1 :
名無シネマ@上映中:
しねやああああ
3 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:27:02 ID:48RiiK78
乙。
スレを探してしまったよ。
この気持ちをぶつけたさにスレを立てた気持ちわかります。w
俺の2時間半を返せと。
ご〜ろご〜ろごろう ばかむすこ〜
5 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:30:11 ID:H1LVaRVD
×吾郎
○吾朗
だった。すまぬ。
過去ログを探すのは面倒だったので外しました。
大日本人を観た時と同じ気持ち。つまりクソ。
もうちょっとくるくる変わる表情とかいきいき動き回る感じを
パヤとか高畑とか耳すまの人とかは表現出来るのにね
使ってる人間ほぼ同じでコレって一体
8 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:33:58 ID:SaS0Gox4
この二時間半、本当に辛かった
こんな行って帰ってくるだけの
のぺっとした何の盛り上がりも意味もない映画久しぶりに見た。
10 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:34:17 ID:uP/Zxl0U
駄目出しされてて心配だったけど、すごく面白かったよ
作画レベルは高いし、話は分かりにくかった所もあったけど
でも、ラストの展開はさすが宮崎駿という感じで見入ってしまった
しんじて貰えないかもしれないが、感動して不覚にも泣いてしまったよ
たぶん今までみた宮崎アニメでナンバーワンだと思う
11 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:34:18 ID:/kTq8Xyd
ゴミみたいな映画と言ったおすぎの言葉を信じるべきだった。
12 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:34:27 ID:5RXLdcvq
13 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:35:23 ID:oltXiazj
おもしろかったー
劇場に行けなかったりDVD買えなかった貧乏人たちもようやくみることが出来たね
よかったね
14 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:35:45 ID:Mgs2DfB1
映画館で見ちゃったもんなぁ…
終わった後の客席の空気は、それはそれはものすごい寒いものが…
映画館のあんな雰囲気、初めてだったよw
ナイス縦でっす
>>7 いや、それは吾郎の作風じゃないと思う
というか吾郎がそんな作品を作ったら「うそ臭い」だろ
そんな借り物の表現をしてたらそれこそ親父ぶち切れてたと思う
吾朗の作風て一体・・・
wikiの海外・国内での反響ひどすぎw
何か、説明不足でよく解らん。
でも雰囲気と作画だけは良い。
要するに、今はやり(?)の『雰囲気映画』ってヤツなのか・・
もう俳優とかジャニタレとか女優とか声につかうのやめろ!
下手だしききとりにくいんじゃあーーー!!!
しかも内容も糞だし。
今日のはノーカットなのか・・・
何か大事なシーンがカットされてるんじゃないのか・・・・
今日、初めて見たんだけど確かにイマイチな作品だね。
原作知っていれば楽しめるのかな?
まず親父をなんで刺したのかも分からないし、世界の異変とかが
ストーリーに絡んでくるのかと思ったけど、全然絡んでこないし。
2時間にまとめるには無理があったんじゃないかね。
>>10 はぁ?お前はジブリ工作員か?
ゲド戦記ってのはあんなモンじゃない、原作読んだか?
どこで感動したんだか、宮崎ってだけでマンセーしてんだろ、どうせ
ウソくせー感想書くんじゃねーよバーカwww
24 :
あ〜ぁ:2008/07/11(金) 23:46:29 ID:bmkueE+u
なんとなく不安って理由で親殺してしまうのかアラン!
テルーは何故竜に突然なったのか。
めちゃくちゃ過ぎる。
いやー
これ金とったら駄目っしょ
なんか、黄金の法とかあのへんの宗教的アニメを見せられてる感じした
平坦にして陳腐。
親父だったら、もっと人数出す。
あんな平行線みたいな背景にしない。民家を点々とつくり、煙をたてる。
そしてその世界の中で、ゲド、アレン、テルーがどんな存在なのか示す。
だけど村にも、街にも、城にも、人がいない。
兵隊も、たくさんいたはずの奴隷の姿もない。
親父だったら、人をたくさん出して、人の営みを描き、
生き生きと暮らす老若男女の中で命の繋がり、命の大切さを描く。
吾郎はただ、台詞で示すだけ。
しかもどこの誰かも判らない、感情移入もできない小娘の説教。
テーマも何もかも、全部台詞で説明しやがった。
しかもリア厨の、ヘタクソな演技で。
ずっと同じアングルで、手持ち無沙汰に立ち尽くす人の話をただ聞いてる。
登場人物の少ない舞台劇を見ているようだった。
美味しんぼが、後期ほとんどが、見開きページの中で
雄山の顔アップと長い長い台詞のフキダシだけで進行していた、
そういうのを読んでるような感じだった。
動かないアニメなんて大嫌いだ。
テレ東の闘魂祭作品の方がマシって、どういうわけよ?
27 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:50:11 ID:lpfekYeC
初めて見たけどかなり気持ち悪くなった…中身のない作品ですね
28 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:50:34 ID:JYEXTphi
吾郎はお詫びに自腹で完全原作準拠で作り直して放送しろ
劇場にわざわざ出かけて金払って観に行って、観終わった人達が皆無言で暗い顔で出て行く、
その中の一人だった。その時は一人で観たけど今日は家族で観れた。
この観終わった後の切ない位の失望感を家族と分かち合えて良かった。
あー、今全国で失望してるんだなあ。うれしいー。
・会話の流れがクドくてダルい
・ハイタカに「一緒に行かないか」と言われ、随分歩いてから
「どこへ向かうんです?」と聞くアレン
・助けてくれたアレンに対して意味不明なまでに怒るテルー
・背景をくどくど見せすぎで眠い。そのわりに背景画はジブリにしては雑
・取って付けたかのように歌いだすテルー
・あんなに嫌ってたわりには急にアレンと親しくなりすぎるテルー
・ハイタカは出て行ったよと言われ、家の中も探さずあっさりと信じて
帰っていくウサギ達
・そのウサギを初めとして演技が酷い
・簡単に城へ忍びこめたテルー。警備が薄すぎ
・あっさり改心するアレン
・竜になるテルー。もっと早く助けろ
劇中さんざん説教たれたわりには結局なにも伝わってこなかった…
設定は説明不足なのに監督からのメッセージは
全部台詞で説明しちゃってるんだよね。
この虚しさ溢れる心を何に例えよう?
・父親刺してぶん獲った剣を大事そうにしてたのに
途中で失くした途端に気にもかけなくなるアレン
誰か途中でストップさせりゃよかったと思うが。
駄目だって気づいたヤツいただろ・・・。
37 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 23:58:38 ID:RagsEdNh
試写会でオヤジのハヤオがあまりのつまらなさに途中退席したんだろ
吾郎って本職建築家だっけ?
全然違う職種の人が初めて作ったにしてはいい出来だけど。
金取る内容ではないよね。
あと背景は韓国のスタジオがやっているんだっけか、これも失敗
の一つじゃない、いつものジブリ作品より劣る感じがした。
歌もっと短めの曲にすればいいのに
長い癖に歌の間他の情景も全く無しでずっと草原に突っ立ってるとこ流すなんて
41 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:01:05 ID:CuqaSBnK
子供なら早くポニョを観たいと思っただろうな
これより中身の無いクソアニメはいくらでもある
ゴローは頑張った
44 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:05:24 ID:wgrKpMWJ
これを見た子供の反応を見たいな
宮崎吾朗(新人)
46 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:06:27 ID:I/BXt+/r
駿さんと比較される運命だからここまで酷評されんだろ。一アニメ監督としてはマシ方だと思う
背景描写がやけに多いし、
>>32の指摘も確かだし穴はめちゃくちゃあるけど
しかし悟郎ががんばったとしてもこの映画がクソなのは間違いない
48 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:07:26 ID:WWQObHlP
最初にウサギたちと戦うとこまでは面白かった。ジブリ作品で最下位でもない。
個人的には
もののけ姫>それ以外の駿作品>ゲド戦記>その他のジブリ作品
その他のジブリ作品がプロのアニメ作家が作ったこと考えるとましだろう。
面白かったよ。
当時、わざわざ金払って映画館まで観に行った
アホがいると思うと、すげーウケるw
マシンとメカニックが一流で、監督とドライバーがド素人なF1レーシングチームだな。
52 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:09:33 ID:lyy6Usw1
53 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:12:34 ID:c9J4l0wB
後世に残したい作品ですね
>>38 空と雲の描写はきれいだった。
ただ、街や村、草原の風景などが駄目すぎ。
特に草原の風景。
何の草がどのように生えてるのかわからない。
山も丘も樹もない。背の高い草や低木もない。
中学生がファンタジーの背景書いて、と言われて書くような
想像力の一つも働かさなかった、ただの平た〜い緑の草の原。
鷹と竜とヤックルの物真似みたいなのがいたが、その草と海だけの背景のせいで、
あの世界の生態系もまったく見えてこない。羊はいたが、家畜。
他は小鳥も海鳥もいない。虫すらもたぶんいない。
命なんてどこにあったのか。
>>51 まず、そんなドライバーにスーパーライセンスおりないし
運営側もそんなチームの参加ゆるさないだろうw
押井作品もそうだけど、鈴木が関わるとダメだな
56 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:16:25 ID:WWQObHlP
なんと言うかな、日本はアニメがすごいというけど、正直テレビアニメとジブリ以外のアニメ映画というのか、
ああいうの見るとなんかすごい微妙な気持ちになるんだよな。
一時期ちょっと見たんだけど。ブラッドとか甲殻機動隊とかアリーテ姫とかメモリーズとか。
何かが違う。正直たいしてすごいと思えない。なんかそれらを見たときとそっくりな気持ちになった。
その中では悪くはない。日本のアニメは実はたいていがあんなもの。
57 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:21:22 ID:I/BXt+/r
>>56 スレチだが一度新海誠作品を見てみるといい。
日本がアニメの発信地だろ?まだまだ駿以外にも捨てたもんじゃないぞ
原作既読だった者としては、いきなり3巻目を映像化という時点での心配が的中した作品
知らない人の為に説明すると、今回アニメ化された原作は3巻目で、その前に2つの物語がある
原作は「ゲドの」戦記だから、1巻では青年ゲドの自らの「影との戦い」が描かれ、2巻では「壊れた腕輪」を巡ってテナーと出会う
アニメだけ見て、様々な設定や登場人物に疑問を抱いた人は、ぜひ原作を読んで欲しい、疑問が解消されるはず
極端に言えば今回のアニメ化は、前3分の2が無い「ゲド戦記」と言ってもいい
とにかく暗いんだよね。
見てて疲れる。
60 :
ごろーちゃん:2008/07/12(土) 00:25:08 ID:9eybfdQ6
桐生ちゃ〜ん
わしの初監督映画どや!面白かったやろ!
酷評だらけのこんな映画でも2006年邦画興行収入1位ってんだから驚き。
劇場に行った人に訊きたいんだけど、何を期待して見に行ったの?
監督は宮崎駿じゃなくて実力が未知数の素人同然の息子の吾朗なのに。
例えば俺が好きな小説家がいたとして、そいつの息子が処女作発表したからって、評判も確かめずにいきなり買いには行かないよ。
俺が好きなのはあくまでも親父の作品であって、息子の作品なんかシラネエし。
62 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 00:27:37 ID:WWQObHlP
新海誠は「ほしのこえ」だけDVD持ってる。確かに一人で作ったのはすごいけど、やはりなにか違和感があるんだよな駿以外のアニメには。
日本の映画を見てる気分になるんだよ。その中にはいいのもあるんだけどハリウッドじゃない。
大衆向けにする何らかのテクニックを駿は知ってる気がする。
>>56 >ブラッドとか甲殻機動隊とかアリーテ姫とかメモリーズとか。
そんなスカした雰囲気アニメ見てはいけない。
俗っぽくてひたすらバカなアニメの方が面白いよ
>>58 質問。
テルーがドラゴンだったというちゃぶ台返しは原作通り?
そうだとして原作では納得できる経緯なり説明なりがある?
>>61 >実力が未知数なのに
その辺が鈴木の上手い所なんじゃない、ブランド思考の強い
日本人にはジブリ作品、さらにあのパヤオの息子が監督ですぜ
っていう宣伝が上手くヒットしたんだろうね。
鈴木は、作品をダメにする人かもしれないけど宣伝マンとしては
一流なんだろうね。
ところで鈴木Pはいつになったらクビになるんだ
作品クオリティ落として売り上げ高めるのって、勘定屋としては腕が悪いと言わざるを得ない
物語と関係ないけど、クモが腕を切られるシーンで腕の断面に骨が一本しか見えてない。
切られた場所は前腕なんだから見える骨は二本が正しい。
もしかしてもののけ姫の腕飛ばされたシーン参考にしてるのか?
あれは上腕を飛ばされたので骨が一本なんだぞ?
物語以前に初歩的な問題があると思う。
新海誠じゃ駄目だと思うが
っつーか、そいつは自分の理解できないものを貶めて
悦に入ってるだけだから何言っても無駄
>>64 58じゃないけど、映画は原作の1〜4巻のモチーフをつぎはぎして作ったもの。
原作でもテルーは竜だが、やけどはもっと酷いしハードな身の上。
原作も観念的でけしてわかりやすいわけではないが、人と竜が昔は一つだったので、
今でも一世代に一人か二人、人の子として生まれる竜がいるなどの説明がある。
とにかく映画は原作からキャラ名やアイデアの幾つかを借りただけという感じ。
雰囲気もストーリーもテーマもほとんど別物と思った方がいい。
>>64 wikipediaとか読んだほうが早いと思う
テルーはドラゴンではなくドラゴンと人間を統合した存在なのだが
原作では、その能力で何かを解決してしまうということはしない
山村浩二の「カフカ 田舎医者」でも見とけ
>>70 テルーは人として生まれたけど最終的に帰属するところは竜だよ。
最後は長老竜カレシンの「娘」としてともに西方へ飛び去っていく。
wikipediaは読んでないけど今イチ正確じゃないんでは?
・なんで竜は共食いした?
・なんでヒロインは変身できたんだ?
・偽名つかってた主人公も竜だったのか?
・強そうな魔法使いのオヤジはなんで主人公を助けなかった?
・なんで主人公は分裂したんだ?
・なんで主人公は親をさした?
他にも山ほどあるが実況に夢中で見逃してしまったらしい
劇中のどこらへんで解説があったのか教えてほしい
>>62 わかるような気がする
ルーカス/スピルバーグの明解な作品と
マトリックスみたいな、凝ってスタイリッシュな最近の天才の作品
ぐらいの感じ?
違うかな。
たしかに押井さんのとか大友さんのとかは大衆向けではないね。
「アニメ好きが見に行くアニメ」じゃ普通のアニメと同じだもんね。
ゲド戦記を語り合うより、鈴木さんについて語り合いたい。
海外進出狙い出した辺りからおかしくなったよね。
この人。
>>62 ハリウッド作品って、派手なアクション、分かりやすい善悪、
サービスで付けるセックスシーンって感じでしょ。
そういうの求めてるのに功殻とか見たってダメだと思うよw
>>77 父親は殺さなければならないとか吾郎にたきつけたみたいだけど
頭おかしいよ
>>74 名前の概念は「千と千尋」と同じだと思っていいと思う
本当の名前を明かすと魔術に使われるから偽名を名乗ってる、みたいな。
だから大事な人にしか自分の名前を明かさない
>>74 アレンジしすぎて原作ファンには総スカン食らいそうな内容なんだけど
原作よく読んでないとそのあたりの設定が理解できない仕掛けみたい。
>>79 頭がおかしいのかw
>>78 ハリウッド映画って確かにそういう部分もあるけど、
良い意味でも悪い意味でも大衆を納得させる、
あるいは感動させるテクニックが凄いんだ。
たとえ内容が陳腐でもね。
そういうハリウッド的な映画のテクニックを、
駿さんも持ってるんだと思う。
他の日本映画人はそのテクニックがない。
初期ジブリのころみたいに
高畑勲が、作品クオリティーの管理
スズキは宣伝オンリーって組み合わせでやればいいんじゃない。
高畑ってヤマダ君以降どうなったの?音沙汰なくね
アレン(アランだっけ)の戦闘力の高さはなんで?
魔法で鍛えられた剣をなんでアレンの父親が持ってたの?
テルーが鷹に反応してたのはなんで?
テルーはなんでやたら命にこだわるの?(ドラゴンと人間のアレだから?ドラゴンは命と関係ある?)
テルーのアレンに対する心変わりの早さはなんで?
アレンはなんでテルーの説得にあっさり改心したの?
ていうかアレンっていろんな人達の意見に流されてただけじゃ?
それもたった数日の交流しか無い人達に…
ウサギがクロトワっぽかった.
戦闘シーン楽しかった.剣のデザインが良ければもっと楽しめたと思う.
>>82 川尻善昭監督の「バンパイアハンターD」とか良いよ。
残念ながら興行的にはパッとしなかったけど。
山田君結構好きなんだけどな〜。お金払って見た訳じゃないけどさ
>>80 「千と千尋」のほうが設定を借りたんだよ
それと本当の名前云々は、たんに魔法に使われるから偽名を名乗ってるということじゃない
2巻「壊れた腕輪」では、テナーはゲドに出会うまで自分の本当の名前を奪われていたために、アルハという巫女として神殿に閉じ込められていた
>>85 観た記憶があるような無いような。
そういえば、駿さんが稼いで勲さんが浪費してたよね。
>>82 ハリウッド映画は起承転結のメリハリがきっちりしているから
観客を飽きさせないっていうのもあるんだと思うよ。
今の日本映画はどっちかっていうとフランス映画よりの構成している
感じがする。
テクニックが無いっていうより最初は低予算ための苦肉の演出方法
だったのが、いつのまにかそういう方が芸術的とか評価されるように
なって定着してしまった感じだと思う。
そして逆にハリウッドの演出は安っぽい、ただ金をかけているだけって
なっている。
タケシや河瀬直美の作品がヨーロッパで受けるのは作風がヨーロッパ
の作品と似てるからなんじゃないかな。
河瀬直美の「萌 の 朱 雀 」なんて毎回寝ちゃって、三回目にしてやっと
寝ずに見れたくらいつまんないけど、カンヌの最年少新人監督賞なんだよね。
昔の日本のアニメは口パクパクさせてるだけで
動きがないから海外ではバカにされてたんだって
パヤオが評価されるのは動きのあるアニメを作るから
>>88 そのおぼろげな感じからして、80年代に一度アニメ化された
芦田豊雄版の「バンパイアハンターD」のほうを言ってるかもね。
あれは酷かったんだ。
俺が言ってるのは2001年に公開されたほうね。
テルーの身の上について書いてあるブログ見つけた
ttp://ariadne12.exblog.jp/425306/ テルーとは。
テルーはならず者の男に強姦されたあと、火の中に投げ込まれたのだった。
テルーは顔の左半分がケロイド状にただれひきつり、目はなかった。
左手も指がすべてくっついてしまっている。
人々はこの娘を不吉だといって忌み嫌うが、テルーのほうも人を恐れ、テナーはこのこどもを守り、
絶望的としりつつも、心の傷が癒えていくことだけを願っていた。
これは映像化むりっしょ…
>>91 川尻Dはよかったね。
ああいう作品が、年に一本ずつ見られたらいいな。
>>91 これかな?Vampire Hunter D: Bloodlust
これは観てないなぁ。てか存在自体初めて知った。
>>89 フランス映画よりの構成ってのだけは同意出来ないけど、
他は激しく同意。
河瀬さんもたけしの映画も嫌いじゃないから、
悪く言いたくないけど、ヨーロッパで評価される理由のもう1つとして、
珍しいってのがあるんじゃ無いかと思う。特にたけしの映画。
あと、フランスのアンチハリウッドw
河瀬さんも是枝監督みたいな作品撮ってくれたらなぁと思う。
宮崎駿くらいの天才はどこにも居ないよ
もう諦めた方がいい
わかりやすく面白いアニメならAKIRAとかみりゃいいんじゃないの?
>>91 俺は、あの旧作も大好きだよ。もちろん新しい方は傑作だけどさ。
新作ハードコアなら、旧作ロマンポルノみたいな捨てがたい味わいつーか。
99 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 02:16:02 ID:cunP4YYu
あのおじさんは一体誰にビンタされたんですか?
映画として、どうもつぎはぎ感が露わで雑だなという印象。
それと、画こんなに下手糞でしたか?今までのジブリ。
運動神経鈍いのに間違ってスポーツ選手になってしまったって感じだよ。
駄作だと思う。映画館で見たらちょっと腹立っただろうな。
102 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 02:19:18 ID:f2aAxFcl
パヤオには造形美があるが吾朗にはない
ナウシカのオームや千と千尋のカオナシなんか不気味ながらも愛嬌があるけど
老化したクモはただわかりやすく醜悪なだけだもん(●0●)
何コレ? 忍耐という修行の一項目なのか?w 映画でもナンでも多少
の我慢は必要だ。物語世界を把握したりとか色々。でも1時間以上
付き合ってもつまらん。登場人物にも魅力ワカン。諦めて削除したw
出来の悪い二次創作ですよ
一言で言えば原作レイプ
105 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 02:32:39 ID:Se8Mrw/f
>>10 同じ人いたー(泣
素朴過ぎるのと浮き沈みの変化は乏しいのはあるけど
それがリアルっぽくていい
不覚にも後半振るえながら泣き続けてしまった
>>80-81 サンクス。千と千尋っていわれると感じとしてわかったわ
でも原作ありきじゃハウルはまだ購買欲わいたがこれは買う気にはなんないな
あとヒロインがなぜ手のひら返したように歩み寄ったのか不思議だったな
命たすけてもらっといてあの警戒心で毛さかだててたのに歌った直後の変貌振りに?だった
疑問点&不満点をストーリー順に書いてみる。
重要度はABCでランク分け。
B 国王の側近の爺さんの出番が短すぎ。
夏川結衣が声優をした王妃とともに、後で必ず再登場すると思ったのに…
C ハイタカがアレンとの道中で、疲れたか?と聞くが、アレンを馬に乗せてやれよ。
アレンは年上の前で自分だけ馬には…って気を遣ってんのに。
自分はその後で他人の馬を散々乗り回すくせに。
C 街に着いて、噴水の前でハイタカとアレンは別れるが、
初めて来た街にアレンを置いてくなんて軽率じゃないか?
B テルーがウサギに掴まりそうになるが、あれは誘拐だろ。
人飼いってのは、金のない家から人を飼うわけで。
テナーもテルーがピンチなのに、全く気付いてやらないし。
C アレンはウサギに掴まるわけだが、
見るからに上等な服を着たお坊ちゃまを、躊躇なく奴隷にするなんて…
もう何も信じられない…
>>102 クモの死亡直前シーンに関しては
恐らく原画やったと思われる大平さんの絵の所為であり。。。
>>106 なんか良くわかんねぇけどむかつくと思ってた奴が
自分の歌聞いて大泣きしてるの見たら、
まぁ多少自分の中の棘も消えるんじゃね?
そこは大して問題じゃないなぁ。
>>107 B ハイタカはアレンを救出して、テナーの家に行ったが、
あの街には何をしに行ったの?
最初からテナーの家に行けばいいじゃん。
B テルーがハイタカの名を聞いて、「タカ…」と反応した理由。
勝手な解釈だが、その後でテルーが歌う歌は、テナーが歌っていた歌だと思う。
あの歌にはタカという言葉が出てくるが、
孤独な旅をするハイタカを想うテナーの気持ちを表してるはず。
で、テルーはハイタカに会い、「この人がテナーの好きな…」って感じになったのかも。
C ハイタカのスプーンの持ち方が変。大賢人には見えない。
A アレンよ、剣はどうした?
父を殺してまで奪った剣なのに、無くなって慌てる素振りもない。
呑気に農作業をして、マメを気にしてる場合かよ。
C クモが奴隷を逃がしたウサギにキレて、
いくらでもお前の代わりなどいる!と言うが、
あの城の家来の数って少ないよね。
A クモは男なのね。
112 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 02:52:13 ID:MeMlExek
なんかホントにドシロウトが作ったんだなとつくづく思った
使い古された演出やセリフをつなぎ合わせて取りあえず時間稼いだって感じ
ゲド戦記って独自の世界観が全く感じられなかった
これ映画館で観てたらまじで金返せって思ったと思う
宮崎駿、逃げたんだろ、これ。
駿がやっても、非難は免れない。
下手すると今までいい具合に勘違いしてくれてた
各作品も「実はあれも駄作だよな」とか気付かれ
かねない。
作者が世界的に有名なだけに、やっぱやめた
つーわけにいかない。
悩んだ挙げ句、結局息子の名前使う事に。
>>111 言われてみると!するど過ぎます
テルーをはじめ、女の人の心がよく描かれていると思う
この映画の本当の主人公ってテルーだと思うなぁ
>>95 >これかな?Vampire Hunter D: Bloodlust
それそれ。お勧め。
>>98 まあ味わいはあるw
>>111 >A アレンよ、剣はどうした?
>父を殺してまで奪った剣なのに、無くなって慌てる素振りもない。
見ながら俺もそこが一番気になってた。「なんで?なんで?」って。
でもラストまで見て何かを悟った。
>>111 C ウサギに囚われるテナー。離せ!悪党!
悪党って、もう少しセンスある呼び方しようよ。
C 柵に縛られたテルー。
凄まじいパワーで柵を引き抜き、顔面から倒れたのに無傷。さすが竜。
ジブリの女の子は身体能力が高いね。
A クモがアレンを狙う理由が不明。
永遠の命をアレンが持っているなんて話はないし、
ハイタカをおびき寄せるエサはテルーなので、アレンは関係ない。
ハイタカを倒す手段がアレンかと思ったが、
クモの城ではハイタカは力が出せないため、クモやウサギでも簡単に倒せた。
アレンをあの城に連れてくるために、制作者のご都合主義に思える。
B テナーが牢屋で、「こうしていると墓地を思い出す」と言うが、
原作にあっても映画にないなら、そんな台詞は不要。
A ハイタカとクモは因縁があるらしく、ハイタカによってクモは死の淵に行ったらしいが、
これらのエピソードも中途半端で分かりにくい。
観に行った友人が「見てて眠くなった」と言ってたが今日理解した
どうも盛り上がりに欠けるんだよなぁ・・・わくわくする所がないっていうか
なんかいらないシーンが多いように感じた
内容が薄い
棒読み演技が酷いのもあって主人公・ヒロインに魅力を感じなかったし・・・
まぁ家で見る分はいいけど映画館に観に行く程のものじゃないな
>>114 そう思うなら原作読んでみて
アニメの静止画の瞳よりも雄弁に、鋭い人間洞察、哲学が語られてるから
原作ははっきりそれが魅力なのに
まあ、これをきっかけに読者が増えればいいか、という程度の出来
やはり一番納得できないのはアレンが父親を刺した(殺した?)理由だな〜。
説明と言っても凶暴な自分がいるとか影がどうとか意味不明なことばかりで、
丸っきりただのキ○ガイじゃないか。
>>118 作者は女性に思えたのですけど男性なんですか?
ぜひ読んでみたいです
>>102 でも老化クモは漫画ナウシカの虚無のパクリ
>>116 B クモがハイタカの前で「レバンネン」という本当の名でアレンに命令するが、
ハイタカもアレンの本当の名前を呼んで説得すれば良かったのに。
あと、本当の名前を呼べば支配できるって割りには、
ハイタカは本当の名前を呼ばずに、アレンを号泣させたよね。
C その後で、ハイタカはウサギの投げ縄によって捕まるが、
ハイタカとアレンはあんなに密着してたのに、よくハイタカだけを捕まえたな。
C 牢屋に入れられるハイタカがマジで痛そう。
階段に顔面からガン!ガン!ガン!
でも無傷。さすが大賢人。
C 城の前で、アレンの影に抱かれて赤面するテルー。かわいい。
B テルーはどうやって城に入った?
ハイタカは魔法を使ったが、門は閉まってるはずなのに。
見張りもいないのか?やっぱりクモは家臣が不足してるようだ。
C ハイタカを処刑する前に、食事して騒ぐウサギたち。
鎧やカブトは外して食事しろよ。重いだろ。
C テルーはアレンの部屋までフリーパス。
見張りはいないのか?やはり家臣不足。
B アレンはテルーに本当の名を呼ばれて、あっさり改心。
A ただ処刑を待つだけのハイタカ。本当に大賢人かよ。
その後のクモとの戦いでも見てるだけ。
ハイタカがアレンを誘ったり、テナーの家に行かなければ、
こんなことにはならなかったのに、原因を作った男が見せ場なし。
オオカミを倒すしか出来ない大賢人。
>>122 B 散々もったいぶって抜いた剣だが、クモの手を斬るだけかよ。
A テルーはどうやったら竜になるの?
テハヌーと呼ばれても変化なかったし、キレたら変身するのか?
A ラスボスであるクモがショボい。
散々「こいつは凄い!」オーラを出しながら、
クライマックスとなる戦いでは、基本的に逃げるだけ。
A テルーはあっさりとクモを焼き殺したが、ヒドくないか?
その前にアレンがクモに対して、
「お前は僕と同じだ!」って言ってるし、同情の余地があるよね。
テルーはアレンを焼き殺さないが、やっぱりイケメンだからか?
命を大切にしないテルーなんか大嫌いだ!
長々と書いてゴメンね。
124 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 03:26:50 ID:hbVfQ51X
初めて見たけどもののけ以降の親父の作品よりはまともだったな
なんていうかバトルで暴力的に解決するところが
原作者の気持ちに一番反するところだろうな。
しかもそのバトルも面白くないという
>B 散々もったいぶって抜いた剣だが、クモの手を斬るだけかよ。
どうも映画版のクモの魔力の源はあの杖だったのか、腕ごと吹っ飛ばされた途端
魔力の制御が効かなくなって、おかげでゲドも枷をぶっ壊せるようになってるから
まぁ腕ぶった切った事自体は価千金かと。
>A テルーはあっさりとクモを焼き殺したが、ヒドくないか?
一応本来だったらクモはとっくに死んでるはずの存在なんで、本来あるべき状態に還したって意味では
間違っちゃいないと思うが(ただし、映画ではクモのバックボーンがまったく語られてないんで厳しいな・・・・)
ちなみに原作のクモの最期は、パヤヲがナウシカ原作で神聖皇弟の最期に使っちゃったんで
そのままはやりにくかったのかね?
128 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 04:01:14 ID:Cu9bt6A7
宮崎アニメによくあるシーン(流れる雲とか)は随所に出てくるが意味もなければ空気感もない。神は細部に宿る。浮遊感にしろ街並みを俯瞰で捕らえた場面にしろリアリティーと驚きがまったくない。つまり無神経で才能が無いという事だ。
129 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 04:03:10 ID:Cu9bt6A7
幸福の科学の「太陽の法」と遜色ない出来映えだ。
130 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 04:10:09 ID:Kdf3wdSt
Q:金曜ロードショー「ゲド戦記」はどうでしたか?
┌───心オナニー 9%
_..-ー''''''l'''''― ..、
./ョw.l, | ポーw`''-、
./ニョww.l .|ニョwwww\
/ ポニョww.l |ポーニョwwwヽ
./wwwさかな l |さwwかwなwwl
│ポーニョwwwl,| のポーニョww.l
|wwニwwwョポwwwーニョwww|
│ポーニョwwwwwwwwwポニョ,!
lポニョwwwwww 91% ./
.ヽwwwwおんなのこwwwww/
.\.wポーニョwwwwww /
`'-、wwwポニョww /
`''ー .......... -‐'″
ジブリの生命線である豊かなディティールに背き、
原作世界のスケール感や透明感をことごとく失わせ、
それでも何とか見れる作品になったのは、
ジブリの基礎体力と原作設定の魅力のおかげ。
観客を集めたのはジブリのブランド力とテルーの唄。
ちょっと原作者の話とか読んでみたけど、やっぱり話がメチャクチャにされたんだね。
「影」に関することがかなり重要らしいのに、アニメだと物語進行上のご都合的な動力にされて終わり
(しかもまったく消化しきれてない)。
調べたら吾朗と丹羽圭子って人の共同脚本。言うまでも無く吾朗は素人で、
丹羽って人も脚本家としての経歴はほとんど無いっぽい。
さらにそこに鈴木Pが要らん口だして引っ掻き回してるときた。
なんかもの凄く歪な製作体制だったんだな〜と感じたよ。
>>119 自分の「影」と戦う、ということは原作には最も重要な設定の一つとして出てくる、それだけで1巻まるごと使うほど。
上手く説明できないが、超安易に言ってしまえば、自分の暗黒面との戦いということかな
ゲドは1巻で自分の影と戦い、顔に傷痕が残った
テルーの歌ってとてもいいよね
頭から抜けなくて困ってる
>>133 そのようだね。
でもアレンの父殺しは単なる鈴木Pの思いつきでしかなく、原作者もまるで納得してないという話。
あと「影」は原作では闇だけど、なぜかアニメだと光になってて全く逆なんだね。
これまた問題アリアリのようだが。
しかしハヤオも酷いな。
吾朗と鈴木が原作者と打ち合わせに行くのを「監督がスタジオを離れるな!」と怒って止めて
その代わり自分が行って「私が製作を管理する」と約束したのに実際はまったくノータッチ。
素人・吾朗はさぞかし途方に暮れただろうなw
評判はきいてたけど聞きしに勝るつまんなさだったな
背景だけキレイ
個人的ジブリワーストのもののけを100倍つまんなくした感じ
>>61 ジブリ作品を観にいったからだろう?
