【ミルクセーキ】ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 【飲んでやるぅぅ】
677 :
名無シネマ@上映中:
この映画監督は天才だがある面才気がキチガイ並にありすぎて、
ラストの意味がわからない人が多いみたいだね
映画の配給関係者が頓珍漢なコピーで宣伝したせいもあるけれどな
息子を敵だと言った所はダニエルなりの愛情で、
最初はおどおどしてた息子を自分と訣別させて送り出す為にあえて憎まれ役を買った
だから息子が出て行った後に、息子との回想シーンを入れて彼の愛情を示したのに
ただ単に金の亡者的解釈をしてる人が多いし
ラスト イーライを殺したのだって最初彼が偽善者と認めなければ殺すつもりは無かった
だけど彼は自分を偽善者と認めてしまい
失望したダニエルが 息子を失い藁にもすがりたかった孤独なダニエルが
こんな馬鹿な男にすがり期待しかけた自分の馬鹿さ加減に頭にきてつい殺してしまった
あのシーンを単なる昔の復讐と思ってる輩がいるけど 本当は悲しいシーンなんだよ
あの映画は全編 石油を掘る事しかできない不器用な父親の愛をテーマにしてる
子供が耳になって別れた後も 子供の部屋の大きさを気にかけていたし 耳が聞こえなくなった時にイーライを聴力を取り戻して見せろと八つ当たりした所
ああいうシーンで監督はダニエルの愛の深さを表現してるつもりなんだけど 一般の観客がはっきり言って監督についていけていない
監督も説明不足の所があるけど、あの手の才気溢れる人は、
自分が天才過ぎるから説明しなくてもわかるだろ的なところがあるから
一般の観客の読解力の無さに気がついていないんだよねえ
678 :
名無シネマ@上映中:2008/07/15(火) 06:48:04 ID:LMmIIYyW
>子供が耳になって別れた後も
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ ワロた
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i
気持ち悪い長文妄想野郎がやってきたなw
>>677 アホか。
イーライが偽善者ってのはずっと前から見抜いていたから
本人が認めるかどうかなんてのは関係ねぇ。
「単なる昔の復讐」ではないにしても
「すがり期待しかけ」るわけねぇし。
妄想だらけでw
>ラストの意味がわからない人が多いみたいだね
お ま え が 言 う な
出て随分経ってるけど、サントラのジャケいいね。
ポスターよりも良い。あのシーンを選んだってのが良い。
あのジャケをプリントしたTシャツあったら買うわ。
683 :
677:2008/07/18(金) 11:17:45 ID:OsjEhzvS
やっぱりわかっていないのが多すぎるなあ
イーライに期待して自分の馬鹿さ加減にかっとして殺したんだよ
弟と偽った男の時も同じ 孤独な男が弟と思った人間に期待して裏切られて殺した
同じ過ちを重ねて繰り返してるのに 何故最後の意味を取り違えてる輩が多いんだろうか?
この意味があるからこそ不器用な男というテーマが首尾一貫してくっきりと浮かび上がってるのに
読解力が無い観客が多すぎるんだなあ きっと
684 :
677:2008/07/18(金) 11:23:00 ID:OsjEhzvS
それからイーライが偽善者というのははなから気がついていた
裏切られたと思ったのは イーライが自分が期待したほどやり手でなく
弱虫と知ってしまったから
あの時 認めないくらいの根性とふてぶてしさ 狡賢さをもっていたら
彼は仕事のパートナーとして一緒にやっていく位を考えていた
でもイーライはちょっとの脅しに屈して 自分が偽善者というのを簡単に認めてしまった
だから彼はイーライに失望して そんな奴にちょっとでも期待した自分の馬鹿さ加減に怒りをもって
殺したんだよ
これ位説明しないと 今の観客にはわからないんだなあ
最近 谷崎潤一郎ですら全然理解できない人が多すぎるし
花と男子 とか見過ぎて読解力が無くなってるのか
それとも昔から読解力のある観客が少ないのか
685 :
677:2008/07/18(金) 11:33:36 ID:OsjEhzvS
息子を失って 孤独な時
人はおぼれる時にはわらにもすがりたいもの
そのわらが わらにもなっていなくて ちょっとでもそんな物に期待した
自分に逆にぶち切れた
こう例えればわかる?
686 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 12:08:20 ID:v+EMJYiZ
誰でもわかるようなことを偉そうにのたまう割には文章が稚拙すぎる気が
>677
最新のインターネッツにはブログとかいう
チラシ向きのサービスがあるらしいから
それをやってみると楽しいかもしれないよ
まあコメンタリー聞けば答えがでるから待てよ
PTAには意外だったろうけど、
たとえミルクシェイク・コメディと解釈する人がいても、
映画の解釈は人それぞれだからな。
アンチ・ブッシュ映画という声にはさすがに笑ったが。
>息子を敵だと言った所はダニエルなりの愛情で、
>最初はおどおどしてた息子を自分と訣別させて送り出す為にあえて憎まれ役を買った
こんなこと言ってるヤツがよく他人に読解力無いなんて言えるな・・・
ダニエルは確かに息子を愛してはいたが、息子が自分と決別して商売敵になることは
我慢ならなかったんだよ。
息子に対する「お前は拾ってきた子で商売のために利用していただけだ」という言葉は
息子をなじる言葉であるだけでなく彼を失ってしまう自分の痛みを誤魔化すための
言葉でもある。
だいたいあのシーンで息子はおどおどなんてしてなかったろうが。
むしろダニエルに「父さんのことを愛してる」という言葉をかけるほど堂々としてたぞ。
もしかして長文クンは釣りなのか
692 :
677:2008/07/19(土) 02:23:01 ID:uK5+gv3W
>>690 愛していたけど商売敵になるのは嫌だった?
それじゃ全然ストーリーになっていないじゃないか?
商売敵になるのが嫌なら親子であっても力づくで独立させないだろ
歴史上 親子で利害が対立して殺した例はいっぱいある
それから息子が二人っきりで話したいと言ってた時も
父親が通訳を交えて残させたのも 息子を悪者にしたくなかったからだよ
誰も居なければ 父を捨てた息子とレッテルを貼られるが
息子を愛するが故に 自分が悪者になるように話したんだ
その証人が居れば 息子は悪者にならない
色々あの映画は芸が細かいのだよ 現実をうまく描けてる
うちの猫よりも 映画を理解できる観客が少ないのもわかった・・・・・
>>692 ダニエルが自分を理解してくれる者を強く求めている反面
他人を徹底的に信用できない(だからいつまでも他人と本当の信頼関係を築けない)
人間であることは偽者の弟のくだりを見ればわかるだろ?
愛情を注いでいたにも関わらず自分のもとを離れたいと言い出したHWは
ダニエルにとってもはや信頼できない、息子としては扱えない人間になってしまった
そういう心情も理解できてないのによく「現実をうまく描けてる」なんて言えるなぁ・・・
猫に映画の見方を教えてもらったほうがいいぜ
釣りってのはさ、サっと釣って、ササっと退出、で、釣られたヤシも、
「あちゃー、釣られたゎ」と苦笑い。こういう軽やかさに美学があるんだよ
長文愚論クンみたいに不必要にシツコイのは、釣ってる自分に酔ってる感じでオモロないわ
>>693 俺も同じような感想。
>>677みたいな解釈を持っても良いと思うけどね。
まぁ、でも上から言ってる割には少々幼稚かな。
696 :
677:2008/07/19(土) 08:30:27 ID:uK5+gv3W
>>693 余りに奥の深くない見方なんでワロタ
表面上はその解釈でも良いが 大事なのはあそこが心の葛藤のシーンを描いてると言う事
やっぱり花より男子世代には難しかったか・・・
文学とかお読みになった事あります?
ちなみにダニエルが本当に絶望したり裏切られたりしてる場合殺してるよね
HWに対して一貫性が無いのは何故なのかしら?
とうちの猫も申しておりますよ
>>696 息子との関係(Blood)を殺したろ。十分重い結末だよ。
実の子ではないということを考えみてれば
677の幼稚な二元論が成立しないことがわかるだろ
と、ウチのオオクワガタがぼやいてますが
699 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 22:48:12 ID:dExNDobr
677は文学とかほざく割に読解力がないよなぁ…
根拠があるように見せかけてスッカスカの自分の意見を述べてるだけ
人間の感情は常に移り変わり、時には矛盾するものということはよく文学でも取り上げられてるだろ。
歴史上たくさんの例があるからってそれが当人たちに100%当てはまるとなんで言えるんだか
とうちのウサ公がいいたげな顔してます
700 :
677:2008/07/19(土) 23:49:08 ID:uK5+gv3W
皆にフルボッコされて反論できなくなってついにレスが安い煽り文句だけにw
702 :
677:2008/07/20(日) 00:07:39 ID:DENqPRNR
ちなみに人間の心には一貫性が無いけど それをやったら作品ではなくなるよ
あと文学の場合は 一部のアホナ文学を除いては
どうして人間の感情が移り変わったかをきちんと描写してあるんだよ
それからあの不器用な終わり方も監督が不器用な愛をテーマに描いてるから
映画の描き方と テーマ 全てが首尾一貫してる
一流の作品はテーマに一貫性が必ず見られるもの あれもこれもとテーマを詰め込んだり変えると
何を云わんとしてるかもわかんなくなるし 効果も薄まってしまうんだよ
ここまで説明してあげてるからわかってニャー と
うちのニャンたんが優しく教えてあげてます
703 :
677:2008/07/20(日) 00:13:31 ID:DENqPRNR
まあわかんないだろうなあ・・・
ここまで説明してもわかんないなら・・・
ちなみにオープニングからずっと不器用だったでしょ 作品の芯がぶれてないよ
テーマに合わせて撮り方を変えるのがこの監督の特徴だからニャー
ただ才気がほとばしりすぎてるんだね マジョリティにはわからないか・・・
>不器用な愛をテーマ
よし、オレの新作は不器用な愛がテーマだから
不器用な描写満載の映画を撮るぞ
ってことですか
ついでに教えてくれ
「マグノリア」は何をテーマにしたからああいうラストになったんだ?
706 :
677:2008/07/20(日) 00:47:47 ID:DENqPRNR
正確性を期して
>>702の訂正
テーマが不器用な愛 ×
テーマが不器用な男の愛 ○
どっちでもいいよ
>不器用な男の愛をテーマ
よし、オレの新作は不器用な男の愛がテーマだから
不器用な描写満載の映画を撮るぞ
ってことですか
ちなみに何が不器用なのこの男は?
面白くもない釣り芸を本人だけが面白いと思って
勇躍開陳したけれど、当然ながらまったく釣れも受けもせず、
しかし今更引っ込みもつかないのでしつこく粘着している最中でつね?
