショーンペンの嫁が腹立つ。 強ければなんでもいい。家族守るためなら何してもいいみたいな。 ちょうどこの映画の真逆だな。
字幕が戸田奈津子・・・
935 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 20:53:43 ID:2nB6gh1E
>>933 でもそういう人いっぱいいるよ、現実世界は
生活費稼ぐために職場で平気で要らない人を追いつめて辞めさせたり・・・
ってコレは違うか
気に入らなきゃ、家族でも殺すさ。 それが世の中ってもんさ。
良かれと思ってやった幼女の頭をポンポンが裏目に出た時のウォルトの笑顔が一気に険しい顔になるのが笑えた。
938 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 21:18:42 ID:yh3jEslW
隣のおっさんがちょっとうるさかったのだけど そのおっさん最後の方はスクリーンに集中して物音一つ立ててなかったです
939 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 21:38:17 ID:6xxvFkFv
モン族のホームパーティで、 地下室の洗濯機に寄りかかる→こりゃいかん!ガタガタしとるじゃないか!→床に這いつくばって修理→もうこれで大丈夫ぢゃ!(独り会心の笑み) っていうシーン、ジジイの習性丸出しでクスッと笑える演出のはずなのに 自分の親父も全く同じ事をしていたので、逆にしんみりしてしまった。
吐血の後、診断書を見て弱気になっていたけど、あれって病名って なんだったの? 字幕では出なかったようですが。
>>941 アルツハイパー
病院で中国医師?を見る表情も良かった
>>929 禿同
残された時間で、何を考え伝えたいのか・・・
自分の遺言書もかいているんだろうな
映画人としても、父親としても
944 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 22:43:28 ID:2p59Nwe3
イーストウッドが若い時、友人に「すごい映画やっているぜ」と聞いて観たのが 黒澤明の「用心棒」。ローハイドの人気が落ち始めていた頃に出ないかと誘われた 映画が「用心棒」のパクリだったことは知ってて出演した。
>>274 ものすごい亀レスだが それは「畢竟」じゃなくて「畢生」じゃないかと思う。
それはともかく、なんか昔のたけしの映画っぽいとおもった
反論は認める
なんか見終わった後はまぁまぁと思ったけど余韻で切なくなってきた
947 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/30(木) 23:20:26 ID:nTxGB1+U
タオがウォルトの事を友達って言ってた事に泣いた
木曜日はメンズデーで1000円なので、グラントリノ、ウォッチメンと連続 鑑賞してきました。どちらも深くていい映画で、考えさせられるラスト でした。でも疲れたな、後でみたウォッチメンは特に重かったからな、 明日用事がなければ、今日、明日で1本づつにしたんだがな、
隣のおっさんがエンドロール前の一番集中してる時にボリボリ菓子食いだしやがって雰囲気ぶち壊し なんか余韻に浸るとか馬鹿らしくなったw せっかく客4人しかいなくていい感じだったのに しかもエンドロール流れたら即行帰るしw でも最後のグラントリノの歌は印象に残りました あと、ギャング共を刑務所に入れさすために、わざと手ぶらでやられに行ったのがかっこよかった あれは戦争で殺した事への償いなのかな
この映画も長いが、グラントリノも少々長めの尺だからな・・・
951 :
950 :2009/05/01(金) 00:04:23 ID:OgxcNgQM
失礼、「この映画」はヲチメンの事でした。
953 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 00:22:11 ID:ymnT1dLz
銀行強盗の映画、なんつったっけ?あれ好きなんだよな。
観てきた アメリカの若者にはDQNか童貞かしかいないということがわかってよかった
まぁまぁだった。せめて中年くらいだったらもっと楽しめたかも。展開が読めちゃって小品佳作という感じだった。 絶賛されてるほどの内容じゃないね。なぜこれがクリントの興行収入1位になったのか分からん。 アメリカ人だともっと共感出来たりするのかな。なぜかアメリカでは女のほうがこの映画見てるみたいだし謎だ。 許されざる者、ミリオンダラーベイビー、ミスティックリバー、チェンジリングのが上だと思った。
956 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 00:36:53 ID:dOCozyrs
>>956 おれ横浜だけどチェンジリング平日公開の初日
三人しかいなかったよ
958 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 00:39:52 ID:bO1AG1Hd
見終わったあとにじわじわ来る良作だなあ 筋はだいたい読めてたけどそれでも結構引き込まれて見てた。 前半きちんと状況説明しながらもドライにコミカルで飽きないし 2時間にいろんなテーマが凝縮されてて、いやー濃いなあ。 蛇足ながら、最後の超ド級BIGフォントで翻訳者名表示・・・衝撃的でした
>>953 サンダーボルトかな
あれも渋くていい映画だね
この映画に関してはそれほどおかしな訳はなかったのかもだ。
アメリカでも女の方が観てるのか この間新宿で観た時、客の7-8割が女でびっくりした。残りの2-3割もほとんどは オッサンで20-30代ぐらいの男の姿はほとんどなし。 でも厳しい現実を突きつけられる系の作品は男は避ける傾向があるように思うので なんとなく納得できる
あの神父は小便小僧にしか見えなかったw
963 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 01:13:21 ID:TrEUMCvp
グラントリノの走るアメリカが かつて日本が追いかけたアメリカだったんだなあ。 いつのまにかどっかに消えちゃったけど。
女は月に一回血を見るから痛いことは平気
965 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 01:33:35 ID:VgT2aBfv
なんで最後の主題歌に日本語歌詞が出さなかったの???
