〓 藤田まこと【 明日への遺言 】小泉尭史 監督作品 〓
1 :
名無しシネマ☆上映中 :
2007/12/25(火) 02:59:03 ID:XMORNWNJ ●●2008年3月1日(土)
松竹・東急系にて全国ロードショー●●
〜〜 スガモ・プリズンに消えた
一人の日本人の、誇り高き生涯 〜〜
太平洋戦争末期、名古屋市の中心を数次に渡って空爆後
撃墜された米軍機の搭乗員を処刑した責任を問われ
B級戦犯として戦争裁判にかけられた
岡田資(たすく)中将の物語・・・・・・・・・・・・。
原 作 大岡昇平「ながい旅」(角川文庫刊)
脚 本 小泉尭史 ロジャー・パルバース
監 督 小泉尭史「雨あがる」「博士の愛した数式」
出 演 藤田まこと
ロバート・レッサー
フレッド・マックイーン
リチャード・ニール
富司純子
西村雅彦
蒼井 優
田中好子
ナレーション:竹野内 豊
公式サイト
http://ashitahenoyuigon.jp/
>>1 乙
スレ立ってたんだね。予告編しか観ていないけど期待してます
4 :
名無しシネマ@上映中 :2007/12/31(月) 01:42:49 ID:tOfoIcsh
5 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/31(月) 04:05:51 ID:c6CQKTjU
「はぐれ刑事純情派・最終回スペシャル」 12月31日(月) 前8:00〜前9:55 ABC 「第40回 年忘れ!にっぽんの歌」 12月31日(月) 後5:00〜後9:30 テレ東/大阪 「徳川風雲録 八代将軍吉宗」 1月2日(水) 後2:00〜後5:20 テレ東/大阪 「愛のエプロン TOKIOスペシャル08」 1月2日(水) 後6:30〜後8:54 テレ朝/ABC
公式サイトの雰囲気好きだなぁ〜 早くブログとかスペシャルも見たい!
藤田に軍人約は無理
8 :
名無しシネマ@上映中 :2008/01/06(日) 15:11:11 ID:hVjH81V4
法廷でのシーンが七割らしいよ
眠くなりそうだな
親戚とか身内で作りましたって感がするんだけど
>>10 身内で作ってもよい作品ならよいではないか。
まぁ・・・うん・・・そだね
13 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/09(水) 14:25:30 ID:yNDaQ6z+
藤田、藤の共演なんて、若き日の日曜昼のお楽しみであった『スチャラカ社員』以来ではあるまいか。 ちなみに45年ぐらい前で、『てなもんや三度傘』が始まる前のこと。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/13(日) 00:52:46 ID:wPHDPFH2
〜 キネマ旬報 1月下旬号 〜 ドキュメント「明日への遺言」という見出しで 製作過程での裏話が連載されているよ。(初回は1月上旬号だと思われる)
>14 情報ありがとう。
チラ裏のセンスが酷い。 スポーツ新聞の記事をコラージュしたりするのってダサいよ。
17 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/15(火) 17:52:30 ID:+gAIoFMp
外国人記者向けの試写会行ってきた。とても熱心に「若い人に見てもらいたい」と監督が言っていた。 確かに法廷のシーンが八割くらいだけどうまく描かれてる。ちなみに連合国批判とか日本賛美とかいう意見は含まれていない。 あくまで史実に基づく描かれ方だった
18 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/16(水) 00:07:40 ID:ULiaH7Yf
歴史背景の知識ゼロで、蒼井目当てでみようと思ってるんですけど楽しめそうですか??
19 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/17(木) 21:55:11 ID:57HVAWSY
>>17 彼女ほとんど映らないよ?
歴史は細かい説明ナレーションが入るから何とかなる
20 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/17(木) 21:55:47 ID:57HVAWSY
21 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/19(土) 23:24:00 ID:v0zgIVd4
試写会行ってきました。 世間ではA級戦犯のことしか話題にならない昨今ですが、 B級戦犯の裁判を通じて先の大戦に触れるという感覚が わたしには新鮮でした。 終盤、周囲ですすり泣きが聞こえましたが、ここで 涙することに日本人以外が理解できるかというのは、 「フランダースの犬」の最後の捉え方と同じように 難しいのではないかという要らぬ心配もしています。 あと、竹野内豊のナレーションは良くなかったです。
>>4 より抜粋
重い作品だが、そこは小泉監督ならではの生きる希望を与える清々しい作品でさえある。
この映画は、「沢尻問題」を生むべくして生んだ、日本映画業界のみに留めるのには、
いささか規格外で、そもそも「黒澤組」なんて言葉は必要ないくらい、
素晴らしい脚本と演出に恵まれた作品である(竹野内豊のナレーションも素晴らしい)。
※ 当然だけど、感想は人それぞれだな
23 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/21(月) 01:04:03 ID:qpfNn/d1
24 :
逆法則で :2008/01/21(月) 01:05:04 ID:qpfNn/d1
25 :
大ヒット? :2008/01/21(月) 01:06:43 ID:qpfNn/d1
この映画で蒼井優は主人公の弁護側証人である鉄道局次長「モリベ・カズコ」役を引き受けた。この
映画は岡田中将がどれほど日本人として模範になった人生を暮したのかと死ぬ方法の選択に対して重
点的に扱った。武士道精神を具現した人間、岡田中将の信念は「日本人の矜持と自覚」を見せてくれ
る。
民間人に向けた米軍の無差別爆撃問題を申し立てて日本を被害者の位置に移し、反米感情を反戦平和
主義に転倒させ、模範的な軍人を理想的な人格者と賛美した。このため、第ニ次世界大戦の被害者と
主張する「明日への遺言」のような極右映画を被害当事国であるアジアの国々は快く思わないだろう。
蒼井優が極右映画に出演したのは今回が初めてではない。第ニ次世界大戦当時、戦艦大和に乗った生
存者とその遺族を取材して描いた辺見じゅん原作の同名映画「男たちの大和」(2005)にも出演した事
がある。たとえ二つの映画どちらも主演ではなく助演として出演したとしても、国内ネチズンたちは
どんな比重でも右翼映画に出演した事実自体は変わらない、という反応を示した。
つづく
ソース:dcnews(韓国語)蒼井優、日'極右映画'出演、'非好感'
http://www.dcnews.in/news_list.php?code=ahh&id=281015
予告編で見たけど、やたらと”感動”ばかりを売りにしていて 「法廷映画として見ごたえありそう」という印象をちっとも受けないのはどうかと思う。
第二次大戦の戦犯裁判は法もへったくれもない完全なリンチ裁判だから、 法廷ものとして扱えるかどうかは疑問だな。 連合国側の証人は出廷しなくてもよし、偽証してもおとがめなし、報道統制もします、なんだから。 まあ、感動ばかり売りにするのには辟易だが。
29 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/01(金) 20:52:16 ID:gMV6iIpn
岡田は事後法で米兵を裁いてるわけだが ウヨクはアホだな
まあ、多分何も知らずに知ったかで書いてるんだろうけど、岡田資が作った 事後法とやらを聞いておこうか。はい、どうぞ。
32 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/03(日) 11:42:32 ID:99wCP1Mt
WOWOW 無料放送 2月03日(日)午後5:30 「明日への遺言」岡田資中将の知られざる生涯 #1 ドラマ篇 2月04日(月)午後1:35 「明日への遺言」岡田資中将の知られざる生涯 #2 史実篇
小泉も産経に金出させて 反ウヨ映画作るとは骨があるなw 藤田まことも 「平和憲法は守るべき」とかw
この映画 朝日新聞が主催して 試写会もやってるよw 産経新聞はやらないの?
>朝日新聞が主催
これだろ
>>32 朝日のする事だから
朝日の思惑が想像つきますw
>産経新聞はやらないの?
やってますが何か?
>>36 朝日は撮影中からこの映画とりあげてるぐらい
熱心だよ。
主題歌「森山良子」というので何にも感じませんか?
ちなみに産経の編集委員が
冒頭の日本軍による中国爆撃被害の写真について
文句言ってるよ。
自由主義史観研究会(笑)によると
捏造写真らしいから。
完全に左翼の横槍で支離滅裂になってるな。 左翼の汚らしさ卑劣さを再確認した。
うぜ
ロジャー・パルヴァース(Roger Pulvers 1944年 - )は、米国出身のオーストラリアの作家、劇作家、演出家。 ニューヨーク市でユダヤ人の家庭に生まれる。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)を卒業後、 ハーヴァード大学大学院政治学研究科で修士号を取得。 豊富なソ連旅行の経験を活かして、ロシア学を研究した。 ヴェトナム戦争への反撥から米国を離れ、ワルシャワ大学とパリ大学に留学後、1967年に初来日。 京都に居を定め、京都産業大学でロシア語やポーランド語の講師を務めた。 1972年にキャンベラのオーストラリア国立大学に赴任し、 日本語や日本文学を講義。1976年、オーストラリア国籍を取得。 ロジャー・パルヴァース - Wikipedia 地球市民というやつですか。 どう見てもサヨですねw ありがとうございました。
10月30日(火)晴れ。新橋で「明日への遺言」の試写を見る。
来年3月1日にロードショーされるこの映画をひとりでも多くの日本人に見てもらいたい。
BC級戦犯に問われ、1949年に絞首刑となった岡田資中将を描いた作品だ。
原稿の締切りを抱えながら、どうしても見なければならないと思ったのは、
進捗はばからない単行本『X』のことがとても気になっていたからだ。
机の前の本棚にはテレサ・テンの写真の横に旧制高知高校時代の木村久夫さんの写真が飾ってある。
「いまはいいよ」という言葉が聞こえてくるようだ。
映画の最初には無差別爆撃を禁止したハーグ国際条約や、それにもかかわらずに実行された
ドレスデンや南京などなどへの爆撃による悲惨な映像が淡々と悲しくも流される。
幼児を抱えたまま黒焦げになった母親や遺体の山は1945年3月10日深夜に
アメリカ軍の無差別爆撃を受けた東京の光景だ。
一転して岡田中将を演じる藤田まことが映し出される。
戦犯裁判の不条理、それを見守る家族の哀愁と悲しさ。
妻を演じた富司純子の表情は黙すことで多くを語っていた。
部下の責任を一身に背負い、最後まで毅然と生きた岡田中将の姿は清々しい。
木村久夫さんの上官はすべての罪を部下に押し付けたのだった。
こうした作品はできるならばすべての中学生以上の子供たちに見せるべきだと思う。
有田芳生の『酔醒漫録』: 「明日への遺言」の岡田資中将
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2007/10/post_ac1c.html
俳優、藤田まこと(74)が16日、鹿児島を訪れ、主演映画
「明日(あした)への遺言」の
全国行脚をスタートさせた。約2カ月で福岡、大阪、名古屋、東京、仙台、札幌など15カ所、
総移動距離約8000キロを63歳の小泉堯史監督と二人三脚で駆けめぐる
藤田は、まず鹿児島市内の映画館で開かれた試写会でこうあいさつした。
「戦争を知らない人にも見ていただきたい。勝った方にも、負けた方にも悩みがあり、
戦争自体が罪悪だと思っていただければ」。
実は鹿児島は、17歳で戦死した藤田の実兄、眞一さんが最後に藤田あてのはがきを
送った地。その便りを今も肌身離さず持ち歩いている。
「兄が呼んでくれたんじゃないのかな。兄貴は南へ旅立った(沖縄で戦死した)わけだけど、
私は北に旅立ちます。映画を通じて多くの人に、家族や仲間の愛ときずな、平和の尊さを
伝えていきたい」
藤田演じる旧日本陸軍の岡田資(たすく)中将は、名古屋で無差別爆撃を行った米軍機の
搭乗員を処刑したB級戦犯として裁かれる。岡田中将は部下に責任を転嫁することなく
絞首刑となった。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_01/g2008011708_all.html
48 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/04(月) 19:24:27 ID:1E3IyCSC
>>31 ハーグ国際条約に対応する処罰法があったのか?
なければ罪刑法定主義の原則から言えば事後法。
合法であると言うなら根拠となる法律をどうぞ。
>終盤、周囲ですすり泣きが聞こえましたが、ここで 涙することに日本人以外が理解できるかというのは、 「フランダースの犬」の最後の捉え方と同じように 難しいのではないかという要らぬ心配もしています。 この裁判のアメリカ人検事すら岡田の助命嘆願書に署名した。 この意味がわかれば そういう心配は不要だろう。 へたれ東条とは大違いの人格者だから 大丈夫。
50 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/04(月) 23:42:04 ID:UC1YbR0S
51 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/05(火) 00:36:47 ID:OMW5uiBa
今までの所試写会を見た人で具体的に「ここがいい」、と書いた人は いないようだ。理由は上記のミリオタのブログのように内容が難しいからだろう。 1この映画は3つの事件を扱っていてそれがそれぞれ難しい A アメリカ軍の日本への空爆 B 空爆を行った米軍航空兵(撃墜し捕虜になる)への簡易裁判での死刑判決 C その死刑判決を下した岡田中将(映画の主人公)への米軍の裁判の是非 上記はそれぞれ、何があったか?、なぜそれが議論になるのか?が大変難しい A米軍の日本爆撃 実際にはどのような爆撃だったのか? 民間人への被害は結果的なものであり米軍は本当に無差別爆撃を意図したのか? それは国際法で本当に禁止されているのか? 禁止されているとしても、実際にはゲルニカも、ロンドンも、ドレスデンも、そして重慶も爆撃されている。それはいけないことなのか? ・・戦争とはそういうものではないのか? B簡易裁判とは何か? それは裁判による処刑なのか、単なる報復(=リンチ)なのか? 裁判であれば罪名は何で、それは上記の国際法をめぐる状況に対応したものなのか? その裁判は正しいものなのか?(実際に空襲の責任は誰にあるのか?被告は実際に空襲を行ったのか?証拠や弁護士はあるのか?) そして仮に有罪としても、なぜすぐに処刑したのか? ・・それは結局勝者(=ここでは日本)の裁きなのではないのか? C岡田中将への裁判の是非 米軍の罪名は何で、証拠はあるのか?十分な審理がなされたのか? 他に裁かれるべき人間がいるのではないのか?(実際に斬首した兵、他の捕虜を殺した者との判決の重さの兼合いなど) 裁判官は正しく判断したのか?(証拠や主張を受理したのか?内心では無罪だと思ったのに結論ありきで有罪としたのでは?) ・・・戦争とはそういうものではないのか? ・・・1945年の段階で米軍兵士は死刑が妥当であるという判断を、米軍に求めることは正当な判断なのか?それを天皇の責任を追及せずに平気な日本人が主張できる事なのか?
52 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/05(火) 00:37:21 ID:OMW5uiBa
映画はおそらく以下であろう。 A米軍の爆撃は最初から無差別を意図した、それは国際法違反だ。 そこでは、日本が中国を無差別爆撃した事は無視し日本の悪行は無視。またその後の国際社会の常識(現在もこうした爆撃は「一般には」国際法違反とはされない)も無視。 B岡田中将は正しく裁判を行い米軍兵士を処罰(死刑)した そこでは、岡田がしたのが弁護士も証拠もない「正に勝者の裁き」であることは無視。 また、すぐに処刑したという刑の執行が「報復を意味した」事を無視する。 C米軍の戦犯裁判は勝者の裁きでインチキだ、間違いだ。 そこでは、岡田が実際に人間を殺した(死刑にした)事を演出と感傷(お涙)で無視する。簡易裁判で十分な審理もなく処刑したという岡田中将の邪悪な意図も無視 また現在も無差別爆撃は国際的常識では必ずしも違法行為ではない事もまったく無視。 ・・・日本人は被害者だ!と涙で盛り上げる。 という映画であろう。 現在空からの無差別爆撃がなぜ国際的に認められたかは「日本の」歴史学者によって研究中である。大岡昇平とこの映画の監督はそれ以前の勝手な思い込みと、感傷=客が泣いてくれれば当たる!という見込みで、映画を製作したのだろう。 しかし、これは大きな間違いである。
53 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/05(火) 00:44:34 ID:ztmGRjyn
23年のハーグ国際条約で無差別攻撃はとりあえず禁止されてるだろ。 違法とみなすことは可能だが、それを犯罪として処罰出来るかどうかは、 また別の問題ということ。
>>52 見てもいない映画をそんな風に勝手に決め付けるな。
>米軍の戦犯裁判は勝者の裁きでインチキだ、間違いだ。
この映画で描かれているのは、むしろその逆だw
岡田は最後にこういう公正な裁判を行ってくれた
アメリカに感謝の意を述べている。
(だから、産経新聞の論説委員には気に入らなかったらしく
これは例外だ見たいな感想を書いている)
むしろ、岡田の刑を軽くするためのわざわざ
誘導尋問までアメリカ側はやってくれたのだ。
公正というより、岡田に対して肩入れさえしてたような印象を
受ける。
しかし、自分の部下を守るために
岡田はその助け舟を拒否した。
自分が助かれば、誰かがその責任を問われて
死刑になるのは必然だからだ。
監督が一番描きたかったのはこの部分だよ。
そして大岡が描きたかったのもここだ。
言っておくが岡田はもちろん例外で
他人に罪をなすりつけて自分は生きながらえようとした
人間の方が多かった。
>そこでは、日本が中国を無差別爆撃した事は無視し日本の悪行は無視。 この映画の冒頭では日本軍の爆撃による被害の映像も出てきますよ。
黒澤の「生きる」のメインテーマがお役所仕事批判でないように 「明日への遺言」のメインテーマは米軍の無差別爆撃批判や戦勝国による裁判の 是非ではない。 それらは、重要な背景ではあっても、それを描くことを主眼としているわけでは ないのだから。 部下が勝手にやったことで自分は知らなかった などと恥知らずな言い訳をする人間とは違う種類の人間がいた。 この映画に「政治性」を期待して見に行くと肩すかしを食うことになる。
3日目の公判で、彼は
「責任の筋を辿って行けば、司令官たる私の方へ来る。
司令官は、その部下が行ったすべてについて、唯一の責任者である。」
と発言した。
この頃から、彼の態度、言葉によって、全面的に責任を取ろうとしていることが
明らかになってきた。
4日目の公判。結婚式を1週間後に控えた、岡田中将の長男・陽(あきら)と
その婚約者・純子が現れた。
二人の結婚した姿を傍聴席に見せて安心させたい、という家族の思いやりであった。
フェザーストン弁護人は、法廷の合間に、若い二人が寄り添う愛らしい様子を
身振りでしめして、みなを笑わせた。
弁護人と中将の間には親愛感が生まれていた。
彼が弁護人であることに、岡田中将の妻・温子 (はるこ)は深く感謝した。
言葉を交わすことは許されないが、笑いを交換するだけで、
岡田中将にとっては非常に心強いものであった。
バーネット検察官は2ヶ月間、執拗極まる敵だったが、一面で時々紳士らしい姿も見せ、
時にはアッと思うほど岡田中将に有利な論告をした。
5人の裁判委員、3人の検察官の面々とも、質疑の要領が分かり、
親愛感が湧いているように思えた。
その日、中将の長女・達子が、赤ん坊を抱いて入ってきた。
万感の想いで赤ん坊を抱く岡田中将を見詰める検察官、弁護人、
そして裁判長。
東海軍の公判は結審となり、5月19日、判決が申し渡された。
判決、岡田資、絞首刑───。
岡田中将は軽くうなずき、5人の裁判委員を見上げる。
明日への遺言 − 映画作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8132
>米国批判が多いけど、良かったね。 むしろ、この映画の中に出てくるアメリカ人は非常に誠実で 「良い人」と描かれてるからアメリカ人はむしろ誇らしく思うんじゃないか。 「プライド」や「南京の真実」みたいなアメリカへの敵愾心を 煽るようなものはこの映画の中にはない。
加古隆の音楽が映画と出演者達の心象と相まっていて、いいですね。 特にヴィオラの音色が何とも好い感じ。
>>48 だから、岡田資のどの行為が事後法による処断なのか具体的に示してみ。
>>61 前半で、「この映画の中に出てくるアメリカ人は非常に誠実で
「良い人」と描かれてるからアメリカ人はむしろ誇らしく思うんじゃないか」と
書いておきながら、「プライド」が「アメリカへの敵愾心を煽るようなもの」だと
書いてるけど、君本当に「プライド」見たの?
あの映画では、例えば東條の妻が孫を連れて面会に来たとき、監視官が孫を中に
入れて抱っこさせてやるシーンとかあるんだけど。しかも、これは史実にない
創作エピソード。裁判を巡るくだりについても、東京裁判の不当性を描きつつも、パール
判事以外の連合国側の判事や裁判長も裁判に疑問を持っていたことをちゃんと
描いている。色眼鏡で映画見てもしょうがないよ。
それに「南京の真実」に至っては、封切りすらまだで、ようやく最初の試写があったかなかったかって
段階でしょ。見て批判してるとは思えんなあ。
65 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/05(火) 22:17:35 ID:ztmGRjyn
■開催要綱
◇日時 2月10日(日)
開場 15:10
第1部・映画「明日への遺言」試写 15:30〜17:20
− 休憩 −
第2部・小泉監督ティーチイン 17:40〜1時間程度
◇場所 アスミック・エース試写室
東京都港区六本木6−1−24、ラピロス六本木3F
(六本木交差点。地下鉄日比谷線六本木駅すぐ)
◇参加費 無料
◇募集人数 40人
◇申込み締め切り 2月6日(水)24:00
★ブロガーイベント、募集を開始!:イザ!
http://ashita.iza.ne.jp/blog/entry/457435/ 小泉監督に捏造反日写真を使った真意を
問いただすチャンスだよ。
>>65 だから、事後法について聞いているんだが。
検事側も、あくまで現行法手続きを略して処刑を行ったとして
岡田資を追求しているが、新たな法を作り上げて事後法で
裁いたなんて誰が言っているのか。
そもそも、無差別爆撃は戦争犯罪なんだから、事後法をでっちあげる
必要がない。
何が問題なのかわかってる?
68 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/05(火) 23:35:36 ID:ztmGRjyn
>>67 上にも書いたが、違法であることと犯罪として処罰することは別なんだよ。
罪刑法定主義の原則に触れ、処罰法があったのかと聞いただろう。
「無差別爆撃を禁止する」という法があっても、
「無差別爆撃は死刑である」という法が存在しないなら、死刑にしてはいけない。
略式裁判で「無差別爆撃したから死刑」という処罰法を定め処刑したということ。
つまりは事後法で処刑したということ。
69 :
52 :2008/02/05(火) 23:50:43 ID:OMW5uiBa
>>54 >岡田は最後にこういう公正な裁判を行ってくれたアメリカに感謝の意を述べ
>自分の部下を守るために岡田はその助け舟を拒否した。
>自分が助かれば、誰かがその責任を問われて死刑になるのは必然だから
なるほど、そうするとこの映画は
1岡田中将の下した簡易裁判による米軍兵士の処刑措置は完全な間違いであった
2岡田中将は戦後に「それ」を認め、部下を救うために罪を自分一人でかぶった
3米軍は岡田が完全に有罪であることは間違いないが、情状酌量で無期懲役にしよう
としたが、岡田は自分がどんなに罪深い戦犯であるかを自覚し、それさえも断った
4アメリカの観客(記者)は自分たちが行った裁判が「完全に正しい」事を確認し、
映画に好意を感じた
5従って映画は、冒頭の都市への無差別爆撃は国際法違反だと主張する気はなく、現在流れている映画説明は単なるキャッチコピー(思わせぶりな宣伝)にすぎない
6この映画は、広島への原爆投下についても国際法違反だと主張するものではないし、現在も続く空襲、つまりほとんどの場合に多数の民間人の死者を出す、都市への爆撃は正当な戦争行為だと印象づける。
7従って観客は、62年前も今もアメリカ人は正当だし偉いなあ。日本人は60年前は自己犠牲の精神を持っていたが今はなくて情けない。これからは自己犠牲の精神でアメリカのイラク戦争に参加しようかなあ。という印象を受ける映画である。
・・てな訳ないだろう!!!この馬鹿め!嘘つきめ!
・・この映画は中身は、
>>51 、
>>52 で私が書いた以外有り得ない。でなければこんな話を映画にする訳がない。
・・・くたばれ歴史修正主義者め!
>>69 声高に叫べば叫ぶほどキモさがにじみ出て、誰も耳を貸さなくなる。
悲しいものですね。
71 :
52 :2008/02/06(水) 00:12:13 ID:MLIx47+H
>>54 ついでに一応書いておくが、この事件を題材にしたこの映画のテーマを
「岡田中将の個人的な責任感」
などという狭い視野に納めようとするのは、・・映画作家として間違いである。
また日本人としても間違いである。
この題材ではテーマに「戦争における各個人の責任」という問題を期待しない方が、日本人としておかしい。
常識を持ち、知識を持った人間であればこの題材には、この問題以外有り得ないと思われる。
もし
>>54 が書くような与太映画であれば、日本人のほとんどは関心を示さないだろう。なぜなら日本人にとって戦争犯罪を裁くとは「私は貝になりたい」での処罰というイメージであるからだ。
おそらく
>>54 は、このTVドラマ(映画)も見たことがない子どもであろう。
だがそうした無知で愚かな人間にこそ、この映画は問題を矮小化し、捻じ曲げるのがこの映画の狙いであることはまず間違いないだろう。逆に言えばそれ={即ち、戦争における日本人各個人責任の免罪}を期待して多数の日本人観客はくると推測されるからだ。
もし
>>54 が大東亜戦争(あるいは15年戦争)での責任を認識していればけしてこんな風には書かないだろうし、さらに言えば日本国と日本兵のした無残な行為を認識していれば、映画をこのようには感じないだろう。
・・・2chでまた馬鹿を叱ってしまったぜ。
>>68 >略式裁判で「無差別爆撃したから死刑」という処罰法を定め処刑したということ。
>つまりは事後法で処刑したということ。
何このとんでもない屁理屈・・・
こんな屁理屈が通るなら、現代日本の不祥事警官も事後法で人を裁いていることになるけど、
そんな馬鹿なこと言ってる奴がいるか?
68に、自身の屁理屈がわかるように、さらに突っ込んどいたほうがいいかな。 「「無差別爆撃したから死刑」という処罰法を定め」なんて書いてるけど、 その立法手続きはいったいどこにありますか?裁判で検事はそんなことを指摘していますか? ここまで噛み砕けば自分の屁理屈に気付くだろうか?
>>71 公式サイトの監督の言葉を読めば。
>「岡田中将の個人的な責任感」
などという狭い視野に納めようとするのは、・・映画作家として間違いである。
そのどこが狭いのか?
むしろ、その方がより普遍性を持つのではないか?
>>74 自分の視野が狭いことに気づいて無い人に、何言っても無駄ですよ。
76 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/06(水) 00:32:37 ID:M5MJkrDv
>>73 戦争犯罪の処罰は各国の国内法で決めることになってる。
日本ではそれが十分になされていなかった。
国内法整備は当然各国ばらつくが、
国際慣習上は戦争犯罪人の処罰において軍律裁判にかけること、
とされるから検察はそれを指摘したのだろう。
そもそも国際社会じゃ刑法は十分に整備されてないから、
事後法なんてことを検察が非難出来るわけがない。
>>76 結局、君の事後法を作ったという珍解釈について、じゃあその立法手続きはいったい
どこにありますかという問いには答えられないわけね。
まあ、黙ってる分、自分の屁理屈に気付いたのかもしれないが・・・
あと、まだ気付いてないみたいだけど、刑罰が明確に規定されていないので、
処刑は事後法による処断だという珍説に従えば、そもそも裁判が略式で
あろうと正式であろうとアウトということになるよ。
>>65 では「略式裁判で処刑してるだろ」って
書いてるけど。
君の解釈に従えば、どっちにしろ事後法作ったってことになるんだから。
78 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/06(水) 01:11:42 ID:M5MJkrDv
>>77 その立法手続きとはどれか?
事後法のことなら略式裁判を執行した当事者の決定だろう。
そこに法がないなら彼が死刑を決定する根拠が存在しないことになる。
刑法が整備されてないんだから事後法なんてのはざらにあること。
国際慣習上は軍律裁判によって裁くこととされている。
つまり国際慣習にも反し、また事後法による処刑でもある。
>>78 だからね、処遇が明確に規定されてないことについて処刑しました、それはつまり
事後法で裁いたんだなんて屁理屈を言ってるのは君だけなの。
検事ですらそんな馬鹿なことを言ってないことを突っ込まれると、国際社会は刑法が
十分に整備されてないから検察は非難できなかったんだなんて言い張ってるけど、
この事件に関して岡田資の処遇について発言しているのは検察だけではないよ。
日米問わず、当時から現在に至るまで数多くの文献で取り上げられ、研究の対象にも
なっているが、君のような処遇が明確でない件で処刑したから事後法で処分したんだというような
珍説をぶっている人がいますか?
駄目押しでもう一つ。君の処遇が明確に規定されていないのに論に従えば、死刑でなくても、
何らかの処分を下すことじたいが事後法で裁いてることになりますよ。
というか、本当にもう屁理屈の上塗りはやめた方がいいよ。痛々しい。
お二人さんアツアツですね。
>>78 続き
>事後法のことなら略式裁判を執行した当事者の決定だろう。
>そこに法がないなら彼が死刑を決定する根拠が存在しないことになる。
自爆に気付いてないのか、わざとやってるのか知らないが、事後法で
裁いたと言い張りながら、「そこに法がないなら」などと平然と書いている。
立法手続きを経ない単なる「当事者の決定」が事後法の設立になるなら
>>72 で指摘したように現代日本の不祥事警官も事後法で人を裁いていることになるけど、
そんな馬鹿なことを誰が言っているか、ですな。
82 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/06(水) 11:18:00 ID:M5MJkrDv
警察が略式裁判なんて主張してる例を挙げてくれ。 略式とはいえ裁判な。 法的に定められてない処罰を裁判の判決として下すなら、 刑の程度によらず事後法といってよいだろう。 言葉の定義の問題なんだから。 国際社会じゃ慣習が重視されるから事後法ということが、 必ずしも問題になるわけではないというだけの話。
久々にぴんときた。見に行くよ。この映画は。
今日試写会で観た・・・スマン寝た 西村雅彦、蒼井優、田中好子なんてチョイ役やん
>>82 検察も後世の諸国の研究者も、岡田資が事後法で米兵を裁いたなんてトンデモ解釈を
している奴は誰一人としてないって何回も突っ込まれてるのに全然こたえてないな。
つうか、困ったちゃんは多分岡田資の裁判も事後法もよく知らずに、思いつきで
言っちゃったんだろうな。で、思いのほか辛辣なマジレスで撃沈されちゃったので
面子にこだわって、いつまでも自分のトンデモ解釈をはなさないと。
検察も後世の諸国の研究者も間違ってる。俺様が正しいと。
悲惨の一語に尽きる。まあ、この映画の原作本読むなりして、多少なりとも自分の
無知無学を反省してくれればいいが・・・
最近文庫で復刊されて入手も容易だし。
予告編見て、これはいい映画だと思い、原作を読みました 原作、難しくてかったるくて、読み切れなかった。。。
88 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/09(土) 01:52:48 ID:qLjoEiR3
この大岡昇平の原作はひどいね、まず小説ではない、読ませる工夫などまるで なし。調べた裁判資料を大岡の関心に沿って書き写しただけだ。 岡田中将の日記や遺書なども読んでいるから資料は豊富だが、事実の確認の 点でも使えない、大岡の関心のため、全部は書いてないからよくわからない 点が多すぎる。 何より最大の欠点は大岡が、アメリカ憎し裁判インチキの先入観で書いているから、 検察官などが被告(岡田中将)に少しで利する(同情)?ような発言だけ 大げさにとりあげて書くこと、それで裁判が何をやっているのか判らなくなる。 まったく昔(といっても20年ほど前だが)の日本の戦争責任に向き合えていない 作家の書くものは非常に読みにくいね。
89 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/09(土) 01:58:28 ID:qLjoEiR3
どうやら映画はこの混乱した原作をそのまま、絵にしちゃったみたいだな
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328955/rid5/p1/s0/c2/ 結論から言うとひどい映画です。
せっかくのすばらしい材料を日本人、それも知識のある日本人にしか理解で
きない料理にしてしまった映画です。これを見て岡田資中将の人格の高潔さ
に心打たれるアメリカ人は皆無でしょう。例えば死刑判決が下った後、部下
たちと座禅を組むシーン。仏教徒なら、逃れられぬ死を忽然として受け入れ
ようとする真摯な行為だと分かりますが、そんな素養がなければ「はあ?」
です。法廷でのやり取りもカメラワークは単調で盛り上がりに欠け、検事と
の丁々発止もナニが論点になっているのか説明不足です。法理論上、法廷闘
争上のキーポイントの説明が皆無なので、中将がなにを必死に主張している
のか理解できません。(自分の理解では「部下が行った行為に対して上官と
部下どちらに責任があるとするのか」を爆撃機の乗員と司令官、東海軍の兵
士と自身で異なった当てはめ方をする無理筋な主張を岡田中将が行ったこと、
そんな主張をすることで自分が確実に死刑になっても部下たちが死刑になる
確率を少しでも下げようとしたこと、それが岡田中将の偉大さなのかなと思
います。)
こぼれ話 ・「敵地」アメリカで、サンタバーバラ映画祭で発表。2日上映したが、両日とも、絶賛。 上映後の拍手が5分間鳴り止まなかったという。 ●小泉監督 ・小泉監督は、この作品を監督第一作目の作品にしようと思っていた。 その理由。法廷映画なら、撮影火をあまりかけなくてすむので、新人監督にも負担なく撮ることができる。 ・小泉監督の助監督時代に構想した節約映画だったが、監督になってからの構想は大変化。 まず、カメラを自在に回せるスペースをとるため、400坪の敷地を使用。 常時同時に3台のカメラを回し、絶妙の瞬間を逃がさないようにするための布陣など、結構、金をかけている。 ●藤田まこと ・藤田まことはこの話しを引き受けるかどうかで半年迷ったが、自分の座長時代の失敗時の体験と岡田の立場を 重ね合わせることで、自信がついて引き受けることにした。 ・藤田まことには17歳で戦死した兄があり、その弔い合戦のつもりで撮影に臨んだ。 ・藤田まことと富司純子は50年ぶりの再共演。50年前(純子17歳)にラブレターを渡し損ねた想いが やっとかなったと思ったら。言葉を一言も交わさない役だった。 ・撮影が進むにつれ、藤田まことに岡田の魂が乗り移ったかのような状態になり、撮影が終わったあとの 10日間は、虚脱状態になった。
91 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/09(土) 15:51:16 ID:zPuTLMcT
>>86 事後法の「事」は事件すなわち爆撃な。
爆撃時にハーグ国際条約に対応する処罰法があったのなら示しなさい。
これに答えれずに、的外れな警察の事例など持ち出す時点で君の無知は明らか。
ハーグ条約違反なら正規の戦闘行為ではないから 国内法の殺人罪を適用してかまわんのじゃないか
>>91 は多分、国際法は明文にない慣習法も含まれることすら知らないんじゃないか?
だから、処罰規定が明文にないと大騒ぎした挙句、岡田は処罰規定を事後法で定めたのだ!
とかトンデモ解釈やっちゃったと。
というか、岡田には立法の権限すらないんだから、もし事後法作りたくてもできない立場なんだが。
でもって結局、当時の連合国も後の研究者も間違ってる、俺様の岡田事後法論が正しいという
トンデモさん特有の泥沼にはまっていくと。不毛だねぇ。
94 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/10(日) 20:58:24 ID:GrnKXLS9
国際慣習にはすでに触れてるっての。 条約違反→処刑じゃ東京裁判の理屈と変わらんな。
95 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/10(日) 21:04:30 ID:GrnKXLS9
>>92 「戦闘行為じゃない」のではなく、戦争法規違反な
なんか、岡田の処分が事後法によるものといえるかどうかって問題が、
処分が適当だったかどうかって話にすり替わってきてるな〜(棒読み
検察も後世の研究者も全て間違ってる、俺の岡田事後法説が正しいとする事後クンは逃走?
個人的に笑えたのは、こっそり論点を摩り替えたのをあっさり見透かされて撃沈された↓だな
>あと、まだ気付いてないみたいだけど、刑罰が明確に規定されていないので、
>処刑は事後法による処断だという珍説に従えば、そもそも裁判が略式で
>あろうと正式であろうとアウトということになるよ。
>>65 では「略式裁判で処刑してるだろ」って
>書いてるけど。
それくらいでいいだろ。あの事後厨は逃げたし、もう相手にすな
岡田、って、中将でしょ? 硫黄島の映画の主人公も中将だったような気がする。 昔の中将ってすごい人がいっぱいいたんだね。
あの映画の渡辺謙は完全にキャスティングミスだったな。 栗林のしたたかな頭脳派指揮官ぶりが全く出せてなかった。
100 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 09:38:19 ID:K+aK0qzr
>>96 摩り替えてんるは君だろ。
事後法と言ってる人がいるかどうかだの、事後法の立法権だの。
事後法ではないというなら、処罰法を示せと言ってるじゃないか。
101 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 13:17:28 ID:rDz3Qwge
昔の中将は本当にすごいのがいたなあ、 何せ捕虜のアメリカ兵を30人近く、殺して、それで平気で おれは犯罪者じゃないと開き直る。 こんな犯罪者=殺人犯を、見て、いいとか言う人間の気が知れない。 2chは馬鹿が多いが、(というか馬鹿と中学生しか書かない)、世間はどうか? これからだね。
102 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 13:22:39 ID:rDz3Qwge
事後法がどうのと書いている馬鹿がいるが、無差別爆撃と同じあまりに狭い 解釈だ。岡田中将は、 正式な裁判でも、略式裁判でも、彼ら=アメリカ兵は死刑だ! しかもそれ以前に、大本営に処刑許可を上申してるのに、待てずに死刑! 前例の、ドゥーリトル隊では、初めて日本を空襲したアメリカ隊、民間人 も死んでるけど、それでも死刑にしたのは3人だ。 ===岡田中将、殺しすぎ、死刑のやりすぎだ。
103 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 13:28:22 ID:rDz3Qwge
馬鹿な日本人の例 >日本人に生まれて、こんな人がいたことを知ることができた喜び。 >日本語ってこんなにきれいな言葉だったんだという驚き。 >言葉以上に、雄弁な表情があることも知りました。 >私のつたない言葉ではとても伝えきれません。 >いろんな感情が頭を渦巻いて、あふれてきて、まとまりません。 >とにかく、日本人として生まれた人、みんなに観て欲しいと思います。 >いえ、アメリカ人にも観て欲しいよなあ〜。 >史上初の無差別爆撃とも言われる >ドイツ軍がスペイン北部の町ゲルニカに対して行った爆撃。 >ピカソが描いたゲルニカ。 >これまでと違った印象で心に焼き直されたような気がしました。 ====>おいおい、重慶爆撃で日本軍は、いったい何人の中国人を無差別爆撃で殺したと思っているのか?