よくわかります。
709 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 00:57:36 ID:PvfrwqUW
厨二病もここまでくるとすがすがしいなw
710 :
677:2008/07/20(日) 01:00:05 ID:DENqPRNR
皆さんの理解力を過信して言い過ぎました ごめんなさい
<(_ _)>
皆純粋なんですね
711 :
677:2008/07/20(日) 01:01:11 ID:DENqPRNR
どうかポニョでも楽しんでください
<(_ _)>
オレ明日早いからもう寝るわ
ちゃんと宿題やっといてね
まぁ、作品を観てその人がどう思ったかなんて
他人がクチを挟める問題じゃないからね。
どう感じてもその人の勝手ですよ、うん。
714 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 08:46:12 ID:PzOUcrSw
口を挟んでるからバカ扱いされてんだがな
あれマグノリアのカエルについては何もなしかww
これは鼠が虎だかライオンだかに勝負を挑んで
ぶちのめされる映画だよ。
愛とかそんなもんは無い
結局遁走したか
718 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 10:09:03 ID:MBWOxD13
早くDVDが見たいよぅ。
>>716 この映画にライオンなんて居ないだろ。ダニエルだって散々メロメロの弱さを
露呈してるわけで
パクリ専門の監督作品なんかがアカデミー賞とれるわけないよねw
それにしてもノーカントリーは面白かったな
夏だなあ
722 :
名無シネマ@上映中:2008/07/22(火) 23:17:34 ID:RbCZGjo0
あっ最後に
>>715を見逃してた・・・
遅レスだがマグノリアのテーマはリンボ・・・
これ検索してな じゃあ
723 :
677:2008/07/22(火) 23:19:03 ID:RbCZGjo0
↑
は?
これだけ時間かけて調べたんだからケチるなよ
>720
そうだね、ノーカントリーの方がはるかに面白かったね。
DVDの売り上げでも断トツで勝つんだろうね。
まだ池沼のアンチが住み着いてるのか。
Paul Thomas Andersonも大したもんだな。
ノーカントリーのDVDっていつ発売するの?メッチャ欲しい!(^^)
まあ何だ自演がんばれ
アカデミー賞とれなかったのがそんなに悔しかったのかぁ
いちいち噛み付いたりしてさw
しかし監督本人でも無いヤシがどうして悔しがらなきゃならんの?
677が可哀想
733 :
名無シネマ@上映中:2008/08/03(日) 17:09:16 ID:8wosZYTq
繰り返し見てみると、677の解釈が一番正しかった気がする。
.∧_∧
<`Д´* > もっとウリを見て欲しいニダ・・・・
.;/⌒V" "/⌒ヽっ
>>677 と_人_9a__∧_つ
___ __ __
|__ | _ / / | | ◎ _
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 ̄  ̄
146 名前:氷上の名無しさん[] 投稿日:2008/07/30(水) 22:56:03 ID:YBTazNuU0
だけじゃないのか
マーチン・スコセッシのパクり監督
738 :
名無シネマ@上映中:2008/08/16(土) 05:54:52 ID:4GwARilY
アカデミー作品賞受賞おめでとう!
DVD出るの楽しみだお\^o^/
アカデミー作品賞はもらってないが?
DVD楽しみ
レンタルで見たんだが、めちゃめちゃ面白かった
シガー最高!( ^^)Y☆Y(^^ )
>>740 節子!それゼアウィルビーブラッドやない、ノーカントリーや!
荒らしだから無視しろ
746 :
名無シネマ@上映中:2008/08/20(水) 11:54:52 ID:V7opg1nM
佐藤哲也の解釈がわかりやすくてよかった
747 :
名無シネマ@上映中:2008/08/20(水) 23:33:48 ID:NsbcIWVB
ダニエルが他人を嫌い血の繋がりにこだわる人間なら父親の元を去ったりしないだろうな。
血が繋がってなくても息子をこよなく愛していたね。
You're a bastard from a basket.
車からオッサンを降ろそうとする時の、シガーの作り笑顔がめちゃくちゃキモ怖かった
750 :
名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 12:55:29 ID:bowO2EJS
>>749 節子!それゼアウィルビーブラッドやない、ノーカントリーや!
751 :
名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 21:55:05 ID:9GZAIZSR
バリーリンドンのパクリ映画
752 :
名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 22:23:09 ID:fwNeHQdM
よく働くお父さんだったね………
梯子から落ちたり仲間が死んだりとリアルだったなぁ。
こないだの大雨で下水道を流された人達を思い出した。
偽弟を殺したり息子を突き放したりした後に必ず酒に溺れるとこなんか、
分かり易いくらい弱い面もあるんだなぁて感じで好き。
DVD借りてきたけど、吹き替えの人は
あの2人の演技に合わせるの難しかったんだろうなと思った。
756 :
名無シネマ@上映中:2008/08/22(金) 11:40:32 ID:yDFGHyAT
確かに神の使いが悪魔憑きを倒す物語としたら非情にとおりはいいなあ
シャイニングのパクり
758 :
名無シネマ@上映中:2008/08/22(金) 23:28:31 ID:RJ7hmWuH
ロストの画面切り替わるときみたいな気味の悪い男始めの方鳴ってたけどなんの意味があんの?
759 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 00:34:31 ID:GlCyoq3H
DVD買うか迷ってるんだけど特典って15ミニッツだけ????
60セカンズだよ
761 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 04:18:58 ID:opUq2asU
>>758 ????男????
ラストはあの詐欺預言者が大嫌いだったからスッキリした。
>>759 そうだよ、買うならブルーレイにしちゃいなよ
もしプレーヤーが無くても、廉価版が出るのは当分先だし、今BD買っちゃいな
おお、こわ
見た
やたら長いけどよかった
スレその他の情報まったくまだ見てないけど
最後絶対キューブリックの影響だよな
767 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 20:49:08 ID:opUq2asU
何が血になるの?
最後に牧師が刺し殺されて血が流れたこと?
繋がらない血が何かで結ばれること?
石油によって血が流れること?
ダニエル(役名の方)って、息子が施設から帰ってくるシーンと、最後のボーリング
のシーンでは足が悪そうな感じだったが、それ以外のシーンでは普通に歩いてね?
冒頭の事故シーンで傷めたのか?なら何でこれらのシーンだけああいう歩き方をしてるんだ?
スコセッシのパクり→キューブリックのパクり
今観終わったけど、ラストはコメディーで笑うトコだよね?
771 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 05:43:48 ID:9dSikxai
>>770 というかこの映画自体ブラックコメディなのかもしれん、デイルイスのオーバーアクトといい
ところでBDにもメイキング類一切付いてないのは何故?本国でもそうみたいだが
後でまた特典つきで出すつもりなのか?
本人達が大真面目だからこそ、はたから見てるこっちは
悲しいんだけど思わず笑っちゃう、て感じかなぁ。
うまく表現できないけど。
773 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 13:11:05 ID:zPE1Z7qp
>>758 古傷って気温や体調で痛みが変わるから時々思い出したように痛んでる方がリアルだな。
まぁずっと変な歩き方や姿勢だったから「古傷をかばってるんだな〜」と思ってた。
ゼアウィルビーブラッドジョーク
どこらへんがどうキューブリックテイストなんだ?
>>773 まあ時々痛む方がリアルか・・
>>774 カメラワークとか音楽の使い方とか、常軌を逸したキャラクターとかじゃないの?
特に最後の部分でキューブリックっぽいって言われてると思うな。
音楽の使い方は時計仕掛けのオレンジのベートーヴェンの第九、
DDLの演技はシャイニングのジャック・ニコルソンを思い出させるし。
具体的には思いつかないけど、全般的に演出もそれっぽい。
でもパクリっていうのは馬鹿げてるし、
キューブリックテイストってのも悪い意味で使ってる人は少ないと思う。
777 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 06:50:51 ID:RMlSnh5M
>>762 それインタビュー番組だっけ ブルーレイなんて何がいいのだ?
つうかさ 血まみれの石油 とかもっとましな邦題なかったのかな
>>777 これの映像特典の15ミニッツはインタビュー番組じゃなくて、当時の写真や
映画の場面を織り交ぜた15分間の映像集ってこと
ブルーレイの方が特典も多いし(といっても今回は大した特典は入ってないが)
画質も音質もDVDより全然良いぞ
>血まみれの石油
ってちょっとベタすぎないかw
黒い血とかどうでしょう??
779 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 13:24:56 ID:6FHuNrG7
上の方に出てた「やがて血となり」がいいかな、と思う。
アマゾンのコメント見てたら冒頭がキューブリックの2001年宇宙で最後がシャイニングだって書いてあったが
・・・そうか?
今日レンタルでみた。
んでおもったんだけど、どうにも自分は主人公のことが嫌いになれない
なんか「怪物」って気がしないんだよね
情だって普通に求めてるし、なんか切ないくらいに感じた
ミルクシェーキノシークエンスは確かにすごいインパクトだったw
782 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 23:21:44 ID:6FHuNrG7
主人公…
結婚したら息子がいなくなっても寂しくないよ?
>>779 町山作の「血イ 見るど、コラア!」 もあるよ。
784 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 23:39:47 ID:I96m4Tnq
血は流るる
786 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 00:03:29 ID:tUlzAI3p
今、観終わった。
他作と比べるとやけに落ち着いてるような印象だったけど、
ダニエル・デイ=ルイスだけはうるさかった。
馬鹿な人間を描くのは相変わらずなのね。
ブルーレイとDVDの差は画質的に歴然だよ。
映像に凝った作品でHDテレビがあるなら迷うなんてオプションは無いぐらい。
密室人間ドラマみたいな作品ならたいして違いないわみたいな場合もあるかもしれんけど
吹き替えだと抑えすぎであまり迫力ないなw
スタジオでアフレコすると声が壊れても構わないって考えが無くなるんでしょうか。
789 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 10:12:45 ID:c2hj4xAB
>>778 うんべただけど石油はタイトルに入れたいべ
てかブルーレイって特典は同じだと思ってたのに・・・
映画オタクとしては金がかかってしょうがない・・・
790 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 06:28:03 ID:AkuErbcr
ダニエル・デイ=ルイスって始めて知ったんだけど、他の映画にも出てるの?
>>789 ブルーレイにしないなんて・・・・・・もったいない。
>>790 1970年代から活躍してる37年選手だ、コラア。
1980年代から映画見ている人間には大スターだ、コラア。
1989年「マイ・レフト・フット」アカデミー主演賞
1990年代は引退してたから、若い世代に馴染みが無い。
「マイ・ビューティフル・ランドレット」
「存在の耐えられない軽さ」
「眺めのいい部屋」
「ラスト・オブ・モヒカン」
「父の祈りを」
「エバースマイルニュージャージー」
「ギャング・オブ・ニューヨーク」
794 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 08:22:44 ID:tYrASI7D
ダニエル・デイ・ルイスは上手いが主演男優賞取るほど圧倒的ではなかったな
ポール・ダノはいい役者だな
>>794 じゃあジョージ・クルーニーなら良かった?www
>1990年代は引退してたから
あ?
797 :
790:2008/08/27(水) 10:33:15 ID:AkuErbcr
ありがとう。
帰りにレンタルしてくるw
事故シーンのドンカンカン音楽はサントラに入ってますか?
>>798 あの音楽は Steve Reich かと思たよ。
ダニエル・デイ=ルイスは靴職人の修行をしていたらしいよね
きのーDVDで観た、すげー興奮した。
DDLのファンになってしまった!
