【日本映画最高傑作】おくりびと拾棺目【アカデミー外国語映画賞】

>>942
他はどうかしらないけど
その北海道の業者さんの支店さんにｳﾁが頼んでる仕事だけど
病院処置　警察処置　出血や化粧直しのｱﾌﾀｰの方が納棺より多いかな。
あの映画が全てじゃないよ。
で、
＞業界団体が困ったり怒ったりしてるのも無理はないと思うな。
だけど
一部の「納棺師」つか、納棺協会のCMにしかならないない映画なら
全葬連がﾊﾅからﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟしてないから。

>>951
心情的に「穢れ」なんて感覚のない若い世代の女に
こんな台詞言わせる脚本家と監督と
それをこんな不自然な台詞いえませんと拒否できない女優。
皆馬鹿が揃ってる。

原作者と同世代の70代の親父は、葬式から帰ってきたら
玄関で塩まいてるが、俺はそんなことはしないし
焼香で汚れた手を洗うことはするが、葬式行って穢れたなんて感覚は
生理的に理解できない。

広末にいわせるなら「汚いから触らないで」だが
>祟られる・呪われるとかではニュアンスが伝わらない
よな。
だが、そういう感覚を持たない世代に言わせるのが無理なんだよ。
「生理」が「穢れ」と言うような感覚がある世代でないと無理。

工藤夕貴が一応巨匠の今井正の
「戦争と青春」という糞映画で
監督に「今の若い子はこんな言葉使いません」
と直訴して台詞変えてもらってるんだから。

単純に死体を直接いじる、て行為に対して言ってんじゃないの？
あと例えが的確じゃないからお前のがよっぽどかバカに見える。
納棺師とやらは別に色んな葬式に参列、なんて生温い関わり方してるわけじゃないだろ。

爺さん婆さんと同居で子供の頃によく葬式に連れてかれた俺(27)には「穢らわしい」はそんなに不自然じゃなかったが、今の日本では少数派なんだろうな

死（死体）を直接的に扱う事が穢らわしい、なんてイメージは誰でも持ってると思うよ。
納棺の仕事、ってのはぶっちゃけちまえば死体処理業だろ。
たとえ子供であろうと、「この手で人間の死体を扱ってる」て言われた時に一歩引いてしまう部分てのはあるでしょ。
それが死に対する穢れのイメージそのものなんじゃないの？
その感情を当人が「穢れ」って言葉で認識してるかどうか、ってのはともかく。
葬式みたいな、他人の死を客観的に送る、みたいな話になるとその穢れの感情の度合い、ってのは薄くなるかもしれないけど。
自分が死に関わった、って感情が薄いって言うか。「俺は見送っただけだし」みたいな。

>>951
うーん、でも夫婦間に問題が無ければ、嫌だ！触らないで！！
で済んでいるかも知れない
本木が、え？なんで？って追っかけても、嫌だ！そんな…死体を触った手で
とか説明的な言葉が出せるかも

広末側に溜まってるものが有るからこその、完全拒絶な言葉としてアレだと思う

本木がチェロを売らないのは
売ると、納棺師にならなくてもよくなるから。
土手でチェロ弾くシーン入れられなくなるし・・・
全部、作り手の都合のいいように作られてるんだよね。

日本全国ところどころで違う風習について
あるいは宗教・宗派ごとに違うしきたり等について
「これがスタンダードです！」と提起するつもりは
製作サイドには全然無かったんじゃないか？
思わぬヒットと、受賞を積み重ねる過程で発生した「権威」みたいのが
災いしている側面もある
作った時はこんな大騒ぎになるなんて予想もしていなかったわけだから

そりゃそうだが、

「スタンダードじゃなさすぎ」って所の話でｗ

日本でほとんど存在しない「職業」が標準と思われる懸念が、
関係者からは言われてるわけで。アマゾンの評読んだわ。
あの人のいうことも、もっともで。

ヤフーの評とか、いやーん私もぜひ本木さんみたいな人に納棺してもらいたいとか、
もう普段葬式なんか縁ない若い人間の、「納棺師」前提の勘違いが始まってるぞｗ

それがどーした

>>959
ちゃんと映画見てる？チェロも売ったし
土手で弾くのは子供の時のチェロ

>>961
当分の間、自分の宗派とか地域の作法とか無視して
「もっくんの映画と違うじゃない！あなた、素人なの？」
「あそこの葬儀屋サイアク。私もおくりびとみたいにやってくれるもんだと」
「あなた達月給50万の高給取りなんでしょ？いいわねー」
みたいなのがそこらじゅうの葬式会場で頻出しそうな気はするな

>>958
俺は根強く残る職業差別を表す意味でも
「穢らわしい、触らないで！」の方がよりリアリティが有って良いと思うよ
汚いだけなら実家に戻らないし弱いからな

ソレにしても広末の「穢らわしい、触らないで！」以上に
バイク事故で死んだ娘の葬儀で原因となった不良高校生(バイクの運転)たちに
遺族が大悟を指差し「将来こんな職業に就いて一生を終える事になるぞ！」の
言葉に対し悪態ついてた不良高校生が「ゴメンなさい」
と初めて遺族に謝罪するシーンには流石に引いたゾ。

