【ミルクセーキ】ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 【飲んでやるぅぅ】
まだスレたってなかったのか・・・
石油は3月発売だったがめでたく延期
原作者はファーストフード・ネイションの原作にチラッと名前が出てた
ミルクシェークだろ
このスレ埋めてやるぅぅ
6 :
名無シネマ@上映中:2008/04/06(日) 16:05:49 ID:C7taUCM/
リトルミスサンシャインのにーちゃんはどうですか?
7 :
名無シネマ@上映中:2008/04/06(日) 16:08:47 ID:u4YM2f5W
8 :
名無シネマ@上映中:2008/04/06(日) 16:24:00 ID:TwnAYjDq
I drink your shake!!
chu chu chu chu chu chu chu chu!!!!
日本で言えば、血ぃ〜吸うたろかぁ〜だな。
蚊?
参ったよ。重くて硬いあの球が命中した気分だ。
キリスト教の入門書を読んでからもう一度観る。
やっぱポール・ダノのキャラクターがキーなの?
サントラいま3ぐらいだな なーんて言ったりして
ジョニグリサントラ買ってしまいそう。
水曜試写会いってくるけど、面白いのかな?
15 :
名無シネマ@上映中:2008/04/15(火) 16:41:51 ID:A3+UQ0l1
原油高で賛否両論だな
旅行先にてDVDで鑑賞
面白かったよ、まるでキューブリックのような終わり方だった
デイ=ルイスもダノも数ミリ違えば吹き出してしまいそうなキ印演技
18 :
名無シネマ@上映中:2008/04/18(金) 13:38:41 ID:oKydZBSG
それらは血液であるということです。
19 :
名無シネマ@上映中:2008/04/18(金) 13:51:13 ID:HVbNb39g
今度はキューブリックのパクリなのかよ
DDLの額の血管ピクピクはもはや顔芸
21 :
名無シネマ@上映中:2008/04/23(水) 11:04:51 ID:JGDc82Vo
週末公開だというのに盛り上がらないなあ。
まあそのお陰でネタバレ情報に遭遇せずに済んでいるが・・・
原作太すぎて公開までに読めねーよ・・・
オーバーアクトって和製英語?アメリカには無いの?
DDLの演技は失笑もののオーバーアクト。こんなもんに賞やるなよ。
去年のアカデミー賞はクズ。
>>23 まあ「タイタニック」大好きなお前じゃ
そう思えても無理ないわな
25 :
名無シネマ@上映中:2008/04/25(金) 06:27:54 ID:jwpaObSP
意向と思っていた劇場が1週遅れか、他のところで見よっと
大作面してもPTAの映画だけあって笑える
やっぱり奴のメンタリティーは大阪のヤンキー並だ(w
音楽うぜー
28 :
名無シネマ@上映中:2008/04/26(土) 17:11:04 ID:Rm+RAPym
今夜レイトショー行ってきます
見てきた。劇場年寄りばっか・・・。
音楽のせいもあるけどすごい緊迫感だ。
序盤のポールとイーライをラストの説教まで同一人物だと思ってた・・・
俺今ちょっと涙目。
>>29 俺も最後の最後で「俺たちは同一人物なのでした〜、ダニエル涙目プギャーm9(^д^)」ってなるのかと思ってた
31 :
名無シネマ@上映中:2008/04/27(日) 00:00:45 ID:9xn6jnjP
私は二重人格だと思ってた・・・orz
ミルクシェークはあんなに後ろだったのか・・・・・
それで評判的にはどうなの?長いけど面白く見られるの?
隣に座ってた爺さんが30分で寝てたな
35 :
名無シネマ@上映中:2008/04/27(日) 03:00:56 ID:l3cE55Yc
最後、コメディーくさく感じたな。
ずっとコメディだったじゃん
37 :
名無シネマ@上映中:2008/04/27(日) 10:21:38 ID:PP/Goibd
劇場少なすぎだろ
38 :
名無シネマ@上映中:2008/04/27(日) 10:33:08 ID:i/ylJ+Da
ノーカンよりも 買ってたんだが、どうも評判はヨロシクない感じだ。
観にいく気持ちは揺るがないが ギャング・オブ…の時とDDの演技は変わってない気がする。あれは笑った。
41 :
名無シネマ@上映中:2008/04/27(日) 11:46:44 ID:hyfsDih/
ノーカントリは良かったよ。
>>29 お前は俺か
最初の男、ポールって名乗ってたっけ?
「名前は言えない」的なこと言ってなかったけ?
だから最後、「ポールって誰やねん!」って心の中で突っ込んでた…
>>35 あと、教会でイーライがダニエルをいたぶるシーンで不覚にも吹いた
それから、5000jにもワロタ
>>42 ポールは名乗ってたよ。
んで、弟のイーライってのがいるとも言ってた。
ただ、双子ってのは言っといて欲しかったよなあ。
44 :
29:2008/04/27(日) 14:31:02 ID:yKy7rTN4
結局5000ドルは払わずじまいだったのかw
アイムフィニーッシュドが笑えた。
思い返してみて、やはりいい映画だと思う。
弟話はあまり必要なかった気がするけど。
>>43 さいですか、名乗ってますたか…
弟がいるとは言ってたね
ダニエルはどうして兄貴の方に10000j払ったって事を、
ずっとイーライに言わなかったんだろう
ああ、ダニエルは双子だって事を半信半疑に思ってたのかな
1万払ったのに更に5千も要求しやがって、みたいな?
でも、んなこと誰か村人達とかに聞けばイーライんとこの家族構成がどうかなんてすぐバレるしな
村ぐるみで騙されてるかもとか思ってたのかな
なんだこの連続自問自答レス
わけがわからなくなってきたので落ちる
>>46-48 そりゃ極力安く済ませたかったからでしょ。
アイツには10000払ってんならこっちにも同額寄こせ
なんてことになったら藪蛇じゃん。
彼一流の交渉術なんだと思うよ。
50 :
名無シネマ@上映中:2008/04/27(日) 17:21:46 ID:h017sDkZ
音楽が激しくうざかった。興ざめ。
ラスト、神を信じたが裏切られた男と
神を信じなかった男の結末に笑ってしまった・・。
所詮人間の人生なんて、愚かな茶番劇にしか過ぎないのだろう。
見てきた
神 父 の ウ ザ さ は 異 常 w w w w w w
あとやっぱりラストまで神父が双子だとは思わなかった
どこ見に行こうかなぁ ゴミ映画館ばっかやで
子役の話題がないな
かわいいのに
HWが事故った時の音楽がよくもまあというくらい狂ってたね。
打楽器が全く合わない重なり方で延々鳴るやつ。
かっこよかったなアレ
ノーカントリーの方が勝ちだな。
58 :
名無シネマ@上映中:2008/04/28(月) 01:53:16 ID:GbTLiCSC
観てきた。
確かに前評判どおり、今回のPTAはキューブリックの
テイスト狙ってるな。
でもまるで機械人間が作ったようなキューブリックとは
違って、この映画は終始熱い。暑苦しいまでに熱い。
ダニエルの演技を「オーバーアクト」なんて、煽り厨が
書いてるけど、あれはオーバーアクトなんてもんじゃねえよ。
あれはむしろ、少々頭のいかれた演技バカが本気で「イッちゃった」
瞬間をカメラに捉えたドキュメンタリーに近いw
この暴れ馬みたいな役者を平気で乗りこなして、しかも
2時間40分をほぼ手綱を緩めず爆走出来ちゃうんだから
やっぱりこの監督は並みの力量じゃないよ。
早くDVDでラスト、人の目を気にせず爆笑したいww
映像だけで十分なのになんでうるさい音楽がいるのかね。集中力をそがれるだけ。
音消して見たら意外と傑作かもね。なんかその辺がいかにもキューブリックっぽい。
えー。ジョニグリの音は不興ですか。まだ観てない。
61 :
名無シネマ@上映中:2008/04/28(月) 10:24:23 ID:4c9K4K2W
音楽はうざいっていうのわかるは。彼の音楽は主張するよ。
バックグラウンドで流すレベルじゃない。
映像と合ってないしw
うむ。事故の場面音楽がうざくて血圧が上がり「うるせー」と思ってると画面に集中できず。
ただ音楽が一段落したところでほっとしたという。
ところで今何が?みたいな。
自演乙
>ところで今何が?みたいな。
これは避けたいw
>>64 ちゃうよ
と言っても信じてもらえんのだろうが…(?)
激しいラップとかデスメタルとかが流れ出したわけでもあるまいし、
何がそんなにうるさかったのかね?
とくに映画の邪魔にはなってなかったと思うし、
どちらかというと静かな音楽が多かったと思うんだが。
事故の場面以外は。
忘れたけど。
そちらこそ、単にそのなんとかいうバンド?のアンチってだけ?
音楽にもその人の好みってのはあるだろうから、
あなたがそう思ったことは否定しないけど、
何度も同じようなレスをして、
あたかもこの映画の音楽は最悪、みたいな流れを
作り出そうとするのはどうかと。
いちど書き込んだら十分でしょう。
ちなみに俺は、この映画の音楽はよかったと思うよ。
サントラ買ってまで聴き込もうとは思わないけど。
なんか怖い感じの曲が多かったような気がするし。
まあ個性の強い不協和音を得意とするひとだし。
一回耳についちゃうと、耳ざわりかもってのは分かる気がする。
映画だからそこまででしゃばるなと思うんじゃない?
つーかつづけて書き込まれてたから自演ってのもどーなのっつー。
まぁ、カンですわカンw
エスパーだから俺
気にしないでください
それでは引き続き映画の話題でどうぞ。
不協和音ってのもあるけど、
単純に音量が出かかったってのもあると思うな。
そういう意味でウゼェと俺は思った。
ちなみに作曲者が有名バンド?なのは知らんかった。
音量がでかいのは緑森の責任じゃない、責めるならPTAを責めろ
確かに監督が意図的に音楽のボリュームを大きくしたみたいだね。
ttp://eiga.com/movie/53169/special ――音楽のボリュームが非常に大きいですが、これは意図的なものでしょうか?
「もちろん。ぼくが好きな映画というのは、きまって大音量で音楽が流れる場面があるから。
ただ、『トランスフォーマー』のような、絶え間ない騒音とは違うよ。もっとピンポイントで、
恐怖を掻き立てるようなものを狙っていた。ぼくはこの作品を一種のホラー映画と捉えて
いるんだけど、ジョニー(・グリーンウッド)はぴったりの音楽を作ってくれたと思うよ」
混んでますか??10分前にいったら血を見ますか??
――音楽のボリュームが非常に大きいですが、これは意図的なものでしょうか?
(翻訳:音楽超うぜーんだけど、あんた正気?)
74 :
名無シネマ@上映中:2008/04/28(月) 21:50:55 ID:elHwy6Sv
>>54 あの子役、かわいかったよね。
両親もショービズの世界に免疫がない人たちで、
「うちの息子はどんな人と仕事をするんだろう?」ってことで、
「ギャング・オブ・ニューヨーク」を観たら、ビックリしちゃって、
「こんな恐ろしい人と息子を一緒に仕事させられない!!!」って電話かけてきたから
スタッフが「エイジ・オブ・イノセンス」のDVDを貸してあげて、ようやく納得してくれた
って話をインタビューで読んだ。
お父さんお母さんもかわいいねw
普通につまんなかった
面白かった。
今年一番だった。
音楽が一切ないNCFOMと、無駄にやかましいTWBB。
対照的だな。映画の出来は前者の圧勝なんだけど。
原作をただ映像化したコーエン兄弟と原作を独自の哲学で解釈したPTA
監督に対する評価は俺の中では圧倒的に後者なのだが。
音楽に関してはコーエン兄弟の方がいさぎよかったが。
ノーカントリーと比較する人多いが、あれはよくあるコーエン兄弟映画だ。
こっちはルール無用の新境地映画だと思う。
音楽が神経逆なでするのはPTA演出そのもの。
ブギーナイツの麻薬取引シーンなんかまさにそれ。
81 :
名無シネマ@上映中:2008/04/29(火) 13:10:25 ID:R8qUZKBV
一方で感傷的になりそうな場面では
(息子を列車に置いてけぼりにするシーンとか)
一切音楽を使ってないのな。
初めはあの音楽、ダニエルの怪物ぶりを際立たせるための
効果かと思ったが、多分あれはダニエルの愚行に対する
大地の唸りなんだろう。
ノーカントリーもこれも邦題が最悪。
後、フィクサーも。
83 :
名無シネマ@上映中:2008/04/29(火) 17:49:49 ID:kAmTOoeX
ジョニーの音楽はBGMとしては合ってないって。
冒頭のシーンなんかあそこまでホラーチックにする場面じゃないし。
ノーカントリーは渋い。
84 :
名無シネマ@上映中:2008/04/29(火) 18:25:56 ID:vjlzNvN3
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドを旨く翻訳出来ない、 何か上手い訳が無いモノでしょうか?
そこには血が流れるだろう
音楽良かった。もっとやればいいのに。
>>85 ありがとう
…でも直訳だね、こう神経に障るような訳にならないかな?
「ひげと石油」とか。
ポールはどうなったの?
>>91 ラストで商売で大儲けしてるって言ってなかったか?何を見てたんだ。
血まみれの石油王
黒い血
お前のミルクセーキ飲んでやるぅ!
ダニエルがダニエル役をやるのか。
こんなのって珍しくない?
PG12ってどこを対象にしてるんだか・・
ボーリングの正しくない利用法かな
そういえばダニエルがダニエル役で、ポールがポール役をやってるんだね。
神への冒涜発言を繰り返させるシーンがダニエルの演技指導に見えた
>>100 そこから発展させて「黒き血の収穫」なんて邦題はどうだろう?
DVDのサブタイに投書してみる。
102 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 03:56:56 ID:2goGn+0h
発展してないしダサい。
どのくらいダサいかと言えば、大統領の陰謀くらいにダサい。
103 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 07:10:53 ID:Jtu/ci5y
>>102 ハメットの『血の収穫』Red Harvest のもじりでしょ。コーエン兄弟がよく言及してる
作品。でもこの映画の時代設定はノワールよりも前だし、内容的にも探偵小説の様式化
された世界とは程遠いから、ちょっと違和感あるな。
1910年ごろって西部劇とギャング映画のはざ間で映画史的にはけっこう盲点かも。
シュトロハイムのグリードって映画と似てるらしいんだが、観たことある人いる?
いや。だとしたらなおのことその感覚がダサいんだってw
何でわざわざ若手実力派のぶっ飛んだ作風が売りのPTA映画に、
古びた既存の映画に擬えた邦題が必要なのよ。
ただでさえ重そうな大河ドラマチックに思われてるのに勿体ないでしょうが。
105 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 07:44:36 ID:Jtu/ci5y
>>104 ギャング映画風の邦題は違和感あるって書いてあるじゃん。
まあ途中までは結構、重厚な歴史ドラマって感じだったけどね。資本主義精神とキリスト教福音主義
の結合ってのは現ブッシュ政権まで射程に含むアメリカ史の大テーマだし。
こういう叙事詩的な壮大なテーマをPTAみたいな若い監督が正面から扱った野心がアメリカでも
評価されてるわけで。
最後とかいかにもPTAって感じの変なシーンが所々あって笑えるけどw
106 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 08:25:48 ID:Jtu/ci5y
最後のダイアローグを聞いてたら
キリストの血=洗礼の聖水=石油=ミルクシェイクっていう連想の飛躍なんだな。
ミルクシェイクを吸うようにダニエルはイーライの石油と血を吸うというw
>>104 この作品に関してはかなりオーソドックスな作風だと思うが?
イーライだけが歳を取っていなかったからやっぱり彼は神の使いだったんだね。
それである種の寓話性がはっきりしたと。
社会派リアリズムの原作とはまるっきり違うな。そもそも主人公が息子の方だしw
もっと上映館を増やしてもらいたいね
ポール・トーマス・アンダーソン作品の中で最もつまらなく退屈に
感じたのは俺だけ???
112 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 14:18:31 ID:8NgklbcU
基地外コメディと聞きました、 重厚感あふれる予告からは想像できないのですが…
113 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 15:42:30 ID:8NgklbcU
映画秘宝の記事に載ってた格言、
「石は血を流さず」You can not get blood out of a stone
…は そのまま邦題に使えそう。
114 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 15:57:02 ID:BpmDogVC
>>112 yahooのユーザーレビューとかには
「アメリカの石油や宗教の問題を見事に描いた作品」だとか何とか書いてあって
俺もそういう作品だと思って見に行ったけど
実際に見た感想は正直全然違うよ
あとラストの結末をダニエルの破滅とか言っている人も多いけど
多分ダニエル自身はあれで満足してるんだと思う
ポールとイーライが同じ顔だと気付かなかった俺の目の節穴っぷりにびっくりww
あんまり似てない兄弟だなとまで思った。髪型のせいか・・・?
最後、あの後に執事が通報→タイーホって事なの?
>>114 それは相対的な問題でしょ。
まあ当然普通の意味での大河映画ではないし、随所に哄笑を誘うシーンがあったのは事実だけど、
奇想が先行していたPTAのこれまでの作品群との比較でいえば、ある種の正統性を志向したの
は明らか。
息子は本当に孤児だったのかな?
終盤で息子を突き放したのは一人立ちさせるためなのか、
本当に嫌悪してたのかどっちなんだろう?
普通なら一人立ちさせるためで良い話になる所なんだけど、
ダニエルに限ってはわからないんだよなぁ。
>>118 序盤でリアル父親が事故って死んだじゃん。
息子は耳悪くなった時点で半分見放したんじゃないかな。
で直らないならもう価値は無いと。所詮他人の子だし。
>>120 でもそれだと突き放したあとに回想シーンを入れた意味がなくなる気がするんだけど
え?孤児じゃないでしょ、つーか分からんように作ってるよ。
序盤で死んだのが真の親父という根拠は?
母親が死んだのか蒸発したのかもぼかしてある。
原作には全部書いてあるけど。
夜中に息子が放火したのはダニエル弟の手帳を見て真相知ったから?
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〜〜〜〜〜〜| |〜〜〜〜〜〜〜〜
ミルクセーキ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
125 :
124:2008/04/30(水) 21:27:10 ID:SgL0VLZQ
失敗してしまいました。
ツルハシもって現場からやり直します。
あと少しでミルクセーキが飲めるはずだったんです。
126 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 22:04:15 ID:W8WwseyF
あんまり面白くなかった
どうもダニエルの演技がくどすぎてダメだった
あれって演技上手いに入るのかぁ?
アルパチーノと同じタイプのオーバーアクターにしか見えん
マグノリアのトム・クルーズみたいだね。
テンション高すぎ。
奇人変人のダニエルのオーバーアクトのリアル・ドキュメントというわけのわからない発想が
PTAクオリティ。嫌いな人にはまず受け付けられないだろう。
128 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 23:16:07 ID:CN9dkkAm
ダニエルの演技はオーバーで喜劇だよ。
129 :
名無シネマ@上映中:2008/04/30(水) 23:58:30 ID:QYz6MTCz
>>118 >>122 ほらほら、おかしな解釈がやっぱり出てきたw
あの子供が事故死した同僚の息子だってのを疑ったら、
前半のモンタージュの意味がなくなるだろうよ。
原作は確かに血の繋がった実息だったが、
映画は殆ど別物と言って良いくらい改変されてる。
そもそも主人公の名前すら違うしw
確かに
>>119とかのように、主人公の心情に関しては
深読みのし甲斐がある映画だと思うが、
監督が明らかに映像で指し示してる事まで疑ってかかると、
深読みじゃなく単なる「勘違い」に陥るよ。
長い、大仰、過剰
こんな演技にアカデミー賞やるな。
努力賞とか敢闘賞やれ。
>>119 俺はあえて突き放したんだと思った。
実の息子じゃないと暴露したのも
HWには本当のことを言っておきたかったんだと思った。
(あの時点で全く疑いようがなかった訳でもないけど)弟に母親のことを聞かれたときも
「母親のことは言いたくない」と突っぱねたのに。
HWを商売に利用するつもりなら、「実はこの子は孤児なんです」と言った方が効果的な気もするし。
132 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 01:18:19 ID:4TV6vakF
>>131 そんなに単純な心情なんだろうか?
あれほどエゴ剥き出しの男が、そんな親心で
息子を追い出したとは思えない。
恐らくダニエルは自分の跡取りとして可愛がっていた
(あるいは利用していた)息子が、一人前の大人として
自己主張を始めた途端、こいつも他の人間と変わらない
「敵」だという事を自覚したのだと思う。
しかも障害を持つ「役立たず」と見なしていた息子が
(だからこそ自分の「所有物」として面倒を見てきた)
自分から離れていく兆しを見せ始めた事に対する憎悪から、
例の「お前は孤児だ」発言に繋がったのではないかと思うよ。
どう考えても魂の腐りきった男だが、
だからこそほんの僅かでも彼に「人間らしい感情」を
保たせてきた存在が、あそこで潰えてしまった事の
悲しさを感じた。
そしてあのラストに繋がっていくと。
ストーリーは意外なほど単純だが、
やっぱりこれは心理的には相当に複雑な映画だよ。
邦題なら「大地」の二文字は入れて欲しいところ。
ダニエル達の父親もサンデー家父と同じでDV親父だったんだろう。
父親ってのは基本的に支配するもんだと思ってる。
息子も自分の支配下にあってこそ愛せる。
だから「お父さんのやりかたにはついていけないから独立します」なんてのは裏切りでしかない。
暴力(虐待)の連鎖ってやつだ。
134 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 01:35:04 ID:4TV6vakF
あとこれは俺なりの解釈だが。
ダニエルという男は、恐らくは何らかの原因での
女性恐怖症、もしくはインポテンツなんだと思う。
(ゲイとは違うようだが)
あれほど怪物的な生命力を示す男が、
全くと言って良いほど女性に興味を示さないのも
(実際、映画内でも不自然なほど女性が殆ど存在しない)
その兆候の現れかと思うし、
>>131も触れている「母親の事は言いたくない」という
発言も、そんな彼の一面を表す言葉なのではないかと。
(女性は抱けないが子供は欲しいという心理が、HWを引き取らせた?)
まあこれは暴投覚悟のオレの解釈ですから
お気になさらずに。
因みに最後の年代は「1927年」で終わっているが、
仮に神父の殺害を権力で隠蔽できたとしても、
僅か2年後には、彼は大恐慌で破滅する事になるね。
大恐慌がなくてもスタンダート石油(ロックフェラー)に敗れ去ったかもな。
ロックフェラーは独禁法で会社は解体、でも余生は社会貢献と家族に囲まれて幸福。
そのあたりの対比をもっと生かして欲しかった。
スタンダート石油の解体は1911年だから映画ラストにはもうなかった。
恥ずかちーw
俺の意訳
そこにもまた血をめぐる出来事…
>>129 同僚の息子だっていう証拠はあったか?それが映像で100パーセント示されていないのなら
お前の解釈がおめでたいわけだが。
事故は単に掘削事業で血が流れてきたことを示してるだけだろ。
それ以上の意味を読み込むほうが低脳。
>>139 同僚がバスケットから赤ちゃんを抱き上げて頬ずりするシーンがあるよ。
もちろん言葉では明示されてないので、単に作業員たちに可愛がられてる孤児
だという解釈もできるけど、そうすると、この同僚が事故死するシーンの意味
がなくなるからな…
>>139 何でそんな喧嘩腰なのか知らんけど、
これ映画であってドキュメンタリーフィルムじゃないんだよね。
映像を解釈しようとするのは当然の行為だと思うけど。
特にあの冒頭シーンは台詞が殆どないんだから、
「事故は単に掘削事業で血が流れてきたことを示してるだけ」
というような安易な理由で挿入されてると考えるのはどうかと思うけどね。
抱き上げて頬ずりしたり石油を額に付けたりって、どう見ても我が子に対する行動だろ。
どこをどう見るとあの男の子供じゃないなんて解釈が出来るんだよw
不思議なヤツが居るもんだな。
原作に縛られすぎなんじゃないの?
映像忘れたがスクリプト見てもダニエルの息子ではないことがちゃんと書いてある(別のおっさんの息子1歳と)。
144 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 10:27:15 ID:lfRR93GG
アイム・ノット・ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
て似た名前の映画同時期に公開すんな
145 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 12:14:25 ID:uzH3vfWR
ずっとダニエルが植木等に見えてしかたなかった
146 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 12:49:55 ID:uzH3vfWR
洗礼後にダニエルがイーライの耳元で何かつぶやいているのだが、
何と言ってるのだろうか??
「これでパイプラインは俺のモノだ」かな?
それとも、石油とラストを意識して、
「There Will Be Blood」だったりしてw
149 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 19:29:25 ID:KYIg2SuP
あー長かった
おいらには不向きだった。スリルとかカタルシスがないと。それに何ですかあの不協和音みたいな音楽は
150 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 20:05:47 ID:lfRR93GG
たけちゃん?
全然伸びないスレ
152 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 20:23:06 ID:GWIlk2By
153 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 20:46:03 ID:GWIlk2By
この映画のダニエルと ノーカンのシガーがコンビを組んで暴れ回るコントが「Saturday night live」にあったそうで…
ものすごく見たいのだが、誰かようつべにうpしてくれないかなあ。
155 :
名無シネマ@上映中:2008/05/01(木) 22:14:12 ID:GWIlk2By
>>149 全く同感だ。もっと短くて良かったよな。
不自然な不協和音はダニエルの内面じゃないかと思う。
何をやっても成功してても決して安心も満足も信頼も無い。
常にわけの分からない不安と疑心と嫉妬と怒りに苛まれてるって感じ。
今なら薬で抑えられるんだろうな。
>>154 あまりに完コピ過ぎるw
それぞれの映画見てないとさっぱり分からんだろうな。
あ、でも I Drink Your milkshake!!の後にズズズー!音が小さいのは減点だw
158 :
名無シネマ@上映中:2008/05/02(金) 00:28:02 ID:GCG9tFkm
「存在の耐えられない軽さ」から、もう20年も経ってたのか
ボウリングで終わりってのはボーリングとかかってんのか。
つーかどこかアルトマンの『ギャンブラー』っぽいなと思ってみてたらエンドロール泣けたわ。
いい人だなPTA。
ダニエルは妹犯してるの?
神父の顔がツボにハマッたらしくて斜め前に座ってた馬鹿中学生2人が始終爆笑してた
おかげで全く本編に集中できなかったがもう一度見に行く気にもなれんからDVD待つかな
つか、コメディっぽさもあるとはいえ自宅感覚で馬鹿笑いとかどんだけ自己中なんだよ・・・
>159
おまえセンスあるなw
ポールの来訪で物語が始まりイーライの来訪で終わる。
あの双子にはキリスト教か哲学や心理学の象徴的な意味があるのか?