額に汗して働くし、汚い事も全部自分でケリつけるし
まじダニエルに共感した。
本人大真面目で口角泡立てて喋り、激情のままに行動し、己の欲望に忠実で、
どんな困難にも真正面に立ち向かい欲望の実現の為には汚れも厭わない。
額に太い血管を浮かび上がらせて激昂する様なんてのは、ハマコーさんを思わせる。
本人大真面目だが、傍から見れば滑稽って感じもそっくり。
重喜劇って言葉がぴったりのDDLの演技でした。
清濁併呑を地で行くところもいいね。
根底には激しい愛情も感じられるし。
>>801,802
ダニエルには「清い」部分は特になかったと思うけどなぁ・・濁流を泳ぎきる胆力は認めるとしても。
あと常人並みの感情制御ができないで二人殺してるヤシに、安易に「共感」できるっつのも怖いな
共感というかダニエルは哀れなやつなんだよな
米ではこの映画21世紀の市民ケーンって言われてたらしいけど、
あれと同じで社会的には成功して富豪になるんだけど、誰からも愛されないし
誰かを愛することも出来ない。
あるのは疑心と憎しみだけなんだよな。
前にも誰か書いてたが、恐らく冒頭の事故で脊髄を損傷して性的不能になってしまった
ので、女にも興味なさそうだし、自分の血が繋がった子供を持つことも出来ない(この辺は推測だから
反論しないでw)
まあでもこの役はDDL以外の俳優だったら、ここまで説得力をもって観客を引き付ける事は
できなかっただろうね、
805 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 06:14:36 ID:IRqDOD+E
ポール(兄)とイーライ(弟)の入れ替わりは、教会を建てた時には入れ替わってたんですね。
ポールがいたのは、冒頭の話を持ってくる時だけでok?
夜に食卓で父親につかみかかり、ダメなオヤジとダメな息子だ! とブチ切れてるのは弟の方でok
>>805 >ポールがいたのは、冒頭の話を持ってくる時だけでok?
そのとおり。それ以降のシーンは一切出てない、出てくるのは全てイーライ。
807 :
790:2008/08/28(木) 11:11:17 ID:ksMZ9vCf
「存在の耐えられない軽さ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」 をレンタルして見た
「ギャング・オブ・ニューヨーク」の役柄は納得。怖かった。
「存在の耐えられない軽さ」は同じ人なの?
悪人じゃなかった。映画は良かったけど。
それと声が違うんだけど。年のせい?
808 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 11:37:56 ID:YN40Jbyr
神の使いプレインビューが悪魔憑きのイーライ滅ぼす映画って解釈を読んで
なるほどなーと思ったんだがこういう評は全然見ないな
町山発→破壊屋経由で福本ってやつのゼア・ウィル・ビー・ブラッド評を読んだ。
まじ吹く。こんなのがプロの評論家なんてちゃんちゃらおかしい。
こんなのに金払ってる奴ってまじバカ。
>>807 >それと声が違うんだけど
「ギャング」「血」のルイスは声を作ってるね。役柄からも納得かと。
「存在」が地声で今も変わってないと思う。
811 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 22:37:38 ID:/L7VteKk
いま見直した。
HWはやっぱり自分の子供じゃないね。冒頭13分のところで赤ん坊の父親、井戸の底にいるときに事故で
頭の上にオケが落ちてきて死んでるね。
次のカットではダニエルが、一人になった赤ん坊と対峙して見つめてる意味ありげなシーンもあるしね。
>恐らく冒頭の事故で脊髄を損傷して性的不能になってしまった
なるほどなぁ・・多分そう解釈すべきだね。
自分の洞察力の無さにショボーン・・すた。
書いた本人も言ってるように
そりゃただの妄想だ
すごく説得力ある解釈だと思うけどな。
俺はかつて、罪と罰とで、ラスコとソーニャが座ってる部屋に、隣の男が
やってきて、しどろもどろで去っていくシーンを普通に読み飛ばしてたら、
訳者あとがきで「あのシーンで、ラスコとソーニャはセックルした直後で、
隣の住人はそれをすぐ見取った、と読み取れないヤシは童貞ww」と書いてたのを
読んでガーンとショックを受けたことがある。
言わないけど当然このぐらいは読み取れよな、つのはあるよ。
さすが映画王が集まるスレだなw
インポはともかく実の親子じゃないことすら読み取れないのは厳しいよな・・・
思いっきり描写されてんのに
製作者泣くぞ
817 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 01:09:00 ID:XkpvTwrY
ダニエルがサンデーの農場にやってきてテント張ってると、イーライがあいさつにくるんだけど、
ダニエルの演技がいいよね。「え? おま、ちょっと、顔そ、っくり、ええ?」っての。
818 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 06:36:40 ID:aiWOij5H
>>790 俺はダニエルデイルイスを超える役者はいないと思っている
靴職人から戻ってきたときのインタビューは人として尊敬できた
グッドシェパードとった俳優よりいいよ
819 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 11:55:00 ID:Xq7ZYalO
監督の作り上げた作品だから、
これはこれで楽しむのが筋なんだろうけど、
不協和音が延々と続かなかったら
もう一度みたいかなぁとも思うんだけど、
二度はもういいな。
じっくり自分の中で物語をかみ締めたり、
自分に照らし合わせて顧みる映画を楽しむという本来の余裕は出ないな。
ただただ疲れる。
コーエンのノーカントリーみたいな淡々とした演出じゃあ嫌だったのかなあ。
監督が奇をてらう主題でもないだろうに。
820 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 12:12:36 ID:Xq7ZYalO
と、思ったが、、、、、、、、、
耳の聞こえる俺らが普通に不快感なく映画を見ても
それはただの映画なのか。
一時的に擬似的に観客の耳を壊して、
常に耳の機能が壊れているという不快な思いをさせることで、
耳の聞こえない息子的な立場に立って、
この主人公である親父を見続けさせるという実験なのか??
耳の聞こえない息子からしたら、
この映画の音を不快に思う観客ように、この親父が見えたのかもしれん。
>>819 主人公の心を表現してるからしょうがないでしょ
822 :
名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 03:14:53 ID:feruNx/M
今日見た
見ていてダニエルと自分が重なってしまった
このまま年とったらこうなるなって思ってた人物像が正にダニエルだったからびっくりした
ダニエルとイーライについての私見
ダニエルとイーライは対極の人間であり、ダニエルにはイーライがとても滑稽に思えた
超リアリストのダニエルに対して、夢想家のイーライ
超リアリスト故、人を信じる事も許す事も出来ず歳を取る毎に憎しみが積層していくダニエル
彼は血の繋がりというリアルが無ければ人と繋がれないほどに純粋であり、捻くれていた
逆に、人を許す事を生業としているイーライ
ダニエルにとって、夢想家のイーライが人に許しを与えている事こそが罪だったんだと思う
だからダニエルはイーライを罰した、ダニエルの気持ちは良くわかる
ダニエルと息子
ダニエルは息子を愛していた
唯一血の繋がりを越えた愛を彼はとても愛おしく思った
最後のイーライ殺害も、息子とのこじれに起因すると思われる
ダニエルと息子に関しては、この映画唯一の純粋な愛が描かれている部分だと思う
823 :
名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 07:30:23 ID:bcmrXyBb
今思うと、677の解釈が一番正しかったように思ふ。
二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
住民を集めて邪教じみた説教をしている。このイーライの行動は万事においていちいち奇怪に見えるわけだけど、つまりイーライの
父親がいみじくも見抜いたように、プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、
やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた
悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す、というとても民話的な話を美しい映像と
サイレント映画を思わせるような不思議な空間処理で仕上げている。音楽の不思議な使い方も、映像を象徴へと還元する手段であろう。
ダニエル・デイ=ルイス扮するプレインビューは守銭奴ではないし、もう一人の 『市民ケーン』 でもない。仮にそうだとすると、
クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写が説明できない。 『マグノリア』 あたりと同様、
作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画だが、とにかく傑作である。
You're a bastard from a basket. っていうのは、
ダニエル・プレインビュー氏自身のことだと思うよ。
>>705 映画の冒頭にあった、「運命を決する偶然性」に起因してるものと思われる。
複数の人間の運命を一つの出来事で落とし込む、必殺技的なものがあのカエルの雨。
>>824,5
いつからここは「俺の考えた一番馬鹿な解釈」を開陳するスレになったんだ?
>>677のせいだぞ!
別にDVD出てこんだけ過疎だしなんでもいいじゃん
最初から、おれこう思う→そうかあ?なレスの連続だし
830 :
名無シネマ@上映中:2008/08/31(日) 17:15:03 ID:j8GW56l0
>>677 おどおどしてた息子って?息子は断固とした決意を持って一人立ちしたいと言っていたけど。
わざわざ憎まれ役を買って出る必要なんてあるの?
>>830 商売敵になるんだな、と覚悟のほどを確認したら、
父さんと争うわけじゃない、なんて言ってしまう
息子に腹が立ったのは確かだろう。
へー、たしかなんだー、すごいなー
834 :
名無シネマ@上映中:2008/08/31(日) 21:09:31 ID:BVmu2LBq
836 :
映画王:2008/09/01(月) 05:56:58 ID:dQK0wuQc
>>835 まあ明らかにストーリー上の重大な要素を見落としていて
ストーリー自体を勘違いしてるわけじゃなければ
確かに他人の解釈を否定はできないし、映画の解釈はある程度は自由だが、
この評論はストーリーをちゃんと把握できてない。たとえば
>父親を殴る息子イーライを滅ぼすため
とあるが、(まるで恒常的に家庭内暴力を行っていたような書き方だが)
これが描写されたのは劇中では油井事故後ダニエルに責められたイーライが
父親にお前のせいだと言って八つ当たりした場面だけである。
むしろ日常的に家庭内暴力していたのはイーライの父親であり、娘のメアリーは
いつも父親に叩かれるとHWに話していた。それを聞いたダニエルは父親の目の前
でわざとメアリーを問いただし、暴力を止めさせようとしている
>プレインビューはイーライに向かって、おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
>すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり
これ何かまるっきりストーリーの前後関係を理解してない証左である。
ダニエルは油井事故でHWが聴覚を失った後に、イーライのことを「healerなのに
何故息子を助けに来ない、何故助けられないのだ!」となじって、お前を滅ぼしてやる
と、この時になって初めて発言するのだ。
そして神の使いと悪魔の申し子の対決、こんなことは監督のポール・トーマス
アンダーソンも主演のダニエルデイルイスも誰も言及してないし、全く
クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
あと物語の構造はイーライとの対決だけでなく、HWとの関係も大きな要素だと
思うんだが、こんな解釈だったらじゃあHWの存在は一体何なの?最後の訣別シーンの意味は?
これが作家の書いた評論じゃなかったら、一蹴されておしまいじゃまいか
837 :
名無シネマ@上映中:2008/09/01(月) 07:51:41 ID:qszIxHZA
「俺の考えた一番馬鹿な解釈」を開陳する。
レストランで、キレて隣のテーブルに行ったのは、
ただ他人のウィスキーが飲みたかっただけなのだ。
ミルクシェイクと同じだ。
このストーリー自体が、とんでもない恐ろしい喜劇に見えてきた。
>>824-825 「・・であろう。」を使う独り善がりな批評は、9割方糞であろう。
ラストに関しては、宗教なんかクズで石油こそが正しいっていう自画自賛の説教だと思いました。
兄のポールは油田誘致して事業も成功、彼こそ預言者だと言い切ってたし。
で、殺すのは・・あの性格ですからねw
>二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
>貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
>教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
>住民を集めて邪教じみた説教をしている。
こんな糞長い文書いてるくせに偉そうだな
840 :
名無シネマ@上映中:2008/09/01(月) 17:50:58 ID:ZcFCyMIH
数年ぶりにイイ映画だーた。終わり方がキューブリックぽくて良かーた。
音楽もカナーリ面白かーた。主演がカナーリ頑張ってーた。
名シーンに音楽が鳴ってるっていうPTAの話には禿同。
ウィスキーの場面はすごくいたたまれなかったな。
監督が30代後半なんて信じられない。でも年寄りってわけでもなく年齢不詳な感じ。
DVD借りて見た。全く長く感じなかったし、面白かった。
度々ノーカントリーと比べて勝ち負け言ってる人は何?
