【メリル】†ダウト〜あるカトリック学校で〜†Doubt†【大熱演】
1 :
名無シネマ@上映中 :
2009/03/05(木) 09:27:24 ID:P0d9Lanl
明後日見なくても一週間後に見れば1000円だな
3 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/06(金) 00:01:10 ID:A+qysBil
男の試写室「ダウト〜あるカトリック学校で〜」
1960年代のカトリック学校を舞台に、1人の黒人少年と不適切な関係を持ったと疑われる神父と、神父を糾弾して
追い出そうとする女性校長の攻防戦が描かれる。
この前の米アカデミー賞ではメリル・ストリープ(59)の主演女優賞、フィリップ・シーモア・ホフマン(41)の
助演男優賞など計4部門でノミネートされた。批評家間で評価が高い秀作も、つきつめれば「ヤったか、ヤラないか」。
校長役のストリープVs神父役のホフマン、オスカー名優2人の息詰まる激しい舌戦を“真実はどっちだ?”と神経を
とがらせて凝視するうち、神父が少年たちに親しげに触れる手つきまで、自分が検察官さながらに見つめていることに
気づく。これぞ止むことなき「ダウト=疑惑」の正体!
聖職者による少年への淫行は数限りなく文学、そして映画でも描かれてきたが、閉ざされた聖の世界における“性”は、
実にみだらに見える。この作品でも、穏やかな微笑をたたえる神父のネットリ感が妙にイヤらしい。少年の下着を
ロッカーにそっと返すシーンのゾクゾク感はすごい。「絶対に関係した!」と、こぶしをふり上げて断定する女校長も、
抑圧された自身の欲望の裏返しかと見まがうほど、非常にイヤラシい。
そして好色な目で見ている自分も、確かにイヤらしい。
ヤったかヤラないか。その結論に、さらなる寒気を覚える衝撃の人間ドラマだ。
7日から東京・TOHOシネマズシャンテ、大阪・梅田ガーデンシネマほかで全国公開。
(09/03/05:ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/gei/200903/g2009030518_all.html
前売り高かったんでレディースデイまで待つわ
5 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/06(金) 01:05:00 ID:OMgWPUUd
東京じゃル・シネマとシャンテだけなんだ。 どっちもあんまり好きじゃない映画館だなあ。 でもまだシャンテのが良いかな。
ル・シネマはじじいばかりの劇場とは違って意味で客層が悪いからな ベレー帽して見てた馬鹿女がいたのには参った
7 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/06(金) 01:35:21 ID:OMgWPUUd
シネコンじゃやらないんだねw 「マンマ・ミーア!」でメリルのファン層広がったと思うんだが。 地味な作品だからかな?
>>7 ゼア・ウィル・ビー・ブラッドみたいに地方でやるときはシネコンだろうけど、
これは作品賞から落ちて受賞も逃したから広くやらんかもな
9 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/06(金) 17:27:24 ID:UZ3HA8tn
>>3 流石ZAKZAK。底辺記事を書かせたら右に出る者はない。
観たけど、この映画って性的虐待よりも
ダウトそのものがテーマなんだな。
てっきり逆だと思っていたが。
メリルストリープはもう見飽きたと思ったけど、
ホフマンとの怒鳴り合いはそりゃあ凄まじい迫力だった。
若くてちょっと馬鹿だが純粋な尼僧役のエイミーアダムスも可愛らしかったよ。
10 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/07(土) 13:20:08 ID:OGgSoYQ1
過去にこの映画みたいに アカデミー賞の主演と助演に4人もノミネート者を輩出した作品て他にあるのかな? それだけでも見る価値ありだと思う 平日会社員なので会員はいつでも1300円で見られる映画館で明日見る予定
11 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/07(土) 13:43:33 ID:jZ5YrRIL
メリルの本領発揮の映画だね きりきりした癇癪女演じさせたら最強
「シカゴ」も4人、リチャードギアってノミネートされててたっけ?なんて言わないで!! ジョン・C・ライリーがノミネートされてるんだから
13 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/07(土) 18:58:47 ID:PfdCW8WX
>>10 そこまで熱烈にお薦めしない・・・
もちろん演技は良いけど本当に小作品だから、
ほんっとーに出演者に興味ある人が観に行けば良いと思う
14 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/07(土) 19:00:59 ID:PfdCW8WX
>>11 実際見ると、癇癪女というよりパワハラ女の方が近いかも。
尼僧たちがメリルの顔色をうかがいながら食事するシーンが面白いね。
15 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/07(土) 19:15:46 ID:PXTNxDvO
「マンマ・ミーア!」とは180度変換した役って事だよね。 この人の役の幅は凄いね。「プラダ」の鬼編集長→「大いなる陰謀」理知的な敏腕女性記者っていう流れから考えたら「マンマ」が突然変異だったってとこかな。
見てる途中「つぐない」を思い出した。 面白かったよ。
結局どっちなんだよ!!!!って映画でした
18 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 00:00:54 ID:PfdCW8WX
19 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 00:28:36 ID:dLItwrG5
娘さんメリルそっくりだった<いつか眠りにつく前に 品のあるかわいい顔。脇役で花開くタイプ。 雑誌にも書いてあったけどアン・ハサウェイ、エイミ−・アダムスと 若手と組んで食っちゃうんじゃなくて開花させてるのがすごいね。 メリルと共演だと頑張らざるをえないからかな。
>>18 ネタバレなるけど
え?結局シロだったんじゃないの?
生徒をかばって移動し、上の司祭も知ってたから栄転なのかと思った
もしシロなら、なぜ神父はシスターのかけたカマにひっかかったのか? でも神父はわざとクロのふりをして生徒を守ったのかも? クロともシロとも言い切れない 観客にも疑惑を抱かせたまま終わるのが この映画の狙いなんだろうね 神父は苦悩を一人で背負おうとし、 シスターはそれを告白させることで分かちあおうとした どっちも間違ってない シスターは彼の罪を告白させるまでにはいたらなかったけど 疑惑を持ったことで、彼の苦悩を共有したのかなと思った
単に自分が気に入らなかった神父のスキャンダル見つけて勝ちたかっただけって気がした そんな告解させたい意図なんてちっとも見えなかった 寛容さは全く持ち合わせていない人物として描かれていたような気がする
24 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 20:19:50 ID:GgE8X0P1
面白いアンド見応えのある演技。適度に笑いがあるのも良い。
25 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 20:25:10 ID:GgE8X0P1
ハマタ、遠藤、田中〜ダウトお
一人のホモを見かけたら、十人いると思えってことじゃないの エイミーアダムスにあの目で説教されたい♥
27 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/10(火) 16:26:45 ID:wRud8j3R
神父・・もうね、配役の勝利だなぁ・・・ この人以外に適役見当たらないって感じの。 この人の風体が画面に現れただけで疑いが余計に増幅しちゃう凄い配役w 面白い映画なのに関東圏で3館のみ公開ってあんまりだ。
メリルの演技すごかった。本当あの演技だけでも見る価値あると思う。
マンマ・ミーアみたいな無理を感じない分こっちの方が良いと思う でもあまり好きな話じゃなかった
30 :
sage :2009/03/10(火) 22:48:12 ID:cflltiPI
大評判のチェンジリングより数倍人間がよく描かれてて面白かったな。 ミッション育ちだけどメリルタイプのシスター先生はたくさんいたよ。そんな強気シスターに圧されまくる人のいい新米先生もいた。
31 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/10(火) 23:05:46 ID:MmnyHqq8
ちょっと待て。 これとチェンジリングを比較するのはどうかと。 これと「マンマ・ミーア!」のメリルの演技を比較する方がまだ分かりやすいぞ。
32 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/10(火) 23:20:04 ID:x4z0uu7L
それより舞台原作の作品との比較との方が分かり易くないか? チェンジリングと比較とかしょーもな・・
舞台みてないから比較のしようがないですわ
34 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/11(水) 00:09:48 ID:QgX+Mkc0
実話の映画化と舞台劇の映画化では比べようがないよ。
ラストシーンで初めて泣き崩れて人間らしさを出したメリルに、 エイミーが寄り添って、さらにメリルの膝に頭をあててたけど、 こっから第二の疑惑(ダウト)が始まるってことだな。 少年×神父に劣らない禁断の疑惑。ベテランシスター×新米シスター ハァハァ
