1 :
名無シネマ@上映中 :
2008/08/03(日) 14:17:03 ID:CCZR9R0f
2 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/03(日) 14:25:02 ID:mQ0OH1Ty
まとめ ・ティーチャーを撃墜する、英語では「I'll kill my father」と言っていた ・ティーチャーは子供のキルドレにとって親父みたいなもの、整備士のおばちゃんが母親みたいな感じ ・キルドレはまだ歴史が浅く、ホントに不死身かどうかは分からない ・スイトだけ唯一生きて帰ってこれたのは、子供がいたからティーチャーが生かしたから
少年が大人の男になるために打ち勝たなきゃいけない存在。それが父親。 なんで少年は父親に打ち勝つ必要があるのかっていうと、それが大人になった証明だから。 これは女には分からんかも知れん。 男っていうのは何らかの形で父親に勝つまでは大人になったっていう実感を持てないんだよ。 父殺しの物語っていうのは世界中の神話に存在するエピソードで、現代ではスターウォーズのテーマもそうだった。 もう父親に勝ちたいっていう願望は文明圏を超えて、人類の本能としか言いようが無い。 優一は最後に"I'll kill my father!!"と言った。 劇中で何度も「僕は子供だよ」、「大人になりたくない」と言っていた優一なんだが、 この最後の台詞は「俺は大人になる!」っていう意味。 と、女性に優しい俺が解説してみた。
あ、別にティーチャーが優一の父親っていう意味じゃないからね。 あくまで象徴的な意味での父親。
人間の生にとって絶対越えられない壁が死神の司る運命ならば、死神を越えられれば何かが変わるかも知れない。 幾多の若者が運命に挑み散華してゆく永劫の物語が我々の現実であろう。
自分のブログでやるかチラシの裏に書いておけ
見に行ってからね。 □前任者 クロ・・ □刻印された癖 クロ・・ □キルドレ クロ・・ □運命の象徴(オルゴール) 輪廻 □スイトの噂 妹→娘(父親は ) 前任者を・・ □ティーチャー 元上司 ? ・・・のオリジナル?? 瑞季の・・??
>>5 死生観ってのは大きく分けて2つある。
一つは死を恐れる考え方。
この死生観は、少しでも人生をエンジョイしたい。死はできるだけ先伸ばしにしたいっていう考え方になる。
天国があるっていう考え方のキリスト教なんかも基本的には同じで、大多数の人は死んだら死にっぱなし。
一部の選ばれたキリスト教徒だけが死後に天国で復活できる。
神道も同じ。偉大な人物だけが神になる。
もう一つは不死を恐れる考え方。
インドの土着宗教(今のヒンドゥー教)がそれ。この世こそが地獄で、しかも行き着く先には最大の苦痛「死」が待っている。
でもまた輪廻転生しちゃう。これが永遠に続く。
で、仏教はその輪廻を断つ道を示した。
つまり不死を恐れ、完全な死を望む。
水素は不死を恐れたが、愛する人の死を恐れるジンロウは空砲で答えた。
優一は自分がティーチャーを克服する事で何かを変えようとした。
FAQ: エンドロールの後のシーン.ってどんなだったの? 優一の生まれ変わりが再び基地に訪れる。 優一が訪れた時と同じように。 でも優一のときとは違って、水素は優一の生まれ変わりをまっすぐに見つめる。
>>9 待っていた、という台詞も見る点だよね。
殺してあげたジンロウの後の生まれ変わりには冷たかったけど、玉砕(自然死?)した
ユウイチの後の生まれ変わりは待っていた、という点。
他でも書いたことですが、ここにも書きます。 宝島社のムックでの、押井監督発言の要約: 「キルドレなんていないかも知れない。ティーチャーが最強だとも 限らない。全ては彼らの噂に過ぎず、彼らが生まれてから20年しか 経っていないから、全ては彼らの思い込みである可能性がある。 キルドレの存在などを断言したらSFになってしまう。だから、断言的 には作っていない。要は、全て「偶然」である可能性があるということ。 新聞の折り方が似ている二人の存在も、みんな偶然だという余地あり。 ティーチャーを打ち落とすのは、数年後のスイトの娘。ティーチャーは 無敵じゃない。」 もしそうなら、スイトもヒイラギと違った展開をして、救われるかも。
いいね。 ヒイラギも癖だけ似たまったく別人で キルドレは噂であって、ミツヤも成長して子供をもうけることができるといいね。 閉鎖的な子供特有の噂話かも。学校の怪談か都市伝説みたいな。 あの世界のテクノロジーで技術が受け継げるクローンとかありえない気も。
監督自身のこの発言を知って、私はこの作品にやっと救いを見つけ ました。ユーイチの死も無駄ではなくて、ヒイラギが来てから何かが 変わるのだと思いたいです。
ムックを読んで救われる人がいるあたりやはり 押井だなw
エンドロール後の水素の行動が優一の死とは関係なく 「精一杯の笑顔でカンバレあたし!」 「喫煙はお肌の大敵だゾ☆」 ってスイーツ魂に目覚めただけだったら泣く
>>15 でも、例えそんなしょうもない心境の変化であっても「変わった」ことには違いない。
あの絶望閉塞感無限ループよりはマシだと思う。
18 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:05:27 ID:HVa7O1lT
スカイクロラを渋谷で観てきた。 押井守監督の映画はいつも見る側に真意を考えさせる余地を与えてくれる。
19 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:06:21 ID:HVa7O1lT
自分で考え抜いた言葉は他人から説明されるよりずっと心に浸透する。 自分の人格を構成し得るキーワードは自分で発掘するべきなんだ。 あとはそのキーワードが間違っていないことを経験でもって確かめればいい。 そうやって確証を持つことができたなら自信をもって自分の一部とすることができる。 だから参考書みたいに簡単に正解を教えるべきじゃない。 そこに多様性は全く生まれず、結局は個性と自信のない人間を作ってしまう。
20 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:08:12 ID:HVa7O1lT
映画の中では幾つかの提起がなされていた。 それは現代における少年と本当の意味で大人になりきれていない 大人たち(子供と同義)へ向けたものだった。 * 「死」に対して特別な意味を感じていない子供 * 可哀相という言葉で子どもの人生をnegativeに決定づける親 * 繰り返しのように毎日を過ごし曖昧に生きている子供 * 自分の意味を見出せない子供 * 人生が繰り返されないことに目を背ける子供 * 自立することで切り開く自分の運命や限界
21 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:09:33 ID:HVa7O1lT
戦争に行く子供に対して大人が「気をつけてね」と言い、 それに対して子供が「何を?」という返事をするシーンがある。 これは人を殺してしまう現代の子供たちを象徴している。 子供たちにとって「死」ということが生きている世界の中で 重要なfactorではないのである。映画の中で子供たちはキルドレと呼ばれている。 薬の製品名だったが、その開発過程で偶然生まれた子供のまま成長しない人間を そう呼ぶことになったということらしい。 childrenと killを掛け合わせた造語に思えてしょうがない。
22 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:10:32 ID:HVa7O1lT
劇中に決して倒せないと言われているteacherという存在がいる。 戦争のバランスを保ち続けるために不可欠な最強の存在。 どうやらそれは大人の男であるらしいという情報。 しかし主人公はこのteacherに対し、仲間の手助けを拒否して一人だけで立ち向かおうとする。 teacherを倒すことでこの繰り返しのバランス(運命、限界)を崩すことが出来るかもしれないと思ったからだ。 主人公はteacherに戦いを挑むとき、仲間に対して「this is my fight.」、 それと一瞬だが「i'll kill my father.」と言っていた。 teacherに対してfatherという言葉を使ったのだ。 このシーンは映画の中核を成すメッセージの1つで、 子供たちに自立しようとする意思を伝えたかったのだと思う。 そのことで繰り返しの毎日から脱却し、自分の意思で生きていくことができるのだと。 しかし基本的に父という存在は息子の考えを把握しているものだ。 主人公は絶命直前に自分の得意技でteacherを倒そうとするが、 teacherはそれを見抜いており、主人公を完膚なきまでに撃破する。
23 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:11:33 ID:HVa7O1lT
主人公は必要以上に銃弾を打ち込まれ死亡する。 そう、「死」というのは残酷なのである。 無情であり「待った」は無い。 他の子供たちと同じく、エンドロールの直後に主人公と同じ遺伝子の 子供が現れるシーンがあるが、これは人生に2週目が無いことへの逆説なのだろう。 再び蘇る子供たちを見せて、現実との違いを実感させたいのだと思う。
24 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:12:32 ID:HVa7O1lT
映画の中で自分は何者なのか、自分は何のために生きているのか、 そのことに悩み苦しむ子供がいる。本当の大人、つまり親はそんな子供たちに対して 「可哀相」だからと擁護してはならない。簡単に正解を与えるのではなく 必要な場合にだけヒントを与えるべきである。
どっかでも書いたけど 学生運動のことが押井のイメージにあったような気がする
映画を見終えて帰り道に考えた。絢香の歌でなく「愛はブーメラン」ではあざと いかな?私の横を若いあんちゃんが「押井はハルヒを読んだ かな」「キルドレってダミープラクのぱくり?」なんて言ってる。オイラも年を取った。
27 :
aaaa :2008/08/04(月) 02:25:41 ID:HVa7O1lT
個人的な感想を書いただけなので、 鵜呑みにせず自分の意見を自分で考えるように。 でないと(自分で考えないと)この映画の意味が無い。
脚本家の人は原作つきとはいえ、この手の手法?を よく使うよね。 過去に何かあり、現在に戻るという。 原作だとこの話が長い伏線のはじまりだと思ったけど、 映画になるんだったら、 多分落ちはああだろうなと思ったら当たった。 笹倉が女になったのは物語の都合かな? 全然関係ないけど、ジョゼと虎と魚たちという映画を思い出した。
昨日観てきた。 全く関係無いが、エンディング後に少佐がスイトにパソコンを介して干渉し、最後は前衛的なダジャレでシメる。 と言う奇っ怪な夢を見た。
これOPはクレジットシークエンス入れずにそのまま進めて 本編ED→OPで使われたクレジットシークエンスでエンドタイトル→3人目登場→綾香 にした方がよかったんじゃね?その方が客も席立たないだろうし。 DVD出たら編集して並び替えてみるかな
>>29 夢を見るというのは睡眠の質に影響されるが、スカイクロラが君のゴーストに何かの「傷」を付ける位
の意味があったんだろ。オイラは夢に出なくて不満だがな。
>>14 www
作品だけでは足りないってのが(笑)
33 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/04(月) 20:57:46 ID:tnyE+6/+
なんで、キルドレはみんな煙草吸うの???
34 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/04(月) 21:30:32 ID:z3JX9ueI
思春期の子供ってタバコ吸いたがるし、タバコは大体の人間が思春期の時に 吸い始める。いわいる大人への憧れの象徴なんだと思う。大人になりたい 背伸びした様子を表しているんだと思う。 見てきたけど、毎日を目的も無くただ時間に流されるだけの生活を送る子供達 戦争をしてはいるけど大義も明文もない、仕事としての戦争。 そんな生活を変えよう、ただ流されるだけの人生から 能動的な人生にシフトしようと 絶対権力であるティーチャーに戦いを挑むキルドレ。そして撃墜され死ぬ。 これは押井は夢を追って能動的に生きようとする若者の人生を描きたかったのか? 社会というシステムから開放され能動的に生きようとする者は容赦なく淘汰される 今の社会を写したのか?家畜の様な生活をし、思考や思想を停止させ老いてみじめな老人になるか。 社会に反発して自分の道を行こうとするものは淘汰されるという 八方塞がりな現在を描いたのか。 それにしても若者に向けてのメッセージというのが読み取れない。 社会に歯向かうなと言うことなのか?
中途半端なビューティフルドリーマーだな
>>34 > それにしても若者に向けてのメッセージというのが読み取れない。
> 社会に歯向かうなと言うことなのか?
何も変わらないように見えても、変えようとすれば何かが変わっていくってのが最大のメッセージだと思う。
エンドロール後の水素の表情を覚えてるか?
なーんかエヴァの最終回だな。
十分読み取れたけどな
>>37 周りが変わるか変わらないかはさておき
不幸を受け入れるならば、少なくとも自分の人生は変わる
これは間違いなく伝わると思う
>>39 > 不幸を受け入れるならば、少なくとも自分の人生は変わる
ちょっと違うんじゃないか?
不幸をありのままに受け入れてしまってる状態が最初の水素で、
それを受け入れないと決心することによって「少なくとも自分の人生が変わった」のがエンドロール後の水素。
と俺は思ったが。
>>38 かっこつけてる分、露出的な面白みもないけどなw
>>40 ああ俺が言ってるのは函南の方な
それが周りに波及したのが水素ね
その点はあなたの言ってる通りじゃない
優一について言えばジンロウの頃から未来を信じてて、それを水素に伝えようとし続けてる。 だから水素を撃たなかった。 水素を主役に据えるなら、水素がジンロウ=優一に未来を与られえる物語なんじゃない?
44 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 00:02:42 ID:tnyE+6/+
なんだ、俺はこのご時世のタバコ増税への当てつけかなと思ったw
なんでコクピットの中では英語なん?
46 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 00:11:17 ID:3AtAokxa
>>44 いや悪まで俺の見解だから鵜呑みにしちゃいけないよ
47 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 00:22:04 ID:dz3x/UfM
>>46 いやいや、喫煙のシーンがやけに多く強調してるみたいだったから。。
まぁ、見る人それぞれかな
みなさんは、この映画の結末に納得できるとは、凄いですね。 私は、面白かったけど、最後の戦いは絶対勝つと思ったのに 負けたので、ええええ???と思ってしまいました。 でも、何度も戦うことで無意識的に段々と、相手の動きが読めるようになり いずれ勝てるのかな、と思いました。が、スレを読んでいるとそれも違うみたいですね。 主人公がラスボスに負ける作品なんて、見たことないですし。 勧善懲悪、王道、作品の見すぎでしょうか。
あのラストは"終わり"じゃなくて"始まり"だと思うので、最初は負けで良かったんだと思う。 生まれ変わっても彼等には"これから"がまだあるんだし。 死ぬ気で激しく挑み続けろ!!と自分は読みとれたので、静かなラストだったけどちょっと興奮した。
>>48 負けないと戦争終わっちゃうね
戦争は無いといけないからさ
神に戦いを挑んだの。 もちろん負けるのは決まってるけど 人の気持ちを変えることができたの。
53 :
48 :2008/08/05(火) 02:20:13 ID:E4iwD64f
>>49 〜52
なるほど、あれでよかったのですね・・。ありがとうございます。
でもティーチャーを倒した先に何があるのか気になりますね。
新たなティーチャーが現れるのか、戦争が終わってしまうのか。
戦争とか大きな事は変わらなくても、一人の諦めた人生が挑み続けた人生に変わるのかな。 いつか本当に死ぬ時に気付くのかもしれない
確かにね。それはわからないね。 ただし、一つ言える事は、たぶんプログラム上キルドレは勝てないように 設計されてるんだよ。それは、会社の存続のためであり、社会的な要請かもしれない。 その代わり、不幸にもキルドレには永遠の命(何度も輪廻する)が与えられてしまった。 このような永遠の輪廻に立ち向かったのが函南なわけ。 それにより、スイトさんの心にも変化が生じたと。
気持ちが変わった水素はどんな行動を起こすのだろうか。
実際起こしてたじゃん タバコ吸わなかったり、目を見て函南の次の奴見てたりさ それぐらいだろ。でも君は生きろって言われて、その意志を次いだ証じゃないか。 ただし、スイトも死んで、もう一度コピーされたらどうなるかはわからない。
え!それだけ?生きるだけ? 自殺志願者には大きな一歩なんかなぁ 会社を潰すとか、クーデターを起こすとか,みんなを連れて逃亡するとか… エンターティメント過ぎますかそうですか。
十分だろ。今の若者に言いたいことがあるってのはそういうことだと受け取ったけど俺は。 以下押井の言い分も入るけど 人生は基本的につらいんだ。でもそこまで悪いもんじゃない。 自分が不幸になることを積極的に受け入れれば(函南の場合、死を受け入れれば) 少なくとも走り抜けられる。 で、それが大事な人との関係の中で何か影響を与えれば本望なんじゃないかっていう
60 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 04:20:50 ID:2M46U2gh
>>ID:HVa7O1lT >簡単に正解を教えるべきじゃない。 >個人的な感想を書いただけなので、 >鵜呑みにせず自分の意見を自分で考えるように。 かっこつけんなよナー。正解は教えないけど、少しヒントだけ与えるのが真の大人? 何も言っていないのと同じなんだよ。 アトヅケの理屈付けに満ちた「哲学」と呼ばれる汚らしいシロモノ、 ぶっちゃけ金銭追求オンリーで動いている大人の世界。 「水素」なんて科学的な名前をヒロインに付けてみて、さまざまな 人間的な葛藤までも、あたかも物理化学で解明できるように見せかける汚〜いヒッカケ。 大人の都合で搾取されつづける子供(見世物)たちのお話。死んでもいくらでも代わり(別の子だが)が存在する。 タイで生きたまま臓器をとられる子供と同じ。日本もタイも変わりなし。 この世にろくな正解ナシ。
タイの悲惨な現状を伝えようということで「闇の子供たち」なんて映画があって、 普通の人は「タイの子供って日本よりも可哀想だな」と思っちゃうんだろうけれど、 タイの子供を買う9割、臓器を買っていく何割は他ならぬ日本の大人なわけで…。 そんな鬼畜な大人に囲まれて暮らしているのが、日本の子供なんですよ。 で、「スカイ・クロラ」だ。 子供だから駄目だとか大人だからいいというわけでもないでしょう。 この世界の全てが鬼畜の塊なんですから。 この世にあえて正解真理があるとするなら「金銭追求のために世界が回っている」ってことで。
こ、これは新しい映画の宣伝方法ですな!!!!
>>61 何処で吹き込まれたのか知らんけどタイでガキ買ってる旅行者の多くは欧米人。
日本人が9割なんて数字はあり得ない。あと現地人も買ってるから。ロリコンだけ
でなく「処女とセックスするとエイズが治る」という迷信を信じたエイズ患者とか。
大間違いの前提で何語った気になってんの。何が「かっこつけんなよナー」だよ。バカ丸出し。
昨日見てきた。
>>11 見てなるほどなと納得してしまったw
あの映画の時点では全てキルドレたちの妄想だという
可能性は拭えないんだな。
最後までティーチャーが何者だったのか分からないあたり
押井監督らしいちゃらしい。
ティーチャーの存在そのものが妄想の産物だとしたら
キルドレたちもそのうち大人になるんだろうな。
ミズトはもともと童顔だ、つーことかねw
65 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 07:33:31 ID:2M46U2gh
>>63 欧米人も買ってますとか現地人も買ってますとか
ごくたまにはロリコン以外の需要もあるんですとか、
おそらく日本を擁護したいんだろうけど
地理的に欧米よりも日本がタイに圧倒的に近くて、日本にロリコーンが多いんだからね。
あとは推して知るべしよ。
9割という数字が少々違っていても「大間違いの前提」にはならない。
>バンコクの「性市場」の最大の買い手が日本人観光客である。
>バンコクに入る前、パヤオで受けた説明では「最近は中国人や韓国人、オーストラリア人なども買春に来るが、一番多いのは日本人。
>半分以上はそうだ」とのことだった。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/282 >何が「かっこつけんなよナー」だよ
一人でスカした7連レスもつけるようなID:HVa7O1lTには、イッパツ何か書いてやらなくてはと思うだろ?
>>65 オーマイニュース・・・w
このスレで君に関わりたくないので深くは突っ込まないけど
もう少しまともなソースを提示するべきでは。
書かれたものを何でもかんでも鵜呑みにすると碌な事にならないぞ。
いかにも某変態新聞から引っ張ってきた話だな ちなみに事実無根な話だとはあれも認めてるよ。大々的に公表して訂正しないあたりが姑息だけど
68 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 08:32:46 ID:QZl/obQ8
>>64 ティーチャーは押井自身かな、と受け取ったんだけど。
「若者に伝えたいことがある」、って釣っといて、あの結末。
「君たちコピー世代には僕やパヤオを超えることはできない」っていう。
でも嘲笑ではなく挑発なのかな。若いクリエイター全般に向けての。とにかく嫌な気はしなかった。
俺はキルドレが押井本人に感じた。 ティーチャは上から目線で若者を見、出る杭を打つ大人達の象徴
原作一杯ありすぎてわけわからん 時系列どうなってるん
>>70 とりあえず一番最初に出た「スカイ・クロラ」が物語としては最後の話。
ナ・バ・テア None But Air
ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
の順に読めば時系列通りになる。
>>71 そうなのか・・
ありがとうその順に読むわ
いや時系列順の方がわかりやすいよ。
私も発売順に読むのをお勧めするがなぁ…。 時系列順に読むと、かえって「スカイ・クロラ」で肩透かし受けるような印象も…。 ぶっちゃけ森さんとしてもあまり細かい設定は考えず、何となく第一作「スカイ・クロラ」を書いちゃった部分多いと思うんだよね。 「クレィドゥ・ザ・スカイ」の現実と境目がつかなくなってくる白昼夢を見る表現は雰囲気ものとしても上手い。 しかし、あちこちつじつま合わない最後として「スカイ・クロラ」を読むと消化不良起こしそうな気がするんだけど?
正直クレィドゥはしんどい。 森さんの好きな多重人格ミステリみたいなのだが クロラ、ナバテアに比べて爽快感がない。 キルドレの設定に興味あるやつは面白いかもしれないが。 ナバテアで終っといた方がよかったな。
77 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 20:21:34 ID:R7Jr0quG
見に行った。なかなか面白かった。 「ティーチャー」が「大人の男」で優一があっさり負けるのは、子供でいるうちは絶対に大人に勝てないという宿命と劣等感だと思った。 ラスト近くの、いつも見る風景が〜だっけ?あのくだりは好きだな。
え、スカイクロラの舞台って 平和な世界で 戦争ごっこをしてる・・って設定なの? 仲間もガンガンティーチャーにやられて殺されてなかった??
うん。でもすぐ蘇るね。遺伝子操作で
>>78 ただ蘇るだけじゃ戦争が終わっちゃうから、戦況をコントーロールして永遠に争わせるために
倒せないティーチャーがいるの。
音楽もすごく良かったな〜 人狼も良かったけどそれに匹敵する ぐらい良かった
財閥間の経済戦争を傭兵会社が請け負ってやってるような感じじゃないか? エスカレートしてくると政府が介入して冷や水を浴びせるが、別に終わらせる気はない。
え・・・でも、クローン技術が発達してるって想定して そのパイロットのクローンとか先生に撃墜された機体とかの復活費用とか金銭的な問題って あの世界ではどうなってるのかな・・・ ゲーセンでゲームをやってるかのように安価で機体もクローンも復活できるって設定なのか・・・・
そりゃ会社が出してるんでしょ 会社は放映権とかで莫大な金を全世界から取れるんだろうし 普通に考えて余裕だろ
・・・なるほど、原作を読まなかった俺には一回だけみた劇場版では ストーリー&設定を補完できなくて、このスレや本スレでいろいろ教えてもらってなんとなくわかってきたわ・・・ 押井の作品は比較的好きだけど、設定が難しいのが多すぎる・・・ 初見で理解しづらい内容って、コアなファンにはストライクかもしれんが 一般的な人には切り捨てられちゃいそうだがなぁ・・・
ミズキの母は水素で父親は誰?
今回はわかりやすいって押井にしては圧倒的に ちなみに俺も初見ね原作もしらんし わざと内容頭に入れないでいったけど 見ようと思えば見えてくるよ、色々
ティーチャ
一般人だって落ちた機体やパイロットの遺体見て「可哀想〜」とか言うけど ゲームとしての戦争反対!とは言わないみたいだしね 同じ体をいくつでも再生できるのはいいとして、 知識や技術、癖までも伝えることができる、でもプライベートな記憶は伝わらないとは なんと都合のいい設定でしょう
一般人だって落ちた機体やパイロットの遺体見て「可哀想〜」とか言うけど ゲームとしての戦争反対!とは言わないみたいだしね 同じ体をいくつでも再生できるのはいいとして、 知識や技術、癖までも伝えることができる、でもプライベートな記憶は伝わらないとは なんと都合のいい設定でしょう
最後のティーチャーと戦う寸前の「景色は違う〜」のとこなんて以前の押井作品には無かったよね 押井は押井なりに分かりやすく作ろうとしてるのは感じ取れた
大事なことだから2回言いました禁止w
ファンタジーに関してはフレームワークは受け入れなきゃだめだよ それじゃなきゃファンタジーの意味も無いわけだし そこは置いといてとしなきゃとてもじゃないけど見れない
やばいな クロラと攻殻2のDVDが出たら買っちゃいそうだな
>>84 観客が金払って見物に行くわけでもないし、戦闘機の値段からして桁外れに合わんだろ。
スカイ・クロラの世界の戦争が観客から金を集めるためのショーだってのはあくまで比喩的な表現だと思うんだが。
原作知ってる人、解説よろしく。
>>96 でも仮に世界に戦争ショーやる会社が二社しかないとしたら寡占もいいとこだよ
絶対可能だろ。放映権、スポンサーだけで余裕でしょ
戦争請負会社は「ショーとしての戦争」を提供するだけではない。 煙草、マッチ、ビールからポップコーン、さらには教育機関の運営、薬品の開発に至るまで、人々の生活に関わるすべてを、国家に変わって供給する一大起業なのである。
>>97 実況だけで放映してないじゃん。あれで金が集まるとは思えないが。
スポンサーってのは国がかむかもしれないよね 仮に軍事費用が全くいらない平和な国家が築けてるんだとしたら その分は融資で募れるかもしれないし、今の国連の金みたいにさ なにせ平和を維持するために必要な戦争ショーなんだから
でもさ、平和な世の中だとして、今の日本が刺激に飢えてるからってクロラの世界のような 仮想戦争は 我々がやってるようなPS3や箱○のオンライン対戦とは違うと思うなぁ オンゲームの中では死人は出ないがクロラの戦争は死人がでてるしなぁ・・・ 同じ刺激でも バトルランナーでストーカー(追跡者)から 必死に逃げて戦ってるシュワちゃんを見て楽しんでるあの視聴者やショー的な感じかな
102 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 21:27:01 ID:o0ahVROV
>>101 本当に死者が出るから平和を実感できる。って設定じゃないの?
俺がこの映画で最も疑問だったのは「じゃあ大人ってナニよ?」
って事だったんだけど、どのスカリ・クロラ スレを覗いてもあまり
話題に登ってないのね。
>>100 共産主義が世界革命に成功した世界って言うんなら有り得るかもしれないけど、スカイクロラって資本主義の世界しょ?
ほぼ完全な平和が実現されて、他の国の戦争なんて他人事に思えちゃう国って正に今の日本だと思うんだけど、
戦争請負企業なんて全く必要としてない。
それを現実として、押井も、森も知ってると思うんだよ。
なのにあえて、なぜ、そういう持論を水素に言わせたのかってのが論点だと思う。
そういうニヒルな論理で自分自身を納得させてるっていう心理状態を表現したかったんじゃないかと。
てか原作知ってる人、お願いします。
>>102 >「じゃあ大人ってナニよ?」
原作は分からないけど、映画に関してはそれほど重要なものでもないと思う。
キルドレ、つまり現代の若者、が超えられない何かだろ。
>>103 >戦争請負企業なんて全く必要としてない。
単純に理不尽に死んでいく人間がいることを見ることによって、
自分達が幸せである事を実感したいだけじゃないの?