公開時期が近かったの?
アカデミー対決で負けたんだよ
悔しいのぉ悔しいのぉ(^Д^)
844 :
映画王:2008/09/02(火) 09:03:28 ID:QSv03diP
>>842 公開時期も近かったし、共にオスカー8部門ノミネートされ、アメリカの賞レース
を競い合ったからな。共に2007年を代表する米映画といっていいだろう。
俺の考えた超解釈:
実はイーライと双子の兄は同一人物。初めから一人から居なかった
>>843-844 把握。お互い8部門もノミネートされてたのか…。
両方とも出てくるキャラが濃いよね。
両方ともキャラを楽しむ映画だよぬ
ストーリーを追ってワケワカメ!とか怒ってる人たまにいるけど
>>845 ところであの兄弟ってそんなに似てた?
最初に兄が話を持ちかけてきた時の字幕をちゃんと読んでたので別人なのはすぐにわかった
というか字幕に気をとられて兄の顔を覚えておらず、
兄弟が似ているということにさえ気がつかなかったという方が正しいかも…
imdb見てたら
Baby H.W. Plainview は双子の赤ちゃんをつかってるんだな。
850 :
映画王:2008/09/03(水) 20:01:05 ID:IImDO2fP
外国人の顔はどのみち全部同じに見えるからな
なかなか良かったなあ
でも予算の都合もあるだろうけど15ミニッツの画面に負けてるんだよね
PTAの画面は簡素すぎる。事故の場面でも煙とかボリューム無いし。
とことん金持たせてこれ作らせたらもうちょっと違うのかね?
まあ着実に大監督へのステップを上がってると思うのでそれはいつかわかるかな。
今日DVD見た。20数年経っても5000ドル払わないダニエルの鉄の意志に笑えた
もう最後の方じゃはした金同然だろこいつにとって。つーかドロレスシーンで「金なんか払ってやる」とか
言ってたからあの直後にすぐ払ったと思ってたのに洗礼シーンでも「まだ5000ドル未払いです」とネチネチ
言うイーライが小物に見えたな。まぁ契約までしててこいつにとって5000ドルは大金だから分かるけど
5000ドル払わないダニエルの鉄の意志!!
>>848 パターン認識が苦手なのか痴呆かどっちかだな
>>848 は、字幕が、映画を観るという行為にとって致命的な障害になり得る、一つの典型的な例だな。
>神の使いと悪魔の申し子の対決、こんなことは監督のポール・トーマス
アンダーソンも主演のダニエルデイルイスも誰も言及してないし
わかること説明しない
>クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
そりゃ、お前の単なる感想だ
>あと物語の構造はイーライとの対決だけでなく、HWとの関係も大きな要素だと
思うんだが、こんな解釈だったらじゃあHWの存在は一体何なの?
プレインビューの一部、構造的に対比対象というよりプレインビューの属性
>最後の訣別シーンの意味は?
引き金
859 :
映画王:2008/09/08(月) 16:12:23 ID:PKiiu04Y
>>857 どうもありがとう
>>858 佐藤哲也先生ご本人が降臨ですか
もっと聞かしてください
因みにちょっとだけ反論させてくれ
>>クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
>そりゃ、お前の単なる感想だ
クライマックスが肯定的に描写されているという解釈も
お前の単なる感想に過ぎない
あの最後にブラームスの明るい曲を流したから
肯定的な描写ととったのかも知れないが、
あれだって暗く陰惨なシーンに逆に明るい曲を流すよくある映画手法
と解釈出来る可能性も残されているわけだ。
どうして肯定的な描写と断言できるのかね
このスレ全然盛り上がらないし、もっと違う解釈が聞きたいから
異論大歓迎。ただし、単なる煽り、釣り、荒らしはナシな
860 :
名無シネマ@上映中:2008/09/08(月) 23:24:00 ID:l8HPqQTP
息子が自分の声で別れを告げた時、10数年ぶりに聞く息子の声が
本当に懐かしくて嬉しそうな眼をしていた。
でも、言葉の内容は別れなので、内心悲しみもあると思う。
その気持ちの整理がつかないうちに、つい言ってはいけない言葉
を口走ったのでは?
ダニエルの性格から、一度口に出してしまった言葉に自ら縛られて
完全な別れになってしまったのではないか?
そう考えるとかなり悲しい性格の人だね。
861 :
名無シネマ@上映中:2008/09/08(月) 23:50:18 ID:YMxcQRsr
これなんでPG12なの?グロなの?エロなの?
あれだよ、
元来誰よりも愛深ったのに、愛など要らぬ!と我を張って
結果帝国も崩壊させちゃったみたいなタイプ
悪くはなかったが、やっぱりマグノリアが最高なのは動かないなぁ
映画大王さんはすごくあたまがよさそうなのでついでに佐藤亜紀の感想も
コテンパンにしてやってください
漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。
と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。
結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。
あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、
結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。
それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが
(まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの
映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、
憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、
よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。
私なら棒切れの先でも触りたくない。
それにしてもポール・トーマス・アンダーソン(またの名を良いアンダーソン、或いはPTA)は本当はこの映画、
無声映画で撮りたかったんではないか、とは亭主の劇場を出るなりの感想で、確かにそれには全く同意である。
実際にシュトローハイムに似ているかどうかは兎も角、確かに何だかシュトローハイム的な話ではあるし、
シュトローハイムだったらこんな風、シュトローハイムだったらあんな風、が頭に浮ぶ映画でもある
(で、それは実際の画面からさして遠くない)。役者の声が惜しい、ということになる訳だが、
これ、間に字幕入れてっても凄いんじゃないか。音楽が更にその感を強める。何というか、無声映画の古典に
改めて音楽付ける試みに限りなく近いんじゃないか。ついCDが欲しくなった。
867 :
映画大王:2008/09/09(火) 21:44:22 ID:azphgaza
>>895 何で佐藤夫妻はイーライ(ポール・ダノ)を悪魔憑きって断定してるのかそこの根拠がよく分からないんだが
普段から悪魔憑きと多く接してる人は見た瞬間に悪魔憑きを見分けられるのか!かどうかしらないが
あの第三の啓示教会、常軌を逸した信徒やイーライの描写は、まさに原始福音派、キリスト教原理主義の
黎明期における教会の姿を描いているというふうに思われるのだが。
対するダニエルはアメリカ資本主義勃興期におけるアメリカンドリームの体現者であり、
福音派キリスト教とアメリカ型資本主義は今でもアメリカを覆っている問題でもある。
佐藤先生はいわゆる福音派のメガチャーチとかテレビ宣教師や今作のイーライを見て、彼らは
みんな悪魔憑きで、信者は自覚なき悪魔崇拝者と考えているということなのか。
先生が何故そういう風に捉えるのかよく分からないのだが、もしかしたら
ラストのボーリング場のシーンにおけるイーライの「私は偽預言者であり、神は迷信だ」の台詞も
額面通り受け取ってしまっているのかもしれない。
あそこはイーライという宗教家の欺瞞性(いとも簡単に自らの欲望のために信仰を利用するし捨ててしまう)
を描写していると思ったのだが、果たしてどうなのか
佐藤亜紀先生もダニエルのことを神の使いだと考えているのか?
だとしたらダニエルの2回行った殺人はどう捉えればよいのか、何故神の使いが人を騙し
石油業に精を出すのか、HWとは何者なのか?全く謎が多すぎる。
メタフィジカルな解釈をしようとすれば、出来なくも無いがこの作品では無理があると思われる
佐藤先生は勧善懲悪的な構造によって無理にこの映画を解釈しようとしているのではないだろうか
868 :
映画大王:2008/09/09(火) 22:01:29 ID:azphgaza
アンカ間違えた
>>867で
>>895とあるのを
>>865-866に訂正します
それから追記
PTA監督は無声映画を撮りたかったんじゃないかという部分には私も同意する
因みに、BD特典映像にも当時の映像と映画の映像を織り交ぜ、ジョニー・グリーンウッドの
音楽のみを流すサイレントフィルムと、やはりサイレントで当時の石油産業の宣伝用
フィルムに音楽だけを付けたものが、2本収録されている。
869 :
名無シネマ@上映中:2008/09/10(水) 09:47:01 ID:PMxXLSyC
キリスト教についてはよく知らないが、兄弟と呼んだ2人が殺され(滅ぼされ?)、
父と呼んだH・Wが信じられないほどの大きな愛を受けていたのは、兄弟(同列)は神に
認められず、子は神の子として大きな愛を受ける資格があるという意味があるのではないか。
のではないか。
そうだとしたら、ダニエルは神そのもの(あるいは神の使い)ということになる。
なんかイーライに対して、「あのクソガキめ」とかはき捨てる台詞が一切ないのが
すげー不思議だった
あからさまに嫌悪感示すシーンも無いし。
ドロに叩きつけるシーンと最後以外はイーライに対してはっきりした感情を示してない
んだけど単に利用してるからってだけじゃない気がして
なんかこの二人の微妙な関係になんとも終始頭の中が「?」って感じだった
作業始まる前のあの小屋の会話シーンでもイーライが出てった後「チッ!生意気な小僧め」とか
教会の絶叫シーンでもその後に「クソ!我慢我慢だ・・」とかいうシーンがあるのが自然な感じがするんだけど
>>870 可哀想に、すべてセリフで説明されないと映画が理解できないんだね。
872 :
映画大王:2008/09/10(水) 20:08:53 ID:qR0PA4fP
>>869 >兄弟(同列)は神に認められず、子は神の子として大きな愛を受ける
キリスト教は唯一神だから、神と同列に兄弟を騙るもの=悪魔であり、
神の子=イエス・キリストは神からの寵愛を受けるということか。
ダニエルは神そのもの(あるいは神の使い)とすると、
偽弟のヘンリーとイーライが兄弟を騙る悪魔であり、
息子のHWが神の子イエス・キリスト=人類の救世主となる。
神は二人の悪魔の化身を滅ぼし、HW(キリスト)とあえて訣別することによって、
試練を与え神(父親)への信仰を試し、その後HWはメキシコへ渡り
人類のために贖罪し、人類を救う救世主となった・・・
という解釈になると思うんだけれども、その視点でこの映画を見ていくと
一々列挙はしないがディテールで整合性がとれない部分が多々出てくる。
あえて聖書に関連付けてこの作品に言及するならば、
すでに指摘している人も多いが、カインとアベルの影響の方が大きいと思われる。
>>870 やぐら完成の時にわざわざ妹の名前取ったり、悪魔祓いのあとに「面白いショーだった」とかいったりしてるじゃん。
ダニエルの入会の儀式のあと、妹が無言でダニエルに抱きつくシーンがせつねェ。
874 :
名無シネマ@上映中:2008/09/10(水) 21:46:20 ID:dUKnYrYS
哲也先生のは、意図的なトンデモ解釈だと思ったんだけど。
息子を罵るシーンは自傷行為に見えたな。
「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
ケヴィン・スミスの「ドグマ」を見ていないのか。
佐藤哲也のHPに感想があるから見てみろ。
「神の道具」も出てくる。
大王はストーリーの整合性にこだわりすぎて
スクリーンに映っているものを見落としている可能性もある。
たとえば関節炎の女を癒すシーンのイーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。
あれを原始キリスト教と見るのはよほどの宗教音痴かセックス音痴。
ラストのシーンについて佐藤亜紀は台詞ではなくダノの演技に基づいて語っている。
勝手に原文を歪めて反論したつもりはいただけないな。
877 :
映画大王:2008/09/10(水) 23:47:48 ID:qR0PA4fP
>>876 また佐藤先生ご本人が降臨したのか、それとも信者か。
>「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
そんなこと書いた覚えはないが?どこにそんな記述をした?