36 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/11(水) 01:00:46 ID:pxqdqH7E
今夜の渋谷文化村ル・シネマは千円デーだったせいかほぼ満席だったね、最終回は。 結構客層幅広かった。
黒人少年の母親が凄かった。鼻水がリアルでビックリした。 15分ぐらいしか出てないのにエライ存在感。メリルも霞んだ。
>>37 そうそう、ビオラ・デイビスは、これでオスカー候補になるだけのことはあったと思う。
ハァ? 何この、時代錯誤の傲慢シスターは? って思うけど、これ、今の感覚で見てはいけないんだよね。 1960年前半の米国で見ないといけないのだろうけど、 ある程度の時代背景ぐらいならわかるけど、 教会が併設されたミッション系私立 と言われても、親しみがないから、難しいわ。
メリルがあそこまで神父の疑惑に拘る理由がよくわからなかった。 信仰深さゆえの不寛容か? と最初は思っていたけど、 平気で規律は破りまくっているし。 つまり、自分のかざす正義だけが絶対と思っているタイプなのかな。 一歩間違えたら妄想型のパラノイアだがw でもこういう「自分の正義こそ絶対!」人間ってよくいるよね、プロ市民とかさ。会話にすらならない。 あと、世界の代表ヅラしてるアメリカっつう国も同じようなものか。
あと、目の見えない老尼僧のエピソードを入れる必然性がわからなかった。 神父に知られると施設送りになるからと、メリルが庇っていたシーンとか。 厳しくて傲慢な女だけど、人間的な優しさもあるってことを伝えたかったのかな。 それとも神父に知らせたら絶対に施設に送られると考えている、メリルの思い込みの激しさ? または人間味あふれる神父の、意外に薄情で合理的な面を見せたかった? どれなんだろ。
42 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 16:39:27 ID:wzHDYRdu
自分の城(学校)を守るために宗教に反してことをやってるのに 自分では宗教を守るためにやってると思っているというのを表現しただけ
自分の身内や庇護している相手に対しては甘いけど、他人には厳しいって事じゃないかな イラク戦争を始めたアメリカをあらわしているキャラだし
>>42 なんでさw
今日レディースデーだったから観てきたのに。
メリルって、何か規律破りまくってたり、 反宗教的な事してたっけ? 前教区の上司を飛ばしてシスターに電話した事ぐらいだけど、 そもそも、それ自体が嘘だし。 その嘘が、巨悪を暴くためとは言え、 自ら犯した大罪という自責の念なんだろうけど。
証拠もなくあれだけ他人を疑うのは宗教者としてはどうなのよ?とは思った
>>41 フリン神父じゃなくって院長にバレると施設送りと言ってた
3人いた中で一番の爺さんのことだね
この映画は、ストーリーとか細かい設定とかどうでもいい。 演出より演技。出演4人の演技合戦を観るためだけの映画。 メリルVSホフマン、メリルVSデイビス、メリルVSエイミー。 とにかく格闘技を観てるかのような興奮があった。 電球が割れた時のメリルとホフマン(エイミー)の表情というか雰囲気。 背筋がゾクゾクした。このシーンだけで、1800円の価値はあると思う。 メリルとデイビスはオスカー獲っても良かったんじゃないかな。
>>50 助演女優賞は前哨戦の賞レースでペネロペ・クルスがほぼ総なめ状態だったし
スペイン時代からの長いキャリア&2度目のノミネートetc
総合的に見てデイビスに勝ち目なし。
主演女優賞は今回で通算5度目のノミネートのケイト・ウィンスレットにそろそろあげないとって雰囲気。
男優と違って女優は年とると主演の仕事なくなるし。メリルは例外だけど。
52 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/13(金) 00:33:43 ID:Anuj/4rV
>>51 ダウトもThe Readerも観たが(チェンジリングも)
ケイト・ウィンスレットの受賞はかなり納得だった。
オスカーが必ずしも実力本位ではないのは事実だが
今回の受賞はそのくらい良い演技をしていたよ。
ちょっと誤解を招きそうな文章があったんで一応レスしとく。
>>52 オスカーの場合は6000人以上の会員の投票制だから人気投票的な要素があって
演技だけじゃなく、普段の人柄や業界への貢献度やそういったものが投票を左右するさ。
ミッキー・ロークは普段の素行の悪さの問題で票が伸びないかもと言われてたけど、その通りになっちゃった。
前哨戦では一歩リードしてたのに。
54 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/13(金) 01:26:27 ID:Anuj/4rV
>>53 いやだからね?踏まえて書いてるんだけども。
>オスカーが必ずしも実力本位ではないのは事実だが
レスラーとミルクも観たが、
まあ内容の衝撃度も(アロノフスキーにしてはおとなしい)相まって
ミッキーロークの受賞だったら文句はない所だったが残念だった。
ペロペロの助演はケイトが助演ノミなかったんでタナボタ
>>53 レスラーはミッキーロークがミッキーローク的なものを演じた。
ミルクはショーンペンが、ショーンペンとは何一つ重ならないものを演じた。
出来上がった演技が同レベルであれば、どちらが評価されるか、明らかだろう。
きちんと作品見てるか?何でも陰謀論の類いに落とし込むなよ。
いい加減スレ違い
>53 >56 アカデミー賞は(あえて悪口っぽく言えば)物真似的なものが評価されるからね。 そこらへんはトロピックサンダーで皮肉られてる。
59 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/15(日) 21:55:49 ID:4xsfHzs0
ペンはゲイの物真似を
結局最後にメリルが泣くほどの疑惑って何だったの? お前らで考えろってことだろーけど、想像力無いし予測もつけられなかった。 だからラストだけ意味不明でモヤモヤする。 ここの人達の見解だけでも聞きたい。
61 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/16(月) 01:25:20 ID:YhihAEZx
>>58 実在の人物を本人そっくりに演じたら誰しもが「上手い」と感じるからね〜
似てるor似てないが上手いor下手のわかりやすい判断材料になる。
それも最近の傾向で、以前は障害者役が圧倒的に強かったから
この先どんな傾向が生まれるかはわからない。
そろそろコメディ俳優にチャンスが回ってくる可能性もあるかも。
62 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/16(月) 08:13:40 ID:KQN3HqJ9
「何とも言いようのない疑惑」だっけ?
63 :
尿太 :2009/03/16(月) 22:29:59 ID:qFfCvauN
シスター・ジェイムズの授業なら、真面目に受ける自信があるぜ。
>60 「過去に犯した大きな過ち」は関係ありそうだと思った。 泣き崩れるほどだから
>>60 シスター・アロイシアスは、自分は同性愛者じゃないかと疑い続けてきて、それを自分で決して認めまいとするストレスが、フリン神父らのゲイ疑惑への攻撃に形を変えていた。
でも、内の欲望に抗えなくなって、シスター・ジェイムズのふとももに手を置いて「ほんとうは、あんたとやりたい」と告白。
ってことだと見た。
ホモやレズビアンをバッシングするのは、自分がそうだってことを気にしすぎてる同性愛者が多いみたいだしね。
66 :
60 :2009/03/16(月) 23:36:23 ID:l5USfbCP
>65 マジで? それは全然考え付かなかった。 ふとももに手置いてたのも見てなかった。 あれだけ過敏にフリンを追求したのは自己嫌悪の裏返しだったかもしれないのか・・・
舞台版は、演出家と神父役だけが真実を知っていて、校長役の女優は 知らないまま、疑惑だけを抱きつつ演じていたそうだ。 舞台なので毎日同じではなく、その日の気分でクロにしたり、シロに したりしていたとか。
>>67 映画版もホフマンにしか真相を教えてなかったらしいよ
舞台だと、観るたびに雰囲気や意味合いが変わって見えておもしろいだろうね
この前「俺なら」67のしてやる、という素人評を読んだが、まあ誰でも考え付くな 映画の終わり方も好き
個人的にはクロ。 栄転に関しては、宗教といえど厳然たるヒエラルキーがある組織においては 是非は問題ではなく権力をもっていれば好き勝手できる、という風に受け取った。
>>70 監督のインタビューによると、問題児だった子どものころ唯一自分を認めてくれた恩師が、
実は少年に手を出していた小児愛好者だったということを大人になってから知った、
ということがあったらしい。
それが着想のもとのひとつになっているとすると、まあクロなんだろうね。
72 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/18(水) 17:40:45 ID:8A34q5WL
>>71 この話しを作るきっかけとして、疑惑というテーマが先にあって
カトリック学校が舞台になったのは後からだよ。
73 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/18(水) 17:48:45 ID:PeeQnsIu
神父は変態だったけど 黒人少年にいたずらはしてないのでは? 白人の可愛い子がほかにいたし、 白人は白人がすきなんじやない?
監督の策略にはまってやるやん
神父が少年のひざの上に手を置くシーンがいやらしい。 あと、ロッカーに下着を返したのはどういう意味なんだろう。下着をはぎ取るような行為に及んだということか、 それとも使用済み下着でオナニーのネタにしたあと、戻したってことなんだろうか?
