色々、意見はあるとは思うが、やっぱりこの映画の
まとめ方はなぁ。キングも認めたっていってるけど、
あの人は小説家としては優れていても
映画、映像として魅せる人ではないからねぇ。
正直、ダラボンよ、それはないって思ったのですよ。
最後のあれは安楽死批判とかに繋がるんだと思ったんだけど、
考えすぎかな…
マーシャ・ゲイ・ハーデンが最高に良かった。
結局、主人公も狂信者たちと一緒で、理性を失ってあのような結果になったというのがこの映画のおもしろいところ。
シニカルすぎて何度も見たい映画じゃないが、良作と思った。
>>951 個人的にはナイト・オブ・ザ・リビングデッドの方が名作
ラストありきで作ってしまったお陰で話の展開に
無理がある感じがずっとしてるんだよな。
情報を遮蔽された異常な状況下ってのもわかるんだけど。
なんか足りない気がする。浅いって言ったのはそういうこと。
957 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 02:35:23 ID:3oogBSnU
>>942 落語のオチ?「僕を怪物に殺させないで」って言うセリフが出た時点でキミ以外の観客は
子供が死を覚悟していて、お父さんに殺してもらうことも考えのうちじゃないかと気づいてたと
思うよ
怪物ってのは狂った人間も含むとしたら・・・おお!
映画館に見に行こうと思ってたけどどうしても結末が気になってようつべで見たんだが・・・
映画館まで行かなくてよかった
怪物どうこうよりも、人間が人間を裁くということの愚かさを伝えたい映画じゃないの?
この映画のラストは人間の愚かさ、傲慢さがよく描かれてて俺は好きだなあ
>>953 俺はそんな正解めいたもんじゃなくて
人間が示す「正しさ」っていうものが
いかに無力であるかってのを表現してるように思える
でもそれだったら結末を二つ用意してほしい
そして俺はその内の一つの絶望を見てしまったのだと
・・・思いたい
現実的には難しいだろうが
後付けENDだからどうしても心情省略で
勝手に脳内補完してくれ的な部分が多いよね。
かといってあの最終段階でダラダラ心情風景が続いても
ダレそうだしあれが一番な妥協点なのかもしれないなぁ。
後ろから軍が来たとかいきなり霧が晴れたとかは
映画的な演出だから突っ込むのは野暮だと思うけど。
キングがこのENDで続き書いたらどうなるのはちょっと読んでみたい。
なんかものすごい宗教映画を見た気分。
最後の子どもを巻き込んでの無理心中や
主人公の周りを巻き込んでの空しい奮闘を
見てたら日本沈没の「なんもせんほうがええ」
という老人の呟きを思い出した。
終末思想が漂ってた。
>>962 そういう意味では原作読めば解決じゃね? あっちは希望だよ
誤解や紛糾、怒号?wを招くだろうが、敢えて書く。
これが良作ってどういう感覚してんだよ?
です。
>>966 もちろん、別系統のキング映画を期待していった人にとっては
とんだゴキブリホイホイです。
でも、言えてよかったw
>>965 枠組みを超えた芸術か
もし最初からそれを考えてたら、
本当に天才だな・・・
さんざん外出だろうけど書いとく
最初に出て行ったおばちゃん最強すぎる、最後に子ども連れてトラックの荷台に乗ってるし
つーか主人公たちは逃げてきたはずなのにすれ違ってるってことはトラックは中心部に逆走?
ちょっとその辺がよくわからんかった
あと、火炎放射で燃やしてまっせーみたいなアピールあったけど、小さいクモとか
めちゃくちゃでかいやつとか、どうやって倒すの?核落とすくらいじゃないと無理っしょ
まあ、パニックにおける集団心理が描きたかっただけなのは伝わったけど
ちょっと詐欺っぽいな、2000円の価値はない
昨日見てきました
ホラー映画っていう前知識をいれずに観たので
正直面白いとは思えなかったです
(ホラー好きではないので…)
鬼頭莫宏が漂流教室をリメイクしたらこんな感じかなと
アメリカって無理心中って概念が無いんじゃなかったの?
