1 :
名無シネマ@上映中:
3 :
名無シネマ@上映中:2008/04/03(木) 16:58:01 ID:F6hSfK8d
来日したイバナ・バケロちゃんは 火垂の墓がお気に入りと宣言なさいました。
パート4がなくても、それはそれできれいな終わり方だったかも
DVD発売されて、レンタルもこれからだと言うのに。
全く空気読まないクソガキによる死ぬ直前までの妄想話
パルチザンって、あれからどうなったの?
982 名無シネマ@上映中 [sage] Date:2008/04/01(火) 17:14:36 ID:XzjbuxOV Be:
監督コメンタリー
「少女が死ぬのでは無く、望んだ世界に生まれ変わる物語」
監督自身がそういう解釈をしてるんなら、ハッピーエンドで良かったね…と喜びませんか? 無理?
なんかちょっと萎えた・・・・
真っ白な本のページに子宮の形に血が浮き出るところが結構キタ
13 :
名無シネマ@上映中:2008/04/05(土) 08:55:15 ID:byahf8Wb
》11 悲しい気持ちは拭えません。 うぅ…ん
14 :
名無シネマ@上映中:2008/04/05(土) 10:30:27 ID:m3rz0q5e
>>10 1947〜48年頃までに全滅させられました。
そして1975年まで独裁政権は生き続けた…
>>9 ヴィダル大尉に肩入れして観るとそうなるわな。
生意気だし、挙動不審だし、赤ん坊連れ去ろうとするし。
やっと見れた
感想
ちょいとファンタジーな部分が少なすぎないか?
過去レスでも散々言われてた事だがここまでとは…
奇妙なキャラに惹かれて期待していたのに出てきたのは数える程度。
DVD買わなくてよかった
期待していたのに…orz
>>16 ダークファンタジーと聞いて、BD待ちで期待している俺には気になるカキコだな。
DVDレンタルで気に入ったら、Blu-ray版(出たら)買いなよ。
SFXオタの買う映画じゃないよ。
人間のキャラたちと同列に異形のキャラたちがいるって感じで、ファンタジーがメインではないよな。
かと言って13歳の少女が見た物語だから、戦争ドラマを期待してもいけない気がする。
スペイン内戦に翻弄される人々の物語ってことで。
みつばちのささやきもそういった感じだったし。
なんつーかキャラとストーリーがマンガ的だな。ハリウッド映画的というか・・・わかりやす過ぎる。
どうせ子供向けでないなら、もっと皮肉の利いたドラマを期待したんだが。
例えば大尉は普段はチョー良い人だけど戦争と割り切ると残酷だとか。
ゲリラは正義のつもりが目的達成のためなら一般人の犠牲をいとわないとか。
現実ってそんなもんだと思うが。
>>21 スペインにとってフランコ政権はまだ歴史じゃない少し前までの現実だからナイーブな部分じゃないの?
広島の人に原爆のお陰で戦争終わったよねって言うようなデリカシーのなさ。
>>21 大尉がチョー良い人だったらオフェリアも妄想の世界に逃げ込まず、話が進まん
というかゲリラが一般人の犠牲を気にしてるような描写あったっけか
個人的にメルセデスの弟の目は狂信者の目だと思ってる
「妄想の世界」って語弊があるな
「非現実的な世界」にしとく
25 :
21:2008/04/07(月) 02:24:27 ID:J2FwRjs2
レスがついたので。
>>22 個人的に「ブリキの太鼓」のようなシニカルなテイストを望んだまでです。
>>23 話の進め方はいくらでも。女の子にウサギ農民の虐殺を目撃させるとか。
ゲリラうんぬんは「例えば」の続きとして読んでください。
>>21 その設定の方が浅薄で漫画的じゃないか?
大尉って外面は残酷で自己愛的な態度を取ってるけど、内面的には
死んだ父親にしがみついて生きている(壊れた時計を何度も見る)し
その弱さを隠すために嘘をつく奴。つまり大尉は劇中でもっとも弱い
哀れな存在として描かれている。
オフェリアと大尉の「強さ」が最後の瞬間に逆転するところが監督を
してこの映画をハッピーエンドと言わしめている理由だと思うが。
27 :
21:2008/04/07(月) 02:39:59 ID:J2FwRjs2
>>26 大尉のキャラ設定はそんな感じでしたね。
ただ、21で書いたようにあまりに分かりやすいので食い足りませんでした。
普通の人間がファシズムにのめり込む理由が、大尉のように特別な理由で
無い方が、よりダークな現実を表すんではないかと思っただけです。
>>23 当時のゲリラには暴力革命指向の共産主義者も多いしねえ。
ああ、ブリキの太鼓なんかは確かに普通の人がグロテスクに狂ってく感じだねえ
ああいうの期待したら物足りないかもな
最初っから戦争中だから、普段どうだったかという描写もないし
セルジ・ロペスはまり役だったなー。
「怒ってる」とか「驚いてる」とかいう感情の動きは分かるが、それ以上に得体の知れない所がある。
大尉の中の人1965年生まれとは思えないほど貫禄ありすぎw
あの喉に辿り着かんまでの胸毛にどうしても目がいってしまった
確かになんか大尉はストレートすぎたな
もうちょっと魅力出そうな気もするけど
ストレートでもいいんじゃないですかね。
えー、私は「そこまでするかぁ〜」と思いながら大尉見てたけどな。
マチズモの体現者みたいだし、基本的に冷酷なのに、変な幼稚さがあるのが怖かったかも。
大尉って頭良くはないよね。
TSUTAYAのランキングに入ってたから借りて観たけど、なかなかの当たり映画だった
あの子守唄に使われてるメインテーマいいね
俺も最初はファンタジー系メインかなと思ったけど全然違って良い意味で裏切られた
昨今のファンタジー映画見飽きてたってのもあるけど
この映画におけるスペイン内戦後の状況は、日本人の俺からしたらあくまで歴史上良くある抑圧の状況で、この映画の真価はそういう状況の中でのファンタジーのあり方、存在価値にあると思う。
だから抑圧する側、される側の関係性にリアリティや独自性はいらない。
36 :
名無シネマ@上映中:2008/04/09(水) 22:13:04 ID:MhrtPDV9
この映画沈んでしまうにはまだ早いと思う。
37 :
名無シネマ@上映中:2008/04/09(水) 22:25:17 ID:GMrXwT/c
頬撃たれたら、ほんとにあんな感じで目にじわーって感じになるのかね?
誰か試してみない?
>>35 そう?優れたSFやファンタジーは、それを取り巻く状況や設定にリアリティ
(上手なウソとも言うが)があればあるほど、非現実的な部分がより引き立て
られるって昔から繰り返し言われてきているけど・・・。
前に火垂るの墓を見たフランス人が「こんな悲惨な映画、リアリティなさすぎ」と感想書いてるの見たんだが、
リアリティって人によって異なるよな。
この映画今日見ました。泣いしてしまった。
女の子の妄想なのか、現実なのか。
どちらとしても矛盾が生じるけれども、現実であって欲しいと思った。
なんつー救われねえ映画だよw
久しぶりにすげー映画観た。
>>38 戦争の客観的事実を描いた映画はいくらでもあるが、この映画は少女の
現実が現実味を失い、妄想の世界が現実味を増していく(魔法が現実に
侵入する)過程を描いている点で他と一線を画すと思う。
幼少期に本当に自分のアイデンティティが脅かされるような体験をした
ことがあれば分かると思うが、そういうときの子供の現実認識のしかた
というのは大人のそれとは違う。
>>38 別世界を完全に構築して描くタイプのものはそれでいいんだけど、
この映画は現実を背景にしつつも、
ファンタジーの方の成立が非常に危ういから、
バックグラウンドは簡単に描くくらいじゃないと。
図式的といっても、大佐の境遇は描かれているし。
現実の悲惨さ、少女の選択、ファンタジーとしての昇華、
うまいバランスだと思います。
大佐の人生の選択と少女のテストでの選択の対比もさりげなくて見事。
>>26の言う通りだと思います。
大尉はきも手男に食われるとかもっと悲惨に死んで欲しかったな
>>44 大尉には魔法が見えないのでそれは無理。
自分が信じた現実に裏切られ、最後の瞬間に
息子にとってだけは英雄であろうとした望みも
絶たれたあの死に方が、大尉にとっていちばん
悲惨だったんじゃないかなあ。
ラビリンスパートはサイレントヒルみたいな気持ち悪さがあるね。
>>43 でも少女の視点はあくまで物語を語るための方法論であって、当時の子供の
気持ちを表すことを意図した映画では無いと思う。
その意味で言うと図式化しすぎた内容ではちょっと単純というか淡白な感じ
がしてしまう自分のような人間がいるのも理解して欲しい。
悪は特別な者のみがするものという整理がされている気がして、それで良いの?
という気がする。
>>47 自分もどうも大尉が純粋悪のカードボード・キャラクターになってるのが
どうもなじめなくって、この映画すごく期待していたんだけど、あんまり
楽しめなかった。
歴史に基づく話で、一部の人間だけが仮面ライダーのショッカーみたいな
ステレオタイプの悪役に描かれてると、どうも反発を感じてしまう。
読み取れてないだけでは?
時計や最後の言葉や息子にこだわったあたりで彼という人物のむなしさを描いてじゃん
そこそこの権力を(暴力によって)手にしたひとはあんなもんだろうなと思ってみてた。
おこちゃま?
いや大尉にあるのは権力じゃないでしょ。
名の知れ渡った軍人を父に持つにもかかわらず、
辺境の山奥に部下30人足らずを引き連れてゲリラの残党狩りなんてのは窓際仕事じゃないかな。
冷酷さばかりが際立って見えるが、(大尉の価値観からすると)罪のない人々には
別に暴力を振るうでもなく、それこそゲリラのスパイに入り込まれるくらいに寛容。
医者が死ぬときに言ってた「何の疑問も持たずに上の命令に従う」人なんでしょ。
命じられた仕事をこつこつとこなすサラリーマンみたいなもので、だから罪悪感もない。
本人は仕事をこなしているだけで、ゲリラに恨まれてるなんて思いも薄いので
最期に子供を託したときも、まさか遺言を拒否されると思ってもみなかった。
>>51 俺もそう思った。
あれは多分軍人だった親父に教えられた「正義」を実行してるだけなんだよな。
>>47>>48 実際ああいう人がいたんだから仕方がない。
むしろ同情的に描いていると思う。
スペイン内戦は反共も絡んでいるからややこしい。
共産ゲリラは抹殺すべきだと考える人も結構いた。
詳しくはスペイン内戦の本で。
大尉の弱さとか母親の不安定さってのは劇中で
ノンバーバルな演技で示されてるからな。
最後まで観て「大尉は純粋悪!もっと残酷な罰を
うければいいのに」と思っちゃう人がいるとすれば、
その人はそうした非言語的なメッセージに対する
感受性が未熟なのかもしれないね。
>>53 例えば第二次大戦中の日本人だって、軍国主義の冷酷な人間としか描かれてないこと
が良くあるけど、「硫黄島からの手紙」でそうではない人間的な描写がされていた。
この映画にもそうしろと言ってる訳じゃないけど、あまりに類型的過ぎて、
自分はどうも素直に楽しめないんだよ。
>>54 「もっと残酷な罰を」なんてことは全然思ってないよ。そうじゃなくって、
もっと人間的な厚みをもって描いてくれたら、この映画がもっと素晴らしい
ものになったろうにってことを言いたいだけ。母親の不安定さは見て分からない
人はいないでしょ。
そうかなあ?
大尉も父親へのコンプレックスとか、それでいて自分が父親になることへの執着心とか、なかなか興味深い人物だった。
そういや息子と決めつけてたけど、あの当時正確に判別は出来たのかな?
>>55 大尉の人間性に欠けた部分…というか歪みや弱さも、
父親の遺言や時計、身づくろいのシーンの神経質さ、
男が生まれることに対する過剰な期待など散々描かれていたはずだ。
って文字にすると浅薄になるなw
人間的な厚みは作中バランスから見て相当重きを置かれて描かれていたはず。
役者もいい演技してたし、
>>54の言う通り充分感じ取れると思うけどねェ。
>>55 勝手な想像だけど、あなた自身が現実の親との
間に何か問題を抱えていそうな気がするのだけど。
いや人格攻撃とかそういう意図ではぜんぜんない
んだけどさ。
>>58 若いだけかもしれないし、映画から何を感じ取るかは基本的には自由なはず
俺は
>>55の家庭環境まで踏み込むのはどうかと思うぜ
感受性が未熟とか、家庭的に問題があるとか
映画の感想だけでそこまで決めつけるのは
はっきり言ってどうかと思う
1677万色のモニター画面を見て「128色しかないよ!色少ない」って言い張り一斉に突っ込まれているようなもの
全色見分けるのは至難の技だがせめて256色くらい見ろと
>>59 すまん、読み返してみたら確かにデリカシーのない
書き方だった。
俺がこういうことを書いたのは、この映画が現代の
親子関係に横たわる問題を象徴的に描いていると
感じたからだ。
子供に王女様の服を着せて夢想にふける母親、
生まれてくる息子にのみ関心をよせて妻の連れ子
に見向きもしない父親。
とくにこの父親像に対する一面的な悪という評価と
深みがないという幻滅には、評価する側の自らの
親に対する感情が投影されているのではないかと
感じた。
コメンタリーをみてもらうと分かると思うが、監督は
戦争の悲惨さというよりもっと普遍的な、歪んだ
親子関係の連鎖という問題を描きたかったのでは
ないかと思う。
その意味で
>>55の親子関係に強い興味を覚えた
だけだよ。
63 :
55:2008/04/11(金) 18:09:54 ID:GqFrFlTl
若いうちはこういう描写が気にならなかったんだよ。
年取ってだんだんこういうところが気になるようになってきた。
海外の批評をいくつか読んでみたけど、映画全体は好意的に評価しながらも、
大尉の描写は類型的としている批評はいくつかあるよ。
archetypal facistとかsadistic monster、母親を含め家族関係を
cardboard portraituresと描写している批評もあった。
俺も大尉は端々に目新しい設定がありつつ、基本的には類型的な悪役だと感じた。
ただあれ以上捻ったキャラにされるとややこしいから、俺にはあれで良かった。
類型的だからって現実的ではないとは限らないしな。
現実にそういう人間が多かったから類型になったのかも知れんし。
ああ、あと最近の類型的な軍人はむしろ「歴史の流れで悪(敵)役にはなったが、本当は大切な誰かを思う人間味溢れる人」じゃないかと思う。
硫黄島の軍人のほうが、日本人から見たら典型的な「いい人軍人」の描き方だと思うけどね。
あれをアメリカ人がやったから珍しいだけで、邦画や小説じゃありがちなお人だし。
それと海外はファシストに拒否反応が強いから、
ある程度型にはまった悪である必要がある。
そういったなかで人間性の要素を散りばめてる。
ただあれが絶対悪やショッカーみたいに見えちゃうのはちょっと集中力に欠けてるとも思うな。
好かれてはいないけれど、部下や小間使いに対して暴力的であったり
礼節に欠けてたりもしない。
特に小間使いが、誰が聞いているとも分からないのに
大っぴらに大尉のことを笑いながら悪く言ってるのなんてその象徴だと思う。
本当のファシストや絶対悪として描くなら、
あそこはもっとびくびくした職場になっているはず。
大尉、疑いをかけた農民親子とかには容赦なかったけど
普通の下働きの女中たちに暴力ふるったり
性的虐待とかはしてないし オフェリアもビンタくらってたけど
もっと凄まじい悪者ならあの時点でオフェリアボコボコにしたあげく
殺してるだろうね
最後弟をさらって逃げるとこでもオフェリアの頭を
銃で一撃すればあんなキズだらけの状態で走らなくても済んだ訳だし
68 :
名無シネマ@上映中:2008/04/11(金) 20:12:23 ID:4QQRbeLq
もう限定版買えない?
ネットでも売ってるところはまだ売ってるみたいだ。
コレ面白かったんで、先のスレで言ってたブリキの太鼓を機会があったら見てみよう。
ブリキの太鼓はこの映画とは別の意味で超エグい上に、
可哀相と言うよりは人間の醜さや愚かさや気色悪さが容赦無く襲いかかって来るから注意した方がいい。
ちなみにモンスターは出ない。それと幼妻マリアが可愛い。
おっぱいは出ますか?
>>71 現地では賛否両論だったらしいが、クストリッツァの「アンダーグラウンド 」
も戦争と人間のなんともいえないグダグダな関係を表していてこのジャンルで
は白眉のデキだった。
「パンズ〜」にも好感は持つけど、もっと観客の想像力に任せてよい部分が
多かったように思えた。ある意味サービスのし過ぎ。
74 :
名無シネマ@上映中:2008/04/12(土) 01:10:52 ID:EULG1OgO
いやー面白かった。
映画館で見ればよかったな。誘われたのに断った俺馬鹿。
女性原理的な部分があるから好き嫌いは分かれるな、男は嫌いだろうが女には受けるな。
っておれはオカマなのか、しかし大尉は三島由紀夫にしか見えんかった(いろんな意味で)
もっとファンタジーファンタジーしてんのかと思ったら現実世界で軸回しなのがなんとなく新鮮。
ここいらは男向きか。現実的な女か、メルヘンタッチな男向き(気持ち悪いが)の映画やしらん。
しかしいいバランス取れてる映画だわ、キャスティングがいいんだろうな。
メルセデス(ドイツ人じゃないのね)も髪おろすと雰囲気変わって、いい感じ。
しかし、あれ唯一出てないキャスティングが、男の子供ってのも、よくできてる。
キャロルっぽいのはなんででしょ。女の子が読書好きってのもよいね。これ自体が男性原理っぽい気もするが。
>>55 あなたがどうして「重層な人間像」を、
どうしても押し付けたい病にかかっているのかさっぱり分からない。
実際は辻正信みたいな気違いもいたのに。
べつに大尉があなたの思うような人間になっていなくても何も問題ない。
おいおい好みの押し付けはよせよ
55も「こうだったら良かった」って言ってるだけで、「こうでなくてはならない」なんて言ってないだろ
同じリンゴを食っても「もっと硬ければ良かった」と思う奴と「柔らかくて美味かった」と思う奴がいるんだよ
それは物事を捉える大元の感覚が違うだけであって、どっちが正しいとかどっちが間違っているということではない
俺は55の意見とは真逆の意見だけど、55自体に噛み付いても仕方ないと思う
お互い叩き合って平行線をたどるだけだ
78 :
55:2008/04/12(土) 03:05:16 ID:tZId6xwM
>>76 >あなたがどうして「重層な人間像」を、
>どうしても押し付けたい病にかかっているのかさっぱり分からない。
私もあなたの言っていることがまったく分かりません。
自分はこう感じた。また映画評論家でも同じように感じている人がいると
いうことを言っただけで、何も押しつけていませんけど。
私があなたの思うような人間でなくてもまったく問題ありません。
それこそ余計なお節介です。
俺も押し付けがましいと思うけどなあ。くどいというか。
でも55の人は、他の人が言っている、
高名な軍人の息子のわりにはしょぼい仕事をやらされてるとか
ファシストが支配してるわりには女中たちの職場が明るく自由とか
同じ価値観の人は部下には暴力を振るっていない
というような情報を拾った上で
大尉を典型的な純粋悪でありショッカーと判断したのか
そういう情報を拾えずに判断したのかはちょっと気になる。
1回観ただけじゃ、意外と分からないものだし。
というか自分もそう言われて2回目を観てなるほどと思った口だが。
大佐に人間らしさなんて微塵も感じなかった
生まれてきた子が女の子だったら殺しかねなかった気がする
>>80 ショッカーも通常は部下(イィー!の人)に手をかけないな。これ定番。
老い先短いバーさんどもは権力に無頓着に描かれることが多いですな。
これも定番。
というわけで55は承知の上だと思う。
>>81 人間らしさは優しさだけじゃないと思うよ
弱さや依存、何かへの執着など人間臭さがない人間はただのロボットと同じだろう?
大尉は悪い方向にではあったが、ロボットなんかではなかったじゃないか。そういうこと。
死ぬ前に息子に自分のことを伝えてくれと頼んで
拒絶されたときの顔に
大尉の人間性が全て現れているようだった
大尉の抜け作なところに人間味を感じた。
繋がれた女だからと侮って背中向けたりとか、
医者の言う事聞かないで母体ごと危機に陥れたりとか、
そもそも10代の娘がいるような(多分)身分の低い未亡人に手をつけて孕ませたりとか、
息子奪還したら外にいるゲリラのことなんてさっぱり忘れてるところとか。
冷酷なわりに世間体に固執してるような面がある。
>>82 そうなのか、知らなかった。
ありがとう。
でもそうするとショッカーと純粋悪が矛盾するような。
手の目がもっと重要キャラかと思ってたら出番が一瞬だけで
ガックリきた。現実パートは早送りで見たんだけど
みんな真面目に議論してるのはそこなのね。妄想8、現実2
ぐらいの割合ならDVD買ってたのになあ。
妄想力は、すべてを超えるという
童貞には、有難い映画でした。
見た。これは面白かった。
構成だけ見ても引き込み方がすごくうまいなぁと。
大尉ってなんで子持ち未亡人と結婚したんだろう。
前の旦那が顔見知りなんだっけ?
