ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛 〜第12章〜

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638名無シネマ@上映中
>>634
ファンなのはわかるが、変な生き物ヲタクの子供のファンにしか俺には見えず、
方向性をはじめから完全に間違っているように思えてしまう。
イマジネーションの視覚物理化にこだわりすぎw、物語の思想性というものを
理解していないか捨象しすぎている。
ナルニア国物語の特長は、著しく思想的な深さをもつ物語、なわけだから、これだと厳しい。

たとえば「ナルニアを強く希求することこそが、ナルニアの現実化をもたらす」という
「カスピアン王子のつのぶえ」での最重要テーマがまったく見えてこない。
これは「スーザンがなぜ、ナルニアに戻れないのか問題」の答えでもあるわけだが。

つまり、ルーシィが森を歩くシーン、およびカスピアンがフォーンやドリアードたちの
踊り場の跡地に激しくナルニアを希求するシーン、ここらへんをうまく
映像的に処理できる、大人の監督でないとだめだったと思う。