1 :
名無シネマ@上映中 :
2008/09/20(土) 08:39:45 ID:S/RFVxSV
2 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 08:43:15 ID:S/RFVxSV
痛すぎる松沢病院のリアル患者lk4FX8sfに送る
http://info.2ch.net/before.html 頭のおかしな人には気をつけましょう
利用者が増えるに従って、頭のおかしな人もそれなりに出没するようになって来ています。
頭のおかしな人に関わるとなにかと面倒なことが起こる可能性があるので、注意しましょう。
頭のおかしな人の判定基準
・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに他人もそう思ってると力説する人
他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。自分の意見が通らないとコピペや荒らしなど
無茶をし始めるので見かけたら放置してください。
・根拠もなく、他人を見下したり、差別したりする人、自分で自分を褒める人
他人を見下すことで自分を慰めようとする人です。実生活で他人に褒めてもらう機会がないが
プライドだけは高いとか、匿名の掲示板しか話し相手のいない人です。可哀想なので放置してください。
・自分の感情だけ書く人
「〜〜がムカツク」とか自分の感情を掲示板に書くことに意味があると思っている人です。
何がどのようにムカツクのか論理的に書いてあれば、他人が読んでも意味のある文章になりますが、
そういった論理的思考の出来ない人です。もうちょっと賢くなるまでは放置してあげてください。
痛すぎる松沢病院のリアル患者S/RFVxSV に送る
http://info.2ch.net/before.html 頭のおかしな人には気をつけましょう
利用者が増えるに従って、頭のおかしな人もそれなりに出没するようになって来ています。
頭のおかしな人に関わるとなにかと面倒なことが起こる可能性があるので、注意しましょう。
頭のおかしな人の判定基準
・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに他人もそう思ってると力説する人
他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。自分の意見が通らないとコピペや荒らしなど
無茶をし始めるので見かけたら放置してください。
・根拠もなく、他人を見下したり、差別したりする人、自分で自分を褒める人
他人を見下すことで自分を慰めようとする人です。実生活で他人に褒めてもらう機会がないが
プライドだけは高いとか、匿名の掲示板しか話し相手のいない人です。可哀想なので放置してください。
・自分の感情だけ書く人
「〜〜がムカツク」とか自分の感情を掲示板に書くことに意味があると思っている人です。
何がどのようにムカツクのか論理的に書いてあれば、他人が読んでも意味のある文章になりますが、
そういった論理的思考の出来ない人です。もうちょっと賢くなるまでは放置してあげてください
4 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 09:07:29 ID:S/RFVxSV
松沢病院カルテ 患者:lk4FX8sf 特技:鸚鵡返し IQ:0 狂人度:MAX
5 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 09:17:02 ID:S/RFVxSV
職歴:一切無し 学歴:底辺高校卒 趣味:2ちゃんで煽り・荒らし、エロゲー 扶養者:親(成人なのに) 昼夜:逆転 彼女:もちろんいない 性体験:童貞 友人:もちろんいない 体臭:臭い 顔:悪い 思想:嫌韓 好きな本:エロ同人誌
6 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 10:01:17 ID:S/RFVxSV
>>1 の続き
映画大王という荒らしは相手にしないように
また映画大王という名前にも言及しないように
ID:lk4FX8sfのようなコテハン叩きが湧いてきます
7 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 10:08:38 ID:S/RFVxSV
ID:lk4FX8sfはニートなので昼夜逆転しているために、現在就寝中ですw
映画大王は本当にイタイ
9 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 17:13:18 ID:S/RFVxSV
高卒ニートは本当に低脳なので、オウム返ししかできませんw
10 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 17:18:19 ID:S/RFVxSV
俺は大王じゃないって言ってるのに、 高卒ニートはサイコパスなので理解できませんw
11 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 18:01:21 ID:S/RFVxSV
高卒ニートの解釈 イーライは悪魔で信者の婆さんとセックスしまくっていて、 神の道具ダニエルが悪魔イーライを滅ぼす、というストーリー さすが低脳高卒ニートだけあって、頭のネジがぶっとんでおります こいつの親も統合失調症を発祥しているはずである。 何故なら子供を松沢病院に入院させないからであるw
ID:S/RFVxSV なんか必死だな とにかく映画の話をしろよ
>>12 スマンスマン、ID:lk4FX8sfが俺を大王扱いしてきたんでついムカついてしまったw
では隗より始めよということで、早速映画の話どうぞ
見事にくっせースレに育ったなw
15 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 22:38:41 ID:S/RFVxSV
このくっせースレはわしが育てた ___ /__))ノ丶 |ミ _ _」) (^ミ´・〈・ リ ヒi r_)| | `== / ノ `ー―<
16 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 22:39:41 ID:S/RFVxSV
ぐは、ずれたw
17 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/20(土) 22:49:41 ID:S/RFVxSV
ID:lk4FX8sfは 日付が変わるのを待って自演するんですね、分かります
俺も映画大王の書いてたことはそんなに突飛とは思わない。 少なくとも、全くの妄想を(判った上でわざと?)ぶつけてくる奴よりよほどマトモ。 まぁ妙なコテ名つけたりしつこく反論とかするから同類視されてるけど
>>18 ワロタ
>>19 自分もそう思うが、そんなこと思ってても言っちゃだめだよ
またコテハン叩きがわらわら湧いてくるからw
でも高卒ニート君は今日はいないみたいだな、どうしたんだろう
しっぺ返し食らって全部図星だったんで脳が活動停止に追い込まれたのかなw
21 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/22(月) 09:19:03 ID:kV6drqNw
part2オメデトウ。 part3目指し頑張ろう。 ダニエル・デイ=ルイスについて教えてくれ。 新作の情報はないのか?
>>21 ダニエル・デイ=ルイスはフェリーニの81/2をブロードウェイミュージカル化した舞台を
シカゴのロブ・マーシャルが映画化するナインで
オリジナルでマストロヤンニが演じた映画監督グイド役として主演するらしい
今のところの他のキャストは毛糸・ハドソン、ニコール・キッドマン、ジュディ・電池
ペネロペ・クルス、マリオン・コティヤール、ソフィア・ローレン
という超豪華キャスト!!
デイ=ルイスはミュージカル初挑戦だよね?
23 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/22(月) 10:47:53 ID:kV6drqNw
>>22 ありがとう。
ミュージカルかぁ。ドラマが見たいな。
でもデイ=ルイスは歌えるのか? 聞いたことがないと思うが。
>>23 まあデイ=ルイスのことだから今頃歌の猛特訓でもしてるんだろうなぁw
25 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/22(月) 15:56:12 ID:kV6drqNw
ナニ?DDLの新作はミュージカル? 狂ったように笑えるコメディもいいw 頭がおかしくなるようなドラマもいいw ゼア〜のような脳みそぶっちぎりでもいいw ミュージカルとな。・・・ニガテニガテ。。。。www
26 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/23(火) 01:04:00 ID:0bJsloPt
珍解釈 ダニエル=アメリカ 偽弟=アフガニスタン イーライ=イラク ダニエルは石油のために二人を殺したのだw
27 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/24(水) 02:00:53 ID:ydJRx1tq
ミュージカルってより映画ファンならまず8 1/2にくいつけよw
29 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/24(水) 07:05:03 ID:jP1bfilZ
>>27 読んでみた。
そうとう中身が濃いのでまだ消化しきれないが、なかなかの名解釈だ。
プレインビューの「怒りを抱えているか」という言葉がどうも唐突に
感じられていたが、腑に落ちたような気がする。
後は少しずつ考えよう。
30 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/24(水) 10:06:40 ID:6aCVy/KP
>>27 これは素晴らしい正統派の解釈だ
おまえらスレ住人が叩きまくった大王の解釈にも近いじゃないか
って書くとまた自演乙って言うんだろうけどなw
俺は大王じゃないぞ、スレ立て人だす
少なくとも佐藤夫妻、佐藤信者(本人?)、高卒ニートの主張する
知的ぶってるくせにとことんアホなトンデモ解釈はことごとく的外れだよなw
>>27 HWが放火したのって日記から弟が偽者って分かったからってあるけど
そんな描写あったっけ?読んでるシーンは覚えてるけど…
>>31 はっきり描いてないけど、そうとでも考えないと放火の理由が無いし、
俺もそう解釈したな。でも日記読んだだけで他人と判断できるのか疑問も・・。
ただ、障害を持って他の能力が開花することは多いから、既に筆跡鑑定のプロになっていたやもしれぬ
33 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/25(木) 08:51:40 ID:Zzkm8uQ7
>>27 このブログ主は大王だな
このスレで誰も相手にしてくれないから、ブログまで作ったのかw
ちなみになこの映画の公式解釈を教えといてやるよ
この映画の公式解釈
イーライは悪魔であり信者の悪魔崇拝者の婆さんとセックスしまくっている。
ドグマに出てくる神の道具ダニエルが悪魔イーライを滅ぼすハッピーエンドを描いた
旧約聖書的神話なのである。
34 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/25(木) 18:16:20 ID:xErVpZIw
>>31 HWが放火したのって日記から弟が偽者って分かったからってあるけど
そんな描写あったっけ?
無かったと思う。だって日記を逆さまに見てたよ。
しかし、写真が日記から落ちたのをじっと見てたよ。
誰の写真かな。
35 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/25(木) 21:03:33 ID:Zzkm8uQ7
君らは海岸のシーンや焚き火のシーンで ダニエルとヘンリーの間の強烈な性的含意に気が付かなかったのか? 神の道具ダニエルの属性またはその一部であるHWが、もう一人の悪魔であり ダニエルを誘惑してきた偽弟ヘンリーを殺そうとしたから放火した に決まってるじゃないか こんなことさえ分からない君らはセックス音痴か宗教音痴w
36 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/25(木) 22:13:39 ID:xErVpZIw
確かに海岸のシーンは性的な感じがした。
>>27 それをどうやって見つけたのか教えて欲しい。
始まったばかりのブログの9/23の記事を9/24の2時に読んでいる人って...
そんでもって、7時に
>>29 「読んでみた」って...
どうみても自作自演です。ありがとうございました。
38 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/26(金) 03:50:01 ID:VRI9slhb
ラストがちょっとアレだったんだが
40 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/26(金) 06:50:16 ID:QHJeKPfQ
>>37 >>29 「読んでみた」は別人だよ。
それより、ブログの内容が理解できたのか?
難解なものだから、揚げ足取りに夢中になったんだな。
ま。無理ないか。
これじゃ、さすがに過疎るよな...
アメリカ映画としては最高の作だろ。 腐らず、評価の声を上げていればいい。
43 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/27(土) 20:38:23 ID:C4svzWSm
ナニ言ってんだよ。 あのボーリング場シーンのための前振り2時間だろうが。 深く考えるな。テーマはともかく、こりゃどつき漫才映画だよ。
子役が可愛かったな。 赤ちゃんの泣き方も最高。
46 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/28(日) 16:49:45 ID:t8Oetrlg
48 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/29(月) 08:46:26 ID:hl8Dy/UV
この映画の公式解釈その1 二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、 貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の 教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の 住民を集めて邪教じみた説教をしている。このイーライの行動は万事においていちいち奇怪に見えるわけだけど、つまりイーライの 父親がいみじくも見抜いたように、プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは 悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、 おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
49 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/29(月) 08:46:56 ID:hl8Dy/UV
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、 やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた 悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す、というとても民話的な話を美しい映像と サイレント映画を思わせるような不思議な空間処理で仕上げている。音楽の不思議な使い方も、映像を象徴へと還元する手段であろう。 ダニエル・デイ=ルイス扮するプレインビューは守銭奴ではないし、もう一人の 『市民ケーン』 でもない。仮にそうだとすると、 クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写が説明できない。 『マグノリア』 あたりと同様、 作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画だが、とにかく傑作である。
50 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/29(月) 08:47:59 ID:hl8Dy/UV
この映画の公式解釈その2 漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。 と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。 結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。 あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、 結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。 それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが (まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの 映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、 憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、 よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。
51 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/29(月) 08:48:31 ID:hl8Dy/UV
私なら棒切れの先でも触りたくない。 それにしてもポール・トーマス・アンダーソン(またの名を良いアンダーソン、或いはPTA)は本当はこの映画、 無声映画で撮りたかったんではないか、とは亭主の劇場を出るなりの感想で、確かにそれには全く同意である。 実際にシュトローハイムに似ているかどうかは兎も角、確かに何だかシュトローハイム的な話ではあるし、 シュトローハイムだったらこんな風、シュトローハイムだったらあんな風、が頭に浮ぶ映画でもある (で、それは実際の画面からさして遠くない)。役者の声が惜しい、ということになる訳だが、 これ、間に字幕入れてっても凄いんじゃないか。音楽が更にその感を強める。何というか、無声映画の古典に 改めて音楽付ける試みに限りなく近いんじゃないか。ついCDが欲しくなった。
過疎る一方...