966 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 01:39:56 ID:nxWh0h9j
>>751 120%同意!
「アウトロー」は大傑作
未見の人は、「許されざる者」とセットで観るべし。
できれば「アウトロー」→「ペイルライダ」ー→「許されざる者」
の順番で観ることを推奨。
967 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 01:40:08 ID:Fuc0Tpl5
話がポンポン進んでくからちょっと違和感が‥ 隣のアジア人に簡単に理解を示すというか友好的になるし 散髪屋のとこも主人の対応がタオが来る事を前もって知らされてたような感じで違和感
おまいらパーフェクトワールドは評価してるの?
969 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 04:27:58 ID:bHnmFK2z
ケビン・コスナーが出演した唯一マトモな映画
>>969 フィールド・オブ・ドリームスとかダンス・ウィズ・ウルブスとかあるだろw
でもパーフェクトワールドの役が一番良かったな。
>>959 そういえば「サンダーボルト」のイーストウッドも朝鮮戦争の英雄だったな
対戦車砲ぶっぱなしてるし、のりは全然違うけど
いい映画だったけど、イーストウッドの魅力によるところが凄く大きいような気がする。 この映画の中だけの主役俳優の魅力ということならそりゃそれが大きいのは当たり前だし結構なことなんだが どうしても大映画人イーストウッドのたどり着いた境地だとか、キャラハン刑事が悟りを開いたとか そういう視点で見てしまう。イーストウッド映画を一本も見たことがないような人の感想を知りたいな。
973 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 07:51:08 ID:BIuyVga2
ウォルトの立場が以前テレビでみた「ハートブレイクリッジ」(クリント・イーストウッド監督・主演)に似てるなと 元朝鮮戦争の英雄というというのも同じだし軟弱な若者をビシビシ鍛えるというお話も共通する 全体的にほのぼのとしているのも同じ
974 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 07:56:58 ID:ymnT1dLz
サンダーボルトだ。そうだ思い出した。 超エンタメっぽい話かと思ったら、なんとも切ないいい話だったなあ つかCMの徳光の感想、あれはなくね?WBC関係ないじゃんw
975 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 07:59:05 ID:JsjukiOg
今年のキネマ旬報 洋画一位 決定だろうけど これで、キネマ旬報で 一位をとった回数が もっとも多い監督になるはず。 トップ獲得回数 歴代一位になるわけだ。 でも、イーストウッドは巨匠だけど、それだけ作家の映画がなくなったということだな。 フランス ほぼ全滅(オゾンは小粒)(ヌーベルバーグ残党には「いまだに可能性あり) ドイツ 全滅 イタリア ベルトルッチ復活にかすかな望み。 中国 なかだるみ 日本 微妙たぶんダメ アメリカ 技術的には凄いが巨匠作家として微妙なのが多い。PTAはまだ完成水準が低い。 ショーン・ペンは今後超傑作の可能性がある。 コーエンは技術的に完璧だが、作品のもつ世界観が小さいと思う。 スピルバーグ なにげに絶好調ですごい大人の作品をとりそうな予感はある。 ルメット いまだに傑作を取り続けている。これは凄いが映画史に残る作品を今後作るか微妙。 マイク・ニコルズ これも傑作を作っているが今後凄いのできるか微妙。 イーストウッドは完全に別格 ギリシア アンゲロプロスはやはり別格。
ヒロインがボコられて帰ってきたシーン、 変形した顔が生々しくて思わず目をそらしてしまった。 ホント暴力は許せないと思う、肝っ玉の小さい俺でした。
977 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 08:25:16 ID:8ePA6aTW
そうかな(^^;あいかわらずにゃーにゃーうるさかったが>老害ババァ訳
979 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 08:34:35 ID:8ePA6aTW
>>883 あそこは全員いることを確認したんだろうな
980 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 08:36:15 ID:siAT/gIN
ケツが色っぽい女の子が可愛く見えてきたとたん、アレだったのでショッキングだった あの演出は凄いね
観てきた。最近のイーストウッドはほんと外れなしだな ところで亡くなった奥さんが懺悔をさせるように求めてたのは、 実は朝鮮戦争関連とか宗教的罪意識とは関係なくて、単に浮気 (キスのみだけど)を見抜いていたからという解釈もあり得るのか?