ぼや〜んとクリーニング業って言ってた気がするけどあんまり覚えてないや。
母親があまり美人じゃなかったな。ニコールキッドマンあたりがやれば…
>>91 よく見ると美人だよ。華やかさは無いけど。
髪おろすと綺麗だったな
最初出てきたときはなんかオバハンくさかったが
監督お気に入りの役者だね。スペインでは有名な人。
最後の地底の王国での月の女神も母親の人がやってるというのが
最近まで気付いてなかった
大尉に顔が陥没するほど殴られたレジスタンスかわいそす
これってR-15指定だよね。
俺も母親作中で美人美人言われてる割には微妙だと思った。
やっぱ他にもいたのね
ま、まあ他人の嫁を表立って不細工とか言える人はそんなにいないと思う。
京都 みなみ館で上映
4・19だったと思う
大尉の設定が「類型的な悪人」に見えるのは、監督の狙いじゃないの?
で、よく観察してみると軍人としてはまあ普通に厳しい人。
オレはオフェの感じた大尉の人物像として、「類型的な悪人」に見せてるのかと思った。
だから、大尉の残酷行為も実はオフェの妄想、なんてこともあるのかと予想して見てた。
そんなだから、賛否両論出るのも仕方ないかなーと。
高麗人参マペットの入ったミルクの件で、
「何をやっているんだ、お前は!」って怒って張り飛ばすけど、
あれはオフェリアに感情移入しているから可哀想に思うけど、
そんな無茶な感覚でもないよ。母親は苦しんでるのは周知のことなんだから。
最後は母親に任せるしね。
確かに。
病気の母親のベッドの下に、腐った牛乳と人参仕込んでたら普通怒るよね。
過去スレ見てないのでガイシュツかどうか知らんが、
軍ヲタ的視点だと、軍人家系なのにあの「年」で大尉でしかないのは明らかに出世に取り残されてるわけで。
あの地域の赤色ゲリラが結構強力だったことと合わせると、軍としても持て余した末に
「名誉ある戦死」を望んでいたのでは?との深読みもできたりする。
そういう周囲の目を意識していたからこそ息子の誕生を待ち望んでいた、とも受け取れる(かな?w)。
年齢っていくつくらいの設定だったっけ? 大尉
>>102 賛否両論というか、まずオフェリアにがっつり感情移入して見る→大尉は悪人そのもの
次に大人としての視点で見る→よく考えたらそれほど悪人でもない、むしろ可哀想な
人物なんじゃないか
で、翻って→現実の自分の生活の中にも同じようなことはたくさんあるんじゃないか
という視点の変化こそ、監督の狙ったじゃないかと思う。
まあ明らかに冷や飯食いだよな、大尉。
>>106 年齢設定は知らんが、一般的に士官学校出身者は尉官が20代、佐官が30〜40代というのが相場。
セルジ・ロペスの実年齢(40過ぎ)はおいとくにしても、大尉の昇進はかなり遅れていると言わざるを得ない。
110 :
名無シネマ@上映中:2008/04/15(火) 18:10:01 ID:eB39sKNk
大尉側が、あっさり負けたのがちょっと残念だったなあ。どんなに偉そうにしてる
独裁者も最後に死ぬんじゃ最初から負けているのと同じだし。大尉は、死ぬにしても
ゲリラ側も全滅して結局は政府軍側が勝ったとか、なんかそういう現実的な終わり
方にしてほしかった。まあ、面白かったから良いけど。
111 :
名無シネマ@上映中:2008/04/15(火) 19:29:43 ID:RfMmx9wR
親父と二人で見たら気まずくなりますか?
割と高めの価格設定なのに、5000セット限定のDVD-BOX売れてるみたいだね。
今日買ってきたけど、パッケージのデザインがいい感じ。
>>110 オフィがもしかしたら助かってゲリラたちと幸せに暮したかも知れない、
と観客に思わせる効果があると思われ > ゲリラ勝利
だから余計に切なくなる。
ああ死んで良かったねというネガティブな心の整理は拒絶している。
辛い現実を見続けなくてすむ、という意味で
自分はラストである意味ホッとして、それはそれでいいと思ってるクチ
実際の歴史を知っていれば
レジスタンスのその後が決して明るくないことがわかるらしい。
そして、当事者であるスペイン人が見ればよりあの映画は…ってことかなと。
>>115 それこそ客観的歴史認識より思想が大事、という人々には無意味だろうが、
もともと「レジスタンス」活動をしていたのは右派のフランコ(現政権)のほう。
それとセリフのアクセントなど分らないのでなんともいえないが、
あのゲリラは単純な人民戦線残党というより、(実際には少し時代が下ってからの)
バスクなどの民族独立運動や自由主義運動を象徴してるのかも。
民族独立運動が酸鼻きわまる暴力行為を伴うのは稀でないことも書いておく。
それはともかく、現世のオフェリアの悲劇はゲリラが招来したともいえることがメルセデスの悲嘆を深めたであろう。
予想してたよりいい作品だったけど、予想してたより適当なBoxでした。
中身が薄い厚めの冊子とかBoxは、後々邪魔になるだけ。
特典ディスクもパッとしないし・・
じゃあ最初から通常版を買えよな>俺
118 :
名無シネマ@上映中:2008/04/18(金) 02:13:02 ID:RYCEepOy
ちょっとだけ、
ファシズム政権の軍隊が
手の目等の妖怪軍団と
激しい戦闘を繰り広げる
映画を期待していた。
>>118 それはそれで面白そうと思ってしまった
手の目とパンと化け物蛙の軍団か…。
映画化決定!
でもその前にヘルボーイ2な。
ま、次はホビットなんだけどな
122 :
名無シネマ@上映中:2008/04/18(金) 05:39:36 ID:CJudOwmF
>>118 オレもラストはサイレントヒルみたいな大虐殺が見られると期待してたんだが…
カタルシスの無い、高濃度カカオのチョコを噛んだような
ほろ苦いラストに正直げんなりしてしまった…
カタルシスってのは別に爽快感ってことじゃないよ。
むしろこの映画のラストこそ、正しい意味でのカタルシスだと思う。
>>122 まあゲリラも大尉もそういうカタルシスに浸って人を殺していたわけだからな。
その狭間で殺された少女の内面を覗いて苦虫をかみつぶしたような想いになるのは
分かる気がするよ。
125 :
名無シネマ@上映中:2008/04/18(金) 06:03:27 ID:CJudOwmF
言葉の使い方に対しての御指摘をどうも。
確かに貴方が書かれた内容も間違ってないんですが、
オレのカタルシスの用法も間違っちゃいないんですよね。
語源を最近お勉強なさったばかりなのか知りませんが、
詰まらん揚げ足取りは結構ですからw
オレの求めたものと、この作品の意図するところが違った。
それだけのことでいいじゃありませんか?
最初に「まず最後に死にます」って明言したような所から開始するのが嫌だったなぁ。
あれだとどんな終わり方になるか途中で予想できちゃうし。
クライマックスが全くわからない状態で全編楽しみたかったよ。
本気で主人公に救われて欲しいって思う事もできなかったのは残念だった。
別に揚げ足取りをしたかったじゃないよ。
ただこのラストにカタルシスがないって断言するのも違うなと
職業柄気になってしまって。
サイレント・ヒルのあれみたいな描き方をしつつも、
さらにカタルシスを得たいなら、ゲリラ全滅という救いようのない
ラストに持っていくしかないんじゃないかな。
バッド・エンドは好きなほうだが、さすがにそれはちょっときつい。
政府側が虐殺されるだけだと、むしろ胸のすくラストになるし。
まあ気分を害したのなら素直に謝ります。
>>125 「カタルシスがない」って書いてるお前に123が
「カタルシスは爽快感って意味だけじゃない」って書いてたら納得するのか?
浄化という意味でなら確かにあったと思うが。
自己顕示欲は見苦しい。
>>126 俺はむしろ、あの状態をどういう風にオフェリアが「救われる」ラストに
結びつけるかが気になって最後まで観ちゃった口だな。
ゲリラが勝っても軍が勝っても、結局オフェリアは救われなかったと思う。
ゲリラが勝つということは大尉が殺されるということだし、それを見れば
彼女は自分を守るためにメルセデスが大尉を殺してしまったように感じる
だろうからね。
また軍が勝つということはメルセデスが殺されることだし、大尉との悲劇的
な親子関係がその先もずっと続くということだ。このジレンマを解消するに
はやっぱりあの終わり方しかなかったのだと思うよ。
130 :
名無シネマ@上映中:2008/04/18(金) 06:38:20 ID:CJudOwmF
>>128 >>127を読んで良しとしていたのに、
何を興奮して火種をほじくり返してるんだ?
即人格攻撃を始めるところといい、
自己顕示欲が肥大しているのはお前の方じゃないのか?w
主人公の名前「オフェリア」はハムレットのオフィーリアからだろうね。
だとすれば水辺で悲劇的な死を迎えるであろうことは最初から決まって
いたわけだ。父の早世と母親の再婚というモチーフもハムレットにある。
あのラストはハムレットの「To be, or not to be」に対する一つの回答
かもな。
まあおまいらのチンケな自己顕示欲なんざ、ギレルモ・デル・トロの才能の前ではゴミだから。
この映画はホントすごい。
>>131 狂ってはいないし、ハムレットもいないけどね。
最後はドラクロワの「オフィーリアの死」のポーズにちょっと似てるね。
全然似てないけど
>>134 気になって確認したら確かに似てるな。
血で染まった浅い水、その中に胸を押さえ、左側を向いて横たわるポーズ。
周りは迷宮のような森。
もし監督がハムレットを意識していたとしたら、オフェリアはハムレットと
オフィーリア両方の性質を備えていることになる。
父親に毒薬を飲ませ、短剣で弟を手にかけるように唆され……。
>>136 凄いこじつけだな。
この絵がどういう場面を描いたものか分かっているんだろうか。
シェイクスピアかぁ 萎えるね
>>122 サイレントヒル未見の俺になんてことを
冒頭のオフェリア見ても死にかけてるとか全然分からなかったんだよな…。
誰かに追いかけられて地面に倒れてハアハア言ってるのかと思った。
>>137 分かってるから言ってるんじゃん。
監督自身もいくつかの古典に題材を求めたって言ってるし、むきになって
否定することでもないと思うけど。
しかし撃たれて鼻から血ってすごい
撃たれると口から血出るもんだと思ってたんだけど
腹を撃たれて逆流した血が鼻から出てきたのかな
よく映画やドラマで口とか鼻から血流してるけど、あれって逆流した血なの?
衝撃で粘膜付近の血管が破れたりするのかと思ってた。
人体ってムズカシー。
肺
なんという良映画・・・
現実を思いっきり離れたファンタジーではなく
飽くまでも現実に軸を取り少女の思惟力を飛距離として描かれたファンタジー
そしてなんとなくこの映画を見て「マッチ売りの少女」を連想してしまった
この俺は間違いなく低学歴
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
ちょっと気になったんだが
あのチョークて本物なのか?
既出だったらすまん
>>144 マッチ売りの少女は監督自身もコメンタリーで言ってたよ
ラストをマッチ売りの少女に重ねられた事に満足していると
マッチ売りの少女やフランダースの犬みたいな
バッド・エンドは欧州でもあまり人気ないらしいな。
>>144 低学歴関係ないじゃんw
赤ん坊が死ぬと思ってたから
あんまり酷いとか救いがないとは思わなかったなぁ
主人公は最後あれで幸せだったわけだし
ちょっと自分で飲んでみたまえ。
コーヒーが焦げとるぞ。
映画史に残る名言だと思う。
ポセイドンアドベンチャーだな
作品の質が変わる程では無いけど
あの鬱なテイストって劇場で鑑賞しないと味わえないかもね
家庭でくつろいで見ても今ひとつかも
深夜にヘッドホンして見たらそれなりに凹むと思う
デビルズ・バックボーンでやって悲しくなった
今日レンタルして見た
クリーチャーデザイン最高
欲を言えばもう少しファンタジー部分欲しかったけど
だらだらと時間が伸びるのもあれだしな
あと遅レスだが
>>65は激しく同意
最近の作品は敵に同情する余地を与え過ぎな気がする
そういった作品もいいんだが
そういった作品が多くて逆にステレオタイプ化して来ている気がしなくもない
ギレルモには是非少女椿を映画化してほすぃ
よく分からんけど、無垢な魂のまま
自身の信念を貫いて逝ったオフェは幸せって事か
俺は二回涙が出た
一回は、弟が母を苦しませずに生まれたら、自分の王国の王子にすると約束するところ。
二回目は、ラスト。一人の人間がファンタジーの世界を全体として持っていたと分かったところ
最後に何気なく現代を見せる所が感動的だったよ
ファンタジー部分は他の人には見えない、
だって全部御伽話が好きな少女の妄想だからね
ってそれに気付いたとき物凄く悲しくなる
美しい光となり希望に満ちながら輪廻転生したかに見えて、実は惨たらしく体を引きちぎられて銀河ごと吹き飛んだイデオンと似たようなものか。
ペーパーハウスっていう映画はラストが真逆だった。
妄想の世界の親友に、一緒に行こうって言われても
迷った挙句に決別してた。
どっちが幸せかはわからんけど。
モーツァルトの歌劇だったら、血が流れて石碑にたどり着くと、
階段を上がるようにバイオリンの上昇音が聞こえてきて、超自然を表す管楽器が背景に厳かに響かせながら、
天使が極上の三重唱を歌いはじめて、不思議な鈴の音がさらに効果を盛り上げていくんだが。
彼女の王国が地下と大地の暗い世界だから、まったくそぐわないか。
高濃度カカオのチョコを噛んだような
ほろ苦いラスト
/\___/\
/ ⌒ ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 |
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, |
| ト‐=‐ァ' .::::|
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
語源を最近お勉強なさったばかりなのか知りませんが、
詰まらん揚げ足取りは結構ですからw
/\___/\
/ / ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, |
| ,;‐=‐ヽ .:::::|
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
>>158 やっぱりファンタジー部分は妄想だったの?
チョークのどこでもドアとかどう解釈すればいいのか解らなかった。
164 :
名無シネマ@上映中:2008/04/23(水) 16:45:30 ID:ys9wFbGV
前々から気になってて昨日○オで借りてきた
予想してたのとまったく違ったけどおもしろかった
ただファンタジー部分が若干少ないのが不満かな
ペイルマンみたいな不気味な番人みたいなのをもっと見たかったw
165 :
名無シネマ@上映中:2008/04/23(水) 17:34:01 ID:MIwf2HNV
>>163 チョークが無いと、オフェは弟を連れ出せなかった。
全てが妄想と考えると矛盾点が出てくる。
監督コメント…意図的な矛盾点を入れる事で、現実か妄想を曖昧にしているそうで。
ラストまで見たけど夢の国は実在してると信じてたな
このスレに来て、あれはオフェリアの妄想だったと分かった
そう思うと余計に悲壮感が湧いてくるね
グリム童話というよりアンデルセン童話の暗さ
子供のころ絵本でマッチ売りの少女を読んだ時は、
女の子はもうこれで辛い思いをしなくてすむんだ。結果的にはよかったなあと思ったものだ。
でもこの映画のラストには凹みまくり鬱だよ…。
169 :
名無シネマ@上映中:2008/04/24(木) 01:19:14 ID:bjN34kw1
>>170は無垢な魂の持ち主だな、地下王国の王子の生まれ変わりかも試練
今、改めて予告編動画を見て、その儚さや悲壮感に絶句してしまったorz
とりあえずもう一度見に行かなきゃ…
>>165 出る時はドアからで、入ったところは見せてないでしょ。
チョークの後を見つかった時も、
出入りしているところを見つかったわけではない。
人によっては「死後の世界」を信じてる人もいて、
そういう人は違った解釈を持つのかなと思うと少し興味深い。
これ去年のベストワンです。
30過ぎのオサーンをラストでボロ泣きにいたらしめた罪な映画。
しかしあまりにも衝撃が深すぎて、今はもう一度観ようという気になれない。。
いつか必ずまた観るけど。
今日やっとレンタルで見た
虫が妖精に変化するシーンの時点で「ああもしかしてこの映画凄いんじゃないか」と心底思ったよw
カエル退治のときはファンタジー映画の世界なのに、オフェリアが木から這い出た途端に全てが現実に引き戻されて、
ただオフェリアが異常なだけに見えたのはやっぱりそういう意図を含めたシーンなのかな、最後はあんな結末だったわけだし・・・
何はともあれやっと望んでいたダークファンタジーが出てくれたって感じだ〜(ファンタジーと呼んでいいのかはちょっと疑問だけどw)
明日早速DVD買ってくる、これぞ手元に置いておきたい名作だと思った
って自分の感想かなり浮いてる・・・スマソ
>>171 いや、だってあの枯れた木に花が咲いたじゃないか。虫もあそこに止まったし。
あれはオフェリアの試練が本当で、オフェリアの魂だけは地下の王国へ帰ったと言う証だよ。
と俺は解釈している。
人によって好き嫌いはあるだろけど
自分の場合、日本語吹き替えで試聴したら
微妙なニュアンスがよく分かった気がしたよ
>>178 吹き替えのほうが情報を多く伝えられるからね。
BOX版買おうかどうか迷うわ〜
メイキングとかインタビューってBOX版にしか入ってないよね?
予告編集しかない通常版買うくらいなら見たくなったときにいい気もするし・・・
見たくなったときに借りれば、でした
ていうかこれじゃただのチラ裏だ
BOX版買った人の感想を主観で構わないので聞かせて下さい
予告ナレーションで言われてるような
生きる道を閉ざされた少女って程にはひどい目に遭ってないけどな
子供は親を選べない不幸は、よく分かるけどさ
予備知識無しで劇場で見た時はラストに感動したんだが
内容を知ってる事に加えてオフェリアの妄想だったと思うと
王国帰還シーンの切なさが薄れてしまったよ…
オフェリアの妄想ってどっかで断言されてるん?
王国の皇后様が現実のお母さん役の人なのがオフェの妄想である理由かな
弟を奪いに行ったのは本当だと思うけど
それでも二回目の鑑賞は、ちょっと冷めてしまった
おとぎ話で現実の母親と、夢の世界の母親の顔が一緒な話ってなかったっけか
どっかで読んだ覚えがあるんだが思い出せない
結局それも夢の世界から帰ってこれなかったような
ミンキーモモ
>>185 監督は意図的にどちらともとれるように作ってる。
ので、断定はされてないと思うよ。
視聴者の解釈に委ねる結末って嫌いだよ
ゲームのマルチエンディングと一緒で何が真実か、わかんない
191 :
名無シネマ@上映中:2008/04/28(月) 13:19:39 ID:ZnAF9KyP
結末を見て特に何も思わなかった僕は異端ですか
そうですか…
話自体入り込めなかったので
ラスト内容が薄く感じてしまったのが本音。
ファンタジーな部分は良かったけど所々短いんだよなー
誰かパンのストラップ作ってくれw
sage忘れスマソ
>>184-187 忘れてないか? オフェはチョークが無ければ 弟を誘拐できなかったんだよ。
妄想でない何よりの証拠じゃないかあ。
だからチョークで出入りするシーンはあえて見せてないよ
では、オフェはどうやって警戒厳重な弟の部屋を出入りできたのか??