53 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/29(月) 22:31:44 ID:ZOnF6zdG
ムルナウ作品と比較するならまだしも、これは酷い・・・・
ポールニューマン、若いころと死ぬ直前の写真見るともう愕然として 言葉も無いわ。あの爽やかな美男が・・ オイルって怖いな
55 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/30(火) 12:57:43 ID:E/83NAjP
56 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/30(火) 17:39:07 ID:nrecZNXP
この映画、 ものすごい迫力だったよね。 しばらくは、他の映画見ても物足りなかったもの。 この迫力はどこから来てるのかなぁ。
>>56 容赦ないものがある、断定がある、
美がある、雄大だが暗雲がつねに垂れ込めている
何かが起こる悪い予感に満ちている
そして主な登場人物たちに
宿命的な布置がある、
神話的な背景がごろりと背後に秘められている
から。。。 といった感じ
もちろん、役者の演技や音楽といった演出に関わる成功は言うまでもなく
58 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/02(木) 06:35:00 ID:EUut2Xy4
イーライと信者の女性との教会でのセックスシーンをみてたら オナニーがとまらなくなって一日中やっていたら(ぼくはニートなので) 部屋がイカくさくなったんですが どうすればいいですか
>>58 もっともっとやればいいと思うよ。
はい、次。
パクり監督
61 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/02(木) 12:42:24 ID:rlxOiyDi
>>57 一応納得なんだけど、見たあと何もする気が起きなかったし、強い衝撃を受けた。
うまく説明できないけど、もっと何かあるような気がする。
そんなに深く考えながら見ていた訳ではないし....??
ダニエルの鬼気迫る表情とかじゃね? あの狂気を孕んだ男が入信の儀式の時にパイプラインのために耐え忍んで んでラストでアレ。 正直笑ったわ。 大好き。
63 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/02(木) 20:00:47 ID:EUut2Xy4
あの教会でのイーライと老婆の顔や表情はすごく官能的だと おもいませんか あの場面を思い出すだけで興奮してきてしまいます
64 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/03(金) 15:47:39 ID:LhSOmtFd
>>48-51 これは作家の佐藤哲也と佐藤亜紀のHPからの引用でしょ
これを支持するか支持しないかは別として2CHのグダグダよりは説得力あると思ったな
他の枝葉末節の解釈はいろいろ出来るだろうけど、物語の構造はイーライとの
対決にあって、それをどう捉えるかだろうと思うし、少なくとも否定は出来ないわ
イーライとの対決が物語の根幹であることぐらい小学生でも判るよw そんなレベルで「説得力」を感じてもらってもな。 問題は、悪魔がどうとか統合失調症的な妄想解釈にブレてることだろ
66 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/04(土) 11:17:31 ID:BsQSpHO2
アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。 複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。 関節炎の女の場面はそのひとつ。 それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、 簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。 もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。 まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
? もともとあの土地を売り込みに行ったのってイーライだったよね? 売り込みにきたお前の兄貴は、1万ドルもらってちゃんと井戸持ってて、どうのこうのっていう ラス前のプレインビューのセリフに?だったんだけど
ありゃ兄弟だよ。 イーライがドロだらけで食卓に着いて オヤジ押し倒して罵倒浴びせてた時に兄がどうのこうの言ってたじゃん。
ポールとイーライ ポール:売り込みに来たやつ イーライ:カルト
70 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/04(土) 14:31:54 ID:BsQSpHO2
>>69 イーライはカルトではない。
悪魔の申し子なのだ。君らはストーリーの整合性にこだわりすぎて
スクリーンに映っているものを見落としている。
たとえば関節炎の女を癒すシーンのイーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。悪魔と見なすのはむしろ自然。
これは佐藤哲也と佐藤亜紀も書いている通り。
こんなことさえ分からない君らはセックス音痴か宗教音痴w
あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
全く読み取れていないのも不思議ではない。
君らは一体あの場面は何だと考えているんだ?
整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たとしか思えない。
ポールとイーライとID:BsQSpHO2 ポール:売り込みに来たやつ イーライ:カルト/オカルト ID:BsQSpHO2:バカ
72 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/04(土) 14:51:31 ID:BsQSpHO2
ポールとイーライとID:e8Dup9zI ポール:売り込みに来たやつ イーライ:悪魔の申し子 ID:e8Dup9zI:セックス音痴か宗教音痴
73 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/04(土) 15:06:58 ID:7kR8VE10
ゼアウィルビーオマンコ
>BsQSpHO2 そのネタ、ギャグとしてもちっとも面白くないから。第一回目から全然受けなかったろ? いい加減新しいネタ仕込んで来いや
75 :
映画王 :2008/10/05(日) 06:43:18 ID:MMKIaCKF
>>74 ついに王の帰還を果たしたぞw
BsQSpHO2は前スレから張り付いてる佐藤信者(本人の自演?)か
高卒ニートだろう
正直最低な奴らだなw早く死んで欲しいwww
76 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/05(日) 11:15:15 ID:PjPX1I/5
クソコテ死ねばいいのに
77 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/05(日) 12:20:04 ID:MMKIaCKF
>>76 死ねよ、糞カス。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
高卒ニート死ね死ね死ね死ね死ね
78 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/05(日) 12:24:18 ID:MMKIaCKF
524 :名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 11:16:43 ID:PjPX1I/5 草民
79 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/05(日) 13:04:31 ID:MMKIaCKF
ID:PjPX1I/5 こいつ超キモいわw 高卒ニートのクセに知識人ぶってオスカー受賞作品スレに頻出して 荒らし、煽りしまくってます 死ねよ、糞池沼www
このスレが普通に機能する事は半ばあきらめてるけど 他のスレまで荒らすのはやめてもらえませんか?
逆じゃね? 色んなスレに出没してるからココにもいるんじゃないの?
>>81 いや、どう見ても
>>75-76 が原点
こことノーカントリーのスレで同じ奴に馬鹿にされたから
一日中あちこちのスレで粘着して荒らしてるんだろ
で、ステーキの問題はどうなった?
え?ありゃ結局肉でしょ。 一回咀嚼したものを出してるし。
あれがステーキ以外に見えるって人がいるのが不思議でならない 冷めた高級ステーキを手づかみでモフモフ食うのがいいんじゃないか
86 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/10(金) 02:33:56 ID:1+FPz6cD
すいません 干し肉だと思っていました
すいません チョコケーキだと(ry
89 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/12(日) 15:46:36 ID:pUgVRdv2
過疎ってるなぁ。 DDLって場面によって随分顔が違うよね。 いまだにイメージが掴めない。かっこいい?? ブ男??? 俺が一番気に入っているのは、偽弟に金をせびられている場面。 怖い顔してるよ。
90 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/12(日) 16:59:04 ID:nEH0VTDt
海岸でのシーンのことだが・・・ プレインビューは自分がモホであることは自覚していた。 そして、弟も同じ傾向であることも知っていたんだ。 ところが、そうとは知らない偽弟は、「女と遊びたい」 と言ってしまった。 これで、ばれたんだ。その夜、「おまえは誰なんだ」 と問い詰められ、殺されることになる。
>>90 自分に弟がいたことすら知らなかっただろ。バカなの?
バカなんだろ
弟が居ることは知ってただろ。昔話をしている。 そこの反応でおかしいと気づいているのだし。
ここはかなり前から馬鹿解釈自慢のスレになっとる
95 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/13(月) 14:20:07 ID:Gi1QXdm/
ところで、イーライも、モホ イーライと、プレインビューの殴り合いは 彼ら的には、セックルな。
………殴り…合い?
ptaは必ず奇を盛り込む。 イーライはお遊びというか、型外れなとこからダニエルという人を見せる手法。 アカデミー狙いの監督なら回想シーンでうまくまとめてend つまりイーライ=カエル 資本主義と血については散々既出だろうが、あえていうなら色からまとめている 冒頭の無声シーンや、今回は少なかったが長回しもptaっぽいな まぁ間違いなく傑作
99 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/22(水) 08:56:14 ID:9pHVQsmt
>>94 福音派も知らないような馬鹿低脳池沼が知識人を気取るのがこのスレ、
というか2ちゃんねらーだからなw
っつーかいつからこのスレ、ホモスレになったんだよw
101 :
佐藤亜紀 :2008/10/24(金) 16:23:29 ID:K4B+DUJ7
漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。 と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。 結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。 あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、 結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。 それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが (まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの 映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、 憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、 よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。
102 :
佐藤亜紀 :2008/10/24(金) 16:24:46 ID:K4B+DUJ7
103 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/25(土) 17:39:00 ID:F3zOEYrZ
噴出した原油に引火して炎となって吹き上がるシーンは、凄いCGだった。
>>101-102 の文章は
近代西洋の音楽、美術、文学に造詣が深く、その豊富な知識と批評眼に裏打ちされた重厚な構成と文体を特徴とする
佐藤亜紀によるものです
>近代西洋の音楽、美術、文学に造詣が深く、その豊富な知識と批評眼に裏打ちされた重厚な構成と文体を特徴とする。
しかし、こんなこと自分で書いて恥ずかしくないのかね?