ディズニーやドリームワークスと同じ。
ちなみに俺はバーホーベンじゃ無い事もクソ評価も見知った上で
スターシップトゥルーパーズ2を観にいった。
3はバーホーベンじゃなけりゃ回避したと思うが、もっぺん騙されようと思ってる。
つまり(無いと思うけど)ゲド2をパヤオが撮るってなったら
もう一度1位取れるかも知れんが、吾朗で「待望の続編!」とかいくら煽っても無理だろうね。って事
やっぱ駿以外のジブリは良くても普通でつまんないな
猫とかゲドとか全然ハマらない
駿一大限りか
ゲド自体余りエンタメ向きでは無いのだが、それでもちゃんと素材を選んで
構成きちっとやれば面白いものに出来たはず。
何故1巻のエピソードからきちっと入らなかったのかが理解出来んね。
3-4巻をメインに据えるってのは上の人間が勝手に決めたんだろうけど、
それを決めた奴は致命的にセンスが無いと思う。
ジブリに海外古典映画化の話はもう来ないだろうから、続編云々は要らぬ心配だろうが。
・背景は綺麗・ぶつ切りカットのつなぎ合わせ・無駄な説明での話運び
・よくわからない主人公の中の苦闘・監督だけの中での自己完結
この糞映画も新海の作品見たときと同じような感想だった
駿が「アニメ制作経験のないものがいきなり監督なんてやったら駄目だ」
って怒ってたのも頷ける。
1巻のゲド見たかったなぁ…
原作知らない俺は、これを見て原作もつまらないんだろうなって思ってしまった。
これでは原作者のひとが怒るのも無理ないよな。
>>107 何が軽卒ってその国の衛兵殺しておきながら
適当にその辺でごろんと寝ること
王族とは思えない危機感のなさ
戦記って言うぐらいだからロード・オブ・ザ・リングのアニメ版みたいのを
期待してたら、あまりのスケールの小ささと薄味っぷりに唖然としたw
登場人物少ないよね〜・・・魔女?の手下も3人ぐらいしかいないし
監督もアレだけど、企画を無理矢理進めたプロデューサーが一番の戦犯だろうな
作っちゃいけないよ、こんなの
昨日録画してたのを見た。
このアニメが、【心オナニー】と言われている意味がやっとわかって嬉しくなった。
猫の恩返しよりは観れる。駿と比較されるとどうしても批判されてしまうが
そこまで酷い作品ではない。
ただ原作を汚した作品であることは間違いない
指輪はその国の文化をきちんとビジュアライズしようとしてたもの
ホビット村の植物だって一年前から植えて自然に育つのを待ってたり
あまり見えない部分である鎖帷子をほぼ全員分編んだり
小道具である剣を本職の刀鍛冶に作らせたり
ゲドで舞台になってる国は何して食ってる国なのか季節はいつなのか
どういう歴史があって今どうなってるのかとか全然わからない
それどころか見ていて今何をしているのかすらわからない。
実況では、「ナウシカは最初の5分で世界観を語ったぞ」というレスがあった
そこまでやれとは言わないが、
ちょっとしたディテールで物語や人物の背景を見せるのは映画でもよくある表現だ。
いくつかの写真立てから生い立ちや家族構成がわかるように
部屋に並んだ本や小物の傾向からその人の性格がわかるように
親を殺して来た者として、隠者として、人を怖がり憎む者として
クモがどうしてクモなのか、兵隊は兵隊としてどう生きているのか
少しの動作で色々な事が語れるはずだ。
それをほとんどやってないってことは、
吾郎さん自体あまり映画を見てない人なんだろうな
第一あの国は海辺にありながら漁師町なのか耕作なのか酪農なのかもわからない
気候も風土もわからない
悪役も背景がないからただの憎むべき悪役になってしまっている。
今までのジブリ良いところを
アチコチから貼って繋いだだけって感じ。
だから部分的には面白いと感じるところが
あっても全体的には何も無いスカスカの作品。
150 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 09:06:35 ID:t/+6ZcuR
昨日初めて見たけど、良くも悪くも
鬱映画だなと思った。
主人公が「不安」を時々口にしてたけど、生に対する
不安は随所に出ている感じはした。
ドキドキもワクワクもない、淡々とした作りと
「世界の均衡が」という言葉だけの観念的な世界。
その観念の世界の中、アレンの国とテナーの家とクモの城が
靄の中にぽつんぽつんと浮かんでる・・という感覚。
父殺しも街の風景も現実感がなく
全編が悪夢の中を彷徨ってるような浮遊感。
唐突な場面転換や、理由の説明もなく進むストーリーも、
登場人物の存在感のなさも、夢の中の感じによく似ている。
背景の空と夕日と夕闇、一見きれいだけれど、穏やかな色じゃなくて
黄色と青のきついコントラストは不安感を誘う色のように感じた。
心に闇を抱えた人が見た世界は、こんな感じかも?
感動も悲しさもカタルシスもなく淡々と進む、不安な世界が
もしかしたら逆にリアルかもしれない。
この作品を賛美してるひとはもっと具体的にかいてほしいな
抽象的すぎるレスは盲目的な信者にしかみえない
自分は背景がよかったと思うがそれは絵画として単一でみればの話であって
浮いてるっていうかアニメとしてみるなら違和感ありまくりだった
でも
>>150をよんでちょっと見方がかわった夢ってのがしっくりくるな
152 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 09:56:34 ID:deFcG2dA
こんなものを賛美してる時点でワザとやってるか本物のバカかどっちかだろ。
ゲド戦記見て駿アニメのカタルシスという麻薬の怖さを改めて知った。
見ただけで気持ちよくなれる視聴オナニーとも呼べる快感は人類の堕落を促進させた。
1から10まで描かれてなければ何も読みとれなくなってしまった。
思慮浅く短絡的な人間を大量に生んだ。
ごろうが描けなかったとしても描きすぎない大切さを今一度思い出させてくれた。
映画とはそれに続く日常に小さな一石を投じるべきものである。
駿は描きすぎたためアニメーションが目的化してしまった。
ごろうはアニメーションを手段として活用した。
駿の完璧すぎるアニメーションはいつしか手段が目的に変わり本末転倒していたのだ。
>>153 アニメ的演出が嫌なら原作じっくり読めよ。アホか
155 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 10:19:32 ID:raGL/K26
映像が最低というレビューがヤフーに大量にあがってたけど、
あれそんな酷かったか?
>>135 >あと「影」は原作では闇だけど、なぜかアニメだと光になってて全く逆なんだね。
>これまた問題アリアリのようだが。[
むしろこの映画で数少ない評価できる部分じゃね?
まぁもうちょい良い描き方があるとは思うが。
「エアの創造」と絡め、世界が本来あるべき状態は沈黙であり、闇であり、死であるのと同様に
人間もまた本来はカオス(wiz的な意味で)な存在であるってのを、もっとはっきり打ち出せてたら、
それこそ『Earthsea Tales』に加わった新たな一遍っつー位のレベルで評価できたかもな。
>>155 まず背景が手抜きだねあれは。従来の駿アニメはもっと美術で魅せてたと思う
こんなとこ住みんでみたい!とか、こんとこ行ってみたい!とか思わせてくれるくらいに
あとアニメーションなのに大して動きがないのと、人間の動きが固い。もっとヌルヌル動かせるんじゃないかと思った。
最初の龍の絵でがっかり。
なにあれ。
原作の上辺だけをちょっとなぞってみた作品。
ちゃんとしたアニメで作ってくれていたらなあ
>>153 吾郎は描きすぎないを狙ったわけじゃない。描けなかったんだ。
狙ったなら見ている人にきちんと世界やストーリーが伝わっているはず。
だがあらゆる部分でクオリティが低い。
そして昔のジブリ映画で見たようなシーンが所々に仕方なくコピペされていた。
表現力がないから。
1から10までどころか1もろくに描けていなかった。
>>150の見方がいいのかもしれない。
個人の見た悪夢だから、つぶやくような喋り、何も無い心象風景、
説明のない展開なんだと。
その夢の中で剣を振るう所と竜が翼をたたむ所は強く印象に残ったんだなと。
原作も鬱だけど世界はしっかりしていた。
160 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 10:32:09 ID:1hYzqYep
>>155 予備知識ゼロで見たら「なんかつまらんなぁ」くらいの出来で
ここまで貶されるほど酷いもんじゃないだろね。
ジブリ・宮崎駿の息子・日テレのプロガンダ・年間興収1位、
それらの要素を考慮しなければ。
もしゲドがコケてたら「まぁゴローくじけず頑張れ」と
生暖かく見守れるんだが
作画ちょい雑、いろいろオマージュシーンあったにしろ、
駿監督が一般の方ってこういうの好きでしょ?みたいに頑張ったジブリ的演出に飽きていた自分には新鮮だったよ。
>>150 確かに、この映画独特のぼんやりした暗い雰囲気は嫌いじゃない気が
したけど、夢って言葉に当てはめるとしっくりくるね。
個人的には面白かったよ普通に 眠くならなかったしね
まー色んな評価を見て原作を知らないで良かったかもしれないとは思ったわ
まず極めて淡々とした流れは嫌いではない むしろ心地好かった
延々と続く風景描写や地味過ぎる演出はむしろ好み
なんかドキュメンタリー的というか自然の番組みたいな感じ
エンターテイメントとしての賑やかしさはないが、味はある
ストーリーも良くある勧善懲悪的で死ぬほどテンプレな小者なんかが出るが
上記のような賑やかしさがない所は確かにジブリっぽくないね 別にダメという意味じゃなく
特に登場人物の内面世界でのやり取りだけでテーマを語ってる所なんかは
哲学的なやり取りで答えを出すみたいな感じで、ここは好き嫌い別れると思った
ただ世界観や作画が良いから、そういうのが好きな人は楽しめるんじゃないかな
ここから表現の本質がかいま見える。
描ききれる作り手は作品としては素晴らしいが
受け手が感じとれる素地は限定され皮肉にもほとんどない。
逆に描きすぎず受け手に余裕をもたせる作り手は
作品としてはいまいちだが受け手の感受性・想像性を引き出すことができる。
完璧な表現はどうしても作り手で完結してしまうのだ。
そのような映画は見終わった後、受け手の手からポロポロと流れ落ちる。
受け手に広がる映画は見終わった後それぞれに感じたものを
ポケットに入れて持ち帰り日常に微細なアクセントをもたらす。
ゲド戦記は日常的にたんたんと描く表現の新たな側面を見せてくれたアニメでした。
ゲドはOVAとかで何巻かに分けてやれば良かった気がする
>>164 だから描きすぎず じゃなく描けてないだけだろ
本人認定すんぞ
草原の描かれ方やこの世界にどんな人が住んでるか
暮らしはどうかなど蛇足すぎて実はどうでもよかった。
ごろうは駿の無駄な装飾をばっさり切り落とした。
本当は描けなかっただけだろうけどね。
でもそれで良かったんだ。
なんでそんなに必死なん(´・ω・`)
必死なつもりはないがちょっと書きすぎたね。
失礼した。
まぁ初期案にある山下絵だったら多少印象も違ったんだろうけど、
結局いつものパヤヲ絵にしちゃったから、パヤヲ的な演出が求められちゃうんだろうな。
171 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 12:01:46 ID:C7P57OcI
爽快な空中戦も自然は大切だ、みたいなエコメッセージもない
ジブリらしさがまったくない映画だったなw
鬱々とした展開で生きることや死ぬことの不安や恐怖という
人間の内面を重視した作品だから楽しくはなかった。
しかしジブリ作品の中では一番おもしろかったよ。
いつものジブリを期待した人を失望させたのも理解できるけどw
ゴローはもっと気負わずにやれるような小品から始めたら、また違ったかもしれないのに。
原作があんな超ド級タイトルだから、あんな説明不足でハンパな話になちゃーたんだろう。
>>163 そうそう、あのまったりした静かな雰囲気は結構いいんだよね
駿にはない良さもあったと思う
でも肝心のお話が全然なってないのでつまらない映画になっちゃった
もののけを思わせるCGシーンもしつこいくらいに挿入されててあざとさが目についたな
なんで父親殺してヒロインは突然竜になったの?
あと共食いは何でなんだぜ
>>174 父親殺しは、なんとなくもやもやしてたから
龍になったのは、なりたいと思ったらたまたまなれた
最初の共食いは、お腹がすいていた
始まって3分で十分に駄作決定が見えるもんなぁ。
こりゃかなりの駄作だよ。
2時間観るのは拷問。
観なくても誰も会話に持ち出す奴いないし問題無い。
177 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 12:27:03 ID:LfMzAgFS
久々にOn Your Markが見たくなった。
178 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 12:33:31 ID:P1T1lwfs
だいたい親殺しなんてゴローが勝手に入れた要素だろ。
NHKスペシャル見て思いついたんだって。
>>172 今思うと『猫の恩返し』こそゴローに適任。
見た奴みんな、何も言わずジャンボ大盛りの煮込みうどん作ってくれるよ。
>>179 あ、先週の恩返しは途中で見るのやめた。
でもゲドは最後まで見られたな、そういえば。
俺的にはいい勝負だった
ギブリーズとかがよかったんじゃね?見てないけど。
駿にしてみれば、原作者からのアニメ化のお許しが出ても、
「何を今更」ってのもあったんだろう。
それを鈴木がこれは金になる、話題になると思ったんだろうけど、
駿はそっぽ向いた。んで、ゴロを監督に据えて・・・
原作者もジブリの名が知られるようになってきて、
許可したってのもあるんだろうな。
鈴木が一番悪い。
脚本が描きたい事をまとめられず支離滅裂でメチャクチャだったのは間違いないよね。
あと、中盤までの物語進行が異様に遅いのが気になったけど、それならそれで
もっとディティールに凝って興味を膨らませればいいのにと思った。
例えばゲドがテナーにスープをご馳走になったあと、スッと立って自分で御椀を軽く洗って戻す、
みたいな仕草とか。そういう細かい動きでその人物の人となりや人同士の間柄を
何となくでも察することができたりする。
駿だったらこういう細かい要素を山のように入れ込んでくるんだろうな〜と思う。
酷評されてるほど悪くなかったな
一般的な駄目邦画
184 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 12:50:47 ID:C5H/mjyx
ウンコしてて冒頭から見れなかったんだけど
ボコボコにされて奴隷になった後、唐突に休出されたところだけみて
チャンネル変えた
衝撃的な大展開だったな
インド映画?のように、はつらつとしてればまだ許せたと思う
185 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 12:52:52 ID:5eBBWiRs
始まってすぐ見るの止めた
夕方人買いに殴られた瞬間夜になるのは小さな問題
サラ・タンクレディが殺されたよ、箱詰めの首送られてきたよ。
188 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 13:00:41 ID:C5H/mjyx
主人公が奴隷になってから解放されるまでの心理描写が壱粍も伝わらなかった
ととろまでのジブリでは考えられなかったことだ
5分くらいの面白くないMAD動画を延々2時間くらい
繋げて見せられた感じの映画なのかね?
昨日撮ったヤツ見ようと思ったんだけど
始まって5分もしないうちに見るのが辛くなって来たよ・・・
そう言えばオンユアマークは5分で2時間以上の感動があったなぁ
ゴローちゃんorz・・・
ある意味、最強の反面教師
吾郎ちゃんは鈴木の被害者だよ
出来悪くても叩かれるのは吾郎ちゃんだからな
一の戦犯はスズキだよなー
変な知恵吹き込んだり
監督やれってごり押ししたり
何がしたかったんだあのメガネ
宮崎亡き後の院政でもねらってたのか?
今録画見たけど、ダイジェストなんだか、冗長なんだかよくわからんな。
原作の一部なんだっけ?
だから説明がなかったり、1シーンが無駄に長かったりのバランスが取れてないのかもしれないが。
前半の奴隷やら賑やかな街にたくさんいる人々それらとまったく関わることがない後半
街外れのクモの城で少人数のクモの部下たちととくにバトルするでもなく・・・
この世の均衡の崩れにも触れずに終わってしまった
アレンが命は尊いと悟るだけの話
技術と原作があっても
こうもセンスと才能と言うものは違うのかと思い知らされた
食べ物もおいしくなさそうだし
愛嬌ある生き物もキャラも誰もいない
駿だけなんだな ジブリは
ジブリブランドと宣伝攻勢があればどんなに作品がダメでも
興行1位になれるんだから凄いよな
それを証明した点は唯一評価できるw
>>194 >アレンが命は尊いと悟るだけの話
それも自分が足掻いて結果掴んだ事じゃなくて
世話になったジイさんと小娘に説教されただけなんだよね。
でも父王を殺しておいて
いけしゃあしゃあと国に帰って
何をする気だあのガキ
宮さんの人格的なたくましさがジブリを支えているのでな。
アニメの世界は70年代後半のアニメブーム到来以前は、男らしいさっぱりした
気性の人間も多かったが、ブーム以降は若干オタク系というか、行き違い
があると場合によっては陰湿な競合闘争が起こる場合が少なくない。
アニメの製作過程は地道な努力、はっきり言えば面倒くさいことの連続で、
日常的に不満がたまりやすい。またアニメーションの主に動画・原画担当
は職業的な技術力の研鑽の割りに驚くほどに収入が少ない。
ポスターに名前が載る載らない・スタッフロールの順番で大問題になる。
そこをカバーというか上層的圧力と言うか人間的努力で不満を抑えてきた
のが宮さんだ。紅の豚以降女性を持ち上げる傾向は、製作内部と観客層を
念頭に置いたものだと思う。
宮さんのアニメは良くも悪くも原作者の大胆な換骨奪胎と、
多方面からの情報の集積にある。だから(ビジュアル含めて)
宮さんのものからの孫引きは本来鮮度が下がる。
それに対して悟朗監督はまだまだ製作サイドの性善説に頼る甘さがある。
動画、もしくは原画で人物等が回転するアニメーションを描く場合、正面
から観てセンターにくる絵は描かない・割らないのが動画的には常識だ。
(残像が目に残ってしまう)
こういう部分がちょっと入っていたと思う。
ストーリー的には勘違いするひとが多いが、クモはテルーに焼き殺されては
いない。光に象徴されるまだ若い生命であるアレン(と剣)によって闇(死期)
へと導かれる自身の姿をさらした。更に不死の象徴であるテルーの姿によって
永遠は死と誕生の輪廻のなかに(魔法で維持していたものを解かれ)
クモ本来の姿に戻り果てたのだと思います。
200 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 14:23:55 ID:mGfXuTFJ
シュナの旅をそのままやってりゃいいのに。あれならどう作っても駄作にはならない。
主人公の旅の目的が崇高だしヒロインが奴隷の立場から救い出してくれるヒーローに
「あなたに買われたくはない」と言い放つとことか最後の麦の芽を守って言葉を取り
戻すシュナのシーンなんて上手く作れば号泣映画だろう。中途半端に絵のイメージだ
けを抜き出すというのがどうしょうもない。
「シュナの旅」の映画化がこれで不可能になったか多分後10年は出来ないだろう。
罪作りな作品だね。
絵うまいって聞くけど
最初は漫画で我慢しとけばよかったのに
202 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 14:26:56 ID:cA+sBKds
つまんない、動かない、描きこまれていない
ないないづくしだったな
ほとんどオリジナルなストーリーなのに
やたら原作読んだのを前提にした展開があるのも×
墓所に関する台詞とか、いらないだろ削れ
原作レイプすぎる
>>198 wikiによるとあの後死刑にされることを仄めかすコピーがあったらしい
204 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 14:30:20 ID:oNIK/E68
ゴローバカすぎるよゴロー
ご大層な説教垂れてたが全然こころに響いてこない
世界の均衡がどうちゃらって
そんなのどこに描かれてたんだよー
甘ったれの屑が親頃して逃げただけ
たまたま知り合った竜の少女が悪人をやっつけましたとさ
めでたしめでたし
少年犯罪が問題になってきたので
父殺しをいれてみました☆
原作をなんだと思ってるんだろうな
>>206 ・冒頭の竜が殺しあってるとこ
・王様への報告で原因不明の疫病が大流行というセリフ
・廃屋を見て農家が逃げ出したのかというハイタカの推測
・奴隷と廃人
くらい
街行ったら普通に栄えてるし、ナウシカやもののけの衰退の道を歩んでいるという焦燥感がなかった
>>207 > 少年犯罪が問題になってきたので 父殺しをいれてみました☆
それなら死刑になるところもしっかり書いておかないと
何の問題提起にもならないよな。イミフ。
原作ファンとしては残念ながら、「ゲド戦記」と名乗らないでほしいと思わせる内容だった
別物になってしまっている
その名前を名乗るなら、アースシーの世界をちゃんと描いてほしかった
211 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 14:45:15 ID:6Mhsm71T
今、ビデオ撮っておいたのみたけど、
これ、映画館までいって観た人、怒ったんじゃね?w
説教臭いストーリーなんじゃなくて
説教台詞を登場人物にずっと言わせてるのが笑える。
えええ死刑になるのか??
竜に乗って帰還し、ハブナーの王になったレバンネンが???
ゴローの頭がヘンになっている。
>>206>>208 「世界の均衡」については、原作では前1、2巻を通して充分に描かれており、説明がある
だから映画を見ていて、唐突にゲドが「世界の均衡が」と言った時、原作未読者には理解できないだろうなと思った部分の一つ
ちなみに「世界」とは現実の世界のことではなく、「アースシー」という、魔法によって均衡が保たれている物語の中の世界のこと
>>214 ?
昨日のアニメはその「アースシー」が舞台じゃないってことか?
意味がわからんぞ
>>210 ジブリは元々原作ありきの作品は設定だけ借りて原作無視してるけどね
217 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 15:14:03 ID:zH3Af+SS
l
/ ̄ヽ ゲ l
, o ', . ド l _ ご
レ、ヮ __/ 見戦.l / \ ち
/ ヽ よ記.l {@ @ i そ
_/ l ヽ うで l } し_ / う
しl i i も l > ⊃ < さ
l ート l / l ヽ ま
 ̄| ̄¨¨~~ ‐‐‐--─| へ、 / /l 丶 .l
| | :::::::::::::::::: | | |/ (_/ | } l
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|_i二二二二i_l | (´`ヽ、 ヽし! ガタッ
| ヽ ノ ヽ、
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/ ヽ | {@ @ i ・
/ − − l | } し_ /. ・
l し l .| . > ⊃ < ・
l ___ l | / l ヽ ・
> 、 _`--' _ ィ .l / /l 丶 .l ・
/  ̄ ヽ.|. / / l } l
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒| /ユ¨‐‐- 、_ l !
| _ / ` ヽ__ `-{し|
l / `ヽ }/
| / //
見た感想は、テルーを性奴隷にしたい!
以上
>>215 昨日のアニメは原作だと3巻「さいはての島へ」が舞台になってる、さいはては最果て、つまり
ゲドの青年中年期の前2巻での舞台であり、作者が最も凝って作り上げたアースシーという世界の、最も果ての場所ということ
分かりやすく例えると、刺身のツマの部分
ごろーの おなにー たたえよう
この映画はな、内面への哲学思考とかな、アレンの衝動とかな、
テルーの出生や竜としての存在性とか孤独など、説明の少ない
ことを憶測したり、台詞単独に感慨や共感をおぼえようとするより、
(台詞もまあ悪かないとも思うが)
クモの急速に襲い来る断末魔の老いの姿を可哀想とみられるかどうか
で評価が変わってくる。
急速にボケて、萎縮していく生命の姿は、
過大な目標を抱いて挫折する受験・就職・恋愛の現実を突きつけられる
誰かの姿そのものだ。
肥大した自我を、現実が打ちのめす。
世の中にごくありふれた悲劇だ。
それを滑稽とみるか、醜悪と観るか、
いつかの自分と観るか。
それでこの映画の感想は変わってくるような気がするな。
観客が必死に理解しようとフォローいれなきゃならない
親の七光りで周りに気を使われてきたドラ息子がつくるとこうなる
223 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 16:05:40 ID:C7P57OcI
ほぼオリジナルだからゲド戦記という看板はいらなかったなw
あれでロイヤリティを払うのはもったいないだろうw
内容もゲドは活躍しないしねw
224 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 16:34:47 ID:4lOXwdoR
225 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 16:36:29 ID:eQSv+3v1
昨日初めてみたけれど、全体的に声の下手さにびっくりした。
特に手嶌葵のあの声でなんでおk出したの?
歌も上手くないし
226 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 16:44:36 ID:3k8GZcK+
これは、天才・パヤオを現役復帰させたい鈴木Pの壮大な釣り作品なんだよww
鈴木P「あんたが作らないと、凡人の息子にやらせちゃうよ?」
パヤオ「 (゜д゜)ハァ?・・出来るもんなら、やってみろ!「(出きっこねえくせにpgr)」
↓
吾朗「ゲド戦記」=駄作を監督
↓
パヤオ、この夏「崖の上のポニョ」制作発表キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
原作からもっともかけ離れた設定であった“父親殺し”こそが吾朗と鈴木Pの
最大の仕掛け。
アレンが父親を刺した剣こそが、「ゲド戦記」というアニメ作品なのだ。
吾朗設定で、アレンは国に戻って死刑を受け入れる(もちろん、こんな話は
原作にはない。アレンは後に国民から慕われる賢王となり、ゲトをずっと尊敬
している)というのが、事実なら“永遠の厨二病”とはいえ、彼に少なからず
同情する。
>>226 その通りのような気がするよ。
アレンとゴローは被害者だな。
228 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 16:54:36 ID:p5rEWdkv
全体的に言えるのは作りが雑。
作り手の愛が感じられないほどに雑。
特に菅原文太、千と千尋ではいい声出してたのに、
あのかすれ声は何?途中、痰がからんだみたいな音出してたぞ!
あんなんでOKだすなよ。
テナーの声もひどかった
滑舌悪いよー
230 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 17:12:06 ID:SG2FdNC/
テレビで見る分には問題ないレベルだなと思いながら見ていたが
最後で口がポカーンとなった
テルーがいきなり竜になったりまた人間に戻ったりするの、あれなんじゃい
竜になれるなら最初から竜に変身して戦えよ
あんなん富野が監督だったら泣かされてるぞ、テルーの声
原作読んでりゃ話は違ったろうがあれだけの描写じゃ哀れむ余地のないただの悪人だ
かわいそうだと思って欲しけりゃネズミーの野獣を見習って主役をあの婆さんにするんだったな
哲学がどうのと大層にいったところで結局はなにもかもが中途半端だ
親殺しをやっておきながら逃げ腰にならず帰ると宣言する様子は高く評価できるが
その後の様子が描かれてないんじゃ真実すらわからない
原作じゃアレンは真面目な王子で父親を刺したりしないよ。
世界の均衡を正すため大賢人ゲドのもとへ派遣されただけ。
黄泉の国へ旅をして王の資格を得る。
原作読めばなおのこと映画のアレンは甘えたサイコ野郎だよ。
ゲドやテナーに親切にされる理由もわからない。
235 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 18:31:05 ID:T9AZw6FB
いっそもっと原作から改変して、主人公達が温厚なデカイ熊みたいなのとか
バスみたいな猫とか「奇妙な生き物」との心温まる触れ合いだけ映画にすれ
ば良かったのに‥
プロテイン7kg買って7月までに体鍛えてたくましくなったっつーのによぉ・・・・・
そりゃねーだろ・・・
玉を集めると龍が願いをかなえる映画にすれば世界的なヒット作に
つかもうぜドラゴンボール
239 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 18:53:34 ID:Ni3UfSur
NHKスペシャルを見て父殺しを入れたらしい。
頻発する少年事件をゴローはネタにしたかったんだろうね。
ゴローを今回サポートしたジブリの演出グループはNHKスペシャルが大好きで、
NHKスペシャルの翌日はその話題でいっぱいだそうだ。
少年事件を映画に取り入れるのはかまわないんだよね。
駿だって、ポニョに海面上昇問題を取り入れてるわけだし。
でもゴローの場合、悪いことしたら逃げずに反省して償いましょう、ごめんなさいって言いましょう
程度のことだろ。そんなもん映画にされてもね。
240 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 18:55:11 ID:T9AZw6FB
それが本当だとしら、思いつきで長編アニメのシナリオ書くなよ・・・
原作まだ売ってるのかな
242 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 19:06:06 ID:B3sp75ED
>>239 違うよ。
少年犯罪者達だって、理解者ががいれば癒されてまともになるのになあ、という話だよ。
つまりダガーナイフ加藤と同じ。
彼女がいればなあ、無理解な親に代わって誰かがわかってあげてればなあ、って。
思いつきで父殺しを入れさせたのは鈴木P
まぁ、これがつまらないのは確かだが、だからといってパヤオのここ10年の駄作ぶりも相当なもの。
で、監督として息子の2作目はありえるのか?
本当はアレンのほうが父親に殺されそうになって国を飛び出す・・・って
話しになるはずだったらしいね。
こっちの方がすんなり理解できるような気がするのに
国を飛び出す理由も、人の頭が変になるっていうのも・・・
すべての元凶はやっぱり鈴木Pなんだね?
246 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 19:21:05 ID:B3sp75ED
鈴木Pの酷さは異常だよ。良心てもんが無いのか?
249 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 19:38:19 ID:B3sp75ED
>>284 サンキュー。鈴木の頭の悪さには定評あるもんな。
ゴローが監督するなんてとんでもないと反対した宮崎駿に、
鈴木が見せたのが、例の有名なアレンと竜が見つめあってるポスターの絵だったらしい。
あれはゴローが描いた絵だそうだ。
その絵を見て宮崎は黙ってしまったという。
その宮崎の様子を見て鈴木が言った言葉
「ゴロー君の絵を見て驚いたんでしょうねえ。宮さんは横から見たアングルを描かない人だから」
だって。
あほか。あのポスターはナウシカとオウムのアングルそのまんまじゃん。とずっと思ってて今ぶちまけた。
250 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 19:38:24 ID:zlTVTGjQ
鈴木はハウルみたいにゲドもパヤオが監督を
横取りすると思ったんだろうな。当てが外れて
結局ゴローが最後までやる羽目になったと
251 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 19:38:58 ID:B3sp75ED
>>241 もちろん!世界的な名作だから、一度は読んでみることをオススメするよ
影響された作品も多数だし、好きな本として挙げる著名人も多い
子供から大人まで読めるファンタジーの傑作だから
>>250 定説としては、鈴木はジブリスタッフの意識を変えたかったらしい
ジブリスタッフは技術が高いので外から来た監督をバカにする
で宮崎も宮崎で監督に駄目出しする
そういう腐った空気を打破すべく、宮崎のゴローにやらせることにしたんだと
ゴローならスタッフにもバカにされず、駿にも強いという理由らしい
でも
>>250の説が一番正しい気がしてきた。
猫とゲドとみよりの森だとどれが一番ダメ? 順位付けて。
>>254 それでも
ゲド>猫=ミヨリ
俺の中では。
あと、ミヨリの森のはるか下におまけでモガリの森。
>>255 俺も同じ順位だな。
猫は「仏を作って魂入れず」ってのはこういう事かと認識させてくれた作品。
ミヨリはもうただただ唖然。現代日本で作られた作品とは思えない。
中国で作られたパチモンみたい。
うっかり劇場で見ちゃったんで何が起こるか知ってた筈なのに
冒頭のアレンが父王を刺すシーンで目を覆ってしまった。
こういうのは有害指定とかなんないのかね。
どうでもいいことにはヒステリックになるのにな。
猫は「間が」ないよ〜!