…と云うように 解決不能の矛盾点が出て来る。 妄想でないと考えないと辻褄が合わない。
ゲリラが攻めてきて大多数の兵は外に行ったんじゃないのかね
部屋の入り口から出ようとしてパパに見つかり逃げるシーンで、確か屋敷から出るまでは兵がまったく写らなかったんじゃなかったかな
(ちょっとうろ覚え、寧ろオフェリアが忍び込む前はゲリラが攻めてきてたかもよく覚えてない…)
もしそうなら中の警備が手薄ってことになると思うんだけど
197 :
名無シネマ@上映中:2008/04/28(月) 21:28:43 ID:/5xbtbC4
日本版予告編の音楽、分かる人教えてくれ。
ちょこっとだけ使われてる、なんかenyaみたいな雰囲気の曲。
どこでもドアなら壁に残っているはずのないチョークの跡を
メルセデスたちが見つける場面が印象に残っている
ドアがオフェリアの妄想で彼女が助かる奇跡は現実には起こらないと
あの場面で気づき、すごく悲しくて絶望的な気持ちになった
>>195 もうちょっとでチョーク使わずに逃げ出せそうだったじゃない。
手前勝手な解釈だな。
妄想否定してる人はあのラスト見て王国に帰還したんだ、
良かった良かったという感想なのかw
つかあんなリアルな妄想あるはずないじゃん。
チョークで扉開いて、大尉の部屋へ到着、
の映像がなかった意味を考えなさい。
王国は死ぬ直前のオフェリアが見た夢
>>204 他は妄想でも、とにかくそこだけは
本当であって欲しかったけど
見た印象はどうも夢っぽいのが残念だった
石碑をはめた瞬間に、虫がばっと飛び出すはずがない。
ましてや追いかけてくるなど。よって、現実。。。
>>198 それがファンタジーの本質じゃん。
昔の人が「死後の世界」という不確実なものを信じたのも、肉親の死という
(ひいてはそこから連想される自分の死という)耐え難い現実から目を背け
るため。それを信じて神の命ずるところを全うすれば、その結果が自爆テロ
であったとしても本人は神の御許に召される夢の中で死ぬことができる。
それを素晴らしいことととるか空しいことととるかは個々人の宗教観によって
違うだろうが、少なくとも人類の歴史や思想の半分がそうした幻想につき
動かされて発展してきたのは事実だ。
少なくとも、オフェリアは将来を予知し、進むべき道や事の本質をファンタジーで表現できるほど天才的で芸術的才能を持っていたんだよ。
現実世界で才能を生かすことなく亡くなってしまったけど。
冒頭のくだりの後オフェがおとぎ話の本読んでるとこから始まるデショ
>>206 だから他の人に見えてる描写がないデショ
上手く言えないが劇中で描かれてる不思議世界は本物だけど
じつはオフェの妄想でしたって事なんだろね
凄く柔軟な構成と言うのかな。劇中には真実が2つあるんだろ
本当に上手く言えない…
今日見てきたけど、ファンタジー期待してたんで残念だった。
思い出をその記憶と分かつものは何もない。
そしてそれがどちらであれ、それが理解されるのは常に後になってからのことでしかないのさ。
>>209 要は「お前らの信じてる現実(大尉に象徴される)もオフェリアの幻想と
大差ないだろ、いやそれ以下かもな」ということがいいたかったんじゃな
いかということ。
今さっきレンタルで見た。
なんかすごい映画を見てしまった、という感じ・・・。
ネットのレビューでグロいと聞いていたので覚悟はしていたけどやっぱりグロかった。
最後は王国のシーンで終われば「やっぱオフェは王国に行けたんだ!!」と自分の中で結論付けれたんだけど
画面が現実世界に戻っちゃったので「ああやっぱりこの子の願望で終了なのかな」とちょっと悲しくなった。
でもまあ幸せに逝けたのならそれはそれでいいことだし、王国にいけたのなら万々歳だと思う。
ちょっとグロいけど強烈な映画でした。
近頃の量産されてる子供向けファンタジー物見た後
同じような物だと思いこんでこれ見たらインパクトあるよね
てか(日本での)宣伝の仕方がちょっと変なだけで、基本的にハリポタやらナルニアやらとは全然別ベクトルの映画だからな。
主人公が少女だと言うだけで。
人身事故起こした翌日に目覚めたとき昨日の事は夢だったのではないか?
しかし、額を触ってみると大きなタンコブが・・・その日から延々と続いた
悪夢のような日々・・・なぜか、昔の事ばかり考えていたあの時に帰りたいと。
今生きてる現実の辛さから一番楽しかった学生時代ばかり思い出してた。
オフェリアとあの頃の自分が重なって見えた。どこかに逃げ出したいほど過酷な現実
から逃れたい為に自ら作り出したストーリーの中に没頭して行き、最後には
妄想の生み出した行動によって自ら窮地に陥り命を落としてしまったオフェリア
目を見開いたまま血まみれで息絶えた彼女の姿には堪えた涙を禁じえなかった。
それにしても見事な映画的アイデアに溢れた映画だった。DVD購入決定。
221 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 07:57:35 ID:n1OKEqNI
223 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 15:06:29 ID:rXhZV98R
>>220 23って言う映画も観て下さい。何となくお勧めします
21gとかクラッシュとか…
226 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 15:53:30 ID:y1CiOH5/
>>220の人気に嫉妬
今日BOX版買ってキタアァァァ
デザイン素敵すぎ
>>227は鼻血だして瀕死の状態で、輝くような美しいDVDBOXの夢を見ている。
>>159 あの死に方で綺麗な霊体は違和感や悲壮感ありまくりで
監督の悪意に近いものがあったよね
でも、まわりの人はパンズを知らないので
>>227が可哀想な人にしか見えない。
>>229 悪意というより、監督自身が救いを求めてるんじゃないか?
史実では撲滅させられたレジスタンスが活躍する姿とか、
実はこの映画自体が当時のスペインを知るものにとっての幻想なのかも知れない。
>>230 「レジスタンスは魔法の世界の住人として描いている」というコメントがあったな。
オフェリアにとっての魔法の世界ではないのだろうが、監督自身のそれと考えれば
納得がいくね。
>>230 >>229はたぶんイデオンのことを語っているんだと思うな。
それはともかくスペインの現実と対比させて考えるのなら、
スペイン国王、フアン・カルロス1世のことも知っておくとおもしろい。
地底の王国の王は少し念頭に置いた面があると思うので。
あれ?落ちた?
ストーリー内で、リアル世界にファンタジー世界が唯一関わったのは
母親のベッドのしたに置いておいたおまじないのマンなんとか(マンドラコラ、じゃなくてなんだっけ)
あれが大尉に見つかって暖炉で燃やした直後、母親死亡。
でも、母親が死亡したの原因は、
おまじないのアレを燃やしてしまったからではなく、
娘と旦那が目の前で言い争いをしたので、
頭に血が上ってしまい、急に産気付いたからかな。
あ、もうひとつ。
最後に赤ん坊をつれて迷宮に迷いこんだとき。
行き止まりなはずなのに道が開けて、大尉を巻く。
だけど、結局大尉に見つかって殺されたところを見ると、
あの表現は少女の「こうなればいい!」って妄想を映像で見せただけなのかな、って思う。
236 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 11:29:01 ID:+sEJV6vQ
言われてみれば最後木々が開けて道ができ、
大尉が道を引き返したのに見つかって撃たれてたね。
展開がアレすぎて完全に失念していたわ
237 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 12:14:21 ID:kyw0d3rx
子供向けのファンタジーだと思って観たら酷い目に遭いまんた。
女の子可哀想過ぎるだろ。
238 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 13:10:58 ID:+p3QSS0+
御伽話や童話とかで、
主人公が死んでしまうハッピーエンドとも
悲劇とも取れない、
でもイイ話、
みたいなのはよくあるよね?
そんな感じがした。
映画そのものが人間の生み出したファンタジー世界だ。
人間にとってそれは無くてもいいはずのものなのに生み出され続けるし、
時に現実であったり、現実を超えて人間の力の源になったりもする。
検証は見ていて楽しいが、ファンタジー否定や
オフェリアの夢見た幻想の国が「なかったこと」になってしまうのは
なんとなく無粋というか、寂しいような変な気分になるねえ。
寂しくさせるのが狙い
グリム童話とかも実際はすごい凄惨な話しとか言うじゃん
なんだかんで人間はこんな残酷なもの、悲劇を見たいんだよ
な。それが非現実なものならなおさら。
妄想じゃなくて現実だったと思いたいのに
王国のお母さんが現実のお母さんそのものな所が
どうしても妄想にしか見えなくて寂しい
243 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 16:39:48 ID:GWIlk2By
わずか30数年前までスペインを苦しめていた独裁政権を描くのに、楽天的物語構造が使える訳も無い。
レジスタンスの人々が全滅させられたという史実もあるのだし、鬱展開以外には絶対に出来なかろ?
それ以前にこの監督の作風というか資質がそもそも悲劇に偏向しているから
>>239の補足をさせてほしい。
俺は、幻想の国は彼女にとっては本当のもので、
そして人間の知るところを越えた世界が存在する(かもしれない)ことは
この映画の中では肯定してもいい、そう感じた。
その上で、そこに救いを求めるしかなかった現実の悲しさ、凄惨さが
描かれた悲しい映画だったと感じている。
こんなにグロいシーンの多い映画は初めて見たが、
悲しくも美しく、心に残る場面の多い素晴らしい作品だったと思う。
苦しみや悲しみのない世界なんだから妄想ではなくその通りじゃない?
>>246 それが死の世界と性質を同じにするものであることは
冒頭からはっきり描かれていたね。
ジョディフォスターの「コンタクト」で、宇宙へ行ったのはジョディの夢かと思わせておいて、現実だったことを匂わせるオチがあったよね。
この映画も、最後に何か、もしかして本当にラビリンスはあったのか?とさりげなくサジェストするような演出がさらっと入ったら良かったかもね。あくまでもサラっとね。
俺は上手く話を作れないんだけど、チョークの痕あたりを使ってやれないものか。
妄想ではない
現実ではない
真実だ
250 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 20:47:33 ID:kUf+bXA2
死=ハッピーエンドではないとの考え方は確かにあるからねぇ
死んでしまった以上誰もが納得するハッピーエンドにはならないわな
流れぶった切ってしまって申し訳ないんだけど、「ホビットの冒険」の監督決定オメ!
今から楽しみでしょうがない
ロードオブザリングとどう違うの?
ホモが出てこないんじゃない
今日やっと見た。
母親が言った「人間は残酷なもの、人生はおとぎ話じゃないの」って言葉がグサっときた。
まだ13歳の娘にそう言わなければいけない母親も辛いよね。
女の子が単なるいい子じゃないのもリアルで良かった。
255 :
名無シネマ@上映中:2008/05/02(金) 01:04:13 ID:WaHQcyV6
2つ目の試練に出て来た、
子供喰う怪物(名前あったっけ?)いいなぁ…
(´・ω・')
スピンオフでやつが
大暴れする映画作らねぇかな誰か…
ペイルマンか…
小さい子が怖がりそうなデザインしてるよね
最初見たときはキモ過ぎてひいたw
>>256 あれはパンの変装なんだよね。近所のおっさんが変装したなまはげみたいなもんだな。
>>257 し…知らなかったorz
となるとパンのうちの押入れとかすごい物たくさん入ってそうだな
カエルもパンだよ。
ピダル大尉もそうだったらハリウッドエンディングだね。
>>257 ちょっとちがくない?
かぶり物役で有名な人がパンとペイルマンで二役やってるんだよ
>>260 エエ工!頭の中にはもう、カエルを半分脱いだパンがちゃぶ台前にあぐらかいて
煙草プカーしてる映像ができあがってしまってるのだがorz
>>261 イカす。
ヘルボーイの魚マンがかわいいよね。
そいや前売り特典かなんかで写真みたペイルマンのマスコットが欲しかった。
見た。
二通り解釈できるけど、全て少女の脳内妄想って考えた方が筋が通るな。
よってハッピーエンドでは無くてバッドエンド。
これはね、二通りじゃなくて、シュレディンガーの猫なんだよ。
>>265 それ言い出せばこの映画に限らず何でもありだろ
>>266 馬鹿?俺は比喩で言ってるわけじゃないぞ。
本気でそれがお前の解釈だと思ってるならお目出度いのはお前の方だよw
喧嘩はやめて
>>265 言いたいことはわからなくもないが、用語の使い方がちょっと変
(俺も含め)この板の皆は自分の解釈に酔い気味じゃないか?w
映画はそれでいいと思うが、それはそうと
自分に酔ったあげくケンカ腰にまでなられると敵視したくなるねェ
スレが荒れそうならこのマンドラゴラの根を使うがいい
新鮮なミルクに浸し毎日よだれ2滴を与えろ
もしかしてオフェリアの妄想じゃなくてパンの妄想だったりしてw
273 :
名無シネマ@上映中:2008/05/03(土) 01:20:40 ID:zVp22AUW
今日見たよ感想
女の子可愛すぎ
ずっとおっぱいの谷間とかパンチラとか見えないか気になって興奮してた
話自体はよくわからなかったけど本当に見て良かった
特にロリロリ少女のシーンはドキドキが止まらなかった
最後死んじゃってかわいそう
これ、ヨーロッパ編でリメイクなんかしちゃったら
オリジナル以上に、ばかうけして大ヒットしそうな悪寒が
どういうこと? > ヨーロッパ編
メキシコ+スペイン+アメリカ合作
一応スペインもヨーロッパにいれてくれ
メルセデスは「パンに気をつけろ」と言っていたけど
パン自体は妄想ではなくて本物なのだろうか
あのあたりでは子供をたぶらかして死に至らしめる
怪物として恐れられていたとかかな
>>277 ギリシャ神話ではパーンは処女を誘惑する悪戯な神として扱われているから。
メルセデスは「自分が子どもの頃に聞いた昔話」としてオフェリアに話して
いるから、直接パンを見聞きできるほどの想像力はなかったのだと思われる。
ヨーロッパ編てwww
試練によって手に入れたアイテムがほとんど何の役にも立たなかったのが興醒めしたな
あれは最後に現実でも王国でも大活躍なアイテムであってほしかった
あのままじゃ本当に試練は何のためにあったか分からない
手に入れた鍵が捕虜の鍵とかさ
>手に入れた鍵が捕虜の鍵とかさ
そんなご都合展開もとめてないから
その役の立たなさっぷりがこの映画の救われなさを表しているような
全部少女の妄想だからアイテムが何の役にもたたないのは当然。
夜中にフラフラ出歩いて、そこらに落ちてた鍵やらチョークやら
綺麗な石ころやらキモい形した人参を、夢想好きな少女が主観的に意味付けをしただけ。
パンも当然妄想。
基本、御伽噺などの本は沢山読んでいたみたいだったから
パンなど一般的な神の知識はあっただろう。
全て本の知識を元に膨らませた妄想。
チョークがそこらに落ちてる状況ってどんなんだ
高校の時チョーク投げる先生がいて教室後方はチョークだらけだった
高校の時プロレスが流行って教室のそこら中でチョークスリーパーが(ry
チョークをゲットしたのは家の中だから、普通にチョークくらいあるでしょ
明るいファンタジーを期待していたがいい意味で裏切られた。
程度の違いこそあるがオフェリア・大尉・レジスタンスいずれも
厳しすぎる現実に目を背けて幻想の世界に逃げてたって事なのかね。
唯一冷静に現実を見据えてた医者の最期がやりきれない。
289 :
名無シネマ@上映中:2008/05/03(土) 19:58:04 ID:qGQgY549
>>280 ハッハッハ! 試練の目的は オフェの「資質」を試す為のモノだよ。
1の試練で彼女の知恵を!
2、の試練で失敗から学ぶ素直さを!
3、の試練で自己犠牲の信念を!
アイテム自体に意味は無い…オフェが王女にふさわしいかどうかを見るのが目的なんだから。
(監督の受け売り)
指輪、ハリー・ポッター、ライラの冒険とみんな期待はずれだったけど、
この映画は小粒ながら良かった、ここ数年で一番の良作だった。
ラストは未来世紀ブラジル、蜘蛛女のキス並のインパクトあったな〜
光り輝く宮殿でお父さんとお母さんに再会したイバナの笑顔が最高だった
でもあの最後の画面を宣伝ポスターに使ってたのは詐欺w
輸入版サントラのジャケットのパンにすがりつく
泣きそうなオフェリアのイラスト、あれが映画の全てを象徴してると思う
292 :
名無シネマ@上映中:2008/05/03(土) 21:21:16 ID:UR3hwpxW
もっとオフィリアの玉のようなスベスベお肌を披露するべきだった。
>>288 俺は医者も拷問受けるかとヒヤヒヤした。
あっさり殺されてほっとした。
期待してたほどファンタジー部分が少なかったのががっかりだった
ほとんど政権側とレジスタンス側の戦いなのね
ていうか、俺の感想何度も書かれてたようだな
すまんこって
うん、悪いけどコピペかと思ったw
公開前の雑誌のレビューで既に「スペイン内戦に興味がない人にはつまらん場合もあるかも」って書かれてるしね。
やっぱりあのポスターがなぁ
>>294 そういう意味ではあと一つぐらい試練が欲しかった気もする
これ以上いろいろ詰め込むと中弛みするだろうけど
ところで設定資料集の「デル・トロスケッチブック」1P目の怪物って本編に出てきてないよね?
チンケなホラー物なんかよりずっとトラウマになってる
予想外な内容だったけど見に行って正解だったよ
ホラーw
映画板見てると
宣伝で期待してた内容と違ったから駄目だ
って意見多いよな
最近それを感じたのは、SFアクション大作っぽいパッケージで売られてたトゥモローワールドとか
(「渚にて」系の、世界に対する告発映画として大好きだけど)
宣伝する側にも責任あると思う
客入れちゃえばOKなのか
まぁ、宣伝する側は客入れるのが仕事なんだけどさ
307 :
名無シネマ@上映中:2008/05/04(日) 07:04:01 ID:IEohRIH3
限定版発見した、色々な店回ってもなかったのに。
自分が買ったので残り一つ。
>>303 素敵やんw
しかしあくまで複数枚同時に貼付されること前提のポスターだなw
日本向けポスターの他のが凄く良いんだけどな
ペイルマソのお部屋へ続く廊下で佇むオフェリアのポスターだったか
もっともそれも、全然違うイメージで捉えてたから
ちょっと複雑な気分だけどな
>>301の日本のポスターの
「だから少女は幻想の国で永遠の幸せを探した」
ってのは映画の内容をかなり率直に紹介してるよね。
海外のは「Innocence has a power (that) evil cannot image」
とちょっと捻ってある。いろいろな意味を含ませて。
ベンチに座ってるのはかわいくて好きだったなぁ
一時期携帯の待ち受けにしてた
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
オフェリア役は、もっと違う子のほうが似合う気がした
イケナも頑張ったとは思うが個人的にイマイチ好かん
ついさっき観終わった私
一般板での感想スレの評価で興味持って借りてきたんだけど…
現実の厳しさを突き付けられるラストに泣けました…オフェリア〜(ToT)
315 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 07:26:15 ID:lN90oSuF
昨日見たよ。何も知らずに見たから歴史的政治背景とファンタジーが混ざってて不思議な感じで見てった。
ファンタジーとは遠い残虐シーンが、尚更オフェリアの現実逃避ファンタジーに結びつくって、凄いなーこの映画。
本当に見て良い映画だった!最高!!
>>264 バットエンドなんだけど、最後にナレーションで「彼女が王女となって、この世に小さな印を遺していったという」って花が映るとこが入ってることで少し救われる。
316 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 08:55:42 ID:HyOB5BfZ
傘の撮りかたが凄くかっこよかった
馬の撮りかたも良かった
一番可哀想だったのは大尉、感情移入が出来なかったのはオフェリア
大尉は身分にとらわれず、親戚からの中傷誹謗にも負けず
未亡人との愛を貫いた立派な人
ゲリラに負けるぐらいだから、あの前進基地設置は、けっこう無理を通して強行された作戦。
親戚からの圧力を跳ね返すために、実績を無理して求めたんだね
口を縫い合わせるシーンでは、大尉の意志の強さに感じ入ったよ!
それらの努力もメンヘル少女一人の為に全てが台無しになった。
メンヘルも無意識に自分の地位を脅かす胎児を意識して、あっちの世界にいっちゃたんだろうけど
最後死んでザマミロだったよ
>>317 >未亡人との愛を貫いた立派な人
もしもの時は、母体よりも赤ん坊を助けろと医者に言った人ですが
319 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 14:34:52 ID:yGHOIRpE
大尉は自己中なキャラ
親父の影におびえ、しかしそれを人に悟られるのを恥じて
女房は、自分の子供を産む道具程度しか思っていない
自分の血を引いた血族だけが優秀で、それ以外は見下している
だから、連れ子には愛情のカケラもない
後世に名前を残すような人物になりたいと思いながら生きて
結局、何も残せず死んで行った
ラストでメルセデスが
「この子には父親の名前すら教えないわ」
といって撃ったシーンは、ザマミロと思った
母ちゃんに飲ませてた薬ってやっぱり毒薬だったのかなぁ。
明確な説明とかなかったよね?
あれが毒薬じゃなかったらいろいろ話が変わってくるけど…。
毒薬というよりは睡眠薬、鎮静剤みたいなものなのでは?
寝付けない病人や身体の弱ってる人(妊婦など)には安定をもたらす薬だが、
普通の健康な大人には毒になるっていう。
オフェリアが大尉のグラスに睡眠薬?をドバドバ入れてたのは
ちょwそんなに入れたらバレるって
とヒヤヒヤしてたけど大尉はあっさり飲んでくれたなー
>>318 軍人として命の選択に慣れてるからな
これからの人生が長い無垢な命を助ける決断だよ
>>323 未亡人との愛は別に貫いてないですよね
そもそも愛なんて無かったでしょうな
量の問題でしょ。
2滴でおkな強い薬なんだから。
326 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 21:55:29 ID:F499ceVO
この映画を見ると、
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」を聴いてるときに、どうしてもパンを思い出してしまう。
「牧神の〜」って牧神のオナニーを音楽で表現した曲なんだけど・・・
パンのオナニーシーン&射精なんてやだ><
「牧神の午後」は
ニジンスキーの神振り付け・射精シーンでエンドをいつも妄想してます
三軒茶屋で上映中。
ポスターとストーリーにギャップありすぎだよ。
何も知らずに見てしまい、かなり衝撃的だった。
これは是非、日本版でリメイクして太平洋戦争の真っ只中に
狂ってる軍曹さんに振り回される可哀想な、おなのこを見せて欲しい
>>330パンの役目は子泣きジジイあたりにお願いしますかw
>>330 マジレスするのもあれだけど絶対糞映画になるな
>>331-
>>332 何故そうなるw
あれっすよ、テレビドラマシリーズで新作として放送とか
してくれたらマジで見たいもんだよ
何でリメイクって発想になるのかがまず分からんw
ホタルの墓で充分ですやん
先ほどDVDで見ました。過去スレ見ずに質問です。
2つ目の試練で、妖精が間違った鍵穴を示しますが、これって何か意図があったのかな?
