1 :
カピタン :
2007/10/14(日) 20:38:09 ID:jqk9+PZO
2 :
カピタン :2007/10/14(日) 20:39:54 ID:jqk9+PZO
ワイン瓶でガシガシやりながら2GET
妖精の首食いちぎりながら3げと
ここが新スレか。
5 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/14(日) 21:10:13 ID:S7BUnHcu
2回目見に行ってきたよ 1回目よりも(´;ω;`)ブワワッ
俺はガマンの子(´・ω・`)…四国はまだ何処も上映してないしな
7 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/14(日) 21:47:04 ID:R0va8NqJ
血は良いんだが虫だけは勘弁してくれ・・・
虫と粘液が辛いよの…
お母さんが用意してくれたドレスが泥だらけのぐっちゃぐちゃになるところが切ない。
>>1乙 シンプルなスレタイGJです。手目カワイイなんて寒い言葉入らなくて良かった
Ofelia's pupils dilate Her blood runs down into the well,into puddle at the bottom. The moon's reflection shimmers. In the book, an image takes shape: Ofelia at a royal court, in front of a fabulous banquet. KING/FATHER Arise,my daughter.(ry
実に妄想を掻き立てられる映画でした
いい映画だ。自分の解釈を押し付ける盲目信者を産み出す力があるが
虫は本当に辛かった。 でも映画自体はグロとも欝とも思わなかったな。 とにかく丁寧に作られた作品だと感じた。 まだ観たばっかりなので色々考えたいんだけど、 大尉とバツイチ妊婦の関係が全くわからない。 妊婦が語る通りの出会いだったとしても、 何で臨月になって山に呼ぶのかなーとか。 全て字幕頼りなので画を観るのがおろそかになってしまったのが残念。
大尉は奥さんのことはどうでもよくて、跡継ぎが欲しかっただけなんでしょう
17 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 03:44:54 ID:QJO253eK
それまでどっかにいてあそこに赴任したばっかで長期まかされる事になったんじゃね? ママンは偶然再会と思ってたけど大尉はいろいろ策略めぐらせてママン手に入れたっぽい気が だからオバサンにそれ以上ツッコミ入れられるとマズーとか
単に跡継ぎ欲しいだけなら、もっと若くてバンバン産めそうな人 選ぶんじゃないか? 将校の妻なら生活も楽になるし、なり手も多いはず。 金に糸目をつけずに助けろ!とか、マンドラゴラ見つけた辺りで ママさんに説得されて怒り静めてたり、一応ママさんへの愛情はあったと思う。 それでも子供を優先したのは、自分が欲しくても得られなかった父子の関係を 築くことに執着していたから。 食事会でのやり取りは、冷やかされた照れ隠しだと見たw
19 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 07:39:33 ID:iwa2Ckuc
息子は父親の近くで産まれるべきという考え 母体に配慮なし
車椅子の用意
時間に遅れても文句も言わない
母体への配慮と思われる節は
>>18 に書いた通り。
息子優先ではあるけど、だからといってママさん使い捨てというふうにも見えない。
確かに容赦ない人間ではあるけど、身の回り数メートルの人間関係に関してまで
むやみに冷酷だったり残虐な人となりには見えなかった。
そういえばオフェリアが連れ戻された時「いつから知ってたんだ。俺を馬鹿にしてたのか」って殴られただけだったもんね。あいつだったら絶対あの時オフェ殺すと思ったもん。少なくても妊婦の娘だからみたいな配慮は少しはあったと思う。 息子〉オフェだろうけど。
昨日、立川で最終で観た 今スペイン語勉強していて時間もあったし、みとこうかなくらいの気持ちで行ったけど、みてよかったー!!! 帰り道一人でペイルマンとか思い出してこわかったけどwwもう一回みたい
23 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 11:47:45 ID:sg3JGESD
大尉よりも、オフェリアに母への愛がいまいち感じられないのが気になった
>>23 そうか?
妊娠してしんどいのにオフェリアのためにドレスを作ってあげてたじゃないか。
新しい生活や大尉の事、妊娠とか色々重なってあまりオフェリアを構ってあげられなくなったのかもしれないけど
やっぱり母は偉大だよ。
25 :
24 :2007/10/15(月) 12:03:07 ID:PFjOSbWF
ごめん、
>>23 はオフェリアから母への愛情って意味かw
それなら「産まれてくる弟、せめてお母さんをあまり苦しめないように産まれてきて」
のセリフに全て詰まってると思う
地方のシネコンで、日曜朝9時半の回。結構入ってた(7〜8割くらい?) 年配の観客もちらほら。この映画、世間的に評判いいのかな? 自分は、こわいし可哀想だしずっと涙目…1/4位は正視できなかった。 ものすごく感情をゆさぶられる作品だと思う。
車椅子無理に使わせたのは大尉の周りへのアピールじゃないの? あとは自由に歩きまわれる人間を縛り付ける=従属させるって感じ
28 :
※ネタバレ :2007/10/15(月) 12:57:57 ID:0g6vrq/f
今日観てきた。 「もう子供じゃないのよ」みたいなセリフがあったけど、 誰がどう見ても子供だし、赤ちゃんを喰らう化物のシーンでは やっぱりやらかしてしまいましたね。「たくさんのご馳走」「食べるな」 というキーワードは映画の中では「やれ」と言ってるのと同じですからねw ところで妖精が鍵穴を間違えたのは何かの伏線かと思ったけど、特に何もなかった ですね。 最後まで泣くシーンはないと思ってたけど、今際の際で オフェリアが見た幻のシーンで遂にダムが決壊しました。 あんなに充血した目でどうやって出ろと言うんですか。
周りへのアピールは無いと思う 妻との関係を周囲にアピールする必然性もないし 従属させるってのはあるだろうけど、それも大佐にとっての 一つの愛情の形じゃないかな。
全部オフェリアの妄想だった意見には賛同するけど 何で大尉や母親は パンからもらった木の根っこみたいな赤ん坊やチョークが見ることができるの? 妄想だったら見えないはずなんだが・・・
自分で持ってきたもので勝手にストーリーを作り上げたんだよ そこらへんに置いてある何の変哲もないペンを意味のあるものだと捉えるように
>>31 トンクス
今見たら前スレでも論議されてたね
トロに限って妄想とか有り得ない どこまでかはともかく途中まではガチで本当に決まってる と思う自分
俺あの大尉そんな嫌いじゃないんだよな。 男の自尊心とかがゆがんで肥大化したってかんじ。
車椅子は大尉が妻に用意した王座(地位)だからそこに最初に座らせることで 周りに妻の地位ひいては自分の優位性を際立たせていると思う
「車椅子」は「息子」の為と考えるスペイン男のマチズム だと思うんだけど、どう? 母親とオフィーリアが村についた時の大尉の台詞で、気に なったところがあるんだ。パンフにも書かれていたけど、 「Bienvenidos.(ビエンヴェニードス/ようこそ)」って 言ったのね。でもこれってかなり変なんだよ。通常、女性 のみの集団に向けて挨拶する時は「Bienvenidas.(ビエン ヴェニーダス)」と語尾を女性形にしないといけない。な のにそうは使ってない。つまりお腹に居る子供を男の子と 思いこんでいる上、その子を含めた挨拶の言葉と取れるん だよね(勿論、女の子と思ってたら「Bienvenidas.」)。 なんていうか、奥さんが無事に着いて良かった!って言う より、やっと「息子」が来た!!と言う「ようこそ」に聞 こえる。だからあの車椅子も「息子」の為って気がするよ。 他にも日本語にすると微妙なニュアンスが伝わらないんだ けど、大尉の冷酷でエゴイスティック、且つ男尊女卑的な 面はいろいろ垣間見られるよ。DVDになったら、また字幕 変えるかなぁ。松浦さん(だっけ?)の字幕は悪くないん だけど、何かが少しずつ欠けてる気がするので。
スペイン語はよくわからないが、母親が怒るときの「**パラ、**パラ、**パラ」の語感がよかった。
大尉=ファシスト、母親=スペインの現状、生まれてくる息子=スペインの未来だよな〜
最初に車椅子に坐らせた時はそうだったかもしれないけど、すぐ医者に絶対安静を 勧告されてるからどうなんだろう。
子供生まれたとはいえ、死んだときにはがっくりきてたみたいだし>大尉
41 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 16:01:10 ID:TnfxgpJ2
東のパヤオ、西のギレルモ
>36の通りだと思う。 大尉は息子のことしか考えていない。 それにしても痛いの苦手なので辛かったです。 結局、ファンタジー部分は全てオフェリアの空想だったんですか?
虫が上手いね。 ナナフシみたいなやつ(音も(・∀・)イイ!!) とか、ダンゴ虫とか。 さすが、「クロノス」、「ミミック」のトロ監督です。
大尉は軍人家系の軍人気質な人なんだろうな。 任務遂行のためには冷酷無比で手段選ばず。 最後に息子をメルセデス達に託したのは親としての愛情からなんだろうか…
身勝手な願いだろ
46 :
36 :2007/10/15(月) 17:11:25 ID:0MtLih27
脚本の、シーン127から130を読んでみると、大尉は 奥さんを愛してなかったってわかるよ。息子を作る為 の道具だったから、産まれてくるまで大事にしていた だけ。(;_;) <要約> 母親の部屋へ静かに近づくオフェリア。雨は壁に奇妙 な影を作る。ヴィダルの笑い声が聞こえてくる。彼女 は同じように微笑む。希望を抱いて。 大尉が息子を腕に抱えている。幸せそうだ。オフェリ アが部屋に入る。彼女の微笑みは消える。母親は顔を 背け、動かずに横たわっている。下半身はどす黒い血 にまみれ。 オフェリアは抑えきれず、めちゃくちゃに泣く。
47 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 17:12:30 ID:QLvhGV1K
手に目玉をはめ込んで襲ってくる方が鎮座している食卓で、主人公の女の子が妖精の制止を振り払ってブドウの実を食べてしまう場面なんだけど、 そんな行動をとった女の子の危機感のなさにげんなりした。多分、監督は手目玉野郎が追っかけてくる場面を撮りたいが為にそんな演出をしたんだろうけど、正直そういうやり方はどうなの?って思った。 そういう演出が他にもけっこうあって、白けたけど、面白かったです。
>>47 同意。
ゴクリとなる顔やおいしそうな葡萄のカットを入れてたけど、強引さを感じたな。
他の映画なら作劇上しょうがないか、と流す事なんだが。
>>36 それってどのシーン?
出産直後の場面から削除されてるのかな。
映画の中ではなかった気がする。
>>47 オフェリアに危機感なんてはじめからないぞ、覚悟を決めたのは最後だけだろう
今日、やっと観に行ってきた。 グロいというのは聞いていたがここまでとは思わなかった。 あの大尉はエゴの塊で自分が全て。 自分より大きな神という存在を絶対に認めない。 あまりにもつらい現実で心のよりどころを探している 女の子は聖書を見つけ興味を持ち、神を信じるかどうかパンに試される。 最後は「自己犠牲」という最も美しいものを手に入れて 天国に行き来世では報われる。 キアヌの「コンスタンティン」を思い出したのはオレだけ?
52 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 18:06:23 ID:OPY7jtZ6
これグロシーン苦手な人が一人で見に行っても平気ですか? 一応駄目そうな所は目をそらすつもりですが
>>47 それは自分も思った。食べるにしてもペイルマンを警戒しながら食うだろ!と。
でもおとぎ話ってやっちゃいけないことをやってしまうものだし、
子供の頃、魔女のリンゴを食べてしまう白雪姫の愚かさに腹を立ててたのと同じようなものだと思うと納得が行った。
54 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 18:36:43 ID:QJO253eK
>>52 全く大丈夫と思われ。
ちょいグロだからなどと敬遠せずに
是非魅力に溢れたこの映画を味わってください。
>46 そのシーンは無かったはず。 あまりにも可哀想すぎる場面だからカットされたのかな… オフェリアが大泣きしてたシーンて 大尉にぶたれて閉じ込められた時くらいだったっけ? それまでずっと我慢してたように思ったので印象に残っている。
脚本は正式なものでも、実際の映画には使われてない部分もある
オフェリア何ブドウ喰ってんだwww と思ってたけど、よく考えたらあの時晩御飯抜きにされてた。 あの年頃の子なら腹ぺこの時に目の前にあんなご馳走があったらついつい摘んじゃうんじゃないだろうか…
脚本は改稿に改稿を重ねるから 巷に出回っているのが撮影本番で採用された脚本とは限らない。 撮影開始後も成り行きで役の設定や展開がコロコロ変わるのは、よくあること。 どこかで見つけてきた脚本を脳内補完の参考にするのはいいけれど、 それが【正解】のように書くのはいかがなものか。
スペイン独立闘争の部分をばっちり描いてるけれど、 メキシコの監督がこういう題材を扱ってるっていうのをスペインの人たちは どう受け止めたんだろうかとふと思った。
スペインはもともとメキシコの宗主国だし 「デビルズ・バックボーン」でも扱ってるわけだから 付け刃でもないし、何とも思ってないんじゃないの スペインに呼んで「デビルズ・バックボーン」撮らせたのも スペイン人のアルモドバドルだし
スペイン内戦の事情は良く知らんけど山奥に少人数の部隊を送って共産ゲリラ狩りとか やってたのかね。あれは全滅してもしょうがないと思うぞ。大尉が息子の顔を見たくなる 気持ちはよくわかる。
ブドウの件。 食欲そそられるなら、見た目も匂いも美味しそうなケーキのほうがいいな と思った。 生クリームを指ですくってしまう、とかの方が自然じゃないかなあ。 なんでブドウに惹かれたのかわからん。 お腹すいてたならなおさら、良い匂いのするものにいかないかなあ。
あんなグロいでかい虫見て「妖精?」なんていう感覚なんだから同じ視点で見ちゃダメ
葡萄は金玉のメタファー、以下剣はちんこ、弟の血は処女喪失、でもって銃で撃たれるのはレイプのメタファー んなわきゃない
67 :
パンズ・ラビリンスねえ? :2007/10/15(月) 21:18:50 ID:EM2pVuMy
名作だと認めてもいいんだけど・・誰からも愛される作品にはなれないよ、きっと。 宮崎アニメもある意味、戦争を描くことに熱心だよね。宮崎さんが兵器マニア だから。でも宮崎アニメは目に心地いい映像表現を目指している。ラピュタでも ナウシカでも、じっくり見ればかなりの人が死んでいるけど、誰からも愛され る理由はそこにある。でもこのファンタジーはいったい何なんだ?まったく逆じゃ ないか?目に心地悪い映像表現を目指しているとしか思えない。 この監督は、いったいどういうつもりなんだ? ああ、君の言いたいことはよくわかっているよ。アニメと実写を比べるのはおかしい と言いたいんだろう。そんなことはわかっている。でもアニメだろうが実写だろうが、 生理的に不快感を感じる映像がてんこ盛りではねえ。DVDで何度も見直したいような 愛すべき作品にはなれないな。特に子供には絶対見せたくない。
68 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 21:20:05 ID:xXFaOIHr
辛すぎる映画 パンが荒川静香に似ていたのだけが救いでした
むしろ見せるべき
何で誰からも愛される作品になる必要があるのかが謎
まあディズニーはそう考えているかもしれない。
72 :
36=46 :2007/10/15(月) 21:48:14 ID:UzHCDUrJ
>49,>56,>57 そう。出産直後のシーン。ガラスにたたき付けられる雨が 不気味に壁に映っている様子やチラッと見えた部屋、大尉 がドカドカと部屋に入っていき、・・・ぐらいだったよう に思う。漏れもうろ覚えでスマソ。 脚本ではその後神父の台詞が聞こえてきて、丘の上の葬儀 のシーンへと続くように書かれていたよ。
ブドウの方が飢えと喉の渇き両方とも解消できるからいいと思う。 何よりその後でブドウみたいに妖精さんのが2つ・・・ジュルッっとやられてるわけで ・・・ヒイー
>>72 そうだったっけ?
