10才の母甘利春菜コドモのコドモ

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53名無シネマ@上映中
積極的に取り組み、携帯を駆使したメール相談で大勢の若者と向き合っておられる上村茂仁先生が「どうしてこんな
活動をしているのとマスコミに聞かれてうまく答えられない」とおっしゃっていました。確かにお金が貯まる活動ではないのにどうしてそんなに頑張れ
るのでしょうか。自分で言うのも変ですが、私もお金にならないことにいろいろと首を突っ込んでいます。HPから私にメールをくださる方に返事をし、
相談等に対応するようにしています。「何故、無料で相談なんかにのっているのですか?」と聞かれても困るのですが、「そこに相談者がいるから」と
答えていた私は少々勘違いをしていました。「財布にコンドームを入れる意味」を教えてくれた高校生のように、いろんな人につながっていると自分自
身が多くの学びをいただきます。先日もまた「性風俗遊びが止められないんです」という人。「切りたい」というメールを繰り返し送ってくる女の子。
その子たちを、その人たちを変えられない自分。そんなことに日々向き合わせてくれるメール相談はいい勉強の場です。そんなことを考えていた時にHP
での相談にお応えしたところ次のようなメールをもらいました。「お返事ありがとうございます。安心しました。(中略)先生には、診察料払わなきゃ
ですよね(笑)」メール相談をしていて、感謝されることは多いのですが、「診察料払わないと」と言ってもらったのは初めての経験でした(笑)。無
料の相談コーナーを立ち上げていれば、無料であること、その中で適切な、親切な対応をすることが当たり前だと多くの人は受け止めているのではない
でしょうが、「ありがとうございました」とか「助かりました」という声をいただく時に、「こちらも勉強になりました」と返すのがこちらとしての礼
儀なのかもと反省です。○『コドモのコドモ』前述の上村先生に「コドモのコドモ」という漫画が映画化されることになり、今ひと悶着が起こっている
と聞きました。不勉強な私はこの漫画の存在も知らず、さっそくネットで注文し、翌日には読んでいました。ネットは本当にこちらの要求に直ちに応え
てくれます。漫画の内容についてはコメントしませんが、個人的には子どもたちの気持ちが上手に描かれていて、実際に小学生の妊娠を含めた性被害が
多発している世の中で、