細かいところ全てに意味がありそうなんだけど、どうしてもわかりません。
>>336つ 監督のコメンタリー
パンが『ただの人間になっていないか試す』と発言してましたがあれも目立たないけど王女として試しているそうです。
>>330
俺と同じ妄想する奴がいたんだな
まぁ日本でやれば無理やり感動させようとする糞映画日本人なるよな
変換ミスした連投すまん
>>330 俺と同じ妄想する奴がいたんだな
まぁ日本でやれば無理やり感動させようとする糞映画になるよな
お涙頂戴ものじゃないとこが良さなのに
変な感動路線とかやめて・・・
>>337 コメンタリーって結構いろいろ解説してるんだね
一回見てみるかー
日本が作ったらなぜかオフェリアが難病を患っていたりしそう
>>341監督コメンタリーはこの映画の理解を深める意味で必見ですよー
過去レスにもあるけどさりげない演出にも気付けるし、〇〇は実は××なんだという裏設定も目からウロコだった。
遅ればせながら、借りて観た。
怪しげなパッケージ、ファンタジーw、スペイン映画ってことで期待していなかったが
観終わって( ;∀;)イイハナシダナー
特にキャスティングが最高。
大尉、副官、母ちゃん、召使、医者、ゲリラたちのそれぞれが見た目どおりのキャラと
ストーりーを演じたので、安心して最後まで観ることができた。ややビターな終わり方も良い。
このあと夕凪、転々、めがね等を観て(これらも良作ではあるし単純な比較はできないけど)
邦画の作りの馬鹿さ加減にややウツにもなったw
>>344 完全にスレ違いだけど
分かり難い、説明がくどい、説教くさい、ストーリーがgdgd
製作者の志はえらく高そうだけど技術、脚本がそれに追いついてない、かな。
例えばこの作品と同系列では、キャシャーンやロレライ。
この映画って結局女の子の妄想だったの?
それともリアルなことだったの?
ベッドの下の人参は本物だけど
最後にオフェリアが女の子を見つけたときはそいつにはパンは見えなくて
女の子が一人で話してるにしか見えなかったよね?
だから結局どっちなんだよ、とw
>>346 無粋なことは言いたくない
何を感じ取ったか、自分でゆっくり噛み締めて考えるプロセスを楽しむのがおすすめ
映画ってそういうモンなんだよ
348 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 21:07:44 ID:XX189LZO
王国が少女の妄想じゃないといいなーって思ってたけど、
観てから時間が経てば経つ程、妄想だったのかなって気持ちが強くなってしまった。
二度目の試練に失敗後、ファンタジーのシーンが全然出てこなくなって、
メルセデスに「私も連れてって」ってお願いしたり、王国のことを忘れちゃってるような
感じだったのに、逃げたのが見つかって、連れ戻された途端、再びパンが出てきて、
「もう一度チャンスをやる」とか、少女の心理状態に左右されてるっぽいなと。
ちなみに、「王国=全く新しい世界」っていうよりは、「王国=元々自分が属していた世界」
って方が強い気がするのだけど、「全くの未知の世界」を欲するのと、「自分が本当に属している(べき)世界」を
欲するのとでは、どちらの方が現実逃避度が高いのかな? 別に大した差はないのかな。
無粋かつ、多分既出なことをあえて言うと
ラストの地下王国のシーンで、お母さんが弟を抱いていた。
ってことは、1人の弟は現世と地下王国で同時に存在していることになる!?
実は、双子で1人は生まれた直後に亡くなった、というオチを無しにすると
地下王国は妄想だったことにしないと、弟の件は整合がとれない。
まぁ、このような映画に対する揚げ足とりは本当に無粋だけどw
>>349 別に「地下の王国」は天国でもなんでもないんだからさ。
地上と同じ顔した人がいたっていいじゃん。
>>350 死んではいない弟が居る「地下の王国」は当然、天国ではない。
母さんの顔が同じだったり、弟がいる時点で
単なる幸せになりたかった少女の願望通りの世界
つまり死ぬ直前の夢と分かる。
>>352 そこなんだけどさ、劇場で見た時は皇后様が現実のママには見えなかったし
弟を抱いてたのも全然知らなかったんだよ
だから妄想じゃなくて本当だと思ってた。もし知ってたら自分は感動出来なかった筈だよ
王女がいないのが寂しかった王様とお妃様が……
で生まれた赤ちゃんだと単純に思ってたのは自分だけ?
魂になって王国へ帰郷するって行為はね
自分的には本当でなきゃいけないんだ。そこを曖昧にされてちょっと冷めたな
本当だと思えば本当になる
俺の解釈は、アレはあの少女にとってはリアルであった事なんだよ。
最後あの大佐に見えなかったのは、見える能力がなかったから。
>>357 戦争や大尉との日々が悪い夢だったという解釈も
ありだよな。
部屋に入ってきた嫁に「またヘルレイザーかよ」って言われたよ。
でもフィギュア欲しい。
怖い嫁さんだな
オフェリアの中では普通に弟と一緒に地下の国に帰ったんだと思ってた
地下の国の王子様にしてあげると言ってたし
その「オフェリアの中では」ってのが問題だな。
リアルに考えたら、夢見がちな妄想少女の現実から乖離した自分に都合の良い
妄想ストーリーだからな。
最後無残に殺されてすら少女は死を正面から受け止めず
「これでやっと王国に帰れるのよ!」と自分の死を妄想解釈をした。
なんとも悲しいお話。
たださ、王国の王女と赤子は、現実世界の家族の投影だろうけど、その他の王国の描写は、一少女の空想を超えたものがあったことも事実。
もっと幼稚で安易なものでも良かったのに、試練とか失敗とかハードルをつくる必要があったのか。
妄想と思った場合でも、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』的解釈をすると救われる。
365 :
名無シネマ@上映中:2008/05/09(金) 00:14:35 ID:nnY8VH9Z
メルセデツが最低だろ、
父親の名前も言わないなんて今から死ぬの覚悟してる相手に言うせりふじゃねえぞ、
あの女は外道。
メルセデスでつ
あそこでメルが情けをかけたらそこまで築き上げた現実世界のリアルさを一気にぶち壊すことになる
>>363 子どもの想像力って突飛なようでいて意外に整合性求めてたりするからなあ
おとぎ話が好きな子だったら、三つの試練を経て王女として認められる、なんてのは結構普通の設定なんじゃないだろうか
「してはいけない」と言われたことをやってしまうとか
ファンタジー部分が妄想なら
手の目を創りだした主人公はどれだけ病んでたんだろ
そういえば子供の頃ってずーっと一人遊びとかしてられた不思議
メルと弟くんってラブラブだったけど非常にキモかった
近親者の肉体関係なんか意味なく見せるなよw
最初から普通の男女として設定すりゃいいじゃん
>>369 ああいうのはきっと本の知識で得たんだと思う。
>>370 そういう記憶がローズインタイドランド観たときにすっごいよみがえった。
>>373 どんな本読めば載ってるんだ。
かなりファンタジー系の本は読んでるみたいだったから
そういう本の魔物とかモンスターのイメージが出てきたんじゃないの?
確かにメルセデスと弟って姉弟にしては
ベタベタしすぎかなとは思ったw
それとも欧米の姉弟ではあれが普通なのかな
戦時下では君死にたもうなかれになるんだよ
>>372 >>376 露骨に見せてはいないけど、あれはかなり深い仲に思えた
劇中で姉と弟の見本を見せる必要があったにしてもキモいね
>>378 姉が弟の無事を確認して心底ホッとして抱きしめる描写で
肉体関係まで連想したのか。
ID:Z7osS96eの想像のほうがキモい…
というよりちょっと異常じゃないかと俺は思うが
欧米ではハグなんて普通ですよ
私も旅先でよく別れ際にハグされてました
それこそ老若男女から
ハチクロスレはここですか
ハグしちゃお〜ハグしちゃお〜
あんなの普通だよ
しかも戦時下の逼迫した場面なのに
というか妙に大佐持ち上げて他をくさしてる人は同じ人?
385 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 14:08:47 ID:lmt05Upx
大佐じゃなくて大尉だったね、ごめん
天国の口、終わりの楽園のメルセデスで抜いちゃいました
アルチザンが来ても仕方ありません('A`)
オフェリア>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ライラ
映画って実際に見ると必ず予想外な内容だけど
ライラも意外にイケてたりしてな。俺は見ないけど
ラララライが宣伝してる時点でうんこ
>>389 あくまで原作の話だけどライラは「ポジティブなパンズラビリンス」とも言える。
オフェリア → ライラ
メルセデス → メアリー
大尉 → コールター夫人
母親 → アスリエル卿
パン → ダスト
と置き換えてみると家族関係の中で与えられた子どもの役割という意味で両者が
非常に似通った構成を持っていることが分かる。
オフェリアが現実世界では悲劇的な最後を遂げたのに対し、ライラは両親と決別し
現実世界で生きることを選ぶのだが、その明暗を分けるのが「パートナーとしての
他者の存在」なんだよね。
映画で幻滅せずに是非原作を読んでほしい。
ライラ幻滅する映画なのか・・
ビデオ借りようと思ったけどやめよかな
ミストの冒頭の場面で、パンズ・ラビリンスのポスターが出てきた。
見たこと無い図柄だったような。
394 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 23:27:00 ID:J7re0S69
あんなヤギのきぐるみ使わないでデビットボウイ使えってんだよな
>>394 オフェリアの吹き替えが喜多嶋舞になりますが、よろしいか?
396 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 23:37:52 ID:dMG3FWOP
今観終わったけど全編通して漂う緊張感が尋常じゃねえな
すげえおもしろかったよ
試練に登場するカエルと手の目はパンの変装…というオフェの知らない事実がある。
ファンタジー世界がオフェの妄想なら、なんで彼女の知らない事が存在するのか?
そんな事言ったら、オフェリアの母ちゃんとメルセデスは数十年前には姉妹だったんだぞ(ベルエポック)
>>397 それは映画内の事実では無くて、単に役者が同じとかそういう映画外の事実なんじゃ?
ヘルボーイ2の怪人のデザインもきもくていい感じ
>>392 原作読まないとなんだかライラの周りの設定も
意味不明のまま話が進んでいく
最後でオバサンに私は母親なのよぉとか言われても
ポカーンな感じ
これで続編出来なかったら悲惨なことに・・・
>>400 コメンタリーで、実はパンが変装しているんだ、って監督自身が言ってるので、映画内の事実であってるよ。
監督が何を言おうと映画の中で説明されてなければ、映画内の事実とは言えない。
オフェリアの単なる妄想とか言う奴は馬鹿。
ファンタジー映画で、ファンタジーメインに描いてる映画なんだから、
映画内ではアレは本当にあった事だよ。
チョークで大尉の部屋に行ったりしてるし、迷路の木の移動があっただろ。
>>405 大尉の部屋にチョークを使って行ったという直接的なシーンはなかったけどね
木の移動もオフェの妄想だって可能性は充分にある、引き返したはずの大尉に追い付かれたのはそのシーン自体が妄想だって風にも考えられるんじゃないかな
(本当は大尉は引き返さずオフェを追い掛け続けたとか)
自分の考えと違う人を馬鹿よばわりするのはどうかと思うよ
妄想か現実にあの世界があったのかをただ議論するだけでいいじゃない
個人的に言わせてもらえばこの映画を単純なファンタジーと考えている
>>405の方がよっぽど馬鹿
>>406 なんだお前?
>自分の考えと違う人を馬鹿よばわりするのはどうかと思うよ
>405の方がよっぽど馬鹿
ハァ?wどういう事?w
じゃ、お前もどうかしてるって事だなw 議論するだけでいいんじゃないのか?w
自分で自分の事貶めてちゃ世話ねぇよw もうちょい考えてから煽ろうね。
大尉の部屋に直接的に行ったというシーンはないが、鍵がかかってる部屋から
抜け出して侵入した事実はある。
それを読み取れば、あれは短なる妄想ではないと言える。
木のシーンは明らかに妄想じゃなくて、木が移動してそうなったと直接的に描いてるし。
変なB級映画にあったけど
軍隊の一部が悪事を企てて実行し、それを架空のエイリアンの仕業にした筈なのに
何故か実行してたのは本物のエイリアンだったとか言う話
あれも真実が二つある映画だった
デルトロは両方の意味にとれるように作ったってコメントしているし、
どちらだと思おうと、大切なのはそこから何を感じたかだと思うんだ。
議論はいいが、同じ映画が好きな者同士で煽りあいや罵り合いは見たくないな。
どちらが先でもあかんよー。
喧嘩両成敗って言葉もある。収めたって下さいな。
>>392 ライラは展開が早くて置いてきぼりをくらう感じだが、決して幻滅する内容ではないよ
お金かけてるだけあって冒険ファンタジーとして見ればそれなりに楽しめる
>>405 木の移動に関しては、あの場所にいたのがオフェリアと
薬を盛られて正気を失った大尉だけだというトリックが
あって、幻覚だということを完全に否定できない仕掛けに
なっている。意図的に観客を混乱させている。
要は現実なのか幻なのかという議論をすること自体、
デルトロの掌のうえで踊らされているだけだということ。
いや踊らされているっ言い方は全然違うだろw
踊らされ上等だろう。
ファンタジー映画だから、こう解釈すべきってのは議論が逆転していておかしい。
ジャンル分けなんて便宜的なものなのに。
>>407 ごめんね、ファンタジーメインで描いてるんだからあれは本当にあった事、
なんて下らなすぎる根拠を言うからどうしても馬鹿としか思えなくて
いくら病気や苦しみのない楽園でも、あんなダークな色彩のない地下王国の王女じゃ
退屈するのも無理はないね。
もっと華やかな楽園なのかと思ってた。
>>416 7つの庭があるとかなんとか。入り口は昔は世界中に無数にあったってどんなだよ。
かなり前に一度観ただけなのによく覚えてるな俺
>>415 馬鹿に馬鹿呼ばわれされたくね〜w
議論とか偉そうな事ぬかしておいて、結局煽りたいだけかよw死ねよカス
やっぱり荒らしか
来世はもっと賢く生きて下さい
オレはファンタジーでも妄想でもなく、オフェの死の直前に見た夢だと思ってるんだけどね。
だって死ぬところから映画が始まってるから。
走馬灯なげーな。でもそれだとオフェの知らないことも描写されてるぞ。
描写が全て夢ってわけじゃなくてね、映画は現実とオフェの夢の融合ってことで、どうっすか?
解釈の幅を広げたのが上手くいってないのか?
おとぎ話読んでるとこから始まってるじゃない
425 :
名無シネマ@上映中:2008/05/12(月) 10:51:37 ID:b4BNMSQE
死ぬところからだよ。
車の中でおとぎ話を読むオフェリア、車の中でウトウトしてしまう・・・
その間に車は崖下へ…
そこからだったかっ!!!
おふぇーりあ、ご飯よ だろ
悲しいわ
431 :
名無シネマ@上映中:2008/05/13(火) 13:40:42 ID:JdUhUV97
毎度毎度追っ手が傍まで来ないと気がつかない女に爆笑
口裂けは SAW の頭パッカンよりグロだね
大尉の拷問から口裂きのシーンは目を背けたくなる。
あれに比べれば手目の妖精踊り食いなんて可愛いもんだ。
>>432 あのシーンはメルがむごたらしく拷問されると思って怖くて仕方なかった
口裂きは思わず手で目を覆ったわ
前も言ってた人がいるけど医者が拷問されずに
さくっと殺されてほっとした自分
映画内で細かい描写をされた人間が拷問されると
結構精神的にくるものがある
でも医者は母親に毒もってるのではと疑っていたアテクシ
パンズの後で「幸せのレシピ」見たら凄く和んだ自分が居る
日常的な幸せを描く作品つうのも良いもんだな
>>435 医者の薬は、本当に鎮静剤だと思うよ。
危険を冒してレジスタンスに抗生物質を援助し、大佐にも暴力で対抗しようとせず
ただ静かに自分のなすべき仕事を為し、嘘をつかずに静かに死んでいった。
医者の死のシーンが静謐で崇高なのは、
彼が崇高な行いをした人間だったからだと自分は感じたよ。
医者と大佐は両方別の描き方で人間らしく描かれ、
正しい人間とそうでない人間らしさが出ている名場面だったと思う。
そういえば医者はオフェリアと対話するシーンなかったなあ
彼のような人間が父親として傍にいれば
オフェリアも幸せに生きられたかもしれない
パンスの拷問やグロシーンなんて、普段ホラー映画見なくってる人にはなんともない
普通のシーン。そんなにグロシーンもないし。
ホステル見てみろ。マジ凄いからw精神的にもかなりくる。ホステルに比べれば、
パンズのグロシーンなんておままごとだよw
ホラーは、最初からグロを期待して観るので楽しいが、
パンズみたいに、残酷な現実の一部として描かれると悲痛な想いに駆られる。
確かに痛そうだけどグロくはないよね
SAWと一緒に借りちゃったから・・・
何でホステルと比べるのか良く分からない
比べるなら似たような映画にした方がいいんじゃないのか
そもそも比較する意味が分からんけど
443 :
名無シネマ@上映中:2008/05/14(水) 00:37:20 ID:jNsPvI7J
>>439 ホステルの生首サッカーは笑えるが、口裂けはイタ気持ち悪い
ゴアと比べてどーするww
誰も期待してないだろw
>>440 ホステルもリアルに残酷な現実の一部。人身売買は本当にあるから。
恐怖と悲痛な思いに駆られるよ。
パンズはファンタジーだからまだ救われる部分がある。
>>442 残酷シーンに目を覆うような発言する奴が多いから、普段ホラー見てないのか?と思ってね。
>>443 口裂けより、ホステル2のチンコハサミちょん切りの方が痛い痛しいし気持ち悪いだろw
生首サッカーは子供がしてる所が残酷すぎる。笑えなかったな。
普段ホラー観てなそうな皆さんにホラー通の俺様が一家言で
>>439かw?
屋敷女でも楽しみにしてろボケ。生首サッカーは笑うところだ。
>>446 笑えないもんは、笑えないんだよ。
いくらホラーとは言え、アレは笑えんなw
>>444 むしろ、期待してない所のガツン!ときた描写だけに良かった所だろ。
よくぞ、描写してくれた!と思ったよ。アレがあるからより残酷性が出て
この映画に良い意味でスパイスを与えている。
ああ、笑えませんよねアレは。わかります
ビダル大尉を大佐って呼ぶ人が多いのはやはりムスカ大佐の影響なのか。
それとも年齢的なものか。いずれにしても出世から取り残されたかわいそうな
人であることは間違いないな。
451 :
名無シネマ@上映中:2008/05/14(水) 09:34:56 ID:jNsPvI7J
>>447 生首サッカー笑わなかったら、監督の期待が台無しだな
>>451 監督の期待に応える為に映画観てるわけじゃねぇw
ホステルって見たことないけどグロを念頭に置いた映画なんでしょ?
パンズとは別物どころか別世界の映画だと思うんだけど
今グロ議論してる二人(三人?)は結局何が言いたいの?
454 :
名無シネマ@上映中:2008/05/14(水) 13:12:50 ID:8mkfG5v5
>>453 子供は良く 説明不可能な思考をするんだよ。
「ダ・ヴィンチの絵はリアルだろ?」って話題してたら「CGアートの方がずっとリアルじゃん」って茶々入れたり…
>>453 ますは、ホステル観ろ。話はそれからだ。
いや、単純にスレ違いだと思うよ。
ドラえもんの戦いのシーンについて話してたら
「こんなの全然リアルじゃない。攻殻機動隊でも見てみろ」とか茶々を入れてくるくらい場違い。
たしかに空気が読めないにも程があるな
暴力シーンがやけに生々しいのは、ファンタジーパートとの対称性を際だたせる演出ですかね。
正直に言うと、感動して記憶に残ってるんじゃなくて
トラウマになってるから忘れがたい映画なんだと思う
>>460 感動イコールお涙ちょうだいだと思ってるのか。
感情が動いた、って書いて感動と読むんだよ。
既成の価値観が揺すぶられる映画の一つだな。トラウマという手垢のついた表現では言い表せないし、ちょっと違う。
最近観た映画では、ノーカントリーとか、ミストもそうだな。
>>457 お前も読解力ないな。そういう事言ってんじゃないよ。
グロに耐性ない奴が多いなって事だよ。
だったらなんだw
>>463 もういいから早くグロ画像を探す作業に戻るんだ
斬新な手法って言う人も居るけど
結構、古風な見せ方してないか?パンズは
古臭いとかじゃなくて撮り方はオーソドックスでしょ
パンの造形うまいよな
相手を不安にさせる顔だ
あの足怖いよ。
ノベライズ版買ってきま☆すた
オフェリアたんの顔、スペイン人にしては薄い顔で可愛いな。
日本人に好かれる顔だよね。ロリとか抜きにしても。
>>467 ヤギの瞳って丸くないので本能的に人を不安にさせるらしい。
ヘビとかネコもだけど。
>>470 うちの妹にかなり似ている。
>>470 個人的な見解だが、もっと可愛い子を使えよと言いたいけどね
>>472 同感。だけど典型的なスペイン人の顔じゃないと、この映画には合わないのかなとも思う。
最初の関門の木の割れ目に入っていくシーンに、ある種の色っぽさを感じた。
キモい言い方で、すまないが
女の子のあれが始まる直前の年齢を意図的に撮ってるのが嫌だ
>>476 それがこの映画のテーマのひとつなんだからしかたがない。
「だったら私、子供なんて産みたくない」というオフェリアの台詞が端的にあらわす
ように、彼女は精神不安定な母親の「世話焼き」に自分のアイデンティティを
見出してしまったために、本当の意味で母親から自立することができなくなって
しまった。ベッドに母親と二人横たわっているシーンでベッドの模様が子宮を思わ
せる(パンの顔にも見えるが)描写をされているのが、この入れ子構造の親子関係
、つまり自立できない母親(オフェリアに縋り、ついでビダル大尉に依存した)と
縋りつかれることにしか自分の存在意義を見出せないオフェリアの悲しさを示して
いるように思われる。
そのような成長の仕方をした子供は死ぬことでしか成熟を迎えられないことがある。
オフェリアの死のシーン、月光に照らされながら流血するあのシーンは象徴的な
意味での初潮、つまり母親からの解放と自立を表しているのだろう。
あの母親、いくらダンナを亡くして体が不安定な状態だといっても
母親としてはあまりに弱々しく頼りなげで
自分のことしか考えてなさげなのがなんだかなと思った
言ってるそばからオフェリアの言葉全て否定しまくってるし
>>479 つコメンタリー
家族療法的解釈を交えるとこういう理解も可能だという。
>>480 あらま!それはすんずれーしました!