大尉が入っていって赤ちゃんを抱きあげた側で
奥さんが下半身血まみれになって死んでる姿が
チラッと映った気がするんだけど。
>>60 デル・トロが通ってた学校の先生が、フランコ独裁政権
の弾圧を逃れてメキシコに亡命してきた人だったらしいよ
76 :
36=46 :2007/10/15(月) 22:14:02 ID:UzHCDUrJ
>72 ホント!? あー、完全うろ覚え・・・。orz 教えてくれてありがとう。
77 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 22:32:44 ID:J6GFQHNV
焼かれちゃった人間になろうたした木の根みたいなのは大尉とかに見えてたのに なんで最後のほうのパンは大尉に見えなかったの?
大尉にとって根っ子は、ただの「根っ子」として見えてたけど 人間みたいな動きをしてるようには見えてない パンは幽霊みたいな存在だろうから見えない人には一切見えない
79 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 22:55:10 ID:J6GFQHNV
焼かれてる時悲鳴みたいなのあげてたけど あれだけでも、ちょっと現実離れしてると思うんだが
80 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 23:08:08 ID:hl4XnCGL
>>67 >この監督は、いったいどういうつもりなんだ?
こんな事今さら言われたってさ・・・
「クロノス」「ミミック」「ブレイド2」「ミミック」「デビルズバックボーン」「ヘルボーイ」
これ見てから言ってほしい
思いっきり美的感覚忠実に貫き通してる映像だからwwww
ブレイド2の、壁にへばりついてるリーパーズの腹を刀でさして、そのまま
リーパーズが壁つたって上へはって逃げ、マタから内臓ドヴァ〜〜〜なんか
見たら
>>65 は気絶するんじゃ・・・
>>79 まー、たとえば
昔は柳が揺れてて「幽霊がいる!」と騒ぐ人と
「風吹いてるだけ」に見える人がいた訳じゃない
演出上前者を描いてるだけで大尉にはどう見えてたかはわかんない
つか焼いて「ギャー」のシーンは大尉いなかったよね
今レイトで見てきた。 正統派ダークファンタジーだった。欝必死。使徒みたいなのが一番怖かった。 でも大尉が一番怖かったな。 しかし俺的には今年のベスト5に入る作品だった。
虫もクリーチャーもドロドロも大丈夫だけど、 肉体に加える暴力を直接的に見せられるとダメだ 大尉がワインの瓶でガシガシやってるのを見てしまってから、 大尉が何かやりそう〜な時は手で目を隠して下の字幕だけ見てた。 昔の映画みたいに、そういう場面は匂わす程度にしてくれればDVD買ってまた見たい作品。
>>59 なんか偉そうだな。脚本だって話の種になるだろ。少なくともお前の解釈よりはまし
88 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/15(月) 23:55:21 ID:J6GFQHNV
1つ目の試練にもっと意味を持たせてほしかった あと2つ目も子供ならでまで、押しが弱い 主人公の年齢が16くらいならもっといい試練が考えられたかも
自分もレイトショーで見てきたクチなんですが、よかったら教えてください。 ペイルマンについてなんだけども あれは言いつけ聞かない悪い子を食べちゃう悪魔?みたいな解釈でイイのかな。 それぞれの試練には、それぞれ現実における何か意味付けみたいなのがあるのかなーって見てたが 気づけなかった。。もう一度見に行けということか。 上にも出ているけど、自分も今年ベスト5にいれたい映画だった。
これは一種のマルチエンディング?
ペイルマンは父性の恐怖面の権化で 同じく現実の恐ろしい父が守る食料庫と、あの饗宴の部屋は対応してる、とか
良くも悪くもスペインでありゴヤでした
自分もいろいろ考えさせられてイイ作品だと思ったな〜 中学生くらいなら、むしろ子供にも観て欲しい 戦争や大尉の持ってる暴力性って、自分も無関係ではない気する 例えば日常の学校や職場で「いぢめ」の場面に出会ったり被害者になった時 どう行動するか迷う…その時にもう「選択」を試されてる訳だし 日本がアメリカに給油して、それがイラクで使われてるかもしれない現実も… 小さな日常から大きな外交問題に至るまで、暴力性と無縁じゃいられない 「指輪物語」も戦争体験から書かれたって背景がある この残酷な世界を生きてくのに、人がどれほどファンタジーを必要としてるか この作品も思い知らせてくれたよ それは甘い逃避とかではなくて、雪山で遭難した人が食べるチョコレートみたいに 切実な救いなんじゃないのかな ママは信じなかったけれど、結局は人の想いが世界を動かしてゆくのだし ファンタジーと現実世界とはたぶんリンクしてるんだよね 結果は哀しい事になったけれど、医師が「選択」し、オフェリアが「選択」した時に もう暴力性の支配をふり切って自由になったんだと思う 泥と血にまみれても、魂は輝いてる気がして泣けたけど 欝なラストじゃなかったな
94 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 00:48:44 ID:jh9rM9f0
初日に観に行ってから2週間以上経ち ペイルマンにまた会いたくなってきた。 もう1回観に行くぞー
1で わざわざ名前の表記を公式サイトと違うのに変えるのってなんでだろ 公式サイトの表記の方が 実際の発音に近いのに
ビダル大尉か? 違うのに気づいたなら具体的に指摘しておくとテンプレ直しやすいよ 950あたりで再度促すと尚good
監督のお言葉。パンフより引用。 「『パンズ・ラビリンス』はフランコ将軍の軍事政権下が 舞台であり、ファシズムが根底にある。 しかし、僕は観客が想像する余地のある映画が好きなので、 ファシズムを直接的には描かずに暗号的に匂わせている。 僕にとってファシズムは究極の恐怖を象徴している。 だから、大人のためのおとぎ話を描き出すには正に 理想的な題材だった。というのも、ファシズムというのは 純潔の曲解であり、子ども時代に繋がると考えているからだ。 僕にとってのファシズムというのは魂の死を意味し、 辛い選択とファシズムを生きた人の心の奥深くに、 消すことのできない印を刻み込むことを強いるものなんだ。 この映画に描かれている本物の『怪物』とは セルジ・ロペスが演じているビダル大尉であり、 彼は、迷路に潜む怪物たちとは比較にならないほど 正真正銘の怪物なんだ。」 ファシズムは人々の精神を少しずつ蝕んでいく。 これはあきらかに『デビルズ・バックボーン』の 核心でもあり、『パンズ・ラビリンス』は さらにそこから進化して、より巧妙に、よりダークに、 そしてより複雑かつ隠喩的に描き出しているんだ。」
98 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 01:47:49 ID:SxKxDvDU
ペイルマンがナイトメアのジャックと共演してくれたら笑いこけそうだ
>>77 火の中に放り込んだのは、お母さん
直後に顔を歪めて、おなか押さえてました
>>95-96 スペイン語はVもBもバビブベボで
ヴァヴィヴヴェヴォの発音は確か無いんだよね。
ぼるべーる〜〜〜、あほふぁうhふぃおぱdfじょぱjdふぉぱjdふぉぱj
102 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 03:08:20 ID:SxKxDvDU
ペネロペとメルセデス役のマリベルなぁ…
顔を瓶でボコボコとか自分の口を針で縫うとか痛いシーンがありましたね 目玉が手にある怪物も怖かった でも見れて満足、好きなタイプの映画です 一緒に行った彼氏は、つまらなくなかったけど面白くもなかったそうですが ちなみに夕方のシネプレで観客4人でした
>>73 違う違う、なにで合理的に喉と腹を満たせるかの話なんてしてないよw
あの時オフェリアが「ブドウなら喉の渇きも飢えも解消されるわ」とか
思ってブドウに手を出したように見えるか??
ブドウが大好き、とか、何より喉が渇いていた、という描写があれば納得できるが。
なーんで匂いも無し、見た目も他の食べ物に比べれば地味なブドウにいったのかねえ。
きっかけがわからんのだ。
まあ、ブドウブドウうるさいのでちょっといってきます。
>>104 >なーんで匂いも無し、見た目も他の食べ物に比べれば
>地味なブドウにいったのかねえ。
そのまま、それが理由になってると思うけど。
その後、見つかった時のオフィリアの台詞で
「ぶどう2粒なら大丈夫だと思った」っていってたじゃん。
一見、地味で他に同じ様な粒が沢山ある中の1粒でも、大切な物だって事じゃないの。
ブドウの件はキリスト教の原罪を意味していると思った。アダムとイブが神から 禁じられたリンゴを食べて天国から追放された人間の罪。オフィリアもあれで 楽園のお姫様から追放されて単なる人間になってしまった。リンゴだとあからさま だから、同じ果物で代用したのでは。
107 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 11:12:18 ID:7FlsjDu2
それは穿ちすぎでしょ。 単にお伽噺のフォーマットとして挿入されたに過ぎないかと。 この作品にアダムとイブの物語を絡めるのは無理がある。
でもデルトロって宮崎アニメの大ファンなんだよね
目玉っぽいからという単純にビジュアルからの選択だと思った<葡萄 手の目の目の前の皿の上に置かれていた目玉二つから 連想されるイメージ オフィリアが葡萄をもぎ取って口にするシーン、 見ているほうは「目玉を口にする」というイメージを歓喜されないか?
禁忌を破るのはファンタジーの基本中の基本。物語学の教科書を読め。
論点は「どうして禁忌を破るときのアイテムに葡萄が選ばれたか」だろ
スペインが葡萄の名産地だったとか? スペインワインとかわりと有名…って品種が違うか。 一口で食べられるとか頬張った姿が可愛いとか 裏読みするほどの意味はないと思う。
ケーキみたいに料理されたものじゃなくて天然の果実=神からの贈り物 スペイン人が受け取るべき天の恵みを享受できない現状の隠喩かなぁ というかやっぱ単純に2個くらいならわからないと思ったからじゃないかな
114 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 12:36:38 ID:7FlsjDu2
>>111 でもあんたの=目玉は違うだろ。それと“歓喜”じゃなく“喚起”な。
あのテーブルの上に盛られていたのが普通のお菓子の山で 食べたのが小さいクッキーとかだったら あの画面の、陰惨な感じが出なかったんじゃない
117 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 12:44:38 ID:7FlsjDu2
壁面の食人鬼の絵、積み上げられた子供の物と思しき靴の山、 イメージとしては充分じゃないかと思うんだけどな。 単に“葡萄の粒が沢山あったのでバレないと思った”。 これでいいんじゃない。
118 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 12:46:06 ID:7FlsjDu2
>>118 AにたいしてBだ、と答えてるのに
「でもあんたのCに関する考察はまちがってる!」ってのは
議論としてはおかしいな。
そもそも「違う」って断言してるが、あんた監督かよっていうw ビジュアル的な面に対する意識の低い監督だとは思わないんで、 まーったくなーんにも考えずに、ただ葡萄にしちゃいましたーってほうが ちょい不自然ではないかね
122 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 12:57:50 ID:7FlsjDu2
>>121 はいはい、じゃああんたの見方が正しいでいいよw
>>122 いえいえ、あなたの意見もまた私の意見と等しく
正しいですよ。
正解なんて誰にもわからないんだから。
およそ日の光に縁のなさそうなあの部屋に、新鮮な果物てんこ盛り ってのがアンバランスで不気味で絵面が美しかった。
104だがブドウ話けっこう続いててワロタw で、
>>105 >そのまま、それが理由になってると思うけど。
>その後、見つかった時のオフィリアの台詞で
>「ぶどう2粒なら大丈夫だと思った」っていってたじゃん。
>一見、地味で他に同じ様な粒が沢山ある中の1粒でも、大切な物だって事じゃないの。
う・うーん。
お菓子やなんかは、つまみ食い(クリーム舐める・かじる等)したら痕跡が残るから
まんま粒ごと無くなるブドウを食ったってことか?
小指ほどだけクリーム舐めるのと、ブドウ2粒なら
ブドウ2粒のほうが愚かさと大胆な子供っぽさがでる、ってことかなあ。
ちょびーーーっと食べただけで怪物が動き出して試練も打ち切られるのと
おいおい2つもwwで怪物動いて試練終了だったら、後者の方が因果応報
止むを得ない感も強い。
「ブドウならいいと思って」という台詞によって、あれこれと後づけなら納得できる。
だが違和感なく流れにそってそう思えというのは無理だ。少なくとも俺は。
映画によっては「これ、どういうことだ?」とか疑問を頭に置きつつ観るものはあるが
この映画のあのシーンでは何も疑問を抱かせる必要ないわけだから
ちょっと演出失敗してるんじゃないかなあ。
すんなりと観たかった。今はなんとなく納得してる。
あと
>>109 なんだよ目玉っぽいからってw目玉を口にするシーンを思わせてどうしたいんだYO!