あとドストエフスキーとかロシア文学の影響もありそう。
ラストはピョートル大帝の息子殺しを思い出した。
163 :
名無シネマ@上映中:2008/05/02(金) 19:47:46 ID:GCG9tFkm
赤ちゃんがとてつもなく可愛かった
脚本読むと最後のイーライは女連れだった、彼は女で身を滅ぼしたということか
166 :
名無シネマ@上映中:2008/05/02(金) 23:42:56 ID:H0NU7YmF
上映館少ないせいもあるんだろうけど
書き込み少ないね
漏れも昨日見てきたがあの出来のよさで
これだけスレが過疎ってるとは思わなかった
海のシーンがなんかよくわからんがすごかった
>>166 上映規模の割りにはむしろ多いと思うよ。全国ロードショー作品でもこれ以下はざら。
来週からかなり上映館増えるしね。
There Will Be Blood のBloodって、
石油の黒い血であり、宗教のイエスの血であり、
家族の血縁であり、実際に流れる血(ラスト然り)を暗示してるんですね。
狂気と喜劇の中に、どんなにミルクセーキを飲んでも
満たされない人間の本質を見た気がした。
ダニエルは文盲って解釈でいいのかな?
HWがあんな状態になってもお互い文盲だから文字でのやり取りもしてなかったし、
妹の手紙や弟の手帖も文字を眺めるだけで読めてなかったのか?
写真が落ちてやっと反応してたけど。
契約書とかどうすんだよ
現在に置き換えるとダニエルはアメリカで、イーライたちは中東諸国になるのかな。
キリスト教はイスラム教になって。
ラスト、投げたボーリング足に命中してたなw 痛そう。
ダニエルもバケツに命中させてたし、何気に凄い腕だ。
>172
初めてその可能性に思い至ったよ!
>173
自分の名前くらいは書けるんだろう。
日常頻繁に使う単語は読めるけどそれ以上は理解できない半文盲くらい?
日本でも戦前生まれにはそういう人がたまにいたよ…
代筆してあげたことが何度かある。
文盲を隠してたなら仕事のパートナーや弁護士も信頼はできなかったろうね。
だから息子や弟を側に置く必要があったのか。
IQは高くても文字が読めない学習障害のたぐいかも。
日記のmy brothrは理解できたんだろうか…
>>174 それは全然違うと思うぞ。
イーライみたいなタイプの胡散臭い牧師は福音主義っていうアメリカに固有の宗教的伝統に
属していて、今でもたくさんいる。
政治的には宗教右派とか呼ばれてる共和党支持層ね。
この映画はキリスト教や宗教一般をめぐる寓話じゃなくて、特殊アメリカ的な文脈に
密着した作品だよ。
そこから一般的な教訓を引き出すのは勝手だが、イスラムと結びつけるのは無理がある。
ポール・ダノは『リトル・ミス・サンシャイン』でも親父に反抗してしゃべらなくなった上に
色盲ってことがわかってパイロットの夢が断たれてたけど、ホントに挫折演技が似合うなぁ
あれは反抗してじゃなくて、願掛けでしょ。
>>172 文盲って説もどうかな・・・。
妹の手紙や弟の手帳は本物なんだから、
内容読んだところで正体疑う理由にはならないでしょ。
息子とやり取りしないのも、むしろ相手を気遣って
コミュニケーションを取ろうとしない、
ダニエルの歪んだ性格によるところが大きい気がする。
文字が書けないとしても、多少の手話とか覚えるのが
普通の親が取る態度だと思うし。
ダニエル、弟の手帳を逆さまにして眺めてなかったっけ?
あれ、それをしてたのはHWの方だっけか
手帖を読んだ後に親と弟を殺そうとするわけだから息子は文字読めたのかもね。
そうなると英語読めない俺が手帖関係のシーンで置いてかれるわけだが。
ダニエルがホモ設定で偽弟に対して
「お前のザーメンを飲み干してやる」という展開にならなくて良かった
>>185 その設定だったら、海のシーンで弟をチラ見するダニエルが違う意味で怖すぎるw
firefoxで公式サイト見れない。
わたしだけ?
188 :
名無シネマ@上映中:2008/05/04(日) 13:30:59 ID:SvBru29Y
PTAの映画は「起承転結」の結が抜けている…との町山さんのコメントが 秀逸。
オチがないってこと?
シーンとしては印象的なものが多いと思うけど。
190 :
名無シネマ@上映中:2008/05/04(日) 14:57:32 ID:NZkOtvop
「血まみれのオイルダラー」
>>182 私もw
でも確か、181さんが書いてるように、HWは手帳逆さまにしてたよ。
だから字は読めないんじゃないのかな?
あのあとなんで放火したのか、観てたときもわからないし
今もわからない。
あと、ここのスレ読むまでイーライとポールが別人だとは
全く思っていませんでした...
最後ダニエルが言ってた「ポールは今頃大儲けしてる云々」は
仮定というか、想像の話をしてるんだと思ってた。
だめだ、この映画に関してはすっかり負け組
194 :
名無シネマ@上映中:2008/05/04(日) 17:07:18 ID:SvBru29Y
>>189 淡々と物語が進んでたと思ったら 突然目の覚めるような展開が訪れて「これはっ!」 と思った矢先にEND。
オチが無いというより、オチを付ける必要が無いと言うべきか…
195 :
名無シネマ@上映中:2008/05/04(日) 17:28:04 ID:WuaXHJWO
「ノーカントリー」の100倍面白い!!
HWは山師の英才教育受けてるから、弟の登場で自分の存在に危機感を覚えたのと
パートナーとしての自分がこれからはまともにダニエルのサポートを出来ない絶望感で
発作的に火をつけたんじゃないかな。子供なりに考えてしまって。
あの時点でダニエルが憎いとは考えられないしダニエルが死ぬ事は自分にとっては自殺だし。
俺が気になったのはラストあたりに登場する執事と犬。
犬はHWや弟みたいなもんで擬似家族が居ないと生きていけない象徴っぽいけど
まさかあの老執事ってダニエルの父親じゃないだろうな。
復讐のために親父を執事にするとかダニエルならやりそうな気が・・・
ダニエルは「世の中は敵か家族か使用人」っていうタイプなんじゃね?
敵(スタンダード・オイル=ロックフェラー)は今はなく、家族は去った。
残ったのは老執事(使用人)+犬というオチ。
イーライもポールもダニエルの敵にはなりえなかった、それゆえああいう最後に到ったと。
闘い続けていないと死んじゃうサイヤ人なんだよ。
>>188-189 この映画に関しては転の後半がない
女か金に溺れたイーライ、酒と時の流れ(石油の枯渇)等々に負けたダニエル
真っ当に生きたHW
ここらが抜けてる
199 :
名無シネマ@上映中:2008/05/04(日) 22:13:53 ID:1L2ONkNC
すげー面白かった。全然長さを感じさせない。もう文句なしに最高です。
ラストで暗転してあのヴァイオリンのテーマが流れてきたところでもういてもたってもいられなくなったよ。
すげー久しぶりだ映画でこんなに興奮したのは。
序盤は心配してた通り音楽うぜーってのばっか気になったけど
後半で一気に引き込まれちゃったよ。「パイプライン!」って叫ぶところで鳥肌たっちまった。
「パイパイン!」
>>199 漏れは観た後でCD店で
使われてたカラヤン指揮、バイオリン演奏ムターの
グラモフォンレーベルのCD買ってしまいますたw
202 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 01:27:57 ID:96kXV7zM
>>97 今日見てきた人間です
子どもに酒を飲ませるシーンが×と思われる
人が死ぬわけでもない プロバンスのおくりものがPG12だった
(冒頭で水で薄めたワインを子どもが飲む)
>>202 あれ?俺はミルクで薄めたウィスキーかブランデーの類だと思ったんだけどなw
204 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 01:55:06 ID:V7hQAgqG
>>202 アナタは“アイツ”がボーリングのピンで頭を砕かれ 脳漿ぶちまけて事切れる場面を観なかったとおっしゃる?
ダニエルはそれほど悪人だとは思えなかった。
生きるうえでの精神的バックボーンを他人とかコミュニティとかに求められないから
心に余裕がなくてああいう荒っぽいやり方をする人間になっちゃっただけで。
むしろ他人やコミュニティへの信頼を利用しまくるイーライの方がずっと悪人。
>>205 ダニエルが悪党じゃないとは思わないが、
少なくとも自分の性分に開き直ってる分、偽善で稼いでる輩よりは
よっぽどマシ。
オレもそんな気分で観てたから、ラストは妙に痛快な気分だったよ。
やっぱりかなり黒いコメディだよね、この映画。
最後のボウリング(球技の方)場のシーンは、ボーリング(石油掘りの方)
と掛けているんではないか、と今思ったんだが日本人にとっては似たような
発音に思えても、英語ネイティブの人にとってはこの二つは全く別の音に聞
こえるだろうってこと引っ込めたw
訂正
聞 こえるだろうってこと引っ込めたw
↓
聞こえるだろうってことでこの説は引っ込めることにしたwww
>>177 それは無茶だ。この映画は宗教もかなり重要だと思うぞ。
日本人にはなかなか理解できないところではあるが。
>>204 殺害シーンがダメなら名探偵コナンはPG12じゃないとおかしくないか?
213 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 15:55:12 ID:V7hQAgqG
この映画がPG12の最大の理由は、宗教家を偽善者の負け犬に描いた事にあるに決まってるじゃないすか!
「アナザーヘブン」がPG15になった理由が 犯人に“殺人は素晴らしい”と喋らせた事にあると聞いた。
モラルを否定する行為に配給側は異常な程神経質な訳で…
ボーリング作業のボーリングの綴りは退屈って意味もあるじゃん
それもかかってるんじゃないの
あとまさか最後にアルトマンに捧げるが出ると思わなかったので泣きそうになった
ダニエルの存在自体がR指定
216 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 18:17:46 ID:4ce0w8sB
ダニエルは全然悪人って感じしなかったな。むしろすごい感情移入してしまった。
なにがあっても俗世にしがみついていこうとする姿勢がかっこよすぎ。
激しすぎる感情に突発的には振り回されてしまいながらも
そこに溺れず自分の意思で自分を御していこうとするところとか、
戦って戦い抜いて最後に破滅しちゃうところまで含めて憧れです。
自分の心の中でののテーマ曲はブラームスのVn協奏曲ではなくマーラーの6番でしたw
今日みてきた
見る前は2時間38分てどーよと思ってたけど、全く飽きずに見れた
よくノーカントリーと比較されるけど、
全然違うジャンルの映画だったね
自分はノーカントリーの方が長く感じましたw
つーか2時間40分もあったって終わってから気づいた。
石油フリークのダニエルと宗教フリークのイーライ。
その両方の要素を持つ男が現役米大統領という現実には、もう笑うしか無い。
ダニエルは油の前に金掘ってたじゃない
観てきた。なんか「血と骨」を思い出した。ま、こっちの方が遥かに面白かったが。
今までのPTA関連のサントラは全て持ってるが、これは要らないなぁ
222 :
名無シネマ@上映中:2008/05/05(月) 21:12:19 ID:f8mH079P
158分で1000円。時間当たりの単価が安かった。そういえば、ギャングオブ
ニューヨークも160分だったな。
見てきた。
神父でトムクルーズの演説思い出した。
音楽は確かにうるさかったなあ。
本当の幸せって何?みたいなことを問いたかったのかね。
俺はダニエルのオーバーアクトで「マグノリア」のトム・クルーズを思い出したw
ダニエルは結構努力家ではあるんだよね。
晩年になってようやく屋敷を手に入れたような感じだから、それまでは息子と
あの狭い平屋に住んでひたすら仕事に励んだんだろう
(最初から資本家の側に立たされている原作との違い)
汗水たらして大富豪にというのが今から見るとなんだか牧歌的に見えてしまう時代だな
現在は。
>>204 子供に酒ミルクを無理やり飲ましてるシーンが一番映倫的にはまずい。
もちろん撲殺シーンも映倫審査員の心象を悪くしただろうが
虐待苛めシーンなど直接子供に関わるシーンを重く見ている。
その判断基準がどうよというのは映倫に聞いてくれ。
昨日、舞浜のイクスピアリで観て来た。
冒頭30分は、圧倒的。
まったくセリフがなく、映像と音だけで、テンポよく運んでいく。
ダニエルとポールが一人二役なのは、なぜそうしたのだろうか?
双子という設定?だとしたら、なんかややこしい。
イーライは金のため、教会のために、自分のことを兄弟のポールと名乗って石油話を持ちかける。
ダニエルに良いように搾取され、思い通りにいかなかったイーライは
自分のついた嘘を悔やみ、生涯背中に圧しかかった十字架のように感じている。
ダニエルは、イーライの嘘を見抜いている。だから、ラストではイーライの嘘を、
嘘で返す。傷口を穿り返されたイーライの苦悶は計り知れないものになり、ダニエルすっきり。
というのはまったくの個人的解釈。
双子の説明ないから、おれは自然にこう思った。
この方がしっくりくるし、俄然おもしろみが増すと思う。
>>227 公式ページのキャストで2役になってるよ
>>224 俳優のダニエルじゃ役名のダニエルかはっきりさせ〜〜〜〜
個人的妄想は自分の中に留めておいてください><
231 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 02:03:21 ID:H5a8iozC
PTA自身がいってるように、「これはタチの悪い兄弟喧嘩」の映画。
ところで、イーライって、PTAが好んで使いそうな顔してる。きっと、これからも
売れすぎて脇役に仕えないシーモア・ホフマンの代わりに貴重な脇で重宝
されるんでしょうね。
いや、偽弟のほうが使われそう
あの偽弟が、ヘラヘラ笑いながら
金せびってた所、イライラした。
ドリフのコントみたいに上から物がよく落ちる
映画だ
235 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 06:32:27 ID:5OA9bnij
>>227 解釈としては面白い、ダニエルにも
偽の弟が現れたわけだし
でもイーライが食事中に親父に出来の悪い兄が
ダニエルみたいなのを街に
呼び込みやがった、と八つ当たりする
シーンがあったしw
アメリカの劇場では終始 爆笑の嵐!
この映画はコメディとして見るべきと云う事なのか???
町山さんも「石油vs宗教の小学生レベルのお笑いイジメ合戦」(ホメ)とコメントしてたしねえ。
237 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 11:12:43 ID:XDN+vsWg
良くわからなかったとこ聞きたいんだけど、
ここネタバレ大丈夫ですか?
おkおk
239 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 12:10:15 ID:XDN+vsWg
>>238 ありがとう。
パイプラインのくだりで疑問に思ったんだけど、
最後まで残ってたお爺さんの土地は、結局パイプラインを通したの?
1、ダニエルは洗礼までさせられて、パイプラインの工事に着手したけど、
イーライが結局あの土地は使わせなかった。
⇒レストランで石油会社の人間に
「奴は(爺さんの土地を)100万ドルで買おうとしたけど断られたらしいぜ」
みたいなヒソヒソ話をされてブチ切れ(ここはうろ覚えですが)
ダニエル怒り心頭で結局5000ドルは教会に寄付せず。
⇒何十年かあと、金に困ったイーライが爺さんの土地を売りにくる。
⇒「お前のミルクセーキは(爺さんの土地を迂回して)とっくに飲んだんだよバカヤロウ!!」
2、ダニエルに洗礼をさせて納得したイーライは、
爺さんの土地にパイプラインを通させる。パイプライン完成。
ダニエルは口約束の5000ドルを結局教会に寄付せず。
⇒レストランで石油会社の人間に対して切れたのは、
相手が以前油井の買収を持ちかけたことへ怒りが残っていたから。
⇒何十年かあと、金に困ったイーライが爺さんの土地を売りにくる。
(パイプは通したけどまだ掘れば出てくると思ってた?)
⇒「お前のミルクセーキはとっくに飲み終わって空っぽなんだよバカヤロウ!!」
1と2どちらの方なんでしょう。
1だと迂回したパイプのことをイーライが知らないのは変だし、
2だと掘り尽くした土地をわざわざイーライが売りに来たのが疑問で…。
一帯の石油が地下でつながっているとわからないほど
イーライは間抜けには見えなかったのですが、やっぱり2なんでしょうか。
240 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 12:14:35 ID:XDN+vsWg
見返したら文章長すぎ。すみません。
パイプラインが通ってなきゃダニエルの地位も無いはずだからパイプラインは通ってるはず。
もはや爺の土地で掘っても意味無いと思ってたダニエルの下に現物で稼いでこなかったイーライ来る。
かと思う。イーライは最初から"元手で稼ぐ”金銭感覚のないタダのカリスマ。。
ダニエルが嫌な奴なのに、なんか嫌な奴に思えないのは自力での保身の術に長けているせいだからだと思う。
爺さんの土地にある石油は隣からミルクシェイクの如く
ズズズッと吸い取ってしまったという事でしょ。
地下で何をやろうと俺の勝手だと言ってた。
飲み干したかどうかはわからんw
>>239-240 ダニエルはいんちき預言者のイーライに寄付するつもりは端から無いので、
信徒になってパイプラインを通したものの、やっぱり寄付はしなかった。
サンデー家の地下の石油は周りの油田を通じて今もず〜っと吸い続けてるから、土地なんかいらねえよw!
って言われてるから、イーライは石油が地下で繋がってるのは知らなかったようです。
石油会社のおっさんに切れたのは、HWの育て方に口出しされたと思い込んでいたのと、
大手のやり口(競争相手になる前に買収、鉄道を所有してるので零細業者は首根っこ掴まれてるも同然)
が気に入らなかったから。
「100万ドルで買収に失敗」はダニエルが言ってたんじゃなかったかな?
ダニエルがレストランでブチ切れたのは相手がスタンダード・オイルだったから。
全米の石油業者を買収しようという勢いのロックフェラー
VS
独立独歩の中小石油業者連合(ユニオン・オイル)
という対立構造が背景にある。
このへんアメリカ人なら説明不要なんだろうが日本人にはピンとこないよな。
一国一城の主になるというアメリカン・ドリームを体現したようなダニエルにとっては
許すべからざる天敵というわけだ。
独立独歩ってのはダニエルにとっちゃ信仰に近い信念なんだろう。
245 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 14:45:52 ID:5OA9bnij
ま、主人公の名前からして
そのまんま東みたいだからなあ〜
コメディー映画だよなw
なんかプレインビューは現実の石油王の名前から拝借したんだって?
ボーリング場は彼の邸宅にあったモノを 撮影に使用したとか…(真偽の程は定かで無し)
最後に出てきた邸宅はモデルとなった人のだとパンフレットに書いてあったよ
つまりボーリング場をラストに選んだ事に深い意味は無いって事ですかね?
ボーリングとボウリングだから
ネイティブが聞いたら完全に別物なんじゃね
>>232 偽弟はスティーブン・ソマーズ監督の所有物だと思い込んでました
日本も 天然ガスというミルクシェークをチュウチュウ吸われてます
「ジャイアンツ」のジェームス・ディーンも人の一人位 殺しているのだろうか?
253 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 20:41:03 ID:dSGVeoVC
情報だけ売ってそれを元手に大儲けした兄、そうともしらず
「石油が出る土地だから買ってくれ」と泣きついた弟、
「お前のいう情報なんぞとうの昔に兄貴に聞いたわ!そこの石油は
周りの買い占めた土地から吸い取ってるよ!」というダニエル。
こんな感じかな?
昨日見てきた……いや後悔してるわけじゃなくて
∧_∧ . |||.: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
ストン /:彡ミ゛ヽ;>ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
||| / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
神父もその兄弟も同一人物だと思っていて
二重人格者っぽくて、こいつダニエルより危険人物じゃんと警戒していた
ダニエルを喰いかねないやつだと思いきや、
最後に別人だということがわかって色々とガッカリ
わかりづらいよ
映画自体は面白かった
256 :
名無シネマ@上映中:2008/05/06(火) 21:06:56 ID:QglLahYm
>>253 ディティールが違う。
ラストでイーライが売りつけようとしたのは、自分の信奉者 バンディ爺さんの土地。
>>249 似た音だったら引っ掛けて使うことはあるよ英語でも。
この映画の場合はわからんが。
PTA作品のうちで見たのがどちら(前監督作の2作)も「鬱屈した感情からの救済」が
テーマの一つになってたもので、ダニエルもどうにかして救済されるのかと思ったら
最後までまったく救済を求めてない人間でワラタ。
HWが自分の手から離れたのもイーライをぶちのめしたのもある意味救済なのかな?
救済よりも、完全に自を通したように思った。
なんだかよくわからん。
仇敵を侮辱した上にぬっ殺したんだからあるいみ救済なのかもこの映画の作風的には
262 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 00:07:32 ID:DUS0qxbt
ダニエルは救済を求めてるように見えないんですが…
孤独ではあるが、「ジャイアンツ」のジェットみたいに泣くワケでなし…
263 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 00:24:17 ID:poXfg0Sv
唯一泣いたのが偽弟ぶち殺して埋めた後、
本当の弟の日記読んだシーンだったね
あのシーンは切なかった
本心ではやっぱり寂しいんだな
ミルクセーキ飲んでやるってどのシーンで言ってましたっけ
印象に残っていない
まあ、流行語になるほどには印象に残らないよね
>ミルクセーキ
2時間強、不協和音に神経を逆撫でされた挙げ句に流れる
ラストの壮大なコンチェルトが滑稽な程美しくてワロタ
>>265 ラストシーン、 あそこを見逃しちゃ意味無いだろ。
ダニエルが今まで溜め込んできたものを 一気に噴出させる一大カタルシス場面なのに…
>>269 ダニエルがブチ切れるシーンは他にもあるからな。
特に洗礼で一瞬にして血管浮き出るとこは圧巻。
271 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 18:05:30 ID:5J6zkLsp
>>269 あのシーンを見逃すor忘れちゃうんじゃ
彼にとっては相当につまらない映画だったのかもな
>>270 あそこは、宗教野郎に侮辱され、しかし寸での所で爆発を押さえ込んだ場面だろ?
アソコで溜め込んだ怒りが ラストシーンで爆発するんじゃない。
273 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 18:56:00 ID:qCBcPhN5
>>227 最後のクレジットに、ポールとイーライ二役として俳優の名前が出ていた。
274 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 19:37:15 ID:qbdPzz+P
やべえこの映画最高に面白い!
脚本見事すぎ。こんなスゲー映画ひさっしぶりに観た!
ラストのボーリングルームのシーンは思わず笑ってしまったwww
ふざけてるのかと思ったら「ドチャッ」って・・・
あんなに神の名を呼ぶのに神の居ない映画だったね
自分は逆にかなり宗教的な映画じゃないかと思った。
聖域(信仰ないしは家族の強い絆)無しに人は生きてはいけないという。
これは神父とデイルイスの3時間3本勝負でしょ
最後は時計じかけのオレンジでスッキリ!
重厚な映画を装っておいて、喧嘩のレベルが恐ろしく低いのが素晴らしい
邪悪な「奇人たちの晩餐会」とも感じた。傑作
277 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 20:38:42 ID:DUS0qxbt
「お前のチャイを飲み干してやる!!」
石油王の息子ブッシュJr大統領のストローは大西洋を超えて アラブのチャイを飲み続けています。
イーライみたいなショービズ的牧師ってアメリカにはマジでいるのは
別のドラマで見たことあるけど、見ててホント不快感たっぷり
「悪魔にはささやくように言う」とか言いながら、最後には叫んでるし
ああいうのは集団ヒステリーみたいなものかな
HWという名前に石油、そして親子
,ィィr-- ..__、j
ル! { `ヽ, ∧
N { l ` ,、 i _|\/ ∨ ∨
ゝヽ _,,ィjjハ、 | \
`ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ > これはブッシュ家
{___,リ ヽ二´ノ }ソ ∠ の話だったんだよ
'、 `,-_-ュ u /| ∠
ヽ`┴ ' //l\ |/\∧ /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ / |`ー ..__ `´
く__レ1;';';';>、 / __ | ,=、 ___
「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
| |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,| , -,
! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | | | | .l / 〃 ))
l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj 7
| |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\:: ::::| ::l /
>>278 ああいう盲信的で神がかり的なキリスト教宗派って異様だよね。
アメリカの田舎にはまだ沢山いるんじゃないかな
282 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 23:49:51 ID:NxbNUvad
283 :
名無シネマ@上映中:2008/05/07(水) 23:53:12 ID:jlBfMVd8
映画3本分というかコテコテのラーメン食って美味いんだけど・・・という感じ。
あの熱演はオスカー像を3つくらいあげたいね。
最後の方はキューブリックの「シャイニング」や「フルメタル・ジャケット」
を思い出してしまった。
牧師だか神父がきも過ぎて、最後はいい気味だと思った。
あれキリスト教?あんな解釈あるの?新興宗教的なもの?
それと最後の兄貴が1万ドル手に入れて成功したってのは
ダニエルの嘘で嫌がらせかと思ったが違うのか?
最初に交渉してた金額はもっと少なかったはず。
あとジョニーの音楽はRadiohead色が強かったなあ。
>>281 影響されまくって、今日ジネット・ヌヴー盤(stil)買ってきました。
>>285 漏れもstil盤持ってるけど高かったでしょ?
>牧師だか神父が
えらい違いだぞそれw
>>286 いやCDなんで3200円でした。いつかレコードでも聴いてみたいです
>>288 CDでも高めの部類かな(輸入盤だと2000円台だし)
他レーベルでも同じ音源の出してたはずですが
stil盤が一番音がいいですね
>>284 普通のキリスト教と、あのキリスト教もどきカルトは伝統仏教と創価学会くらいのギャップがあるぞ?w
仏教にも本来の宗派とカルトが存在するように、キリスト教にも正統派とカルトが存在する。
悪魔よ出てけ!でちょっと演技力の限界越えて少しエンストしてた気がw
292 :
名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 01:15:43 ID:IB7IrZ6o
窓口で「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド一枚」って、噛まずに言えた奴いる?
テレビ伝道師って知ってる?
確かにキューブリックっぽいね。
音楽の自己主張がところどころ気になるところも。
映画作ってる人たちって音楽をなるべく多くは入れたがらない人が多いから、
音楽を使用しない「ノーカントリー」がアカデミー賞を制したのは納得。
別にどっちが優れてるってわけじゃなく、音楽使わない方が賞的にはウケルだろうなと。
音楽評判悪いなw
自分は余り映画に音楽いらないと思ってるが
何故かこれは良かった
あの不調和音がたまらん
>>295 一般受けはしないでしょうね
おまけに上映館も少ないし
ただ後年、カルト的に長く語り継がれる名作の1つになると思う
冒頭の音楽からして作品のイメージ表現されてて(・∀・)イイ!!
音楽、勅使河原宏監督と武満徹コンビの映画っぽくてスゲエいいよ。
>>295 音楽よりもヴォリュームだな
例えばフィリップ・グラスの映画音楽は繰り返しが多いので
どうしても最終的に大きな音になってうるさい
それに対してこれは最初の音が大きくて、こけおどしに感じる
そして初めがそれなので(苦手な人には)全体の印象が悪くなっている。
俺も前半は苦手だけど、後半はけっこう気に入ってる
>>275 宗教的なのと神の不在は又違う話だろ?