制作者いくらナンでもソコまでの職業差別意識を持ち出すのか？とw

上から4番目にあったのにこのスレ探した。検索して発見。

白子やチキンをあんなふうに食べるのはいいんだけど
食べたその手でチェロを弾くのはありえない。
チキン食いながら携帯触ってる女子高生よりありえない。

>>964
それは困ったもんですな。

業者としては知名度が上がって良かったと思う
確実に売りやすくなった
映画と同じにして欲しいって言われて、どこまで対応できるかは腕次第だけど

>>970
どこかの手抜き業者と違ってあなたは偉い
そういう前向きな姿勢の方におくってもらいたい
少なくともやり方は色々あれど職業差別撤廃→尊敬
業者の職業意識を高める上でエポックメイキングな作品だね

賞をとってから原作を読んで、そして偶然、親戚が亡くなって、綺麗にしてもらったお顔に感心した。
昨日母と一緒に映画見たんだけど、母は「今まで亡くなった人に申し訳ないなという気持ちになった」
と言ってたよ。
死者を偲んで、未来を子供たちに続けていくというメッセージが伝わってきた。

あと実は、言語伝達能力に欠ける日本人の問題もよく描かれてるなと思った。
「けがらわしい」は原作の核みたいな言葉でそ。　あれは変えないわ。

死者や遺族に対して最大限敬意を払ってるから好意的に見れるよね
現実派最後に出てきたような雑なあいつらが多すぎる

>>966
あれは「黒人に生まれて可哀相」みたいな悪意はないけど恐ろしく無神経な発言のような
人間の無意識な差別意識を露呈した場面として必要だったと思う。
あの下り見て自分も無神経な発言で人に嫌な思いをさせた過去を振り返ったよ。

いろんな人々の心が開かれていく過程が押し付けがましくなく描かれていて良かったな。

現役納棺師さん達、多分いろんなｽﾚを傍観してると思います。
いわれの無い叩きとか、結構あるけど、業界の事を何も知らないで
勝手に言ってるだけだから、怒ったり落ち込んだりしないでね。
体に悪いだけだから。

大体、映画のせいだとは言っても、こんなにﾒｼﾞｬｰになんか
なりたくなかったんでしょ？

>>974
全く同感。多くの人が持つ差別意識をうまく表してたと思う。

うちのおばあちゃんの時は、化粧の時、自分もしてる上で「誰か化粧してあげませんか？」と声をかけてたからいい人だったのかな…？

有り難いことに余り葬式に出たことないんだけど、最後の納棺士みたいに物みたいに扱うのって結構あるの？

差別するのは勝手だ。
くれぐれも差別している人間に仕事を依頼しないように。

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うちの親父が一昨年他界したが､孫つまり俺の息子が爺ちゃんと遊んだ鉄道車両の模型を棺に入れようとしたら
燃やせないから入れられないと葬儀屋さんに遮られた｡
でもそのあと､葬儀屋さんは鞄から小型のインスタントカメラを出して､模型を抱いた息子を一枚撮って､丁寧に棺に入れてくれた｡
不燃物を入れようとする遺族への対策で常備しているのだろうけど､細やかな気配りを感じてその場が和んだ｡

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だからとっくに立ってるって言ってるだろ池沼

【アカデミー外国語映画賞】おくりびと１１棺目【興行収入50億突破】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1237308379/

次スレ
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1237308379/

すまん、とっくの昔にたってたんだね。

よし、埋めるか

>>953
それは一部の若い世代に限った話だろうに
｢死｣や｢血｣を｢穢れ｣とする感覚は未だにあるよ
そもそも広末本人はともかく、役柄的には違和感ない
旦那の父親が70過ぎなら、あまり若くないんだろうし

>>980
ポラロイドなくなると困るよね。

>>974
おれは引かなかったけど、苦笑した。
ああいうことはやりかねないなと、わが身を振り返り、素直には笑えなかった。

あとでいろいろインタビューとかを読んで、どうやらああいう職業差別のシーンは
監督のピンク映画撮影時代抜けたトラウマが絡んでいるらしいことがわかった。

あと広末のパンティのシーンが妙に生々しかったのも、ピンク映画時代の腕の名残なのかもしれない。

いろんな意味で、この監督でよかったんじゃないかなって思うと同時に、
結構、人選時には予期していなかった、計算外の幸運だったんじゃないかなとも思った。

うーん、いまいちとってつけたような演出があちこちあってなんだかなだったけど
邦画じゃこれ以上は無理なのかもね

模型だからいいんだな

たとえば
うちの親父が一昨年他界したが､孫つまり俺の息子が爺ちゃんに渡すつもりだった100万円の札束を棺に入れようとしたら
法律的に燃やしてはいけないものだから入れられないと葬儀屋さんに遮られた｡
でもそのあと､葬儀屋さんは鞄から小型のインスタントカメラを出して､札束の写真を一枚撮って､丁寧に棺に入れてくれた｡
札束を燃やさないための工夫なののだろうけど､その札束を撮影料として自分の鞄にしまった葬儀屋さんを見てその場が血走った｡

では話にならん。

香港だか台湾だか？忘れたがあっちで困らない様にと
偽札を棺桶に入れてたよな・・

うｍ

>>990
硬貨を燃やすコトは確かに違法だが
お札を燃やして逮捕されたりするんか？

唐突に札束が出てきて話が繋がるのが不自然

普通は棺桶に小銭を入れるよね。

アカデミー賞受賞してから見たやつらは
節穴

本

木

雅

>>995
六文銭？
最近は紙に印刷されたものを入れたりもすると聞いた
納棺のシーンで思ったが頭に三角巾は付けない地方もあるの？

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