オフェリアは一回目玉を手にとって顔をしかめてる。
そんな目玉を口にしたいと思うか?
ブドウ=目玉と言うイメージならむしろ避けると思うぞお。
127 :
104 :2007/10/16(火) 14:54:06 ID:8IqK68QQ
>>112 確かにほうばる顔はかわいいし、食ってる!って感じもするな。
>>115 別にブドウでもそれまで以上の陰惨さを演出するには至らなかったがなあ。
確かに小さいクッキーはなんか違うな。
そんで、そういえば陰惨さには確かにちょっと水気のあるものが合う。
クリーム系か果物ってことかあ。
>>117 イメージとしても不十分だと思うし
なんでそんなイメージ重視なんだよ〜。
129 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 15:06:23 ID:7FlsjDu2
>>127 おいおい。
オレが
>>117 で書いたのは、
>>115 の
> あの画面の、陰惨な感じが出なかった
に対するレスだよ。
イメージって言葉で紛らわしかったらすまん。
130 :
104 :2007/10/16(火) 15:29:02 ID:8IqK68QQ
>>129 ああー!そっかそっか!ありがとう。
勘違いした、ごめんなさい。
そして115読んで納得した。うん、充分だ。
131 :
104 :2007/10/16(火) 15:31:26 ID:8IqK68QQ
言葉が雑になった; 115を読んで117の意見に納得した、です。
132 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 15:33:41 ID:7FlsjDu2
一瞬、ネコバスを思い出したw>暖炉の形
>>128 壁紙にいただきました
これ見に行きたいけど、地元でやってない。 DVDまで待つか・・
このスレでも議論が盛んだけど この映画は観た後に誰かと解釈について語り合いたくなるいい映画 周りにすすめまくってるんだがなかなか観に行ってくれないんだよな
136 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/16(火) 19:24:10 ID:RhLU7ajO
>>134 少し前までstage6にあったのにね・・・
>>128 こうやって改めて見ると、赤い食べ物が多いね。
やだね。
こわいね。
で、自分的には透明なゼリーみたいなのが食べたいw
>>128 肉の塊の上に乗っかってるのはパイナップルでしょうか?
それにしても後ろの暖炉が大口を開けた鮟鱇(あんこう)
のようで怖い。
久しぶりに恵比寿ガーデンシネマに行ったけど、やはりあの場所の雰囲気にはついていけない。 映画はよかった。
ペイルマン、壁紙にいいよ。動いてると怖いけど(笑)
143 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 00:30:06 ID:vVZsPjZi
>>128 良いね。
この後、少しずつ動き出す連続画像があったら怖いだろうな。
>>142 ある程度予想はしていたが
やはり開いた瞬間はグロ画像的な恐怖を感じたw
眼球の瞳孔ってシールに×印?
CGはめ込むときのマーキングじゃね
148 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 06:26:40 ID:LNsVbxh9
149 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 06:45:26 ID:yHYENVdq
ワロタwwww デル・トロも日本のアニメが好きだって言ってたし 水木しげる作品にMexico舞台の作品がある そこではメキシコの妖怪(妖精)や悪魔を描いていたしな
150 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 07:27:20 ID:LNsVbxh9
手の平に目が合ったら、某・植草教授は嬉しいだろな〜。(ミラー要らずw)
うわーん、見たい
>>140 今度そこで見る予定なので、よければkwskお願いします
恵比寿ガーデンシネマの何がお気に召さないのかな 普通の単館系の劇場だと思うけど
>>155 > 恵比寿ガーデンシネマ
いま流行りのグラインドハウス(笑)系なのか
>>154 恵比寿ガーデンシネマだけでなく、映画館のある恵比寿ガーデンプレイス全体が
ヨーロッパ風に統一された、とてもおしゃれで、上品で、清潔なショッピングモールです。
ガーデンシネマの中も椅子はゆったりして、掃除が行き届き、
飲食は座席ではなく劇場内に作られた明るいテラスでお願いされちゃいます。
私のような普段は風俗店のそばの映画館で、コンビニのおにぎり片手にホラーやアクションぱかり見ている人間は
まったく落ち着けません。
>>157 なるほど、詳しくありがとうございます。
とても参考になりました。
>157 食べてる本人以外は音とか臭いとか鬱陶しいから 食べ物禁止だと落ち着いて観られてありがたいけどな 何だかスノッブをくさして、自分は地に足がついてるからさって 言ってるみたいでちょっとイラッとしてしまいました
>>159 受けをねらって書いたところもありますが、本当にああいうきれいなところはダメなんですよ。
いわゆるシネコンや高級デパートにも、気後れして入りづらいです。
ガーデンプレイスはともかくガーデンシネマ自体は奥の方にあるきたねーほったて小屋ってイメージだけどなw あまりキレイだとは思わない
そうだ!!あの迷宮の入り口や、手に目のついたお化けは、ヘルボーイにもあった ヘルボーイもすげー好きだ。
164 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 17:26:10 ID:CwxQ0Otx
原作ってあるの?
見てきた。 超鬱orz 見ごたえはすごいあった。 悪のペプシマン恐すぎ((((;゚д゚)))ガクガクブルブル
良い映画だった けど悲しかった 戦争で死んでしまった子供一人一人が、 それぞれの王国でお父さんお母さんに再会できたら良いな 子供達をこんな悲しい目に合わせたくないね 月並みな感想でゴメン
今日観てキタ。まだスレ読んでません。 アベ元総理似の大尉が絆創膏王子になる場面が怖かったw メルセデスは一瞬スティーヴン・タイラーに見えるとこあった。 あんな虫が迫ってきたら半狂乱になるので小さな印は探しません! ホラーより怖い映画だった。そんだけ現実が重いんだね…。
今日、予備知識なしで観てきたよ。 あの女の子がそりの合わない父親から逃げ出して外をうろついてたら 不気味な迷宮を発見、あのヤギとか手に目のついた魔物に襲われつつも 恐々中を探検する、っていう感じの映画かなと思ってたら全然違った。 重いし怖いしでもう大変だった。鬱だ
ノベライズがあるんで手にとってみた、まあ脚本の英語版があればいらないが、安いし買ってもよさそう 少なくてもとなりにあったヘアスプレーのノベライズよりはましそうだった
>>159 飲み物も禁止だから結構つらいよ
客層も特に平日はおばちゃまが多い気が
なんか映画で選んで見に行ってるんじゃなくガーデンプレイスでやってるから
見にきてるわおほほほほみたいな
そうゆう自分は立川。近いのもあるけど見やすくて結構お気に。
6回目になったから次回は無料、なので3回目見に行くなり〜(・∀・)
>なんか映画で選んで見に行ってるんじゃなくガーデンプレイスでやってるから >見にきてるわおほほほほみたいな やっぱくさしたいだけじゃないのか
食べるの禁止はいいけど ミネラルウォーターのペットボトルすら 持ち込み禁止ってどうなのとは思うな<恵比寿
銀座シネパトスのような電車の音とオッサンのいびきが気になって集中できない場所や、 地元の映画館のようなオバちゃんがぺっちゃくっちゃ喋りながら寿司食ってるかDQNが携帯で喋ってる場所よりは 5億倍マシだと思った。つーか初めて行ったからほぼ満員なのに静かで天国かと思った。>恵比寿 確かに小奇麗なカップルとか、この映画デートに選んで大丈夫かよと思う人も沢山いたけど。 そして自分の隣の女の人は母ちゃんの下半身が血塗れになってたシーンで出て行った。
日曜日の夕方に予備知識無しで見た。 近所のシネコンで客は30人程度しかいなかった。 グロとかホラーが超苦手なんだけど、物凄く引き込まれて 最後はボロボロ泣いた。 メルセデスがとても良かったと思う。 今年見た映画の中でベスト3内に確実に入る良い映画だった。 もっと注目されても良いと思うんだけど…広告にもっと力を入れるべきだと思った。 ありきたりな感想でスマン
メルセデスが今田耕司に見えて仕方無い
>172 バッグに入れて持ち込んで暗くなってからそっと飲むとか それくらいすりゃいいじゃんと思うし、そうしてるけど 文句が多い割りには言うことよくきいてるのな
なんか隙がないんだよね、この映画。 無理やりな展開やありゃりゃな展開もないし、 アラ探しする気もしないと言うか…。
>>176 170だけど、あの場内の雰囲気でそれはできないよ(;´Д`)
だからやっぱ恵比寿はさけちゃう
へー恵比寿ガーデンプレイスってそうな所なんだ。 一回行ってみてぇな。 そういう劇場で「ボラット」みたいな作品を観たい。
恵比寿が嫌なら銀座で観ればよいのでは。 飲食自由だし、空いていたよ。>ビックカメラの上
>>176 個人的にはその館のルールに従うべきと思ってるので
恵比寿で見る時は、入る前に何か飲んでおくようにしてるよ
静かに見れるのは確かにありがたいしね
けど、あそこのスクリーン1?
ちょこっと階段上がって、ドア前に少しスペースあって椅子がおいてある
品のいい年配の奥様風な2人連れが、館内で買った飲み物もって
そっちへ行こうとしたら「お持ち込みは…」と係員に止められてたのを目撃した
上映前に、そこの椅子で飲んじゃいけないんですかってその人たちが聞いても
階段の先から持ち込み禁止です、てな感じでやっぱりダメだった様子
ちょっと融通きかないんじゃないかと思ったよ…
そろそろ別のスレでやれ
飲食禁止は恵比寿ガーデン、写真美術館、ル・シネマ、イメフォ辺り 食のみ禁止はアミューズくらいかな?恵比寿〜渋谷あたりだと
なんか、合わなかった これ最初の予定通り 主役を7・8歳の子使って撮ってくれてたらなぁ・・・ そうしたら葡萄の件とか まだ、小さい子だからって許せる範囲内だし、身重の母親おいて 魔法の国のお姫様になろうとするのも許せるんだがなぁ
今日見てきた 「あっちに逝っちゃった千と千尋」って感じだった つーか、メルセデスもパンに気をつけろって言ってて 行動も要求もエスカレートしてきたのに、最後温かく見守ってた行儀のいい忠臣みたくなってたのが一番ムカつく パン氏ね
>>184 じゃあその子が悲惨な最期を遂げるのも許せるのか?
まあ11歳だから許せるというものでもないが。
好きな人にはガッチリ嵌るんだろうが、不満がある人も結構いるのかね。 オレも少々不満があるんだが、もっと人が死ねばよかった。 大尉始めナチの暴力による物ではなく、ファンタジー的な描写で。 ゴシックな雰囲気の暗いお伽噺としては、そこだけが不満。
泣いてた人もちらほらいたけど、なんかもう鬱だし痛くてどぎついシーンも多くて
涙まったく出てこなかったわ。
メルセデスカコイイ。
>>184 母親に「もう大人なんだから」と言われるシーンが切なかったので
ああいう微妙な年齢で良かったよ。
小さすぎると最後つらいし。
タイトルに一文字加えると 全く雰囲気が変わる映画 「パンズ☆ラビリンス」
孤独や疎外感を抱いた子供の情景というつながりでは、先週始まった [僕がいない場所]が何とも胸がつまった
192 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 23:07:12 ID:CwxQ0Otx
今日見てきたんだけど、ボロボロ泣いた おとぎの国に帰るために払う 対価があんまりにも大きすぎると思った。 オフィリアにはあんな犠牲を払わせずに 幸せになってもらいたかった。
>>191 すまん。素で間違えてた。
先日DVDで見たハンニバル何ちゃらとごっちゃになっていたようだ。
194 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 23:07:54 ID:VbF75AwX
2回目見てきました 拷問受けて顔が腫れたレジスタンスの人が 亀田の反則行為受けてひどい目にあった内藤選手の顔とダブりました 亀田なんて一家丸ごとペイルマンに喰われてしまえ
食中毒を起こすに違いない。 そういや小っちゃい靴しか無かったけど、あれは子供しか食べないのかな。
197 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/17(水) 23:33:20 ID:CwxQ0Otx
当初の予定通り 7・8歳の子が主役やってくれた方が
より悲壮感あっていいと思うが 感じ方は人それぞれだしな。
>>186 話の中なら有りだ!
199 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 00:26:39 ID:3M3AHxw3
大人の身勝手さから少女が空想に逃げ込んだって話なのに ファンタジーって言った奴出てこい あと、空想でも地下の国で幸せになれたんだから良かった良かったってのも大人の身勝手な想像でしょ? そこんとこ議論させるためにワザとああいうラストにしたのかもね 死なないラストで本当にハッピーエンドにしたら大人の反省促せないから トゥルーマン・ショー思い出したよ
暗い展開って聞いてたから迷宮に閉じ込められて終わりとか想像してたからまさかの展開にへこんだ 久しぶりに集中して見れた映画だった
>>199 だから逃げこんでねぇっつーの。
少なくともあれはオフェリアにとっては
(立ち向かうべきという意味での)現実だっつーの。
幸せになったんじゃねー。
最後に正しい選択をすることで幸せをつかんだんだよ。
見てきた 今まで見たことの無いタイプの映画だった もっとファンタジー要素に重点を置いて欲しかったな 映画館で見る価値のある作品だね おとぎ話やメルヘンじゃぁないんですから って台詞、JOJOにあったなぁ
>>195 壁の絵だったかが赤ん坊食べてる柄だった。
ひたすら悲しかったなぁ〜。 大尉に見つかった時、パンに話し掛けるオフィリアの 後姿が切なくて悲しくて胸が熱くなったなぁ〜。 お父さんとお母さんに会えて良かったなぁ(涙 俺も隣の知らないオジサンも泣いた。
観客数人しかいない回で集中して観てたら ペイルマンがオフェーリアに追いつきそうなシーンで 持ってたトッポぶちまけた…orz ハリポタのヴォルデモートでさえ苦手なんだ顔なしって…
>>184 それはあるねぇ
もう子供じゃないんだから って言われちゃうくらいには成長してる
葡萄のトコは「おとぎばなしだから」って納得するしかないしね
207 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 01:03:08 ID:3M3AHxw3
>>201 何その精神論w
現実は女の子じゃどうしようもないじゃん
お伽噺でなんとかなるってのは逃げですよ?
宝くじ買って人生変わると思ってんのと一緒じゃん
ブドウの所って、そんな引っかかるかなw ある程度知恵が付いてる年齢だからこそ、 「ブドウくらいならばれないだろう」って思っても、納得できるけどな。
葡萄のシーンだけ 書き直す前の幼いオフィリアのままの脚本って感じ
オフェリアねスマソ 悲しいけど不快な気持ちにはならないダークさだったな。
>>207 はぁ?