この映画のシビアさは実にたまらん
昨日京都で観てきた。音楽良かった。平均年齢やや高
イーライはメッシに似てるね
>>299 あははは、ポケモンマスターはどっちかっていうとマリオみたいw
Trainviewはイーライにそっくりな顔の汽車がいるね
あんな濃厚な映画館で観たの3年ぶりくらい。
ラスト自分は呆然としたんだけど>まくしあげるダニエルとうってかわって怯える神父
ボーリング場でドシャ
シーン
で館内で笑ってる人いたけど笑うツボがいまいちわからなかた
ダニエルが家の中で射的してたのもやっぱ何か不安定で苛々した精神状態から?
305 :
名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 13:51:32 ID:rTxDmuCH
>>304 隠居しても幸せになれない、暇で鬱屈したじーさんの感情の表現かと
306 :
名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 15:31:45 ID:z6Ye+857
この作品がマルクス兄弟映画に見えるのは私だけ?
特にダニエルのキャラは、何から何までグルーチョにかぶって 笑いが止められない…
307 :
名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 16:41:40 ID:ENCn+iEa
パンチドランクの最後は「これが始まりだね」で終わってるのに
今回ま逆なんだね。
308 :
名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 16:53:08 ID:z6Ye+857
>>307 これから政界進出を果たすダニエルの活躍が始まるんじゃないか。
309 :
名無シネマ@上映中:2008/05/08(木) 16:55:13 ID:rTxDmuCH
>>307 「終わった」ってのは過去の清算がついたって事だから、
結局ダニエルにとってはこれから「始まる」って言ってるのと同義じゃね?
>>304 死んで愉快に思えるような神父の性格にしてるところからかんがえると
強烈なブラックユーモアになってるだと思う
途中の経過で笑えなかったらここで笑えるって事は無いかと
しっかしヤフーレビューではイマイチ評判良くないな。
あっさり4点切っちゃった。
312 :
名無シネマ@上映中:2008/05/09(金) 01:27:47 ID:8QFDGCMt
ヤフーレビューなんて無視しろやあああああ!
自分が面白いと感じりゃそれで良し。
ホントにダニエルは グルーチョ・マルクスにかぶりまくってんな。
やたらに他人のツラ張るわ、何でもかんでもバカにするわ…
でもこの作品といいノーカントリーや4ヶ月3週と2日といい、どれも評価高い割りに
ヤフーレビューだと酷評多いのは不思議だなと思って。
ヤフーなんてちょっと面白い映画であれば簡単に平均が4点超えるのに。
「ところで兄さん、ミルクセーキ飲む?」
「え? じ、じゃあいただきます」
「いや、あんたが飲んじゃダメだよ。ワシが飲む」
「けどあなたさっき私に飲まないかって言いましたよ」
「うん、ミルクセーキはあんたにあげたけど、飲むのはワシ」
「じゃあミルクセーキはあなたのものじゃあありませんか!」
「いやいや、これはあんたのミルクセーキだけど、飲むのはワシなの。
じゃあワシの持ってるワシのミルクセーキをあんたに飲ませてあげようか?」
「え、ええ。いただきます」
「いややっぱりダメだ。ワシのミルクセーキなのに何故あんたに飲ませなきゃならんの」
こうですか?
日本人にはミルクセーキじゃ通用しない。バナナミルクセーキじゃなきゃ。
ミルクセイエキ
ママは卵でオロナミンセーキ
いいか良く聴け、このスレには嘉門達夫がおる
>>313 書いてる人があからさまな勘違いをしてる
陰湿すぎる「デュエリスト-決闘者-」といえなくもない
>>322 でも小西さん双子を同一人物と勘違いしてたみたいね
無駄な深読みしなけりゃ 勘違いもなにもないと思うんだけどな
ポールって出てこないな程度にしか思わなかった
このスレ読んでもう一度見たくなってきた。
俺ももう一度行こうかな
音楽嫌う人多いけど普段映画音楽はほとんど気にして無い俺には最高な音だったんだよな
ここでこの音かよ!って予想の上を行くのにまいった
329 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 07:07:00 ID:eqtGRfHR
>>328 絶賛してるよ。町山さんなりの ひねた表現で…
町山っていつからカリスマ化してんの?
マイケルムーア以降?
町山って麻衣子ぉの人?
332 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 10:53:41 ID:AfvuXGRt
>>313 ヤフーレビューなんて、ちょっとでも比喩的表現に「わけがわからん」とか言い出す、思考停止した連中が多いから
333 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 11:13:25 ID:Nb539XnO
別に町山はカリスマ化してないだろ。
この流れでまた信者だの擁護だのアンチだの言い出す奴が出てきたら嫌だからやめれ。
この映画、これから撮る映画も含めてのPTAのフィルモグラフィを妄想したとき
アルトマンの「ギャンブラー」、キューブリックの「バリーリンドン」みたいな映画になるとしたら
地味に素晴らしい映画として残ると思う。
>>335 みた、アルトマンの「ギャンブラー」は地味で観て無い人も多いけど傑作という映画なんだよ。
前の方で書いてる人も居るけど。
337 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 16:08:37 ID:7Njt7Rmb
この映画でレディオヘッドに興味が出たんだけど
どのアルバムがおすすめ?
個人的にはアムネジアとか何とか言う奴
MTVの短いCM?みたいなのに音楽使われてて親しみやすかった
どんなに嬉しくても悲しくても死ぬ程鬱入ってても
音楽始まった瞬間完全にフラットに持っていかれるあの寂寞感が好き
腹立った時や落ち込んだ時にお勧め
でもこの映画とは雰囲気全然違う
>>299 クソワロタwwwwwwwwwwwwwwww
こういうのこそヒットして欲しいものだが、結局どうなんだろ。
大ヒット満員御礼中!
涙が止まりませんでした!(OL)
感動が止まりません(高校生)
ぜア・ウィル・ビー・ブラッド最高ー!!!(大勢で)
こんな感じ。
まがりなりにも本年度アカデミー受賞作なのに
都内で3館しかやってないとかありえねぇ
観た後にマックシェイク飲んだ。
全然狙ってやったわけで無かったので、
飲みながら思い出して吹きそうになった。
おまえのマックシェイク飲んでやるぅぅ
週刊新潮で福田和也がこの映画ボロクソ貶してたな
PTAにとって致命傷にならなければ云々と酷評
>>337 最近ベストが出たばかりなので、それにしたら?
ベスト以外なら「OKコンピューター」か最新作の「インレインボウズ」
が最初の1枚には良さそう。
>>348 詳しくは立ち読みでもいいから読んで欲しいけど
手元の雑誌によると
・音楽が酷い(グリーンウッドの音楽が大仰すぎ)
・ダニエル・デイ・ルイスの演技が「ギャング〜」のとき同様ダメ
・PTAの脚本が過去の作品のようなカタルシス全くがない
・ポール・ダノの演技がダメ
・撮影賞についても疑問(被写界深度が浅い)
・音声が画面の広がりを拒否してる
・大作らしい大作だが持ち前の機転・趣味のよさが発揮されてない
・福田氏自身はPTA自体は高く評価してるようだが
今作が致命傷ならないこと祈るとのこと
だそうです
的 外 れ
そんなんで原稿料がもらえるんだ。うらやましいのう。
353 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 22:54:14 ID:ohWr3N0X
>>342 先週のレディースデイ立川夕方の回ガラガラでした。
都内の客入りはどうなんでしょう?
354 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 23:03:32 ID:LuQwwhfZ
ストリーム小西克哉が★5つだった。
来週16日までだからもうこうなったら早めに上京して見に行く
355 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 23:44:59 ID:eqtGRfHR
>>341 涙が止まらないって…w
感情回路がショートしてるよ。笑いが止まらないの間違いだろうに。
356 :
名無シネマ@上映中:2008/05/10(土) 23:57:42 ID:eqtGRfHR
ヨメさんのおっぱいは彼女の持ち物だが、吸う事が出来るのは俺だけだ。
お前のおっぱいを吸ってやるううう。
357 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 00:04:24 ID:EuRdvmKD
最後の屋敷の辺りは「市民ケーン」を思い出した。
ダニエル、金を見つけたときに落ちたじゃん、あれで腰を打って不能になったんじゃないか?
>>349 ノーカントリーにも、物語が不毛すぎるだの演出や台詞があざといだの言ってたなぁ。
どうしちゃったんだろ福田ちゃん。
>>345,349
俺も立ち読みした。論点はしっかりしているのでたたき台にはなる
音楽はほぼ同意
DDLに関してはGONYの方が糸の切れた風船状態で
PTAの方がスコセッシよりもコントロールしている、
ポールダノは下手に見えるがこれも監督の手の中にいる(その分物足りないかも)
こんな感じ。撮影に関してはふーん、そうかもしれない
あと牧師にPSH使えとあったが、これやったらまず失敗する
イーライはブロディのおっさんとの取引(入信すれば土地を使ってもいい)
のことを知ってたのかな。知らなかったのなら最後のやり取りは納得。
当たり前のこと聞いてたらごめん。
あと個人的にダニエルの弟は殺されたんじゃないかと思っている。
あと一連の教会の茶番(というかむしろイーライ)って、笑うところではないのか。
まわり誰も笑ってなかったから笑いこらえるの大変だった。
362 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 06:40:08 ID:xlpk2hDj
この映画おもせえですか?
363 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 09:13:52 ID:BBxcB/NZ
最後のボウリングルームはボーリングと掛けてて、元々の屋敷の持ち主洒落なんだね
ところでポールダノが二役やった兄役は、本来は誰がやる予定だったの?
ダニエルの虐めにビビって直前で逃走しちゃったそうだけど
365 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 12:43:07 ID:FByPkBxh
福田氏はDDLの演技ダメぽと言うが、誰のどんな演技ならこの映画がより良いものになると思うのか。
DDLのあのエクストリームスーパーハイテンションオーバーアクトでしかこの映画は成り立たんと思うんだが。
>>360 ブロディは熱心な信者だから、イーライが知らないわけはないでしょ。
そういうことじゃなくて。
ブロディは土地は売らなかったから、採掘はされてない。
ダニエルは他の土地で採掘した石油を効率的に運ぶため
パイプラインを敷かせてもらっただけ。
イーライは、まだ掘ってない土地だから売れる、と思ったわけ。
ちゅーちゅーしたでしょ
福田相手にムキになってんのも馬鹿だろ
コメディとして見れなきゃ、大抵は脱落するだろ
俺は大変に満足したがw
369 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 15:57:59 ID:L/BF6vx7
>>364 >ダニエルの虐めにビビって直前で逃走しちゃったそうだけど
詳しく
福田とやらが何者か知らんがそんなクソみたいな評論してる奴どうでいいわw
>・ダニエル・デイ・ルイスの演技が「ギャング〜」のとき同様ダメ
どこのゆとり脳みそしてんだよ 俳優に対してダメとか
この映画がすごいだったかなんかで女の評論家が5点中2点
理由が私にはダニエルデイルイスの演技がいつもうっとおしい。だとさ
ワロタわ
と向くルーズでも見てオナってろ
笑える時は素直に笑えばいいのにな。皺寄せて観てるんじゃないよ
声を出さずに笑う技術くらいは身につけた方がいいかもね
うわ〜・・・w何こいつらw
でも確かにこの作品といいノーカントリーといい女ウケは悪そうだよな。
376 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 20:28:36 ID:1wJKzCh3
福田のDDL批判で「眺めのいい部屋」出演時の
演技も最悪と書いていたが、文面を読むと
ジュリアンサンズと勘違いしており
この人の批判当てにならんな、と感じた。
377 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 20:41:38 ID:baVkMY1L
あの弟が偽者と感づくような描写って何処かにあったっけ?
そこが凄く引っかかってる。。
>>366 360です。納得しました。ありがとう。
原作本図書館にリクエストして借りてきた、ひえー厚い
>377
偽者ってどういう意味?
382 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 22:10:24 ID:uAZQaq4f
>>244 じゃあ、最初から蹴るつもりだったけど、向こうが息子のこと
言い出したからちょうどいいやと怒った振りして帰ってきちゃったてこと?
>>377 存在が薄かったんで、すっかり忘れてたw <弟
自分が生家の話をした時に、あの家はこうだったよねーああだったよねーと
ちっとも盛り上がらず、軽く受け流されたのが違和感あったんじゃないかなあ
>377
ああ、そっちの弟か
もう一組いるからそっちかと思った
弟がへべれけになって酒場か娼館かで金を無心したあたりから
何か兄貴の顔つき変わってきて
その後で、いろいろ隣近所のこととか問いただしてて
ちゃんと答えられなかったからじゃないかな
ダニエル「俺がインポなのに女といちゃいちゃするなんて、コイツは偽物だ殺してやるぅぅぅぅ」
バンディ家のジジィもニセ弟を殺して埋めたのを知ってて通報するどころか、
ダニエルを教団に入信させる脅しに使うんだもんなあ
信仰心って良心とは別モンだね
訂正!バンディじゃないや、ブロディだね
>>134 そうすると最後の「フィニッシュ!」は射精の意も含みそうだな。
>>386 信仰が薄くて虐待を受けていた娘が
劇中で最も心優しい人物だってところに
意図的なものがありそう。
390 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 23:04:20 ID:uAZQaq4f
>>377 海水浴してるシーンで、「酒飲んでなんとかハウスにどうとかで」って
話ふっても「。。。yeah」とかしか返事しないところで気が付いてたね。
なんでそこで気が付くのかは未だ分からない。英語でしかみてなくて
英語の理解力が今ひとつなので。
それって違法ダウンロードですか?
392 :
名無シネマ@上映中:2008/05/11(日) 23:14:29 ID:uAZQaq4f
"get liqoared up and take them to the Peachtree dance"
に反応しなかったのが原因だな。きっとPeachtree danceが
分からないなんておかしい!ってことなんだろうが。何のことだろう。
地元独特な変な踊り
「毎年、山田さんちの田んぼの隣の空き地の盆踊りの後、貯水池に女の子
連れてっていいことしたよな」って2度も言ってるのに「ああ」って返事だけ
じゃあ「こいつ地元のこと知らないじゃん、偽者だ」みたいなことだろ。
気に入ったシーンは、息子の結婚式で牧師さんの言葉を
花嫁が手話で伝えてるところだったな
彼女は自分から手話を覚えてコミュニケーションを取ろうとしていたのに、
ダニエルは手話を“ただ手をバタバタさせてるだけ”としか思ってなくて
覚えようともしなかったのが残酷だった
訣別のシーンで
息子が「ほんとは耳は聞こえてたんだよ」って
言い出すかと思ってちょっと期待した
HW妻が大人になってもあまりキレイじゃないあたりがリアルでよかった。
398 :
名無シネマ@上映中:2008/05/12(月) 01:13:27 ID:YaKOL70J
お前のミルクシェイクを飲み干してやらあああああ!!の前に帰っちゃったお客さんがいたな
400 :
名無シネマ@上映中:2008/05/12(月) 15:19:36 ID:Ks2V6rLb
>>395 >ダニエルは手話を“ただ手をバタバタさせてるだけ”としか思ってなくて
と言うか、HWの聴覚障害は「息子より石油を取った」ダニエルに対する罰だから
ダニエルは受け入れる訳には行かなかっただろ
預言者の前でその罪を告白し、一瞬救われるかに見えたが
所詮預言者もその告白も嘘でしか無かったところが凄く面白い
401 :
名無シネマ@上映中:2008/05/12(月) 15:33:51 ID:IYiUXUbF
H・Wってやっぱりブッシュの事?
>預言者の前でその罪を告白し、一瞬救われるかに見えたが
>所詮預言者もその告白も嘘でしか無かったところが凄く面白い
告白も何もあれはイーライの仕返しで
一番痛いところをネチネチいたぶってるだけだし
ダニエルは最初にイーライの説教見た時から「ショー」扱いして
インチキなのは見破ってたでしょ
403 :
名無シネマ@上映中:2008/05/12(月) 16:09:16 ID:Ks2V6rLb
>>402 ショーだと解っていても、自分の罪を認めて大勢の前で告白するのは
かなり精神力が居るだろ?
だから「息子を見捨てた」と告白する声が最初は小さかった。幾ら演技でも
この事はダニエルにとって物凄く後悔していて、罪の意識がある事の1つ
だからだ。
例え偽物によってであっても、あそこで一瞬「彼は心を入れ替えるか?」と
思わせといて、でも結局元の鞘に戻り、ラストで逆にある意味イーライにとっての
断罪者になるのは非常に面白い対比じゃないか?
歯を食いしばりながら「パイプライン」ってつぶやいてたじゃん
あれで、やっぱこのオッサン性根がすわってるわって思ったけどな
つかあんまり深読みするような映画じゃねえって
ネチネチと喧嘩するのが面白いんだから
>>405 とんちんかんな解釈が羅列されてるならともかく、
けっこう的を射た解釈多いんだし、
どんな見方しようが勝手じゃね?
>>404 あの「パイプライン」はしぶとくて良かったなーw
自分はイーライのインチキ調子に乗りっぷりがイライラきてたんでw
ダニエルに感情移入しっぱなしだった。
見終って疲れたけど、ここ読んでたらまた見たくなってきたなあ。
>>404 思ったwww
必死に「パイプライン」に縋って自分らしさみたいなものを保持したと感じた
簡単に「奇跡」や「お涙頂戴」の展開にしないあたりが大好きだ、この映画
>>405 小林何とかって言う評論家が、「作品に新しい命を吹き込む作業だ」と言って
深読みする事の意義を説いたってばっちゃが言ってた
音楽は確かにひでー。これで満足とはPTAオワタかとオモタ。
洗礼についてだけど、
ダニエルは自分と子供のためを思ってやった事だったのに
見捨てたと言わされた事が屈辱だったんだよ
(イーライは復讐のために分かってて言わせた。)
別に後悔とかじゃない。
実に良かった。ダニエルの演技が最高だったし撮影、音楽も見事だったね。
ラストはなんというか爽快w
何か自分の目的にまっしぐらなダニエルを応援しちゃうんだよこれが。
ミルクセーキのんでやるう!は飲み会でぜひやってみたい。
>410
あれはパイプライン通したいがために渋々やっただけでしょう
土地持ちの爺さんに交換条件で出された時
金で何とかならないもんか、結構焦りまくってたじゃん
交渉事でダニエルがあわあわしたのなんて
あの時くらいだから、見てるこっちも
「ひぇー、これはきっついわ」とか思ってニヤニヤしてた
>>412 ニホンゴムズカシーネ
子供のためってのは汽車においてきたところの事アル
>>369 ポールダノの兄役は元々は別の人間がキャスティングされてた
ところが、直前でトンズラしてしまった
で、ダニエルデイルイスに恐れをなしてとか虐められてとかの噂が流れてる
結局、一週間くらいでダノが役作りして二役演じたそうだ
時計仕掛けのオレンジっぽいな
爪の先まで汚してオイルマンの役作りしたダニエル・デイ・ルイスの演技は
確かにオスカーに値するけど、それに喰われなかったHW役の子役の演技も
相当なものだった。
彼のあのあどけない表情があったからこそ、ダニエルの狂気とか強欲ぶりが
引き立ったと思う。
>>414 ダノ氏のインタビューでは
ダノは元々サンディ役のみだったがアンダーソン監督がダノを気に入って
年上設定だったイーライ役を双子という設定に変更してダノが二役やることになった。
そこらへんのことをダノに打診し、決定したのが撮影の四日前だったとか。
イーライはもともと誰がやる予定だったんですかね?
逃げたにしても何でも、一人二役の方が話に深みが出て良かった
ただわかりにくかったけどw
「生家を出て、もう二度と戻らない」ってシチュは一見不幸だけど
ポールやHWは事業を興して幸せになれたのかな
ダニエルがアレだった分、2人は幸せであってほしい
やあやあ!
エージェントから日本で話題になってるって聞いたから来たよ。
ぼくのことは知ってるよね?ほら、キーラ・ナイトレイのアクション映画に出た、、、もう分かるよね?
ところで
>>414 >>417の噂だけどくだらないネットの書き込みだから気にしないで!!
って言いたいところだけど、本当なんだ。
よく二週間も我慢したと思うよ。本当に地獄の撮影だったんだ。
何が地獄だったかって?そりゃ、ダニエル様に決まってるじゃん。DDLだよ。ダニエル・デイ・ルイス!!!
そりゃ、パッとした役しかもらえなかった自分にとってイーライ役は本当に大きなチャンスだと思ったよ。
大好きなポール・トーマス・アンダーソン監督だし。ものすごい大作でさ。
しかもダニエル・デイ・ルイスと肩を並べて仕事ができるなんて!!
、でも、このダニエルが、ダニエルがさ、ホントにヤバイヤツなんだよ!!!
撮影が終わったら靴でもシコシコつくってると思ったら大間違いだよ。
撮影が終わっても血管が浮き出たままなんだよ!!おでこに太いヤツをさ。ビビッたよ。
何事につけ「私は!!息子を見捨てました!!!」ってあの勢いなんだよ。
毎日怒鳴り声を聞いてみなよ、うんざりするよ。(彼はトイレに入って紙がないとき「パイプラインがない!!」って言ってたよ)
飲み物を飲むときはもちろんあれだよ、何度相手をさせられたか、。食事にストロー出すやつを恨んだよ。
それで、いいかげん、撮影してない時はまともでいてくれるように監督に直訴したんだ。
そしたら、却下されちゃったんだ。アンダーソン監督は日課の映画『黄金』を見ながら、画面から目を逸らさずに「それは無理だよ」って言ったんだ。
だから僕は役をおりたんだ。
えーっ?まだ僕の顔が浮かばないって?『ドミノ』でボンボン役を好演した、、、もう分かるよね?
>>421 あぁ〜『ドミノ』見たのに思い出せねぇや。
原作本読み始めた、別物だとはわかっていてもいきなり「お父さん」といわれてもね〜
こっちは映画のダニエルでインプットされてるから困る
なんとも分かりづらい映画に感じたが、最後酒びたりの生活になって、
自分のなかの最も尊い部分を踏みにじった神父を
打ち殺したあたり、息子への愛情は本物だったんだなと感じた。
強欲と盲目的な愛情といった、人間の業が描けていて良かった。
>>425 彼の愛し方は「愛してやったんだから、対価をよこせ!」ってガキっぽいモノなので はた迷惑なのも事実。笑えた。
HWを愛していたのは確かみたいだから、後は愛し方や表現の仕方がよかったらねえ
ウチの父親なんかもドへたくそな部類でね、すごい身近に感じたよ
428 :
名無シネマ@上映中:2008/05/15(木) 19:36:40 ID:MtwKYzE5
>>427 不器用なおじさん萌えっ! (σ・∀・)σ萌
愛情を伝えるのが下手ってこともあるんだろうけど、
油井事故のシーンでは、息子への愛よりもお金(石油?欲望?)を
選んでしまったようにも見えるね。
しかし、その息子も奥さんを愛するようになって、
結果的に父親の愛情(期待?)を裏切ることになるとはw
炎上のシーンはああいうのが撮りたかっただけでしょ
親子関係は気まずいものにしたかったので事故にして一石二鳥
事故がなけりゃイーライにかます一発目がなかった
432 :
名無シネマ@上映中:2008/05/16(金) 08:16:37 ID:cVfZOPgR
最後なんかスッキリしてしまった。
だってイーライほんとぶん殴りたい顔してるんだもん。
HWに真実+悪口をいいまくった後にでるフラッシュバックが
せつなくていい。ダニエル的にHWを愛したんだなって思う。
でも仕事に夢中すぎた不器用な男。
HWをつっぱなした後は残るものが無かったのかな。
冷めて硬くなった肉なんておいしくないのに、ダニエルが手づかみで食べるステーキは
なんとなくおいしそうだった(手も洗ってneee!)
435 :
名無シネマ@上映中:2008/05/16(金) 16:35:14 ID:SZ6m223o
観終わって何も残らない映画
ただの或る石油成金の話になってる
こっちが積極的に解釈してやってやっと「ブッシュの政治を揶揄してる?か?」ぐらい
バカじゃねーの?
やっぱ一番印象に残ったセリフは、洗礼受けてるときに呟いた「パイプライン」
>>435 ハックルベリーフィンの冒険って最近の中学生は読まないの?
最近に中学生はラノベしか読まないから
>>438 そのままお返しする
もう一度ハックルベリーフィンを読み直しなさい
>>440 この本に主題を見つけようとする者は告訴し、教訓を見つけようとする者は追放し、筋書を見つけようとする者は銃殺する
>
>>441 そこ?
あなたは作者の犬なの?
お座りといわれたらお座りすんの?w
ハックルベリーで論文を書いたすべての人を否定してる
あんまりにも上映館少なくて見にいけねぇ
>>437 「もしこの洗礼でヘンに目覚めちゃったりしたらどうしよう・・・」と心配したけど
その一言で「あ、この人は大丈夫」と安心したな
頭悪くて理解できないのを「映画が下手くそだから」と開き直る奴らが、溢れ出て困る。
このスレ見返すだけでも、馬鹿をさらさないだけの知識を得られるのに…
昨夜、イクスピアリで見た。テンション高い芝居で158分が全然苦にならなかった。
ポール・ダノはこれからも成長を見守っていきたい俳優さんとして記憶しておく。
この劇伴は好き嫌いあるだろうが(俺は好き)、いい音と椅子の映画館で見たい作品っすね。
>>433 あのシーンいいね。HWへの愛を感じる。
冒頭の事故のため、ずっと足を引きずってるダニエルが、あのシーンでは引きずってない。
つまり、理想化された幸せな思い出、なんだろうな。
448 :
名無シネマ@上映中:2008/05/17(土) 19:05:46 ID:OknerNzY
殺害シーンでは、2名死んだが、さほど残酷ではなかった。
掘削シーンでも2名死んだが、事故シーンはリアルすぎ。そこまで表現する
必要性を感じない。
HWの実父は、テコ用のやぐらが倒壊したときに死んだ人でいいの?
最初は顔の区別がつかなかった。
原作を読んでないが、HWが人ばらいしてまで話したかったことは
何だったのだろう。
449 :
名無シネマ@上映中:2008/05/17(土) 19:39:13 ID:GYEPBqOn
必要性とか言い出したらたいていの映画は10分で終わると思う。
油井火災ってあの時代でもダイナマイトだったのかなぁ?