本スレでうざいコテがいるんだけど なんなのあれ? さも、「俺はわかってるんだぜ?」風なのがむかつくんだが
>>105 現実として今の日本がそれを必要としてないじゃないか。
当の日本人である押井や森がそれを知らないとはとても思えないんだよ。
あぼーん当然してるわけだが
一度きりの生を生き抜くために頑張ったり妥協したり手を取り合ったりするのが大人 展望なく生きるのが大人じゃない人
でも展望無く生きるキルドレの人生は一度きりではないと
バトルランナーはガキのころに見てトラウマになったわw
>>104 たしかに表面的にはさして問題視されていないかもしれないけど、
突き詰めて考えて行くと避けては通れない問題だと俺は思うよ。
だって、カンナミやスイトはティーチャという大人の象徴を倒すことで、
ループする日常から脱却しようとした訳でしょ?
キルドレの設定からして「成長しない子供」なんだから、
その対極には「大人」っていう概念が潜在してる。
>>103 現実での他国で行われている戦争が、スカイクロラの「ショーとしての戦争」でしょ?
なんで戦争請負会社が必要とされてないと思ったの?
> 実況だけで放映してないじゃん。あれで金が集まるとは思えないが。 あれは無料放送で、会員向け有料放送はリアルタイムの戦闘映像が配信される…のかも
115 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 21:50:57 ID:o0ahVROV
>>109 劇中にそういった大人って誰か登場したかな?
ショーとしての戦争ならば 飛行機VS飛行機の空戦オンリーというレギュレーションで戦えばいいと思うのだが 主人公陣営の 基地に攻撃を仕掛けてくるのは ショーとしてどうなのかな〜って感じた。 水素があがって 阻止してたようだが・・・
>>115 名もなき老若男女たちの多くは大人だと思うよ
画面に出てこない部分で大人な生を送っている
>>107 いや、戦争してる国や飢餓に苦しんでる国をニュースで見て、
優越感に浸るとまでは言わないけど、安心してるでしょ。
>>112 日常というかある種の不老不死からの脱却
ただし、ティーチャが死ねば戦争は無くなり(また復活するかもしれないけど)
キルドレはずっといき続けなくてはならないという矛盾
ただし自殺とかすれば話は別だけど
問題は戦争ショーが無くならなければ、キルドレは無限ループで量産されるという点
ただし有史以来戦争は無くなっていないことから察するにキルドレループは続く
それに抵抗したのが函南
>>113 日本で他国の戦争に関心を持つ人なんでほんの数割。それも20歳前後の数年間だけちょっと興味を持って
30歳になる頃には興味すら失ってしまう。
事実としての戦争なんて、人間の幸福感にはなんの役割も果たしてないんだよ。
それが日本で実証されちゃってる。
>>112 >ループする日常から脱却しようとした訳でしょ?
そう。
で、超えられなかったし、今後越えられるような示唆も無かった。
大人は子供が倒すことのできないものって言いたかっただけだろ。
劇中ではティーチャーという個人だったけど、
それは社会やシステム全てをさしてると思う。
実際、他のスレでもティーチャーの代わりはいくらでもいるって話も出てるし。
>>117 少なくともさ、劇中に登場したいわゆる「大人」達は、
キルドレ達と内面がそんなに変わりないように思えたんだよね。
一度きりの生を生き抜くために頑張ったり妥協したり手を取り合ったりする大人っていた?
>>120 戦争に対する興味は問題じゃないんじゃない?
興味が無かろうが、戦争によって苦しんだり死んだりしてるのは誰だって知ってるでしょ。だから戦争から遠い日本にいて平和を実感できるんじゃん。
日本で実証されてるってどういうこと?
124 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/05(火) 22:09:26 ID:o0ahVROV
>>119 >>121 うん。
で、俺が疑問なのは、じゃあそのキルドレが絶対に越えられない
「大人」の正体についてなんだ。
>>124 これ以上、どう答えろっちゅーねんw
宇宙人とでも言って欲しいのか?
>>123 今の日本人は他国の戦争をゲームやアニメの映画の戦争の実写版くらいにしか感じてないと思うぞ。
他国の不幸を土台に幸せを感じる以前に、その不幸な他国を現実としてすら感じていない。
>>125 宇宙人なら、それはそれで面白いけどwww
キルドレが「大人」や「社会」や「システム」を越えようとしているなら、
彼らが求めるのは大人や既存の社会を越えた何かってこと?
撃とされても撃とされても、出撃を繰り返す米英の重爆乗り。 東部戦線で4号戦車に乗って、T34やJS2と渡り合わねばならないドイツの戦車兵。 数だけを頼りにティーガーに殴りかからねばならない、アメリカの戦車兵。 一度出れば、半分近く帰ってこれない、日本海軍の中攻乗り。 みんなキルドレみたいな気分だったのではあるまいか?
>>126 その言い分は極端だと思うけど重く感じたりはしてないかもしれないとは思う
でももし世界から戦争が無くなったとしたら、その事実は現実として重く受け止めなければいけなくなると思う。
今まで戦争は絶えなく続いてきたからこそ、戦争が消えるという変化は重大で、日本の平和だと思える居心地なんかはなくなっちゃうと思った。
>>127 彼等は何も求めていない。
ただ、与えられた環境の中で漠然と生きるだけ。
函南はたまたま、何かを感じてティーチャーを倒そうとしただけ。
それも、映画としての味付け程度でしかないと思う。
要は単純な日常の中で何かを変えようとすることにより、
何かがほんの少し変わることを監督は言いたかったのでは?
あの監督って結局のところは単なるミリオタなのに 「戦争を通して平和を噛みしめ」とかなんとか口実を並べるのが いかにも後付けですって感じでそこは好きになれない
そんなことどこで言ってた?
>>129 戦争や内紛に悩まされる発展途上国は映画なんかの発信もないし、大半の日本人には感情移入も出来ない。
歴史やフィクションの世界と大差ない存在なんだよ。
逆を言えば歴史やフィクションで十二分に代替できてしまう。
何割かの、日本国内での不幸な人は、不幸な国に対する優越感みたいなものに支えられてる面があるかも知れん。
でも戦争が必要条件なわけじゃないんじゃないか?
てか原作知ってる人、原作の世界設定を教えてください。
>>133 でも、今でも平和を説くのに戦争を持ち出すからなあ。
俺はこれが大嫌いなんだけどね。
やっぱり、なんらかの影響は与えてると思うよ。
>>134 原作のレンズ(函南の目)には、身の回り数メートル以上の世界は
もやがかかっていて、はっきりとしたことは何も見えないようにできている。
例えば、外観がヨーロッパっぽいだとか、自分が勤めている会社名とか
函南が興味のないこと(飛ぶこと以外)についてははっきりした描写がない。
唯一、彼に話し掛ける人間が、彼の知らないことを言う程度。
世界設定など、なきに等しい(この話に必要ない)。
客観的な世界を書いている小説ではなく、彼の、主観的な気分を書いている作品。
まあいっぺん読んでみそ。
>>134 あっちの
>>882 に貼り付けてあったので、少し答えると。
国家は絡んでる。時間軸でいくと4部までだと、金の話は、でてきてないね。
途中までしか読んでないのと、映画版は観てないから説明できないけど。
自分が読み終わる前に、全部読んだ他の人の答えがでると思うけど。
4部まで読んだ感じだと、金の流れとかこの先でそうにないかな。
>>136 が答えてるけど、やっぱ説明ないんだね。
>>137 で書いた4部は間違え、3部までしか読んでないわ。いま4部読んでるとこ。
>>130 監督の最終的な回答はわかるよ。それはティーチャとの決戦に向かう
カンナミの口からはっきりと語られたし。
でもさ、それだけがこの映画のテーマなら、劇中であそこまでキルドレと大人との
対比を克明に表現しなかったと思う。
例えば水素はさ、大人に嫌悪感のような感情を抱いている一方で、強烈な憧れという
一見矛盾している感情も抱いてる。それは煙草だったり飲酒であったり、
あるいはレストランでカンナミと食事をするシーンで、カンナミを誘惑するために
口紅を引いてくるといった描写からも伺えると思う。
で、ここから結局立ち戻るのは、大人って何だろうとかキルドレって何だろうとか、
そういう疑問なんだ。
自分でも、堂々巡りをしているとは自覚してるんだ。スマン。
「・・・一部の特別な人間だけに戦わせて、それによって民衆の捌け口を用意する。そうしたうえで、今の平和が築かれているんです。 あるときは、戦うことに反発するエネルギィを、その一箇所に集める。 しかも、それは政治の枠組みの外にある。上手いやり方です。 あるいは逆に、戦う者に感情移入させることで、反社会的な破壊行為への動機を抑制できる。 ・・・もしも同じ人間だったら、きっと批判が集まったでしょう。 それが、タイミング良く、偶然に我々の前に現れた。歳をとらない人間が。死なない人間が。」 飛ぶことにしか興味のないクサナギに真実を伝えようとする新聞記者の言葉。 まだ続くけど、長くなるな。
>>139 うん。なんとなくわかるんだけどさ。
キルドレの場合与えられたわけだ子供という資格を。
で、キルドレ以外ってのは自然に大人になるという意味で大人を与えられてるんだよ
結局はその違いだけじゃない。しかもこの付与ってのは絶対変えられないわけ。
それに立ち向かうっていう話じゃないか。
押井作品にしては目に優しかったので助かった。
今まで同じような映画を作り続けてきた生活から抜けるために 大型予算で大作映画というティーチャーに挑戦するもあえなく興行で撃沈。 で、生まれ変わってこれ作りましたよ、というオシイ自身の映画だな。 本人も若者相手に自分は人生の二週目に入ったって言ってたし。
>>141 >で、キルドレ以外ってのは自然に大人になるという意味で大人を与えられてるんだよ
そこだ。「自然に大人になる」ってのはどういうことなんだろ?
キルドレ達は肉体的に老化しない。だから死という概念が希薄で、代償として生が実感できない。
それゆえに彼らは表層的な格好だけでも大人の真似事をするのか。そして戦場で、死と
背中併せになることでリアルな生を体感しようとする。
にも関わらず、劇中ではキルドレ達の大人的行動の模範になっている当の大人達の実態が、
よくわからない。むしろ登場する大人達は、どこか情けなく描かれている節がある。
ドライヴ・ウェイにたむろしている中年達なんかは、何一つとしてキルドレと変わりなさそうだ。
「自然に大人になっている人々」は身体的な成長ではなく内面的に何が「大人」なんだろう?
完全な平和が実現した世界で、大人たちが作った「ショーとしての戦争」。 意味不。
子供ができれば大人,とも限らんしなぁ
>>144 内面的に大人なんてないでしょ
あるのは明確に身体的な差のみ
ティーチャ=あの老人説ってのもあるようだけど その真偽はともかく、お約束で勝ちを保証されているティーチャも含めて 個々の大人自身はそんなに立派なものじゃないんだろうね キルドレにとっての壁は、個々の大人ではなく、 集合としての大人たちが構築したシステムというかお約束の体系なんだと思う
水素ちゃんのぺっちゃんこのおっぱいとかそういう話題はしないの?
>集合としての大人たちが構築したシステムというかお約束の体系なんだと思う 大人って、作者だろ。
あ、それでいいや、ははは
すごいねーそれで正解でいいよー
原作読めばショートしての戦争の詳しい設定が分かるかな、と思って読んだら、かけらも書いてなかった。 あれからよくここまで妄想を膨らませたなぁ。 新聞読むといろいろ細かく書いてるしw
>>153 ショーとしての戦争 という設定は、原作では状況を成立させる
ためだけにしか用意されていない。
原作と映画の違いは、函南(達)が、飛ぶこと、そこで戦うことが
自分が本当に打ち込めることで、生を実感できる瞬間で、ほかの事は
まったくどうでもよい、と感じているというところをクローズアップさせて
いる所。強調しすぎると、単に好きなこと、打ち込めることを持っている
若者、という見え方になってしまうので、映画では抑えて表現したのだ
と思われる。映画では、より、世相を反映させたいという意図があった為に
生き生きしている空のキルドレ達より、地上でだらりとしている部分を
強調している。その部分を、半ば否定的に描くことで、一歩踏み出そう
というメッセージを成立させようとしている。
原作では、このように、戦うことが、本当に好きで、戦うことでしか
生きていけないっていう人がいる、ということを踏まえなければ、戦争
それ自体を単純に否定することでは、平和などありえない、ということを
表現したかった、と、森さんはおっしゃっておられますた。
けど、やっぱ2人とも、レシプロ機で飛びまくって、戦うって超カッコいい
やってみてーってのが、作品作った原動力と俺には思えて仕方ない・・・
これはさあ・・・大人も子供も同じだってことだと思うんだ。 作中の戦争状況は、大人から見れば日常を維持するための非日常 だけどキルドレから見れば日常。 ユーイチは生きていくために非日常が必要だと悟り、ティーチャーに挑むわけだ。 つまりこの時点でもうやってることは大人なわけ。 「終わりなき日常」が若者特有の幻想だ、ってことはBDでも描かれていたけど、 結局それらは制度的に与えられたものにすぎない。そこに気付いて終わる。 それでも疑問が残るのは、「日常に非日常を見いだす知恵」を身につけたところで、 結局それも大人達の手のひらで踊っているだけなんじゃないかというところ。 これがユーイチの最後の台詞「それだけでは、いけないのか それだけのことだから、いけないのか」という歯切れの悪さにつながっていると思う。
>>149 彼女は拒食症寸前のガリガリちゃんなのであれでいいんです
、原作ではごはん残して食堂のおばちゃんに怒られたりしてます。
ショーとしての戦争なんだけど俺が高1の頃、湾岸戦争があってなリアルタイムで中継されてたんだ、
米軍にもカメラがはりついいてて、バグダッドからも空爆の様子がTV中継されてた、
解説者が米軍の戦術とイラク軍の戦術について解説したりしてスポーツ中継みたいだった、
実体験として「ショーとしての戦争」には僕は違和感はない。
あとショーとしてもっとも消費された戦争ってWW2だと思う、映画、漫画、小説、TVドラマ、専門書、ガンカメラ映像ばっかりのDVD、TVゲーム、
娯楽のコンテンツとして非常に優秀、エースパイロットが大勢出た、物語が非常に多い。
現状のアフガニスタンやイラクの戦争は娯楽としてより公共事業としての側面が非常に強く出てるよね、
ルールがきちんとしてないので娯楽化しにくいんだと思う、「仕掛け爆弾で何人死にました」とか全然面白くない。
「民間軍事会社」がメジャーになった点では面白いけど、むしろ観戦がたじゃなくて参加形のエンターテイメントなのかも。
「民間軍事会社」の大手ブラックウォーター社、熊のマスコットキャラとかのグッズなんかまで出てる、
http://www.blackwaterusa.com/ コンテンツビジネスに乗り出したら面白いのになあ。
157 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 02:32:07 ID:odvMHRTD
昨日見てきた 孤男ばかりでちょっとひいた 映画の内容がよくわからんし とても退屈した 結局大人って何?みたいな事を表現したかったの?
リア充の人おめでとう、さようなら。
押井守のメッセージこそ、子供/大人という二項対立の脱構築だったんだよ!
160 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 02:44:30 ID:odvMHRTD
さよなら。
ああ、あと驚いた犬の顔ワロタ タバコと酒、コーヒーは繰り返す日常を逃避するためであり、 ルーティンを強く意識させる演出でもあると思う。 背伸びとかは違うんじゃないかと思った
>>154 に紹介されている原作者の戦争観からすると、
原作と映画とでは、「戦争が必要だ」という理由がすり替わっていることになるね。
原作は「戦争が好きな人にとって平和は理想状態ではない」
映画は「戦争の悲惨さを判らせないと感覚がマヒして平和のありがたみが判らなくなる」
だものね。
ミリオタの押井の本音はむしろ原作者の感覚に近いはずなんだから
へんに取り繕わないで空中戦大好きな少年少女をそのまま描いたらよかったんじゃね?
まあそれだと反倫理的だっつってスポンサーが抵抗するだろうけどさ
ティーチャーが移籍した理由と水素がティーチャーに こだわる理由がイマイチ解らない 原作ではこのあたりにも触れているのかな
>>139 >大人に嫌悪感のような感情を抱いている一方で、強烈な憧れという一見矛盾している感情も抱いてる。
水素以外は全く嫌悪も憧れも無いでしょ。
水素が怒鳴りに行ったのだって、情報伝達されなかったからだし、
ティーチャーは大人じゃなくて、個人的に好きなだけじゃないの?
>それは煙草だったり飲酒であったり
これはただ目の前にあるから飲んだりするだけで、大人云々は関係なくない?
>>144 >それゆえに彼らは表層的な格好だけでも大人の真似事をするのか。
キルドレは上でも言ってるけど、そういう感情は無いと思う。
酒やっても酔って愚痴ったりしないし、煙草吸って悪びれるわけでもないし。
>そして戦場で、死と背中併せになることでリアルな生を体感しようとする。
たぶん、ここが一番誤解されてるような気もするけど、
キルドレは生死に執着してない。
仲間が死んでも感情的にならないし、
函南も見学に来た叔母さんに「気をつけて」とか言われても、
なんとも思ってなかったし。
おれは「ショーとしての戦争」をプロ野球とかワールドカップみたいな戦争の代償こういとしてのスポーツみたいなもんと認識したけどな
戦争でスポンサー企業が儲かる構図って 今の戦争と何が違うの? そういう問題提起をしてる映画だね。
>>163 トラクタはもうつくらねって会社が言ったから
ティーチャはプロペラ後流を主翼に当てて常に能動的にコントロールできる
トラクタじゃないといや。プッシャは子供の乗り物で自分は乗りたくない
といってる。逃げる為の旋回性能と獲物を追いつめるための馬力、
能動的操縦可能性という、2機種間のそれぞれの特性を、キルドレとティーチャ
(人間の大人の男)のそれぞれの嗜好とすることで対比させて描いている。
パイロットとしての腕にどうしようもなく惹かれている
戦いたがっている
168 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 12:56:56 ID:MOmvOEyh
d
>>162 どちらも、戦争それ自体を肯定も否定もしていない。
厳然としてそこにあるもの、として描いていると思う。
その上で、キルドレである函南の目で見たり気分を味あわせることで
戦うことでしか、生きられないある種の人がいる、ということを共感
させる装置になっているのが、小説。
終わりなき日常の感覚、というのはもちろん原作にもあるが、映画は
そこをクローズアップして、ただ、無気力にその日を生きていたり、
真綿で首をしめられているような圧迫感を感じている現代のある種の
若者達に、一歩踏み出してみようぜというメッセージになるよう
整理している。
草薙の「同情で侮辱するな」は、原作ではスッとわかるが、
映画では少し考えないとわからんのではないか?
どうよ、小説未読の人?
170 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 13:25:08 ID:MOmvOEyh
>>169 どうよって?
俺って凄いだろって事?
そのままこ事言ってるだけじゃない?
ちんぷんかんな妄想入れて。
なんでかわかる?
小説ではさんざんこれは好きでやってることで やらされているのでも、やるしかない状況におかれている のでもなく、誇りをもって戦っているてな説明えんえんなされたうえで 上のセリフがあるから、わかるセリフだ、ってことを言いたい。 映画では、ほとんどそのような情報がなく、突然発せられる為に、 こんらんしないか? もしくは、セリフの意味が微妙に変わる んじゃないか?ということ。
>>167 なるほど、そういう理由や意味があったのか
ありがとう
173 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 13:33:29 ID:MOmvOEyh
>>171 本当にそう思う?
もし私がティーチャーだったらどう思う?
174 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 13:47:01 ID:KuBz7H18
これ見て、俺も煙草吸う時にマッチにしました。もちろん、路上にマッチ捨てる時は折って
175 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 13:49:30 ID:oWeVYoam
176 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 14:26:56 ID:KuBz7H18
> 150 名前:名無しさん名無しさん[] 投稿日:2008/08/05(火) 05:49:10 > ・初登場7位(笑) > ・宣伝目当てにロクに発声出来ない大根俳優2人を主役に(笑) > ・まるで生気の無いキャラデザ(笑) > ・笑っていいとも出演(笑) > ・「大ヒットの裏側」(笑)
178 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 14:50:52 ID:DNW4z0Vl
仮に50年、60年生きて 中身は大人として立派に成熟したとしても いつまでも「こども」であることを自称しなくてはいけない キルドレという存在。 モンスターペアレントとか、駅員に暴行はたらくおっさんとか いい年してるのに子供みたいな振る舞いをする 現代の大人たちへの皮肉に思えたなあ。 はたから見れば、おそろしく幼稚で未熟なのに 自分を大人だとか、一人前の事が言える人間だと 勘違いしてる人が多いもんね。 そんな人間がのさばる世のなかに、 自分の姿を客観視する怖さを伝えているような気がする、 キルドレって。
>174 マッチの方がうまい、体には悪い。それだけだ。 >175 そういう映画だと思うが…
>>177 >> ・「大ヒットの裏側」(笑)
これだけは同感。
>>166 戦争で儲かるっていうのは思い込みなんだってさ
戦争起こっても軍事産業は儲からない
koji.netとかオブイェクトに載ってた
ティー茶が親父だったのか。。
クレイドゥ・ザ・スカイではもはや栗田か函南か正体が解らんのだな 強いて言えば函南になる途上の栗田なんだろうか
>>181 >koji.netとかオブイェクトに載ってた
これは笑う所か?
笑うところだろ?ちがうの?
われらを守りたまえT-72 オブイェークト
187 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 17:36:36 ID:xqvTT0pw
キルドレがティーチャに絶対勝てないのは ティーチャが強すぎることに対しての キルドレたちの迷信めいたものなのかな? それともキルドレたちに遺伝子上でなんらかのリミッタがかかってるの?
リミッタなんだろうね。特有のクセがあってそこを付けば誰でも勝てるという感じの。 原作読んでないから知らんが。対策があってもよさそうなもんだけどなぁ。
ティーチャーが1万人に1人の才能に恵まれて成り上がった本物のエースパイロットであるのに対し、 キルドレたちはパイロットへの適性の有無は度外視し、キルドレであるってことだけでパイロットをやらされてる凡人だからじゃないかな? 素人が束になってかかってもプロ棋士に一勝すらできないような構図だと思った。
ブラクラ乙
なんで日本によく似た国からポーランド・ヨーロッパに設定が変わったの? 登場人物や基地の名称は日本ぽいのに。
エンドロール後の終わり方って 一応「何かを変えられるかも知れないよ」的な希望だったんだな、たぶん。 見てるうちに水素がメンヘラ女ぽくてイラッとし始めたから 「(優一が)死んでも代わりはいるから」ENDなのかよ!と思ってた。
196 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/06(水) 20:13:26 ID:cxiSw/fm
>>184 911陰謀論とか信仰してそうだねおじさん
クレイドゥはプロローグがクリタ、本編クサナギ、 エピローグカンナミ
>>194 いっそ、すべてを白人にすればよかったかもな。函南って街名前かよ。
>>198 キルドレはヨーロッパに輸出された日本の商品ってところなんじゃないか?
設定的に。
>>197 草薙は第三者的として登場してるから栗田と函南だけの話だろう
草薙は最終的にレズになってしまうんだよね。
クレイドゥは解釈しづらい フラッタ最終で重症を負った栗田が記憶喪失で夢見状態という描き方で始まってるし 最後に函南になるから記憶と身体のすり替えが行われたようだが
>>203 解釈は色々あるだろうけど
プロローグ入院、脱走、フーコと会う(おそらくクリタ)と
本編の脱走、フーコと逃避行(クサナギ)は
つながっているように見せて別の時期に起きたよく似た事例と考えている。
作者が意図的に混乱させようというシチュエーションだと。
森博嗣がミステリで良く使う手法だから。
フーコとクサナギはレズである必要はないよ。
喫茶店の前に座っているおじいちゃんは誰? 何を象徴しているのか?
フーコと親しかったのは栗田だったんだからやはりアレは栗田と見るのが普通だろう 突然に草薙がフーコとレズになるのは不自然過ぎる
>突然に草薙がフーコとレズになるのは不自然過ぎる セクシュアルな描写はないし、 フーコが特にクサナギを嫌っていたわけではない クサナギはフーコを軽蔑していたが記憶障害だから忘れていた で説明できるよ。 本編が初めからクサナギスイトだったと考えることで 最後にクサナギスイトであることが判明したことに辻褄が合う。 そうでなければどこかで入れ替わったことになってしまうから。
しかしキスしあうような仲にいつの間にかなっていたとは考えられない フーコは栗田の追っかけだったのに、何で急に同姓の草薙水素に転向しなきゃなんないの? そこは明らかに栗田だろ
キスはプロローグだろう? そこは俺もクリタだと考えているよ。 >フーコは栗田の追っかけだったのに、〜 転向したわけじゃないと思う。 ここから俺の想像; おそらくプロローグと本編の間に事件があった、 (クサナギがクリタを殺した?) つまりクリタはもうフーコの元へは帰ってこなくなった、 フーコはもともとクリタにそれほど執着していたわけではなかった、 というより毎回人生最後みたいに好きになるのを繰り返している女、と分析。 クサナギは病院を脱走した時、なぜかフーコに連絡が取れた。 ↑これが一番不可解ではあるのだが、記憶障害である点がカギになる。 クサナギが記憶障害であることは彼女を良く知ってる人間が見れば明らかだが、 フーコはほとんど面識がないから不自然さにも気がつかない。 そして今の仕事を抜け出したいという願望をもっている。 その道連れとしては別に男でも女でも構わない、 突然現れたクサナギでも。 結局一緒には行けないと言っている。多分年齢でなく性別で。 どうかな?
>クサナギは病院を脱走した時、なぜかフーコに連絡が取れた。 ↑これが一番不可解ではあるのだが、記憶障害である点がカギになる。 どう考えても不自然だろう 記憶障害だったら尚更だ 何でフーコの事を記憶してるのが草薙なの? それ程の仲では無いのに何で電話番号まで覚えている? フーコもほとんど面識無いはずの草薙から電話貰ってそんなに喜ぶだろうか? 仮に草薙に栗田の記憶のすり替えでも行ったとしても、第三者達の態度や反応から草薙とは思えない
>>205 そういやレストランのシーンで水素の背後にかかってる絵に描かれている人物が、
最初11人だったのがカットが切り替わると12人になってる・・・というのがパンフにあったが、
増えた人物はあの爺さんに似てるな。
草薙だとするとクロラの草薙は?別人なの? というわけで、キルドレ集合無意識体説をでっち上げる
>何でフーコの事を記憶してるのが草薙なの? >それ程の仲では無いのに何で電話番号まで覚えている? これはわからない。たまたま覚えていたのがフーコの連絡先だった、 ただし電話したのか直接行ったのか、そうだとしたら多分直接。 >フーコもほとんど面識無いはずの草薙から電話貰ってそんなに喜ぶだろうか? 喜んだのかどうなのか、それはわからない。 特に喜んだような描写もないし。 記憶のすりかえというのは良く分からないが、 クサナギスイトの記憶しかもっていないと思われる。 さて、どうして俺の想像がこんなことになるのかといえば 物語中で時間的な切れ目が入れられるとしたら プロローグ・本編・エピローグ しかない。 ということは本編の僕は本編中は同一人物であるはずだから、 本編最後にカイが確認した僕はクサナギだったとすると 最初からクサナギでなければならなくなるんだよ。 エピローグで4機落としたのがクサナギだと杣中が語っているよね。 それが本編の最後の戦闘だと考えればの話だが。 要するに俺のは本編の僕はクサナギスイトで一貫しているという 見解からの推論だよ。
>>213 だがそれだと結局フーコの件等が不自然極まりなくなる
作中どこかで”僕”の人物自体が変わっているというのは賛同する
しかし初めのフーコとの脱走劇などの時点ではまだ栗田だと察する
>>214 フーコについては不自然だと思う。
辻褄が合うというのは、そう読めなくもない、というレベルの話。
しかし、これは森博嗣のミスリーディングだと俺は思う。
そういう限定された解釈でしか正解がないという叙述トリックに
何度も騙されたからねw
それを加味しての話だよ。
>>215 明らかに辻褄が合わない部分に関しては賛同は出来ない
前巻まで栗田と親しかったフーコがいきなり草薙と親しくなって一緒に脱走するのは明らかにおかしい
>喜んだのかどうなのか、それはわからない。
クレイドゥの19ページで嬉しがってる台詞があるだろ
19ページはまだプロローグだからクリタでいいんだよ。 プロローグ クリタ(〜p23) 本編 クサナギ(p25〜p299) エピローグ カンナミ(p301〜) まあこんなところだ。
>>217 >19ページはまだプロローグだからクリタでいいんだよ。
フーコが喜んだのかどうかは解るだろって話なんだが、あなたのレスの方がよく解らん
少なくともフーコと一緒に逃げていた113ページまでは栗田だな
草薙に撃たれるまでは栗田だろう
俺が解らなくなったのもここから
あの映画の戦争は一般人は誰も死なない戦争ってことなの? 後半の大規模会戦で、街に空爆できそうでできない。 一般人には一切危害を加えないのが、ショーとしての戦争?