幸せかどうか決めるのはオフェリア本人だろ?
そもそも逃げ込むならあんなグロ妄想に逃げ込むかよ。
212 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 01:17:07 ID:3M3AHxw3
>>211 はぁ?
グロいかどうか決めるのはオフェリア本人だろ?
そもそも立ち向かうんなら地下の国とか思いつくかよ。
ノベライズ買ってきて数ページ読んだところだが 映画見てDVDまで待てない人にはいいかも
何で地下の世界はオフェリアの空想で決定してるんだ…
ファンタジー部分の全てがオフェリアの空想の産物だとすると ままならない現実の中で、自分の力だけであれだけの世界を作り出し 人生に彩りを添え、自分の死に意味を持たせたことになる。 それもある意味、現実と戦ったといえるんじゃないかな。 12歳って微妙な年齢だよね。 分別ある行動は求められるけど、世間に対して決定権を持っている訳でもない。 見え始めた現実と無力さの間での葛藤を描くには、ふさわしい年齢かと思う。
連投すまん
>>214 いや、決定はしてないと思うよ。
どちらともとれる描き方されてるんだし、好みの解釈で
いいんじゃない?
自分も
>>215 みたいに書いたけど、別に全部が全部オフェリアの空想だったと
思っているわけじゃないから。
大人になった今だから12歳は微妙な年齢に思えるけど 自分が12歳だった頃を思うとめっちゃ子供。
冒頭、「死」を意味する「闇」→流血オフェリア→倒れてるオフェリア の逆再生シーンから始まるけど 全く同じラストシーンは流血シーンの後、「闇」だったところが魔法の王国になってる あの構成に監督の意図が込められてるきがす
オフェリア息ひきとる時微笑んでるんだよね(見落とした人もう1回見てみ) 涙腺決壊
220 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 01:49:36 ID:eyeLpVUm
今日観てきた。ファンタジーであってファンタジーではないと言うか。 観終わった後に色々考えられる映画だったので良かった。 観て思い浮かんだのは「千と千尋」、ジェニファー・ロペスの「CELL」、 「麦穂を揺らす風」?あとマリリン・マンソンのPV。 PS大尉の裂けた唇から酒が染み出す描写とか、この監督はどれだけグロ を追求してんだよ。
221 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 02:04:51 ID:3M3AHxw3
なにより大人に説明求められた時に上手く言葉にして説明できないところがもどかしくて 子供の悲しいほどの無力さが見て取れたなあ
好きな映画だけど、突っ込みたい所は色々ある。 将軍の息子なのにあの年で大尉って昇進遅くない? メルセデスに切られたのは頬だけでは無いのに、背中とお腹の傷は 無いことになってない? てゆーかメルセデス、トドメさせよ。 お母さん美人か?とか。 あとブドウのシーンもだけど、そのあとあれが事故だと言い張るのにワロタ。 しかし演技上手いね>主役の子
あの森の中での銃の撃ち方見ればドン臭い無能野郎だと一発で分かるだろ
あのくらいのナイフでも首掻っ切れば死ぬよな
メルセデスはわざとダメージだけ与えて殺さなかったのかな? 殺しても代わりが来るだけって言ってたし。
226 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 08:03:24 ID:ANnSAR1H
オフェリア役のイバナはジェニファー・ロペスの子供時代に似てるなと ふとオモタよ ペイルマンはマリリン・マンソンに似てるなと ふとオモタよ
>>225 「殺しても代わりが来る」から殺さなかったのではないと思う。
あの時のメルセデスには、あれが一杯一杯だった。
背中を刺し、胸を刺し、おまけに口まで切り裂いた。
だが殺せなかった。
それは、想定外に大尉が鉄のような男だったから。
オフェリアの母が2滴で眠れた薬を、残り全部大尉の酒に盛ったのに効き目が無かったように。
メルセデスもオフェリアも意思の強さは並外れていた。
だが女の非力さ、そして大尉の敵役としての並外れた強さも同時に描かれていた。
メルセデスが素敵だった 女って強え〜
>>227 死よりも辛い、屈辱を与えたかったんじゃないの。
いや、違うかな。
ぶっちゃけ、レジスタンスの仲間に状況を伝えるのが先で、
あまり時間をかけられなかった、というのが本当の所だろ。
なんかこの映画に関しては必要以上に斜めから見る人が多いよな。
まぁそれも楽しみの一環なんだろうけど。
って思ったけどお母さんの方は頼りなさ、儚さが際立ってたな
何か地元でこの映画やるらしい 来ないと思ってたので、ラッキー
>>229 >ぶっちゃけ、レジスタンスの仲間に状況を伝えるのが先
俺もそう思うよw
見てください このうれしそうな死に顔… あなたはこんな顔で死ねますか? 最後ら辺で漫☆画太郎のこのフレーズを思い出して 自分の感性に少し失望した
234 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 12:31:27 ID:87ohGzer
>あとブドウのシーンもだけど、そのあとあれが事故だと言い張るのにワロタ。 同意 どんだけ無責任だよとw(まあガキの言い訳だし仕方ないが) ただ、字幕の訳し方の問題かもしれない。 あと、イスラム圏みたいに絶対に自分の非を認めない文化ゆえに そういう言葉がもともと存在しないとか
そういやキャメロットガーデンの少女も最後キタ 切ねえ
幼児が使う大嘘言い訳みたいなもんかと思った 「こうだったらいいな→こうだったよ」と頭の中ですりかわっちゃう
大人でもひどい言い訳使う人なんか多いじゃん そんなに映画として突っ込みをいれたくなるほどの言い訳か?
いや俺も「それはねーよw」とツッコんでた 軽率な行動を取ることも有り得るとか、 必死の言い訳&脳内変換で事故と言い張ったとか 理屈ではもちろん納得出来るけど、 感覚としては「?」が尽きないんだよなぁ
メルセデス捕まって部下が席を外したときエロキターと思った 自分が恥ずかしい
いやあれは期待するよw しない方がおかしいw
>>238 感覚として納得できないのはわかる
多分、オフィリアがそういうことする子に見えないからだよね
同じ年でも、例えば悪ガキっぽい男の子が主人公だったら
「あーやっぱり」って感じで納得の展開だったと思う
ぶどうを食べたのは大失点だけど、 王国が空想の世界だとすると、 ぶどうを食べたから、母さんは死んだわけではない。
ペイルマンが同じ部屋にいるからこその違和感かな これ食べたらあの変なのに襲われるって分かってて手を出す 無鉄砲とかやんちゃがそれまでのオフィリアにそぐわないよね だから、部屋にはおいしそうな食べ物しかなくて、我慢しきれずついつまんだら ギギギギィドドドドドドォってペイルマンがテーブルの下から現れるとかだったら よろしかったな 当然テーブルの下で膝抱えて固まってるペイルマンのカットは あらかじめお客には見せといてだけど
でもそうするとあれか 手目え喰いやがったなぁのシーンが撮れないか
オフィーリアがぶどうじゃなくて目玉食べてりゃよかったんだな
ペイルマン大パニックで「目、目、」って横山やすし状態ww
>>227 メルセデスが大尉に切りつけた時
「やれ!もっともっと切り刻め!」って心の中で叫んでた自分
結局、気がついたら大尉と同じ種類の人間なのかも…ちょと鬱ww
>>235 キャメロットガーデンの少女いいよねえ
あの映画みたく終わるのかと思いきやこっちは容赦なかったな
今日、予備知識なしで見てきた。 入り口?の石造に赤ちゃんも彫られてたから、 結局地底の国も王子が必要だったってオチかと思ってた。 ブドウを食べちゃったシーンも、 そこで食べないで持って帰れば大丈夫だったのかなとか考えてしまった。
無垢な血が必要ってパンが言ったところで オフェリアの血の確率90% とーちゃんの血の確率10%だと思った やっぱとーちゃんの血はばっちぃか(´・ω・`)
251 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 20:52:38 ID:JTZMNJXN
自分だったら弟捧げてたわ 何も死ぬわけじゃないみたいだし メルセデスもオフィリアも偉いよ
父ちゃんはある意味純粋だよ 強い者が偉い、息子は大事、その他はカス 徹底してる
携帯からスマソ たった今観てきました。 大尉の時計って単に本人が気にしてるだけで実際は何でもなかったんですかね。 その件だけいまいちわからなくて… 何かを暗示するものだったんですか?
あの時計は、戦場から父親が肛門に隠して持ち帰った 大事な時計だよ。
>>255 父親の友人が肛門に隠してたんなら完璧だったw
マジレスすっと、親父の遺品でしょ。
大尉は親父に鬱屈した憧れの念を抱いてたんじゃないかと思う。
ほとんど会うこともなかったか、愛情をかけられなかったかのどっちかだったんじゃないだろうか。
もしくは両方。
大尉が不死身すぎるから何かのアイテムかと思ってたよ>時計 親父が時計を壊して云々の話、よく聞き取れなかった
全部妄想だとすると、マンドラゴラで体調が良くなって、 火にくべた途端に悪化したのは何で?
ギレルモ監督マルケスの百年の孤独映画化してくんないかな・・・ 短編でもいい
聞き取りかよ すげーな
>>256 >父親の友人が肛門に隠してたんなら完璧だった
その映画なんだったけか、代々受け継がれてるんだよな。
>>260 間違えたw字幕読めなかったってこと
美術とか楽しみにしてたけど話に夢中でそっちまで気が回らなかった
もう一度観に行くべきか
>>261 パルプ・フィクションのブルース・ウィリスのパートだったかな?
>>262 大まかにだと、大尉の父親が亡くなった時に、
自分の息子に自分の死亡時刻を伝える為に、時計を壊した
(割っただったか、撃っただったか忘れた)って話だったと思う。
だから、自分も死ぬ時には息子に死亡時刻を刻んでやろうと思って、
最後に時計取り出したんだと思うよ。
「誰が伝えるかばーか」で終わっちゃったけどw
肛門に武器ってーとドーベルマン刑事しか思いつかんw
ていうか武器じゃなかったゴメン
>>258 1. 単なる偶然
2. 実は最初から全部、死に際に見た妄想
どこからが妄想なんだろうか? 石像みたいな奴に目をはめ込んだのは現実だよな? 妖精さんあたりからだろうか
269 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/18(木) 23:48:42 ID:3q54MFis
ベッドの下に入る2度のシーンでパンチラビリンスを期待したのは俺だけじゃないはず
不覚にもワロタw
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)
>>269
暇つぶしにレイトで見たけど これほどの作品があまり話題になっていないことに かえって驚いた まぁ残虐描写のせいでPG12で話自体は子供にも良いかもしれないのに 子供に見せられない矛盾が勿体ない 現実:ファンタジー=7:3ぐらいに思えて ゲリラ戦の方ばかりに話が向いているのもちょっととは思うが... ナルニア程度のファンタジーを期待して見に行ってはいけないが もう少し金掛けてファンタジー色を強めた内容で見たかった気もする
タムナスさんとは親戚よ
今日見てきて、このスレもざっと見た。 葡萄のことが話題になってるけど、 自分は異世界の話なので、この異世界ではあの葡萄の吸引力は 現実世界の葡萄の百倍ぐらいになってるという設定だと ひっしに理屈つけて見ました。 あと妖精2名が食われるところで オフェリアが果敢に救けようとするかなと思ったんだけど・・・。 チョークでドアを作れるのは自分の部屋だけ? 大尉の部屋でチョークで逃げようとするとかしなかったので やはり異世界はただの妄想かなと。 ドアの件がよくわからなかった。
あれはチョークで大尉の部屋に入って うっかりチョークを机に置いてたら 大尉がチョーク握りつぶしたんじゃなかったっけ
時計のところ Mayor: Have I told you that I was acquainted with your father, Captain? Capita'n Vidal: No. I had no idea. Mayor: In Morocco. I knew him only briefly, but he left a great impression. Capita'n Vidal: An excellent soldier. Mayor: The men in his battalion said that when General Vidal died on the battlefield, he smashed his watch on a rock so that his son would know the exaxt hour and minute of his death. So he would know how a brave man dies. Capita'n Vidal: Nonsense. He didn't own a watch.
大尉の拷問は手中心で、下半身を狙わないのは良心的。
遅レスだけど、妖精が足りないのは事故だったって言い訳したところ 原語でも事故って言ってたから字幕の問題じゃないと思うよ。 あそこで、ごめんなさい私のせいですって泣くかと思ったら事故ってw
ブドウの件だけど、あそこはペイルマンの餌場なわけだから、 普通の食べ物じゃあなくて、子どもの理性くらいなら吹っ飛んじまうほどの 魔力がしこんである食べ物なんだ、と解釈しながら観ていたw
もーブドウはいいんじゃね?
オフェリアは聞き分けの良い、賢い少女だった。 あの場の食べ物は全部赤く、周囲の不吉な壁画や積み上げられた子供靴を見ても判るように 普通の神経を持って見ればオフェリアでなくても禁忌のモノだという想像がつくはず。 だがオフェリアは必死に止めようとする妖精に対して、非常にうっとうしそうに 尋常でない目つきで(口もきかずに)邪険に払いのけようとする動作が2度もあった。 やはりあれはあの場とテーブルの上の食べ物に禁忌の魔力の誘惑が仕込まれていて オフェリアはそれに屈してしまった。 (もちろん服を汚してしまった罰に夕食が抜かれていたこともあるだろう) そしてついにブドウ2粒くらいなら、と手を伸ばしてしまった、 それが事故だったのだ。そう解釈してるよ
282 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/19(金) 02:27:04 ID:+p6yAs5j
王国の世界が幻想なら、 ぶどうを食べたことが原因で、母親が死んだわけではない。
禁忌破りは童話の常じゃね 葡萄より 妖精の指示したかぎ穴シカト→結果オーライ の方が気になった
285 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/19(金) 03:28:41 ID:9MLyR+Sq
結局妖精の能力は大したことはないということじゃないのか。
鍵穴間違いは「命令に何の疑問も持たず従っているのは人間ではない」っていう この映画の一貫したテーマの一つを表現してたんじゃないの?
真ん中のに鍵を差し込もうとしたけど、鍵穴が合わないって言ってなかったっけ?