「恐怖の報酬」のあの努力はなんだったんだ
筋はまったく違うが、原作でもダイナマイト。
しかし読んでも中々進まないなこの本
ポール、面白いよポール
偽弟の、一目観ただけでダメ人間と分かる顔がすばらしい。
このスレみて幾つか疑問は解けたけど、イーライが老けないのがよくわかんないな。
教えてえろい人。
>349
被写界深度が浅いから撮影賞に疑問って……。
455 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 01:10:40 ID:SHR1eXBi
なぜHWは火を点けたの?わからんわー
音楽ジョニーグリーンウッドだったんかw
音楽はホドロフスキーとかの映画っぽくって良かったよ
>>453 たまにいるだろ、ああいうトッチャン坊や
458 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 09:46:48 ID:33TK9P59
>>455 日記の真偽に疑問を持った賢い子かとも思ったが、
日記は本物のようだし・・・
母親の写真に嫉妬心を抱いたか、突然現われた親族を疎外しようと
思ったか、健常者が障害を持ち始めたときの被害妄想か、
いずれかかと思います。
459 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 12:28:59 ID:1gNnPLD5
近所の図書館に「石油!」が入荷したので早速借り出す
でも返却日までに読み終わらない
461 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 19:07:36 ID:g1PFISod
爺さんは偽弟が殺されたのをなぜ知ってるのか
463 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 22:53:27 ID:SHR1eXBi
>>458 d!
そうだね。 自分だけのダニエルと思っていたところに親近者が現れて環境が変わったから妬いたと自分なりに理解した
>>462 育った家の間取りとかの会話で気がついたのかな
なんかこの映画は見終わってから時間がたつと疑問が増えてくる
464 :
名無シネマ@上映中:2008/05/18(日) 23:02:46 ID:wq+mg2iX
長すぎる
465 :
名無シネマ@上映中:2008/05/19(月) 00:44:00 ID:RLkFrwOd
へび
あらゆる通俗的解釈を拒むような、
素っ気なさで、素晴らしい映画だとは思うのだが、
やはりノーカントリーにはちょっと負けたかな。
468 :
名無シネマ@上映中:2008/05/19(月) 02:16:20 ID:juGnpNGH
だけど原作10ページしか読んでないって本当なのか?PTA監督が
プロットとして利用したのがそのくらいだったはず
470 :
名無シネマ@上映中:2008/05/19(月) 03:11:53 ID:juGnpNGH
>>469 あ〜、プロットか
だけどそれでも3時間…まあそれぐらいないと描ききれないか、普通
正直、1800円払って81分じゃ「FU*K」だもん
おまえのミルクセーキを飲んでやるっちゃ
472 :
名無シネマ@上映中:2008/05/19(月) 14:09:53 ID:MG5gGak9
おまんのミルクセーキを飲んでやるき
今日見てきたがすげえなこりゃ
俺はコーエンヲタで、アカデミー賞獲ったときゃすげえ嬉しかったんだが
映画としての深みはこっちがスゲェわ
コーエンたんスマソ
むしろ逆だな。PTAが勢いだけの作家から脱皮中の様子が見られるのがこの映画の面白いところ
475 :
名無シネマ@上映中:2008/05/19(月) 22:27:34 ID:JrGSKwp7
プレインビューがいろいろ言われてるほどモンスターに見えなかった。
シェークスピア劇からの普遍的テーマだとも思ったし
476 :
名無シネマ@上映中:2008/05/20(火) 00:10:22 ID:UwsPEO9c
海岸だか湖岸で兄弟二人で日向ぼっこしていて
体の片側だけスパッと真っ黒い日陰のシーン
これは疑っている気持ちを表しているのかな
最初15分くらいセリフ無しってのが凄すぎ。
結構いろいろな事が起こってるのにな。
ミルクセーキば飲んじゃーたい
独りでもくもくと仕事してるのはいいんだけど、うわーなんか過激な
道具を使ってるよとハラハラしていたら案の定・・・
この作品がキネ旬最新号の星取りで、オール四つ星獲得してた。
その割にはやってる映画館少ないんだよな。
>>481 いや、星四つが満点だよ。ビックリしたさ。
何せ調べれば、過去にオール四つ星が出たのは
クリント・イーストウッドの「ミスティック・リバー」
「ミリオンダラー・ベイビー」の2作品だけらしいからね。
ちなみに上記2作品はキネ旬ベスト10で1位を取ってるから、
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」もひょっとすると…。
この映画、今年のキネ旬のベスト3入りは固そうだな
キネ旬のランキングって長く記録として権威あるからね
俺のランキングでは暫定5、6位だよ
485 :
名無シネマ@上映中:2008/05/21(水) 15:47:57 ID:Om8AnswU
最初の5分見そこねたんだけど、採掘現場のシーンの他になんかあった?
487 :
名無シネマ@上映中:2008/05/21(水) 23:51:16 ID:uuysXzbh
なぜか石油ではなく金鉱を捜してた。
足を骨折した人は主人公なのかもわからない。
>足を骨折した人は主人公なのかもわからない
主人公だろ
489 :
名無シネマ@上映中:2008/05/22(木) 00:01:07 ID:duP9xjhD
>>487 映画の最初、1890年代は米国内の金が掘り尽くされた頃。
主人公はゴールドラッシュに乗り遅れた山師という設定なのだろう。
>>487 アンタ、ちゃんと映画観てねえなw
足骨折したのは勿論主人公のプレインビューだよ。
じゃなきゃ長年何で足引きずってるのか
意味ないじゃんw
初めに金鉱掘ってたのは、当時のアメリカが
そういう時代だったから。
ゴールドラッシュって言葉知らんかな?
石油の需要が伸びたのは、車や重機械が増加した
なった20世紀前半になってから。
それより前はみんなお馬さんに乗ってたんだよ。
一応世間では「常識」と言われる部類の
話なので、知っておいた方が良いかと・・・。
>なぜか石油ではなく金鉱を捜してた
「山師」って言葉調べてみ
ハードエイト、ブギーナイツ、マグノリア、一つ飛ばしてゼア・ウィル・ビー・ブラッド…
いつかPTAには美味しんぼを撮って欲しいなあ
493 :
名無シネマ@上映中:2008/05/22(木) 07:25:25 ID:rhVJ77v5
DV親父のエイブル・サンデーが、うずら狩を装ったプレインヴュー親子を
に、水や山羊のミルクや芋で歓待したのが、時代を感じる。今だったら、こ
いつはアントン・シガーみたいなやつじゃないかと警戒するだろう。昔は娯楽
がなかったから、旅人の珍しい話を聞くことが楽しみだったのかな。
HWの母親についてはほとんど描写が無いが、ダニエルが片思いしていたということは無いだろうか。
穴掘り仲間の孤児だからというだけであそこまで大事に育てるものだろうか。
セリフが全く無いシーンからしか読み取れないのでいろいろと考えてしまう。
単なる商売道具として使っていたことが実は子どもを愛することを周りに悟られない、つまり弱みを見せないためのバリアなのではないだろか。
いろいろと考えすぎてみました。
496 :
名無シネマ@上映中:2008/05/22(木) 16:32:05 ID:c40OhxmB
やっと見た。
ポール・ダノが惜しかったな〜
がんばって演技してる感がありありで。
PTAの演出はダイナミズムを要求されるから、
ダノみたいに繊細な演技が得意な人は、ちょいミスキャスト。
役がハマってれば、ボーリング場なんか屈指の名シーンになったのに・・・残念。
次スレタイは
【最後にゃ】ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 【血ぃ見るどぉ】
で、ひとつ
498 :
名無シネマ@上映中:2008/05/22(木) 21:32:41 ID:WUpIbx0O
499 :
名無シネマ@上映中:2008/05/22(木) 22:28:01 ID:gzgokoTn
487だが、ゴールドラッシュといえば「ラッキー・ストライク」だね。
500 :
名無シネマ@上映中:2008/05/23(金) 14:11:49 ID:AIEZpUNc
taspo申込書来ました いらねぇや!
501 :
名無シネマ@上映中:2008/05/23(金) 14:28:37 ID:4rw3kulT
>>500ゲットオメデトウ!
カードが無くてもタバコは買える。 ガラム派の俺は どうせ自販機は使わんけどね。
502 :
名無シネマ@上映中:2008/05/23(金) 20:07:27 ID:OiaZHPxv
しかし存在の耐えられない軽さからあんまり変わらないなあ…ダニエル
503 :
名無シネマ@上映中:2008/05/23(金) 20:25:39 ID:PQt36LhV
五十とは思えん
さすがにニュージャージーとかに比べれば老けたが
>>504 さすらいのバイク歯医者か
あれが一番好きな出演作だな
506 :
名無シネマ@上映中:2008/05/24(土) 22:21:49 ID:a0SiIQEi
存在の耐えられない軽さ見た
この頃のルイスはナチュラルでとても上手い
ダニエルの次回作の噂あるし楽しみだ
スコセッシの次はキューブリックかよw
P T A
パクリ盗作アンダーソン
健在だねw
どこがパクリだ!
「演出が似てる」のと 「盗作」は根本的に違うだろ。
510 :
名無シネマ@上映中:2008/05/25(日) 20:25:33 ID:9vshAqbT
『マイ・ビューティフル・ランドレット』が最高傑作です。
無茶苦茶カッコいいので是非ご覧ください。
ランランルー
寝てた覚えはないんですが教えて下さい。
エンドクレジットに蛇の調教師ってあったけど、蛇なんか出てきた?
今日観てきたんだが、やっぱりノー・カントリーの方が面白いな
イーライをぶちのめすラストシーンで二時間強を精算する素晴らしい傑作
本筋と全然関係のない老人のボヤキで唐突に終わるゴミ映画
ボーリング場のシーンで、
あのボールは、プラスチック製なのかなー
ダニエルは、ピンをイーライに当てないように投げてるなー とかいらんこと考えてしまった orz
今までお世話になったPTAにとりあえずお布施してきました
今度はPTA節バリバリなの見たいな もちろん音楽はjon brionで もう無理かな・・・
びびらせようとしてたが勢い余って一発命中
一瞬「ぉ」と思った後は本能で殺すまでブッ叩いてしまった
正気に戻って「終わったんだよ」
ってとこじゃね
見てきました。
ダニエルの怪演が!みたいないわれをしていたので、
相当狂った役柄なんだろうなあ、と思っていたら
予想外にもインチキキリスト教徒の方が遥かに
狂っていたな。
>>513 なぜこっちがわかってそっちが分からないかなあ
スコセッシみたいなの期待していたのに、キューブリックみたいだったのでガッカリした。
どうせならジャック・ニコルソンを主演にしていたら、もっと笑えたのにねw
ジャック・ニコルソンがダニエル役なら全然感情移入できないわ
感情移入?w
>518
つうかPTAの映画観てないのか?
誰がダニエルでも感情移入はできないな。俺は。
人間のろくでもない部分のオンパレードで、
泥臭く滑稽で、少しかっこよくて、すごく哀しかったけど、
自分の身に置き換えるには、ちょっとぶっ飛びすぎてる
まともな人がぜんぜん出てこない映画だったけど、
唯一の例外だと思ってたバンディ爺が宗教にはまってたのには
心底がっかりした
働くことに必死で
ぬるいこと言ってる時代じゃなかったんだろう
って気はする
ダニエルみたいな人は、ちょっと前の日本人にもけっこういたと思うよ。
うちのおやじもあんなタイプだった。
ただし金儲けはかなわなかったが。
近所からは生きる化石と呼ばれていた。
>>214 アルトマンに捧げる、で何故かしっくりきたw
重厚な社会派映画かと思ったら
中盤入る辺りから
なんか台詞が滑稽だし
大の男が喧嘩でビンタして泥転げまわってるし
おかしいなあと思いながら見てたら
ラストで物語論理的におかしい撲殺、
でアルトマンに献辞。
しょっぱなから喜劇だったんだなこれって気付いた
近所のシネコンで6月ヤル━━(゚∀゚)━━!!!
それまで石油掘って待ってるわ!
>>527 掘り当てたら教えてくれ
ストロー持って行くから
観てきた、感想は
・音楽うっとおしい('A`)
・ストーリー、理解しにくい('A`)
・演技、DDLは凄いが・・・それだけだった
結論、正直楽しめなかった・・・(´・ω・`)
>>528 えーと、ストローで石油を吸い上げるってこと?
そろそろ終わりそうなので今夜あたり観に行こうと思ってるのだが
ひとつだけ聞きたい。これって後味いい映画?
>>531 サウスパークが笑えればってもう始まってるか
今週発売のSAPIOに町山智弘氏が
米のキリスト原理主義について2ページ解説してるので
これから映画観にいく人でこの分野(イーライの)余り知らない人は
立ち読み・図書館でもいいから一読しとくといいよ
悪霊よで〜て〜け〜!!
ぶああ!! 出ていきました!!
油田火災のシーンが好き
536 :
531:2008/06/01(日) 01:50:10 ID:RqSikKoH
観てきた。正直、ポカーンとした・・・。
いや、かなり面白かったんだがどう表現していいものやら途方に暮れてる。
後からじわじわ来るものは確かにある。なんなんだこの映画w
あの主人公に少しだけ感情移入してしまった・・・
538 :
名無シネマ@上映中:2008/06/01(日) 14:18:20 ID:DVbWLiJ3
登場の仕方とかで主人公の心情に何らかの変化を与えるんじゃと思ってた老人が
実はどっぷり浸かった学会員でしたみたいなオチはあまりにも衝撃だった
>>524 そうそう、明治生まれの人ならああいうタイプはそこそこいるんじゃないかね。
俺のじいちゃんもあんな感じの人だった。1.2倍ほど強烈だったが。
今日1000円になるのまって観てきたけど、もっと早く行けばよかった
ってくらい、面白かった。(・∀・)イイ!!
なんというか、ずっと圧倒されっぱなしだった。
>>539 うちのじいちゃんも、ちっちゃい会社やってて、結構キャラが
近いものあったなw
541 :
名無シネマ@上映中:2008/06/01(日) 23:14:22 ID:OUtWbDyi
これがアカデミーなの??良く理解出来なかった難しい??
金で人が変わるという物語なのか??分からない・・・
>>541 現代アメリカの具現化?みたいな作品かも
石油や富への渇望(資本主義)・キリスト原理主義の跋扈等々
543 :
名無シネマ@上映中:2008/06/02(月) 01:27:05 ID:h0pejYcL
>541
アカデミー主演男優賞受賞
>>543 作品賞の映画観たらもっと「?????」になるだろうなぁ。
ちょっと意見を聞きたいのだけれども、
あのイーライは
1.根は敬虔なキリスト教徒(かなり変だけど)であり、
自らの教えを広めたいと思っている。
そのための手段としてお金が必要なので、プレインビューに
寄付を募った。
2.そもそもお金が目的であり、そのための手段として
キリスト教を持ち出した。
のどっちですか?
自分は、
(1)イーライが各地へ伝道するために油田を離れるときに、
プレインビューが軽蔑したような目で睨み付けた。
イーライはそれを見て目を逸らした。
(2)ラストのボウリング場のシーンでイーライは
「投資が失敗」云々言っていた。
ことを考えると、2.なのかなあと思っているんですが・・・。
546 :
名無シネマ@上映中:2008/06/02(月) 03:09:06 ID:wG6n1yT/
>>545 よく、本物の詐欺師は自分自身まで騙すなんて言うよね。
俺はそういう感じで見てた。
完全に2の方だと、
最後の自分は詐欺師でなんちゃらみたいなこと言わせるシーンの意味も無くなるし。
>>545 お金が目的でしょ、
ラストで、君よりお兄さんの方が頭が良いって言われてるし
江原や細木みたいなもんだと思えばいい
549 :
名無シネマ@上映中:2008/06/02(月) 20:06:44 ID:ZCXuyrQy
これが面白かったからみた
ハードエイトもすごい良かった
オーディオコメンタリーが面白かったんだけど
マグノリアやブギー・ナイツのDVDにもついてる?
この監督自体も面白い人だね
最後HWがダニエルとちょっと話してたけど
耳は聴こえないけど話せたの?
>>554 どっちかというと1だと思う
おば様、おじい様に崇拝されて、
自分のことでキャーキャー言われてる状態が好きなんだと思うし、
たとえ十分な金があったとしても、隠居して説教やめるとか出来ないでしょ。
ダニエルとイーライは真逆の人間に見えなくもないけど、
ある面ではすごく似てる。
2人とも成功することに囚われていて、
人生の中に、成功すること以外の価値観がまったく存在しない。
そして、成功のためなら手段を選ばない。
欲しい物を手に入れるためなら、自分の信条もあっさり否定もするし、
他人のことも利用するだけ。
2人の違いは、成功の対象が宗教なのか事業かの違いだけで、
(一応ダニエルは成功者で、イーライは失敗したけど)
似たもの同士だから仲良く喧嘩しちゃうんだろうと思う。
>>550 中途で聴力失って、それまでは普通にしゃべれていたので言語機能や発声は正常なはず。
メアリーには利益なしにダニエル結構優しく接しているから、勝手にロリコンなんだと思ってた。
で、HWとの決別もメアリーを奪われたこともあるんじゃとものすごく勝手に思ってた。
自分妄想乙。
553 :
名無シネマ@上映中:2008/06/03(火) 01:00:22 ID:u97PlEvq
>>551 ┃ U ┃ U ┃
┃ U ┃↑U ┃
┃ U ┃□U ┃<ヒャッハー
━┛ l ┗━━━
丶、
- - ヽ、 - - - - -
' -
━┓ ┏━━━
┃ U | U ┃
┃ U | U ┃
採掘現場で事故が起こるたびにツキが回ってくるのは何か意味があるんだろうかね
556 :
名無シネマ@上映中:2008/06/05(木) 00:04:40 ID:e9YLDpmw
今日観て来た。
「血と骨」みたいな映画だと思た。
>>551 ダニエルもイーライもおそらく被DVの経験があるんだろうから、そういう
意味でも似たもの同士の二人なのかも。
どんな妄想だよ
ボーリングに行ったらこの映画思い出して一人でイヒヒヒ笑っちまったよ・・・
キューブリックの映画思い出して一人でイヒヒヒ笑っちまったよ・・・
観て来た、今年みたのでは最強w、親父最強映画
とにかく濃い時間を堪能できた
観て来た、今年みたのでは最悪w、パクり最強映画
とにかく薄い時間を堪能できた
↑こういうアンサー表現、面白いと思っているお前のセンスを疑え!
↑こういうアンサー映画、面白いと思っているお前のセンスを疑え!
だめだこりゃ
パクりだこりゃ
今原作半分位読んでるが内容は完璧別モノだったのに驚いた。
池沼が居るな
>>568 それで納得が行かないとか言い出すなよ
無意味だからな
571 :
名無シネマ@上映中:2008/06/08(日) 06:33:27 ID:Nvd0TCBi
>>570 どこがパクリだ!
「演出が似てる」のと 「盗作」は根本的に違うだろ。
www
ミルクセイエキ飲んでやるぅぅ
今日シャンテシネの14:55の回いった椰子いる?
とんでもねーキチガイの客がいた
おそろしーと思っていたら秋葉原にはもっと悲惨なキチガイが
映画は面白かったな
576 :
568:2008/06/09(月) 02:10:08 ID:DLrt7pJ1
>>569 いやそうゆう意味じゃない。スマソ
原作ではアメリカ社会自体がブラックな存在で親父はそれに順応しようとしてきた
マトモな人間に描かれてたと思ったけど映画は親父とイーライが原作の極悪さを
全部背負ってるなあとオモタ。あと息子モテモテで裏山w
なんというか今共産主義がどうのこうのといってもツマランだろうし
息子が主役になったらあんなに暗い映画じゃなくなると思うんだ。
石油が高い高いいってる時に石油を掘る映画というのも面白。
「主流」にはなりえないだろうけどいい映画だった。
「主流」にはなりえないだろうけどパクり映画だった。
>575
何が気に入らなかったのか
エレベーターのボタンを乱打したり
ポスターフレームを蹴ったり
すごいファビョりぶりだった
蹴ってるんだけど、よく見ると微妙にポスターフレームのセルの部分を避けていて
そこは配慮するんだ、とちょっと笑えた。
配慮してるのにうっかり金具にかすってフレームが外れてしまい、慌てておったな。
エレベーターの中でも他人の会話に勝手に毒づいたり、
席についてもシャドーボクシングをしたり
ありゃあチックだな
映画は静かに見ていました。
観に行くか行くまいか迷ってたけど、ラジオで「音楽がすごく斬新」みたいに
言ってたので観た。いい映画だった。
音楽は確かに変わってたな。不安を煽るような不協和音が常に流れてて、
いつ上から物が落ちてきて事故るか主人公が切れて暴れだすかヒヤヒヤしてた。
実際2回くらいビックリして椅子から軽く飛び上がっちゃって恥ずかしかったよ
ガス引火事故の場面は一番の見せ場だろうけど、その時流れてた音楽が
一番印象に残った。三つくらいの違う音が妙な感じで絡まって面白かったな。
初めから終わりまで息を詰めるような感じで観てたが最後のボーリング場での
ドタバタがなんかヘンテコでどう捉えていいかわかんなかったけど、
このスレ読んで一種のコメディなんだなとわかり、何となく納得。
主人公、誰も好きになった事ないと言ってたが、心のどこかで息子の事を
思ってたんだな。そのちっぽけな愛情もキチガイじみた暗黒部分に
飲み込まれたのか…
あの息子の名前、アルファベット2文字ってのはどういうわけなんだろ?
↑よくできた宣伝文だと思った。
上岡龍太郎と江原啓之がひたすらケンカする映画
この後味の悪さは最高だな。
グロシーンないのに見た後食欲なくなった。
ダニエルが意外に暴力で地上げしたりしないのは驚いた。
で、全体的にスカーフェイスを思い出したのは俺だけ?
トニーVSダニエルとか見てみたいw
どこが意外なんだよ
同じくシャンテで見たが、こちらもひどい客がいた。
40〜50代のおばさんたちで、ミルクセーキの後のシーンで、「まあ残酷ねぇ」「ホントねぇ」としゃべりだした。
殺意が沸いた。
わかりやすいゆとりやDQNよりも何となく頭に来る。
エンドロールの間中もしゃべりっぱなしで、せっかくのムター姉御の演奏が台無しだった。
>>585 80年代ならそれこそパチーノが受けなかったらぽしゃる企画だな
トニー・モンタナが同じ顔で同じセリフいって全然違和感なしw
589 :
名無シネマ@上映中:2008/06/12(木) 20:11:34 ID:086zxwVo
>>587 ひとりでムスってとしてるあなたの方が嫌
俺の隣でいきなり席の上にしゃがみ込んで(デスノのLみたく)
観始めた奴なんか可愛いもんだったんだな
>586
いや、予告見て、こりゃてっきり箪笥とか蹴り上げながら「ファーック!てめー土地売らねーとミルクセーキ飲み干すぞ!」みたいな
シーン満載かと思ってたんだよ。
まあ実際見たら、あのピクピクしながら洗礼受けるシーンのがそういうのより強烈だったけど。
ダニエルが一番まともだった
俺におごってとせがむやつは「亡き者にしてやる(#゜Д゜) ゴルァ!!」
うそ!みんな友達でいて(´・ω・`)
見に行った
国の文化が違うせいか分からない所もあったけど
強烈な映画だったからきっと忘れられない・・・
しばらくボーリングしにいけないぞ
どぅれええええええいんっ!
どぅれええいねええええええっじ!
今見てきますた。
@ポールとイーライはやっぱ別人なの?
ポールが何で姿を消したのか言及がなかったので
イーライが二つの名前を使い分けてたのかとヲモタww
A息子って、やっぱ自分の子?
それとも、最初の方で事故で死んだ男の子を引き取った?
>>588 外面だけは良い分、ダニエルの方が数倍悪質。
ポールとイーライは元々別の役者使うつもりだったんでしょ?
やっぱこの妙なトリックは、この映画にはちょっと合ってない気がしてならない……。
冒頭に兄弟の対立のシーンを入れた方がよかったかもね
子供の頃はとても可愛かったのに、
大人になると微妙におっさん化して劣化するHWはまさに白人ボーイ
彼女は大人になっても相も変わらずブサイクw
602 :
名無シネマ@上映中:2008/06/14(土) 23:30:48 ID:c1rvtDSP
イーライの「別人格」が石油の情報を伝えに行ったのかと思ってたよ。
やっぱ「宗教」だけでは食えないからさwでも、自分が「経済活動」に関わりたくはない・・みたいな
ポールが家族を紹介するときにイーライとは双子だと言ってたっけ?
後に現れるイーライの魔力めいたものでポールが同じに見えたのだ
統合失調症で病んでる半分が宗教興したんでしょあれ?
605 :
名無シネマ@上映中:2008/06/16(月) 15:02:46 ID:F+DgguD3
あの教会は、日本人から見ると奇異に見えるかも知れないけれど
あの時代のアメリカの田舎だったら普通だったんじゃないかな?
今でもアメリカでは90パーセント以上の人間が神を信じていて
信仰を持たない人間が異常だと思われることを忘れてはいけない。
色々なものに配慮して、カルト系の臭いハッキリ出しているけれど、
「第三の啓示」の名でわかるように、アレは福音派そのものである。
そしてアメリカでは福音派こそが主流なのだ。
DVD出たら、また見よう
>605
教会といえば、壁に十字型の穴あけて十字架に見せる建築って実際にあったのかな。
すげーモダン(っていうか安藤忠雄?)で驚いたんだけど。
安藤忠雄は「ノー・カントリー」でもまねされてたな
あの宗教描写に驚いた人は「ボラット」を見るといいよ。
今でもあんな感じだというのがよく判る。なおかつ笑える。
つうか「キング 罪の王」観れ
612 :
名無シネマ@上映中:2008/06/19(木) 14:28:52 ID:ISK7vTN0
昨日観て来た。映画館ガラガラだったな。
ダニエルデイスイスはやっぱりカッコイイ!!