原作おもろいな・・ TVシリーズやれや!
>>218 オレも同じように考えてたんだが、それだとさ
77ページあたりで僕、がバーみたいなところで電話したとき絡まれるじゃん?
アレって僕、が女だからでしょ。そこが説明できない。
あそこはそういう風に気づかせるためのシーンだと思うんだよね。
>>217 の説だとフーコとの逃避行が不自然だと思うし、
>>218 の区切りだとバーで絡まれるシーンとか相良に連絡取るくだりが不自然。
相良が電話番号渡したのは草薙に、でしょ?
どっちも不自然だが
>>217 正解だと思うよ。
言葉足らずで申し訳ないが、 プロローグの僕はクリタ本人だからフーコが喜ぶのに不自然さはない p25以降はフーコは喜んでいるとはいえない、僕はクサナギだから 喜んでいないとはいえないが、特にそんな描写はないということ。 クサナギに撃たれるところ、あれは幻覚だと思う。 p97でフーコと分かれた。 p98で眠った。p106までは夢ないし幻覚。
224 :
223 :2008/08/06(水) 23:41:18 ID:WbGmEbgN
このくらいにしておくよ。 きりがないし、疲れたw でも違う解釈が聞けてよかったよ。 もっかいシリーズを深読みしてみたいと思う。 ではまた。
>>223 文庫本だとフーコと別れたのは108ページだ
実際は待機させてるだけだが
眠ったのが100ページ
213ページはどう解釈する?
草薙から僕に対してカンナミと呼ばれてるんだが・・・
もしかしたら周知の事実なのかもしれませんが、 草薙水素の名前が草薙素子と酷似しているのは 偶然ですか?
228 :
202 :2008/08/07(木) 01:02:57 ID:xH2AWHC/
レズは言いすぎだったな・・・ 草薙もフーコもずっと同じ男を愛しつづけてきてるんだよね、ティーチャ、栗田、函南と。 二人とも面識はティーチャの頃からあるから結構古い仲だよな。 二人とも偏った愛しかたしかできないし、かなり不器用な生活してるし。 二人でいっしょじゃないと一人の男をきちんと愛してあげられないつうか。 まあ草薙とフーコは二人でひとつなんじゃないかと。
実際、それっぽく映像化されてするね。 髪の色が同じだったり、 フーコがサングラスをした場面から、 サングラスをした水素が降りてくる場面に移り変わったり。 パンフの受け売りだけど、 墜落した水素と助けたフーコでは、2人同時では映ってないしね。
230 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/07(木) 03:22:42 ID:I+u1wtoS
戦争としてのショーが必要っていうのは現在の日本以外での紛争や戦争で 映画の中の人達が可哀想とだけ言うのと同様に今の日本人も現実の紛争の被害者達を見てかわいそうと思うが興味はない けど現実の紛争とかが無くなったら日本はどうなるんだろ? 他の地域が発展して相対的に日本の水準が低下すると思うんだけど 平和を実感するための戦争=現実の生活の水準を維持するための後進国の犠牲 なんじゃないかな?
>>205 あーゆー意味深な端役ってのは彼ら自身に何か物語があるわけではなくて
主要人物たちの心情や境遇を補足する記号として登場する場合が多い
バーの店主と並んで座ったことで明らかに店主が将来あの老人のようになることを予見してる
キルドレたちが毎日繰り返しの生活を続けて(戦闘でさえも日常的)
人生に何の意義も見出せなくなりしだいに生きる屍のように変貌していってしまう
彼らの内面そのものを象徴化しているのがあの店主と老人の場面
そして函南優一はそんな死人のようにはならないと決意しティーチャーに挑む
>>219 でも兵器が平気で空飛んでるなら、いつ一般人に被害が及んでもおかしくないけどな
クロラの栗田を殺したってのは、クレィドゥで栗田が草薙変わったって事
栗田はカンナミになったんだろ?
どうでもいい話 全翼重爆機、あれってさ尾翼が可変なんだろうけど着陸時の不安定なときに重心位置変えるって無理じゃね? フラップに変わる機構か? そいやクリタが参加した大空中戦の時の戦線とウリスは相当違う環境だな。 散香の呼び方が違う。イギリス式がクリタでアメリカ式がクサナギ あとクレイドゥの4章だけタイトルが飛行機の部品
236 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/07(木) 17:27:47 ID:COYneMOy
何でコックピットの中だけ英語なの?
237 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/07(木) 18:14:10 ID:Sh4G7A+i
自衛隊もコックピットの中では英語なんじゃないの?
ティーチャーを〜という最後の台詞(字幕と実際の台詞)を 同時に2種類言わせたかったからだと思った。
>>237 それはカタカナ英語から流暢(?)な英語へ方向転換したエピソード
航空機の無線でのやり取りは英語だよ
>>230 うちのおふくろが世界の災害のニュース観て
「世界がおかしくなってんじゃ・・・」
みたいなことを抜かしてあっけに取られたが、
むかしっから新聞の海外ニュース欄を観てれば
「インドで地震死者3000人」とか
「アメリカの台風で街が〜」とか
ごくごく普通に流れてた。
近年はそれが単に映像化されて世界に配信されるようになっただけ。
戦争もそうで、ちゃんと世界各地の紛争のニュースを追ってれば
南米やらアフリカやら中東やら、世界各地でずーーーーーっと紛争は
起こり続けてる。
画面観て眼鏡女が延々演説を始めた時はどこの学生運動のオルグかと思ったよ。
後進国を食い物にしてんじゃなくて、後進国で貧富の格差が広がると
勝手に後進国の中で武器買って権力争いを始めちゃうんだよ。
買い手は安定してる国から物を買いたいのであってそんなん欲してない。
なんでも先進国(特にアメリカw)のせい。って思考停止は勘弁な。
>>238 まず航空管制は英語で喋るっていう世界的なルールがあって、
英語ができないと日本の空港以外に着陸できない。
それと自衛隊は米軍と共同作戦を行う可能性がある。だから英語。
しかしキルドレにその必要はないと思う。
>>243 >しかしキルドレにその必要はないと思う。
だよねえ。
だから、あれは押井が日本語を使いたくなかったからと思う。
時々言ってるでしょ、ああいう場面で日本語は合わないって。
245 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/07(木) 20:27:42 ID:COYneMOy
トップガンじゃあるまいし、ジャップが英語なんか使うなよ
>>235 着陸時に垂直尾翼は後ろに上げるとの事
バランスが大切な着陸時にそんなことしていいんかいとは思うが
そこん所は見た目第一はスカイリィと同じ
湯田川も最後「逃げろ函南!!」て日本語になってたな。
英語は非日常のスイッチなのかもしれないな
地上と空で、別の言葉を話す。 犬はよく出てたけど、ほとんど画面の下の方ばかりだな。
252 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/07(木) 22:33:02 ID:heIngLhY
永遠に続くであろう日常に絶望した水素に、優一は君は生きて何かを変えろと語りかける。 優一がティーチャーに挑んで未帰還になった後、「再生」した優一を歓迎する水素。 日常の中に何かを見出した、ということかな。
空自でも日本語で無線交信はするらしいよ。
雑談まで英語でしないだろとか思った。
そもそもあいつらなんで普段は日本語なんだ
単純に戦争アクション映画の代わりとしての「戦争ショー」だったらそれなりの需要があるのかもしれないが 「平和を実感させるための限定戦争」って設定が無理だと思った。 戦争してる連中は感情も記憶も家族も愛も希望も寿命もない化け物どもなのに そんな連中が殺しあってるのを見て「自分達は平和でよかった」なんて思うわけが無い。 原作は違うんでしょ? アレは純粋な「戦争ショー」なんでしょ? そうだと言ってよバーニィ
感情も記憶も家族も愛も希望も寿命もない化け物ども、って 知ってる人は少ないんじゃない?
258 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 01:13:48 ID:zskkxcLZ
これ時間関係全然わかんないんだよね この映画ってドレくらいの期間の物語? キルドレってあの姿かたちのまま生まれてくんの? 準クローン? どこで誰から生まれんの? 綾並レイみたいな感じ? 赤ん坊から生まれ変わるんだとしたら優一の前世から再生した優一まで数十年経つわけだけど メカニックの母ちゃん最後そんな年とってなかったし またキルドレは20年くらいの歴史らしいのに水素の娘はあんなに大きいし、でもあの娘の親の 生まれ変わり?の優一はあの娘より年取ってる感じだし?? もうワケわかめ
キルドレは20年くらい 映画でそんなセリフあったけ?小説であったのは記憶してるけど。 押井いわく、 「キルドレなんていないかも知れない。ティーチャーが最強だとも 限らない。全ては彼らの噂に過ぎず、彼らが生まれてから20年しか 経っていないから、全ては彼らの思い込みである可能性がある。 キルドレの存在などを断言したらSFになってしまう。だから、断言的 には作っていない。要は、全て「偶然」である可能性があるということ。 新聞の折り方が似ている二人の存在も、みんな偶然だという余地あり。 ティーチャーを打ち落とすのは、数年後のスイトの娘。ティーチャーは 無敵じゃない。」 だとさ
>259 >11
はじめは誰も信じなかった。 って映画でも言っている。 新薬の開発途中に偶発的に生まれた<キルドレ 普通に育って、あるところで成長が止まる。 原作では、クサナギが大人になって子供を連れている同級生に出会う件がある。
>>258 キルドレってのがいるとして、原作とも話リンクさせると、
草薙は映画で語られる以前、ジンロウが死ぬ前に函南と面識がある。
ジンロウは冬もしくは寒い季節に基地に居た。配属地変えがあったからこれは怪しいが。
函南が配属になったのは夏の終わりで、ジンロウが配属になった7ヶ月程度後。
ジンロウが死んだのは出撃回数63回とか言ってるから、早くても2ヶ月以上は掛かるかな?
ユダガワ→アイハラの例では季節がそれほど変わっていないからせいぜい3ヶ月程度?
ってことで綾波みたいな感じかもね。
気になったのは函南&トキノの最初の戦闘でトキノに英語で「何機落とした?」って聞かれて
函南が日本語で「二機」って答えたのはなんでだろう?
英語台詞に混ぜてきたから最初なにを言ってるのか聞き取れなかった。
263 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 01:55:17 ID:TG++uQLY
>>256 戦争してる連中は感情も記憶も家族も愛も希望も寿命もない化け物どもなのに
そんな連中が殺しあってるのを見て「自分達は平和でよかった」なんて思うわけが無い。
同意
古代ローマのコロシアムと似て非なるもの
ロボット同士戦わせても娯楽にはなっても生の実感にはならんよ
実質テレビゲームと変わらん
キルドレってこと自体が、一般人はそんなこと知らないんじゃ…
265 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 02:05:27 ID:cvdWBmk8
フーコがイクリプスで寄越した手紙が種明かしだろ?
イクリプスは、袋小路にはまって謎が解けない。
>>265 よかったら、種明かしして。
つか、”ホンモノのヒコーキ作ってただ漫然とドンパチやって”なんて 超ムダなことやってたら国が滅ぶわな。 一機100万ぐらいなのか?あのヒコーキ。 ラノベの”せんそう”はそんなんでいいのかもしれんけどさー そんなんベースでキャラが「わたしのせんそうろん」を語られてもさ、 なに、画面にポップコーン投げつけて欲しいわけ?って感じ。
じゃあリアルな戦争をぜひ教えてくれ
今夜ベッドで教えてやるよ
>>269 アニメじゃなくていいなら、プライベートライアン辺りでも?
硫黄島からの手紙でもいいが。
空モノはたいがい、ああいうリアルさがザルになるのを防ぐために
パイロット周りの話だけに絞ってたりするからなぁ。
おなじような嘘八百だけど「トップガン」でも観とけば?
「スカイエース」とか「つばさ」とか「ブルーマックス」とか
わざわざ観んでしょ?
ああ、それと「空軍大戦略」な。 とりあえずこの辺観てからクロラ観るとゲラゲラ笑えるぜ。 なんのこたぁない、そういう映画をもとにマネしてっから どっかで観たような空戦シーンばっかりで笑えるって話な。
なんだ。ほかの映画だしてこれがリアルって言うレベルか。自分が体験しないと これがリアルとは言っちゃ駄目だろ。
どれだけ自分は空戦映画を見てるか自慢、だもんな。すごいすごい
ハーイ! ワタスィハァー アメリカノクウグンタイサデース! イマ、セントウキノナカカラインターネットシテマース! クロレラ? ナンデスカ? クロラ? What's? ...crawler? Oh "engrish"デスネ。 ワカリマス。
276 :
nkym :2008/08/08(金) 04:51:55 ID:9zlpAupa
平和な世界で、ショーとしての戦争が続いていて、しかもその戦争は実際に生身の人間が死ななければならないが、死ぬのは大人にならない子供だ。 すごくへんてこりんな世界ですね。 なんでそんな不自然な設定なのだろうと思いました。 その「ショーとしての戦争」というのは、平和な日本で作られつづけている「リアルロボットアニメ」とでもいうべき作品群のことではないかと感じました。 ごぞんじのとおり、アニメの中ではちょうど「キルドレ」と同じ年齢の子供達が、なぜか戦争ばかりしているし。 彼等は「リアル」な「設定」や「表現」を与えられて生まれ、大部分が物語の進行の中でシナリオどおり死ぬし、番組が終ればもう生きることはありません。 しかしながら、また次のシリーズで別の名前で生きかえる。 「キルドレ」の「刻印」も、演出家やデザイナーの「手癖」と考えてみると、なにやら思い当たるふしがあるのではないでしょうか。 アニメキャラという「キルドレ」を、僕らはずっと見つめて来たんじゃないですか。
277 :
nkym :2008/08/08(金) 04:53:43 ID:9zlpAupa
函南は「ティーチャー」の戦法を、三ツ矢の報告(てのひらで説明するこのシーンは実にうつくしい・・・)で知っていましたから、ラストの空中戦は勝算があったのだと思います。 たぶん意図的に雲に入り、「ティーチャー」の裏をかくポジションにつくはずだったのではないでしょうか。 しかし「ティーチャー」のスカイリィは函南を至近距離でとらえていました。 想像ですが(三ツ矢の説明も空中戦の動きもおいかけきれなかったので)、このスカイリィの出現位置は物理的に不可能なのではないかと思います。 わざとそう演出されているのではないかと思っています。 だから函南は、これは現実ではなくアニメなのだとあらためて知って、死ぬのではないでしょうか。いきいきと生きはじめた矢先に。あるいはそれゆえに? そして函南を殺すのは、このようなアニメ映画を望む僕らです。 僕らは平和の中にいて、生を実感するために、ショーとしての戦争をながめ、しかもその戦争は実際に生身の人間が死ななければならない。 風防ガラスを染める函南の血がなければならない。 その血が本物に見えるような「リアル」な「設定」や「表現」や「物語」を求めている。 アニメ映画「スカイクロラ」は、「アニメ」を必要とする僕らを、その「必要」から生まれた「アニメ」が見つめかえすアニメ映画でした。
278 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 06:48:47 ID:9dyr1Nju
大人になれなかった中年監督のオナヌームービー
ティーチャのスカイリィが散香の周りを回りながら銃撃する事も物理的に不可能な飛行運動 あれも演出だろう
280 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 08:50:01 ID:ex9jyjox
お前ら、いいかげんわかったフリして あれこれ書いてんじゃねーよw この映画はワケがわからんクソ映画だ 金払って見に行く価値はない
>>256 ,263
クローン人間作るのも倫理的に許されないし、
犬畜生にさえ感情移入するのに、
キルドレに感情移入しないわけねーだろww
君等は現実の戦争をニュースで聞いたりして、
いちいちその家族や愛について考えるのか?
282 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 10:07:36 ID:+mVIWnXd
叩くのは簡単だけど,あまりに思考停止すぎるね。 分かりやすい映画たくさんあるじゃん。なんでわざわざこれ見たの?
クピドの悪戯3 スカイ・クロラ
>>281 多分スカイ・クロラの世界にも「この戦争にはリアリティがない。感情移入できない」とか言ってるヲタがいるんだろうなぁw
>>281 犬には感情も記憶も家族も希望もあるよ
あと、クローン人間が作成されないのは
倫理的な問題とともにフランケンシュタインコンプレックスのようなものがあると思う。
287 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 11:08:41 ID:UAORwpJK
>>279 あれは回転する函南機に合わせてカメラが回ってるんだよ。
マトリックスで多用されたのと同じ手法。
>>286 犬に(人間と同じような)感情も記憶も家族も希望もあると思い込んでいるのは(犬好きの)人間の脳
キルドレに感情移入して 可哀相とか自分じゃなくて良かったと思える世界なら 誰かが戦争をやめさせようとしてしまうと思う それがされないんならキルドレ達は戦争で死んでもいい生き物であり 可哀相でもなんでもないんじゃないかなー
>>259 SFになってしまう、って、SFじゃなかったのかよ!?
>>289 多分あの世界でも反戦運動とかあると思うよ
周りからは「プwwwキチガイプロ市民乙ww」とか言われながらの
>>291 SFでもあり、青春映画でもある、でいいと思うのだが。
あるいは青春を描いたSFである、とか。
SF=speculative fiction(思索的な作り話?)
という解釈とか、押井さんも知らないはずないと思うんだがなあ。
俺はSFは状況にすぎないと思うけどなぁ ローマの休日をローマ映画とは言わないように
それはわかるけど、何が中心的なテーマであっても 江戸時代が舞台なら歴史物とか時代物とかいうでしょ。 わざわざSFではないという必要もないと思うんだよね。
SFモノと強調するほどでもないってことかな ローマの休日がローマでなくてもよいように、 SFじゃなくても成立する主題だし (ただし、画面の完成度を求めるには、ローマでなければならなかったし、SF風でなくてはならなかった)
おれはキルドレの存在がSFそのものだと思うんだけどな。 ありきたりな発想かも知れんけど、ブレードランナーにおける レプリカントにもイメージがかぶる。 もちろん、不老不死は噂に過ぎず、催眠術か何かで記憶を消されている だけの連中っていう無理やりな解釈なら話は別になるけど。 SFって何か、って話になるとうるさ型のSFファンの修羅場になるから深追いは禁物か。 まあジャンル分けに拘る必要もないんだけどね。 俺は押井さんは偉大なSF映画作家だと思っているけど、 押井さん自身はあまりSFにアイデンティティはなくてあくまで アニメーション作家、映像作家であるという意識が第一なんでしょうね。
そういえば作戦画面に陸軍の戦力記号もあったから三軍存在してるね。 俺が見たのは歩兵3個中隊の記号だったと思う。
それは会社の演出かもしれんのだぜ
アニメ映画板のコピペだけど 特に気に入ったシーンは水素が戦争論を語るところだったな。 あそこで水素が語るほど確かな現実や判断要素を作品の中で誰ももってないのに 語っちゃう。しかも酒入ってる。ていう見せ方が 押井自信が今まで自分がやってきたことへの自虐に見えて。ほんと変わったなぁって思った
しかも性交の前振りってあたりがすごいw 押井もあーいう口説き方したのかなぁ
ティーチャーは大人の男だから、キルドレと違って老いていくの? だから成長した自分の娘に倒されるの?
303 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 14:51:28 ID:N4tXzhgg
あのさ、キルドレってロストック社が開発した薬の突然変異なんだよね? だったら敵にキルドレはいないってことになるの? ちなみに原作全部よんでます。 映画みるまでそんなこと気にもしなかった…
整備士たちもキルドレが戦死してもすぐに代わりがやってくるのわかってるんですよね なのに戻って来ない奴がいると心配そうにしてるのはむしろ機体のことを心配してるんですかね
敵もティーチャー以外はキルドレでしょ。 別に本当の戦争じゃないんだから、キルドレは供与を受けているんじゃないかな。
306 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 16:48:08 ID:vG0wDGpH
ティーチャー(大人)には、キルドレ(アダルトチルドレン)では、永遠に勝てないって事。 いまどき多いアダルトチルドレンに対する強烈なアンチテーゼでしょ?。(試写会が大学ってのもうなずける。) 世界観や詳細な設定なんて、どーでもいいんだよ。この映画は・・・。
二度観たけど、やっぱり映像の求心力が希薄・・ 沖浦作画で観たかった
>アダルトチルドレン
310 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 18:08:20 ID:KcPWsXzf
>>303 原作では戦争請負会社の名称はどちらも出てこないし、
どの会社が開発した薬なのかははっきりさせていなかったと思う。
ティーチャの移籍が可能だったり、スイトとティーチャが模擬戦させられたりしてたんだから
戦争を続けるために、ある程度は情報と技術を共有してるんだろう。
時々「大人」とは何か、って疑問が提示されるよな では、ポルコ・ロッソは大人か否か?
ティーチャーはエネルギーを失うような動きばっかりだったので 編隊組んで一撃離脱に徹すれば勝てそうな感じだった。 あれで無敗というのは無理があると思った。
>>294 > ローマの休日をローマ映画とは言わないように
いやそれ意味わかんないんだが。
七人の侍を七人映画という人も会ったことはないけど、それはそうだろう。
「大人」じゃないよな、豚は だけどジーナの庭に下りたときから大人になるんだよ、多分 ユーイチはキルドレだけど「大人」になっていたと思う ティーチャーに撃墜されなければね
ま、ティーチャーはマルチ霊感商社の開祖だからね。 なんでもありなんじゃないの?
>>313 あの世界はなぜか単機での格闘戦ばかりなんだよね。
冒頭でティーチャがコブラ機動で散香をオーバーシュートさせるけど、後続に2番機がいたらいい的だよな。
まあリアルな戦闘したら2機ペア×2の4機編隊でエネルギー保存しながら大きくグルグル回ってメリーゴーランド状態になってしまって全然面白くないと思う。
321 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 20:29:58 ID:bIrSXH1g
>>315 まぁ、スカイクロラのSF分はその程度なんだよ
322 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 20:57:57 ID:vG0wDGpH
スカイ・クロラを直訳すると空の芋虫(クロウラー)? まだ成虫(大人)になってない幼虫という意味ともとれる。 たぶん、ティーチャーは成虫(大人)だから勝てないんだろーね。 つまり大人と戦う(関わる)ことで、キルドレが徐々に成長して行くともとれる。 生き返って何回もコンティニューありの世界だけどww たぶん人間って一生が成長段階なんだよ。肉体的には衰えるけど、精神的な成長は可能というか。円熟していくと言うか。 それって苦しい作業(個人差はある)でもあるんだけど、どんなに苦しくても全部投げてしまって自殺してはいかんというシーンがスイコの自殺を止めた所なんだと思う。 キルドレの人生が絶望的でも戦って生きようとするように、現代の若者(観客)にも絶望的でも生きろって言ってるんじゃない? ティーチャー(大人・社会)がどんなに強大でも、かかわってゆけというエールでもあるんじゃないかな。
323 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 21:15:42 ID:Evm/W8GL
>>322 +プラス、殺してあげても殺してもらっても、自殺しても、何も変わらないんだよってのも。
キルドレが再生されて、名前がすっかり変わるってのも、成長を示してるんじゃないかな。
日本も昔は元服を迎えれば、名前が変わったもんだ。
いまでも多くの国で、出世魚のように成長に応じて名前が変わる文化がある。
そして新しい名前を授かるには、儀式をこなさにゃならん。それが痛かったり苦しかったり
飛んで火にいる夏の虫って奴??? >ティーチャー(大人・社会)がどんなに強大でも、かかわってゆけというエールでもあるんじゃないかな。 ティーチャー殺すよりも、戦争していながら完全に平和な社会っていう、この支離滅裂な世界観を壊す方が手っ取り早いけどな。
325 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 21:21:27 ID:VKw/4BkY
「また、生まれてきたいと思う?」 だが断る。 明日、二回目見に行く。
↑永劫回帰
327 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 21:41:40 ID:bQHM4jsQ
マルチうぜえ
なんだとこの野郎。やるか?
おいおいそれよりグルジアで本物の戦争始まっちまったぞ、非正規戦でも非対称戦争でもないフルスケールの戦争だぜ、なんかまた現実とリンクしちまったな。
ニッポンは平和よのぅ
>>331 だがあんたは知ってる筈だ。
正義の戦争と不正義の平和の差はそう明瞭なものじゃない。
平和という言葉が嘘吐き達の正義になってから、俺達は俺達の平和を信じることができずにいるんだ。
戦争が平和を生むように、平和もまた戦争を生む。
単に戦争でないというだけの消極的で空疎な平和は、
いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる。
そう思ったことはないか?
333 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 22:41:43 ID:cvdWBmk8
265だけど、フーコの手紙の冒頭の「みなさま」とは誰なのかを考えると良い。語り手もそこを強調してる。ちなみにスカイ・クロラの元ネタはロスト・ハイウェイ
334 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 22:42:45 ID:wcN3HVW5
>>332 戦争というのは形じゃないんですよ。
戦争というのは人間の本能だとも言えます。
戦争という概念がなくなっても名前を変えてそれは現れる物。
戦争をなくそうという事は実は本質的に無理な事。
だからもし戦争という物がなくなるとしたらそれは抑制でしかないわけです。
つまり、人の心に中にある戦争(本能)は決してなくなる事はないでしょうね。
335 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 22:45:26 ID:wcN3HVW5
そして非常におもしろいのは、いいですか? 戦争は本能なんですが、それを否定しようとする心も本能なんです。 ここが非常におもしろいのです。 さて、どうしますか? 更に深く潜ろうとしていますよ? フフフ
>>334 で、ジェロムあんたは何をどうしたいんだ?
337 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 22:48:37 ID:wcN3HVW5
>>336 わかりませんか?
君達の疑問に納得できる解釈で説明できると言っているのですよ。
フフフ
人間という存在自体が不確定要素であり、常に多面性を持っている 多重人格症状というのは人間本来の姿の一面であって決して特例では無い yesでありnoでもあるというのは人間という動物だけが持っている要素である
>>337 井上ひさしの言葉。
←いま、ここ
むずかしいことをやさしく
やさしいことをおもく
おもいことをおもしろく
340 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 22:51:53 ID:wcN3HVW5
私はね、君達も薄す気付いてるでしょうが、君達の 考えよりも先を歩んでる。 君達が歩いてきた道、そしてこれから歩むであろう道 その道はもうとっくの昔に歩いてきた道なんですよ。 だから君達の思考も手にとるようにわかるのです。
BBCで南オセチアの戦争中継みてアドレナリンが出てる自分に気づいた。 日本に居ることのセーフティー感?世界戦争へのカタルシス?よくわかんねえ、 でも確かに俺は戦争という「コンテンツ」を「消費」した、ヒヒヒ・・・
343 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 22:57:32 ID:wcN3HVW5
>>341 究極の娯楽っていうのはそれこそローマ帝国で行われた
殺し合いです。
あれ以上の娯楽はない。
ただそれを行うローマ帝国は滅びました。
人の殺し合いこそ禁断の果実なんですよ。
そしてそれを望む事は間違いだし、人はもうそれを国レベルで行う
事はないでしょう。
344 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:00:37 ID:wcN3HVW5
そして、その究極の殺し合いの変わりが映画だと 君達は理解していますか?