76 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/18(水) 23:06:56 ID:8A34q5WL
あの、意味ありげに何度か顔のアップがあった白人の男の子は、何だったのか?分からなかった…
白人が黒人に犯罪をする映画が受けはじめた黒人大国アメリカ 今後は悪の親玉が白人のポジションで それを懲らしめる正義の味方の黒人ヒーローが空を飛びそうですね
自分も黒人の子には手を出してないと思ったよ 白人の子の方にはわかんないけど
80 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/19(木) 20:10:02 ID:OzFb5DfF
白人の子の方が可愛いよ
81 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/19(木) 20:14:09 ID:RmtDGu9J
お前ら何の話しをしているんだww
82 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 02:17:21 ID:S0MrsyMi
演技に夢中になって字幕読めなかった。 映画がつかめなかったのは、翻訳のせいかもしれない。 オープニングの神父の説話ってどんなのだっけ。 60年代前半のアメリカの時代背景も関係あるのかな。 黒人の母親が「だから男の子は父親にしかられるのよ」っていった理由を忘れた。 神父が下着をロッカーに戻した理由は? 馬鹿だと、ちょっとつかみ損ねるとたちまちわからなくなるね。 英語わかる人だと完全に楽しめるかも。
オープニングの神父の説教は、大統領暗殺に触れ
「皆さんは疑惑を持ったときどうしますか」「疑惑も人を結びつける絆になる」と説くもの
(詳しい内容を忘れた・・・)
この説教はまだしも「不寛容」の説教については、立場を利用してねちねち嫌がらせしているようで
やな人間だな、と思った。
母親いわく、黒人少年が父親に叱られるのは「男が好きだから」。
下着をロッカーに戻した理由は、作中では描写されないから、
>>75 のように推測するしかないのかな。
もしくは本当に、神父の言う通りかもしれない。
この映画は一応白黒二通りにとれるように撮られてるけど、 「黒」とした場合の最後のシーンの意味合いについては、 近年社会的に糾弾されたカトリック教会の一連の大スキャンダルを把握してないと、 クリスチャンじゃない日本人にはちょっと理解しづらいだろうね。 カトリック教会のシステムそのものに対する「ダウト」っていう意味なんだけど。 ま、神父の9割は同性愛者なわけで、ああいう隠蔽体質が出来るのも必然だよなぁ。
85 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 07:59:23 ID:dxa+LsYM
309 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2009/02/02(月) 23:37:48 ID:6u/4IUmW / ̄ ̄\ / _ノ \ ホモだよ。この世界がおかしくなったのは | ( ●)(●) ホモが増えたせいだよ。 . | (__人__) | ` ⌒ノ . ヽ } ヽ ノ \ / く \ \ | \ \ 旦~ .\ | |ヽ、二⌒)、 \
86 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 10:07:24 ID:XP/8o6Tw
>>84 近年社会的に糾弾されたカトリック教会の一連の大スキャンダルを把握してないと、
クリスチャンじゃない日本人にはちょっと理解しづらいだろうね。
そこのクリスチャンの人、
ニュースやらドキュメンタリーでやっていた以上に
日本人に足りない映画を理解するに必要な知識を授けて下さい。
確かにキリスト教の知識がないと たぶん半分も理解できないと思う。 抽象的な表現の台詞が多いし、いまどきの平板で、 説明しすぎる映画を見慣れてると内容が把握しにくいよね。
88 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 10:33:51 ID:XP/8o6Tw
>>87 理解出来ない、理解出来ないと連呼するよりも
ちゃんと例を挙げて説明してくれないと具体性がない話しになるよ
89 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 10:37:42 ID:Cza2w0Bd
だってあなた達には説明しても理解できないでしょうしね。 日常的に宗教と触れ合ってなければ理解できないって事でしょ。 まだ映画は見てないけどそう思う 日本人には無理です。
見てないな言うなよ
91 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 15:03:13 ID:S0MrsyMi
映画の最初のほうで、シスターと司教の食事の比較、 片や、饗食、片や質素。 わかる人教えて。
シスターと神父 粗食 と 美食 ミルク と お酒 万年筆 と ボールペン 規律 と 自由 これらの対比で、聖と俗、真実と嘘 をテーマにしていると思う。しかし真偽はわからない。
宗教にこだわりすぎると、本質を見失うよ。
94 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/21(土) 11:01:42 ID:INMA7LEs
神父の最後の説教シーンで 鼻血少年がニヤリとしたのは何だったんだ?
95 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/21(土) 15:11:08 ID:ijkkhpqT
>>94 神父が少年たちと関係を持っていることを知っている少年は多いと推測され、
それがメリルによって暴かれそうになっても、なおも栄転する神父の説教に対し
「よく言うよ(苦笑)」って感じだね。
>>94 あの少年は最初のほうで神父から手を触られて(手が汚いとの理由から)、反射的に引っ込めた少年。
おそらく、少年は神父の態度に嫌悪感を覚えて手を引っ込めた。
虐待のことまで知っていたかどうかは分からないけど、神父がホモであることを生理的に感じ取っていたのだと思う。
その直後に、少年がシスター・ジェイムズに絡んで体を触ったりするのは、彼がヘテロであることを無意識に誇示する行動。
シスターに触ったせいでメリルから大声で呼びつけられて怒られるけど、
そのとき神父とのやり取りに関してメリルから質問されたものと思われる。
というのも、メリルは手を引っ込めた少年の反応が、神父が子どもを虐待している「証拠」だと言ってたくらいだから、
この時点で何らかの探りを入れていた可能性は十分にある。
少年はメリルと神父が敵対関係にあること、メリルが神父に対して自分と同じ疑惑を抱いていることを何となく察したんじゃないかな。
で、神父の移転を知って、ついにメリルに追い出されたな、と勘付いてニヤリとした、ということではないかな。
ちなみに、廊下で黒人少年を苛めるのもこの少年だよね。
この少年が黒人(授業中に神父にもらった踊り子の玩具でずっと遊んでいるような子だから、
普段から女っぽい行動が目立っていたはず)をホモだと知っていたとすると、
この苛めもホモフォビアの一環と考えることもできる。
>>97 なるほどね。
言われてみればそんな気がする。
良くも悪くも世俗的な存在として描かれてた感じだし。
しかしこの映画は面白かった。
主要な人物の演技が凄いし、
神父がシロかクロかって事や、
最後にメリルが泣き崩れたのは何故かってところも
いろんな考え方ができるしね。
99 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/25(水) 14:58:30 ID:eW7tYUf3
age
101 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/26(木) 07:56:34 ID:A5fM7TCP
だれも言及していないが、もうひとつの「疑念」が隠されている。 ゛老シスターのケガ”“少年の鼻血”を、校長がシスター・ジェイムズに 「あなたが殴ったからでは?」と冗談を言うシーン。 また、最後のシーンで校長が「疑惑があふれてくる」とジェイムスに泣きながら 言っているのは、フリン神父との一連のやりとりに対してでなく、 対峙しているジェイムスに対して「どうしても疑念を抱かざるを得ない」 ことに対しての涙ではないだろうか。 ジェイムスも何かあるんだよ。 ※ほんとブレードランナーなみにマニアックな映画だ。
102 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/26(木) 11:12:58 ID:kD4H9osb
>>101 >゛老シスターのケガ”“少年の鼻血”を、校長がシスター・ジェイムズに
>「あなたが殴ったからでは?」と冗談を言うシーン。
老シスターが転んだのは目が見えないせいだと(上層部に)バレると施設送りになるため、
フリン神父の手前、下手な冗談で誤魔化したものと思われ。
>101 勘繰り過ぎだよ
104 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/27(金) 00:23:09 ID:AXboBUEh
忘れちゃいけないのが、この映画のはじまりは 「鼻血少年が目覚めるところ」から始まっている。 つまり、鼻血少年は重要なキーパーソンなのだよ。 97のように鼻血少年の視点から、もっと書いておくれ。
105 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/27(金) 01:45:17 ID:l12oaApD
>>104 鼻血少年はキーパーソンかもしれないが、映画の冒頭で目覚めるのは「鼻血少年」じゃないぞ。
黒人少年と一緒に従者をやってた少年(最後のほうでシスター・ジェイムズに叱り飛ばされる子)だ。
ちなみにメリルが最後に漏らす「疑い」とは、神の存在を疑ってしまうということだと思う。
信仰心(周りから見れば狂信的かもしれないが)に基づいて、悪しきフリンを追い出したのに、
結果的にフリンは栄転、教会のヒエラルキーに守られている。本当に神がいるなら、
こんな不正が罷り通っているのはなぜなのか、という疑惑を抑えきれずに泣いたのでは?
隣に座ってた全く知らないバアさんに話が分からないので説明しろと言われた
107 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/27(金) 19:01:52 ID:iJJWuyOT
>>106 一言で済むじゃん.