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド カインとアベルの躓き 特にアメリカの文学や映画などにみられるように、 まるでとりつかれたかのように旧約聖書にこだわり続ける国も、 世界中を探してもそうざらにはない。 確かに冒頭の『創世記』は、ほかの物語のなかでもあらゆる隠喩に 幾度も使用可能なほど、シェイクスピア劇のような 典型的バリエーションに富んでいる。 赤狩りでハリウッドを追われそうになったエリア・カザン原作・監督 の代表作『エデンの東』(1955)ですらもがそうだった。 あるいは比喩や隠喩でなくとも、歴代のハリウッド映画では 旧約聖書の各パートそのものが、アメリカ建国史の神話に重ねられることで 描かれ続けてきた。 だがなぜあそこまで固着するのかといえば、それは多分アメリカの歴史性 によるものだと憶測するしかない。
世界創世によりはじめの人間アダムとエーヴァが土塊から生み出され永遠の命と楽園がふたりには約束されていたが、 邪魔する存在(=サタンの意)にそそのかされその契約は破綻する。原罪という思想の発端である。 ふたりはそれまでと違う、いまに及ぶまでの人間と同じ存在に一気に転落し、神の怒りによってエデンの園を追われる。 これが世にいう失楽園神話である。 やがてふたりの間にはそれまでにはなかった生みの苦しみという罰を経てカインとアベルという子供ができる。 成長したふたりは、兄カインが農耕に従事し荒れ野を耕し、弟カインは羊飼いとなる。 神はいつも家族たちをみていたが兄のカインを認めずに、弟アベルを褒めた。 なぜならば智恵の実を食したことによって両親が神から見放されたのだから、 智恵を使って農耕をするということは神の理にはかなっていなかったということだ。 純粋に牧畜を飼いならし監視するアベルが優先された。それはまた人間を見つめる神の存在に比例しもする。
これを嫉妬し怒り狂ったカインはアベルを撲殺してしまう。これが人類初の殺人ということになる。 さらにカインは神を欺こうと自分のやってしまった罪を隠蔽しようとまでし、とうとう嘘を突き通せずにノデの地へ追放される。 が、カインは後にその地に人間たちの住まう街をつくることになる。 これは荒れ野を耕すという行為に比例する。すなわち人間のいう栄華というものは、人殺しの手によってつくられたということなのだ。 かくして人間の手から手へと、原罪というものは代々解消されることなく受け継がれ続ける。 あるいは罪を犯し続ける(=破壊し続ける)ということでしか人間は生きられないということの例えである。 かつて住み慣れた土地や国を離れ、呪われたように人に冷酷な荒れ野である新大陸にやってきたアメリカの祖先たちは、 ほかに頼れるものもなく規範としての聖書を片手に(しかも開拓時代における先住民との非和解と抑圧と衝突や殺戮を避けて通れず)、 きっと誰しもがそれらの寓話が自分たちのための物語であると感じ、深く記憶のなかへ刻みつけたことであろう。 さらにさきを急ぐのであれば、イタリアの移民史でもあるフランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッド・ファーザー(3部作)』は、 階級性や貧困や罪という問題を孕みながら近代史(=家族<国家>史)としてのそれを提示することに成功した。 それはあるひとつの巨大な国家の重く苦しい重大な歴史的心理の表象でもあった(また第二部は兄弟殺しの物語であったことは興味深い)。 群像劇『マグノリア(1999)』などの傑作で知られるポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(それは血になる)』(2007)は、そんなことを想起させてやまない名作であると同時に、 現代のアメリカ国家をその歴史的根底から射抜いた作品である。1900年代前半に活躍した社会主義作家アプトン・シンクレアの 大作小説『石油!』を脚色したものである。 ちなみに僕はすでに戦前には当時の日本共産党員の手によって翻訳されていたという原作を読んではいない。 またタイトルの由来は、旧約聖書の『出エジプト記』における神ヤーヴェの約束であるエジプトへの「10の災い」のひとつを指し、 川の水を杖で打つと毒を含んだ血に変わるという意味からきている。
物語は開拓時代が終焉をむかえた1800年代後半から1920年代後半の大恐慌時代の、西部からカルフォルニア近辺を舞台に石油採掘にとりつかれ、 後に石油王となる元鉱山労働者の主人公ダニエル・プレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)を年代記風に追っていったものだ。 その意味で一攫千金(資本主義の原型、あるいはゲーム)が一種国のステータスやヴィジョンになっていることの戯画でもあるのだが、のっけから本当に穏やかではない。 冒頭単独で金塊を掘り当てたプレインビューはそこから得た大金を元手に石油採掘事業を開始するがわけだが、 その際に穴倉から転落し一生引きずることとなる足の障害と性的不能障害をかかえることとなる。これが彼の後の人格障害を決定したといっていい。 聖書によく登場する、足の障害=躓き=命取りの暗喩であろう。 やがて採掘作業に雇ったひとりの子持ちの男が現場で事故死する。プレインビューはこの子を引き取り実子として育てあげるとHWと名づけ、 この少年を自分の石油事業のパートナーとして町人や村人などとの交渉の場に連れてゆき子思いの良き人物の演出に使いはじめた。 ここで面白いのは、事故死した実際の父親が、黒く血のようにみえる石油が大地から滲みだしたその時にまだ赤子だったHWの額に、 カトリックで行う幼児洗礼のように塗油のかわりに石油をつけるシーンである。 HWが村人との懇談会にプレインビューの横に高貴なまでに無表情に座している場面などは、まるで守護天使のようにみえる。 ある日プレインビューのもとにポール・サンデー(ポール・ダノ)という青年が訪れ、自分の故郷の土地に油田があるとの情報を売りつけにくる。 これを受けたプレインビューは早速HWとともに、西部の町リトル・ボストンへと向かう。 そこにはポールの捨てた父親や双子の弟イーライ・サンデー牧師(二役)やその妹たちなどが貧しい宿を経営して暮らしていた。 プレインビューは彼等をうまく騙し土地買占めの交渉を成立させようとするが、弟のイーライ牧師は石油事業の成功の売り上げの一部を自分の運営する プロテスタント系バブテスト派の「第三啓示教会」に献金することで承諾をさせる。 それと同時に完全な無神論者であるプレインビューは教会の信者として参加することを強要され、またそれを装う。
ここではふたつの暗喩が登場する。ポール(兄)とイーライ(弟)は双子であり、これは先にのべたカイン(兄)とアベル(弟)の物語に比例し、 兄は自分の捨ててきた家族たちを石油の情報と引き換えに、プレインビューという悪魔的な人格破綻者に金子で密かに売り渡したという寓意を潜ませている。 また弟イーライ牧師であるが、彼はいわば今風の言葉でいえばカルト教団の教祖のような存在ではあるが、実際にアメリカでは こういった教団や教会は古くからあったという一種の伝統性のようなものがある。イーライ牧師の唱える「第三啓示」とは、神学ではキリストの行ったとされる 悪魔祓い(エクソシズム)のことを指し、劇中では日曜学校における説教の場で幾度かそのファナステックで異様な光景が町中の人たちを交えて描かれている。 こういったアメリカの片田舎や辺境におけるエクソシズム現象は(例えばアーサー・ミラーの『坩堝』でメタファーとして描かれたような魔女裁判の痕跡も含め)、 共同体環境や歴史性の作りだした一種のルサンチマンの表れであると解釈されるべきであろう。ある意味でこれはその共同体の最大のカタルシスや、 共同体そのものの解体と新たなる結束を強固に生みだすという心理的な効果がある(ベトナム戦争敗退に伴う『エクソシスト』現象を思いだそう)。 こうしてイーライ牧師は人々に尊敬され、そして真なる預言者であると信じられ慕われているわけだが、 このイーライという名前は旧約聖書内の『列王記』に登場する最大の預言者のひとり、ヘブライ語読みのエリヤからきている。 あるいはその名のもうひとつの読みかたは『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を著したマックス・ウェーバーなのかもしれない。 ちなみに前回書いたコーマック・マッカーシーの最新小説『ザ・ロード』に登場する人物で唯一名前があるのは、 物語の後半部で現れた老人のホームレス、その名もイーライだけである。 彼は主人公である親子に助けられそうになりながらも、無駄なことはするなといわんばかりに虚無と悟りの境地で死滅した荒野の只中に置き去られることを選ぶ。 その存在そのものが預言であるかのようにだ。
こうしてプロテスタント系教会と石油事業の結託により町人たちを交え、石油が掘りだされる日が訪れる。 だが事故が起きてしまう。HWが現場にいてその衝撃で聴覚を失い、日が経つにつれて精神に異常をきたすようになる。 プレインビューはHWを懸命に看病するがままならない。 そんな時腹違いの弟ヘンリーが彼の成功と名声を新聞で聞きつけ町へやってくる。 はじめはプレインビューも小さい時にいったんは生き別れた弟の存在を疑心暗鬼で警戒するが、ふたりにしか共有し得ない情報や記憶を知るにつれ心を通わせてゆく。 弟のヘンリーはそれまで刑務所に収監されたりなどの底辺を這うような大変な人生を歩んできたと兄プレインビューに告白する。プレインビューも自分の精神史を語ってきかせ、 「自分が今までいかにこの世を呪い続け、怒りを我が内に蓄積してきたのか」と心情を吐露する。 だがHWはこのヘンリーを名乗る人物が実は偽者であることを彼の持ち物のなかにあった本物の弟の日記の所在から気づき、 言葉では伝えられないために部屋のなかに灯油をまくと火を放って訴えようとする。この一件でプレインビューはHWが手に負えなくなったと勘違いし、遠い土地の孤児院へいれてしまう。 プレインビューは新しいパートナーにヘンリーを迎えいれる。その頃町には別会社である石油事業主たちが横行するようになるが、 プレインビューはヘンリーをともない脅しでこれを阻止したり、イーライ牧師に本来支払わなければならない金子を力ずくでねじ伏せ黙らせたりする。 ある日ふたりは息抜きに海岸沿いに遊びに行き、売春宿で一晩を過ごす。この際に昔住んでいた家の近所であった出来事を語り合った時に、 ヘンリーが記憶と異なったことを発言したことに不信を抱いたプレインビューは、後日彼を拳銃で撃ち殺し森の地中へ埋めてしまう。 この時物語のなかではじめてプレインビューは泣き崩れる。実は偽のヘンリーはプレインビューの実の弟とは顔見知りだったのだ。 本物のヘンリーは、本当にプレインビューのもとにくるはずだったが、道中病に倒れすでに死んでしまい、彼がすりかわってきていたのだった。
この時点で注意しなくてはならないのは、例え偽の弟であるにせよ、兄による弟殺しであることには変わりはない。 当然プレインビューは殺人を実行したことによって一線を越えると同時に、それまでとは異なる決定的に重要なものを失ってしまったということだ。 それはもうなにをも信じないという頑なな信念に結びついてゆく。 また別会社の石油事業主との話し合いの場面で「なぜあなたは家族を持ち、安泰にしないのか?」という言葉に激しい嫌悪の表情をうかべたり、 売春宿では偽者のヘンリーが女を買っているのにプレインビューがまったくそうしていないところに性的不能障害が暗に指し示されているということ、 すなわち「自分が今までいかにこの世を呪い続け、怒りを我が内に蓄積してきたのか」という憎悪と人格破綻が端的に描かれている。 それはまるでなにかを手中に収めるためには、なにかを捨てなければならいという儀式のようにも感じられる。 だがそれらは憎悪の連鎖しか生まないのだ。
プレインビューはHWを自分の手元へ引き戻す。 そして月日は流れ、時は物語の最後となる1929年頃の大恐慌時代に辿りつく。 その頃HWもいい青年となりイーライ牧師の妹と所帯を築き、イーライ牧師はラジオ放送で番組をもち電波伝道師を務めるほどの有名人になっていた。 ある日、HWは年老いたプレインビューのもとを訪れて、自分も父さんのように自らの力で石油採掘事業を手がけてみたい、 だからメキシコにゆくのを支援して欲しいと持ちかけてくる。だがプレインビューは彼の言い分を自分に対するライバルの出現ととらえ、 一文無しでこの場を永遠に立ち去るように命じる。 それと同時にプレインビューははじめてHWが自分の息子ではなく、砂漠で捨てられていたのを拾った 単なる自分にとっての商売道具の一部にすぎない存在といいきる。 そしてHWは彼のもとから静かに消えてゆくのだった。
またある日のこと、今度はイーライ牧師がプレインビュー邸を訪れにくる。彼は邸内にあるボーリング・ゲーム室に通され、 今では親戚同士となったプレインビューに面会する。 イーライ牧師は折からの大恐慌もあり、資金繰りに喘いでいたのだ。 彼はプレインビューに石油採掘でまだ手をつけていない周辺の土地の調査話を持ちかける。 その話を聞いたプレインビューは彼にむかって、 では今俺の目の前で「私は実は偽預言者でした。神などはじめから信じていませんでした、それは飯の種でした」と告白しろと脅迫する。 イーライ牧師は背に腹はかえられなかったのか、すぐさまそれを簡単に受けいれボーリング場で叫び続ける。 プレインビューは、それまで自分には敵対的であったイーライ牧師が金子の工面で困りはて自分の言いなりとなっているその姿を、 汚いものでもみるように、待っていましたといわんばかりに罵りはじめる。 お前のいっている土地の石油<ミルクセイキ>などもう当の昔から長いパイプ<ストロー>を伸ばして こっそり吸いあげていたこと(この映画の原案には血液を養分とするヴァンパイアのイメージが採用されている)、 お前やお前の大切な教会になぜ約束どおりの契約金を支払わないできたのかといえば、 そもそもの情報提供者であるお前の兄ポール・サンデーにもう巨額の資金を支払っていたこと、 そしてその兄は今や、捨てられたお前は知らないだろうが、南米で石油王として大成功を収めていることを暴露する。 話を聞いてうろたえるイーライ牧師をプレインビューはボーリングのピンを握り締め追いかけ回すと、とうとう撲殺してしまう。 頭が割れボーリング室の床に石油に似た黒い血液を流す死体の横で、老いて疲れはてたプレインビューは「俺はもう終わった」とつぶやく。
この作品の構造で面白いと思うのは、必ずHWがプレインビューのもとを離れた後(劇中では2回)、プレインビューが殺人を引き起こすというプロセスである。 冒頭でものべたように、人足として雇った男の死によって孤児となってしまったHWをはじめは純粋に助け育てたプレインビューにとって、 その行ないゆえにHWは守護天使の暗示であるのだ。 だからHWが聴覚を失ったということは、旧約聖書中でいう神の人間への試しということになるが、プレインビューはこの試しを 偽の弟ヘンリーの登場という邪魔するものの誘惑に負け放棄してしまうからこそ、罪の最大の表われである殺人が発生してしまうわけだ。 また劇中プレインビューは「カイン(兄)によるアベル(弟)の殺害の物語」を二重に行う。それは兄側のダニエル・プレインビュー=ポール・サンデーという図式と、 弟側の実弟及び偽者ヘンリー=イーライ・サンデー牧師との二層構造として展開される。 ある意味でいえばプレインビューの偽者ヘンリーの殺害とは、ラストに先駆けされた、自らに類似した者への憎悪と復讐という側面を持ち(世界と自分の存在を呪詛する)、 明かされた実弟の本当に惨めな死はプレインビューにとって、本当は自分のためにもはたさなければならなかった救済という責務(実はすでに他者の子であるHWを引き取ったことで解消されている問題) であったにもかかわらず成し遂げられなかった罪の意識(だから彼はこのシーンで唯一咆哮する)として、兄ポール・サンデーに成り代わった兄プレインビューの、 弟イーライ・サンデー牧師の殺害へ、反駁し歪んだ心理と行ないとして固く残酷に結びついてゆく。 まるで、神(理性)の声が届いているにもかかわらず、聞こえてこない躓きの者として。あるいは、神は一度もこの荒野で、俺を救おうとはしなかったという躓きの呪詛において。 そして自らの行ないが不透明で見通せず罪を犯し続けてしまう、原罪としての人間の姿がここに開示される。なんという黙示録的な作品であろうか。
この意味で(偽)預言者イーライの殺害という物語の帰結には、聖書という書物が有している預言書性が隠されている。 語弊がないようにいっておこうと思うが、これは日本にもよくある狂信的で隠秘主義的なカルト教団がいう予言性のことではない。 あの場合は、彼等はこれから起こることが、前もって予見(未見のもの)としてここにはあらかじめ書かれているというのであるが、 本来神学における意味での預言性とはそういった神秘的なもののことではない。 聖書における預言性とは知覚のことを指し、聖書内の出来事はすでに起きて終わってしまっているもののことを預言として認識、知覚するという意味である。 すなわち人間はいつの時代も代を変えて何度も同じことを繰り返す、そのプロトタイプがすでにここには書かれているというだけのことであるのだ。 例えば、なにも知らない新しい代の人間がはじめて聖書を読んだとしよう。そこには過去という、今ある現在及び未来が書かれている。 問題はそれを知覚することができるかどうか、またそれによって自らの躓きを回避し減らすことができるかというもののことなのだ。 旧約聖書の『伝道者の書』にはこうある。 「昔あったものは、これからもあり、昔起こったことは、これからも起こる。 日の下には新しいものは一つもない。”これを見よ。これは新しい。”と言われるものがあっても、それは、私たちよりはるか先の時代に、すでにあったものだ。」(一章九節〜十節) だからプレインビューの躓き同様に、イーライの躓きもすでにあった事柄の輪舞なのだ。