自分的にはこちらがストーリーを見ながら想像する前に
話しが先に進んでいってしまう
すぐに説明も入るから、ただ見てるだけで終わってしまう感じが自分はする
一番最後だけ結構好きかな…
映画自体は悪くないと思いますけど…
ゲドは想像できる間があるから好きです
>>257 あんなシーンでもショック受けるのか・・・どんだけ怖がりなんだよ
>>259 一番最後というのは主人公の女の子にその友達が街で
「なんか大人になった?」みたいなことを言ってましたよね
あそこだけ…です
もっとそういう場面が欲しかったから、おしいなぁ、ネコかわいいのに
>>ID:Se8Mrw/f
猫に関して初めて納得できる意見を読んだ。
>>262 ほんとですか!いやぁ、ありがとうございます
テレル
>>250 実際にハヤオは自分のゲド戦記の絵コンテ
鈴木に見せに来たらしい
どうせ吾朗のはものにならないだろうからこれで行こう、って
>>264 そんとき何と言って鈴木は駿を突っぱねたのかな。
>>250の言う通り駿が横取りしてくるのを鈴木が狙ってたのなら、
ゲドを駿に押し付けるまたと無い好機だったはずだが。
それまでにできあがった作画やらの経費がもったいないなあ
儲かるからいいんだろうけど
「猫の恩返し」の方がはるかに見ていて楽しかった。
「ゲド」はひたすら苦行のような作品。アニメってこんなにも楽しくない
ものなのか?と言いたいぐらい暗くて単調な内容だった。
確かに苦痛だったな。早く終わんねーかなと思いながら何度も時計見たり。
実況板でまだやってる
こっちでやりゃいいのに
確かに駄作だったけど、本職がアニメ関係じゃない人間が
初めて作ったにしてはイイ出来なんじゃね。
短編とか、あと2、3本作らせて経験積ませればいい監督になるかもよ。
背景ショボイのは外注先の韓国のスタジオも悪いんだろ。
>>271 つまり金取るレベルじゃなかったってことだろ。勘弁してほしいよ。
バックアップにトップクラスのプロばっかだし、経験0でもあれくらいにはなると思うけどね
実際に吾朗がどれくらい主導権握れてたのか知らないけどさあ
宮崎吾朗「いま、まっとうに生きるとはどういうことか?」
>>273 ジブリは通常の映画制作と同じ、完全トップダウンを実現してるから、
ゴローは監督業に関しては全権を握ってたみたいよ。
NHKのドキュメンタリーで駿の試写会での様子の映像は強烈だったな。
あの映像の方がはるかに面白くて緊張感があって面白かった。
アレンの岡田も声入れのスタジオの雰囲気が?だったとか
言っていたの見ると製作スタッフの連中も不満だらけの作品
だったんだろうね。
鈴木がシャシャリでてくるようになってから確実にジブリは質が落ちたな
つまりさ、鈴木は自分の作品といえるモノが欲しかったんだろうなあ。
宮崎も高畑も実作者だが、鈴木はそうではない。
鈴木は自分でも作ってみたかったんだろう。
そのために宮崎駿の息子を使うことはいろんな意味で都合よかったってこと
じゃないかな。
でも鈴木のその欲望は宮崎に読まれてたと思う。
そして宮崎も、嫌々いいながら、おのれの息子に監督をやらせてやりたかったのは間違いない。
そういう意味で、いろんな思惑が一致した揚げ句のゴロー監督誕生だったと思うね。
>>264 ハヤオにいきなり絵コンテ描かれちゃ普通はぐうの音も出ないな
ジブリで後継育てるのは無理だろw
>>275 だからあのアホ脚本で進んじゃったんだな。
281 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:11:12 ID:JgzebQ0J
脚本てもう一人いたよな?
そいつの責任も大きい。
伝統芸とか世襲が多いけどさ、映画監督まで二世の時代にしたいのかね?
俳優、議員、大抵二世のほうが質落ちるよね。
つーか独り言で説明させるのって最低だよなw
素人だからって許されると思うな
全ては利権のため・・・
ただ、歌舞伎とかの伝統芸は体で覚えるからともかく、
アニメのようなセンスとか脚本に比重が重いものは世襲できないと思うがね
ブランドだって腐ったものが続いたら潰れるわ
鈴木さんて取締役退任したよね?
で、ディズニーから後任が。
これで安心していいのかな?
誰か勢力図詳しく希望。
>鈴木退任
そうなの?知らなかった。
ただ後任がディズニーからって、鈴木よりもっとたち悪いように思うけどw
創価の人じゃなかった?
邪推ばっかか
289 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:42:35 ID:U2AYLCMN
猫の恩返し<<<<<<<<<<<<<<<<ゲド戦記=耳をすませば
290 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:46:25 ID:uIedtyPf
今ビデオ見終わった。
本当にひどいな。ここまで悪評通りとは。
どんな駄作でも1箇所くらい弁護したい部分があるもんだけど、これはちょっと。。
宮崎アニメのイメージの力が全くなく、全てがただの絵。
登場人物も人間関係も薄っぺらい。
ストーリー展開も単調。
1箇所も感動的な場面がないので、鑑賞者としては救われない気分だ。
テルーが竜になった場面が最後のチャンスだったが「え?なに?あ、そう、そうゆーこと。なんか知らんけど」という反応しかできなかった。
あえて1箇所いい場面を挙げるなら、テルーが歌って2人が親密になる場面だけか。
にしても、そのアレンに感情移入できるような積み重ねがないからなんだかね。
291 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:46:51 ID:U2AYLCMN
>>289 ちょっと待て。耳をすませばとゲドは=じゃないだろ。
かんとり〜ろ〜ど♪
最初に自分の親を刺し殺すけど、これって吾郎の駿への決別と見ていいのかな?
それとも吾郎の心おなにー?
しかし精神病んでるヤツはすぐ人を刺す、なんて描写したら、
最近の事件を肯定するみたいで嫌だな。
295 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:53:56 ID:M5w8fWUH
>>199 >紅の豚以降女性を持ち上げる傾向は
そんなもんスタジオで干されて講演とナウシカの連載で食ってた頃からそうだよ
確かに駄作だが、後半グダグダで意味不明だったハウルよりはマシ。
297 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:57:41 ID:M5w8fWUH
>>199 >動画、もしくは原画で人物等が回転するアニメーションを描く場合、正面
から観てセンターにくる絵は描かない・割らないのが動画的には常識だ。
ここでいう「回転」というのは「自転」のこと?回り込みも
「回転」になると思うんだが・・・
298 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 00:59:40 ID:uIedtyPf
唯一良い点があった。
下膨れの竜のデザイン。
あれは千と千尋の竜よりイケてる。
>>294 というかそれを民間の娯楽に利用するなんてテロみたいだ<事件肯定
上で層化の話があったけどホントだったら金輪際ジブリはみない
毎日の猥猥といい一体どこまで汚染されてるんだよwwwwww
>>294 いいんじゃない
設定上は世界の秩序(うろ覚え)が乱れてることが原因だそうだ
そういう秩序の中にあるべき親子関係も含まれてるんでしょ
ただ、そういう設定だけでなく、理解しやすいように、主人公の親がどんな親かが描写される
主人公が行方不明だと聞いて親はどういう対応をとったか
母は母としてよりも夫の仕事を尊重する妻として強調される
父は立派な男ではあるが父としての役割は果たしていないように表現される
つまり主人公は愛されずに育った子供だということが解る
親に愛されず、ただ親からの重圧ばかりを感じるようになったら心が歪む
歪んだ状態から逃れるのは原因である父の存在を無くすことだ
で、殺す
実際の父親殺しがどんな原因でもって行われるかなんか解らないけど
ワイドショーとかで語られるレベルの一般的な話だと思うけど
ハウルはベーコンエッグ死ぬ程美味そうだし動きあるし
愛嬌あるキャラ達たくさんいるし
ゲドは酷いな
クモもホラーみたいなグロキモなだけだし
脇や敵が陰湿なだけで愛嬌も糞もない
千と千尋はおろかハウルなんか全然面白いんだと気付いた
今まで苦手だったもののけすら名作じゃないかと
自分も、期待してなかった分結構良かった。
うるっときたし。
あの世界観は好きだ。
>クモもホラーみたいなグロキモなだけだし
あれは正直怖かった、今でも記憶にのこってる手塚の
ユニコにでてきた魔法使いとか人形のトラウマ並だった
ゲロ洗面器と聞いて
二日酔いの朝を思い出しました
ポニョがゲド以下だったら大笑いなんだけど
パヤオの劣化具合考えると実際ありえそうな感じがして
劇場まで見に行く気になれない。
306 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 01:08:33 ID:uIedtyPf
なんてゆーかね、紙芝居を見たという感じなんだよね。
しかも説明臭いけど説明不足。
本当に救われない。
実写邦画のホラーもので最後のクモみたいのよく出てくるよな
駿のキャラは脇も敵も愛嬌あるしかわいいマスコットキャラもいるんだよな
ムスカだってネタ王だし
実写ひっぱりだしたらキリがないよ<クモ
まあアニメも鬼太郎とかいろいろあるけどなデザイン上
クモそつくりなキャラ、たしかナウシカの原作にでてなかったか?
>>308 ムスカがネタ王なのは、単に作品自体が名作だからなだけな気がす。
312 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 01:16:58 ID:b3yzkoqA
今日レンタルで借りようとしてる人がいて、
思わずやめたほうがいいよといいそうになった。
>>311 ムスカがネタ王なのはゆずれないなw
ほとんどの台詞がそらで暗唱されるような悪役ってなかなかいないよ
314 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 01:50:51 ID:PiAF1Ymb
ムスカとかレプカみたいになんだかよくわからんけど必死な悪役っていいよな
315 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 01:52:31 ID:6OEbagaH
ジブリが好きで今までの作品みんな見てるけど一番よかったよ。
立ったキャラは無いけどそれゆえのシンプルかつ深さと言ったらいいのか…。
魔女の宅急便とトトロもかなり好き。
316 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 01:52:50 ID:skIajTW4
寺田農の声って要素もあると思う。
俳優の声もとても大事だが、アニメにおいての声はさらに大事。
ムスカの声に長島一茂とかあててたら、
誰の記憶にも残らなかったかもよ。
ムスカ デスラー ダースベーダーってセリフみんな覚えられてる
>>269 そういうメタ的な部分まで含めトータルで考えると十分面白い作品だよね。
見た人にここまで「何か一言言ってやりたい」って思わせるのは、
終わった後に「まぁ普通に面白い」位しか感想が出てこない、
下手に良く出来た作品に比べて、ある意味では優れてると思うよ。
なんというか、まあ「遊び」がなかったよね。
多分真面目な人なんだろう。素直にラストに向かってストーリーを貫いてしまった。
くすっと笑えるとことか、おいしそーうな食べ物とか、可愛い物綺麗な町とか全然見つけられなかった。
共感できる登場人物の心情もなかったから、生きるとはこういうことだ!とかひたすらお説教された感じ。
子どもは当然のこと、大人も受け入れにくい一番下手なやり方で。
アニメを作るのって難しいんだなぁと思った。
>>281 脚本で吾朗と共同名義だったのは、鈴木がアニメージュ編集長のとき部下だった女性編集者。
鈴木からはとりあえず脚本を書いて渡してくれと頼まれただけで、
渡したあとは完全に向こうが主導権を握って脚本をいじってしまった。
元部下の脚本にはアレンの父親殺しなどは全くなく、鈴木が吾朗に指示を出しながら、
自分の思い通りに脚本を書かせたあたり、彼女を指名する必要性は見当たらない。
自分の脚本はこうで、以降はノータッチだったという話は徳間のロマンアルバムに出てる。
パヤヲが言うところの「映画を成立させる子の一枚」ってのが
おそらく例のアレンと竜が向かい合ってる絵だったんだろうけど
ちと単純すぎるわなぁ。
ポニョでは例の「ポニョ来る」だって言うが、
むしろ一見しただけではなんのこっちゃな所が
逆に作品に深みを与えるのかな?
魔女宅では夜の街の上をひとりぽつんと飛ぶキキを描いて
「自由という名の孤独」をさくひんのちゅうかくに据えたというが
この辺はわかりやすいわな。
正直アレンはあまり共感できないけど、テルーはかなり共感できる。
テナも結構。ハイタカは真面目でいい人だなあってくらい。
クモはさっぱり。ウサギはそれでいいのか…って感じ。登場人物少ない…(・ω・)
ゲド戦記見た後に無性にハリウッド映画がみたくなったよ…。
でもテルーは歌も含めて印象が強いし、なぜかこの映画好きだなあ。
泣きたいときに泣けそうだから…。
>>322 不思議な映画だよね
まるで化粧の下手な女の人の顔みたい
よく見たら眉毛つながっとるがなとか、にきびできてるよとか
そういうのはあるんだけども、そんなのだからかえって魅力がある
原作を上手く処理できなかった分、そう見えるだけかもしれないけど
>>323 ですよね、すごく同じ気持ちです…(;ω;)ブワッ
テルーとか女性の素を描いたてる気がしてしまうけど…違うかな…
描いたてる→描いてる
原作の熱烈信者じゃないファンだけど
自分も正直言ってこの映画をそれほど悪いと思えない。
批判意見はどれも概ね同意なんだけど、でもどこか見どころがあるような・・・
化粧の下手な女の顔みたいな魅力というのは言い得て妙w
でもそれはジブリとゲド戦記に偉大な基礎体力があるから
新米監督の青臭さをそれなりに支えてて
このバランスが生んだ微妙な面白さというだけかもしれないとは思いつつ。
大きな街中で白昼堂々と若者をさらって奴隷として売り飛ばすってのが…
こういう滅茶苦茶が許される時点で、街にいる人間というのが単なる背景にすぎない虚像だって気がしてなえる。
立ち看板の警察官の前で悪さしても、捕まらない感じっつーのかな。
北斗の拳くらいに荒廃した世界なら、人狩りが横行していても違和感はかけらも感じないが
仮にも普通のおっさんとかおばちゃんが商店を営める程度の治安はあるわけでしょ?
見ているときはなぜだか分からんが、あとから考えると理由がはっきりする
この手の違和感が多すぎる。
あらゆる矛盾を「人の頭がおかしくなっている」の一言ですますのなら、ひどすぎる。
確かに商店主とか麻薬売りのおっさんとか、薬をもらいに来るばばあとかの一般大衆も
矮小な人間として描かれてはいるが
常軌を逸して病的に狂っているというほどではない。
ところがアレンは常軌を逸して病的に狂っている。もう、わけがわからん。
人と人との繋がりというか、個人と個人との接点は描かれていたと思うが
社会と個人との繋がりというのが皆無に近いと感じた。
主人公サイドも敵サイドも両方が社会を拒絶して生きているような雰囲気。
ベースとなる世界から完全に浮いた者どおしで戦っても、物語として成立しないような気がしました。
>>260 会話してるだなんてどこにかいてるんだ?会ってるといってる、つか劇中にあるだろ
よくある少女漫画のセオリー通りとはいえ前フリは十分あったし
疑問を抱くって盲目杉も大概にしろよwwww
↑誤爆な
アニメでは、人に馬鹿にされて怨みを溜め込んだ魔女が
永遠の命が欲しがって火病って殺された
という非常にスケールが小さい話にしか見えなかった。
アニメ見る限り、原作が世界中で人気な理由がわからない。
原作者がアニメ見て怒ってるそうだが、そうだろうなぁ。
シナリオがぶつ切りでストーリーに入り込めない。
主人公、ヒロイン、師、主なキャラクターが立ってない。
魅力が無い。
ということで、映画が長く感じて苦痛だった。
これを1800円払って劇場で見た人達の当時の感想が
酷評ばかりだったのは納得。
原作者が批判コメ出してPが「人それぞれ 面白く見てもらえればいい」とか言ってたんだよな
まあ面白くないんだが
原作者も昔駿に断って今ジブリが世界的に売れたから承諾したそうだが
手痛く復讐されちまったな
たぶん昔の駿が作った方がそれなりに名作になったろうに
>>321 竜と人間は目を合わせることができないという設定があって
向かい合って見つめあうという映画のポスターの構図はありえないので
駿は吾朗はわかってないと言ったわけ
それをこの作品の「魅力」というのかどうかわからないけど、
どこかをどうにかすれば、もっと良くなる気がして、
映画館で見てからずっと、未だに思い出すたびに考えちゃうんだよ〜。
アレンが楳図かずお顔になるとことか、ちょっと「おっ」って思ったし、
「あたしはテナーに生かされた」って言うテルーの真摯な気持ちとか、
キャラの掘り下げ(背景の説明?)があればもっと共感できたのかなぁ…
でも
>>326の>ジブリとゲド戦記に偉大な基礎体力
ハッΣ(^∀^;)
そうだ、それだっ!そのせいだっ!!もうダマされないぞ。考えるのやめたw
最初の船とか竜とかいらないから
さっさと親殺しのシーンもってきて
そっから世界描けばいいのに
>>335 「ゲド戦記」ってタイトルを変更して、アランの成長譚にしてしまうのが
最低限の条件ではないだろうか。
339 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 11:13:42 ID:UtrWlw1t
原作を少しでも知ってりゃそれなりに面白いのかもな
全く知らない奴が99%だけどw
ごめん知っててもつまんない。
原作レイプ。
341 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 11:45:04 ID:A7i32E7N
夢のないマスターベーション映画
>>339 原作を知らないとわからない
知ってると腹が立つ・・・ってとこ。
B級アニメとしての微妙な面白さを感じる人もいるようだが。
>>223>>226 ナウシカ、ラピュタも全くのオリジナルじゃなく、ゲド戦記などを参考にしたってのは始めて聞いて驚いたけど、
日本人って、しっかりした「お手本」の上で安心しながら想像力を羽ばたかせるのは得意だけど、
「お手本」無しに1から作れと言われると、とたんに不安になって想像力が萎縮しちゃうんだろうね。
それはこの場合の話にしたら変だろ、ゲドは正に「お手本の上で」作ったのに
つまらないものに成り下がったんだから。
>>343続き
つまり、本当は「切れる10代」という現代社会の闇を描きたかったけど、
何か「お手本」がなきゃ、どうしていいかわからない。
それがたまたま、ゲド戦記だっただけなんじゃないかと。
ほんとレイプされた原作者は気の毒だわ。
>>344 >>150>>221さんの意見を読んで見方を変えたら、それなりに評価できると思う。
ただ、そこで描きたかったことと、ゲド戦記という題材があまりにかけ離れているから、
凡作になってしまったんだろう。失敗の原因はここにあると思う。
ゴロを虐めるのはもうやめようぜ。
鈴木こそ、現場から引退するべき。
そしてコピーネバー推奨派団体あたりに。
うん
ゴローは力が足りなかっただけ
強引なプロデュースした鈴木が悪い。
親殺しのストーリーを描かせたのが
なお悪い。
>>343 日本人っつーか、あらゆる創作者や物には必ずルーツがある。
>>345 すごいな、まずキレる10代だとか老衰=夢破れることへの恐怖とかを
描きたくて、ネタにゲドを選んだって解釈か?
そうだとしたところで、ナウシカだのラピュタだのがゲドを底本にしてるってのが
パッと見気づかれないようにアレンジを加えてるのと同じように、この映画も
ゲド戦記の名前を出さずに「天空のキレる10代」みたいなタイトルにしときゃ
良かったんじゃないか?
そうじゃなくてこの場合は、ゲドを映画化するにあたって原作だけから
イマジネーションを膨らませる能力がなかったから、適当に現代的な
問題の素材をぶっ込んだだけだろ。
351 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 13:55:45 ID:cPOB+A+z
吾朗はただ絵が動いただけで満足しちゃったんだろうね
パヤオの脚本もいいかげんだけど
どんな詰まらんシーンでも自分なりに動かしちゃうから
それ見てるだけでも楽しめた
それがなくなったらジブリの意味がない
パヤオの映画はパヤオが一人で全部作ってるんだってわかったね
スタッフの能力なんか不要なんだ
アレン→鬱のアシタカ
テルー→サン
ハイタカ→ユパさま
テナー→オソノさん
ウサギ→無能なクロトワ
クモ→人望のないエボシ
アレンの馬→ふさふさヤックル
アレンの父→ナウシカの父
アレンの母→地味なソフィの母
布売り→落ちぶれた荒れ地の魔女
少ない登場人物もこう見えたし、シーンもつぎはぎだらけだった。
観ながら今までの作品名を当てるゲームと化して面白くないのを楽しみました。
あとアレン17歳に見えん。
ついでに言うと最後光の方のアレンと一体化したからか(よくわかんないから予想なんだが)、
やたら声張るようになって笑った。
よく地上波で放送できたな
さすがに「何度目だゲド戦記」なんてあり得ないだろう
となりの山田くんと同じく一回だけの放送なんじゃないの
そういえば、そうかも。
消すつもりだったけど、残しておくか。DVD-Rなんて1枚50円だし。
意外と視聴率よかったりしてw
初回だから視聴率はそこそこ高いはず。20弱くらいなら儲けもの。
悪評知ってる未視聴者も、怖いもの見たさで見たろうし
ジブリの冠に弱い層も見ただろうから、視聴率はいいと思う
ただ、うちの家族もwktkしてTV前に待機してましたが
30分で7歳の娘は熟睡、45分で嫁はPCのある部屋へ
ところで吾郎は今何してるのかな
監督する前はジブリ美術館の館長だったんだっけ
328 :名無シネマ@上映中 :2006/07/11(火) 03:35:54 ID:kWLI1rrd
>ゲド戦記を見た。見終えた第一声は
>となりに座っていた友だちと顔を見合わせて「やっちゃったね」
>宮崎吾朗、やっちゃったね。
>ジブリ、やっちゃったね。
>好きで好きで大好きで愛してるジブリだけれど。
>これはあまりにも あんまりだ。
>才能は 遺伝しない。
>それをまざまざと思い知らされた。
>最後のほうでグロテスクな展開があり 子どもたちがずっと泣いていたけれど
>わたしだって泣きたかった。そのくらい かなしかった。
>言いたくないけども この映画は宮崎吾朗が自分を主人公に投影して、
>自分の親父をぶち殺したい気持ちを正当化して慰めただけのオナニーに見える。
>吾朗くんの自己満足日記。
>そんなものがジブリのアニメになってしまった。
>くやしい。
>かなしい。
>今はただ この作品のことは 犬に噛まれたと思って忘れたい。
>今はもうそれだけだ。
>>361 犬に噛まれたら、歯型は残るわ、予防注射はせにゃいかんわ、忘れようとしても大変だぞ。
犬舐めんな
てか、みんなやっちゃってるのを判ってて、
それを確認する為に観に行ってるんだから
自信満々で「やっちゃったね」って言えたって事は、
ゴローは客の要求をキッチリ満たしたって事だろw
初見で評判も聞いてなかったら、見た後にやっちゃったと思うのは当然だろう
で、やはり父殺ししたアレンが吾朗の投影に感じられるのも当たり前な気がする
365 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 18:42:56 ID:cPOB+A+z
ただ吾朗が父殺ししたら生きていかれんのよね
七光りだけで生活してるんだから
いつまでも稼いでもらわんとw
366 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 19:00:56 ID:JOSV8QY4
二度と監督出来ないのは確かだ。
367 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 19:26:28 ID:T4BZEL/D
>>342 原作読んだことあるけどおもしろかったよ。
あとやたら原作はおもしろいから・・・て言う人もいるけど
信じないほうがいいよw
あまりエンタメな児童小説じゃないw
吾郎はジブリ美術館の館長に戻ってるそうなんで、二度と監督する気も
ないでしょう。
結局鈴木Pに都合の良い操り人形だったってだけの話でしょ
才能が全ての業界で、ジブリみたいな会社が世襲やってどうするんだと
370 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 19:58:14 ID:PskXvqen
映画としては?でも結果的には興行的に失敗してないだろうから、ジブリ内では
どう結論付けただろう?ただ内輪揉めを露呈させただけなのかな?
映画評論家はあてにならないしネットはもともと信用されてない
ジブリが受け入れてる評価はたぶん
「素直なつくりだった」とか「初監督作にしては上出来」ってとこだろう
興行は成功したし、次回作に期待ってところじゃない
鈴木pが作らせるって何かの記事で言ってたような気がするし
吾郎監督がどう思ってるかは知らない
>>368 でも未だに偉そうにポニョやスカクロを評論してるがね
ジブリは駿がいて仕事ができないというのなら、外部の会社行ってアニメーターの仕事して来いと
鈴木の受け入れてる評価なら「興収上出来、うっしっし」ってとこだろう。
ジブリスタッフはどう思ってるかは知らない。
しかし、鈴木と駿さんに確執が生まれてるのは確かだと思お。
スクリーンの中のその人間たちは飯を喰わない。
酒とタバコだけで生きている。
いや、酒とタバコだけを摂取しているのではなく、
摂取しているふりをしていた。
セックスもセックスのふりをしていた。
そこには汗と精液の匂いはなかった。
その人間たちは飛行機に乗り、
どれもモニターの中の実体のない機械のようだった。
機械も機械であるふりをしているようだった。
人も機械も鼓動を伴わない。
血の香りもオイルの匂いも伴わない。
ふりをしているものたちがそこにいた。
そして、若者のふりをしている主人公たちは、
永遠に繰り返される戦闘の場で、
永遠に殺し合いを繰り返し、
死んでは生き返ることを繰り返している。
空と地表の境で、生きているふりをしながら。
永遠の命を生き返ることは、
すでに死んでいることに他ならないのではないか?
そんな考えが頭をよぎった。
もし、彼らが繰り返される状況に終止符を打とうとするならば、
それは、本当の死を迎えることを意味している。
人は何のために生きている?
死のために生きているか?
この映画の問いは重いと思った。
そして、僕は生きるために生きたいと思ったのだった。
宮崎吾郎【アニメーション映画監督】
ゴローって天然だったのね・・・
379 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 20:47:50 ID:BH1pGrLR
思ったのだったのだったのだった。
中学生の読書感想文みたいで笑える>思った。
381 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 21:03:06 ID:UleSSMPt
言いたいことは解らんでもないが表現が貧相すぎ
それが吾郎だ!
>>377の中の言葉って、そのままゴローの描いたゲドの世界に
スライドするような感じだね。
ゲドの批判の中で、「食べ物が全然うまそうに見えない」
ていうのを何度も見かけたけど、結構核心ついてると思った。
食べるってことは、生きるってことと直結するからね。
彼はまだそのあたりでフラフラしてるんだろうな。
親爺さんと決定的に違うその悩みが、自己完結したオナヌーじゃなく
表現としてうまく昇華できるなら、彼の生きる道もあるんだろうけど。
>377
なんとなく生きてきた人が言いそうなことだな
>>383 食べ物が美味そうに描いてたのは千と千尋〜だったな。
あれはメチャ美味そうだった。
386 :
名無シネマ@上映中:2008/07/13(日) 23:03:24 ID:Bi4Z1gtL
387 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 00:00:46 ID:U6vxpjH0
昨日ビデオで見たが、グチグチいいながらしか見られなかった。
まず最悪なのが悪人ばっかり出てくること。
パヤオの作品にも悪人は出てくるが、こと映画に関しては、
悪の根源以外のヤツは愛嬌があって愛すべきキャラになってたりするのに、
ゲド戦記の悪人はどうしようもなく悪い。意味もなく卑劣で暴力的。
子供が見たがったのでしかたなく一緒に見たが、とても万人が見る娯楽作品として
成り立ってなかった。これまでのジブリでは悪人の比率はとても少なくて
善良な人々によって悪は悪として懲らしめられていたのに。
こういうアニメなら深夜にやって欲しいよ。子供が見るべき作品じゃないね。
主人公が意味なく父親を殺すは、麻薬は出てくるは、人買いはあるは、奴隷はいるは。
子供も見るエンターテイメント作品として作ったんだとしたら、ゴローの精神状態を疑うね。
よっぽど不幸せな幼年時代を過ごしたんだろう。エンディングでさえ達成感や幸福感が
微塵も感じられない。ドロドロとした沼の中に落ちたままの感じがした。
例えば、ハウルの冒頭。
牧場で村の女が働いている向こうを城が歩いている。
しかし村の女が、気がつかないのか、あるいは気がついていても気にもとめないのか、あるいはそもそも村の女の目には見えないのか。
なんにしても、この物語においてはなにが現実でなにが異世界なのかわからない描き方をすることで、見る者を幻惑して、新しいリアリティの予感にワクワクさせてくれるシーンだな。
ここでもし村の女が歩く城にびっくりしたり恐れる身振りをしてたら、ただそれだけの設定の物語が確定し、薄っぺらいシーンになっていたはず。
店の従業員が窓の外にハウルの城を発見する場面もあるが、その対象をカメラが捉えるような画面の動きはない。さすがです。
以後、大衆の中で奇妙なことがあっても大衆は無反応というシーンが何度かあり、「新しいリアリティ」はずっと持続する。
ハヤオにはこういう表現力とロジックがあるが、息子にはそういうセンスのかけらもない。
こういうところが決定的な差だと思うな。
ゲド戦記は、全体的には、馴染み深いキャラの標本をそれっぽく切り張りしたような展開。
ここまでいいところがないと「やっちゃったね」(
>>361)という気分しか残らないかも。
テレビでタダで見た俺としては、はやおの偉大さを再確認させてもらったと納得しているが。
>>377 セックスシーンについて「精液のにおい」とか言っちゃって典型的な中二病だね。
人が読む文章に、しかも人の映画の感想として・・・もうどう言っていいやら・・・
二度とアニメ監督をやってほしくない。やっても二度と見ない。
ゲドの不評は知ってて、亀田兄弟の試合を見るような気持ちで見たけど最悪すぎて
笑えない。ゴローいると思うとジブリ美術館にも行きたくないね。
390 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 00:45:31 ID:7bCaG73x
>>388 全盛期のパヤオみたいな作品ってもうずっと見られないのかもしれないね。悲しいね。
原作のナウシカ読んだあとも、こんな作品描ける人なんてもういないだろうなと思ったら
切なくなったよ。あらためて偉大だと思う
>>376 コメントを言う仕事と割り切って
当たり障りのないことを言う上の二人と対照的で
吾郎最高だな
お父さんに似て面白い人だ
>>391 俺も同意。
ゴローは良いキャラしてるよ。
絶妙に人の癇に障るポイントを突いて来るのが実に面白い。
闇はよく分からなかった。不安から光りのほうの自分を追い出したんだったっけ。
でも訳分からんなりに感じるものはあったし、素朴だからこそ、
見ている人は自分自身と向き合えると思うのだが・・・
変に主張しない自然な映画だと思うし、いい印象を得た人も沢山いると思うが。
>>393 素直な作りだなあ、ってのはおいらも思ったよ。
原作が原作だけに、かえって縛りが多くなった部分もあるだろうしね。
出来がいいとは決して言わないが、全てが悪い訳ではないと思う。
楽に流される世の風潮を光と影であらわしてみましたv(^ω^)vブイブイ!
原作を知りませんので申し訳ないですが、別にハッピーエンドとか
物語のアップダウンはこの映画に必要ないと思えてしまう…。
見る人によって実に様々な感想を抱くのではないだろうか。
それが制作者のねらいだと思うけどな…。別に全然不快な気分にはならなかった。
素直になれるというか、むしろ心地よかった。
冒険活劇とか、性善説に基づいた安心できる世界観とか
ジブリ的なものを求めなければ、それなりに見れた。
原作ファンとエンタメ期待しちゃったお客さんには気の毒だけど、
不完全なりに、何か語りたくなる作品だね。
>出来がいいとは決して言わないが、全てが悪い訳ではないと思う。
同意。つい、いいとこ探しをしてあげたくなるような作品ではあると思う。
内省的な作品なので個人的に響くものがあれば良いとも思えるだろうし。
しかし単純につまらない、わかりにくいという素朴な批判にも
まあ、そうだろうなと思ってしまう。
大抵の批判や擁護に一理あると思ってしまう。そんな不思議な映画。
暗く、闇に支配されたアレンを延々と見てたせいか
光と統合した彼になじむ暇がなかったな。
エンディングの中の、やけに明るい顔したアレンは
とってつけたように感じた。
ジブリ的じゃないし、テーマとの絡みが微妙だけど
死を覚悟して、自分の国へ向かう旅立ちの場面が
描かれたラストなら自分的にはスッキリしたかな。
あれ?最後の場面ってどんなんだったっけ?