コメンタリ見ます
>>481 ごめん、言葉足らずだった。
ベッドの模様や絵本の染みが子宮のかたちだってのは紛れもなくコメンタリー
からだけど、母子関係については私の解釈。妄想といわれても仕方ないかも。
想像力と現実世界のかかわり方がなんとなく似てると思ったので、今日
テリー・ギリアムの「バロン」を見直してみた。劇団の役者が月の世界の女王
になってたり、フィクションか現実かよくわからなくなるラストといいよく似ている。
あっちはおバカなノリでハッピーエンドだけど、この映画が気に入った人なら
ぜひ見てほしい。
解釈に多様性がある映画は日本人には受けが悪いんじゃなかろうか?
見慣れてないような気がするし
なんでそう思うの?
かなりヒットしてますよね。配給が貧弱だった割には。
>>348 同感
486 :
名無シネマ@上映中:2008/05/20(火) 10:03:58 ID:K7HNIlPK
>>483日本の若年層は当てはまると思う。
そんなに数多く観てないけどスペイン映画は個人的に観た人達が賛否両論別れて後で議論出来る作品が多い気がする。トーク・トゥ・ハーとか。
パンズラビリンスは自分の中で久々の大当たりだけどね。
487 :
名無シネマ@上映中:2008/05/21(水) 08:20:23 ID:Y7eyLuC4
吹き替えで見た。パンの喋り方がデーモン小暮みたいだった。
自分の場合、字幕版の後に吹き替え版を見ると
外国人が日本語で会話してるのを意識しちゃってダメだw
489 :
名無シネマ@上映中:2008/05/21(水) 10:53:50 ID:sgV4/oVf
解釈に多様性のある映画っていい映画だと思うけどね。
でも普通のファンタジーだと思って観たら酷い目にあいまんた。
490 :
名無シネマ@上映中:2008/05/21(水) 14:06:56 ID:Y7eyLuC4
俺はコメンタリー用字幕出しながら吹き替えで見たが邪道?
493 :
名無シネマ@上映中:2008/05/21(水) 21:05:06 ID:4AEjgrXB
全く知らなかったけどTSUTAYAで何となく手にとったので見てみた
こういうの大好きだよ。
妄想好きにはたまりません
>>493 最初から最後まで妄想と思えば
Lost Childrenもいいかも
見てから時間が経つにつれて
自身の中でB級映画だった印象が育ちつつあるんだが…
ストーリー、撮影、演出、どれをとってもB級とはほど遠い名作だと思うが。
まあその辺は人それぞれだから、そう思う人もいるのかと思ってスルーだ
デルトロってアクション映画以外だと、不思議なくらい美しい絵を撮る時があるんだよな
そこが好きな監督だ
好き嫌いとか、感性の問題でなく、言葉を知らない馬鹿。
妄想だって言い張ってる人は、マンドラゴラでほんとに
母親の容態が回復したのはどう説明する気だ?
偶然時期が重なったとか幼稚なのはなしね。
>>499 妄想も幻想もどらちもありだと思っている人だけど、
あれは、オフェリアが大人しくしていたし、
大尉の機嫌を損ねるようなことも起きなかったので、という捉え方も出来るよ。
>>499 > 偶然時期が重なったとか
これだって十分ありうるけどな。霊感商法にひっかかりやすいタイプとお見受けする。
ホビット2作の監督をするんだってね
期待してるよ
>>501 「ありうる」で片付けるのは映画としてありえないだろ
>>503 「偶然であるかもしれないものを運命と受け取ってしまった、関係妄想を抱いた
少女の悲喜劇」とでも言えば分かってもらえるかな。
二つの見方を客観的に受け取ることができないと、監督の真の意図は分からない
と思うよ。
>>499みたいに妄想オチを否定する人ってなんでみんな喧嘩越しなんだろ
みんなか?
そうやって煽るのもよせよ。
>>505 馬鹿は理解不能な事に出会った時に、怒りで応えることがある。
ケンカをやめて〜♪
私のため〜に、ケンカをやめ〜て〜〜♪
/ ̄ ̄ ヽ,
喧嘩をやめゅてぇ〜♪ / 丶 / ',
ノ//, {゚} /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
ふたりをとゅめてぇ〜♪ / く l ヽ._.イl , ゝ \
.ni 7 / /⌒ リ ヘ_/ノ ' ⌒\ \
l^l | | l ,/) (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
', U ! レ' / / ̄ ̄ ヽ, ` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
/ 〈 / ', .n .| ・ ・ |
ヽっ{゚} /¨`ヽ {゚}, l^l.| | /)ノ |
/´ ̄ ̄ .l ヽ._.イl ', | U レ'//) ノ
/ ィ-r--ノ ヘ_/ノ ', ノ / ∠_
,/ ヽ rニ | f\ ノ  ̄`丶.
丿' ヽ、 `ヽ l | ヽ__ノー─-- 、_ )
. !/ ヽ、 | | | / /
/ !jl |ノ ,' /
.l l | | ,'
.| ・ 丶 ヽ | /
! ア!、, | | ,ノ 〈
./ ・ ./' ( ヽ_____ノ ヽ.__ \
/ ヽ._> \__)
DVD-BOXってもう絶版なんだな。残念。
探せばあるだろ、リアル店舗辺りに。
どうでもいいけど絶版って…
>>511 これのペイルマンのAAがあったらいいな
>マンドラゴラでほんとに母親の容態が回復した
煽る気はまったくないんだが、こういう風に思い込んじゃう人が似非科学&霊能グッズとか新興宗教にはまる危険が大きいんだよな
ユリゲラーが視聴者の止まった時計にテレキネシスをかけた→視聴者からほんとに時計が動き出した!という電話が局に殺到した
↑これとおんなじ
>>517 悪いけどそれとこれとは全然話が違うだろ。
映画の中の出来事について話してるのであって。
「ありえなくはない」が通用するなら、ご都合主義と叩かれてる
映画すべてがその言葉で片付くことになってしまうぞ。
オフェがためらいなくぶどう食い始めるから、おいこら!話聞いてなかったのかよアフォリア!!
って思ったけど時代設定を考慮したら思わず手が出るのは仕方ないことなんだな〜
チョコ食べたいって言ったらすぐ出てくるような時代、生活環境じゃなかったっぽいよね?
ベイルマンってエビ足が弱そう。手で押さえられても、眼球へ攻撃できるし。
>>519マジレスするとオフェは前日もママの作った服を泥だらけにして帰ってきたから夕食抜き→次の日はママの容体急変で食事どころじゃなかったからお腹ぺこぺこだったのよ。(監督コメンタリー)
観てる側には確かにオイ!アフォリア〜だったけどw
大尉から逃げてる時に、あれが始まっちゃって
アソコを真っ赤に染めながら逃げるオフェリアが見たかった…
>>522 お腹ペコペコな状況の説明が足りなかったって言ってなかったっけ?
俺も最初ブドウ食べた時、びっくりしたよ。
>>523 ファイヤースターターになるんですね、わかります。
天使が身代わりに食べられちゃったのを、あまり反省してないのも気掛かり。
あれ天使じゃないでしょ
精霊だっけ?
ナナフシでしょ
それ言っちゃあおしまいよ
でも、ペイルマンの中の人は、その道で名が知られてるだけあって
むしゃむしゃ喰らう演技が上手かったよね
すみません
私昨日妖精に逢ったんです
ついていったら怪物に白紙の絵本を渡されたのですがいったいどうしたらいいのでしょうか
>>532 妖精じゃなくてナナフシでしょ? もうおとぎ話を信じる歳じゃないんだから。
534 :
517:2008/05/27(火) 12:02:57 ID:fDwnFU6W
>>518 >映画の中の出来事について話してるのであって
もちろんその通り。
フィクションだからこそある程度の予定調和が許されるのに加え、現実にも十分な確率で起こりうる「偶然」を理由に、
「ありえない→現実に魔力は存在したはず」と短絡することの無知さ加減を指摘している。
まだわかんないと困るので明記するが、
マンドラゴラが効いたように見えることを理由に妄想・空想の可能性を否定することはできない、と言ってる。
結末は視聴者の解釈に任せるなら
壁の向こうに消えた後は行方不明って事でも良かったのに
>>534 満月の夜まで試練が続き、実際そのときまでに物語の一応の結末がついたことも。
少女の単なる妄想・空想の産物とみなし、その理由が「偶然」という説明も短絡的だ。
>>536 想像や幻覚というものは現実に起こった事件の影響を受けるので、例えば精神病者の
幻視が現実と対をなすように進行して一応のつじつまの合うストーリーを作り上げる
なんてことは十分に「ありうる」。
自分の価値観にあわないものを認められず、清濁あわせ飲むことができなかった大尉
の末路を思い出してごらん。周りの人たちは「オフェリアの妄想だ、現実にあったこと
ではない」と言っているのではなく「魔法は、それが妄想であっても現実であっても
オフェリアには等しく現実と折り合いをつけるための手段となり得た」と言っている。
つまり妄想派と現実派の意見は永遠に平行線というわけですね。わかりました
それなら監督の思惑通りで何よりだw
なんせラビリンスだからな。
手の目とカエルがパンの変装らしいですが、
って事は、手の目が妖精を食べたのはヤラセで、
残った妖精から、事の次第(禁をおかした)を初めて知った、
ってのも(パンの)演技って事ですか?
>>541 食われたはずの妖精がラストシーンで復活してる(これは演出ミスではなく意図的)
からね。
>>541-542 こんなオフェリアが絶対に知り得ようもない事実があるんだから、
単なる妄想ではなく映画内ではパンは実在していて現実にあった事だよな。
監督がそう描いているんだから。
そうでもないよ
確かに、全て妄想だと言い切れない所はあるけど、
妄想だった、という事を示している所の方が多いよね。
どちらにせよ、オフェリアにとっては現実なんだから、
幸せになれた、と思いたい。
思いたいけど、虚しくて切なくて涙が止まらなかった。
素晴らしい映画だけど、あと数年は見れないや。
普通に見てる人のほとんどにとっては妄想オチだけど
妄想ではないことを裏付ける事実も確かに存在する。
どちらも正解で、間違いなのはそれぞれの意見を頭ごなしに否定し合うことではなかろうか。
>>544 ん?その論理的説明、理由は?
それがなければ、説得力皆無だよ。
>>543 夢解釈を長いことやっていると、最初は本人が気付かなかった
ことが後になって分かることがある。
例えば最初の方で出てきた髪の長い老賢者ふうの人物が、
実は姿を変えた患者の父親であったりする。
これは「無意識が知っていることは意識が知っていることより
深く大きい」ということに由来する。
一度受けてみるといいよ。
>>548 なんだ?この変てこな理由は?w
夢解釈てw話と全く関係ねー!w
頭食い千切られたはずの妖精が最後にピンピンして出てくるのが
全部オフェの妄想だったって決定付けるシーンだと思ったんだけど
最後だけ見るとかなりのご都合展開だし
シーン一つ取っても解釈はいろいろあるね
どうでもいいけど
>>549=
>>499?
>>549 つまりパン=オールドワイズマンの恐ろしい面だということだよ。
魔法は限りなく現実にちかい白昼夢として描かれていて、
これを現実かどうか考えることが観客を文字通りラビリンスに
誘い込む構造になっている。
まぁ精神分析はこの映画を解釈する上で有効な手段の一つだろう。
いくら腹ペコでも、あんな恐ろしい状況で
しかも食べるなと言われてるのに食べるなんて…
いくら今動いてないからといって、
あんな不気味な手の目に対して、恐怖心無さすぎ。
ペイルマンみたいなじいちゃんって銭湯によく居るよねw
>>553 あれは冥界下りの神話でよくある「あちらのものを
口にしたら生きては帰れない」というモチーフの
変奏だろうね。
とすればあの時点でオフェリアの現世での死は決定
していた。パンの言葉は禁止による誘導かも。
あー、見るなといえば見たくなるし、
食べるなといえば食べたくなると。
しかし、堂々と食べすぎw
コソッと持って帰るとか、せめて口に放り込んだら
ダッシュで逃げろw
他の映画DVDの予告で見たくなり、しかしいつもレンタル中なので
思わずボックス買っちゃったんだけど…。期待とはちょっと違い早まった感が…。
ファンタジー世界の比重がこんなにも少ないとは。ほとんど内戦映画ではないか。
まぁ割り切ってみればこれはこれで傑作だけど、
2時間まるまるダークなファンタジー世界に浸りたかった。
俺もBOXのデザインがかなり好みで本編も以前から
気になってたんだが、買ってはずれだったら辛いので
辛抱強くレンタルを待ちいい映画であることが確認
できてから買おうと思っていた。
で、やっとレンタルできて見てみた結果、BOX買うのはやめた。
スペイン語詳しい人がいたら聞きたいけど
オフェリアが遺跡を発見して降りていくクシーンで
「オラッ?・・・エコッ?・・オラ?・・エコッ!?」
字幕 (ねえ、誰か ねえ ねえったら)
という一連の呼びかけの台詞があったけど
「エコ」って何? 「オラ」はHolaで分かるけど・・・
スペイン語に「エコ」とかいう呼びかけってあったっけ?
やっほ〜〜
>>543>>544 こういう物語のパターンとして、
完全にリアルな話であるかのように進んでいって、
よくよく考えてみると妄想でも成立する話になっている。
ただ絶対に妄想でないと言いきれる挿話を入れるとリアルなドラマとしては成立しないし、
最初から妄想でしかあり得ないようなリアリティのない話ではドラマを維持できない。
「パンズ・ラビリンス」には、
これはオフェリアの妄想でないと断言できるところはなかったと思うけれど、
強いリアリティがあるドラマとして描けているから、
これは妄想ではないはずだと感じる人も多いのだろう。
ドラマにリアリティを持たせると、
それ(リアリティ)により、よりファンタジーとして成立するという
迷宮的な面白い物語構造になっていると思う。
最後の悲劇がないと、おとぎ話っぽくなって、この均衡が破れると思う。
>>561 ファンタジー部分が少ないと文句を言う人がいるけれど、ドラゴンボールの
後半における表現のインフレーションを考えてみれば過剰な表現が必ずしも
ファンタジーの重みを増さないことが分かると思う。
現実の描写がリアルで、魔法=ファンタジーのそこへの侵入の仕方が穏やか
だからこそ、逆説的にファンタジー部分の重みが増すのだと思う。
一回目の観賞は全部が儚さ満点で素晴らしく思ったけど
内容を知ってから細かい所に目が行くとさすがに冷めたな
まぁ娯楽作品じゃないから当然と言えば当然なんだが
あのジャケットのデザインは、あらかじめ内容を知ってないとだまされるね。
その戦略が商売っ気剥き出しで萎える。
どのジャケット?
566 :
名無シネマ@上映中:2008/05/30(金) 23:06:55 ID:NpCaHjza
街で本読みながら暮らしていたオフェリアにとっては
いきなり突きつけられた現実のほうがよっぽどファンタジー
状況判断の出来ないバカが親になると子供が生き地獄を見るって戒めだよね
ミスト観たらスタッフロールの最後の方で、ぼんやり眺めてたので確証は
ないんだけど「パンズラビリンス云々」て書いてあった気がしたんだけど
あれは何だったんだろう
今日dvdで購入して観た。
率直な感想としては、「悪くは無いけど期待してたほどではなかった。」
ファンタジー部分は全体的に普通に良かったとおもう。(ただ予告編はネタバレしすぎだ!)
ヒロインの子は演技が上手かったしかわいかった。
序盤、ヒロインに対してエロティックなシーンが立て続けにあったのは若干びっくり。
グロいシーンが結構あると聞いていて、覚悟して観てたんだがそうでもなくて拍子抜けしてしまった。
(「グロシーンの緊張感と恐怖心が、この映画のファンタジー部分にも現実味を与える」というのが
この映画の方法論だという認識だったので自分的には重要だった。)
大尉のキャラが無表情かつプロトタイプすぎて自分的には深みがなく見えていまいち。
(個人的にはデニーロに見えたのもマイナスだった。)
上記二つ、グロシーンと大尉はこの映画を動かす核なので、そこに迫力を感じられなかったのは致命的だった。
細かい部分だと、妙なシーン間のつなぎ方(木とかを境界線に使う)は余計にシーン間がぶつ切りに感じられたり
すこし現実に引き戻されたりしたので普通のほうが良かったんじゃないかなと。
後、現実パートの演出やヒロイン以外の演技力がいまいちな印象。
(スペインの一映画としてなら充分であるとは素直に思います。)
ラストシーンは切なくて印象的だった。あのシーンは結論付けずに「どっちだったんだろう。」という印象にとどめておこうと思う。
今思ったけど、もしかしたらこの映画は女性向け(かな?)だった為自分に合わなかっただけかもしれない。
この映画は自分的にも良い部分も多かったし見てる間も楽しかったので、
またもう一度観直してみたいと思います。
長文等失礼しました。
>>570 見る前から「グロシーンと大尉が映画の核」とか「女性向け」なんて決めつけてる
ようだね。現実にも他人に自分の理想をあてはめ、それに合わないと幻滅するタイプと
お見受けした。
映画の中で言うとオフェリアの母タイプだな。
>>571みたいに人のタイプを 決めつける 人って気持ち悪い
ちょっと上の方のレスでも同じようなこと書いてるみたいだけど、せめてそういうのはネットだけにしようね
2ちゃんの長文レスでこれはと思う批評を見たことがないな。
大体、グダグダ書いてるが論理的ではなく、個人的な好き嫌いをもっともらしい言葉で飾ってる印象。
むしろ数行のレスにきらりと光るものが散見される。
この映画はB級。それにA級の解釈をつけているだけ。
プロトタイプ大尉! ですか
大尉の量産型は想像つかないな。
577 :
571:2008/06/01(日) 11:25:16 ID:nSJli0/a
>>576 俺初めてこのスレに書き込んだんだけど・・・妄想こわっ
何の予備知識もなく見たけど、パンが実は悪い妖精で、
オフェリアをだまして何かさせようとしてるんじゃないかと
思ってハラハラしてしまった
予告編見ると最後のシーンが見れてしまうので、そうではないと
わかるのだが
>>574 自分にとってそうでもない映画が絶賛されてると腹立つよね、分かるよ
でも私にとってこの映画は超A級ですけども
>>579 パン自体に怖いイメージしかなかったから、この映画のパンも絶対に何かやると思って緊張してた
弟の血が必要と言い出した時はキター!と思ったw
ファンタジーは全部リアルで、
パンは悪い奴で、それでオフェリアを殺しちゃって、
最後の地底の王国だけ、オフェリアの妄想だとしたらどうよ?
従事者のような態度見せてるかと思えば
微妙にタメ口なんか叩いてる所が怪しいんだよねパンは
>>582 俺は、そういう解釈。
最後弟を捧げたら、魔界が開いてとんでもない事になっていた。
捕虜に捕虜に1〜3まで言わせようとしたのは
拷問の主導権握る上で重要だったりするのかね?
