952 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 20:25:06 ID:5lt6QZfg
今日観てきたよ。森田の演出甘いなぁ。もっと迫力ある殺陣を見せないと冗長になる。人質を助けるために皆殺しにするシーンでも、戦意喪失した相手をも無慈悲に斬り殺すぐらいの凄みを表現しないと。室戸との対決も最後のスローが迫力を消してしまった。
樋口死ねよ
いやいや。SFってのは冗談でなく…
SAMURAI7は面白かったよ。ロボット出てくるけど。
俺が「椿」見るきっかけになった。
無意味だった織田のデニーロアプローチwwww
956 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 20:37:06 ID:QIcwKh8e
>>954 マカロニウェスタンになったことはあるな、
日本刀持ったガンマンが最後「早撃ちvs居合い抜き」でケリつける。
957 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 20:39:20 ID:5lt6QZfg
織田は頑張ってるが豊川の立居振る舞いに力強さが感じられない。脇にはもっと個性的な役者を使うべき。キャステングも含め森田の甘さばかりが目に付いた。武士が馬に乗って急いで屋敷から出て行くワンシーンだけでも、黒澤版は迫力満点だった。黒澤との力量の差が大きすぎる。
21人斬りのシーンは結構好きだな。
刀がだめになって取り替えたり、三十郎がヘトヘトになったりするのはよかった。
ジャッキーチェンやブルースリーはそういう演出昔からしてたけど、日本の時代劇ではあまりやってない部分だったし。
あの刀取り替えるシーンて 昔あったガンダムでビームライフル壊されたんで
敵のマシンガン即座に奪って撃ち続けるというの連想した まあリアルだよね
>>958 >日本の時代劇ではあまりやってない部分だったし。
黒澤観たことあんの?
息が上がるのは椿のオリジナルでもそうだし、刀取り替えるのは七人の侍からの借用だし。
もうちょっと昔の映画観た方がいいぞ。
961 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 20:50:29 ID:5lt6QZfg
刀が駄目になって途中で替えるのは黒澤が七人の侍でやってるよ。殺陣はいいシーンもあるけど、それが続かないんだよね。やっぱり監督だな、映画は。
21人切りをダーーーッとなにがなんだかわかんないうちにやっちゃうからすごいんであって、
ゆっくりやるなら水戸黄門でもやってるよ
>>959 多ジャンルでは結構やってる演出なんだけどなぜか日本時代劇はそこをあまりやってない。勝新の座頭市は後半そういう演出したのはあるけどね。
なにがなんだかわかんないうちにやちゃったらすごくないだろ
965 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 20:56:45 ID:5lt6QZfg
俺は森田版椿三十郎を観て、改めて黒澤の偉大さを思い知ったわ。
敵の武器を奪って即座に応戦て男のロマンですな
こいつは分捕った!みたいな
ZIPANGでウン十人斬りとか言ってたよね、ショボカッタケドw
興味がないなら無理して昔の映画なんか見る必要ないと思うよ。
どんな映画も探せば何かしら昔の映画から拾ってる。
>>968 とんねるずのバラエティでそれ上回るのやってた
ワンカット 何十人切りとか
>>960 息が上がるのとヘトヘトになって倒れこんじゃうのとではまるで違うよ。
実際、21人相手に自分は無傷という自体が変だったりはするんだが。
それから刀を取り替えるのはそれまでまでの過程ね。
どんどん刀が切れなくなってきてるという演出をしている。
972 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 21:07:48 ID:0Kc+M9mw
>>952 同感!禿同。
俺は、殺すシーンを見に行ったわけじゃないが、やっぱり「時代劇=殺陣シーン」で、ちょっと期待してた…。
真田広之レベルの殺陣は無理だろうと思ってたけど、黒澤明なら、あのレベルの殺陣は絶対「撮り直し」だろうなぁ…。
森田監督には、もっと俳優の演技に対して厳しい目で、しっかり演出付けて欲しかったかな…。
織田裕二は良かったよ。上手かった。
松山ケンイチも、佐々木蔵之介も良かった。特に、小林稔侍と西岡徳馬は最高。この二人の演技見たいから、週末また見に行くし…。
風間杜夫、鈴木杏、豊川悦司は、現代劇のイメージが払拭できなくて、最後まで違和感が残った。
豊川も鈴木も、時代劇の顔じゃない。鈴木杏は可愛いすぎ。
十三人の刺客とか武士道残酷物語とかいきつくとこまでいって
また娯楽にかえったのかもしれないけど、もう一回リアルなの見てみたいな。
でも、東映の「茶々」とかまるでオスカルアンドレみたいだし、
十年に一本とかいってた中田秀夫の「怪談」も渋さがなかったし、もう無理なのかな
>>968 なつかしい。
ゴルフクラブみたいにいろんな刀持ってるというアイデアは好きだった。あのシーンはしょぼかったけど。
>>970 それもなつかしい。
それって石橋がつかの「銀ちゃんが行く」をやったときにみなさんでセルフパロディしたときだったっけ?
>>971 21人斬りの途中でヘトヘトになって倒れこむ奴がバケモノって呼ばれるのか?
あのヘトヘトになるのってオリジナルにはないの?
テレビの時代劇とかは野菜切るみたく人をスパスパ切るから、あのシーンは興味深かった。
>>975 いくらバケモノでも人間だからねぇ。
バケモノだから無敵てのはたけしの座頭市くらいリアリティがないよ。
自分も21斬りのシーン大好き。
時代劇はテレビでしか見たことないけど、
引き込まれた。かっこよく次から次へと斬るのでなく
あーお言う見せ方もリアルらしさがあって見入ってしまった。
>>976 昔のチャンバラは演舞的な美しさが見どころだった。
黒澤三船がそれを壊したのは確か。
そして殺陣のあり方をリアリティと演舞という両面で追求したのは勝新だと思う。
>>977 なるほど。
変な髪型できれいな着物を着て、
殺陣で猫のような雑魚を相手にヘトヘトになる素浪人がリアルなのか。
あれ?
