【アカデミー外国語映画賞】おくりびと１１棺目【興行収入50億突破】

miyazaki hayao

庶民の風習の話だろ。
それとも何か？ツタンカーメンとか中国の金縷玉衣って「名もなき庶民」だったのか？

ウソにウソをかさねる。

そんなことよりちょっと聞いてくれ。

このあいだ「おくりびと」見たんです。これは「お茶」に似てるぞと。。。。
アーティスティックというか。

考えてみれば「お茶」というものも、もともとは、戦場の武士が、
これから死地へ向かうときの「お作法」として成立したもの。
もうね、「最後のもてなし」。半端じゃない。気合がはいってる。

つまり、千利休なんかはまさに「おくりびと」。本気でおくりびと。もともと、お坊さんだし。

そもそも「お茶」なんてのはこれから死に直面する人たちのこころがまえなり、
身体のふるまいかたを、茶道という様式美を通じて、整えるもの。

他方で「納棺の儀式」の歴史は、40年。まだ、たった40年。ついこのあいだの話。
できたのがついこの間なのに、その間、日本人らしいやりかたで、発達させてきた。
納棺の儀。すごい。日本人最強。型が大好き。とことん日本人。

あの「納棺の儀式」は、欧的な「ゆたかな感情表現」が少しでも加わったら、
成立しない。ぜんぜん別物。しらける。だから納棺の儀は、きわめて日本的。

納棺の儀があれば、死にまつわることを、ぜんぶ「様式」に置き換えて、
しっかり「別れられる」。まさに、日本人の「発明」。
親しい人の「死」という現実を日本人は「型」で乗りきる。さすが日本人。

たとえばユダヤ人だったら、「数字」で処理する。徹底して数字。
どんな状況にあっても、数字。最終的には「計算の帳尻」を合わせる。
そうすることで、自分たちの世界をコントロールしてる。
言いかえると「損得」。さすがユダヤ人。電卓民族。

日本人というのは、人の死さえも、いや、死であればこそ
とにかく「型」で決めこんで乗り越えていく。そういう民族だってこった。

半年前の中沢新一のパクリ乙

おくりびとテレビレビュー

http://bventertainment.go.com/tv/buenavista/atm/

英語出来る人、誰か日本語訳頼む(´･ω･`)

秘密の時もラストの広末は全く台詞が無く全て表情によって感情を表現しきらなければならない非常に難しい役どころだった
今回もそうだった
が違いがある、それは常に夫の、所作や表情に対してのみ許される極めて限定的な場しか残されていない中で
比較的夫との距離が密になり切るに足るさしたる思い出が無い中で妻であり続け、
夫の過去からの解放と郷愁や悲しみ喜びを同時に共有し、台詞無しで表現しきらなければならなかった
その意味において今回の役は広末のキャパを越えていた
これまでの広末の表現方法が通用せず見直しを要求された
これからの女優広末のキャリアを考えた時
非常に大きな意味を持つ作品となった

アメリカの評価は真っ二つ！？

ttp://hokonews.net/2009/05/departures-opening.html

＞「話が長すぎる」「展開が安易で予測可能」
前者はその通りだが、
この作品の展開が予測不能であったら多分失敗作だったろうと思う。

>>950>>951
それは、中国やエジプトに行けば今でも見られる風習なのか？

>>959
>ネットの書き込みをみると「酷評している人たちは、外国語映画賞はイスラエル作品（Waltz with Bashir）の勝ちに賭けていた人たちで、
>その腹いせに酷評しているのだ。」という人もいるぐらいです