104 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 13:33:27 ID:rDz3Qwge
>>103 >史上初の無差別爆撃とも言われる
>ドイツ軍がスペイン北部の町ゲルニカに対して行った爆撃。
>ピカソが描いたゲルニカ。
>これまでと違った印象で心に焼き直されたような気がしました。
結局この映画がしていることは、
日本軍の無差別爆撃、民間人の大量虐殺は頬かむりし、客には忘れさせる
でもって
30人を殺した大量殺人犯人=岡田中将を、英雄にまつり上げることだな。
・・・・こうした作業はプロパガンダと呼ばれるものだ
===>この映画は日本軍の悪行は忘れさせ、アメリカ軍の悪行だけを
現代の無知な中学生に教え込む、プロパガンダ映画ということだな。
うぜぇ。中国豚は消えうせろ
>>100 だからさあ、明文の処罰法がないから事後法っていう君のリクツ自体が間違ってるのよ。
だから明文の処罰法があろうがなかろうが結論は同じで、君の事後法論は屁理屈に過ぎないのよ。
何度も繰り返され、100が逃げ回ってるツッコミを補足しつつまとめておこう。
1.検察も後世の研究者も、誰も言わない、岡田事後法論という珍説をぶっているが、検察も後世の
研究者も皆間違っていて、自分だけが正しいとするのか。
2.岡田は事後法を作ったという珍解釈をしているが、ではその立法手続きはいったいどこにあるのか。
また、当時の国際社会では明文にない慣習法の適用も認められていた事実を無視してまで
明文規定の存在に固執する一方で、岡田が事後法を作ったという主張の根拠となる明文(100のリクツに
従えば立法を指令した公文書等になるのだろう)が何一つ示さないのはどういうことか。
3.そもそも、岡田には立法の権限がないのだから、事後法を作るもへったくれもない。
4.処遇が明確に規定されていないのに論に従えば、死刑でなくても、何らかの処分を下すことじたいが
事後法で裁いてることになるわけだが
5.また、刑罰が明確に規定されていないので、処刑は事後法による処断だという珍説に従えば、
そもそも裁判が略式で あろうと正式であろうとアウトということになる。
>>65 では「略式裁判で処刑してるだろ」って
書いてるけど
多くが、突っ込まれると知ったかぶりでテキト〜に論を左右して逃げ回っているために
生じている自縄自縛。100はせめて原作本読めという以前に、自分のレスを読み返すことがまず
必要だな。
ついでに、100のどうしようもない屁理屈事後法論自体についてもまとめておこう。 岡田資は戦犯処遇に関する規定について明文規定がないのに米兵を処刑した。 しかも略式裁判で。これは、岡田が後から戦犯処罰規定を作り上げて戦犯を処罰したことに なる。岡田は事後法で米兵を裁いたのだ。後に岡田を裁いた検察も、後世の研究者も 誰もこんな岡田事後法論は言っていないが、彼らが皆間違っているのであって俺だけが正しい。 …こういう100の支離滅裂な珍説の根っこには、前提自体が間違っている勝手な思い込みがある。 突っ込まれると後から色々言い訳しているが、主な二つについて正しておく。 1.略式裁判は非合法であるという思い込み 略式裁判が終わる前に処刑することは禁じられている(ハーグ陸戦条約)が、略式裁判自体は合法。 2.明文にない規定は無効であるという思い込み 国際法には、明文にない慣習法も含まれる。
108 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 22:22:06 ID:K+aK0qzr
「岡田が国際法の専門家で国際慣習に詳しく 判例や国家実行についての知識を駆使して正当な処刑をしたのだ」 ということだね。
109 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 22:30:49 ID:K+aK0qzr
↑を証明してもらおうか
110 :
鳥取県人 :2008/02/11(月) 23:40:45 ID:g78+0ruI
我が郷里の誇り、岡田資中将を描いた「明日への遺言」、是非御鑑賞下さい!! いまこそ彼の再評価と名誉回復を!! 彼の高潔さ、素晴らしさを未来永劫に!!
111 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 01:42:58 ID:ICVZReJo
>>107 岡田は事後法で米兵を裁いてるわけだが
ウヨクはアホだな。
そもそもこのウヨ馬鹿は、無差別爆撃とは何か?軍律とは何か?
もわからないで書き散らしているのだろう。どうやらこの映画は裁判での法廷劇、
論戦をまじめに描くようなものではなく、
==>なんとなく雰囲気で、岡田中将は正しい、正しい人、立派な人、
==>それを死刑にしたアメリカの戦犯法廷は間違っている。
そういう感情的なウソ映画らしい。
であればここで
>>107 のような馬鹿なウヨ馬鹿をはっきり駄目だししておくのも
意味がある(でないと映画の嘘が、こここでもなんとなく通ってしまうから)
112 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 02:17:37 ID:ICVZReJo
>>107 岡田中将が米兵を裁いた裁判が当時でも今でも、とても認められるようなものではない
のは、常識だろう。であるから、この映画はまじめに論戦は追わず、感情論で押している。
<岡田中将の裁判が間違いである点>
1岡田中将は、戦車兵であり国際法には無知だったと思われる。
大岡の原作には法律担当のO少将が出てきて、処理をするので混乱している人がいるかもしれない。しかし専門家であるO法務少将は戦後すぐに自殺している。自分のした事が正しい事とは思えなかったからだろう
2岡田中将が使用した軍律は事後法である
大岡昇平が事後法と書いているのは以下の経緯による。
・昭和17年4月のドゥーリトル隊の日本空襲
・ドゥーリトル隊B25搭乗員の内捕獲した20数人?への裁判実施
・昭和17年10月15日に、ドゥーリトル隊から爆撃手など3人を死刑に
・昭和17年10月19日、民間人空襲に関する軍律を布告←コレ
・・・従って、ドゥーリトル隊を処刑した後に法律(軍律)を作っている訳だ。
3無差別爆撃とは何か?
ハーグ不戦条約などで規定している空襲に関する国際法では
==>「防備されていない都市への空襲」を禁止している
しかし、神戸を始め日本の重要都市は当然、対空砲火を備え迎撃戦闘機を持っている訳で、果たして「防備されていない」と言えるのか?
岡田中将の裁判でこの点に関して議論はなかったように大岡は書いている。しかしもし
現在議論すれば当然こうした反論があるだろう。総力戦の現在(そして1945年でも)、
都市は当然防備されている。それは国際法の適用外ではないのか?
113 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 02:18:30 ID:ICVZReJo
>>107 (続き)
4米軍ははたして無差別爆撃を行ったのか?
裁判の過程で米軍がはっきりと無差別爆撃を行ったと証拠が示された訳ではない。
岡田中将は、爆撃手が複数回日本爆撃に参加し、過去に「爆撃するから逃げろ」という
ビラをまいたことから、有罪だとしているがそんなものは証拠にはならない。
また岡田中将は戦闘機生産を停止させるには組立工場や発電所の空襲だけで十分だ、としている。
しかし米軍は日本は家内制の小工場でも飛行機の部品を生産しているのであり、東京下町などの絨毯爆撃でもそうした軍需工場を効率的に破壊するための方策であったとしている。従って米軍側がまじめに反論すれば、神戸への空襲も軍事目標への爆撃と言えよう。
少なくともシビアで細かい議論が交わされただろう。
5被告人中で岡田が死刑になるのは当然である
米兵の死刑に関して裁かれた日本側は20人、この中で岡田中将が最高位であり、また死刑命令を発した責任者でもある。15人は直接死刑を行った者であり最下位は1等兵である。有罪になった場合、あるいは米兵への死刑執行の責任をとる上で岡田が矢面に立つのは当然である。
==>それを死刑にしたアメリカの戦犯法廷は間違っている。 これは全然違うな。 岡田中将自身がこういう公正な裁判が行われたことに 謝意をのべてるんだがw
115 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 02:24:14 ID:ICVZReJo
>>107 まあ、岡田中将自身は裁判で激しく法戦(議論)をしたつもりかもしれないが、
裁く側のアメリカ人にとっては、国際法の知識も、空襲の常識も、法的な知識もない馬鹿、
彼の抗弁は、結論を左右するようなものではなかったのは確かだろう。
岡田中将のした事は
→悪く見れば、馬鹿馬鹿しい悪あがき、
→ひいき目に見れば、死ぬのが確実なのに態度が前向きで、まじめ
結局この映画は、そうした感情的なものだけを拡大鏡で描いた下らない映画だな
116 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 11:55:29 ID:L90utE+F
↑そんなオマイの存在自体がクダラナイw
映画の要約 米国「お前、人殺しだろ」 岡田「戦争だからしゃあない」「おまえらこそ無差別攻撃したろ」 米国「・・・・・・おい、人殺し、実は部下がかってにやったんちゃう?」 岡田「上司は俺。だから責任も、俺」 米国「・・・・・・じゃ、責任を取って、氏ね」 岡田の妻「こんな夫を誇りに思います」 感動の映画。
118 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 17:34:22 ID:ICVZReJo
映画の要約 米国「お前、人殺しだろ」 岡田「戦犯を死刑にしただけだ」「おまえらこそ無差別攻撃したろ」 米国「無差別爆撃などしていない」「お前は戦争時でも秩序がある事を忘れていたな」 岡田「実は恨みで米兵捕虜殺しちゃった、無差別爆撃はただの後づけの言い訳」 米国「それでも俺らはきちんと裁判するぜ」「でやはりお前の犯罪だな」 岡田「裁判あんがと」「すみませんでした」 岡田の妻「こんな馬鹿な人間でしたが、私には夫でした」 阿呆と馬鹿サヨだけが感動する、映画。
119 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/12(火) 17:42:29 ID:ICVZReJo
阿呆と馬鹿サヨだけが感動する、過去の映画の例。 プライド運命の瞬間(今流行の歴史修正主義者のデビュー作) 大東亜戦争と国際裁判(東條英樹が凛々しく、天皇陛下万歳を叫ぶ、 それでも馬鹿が見に来るので儲かった、金儲けのための映画) 私は貝になりたい(実は戦争映画でもなんでもない、架空の主人公と架空の事件のでっち上げ映画) 悲劇の将軍・山下奉文(立派な人格者はどんなに、ひどい犯罪をしても、 マニラでフィリピン人を何万人も殺しても、部下が勝手にやったこと 俺知らねで、通す、恥知らず映画の嚆矢)
>>112 >2岡田中将が使用した軍律は事後法である
>大岡昇平が事後法と書いているのは以下の経緯による。
>・昭和17年4月のドゥーリトル隊の日本空襲
>・ドゥーリトル隊B25搭乗員の内捕獲した20数人?への裁判実施
>・昭和17年10月15日に、ドゥーリトル隊から爆撃手など3人を死刑に
>・昭和17年10月19日、民間人空襲に関する軍律を布告←コレ
>
>・・・従って、ドゥーリトル隊を処刑した後に法律(軍律)を作っている訳だ。
???
処刑の後に軍律を作ったって認めてるじゃん・・・
事後法で裁くて意味わかってる?
被告とされる人物の行為が成された後に、それを罰する法律を作って裁くってことだぞ。
処刑時(10月15日)に布告すらされていないんだから、事後法もへちまもない。
大岡は附則の施行日付が1月1日になっていることをもって、事後法云々と書いているが、
附則の日付がどうであろうと裁判時はおろか、処刑の時点ですら布告されておらず効力を
発していない新軍律なんだから、戦後検察がやったように不法処刑でせめるのならともかく
(それでも有罪にできるかは別問題だが)、事後法で裁いたなんてのは全くトンチンカンな
解釈。過去に戻ることはできんのだからね。
121 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/13(水) 01:31:40 ID:GzTNC+yQ
そうかこの映画はクソ映画らしいな。 そう言えば、同じB29搭乗員の殺害という戦争犯罪をあつかった「海と毒薬」という 映画もあったな。 あれではアメリカ兵捕虜8人を生体実験して殺した九大の医者に、アメリカの2世の 兵隊が尋問して、たしか5人は死刑だった。でも朝鮮戦争が始まって、結局全員無罪放免された。 「海と毒薬」では米兵捕虜を殺した彼らはもちろん有罪であり いわば日本版の罪と罰という映画になっていた。彼ら日本人は ・軍人はなんの罪悪感もなく、捕虜の肝臓を晩の宴会の肴にもらいうける ・生体解剖をおこうなう医学部教授は、医学の進歩のためとまったく罪悪感はない ・副部長は出世のための機会としか考えていない ・医学生A(渡辺徹)は、自分が感覚が麻痺している事を自覚している ・医学生B(奥田瑛二)は、煮え切らないまま生体解剖に参加し、震えつつも何もせずに見ている 熊井監督は日本人は奥田瑛二の立場だった、結局流されるまま、何も考えず参加し、 しかし今も考え続ける立場にあるという。 今、「明日への遺言」というクソ映画に感動したなどと世迷言を書く人間にも よ〜く考えてほしい。捕虜を殺すことはいいことなのか? 自分の責任とは何なのか?その後、逆コースで、冷戦のためアメリカ自身が戦犯を許すようになったが、 それが許されたことになるのか? ましてや、妻から慕われる人間であるなどという理由で許されるのか?
「海と毒薬」は見ていないが、題材となった生体解剖事件は良心の麻痺した医者が云々という 単純な事件ではないのだよ。中公文庫「生体解剖」に、当事者への詳細な取材の記録が したためられている。
123 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/13(水) 02:06:37 ID:GzTNC+yQ
>>120 ははあ、この人が
アホと馬鹿サヨかあ、でも馬鹿ウヨじゃないのかな?
それで馬鹿ウヨの人は事後法でなければ、アメリカ人捕虜を殺しても
いいと思っているの?
124 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/13(水) 02:17:46 ID:GzTNC+yQ
>>122 ははあ、この人は
>B29搭乗員の殺害とは、良心の麻痺した医者が云々という単純な事件ではない
と言い訳をしたいらしいな、その言い訳の意味とは、
事後法ではない、私のせいではない、
ということらしい。しかし、これらの問題は、個人に還元すればもちろん良心の麻痺の問題であり、
60年前に犯罪を犯罪と感じなかった日本人のあり方の問題にある。
そして2007年の今も、この馬鹿ウヨ(?)のように、クソ映画をほめるようないびつな日本人の心情の問題でもある。
本当に、こうした人たちには困ったものだね。
戦争にはルールがあって、ルールを破ったら捕虜の待遇を受ける資格はない。 だから、実体法の次元ではB-29搭乗員の処刑は正しい。 しかし、手続保障という点からは大いに問題がある。国内問題におきかえて言うと、 これは刑法上は死刑にするのが当然の犯罪者でも、ちゃんと刑事訴訟法や憲法に 従った裁判をしなければいけないのにしていないという意味だ。 略式裁判で死刑を科すというのは、前線などで利敵分子を早急に処分しないと 隊の安全が著しく脅かされる場合以外は論外だろう。 さらに、根本的にはこういう場合は停戦・終戦まで待った上で双方当事者が 裁判体を構成して裁判しないと裁判の公正は保障されない。(その意味では東京裁判 や各地でのB・C級戦犯裁判もまた同じく手続保障原則違反だ。)またアメリカ軍側の 事情等の証拠も提出できない状況での裁判は被告人の防御権の保障も欠いている。 だからこの映画が描いているであろう(まだ見てないから違うかもしれないが) 「法戦」というのも、片手落ちだと思う。
>今、「明日への遺言」というクソ映画に感動したなどと世迷言を書く人間にも よ〜く考えてほしい。捕虜を殺すことはいいことなのか? この映画では捕虜を殺すことを「いいこと」だなどと 描いてはいませんが・・・・
127 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/13(水) 08:04:11 ID:DM06S1IW
>>125 戦争犯罪は交戦者資格の喪失を意味しない。
128 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/13(水) 08:05:54 ID:DM06S1IW
捕虜資格がない→死刑でいい ってのも酷い理屈だな
>>124 馬鹿サヨらしい知性のかけらもないクソ文だなw
褒めるに貶すにせよ最低限作品を見てからするのが礼儀だろ馬鹿w
見てもいない映画をクソ映画などと切った気になる低脳ぶりには呆れる他ないw
130 :
鳥取県人 :2008/02/13(水) 11:05:31 ID:9GR5TDoS
誰が何とホザこうが、岡田資中将は、我が鳥取県の誇りです! 岡田中将、万歳!!
131 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/13(水) 23:16:56 ID:GzTNC+yQ
>>129 馬鹿ウヨらしい知性のかけらもないクソ文だなw
作品内容が扱っている戦争犯罪や、国際法、そして空襲という事の意味について
きちんと説明しているのを理解できない、低脳ぶりw
自分が知らない国際法などの事実についての情報に頬かむりし、
他人を馬鹿呼ばわりするなどといった低脳ぶりには呆れる他ないw
そしてこの映画は、
>>129 のような低脳ウヨクに、間違った見方を植え付けるよう
注意深く計画されているw
まったく馬鹿ウヨには呆れるしかない
>>128 捕虜でなければ国内法を適用すればいいだけのことだから、
日本の法律で死刑にできる場合なら死刑にして何の問題もない
(国際責任は発生しない)よ。
捕虜待遇というのは特別に国内法といえども捕虜についての国際法に
抵触する場合は適用できなくなる(適用すると国際責任が発生する)
特別な資格であって、そっちの方が例外なんだよ。捕虜でなければ
一般の犯罪者と同じなんだ。
>>127 戦争犯罪をやっても交戦者であることには変わりないけど、
交戦者には戦争法規遵守義務があるからさ。それを破った場合には
相手国は捕虜待遇を与える義務はないよ。
134 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/14(木) 00:36:59 ID:7FcREgoL
>>126 >この映画では捕虜を殺すことを「いいこと」だなどと
>描いてはいません
いや違うな。確かに台詞では「仕方がない」とは言わないが映画全体が観客に
「仕方がない。彼のせいではない」と感じさせるようにできているよ。
確かに裁判の説明があるけど、結論としては映画の作りがそうなっているもの。
これは昔あった議論だね、戦後すぐの時期、日本映画では何度も軍人を批判した。
出てくる軍人は全て悪い人間として描かれた。それに対し「いい事をした人もいる、
個人的には高潔な人もいた」という批判の声、すなわち反戦映画への批判があがった
ことがある。
しかし結論として映画で軍人は批判されてきたし、又そうあるべきだろう。
想像してごらん。
ヒトラーは確かに破滅的な侵略戦争をしたが、個人的にはいい人で妻を愛する
悩みも苦しみもある人間的な人物であった、などという映画は許されるのか?
あるいは
ユダヤ人を何百万人も殺したナチスの高官が裁判で、「私は命令に従っただけだ、
当時はそういう状況だったのだ」と、正面から抗弁する映画が許されるのか?
答えは否である。
世界の常識はそうした映画を否定している。
従ってこの「明日への遺言」という映画が、世界的な常識に欠けた、とんでもない恥知らずのクソ映画であることは、大まかな感想だけで言えてしまう事だね。
ただ、
>>133 の理屈はちょっと苦しい。そうやって相手の戦争放棄違反を
言い立てて捕虜待遇をしないことが頻発すれば、捕虜制度自体が実質崩壊しかねない。
しかし、ルメイ司令官就任以降の日本本土空爆は意図的な民間人虐殺であり、
戦争犯罪として非常に悪質だ。少なくともそんなものまで捕虜待遇を与える必要は
ない。
136 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/14(木) 00:46:16 ID:7FcREgoL
>>132 >捕虜でなければ国内法を適用すればいいだけのことだから、
>日本の法律で死刑にできる場合なら死刑にして何の問題もない
>(国際責任は発生しない)よ。
これは明らかに間違いだね。
ドゥーリトル隊のB25搭乗員で不時着後日本軍に捕獲された中から
数人が死刑になったけど、戦後この死刑判決を下した関係者はアメリカ軍により
裁かれ、何人かは、死刑になっているよ。
ちなみにアメリカでは、B25搭乗員は日本の国内法で不当に裁かれたと
解釈しているよ。
デマ情報を流さないでね。
>>134 ヒトラーの愛と悩みを描く映画はドイツでは違法になってしまうから問題外だろうけど、
世界的な表現の自由の常識ではそんなのは全く問題ないだろ。(非難・対抗言論の
攻撃は受けるだろうがそれも表現の自由。)
ユダヤ虐殺の関与者が抗弁する映画なんてのは有名な「ショアー」がそうだろ。
もちろんあの映画はユダヤ側からの追及の視点で作られてるが、当事者の弁解が
えんえんと映されるわけだ。あの弁解を肯定的に評価する映画が禁じられるのだと
したら、それ自体がファシズムだろう。
>>136 アメリカ側のその判決はB25搭乗員が捕虜資格ありという事実認定を前提に
出てるんだから、私の書いたことの反証にはならないよ。
捕虜じゃない奴は単なる犯罪者なんてあたりまえだろ。日本人が中国で
麻薬密輸にかかわって死刑判決受けてるのと同じ。日本の法律じゃ死刑は
ありえないけど、領土内では自国の法律を自由に執行できるのが国家主権というものだ。
139 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/14(木) 05:52:28 ID:Fepu+5k9
まてまて。 戦争犯罪容疑は捕虜待遇を受けれないことを意味しないと。 論理の段階を踏まえてくれよ。 戦争犯罪容疑で即処刑ならA級戦犯全員処刑だっての。
>ユダヤ人を何百万人も殺したナチスの高官が裁判で、「私は命令に従っただけだ、 当時はそういう状況だったのだ」と、正面から抗弁する映画が許されるのか? 岡田は捕虜処刑の責任はすべて司令官たる自分にあるとして 部下を守ったんだよ。 >ヒトラーは確かに破滅的な侵略戦争をしたが、個人的にはいい人で妻を愛する 悩みも苦しみもある人間的な人物であった、などという映画は許されるのか? 許される。 ヒトラーの良い人間としての部分を描いたからといって それは彼の悪行を肯定するものではないからだ。 (プライドみたいに、それを正当化に使うような映画は別だが) むしろ、こういう良い部分もあった人間がどうして? と単純な悪人として描くより深い映画になるだろう。
>>134 「ヒトラー最期の12日間」は、ヒトラーがエバ・ブラウンを愛したり、
単に疲れたおっさんみたいな人間くささをだして、イスラエルから
抗議されたが世界的にヒットしたぞ。
>計約400人の観客と一緒に映画を観賞した小泉監督は、
「隣に座っていた年配の女性が途中から目頭を押さえて涙ぐんでいたのが印象的でした。
エンドロールが流れ、その後5分ほど拍手が鳴りやまなかった。
さらに握手攻めに合い、『コングラチュレーションズ!』と
声をかけてくれる人もいて、感激しました」と興奮気味に振り返った。
映画では、岡田中将が米軍による無差別空爆を国際法違反と主張する。
「横浜法廷での彼の主張を知る米国人はほとんどいないと思うが、
観客の多くが歴史の事実として受け入れてくれた。
岡田中将が敵対する米国人と心を通わせる場面もありますが、
私はこの映画祭で、岡田中将と同じように垣根を越えた
心の交流を体験することができました」と小泉監督。
また、小泉監督の隣で鑑賞したロバート・レッサーは
「米国人が感情を隠さず、表情に出して感動している姿を
見ることができ、この映画に出演できた誇りを改めて感じています」と
コメントした。
上映後、米国の映画関係者からは
「ロサンゼルスやニューヨークなど米国各地で上映してほしい」
という声が上がったという。
米映画祭で拍手鳴りやまず 「明日への遺言」3月1日公開 (2/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080214/tnr0802140833002-n2.htm
私はなぜか岡田中将の弁護人に心惹かれまして。
何分知識が無いもので、戦犯裁判というものがどうやって進行していくのか、
何を論点に戦われるのかが目新しかったというのもありますが、
弁護人という立場で岡田中将を支え、
事実が知りたいという強い信念に共感したように思います。
どうして涙があふれてくるのかわからない。
どうしてあんなに晴れやかな表情を見せられるのかわからない。
これが一番正直な気持ちです。
部下の責任を一手に引き受け、自らは命を絶たれてしまう。
ある意味絶ってしまうと言ったほうが正確かもしれません。
処刑場に向かう前、部下たちに最期の言葉を送っていきます。
君たちはこれから生きるんだ。
その力強いエールに心揺さぶられずにはいられませんでした。
満月の光のなんと明るく、美しいことか。
岡田中将を包みこんだその光が、夜の空気が、
スクリーンを破って染み込んで来たような静けさがとても印象的でした。
グッドモーニング-nieve
http://yaplog.jp/nieve_snow/archive/488
この映画はB級戦犯として
法廷に立った岡田中将の物語
むしろ戦争を云々よりも
岡田中将を通した戦争感と彼の信念が
丁寧に描かれています
黒澤さんのイデオロギーを感じます
あの戦争を肯定するわけでもなく
自分のおかれた中での状況からの
行動、判断、責任
彼が述べるのは戦争と言う、そこにある事実
そして、後世に伝えたいと言う想い
原作と岡田中将の言葉を
忠実に再現しようとした監督
だから、とてもあらゆる側面の見える映画なのかもしれない
戦争とはなんなのか
誰かが悪いのか
誰もが被害者なのか
たくさんの人種や価値観が違う中での
争いはなくならないのかもしれない
ミチミチ:『明日への遺言』試写会 - livedoor Blog(ブログ)
http://pot.livedoor.biz/archives/51265777.html
来場者 そのときご自分ではこれを一番やりたかったんですか。
小泉監督 ぜひ、という思いはありましたよ。
でも監督というもの、
「どれから」というのは自分では決められないんです。
バックアップしてくれる人がいて、初めて前に進めますから。
いくら脚本を書いても、お金を集めて、スタッフを編成してもらう。
そういう場が用意されて、見に来てくれる人を集めてもらう。
黒澤さんが映画監督と似た仕事だという、司令官やオーケストラの指揮者もそうでしょうね。
そのときは、山本周五郎原作の「樅ノ木は残った」も脚本を印刷していたほどでしたが、
原さんは「それじゃなくて、こっちだ」と。
映画「明日への遺言」公式ブログさんの「映画「明日への遺言」公式ブログ」:イザ!
http://ashita.iza.ne.jp/blog/ この映画のストーリーを知って
「樅ノ木は残った」を連想したのだが
やはり、小泉監督は原田甲斐(周五郎の描いた)も好きだったんだろうね。
もみの木は残った、と、明日への遺言の共通点があるとすれば、 「自分の命を犠牲にしてもなすべき大事な仕事がある」 ということだと思う。 芸術至上主義な考え方にも共鳴できる考えで、もしかすると このあたりも黒沢組のスピリットなのかもしれない。 そんなことをふとおもいました 。
147 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/14(木) 23:21:03 ID:7FcREgoL
>>140 >ユダヤ人を何百万人も殺したナチスの高官が裁判で、「私は命令に従っただけだ、
>当時はそういう状況だったのだ」と、正面から抗弁する映画が許されるのか?
岡田がした捕虜処刑の責任はすべて司令官たる自分にあると
いう行為は30数人を殺した極悪犯罪者が自分の罪を自覚しただけであって、
それを何かスゴイ事のように言う人の気が知れないね。そういう人は
殺されたアメリカ兵の家族の立場にたって考えてみるべきだね。
>ヒトラーは確かに破滅的な侵略戦争をしたが、個人的にはいい人で妻を愛する
>悩みも苦しみもある人間的な人物であった、などという映画は許されるのか?
もちろん許されない。
ヴィムベンダースがそうした映画についてどんな見解をのべたかはなぜか日本では
紹介されないから、馬鹿な日本人が知らないだけで、ドイツではきちんと批判されている。
ヒトラーの良い部分を映画で描くと事は、歴史上の重要人物の彼の行動自体を肯定する
ことになる。これは残念ながら映画の機能であり、小説ではせきる異なった見方を同じ
作品内で同時に表現することは映画では、現実的に不可能だからだ。
ここに書くような子どもはこうした映画の機能に、なんの経験も知識もないから
頭でっかちに、ただの論理だけで、「許される」と書こうとするが、それは間違いだね。
ちなみに多くのドイツ人は、南京大虐殺に関する日本の動向や、慰安婦の強制連行を安部
首相が否定するのを聞いているから、日本人は自国の戦争犯罪を否定する、歴史修正主義者ばかりだと思っているよ。
そしてこの映画に関するこうした掲示板の反応もそれを裏付けているね。
自分の国が犯した間違いは、きちんと、はっきりと認めること。それが大事なんだよ。
148 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/14(木) 23:32:47 ID:7FcREgoL
>>146 >芸術至上主義な考え方にも共鳴できる考えで、もしかすると
>このあたりも黒沢組のスピリットなのかもしれない。
おそらく小泉監督が●●●黒澤明の弟子だから、無条件によい映画のはずだ●●●●
と考えている人がいると思うから書いておくけど、
黒澤明という方は、残念ながら日本の戦争責任という点では、深い理解はない人だった。
彼は戦後、「敵中横断三百里」という日露戦争映画の脚本を書いたが、これは実は戦争中
に書いたものだった。戦争中に書いたものが、戦意高揚=戦争はかっこいいぞ!
というテーマで書かれているには言うまでもない。
簡単に言って、黒澤明の弟子、という事は、こうした戦争責任の問題では
●●●歴史修正主義者に近い、●●●ということを意味するね。
本日のあぼーん推奨 ID:7FcREgoL
150 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/15(金) 09:19:29 ID:4uHkmqe9
151 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/15(金) 09:44:29 ID:TmdFl6Og
予告で泣いた。見たいよ
森喜朗元首相は14日の自民党町村派総会で、
映画「明日(あした)への遺言」について
「感激した。福田赳夫元首相が『20世紀は人類が愚かなことばかりしていた』
と言っていたが、そういうことを考えさせられる映画だからぜひ見てほしい」と絶賛し、
所属議員に鑑賞を呼びかけた。
3月1日から全国公開される「明日への遺言」はさきの大戦後、B級戦犯となりながら、
軍事法廷で米軍の無差別空爆の違法性を訴え続けた岡田資(たすく)中将の姿を描いている。
森元首相「明日への遺言」絶賛、派閥に鑑賞呼びかけ(産経新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000931-san-pol
155 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/15(金) 23:52:04 ID:9Ultn2vF
>森喜朗元首相は14日の自民党町村派総会で、 >映画「明日(あした)への遺言」について >「感激した。20世紀は人類が愚かなことばかりしていた おえ!、馬鹿ウヨク映画決定だな、製作者もそもそも自衛隊とかに見せてるしな・・
『母べぇ』は観る気が湧かないけど 『明日への遺言』は公開されたら観に行くよ。
157 :
鳥取県人 :2008/02/16(土) 00:40:54 ID:vjFa00ki
誰が何と言おうが、岡田中将は、我等鳥取県民の誇りです! 岡田中将、万歳!!
森は馬鹿だと思ってたが、この発言見る限り 非常にまともだな。 「20世紀は人類が愚かなことばかりしていた 」 そういうことを考えさせられる映画 という発言のどこが右翼なのか?
160 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/16(土) 04:32:28 ID:LfEpxSyB
前売り3枚買った。 かなり楽しみw ちょっと難しそうだけど… 弟がこの映画に携わってるから観ないとな。
161 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 01:00:57 ID:nkEp2P4O
>>158 こいつって本当に馬鹿だなあ。
森元総理大臣が、日本国をなんと形容したか、知らないのか?
森は「日本は神の国」と言った、それは昭和20年まで、小学校や全ての
場所で日本人が教え込まれてきた、国家神道のことだ。
>>>>>>>>>>>
それは即ち、日本は天皇という現人神が治める神の国であり、
そしてその天皇が満州を奪い、中国を侵略し、アメリカと
その満州での権利を維持するため戦争を始めた。
→現人神たる天皇の指図には国民たるもの反対するなどありえない、
馬鹿馬鹿しいが、62年前はこれが現実だった。
戦後50年たっても「神の国」と呼ぶ人間はこういう過去を反省している訳がない、
従って森の言う「愚かな事」とは、
ドイツとの同盟や真珠湾奇襲で、アメリカを怒らせ参戦させたこと、
物資の確保や、新兵器開発、そして兵站(前線への物資輸送)で戦闘に負けたことだろう、
・・・すなわち、森氏のこの映画への感想は
「60年前は戦争のやり方を失敗して、こんな可哀想な将軍を出した、
今度はうまくやるぞ。アメリカと組んで世界中にいう事を聞かせるぜ」というものだろう。
・・・この森の感想のどこを歓迎すべきか、誉めるべきか、ぜひ教えて欲しいものだ。
本当に2chには馬鹿しかいないらしい。
>>161 主語が「人類」なんですけど?
この映画の冒頭で
なぜ「ゲルニカ」が出てくるか
わかるか?
163 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 13:43:12 ID:nkEp2P4O
>>162 君には国家神道、現人神、八紘一宇などという言葉は理解できないのだろう。
ましてや「神の国」という一見、ただの舌足らずの尊敬語に聞こえる言葉
などまったく理解できないに違いない。
>>>>>
たとえば、オーム真理教の麻原しょうこう氏が「人類の過ち」と言ったらそれは何を指すと思うのか?
>>>>
いまだに日本を「神の国」と呼び、内心では国家神道による、天皇の支配、
同時に天皇の名による官僚・軍人の支配を「悪いものと考えない」森元総理が
言う「人類の過ち」とは、そうした専制主義者、独裁者から見た20世紀の歴史
でしかないだろう。
答えてごらん、それが何か?
164 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 15:10:12 ID:nkEp2P4O
>>162 なるほど
この
>>162 の馬鹿のせいで映画「明日への遺言」の性格が少しはっきりした
つまり、60年前の終わった過去を、どう振り返るかだね
即ち
森元総理や産経新聞の記者は
専制主義者、好戦的な愛国主義者の視点から、過去を反省した映画だとする
日本人の多くは
日本国憲法、特に9条の観点から過去を反省し振り返る、そういう映画であるだろうと予想する
両者で映画像が異なるのは当たり前だ、
しかし注意して情報を集めれば、
原作も、流布している監督のコメントも、試写会の感想も
誉めている感想は全て前者の、戦前の価値観をよしとする人だ
そして
>>162 のような馬鹿は、こういう背景をまったく理解できないため
ただ言葉尻だけを捉えて、この映画を誉めようとする
しかしそれはまったくの間違いである。
165 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 15:18:02 ID:nkEp2P4O
>>162 ついでにこの
>>162 がどのくらい馬鹿か試してみよう
冒頭に「ゲルニカ」を描く意味は何か?である。
即ち、
>>162 の馬鹿は、この「ゲルニカ」という事をどう捕らえているか?
という事。
断っておくが、「ゲルニカ」は人類最初の無差別爆撃の悲劇ではないし
また
第2次世界大戦に先行して、突発的、個別的に起きた無差別爆撃の悲劇でもない
もし
>>162 や、映画制作者にリサーチの能力があれば、上記の答えはすぐに出るはずだし
逆にそれを無視していることで彼らの意図がわかるだろう。
ヒントは「明日への遺言」に関する産経新聞&そのブログでの扱い方だろう。
馬鹿ってのは、自分勝手な長文を連投する、スレの空気を読めないやつのことを言う。
>>165 「象徴」という概念が理解できない可哀想な人ですね。
168 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 23:12:46 ID:nkEp2P4O
>>167 >「象徴」という概念が理解できない可哀想な人ですね。
これはただの言い訳だ。
では何の象徴だというのか?
馬鹿が、自分の過ちを指摘され、答えられない時に示す典型的な<苦し紛れの反応>だね。
答えてごらん!
「神の国」という言葉の示す意味や、彼らの言う「過ち」とは何か!
test
test2
test3 今日、観に行ってくるから帰ってきたら感想書き込むよ
172 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/20(水) 09:22:20 ID:EB0kEErw
骨太ないい映画。
173 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/21(木) 09:14:34 ID:u5Va2+nm
まじめないい映画。
退屈ないい映画
175 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/21(木) 21:12:49 ID:7mY/GX9q
目黒祐樹の娘が出てるんだね。これがデビュー作。
176 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/21(木) 22:37:22 ID:nxSbHn6H
馬鹿な中学生が見ると危険な映画
馬鹿な大人が見ても危険な映画
>馬鹿な大人が見ても危険な映画 確かに。 右よりの人に悪用される危険性はある。 だから監督はわざわざ、日本の爆撃による被害の写真も 冒頭で入れたわけだけど。
179 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/22(金) 00:31:00 ID:JX3jkgoY
産経がスポンサーだけど右とか左とかは関係無い ただのナルシスト男の話
180 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/22(金) 00:34:16 ID:JX3jkgoY
制作費ほとんど掛かって無いだろうしl、分かってて作ってるはずだけど映画館ガラガラになるよ まぁ、こういう映画はあっていいと思うけど
181 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/22(金) 00:53:18 ID:JX3jkgoY
3レスも使っちゃって申し訳ないけど、せっかくだからもう少し書き込んどくか 裁判がどう転んでも確実に自分は死刑になるんだから、自分でも、あるいはほとんどの2ちゃんねらーでも 藤田扮する岡田中将みたいに全責任は自分にあるってことにして、部下が減刑されるように行動すると思う。 後々(死後)のこと(名誉とか)考えてもね。 そんなに他のB級戦犯どもは、例えば、上司や部下に責任転嫁して命乞いするような情け無い男ばっかり だったのかね・・・ どんな感じだったか対比として知りたいね ところで、上のほうに「すすり泣く」とかあって、おれが観たときも、そんな感じのひとがちらほらいたようだけど 男からすると、この映画で泣くのは全くもって、おかしい。 本人は潔く清々しくて気持ちいいわけだから。 これから、この映画観る人で、泣く人(女性)がいたら、なぜ泣いたのか教えてくれ。
なんか宣伝が押しつけがましいのでかえって行く気がしないな。 まあ行くけど。 でも歴史の正当化とかまあつまらんと思うよね。バカな毛唐と特亜が必死だから こっちもやらざるを得ないんだろうけど。 でも俺はそんなのに時間使わないでエンターテイメントを楽しんでいたい。
183 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/22(金) 01:17:55 ID:AbmczJNd
大岡昇平原作なんだから、どうみてもネト右マンセーにはならんだろ
184 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/22(金) 01:40:45 ID:D2+5s3FQ
>>183 >大岡昇平原作なんだから、どうみてもネト右マンセーにはならん
こいつ原作読んでねーな、こと戦争裁判については、大岡の認識は限りなく右に近いよ
>制作費ほとんど掛かって無いだろうし 映画の大部分を占める法廷シーンは 東宝砧撮影所内の 一番大きいステージで常時三台のキャメラを使って撮影された。 見かけよりはずっと金かかってますよ。
制作費をかけないために法廷劇のシナリオを書いたんだけどね。 当時は助監督で。自分gなてがけるとしたら低予算だからって。 しかし時が流れて、巨匠扱いされるようになると、同じシナリオなのに、 金をバンバンかけ始めた。w
>>181 古い映画だけど「アンボンで何が裁かれたか」が参考になる。 理性的で捕虜にも人道的だった中尉が、狂信的な司令官の命令に逆らえず捕虜を処刑。 しかし、戦後、司令官は責任を全部中尉に押し付け、中尉は戦犯として処刑、司令官は 無罪になる。実話をもとにしたストーリー。 731部隊の石井部隊長が戦犯にならなかったように、戦犯指定は恣意的だったので 部下に責任を押し付ける上官がおおかった。岡田中将や、今村均大将のような 責任をとる上官は珍しく、だからこそ現在まで彼らの素晴らしさが伝わってるわけで。
>そんなに他のB級戦犯どもは、例えば、上司や部下に責任転嫁して命乞いするような情け無い男ばっかり だったのかね・・・ どんな感じだったか対比として知りたいね 別に戦犯に限らず、一般論で考えればわからないか? 例の吉兆の社長とか。 ああいうのが普通の人間の反応だよ。 別に命取られるほどのこともない事でも人間てのは 自分が一番可愛い。 別に悪人というわけじゃない。 それが普通なの。
不思議だ。この予告編、不思議。 静かに、たんたんと、「部下の行為は上司の責任」と藤田まことが言っているだけなのに、 涙がにじんでくる。なんでだ?なんで?不思議だ。
190 :
181 :2008/02/23(土) 00:19:52 ID:8u72lwVE
>>187 ほ〜
そういう背景があるなら、そういうのも映画に盛り込んで欲しかったな
極論すると、自分が気持ちよくなりたい単なるナルシストの映画にしか思えなかった
小泉監督の演出が冴える作品です。
「10万人もの罪なき人々を殺しておいて、自分たちだけは
平気で助かろうとした搭乗員たちを、当時の人々が許すことが
できただろうか」
「判決は御勝手にだ。これは米軍にも都合のあることゆえ」
武人として逃げずに、最後まで米軍の非行を問いただし戦う。
その生き様が岡田中将からの「明日への遺言」。
藤田まことは、ほぼ岡田中将になりきっていました。
淡々とした言葉に、なぜか涙が溢れ出ました。
悲しいとか、うれしいとかじゃないのです。
日本人として、琴線に藤田は迫っていたからでしょう。
ほぼ動きのない法廷シーンが続きますが、そこに微妙な登場人物の
喜怒哀楽を演出し、重いテーマを暖かく包み込んでくれました。
とにかくすごい感動作です。ぜひ見てください。
以上、下記からの抜粋
http://blogs.yahoo.co.jp/go_sinzan/14852321.html#15061665
映画はその殆どが法廷シーンで構成されている。
争点は――
米軍兵士は捕虜か、戦犯か。
民間人への無差別爆撃を行った米軍兵士を斬首したことは果たして罪なのか。
フェザーストーン主任弁護人は、米軍の無差別爆撃の違法性を唱える。
岡田は全ては国際法に則った行為という。全ての責任は自分にあるとも。
その態度は一貫していてぶれることがない。
米軍の軍法に則って、「報復だったのではないのか」と問われた岡田は即座に否定する。
「報復ではない。処罰だ」と。
報復だとすれば、もしかしたら罪一等は減じられたかもしれないのに、
あくまで、あれは無差別爆撃という違法行為に対する日本側の処罰だという姿勢を崩さない。
法廷で彼はまだ戦っていた。そして結審……
「本望である」と妻に語りかける岡田の声は、清々しいばかりに明るい。
遺書として、妻への愛を込めた手紙の文言は心に沁みる。
映画は淡々としているけれど、藤田まことの熱演もあって、見応えがあった。
台詞は殆どないが、妻役の富司純子の表情もとても良い。
「恥じない生き方をしろ」というメッセージがストレートに伝わってくる。
見て損はない映画だと思う。
下記より抜粋 一部てにをは改変
http://lei.jugem.jp/?month=200802
Q.この作品を撮るきっかけは?