アカデミー賞の挨拶の時の品の良さはハリウッドいちですね。
あの時、ポールに感謝してたなー。
>>612 公開から2ヶ月たった上、平日の映画館がガラガラなのは当然かと。
614 :
名無シネマ@上映中:2008/06/19(木) 15:42:31 ID:iuAOcmn0
ムキになるなよww
観る人を選ぶ映画だろうが
頑固親父VS宗教狂いのキチガイ映画(やかましい音楽)
>頑固親父VS宗教狂
アメリカでは、本来
この2種類の人間しかいないんであって
頑固で宗教狂のバンディが一番タチが悪いのか
殺人鬼みたいな名前だし
618 :
名無シネマ@上映中:2008/06/23(月) 10:39:19 ID:D2n1An/n
やっと観れたよ。正直観る前の想像と全然違う映画だった。
「欲望が男を怪物に変える・・」な感じの宣伝だったけど、
ダニエルが悪人にも怪物にも見えなかった。ただただ不器用な男にしか。
金が欲しい、富を得たい、と言うより、もうアレしか生きる道を知らなかっただけでさ。
特に息子への愛は本物だった気がするなぁ・・息子や育て方を愚弄するとマジギレしてたし、
火をつけられても怒らなかったし、寄宿舎に移しても「部屋は広いか?」とか心配して。
最後の豪邸が荒れ果てててのも息子が距離をおいたからからかな?。
出ていく息子への罵倒も「いかないでくれ!」って泣いてるように見えてつらかった。
ともかく不器用で、不器用で、他人に心を開けなけない孤独なオッサン。
だからこそ、親族を名乗る男を喜んで受け入れたし、裏切りは許せなかったのかも。
にしても神父は空気読めないよねw。息子の耳が聞こえなくなった次の日に
金を要求してボコられるし、息子が出ていった次の日にまたまた金の要求とはww
要領が悪すぎ
もの凄い良作だと思うけどあんまりスレ延びないね〜…
日本人受けし辛いテーマなのかな。
>>618 俺もなんか監督はダニエルを『悪』としては描いてない気がする。
コピーとかじゃ欲望欲望って煽ってるけどダニエルはものすごいストイックな男だよね。そもそも稼ぐ理由が『人から遠ざかりたい』だし
作品内で贅沢を楽しんだりするシーンとかがまるでないから虚無の印象ばかり残る。
これは孤独な男の映画だと思ったな。
デビュー作のハードエイトと同じテーマが別アプローチで描かれていると感じた。
この監督の映画はずっと『孤独』と『家族』が重要なポイントだよね。そういう意味ではすごくアメリカ文学的だと思う。
>日本人受けし辛いテーマなのかな
この良さが分かる人は、嫌味な意味じゃなくて
「アメリカかぶれ」してる人だろうね。
日本だって、何のバックグラウンドもない人間が
成功しようと思ったら、孤独を耐え忍ばなくてはならない。
アメリカはパイオニアの国だから「身の程を知る」とか「高望みしない」なんて
発想はあんまりない上に、バックにはストイックなキリスト教の考えがある。
アメリカの、特に南北戦争後は、アメリカン・ドリームとキリスト教の教えとの間の
相克だよね。この映画の二人も、そういう意味では、非常に類型的な人物だと思う。
おや、アメリカ人が見てもヨクワカランって
既出の福田和也評を読んできた。
脚本が最悪。
「ハードエイト」や「マグノリア」には(疑似)父と子という関係性が
最終的なカタルシスを生んだが、本作はカタルシスがない。
つまり争闘があるように見えて実は本質的な対立軸がなく
完全なモノローグに終始している。
また特にダニエル・デイ・ルイスのオーバーアクトはひどく隠居していた
こいつを再び映画界に復活させたスコセッシは切腹すべきだとのこと。
本来対立軸となりカリスマ性をもたなければならないポール・ダノの
へたれっぶりもひどい。
ジョニグリのサントラは現代音楽へのコンプレックス丸出しでPTAの
これまでの映画での音楽センスの良さは完全に消滅。
>>622 >カリスマ性をもたなければならないポール・ダノの
>へたれっぶりもひどい。
読み違えっぷりが酷いなこれは
現代音楽ってなんというか・・クラシックのことよね?
625 :
名無シネマ@上映中:2008/06/23(月) 20:23:30 ID:vSufkong
主人公は確実にサクセスしていっているのに、ひどく心もとない感じがして胃が痛くなりそうだった。
ほとんどの画面が殺伐とした荒野で、不安感を煽る音楽やら効果音が流れる中、
DDLが赤ちゃんと一緒に電車に乗ってるシーンが際立ってキレイだと思った。
本当は息子のこと、愛してたんだろうにね。
626 :
名無シネマ@上映中:2008/06/23(月) 20:35:10 ID:QVnKoAWk
>>624 現代音楽というのは20世紀以降の音楽のことでは?
>>622 なんというかこの人、映画評論にはあまり向いてないような気がする。
では本業の文学評論はといえば、うん、まあ、そのー、あー、なんつうか、うむ。
まあPTAへの期待が大きすぎたんだよ、俺も。
落胆が・・・
音楽はオフの方がましだったな。。。。
火災シーンの音楽はさすがに面食らったけど
輸入DVDで見直したら、今はこれ以外無いと思えるほどハマってる。
狂ってる映画だし音楽はあれでいいんだよ
まともに見るなってこと
あれがオーバーアクトなら、
巷の頑固爺さんたちはみんなオーバーアクトw
お前らだけだよ。そんなこと言ってるの。
myspace見てみろ。雨ファンは狂ったように絶賛してる。
やっぱ日本人には難しいのかな。Paul Thomas Andersonは。
>>632PTAが難しいというよりも、
この作品の世界観も理解できないんだと思う。
なにせ、日本人は
富を得ようとする⇒悪
神の声を聞こうとする⇒悪
だからねww
主人公二人の相克なんて理解できないさ。
>>633 原作だって ダニエル達は極悪人に書かれてるんだけどね。
なんせ作者は企業家を告発する本ばかり書いてきたルポライターだから。
>>633 いやこれただの喧嘩してるだけの映画だから
神がどうとか大袈裟に書いてる奴は阿呆だなあって思うよw
636 :
名無シネマ@上映中:2008/06/24(火) 20:05:39 ID:iGM3gbWJ
スレタイの
【ふたなりちんぽミルク飲みたいのぉぉぉぉーー!】
というのはどういう意味ですか?
音楽と主演のおっさんが激しくうざかった。
638 :
名無シネマ@上映中:2008/06/25(水) 17:52:36 ID:WuNlpHBi
DVD8月20日発売!
BDも同時発売だ!
ちなみにBDの方が特典映像が多い。
BD出るのか、やったぜ
ちなみに日本盤のリリースはパラマウントじゃなくディズニーからになるのかな?
出るの早いな。
この手の映画は地方回りも考慮して5ヶ月か6ヶ月はかかるし。
なんだもう出るのか、確かに想像より早いな
本体持ってないけどBD買うかな
643 :
名無シネマ@上映中:2008/06/26(木) 08:51:35 ID:fk0Vw7dd
DVDの公式情報
どこに出てるのか教えて〜
644 :
名無シネマ@上映中:2008/06/26(木) 08:57:37 ID:ymmhACyi
一般告知はまだだよ。
いやっ今日からだっけ。
まぁとりあえず待て
ゴーン・ベイビー・ゴーンのほうが面白そうだな
国内盤BDも米パラマウント盤と同じくVC-1エンコードなのか
ディズニーだからMPEG4 AVCにしてくれるかと期待したが
観てきた。
なんかもう……すごい……
ボッコボコに殴られたような気分……
もうなんつうか、とにかく殴られ蹴られ暴行されてる感じ。
「クローバーフィールド」を観たあとの感覚に少しだけ似てる。
昨日2回目観てきたんだが、
スタンダード社のおっさんたちに「家族のことに口出しするな」と怒鳴るシーンの後
パイプラインを作ってるシーンになる(イーライタコ殴りにつながる)けど、
その切り替わりの直後にヘンな声が入ってる。
「Personally」とか言ってるように気がするんだが、何だろう?
>>651 レストランじゃなく、ヘンリーと一緒だった場面なんだけど……
もしかして……
みんな時系列どうなってた? 語られる順番がバラバラじゃなかったか?
ちょっとあげ
655 :
653:2008/07/05(土) 10:50:52 ID:TX9/75I0
ちょっと説明が足りなかったようで……
俺がシネコンで観たゼア〜は、
ヘンリーがダニエルの家を訪問する場面が、ヘンリー射殺の後に来てたりと
物語の時系列がバラバラになっていたのね。
最初は「あーこういう手法なのかな」と思ったんだが
このスレで時系列云々という書き込みが皆無だし、他のサイトにも書いてない。そして前述の変な声。
そんなことは万に一つもないけど、もしかしてフィルムがなんかこう、おかしくなって
話の順番がごっちゃになったのかしら、という不安にかられたのよ。
で、他の人はどうだったのかな、と……うん。
657 :
名無シネマ@上映中:2008/07/05(土) 11:22:47 ID:4qllY7JT
昨日見てきた。
ここみるまでポールはイーライの別人格なんかと思ってた。
イーライが想像以上に悪人なのが、ダニエルの黒さとバランスしてる映画だから
音楽は確かに耳についた
見た劇場がショボイせいかと思ったらそうではないようなので納得した
イーライもダニエルも現代のアメリカの病巣を象徴するような人物だな
HWがあんなに厳しい環境にいながら、普通に結婚して、まともに巣立っていくところが救いだというのは同感
>>656 思い出した。石油会社に激怒の次はイーライタコ殴りじゃなくて
パイプライン敷延のそばでHWと再会する場面だった。それからえっと、
ごめん、やっぱ俺の勘違いだわな……
659 :
名無シネマ@上映中:2008/07/05(土) 16:30:11 ID:AS37XURS
あの偽弟と神父が殺されたとき、思わず喝采を叫んだのは、自分の中のダニ
エルが目覚めたからか?
しっかし石油発見しても、ちいとも開発された様に見えない町はどういう事
じゃ?
>>659 炭坑だったら仕事があるんだろうけど
石油は身内で勝手に掘ってそれで終わりだから
でも、HWとレストランで食事中、スタンダードオイルの関係者と再会するのは、
石油を掘っていた町のレストランじゃないのかねえ
だとしたらそれなりに発展してる気がするけど、あれはサンフランシスコ?
662 :
名無シネマ@上映中:2008/07/08(火) 01:26:22 ID:xzatys1X
>>653 イオンシネマ三川でご覧になられましたか?
三川で俺がみたときも時系列バラりんこ映画だったぞ。
君が言うとおりだったw
まさかフィルムの順番間違えて上映してるんじゃないだろうな?三川w
>>662 そうそう。そこで観たのよ。
まさかとは思うけどさぁ……
フィルムバラバラなんてありえねー話だし……
それはむしろ貴重な上映だぞ
俺は一度見ているから山形まで行って観てみようかな
シャッフル上映なんて前代未聞じゃないの?
そんなバナナw
668 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 00:48:21 ID:VhYXtj3G
あ、オレも三川で見た。
ニセ弟が死んだ後にヘンリーが登場するとか、何だか訳分からなかった。
アレ、単なるリール繋ぎのミスなのか?だったら金と3時間とガソリン代返せだろ?
669 :
668:2008/07/11(金) 01:31:07 ID:VhYXtj3G
それでもPTAならやりそうかな?とか好意的に見てた(見ようとしてた)
自分もアレなんだけど。
だから、主人公には常日頃から続々とニセ弟が出てきて、使えそうな奴は
使用人として使うためにわざと騙されたフリをしてるのか?
とか非常に余計なこと考えてた(w
もう一度見に行ってみようかな?シャッフル上映。
670 :
名無シネマ@上映中:2008/07/11(金) 01:42:35 ID:y0ww8fFG
誰か電話してみるなりしてみたほうがいいんじゃないのか?
俺はそこで見てないからなんとも言えないが
ただごとじゃないだろ?洞考えても、ありえないことだ
貸し出されてるフィルムがアレなのかな
元々地味で静かな映画だから映画館の人も客も誰も気づいてないとかかw
『人狼』ってアニメを見たとき、途中で音声がまったく入らないシーンが10分ほど続いた。
その時は、押井が脚本書いてる映画だし、そんな演出だと思ってた。
上映中も上映後も、騒いだりしてる客は俺を含めて一人もいなかった。
後日、DVDが出てから見なおしたら、件のシーンにはちゃんと音が付いてた。
っていうのを思いだしたよ。
>>672 30年前とかはよく画面がずれたりということがあってスタッフに知らせに行ったりしたけど
最近はほんとに少ないよね
フィルムが何本かに分かれていて映写機にかける番号を間違えているということも昔ならあり得たけど
はたして今でもそんなことがあるのだろうか?
予想外の展開にwktk
>>673 今は届いたフィルムを一本の大きなロールにして映写機にかける筈だから
その時に間違って繋いじゃったのかなぁ
そういえば俺も昔、米映画の途中で突然独語だかの吹替版になった事があった
丁度フィルム一巻分の15分位(字幕は普通についてる)
そういうギャグなのかと思ったら後日ビデオで以下同文
何だったんだあれは?
うは。気がつかないうちにじんわり話題になってら>イオンシネマ三川
昨日(金曜)で終わっちゃったからもっかい見に行くということはできないし
電凸しても向こうで確認できるかどうかわからないし……
DVDを待って確認するしかないのかな。
それでやっぱり繋ぎがミスってた、となったら業腹だなぁ。
677 :
名無シネマ@上映中:2008/07/15(火) 04:31:44 ID:nvLiOHAM
この映画監督は天才だがある面才気がキチガイ並にありすぎて、
ラストの意味がわからない人が多いみたいだね
映画の配給関係者が頓珍漢なコピーで宣伝したせいもあるけれどな
息子を敵だと言った所はダニエルなりの愛情で、
最初はおどおどしてた息子を自分と訣別させて送り出す為にあえて憎まれ役を買った
だから息子が出て行った後に、息子との回想シーンを入れて彼の愛情を示したのに
ただ単に金の亡者的解釈をしてる人が多いし
ラスト イーライを殺したのだって最初彼が偽善者と認めなければ殺すつもりは無かった
だけど彼は自分を偽善者と認めてしまい
失望したダニエルが 息子を失い藁にもすがりたかった孤独なダニエルが
こんな馬鹿な男にすがり期待しかけた自分の馬鹿さ加減に頭にきてつい殺してしまった
あのシーンを単なる昔の復讐と思ってる輩がいるけど 本当は悲しいシーンなんだよ
あの映画は全編 石油を掘る事しかできない不器用な父親の愛をテーマにしてる
子供が耳になって別れた後も 子供の部屋の大きさを気にかけていたし 耳が聞こえなくなった時にイーライを聴力を取り戻して見せろと八つ当たりした所
ああいうシーンで監督はダニエルの愛の深さを表現してるつもりなんだけど 一般の観客がはっきり言って監督についていけていない
監督も説明不足の所があるけど、あの手の才気溢れる人は、
自分が天才過ぎるから説明しなくてもわかるだろ的なところがあるから
一般の観客の読解力の無さに気がついていないんだよねえ
678 :
名無シネマ@上映中:2008/07/15(火) 06:48:04 ID:LMmIIYyW
>子供が耳になって別れた後も
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ ワロた
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i
気持ち悪い長文妄想野郎がやってきたなw
>>677 アホか。
イーライが偽善者ってのはずっと前から見抜いていたから
本人が認めるかどうかなんてのは関係ねぇ。
「単なる昔の復讐」ではないにしても
「すがり期待しかけ」るわけねぇし。
妄想だらけでw
>ラストの意味がわからない人が多いみたいだね
お ま え が 言 う な
出て随分経ってるけど、サントラのジャケいいね。
ポスターよりも良い。あのシーンを選んだってのが良い。
あのジャケをプリントしたTシャツあったら買うわ。
683 :
677:2008/07/18(金) 11:17:45 ID:OsjEhzvS
やっぱりわかっていないのが多すぎるなあ
イーライに期待して自分の馬鹿さ加減にかっとして殺したんだよ
弟と偽った男の時も同じ 孤独な男が弟と思った人間に期待して裏切られて殺した
同じ過ちを重ねて繰り返してるのに 何故最後の意味を取り違えてる輩が多いんだろうか?
この意味があるからこそ不器用な男というテーマが首尾一貫してくっきりと浮かび上がってるのに
読解力が無い観客が多すぎるんだなあ きっと
684 :
677:2008/07/18(金) 11:23:00 ID:OsjEhzvS
それからイーライが偽善者というのははなから気がついていた
裏切られたと思ったのは イーライが自分が期待したほどやり手でなく
弱虫と知ってしまったから
あの時 認めないくらいの根性とふてぶてしさ 狡賢さをもっていたら
彼は仕事のパートナーとして一緒にやっていく位を考えていた
でもイーライはちょっとの脅しに屈して 自分が偽善者というのを簡単に認めてしまった
だから彼はイーライに失望して そんな奴にちょっとでも期待した自分の馬鹿さ加減に怒りをもって
殺したんだよ
これ位説明しないと 今の観客にはわからないんだなあ
最近 谷崎潤一郎ですら全然理解できない人が多すぎるし
花と男子 とか見過ぎて読解力が無くなってるのか
それとも昔から読解力のある観客が少ないのか
685 :
677:2008/07/18(金) 11:33:36 ID:OsjEhzvS
息子を失って 孤独な時
人はおぼれる時にはわらにもすがりたいもの
そのわらが わらにもなっていなくて ちょっとでもそんな物に期待した
自分に逆にぶち切れた
こう例えればわかる?
686 :
名無シネマ@上映中:2008/07/18(金) 12:08:20 ID:v+EMJYiZ
誰でもわかるようなことを偉そうにのたまう割には文章が稚拙すぎる気が
>677
最新のインターネッツにはブログとかいう
チラシ向きのサービスがあるらしいから
それをやってみると楽しいかもしれないよ
まあコメンタリー聞けば答えがでるから待てよ
PTAには意外だったろうけど、
たとえミルクシェイク・コメディと解釈する人がいても、
映画の解釈は人それぞれだからな。
アンチ・ブッシュ映画という声にはさすがに笑ったが。
>息子を敵だと言った所はダニエルなりの愛情で、
>最初はおどおどしてた息子を自分と訣別させて送り出す為にあえて憎まれ役を買った
こんなこと言ってるヤツがよく他人に読解力無いなんて言えるな・・・
ダニエルは確かに息子を愛してはいたが、息子が自分と決別して商売敵になることは
我慢ならなかったんだよ。
息子に対する「お前は拾ってきた子で商売のために利用していただけだ」という言葉は
息子をなじる言葉であるだけでなく彼を失ってしまう自分の痛みを誤魔化すための
言葉でもある。
だいたいあのシーンで息子はおどおどなんてしてなかったろうが。
むしろダニエルに「父さんのことを愛してる」という言葉をかけるほど堂々としてたぞ。
もしかして長文クンは釣りなのか
692 :
677:2008/07/19(土) 02:23:01 ID:uK5+gv3W
>>690 愛していたけど商売敵になるのは嫌だった?
それじゃ全然ストーリーになっていないじゃないか?
商売敵になるのが嫌なら親子であっても力づくで独立させないだろ
歴史上 親子で利害が対立して殺した例はいっぱいある
それから息子が二人っきりで話したいと言ってた時も
父親が通訳を交えて残させたのも 息子を悪者にしたくなかったからだよ
誰も居なければ 父を捨てた息子とレッテルを貼られるが
息子を愛するが故に 自分が悪者になるように話したんだ
その証人が居れば 息子は悪者にならない
色々あの映画は芸が細かいのだよ 現実をうまく描けてる
うちの猫よりも 映画を理解できる観客が少ないのもわかった・・・・・
>>692 ダニエルが自分を理解してくれる者を強く求めている反面
他人を徹底的に信用できない(だからいつまでも他人と本当の信頼関係を築けない)
人間であることは偽者の弟のくだりを見ればわかるだろ?
愛情を注いでいたにも関わらず自分のもとを離れたいと言い出したHWは
ダニエルにとってもはや信頼できない、息子としては扱えない人間になってしまった
そういう心情も理解できてないのによく「現実をうまく描けてる」なんて言えるなぁ・・・
猫に映画の見方を教えてもらったほうがいいぜ
釣りってのはさ、サっと釣って、ササっと退出、で、釣られたヤシも、
「あちゃー、釣られたゎ」と苦笑い。こういう軽やかさに美学があるんだよ
長文愚論クンみたいに不必要にシツコイのは、釣ってる自分に酔ってる感じでオモロないわ
>>693 俺も同じような感想。
>>677みたいな解釈を持っても良いと思うけどね。
まぁ、でも上から言ってる割には少々幼稚かな。
696 :
677:2008/07/19(土) 08:30:27 ID:uK5+gv3W
>>693 余りに奥の深くない見方なんでワロタ
表面上はその解釈でも良いが 大事なのはあそこが心の葛藤のシーンを描いてると言う事
やっぱり花より男子世代には難しかったか・・・
文学とかお読みになった事あります?
ちなみにダニエルが本当に絶望したり裏切られたりしてる場合殺してるよね
HWに対して一貫性が無いのは何故なのかしら?
とうちの猫も申しておりますよ
>>696 息子との関係(Blood)を殺したろ。十分重い結末だよ。
実の子ではないということを考えみてれば
677の幼稚な二元論が成立しないことがわかるだろ
と、ウチのオオクワガタがぼやいてますが
699 :
名無シネマ@上映中:2008/07/19(土) 22:48:12 ID:dExNDobr
677は文学とかほざく割に読解力がないよなぁ…
根拠があるように見せかけてスッカスカの自分の意見を述べてるだけ
人間の感情は常に移り変わり、時には矛盾するものということはよく文学でも取り上げられてるだろ。
歴史上たくさんの例があるからってそれが当人たちに100%当てはまるとなんで言えるんだか
とうちのウサ公がいいたげな顔してます
700 :
677:2008/07/19(土) 23:49:08 ID:uK5+gv3W
皆にフルボッコされて反論できなくなってついにレスが安い煽り文句だけにw
702 :
677:2008/07/20(日) 00:07:39 ID:DENqPRNR
ちなみに人間の心には一貫性が無いけど それをやったら作品ではなくなるよ
あと文学の場合は 一部のアホナ文学を除いては
どうして人間の感情が移り変わったかをきちんと描写してあるんだよ
それからあの不器用な終わり方も監督が不器用な愛をテーマに描いてるから
映画の描き方と テーマ 全てが首尾一貫してる
一流の作品はテーマに一貫性が必ず見られるもの あれもこれもとテーマを詰め込んだり変えると
何を云わんとしてるかもわかんなくなるし 効果も薄まってしまうんだよ
ここまで説明してあげてるからわかってニャー と
うちのニャンたんが優しく教えてあげてます
703 :
677:2008/07/20(日) 00:13:31 ID:DENqPRNR
まあわかんないだろうなあ・・・
ここまで説明してもわかんないなら・・・
ちなみにオープニングからずっと不器用だったでしょ 作品の芯がぶれてないよ
テーマに合わせて撮り方を変えるのがこの監督の特徴だからニャー
ただ才気がほとばしりすぎてるんだね マジョリティにはわからないか・・・
>不器用な愛をテーマ
よし、オレの新作は不器用な愛がテーマだから
不器用な描写満載の映画を撮るぞ
ってことですか
ついでに教えてくれ
「マグノリア」は何をテーマにしたからああいうラストになったんだ?
706 :
677:2008/07/20(日) 00:47:47 ID:DENqPRNR
正確性を期して
>>702の訂正
テーマが不器用な愛 ×
テーマが不器用な男の愛 ○
どっちでもいいよ
>不器用な男の愛をテーマ
よし、オレの新作は不器用な男の愛がテーマだから
不器用な描写満載の映画を撮るぞ
ってことですか
ちなみに何が不器用なのこの男は?
面白くもない釣り芸を本人だけが面白いと思って
勇躍開陳したけれど、当然ながらまったく釣れも受けもせず、
しかし今更引っ込みもつかないのでしつこく粘着している最中でつね?
よくわかります。
709 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 00:57:36 ID:PvfrwqUW
厨二病もここまでくるとすがすがしいなw
710 :
677:2008/07/20(日) 01:00:05 ID:DENqPRNR
皆さんの理解力を過信して言い過ぎました ごめんなさい
<(_ _)>
皆純粋なんですね
711 :
677:2008/07/20(日) 01:01:11 ID:DENqPRNR
どうかポニョでも楽しんでください
<(_ _)>
オレ明日早いからもう寝るわ
ちゃんと宿題やっといてね
まぁ、作品を観てその人がどう思ったかなんて
他人がクチを挟める問題じゃないからね。
どう感じてもその人の勝手ですよ、うん。
714 :
名無シネマ@上映中:2008/07/20(日) 08:46:12 ID:PzOUcrSw
口を挟んでるからバカ扱いされてんだがな
あれマグノリアのカエルについては何もなしかww
これは鼠が虎だかライオンだかに勝負を挑んで
ぶちのめされる映画だよ。
愛とかそんなもんは無い
結局遁走したか
718 :
名無シネマ@上映中:2008/07/21(月) 10:09:03 ID:MBWOxD13
早くDVDが見たいよぅ。
>>716 この映画にライオンなんて居ないだろ。ダニエルだって散々メロメロの弱さを
露呈してるわけで
パクリ専門の監督作品なんかがアカデミー賞とれるわけないよねw
それにしてもノーカントリーは面白かったな
夏だなあ
722 :
名無シネマ@上映中:2008/07/22(火) 23:17:34 ID:RbCZGjo0
あっ最後に
>>715を見逃してた・・・
遅レスだがマグノリアのテーマはリンボ・・・
これ検索してな じゃあ
723 :
677:2008/07/22(火) 23:19:03 ID:RbCZGjo0
↑
は?
これだけ時間かけて調べたんだからケチるなよ
>720
そうだね、ノーカントリーの方がはるかに面白かったね。
DVDの売り上げでも断トツで勝つんだろうね。
まだ池沼のアンチが住み着いてるのか。
Paul Thomas Andersonも大したもんだな。
ノーカントリーのDVDっていつ発売するの?メッチャ欲しい!(^^)
まあ何だ自演がんばれ
アカデミー賞とれなかったのがそんなに悔しかったのかぁ
いちいち噛み付いたりしてさw
しかし監督本人でも無いヤシがどうして悔しがらなきゃならんの?
677が可哀想
733 :
名無シネマ@上映中:2008/08/03(日) 17:09:16 ID:8wosZYTq
繰り返し見てみると、677の解釈が一番正しかった気がする。
.∧_∧
<`Д´* > もっとウリを見て欲しいニダ・・・・
.;/⌒V" "/⌒ヽっ
>>677 と_人_9a__∧_つ
___ __ __
|__ | _ / / | | ◎ _
/ < |_> / / | | |_>
<_/\_> /_/ .|__|
┌┐ ┌┐┌┐ ┌┐ __ __
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 ̄ └┘  ̄ / / \/ / / \/
 ̄  ̄
146 名前:氷上の名無しさん[] 投稿日:2008/07/30(水) 22:56:03 ID:YBTazNuU0
だけじゃないのか
マーチン・スコセッシのパクり監督
738 :
名無シネマ@上映中:2008/08/16(土) 05:54:52 ID:4GwARilY
アカデミー作品賞受賞おめでとう!
DVD出るの楽しみだお\^o^/
アカデミー作品賞はもらってないが?
DVD楽しみ
レンタルで見たんだが、めちゃめちゃ面白かった
シガー最高!( ^^)Y☆Y(^^ )
>>740 節子!それゼアウィルビーブラッドやない、ノーカントリーや!
荒らしだから無視しろ
746 :
名無シネマ@上映中:2008/08/20(水) 11:54:52 ID:V7opg1nM
佐藤哲也の解釈がわかりやすくてよかった
747 :
名無シネマ@上映中:2008/08/20(水) 23:33:48 ID:NsbcIWVB
ダニエルが他人を嫌い血の繋がりにこだわる人間なら父親の元を去ったりしないだろうな。
血が繋がってなくても息子をこよなく愛していたね。
You're a bastard from a basket.