これは明らかに今アメリカで終焉しようとしている、戦争による石油利権の奪取を企て暗躍し続けながらも、 綻びが拡がることを食い止めることのままならないブッシュ政権とアメリカ金融政治への皮肉であると捉えるべきでる。 またアメリカという国家が政治や金融のみならず、その根幹で宗教というどのようにでもなる抽象的な装置と結託することにより、 あえて破滅の王道を歩んできたことへの批判でもある。それはマックス・ウェーバーの躓きでもある。 再選の際、ブッシュ政権はプロテスタントのみならずカトリックをもその手中に収めた。 メル・ギブソン監督の『パッション:受難(2004)』はその結びつきを賛美するために 製作されたアメリカ・カトリック右派の宣伝映画であったことは記憶にまだ新しい。 誇大妄想的に膨張されクローズアップされたキリストの肉体という血の惨劇のスペクタクルイズムは、 本来の受難劇の静謐さや意義や意味から分断され遠ざけられることにより、 イラク戦争への賛同と呼びかけのサブリミナル作用として象徴的に機能した。 黙示録といえば、この映画はクレジットにおいてアンダーソン監督の敬愛する故ロバート・アルトマン監督に捧げられた作品となっている。 アルトマンの傑作でアメリカにおける地獄絵巻をポップな日常感覚で描いてみせた群像劇『ショ−ト・カッツ(1993)』は素晴らしい出来栄えであったが、 アンダーソンの『マグノリア(1999)』はこの作品へのオマージュでもあった。 この映画をみながら思い出したのは近年(2005)のスティーブン・ギャガ監督による絶望的な傑作『シリアナ』でもあったが、 石油やエネルギー問題というテーマをもってして忘れてはならない伝説的な名作は、 やはりイタリアのフランチェスコ・ロージー監督による代表作で、1972年カンヌ・グランプリ受賞の『黒い砂漠(原題:マッテイ事件)』であろう。 この映画は1962年に実際に起きたイタリア国営炭化水素公社<ENI>総裁のエンリコ・マッテイが暗殺された事件を検証するかたちで映画にしたものだったが、 スタッフを含む2名の人物が本当に暗殺されてしまったことを憶えている人は、もうあまりいないだろう。
117 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/29(水) 09:05:46 ID:x0RESF3r
「神の道具」が「神の使者」=正義の味方? ケヴィン・スミスの「ドグマ」を見ていないのか。 佐藤哲也のHPに感想があるから見てみろ。 「神の道具」も出てくる。 大王はストーリーの整合性にこだわりすぎて スクリーンに映っているものを見落としている可能性もある。 たとえば関節炎の女を癒すシーンのイーライと老婆をよく見ていたら 普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。 あれを原始キリスト教と見るのはよほどの宗教音痴かセックス音痴。 ラストのシーンについて佐藤亜紀は台詞ではなくダノの演技に基づいて語っている。 勝手に原文を歪めて反論したつもりはいただけないな。
118 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/29(水) 09:06:16 ID:x0RESF3r
本人後輪、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。 そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。 「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから 「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。 その迂闊さにまだ気が付かないのか。 せっかく「ドグマ」を見たかと聞いてやったのに。 あれを使者だと思うのはかなり変わった人だけだろうな。 見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら 見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を 全く読み取れていないのも不思議はない。 一体あの場面は何だと考えているんだ? 整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
119 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/29(水) 09:07:20 ID:x0RESF3r
原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。 アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの 歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。 アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。 複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。 関節炎の女の場面はそのひとつ。 大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。 もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。 福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、 アメリカ史オタ以外には何の意味もない。 佐藤哲也の見解は秀才の見解が見落とすところを補完している。 勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。 むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。 ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。 正統的な教義を踏まえないと出て来ないギャグ。
120 :
名無シネマ@上映中 :2008/10/29(水) 09:07:52 ID:x0RESF3r
DVDレンタルして来てチラ見確認する暇もない君には気の毒かもしれないが 神義論を語るならヨブ記くらい読まないと話にならないよ。 それから「記号論」云々は痛すぎだな。誤用だろ。 一対一対応で人物が象徴するものを挙げてみろということなら それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、 簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。 もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。 まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。 アメリカが君の想像するような世界でないことは 実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし キリスト教社会がもっと多様なことも 無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。 それからひとつ助言をしておくが、日本では 大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。 出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。 ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
121 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/01(土) 12:37:26 ID:ZATM5tln
しかし佐藤夫妻にかかれば、時計じかけのオレンジも レイプ・バイオレンス礼賛映画になるんだろうな バカだから対位法とか全く知らないんだろうねw
122 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/01(土) 13:20:56 ID:aScmaBYO
なかなか見ごたえがあった やっぱ宗教ってキモイな
123 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/01(土) 20:38:36 ID:ndAU7+JI
HMVで半額だったよ。
124 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/02(日) 15:09:04 ID:kElY4Mac
クイズ番組のプロデューサー、ジェーソン・ロバーズはガンに冒され死の床についている。 そしてその朦朧とした死の床で自分の過去の悪事について告白を始め、かつて妻共々捨ててしまった自分の息子を捜してくれと看護人に依頼する。 息子トム・クルーズは自分を捨てた父親への憎しみを隠しながらセックス教祖をやって成功していて、今日もセミナーで忙しい。 当のクイズ番組の方では30年にわたって司会を担当してきた男ベイカーがやはりガンに冒され死の恐怖に震えている。 やがて番組は始まり、ステージ・パパの叱咤に脅える天才クイズ少年スタンリーはさらに失禁の恐怖にも脅え、 番組をバーで眺めているかつての天才クイズ少年ウィリアム・H・マーシーは自らの愛と苦悩について論じ始める。 同じ頃、司会者の娘クローディアはコカインに溺れているところをカリング巡査の訪問を受ける。 娘と巡査は一瞬の後に恋に落ちて真実の告白を誓い合い、 さらにセックス教祖クルーズのところにもインタビューアーがやってきて登場人物告白大合戦へともつれこむ。 どいつもこいつも他人や自分の痛いところに言葉によって探りを入れて、 そのうちに登場人物全員が声をあわせて人間の愚かさについて歌い出すのである。 それで多少は賢くなるのかと思っているとやっぱりそんなことはないので天変地異の助けを借りて映画は大団円へと突き進む。 結局、自分の仕事を最後まで真面目にやっていたのは看護人ただ一人であった。
125 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/02(日) 15:09:56 ID:kElY4Mac
様々な人物を配したドラマを巧みな編集でよくできたコラージュにまとめ、これこそが群像ドラマだと見せかけながらその真意は恐ろしいまでに冷笑的である。 冷笑的であるが故に仕掛けを隠そうともしていない。クイズ番組を取り巻く人物の相関はメカニックに導き出されているし、個々のドラマはまったく新味がない上によく考えればくだらない。 長大な上映時間も個別の要素を厚塗りをして説得力を付与するための必要最低限の長さである。 すべてが世にもあほらしいクライマックスに奉仕するために存在しているのだが、万事においてそつがないので見ていて実にしゃくな映画なのであった。 皮肉な笑いをポーカー・フェイスの下に隠したフィギュア・スケーターの演技を3時間にわたって見せられた、という感がある。 テクニカル・ポイントは10。しかし心がないのである。コーエン兄弟のように心があるようなふりすらしていない。一言で言えば「腐り切っている」ということになるのだろうか。
アルトマン映画が駄目ならPTA映画もだめだろ
128 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/02(日) 18:42:03 ID:wAJyHwVu
私はアルトマンは好きですがPTAはダメなようです
良くも悪くも耳につく音楽だなと思ってたらレディヘのギターか。
130 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/03(月) 15:02:48 ID:M+tdNnT4
しかしイーライはあの「リトル・ミス・サンシャイン」の ニーチェおたくの青年と同一人物とはね!!
131 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/05(水) 00:50:35 ID:lH1kHX5W
DVDで見たけど意味わからなかったw
>>131 この映画の公式解釈その1
二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
住民を集めて邪教じみた説教をしている。このイーライの行動は万事においていちいち奇怪に見えるわけだけど、つまりイーライの
父親がいみじくも見抜いたように、プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、 やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた 悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す、というとても民話的な話を美しい映像と サイレント映画を思わせるような不思議な空間処理で仕上げている。音楽の不思議な使い方も、映像を象徴へと還元する手段であろう。 ダニエル・デイ=ルイス扮するプレインビューは守銭奴ではないし、もう一人の 『市民ケーン』 でもない。仮にそうだとすると、 クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写が説明できない。 『マグノリア』 あたりと同様、 作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画だが、とにかく傑作である。
50 :名無シネマ@上映中:2008/09/29(月) 08:47:59 ID:hl8Dy/UV この映画の公式解釈その2 漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。 と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。 結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。 あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、 結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。 それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが (まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの 映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、 憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、 よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。 51 :名無シネマ@上映中:2008/09/29(月) 08:48:31 ID:hl8Dy/UV 私なら棒切れの先でも触りたくない。 それにしてもポール・トーマス・アンダーソン(またの名を良いアンダーソン、或いはPTA)は本当はこの映画、 無声映画で撮りたかったんではないか、とは亭主の劇場を出るなりの感想で、確かにそれには全く同意である。 実際にシュトローハイムに似ているかどうかは兎も角、確かに何だかシュトローハイム的な話ではあるし、 シュトローハイムだったらこんな風、シュトローハイムだったらあんな風、が頭に浮ぶ映画でもある (で、それは実際の画面からさして遠くない)。役者の声が惜しい、ということになる訳だが、 これ、間に字幕入れてっても凄いんじゃないか。音楽が更にその感を強める。何というか、無声映画の古典に 改めて音楽付ける試みに限りなく近いんじゃないか。ついCDが欲しくなった。
↑ この人、なんでこんなにシツコイの? あ、書いてる本人の方じゃなくて、 いちいちコピペしてくるバカの方の話なんだけど。
>>135 君のような知性が無い者は、えてして知性を示す者を羨みやがて憎んだりするもの。
発奮して自分も努力するようならまだ望みがあるんだが、それもしたくない場合、
相手を貶したり懸命に引き摺り下ろそうとして心のバランスを取る・・
ありがちなパターンだな
え?本気のコピペだったのw 狂っておられるのう。
ID:/9r22Sym ↑ この人、なんでこんなにシツコイの?
140 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/07(金) 00:04:06 ID:Q1hIxyOC
ミルクシェイクの下りは、原作にもあるんですか?
141 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/07(金) 05:40:26 ID:OOUbIc/a
しかし前スレからここまで必死に佐藤夫妻のコピペしたり、 夫婦の基地外解釈を必死に擁護したりしてるやつらって何なのかね? 普通他人の書いた評論にここまで粘着するのか?
粘着質なとこから見てスレを立てた
>>1 だと思うんだけどどうだろう
143 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/07(金) 18:20:10 ID:OOUbIc/a
>>142 実は佐藤哲也(亜紀?)の自演なんじゃないかと俺は疑ってるのだが、どうだろうか?