恥ずかしいことにドグマは見てないが、あれはカソリック教会を強烈に皮肉った
映画と聞いているから、正統なキリスト教解釈とはまた別だろう。
>イーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。
よく見ても性的含意の描写とは思えなかったが、
それがあったとして、それが何故自然にカルトと結びつく?
それからカルト=悪魔崇拝が何故結びつく?
自分自身は福音派はキリスト教の名を借りた新興宗教、カルトであると
評価しているし、第三の啓示教会は原始福音派の描写であると論評したのであって、
原始キリスト教(1世紀から2世紀にかけて存在した)と見た
などとは一言も書いてないし、そういう風に読んだのだとしたら
余りにも歴史的知識が欠けている上に、読解力にも欠けた低能であると
言わざるを得ない。
しかも
>宗教音痴かセックス音痴
などと中傷までしておいて、
君こそ宗教音痴の色情狂だな。
まずは福音派もしくはキリスト教原理主義について調べてきてから
反論してくれ、これでは反論にさえなっていない
えいがだいおうってあたまいいねー
基本的には映画大王の意見はマトモと思うけど(つか、相手は単なる煽りだが)
カルトリーダーと女性信者の間に歪められた性的リビドーを読み取れない
っつのは問題だな。ダビディアンとかみんなそうじゃん。あと我が大作先生の
ビンビンのセックルアピールを見れw
これはどっちかつと世間常識のレベルのことと思うんだが
本人後輪、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。
そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。
「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから
「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。
その迂闊さにまだ気が付かないのか。
せっかく「ドグマ」を見たかと聞いてやったのに。
あれを使者だと思うのはかなり変わった人だけだろうな。
見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら
見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし
あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
全く読み取れていないのも不思議はない。
一体あの場面は何だと考えているんだ?
整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。
アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw
だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。
アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。
複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。
関節炎の女の場面はそのひとつ。
大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。
もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。
福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、
アメリカ史オタ以外には何の意味もない。
佐藤哲也の見解は秀才の見解が見落とすところを補完している。
勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。
むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。
ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。
正統的な教義を踏まえないと出て来ないギャグ。
882 :
映画大王:2008/09/11(木) 02:18:36 ID:RQ+Zs8Yz
>>879 基本的に賛同してくれてありがとう
確かにカルト教団の指導者と女性信者の間には性的関係を持ってることがほとんどだよね
(カルトだけじゃなくて、欧米ではカトリック教会での性的虐待事件も数年前にも問題になったし、
あまり表沙汰にはならないが、日本でも聖公会の教会での性的虐待があったようだが)
ただ今作の場合は相手が「老婆」だったせいで、そこまで読み取れなかった。
そこは読みが浅かったのかもしれない。
解釈が色々あるのは結構だが、イーライと婆さんが性的関係なんて気持ち悪いのは勘弁しておくれw
せっかくあのPTAがセックス要素抜きの映画を作ってるというのに。
884 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:30:50 ID:RQ+Zs8Yz
>>880-881 ドグマ、ドグマ連呼してるけど、映画ドグマはきっと君の教義(ドグマ)なんだね
映画ドグマがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
歴史的宗教的重要性を帯びているとは知らなかったw
自分がたまたま他人が見ていない映画を観ているからって、そんなに勝ち誇らなくてもいいよ
ドグマを観ていなければ、キリスト教とこの映画について語れないといわんがばかりの
独善的な前提がそもそも理解できないけれど
まず
>本人後輪「原文ママ」、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。
>そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。
という書き込みからすると
>>824-825>>835>>858>>865も君の書き込みなのかな
ずっと根に持っていたんだね、不愉快にさせてしまって申し訳ない
きっと君は普段から礼儀正しい人なのだろうけど、
宗教音痴かセックス音痴なんて中傷を“たまたま”書いてしまったんだね。
885 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:33:53 ID:RQ+Zs8Yz
>「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから
神の道具は君のドグマである映画ドグマによればゴルフクラブらしいが、そもそも
>「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
なんて私は書いてないと思うんだが
神の使いである天使だって悪に堕落し堕天使となることさえある。
悪魔だって人間に試練を与えるための神の道具であろうし、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94(ここ参照)
キリストだって裏切り者ユダだってファリサイ派だってピラトだって、
他のどんな人間でも万物もが(解釈によっては)全ては必然的な神の道具だろう。
君はそこで
>「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。
>その迂闊さにまだ気が付かないのか。
と書いて揚げ足をとったつもりなのだろうが、
>>824>>825の佐藤哲也先生からの引用文を見ると
>プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、
やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた
悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す
>クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写
と、ある。ここでのイーライは人間を誘惑し父親を殴る牧師の皮を被った悪魔というのが佐藤氏の解釈である。
それを打ち倒し悪魔祓いを行うのが神の道具であるダニエルだ、ということらしい。
886 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:37:31 ID:RQ+Zs8Yz
神の導きによって神の道具であるダニエルがイーライを殺すことで悪魔祓いをした
(単なる悪魔祓いなら別に殺さなくてもいいとは思うがw)
という佐藤氏の文章の文脈から、君の言うような善悪を超越した、
善悪など関係ない(だから人を騙し石油業にも精を出す)
正義の味方ではない神の道具としてのダニエルを読み取ることは非常に困難である。
何故なら、日本の八百万の神や、ギリシャ神話の神々といった多神教の神々(その他多数)には
当てはまらないが、一神教の唯一神を信奉するキリスト教の神は
絶対善でなければならないはずである。
キリスト教における唯一の神が善でも悪でも無いなどということはありえず、
それは絶対善なのである。ゆえに悪魔祓いを行ってそれを打ち滅ぼす
その神の道具も価値中立(善でも悪でもない)ではありえず、その神の道具も
また善でなければいけないはずである。地上においてはそう解釈する他無い。
何故なら悪魔を滅ぼす役割を与えられている道具だからである。
それが佐藤氏の文章の文脈を読み込んだ上での「神の道具」の合目的的解釈だと思うがね。
悪魔祓い(エクソシズム)を行う神父は悪魔と対峙する善なる存在ではないのか?
(また得意気にコンスタンティンとかを持ち出してきて、
罪を犯した悪魔祓い師もいるとか言うのかも知れないがw)
逆に例えばイスカリオテのユダは神の道具だがキリストを裏切るという「使命」があるために、
少なくとも地上においては悪と解釈するほか無い。
まあ君は絶対に反論するよね。何せ君はドグマを見ているので正統な
キリスト教教義(ドグマ)を知っているのだから。
887 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:42:37 ID:RQ+Zs8Yz
>見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら
悪かったね。
君によれば、君の大好きな映画ドグマでは正統的な教義を踏まえて神の道具が
ゴルフクラブとして描かれているらしいがそもそも君の言うキリスト教の正統的な教義って何?
カトリック、プロテスタント、正教会(Orthodox Church=正統派の教会)のどれなのか
(その中でも無数の宗派に別れているが)?
君が知っている正統的な教義を教える教会では神の道具についての詳細な説教をしてくれるわけ?
私がドグマについて>正統なキリスト教解釈とはまた別だろう。
と書いて誤解を招いてしまったのは、誤る。
真意は正統なカソリック教会のキリスト教解釈とはまた別だろう、
という意味だった。申し訳ない。
その前に>カソリック教会を強烈に皮肉った映画
と書いてあるので、文脈上正統なカソリックの教義と読み込んでくれるだろうと思って
つい書きそびれてしまった。
>見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし
どうしてそう考えるのか、論理的に因果関係を説明してくれよ
888 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:44:40 ID:RQ+Zs8Yz
>あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
>全く読み取れていないのも不思議はない。
>一体あの場面は何だと考えているんだ?
君は本当にセックスマニアなんだね(これは褒め言葉だから、誤解するな)
あの「老婆」の反応、顔色、表情
から強烈な性的含意を感じ取れなかった私は確かにセックス音痴です
(図星だから余計に傷ついたw)。
きっと君は油井の掘削機の動きや、ミルクシェーキ(ミルクセーキ)からも
強烈な性的含意を読み取っているのかもしれないw
(因みに君はイーライが信者の女性の顔や手にやたら触れているから、
そう感じ取ったのかもしれないが、欧米では性的な意図ではなく、
恋人でもない異性とハグしたり、キスしたり等の肉体的接触は日本よりも盛んに行われているがね。)
>>879さんが適切に指摘して下さったように、一般論としてカルト宗教での
カルトリーダーと女性信者の間に歪められた性的リビドーがあるのは常識の範囲内だと思うんだけど、
今回は相手が老婆だっただけに確かに読みが浅かったとは思う。
889 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:49:04 ID:RQ+Zs8Yz
>整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
これは君にこそ言いたい。君は解釈のために不都合な箇所を飛ばして見たんだとしか思えない
>原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。
勝手に原文を歪めて反論したつもりだったのははいただけないな。
>アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
>歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw
wつけてやりこめたつもりなんだろうけど、福音派又はキリスト教原理主義は正にアメリカ宗教の
一大潮流であり、現代のアメリカを語るなら絶対に欠かせないアメリカ人でなくても
知っていなければならないくらいの歴史的重要性を帯びているんだよ!
はっきり言って引用した上記の君の文章で君の教養・知識レベルが窺い知れてしまった、大失態だよ。
>自分自身は福音派はキリスト教の名を借りた新興宗教、カルトであると評価している
と私が書いたから君は勝手に福音派はアメリカの少数派の反社会的な
カルト扱い(コンテクストからはそう読める)しているが、その迂闊さにまだ気が付かないのか。
私は君が福音派について何も知らないと思ってあえて「新興宗教」「カルト」の語を使い、
君を「罠に嵌めた」のだ。
アメリカの人口の25〜40パーセントを占める福音派
http://www.kohara.ac/research/2008/03/book200803.htmlは 最早「新興宗教」「カルト」などではなく、完全にアメリカに定着してしまっているのだ。
(それでも佐藤亜紀先生も言及されていた「アメリカのメガチャーチやテレビ伝道師」
をみると今でも多分にカルト的だとは思わされるが・・・。)
890 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:52:19 ID:RQ+Zs8Yz
そもそも宗教国家アメリカの建国の話からするべきなのかも知れないが、
君はジョージWブッシュが何故、大統領に当選し、一時期あれほど
支持されたのか、何故共和党の副大統領候補ペイリンが今あれだけ話題
を呼んでいるか全く知らなかったのか!
何故ブッシュ大統領が対テロ戦争を行い、また行うに際して
「これは現代の十字軍だ」と言ったのか、それを支持する人々が
多数いることを全く知らなかったのか!
何故アメリカでは進化論を否定し、中絶や同性愛や銃規制反対運動が
盛んなのかも知らなかったのか!
きっとニュースを見たこともないし、新聞なんか全く読まないんだろうね。
(君は政治は映画の解釈に必要ないと考えているだろうが、
アメリカ映画は君が考えているより多分に政治的であるから、
もちろん基本的な政治の知識も必要になる。
アメリカ政治の保守とリベラルの二大潮流はもちろん知ってるよね?