ハイタカ、テナとアレン、テルーが再会してエンディングとおもた。
今の社会って、とにかく嘘が必要だと思うんだ。タテマエとゆうか。
その中で本当の飾らない自分を見て見ぬ振りをしてしまうとか(置き去りみたいに)
私は影は素直な自分、光はタテマエの自分として見たよ。
動物も自然もよく描かれてたし、テルーの飾らない姿や
素直な登場人物はみんな好きだなぁ。
感動した人達のスレを見つけた!やった!行ってきまふ。
うん、それでエンディングの明るい笑顔の食事シーンとか
元気に農作業するシーンとかにつながって・・・
糸冬 になるラストシーンが思い出せないという。orz
あのあと国に戻ったアレンは・・・
途中でエンドロード?っていうのか真っ暗に文字だけ流れるのになって『終』だったよ〜
この映画、死が軽い、軽すぎる
>>401 映画の影=光は
「沢山の仲間に囲まれて充実した学生生活を送ってて当然な自分」
「可愛くて優しい彼女と幸せな関係を保ってて当然な自分」
「立派な会社に就職して、バリバリと仕事をこなしてて当然な自分」
「きれいな奥さんとかわいい子供達に囲まれてて当然な自分」
みたいなもんで、そこから逃げ出した若者を主人公にした映画は
まさにどんぴしゃ「お前等向け」だったりするんだろうが、
問題はそういう奴って、基本的に自分自身の想起させる情けない奴を見せ付けられても
別に反省なんてせず、むしろ反発して凶暴になるんだよね。
吾郎自身も屈折してるだろうから、その辺気づいてもうちょい上手く処理してたら
ジブリの新しい世界が開けたかもね。
>>406 みんないつかは死ぬんだから生きてる時間を精一杯生きましょうでいいのでわ・・・
>>407 この映画のテルーだったら、城にもどったアレンが公開処刑になると聞いたら
龍になって飛んでいって、関係者皆殺しにしそうだ。
>>405 そうそのエンドロールの映像のラストシークエンスが
どんなんだったかな、と気になったの。ありがとね。
>>406 死が軽いのは、生きてる重みっていうか、生の実感が乏しい
ってことだよね。
>>377のコメ読むと、アレンは光と影の自分が一つになったけど、
ゴローちゃん自身まだそのあたりを脱してない感じがするね。
>感動した人達のスレを見つけた!やった!行ってきまふ。
行ってよし。でも映画一般板のスレならここと変わらないよ。
>>408 あのね…失礼なw
自分はとても充実した毎日を送ってますがなにか?w(ほんとに)
お前がって決めつけられると不快ですよ!w
自分宛てじゃなかった…orz
415 :
408つづき:2008/07/14(月) 03:20:14 ID:2dWMlKYF
まぁ上に書いたことはまさに原作の1巻で描かれてる事そのまんまで、
若き日のゲドが感じたのと同様に、やっぱり自分の愚かさを見せ付けられるってのは
例えそれが正論だとしたって、どうしても反感を覚えるもんなんだよ
(なんかさっそく引っかかってる人も居るがw)
そこで親父さんが凄かったのは、原作読んで受け取った事を自分の中でしっかり消化した上で
さらに一歩進んで自分の仕事の取り入れたこと。
つまり観客に対して「お前はダメだ」って言うんじゃなくて、
観客に「自分もこうなりたい」と思わせるだけの魅力的な人物を
徹底して描くようになった。
よりによって親父さんの作風の土台になった作品を映像化しておきながら
親父さんの作風の土台そのものを取っ払っちゃったってのはあまりにも痛いミスだわな。
よくこんなつまらん作品作れるもんだわ(笑)
>>415 なるほど。確かに親父さんの作品はパワーに溢れて周りも巻き込んでいくし
メッセージ色が強いものね。
同じような映画としても魔女の宅急便は常に前向きだし行動的。
社会や人と常に関わりがある。
ゴローちゃんは何となく描いちゃった感は否めない。
…そういえばそうだね。
>>401は影は素直な自分とかいってるからね。
素直にしてたら親父刺しちゃうとかやばすぎw
この映画の描き方だと、影は「キレる若者の本音」みたいな
感じだからそう思ってしまうのかもしれないけど。
親を殺す姿を「素直な自分」、善良な自分は「タテマエ」と
思わせるものがこの映画にあるなら怖いな。
原作じゃゲドが思い上がりから強力な魔法で影を顕現させてしまう。
そのとき師を死なせてしまい、影とは愚かな一面であることがしっかり表現されている。
ずっと逃げていたが、最後は影と向かい合って対決する。
そういう物語のほうがやっぱ精神衛生にはいいわ。
>>415の言うミスが、作品作りの上でのミス、
つまり何も考えないで犯したミスなら、
たぶんそう言ったミスはしていないと思うよ。
上に貼ってある感想文みりゃわかるけど、
グジグジ色々考える人みたいだから。
でも、作品の受容のされ方についてのミスなら、
それはしたかもしれないなと思う。
自分の作った作品にどういう反応があるかについて、
正直に作れば自分が受け入れられると思ったか、
受け入れられなくても構わないと思ったか、
前者だったらミスだし、後者だったらミスじゃない。
...想像だけどね。しかもつまらない想像。
そういったミスよりも語り口の拙さの方が目立つと思うけど、
こればっかりは一度やってみなきゃ解らないものだから。
レベルの違いはあれど、誰かに自分の表現を伝えようとしたことのある人なら、
一度はやらなきゃ解らないっていうのは理解できると思うけど。
ただ、スタジオジブリでゲド戦記っていう大メジャーで一度目をやるなんて、
想像を絶するよ。まともな神経してたらそんなことできない。
ゴローちゃんのことはよく知らないけど、悩んでる感じというか
生きることにどっか後ろ向きな影を引きずってる感じは、逆に
前向きでエネルギッシュな作家にはない可能性があると思う。
影としての目線から、ほんとの意味で光を得るまで過程を実感として
描けたら面白いんじゃない? ゲドではまだそこに達してないと
思うんだよね。個人の脳内完結であって、他者としてのテルーには
出会えてないって感じがする。
日テレ実況板でまだ反省会やっててワロタ
>>418 ちょ、別にそういう意味じゃないよ。
個人的にそう思わないと見てられないし、共感しにくいから。
私はテルーに自分を投影させていたから。
アレンは国王の息子じゃん=王子。王も民ばかりに目を向け、
王妃も王の補佐を第一に考えてたらアレンは構って貰えない。
それなのに将来は国を背負う。父親の背中を追い掛けることもできずに…
思春期の不安も重なり父親は絶対に越えられないと思い
自分の将来の姿=王を想像できない。不安の中、自分の将来を拒絶する=父親を拒絶する=父親を刺してしまった…みたいなのかな…
決してあってはいけないし、私も見てられない。
でも王が刺されてもアレンのことを思うのは泣ける。
どうして鈴木Pは敢えてこのシーンを入れたのか、わかる気がする。
消化不良の内容だと思う。
でも、だから後からみんな考えるんだと思う。
話しが纏まり過ぎたら心に残りにくい。
頭がごちゃごちゃしちゃった、もう寝ます。オヤスミ
訳わかんないこと書いてスマソ
他者としてのテルーで、あんまり関係ないが思い出したんだが
一方で、おかしくなってる世界と正常な世界が対置されてて、
他方で、光と影が対置されてる。
アレンが父親を殺したのは、おかしくなってる世界によるのと、
影の部分によるのと、二つ描かれているから、たぶん、
この一方と他方は重なるものなんだろう。
でも、アレンの光と影よりも世界の方がずっと沢山のことを含んでるし、
父親を殺すことは個人的なことであって世界における問題じゃないから、
ぴったり重なるものではない。
ぴったり重なるものではないことは監督も重々承知のようで、
影については、アレンが魔法で鍛えられた剣をぬくシーンで象徴されていたし、
世界については、竜がでてきて解決するシーンで象徴されていた。
でも父親殺しっていう一つの事件から始まって、それに対するアレンの心の動きに
焦点が当てられて物語が進行して、重なるようにしておかしくなっている世界について語られ、
影と世界というぴったり重ならない二つのものを解決しなければいけないのに、
その二つが一つの問題であるかのように物語が進行していく。
正確に言えば、ある時には一方が表に出て他方がその背後に潜んで、
またある時には他方が表に出て一方がその背後に潜む、っていうように進行していく。
さらに、クモという一人の人物による一つの事件でその二つを解決しようとするものだから、
影に打ち克てたということよりも、竜がでてきて事件が解決したことの方がずっと印象に残る。
だから、竜の登場が突然だとか、物語につながりがないとか、
アレンは国に帰ったって死刑じゃんwとか、そういった感想はまったく正しい。
でも、誰しもが持っている闇の部分を世界の問題にまで敷衍して、
人間とは何か、生きるとは何か、といったことを表現したいっていう、
吾郎監督の熱さ、純粋さ、は好感が持てるものだと思うんだ。
クモと一緒にいるうちにその醜さに嫌気がさすとか、
ハイタカの過去話を聞いて誰でも心の光と闇に
折り合いをつけながら生きていることに気付くとか、
そういう積み重ねで結論に至ればよかったのにな。
425 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 08:01:12 ID:7bCaG73x
言われてるほどひどくないって感想もあるけど、
世界の三大名作といわれてる原作と一流のスタッフの存在があったことを
忘れないで欲しい。
主人公がヘタレで後ろ向きなところが、エヴァみたいだと思った。
ゴロー影響受けてるんじゃないかな。
426 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 08:27:40 ID:8LPKRPu4
ハリウッド映画見てるとシナリオなんか、殆どの映画が無いに等しいような薄い
内容でちょっと複雑なものは破綻しまくってたりする。それでも凄いテンポで
グイグイ観客をエンディングまで引っ張ってしまうので「面白かったねー」に
なってしまう。ゲドは内容が悪いんでなくダラダラと間延びした描写、テンポの
悪さがダメなだけだと思うぞ。ゴローのキャリア不足か、あるいはオヤジのような
ストーリーテリングの才能がないのか。
>>406 冒頭の、太陽がまぶしかったから的な父親殺し
→テルーの「命を大切にしないやつなんて大嫌いだ!」
この組み合わせは酷いよね。
命を一番大切にしてないのはこの映画だもんな。
まあ、アニメ監督としてずっとキャリアを重ねてきたオヤジと比べたらかわいそうだが
だからこそ、ゴローはこの仕事をうけるべきではなかった。そこがもっともアホなとこ。
あとやっぱり鈴木が悪い。
429 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 09:08:43 ID:FjowKt83
何の予備知識もなく、テレビでやってたんで見たんだが、終始、意味分からなかった。
つうか、主人公の声、暗すぎじゃね?
16.4% 21:03-23:24 NTV 金曜ロードショー「ゲド戦記」
>>429 原作を知っててもワケワカラン展開が目白押しなので
予備知識があってもなくてもそう変わらない。
言われているほど酷くない、が褒め言葉になるとは
そこそこ興行成績でヒットした作品としては厳しいね。
思うに
「ゲドの戦記」にすればここまで叩かれなかったかもしれない
434 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 09:58:19 ID:wgnjX0W2
ところでゲドてなんなの?
そんな人出てきた?
そういやそうだなwハイタカのまことの名がゲドなんだっけ?
436 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 10:04:43 ID:wgnjX0W2
>>435 あぁそうなん。
本名と源氏名があんのか、
次はマジックツリーハウスでも映画化したらどうですか?
ちょっとジブリ色とは違う感じだけど。
どっちかいったらフジのアニメっぽいか
438 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 10:04:47 ID:QBe0uV9U
今回なんの役にも立たなかったゲドさんです。
最後の戦いも「見てるだけ」。
日本にも言霊信仰があったから、平安時代とかは、本当に名前は誰にも明かさず
さかのうえのクサレ麻呂(麻呂はウンコのこと)とか付けてたんだよな。
みやびな名前は魔に魅入られるとかなんとかで
440 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 10:21:11 ID:8LPKRPu4
442 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 10:39:50 ID:8oIT6BJ8
ゲド低いw
20もいってねえじゃんw
ゲド観戦記なら中身とタイトルが合致するなw
443 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 11:10:03 ID:UmhTdxaw
444 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 11:11:27 ID:un5/M18m
この前初めてテレビで見た
最後の最後まで おっさんが変身でもして助けてくれるのだと信じていた…が
父親殺しはおそらく、この作品のテーマのひとつが何かが狂い始めてる世界を表す為では。
国の希望の象徴である王家、才気あふれる王と最も大事にされてる幸せの象徴である王子の間で、
一番あるはずの無い事が起きた。そこから物語がはじまる。
家族のすれ違いを見せて、何かがおかしいと思わせる。
>>425 漏れも思う、あと映画の種類的に押井作品に近い気がする。本人も押井もお互いに興味あるらしいよ。
ダメなところ一杯だったが、色々脳内補完などをしながら見てたので
それなりに楽しめた。
でも映画館で1800円きちんと払って見たら腹立っただろうね。
600円くらいならありかも。
子供映画として昔やってた形態の二本立ての内のメインでない方の作品にして、
新人監督が頑張って初めて作りましたといった形で公開されてたら
なんとか今後のキャリアにも繋がっていくといった展開になったのではないか
などとも妄想してみたりした。
でも実際はそんな和やかな状況で生まれてきたものではないしね。
もう映画作らないでくれといった意見が順当だろう。
目に付いた欠点はたくさんあるのだが、最後の決戦みたいなところの絵が
全体から見てもかなりショボいというか、見劣りしてたように思えた。
あそこは最大の盛り上がりに持っていかなくてはならないのだから
もう少し手をかけてもいいのではなかろうか?
447 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 11:25:57 ID:VpXOhn+J
おっさんは確かにつかまって助けてもらっただけだったな
ただ妙な存在感はあったことはあった
ちょうどスターウォーズのオビワン的な立ち位置
ああいうバランスで脚本書くのは難しいと思うが
結構成功してたように思う
>>445 よく考えれば、あの立派すぎるが家庭的には消極的な父親と、なんだかやけに性格のきつそうな母親が両親ではちょっとつらい部分はあるかもしれない。
さらに王子という重圧がのしかかるわけで。
こう考えればアレンがおかしくなる理由もわからなくもないがそれを作品内で描いてくれと言いたい。
449 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 11:58:42 ID:24A2bq1x
この前の放送の録画して今始めてゲド見たんだが…
なんだろうか、ムカつくくらいつまらない…
あと意味不明だったんで、教えてくれ。
◯なんで親父を殺したんだ?
◯テルーは一体なんなんだ?なんで伏線もなく突然竜に?
◯世界の均衡ってなんだった?
◯魔法によって磨かれた剣ってショボすぎじゃね?抜けないだけの普通の剣だったような
◯主人公が序盤に色々怯えてたけど、何に怯えてた?
◯いらない無駄な描写多すぎじゃね?近所のハバア二人とか、テルーの歌のシーンとか
◯どこらへんがゲド戦記なんだ?ゲド捕まってただけやん
>>447 まあスターウォーズの師弟関係はゲドがルーツだしね。
451 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 12:38:25 ID:6x/50t1l
TVで見たから感想。
美術単品についても悪口言ってるやつらいるけど、背景美術に関してはレベルすごく高い。
でも、それって吾朗のせいではなく、ジブリのスタッフが優秀なだけ。
作画についても、そこそこのクオリティ、世間の評判ほど悪くはない。
で、肝心の吾朗の演出。
アニメ演出初めてにしては、よく出来てると思う。
ちゃんと映画的なカット割やカメラワーク、ふつうに出来てる。
評判悪いから、もっと素人まるだしの酷い演出してるんじゃないかと思ってたんで予想外でした。
影の映りこみとかも意識して作ってるし、戦闘シーンの剣の軌跡の流動線の付け方や、部分的にピントぼかしての処理だとか、
全然素人の演出なんかじゃない。
たぶん、ゲド戦記やるって言いだす前から、相当努力してたんだろうね。「いつか親父のように・・・」とか思って。
これは、親父さん(駿氏)も言ってたと思うが、「素直で奇をてらってない演出」でよかった。
今時のアニメ監督っていうのは、もっと奇をてらった演出で、自分をアピールしがちだし、演出初めてだとなおのことだから。
でも長所はそのまんま短所にもなるわけで、真面目すぎて(ふつうすぎて)面白みがないとも言えちゃう。
また、随所に、過去の親父さんの映画からまともに影響を受けてる模倣的な部分があるのも、私はいい気はしなかった。
子供の頃から、ずっと親父さんのアニメを見て育ってるだろうし、仕方のない面もあるけど、ちょっと多すぎた気がする。
もし、本人(吾朗氏)がそのこと気づいてない(=親父の真似なんかしてない)としたら、本当の意味でやばい。
人まねではなく、自分の個性持ち味をこれからは出していったほうがいい。
脚本については、原作付きで、オリジナルを大きく変えたら、原作者が腹を立てるのも仕方ないと思う。
吾朗さんって秀才(真面目で努力家)なんだと思う。で、演出は秀才の人でも、才能を活かせる部分は多々ある。
でも、脚本(+原作レベルでの叩き直し)って、天才であることが要求される仕事だと思います。だから、全然足りない。
まじめなテーマを取り扱ってるけれど、「限りある命だからこそ尊い」ってテーマだけなら、銀河鉄道999で充分な気もする。
この映画、一見気付かないかもしれないけど
人の名前とか、影が出てくるところとか、女の子が龍になるとか、
小説の「ゲド戦記」のパクリじゃね?
あくまで俺の想像だけど
それっぽっちの類似点でパクリとか飛躍しすぎっていわれんだろうな
>>448軽く触れる程度でしたね、もう少し尺使って家族関係とかアレンの不安を描いても
説明っぽくならなかったかもと思う。逆に考えると全体に流れる漠然とした不安感というか、
何かわからないけど何かおかしいって感じが違うものになる可能性もあるかな。
>>451なるべく原作の言葉を使って、言葉で物語を紡ぐという意図だったみたい。
>>442 確かに16.4%しかないんだが、それでも時間帯トップに変わらんし、
先週猫の恩返しを抜いたテレ朝のロト6からは、確実に削ってる。
先週の10時台トップだったTBSの魔王が少し下がって、フジの2時間枠が少し上がってる。
初放送で16.4って糞低いなw さすがゲド戦記(笑)
来週のトトロの再々々々々々々々々放送があっさり抜くだろう。
>>449 たぶん合ってるかなと思う事だけいうと、親父を殺したのは、王制国家っていうある意味で特殊な仕組みで
王に全てが託されていて、それをしてるすごい王と教育熱心な母親。
自分もその人にならないといけない不安を話せるというか理解してもらう事を許されない環境の末にって事かなぁ。
怯えてるのは自分が王子なのに国を見捨てて王も殺した罪の意識や自分の狂気も含めて不安だからかな、うまく言えないけど。
ゲド戦記なのは原作がゲドを中心にしたシリーズだからそこは押さえたんじゃないかな。
>>453 そうだね。
例えばアレンが不安を感じていたとしてもあの母親がそれを聞いてくれるようには思えない。逆に怒られそうだし。
父親に話そうとしてもその機会はない。
と、そういう描写があればもっと感情移入しやすかったかも。
ただますます原作のゲド戦記から遠ざかりそうな気はするw
◯なんで親父を殺したんだ?
Aプロデューサーの鈴木がニュース見てて突然「親父殺す事にしようぜ!」と決めたらしい
◯テルーは一体なんなんだ?なんで伏線もなく突然竜に?
A原作がそうだから(ゴロー)
◯世界の均衡ってなんだった?
A原作買って調べてね(ゴロー)
◯魔法によって磨かれた剣ってショボすぎじゃね?抜けないだけの普通の剣だったような
Aアレでいいったらいいの!(ゴロー)
◯主人公が序盤に色々怯えてたけど、何に怯えてた?
A自分の影なんだって。
◯いらない無駄な描写多すぎじゃね?近所のハバア二人とか、テルーの歌のシーンとか
A歩いたり走ったりする描写の方が無駄に長いと思うが
◯どこらへんがゲド戦記なんだ?ゲド捕まってただけやん
Aこのスレ的には「ゲド観戦記」結実してる
460 :
449:2008/07/14(月) 13:28:24 ID:pGAmweAU
>>456 不安だから殺したとしても、俺が納得いかなかったのは
最後のほうでテルーに「俺は父を殺したんだ。何故あんなことをしたのかわからない。自分が怖い」
とか言うけど、それに対してテルーが「へえー。あなたは大丈夫よ」みたいにけっこう軽く受け止めるじゃん。
いや、ちょw父親殺してんだぜw何認めてんだよwwと思った
>>455 興行収入64.6億円だった猫の恩返しが、初回放送で17.5%→2回目12.2%、
76.5億円のゲド戦記が初回16.4%ならどっこいどっこい。
だからといってこの先ジブリ新作宣伝用に次回放送があるかというと謎。
興行収入8億2千万円しかなかった山田くんは、初回放送で9.9%を叩き出し、
以降金ローで放送されていない。
テルーの歌のとこ、長いよな。ゴロー会心の出来らしいからあの歌は。
>>462 あそこはどこで伴奏が入るかばっかり気になってた。
既に感情移入していなかった証拠かも。
でも、あれも谷川俊太郎の詩がヒントになってるんだよな。
ヒントでなく盗作騒ぎになって揉めたんだけど、どうやって決着ついたんだっけ?
16.4はサザエ以下
>>464 エンドクレジットで、挿入歌のところに谷川俊太郎の○○から何とか、って書いてあった。
騒ぎになった結果なのか。
>>461 >>興行収入8億2千万円
配収の間違いです。
>>463-464 元になったのは萩原朔太郎の詩。鈴木が吾朗に参考にしろ詩集を渡した。
さすがに遺族や地元自治体に対してマズいと鈴木はみたのか、
ジブリのサイトに萩原を原案にしたと珍しく声明出してなかったっけ。
謝罪といえるかは微妙だったけど。
絵コンテ描かせるときも親父のを参考にしろと絵コンテ集見させてるよねえ。
あーごめん、萩原朔太郎ね、記憶違いでした。
>>467 ごめん、当時はまだ配給収入発表だったのか。
これの2倍が興行収入だったとしても、とても制作費回収できないな。
>>468 鈴木…
ゴローに才能無いの分かってたんじゃん
自分で監督すれば良かったのに…
鈴木は本当にこまったオジサンです
>>460 ありますよね。難しいなぁ、これからのアレンって事なんだろうけど、それが救いになってるのもあるだろうし。
いろんなコネ使って、興行師としては一流なんだよな。アレが宣伝係になって
から宮崎アニメの興収の桁があがったし。
>>475 駿はいいとして高畑と吾朗は地雷だろ…。
鈴木の人物像いろいろあるけど、漏れはそんなに悪い印象はないかなぁ。
元々ジブリ創設の頃から監督が好き放題やって、それを興行的にというか
周りと帳尻合わせてまた作れるようにするのが役割なんだっけ。
吾郎にしたのは、先の事やスタッフの事考えたのもあると思うけど、娯楽的でなくても
いい作品になると思ったのかな。映画館で鈴木めやったなwと思ったけどw
とりあえずジブリは今後も期待するけど何か明るいのをやってほしい。
行間読んで自分で脳内補完できない人には意味の分らない事が多い映画だろうね。
人間の普遍的問題と現代社会の諸問題を取り入れた万人向けのテーマなんだけど、
ストーリーが線になってなく点だからバックグラウンドが分りづらく万人向けの映画になってないのかなと。
不評だけど、原作・ジブリ抜きに一映画として、個人的にはこういう映画好きだし面白かったと思う。
480 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 14:18:27 ID:MpqCGlHK
父親って死んだとは限らないんじゃないか。
アレンが父親殺したって言ってたが、実際は助かってる可能性もあるよな。
>>477 鈴木は多分、Pとして売り込んだりするマーケティングやら
宮崎の独裁世界と世間とのすり合わせをやらせたら巧かったんだと思う。
参謀タイプというか。
ただ、自分の思い通りにできる吾郎というアホボンを手に入れて
自分もアーティストだと、自分も創作家で才能があると勘違いしたのは
まずかったんじゃないかな。
482 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 14:28:55 ID:kLvqvAK6
心オナニーは名曲
>>480 あー、それたしかラジオのインタビューでゴローさんが言ってたわ
「刺しはしてるが決して死んだというわけではない」とか
まあ倒れて「アレン・・・」と言ってた父親の表情から察すると
そんなに致命傷ではないのかな、とは思ってたが
>>479点、そういう事かぁ。
>>480だといいなぁ、刺されても息子を心配してる王・・。蛍の墓でも思ったけど悲劇だよなぁ。もし相談できていたら・・
>>481蛇足なとこあるかもですね。鈴木の選んだイノセンスのEDは好きかなぁ。
鈴木Pは絵コンテが読めないんだと思う。
絵コンテの読めるPが必要だ。高橋覗さんカムバック!
スズキは商才はあるんだろうが…
公開前の新聞広告に
「国に帰れば死が待っている。二度と会うことの無い二人だけど」と
出ていたんじゃなかったっけ?
アレンは父親殺しの罪であのあと死刑確定はFAだと思っていたよ。
>>487 そうなるとラストの「また会いにきていいよね」みたいなセリフはすごいブラック…。
いや、せつないというべきか。
>>479 おいおい、それは買い被り過ぎだろ。
>人間の普遍的問題と現代社会の諸問題〜
って行間にすら描ききれてないので、
脳内補完もできないな。
おまえのそれは、脳内補完でなく妄想だ。
ノ┬"|─"単戈言己
491 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 15:07:23 ID:FjowKt83
>>462 そこは1.4倍速で見てて、気にならなかった。
>>468 朔太郎に関しては、一番最初にサイトに詩が公開されたときから
「元ネタにしました」ってのは謳ってた。
また同じリリースが元だから、マスコミ各社が記事にする時にも
みんな「朔太郎のこころをベースに」って書いてた。
ただ、肝心の売り物であるCDにその事が一切記載されてなかったんで
「流石にそこは記載するべきだろ」とツッコミが入ったみたいな感じ。
ちなみにこころ自体の著作権は消滅してるんで、法的な問題は特にない。
そのうち誰もジブリ作品にこれがあったことを
記憶に止めないだろうな
>>487 「アレンが帰国後に国王殺害の咎により処刑される事が暗示されている」
ってやつだな。
495 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 15:25:55 ID:KDwpFWF2
確か公開当時CMで「大好評公開中」とか何とか書いてあったよーな・・・
>>489 そこはテーマだから別のとこから教えられてそういう事かぁでいいんじゃないかな。
宮崎ゴローの次回作は以前から噂されてたエイケンのスタッフ起用で
「劇場版サザエさん マスオネバーダイ」らしいからそっちに期待したい
父殺しに関しては、既出のとおり、本当に死んでないという解釈も出来ると思う。
でも、結果としての父の生死が問題なのではなく、父を殺めようとして実行してしまったアランの行動が問題なんだよな。
彼を追い立てているのは、そういう行動を自分に取らせてしまった心の闇な訳で。
彼がその行為の責任を取ろうとするなら、父の生死に関わらず、極刑を選ぶってこともありなのではないだろうか。
500 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 17:12:57 ID:+lSHT/ET
>>486 鈴木さんが、あんなにおかしくなった経緯は、公開当時ナウシカが全然お客が入らなくて、
周りの興行したちから(映画館のオーナーとかです)から、お客を集められないハヤオはもうだめだねーって
さんざんいわれたらしく、カリ城でもこけてナウシカでもこけて評価は散々だったです。
ハヤオの作品を認めていた鈴木さんはとりあえず客をいれて世間に認めさせようとおもったらしいです。
そのためには、作品がどうであろうと客を入れたもの勝ちみたいな方法をとりだして、今に至っています。
日本の映画興行は、1回の映画代が高すぎるのでとりあえずはじめに客を入れたほうが勝ちみたいなとこがあって、
そのために、だましてでも客を映画館に足を運ばせるっていう方法をとったんですね。
ハヤオの作品がいい作品だったから、その方法でもよかったんですけど、ほかの人の作品で無理に客寄せしたので、
もはや、詐欺師ですね・・・。><
東宝東和の集客手段より全然良心的だと思うが・・・
あれは本当の詐欺だぞ。「ジョギリ」とかでググるとよく分かるはずだ。
>>468 公開時のパンフレットでは明記されてたんで何を騒いでるんだって感じだったが、
作詞宮崎吾郎ってのと映画のエンドクレジットに明記されてないのが批判した人は不満だったらしいね
著作権上では問題がないけど、まあ配慮が足りないと言えばそれまでだけど
>>500 最初の頃っていい作品なのに・・・カナシス
たしか昔ってアニメは小さな子供が見るものだみたいな
イメージがあって、客が入りづらかったと聞いた。
505 :
名無シネマ@上映中:2008/07/14(月) 18:38:42 ID:Bvh6woOA
ぽんぽこ、トトロ、もののけより面白かった。
ゲド戦記も公開前に「ジョギリ・ショック」って宣伝すれば、興収3億円UP
だったのにな
おいおい、鈴木はモノを作るのが趣味で宣伝なんか全然関心が
なかったのに、「宮崎は終わり」と言われてじゃあ俺がやるか、
になったのはトトロの大コケの時だぞ。
いまのジブリは一作コケたら即解散、というハイリスクな綱渡り
状態だから、宣伝したくないからしない、なんてことができない。
しかも宮崎は宣伝に出るのをとにかく嫌がって協力しないしw
宣伝が大事なのはわかるけどさ
鈴木氏も辛いのはわかるが嫌なら辞めればいいと思うけど、ジブリスタッフの
住宅ローンで辞められないんだろうなぁ。まぁハヤオが生きてるうちはそれでも
ギリギリOKだけどね。でも2度とゲド戦記みたいな詐欺は止めてほしい。
TVでゲド戦記初見だったんだけど
すごいな、途中うんこ行きたくなってそれでも我慢して見てたのに
ぼそぼそしゃべって最後らへんグダグダじゃねぇか
これはもう宮崎作品はみないな
素直にウンコしにいけばよかったのに・・・
この映画に似てるものがさっき気付いたんだが、福田政権だったんだな
正直、サザエさんの方がまだ見応えがあった。
人間苦しくなると強引な商法に走るモンだよ。
特に在庫抱えて身動きとれなくなった類の人間は恐いよ。
昔宣伝で「親子対決」とか言って煽っていた人を思い出したらくやしくてくやしくて。
>>507 >おいおい、鈴木はモノを作るのが趣味で
実際には何を作ってたの?
何か創作物があるの?
雑誌、本
アニメ雑誌の編集長だったんだよね?
519 :
名無シネマ@上映中:2008/07/15(火) 10:20:25 ID:8Jw02DGS
私は今年37歳なのですが、年の功といいましょうか...ストーリーのつながりなど、確かに粗は目立つ映画ではありましたが、場面場面で充分楽しむことができました。
アレンは身体的には過保護や過干渉、一方で内面的には放任状態。テルーは虐待やネグレクト。
方向は全く逆ですが、愛には恵まれずアイデンティティ確立が阻害された状態の二人。
テルーが生まれたばかりで弱い羊に愛を注ぐ場面。
二人が言葉を超えたもの(テルーの唄)で心繋がる場面。
捕らわれの身から救出してくれたハイタカを思うテナー。
心の弱った者に薬を売りつける売人。
「目に見えないモノは信じられない、モノは信じられる」と言う占い師。
売り買いされる人々。
そして、永遠の命を欲しがるクモ。
色々なサイトで原作のイメージを壊したと書いてありましたね...。
私は、映画を観て面白かったので(=巧いという意味ではなく)原作を読んでみたくなりました。
原作のあらすじを各巻に分けて書いてあるものを読んで、映画のイメージとかけ離れているとは思いませんでした。
しかし原作は想像以上におもしろそうです。
ところで、アレンの声が暗い、ボソボソと聞こえずらいというのがありましたが、
自信のない状態、自己が確立できていない状態をよく表わしていると思います。
テルーも同じ、幼さや傷付きやすさや純真までよく表わしていると思います。
技術的な優劣ではなく、人選が良かったと思います。
コピペおつかれさん
映画を見て面白かった??