パンがなんか特撮番組の怪人にしか見えなかったのが残念。
>>258 体調が良くなったのは偶然。妊婦の身体の神秘。
悪くなったのはオフェーリアが大尉を怒らせたことで
精神的な負担がかかったから。(医者が伏線張ってる)
禁忌を選ぶアイテムにブドウを選んだのは演出上の失敗だとここのレス群よんでオレの中で決定。 鍵穴も同じくらいにひっかかる違和感。おなじく演出不足か? みんなはどういう解釈?
この監督、自分がプロレス好きだからってブレイド2でプロレス技やっちゃうくらい 結構単純だぜ。まあ、そんなお馬鹿な面が好きなんだがw
拷問にかけられる男のビビリ方、震え具合が良かった 良かったっていう表現も変だけど 大尉怖いもんな、あんな風になるよな 思わず見入ってしまった
>290 俺も葡萄よりケーキとかだろ?と思ってたけど、 今までのレスを読んできて、葡萄なら1粒2粒程度だったら、 くすねても気づかれないだろうというオフェリアの子供ながらの 賢しさを表してる良い演出だと考えるようになった。 鍵穴は、鍵が合わないといっていたので、もし自分の頭で考えずに 無理に真ん中の引き出しに固執していたら、時間切れか、鍵が壊れて 試練が失敗していただろうと思う。 自分で考え、他の引き出しを試して剣を取り出すのが本当の第2の試練。 オフェリアはそこは成功した。ただ葡萄については妖精の制止も振り切って 様子が変だったので、食べ物には魅了の魔法がかけてあったのかもしれない。 上記のレスでも言ってるが、お医者さんの名台詞がこの作品の主題を 一貫して表してる。
都内でフリーペーパーまだ配布してるところある? Vol.3だけ持ってないので探してます
食べ物には少し魔法がかかってたんじゃないのかな? 葡萄を見つめるとき尋常じゃない演技だったし ただ食べたいだけならペイルマンの様子うかがったりするだろうし
>>295 君のイマジネーション良いね。
このスレって馬鹿ばっかりで呆れるよ。
今日初めて この映画のCM見たよ いいともで! テレビでもペイルマンは怖かったヨ
>>293 誰かもいってたが、しょせんそれらは後づけでしかなく
流れにそって違和感なくあのシーンを見せられるかどうかでは完全に失敗してる。
なるほどね〜 と思うにしても、それまでのシーンに納得させてくれる要素がない。
単純に、それまでにオフェリアにブドウを食わせるかなんかして
「オフェリア=ブドウ」とか(観客に)刷り込ませておけばおけばよかったんじゃないかなあ。
鍵穴のことは、みんな医者の言葉がどうこう言ってるが
言葉で言われればそれが主題になっちまうのかよ。
医者の言葉がなくても、その主題を感じ取れたか?
残念だが物語全体としては、医者のいう主題は薄いよ。
とても良い台詞だが、主題としては副題レベルと言うか、ぼんやりしてる。
もし、主題だとしても主題を活かした演出がやりきれていない。
293の言う、
>鍵穴は、鍵が合わないといっていたので、もし自分の頭で考えずに
>無理に真ん中の引き出しに固執していたら、時間切れか、鍵が壊れて
>試練が失敗していただろうと思う。
>自分で考え、他の引き出しを試して剣を取り出すのが本当の第2の試練。
これはオレも同感。他の要素から考えてそうだよなあ。
どういう解釈か、どういう意味か、はみんなが考察してくれて納得し面白い。
だが映画の全てをこちらが補完してやって、何の欠点も無い映画としてやる必要は何も無い
と思ってきたよ。
大好きな作品だがあの2点にはどうしてもひっかかりを感じるからそこは残念な点。
大したこっちゃない
重箱の隅つついて会話を楽しんでいるのですよ ネタより会話を楽しむことが大切なのです
一人の相手と顔をつき合わせて話し合ってるのとは、また違うし 誰かを論破できなかったからってムキにならないようにするのが大事かな…
>>295 その解釈が一番自然だと思うよ。難解な映画じゃないと思うんだけどね。
だが相手の存在や考え方を揶揄せぬ程度に持論を戦わせるのも 匿名掲示板ならではの愉しみ方だから否定する気はナッシング。 現実でムキになれる状況なんざ、そうそう無いからね。
299です。 ここの人達は大人だーいい!! オレちょっとむきになりかかってたのを反省?自戒?した。
ブドウでそこまで引っ掛ってる人が多いのに驚いた。 なんであの状況で食べるか?は疑問に思ったけど、そのアイテムが ブドウなのはなんの違和感も感じなかったな。別に他の果物でも同様。 本当に感じ方なんて人それぞれなんだなー。
自分はケーキだったら違和感感じてたと思うな。 クリームなんかすくったら、指のあと残ってバレバレなんだから、 ブドウか何かにすればいいのに って思ってたと思う。 その辺は、自分の子供の頃の影響もあるのかもね。 「言われた事はちゃんと守らなきゃ!」って人は 素直ないい子供だったんだろうなw
むしろ1個だけかと思ったら2個目もつまんだのに驚いたw
もっと小さな子なら素直に言いつけ守ってたかもね。 自分で考えられる歳になってきてたから返って食べちゃったんだろうけど 目の前にいる、あんな見るからに怪しい奴に注意も払わすに もりもり食べるのには確かに驚いたw
>>307 ケーキ派の人達は、ケーキのほうが匂いという誘惑が強いから
オフェリアの食べたい衝動をひきだすのに適してると思うんだろ。
今までブドウでも疑問なかったが、こうして考えてみたら俺はケーキ派だ。
ブドウだって粒なくなったらその枝が残ってばれちゃうぞ、と。
>>308 俺も2個めはちょいびっくりw
しかし一般的に、ケーキのほうが匂いが強いってことはない
>>311 ええええええwま、まあいいけどさ
少なからずとも、ブドウよりは匂うだろwww
前にも出てたけど、ブドウを食べた事よりペイルマンに対して全く無防備な事の方が違和感あった。 もぎ取ってダッシュしながら食べるとかだったら納得いったんだけどw そして、私は地下の世界は本当にあって、オフェリアの魂はそこに帰れた派だな〜。 花の咲いた木にあの虫が止まったのも暗示的だし。 監督がラヴクラフト原作の映画を撮るかも?ってことで、パンの造形見たらちょっと楽しみになって来たな。 どことなく嫌悪感を催す顔だと思うんだよね。あのパン。
>>312 葡萄のほうが匂うよ
果物の香りを舐めてはいけない
ペイルマンの匂いも採取しそうだな
>>314 いやいや所詮ブドウさ なんてな
おまえさんとは平行線でしかいられなさそうだなw
それも一つの関係か・・・。
>>315 早めに頼む。あいつ消えちゃうからな。
318 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/19(金) 19:39:30 ID:2lZm2pUo
>>冒頭、大尉に撃たれて虫の息だったオフェリアの鼻血がビデオ巻き戻したみたいに引っ込んでいく→彼女の目のアップになってたけど、ここはどう解釈したらいいのかな?
>>317 消えたんじゃない
骨まで残さず食われたんだ
>>319 食われた、てのは表面的な意味でしかない。
俺の考察では、グルヌイユは最後、香水になったんだよ。
香りが消えると共に消えた男なんだ。
あの、人が群がった様子は「嗅ぎつくされた」ともいえるかな。
スレ違いなのでここまでにしておく。
>>318 「全ては死の間際にオフェリアが作り出した幻想だった(妖精から何から)」とも取れるし、
「人としての体は死んだが王女として蘇った、それまでを描いた物語」とも取れる
上の方でもどこまでが妄想だったのか議論してる人がいるけど、
オチがはっきり分かるようには描かれていないので解釈は人それぞれだと思います
322 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/19(金) 19:54:09 ID:+p6yAs5j
武道武道うるさいな〜
特定の事について話が続くのは仕方ないよ。そういう場だ。 嫌なら読まなければいいし、自分が話したいことを持ちかけてみればいい。
>>322 妙な誘導貼るヤツに言われたくないってw
ブドウは西洋では豊穣や生命の象徴であるので、 ケーキではメタファー的要素は感じられない。 ブドウであることに意味があると思う。
もうええっちゅうの
じゃあ観ていて「ん?なんで葡萄?」と思った人は知識不足ってことになるのかな? ここ読んでて思うのは オフェリアの行動として葡萄に惹かれるのは自然か という疑問と 作品的な意味合いで葡萄が選ばれた という意見で なんか噛みあってない気がする。
メタファーという意味でなら、 地底世界というのは、 神話的な意味では「死の世界」を意味するんだが。 これはギリシア神話のペルセポネの話のなぞりではないか。 ペルセポネは、確か、地下世界に戻ったときに やはり食べることを禁じられたにも関わらず、 ザクロの実を4粒食べてしまうことで、 一年のうち4カ月だけは地下世界のハデスのもとに行かないといけない。 神話で言うと、ケルヌノス=パン=デュオニッソス=バッコスで、 すべて、キリスト教世界ではサタンと同一視された古代の豊穣神。 デュオニッソスとバッコスは、確かワイン(ブドウ酒)の神だったと思った。
>>325 なるほど、ありがとう
東洋ならあれだな、やっぱり
鬼子母神とザクロの実を連想するなァ…と思いつつ見てた。
葡萄は古くから生命の象徴だから オフェリアが手を伸ばしたのがゼリーでもケーキでもなく、葡萄だった事が あの場での生還を意味するというという事か
ビューティフルライフと同じにおいを感じた
公式サイトには「短剣を手にしたとき無性に葡萄が食べたくなった」とあるね
賢いオフィリアが後ろも気にせず食ってたし魔法がかかってたんじゃない
自分は
>>306 と同じく何もひっかからなかったな
335 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/19(金) 20:55:29 ID:+VccqU1U
大尉が口を縫うシーンってどうやって撮影したんだろ。 特殊メイク?
>>329 うーん…だとすると、黄泉の国の食べ物を口にした時点で
オフェリアの死は決まっていたという考え方もできるのかな
ペルセフォネの場合、柘榴の実を4粒食べたから
1年の内4ヶ月を冥界で過ごすことになったわけだけど
これはデメテルとハデスの間にゼウスが立って仲裁した結果であって
本来は、冥界の食べ物を少しでも口にすれば
二度と地上には戻れないはずなんだよね
冥界でもエリュシオンなんかは楽園と呼ばれる場所だし
オフェリアの国=冥界であってもおかしくないな
正しい人間しか入れない場所でもある
ただバッカス=サタンの要素は本来のギリシャ神話にないものだし
この映画でパンがこなしてる役割はどちらかというとヘルメスに近いよね
穿ちすぎか…
パンフにあるよ、縫ってるのは偽物の皮膚、それをCGで補正
>>336 逆じゃないか?
「地底世界に行く=死の世界に行く」だとすると、
生命の象徴であるブドウを食べることで、
「地上=生の世界」で、苦しみを背負うということを意味する。
もう、どういう意味かは言い尽くされてるし 全てが決定打に欠ける 演出不足でいいだろもう。 げんなりしてきたが 魔法にかかってたならそう感じさせる表現をしろと。 ○○なんじゃない?でいいのかよめでたいな。説得力ねえよ。 公式がいってるからそれでいいのか? お父さんが言ってるから正しいんだ って子供じゃないんだぞ。 後から言われても知ったことかよと。 豪華な食事の中どうみてもウンコにみえるものをぱくっと食べた人に、あとから 「あの時無償にウンコが食べたくなって・・・しかもあれは ただのウンコではなく意味があってですねえ」と言われても 行動を目にした時は違和感を抱かざるを得ないし知ったこっちゃねえよ。 何もひっかからない人は作品に親切な脳みそでよかったんじゃないか。
引っ掛かるのは勝手だし私も引っ掛かったけど、引っ掛からなかった人を馬鹿にするような言い方はどうかと
下品な例えで失礼。あと語気も荒くなってすまん かっとなった。 大人になります。
>>340 俺だって突っかからずに見たかったという妙なやっかみ心もあって言ってしまった。
引っ掛かった人全てに謝る。
ごめんなさい。
反省を認めてくれる人はありがとう。
>>294 もし vol.2を複数お持ちなら、その内1つを vol.3と交換しませんか?
色々謎の多い映画だけど、ノベライズのほうでは多少はkwskかかれてるのかな? 誰か読んだ人いるって過去レスにあったよーな…?
345 :
294 :2007/10/19(金) 22:30:54 ID:9Dal9rG7
>343 Vol.2だったら中野のタコシェにいっぱいあるよ 恵比寿のTSUTAYAに行けばあるかなあ、Vol.3
エビスは公開日に行ったらじぇんじぇんなかったよ、FP
ここから葡萄禁止
ここからグレープ開始
よしきた
グレープはおやつに含まれますか?
300円までです
ダンジョンだから、剣を取ると腹が減るんだよ。
痛いシーンの多さと人がどんどん死んでいくのにかなり鬱になった。 試練設定はそれほど気にならなかったな。あくまでおとぎ話のお約束ってことで。 で、あまりにもベタなラストにも関わらず涙腺決壊。それまでがあまりにも辛すぎたからかな。 大尉の部下がいつか裏切るんじゃないかとか予測してたけど、皆筋金入りのファランヘ党員でしたな。
354 :
343 :2007/10/19(金) 23:25:29 ID:VJPDBFkS
>>294 当方、関西なので...
フリーペーパーは上映が始まったら引き上げるそうです。(神戸、京都)
Vol1,3,4はまだ上映が始まっていなかった京都シネマで先週貰ってきました。
vol.4は上映後も大阪梅田にはありました。
ついでに...