捕虜2回みす
こんどWOWOWで、ミラーマスク・幻想の中のヘレナとかいうのをやるらしいぞ。
今、番宣でやってたが、激しくパンズのパクリっぽくみえた。いや、もしかしてパンズの元ネタかもしれんが。
これも英語からの訳か。
なんか最近の邦題って英語圏以外の映画でも英訳になってるな。
普通に『牧神の迷宮』とかでもいいような。
マラルメ=ドビュッシーの『牧神の午後』とかもあるし、それなりに人口に膾炙
した表現だと思うんだけど。。
文学臭がして敬遠されるってことなんだろうが、「パン」と聞いて即座に
何のことかわかる人ばかりでもないだろうに。
千と千尋に似てるけど、ぶっちゃけこっちの方がいいと思った。
千もA級と思うけどさ。こういう自覚的倫理意識はふいんきで生きてる日本人には無いものだと思う。
内戦の描写がちょっと類型的かなとかあるけど、あっちじゃファシスト政権って
60年代まで持続した現代史だしな。突き放して見れない強い感情もあるだろ。
>>588 自分の場合は
内容も分からないのにラビリンスってタイトルだけでwktkして
劇場に特攻したっけな
>>588 パンもラビリンスも外来語の日本語だよ。
メルセデスが登場したとき、事情ありげな表情で大尉に接していたから、
てっきりこの人は大尉の愛人で、これからオフェとママをイジメまくるんだろうと
思った。
そして、そんな過酷な日々から逃れるためにオフェリアは家出して、
ラビリンスに迷いこむのかと・・・・全然違ったww
>>591 ラビリンスはともかくパンは日本語とは言えないだろ。
外国文学者が書き言葉で使ってるのぐらいしか見たことが無い。
パンの会を思い浮かべる人は少ない?文学史でやるけど忘れてるのかな
西欧文学に精通したハイブローな方々が集うスレですね。
パンの会は日本文学ですよ〜
>>591 ラビリンスはともかくパンは日本語とは言えないだろ。
外国文学者が書き言葉で使ってるのぐらいしか見たことが無い。
ふかわりょう?
なぜ繰り返すんだよ
まさかブレッドのパンと思ってるとか・・・、まさか、ね
見てきた感想を正直に言うとオーソドックスなB級映画だと思うがね
ライラやナルニアとタメ張れるような映画では無いって事
もの悲しい音楽に救われてるなと思うし
小学生のとき持ってた水木しげるの妖怪百科にパンが載ってたので
自分にとっては一般的な名詞だった
B級だからダメ映画って事じゃなくて
全国一斉ロードショーでやると確実にこけるけど
短館で地味にやってるほうが似合ってる映画と言う意味で
まぁ、実際その通りなんだが
なんでライラやナルニアが比較対象なんだ
子供が主人公のファンタジーだから?
ひょっとして興行収入でA級・B級ってランク付けしてるのかもしれないけど、
ナルニアには勝てなくとも回収率で言えばライラには勝ってるんじゃないだろうか
ヨーロッパでもアメリカでも暗いファンタジー映画にしては珍しくそこそこヒットしてるし
>>604 パンズラビリンス、ライラとナルニアは実は通底するテーマが同じなんだよ。
ナルニアは4人兄弟の役割がACの背負う各役割に相当している。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/アダルトチルドレン ライラは「嘘つき」をキーワードにACの成因と心理にスポットを当てている。
ライラはACが自らの無意識(ダイモン)との統合、自分に似た生育歴を持つ
男の子との出会いを通して癒しを得るまで、ナルニアは4人兄弟が助け合い
ながらそれぞれの癒しを得るまでを描いている。
対してパンズ・ラビリンスは主人公が現実世界では癒しを得られず、死という
結末に至る点で上記作品とは異質と言える。
自分ナルニアは原作込みでオタなんだが、
>4人兄弟が助け合いながらそれぞれの癒しを得るまでを描いている
とは到底思えない。悪いね…
そもそもアダルトチルドレンって現役の子供を対象とする言葉ではないと思うし、
そういう言葉を安易に映画のキャラクターに当てはめるのもどうかと思う
地下王国は天国で先に亡くなった両親が待ってたのかな?産まれおちてあの世、または前世の記憶を忘れる
光は暗い子宮から出た後の世界なんちゃって
今時ACって
王国への帰還は死んで魂になったからじゃないと真実味ないんだけどな
よく見たら帰還シーンの時にオフェ生きてたから一気に冷めたよ
死んだからこそ王国に戻れたんではないかと
最後のシーンだけは本当に妄想なんだよ。
パンの存在とかは現実だけど、パンの本性は悪魔のようなやつだった。
現実から逃げ出そうとすがりついた魔法の世界からも裏切られ
行き場をなくし、死の直前に最後の気力でなんとか
ハッピーエンドを妄想して死んでいったんだよ。
355 :名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 12:49:18 ID:k45oFaQ/
魂になって王国へ帰郷するって行為はね
自分的には本当でなきゃいけないんだ。そこを曖昧にされてちょっと冷めたな
>>610 メルが駆けつけた時は、まだ虫の息だったけど
あれで完全に死亡状態だったら王国帰還シーンが本当と思えるんだがなぁ…
1.王国は死後の世界と同じであるかどうかは分からない。
2.王国は生きている人間の心の世界
3.王国は絶望の中でも生きる意味を与える。
4.人に伝えられることによって命を持ち心の世界の真実になる
4までいったらA級
キモイタイことかいてゴメンネ
私は、死ななくても王国に行けると思ってたので、
最後のシーンは、無事王国に行けたのだと思いたい。
が、やっぱ妄想なんだと思う…
痛みも苦しみもないってまさに天国
マッチ売りの少女の現実と妄想と同じ
現代のマッチ売りの少女ってのは的確かもね。
マッチ売りと違うところは、自己犠牲を必要とし、自我を超えることを要求するところ。
これでオフェ皇女とマッチ少女の差が生まれる。
また、永遠の命の花の寓話を創作していることから、
永遠にいたる生き方をオフェが思索していたことが分かる。
って前スレでも誰か言ってなかったっけ。
生き延びて、じいさんになってる弟くんが
おねいちゃんについて語るとか
そういうチンケな受けを狙ってないのが良いのかもな
>>620それ、日本映画ならやってそうw
スペイン内戦を調べたらその後ゲリラの未来も決して明るくなかったんだが…
デビルズバックボーンもあの後考えると
めでたしめでたしとはいかないんだよね…
なんでBDの発売のアナウンスが全然ないんだ
パンズは美しく儚い雰囲気が良い思うが何かが足りないと思うんだよ
626 :
名無シネマ@上映中:2008/06/08(日) 22:29:42 ID:nMJ7tSpW
つまんなかったー
ちょこちょこ出てくる千原ジュニアがイライラした
今日見た!映画館で見れば良かった。あまりにも自分好みでビックリした。
メルセデスが逃げ切れて安心したのも束の間、その後は涙が止まらなかった。
オフェリアが普通のいい子では無いのも良かった。
デルトロってこんな映画も撮るんだな。
次はデビルズ・バックボーン見てみます。
>>626 パンかwwww
大好きな映画なのにどうしてくれるw
これからパンがジュニアにしか見えなくなったらお前を呪い殺してやる。
スパイダーマンの伊藤英明以来だな。
パンは中村獅童じゃないか?
パンは迷宮で待ってるのが似合ってるのに
何気なく寝室に現れるのは怖いものがあるorz
なかなかヘビーな話で面白かった
つかこれ子供向けファンタジーと間違ってレンタルしていく親多そうだな
手の目オバケや拷問殺戮シーンの連続で子供にはトラウマになりそう
釣りじゃなくてマジじゃないのか?
周りは良かったて絶賛する映画でも
自分には駄目だった糞だったって映画あるだろ?
阿呆な文章表現の話でしょ。> 釣り
DVDを買って見ました。
最後の方で大尉がオフェリアを追いかけてるシーンの辺りなんですが、
画面の下の方(画面の下方、4分の1程度)の映像が何十秒間も乱れて
いました。皆さんも同じですか?
>>634 注意深い親ならジャケットのパンや手の目で何かがおかしいと気付く…はず…
PG-12指定だよ
641 :
名無シネマ@上映中:2008/06/12(木) 15:53:24 ID:kMpZTA4R
>>638 メルセデスが拷問されそうなシーンでも、字幕の下辺りに映像の乱れあり。
画像の乱れは仕様って事?
レンタルだと無かったような気がするけど…
644 :
名無シネマ@上映中:2008/06/13(金) 12:56:02 ID:RFAV+WEA
膨らみかけで、あれが始まる直前の子が主役って時点で
期待してたものと違ってて馴染めなかった。しかもオフェ役の子が可愛くないし
これはひどい
わっちはオフェが可愛すぎないのが逆によかったと思うでやんす
狼かよ
女将だろ
>>603 なんで、おまえが勝手に「B級映画」の意味を定義してんの?
650 :
名無シネマ@上映中:2008/06/14(土) 18:07:10 ID:HrPZVjjt
し
651 :
名無シネマ@上映中:2008/06/14(土) 18:07:46 ID:HrPZVjjt
る
652 :
名無シネマ@上映中:2008/06/14(土) 18:08:45 ID:HrPZVjjt
か
653 :
名無シネマ@上映中:2008/06/14(土) 18:09:29 ID:HrPZVjjt
ボケナスw
654 :
名無シネマ@上映中:2008/06/14(土) 21:59:45 ID:ys83ldUJ
適当にレンタルしてきたが久々に当たりだった。
良い作品だねえー
わっちもこの映画は08年上半期ベスト1だと思うでやんすよ
池袋の新文芸座でやるよ。一日か二日だけど。
まだやってんの?
評判良いならマスゴミでもっと紹介して欲しいな
紹介して欲しいんならマスゴミなんて言い方はやめればいいのに
マスゴミはマスゴミですよ^^
>>658 すまんタイプミスだ。マスゴミって打つのをマスゴミって打った^^
これがゆとり脳か
この映画の場合は映画評論家や著名人がどんなにマンセーしてても
けっして鵜呑みにせしないで
しっかり自分の感想を持ってないといかんよね
マスゴミが煽る評判はあてにしちゃいかん
自分の感性を信じて映画を観るんだ。
さくらんのチラシにあったメディアや著名人の賛辞を観た後に眺めてつくづく思った。
パンツ・レスリングの話もしようぜ!
メルさんの子守歌は他の作品でも合いそうな気がする
お前ら、あの内容から子守歌取ったら評価が変わるんじゃないのか?
名画には名曲がつきものなのさ
最寄のツタヤで20本近くあるDVDが全部借りられてた
ちなみに半額デーではないし、他の作品のDVDは普通に残ってる
千葉県に何が起こったんだ…
みんな本物の夢の国に行きたいんだろ
今日見た
もっとファンタジー分が多いと思ってたらそんなでもなくて予想外れ
イバナ・バケロが蒼井優に見えてしかたなかった
670 :
名無シネマ@上映中:2008/06/18(水) 18:09:36 ID:vBO7wEmB
蒼井優のヤリマン顔はネ申
なんか‥エグいよね‥全体的に‥。ファンタジーなんかじゃない。
fantasy
1.途方も無い空想、現実離れした想像、夢想、幻想; (特に)性的な空想
2.幻覚、幻聴
3.気まぐれ、気まま
このスレ、ニコ厨警報でてます
見る人の解釈に任せるとか。そういう事しないで
はっきり表現して欲しかった、マンドラゴラは実在してるように撮りながら
パンは妄想みたいに撮るのはダメでしょう
超自然的な存在としてのマンドラゴラが実在しているかどうかは、はっきり描いてない。
実在する木の根をオフェリアがマンドラゴラだと思い込み妄想していただけかもしれない。
それ基本中の基本
>>663 厳しい現実から逃げるために妄想へ走ったと言うけど
確かにママンが死んじゃったりはして可哀想だが
それでも不幸のどん底って訳じゃなかろう
徹底的に不幸な子に仕立てないと現実逃避も薄っぺらに見えるって
>>677 「徹底的に」不幸な描写がいかにリアリティを欠いた薄っぺらいものになるかは
日本の某脚本家が証明してくれてるじゃまいか。
オフェリアの不幸の描写は母への「私がいるのに?」のひとことで十分だと思うよ。
マンドラゴラは食事の準備をしている場面のテーブル上に確認できる。
な、なんだって!
>>677 13歳の子供が母親に死なれることがどれだけ不幸だと思う?
この映画冷静に見るとそれほどたいしたものじゃないな。
ちょっと主観的に持ち上げすぎた。
イマジネーションがあるのが人間が人間足らしめる能力ぐらいの評価が適当
日本語でプリーズ
684 :
682:2008/06/20(金) 22:34:23 ID:O6TKc+0m
( ゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノ アヒャヒャヒャ
人間が人間たらしめている要素のひとつはイマジネーションの有無だ。
..ρ(..、)ヾ(^ー^;)ヨシヨシ
ペイルマンが登場人物を次々と襲う話だと思ったらちょい役だった……
あの試練だけを初めから終わりまでずっとやってるホラーない?そういうのが見たいや
688 :
名無シネマ@上映中:2008/06/22(日) 10:31:03 ID:R/Zu6Uvs
まだ観てないんだけどデビットボーイのラビリンスとどっちが面白い?
>>688 プロットは共通するものが多いので、両者を対比してみるのが面白いと思う。
13歳の少女 → 15歳の少女
パンの絵本 → 「ラビリンス」という本
弟を生け贄に捧げる → さらわれた弟を助けに
死んだ父への憧憬 → 死んだ母への憧憬
折り合いの悪い義父 → 折り合いの悪い義母
ナナフシ → ホグル
パン → 魔王ジャレス/ワイズマン
エンターテインメントとしての出来は甲乙つけがたいような。
>>687 FFなんかのゲームをやらはったらいかがでしょうか
>>689 レスありがとう!
そんなに共通点あるのか、興味出て来たかも
作品の方向性は全く違うけどね
>>687 ペイルマンはデザイン自体が、お子ちゃま試聴禁止ってくらいヤバいな
ああいうの見慣れてる筈の自分もあれには、まいったorz
小人さんが喰われるあたりは視聴禁止ですな。
しかし、小人さん、グミみたいな伸び方するな。
あれ、むかし大蟻を二つにちぎった時のこと思い出して吐きそうになった
大蟻ってどんだけデカイの?何センチ?
鎌倉の大仏様くらい
699 :
名無シネマ@上映中:2008/06/26(木) 21:28:49 ID:oBNSdjDc
コメンタリーの中で、オフェリアの服に
間違いがあるって言ってるけどなんのこと?
お風呂入るまえ、母親がドレスみせてるとこ。
これの明るいバージョンがテラビシアにかける橋?
>>700 また、そういう見たくなるような映画を…
明るいバージョンというか、そもそもファンタジーとしてのベクトルが違うと思う。
共通してるのはパンズ、テラビシア、ライラあたりを見てるとロリコン呼ばわりされる事ぐらいか。
ジャンル名:ロリータ・ファンタジー
「ローズ・イン・タイドランド」「ミツバチのささやき」「アリス(1988年)」
レンタル屋でパンズみたいなのを発見しても
一瞬はワクテカするけど、やっぱり冷めた気分が湧いてきて
結局、戻しちゃうけどね。
自分も年取って嗜好がかなり変わったな
>>702 現実と想像力の戦いを描いている点ではテーマが共通といっていいんじゃないか。
ファンタジー糖衣の戦争映画だからラビリンスとはテーマも違うと思う
グロが苦手なのにミラーマスクとかロストチルドレンが好きで借りて来ました
ネタバレしていいので
どんなグロシーンあるか教えて下さい
見る前に少し余裕が欲しくて…
ミラーマスクにグロはない
>>709 男の顔が瓶で叩き潰される
男の足が生きたまま切り落とされる(一瞬)
妖精の首が目の無い化け物に喰いちぎられる
巨大蛙と虫がグロイ
ハンマーで拷問された男が出てくる
流産しかけた女性が出てくる
男の口にナイフを入れて頬まで切り裂くシーンがある
その後自ら切れた頬を縫うシーンがある
結論:見るな
撃つのをやめてと銃口を手で押さえるも、そのまま手ごと撃ち抜かれる。
頬を撃たれて大穴が空き出血、眼がジワ〜っと流血していく。
結論:観るな
> 男の足が生きたまま切り落とされる(一瞬)
しかもこのシーン、フェイントがあるのがまたいやらしいw
>>711 口が裂けてるのに酒で消毒なんかするから
すげー染みって痛そうに見えたっけ
>>709です
レスありがとうございました
かなり苦手な感じがしますが
せっかく借りて来たので頑張って見たいと思います
あと、食事しながら見るのもやめます
あードキドキする
基本が現実の世界のお話として
少女の妄想である事をもっとハッキリ表現してたら
それはそれで楽しめたのに、結局どっちつかずな撮り方で
出そうで出ないクソみたいな悶々とした印象が残ったのが惜しい
脚本家講座の一回目でだめ出しをくらうぞ
>>717 シナリオ学校の先生が言ってたが
真面目な人程、面白いシナリオが書けなくて
講義中に寝てたり話を聴いてない生徒のほうが良いシナリオを書いてるらしい
>>718 それを真に受けて現実のモノカキ業界をナメてかかり、
ドロップアウトしてから初めて夢から覚めればいいと思うよ
現実は才能があって努力もしてる人間だけが生き残り
さらに必死に勉強をし直して仕事を続けていく世界だと思うよ。
なんだ、自称天才脚本家が書き込んだのか(笑)
ひょっとして本当かもしれないのがいいのに
ちなみに私は半分は現実だった派
>>719 反論じゃないけど、なんとなく分かる気もする
面白いシナリオつうのは良い意味で視聴者の期待を裏切る事だから
驚くような展開で視聴者を引き込むのはクソ真面目な人に出来ないって事かもね
つーか、どう考えても2ちゃんで管巻いてるカスと比較するのもなんだが、デル・トロの才能は100億倍くらいあんだろwww
この映画の面白いところは絶対的価値を排除してるところだよな。
幻想か現実か分らないのはスレでも散々議論されたが、あまり話題にならないところで
政府軍とゲリラのどちらに正義はあるのか?というところも相対化してるのが現代的かつ新鮮。
スペイン史に不案内な人に解説するが、現政府の過酷な弾圧はスペイン内戦の原因となった左派の圧政へのカウンターなわけで、
暴力と差別に基づいているという点でどっちもどっち。
そのことを互いに残忍さをむき出しにするシーンを挿入して表現してる。
大尉が撃たれるところも、
ゲリラがみんな綺麗に顔をこっち向けてるよね。大尉一人を囲んで。
あれはコミュニストっぽいところを出した演出なのか、
それとも劇的な効果のためだけなのか、気になってるわ。
オフェリアがもう少しだけ低年齢だったらな…
悲壮感が全開のトラウマ映画で絶賛してたかも知れない
個人的にイバナ化けろが好かないってのも理由だけど
テラビシアにかける橋っての観たよ。
パンズのようなダークさはなかったが、これもこれで鬱ファンタジーだったorz
最近はこんなのが流行ってるんだろうか。
こんなにグロイ映画とは思わなかった。
至る所でこっちが痛くなるような場面ばっかりで激鬱。
どこまで行っても救いようのない話で、これぞ迷宮。
「パフューム ある人殺しの物語」を見終わったときのようなドヨーンとした感じだけが残った。
もっとポシティブに考えるんだ。
地下世界は現実であの後に女帝として君臨するオフェリアが
パンに「おめー、あたいを見殺しにしたやんけ、ええ?」とか言って
ネチネチ拷問したり、大尉も裸足で逃げ出す圧制を敷いて反王政の革命勢力と
血みどろの戦いを繰り広げるパンズ・ラビリンス第二部が展開されると妄想
するんだ。
良い作品だけど
話の流れは日本人が好むようなパターンじゃないよね
何でそう思うのか煽りでなく真剣に聞きたい
フランダースの犬が好きなお国柄だからさ
自分の好みや思い込みを言ってるだけなんじゃないの。
マッチ売りの少女も日本人観光客が多くて不思議がられているらしい。
tsutayaでは随分棚の下の方へ行っちゃった。
近々公開する螢の墓も鬱入りそうな内容だよね
これってわざわざグロ表現にする必要あるの?
物語とグロがまったく関係ないですよね?
ファンタジーにする必要もないし、
スペインを舞台にする必要もないし、
内戦時代に設定する必要もないし、
少女が主人公である必要もないし、
(以下略)
必要があるってどういうこと?
劇場版とリンクする別のストーリーとか続編をにおわすラストとか
安易なエンターテイメント性を全く考慮してないシナリオに気高さを感じるが
738 :
名無シネマ@上映中:2008/07/12(土) 18:54:59 ID:MzLRzFeY
見た記念パピコ
まぁ「デスプループ」の後だったから面白かったよ
>>735 スペイン内乱がどういうモノだったか? 調べてから出直しな! お嬢ちゃん。
トロからグロを奪おうなんて、何てひどい奴だ
あと虫も奪わないであげて
>>740 TROISGROSということですね、わかります。
最初に字幕版を見てから吹き替え版を見ると
外国人が日本語を喋ってる妙な外国映画に思えてダメだw
私が馬鹿なだけかもしれませんが、戦争映画でグロ表現するのは分かりますが、これは必ずしもストーリーが進行する上でグロが大切というわけではないですよね?
だったらあんなにも目をつむりたくなるような表現をしたのはなぜなんでしょう?