俺はタイトル通り、魔法使いゲドが主人公で旅の共の少年(アレン)がサポート
役で事件を解決する内容だと普通に思い込んで、冗長なストーリーに付き合って
たら少女がバハムートになってメガフレアでラスボス撃破で開いた口がふさがら
ないところへ「終」のテロップ出されて、あまりのことに面白いとか面白くない
さえ思慮が回らない状態にされたがのう・・・
エヴァに似てるって意見チラホラあるけど、私はシンジは好きだったけどアレンにはなんか始終イライラしたな。
なんでだろ。
同じヘタレだけど、逃げ出さずに始終傷つきながら戦い続けたやつと、始終逃げ出してたやつの違いだろうか。
アレンの境遇の同情すべき点が全然わからん。パパンを何で刺したのかもわからんし、周りの人は優しいしゲドはかまってくれるし。
けど戦記。
>>523 色んな意味でこばかにしてる「おつかれさん」って事がわからんのかね
>>522 アレンと父親の関係が全然描かれてないからね
意図的にやったんだろうけどこれは失敗だと思う
「何を表現したいか」ではなく「どう表現したいか」
ここから始めないとダメだ
吾郎は建築家なんだろ?建築で表現しろよ
次回作の「坂の上の雲」ってのに期待だな
原作の舞台は明治の始めの日本らしいがジブリでは珍しいな
>>528 ちょ…ま…ま…ま
まじでエエエエエエエエエエエエ
坂の上の雲
司馬自身は本作品の映像化に対して否定的であったが、著作権を相続した夫人の許諾を得て、
NHKが大河ドラマとは別枠で「21世紀スペシャル大河ドラマ」として放送の予定である。
たしか司馬のデビュー小説が「ペルシャの幻術師」、「梟の城」で直木賞受賞
いっぽう駿の初監督作は「カリオストロの城」
駿作品のタイトルでは「の」が重要なんだな、「風の谷のナウシカ」とかも
「ゲドの観戦記」
「坂の上の雲」を映画の時間内に収めようとすると
一番見栄えの良い日露戦争あたりが中心になりそうだな
ジブリの技術力を結集した迫力ある戦闘シーンが期待できそうだ
パヤオって男性描くの苦手じゃん。
戦闘シーンはともかく人間がぜんぜん期待できねえ。
逆にオッサン描くの大好きな監督ってだれかな?
ツタヤのPOPにはジャイアントロボの人がオッサンの闘いが大好きなように描いてあったけど
>>535 ああ!今川監督だっけ。あの人はおっさんに定評があるというかおっさんばっかりだw
ただし話はめちゃくちゃだ。
むしろジャイアントロボを「ゲド戦記」だって言って放映した方が
原作者は怒らなかったかも
>>535 森田宏幸監督。
「猫の恩返し」は、バロン、ムタらのオヤジの活躍が目立つ。
「ぼくらの」では榊原保という原作の誰よりも強烈なオヤジキャラを
登場させたため、非難ごうごうだった。
539 :
名無シネマ@上映中:2008/07/15(火) 17:42:01 ID:TfgdInHZ
諸悪の根源は鈴木だろう
子供は「ブレイブストーリー」に流れたそうだね
ちょ…!!
『坂の上の雲』!!??
マジで!?
実現したら最高傑作の予感なんだが
>>538 ほんとだよ!
思春期過ぎ頃の女の微妙な心境とかほしい。
せっかくの高校生活なのに。
ガセじゃねえか?
ガセか
短い夢だった…
実況ようやく落ちたか
評判悪かったから途中から見たけど結構面白かった。
アレンがイライラさせられたけど最後で自分を取り戻してハイタカを助けに行くシーンは感動したよ。
ただ最後にテルーがドラゴンに変身する意味がわからなかったな。
どうせ魔法使いが出てくる設定なんだから、テルーも気付かなかった潜在的に持ってた魔法が死の危機に直面して
爆発的に魔法が出て魔女を倒すって方がしっくりくるような気がした。
あとタイトルをゲド戦記にする必要もなかったような…
原作と話が大分違うみたいだからオリジナルとして作ればよかったのにね。
>>547 素直な感想だね。
テレビで期待せずに途中から見るみたいな見方が一番面白く感じるかもね。
最初から見てればなんでアレンが父親殺したのかもよくわからないと思う。
テルーがドラゴンになる意味もこれじゃわからないよね。
クモは魔女じゃなくて男なんだよ。おかしいね。
原作は、悪い魔女を倒すとかいう勧善懲悪話とはあまりにも遠いので
こんなことならオリジナルで作ればよかったというのは同意。
>>541
ジブリとNHK混ざっていない?
「坂の上の雲」は大河ドラマだと思うんだが
ビデオ録ってたやつみた
自分の中で何も盛り上がらないまま2時間が過ぎ
最後も全然だった
ここまでどきどきワクワクしないなんてある意味すごい
ゲド戦記を見て欲求不満になった人は、「シュナの旅」を買って読むといいよ。
確実に満足できるから。
黒沢清監督でジブリアニメとかできたらどんな反応があるんだろう
>>549 あれ男だったんだ?
やっぱり途中から見ると話がわからんね。
でもこの映画は途中から見た方が楽しめるのかもよ。
原作ではゲドに説得されて死の世界に返っていくクモ。
キレて父親を殺す少年
キレてドラゴンになる少女
肝心なときにお荷物になる世界賢人とそのガールフレンド
なんなのこいつら
と思う
557 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 00:29:27 ID:CLozsmES
キレて父親を殺すというのは吾朗君が足した要素なんだよね。
キレて竜になる少女もなあ。べつにキレてってわけでもないのに。
キレるということを書きたかったのかな。
でも吾朗くんってキレたことないのに。
559 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 00:34:45 ID:EtztxsiI
>>551 俺も同じような感じだったよ。
録画してCMをすっ飛ばして観たから、何とか2時間我慢できた。
オンタイムで観てたら、CM中にネットとかやるんで、恐らくそのまま映画の事を忘れ去ってたと思う。
それくらい退屈で薄っぺらな作りだった。
結局通俗娯楽作品はイヤボーンの法則の呪縛からは逃れられないと…
原作4部では
ゲドは役たたず
テルーが竜を呼んで悪人を滅却
テナーはメス犬屈辱プレイで四つんばい
半分くらいは原作通りだな。
562 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 01:08:44 ID:8Ur2s8Io
>>479 脳内補完を要求する映画って、それ自体欠陥品だと思うんだがなあ
563 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 02:25:43 ID:1booAh9V
どういう事がしたかったかについては大体分かったといったようなレベル。
つまり習作としてはこれもありかもといった作品だよね。
殆ど全てのシーンであと2つ3つは演出にひねりを加えられるように見えたので
制作費は倍になるかもしれないが、仕上がり段階からもう一度手を入れて
それを最終仕上がりとするなどすれば、多少は良くなったのではないかと思える。
各演出に手を加える他に、カットの繋ぎをもっとメリハリの利いたものにするなども必要だろうしね。
全くの新人監督なのだから、その程度の無駄手間はかけないと
箸にも棒にもかからないものとなってしまって当たり前だろう。
一作目ならこれでもいい
しかし、これ以降作品作ってない
向上心が見えない
565 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 06:35:38 ID:/+Ke0ljS
これ製作費いくらだったの?
動きが少なくて、えらく安っぽく見えるが。
親父が作れば軽く3倍は金かかったんじゃないかなww
今更ながらveohで見た。
言われているほど醜くくは無かったが、疑問が多かった。
違法サイトで見たなんて堂々と書くほうが醜い
あれだ、テルーこそが世界を滅ぼそうとする真の悪で
傷心のアレンが彼女の計画に乗っかって一緒に世界を滅ぼしに出る展開なら
2人の「心の闇」が分かりやすかったかも
原作のアニメ化は難しかったのでは
じゃあ手を出すなよと。
とりあえず整理すっと、あの原作者は実写アニメ共にメディア嫌いで、あらゆる
オファーを断り続けてて、そん中には以前の宮崎駿をも含まれていて、訳者を通
して「となりのトトロ」を見た原作者(おばあさん)は何故かアニメ化を許可を
する。だけど建築家の息子が担当すると聞いたおばあさんは「おいおいおい」に
なるも、駿の説得(若手育成の為に自分は引退する)に納得する。
しかし、映画の出来栄えに「うひゃー」となって、天才肌のクリエイタは変人で
ある為に若手育成なんて最初から出来るはずがなく駿は現場復帰で「ぐはっ」に
なったかわいそうなおばあさん。同時期の名前忘れたけど、駿にハウル監督で
呼ばれたものの無能扱いされて追い出された「おじゃ魔女」や「デジモン」の監督
もかわいそう。結果的には宮崎ゴローも哀れな部類でないかな。
結論書くの忘れてた。
「いやー、ジブリって本当にダメな制作会社ですね」
時代はマッドハウスですかね?
素人に大作を任せたプロデューサーが一番悪い
スタッフの助けがあったにしても限界がある
監督、プロデューサーを含めてものづくりを舐めてたとしかいいようがない
クリエーター集団のトップにいる人間がそういう態度だったというのは残念
パヤオがハウル製作中にオファーが来たので断念
鈴木Pはチャンスを逃すまいとゴローを監督に推し進める、パヤオ激怒
沈めるためにパヤオに渡された本は、共同脚本家があげた本(シノプシス)
映画のあの内容じゃなく、原作にわりと忠実な内容。
が、本は鈴木Pとゴローによって父親殺し等を追加改悪、共同脚本家蚊帳の外
原作者に会いに行った時には、原作者の息子を前もってゴローと鈴木Pが篭絡
鈴木Pの思惑通りに事が運ぶ
自分の作品の原点とも言える「ゲド戦記」にかける体力が無いのと、
好きゆえに手を出す事に不安、また過去の作品でテーマは使ってしまってる
パヤオは監督を断念→パヤオ引退としてむこうに話される。
パヤオが日本に戻って、諸々の事の真相に気付いた時には時既に遅し
潰そうにも数十億の金が動いたあとだった
そして公開され原作者ガッカリ、興行成績も見込んだほど行かず
ジブリには負のイメージ。
全てを払拭するために鈴木Pが泣きついたのは、パヤオだった。
「崖の上のポニョ」でなんとか立て直そうとパヤオ監督就任
原作者は「監督引退したんじゃないの?」となってガッカリ。
ってとこかな
576 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 13:16:03 ID:Z0p0gaq5
↑駿寄りな書き込み。
これが本人の書き込みなら最高にオモロいんだがなぁ
寄りに見えたらすまんな、パヤオは正直アレな人だから好きでは無いw
で、ただ事実を追ってくと
鈴木Pの強引さがよく見えてくるんだよな。
原作者に会いにいった時でさえ、
原作者が語ってる事と鈴木Pの語ってる事が食い違ってるし。
今回で鈴木Pも受け付けなくなった
ほんと、将来性ないなジブリに。
ある程度予備知識があった上にリアルタイムで見てりゃこんなもんだよ。
>パヤオは監督を断念→パヤオ引退としてむこうに話される。
ここは直接ルグィンに会って自分の口で「貴女の作品を映画化するには、私は歳をとりすぎた」って
色々な意味を込めて言ったのに、アメリカ人の感性では単純に「リタイアするから無理」としか
受け取れなかったって感じ。
579 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 14:10:39 ID:8aa1un+r
>>571 えまじですいか!
あ〜あのときの良いアニメは才能ある人がしていたからよかったんだな〜
その人の作品見れなくて残念です。
組織としては破綻してるね
パヤオの死とともに終焉を迎えるだろう
その前に才能が枯渇する醜態をさらすかもしれんが
ルグィンを見事に騙した鈴木Pはさすがだな。ああいう大御所を
キッチリ騙せるのは凄いよ。ルグィンも詐欺にあったと思ってる
んだろうね。まさかジブリにそれをやられるとはねぇ。
>>581 でもそのカードはもう使えない
ジブリ的にも捨て身の1撃だったんだろうね
「となりのトトロ」作った人間はウソはつきそうにないからなぁ。
「崖の上のポニョ」でもう一回同じ手が使えるかな?
実行したら人でなし制作会社もいいとこだが。
アニメは自分でも絵を描くし、まあ描かなくてもいいんだけど
パヤオが描かないで我慢出来るとも思えないしな。
実写ならまだ監督出来るだろうから原作者も計算間違えてオファーしたんじゃない。
いろいろ残念に思ったけど、背景絵が止め固定か上下引きするだけなのが
気になったな。
ベタでもせめて草が揺れるとか煙とか鳥が飛び立つくらいさあ。
585 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 15:26:32 ID:HeHC98EZ
ジブリは確かに原作クラッシャーでしかもパクリまくりでやってきて、にもかかわらず
そのことを非難されないできた。いつまでもそれで通ると思うな。
ハリーポッターの原作者は映像化されるリスクをよく知っていたから
契約書はすごい用意周到なものだという。改変できないのだ。
今後は、映像化にさいして小説家は極度に疑い深くなるべしという前例を作ったね。
人を騙すことにかけては鈴木Pは天才
パヤオを世に出すときやスポンサーを集めるときには良い方に能力が発揮される
587 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 15:42:21 ID:BMH4PCuD
>>500が書いてるような、
カリオストロやナウシカが興行的にコケてたって本当なの?
どっちも、いま単館上映したって成立するレベルだと思うんだが。
どんな作品でも宣伝次第で生き死にが決まるってことか?
当時はビデオグラム収入が無に等しかったからな
単館商売が成り立つのはもうちょっと後の話か
>>587 コケたのはカリ城の方、ナウシカはコケなかったよ
500で書いてるのはトトロの時の事。
ナウシカ、ラピュタと来たのに方向性が変わって
当時はあまり受け入れられなかった
で、
今みたいにすぐビデオやDVDで出たりしないし、出ても今の倍以上の値段、
それこそコアなファンが買う程度だった。
レンタル店がそこら中に存在してないし、見るためにはテレビ放送を待つだけ。
だから価値に気付いて評価が上がるまでに数年かかったって話。
テルーとオッサンの顔の怪我なんなの?
なんで王様殺したの?
なんで竜になったの?
魔女倒した後も竜がいたけど世界が均衡の状態で竜がいるもんなの?
主役誰なの?
どこが戦記なの?
忘れろ
>>590上から読み返せ。答えが書いてあっから。
どこが戦記なの? は今から30年以上前に訳された時は、時代的に映画や
本は邦題も洋題もめっちゃくちゃな付け方するのが通例だったから仕方なし。
見たけどひどい作品だ。台詞も設定もストーリーも全然、整合性がない。
全部やり直せ。これが面白いといってるヤツらの精神年齢は3歳くらいか。
逆だ。
想像力を巡らし脳内で補完する能力があって、尚且つ少々のことではハラを
たてない極めて「おっとな〜〜」向けの映画。俺はまだまだ子供らしい・・・
むしろ「糞漫画愛好家」と同じもの感じる。
ダメな子ほどかわいいみたいな。
劇場で見て劇場外でも情報を収集した1原作読者として今感じるところ
があるとすれば、
この映画自体が原作で定義されている実体化した「影」だということ。
原作では修行を始めたばかりの頃のゲドが無自覚のまま誘惑されるよう
に禁じ手とも言える魔法で影を呼び出してしまったが、修行をしていな
い者(未熟な者)がその行為の本質も影響も知らず無自覚に、世界中で多く
の観客を引きつけるジブリで映画を作るという大いなる魔法によって、
影を生み出だしてしまったような感触。
劇中ではどうかと言うと、主人公のアレンは全く影と向き合わなかった。
原作をなぞるなら、アニメのアレンはこれから本物の影と向き合わなく
てはならなくなるのに全くそれに気付いていない。
ゲドが原作準拠であるのなら、経験者のゲドがそれに気付いてないとい
う事で、矛盾しているが、あのゲドではないということがわかる。
劇中の光だか影ってのは何だったんだろう?という事については、監督
が語っているが、目先を変えたまでは何とか角度を変えただけという事
で何とか許容したとしても、全く原作で語られた真髄を理解していない
事が作品を通して判明しただけだった。
映画の光(影)?と闇?らしきものに共鳴し光明を見いだした観客の反応を
見ると、原作者が打ち破りその構造を丁寧に物語に織り込んだ努力が、
その作品名を使う事によって後退させられたかのようで何とも言えない。
この事だけ取っても、映画を見た原作読者達の多くが望んだ最低限の事が
「ゲド戦記」という名前を使うな、というのも至極当然だと思う。
映画に感じる不快さ(嫌な気分を感じた観客や視聴者の不快感)と、原作
のゲドが具現化してしまった影に読者が感じるだろう不快さは、似て
いるように思った。
再度新たなスレでいろいろ書き込まれているのを読んで、つい書いてしま
った... 修行が足りないなあ。長文失礼。
吾郎はまだ私小説とか書いてる方が幸せだったかもしれない。
彼は父親に対抗するためにゲドを利用したんだろう。
いや、むしろ対抗するためにはゲドでなければいけなかった。
自分の足でゲドを踏みにじって立つところを父に見せ付けなきゃいけなかったんだから。
「思った」を連呼するようじゃ文章力も無いだろうがな
>>596に補足
放たれてしまった影は、放った本人にしか収拾がつけられない。
それは物語上の事だけでなく現実世界でも同様。
放置された影がどんな災いを起こす可能性があるかは、原作で語られている。
興味深いのは、2006年当時に光や闇や影の構図を劇中に登場させたアニメ映画が
出来不出来は別として、少なくともゲドを入れて3本あった。
ゲド戦記:原作ゲド戦記とは程遠かった。
ブレイブストーリー:ゲド戦記(本)の影などの構図と基本が同じ。
鉄コン筋クリート:ゲド戦記(本)の本質に肉薄した迫力ある描写だった。
>>596 読みにくいw
経済系の本にかぶれて、言い回しや英単語を頻繁に使用するのと似てるな
言わんとする事はわかるけどね。
ただ、
599は蛇足だったな
ゴローも鈴木も、原作への愛や敬意がないし、まともに理解もできていない、と
この映画自体が歪んだ影なんだ、て発想はなかなか面白いな
602 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 19:05:30 ID:SvjR/lNi
なぜ面白くないか?
この映画ずっとキャラが立たない。
だから感情移入できない。
映画は感情移入できてはじめて映画の中に引き込まれ面白いと思う。
言い換えれば全編あらすじの映画。
または全編予告編。
>>596 この作品が未熟な監督の生んだ影というのは面白いね。
作品ではなく全身で「ゴロ戦記」をやって
若者の反面教師になってくれているなら乙としか言いようがないけど。
でもそしたら、ゲドを挑発したヒスイが鈴木Pで
影を一時退散させるため、帰らぬ人となる大賢人ネマールは
老骨にむち打ってポニョとか作った御大?
ははは。縁起でもなかったわね・・・失礼。
ゴローも、本当にアニメ監督をやりたいんだったら、
どこか他のスタジオに修行に行ったほうがいいね。
ろくに経験の無い人間が監督をやったところで、恥をかくだけだとよく判っただろう。
もう、監督なんてコリゴリだっていうなら、それもいいだろう。
傍から見ても、才能があるとは思えないし、
今から修行を始めるには遅いだろうしな。
こんな映画見せられて「原作読んでみよう」なんて思うヤツはいないでしょ。
たとえ読んで原作が面白かったとしてもこの映画の再評価はありえない。
何なんだこのキャラたちの間抜けな行動は。悪党は間抜け、大賢人も間抜け。
そこに済んでんのにT字路で道を迷う娘の間抜けさ、クモもていたらくさ。
とにかく置かれ続けるしらけた台詞の連続が最悪だ。
監督以外の優秀な才能と膨大なお金の無駄遣い。ひどい。
他スタジオで受け入れるところはないだろ
明彦同伴じゃないと
>>600 わかってくれてありがとうw
字数減らして簡潔にしようと思ったらヘタクソな報告書みたいになってしまった...
アニメゲドと比較するのに鉄コン〜がおもしろいかも
かなり変でクセのある作品ですが
>>601 あからさまに言っちゃえばそんな感じですね...
>>603 現実生活じゃヒスイやテナー達と出会う人は少なからずいるかもしれないですね
大賢人や師匠に出会えたり助けてもらえる人は皆無ってのが厳しいところで...
素晴しい本や刺激になる作品の中に発見したり、そのものが師匠や大賢人だった
りするのかな
御大の無言の直接的な返答?の一つがポニョなのは確かじゃないかと
作品としては全く面白くなかったけど
宮崎吾郎という人間はどういう人間か?ということを考えさせられる映画としては
興味深かったように思う。
>>377を見て改めて思ったが
宮崎ゴローって徹底的に受け身というか自己の世界に生きてるように思う。
だからアニメに自分を満足させるような高いレベルを要求するが
他人を喜ばせるような作品をつくろうという方向の情熱はあまりない。
そんな自己世界に浸ってるところがゲド戦記の主人公のまんまなわけだが
実はそういう自分に嫌気が差し、救いを求めてる部分もある。
それがテルーやゲドのような自分を救ってくれる存在じゃないかと。
救ってもらって、生きてる実感を得て、何かを成し遂げたい。
それがゲド戦記の主人公の結末であり、
宮崎吾郎にとって鈴木Pから渡された「ゲド戦記」という仕事だったんじゃないかな、と。
結果の良し悪しは置いておいて
彼なりの克己心から、この仕事に挑んだのではないかと。
あと冒頭で父親刺してるけれど
あのシーンが彼の発想であるかないかはともかくとして
あのシーンをあえて残したのは、彼の「宮崎駿への甘え」の表現ではと推測している。
頑固で意固地なアニメの世界のプロである父親に対して
「父親を刺す」という過激な表現で、注意を少しでも引きたかったのではないか?
話中にこの事態に対してほとんど触れられないのも
彼なりの照れなのでは、と解釈してみる。
まぁそんなわけでこの「ゲド戦記」は
宮崎駿が言うように宮崎吾郎の感情そのままに作った作品なんじゃないかと
俺なりに解釈してみました。
>601
ハッ!そうか、これはゴローと鈴木の「夏休みの課題図書・ゲド戦記を読んで」
感想文だったんだ。
好きでもないから読まない内に夏休み最終日になっちゃって、
飛ばしながら適当にあらすじを拾ってダラダラ書くだけで感想らしい感想もなく
しかもちゃんと読んでなくて読み取れてない。
で、とって付けたようなテーマだけ最後に書いておこ、て感じの。
全部ひっくるめて『ゲド戦記』ってタイトルでやんなら
せめて物語構造の柱にはエアの創造の要素を入れて欲しかったってのが一番でけぇな。
>>608 父である宮崎駿と子の対立ってのを宣伝につかったんじゃないかっていう話を
サイゾーの記者が鈴木敏夫にインタビューしにいってキレられたって話が面白かったな
クモが何をしたいのか、ゲドが何をしたいのか、さっぱりわからんかったな。
ゲドはクモを探してたのか?
クモは死ぬのが怖くて不老不死になろうとしてたのは自分で言ってたからわかったけど、
だからといってなんでアレンをさらって誘惑したのか。意味不明。
人物の行動がこの映画ではとにかく意味不明なんだよね。
ゲドだってなんでアレンを連れ回したんだ? さっぱりわからんよ。
謎だらけのアニメ映画だけど、その謎を知りたい気分に全然ならないから悲惨だよ。
これだけなんの余韻も残さない映画は見たことがない。
どんなB級映画だって一つぐらいはいい部分があるもんだけどね。
何をしたいのかということでいえば、吾朗が何をしたいのかが一番わからなかったな。
ハブナーの王の剣くらいゲドなら見抜けるはずなんだけどなw
ましてその剣が魔法で鍛えられてるならそんだけでその素性くらいゲドには見えるはずだ。
まあ、そういう細かい設定は映画と小説の違いということでもいいんだが、
でもだったら、大賢人という設定をキチンと説明するエピソードくらいはあってもよかったよな。
大賢人は総理大臣みたいな単なる地位や役職じゃないんだ。
それなりの実力や人柄を持った人なんだからさ。
ゲドが単に偉そうに説教するオッサンになってたのが残念だ。
物語の根幹にかかわる様な設定等は描写しないくせに、あっても無くてもどうでもいいようなオリジナル要素はガンガン放り込んでるんだよな
ゲドに限らず最近の駄目な邦画全般に言えそうだけど
ゲド戦記って宮崎アニメのオイシイとこだけで出来てる作品だったなあ。
ここもののけのあそこ、ここトトロのあのへんとか、いちいち言えるくらい露骨だった。
それで思ったんだが、オイシイとこだけ取って作っても、
決していい作品にはならないんだなあ。
むしろ、大事なところをすっ飛ばしてた感がすごくあった。
大事なところって地味なところなのかもしれないなと思った。
なんか兵士に女が追いかけられてるところに出くわして
アレンが「人狩りか……」つって無視して歩き出すところあるじゃん。
そこで狩られてるのがテルーだったわけだが、それはいいとして、
あそこで「人狩り」ってなんでわかったんだ?
なんで奴隷にするために人を狩ってるということがわかったんだろうか?
もう何から何まで謎だ。
五郎監督の思考内容を垂れ流されたという映画。
上で誰か書いてたが、客を喜ばせよう、驚かせようと言った所はなかったんだろうね。
人間・人類はこうあるべき、私の考え分りますよね?ってベタな思考内容を真面目に淡々と語られてる感じ。
けど、悲しいかな欲望をコントロールできないのが人間な訳で、五郎監督のべき論の通りになったとしても、
それは人類や地球の死が遅くなるだけ(人類の死は結果的に早くなるかもしれない)の話。
五郎監督のべき論では、一生物として人類も諦めて死ねって言われてる感じで、夢や希望がないんだな。
一方で、アレン・テルーの不安定さや劣等感や疎外感に共感・同調できて面白く見れた部分もある。
テルーの歌の所でアレンと同じタイミングでウルッときたしね。
>>618 あれは人狩りですよっていう説明をアレンに喋らせただけじゃないか。
で、あのシーン、アレンが奴隷にする為に人を狩っているかどうかまで理解しているかは不明。
単に、逃げるテルー(獲物)に対して、追いかけるウサギ達(狩人)を狩りに見立てただけかもしれない。
アレンが目的をもった人狩りであると分っていたとしたら、
あの街で人狩りについての話を誰かから聞いたんだろう。
一から十まで説明や伏線が必要な人にはこの映画は難しい。
適当に脳内補完しながら見るとよろし。
>>620 三人の男が少女を追いかけてるのを見て「人狩り」の一言で無視するって、ありえないだろ。
お前ひょっとしてバカなのか?
622 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 04:32:45 ID:KD9JcYZ5
>>621 自分の父親を刺すような奴だから、別に有り得なくない。
一から十まで説明や伏線が必要な人にはこの映画は難しい。
伏線があってもそれを関連付けられない人には尚難しい。
>>622 男3人が少女を追いかけてるのを見て人狩りと判断するのがありえないつってんだよ。
眼前で男たちが少女を追いかけてるのを見て、あの場でお前なら「奴隷狩り」って判断するか?
よく考えろ。
お前は本物のバカだな。
624 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 04:39:10 ID:KD9JcYZ5
626 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 04:43:28 ID:KD9JcYZ5
結論からいうと、アレンが精神的に病んでいるのは明らかなのに、
「人狩り」の一言で無視するのが有り得ないと主張する奴(
>>621)、
アレンが判断しているのにお前なら「奴隷狩り」と判断するかと問いかける(
>>623)
このような人達には不向きな映画なのは確かだろう。
うんお前はモノホンのバカだからもういいよ。
そうだよな考えてみればこういう奴等がゲド戦記を支えてるわけで、まともに相手したって無駄なんだ。
バカバカ俺のバカ。
628 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 04:48:21 ID:KD9JcYZ5
このシーンは「人狩り」なのですよと、丁寧にアレンの説明が入っただけの話。
そこを読み取れないような人にはゲド戦記は敷居の高い映画だろう。
>>624 アレンの不安定な精神を表す非常に優れたセリフだと思う
逃げる少女を鎧の兵士が追っているので普通じゃない状態=人狩りと思っても
自然だと思う
>>627 キチガイ池で釣り糸を垂らしたら、そりゃキチガイが釣れるよ。
631 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 04:53:58 ID:7wFHfmtU
アレンは吾郎自信だ。父親を殺したい衝動に駆られているはず。
>>629 そう、アレンがそういう風に見立てる事は全く不自然でもないよね。
>>632 うん
例えばアレンが不思議に思い、気になり後をついていった・・・でもいいと思うけど
アレンが気付いたからこそ、精神は不安定だけどバカではないよっていう
ことを言いたいのかもしれないし
精神が不安定でバカだったら救われない
>ID:0tUPDsGV
他の映画なら状況を説明したいなら、あの場にしたり顔の街の人がいて
「ありゃ人狩りだよ。係わらない方がいい」とか言わせるだろうね。
観客はアレンの目線で知らない街を探索している。
街の入り口では奴隷が堂々と売られているのにアレンと一緒に驚いたばかり。
なのにここでいきなりアレンが人狩りを知っていて無視するのは少し変だ。
強引な脳内補完は常に可能だが、脚本の常道に反しているのはたしか。
しかしID:KD9JcYZ5の「人間・人類はこうあるべき」「人類や地球の死」とかいう
表現から察してちょっと調子っぱずれさんみたいだからキニシナイほうがいいと思う。
635 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 05:09:59 ID:psp7iEFd
>>633 テナーの家がクモの手下に知られて物騒なことになっててしかもゲドも外出中なのに、
ここにいてはいけないとか言って出て行ってしまうのは充分バカなんじゃないか。
うわあ...
メジャーな映画だからスレもこうなるのか
さすがスタジオジブリ
目を覆うような事態
この映画は脳内補充をしながら見るでいいと思うけどな
だから人によっていろんな感じ方がある
それが素晴らしいんだと思う…
>>637氏
それじゃあ・・・質問するけどさ
なんで女の子がいきなり竜に変身したのさ?
道明寺?清姫?
まあ、自分もわざとアレンの言動をちぐはぐにしているのかなという
解釈で見てはいたよ。
少し頭の変なアレン少年の夢の中に入ってしまったような感じで見たというか。
だからアレン視点で一緒に世界を探索してるようなところもあり、
不思議とアレンだけが理解できていてついて行けないところもある。
そして父親殺しのようにアレンもこちらも理解できないことがあるのかなと。
このわけのわからなさが自分の病んだ部分と呼応して、ある種の快感とでも
呼びたい感覚があった。こういうのはいいのか悪いのかわからないけど、
人によってはちょっと危険な映画なんじゃないかなという感じもした。
とりあえず不快感が残ったという人は、病んでない人なのかもしれない。
>>638 いろんな解釈ができるし、自分の好きな解釈が一番いいと思う
自分なりの解釈ではアレンを助けたい一心から
そのために覚醒しちゃった…と思ってる
理由なんてその程度かなw深く考えないしw
641 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 06:14:21 ID:+a15/6ra
結論として、父親ってのは子供がいなくなりゃ「また作ればいいさ」って感覚だけど、子供の方がいつまでもネチネチ反発してるんだなこれが。勘当って制度を復活させよう。大きくなるまで食わせたんだから、そろそろ出ていけってね。
>>640 裏づけ無しの妄想でいいならいいんだろうけどね・・・
やっぱある程度緻密な設定は欲しいし、それをうかがい知れる伏線なんかは欲しいな。
いやおれ自身だって、とっぴな想像だけでヨシとできる作品が無いわけではないけどさ。
例えばおれのチョイ好き作品の猫の恩返し、バロンが何で動くの?なんて理由は求めずに「そういうもの」だと思って満足してる。
でもゲドは説教くさいから、やっぱ話のつじつまを求めてしまうな。
と言いつつも、その疑問を解決する情熱もあんまり沸かないんだよなぁ・・・
ハウルはがんばって理由付けしていったけど。
>>642 ハウルも脳内補充必要だよね
映画のゲド戦記に関して昔聞いた(職場で)話しなんだけど
ゲド戦記に答えを求める人=自分の人生に答えが欲しい人
ゲド戦記に理由を求める人=自分の人生に理由が欲しい人
ゲド戦記が楽しめる人=自分の人生に少なからず満足している人
と聞いたよ
ゲド戦記って内容があるようでない。内向的で自分と向き合う映画
だから感想=自分そのものって聞いた
よく分からないけど納得したよ
というより人によっていろいろ思うところが楽しいと自分は思う
いろんな意見も聞けるしね
DVDをEDのあとしばらく放って置いたら後日談らしき物が見れたんだが
想像を絶するグロイ内容だった
城の屋上でアレンと王妃が対峙するシーンがあるんだけど、なぜか二人の目の前に謎の鞄が
「俺だって父さんに愛して欲しかった!!」と泣き叫ぶアレンに
「父上なら…そこにいますよ。聞いてみたらどうですか?」 と、鞄に目をやる王妃。
アレンは恐る恐る鞄を開け、中を見た瞬間激しく嘔吐する
その隙に王妃がアレンに襲い掛かり彼の首を刎ねるという衝撃の展開
いったい鞄には何が・・・
>>643 納得すんなよ〜
おまえが挙げてる3つの理由は新興宗教に引き込む時に使われる手だ。
どの理由でも「一度セミナーへ」って言われる。
で、セミナーに行くといろんな意見の人が聞けるから楽しいんだよ。
そして、足繁く通ってるうちに・・・
父親を殺しても、恩人を殺そうとしても救いはあるのです
あなたは今まで違う自分に操られて来たのです
私は本当のあなたがわかります、なぜなら私も同じだったからです
ここにいる人達も皆同じ経験をしてきました。
自分を愛していいのです、皆愛しあえるのです
私達と一緒に、まだ本当の自分を知らない人達も救いましょう
愛を広げていきましょう
さあ、まずは今までの自分を捨て去るのです
私達の神にそれを捧げ浄化するのです
正しく導かれていくことでしょう
ささ、こちらに素敵グッズ満載ですよー
念の吹き込まれたお守り、ありがたいご尊顔のお写真
これをもっていれば一安心、効果てきめんってなもんですぜー
これ口座になるんで、さくっと入金よろしく
念が吹き込まれたチョー豪華な銅像なんかも出てるんでぇ、そっちもよろー
つ、壷はないんですか?150万くらいのヤツなんですが・・・
心底どうでもいいけど、ラッシュ時の駅のホームや繁華街で喧嘩してる奴観ても
現代人は気にもかけず通り過ぎる。
自分との距離が近すぎて、自分に直接被害が及ぶ時は止めたりするけど
俺は基本的にシカト。おまえらだってそうだろ?