フライアーは、梅田、難波の上映館にはなかったです。
関西では梅田のタワレコ(マルビル、nu)にはありました。
nuは何故か角がカットされています。
355 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/19(金) 23:33:32 ID:l55JUee2
自分も鍵穴のシーンがよく理解できなかった あの本に浮き出てきた絵には少女が真ん中の鍵穴に鍵を差し込んでいた オフェリアは真ん中の鍵穴に差し込む前に“これは違うわ”と言っていたように見えたのだけど 監督はこの映画は見る人によっていろいろな解釈ができるとは言っているけれど 監督自身はどういう意図でああいうシーンにしたのか聞いてみたいことがたくさんある映画だわ
誰か書いてた気がするけど「何でも言われたとおりにするんじゃなくて自分で判断することが重要」という 意味で最後の試練へのヒントになっているんだと思う。
>>356 しかし後付け。ヒントにしても表現が足りない。
>>357 作品内で示されているなら、後付け上等だと思うがどうか。
少なくとも俺はここで語られているような疑問で頭が一杯で、
映画館から出てしばらく自分なりの謎解きをして楽しめたよ。
ディズニーみたいに単純明快で誰でもわかることしか入れてない映画と、
そうでない映画があっていいと思うよ。
映画はそれほど観てないけれど、この作品は難解ではないと思う。
>>355 妖精さんは役に立ちそうで、あまり役に立たない
ホラー部分より、現実の世界で大人がすることの方が恐ろしかった お医者さんの最後の言葉が印象的だった 「何の疑問も抱かず、ただ従うなんて、心無い人間にしか出来ないことだから」 禿げの顔無しや蛙より、大尉の方がよっぽど化け物に見えたよ 子供が死ぬのは辛すぎる 戦争が無ければ、おとぎの国なんか行かなくたって、親子三人で幸せに暮らせていただろうに
書きこみ&クッキー確認
名前:
E-mail: sage
内容:
たぶんそろそろ俺はうざがられると思う。同じような事をなんども、また書く。
>>358 を読んで後付けという言葉を使い間違えたと思った。
後付上等だとしても、それはおまけ程度であってこそだと思うよ。
なんで俺は後付を聞いてももやもやしているんだ?と思ったら
後付にもならないからだ。
映像で語りきれないのは、演出の不足、脚本、表現の不足。
謎解きは俺も楽しんだよ、映画で語られている事から読み取り謎を解くのは楽しい。
だが楽しめないものもあった。
それらは映画で、作品自体では語られていないからだ。
映画内で語ろうとして上手く語りきれなかったんだな、というところも
わかってきた。
この作品は難解でないと俺も思うよ。
単純明快な映画と含みのある映画があっていいというのも当然だ。
だが今はそこの話はしていない。
単純明快な映画でも、作品内で主人公の取った行動が
ストーリーの流れで違和感を抱くものだったら、観客は戸惑うだろう?
無意味な戸惑いは、作品の邪魔だ。
少数かもしれないが、ここでも何人かが違和感を抱いている。
てのひら眼の人が、盗撮防止のカメラ男みたいな動きだと思った。
>>361 あの台詞よかったよなあ。で、医者が撃たれた時に
何でもないふうに眼鏡を外したのが 泣けた。
最後まで、医者のあの人はあの人でありつづけたんだなあと思った。
ああいう演出にくい。
大尉が時計を眺めるシーンが出るたびに「時の電車デンライナー……」というナレーションが頭の中で再生されて いたのは俺だけでいい。
>>362 誰かにとっての完成品が、誰かにとっては完成品じゃない
また完成度をわざと落として客に出すのを旨とされた作品もあるだろう
いいか悪いかは個人が決めることだからそれでいいと思うよ
そして、完全じゃないからこそ恋をする、そんな事もあるなぁと
お前さんの文を読んで思ったよ
>>357 は後付けと伏線をごっちゃにしてるんじゃないだろうか。
答えが劇中の後半で提示されるものを後付けって呼んでたら
ミステリーの犯人はみんな後付けになってしまう。
>>366 >誰かにとっての完成品が、誰かにとっては完成品じゃない
>また完成度をわざと落として客に出すのを旨とされた作品もあるだろう
>いいか悪いかは個人が決めることだからそれでいいと思うよ
それもまた確か。
ただいいか悪いかを超えた、真理にたどり着けることがあることも確か。
俺はいいと思う・俺は悪いと思う、と常に平行線で終わらせるのって虚しく思ってしまってね。
時折、ここでなくとも「持論の押し付けをするな」という意見を見る。
他の意見に聞く耳を持たない奴は困るが、
持論や、また正当性を主張することはなんらやましい事ではないと思う。
そこに、反抗や抵抗心を抱くのなら「なぜ自分はその意見に納得しないのか」
を考えて意見にしてぶつければいい。
そうやって見えてくるものが面白い。
人は真実には納得すると思うんだ。
で、
そうなんだよなあ、不完全だからこそ惹かれる作品ってあるんだよな。
謎を残した作品は心に残りやすい。悔しいがな!
酔ってんのか? 自分に
流石にしつこすぎる
>>367 うん、言葉は間違えた。
だが伏線とは意味を履き違えていないから安心して。
まあこの作品は、答えが劇中の後半で提示される構造では無いし、
今上がっている疑問点の答えは劇中にはない。
ミステリーは特になんの弊害も受けないのだが、いいや。
劇中の範囲外にあるからどうなんだよ、となっているわけで。
あまりに弱弱しく説得力や結びつきに欠ける伏線になるのかなあ、あれらは。。。
>>369 酔ってるように見えたんだな。
そんなつもりはなかったが言ってくれてありがとう、気をつける。
>>370 もういいか、と思うんだが
レスが来たら折角言ってくれてるんだしと返してしまう。
もうレスがこなかったら書き込まない。
長々とありがとう。
373 :
おふぇりあ :2007/10/20(土) 01:41:39 ID:MYYq0iaM
とりあえず4滴たらしておきました
一瓶丸ごと入れちゃっていいよ そのあとでナイフで刺しとくね
映画の中の出来事は全部冒頭の死にかけたオフェリアの妄想ってことでいいのかな
いっそまとめてみた 何で葡萄食うんだ―┬普通ケーキだろ派(洋菓子派) │ ├─そもそも食うなよ派(禁欲派) │ ├┬食うなら後ろ見ろよ派(現実派) ││ │└─むしろ目玉食っちまえよ派(急進過激派) │ ├┬魔法にかかってたから仕方ない派(公式補完派) ││ │└─葡萄は生命の象徴だよ派(脳内補完派) │ ├┬演出が足りないよ派(整合性重視派) ││ │└─腹減ってたら普通食うだろ派(身につまされる派) │ ├─おとぎ話にはつき物だから仕方ない派(妥協派) │ └─トロはそこまで深く考えてないよ派(超現実派)
ヘルボーイ2の、オフィシャルプロダクションサイトで、 パンとペイルマンやってたダグ・ジョーンズが 半漁人姿でインタビュー受けてる動画があったけど、 ホントに動きがいちいち気味悪くていいねwこの人。 半漁人のデザインも、パンとペイルマンを足して2で割ったような感じだったな。
>>376 おつwww
妥協派と超現実派を推してみるw
本当に事故だったんじゃないか派
一番肝心な、 二粒ならバレない派、が抜けてる
私は 演出が足りないよ派(整合性重視派) だな。 目玉とブドウを取り替えとけばおもしろかったのに、とも思ったw
そういうのは最終絶叫計画でやってくれ。
>>375 映画中には妄想説を補強する材料もファンタジー=現実説を補強する材料も両方ある。
解釈は見た人に委ねられているということだと思う。
>>376 ワロタ、いいまとめだなあ。
しかし普通ケーキだろ派が洋菓子派ってまんまじゃないか!
ぶどうはいい匂いだ派はどうしたんだ?
そんな自分は整合性&超現実派だな。
>>372 さよならか?あんたの話わりと好きだったぜ レスは不要だ!
そんなもれは演出が足りないよ派(整合性重視派)に尽きる!
パイナップルが付いた肉の方が食べたい派(肉食派) パンの言いつけや妖精の制止に背いてみたくなった(反抗期派)
俺は身につまされる派だな てか、ぶどう大好き派だけど ついでに生クリーム苦手派も入れてほしかった 子供の頃からケーキ苦手な人間もいるんだぞ〜 だからオフェリアがケーキスルーしても全く気にしてなかったという
そりゃわかるが でもわざわざオフェリアが生クリーム苦手な設定にしても無意味だろ〜 ケーキスルーにだけ有効な設定なんかいらんw
誰かさんがナイフで刺すとかちょい嫌な感じ持ってきたからな。 ありがとう376!
>>365 wwwオーナーwww
チャーハン出てたら最強だったなw
ぶどうの皮ごと食べちゃったのが気になった 盲腸になるよ
パンズラビリンスだけにブドウなんだろ パンくんブドウ好きだもんな
うわ〜そんなに嫌だったか!すまんかったね
>>390
食べ物持ち帰る派ってのはナシかw 手をだしたらダメだから、持ち出した時点でアウトだったかなw ブドウ前に葛藤するシーンがもっと詳しくあったらよかったのかな。 ブドウがキラキラ光ってるように見える→はっと我にかえると光ってない、 でもやっぱり光ってみえて、食べちゃったみたいに。
俺はビック・ザ・ブドー派
あれは事故だった。これからパン君も頑張ってや。(亀田派)
妄想と現実 どっちともとれる演出が凄すぎる
>>392 皮ごと食べられるブドウ知らんのか。
最近は普通にスーパーでも売ってるぞ。
やっぱこれだけブドウで盛り上がるのは 秋だからに違いない。
402 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 17:07:58 ID:Wbi4C1Y/
パンというのは性神の一面も持っているが、そういう所はなかったな!
403 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 19:50:57 ID:gF41Sk9t
>392 外人さん(俺の知り合いはイスラエルの人だった)は ブドウ皮ごと食べる習慣らしい。日本人が皮食べないのを驚かれた。
>376乙 自分は洋菓子&公式補完派だ。 ただテーブルに生クリームのケーキはないっぽいよね? ゼリーとチェリーのパイっぽいのはあるが。 しかし見事に赤い食べ物ばかりだな・・・ 外国の葡萄は皮ごと喰うのが普通なのかもしれん。
>>403 それねー、葡萄の種類が違うらしいんだよねー
皮ごと食べても平気な葡萄らしいよ〜
鍵の話。映画の前にここ見てて、「本ではどのドアに鍵があったか見て」ってレス
あったでしょ。それ見てたからその場面きっちり見てたら本での鍵は真ん中の
ドアにあった。で、オフェリアも最初は真ん中のドアに鍵いれたけどでもどうも鍵が
合わなくて隣のドアに鍵を移したら合ってたって感じの演技に自分には見えた。
深い意味はないような…
ロリコン映画としてみればブドウも男に興味を持ち始めた少女の好奇心でもいいんじゃない カエルのはモロにエロ
基本的なテーマはギリアムの「アリス・イン・タイドランド」と同じだけど、アリスの方が映画作品として好きだなあ ギレルモっていつも人物描写があっさりしすぎだと思う
まちがえたアリスじゃなくてローズだ
409 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 21:44:47 ID:4HP5nzxl
あの砂時計、何分計だったんだ?
オレも葡萄は皮ごと食べるな…めんどくさいから。
俺は口の中でむく。
>>222 「うちの母ちゃんはキレイ(かわいい、美人)」という不思議な思い込みをしている子供は結構多い。
自分の母親より美人な友人の母を見て、「あ、うちの母ちゃんて…」と気付く子供もいれば、
「違うもん、うちのお母さん美人だもん、○ちゃんのお母さんなんてブスだもん!」と泣く年少の子もいる。
オフェリアの場合はそこまで幼稚な思い込みじゃないだろうが、
まあナナフシを妖精さんと言うくらいだから我々日本人とは感覚が違うんだろう。
オフェリアのおっ母さんて日本人にいる顔だなあって思った。
スマステで映画紹介きますよ
美人じゃなかったら大尉が選ばないんじゃないかな
>>407 ギリアムのねちこい人物描写には疲れてしまう事が多いので、こっちのが好みだった。
が、物足りないと思う人の気持ちも分かる。
稲垣メンバーべた褒めだったね
月いちゴロー1位きた〜゚+。(*′∇`)。+゚
418 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 23:22:59 ID:DU9Ic+Sd
分かってんじゃねえか稲垣。
419 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 23:23:32 ID:b1+FEG+H
こといちだってよ
毒とフェロモン、とは上手いこと言うな。 まさに、的を射た感じ。 まぁ、ゴロちゃんは好きそうだよな。この世界観。
稲垣のおかげで公式が重いw
話ぶった切ってスマソ 今日見てきたよ。何の情報も見ずにファンタジーかなと思いつつ行ったから、不快になるかもしれんが はっきり言うと感想は→グロくてキモかった。 それに小腹が空いていたからドーナッツ食って観てたら吐くかと思た。 そんでその時飲んでたのがミニ○ツメイドのブドウ・・・○TL
これってどこが作ったん?
葡萄つまんじゃう場面でのオフェリアの目つき見ると 明らかに少しイッてるから、あれはあそこの磁場に誘発されての行動だった気がするな だからアクシデントって考えれば「あれは事故よ」の言い訳にも 何となくうなづける
>422 そいつはお気の毒 ゴローちゃん言うところの感性があわなかったんだ
426 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 23:47:18 ID:ap/RehE6
稲垣絶賛だな ひさびさに映画館行くか
427 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/20(土) 23:59:07 ID:38NVl3o0
ホラー映画苦手な人も見れますか?
正直、何でこんなに絶賛されてるのか分からない 個人的には物凄く好きで何もかもがツボなんだが、それはデルトロヲタだからかと思ってた 絶賛コメントを読むたび、いいのか?本当にいいのか?深読みしすぎてないか?という気持ちになる。 複雑だ…。
ゴロー見てないから何と言ったか知らないけど グロいです+戦争描写がキツいです でも好きな人は好きだと思います 覚悟のない人は見ないほうがいいでしょう
観に行こうと思うなら過去レスくらい嫁
431 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 00:18:04 ID:d4Zxomfw
まあ万人が好きという映画ではないからな。 俺は大好きだがこういうのが「わけがわからない・きらい」と言う人もいるだろう。
>428 自分もそう思う ガジェット満載で見目麗しいけど 映画としての完成度だったら「デビルズ・バックボーン」が上回ると思う
実はこの映画のグロさはある程度我慢できる 最近ではJフォスターの新作のオープニングがしんどかった
434 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 00:28:17 ID:5o5pDVG7
この映画は分かりやすいでしょ。ローズインタイドランド (テリー・ギリアム)のほうが意味不明だったよ。
分かりやすい。日本人好み。宮崎アニメを連想させる要素も多い。
ガイシュツだとは思うが、何でメルセデスはビダル大尉を殺さなかったんだろう? 喉をかっさばくぐらいの余裕は充分あったろうし、 その方が安全に逃げれたろうし。 て言うか、口を裂くぐらいなら、喉なりを突き刺せば良いのに。 この映画で、ここだけが納得出来ない。
誰もがジャックバウワーだと思うなよ
グロとか言ってもPG12なんだから推して知るべし グロが売り物ではないのだし でも血がダメな人は見ないほうがいいよ
あの小屋から逃げ出したとして、すぐに誰かにバレるのはメルセデスにもわかってたはず 大尉を殺してしまえば、残った兵隊に問答無用で殺されるが 恥をかかせて生かしておけば、生け捕りにして嬲り殺そうとするに違いない 森まで逃げる余裕ができるかもしれない 俺はこんな感じかなーと思った
あのテンパった状況でそこまで考えられるかね 百戦錬磨の軍人じゃなくて、元々普通の女だよ あの程度の手傷を負わせるのが精一杯で逃げ出した、でいいんじゃないか
442 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 01:09:06 ID:5Om/zY2+
最悪な結末だった .