自分も色々レビューサイト回ってみてそう思ったｗ
おくりびとは北島マヤで、ワルツは姫川亜弓ってトコだなｗ

興味深かったのが
↓これ

オスカーを勝ち取ったこの日本映画は、
「死」とは、讃えるべき人生の一部なのだ、
ということを教えてくれる。

Hollywood.com




あっちの国の人の立場にたって日本人という民族を観察すると
まず前提として

「武士→切腹」
「神風特攻隊→嬉々として突っ込んでくる」

という、どうにも理解不能な不思議な民族と感じるだろう。
「ふじやま、芸者、腹切り、バンザイ、カミカゼ、スキヤキ、テンプラ」
程度の知識だったらおそらくそうなる。


この感覚を背景とするならば

この映画を見て彼らが
日本人にとって、「死」とは、讃えるべき人生の一部なのだ、という「発見」
により、

「そうかなるほどわかったわかった」気分になってるんだろうなと思った。

神風特攻隊→嬉々として突っ込んでくる
わけじゃないよなあ

アメリカ人には「お国の為」とか「エンペラーの為」「神の為」とかで
自爆する内面心理が理解できない

9．11がアメリカ人を恐怖のどん底に陥れたのはそのせい

948 2009/06/03(水) 17:28:37 ID:wqM2ZW5A
遺体の処置や処理を儀式とする風習は、世界的に見てあまり無い。

どーでもいいけど、ﾜｲｷｷﾋﾞｰに行ったとき、近くにいた外人が腕に「待」と刺青を入れていた。
???と思ったけど、「侍」と間違ったとオモタ。

sage

凄いな、今週発売（発売中）のPeople誌に「今週封切りの映画」の一つとして掲載されてる。
先週の映画評論家達の番組でも、良い評価でびっくりした。普通は毒舌な二人なのに、
高評価だったから。　　以上、北米在住者。

>>969
Roger Ebertの評価が高いね。
興行に良い影響がありそうだ。

アカデミー賞効果が強く作用しているのかも。

いくら高名な評論家でも、いや高名であればあるほど逆に
アカデミー賞に喧嘩を売るのは得策ではないと考えるんじゃないかな。

人間だもの。

先々週か、原作の青木氏が地元ラジオで語っていた。就職のきっかけは映画同様。
氏は作家志望で瀬戸内晴美らも書いている同人に投稿しているほどだったらしい。
納棺そのものは家族がやるのが普通でただしみんな酒に酔ってやるし素人だからめちゃめちゃであまりのことに青木氏が口出ししたら自分がやるはめに。

以後会社が勝手に納棺夫がおりますと宣伝したため遺族からあの人にお願いします、と指名までされるようになって定着したと。白衣着用も青木氏が発案したそうな。
どうも映画の方はスポンサーの葬儀社の脚色がかなりあるようだ。
ウジの死体とか細かいエピソードは事実らしい。警察から頼まれて手伝いに行ったそうだ。

＞955
利休は堺の商人では。

白鳥の飛んでるｼｰﾝ、良かった。NKの建物、良かった。鶴乃湯、良かった。

本木雅弘が藤本賞、「おくりびと」８８冠
http://news.imagista.com/entertainment/

ダイレクトなURLを書いてくれ。
ttp://www.sanspo.com/geino/news/090606/gnj0906060510011-n1.htm

ttp://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/
オマエラ復興の為にロケ地の為に金寄付しろよ！

>>971
それはないわ。
評論家がアカデミー受賞作だから褒めるなんて
ありえん。

評論家はそんなのばかりですよ。

日本はね

外国も一緒だろ

NYの批評家は逆にハリウッドへの対抗意識で
「おくりびと」批判してんじゃね。
オスカーなんてってという感じで。
オスカーは西海岸のものだからね。
「アマデウス」なんかは東海岸ウケは悪かったはずだよ。

ガツガツ食うシーンがいいなあ！
その日一日一生懸命全力を尽くして仕事すれば腹が減る！！
そんなメシは世界で一番美味いだろ！

社長といっしょに飯を食うシーン、なかなかよかった。
ふぐの白子、食いたくなった。

で、あの食事のシーンは、退職を言い出そうとする社員を社長が丸め込むシーンでもある。
雰囲気や事務員からの連絡で、退職の申し出を胸に秘めてやってきたことくらい、
社長はわかってるわけで、あえてそれに触れずに、食事を勧めながら、自分の体験談を通して
さらりと仕事の意義や価値を伝える。

沈黙の間とか呼吸とか、すごく繊細ながら緊迫してて、かつ、なぜかユーモラス。
下手に言葉を入れると壊れてしまう、そんな密度の濃いシーンだった。


アカデミー賞の価値の半分は山崎扮するあの社長のおかげじゃないかなと言う気がするね。
実際、ふりかえってみると。社長の絡んでいない主役の若い二人のシーンは、よく見ると学芸会なんだな。
役者の表現の質は、山崎努に負うところが多いとさえ思う。

にもかかわらず謙虚。すごく謙虚。
監督が手柄を思わず独り占めにしてしまおうかみたいな態度を見せたのとはえらく対照的だ。

ちょっと次スレ行ってみる

立てた
【88冠達成】おくりびと12棺目【本木雅弘】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1244441609/

アメリカでは33位だったか。
興行収入も$74,945だからヒットとは言えないな。。。

まあこれから上映館数も増えるだろうから、
まだ分からんが。

ロングランなるかな。

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