A.黒澤さんの助監督時代に脚本を書いてみてもらった中のひとつ。監督が亡くなっていくつか作品を撮り、次に作れることが決まった作品がこれでした。
Q.原作の「ながい旅」からタイトルが変わったわけは?
A.原作の大岡昇平さんはアメリカから裁判記録や公文書を取り寄せて書き上げるまで15年かかり、自分も映画化までそれくらいかかったので
「ながい旅」だったのですが、作品の内容としては「遺す」という言葉があったのでそれからこのタイトルになりました。
Q.キャスティングについて
A.これまでは寺尾聡さんだったが、当時60歳だった岡田中将の写真を見て現在の60歳では腰の据わりというか佇まいが物足りなく感じたので。
Q.藤田さんがイメージにあっていたのか?
A.藤田さんにオファーをしてOKをもらうまで時間がかかった。10分の長回しを使うので舞台経験があるということでも藤田さんにお願いしたかった。
Q.作中の台詞について
A.原作と岡田中将の手記「どくせん」、公文書から選び出していきました。
Q.撮影は?
A.順撮り(映画の流れのそのまま)だったので藤田さんもラスト、岡田中将の心情に自然にもっていけたとのこと
Q.海外の映画祭(サンタバーバラ)での反応は?
A.作品の題材から反応が心配だったが、途中で席を立たれることもなく感動してもらえた様子だった。中東との戦争など身近で切実に感じられたのかもしれません。
Q.偏った作品ではないかと予想していたが、イーストウッド監督の2作のように客観的な作品だった?
A.岡田中将の回想などを入れた方が興行的にもっていきやすいだろうと思ったが、他の大岡作品のように事実をそのままに伝えることに力を入れた
Q.監督業の苦労は?
A.スタッフやキャストの力が十分発揮できる場を作ることに力を入れています
・横浜法廷は実際は同時通訳(東京とニュルンベルクのみ)ではなかったが劇中では同時通訳にし撮影もそのものとした
http://ameblo.jp/komakichi/entry-10071134021.html
あと6日かぁ。 古きよき日本人の精神の象徴である、岡田資氏に、早く会いたい。 楽しみだなあ。
監督が「できるだけ原作に忠実に描いた」とおっしゃってただけあって
無理に泣かせるわけでなく淡々とその当時のやりとりが描かれていました。
そして竹野内豊のナレーション 温子夫人(富司純子)の心の声 によって
当時を知らない人、この裁判を知らない人にもわかりやすい解説があるので、理解しやすかったです。
あらすじからもわかるように、岡田中将は理想の上司
しかも責任感だけではなくて、英国の大使館勤務の経験もあり博学。名実ともに理想の上司なの。
裁判において岡田中将の誇りと信念は、傍聴していた日本人だけではなく、
米国人である検事、裁判官の心を動かします。
私は正直言って、戦争の最中に、正しいこと、間違っていることを何をもって判断するのかわかりません。
そもそも戦争自体、お互いの国を破壊し兵士を殺しあうわけだから
岡田中将が冒頭で言っていたように「負けた国が全ての責任を負うのはおかしい」と思うんです。
でも、戦争の犠牲になった命、モノ、心について誰かが責任を取らなければならないとしたら
敗戦国の司令官しかいないのかなと、納得できないまま今も考えています。
岡田中将は、戦争は誰もが被害者であるけれど、それまで生きてきた人としての誇りを失ってはいけないと言っているような気がしました。
戦犯裁判において、岡田中将の生き様を通じ、人としての誇りを教えられた気がいたしました。
これから日本を担っていく若い人にほど観て欲しい映画だなと思いました。
そうそう、ティーチインでの監督の発言に驚いたことがありました。
裁判の同時通訳のシーンは、傍聴席の後ろのブースに本当に声が伝わり翻訳されてから再びヘッドホンに声が流れてくるそうなんです。
形だけではなく、実際に同時通訳をしながら撮影をしていたなんて、感動です。
細部にまでこだわり、完璧に仕上げるスタッフのチームワークに彼らを取りまとめる監督の誠実な人柄を感じました。
http://ameblo.jp/misato-misato-78/entry-10072331529.html (一部抜粋)
この映画を観て私が感じたことは映画に対する評価ではありません。
「我々日本人は学校で何を教わってきたのだろうか?」
「文部科学省は敗戦国としての戦争責任について、きちんと情報公開をしているのか?」
という2つの疑念だ。
映画は原作を忠実に再現したものだと思います。
小説の存在を知らなかった私は主人公の潔さに感銘を受けました。
何故ならロッキード事件以降、国会の承認喚問で証言をした政治家や財界人の「嘘」や「偽り」を
数多く目の当たりにしてきたからです。
平気で嘘をつく国や企業のリーダー達の姿に国民は悲しみを抱いていて、うんざりなんです。
ところが本作の主人公は違った!
巣鴨プリズンで戦犯として国際裁判にかけられたが、強い信念を持ちアメリカ空軍が行った
民間居住区への無差別爆撃を非難し、部下たちの軍人としての人権を守り命令を下した
最高責任者として罪を全て背負い、絞首刑への13階段を登った。
その心はまさに「武士」でした。
映画は100%が法廷裁判で構成されている。
戦勝国が敗戦国を裁くという状況下で、主人公が放つ言葉の節々から歴史の重みや、
その史実をメッセージとして受け取ることが出来るでしょう。
是非、劇場で主人公の人柄や仏教徒としての考え方に触れてみてください。
http://goo3.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_9060.html
197 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/24(日) 19:24:08 ID:qK/KTXUz
部下や家族を守るために嘘をつく場合もあるだろうに。
198 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/24(日) 19:40:36 ID:qK/KTXUz
199 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/24(日) 23:20:52 ID:HkjMD3Lr
あと6日かぁ。 古きよき日本人の精神の象徴である、岡田資氏には、まったく会いたくない。 馬鹿な中学生が、誤解をしてしまう可能性が高いからだ。 すくなくともこう書くような馬鹿には、 >楽しみだなあ。 東京大空襲も、重慶爆撃も、ドゥーリトル隊も、何が問題でそれが今の社会に どんな意味を持っているかまったく理解できないだろう。 ただ、日本人の戦犯を、まるで英雄視するようなきっかけに使われるだけだ。
>199のようなひとりよがりの知ったか馬鹿は、さくさくと無視。 あと5日。楽しみじゃ。
201 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 02:38:50 ID:V6SEkDGD
濡れ衣着せられ処刑された戦犯が沢山いました。 BC級のほとんどの裁判は、裁判の体をなさず、勝者の敗者へのリンチだった。 岡田将軍は大変立派な方ですが、まだ、恵まれている方ではないでしょうか・・
202 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 02:43:06 ID:V6SEkDGD
弁護人が一生懸命だったし、周りの人の証人が多くいたのですから。 多くの場合は、まともな弁護人も付かず、家族の見送りも無く、 二、三日のだけの、一方的な審理だけで終わり、直ぐに刑場行きでしたからです。
203 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 02:45:16 ID:V6SEkDGD
多くは、シンガポールのチャンギー刑務所で、 一度も日本に帰国することなく、 ほとんど審理もされずに、処刑されていったのですから。
204 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 14:25:12 ID:ZqX04Cvn
>>201 >濡れ衣着せられ処刑された戦犯が沢山いました。
>BC級のほとんどの裁判は、裁判の体をなさず、勝者の敗者へのリンチだった
●●● 馬鹿が登場したのできちんと批判しておこう ●●●
こうしたBC級戦犯は冤罪だ、濡れ衣だという、話は時折見られるが
実際には、嘘・ウソである。
これは最近も、産経新聞がそのブログで書いたが、
ネット上は関心を持った人が調べた結果、なんの根拠もない
思い込みに過ぎないことが確認されている。
→調べた記事:BC級戦犯の「3分の1は明らかな冤罪だった」という怪情報
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-187.html
205 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 14:36:49 ID:ZqX04Cvn
>>201 >濡れ衣着せられ処刑された戦犯が沢山いました。
>BC級のほとんどの裁判は、裁判の体をなさず、勝者の敗者へのリンチだった
こういう事を書く人は、BC級戦犯や、戦争裁判について何か調べたことがあるのでしょうか?
こういう事を書く人は、映画しか見ないでその偏った「嘘」をそのまま信じて書いていると思う
なぜそう言えるか?理由=最も有名な戦犯映画「私は貝になりたい」は<嘘>だからだ
調べてみたまえ、あのような捕虜殺害の横浜戦犯裁判で二等兵で死刑になった者がいるのか?
「私は貝になりたい」の原作者である戦犯加藤哲太郎が実際に何をして、どんな処罰を受けたのか?
====>
映画はたんなる娯楽に過ぎない、しかし娯楽であっても
>>201 のような危険な馬鹿を生み出すとすれば、それは批判されるのは当たり前だ。
206 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 14:45:44 ID:ZqX04Cvn
>>201 この
>>201 が馬鹿であるのは、こいつが無知だからだ
→こいつは戦争を知らない
→こいつは無差別爆撃を知らない
もし日本が行った無差別爆撃=「重慶大爆撃」がどのようなもであったか?
何人死んだのか?何年続いたのか?当時リアルタイムで日本人はそれをどう受け取ったか?
これらを知れば、とても「楽しみだ」、などとは書けないだろう。
これらを知れば、日本人としては中国人には、ゴメンナサイとしか書けなくなるだろう
これらを知れば、戦争はもうしません、としか書けないはずだ
馬鹿は映画の嘘ではなく、真実を知って、反省すべきである
おい そこの 中国かぶれ うざいから、いい加減に消えろ。 スレ汚しの邪魔野郎。 本当に迷惑してる。マジで死んでほしい。つーか、死ねよはやく
208 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 18:54:48 ID:hN9DIQLx
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アーッ!
>>208 よく'おすすめ'コピペする阿呆いるけど全く無意味だ。
211 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 19:40:48 ID:hctkz+Zk
裁判と呼べるものではなかった。言葉が通じず弁護はできない。201の話は事実である。
212 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/25(月) 20:26:01 ID:xzPXQJgb
こんな映画は、半年ほど待って、DVDが出てから、クソ岡田の自業自得ざまあ、 と大笑いしながら見るのが吉。
なんか、蛆虫が湧き出したな
214 :
langenmesser :2008/02/26(火) 13:05:23 ID:HwrhH3wv
<全く反省がない主人公にガッカリ> 小泉純一郎を育てた(ついでに小泉チルドレンも) 森 元首相がこの映画を観て感激したそうだ。 「福田赳夫元首相が<20世紀は人類が愚かなことばかりしていた>と言っていたが、 そういうことを考えさせられる映画だからぜひ見てほしい。」 と言ってたそうだ。 他にも現職の大臣や他の代議士の先生方も絶賛だそうです。 その気持ち、わかります。 この映画は、そういった先生たちが目指す日本そのものだからだ。 岡田資のような日本人になって国に奉公して貰いたいのだ。 さぞかし立派な美しい国が出来ることだろう。 映画を観て「こんな立派な人がいたのか」というのだろうが そういう人たちが戦争を始めたことを忘れて貰っちゃ困る。 部下に慕われ、家族に愛され、国の未来を思って 身を犠牲にしたのかもしれないが 本当の犠牲者というのは、こういう人が始めた戦争に巻き込まれた庶民。 アメリカに負けたからといって何でも言うことを聞く連中を変だと思う前に 自分の戦争責任をキチンと考えて欲しい。仮にも中将なんだし。 この作品から、この岡田という人の反省は見られなかった。 そもそも、アメリカに爆撃させるようなことをしでかしたのは 自分たち軍人だというのに。 無差別爆撃をしたアメリカを責めるのも結構だが、 その前に責めることはあるだろう。 映画の冒頭にも語られているが日本だって無差別爆撃をやっているんだ。
215 :
babyboyladyboy :2008/02/26(火) 13:08:01 ID:HwrhH3wv
<人殺しが裁かれましたって映画> こういう映画が高評価なのは嫌だなあ。 こういう人に憧れる気持ちが全く理解できない。 生きるってのは、もっとあがくってことなんじゃないかな。 死に向かうことが格好良いなんて絶対に認められない。 だったら生きて平和に貢献すりゃいいじゃん。 だいたい、岡田資に斬首されたアメリカ兵だって 家族いるんだよね? そういった人の気持ちはどうなるの? 日本ばかりが被害をうけてるわけじゃないよね? 人殺しが裁かれましたって映画にしか見えません。 死刑が妥当かどうかはわかりませんが 同情する気には全くなれません。 まして尊敬なんて・・・。 非常に時代の空気に合った映画だと思います。 私はそれが気に入らない。
216 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/26(火) 17:22:58 ID:9wMCzRYJ
また感涙モノですか。 邦画は一つ当たるとクローンのように似たような物が出るな。
心に染みいる佳作!必見!!(^^)! 鑑賞後、「この清々しさは何なんだろう…。どこから来るのだろう…。」と心底から感じた作品であった。 戦犯として処刑される場所へ向かうシーンで終わる作品であったにもかかわらず、 作品を見終わった後、“涙”と言うよりはむしろ“清々しさ”であった。 帝国軍人に立派な方はたくさんおられたと思うとが、恥ずかしながら この岡田資中将のことは知らなかった。 このような人物がこのときに存在していたことを日本人として誇りに思った。 一途で、直情で、武人たる資質を備え、かつ、真の部下思い。 自分のことで汲々としていて、それでいて、欲と権力に執着し、 何かあると部下に責任を押しつけて保身に走る上に立つ者。 そんな人がとかく多いこの時代にあって、この岡田資中将は、 ある意味“お手本”のような存在だ。 是非、上に立つ方に観て欲しい作品である。 リーダーとは、上に立つ者とはどうあるべきかを、時代を超えて教えてくれるはずだ。 「本望である。」「あとは、来なさんなよ。」「なぁ−に、隣に行くようなもんですよ。」 数々の名台詞は、原作・脚本のすばらしさを物語っている。 と同時に藤田まことの名演技が光っていた。藤田まこと以外に誰がこの役をこなせたであろうかとさえ思うほどである。 ある程度の脚色があったとしても、“美談”として受け止めてしまってはこの作品の“質”を損じてしまいかねない。 ちなみに「第一総軍」とか「東海軍管区司令官」とかという専門用語をちょっと調べてから劇場へ行かれてはどうかと思った。 とにかく心に染みます。心が洗われます。
218 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/26(火) 17:37:14 ID:9wMCzRYJ
フジタマコトって、一度憎まれ役とかやってみようと思わないのかな。
Yahooからの転載か? 批判してるやつの文章に品がなく知性が欠如してるのが 共通していて笑えるな。
220 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/26(火) 23:57:54 ID:HwrhH3wv
Yahooからの転載か? 賞賛してるやつの文章に品がなく知性が欠如してるのが 共通していて笑えるな。
221 :
mikotoba_teacher :2008/02/27(水) 00:02:12 ID:B9d9i++t
<やはり右翼的な映画でしょう> 2月15日札幌での試写会にて。 この映画、当然ながら賛否両論出るだろうと思います。率直に言えば、 将校の生き方を映像表現を通して美化している面が漂いますし、 右寄りの人たちが賞賛しそうな映画の仕上がりにもなっている部分もあります。 (産経新聞がこの映画を後援していることがそれをある意味傍証しているといっていいでしょう。) ただ、戦争行為が無意味であるという普遍的メッセージも各シーンから伝わってくる部分があり、 単純に、「良い映画」、「悪い映画」と割り切ってしまうことはなかなかできません。つまり映画 を観た人々が持つそれぞれの戦争観の再構築に役立つ映画という論評もあながち誤りではないので はないかと。映画制作にあたったスタッフがそのあたりを狙って制作・公開しているならば、そう とうな器です。 ただ、そういった極みにまで達して満を持しての制作になっているのかどうかはやはり疑問符。
映画は金との戦いだから、監督はスポンサー得るために右翼路線を装ってるわけだ。 だけど、映画自体は別に右翼も左翼もない。だいたい右翼ってなんだ? 産経新聞は親米路線だろ。 アメリカ批判は産経新聞的右翼ではない。
223 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/27(水) 01:43:40 ID:tmYvHaRu
戦後の色眼鏡教育で頭でっかちのプロ市民、朝日新聞記者には理解できない映画。反捕鯨・タリバンと同じだ。
224 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/27(水) 03:49:42 ID:HvsdOtZM
て言うか、日本は中国(今の中凶!じゃなかった。中共)に戦争で負けてないんだが・・・
>>218 藤田さんの悪役 今までほとんどないけど
映画「鬼平犯科帳」で実はワルの元締やってるよ。
227 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/27(水) 22:45:09 ID:piQB22Ar
228 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 02:34:25 ID:Uvl70myx
むしろ、今の日本に必要なのは戦意高揚映画だと思う。周辺国の状況にもよるが、ミリタリーバランスを維持する方が何より平和を保ち易い。 今の日本は隙だらけで、そう言う意味では実は最も危うい状況にある。反戦映画絶対反対!!!(この映画の事じゃないよ)
229 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 02:39:49 ID:KcCSxk1n
>>228 >むしろ、今の日本に必要なのは戦意高揚映画だと思う。
なるほど、「明日への遺言」というのは、こういう馬鹿を生み出す危険な映画
だという事ですね。
ガメラを見たら自衛隊頑張れ!と戦意が高揚したぞwww
右翼左翼の一括りでしか物事を考えられないのか、お前ら。 まあ、その方が単純で頭を使わなくて済むし、レッテル貼りもしやすいもんなあ。
232 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 13:58:12 ID:K3bXogUz
藤田まこと曰く9条を大切にとの事です
233 :
俺の話を聞け!その1 :2008/02/28(木) 14:21:19 ID:CAA6HbSm
戦争指導者は、単に敵を殺すだけでなく、自国民が納得して戦場に向かい戦死 を厭わないように仕向ける。己れや肉親の死を“犬死”にせずに、それに正統性 を与えるために使われた文化装置が靖国神社である。
234 :
俺の話を聞け!その2 :2008/02/28(木) 14:22:34 ID:CAA6HbSm
あくまでも建前で、“A級戦犯”をスケープゴートにして、天皇や日本国民を免罪
したのが東京裁判であった。その論理に乗って、周恩来と田中角栄による中国と
日本の“国交正常化”もあった。それなのにその建前を反故にしたのが、小泉の
靖国参拝である。
東條らは敢えて“A級戦犯”として責任を全て負って、天皇や日本国民を免罪さ
せるために処刑されたのであるから、東條の孫娘が何と言おうが、勝手に靖国に
合祀されたことを彼が喜ぶわけがない。
■靖国合祀基準 東条元首相が厳格化■
〜自身の通達でA級戦犯は「合祀の対象外」〜
第二次世界大戦末期、東条英機首相(兼陸相)=当時=が「戦役勤務に直接起因」して
死亡した軍人・軍属に限るとする靖国神社合祀(ごうし)基準を陸軍秘密文書で通達し
ていたことが五日までに分かった。
文書は、靖国への合祀は「戦役事変に際し国家の大事に斃(たお)れたる者に対する神
聖無比の恩典」と位置付け、合祀の上申は「敬虔(けいけん)にして公明なる心情を以
(もっ)て」当たるよう厳命。原則として戦地以外での死者は不可としている。元首相
自身の戦中の通達に従えば、戦後の同元首相らA級戦犯は明らかに「合祀の対象外」と
なる内容だ。
東京新聞 2006年8月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060806/mng_____sei_____002.shtml
天皇も「国民と共に憲法を守る」と言っている
236 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 14:28:37 ID:CAA6HbSm
三浦逮捕は沖縄海兵隊の不祥事から目を逸らすための米国による目くらまし 工作だと言われているが、イージス艦の不祥事からもなるべく目を逸らせる ためでもあるかもしれない。イージスの問題で自衛隊の海外派遣法成立のた めの自民・公明による検討会が延期されることになったというニュースが 流れたが、この自衛隊海外派遣の動向が阻害される動きに対する米国側から の阻止工作活動が三浦の逮捕なのではないか。とにかく今後も出来る限り 問題がこじれ、このネタを引っ張りワイドショー等が時間を割くようになれ ばなる程当局としてはしめたものなのだ。
237 :
mikotoba_teacher :2008/02/28(木) 14:28:48 ID:KcCSxk1n
私が「右翼的」と書いたことが皆さんの気に触ったようですね。すみません 少し説明します。私が書きたかったのはイデオロギー的なことではありません、簡単に書けば 右翼的=戦前の価値観、国の対外行動としての戦争を肯定する考え方。具体的には自民党による保守政治には特に言及しないし安保も問題とはしない 左翼的=戦争を完全に否定(絶対平和主義)、戦前の天皇・軍人・官僚支配の体制を厳しく批判する立場 です。こう書くとほとんどの映画と映画人は左翼的になりますし、また映画の観客も ほとんどは左翼的と言うべきでしょう。なぜならあの戦争を肯定する日本映画などま ずないからです。そうした中でこの映画は左翼的と言えるのか?と自問した時、やは り右翼的となる、という事です。
238 :
mikotoba_teacher :2008/02/28(木) 14:29:11 ID:KcCSxk1n
●●●即ちこの映画には、あの戦争を反省する立場はありません●●● この映画は裁判の経過を忠実に追うだけで何も「付け加えるもの」はないのです。 そしてその裁判とは(裁判という対決の場ですから仕方ないのですが)、あくまで 戦前の軍人支配・軍国主義を戦後にあっても主張するものなのです。話が無差別爆 撃うんぬんという事になりがちですが、裁判をそのまま追うというこの映画の戦前 への見方は、何も批判する姿勢がないのです。 試写会を見て感想を書いておられる他の方は、単純に感情的に流されて岡田中将は 素晴しいと書いているようですが(正直私も直後はそう感じましたが)、しかし冷 静になって考えると、 もし岡田中将が勝訴したらどうなっていたか? ===それは恐ろしいことになります。 ===そして映画は裁判になぜ負けるのか!と訴えている訳です。 もし映画に裁判に負けるのは残念だ、立派な岡田中将がなぜ死なねばならないのだ? という疑問に答える「何か」があればその時はきっと「左翼的な映画」になっていた でしょう。しかしこの映画には何もありません、従って見た方も映画雑誌の評論家も、 この映画は××という事を主張している、とはお書きになりません。 ===すると結局映画を見て残るものは、戦犯裁判はおかしい、岡田中将は死刑にす べきではない、という事しかないのです。そしてそれは結局、あの戦争を何も反省し ていないという事です、なぜならそこには戦前の考え方に代わる何ものもないからです。
241 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 14:30:43 ID:0MDddFnH
かの大スター、スティーブ・マックィーンの息子が出ているのに、一言も言及 が無いね。親爺にそっくり。日本での撮影はどうだったんだろうか。親爺さん の事とか色々知りたかったのに。 マックィーンの反戦映画『砲艦サンパブロ』見直したくなった。
242 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 14:33:53 ID:CAA6HbSm
243 :
242 :2008/02/28(木) 14:35:39 ID:CAA6HbSm
美しい国(うつくしいくに)を逆から読み「憎いし苦痛」と アナグラム化したのも、この俺だ
244 :
242 :2008/02/28(木) 14:38:39 ID:CAA6HbSm
245 :
mikotoba_teacher :2008/02/28(木) 14:42:45 ID:KcCSxk1n
>>228 >むしろ、今の日本に必要なのは戦意高揚映画だと思う
2chにはこうした冗談としか思えない事を書く方がいますが、映画ではこれは論外です。映画を作る側も、見る側も、戦争をしたい、必要だなどという人は日本では、本当に少数
です。
もし
>>228 の方が本気なら映画などではなく、政治家として議論すべきでしょう。
また
>>226 で
>「これは本当の反戦映画だと自信を持って言えます。
と脚本家のロジャー・パルバースさんが言っているのも、上記のような日本の観客の考え
方を反映している訳で、映画を売るために、内容以前に、「これは好戦的な映画ではあり
ません、反戦です」と言わないと、議論以前にまったく集客できないからでしょう。
確か記憶では「プライド」や「大日本帝国」でも同じような宣伝になっていたと思います。
これらは結局、とんでもない歴史修正主義的映画だったり、日本の過去を反省しないでた
だ劇画的に盛り上げて客を集める映画でした。
作る側にとって映画は商売ですが、しかし戦争は必要とした戦前の考え方を60年もたっ
てもなぞるような映画を賞賛すべきではありません。
246 :
242 :2008/02/28(木) 15:08:24 ID:CAA6HbSm
>>44 >地球市民というやつですか。
>どう見てもサヨですねw
こういう蛆虫のコメは無視しよう。
俺が知っている豆知識は、彼は大島渚監督作品「戦場のメリークリスマス」
の助監督を務めたことがあるということ。
そして、例のマーク・ピーターセンのように、日本語をかなり習得しており、
その立場からいわゆる“ネーティブ”英語の本質を日本人に伝える本を日本で
何冊も出している。
俺も彼の本は3冊ほど今までに読んだことがあるが、彼の文章を読んでいれば、
いわゆる“地球市民”として非常に発想が柔軟で硬直しておらず客観的に物事
を見れる人物であることが判る。
すると結局映画を見て残るものは、戦犯裁判はおかしい、岡田中将は死刑にす べきではない、という事しかないのです。 どうして、この感想が そしてそれは結局、あの戦争を何も反省し ていないという事です という結論になるかが俺にはわからない。 むしろ、こんな理不尽な結果をもたらす戦争は罪悪だと 普通の人は思うよw この映画の冒頭では、国際条約で禁止されていた無差別爆撃を 「日本」も含めて全く守ってはおらず、重大な被害をもたらした。 ときちんと描かれてたはずだが、君は寝てたのか?
>「プライド」や「大日本帝国」 「プライド」と「大日本帝国」を同列に語る感覚が信じられないw
249 :
mikotoba_teacher :2008/02/28(木) 15:18:30 ID:KcCSxk1n
おそらく映画好きの方の中には、映画だから何を描いてもいいはずだし、ましてや ●●●事実あったことをなぜそのまま描くのがいけない事なのだ?●●● と思われる方がいるでしょう。 しかし、人間の社会とはそうしたものではありません。 商業映画はお客がこないと成り立たないので大衆の考え方をよく反映しています、 従ってほとんどの日本映画が戦後、戦争に対し否定的であった事は、日本人が戦争に反対であることをはっきり示しています。 ただし、その中ではなぜ戦争に反対かはあまりはっきり描かれてきませんでした。そこが日本の映画が外国人に批判される理由です。 また映画は事実あった事をそのまま描くことなどしていません。なぜなら誰もが見たがらないような悲惨な話や場面の映画など、なりたたないからです。 日本の大手映画会社は、いまだに本当にリアルな原爆映画も、東京大空襲の映画もつくったことはありません。 何故か?「お客が来ない」と重役たちが判断したからです。 また日本映画は日本の戦争(特に若者の好む戦闘場面)をそのまま描いてきたか?という一般論としての質問でも応えは<否>でしょう。日本映画は、太平洋戦線での玉砕戦も、中国大陸での殲滅戦も、日本兵の死因の半分以上をしめる餓死も、ほとんど描いた事はありません。 商業映画は常に、製作者の創造意欲と、映画産業の商売の現実との狭間でなりたっています。そこでは、製作者の意図が、観客である社会の常識に照らして批判されるのは当たり前のことです。
>>249 君みたいな人は転向して
狂信的国粋主義者になるタイプだな。
元共産党の藤岡みたいに。
>いまだに本当にリアルな原爆映画も、東京大空襲の映画もつくったことはありません。
君は人間の想像力と言う物を信用できないんだね。
そのものずばり描くのが
一番訴求力があると考えるのは
素人考えだ。
cf.「ゲルニカ」はちっともリアルじゃありません。
この映画の冒頭では、国際条約で禁止されていた無差別爆撃を 「日本」も含めて全く守ってはおらず、重大な被害をもたらした。 ときちんと描かれてたはずだが、君は寝てたのか?
映画を見もしないで、右翼だ左翼だ戦争責任だと、うぜえんだよ。 戦争板か思想板にでも消えやがれ。
253 :
242 :2008/02/28(木) 15:39:37 ID:CAA6HbSm
周知のように映画「東京裁判」は小林正樹監督作品であるが、同監督には「人間の條件」 という傑作がある。下記のように大作であり、特に“帝国陸軍”の不条理性・残忍性を 抉り出すと共に特に「完結篇」では“ソ連批判”をも行っている。 人間の條件・第一・第二部(1959年) 人間の條件・第三・第四部(1959年) 人間の條件・完結篇(1961年)ヴェネチア国際映画祭サンジョルジュ賞・イタリア批評家賞 東京裁判(1983年)ベルリン映画祭国際批評家連盟賞 まだ観ていない俺には「明日への証言」がどれ程の映画であるかの評価は出来ないが、 この映画を観て満足することなく、小林監督の作品も是非、見て、“戦争”のことを 考えてもらいたと思う。
254 :
mikotoba_teacher :2008/02/28(木) 16:07:11 ID:KcCSxk1n
>>247 >むしろ、こんな理不尽な結果をもたらす戦争は罪悪だと普通の人は思う
この方の意見はよくわかります。そしてこれは「大日本帝国」などあまり反省のない、日本の戦争映画に対する典型的な感想ですね。
しかしこの感想が同時に、感情的で、底の浅いもので、従って根拠薄弱で、曖昧な、あまり反戦には役立たないものであることも確かです。
こうした感想を持った方は同時にこうも思っているでしょう
●日本人は戦争でひどい目にあった、それは戦争が悪いからだ
●ところでなぜ戦争がおきたのだろう?よくわからない、映画は説明しない。
●岡田中将など戦前の指導者は真面目だったし、彼らは日本の為を考えていた訳だし批判し難い。なぜ戦争が起こったかもわからない訳だし、軍人も被害者。
●軍人や天皇を批判するのは、共産主義者でイデオロギー的なもの。自分とは関係ない
●当時の民間人には責任はないし、過去の事に現在の私は勿論関係ない
そして今、そうした人は以下のように考えるだろう
●なぜ戦争になるかは神のみぞ知る、私が考えたり何か判断する事ではない
●今も昔も、やはり国の指導者になる人は頭が良いし物知りだ、彼らは信用できる
●自分が戦争反対なのは、はっきりしているし正しい。しかし他国が戦争しかけるならそれは別だ、守らなければ・・
●国を守る事と戦争は別なのかよくわからない
●侵略戦争は×だが自衛のための軍事行動はよいらしい、それが戦争になるのかよくわからない
●現在の軍隊はミサイルを使って攻撃するから、安全でクリーン
●少なくとも自分たちにはまったく悲惨な事はおきない、まったく問題はない
ポイントは以下でしょう
1戦争は罪悪だという観念論は、他国からの具体的な脅威という現実の前に、非常に脆く押し流され易い
2戦争は悲惨だから嫌だという感情論は、これからの戦争は安全でクリーンだ、日本人&日本兵が被害にあう事はないという説明には、抗しがたい
3なぜ戦争がおきたかを問わず、従って<指導者の責任や判断の是非を問わない>曖昧な歴史認識は、今起きている事に対しても現在の指導者の判断の正しさを問わないという結果につながる。結局紛争がおきる事を阻止できない。
255 :
mikotoba_teacher :2008/02/28(木) 16:34:29 ID:KcCSxk1n
>>251 >この映画の冒頭では、国際条約で禁止されていた無差別爆撃を
>「日本」も含めて全く守ってはおらず、重大な被害をもたらした。
ときちんと描かれてたはずだが、君は寝てたのか?
あなたはその描写で何を受け取ったのですか?どんな意味にとったのですか?
●この映画は無差別爆撃は国際法違反であり、やめるべきだ!と主張する映画ではありませんね。
また
●日本国が過去に犯したそうした戦争責任を告発し、問題提起するものでもありませんね。
ここの描写は結局、戦争はよくないという一般論、無差別爆撃は国際法違反だという物語の前提となる知識の提供でしかありませんでした。
もしあなたが、この映画が日本の無差別爆撃を提示することで、戦前の指導者の責任を追及したり、日本の戦争そのものを否定したと取っているのなら、簡単に言ってそれはあなたの先入観による偏見というものでしょう。
自分が今見ている映画は本来的に好ましいものであるはずだ、映画の内容を実物以上に自分の価値観に近づけたいという、無意識的な偏向作業の結果でしょう。
参考に書けば、日本軍の中国への無差別爆撃の報道や映像は、日本人にとってまったく新しいものではなく、当時から何回も報道された非常になれ親しんだものです。なおかつこの映画のように他国の行為との並びで描かれればたいしたインパクトはありません。
==>つけ加えればこの映画の製作者は、●現在進行中の「重慶大爆撃訴訟」=中国人が日本政府を国際法違反で訴え損害賠償を請求している訴訟、についてまったく触れていませんね。それがこの映画の中での日本の無差別爆撃の意味を示していると考えるべきでしょう。
256 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/29(金) 01:39:04 ID:1W8WhExV
名古屋の街を焼け野原にして名古屋城までも燃やしたアメ公を成敗したんだから、熱田神宮に祀るべきだな。
チャド・マックイーンは知ってるけどフレッドなんて子供いたか? そっくりさんがスティーブ・マックイーンの息子を名乗っているだけじゃないの?
まぁ、なんというか、二号さんだよ。
259 :
zinndamann :2008/02/29(金) 19:37:11 ID:ccElwzHy
構想十数年… 構想する余り勢いが抜け、 《岡田資》像と、この作品で表現すべき事が、 骨抜きになったとしか思えない。 スペインの都市ゲルニカに対する、 無差別爆撃をモチーフにした、 絵画【ゲルニカ】(作者はピカソ=スペイン出身) から始まる今作は、それだけテーマ的で、印象的だ。 その後、次々と映し出される、 “無差別爆撃”の記録。 日本の南京、重慶への爆撃は、 やはり胸痛み、 ドイツ、アメリカの同爆撃へと続く。 これは歴史・戦争の必然と言わんばかりに。 日本の、世界の、 贖罪を求めるとも取れる導入部。 アメリカも日本もない。 これが戦争の事実・結果。 人は、国家は、 これを事実として認める勇気と正義を持つか? 『それを罪』と攻撃する信念はあるか? これがテーマである…筈だった。
260 :
zinndamann :2008/02/29(金) 19:38:07 ID:ccElwzHy
戦後、敗戦国の名の下、 声も上げずに、上げられずに罪を償った人々。 その中にあって、戦勝国の非を攻撃し、 あまつさえ自らの減刑は全く求めず、 部下の命をも救おうとした元司令官。 岡田資。 この作品は、 彼が、ついにはアメリカに “無差別爆撃”を認めさせる話である …筈だった。 (劇中では、非常に判り難い) そして、そんな国家的裁判が、 横浜の地方裁判所の小法廷で行われた事。 さらには、検察・弁護・裁判員ともに、 アメリカ主導という中で、 彼らが公正に、かつ品格と敬意をも持って、 これに向かい合った事。 奇跡の裁判。 それを成し得た人々。 ここに、 この“真実の話”の特異性と、価値がある。 それを描くべきだし、 当然そうしていると思っていた。
261 :
zinndamann :2008/02/29(金) 19:40:25 ID:ccElwzHy
まず“映画”にした意味を問いたい。 “無差別攻撃”に対する憤り、不条理。 その内で葛藤し、『それでも』、と進む法廷。 アメリカ。 岡田の信念、次第にこれに惹かれていく者。 元敵国の弁護人、フェザーストン博士 (法学博士だった)との信頼関係。 何故?そんなものを強調して、感情移入させ、 つまり“映画”として見せなかったのだろう? 裁判を淡々と、時系列でつないでいく本作。 “強調”なき見せ方は当然判り難い所が出る。 何とそれを、はナレーションで“説明”する。 傍聴の妻や、法廷内の各々の感情さえ。 ●一体何をしたかったのだろう? 事実を事実のまま見せ、 判断を観客に委ねたかったのだろうか? ならば映画には、“ドキュメンタリー”と云う、 表現法がある。
262 :
zinndamann :2008/02/29(金) 19:42:11 ID:ccElwzHy
【それでもボクはやってない】では、 裁判そのものの矛盾点を示す為、 あえて長々しい裁判を、 その段取り通り描く必要があった。 対して今作は、目的もなく、 ただ裁判の流れをつないで見せた感が否めない。 そこには“省略”も“強調”も見られず、 争点がぼやけて見え、集中できない。 裁判通り見せれば、 自然に何かが表現される、とでも思ったのだろうか? 黒澤明に師事し、 遺稿脚本【雨あがる】で、 やっとデビューを果たした小泉監督。 【雨あがる】で露呈した、その焦点の甘さは、 やはり相変わらず“健在”だった。 法廷に立った岡田資は、まず、 『私個人の弁護は考えないで欲しい』 と言ったと云う。 責任は取る。 日本も責任を取りつつある。 だから、非人道的な無差別爆撃そのものにも、 責任を問う。 敗戦直後の退廃感・空虚感あふれる日本で、 日本人、否、人としてこんなにも強い男がいた。 ●それがこの程度の表現か?
>>259-261 戦争は、舞台としての、言い換えると環境としての価値であって、描きたい主素材ではない。
そこを勘違いしてるんじゃないか?