それに映画解釈に限らず、アメリカの政治が世界〔もちろん日本にも〕
の人々に与える影響はとても大きい。
卑近な例だと吉野家で食べる牛丼に使われるアメリカ産牛肉の輸入問題も無論政治問題である)
そんな知識で、アメリカ映画、キリスト教を語れるのは素晴らしいことだ。
でも知識人でありたいならもっと歴史や政治や社会情勢も勉強するべきだと思われる
>だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。
君も解釈のために映画のディティールを無視する姿勢が正当化はされないがな。
>アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。
>複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。
では、ブギーナイツやパンチドランク・ラブの多義的な解釈も是非聞かしてくれ、佐藤氏の解釈ではなく
君自身の言葉によって。
891 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:54:34 ID:RQ+Zs8Yz
>福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、
君は>福音派キリスト教対勃興期の資本主義 と読み違えているが
私はこの二つは対立するとは記述していないし、考えてもいない。
現に福音派の信者は現在小さな政府・新自由主義を志向する共和党を支持しているではないか?
そもそもプロテスタンティズムと資本主義は相反するものではないよ。
マックス・ヴェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神というのは知ってるよね?
(これは大学の一般教養レベルの授業でも必ず出てくる、「一般教養」「常識」の範囲内だよ。)
イーライがダニエルに「金儲けイクナイ!」なんて言っていたか?
むしろ金をせびろうとしていたじゃないか。
>アメリカ史オタ以外には何の意味もない。
まあ君にとっては意味が無いかもしれないが、
(君は恐らくそうやってほとんどの歴史映画を否定するんだろうね。歴史オタ以外に何の意味も無いとか言って。
アメリカ史オタ以外に何の意味も無さそうなフォレスト・ガンプがなぜアメリカの国民的映画になったのか?)
大半のアメリカ人にとっては意味があると思うが。
大体PTA監督は今回何故初めてオリジナル脚本ではなく
1920年代に社会主義作家のアプトン・シンクレアによって書かれた大昔の小説
をわざわざ脚色したんだろうね?
日本で言ったら、小林多喜二の蟹工船を今の時代に映画化するようなものだぞ
なんか良いよね、感覚的に面白い映画なんだなって思うわ
893 :
映画大王:2008/09/11(木) 22:20:56 ID:RQ+Zs8Yz
>大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。
>もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。
私は「この映画は福音派キリスト教と勃興期の資本主義がテーマの歴史映画です」
などとは書いていない。それらは君の言うとおり、この物語の“バックグラウンド”に過ぎない。
>勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。
むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。
>作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画
のどこが普遍性を備えているのか教えてくれ。
>ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。
別に教えて欲しくないです。
私が教えて欲しいのは、君の解釈における、石油とパイプライン、HW、スタンダードオイル、
リトルボストンの市民・労働者、偽弟ヘンリー、バンディ、ポール・サンデー等の
象徴的意味を解き明かす詳細な記号論的分析である。
そもそも君はどうして佐藤先生夫妻の評論にそこまで固執しているのだ?
私は映画の一義的解釈に固執するつもりはない。
ただ今回の佐藤先生夫妻の解釈は凄く興味深いが、無理があると思われる。
だけれども興味深い解釈でなければ、そもそも議論さえ出来ないし
非常に有意義であった。
映画大王さん(このコテハンは笑わそうとしているんでしょうね。すごい自虐的ユーモアで
素敵です。ぼくにははずかしくてできそうもない感覚で感服いたします)
石油とパイプライン、HW、スタンダードオイル、
リトルボストンの市民・労働者、偽弟ヘンリー、バンディ、ポール・サンデー等の
象徴的意味を解き明かす詳細な記号論的分析をわかりやすく教えてください
ただ頑張って理論武装してますがネットに頼りすぎると、どこからどう引っ張ってきたかは
概ね似通ってきますのでそこの浅さが見えますので気をつけて頑張ってください
いささか無駄な箇所が多いように感じます。
895 :
映画大王:2008/09/11(木) 23:02:06 ID:RQ+Zs8Yz
>>894 >映画大王さん(このコテハンは笑わそうとしているんでしょうね。すごい自虐的ユーモアで
>素敵です。ぼくにははずかしくてできそうもない感覚で感服いたします)
ていのうくんよぼくのなまえは
>>815 >石油とパイプライン、HW、スタンダードオイル、
リトルボストンの市民・労働者、偽弟ヘンリー、バンディ、ポール・サンデー等の
象徴的意味を解き明かす詳細な記号論的分析をわかりやすく教えてください
最近の人間は本当に読解力無さ杉な奴ばっかりだなあ、U6O5N8Fiに私は
詳細な記号論的分析を頼んでるんだよ
>ただ頑張って理論武装してますがネットに頼りすぎると、どこからどう引っ張ってきたかは
概ね似通ってきますのでそこの浅さが見えますので気をつけて頑張ってください
いささか無駄な箇所が多いように感じます。
ネットから引っ張ってきた?どこから引っ張ってきてるの?たった2箇所だけだろうが
お前の最終学歴を晒せ、卒論のテーマと指導教授も。話はそこからだ。
人のことを小馬鹿に出来るほどの超高学歴のインテリなんだろうなあDqHus88yは。
ぼくは高卒ニートでネットオタクなのでそれは無理です
頭のいい人は意地悪ですね。
>お前の最終学歴を晒せ、卒論のテーマと指導教授も。話はそこからだ。
>人のことを小馬鹿に出来るほどの超高学歴のインテリなんだろうなあDqHus88yは。
こういうのはせっかく頑張ってきたのを無にかえすようながっかりコメントだと
思います。あまり必死になりすぎるのは惨めになるでしょうから抑えていきましょう
897 :
映画大王:2008/09/11(木) 23:24:37 ID:RQ+Zs8Yz
>>896 >ぼくは高卒ニートでネットオタクなのでそれは無理です
頭のいい人は意地悪ですね。
高卒なら卒業した高校を教えてくれよ
>こういうのはせっかく頑張ってきたのを無にかえすようながっかりコメントだと
思います。
どうして、当たり前でしょ?
普通の人は出身校を自己紹介のときにまず明かすよ
>あまり必死になりすぎるのは惨めになるでしょうから抑えていきましょう
顔真っ赤ににして書き込んでるお前に言われる筋合いはないw
DqHus88y=U6O5N8Fi
自分が貶されてるからって、自分も貶してちゃ、同等に貶められてるぜ。
ダニエルとイーライの報復合戦が笑えるようにね。
そういうのは軽くスルーして、もっと映画の話をしようぜ。
映画大王の自滅ぶりが笑えるね。
もういいんじゃん。不毛だわ。
901 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 09:13:15 ID:mKhbdVmH
ポールが、石油が出るという情報を売りに来た時、宗派を尋ねた答えが、<私には宗派はない。どの宗派もすきだ>だった。
この答えは日本人の私には何の抵抗もなく受け入れられたのだが、よく考えてみたら受け入れられるということ自体が非常に
珍しいのではないか。キリスト教圏にいる人にとっては最も大切なことかもしれない。
としたらダニエルは、最初から異端として登場したのではないか。
もうひとつ、H・WがジョージWブッシュだとしたら、耳が聞こえなくなったという設定は周りとコミュニケーションが
とれないという皮肉ではないか。そして手話でしか会話できないという状況は、自分の取り巻きとしか意志の疎通ができて
いない(国民や世界の声が届かない)ことを言いたかったのではないか。
この意見は、聴覚障害者の方を揶揄したものではありませんので許してください。
902 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 11:09:17 ID:V4FnZm5i
つーか、文学版に一生懸命コピペするのやめてくれよ、映画大王。
笑えすぎるから。
スレ私物化すんなよ
そんだけ連投するなら討論ブログ作れ
904 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 11:36:59 ID:mKhbdVmH
>>901は映画大王ではないよ。
映画大王ごめん。迷惑かけた。
楽しみにしているので、またスレ頼む。
905 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 12:02:55 ID:V4FnZm5i
押忍。880だ。
DVDレンタルして来てチラ見確認する暇もない君には気の毒かもしれないが
神義論を語るならヨブ記くらい読まないと話にならないよ。
それから「記号論」云々は痛すぎだな。誤用だろ。
一対一対応で人物が象徴するものを挙げてみろということなら
それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、
簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。
もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。
まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
アメリカが君の想像するような世界でないことは
実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし
キリスト教社会がもっと多様なことも
無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。
それからひとつ助言をしておくが、日本では
大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。
出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。
ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
コテハンつけてるだけで2ちゃんでは、バッシングの対象になるから外しました
日本はいじめ国家になったな、それに耐えることが正義だと思ってるがなw
>>896 >>900 YW04KAWg=DqHus88y
高卒のニートでネットオタクで荒らしと煽りが大好きな基地外糞馬鹿キモオタ池沼ブサメンよ
お前は、母親の後産の汚物に過ぎないカス野郎だ
お前はルサンチマンを2ちゃんで発散してるんだろうが、
社会にとって有害なゴミなんだから、早く他に有意義なこと見つけろよ
2ちゃんで煽りなんかして何が楽しいんだ?
こんなことしてても、お前の人生の問題は何一つ解決しないんだぞ
荒らしなんかしても他人より優位には立てないんだよ
このスレにもう一度お前が現れたら、
その時はお前を叩きのめしぶちのめしてやるw
皆さん、彼を赦してやってくださいw
>>902 俺はコピペなんかしてないぞ、勝手に濡れ衣着せるなどアホ
お前が俺を嵌めるために自演してるんじゃねーのw痛いなーさすが自宅警備員w
>>903 まあ確かに連投しすぎたが、2ちゃんなんだから別にええやろ
2ちゃんねらーにモラルを期待する方がおかしい
>>905 反論できないと個人の人格攻撃とつまらない揚げ足取りですかw
>それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、
>簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。
>もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。
じゃあ何で俺の解釈に一々食って掛かるんだよwそもそもあんたが
佐藤先生夫妻の解釈をごり押ししてきたんじゃねーかよ
何で一々反論してくるわけ?多義的というなら俺に反論する必要なく
無視すればいいじゃない?ずーーっと粘着して佐藤夫妻の評論をコピペしてきてさあ
あなたは何者なの?熱狂的読者?佐藤夫妻の同窓生?知り合い?
>>677も君か?
自宅警備員だから芸術経験が豊富ですこと、ブギーナイツの多義的解釈も是非教えてくれ
記号論云々は確かに調子に乗りました 因みにとっくにDVD買ってます、残念でしたね
>まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
高校生じゃないんですけどw残念でしたね
>アメリカが君の想像するような世界でないことは実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし
君の想像するような世界ってどんな世界だよw
>キリスト教社会がもっと多様なことも無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。
君が行った事があるのはせいぜい東西両沿岸部の大都市でしょ?
中西部南部の保守的な地域の宗教事情とは全く異なるよ
都市部はリベラルな住民や無神論者も多いから、君が勝手にそう思い込んでるだけ
それぐらい当然知ってるでしょ、君のようなアメリカを股にかけて活躍するエリートなら
>それからひとつ助言をしておくが、日本では大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。
>出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。
>ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
そんなこと常識だろw読解力無さ杉
相手がニートだって言うからからかってやったんだよwこんなこと真に受けるなんて信じられないよ!