車からオッサンを降ろそうとする時の、シガーの作り笑顔がめちゃくちゃキモ怖かった
750 :
名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 12:55:29 ID:bowO2EJS
>>749 節子!それゼアウィルビーブラッドやない、ノーカントリーや!
751 :
名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 21:55:05 ID:9GZAIZSR
バリーリンドンのパクリ映画
752 :
名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 22:23:09 ID:fwNeHQdM
よく働くお父さんだったね………
梯子から落ちたり仲間が死んだりとリアルだったなぁ。
こないだの大雨で下水道を流された人達を思い出した。
偽弟を殺したり息子を突き放したりした後に必ず酒に溺れるとこなんか、
分かり易いくらい弱い面もあるんだなぁて感じで好き。
DVD借りてきたけど、吹き替えの人は
あの2人の演技に合わせるの難しかったんだろうなと思った。
756 :
名無シネマ@上映中:2008/08/22(金) 11:40:32 ID:yDFGHyAT
確かに神の使いが悪魔憑きを倒す物語としたら非情にとおりはいいなあ
シャイニングのパクり
758 :
名無シネマ@上映中:2008/08/22(金) 23:28:31 ID:RJ7hmWuH
ロストの画面切り替わるときみたいな気味の悪い男始めの方鳴ってたけどなんの意味があんの?
759 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 00:34:31 ID:GlCyoq3H
DVD買うか迷ってるんだけど特典って15ミニッツだけ????
60セカンズだよ
761 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 04:18:58 ID:opUq2asU
>>758 ????男????
ラストはあの詐欺預言者が大嫌いだったからスッキリした。
>>759 そうだよ、買うならブルーレイにしちゃいなよ
もしプレーヤーが無くても、廉価版が出るのは当分先だし、今BD買っちゃいな
おお、こわ
見た
やたら長いけどよかった
スレその他の情報まったくまだ見てないけど
最後絶対キューブリックの影響だよな
767 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 20:49:08 ID:opUq2asU
何が血になるの?
最後に牧師が刺し殺されて血が流れたこと?
繋がらない血が何かで結ばれること?
石油によって血が流れること?
ダニエル(役名の方)って、息子が施設から帰ってくるシーンと、最後のボーリング
のシーンでは足が悪そうな感じだったが、それ以外のシーンでは普通に歩いてね?
冒頭の事故シーンで傷めたのか?なら何でこれらのシーンだけああいう歩き方をしてるんだ?
スコセッシのパクり→キューブリックのパクり
今観終わったけど、ラストはコメディーで笑うトコだよね?
771 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 05:43:48 ID:9dSikxai
>>770 というかこの映画自体ブラックコメディなのかもしれん、デイルイスのオーバーアクトといい
ところでBDにもメイキング類一切付いてないのは何故?本国でもそうみたいだが
後でまた特典つきで出すつもりなのか?
本人達が大真面目だからこそ、はたから見てるこっちは
悲しいんだけど思わず笑っちゃう、て感じかなぁ。
うまく表現できないけど。
773 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 13:11:05 ID:zPE1Z7qp
>>758 古傷って気温や体調で痛みが変わるから時々思い出したように痛んでる方がリアルだな。
まぁずっと変な歩き方や姿勢だったから「古傷をかばってるんだな〜」と思ってた。
ゼアウィルビーブラッドジョーク
どこらへんがどうキューブリックテイストなんだ?
>>773 まあ時々痛む方がリアルか・・
>>774 カメラワークとか音楽の使い方とか、常軌を逸したキャラクターとかじゃないの?
特に最後の部分でキューブリックっぽいって言われてると思うな。
音楽の使い方は時計仕掛けのオレンジのベートーヴェンの第九、
DDLの演技はシャイニングのジャック・ニコルソンを思い出させるし。
具体的には思いつかないけど、全般的に演出もそれっぽい。
でもパクリっていうのは馬鹿げてるし、
キューブリックテイストってのも悪い意味で使ってる人は少ないと思う。
777 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 06:50:51 ID:RMlSnh5M
>>762 それインタビュー番組だっけ ブルーレイなんて何がいいのだ?
つうかさ 血まみれの石油 とかもっとましな邦題なかったのかな
>>777 これの映像特典の15ミニッツはインタビュー番組じゃなくて、当時の写真や
映画の場面を織り交ぜた15分間の映像集ってこと
ブルーレイの方が特典も多いし(といっても今回は大した特典は入ってないが)
画質も音質もDVDより全然良いぞ
>血まみれの石油
ってちょっとベタすぎないかw
黒い血とかどうでしょう??
779 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 13:24:56 ID:6FHuNrG7
上の方に出てた「やがて血となり」がいいかな、と思う。
アマゾンのコメント見てたら冒頭がキューブリックの2001年宇宙で最後がシャイニングだって書いてあったが
・・・そうか?
今日レンタルでみた。
んでおもったんだけど、どうにも自分は主人公のことが嫌いになれない
なんか「怪物」って気がしないんだよね
情だって普通に求めてるし、なんか切ないくらいに感じた
ミルクシェーキノシークエンスは確かにすごいインパクトだったw
782 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 23:21:44 ID:6FHuNrG7
主人公…
結婚したら息子がいなくなっても寂しくないよ?
>>779 町山作の「血イ 見るど、コラア!」 もあるよ。
784 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 23:39:47 ID:I96m4Tnq
血は流るる
786 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 00:03:29 ID:tUlzAI3p
今、観終わった。
他作と比べるとやけに落ち着いてるような印象だったけど、
ダニエル・デイ=ルイスだけはうるさかった。
馬鹿な人間を描くのは相変わらずなのね。
ブルーレイとDVDの差は画質的に歴然だよ。
映像に凝った作品でHDテレビがあるなら迷うなんてオプションは無いぐらい。
密室人間ドラマみたいな作品ならたいして違いないわみたいな場合もあるかもしれんけど
吹き替えだと抑えすぎであまり迫力ないなw
スタジオでアフレコすると声が壊れても構わないって考えが無くなるんでしょうか。
789 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 10:12:45 ID:c2hj4xAB
>>778 うんべただけど石油はタイトルに入れたいべ
てかブルーレイって特典は同じだと思ってたのに・・・
映画オタクとしては金がかかってしょうがない・・・
790 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 06:28:03 ID:AkuErbcr
ダニエル・デイ=ルイスって始めて知ったんだけど、他の映画にも出てるの?
>>789 ブルーレイにしないなんて・・・・・・もったいない。
>>790 1970年代から活躍してる37年選手だ、コラア。
1980年代から映画見ている人間には大スターだ、コラア。
1989年「マイ・レフト・フット」アカデミー主演賞
1990年代は引退してたから、若い世代に馴染みが無い。
「マイ・ビューティフル・ランドレット」
「存在の耐えられない軽さ」
「眺めのいい部屋」
「ラスト・オブ・モヒカン」
「父の祈りを」
「エバースマイルニュージャージー」
「ギャング・オブ・ニューヨーク」
794 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 08:22:44 ID:tYrASI7D
ダニエル・デイ・ルイスは上手いが主演男優賞取るほど圧倒的ではなかったな
ポール・ダノはいい役者だな
>>794 じゃあジョージ・クルーニーなら良かった?www
>1990年代は引退してたから
あ?
797 :
790:2008/08/27(水) 10:33:15 ID:AkuErbcr
ありがとう。
帰りにレンタルしてくるw
事故シーンのドンカンカン音楽はサントラに入ってますか?
>>798 あの音楽は Steve Reich かと思たよ。
ダニエル・デイ=ルイスは靴職人の修行をしていたらしいよね
きのーDVDで観た、すげー興奮した。
DDLのファンになってしまった!
額に汗して働くし、汚い事も全部自分でケリつけるし
まじダニエルに共感した。
本人大真面目で口角泡立てて喋り、激情のままに行動し、己の欲望に忠実で、
どんな困難にも真正面に立ち向かい欲望の実現の為には汚れも厭わない。
額に太い血管を浮かび上がらせて激昂する様なんてのは、ハマコーさんを思わせる。
本人大真面目だが、傍から見れば滑稽って感じもそっくり。
重喜劇って言葉がぴったりのDDLの演技でした。
清濁併呑を地で行くところもいいね。
根底には激しい愛情も感じられるし。
>>801,802
ダニエルには「清い」部分は特になかったと思うけどなぁ・・濁流を泳ぎきる胆力は認めるとしても。
あと常人並みの感情制御ができないで二人殺してるヤシに、安易に「共感」できるっつのも怖いな
共感というかダニエルは哀れなやつなんだよな
米ではこの映画21世紀の市民ケーンって言われてたらしいけど、
あれと同じで社会的には成功して富豪になるんだけど、誰からも愛されないし
誰かを愛することも出来ない。
あるのは疑心と憎しみだけなんだよな。
前にも誰か書いてたが、恐らく冒頭の事故で脊髄を損傷して性的不能になってしまった
ので、女にも興味なさそうだし、自分の血が繋がった子供を持つことも出来ない(この辺は推測だから
反論しないでw)
まあでもこの役はDDL以外の俳優だったら、ここまで説得力をもって観客を引き付ける事は
できなかっただろうね、
805 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 06:14:36 ID:IRqDOD+E
ポール(兄)とイーライ(弟)の入れ替わりは、教会を建てた時には入れ替わってたんですね。
ポールがいたのは、冒頭の話を持ってくる時だけでok?
夜に食卓で父親につかみかかり、ダメなオヤジとダメな息子だ! とブチ切れてるのは弟の方でok
>>805 >ポールがいたのは、冒頭の話を持ってくる時だけでok?
そのとおり。それ以降のシーンは一切出てない、出てくるのは全てイーライ。
807 :
790:2008/08/28(木) 11:11:17 ID:ksMZ9vCf
「存在の耐えられない軽さ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」 をレンタルして見た
「ギャング・オブ・ニューヨーク」の役柄は納得。怖かった。
「存在の耐えられない軽さ」は同じ人なの?
悪人じゃなかった。映画は良かったけど。
それと声が違うんだけど。年のせい?
808 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 11:37:56 ID:YN40Jbyr
神の使いプレインビューが悪魔憑きのイーライ滅ぼす映画って解釈を読んで
なるほどなーと思ったんだがこういう評は全然見ないな
町山発→破壊屋経由で福本ってやつのゼア・ウィル・ビー・ブラッド評を読んだ。
まじ吹く。こんなのがプロの評論家なんてちゃんちゃらおかしい。
こんなのに金払ってる奴ってまじバカ。
>>807 >それと声が違うんだけど
「ギャング」「血」のルイスは声を作ってるね。役柄からも納得かと。
「存在」が地声で今も変わってないと思う。
811 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 22:37:38 ID:/L7VteKk
いま見直した。
HWはやっぱり自分の子供じゃないね。冒頭13分のところで赤ん坊の父親、井戸の底にいるときに事故で
頭の上にオケが落ちてきて死んでるね。
次のカットではダニエルが、一人になった赤ん坊と対峙して見つめてる意味ありげなシーンもあるしね。
>恐らく冒頭の事故で脊髄を損傷して性的不能になってしまった
なるほどなぁ・・多分そう解釈すべきだね。
自分の洞察力の無さにショボーン・・すた。
書いた本人も言ってるように
そりゃただの妄想だ
すごく説得力ある解釈だと思うけどな。
俺はかつて、罪と罰とで、ラスコとソーニャが座ってる部屋に、隣の男が
やってきて、しどろもどろで去っていくシーンを普通に読み飛ばしてたら、
訳者あとがきで「あのシーンで、ラスコとソーニャはセックルした直後で、
隣の住人はそれをすぐ見取った、と読み取れないヤシは童貞ww」と書いてたのを
読んでガーンとショックを受けたことがある。
言わないけど当然このぐらいは読み取れよな、つのはあるよ。
さすが映画王が集まるスレだなw
インポはともかく実の親子じゃないことすら読み取れないのは厳しいよな・・・
思いっきり描写されてんのに
製作者泣くぞ
817 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 01:09:00 ID:XkpvTwrY
ダニエルがサンデーの農場にやってきてテント張ってると、イーライがあいさつにくるんだけど、
ダニエルの演技がいいよね。「え? おま、ちょっと、顔そ、っくり、ええ?」っての。
818 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 06:36:40 ID:aiWOij5H
>>790 俺はダニエルデイルイスを超える役者はいないと思っている
靴職人から戻ってきたときのインタビューは人として尊敬できた
グッドシェパードとった俳優よりいいよ
819 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 11:55:00 ID:Xq7ZYalO
監督の作り上げた作品だから、
これはこれで楽しむのが筋なんだろうけど、
不協和音が延々と続かなかったら
もう一度みたいかなぁとも思うんだけど、
二度はもういいな。
じっくり自分の中で物語をかみ締めたり、
自分に照らし合わせて顧みる映画を楽しむという本来の余裕は出ないな。
ただただ疲れる。
コーエンのノーカントリーみたいな淡々とした演出じゃあ嫌だったのかなあ。
監督が奇をてらう主題でもないだろうに。
820 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 12:12:36 ID:Xq7ZYalO
と、思ったが、、、、、、、、、
耳の聞こえる俺らが普通に不快感なく映画を見ても
それはただの映画なのか。
一時的に擬似的に観客の耳を壊して、
常に耳の機能が壊れているという不快な思いをさせることで、
耳の聞こえない息子的な立場に立って、
この主人公である親父を見続けさせるという実験なのか??
耳の聞こえない息子からしたら、
この映画の音を不快に思う観客ように、この親父が見えたのかもしれん。
>>819 主人公の心を表現してるからしょうがないでしょ
822 :
名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 03:14:53 ID:feruNx/M
今日見た
見ていてダニエルと自分が重なってしまった
このまま年とったらこうなるなって思ってた人物像が正にダニエルだったからびっくりした
ダニエルとイーライについての私見
ダニエルとイーライは対極の人間であり、ダニエルにはイーライがとても滑稽に思えた
超リアリストのダニエルに対して、夢想家のイーライ
超リアリスト故、人を信じる事も許す事も出来ず歳を取る毎に憎しみが積層していくダニエル
彼は血の繋がりというリアルが無ければ人と繋がれないほどに純粋であり、捻くれていた
逆に、人を許す事を生業としているイーライ
ダニエルにとって、夢想家のイーライが人に許しを与えている事こそが罪だったんだと思う
だからダニエルはイーライを罰した、ダニエルの気持ちは良くわかる
ダニエルと息子
ダニエルは息子を愛していた
唯一血の繋がりを越えた愛を彼はとても愛おしく思った
最後のイーライ殺害も、息子とのこじれに起因すると思われる
ダニエルと息子に関しては、この映画唯一の純粋な愛が描かれている部分だと思う
823 :
名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 07:30:23 ID:bcmrXyBb
今思うと、677の解釈が一番正しかったように思ふ。
二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
住民を集めて邪教じみた説教をしている。このイーライの行動は万事においていちいち奇怪に見えるわけだけど、つまりイーライの
父親がいみじくも見抜いたように、プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、
やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた
悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す、というとても民話的な話を美しい映像と
サイレント映画を思わせるような不思議な空間処理で仕上げている。音楽の不思議な使い方も、映像を象徴へと還元する手段であろう。
ダニエル・デイ=ルイス扮するプレインビューは守銭奴ではないし、もう一人の 『市民ケーン』 でもない。仮にそうだとすると、
クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写が説明できない。 『マグノリア』 あたりと同様、
作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画だが、とにかく傑作である。
You're a bastard from a basket. っていうのは、
ダニエル・プレインビュー氏自身のことだと思うよ。
>>705 映画の冒頭にあった、「運命を決する偶然性」に起因してるものと思われる。
複数の人間の運命を一つの出来事で落とし込む、必殺技的なものがあのカエルの雨。
>>824,5
いつからここは「俺の考えた一番馬鹿な解釈」を開陳するスレになったんだ?
>>677のせいだぞ!
別にDVD出てこんだけ過疎だしなんでもいいじゃん
最初から、おれこう思う→そうかあ?なレスの連続だし
830 :
名無シネマ@上映中:2008/08/31(日) 17:15:03 ID:j8GW56l0
>>677 おどおどしてた息子って?息子は断固とした決意を持って一人立ちしたいと言っていたけど。
わざわざ憎まれ役を買って出る必要なんてあるの?
>>830 商売敵になるんだな、と覚悟のほどを確認したら、
父さんと争うわけじゃない、なんて言ってしまう
息子に腹が立ったのは確かだろう。
へー、たしかなんだー、すごいなー
834 :
名無シネマ@上映中:2008/08/31(日) 21:09:31 ID:BVmu2LBq
836 :
映画王:2008/09/01(月) 05:56:58 ID:dQK0wuQc
>>835 まあ明らかにストーリー上の重大な要素を見落としていて
ストーリー自体を勘違いしてるわけじゃなければ
確かに他人の解釈を否定はできないし、映画の解釈はある程度は自由だが、
この評論はストーリーをちゃんと把握できてない。たとえば
>父親を殴る息子イーライを滅ぼすため
とあるが、(まるで恒常的に家庭内暴力を行っていたような書き方だが)
これが描写されたのは劇中では油井事故後ダニエルに責められたイーライが
父親にお前のせいだと言って八つ当たりした場面だけである。
むしろ日常的に家庭内暴力していたのはイーライの父親であり、娘のメアリーは
いつも父親に叩かれるとHWに話していた。それを聞いたダニエルは父親の目の前
でわざとメアリーを問いただし、暴力を止めさせようとしている
>プレインビューはイーライに向かって、おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
>すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり
これ何かまるっきりストーリーの前後関係を理解してない証左である。
ダニエルは油井事故でHWが聴覚を失った後に、イーライのことを「healerなのに
何故息子を助けに来ない、何故助けられないのだ!」となじって、お前を滅ぼしてやる
と、この時になって初めて発言するのだ。
そして神の使いと悪魔の申し子の対決、こんなことは監督のポール・トーマス
アンダーソンも主演のダニエルデイルイスも誰も言及してないし、全く
クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
あと物語の構造はイーライとの対決だけでなく、HWとの関係も大きな要素だと
思うんだが、こんな解釈だったらじゃあHWの存在は一体何なの?最後の訣別シーンの意味は?
これが作家の書いた評論じゃなかったら、一蹴されておしまいじゃまいか
837 :
名無シネマ@上映中:2008/09/01(月) 07:51:41 ID:qszIxHZA
「俺の考えた一番馬鹿な解釈」を開陳する。
レストランで、キレて隣のテーブルに行ったのは、
ただ他人のウィスキーが飲みたかっただけなのだ。
ミルクシェイクと同じだ。
このストーリー自体が、とんでもない恐ろしい喜劇に見えてきた。
>>824-825 「・・であろう。」を使う独り善がりな批評は、9割方糞であろう。
ラストに関しては、宗教なんかクズで石油こそが正しいっていう自画自賛の説教だと思いました。
兄のポールは油田誘致して事業も成功、彼こそ預言者だと言い切ってたし。
で、殺すのは・・あの性格ですからねw
>二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
>貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
>教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
>住民を集めて邪教じみた説教をしている。
こんな糞長い文書いてるくせに偉そうだな
840 :
名無シネマ@上映中:2008/09/01(月) 17:50:58 ID:ZcFCyMIH
数年ぶりにイイ映画だーた。終わり方がキューブリックぽくて良かーた。
音楽もカナーリ面白かーた。主演がカナーリ頑張ってーた。
名シーンに音楽が鳴ってるっていうPTAの話には禿同。
ウィスキーの場面はすごくいたたまれなかったな。
監督が30代後半なんて信じられない。でも年寄りってわけでもなく年齢不詳な感じ。
DVD借りて見た。全く長く感じなかったし、面白かった。
度々ノーカントリーと比べて勝ち負け言ってる人は何?
公開時期が近かったの?
アカデミー対決で負けたんだよ
悔しいのぉ悔しいのぉ(^Д^)
844 :
映画王:2008/09/02(火) 09:03:28 ID:QSv03diP
>>842 公開時期も近かったし、共にオスカー8部門ノミネートされ、アメリカの賞レース
を競い合ったからな。共に2007年を代表する米映画といっていいだろう。
俺の考えた超解釈:
実はイーライと双子の兄は同一人物。初めから一人から居なかった
>>843-844 把握。お互い8部門もノミネートされてたのか…。
両方とも出てくるキャラが濃いよね。
両方ともキャラを楽しむ映画だよぬ
ストーリーを追ってワケワカメ!とか怒ってる人たまにいるけど
>>845 ところであの兄弟ってそんなに似てた?
最初に兄が話を持ちかけてきた時の字幕をちゃんと読んでたので別人なのはすぐにわかった
というか字幕に気をとられて兄の顔を覚えておらず、
兄弟が似ているということにさえ気がつかなかったという方が正しいかも…
imdb見てたら
Baby H.W. Plainview は双子の赤ちゃんをつかってるんだな。
850 :
映画王:2008/09/03(水) 20:01:05 ID:IImDO2fP
外国人の顔はどのみち全部同じに見えるからな
なかなか良かったなあ
でも予算の都合もあるだろうけど15ミニッツの画面に負けてるんだよね
PTAの画面は簡素すぎる。事故の場面でも煙とかボリューム無いし。
とことん金持たせてこれ作らせたらもうちょっと違うのかね?
まあ着実に大監督へのステップを上がってると思うのでそれはいつかわかるかな。
今日DVD見た。20数年経っても5000ドル払わないダニエルの鉄の意志に笑えた
もう最後の方じゃはした金同然だろこいつにとって。つーかドロレスシーンで「金なんか払ってやる」とか
言ってたからあの直後にすぐ払ったと思ってたのに洗礼シーンでも「まだ5000ドル未払いです」とネチネチ
言うイーライが小物に見えたな。まぁ契約までしててこいつにとって5000ドルは大金だから分かるけど
5000ドル払わないダニエルの鉄の意志!!
>>848 パターン認識が苦手なのか痴呆かどっちかだな
>>848 は、字幕が、映画を観るという行為にとって致命的な障害になり得る、一つの典型的な例だな。
>神の使いと悪魔の申し子の対決、こんなことは監督のポール・トーマス
アンダーソンも主演のダニエルデイルイスも誰も言及してないし
わかること説明しない
>クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
そりゃ、お前の単なる感想だ
>あと物語の構造はイーライとの対決だけでなく、HWとの関係も大きな要素だと
思うんだが、こんな解釈だったらじゃあHWの存在は一体何なの?
プレインビューの一部、構造的に対比対象というよりプレインビューの属性
>最後の訣別シーンの意味は?
引き金
859 :
映画王:2008/09/08(月) 16:12:23 ID:PKiiu04Y
>>857 どうもありがとう
>>858 佐藤哲也先生ご本人が降臨ですか
もっと聞かしてください
因みにちょっとだけ反論させてくれ
>>クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
>そりゃ、お前の単なる感想だ
クライマックスが肯定的に描写されているという解釈も
お前の単なる感想に過ぎない
あの最後にブラームスの明るい曲を流したから
肯定的な描写ととったのかも知れないが、
あれだって暗く陰惨なシーンに逆に明るい曲を流すよくある映画手法
と解釈出来る可能性も残されているわけだ。
どうして肯定的な描写と断言できるのかね
このスレ全然盛り上がらないし、もっと違う解釈が聞きたいから
異論大歓迎。ただし、単なる煽り、釣り、荒らしはナシな
860 :
名無シネマ@上映中:2008/09/08(月) 23:24:00 ID:l8HPqQTP
息子が自分の声で別れを告げた時、10数年ぶりに聞く息子の声が
本当に懐かしくて嬉しそうな眼をしていた。
でも、言葉の内容は別れなので、内心悲しみもあると思う。
その気持ちの整理がつかないうちに、つい言ってはいけない言葉
を口走ったのでは?
ダニエルの性格から、一度口に出してしまった言葉に自ら縛られて
完全な別れになってしまったのではないか?
そう考えるとかなり悲しい性格の人だね。
861 :
名無シネマ@上映中:2008/09/08(月) 23:50:18 ID:YMxcQRsr
これなんでPG12なの?グロなの?エロなの?
あれだよ、
元来誰よりも愛深ったのに、愛など要らぬ!と我を張って
結果帝国も崩壊させちゃったみたいなタイプ
悪くはなかったが、やっぱりマグノリアが最高なのは動かないなぁ
映画大王さんはすごくあたまがよさそうなのでついでに佐藤亜紀の感想も
コテンパンにしてやってください
漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。
と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。
結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。
あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、
結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。
それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが
(まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの
映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、
憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、
よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。
私なら棒切れの先でも触りたくない。
それにしてもポール・トーマス・アンダーソン(またの名を良いアンダーソン、或いはPTA)は本当はこの映画、
無声映画で撮りたかったんではないか、とは亭主の劇場を出るなりの感想で、確かにそれには全く同意である。
実際にシュトローハイムに似ているかどうかは兎も角、確かに何だかシュトローハイム的な話ではあるし、
シュトローハイムだったらこんな風、シュトローハイムだったらあんな風、が頭に浮ぶ映画でもある
(で、それは実際の画面からさして遠くない)。役者の声が惜しい、ということになる訳だが、
これ、間に字幕入れてっても凄いんじゃないか。音楽が更にその感を強める。何というか、無声映画の古典に
改めて音楽付ける試みに限りなく近いんじゃないか。ついCDが欲しくなった。
867 :
映画大王:2008/09/09(火) 21:44:22 ID:azphgaza
>>895 何で佐藤夫妻はイーライ(ポール・ダノ)を悪魔憑きって断定してるのかそこの根拠がよく分からないんだが
普段から悪魔憑きと多く接してる人は見た瞬間に悪魔憑きを見分けられるのか!かどうかしらないが
あの第三の啓示教会、常軌を逸した信徒やイーライの描写は、まさに原始福音派、キリスト教原理主義の
黎明期における教会の姿を描いているというふうに思われるのだが。
対するダニエルはアメリカ資本主義勃興期におけるアメリカンドリームの体現者であり、
福音派キリスト教とアメリカ型資本主義は今でもアメリカを覆っている問題でもある。
佐藤先生はいわゆる福音派のメガチャーチとかテレビ宣教師や今作のイーライを見て、彼らは
みんな悪魔憑きで、信者は自覚なき悪魔崇拝者と考えているということなのか。
先生が何故そういう風に捉えるのかよく分からないのだが、もしかしたら
ラストのボーリング場のシーンにおけるイーライの「私は偽預言者であり、神は迷信だ」の台詞も
額面通り受け取ってしまっているのかもしれない。
あそこはイーライという宗教家の欺瞞性(いとも簡単に自らの欲望のために信仰を利用するし捨ててしまう)
を描写していると思ったのだが、果たしてどうなのか
佐藤亜紀先生もダニエルのことを神の使いだと考えているのか?