描きたかったのは、あくまでも、
命をかけても主張するべきは主張し、責任を取るべきはとるという、
凛としたおとこの生き様(死に様)だったと思う。
小泉監督が、法廷のこの場を状況として選んだのは、15年前、まだ助監督だったときの環境のせい。
当時の小泉助監督は「もし、今、映画を取らせてもらえるとしても、予算はそれほど取れないだろう
だったら、金のかからない舞台を設定しないといけないな」というのが、この脚本で描かれている舞台を選んだ動機。
舞台はほとんど固定で、役者も固定。傍聴人はエキストラでオッケー。制作費を安上がりにしようと思えばできる設定。
それに、構想15年といっても、15年前に着想し、その後2〜3年で書き上げたあとは、そのままずっと机の中で眠ってたわけだし。
だから台本の立場から言うと、助監督時代の習作として作られた台本が豪華予算をつけてもらって日の目を見た、というだけ。
描きたいものが年月とともにぼけたのではなく、以前からこういうものを描くつもりだったんだろうと思う。
それに内容は、戦争賛美でもないし、戦争否定でもない。右翼よりでも左翼よりでもない。
与えられた環境下において最善を尽くそうという生き様がポイントなので、その環境に右とか左とかの色をつけようとすること自身が
ナンセンス。
ただ、そういう中立性を映画に込めて発表しても、それをゆがめられずに受け止めてもらえるように
時代が落ち着いてきたという意味はあるかもしれない。
だからアメリカ試写会で受け入れられたというのは、いろんな意味でよかったと思う。
ただ、製作の過程で「事実」に敬意を払おうとしたために、若干冗長な表現に終わった可能性はある。 まあ、完璧な映画をもとめてもしょうがないんで、100点じゃないからと、70点の映画をけなすより、 その映画がなかった場合と比較して、0点に比べれば70点もの点数を取った映画を見れる、と喜ぶほうがいいような気がする。 世間には、時間の無駄、資源の無駄遣いのような、監督の自己満足系の映画があふれているから、 そういうのじゃなかっただけでもよしとしていいんじゃないかな。
265 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/29(金) 20:02:19 ID:/NrYj9kj
こういう軍人のお涙頂戴ものははっきり言って食傷してるからもういいよ
266 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/29(金) 22:15:46 ID:XoI5FNGx
カメラ3台同時撮影だし、全然低コスト映画じゃないけどな。
>何故?そんなものを強調して、感情移入させ、 つまり“映画”として見せなかったのだろう? 映画=感情移入させるもの と考えてる時点であなたは「映画」というものが よくわかってない。 「硫黄島からの手紙」を引き合いに出し あのほうが感情移入できたので 良かったといってた人かな?
「戦争映画ではない。だから劇中には回想シーンが全くなく、 むごい描写は役者の語りに任せられている。 作品にほれ込み、構想15年で完成させた小泉監督は 「できる限り自我を消し、その時代に生きた人を 虚心に見つめる表現を心がけた。 旅するように戦後に近づき、想像力を持って見てほしい」 と話した。
「大岡さんの『俘虜記』『野火』『レイテ戦記』といった小説は、
みなご自身の体験に沿ったもので、一兵卒が主人公でした。
初めて上官を描いたのがこの『ながい旅』です。
岡田中将という人物が一人の人間としてとても立派で魅力的だったということもありますが、
当時、私は黒澤監督の助監督だったんですね」
「黒澤さんがいつも『映画監督というのは司令官みたいなものだ』と
おっしゃっていたので、司令官とはどういうものなのか、
司令官を知ればもう少し助監督としてもきちんとした仕事が
できるかなと思って書き始めたんです」
脚本を書き上げては黒澤監督に読んでもらっていた。
だが、この作品は残念ながら読んでもらうことが叶わず、
机の中に入りっぱなしになってしまった。
小泉堯史に聞く(前編) - L-Cruise - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/jidai/080228_koizumi1/index1.html
「大岡さんの『俘虜記』『野火』『レイテ戦記』といった小説は、
みなご自身の体験に沿ったもので、一兵卒が主人公でした。
初めて上官を描いたのがこの『ながい旅』です。
岡田中将という人物が一人の人間としてとても立派で魅力的だったということもありますが、
当時、私は黒澤監督の助監督だったんですね」
「黒澤さんがいつも『映画監督というのは司令官みたいなものだ』と
おっしゃっていたので、司令官とはどういうものなのか、
司令官を知ればもう少し助監督としてもきちんとした仕事が
できるかなと思って書き始めたんです」
脚本を書き上げては黒澤監督に読んでもらっていた。
だが、この作品は残念ながら読んでもらうことが叶わず、
机の中に入りっぱなしになってしまった。
小泉堯史に聞く(前編) - L-Cruise - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/jidai/080228_koizumi1/index1.html
これ藤純子が出るんだな 映画の日に見るとしたらこれしかないな
今日の読売の夕刊でも 特集広告が出てたね。 監督と「護憲派」の弁護士の座談会みたいな奴。 広告に「南京の真実」賛同者の櫻井よし子までコメント出してるの 笑えた。 憲法改正派の櫻井として手放しでほめるわけにもいかないのか この映画をきっかけに歴史を学んで欲しいとかほざいてたが。 櫻井よ 金で釣られて、コメントだすなら 「南京の真実」も誉めてやれよw 他は角淳一とか黒柳とか産経とは思想的に 相容れなさそうな人たちばかり コメントしてるのも爆笑できる。
今日の読売の夕刊でも 特集広告が出てたね。 監督と「護憲派」の弁護士の座談会みたいな奴。 広告に「南京の真実」賛同者の櫻井よし子までコメント出してるの 笑えた。 憲法改正派の櫻井として手放しでほめるわけにもいかないのか この映画をきっかけに歴史を学んで欲しいとかほざいてたが。 櫻井よ 金で釣られて、コメントだすなら 「南京の真実」も誉めてやれよw 他は角淳一とか黒柳とか産経とは思想的に 相容れなさそうな人たちばかり コメントしてるのも爆笑できる。
もういいよ、何度も繰り返さなくたって一回言えば分かるから 過激派のアジってそういうものなのかもしれないけど
ここで右だ左だ云々論じていらっしゃる皆さん! 今日から待ちに待った『明日への遺言』の公開ですよ さぁ!劇場に足を運びましょうね。
しかも今日は映画の日で1000円ぽっきり
左よりの作品なの?
278 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/01(土) 11:50:10 ID:8zWoqMqd
初回をみおわったばかりですがすばらいし作品だと思いました。 半分以上法廷のシーンで戦闘のシーンも、家庭のシーンもなく、検察人、弁護人、 裁判官と藤田まこととの法廷での証言、尋問だけで進んでいきます。 だけどそのなかで戦争犯罪とは、国際法との兼ね合いは、という非常に重大な テーマが語られていき引き込まれていきます。 藤田まこと演ずる岡田資中将の毅然とした姿勢にも感動しました。
誰か金出して見に行くのか? 俺は試写会で助かったが?
藤田まことなんか観に行く気しねーよ
ウチの地元では公開初週なのに90人の箱で扱い悪いねえ 初回が△で12時の回は満席、まあ観客の年齢は軽く60を超えてるね でも同時公開のガチボーイよりは動員力ありそうだけどね。
>左よりの作品なの? いや、別に特定の思想的立場に立つ映画じゃないし 特定の国の国益を擁護しようとかいうものでもない。 2ちゃんで人気の前田とかいう評論家が 「戦争はいやだ」とかいう映画にあきた人におすすめとか 思い切り外したことを言ってたが。 今までの紋切り型の反戦じゃない反戦映画。 爆撃の被害を語る田中好子を見て 前田みたいな感想が出てくるとはw
見てきた。 第一勘の感想は「よく、こんなのを映画にしたなあ」「でもしっかりと映画になってるなあ」ということ。 ここまで動きのない映画だと思わなかったし、 それにもかかわらず、あきさせない映画だった。これはある意味すごいことだと思った。 なにしろ、エピソードを語るシーンで、挿入シーンがない。全然ない。 あるのは、子供のかいった東京大空襲の、紙芝居のような絵だけ。 でもそれでいて、映画に安っぽさを感じさせなかったのは、舞台のリアリティと、役者の縁起がよかったから。 ただし、使ってる単語は難しいし、物語も周囲の状況等をあらかじめある程度知っていないと 入りこむのが難しいかもしれないと思った。 本来説明の必要な映画で、その説明がかなりはしょられてもいる映画。 ただし、3人の外人と、藤田まことは名演技。 見てるときは名演技とは思わないんだけど、それはちょうど高速道路を走っているときに速いと感じないのと同じ。 ひどかったのが、刀を使ったと告白した部下の嘆きのシーンとせりふと、風呂の歌のシーン。 そのあたりだけ、悪しき日本の学芸会的だめ映画のにおいがかすかにぷーんとにおう。 ちなみに最初のk路は藤田誠もいまひとつ焼くに入り込んでないダサい感じだった。 あと、これは日本人に向けた映画というよりもアメリカに向けた映画のように思えた。 「仏教哲学」の出し方が、いかにも外人に説明するような雰囲気だったし。 あと、日本の映画というにはあまりにも英語が使われまくっている。逆に、アメリカ人にしてみたらその分、違和感なく見れたと思う。 ひどかったのは映画館。 じじばばがおおくて、マジで加齢臭のにおいがすごかった。 あと、個人的に印象的だったのが、まっクイーン演じる検事が、藤田誠に朝の挨拶をされたときの、顔全体での苦笑いのシーン。 「人間」を感じて、いい役者だなあと思った。
角淳一 MBS退職以前は個人的なポリシーを努めて表面に出さないようにしていた ようであるが、退職後は「ちちんぷいぷい」でもストレートな発言も するようになった。 2006年8月15日放送で小泉純一郎前内閣総理大臣の靖国神社参拝を 自らの戦争遺児体験などを通じて厳しく批判している。 その前日の2006年8月14日放送では、角が 「特攻隊とイギリスのテロリストは同じ」と発言した事に対し、 コラムニストの勝谷誠彦が自身のブログにおいて 「英霊を偲ぶ日を前に戦時の身命を賭した義挙と平時の非戦闘員に対する 犯罪を同列に論じる非礼。日本人の劣化をここまで白日のもとに 晒して下さったことで靖国という装置の存在の意味はまたひとつあったと思うのである」と 角の発言を厳しく批判した。 ウィキペディアより。
286 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/01(土) 18:06:25 ID:roXFGAde
>>じじばばがおおくて、マジで加齢臭のにおいがすごかった。 君もいずれそうなるんだから。
竹ノ内以外は良かった、動きないのに飽きなかったし ただ竹ノ内は……
はっ、竹野内出てたか?ナレーションだけだったぞ。 竹野内のナレーションは説明の場面が無いので進行上ストーりーを理解する上で良かったと思う。 映画は流れが緩慢ではあるもののまあまあだった。 特に感動のシーンは藤田が空を見上げたあのシーンには参ったぐぐっときたなぁ…
289 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/01(土) 20:40:40 ID:y0mJ+I6y
日本は無差別爆撃はしてねーだろ。 重慶のことを言ってんのか?
「面白い」とか「いい映画」とかが安っぽすぎて、使えない。 ただ、ホントに「覚悟」を持った軍人が居た。って感じ。 これは、藤田まことじゃないと無理だったと思う。 なんか知らんけど、勝手に涙が出てくる映画。 俺、記録映像で泣いたの初めて。
>>284 軟弱すぎる
上野のオールナイトでもいっぺん見て鍛えておけよ
延々と法廷のシーンが続くのに、飽きを感じさせない作りになってたね。 普通ならダレてきそうだけど、藤田まことの演技が良かったわ・・・ ただ上にもあるように竹野内豊のナレーション・・・ もっと他にいい人居なかったの?江守徹あたりがやれば神だったのに
293 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/01(土) 23:23:42 ID:7eTbbYN8
観た。 こんな映画、初めて見たよ…
294 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/01(土) 23:34:10 ID:e/SOmLkc
>>284 風呂場での「故郷」でメチャ泣けた。九歳とは思わなかったが。
>292 本来のナレーターの声は渋く味わい深いものがあるのだが ナレーションに注文つけるなら抑揚をつけないで、 もっと淡々と棒読み見たいな方がよかったかも。 江守でも重苦しくなるからレオの様な無機質な風のような声が良かったと思う。
296 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/01(土) 23:42:28 ID:roXFGAde
竹野内豊の起用は女性客をあてこんでのことだろう。 それが成功してるかどうかは疑問だが。
部下は自分の命令に従っただけ 責任は自分にある。 でも、上官の命令に従って、 無差別爆撃した米兵は責任があるので、死刑 なんか自分勝手な事を言っているように思える。
それボクってこれの宣伝のためにテレビでやったのか? 裁判つながりで。 じっさいそういう感じで明日こっち見に行きそう。
それは違うだろ。 国際法でみたら有罪の実行犯と、その国際法に基づき処刑を決行した人物。 捕虜じゃない敵性国家の人間を生かしておく理由もないし。 その処刑が違法と言うなら、それをさせた(有罪を決めた)人間に責任があるってことだろ。 だから、原爆の責任って言われた時にルーズベルトを見てたんじゃないの? ごめん、上手く説明出来ないや。
竹野内は俳優の中でも魅力的な声の一人だけど 今回のような映画の人物の台詞を際立たせるのだったら癖のある江守みたいなとかじゃなく 透明で目立たない声の人が良いな。 まあ竹野内で女性客は多少は増えるだろうけど… ところで岡田中将を美化しすぎじゃないか?
飽くまでも岡田視点の映画なんだろ でも脚本は日本人じゃなかったよね。
302 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 00:24:07 ID:3vaP8WUA
見てきました 感想は難しいですね、まあいい映画なんだけど、 おそらく観客の90%はこの映画の趣旨し、はっきり説明できないと思う 自分の感じたこともビミョー これまでのカキコは全て間違っていると思うし、ほとんどのカキコは映画見てないし。 キネマ旬報とかすごっく大きくとりあげていて6人の批評が並んでいて驚いたけど どうだろうなあ。内容も、興行も予想がつかないなあ。
303 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 00:30:12 ID:HommPZJn
ナレーションが耳障り すごい違和感。 なんで竹野内にやらせたの?
わからなかったところ 最後、裁判官が助け舟を出した。「報復ではなかったのか」
305 :
302 :2008/03/02(日) 00:48:05 ID:3vaP8WUA
302ですがもう少し >戦犯裁判というのは正しい裁判とはとても言えないものだ。 >日本人の気概と品格、これにつきる 難しい映画だけど、こういう感想だけは勘弁してほしい。思い違いも甚だしい。 監督や藤田まことが一番嫌う、避けたい事だと思う。 裁判については、少なくともこの映画では岡田中将は思う存分、十分法戦を戦ったと 考えているようだし、映画もそう描いていると思う。 何より映画は、裁判の先(背景)にあるものがテーマだろう。 「日本人の気概と品格」って曖昧だなあ。まあこう書くのはわかるが、 多分、監督が言いたいことは、言葉は同じでも、意味が違うよ、
ごめん、途中で送信しちまった。 わからなかったところ 最後、裁判官が助け舟を出した。「報復ではなかったのか」 で、岡田は報復ではなく処罰だ」といって、自ら死刑になる道を選んだ。 あそこがよくわからない。 助け舟に乗らなかったのはなぜなんだろう。 報復だった、といえば、助かったかもしれないのに。 処罰だったと、言い切るメリットってなんだったんだろう。 解説では「報復合戦の負の連鎖を断ち切るため」、とかの説明がくっつけられていたけど、なんかぴんと来ない。 だって、この裁判で、岡田がどっちに転んでも、それによって将来、負の連鎖が続いたり途切れたりする違いが でてくるようなものには思えない。となると、自己満足で死んでいったということになるのか? このあたり、同解釈するのが妥当なのか、わからない。 誰かわかる人、おしえてください。
● 小川洋子さん(作家) 刑場へ向かう岡田中将を照らす月の、何と高潔で静謐なことか。その光が深く胸に刻まれる映画。 ● 室井佑月さん(作家) みんな家族のために戦った。それは善悪ではかたずけられない。ただ、みんなを不幸にする戦争が、もう二度とおこらないようにと願う。 ● 黒柳徹子さん(女優・ユニセフ親善大使) 本当に素晴らしい映画です。私たちは、こういうものを観て、 色々なことを知ることが、本当に大事なんだと思いました。 ● 鈴木杏さん(女優) 岡田資中将の様に潔よさ、強さ、そして愛を持った、“真っ直ぐな人”に私もなりたい。 ● 柴田元幸さん(米文学者) とても美しい映画である。だから、この映画は、何かを教える力をもっている。教えるだけの映画は何も教えない。美しい映画だけが、人に何かを教えることができるのだ。 ● 小林亜星さん(作曲家) 試写を見終わった時、一瞬びんたを食らったような感覚に襲われ、暫し席を立てなかった。遠い昔に知っていた、心の底に染みる感動のびんただった。 ● 澤地久枝さん(作家) 骨組みのしっかりした練達のシナリオに脱帽する。この作品によって、日本映画の伝統は正統で最良の受けつぎ手を得たのだ。 恥を忘れ、無責任社会となった今、一人でも多くの人にこの作品を見てもらいたい。 ● 橋爪大三郎さん(社会学者) 苦く、切なく、だが後味のよい映画。 法廷での論戦は、国際法に収まらない戦争の不条理を明らかにしていく。 誠実に生きようとするほど、不条理は重くのしかかる。 それと真剣に向き合った者たちのドラマである。 ● 角淳一さん(毎日放送「ちちんぷいぷい」パーソナリティ) 「故郷」をこんなに凄い歌だとは思わなかった。 死を前にした男たちが唄うこの歌は祖国への賛歌であり、国歌でもある。 こんなB級戦犯裁判があったことに驚きと感動を覚える。
サンタバーバラ国際映画祭 現地コメント ●藤田さんが素晴らしい!富司純子、ほとんどしゃべれないけれどもその演技からは目が離せなかった!強烈な印象、美しさ!見ていて絨毯爆撃については ひどいと感じるし映画が終わった後には思わず涙をこらえられなかった。(50代女性) ●映画は素晴らしいとしか言いようがない。 この映画は未来のことと一般的な人間の関係を考えさせられる。(70代男性) ●すばらしかった! 期待以上でした! この映画は伝統、謙虚さ、と現代化との美しいバランスで 真に日本文化をよく見せたと思います。(20代女性) ※以下4名はご家族です ●監督は素晴らしい仕事をしたと思います。ストーリーはこの時代・歴史について 全く知識がない私の年代にもアピールするストーリーでした。 主人公の男性の選んだ道にはすごく感動しました。(30代後半女性) ●私は子供であんまり理解できないこともあったけどいい映画だと感じた。(10代前半女子) ●映画は素晴らしかった。というのも、時代とそれを表現した方法が わかりやすくよかったから。とっても気に入りました。(10代前後・女子) ●当時の政治的な状況はおいておいて、映画の感情的な部分に心がぐっときた。 (映画の後に監督が言ったコメントを聞くと) それぞれのキャラクターの感情的な部分を表に出して表現しているとすると、 それは大変成功しているのではないかと思います。(30代後半・男性)
アメリカ大統領(=リーダー)選挙を直前に控え、岡田資という リーダーについてどう思いますか? ●彼が全然違う時代の人間だけど、彼の正直さ公衆が彼をどう見るかを全く考えない点で、 現代のリーダー候補の人たちとはまったく正反対だと思う。 現代の政治家たちは、大衆が何を思うかに基づいて行動しているが、 岡田は独自の決断をすることを示した、それはとても勇気のあることです。(40代女性) ●このようにして映画が終わったことは、同意しています (この映画のエンディングには同意している、という意味) 平和こそ、目指すものであって、戦争ではない。 リーダーもアメリカ人として、戦争ではなく平和に向かって働いてくれる リーダーを選ぶべきだと思います。(20代女性)
●自分の行動の責任をとれるというキャラクターが素晴らしいと思った、 自分も政治家にかかわらず、男性でも女性でも大人でも子供でも。 自分も子供に、自分の行動に責任をとるように、と教えるようにしています。 どんな役柄であろうと、それが大統領であろうと何であろうと何より重要なこと、 岡田は時代の動きに翻弄されたけれども 「さぁ、自分の行動に責任をとります」というのを見せたので、 その姿勢がとても重要だと思って共感できた。(30代前半・男性)
311 :
野口敦子 :2008/03/02(日) 06:26:39 ID:mnurSqoI
井筒監督に批判してもらいましょう。彼はほんとのことが言える人です。
>>302 と
>>305 は、何様のつもりなの?
なんで感想が間違ってるだの言われなならんの?
すげぇうっとうしいんだけど
314 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 09:42:54 ID:iddaS8bs
>>312 >>302 、
>>305 はちょっと神経質になっているだけなんです。
感じやすい。
障っただけで声が出ちゃうタイプ。
大方の人は、文脈から意味を正しく理解しているから、許してあげてくださいな。
315 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 09:58:35 ID:jmqYj/ER
富士珠子と 藤玉琴
>>311 なんで反日監督の在日チョンが出てくるんだよwwwww
318 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 11:23:07 ID:+vEEzM1i
いい映画だったとは思うけど、小泉の作品って2作目以降はそれぞれの立場における理想郷の話しか描いてないんだよな。 今回も弁護士、検事、判事ともに恵まれた軍事裁判所の話だし。 ずっとそれで通すならそれでも好いけど、スポンサーは大丈夫かいな。 マックィーンの息子が親父そっくりで笑えた(B・デイビソンにも似てたな)。もう親父の死んだ齢を超えてるんだろうな。
マックイーンの息子、いい俳優になっていた。 風貌があまりにも似てたんで、スティーブマックイーンに再会できたような気分だった。 本人は、二世と見られることを嫌がっているようたけど、 二世としても、本人としても演じられるから、 オールドファンから若い層まで全部取り込めておいしいんじゃないかと思う。
320 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 12:06:57 ID:nflf1rYV
元時津風親方と船場吉兆の旧経営陣と現社長は観るべきじゃないかな、この映画。
321 :
302 :2008/03/02(日) 12:20:22 ID:3vaP8WUA
>>306 >わからなかったところ
>最後、裁判官が助け舟を出した。「報復ではなかったのか」
>で、岡田は報復ではなく処罰だ」といって、自ら死刑になる道を選んだ。
>報復だった、といえば、助かったかもしれないのに。
302ですが、私が勝手に答えて良いのか判りませんが一番詳しいと思うので少し・・
映画では裁判長が、アメリカ陸軍の法規には「報復で殺すことがある」事を示しますね。
これは欧米の戦争の考え方では報復が認められているという事なのです。確かハーグ条約にもそうした規定があったと思います。
従って裁判長の見方では報復で殺したのなら、ある程度の国際的な常識で戦争行為をしたのであって、岡田中将の処刑命令も理解しやすい。そういう譲歩的な質問だと。
しかし、岡田中将はあくまで処罰であったと答える。
おそらく岡田中将も裁判長の質問趣旨を理解しつつも、日本の表向きの考え方=報復は汚い行為である、を通したのでしょう。従って処罰と答える。
この結果岡田中将が無期禁固刑から死刑になったのか否かは不明であり、むしろ大岡昇平が書いているように処刑の命令を認めた場合、死刑は免れなかったと考えるべきでしょう。
そして実際には、このB29搭乗員は死刑だとする日本の軍律自体が、実際には「報復」を意図したものだったでしょう。この辺りはこの軍律が定められた経緯から判ることです。
以上のような難しい経緯をこの映画は、少しも説明しません。なので、これをただ「戦前の軍人は偉かったと賞賛する映画」と受け取らないでほしいと、書いたのです。
つまり、こうした処刑の本当の意味と裁判での主張は微妙にずれている。裁判に直面した岡田中将にはその矛盾が見えているはずです。彼から見ても日本軍の軍律のおかしさ、あるいは戦争自体の残酷さが判っていたはずです。
この映画には、そうした意味があると思います。
そもそもこの映画は観客に判断させようとしいいているるのか? それとも、明確なイデオロギーやテーマを打ち出しているのか? どちらですか?
>>322 イデオロギーは注意深く排除しているように思えた。
わざわざ重慶の無差別爆撃を出してきたりしてたくらいだから。
製作意図としては、右もしくは左の立場を振りかざすために作ったんだと誤解されるのを嫌がったからだと思う。
テーマは、司令官(=現場のリーダー)たるもの、どうあるべきか、のはず。
それは各種メディアによる監督インタビュー、あるいは試写会等におけるティーチインなどの経緯からわかる。
自分が監督になったら、と助監督のときに思って書いたシナリオであることと、
大岡昇平が書いた小説は兵隊の視線だったのにこの映画の原作(=ながいたび)だけは上官の目線の小説
だったんだが、それをわざわざ題材に選んだということ。
以上から理想の上司像を探る意図でつくられたことがわかる。少なくともきっかけにはなっている。
ただし、テーマがうまく引き出されていたかどうかについては、若干の疑問は残る。
「事実の写実」を土台にしたため、それに表現が引きずられて、わかりにくくなってしまったきらいがあるから。
それと、裁判のやり取りの中に駆け引きが含まれてたり、何を持って悪とするかについてのものさしが明確でない案件
であることも、ごちゃごちゃとして当初の狙ったテーマがストレートに表面に出てこなかったような感じになったようにも見える。
ただ、3人の外人と、藤田が熱演していたので、映画として楽しめるレベルにはなっていた。
>>321 やぱりよくわからんです。
疑問の選択肢が増えただけです
つまり、
仮に、実際には報復であったと認めれば死刑を免れることができたのなら、なぜ処刑であることにこだわったのかがわからない。
仮に、実際にはどう答えようとも処刑を認めた時点で死刑が免れないなら、映画でなぜ「助け舟」と表現したかわからない。
前者は306での疑問で、後者は321を正しい(つまり大賀昇平が言ったと言っていることが正しい)とした前提での疑問です。
自分はどうせ助からないから、部下の罪を少しでも多くかぶろう というのと
自分も足すかもしれないけど、あえて自分が沈むことによって、部下の罪を少しでも軽くしてやろう というのとでは
受けるインパクトがぜんぜん違います
このあたり、実際には、どうだったんでしょう
ひどい表記ミス 自分も足すかも → 自分も助かるかも スマソ
長文のスレが多いと、たいてい駄作の法則。
>そもそもこの映画は観客に判断させようとしているのか? はっきり映画に「これはこうだ」と断定してもらわないと 気がすまない人には中途半端に思えるかもしれない。 矛盾は矛盾として、そのまま提示する。 監督も「矛盾」があると発言してるし この辺は意図的にやってるはず。
自衛隊幹部候補生向けの試写会の後で、監督の言葉 この脚本を書いたのは、14.5年前になりますが、当時黒澤さんの 助監督をしていました。 黒澤さんは普段私たちに、映画監督というのは最前線の指揮官に 似たようなものであると言っておりました。 監督というのは命にかかわるような仕事ではありませんが、 黒澤さんの中では、そのような気持ちが非常に強かったのだと思います。 助監督というのは、皆さんと同じく幹部候補生である、という風に言われました。 助監督として、黒澤さんの気持ちを少しでも理解したい、 それを分かることによって、 助監督の仕事がもう少し良くできるだろうし、 黒沢さんの期待に応えられるのではないか、という想いがあり、 この脚本を書きました。 生徒の皆さんも、これから身近な人を理解するためにいろいろなことを 考えると思います。 私は、チーフ助監督としてもできるかぎり自分を白紙にして、 黒澤さんの言葉や現場での想いを何とか理解したいという気持ちを 強く持っていました。 その気持ちは岡田中将を描く上でも役に立ったと思っています。 皆さんにも、そのような気持ちを感じ持ってほしいです。
最初のほうは、正直言って危惧した。 ゲルニカに始まる一連のドキュメント風解説は、安物の映画の予兆だったし、 法廷劇になってからも、予告編ではうまくつないでいたシーン、部下の刀による搭乗員殺害の告白のシーンも 冗長で、臭さ満載で、ダメ邦画系のかなでるにおいがぷんと漂い始めた。 最初のシーンでは、藤田まことも、「役者藤田まこと」のにおいのほうが「岡田資」のにおいより強かった。 これは実はダメ映画かも、と危惧したんだけど、どのあたりからか、そういうのが一切気にならなくなって だんだん引き込まれていって、気がついたら、あっという間に裁判が終わっていた。 最後の、部下との別れのシーンでじめじめしたダメ邦画の空気をかすかに感じたけど、まあ全体的にはよかった。 3人の外人の攻防と、それに対応する藤田は、なかなかよかった。 同時通訳を実際に使って撮影したのも実にいい効果として画面上に出ていた。 それにしても、ここまで動きのない映画は初めて見た。 「笑の大学」のほうが、まだ動きがあった。 動きがないのに、挿入する派手なシーンもないのに、よくもまあここまで観客をひきつけたものだと、ある意味寒心した。 ただし、ところどころ自分の理解が薄いところがあったので、それが残念だった。 機会があれば、もう一度見てみたい。
最初に中国側の有名な捏造写真を出してきたときはびっくりしたわw
331 :
302 :2008/03/02(日) 19:53:19 ID:3vaP8WUA
>>324 1>実際には報復であったと認めれば死刑を免れることができたのなら、なぜ処罰であることにこだわったのか
2>実際にはどう答えようとも処刑を認めた時点で死刑が免れないなら、映画でなぜ「助け舟」と表現したかわからない
302ですが、1度答えたついでに行きますと、
1岡田中将の信念の為でしょう。
どんなに過酷&残酷であろうと「B29搭乗員は処刑する」というのが日本軍の方針で
あったのであり、戦争が終わり自分の罪を逃れるために、勝手にそれを何か他の事に言
い直す事はできない。他の駄目な軍人はそうしたが、自分はしないというのが岡田中将
である、というのが映画の基本的テーマであり、実際にそう答えたからでしょう。
2この映画の監督が「助け舟」と表現したのは、米軍側も岡田中将の立場に「ある程度の」理解を示したことを明確にするためでしょう。
これは岡田のグッドモーニングという挨拶にに検事がニッコリして返す場面や弁護士との交歓にも表現されていましたね。
更に
>このあたり、実際には、どうだったんでしょう
大岡昇平や映画制作者は裁判の議事録を入手した上で脚本を書いているようですので、
岡田中将は実際にあのように返答したのでしょう。その心は何か?はわかりません、
しかし映画は上記のような演出意図(岡田氏があくまでその意思を貫く)になっていると思われます。
しかしいわゆる右翼の人はこのシーンをまったく違うように解釈するようですね。困ったものです。
岡田資 俺と名前読みも漢字も全く一緒! 少し嬉しい!
見てきた。 ○ 藤田まこと・・・岡田役をやるには年をとりすぎだろうと思ったが、健闘 主任検察官、主任弁護人・・・ともにはまり役 音楽・・・かなり地味だが、作風には良くあっている × 田中好子・・・演技過剰。あのシーンは抑えた演技のほうがこたえるはず。 竹之内ナレーション・・・中途半端に感情入れてるし、声が裏返りかけてるところまである 主題歌・・・全然作品にあってない 冒頭の赤ん坊が一人焼け跡にいるフィルム・・・既に大人が写ってる写真等の証拠により、 プロパガンダ用に作られたとがばれているものを使うかね 全体的にはまずまずの出来。
生徒の皆さんも、これから身近な人を理解するためにいろいろなことを 考えると思います。 私は、チーフ助監督としてもできるかぎり自分を白紙にして、 黒澤さんの言葉や現場での想いを何とか理解したいという気持ちを 強く持っていました。 その気持ちは岡田中将を描く上でも役に立ったと思っています。 皆さんにも、そのような気持ちを感じ持ってほしいです。 自衛隊の幹部候補生にむけての スピーチとは思えんなw 立派な軍人になってくださいとか いわないところがこの人らしい。
黒沢組の仕事をみたくて見に行った。 小泉も上田もいい仕事していたなあ。 しかし藤田まことの演技が素晴らしかった。 岡田資という方もいたのは知らなかった。 すごい人がいたんだなあ。
>>335 中高校生向けの講演会みたい。
>>334 >>主題歌・・・全然作品にあってない
あってた。
>>冒頭の赤ん坊が一人焼け跡にいるフィルム
その捏造説が捏造という説もあるがw
>>331 「報復」とすると、当時の日本は法秩序が崩壊していた
=ナチスと同じ無法国家だったということを認めることになる。
相当苦しい屁理屈だと思うが、当時の処置を法秩序にのっとった「処断」と言い切ることによって、
日本の矜持をギリギリのところで守ると同時に、
報復を認める米国よりも道義的に優位にあるということを言いたかったのだと思う。
今にして思えば、報復論に乗って、米軍の非人道性をより強く訴えるのも
手じゃなかったかとも思うケドね。
実際に、同時通訳をつけてあのヘッドホンでその音声をリアルタイムで流していたそうだ。 こういうこだわりが黒沢組らしい。 実際、あの音声の微妙なタイムラグをキープするのはは演技では難しいし、なにより 実際に同時通訳してもらったほうが、役の中の人物に同化しやすくなる。 しかしそういうことをやってるそぶりも見せないところがまた奥ゆかしい。 黒沢組、恐るべしだな。
>>337 >>>冒頭の赤ん坊が一人焼け跡にいるフィルム
>
>その捏造説が捏造という説もあるがw
世紀の珍説ですな。
冒頭の赤ん坊が一人焼け跡にいるフィルム あれが後世の捏造だったと言うのはすでに有名な常識化した話だけど、 それを監督は、承知の上で、あえてあそこに持ってきたように、俺は感じた。 だって本編で無差別爆撃を同裁くかとかいう問題は、本来なら自明のことなのに、 力の強い側の都合で正邪の判定が変わってきてるでしょ。 そういうでたらめな価値観と戦った岡田氏の映画だから、そういう演出はありなんだろうなと思った。
昔から芝居っ気たっぷりだったベルベのものまね歌手?の藤田も主役かよw 役者たち熱演だったが内容は??
>>341 あれだけ冒頭に説明過多なナレーションを配し、ゲルニカ等のわかりやすい演出をしてる監督が、
そこまで深読みを求める演出をしてるとは到底思えん。考えすぎ。
というか、仮にそういう意図があったとしても演出として失敗だと思うけどね。
344 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/02(日) 23:27:09 ID:Hj4th/6P
>>341 ウヨはどうしても捏造ということにしたいらしいw
アワレダナ。
そんなに、日本の加害行為を認めるのが怖いのか?
>>343 別に考えすぎでもなんでもない。映画を見て、すっと自然にそう感じたんだから。
自分の感覚のみを是として他を断定するのはいかがなものか。
死をも恐れず、助け舟にもあえて乗らず、あんなに立派に立ち向かえるのはどうしてだろうか、と考えてみた。 助け舟に乗った方が、本人としては得なのにね。 今は、世の中のほとんどが損得勘定で動き、どれだけ得をしたかで、その人生を成功だとか勝ちだなどと決めたりしているけど、 損得などを考えると、逆に前に進めず、結局は何もできないことも実は多いんだよね。 映画の中の岡田資は、その時になすべきこと、できること、任されたことを、全く損得抜きでやり遂げ、大きなものを遺した。 無意識のうちに小賢しい損得計算をしてしまう自分を少し反省したよ。
>>347 >男性が赤ん坊を座らせているところの写真。
赤ん坊の横に立っている幼児を抱きしめてる男
にしか見えませんが?
どこに赤ん坊を座らせてる所が写ってるんですか?
ウヨは超能力で写っていないものまで
見えるんですねw
誰かがこれは 男性が赤ん坊を座らせているところの写真。 ですと吹き込んだわけです。 で、ウヨ脳のあなたには 男が幼児を抱きしめてるのにも 気付かない。 恐ろしいですねw
351 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 00:35:15 ID:Fk+lHzko
判決を言い渡す裁判長の表情と、処刑台に向かう中将を照らす月光が印象的だった。 個人的には名古屋空襲、搭乗員の捕獲、処刑、中将逮捕のシーンも入れてほしかったかな。
>>347 そもそも、捏造写真を捏造してる現場まで記録しようという
馬鹿がいますかw
>>333 勝手に在日にすんじゃねーよ無知
両親ともに血族日本だばーか
354 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 01:02:38 ID:gp0AQ1dZ
>>340 (ID:oTfEtrV5の人)
●●●ああ、こいつは偏見もちの馬鹿だな、●●●
この映画は曖昧な表現で、こういう馬鹿を刺激する危険な映画なのは確かだけれど
それは監督の意図するところではないよ。
この馬鹿(
>>340 )は
>冒頭の赤ん坊が一人焼け跡にいるフィルム
この部分は捏造だ、捏造写真を使うなんて×、と思っているようだけど、
勿論あれは捏造ではない、あの赤ん坊が日本軍の上海への無差別爆撃の被害者である
ことはまず間違いない事実だ。この写真は有名な写真だけれど、日本ではその一部しか
知られていないし、南京虐殺関係で偏見による間違った見方だけが流れているから
こういう馬鹿が捏造だなどと書くことがあるけどそれは間違いだよ。
この写真がどんな写真かは以下に示されている。これらを見ればこれが捏造ではないし
むしろ日本人が無差別爆撃をこの赤ん坊に謝らないといけないのは、よくわかるだろう。
======================
154 :名無シネマ@上映中:2008/02/15(金) 22:34:58 ID:6YA8wf1k
明日への遺言に登場する「支那の捏造写真」の真相 =70年前の旧いデマを盲信する、ベテラン論説委員の石川水穂さん - ni0615の日記「土俵をまちがえた方々」
http://d.hatena.ne.jp/ni0615/20080215 ======================
●あの写真が捏造だなどと、小泉監督が聞いたらさぞ悲しむだろう。●
お願いだから無知な人間は自分の偏見を撒き散らさないでほしい。
355 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 01:46:33 ID:oplaX7Ml
フィリピンで一兵士として辛い過去をもつ 大岡昇平が司令官中将を書いたから、強烈な意味をもつ。
レス乞食うぜぇ 赤ん坊が一人で泣き叫ぶのは捏造だろ
>>354 笑わせるなよ
そのブログ自身がでたらめ妄想捏造の塊のオンパレードだろうが。
ほかの記事を見れば一目瞭然。
匿名妄想キチガイのブログを論拠にするなんざあ、限りなくおめでたい野郎だね
小泉尭史 もの作りに於いて意図を排し、自然に作ることが大切だと思っています。 僕自身、若い頃、リュックを背負い、地を這うようにアジア各国を歩いたことが あります。 1975年、ベトナムのサイゴンやダナン、フェに滞在したこともありました。 といっても、爆撃のもとで日々の生活を送らせられた訳ではありません。 いつでも平和な国、日本へ帰国する道はあったのですから。 そんなささやかな経験からでも、直接の体験から表現される具体的な事実にまさるものはないと思っています。 自分が知らなかったり、体験したことがない事柄については、出来うる限り、 虚心に望まなくてはと考えています。 脚本化、映画化に当たっても、大岡さんの書かれた「ながい旅」、 岡田中将の書かれた「毒箭」に、自分の意図や作為を出来うる限り排し、 尊敬の念を持って歴史の事実に寄り添うように心掛け、事実自らが 歌ってくれることを願っていました。 黒澤さんは、「僕は美しい映画を作りたい」と、語っています。 もし、観客の皆さんが、この作品に何か美しいもの、 言葉のひとつであっても、ひと時の表情であっても、美しいもの、 またそれが奪われる悲しみを感じ取っていただけたら、 そこにこそ作品の意味も生まれ、又僕自身、少しでも深められるのでは ないかと思えるのです。
共同脚本 ロジャー・パルバース 岡田中将の主張は、日本が正しかったという主張ではありません。 一人ひとりの責任感を問うているのだと思います。 搭乗員を処刑したことは、決して正しいとは言えませんが、 死してその責任をとったこと、岡田中将の生き方から学ぶことは多く、 アメリカ人の共感を得ると確信しています。
360 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 07:07:32 ID:FZvgiyuv
自虐的な映画だな、情けない…
映画としては面白いが、日米どちらが正しいと 言っているわけでもなく、 普通に考えたら、明らかに捕虜殺害だけど、 占領下の中で、意外に公正な裁判が行われ、 岡田が、死刑を一人にとどめた事により、 法廷戦術勝利した事を表現している、映画だよ。 別の言い方をすれば、屁理屈を通し抜いて、 部下の命だけは救った。
>>360 笑わせるなよ
そのブログ自身がでたらめ妄想捏造の塊のオンパレードだろうが。
ほかの記事を見れば一目瞭然。
匿名妄想キチガイのブログを論拠にするなんざあ、限りなくおめでたい野郎だね
日本を嘲るプロパガンダ
365 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 13:17:48 ID:gp0AQ1dZ
>>340 、
>>347 (3/2のID:oTfEtrV5の人)へ
>>363 (3/3のID:nYqJkCp1の人)へ
●●●冒頭の日本軍の無差別爆撃の写真は捏造なのでしょうか?●●●
答え:事実をそのまま写したものです、詳しい経緯はここに書いてあります。
======================
154 :名無シネマ@上映中:2008/02/15(金) 22:34:58 ID:6YA8wf1k
明日への遺言に登場する「支那の捏造写真」の真相 =70年前の旧いデマを盲信する、ベテラン論説委員の石川水穂さん - ni0615の日記「土俵をまちがえた方々」
http://d.hatena.ne.jp/ni0615/20080215 ======================
この写真は有名な写真で1937年当時欧米に日本がどんな戦争をしているかを知らしめたものです。
撮影は確かに男性が赤ん坊を抱きかかえて移動した後に行ったものですが、
それは大怪我をした赤ん坊を、爆撃でめちゃくちゃになった場所から救護所へと
運ぶ途中の様子であり、爆撃も怪我もウソではありません。
むしろ、一連の写真を見れば、赤ん坊がどんなにひどい怪我をしており、
我々はもっと自国の行為の残酷さを知ることになるでしょう。
2chには、こうした知識の乏しい方で、産経新聞など、事実を誤認した間違った記事に煽られて、自分の偏見を撒き散らす方がいますが、こうしてはっきりと状況が示されているのですから、お止めになってください。
366 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 14:37:28 ID:Ji3iLs9G
だいたい映画ってのは基本がフィクションなんだから赤ん坊がなんで転がってる かなんて映画制作した側が意味付けすればいんだよ。空爆すりゃ赤ん坊の2人 や3人死んだって何の不思議もない。ごちゃごちゃ言うなって。
大風呂敷、見掛け倒しの映画につきる。
368 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 19:34:47 ID:B8lNKO+8
>359 搭乗員を処刑したことは、決して正しいとは言えませんが 意味がわからん?? baka なの?