「ダウト」ですよ。と
>104は恥ずかしくてID変わるまで自粛だな
やっと見てきた
>>60 のラストの泣き崩れは、
確信を持って神父を追及してきたけど、
自分自身のその確信にダウトを感じ始めているってことだと思った。違うのか〜
個人的には・・・シロだなあ。少年を抱きしめるシーンでシロを感じた。
クロかシロか考えても意味ないけどさ。
いやーしかしフィル目当てで行ったけどメリル良かった。
ボールペンを使うたびにメリルの「ボール・ポイント・ペン!」の発音を思い出しそうだ。 小学生くらいのころって、ノートとるのは鉛筆じゃなきゃだめで、 シャーペンも禁止だったしペンも怒られてたな〜あれなんだったんだろう、とか なんか子供のころを懐かしく思い出した。 ダンスの授業とかも。
111 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/29(日) 08:03:49 ID:Y/sHVtrc
ラストの号泣は 自分でも本当は疑いたくなんかないのに あらゆることへの疑いが止められないという 苦しみというか、業のようなものへの涙だと単純に思ってた。 ここ読むといろんな解釈があって面白いなあ。 もう一回観たくなる。
112 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/29(日) 21:42:46 ID:avDXWs3V
最後の校長の号泣の意味か、、、。 深いな。
ラストの号泣「I have doubt!」、
>>109 の意味だと考えてる人は他にいないのかな。
自分は絶対そうだと、むしろそれ以外ありえないくらいに思ってたので
このスレ読んで驚きつつ考えさせられた。
なんというか・・・もう一回見たい。もう行ける時間にやってないから行けないけど。
関係ないけどエイミーアダムスかわいいなあ…全然興味なかったけど「魔法にかけられて」見てみようw
ここ読んだらおもしろそうなので、明日の割引デーはこれを見てみる予定。
116 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/01(水) 00:27:55 ID:Py8nlhR5
>101 案外、おれもこう考えていた。 “ラスト号泣”の解釈としては、まあ異端なんだろうとは思うが。
117 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/01(水) 00:41:21 ID:NW7xk7SG
>>101 ※ほんとブレードランナーなみにマニアックな映画だ。
ブレードランナーのどこがマニアックだ
昨日みてきた、とても良かった。 この時代のアメリカの社会的背景が良く出てて、それを踏まえた2人の立場、 メリル ストリープの演技力には特に圧倒された。 個人的には、エイミーのお色気がもっと欲しかったが・・・(笑)
シスターに色気はいりmせん
ファッションヘルスでシスターのコスプレってないんだよね
121 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/02(木) 09:47:46 ID:tmFES38e
エイミー・アダムスとメリルはまた次の新作で共演するんだね〜
フィリップ・シーモア・ホフマン好きなので見てきた 激太りすぎ
123 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/02(木) 18:53:45 ID:Wv1IrsrG
124 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/03(金) 08:54:11 ID:vFj3J5Gz
>>120 尼さんの格好しているソープには行ったことある
>>97 手を引っ込めたのは同性愛への嫌悪ではなく、タバコのヤニで汚れた
手を隠すためでは?
あの時代のカトリック学校で喫煙がバレた場合、どの程度の処置
になるかは判らないけど(ひょっとしたら一発退学?)、そうでないと、
後のバスケのシーンの爪の汚れ云々の会話や、鼻血で学校を出た後の
喫煙のシーンに繋がらない。
最後にニヤリとしたのは、これでバレないと思ったから。
基本的に作品構造がミステリーだから、教会の同性愛の問題が観客
の意識にあることを利用したミスリードかと。
因みに神父が最後に守ったのは、少年ではなく、メリル・ストリープ
が演じる校長だと思う。神父自身はメリルの証拠(シスターの証言)が
嘘だと判っているので、公の対決になればメリルの方が追い込まれる
ことになる。神父は説教で「不寛容」を非難して点を考えると、
キリスト教としての「寛容」の精神でメリルの弱さを許すことにした
という気がする。
それにしても下着の件は、全然判らんわ。
126 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/04(土) 20:43:06 ID:0mvv6zIw
全てのつじつまが合うように作られている映画じゃないから 疑問が残ったままで正解でしょう
下着の件は、あの少年はミサの従者だから ミサのために着替える際に置き忘れた。 それを手渡しで返すのも気まずいだろうからと 神父がロッカーに入れた、ということだと思ったけど。 当時は今とくらべて、下着に対する感覚も違っただろうし、 他人に見せられるものではなく、恥ずかしいものだっただろうから 不自然さは感じないけどなあ。
128 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/05(日) 00:50:04 ID:oLiN2rn5
観てきた! 最後の場面が分からなかったのは理解力がないのかと思ったら… そういう映画だったのね?校長がおかした大きな過ちってなんだろ? そのために これほどまでに厳しくなったんだと思うけど
129 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/06(月) 00:40:10 ID:TvNz4SEM
>>128 校長がレズだったんでしょ。それ以外思いつかない。
>>125 を書いたものだけど、ちょっと訂正。
神父が守ったのは校長の”嘘の証拠による追求”ではなく、
校長の”秘密”の方。
校長室の最後のシーンで、神父が聖書(?)の表紙の上に栞
にしていた押し花(赤と白だっけか)を載せたのは、
「貴方の秘密を判っている」というメッセージ。
赤は神父で白は校長。
#神父が進歩的という設定がここで効いてくるのだと思う。
無粋になるから”秘密”の中身は言わないけど、老シスターを
気にかける点や、神父に告解に関して聞かれた時に取り乱した
シーンなどは、この”秘密”が関係している。
メリルが演じるキャラの、あるエイミーとの会話シーンにおける、
あの学校の校長の言動としては、絶対にありえないセリフ
(あってはイケないセリフ)の意味を考えれば、自ずと
”秘密”の意味が判ると思います。
#レズじゃないよ:-)
ごめん、1:08-1:09のシーンだ。m(__)m
133 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/08(水) 16:33:15 ID:/BLWCYHW
フェミニストってだけじゃないよなあ
135 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/08(水) 22:06:59 ID:Vq9wOyuS
>>130 130さんが指摘している秘密のヒントの箇所は校長だけ十字架をきってない。
悪魔崇拝とか??そんな感じ?
でもそれだと老シスターを気にかけてることの説明にならないな。
136 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/09(木) 00:55:23 ID:aRIt0hNA
>>130 ケータイだとユーチューブ見られないから
教えて?
いつの携帯さ?
>130言い逃げか?
139 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/09(木) 22:43:20 ID:aRIt0hNA
140 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/09(木) 22:51:40 ID:aRIt0hNA
>>137 アプリケーションを
どのように設定すれば見られるのか
教えてくれませんか?
よろしくお願いします
m(__)m
>>136 130です。昨日はアクセスしなかったので遅くなりました。
1:08-1:09のシーンは、135さんが書いてある通り、
ミサにおける神父の説教の終りに皆が十字を切って
いるのに、メリルの校長だけが十字を切っていない
場面です。
映画では、この後一人遅れて十字を切る訳ですが。
つまり、このシーンは、神父の説教(不寛容に対する擦り)
に気を取られていて、普通の信者なら当たり前の動作
である十字を切ることを忘れてしまっていること
(意識しないと出来ない)を顕していると思います。
勿論、メリルの校長は敬虔な「キリスト教徒」で、悪魔崇拝
という訳ではありません。
#シスターのエイミーから見れば悪魔崇拝に等しいかも知れませんが
整理するとメリルの校長は、
・飴や砂糖を避け、普通のシスターのエイミーからみても禁欲的
・「キリストの代行者」である教皇の写真が先代のものでも気にしない。
・神父を訴える時の遣り取りをみると、教会の権威は気にしていない。
・十字を切る習慣が無い
となり、ここから出る答えは一つだけです。
さらに言うと、神父との対決のシーンで告解の経験を聞かれて
取り乱したのは、上記の結論から考えると、メリルの校長は
告解をしたことが無いので「秘密」を守るために嘘をつかざる
おえなかったからだと考えられます。
>>141 なお、老シスターを気にかけていた理由ですが、
メリルの校長の「秘密」が、彼女があの教会に
本来居てはいけないものだからです。
つまり、同じように教会に居る資格の無い
老シスターが残れるようにすることで、
自分自身の罪の意識(居る資格が無いこと)
を軽減しているのだと思います。
で?
プロテスタントってこと?
的外れな気がするなぁ まぁ色んな意見はあって良いとおもいますけどね
146 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 04:25:28 ID:pK7FBgnQ
そこまで深い意味はないと思うなぁ… 十字を切るのを忘れたり 老シスターをかばったり 先代の写真は 彼女の優しさや、厳しい反面抜けている所もあるという 彼女の性格を描いているだけなんじゃない?