ちなみにこの映画のこと批判してるわけではなくて、面白かったからこそその部分の監督の狙いが知りたいと思っただけです。
だからそれは監督の趣味だからとしか言いようがない。
デル・トロ監督の過去の監督作を見れば分かる。特にクロノス、ミミック、デビルズ・バックボーンあたり。
詩情豊かな映像に突如としてリアルすぎて滑稽なほどのグロ表現が混じるのがトロ映画の特徴。
強いて解釈するんなら、そうやって脈略のないグロ表現を加える事で、
戦争の持つ理不尽さや陰惨さを表現してるんでねーの。
どうしょうもない極悪人が居るから主人公の正義感が引き立つように
現実のグロさを見せないとファンタジーのきれいさが伝わらないんだよね
とは言っても劇中では、うまく表現出来てないから
よく分からない人が居るのも当然ですね
逆に聞きたいがなぜグロが駄目なんだ?戦争にグロなんて普通にあるもんだろ。
自分の期待と違った内容だと、そのレベルの高さとは無関係に拒否反応が起きる人ってのはいるんですよ。
最近だと、ミストをショーシャンク期待で観に行った老夫婦とかかな。
>>743 現実が悪夢に変わり、夢が現実になる過程を描きたかったために、
現実を文字通り「目を覆いたくなるような」ものとする必要があったのでは。
ママが死ぬ前から現実逃避してるけど
妄想へ走りたくなる程ひどい目には会ってないと思うが…
父親に死なれてるしゲリラがウヨウヨしてるような山ん中に身重の母と冷酷な義父といるんだぞ
年の近い友達もいないし
現実逃避したくなっても不思議じゃないと思うが
>>750 まぁ実際その通りなんだけど
その不幸を劇中でしっかり表現しきれてないよ
パパが生きてた頃の幸せだった時代でも見せてたら
ぐっとオフェリアの不幸さが増すんだがね
なんか気の利いたことを言わないと気が済まないんだろうな。そんな冗長な演出いらんわ。
>>751 何でもかんでも「感じ取れ」というのは好きじゃないが、
全部映像か台詞にはなってるんだからそのくらい想像するもんだと思うんだが…
父が生きてた時代に幸せだったとも限らない
今よりマシというだけかも
いやいや、そう言う事じゃなくて
女の子の不幸さを客に見せるのには
物語てして、あれでは表現不足じゃないかと…
と言う意味です
なんか言うと、すぐ噛みつくから困る…
マスコミや一般人は絶賛だけど、やっぱ自身の見た正直な感想が一番大事
俺の体がベイルマンになってきたんですけど
>>755 別に噛み付いてる人はいないと思うけど、実際オフェリアは物質的には
当時の子どもたちの中でも恵まれてる方だと思う。
彼女の抱えている孤独の原因はそうした表面的な不幸ではなく、母の
与えた「王女様の服」に象徴されるような親による「理想の当てはめ」
ではないか。
>>755 くどい演出が好きなんだな。
自分は、この作品から感じ取るべきものはそれだけではなく、
感じ取るべきものは充分に感じ取れたと思える映画だったので、
大変気に入っている。
>>755がいつまでもこの映画とここの住人に噛み付いていないで、
自分の気に入る映画に出会えるよう祈っているよ。
>>755 俺としては、映画の中でオフェリアの「不幸さ」は全て説明されていたと思うし、
俺はオフェリアを充分不幸な子供だと思ったので、k/uFvvz6の意見には賛成できないと繰り返してるだけなんだが、
それを「噛み付いている」と言われたら困るよ
ハァ?お前バカじゃね?などと言ったならともかく
まあでも俺も悪かった
感性の問題を正解・不正解みたいに言うべきじゃなかったな
まだ観ていません。
スレの最初の方を読んだ限りでは、この映画の内容は、
みんな狂っている。生きていく上で、それぞれが、それぞれの幻想を
必要とし、誰がまともか? なんて誰にも決められない。
幸せの基準は違えど、幸せを望む気持ちは確かにあり、その気持ちは、
死をもって成就することもある。
で、よろしいんでしょうか?
見る前に考えてた内容とかニュアンスは実際に見ると
これが必ず違ってるもでさ
とくに、この作品は宣伝のイメージと内容が違い過ぎるんだよね
そのギャップに面食らった人がこのスレにも沢山居るよな
百聞は一見にしかずなんで一度レンタルででも自身の目で見たほうがいいね
レスありがとうー
ビデオを観るのは何年振りって感じなんですが、
ビデオデッキが古くて危なそうなので、一万円位の DVD再生機を買います。
763 :
パン:2008/07/15(火) 22:47:10 ID:gyMv/rY1
今見終わったけれど、個人的に凄く不完全燃焼。
映像は凄く幻想的で綺麗だけれどもラストがモニョモニョする結末だった。
>>763ラストが意見別れるから忘れがたい映画なんだけどね。
自分も初見はもやもやと鬱な気持ちが残りましたわ…
私は超常現象も全部現実に起こった出来事だと頭から思い込んでたので(パンは大人には見えないので大佐にも見えない)、
ここを見て妄想オチも有り得ることにやっと気付いてショックを受けた。
どうしても大佐って言ってしまう、大尉の間違いでした。
サイレントヒルと28週後・・・とこれが
最近観た中じゃ良かった。映像が綺麗で幻想的で鬱いラストのファンタジーっていいね。
どれもレンタルで観たんだけどDVD買う気になったよ。
>>766 今の私は大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない。
まだ、レスを全て読んだわけではありませんが、
確かな事は、「オフェリアにとっては現実」
または、「オフェリアにとっての現実」
>>545 一つの「事実」ー例えば離婚ーに対して、夫と妻の「現実」は、全く違う。
エリカ・ジョング 著「飛ぶのが怖い」(1973年)
端的に言うと、100人居れば100人分の現実がある。
それぞれの「現実」とは、その正当性のアイマイさにおいて、それぞれの
「幻想」でもある。
「現実」なのか?「幻想」なのか? という、問題設定自体が無意味なのは、
それこそが、監督が描きたかった事なのでは?
また、「早過ぎた死」の、肯定的な解釈を描き、悲しみの昇華をも試みて
いるのでは?
>>769 心理学者の言う「内的現実」というやつだね。
認識の歪み(=妄想)は一人一人の解釈の多様性と地続きだということか。
出演者やマスコミは良い事しか言わない、裸の王様をマンセーする庶民だからな
この映画、本当に完成度高いのか疑わしいよ
>>771 自分で判断しろ。
大人は誰も答えを教えちゃくれないぞ。
773 :
名無シネマ@上映中:2008/07/16(水) 09:32:19 ID:I96pCMbk
それはあるよね。特にマスコミなんて。
個人的にデルトロの作家性重視って意味じゃけっこう完成度は高いと思うよこれ
でも俺はエンターテイメント性とシナリオやキャラの良さだったら正直、ブレイド2のが良いと思った
>>770 人は、「物語(生き方)」を必要とする生き物だと思う。
例えば、「ならやま節考」の母は、犠牲になることを幸せとした。
(参考:「老いるということ」新書)。
また、「物語」を優先して、「事実」を取捨選択し、「現実-幻想」の世界像を組立ている。
私は今年、家族を亡くしたので、「物語」の修正が必要になった。
この場合、参考にするものは、他の人が創ったり書き残した「物語」。
「認識の歪み-妄想」かどうかの判断は、正常な状態を仮想していて、
ゆえに、判断の基準は恣意的なもので 、その時の都合によるという
意味では「真実」も全く同じだと思う。
妄想であるか真実であるかの判断の正当性は、
多数の支持を得るかどうかにしか無い、と思う。
>>773 それはインディ・ジョーンズとシンドラーのリストを比べるようなものでは
>>774せっかく長文書いてレス付かないと可哀想だから突っ込んでやるが、
「多数の支持」があったとしてそれ自体が妄想でないことをどうやって確認するんだ?
>>774で小説「ソラリスの陽のもとに」初読のとき、自分が発狂しているかどうかを確認する場面で、
子供心にも「んなこたーない!」と突っ込みを入れたくなったことを思い出した(一部嘘)。
俺は、長文レスの場合、一瞬単語を斜め読みするだけで、電波かどうか判断できるので、もちろん
>>774も読んでいない。
>>743 あなたが目をつむりたくなるのは何故なんでしょう?
>>776 レスありがとう。
妄想でないかは、その時々の(多数派の)都合によって、決めるものと思います。
集団の妄想でないことを確認する方法は、無いと思います。
結果的に、妄想になる場合は、二つ。
1、新しい事実に合う、別の言葉(説明)が現われ、より多くの支持を
得た場合。
2、村なら村の外へ、会社なら会社の外へ、出てみて、より多くの支持を
得ている言葉があった場合。
人の心に依存しない出来事や事実を担保にして判断する場合
妄想かどうかを決めるのに多数決はいらないのでは
報われなくて、やるせない気分になる映画って言うと
シザーハンズもだな。
博士に手さえ付けて貰ってたら幸せに暮らせてたのが、せつねぇ…
>>780 大尉は、「自他共に認める常識人」かも知れませんし、「自分は正しい
と思い込んでいる、強迫観念に囚われた可哀想な人」かも知れません。
一見、「妄想世界の住人は女の子だけ」に見えますが、よくよく見ると、
「子供だけでなく大人達も、幻想を必要とし、幻想に依って生きている」
ように見えます。
多数決という手続きが必要になってくるのは、この為でしょう。
「多数が支持するのだから、妄想ではないという事にしよう」という
暗黙の了解-只の、つじつま合わせです。
783 :
776:2008/07/17(木) 12:05:30 ID:OuydlBfX
>>779 俺の言ってることが理解できないようだな
その「多数意見」を述べている「集団自体」が
>>779の妄想でないことをどうやって確認するんだ?といっている
古典的な哲学的命題なんで自明な証明法なんて存在しないぞ
本当に頭がいい人ってのは、平易な言葉で話すんだよ。
人に分かりやすく伝えるのは頭使うし、ちょっとした思いやりだよな
>>786 (ななひゃくはじゅうろく)
ひとに、わかりやすくつたえるのは、あたまつかし
ちょっとした、おもいやりだよな。
788 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 18:59:00 ID:GeipuH8D
鬼太郎2で、思いっきり手目クリーチヤーパクってた。
少しの捻りもいれずに、清々しいくらいの100%コピーw
マジだとしたらフジテレビ死ね
手の目は日本の妖怪です。
似ているのは偶然です。
昨今のフジ映画が糞なのは事実だが手の目はパクりじゃないぞ
てかパンズで目玉装着したペイルマン見た瞬間に「手の目じゃん」と思ったやつは一人じゃないはず
今見た。なぜか悲しくなる結末だなぁ、本人にとっては幸せなのかも知れんがメルセデスベンツが可哀想。
つかぶどうはなぜたべた?
晩御飯抜きだったから
デルトロはミニョーラ作品を映画化したらから水木色があっても不思議じゃない
795 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 13:25:41 ID:LyS8DjQe
未来世紀ブラジルを見終わった後のような切なさを感じた
いいね
この映画
久々にヒットやわ
>>791 それって例えばハリウッド映画にキングギドラそっくりな「ヒドラ」とかいう
化け物が出てて、パクリだと言われた制作者が「いや、ヒドラはギリシャ神話に
出てくる怪獣だから日本の特撮のパクリじゃありません」と答えるようなもん
だろ?
王国へ戻れる筈のゲートが、ただの遺跡なのが
いかにも妄想って感じで悲劇チックだな
監督も自身の主張をもう少し控えて
エンターテイメント性を重視してたら、この作品もっと悲しくなってて泣けてたかもな
今更ぐだぐだ言っても仕方ないけどさ
そういう感想を書く時は、文頭に「俺としては」「俺個人の感想としては」って付けた方が無難だぞw
今見た。
鬱すぎる…
いや、自分の解釈次第だとは解るよ。
個人的には、死に様としては
自分の夢(子供にとって英雄でありたいという願望)が
達成されないと知って死んだ大尉と、
最後に地下の王国へ行って幸せになれるという結果に
(仮に妄想だったとしても)終わったオフェリアなら、
オフェリアの方が幸せだよね。という…
ただ気持ちが晴れない。やりきれない…グロいし…
監督はオフェを勝者と称えたが
死んだ人が勝者や幸せ者になる話は物語として間違ってると思う
特攻で死んでも何かを完遂した結果、命落としても
敗者では無いけど決して勝者なんかじゃないよ
>>802は生者から見た考えであってそれもわかるけど、
なにを思いながら死んでいくか、という事で考えれば
オフェリアは自分で幸せだと思いながら死んでいってるので
勝者と言えると思うけどね。
オフェの魂だけは本当に地下の王国に帰ったのかもしれんやん
そしたら完全なる勝者やね
>>802 いや、それを言い始めると全ての人は生まれながらに敗者となることを
運命づけられているわけで。
>>802 > 死んだ人が勝者や幸せ者になる話は物語として間違ってると思う
まず、生きる上での価値観について、おおざっぱに二つ挙げてみます。
1、何かを成し遂げることに、価値を見いだす人。
2、大事な人と一緒に居ることに、価値を見いだす人。
オフェリアが望んだ幸せは、
優しい父親と母親の二人が居て、悲しみも苦しみも無い、王国に
戻ることでしたから、2、ですね。
そして、オフェリアは、死によってやっと望み通りのものを手に
入れました。
生き残って、新たに大事な人を(例えば母親として)見つける物語
もあるでしょう。しかし、
実際に、大事な人や子供を先に亡くした人達にとって、死は特別
ではなく当たり前にあり、死んでもなお幸せな物語があることは、
救いになると思います。
登場人物で家族に近い者は、メルセデスが、それに当たります。
コメンタリーは、まだ観ていませんが、これは、救いの物語ではな
いでしょうか?
>>801 うんうん、自分もほんと心晴れないというか見たあと茫然としてた
普段はグロ映画とか平気で見れる方なんだけど、この映画はそういう意味でも気持ち悪くなったなぁ
リアルなんだよな〜描写含めて
パコと魔法の絵本の予告見たけど
ファンタジー物ではあれが一番、自分の見たかった映画かも知れない
大尉って可哀想だな
親父は英雄なのに息子は辺境の地で装甲車や重火器も与えられず20、30人の手勢でゲリラの残党狩り
親父が名誉の戦死を遂げた辺りから左遷人生が始まったのかな
大尉のセリフ
「命令に従わんのか!」
医者が死ぬ前のセリフ
「何の疑問も持たず、命令に従えるのは、
あんたのような人だけだ」
父親は英雄なのかな?
息子(大尉)にとっては英雄なんじゃない?
自分には、父親の死は不名誉な死で、
それを取り返すために必死に結果を残そうとしているようにも見えた。
印象に残った言葉は、
メルセデス
「私も子供の頃はおとぎ話を信じてた。今は信じていない。」
オフェリアの延長線上に、メルセデスが居るんだな、と思った。
ポニョスレをチラッと見たら、ラストは死後の世界という人がいるんだね
宮崎本人が人魚姫のラストはいやだから作ったと言ってるんでそれはないと思うのだが
もしそうだとしたらパンズラビリンスをはるかに越える欝映画だ
>>815 お前さんも無垢な魂の持ち主だな
何の映画でも必ず死後の世界にしたがる厨が居るんだよwww
真に受けちゃダメっすよwww
まあ、このスレも死後の世界だけどな。
今日レンタルで見ましたが
拷問中の大尉はなんかイキイキしすぎですw
そしてパンはHONDAのFREEDに見えた
今日見た
ペイルマンどっかで見た気がすると思ったら・・・やらない夫だった
/ ̄ ̄\
/ .\
| O.O .i
. | ,_,_,_,_ノ
| .´'⌒'ノ
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く .\ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、
/ ̄ ̄\
/ .\
| O.O. |
. | 、_,_,_,_,_ノ |
| ´'⌒'"` ノ
. ヽ ..}
ヽ ノ \
/ く .\ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、
823 :
名無シネマ@上映中:2008/07/27(日) 09:24:24 ID:OHaJQeM8
良作で、最後は号泣しちったんだが。
やたら宮崎駿に似てなかったか? トトロに出てきたみたいな大木や、
木の根のトンネル。千と千尋みたいな石像や石のトンネルをくぐっていく
シーン。
824 :
名無シネマ@上映中:2008/07/27(日) 10:44:40 ID:pQkmsBQZ
まぁ子供が主人公の妄想系映画だから自ずと一致点は多くなるんじゃないかな
人の夢もパターン化出来るし
精神病患者の妄想もパターン化出来るしね
決してくさしてるんじゃないよ
相通ずるものという点では、俺は『ダンザー・イン・ザ・ダーク』を思い出した。
妄想の中でしか幸福を得られない主人公の悲しい境遇
そしてラストのショッキングな結末・・・
いい映画なんだけどあと味は悪いという点までよく似てる気がした。
この映画を見て、面白いか、面白くないかで、その人間の映画好きとしての感性が分かる。
面白い人は、自分で映画を見る人。映画はオレが見るのであり、映画に見させられるのではない。
面白くない人は、映画に自分が見させられる人。またはそのような映画しか見たことがない人。
「映画さん、僕は目、耳を適当に澄ませるから、勝手に僕を楽しませてください。」っていう人。
こういう人には、この映画は向かない。
幸い、自分は面白いと感じるので、あくまで、自分で映画を楽しむ部類の人間。
でも、世の中は、大勢が、映画に自分が見させられる人達ばかりなので、この映画はそれほど人気を得ないだろう。
残念なことだ。
みなさんも、この映画で、自分の映画好きとしての素質を調べてみては?
これ全部、あくまで、個人的な意見です。
すっごい上から目線の意見ありがとうございました
真面目に読んだ君は偉い
コピペだと思ってスルーしてた
パンチラビリンスとムーアのおシッコを一緒に借りて観た。
おシッコに感動してしまった。とてもわかりやすいし、物語が
生まれて、その行く末が気になる造りになっていた。
パンチラビリンスの方は、観客を選ぶね。監督は、観客の解釈の
自由さを残すために、オフェリアの世界と大尉の世界との境目を
アイマイにしたみたいだけど。
観客は、あらかじめ観たかったものを観ることはあっても、新た
に監督の言う「服従しない生き方」に辿り着くには、映画の外で、
コメンタリーを観ないと、難しそう。と思った。
とにかく何でも理論で語りたくて仕方ない年頃なんだろね
でも本当に賢い奴ってのは人に分かりやすく簡潔に言うよ
オタクとかガキは、それが分からないから痛いんだよ
>>823 デル・トロは宮崎駿の大ファンだからねえ。
本編を見て切なすぎるラストに泣いた。
その後、特典映像の本国版予告編を見て余りの酷さに吹いた。
見る人の想像に任せるストーリーなら
人によっては思いっきり駄作と言われるのも有りだよな
白黒はっきりしてないグレーゾーンの映画なんか見せるなよ
映画も含めてタイムパラドックスが絡む話やゲームが大好きです
なんせレンタルでみつけたら真っ先に借りるくらいに
〈タイ?
〈タイムパラドックスが絡む話やゲームが好き〉
パラレルワールド(多宇宙?)っていうのと同じ?
P.K.ディックの小説によく出て来るけど。
・どれが幻想の世界で、どれが現実の世界なのか? そもそも、現実って何?
・自分が望む世界を、実現する事ができるのか?
「シュレジンガーの猫が生きている確率は50パーセント、死んでいる確率も50パーセント。」
この不思議な言葉を見る度に、
パラレルワールドも同じで、各々、実現する確率は50パーセントなのかな?、と思います。
>>839 監督自身が、「グリム童話」や「不思議の国のアリス」等の童話に、
シーンを被らせていると、言っているね。
841 :
名無シネマ@上映中:2008/07/30(水) 00:42:36 ID:UROk7U7A
今まで見たファンタジーものの中で一番よかったよ。
ラストシーン。
フランダースの犬を思い出したな。
いいことなんて一つもないネロとパトラッシュ。
死の直前に、ルーベンスの絵を見る。
オフェリアとネロがダブってしまった。
>>838 俺も未だに理解できてないのだが、50%の確率じゃなく、生と死の重ね合わせの
状態で、箱を開けたとき、猫の生死が確定するとある。
ぬこを自分自身に置き換えると
生死を決めるのが測定者って理屈が暴論に思えるね
自分の主観で見れば開けられる前に結果出てるじゃん
843 :
名無シネマ@上映中:2008/07/30(水) 07:29:55 ID:BjYuFv5p
e
845 :
名無シネマ@上映中:2008/07/30(水) 16:44:12 ID:/HfqKTm6
テラシビア?
>>842 「ウィグナーの友人のパラドックス」と呼ぶ
847 :
名無シネマ@上映中:2008/07/31(木) 07:17:41 ID:glHccR3f
2ちゃんて、ほんと勉強になるわ(゜ρ゜)
848 :
名無シネマ@上映中:2008/07/31(木) 07:35:10 ID:wTStnH6/
胡蝶の夢って表現じじくさい
古典をじじくさいとな?
じじいが使いそう
きっと「胡蝶之夢」ならいいんだろう・・・
クソガキとじじいが馴れ合うスレと聞いて飛んできました
「パンチラ・リビンス」と聞いて飛んで来ますた
パンチラ・リビングでコチョコチョの夢とか、おまいら病んでます。
いいなこれ
ネバーエンディングストーリーもエンデの原作を忠実にもっとダークにしてやり直して欲しい
858 :
名無シネマ@上映中:2008/08/01(金) 01:13:40 ID:7MtbQ8u9
>>842 説明するのが面倒。
一度、簡単な解説書なりを読んでから、批判なり意見を言ってくれ。
あくまでも、量子力学の法則のお話だから。
>>858 相手の意見を聞きたいのに説明を省くのは礼儀としてなってないでしょう
でも、こういう人を怒らすとしつこいんだよな…
とりあえず何言われてもスルーしますか
861 :
名無シネマ@上映中:2008/08/02(土) 03:38:48 ID:7e8tHJdO
>>859 相手の意見を聞きたいのに説明を省くのは礼儀としてなっていない?