369 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 21:59:45 ID:XfhURRpB
多少でもしっかりしてる大人ならば低俗な洗脳は受けようもなく、 この秀作をもって右だの左だの抜かしてるウンチ製造機の馬鹿ガキどもは もっと足元固めて暮らすことを考えたほうがいい。中将の主張が本当に 正当なものであったかどうかなんて法解釈なんてのも不要な枝葉もいいとこだ。 いいからまず見とけ。いったんはその世界に浸ってから語れ、クズども。
370 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 23:17:46 ID:XfhURRpB
冷静な中将が若い兵卒の裸体に指を這わせているところを看守に 見咎められると「あと5分だけ!」と理不尽に切れる。そして謝る。 風呂でも森ラン丸がごとき兵隊に背中を流させながら前を隠すことも せず大声で放歌、そして意味不明な「わかった。わかった」の台詞。 主たる舞台の裁判所でも自分の弁護人とやたらスキンシップをとり、 裁判長にも微笑んでみせ、あろうことか検察側にも「グッドモーニング!」 などと愛想をふる。そして判決が下ったところで、一連の行動を訝る 家族に対して、ついにカミングアウトするのである。「モーホである!」 ああ、やっぱりそうだったのねと合点のいく妻、失意の息子・・・ これを秀作といわずになんとする、くずどもが!
ようつべの予告をたまたま見かけて、なんかうるっとキタから今週にも見てこようと思ってる
373 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 23:32:08 ID:1RC+KhNu
そもそも日本がアメリカに戦争をけしかけたということになっているのだから、 上部の命令に従って空爆した、搭乗員はなんの落ち度もないはずなのだが。 ケンカもそうだけど先に仕掛けたほうが基本的には悪いと俺は思ってるし、 先に仕掛けたほうがどんな目に合っても文句を言うのが筋違いだと思う。 この、映画だけ見ると岡田さんは立派な人に思えるけど、実際は個人的な感情だけで 処刑したというのが本当のところなのではないのか。 長年生きていれば分かると思うが、世の中人格的に優れた人などほとんどいない。 ちょっとしたことで、怒る、妬む、恨むのが人間の本質なんだと思う。 岡田さんの功績というのは裁判で適当なことを言って、処刑される人間を少なくしたという ことなのだろうか。でも、ちょっとまて。上官の命令とはいえ非道なことをやった 人間を、裁判をやることなく岡田は処刑するように命令したんだよね。 それじゃ、自分も含めて自分の部下もみな処刑するようにお願いするのがまっとう なのではないか。 と、さっき見てきて思った。色々考えさせられる映画なので、見て損はないと思うな。
374 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/03(月) 23:35:15 ID:1RC+KhNu
うーん、なんか句読点の使い方が変だな。w
いっしょうけんめい書いたのにそんなこと言っちゃあ気の毒だよ
376 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 00:02:32 ID:xOSFFcwN
日本に石油の輸出の一切をを止めたアメリカの方が「ケンカ売った」という 見方もあるんだけどね。 アメリカに宣戦布告して最終的には滅亡の道を進むか、近代国家として日清日露 で同胞の血肉を犠牲にして得た植民地を破棄して英米の植民地てして生きていく かの二者選択の結果当時の日本人は前者を選択しただけのこと。 後世のオレらがその選択に対して今更とやかく言える立ち場ではない。
377 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 00:02:35 ID:xaDrf5iZ
【日本の最大の罪は戦争に負けた事だ】 映画としては、重厚さに欠ける。しかし、作っただけでも意義はあると思った。 この映画を誉める奴はほとんど戦争を判っていない。そもそもなぜ、日本人に戦犯がいて、アメリカ人に戦犯がいないのかを考えたことがあるのか?戦勝国につけられたたA、B、C級戦犯をまるでブランド名みたいに後生大事に何も考えずどうして批判するのか? この映画で裁判が公平だの、アメリカ側も日本に好意を示しただの書いている馬鹿、 岡田中将が報復だったと答えない事を、何か取引のように考えている馬鹿、に言いたい。 ★広島、長崎に原爆を落としたアメリカ人は何人処刑された? ★東京大空襲で一般市民の上に爆弾を落とし続けたパイロットたちは投獄されたのか? もちろん誰一人罪に問われなかったのだ、なぜなら戦勝国だからだ。戦争とは勝った国が「善」で負けた国は「悪」なのだ。 ★勝った国が、敗戦国の一般市民を何百万人殺そうともそれは正義であり、負けた国が戦勝国の兵隊を一人殺せば大罪となるのだ。 ★これを公平と言うのか?裁判で重罪になるのは変わらないのに何が理解や好意なのか?戦勝国が許すから報復をよしとするのか? 岡田中将は、アメリカ兵を違法処刑した「犯罪」について裁かれたが、処刑されたアメリカ兵が日本の一般市民を大量虐殺した「犯罪」については一切裁かれない。 極東軍事裁判とはなんだったのか?それは戦勝国の敗戦国に対する正当性を装ったリンチであり、復讐(つまり報復だ)である。この真実に気づかぬ限り、日本人としての誇りの回復は永久に訪れないだろう。
378 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 00:40:37 ID:zB/9kI8t
>>376 うん、まーそうなんだろけど、その勝てないケンカに乗った日本が悪いわけよ。
一言で言うとね。それは今の一般社会でも同じだね。
リーマンやってるなら分かるだろ。
>>377 勝ったほうが正義で、負けたほうが悪。そりゃ、あたりまえだのクラッカー。
そもそも、当時の世界の風潮としては、連合国が正義。日独伊が悪って感じだったんだろ。
汚いことも受け入れないと、今の日本でも生活できないよね。
不正なことやる上司、会社に歯向かって生活出来るかい。
勝てない戦争やった日本は悪くはないと思うんだけど、やはり負ければ悪と言われても、
なにをされても、しかたがないよね。
>377 そんなこと、言われるまでもなく、ほとんどの人は知ってるだろよ。 そういう当たり前のことは全て理解した上で、そこはさて置いておき、映画の感想を言ってるんだ。 それをまるで何も分かっていないかのように受け取り、他人に馬鹿だなんだ偉そうに言うのは見ていておかしいね。
>>378 負ければ全て悪だと決め付ける奴は非日本人。
>英米の植民地てして生きていく かの二者選択の結果当時の日本人は前者を選択しただけのこと。 後世のオレらがその選択に対して今更とやかく言える立ち場ではない。 ふーん。 東京も大阪も焼け野原にされて原爆2発落とされて それでアメリカに 占領されて憲法も押し付けられたわけだw 当然それについても、とやかくいわないんだな。 >岡田中将は、アメリカ兵を違法処刑した「犯罪」について裁かれたが、 処刑されたアメリカ兵が日本の一般市民を大量虐殺した 「犯罪」については一切裁かれない。 日本が勝ってたら同じ事をやっただろう。 違うか? 日本の最大の間違いは勝てるはずのない戦争を始めた事だ。 その結果、負けて日本人としての誇りを失うような裁判を されることになったんだろうが? 当時の日本人が違った選択をしていれば 少なくとも朝鮮半島、台湾、千島は今も 日本領だったはずだ。
382 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 01:13:20 ID:/+Q0rCoi
世界はズルイのだ。日本の美は、世界政治のなかでは評価されない。
プライドに拘って戦争をはじめ 結局負けてプライドを失った。 全く馬鹿というしかないな。
384 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 01:16:18 ID:RV+tjqWu
ドーリットルの日本本土爆撃隊の捕虜は、東条英機によって作られた空戦軍律によって処刑され、世界的に公開されています。 もちろんアメリカは非難声明を発しましたが、それと同時に其のことが明らかに国際法上不当だったという国際世論は無かったわけですから、 これはその後の暗黙の事実上の了解と解釈されても仕方無い物です。軍律自体は国によって技術的に異なるものでした。またルーズベルトは、ゲルニカの空襲にたいしても 非難声明を出していますし、日米間ではパネー号事件もあり、都市への無差別爆撃がどれほどの戦犯に値するかは、十分想像できた立場にもありました。 つまり、日本本土への無差別爆撃を行なった搭乗員がどう処罰されるかも十分に理解できていたと解釈できます。まして、投下した焼夷弾も日本の家屋状況 を研究し民間人殺傷率を考慮しての投下爆弾、そして戦術でしたから搭乗員の戦犯処刑以上に発展しても本来はおかしくないと思います。
385 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 01:20:51 ID:/+Q0rCoi
ズルクたちまわった中国が、常任理事国として世界で平然と犯罪を犯しているのが政治だ。
386 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 01:37:31 ID:RV+tjqWu
アメリカの指揮官は、命令した行動によって部下が戦犯扱いになる事には責任を取ることはなかった、、、、
>英米の植民地てして生きていく かの二者選択の結果当時の日本人は前者を選択しただけのこと。 後世のオレらがその選択に対して今更とやかく言える立ち場ではない。 ふーん。 東京も大阪も焼け野原にされて原爆2発落とされて それでアメリカに 占領されて憲法も押し付けられたわけだw 当然それについても、とやかくいわないんだな。 >岡田中将は、アメリカ兵を違法処刑した「犯罪」について裁かれたが、 処刑されたアメリカ兵が日本の一般市民を大量虐殺した 「犯罪」については一切裁かれない。 日本が勝ってたら同じ事をやっただろう。 違うか? 日本の最大の間違いは勝てるはずのない戦争を始めた事だ。 その結果、負けて日本人としての誇りを失うような裁判を されることになったんだろうが? 当時の日本人が違った選択をしていれば 少なくとも朝鮮半島、台湾、千島は今も 日本領だったはずだ。
388 :
377 :2008/03/04(火) 01:47:44 ID:xaDrf5iZ
>>378 >勝ったほうが正義で、負けたほうが悪。そりゃ、あたりまえだのクラッカー。
>>379 >そんなこと、言われるまでもなく、ほとんどの人は知ってるだろよ。
>>380 >負ければ全て悪だと決め付ける奴は非日本人。
>>381 >アメリカ兵が日本の一般市民を大量虐殺した「犯罪」については一切裁かれない
>日本が勝ってたら同じ事をやっただろう。
>>385 >ズルクたちまわった中国が、常任理事国として世界で平然と犯罪を犯しているのが政治だ。
上記の人はみんな馬鹿ですね。
映画を見た観客はたいてい裁判は公平だと書いている、その公平とは何?
当時の日本人が戦勝国がわざわざ裁判のため自国から弁護士を連れてくることなど、
想像もしていなかった。
それほどアメリカは正義を伴った新しい秩序を、作ることに努力した。
東京裁判が文明の裁きであると彼らが宣言したのはそういう事を意味している。
さすれば、上記の人たちは、戦後60年たっても文明を理解していない、東洋の猿=野蛮人だな、勝てば官軍などと、未だに考えている愚か者だ。
現在では勝者が裁くことは有り得ない、国際裁判所は第3国が構成することになっているし、既に実績もある。これが文明という事であり、アメリカ人がこの映画を誉める点だ。
アメリカは野蛮な日本人にも公平な正義による裁きを与えたし、60年たった今では
日本人自身もそれを認めるようになったと。
判ったか?馬鹿ども。
>>388 うざいよ。
おまえは 「ボク、山手線の駅を全部いえるよ」と、自慢してる洟垂れ小僧と同じだ。
本当の意味で「馬鹿」。救いようのない馬鹿。
390 :
377 :2008/03/04(火) 02:05:40 ID:xaDrf5iZ
この映画でにこやかな笑顔をみせるあの和やかな弁護士は、アメリカが 自国から戦犯裁判のためにつれてきたものだ。 その人が、日本人に親切にしたからというだけで、これが公平だと言う。 結局あの弁護士も、こうしたアメリカの戦後の秩序を作る手伝いをしたにすぎない。事に気がつかない、 仮に彼がまじめに仕事をしなくても、実際には裁判の「公平さ」は、何も変わらないだろうし、 刑の処断もあまり変わらず、誰に罰が回ってくるか?が変わる程度だろう。 岡田中将はそうしたことを理解していた筈だ、だから「そちらのご勝手に」と書いたのだ こうした現象が日本人の戦争理解の至らなさであり、能力の低さだ。日本人は 戦争に負けたから××されても当たり前と、思っているが、岡田中将はそうは考えず 主張したからこそ見えてきたものがあった。 こうした、どうせ××が当たり前、とか××しても無駄などというのは 岡田中将がもっとも嫌った言葉だろう。 上記の馬鹿どものはそうした点で反省すべきだ
391 :
377 :2008/03/04(火) 02:12:37 ID:xaDrf5iZ
この映画は戦犯裁判とはどんな意味があるのか?はまったく説明しない しかし裁判の経過だけは延々と描写する。 たしかに「戦犯裁判はここが問題だ!」という映画は研究・調査が必要で大変難しい、 だとすれば 映画を作った意味はこうした戦争についての、日本人の無理解さの告発や、刺激にあるとすれば、考えすぎだろうか?
392 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 03:20:02 ID:itVFA7xp
>>365 一般的な日本人なのですが、あなたのような方に吐き気を覚えるのです。
>>391 考えすぎ。
そこまで、この映画に興味があるなら
公式サイトに監督がどうしてこの映画を作ったか
書いてるから読んでみたら。
監督は人間としての岡田中将に興味をもったから
この映画を作った。
その人間性は裁判のなかで表現されている。
だから、裁判のシーンをメインにした。
監督はひとことも「戦犯裁判」がどうたらこうたらとか
そんな事をいってないよ。
自衛隊向けの試写での監督の発言も読んでみろ。
394 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 05:32:02 ID:rYVaA+Mr
「博士の愛した数式」もそうだったけど、加古隆の音楽が安っぽい感じがした B級戦犯を扱ったB級映画ってことでよろしいか?
>>388 山手線オタクかw
なるほど言いえて妙だ
そんな正論やWILLにある他人のを丸暗記する暇があるくらいなら、ちゃんと右翼に入ってみないか?
で、もーちっと真剣に国を考えてみないか?
オタクの君には恰好だぞ
396 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 08:55:42 ID:d3F4G6hH
397 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 09:35:51 ID:kQ8SrX0o
映画に託つけて、ここぞとばかりに誰も聞いてくれなくなったような話をして、 日頃の鬱憤を晴らしているけしからん輩がいますね。
こういう、作る側の意図より、見る側の感覚や視野が大事な作品って、 毎回こうなるの? せっかくいい映画だったのに、すげぇ醒める。 休日のドライブで、街宣ウヨに出くわした感じ。
>>397 この人は所詮、右翼にも入る度胸もない山手線オタクだからねw
他人の意見を全て『馬鹿』という前提にしないと成り立たないくらいだから、弱くて脆い人間なんだろう。
自分の意見らしいものも何一つ言ってないし。
共産主義が徹底的な排他によってカリスマ権力を維持していたのと実によく似ていて、他を否定しないと自分が立てないんだなw
今の時代にそぐわないあたり、現代の空気を読む能力が全くないね。
『社会との接点を見出だせないニートが、アニメにハマるように国家主義に萌えて、現実逃避でオナっている』という事実に1000円w
400 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 11:07:19 ID:yLPJOHnP
>>378 当時の軍部でも冷静な見方をしていて、完全勝利はまずない、という考え方支配的だったようだ。
代表的なものは山本五十六の近衛文麿にいった有名な「半年や一年は存分に暴れてみせます」という
セリフだろうね。
緒戦の奇襲作戦で米英の出鼻を挫き、講和に持ち込もうというのが当時の政府・軍部の大方の構想
だったのだろう。
因みにこのやり方は先の日露戦争でも使われている。
(日本海会戦や奉天会戦は単なる局地抗争であり、国家による勝敗がついたと言うべきものではない
というロシアに対し、日本側の政治努力により講和条約であるポーツマス条約締結にこぎつけた。)
何もせずに植民地になるよりは一か八の戦法に掛ける、というのはまあ理解は出来ると思う。
少なくとも判断せずに時間だけ過ぎれば石油の貯蔵量というのっぴきならないタイムリミットが日本には
あった訳だし。
401 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 12:08:29 ID:KTkOJuPq
>373 昨日見てきたけど、何でそういう風に言うのかわけがわからん? 映画見て来たのか? ほんとうに??
402 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 12:12:54 ID:KTkOJuPq
いただけなかったのは、重慶の空爆の例の赤ちゃんシーン 中国のプロパガンダ写真とはっきり断定されてるのに つかっちゃいけないだろう・・!”
>>402 LIFEに掲載されている写真が日本の上海爆撃による悲惨さを
世界に訴えたという点ではプロパガンダかもしれないが
別に捏造写真でなし、上海南駅爆撃によって片手を失った子供を
救い出しホームに置いて担架を持ってきてそっちに乗せかえて
運ぶまでの一連の写真の何処が問題なのか全く理解できないんだけど?
404 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 12:35:08 ID:KTkOJuPq
>403 あれを、捏造とよばなくてなにを捏造というんだ! あの映像で、日本が敵国化されたわけだからな・ いかれ頭君”
>>404 だから何処が捏造だ?
上海南駅を日本軍が攻撃したのは事実だ。
そしてその結果、上海南駅が甚大な被害を受け
民間人にも死傷者が出たのも事実だ。
そして結果、写真の子供が片手を失い泣き叫んでいる
ところを救助されホームに座らされてさらに他の
負傷した子供とともに運ばれていったことも事実だ。
>>405 あれを、捏造とよばなくてなにを捏造というんだ!
あの映像で、日本が敵国化されたわけだからな・
いかれ頭君”
>何もせずに植民地になるよりは一か八の戦法に掛ける、 というのはまあ理解は出来ると思う。 単に、日清、日露の勝ち戦で浮かれてただけ。 戦争はギャンブルじゃない。 そもそも、本当に先を見通した戦略があるなら 中国を敵に回したりしないし 無意味に戦線を拡大したりもしない。 だいいち時代遅れな「大和」なんて作って オナニーにひたってたんだからなw
408 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 15:45:15 ID:yLPJOHnP
>>405 >>406 当該赤ん坊の映像は写真のカットではなく、一連の動画フィルムの一カットだった、
現にこの映画でも動画シーンが映し出されていたよね?
その、世界的に最も有名なLIFEに掲載されたシーンの前後にはこのシーンの「演出」を
する人たちのカットが映っているんじゃなかったっけ?
東中野修道の書籍にその点が詳しいから一度読んでみる事をお勧めする。
>>407 日本がギャンブルをせざるを得ない状況に米国が意図的に追いこんでいった、
というのが正しいのだろう。
日本の当時の東条英機首相は条件付であっても南シナからの撤退を示唆する提案書(←所謂「乙案ね)
を米側に提示している。
戦後極東軍事裁判において唯一の国際法の専門家であるパール判事も、
「米国が日本に送った通牒(←ハルノートのことね)を受け取ったならば、日本でなくても
モナコ王国やルクセンブルク大公国でさえも米国に対して矛をとって立ちあがったであろう」
と語っている。
結局、アメリカは日本の植民地化に成功したわけだ。 日本には米軍が駐留し、思いやり予算とかいって お金も貢いでくれる。 開戦せず、アメリカと妥協の道を探ってたら ここまで落ちぶれずにすんだものを。 なるほど先人は良かれと思ってやったのかも知れんが 結果はさらに、悪い事になった。 原爆で何万もの同胞を虐殺した国と価値観を共有し 一番の同盟国か。 笑わせるな。
>日本がギャンブルをせざるを得ない状況に米国が意図的に追いこんでいった、 というのが正しいのだろう。 その前の段階は不問にするのか? 現在の日本がアメリカの植民地になってることについては どうよ?
411 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 16:13:57 ID:wgJ9StY0
東中野修道の書籍(笑)
412 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 16:19:42 ID:yLPJOHnP
>>409 東京裁判でA級戦犯として訴追された永野修身陸軍大将の以下の言葉送るよ。
「戦うも亡国かも知れぬ。だが戦わずしての亡国は、魂までも喪失する永久の亡国である。
たとえ一旦の亡国となるとも、最後の一兵まで戦い抜けば、我らの子孫はこの精神を受け継いで、
再起するであろう。戦争が決定された場合、我ら軍人はただ大命の下で戦に赴き、最後まで戦うのみである。」
ま、殊更にこの言葉を金科玉条の如く奉るつもりは毛頭ないけど、当時の日本人がどういった
気持ちで戦争を始めたか窺い知れるかもね。
>>410 >その前の段階は不問にするのか?
その前の段階って?
それに今の日本は比喩的・皮肉的にはアメリカの‘植民地’かも知れないけど、
もし先の戦争を戦わなかったら、憲法も持たず、外交権もないホンモノの‘植民地’になっていたかもね?
サイパン・グァムのように。
>戦わずしての亡国は、魂までも喪失する永久の亡国である。 かっこいいな。 ナルシズム。 こういう軍人がいたから日本は負けんだよ。 神風に象徴されるような何の意味もない表面的な精神主義。 弟子に責任を押し付け、弟子が勝手にやったと 言い逃れする畏れ多くも天皇陛下もご覧になる「国技」の親方 がいる日本の現状を見るにつけ 永野の言葉に何の説得力もないな。
>戦わずしての亡国は、魂までも喪失する永久の亡国である。 韓国に捧ぐ
そういえば、この映画にも そういう魂の腐った恥知らずな人間も出てきたな。 負けた時点で魂の腐った奴も沢山いたんだろう。 戦えば魂を喪失しなくて済むなんて 実際とはかけ離れた机上の空論だよ。 きちんとした精神の核を持っている人間は 状況によってぶれたりはしない。 岡田中将のようにな。 逆にそういうものを持たない人間は どういう選択をしようが、状況によって 簡単に変節する。
>>412 キモイなw
永野修身陸軍大将は自分で自分の言葉に
うっとりしてたんだろうな。
大相撲の時津風部屋の傷害致死事件で、逮捕された元時津風親方の山本順一容疑者(57)が
時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名・斉藤俊(たかし)さん=の死亡後、
弟子たちを集めて「瓶で殴ったことは黙っていろ」などと
口裏合わせを繰り返し、暴行現場に居合わせた弟子らの証言を封じようとしていたことが8日、
わかった。
関係者によると、山本容疑者が口裏合わせを指図し始めたのは、
斉藤さんが死亡した2日後の昨年6月28日。
相撲部屋の自室に集めた弟子を前に、
「ビール瓶でわしが殴ったことは黙っていろ」
「金属バットのことは言うな」などと話したという。
さらに、愛知県警の事情聴取が始まると、聴取から戻った弟子に何を
話したか報告させた上、斉藤さん死亡の経緯についてつじつまが合う
説明ができるよう、ほかの弟子にこと細かに指示。
本場所を前にしたけいこはそっちのけの隠蔽(いんぺい)工作が
連日繰り返された。
力士傷害致死 元親方、弟子に口封じ 死亡経緯、連日口裏合わせ(産経新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080208-00000115-san-soci
大相撲時津風部屋の力士傷害致死事件で、死亡した時太山(ときたいざん)=当時(17)、
本名・斉藤俊(たかし)さん=の傷は全身約70カ所に及んでいたことが、
愛知県警捜査本部の10日までの調べで分かった。
斉藤さんはこの多数の外傷で肺水腫を起こし呼吸不全などでショック死したといい、
昨年6月の2日間にわたる元親方、山本順一容疑者(57)
や兄弟子の暴行の激しさを示している。
捜査本部によると、山本容疑者は調べに
「ビール瓶で小突いたが、暴行は弟子たちが勝手にやったこと」と否認し、
「やってやれ」と指示したとされることも
「言ったかどうかはっきりしない」と供述。
逮捕された兄弟子3人のうち2人は「制裁目的だった」と
容疑を認めているという。
捜査本部によると、遺体の鑑定の結果、斉藤さんは顔面、肩、
背中、腹、尻、太もも、ひざなどに計約70カ所の擦り傷、
皮下出血、挫傷などがあり、肋骨(ろっこつ)の軟骨も折れていた。
「兄弟子が勝手に暴行」元親方が供述 斉藤さんの傷は全身70カ所 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080211/crm0802110204001-n1.htm 反論してくださいw
大相撲と映画関係あるの? 意味が分からないけど。
420 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 17:17:56 ID:yLPJOHnP
>>413 そのナルシズムがあったからこそ日本戦後の奇跡的な復興が可能だった、
という側面があると思うけどね。
逆に、そこでカンタンに諦めて米英の植民地になる国柄だったら現在の
日本の繁栄はないと思う。
あと、なんだか相撲の話を強引に持ってきているけど、彼らこそこの精神は
見習うべきだろうね。
それにたった一部を見てさもそれが全てに共通するが如く言う君の書き方には
悪意を感じる。
421 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 17:45:55 ID:YjvegXkK
馬鹿と工作員だらけだな。ここは。
明日〜3/2(日)の2日間
7万3259人 7767万9800円 196scr.
>>296 が推察した通りの起用理由だとしたら、大失敗だな。
これなら、クオリティーを下げない本職や年配の役者を起用すべきだった。
>>それにたった一部を見て 本当にたった一部なのかな? 相撲協会のの対応 警察の初期の対応(医者の対応) 何処にも、まともな人間はいなかったようだが? それで、いつになったら自主憲法制定して アメリカの植民地状態から抜け出せるのかな?
424 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 19:12:54 ID:yLPJOHnP
>>423 因みにこの2月に八角部屋に新人力士が8人も入ったことは知ってる?
君の言うとおり角界に「何処にも、まともな人間はいな」いのなら何故そんなことが起こるんだろうね?
「自主憲法」の定義と、現在の憲法が「自主憲法でない」根拠を指摘できるかい?
ま、答えは期待はしないが。
スレチだし、レベルが余りにも低下したのでこれで終了します。
>>420 朝鮮戦争とアメリカ様のおかげ。
そして日本人の金銭欲。
427 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 19:22:07 ID:yLPJOHnP
>>425 朝鮮戦争特需という背景はあったがその大前提の日本人の国民性を何故
意図的に無視するんだろうね?
>>426 君の価値観はウヨさんマンセーなのね?
>>422 ドキュメントではなくナレを入れた映画もま珍しいけど
見入っていたからか自分は特に違和感はなかったぞ。
奴のいつもの声と違うようで最初は誰だか気がつかんかったw
429 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 19:37:36 ID:M1C7/FC6
大東亜戦争で唯一後世の日本人を含む世界の人々に残せたものは「カミカゼ特攻隊」だろう 戦争末期、彼らは彼らの知性、見識からして彼らの死が国の敗戦を阻止できる行動であったとは考えていなかっただろう。 しかし自らの自爆攻撃が日本人の窮地に陥った時の意気込み、気概を世界に知らしめるたことは 戦後の奇跡の復活に(朝鮮動乱特需の恩恵もあったが)精神面での彼らの功績は何より増して価値があったと思う。 戦争裁判など笑止千万、勝者の生贄裁判以外何者でもない 岡田が部下を庇って刑死するのは当然のこと、別に評価するほどの事ではない。 ただし軍幹部でそれすらしなかったゲス幹部も多く居たというが
しかしさー 2ちゃんは『捏造』て言葉を好きな人が多いよね そういう言葉が出て来ると、きっと使っている人は中学生の頭なんだろうと反射的に思ってしまう。 それにしてもフィクション性があるのが映画なのに、躍起になって事実論争している人って、スレ違いだと思わないんだろね。空気読めない人だ。 その程度でしかない人が、歴史だ国だなんて口角泡飛ばしているの見ると、哀れに思う。 武士は抜刀すべき場所をわきまえているものだ。そこが分からない奴は誰からも相手にされないし、武士とも思われないだろうしね。
黒澤明監督の「乱」(昭和60年)の製作に携わるなど、映画プロデューサーとして
黒澤組との付き合いの長い原さんが「明日への遺言」の脚本を初めて読んだのは、
13年前にさかのぼる。
脚本を書いた小泉堯史監督は当時、黒澤組のチーフ助監督だった。
「黒澤監督が健在だったころに小泉さんを監督としてデビューさせたかった。
『明日への遺言』は彼が温めていた構想の中の一本でした」と明かす。
当時、黒澤組の重鎮でスクリプターの野上照代さんが、この脚本に
ほれ込んでいた。
しかし、テーマが重厚な上に内容は地味で、新人監督には難しいと判断。
いったん企画は立ち消えになる。
その後、黒澤監督が死去。小泉監督は黒澤監督の遺稿となった脚本を
用いて平成12年、「雨あがる」で監督デビューを果たした。
監督として順調に3作品をヒットさせ、成果を見せた小泉監督が
「次の候補です」と原さんに持ってきたのが、
またしても「明日への遺言」の脚本だった。
【「明日への遺言」の証言者たち】(5)プロデューサー・原正人氏 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080304/tnr0803040953011-n1.htm サヨの父を持つ「母べえ」の原作者が噛んでたとは
これは恐ろしいプロパガンダ映画ですね。
山田幼児や共産党も噛んでそうだな。 「母べえ」「明日への遺言」 両方とも衣装は黒澤和子。 TBS製作の「私に貝になりたい」も衣装担当するらしい。 これは、全部裏でつながってるはず。
左翼で真っ赤な映画
>当時、黒澤組の重鎮でスクリプターの野上照代さんが、この脚本に ほれ込んでいた。 野上照代の父は彼女が原作の「母べえ」でも描かれているように 左翼活動家だったため。投獄されている。 ただし、獄中死などしていないw 戦前の日本のイメージを悪くするため意図的に事実を捻じ曲げたのだ。 映画化した山田洋次が共産党ベッタリなのは有名だが 黒澤明の晩年に頻繁に黒澤宅を訪れている。 黒澤も若かりしころ左翼活動に従事しており警察の取調べを受けた過去がある。 そしてソ連の支援を受けてモスフィルム製作「デルスウザーラ」の監督。 ベトナム戦争当時はアメリカの反戦フォークソングの歌詞の日本語訳を してたことが甥の証言により明らかになっている。 さらに「八月の狂詩曲」では長崎の原爆記念公園の共産圏からの慰霊碑を意味ありげに 写し、「アメリカのがないね」「原爆を落としたのはアメリカだから」と 親共産反米の姿勢を明白に示している。 これらが評価されたのか、来日したゴルバチョフから勲章を直接授与され うれしそうに受け取っている。 「明日への遺言」の小泉監督は「黒澤監督に近づきたくて」、この映画の脚本を書いたのだという。 この言葉の意味をよく考えてみよう。 現在撮影中の「私は貝になりたい」の脚本は橋本忍。 橋本は黒澤に「この本じゃ、貝になれないんじゃないか」といわれたこと を気にして、今回の映画化にあたり脚本を改稿している。 この三作とも、黒澤の娘が衣装担当なのは、はたして偶然だろうか? 今年から黒澤没後100年の記念事業が開始される。 これは黒澤明の日本共産化の陰謀計画が発動されたのに間違いない。 日本人よ警戒せよ!
436 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 22:05:45 ID:YjvegXkK
赤ん坊の写真が捏造だのなんだのといってる人たちさ。 あれってさ、タイトルのつけかたによっては捏造になったりならなかったりなシロモノなんだよね。 そんくらい考えようね。
437 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 23:28:07 ID:xaDrf5iZ
>>435 素晴しい書き込みありがとう御座います、しかし幾つか府に落ちないので
出来ればお答えください。
>山田洋次が共産党ベッタリなのは有名
その根拠は何?共産党員?共産党新聞雑誌に寄稿?共産党支持を著書で明言?
どれですか?その場合具体的な書籍名は?
>黒澤明の晩年に頻繁に黒澤宅を訪れている。
その根拠・出展は?新聞記事?談話?
>黒澤も若かりしころ左翼活動に従事しており警察の取調べを受けた
その根拠は?「蝦蟇の油」にそんな記述はない
>橋本は黒澤に「この本じゃ、貝になれないんじゃないか」といわれたこと
>を気にして、今回の映画化にあたり脚本を改稿している。
その改稿の内容が「左翼的」なのはどの出展から?今度の「私は貝になりたい」の内容は何?
438 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 23:46:41 ID:smyDRe/S
黒澤の『一番美しく』が好きなのだが 共産化した世界なのだろうな 歴史上一番美しいのは特攻隊員ですから 岡田以下中将クラスは偏差値50
439 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/04(火) 23:54:02 ID:smyDRe/S
国家社会主義労働党 戦中の日本が共産化された社会というのに気づいた
マックイーンの息子オヤジと瓜二つでかっこいいな。
441 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 00:41:38 ID:mzaW3sni
本当の永久戦犯はトルーマン大統領
442 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 10:12:10 ID:Ejh5PrJq
>>441 そのとおり。
東京裁判酒田出張法廷の石原莞爾も映画で再現してほしい。
>>433 制作は産経新聞なんだが…
おまいは本当にこの映画をみてるのか?
444 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 12:06:46 ID:JIoCRbgZ
>429 そのとおり 特攻隊員の英霊に感謝すべきですね お前ら 靖国に行けよ
445 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 13:26:41 ID:RDnoLzJZ
>>430 > だから上海南駅爆撃の結果、腕がもげた子供を拾い上げ
> ホームに座らせて担架が運び出すまでを撮影したフィルムも
> あるのに演出って思うその発想は何処から出るんだ?
「子供を拾い上げホームに座らせて」←これは「演出」だよな?
まさにリアルな光景を写したかったら「拾い上げ」る必要も「座らせ」る必要もないもんな?
因みにこの子供が座っているホームのある駅は軍事用であって普段一般人が近づかず、
閑散としていた、という意見もあるんだがその点はどうなんだ?
それに、
>腕がもげた子供
この子供の腕がもげているという話を始めて聞いたけどソースは?
真実だとしたら、わざわざ「腕がもげた子供を拾い上げホームに座らせ」るなんて酷いことするよね?
わざわざそんなことする意図ってなんだろうね??
446 :
302 :2008/03/05(水) 13:28:27 ID:GAVc1NkI
この映画は何を言いたいのか曖昧だったが脚本家の談話を読んだらはっきりした。
産経新聞 特集記事(「明日への遺言」の証言者たち(4))2008年2月26日
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080226/tnr0802260857006-n1.htm 脚本 ロジャー・パルバース氏:【本当の反戦映画を追究した】
「これは本当の反戦映画だと自信を持って言えます」
「反戦をテーマにした映画は世界中に数多くありますが、実はそのほとんどが反戦映画ではない」
「いわゆる反戦映画は実は暴力シーンにあふれ、相手の悪役をたたきのめす。これでは復讐を認めたことと同じで、誰も幸せにはなれない。反戦ではないのです」
「私は戦争映画ではあるが、ドラマチックにも、情緒的にもならないように描きたい」
「描いたのは信念、誇りを持った生き方というもの」
「人間性こそがどんな意味であれ戦争を追放するのです」
・・・さて、果たして本当の反戦映画になっただろうか?
447 :
302 :2008/03/05(水) 13:33:24 ID:GAVc1NkI
ロジャー・パルバース氏のいう反戦映画とは、 「大日本帝国」や「男たちの大和」のようなものだろうか? それとも 「ひめゆりの塔」や「きけ、わだつみの声」のようなものだろうか? また最近製作されて日本人には好評だった 「父親たちの星条旗」&「硫黄島からの手紙」のようなものだろうか? みなさんどう思いますか?
>>447 それらを全てひっくるめたものじゃないでしょうか。
レディースデーなので観て来ようかと思っていたが 二日酔いと寝不足で何とも体調が思わしくない。 頭痛薬を飲んで今日観るか、とも思ったけど万全に して観たいんで、後日にする・・。無念。
赤への反発が映画を純粋に観に行きたい心を戸惑わせる
赤白言う前に、まず人間たれ!!
452 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 17:52:00 ID:uYiR3kGV
日本人として、人間としての、誇りと品格を感じた映画でした。 わたしもこうなりたいものだ。
>>制作は産経新聞なんだが… 産経新聞も制作費を一部出したというのが正確な表現だ。 テレビ東京も金出してるよ。 さらにいうと、この映画を批判的に評した左よりのメディアおよび 言論人というのは 今のところないようだ。 撮影中から朝日新聞に好意的な紹介記事が出てるし AERAにも特集が組まれている。 監督と共同で脚本を書いたロジャー・パルバースは はっきり、日本もアメリカと同様戦争犯罪を犯したと いう認識でこの脚本は書かれたと明言してる。 冒頭の日本軍による爆撃の被害映像 (自由主義史観の連中が捏造と主張としている物を 意図的に挿入) なんかは産経新聞的には認めがたいものだろう。 絶賛のコメントをしてる澤地久枝は「九条の会」の人だし 半藤一利は保守派でありながら護憲派という人。 (富田メモの鑑定でも有名) 主演の藤田まことも憲法9条はアメリカからの贈り物だと 発言してる。 産経好みの人間といえば櫻井よしこぐらい。 産経新聞が出資してるから右よりだというのは 偏見だろう。
>>453 右寄りとはいっていない。産経抄はベタボメだし、産経新聞は全面的にバックアップ。
右も左も関係なく、マスコミはベタボレ。ここのスレでウヨサヨ論争しているのがおかしいのさ
455 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 18:53:03 ID:uYiR3kGV
右も左もうまいぐあいにはぐらかせるようにつくってある印象
それってバランス取れてるってことでは。 バランスというか、右も左もなく正々堂々と作ったらど真ん中の直球だった、みたいな?