147 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 04:37:30 ID:uZaGXCsy
神父がメリルを守ろうとしたという意見には納得できないな。 メリルが言う虐待の「証拠」とは、「鼻血少年が手を引っ込めたこと」でしかないと知った神父は 急に強気になって「あんたを辞めさせる」とか言って上役に手紙を書き始めるよね。 そこでメリルが「前任校のシスターに電話した」というハッタリをかます。 すると神父は「主任司祭を通すべきだ!」と動揺して、結局移転願いを書く。 つまり神父はメリルを守る気なんてない。相手が証拠を掴んでないと知って高圧的に 追い落としにかかったところ、思わぬジャブ(「シスターへの電話」)を食らって 諦めたというわけ。神父が前の教会で虐待をしていないなら、「潔白なのだから、 誰に聞こうと私が虐待をしたなどというはずがない」と堂々としているはず。
148 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 04:38:10 ID:pK7FBgnQ
それに プロテスタントであることをかくして なぜカトリックの教会に 来たの? なんかメリットある? シスターになりたかったから? 同じキリスト教徒でも 他の宗派に行くなんて考えられないよ
>>148 生きていくため。
戦争で夫を無くしたというセリフに注意。
>>147 校長室の最後のシーン。
赤(の花)はカトリックの象徴。
白はプロテスタント。
時代背景的にはプロテスタントではなく、
カトリック最初の大統領のケネディ。
>>146 先代の写真に関しては、シスターのエイミー
に注意されても変更していない。
現世の「キリストの代行者」を、カトリック
の信者、ましてカトリック学校の校長が
そう扱うとは考えがたい。
深読み、お疲れさん!
そうなるとその秘密は最後の"I have doubts"にどうつながんの?
152 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 22:50:55 ID:uZaGXCsy
>>149 赤はカトリックで白はプロテスタントの象徴というのは知らなかった。
でも色のシンボリズムは幅が広いから、赤は情欲(神父)、白は純潔(メリル)の象徴だとも言えちゃうわけで、
あんまり有効な根拠とは思えない。どちらにせよ、メリルのハッタリに対する神父の反応の怪しさは
消えないわけだよ。
それに校長になれるぐらい教養があるメリルなら、好き好んで修道院に入らなくても
他にいくらでも仕事はあるんじゃないの?普通の学校の先生とか。
まあ、教皇の写真のシーンではカトリックらしからぬ言動を取ってるけれど、
あの写真はガラスの反射を利用して生徒を監視するためにあるわけだし、
あとは謹厳実直なはずのメリルが意外といい加減だということを見せて、
観客の失笑を買ってるのかと思ったな。生徒から取り上げたラジオを校長室で
聞いてる場面と同じで。
横から入るが、他にも校長の言動に違和感のあるところはある。 「イタリア系やアイルランド系ばかりだから、どうせ暴力事件になる」みたいな 台詞があったでしょ。アメリカのカトリック学校がイタリア系、アイルランド系 ばかりなのも、アメリカにはこのような偏見があった事も確かだけれど、とても カトリックのシスターから出てきた言葉には思えない。アメリカでは、こういう 偏見に苦しめられてきた人たちこそが、教会に救いを求めにきていたはずなんだ。 敬虔なカトリックが吐ける言葉じゃない。
154 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/11(土) 01:42:24 ID:fZAYOIx+
>>153 >敬虔なカトリックが吐ける言葉じゃない。
リチャード・ウィリアムソンを赦したのは?
プロテスタント説で押し切りたいのは分かったけど それとラストの嗚咽とどうつながるの?
f
校長は 問題児が鼻血だして帰ったとき エイミーが殴ったからだと捉えてましたよね?
>155 わしゃもっと極端にオモタよ プロテスタントですらない無神論者でさらにウホッ!なのかなと チェンジリングじゃないけど何人か殺ってるのかもしれない で、カトリックの strict な世界に身を置いているのは 純粋にウホッ!病(当時は病院行きだった)な 自分を律するためであると ところが入ったところにシスター・ヴェロニカがいて や ら な い か と言われてしまいズルズルと引きずってしまうが センパイの加齢もあって気合で断ち切る 以後は自分も他人もがんじがらめに押さえつけてがんばる しかしそこへ本人も気づいてないけど その筋の人だったりなんかする 若手のシスター・ジェイムズが現れて 結局のところお前ら表へ出ろの母親が言ったように どうしても nature には抗えないし 治そうと思って治るもんじゃないっちゅー疑いは いよいよ確信に変わりつつあるという事実に打ちのめされると そしてさらに次の世代へと連綿と続いていく百合地獄 なんか赤かぶ検事奮戦記の 某エピソードを思い出してしもぉたでよ
>で、カトリックの strict な世界に身を置いているのは >純粋にウホッ!病(当時は病院行きだった)な >自分を律するためであると 滅茶苦茶な理屈だな。男子禁制(神父と生活は別々)の修道院に入ったら、 律するどころかレズ傾向に拍車を掛けるだろう。それにシスター・ヴェロニカ との同性愛関係を思わせるシーンなどあったか? 厳格な女性が他の女性に 親切にすればそれはレズなのか? シスター・ジェイムズが「その筋の人」だという 証拠もないぞ。
>160 ラストシーン
>>152 >それに校長になれるぐらい教養があるメリルなら、好き好んで修道院に入らなくても
>他にいくらでも仕事はあるんじゃないの?普通の学校の先生とか。
ケネディ暗殺直後で公民権法が成立していないから、女性の就職枠は
小さいと思う。校長になれたのは、あくまでもシスターの延長だし。
後、カトリックかプロテスタントだけど、クリスマスの歌の件での
校長の態度って、どちらかと言うと徹底的に偶像的なものを否定する
プロテスタント的だと思う。
それと、校長が十字架を袖の下に持っていているシーンが
あるけど、普通は冒頭のエイミーの着替えのシーンのように
吊り下げますよね?
あれって、校長の十字架がプロテスタントの方の十字架だからかも。
カトリックのキリストの像が入った十字架は偶像を否定する
プロテスタントは持てないから。
ていうか、どっちの十字架か見て取った人います?
プロテスタントはただの深読み というか思い込みだろ・・・・・・・
>>163 でも、そう仮説を立てると一応筋が通っている。
否定する証拠は?
>164 >151に答えてみてくれる?
観客はおろかキャストにすら 明確な答えを与えずに任せる ってのがキモなわけで 内容はともかく証拠証拠言ってる時点でズレとるわな 意図的に排除されてんだよ、それは
神から離れてでも悪と戦うみたいな発言は信仰の立場からは 全く理解できないな。 やっぱり校長は信仰そのものがないんじゃないのか? 神の存在をどうしても信じられないから"I have doubts."と。 それなのに教区の要職についているのだから大罪だよ。
>>166 証拠さがしを観客もしちゃうのが面白いんだろ。
「疑惑」の映画であって「秘密」の映画じゃないんだから 校長の秘密は何か みたいな考え方自体がずれてるような・・・
>169 そうなんだよね それがラストの"I have doubts"にどうつながるのかって話になると プロテスタントの人は沈黙しちゃうんだよ
171 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/13(月) 13:10:40 ID:z4HP3rPy
きっかけとしては監督の実体験がある訳で、 実際の神父は有罪だったけど、当時阻害されていた監督にとっては、庇護され救われたという感覚があるから複雑な想い出だと語って居る事から、 ホフマンの白黒がはっきりしない作りになっている理由が伺える。 いくつかインタビューを見ても、メリルのように話し合いを拒否してしまうのは怖い事で人々は大いに議論をすべきというような言葉があった。 だから部分的にしろ、メリルの自覚している後ろめたさがどこにあるのかもちょと理解出来る。
>>169 主題は「疑惑」でなく「疑念」かと思う。
うんまあ疑惑だろうが疑念だろうがともかく 校長の「秘密」がって言い出した事自体がどうかと思うよ
>>173 校長の疑念の根源を観客が考えることなしに
この映画は成立するのかや?
175 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/14(火) 20:22:34 ID:wV3eC6Qk
>>174 横レスだけど、
観客がメリルについて想いを巡らせる事そのものと、
メリルに「秘密」があると決めつける事を
ごっちゃにするべきではない。
>>175 観客はメリルの何について「想いを巡らせる」のかな?
177 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/14(火) 21:31:38 ID:wV3eC6Qk
>>176 メリルの全て。その人物像
言った事、行動した事、人間関係など全てについて話して来たでしょ。
>>177 そりゃ主人公なんだからそうだろうけどさw
179 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/14(火) 22:17:25 ID:wV3eC6Qk
>>178 何で主人公だからという話しになっちゃうのw
メリルに限定した話しをしているだけだから
落ち着いてくれ
>>173 162/164だが、一度も最後の「doubt」が”秘密”を意味するとは
言ってないんですが?