ゴローちゃん前はパフューム一位にしてたし気が合いそう…
ホラーやパニック映画のグロさは我慢できるというかそれを楽しみに行くわけだが この映画の場合は日常のなかに残酷で怖いものが潜んでいるので怖さ倍増なんだよね
ペイルマンってヘルレイザーのチャタラーっぽかったね。 キモ怖くて、久しぶりにゾクゾクしたよ。
登場場面が短かったのは勿体無かったね。 ラストで大暴れしてくれるもんだと期待してたのにw まぁ子供しか食べないみたいだから仕方無いか。
稲垣のコメント ・10年に1本の作品 ・今まで見た映画の中で最高のラスト
稲垣のクソの意見などどうでも良い
そう?俺は好きだよ、ゴロちゃん 意見にも共感できるし
何であのラストが最高なのか教えてほしい
絶対論で押すならともかく、浅薄なくせに相対論でくるから始末が悪い ヤツと同レベル以下の人しか共感不能
ツキイチゴローを語りたいなら該当スレで頼みます
ゴローの話じゃないけどさ、 主人公が生き残って幸せになるハッピーエンドが最高のラストだとは限らない。 重いストーリーの中でも何かを感じられれば、 その人にとってその映画を観た価値があるんだと思う。 主観とネタバレが入ってるので注意 ↓ ↓ ↓ 大尉は最後まで自縄自縛から逃れられない、ある意味不幸な男だった。 オフェリアのひたむきさによって、無垢な命が次の世代を生きようとするレジスタンス達に託された。 レジスタンス達の未来は決して明るくはないが、そこにはまぎれもない正義があった。 オフェリアは不幸な少女だったが、そのひたむきさは報われた。 オフェリアがその命を失うことは導入部で示されていたが、彼女の残したものは大きかった。 それは自分で考え、決断し、前に進む勇気だ。 俺はそういうラストだったのだと思っています。
454 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 08:56:17 ID:d4Zxomfw
月イチゴローの順位 1位、パンズ・ラビリンス→素晴らしい。コトイチ(今年1番)。 2位、グッドシェパード→映画をじっくり観たい時に。 3位、北極のナヌー→みなさん是非ご覧下さい。 4位、ヘアスプレー→ミュージカルって構えちゃう所があるよね。 5位、クローズZERO→女は観ないでしょ。 てっきり自分がナレーションしている「北極のナヌー」を1位にすると思ったよ。 そしたら「なぬー」ってツッコミ入れようと思ったのに。 すみません。
昨夜のゴローの発言は観客動員に多少は貢献しそう ただ近くでやってる映画館ないから見られないって人も多そうだけど この映画のこのシーンにはつっこみとかイマイチとか言うのなら理解できるけど ただのアンチはうざい
>>436 素人があんなちっこいナイフで人は殺せない。
料理人だから肉をさばくのは慣れている。
だから、あの反撃。
自分が逃げるだけの時間稼ぎ程度の傷を負わせればラッキー。
ビダルをなぜ殺さなかったのか、ではなく なぜビダルは死ななかったのか、ということじゃないかなぁ。 小屋からメルセデスが出てきたとき ビダルは死んだと俺も思ったよ。 それが普通に顔押さえて出て来るんだもん。 ビダルは偏った精神の持ち主だけど 精神力は怪物並ってことじゃないかな。
>>457 > 小屋からメルセデスが出てきたとき
> ビダルは死んだと俺も思ったよ。
あの撮り方ではとてもじゃないがそう思えないんだが。
いや、訂正 どう見ても、そんな解釈は出来ないよ。
>>459 そうかい?
俺はあの後、怪しんだ兵士が小屋をのぞいたら
無惨なビダルの姿が…→女を追いかけろ!→メルセデスBダッシュ
という演出になるのかと思ったんだけどなぁ。
単純に、大尉はメルセデスに刺されて死ぬより、 ラストで死ぬほうが映画的にいいからなじゃない?
だって ・口を押さえて苦しむ大尉 ・それを尻目にそそくさと倉庫を後にするメルセデス ・早足で逃げるメルセデスを訝る側近、倉庫から大尉が出て来る さして長くもない場面なので、そんな想像が入る余地が無い。
ビダルはファシズムそのものだから一人の手では死なないんだよ
そうか。俺が変な見方しちゃっただけか。
むしろ、そのあとで取り囲まれたメルセデスが 間一髪で助けられるところのほうが、 カッコよすぎるんじゃねーか、と思ってしまった漏れ…
農民息子とか、ゲリラの捕まっちゃったドモリの人とか、大尉の口カット&ソー(+飲酒)とか、 ゲリラのおじさんの脚切断とか、男性は結構痛めつけられるところをじっくり映すのに、 女性の痛いシーンはあんまりないよな。 メルセデスが拷問にあったりせず、オフェリアが撃たれるシーンも「映さない」し。 お母さんも苦しんでるシーンはあまり「映さない」。 男性がのたうち苦しんでるシーンのが楽しいのかな、監督w
女の拷問は別のベクトルになっちゃうんじゃない? 難産に苦しむお母さんは痛々しかったけど。 >取り囲まれたメルセデスが 間一髪で助けられるところ は、この映画にしては意外にベタで、しかし安心したりもした。
>>467 そうだね、監督の性的ベクトルが痛いほうじゃなくてよかったよ…。安心して見れる。
お母さん大出血も一瞬チラッとだから余計鮮烈な印象になったよなー。
逆に大尉が口縫うところを執拗に映すところは笑ったw
>>464 俺も一瞬あそこで死ぬかと思った。
「豚はさばいてやる」とかいうセリフのあと場面転換だったし。
ただ後の人も言ってる通り、あそこで死なないのは話的に正解だよな。
>>445 あああどっかで見た事あるなあと思ってたらそうだチャタラーだ!
スッキリした〜
ペイルまんもチャタラーも好きだ
>>470 ペイルまんw
コンビニで湯気立ててそうだなw
うはwきめえw
脚本のメルセデスが逃げるところをチェックしたら そとにいたおっさんはラジオでゲリラが置いていった ロトの結果を聞いていたんだな、これって字幕ではスルーだったかな
>473 そうなんだあ!ラジオは戦況でも聞いてたのかと思ってたらw レジスタンスが逃げたあとに宝くじ見つけて嬉しそうにしてたオッサンだよね この映画ちょっとした小技をきかせてるとこも好き
>>457 >精神力は怪物並
パンフレットの「怪物図鑑」の中に入ってたしな、大尉www
義父でも悪役でもなくクリーチャー扱いかよw
今観てきた ジェイコブス・ラダーだな すべては彼女の死に際の走馬灯だと思う 得たのは彼女の魂の救済
全部走馬灯というのも強引ジャマイカ。
479 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 18:58:06 ID:Qn2Z8A9I
まぁ人それぞれの解釈だから勝手にやらせとこう。 尤も全て夢でした、では到底説明が付かないとは思うけど。
とりあえず死んだ後のシーンは現実と仮定しても良さそうだよね。 それにオフェーリアが知らないはずのシーンとかも含めていくといろいろ面白い。
481 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 19:13:08 ID:4qMB+nPP
夜中に手にペンで目を書いてベイルマン風に頭に手つけてベイルマンみたいに歩いたらどうなるかなぁ
走馬灯だとして、彼女のこれまでの思い出に無い 地下の世界の描写がでるかな?
483 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 19:42:46 ID:9C/U7du4
すっごい伸びてると思ったら スマステで紹介されたのね・・・。 ゴローはなんて言ってたんかな〜〜
全然“すっごい伸びて”ないんですけど
485 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 19:59:55 ID:BxVINTbU
>>477 オフェリアの知らない事柄も、彼女の夢なの?
拷問を受けるレジスタンスも、医者の最期も、レジスタンスのテロも、そのアジトの描写も?
ラストの黄金の魔法の国に関しては、彼女の夢(希望)とも取れるかも知れないが、
映像を信じるなら、その他は物理的現実世界として存在しているとしか思えないよ。
486 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 20:12:11 ID:JyNCdEO6
全部今際の際の妄想ってのはない ファンタジー部分はその都度オフェリアが空想してた それはメルセデスが壁に描かれたチョークの線を見たシーンで説明されている あとラストも現実(映画内の)ではない 肉体が死んでから魂が地下に行くっていってるのに笑って死ぬわけない よって不幸な少女が最期まで不幸だったという話 彼女が空想世界に逃れることができたのがせめてもの救いと納得すべき 連れ子がいる女性は再婚相手はよく考えて決めましょう
そもそもあれは寓意だろ? フランコ政権に魂までは犯されないっていう。
488 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 20:37:28 ID:BxVINTbU
>>486 オフェリアが弟を連れ出して迷宮に逃げたシーン
袋小路の壁が割れて、通路が出現する。
その後、通路が閉じ、彼女を追ってきた大尉は進路を見失い、一端、道を引き返していく。
このシーンはワンカットで、誰の視点でもない、第3者視点だよ。
辛い戦時下、現実に居場所が得られずささやかな空想の中に生きる少女に比べたら 飽食の今、妄想の中でアイドル追っかけてるジャニヲタってゴミだな
カニバリズムはありますか? すごく見たい映画なんですけど、これだけはどうしてもダメで…
直接食ってるシーンはないよ。安心して見なされ。
>>491 ありがとうございます。
見に行ってきます!
>>491 確かに「人間を」食ってるシーンはないなw
494 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 21:05:52 ID:JyNCdEO6
>>488 ありゃ
大尉引き返しちゃってたか。薬のせいにするのは苦しいかな
でも、そのあと普通に広場に入って来ちゃったからなあ
論議がヘンな気がする。 「走馬灯」という表現は思い出に類するもので、夢想とは違う。
でも走馬灯の意味そのままだったらますます成り立たない罠
ルル・オン・ザ・ブリッジとかステイとかこの系列の作品だと死に際に記憶をベースに してそれを改変した妄想の物語を作るんだね。だから純然たる思い出でもないし 純然たる妄想でもないという感じかな。
498 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 21:28:05 ID:mhYeorpT
怖くて葡萄が食べられなくなっちゃた
>>497 うつし世は何とやら。確かに日本人好みな話かもしれないね。
誰か、妄想派と現実派で
>>376 みたいなチャートをつくってまとめてくれw
現実の中に妄想を編み込んで寓話にした、じゃダメなの?
502 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 23:23:33 ID:4/VEYmYO
俺もいまんとこ映画館で見た映画ではコトイチだな ちなみに他に見たのは アンフェア、スパイダーマン3パイレーツ3大日本人、ダイハード40、プロヴァンス、ラッシュアワー3、トランスフォーマー、キングダムです
503 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/21(日) 23:35:18 ID:4qMB+nPP
ア〜ベイルマンに変装して街歩いてみたーい
もしかしてこのスレではペイルマン大人気?
自分、予告のペイルマン見て「なんじゃこら!!」と劇場に行ったクチですw 造形がすごいし、あのばぁ〜という動きもユーモラス。 妖怪手の目とゴヤの絵のオッサンじゃん!と思ったら、 パンフでもそれに触れられていて、どっちも好きなのでペイルマンもっと好きになった。 パンより出番が短い分インパクトが強かったんじゃないかなあ。
506 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/22(月) 00:33:15 ID:CWAeD326
ペイルマン大好き。
>>502 300観てないのか?
確かにペイルマンは怖いけど妙な魅力あるねw 個人的には喋って欲しかったなww
508 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/22(月) 01:25:52 ID:FqToCk5G
最初はオフィーリアは死んで魔法の国にいったと思ったけど、良くみたらまだ生きていたんであれはオフィーリアの妄想なんだとわかるね。
509 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/22(月) 02:00:37 ID:YDxBkhlo
この話、実は弟が脳内で描いている、 俗にいう「胎児の夢」 って隣りの婆が言ってた。
>>508 つか、その前に、大尉の視点で「誰もいない空間に向かってひとりで
誰かと会話しているオフィーリア」というカットを見せてるじゃん。
「あっちの世界」は、みんな妄想なんでしょ。
と、思っていたら(「妄想だ」と思っていたら)、 大尉の部屋にチョークを使って入り込んだり、大尉が ベッドの下の「根っこ」を見つけるくだりがある…。 「根っこ」はオフィーリアだけに動いて見えていた、 と解釈できても、大尉の部屋に入れた理由は解らない(´-ω-`) 散々、既出ネタだろうが。
山の家は、個人の住宅というよりも、対ゲリラ戦基地みたいな気がしたけど… そんな所に大尉が自分の女房呼んで一緒に住むのは、 軍紀違反とかならないのかな? しかも妊婦(´・ω・`)と子供 あんな間近にゲリラが出没する所で、晩餐会にお客さん呼べるてのも、シュールだと思った…
DVD化の際には是非着脱可能な眼球付きペイルマンフィギィアをつけてもらいたい。
ブレイド2もヘルボーイも大好きで美術も楽しみに観に行ったんだけど、 何というかイマイチだった。ペイルマンは好みで自分もフィギア欲しいと思ったけど。 いっそR指定でグロいホラー・ファンタジーにしてくれた方が良かったのに… 一緒に行った12才の娘はやっぱり葡萄にひっかかってて、 あんなのが居て食べちゃダメって言われてたのに馬鹿じゃないの〜って憤慨してた。 ま、最近ではヒルズハブアイズとリトルレッドが良かったと思った♀の感想です。 デルトロ次回作に期待。
俺は、本当におとぎの国があって、最後にはオフェリアはそこに行けたと信じたいなあ でないとあの子が、あまりにもかわいそうで あんな子が死ななくて済むように、大人がしっかりした社会を作んないと、と 大尉みたいな化け物をのさばらせない社会を、と思った
>>515 俺もそう思う
かつての姫が憧れた地上の世界は、痛みや苦しみはあっても
同時に光や生きる喜びの溢れた眩しい世界でなければならなかったはず。
おとぎの国は死者の安寧の国であり、
生きる人間が大切にしなければならないのは現実世界。
オフェリアの時代は苦しくて、彼女が安らげたのが唯一おとぎの国だったのが切ないね。
517 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/22(月) 10:19:35 ID:6ZkL1Tbi
つうか もともと おとぎ話って 特に西欧の物って 残酷だよね おとぎ話が楽しい夢の国みたいになったのって ディズニー以降じゃまいか 死んでおとぎ国って 昔話によくあるような気がする
直前に大人から注意されたことが空想に繋がってるな そっち行くな→夜中に迷宮に行ってパンに会う 靴汚すな→泥だらけ ご飯はなしよ→駄目だって言われてるのに料理に手をつける もう憶えてないけど弟かっぱらうのは大尉になんか言われてたはず
ファンタジー部分が空想だと言ってるヤツは、 パンフレットに載ってるデルトロのインタビュー読むべきだと思う。
いや、お前こそ監督のインタビューなんかで作品語らずに まじめに映画観るべきだよ
憂鬱な月曜日に備えて元気をもらおうと、ナルニア系の甘々ファンタジーだと思ってふらっと観に行ったから鬱過ぎワロタwwペイルマン怖過ぎワロタww でも美術とか本当に凝ってて癖になりそうだわ。 この映画の他に、ダークなファンタジー映画のおすすめある?