右とも左とも言われないように作った映画でしょ。 個別の要素でバランスを執拗にとっていくやりかた。 無差別爆撃はいけません→でも、日本もやったよね 戦勝国が裁くのは不公平だ→でも、善良な弁護士ががんばってたよね。検察も減刑嘆願した事例だったよね
458 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 19:51:22 ID:rn0/dxBy
>>452 「日本人としての誇り」みたいな言語が出てくるような映画は胡散臭い。
>>445 お前は真下にあるIZA産経ソースも見れないのかw
瓦礫から子供を救い出して担架を持ってくる間
座らせるのが演出ねえw
例えば交通事故の被害者を、お前は救い出せるのに
救急車の担架が来るまでいつ引火するかわからない
車の中に置きっぱなしにして待つんだなw
460 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 20:12:28 ID:uYiR3kGV
この映画は、日本人の清冽なる魂を描いた作品。 それが気に食わない三国人はどもは、映画から話をそらそうとしてる。 俺が思うに、捏造とかそうでないとか言ってる奴ら、両方とも確信犯だわ。 まともな奴なら、映画を語るはず。 奴らの口車に乗って、だまされたらあかんね。 映画を語ろうぜ、映画を。
462 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 20:33:04 ID:xWp1rb04
こんな地味な題材を映画化した志や主張、藤田まことの演技は良かった。 裁判シーンは良いが、合間の息子夫婦や娘夫婦、孫との対面シーンが… 何かブツブツ細切れな感じ、特に音楽が変というかベタというか… 一部で誉められている「ふるさと」のシーンもうーん、っていう感じ。 でも戦争の不条理さをきちんと描けており、視聴後感も爽やかなので、 若い世代こそ見て欲しいと思う作品だった。
463 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/05(水) 21:54:37 ID:ZE63dwF4
この映画でBC級戦犯の実情を伝えた物、公平な物だったと思っている人が多いと聞く。 今、大岡昇平の「ながい旅」が売れているという。 しかし、BC戦犯に関して必読すべきは、宮崎清隆の「続 憲兵」(絶版)だろう。アジア各地のその状況を実に良く伝えている。 ゴホウや筍、豆腐を食わせたとしこれを捕虜への虐待として、戦犯となった者も多い。拘留中の拷問なども多く見られた。イギリス兵のフェラチオの刑、中共では処刑後内臓を掴み出したりと裁判ですらない物等。 「明日への遺言」のようなケースは、極めて珍しいと言えよう。
>>463 明日への記憶は事象としては例外的かもしれないけど、それでいいと思う。
この映画をきっかけに、興味を持った人が調べて実態を知る、と言う入り口になるから。
話題になる、話題にする、と言うだけでも意味がある。
原Pが今こそこれを作るべきときと言ったというのは、おそらくは、次の世代では作れないからじゃないかと思う。
藤田誠は兄の戦死を通じて戦争を引きずってるけど、それより下の世代には、皮膚感覚での理解がないから、
どうしても表現しきれないものが出てくるんだろうと思う。
>>462 ふるさとの歌は、わざとらしく感じて、俺も正直、しらけた。ミュージカルじゃないんだから。
もう少し歌い始めのあたりは人的雑音を入れておいたほうが、自然発生的でよかっただろうと思った。
赤ん坊とかの挿入は、むしろ逆にすごくよかったと思った。
というのは、裁判の緊迫した感じを計る物差しになっていたから。
北海道の広い直線道路をハイスピードで疾走しても、車がとまってるような錯覚になる。
スピードを比較する対象がないから。もし看板とか電柱があれば、以下に速いスピードで走っているかが体感できる。
それと同じで、赤ん坊をあやすと言う、日常の平和な風景をさしはさむことで、次の瞬間から始まる「命の値踏み」のやりとり
とのギャップを感じさせられた。あのシーンのおかげで、大変だったんだなあと、改めて思えた。
藤田まことはがんばったと思う。ただ、最初のほうは、やはり、役に入りきれていなくて、いまひとつな感じ、違和感があった。
あと予告を見たときほど、予告で取り上げていたシーンはとんがっていなかったのが以外だった。でも、予告ってそんなものかもね。
岡田の、 @無差別爆撃は違法行為なので処罰すべき、 A部下の行為は、上司の責任 という考え方と、 B直接爆撃には関与していない無線搭乗員に処刑を命じた という行為とは矛盾するんではないの?下っ端には責任はないんだろ?
>>465 岡田中将も処刑された米兵も、個人として処罰されたというよりも
日本軍の将軍、米兵という象徴的存在として処罰されたんだと思う。
だから戦争は不条理なんじゃないの。
戦争になれば、皆、どちらかの立場に立たされるんじゃないの。
処罰されるかどうかは別として。
>>465 違法行為だから処罰すべきって、量刑を定めてないならおかしくないか?
昔のグレーゾーン金利で金を貸していた会社を、法律違反だからって適当に罰金取ったり会社を潰したりするのは法的に正しくないのと同じで。
そして、戦争を含む国際関係は一応法で成り立ってるんでしょ?
あと、部下の行為は上司の責任は間違ってるって言って全力で法廷闘争した人もいるね。人それぞれだけど。
>>467 その例えはどうかな?
グレーゾーン金利で稼いでいたサラ金はその違法性を裁判で争って負けて
ことごとくグレーゾーン分を返済させられているからね。
もちろん、最高裁判例以前の貸し借りについてもグレーゾーン金利は違法と
して次々と訴えられ負け続けているくらいだ。
さらにはこれ専門にやる弁護士まで出てきている。
>>463 日本軍が捕虜虐待をやってたのは
事実だ。
ごぼうを食わせて罪に問われたような
日本にとって都合の良い例だけ
持ち出してくるのは不公平だぞ。
すべてが不当であったかのように
捏造したいのかな?
物事にはいろいろな側面がある。
自分にとって心地良い部分だけ取り出して
論ずるのは単なるオナニーだぜ。
470 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/06(木) 19:02:27 ID:kP/0ecWu
武道家が捕虜を技の実験台にしてたって話は本当にあったんだろうな、きっと。
そりゃ人間なんだから無いわけないだろ。 現代だってアグレイブが問題になったし。
472 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/06(木) 19:57:46 ID:LnqQHtPY
昨日観て思ったこと 敗軍の将は負けた時点で死ぬべきだと思っていたけど 岡田中将のように敗戦後も生きて自らは死しても部下を救うという行動は評価されるべきだね ちょっと見方が変わった なかなか見応えがあったよ
日本人の美しい魂を、よほどお嫌いと見える。 嫉妬に狂った在日哀れwwww
今日観ようかと思ったんだが爺婆軍団がいっぱいいたので止めた
475 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/06(木) 23:46:47 ID:ASpRDh2e
>474 偏差値40以下のガキは観ても面白くなかっただろうから正解だったな
いや〜、淡々とよいものを見させてもらった。 あの弁護士・検察・裁判官の存在感?もいいね。
早くDVDでないかな。 微妙な英語のやり取りや、字幕など確認したいことがいっぱいある。 それにしても、冷静に考えると、本当にほとんど役者に動きがなくて、しかも しゃべる人間が限られている。 これって面白い映画を作る上で、ものすごくハンデになりそうなものだけど、 実に見ごたえがあった。 この映画の監督、役者、脚本家の腕はすごいなと改めて思った。
爺婆が見るのはむしろ意外だな。糞団塊は意地でも見ない映画っしょ。
戦時中に警官だった俺の爺さんは 空襲の時に撃墜されて脱出した米兵が 市民からリンチにあってるのを助けたらしい うん良く処刑されずに戦後だいぶたってから会いに来たらしい
480 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/07(金) 10:16:54 ID:5KZqlcM2
戦時中憲兵だった折れの爺さんは シナで空襲の時撃墜されて脱出した米兵が 逃げ込んでた家から引っ張り出して首を刎ねたと言ってたな
加古隆は 森山良子の主題歌のメロディーを モチーフにして作曲してるというのが 結構すごい。 先に森山に作曲させたんだろうが ここまで、こだわる小泉監督もすごい。
483 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/07(金) 23:12:33 ID:/yFnj8lk
この裁判の訴因となる冒頭のシーンが数枚の写真と絵でしか表現されてないのは 残念だと思う。犯行シーンない裁判のように思えました。やはりCGなど駆使して 名古屋空襲や米軍パイロット処刑シーンなど表現すれば良かったとおもいます。
随分安上がりな映画だ。 原作読んだら、それ以上のものは映画で得るもんないや。 検事や裁判官が立場上、そうとは言えないが心情的には味方だというのを 出しすぎて臭い感じがした。 いつもピンボケで背景になる家族の表情も、わざとらしい
>>483 同意、別にそんなに派手にしなくてもいいけど、いかに岡田が追い込まれていたかと
いうのが共感できる土壌を作っておいて裁判になれば、違ったと思う
486 :
483 :2008/03/07(金) 23:37:45 ID:/yFnj8lk
>>485 ありがと。でも意外とこう言う意見が散見されてないのもまた不思議思います。
487 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/07(金) 23:55:21 ID:Fze6gPiw
488 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 00:28:55 ID:e7OCzzyT
もう一丁。 対象に、途中何度となく出てきた岡田の男のほうの子息は醜かった。 裁判中にも関わらず、性欲満々の醜い顔で出来ちゃいました結婚しますみたいな感じで、 画面に出てきたけど、物凄い醜い表情をしていた。 裁判の内容を際立たせる為に、ああいう醜い表情をする人間を出したのだろうか。
489 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 00:47:01 ID:w3ENk3Le
今朝特ダネでやってたので見てきた それ以外何の情報も持っていなかったので 裁判の結末も知らず見たからはらはらした 映画館で映画を見るのは1年以上ぶりだ 観客は6人だけ 見てる間にどんどん緊張していった ふるさとで泣いた 個人的には右翼左翼などの議論と無縁であってほしい映画だ (現実には無理なのはわかりきっているが)
490 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 01:17:38 ID:qlNonSfP
>>485 >別にそんなに派手にしなくてもいいけど、いかに岡田が追い込まれていたかと
>いうのが共感できる土壌を作っておいて裁判になれば、違ったと思う
まったく同意ですね。
そしてジャーナリストもそう感じていますね
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ff20080306r1.html >
P.B.: I wanted to know more about Okada. The focus on his dignity and honor is so intense that it's difficult to get a sense of the man.
M.S.: He represents an ideal.
P.B.: Until Yoshida-san pointed it out, I didn't realize he'd never been to the front lines. I wanted to see what he did, because I needed that context to understand why I should accept what he did in the courtroom as being worthy of admiration.
<
P.B.:私はもっと岡田中将について知りたかった。映画は彼の威厳と名誉へと強く焦点をあてていたが、彼がどんな感覚でいたかを理解するのは難しかった。
M.S.:彼は理想を表現しているのだろう
P.B.:吉田さんが指摘するまで、私は岡田中将が前線にいたことがあるなどとは想像もしなかった。私は彼が何をしたか知りたいですね、なぜなら岡田が法廷でした事がなぜ賞賛されるべきなのか、その経緯を理解するためにです。
(参考)岡田中将は中国戦線で指揮をとり、毒ガス(=戦争犯罪)の効果を賞賛している。
Yoshida san=吉田礼二(Reiji Yoshida):The Japan Times記者
P.B.=フィリップブレイザー(Philip Brasor):映画評論家、フリーランス
491 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 01:22:40 ID:qlNonSfP
492 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 01:23:46 ID:3JPw9bHq
日本の軍人の弁護のために、自国のルール違反をつっつく。 まあ色々あるけどこういうのひっくるめてアメリカなんだろうな。 最後、戦メリのたけし思い出した。
493 :
483 :2008/03/08(土) 02:21:03 ID:+czSLyal
この映画の制作費はどのくらいなんだろうか?
>果たしてどっちが本当なのだろうか? あなたはどう思ったの? 2ちゃんで人気の前田とかいう映画感想屋にとって これは「戦争なんてもう嫌だ」という映画とは違うそうだ。 結局のところ、人は自分の立つ視点からしかものを見られないようだ。 「火垂るの墓」ですら 日本の加害者としての側面に触れず 被害者面したけしからん映画という説もある。 あなたも、この意見に同意する方なのかな?
>やはりCGなど駆使して 名古屋空襲や米軍パイロット処刑シーンなど表現すれば良かったとおもいます。 釣りですか? 想像力があれば、この映画ではちゃんと それらが見えるように描かれていたはずです。
脚本は十数年前から作っていたそうだけど、公開が今で良かったね。 十数年前なんて、カネを稼げれば幸せ、出世コースが幸せ、勉強は嫌いだけど有名大学に入れば幸せ、みたいな価値観があまりに多かったけど、 格差が広がった今は、その価値観では不幸な人が多くなってしまうせいか、価値観に少し変化が出てきたからね。 今は、どう生きるかとか、どう考えるかとか、日常の生活での視点が変わって来た。 結果よりも、内容や過程を重視したようなね。 『判決はご勝手に』 と結果は気にせず、生き様として法戦を挑んだ岡田の姿は、今だからこそ共感度も増すんだろな
ふるさとの歌詞の出だしが今と違うんだが、 当時はああいう歌詞だったの? 無知ですまん。
3番があるのを知らなかった・・・ ありがとう。
ウサギおいしい かのやま こぶな釣り師 かのかわ ウサギをおいしく料理する 料亭かのやまには こぶなを釣る名人、かのかわ氏が所属しています。 という、料亭と、かのかわ氏の紹介テーマソングなのかなと思っていた幼少の頃。 そういう経緯があったので、この歌を聴いても、あまり感傷的になれない。
っていうか歌詞を正確に人理解してる人あんまりいないんじゃないか? 以前 追って捕まえた兎はその後食うという説明したら都会人にはまったく理解してもらえなかった記憶がある
「八月の狂詩曲」で黒澤が(特に)アメリカ人から非難された理由は 表向きは日本の加害者としての側面に触れていない事だった。 だが、アメリカの原爆投下を 批判されたことにカチンときたというのが 本当のところだろう。 では、なぜ「日本の加害者としての側面に触れていない」 なんてことを持ち出してきたかというと 原爆投下の人道的な是非を問われると 彼らも正面切っては反論できないからだ。 これはウヨの連中が「南京大虐殺」のことを取り上げると チベット問題や天安門事件を持ち出してくるのと同じ論法だ。 橋下大阪府知事もよくやる論点のすりかえという奴。 大阪府の予算編成の質問に対し NHKのインサイダー取引の問題を持ち出す。 自分にとって都合の悪い問題に触れられると 逆に、相手の弱点と思われる部分をつついて 話をそらすというやり方。 >(参考)岡田中将は中国戦線で指揮をとり、毒ガス(=戦争犯罪)の効果を 賞賛している。
>自分にとって都合の悪い問題に触れられると 逆に、相手の弱点と思われる部分をつついて 話をそらすというやり方。 相手も悪いんだから 仮に自分が悪い事をしたって別にいいじゃない。 罪悪感を減らすか、感じないで済むという心理的効用もあるね。
>>502 いや黒澤へのアメリカの批判は
「原爆について描くのなら、何でパールハーバーについても描かないんだ!」だったから
そこに同席にした日本の記者や黒澤本人はみな思ったろうなあ「あんたが言うな」ってw
黒澤から「トラトラトラ!」を取り上げたのは誰だっけ?w
505 :
490 :2008/03/08(土) 21:38:40 ID:qlNonSfP
>>495 >>>やはりCGなど駆使して名古屋空襲や米軍パイロット処刑シーンなど
>>表現すれば良かったとおもいます
>想像力があれば、この映画ではちゃんとそれらが見えるように描かれていたはずです。
これは完全な間違いですね、この人は生真面目で議論ずきだなのだろうが、
映画を知らない馬鹿だ。他のメディアはなぜか指摘しないが
ジャパンタイムズではきちんと指摘し議論され、製作者はそれに答えている。
製作者自身がこの映画では、「名古屋空襲や米軍パイロット処刑シーン」など
の直接暴力を描くことはしないようにしたと答えている。それは成功したのか?
観客にはどんな意味に受け取られたか自体がこの映画の、論点だろう。
(参考)ジャパンタイムズ2008年3月6日 「明日への遺言」特集
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ff20080306r1.html
506 :
490 :2008/03/08(土) 21:54:55 ID:qlNonSfP
>>502 >「八月の狂詩曲」で黒澤が(特に)アメリカ人から非難された理由は
>表向きは日本の加害者としての側面に触れていない事だった。
>だが、アメリカの原爆投下を批判されたことにカチンときたというのが本当
>>504 >いや「原爆について描くのなら、何でパールハーバーについても描かないんだ!」
>日本の記者や黒澤本人はみな思ったろうなあ「あんたが言うな」
●●●この2人は共に間違いです。●●●
特に
>>504 は完全な、馬鹿者で、他人(例えばアメリカ人)と意見交換したことのない物知らずですね。
この事件は日本国内ではあまり知られておらず、その意味が特に今の若者にはまったく理解できない証拠ですな。そうした無知が映画「明日への遺言」への
誤った理解にもつながっているのでしょう。
「八月の狂詩曲」で黒澤が(特に)アメリカ人から非難された理由は
日本人が自分たちの悪行(侵略行為)で戦争をはじめ、その結果として原爆が投下された
という面をまったく描かずにおいて、いきなり映画中でアメリカ人(リチャードギア演ずる2世)に謝罪させたからだ。
原爆投下の根本的な責任は日本にある、これは世界の共通認識である。
また
第2次世界大戦の敗戦国で、戦勝国が悪いのだ、などという映画を平気で作っているのは日本だけである。
従って
敗戦国たる日本が、戦勝国にその悪行を指摘するなら、かなりの周到な説明が必要なのが
当たり前である。、実際日本国は正式にはアメリカを原爆投下で非難したことはない。
この2人は自分たちがいかに物知らずか、よく示している。
507 :
490 :2008/03/08(土) 21:57:27 ID:qlNonSfP
(続き) >敗戦国たる日本が、戦勝国にその悪行を指摘するなら、かなりの周到な説明が必要 日本人にこの認識の欠如が映画「明日への遺言」の理解を決定的に妨げている。 ジャパンタイムズの議論はそれをよく示している。 映画「明日への遺言」はアメリカの戦争犯罪を指摘した、非常に先駆的な作品なのである。それに日本人は気づくべきだろう。
>>506 1991年に黒澤明が「八月の狂詩曲」を作ったとき、その試写を観た
米国の記者たちは、この作品における長崎の原爆被害の描写に
不快感を示したのだという。そして「原子爆弾のことを問題にするの
ならその前に真珠湾攻撃のことを問題にすべきだ」といった
佐藤忠男『映画で読み解く「世界の戦争」』
他、米国試写と監督インタビュー時に実際にあった話ですが何か?
君のほうも何かソース出そうねw
第二次大戦の敗戦国ってイタリアは微妙なんで、はっきりしてるのは日本とドイツだけだろう ドイツはナチス完全否定で悪行指摘なんかするはずもないよ
510 :
490 :2008/03/08(土) 22:12:16 ID:qlNonSfP
>>494 >>一般メディア:この映画は「岡田中将の個人的な潔さ、
>>人格の素晴しさを描くもの、戦争?よくわからないなあ・・」
>>ジャパンタイムズ:この映画は「本当の反戦映画だ」
>>果たしてどっちが本当なのだろうか?
>あなたはどう思ったの?
私はどちらでもない、映画と戦争について豊富な知識をもつ私は、岡田中将が自分で
責任を取るという行為自体に、深い意味を受け取った。即ちこの映画の焦点となるの
は裁判シーンではなく、その後の岡田中将が死を受容するという事にある。だが2ch
などの馬鹿者は知識がなくその意味を限定的なものとしか取れないでいる。
また映画評論家の多くもそれに準じた感想しか書いていない。
それで改めて問おう、
果たしてどっちが本当なのだろうか?
511 :
490 :2008/03/08(土) 22:22:11 ID:qlNonSfP
>>508 >「原子爆弾のことを問題にするのならその前に真珠湾攻撃のことを問題にすべきだ」
●●●真珠湾攻撃というのは日本の侵略という事です。●●●
日本の中国への侵略行為の結果、真珠湾攻撃に到ったという事です。
日本の戦争映画はこうした経緯をほとんどテーマにしないが
アメリカ人は1945年当時から、なぜ戦争になったのか、
「映画でも」、よく知っていたので、まったく理解にぶれはありません。
例えばJフォードの「真珠湾攻撃」でもはっきり説明されています。
512 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 22:27:23 ID:KNBJY+hN
>>原爆投下の根本的な責任は日本にある、これは世界の共通認識である。 すごいな。 きみ。 真珠湾? ああ、あれだろ? なぜか、老朽艦しかその場にいなかったアレだよね。
単純な話。 映画の評価は、映画の内容自身の範囲の表現に対してj評価されるべきものであって、 予備知識や周辺知識がなければ成り立たない映画があるとすれば、それは二流ないし三流の映画。 もしくは脚本の失敗。 岡田中将の高潔なる人格や清冽な魂が、かつて日本に存在したかどうかが焦点なのではなく、 岡田中将の高潔なる人格や清冽な魂が、高潔なる人格や清冽な魂として映画で表現できているかどうかが焦点。 「俺は豊富な知識もちだから映画の意味が理解できた」 と言う発言は、間接的にこの映画の劣悪性を露出させていることに気づけよ、馬鹿。
正直なところ、この映画の志の高さは評価できる。 役者の演技やスタッフの手腕もj評価できる。 しかし、脚本が「リアルな現実」の忠実な再現にこだわるあまり、わかりにくいものになっていることは否定できない。 そのあたりを事前の知識などで脳内保管できていれば、それなりの感動策になるのだろうが、それはいいかえると脚本の怠慢。
藤田まことも良かったけど弁護士、検事、裁判官がいい味だしてた ただ冒頭の竹之内豊のナレーションと、いかにもなBGMはどうかと思った せっかく淡々と話がすすんでいるのに、感情的ないかにも邦画チックな BGMが台無しにしてる気がした
テンポが悪かった 泣かせる意図のBGMが何回もうざかった
517 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/08(土) 23:32:53 ID:02xnsG6r
岡田中将は本来日本政府によって裁かれて恩給など与えず 戦争犠牲者でもないのだが。「当時の日本の法律すら無視して」 米兵の処刑命じたわけだから。事後法でも勝者の報復でもない。 B、C級戦犯の大部分は実はそうなんだが。 (A級戦犯は違うが、ただしA級戦犯でもB、C級戦犯の罪状も付いている 人は同じこと)麻原彰彰を裁判→死刑執行命令なしで、警視総監が処刑命じるようなもの。
>それはいいかえると脚本の怠慢。 どの程度の知的水準の人に合わせればいいだろうか?
519 :
490 :2008/03/08(土) 23:41:45 ID:qlNonSfP
>>514 それで改めて問おう、
果たしてどっちが本当なのだろうか?
520 :
490 :2008/03/08(土) 23:43:12 ID:qlNonSfP
>>514 >一般メディア:この映画は「岡田中将の個人的な潔さ、
>人格の素晴しさを描くもの、戦争?よくわからないなあ・・」
>ジャパンタイムズ:この映画は「本当の反戦映画だ」
それであなたはどう思ったの?
>「八月の狂詩曲」で黒澤が(特に)アメリカ人から非難された理由は 日本人が自分たちの悪行(侵略行為)で戦争をはじめ、その結果として原爆が投下された という面をまったく描かずにおいて、いきなり映画中でアメリカ人 (リチャードギア演ずる2世)に謝罪させたからだ。 なお、誤解されることも少なくないが、クラークが 「すみませんでした」「私達悪かった」と 鉦おばあちゃんに謝っている場面は、アメリカ人であるクラークが 原爆投下を「すみませんでした」「悪かった」と謝罪しているわけではない。 「私達」とは、「鉦の兄であるハワイに移民した錫次郎や クラークらの一家」のことであり、 「すみませんでした」は「鉦おばあちゃんの夫が 被爆死したことを知らなかった」ことに対してであり、 「悪かった」のは鉦おばあちゃんが「長崎の人」なのに、 夫の死因に思いが至らなかったことである。 (Rhapsody in August - Wikipedia英語版の記述参照)
The second offending incident in the film involves Clark
(Richard Gere) ['s visit to Japan where]
he learns of the death of his uncle in the Nagasaki bombing,
whereupon he visits the site and expresses remorse over the bombing.
American critics tended to construe this as an apology for
the bombing. In fact, though, Clark is exhibiting a humane response
to the evident destruction and loss of life,
not a political judgment about the use of the bomb.
In a subsequent scene, he apologizes to Kane
for not knowing of his uncle's death.
Many critics found this, too, to be offensive.
Rhapsody in August - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Rhapsody_in_August
「おじさんのことしらなくて、ほんとうにごめんなさい」
524 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 00:01:31 ID:H/8MKJbJ
斬首カルチャーが欧米人には受け入れ難い。 英国の捕虜となった日本兵が監獄で英国将校のリンチで多数殺されている。
爆撃機の乗組員も命令に従っただけなのにな 自分の部下を庇うなら同じ理由で乗組員の処遇も法に従うべきだった
いちおう斬首は名誉ある処刑方法って弁明をしていたが、ただの斬首って 罪人扱いの処刑じゃなかったっけ? 切腹の介錯相当だと考えれば話は別だけど 岡田中将的には斬首=軍人における銃殺という認識だったのかな
判決を受けてから、若い士官?が2人訪ねてくるよね? 片方、太り過ぎじゃないか? 敗戦後の刑務所にしちゃ栄養満点って風貌で違和感を感じたんだが、 連合国管理下で物資が良かったのかな。
双方の言い分に説得力があったのは感情的になりがちな邦画の戦争映画としては画期的な感じはした 検事のB29の無線手云々のくだりは確かに説得力あったし しかし検事役のフレッド・マックイーンは親父によく似てるね まあ親子だから似てて当たり前なんだけどさ
529 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 02:18:43 ID:dYuDd1iH
>>521 へえ面白いね、そんな事があったんだ。
でも疑問だな、例えばこの「明日への遺言」でもアメリカ人の弁護士や裁判官が
岡田中将を親身に弁護したり、減刑のための理由づけと思えるような質問をした事を
何か良いことのように大岡昇平は書いてるし、そう感想書いてる人もいる。
しかし、アメリカ人は言うのじゃないの?
あれは、ただ弁護士や裁判官として必要な仕事をしただけだ。実在の弁護士や裁判官は内心でけして岡田を擁護などしていない。彼の37人殺害という犯罪を厳しく訴追し、合衆国の求めに従って必要な処罰が下るよう裁判を進めただけだと・・・
しかし映画を見た人はそう思わないね。擁護してるように思う。
同じように黒澤明の「八月の狂詩曲」のギアのシーンはアメリカ人が原爆を謝っていると取るのが普通だろう。少なくとも日本人の「原爆は犯罪だ!」という主張を十分理解しているとギアが考えていると観客は皆思うよ。
映画ってそういうもの。監督がいくら言い訳しても観客がそう取るなら、それが観客にとっては真実だ。
黒澤はアメリカ人に無理に謝らせたという事だな。
同じようにこの映画でも弁護士に「岡田は本当に無実だ」なんて言わせれば、
アメリカの映画祭で、ブーイングの嵐だったろうね。ただこの映画は凄く寡黙で、そうした製作者のメッセージを台詞で表現する場面が少ないから問題が起きなかっただけで、この映画も基本的には「八月の狂詩曲」と同じだろう。
弁護士がブッシュに見えた。 あと、日本は事後法で不当に裁かれたんだ〜みたいな 小林よしのり的な映画じゃなくて良かった。
531 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 03:15:48 ID:8jN+r4fI
斬首は野蛮だから理由関係なく犯罪なんだという感情、カルチャー、が支配する連合国がさばく極東軍事裁判なのである。
>しかし、アメリカ人は言うのじゃないの? あれは、ただ弁護士や裁判官として必要な仕事をしただけだ。 実在の弁護士や裁判官は内心でけして岡田を擁護などしていない。 彼の37人殺害という犯罪を厳しく訴追し、合衆国の求めに従って必要な 処罰が下るよう裁判を進めただけだと・・・ (重箱のすみつつきで申し訳ないが 弁護士の仕事は被告人の利益を守ることで、犯罪の追及ではないよ。) では岡田の助命嘆願書に署名した人間がいたことをどう説明するのか? 必要な処罰が下るように仕事をすすめたのに その死刑という結論を否定するようなことを何故したのか? 「内心でけして岡田を擁護などしていない」はずじゃなかったの? >同じようにこの映画でも弁護士に「岡田は本当に無実だ」なんて言わせれば、 アメリカの映画祭で、ブーイングの嵐だったろうね。 米兵は処刑されたというのは事実であり、被告もその事実認定については 全く争っていないのに、弁護人が「全くの無実」なんて主張はしない。 よくわからないたとえ話だね。 >この映画も基本的には「八月の狂詩曲」と同じだろう。 その前に書いてあることには全く同意しないが この部分だけはその通りだと思う。 小泉監督はこの映画を撮るにあたって 「八月の狂詩曲」を意識してたはずだ。 いろいろな意味で。
533 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 12:08:42 ID:OS8Ny4x2
劇中で岡田中将も言っていたが、ABC級問わずこの手の軍事裁判で 無差別爆撃や原爆投下についての議論があっただけでも珍しいわけだから 大岡昇平は裁判官・弁護士・検事のプロフェッショナルな姿勢に感銘を 受けたんじゃないのかな 別に岡田中将を親身に弁護したから良い人だなんていう話ではないと思うが
ナレーションを竹内にした意図はなんだろう?って思った。 味があるという例えもできなくはないが、拙さは否めない。 単純に竹内のファン層に注目してほしいからなのかな?
彼らの内心に単なる職業的義務感とは別の 岡田への「シンパシー」が生じていたことは 助命嘆願書の存在で、証拠付けられているのではないか。 本当にプロフェッショナルな姿勢を貫くなら 助命嘆願書など不要だよ。 検事、死刑判決を下した5人の裁判委員のうちの2人が 嘆願書を書いている。 プロとしては自己矛盾じゃないのか?
>>534 竹野内が小泉監督のファンで、作品に出たいと頼んだけどだめだった
しつこいから仕方なくナレーションで使ってやった
537 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 20:08:33 ID:uVt/CF2S
>>534 だよな!
同じ竹内なら竹内力にすべきだろ。
ここは映画を語るスレだろ? 映画にかこつけて出演俳優を 貶めたいだけの輩は自重しろ。 しかも、知りもせずに自分の解釈で さも真のように語って。馬鹿は恥だな。
皆の者 東京大空襲の日ですぞ 今日明日は、この映画をもう一度反芻して見るよ
540 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 22:57:12 ID:dYuDd1iH
<<脚本家が語るこの映画のテーマ>>
http://www17.ocn.ne.jp/~h-uesugi/makingofbestwishes.htm Okada’s actions during the war as they related to the trial and execution of American aircrew were, in a word, reprehensible, though given the desperate circumstances in which he found himself and his people, equally comprehensible.
These actions should never be held in high regard.
岡田中将が裁判で問われたアメリカ航空兵への戦争中の行為は、確かに絶望的な状況の中で行われたものだったが、一言で言えば非難されるべきものだ。
その行為は、尊敬すべきものとして記憶されるべきではない。
But a person who respects his former enemy’s judgment and takes upon himself th
e full responsibility for what he did in wartime, to the extent that he considers his own final sentence fair and proper, stands as an example, not only in 1948, but also in 2007.
しかし彼は戦争中は敵であった者の判決を尊重し、戦争中の行為に関して全責任を負い、判決を公正で適当だとした。この岡田中将は、1948年だけでなく2007年においてもよい例となろう。
There is no cause for self-righteousness after a war. There is only the unending pity that we must all feel if we are to stop ourselves from starting yet another one.
戦争の後、誰もが自己正当化する。我々は変わる事を恐れるなら悔悟を繰り返すことになるだろう。
A film that brings this theme to light is an antiwar film.
このテーマに焦点をあてた映画こそが反戦映画なのです。
It is my hope that “Best Wishes for Tomorrow” will demonstrate that we are all victims in a war, whatever side we are on. There is nothing at all to be gained from the form of murder we commit with one hand over our heart. ?
戦争においては、例えどちらの側に属していようと(勝者であろうと敗者であろうと)、我々が罪人であることを、皆に理解してもらうのに映画「明日への遺言」が役立つことを願っている。
我々は人殺しのシステムからは、心の奥底からは何も得るものはない、のは間違いない事だ。
541 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/09(日) 23:17:10 ID:dYuDd1iH
先ほどNHKで小田実が素晴しい事を言っていた。 ========================== 「戦後日本はアメリカから自由と民主主義を学んだ、しかしアメリカから得ずに 自分で学んだものがある、それが平和主義だ」 ========================== 映画好きなら、これはすぐにわかるだろう、戦争に反対する映画は 日本製のものはすぐにあげられるが、アメリカ製のものは1本あるだけだ。 この「明日への遺言」もアメリカでは商業的な理由で上映できないだろう。 私たちは非常に貴重な映画を見ているのかもしれない・・・
542 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 00:38:27 ID:0+KwS51H
冷戦下における日本の平和主義は、アメリカの庇護の下に 置かれていたことを小田実は無視して議論を進めるのが難点である。
543 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 00:59:55 ID:otpPMM6z
>>542 >冷戦下における日本の平和主義は、アメリカの庇護の下に
>置かれていたことを小田実は無視して議論を進めるのが難点である。
ああ、これは典型的な、無知の、馬鹿の、妄言ですね。
●●●冷戦下で日本の平和はアメリカの武力があったから維持できたなどと誰が証明したのでしょう?●●●
ソ連や中国に日本へ武力侵攻する計画があり、それはアメリカの武力を計算した結果、
計画中止になったなどという事実はありません。
戦後、ソ連も中国も、武力で日本へ侵攻しようと計画したことはない、というのが一般的な知識です
つまり
戦後の日本は、アメリカ軍がいようと、いまいと平和であっただろう
というのが安全保障専門家(いわゆるミリオタの親玉ですな)の分析結果なのですね。
軍事力があったから外国が攻める気をなくした、だろうという半可通の意見を
よく聞きますが、それはいわゆる「均衡理論」の考え方であり、そこでは国家
は「常に」他国を武力で侵略するもの、という考え方が前提になっています。
しかし現実を見ればそれは、完全な間違いですね。
なぜアメリカは南アメリカ諸国を武力で直接支配下におかないのか?
それは国際社会が認めないから、文明が認めないから、民主主義が認めないからですね。
従って現在では、どんなに武力で劣っていても、普通は他国から侵略はされません。
これが安全保障の常識、国際外交の常識です。
544 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 01:01:00 ID:YXRL/eW3
岡田資中将の判決を受け入れ、その後も絞首台へと連れて行かれるまで 一貫して保ち続けた毅然とした態度に心打たれた。 岡田中将は自身の哲学に従って、米軍人に処刑を命じた。 そして命令した自分にすべての非があることを主張し、 決して運命から逃げたり、同情を寄せようとする態度は見せなかった。 だからこそ、自分は岡田中将に入れ込んだ感情移入をすることなく、 中立的な視点で最後まで観賞できた。 岡田中将のような日本人がかつていたこと、 そして最近のニュースを見れば自己保身に走る大人を多数みる中、 果たしてどちらが本来あるべき姿なのか。 『明日への遺言』を観賞して久しく武士道精神を持った日本人を見ることができた。 それだけで、この映画は劇場で観賞した価値を大いに見出すことができた。
映画を見る前に、周辺情報を調べたときに思ったこと 岡田は、いずれ自分の死刑は免れないと覚悟した。 それは戦勝国が裁くという構造、自分が司令官だったという位置、同類のやつが次々と死刑になる現状などから 早々に自分の運命に気がついていたと思った。 で、半ばやけくそで、どうせ死ぬなら、部下の命を一人でも助けて死のう。 って思ったんじゃないかな そういう先入観ができたことを考えると、事前知識はなくて見たほうがよかったのかなと思った。 だがしかし もし、予備知識がなくてこの映画を見に行っていたら、何がなんだかちんぷんかんぷんだったかもしれない。 どっちがよかったんだろうかなあ。
>>541 しかしアメリカから得ずに自分で学んだものがある、それが平和主義だ
さすがアカライター小田実というか…生前にそんなこと言ってたんだw
何でそんな場当たり的な変なこと口走るのかね?
そもそも、刃向かえないような憲法を押し付けてきたのはアメリカじゃん…
その後すぐに、憲法を改正して軍を持てと言ったのもアメリカだったけどね(吉田茂が断る)
平和であることは素晴らしいが、平和主義は良いも悪いもアメリカからだよ。
俺はあれが素晴らしいとは全く思わないね。
仮面を被った平和だしな。肚を読もうよ。
岡田 資
ttp://imperialarmy.hp.infoseek.co.jp/general/colonel/okada.html 白雲
昭和廿三年五月十七日、判決を受ける為に十時に出廷したのだが、
前日に於ける委員の意見が纏まらなかつたからとて一日延期された。
一方我々は当然の事をしてゐるのに拘はらず、巣鴨の住人は、知ると知らぬに関らず、
絶大な後援を送つて呉れた。あれやこれや一種の満足感に浸つたものか、
判決延期など別に気にも掛らぬ。
巣鴨には裏門から帰つた。二十米程歩いた所で、私は左、一同は右と別れた。
旧東海軍司令部も愈々之で真に解散である。
「御苦労様だ。私の代りに若い諸君よ、元気に新時代に尽せよ。ではさようなら」ほんとうに左様ならだ。
私は桜の若葉を背にして固い手錠の指を組む。十九の若い頭は脱帽して二度三度下げて居る。
私が第六棟の左の鉄扉に吸ひ込まれようとする時、遙か右手のコンクリート路上には、
未だ名残を惜しむ一群が、歩を停め、頭を起伏させて居る。
第五棟の青年諸君に 九月十六日
一、私への宣告はね。爆撃機搭乗員激励方策上己むを得ないこと、
就中私は東海軍唯一の死刑ですから・・・諸君は此れから御自身を楽観的に見なさいよ。大丈夫だよ。
絶筆
温子よ、短い様で永い、又永い様で短い此世は、そなたにえらい御世話になつたね。
御礼の言葉もないよ。でもね、そなたの誠実と私に対する純愛は、公人としての私を十二分に活かしめたし、
志を得た二人の児として残つたしね。それで一応の満足感を得ておくれ。
今次の様な民族国家の大変動に会つては個人の事なんかとても問題でない。
況んや敗戦国の将軍では犠牲壇上に登るのが当然です。聊かのうらみもない。
ttp://imperialarmy.hp.infoseek.co.jp/general/yasukuni/okada.html
548 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 09:35:46 ID:x+QBaUwD
>>543 >ソ連や中国に日本へ武力侵攻する計画があり、
>それはアメリカの武力を計算した結果、
>計画中止になったなどという事実はありません。
各国の武力を計算するのでなく、各国の政権の性格を
計りながら、と言うのが正しい。
83年当時のソ連北海道侵攻計画は、米民主党政権時。
米民主党政権時は揺さぶりが掛けられる。
549 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 09:44:46 ID:x+QBaUwD
>従って現在では、どんなに武力で劣っていても、 >普通は他国から侵略はされません。 >これが安全保障の常識、国際外交の常識です。 普通? 今のノーマライゼーションがそうだとしても、将来とも そうだという保証がどこにあるのかね? 私が思うに、浅はかな平和主義と極端なナショナリズム はイコール。 どちらも文化の散失を招く。
550 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 09:48:54 ID:MQ6LHgB8
>>548 83年にソ連北海道侵攻計画なんて聞いたことないけどソースは?