で、その意味だが、これはキリスト教を題材にした映画なんだから、
あの場面での「doubt」は、FAITH(信仰)に対するDOUBT(懐疑,疑念)
しかないでしょう。
#既に172さんが示されていますが。
この「疑念」と言う概念は、私みたいな非キリスト教徒には難しく、
正しくは理解出来ないのですが、少なくともメリルの信仰に揺らぎが
生じているのでしょう。
メリルの校長がプロテスタントだという仮説にたった場合、
「人(神父)にプロテスタントだということ知られたことで、改めて
プロテスタントから見たカトリックという異端に身を寄せている自分
の不信心に思い至り、神によって救済されないのでは考えた。」という
ことになるのでしょうか。これは、メリルのような敬虔なキリスト教の
信者には一番畏れることですから、思わず泣き出した理由にもなると思います。
それと、プロテスタント説のおまけですが、この映画の時代背景が
ケネディ暗殺直後なのは、もちろんワシントン大行進などの黒人差別に
対する公民権運動の時代という点が大きいでしょうが、ちょうどバチカン
でエキュメニズム(カトリック、プロテスタント、正教会の教会一致させる
運動)の推進を議論している点もあるのでは思います。つまり、進歩派の
神父はエキュメニズムに肯定であり、そのため校長がプロテスタントと
知っても告発しなかったという考えられます。
ネタバレなんであける。 メリルはフォモで少年趣味の神父を追い出した。 結果、少年は守護者であり、精神的な支えだった人を失い、 学校でいじめられるようになった。 母親は放っておけといい、少年もまたフォモだと言う。 追い出された神父は、左遷どころか出世してしまった。 真実を求め、宗教的信念において、嘘をついてまでしたことなのに、 善かれと思ってしたこと、しかし、その結果得たものは・・・。 最後の「ダウト」は自分のしたことへのだと思ってました。 エイミーアダムスがハマってた。
あ、そういえば、メリルがやたら十字架を袖?で隠していたのは気になってた。 こりゃ奥が深い映画だね。 吹替えで見たいね。
>180 わかってねーな 「しかないでしょう」 それがおかしいっつの 誰が決めてんだよ 薀蓄たれたいだけならヨソでやれ
184 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 00:19:12 ID:Zy6UPeHa
冗談でなく、
>>180 はネタでやってるのでしょう?
だってやっている事がメリルの役と同じだからさ。
私たちはエイミーの立場でいなければならないのか。
ひとりごとはチラシの裏に 書いてね
186 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 02:50:15 ID:cuBwSywW
>>180 あなたの助けになるかは分かりませんが、舞台のフルタイトルは
"Doubt: A Parable" です。
(邦題だと『ダウト~疑いを巡る寓話~』と訳されてましたけど)
>>186 もちろん“ダウト”は神父の疑惑と校長の疑念の両方を意味している。
最後の"I have doubts."の複数形のdoubtが校長の疑惑のみを示すとは
だれも思わないだろ。
Parableは訳せば寓話で日本人がまず思い浮かべるのは「ウサギとカメ」
みたいなイソップ童話だけれど、アメはだいたい新約聖書のイエスのたとえ話
(Parables of Jesus)を想うんだよ。たとえ話を知らない奴はほとんどいない。
教典なのだから信仰を求める内容になってる。
あなたの助けになるかは分かりませんがw
>>167 大罪は要職に就いていることではなく、信仰への疑いそのものだな。
プロテスタントはちゃんと信仰はあるから、カトリックの中にいながら信仰を
持てないので、最後に慟哭したということかな。
校長業務をきちんとこなせれば、どんなことを考えていようと
それでいいと思っちゃうけど、そう言うもんじゃないんだな。
>>184 おおおお!なるほど!すごく納得した。
スレ住人はエイミー的立場、反論する人は神父的立場?
プロテスタントだと無理矢理納得させて、スレから追い出したいわけですねw
無理矢理納得するこたなかろう そういうのもあるよね、ってトコじゃろ これにあんまりこだわらずいろんなのがあるとええのう ・実は男 ・実は宇宙人 「兄ちゃん!兄ちゃん!俺ホンマは何人やねん……兄ちゃん! ……かなわんなぁ 他では 「電球は神の審判である。よってフリンはクロ。ジェームズもクロ!」 とかゆーのもあった アロイシスが足でスイッチ押してたりしてたら笑う
190 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 18:25:17 ID:jnwjDufj
191 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 20:42:50 ID:b7ZaO8/+
メリルが演じるアロイシアスとは古い時代の象徴として描かれていて、監督曰く I think of Sister Aloysius as a submarine commander on a broken down old submarine - lightbulbs going out, the wind blowing in - trying to keep the future out. And she's right. と壊れた古い潜水艦の艦長として例えられていて面白いですね。 作中で何度も出て来る窓から吹き込む風は、新しい時代の象徴として描かれている。 そういえば、外から吹き込んだ風の為に窓をしめたアロイシアスが、 窓の外を見るとそこにはホフマンら神父が談笑している姿があったりして興味深いです。
192 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 21:31:37 ID:b7ZaO8/+
ホフマンが教会で礼服の上からストールを身に着けていましたが、 本来、舞台となった1964年ではストールは礼服の下に身につけるのが普通で vatican U 後に一般的になったスタイルだそうです。 現代化をテーマにしたvatican U(カトリックの公会議)は現在にも影響を与えている キリスト教の歴史的な大事件であり、この映画の時代背景の重要な要素になっていますね。 アロイシアス達が着ているのは。当時のSisters of Charityが着ていた 重いウールで出来た衣服で、メリルもインタビューで暑がっていた様子を語っており 当時は空調も無いので彼女らいつも咳をしていたそうです。 映画では咳止めの為の飴をメリルがあっさりゴミ箱へ棄てていましたねw
193 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/15(水) 22:15:41 ID:b7ZaO8/+
宗教関係者のブログの映画レビューを見ていて面白かったのが シスタージェイムズが黒板の上に掛ける写真がなくて アロイシアスが取り出したのが、パウロ6世でもヨハネ23世でもなく、 陰気なピウス12世だったのが象徴的だ。と言うお話で ピウス12世というのはvaticanU以前の最後の教皇(在位:1939年-1958年)であり、 その後ヨハネ23世(在位:1958年-1963年)がvaticanUを開いて会期中に急死し、 パウロ6世(在位:1963年6-1978年)が後を引き継いでいます。 映画の設定が1964年なので、在位なのはパウロ6世であるはずですが この辺も意図的に時代に抗うアロイシアスの人物設定を効かせている所ですね。
>191 「誰が窓開けてんだよゴルァ! って激怒してたな
195 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/16(木) 00:32:45 ID:iALZ4Jzy
あの黒人少年を受け入れも新しい時代の流れだったんでしょうね。 メリルの台詞でこんなのがありました。 This parish serves Irish and ItaIian famiIies. Someone wiII hit DonaId MiIIer. 学校があるブロンクスは当時、アイリッシュやイタリア系の移民の街として有名で、 カトリックである彼らは当然教会に集まる訳ですが このころ少数派だった黒人のミラーはさぞ居心地が悪かっただろうと思います。 (後に監督が実際に通っていたブロンクスの学校を尋ねた時には黒人が9割を占めていて驚いたという事です。)
薀蓄たれたいだけならヨソでやれ
>>195 アイルランドとイタリア人が差別されている発言とか言ってる人が居たな・・・
一応ホフマンはアイルランド系の設定なんだよね確か
>>193 実は先々代の写真を貼ってたわけか
こりゃ普通に見ても分からんわな
俺はみんな同じに見えるけど人気とかも違うんだろうな
>>194 怒ってたなww
>>197 というか監督がアイルランド系だからね。
メリルシスターは単純に神父のことが嫌いだったんだろうな 彼女の過去に何かあったんでしょう。いちばんの問題点は彼女の心の闇
実際にシスター生活を体験する為にメリルたちが訪れたシスターズオブチャリティNYでの写真。
http://www.scny.org/news_Doubt_08.html エイミーが可愛過ぎる!
写真に写っているSr. Margaret (Peggy) McEnteeは、監督が実際に
通っていたカトリック学校の一番若い教師で、以前はシスタージェイムズ
として教えてたんだね。映画も彼女に捧げられていて
衣装や脚本等のアドバイザーとしてこの映画に関わっていたり。
シスターズオブチャリティNYの創始者はメリルもインタビューで言っていたけど
イタリアで夫を亡くしていて、メリルの役柄にも反映されてるね。
勤め先に向かうドナルドの母とメリルシスターの会話シーンがとても良かった泣いた。
あの当時の黒人で加えて同性愛じゃ大変だわな
ずっと気になってたんだけど監督の人ゲイ? 養子が二人居るし結婚もしてるはずなんだけど 写真見てるとゲイにしか見えないんだよなぁ・・・
過疎った
高校が私立のカトリックだった 制服はもちろんワンピース 違和感なく映画に入り込めた メリルの雰囲気が当時の数学教師と似ていてなんだかブルーになってしまった ホフマン神父みたいに心が優しくデキル人間ほど転々とするのかなぁ〜なんて思った しかし・・・メリルの演技はやはり凄まじい 十字架握りしめてわめくシーンは正直怖かった 最後の最後に本性を出していたけど 一番グッときたのはベンチに座っているエイミーに神父が話しかけるシーン
207 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/26(日) 16:37:25 ID:hTK1I8kZ
ミルクで10%はゲイだって言ってたよなあ
クロ確定全体だなw
限りなくアヤシイからダウトなんだよ
DVD化マダー? 特典でシロかクロかはっきりさせて〜。
はっきりしないに100メリル
214 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/08(金) 21:11:19 ID:wMhXb6TT
まだこのスレ人居る?w 冒頭のさ、少年が家から出る時に居た男性が弾いてる楽器って何なんだろう? なんか琴みたいな形で民族楽器なのかな? DVDだと解説付いてるのかなー。
ダルシマー?