>>643がセミナーくんなんじゃないかなw
自分も以前ちょっとアレなセールスバイトしてたので覚えがあるけど、
>映画のゲド戦記に関して昔職場で聞いた話
>内向的で自分と向き合う映画だから感想=自分そのものって聞いた
>よく分からないけど納得したよ
なんていう説明もばかばかしいセールスかセミナーの説得マニュアルそっくり。
>>645のいう3つの理由は完全典型だし。どんな職場だよw
下手な工作員じゃないなら、そうとう何かに洗脳されたことがありそうだ。
この映画をほめるやつ全員がおかしいとは言わないが、
肯定派にはマジでものすごくアブなそうなのが混ざってるな。
話題はアニメ映画から新興宗教団体へシフト
同じ自然や命がテーマのファンタジーアニメ映画に「鋼の髪のアギト」なんてのがあったけど
あれよりはいくぶんマシな印象を受けた。
しかし吾朗は脚本はまだ素人だね。そこらの賞に出しても1次審査すら通らないレベル。
状況説明不足に説明台詞のオンパレード。シナリオ入門書すら読んだことがないとみた。
鈴木Pの手下(♀)に書かせたシナリヲ鈴木Pが改訂(改悪)して出来上がったのが
アレでゴローはただのお山の大将だったんじゃなかったっけ?
先日のジブリ特番でやってたが、初期は観客数がやたら少なかった。
ナウシカ 91万人 ラピュタ 80万人 トトロ 77万人
作品ごとに下がるじり貧状態。これじゃヤバイとなり鈴木Pが日テレとクロネコを巻き込んで
大宣伝戦略をうって魔女の宅急便で大成功したんだよな。264万人。
ちなみにゲド戦記が580万人、猫の恩返しが550万人。
ジブリ映画としては歴代4位、5位の成績。大成功の部類。
監督自体、父親の影を乗り越えてないから
こういう映画作っても面白くなくて当然だ。
実況が田代に負けて落ちててワロスw
>>655 まぁゴローに限らず、世の中全体が
無駄に有り余るバイタリティーで世界をメチャクチャにぶっ壊しておきながら
今まさに清々とした顔で引退しようとしてる
「団塊」っつー「父親の影」を乗り越え損ねてるんだから
そこはある意味仕方ないよね。
それこそ映画の中のキャラクターだけ綺麗に父親を乗り越えて爽やか笑顔でエンディング迎えられても
リアルで「おいおい、どうすんだこの状況・・・」と途方に暮れてる人達の気分とは
全く拮抗しないッつー。
団塊世代の後始末に関しては途方に暮れてるけど
「偉大な親父の影が乗り越えられない」みたいなヤツはやっぱ特殊。
てかゴローは乗り越える気もなく、おんぶにだっこでデビューしたあげく
親父に後始末されようとしているような気モス。
予定調和世代が制作した「予定調和映画」でいいでないか。
今更、「蟹工船」みたいなプロバガンダ映画見たくないだろ?
660 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 18:13:53 ID:JoLBSFx0
ここで話し合っている他の人がゲドは終わってるって言ってるから自分もそれに賛同してゲドの全てを否定してるやつと
なんとなく自分はゲドを見て感動したからそれをひたすら主張してるやつにはすごい溝があるね
どちらも自分が言ってることは正しいって思ってるのは間違いないけど今はそんなことが問題か?
そんな1つの映画を見たっていろんな感想を持つ人がいるわけで大切なのは次のゴロー作品じゃないのか?
今出てるゲドはすでに過去の作品だしその作品に欠点があるのはよくわかったけどだからといって全て悪いわけではない
そこまでゴローも馬鹿じゃないと思うしひたすらに次のこと考えてるでしょ
あのさ、
スレの意味考えろよw
662 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 18:45:32 ID:a0buQYVN
ジブリ最高傑作だよw
いままでのジブリを期待してみた人にカウンターパンチを
食らわせた偉大な作品w
偽善的なハヤオと偽悪的なゴローの二本柱でジブリはいくべきw
ゴローの次回作ねぇ・・・個人的には全く期待してないけど。
監督として必要な素養すべてが欠けていることが、ゲド観てはっきり分かったし。
イマジネーションの無い監督の作品なんぞ、観る気がしないなあ・・
>>660 最近テレビ放映されたからまたちょっと議論が盛り上がってるんだろう。
それにしてもスレの意見は中立的なのもあるし、周辺情報も有りで
便乗叩きvs強弁擁護なんて図式は一部にしか当てはまらないと思う。
>>659 クモを倒してアレンは影と光が合体。
そこそこ予定調和な終わりにもかかわらず後味がイマイチで
すっきりしないという不思議な映画になってると思う。
子供が大勢見るアニメなんだからプロバガンダ云々じゃなくて
もっとわかりやすく前向きなものを望む人が多いんじゃないか。
>「蟹工船」みたいなプロバガンダ
666 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 19:17:57 ID:psp7iEFd
鈴木は宣伝に長けてるから、不評も利用しそうだよ。
次回作は「ゲド戦記 リベンジ」とかじゃね。
こないだ観たが色々酷いとは思う
・・・が内容は置いといてスタッフ、特にアニメーターはノビノビ自分の好きにやれたんだろーなと思った
あの方だとダメ出しに次ぐダメ出しだろうし
ただコンダクターのいないジブリの地力も見えてしまったけど
まあ、テレビ放映のあと2ちゃんでゴチャゴチャ言われも
しなくなったら本当に終わりだなしな。
ごろうは楽しかっただろうな。宮崎駿ごっこ
アレンがクモに説教かますところはちょっと笑った
おまえついさっきまでヘタレまくってたやん。
ゲド戦記を面白いって言う人は、
要するにものすご自分勝手に解釈して「面白かった」ってことにしてるだけなんだな。
自分ではそれを「脳内補完」とか言って権威付けしてるのが笑える。
結局のところ、出来の良し悪しを判断できない天然マヌケさんなんだなあ。
672 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 21:58:35 ID:KD9JcYZ5
決まった答えに向かって丁寧に教えてくれる映画じゃない。
そもそも映画に限らず何か一つの事象に対して受け手の解釈が全て同じになる事なんてないし、
それがどう見えるかは、それぞれがそれぞれの角度で考えたり感じたりすればよい事。
ゲドは脳内補完を権威付けと解釈するような馬鹿には難しい映画だと思う。
>>672 答えを教えろてよりも、前提を教えてくれって話なんだと思うけど。
>>672 ハイタカはなんでアレンを旅の道連れにしたの?
君の解釈を聞かせてくれ。
>>674 光から逃げている青年を放っておけなかったんじゃないかな。
名前忘れたけどあの叔母さんもハイタカが闇から引っ張りだしてくれたと
説明してるようなシーンがあったしね。
名前すら憶えてないのにちゃんと解釈できたのか…
なるほど、むずかしい映画だったんだなw
677 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 22:22:21 ID:KD9JcYZ5
登場人物
アレン
テルー
ハイタカ
叔母さん(テラー?)
クモ
ウサギ
王様
王妃
ひげ
主要なところでこんなもんか。
>>672 ウサギがテルーを狩ってたのはなんで?
普通は自国の領民を軍隊が狩るなんてありえないと思うけど。
しかもウサギは領主の命を受けてるんでしょ
領主が自分の領地の民を狩るなんてありえなくね?
クモは自国領民を狩って他国に奴隷として売りつけるつもりだったの?
679 :
名無シネマ@上映中:2008/07/17(木) 22:24:32 ID:KD9JcYZ5
>>678 いや、そもそもウサギって軍隊なのか?
クモの私兵みたいな存在だと解釈してるが。
>>679 なるほどね。ところでクモはあの土地の領主なのか?
君はどう考えてる?
ポートタウンだっけか?
クモはポートタウン近辺に城を構え、
あの街に大きな影響力を持つ魔法使い。
私兵としてウサギ団を所有し、人狩り奴隷売買で財を成している。
ポートタウン自体では政治をする者は別にいるが、
世界のバランスが崩れたからか、あるいは政治腐敗が進んでいるからか、
その政治が上手くいっておらず、麻薬・人狩りが横行したり、奴隷が売買されたりしてる状態。
そんな感じで見てたけど。
そういやゲドがアレンをを解放した時に
他のみんなは無気力で、逃げるそぶりすらなかったけど
ウサギの報告では捕まった人はみんな逃げたんだよな。
ゲドが出てった後に急に元気になって逃げ出したんかね。
そんなのウサギの言い訳に決まってんじゃーん
おれはごろーの次回作には期待してる。不安もあるが
若手監督のなかじゃ結構やるほうじゃね?
テレビみてそう思った
>>681 クモはアレンを使って何をしようとしてたの?
>>683 ん?ちょっと意味が分からないので、もう少し詳しく。
根本的な話
テルーはなんで港街にいたんだろな
人嫌いでテナーの家の農地近辺しか出歩かないのに。
>>688 買い物についていったんでしょ。多分、彼女の服も買う予定だったのでは?
>>688 テナーがなるべく町へ一緒に連れてくようにしてんだろ。
>>687 少しでも仕事をしたように報告しないと上司が怖いっしょ
で、ほったらかしにして人狩りにあったってのかい?
>>688 つーかテナーの家があんな近所にあったことに虚を突かれたよ。
だってハイタカは町の宿屋に泊まってたはずだし、
最初からテナーの家に行っとけばいいのに、
わざわざ町に宿を取ってさ。しかもアレンがケガしたらテナーを訪ねるって、
あれどういう意味があるんだ?
>>685 クモはハイタカに対して屈辱的な死を与えたがっていたので、
映画のシーンでは失敗したけど、アレンにハイタカを殺させようとしてただけじゃないかな。
光から逃げるアレンはクモからすれば何かしら使える存在だったんでは。
>>692 はぐれる時もあるんじゃない?じゃ、3時に公園の噴水で待ち合わせね。なんて場合もあるかも。
テルーが走っていける距離の近所なのに、
クモがテナーの居場所知らないしな。
テナーとクモってもともと何か因縁あったの?
>>696 俺だって、アパートの隣りの部屋に誰が住んでいるか知らないぞ
>>694 クモもハイタカとおなじく、アレンが光から逃げてるのを見抜いてた説か。
アレンがハイタカの愛弟子なら、クモがアレンを使ってハイタカを殺させたがるのもわかるけども、
アレンってそのへんで出会っただけの少年だしなあ。
魔法で余裕で居場所探れるって事ね
普通ならアレンを使わずに、テナーを使って屈辱的な死を与えるんだが
ハイタカと因縁のある元巫女だしね。
>>700 物探しは女の魔法だからなあ。男のクモは出来るのかな?
さて、とぼけ遊びもそろそろいいんじゃないかw
>>693 おまえ会社の友人と旅行に行く時、丁度その旅行先付近に
小学校時代の友人が住んでたとして、いきなりその家に泊めてくれって行くの?
何か緊急事態があったとかならまだしも。
つかTV放映で低年齢の客が流入してるんだろうが、
ここんとこまた「批判の為の批判」ばっかりだな。
出来るんならそうするし出来ないならそうしない
それだけの話でしょ
>>703 そうじゃなくて、テナーの家にテルーがいたってことのほうが問題なんだよ。
あんなにもたまたま訪ねたテナーの家なわけだろ。
君だって緊急事態だって認めてるよな?
その緊急事態でしか立ち寄らない家に立ち寄って、そこにテルーがいるって、
ご都合すぎというんだよね。
専門用語で。
>>705 テナーの家にテルーがいるのは当然だろ。何言っているの?
釣りでした
まぁ、ここにいる人間のほとんどが
映画の経緯とどうやって本ができて、どれだけ矛盾を生んでるかわかってるんだよね
そんな中でこの映画はすばらしいんだと言われても苦笑しちゃうんだ。
原作知ってるのと、「シュナの旅」を知ってる人には特に。
「予備知識なかったから楽しめた」
って言っとけば誰もなんも言わないよ。
そうじゃないとただの釣り遊びになっちゃうのさw
>>706 逆に、テルーとアレンが事前に出会ってるのがありえんということでもかまわんよ。
俺が言いたいのは、偶然もたいがいにしろってことだな。
>>709 テルーのような境遇の子供を助けるのはやはりテナーのように自分も似た境遇にある人かなと
思う。そこら辺は必然だと思う。
テルーとアレンは偶然だけど。やっぱり運命かな。ここら辺の偶然具合は許容範囲と思うけど。
そうか俺がムカムカ来てるのはゲド戦記が全部偶然で成り立ってるからかも。
山田君は原作の味を生かしつつジブリ作品だった
それは空を飛ぶカタルシス
ゲドの飛行シーンはなんかCGの下手さや
千と千尋のだだパクリがバレてるのもあって駄目だ
きみ自身の問題だと思うんだけど
>>672 そもそもゲドが旅をしてるのって何のためなの?
君の解釈を教えてくれ。
まだ続けるのかw
端的に言ってテルーが竜に変身したのって何なの?
「命を大切にしないやつ何か大嫌いだ!」
ってCMで流れてたけど、どういうシチュエーションで言ってるんだろうと思ってた。
けど実際見てみたらよくわからなかったな。
あれなんであんなこと言ったのかな。あれはつまり何が言いたかったんだ?
アレンがテルーを助けたことを言ってるらしいんだが、
どういう理屈であんなセリフが出るのかがわからない。
>>717 テルーを助ける時の格闘で「命なんかいるか」と言ったからだと思う。
最初見た時は父親を殺したのを知ってたのかとも思ったけど。
「そなた」とか「まこと」とか言葉がしっくりこない映画だった。
「ちげえねぇ」は聞いてるこっちが恥ずかしかった。
「命」なんて言葉を軽々しく使うから安っぽい。テーマを口頭で言っちゃうタイプ。
>>719 「そなた」がかなり違和感あったな。
あと、シュナから持ってきた奴隷を運ぶ車、あれゲドの世界観ではありえないと思う。
>>718 ウサギがテルーに剣を突きつけて「近づくなコイツを刺すぞ」みたいに言って、
「やれよ」とアレンが言った、そのことを恨んでるのかと思った。
>718
「命なんかいるか」とか言ってたキャラが、
後半では死を怖がって、「永遠の命」を欲しがるんだから、
普通の観客は混乱するわなあ。
>720
あの車のせいで世界観が狂ったよな。
奴隷狩りが大規模すぎる。
奴隷を大きな街から、わざわざ連れ出して、何をさせようというのか。
シュナの旅も、原作小説も、ちゃんと奴隷の使いみちを描いていたのに、
映画には、それがなかった。
>>716 勇気を出したアレンが影と向きあって元の自分を取り戻したように、
彼女も頑なだった心を完全に開くことができたから本来の姿に戻った、
てことじゃないかね?
どっちかというとアレンとテルーの出会い周辺のシークエンスで
俺が一番問題だと思ったのは、テルーがひとり人気のない場所でウサギ達に追われてた事だな。
(多分似た様な漠然とした違和感持った人多いと思うんだけど)
あれって要は「完全に演出されたヒロイン登場シーン」でしょ。
これがね、コナンやラピュタみたいな漫画映画の系統なら、
「ヒロインは出てきた瞬間からもうヒロイン」って手法も有効かと思うんだけど
ゲドってもう少し地に足の着いた話じゃん。
特にテルーの場合顔にやけどの跡を持つってハンデも背負ってるわけで、
彼女が映画のヒロインになるには、あの世界に無数に居るであろう同世代の女の子の群れ中から
自分の力で抜け出してきて、心の中にヒロインになる資格を持っているって事を
キッチリ証明して見せないといけなかったんじゃないかな?
単純に「気の毒な女の子」ってだけじゃ観客は納得しないと思う。
テナーの言動がイチイチとっぴに見えるのは、おそらく、
その「通過儀礼」をしっかりやってなかったからじゃないかなと思ってる。
ずーっと憧れていた原作を、頑張って実績を作って、会社を大きくして、
日本一のアニメ作家になって、国際的な賞を取るまでの人になったのに
ましてど素人にとられた駿の気持ちはいかばかりか…
>>724 テルーがウサギに追われてるところをアレンが助けるシークエンスは、
まんま時代劇なんだよな。
お嬢さんが神社の境内で悪者に手込めにされかけてて、それを救う主人公。
本来、あれがゲドだったらうまく行ったはずなんだ。
ゴローも鈴木も素人だからそこがわからない。
>>573 原作もののアレンジが上手いのはマッドハウスだと思います
アニメ単体としての珠玉の作品に仕上げる力はあると思う。
MASTERキートンや鉄人、TRIGUNなどちょっと前の作品しか知らないが
ゲドは大賢人だということだが、大賢人って何? どういう役職でどういう能力があるの?
ぜひID:KD9JcYZ5の解釈を聞きたいものだ。
>>675 アレンを道連れにしたのはいかにもわけありそうだったし、一度助けた以上
あの場に捨ててはおけなかったからと考えるのが自然だろう。
テナーは昔、暗い墓地で巫女をやらされており、墓地のお宝と共にゲドに助け出された。
これは原作通りの設定のようだ。この件とアレンの「影」の件はまったく種類の違う話。
ゲドは闇と光に二分された人を助けて回る趣味などない。
しかし原作ゲドは、強い魔法で「影」をこの世に実体化させてしまったのだが
映画のアレンは魔力もないのに二分されていることから、この現象に関しては
原作とは全く違うなんらかの要因があると考えるしかない。
結局原作を読んでいないに人は基本設定がつかめず、主要人物の名前さえ正確に
覚えられず、それぞれ勝手な解釈をしないといけない上、原作を読んでいる人も
相当柔軟な解釈をしないといけない映画ということがあらためてはっきりしたな。
普通の人はこういうのを「難しい映画」ではなく、「無理のある映画」というんだよ。
北斗の拳でいえばアミバ様のパートだけを映画化したようなものか
「アレン、あれはいい木偶になる」「おれは天才だ!!」
引退かオヤジに10年付きっ切りで修行希望
732 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 00:58:32 ID:IOlcP4kb
なんつーか
ファンタジーな作品でもリアリティーな所を随所に見せていかないと
観ている方がその世界に引き込まれる感覚がなく冷めてしまう
という事も実証した映画だよな
テルーが追われているシーンだけでも突っ込みどころがたくさんあるw
かっこいい、美しいと思えるシーンが1つもなかったのにがっかりした。
ハウルでさえあったのに・・・
>>732 そうそう。
ダメな映画の作り方という授業があったら、ゲド戦記は確実に教科書になる。
ストーリーの意味不明度で言えば、ゲドとハウルはどっこいだと思うよ。
むしろハウルの方が意味わかんなかったな。
むしろファンタジー、それもゲドのような異世界ファンタジーこそ
その世界に観客を引込む細部のリアリティーが命綱。
話の流れの中で設定を要領よく理解させる手腕も問われる。
たぶん監督は「わざと正攻法の作り方をしなかった」というつもりだろうが、
それは一度でも正攻法の映画を作ってからトライすること。
初めての映画がこれでは基本の力がないと思われても仕方がないね。
まぁ、この映画見に行ったやつらに氏ねと言いたい。
親の七光りだけで才能もない監督の作品など面白いわけがないのに
何故わざわざカネ払ってまで見に行くんだ?
お前らのせいで駄作でもカネになる事が証明されてしまったじゃないか
街中歩いてるだけのやつを無差別に拉致して奴隷ってすごいな。北斗の拳より荒廃してる世界。
他の村を襲って人狩りとかは分かるが、自分の街でそれやるのは信じがたい。
でそんな街で店開いてる連中もすごいわ。修羅の国みたく全員達人なんだろうか?
襲われても自分の身は自分で守れるとか。
ウサギってキャラもあれだ。まだ名をもらえていない修羅と見た。
便宜上、動物の名前で代用してる。部下たちの名前もイヌとかキツネなんだろうね。
>>738 俺もそこに違和感を持った。ゴロー監督のイマジネーション不足が全てだと思う。
ホートタウンという箱に大勢の人を詰め込んだだけで、「商売が賑わってる活気のある街」
になるとでも思ってるんだろか?
武装したロクデナシが街中で公然と人さらいをやってるような場所で商売が出来る訳ない。
いつ何時、剣を突き付けられて「今日の売上を全部寄こせ!」と脅されるか分からんのにね。
ハヤオ監督なら、人さらいの場面は街中ではやらなかっただろう。
少なくとも、秩序・治安の守られてる領域とそうでない領域がごっちゃになる事は無かったはず。
昔は日本でも祭りとかに子とりが来たそうだよ
商売やってる街で人狩りやってたら、売る方も買う方も来なくなるんだよな。
で、そんな街になんでテルーが一人でいるんだ?
まあ、つっこみだしたらきりがないが
テルーが剣を抱えて走るのが、どうしてもメイのトウモロコシを思い出す。
で、こんなにも無理な設定で人さらいを盛り込んだにも関わらず、その首謀者である
クモの目的が明確でない。
ゴロー「お前が焼き殺されてハッピーエンドだから、あらゆる悪事やっとけ。目的無いけど人身売買もやれ」
クモ 「エエエエエエエーーーーー」
ゴローちゃん、こんな感じでストーリーを作ったんじゃないだろな・・・?
>>737 常識的な観客はまさか監督をやってるのが何の修行もしていない素人だとは考えられないよ
息子だと気付いてなかった観客もいるんだろうし、わかっててもジブリの「監督」をやるくらい
なんだから当然それだけの基本的手腕があると考えるのが普通
例え美術館館長の肩書きだったとしてもやるからには修行くらいはしていたんだろうと・・・
常識破りの映画だった
アレンがテルーを助ける場面で一番奇妙だったのはアレンの一貫性のなさ
明らかに助けるつもりでかけつけて、なぜかいきなりキレて「やれよ」だの「いのちなんかいるか」
だの、何しに行ったんだ?ってなる
かけつけた時はテルーを気にしてる風だったし、ウサギ達がいなくなったらまた正気に戻った
キレてる時に父王を殺したって事なら、冒頭の王殺しの隠されているアレンの表情はあのキレ顔
だったって事になるんだろうが、それを想像できたら父殺しはもっとゾッとしたものになる
>>744 流石にあんだけ散々ありとあらゆるメディア使って
「ゴロー=パヤヲの息子ではあるが造園業を営むど素人」と
自らネガキャンしたにも拘らず、その部分の情報を見事に避けて
「ジブリの新作ゲド戦記」って情報のみを得る可能性って
おそらく天文学的な確率の低さだと思うが…。
>ゴロー=パヤヲの息子ではあるが造園業を営むど素人
正直その情報しらなかった。
親戚の子供とかまわりの人達もそう。
テレビの宣伝とか予告だけで「あ、ジブリの新作きたのか」と思い、
「え、駿じゃなくて息子? うーんどうなんだろ」と思いつつ
でもジブリの一流スタッフがいるんだから悪いようにはしてないだろうと
考えて見に行った人が多い。
特別アニオタじゃない一般の観客なんてそんなもんだって。
全年齢作品として、単純に突っ込み所満載杉。
(シュナの旅そのまんま作れば良かったのに・・・)
命の大切さが薄っぺらいよな、最大の欠点は時間が長いのにメリハリが無いし、判りづらいストーリー展開。
昨夜、寝っ転びながらタイ映画の「マッハ」を見てて思ったんだが、予算や映像
技術に関係なく「観客を見たがっているモノ」をしっかり盛り込んでやれば、
見ててオモロいし、世界的にヒットするんだよな。観客に見せる映画でなく自分
が作りたいだけの映画はダメです。
マッハ良かったよな
だが体操選手のプロモであって、アクションではないわ
ゲドも漫画だったな、映画じゃなかった
謝れ! 全国の漫画に(ry
今敏最高
>725
一応他のスレでの考察だと
駿、ナウシカ前にグウィンに「ゲドやらせて」と手紙出す。
ディズニーしかアニメを知らなかったグウィン断る。
月日が流れ、アメリカでジブリとディズニーが提携し、グウィン初めて宮崎アニメを知る。
(最初に「やりたいです」って言ったときに自分のアニメのビデオぐらい(少なくともなにがしかの資料)、
駿は送ったと思うんだが・・・見てなかったのか?)
それでグウィン「アニメ頼む」と言い出す。
既にナウシカ〜千尋でゲドっぽいものはやりつくしてしまった駿、いまさらやる気でず。
しかし鈴木Pとしてはこの千載一遇の機会を逃せない。
それで駿に匹敵するビッグネーム(笑)を
という流れのようだ。
もう宮崎吾郎なんて名前だけで、
その実態は3人の若手アニメーターの共同ペンネームとかにしたほうがマシだった。
>>749 あれが売れてる雑誌にのるようなマンガとは思えない
そうであれば編集の駄目出し(ここで言ってるような)が死ぬ程入るはず
>>752 本当にやりたくなくて断ったのかな〜。
そんな事もう一生語らないだろうけど、
本当はどうだったのか知りたい。
>>752 他スレから持ってこなくても
ここで出てるよ
>>575 断ったのはハウル制作の真っ最中だったから。
なんという大人の事情・・
これはもしかしたら
最大の被害者はゴローちゃんなのかもしれない・・・
と思ったけど
ポニョについてのゴローちゃんのインタビューで
「手描きでこんだけ凄いのができるんならCGなんていりませんよね」
とか何か呆れるような事
にっこりして言ってたから
同情はすまい
>>737 同意見だけど一行目あほと言いたいにしとけ
怖いわ
全編にちりばめられたどこか見たことのあるシーン。
説明不足を親父の作品から汲み取れと。実は父親思いだったのだ。
そして今夜のトトロはウハウハ
ゴローがもし監督業を続けたいと思ってんなら「昼メロ」の監督から始める
といいんだが・・・ あれほど需要がハッキリしてると作り易いだろうに。
>>754 ルパンについて語ってることと一緒だよ。
「ある一時期ならばその作品をやる事に意義を感じられた。だが、もう時代が変わった。
今さら○○をやる位なら、自分にはもっとやるべき仕事があると思ってる。」と。
てか確かゲドの時もどっかでこれと同じことを自分の口から言ってたと思うんだが。ソースはない。
ウサギの声が致命的。上手い下手ではなく向き不向きな感じ。
声優ってものに初めて違和感を感じたかもしれない。
あと、
飯→誰かの姿が見えない→探す こんなシーンばっか
>>759 自分が竜である事に引け目を感じてアレンとの一線を越えないテルー
そんな時、母親の愛情がわからないアレンは、テナーの母性に次第に惹かれていく。
同じく大賢人ゆえ一線を越えないハイタカに、テナーは寂しさを憶える
間違った愛情とわかってはいるが、いつしかテナーとアレンは関係を持つようになる…
その事実を知ったテルー、そしてハイタカは心を痛める。
ある日、自暴自棄になったテルーは、テナーの薬を使いハイタカを惑わし
あてつけるための関係を持ってしまう。
かくして4人の関係は壊れ、皆分かれ各々の道を行く。
それから17年
彼等の子供達が皮肉な運命に翻弄される事になるのだった…
大体こんな感じだよね、あの辺ってw
あんまり「これを表現したいんだ」ってのが伝わってこない映画だったな。
どんなどへたくそ映画でも、「こういうのやりたい」ってのは大抵見えるもんだけど。
しいて言えば歌のとこだけかな…
あぁ、オバちゃんウケしそうないい内容だが、更にオバちゃんに受けるには韓国
ドラマみたいに、アレンは眼鏡かけてもっとベタな純愛路線でもいいんだがね。
いばら姫を翻案したいばら姫快楽の目覚めという小説があったが
あんな感じで奴隷に堕ちた首輪つきアレンの快楽と後悔の遍歴でも。
そんな「マニア向け」の内容なら今とちっとも変わらないだろーが…
767 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 15:03:14 ID:hq0QrbpR
ゲードゲードゲド はやおのこ
>>「ゴローいると思うとジブリ美術館にも行きたくないね。」
面白いこというね。ヒット!
ところで、ゴローって稚拙な人に見えるけど歳いくつ?
>>768 Wikipediaによると1967年生まれらしい。
770 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 15:16:52 ID:erK+YpqX
大賢人、弱いくせに逆転の布石はしっかり打っているんだなw
「テルーいいか絶対に出てくんなよ、絶対に家でじっとしてろよ、絶対だからな」
ベタベタなストーリーで、
病気の子羊が死んでしまう。まだ素直になれないアレンが、
「なんで魔法を使わないんだよ」「どうせ羊なんざ人間に食われるために」
みたいなことを言いテルーを怒らせる。
後になって気がとがめて謝りにいくとテルーが「あの歌」を歌っていた・・・
いっそアースシーってのは巨大なコンピューター内の仮想空間ってシナリオ
にすりゃ良かったんだ。クモなんてパッとしない敵ではなく、そのシステム
を管理してる黒いスーツを着た「エージェント」っていうのと熾烈な戦いを
繰り広げるみたいな。
773 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 15:51:16 ID:6jBQ0OUw
子供の頃から、いつかはアニメ化と思ってきた
シュナの旅が、これやったから、もう作られない
ということはないよね。
というか、吾郎さんって、アニメの下済みやったのかな?
建築家らしいけど、いきなり、アニメの監督やった訳
ではないよね?
観た後何も残らない映画だな
775 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 17:57:25 ID:s9B164pb
心オナニー
退屈な作品だったな
もっといいように作れたと思う
素材
なんでゲドになったんだろう?