973 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 03:44:17 ID:3Tcc3jPa
>>970 俺、今日見てきたけど、映画館出た直後はおんなじこと思った。なんでおばちゃんは生きていられるんだよ、とか。
けど、家に帰って考えるほど、色々浮かんでくるよ。
クリーチャーに対してありえないと否定する人、異次元がどうこう、という人、(あえていやな言い方で書けば)それを鵜呑みにする人、
神の裁きという人、その考えにすがる人、出来事をただ見守る人、そんなの関係ないからとにかく子供の元に戻る人。。。
結果的にそのいろいろな考え方とクリーチャーに殺されるかどうかという結果に明確な因果関係はない
(推測で言えば、多分スーパーに残っていた「何もしなかった人」は軍に助けられたんじゃないかと思う)。
確実なのは事実に対して人間が思い、起こした行動の結果には確実に死として出てくる、ということ。
もし神がいるとすれば、神こそが人間に対して平等である、とも言えるわけで。
974 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 03:49:53 ID:nJzZfsdH
いまテレビでやってる「エス」も、まあ毛色が似てるというか…
>>973 言ってること、宗教おばちゃんみたいだな。
ID:SVnwMi1uが怖いんですけど・・・
>>973 起こした行動の結果には確実に死として出てくる→最初のおばちゃん助かってますが・・・
何もしなかった人(取り残されたスーパーの人)が助かったと思ってる人の方が
少ないと思うんだけどね。
最後の最後で希望を捨てた主人公には、あの残酷なまでの結末が待ってて、
批判されて然るべき行動ではあるが、周りに左右されず、我が子を慮って店を
飛び出したおばちゃんは生きている。
でも、やっぱりあの現状で希望を持ち続ける事は不可能に近いのは観てた人
殆どの人が感じるはず、主人公を責める事は出来ないが、何だかやるせない
よなあって感想が大半な気がする。
978 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 03:59:03 ID:dzKx+Aex
最期助けられた住民の中に
スーパーの残ってた連中いたらあまりにも残酷すぎ
ノンポリな人間のほうが結局生き残るみたいなのは
こういう映画で時々ありますよね
>>973 >>977だそうです
俺も家に帰ってからオナニーしたりしていろいろ考えたから心配すんなって
この映画で描かれているのは、「周りが見えなくなった人間は、誤った解答を正解だと簡単に信じてしまう」と散々学習させられた後でも、
その過ちを見事に犯してしまう、という人間の愚かさだ。
オバさんの世迷言を真に受けておかしくなっていく住民達は、主人公達にも観客にも異質な者として見えるよう、多少過剰に演出されている。
それは飽くまで人間の恐怖を客観的に見せる為であり、ラストへの長い長い前振りだ。
その伏線は、最後主人公が絶望の中モンスターになる事によって、ダイナミックに回収される。
皮肉にも、作品中最も残虐なモンスターは彼だと言えるかもしれない。
そして衝撃的なのは、観客も「それは間違った決断だけど、この状況ではやむを得ないかもしれない…」と主人公を理解し、同化してしまうよう違和感無く演出されている所にある。
人間の恐怖を、異質な者の側として主観的に体感させられてしまうのだ。
最後の最後で、そうなってしまっていた事にはっきりと気付かされる。
モンスターになる事より、モンスターになってしまっていたと気付かされる事の方がショッキングだ。
主人公も宗教オバさんも住民達も「善意のモンスター」はモンスターの自覚が無い。
それを自覚させられるラストシーンは、過去に観たどんなホラー映画よりも恐ろしかった。
「周りが見えなくなった人間は、誤った解答を正解だと簡単に信じてしまう」
周りが見えなくなって重大な判断を誤ってしまう状況は、巨大昆虫よりもずっと現実感のある恐怖だ。
だからこそ、この映画は見る者の気持ちを暗く滅入らせる。
「霧」という何でもないタイトルが、見通しを失ってしまう事の日常性を静かに主張しているように思えた。
ttp://blog.goo.ne.jp/goo7974/
> 「善意のモンスター」はモンスターの自覚が無い。
めっさ苦悩してたけどな、あの主人公
結局、銃にすがっちゃったがね。
主人公的には最悪エンドだけど、どうも世界は救われるっぽいし
それがせめてもの救いなんでしょう
誤爆した_| ̄|○
次スレを立ててくれたのかと思ったら・・・w
>>982 誰かと思ったら酢めし疑獄の人かw
頭いいんだな
990 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 04:40:43 ID:YLmweGra
どうしたら、こんな誤爆が出来るねん?w
>>982 コピペにレスしてもしょうがないが
あんまり「この状況ではやむをえないかもしれない」とは見えなかったけどな
しかしあのババア
自分の子供が待ってるから誰か送って行って
で断られると
「おまえら地獄に落ちろ」
ってwww
なんという自己チュー
でも、あのとき一緒に行ってれば助かったんだよな。
スレで誰かが、バットエンドだったけど主人公たちは一所懸命生きたんだとか言ってたけど
この自己中おばさんが助かるなんて皮肉すぎる
995 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 08:12:11 ID:0ykjzbo8
子供のために死地に飛び込んだ親と
手にかけた親の差だろ
997 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 08:15:05 ID:v7FJAGQt
>>994 > でも、あのとき一緒に行ってれば助かったんだよな。
それはわからない。
ついていったことで足音が大きくなって怪物を呼んだかもしれない。
道筋が変わって怪物と遭遇したかもしれない。
あのおばちゃんだって色々あったんだよ
サイレントヒルみたいな展開で
最後のヘリコプターの音の後、
主人公の背後に「大成功!」の看板持ったのろけいすけが…。
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