大体俺のこと批判する奴はU6O5N8Fi以外は
書き込みの内容の批判できない低脳池沼ばっかりじゃねーかw特に
>>896>>900 映画も俺の書き込みも理解できないくせに、
ただコテハンであるからという理由で条件反射的に叩くという恐るべき2ちゃん脳の持ち主w
お前みたいな奴は自分が知らない単語が出てくると、自分が低脳で知能が劣ってるという
コンプレックスをビシビシ刺激されるから、せめてネット上でだけは逆転しようと思って
溜飲を下げようとしているんだろうけど、そんなことしても何の解決にもならないよw
お前みたいなのは小中学校でずーーーっと苛められて、クラスでは一人だけ除け者にされて
高校も底辺高で不良に絡まれ、仕事しても3日でやめてひきこもりになって親の年金で暮らしてる
んだろうがw少しは自分のことを客観的に見ろよ、首相の様にwアホ
せめて1安価3行で
つ898 :名無シネマ@上映中 :2008/09/12(金) 00:41:50 ID:zlMAc3nr
DqHus88y=U6O5N8Fi
たまには自分で書いたことも思い出してください
911 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 00:48:30 ID:ARYD1E94
>>910 DqHus88y=YW04KAWg
ごめんごめん
>>898の記述は訂正します、糞ニートさん
君には
>>880みたいに内容の批判さえできない池沼低脳だもんね
揚げ足取りうまいね、親の年金食いつぶす前に
その能力を生かして就職しましょうねw
顔真っ赤になってるよ、ニホンザルみたいwぷっ
912 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 00:49:52 ID:ARYD1E94
>>910 お前は親が死んだら自滅しそうだねw
もしくは通り魔でも起こすかw
wwww
プレインビューみたいな狂った人が2人ほどいるようですねw
914 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 12:49:56 ID:ARYD1E94
何?このいちげん様お断りな流れは…
声の大きい人がたまたま集まってるだけだから
気にせず観想を言ってくれればいいと思うよ。
イーライの妹テラカワユスとかでもいいから。
頭のよい人はネットなんかで罵り合いはしないよw
918 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 14:51:29 ID:ARYD1E94
連投とか超長文は迷惑かけたと思う。
しかし佐藤哲也の解釈に固執する
アホの言ってることは超少数派の異端的解釈なのに、いつのまにか
自称高卒ニートのアホと一緒になって、正論を声の大きさで
揉み消してしまったのだ。
>>916 アメリカの田舎の純朴な女の子といった感じでいいよね
>>917 あのなあ、売られた喧嘩は買わない訳にはいかんだろう?
お前さんは頭の良い人だから、現実で議論してていきなり罵られたり、
頭のおかしい奴に絡まれたりしても、一切反撃しないのかもしれないがw
919 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 16:25:21 ID:ARYD1E94
つーか、文学版に一生懸命コピペするのやめてくれよ、佐藤信者www
笑えすぎるからwww
おやはや(笑)どもども(笑)私も迷い込んでまいりましたよ(笑)
>>920 初めまして、どうもこんにちは。
ゆっくりしていってね。
あのおっさんがボーリングするとは思えんのだがあのボーリング場は
いったい誰のためにつくったんだろうね
子供のため?
執事じゃねーわなw
>>神様、1-922を亡き者にしちゃってください。
原作読んでないけどプレインビュー童貞説を唱えていいですか
>>925 いいよ!前にも出てた話題だが、私はダニエルがインポだと思っている
>>922 石油を採掘(boring)してたおっさんが
年取って退屈な(boring)日々をボーリング(bowling)してすごしてるんだよ
残念ながらその語呂合わせは日本語(カタカナ語)でしか通じない。
英語だと boring と bowling はまったく別物に聞こえる。その代わり、
採掘(=サイクツ,boring)と退屈(=タイクツ,boring)となら、
日本語で英語でも美しく韻を踏むことができる。
>>930 しかし、それではボーリングには繋がらないのだが
>>929 誤:日本語で英語でも
正:日本語でも英語でも
>>931 その通り。つまりまったく何の関係もない。
あのボウリング場(ボーリングと書かないで)は、
撮影場所として選ばれたロサンゼルスのグレイストーン邸という、
1920年代に実在した石油王エドワード・ドニヒーの屋敷の地下に、
実際にあったものらしい。
撮影当時にはこのボーリング場はすでに取り壊されていたものの、
美術担当のジャック・フィスクが再現した、
と、パンフレットに書かれている。
933 :
名無シネマ@上映中:2008/09/14(日) 16:46:59 ID:pTFvO5V7
自分は元・映画大王and映画王なんだが、もしかして
>>677も
自分が書いたと思われてんの?あれは自分じゃないんだが。
イタイ佐藤信者が文学版に
>>677を映画大王の意見として貼ってたから、
もしかして誤解されてるのか?
それにしてもイタイ佐藤信者どこに消えたんだ?
人に痛いと言える立場だと思ってるあたりが天才ですね・・・
935 :
名無シネマ@上映中:2008/09/14(日) 18:25:46 ID:pTFvO5V7
>>934 また出てきたのか、もうどっか行けよ、シッシッw
文学版に行ってろよwww
936 :
名無シネマ@上映中:2008/09/14(日) 18:28:53 ID:pTFvO5V7
>>932 元々あったんだ?
いかにもPTAらしいから完全にオリジナルだと思ってた
938 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 01:19:09 ID:qh2lub2x
絵がコンチャロフスキーみたいだ。
ひたすら人間の業を見せられて、でも業そのものに救いがあるような。
ロシア文学でも読み終えたような気分だ。
おねがい
「映画大王」であぽん設定してるんだから
せっかくのコテはずさないでね
つか次スレはなさそうだな
940 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 07:04:03 ID:Xw3m4fiv
洗礼シーン後のダニエルとイーライの会話。(予想)
@ デイ=ルイス:よくやった。もう少しだから頑張れ。痛かったよ〜〜
ダノ:呆然
A プレインビュー:これはあの時の仕返しだな。見てろ。
イーライ:呆然
DVDで見たけど、音楽の不自然さに辟易。
このスレ見たら、同じ感想の人多いね。
なんかバルトークの絃チェレをもじったような音楽が辛い。
掘削リグの始動式(?)のブラームスにウンザリ。
ダニエルDルイスの喋る英語が1人だけほかの人と違うんで、これもどうもなじめなかった。
映画評見たら、Jヒューストンのしゃべり方を真似ているってあったけど、
ヒューストンの喋りも『チャイナタウン』でくらいでしか聞いたことが無いから、
あんぱりピント来なかったな。
942 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 15:23:21 ID:oGSMIiWB
>>939 また佐藤信者かよ、カス人間w
気持ち悪いからこのスレに常駐するなよ、キモオタ高卒ひきニート糞池沼低脳野郎
お前も佐藤信者ってコテハンつけてくれよ、あぼーんするからw
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★
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名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 15:29:28 ID:oGSMIiWB
ってかさすが2ちゃんだよなw
正統的解釈の大王が叩かれ、異端的解釈の佐藤信者がマンセーされるという・・・
さすが2ちゃんねらーの思考はぶっ飛んでるわw
佐藤信者は鬱陶しいと評判ですからねぇ(笑)おやはや(笑)そろそろ私も寝返らせてもらいますよ(笑)さて果て(笑)
ひどい自演を見た。
947 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 15:56:28 ID:oGSMIiWB
>>945 あなたは佐藤信者ではないんですよね?文学板の住人の方なんですか?
そう言ったところでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
949 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 16:25:18 ID:oGSMIiWB
そうでしたか、ありがとうございます。
佐藤信者は文学板でも鬱陶しがられているんですね。
何故か映画板では佐藤信者を批判した方が袋叩きにあっています
文学板でやるかつぶうんこみたいにスレ立ててやれ
951 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 17:21:33 ID:oGSMIiWB
>>950 文学板でやれって佐藤信者に言えよカスw
大体つぶうんこってなんだよw
>>951 だから別にスレ立てろって
なんなら俺が立ててやろうか
だいたい自分に言われてると思うって事は
少なからず自分にも非があるのを認めてるんだろ
ヒスありがとう
「佐藤信者」もあぽんしたから
見やすくなるね
さて、ラストのボーリングシーンで
ウイスキーと干し肉(?)を食いたくなったやつはいるかい?
すぐに影響を受けやすい俺は映画見終わった帰りにコンビニで買って帰ったよ…。
ちなみに「イースタン・プロミシズ」みたあとはウォッカをストレートで飲んでたよ…。
「スカイ・クロラ」見終わった帰りにはワインを…。
>>954 あんたまさか「ゴックンバズーカ100連発」シリーズを観た後には…。
ずーっといるんだな
>>954 あれ一晩置いて冷め切ったステーキだと思ってた。何だろ。
むしろ一気飲みしてた瓶の中身が水なのか酒なのかが知りたい。
あれチョコケーキだと思ってた…
959 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 07:46:34 ID:pnOs9ZJf
パクパク食ってたからケーキとかパイだろ。
干し肉とかステーキなら噛み切る仕草をするはず。
960 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 09:28:48 ID:Bm+hkGRj
瓶の中身はもちろん水だよ。
あんな勢いで酒飲んでたら急性アル中で一発だよ。
その前に小さな瓶でウィスキーを飲んでたし。
酔いを醒まして、これから一発嬲ってやろうかというところか。
顔はすさんでるけど、目だけは異様にキラキラしてる・・・
963 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 15:25:49 ID:OzIGHT8Q
どうでもいい話題で盛り上がってるなw2ちゃんらしいがw
ところで最後のダニエルの屋敷でのHWとのシーンとボーリング場のシーン
って何年の出来事なのかな?
その前のHWの結婚式の際には字幕で1927年とか出てたっけ?
だけどボーリング場でイーライは「最近の経済状況が・・・」
とか言ってるから、これは1929年の世界恐慌以降の出来事ってことなのかねえ
だとしたら今のアメリカの状況にスゲー似てるw
964 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 16:07:54 ID:eqF66CY9
目だけキラキラの方が映画にとってははるかに重要。
965 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 17:30:52 ID:OzIGHT8Q
いや、目だけキラキラにレスしたんじゃないんだがw
あれがステーキかどうかで盛り上がってることについていったんだが・・・
966 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:16:19 ID:Y0cQo9f8
押忍。880だ。
俺って超頭よくねー?
あのアホな映画大王を完璧に負かしたしwww
俺って超インテリw
967 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:31:07 ID:Y0cQo9f8
824 :名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 07:55:39 ID:zO4MFBLM
二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
住民を集めて邪教じみた説教をしている。このイーライの行動は万事においていちいち奇怪に見えるわけだけど、つまりイーライの
父親がいみじくも見抜いたように、プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
825 :名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 07:58:42 ID:zO4MFBLM
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、
やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた
悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す、というとても民話的な話を美しい映像と
サイレント映画を思わせるような不思議な空間処理で仕上げている。音楽の不思議な使い方も、映像を象徴へと還元する手段であろう。
ダニエル・デイ=ルイス扮するプレインビューは守銭奴ではないし、もう一人の 『市民ケーン』 でもない。仮にそうだとすると、
クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写が説明できない。 『マグノリア』 あたりと同様、
作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画だが、とにかく傑作である。
968 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:31:31 ID:Y0cQo9f8
835 :名無シネマ@上映中:2008/09/01(月) 00:41:16 ID:lR9SNLSY
ttp://home.att.ne.jp/iota/aloysius/cinema/index.html 作家の佐藤哲也の引用でしょ
これを支持するか支持しないかは別として2CHのグダグダよりは説得力あると思ったな
他の枝葉末節の解釈はいろいろ出来るだろうけど、物語の構造はイーライとの
対決にあって、それをどう捉えるかだろうと思うし、少なくとも否定は出来ないわ
858 :名無シネマ@上映中:2008/09/08(月) 01:07:08 ID:7rlyREpf
>神の使いと悪魔の申し子の対決、こんなことは監督のポール・トーマス
アンダーソンも主演のダニエルデイルイスも誰も言及してないし
わかること説明しない
>クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
そりゃ、お前の単なる感想だ
>あと物語の構造はイーライとの対決だけでなく、HWとの関係も大きな要素だと
思うんだが、こんな解釈だったらじゃあHWの存在は一体何なの?