パヤオの好みか
しかしいきなり大作一本じゃなく
パヤ作品のオマケで2本立てにしときゃ良かった
>>777 ゲドの話がなきゃ実現しない話
ゲド以外では作りようがなかったともいえる
最低レベルまで達してないにしても原作とシュナの旅の力がなきゃどうにもならなかったと思われ
印象的な場面のイメージはいくつもあったんだろうけど、
それらを繋いで一本の線にする力が不足してたんだろうね。
テレビで1回見たきりだけど、伏線がまったくなく、全てが偶然に何の脈絡もなく関係していくだけの作りだったように感じた。
小学生の作文というイメージがある。
一応ビデオにとってあるけど見る気なし。
バヤオの作品は何回繰り返して見たかもうわからないくらいだが。
>>777 宮崎駿がナウシカをやる前に原作者に交渉したけど、にべもなく断わられた
ところがトトロを観て感動した原作者から逆にオファーが来た
あとは
>>575 の経緯だな。
「ゲド戦記」の名前で釣られた人は、少なからずいると思う。
実際、原作読者の俺は「ゲド戦記」じゃなかったら
見なかっただろう。
そして見た後は実況NTV板で反省してる。・・・orz
フォローする人があきれていなくなるという2chの典型のようなスレだな
でもまあこんなことで気が晴れるのなら好きにすればいいかと思うが
>>736 遅レスだがそれは逆
これはあえて正攻法でつくられた映画
原作ものの映画によくある名シーンだけ継ぎ接ぎしたものに比べれば、確かによかったかも。
実写になるが映画デビルマンよりは良い作品だと思う。
デビルマンと比べないといけないとかw
映画じゃないけど「ミヨリの森」よりはマシ
「ブレイブストーリー」とどっこいどっこい
スチームボーイは正反対のベクトルだけど同レベル
ハリポタは映画ですら評価されてるのに…
ゲドは世界から相手にされていないという現実
圧倒的に儲けた国内でもブレイブはおろかコナン君と同レベルの扱いw
789 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 00:28:55 ID:OpkiVClq
ゲド戦記 楽しめる人チェックシート
□ ゲドの原作知らない
□ 今回の映画ができる経緯を知らない
□ 特にジブリのファンでもない
□ 五郎監督については宮崎の息子程度の知識しかない
□ 普段から社会問題に少なからず関心を持っている
□ 推測や思考する事が好き
□ 周りの意見に影響されにくい
□ 青年期に孤独感、劣等感を抱えていた事もある
上記8個にチェックが入る人は楽しめるでしょう
>>787 スチームボーイは相当中身濃いぞ。演出が淡泊なだけで
>推測や思考する事が好き
これはダウトだろう。突っ込みどころが多すぎて途中で楽しめなくなる可能性高し。
むしろ 何も考えずボーと見るのが好き ならOKかと。深く考えてはダメ。
792 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 00:44:25 ID:OpkiVClq
ゲド戦記 楽しめる人チェックシート
□ ゲドの原作知らない
□ 今回の映画ができる経緯を知らない
□ 特にジブリのファンでもない
□ 五郎監督については宮崎の息子程度の知識しかない
□ 普段から社会問題に少なからず関心を持っている
□ 好意的に推測、思考をする姿勢がある
□ 周りの意見に影響されにくい
□ 青年期に孤独感、劣等感を抱えていた事もある
上記8個にチェックが入る人は楽しめるでしょう
>>791 ボーっと見てたら、意味が分らずつまんね〜となる人も多いと思われる。
□ なにもかも全部わかった上で許してやる度量がある人
宮崎吾郎に「時をかける少女」並みの作品を作れる感性と才能があれば。
ジブリの最終兵器! 親父を超えた才能! 次回作まだあああ?
と大絶賛されたんだろうけどな・・・・・・
日テレの地上波初登場の扱い方で、もうね・・・
地上波初登場ったら、普通もっと大仰に騒ぐだろうに
797 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 02:54:12 ID:4dBuMJTS
親父が言った「気持ちで映画を作っちゃいけない」これが全てだよ。
798 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 07:48:53 ID:AOnUy32C
才能がないだけだよ。二度と監督はやるな。裏方に徹しろ。
宮崎吾朗って、今ジブリ美術館の団長らしいけど、
団長って、どんなポストなのかな?
具体的なことを知ってる人いる?
展示の企画とかは、やってるみたいだけど…
バカ息子を甘やかすために、無理やり作った肩書きっぽい。
食事シーンで、ハイタカのスプーンの持ち方が変で気になった。
明らかに意図して演出している不自然さだ。
手に怪我をしてるとか、そういう設定があるの?
昨晩のトトロ始まるまえにゴロー氏でてたなw
ポニョについて何か言っていたが、こいつをテレビに
出したりする所を見るとジブリや日テレはこいつを育てていく
方針にしたのかな。
バカ息子は親父からはちっとも甘やかしては貰えないらしい。
二言目には「ダメだ!」とか「お前はなんの才能もない!」と言われて
「へいへい」と言うのが主な仕事らしい。
そりゃ、親父だから口では厳しそうなこというかもしれないが
やっぱ息子には甘いと思うな。
美術館の館長なんて楽で偉そうな仕事をさせてるし。
パヤオのそんな甘さが鈴木をつけあがらせた一因だと思う。
それでもなおインタビューで
「親父は育児放棄で、こっちが憎しみ抱けるほどのかかわりすらなかったッスよw」
とか言いはなつ吾郎なのであった。
ハヤオが美術館の館長職(税金なのに…)を与えてやったのも
子供の頃全くかまってやってなかった罪滅ぼしのつもりだったのかね。
あるいは、大人になっても特に何するわけでもなく
「父親には何の感情も抱いてない」とか言いながら父親を横目で睨み付けて
親父の絵のエロパロ描きまくる息子に
「こいつ、犯罪者になるかも」と恐怖を覚えて職を与えただけかも。
トトロ放映前のポニョ特集で、ゴローが父親の力を見せ付けられた云々語ってたけど
普遍的な映画の出来よりも、自身の父親越えに重きを置いているような発言でちょっとひいたわ
806 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 12:36:07 ID:TIpx7YNg
40歳にしては、考え方も風貌もとても幼いね。
苦労知らずで生きてきた中身のない男ってのが濃厚に伝わってくる。
自立もできずに父親に寄生して生きてる。典型的な無能ボンボン。
ワクワクする楽しい映画が観たいだけの観客に、
自分の意味不明な内的世界を押し付ける自己中心的な性格も問題。
才能0、サービス精神0、エンターテインメントが何であるか全く分かってない。
そんな人間が監督やって、世にも不思議な怪作を作り。世間をドン引きさせた。
彼のせいで沢山の子供たちが失望を味わっただろうな。
>>804 息子のほうも照れがあるから口じゃさっぱりした親子みたいなこというだろうな。
でも行動は少しもさっぱりしていない。
てかエロパロってマジデスカ? 救いがたいな・・・
ゲド戦記は命の大切さを教えてもらった。いかに今を生きて、それを次の命に伝えるかなんだな。
タイトルからして、ナウシカやラピュタのようなドキドキワクワクのストーリーを
期待してた人も多かっただろうからな。
それがあの内容ではねぇ・・・
ドラゴンや大賢人や魔法の剣などなど、、、面白そうな要素はたくさんあるのに、
どうやったらあんなにつまらん映画が出来るのか理解に苦しむ。
不謹慎な話題はしたくないが、今日のニュースが気になった
寝ている父親を中3の少女が〜 というやつ
ついこの間もバスジャック事件があったが、ゲド公開時直後もそんなのがいろいろあった
季節柄なのかゲドを見てよけい気になるのかわからん
現実の事件が重なってゲドを考えると嫌な気分になる
ポニョで回復してくるわ
811 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 13:15:31 ID:yqgZqk2/
心〜♪
>>809 それは勝手な思い込みと誤解じゃないか。原作からしてそんな内容じゃないよ。
ワクワクするより、深く考えさせられるような話だ。
少年少女のやりとり、対決のシーンなど原作より娯楽性が高い作品に仕上がっている。
813 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 13:51:17 ID:0rreLG9o
ゲド戦記はゴロウの成長物語の一章に過ぎない。
物語はまだ終わっていない。
>>812 原作を知ってる人は勘違いしないだろうけど、それがこの映画の前提なの?
俺は原作読んでないし、そうゆう人間は映画の宣伝とか見て、ドキドキワクワク
を期待してた人も多いと思うが。
そもそも、勝手な思い込みや誤解の何が悪い?
映画を観る前の(先入観に基づいた)期待感とかも映画の楽しみの一つだと思うけど。
815 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 14:14:29 ID:g7bRIo3T
>>814 悪いのは邦題つけた人でしょうね。戦記なんて話のどこにもないのに。
>>815 それは同意。
タイトルが「テルーの唄」とかなら、評価も変わってきたと思うよ。
ゲド戦記/アースシーの物語(原作)
1巻 魔法の学院はハリポタの原型を思わせる。
少年ゲドが悪い竜達と対決するわ、ナウシカばりにキュートなペットをつれてるわ
謎の館の美女は出るわ、チビドラゴンを肩に載せた少女もでるわ、かなり娯楽性高し。
2巻 墓所アチュアンにとらわれた金髪美少女テナーを救い世界に平和をもたらす腕輪を
取り戻すミッション。話がテナー視点なので1巻より地味な印象だが、
ゲド視点でエピソードをふくらませれば、華やかな映像作品にすることもできそう。
3巻 大賢人となったゲドが世界の均衡を取り戻すため王子アレンを連れて
世界の果てに旅をする。クモが開いた黄泉への扉ふさぐため、ゲドは魔力を出し尽くし、
竜に乗って故郷に帰る。アレンは長く空位が続いたハブナーの王になる。
内省的なテーマとアースシーのスケールとの対比が魅力。雄大な映画になりえる。
4、5巻 3巻から18年もたって書かれたため、作風が違いすぎて賛否がある。
しかし竜少女は二人も出てくるし、美人王女もでてくるし、若き王アレンも美形だし、
ロマンス要素が難しいテーマを和らげている。
※いずれの作品も島々の点在するアースシーの海と空のイメージが美しく透明感があり、
竜や魔法の設定がファンタスティック。哲学的な作風の中にさわやかな高揚感がある。
>>817 高揚感はない。ゲドは怪我とか病気で寝てばかりだし、4巻以降は魔法も使えなくなって、
ただの世間が嫌いな老人。テナーのもとでヒモ生活。
>>807 いやいやエロパロまでマジにとられてもw
でも吾郎が親父の絵のモノマネでイラスト描きまくってたのを鈴木が見て
「こいつは使える」と監督に抜擢したらしいからw
エロ絵も描いてたような気はするよ。
アニメ絵描きでヌード一切描かない奴なんていないだろうし。
820 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 15:13:10 ID:/YnDHkeu
昨日のトトロを見ていたら駿の女の子への愛が溢れすぎていて、駿は女の子が欲しかったのだろうかと思ったりした。
そういや吾朗はほとんど構ってもらえなくて、駿が親戚の女の子とかをかわいがるのを見てたらしい。
ハヤオはやたら大人びた礼儀正しい少女にしか興味ないだろう。
自分が子供を育てるってことはせず、
育児のおいしいとこだけ味わいたいタイプだと見た。
>>819 >エロ絵も描いてたような気はするよ。
アニメ絵描きでヌード一切描かない奴なんていないだろうし
そりゃそうかも知れんがそういう
誹謗中傷的な憶測を垂れ流すのはいかがかと思うぞ
2ちゃんとは言え
そうだね。
アニメーターになる気はなかった(これは吾郎談)し
親父には何の感情もわかない程度のかかわりしかないと言い放ちつつ
親父のコピペ絵ばかり書いてるってかなり精神病んでるっぽくて
面白いは面白いけど。
ゲドなんかより、吾郎の魂の叫びが見てみたかったよ。
吾郎って表現者として表現したいっていう欲が見えないんだよな。全然。
厳格な父親への反発から娼婦と寝るアホなボンボンみたいなんだ。
だって吾郎ってもともと建築の仕事してたんじゃなかったっけ?
親父への反発もあってアニメで食ってくつもりなんか無かったんじゃないの?
それを引っ張り込んだ鈴木Pが戦犯臭いけど。
ど素人に大作任せるなんて暴挙に出るほどジブリにはましな監督がいなかったのか?
>>818 感想は人にもよるだろうが1〜3は最後はちゃんと目的を果たすし
広大な世界とその歴史に思いをはせるとロマンやカタルシスもある。
(戦う主人公が負傷したりするのはあたりまえ。寝てばかりとかウソつくなよ)
4巻以降はゲドは脇に回るけどテルーが竜を呼んだり
竜に変身して飛んでいくところ、なんか気持ちが高まったよ。
場面をイメージできない人には、テーマの難しさだけが残ったかもしれないが。
>>825 >場面をイメージできない人には、テーマの難しさだけが残ったかもしれないが
映画と一緒じゃんw
映画見る前に原作全部読んでみたけど、原作は分かりやすいし話も面白い。
状況描写や台詞回しが本当に素晴らしい。
3巻までは正当派ファンタジー。4巻以降はヒューマンドラマチック。人と人の絆が美しい。
この駄作映画と一緒にしてほしくないな。
原作が面白いかどうかは別としてさ
解りやすいの?解りにくいの?
読む人によって違うの?
最初の三部作はすごく分かりやすいし読みやすいと思う。
その後の2作はちょっとややこしいかもね。
>>828 解りにくいということはない。ただ、私は読むのが辛かった。痛々しいから。読んでいるほうがつらくなる。
楽しく読むなら3巻までがおすすめ。
その本を読めば どうなることか
危ぶむなかれ 危ぶめば実りなし
読み出せば その一行が知恵となり その一行が知恵となる
迷わず読めよ 読めば分かるさ
アリガトーオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ゲド猪記 終。
全体を通して解りやすいところとややこしいところがある
しかも途中から観ていてつらくなる
ますます映画と一緒じゃないか!
>>825 感想は人によると思う。
1巻は影を呼び出した後で、寝込んでいた。
2巻はテナーに閉じ込められて餓死しそうになった。
3巻は原住民に襲われて、海洋民族に助けられたあたりで寝込んでいた。
4巻はかなり寝込んでいたイメージがある。テナーの献身的な看護で持ち直した。
4巻のテルーが竜を呼ぶところでも、いくら悪い魔法使いでもあんな簡単に人を殺して
いいものか、カタルシスを感じるより、後味が悪かった。確かに、主人公たちに殺させないで
竜に殺させるあたりは、作者は巧みだと思うよ。その意味では吾朗はテルーに殺させた
から下手だよね。
>>826 映画と一緒じゃないよ。
本は読者が自分で場面をイメージするものだけど
映画は制作者の描くイメージを楽しむもの。
原作はアースシーの海と空とか、たくさんの島にいろいろな文化や歴史があるようすを
イメージするのが楽しかったけど、映画では「そこが描かれてない」からどうしようもない。
835 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 20:48:51 ID:Ykbt6wCI
>>741 >商売やってる街で人狩りやってたら、売る方も買う方も来なくなるんだよな。
それ、最大の設定ミスだよな。奴隷の消費・流通中継地で人狩りを、しかも
ちゃんとした身なりの人間を捕獲しねえよなあ。
魔法の剣も、ウサギは価値がないと捨てたのに、すぐ古道具屋で売られているし。
強力な魔法使いの居城なのにテルーは簡単に侵入。さすが竜の化身と思ったら、
そのあとテルーはわずかな距離を怖がって飛び越せないという描写でまた矛盾。
クモと街の支配関係について全く説明ないし。手下は単なる私兵で奴隷刈りは
小遣い稼ぎ? そんなやつが我が物顔で乱暴する割りには、街は平穏で繁栄
しているのはなぜ?
836 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 20:51:47 ID:F5Dfo0FE
実況板さすがに無くなったんだなwいつまで残ってたんだ?
原作は世界的に評価されてるだけあって、好みもあるだろうが1〜3巻は面白いし
とくに1巻はエンタメ性が高い。映画化するなら普通はこれだろう。
18年たって書かれた4巻以降は実験的続編みたいなものでファンの評価も分かれる。
この4巻以降のエピを引っ張っててきて、原作も途中からわかりにくいと強弁するのは
無理がある。吾郎も4巻からはテルーの設定を持ってきただけだし。
オナニーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ
>>835 一介の魔術師にすぎないクモが巨大な城に住んでるのも変だよな。
あの地域の領主の城で、クモが乗っ取ったのかもしれんけど、その辺の設定の練り込みが
全く無いから、単に「城を舞台にした戦いを書きたかっただけ」にしか見えない。
単に城に悪役を住まわせてもカリ城の伯爵にはならないし、人さらいの私兵に軍人の格好を
させてもナウシカの参謀になる訳がない。
使いたいキャラがあるのは構わんが、シチュエーションを無視して使うから話の筋がおかしくなる。
設定が全然練れてなくて、当然シチュエーションを理解させる工夫もない。
もちろんいろいろ脳内フォローが出来ないことはないが、それは本来観客がやる事じゃない。
一方、人物の行動や話の流れからテーマをくみ取るのは観客の自由。
でもそこは「生きるとは〜、死ぬとは〜」ってがっつり説教セリフで説明されてしまっている。
やるべきことを怠って、やってはいけないことに力を入れたという印象だな。
>>839 >単に城に悪役を住まわせてもカリ城の伯爵にはならないし、人さらいの私兵に軍人の格好を
させてもナウシカの参謀になる訳がない。
使いたいキャラがあるのは構わんが、シチュエーションを無視して使うから話の筋がおかしくなる
それは単に君が宮崎アニメを期待してたから、と言うだけ
>>841 俺はそんなの期待してないよw
宮崎アニメのキャラを使いたかったのはゴローだろ。使い方の間違いを指摘してるだけ。
>>835 >魔法の剣も、ウサギは価値がないと捨てたのに、すぐ古道具屋で売られているし。
ゴミ箱漁って売る人も世の中にはいるんだぜ?
>描写でまた矛盾
勝手に竜だから勇気があるって解釈しただけじゃん
城への侵入はアレンの影(光の部分?)との対話で動機付けしてたじゃない
>街は平穏
どこがやねん
裏でムチャクチャやってるって薬物売る奴とこからも描写されてる
さんざん城の外壁を根性で渡ってきたのに、
なんであの場面でだけ怖がってるんだ?って事じゃないかな。
街の事は
海外に行くとよくある風景だよ。
そもそも潤ってないと薬物買えないし広まらないしね。
最初は無料サービスなんて、まるでアメリカのとあるやつみたいだったw
あと、
若い奴を薬物でおかしくするくらいなら、捕まえて売ればいいじゃないか?
とは思ったかな
>>840 「脳内フォロー」っていうのがどの程度のものなのかは観客次第だね
一から十まで丁寧に書いてなきゃ納得しない観客もいるから
>それは本来観客がやる事じゃない
「脳内フォロー」がどんなものかは置いておくとしても、
ここまで断言できるかどうかは疑わしいよ
>人物の行動や話の流れからテーマをくみ取るのは観客の自由
その通りだよね
でも、この映画の問題はむしろ、
説教セリフで説明されてるテーマが物語とどう絡んでるかが不明なところで、
説教するゲドやテルーの役割が不明確なところだと思うよ
設定が全然練れてないってのはここで原因になってて
そのせいで、理解できない人にとっては、
映画を読み取るっていう行為がまるで「脳内」で勝手にフォローしてくれる
「信者」の振る舞いに見えてしまう
制作者の自業自得とはいえ何たる不幸
確かに街は平穏じゃない。なんせ無差別に人狩りが行われてるくらいなんだから。
街に出ればいつ狩られて奴隷にされてもおかしくない、そんな殺伐とした雰囲気。
女子供はすっこんでろ。
ラスト龍になったテルーに乗ったアレン達がわざわざ遠くへ降りたって、
ハイタカが待っているとかなんとか言ってのんびり歩いて帰るのはなぜ?
まったく意味不明。んで
クモがドロドロになってテルーをさらって塔から飛び降りたあと
また、元に戻ってえっちらおっちら歩いていくのはなぜ?意味不明。
>848
>ラスト
竜になったのでいい気分になって遠くまで行ってしまった。
人に戻っちゃった後また竜になるのはたるいし急ぐ必要もないのでのんびりと歩く。
>クモ
多分ドロドロになる(維持する)のに力を使うのではないだろうか?
マトリックスみたいにプログラムが擬人化されたりして
明らかに事象の意味するところを読み解くのが一つの楽しみに
なってる映画なら多少わかりにくくてもいいけど、
この作品は基本普通のお話なので、説明不足=力不足に見えるね。
>>846 信者じゃなくてもフォローは出来るし、皆それはわかってると思う。
連続アニメの総集編を見るようなつもりで見て、説明の足りないところは
省かれたエピがあると思って経験や常識で補完していけばいい。
むしろそういうことがうまい人ほど、問題箇所に気がつくから
わざと「ここが意味不明だよな」などといって責めていると思う。
>>846 >>850 馬鹿馬鹿しい。お前らはどちらも本質を見失っている。
本質は、
「ゲド戦記」を仮に完璧に脳内補完ないし脳内フォローできたとしても、全然面白くない。
ってことなんだよ。
ゴローが思い描いていたゲド戦記を、理想の観客が見て、完全に理解したとしても、
それでもゲド戦記は全然面白くないってこと。
それが本質だ。
その本質的欠陥の前には、説明不足なんてどうでもいい瑣末な問題だよ。
852 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 00:29:21 ID:ZymCKav2
新しいな。
>>851 多くの人にとって面白くないのは本質というか前提では?
でもそれ言い放つだけじゃ議論にならないから、
あとはいろいろつついて遊んでるんだろうが。
無差別な人狩りが横行してる街で経済活動が維持されている理由を誰か教えてくれ。
俺じゃ全く読み解けない・・・
おそらくはこの謎にゲド戦記の最大のテーマが隠されていると思うんだ。
世界が壊れ人の頭がおかしくなっていく、そんなアースシー世界の鍵が。
855 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 00:48:46 ID:KPDMwpMq
>>853 何言ってんだバカ。
ゲドが面白くないと言ったら「それは個人的な好みでしょ」と言われてしまうから、
それならばと知恵を絞って
「だってこんなにダメな映画なんだもん」と、ディティールを突ついてるんだろうが。
俺、今の今まで「意味不明」って言ってる人って
半ば釣りでやってるのかと思ってたよ
何かごめんな
>>855 >「それは個人的な好みでしょ」
誰が言ってるんだそんなこと
857 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 00:58:38 ID:KPDMwpMq
>>855 知恵をしぼっていたのか・・・
俺もごめんなw
箸にも棒にもかからない映画だから皆あきらめて
適当に冷やかしてるんだと思ってた。
859 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 01:03:16 ID:KPDMwpMq
>>858 それにしては必死じゃないか。いいから馬鹿は黙ってろって。
860 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 01:10:19 ID:V9LnLX2r
>>854 人狩が無差別じゃないってことでしょ。異民族は奴隷にしてもいいということだと思う。
肌の色が違うでしょ。ゲドはゴントの出身だし、テナーはカルガド人だし異民族。
861 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 01:13:22 ID:HNqqxEA2
>>860 アレンとテルーは肌の色同じじゃねーか。無理ありすぎ。
人狩り部隊がうろつく街にわざわざやってくる異民族たち。
まさに自殺志・・いや奴隷志願者というべきか。。
ゲドの「人の頭がおかしくなっていく」・・・このことだったのか!
いやー、謎が解けたわ。
863 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 01:23:16 ID:V9LnLX2r
>>861 同じじゃないと思うけど。それから、他の世界の人間からみたらわからないけど
彼ら同士で解る何かで区別しているのだと思う。それとアニメではわからないと
思うけど彼らはお互いにしゃべる言語が違う(原作では)。だから話してみれば
なまりとかでわかると思う。
例えば、テナーは母語はカルガド語なんだけど、アースシー世界では、カルガド人
以外は、カルガド語で話されても理解できないのが普通。テナーはゴントでの
暮らしが長いので、他の言語も話すことができる。
>>862 日本に密入国してくる韓国人や中国人を考えればわかりやすい。
ハブナーは街としては栄えているから、人狩に会わなければ、
出稼ぎになるのだろう。
それから、原作者の頭の中には常に人種差別のことがある。
ゲド戦記の実写版で、主人公のゲドが白人だったので、
怒りまくっていた。ゲドの肌の色は褐色でなければならない。
カルガド人は白人なのだが、野蛮な民族だとアースシー世界では
考えられている。
866 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 01:36:55 ID:0f2d6CtN
>>863 テナーはカルガド人だが、テナーは奴隷狩りと関係ないだろ。
テルーのことを言ってるんじゃなかったのか。
だったら意味不明だな。何が言いたいんだ。
>>866 テルーもゴント人で異民族だね。本当はゲドみたいな肌の色のはずだけど、幾分色がうすいね。
原作の4巻の表紙をみれば、もっと褐色に描いているのだが。ゲド、テナー、テルー、アレンいずれも、
ハブナーからしたら異民族。
868 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 01:43:05 ID:t9R7ZgXO
なんだただのバカか。
原作の方ではこうだからこうなんだろう
と言っても、それを映画の中で描けて無いから駄目なんじゃない…
映画と原作を融合しあって都合の良い方に解釈し
最終的に脳内で補完してくれって事なんだな。
>>867 映画はテナーとテルーがゴントに住んでいるという
原作設定を明らかに無視してるだろうが。
ホートタウン近くに住んでいるテナーが拾った娘なら地元出身だ。
映画の話をしているんだよ。たいがいにせよ。
ちなみにホートタウンはハブナーじゃない。ワトホートだ。
原作には多島海域の人間はほとんど褐色か赤褐色の肌とあるから
テナー以外皆同じような肌の色。映画は明らかにそれを薄くして
男女や年齢を考えてキャラごとに変えているだけだ。
871 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 02:11:26 ID:IWLeDWmj
原作がどうあれ、ゴロー版ゲド戦記はつまらない、ただそんだけだな。
ただそれだけのことを言うのに原作との違いを持ちだすまでもないし、
そんなのは無意味。笑止としか言い様がない。
映画は無難に作り杉。もっと冒険しないと。
免許取りたてで初のマイカーは中古車から、ってタイプだと思った。
873 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 02:29:35 ID:IWLeDWmj
無難でもちゃんとできてれば良かったんだけどな。あまりに……
この「あまりに」の後が続かないんだよな。
酷すぎる
糞すぎる
ダメすぎる
グダグダすぎる
とか考えるんだけど、どれも今一つしっくりこない。
こんな感じじゃないんだよ。
ゲド戦記をあらわすための、もうなんともどうしようもない感じの表現がないんだよな。
>>873 気持ちはすごく分かるぞw
ディテールをあれこれつついて議論するのも、その「どうしようもない感情」
の現れなのよ。議論する価値があると思うからやってる訳じゃないんだ。
まあ、大目に見てやってくれ。
875 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 02:53:40 ID:fQ7Gq6CJ
ゴローのゲド戦記は空虚は空虚なんだ。
しかしその空虚な部分に透明な水がたたえられているかのように錯覚する人がいる。
ただのなにもない空間なのか、済んだ水が溜まっているのか、よくわからん。
そのように感じている人がいるようだな。
ゴローのは単なる何にもないほうだから。
>あまりに……
「あまりにも心オナニー」でいいいんじゃねw
人に見せることを前提としていない精神的自慰行為のような作品だから
何で「ゲド戦記」だったんだろう
さあ、心オナニー讃えよう
【ポニョ陸戦型】
_ ∧ш ∧
〜'||「|( ◎_◎)
|||ヽ Ч ノ <ロリだポニョ!!
UU ̄U U
「帰還」はなぁ…
子供のころ3大ファンタジーの一つとしてゲド戦記を読んだあと
初恋もまだの思春期に帰還(4巻)読んで気持ち悪くなった。
で、アニメのゲド見て怒りに燃えて全巻買いなおしたら素晴らしい出来だった。
今結婚して何年も建つから帰還の良さが分かる。
原作のゲドが活躍してないって批評が有るけど、無敵のヒーローなんて暴君と紙一重なんですよ。
その偉大な力を見せびらかさないでテルーなりアレンなり本人が成長するのを
手助けするだけ。畑で作物の世話をするように。
881 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 08:20:13 ID:fQQQmunl
>>843 >>魔法の剣も、ウサギは価値がないと捨てたのに、すぐ古道具屋で売られているし。
>ゴミ箱漁って売る人も世の中にはいるんだぜ?
アホか。刀剣を専門に売っている古物商が商いになると買い取った商品だろが。
古式の刀剣が読み終わった漫画雑誌程度の価値しかないって設定で、あの古物商は
現代日本で言えば路上の100円古雑誌屋ってことならかまわんがw
>>描写でまた矛盾
>勝手に竜だから勇気があるって解釈しただけじゃん
>城への侵入はアレンの影(光の部分?)との対話で動機付けしてたじゃない
竜の化身だからできたのかってのは皮肉だろ。竜とでも思わなきゃ理解できない
描写のあとに(伏線かと思うよな)すぐそれと矛盾する描写で、矛盾の3連コンポ
だったって意味だw
>>街は平穏
>どこがやねん
>裏でムチャクチャやってるって薬物売る奴とこからも描写されてる
へ? 裏路地でこっそり薬物売るってのは麻薬が禁止されていて、権力による
実効的な取り締まりが行われているからだろ? 仮に戦前の上海や今のアムス
みたいに薬物が合法だとしたなら、路地裏に連れ込んで声を潜めて売らねえよ。
大通りは活気にあふれていて、大量の商品を陳列していて、女が一人で
店をひらける街の治安状態と、町外れでまともな身なりの男女を人狩りが
横行している矛盾は、どうやっても説明されていない。
ゲド戦記って原作があったのか!!
こないだTVで始めて見たんだけど、
どこがゲド戦記?
最初に共食いしてた龍は?
なんであの女の子は龍に変身したの?
ぱっとみでどうして魔法使いと分かるの?
とにかく???だらけで、最後まで見た感想は
限りある命だからこそ大切にしろって事を言いたいのか?
ハウルをさらに劣化させた話しに感じたんだけど
そうかー原作があったのかー
>>882 >限りある命だからこそ大切にしろって事を言いたいのか?
命の価値や死の恐怖の意味については、テルーが全部セリフで言ってくれているからなあ
こういうとこだけ親切w
まあ、原作者は「その解釈は違う」って言ってるけど。
>881
人通りの多い町中ではまあまあ治安が保たれているけれど、
ちょっと通りを外れて人気のない場所に来たら危険、ということでは。
衆人環視の中で堂々と犯罪が出来るほど治安が悪いわけじゃないが、
大通りをずれたら女の子の一人歩きなんかは出来ない、っていうのは
結構リアリティがあると思うけど。
アレンのことも最初は目撃されたから何とかしようとしたわけだし。
>>881 ウサギは武器としての価値しか考えていなかったのではないか?抜けない剣に価値はないだろう。
古物商は、抜けなくても装飾品としての価値があると思ったのだろう。
魔法使いの城に普通の人間が入れるのは変なのか?ゲドたちが侵入して混乱していたため
入れたのではないか。
ニューヨークでも治安のいい地区と、悪い地区があるみたいなものだろうか?
原作でも、街は繁栄していながら、奴隷狩りが行われていると描写されているが、
原作でも矛盾を感じたのだろうか?
>大通りをずれたら女の子の一人歩きなんかは出来ない
もしそうなら、そんなところに、地元の女の子が迷い込んだわけが描かれていないとね。
「病気のおかあさんのために薬草を摘みに来た」とか。
>ウサギは武器としての価値しか考えていなかったのではないか?抜けない剣に価値はないだろう。
抜けないと確認するシーンって無かったはず。一度は金になるかと値踏みして、そのあと
「古い」という理由で捨てた。仮にも王様が持っていた剣だから、古物商が実用性はなくても
買い取るくらいの価値はある剣なんだけど。
奴隷というのは身分制度と結びついているから、民族差別や市民資格の有無で
狩る側と狩られる側がきまるわけですわ。無差別に狩っていたら、奴隷を使役する
階級を攻撃することになるから奴隷制度は逆に崩壊しちゃう。
テナーのところに薬を貰いに来た中年主婦ふたりも、ウサギに
奴隷にしないでくれと頼んでいたよね。
つまり異人種や異国人、非市民階級を狩るのではなく、
普通の地元民も狩られる対象ということになるのかと。
するとテナーの家は町外れにあるけど、そこへの道は治安が悪いことになる。
おばちゃんが徒歩で往来してるのに。
>魔法使いの城に普通の人間が入れるのは変なのか?ゲドたちが侵入して混乱していたため
>入れたのではないか。
テルーが侵入したのは、ハイタカが捕縛されたあとのように見える(少なくとも
混乱に乗じたという表現はなかった)。
しかも高い塔屋の上に魔法使いから手下まで集まっているのに、接近してくる
二人には(しかも一人は足手まといの少女)、屋上に来られるまで気づかなかった。
同じ高所とはいえ、城への侵入の時は狭い足場を伝うだけで、何もない
場所を飛び移るのよりは怖くないでしょう。
それにプラスして、侵入した時は一人でテナー達を助けなくちゃ、と気が
張っているのに対し、後の場面では王子についていけばいいだけなので
甘える気持ちが出たのでは。
この辺は「魔法使いの城に普通の人間が入れるのは変なのか?」と思うかどうかの
常識や感覚の違いなのかねえ?