だとしたらダニエルの2回行った殺人はどう捉えればよいのか、何故神の使いが人を騙し
石油業に精を出すのか、HWとは何者なのか?全く謎が多すぎる。
メタフィジカルな解釈をしようとすれば、出来なくも無いがこの作品では無理があると思われる
佐藤先生は勧善懲悪的な構造によって無理にこの映画を解釈しようとしているのではないだろうか
868 :
映画大王:2008/09/09(火) 22:01:29 ID:azphgaza
アンカ間違えた
>>867で
>>895とあるのを
>>865-866に訂正します
それから追記
PTA監督は無声映画を撮りたかったんじゃないかという部分には私も同意する
因みに、BD特典映像にも当時の映像と映画の映像を織り交ぜ、ジョニー・グリーンウッドの
音楽のみを流すサイレントフィルムと、やはりサイレントで当時の石油産業の宣伝用
フィルムに音楽だけを付けたものが、2本収録されている。
869 :
名無シネマ@上映中:2008/09/10(水) 09:47:01 ID:PMxXLSyC
キリスト教についてはよく知らないが、兄弟と呼んだ2人が殺され(滅ぼされ?)、
父と呼んだH・Wが信じられないほどの大きな愛を受けていたのは、兄弟(同列)は神に
認められず、子は神の子として大きな愛を受ける資格があるという意味があるのではないか。
のではないか。
そうだとしたら、ダニエルは神そのもの(あるいは神の使い)ということになる。
なんかイーライに対して、「あのクソガキめ」とかはき捨てる台詞が一切ないのが
すげー不思議だった
あからさまに嫌悪感示すシーンも無いし。
ドロに叩きつけるシーンと最後以外はイーライに対してはっきりした感情を示してない
んだけど単に利用してるからってだけじゃない気がして
なんかこの二人の微妙な関係になんとも終始頭の中が「?」って感じだった
作業始まる前のあの小屋の会話シーンでもイーライが出てった後「チッ!生意気な小僧め」とか
教会の絶叫シーンでもその後に「クソ!我慢我慢だ・・」とかいうシーンがあるのが自然な感じがするんだけど
>>870 可哀想に、すべてセリフで説明されないと映画が理解できないんだね。
872 :
映画大王:2008/09/10(水) 20:08:53 ID:qR0PA4fP
>>869 >兄弟(同列)は神に認められず、子は神の子として大きな愛を受ける
キリスト教は唯一神だから、神と同列に兄弟を騙るもの=悪魔であり、
神の子=イエス・キリストは神からの寵愛を受けるということか。
ダニエルは神そのもの(あるいは神の使い)とすると、
偽弟のヘンリーとイーライが兄弟を騙る悪魔であり、
息子のHWが神の子イエス・キリスト=人類の救世主となる。
神は二人の悪魔の化身を滅ぼし、HW(キリスト)とあえて訣別することによって、
試練を与え神(父親)への信仰を試し、その後HWはメキシコへ渡り
人類のために贖罪し、人類を救う救世主となった・・・
という解釈になると思うんだけれども、その視点でこの映画を見ていくと
一々列挙はしないがディテールで整合性がとれない部分が多々出てくる。
あえて聖書に関連付けてこの作品に言及するならば、
すでに指摘している人も多いが、カインとアベルの影響の方が大きいと思われる。
>>870 やぐら完成の時にわざわざ妹の名前取ったり、悪魔祓いのあとに「面白いショーだった」とかいったりしてるじゃん。
ダニエルの入会の儀式のあと、妹が無言でダニエルに抱きつくシーンがせつねェ。
874 :
名無シネマ@上映中:2008/09/10(水) 21:46:20 ID:dUKnYrYS
哲也先生のは、意図的なトンデモ解釈だと思ったんだけど。
息子を罵るシーンは自傷行為に見えたな。
「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
ケヴィン・スミスの「ドグマ」を見ていないのか。
佐藤哲也のHPに感想があるから見てみろ。
「神の道具」も出てくる。
大王はストーリーの整合性にこだわりすぎて
スクリーンに映っているものを見落としている可能性もある。
たとえば関節炎の女を癒すシーンのイーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。
あれを原始キリスト教と見るのはよほどの宗教音痴かセックス音痴。
ラストのシーンについて佐藤亜紀は台詞ではなくダノの演技に基づいて語っている。
勝手に原文を歪めて反論したつもりはいただけないな。
877 :
映画大王:2008/09/10(水) 23:47:48 ID:qR0PA4fP
>>876 また佐藤先生ご本人が降臨したのか、それとも信者か。
>「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
そんなこと書いた覚えはないが?どこにそんな記述をした?
恥ずかしいことにドグマは見てないが、あれはカソリック教会を強烈に皮肉った
映画と聞いているから、正統なキリスト教解釈とはまた別だろう。
>イーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。
よく見ても性的含意の描写とは思えなかったが、
それがあったとして、それが何故自然にカルトと結びつく?
それからカルト=悪魔崇拝が何故結びつく?
自分自身は福音派はキリスト教の名を借りた新興宗教、カルトであると
評価しているし、第三の啓示教会は原始福音派の描写であると論評したのであって、
原始キリスト教(1世紀から2世紀にかけて存在した)と見た
などとは一言も書いてないし、そういう風に読んだのだとしたら
余りにも歴史的知識が欠けている上に、読解力にも欠けた低能であると
言わざるを得ない。
しかも
>宗教音痴かセックス音痴
などと中傷までしておいて、
君こそ宗教音痴の色情狂だな。
まずは福音派もしくはキリスト教原理主義について調べてきてから
反論してくれ、これでは反論にさえなっていない
えいがだいおうってあたまいいねー
基本的には映画大王の意見はマトモと思うけど(つか、相手は単なる煽りだが)
カルトリーダーと女性信者の間に歪められた性的リビドーを読み取れない
っつのは問題だな。ダビディアンとかみんなそうじゃん。あと我が大作先生の
ビンビンのセックルアピールを見れw
これはどっちかつと世間常識のレベルのことと思うんだが
本人後輪、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。
そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。
「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから
「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。
その迂闊さにまだ気が付かないのか。
せっかく「ドグマ」を見たかと聞いてやったのに。
あれを使者だと思うのはかなり変わった人だけだろうな。
見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら
見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし
あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
全く読み取れていないのも不思議はない。
一体あの場面は何だと考えているんだ?
整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。
アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw
だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。
アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。
複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。
関節炎の女の場面はそのひとつ。
大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。
もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。
福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、
アメリカ史オタ以外には何の意味もない。
佐藤哲也の見解は秀才の見解が見落とすところを補完している。
勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。
むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。
ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。
正統的な教義を踏まえないと出て来ないギャグ。
882 :
映画大王:2008/09/11(木) 02:18:36 ID:RQ+Zs8Yz
>>879 基本的に賛同してくれてありがとう
確かにカルト教団の指導者と女性信者の間には性的関係を持ってることがほとんどだよね
(カルトだけじゃなくて、欧米ではカトリック教会での性的虐待事件も数年前にも問題になったし、
あまり表沙汰にはならないが、日本でも聖公会の教会での性的虐待があったようだが)
ただ今作の場合は相手が「老婆」だったせいで、そこまで読み取れなかった。
そこは読みが浅かったのかもしれない。
解釈が色々あるのは結構だが、イーライと婆さんが性的関係なんて気持ち悪いのは勘弁しておくれw
せっかくあのPTAがセックス要素抜きの映画を作ってるというのに。
884 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:30:50 ID:RQ+Zs8Yz
>>880-881 ドグマ、ドグマ連呼してるけど、映画ドグマはきっと君の教義(ドグマ)なんだね
映画ドグマがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
歴史的宗教的重要性を帯びているとは知らなかったw
自分がたまたま他人が見ていない映画を観ているからって、そんなに勝ち誇らなくてもいいよ
ドグマを観ていなければ、キリスト教とこの映画について語れないといわんがばかりの
独善的な前提がそもそも理解できないけれど
まず
>本人後輪「原文ママ」、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。
>そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。
という書き込みからすると
>>824-825>>835>>858>>865も君の書き込みなのかな
ずっと根に持っていたんだね、不愉快にさせてしまって申し訳ない
きっと君は普段から礼儀正しい人なのだろうけど、
宗教音痴かセックス音痴なんて中傷を“たまたま”書いてしまったんだね。
885 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:33:53 ID:RQ+Zs8Yz
>「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから
神の道具は君のドグマである映画ドグマによればゴルフクラブらしいが、そもそも
>「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
なんて私は書いてないと思うんだが
神の使いである天使だって悪に堕落し堕天使となることさえある。
悪魔だって人間に試練を与えるための神の道具であろうし、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94(ここ参照)
キリストだって裏切り者ユダだってファリサイ派だってピラトだって、
他のどんな人間でも万物もが(解釈によっては)全ては必然的な神の道具だろう。
君はそこで
>「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。
>その迂闊さにまだ気が付かないのか。
と書いて揚げ足をとったつもりなのだろうが、
>>824>>825の佐藤哲也先生からの引用文を見ると
>プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、
やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた
悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す
>クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写
と、ある。ここでのイーライは人間を誘惑し父親を殴る牧師の皮を被った悪魔というのが佐藤氏の解釈である。
それを打ち倒し悪魔祓いを行うのが神の道具であるダニエルだ、ということらしい。
886 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:37:31 ID:RQ+Zs8Yz
神の導きによって神の道具であるダニエルがイーライを殺すことで悪魔祓いをした
(単なる悪魔祓いなら別に殺さなくてもいいとは思うがw)
という佐藤氏の文章の文脈から、君の言うような善悪を超越した、
善悪など関係ない(だから人を騙し石油業にも精を出す)
正義の味方ではない神の道具としてのダニエルを読み取ることは非常に困難である。
何故なら、日本の八百万の神や、ギリシャ神話の神々といった多神教の神々(その他多数)には
当てはまらないが、一神教の唯一神を信奉するキリスト教の神は
絶対善でなければならないはずである。
キリスト教における唯一の神が善でも悪でも無いなどということはありえず、
それは絶対善なのである。ゆえに悪魔祓いを行ってそれを打ち滅ぼす
その神の道具も価値中立(善でも悪でもない)ではありえず、その神の道具も
また善でなければいけないはずである。地上においてはそう解釈する他無い。
何故なら悪魔を滅ぼす役割を与えられている道具だからである。
それが佐藤氏の文章の文脈を読み込んだ上での「神の道具」の合目的的解釈だと思うがね。
悪魔祓い(エクソシズム)を行う神父は悪魔と対峙する善なる存在ではないのか?
(また得意気にコンスタンティンとかを持ち出してきて、
罪を犯した悪魔祓い師もいるとか言うのかも知れないがw)
逆に例えばイスカリオテのユダは神の道具だがキリストを裏切るという「使命」があるために、
少なくとも地上においては悪と解釈するほか無い。
まあ君は絶対に反論するよね。何せ君はドグマを見ているので正統な
キリスト教教義(ドグマ)を知っているのだから。
887 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:42:37 ID:RQ+Zs8Yz
>見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら
悪かったね。
君によれば、君の大好きな映画ドグマでは正統的な教義を踏まえて神の道具が
ゴルフクラブとして描かれているらしいがそもそも君の言うキリスト教の正統的な教義って何?
カトリック、プロテスタント、正教会(Orthodox Church=正統派の教会)のどれなのか
(その中でも無数の宗派に別れているが)?
君が知っている正統的な教義を教える教会では神の道具についての詳細な説教をしてくれるわけ?
私がドグマについて>正統なキリスト教解釈とはまた別だろう。
と書いて誤解を招いてしまったのは、誤る。
真意は正統なカソリック教会のキリスト教解釈とはまた別だろう、
という意味だった。申し訳ない。
その前に>カソリック教会を強烈に皮肉った映画
と書いてあるので、文脈上正統なカソリックの教義と読み込んでくれるだろうと思って
つい書きそびれてしまった。
>見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし
どうしてそう考えるのか、論理的に因果関係を説明してくれよ
888 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:44:40 ID:RQ+Zs8Yz
>あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
>全く読み取れていないのも不思議はない。
>一体あの場面は何だと考えているんだ?
君は本当にセックスマニアなんだね(これは褒め言葉だから、誤解するな)
あの「老婆」の反応、顔色、表情
から強烈な性的含意を感じ取れなかった私は確かにセックス音痴です
(図星だから余計に傷ついたw)。
きっと君は油井の掘削機の動きや、ミルクシェーキ(ミルクセーキ)からも
強烈な性的含意を読み取っているのかもしれないw
(因みに君はイーライが信者の女性の顔や手にやたら触れているから、
そう感じ取ったのかもしれないが、欧米では性的な意図ではなく、
恋人でもない異性とハグしたり、キスしたり等の肉体的接触は日本よりも盛んに行われているがね。)
>>879さんが適切に指摘して下さったように、一般論としてカルト宗教での
カルトリーダーと女性信者の間に歪められた性的リビドーがあるのは常識の範囲内だと思うんだけど、
今回は相手が老婆だっただけに確かに読みが浅かったとは思う。
889 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:49:04 ID:RQ+Zs8Yz
>整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
これは君にこそ言いたい。君は解釈のために不都合な箇所を飛ばして見たんだとしか思えない
>原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。
勝手に原文を歪めて反論したつもりだったのははいただけないな。
>アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
>歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw
wつけてやりこめたつもりなんだろうけど、福音派又はキリスト教原理主義は正にアメリカ宗教の
一大潮流であり、現代のアメリカを語るなら絶対に欠かせないアメリカ人でなくても
知っていなければならないくらいの歴史的重要性を帯びているんだよ!
はっきり言って引用した上記の君の文章で君の教養・知識レベルが窺い知れてしまった、大失態だよ。
>自分自身は福音派はキリスト教の名を借りた新興宗教、カルトであると評価している
と私が書いたから君は勝手に福音派はアメリカの少数派の反社会的な
カルト扱い(コンテクストからはそう読める)しているが、その迂闊さにまだ気が付かないのか。
私は君が福音派について何も知らないと思ってあえて「新興宗教」「カルト」の語を使い、
君を「罠に嵌めた」のだ。
アメリカの人口の25〜40パーセントを占める福音派
http://www.kohara.ac/research/2008/03/book200803.htmlは 最早「新興宗教」「カルト」などではなく、完全にアメリカに定着してしまっているのだ。
(それでも佐藤亜紀先生も言及されていた「アメリカのメガチャーチやテレビ伝道師」
をみると今でも多分にカルト的だとは思わされるが・・・。)
890 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:52:19 ID:RQ+Zs8Yz
そもそも宗教国家アメリカの建国の話からするべきなのかも知れないが、
君はジョージWブッシュが何故、大統領に当選し、一時期あれほど
支持されたのか、何故共和党の副大統領候補ペイリンが今あれだけ話題
を呼んでいるか全く知らなかったのか!
何故ブッシュ大統領が対テロ戦争を行い、また行うに際して
「これは現代の十字軍だ」と言ったのか、それを支持する人々が
多数いることを全く知らなかったのか!
何故アメリカでは進化論を否定し、中絶や同性愛や銃規制反対運動が
盛んなのかも知らなかったのか!
きっとニュースを見たこともないし、新聞なんか全く読まないんだろうね。
(君は政治は映画の解釈に必要ないと考えているだろうが、
アメリカ映画は君が考えているより多分に政治的であるから、
もちろん基本的な政治の知識も必要になる。
アメリカ政治の保守とリベラルの二大潮流はもちろん知ってるよね?
それに映画解釈に限らず、アメリカの政治が世界〔もちろん日本にも〕
の人々に与える影響はとても大きい。
卑近な例だと吉野家で食べる牛丼に使われるアメリカ産牛肉の輸入問題も無論政治問題である)
そんな知識で、アメリカ映画、キリスト教を語れるのは素晴らしいことだ。
でも知識人でありたいならもっと歴史や政治や社会情勢も勉強するべきだと思われる
>だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。
君も解釈のために映画のディティールを無視する姿勢が正当化はされないがな。
>アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。
>複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。
では、ブギーナイツやパンチドランク・ラブの多義的な解釈も是非聞かしてくれ、佐藤氏の解釈ではなく
君自身の言葉によって。
891 :
映画大王:2008/09/11(木) 21:54:34 ID:RQ+Zs8Yz
>福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、
君は>福音派キリスト教対勃興期の資本主義 と読み違えているが
私はこの二つは対立するとは記述していないし、考えてもいない。
現に福音派の信者は現在小さな政府・新自由主義を志向する共和党を支持しているではないか?
そもそもプロテスタンティズムと資本主義は相反するものではないよ。
マックス・ヴェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神というのは知ってるよね?
(これは大学の一般教養レベルの授業でも必ず出てくる、「一般教養」「常識」の範囲内だよ。)
イーライがダニエルに「金儲けイクナイ!」なんて言っていたか?
むしろ金をせびろうとしていたじゃないか。
>アメリカ史オタ以外には何の意味もない。
まあ君にとっては意味が無いかもしれないが、
(君は恐らくそうやってほとんどの歴史映画を否定するんだろうね。歴史オタ以外に何の意味も無いとか言って。
アメリカ史オタ以外に何の意味も無さそうなフォレスト・ガンプがなぜアメリカの国民的映画になったのか?)
大半のアメリカ人にとっては意味があると思うが。
大体PTA監督は今回何故初めてオリジナル脚本ではなく
1920年代に社会主義作家のアプトン・シンクレアによって書かれた大昔の小説
をわざわざ脚色したんだろうね?
日本で言ったら、小林多喜二の蟹工船を今の時代に映画化するようなものだぞ
なんか良いよね、感覚的に面白い映画なんだなって思うわ
893 :
映画大王:2008/09/11(木) 22:20:56 ID:RQ+Zs8Yz
>大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。
>もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。
私は「この映画は福音派キリスト教と勃興期の資本主義がテーマの歴史映画です」
などとは書いていない。それらは君の言うとおり、この物語の“バックグラウンド”に過ぎない。
>勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。
むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。
>作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画
のどこが普遍性を備えているのか教えてくれ。
>ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。
別に教えて欲しくないです。
私が教えて欲しいのは、君の解釈における、石油とパイプライン、HW、スタンダードオイル、
リトルボストンの市民・労働者、偽弟ヘンリー、バンディ、ポール・サンデー等の
象徴的意味を解き明かす詳細な記号論的分析である。
そもそも君はどうして佐藤先生夫妻の評論にそこまで固執しているのだ?
私は映画の一義的解釈に固執するつもりはない。
ただ今回の佐藤先生夫妻の解釈は凄く興味深いが、無理があると思われる。
だけれども興味深い解釈でなければ、そもそも議論さえ出来ないし
非常に有意義であった。
映画大王さん(このコテハンは笑わそうとしているんでしょうね。すごい自虐的ユーモアで
素敵です。ぼくにははずかしくてできそうもない感覚で感服いたします)
石油とパイプライン、HW、スタンダードオイル、
リトルボストンの市民・労働者、偽弟ヘンリー、バンディ、ポール・サンデー等の
象徴的意味を解き明かす詳細な記号論的分析をわかりやすく教えてください
ただ頑張って理論武装してますがネットに頼りすぎると、どこからどう引っ張ってきたかは
概ね似通ってきますのでそこの浅さが見えますので気をつけて頑張ってください
いささか無駄な箇所が多いように感じます。
895 :
映画大王:2008/09/11(木) 23:02:06 ID:RQ+Zs8Yz
>>894 >映画大王さん(このコテハンは笑わそうとしているんでしょうね。すごい自虐的ユーモアで
>素敵です。ぼくにははずかしくてできそうもない感覚で感服いたします)
ていのうくんよぼくのなまえは
>>815 >石油とパイプライン、HW、スタンダードオイル、
リトルボストンの市民・労働者、偽弟ヘンリー、バンディ、ポール・サンデー等の
象徴的意味を解き明かす詳細な記号論的分析をわかりやすく教えてください
最近の人間は本当に読解力無さ杉な奴ばっかりだなあ、U6O5N8Fiに私は
詳細な記号論的分析を頼んでるんだよ
>ただ頑張って理論武装してますがネットに頼りすぎると、どこからどう引っ張ってきたかは
概ね似通ってきますのでそこの浅さが見えますので気をつけて頑張ってください
いささか無駄な箇所が多いように感じます。
ネットから引っ張ってきた?どこから引っ張ってきてるの?たった2箇所だけだろうが
お前の最終学歴を晒せ、卒論のテーマと指導教授も。話はそこからだ。
人のことを小馬鹿に出来るほどの超高学歴のインテリなんだろうなあDqHus88yは。
ぼくは高卒ニートでネットオタクなのでそれは無理です
頭のいい人は意地悪ですね。
>お前の最終学歴を晒せ、卒論のテーマと指導教授も。話はそこからだ。
>人のことを小馬鹿に出来るほどの超高学歴のインテリなんだろうなあDqHus88yは。
こういうのはせっかく頑張ってきたのを無にかえすようながっかりコメントだと
思います。あまり必死になりすぎるのは惨めになるでしょうから抑えていきましょう
897 :
映画大王:2008/09/11(木) 23:24:37 ID:RQ+Zs8Yz
>>896 >ぼくは高卒ニートでネットオタクなのでそれは無理です
頭のいい人は意地悪ですね。
高卒なら卒業した高校を教えてくれよ
>こういうのはせっかく頑張ってきたのを無にかえすようながっかりコメントだと
思います。
どうして、当たり前でしょ?
普通の人は出身校を自己紹介のときにまず明かすよ
>あまり必死になりすぎるのは惨めになるでしょうから抑えていきましょう
顔真っ赤ににして書き込んでるお前に言われる筋合いはないw
DqHus88y=U6O5N8Fi
自分が貶されてるからって、自分も貶してちゃ、同等に貶められてるぜ。
ダニエルとイーライの報復合戦が笑えるようにね。
そういうのは軽くスルーして、もっと映画の話をしようぜ。
映画大王の自滅ぶりが笑えるね。
もういいんじゃん。不毛だわ。
901 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 09:13:15 ID:mKhbdVmH
ポールが、石油が出るという情報を売りに来た時、宗派を尋ねた答えが、<私には宗派はない。どの宗派もすきだ>だった。
この答えは日本人の私には何の抵抗もなく受け入れられたのだが、よく考えてみたら受け入れられるということ自体が非常に
珍しいのではないか。キリスト教圏にいる人にとっては最も大切なことかもしれない。
としたらダニエルは、最初から異端として登場したのではないか。
もうひとつ、H・WがジョージWブッシュだとしたら、耳が聞こえなくなったという設定は周りとコミュニケーションが
とれないという皮肉ではないか。そして手話でしか会話できないという状況は、自分の取り巻きとしか意志の疎通ができて
いない(国民や世界の声が届かない)ことを言いたかったのではないか。
この意見は、聴覚障害者の方を揶揄したものではありませんので許してください。
902 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 11:09:17 ID:V4FnZm5i
つーか、文学版に一生懸命コピペするのやめてくれよ、映画大王。
笑えすぎるから。
スレ私物化すんなよ
そんだけ連投するなら討論ブログ作れ
904 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 11:36:59 ID:mKhbdVmH
>>901は映画大王ではないよ。
映画大王ごめん。迷惑かけた。
楽しみにしているので、またスレ頼む。
905 :
名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 12:02:55 ID:V4FnZm5i
押忍。880だ。
DVDレンタルして来てチラ見確認する暇もない君には気の毒かもしれないが
神義論を語るならヨブ記くらい読まないと話にならないよ。
それから「記号論」云々は痛すぎだな。誤用だろ。
一対一対応で人物が象徴するものを挙げてみろということなら
それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、
簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。
もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。
まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
アメリカが君の想像するような世界でないことは
実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし
キリスト教社会がもっと多様なことも
無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。
それからひとつ助言をしておくが、日本では
大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。
出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。
ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
コテハンつけてるだけで2ちゃんでは、バッシングの対象になるから外しました
日本はいじめ国家になったな、それに耐えることが正義だと思ってるがなw
>>896 >>900 YW04KAWg=DqHus88y
高卒のニートでネットオタクで荒らしと煽りが大好きな基地外糞馬鹿キモオタ池沼ブサメンよ
お前は、母親の後産の汚物に過ぎないカス野郎だ
お前はルサンチマンを2ちゃんで発散してるんだろうが、
社会にとって有害なゴミなんだから、早く他に有意義なこと見つけろよ
2ちゃんで煽りなんかして何が楽しいんだ?
こんなことしてても、お前の人生の問題は何一つ解決しないんだぞ
荒らしなんかしても他人より優位には立てないんだよ
このスレにもう一度お前が現れたら、
その時はお前を叩きのめしぶちのめしてやるw
皆さん、彼を赦してやってくださいw
>>902 俺はコピペなんかしてないぞ、勝手に濡れ衣着せるなどアホ
お前が俺を嵌めるために自演してるんじゃねーのw痛いなーさすが自宅警備員w
>>903 まあ確かに連投しすぎたが、2ちゃんなんだから別にええやろ
2ちゃんねらーにモラルを期待する方がおかしい
>>905 反論できないと個人の人格攻撃とつまらない揚げ足取りですかw
>それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、
>簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。
>もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。
じゃあ何で俺の解釈に一々食って掛かるんだよwそもそもあんたが
佐藤先生夫妻の解釈をごり押ししてきたんじゃねーかよ
何で一々反論してくるわけ?多義的というなら俺に反論する必要なく
無視すればいいじゃない?ずーーっと粘着して佐藤夫妻の評論をコピペしてきてさあ
あなたは何者なの?熱狂的読者?佐藤夫妻の同窓生?知り合い?
>>677も君か?
自宅警備員だから芸術経験が豊富ですこと、ブギーナイツの多義的解釈も是非教えてくれ
記号論云々は確かに調子に乗りました 因みにとっくにDVD買ってます、残念でしたね
>まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
高校生じゃないんですけどw残念でしたね
>アメリカが君の想像するような世界でないことは実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし
君の想像するような世界ってどんな世界だよw
>キリスト教社会がもっと多様なことも無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。
君が行った事があるのはせいぜい東西両沿岸部の大都市でしょ?
中西部南部の保守的な地域の宗教事情とは全く異なるよ
都市部はリベラルな住民や無神論者も多いから、君が勝手にそう思い込んでるだけ
それぐらい当然知ってるでしょ、君のようなアメリカを股にかけて活躍するエリートなら
>それからひとつ助言をしておくが、日本では大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。
>出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。
>ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
そんなこと常識だろw読解力無さ杉
相手がニートだって言うからからかってやったんだよwこんなこと真に受けるなんて信じられないよ!