345 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:02:10 ID:wcN3HVW5
つまり、リアルじゃないというだけで、その本能は 認められている。 それが映画でありドラマの担う部分でもあるのです。 さて、そろそろ感のいい人はわかるんじゃないですか? 私が何を言いたいのか フフフ
346 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:04:39 ID:wcN3HVW5
う〜〜ん、又一方的になりそうですねぇ
347 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 23:04:48 ID:PmzUXiKo
溶接の場面でダメ出し。 押井は溶接の詳細は全く知らないようだな。 あんな角度で溶接したら部材なんて溶けやしない。 それにお面つけないと次の日お肌がボロボロだっつの。
人は本物を知ると代用品では満足出来なくなる生き物である
349 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:05:41 ID:wcN3HVW5
>>347 その表現はあの映画に対してどこがマイナスになるんですか?
理屈で考えずに感じ取るように観ればいい ただそれだけ
セックスのダメだし。 終わってから煙草吸ったら嫌われる
352 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:07:50 ID:wcN3HVW5
>>348 そうですね。
過去に戻る事はできない。
例えばもうブラウン管のテレビを買う人はいないでしょう。
過去には戻れない。
ただ過去の物に新しい価値観を見いだせばいくらでも過去には
戻れる。
そして、それを人は味があると言う。
人というのは非常に興味深い。
>>345 世の中でもっとも面白い娯楽は 碁 だ。
すべては白黒で割り切れる。
あと、誤字が多いぞおまえ。 「感」は「勘」だ。
「薄」は「うすうす」の間違い。バカな上に文章力もなし。
レバンナもミルコにボコボコにされて終わりだな。アホが。
354 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 23:10:11 ID:PmzUXiKo
整備士の溶接技術などは戦闘にもろ影響する。 あれではティーチャーに勝てないだろ。
355 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:13:51 ID:wcN3HVW5
>>353 私のこの名前の由来は別にファンだから名乗ってるわけじゃない。
バカにするためにあえてこの名前を名乗ってるだけです。
格闘技の話は君達では理解できない部分があるでしょう。
格闘技は今の映画が求めてる物をある意味全て体現している。
映画より格闘技の方が娯楽としては上です。
そんな話はどうでもいい。
碁だろうが、オセロだろうが、それは最高の娯楽ではない。
なぜなら、血が流れないからです。
>>330 フルスケールの戦争?そんなものはもうない。
核兵器を撃ち合ってこそはじめてフルスケール。
せんしゃだのヘリコだのがたくさんでてくるのをよろこぶのは
おこちゃま。テポドンでも喰らってなアホ。
357 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:16:26 ID:wcN3HVW5
358 :
330 :2008/08/08(金) 23:18:08 ID:zxYqdzuM
>>356 Full Scale War の表現はBBCの引用なんだけど、ごめんね怒らせちゃって。
360 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:18:46 ID:wcN3HVW5
戦争のソースを頼む。
363 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:23:58 ID:wcN3HVW5
おいおい・・・マジかよ・・・
お前の大好きなリアル戦争が始まってよかったな
366 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:26:46 ID:wcN3HVW5
>>364 いや、戦争は起こるよ。
でもそれをショー化し大衆の娯楽にするという事は不可能だよ。
これはこの先未来永遠においてね。
>>でもそれをショー化し大衆の娯楽にするという事は不可能だよ。 オシイ…
>>366 アメリカ主導の戦争はすでにショー化してると思うが?
日本ではワイドショー化して議論を呼んだのは記憶に新しい
>>332 荒川だったっけ。パト2面白かったなぁ。
371 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:29:54 ID:wcN3HVW5
>>368 あれはショーでもなんでもない。
単に戦争を正当化してるだけだろ。
>>371 ベトナムでは演出に失敗して反戦運動が起こりましたが?
373 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:32:45 ID:wcN3HVW5
>>372 あのさ・・・
ショーとは娯楽として完結する物だよ。
>>371 >単に戦争を正当化してるだけだろ。
それは君。本能とか、わざわざ持ち出さないで済むのにね。
>>373 少なくとも押井作品はいろんな意味で完結してないよ
376 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:36:10 ID:wcN3HVW5
>>375 完結って言うか、最初から話矛盾だらけだし。
戦争のある世界を、平和とか言ったりしてね。
>>376 お前の中ではケルベロスサーガは完結してるのか
379 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:37:51 ID:wcN3HVW5
>>377 じゃあ矛盾だらけって事で完結してるだろ
381 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:39:58 ID:wcN3HVW5
>>378 映画自体の話での完結の話なんてしてないだろ?
映画は上映された時点で完結してる。
それに矛盾があろうがなかろうが、問題の解決がされてない
って事にはならないだろ。
続編があればあるだし、なければないで完結してる。それだけだろ。
>>381 その解釈だと戦争は終戦で一応の完結を見るとならないか?
>>352 俺はブラウン管が良い!!
できるなら、フルハイビジョンのブラウン管なら尚良い!!
385 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:42:47 ID:wcN3HVW5
チンピラレベルの因縁をふかけてきても困るんだよ。 大人になれよ、敗者達よ。
386 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:43:32 ID:wcN3HVW5
>>383 終戦ってどの終戦だよ?
戦争は各地で起こってるだろうが。
388 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:44:28 ID:wcN3HVW5
>>384 有機ELなんて見たら液晶なんて見れなくなるよ。
389 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:45:03 ID:wcN3HVW5
受け手がショーとして受け取るか否かで決まるのだよ ショーとして受け取る人がいたからこの設定が出来たのだから
娯楽として完結ってのはどういう意味だろ? 娯楽にも社会的影響とかあると思うんだが
まじくだらん
394 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:47:34 ID:wcN3HVW5
>>390 そんな事言ったらバトロワで児童の殺し合いだって同じ事だろ。
そこは所詮は映画レベルでの話。
それを現実で語るあなたの感覚がおかしいのよ。
ジェロムが言いたいのは、市民社会への影響なしで完結してる戦争なんてないってことでしょ? 実際の戦争では民間人が虐殺されてるのが現実。 キルドレたちの戦争みたいにパッケージングされて綺麗な商品として完結してるわけじゃない。
>>394 現在の戦争報道が正しいと思ってるならしかたがないね
397 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:49:50 ID:wcN3HVW5
>>392 何がいいたいの?
ゲンコツ欲しいわけ?
無知な顔してさ
ちょ、ジェロム! 俺のアナルはどうしてくれるんだ。
400 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:51:32 ID:wcN3HVW5
402 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:52:55 ID:wcN3HVW5
アメリカは公共事業として戦争やってるんだから これもそうだろ。 航空機産業の維持の為だよ。
405 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:54:33 ID:wcN3HVW5
>>388 ソニーのやつ?
あれは綺麗だね。
あれって、ハイビジョンのブラウン管超えてるはずだから、
大きいのが作れれば良いんだけどね。
でも、いつになることやら。
じゃあ平和な世界なんて言うなって話。
>>396 つまりショーの観客には被害を及ぼさない戦争ということか、納得
ただ言い方は悪いと思うけど現実の戦争をショーとして見ている層は
虐殺もショーとして見るくらいの認識だと思うぞ
409 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:55:46 ID:wcN3HVW5
>>404 戦争の理由なんてその国によって違うだろ?
領土拡大だけが戦争じゃないんだよ。
>>405 国家でも個人でもいいそれぞれに都合の悪いことだよ
411 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/08(金) 23:56:22 ID:bIrSXH1g
ショーもないやつらだな
ネル
>>409 そうそう。軍需目当てとか。経済的なものとか。政治的なのものとか。
414 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:58:51 ID:wcN3HVW5
>>408 >現実の戦争をショーとして見ている層は
>虐殺もショーとして見るくらいの認識だと思うぞ
そんな訳ないだろ。
現実の戦争を見て自分に対して危機感を持たない奴なんていないだろ。
同じ現実という共通認識において、全く何も感じない奴はいないよ。
ただそこにはリアリティーがあるから見るんであって娯楽として
受け取る奴なんかいない。
それを見て純粋に楽しむ奴なんていない。
415 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/08(金) 23:59:30 ID:wcN3HVW5
ロシアとグルジアの戦争なんてどうでもいいわ。
ショーとして見てる人は娯楽として見る人とショーに見えるから嫌悪感を抱いてる人がいる
>ただそこにはリアリティーがあるから見るんであって娯楽として >受け取る奴なんかいない。 そうか? 少なくともスカイ・クロラはリアリティーがあるから見るんじゃなくて娯楽としてだと思うぞ。
>>415 だから正しい報道なんて無いんだよ理解した?
民間航空路線はどうなってるんだろう。ほとんど不通かな。 双方政策的に空を封じているのか。
421 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 00:02:56 ID:a44zE97Z
今日見てきた。 押井はまだまだ死んでないということがよくわかった。
422 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:03:18 ID:wcN3HVW5
>>418 戦争と映画は違うだろ。
見当外れな意見ばっかしてんじゃないよ。
そろそろまじでゲンコツ落とすぞ?
単文で遊んでやったらどこまでも調子にのるよな?
そりゃ核も必要ですよ。
>>412 寝た方が健康にいいぞ。遊びはほどほどに。
こんなとこ守る必要なんて、これっぽちも無いんだからな。
424 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:04:06 ID:wcN3HVW5
>>419 お前が正しい報道って言い出したんだろ。
>>414 たしかに観客はエンターテイメントとしては捉えないだろうけどドキュメンタリーも娯楽たりうると思うんだ。
純粋に楽しむやつはたしかにいないだろうけど・・・
外人同士の戦争なんてなんの面白さもないな。近所の交通事故が方が面白い。
427 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:05:38 ID:rP1Fg933
いつもは、理論的な文章書かれてすぐ黙るしかできない癖に 単文だと随分強気だな?
>>424 日本語理解してるか?
お前の価値観を認めただけだぞ
>>414 娯楽って言葉をどれだけ広い意味でとるかだと思うけれど
例えば戦争映画も娯楽の一部でしょ
「戦争って怖いね、日本は平和で良かった」って戦争映画の感想と
同じくらいの認識しか現実の戦争に対して感じてない人も多いと思うけど
430 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:07:34 ID:rP1Fg933
>>425 確かに昔の戦争は娯楽になるよ。
映画にもなるしね。
ただリアルな戦争に娯楽性はない。
>>430 >ただリアルな戦争に娯楽性はない。
それは現実の話? まさかこの映画のこと?
432 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:09:12 ID:rP1Fg933
>>429 昔の戦争は一般的には無害だとされてるから。
もちろんひきずったりもするが、その時点での
結論は出てる。
そういう物は娯楽になるって事ね。
陸軍同士の戦争はそりゃしゃれにならん。
>>427 おまえの文章には論理的なところはないよ。うぬぼれんな。往復ビンダだコノヤロウ。
435 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:10:31 ID:rP1Fg933
戦争が娯楽にならないっていうのは今この時点での戦争の 話だよ。
蜂の一差しさんは戦争を娯楽にしたいということ?
437 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:11:56 ID:rP1Fg933
>>434 じゃあどう論理的じゃないか説明しろよ。
自分を否定するものを認めたくないだけだよ
439 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:13:34 ID:rP1Fg933
>>436 あのさ、そういう子供の話は12時までなのよ?
で、12時すぎたら子供は寝ないといけないのね。
だから又明日来なさい。
相手してあげるから。
明日もあるんでしょ?ラジオ体操が。
蜂の一差しさんは子持ちですか?
441 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 00:17:07 ID:328cHRbw
戦争そのものは悲劇的な現実であってドキュメンタリーでも娯楽でもない。 ただし歴史的事実は悲喜劇として享受されうる。 映画は娯楽。単純なことだとおもうけどね。
442 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:18:23 ID:rP1Fg933
>>440 残念ながら、まだ落ち着くような環境にいないし、子供は
作れません。正直稼ぐ事が目的の業種じゃないんでね。
それに私は若いですよ。
外見も君達が思ってるようにデブでオタクでもない。
野球で言うなら江夏を想像してると思うけど私はイチローですよ。
>ただし歴史的事実は悲喜劇として享受されうる。 蜂に刺される話ですか?
444 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:20:11 ID:rP1Fg933
>>449 随分トゲがありますねぇ、君は。
尖ったナイフみたいな思想は捨てなさいよ。
>>432 どうでしょう
現代の戦争だってそんなに危機感持ってる人は少ないと思うけどなあ
どこまでが”ショーとして見る”の範疇に入るのか解らんが
オセチアの戦争だって「怖いねぇ」以上の感想持つ人って日本にいるのかしら
447 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:22:12 ID:rP1Fg933
>>446 例えば、リングを見て言う『怖いねぇ』と戦争を見ての『怖いねぇ』は
本質が違うという事です。
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) 抽出レス数:41 なんとかならんのかこいつは あぼーんしてもこいつに引きずられて話がどんどん低次元に落ちていく 厨学校の学級委員会でやってろよ
>>444 随分トゲがありますねぇ、君は。
尖ったナイフみたいな思想は捨てなさいよ。
完全な平和の実現した世界、ショーとしての戦争なんて設定は これはおとぎ話ですよ〜深く考えたらいけませんよ〜ってことでしょ 気分、感情、好悪、快不快だけを描いてるお話ですよ
ショーとしての戦争って良くわからんな。なんかあり得なさ過ぎて。
昔風の戦争観に一般市民が固定されてる。 国家観とか民族観とかもそうだろう。 ショーというより舞台装置だな。
453 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:25:22 ID:rP1Fg933
>>450 押井が描く世界とリアルの世界を混同して語る事に問題があるんです。
押井自身もそこまで望んで映画なんて作ってない。
子供を描く時に自分の興味のある戦争を使っただけの事。
この世界において押井の世界なんてチリ以下の存在しかないと
いう事です。
>>453 そうですか。
それはかわいそうですね。
455 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:28:51 ID:rP1Fg933
いいですか? 子供に生を問う時、まぁ現代においてです。 死を使い生を表現する事が間違ってる。 つまり子供は死にリアリティーを持ってないんです。 だからキルドレという存在は確かに子供にできる要素ではある。 砂漠のような何もない社会に生きる自分を投影できると思うからね。 ただそれを最後に死で決着をつける。 ここが若者が共感できない部分なんだと思いますよ。
>>453 チリの一粒の中にセカイがある。
to see the world in a grain of sand
そんなこともわからないで世界も論理も宗教も現実も戦争も語れない。
バカな2chでしか相手にされないオマエはばかものだ。
こりゃ往復ビンタではたらんな。顔面にグーパンチ一発だ、覚悟しろ。
>>447 いや、本質が違おうとただ見てるだけなら
”ショーとして見て”いることと違わないんじゃないの?
458 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:33:05 ID:rP1Fg933
>>457 じゃあ君は今起こってる戦争を子供達はショーとして
受け入れてみてるといいたいのかな?
見てるだけ、と言う意味なら子供に限らずたいていそうだよね
ショーとしてのセックス
>>456 なんと中身のないお題目
そんなお飾りの格言のようなものを持ち出したってなんの説得力もない
462 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:36:48 ID:rP1Fg933
>>456 私がそこで使ったチリという言葉は、バカだという事です。
別にチリだろうが、ゴミだろうが同じ意味です。
別にそのチリの意味を問うために使ったわけじゃない。
っじゃあ訂正します。
チリじゃなくゴミにします。
これでいいですか?
白雉さん
>>462 チリをゴミに言い換えても意味は変わらないよ
464 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 00:38:59 ID:rP1Fg933
>>459 ほ〜おもしろい。
今起こってる戦争を映画と同じショーだと認識して見てると言う事ですか?
つまりその映像を見る者達は現実も虚構も同じだと。
あなたは非常に危険な方だ。
どこかで戦争がなければ平和を実感できないって、うそつけw
466 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 00:43:02 ID:coYMP1RZ
>>450 空戦シーンそのものが、ゲームだったもんね。
戦争FPSみたいなこけおどし演出とか、たまに飛び出すマクロスみたいなウルトラ機動とか。
467 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 00:44:52 ID:XzPVrDOX
ミートパイの店の前に座り込んでた老人は、かつてのあの店のマスター、でいいのかな? キルドレの世話をしている大人達(整備隊長とかマスターとか娼婦のオネーサンとか)、 つらいだろうね。
なんかストーリーがグズグズじゃね? 設定に無理があるからかなあ。 もうこういうのは深夜のTVでちょこちょこやっててって感じ。 いやよくできているとは思うよ。 見ている側に投げかけてくるものがあるし、 その世界での真理みたいなのは感じる。 でもほら『世界の中心で、、』ってあったじゃん? ああいう人が病気で死ぬ、ので涙みたいなさ。 いやもちろんそれがメインじゃないことは分かる。 でも作者の意図よりその涙で売れた、って感じじゃん? そういう感じというか系の匂いを受け取らざるを得ない。 もちろんこういうのは好きだから次も見るよ。 でもこれはコケる。評価も低い。
>>464 ちょっと違うかな
例えば戦争の映像を見て「悲惨だ、こんなことがあってはならない」
と思うのであれば何かしら社会的な行動を起こすくらいじゃないと
所詮”ショーとして見てる”と言われたって仕様がないんじゃないかな、ということ
加藤が戦闘機乗ればティチャ倒せるよ
>>464 小学校低学年以下だとその傾向が強くでてるはず
自分の過去をふり返ってみれば?
アキバ殺傷事件の
コスモタイガーの加藤さん
475 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 00:51:56 ID:f/3qrbK2
ボードリアールでも読めよ リアルタイムで報道され、バラエティ番組と同様の情報コンテンツとして消費される擬似戦争は ハイパーリアリティー・ウォーとして名高い湾岸戦争の鏡像
別に最後の突撃以外にもずっと機内での英語のときはティーチャーのことファザーて言ってるよね
477 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 00:55:43 ID:coYMP1RZ
>>468 同意。
なんか条件反射で客は勝手に感動したんじゃないだろうかって思う。
ヤフーのレビューとかみてるとw
状況としては、50年代の核戦争の恐怖下の平和に近いのかな。
>>478 50年代は、核を色々実験してた時代だよw
核戦争が一番現実味を帯びてたのはキューバ危機あたりじゃないの?
深夜アニメレベルの作画にがっかり これ、制作費幾らよ?
481 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 01:02:31 ID:51/eB8pu
483 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 01:17:29 ID:tvjWZyBT
>>480 あの戦闘シーンは
TVアニメの制作費とスケジュールでは決してできないよ
戦死以外で死なないって、病気にならないってこと? それとも病気になっても苦しいまま死ねないの?(しれはちょっとやだな) それとも単に老化しないだけ? 老化しないだけなら、死にたがるとか贅沢すぎるだろ。 非番のときは好きなことができるんだから幸せじゃないか。
>>468 オレもそう思う。
なんかこれありき、って思う。
戦争を本能だとか言ってる奴は馬鹿なの? 戦争は政治の手段だろ?起こすのは政治家だ。 どちらかにとってより良い平和を作るための手段であってそんな理由では起きない。
戦争なんてミーアキャットでもするっつうの。
平和の比較対象が無くなれば平和を意識しなくなるものだよ
戦争は内政の延長上の話であって、 内政で自勢力の優位が得られれば、必ずしも勝たなくていい。
飛び出すメガネとかもっと工夫が欲しかった
>>489 現実にはその状態になることはあり得ない。
現実では自国が戦争してたら平和を実感するわけ無いけど あの世界では戦争請負企業ってのは完全に他者なんだろうね 自国民じゃないし、キルドレが多いし
戦争がなくなっても闘争本能は残るだろう そして譲れない何かを抱えて対立する人達は存在し続けるだろう それを解決する手段がなにに代わっているのか興味はある
496 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 02:18:13 ID:o/uXK/N+
レストランの主人って庵野がモデルだよね。
>>487 政治の手段というのはひとつの要因に過ぎないな。
それもあるが本質的には
戦争という状況と係わり合いを持たないと社会性を保てなくなるのが
人間という生き物だ、つーことでしょ。
>>497 え?どういうこと?
争いがなければ社会を保つことはできないって言うならその考えはわかるけど、戦争がなければ社会性が保てない?
戦争は政治的な理由以外で起きている、と?それは何?
うさばらし
>>65 ドイツ アメリカ 日本 の順に多いらしい<タイで女を買う
「完全な」平和ということは 経済格差や宗教観や思想による人間の対立がまったくなくなったということなのだろうか それとも各国が決定的な最終兵器を持っていて 絶対に戦争になりえない、戦争になったら確実に世界が滅ぶ、 そんな状態なのだろうか
原作の愛も理由も無い終わらない日常の虚無な感じが淡々としてて好きなんだけど そこから映画オリジナルで改変したとこが押井の伝えたいメッセージなのかね
整備士の性別が変わった理由が分からん
ドアの開け閉めの音には、毎度劇場内のドアを意識した
505 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 10:32:20 ID:lmP3pQYN
ネタバレ系の板にカキコするべきだった・・というわけで 昨日、原作未読でレイトショー見てきた。個人的には面白かった! キルドレたちは、ティーチャーには勝てないような行動パターンを 仕組まれているような気がしたなあ。ユーイチたちの戦闘の パターンをティーチャーは既に知り尽くしていて、結果として 易々と撃墜できているのではなかろうか。 それから、ユーイチたちが、戦闘のテクニックを上達させる ためのトレーニングを全くしていなかったのも気になった。 ティーチャーにとって想定外となる、オリジナルな戦術の獲得を する行動を起こさないように、これも何かが仕組まれているのでは? これらの印象からこの映画のメッセージを考えると、 大人たちにいいように仕組まれて負け(利用され)続ける子供が その悪循環から抜け出すには、勝ちたいというモチベーションを 高めるだけでは駄目で、「時間をかけて努力して」技術を 磨く・あるいはオリジナリティを高めるといった活動をすることが 不可欠だ、ということなんじゃないかって思ったよ。 ユーイチはティーチャーに勝ちたいとするモチベーションを高めることに 成功したが、それだけだったので敗れてしまった。 水素は、次に現れた配属者を、ティーチャー打倒のために徹底的に 鍛え上げる必要性を感じることができたのではなかろうか。そういう意味 では、次につながるということでハッピーエンドだったのかもしれない。 (もっとも、水素が自分を鍛え始めるかもしれないけどね)
>>504 あ〜、それある。
試写会ではわからなかったけど、
映画館でサラウンドの効果をすごく感じた。
生得的に犯罪者になるべき人間がいないように、戦争が人間の本能だとは思いたくないな。
ただ人間が外的危険から身を守るために群れるのは本能だと思う。
文明の発達により人間は生物界の頂点となり恐れるべき天敵もいなくなると、
今度は同集団の内部に仮想敵を作り出して危機意識を高めながら、自分が多数派に属することに安心したがる。
それは宗教的・思想的・人種的マイノリティへの抑圧となって表出する。人種差別はその一例だし、
中世の魔女狩りだって今でこそ領主が金持ちから財産を没収するためにも行われたと言う事実は知れ渡っているけど、
当時の一般市民はそれを知らず密告を繰り返した(いつかは自分も密告され処刑される恐れもあるのに)。
彼らは本当に魔女という存在を恐れてたんだろ。
そういった虚構に基づく危機意識が無くならない限り戦争は無くなくて、人間がこれまでの歴史でそれを克服できたことはないんじゃないか。
>>503 ティーチャーを空における父、ササクラを地上における母として象徴したかったんだろうね
ミズキの父親がティーチャーだとすると彼は実社会においても父親であるし、
パンフによるとササクラには日本に残してきた夫と子供がいる(ソースは収録中の押井の発言だってさ)
>>504 あるあるw
最初「映画館に犬連れてくるバカがいるのか」ってキレそうになった
原作読んでるときは 一般の国民がキルドレ達がやってる戦争をショーとしての戦争、茶番だってことを意識してるって感じはそんなにしなかったんだけど、 映画だとキルドレが死なないこととかもみんな知ってるって感じだったな。 それだと戦争の抑止力としての効果は薄くなる気がする。 世界での領土・思想・宗教問題は全て解決したってことになってるし、その点はリアリティを感じないな
俺は犬のいびきのシーンで「誰だ、イビキかいて寝てるやつは!」ってキレそうになった。
「ショーとしての戦争」ってのは押井的な比喩だろ。 アフリカの紛争だって「先進国の人々が平和を実感するためにやらせてる」って押井なら言いそうだ。
511 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 13:39:23 ID:Q/RFFGgy
雰囲気だけの安っぽいおこちゃま哲学映画。 キルドレの年齢感が曖昧で、彼らがそもそも厭戦的なので、戦争の虚しさが際立たない。 「生と死の意味」を問うているのは、キルドレではなく、初老の押井自身であることで 「大人にならない子供の物語」としての矛盾が目立つ。 「攻殻」の草薙が自身に問いかけていたことを子供クローンに引き継がせているように思う。 戦闘シーンは「実写並」と目を見張らせるも、案外演出が平凡で飽きる。押井犬の出番が多すぎてうざい。
結論が出ましたね。
513 :
510 :2008/08/09(土) 13:54:20 ID:fO0hhi+u
>>511 全面的に同意できる
「大人にならない子供」の設定が全然生きてない気がする
じゃあどうすれば生きるのかって言われると、脚本を一から作り直した方が…ってなっちゃう
草薙の胸みるに中学生ぐらい? でも、あんまり子供に見えなかったんだよねー アニメって「子供容貌の大人」がデフォの世界だから
>>515 まあ成人しても華奢で完璧ぺチャパイの人もいれば巨乳中学生もいるからな。
公式サイトでは16〜17歳で成長が止まるって書いてあったような。
517 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 16:07:39 ID:IaCrMuyc
永遠に続く日常に「私達、永遠にこのままだよ」と悲しむ水素。 日常に埋没して記憶が曖昧になってゆくことに耐えられない三ツ矢。 でも、それでいいじゃない? 「いつも通る道が、同じ風景に見えるわけじゃない」と、優一。
草薙はジンロウの物だったベッドにすがるように突っ伏したシーンでは 軍服の肩パッドのせいか大人の女性っぽい体格の厚みが感じられた。 それに対してティーチャーに撃墜されたあと、整備士の女性に担ぎ上げられて 運ばれソファに横たえられたシーンでは驚くほど華奢な幼児体型に見えたな。 子供っていうより人形みたいだった。
完全な平和が実現、というのはありえないから、 原作は虚無の絶望と美しさを書いた寓話なのかな、と思って読んでた 監督は、どうしても現代の若者の話にしたかったみたいだけど それにしてもオープニングは素晴らしかった・・・ 途中から理詰めになって失速したのが残念 せっかくアニメなんだから、情景を重ねて、物語の空気に厚みが欲しかった DVD出たら買うけどw
520 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 18:39:17 ID:tDOoeY/L
「戦争が無くならないのは、民衆が生の実感が欲しいため」って・・・こじつけ過ぎる気がしたな。(だったら自分が戦場に行けばいいww) 戦争って資源争奪戦や軍需産業の利益、外交の延長・・・色々あるけど、この映画設定の「ショーとしての戦争」の説得力が全く無かった。 最後のティーチャーとの戦いは、1対1じゃなくてキルドレ全員で戦うほうが良かった。 (軍事行動としては不自然すぎたし・・・)そんでキルドレは全員撃墜されちゃうのww
524 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 19:06:26 ID:slDSmVKW
>509 レイトショーで見たから、仕事帰りのおっさんが寝ちまって、 豪快にイビキかいてるのかと思ったよ。
>>520 自身が戦争せず実感したいのよ
何もしない神様というやつ
526 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 19:30:23 ID:e7sAT/i2
映画の中での主人公達キルドレの異邦人的な扱われ方は、なかなか上手いと思ったが。あのポーランド?の街で 彷徨うシーンなども。最初にカミュの台詞がでるのもそのせいか?