城、それもバッキンガムのような宮殿型じゃなくて、城塞型の城って、軍隊や忍者のような
特殊な人間も入れないように作られているというのが、俺の常識ですわ。
そこに易々と入れたら、普通は罠か、何かの伏線だと思うけどね。
まあ、お寺の大きな門を見て「入り口だというのに威圧的な雰囲気はおかしい」と
思う人と、「部外者を拒むのが門なんだから当たり前だろ」と思う人もいるわけで。
城の外壁を渡るシーン、ふつうなら落ちそうになる演出を入れたりするもんだがね。
アッサリ侵入成功しちゃってボンドもビックリだよ。
大賢人なのに弱すぎてわろた
クモの魔法で守られた城なんだよね
だから城内に入ったハイタカは魔法が使えないんだが。
冒頭でハイタカも魔法の剣に気付いたし、テルーの正体に気付いたのに
クモのそんな城に簡単に入れて妨害もなんの伏線も無いとは…
まぁ、アレンを主役にするために色々無理設定にしたせいなんだけどな。
894 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 11:42:30 ID:Asurec1F
変なとこはいろいろあるけど、最も気持ち悪いのは
ファンタジーにもかかわらず、世界が全く描かれていないこと。
主人公および敵役が、どういう世界に生きてどういう状況に置かれているか
さっぱりわからないこと。
例えばウサギが人狩できるのは、どういう権力を背景にしているのか?
クモは魔法使いというだけで、人狩を許されるほどの権力を持っているようには
見えない(手下はウサギだけみたいだし)。
一方で中世の王国のような封建国家があるようなので、全くのアナーキーな
世界ではないようだが、クモの立ち位置が全く不明。
敵役の立場が最後まで意味不明だから、敵が死んでも何が
改善されるのか全くわからないままこの映画は終わる。
吾郎ちゃんはティーンには強いんだが
幼児に弱いのが課題だな
つか百万円と苦虫女みたいなの作らせたら上手いんだから無理に子供向けにする必要もないと思うけど
>894
水戸黄門みたいな感じじゃない?
ハイタカが黄門様、クモはその地方の小悪人でウサギはその手下でやりたい放題。
ちょっと世の中がおかしくて、黄門が悪人を退治しても決して全世界が平和に
なったわけではないのだけれど、とりあえずその地方は平和になってめでたし
めでたし、こうやってちょっとずつ世直し?をしていこうね、みたいな。
898 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 12:14:51 ID:Asurec1F
>>896 >>原作もよく知らないし、どこをどう省略したか、
>>気になることはない。そう思って観るとこの映画、なかなか面白く思った。
>>私は、あえて、好意的にフォローしたい。
>>「絵がヘタやなあ」は、ヘタなのではなく、昔風、それこそ父・駿が
>>若き日に手掛けた懐かしの東映動画時代のテイストではないか。
これのどこを縦読みすれば的確などと言えるのか?
昔の東映動画のクオリティーを知らんのか?
>>894 描写されていないのは、その通りだ。何か権力があるというよりは、不法に人狩をしているのではないか。
試写を見た原作者も言ってたが、
この映画の登場人物、
その行動をしている「理由がない(分からない)」んだよな。
>>894 >ファンタジーにもかかわらず、世界が全く描かれていないこと。
>主人公および敵役が、どういう世界に生きてどういう状況に置かれているか
>さっぱりわからないこと。
そういう事だと思う。致命的に書き込み不足なんだよな。
例えば、町中でも商売(表通り)と人さらい(町はずれ)は両立し得るという意見もあるが、
そのためには秩序を守る公権力がある程度は機能してなきゃならない。
そんな描写は無かったし、それどころか公権力の象徴といえる軍人みたいな格好した奴が
率先して人さらいをやってるから???になる。
じゃあ、公権力を行使する支配者は誰か?と考えても、城に住んでるクモくらいしか
思い浮かばないから、ますます訳が分からなくなる。
生きるという事と、地球規模〜家庭規模の幅広い社会問題について
今一度考えてみましょうって映画じゃないだろうか。
環境問題、薬物問題、派遣問題、親子問題、教育問題、
資本主義問題、etc
今、社会にはこういった問題がありますよって表面的に羅列して見せただけ。
小中高の社会の授業で使えばいいよ。とりあえずまずはアニメをみて、
それぞれのテーマについて深く掘り下げて考えてみよう。
>例えば、町中でも商売(表通り)と人さらい(町はずれ)は両立し得るという意見もあるが、
>そのためには秩序を守る公権力がある程度は機能してなきゃならない。
この点を何で疑問に思わない人がいるんだろうと思っていたけど、よく考えたら
宮崎ゴローが疑問に思わないでこんな設定で出してくるんだから、そういう人も
多いと言うことかねえ?
>901
公権力としては最初に王様が色々対処してるシーンが出るし、
クモは最初に「まだ魔法の使える魔法使い」と紹介されるじゃないか。
ウサギが軍人っぽい服装をしているのはちょっと判りづらいけど、
その後のシーンですぐに公権力に属する人間じゃないのは描写されている。
>>904 物語を読み違えてますよ。それと魔法能力と公権力はイコールじゃないし
ファンタジー世界の物語だから、現代日本人の視点で解釈しようとしても
理解できないことは多いだろう。それこそがまさに異世界の証だよ。
907 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 13:33:29 ID:Asurec1F
>>904 真昼間に街中で人狩なんかできるのは、
普通は国家権力がバックにあるんだと思わないか?
でなけりゃ、全くアナーキーな、なんでもありの世界なのか
となっちまう。
最初に国家権力ぽい描写があるからこそ、クモが
国家の中でどういう位置にあるのか(ラスプーチンみたいに
裏から権力に食い込んでるとか)の描写が無いのが致命的にまずい。
908 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 13:34:37 ID:Asurec1F
描写してないんだから、理解のしようもない。
>>886,888,890
なんか勝手に暴走してるなあ
本当に釣りじゃないのか
まるで昔の日本に子取りや人さらいがいなかったとでも思ってるようだが
もちろん、ゲドの舞台は日本ではないけどねw
「常識」として
「商品にならない」けど襲うっていう無法モノっぷり
そんな人間たちを兵にするクモがどんなキャラクターかよく解るでしょ
城に住んでいても守りを固める訳でもなし
いざというときは、自分一人の身を守ることができれば良いと思ってるんだろう
テルーについては、城侵入前のテルーの目標はアレンを救うことだったから、
救出後はやり直し
なにせ、アレン救出にはわざわざ映画のキーになるシーンを前もって用意してるくらいだから
>>907 あそこは国家形態じゃなくてあの街で成り立っているところで、統治はよくわからない。
統治側としても奴隷労働力が必要だから、必要悪として見逃しているのか、
あるいは腐敗によって、統治側と汚職で癒着しているのか、
あるいは、本当は討伐したいのだが、魔法に立ち向かうことができないできないのか、
よくわからない。
>907
時代劇でも外国映画でも、人気のない町外れとかで悪人が娘さんを
追い掛けてて主人公が助けるっていうのは良くあるじゃないか。
で、最初に王様があちこちのトラブルで忙しいのが描かれている上、
刺されたシーンまで出てくるから、舞台となっている辺境っぽい街の
魔法使いの悪さにまで手が回らない状況なんだな、と理解したけど・・。
912 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 13:48:12 ID:Asurec1F
>>910 >>統治側としても奴隷労働力が必要だから、必要悪として見逃しているのか、
>>あるいは腐敗によって、統治側と汚職で癒着しているのか、
そういう背景を暗示するシーン(奴隷が実際に労働してるシーンとか)が
ちらりとでも描写されていたら、印象はぜんぜん違っただろうな。
未来少年コナンのパクリになったとしてもww
>>909 すまぬ。あんたの書いている意味がよくわからん。
それにこっちの反論意見に答えないで
無法者だからなんでもありと言われてもねえ・・・w
「救出後はやり直し」ってのも、なにそれ?
他の皆も人狩りと売買が違法じゃない社会として描かれている
ホートタウンの社会構造がわからんって言うとるじゃろが。
914 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 13:53:50 ID:HvcezpS+
一から十まで説明が必要なマニュアル人間には難しい映画だね
>>912 奴隷市場の覗くシーンはあったよね。歴史的には奴隷制はそんなに珍しくない。
人類が奴隷制をやめてしまったのは、生産性が低いからだ。
奴隷でコナンが出てしまうほうが驚きだ。
916 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 13:58:25 ID:PxsNuAeD
ゴローのゲド戦記は、少ない登場人物が式次第のようにあらすじだけをこなして上映時間をつぶしているだけ。
なので、ゲド戦記なら、俺だったら紙芝居で表現できる。
>>911 >時代劇でも外国映画でも、人気のない町外れとかで悪人が娘さんを
たぶんゴローの頭の中ではそういうつもりだと思うよ
だから、もう少し丁寧に権力や秩序が及ぶエリアとその外側を明確に
描けばよいのにと思う。
アレンは「ホートタウンに到着してから」ブラブラ歩いている以上、
町のどこかでテルー誘拐に遭遇したと思うのが普通の感覚だから。
>>915 >人類が奴隷制をやめてしまったのは、生産性が低いからだ。
今でも奴隷はいるよ。国連が各国に人身売買の取り締まりを
毎年のように要請している。日本も要警告対象国。
綿花摘みには効率が悪くなっただけで、性や臓器売買、下級兵士
漁労、鉱山や、レンガ焼きといった単純な重労働といったジャンルだと
まだまだ奴隷のCPは高いんで、悲しいことに無くならない。
>>904 つまり、地方を治める領主とかは存在せず、国王の絶対的な中央集権の下で
国全体を統治してるという世界観なのだろうか?
それならば、国王が刺殺されたことによる混乱や不秩序をどこかで描くべきだね。
そうした混乱で公権力が崩壊し、軍人が好き勝手に人さらいとかをやってるならば
理解できなくもない。(この状況下で商売など出来ないと思うがw)
やはり、多くの人が指摘してるように描写が不足してるのは否めないと思う。
全ての不具合を「人の頭がおかしくなっている」で片付けるのは、ちょっとねえ・・・
みんな、色々議論してるけど、当のゴローからすれば
「お前ら、こんな映画になにマジになってんの?」
話題にのぼる人狩りにしても
ゴロー「アレンがテルーを助ける場面を2人の初対面にしたいな。テルーがごろつきに襲われる・・
じゃベタ過ぎか。そういや奴隷のシーンを入れてたな。奴隷狩りってことにしよう」
実際、この程度だと思うよ。
921 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 14:10:09 ID:HvcezpS+
>>916 いや、ゲド戦記はかろうじてテルーの唄で成り立ってる。
紙芝居ではあの感じを出すのは難しかろう。
922 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 14:11:29 ID:PxsNuAeD
世界の均衡が崩れるといったって、父親殺しも人身売買も昔から珍しいことじゃない。
だからテーマ的にもつまらない。
世界の均衡ということでは、例えばもののけ姫の一つの森の消滅を巡る物語の方が的確に複眼的に壮大に描かれている。
外国人研修・技能実習生という名目で日本にきて
地方の零細農家とか零細工場で働いてる人なんか殆ど奴隷みたいなもんだろ。
>>922 なんかテーマを深くほりさげず、表面的に色々並べただけだもんな。
>>919 >つまり、地方を治める領主とかは存在せず、国王の絶対的な中央集権の下で
>国全体を統治してるという世界観なのだろうか?
アレンのいたエンラッドの治世下にホートタウンもあるのかな?
公式HPにはアレンの父エンラッドは善政の統治を敷いていたとある。
一方、ホートタウンについた時、ハイタカは奴隷運搬車を眺めるアレンに
この町では奴隷制があると教えていることから、エンラッドとは違う政体で
あること(ハイタカが知っていることから、奴隷制は前からあったこと)を示唆している。
アレンが父王を殺害してからホートタウンに着くまでどれくらいの年月が経ったのかねえ?
いくら世界の均衡が崩れかけているといっても、ホートタウンで国王の権威が崩れ去り、
奴隷制がはじまり、人狩りが横行するには早すぎるような。
だからホートタウンはエンラッドとは別の統治体制にあると考えるのが合理的かと
>>919 アースシー世界は、帝国、王国、統治形態は様々、特に統治組織がない地方、
現住民族が部族性をやっているところいろいろ。
927 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 14:26:20 ID:Asurec1F
そもそも、原作があるんだから設定は全て原作から
持ってくればいいんだよ。才能無いならなおさら。
たとえ、原作をなぞるだけになったとしても原作のファンは納得するだろう。
ジャンルは違うけど、ダビンチコードは映画的には駄作だったけど
原作に忠実に映像化されてたから、それだけでも存在価値はあった。
原作者が怒るほど違うものを作っておきながら、背景説明は無しかよオイ
ってことだと思う。
>>913 キミの話では、商売ができるほどの治安が守られる為には、
権力の介入があるはずで、しかも奴隷制度は身分制度と結びついてるから、
無差別に狩るのはおかしいってことだったから、
商売ができる程度に治安が良くても人さらいが出ることはおかしくないでしょうと、
それに、無差別に狩るのがおかしいというのは、異民族ではない地元民であるところの
テルーが狩られて売られるのがおかしいってことを言いたいのだと思ったので、
それなら、「商品にならない」ってことからも映画での話と異なってるでしょう
それでも襲うのは彼らが無法者だからってことになるでしょうと
城への侵入は演出の面がおかしいとキミは言ってると受け取ったので、
演出プランとして、アレン救出に対するテルーの動機付けは特別に行われてるので、
その後のシーンではテルーは通常設定のまま行動することになるって言ったんだよ
城は要塞で簡単に侵入できないってこともキミは言ってるようなので、
それに対しては、無法者の部下を少数しか従えない上に、
城を要塞化しないところにクモのキャラクターがうかがえるでしょうと言ったんだ
テルーの歌は長すぎてダレたなぁ…
いい歌だとは思うけど、単調すぎないか?
>>925>>926 なるほど・・・中央集権体制ではない訳ね。
それなら、やはりホートタウンの社会的背景についてもっと描くべきだね。
ホートタウンは物語の最重要舞台じゃないから手抜きしたのかもねw
映画を観た後原作を一通り読んだけど評判ほど面白くはなかった。
児童文学としては指輪物語や果てしない物語のほうが良いと思う。
自分の闇との戦いというテーマもこれが随一というわけでもなく…
>>931 ただ、出版年代(60年代)を考えると、この本に影響を受けたものが多いのじゃないだろうか。
この本は娯楽性に欠けるところがある。内容は深い気がするけど。
>商売ができる程度に治安が良くても人さらいが出ることはおかしくないでしょうと、
もうちょっと理解して欲しいのだけど。理屈が逆立ちしているよ。繁栄している街で
人さらいはおきることはあるが、繁華街からさほど離れていない所(アレンが
ほっつき歩いて、テルーが入り込むところだからな)で、商売で人狩りをする悪党が
跋扈していて、陽気に商売しているような街ってあるのか?
秋葉原にナイフを振り回すヤツが定期的に出没したら、客が集まると思うか?
ウサギやその他の人狩りは商売で奴隷刈りをやっているんだぞ。毎日のように街から人が
さらわれているのに、街が活気づくわけないだろ。ときおり裏路地で
強盗殺人が起きるのとはわけが違うわ。現実に山口組・一和会抗争や広島戦争の
時の商店街は客が来なくてもう散々だったんだぞ。つい最近も青森の暴力団抗争で
商店街を歩く暴力団員の姿を見た店が映画のワンシーンのようにシャッターを閉める様子が
テレビで流されていたけど、機動隊が辻辻に立っていてこのありさまなんですけどねえ。
>それなら、「商品にならない」ってことからも映画での話と異なってるでしょう
狩ってから、顔見て商品にならないとわかったんだよ。だけど、もったいなから
レイプしちゃおうってことでっせ。やっぱあれは奴隷刈り。
続きね。
>演出プランとして、アレン救出に対するテルーの動機付けは特別に行われてるので、
>その後のシーンではテルーは通常設定のまま行動することになるって言ったんだよ
テルーのモチベーションがアレンとの再会で落ちたと言うことですな。
いや、おどろいた。クライマックスに向けて物語がトーンを上げていく中で、しかも
最大の見せ場でヒロインのテンションが下がる演出をゴローちゃんはしていたという
その発想はなかったわw 面白い意見ですね。俺にはとうてい考えつかなかったw
>それに対しては、無法者の部下を少数しか従えない上に、
>城を要塞化しないところにクモのキャラクターがうかがえるでしょうと言ったんだ
どう見たって、塔屋の屋上にアレンとテルーが近づいて来て、ようやく気づいたような
表情をしていたけど、実はクモ様はちゃんと知っていたんですねw
生死両界を分かつ扉を開き、大賢人を手玉に取った魔法使いのわりにお茶目なんですな。
そんなことまで観客に斟酌させるのかよ、ゲド戦記は!?
935 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 15:39:07 ID:HvcezpS+
>>933 別に細かい所はどうでもいいんじゃねえか。
これこれがオカシイと現実社会を持ち出して言い出すのなら
魔法とか竜とか出る事自体オカシイんだからよ。
アニメ、アニメw
>>932 同意。当時の同時代的な思想性は感じる。
これから社会に出て行こうとする子供がいろいろ考えるにはよいかも。
子供に見せたくないような話も含まれているけど
現実にはそうしたやりきれないことが起こるから
その中でどうやって生きていったらいいか、とかね。
>>935 スマンスマン。ついムキになってしまったよ。これで消えるわ
>>933 普通は繁栄している街には犯罪者も集まりやすいと考えるのじゃないか。
人狩も町の真ん中でやっていたわけじゃないし。そこには何らかの秩序があるのだろう。
人狩りについては秩序の問題よりも拝金主義の害悪を感じましたよ。
質の悪い布を売るとか、麻薬の売買や人身売買の場面は
現代日本の問題を象徴的に指摘しているのではないかと思います。
外見だけとりつくろい実質を伴わないとか
一時の快楽に溺れて麻薬や覚せい剤に手を出すとか
売春をするとか
そうした問題に対するメッセージなのではないかと。
>>939 そういった状況というか問題というかは人類の歴史とともにある。
問題は何も解決していないように見えたんだが、
あれはハッピーエンドではないという解釈でいいんですかね
>>941 国に帰った主人公は、処刑をまぬがれないという解釈もあるな
それならそれで、「火垂るの墓」並みに救いのない終わり方にしてほしかったが
破綻しているシナリオの「その後」はあまり気にはならねぇな‥
ウタダの旧旦那の「キャシャーン」のその後も全く気にはならんだろう。
今見た。
なんか、予告編を延々見せられてるようで、苦痛だったな
あの内容なら20〜30分でもよさそうなもんだ
アレンを見てるとエロい気分になるのはなぜだろう?
>>942 それだけじゃなくてさ。人買いもクスリも、別にクモのせいじゃないよね?
なのにラストは、全部解決『っぽい』空気になってるじゃん?
あれはどう理解すればいいのか分かんなくて…
どう理解するか?とか、どう解釈するか?とか、
デビット・リンチの映画を語ってるみたいだな。このスレ。
人狩り設定でいろいろ議論があったようだけど
ちょっとセリフでフォローしてあったらよかったんじゃね。
町の人「坊主、町外れにでると人さらいが出るぞ」
ウサギ「へへへ、おまえもこんなとこをうろついてることみると
まともな家の娘じゃあるめえ」
テルー「あたしは迷子の羊を探しに来たのよ!」
>>945 ヒント:く・び・わ
>>946 それは世界の崩壊と関係なく、もともとあった問題だから解決されないでしょう。
>>949 人間の頭がおかしく〜ってのは元からってことか…
じゃあ世界の均衡が崩れたって言ってる根拠は、竜の共食いだけってことかな?
>>950 その他、異常に農作物が枯れたり、理由もなく子供が親を殺したり、魔法使いが魔法を使えなくなったり、
これらは世界の異変だと説明されていた。
一般人の父母姉義兄全員が異口同音に面白くなかったと言った。
父に至っては、「とりとめが無さすぎて内容を覚えてられなかった」だと。
>>921 手蔦が紙芝居のおっちゃんとに扮して読み聞かせれば無問題
>>945 あの退廃的でアンニュイ?な雰囲気がそうさせるのではなかろうかw
955 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 20:23:00 ID:bvhXxVe0
ぼーっと見るにはもってこいの映画。
美しい絵と音楽と声を張らないしゃべり方に癒される。
駿作品は千尋あたりから絵がごちゃごちゃしてきたんで疲れる。
年のせいかな?w
さっき2年前に録画したハウルを観てみたら、ゲドの予告があって、これだけ観ると
すげー期待させられる。
で蓋を開けたら、こんなんだったと。w
957 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 20:36:57 ID:reIjqjqq
自分の期待どおりじゃなかったから批判する、てのは駄々っ子と同じでしょw
エコと空中戦ではない生と死を扱った異端のジブリではある。
生と死なんて散々親父がやってきたことだろ(パヤオの源流に原作ゲドがあったとしても)
というか吾郎ゲドに生と死なんてない。
959 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 20:51:02 ID:reIjqjqq
ハヤオは空とエコしかないだろw
みんな父親を殺したアレン・ザビは酷い奴だと言うが
悪役だからこれくらいはやるのだろう
だから、その後ヘルシア・ザビに討たれた時も因果応報と思ったな
961 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 21:38:03 ID:PxsNuAeD
ゲド戦記の「世界の均衡が崩れた」という大テーマがずっと空回りしてたでしょ。
大テーマの映像的見せ場は、最初の二匹の竜の共食いのシーンで一丁上がりだったのだよ。
最終的にクモという魔法使いの一身上の都合に帰着してなんじゃこりゃという感じ。
同じことがガンダム00で起こった。
「世界のゆがみ」という大テーマがずっと空回りしてたでしょ。
早い段階で駄目だとは思ったけど、大テーマの帰着点は見たいと思った。
最終的にアレハンドロというアホの一身上の都合に帰着してドン引きしたもんだ。
>>940 そうした根源的な問題の現代的な形について
この映画はメッセージを発しているのじゃないかなと思います。
現代日本としたのは限定的過ぎたかもしれませんが…
>>961 映画では魔法使いと世界の関係についてあまり語られてないので
わかりにくいですよね…。
クモは自然への畏敬を忘れた魔法使いの代表という位置づけで
人類の技術を濫用することの危険性を表現していたのではと思いましたよ。
963 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 22:33:08 ID:3KG065dM
>>961 なんかガンダムと比べられると屈辱を感じるな。
むろんアニメゲドはガンダムと比べるべくもないクズ中のクズだけど。
それでもそのように原作を引き合いに出してガンダムと並べられると、
さがれ下郎! と言いたくなる。
あっそ
とゆうか、ガンダム観た事無いからわからない…
映画等のアニメしか観ないんだけど、ここではそうゆうのは特殊?
>>961は別に原作を引き合いに出してはいないだろ。
「世界の均衡が崩れた」ってテーマは映画の序盤でさんざん言ってるし。
このスレでも原作の話を持ち出すやつがいるけど、映画は映画単独のもの。
それのみで完結しないといけない。
ただ、映画単独では視聴者に伝わってないことが多くて
足りない部分を補完しなきゃいけないんだが、
「原作付き」であるがために原作が引き合いに出されるんだよな。
もちろん、本来であれば映画単独で、物語の背景となる状況を
必要最低限でいいから説明するべきなんだけど。
968 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 23:50:37 ID:KVVFQIsq
そんなことは関係ない。
ゲド戦記は、どんだけ脳内補完したところで、糞映画の域を出られる作品ではないだろ。
むしろそんなふうに細かいところをつつけばつつくほど、
「そんなに細かいところにこだわるなよな、もっと大きく見てくれよ」
とゴローは思っているだろ。
ゲド戦記が映画以前のクズだったことこそ、ゴローに伝えるべきことなのに、
おまえらは延々重箱の隅をつつくようなことばかり言っている。
端的に言っておまえらは頭が悪すぎる。
>>968 はいはい、実況板のゲド反省会スレから来たんでちゅかー?
970 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 00:35:01 ID:YxtwX1Xw
問題は、
どんだけ脳内補完して完璧にしたとしても、それでもゲド戦記は糞映画だってところだな。
そこが擁護厨に飲み込めないところなんだ。
彼らはゲド戦記を素晴らしい映画だと思い込んでしまっている。
それがなぜか、やっとわかったよ。
彼らは、脳内補完そのものが大事なんだ。
ゲド戦記を見て、何となく全部わかった。
ところが一方に、わからなかったと言ってる人たちがいる。
おいおいわからなかった人たちよ、君たちは脳内補完ができてないんだよ。
とだいたいこういう順序なんだな。
だがゲド戦記を批判してる人は、脳内補完してもゲド戦記は面白くないと言ってるんだよね。
ゴローが何をやりたいかなんて誰だってわかるんだよ。
>>968 うむ、あながち間違ってないな。
親父の新作であるポニョも説明不足な点だらけだったりするが、全体的に筋は一本通ってはいるし、なにより面白い。
少なくとも各シーンが見逃せないといった感じで引き付けられる。
ところがゲドは映像で魅せられる部分が全くない。ツッコミを入れることでしか映画に集中できない。
細かいところにこだわらず見たら、なんのひっかりもないまま終わりを迎える。
かろうじてテルーの唄くらいか。
大賢人のスプーンの持ち方が、どうしても気になります。
描写された奴隷関連を中心にまとめると
町に入ってすぐの所で奴隷市が開かれ、町へ輸送されてくる奴隷、町中にゾロゾロ並ぶ
同じ服を着せられた奴隷達(路地裏のハジア中毒者も同じ服)、アレンを乗せて町から
どこかへ輸送される奴隷。奴隷市の商売人達はウサギ達とは無関係に見える。
どこで誰が捕まえようが、奴隷市でセリにかけられるんだから基本はオープン商売。
無差別人狩りが通常ってことなら、自分の知り合いがそこにいてもおかしくない。自分も。
そんな状況でも平気で商売と生活をしている。
アレンは「おかしい」と言うが、ゲドはここの普通の状態のように説明している。
「人間がおかしくなっている」らしい。
その後奴隷やハジアについてゲド達は何も言及していない。
クモはごく小規模に奴隷輸送を請け負っているらしい。
クモは「とっくの昔から」世の中がおかしくなっている事を言及している。
奴隷やハジアの事は関係ないようだ・・・
本当にホートタウンは混乱しているようだ。突っ込まれてもクモでさえ困るだろう・・・
クモは不老不死を望んだ事と誘拐罪で断罪するしかなさそうだ。
結論:まともに思考すると混乱する→最後まで見るには思考を止めると吉
な
>>973 訂正
>その後奴隷やハジアについてゲド達は何も言及していない。
「鎖は外した。後は〜」と奴隷でいようが逃げようがゲドは自由意志を尊重している。
976 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 01:13:56 ID:LKooNLbl
ひどいのは駿なんだよ。
原作者のル=グウィンに会ったとき、ル=グウィンに
ル=グウィン「えっ、駿、あなたが監督をするという条件でアニメ化を許諾したのです。
なぜ息子のゴローが監督なのですか」
駿「台本については私がすべての責任を負います。ダメなものは書き直させますから」
というやりとりがあったのに、
駿パパはゲド戦記にいっさい口を出すことなく、約束は守られなかったわけだ。
こういうのを読むと駿もどういうつもりだって思うけど。
この映画を見て感動した、という人も少数だがたしかにいる。
おそらく、アレンと同じか、近い精神状態になった経験のある人は、(まったく説明のない父親殺しも含めて)この主人公に共感したのではないかと思う。
川口の父親刺殺少女もアレンと同じ気持ちだったのかね。
父親刺殺なんて一番描かなければいけないテーマだったんじゃないの?
アレンの悩みが死ぬのコワイだけで父親殺しちゃうんじゃ説得力なさすぎる。
>>976 邪推だが鈴木が親父には口出しさせないようにしたんだろう。
パヤオが口出ししてたら十中八九「もういい、俺が全部やる」ってなってたはず。
その方が皆幸せなはずだったんだが、大人の事情でそんな時間かけられなかったんだろう。
981 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 01:25:44 ID:GUgPLvK3
奴隷は均衡が崩れたから出てきた商売なの?
それとも昔から?
あんなでかい街とかって普通昔は奴隷とか捕まえて作ってたし
ギリシャ時代の都市国家なんて市民の10倍の奴隷が生活を支えていた
死ぬのが怖いのは父親殺した罪で死刑になるからじゃないの?
気持ちとか動機とかそういうのは全然どうでもいいことなんだよ。
そういうのに関係なく罪の償いはしなくちゃいけないってお話だと思ってる
>>981 奴隷やクスリは、世界の均衡とは関係無いらしいよ
984 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 01:29:33 ID:GUgPLvK3
魔法が使えないなんて
悪い魔法使いしかいないからな今は
言葉を信頼しなくさせたのは
どうみても悪用してる方
985 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 01:33:20 ID:GUgPLvK3
鈴木pって朝日芸能の記者(笑だったんだろ
そりゃゼニゲバ野郎だよw
986 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 01:39:44 ID:0d0/X6dW
>>980 そういうことだったとしても、駿はル=グウィンとの約束を破っちゃったんだなあってだけだな。
鈴木が邪魔したとしても、
どういうつもりで宮崎はル=グウィン婆さんをそんな風に傷つけたのかな。
この顛末はあんまりだと思うんだよね。
987 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 02:06:18 ID:2wMkwTpL
なんとなく「耳をすませば」を見た。
その中での物語を書き上げたしずくのセリフ
「私書いてみてわかったんです。書きたいだけじゃダメなんだってこと。もっと勉強しなきゃダメだって。」
ゴローにも聞かせたいわ。
ハヤオも「気持ちで映画を作っちゃいけない」と言ってるけど。
>>986 さっきポニョスレに新作「〜ポニョ」について書いたやつのコピペ
↓
駿さんは「ゲド戦記」アニメ化を断った。
だがすでにアニメ化していた。
そして新しい存在しない第6巻という話を作った。
そういう事だと感じた。
ここでの感想や議論が時々ツボにはまる。
死を感じたってのや
>>738 >千尋で、自分の名前を大切にね。っていうメッセージに感動したのに、
>ぽにょではいともあっさり本当の名前を捨ててしまう辺りがちょっと悲しかった。
作画の話で関係ないけど
>>756 影なんかなくていい
「ポニョ、そうすけ、好き!」「ぼくも、ポニョ、好き!」
それが最高
↑
コピペはここまで
自分の中で昇華したものが作品の中にちりばめられている。
更にその先の見解を「〜ポニョ」で強烈に語っている。ストレートに無言で。
>>981 奴隷制と都市の構成員が無差別に奴隷狩りの対象に
なってんのは大違い。上のほうでさんざん指摘
されているよ
>>986 何度も出てるが、経緯は大体こんな感じ
>>575 それから、権利関係はル=グウィンの息子が管理してる。
ル=グウィンに会いに行く時にはゴロー監督で制作はとっくに進んでる状況
原作に忠実な方向で進んでると思ってたパヤオだけど、実際は違ってた
約束どおり潰そうとしたが、、制作や宣伝の数十億の金がとっくに動いてる
鈴木Pに究極の選択をとらされたんだろ、ル=グウィンへの義理か数十億の負債か
しかも日テレやスポンサー系にも義理はあるから、選択肢はひとつしか無いよね。
ハウルの時にも色々あったし
ル=グウィンへはパヤオから手紙が行ってて、内容は出してないが
その辺の話がのってたんだろう
>>駿氏からはとても心のこもった手紙が届き、さらに吾朗氏からも手紙が来ました。
>>わたしもできる限りのお返事をしました。
>>この映画の製作に際して、太平洋の両岸で怒りと失望が生じたことは残念に思います
この時点ではル=グウィンも仕方ないなとゆう感じだが、
「引退」の解釈が誤解を生じさせて、心底ガッカリしたんだろう。
991 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 08:59:02 ID:UEVeoxh3
>>987 書きたいだけで書いてベストセラーってのが今の世の中結構あるからなぁ。
リアル鬼ごっことか恋空とか。あぁいうのは雫みたいに目覚めるってことは
一生ないんだろうな。
>>987 勉強したから書けるようになるというものでもないでしょう。
吾朗は勉強したらハヤオのようになれますか?
>>992 なれるかどうか以前に、
まずは修行しろってことだよ。
埋め
なんで原作通りやらないんだろうね
やっぱアニメ作ってるやつって頭悪いのが多いんだろうか
997 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 13:53:22 ID:In2egNXR
原作を2時間程度の枠に収めるのは無理だろ。
そんな事すら分らない996の方がよっぽど頭悪く見える。
998 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 13:59:06 ID:Io9yDrmC
999 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 14:01:01 ID:Io9yDrmC
>>998 超良血馬で武豊にも三冠確実と賞賛されたモノポライザーは食肉に加工され、
ハムになったそうです。
1000 :
1000:2008/07/21(月) 14:01:51 ID:SIW8byAC
>>997 30分で収まるアニメを2時間に引き伸ばした方に問題があると思う。
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。