まあ、それが君の考えなのだろう。否定はしない。
ならば、「とりあえず、何を言われてもスルーする」
というのは、どう解釈すればいいのだ?
意見聞きたいの?聞きたくないの?どっち?
それから、スルーしたいのなら、何も書くなよ。書いている時点で
お前の方がしつこいような気もする。
%
「量子力学」? 何それ?
↓
「スルー」? それなら分かるぞおぉぉぉ…
864 :
名無シネマ@上映中:2008/08/02(土) 09:53:34 ID:VzcQwgji
(ヽ´ω`)いいよ2ちゃんだから適当で
お題
パンズラビリンスの続編が正式に製作決定しました
まだストーリーも全く白紙ですが
そこで、あなたがシナリオライターになって
パンズラビリンス2のストーリーを簡潔な文でまとめて下さい。
866 :
名無シネマ@上映中:2008/08/02(土) 13:32:36 ID:7e8tHJdO
>>865 時は現代。
病で余命3ヶ月の少女が、死後に希望を持てず、恐怖とともに闘病中だった。
孤独な少女。両親はすでに無く、見舞いに訪れる肉親すらいなかった。
そんなとき、同じ病室の老婆から、パンズラビリンスという
不思議なファンタジー小説を譲り受ける。
めくるめく地下宮殿。異形の生き物たち。
少女は物語に、引き込まれていった。
やがて、少女の前に「パン」が現れる。
果たして現実か?それとも幻か?
パンは彼女にこういった。
三つの試練に打ち勝てば、パンズラビリンスに招待しよう。
第二次世界大戦後期反乱軍に押される帝国
無駄死にしたオフェリアのうわさが流れる中
新たなラビリンスが開く
「そんな風に彼女を扱ってくれないでくれ」そんな作者の気持ちが伝わってきます。
これをみたらあなたはラビリンスを笑うことは出来ない。
869 :
名無シネマ@上映中:2008/08/03(日) 04:24:33 ID:u9z0XPlu
夏だねえ。
ところで大尉はやたらと拷問上手だけどあれは他所でもパシられて汚れ
仕事ばっかりやってた、という解釈でok?
上からは低能で拷問官ぐらいにしか使えないと見下され
夜は派手な音楽かけながら戦場を駆け回る妄想でうさばらし、嫌な人生だな。
軍人って階級が高くても職務を離れると一般人扱いされるって思ってた
だから大尉が、軍からの待遇で結構良い暮らししてるが驚いたよ
872 :
名無シネマ@上映中:2008/08/04(月) 01:13:49 ID:cbUolwMo
いちばん気になるセリフはメルセデスの
「私のママはパンには気をつけろと言ったわ」
です。
オフェリアは狙われた……?
正直ガッカリ通り越して胸糞悪くなった
なんでこんなのが多くの賞を受けて絶賛されてるんだか
何も得られない上に嫌悪感を誘う映像ばかり
表現もチープ
ヘルボーイが好きだっただけにガッカリ
まさに2時間返せ
>>871 それは文民統制が最も極端に行われている現代の日本しか知らないから。
戦前の日本の写真なら簡単に本屋で見られるから、
財界人や皇族に軍服の人も交じって写された記念写真を観てください。
国民の生き血啜って兵隊をアゴで使って
のうのうと生きてた訳ですね、許し難いものがある
>>871 >>874も浅い知識で語ってるわけなんだが
公認の暴力装置である軍は地方へ行けば暴力団のごとく脅しつけずとも、
虎の威を借ろうとする機会主義者が絶えることがない(黙っていても貢物が集まる)
しかし
>>874のいうような金満の軍服者はきわめて少数
普通の将校(士官)は公の交友や部下の衣食その他の面倒で金が貯まる暇などない(下士官兵の給与など問題外)
国によって差はあるが、職業軍人のメリットは他の公務員に比して年金の支給額が多めなことくらい
>>873 おお、俺と真逆だ。ブレイド2見て期待して行ったからヘルボーイにはがっかりした。
この映画は気に入ってる。
>>878 ドリーム・チャイルドでしょ?
DVD化されてないんだよね
と思ってたらされてたんだな。ごめん
>>876 地方現場を任されてる大尉の話で、
下士官の話を持ち出すのはどうか?
下士官どころか尉官最上級ですぜ。
お化け屋敷に入ってペイルマンが出てきたら、やっぱり怖いよなwww
ヘルボーイ2に、かなりワルちゃんになった妖精さんが
出るみたいですね
それも大量に
良作なのは認めるけど、また観たいとは思わないなあ。
なんとなく「火垂るの墓」を思い出しちゃった。
メルセデスが捕まったとき大尉がボタン外してるの見て
セクハラ拷問するかとwktkしてしまった・・・
あとブドウ食うな!て思った。
そういえばエル・オルファナートどうなった>?
>>884 なんだかよく分からないうちに終わったせいもあり
一回目の視聴は凄く感動したけど
いろいろ分かってから見たら
悪い面も見えてきて二回は完全に冷めてしまったよ
その悪いところを具体的に言ってくれないと
ダーク・ファンタジーと括られる通り、内戦時代を背景とした軍とゲリラの
戦闘シーンはかなりえぐい。いや戦闘シーンというより、一人ビダル大尉なる
とびきり残忍で幼稚な人物の周辺がえぐいのだけど。そりゃこんな人物を父と
呼ばなければならないとしたら間違いなく絶望する。そこで主人公オフェリア
が思い描いたのが、絢爛なるも……やっぱりえぐいファンタジー世界だ。
のっけのパンの容姿からして相当引くと思うのだけれど、大ぶりの昆虫を見て
も平気なところを見ると、彼女、そっち方面は相当耐性があるらしい。泥まみ
れで巨大なダンゴムシにたかられながら化け物蛙と対峙しても、眼のない巨人
に遭遇しても毅然と任務を遂行する彼女はしかし、現実の世界では母にすがり
義父に怯える、あくまで非力な13歳の少女なのだ。その非力な少女が、母の
死を境に、ファンタジーの案内人・パンの力を借りて現実と向き合い始める。
母の命と引き替えに生まれ落ちたたった一人の弟を、冷酷な義父の手から連れ
去った彼女の行動は、パンに指示されてのものであると同時に、彼女のたった
ひとつの生きる望みという意思の表れでもあっただろう──しかし現実はあく
まで冷酷なのだ。王国への扉の鍵である純粋なる者の血液をはからずも自ら賄
うこととなった彼女はついに金色の世界に迎え入れられる。死んで花実が咲く
ものか、という言葉はこの場合世界の一面にしか語りかける力を持たない。
少女にとってはもはや現実と空想の違いなど何の意味も持たないのだ。幸福は
自ら望む世界に紡がれるものなのだから。……しかし拭えないこの苦い皮肉。
889 :
名無シネマ@上映中:2008/08/07(木) 18:48:45 ID:0d8YE9SB
三回劇場に見に行った漏れは負け組?
890 :
名無シネマ@上映中:2008/08/07(木) 19:04:13 ID:qKo2HJ7T
よくこんな可哀想な映画三回も観られましたね
>>887 おまがパンズ見て妙だなと思った事とほぼ同じだよ
魂になって帰還した筈のオフェが瀕死ながらも生きてたのは冷めた
おまってお前って事?
私はそこは全然引っ掛からなかった。葡萄のシーンに腹が立ったくらいで。
質問。既出だったらゴメン。
メルセデスと逃亡しようとしてた所を捕まえられて閉じ込められたオフェリアが
パンからもらったチョークで大尉の部屋に忍び込むシーンがあったじゃないですか?
あれってやっぱり魔法はあったってことなんですか?
廃盤、製造中止、販売終了、売り切れ、…
結構色々な言葉があるものです。まあ、「巡り合わせ」でしょう。
気長に捜してみます。
>>893 このスレ内で、既出だったと思います。
>>891 > 魂になって帰還した筈のオフェが瀕死ながらも生きてたのは冷めた
つ 瀕死の状態でみている夢=帰還
「地下王国の姫様の生まれ変わり」
この設定だけで充分、ワクテカしてしまうのに
肝心の内容が消化不良で非常に残念だったと思うんですよ
そんなこと「肝心」とは思わないけどな
いやあ、内容は肝心でしょう。
良かったよ、内容。メルセデスが逃げる前らへんから涙が出た。
虫の息の主人公の子が笑うとこで滂沱。
終わらせ方がいいね。絶望だけじゃなくって。
この映画は戦争で死んだ子供達に捧げる鎮魂作品なんだよ。
ぼくは そう思う。
監督が「おいらの虫とクリーチャーを見よ!」って作った映画。
内戦はついで。
絶望と希望との間には何が立ち尽しているの?
これは深夜のシネマ番組で見るのにぴったりな内容だな
評判良かったから、そのうちにやると思うが
頬を斬られたビダル大尉が自分で頬を縫ってワインを飲み
頬の切れ目からワインが溢れて痛がるシーン。
なんて痛々しいコントやるんだ。笑えないよ。
パンが最初に現れたとき SAWのあのキモ人形を思い出したよ。
これって日本じゃブルーレイ出ないのかなあ
日本のDVDの発売元どこだっけ
大手しか参入してないからやっぱ無理か
あの頬を切るシーンと拷問シーンをカットすれば、子供でも鑑賞に耐えられるんじゃね?
ウサギ狩り親子のシーンもカットか
>>908 ペイルマンも小さい子にはショッキング過ぎるよ
そんな調子でどんどんカットしたら30分くらいの映画になりそう
大尉の残酷シーン抜いちゃうと
オフェがメルヘンなメンヘラ少女にしか見えなくなると思うんだ。
表紙にだまされて子供に見せてしまった親。後悔してるかも。
スケベ心起こして続編なんか作ってしまうと
矛盾がいっぱい出てきて泥沼にはまっちゃうんだよね
劇場はPG-12だったけどDVDはそんな注意書きないしねぇ
ファンタジー好きのお子さんがトラウマにならねば良いが
ネタバレになるが、一番最後に現代をチラッと見せるのが泣けた
昨夜見た
こんなに内戦を描いた話だと思わなかった
単にそれが時代背景ぐらいのファンタジーかと。
ラスト、泣けて泣けて仕方ない。
>>423 ウィッシュルームが1000円で投げ売りされてた
ずーっと気になってたんだけど買い?
プレイ時間短いのは正直嫌なんだよなぁ
スマソ誤爆
これはオフェリアの妄想と思って見ると
ラストで、いっそう悲壮感が込み上げてくるね
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ 製作:ベルサ・ナヴァロ、アルフォンソ・キュアロン
の妄想
923 :
名無シネマ@上映中:2008/08/19(火) 00:08:42 ID:Mzxw8RRb
パン=夏八木勲
パンズ・ラビリンス
日本語題名は、お米の迷路
いや、むしろお米神の迷宮だろ
地蔵のお化け屋敷だろ?
>>925 米の神といえば七福神だが「七福神の迷宮」にすると明らかに諸星大二郎臭が・・・。
ポン酢・ラビリンス
あの子守唄を聞くと自殺したくなる orz
誰かこの映画のパロデョー映画作ってくれ。
劇場で見て以来ご無沙汰だったが急にほしくなりDVD買いに行った
どうせなら2枚組みがいいと思って探した。時間がかかるかなと思ったが
一つ目の街で5軒目でゲット。値段も6000円と安くて良いね
私は下着フェチなのでパンツ・ラビリンスを所望します
今レンタルで出てるウォーターホースって観た?
作風とかは全く違うけど、シチュエーションがパンズとかぶってるよ。
パクリじゃないけど似たような映画がいっぱいあるなパンズはw
昭和50年代頃のお子様向けドラマにもあったね
詳細は忘れたが普通の家庭で暮らしてた女の子が
実は魔法の国の姫様だったとかいうドラマ
日本では単館公開のみで、それほど大ヒットしたわけじゃないのに、
何でこの映画2chでは人気なの?もう4スレ目だし・・・
やっぱロリが多いのかしらん
メルセデスがビダル大尉に果物ナイフ無双をやったときはグッジョブと思ったが、
>>935 創作として希有な出来だからだろう。ロリとかそういうことしか思いつかないのか?
>>938 創作として稀有な出来の単館系映画は他にも一杯あると思うが(そしたら稀有じゃないかww)
確か日本での興行収入が一億円にも達してなかったのに(つまり観てる人も少ないのに)
何で2chではここまでスレが続いてるんだろうって疑問に思っただけだよ。
他の単館系映画で同程度の興収の作品のスレはこんなに続いてないし
自分はこの映画DVD買ったほど好きなんだけどさ。
ここではロリっぽい奴の書き込みが結構あったから(オフィーリアの太ももチラリがどうのこうの
とか)そう思っただけのことなんだが・・・
オフィーリアの役がもし少年だったら、ここまで2chでは盛り上がらねえだろ
(主人公が男だと、この物語が成立しないとかそういうことは置いといて)
ってか今までこの過去スレとか読んでて、ロリ多いなとかそういうこと思わなかったのか?
映画館では奮わなかったかもしれないけど、DVDでは結構いい感じ。上半期一桁くらい。
2ちゃんではダークなの人気あるよ。
あとオフィの夢なのかを筆頭に語り所も結構ある。そういう作品のスレは伸びるんじゃない?
子守唄
るるるるる〜るる〜 るるるるる〜るる〜
(ミレドレミ〜ファミ〜 ミレドレミ〜ファレ〜)
るるるるる〜るる〜 る〜るるるる〜るる〜
(レドシドレ〜ミレ〜 レ〜ミレミファ〜ソミ〜)
>>939 そりゃ主人公が女の子ってだけで集まってきたロリらしき書き込みもチラホラあるけど、
それは煽りの域を出てないと思う。ていうか気色悪いからスルーしてたし。
このスレにはロリが沢山いると思って見てるからなんでもない書き込みもロリの書き込みに見えてたりしない?
オフェ役の子が可愛くないおかけで
肝心のストーリーに集中して見れた自分が居る
944 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 15:29:32 ID:DT393KZP
オフェリアの妄想だったらチョークで部屋から出れないだろうし
妄想でないのならまた矛盾してしまう
そういうパラドックスが迷宮っていう感じなの?
946 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 12:08:19 ID:28UJN3Vz
つ ◇ ◇ ◇
>>939 というか、映画館行ってれば、女性客が多かったこと、
カップルが多かったこと知っているから、ロリ人気だなんて絶対に思わない。
キモヲタ風の客なんて全然いなかったよ。
むしろ
>>939がキモい。
>>940 確かにダークで謎が多い映画は2ちゃんでは人気あるか・・最近だとミストとか
>>942 そういう偏見でみてしまったかもしれん・・・
>>947 ああ、確かに自分が行ったときは、ゴローの影響か知らんがおばさんが多かったけど、
そういう人達はほとんど2ちゃんやらねーだろwww
自分が
>>939で言いたかったのはロリ人気でヒットしたなんてことじゃなくて、
なんで観客数はそれほど多くなかった割りには2ちゃんで人気なんだってことだよ
他のミニシアター系の作品でここまでスレが続く映画を教えてくれよ
しかも女連れてくる男はロリじゃなくて、キモオタ=ロリって偏見だろwww
現実を知らなさ過ぎるだろ、ロリ=キモオタとは限らないよ
読解力の欠如、自分の経験こそが全てだと考える態度、オタに対する偏見、
いきなり他人のことをキモいと罵る、
>>947のほうがキモい。
おばさんが2ちゃんやらねーってのも偏見じゃね?
>>949 まあ偏見かもしれないけど、でも男より女の方が、また年齢が高くなるにつれて
2ちゃんねらーは少なくなるのは事実じゃね?
鬼女板とかいってみれば?時間とか有り余ってる奴らだぞ?
鬼女板なんて行っちゃいけません!
チョークで大尉の部屋に入り、チョークでラビリンスへ行けばいいのに、
チョークを机の上に置きっぱなしは、ファタール・エラーだよな。
>>954 それファタールエラーって言いたいだけやん
>>944みたいに幻想とも言いきれない議論を呼ぶ作りだからスレは伸びたんでしょ
あと背景のスペイン内戦について解説してくれる人もいたからスペイン現代史をよく知らない無知な自分には勉強になったよ。
でもできれば2ちゃん鵜呑みではなく本やネットでいろいろ見た方がいいかもよ>スペイン現代史
そこでネットはないわ
いや、ネットっつっても一般サイトじゃなくCiNiiなんかの意味だよ
960 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 01:11:37 ID:FxZMCNCw
昨日の朝見たら一日中ドンヨリした
メルセデスが大尉ちゃんと殺してたらオフィーリアも死なずにすんだのに・・・
>>960 訓練された歴戦の勇士を、あんなおもちゃな刃物で殺せるもんか。
ふいを突いて斬りつけるで精一杯さ。
これで泣いちゃった人はやっぱスピの「AI」でも泣いてるよね〜
子供な可愛そうな映画は名作だけど見おわったあとがつらいよーーーー
内容は大絶賛とは言えないが
妙に忘れがたいインパクトを残した映画だったな
>>961 いや、喉を切り裂く事はできた。
口にナイフ突き刺してんだし。
メルセデスに勇気が足りなかっただけ。
1.いざ殺すとなるとやっぱり無理だった(怖かった)
2.返り血が大量に付くと逃げる時目立つのでやれなかった
3.背中と口をやってるので放っとけば死ぬと思った
4.大尉に反撃の気配があった
5.とにかく早く逃げなくてはと必死で、止めをさす事を考えなかった
のどれかかなーと
メル「生きながら口を裂かれる痛みはどうだ?私達の痛みはこんなもんじゃない!」
みたいな感じかと思ってた
>>964 まあ、それはそうなんだけど、
メルセデスが喉切り裂いたら、
今以上のトラウマ映画になってしまうよ。
大尉がオフィーリアを追いかける場面では,
大尉の口は裂けたままの方が…
メルセデスって吹き替えだと声が元気すぎるよね
>>970 今最も旬な 「オフィーリア」は、
「クレイモア」のオフィーリアでしょう。
973 :
名無シネマ@上映中:2008/09/02(火) 23:23:19 ID:8e8d1SkP
銃で撃たれなくても、自分の体をちょこっと傷つけて血をたらしても
地下の王国に行けたのかね?
無理な要求を拒否し犠牲になって血を流すのが試練だったかな
無垢なる者の代わりに血を流すことが必要=弟を生け贄にせず自分が血を流して死ぬ
…ってとこまでいかないとダメだったんじゃないかなぁ。パンは大尉にオフィが撃ち殺されることまで見越してあの場に置いていったのかもよ。
人間の体を捨てることで魂が地下の王国に帰れたともとれるわけで。
拒否するだけで良かったと思ってます。
細かい所には目をつぶって、全部オフェリアの想像として
現実的な視点から見てみると、逆に妙な切なさが込み上げるから不思議
あの大尉は、カルメンを自分のものにするために
わざと旦那を戦死させたんじゃないのか?
結婚は、父親に影響されなかった大尉の素の行動だったとも考えられる。
だからこそ、その話題が上ったとき、うやむやにしようとしたのかも知れない。
僻地への左遷などの悪い状況さえ無ければ、いいツンデレお父さんになっていたかもね
^^
スレの書き込みから伺えるのは
スレ住人達は映画の結末を自己の中で解決しきれてないような気がする
出そうで出ないウンコに悶々としてるのと近い感じと言うか
次スレ用意してくださーい
983 :
名無シネマ@上映中:2008/09/07(日) 06:04:00 ID:mYL65OgI
私女だけどちょっと言わせて。
女はバカって決め付ける男って最低だと思う。
女だって読書するし、知性と感性は男とは比べ物にならないぐらい輝いてる。
今の愛読書は恋空とディープラブとリラックマの絵本とNANAと、あとキャンキャン。
恋空とディープラブは切なくて泣けちゃう。つい自分と重ねちゃうんだよね。
昔の元カレのこととか、すごく思い出して悲しくなる。やっぱりYOSHIは天才だよね。
リラックマの絵本は超癒されるよね。疲れた心を癒してくれるマイサプリ、みたいな。
そういえば、2個前の元カレがちょっとリラックマに似てたカナ?慶應生だったけど、
チェリーだったからちょっとね・・・(苦笑)会話もつまらなかった。
NANAは私のバイブル!夢を追うナナも本当の愛を探すハチも私を見てるみたいで、
NANA読んでて本気で感情移入しちゃった。あ、そうそう。
NANAの影響でタバコ吸い始めました。
キャンキャンは女の子の基本ブックでしょ!
これ読んでない女の子ってこの世にいるのって思っちゃう?
お手本はもちろんエビちゃん。身も心もエビちゃんのような
デキる愛されガール目指して毎日頑張ってます!
っていうかさ、女の子は恋も仕事もファッションも自分磨きも完璧に
頑張ってるけど、男は貢ぐ機械だよね(苦笑)
貢いでくれない男と、話のつまらない男には殺意を感じちゃうよね(苦笑)