216 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/09(土) 01:37:59 ID:fp8sMbz9
>>215 おおググって見たらそれっぽい!ありがとう!
音色が忘れられません
手とか足が伸びるアレか
ダルシマーには二種類あってなあ
220 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/09(土) 09:17:21 ID:4tqo1hL5
>>218 ヨガファイヤーやるタイプと琴みたいなタイプってこと?
221 :
今見てきた :2009/05/10(日) 16:49:30 ID:mlB3VSSw
考えられること @黒人少年はホモだった。こりゃ、当然か。 A神父は少年愛ないしは同性愛の嗜好があった。多分。 Bあの若いシスターは善意の第三者で、映画では「観客」の代理みたいなもん。 Cメリルの「罪」とは。実は神父と同じような過去を持つのではないか。 つまり、シスターとの同性愛経験があるのではないか。 D神父から少年への贈り物の人形は、少年がホモだという認識があったことを示す。 E隠した下着は、おそらく行為で汚れたのであろう。だから最後に、自分自身に「ダウト」があることを認めた。 F説教の、「ダウトは人々との結びつきを強くする」とは、自分の行為を正当化するものである。 Gメリルが年長のシスターをかばたったのは、「厳格性」をカムフラージュして、観客に意外性を与える監督の トリックでは。 H再度、メリルは同じ過ちを過去犯していた、・・・のでは?
222 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/10(日) 17:34:17 ID:rfP5cHRs
いい映画だったけど、ちょっと古臭い感じ。 図書館の奥から名作と言われる本を引っ張り出して来て、 ほこりをはたいて読んだみたいな印象だった。 役者の演技を見る映画だと思った。
223 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/10(日) 18:50:32 ID:aJgiKb82
225 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/14(木) 00:57:23 ID:mGuVwGIO
今観てきた。客3人。 演技・演出・カメラすべて言うこと無し。これで1200円は安いわ。 ラストショットでは、つい「実はメリルもエイミーアダムスのことを?」 と考えてしまうが、ミスリードっぽいよな。 むしろラストショットは「十字架を隠す仕草」が重要な気が。 メリルの号泣ダウトは、居場所の無い孤独感・虚無感と、 事が終ってみて最後に浮かび上がった「疑念」のあまりの恐ろしさ、 みたいな感じかね? ホフマンを追及していき遂に「詰んだ」と思ったら、結果は正反対。 当時は同性愛なんてまだまだマイノリティだったろうから、 ホフマンさえ仕留めりゃ「自分が信じてきたこの世界」の秩序を守れる とメリルは思ってたんだろうが、彼は氷山の一角に過ぎなかった・・・ という脱力感、無力感。 上手く言えないが「ゼイリブ」にも似た包囲感というか。
226 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/16(土) 23:51:17 ID:4HY5h9Mo
DVD発売決定age
伸びなかったのぅスレ
228 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/21(木) 15:34:57 ID:Mstz5BfE
昨日見てきました。 残念なことにケネディが殺された次の年だってわからなくて、 校長室のシーンで「あ、出てくる電話が古い。ワープロも。これは現代の話と思わせといて、ナイトシャマラン方式では?」っておもってました。 メリル・ストリープはドラキュラに似てるよね。
229 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/22(金) 04:17:29 ID:mAKI0Gw7
何だその感想はw
自分の映画体験に無理矢理当てはめて感想を書いているようなw
見た直後はイマイチって思ったけど考えれば考えるほど疑念が湧いてきてまさにダウトだ。う〜ん深い。
映画を見た後の観客のリアクションまでが評価の対象になる映画だね。 吹き寄せる時代の風に抗い、昔ながらの厳格な生活を重んじる女校長メリルと、 現代化に賛成で生徒とも親密で友達のような関係を良しとするホフマンの 対立構造。 そしてホフマンと生徒の関係が行き過ぎ、いや過ちがあったのでは という疑惑が持ち上がってから学校は嵐の様相を呈す。 よく考えられてるよなぁ
ほしゅ
234 :
名無シネマ@上映中 :2009/07/07(火) 16:33:21 ID:kDC0vGnh
ラストの俯瞰はモロ「普通の人々」
早稲田松竹がホフマン特集で、その土曜日と二本立てだった 映画の日で800円で見れたけど、なんともやり切れない二本でどっぷり疲れた
↑ 混み具合はどうでしたか?
>>236 最終回だったけど、7割くらい入ってた
早稲田松竹は10年ぶりくらいだったんで、いつもはどうなのか分からないけど、普段よりは入ってたんじゃないかな
俺も今日早稲田松竹で観てきたわ 両方共、内容が内容なだけあって確かにグッタリ疲れたw もう遅いかもしれんが、俺は夕方から行って半分も埋まってなかったよ 先週のチェゲバラは立ち見出来るほどだったな 個人的にはこっちのほうが立ち見出来るべきだと思ったわw
この記事書いた奴サイテーのレイシストリパブリカンじゃないか
241 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/18(火) 22:03:24 ID:oAlcMZGW
今見た。 神父の、噂話を飛び散らせた枕の羽に例えたところで息子と唸ってしまった。 なんか脚本が凄い。演技も迫真で凄かったが。
自分も今日dvdで見たお。
>>241 息子さんって小さいの?
こういう映画をお父さんと一緒に見るってなんか相当知的なお子さんを
想像してしまいます・・
3歳から普通に字幕つきの映画を映画館で見てるから興味をひかれたら何でも見るよ。 もうだいぶ大きいけど、少年が出てくる秀逸な脚本だから時間も忘れて見てた。 あの噂話の例えは誰でも「言いたい」とか「言っちゃった」とかの覚えがあるから、一度散らばったものは 集められない怖さが実感できて胸にしみたなー。疑念や疑惑についても同じ。
245 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/19(水) 08:52:52 ID:9vLDt1Oe
>>241-244 あれと廊下で抱きしめるシーンで潔白を確信できたよ。伏線は一杯有るじゃん、
「噂の本当を先の主祭に聞いたのか?」「人生には貴方の知らない事もある」
で。今の主祭は知っていたからこそ栄転させたとかね。暗部を知る者としての
(性的事件でない)暗黙の了解みたいな。
今なら「下着のDNA鑑定すれ」で一発だろうが。w フリン神父=只野仁み
たく見たけど。それを追求して結果的に負けたお局様が最後に自分自身を疑う
みたいな映画と見た。ディズニだからハッピーエンドにしたかったせいかも。w
246 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/19(水) 10:46:27 ID:xOugLN8r
もしかしたら少年の方から迫ってくる場合もあるかも知れないね。寂しすぎて…… それを黙っててあげるのも聖職者のつとめかも知れない。 真実は言わない。嘘も言わない。
白黒ハッキリ分からないことがこの映画の最大の魅力なのかな? いろいろな意見があってそれぞれ確かにそうなのかも・・とも思うけど 自分的にはメリルが「前の職場のシスターに電話で聞いた」ってことを言った時の 神父の動揺ぶり、そして実際にそこから去ってしまう、 ってことで神父を疑ってしまう自分はまさにメリル♪ そう、あたしは大女優♪
248 :
245 :2009/08/20(木) 08:23:02 ID:0vKKw9Y7
>>246-247 もう一回見てわかった。w あの黒人少年見ればいい。たぶんワイン飲んで
祭壇前でイ○スのチ×コで抜いてた・・。神父はさすがにそこまで言えなか
ったのだろう。神への冒涜っつか笑い話だしな。母の動揺も父が家で殴った
理由も説明がつく。スポーツ選手(♂)のグラビア?でも見てオ△ヌしてた。
神父がロッカーに下着隠した理由もね。
>>247 最大の見せ場はラストのどんでん返しと羽根が舞うシーンかな?その羽根が
ダウト(疑い)なのか?噂なのか?って事なんだろうけど。灰色でいいかも。
お前一度このスレ読み返してみなよ
250 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/21(金) 16:11:36 ID:335K55vC
演技うまくてもフィリップ・シーモア・ホフマンはなんか苦手・・・
251 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/21(金) 17:37:52 ID:YM4QWMRQ
いい人の一歩手前。 脂ぎってはないけど爽やかではない。 かと言って悪人には見えない。 鯨肉の脂に近いとこかな。もしくは何かの魚のトロ。
252 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/22(土) 11:33:53 ID:D6E+RDFQ
演技以外でも普段から嫌味なこと言う人なんだよ。 自分の演技力に凄い自信をもってて高慢になってて、他の俳優の悪口言ったりするし。
メリルはそういうの聞くけどPSHはあんま知らんなぁ
>>252-253 PSHにしてもメリルにしても そうなの? 全然知らなかった・・。
PSHって確かにさわやかではないけど 「その土曜日、7時58分」観たけど
なんか本当に存在感あるな〜って感じた・・。
この人演技してて興奮したりするシーンだと顔が紅潮するじゃない? 得する体質だよね・・。
それがとってもはまってる・・。
眼がチカチカ揺れてるのは演技なのかと思ったが「その土曜日」でもそうなってたから元々なのね たしか海の上のピアニストのプルイット・テイラー・ヴィンスもそれだったような
256 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/25(火) 01:59:18 ID:N3NOUXSU
エイミーアダムス
性格悪い年増演じさせたらメリルストリープの右に出るものはいないな
258 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/01(火) 02:46:58 ID:/VObD2IB
>>257 演じてないよ。
メリル・ストリープはリアルで性格悪い年増だから。
そう言い切れるほど、彼女の近くにいたのか?