>>511 >雰囲気だけの安っぽいおこちゃま哲学映画。
今回は若者向けってことで分かりやすくしてるからそれで良いだろ?
>戦争の虚しさが際立たない。
そういうのを際立たせる映画じゃないので問題なし。
>押井犬の出番が多すぎてうざい。
確かに多いけど、構図で旨く見せてるからそれ程ウザくなかった。
>>514 原作のキルドレはなんというか状況に対して開き直ってんだけど
この映画のキルドレはよくわからんよな
今時の若者に対する監督なりの比喩のつもりなんだろうけどそんな事やられてもなぁ・・・
>>519 >途中から理詰めになって失速したのが残念
誰かも言ってたけど全てが理詰めなんだよね
心からの感情じゃなくて理詰めで組み立てた感情って感じ。
まぁ今のこの監督に小賢しくない魂からの感情表現が出来ないなんてわかっちゃいるんだけどさ
530 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 20:06:46 ID:t0z8b030
とりあえず、犬は出るだろうと思ってたがニャンコもちゃんと出てたのがちょっとうれしかった
531 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 20:16:25 ID:YLobwXNt
空なのに、鳥が出なかったような・・・
パンフによると、鳥は散香らしい
533 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 20:21:03 ID:t0z8b030
>>531 空のCGとかどのシーンもどれも非現実的な感じがしたから、生き物は排除したんじゃないでしょうか?
代わりに地上には犬も出るし猫も出る。
原作は、ただ空で戦えれば、それでいい。そのためなら他はなんにもいらない! ていう強烈な(でもどっかで何か諦めた)気持ちの方が印象に残るんだよね 「何かを変えるため」とかじゃなくて、もっと切実に、飛んでいる刹那を生きてる感じ それが、かえってその後ろの空っぽを際だたせてたと思うし、 実際はこういう感情の方が今の若者心理なんじゃないかな もう、「変わらない日常に対する虚無感」とかの問題はある意味古くなってる気がする 映画は空中戦にちょっとネガティブな面を持ち込んでるし、映像になった事で生々しくなった 加えて、登場人物達が日常や存在にもっと執着してるから、その分、話が見えづらくなった感じはある
ティーチャーは、絶対に終わらせてはいけない戦争におけるルールといってたけど、 だとすると、ロストック社の側にもティーチャーのような「大人の男性のパイロット」がい るってことなんだよな? 原作にそういうのでてきてた?
536 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 20:45:59 ID:rP1Fg933
私は原作は読んでないから何も言えないけど、 今回の押井のクロラという物語の切り口はおかしい気がする。 ただ原作での空で戦えれば満足っていう感情は共感できる。 つまり現実なんて意味がない。 ならば思い込んで生きていった方がいい。 これはある意味子供的な防御本能だと思う。 その思想は私は否定できない。 それこそ、この世の中の一番いい生き方ってのは、酒でも飲んで 人生やりすごすか、何かを思い込んで生きていく事だと思う。
>>534 >もう、「変わらない日常に対する虚無感」とかの問題はある意味古くなってる気がする
そういうのって、何があったけ?
最近、TVとか見ないから良く分からん。
>「何かを変えるため」とかじゃなくて、もっと切実に、飛んでいる刹那を生きてる感じ
こっちの方が使い古された感が強い気もするけどなあ。
大抵のパイロットものってそんな感じじゃない?
>登場人物達が日常や存在にもっと執着してるから
そうかなあ?
ほとんどのキルドレは無関心で水素や三ツ矢がちょっと危うい感じじゃない?
トキノはちょっと毛色が違うようには見えたけど。
538 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 20:49:27 ID:rP1Fg933
大学の試写会で、押井が学生に『私はマラソンでもう一周してきた 確かに人生は辛いけど、でも実はそんなに悪い物じゃないんだぜ?』 っていう発言は非常に説得力がない。 大半の人間は押井みたいに現代に名すら残せない。 それなら俺みたいなれるようにがんばれ!って言った方が実直だと 思う。
539 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:00:16 ID:rP1Fg933
押井のドキュメンタリー見たんだけど、言ってる事や 映画に対しての考えだとか、正直古いし間違ってる気がしたよ。 虚構の世界に現実での表面的な現実を注入する事にどんだけの 意味があるんだろうか。 人はその世界の人間の考え方に共感するんであって、動きや形に 共感するわけじゃない。 なぜなら、漫画だって小説だって十分感情移入させる事だってできる。 現実と虚構のバランスの比重が、感情移入を大事にする余り、現実に 傾きすぎてる気がする。 そういう部分っていうのは本当にセンスなんだよ。 それがないとしか思えない。
540 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:04:07 ID:rP1Fg933
つまり現実に重点をおきすぎて、現実の人の動きのリアリティー を注入する事は全く無意味だって事。 制作の混乱をまねくだけ。
さあ、我慢だ。
542 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 21:06:31 ID:B2Rd90LW
531 戦闘機で空飛んでる時に背景に鳥いたよ 結構最初の方?だったとおも
543 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:08:00 ID:rP1Fg933
子供ってなんだよ?って言われたらじゃあ大人って何? って意見もおかしいだろ。 なんでか? つまり大人の視点で子供を語ろうとしてるからだよ。 だから君達みたいな半端な大人しか見れない。
544 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:11:41 ID:rP1Fg933
もし若者に感情移入させるんだったら方法なんていくらでもある。 まず、その世界の仕組みなんて全く描く必要なんてない。 おぼろげに見える世界でいいんだよ。 ショーとしての戦争があってそこで戦うのが仕事。 極端な話これだけで十分。 なんか大人達が決めた難しい世界で無理矢理戦わせらてるけど、別に 嫌いな訳じゃない。 これでいいのよ。 なぜなら若者は社会を理解できない。 ただイメージだけは持ってる。 こうなんじゃないか?だとか利用されてるだけなんじゃないか?とかね。 これが全ての世界観でいいんだよ。
545 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:13:11 ID:rP1Fg933
だから狙いは間違ってないのね。 君達が必死に戦争としてのショーが納得できないとか言ってるけど その疑問は見当違いなんだよ。
546 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 21:14:07 ID:DoqiAcCf
『私はマラソンでもう一周してきた 確かに人生は辛いけど、 でも実はそんなに悪い物じゃないんだぜ?』 なんかこの人に言われてもねー 一周ったってこの人の映画っていつも同じところグルグル回ってるだけだし それにキャラ使って自問自答を繰り返してるだけだし 印象としてはロウソクの灯った薄暗いカタコンベ行きの螺旋階段を 独り言を言いながら降りて行く? そんなイメージ? マラソン的なイメージはまったくない
547 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:16:13 ID:rP1Fg933
子供ってのは子供だけの狭い世界で色々葛藤し悩んだり人を好きになったり するんだよ。 大きな世界の中の小さい世界で色々悩むから切ないわけでさ。 そう思うだろ?大人から若者を見たら。 これが大人の視点なのね。
>そういうのって、何があったけ? 古い、という言い方はよくなかったですね。 言わなくても当たり前じゃないの、ということ それよりも、この問題設定自体が、どうも監督の辻褄合わせっぽい気がする 押井さんって根っこのところで、結局は 普通に生きることをあんまりポジティブに見てないことが透けて見えるというか・・・ >大抵のパイロットものってそんな感じじゃない? それはそうかも・・・ あれ?そうか、普遍的すぎる映画だったのか >トキノはちょっと毛色が違うようには見えたけど。 そういえばトキノが一番謎だ・・・
549 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:20:30 ID:rP1Fg933
例えばバトロワで主人公が冒頭で苦悩してる時に言ったセリフがあるんだけど 『なんかよくわからないけど、全てが最悪だ!』みたいなセリフがあった んだけど、子供の気持ちをよく理解してるなって思った。 凄い単純な言葉なんだけど、それで自分の子供的な感情は見事に 感情移入したんだけどね。
551 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:23:08 ID:rP1Fg933
つまりこの映画は常に大人視点の部分が世界を支配してるって事なんだよ。 キルドレ達のドラマに全くなってないのね。 キルドレ達だけの本音の話がない。 だから子供達は突き放されてるって感じると思うのね。 意味わかる?
552 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:41:32 ID:rP1Fg933
君達は私の概念に対して何も言えないだろ? これが説得力って意味ね。 そして、押井ブランドに騙されてるけど、押井は若者は描けないよ。 若い脚本家使おうが。 老人の達観した感性でしか物は作れないよ。
553 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 21:48:52 ID:rP1Fg933
あえ? ここは徹底分析する場所じゃないの? ってかどの辺が分析されてたのか教えていただけませんか? 新参者なんでわからないんですよ。
視聴前 ノ L____ ⌒ \ / \ / (○) (○)\ 何がスタイルを変えただよ! / (__人__) \ 全然暗い雰囲気が直ってないお!! | |::::::| | \ l;;;;;;l /l!| ! / `ー' \ |i / ヽ !l ヽi ( 丶- 、 しE |そ ドンッ!! `ー、_ノ 煤@l、E ノ < レY^V^ヽl 視聴後 ___ / ⌒ ⌒\ / (⌒) (⌒) \ / ///(__人__)/// \ スイトちゃんのおっぱいぺったんぺったん | u. `Y⌒y'´ | \ ゙ー ′ ,/ /⌒ヽ ー‐ ィヽ / rー'ゝ 〆ヽ /,ノヾ ,> ヾ_ノ,| | ヽ〆 |´ |
>>552 俺もターゲットにしている若者像が古い固定観念に捉われている気がする
若者がモラトリアムから脱却できないのはいつの世でも同じだろうけど、
押井の描いている若者像は
何もかもが与えられ親の敷いたレールの上を歩いているタイプの若者像。
だけど、今の若者というのは同じくモラトリアムから脱出できないではいるけど、
その原因はシラケとか虚無とかとは違う、
自分や自分の国の将来に希望を見出せないドン詰まり感なのだと思う。
スカイクロラに共感できるのは
80年代後半から90年代前半にかけて若者だった人なんじゃないか。
俺自身がその世代だから、わりと実感として言うのだけど。
>>548 >あれ?そうか、普遍的すぎる映画だったのか
そこは原作についての話だと思ったんだけど。
>>555 同感
虚無やシラケはスタイルに逃げられるけど、
現実的な格差やびんぼーは、死ぬまでこのままかとか思ったら、
阿呆になるしか逃げ場がないもんね
>>553 > あえ?
> ここは徹底分析する場所じゃないの?
お前がオナニーする場所になりました。
560 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:09:00 ID:rP1Fg933
かといって今の若者達が意識する事って外見だけなんだよ。 外見至上主義っていうかね。 つまり人にどう見られたいのか? 加藤が自分はキモいからモテないっていうのは、ある意味現代的 だなって感じた。 そして外見的に劣る奴は現実を諦めて架空の女に萌える。 若者を見てて思うのは、こいつらの苦悩なんてこんなもんなんじゃないか? って思う気もするんだよね。 はたしてそういう行動が未来の不安から来てる物なんかなって。 真剣に自分の未来を考えないのが子供の苦悩じゃなくて そういう子供を見て不安に思うのが大人で、無理矢理それは未来への 不安のせいだって言ってるとも思える。 ただこの映画はそういう映画なんだけどね。
>>548 しまった、分けてしまった。
>言わなくても当たり前じゃないの、ということ
何をして良いか分からない現代の若者の背中を
ちょっと押してあげたって感じがしたけどなあ。
>普通に生きることをあんまりポジティブに見てないことが透けて見えるというか・・・
普通の形はその時代や人によって変わるからねえ。
それが悪い状態であっても、多数を占めていれば普通なわけで。
「昔は良かった」じゃないけど、やっぱり今の日本をポジティブに見ることは無理があるんじゃない?
562 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:16:34 ID:rP1Fg933
真剣に自分の未来を考えないのが子供の苦悩じゃなくて そういう子供を見て不安に思うのが大人で、無理矢理それは未来への 不安のせいだって言ってるとも思える。 案外これが革新かなって私は思ってるんだよ。 やはり子供じゃないから子供の事はわからない。 ただ子供や若者って案外与えられた世界に納得して、そこの 中で自分たちなるに納得しようとする者なんじゃないかな。 適応能力はあるんだと思う。 子供が苦悩してるっていうのは案外大人が考える妄想かもしれない。 そりゃ確かにいつでも時代からはみ出る奴はいるし、加藤みたいな奴 はどの時代にいる。 それを見て子供を語るのは押井さん!危険なんじゃないの?って言いたかった んだけどね。
563 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:20:07 ID:rP1Fg933
逆に生きる意味が持てないのは大人だと思うけどなぁ そう思わない?
>>562 >子供が苦悩してるっていうのは案外大人が考える妄想かもしれない
私はあなたが言うところの「子供」に当たる年代だけど、
今のこんな社会を見て、子供が未来に不安を感じてないなんて思うんなら、
そっちの方が、事態を理解してない大人の妄想だと思うよ
565 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:23:16 ID:rP1Fg933
そしてそれが正しいのなら押井は三流だと言える。 なぜなら思い込みで子供を語る、よくいる大人だと言う事。 そしてそいつの作る物こそ一番子供達が嫌う物。 なんて思ったりもするわけ。
>>555 ,557
確かに2ch見てたらそう思うけど、
見てなかったら、俺自身ここまで絶望することはなかったと思う。
確かにドン詰まり感はあるけど、
そこまで真剣にもの考えてる人ってどれくらいいるんだろ?
ちなみに、俺も同世代です。
567 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:26:18 ID:rP1Fg933
>>564 いやね、子供を一括りにするって事じゃないのね。
じゃあ一般的な子供は2チャンに来て未来の不安を語ると思う?
大抵はオナニーしたり、お洒落したり、形だけの勉強したりしてるでしょ?
私が言ってるのは大半の若者って意味ね。
>>562 >ただ子供や若者って案外与えられた世界に納得して
これは大人にも言えるような気がする。
>それを見て子供を語るのは押井さん!危険なんじゃないの?
ちょっと分からないなあ。
加藤を見て押井が子供を語ってるってこと?
569 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:34:07 ID:rP1Fg933
>>568 インタビューで最近の子供達の異常な事件を見てなんたらかんたら
って話してたよ。
未来に絶望して事件を起こすんだみたいな安直な事言ってる。
>ただ子供や若者って案外与えられた世界に納得して
これは大人にも言えるような気がする。
いや大人はその世界を受け入れるだけであって、納得はしてない。
逆に子供は受け入れるしかないって思うのね。
まぁ私は20代だから若者なんだけど。
ただ一つ言えるのは明確な目的があるから、君達に教えを説けるのよ。
目的を持つ事は人を単純に強くする。
でもそれが正しいと子供にはまだ言えないかな。
>>567 潜在的な不安感は子供にもあると思うよ。
世の中好景気だったっていうけど、
子供たちにとっては生まれてから今までずっと
好景気感なんて味わったことがないんだから。
俺だって若い頃はタダのオナニー野郎だったわけだけど、
ニュースも見ないし新聞も見ないけど
世の中の空気感みたいなものは感じ取っていたわけで、
個人差はあるにせよ、漠然とした不安感はあるんじゃないの?
ていうか、無理に否定してみせることもないんじゃないかと。
まあ、そうでも言わなければキミ的に辻褄が合わないのかもしれないけどさ。
571 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:39:12 ID:rP1Fg933
>>570 >子供たちにとっては生まれてから今までずっと
好景気感なんて味わったことがないんだから。
好景気なんて大人の言うセリフであって、子供は好景気なんてしらない
から今の状況はこんなもんなんだって思うんじゃない?
水槽で生まれた金魚は海の存在なんて知らないようにね。
現代の空気感を感じたとしても過去を知らないから比較しようがないじゃん。
こういう世界なんだなって思うしかないんじゃないの?
572 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:43:39 ID:rP1Fg933
一番やっかいなのは、昔は良かったなんて大人が連発する事 だと思うわけ。 そんなもん現代の子供に言われてどうしようもないわけ。 だって知らないんだから。 昔はよかったって言えば現代を否定できる大人はバカだから 相手にない方がいいよ。 どこにでもいるじゃん?そういう無能な大人って。
>>569 >未来に絶望して事件を起こすんだみたいな安直な事言ってる。
今回の映画ではそういうことは触れてない気がするけど。
どっちかっつーと、
>子供が苦悩してるっていうのは案外大人が考える妄想かもしれない。
こっちを描いてるように見えた。
>いや大人はその世界を受け入れるだけであって、納得はしてない。
結局、状況にあまんじてたら、一緒じゃない?
むしろ、性質が悪いかも。
574 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 22:44:42 ID:tDOoeY/L
>563 それはいえてると思う。 日本は自殺者数で言えば先進国では異常なほど多い。5〜60代が大半を占めている。 年間に三万人から五万人ともいわれてる。未遂者は、その30倍とも。地方都市の小さい町なら、毎年消えてるww つまり、大人が生きている意味や意義が薄いから、すぐに死に捕らわれるのだと思う。 もちろん日本の社会構造にも問題があると思うが・・・・。 ちなみにブータンは自殺者年間0人wwww
>>572 美化してるだけにたちが悪い
彼らは盲目だから「三丁目の夕日」なんて映画を作っちゃうわけだ
576 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:45:18 ID:rP1Fg933
>>573 >いや大人はその世界を受け入れるだけであって、納得はしてない。
結局、状況にあまんじてたら、一緒じゃない?
むしろ、性質が悪いかも。
そういう事。むしろ悪いんだよ。
>>572 それくらい、フーンと聞き流せばいいだけのことだと思うのだが。
なんでいきなり無能と結論付けられるのかわからん。
578 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 22:51:18 ID:rP1Fg933
>>577 現代をまじめに生きようとしてる若者に言う言葉じゃない。
そう思わない?
つまりそういう発言する奴って若者を舐めてるのよ。
バカにしてるっていうかね。
知らない事を持ち出して、知らない相手を否定する事はおかしいでしょ?
もちろん、無視するけどね。
>>578 最後の2行はそれはそうだ。
でも今より昔の方が良かった点もそりゃあるだろうから、
それならそれで参考にすりゃいいだけの話だしね。
まあ世代論に限らず、人をカテゴリー分けして決め付けるなって
くらいの話ならわかるけど。
580 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 23:03:50 ID:rP1Fg933
>>579 確かに昔にだっていい部分がある。
でも現代だって昔よりいい部分だってある。
私が言いたいのは、大人達が作った社会を簡単に否定しないで
って事なの。
そういう事が不安感を与える事に繋がるんだよ。
だって今は昔より最悪だなんて、意味なく混乱を与えるだけだと
思うのよ。子供にしたら。
大人は現代を簡単に否定しちゃダメだよ。
>>580 「昔はよかった」って言ってるのは、もうちょっと上の世代かも?
確かに言われていい気持ちはしないと思うけど
うちら世代は、親が結婚したすぐ後にバブル崩壊で、大人もそんなにいい時なかったと思う
確かに好景気って実感としてはよくわからない
>>579 >まあ世代論に限らず、人をカテゴリー分けして決め付けるなって
くらいの話ならわかるけど。
そうですね。
>>535 原作では、草薙がティーチャに匹敵する腕を持つエースパイロットだった。
(師弟関係時代には、ティーチャは草薙の腕に一目置いていた)
珍しい女のキルドレのエースという理由で草薙は広告塔に祭り上げられ、
そういう貴重な広告塔という存在をあたら戦死させない為と、
「女のキルドレ初」という宣伝の為に指揮官にさせられた。
草薙は前線を離れてからも、ティーチャと戦って死ぬことをいつも願っていた。
(映画じゃただ「ずっと死なないまんま」という状態にウンザリしてるように描かれてたけどね)
確か原作では、キルドレ以外のパイロットも少ないけど存在していて
ティーチャが唯一の大人の男ってわけではなかったと思う。
>>571 >現代の空気感を感じたとしても過去を知らないから比較しようがないじゃん。
>こういう世界なんだなって思うしかないんじゃないの?
いや本当にそうだとしたら、逆にスカイクロラの世界観に、
メインターゲットたる若者層はすごく違和感を感じるはずでしょ。
だって、現実とはぜんぜん違うクリーンな世界が描かれて、
そこで主人公は自分たちの特殊性に悩んでいるわけだから。
だけどキミはスカイクロラの物語に違和感を感じつつ、
この作品で描かれている若者が
現代の若者のメタファーという部分については納得している。
キミの言っていることが矛盾していると思うのは俺だけか?
584 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 23:13:44 ID:tDOoeY/L
オシイさんみたいな大人になりたいという若者は少ない・・・と思うよ。なんかヴァーチャルと現実の区別がついてるんかいな?と思う。 「攻殻」とかで世界的に成功しちゃったから、説教っぽくなってるのかもねェ。
585 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 23:15:31 ID:rP1Fg933
>>583 そうなの。矛盾なのね。
私はこの映画の狙いはそんなに悪くないと思うのよ。意外だろうけど
声にしてもそうでさ。
ただ、出来上がってみたらその狙いの演出がなんか間違ってるのよ。
つまり理論上はいいと思うけど形にしたらおかしいって感じかな。
586 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 23:19:49 ID:rP1Fg933
ネタに関してはおもしろうと思う。 クロラって話は。 でもおもしろくなりそうなのにつまらないっていうのは 明らかに監督のせいでしょ? バトロワなんて小説と映画の描き方は違ってたけど、ちゃんと 映画としての切り口があって両方ともおもしろかった。 クロラの小説は読んでみたいなぁ。 スイトはダラダラ生きてたんじゃなくて生かされてたっていうのは おもしろいじゃん。
俺はこの映画を若返りの物語と見ているんだが 押井の言いたかったことって 老人みたいに何もしない若者に何かしろってことだと思う 自分で考えて行動しなさいってこと
>>584 野球マンガを読んで野球選手に憧れたとしても、その漫画家みたいな人物になりたいとは
思わないのと同じように
映画の評価に「監督みたいな大人になりたくない」と言うのは関係ないと思うなあ。
でも、映画のスカイ・クロラには憧れたくなるカッコいい大人は出てこなかったね。
若者向けの作品には不可欠だと思うんだけど。
笹倉はおっかさんにしちゃうし、ティーチャは神だか黒幕みたいな扱いだし。
>>586 >ネタに関してはおもしろうと思う
俺的にはもっとドロドロさせてほしかったのが正直なところ。
下世話な話だけど娘水素と親水素の葛藤だって描けただろうし、
編隊爆撃のシーンで民間人に被害出すとか、
普通に死に行く者との対比が無くてつまらなかった。
いや、気持ち的には理解はできる。
そういう対比によって見せていくやりかたに本人が飽きていることも、
世の中的にもそういう陰影の付け方に飽きているということも。
でも、やっぱり現実にそういう部分を剥ぎ取った映画を見せられると、
物足りなく感じるし剥ぎ取っただけでそれに代わる何かが欲しい。
そこまで一本の映画に求めるのは贅沢なんだろうかね
590 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 23:35:46 ID:rP1Fg933
最後のセリフで同じ世界じゃダメなのか?ってセリフは大人の 言葉からしたら切実なんだけどね。 子供が未来を絶望してると仮定した上でならね。 ただそのセリフをキルドレが言う事がおかしいんだよなぁ・・・ だからユウイチは大人だって言ってるんだよね。 明らかにそのセリフって監督のセリフなんだし。
>下世話な話だけど娘水素と親水素の葛藤だって描けただろうし、 >編隊爆撃のシーンで民間人に被害出すとか 草薙水素とその母親の葛藤みたいなのは少しだけ原作にあったけど 水素と娘の葛藤はほぼない。 はっきりとは書かれないけど、民間に被害を出してはならないというルールで戦争をしている。 監督の見せ方ではなくて、原作を尊重した結果の物足りなさだと思うよ。
592 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/09(土) 23:42:51 ID:rP1Fg933
>>589 私がもったいないと思ったのは、スイトの娘とユーイチの
関わり方なんだよね。
あれって実は凄く切ないシーンなんだよね。
つまりユーイチの子供なわけじゃん?
でもユーイチは無垢な感じでキルドレとして娘に接する。
自分は親だってわかってない。
うんでなんでキルドレって年をとらないんでしょ?って娘の問いに
とらないんじゃなくて、ならないって答えた。
文に書くとおもしろいのに、なんで映像にしたらつまらないんだろう。
それがわからん
>いや、気持ち的には理解はできる。
そういう対比によって見せていくやりかたに本人が飽きていることも、
世の中的にもそういう陰影の付け方に飽きているということも。
ドラマって人間の感情なのね。
つまり感情に飽きなんてない。
ようはドラマを消す事は映画の本質からずれてる。
それは前衛的でもなんでもない。実験映画レベル
>>588 漫画読んで漫画家に憧れることだってあるんじゃねーの?
595 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 23:48:02 ID:t0z8b030
とりあえずもう一回観て来ようかな、と思ってる自分がいる・・・・どうしよ・・・。
596 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/09(土) 23:59:18 ID:E/W2kkyu
597 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 00:06:04 ID:rP1Fg933
>>596 これなんなの?
全然センスないよなぁ。
唯一笑えるのが、押井のモノマネが全く似てないとこくらいかな。
ってか台本きちんと書いてないだろ?
三流美大の学生の課題レベルだな。
マスオネバーダイは笑えたけど。
閉じた世界で完結する映画としてはよく出来てるけどそれ以上のものじゃないね 全てを乾いた記号と美しい要素で賢く綺麗に組み立てた感じ 記号を越えた情念がない 監督としては世情に色々言いたい事があったみたいだけど雲の上から総括されても困る そういう意味ではせめて地面に降りないと駄目だよな。 安全圏から自爆覚悟で出る事が出来ないなら そういうのはもう止めて自分の大好きな犬と人形の死の世界を延々と描いてる方がいい
599 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 00:19:24 ID:dMJjOi6f
てかミートパイ食った後女の人達と寝る館みたいなのに車で暗い夜の道を曲がって行くシーン カメラアングルとか撮り方、リンチのマルホランド・ドライブに似てない?? 影響受けたのかな? 奴の事天才とか言ってたし。
>>598 閉じた世界でも、
ご先祖様万々歳のような痛快な作品作れたのにな昔は。
錯覚かもしれないけど、アヴァロン・イノセンスあたりから、
アニメ的な実写とか実写的なアニメとか、
そういう技法的な部分に注力していて、
物語は企画書を通すために必要なもの、という感じがしてならないんだ。
俺のIDたどるとただのアンチに見えるかもしれないけど、
俺は押井のファンなんだよ、ていうか、だったんだよ押井の。
パト2なんか何十回観たことか。
なんか、スタイリッシュなだけの映像なら、もう見るの止めようかと。
601 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 00:25:57 ID:BuWsXIES
>>600 お兄さん、0時回ってるからもうID代わってるよ
前のアンタはどれよ?