プレインビューの一部、構造的に対比対象というよりプレインビューの属性
>最後の訣別シーンの意味は?
引き金
969 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:32:45 ID:Y0cQo9f8
865 :名無シネマ@上映中:2008/09/09(火) 09:57:59 ID:rjz+UE4/
映画大王さんはすごくあたまがよさそうなのでついでに佐藤亜紀の感想も
コテンパンにしてやってください
漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。
と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。
結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。
あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、
結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。
それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが
(まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの
映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、
憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、
よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。
866 :名無シネマ@上映中:2008/09/09(火) 09:58:58 ID:rjz+UE4/
私なら棒切れの先でも触りたくない。
それにしてもポール・トーマス・アンダーソン(またの名を良いアンダーソン、或いはPTA)は本当はこの映画、
無声映画で撮りたかったんではないか、とは亭主の劇場を出るなりの感想で、確かにそれには全く同意である。
実際にシュトローハイムに似ているかどうかは兎も角、確かに何だかシュトローハイム的な話ではあるし、
シュトローハイムだったらこんな風、シュトローハイムだったらあんな風、が頭に浮ぶ映画でもある
(で、それは実際の画面からさして遠くない)。役者の声が惜しい、ということになる訳だが、
これ、間に字幕入れてっても凄いんじゃないか。音楽が更にその感を強める。何というか、無声映画の古典に
改めて音楽付ける試みに限りなく近いんじゃないか。ついCDが欲しくなった。
970 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:34:36 ID:Y0cQo9f8
876 :名無シネマ@上映中:2008/09/10(水) 23:17:25 ID:GMY5YF5m
「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
ケヴィン・スミスの「ドグマ」を見ていないのか。
佐藤哲也のHPに感想があるから見てみろ。
「神の道具」も出てくる。
大王はストーリーの整合性にこだわりすぎて
スクリーンに映っているものを見落としている可能性もある。
たとえば関節炎の女を癒すシーンのイーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。
あれを原始キリスト教と見るのはよほどの宗教音痴かセックス音痴。
ラストのシーンについて佐藤亜紀は台詞ではなくダノの演技に基づいて語っている。
勝手に原文を歪めて反論したつもりはいただけないな。
880 :名無シネマ@上映中:2008/09/11(木) 02:02:54 ID:U6O5N8Fi
本人後輪、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。
そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。
「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから
「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。
その迂闊さにまだ気が付かないのか。
せっかく「ドグマ」を見たかと聞いてやったのに。
あれを使者だと思うのはかなり変わった人だけだろうな。
見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら
見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし
あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
全く読み取れていないのも不思議はない。
一体あの場面は何だと考えているんだ?
整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
971 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:35:55 ID:Y0cQo9f8
881 :名無シネマ@上映中:2008/09/11(木) 02:17:14 ID:U6O5N8Fi
原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。
アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw
だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。
アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。
複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。
関節炎の女の場面はそのひとつ。
大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。
もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。
福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、
アメリカ史オタ以外には何の意味もない。
佐藤哲也の見解は秀才の見解が見落とすところを補完している。
勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。
むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。
ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。
正統的な教義を踏まえないと出て来ないギャグ。
972 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:36:43 ID:Y0cQo9f8
902 :名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 11:09:17 ID:V4FnZm5i
つーか、文学版に一生懸命コピペするのやめてくれよ、映画大王。
笑えすぎるから。
905 :名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 12:02:55 ID:V4FnZm5i
押忍。880だ。
DVDレンタルして来てチラ見確認する暇もない君には気の毒かもしれないが
神義論を語るならヨブ記くらい読まないと話にならないよ。
それから「記号論」云々は痛すぎだな。誤用だろ。
一対一対応で人物が象徴するものを挙げてみろということなら
それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、
簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。
もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。
まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
アメリカが君の想像するような世界でないことは
実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし
キリスト教社会がもっと多様なことも
無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。
それからひとつ助言をしておくが、日本では
大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。
出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。
ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
973 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:38:36 ID:Y0cQo9f8
絶対的コミュニケーションage
974 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 19:19:14 ID:Y0cQo9f8
俺は天才age
976 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 00:18:47 ID:tV3L1f5W
>>975 そのリンク先の解説文は間違っている
ノーカントリーは殺人と言う絶対的コミュニケーションを欲する孤高のシガーの物語であり、
ゼア〜は神の道具であるダニエルが、悪魔の申し子イーライを滅ぼす旧約聖書的神話なのである
早稲田松竹は糞馬鹿の映画大王と同じく何も分かっていないw
俺は神の子救世主age
わざと馬鹿な事をを言ってみせたからといって
本当は利口だということにはならない
978 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 14:44:29 ID:tV3L1f5W
>>977 何が言いたいのか意味不明、頭悪過ぎw
俺は超難関高偏差値の成城大卒の超知識人age
979 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 20:30:33 ID:tV3L1f5W
俺は高学歴でお前ら低学歴2ちゃんねらーとはレベルが違うエリートage
おれ映画大王
みんな気づいてると思うけど超エリートの俺の自演だお
無視されるとさみしいお
だから釣られて顔まっかにして反論しろだお
981 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 21:28:22 ID:tV3L1f5W
>>980 またお前か糞映画大王、真の超エリートは俺だアホ
お前は高校卒業頑張れw
糞カス二度とこのレスに来るんじゃねーぞ
無視されると寂しいのはお前だろアホカスw
982 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 21:39:39 ID:tV3L1f5W
俺は成城大文芸学部出身で仕事でアメリカにもしょっちゅう行くし、キリスト教の正統な解釈も知ってる
お前らとは違うインテリなわけよw
もう映画大王は完敗して誰も味方してくれないからって
恥ずかしい痛すぎるレスつけてくるなよw
つーか
>>980は文体から映画大王ではないことがわかるが
映画大王ならファビョって口汚く罵って来るはず
寂しくて死にそうだった糞ニート君が
顔真っ赤にして早速、糞みっともないレスしてくれたお
超エリートのおれは慈善事業でこういうこともしなくちゃいけないのな
いわゆる「ノブレス・オブリージュ」ってやつだお
これでまたレス出来るから歓喜してるだお
なんとか構って貰おうと必死だな
tV3L1f5W=gpf8iv9G
986 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:07:18 ID:S/RFVxSV
久しぶりにこのスレ来たら何かスゴイことになってるな
ってかこのスレの住人は皆本気でイーライが悪魔で信者の婆さんとセックスしてて、
ダニエルが神の道具として悪魔を滅ぼしたって信じてるの?そっちの方が驚きなんだが
映画大王とかいう痛いコテハンの人がずーっと叩かれまくってるけど
言ってることはまともやん。
ダニエルみたいな人がいっぱい生息してるスレみたいだから
また映画大王の自演乙とか言われるんだろうけどw
あほだなお前
tV3L1f5W=gpf8iv9G =S/RFVxSV
もう映画大王は完敗して誰も味方してくれないからって
恥ずかしい痛すぎるレスつけてくるなよw
989 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:23:05 ID:S/RFVxSV
だから映画大王じゃないってw
普通にダークナイトスレとかにも書き込んでるから見てくれよ
ってかお前朝から常駐してて凄いな
さすが基地外が出てくる映画だけあって
住人も(ry
お前の最終学歴を晒せ、卒論のテーマと指導教授も。話はそこからだ。
人のことを小馬鹿に出来るほどの超高学歴のインテリなんだろうなあS/RFVxSV は。
ってかお前朝から常駐してて凄いな
さすが基地外が出てくる映画だけあって
住人も(ry
991 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:24:50 ID:S/RFVxSV
しかもよく見たらgpf8iv9G =S/RFVxSVって
日付変わらないとID変わらないって知らないのかw
IDわざわざ変えて自演ですか必死すぎる
993 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:27:28 ID:S/RFVxSV
>>990 はあ?まだ学生ですけど?そっちこそ晒してくれよ
学歴学歴って馬鹿じゃねーのw
いきなり意味わかんないし、ホントマジ基地だな、こりゃ
994 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:29:47 ID:S/RFVxSV
>>992 被害妄想を発症していらっしゃるようでw
ってかどうやってID変えるんだよ、教えて欲しいよ
映画大王を基地だと!
ばかにすんな!
>>994 自分を無知だ、馬鹿だと言わないほうがいいよ
糞学生はさっさと寝てください
この映画監督は天才だがある面才気がキチガイ並にありすぎて、
ラストの意味がわからない人が多いみたいだね
映画の配給関係者が頓珍漢なコピーで宣伝したせいもあるけれどな
息子を敵だと言った所はダニエルなりの愛情で、
最初はおどおどしてた息子を自分と訣別させて送り出す為にあえて憎まれ役を買った
だから息子が出て行った後に、息子との回想シーンを入れて彼の愛情を示したのに
ただ単に金の亡者的解釈をしてる人が多いし
ラスト イーライを殺したのだって最初彼が偽善者と認めなければ殺すつもりは無かった
だけど彼は自分を偽善者と認めてしまい
失望したダニエルが 息子を失い藁にもすがりたかった孤独なダニエルが
こんな馬鹿な男にすがり期待しかけた自分の馬鹿さ加減に頭にきてつい殺してしまった
あのシーンを単なる昔の復讐と思ってる輩がいるけど 本当は悲しいシーンなんだよ
あの映画は全編 石油を掘る事しかできない不器用な父親の愛をテーマにしてる
子供が耳になって別れた後も 子供の部屋の大きさを気にかけていたし 耳が聞こえなくなった時にイーライを聴力を取り戻して見せろと八つ当たりした所
ああいうシーンで監督はダニエルの愛の深さを表現してるつもりなんだけど 一般の観客がはっきり言って監督についていけていない
監督も説明不足の所があるけど、あの手の才気溢れる人は、
自分が天才過ぎるから説明しなくてもわかるだろ的なところがあるから
一般の観客の読解力の無さに気がついていないんだよねえ
998 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:34:36 ID:S/RFVxSV
こりゃマジで松沢病院にいったほうがいいと思うよお前w
きもいよ、お前。みんなに言われてるだろうけど
映画大王も基地だろ、お前は多分映画大王に罵られてた高卒ニートって奴だろw
大王もお前もマジ基地だろw
>>998 こりゃマジで松沢病院にいったほうがいいと思うよお前w
きもいよ、お前。みんなに言われてるだろうけど
映画大王も基地だろ、お前は多分映画大王に罵られてた高卒ニートって奴だろw
大王もお前もマジ基地だろw
>普通にダークナイトスレとかにも書き込んでるから見てくれよ
きもいわ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。