260 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/05(土) 13:15:26 ID:Pf7jLQkx
「めぐりあう時間」ではメリルはとある俳優褒めてたけど、 逆にその俳優からはリハーサルに時間をかけ過ぎるて 批判されたなかった?
261 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/14(月) 22:42:49 ID:oxesHdOu
つまらなかった 着眼点は良いんだけど なんか映画としてスカスカな出来
こんなにみっちり詰め込まれた映画、なかなかないと思うけど。もうギュウギュウで破裂しそう。
263 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/16(水) 09:17:41 ID:byYihNCU
だな。 退屈だ 演技はうまいひとが揃ってたような
こういう映画は劇場で観るべきだな
黒人かあちゃんの鼻水すごかった オプラ・ウィンフリーがあの役やりたがったけど 監督に即答で脚下されたらしいw
266 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/21(月) 08:54:31 ID:U4nVSmty
?
「ストラックバッターダウト!」 一度でいいから言ってみたい
268 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/21(月) 15:54:37 ID:XxdUYT/p
269 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/22(火) 08:54:46 ID:FE9nGow1
どうりでね。
270 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/25(金) 22:35:50 ID:PlZ08QgX
やっとDVDで見れた。ビオラ・デイビスが印象に残った。 そういえばオスカー助演女優賞にノミネートされてたね。納得。
監督のコメンタリーでも、登場人物にどういう背景を与えたかは秘密だった。 ホフマンには背景を与えて、メリルには何も言わなかったって。 監督なりの背景はあったんだね、白か黒かの。黒人の子供と母が別々に離れて 座ってる描写にこだわってたから、白かな、と思ったけど。
既出だけど舞台版でも日替わりで白と黒を変えてて、 真実は毎回演出家と神父役しか知らなかったというんだからね 映画でも白か黒かは決まってて、どっちなのかは監督と 神父役のフィリップ・シーモア・ホフマンしか知らないらしい まあ謎解きものじゃないし、観客には永遠にわからない、 わからなくてもいい事だけど
「白だと思うな〜」と自分のblogに書いたら、もの凄い勢いで「黒に決まってるだろボケ」とコメントされてへこんだ ええやん、わしが自分のblogで何書こうと…と切なくなりblogを止めた思い出の作品
白か黒かはスパイスみたいなもので本質じゃないからな
>>273 それだけ注目されてるって思えばいいんじゃないの?
俳優たちの演技が迫真すぎて、 電球が切れたり、風が吹いたりするのが安っぽい演出に見えてしょうがなかった。 少年は退学にならず、神父は昇進して、結局丸くおさまったように 見えるけど、一番傷ついたのはシスターかもな。キリスト教の罪って おそろしいよ。
作品全体が寓話的な雰囲気で創られているから 別に気にならなかったけど…
278 :
名無シネマ@上映中 :2009/10/21(水) 13:16:53 ID:nFw0tzxp
不必要な細かいセリフ多すぎで舞台のみでやれ。これを映画にしてまでひと稼ぎとか。 メリル見るくらいで白黒はどうでもいい。
279 :
名無シネマ@上映中 :2009/10/21(水) 23:23:58 ID:fJYEwi4H
>>278 舞台の映画化はいろいろあるでしょ。
逆に映画の舞台化も多い。
280 :
名無シネマ@上映中 :2009/10/31(土) 17:34:16 ID:vXr9pqxq
意味わからんかった。
281 :
名無シネマ@上映中 :2009/11/03(火) 06:58:36 ID:7WYkpBIT
「神父さま そんなアイスキャンディみたいに舐めると 僕のティムティムが かちぃんこちぃんに なっちゃうよ」
>>273 黒に決まってるようにはぜんぜん見えないけどな。
かと言って、白と結論づけるのはまずい。
世の中灰色だらけ。
アメリカ「俺らのやってきた事、間違ってるか不安になるけど、それも絆にして皆で頑張ってこうよ」
284 :
名無シネマ@上映中 :2009/11/20(金) 17:20:16 ID:DGSyXSo2
メリルとフィリップは、終盤の激突シーンより序盤の探り探りのトコの方が怖いね。。 間に挟まれるエイミーも可哀想だw
285 :
名無シネマ@上映中 :2009/12/16(水) 16:39:20 ID:YlsG5BaU
allcinemaでの批評を見ると、「神父は淫行を行った。そうでないと転任の説明が付かない」とか、 「メリルが涙ながらに語った自身の中にある【疑惑】とは、彼女自身も同性愛者でエイミーが好きなのだ」 とかって論調ばかりだが、どうなんだろ? 俺は神父は無実だと思う。 黒人少年が同性愛者なのは母の話からして確実だろう。 で、少年は肌の色などで校内で孤立。 自分でワインを飲み、優しい神父に迫っていくとも考えられる。 教室に戻った黒人少年がヘコんでたのも 「ああああああああ!俺、何やってんだよ!」ってことかも。 神父が自ら去ったのも、何を言っても聞く耳を持たないメリルとこれ以上争えば、 自らの潔白のために、黒人少年の同性愛癖を公表することになるから、 彼のために自ら去ったのだと思う。 メリルが語った疑念ってのは、自分は厳格だ!不正は許さん!みたいに言ってるが、 老シスターの視力低下をかばったり、生徒から取り上げたラジオを聞いててたり、 彼女自身の都合によって正義が成り立ってて、 神父の件も個人的な感情によって、疑惑を無理やり確信に変えていたことに気付いたんじゃないのかな。
286 :
名無シネマ@上映中 :2009/12/16(水) 17:31:29 ID:QoCIitA/
俺も白な気がする。 廊下の場面で男の子が神父を見つめてきて(好き好き光線?)、 神父はニコッと笑うだけで部屋の中に入ってしまうけど その後、男の子がいじめられていたらすぐ出てきて、抱きしめてたよね。 あの場面から、「男の子を性的な対象にはしてないけど、 ただ、彼が苦しんでいたりしたらあくまで聖職者として優しく接するよ。」て風に見えたんだけどなあ。
人を呪わば的な話でもないのなこれ
>>285-
>>285 よかった。やっとモヤモヤしていたことを
ちゃんと文章で書いてくれる人が出てきたわ。
白か黒かって重要じゃなくね
白だと思うって某掲示板で書くと「クロに決まってるだろ!バカが」みたいなレスがつくんだよね・・・ クロ派の人は罵倒語で文章締めるから、論議しにくいわ
291 :
名無シネマ@上映中 :2009/12/28(月) 16:21:56 ID:IndUi0fv
クリスマスに見るのに最適の映画でした
>>289 もうそれしか論点にしてない人間って
本当に頭が悪いんじゃないのかと思う
白黒しか論点にしないのもお粗末だけど 白黒を考える過程で出てくる細かい検証とかは面白い。 意外な発見があったりするから、白黒を全く問題にしないってのも また片手落ちな希ガス。
295 :
名無シネマ@上映中 :
2010/01/31(日) 01:12:27 ID:lDH2Z/2Q 黒人の子のロッカーにしまったアンダーシャツを字幕で「下着」と訳していたのはある部分ミスリード誘う気がした 英語ではシャツとはっきり言っているのに、字幕だけ見てるとパンツみたいな印象を持ちかねない 一緒に見た人はパンツだと勘違いしていた