>>601 ごめんごめん
俺は rSzbYf1u と Cfpov+3c だ
長居するならトリップ打てばよかったな
ミズキの父親はティーチャだってば。
エロくて優しい方、車の中でチューしてた時の拳銃の状態を教えてください。
ギンギンでした
>>604 ハンマーとトリガーを使って力比べしてた
607 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 00:55:26 ID:H0UpAJyv
>>604 PPKのスライドを手のひらで押さえて親指でハンマーをロックしていたので撃てない。
その後の三ツ矢のガバメントも同じ様にハンマーに指を挟ませて引き金を引いても
撃針を叩かない様にしていた。あの辺は銃を知らないとポカーンだけど、
知っている人なら冷や汗ものの緊迫シーン。
航空機のエンジンスターターの使い方やふかしてから機体がしなるシーンなど
見ていて驚くリアルさが多い映画だったが、ここの住人には猫に小判のようだなw。
スライドを少し引いた状態なら撃てない。 会社の前の席の女子にPPKで撃ってもらいたい(滝汗
>>607 人狼のMG42の整備シーンもそうだったけど
このスタジオはそういう部分は呆れる程完璧に作り込むんだよなw
でも一般人に正確無比な描写を演出に絡めたその妙味を理解しろとか言ってもそりゃ無理だわ
むしろ判らないのが普通
>>11 >新聞の折り方が似ている二人の存在も、みんな偶然だという余地あり。
顔もそっくり、癖もそっくりで偶然なわけないだろ。
じゃあなんのためにわざわざ新聞の折り方を何回も繰り返して、
強調してるんだよ。
作ってる本人が、全部偶然かもとか言ってるだから
一般人にとっては意味不明だわな。
シンクロニシティ
三ツ矢のシーンは、銃の仕組みが分からない自分でも 冷や汗ものだというぐらいは分かった。 冷や汗ものの状態でないと、あそこは流れとしてヘンだし、 更に、カンナミがハンマーだかを上げてもの凄い安堵している絵を 懇切丁寧にいれてたし。 で、逆に車のシーンを思い出して、 ハンマーが下がってたらロックオフの筈なのに、どうして発射しないんだろう、 と思ったのでした。 (「ハンマー」の名称も知らなかった。 ハンマーの動きをするから「ハンマー」という名前なんだな…。 無知でスマンかった) それと、自分がヘンな質問したせいで、まとめて小馬鹿にされてしまって 申し訳なかった。
>>612 そりゃ小馬鹿にする奴の人間性の問題だから、君が謝ることはないよ
614 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 01:55:16 ID:++bCBdFv
ヒロインの涙がギャグのように粒が大きかった
>>574 >日本は自殺者数で言えば先進国では異常なほど多い。
こういうデタラメ言う大人は、いつの時代にもいるんだろうな。
ユウヒチの「何が?」(2回言った?)は何をほのめかしているの?
>>617 スラブ民族の自殺率の高さはなんなんだろ。
感情の強さと理屈っぽさが同居する民族だからかな?
619 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 10:29:26 ID:bHE2Zon1
>>618 アメリカや西欧の自殺率の低さはキリスト教による自殺の抑制だな。
スラブは日本の神道と同じアニミズムをベースに持ってるから
自殺にあまり抵抗がないんだろう。
キリスト教国では自殺が少ない代わりに他殺とヤク中、肥満が多い
はずだ。
>>606 意味がよく分からん。PPKはダブルアクションするが引き金を引く力で
ハンマーが撃針叩くわけじゃなかろう。ハンマーが落ち始めたら引き金引く力は関係ない。
細かい話でどうでもいいかもしれんが。
>>617 >>574 に「自殺者数」とあるんだが。
(無論、アメリカの方が多いですね。)
突然「自殺率」ですか。
なんと非論理的な。あるいは記憶力が悪いのかな?
「先進国では異常なほど」というが、
そもそも自殺は先進国にこそ多いんだけど。
で、先進国内でもフィンランドや韓国等日本と統計的に同レベルの自殺率の国がありますね。
>>619 自殺の定義の違い。例えば、アメリカは遺書が無いと自殺扱いされない。
日本は失踪3年だか5年で勝手に自殺扱いされる。
それから、平均寿命が長いほど自殺率が高く算出される傾向が有る。
(先進国の自殺率が高くなる主因)
定義の違いを無視しても、
西欧の自殺率はアメリカと一緒くたに語られるほど低くないです。
スイス、ベルギー等はアメリカの倍ぐらい高いから。
現実の戦争って一方的な空爆なんだな 戦士の決闘なんて漫画だけだ
625 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 14:04:52 ID:SLYpjXvA
戦死ならちゃんと戦って欲しいところだな。 我が国の外交官は国益のために危険を冒す協力者を見捨てる。 「万が一のときは外交ルートで救出する」といっておきながら スパイとして逮捕されてもまったく助ける努力をしない。 だから我が国への協力者はどんどん減り、外交もどんどん不利になる。
627 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 15:36:00 ID:77VJBNIb
水素が下顎に拳銃をあてるの、ちょっと可愛いと思ってしまった。口にくわえたんじゃ絵的にまずいし、側頭部じゃ大人と変わらない。狙ったな、あれは。
>>625-626 まあ、キンタマ抜かれてるから全方位土下座くらいしか必殺技持ってないし、、、
関係ない話スマソ
629 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 17:48:40 ID:STJ2frXc
後、気になったんだがIGはスカイウォーカーサウンドと提携してるん かな?押井がインタビューで絶賛してたけど宣伝っぽい気がしたなぁ。 うんで肝心な映画の音響なんだけど、音はいいけど正直強調されすぎて 世界観をぶち壊してる気がするのは私だけかな? 特にグラスをテーブルに置くシーンなんて金属音してどう考えてもおかしい だろ?音やその場面の雰囲気でキャラクターの心情を描こうとする意味は わかるんだが、正直音響の音自体が現実の音をかけはなれて浮いてた。 犬がペタペタ歩くシーンとかもなんか嘘くさく感じた。 まぁ、明らかにウォーカーサウンドの宣伝も兼ねてるなって気がした。
630 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 17:53:35 ID:STJ2frXc
CG が現れてちょい昔によく現場で議論されてたんだけど、CGってのは 何も目標が現実にあるわけじゃない。 実写とは違うCGの世界を目指さないとCGは受け入れられないってよく 話してた。 うんでその辺を一番理解してるのはやっぱディズニーなんだよね。 日本なんてファイナルファンタジーだとかで実写にすり寄る演出をしてた んだけど全部撃沈。 つまり、アニメはアニメの世界観を目指せばいいんであって、押井がこだわる 現実生で全く時代遅れな演出な気がするんだよね。
>>629 俺は業界の人間じゃないから分からないけど、
日本であそこまで音を揃えるのは無理なんじゃないの?
確かに強調されすぎてる感はあったけど。
>>630 わかるけど、ディズニーの作画そのものが好きになれない。
あそこはあそこで、変なリアリティー追求してないか?
あと、アヴァロンの制作の話聞いたり、
イノセンスなんか見たりしてると、
やっぱり押井は上手くデジタル使ってるなーとは思う。
>>630 は既知外の言うことにしては珍しく同意できたな
CGを現実に近づける方向性では(低予算では)絶対に中途半端なものしか出来ない
今回の飛行機はまさに中途半端の極み
アニメにも実写にもゲームにもなれてない
意図して書いたのなら監督の感覚が時代遅れなんだし
意図しなかったのなら単純に失敗だと思う
拳銃付きカーセックスって結構アブノーマルだな、 草薙フルパワーで引き金引いてたもんな、興奮がよく表現されてた。 だれかエアガンで試してみなよ、もりあがるんじゃね?
634 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:05:03 ID:STJ2frXc
>>631 >わかるけど、ディズニーの作画そのものが好きになれない。
>あそこはあそこで、変なリアリティー追求してないか?
>あと、アヴァロンの制作の話聞いたり、
>イノセンスなんか見たりしてると、
>やっぱり押井は上手くデジタル使ってるなーとは思う。
いや、押井はデジタルな表現をデジタルで表現してるだけだよ。
例えばアバロンっていうのは世界観時点がデジタルな物でしょ?
だからデジタルの利点は出てると思う。
そうじゃなくて今回のようなデジタルでない世界観でどうやって
デジタルとつき合うかの話をしてるのね。ようはCGとアニメーションの
関係性だったりさ。
ディズニーのうまいところは、全てキャラクター化して表現してるところ。
ビジネズとして考えた場合にもその方がキャラクターとして売れるし
よく考えてるなって思うんだよね。
つまり現時点でのCGのつき合い方はディズニーが一番理解してると思うなぁ。
636 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:18:09 ID:STJ2frXc
CGとアニメーションの関係で言えば、今回押井がやった手法っていうのは 初めてCGをアニメーションに導入して制作されたアニメはゴルゴ13なんだけど それと全く同じなんだよ。 ゴルゴ13でCGをどういう使い方したかっていうと、ヘリコプターだけを 3D化したんだよね。もちろん浮きまくりでこりゃあダメだわって結論 だったんだけど、それと何一つ進化してない。 そしてかたやアメリカはそういう表現の仕方をとっくの昔に捨てて CGの表現方法としての可能性を十分掴んでるんだよね。 この差は冷静に見るべき事なんだよ。
637 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:24:57 ID:STJ2frXc
それと大事な事があるんだけど、 アニメ(手書き)とグラフィックの違いなんだけど、これは両方経験 ある人じゃないとわからないんだけど、グラフィックは確かに派手さがあるし インパクトがあるんだよ。 でも、異常にその絵が飽きてしまうとこにあるんだよ。 これはなんではわからないけど、手書きってのは何度見ても飽きない。 だから表現で言えばまだ絵に関しては機械は人には勝てないと思うのね。 やはり人の血が通ってないと本能的に受け入れられない部分があると思う。
今の押井はCGとして質感詰めるってのと 作品での纏まりとは分けて考えてるんだろ。 理屈で世界観の違いとか言ってるけど CGは自分が今後作る実写やアニメのテストも兼ねてるんだから 行き着く所まで行かないと今の調子は変わらないと思う セルとデジタルとの融合よりCG自体の表現力の可能性として追求してる感がある。
639 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:26:54 ID:STJ2frXc
そう考えた時に思うのがCGっていうのは永遠の名作を 作る手段はまだ得てない。 ただビジネスとしてのインパクトはある。 って考えるわけ。 それを素直にやってるのがディズニーなんだよ。
640 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:29:23 ID:STJ2frXc
>>638 CG の可能性なんてとっくにわかってるよ。
機体するって意味では新しい技術で有機的な物を違和感なく
表現できる方法しかないわけでね。
今のCGなんて物はもう行くとこまでいってるんだよ。
宮崎も色々やったけど、やはり手書きがいいって言ってたでしょ?
限界は感じてるんだよ。
絶対に勝てない相手としてティーチャーが設定されたということだったけど、 では敵のチームから見て絶対勝てない相手っているのかな?
>CG の可能性なんてとっくにわかってるよ。 CG自体の表現力の可能性ってのは 世界的な技術って意味ではなく、 あくまで自分の理想を具現化できるような 意思疎通の利くスタッフの中での可能性って意味な。
無知すぎてワロタ
>>634 >全てキャラクター化して表現してるところ。
フルデジタルは日本のアニメの表現手法になじまないのでは?
ディズニーは手書きの時からデジタルっぽい書き方だったからねえ。
>>636 今回のスターウォーズとかも評価してる?
CMしか見てないけど、あれだったら、スカイクロラの方がはるかに良いと思うけどなあ。
>それと何一つ進化してない。
どのパートがデジタルか完全に把握して評価してるの?
種明かしされるまでデジタルって気づかなかったり、
その逆もあったりするわけでしょ?
>>637 >だから表現で言えばまだ絵に関しては機械は人には勝てないと思うのね。
それはディズニーの手法を肯定する意見に相反すると思うんだけど。
645 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:42:24 ID:STJ2frXc
例えば、もしCGで新たな可能性を求めアニメでやるなら もちろん時間も余裕もある場合に限るんだが、まずモデリングは CGでやるのね。 そしての上から2D として着色をしていく。 ただ時間は倍になる。 これくらいやれば、違和感なくCG を活用できると思うかな。
この馬鹿はデジタル製作技術の基礎の基礎も知らないのかw
647 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:46:43 ID:STJ2frXc
>>646 じゃあ、映画一つ見ても何も理解できないお前が教えてくださいよ。
製作技術の基礎(笑)を
>>まずモデリングは CGでやるのね。 この一行の矛盾すら気づかずに能書き垂れてる糞馬鹿はなんで自殺しないんだろww
649 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:48:03 ID:STJ2frXc
飛行機とアニメの違和感は世界をわけるために狙ったなんて お子様視点の君達に何がわかるのかな?
650 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:49:16 ID:STJ2frXc
>>648 モデリングだけをしてって言えばいいの?
くだらんとこにつっこまないで頂きたいな。
やっぱ何も知らないんだな、こいつ
652 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:50:30 ID:STJ2frXc
キャラに関してはモデリングを一回する。 そしてその上から2D的にキャラを作っていく。 意味わかる?
トーンシェーディング?
CGと2Dと3Dとデジタル の意味くらい正確に把握してから能書き垂れてねw アホ面想像して笑えるわw
3Dをガイドに作画するならとっくに使われてるし 目新しさなんてないだろ。セルシェーダー使って 上から2Dっぽく手を加えるならkakurenboやfreedomなんかでとっくにやってるし
というか、このアホが言いたいのはスキャナーダークリーあたりでやってることかも
>>3 Dをガイドに作画 なんてスカイクロラでもバンバンやってるしなぁ
658 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 19:59:46 ID:STJ2frXc
659 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:06:35 ID:STJ2frXc
まぁ書きたい事を理解できないならいいや。 あんま詳しく書けない事情もあるんでね。 ただやり方的には最終的には2D化する事ね。 ガンツとかでやってる事とは違う。
ところでさ、 蜂の一差し は どうして 蜂の一刺し としなかった訳?
661 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:08:43 ID:STJ2frXc
君達レベルが余り調子にのるんじゃないですよ。 業界の人間もいそうだしね。
後腐れにも程があるわw なんだそりゃwww
663 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:09:23 ID:STJ2frXc
664 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:10:36 ID:STJ2frXc
>>662 そうか?
まぁこれは、私だけが考えた事じゃないんでね。
ついいいそうになりましたよ。
>>659 おっさんの話をきいてるとさ
それそもそも3Dでやる利点あんのか?って思うんだが
じゃ、意味合いは 蜂の一刺し な訳ね。
667 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:11:50 ID:STJ2frXc
別に有機的な物もCGで作れる方法は実はあるって言いたいんですよ。 そしてそれを考えてる人もいるって事ね。
668 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:13:12 ID:STJ2frXc
>>665 あります。
なぜなら完成されてないのは事実だから。
みんなそこに新しい表現があるって思うもんですよ。
何か普遍的な物があるってね。
ジェロムが言いたいのはこうだろ? 3Dでモデリングした後3Dでレンダリング、その後手書きで主線をトレース、 まあこれオネアミスでやった手法で古典的ながら手堅い方法ではある、 オネアミスではプロペラをワイヤフレームでレンダリングしてセルにトレースしたんだっけ?うろおぼえ。 まあスカイクロラでは空はCG、地上は手書きと明確に使い分けてたから、あくまで「手法」として使い分けたということらしいけど、 たしかに地上の車両なんかも手書きになってたし、機械モノはめんどいからCGね!という使い方ではなかった。
いつまでもチクチクとやっとらんで、 相手深くに抜けない毒針だけ残してとっとと逝ってくれんかのぅ。
671 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:22:31 ID:STJ2frXc
>>669 いやさ、そんな事は今までだってある手法じゃん。
まぁまだここでは言えない事だよ。
だって誰でもできるからね。
専門的な話ができないから、 おもわせぶりなこと言ってレスした気分になりたいだけのアホなんだろう ほっといてやれよw
俺から見たらジェロムもSLYpjXvAも専門的な話をしてないで個人攻撃してるように見えるぞ まあ俺は専門的なこと全くわからないんだけどね
見てきました 最後の数カット(ループ)で一気に萎えた いつからこんな安っぽいことするようになったんだ
せめてあのラストくらいなければ救われんだろ
676 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 20:51:19 ID:STJ2frXc
とりあえず、内柴おめでとう。 男の顔をしてるな。 みんな見習おうな。 人の揚げ足とるだけが人生じゃないぞ。 前進めよ。私に負けないくらいな。
677 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 20:56:18 ID:zqvZvS+K
>>675 おまえはバカか?
どこが救われてんだ
頭悪いなぁ
>>674 死(終わり)とみせて再生(新たな始まり)なのか?というラストは攻殻
の頃からあっただろ。
679 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 20:58:57 ID:NAmJKw6x
多分キシュツだろうが、、、 銀髪が戦死して、そのあと再配属されたときに何故カンナミは 記憶から抜けてたんだ?その時点ではカンナミは死んでないから 記憶あったはずだよな?? それとも、「そういうふうに扱う」ことがキルドレということなのか?
680 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 21:01:44 ID:STJ2frXc
>>677 おい、お前その辺にしとけよ。
金メダルで日本が湧いてる時になんだよ、お前のその言葉は。
卑しさが言葉ににじみ出てるぞ。
そんな自分でいいのか?
栗山が声やってたキャラがノエインの女キャラと被りまくったわ
歌丸って、うただひかるのことかと思ったら、ほんとに歌丸って名前の人なのか。
>>682 こいつ映画に固定概念有りすぎじゃない?
685 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 21:15:30 ID:STJ2frXc
こんなへっぽこB-BOYでも言ってる事は押井よりは正しいってのが 笑えますよね。 こんな奴に散々馬鹿にされて押井監督も信者も哀れとしか言いようがない ですよ。
686 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 21:16:04 ID:STJ2frXc
歌丸>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>信者(大爆
本当に歌丸師匠だと思ったからがっかりしたよ。落語天使。
688 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 21:17:57 ID:STJ2frXc
まぁ歌丸も大した事言ってないよね。 なんせこいつモーヲタですからね。
689 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 21:19:04 ID:STJ2frXc
押井の映画が好きな人に聞きたいんだけど ヒップホップって音楽的にどう思ってるんですか?
690 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 21:20:25 ID:H45Z+Ng4
上のほうでCGのレスが出てたけど、自分としては期待したほどではなかった(自分は素人だけど)専門的に観たらすごいんだろーけど・・・。 たぶん、ゲーム機が高性能化して高品質なムービーとかに慣らされてるから目が肥えてしまってるだろうね。 スレ違いだけど、ドラゴンキングダムのジャッキーも、CGやワイヤーアクションが無かった頃のほうが良かったなぁ。 インディ・ジョーンズ4も萎えた。。。
大体押井より正しいなんてどうすれば分かるんだ? 〜より正しいって結局主観じゃん
>>679 主語のわからない文章なので答えようがない。
693 :
ジェロムdeレバンナ(蜂の一差し) :2008/08/10(日) 21:23:43 ID:STJ2frXc
>>691 確かに何が正しいか間違いかってのは意味のない討論だよ。
ただ、映画は他人が見て思う物なの。
つまり、見た人が間違ってるって言われたら認めるしかないのよ。
キルドレってパイロットは辞められないの? 普通に生きちゃだめなの?
>>682 歌○「馬鹿だからつまらなかったです」
こんだけ
696 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 21:29:45 ID:H45Z+Ng4
>694 マインドコントロールされてるんじゃない?
キルドレがロストック社本社に自爆テロしたりすると面白いな。
>>679 もしかして再生してあらわれた銀髪になぜ函南の記憶がないのかが納得いかないのか?
そりゃ海に沈んだ死体の脳を回収して記憶を抽出したりはしてないんだろう。
700 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 21:46:39 ID:NAmJKw6x
歌丸聞いてみた。 こいつは映画評論以前に社会認識に問題があるな。 かつ、文脈を理解できないんだろう。 浅い、浅すぎる。
>>699 いや逆。ユーイチに銀髪の記憶がないのはなぜなのだろうと。
そういうふうに振舞うことが自然なんだろうか、と。
>>701 まあ、冒頭の土岐野の振る舞いを見ればね、みんな薄々気づいてるけどしらんふりしてるって空気だったしな。
ところで、死体が回収できなければ記憶も回収できないとなると、
あきらかにミンチにされた「カンナミ」の記憶は回収不能となる。
すると「ヒイラギ」に「カンナミ」の記憶はなく、「ヒイラギ」はあくまで「クリタ」のコピーだということになり、
するとラストでの草薙の表情は「カンナミのコピー」に向けたものではなく「クリタのコピー」に向けたということになるな。
>>701 新しく配属された銀髪が、戦死した銀髪と同一人物かもしれないと考えてしまうと、
ユーイチ自身が「戦死以外の理由で死んだ」クリタとの関係を考えざるを得なくなる。
そういう考えは、ミツヤのような情緒不安定を引き起こす原因となるので為にならない。
トキノあたりは、それをよくわかっているから娼婦を買って気を紛らわしているんじゃないかな。
>>702 脳に埋め込んだ特殊チップでリアルタイムバックアップとってあるんだろう
705 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/10(日) 22:04:41 ID:i84TAWSs
キルドレの子ども域って何歳までなんだ?
>>703 それはそのまま死の恐怖を紛らわすために享楽にふける人間の姿とも重なるわけだね
キルドレたちの感じる存在への疑問ってのは、死への恐怖とさほど変わらない
>>701 銀髪といっても外観が完璧そっくりではなかったでしょう。
最後にやってきた函南の代わりのパイロットも
函南と似ていたけどそっくりではなかった。
クローン化の過程でワザと多少の改変を加えているのだろうと解釈していた。
ま、あとは
>>702 の言う通りかと。
>>706 原作読むと、キルドレたちは死の恐怖ってものと無縁なんだよ。
空中戦で死ねれば本望で、むしろ事故で不時着して溺死や凍死するのを嫌悪してる。
だからトキノの姿なんかは、死ぬまでの暇つぶしみたいに見える。
特車二課でBDやろうとして失敗しました みたいな映画だったな。
>>708 キルドレたちは死の恐怖はしらないけど、死の恐怖と同等の物、存在の疑問を抱いてしまう。そこがこのドラマをドライヴする要素じゃないかな。
711 :
nkym :2008/08/10(日) 22:18:15 ID:PJiytLkD
>689 消費者が消費者に向けて作る音楽・・・と感じて聴いています。 ほかの音楽ジャンルではそれは二流の証だけど、ヒップホップでは到達点のように思います。 いいものもある。わるいものもある。もののあはれを感ずることもあります。
歌丸聞いてみたけど、割と納得できた。
>>710 キルドレたちが存在の疑問を忘れていられるのが空で戦っている間だけ…なんだけど
映画じゃそれをあんまり感じられなかったな。
空中戦のシーンはまるで酔いそうで気持ちよかったけど、もうちょっと足りない気がした。
小説版の最初のやつが映画原作だよね 小説の続巻は時代を遡っていくの?
俺も歌○のいうことには割と共感できたな。 キルドレの死生観に対する違和感とか 監督の戦争観に対する嫌悪感とか カンナミの自己矛盾した発言とか 草薙の長ゼリフに対する反感とか 読売新聞に対する違和感とか 「ふざけんなよ」っていう感想とかw
>>714 2冊目の「ナバテア」が草薙がティーチャの部下になるとこからはじまる。
気になるなら発刊順に読んでみたら?
FM TOKYOはじまた
鈴木「インディジョーンズみた??」 押井「みてない」
FMTOKYOおもれーぞおいwwww
押井「昨日ポニョみてわかったけど。50過ぎて映画のなかであの世が出てこないほうがどーかしてる」
押井「あんなのナオニーだよ!」
脳に埋めた特殊チップでリアルタイムにバックアップ、とか、そもそもクローンで キルドレ作ってたりするあたりで、航空機の技術レベルとのギャップがでかすぎる。 ということは、キルドレ達はその時代の最新技術で作られた兵器で戦ってるんじゃなくて ショーとしての戦争に最適なレベルでの兵器で戦わされてる事になるのかな。 たとえばジェットエンジンとか精密誘導兵器とかは、あの世界ではすでに実用化されてても、 それでは決着が早くついてしまうから(あるいはキルドレ達の消耗が激しすぎるから)第二 次大戦+程度のレベルの兵器使わされてるとか。
723 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 00:59:52 ID:Lb53j4kE
>>722 んで、ティーチャーのみ最新兵器で戦ってるから「超えられない壁」ってこと?
>脳に埋めた特殊チップでリアルタイムにバックアップ そんな設定あったっけ
ないないw 記憶の回収はどうしてるのか不明瞭。 遺伝子操作とクローンだけがまちがいないこの作品のSF成分。
原作は知らないが良く似た人物として描写してるからクローンかどうかも不明瞭
727 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 01:53:31 ID:pTDa/EFC
とりあえず何となく前の自分としての記憶はあるっぽいけど ミートパイ前にも食べた味な気がする的発言とかあるし けど確実に前の自分を引き継ぐ設定じゃないよね そう考えたら スイトは死なずにいるから他に比べれば精神は大人に近い かもしれないが 1年くらいで死んで復活する他パイロット達は 成長というものがなくて ササクラのスイトは人に干渉することを知るってセリフがあるのかな それでミツヤは永遠の思春期少女でそれが わからないということなのか…
>>727 押井のインタビュー(ラジオ)で聞いてわかったのは、
人に干渉すること=愛を伝えること だってこと
関係を迫られたら「受け入れる」か「断る」を選択しなきゃいけなくて、選択しないっていう選択肢は無い
729 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 02:44:28 ID:iizrmXg7
押井映画はテーマだのメッセージだのを論ずるだけ野暮。それこそやつの手のひらで踊らされるだけで終わり。 「終わらない日常」とか「生の実感の欠落」とかの抽象的概念をお題にして どこまで超クールな映画を作って見せたか。 そういう技術・技法を鑑賞してあげればいい。 PVを真正面から論じたりはしないでしょ。それと同じ。
>>722 >ということは、キルドレ達はその時代の最新技術で作られた兵器で戦ってるんじゃなくて
>ショーとしての戦争に最適なレベルでの兵器で戦わされてる事になるのかな。
あくまで見世物だからね
ショウのバランスとりの為の施策だろうね
ていうかあれは皮肉として言ってるだけで、文字通りのショーじゃないだろ。 企業同士はガチで争ってるが、国家はそれにレギュレーションを与えてるっていう構図なんじゃないか? 一方的な殺戮になっちゃうから誘導ミサイルはダメよ、とか。 現実の現代の戦争でも、毒ガスや核兵器の使用は実質的にできないだろ。
文字通りのショーだろ
自分はメタと受け取ってます 作品全体を。
>>728 >関係を迫られたら「受け入れる」か「断る」を選択しなきゃいけなくて
ボーダーラインっぽいな、その設定。
736 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 09:33:34 ID:b8NKRwjS
>>731 ウリス基地への爆撃で
爆撃機の機数が3→2と基地への報告が削減して知らされてたりするし
勝ちで戦うってよりはレギュレーションを大人の(非キルドレ)の上級社員が
良いようにいじくって、面白い戦闘を見せようとしてるって感じたけどな
>>698 そういうときのために「プロフェッサー」が待機してます
738 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 10:32:14 ID:ZpPIgkO4
テンポがいまいち遅かったような感じがした。出だしは よかったんだけど・・・ベネチアで賞獲れるのかなあ?
台詞回しがひどくチープな気がした。 とくに、大事なことなので二度言いましたをやられると、 そのストレートさゆえに気恥ずかしさを覚えて、覚める。
ティーチャーののってた飛行機のモデルて米軍の飛行機?零戦や芝電みたいにもみえたけど
>>700 具体的にどの発言に問題?どこが理解出来ていない?
>>741 「あれでしょ(笑)宮台真治的な終わりなき日常を生きる若者(笑)みたいな。」
>>740 いろんなのが混ぜてある。
ドイツのFW190D+アメリカのリパブリックP-47サンダーボルト+イギリスのウェストランド・ワィヴァーン
って感じ。
上の飛行機をググって写真を見てみて。
>>742 ミヤダイって一昔前だから、どんな主張だったかフォロー出来てないけど、
俺は宇多丸に納得出来た点が2つだけあって、
★ありもしない「若者の問題」を有る事にするな
★「何が?」描写と、死を恐れる描写の矛盾
特に後者は気になった
>>744 つまり同情なんかであいつを侮辱するなぁってこと?
>>744 >>★ありもしない「若者の問題」を有る事にするな
浅はかすぎる。
それは映画に対する否定そのもので、
映画はそもそもありもしない現実を描写するもの。
そこに線引きしてるのは、歌丸や君が勝手に感じるリアリティにすぎず、
それこそ、ユーイチが架空の空戦をリアルだと思い込んでいるのと同様の狭い認識でしかない。
>>★「何が?」描写と、死を恐れる描写の矛盾
歌●とかラノベ読者って、キャラクターの心情が変化したり成長するのがわからないのかなぁ?