なんか見ないでコメントしてる人がいる?
つーかな、21人斬りで、疲労困憊すんのがリアリティとかなんとか言うが、
残った面子見極めて、確実に全滅させられる、と踏んだからこその武力行使
での救出作戦なわけよ。だからこその椿三十郎のキャラなんだよ。
それがあんな疲労困憊させちゃったら、下手すりゃ自分も死ぬかもしれない
一か八かの大勝負、ってことになるじゃん。そんな悲壮な決意は似合わない
って。
それに、あんなに苦労するんなら、逃げにでたヤツがいたら当然仕留め損ねる
わな。それはすなわち、正体チクられる、ってことで絶対にマズイよな。
何故か相手に逃げ出すやつはい、という物凄いご都合を持ってきておいて、
リアリティとは片腹痛いぜ。
映画なんだからさ、娯楽作品なんだから、21人くらいあっという間に切り伏せる
スーパーマンでいいんだよ。
↑そういう君は両方とも見たのか?パクリ野郎。あひゃひゃ
>>980 これは勝手な言い方だが猫のような雑魚であったかはわからない。あれだけいりゃ少しは腕の立つ奴がいてもおかしくないしね。
それに切れなくなった刀で斬るのは振り抜くのにすごい力がかかる。
三十郎がヘトヘトになるのはそういう部分も演出されてるからだよ。
そりゃ、雑魚でも何人も斬ってれば普通に疲れるでしょ?
40男なんだし。
浪人で月代の部分がきちんと長く揃うほどのばしていれば総髪にも出来るだろうけど、
伸びる最中は前髪ボサボサになるでしょ?
リアルってそういうことを言ってるんだと思うけど。
何も黒澤版の忠実なコピーじゃなくたって良くない?
>>984 俺は21人斬りの件は
>>982に同意ということで、
ラストの刀を鞘に戻す馬鹿演出についてはどう思う?
前にディスカバリーチャンネルか何かでやってたけど、人間って切り難いらしいじゃん。
それ思い出した。
まあ、テレビの正義の将軍様がリアルでも変だろうが、椿はリアルでもいいかも。
うちの近所のシネコン。
今週まで椿750人の箱だったのが、土曜から170人の箱。
容赦ないな。
>>映画なんだからさ、娯楽作品なんだから、21人くらいあっという間に切り伏せる
スーパーマンでいいんだよ。
だから、そういうのはもう見てきたので、リメイクのような21人斬りがあっても
新鮮でいいじゃないと思ったの。
何でそこまでケチつけるのかな。
>>990 リアリティとか馬鹿馬鹿しいこと言い出すからだよ。
だったら21人まとめて相手にしようとしたリアリティの無さ、
次々切り伏せられる仲間を見ながら、一人も逃げ出さない敵方、
この辺りに納得のいく準備をしとけ、っての。
チャンバラシーンで、ちょっと個性を主張してみたかったんです、ってのが
森田の本音だろ? 後付でリアリティとか言い出すからイチャモンのひとつ
もつけたくなるわ。
リアリティて言葉にが癇に障ったのか。すまんね。
森田的には打ち合わせの段階で逃げる人はいてもいい、と言ってたみたいだから、描写されてないだけで逃げたやつがいたかも?
まあ、時代的には逃げてきてチクっても逃げたことを罰せられると思うけどね。
>>986 俺が言ってるのは殺陣の話だから。
髪型の話をしたらそれはおかしい。
ジャッキーの映画だって時代考証として弁髪じゃなきゃいけないのもあるしね。
>>986 横の毛もボサボサだったよ。
一体どこの毛を使って髷を結ったんだろう。
織田三十郎の殺陣の何がだめかってアップを多用した挙句
さらに細かいカットを繋いで誤魔化しているから。
織田もパンフでリアル云々挑発的なこと言ってるわりには、そこがまったくリアルじゃない。
武士の一分のキムタコの方が引きで撮ってて、はるかにリアルで上手い。
リアリティ(笑)
逃げてる人いたよ。
だけど結局破れかぶれに斬られちゃってたけど。
表門はがっちり閉めちゃってたから駄目だったのかな。
でも、それってオリジナルも一緒だよね。
ようは話に対するリアルさじゃなくて、
斬る行為に対するリアルさを表したってことだね。
997 :
名無シネマ@上映中:2007/12/07(金) 22:12:03 ID:2nRVrn8f
今日観てきた。ここにカキコされている批判的意見が理解出来た。
役者は揃っているのに、オレ的には演出がダメダメだと思った・・・
どうせなら三谷幸喜さんで喜劇に徹するべきだったな・・・
観た後に不快感と言うか、ため息と言うか・・・
オレの中では「稲村ジェーン」を抜いてワースト1になってもた!
>>988 だいたい刀自体が武器として優れてたわけじゃないからね。綺麗に入れないと斬れないし、すぐ刃こぼれするし、横からの衝撃には弱くてすぐ曲がっちゃうし。
でも、江戸時代とかは長く安泰だった時代には実際に真剣で斬るより竹刀や木刀で型を訓練するのがほとんどだったわけで。
>>994が言ってるキムさんのはそういう型としてのうまさ。
>>998 そうそう、型に自信があるから引きで撮れるんだね。
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