551 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 09:53:17 ID:x+QBaUwD
>>550 国際社会の常識。
ポーランドが世界の地図から消滅するのではないか、
と言われた頃だ。
冒頭で「映像の世紀」のような画を見るとは… 焼死体のどアップはうひゃ〜(;´Д`)となりました
あの状況で、やった事と状況を考えたら、 自分は、どうやっても死刑は免れん場合 1) 自分も含めて仲間の大半が死刑になり、仲間を道づれにする。 2) 屁理屈こねて、死刑を自分だけに留め、英雄として語り継がれる。 これ、誰でも 2) 選ぶんじゃねぇ?
554 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 11:50:08 ID:F6XDdXU1
昨日観てきた 日曜の午後とあって映画館は超満員 前の端しか席は空いてなかった 映画についてだが、まずまずの出来だった 惜しむらくは記録フィルムだけでなくもう少し戦争の悲惨なシーンが欲しかった 空襲の中で悲惨な死に方をする場面、米兵をとっ捕まえる場面、そして首を刎ねるまでのプロセス、刎ねる場面・・・ コレを入れたらこの映画の迫力、心理の葛藤等が更に重みを増し 歴史に残る名作となっただろう。評価70点
>>551 脳内ソース乙。共産圏のポーランドと資本主義国家の日本とでは訳が
違うし、それで日本侵攻が常識といわれてもね。シュミレーション小説
でソ連が日本に侵攻するというのがはやったけど、まさかそれのこと?
556 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 13:12:29 ID:otpPMM6z
>>546 >刃向かえないような憲法を押し付けてきたのはアメリカじゃん
◆◆◆これは完全な間違いですね◆◆◆
戦後占領終了時に、政府=自民党は憲法を改定し、天皇を国家元首とする
戦前と同じような憲法にしようと、案を作っていますし、そういう運動をしていました。
また
岸伸介(安部晋三のおじいさんね)は憲法改定を行うつもりでいましたが
1960年の安保への国民へのつよい反対を見て、やめたのです。
・・・・こうした歴史を知っていれば現在の憲法は日本人が自ら選択したものという言い方は、まったく問題はないでしょう。
つまり現在の憲法、特に9条(=即ち平和主義)は日本人がかなりはっきりした意思で選んだもの
だという事は間違いない事実だという事で、日本の映画はそれをよく反映しています。
557 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 13:21:59 ID:otpPMM6z
>>546 >平和主義は良いも悪いもアメリカからだ
これも上記の経緯を知り、そして映画を知っていれば完全な間違いであることは
よくわかりますね。
占領直後はアメリカは日本を非武装化して2度と脅威にならないようにしたかった。
しかし翌年から始まる東京裁判で天皇が訴追を免れたのは、アメリカがソ連との戦争に勝つために
日本を軍事同盟国としてうまく使いたいという意図があったからです、
つまりアメリカにとって日本は最初から、自国の戦争の道具として都合のよいように操作してきた。
その直接的な表れが、占領期に創設された警察予備軍で、映画でもこの
時期を表すものとしてよくニュースに登場します。
>>546 の方は、こうした占領期の事実を、映画でさえ、見ていませんね。
映画「東京裁判」などではよく説明されていますよ。
558 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 13:25:42 ID:otpPMM6z
>>548 >>なぜ戦争がおきなかったか?
>各国の武力を計算するのでなく、
>各国の政権の性格を計りながら、と言うのが正しい。
素晴しい回答ですね!真実です、
即ち、ソ連や中国は、日本政府の性格=平和主義、を汲み取ったから
1回も戦争する計画をたてなかった。日本が攻めてくる心配はないから
自分から侵攻する必要もなかった、という事ですね。
559 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 13:42:11 ID:otpPMM6z
>>549 >将来ともそうだという保証がどこにあるのかね?
これも典型的な、半可通の反論ですね、あるいは「杞憂」の典型。
保証?
将来?
国際外交に保証はありません、常に相手国との交渉できまります。
将来を決めるのは現在の選択です、強大な軍事力を無目的に所持しておいて
今は軍時国家だけど、将来は平和国家になるから心配しないでね、などという説明は
他国には通用しません。
「保証」という言葉を求めたとき、世界で最も強力な軍事力をもつアメリカが
自国への他国人からの攻撃におびえている姿を、この
>>549 の方は、どう感じているのでしょうね?
・・それはどんな強大な軍事力をもっても、安全は保証できない、
・・アメリカと組んだからといって、日本の安全は保証できない
という事でしょう。
◆おそらくこの
>>549 の方は臆病者でしょう。◆
相手を完全に屈服させないと安心できない、相手を自由にさせておくといつ攻撃されるかと心配だ。
しかし
国際社会では、それぞれの国に行動の自由を認めています。
そうした不安定さに、この人は耐えられないのでしょう。
こうした、臆病者が戦争をおこす、という事があるのかもしれません。
右寄りの映画かと思ったがそうでなくてほっとした。 途中、検事が岡田中将に、無線技師まで死刑にしたことに ついて理由を聞く場面があったが、あそこでトルーマン大統領の 肖像写真を映したのは何を物語っているのか、ちょっと ぞくっとした。chain of command だったか、それをたどって 責任を追及するならどこに(だれに)行き着くか…。 検事はそれによって岡田中将を救おうとしたが、岡田中将は 自分に裁量権があったことを主張してかわした。 下の者をかばったことだけがクローズアップされているが、 ここには岡田中将の覚悟の別の面がひそんでいるように思う。 それは仏教哲学によっても隠されている。
上を守り、下を守って死んでいった、ってこと?
562 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 15:35:07 ID:8WuzJ3PB
アメリカの核の下での平和主義。毎日、核エネルギーのエアコンを使いながらの反核運動。小田実とその信者たち。w
563 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 16:14:40 ID:otpPMM6z
>>562 >アメリカの核の下での平和主義。
●●●ああこれもよくある半可通の間違いだね●●●
日本はアメリカの核の傘の下にあり、その恩恵に浴しているから、核兵器廃絶は無意味だ
という意見はよく聞きますが、これはまったく現在の体制を知らないことによる間違いですね。
1現在のNPT体制は先進5カ国は核兵器は持っていいが他の国は持ってはいけない、そうした枠組みを維持することで核兵器の囲い込みと、普及を阻止しようとしている。
このNPT体制そのものが、自分は核兵器を持ってよいが、後進国は持ってはいけないという矛盾に満ちたものだ。従って日本は核の傘で矛盾して・・は、こうしたNPT体制の矛盾であり小田実の矛盾ではない。
==>これはNPTを言い出したアメリカ人にとっては自明のこと、しかしなぜか日本では未だに聞かれる不思議な意見だ。
564 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 16:15:34 ID:otpPMM6z
>>562 2核兵器廃絶を主張している人は、アメリカを含め全ての国からの核兵器廃止を訴えている訳で、上記のNPT体制も廃止しようとしている。従ってその主張にはなんの矛盾もない。
例えばアメリカにも核兵器反対運動家はいる。彼らに対しその存在は矛盾だとはアメリカ社会は言わない。
3現在(冷戦時代)まで核兵器の抑止力により平和が維持されてきたのだから、その核兵器を廃止しようという主張は矛盾だ、というものであれば、
===>冷戦時代であっても核兵器は平和の維持に役立っていない事は、歴史的事実が証明している。即ち
A:〜1950年まで、アメリカは核兵器を所有しソ連は核兵器を持っていなかった。決定的な核兵器の不均衡があった。しかし戦争は起きなかった。
B:冷戦時代の多くの期間、アメリカ−ソ連の核兵器の数は同じではなく、ほとんどの期間大きな不均衡があった。実際キューバ危機の時、ルメイ将軍は「どうせ戦争はおきるのだから有利な今の内に始めるべきだ」と言った。しかし戦争はおきなかった。
C:アメリカとソ連が決定的な核戦争の瀬戸際までいったキューバ危機で、
戦争を回避できたのは、核兵器の抑止力ではなく、「偶然だった」と当事者
であったマクナマラ元防衛長官は述べている。それまでの経緯にも関わらず、もう一度交渉をしようという<偶然>が世界を救ったと言われている。
被爆体験を容易に知りうる日本人として、こうした事は是非知っていてもらいたい事だね。
>>556 戦後占領終了時に、政府=自民党は…
↑
↑
◆◆◆これは完全な間違いですね◆◆◆
WWWWW
えーっ!!!
歴史を知ってるらしい人がこんな間違いすんのかねWWW
映画と無関係なことを得念と垂れ流してる馬鹿がいるな そろそろいい加減にしろよ
>>557 つーか、まず『平和主義は良いも悪いもアメリカからだ』という言葉の意味を全く読解できないんだねw
国語の勉強が必要だね。
吊りじゃなくて、まじヤバいと思った方がいーよ
> これも上記の経緯を知り、そして映画を知っていれば完全な間違いであることは…
えー?!
映画っていつから事実を忠実に再現するものになったんかねw
それに完全な間違いとか言っているけど、全然関連ないレスばかりじゃんw
日本語覚えた方がいいよ
要は何か言われると腹立つ子供なだけかw
か、アカにありがちなただのエスノセントリズムw
>>560 マックイーンの息子も
その可能性について言及してるね。
公式にあるインタビュー。
>>コレを入れたらこの映画の迫力、心理の葛藤等が更に重みを増し
歴史に残る名作となっただろう。
ゲルニカは抽象的だ。
人間はそこから、想像力でいろいろな物を
読み取れる。
子供向けの本には挿絵が付いてるが
大人向けにはつけない。
わかりやすくはなっても
イメージが限定されてしまうという欠点を伴うからだ。
569 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 18:34:12 ID:4WOOojd4
裁判官が、岡田に復讐心の是非の問う場面があったけど、どうしてあの発言が岡田に対する温情なの?
570 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 19:45:00 ID:otpPMM6z
>>567 >えー?! 映画っていつから事実を忠実に再現するものになったんかね
そうですか、するとこの「明日への遺言」という映画はウソだという事ですね
では
どこがウソで、どこが本当なのですか?
こうした質問をすると誰も答えられません、そして大体は本当だろう、という返事が
返ってきます。これが映画が歴史を描くということなのです。そして結論的に言えば
観客は多少の誇張があるかもしれないが、映画で描かれたことは真実だと思っている
というのが真相でしょう。
従って例えば、「プライド」という映画が、日本が戦争を起こしたのは
防衛のためで侵略などそていない、と描くことに社会的に意味があり、問題となる訳です。
おわかりかな、坊や。
>>589 復讐を認めれば、罪一等減じることになり、命を助けることができるかもしれなかったから。
(命が助かったかどうかまではわ、情報不足でからない)
米国は、自国が無が差別爆撃をやったとは認めたくないので、岡田の部下の行為は捕虜虐殺で、死刑に値する犯罪とした。
ただ、もし、捕虜殺戮の動機を復讐だったと岡田が一言いえば、岡田の部下の行動に、米国から見て正当性が出てくる。
そこで、裁判官は復讐じゃなかったのかと聞いた。岡田がそうだといえば、岡田の命と、アメリカの面子に傷がつかなかった。
岡田は、米国が無差別爆撃をやり、それを自分は軍律で正しく裁いたという足跡を
主張するために、自らの命を捨てるこになることを躊躇しなかった。
また、自分の責任において部下に命じた、と、立場上はそうだが事実上は違うことを主張して部下のいのちを守った。
自分の過去の「行動の正当性を未来のいのちよりも大切にした、武人の話。
「いのちをより名を惜しめ」を実践した人。
また、その潔さに感銘したから、検察官までも助命嘆願にサインしたわけで。
現代ではちょっと考えられない。
>>556 へのアンカーミス
あと、 ID:otpPMM6z は、そろそろみんなの迷惑だから、このスレから消えてくれ
573 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 19:59:37 ID:otpPMM6z
>>569 あれはアメリカの考え方では復讐心=「報復」は正当な行為である、という事ですね
従って、アメリカ人航空兵を殺したのが「報復」であれば、それはアメリカの
考え方ではある程度正当な戦争行為であり、刑が減じられる可能性があるだろうと。
しかし当時、日本人は報復=復讐は、野蛮で恥ずべき行為だとしたようですね
よい例が、東京裁判は「報復」だから公平ではないとする意見に表れている。
だが当時でも岡田中将はアメリカ航空兵を殺したのは報復だと考えていたのではないでしょうか?
574 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 20:17:35 ID:otpPMM6z
>>571 >自分の過去の「行動の正当性を未来のいのちよりも大切にした、武人の話。
>「いのちをより名を惜しめ」を実践した人。
こういう受け取り方は大変、◆危険◆ですね。
このシーンの意味は実際には3通りくらいの受け取り方がありえます。
残念ながら製作者の意図した通りには、日本人は受け取っていない。
この
>>571 のような曖昧な受け取り方が大半でしょう。
製作者はあのシーンは、◆戦争の否定◆、であると描いたようです。
即ち、戦争とは報復の繰り返しである、反戦とはそれを否定することだと。
なぜなら例えばこの
>>571 のような危険な受け取り方をした人はすぐこう考える、
自分たちが攻撃された時に相手を叩きのめすのは当たり前だと、
その攻撃とは、相手国の紛争地域で商売をしている民間人であったり、実は軍の工作員であったりもする。あるいは自国の会社が外国に持つ重要な資産であったりもする。
しかし「報復」を是とする考え方では、戦争を起こす上ではそれらは正当な理由になる。
この映画のこうした考え方は傾聴に値するものですが、
残念ながらうまく描けていないようですね。
575 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 20:26:03 ID:XZ5ybygB
漫画ヲタですまんが松本零時の戦場漫画シリーズの中で米軍の爆撃機乗りが「市街地爆撃は本当の飛行機乗りじゃ無い」と言ったことに対して同乗者が「パールハーバーが先だ」と正当性を主張してるんだが… 米軍本土指令部は当時日本軍の暗号を解読していてパールハーバーの連中はいけにえにされたとすれば米軍も一枚板では無く陰謀が渦巻いていたのかな
576 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 20:33:20 ID:c1eooyRK
この映画、なにかたりないとおもったら、釘宮がいないんじゃないか?
577 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 20:34:12 ID:otpPMM6z
>>545 >半ばやけくそで、どうせ死ぬなら、部下の命を一人でも助けて死のう。
>って思ったんじゃないかな
この
>>545 の方は残念ながら非常に知識が浅い、単に岡田中将の個人的な自己を犠牲に
部下を救おうとする心を理解したにすぎないようですね。
映画のテーマには冒頭の無差別爆撃の説明が示すように「戦争における犯罪」とは何か
にあるのはお分かりでしょう。しかし法廷論争では実際にはそれを明らかにしてくれない。
ではなんなんだ〜というのが若い日本人の多くの受け取り方のようですね。
おそらく製作者は以下のように考える観客を想定したようですよ
A1アメリカの無差別爆撃は、残酷で戦争犯罪であることは間違いない
A2しかし日本も含め世界中でおこなわれた(矛盾がある)
B1岡田中将のアメリカ兵への処刑は、残酷であり戦争犯罪なのかもしれない
B2しかし日本人として、それを認めたくはない(矛盾がある)
ここにAとBの2つの戦争における矛盾がある、我々はそれをどう考えるべきなのか?
ここでウダウダ語るより、戦争についてのいろんな本や資料を ひもといてみたほうが有益だね。
579 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 20:47:54 ID:8hEbVhUG
当時中国には日本人もかなり移り住んでいたらしい 今は良くない噂の多い重慶にも俺の叔母さん夫婦が行ってたらしいが日本軍の無差別爆撃で亡くなったらしいことを割と最近知った では何故日本軍は内陸部都市の重慶を爆撃したのか それは当時重慶から空路直接九州方面へ爆撃機が出撃してたのだ しかしこの映画ではその説明が無く分かり難い気がする
580 :
569 :2008/03/10(月) 21:27:52 ID:4WOOojd4
ありがとうございます。みなさんのご意見、納得しました。
>>574 は、中国人工作員
日本語がうまいのは認めるが、うざいったらありゃしない。
582 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/10(月) 22:55:08 ID:42iacTsz
色々と文句を言う奴はいるが 戦争絡みの映画にしては上出来だろう 導入の赤ん坊、空爆の映像・・ 今の日本で作品を作り上映に漕ぎ着けるには ある程度仕方のないことではないか しかしその中心的流れは左にも右にも偏らず それでいてメッセージはしっかりと表現されていた 細かい所に議論の余地はあるだろうが 総じて期待を裏切らない出来だったと言える
>>570 > 観客は多少の誇張があるかもしれないが、映画で描かれたことは真実だと思っている
…わけねーじゃねーかwww
めでたい人ばかりだね
世の中、アンタが考えているほど甘くないよ
世の中を知りたかったら
まずは女を抱け
あとな
坊主に教えといてやるが、GHQとあーだこーだやっていた時に、自民党なんてもんはまだなかったぞ。
幼稚園の先生に教わらなかったか?
いろんな人たちを馬鹿にしてるけど、まずは知識をつけなさい。
キミはあと少しで天才なんだし。
紙一重だぞ
どちらか一方を悪として、戦争犯罪というものを 裁く難しさ、いや不可能さとでも言うべきものが 随所で表現されていた それが真に反戦の思想に結びつくことは言うまでもない
>>582 同感。にわか仕込みの知識であーだこーだ言うのが
いちばんこの映画にふさわしくない。
竹之内のナレーション以外はまぁ良かった
有名でありそうでなぜかほぼない山下、本間、今村の映画を希望する。 それぞれの立場と裁判を一つの映画にしてもらいたい。
588 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 02:07:08 ID:N31CERE+
>>587 >有名でありそうでなぜかほぼない山下、本間、今村の映画を希望する。
それってだあれ?面白いの?
放浪の天才画伯 山下清 食い逃げ民事裁判 不世出の相場師 本間宗久 米一揆的人民裁判 孤高の映画監督 今村昌平 露出わいせつ事件裁判
590 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 08:13:06 ID:I3XHcvY7
小泉監督には次は宮崎繁三郎を描いて欲しい。 ただ、戦後の宮崎将軍の生き方を。
591 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 10:00:09 ID:zS0vWBSr
山下大将を映画にするのは難しい アメリカ側にも称賛され尊敬さえされた山下を ありのまま描こうとすれば左側から右翼のレッテルを 貼られるのは必死、例えそれが事実であっても 岡田資とはスケールも違うしな
相応しくないので、無いと思うが エンドクレジットの後、ワンシーンあるかないか教えて せっかちなんで… m(_ _)m
そうだそうだ シベリア超特急という素晴らしい邦画に、山下奉文のありのままが描かれているではないか! 忘れちゃいかん
>>592 そんなにせっかちなら、DVDになってから早送りでみたらいいよ。
596 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 17:53:03 ID:vT7kMbTe
いい映画だった けど人に勧めようとは思わない そういう映画だと思う
とりあえず見て損ではない映画だと思う ただ思想に左右される 戦争が題材だからそこのところは仕様が無い ただ見てもソンしない映画だと思う。
598 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 18:01:26 ID:fKSuT3ON
ついでにイラク裁判も映画にしてほしい。
ライラとか見るくらいならこっちを見て欲しい とだけは思った
600 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 18:21:19 ID:vT7kMbTe
重苦しい映画だと思う 最近のCG全開の映画とは明らかに違う。重苦しい題材。 序盤の記録映像がその重苦しさを物がったってると思う ただ藤田まことでよかったなぁって思う いい加減に役者選んでたら死んでる作品だった
だが剣客商売の藤田は許せない
602 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 18:41:06 ID:vT7kMbTe
結構黒作品に影響うけてますよってひと多いけど 言うだならただ見たいな便乗映画監督の多いこと・・・
603 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 22:30:50 ID:p14pSo06
604 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/11(火) 23:39:17 ID:N31CERE+
日本では東京空襲63周年を期して関連映画何本かが映画館とテレビを通じて放映されたり放送される
予定だ。
しかし、戦争は誰がいつどこでどのように始めてどのような業をほしいままにしたのかを不
問に付したまま、米軍に対する敵対心だけが加わるように作られたのが最近の日本メディアの世相な
ら誇張だろう。
個人の創意性に土台を置いて歴史的事実を脚色し、潤色するのが映画作品だとしても、メディアがお
こなう歴史歪曲はもっとひどいという気がする。こんな場面で軍需工場で働いて米軍空襲に無惨に犠
牲になった幾多の徴用韓国人を記憶するのはもっと難しい事だ。
ソース:empas/世界日報(韓国語)[世界プリズム]東京空襲歪曲した日本メディア
http://news.empas.com/show.tsp/cp_sg/20080311n07864
605 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/12(水) 00:50:38 ID:xfZivFq+
座禅を組んでお題目を唱えるのはありなのか?
606 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/12(水) 13:26:00 ID:kTmDCxKg
何が明日への遺言なの? 何を明日への遺言としたいの? 戦争について語る事をタブーとしてきた戦後の価値観がかくも見事に表出したモノがあっただろうか。 無惨としか言い様が無い。大切な事実を、その価値を貶めるために創ったモノなの?そんなアイロニーもなく、おそらく生真面目に創っただろうからいよいよ始末におえない代物になっている。 今まで、こうした人物を映画化する事すら難しかったから、その片鱗でも表出出来た事が大切だ、と言うのならそれはマスコミの怠慢でしかない。その宣伝に乗って語る人々にも罪がある。 戦争について語っているはずなのに一向に戦争を感じられない。制作者にとって戦争とは何なの?どんなモノなの? とても奇妙なモノに出来上がっている。悲惨さも、無差別空爆も、勿論主人公が何と戦ったかも、表現されてない。 一体、制作者は何かと戦った事があるのだろうか? それすら疑問に思う。
>>606 には残念な映画だったね。」
君にはどんぱちやってる戦争ごっこか、のびたとどらえもんの映画でも見て他方がよかったんだろうな。
背伸びして映画を見るとろくことがないという、いい見本だ。
608 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/12(水) 14:11:19 ID:oINArUbx
>勿論主人公が何と戦ったかも、表現されてない。 これは606の脳味噌が足りてないだけだろ
見てきました。あの淡々とした作りだったからこそ、伝わるものがあると思いますが、日本を貶め様としてる日本人やなんちゃって日本人には伝わらないのかな、やっぱり…
出来れば岡田中将がどれだけの責任と地位のある立場だったのかをもう少し説明して欲しかった
>610 それはそうだけど、中将って事はそれなりな立場だと思うから、後は自分で調べればイイんじゃないかな?
>>611 劇中の若い兵隊さんにマッサージをする場面とか見ると、えぇ?って思ってしまった
実際戦争が終わって地位とか階級が意味の無いものになったのかも知れんけど
あんなこと実際にしたのかな?って疑問があった
>>612 マッサージっつーかあれは仏教独特の治療だよ
>>613 そうなんですか。そこまでは解らなかった
確かに座禅や読経が随所にありましたね
>>一体、制作者は何かと戦った事があるのだろうか? それすら疑問に思う お前よりは現実と戦ってることは確かだよw
この題材を扱ったのは評価できるが、映画としてどうなのよ・・・。 監督がNHKラジオに出演したときに「とにかく金が集まらなかった」と 発言していたが、映画を見て納得。 金がなかったのがありありと伺える映画内容だったな。 とにかく単調できついな。 序盤であまりの単調さに劇場を後にしたくなったが、連れが いた為に我慢した。 中盤以降はどうにかみれて終盤では泣きそうになったwww 金がないから裁判所内のシーンだけで、回想シーンなし、ベタな演出、 下手糞な役者が何名か存在。 連れの二人は良かったと褒めていたが、俺は映画としては駄目だろうと 感じたよ。
617 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/12(水) 23:36:10 ID:BSzNDs4v
戦時中の米操縦士が捕らえられたり切られたりする部分は作らなかったんだね。 いくら低予算でもさすがにそれは…
米軍捕虜の悲哀を描いたら法戦が情戦になってしまうだろ。
619 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/13(木) 00:23:11 ID:O+wkke/F
レイトで入ってよかった。1800円払ってこの低予算映画見てたら泣いている
>金がないから裁判所内のシーンだけで あの裁判シーンは相当金がかかってるんだけどねw 技術的にも相当高度。 >俺は映画としては駄目だろうと 感じたよ。 素人が喜ぶような仕掛けは一切排除してあるから そういう感想もむべなるかなだ。
この映画を批判すると、レスの揚げ足取りをする奴が約一名いるようだな。しかし、素人って・・・(^^)貴方は玄人らしいが、大半の映画は素人向けに作ってるんだろ?この監督は素人に対して作ったんだろ?玄人さんお答え願いますm(__)m
622 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/13(木) 01:51:21 ID:O+wkke/F
>>553 愛親覚羅溥儀は思いっきり(1)でしたよ。
623 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/13(木) 17:35:42 ID:ljT3n2B9
このスレざっと目を通した。
>>214 を読んで左翼教育で育った中学生の頃の自分が言いそうな事だと
顔から火が出そうだ。
人間とは成長するもんだなと実感。214よ ありがとう。
>>553 前提が間違ってる。
普通の人間は死刑はなんとしても
回避しようとするが。
死刑を逃れ得ないなどと
悟りの境地に達する人間など
まれだ。
嘘をついてでも
生き延びようとするもんだ。
信念に対して忠実に生きることを示したかったのだろう 生死を越えて
626 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/14(金) 01:09:22 ID:NM9aGrkl
裁判のシーンはカメラ3台で同時撮影だよ。フィルムがどれだけ高いか わかってるまともな映画ファンはこの映画が低予算じゃない事は 理解出来ると思うけど。 使うべき所に使ってるだけだろ。
今日レイトショーで見てきた。 よくあるようなお涙ちょうだい映画じゃないね。 なんつーか、考えさせられるというか 2時間があっという間だった。 人とはかくありたいもんだなぁ・・・
純子さま素晴らしい。
629 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/14(金) 02:03:08 ID:wF6E+qFd
西村雅彦の役、わざわざ彼を使うほどだったんだろうか。 まぁ憎々しさを醸し出していたけどあまりにも目立たない
この映画、国際法や日本の戦時中の行為の正当化といったことはあまりメインテーマじゃあるまい。 むしろ、責任を取らない卑怯な人間への痛烈な批判だろう。 バブルとその崩壊のツケを若い世代に押しつけてぬくぬく暮らす老人、 タダ同然の掛け金で高額年金を受け取り、後の世代のための基金を食いつぶす老人、 医療資源を浪費して医療を崩壊させ、若い世代は安心してお産もできなくする老人、 そいつらがこの映画を好んで見に来て映画館で泣いてるけど、発せられてるメッセージを何もわかっちゃいないな。
>>629 憎々しかったかなぁ?確かに起用の理由はよくわからなかったけど、あんなチョイ役なのに
日本人キャストの二番目に名前が出たのはちょっと笑えた。
蒼井優、田中好子(髪型が変だった)は実景シーンが描写されない空襲部分に説得力を持た
せる為に実力重視でキャスティングされたんだろうけどね。
もっと長く見たい映画だなー。時間が足りない。 米側の心理的な変化を奥さんの説明で端折るのは勿体無い。 説明無しで「ああ・・・」とじわじわ思わせる展開にしてくれたらもっと良かった。 それにしても、俳優さん皆上手だねぇ。 藤田まこともいいけども、米の俳優さんが特に良かった。 西村雅彦はあんなチョイ役なのによく出たねぇ。 確かにあの時代あんな感じの人いただろうし、人選は悪くないと思う。 色々言われてたナレーションだけど・・・ 自分は「日本ニュース」の声に脳内変換してしのいだw 耳障りとまでは言わないけど、確かにもう少ししっとり聞かせる人の方がいいね。 久々に、良い映画観させてもらいました。
634 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/14(金) 16:41:38 ID:VR2VJj/I
TOHOで1000円の日なので見てきた なんつーか下手糞な映画だ、テーマ選びは良いし是非見るべき映画だとは思うんだが 冒頭の法廷のシーンがひたすら退屈で帰りたくなった、地上波でやったら最初の30分で視聴率半減しそうだ 藤田マコトがでてきてからはかなり惹きつけられたので、掴みがぜんぜんできていないのが惜しい 台詞は裁判記録の通りだったりするのかな?映画的で無いのでそう思った 80人ほどの箱が8割埋まったくらいだったんだが34の俺がたぶん最年少、それも圧倒的にw どこかの老人福祉施設とおぼしき団体に囲まれてしまった、戦争いってた人も何人かいたんだろうなぁ
635 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/14(金) 17:02:02 ID:U8Q3zZwx
>34の俺がたぶん最年少、それも圧倒的にw お前が34才な訳がない、15ぐらだろう、文章読めばわかる
>裁判のシーンはカメラ3台で同時撮影だよ。フィルムがどれだけ高いか わかってるまともな映画ファンはこの映画が低予算じゃない事は 理解出来ると思うけど。 そもそも、撮影しようと思えば貸してもらえた 復元された法廷を使わず、日本で一番大きいステージに セット組んでるんだよ。 一日借りるだけで東宝にいくら払わなけりゃならないか?
637 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/14(金) 21:06:44 ID:wF6E+qFd
俺はレディスデーのしかも夜だったこともあって両側とも一人で来ていた若い女性だったよ
田中好子がよかった。 もちろん戦後生まれなんだけど、戦争の悲惨さを証言することなく去ってしまった人たちの無念を一身に背負ったかのような気迫に満ちていた。
626 :名無シネマ@上映中:2008/03/14(金) 01:09:22 ID:NM9aGrkl 裁判のシーンはカメラ3台で同時撮影だよ。フィルムがどれだけ高いか わかってるまともな映画ファンはこの映画が低予算じゃない事は 理解出来ると思うけど。 使うべき所に使ってるだけだろ。 ↑ いつまで上から目線でレスし続けるんだwww 玄人映画ファンさんwww ここは素人映画ファンが集う場所だからキ・エ・テwww
640 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/14(金) 22:58:31 ID:T8ngPJS8
嫌な人間というか、悪役が1人もいない映画だったな
この映画のリトマス試験紙は、大空襲の絵。 もし、この映画の役者や監督や美術スタッフがチープな仕事をしていれば、 あの絵も「手抜きだな、チープだ」と見られていたはず。 しかし、実際には、間t雲役者も美術もいい仕事をしていたんで、 あの絵も「戦争の悲惨さをストレートに出さないための方便だな」と 感じることができ
カメラ3台で同時撮影って言うけど、最初の尋問の場面で、カットによって藤田 さんの着てるジャケットの右襟の部分がコードでめくれてたりそうでなかったり したのが気になった。同時撮影だったらこう言うことは起こらないはずだけど?
>>640 えー
最初の方で証言してた法務部の将校とか人間のクズだろ。
644 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/15(土) 04:29:38 ID:XJ69fCZH
予算の高低なんて相対的なもので話題にすること自体が無意味。 きちんとした商業映画は?T低予算?Uでは作れないんだよ。
興行収入はどうなっているのだろう
646 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/15(土) 15:07:14 ID:Y064QRq6
藤田まことと藤純子のギャラで予算を使いきったのか
647 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/15(土) 15:11:59 ID:5filaK/i
今時の映画予算なんか宣伝費がボリまくりなだけだろ。
法廷と収容所にはかなり金かけられてたと思うけど それ以外のシーンがほとんど無いから、低予算映画とか言われてしまうのかな 主要な役者も少なかったし。
無差別攻撃の悲惨な光景が、画用紙に書かれた絵だからね。 低予算映画とかんぐられてもしょうがない。
というか、あの絵は借り物じゃないの? パンフのクレジットを一部抜粋すると… 資料提供 「東京大空襲被災の絵」 東京大空襲・戦災資料センター 「東京大空襲被災写真」 石川光陽 とあるけれど。
651 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/15(土) 20:07:44 ID:ykbl97Or
藤田まことのギャラは出来高制だよ。 興行収入やDVDなどの二次使用で払われるそうだ。 だから、全国飛び回って本人が宣伝してる。 割合は判らないけど、結構な額になりそうだね。
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/16(日) 12:18:00 ID:f7JJg+PC
出来高制って、これから増えていきそうだな ハリウッドでは基本契約額+α(興行収入の○○%支払い契約)額なんだっけ?
客の入りはどうなのかな・・・
654 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/16(日) 22:08:25 ID:N5brmbhU
現代の無責任卑怯者安倍前総理に 是非見てもらいたい映画ですね。
安倍さんはねぇ・・・。 マスゴミが執拗にツブシたからだろ。 無責任なのは認めるけどもさ。 でも、ま、民主よりは卑怯じゃないと思う。
>マスゴミが執拗にツブシたからだろ。 統一教会と仲の良い議員と仲よかったりするからなw
>>655 卑怯とかい氏玄の話ではない
彼の脳味噌が可愛かっただけだね
総理大臣の器ではなかった
ベスト10から消えちまった。。はやすぎ。
竹野内のナレーションが最悪
660 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/18(火) 08:52:56 ID:HmwL4Equ
>>640 サイパン陥落の時点で止めときゃいいのに、無理に引っ張ったから東京大空襲やら、原爆投下で
国民に大迷惑をかけたんだから、軍隊の幹部クラスの人間は全て大悪人の人間のクズ。
この岡田だってその1人なんだよ。処刑されて当然。ザマア。
664 :
655 :2008/03/18(火) 17:59:23 ID:Y9EbueWK
おれ、釣られたフリしたのに・・・。 なんでつれてんだよ・・・。
665 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/19(水) 14:59:09 ID:eIFCIAyZ
軍人とその家族を皆殺しにしとけば膨大な恩給や援護の費用がなしですんだのに・・・
666 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/19(水) 18:28:16 ID:oQsIfWVN
岡田中将の弁護したアメリカ人 よかったな やっぱり、あっちの弁護士は自分の職業に誇りをもってるんだな
>>666 そこがアメリカを憎みきれないとこだよな
人類共通の普遍的な正義感が根底にあるというか
やっぱ先進国はどの国もそれなりの事はある
最終的には話が通じない国ってわけじゃないというか・・ 上手く言えない
>666-667 おまいの家に、焼夷弾に爆弾に原子爆弾を落としてもらって、 それからもう一度そういうふうに言ってもらおうか。
670 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/19(水) 22:43:11 ID:zLvpyIbi
いやいや、そうではなくて この映画の本当に意味するところは 戦争責任の取り方を真剣に考える軍人と そうでない安倍前総理みたいないい加減な 軍人の二通りいたということで 前者の人たちは極少数、後者の軍人は大多数だったということでしょう。 それが戦後脈々とこの国が責任をとらない、無責任国家の ルーツになっていると思える。
671 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/19(水) 23:34:46 ID:nSxEJQG/
観てきた。 件のナレーション、途中で無茶苦茶感情がこもったとこがあってびっくり。 ナレーションでそれやっちゃだめだろ。
>>669 お前年いくつだよ お前焼夷弾ぶちこまれたのか?
どんな戦争の状況でもまともな人は絶対いるってことだろ
お前先入観とでっかいくくりでしか物考えられない差別主義者だろアホ
まともな人ってなんのことだ?岡田中将もあの長身と男前で若い頃はさんざん 飽きるほど女遊びしまくったからこそ最後には仏になぞらえて達観したふりできた 訳だが、軍人なんて偉そうに言ったって所詮只飯食いの破壊者だ。お米一粒も 作りはしないよ。地方軍の長が責任を逃れるなんてありえないから腹をくくった だけの話を自らおもしろく演出したにすぎない。
674 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/20(木) 14:19:13 ID:wjjoFGOJ
法廷ものとしては「それでもボクはやってない」より面白かったと思うよ。
>>660 だからそれは日本の裁判所が裁くべき話だろ。アホかおまえは。
676 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/20(木) 17:18:17 ID:LATlXZKH
>>675 日本はそれができない国だから戦犯裁判でで1人も大勢の将兵が処刑されてくれたほう
がよかった 憲兵政治で違法行為やりまくりの東条の遺族に恩給やるような国だぞ
へんなのがまた沸いてきたな。
678 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/20(木) 22:24:25 ID:s56P2sTL
まだやってますか、見に行きたいなぁ。
正直見ないでいいと思う 図書館で本借りよう
昨日見てきたけど、こういう映画もたまにはいいなぁと思った。 淡々とした静かな映画だった。 上の方で右翼左翼って意見が出てるけど、そういう内容じゃないと思ったんだけどな・・・
681 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/21(金) 14:14:33 ID:S+YYvQiN
>>675 日本は、負けたんだから、戦勝国が裁くのはあたりまえだろ。自分とこの戦争犯罪者を
自分で裁くって、どんなデキレースだよ。バカじゃないのか。
>676 ルメイに勲章はもっとひどいぞ
683 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/21(金) 17:42:56 ID:rzmkg9Um
GHQが日本側に「戦争指導者や旧軍関係者を裁判にかけて最低1万人処刑するように そうしないと天皇がどうなっても知らないよ」とやればよかった 「手が汚れている」将兵は大量処刑されたはず
これから行くか迷ってる人に一言。 Nスペのドキュメンタリーの方がマシ。 ただし、鼻をすすってる奴もいたがな。 泣けとばかりの演出がウゼーと思ってる人には勧められない。
泣けとばかりの演出 なんかなかったぞ。見てないだろ
>>680 > 上の方で右翼左翼って意見が出てるけど、そういう内容じゃないと思ったんだけどな・・・
朝日&産経の双方からバックアップされてる映画だからね。
株主優待券で丸の内TOEI1&2をはしご。
「ワンピース」よりも客の入り良かった。
年配の人が多かったが、若い人にも見て欲しいと思った。
地味だけど良質。 こういう映画にはなかなか出会えない。 質の悪さを派手さでごまかそうとする映画が多い。 たまに地味な映画に出会うと、質を勘違いしてるひとりよがり。 玉石混交とは言うけれど、石だらけの映画の世界に、 たまたま現れた珠玉の佳作。 藤田まことと外国人俳優のの名演技を堪能するつもりで 見に行けばかなり満足できるはず。 ナレーションとか、イントロのどたくたとかは、まあ異国からさらっと流せばいい。
訂正 異国→記憶 輪えら柄いくらなんでもひどい書き間違い。 氏連れしました。
690 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/22(土) 18:29:50 ID:elA2UyjT
藤田まことは好きだけど、岡田資にはあってない気がする。 岡田は英国帰りの大変な教養人だけど、藤田は庶民的過ぎて。 三浦友和があと5才くらい年取ってたら三浦が良かったかも。
三浦友和はだめだろ。背負ってきた人生は薄っぺらいよオーラがでまくり。 もしかすると実際には重い人生を背負ってきたかもしれないけど、 善悪は別にして、軽いオーラが出てる。 逆に藤田は、軽く演じようとしてもその行間から闇がにやりと含み笑いをしている。 やはり藤田以外には考えられない。
みうらかずよし が いいとおもいます。
>>691 藤田まことは兄さんを戦争で確か亡くしてるんだよね・・・
そういった背景からもやっぱり重みのある演技だったと思う
694 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/23(日) 00:13:23 ID:TniXZk1G
>>416 激しく遅レスだが、
永野修身は海軍大将だぞ。
695 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/23(日) 00:19:58 ID:dCtEFBuc
【断 富岡幸一郎】「南京の真実」で考えよ(産経新聞) 2008.3.21 04:18 B29の搭乗員を処刑した責任で戦犯として裁かれた岡田資(たすく)中将を描いた映画「明日(あした)への遺言」 が話題をよんでいるが、いわゆる「A級戦犯」を描いた映画「南京の真実」第1部「七人の『死刑囚』」 (水島総(さとる)監督・製作)を観(み)た。 日本軍が30万人の中国人を虐殺したと中国政府のいう「南京大虐殺」が、政治的プロパガンダであり、 歴史の捏造(ねつぞう)であることを明らかにしようという、その3部作の第1弾である。 「大虐殺」説の虚妄を暴くには、中支那方面軍司令官であった松井石根大将ら「A級戦犯」 を裁いた東京裁判の問題性から始めなければならない、という監督の意図であるが、 刑が執行されるまでの24時間の、7人の戦争指導者の表情や言動を忠実に再現した第1部は、 これだけでも完結した映画として見ごたえがあった。「A級戦犯」なる用語は、靖国問題として議論され、 新聞やTVでも今日さんざん使われてきたが、そもそも彼等(かれら)はどんな人物だったのか、 如何(いか)なる罪状で裁かれたのか、どんな思いで絞首台の露と消えたのか、 と我々は深く思い及ぶことはあったのか。 中国人監督のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の試写を約80人 もの国会議員が観たそうだが、彼等には「南京の真実」をこそ、しっかり観てもらい、 国家への責任感と運命を受け入れる胆力に目覚めていただきたい。 もっとも政局ばかりの日本の政治家より、国益を背負って戦う海外の指導者達の方が、 この映画をよく理解するかもしれないが。(文芸評論家)
話題を呼んでいない三流映画(思想じゃなく単に映画の出来として)の 宣伝に「明日への遺言」を枕に使わないで欲しいねw
697 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/23(日) 18:03:53 ID:FEdnojCH
「大日本帝国」の裁判シーンの大門兵曹長(西郷輝彦)もこの映画の主人公とは違う意味で潔かった。 興味のある人はチェックしてくれ。
「南京の真実」がどんなに政治的に正しかろうが 「映画」としての完成度が低いなら意味がない。 政治的プロパガンダを期待して 「映画」を見に行く人はいないだろう。 プロパガンダをやりたいなら、もっと監督としての力量のある人物を 選ぶべきだった。 「南京の真実」に賛同してる評論家どもは、「思想」が正しければ すぐれた映画ができるとでも思ってるのか? お笑いだなwwww
岡田中将かっこよかったねー! 明治の男ってのは一般に軍人経験があるからオロオロメソメソしない。 それに比べりゃ昭和一桁以降の男って軟弱だなーと思う。 自分は48歳だけど、妻に「本望だよ」とはいうかもしれないが、 「本望である」なんていえない。 明治の男の「本望である」にはしびれた!