夫婦共にラノベ作家みたいだし、ゲームや映画が大好きらしい
まんま2ちゃんねらーの素質ありw
>>143 俺もそんな気がする。っていうか一体他に誰がわざわざこんなことを?
もしそうでなければ佐藤を嫌っている誰かが佐藤への嫌がらせでやってるか。
いずれにしても、佐藤って人の名前をこれで初めて知ったよ。
というわけで、佐藤哲也+佐藤亜紀?の名前はもうこことは分ち難くなっちまった。
>>144 やっぱそう思うよね?
前スレでも自分の評論コピペしたのに、誰も相手にしてくれなかったから
ドグマとか神の使いがどうのこうのとか、イーライの強烈なセックスアピールwとか
必死に擁護するイミフなレスつけてたよな。
他人の評論なら普通あそこまで必死にならないだろう?
どっちにしても、俺もこの映画BDで見るとイーライが悪魔で婆さんと
やってるとか、アホなこと思うようになってしまったw
>>145 俺はそんなことはまったく思わんけどな。>>イーライが婆さんとやってる
それよか、この人が佐藤氏本人だったとしたら、バカ丸出し。
もうバカが確定してしまった。これはどうやっても覆せない。
一方、誰か他の人がやってるなら、次の二つのケースがあって、一つは佐藤氏擁護が目的の場合。
これはなんつーか、佐藤氏はいい迷惑だよなぁって話。バカに擁護されると本人までバカに見える。
もしくは佐藤氏攻撃が目的の場合。こちらの場合だと、佐藤氏に心当たりはないのかどうか。
そしてどっちにしても「御愁傷様」ってこと。
俺が思うのはそういうことであって、それ以外はない。
つまり、どういう背後であったとしても、俺にとってはこのバカと佐藤氏はセットになったってこと。
ほんと、御愁傷様です。
>>142 >>1 はコピペの人と言い争ってた人でしょ
ノーカントリースレとかにもじゃましに来たし
いい加減消えて欲しいよどっちにも
>>140 ない。ただし元ネタはある。
1924年にあった石油採掘に絡む汚職事件で証言した議員が
採掘における排油の複雑な技術処理についてこう説明したそうな。
「もしあなたも私もミルクシェイクを持っていたなら、私のストローは
部屋中に伸びて、あなたのミルクシェイクまでも飲み干してしまうでしょう」
(ヨソの石油もバンバンいただいちゃうよん、という意味?)
で、「この言葉はイカレてるぜヒャハ-」と思ったPTAが流用したそうな。以上映画秘宝より。
>>146 >俺はそんなことはまったく思わんけどな。>>イーライが婆さんとやってる
俺はこの映画を見るたびにあのコピペ厨のアホな解釈
(イーライと婆さんの間の強烈な性的リビドーがどうのこうのw)
を思い出してしまうって意味で書いた。
別に君にも同じように思ってくれとは言ってないよ
>バカに擁護されると本人までバカに見える。
それ以前にあんな評論書いてる時点であの夫婦はバカ(キ○ガイ?)確定してるだろw
映画大王とか言うチンケがこことノーカンスレであばれて 自作ブログを自演コピペしたのをこけにされて恨みためこんで 同じ手口で佐藤粘着コピペ自演疑惑を捏造しちゃ叩き煽って ひとりでほくそえんでる気持ち悪いスレに成り果てたとさ 以上終了
>>150 あちゃーw お前痛すぎるな
映画大王に粘着してるとこから見るに、お前は
>>3 >>8 だろ?
今までのコピペはお前の自演だってことが確定したな
大王犯人説をぶちまけるためにやったんだろ?
>>150 自分は
>>143 だが、俺は映画大王じゃないしブログなんてやってもいない。
なんつーか、ホント君はイタイ人なんだな。
長年ニートして2ちゃんやってると色んなこと妄想するんだな。
ID:KaL6EAJTさん、ご愁傷様です。お願いだからもうこのスレには来ないでくれよ
>>152 だめだろ、症状が悪化するじゃないか
次からはもう少し大人な対応を期待する
ID:OOUbIc/a www
141 名前: 名無シネマ@上映中 Mail: 投稿日: 2008/11/07(金) 05:40:26 ID: OOUbIc/a
しかし前スレからここまで必死に佐藤夫妻のコピペしたり、
夫婦の基地外解釈を必死に擁護したりしてるやつらって何なのかね?
普通他人の書いた評論にここまで粘着するのか?
845 名前: 名無シネマ@上映中 Mail: 投稿日: 2008/11/07(金) 05:45:19 ID: OOUbIc/a
>>842-844 そんなことはもうこのスレで何回も語られててまたループだからもういいよ
結局、今の日本の観客はバカが増えてるけど、自分達はこの映画の価値が理解できるから
頭いいって言いたいんだろ?そういうスノッブな態度はいただけないな。
724 名前: 名無シネマ@上映中 Mail: 投稿日: 2008/11/07(金) 06:37:52 ID: OOUbIc/a
>>718 死ねよ童貞野郎
>>148 サンクスです。ということは、あのシーンは全部PTAが考えたってことでしょうか。
それとも原作にもあるけど、ミルクシェイクのセリフだけそのシーンにあるように付け加えた
んでしょうかね。
これほど気になるんならやっぱ原作読んだほうがいいみたいですね。図書館に行って借りてきます。
>>154 あーあ、墓穴掘っちゃったな
レス捏造してまで必死すぎるw
>>151 の言うとおり、お前がコピペの犯人だったんだな
論理で太刀打ちできないからコピペしかできないんだね
ID抽出する前に
>>2 の言うように精神病院探した方がいいよ。
君にとって世界で一番相応しい、お似合いの場所だ。
症状が更に悪化する前に行けよw
あ、ちなみにもうイタすぎるコピペはするなよ
ID:KaL6EAJTと映画大王をNGワードに入れるからw
75 :映画王:2008/10/05(日) 06:43:18 ID:MMKIaCKF
>>74 ついに王の帰還を果たしたぞw
BsQSpHO2は前スレから張り付いてる佐藤信者(本人の自演?)か
高卒ニートだろう
正直最低な奴らだなw早く死んで欲しいwww
143 名前: 名無シネマ@上映中 Mail: 投稿日: 2008/11/07(金) 18:20:10 ID: OOUbIc/a
>>142 実は佐藤哲也(亜紀?)の自演なんじゃないかと俺は疑ってるのだが、どうだろうか?
夫婦共にラノベ作家みたいだし、ゲームや映画が大好きらしい
まんま2ちゃんねらーの素質ありw
76 :名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 11:15:15 ID:PjPX1I/5
クソコテ死ねばいいのに
77 :名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 12:20:04 ID:MMKIaCKF
>>76 死ねよ、糞カス。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
高卒ニート死ね死ね死ね死ね死ね
俺の指摘が図星だったから馬鹿が焦って、コピペしまくってるよw もうお前早くこの世から消えてなくなれよ お前の親もこのスレの住人も、皆お前に早く消えてほしいと思ってんだよ 他の奴らは優しいから そんなこと言わないが、俺があえて言ってやるよ 頼む!死ね、お願いだから死んでくれ 死んだら楽になるぞw このウジムシ害虫野郎
キチガイニートくんが今度は佐藤亜紀のスレにコピペ始めたよw もう人間終わってるなw 全ては大王に馬鹿にされた高卒ニートの自演だったことが確定した 今までの作業が水の泡となったな もう何言ってもムダだから、最後に一言だけ 早く死んでくれ
なあ映画王もコピペマンもコテつけてNGにするから
ああ、この粘着具合はやっぱり
>>1 と相手のもう一人のキチガイだな
「俺は普通なんだけどあいつが・・・」じゃなくて二人ともキチガイだよ
高卒ニートの自滅っぷりに失笑w もうやめてくれよ、笑えすぎるからさ
>>147 > ノーカントリースレとかにもじゃましに来たし
邪魔しに来たって、お前は何様だよw
165 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/12(水) 04:33:10 ID:KBalPjpi
あまりの糞スレっぷりにワラタww
ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、原作のタイトル(『石油!』)が示すように、 19世紀末から20世紀初頭にかけての米国で石油を掘り当て、油田で富豪となった男の栄枯盛衰を描いた米国の叙事詩だ。 というより、この男が傲慢な帝国=米国の歴史そのもの? いかにもアメリカ的なポスターや写真(砂漠、テンガロンハットなど)を見て、ハリウッド調のオーケストラ音楽か、 あるいはブルースかカントリーのような米国音楽が流れるかと思いきや、冒頭から弦楽器の不気味な不協和音の現代音楽が流れる。 これはスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』や『シャイニング』で使われたリゲティか? あまりに音楽が不気味なので、真っ黒な重油がモノリスの黒々しさと重なってきた。すると、ダニエル・デイ=ルイスは『シャイニング』のジャック・ニコルソンと重なるのか? と思いきや、全部映画を観終えて、これは『バリー・リンドン』じゃないかと思った(バリー・リンドン関連記事)。 20世紀米国版じゃないか。 山師が成り上がり、大金を手にして謙虚さを忘れ、美しい豪邸に住み、息子と対立し、アル中になって没落するというピカレスクロマン(悪漢小説)。バリー・リンドンと一緒だ。 『バリー・リンドン』も『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』も、個人の歴史を通してその時代の歴史を描くという、歴史映画の好例だろう。 この映画はロバート・アルトマンに捧げられているが、これはポール・トーマス・アンダーソン監督が『マグノリア』でやったようなアルトマン流群像劇ではなく、キューブリックと感じた。 スタッフを確かめると、音楽はリゲティではなく、なんとレディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドだった。最近彼はこういう音楽も作っているとのこと。知らなかった。 それと、終始素晴らしい映像だったが、撮影はロバート・エルスウィット。 ポール・トーマス・アンダーソン作品のほかにはジョージ・クルーニー絡みの作品を多く手がけていて、 『グッドナイト&グッドラック』も彼の手によるものだ(グッドナイト&グッドラック関連記事)。言われてみれば、光と影をうまく使った落ち着いた暗めの映像が似ているなと思った。
167 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/12(水) 21:17:15 ID:2M6tDJL3
粘着コピペ厨って、ノーカントリースレで、長文力作君に粘着してた奴と同一人物っぽいな 何で長文書く奴にそこまで粘着するのかイミフだが
Imdbのdaily poll で今やってる Favorite Paul Thomas Anderson film? 最後の選択肢はオチとして I prefer Paul W.S. Anderson. を加えてほしかった
169 :
高卒ニート :2008/11/14(金) 02:38:29 ID:A7IJBMT+
935 :はー:2008/11/13(木) 23:29:11 ID:ZUR6Qz4d ダークナイトはく●映画すぎます。本当にこういった映画はかんべして頂きたい。 この映画が大好きと言う皆様の言動が痛すぎるのもかんべして頂きたい。 日本でヒットしなかったのは宣伝のせいとか痛すぎます。 ヒットしなかったのは純粋につまらなかったからなのに。 940 :はー:2008/11/13(木) 23:52:27 ID:ZUR6Qz4d 自分がつまらないと感じた、いくつかのポイント。 彼女が選んだのは自分だったのにー、と勘違いしているバットマンに 真実を告げなかったアルフレッドに強い不満があります。 バットマンはそれがどんなにつらい事だったとしても決して真実から 目をそらさない人物であると自分はバットマンのイメージを持ってますが、 そのバットマンを真実を知ったらきっとこの人は潰れてしまうと この映画ではアルフレッドをそーゆー判断をする人物にしたのが不満です。 その結果この映画ではではバットマンが間抜けなピエロになってしまっています。 アルフレッドならきっと旦那様なら真実を知ってもきっと立ち直れると 判断したと思います。
944 :はー:2008/11/14(金) 00:14:14 ID:QfadjVcb
>>937 さん。
こんばんは。937さん始め他の方々がそのように考えていても
そうした宣伝体制に対しての不満を強く訴えるのには強い不満があります。
それこそインターネットがあるのですから、この映画は面白いっ。と
各人が訴える。それだけで十分なはずです。インターネットの影響は大きいと思います。
宣伝のせいなんだよー。等と強く訴えるのは負け犬の遠吠えに聞こえてしまって
かえってマイナスだと思います。宣伝に不満を訴えるよりこの映画の良さを
ネタバレ無しの方向でガンガン各人に訴えて欲しいのです。
957 :はー:2008/11/14(金) 00:46:37 ID:QfadjVcb
>>942 さん。
こんばんは。恐れ入ります。1つ不満点が解決出来ました。
原作にそーしたエピソードがあるのでは致し方ないですね。
自分がつまらないと感じた、最大のポイント。
何故囚人も一般人も爆弾のスイッチを押さなかったの?