大体俺のこと批判する奴はU6O5N8Fi以外は
書き込みの内容の批判できない低脳池沼ばっかりじゃねーかw特に
>>896>>900 映画も俺の書き込みも理解できないくせに、
ただコテハンであるからという理由で条件反射的に叩くという恐るべき2ちゃん脳の持ち主w
お前みたいな奴は自分が知らない単語が出てくると、自分が低脳で知能が劣ってるという
コンプレックスをビシビシ刺激されるから、せめてネット上でだけは逆転しようと思って
溜飲を下げようとしているんだろうけど、そんなことしても何の解決にもならないよw
お前みたいなのは小中学校でずーーーっと苛められて、クラスでは一人だけ除け者にされて
高校も底辺高で不良に絡まれ、仕事しても3日でやめてひきこもりになって親の年金で暮らしてる
んだろうがw少しは自分のことを客観的に見ろよ、首相の様にwアホ
せめて1安価3行で
つ898 :名無シネマ@上映中 :2008/09/12(金) 00:41:50 ID:zlMAc3nr
DqHus88y=U6O5N8Fi
たまには自分で書いたことも思い出してください
911 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 00:48:30 ID:ARYD1E94
>>910 DqHus88y=YW04KAWg
ごめんごめん
>>898の記述は訂正します、糞ニートさん
君には
>>880みたいに内容の批判さえできない池沼低脳だもんね
揚げ足取りうまいね、親の年金食いつぶす前に
その能力を生かして就職しましょうねw
顔真っ赤になってるよ、ニホンザルみたいwぷっ
912 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 00:49:52 ID:ARYD1E94
>>910 お前は親が死んだら自滅しそうだねw
もしくは通り魔でも起こすかw
wwww
プレインビューみたいな狂った人が2人ほどいるようですねw
914 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 12:49:56 ID:ARYD1E94
何?このいちげん様お断りな流れは…
声の大きい人がたまたま集まってるだけだから
気にせず観想を言ってくれればいいと思うよ。
イーライの妹テラカワユスとかでもいいから。
頭のよい人はネットなんかで罵り合いはしないよw
918 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 14:51:29 ID:ARYD1E94
連投とか超長文は迷惑かけたと思う。
しかし佐藤哲也の解釈に固執する
アホの言ってることは超少数派の異端的解釈なのに、いつのまにか
自称高卒ニートのアホと一緒になって、正論を声の大きさで
揉み消してしまったのだ。
>>916 アメリカの田舎の純朴な女の子といった感じでいいよね
>>917 あのなあ、売られた喧嘩は買わない訳にはいかんだろう?
お前さんは頭の良い人だから、現実で議論してていきなり罵られたり、
頭のおかしい奴に絡まれたりしても、一切反撃しないのかもしれないがw
919 :
名無シネマ@上映中:2008/09/13(土) 16:25:21 ID:ARYD1E94
つーか、文学版に一生懸命コピペするのやめてくれよ、佐藤信者www
笑えすぎるからwww
おやはや(笑)どもども(笑)私も迷い込んでまいりましたよ(笑)
>>920 初めまして、どうもこんにちは。
ゆっくりしていってね。
あのおっさんがボーリングするとは思えんのだがあのボーリング場は
いったい誰のためにつくったんだろうね
子供のため?
執事じゃねーわなw
>>神様、1-922を亡き者にしちゃってください。
原作読んでないけどプレインビュー童貞説を唱えていいですか
>>925 いいよ!前にも出てた話題だが、私はダニエルがインポだと思っている
>>922 石油を採掘(boring)してたおっさんが
年取って退屈な(boring)日々をボーリング(bowling)してすごしてるんだよ
残念ながらその語呂合わせは日本語(カタカナ語)でしか通じない。
英語だと boring と bowling はまったく別物に聞こえる。その代わり、
採掘(=サイクツ,boring)と退屈(=タイクツ,boring)となら、
日本語で英語でも美しく韻を踏むことができる。
>>930 しかし、それではボーリングには繋がらないのだが
>>929 誤:日本語で英語でも
正:日本語でも英語でも
>>931 その通り。つまりまったく何の関係もない。
あのボウリング場(ボーリングと書かないで)は、
撮影場所として選ばれたロサンゼルスのグレイストーン邸という、
1920年代に実在した石油王エドワード・ドニヒーの屋敷の地下に、
実際にあったものらしい。
撮影当時にはこのボーリング場はすでに取り壊されていたものの、
美術担当のジャック・フィスクが再現した、
と、パンフレットに書かれている。
933 :
名無シネマ@上映中:2008/09/14(日) 16:46:59 ID:pTFvO5V7
自分は元・映画大王and映画王なんだが、もしかして
>>677も
自分が書いたと思われてんの?あれは自分じゃないんだが。
イタイ佐藤信者が文学版に
>>677を映画大王の意見として貼ってたから、
もしかして誤解されてるのか?
それにしてもイタイ佐藤信者どこに消えたんだ?
人に痛いと言える立場だと思ってるあたりが天才ですね・・・
935 :
名無シネマ@上映中:2008/09/14(日) 18:25:46 ID:pTFvO5V7
>>934 また出てきたのか、もうどっか行けよ、シッシッw
文学版に行ってろよwww
936 :
名無シネマ@上映中:2008/09/14(日) 18:28:53 ID:pTFvO5V7
>>932 元々あったんだ?
いかにもPTAらしいから完全にオリジナルだと思ってた
938 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 01:19:09 ID:qh2lub2x
絵がコンチャロフスキーみたいだ。
ひたすら人間の業を見せられて、でも業そのものに救いがあるような。
ロシア文学でも読み終えたような気分だ。
おねがい
「映画大王」であぽん設定してるんだから
せっかくのコテはずさないでね
つか次スレはなさそうだな
940 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 07:04:03 ID:Xw3m4fiv
洗礼シーン後のダニエルとイーライの会話。(予想)
@ デイ=ルイス:よくやった。もう少しだから頑張れ。痛かったよ〜〜
ダノ:呆然
A プレインビュー:これはあの時の仕返しだな。見てろ。
イーライ:呆然
DVDで見たけど、音楽の不自然さに辟易。
このスレ見たら、同じ感想の人多いね。
なんかバルトークの絃チェレをもじったような音楽が辛い。
掘削リグの始動式(?)のブラームスにウンザリ。
ダニエルDルイスの喋る英語が1人だけほかの人と違うんで、これもどうもなじめなかった。
映画評見たら、Jヒューストンのしゃべり方を真似ているってあったけど、
ヒューストンの喋りも『チャイナタウン』でくらいでしか聞いたことが無いから、
あんぱりピント来なかったな。
942 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 15:23:21 ID:oGSMIiWB
>>939 また佐藤信者かよ、カス人間w
気持ち悪いからこのスレに常駐するなよ、キモオタ高卒ひきニート糞池沼低脳野郎
お前も佐藤信者ってコテハンつけてくれよ、あぼーんするからw
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943 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 15:29:28 ID:oGSMIiWB
ってかさすが2ちゃんだよなw
正統的解釈の大王が叩かれ、異端的解釈の佐藤信者がマンセーされるという・・・
さすが2ちゃんねらーの思考はぶっ飛んでるわw
佐藤信者は鬱陶しいと評判ですからねぇ(笑)おやはや(笑)そろそろ私も寝返らせてもらいますよ(笑)さて果て(笑)
ひどい自演を見た。
947 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 15:56:28 ID:oGSMIiWB
>>945 あなたは佐藤信者ではないんですよね?文学板の住人の方なんですか?
そう言ったところでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
949 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 16:25:18 ID:oGSMIiWB
そうでしたか、ありがとうございます。
佐藤信者は文学板でも鬱陶しがられているんですね。
何故か映画板では佐藤信者を批判した方が袋叩きにあっています
文学板でやるかつぶうんこみたいにスレ立ててやれ
951 :
名無シネマ@上映中:2008/09/15(月) 17:21:33 ID:oGSMIiWB
>>950 文学板でやれって佐藤信者に言えよカスw
大体つぶうんこってなんだよw
>>951 だから別にスレ立てろって
なんなら俺が立ててやろうか
だいたい自分に言われてると思うって事は
少なからず自分にも非があるのを認めてるんだろ
ヒスありがとう
「佐藤信者」もあぽんしたから
見やすくなるね
さて、ラストのボーリングシーンで
ウイスキーと干し肉(?)を食いたくなったやつはいるかい?
すぐに影響を受けやすい俺は映画見終わった帰りにコンビニで買って帰ったよ…。
ちなみに「イースタン・プロミシズ」みたあとはウォッカをストレートで飲んでたよ…。
「スカイ・クロラ」見終わった帰りにはワインを…。
>>954 あんたまさか「ゴックンバズーカ100連発」シリーズを観た後には…。
ずーっといるんだな
>>954 あれ一晩置いて冷め切ったステーキだと思ってた。何だろ。
むしろ一気飲みしてた瓶の中身が水なのか酒なのかが知りたい。
あれチョコケーキだと思ってた…
959 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 07:46:34 ID:pnOs9ZJf
パクパク食ってたからケーキとかパイだろ。
干し肉とかステーキなら噛み切る仕草をするはず。
960 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 09:28:48 ID:Bm+hkGRj
瓶の中身はもちろん水だよ。
あんな勢いで酒飲んでたら急性アル中で一発だよ。
その前に小さな瓶でウィスキーを飲んでたし。
酔いを醒まして、これから一発嬲ってやろうかというところか。
顔はすさんでるけど、目だけは異様にキラキラしてる・・・
963 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 15:25:49 ID:OzIGHT8Q
どうでもいい話題で盛り上がってるなw2ちゃんらしいがw
ところで最後のダニエルの屋敷でのHWとのシーンとボーリング場のシーン
って何年の出来事なのかな?
その前のHWの結婚式の際には字幕で1927年とか出てたっけ?
だけどボーリング場でイーライは「最近の経済状況が・・・」
とか言ってるから、これは1929年の世界恐慌以降の出来事ってことなのかねえ
だとしたら今のアメリカの状況にスゲー似てるw
964 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 16:07:54 ID:eqF66CY9
目だけキラキラの方が映画にとってははるかに重要。
965 :
名無シネマ@上映中:2008/09/16(火) 17:30:52 ID:OzIGHT8Q
いや、目だけキラキラにレスしたんじゃないんだがw
あれがステーキかどうかで盛り上がってることについていったんだが・・・
966 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:16:19 ID:Y0cQo9f8
押忍。880だ。
俺って超頭よくねー?
あのアホな映画大王を完璧に負かしたしwww
俺って超インテリw
967 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:31:07 ID:Y0cQo9f8
824 :名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 07:55:39 ID:zO4MFBLM
二十世紀初頭、プレインビュー、という見通しのよい名を持つ男が石油を求めてニューメキシコからカリフォルニアにやって来て、
貧しい土地の貧しい農場のあるじと土地の買い取りの話をしていると、その農場のあるじの息子のイーライというのが自分の
教会のために献金を求め、プレインビューが買った土地で石油を掘り始めると、隣の丘の教会では、たしかにイーライが周辺の
住民を集めて邪教じみた説教をしている。このイーライの行動は万事においていちいち奇怪に見えるわけだけど、つまりイーライの
父親がいみじくも見抜いたように、プレインビューは神の導きによってその地に遣わされた神の道具なのであり、その目的というのは
悪魔の申し子であり、父親を殴る息子イーライを滅ぼすためなのであった。だからプレインビューはイーライに向かって、
おまえを滅ぼす、とはっきりと告げる。
825 :名無シネマ@上映中:2008/08/30(土) 07:58:42 ID:zO4MFBLM
すると悪魔はプレインビューの息子に災厄をもたらしたり、何者でもない男を送ってプレインビューを誘惑したりするが、
やがて石油事業によって富を得たプレインビューは館をかまえて悪魔を滅ぼす罠を仕掛け、そこへ株式投機市場の非情さに負けた
悪魔が現われて間抜けな取引を持ちかけるので、ボーリングのピンを使って打ち倒す、というとても民話的な話を美しい映像と
サイレント映画を思わせるような不思議な空間処理で仕上げている。音楽の不思議な使い方も、映像を象徴へと還元する手段であろう。
ダニエル・デイ=ルイス扮するプレインビューは守銭奴ではないし、もう一人の 『市民ケーン』 でもない。仮にそうだとすると、
クライマックスの壮絶な「悪魔祓い」の場面のおけるいたって肯定的な描写が説明できない。 『マグノリア』 あたりと同様、
作り手が自分の手元を見つめてにまにましているのが見えるような映画だが、とにかく傑作である。
968 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:31:31 ID:Y0cQo9f8
835 :名無シネマ@上映中:2008/09/01(月) 00:41:16 ID:lR9SNLSY
ttp://home.att.ne.jp/iota/aloysius/cinema/index.html 作家の佐藤哲也の引用でしょ
これを支持するか支持しないかは別として2CHのグダグダよりは説得力あると思ったな
他の枝葉末節の解釈はいろいろ出来るだろうけど、物語の構造はイーライとの
対決にあって、それをどう捉えるかだろうと思うし、少なくとも否定は出来ないわ
858 :名無シネマ@上映中:2008/09/08(月) 01:07:08 ID:7rlyREpf
>神の使いと悪魔の申し子の対決、こんなことは監督のポール・トーマス
アンダーソンも主演のダニエルデイルイスも誰も言及してないし
わかること説明しない
>クライマックスも肯定的な描写とは思えないんだが・・・
そりゃ、お前の単なる感想だ
>あと物語の構造はイーライとの対決だけでなく、HWとの関係も大きな要素だと
思うんだが、こんな解釈だったらじゃあHWの存在は一体何なの?
プレインビューの一部、構造的に対比対象というよりプレインビューの属性
>最後の訣別シーンの意味は?
引き金
969 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:32:45 ID:Y0cQo9f8
865 :名無シネマ@上映中:2008/09/09(火) 09:57:59 ID:rjz+UE4/
映画大王さんはすごくあたまがよさそうなのでついでに佐藤亜紀の感想も
コテンパンにしてやってください
漸く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見に行く。結構笑った。特に結末近くのボーリング場対決に笑った。
と言うか、今時こういう旧約聖書みたいな話をかくも歪んだ美しさで見せて貰えたことに感動して笑った。
結構感心したのはダニエル・デイ=ルイスではなく(いや、あの巌のごとき一徹さにはちょっと感動した。
あの一徹なくしては、つい心が弱くなった時に悪魔の誘惑に落ちて、その甘い汁をことごとく吸いながら、
結局つけは一切払わずに返討にする、なんて真似はできまい)、実はカルト男をやったポール・ダノだ。
それはもう、最初の瞬間から悪魔憑きもいいところで、関節炎の婆さんを誑かすところなんか見ていてやれやれな訳だが
(まあつまり、あの善男善女は自覚なき悪魔崇拝者ということになる??アメリカのメガチャーチとかテレビ宣教師とかの
映像を見ていると時々そう思う訳だが、何と言おうかあの霊的不浄の臭いは凄いね)、特に最後の場面では、
憑き物の下からもとの人間の顔がちらちら覗くのが怖いやら気持悪いやらで鳥肌が立った。何というか、
よくあんなぐちゃぐちゃのぬちゃぬちゃのどろどろと化した奴を撲殺するよね。すごい勇気だ。
866 :名無シネマ@上映中:2008/09/09(火) 09:58:58 ID:rjz+UE4/
私なら棒切れの先でも触りたくない。
それにしてもポール・トーマス・アンダーソン(またの名を良いアンダーソン、或いはPTA)は本当はこの映画、
無声映画で撮りたかったんではないか、とは亭主の劇場を出るなりの感想で、確かにそれには全く同意である。
実際にシュトローハイムに似ているかどうかは兎も角、確かに何だかシュトローハイム的な話ではあるし、
シュトローハイムだったらこんな風、シュトローハイムだったらあんな風、が頭に浮ぶ映画でもある
(で、それは実際の画面からさして遠くない)。役者の声が惜しい、ということになる訳だが、
これ、間に字幕入れてっても凄いんじゃないか。音楽が更にその感を強める。何というか、無声映画の古典に
改めて音楽付ける試みに限りなく近いんじゃないか。ついCDが欲しくなった。
970 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:34:36 ID:Y0cQo9f8
876 :名無シネマ@上映中:2008/09/10(水) 23:17:25 ID:GMY5YF5m
「神の道具」が「神の使者」=正義の味方?
ケヴィン・スミスの「ドグマ」を見ていないのか。
佐藤哲也のHPに感想があるから見てみろ。
「神の道具」も出てくる。
大王はストーリーの整合性にこだわりすぎて
スクリーンに映っているものを見落としている可能性もある。
たとえば関節炎の女を癒すシーンのイーライと老婆をよく見ていたら
普通は強烈な性的含意に気が付く。カルトと見なすのはむしろ自然。
あれを原始キリスト教と見るのはよほどの宗教音痴かセックス音痴。
ラストのシーンについて佐藤亜紀は台詞ではなくダノの演技に基づいて語っている。
勝手に原文を歪めて反論したつもりはいただけないな。
880 :名無シネマ@上映中:2008/09/11(木) 02:02:54 ID:U6O5N8Fi
本人後輪、とか言えばやり込めたつもりになれるとはお気楽だな。
そんな姿勢だから礼儀正しく議論する気もなくなるんだよ。
「神の道具」を「神の使い」に勝手に読み替えるから
「何故神の使いが人を騙し石油業に精を出すのか」と言ってしまう。
その迂闊さにまだ気が付かないのか。
せっかく「ドグマ」を見たかと聞いてやったのに。
あれを使者だと思うのはかなり変わった人だけだろうな。
見てもいない映画に付いてこれだけいい加減なことを言えるとしたら
見たと主張する映画についても怪しいものだと考えるしかないし
あの場面のイーライの話し方、女性信者の反応、顔色や表情を
全く読み取れていないのも不思議はない。
一体あの場面は何だと考えているんだ?
整合性のある解釈を組み立てるのに不都合な箇所は飛ばして見たんだな。
971 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:35:55 ID:Y0cQo9f8
881 :名無シネマ@上映中:2008/09/11(木) 02:17:14 ID:U6O5N8Fi
原始福音派と原始キリスト教会の混同については謝る。
アメリカのカルトがアメリカ人でなくても知っていなければならないくらいの
歴史的重要性を帯びているとは知らなかったw
だからと言って解釈のために映画を切り刻む姿勢が正当化はされないがな。
アンダーソンの映画はもっと多義的なものだ。
複数の解釈を可能にする鍵があちこちにある。
関節炎の女の場面はそのひとつ。
大王の見解はある種の秀才の見解ではあるだろうが、映画の全てではない。
もしその通りだったとしたら、この映画は見る値打ちもなかっただろうな。
福音派キリスト教対勃興期の資本主義なんて、
アメリカ史オタ以外には何の意味もない。
佐藤哲也の見解は秀才の見解が見落とすところを補完している。
勧善懲悪による解釈ではないよ。それは「神の道具」という言葉が示す通り。
むしろ普遍性をそなえた宗教説話としてとらえてアイロニーを強調した評だ。
ちなみにな、教えてやると「ドグマ」の「神の道具」とはゴルフクラブだよ。
正統的な教義を踏まえないと出て来ないギャグ。
972 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:36:43 ID:Y0cQo9f8
902 :名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 11:09:17 ID:V4FnZm5i
つーか、文学版に一生懸命コピペするのやめてくれよ、映画大王。
笑えすぎるから。
905 :名無シネマ@上映中:2008/09/12(金) 12:02:55 ID:V4FnZm5i
押忍。880だ。
DVDレンタルして来てチラ見確認する暇もない君には気の毒かもしれないが
神義論を語るならヨブ記くらい読まないと話にならないよ。
それから「記号論」云々は痛すぎだな。誤用だろ。
一対一対応で人物が象徴するものを挙げてみろということなら
それが確定できない多義性を備えているからアンダースン作品は傑作なのだし、
簡単に確定できる作品はただの絵解きであり、誰のだろうと見る値打ちなしだと言っておこう。
もっともこれは映画に限らず、芸術経験を積み重ねれば理解できるだろうが。
まあ高校生にしてはがんばったと言ってやるよ。
アメリカが君の想像するような世界でないことは
実際に行って仕事をすることになればわかるだろうし
キリスト教社会がもっと多様なことも
無宗教が今や全く普通になりつつあることもわかるだろう。
それからひとつ助言をしておくが、日本では
大人は自己紹介の時に出身校を挙げたりはしない。
出身校は、何となく知っている、それとなく確認する、さりげなく打ち明けるのが普通。
ずけずけやると嫌われることがあるから注意しろよ。
973 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 10:38:36 ID:Y0cQo9f8
絶対的コミュニケーションage
974 :
名無シネマ@上映中:2008/09/18(木) 19:19:14 ID:Y0cQo9f8
俺は天才age
976 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 00:18:47 ID:tV3L1f5W
>>975 そのリンク先の解説文は間違っている
ノーカントリーは殺人と言う絶対的コミュニケーションを欲する孤高のシガーの物語であり、
ゼア〜は神の道具であるダニエルが、悪魔の申し子イーライを滅ぼす旧約聖書的神話なのである
早稲田松竹は糞馬鹿の映画大王と同じく何も分かっていないw
俺は神の子救世主age
わざと馬鹿な事をを言ってみせたからといって
本当は利口だということにはならない
978 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 14:44:29 ID:tV3L1f5W
>>977 何が言いたいのか意味不明、頭悪過ぎw
俺は超難関高偏差値の成城大卒の超知識人age
979 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 20:30:33 ID:tV3L1f5W
俺は高学歴でお前ら低学歴2ちゃんねらーとはレベルが違うエリートage
おれ映画大王
みんな気づいてると思うけど超エリートの俺の自演だお
無視されるとさみしいお
だから釣られて顔まっかにして反論しろだお
981 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 21:28:22 ID:tV3L1f5W
>>980 またお前か糞映画大王、真の超エリートは俺だアホ
お前は高校卒業頑張れw
糞カス二度とこのレスに来るんじゃねーぞ
無視されると寂しいのはお前だろアホカスw
982 :
名無シネマ@上映中:2008/09/19(金) 21:39:39 ID:tV3L1f5W
俺は成城大文芸学部出身で仕事でアメリカにもしょっちゅう行くし、キリスト教の正統な解釈も知ってる
お前らとは違うインテリなわけよw
もう映画大王は完敗して誰も味方してくれないからって
恥ずかしい痛すぎるレスつけてくるなよw
つーか
>>980は文体から映画大王ではないことがわかるが
映画大王ならファビョって口汚く罵って来るはず
寂しくて死にそうだった糞ニート君が
顔真っ赤にして早速、糞みっともないレスしてくれたお
超エリートのおれは慈善事業でこういうこともしなくちゃいけないのな
いわゆる「ノブレス・オブリージュ」ってやつだお
これでまたレス出来るから歓喜してるだお
なんとか構って貰おうと必死だな
tV3L1f5W=gpf8iv9G
986 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:07:18 ID:S/RFVxSV
久しぶりにこのスレ来たら何かスゴイことになってるな
ってかこのスレの住人は皆本気でイーライが悪魔で信者の婆さんとセックスしてて、
ダニエルが神の道具として悪魔を滅ぼしたって信じてるの?そっちの方が驚きなんだが
映画大王とかいう痛いコテハンの人がずーっと叩かれまくってるけど
言ってることはまともやん。
ダニエルみたいな人がいっぱい生息してるスレみたいだから
また映画大王の自演乙とか言われるんだろうけどw
あほだなお前
tV3L1f5W=gpf8iv9G =S/RFVxSV
もう映画大王は完敗して誰も味方してくれないからって
恥ずかしい痛すぎるレスつけてくるなよw
989 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:23:05 ID:S/RFVxSV
だから映画大王じゃないってw
普通にダークナイトスレとかにも書き込んでるから見てくれよ
ってかお前朝から常駐してて凄いな
さすが基地外が出てくる映画だけあって
住人も(ry
お前の最終学歴を晒せ、卒論のテーマと指導教授も。話はそこからだ。
人のことを小馬鹿に出来るほどの超高学歴のインテリなんだろうなあS/RFVxSV は。
ってかお前朝から常駐してて凄いな
さすが基地外が出てくる映画だけあって
住人も(ry
991 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:24:50 ID:S/RFVxSV
しかもよく見たらgpf8iv9G =S/RFVxSVって
日付変わらないとID変わらないって知らないのかw
IDわざわざ変えて自演ですか必死すぎる
993 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:27:28 ID:S/RFVxSV
>>990 はあ?まだ学生ですけど?そっちこそ晒してくれよ
学歴学歴って馬鹿じゃねーのw
いきなり意味わかんないし、ホントマジ基地だな、こりゃ
994 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:29:47 ID:S/RFVxSV
>>992 被害妄想を発症していらっしゃるようでw
ってかどうやってID変えるんだよ、教えて欲しいよ
映画大王を基地だと!
ばかにすんな!
>>994 自分を無知だ、馬鹿だと言わないほうがいいよ
糞学生はさっさと寝てください
この映画監督は天才だがある面才気がキチガイ並にありすぎて、
ラストの意味がわからない人が多いみたいだね
映画の配給関係者が頓珍漢なコピーで宣伝したせいもあるけれどな
息子を敵だと言った所はダニエルなりの愛情で、
最初はおどおどしてた息子を自分と訣別させて送り出す為にあえて憎まれ役を買った
だから息子が出て行った後に、息子との回想シーンを入れて彼の愛情を示したのに
ただ単に金の亡者的解釈をしてる人が多いし
ラスト イーライを殺したのだって最初彼が偽善者と認めなければ殺すつもりは無かった
だけど彼は自分を偽善者と認めてしまい
失望したダニエルが 息子を失い藁にもすがりたかった孤独なダニエルが
こんな馬鹿な男にすがり期待しかけた自分の馬鹿さ加減に頭にきてつい殺してしまった
あのシーンを単なる昔の復讐と思ってる輩がいるけど 本当は悲しいシーンなんだよ
あの映画は全編 石油を掘る事しかできない不器用な父親の愛をテーマにしてる
子供が耳になって別れた後も 子供の部屋の大きさを気にかけていたし 耳が聞こえなくなった時にイーライを聴力を取り戻して見せろと八つ当たりした所
ああいうシーンで監督はダニエルの愛の深さを表現してるつもりなんだけど 一般の観客がはっきり言って監督についていけていない
監督も説明不足の所があるけど、あの手の才気溢れる人は、
自分が天才過ぎるから説明しなくてもわかるだろ的なところがあるから
一般の観客の読解力の無さに気がついていないんだよねえ
998 :
名無シネマ@上映中:2008/09/20(土) 08:34:36 ID:S/RFVxSV
こりゃマジで松沢病院にいったほうがいいと思うよお前w
きもいよ、お前。みんなに言われてるだろうけど
映画大王も基地だろ、お前は多分映画大王に罵られてた高卒ニートって奴だろw
大王もお前もマジ基地だろw
>>998 こりゃマジで松沢病院にいったほうがいいと思うよお前w
きもいよ、お前。みんなに言われてるだろうけど
映画大王も基地だろ、お前は多分映画大王に罵られてた高卒ニートって奴だろw
大王もお前もマジ基地だろw
>普通にダークナイトスレとかにも書き込んでるから見てくれよ
きもいわ
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。