>>981 それは考え杉。神父も観客も「ゼッテーにこれからやる復讐について、
事前に許しを乞うために来たな。ドキドキ」てとこに、「軽くフェイント
かましてやるぜ」という監督の遊び。 ......かな?
983 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 09:23:13 ID:dOCozyrs
984 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 09:27:14 ID:dOCozyrs
人を殺したということは究極の苦悩をもたらす ウォルトの苦しみを一番理解していたのが奥さん おれは子どもの頃 遊び半分で虫を殺したが いまだにその虫たちに申し訳ないという気持ちがぬぐえない
>>975 スペイン、南米、中東は?
結構元気だと思うけど
キネマ旬報とか読む習慣無いから評価がどんなか知らないけど。
>>982-984 そうか。
でもホントは浮気を気にしてたと考えた方が奥さんが可愛く思える。
奥さんは旦那の罪と孤独は誰にも癒せないことは理解した上で、
分かり合える部分として焼餅を焼いてみせると。
まあどう考えてもメロドラマ的に考え過ぎですね、すいません。
>>986 やきもちが可愛いのは程度によるかな
ウン十年前の浮気に対して、
神父に告げ口することで仕返しする女って考えると、ちょっと怖い
病院で最後を見取るときに、
「あなた、私知ってるのよ。あなたがキスしてたこと」
「・・・・・」
「・・・でも、あなたは本当にいい夫で、いい父親だった。わたしは幸せだった」
とかなら、可愛いやきもちって思う。
妄想スマヌ
既出かもしれんが 黒人3人組に威嚇されてた白人男はイーストウッドの息子なんだってね。
わかり易く創ったんだろうが、突っ込みどこ満載だった。 ギャングを自らあれだけボコってタオに近づくなって言えば 倍返しの報復があるのはあたりまえ、何より意味不だったのが 警察を引き連れた牧師が、力付くで車に押し戻されたとこ 高齢の観客が多かったのは問題ないが、ゲラゲラ笑う中年女どもがウザすぎて 楽しさ半減だったわ
990 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 11:01:35 ID:dOCozyrs
>何より意味不だったのが 警察を引き連れた牧師が、力付くで車に押し戻されたとこ 確かな容疑が無ければゴロツキと言えども逮捕できない ゴロツキのアジトに警官を連れてきた牧師を置いていくことは 牧師の身の安全上できないという本部の判断。 あそこに牧師が居たらゴロツキに因縁つけられて そこからやっかいな関係ができてしまう。 >ギャングを自らあれだけボコってタオに近づくなって言えば 倍返しの報復があるのはあたりまえ そうじゃ無い場合もある。
>ギャングを自らあれだけボコってタオに近づくなって言えば >倍返しの報復があるのはあたりまえ 知らん顔しないことが、男の矜持。 ヘタレ白人青年に、黒人チンピラを「兄弟とか言うなボケ」と 悪にへつらうことを叱り飛ばしたんだから、自分は 堂々と立ち向かうのが当然。
992 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 11:18:03 ID:8WDmRlZ/
993 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 11:18:20 ID:5MWowFpM
神父と牧師の区別ついてない時点で899は却下。
994 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 11:22:05 ID:96SE0r7Y
イーストウッドって市長もやってたよね しかしすごいバイタリティーだな 俺も80位まで現役でいたい。
>>989 >ギャングを自らあれだけボコってタオに近づくなって言えば
>倍返しの報復があるのはあたりまえ
いやもうこの映画のどこ観てたのかと…
もしかして昔のイーストウッドの映画観たことない人か?
逮捕されたが、後日敏腕民族系弁護士登場 少年たちは恐怖で引き金を引いた、前日にオヤジにボコボコにされた 人種差別の発言が多い白人至上主義者 牧師も誘導尋問で童貞と罵られたと法廷で発言 一方のラオス人は米国を転々させられ、未来も感じられず むしゃくしゃしてやった、今は反省している で被告有利 とプラクティクスを見て思ったが 差別が多い地域なので陪審員が夕食人種は即有罪する
>>989 仕返しを恐れて黙ってる主人公だったら映画になんないじゃん
Touchable
映画館で偶然、連れの同僚のWASP男性に出くわして 彼は少し離れた席に座ってたのだけど すごいゲラゲラ笑ってたな。 差別用語連発のシーンで。 自分も、春巻き野郎にはちょっとツボったけど 米喰い虫だの黄色だの言われ続けたら カチンとくるかもしれん。 WASPだからこそあっけらかんと爆笑しつづけられたのかな。 しかしいい映画だったことに変わりはない。
999 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/01(金) 12:24:08 ID:Gr3tECnz
今から行く。
1000だったらDVDの特典映像はNG集(笑い声とクリカンのナレーション入り)
1001 :
1001 :
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