なんで映画の登場人物ごときが時系列も異なるのに一貫した主義主張じゃなけりゃいけないんだよ。
変化する表現である映画そのものが好きじゃないんじゃないの?
映画の冒頭で「カミュ?」言ったところできづいてほしいんだけどさ、 動機と結果に一貫性なんて必要ないんだよ。 ただ、(創作上の)現実があるだけなんだから
動機と結果に一貫性を求めるのは心理的な欲求であって、 決してリアルじゃないんだよ。 実際には一貫性を求めて論理を構築するためにふらふらするのが人間で、そこがドラマになるわけ。 ・明確なキャラクター付けがなされたキャラクターが終始一貫した主張で行動する ほうがよっぽどリアリティに欠けているよ
まぁ、ヒップホップで 「自分を信じてチェケラッチョ! 俺もお前も誇りアル人類ブラザー!ラブ&ピース!」 とかいってるハゲにはあと20年くらいたたないと理解できない映画なんじゃないかな
>>746 おしいが現実の問題で有るかのように散々語っているじゃないか
映画だけ観るなら
「映画はそもそもありもしない現実を描写するもの。」という意見でもって
宇多丸を批判するのも分かるけど
>>750 押井は「伝えたいことはあるけど、それを語るとは言っていない」って言ってるよ
いわゆる君や歌●が批判する「押井の寒い問題提起」は、演出上のセリフであって押井の意見じゃあない
それどころか押井は 「50過ぎたじいさんが能書きたれても若者に伝わるわけないじゃんw」って言っているし
>>751 どこでいったの?
俺が聞いたJ-Waveの番組では言ってない
メディア露出は凄いから、あちこちで言った事を合わせるとつじつまが合うのだろう
しかしそれでは意味が無いわけ
オシイの熱心なフォロワーじゃないとわからんこと言われても?だ
>>753 ニコニコであがってたラジオ 前後編あるやつで、ミューコミだかなんだかって名前だったかと
>>753 映画監督が伝えたいことを長台詞で言って終了って演出で満足するという認識も、それはそれで君の一つのリアリティなんじゃないかな。
押井も僕もそこは否定しないけど、批判する立場に無知を利用するってのはルール違反なんじゃねーの?
>>★ありもしない「若者の問題」を有る事にするな まあ映画の前提として掲げられているから、共感できない人間にはつらい映画なのかもしれんがね しかし自分がその問題を抱えてないから他の人間も持ってないはずだと思えるのは傲慢だと思うな
そうなんだよ 結局このハゲは 「オレらいーじゃん!すげーじゃん!チェケラッチョ!」の世界の住人なんだよね
映画に出てくるのは「若者」ではなく、子供。 「若者の抱える問題」などと言われれば、それは現実世界の「若者」を指すと捉えるのは当然。 発言者の意図がどうであれ、 (潜在的)視聴者消費者がどう捉えるかのみが重要。
>>754 ほら、マニアックなソース。
およそ皆が観ている事を前提に出来る媒体ではないな。
どう捉えたかを表明することと、作品を批判することとは全く別だよ 批判は理論によって行わなければいけないし、理論の為には根拠となる知識が必要 「おもしろくなかった」は感想だが、 「〜という理由でおもしろくなかった」は既に批判である
>>759 お前がつまらないと感じるのはいいんだって。
メディアを通して無知な批判を展開するハゲチェキラッチョがダメなだけで
762 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 14:18:33 ID:uhheapSg
そもそも若者の閉塞感なんていつの時代にでもあるよ それが時代性とどうかかわってくるかの違いであってさ さらにいえば歌丸さんは存在しないことをどうやって証明するのかな?
大体、消費者がどう捕らえるかなんか、神様でもない限りわからんし、 消費者の発言が、その消費者が本当に感じたことを正しく述べているかもわからないんだから、 単なる感想は感想でしかないんだよ
>>762 「オレが感じるこの世界が現実(韻をふんでみた)!全てはオレのハートがビート!ヘイヨー!」
大体、このハゲが終了間際に絶賛してた「闇の子供たち」のほうが、 よっぽどありもしない現実を作り上げて問題提起してる作品なんだけどなぁ そういうところがやっぱり浅はかとしか言いようが無いよ
押井は終わり無き日常をマターリ生きられない若者に対して 日常を打破する何だかの行動をおこそうぜってことを 言いたかったんだと思うけど、具体的にどんなこと考えてんのかね? 学生運動かなんかか
そんなこと言ってないとおもうけどなぁ
まぁファンタジーの文法を理解できないと読み取ることは難しいわな。 キルドレとか、戦争商社とか、全てファンタジーの小道具だからな。 そこを「理解できねぇよ!!」というのなら向いていないわな。 設定を理解できないとメタファとして表現されるものを楽しめるはすがない。 「死の恐怖」の扱い方が疑問らしいが、そこからキルドレの設定を想像 できないのは想像力が足りないか、経験が足りてない。 歌丸は現実の延長としてスカイクロラを見たのだろう。 この映画がただの娯楽作品であればよかったんだろうが。
>>768 そうなのかな
少なくともカンナミのティーチャーへの挑戦と、スイトが最後に
タバコ(ダウナー系ドラッグ=日常をマターリ生きるためのツール)を吸うのをやめたのは
日常打破のための行動と読めると思うんだが
>>770 日常打破とかじゃなくて、人生の意味をたしかめようってことだと思うんだよね。
終わりなき日常 とか sf とかはアクマで映画の設定であって、テーマとはさほど関係がないように思える。
この物語で言いたいのは「生きる動機って何だろう」ってことにつきると俺は思う。
物語の最初の時点で「他人の運命に干渉できる=生きている」キルドレってのは草薙だけでさ、
最後にじゃあ生きてみようか って思えたのがユーイチだったわけ。
ドラマってのは生と死の行き来ができるってのが特殊なんだけど、
普通は生の世界からどう死ぬかってのがドラマになる。
でも、スカイ・クロラは死の世界(無の世界・永遠の世界)からどう産まれるか、生きるかってのがテーマになっていて、
そこが押井の天才的な着想だとオレは思うわけ
で、この死の世界どう産まれるか、生きるかってのは、 そのまま自覚的に生き始めることへのわりとわかりやすいメタファーになってて、 例えば 「自分がいつ産まれて、いつ自我を持つようになったのかを記憶している人間はいない」わけで、 自覚するってことが、人間として生き始めることなんじゃないかと問いかけている。 じゃあ自覚って何?って話になるんだけど、 そこで他人に干渉することってのがでてきてさ。 ありていに言うと、他人を愛することが生きることなんじゃないの?っていう、割とピュアで直球な同意を求めているのがこの映画なんじゃないかなと思うわけです。
でもユーイチとティーチャの決闘は父性、権威との対決って意味で 監督の当時の学生運動やら成田闘争やらの経験も多少は関わってるんじゃないかとは自分も思った。
で、押井が親切だな、というか正直だなと思うのは ・他人を愛しても特にいいことが起こるわけじゃない ・自覚的に人生を生きても別に何も起こらない っていう事実をキチンと教えてあげるわけ。 多分、将来の可能性に燃える若い人がこれをみると、「そんなことねぇよ!」って思って、 それが押井に対する批判につながるんだろうけど、押井はニコニコしながら 「とりあえず50になったらもういっかい観てよ」って言うんだろうなぁと思ったり
>>773 オレはあそこは「ドラマのお約束」なんじゃないかなぁと思うわけ。
ポニョとちがって、押井はちゃんと映画作らなきゃいけないって思ってるから、オチをつけなきゃいけなかったんじゃないかな。
>>736 パンフレットによると、戦況が一方的になる(戦争が終わってしまう)のを避けるため
兵器均等条約というのが結ばれている。また、空爆は事前に告知しなければならない。
ウリス基地への空爆情報が遅れた(&爆撃機数の誤報があった)のは
空爆告知義務違反による報復として、後の大規模爆撃を行うためだったらしい。
草薙が激怒して上層部に乗り込んだのは、そういう小細工を見抜いたのかもしれないし
自分含むパイロットと散香を、地上で死なせるのが我慢ならなかったんだろう。
>773 ドラマとしてのオチでもあるだろうけど、結局ユーイチが負ける辺りは >自覚的に人生を生きても別に何も起こらない というメッセージのモロな表現なんじゃないかな? 頑張ったって別に報われないけど、だからといって他にやることもないでしょ?的な
うーん、オレは押井は別に「頑張れ」とか「頑張ったほうがいいよ!」とかは言って無いと思うんだよね。 ただ、がむしゃらに生きることは愚かじゃないとは言っている気がする。
宝島ムックで草薙がティーチャーに挑んで死ななかったのは 草薙が他人の人生に積極的に干渉したから。何かを背負ってる人間は死ねない云々と語ってたが ティーチャーが草薙を殺さなかった理由については 見れば分かりますとだけ答えてるんだけど何だろう 草薙が死ななかった理由とティーチャーが草薙を殺さなかった理由てのはイコールではないのかな
「頑張れ」だと確かに強いかも むしろやはり「どうせならピッチに出て試合したほうが面白い」くらいのものだろうか?
ユーイチが負けるのは、明日のジョーが結局力石に勝てなかったり、最後に死んじゃったりするのと同じ表現のような気がするなぁ
>>780 それは言ってたね「ちかいかもしれない」ってレベルだけど。
やっぱり、押井が伝えたいのはこの映画であって、一部を切り離して言葉を抽出するのは難しいんだと思う
>>779 さすがに母親になった女は殺せないんじゃないか
というか、ユーイチがティーチャーに勝って「今帰ったぜ!!」じゃ、それこそ笑い話になっちまう
>>771-772 「実際人生つまんねーけど、愛や友情に生きればそれほど悪いもんでもないぜ」って感じか
そういやNHKの特番でもそんなこといってたかな
メッセージの送り先として終わり無き日常をマターリ生きられない若者を想定してるのは間違いないと思うんだけど
そいつらに対するメッセージがそれですべてだったらあまり救いがない気もするな
>でも、スカイ・クロラは死の世界(無の世界・永遠の世界)からどう産まれるか、
>生きるかってのがテーマになっていて、
なるほど、おもしろいな。その発想はなかったわ。
>>786 無根拠な希望より、しっかりとした事実を真正面から伝える押井の優しさだと思ってくれたまえ。
>>779 ティーチャが草薙を殺さない(殺せない)のは
草薙がティーチャの子を産んでいるから。
(これは本編ではハッキリと語られないし、パンフレットで匂わせてるだけだけど)
映画の中で草薙が積極的に他人の人生に干渉したというのは、
娼婦を追い出してティーチャに迫ったあのシーンしか考えられない。
原作シリーズでは、ティーチャと草薙の腕前は五分五分ということになってる。
>>776 こっち側の飛行機が推進式ばかりというのもそういう都合があるんかな
>788 フーコの話に出てくるベッドシーンなら、あれはジンロウとスイトじゃないか?
>>791 原作では「出産」はしていないことになってるけど…
映画ではミツヤの台詞「あの人は子供を産んだ」という表現しかされてないからなあ。
>>790 パンフレットより
フーコによれば、スイトは一度、フーコの客に会いに館を訪れたことがあるという。
そのとき、フーコの部屋いいたのは、スイトと同じフライトジャケットを着た"大人の男"だった。
793 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 16:04:52 ID:xAiSijUX
>>769 > 「死の恐怖」の扱い方が疑問らしいが、そこからキルドレの設定を想像
> できないのは想像力が足りないか、経験が足りてない。
作品の説得力が足りない可能性はなんで考慮せんのかね
>792 自分の勘違いでした、スミマセン
>>793 何度も観たくなる、つまりリピーターがかなりいたのなら、思うつぼなんだろうけどな
全体的にゆっくりした映画なので考える時間があったので 二回見たら新たな発見が得られるように作ってあるとは思えないが・・・
>>795 別に謝らんでも。
>>793 DVDが出たらじっくり検証しよう、ってのも思うつぼかな。
しかし、パンフレットの「ホラホラこんなに謎がいっぱいだよ〜考証してみな〜」
という造り方が、どうもあざとくて気に喰わなかった。
ヒコーキ映画なのにヒコーキマニアが「おい!ちょっとマテ!w」って 言いたくなるよーなのは、どーしたもんか。 あれだ、高校が舞台の学園モノで「おい!それ高校ちゃうw」ってツッコミが 入っちゃう感じ。「そういう特殊状況なんだよー」って納得させるフォローもなし。 単純に「こいつら高校生活知らんのじゃないのか?」みたいにしか見えん。そんな風。 ペラッペラのそういう背景で物語が展開しても、なんかツッコミ所ばっかりが 増えていって物語に感情移入できないというか。 まったく知識のない外人が「オーコレガ日本ノ高校ネー!?」つって観るぶんには また違うんだろうけど・・・みたいな。 むかーし、ファイナルファンタジー8とかいうゲームでおんなじよーなことを 感じたデジャヴーが。
>>794 原作にも詳細が語られていないので、想像するしかない。
想像した上で面白くないならというならともかく、想像できない・理解できない
でからつまらんでは表現者の評論としては浅すぎる。
>>799 押井「映像は以前見た映像との比較でしか語れない」 を地でいくようなやつだなお前はww
>>800 想像したくなるようにできてるか、って観点もあるからねえ。
作品の好き嫌いは日記帳でやれば?
評論失格じゃねーかw
>>799 大きな比重を占めてるとは思うけど、この映画ってヒコーキ映画なのかな?
人の乗った工業製品が空を飛んでいる形態を飛行機と認識してもらえたら、
それでいいって程度のファクターでしかないのじゃない?
もちろんそこにリアリティがあったほうがより楽しめるのかもしれないけど、
物理法則に100%則ったものでなければ、物語として楽しめないっていうのは
ちがうくね?
押井版トップガンです
好き嫌いは日記帳でやれば?って、 「好き」ならなんも言わなくて、「嫌い」なら噛み付きまくるわけだろ? それこそどっかで仲間同士ほめあってたらいいんじゃないの。
ようはネット上で好き嫌いを言っても他人の人生には干渉できんわけよ
ラジオには干渉されちゃったね
お、Youディスってんの?
>>805 「物理法則」の方じゃなくて、むしろフィクションの基本になる「世界描写」の方。
たとえば刑事ものだと二人組で行動するやん?あれはいろんな意味があるんだけど
まあ、細かい説明抜きにしても「刑事が一人でどっか行って人射殺してふーやれやらだぜ?」
なんてことを繰り返したら、え?カバー役は?報告とかどーすんの?って感じで
そんなんがあったら、わざと映画的に「無謀刑事」を描く演出だよね?
たとえばさあ犯人のアジトに部隊で出張って、警官隊突入!
「全員突入して各個で容疑者を銃撃!」とか命令が出たらズッコケるよね?
え?ちょっと待って?もっと警察的なナニカがあるよね?定番で。
で、逃げた容疑者を主人公が追うとかそういうのが映画的な流れだよね?普通?
そういう感じで上の例だと「刑事映画をリアルに描くと当然やるおやくそく」
(というかやらんと西武警察レベルになっちゃう最低限押さえる描写)みたいな
「飛行機映画だったら必ず押さえるおやくそく」がスカイクロラはなぜかできてなくて。
正直、できてない理由がさっぱりわからない。
ぜーんぶTVゲームの中の話です。だから西武警察レベルのリアリティでいいんです。
ってオチなら納得なんだけどさ。 そういうつもりでもないっぽいし。
>>「飛行機映画だったら必ず押さえるおやくそく」がスカイクロラはなぜかできてなくて。 ここらへん具体性が無いと議論が進まん
? ・できる限り飛行機はペア(もしくは編隊)単位で行動する。 ・戦闘行動には目的(任務)があってそれが最優先。 とか? いや単機でどっかで落ちられても落とされたのか 機体トラブルで行方不明なのかもわからんし。
>>815 機体トラブルで墜落なんてなったら大変だな
ショーとして見ている俺だったら怒り狂うよw
期待の新エース、次回の出撃でいよいよティーチャーと対戦か?って煽っておいて
前回放送いたしました新エースは墜落した模様です、なんてさw
まぜっかえしてゴメンw
物語ってのはリアリティのレベルがあってさ、 なんつーかな、ナウシカの世界でガンシップが、飛行ガメが。みたいな風なら ごまかせるのよ。とゆーかなんであの飛行機が飛んでるのかもフィクションだから。 ところが「戦争」やってます。第二次世界大戦ぐらいの技術レベルで。 って話になると、ふーん、じゃあコレがアレに当たって、アレがこうだから こんな具合なのかな?って、それ相応のリアリティがついてくる。 で、作り手の方が舞台のリアリティを認識していれば、 ああ、ここはちょっと描いておくとリアリティが増すな?とか ああ、ここは設定甘いから描かないでおこう(苦笑 とか コントロールするのよ。 あたりまえだけど。 小説だと”描写しないものは存在しない”って無敵のルールが使えるから わりとごまかせるんだけど、映像になるとそこにあるものはいやでもある。 そこを巧い具合に「雰囲気」出しながらごまかすのが”腕”なんだけど・・・ なんかいろいろと。 特に難解というか観客として「映画の意味」を考えだすと作品背景を考え始めるやん? そうすると「あれ?あれ?」って意味より穴の方が見えだしてくるというか。
個人の妄執で任務放棄して単機でバトルってのは、組織としてどうかって 話だとは思うけど、スイトやユーイチが対ティーチャーで単機で向かって いったりするのって、その異常さという状況を使って描かれるティーチャー にへの執念ってというか、執着の表現だとおもってたけどなぁ、自分は。 二つはちょっとした例で、実際にはそれ以外もあるのかもしれないけど、 自分はそんな風にみていた。 こう、士郎正宗の漫画の余白の書き込みを空想するみたいな感じでww
>>817 演出上の必然はリアリティに優先する。
編隊行動があの空戦での非干渉的な生き方だとすれば、
作中で二回描写された単独行動は、それに疑問を呈する主人公たちの意思の表れだととるのがスジというものだよ。
むしろ電池とモーターで動く戦闘機であればリアルだよ。
戦争ショーが必要とされてる世界のリアリティーって、 戦闘以外のシーンのほうに多く出てる気がする。 基地の見学に来て「こんなに小さいのに戦ってて偉いわねえ」みたいな目でキルドレを見る おばちゃんたちとか、 墜落したキルドレの遺体を見て「かわいそうに」と言ってたおばちゃんとか、 現代で、「泣ける映画」や「泣けるドラマ」に喜んで飛びつく人と同じに見えるし。 ダイナーから基地を飛び立った戦闘機を見守ったり、TV中継を見ていた客達は 甲子園に出た地元高校を応援する人たちみたいだ。
822 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 20:48:32 ID:np4QT3EN
現代戦になると、空戦がツマラナイんだろーね。 電子戦でミサイルが追っかけてくし、マッハの世界でドックファイトはまず描けない。 どうせなら、「紅の豚」くらいの複葉機まで落とせば良かったのにwww
>>822 マクロスが結構がんばっている感じじゃない?
あれが面白い戦闘かというとそうじゃないかもだけど、
マクロスプラスは面白かったと思っています。
戦闘アニメじゃないって?そうかも。
あんな速度で変形したらぶっ壊れるだろ
監察軍の超テクノロジー材質で出来てるから平気なんじゃないの。 バルキリーって墜落しても全然壊れないし。
じゃあわざわざあんな複雑なことやる必要まったくないだろ 超素材の長方形でも飛ばしとけw ショーのためにプロペラ機です のほうがよっぽど納得できるわw
それより、キルドレたちがあの戦争ごっこに参加するまでの 状況の方がよくわからんな。
空戦物で電子戦となると、やっぱり雪風やって欲しいんだよなぁ。押井に。 社会からはじき出され、人間よりも機械を信頼する主人公が、目視することのできない敵を相手に闘うって、 これ以上ないくらい押井に向いてそうな題材だと思うんだけどなぁ。 ブッカーがバセット飼ってても文句いわないからさ。
>>822 「ジャーヘッド」って湾岸戦争で海兵隊のスナイパーを主人公にした
実話の映画があるんだけど、近代戦って本当にに退屈みたい。
実際 主人公はひたすら待機、待機の毎日。やっと出撃したら、
爆撃機が絨毯爆撃した死体だらけの街を跡をひたすら行軍するだけ。
やっと狙撃の命令がでても、「やっぱり空爆の方が楽」と中止。
一発の球も撃たずに戦争が終わってしまってた。
イラク戦争みたいに市街戦やらなきゃ、こんなもんなんだろうけどさ。
>>827 原作はスカイクロラしか読んでないんだけど、以降の作品に描かれてないのかな?
ミツヤの言い方からすると、戦争に参加してからの記憶と断片的な幼いころの記憶しか
ないみたいだし、彼らはその最初から戦闘の渦中にいたのじゃないのかな?
ゴーストのない人形は哀しいもんだぜ、特に赤い血の流れている奴はな。みたいな。
>>830 お前だって幼い頃の記憶は断片的にしかないだろ
そういうことだ
>>826 >超素材の長方形でも飛ばしとけw
ワロタ
>>831 でも、それらはつながっているよ。
いつ知ったのか、どうやって知ったのか、全部じゃないけど。
重要だと感じる部分の記憶は自分の成長の時系列のなかに
整理されていると思っているよ?
それ自体が恣意的なものじゃないという保障はないけど。
>>833 あ、そう?
俺は結構つながってないな。
時系列もしっかりとはしてないし。
あなたはキルドレですか?
わからない(´;ω;`)
あれかな、出産の時の記憶とかが残ってる人はあんまし共感ができない映画なのかも 俺はキルドレの記憶も自分の記憶も大して変わらんな〜と思って、あの時点で感情移入度が高くなったなぁ
838 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 22:26:25 ID:+//rZBAx
生まれてきた時の記憶ってことか? そんなの覚えてる奴いるのか?
「5分前仮説」と同じで、整理された過去の記憶があるからって本当にそれが 自分の体験してきた本当の記憶かなんて自分自身には解りようがないからなぁ。 自分は最近”記憶”だと思っていたものが「夢で見たことなのか本当に経験したことなのか」 の区別があいまいになることがあって、ミツヤのセリフはわが事のように思えた。 あれってこういう感じなんだろうかみたいな・・・。 自分も原作は読んでないのだが、キルドレって最初からある程度成長した姿で ストックされてて、必要に応じて記憶をインストールして出荷されてるんだと 思ってたんだけど違うの?
幼稚園くらいの時は半分くらい覚えてるみたいだよ 大人になっても覚えてる人いるのかも
自分は勘違いや夢の混同でなければ4歳の時の記憶があるよ。 今だとずいぶんあいまいになって来ているが・・・。
俺の一番古い記憶は家にあったβのデッキにレゴブロックつめて破壊した記憶と、 ホウレンソウを噛み切れなくて吐き出した記憶だな。
幼い頃ってのがどのくらいかにもよるでしょ。 小学一年生くらいからの記憶は、それなりに繋がってて時系列もしっかりしてて 当然。いわゆる「物心ついてからの記憶」ってやつだ。 子供を産んだり性交したりはできる第二次性徴期を迎えているキルドレが 身体年齢7歳くらいってことは無いわけで、物心ついてから第二次性徴を 迎えるまでの記憶が断片的にしかないというのは、一般的ではないと思う。
本日配属されました函南ユーイチです。あなたは処女ですか?
俺は11歳くらいまでそんなもんだったぞ。
そういや俺は3歳か4歳のときまでお袋の腹の中にいたときのことを覚えていたらしい そんなことを言った記憶すらないが
そんなにはっきりしてるかなぁ。 小学校1〜3年の記憶は全く時系列不明で数シーンしか覚えてないし、 4・5・6年も多少具体的だけどもやもやしてるよ 中・高もだいぶ怪しい
まともな人間なら精子の頃の自分を覚えてるよ
生死をかけて精子をかけるわけですね
記憶をどこまでさかのぼれるか?じゃなくて、「記憶(と思っているもの)が連続性を 持っていることが信じられる状況」がミツヤの望む状況なんじゃないのかなって。 なんというか、人格破綻を起こさない申し訳程度の幼いころの断片的な記憶(と思わ れるもの)がインストールされてるために、その不連続性によって余計にその虚構性 を漂わせているような気配みたいな。 ちなみに、自分の場合だと親の転勤とか多かったので、引越しというイベントによって 時間が大きく区切られるので、より整理しやすかった状況なんだと思う。
851 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 22:42:44 ID:W+fSLCeR
スイトと祐一、二人は何か俺の両親みたいだった。 学生運動の頃の感覚なんだろうな、あのスイトのキャラは。 押井はきっと青春時代にスイトみたいな、びっくりするくらい賢くて尖っててまっすぐで、 でも危なっかしくてハラハラするような女性に物事の考え方、感じかたなどを 教わったんだと思う。そしてそれが今でも忘れられないからアニメ作り付けてるんだろう。 パトレイバーの南雲警部と後藤隊長、攻殻の素子とバトー、 これらは全部学生時代の憧れの女性と押井の姿。押井は女性の側にいるだけで 幸せなんだけど、女性はきっと別の男のことが好きで、押井は相手にされなかったんだと思う。 だからパトレイバーも攻殻も失恋に終わった。 だが、イノセンスからは様子が違ってくる。押井は終わった恋にウジウジするのはやめて、 あの頃の彼女はきっと今でも俺のことを見守ってくれてると信じることで 勇気が出る、幸せな気分になれると思い出す。 だから必死で妄想しようという方向に行く。信じるものは救われる! そしてついに、スカイクロラに於いて、押井の妄想世界の中で、 押井の分身である祐一は、何十年も引きずってる恋のお相手とセックスすることが出来た。 俺はおめでとう押井!という気持ちでいっぱいになった。
俺はひょっとして昔の俺の記憶は偽者なんじゃないかと極稀に疑っちゃうくらいには断片化されてるなぁ。
記憶がちゃんと維持されてないのは 会社によって記憶が整理されてないってことじゃなくて同じことの繰り返しだから 昨日のことも一昨日のこともわからないってことじゃないのか そりゃ多少は会社になんかされてるかもだけど
むしろ、同じことであるはずが些細な差異が存在するところに 違和感を覚えるんだな。 芝居っぽくて。
そりゃ芝居だもの
858 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/11(月) 23:17:38 ID:i44R3+7V
草薙っていう名前に、監督は何でこだわってるん?
監督がこだわってるのはおかっぱだけです。
>>858 それは原作者の人が決めた名前だから押井監督の拘りではないのでは。
攻殻機動隊の主人公だって原作の漫画がそうなのであって監督がつけたわけじゃないし。
>>858 草薙も函南も東海道線の駅名だな。
関係あるかは知らんが。
草薙京って主人公がいるゲームがあったな
今日見てきて、このスレも一通り目を通した上での質問なのだけど(小説は未読) 結局ミズキの父親はジンロウとティーチャーどっちなの? それとも二人は同一人物? でもジンロウはキルドレでティーチャーは大人なんだよね そこだけわからぬ
前のジンロウさんとか、あとの人とかの登場するスパンは 一年前後の期間を湧いて湧いてきてるのかな? すくなくとも、14〜15歳になるまで成長するために15年単位でスイトが待ってるとは思えない これは一般人の整備のおばさんが存命してるって言うか現役で仕事を続けているわけだから、ほぼ確実でしょ そうすると、二次性徴を終えた個体が大量に会社にストックしてあって 前の個体が戦死すると、そこにある程度の情報をダウンロードして出荷してるって事になるのかね? そんなイメージを持ってしまったので、人としてキルドレを見れなかった。 ただの人形の設定バグからくる悩みを扱った作品なのかなぁ・・・って感じ
>>863 原作だとティーチャだけど、ジンロウだととれなくもない描きかたですね。
映画では必要以上にスイトとカンナミのラブストーリーが強調されているので、その副作用みたいなものだと思います。
小説とは結末も違うので、「ご想像にお任せします」ってことで良いのでは。
ジンロウとか草薙とか、実は原作者の森なんちゃらが押井ファンなんだろうか。
>>866 レスd
想像にお任せかー…
なんか妙に気になってモニョるなあ
でも原作はティーチャーなんだね
今度読んでみよう
868 :
863 :2008/08/12(火) 00:02:59 ID:nAE5RxNA
ワイン飲むシーンで 枯木鳴鵙図を使うその意図は何
ああ!不満まだあるとも! 爆弾だよ爆弾!あれだけ大股開いて黒光りするイチモツを見せつけてカモーンやられてウッヒョー!となってたのに 爆弾落とさずに帰るとはどういうことだ!