>明治の男ってのは一般に軍人経験があるからオロオロメソメソしない。 岡田中将みたいなのは例外だよ。 例外だったからこそ、大岡も注目した。 誰だったか忘れたが 「巣鴨プリズンで一番立派だったのは岡田中将だった」 と証言してる元戦犯がいたな。
>700 木戸幸一だろ、国民を苦しめた最大級の戦争犯罪人だな。
>>700 もちろん例外であることは認める。
しかし、自分の記憶する明治大正の男には威厳があった。それをいいたいのよ。
「日本男児たるもの」なんて言葉は昭和の男には似合わない。例外は特攻隊に散った若者だけ。
手紙とか見ると親への感謝や憂国に溢れた純粋なものばかり。「日本男児たるもの」がよく似合う。
今の若者には岡田中将をかっこいいと感じて欲しいよね。
それにしても高齢者の多い映画だった。
703 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/23(日) 21:36:12 ID:nztrJGMD
武藤中将は仮名と思うが本名は?
>自分の記憶する明治大正の男には威厳があった そのうち大半は表面上カッコつけてるだけ。 いざとなったら、メッキがはがれる。 確かにそういうメッキだけでも あるだけ今の男よりましといえないこともないが。
いい映画だったぁ。泣ける。普通のシーンで泣ける。
うん。なんでか知らないけど、普通のシーンで涙出てくんだよ。 どーでもいいが岡田中将の息子。オヤジに比べて背高すぎ。男前すぎ(w 好意的に見れば母似なのかも。
昨日、この映画を見に行った。 前の晩は訳あって徹夜だったw 「退屈」というレビューもあったので寝るんじゃないかと心配だったんだが、さにあらず。 ナンか分からんがぴりぴりした緊張感に充血した目が釘付けw この映画、凄くね? 特に派手な演出などはしてなかったと思うけど。監督の力量なのかな。 内容自体については私なんぞが語るのは僭越だな。 「硫黄島からの手紙」もそうだったが、見終わってからの余韻が凄いね。 観賞後、映画館の駐車場に戻り愛車の中で20分ばかし呆然としてた…
>>704 >>702 だが、今日の夕方に夫婦で映画を見て、ずっと話し合った。
男たる者、偉そうにしたいなら弱音を吐いちゃだめだし絶対に泣いてはならない。
近代の以前、古今東西を問わず、男は戦場に行かなければならなかった。
当然に、彼らは常に死を覚悟していた。岡田中将にとっては判決などたいした問題ではなかった。
そんな男たちだからこそ、昔の男は偉そうに振舞うことが許されたのではないか。
そのことに気付くと、現代の若い男性が女性に対して偉そうに振舞おうとしていることに対し、
怒りと感じてしまう。
自分は48歳という中途半端な年齢だが、今の若者の拝金主義や刹那的な考え方を非難できるのか。
自分にとっては、誠実に生きる美しさを再確認させてもらえたと感謝している。
709 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/24(月) 12:17:11 ID:8YAANI1m
>>708 オレも同じ48歳だが、昔の男でも偉そうなヤツは、バカだと思っている。
本当に、昔の男はいつでも死ねる覚悟をしていたと思うのか。それは、ほんの一部
だと、思うんだが。それに、この岡田は誠実かも知れないが、それは命令とかに対
してだけであって、人間として誠実だとは、とても思えないんだが。
>>709 戦前の教育は、今とぜんぜん違っていることを考慮に入れた上で話しているのか?
711 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/24(月) 13:26:21 ID:8YAANI1m
>>710 知ってるよ。だいたい、死ぬことを優先するような教育は、クソだろう?
>>709 君がどんなに凄んで見せても戦後生まれの域を脱しないね
少なくとも現代人よりは武士道精神も覚悟も残ってたと思います。
君がそのボケ顔で陳腐な想像が出来ることに違和感はありませんか?恥ずかしくありませんか?
>>711 >知ってるよ。だいたい、死ぬことを優先するような教育は、クソだろう?
お話にならない。君のモラルはいつのモラルだ?現代だろ?そのモラルで昔を推し量るのか?
その年でそういう狭い考え方しかできないなんて君の人生は一体どの位浅はかなものだったんだ?
この映画に出たアメリカ人俳優はそれなりにエラいんじゃないか ま、食べる為&極東のどマイナー映画に過ぎないからってだけかも知れないが
714 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/24(月) 14:52:17 ID:8YAANI1m
>>712 そんなの当たり前だろ。それとも、そんなに死ぬことが優先されるような教育が
いいのか。武士道といっても、江戸時代に武士だったのは、日本人の数%だろ、
何で、そんな少数派の生き方が、日本の標準にならないといけないのか。
その辺が、オレにはさっぱりわからない。だから、全然、恥ずかしくないよ。
むしろ、浅はかだといわれようとも、死ぬことを考えなくてもいい、今の教育を
受けることができて、感謝している。
やっぱり、戦前の教育はクソだ。だから、こんな岡田みたいなカスが生まれた。
それでいいじゃないか。何か、問題があるのか。
>>714 もう一回
>>712 を読んでみて下さい。そんなの当たり前だろって何に対して言ってますか?
今のモラルで昔の死などを推し量る事の愚かさについてですか?だとしたら矛盾してる事に気付きませんか?
武士道は少数の人達のものではありません。武士は数%に過ぎなくても、だからこそ武士道精神の為に立場を維持できました。
武士道精神は新渡戸稲造や戦前戦後の指導者と呼ばれる人達に大切にされてきました。日本人のアイデンティティの根幹に深く関わっています。
あなたは武士道精神を仮に宗教のようなものと考えたら、あなたは世の中にある宗教を信者の数の多さで価値を決めるのですか?
戦前戦時下に輸出された武士道精神が今もなお台湾で大切にされ、評価されているのをご存知ですか?台湾に武士はいましたか?
日本人に息づくアイデンティティーの一部をあなたが浅はかに否定できるのは、今の日本人が自己防衛を必要としないまま成長できる環境にある事に気付いてください。
国を守る事は家族を守る事であった時代の人達の命ををあなたの浅はかな考えで汚さないで下さい。
あなたのような人はきっとこれから何十年か後、仮に日本が戦時下になり、目の前で家族が外国の兵隊に無残に殺されそうになったのを見て自分の命を投げ出してまで助けようとし、
老いた体に銃口を向けられたときに初めてこう思うと思います。
『これが私の知らなかった命と死の形なのか』
遅すぎると思いませんか?
このままその狭い了見で残りの決して長くは無い人生を過ごしていくんですか?
あなたの年で普通にサラリーマンになったなら結構な地位に就いているかもしれません。
時々ふと虚しく思うことはありませんか?
>ま、食べる為&極東のどマイナー映画に過ぎないからってだけかも知れないが 小泉監督は自分が黒澤の弟子だからという理由だけで 彼らから、随分大事にしてもらったといってるよ。 斉藤孝雄は「夢」でILMのスタッフと仕事した時に 自分に対する扱いから、いかに黒澤が尊敬されてるか 実感したと。 >どーでもいいが岡田中将の息子。オヤジに比べて背高すぎ。男前すぎ(w 黒澤の孫で加東大介の孫でもある。 衣装担当の黒澤和子の息子。
録音の紅谷は「ラショーモン」
撮影は「ラーン」の上田正治
美術の酒井賢は黒澤組の村木与四郎の助手をやっていた人
共演者には「赤ひげ」の「ちょうぼう」までいる。
これだけでも、アメリカ人の俳優がどんな気持ちで
この映画にのぞんだか、想像できる人に想像できるんじゃないの。
「酒井さんも素晴らしかった。
黒澤さんの『映るものをキチンと作りなさい』という教えがあった。
『明日への遺言』のスタッフのみんなは、黒澤さんの言葉を忠実に守りました。
あと、アメリカからのキャストである(フレッド・)マックイーンなんかは、
朝早く起きて、床を磨くなど、美術の手伝いもしてくれたんです(笑)
。アメリカでは、ほかの人の仕事に手を出してはいけない。
『アメリカではこんなこと、できないから』と、
嬉しそうにテーブルを磨いていましたよ」
かんさい映画帖 | 藤田まこと&小泉堯史監督、こん身の力作『明日への遺言』。この重厚な人間ドラマを、舞台挨拶と単独インタビューで語る!
http://blog.kansai.com/cinema_event/226
718 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/24(月) 16:17:33 ID:8YAANI1m
>>715 狭い了見て、何だ。オレは、武士道みたいな、死ぬ事のみが美しいみたいな、自己陶酔が
嫌いなだけだ。そんな一部の人間だけでやっときゃいいものを、国民に押し付けて何か
いいことがあったのか。無駄な戦争をして、無駄な死人をたくさん出しただけだろう?
自己防衛しないでいい環境? 上等じゃねえか。変に自己防衛しないといけない社会は、
クソだろう。結局、今の社会の方が、いいんだよ。何を言ってるんだか。
ちなみに、オレは、年商150億の会社の役員だ。死ぬことを考えずに、仕事の事だけを
考えていればいいので、全然人生が虚しくないぞ。むしろ、充実している。
もうだめだ・・・伝えたいことが全く伝わってない・・・ ギブアップします。そのままでいいと思います。 後は他の見てる方に判断をお任せします。
最近、変な奴が沸いてきたなーとおもったらさ、今って春休みなのね。
>>719 >>708 ですが、大半の人は分かっています。相手に本気で議論する気がないんだから、
全く気にすることはない。
自分などが岡田中将と対峙すれば、威圧感に気圧されて何もしゃべれないだろうね。
サムライって西洋で尊敬されているんでしょ?
「武士は食わねど高楊枝」とか「清貧」っていいと思いませんか?
しかし、間違ってもあの時代を美化してはいけません。
あの時代がよければ進駐軍に解放されたなんて誰も思わなかったでしょう。
自分としては、あの時代と対比して、現代の刹那的風潮の蔓延を問題視したいのです。
旧家族法の残滓にしがみつく保守系議員のせいで、弱者の人権侵害が続いている現実もあります。
岡田のようなすべてを悟った男などほとんどいなかったであろうが、
昔は「美しい人」がいたのだなあと自分は胸をうたれた。
若い人にも「美しい」と感じてもらいたいと願っている。以上
アメリカ(かな?)の役者さんも良かったなぁ。 最終の回でパンフ買えなかったし、もう一回見に行くかな・・・
空気読まないでレスしてみる。 映画を見終わってパンフをめくってたら、驚いたわ。 この映画内の藤田まことと本物の岡田中将の容貌はイメージが違いすぎるww 「マリと子犬…」の映画内のマリと本物のマリの顔を見比べた時以来の衝撃w 無骨というかなんというか、軍人らしい顔だな。「日本のいちばん長い日」なんかに出て来そう。 今の役者だと渡辺謙に近い感じ。もし彼がこの映画で岡田中将役を演じてたら、大分違う映画になっただろうなあと思った。 どちらが良いとかはあえて言わない。
なんか大岡昇平の本を読んだことない人が多いんだなぁ。 野火とか読んでればありない発想とかあるし。 あと、原作の著者がキリスト教(絶対者)の衝撃を抜けた、そして一兵卒として愚劣な戦争に 愚かな指揮官の下で放り込まれた(レイテ戦記で散々その辺は描かれてる) 進歩的文化人だったということを無視してないだろうか。 日本軍の愚かさとか大義のなさとか笑うしかない悲惨さを描きながら、 その最低な中でも自分のやることをやった兵隊や矜恃を保った人のことは 高く評価しているし、その流れだよね>岡田中将 日本軍の欺瞞もアメリカ軍の欺瞞も重々承知してたのが大岡だし。
>今、戦争を題材にした映画は、以前にも増して多様に描かれている。
黒澤組のスクリプターだった野上照代の原作『母(かあ)べえ』(2008)しかり、
『父親たちの星条旗』(2006)と『硫黄島からの手紙』(2006)の
クリント・イーストウッド2部作しかり。小泉監督は、そういった変化に
反応したのだろうか。
「それはないですね。この『明日への遺言』は、どちらかというと人に焦点をあてている。
岡田中将をみてほしい。
どんな人でも、その時代を生きなければならない。
日本やアフガニスタンなど、生きる場所は選びようがない。
でも、その時代の人たちはどういうふうに生きてきたのかな、
という気持ちを誠実に描いてみようと思っていた。
その中から学ぶべきところも出てくる」
かんさい映画帖 | 藤田まこと&小泉堯史監督、こん身の力作『明日への遺言』。この重厚な人間ドラマを、舞台挨拶と単独インタビューで語る!
http://blog.kansai.com/cinema_event/226 どんな人でも、その時代を生きなければならない。
日本やアフガニスタンなど、生きる場所は選びようがない。
でも、その時代の人たちはどういうふうに生きてきたのかな
>>724 日本だけが明確に大義を掲げてたわけだが・・・。
大川周明ってしってるか。
>日本だけが明確に大義を掲げてたわけだが・・・。 だから何? 日本は別にその大義のために開戦したわけじゃないぜ。 後付の理屈。
大儀があるかないかはでかいだろ
729 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/25(火) 20:13:33 ID:56kMmHW9
この映画が言わんとするところは、軍人の責任の 取り方があいまいな日本において岡田中将のような 立派な軍人が少ないけれどいた・・・というところでしょう。 結局日本軍って言うのは勝っている時は威張っているが 負け始めると(調子が狂ってしまうと)、どこまでも無責任で卑怯に なってしまうという典型的な日本人像の集まりだったんだね。 数の中だから岡田さんのような人も稀にはいたんだろうね。
>724 重々承知してたんだろうが、アメ公の美女にチムポしゃぶられたような ものだからなぁ大岡は
731 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/25(火) 20:55:05 ID:aJi3a15I
日本の戦争に大義があったって言うのなら、アメリカのイラク攻撃も大義があったな。 全部、屁理屈だったが。日本の大義もそんなものだろう。
だからな、大川周明しってっかってのw
>>731 お前さんは今のモラルや考え方と当時のものが一緒だと思うのか?
>>723 パンフの写真は知らないけど。
年をとった方はやせてシワがあって藤田に似てないこともない。
若い頃は別人、柔道選手と加藤剛を足したよう。
実在の人物を演じるのは結構難しいと思う。厳しくみればいくらでも違うし、あまくみれば似てるといえる。
いままで東条を演じた映画はあるものの、似ているといえば似ているが、まったく違うともいえる。
自分としては今までの映画で自信をもって似ているといえる人物はほとんどない。
|←←| このワイプがカクカクして劇場の大スクリーンでは大失敗だと思うぞ わざとなんだろうが
>>729 実際は複雑。
そもそも無責任な軍人とは誰なのか。
少数ということは日本軍100万のうちの1万人以外は無責任なのか、半分が無責任なのか。
少佐以上は戦犯で死刑といった人もいる。
戦陣訓の作成に関わり、悲惨な南方の司令官であり、戦後、部下を助け、質素な暮らしをした今村。
フィリピン人に迷惑をかけないようにしながら、100万人が死亡した戦場の司令官山下。
特攻隊の指揮をとり、海軍の反乱と責任をとり自決した大西。
徹底交戦を主張し陸軍の反乱と責任をとり自決した陸軍大臣阿南。
陸軍の参謀総長として指揮をし戦後処理の後自決した杉山。
自決か日本の戦争責任者として裁判にいどむか迷い、裁判資料を制作し自決し、裁判にいどんだ東条。
他の100の司令官、100の参謀の誰に責任があるか無責任か
戦死した数十の司令官、数百の参謀、数千の指揮官の誰に責任があるか無責任なのか。
戦死者、国民のために降伏するのは無責任と考えた人もいるだろう。
自決により責任をとるもの生き残り責任をとる人もいるだろう。
死ねば(自決すれば)倫理的に免除されるって言う日本的な発想が、 太平洋戦争の後半の悲惨さ、愚かさを招いたんだと思う。 死んだ何々に顔向けできないとか、死んだ人間のことを悪く言うなとか。 そこで思考停止。 理屈じゃなくてそういう硬直した考えが沖縄の殲滅戦とかフィリピンでの 大量餓死とかを招いたんだよ。 その意味で一方的だろうがちゃんと裁判を受けた人たちの方が 自殺した将校達よりも遙かに倫理的に上だったと思う。自らを律する意味で。
738 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/26(水) 08:24:35 ID:/doGcxx7
岡田などの、幹部クラスの人間は、自分たちの先の見通しの甘い作戦や命令の お陰で、国民や若い兵隊たちをたくさん殺しました。中には、死体も残るらな かった人も、大勢います。 岡田などの、戦犯の連中は、少なくとも死体の残る状態で、のうのうと首を吊 れてよかったですね。
>>738 それが戦争
どんな名将も部下を殺さないでおくことはできない
アホか
740 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/26(水) 10:45:13 ID:rpXb89pp
僕は738のような皮肉な見方はしないけど、処刑された軍人のなかでは岡田中将は恵まれていたとは思うよ。 海外で処刑された下っ端の軍人は、ほとんどリンチみたいな形で殺されていただろうから。 だから、もちろん岡田中将は立派だったけど、そういう悲惨な死を遂げざるをえなかった下級軍人のような人たちもいたことを忘れてはならないと思う。 やはり現実の戦争はドラマのようにはいかないよ。 けど、岡田中将が立派だったことと、映画も良かったことは間違いない。 それと高級軍人のエリートで敗戦後に責任逃れに汲々としていた連中も多いね。 あれは見苦しい。 しかも恥じる様子も全くないのも多い。 これは今の政治家や官僚に通じるものがある。
戦略的に意味のない戦争で降伏を禁止して補給も付けないで送り出して 後は勝手にしろでも降伏するな食料は自分で何とかしろ。 そりゃ送り出した兵隊は現地の人々の食料を根こそぎ略奪するし、しまいにゃ 人間最大のタブーである人肉食・共食いにまで至るわ。 戦争で死ぬんならまだしも兵隊に散々現地を破壊略奪せざるを得ない状況に 追い込ませて、でほぼ全滅、戦うことなくほとんどが死因が餓死・病死。 大岡のレイテ戦記とか読んでいるともうやりどころのない怒りがこみ上げてくる。 戦略的な意味での名将とか愚人とかそれ以前の問題>日本軍の上級将校。 戦略的なミスなら誰にでもあるかもしれないが、問題はそこじゃない。 連合赤軍とかと同じで、面子とか勝手に肥大した理論とか理屈が 現実の戦争に優先した結果だ。それで大量の日本兵と現地人を 尊厳のない死に追いやって。日本のエリートはダメだ。
問題の本質は、戦時中も現在も、官僚の感覚・発想・体質・本質が不変なこと。 過去の問題ではなく、現在の問題なんだよな。
>>741 上層部はまともすぎて、まともじゃなくなった。
上層部は、どんな困難でも、どんな状況でも耐え、自分が犠牲になっても良く規律正しく生きられる。
その裏返し。
俺が戦争映画を作れるなら、対米開戦を渋る軍部と財界に、マスコミが国民世論を焚きつけて無謀な冒険を強制する映画を撮りたいな まぁそれも一面的な見方ではあるが誰かが一本は作るべきだと思うんで
春休みの学生ってやつは、本当に暇なんだな。
岡田資(たすく)中将と聞いてVOW初代編集長を思い出すのは俺だけでいい
たすくは俺の本名 字も一緒
ゆゆつき たす(ry
750 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/28(金) 07:23:05 ID:swTh0n9e
>747 芸名の方も教えてください。
751 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/28(金) 16:38:07 ID:8bkZHgo8
752 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/29(土) 02:59:59 ID:ko5NLXO0
銀座投影13:50の回、100人以上は入ってた。爺さん婆さんばかりだったが。 戦闘シーンが全然なくても戦争映画は作れることを知ったのは収穫。判決が 言い渡された藤田が「本望である」と言ってのけたときは、思わず泣いちゃ ったよ。志をなくした現代日本のエスタブリッシュメントへの強烈なアンチ テーゼと言えるんだろう。
観て来た いい映画だった。 岡田中将の魅力もあるが、押さえ気味の演出がいい。
754 :
名無シネマ@上映中 :2008/03/31(月) 01:37:20 ID:LAiVnQ4j
スレの空気を読まず、映画の感想を書く。 舞台は、裁判所と刑務所だけという非常に狭い世界な上、 地味で激しい展開もなかったが、いい映画だった。 現場の長としての責任を、命を賭けてとった男の覚悟を見せ付けられた 気がして、観ている間じゅう涙が止まらなかった。 岡田資が、自分の命と引き換えに、部下を命を守ろうとした最大の 理由は、日本の次の時代を担う若者の命をこれ以上散らしては いけないと思いがあったからではないだろうか。 米軍兵の処刑を命じた全責任を負うことで、多くの若い命が助かり、 未来の日本国の礎になるなら、喜んでこの老い先短い命を捧げようー。 そんな信念を感じずにはいられなかった。 もちろん、処刑した米軍兵への贖罪もあったのだろう。 だから、自らこの裁判を「法戦」と名づけて命がけで法廷に臨んだんだと思う。 その岡田の覚悟と信念が、米軍で構成されたとみられる 裁判官や検事側にも伝わっていたところにもグッときた。 この映画を観れたことに、ただただ感謝したい。
岡田中将やその家族はもちろん、裁判官や弁護士、検事まで理知的かつ人情味のある 人物描写にしているのが好感度高かったです。
756 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/05(土) 13:44:46 ID:hjOYTiIn
なんで裁判受ける前に潔く自決しなかったんだろうね。 末端兵士には無言での自決を強要しておいて自分は裁判で言いたい放題ですかw 見る気もおこらん映画だな。
観るに値しない酷い先入観だな、残念だ。
原作本が手に入らないよぅ・・・。
760 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/06(日) 18:50:30 ID:V3rLA49F
57 :三猫倶楽部 ◆hXvyVozAPo :2008/04/03(木) 21:34:19 ID:jSrR9UZJ
昔中国国内で出版されていた16年前の地図帳買って持ってるんだけど
チベットの人口推移は
1737年 約800万人
1935年 372万人
1959年 119万人
(中国地図冊 中国地図出版社編制 新華書店北京発行所発行 1992年版より)
って書いてあるんですけどwwww
中共の虐殺すご過ぎ!
ちなみにチベットの人口推移は、この本の2008年度版には削除されてます。
ガクブル
http://same.u.la/test/r.so/news24.2ch.net/news4plus/1207225204/ …
761 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/06(日) 19:13:21 ID:6JDYBaHH
今週で公開が終わりみたいで見に行った 観客の年齢層は高い 40代以上ばかり 地味な邦画なので、制作費は安そうだ 自分が全責任をとる潔い態度 藤田まこと演じる岡田中将は説教してもらいたい親父みたいでよかった 難をいえば東海地方防衛の任にあたった「東海軍」の司令官なので、 鬼畜米英から守りきれず、数多の無辜の民間人を死なせ町村を灰燼の 廃墟にした「責任」にも言及してもらいたかった 親任官たる中将なのであたりまえだが、よく見ると 庶民からはかけ離れた 雲の上のエリート官僚家族で、やっぱりいい暮らしぶり 当時の焼け出され飢餓線上にいる庶民にしたら、 えらそうにしてた役立たず軍人官僚なんぞ絞首刑で当然 と思われたんだろうとも感じた
>>761 >地味な邦画なので、制作費は安そうだ
>自分が全責任をとる潔い態度
>藤田まこと演じる岡田中将は説教してもらいたい親父みたいでよかった
藤田まこと演じる岡田中将と、今回の藤田まことの出演料(歩合給)の
共通点は、どっちも「自分が全責任をとる潔い態度」という点。
主演が歩合給だからね。制作費の制約が原因だと思う。
つまり、製作者側も、それほど客の入りはないと予想した上での製作だったんだろう。
言い換えると、客の入りがなくても作っておくべき映画だという考えをもって作られた
映画だったんだということ。
踏み込んで言うなら、今作っておかないと作れなくなる映画だし、日本人の財産としては
残しておきたい題材だったからだろうと思う。
この作品は、作品の題材からだけではなく、制作側の切実な気持ちも伝わってくる
ような気がする。安っぽい映像(大空襲の紙芝居、少ない役者)と裏腹の、役者たちの大熱演
から、それを感じることができた。
なるほど、まさに明日(未来)への遺言ってことか。
>>763 そういう意味もこめられてると思う。
ちなみに最初この脚本が作られたときのタイトルは「ながい旅」
原作のタイトルであると同時に、監督の助監督時代から暖め続けてきた作品だっただけに
まさに「わが意を得たり」のタイトルだったはず。
でも、その後のプロデューサー等との話し合いで、「明日への遺言」にかわった。
これは監督にとっては「自分のための作品」ではなく
「世の中に問うための作品」に変わったことを意味する。
「やれやれ長い旅だったなあ」というのは自分の足跡を振り返る自己満足の動きだけど
「明日への遺言」となると、未来に気持ちを託す切実な思いの言葉という意味が入ってくるから。
果たして自分はどれほどの「遺言」を受け止めることができたんだろうか、と
映画鑑賞を振り返ってみて、少し心もとなく思った。
DVDなど、機会を見てまた視聴しようと思った。
>>地味な邦画なので、制作費は安そうだ 日本一の広さのスタジオで キャメラ三台。 フィルム、撮影照明機材・・・ 黒澤が「乱」の合戦シーンで フランス人のプロデューサーから キャメラの台数減らしてくれと 泣きつかれたという話を思い出した。 >藤田まことの出演料(歩合給) その分、制作費にまわしてもらおうという 藤田なりの配慮だったんだろう。 最低限度はもらってるらしいが。
藤田だけじゃなく、他のスタッフ、キャストのギャラは 相当安かったはず。
シーンの9割が法廷。 これも安かった理由のひとつ。 安いといっても、それなりにはかかってるわけで、 要するに「金銭を湯水のように使う黒澤組の末裔としては」安い、という感じ。
>要するに「金銭を湯水のように使う黒澤組の末裔としては」安い、という感じ。 これを他の監督が撮ってたらもっと安くあがってるよw まず、マルチキャメラなんて使わないし セットも作らず復元された法廷を借りて撮影。 この監督の前作 「博士の愛した数式」よりは金かかってるよ。
769 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/08(火) 09:08:32 ID:PH/9eF9K
北区ケーブルチャンネルでさわりを見たところ つーか、「森山親子って歌い方そっくりなんだ」って改めて思った
映画の題名が・・・・・
772 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/17(木) 17:42:49 ID:hiWUMa4w
今のうちに見ておくんだ、絶対。 半年もたないんだぞ、食道がんってやつは
これが遺作か。。。
775 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/18(金) 03:39:51 ID:s5FAABHz
藤田さん、生きて
命を賭けてこの映画に挑んだのはまさか死期を悟ってたという訳ではないよね? 頑張って生きてくれ 藤田さん
藤田さんがんばって闘いぬいてください。
779 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/19(土) 23:17:39 ID:evphb7fK
今日観てきた 終始淡々と、でも心打たれた 藤田さん、養命酒飲んで良くなってください
大岡昇平原作。
781 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/21(月) 21:23:01 ID:YchDjlIg
これは反戦映画なのか組織のトップの在り方を示した映画なのか?
782 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/21(月) 21:29:37 ID:tBWElByo
これを反戦映画と取るのはあまりにも無理がある
783 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/21(月) 22:19:08 ID:LRtOZc9r
岡田資中将は中国戦線では1938年の武漢攻略で 毒ガス作戦を積極的に指揮している。 毒ガスは明白なジュネーブ協定違反である。 アメリカの無差別爆撃をジュネーブ協定違反としているが 日本側・岡田も同様に同協定違反しているのだ。 このことも同時に見ておかなければならない。
毒ガスがモクモクと舞い上がる写真を掲載してた新聞もあったなw
785 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/21(月) 23:09:26 ID:tBWElByo
そういえば、戦時中の日本ダービーで優勝した競争馬は岡田中将の乗馬用に 徴用されたんだよな。しかし、名古屋空襲の中、その名馬は炎の中に消え…
786 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/21(月) 23:11:40 ID:tBWElByo
>>783 おい、このカス野郎。毒ガスレベルと焼夷弾の絨毯爆撃を同等みたいに語るんじゃねぇよ。
万引きと宅間の小学生襲撃を同じ犯罪っていっているのと同じだぞ。
787 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/21(月) 23:17:05 ID:tBWElByo
俺は、大空襲の日に住民3500人のうち3000人以上が亡くなった街に 住んでいるから、てめぇみたいな奴は絶対に許せねぇ。
>毒ガス作戦を積極的に指揮している その毒ガスというのが どういう物か知ってるのか? あれが毒ガスなら 催涙ガスも毒ガスだな。
789 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/23(水) 02:40:53 ID:vs8rN2fC
やっぱりうどんを噛まずに飲み込むちゅーのはええことあらしません。
そばは音をたてて食べてはだめだ。
791 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/23(水) 18:24:25 ID:2Mi56QYt
>>787 そんなものは、戦争をしかけた国の自業自得だろ。宅間の襲撃の被害に遭った小学生は、
少なくとも、自業自得じゃないぞ。だいたい日本人は、自分から戦争をしかけた事を
棚に上げて、被害者ぶり過ぎ。
けしかけられた戦争なんだけど。 ハルノートもしらねぇんだろうな、お前。
主水イ`
>けしかけられた戦争なんだけど。 そういう側面もある。 ただし、日本自らがそれを選択した という側面もある。
奴隷となるか、わずかな可能性に賭けるか。 そういう選択肢だったんだよ。 無線傍受されてなきゃ、戦争は回避できてたかもね。
796 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/24(木) 20:39:08 ID:9uo4+GHu
>>795 戦争に負けた結果は、アメリカに頭の上がらない 国になりさっがった。 結局アメリカの奴隷になった。皮肉だね。 今の日本は独自では外交もできない3流国だからね。
797 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/29(火) 02:26:41 ID:ZJIZHWNF
>>791 だから朝鮮人は世界中から嫌われるんだっての
798 :
名無シネマ@上映中 :2008/04/29(火) 02:27:17 ID:ZJIZHWNF
799 :
名無シネマ@上映中 :2008/05/02(金) 12:33:19 ID:KVEegTpg
800 :
名無シネマ@上映中 :2008/05/06(火) 12:24:14 ID:23j50rSe
800なら藤田さん快方へ向かう
お見舞い申し上げます
802 :
名無シネマ@上映中 :2008/05/25(日) 09:47:54 ID:Yp3yVxH/
DVD 2008年8月8日 発売決定!
税抜4,700円/税込4,935円
セル専用商品
ACBD-10575/2008年日本/本編110分/カラー/片面2層/16:9スクイーズ/
@日本語(一部英語) ドルビーデジタル 5.1chA視覚障害者用音声ガイド/
@本編用日本語字幕 A聴覚障害者用日本語字幕 B英語字幕
映像特典:
・「明日への遺言」メイキング〜構想15年に込められた想い〜
・岡田資中将の誇り高き生涯〜長男・岡田陽氏、元副官・村上二郎氏に聞く〜
・ 明日へのメッセージ(舞台挨拶・イベント集)
・予告編集(特報、予告、テレビスポット)
封入特典:ブックレット
●DVD情報サイトdigital-voice
http://www.digital-voice.net/index.shtml
803 :
名無シネマ@上映中 :2008/05/25(日) 09:56:35 ID:y4aWB8AR
FIFAワールドカップのトロフィーは朝鮮半島と日本列島が くっついてるし、007は二度死ぬでは日本は大陸と地続き みたいな描写があるし、アメリカの地図では一番右にある日本・ 韓国・オーストラリア・ニュージーランドは一緒くたにされて 同じ色で印刷されてる「辺境国」扱い。 お前がフィンランドとスウェーデンとデンマークの区別がついて いないように、日本と韓国と朝鮮の区別なんてだれも付いてないから 辺境国同士マイナーな喧嘩はやめておけ、黄色サルどもw
入浴シーンと田中好子は良かった 法廷映画は動きがないから飽きるわ
806 :
名無シネマ@上映中 :2008/06/05(木) 03:09:14 ID:fwmXtfK/
>>805 田中好子の入浴シーンって取れちゃうw
いい場面だけど、長過ぎるわ。1番かせいぜい2番まででよかったでしょ>歌
>>803 >お前がフィンランドとスウェーデンとデンマークの区別がついて
>いないように
まともな学の有るヤツになら区別がつくけど…w
お前は違うのか。
保守
811 :
名無シネマ@上映中 :2008/07/28(月) 00:51:51 ID:MRSDbYPg
岡田中将って「私は貝になりたい」の石坂がやってる司令官のモデルなの?
これは買うかどうか迷う・・・
良作なのは間違いないが、確かに蒼井ヲタが所蔵するほどでもないかもな
814 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 05:17:02 ID:sDTKdl7t
ベタな寸劇 昼のメロドラマ
815 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 12:13:49 ID:OsEPpgMV
捕虜を勝手に戦争犯罪人にして個人的に処刑するなんて、こいつバカだろ。 もし、日本が戦争で勝って、他の国へ空襲をかけるようになってたとしたら、 こいつも、日本軍という大量虐殺グループの一翼を担うことになるのに。 負けといて空襲されたら、大量殺人されたって何だよ。
816 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/12(火) 12:15:40 ID:Kjr4SutN
・・・宿題ちゃんとやってるのか?
817 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/17(日) 16:51:00 ID:cu54TJ6n
>>815 そのとおり。それが理解できないバカが多すぎる。
戦時中の軍隊であっても死刑にするにはそれなりの手順というものがあった。
抵抗したり暴れたときに射殺する場合以外は。たとえ機関銃乱射して一般人大量に殺害
しても、その場で射殺ではなくて、生きたまま逮捕すれば、最低でも即決裁判くらいは
やらないといけないの。
彼を擁護するのは「当時の日本はDQN国家、無法国家」
と宣言するようなもの。
818 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/17(日) 17:16:59 ID:eJI1UhX3
夏だねぇ
観た。予想以上に面白かった。法廷ものが好きなせいもあるけど、岡田中将みたいな漢ってのは実際にいたんだねえ、と感服した。 ただし、題材と藤田の好演に救われているだけで、映画としは物足りない。 被告人席と傍聴席との間に彼岸のような垣根が感じられて、家族達の実態感がないよ。言葉だけでなく、夫婦のつながりを描く回想シーンが欲しい。 あと、予算の都合もあるかもしれないが、弁護人から検事、判事まで、外人の存在感が弱い。 ゴジラとかに出る中途半端な外タレみたいなんだもん。 もっとこゆい役者を配し、パワフルな法廷劇にして、そこに藤田が絡んで最後は圧倒するような演出がないと法廷ものとして今市。
820 :
名無シネマ@上映中 :2008/08/22(金) 21:02:54 ID:2xBug/JL
DVD買ってきてたった今見終わりました。 泣けました。 最後の「ふるさと」、自分も一緒に声を出して歌ってしまいました。
かなり泣ける映画だったんだが最初の映像の世紀風のやつと 何より竹之内のナレーションが糞過ぎたのが映画を台なしにしている。 大体ナレーションのくせに所々感情入れんな。
>>821 ほぼ同意だが
問題はナレーションの技術じゃなくて
ナレーションでやたらと説明しようとする脚本にもあるとおもう
ときどき夫人のナレーションが出てくるのも脚本が混乱している感じがする
あと、民間人の証人がだれもかも同じメンタリティで法廷に立っている感じがして
かえってリアリティが感じられない
ここんところだけは左翼系の反戦映画みたいだ
で、なかでも田中好子はやりすぎで、見ていて引いた
いい作品を作ってきた監督も、戦争が絡むとこんなことになってしまうのか
内容からして左翼系で反戦映画なのは仕方ないし別に構わないけどさ、 まずほとんど法廷で物語が簡潔してるのが納得いかん。 空襲から岡田の率いる方面軍が米軍人を斬り殺す所までを冒頭とか随所で挿入しないとただの言葉遊びで終わるだろ。 あと処刑場に連れていかれるまでが無駄に長い。 坊主とかてっきりお経読む為に付いていってると思ったら手前で引き返すし。 必要な部分と無駄な部分が多すぎると思う。
DVDで見ました。 いい映画でした。 でも、世間受けはせんだろうね。
●-、 r´ - ● ` =='\ | ヽ UUてノ
826 :
名無シネマ@上映中 :
2008/09/15(月) 10:42:49 ID:wl5OVgZJ DVD観たよ。 藤田まことさん、素晴らしいです。