得に囚人達。犯罪者ですら最後の一線を越えないゴッサムシティーに
バットマンなんていらないだろーと強い不満があります。
囚人達は当然として一般人達にも爆弾のスイッチは押して欲しかったです。
なんの説明も無くただ爆発しない。そんないかにも映画的な奇麗事がオチなのは
強く不満です。ここにはもっと何かあって欲しかった。
人の醜さをもっと浮き彫りにしても良かったのでは? 作り物の映画なのですから。
ここが最大の不満点です。いかにもアメリカ受けしそーな奇麗事のヒーロー物で
終わってしまって残念すぎます。
もっっっっとダークになるとジョーカーのキャラクターは予感させたのに
本当に見終わってがっかりしました。
他にも不満点はあるのですが最大の不満点のここを
なんとかプラスに見れる視点に変えたいのです。
オチ以外は基本的にとーーーーーーーっても良かったので最後の爆弾のオチ
のせいで自分とってはく●映画になってしまうので、なんとか自分にとって
最高の映画に解釈をよひっくり返したいです。
172 :
名無シネマ@上映中 :2008/11/25(火) 01:12:13 ID:f1xYnFoH
何だ何だ、旧約聖書がどうのこうのとかいう難しい話だったのか? 自分以外誰も信じられないおっさんの成功と孤独の話だとか思ってたよ。
175 :
172 :2008/11/25(火) 14:44:41 ID:f1xYnFoH
>>173-174 何かちょっと安心したw
例えば、HWに関しては真に愛していたと思うんだよね。
しかし「自立したい」と言い出した途端「お前はただの道具だったんだ!」と罵る。
そういう性格が成功をもたらしたが、結局最後に一人ぼっちになってしまった。
原題「There will be blood」を俺は「そこには争いがつきまとう」という意味に取った。
で、最後の台詞「終わった」は「自分はもう終わりだ」じゃなくて、
「争いはもう終わりだ(もう血が流れる事はない、自分には争う相手すらいない、皆去るか殺してしまった)」という意味に取った。
>>175 まさにその通りだ
まるで、説得力の固まりだ
なんで最後撲殺する必要があったのかな? そんなに深く怨んでいたとは思えないんだけど…
>>177 怨みから撲殺するんじゃないよ。プレインヴュー氏なりの正義感からだ。
それはそうと、
>>175 ダニエルはH.W.を心から愛していた、というのには同意するけど、
どうしてダニエルがそのH.W.を、You're a bastard from a basket. と罵るのだと思いますか?
私の意見を先に書いておきますが、私の考えでは、
ダニエル自身が、身寄りの無い「もらわれ子」か「拾い子」または「親/家無き子」で、
H.W. に自分自身を投影していたんじゃないか、と思うんです。
そう考えると、突然「弟」を名乗って出て来た男へのあの態度が理解できると思う。
それプラス、H.W.がどうしてあの時に火をつけるのか、も。
どうでしょう?
179 :
175 :2008/11/26(水) 17:14:14 ID:SZ6KgNoG
>>178 ダニエルは人間不信の塊だが、同時に愛情(特に家族愛)に飢えた男。
彼は H.W. にいつまでも自分の側にいて欲しかった。H.W. が幼かった頃のように。
彼には、H.W. が精神的、経済的に自立して自分から離れていくことが耐えられなかった。裏切り行為に見えた。だから罵った。
裏設定があったとしても、描かれていない=監督が不要だと判断した、のだから深読みするだけアホらしいと思う。
H.W. の放火の理由は良く分からん。
反抗期みたいなもんじゃね?という感じで思ってるけど。
同業者となり、ライバルとなるHWにハッパをかけるために わざと罵倒したおして、妙な同情心を抱かないように送りだしたって考えるのはひねくれすぎかしら。 んで、自分でやっておきながら心を痛めて(そんなキャラでもないが)酒に溺れてたらノコノコとバカが登場。 イーライの間の悪さは異常。
>>180 空気読めない
腕力なさそう
ヘタレ
ここぞという時にツイてない
うまく運営してた宗教団体も頭打ちで土地売る算段
「悪魔よ去れ! んんんんニャアーーー!!!」
……映画史上最弱キャラに思えてきた……
>>175 ラスト3行同じことを考えた。
自分の人間らしい部分を刺激してくれる人たちは
みんな排除してしまった・・・という意味に取った。
それでとても悲しくなった。
作品賞でもよかったよな 如何にもアカデミー受けしそうな映画だと思うんだが
可愛さ余って憎さ百倍って言うしね。 いきなり現れた弟を自分の右腕に据えたり、 かなり「家族」ってものに執着していたんだろう。 で、一番大事なHWが、自分の手元から去り、 自分と同じ仕事を、別の会社としてやるなんて聞かされたから、 可愛い→憎い!に一気に傾いちゃったんだな。 面白い映画だったが、2時間38分は少し長い…
185 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/10(水) 20:07:10 ID:RK7Sthro
ガイシュツかもしれんが、タイトルの由来は何なの? 分かる人教えて。
邦題をみんなで考えよう。 おれは、 「ここに命あり」
そこに血液が存在する(未来形)
血は流れる
やっぱり「しまいにゃ血ぃみるド!」が最も相応しいと思う
190 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/21(日) 18:29:56 ID:G5BGVYb+
>>189 劇場でそのタイトル見て笑った
小西克也もそう言ってたな
ダニエル・ブレインビューは「みたまんま」だそうな
そのまんまダニエル
HWの放火の理由がよーわからんという感想があるが。 HWが聴力を失って精神的に不安定な状態にいる時に「弟」が現れて、ダニエルはすぐに右腕にしちゃうわけじゃん? HWは子供心に父親に見捨てられるのではないかという不安にかられたんじゃないのかな。 で、興味を引くために放火した、と俺は解釈する。 焼き殺すつもりなら床に油を撒きまくるはずだし。
193 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/24(水) 22:54:55 ID:9Y39TgYv
これからDVDで見ます。
これ準新作なのにめちゃめちゃレンタルされてなかった 面白いみたいだけど石油の話なんて興味ないな
別に石油の話じゃないがな…。 パンチドランクラブを、懸賞の話だと言うぐらい違う。
196 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/25(木) 17:34:33 ID:DFOSgJsV
借りた。 石油には興味ないが石油ものって面白いな。 息子、障害者兼経営者で純愛ってとこしか共通点がないが 「上海の伯爵夫人」の盲目オーナーみたいな雰囲気の実業家に成長して驚いた。
たしかに石油の話じゃないな ミルクセーキの話だ
198 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/25(木) 19:25:27 ID:Q/e1sTfv
アルマゲドンも石油掘りの話だよ
199 :
sage :2008/12/25(木) 19:30:27 ID:lCe/xDFC
>>197 こっそり横取りして飲んだあとに、
「お前のミルクシェ―クを飲み干してやったぁ!」と悪罵を放つ話。
200 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/25(木) 23:35:59 ID:CKO3pEgl
>>194 小規模公開だったから日本じゃ作品の知名度が低いんだよ。
大々的に公開されたわけじゃないんで。
こっちがアカデミー作品賞盗れば良かったのに。 ノーカンよりも響くよ、ハートに…
ブラッディミルクセーキ?
203 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/26(金) 10:21:35 ID:rpMhYTXC
面白かったけど、ところどころわからない点も。 子供もなんだかんだでかわいがってたのに、 ダニエルは最後になんであんな悪態ついたの?
だからもともと血はつながってないんだって。 ダニエル自身も捨て子。
>>203 ラーメン屋の息子が「隣にラーメン屋を開いたんだ」って言うようなもんだよ
今観終わったけどしんどかった。 夜中見るもんじゃねえな・・ しかし最後何で似非神父君殺したの? 息子に見捨てられて自暴自棄になったの?
208 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/27(土) 05:48:45 ID:4ITUd1oJ
神を殺して自分が神になったのかな?
神になったっていうよりはネ申になったって感じだけどね。
210 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/27(土) 20:50:55 ID:IQujt9bO
題名はなんと訳せばいいんでしょうか?
既出だったらごめんなさい。 ラストのボウリング場でダニエルが食べてたのって何?
チョコか肉かでちょっとだけ盛り上がった。 個人的には肉だと思う。 DVD見返してみると咀嚼したあと一端出してるんだよね。燻製とかじゃね?
>>211 聖書からの引用なので、英英辞典などで調べたほうがいい
日本人の土俗的な感覚(風土記などの逸話)に置き換えるなら、
卦を立てようと川に弓を射掛けてみると、
矢の突き刺さったところ(本来はその地点に神が降臨するのだが)
そこからどくどくと血が沸き出して来た、といったところ。
川が化石燃料だとしたら、石油を掘って一発当てようとした者どもに
神が降りる代わりに血が染み出して来た、という「聖なる」箴言。
215 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/28(日) 01:41:18 ID:Tk2X/miT
つまりタイトルのブラッドというのは実際の血というのと、 油の比喩表現ということですね?
216 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/28(日) 02:52:31 ID:5sdNQ1cu
聖書のどこの箴言だか全然覚えてないけどタイトル聖書っぽいよね。 富のあるはずの地面から血がにじむ感じ。
218 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/28(日) 11:24:25 ID:fEALLSya
ハリウッドも俳優の層が厚いよね。 ダニエルの役をやっていた人なんか、全然知らなかったし、 知っている人が一人もいなかった。
若い頃から名優で10年くらい俳優引退してたからね。ギャングオブNYの敵役もやってる
ダニエルデイルイスの名前ぐらいは、映画好きとしては知ってて当然と思ってたけど…
まぁいいじゃない
>>218 神父が出てるリトルミスサンシャインはいい映画だよ
222 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 10:08:16 ID:3+GqobAv
そうそうリトルミスサンシャインのニーチェ狂いのお兄ちゃん役。 これ一作で終わるかとおもたら、〜ブラッドで小難しい神父役だったので 驚いた。
223 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 10:41:54 ID:0BeJXQJ7
>>218 ダニエルの役をやってる人? ってデイ・ルイスの意味じゃないよね?
だいたいデイ・ルイスはハリウッド俳優じゃないし。イギリス人俳優で、
世界的に有名な映画俳優。「マイ・レフト・フット」でアカデミー賞
主演男優賞獲ってるし。普通映画見る前にそんな事位は知ってるよね?
今度主演するミュージカル『ナイン』はフェリー二監督を投影した役だ
けどさすがにイタリア人は無理なんじゃないのけ?
224 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 10:43:29 ID:6CMqrEC+
>>219 >>221 皆さん親切に教えていただいてありがとう。
名優なんですね。そういえばアカデミー賞主演男優賞とDVDに
書いてあった。
田舎なので、上映がお子様向けしかありません。
これも映画館で観たかった。名作をみたいなぁ。
自分で映画館を経営する。
226 :
218 :2008/12/29(月) 14:46:17 ID:6CMqrEC+
>>223 何も知らずに映画を見てしまいました。
そして何も知らずにこのスレを見かけたもので、
馬鹿な事を投稿してしまいました。ごめんなさい。
でもこの映画をみて、異常に興奮していたものですから。
227 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 17:14:33 ID:0BeJXQJ7
そういえばダニエル・デイ=ルイスって初期の『マイ・ビューティフル・ラ ンドレット』で注目されてた頃はイギリス“美青年”の一人として騒がれた んだよね。 あとルパート・エヴェレットとかジュリアン・サンズとか。何故か年を とるとみんな怪奇俳優と化してる(笑)元祖ピーター・オトゥールも そうだが。ぎりぎりヒュー・グラントがまだ見られる位か? イギリス人って劣化するの早いのかねぇ?新バットマンのクリスチャン・ ベールも怪しそうだ。
228 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 19:46:30 ID:B1MNOZrq
229 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 19:47:54 ID:B1MNOZrq
>>223 イギリス人だけど、イギリス映画にもハリウッド映画にも出てるし
全米俳優組合にも加入してるし、ハリウッド俳優といっても別に問題ない。
ダニエルってユダヤっぽい。眉毛とか。
231 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 22:28:21 ID:69XoP+Q8
いいんじゃないですか
>>227 ハリウッドが「イギリス英語を話すおっさん」を
怪奇役やコスプレ時代劇に使いたがるからそういうイメージがつくんじゃないかな。
ビル・ナイやアンソニー・ホブキンスだって多分若い頃はかっこよかったはず。
233 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 23:42:44 ID:B1MNOZrq
>>232 アンソニー・ホプキンスは若い頃はビートルズのリンゴ・スターと一緒に
石器時代の原始人役やったりしてたんだけどw
「羊たちの沈黙」でオスカー受賞してからいい役もらえるようになって今じゃすっかり名優だけど。
年配の著名評論家が「あんなアホな役やってた俳優がこんな立派になるとは」とか書いてたよw
234 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/29(月) 23:50:02 ID:0BeJXQJ7
うん顔の劣化と演技力が反比例するのか?! ホプキンスはそんなに変わって 無い気がするね。年を重ねるほど円熟味がましてセクシー度と品格が上がった 気がする。(イギリス人には珍しくシェイクスピア嫌いでハリウッド大好き 人間なんだよね)ショーン・コネリーもこの系列か。 ってスレとはかけ離れた話題でスマヌ。
>>233 そうだったのかすまない
若いイギリス系が色物になるといったよらオーランド・ブルームも今後危ないな・・・
しかしイーライの演技はよかったよ。 早いうちに殺しておけばよかったって気になるくらい、いい。 リトルミスサンシャインまた借りてこよう。
237 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/30(火) 10:03:02 ID:o611rgxc
>>229 確かにおっしゃる通りなんだが、主にシェイクスピアの舞台で研鑽
を積んだ俳優たち、ケネス・ブラナー、ヴァネッサ・レッドグレーブ、
エマ・トンプソン、ヘレン・ミレン、ジュディ・デンチなどなども数多く
のハリウッド製メジャー映画に出ているが、彼らをハリウッド俳優と呼ぶに
はいささか抵抗があるな。たぶん彼らもあんなチャラチャラした奴らと
一緒にされたくはないと内心思ってるだろう。
逆にオーストラリア映画界育ちながらハリウッド的活躍をしている二コール・
キッドマン、メル・ギブソン、ヒュー・ジャックマン、ケイト・ブランシェッ
トなんかはハリウッド俳優と呼んでもいい気がするが。
日本でいえばTV育ちや映画育ちのスターと新劇俳優の間に目の見えない線が
引かれている様な感じ。
>>237 それは偏見じゃない?