パンフには「(ユーイチとスイトの)巌流島の決闘か」って書いてあってワロタ
この映画、大人になれない子どもたちが戦争ごっこをする子ども向けの作品だと思っていたけど、 実際見たら全然違っててガッカリしたな。 なんか、対象年齢層の分からない映画だった。 あと、戦闘機ものの映画なのに、派手な空戦シーンや対地攻撃、対艦攻撃のシーンが無かったのは何故? ティーチャーとやらの描写も中途半端だったし。
>>869 もず=カンナミ
芋虫=クサナギ
飛べる飛べないの対比とか。
>>872 ・若者向け映画
・地上と空は完全に別の異世界だから、それらが交差する描写はNG
>>874 どんな若者?
犯罪を犯したりドラッグに走るDQNどもが対象か?
どっちかっていうと、家で延々とニコニコ動画みてるような若者
>>876 ニコ厨は態々映画館まで足を運ばないだろうし、
ニコ厨が好むような作品ではなかったな。
その説は違うと思う。
そうかなぁ 映像を見るということすらしない人にはもう何も言わないだろ
これ若者向け映画なんだ ニート向け映画かと思った まあニートの中にも若者はいるけどさ
880 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 01:05:21 ID:t4QZPntZ
働いてたり、子供がいるけど自分は大人じゃないと感じてる人達が対象。
881 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 01:06:50 ID:t4QZPntZ
後過去の恋愛を引きずってる人、夢の中でもいいからやり直したいと 思ってる人も対象。
初カノ思い出して泣きそうになった32歳所帯持ちがここにいます。
視聴前 ノ L____ ⌒ \ / \ / (○) (○)\ 何がスタイルを変えただよ! / (__人__) \ 全然暗い雰囲気が直ってないお!! | |::::::| | \ l;;;;;;l /l!| ! / `ー' \ |i / ヽ !l ヽi ( 丶- 、 しE |そ ドンッ!! `ー、_ノ 煤@l、E ノ < レY^V^ヽl 視聴後 ___ / ⌒ ⌒\ / (⌒) (⌒) \ / ///(__人__)/// \ スイトちゃんのおっぱいぺったんぺったん | u. `Y⌒y'´ | \ ゙ー ′ ,/ /⌒ヽ ー‐ ィヽ / rー'ゝ 〆ヽ /,ノヾ ,> ヾ_ノ,| | ヽ〆 |´ |
884 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 01:14:53 ID:HOO8osIX
>爆撃中止 空で戦う子供たちがちょいと大きな祭り的作戦を敢行しようとしたら大人に制止されてすごすごと引き返す事に。 って事だと思ったよ。
886 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 01:17:44 ID:t4QZPntZ
>>884 あの大作戦は学生運動の感覚で描いたんだろうな押井は。
終わりのない愛がどうたらいうなら、宣伝に醜い押井守を出すべきではないと思う。
889 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 01:42:23 ID:qCzLylAI
映画以前に、原作が難解、、、 シリーズ通した主人公がいないし、そもそも巻毎の語り主である”僕”が誰なのかがわかりにくい。 半分読み進めてやっとわかる場合もあるし、1巻読み通しても不明な場合がある。 映画以前に、原作のスレない?森スレはあるんだけど、、、スカイクロラスレはどこ?
原作は中二病だから、深く考えずに中坊だったころの自分を思い出すとマンガのように読めるよ
>>880 かあー、俺のことか?
おまけに同年代のサラリーマン以上の年収もあるクリエイター(笑)なんだ。
しかも、押井さん、3Dの使い方ヘタだな〜…とか思っちゃう天唾野郎だ。
さあ殺してみろ。
3Dの使い方が下手というのには激しく同意しとく。 地上に墜落している機体の場違い感に失笑さえ覚えた。
>890 はっ!ということは、俺は大人?
イノセントのオーディオコメンタリーで、戦艦の攻撃シーンの時 これはいずれ使える的な発言があって、艦隊戦じゃないけど スカイクロラに使えたんだなー
原作クレィドゥ・ザ・スカイについて
>>217 >19ページはまだプロローグだからクリタでいいんだよ。
>プロローグ クリタ(〜p23)
>本編 クサナギ(p25〜p299)
>エピローグ カンナミ(p301〜)
>まあこんなところだ。
という意見があるが、本編 クサナギというのがどうもしっくりこない、、
何でフーコと逃避行するんだ?
プロローグ〜episode 2:1(〜P113) クリタ
episode 2:2〜エピローグ カンナミ
じゃないだろうか。
ちょうどフーコもここが切れ目で出なくなるし。
スカイ・クロラの冒頭でカンナミが良く見る夢はサガラを打った時の記憶が
夢で出てきてるんじゃないだろうか?
p308で甲斐がカンナミの回復を認め、復帰させることを約束している。
その後、スカイクロラでクリタがクサナギに打たれた3日後にカンナミが
配属されている。
つまり、クリタがサガラに会いに行こうとしてクサナギに撃たれた時期と、
カンナミがサガラに会いに行ったのがほぼ同じ時期と推測される。
あれ?なんか変だな?
クレイドゥザスカイ 何これ。意味わかんね。 誰か解説しろや
空のゆりかご=飛行機
>>761 >お前がつまらないと感じるのはいいんだって。
「つまらないと感じる」なんて投稿してないし、
思ってもいないが。
何妄想しているんだ?
>898 クサナギがカンナミになる話。 確定はしていないので、信じるかどうかは自由。 これが大きな矛盾は少ないと思われ。 あと映画スカイ・クロラとは切り離してください。 プロローグ クリタをクサナギが撃つ ↓ (本編には会話でしか出ないけど) キルドレではなくなっているクサナギが戦闘で瀕死 ↓ 本編 クサナギは生きてるが復帰は難しい状況。 サガラの注射で再キルドレ化していく。 (再キルドレ化=全編記憶の混濁が続く&男性化?) ↓ エピローグ カンナミになったクサナギ(クサナギの記憶は無し)。 司令官クサナギも別に用意されている。 みたいな感じ。 原作スカイ・クロラ読見返すと司令官クサナギは クサナギの記憶が植え込まれてるんだろうなと妄想。 つまり原作スカイ・クロラはクサナギとクサナギの話。
原作はもっと厨二っぽいんだねぇ
森は後付け設定でグダグダになるからな
>>901 さんくす
キルドレって記憶の植え込みまで可能なのかよ
原作の設定で映画観たら むちゃくちゃになるな・・
映画の脚本段階だとスカイクロラとナバテアのみ出てたから その後の小説の設定は映画とは直接関係ないけどな
全くだな。制作陣、最初の2巻しか読んてないな これw ナバテアとスカイクロラの間に勝手に栗田の草薙のラブストーリー捏造してるってことか
>>901 クサナギをカンナミにする意味ってなんなの?
心ヲナニー
心オナニーに例えるのか?
>907 ・クサナギがティーチャに対抗できる唯一のパイロット ・初のキルドレ女性司令官としてのクサナギ・スイトが必要 こんなところか? つまり兵器としての機能と、広告塔としての機能を 分割したということか。
妊娠してキルドレでは無くなってしまった草薙の機能を大急ぎで他のキルドレに移植
今見てきた。流れ読まずに書き込みます。 イノセンスでのずっこけっぷりを思えばかなり楽しめたよ。 棒、棒っていうけど声優ではだせない空気があってよかった。 あと、新聞のたたみ方が同じヤツに出会って悟ってしまったシーン、 よかったな。 あの感覚を映像で表現されるとは。
スイトが文句言いに乗り込んでいった時の3人 (スイトと偉いさん、カンナミと偉いさん) の会話が一番、非・声優と声優の違いが強烈に出てて面白かったなぁ。 上手い下手じゃなくて、「キャラの質」の違いみたいなが出てて。 笑うシーンでもないのに、↑の意味で、何故だか2回目以降、 毎回(心の中で)クスクス笑ってしまう。
>>914 うん、ここは笑うとこじゃないからなw
逆に、三ツ矢登場の所(トキノがスルーされて不満な顔している所)は
むしろクスクスすべき所なんじゃないか、と思うんだが、
1、2度しかクスクス笑いに遭遇してないので
一応遠慮して、自分は全ての回で封印しといた。
ワンコがヘニャっとした顔で抱かれている絵の時が、
一番、劇場(客)の空気が緩んだような気がした。
>>915 てか何回みたんだ?
ちなみに俺は2回見たんだが、3回目はまあDVDでいいかって感じ。
あいかわらず、主人公がうだうだ2時間かけて「this is my fight.」「i'll kill my father.」 と、戦う(生きる)動機をようやっと見つける映画でしたな。(うんざりだよ押井さん) この映画にはまれないない人の多くは、主人公は動機を最初から持っていて、その動機を解決するのが 映画(物語)だと思われているのでしょう。 重箱の隅 整備は完璧、と胸を張った次のシーンでオイル漏れって… 煙草、消極的な自殺行為 オルゴール、永久反復の象徴 ビールは栓抜き使えよ 目パチが不自然(っていうか全くといって良いほど)しなかったけど、もっとやりようがあっただろうと…
>>整備は完璧、と胸を張った次のシーンでオイル漏れって… あれはその後にスイトがジッと整備舎を見つめる描写が入っただろ。そして整備舎の明かりが消える 俺はスイトがワザと戦えないようにユーイチの飛行機に細工したんだと思ったが
919 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 20:08:41 ID:tAMK4rut
昨日のラジオ聞けなかった人たち ジブリ汗まみれで検索すればあがってるぞ
920 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 20:14:19 ID:iIXgyx2C
>>912 関係ないけど、新聞をキッチリたたまれると後の人が読みにくいww
几帳面にみえて、実は自己中心的な癖だよな〜w
921 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 20:14:20 ID:tAMK4rut
やべぇおもしれぇww
>>919 thx。
IGも良い人材は発掘できなかったのね。
にしても、てっつん40超えてるのか〜。
スイトが三ツ矢に銃向けられてるシーンで 「今度は私を殺して」なんて言ったけど、 ユーイチがジンロウの生まれ変わりなら彼がオリジナル? もしくはその前任者がいたとか。 過去の描写がないし、社会システムから必然的に 生まれた永久的戦争の1シーンを映画にしたって感じがする オシイは記憶の曖昧さ、=過去に関しての興味を持たないユーイチの閉鎖的なイメージ を「キルドレ」に対象化し、つまらない日常を感じている現代の若者に投影、(ストーリーが断片的だと感じたから) でも、最終的にユーイチはティーチャーに挑んだ=何かに挑戦、目標達成というメッセージを伝えたかった のでは?「同じ風景でも歩く位置を変えたら〜」とかいってた気がするし 今日久々に映画みて面白かったっす
ありきたりすぎる内容だが戦闘の時に英語になるのは良かったなー。 まあ映画館でみるよりDVD出るまで待つ方がいいな。金の無駄。
>>923 >>つまらない日常を感じている現代の若者
これはちがうと思うな
押井が言ってるのは、
「もしかして人生って楽しいと思ってるかもしれないけど、今の君たちも、これからの君たちも、キルドレみたいにつまらない人生なんだよ」
ってことだと思う
この映画の対象外になってる人ってのは 「今人生まちゃくちゃ楽しいっす!!!!!」って思ってる人だね。 こーゆーやつらには名に言っても無駄。
長文ばかりで押井スレらしいな 今日観てきたんだが、面白かったけど、とても陰鬱な映画だった 悩んでる若者は、こういう映画を観て、自分の現状よりましだと思って ポジティブなメッセージを取り出して救われるのかね 少しくらい楽しい部分を入れてくれても良いと思うんだけどな ところで、草薙水素の子供の父親ってティーチャーなのかな ボウリングのシーンまではストレスばかりたまったけども、 その後の長ゼリフで随分すっきりした 特に、水素がティーチャーについて語るシーンが良かった
928 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 21:26:51 ID:hMNEs0i7
押井監督はこの原作なら大人な性格、青年の性格を持った人に通用する テーマてきなものが出せると思った。監督は純情だけど子供なので設定 のわかりやすい説明なんて面倒。だから基本的に説明なんて本当に最低 限にしかしない。この真理を追究してるかんじは監督特有のものなので 原作のなかでのそういう匂いはやや薄い。
そういえばなんで水素はスペア狙わなかったの? 2回目技と真ん中に投げたんでしょ?
ミズキの父親はティーチャーで間違いない 草薙が栗田を殺したのも間違いない 函南が栗田の記憶を持っているのも間違いない 草薙が栗田を愛していたという下りはおかしい
>>927 アニメ映画って文法がもうすでに嘘だから、これ以上嘘はつきたくないっていう押井の優しさにあふれてたとおもう
>>929 ストライクとかスペアとる女が可愛くないと思ったからかも
>>932 可愛げのない女を表現させたということですね
>>930 草薙は愛だの何だの言いながら、実は殺人鬼なんじゃないのか?
毎回甦ってくる者を殺しては楽しんでるようなやつ。
935 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 21:44:28 ID:9n+k1Ard
わざとなのかアレ、可愛げのない女だなつくづく。 そこら辺のシーンでトキノがチャラい女の子と絡んでる時に 「ああいう女を並べて思いっきり球投げたい」とか言ってたけど あの時まだユーイチの事情を知らなかっただけに、何の脈絡も無く サカり出して男誘い出す淫売がどの口で言うんだよって思ったわ
見てる途中は攻殻でいう「義体の死角」ってやつで 優一(製品)はティーチャー(製造者側)にやられたのかなと思ったけど つまりバグを利用された ちょっと時間経って思うのは 成長しないんじゃなくて進化してないので ティーチャーにしてみれば この前と同じ奴が同じ戦法で挑んできている 恐らく彼らのデータは死でふりだしに戻るんだろうし と考えてくるとティーチャーのほうこそ 同じ相手とスリルの無い戦闘やらなきゃいけなくて 変わらぬ日常が退屈ということで 大人は大変なんですよって映画なのか それとエンドロールはオルゴールのほうがまし
>>936 キルドレは死ぬたびに次のにフィードバックされるから
戦闘能力は上がってるんじゃないのかな?
サイヤ人みたいだな
>>935 街にでた優一と土岐野を追い掛けてきて、
邪魔な土岐野を退屈させて追い払って、
私はちゃらちゃらした女じゃないって優一にアピール。
草薙氏、可愛いとこあるじゃないw
>>931 つらいばかりじゃなくて楽しいこともありますよっていうのは嘘じゃないと思うんだけどな
>>937 戦闘能力って五感全てが絡んでくるような気がするので
へたにいじって反乱起こされると困るから
元に戻すが無難だろうと思った
>>935 同族嫌悪ってやつだよね
女の子はいつでも自分をみてほしいのかも
>>940 押井ははっきりと「楽しいことは無い」って言ってると思うんだよね。
でも生きてみる価値はあると言っていると思う
>>943 >押井ははっきりと「楽しいことは無い」って言ってると思うんだよね
修行僧みたいな人だな押井監督は
>>944 押井=ショーペンハウエル
宮崎=ゲーテ
庵野=ニーチェ
ひとつの基地を舞台にした、戦争映画だとおもった。むずかしいことは、明日考えよう。
949 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 22:46:34 ID:iIXgyx2C
グルジアでロシアと戦争があったけど、生きてる実感なんて持てないwww
>>937 死んだら記憶は出荷時の段階にリセットだろう。
空中戦で戦死したパイロットの脳は多くの場合酷く損傷しているだろうし、
第一、キルドレに記憶を蓄積させていく手間をかける意味がない。
>>947 ショーペンハウエル
幸福は容易に得られるものではない。
幸福をわれわれのうちに見いだすのは至難であり、
他の場所に見いだすのは不可能である。
ゲーテ
喜びには悩みが、悩みには喜びがなければならない。
苦しみが残していったものを味わえ! 苦難も過ぎてしまえば甘い。
ニーチェ
最小の幸福においても最大の幸福においても幸福を幸福へたらしめる
のは常に一つだけである。即ち、それは忘却しうることであり、より
学者的に表現すれば幸福の持続している間非歴史的に感ずる能力である。
「ああいう女を並べて思いっきり球投げたい」のは 「ああいう女」が「終わり無き日常をマターリ生きられる存在」であるのに対して スイトがそうでないからジャマイカ?
>>953 おれはむしろ羨望と嫉妬に対するいらだちに見えたな
僕はスイトタンみたいな強気で生意気でぺっちゃんこの女の子を ベッドの上でヒーヒー言わせたいです
>>954 おれも歌●みたいなああいう男だったらいいのにな。
>>952 うーむ難しい
ニーチェ=庵野がいまいち解らん
というか、今が楽しい!とか思ってるような人間は別に映画なんて見る必要ないんだよ
初日初回に見て、明日休みでレディースデイだから 2回見ようと思って調べたら上映回数が思いっきり減ってる! いつも行く所は午前がなくなってるから 違うところに行くことにしました。 来週には1日1回になってるかも。
>>958 納得。たとえばセックルしてる最中に、「…やっぱり映画観ようか?」とはならないもんな。
すっかり幸せな人ばかりじゃないよ それと同じようにすっかり不幸な人ばかりじゃないよ 暗い気分だけ取り出して不幸に浸るためだけの映画にしかならないなら 楽しいだけの映画と同じように消費されて終わりだよ
>>958 付き合い始めの若いカップルが「泣ける恋愛映画」と勘違いして
デートにこの作品を選んでしまい、退屈してエンドロール途中に退場し、
なんだこの鬱映画は→金返せ!となるわけだな。
ガキの父親はティーチャーだったのかよ 俺はずっとジンロウだと思ってみてたぜw
基地を移動して大規模作戦を実施した時は スイトも飛行機で移動してるのに 作戦終了後、なんで自分の愛社のポルシェ・タルガトップで街に繰り出してるのか謎。 あれは、会スポーツカーのくせに会社が各基地に大量に配備してる司令官用公用車って扱いの車なのか? キルドレ=いくらでも替えが効く派遣社員 ってイメージを持ちました。 何か気合を入れて刃向おうとしても大人に殺されて終わり。 漫然と生きようとしても記憶すら維持できないほど緩慢な生。 とりあえず、あぶく銭で酒飲んだりタバコ吸ったり、娼婦買ったりしてるけど、それだけに終始してスキルアップする兆しは無し。 何しても、その階層にはまり込んだ時点でゲームーオーバー。 あの娼館はロジクール社専用の従軍慰安所みたいな存在なんですかね・・・ キルドレを管理するためには一般人と接触させるのはリスク高そうだし 基地周辺の市民は会社が用意したキャストなのかもなーと思ってみたり。
>>964 ロジクール社w なんかもう操作性が抜群w
966 :
964 :2008/08/13(水) 00:22:15 ID:ynB3+Qsw
娼婦も年を取らない作られたキルドレ慰安用の人の様な気がする。 若そうな姉ちゃんが昔の水素のことを知ってたり。
>>961 幸せの反対って、不幸じゃないと思うんだよね。日本語としては間違ってるのかもしれないけど。
幸せの反対は、人生だったり、普通、だったり、日常で、この映画はその幸せの反対を力強く肯定する映画なんだと思う
キルドレ=生きる奴隷=派遣社員ですね わかります
派遣社員でも何かを変えられるかもしれない
「だから、明日から君は働け」
イノセンスと同様に犬が一番いきいきしてたけど もう犬はいいよ
974 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/13(水) 01:34:42 ID:UpYUTD5c
ニャンコ忘れんな
猫なんてでてたか 確かに俺もキルドレと同じで戦闘シーン以外は ボーっとしてたけど
戦闘シーンの記憶が無い。
977 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/13(水) 02:52:33 ID:UpYUTD5c
>>975 ニャンコは三ツ矢の同僚が抱いてるシーンがあったよ、そのパイロットは大規模作戦から帰って来れなかったし
台詞もなかったから印象薄いけど、あの寒いパーティーの辺りで出てます。
作戦の説明受けてるときにニャンコなでなでしてましたお
そのあたりだと遊具にまたがってペコンペコンしてるイメージが強くて ここ笑うとこだよなと思いながら笑えなくて 他は双子くらいしか覚えてないわ
>>968 幸せの反対は人生ってのは同意しかねるな
スカイクロラが制作者の意図通りの、
若者にとって肌に合ったメッセージをもった特別な映画だとはまったく思わないし、
もちろん、この映画に特別な感情移入をする人はいるだろうけど、
それは他のほとんどの映画と同じだと思う
いつもの押井映画と違うって宣伝レベルから言われてるけど、
暗い物語と犬とメカと長ゼリフ(少しではあったけど)が揃った
いつも通りの押井映画であって、少なくともテーマやメッセージレベルでは、
現代的な意義はこの映画にはないと思う
でも、もしかしたら普遍的な意義はあるかもしれない
「いつも通る道だからって景色は同じじゃない」
っていうのは昔からずっと色々な物語で語られてきたし重要なことだから
けれども、それは物語を物語として成立させる為にしか働いていなくて、
今更そんなことを言われた所で現代的な悩みの中にある若者には響かないでしょ
老人になるまでうんざりするような日常の中で生きていかなければいけないことが
現代の若者の悩みなら、必要なのはどこまでも日常は暗いものですよってことじゃなくて、
立ち位置を変えたり視点を変えたりすると結構楽しいこともありますよってことでしょ
悩んでる人にとって欲しいのは、それらを変える為のアイデアでしょ
赤毛のアンは現代の若者の為に作りましたなんて言われても誰も信用しないでしょ
赤毛のアンは暗くないけどさ
だけども、現代的な意義がないからといってつまんないって訳じゃなくて
十分面白かったし、この映画に思い入れを持つ人を否定するつもりもまったくないけど
今まさに生きてる自分の生き方にまで反映させるのは危ういと思うんだよね
980 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/13(水) 06:39:43 ID:hs7A2Clr
現代的意義って処方箋出せよってこと? じゃあスカイ・クロラはしょうもないってことになるのかも知れないね。 何かに熱中するとか見方変えるとか流れに身を委ねてみろとか そんなことでも提示すりゃウケ良かったのかな。 それ抜きにしてもこの映画良かった。君にはわりぃけど。 ラストでティーチャー殺りに逝くでしょ? 終わらない戦争成立させるための仕掛けをぶっ壊しに行くわけ。 あれは改革への意思の芽生えだとおもうし、社会へのコミットメント だとおもうわけ。 ま、結果は玉砕なんだけど。 でも、犬は消えてるわけ。スイトも煙草もやめてるわけ。 ちいさな変化がさざ波のように広がるイメージの提示っていうのが 自分には面白かったし、犬であることを否定しますってんならさ、 確かに押井さんの新機軸だし新しいじゃん、とおもったんだけど。 それは本当に現代的ではないのか?革命や変革への意思がオルタナな道 を垣間見せるっていうのは、本当に現代的な意義がなかったのだろーっか、なんて・・www
犬が消えてるって何や? 犬なら最後まで走ってたじゃねえか
>>980 犬を勝手に殺すなw エンドクレジット後はカットしてたんだよ、きっと。
>>980 >ラストでティーチャー殺りに逝くでしょ?
>終わらない戦争成立させるための仕掛けをぶっ壊しに行くわけ。
>あれは改革への意思の芽生えだとおもうし、社会へのコミットメント
>だとおもうわけ。
そんな甘い事言ってると、
現役高校生で公安にマークされてた(実際は公安ではなかったが一応警察関係からはマーク)
かつての押井少年に笑われるぞ。
すげー やっぱ人と違う事をやる人は、人と違う青春おくってるんだ
なんかお前らのこのスレでの熱い語りを見て映画本編より感動しちゃったよ。 お前ら本当にオシイが好きなんだな。
お、なんか反応あるかとおもったら反発ばかりだな。
犬がいなくなってるっていうのは全然気づかんかったけど言われてみれば、そういう見方も全然腑ありだなと思った。 つーか俺は草薙の語りシーンがセルフパロディだってのもこのスレ見るまでわからんかったよ。 今回オシイ節無しか、やるじゃんとおもってたのにやっぱり出ちゃったよ。とか思ってたw
たしかに犬とタバコは不自然な程強調しまくりだったものな。 見てる最中はあいかわらずうぜーなとしか思ってなかったけど。 あれもセルフパロディの一環と考えれば確かに腑に落ちるし。
原作、グダグダだし映画とリンクしてないやん・・ 森って才能ねーな 理系らしく論理的にストーリー完結させろよ
>>980 ティーチャーのことは倒せないようになってるとキルドレたちは思ってるけど
もし倒せば何かが変わるかもしれないとも思ってるってのは劇中でも読み取れたな
それと、ティーチャーは大人で、さらに、あの戦争だってキルドレだって大人が作った訳だ
後者は劇中では語られなかったけど設定からはそう理解するのが無難だ
それで、反抗する気になりました、水素は前と変わりました、で映画は閉められる
それって結局、
「若者の君たちは大人の作った体制のなかで、何かを変えるのは無理だと思ってるだろうし、
実際に何かを変えるのは無理かもしれないけど、反抗しなさい」
てことを言ってるってことでしょ
反抗する気になったので立ち居振る舞いが変わりましたとしか言われない
そんなことを若者に本当に伝えないのだとしたら、大人として相当腐った態度だと思うよ
「若いんだから反抗しなさいガッハッハッハ」と似たようなものだ
「ガッハッハ」ならまだいいけど、これが暗いものだから、
若者への単なる同情と馴れ合いにしか見えないんだよね
「僕も若い頃はそうだったんだよね、つらいよね」っていう
飽くまでも、制作者たちのメッセージとやらを映画を見る際に受け取るなら、ね
そんなものには何の価値もないと俺は(飽くまでも俺は)思っちゃうんだよな
昔から今に至るまで、押井映画に時代性が一度でもあったとは思えないし、
それより何より、あのべらぼうに上手い演出と何度も観たくなる映像で、
ひたすら退屈な物語を見せきってしまうところにこそ価値があって、
今回もそれを見せてもらったことが俺は嬉しかったな
>>918 却下 俺の重箱の隅は、オイル漏れと聞いた時の永久の
リアクションの方なのだから… 理由ではなく芝居の方の辻褄なのじゃ
押井の整備係への拘りを思い出してみろよ
ここまで具体性無し
具体性って一から十まで説明してあげることじゃないんだぜ?
そうだね。 結論だけ言って理由を一切書いてないから、具体性無しって言っているんだけどね。
キルドレにとっての母性ポジションたる永久が完璧宣言した直後のオイル漏れ だろ? 永久のリアクションの薄さは重箱の隅にあげていいだろ? 榊やシゲさんをあげるまでもなく、何故オイル漏れがおきたかへの言及はあるはずじゃないのかいな そこをすくいあげない以上、永久がどんな立ち位置なのか訳わからんじゃないか
普通に失敗や老いもする生身の母親 キルドレにとっての父性は当分絶対的みたいだけど 母性の絶対性は崩壊しかけている。 いつかは父性の絶対性も崩壊する、という希望的な見方もできる。
重箱の隅はそういう難しい事をいいたいんじゃないんだ 単に、必要なリアクションが無いって事をあげたいんです
1000なら何かが変わる
1001 :
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