その人たちもアメリカ市場で映画がヒットしたり評価されてはじめて
「世界的な俳優」になれた人たちばかりだし。
イギリスで舞台やってるだけじゃ世界中に名を知られることはなかったわけで。
それにお堅いシェークスピア俳優だけじゃ世の中はつまらないわけで。
イギリス映画でもイギリス&世界市場でヒットするのは007やマンマミーアといった娯楽映画。
239 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/30(火) 13:11:20 ID:o611rgxc
>>238 ごもっともなんだけど、彼らにとって世界中に知られる事が第一義
かっていうと??なんだよね。デイ=ルイスの作品選びにしても。逆に映画に
深みを持たせたい製作者側からの出演依頼の方が多いんじゃないかと思う。
ラルフ・ファインズなんかも舞台に専心している方がやりがいを感じて
いそうだし。映画のヒットなんかそれほど関心なさそうだし。
自分の好きな脇役専門の演技派俳優(アメリカ人だけど)に会った時、映画の
ヒットなんか全然興味ない、自分にとっては現場に行って演技する事が全て
でその後の結果には興味ないよ、と言ってた。ま、人それぞれだと思うけど。
自分が満足するという快感は、時に物欲や権力への憧れも上回るからな。 ヒットに拘らない人がいてもおかしくはない。
241 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/30(火) 14:21:34 ID:o611rgxc
やっぱり舞台は生身の観客がいて、直に反応を得られるから演技を主とする 俳優には快感なんじゃないかな。 映画は場面、場面の細切れ撮影で、よっぽどのスターじゃない限り歩合性 でも無いから、自分の出番を自分なりに満足する様に仕上げてギャラ貰え ばそれでいいっていう俳優がいても可笑しくは無いよね。 つまりただただ演技がしたくて舞台や映画に出て、たまたま有名になっちゃっ たのと、有名になりたくて俳優になった(大多数のハリウッドスター)の違 いかと思うんだけど。勿論どちらにも例外というものはありますが。
よくも悪くも、俳優は映画にとっては「材料」に過ぎないと思う。
>>241 氏が書いている通り、カメラの前での「演技」ってのは、
演技そのものというにはほど遠いブツ切れの作業だし、
映画ってのはやっぱカメラの「前」にいる人の仕事というよりは、
カメラの後ろにいる人達の仕事だと思う。
舞台は観客の反応が快感とかそういうのもあるかもしれんけど、
それより演ずる側の立場からすれば、舞台での演技は連続的で、
仮の人格を系統立てて演ずるのに相応しい作業だと思うし、
職業として演技をやっている人達が、
舞台の方が自分のやっていることに対してより実感が湧くとしても
まぁ当然かなと思う。
映画は脚本読みこんで演技して90なり115分にまとめる過程で全カットとかあるしな
244 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/31(水) 03:20:11 ID:DujRswA/
245 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/31(水) 03:21:07 ID:DujRswA/
あ、HWね スマンす
246 :
名無シネマ@上映中 :2008/12/31(水) 04:46:27 ID:/t+pWLxD
>>244 あの解釈は電波だね。
ウェイン町山が痛烈に批判してる。
読んでみてなるほどとおもた。
深読みオナニー馬鹿は全員死ね
>>244 むしろインポ気味だよな。性欲よりワーカホリック
足を怪我した時に生殖機能を失ったのかとも思ったけど、売春宿には行ってるしな
最後、HMが大人になるくらい年月が経ったのに 未だに主人公はこれっぽっちも手話を覚えてないのを見て ホントひでー親父だコイツと思った
子供と縁を切ったところで終わって欲しかった〜 最後メタを前面に押し出しすぎて物語の持っていた力を削いだ感がある
見た。 19世紀末から20世紀初頭の石油マンを通して描かれた米国の叙事詩 って感想だな。 この映画としての見所は 1.新しい切り口で石油マンとその時代が紹介されてるのでまぁまぁよい 2.演出と役者の演技がまぁまぁ見れる 3.最後まで飽きさせない脚本がまぁまぁいい それぐらいかな。
【東シナ海ガス田】 中国が勝手に単独開発…中曽根外相「遺憾だ」、官房長官「開発継続、認められぬ」
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1231120886/ ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの
石油屋・ダニエル=中国
牧師イーライ=日本
教会への5000ドルを約束しても最後まで支払われず
石油開発の要と思われてた信徒の土地も無意味。
横からストローを伸ばせば資源は吸い取られることに気づかないただの愚か者
最後に破産したときに泣きついても後の祭り
平和的理想主義のたわごとをいくら信徒に吹き込んでも
ダニエルの前では無意味
254 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/09(金) 02:53:53 ID:FL2oldB6
毎度キネマ旬報ベストテンは、当たり前すぎてつまんないね。
255 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/10(土) 11:02:01 ID:gQAJRyi5
>>241 >有名になりたくて俳優になった(大多数のハリウッドスター)
これが君の勝手な決めつけ&偏見だということに早く気づきなよw
ハリウッドスターと一口に言うけど、世界中から俳優が集まってるわけで。
ほとんどの人が演劇学校に通ってて、役とるのに何度もオーディション受けて苦労してるわけで。
俳優組合に所属してる俳優のうち、俳優業だけで食べていける人は1%ぐらいしかいないのが現実。
それに
>>241 が偏見もちもまくりのハリウッドスターも
多くの人がブロードウェーで舞台やってるよ。
最近話題になったのはケイティ・ホームズとジェニファー・ガーナーの2人。
2人ともテレビドラマで人気者になって、その後映画に転向。舞台もやってる。
ジェニファー・ガーナーは「ここまでくるのに凄く苦労したからチャンスは逃したくない」って
妊娠してもギリギリまで働いてた。
257 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/10(土) 17:56:19 ID:OIQD3E42
別に偏見など持ってませんが。いわゆるパーティ三昧のスター連中と、真摯に 演技に取り組む俳優たちを一緒くたにしたくないだけ。自分が尊敬する俳優 (オスカー・ノミネートを何度も受けている俳優)も、スターとは読んで欲し くない。アクターかパフォーマーと呼んで欲しいと望んでいたので。
形式にこだわる人ですね。
>>257 自分の中でそう分けておけばいいじゃん
何をいちいち人に押しつけるように語ってんの?
260 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/21(水) 18:16:07 ID:qU+yrS5p
>>257 パーティガールと呼ばれるのはパリス・ヒルトンとかだよw
普通の俳優でパーティ三昧なんて人はいない。
あなたは偏見が強すぎ。
アクター・パフォーマーってただの職業の呼称であって 尊敬的な意味なんてない気がするのだが 英語の意味にそのまま従うならパリスヒルトンだってアクター(アクトレス)だぞw
262 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/22(木) 12:42:46 ID:e8xKSomc
なんか全く関係の無い話になってるぞ
ブルースリーはパーティー好きらしいな
ブルースウィリスだ、間違えた
265 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/23(金) 01:09:09 ID:mv7MQ49T
『銭ゲバ』となんだかダブって見えたな。 ドラマ版はクソなので勿論原作と。
267 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/25(日) 23:42:45 ID:66EBWTTw
ラストカットがキューブリックみたいだった
268 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/26(月) 00:38:12 ID:JDQMHTG2
最後のボーリング場はボーリング工事とかけてる なんてダジャレだったら監督業剥奪
>>268 マジレスすると監督は脚本を書いてない。
小説の映画化で、脚本家が小説を脚色して脚本を作ってる。
「レボリューショナリーロード」のスレにもいたけど
監督が映画のストーリー作ってると思ってるおバカさんがいるねw
まぁでも、権力のある監督なら脚本を変えられるし、 映像も監督が決めるんだから、あながち全てが間違いってわけじゃない。 つか、監督、脚本:ポール・トーマス・アンダーソンじゃねぇかよ!w
やっと見たけど面白かった。 ダニエル・デイ・ルイスと牧師さん役の方の演技に凄く引き込まれました。 もう少し主人公を掘り下げてほしかったのと子供がどうなったのか知りたい 気もしますけどこれは原作でも読むしかないぽいですね。
原作は未読だけど、主人公の過去が敢えて語られていないし本人も語りたがらないのが不気味なんだよな。 このおっさんならアレをアレしてるのかもしれん、とか思ってしまう。
273 :
名無シネマ@上映中 :2009/01/26(月) 10:44:56 ID:27tMpj/3
アレだよな。
しこしこ
え?!あいつと×○?!なことも!!!
マグノリアの話しようぜ
278 :
名無シネマ@上映中 :2009/02/05(木) 10:35:15 ID:P8siVVlQ
観たけど、原油掘削がメインテーマでよくあそこまで話を引っ張れたな 最後まで飽くことなく観れたのは主人公のキャラ立ちがよかったからか しかし最後あれで終わってしまったのが残念だ もうちょっと先まで描いてほしかった
人それぞれだとは思うが、あれから先を描くと蛇足になるだろ。 いや、原作は続くけども。
280 :
名無シネマ@上映中 :2009/02/05(木) 15:32:11 ID:P8siVVlQ
いや、だから観たかった 一生を描いてほしかった
ボーリング場が最大の山場なので、あそこで終わらせるしかないじゃん。
その後どうなるの
283 :
名無シネマ@上映中 :2009/02/06(金) 03:18:07 ID:7+BD/RWS
ちょっとイメージが違うかもしれないけど
邦画で「血と骨」って映画があったよね
あれに似てるのかなと思った
>>281 あれが山場だったのか
「血と骨」みたいに死ぬまでが観たかったな
>>257 ハリウッドスター舐めすぎw
ハリウッドスターで真摯に演技に取り組んでない奴なんてまずいないだろ。
パーティ出ることと演技磨くことって別に相反することでもないしなw
285 :
名無シネマ@上映中 :2009/02/12(木) 15:29:22 ID:VKCqeOzn
原作の日本語訳読んだけどこの翻訳はちょっとアレだったな
ラストで HWの方がELIより若干老けて見える件
DVD観たんだが、設定資料の写真に登場人物の名前のメモがあったりなんかしたわけだが。 これは史実を元にした話なのかね?
I told you I would eat you!!
友達なんかいなさそうなのにボールリング場作っちゃうところに萌える 夜な夜な1人でやってたのかなw
やっぱりマグノリアが一番だろう
マグノリアとこの映画はタイプが全然違う。
292 :
名無シネマ@上映中 :2009/02/26(木) 00:44:33 ID:vJJl/FHH
今、見終えた すごいな、この映画・・・ あまり映画には詳しくないゆとりだが、こんなに画面に釘付けになった映画は久しぶりだ ロイ・ヒル監督のスローターハウス5見たとき以来だわ 映画館で見る作品にノーカントリーの方を選んでしまったんだが こちらにしておくべきだったな 前評判は聞いてたけど、凄まじい演技だった ダニエル・デイ=ルイスの出演作ははじめて見たけど、こんなに凄い俳優だったんだな それと名前が分からないんだけど、あの神父さんはいったい誰なの? 彼が助演男優賞じゃないの?
>>292 神父さんはリトル・ミス・サンシャインの兄貴役でもあるポール・ダノだよ
294 :
名無シネマ@上映中 :2009/02/26(木) 20:01:50 ID:ofVype45
>>292 ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞を受賞した年の助演男優賞は
「ノーカントリー」のハビエル・バルテム。
i have a competition in me i want no one else to succeed i hate most people i wanna earn enough money as i can get away from everyone and i drink your milkshake
296 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/06(金) 20:31:55 ID:KJiuDlTE
見ごたえあった。 DDLのひたすら濃〜い演技でお腹いっぱいですた。
>>287 フィクション。
ただし、「お前のミルクシェイクを飲んでやる」の台詞だけ、現実の公聴会で吐かれた歴史的明言。
method actingてやつ? ギャングオブニューヨークのときは 時代に合わないから風薬も拒絶したとか
299
実在の人物と背景は史実どおりだけど、ストーリーは全くの作り物というjことか・・・ 特典映像がまぎらわしいな。 ひと月前くらいに観たけどあの神父役の裏声みたいな悲鳴がおかしくて、 ラストも最初のほうつい笑ってしまったのだけど、 まさかあんなオチになるとは。 最初ふざけてるのかと思っていたらマジだったOTZ
笑っちゃうのも、それはそれで一つの解釈だと思うよ。 正直、笑えるし。
赤ちゃん時代のHWが、洗礼の儀式のように額に黒い原油を少し塗られるシーンがある。そして、HWがいなくなった直後にデイルイスが殺人を犯す。 キリスト教の威光が届かなくなったときにデイルイスが大罪を犯すという構造になっている。
303 :
名無シネマ@上映中 :2009/03/13(金) 20:54:03 ID:Vqr7X/0t
気分悪い映画だ。 自分にはろくなもんじゃなかった。 主人公は死ねばいいとマジでおもった。 くその伝記。
どんな感想を持とうがかまわないが いちいち改行するな
封切で見たけど、今になって思い出すと やっぱキューブリックかぶれの域を出ないよなぁって気がしてきた。 雰囲気は大作だけど、PTAには大河を描ききる大作の器がなかったような。 まぁ駄作ではないんだけどさ。
具体的にはさ、石油産業やそれにまつわるアレコレをぜんぜん描いてねーだろって思うんだよなぁ。 あくまで焦点は主人公の狂気とキリスト教ベースの世界観に絞られてる。 なんか大作としての広がりがないんだよなぁ。雰囲気だけはあるんだけど。
「ブギーナイツ」 70年代後半のハードコアにオマージュを捧げながら、デ・パルマやスコセッシを真似てみました 「マグノリア」 気分はすっかりアルトマン 「パンチドランクラブ」 エリック・ロメールやアニエス・ヴァルダ辺りのフレンチラブコメに、ウッディ・アレンテイストをプラス 「ゼアウィルビーブラッド」 俺にだってキューブリック出来るぜ 次は誰をパクる予定ですか?PTAさん
308 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/05(日) 23:42:31 ID:YbekSwXt
>>306 制作費2500万ドルだから大作じゃないよ。小品。
パラマウントの子会社パラマウント・バンテージ作品(非メジャー)
なのに堂々たる感じで大作みたいな風格があるところがこの映画の凄いところ。
石油噴き出すシーンてCG? そんな低予算でよくあんな迫力出せたなぁ
310 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/13(月) 17:49:22 ID:j1iuKsVc
この映画精神的にきつくなる 主人公みたいな人間結構いるだろ あそこまではいかなくとも ノーカントリーもきついが、 こっちの方がずっしり重い
糞つまらん映画だった。 大した起伏もなく、観るのが苦痛。
神父は双子だったの? それともラストのダニエルのケナシはジョーク?
313 :
名無シネマ@上映中 :2009/04/29(水) 20:26:04 ID:/MstTp0p
ひきこまれた ダニエルも神父もすげーエネルギー ラストぽかんってなったしながいけどもっかい見たくなるな
314 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/03(日) 00:20:27 ID:NJr5v7+6
ダニエルは確かに多くの観客の反感を買うであろう超絶クソ野郎なんだが、 終盤までダニエルに惹き付けられてしまうのは、イーライの半端ないキモさのおかげ。 教会で「私は子供を見放しました」と言わされる場面は、見てるこっちも 「イーライくぉのクっソやろおおおおおおおおぉぉうううううううううううううぅぅぅ」って感じになる。 イーライの演技がムカつくくらいキモいから、観客がイーライ側に立つことはほとんどない。 でも最後はちょっとやりすぎなので、ダニエルは観客に見放されて、終了。
今このスレ全部読んだ。 しかしどう考えても、「ダニエル=神の子/イーライ=悪魔」はおかしいだろ。 その(=天使VS悪魔説の)根拠のいくつかが、まさか 「イーライがカルト」と「教会での老女の法悦がセックスの暗喩」と 「撲殺される神父の演技」なのだとしたら、何も言えない。 あんたらのメタレベルというのは「すべての物語の原型(元型)は 『ギリシャ神話(または桃太郎でもいいけど)』です」というのと 同じレベルなのか? あんたらの「構造」というのは表層のストーリからかけ離れれば離れるほど 「偉い」のか? 映画を見て、感想を述べるという行為がどうしてこうおかしなことになるのかな
とりあえず俺は
>>315 氏が言うその「あんたら」とは違うということだけは言っておきたい。
317 :
634 :2009/05/05(火) 16:26:14 ID:JvbBtiHl
>>315 あい、すんまへん。みんながみんなそうな訳じゃないです。
とはいえ、映画の見方にどんな方法論を持ち込んでも構わないとは思うし、
それによって、作品の理解が重層的に深まるというのなら問題ない。
でも、「キリスト教的善悪の対決です」という空っぽの器を見せられても
作品の本質からあまりにかけ離れすぎていて、どう理解を進めていいのか
わからない。
人間どもの資本主義に足をすくわれて大損する間抜けな「悪魔」なんているの?
「老婆の法悦」にずいぶん興奮しているようだけど、アメリカのケーブルTVの
ゴスペル音楽系番組なら朝からあのぐらいの観客は映ってるよ。
主人公とそれを取り巻く人間の物語について語らずして、いったい何の意味がある?
たとえば
>>302 さん、その「構造」がこの映画に何をあたえているの?
訂正
名前欄 ○315 ×635
アンカー○
>>316 ×315
319 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/17(日) 01:53:43 ID:t/3U3ZHd
スターチャンネルで観たよ。いろんなとこで絶賛されてる映画だから期待値が高すぎ てそんな傑作には思えなかった・・・。 「怪物のような男の個人史映画」ってことではやはり市民ケーンには遠く及ばない。
320 :
名無シネマ@上映中 :2009/05/17(日) 02:24:36 ID:oNznL7VJ
この映画はガソリンが高騰してる時期に観たから インパクトがあった。 アメリカ人にとって石油は血みたいなものだし、 今もその血を手に入れるため、イラクで血まみれ になって殺し合いをやってる。 そういう背景で観るアメリカの暴力映画でしょ。 ブッシュ政権の基盤となったアメリカ中西部の保守的な人々。 彼らキリスト教原理主義者がもたらす混乱と狂気。 ここいらに興味がないと、ただのあるアメリカ人の個人史どまり。 まぁ映画を楽しむにはある程度の知識が必要ってことだよ。
ラストのギャグは失笑
ラストのやりとりのための二時間だろ 最高だった!
この監督のノリはあんまり好きになれないぜ
今見終わった。 HWはマジにダニエルの息子じゃないのか? 上の方にもあったけど、あの息子を見放すシーンで ダニエルが息子と話すのに仲介が必要ってのが どうにも原腹立たしくもあり切なくもあったわ。 なんか聖書がどうだのっていう解釈もあるみたいだけど、 劇中見える世界と「There Will Be Blood」って タイトルだけで十分だと思った。 ただ、自分にもっと知識があればもっとおもしろいんだろうなぁ
昨日見た ケガした息子を抱えて走るシーンの後ろで鳴ってる音楽が良かった
WOWOWで見た。ラストで爆笑した。 吸ってやったぜ、ミルクセーキをドリユウゥゥゥゥゥンンの辺りから、 アレ?なんかヘンだと感じていたら、まさかのかくれんぼコントに腹がよじれた。 あそこだけ異質という批判はありそうだけど、 最後に二人の関係を風刺的に単純化したのはよかったと思う。 ダニエルにしたってイーライにしたって、どっちもぜんぜん偉くないもんな。 ラストカットも力のある表現になっててよかった。キューブリックっぽさはあるけど。
327 :
名無シネマ@上映中 :2009/06/03(水) 21:15:07 ID:PkihJx1E
つまらん映画だな。ノーカントリーよりはマシだけどw 監督のオナニー映画だね。
>>327 クローズZEROスレで暴れてるのお前だろ
監督は小説を映画化しただけ。 監督が話つくってるわけじゃないw
極長ストロー作ってシェイクを飲む ゼア・ウィル・ビ・ブラッドごっこしたいな
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのブラッドって「血縁」とか「血のつながり」を意味しているのかと思った 偽弟の正体がばれたときや、HWが独立するときのあの怒り具合からすると 主人公が欲していたのはまさにそこなのではないかと
スカパーでやるから見ようと思う マグノリアとどっちが面白い?
面白さの方向が違う
マグノリアはあんまり笑えないが、こっちは笑える
335 :
名無シネマ@上映中 :2009/06/23(火) 14:39:19 ID:dWKYHFoJ
すまん マグノリアとどっちが感動する?
どっちも感動するような内容か?
>>331 本当は「血を見ることになるぜ!」って意味らしいけど、多分それもあるよ。
かつ石油の意味もあるだろう。
ロバートアルトマンに捧ぐとかとテロップで流れたが 本人にしてみればこれを捧げられてもと思ってるよ あたしにとってはロバートアルトマン=群象撃であるわけで マグノリアは直球ストレートな群象撃、こっちは大河ドラマでしょ それはさておき日本の天然ガスが中国に吸われてるって話はどうなりました?
アルトマンにとってじゃないのかよw
ラスト凄かったな。神父に宣言させて、撲殺しているのはあれはちょっとした信仰批判と受け止めていいの?
>>339 群象撃
せめてそのくらいは変換しろw
このまとまりの無い文章はメンヘル女と見た
群れた象を撃つってか 残酷だなおいw
凄い映画だと思う。 人間性ってのを考えさせられる。 全ての偽善を切り捨てていくんだよね、主人公は。 すさまじくかっこいい。 兄弟愛とか、宗教とか、親子愛とか、全ての偽善の愛。 主人公だけが常に本質を見ている。
345 :
名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 19:01:36 ID:WVn5hbsm
結構良かったよ 主演がダニエル・デイ=ルイスじゃなかったら観なかったけど
デイルイスの演技凄かった。
347 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/05(水) 00:01:25 ID:8WNn2NIl
これが作品賞を受賞するべきだった 傑作だ
たしかに主人公の人、演技がすごすぎ
349 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/05(水) 01:34:42 ID:j0196qJR
今年はミュージカル映画「NINE」もあるからみんな見てね。
しかしマストロヤンニには勝てん
351 :
名無シネマ@上映中 :2009/08/05(水) 18:32:33 ID:j0196qJR
「NINE」は「8 1/2」を舞台化したものを映画化するから 元の映画とは違うものと考えたほうがいいと思う。
ラストがボーリング場ってのは駄洒落?
353 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/04(金) 04:34:46 ID:Zqff0Ysx
たけしの「教祖誕生」を思い出した
354 :
名無シネマ@上映中 :2009/09/04(金) 04:39:51 ID:Zqff0Ysx
洗礼のシーンとラストの牧師との絡みは完全にコメディだよね エンディングは「博士の異常な愛情」のように上手い選曲の楽曲で終わってくれれば 大傑作だった。
ブラームスさんディスってんじゃねーぞ
>>354 ブラームスのヴァイオリン協奏曲の良さも分からない低能が何言ってんだ・・
ムターじゃなぁ
358 :
名無シネマ@上映中 :2009/10/11(日) 14:12:49 ID:rHJysju4
age
359 :
名無シネマ@上映中 :2009/10/11(日) 14:41:31 ID:Hkj/nGwX
>>339 群象撃ってなんか男塾に出てきそうな必殺技だな。
主人公もいいんだが、イーライの演技も凄いわ・・・・自分でも「殺してー」って素直に思えたし。 ファーストフード・ネーションのバイト君と同一人物とは思えない。