自分も監督の考えは参考になるし知りたい でも自分でいろいろ考えてからね それも楽しみのひとつだし
別にたった一つの正解を決定してしまわなくてもいいしねえ。 監督的にはこうかなー、とか自分はこうだといいと思ったなーとか。 自分は葡萄食っちゃった件は、最初はパンを完全に信じてたけど、 メルセデスの言葉(パンは信じちゃいけないって母に言われた)や、 二回目にパンに会ったときのパンの口調の変わりっぷり(丁寧→威圧的)、 はよせーやと急かされ、何も食うな、持って帰るな、と命令されたことに対して、 ちょっとだけ反抗心というか「逆らってもいいんじゃない?」って気持ちの芽生えだと思う。 パンが「妖精の言うとおりに」って言ったけど、妖精が「ここ」って指した鍵穴は「間違ってた」。 これもオフェリアが自分の好きなようにやってもいいじゃん、と思ったきっかけの一つかと。
>>522 に便乗して、いろいろあげて見る
ちょっと古いけど「ラビリンス」。美術綺麗。
『不思議の国のアリス』を下敷きにしたファンタジーで、デビットボウイが魔王役で出てるんだが、これがかっこいい。
「ローズ・イン・タイドランド」
ファンタジー成分は低いけど、少女の幻想って意味では本作に通じます。
SF寄りだけど、ジュネの「ロスト・チルドレン」。美術がすごい。
「ヘルレイザー」。グロくて怖いけど美しいクリーチャーといえばこれ。
ティム・バートン監督のはだいたいハズレ無し。
「シザー・ハンズ」「スリーピー・ホロウ」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」「コープス・ブライド」
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
トム・クルーズ+ブラピで食わず嫌いしてる人多そうだけど、なかなかいい。
キルスティン・ダンストが子役で出てるけど、かわいいんだよなあ。
コッポラが監督・製作した「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」。雰囲気良かった。俳優陣も豪華。
生理的グロ系ダーク・ファンタジーならヤン・シュヴァンクマイエルのアリスもお勧め。 お話自体はそんな面白くないけど、あれに出てくるうさぎの気持ち悪さは異常。
>522 とりあえずはデルトロの過去作遡ればよろしいかと ガジェットの風味なんかはクロノスからずっと一貫してる
>526 あのうさぎがカリカリ喰ってんのは木屑だよね? コーンフレークみたいに見えるけど、アリス吐き出してたし。
皆どこで観たの? うちの近くでやってないから困る。
>>522 ニール・ジョーダン監督の「狼の血族」は、
雰囲気がこの作品とよく似てるよ。
あと、
>>525 も書いてるが、ティム・バートンの映画。
「チャーリーとチョコレート工場」とか「スリーピー・ホロウ」なんか、特に。
テリー・ギリアムの映画も、ダーク・ファンタジーと言えるかも。
最近のバートンも嫌いじゃないけど、その路線で薦めるのは無理があるのでは とりあえず首なし騎士まで。理髪師はどうなんだろ
>>522 「ダークシティ」
映画のムードとラストシーンの印象が
似ているような気がする。
ピンヘッド…美しいか?美しいかなぁ…ピンヘッド…
>>522 「親指トムの奇妙な冒険」
ファンタジーだと思うんだけど…そもそもトムが不気味。
基本は人形アニメっぽいのに人間もコマ撮り。
>>522 少女の幻想(というか、妄想)つながりで、
ピーター・ジャクソンの「乙女の祈り」
二人の少女が自分達は魔法の国の人間だと思い込み、
その空想にのめりこんでいってどんどんおかしくなる。
二人が作った粘土の人形が歩いたりとか、
この頃のジャクソンは良かったなあ……。
実話だったりするけどね。
ちなみに少女の片方はこれがデビュー作のケイト・ウィンスレット。
こうしてみると純粋なダークファンタジーって意外と少ないな。
バンデットQは…ああ、監督名が挙がってるか。 あとねねちゃんのウサギもテイストとしては似てるような似てないような。
>>535 「乙女の祈り」は前スレで出したけど反応なかった
今はケイト・ウィンスレットじゃないほうがスッキリしてる(笑)
539 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/22(月) 21:03:14 ID:XAwc61/0
メルセデスがフィフィに見えて仕方無い
今日見てきた 地下の国は少女の妄想で本当は何も無いのではなくて 地下の国は存在するが少女は姫じゃないんだと思った
どっちでもいいよ
>>522 アニメ映画だけど「天使のたまご」とか。
ノアの方舟を思わせる残骸の中に住む卵を抱えた少女が、
水没し続ける廃墟の街で、
鳥を探す少年と出会ってから、世界が狂っていく…
「天使のたまご」というタイトルからは想像もつかない、ダークファンタジー。
冒頭からグロくて色彩も暗く、音楽は陰鬱で
登場人物も幽霊じみてる。
543 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/22(月) 21:49:34 ID:YDxBkhlo
>>539 ずっと誰かに似てると思って見ていた。
君のおかげで胸のつかえがとれた。
ありがとう。
>>543 わたしも、一緒に行った友人の一言で、つかえ取ってもらったよw
似ていて非なるものだけど、似てるw
ちなみにメルセデス女優がまだ30代で、女の子の母ちゃんより年下として驚いたべ。
キャメロットガーデンの少女を推しとく
メルセデス中学の時の担任に似てるわ
>>544 >似ていて非なるものだけど、似てるw
強い女としては、フィフィも同じだよ。w
>>522 だが、みんな親切にありがとうな!
ティム・バートンのを何本か観たくらいで、ほとんど知らない映画ばっかりだわ。教えてくれたみんなに感謝しつつ全部見てダークな気分に浸らせてもらうよ。
マイナーだしダークじゃないけど「ドリームチャイルド」 現実と幻想が入り交じる、年老いたリアルアリスの話 どもりの人(キャロル)も出るよ
少女椿がなぜ出てこない
>>550 デル・トロ監督と親交のあるニール・ゲイマンが脚本を書いた『ミラーマスク』もお勧め。
ゲイマンはダーク・ファンタジー作家として要チェック。アメコミの『サンドマン』『デス』、映画では今週末公開の『スターダスト』、年末公開の『ベオウルフ』(脚本担当)とか。
555 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/23(火) 00:49:28 ID:QOZyy52J
ダークファンタジーか。考えたけどあまり無いな。 「チャーリーとチョコレート工場」は傑作だがダークと言うほどでもないし 「パンズ・ラビリンス」が今後ダークファンタジーというジャンルの代表作になるのは間違いない。
ここぞとばかりのオレ映画の羅列にちょっとうんざりした
ダークファンタジーってジャンル自体が厨二病だから
558 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/23(火) 01:07:22 ID:p8QqnMco
よくいるよね 何でもかんでも馬鹿の一つ覚えで中二病ってレッテル貼ってる笑える人が
559 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/23(火) 01:10:46 ID:p8QqnMco
>>559 プロフィールによると、鳥取戦士サキューンだな。
561 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/23(火) 01:29:57 ID:p8QqnMco
>>560 んなもんしりませんよw
というか外人なの?
それともたまたまガンダム基地外人の写真を貼ってるだけ?
どう考えても日本人だろw
MovieWalkerでペイルマン携帯マスコットプレゼント、まだ募集してるw ムーシャムーシャシアワセー♪
>>564 ペイルマン人形ほしいよー!ほしいーほしいー!!ヽ(`Д´)ノウワァァァン
近所探せば、あれくらい干からびたおじいさんいるかもよ。
地獄の国で咲き続ける、永遠の命を与えてくれる花ってのはどんな意味があったんだろ?
>>567 侵すべからざる希望や勇気の比喩だと思っていたよ。
ダークファンタジー ロストチルドレンがあるじゃん あと デリカテッセン パフューム パンズラビリンス どれも変態ヨーロッパだぜ
クレイアニメの「親指トムの奇妙な冒険」もおすすめだぜ 他にもなんかありそうだけど
上で出てた
あとキャスパー・ノエか ファンタジー要素は少ないか メイとか
ダークファンタジーって訳でもないんだろうけど、パンズラビリンス見てて、 一番思い出したのが、ディズニーの『オズ』だなあ。 一応、オズの魔法使いの続編って感じで製作されたらしいけど、 ドロシーが基地外扱いされて閉じ込められてるわ、 トラウマになりそうな気味の悪い化け物ばっかりウジャウジャ出てくるわで、 こんなの子供に見せて良いのかって衝撃だった。
ギャスパー・ノエね パンズ〜が少女=エロが全面に出ていたら 食傷気味になってたかも
全面→前面 スマソ
今、見てきた 魂になって帰郷するのが泣けるね〜 この話はファンタジー物じゃないよな 美しい別世界の映像が一カ所も、ないんだよね
映画見てねえだろw
561 名無シネマ@上映中 [] Date:2007/10/23(火) 01:29:57 ID:p8QqnMco Be:
>>560 んなもんしりませんよw
というか外人なの?
それともたまたまガンダム基地外人の写真を貼ってるだけ?
なんかダンサーインザダーク思い出した。 なんだこのやりきれなさ。。
>>580 俺は「火垂の墓」を見たあとのような
いたたまれなさを感じた・・つうか、(´・ω・`)ショボーン
その気持ちをファシズムにぶつけるんだ、といいたいところだがファシズム対共産主義じゃあ どっちにしても救われないわな。魔法の王国くらいしか逃げ場はなかったのかも。 ダンサーインザダークはちょっとやりすぎのように感じた。スタッフロールの時に流れる歌の 歌詞なんてひどい。
子供に立ち向かえるわけないしな・・・ はかない命というか 守られるべき子供があんな風に死ぬのはやり切れん 悲しくて堪らん
ダンサーインザダークのような糞映画と比べないでほしい
子供の頃はいろんなものを信じていた でもあなたも大人になればわかる 現実はつらく厳しい でも子供だからそれを理解、直視できないの 心の中に自分だけの別の世界を造ってそこで私はやさしいお父さんと お母さんがいるお姫様になるの あの人は言った でもパンには気をつけてと 小さい時には誰にもやってくる そしてそれは今私を惑わす夢先案内人 あれぇ死ぬのかな? あっお父さん、お母さんここに居たの よかったぁ 最後に私はこんな幸せで そしてさようなら 私の心の補完のお話は終わりました それから迷宮(迷路)は誰でも簡単に地下に続く入り口にたどり着くの お父さんじゃない人もあの人や仲間もすぐ来たでしょ?
「夢じゃないよ、本当に地下の世界に戻ったよ」 「死際の夢だったよ」 と、お互いの結末の考え方を押し付け合う作品でもないしね。 結果が2つに分かれるのは監督の思惑通りだろう。 それより、この作品の構造の方が興味深い。
スペインの山奥で、あんなに雨多いとこあるのか?
雨多い所なのかどうか あの映画だけで判断つかんな 数日くらい?の短い時間の話なのに
オフェリア逃げてーの緊張感から解放され ハッピーエンド確定と思いきや… いきなり大佐が現れた時はガックリきたよね。
590 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 06:24:23 ID:8sviqgOg
大尉だけどね。
591 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 06:41:05 ID:7tb9gHJ0
良い悪いは別にして、この映画がこれほど高評価されるのは日本ぐらいじゃないの?
592 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 07:13:27 ID:8sviqgOg
アカデミー賞にノミネートされたし、世界SF大会でヒューゴー賞も獲ったが
高評価は妥当な評価だと思う こんな暗い映画見るんじゃなかったとかラストが悲惨過ぎる で感想が終わってしまう人には納得がいかないんだろうけど
幻想の世界に救いを求めるしかないほどの過酷な現実 そして現代も、オフェリアよりもっと悲惨な目にあっている子供達もいるだろう… 人間ってなんなんだ…て考えさせられる映画だったよ
虐待されてそれがつらいのでその時だけ別人格をつくって本人格を守ろうとする 多重人格者にも重なる話だな
すべては子供達へのレクイエムってことでいいんじゃない? 「デビルズ・バックボーン」もそんな感じだし
昨日見てきた アストリッド・リンドグレンの小説「ミオよ、わたしのミオ」とか「はるかな国の兄弟」と同じ匂いがした
>>582 あれで別にファシズム体制が崩れたわけじゃないしな。
史実としてあと30年は続くし。
ダークファンタジーと言えるかなぁと思うのはツインピークスの小人の人が 主演してた「フールズ・ファイア」って映画。中性の物語なんだけど、 人も人形のように見えるゆ〜っくり動くオープニングが強烈すぎて覚えてる。
大尉がメルセデスにあんなに油断した&気安さをみせていた(肩に手をかける、まずい コーヒー飲ませるが見逃し、鍵預けてた)のは、2人の間に男と女の関係があったからかな? それとも、単に女だから思いっきり見下して疑いもしなかっただけ?
単に女だから思いっきり見下して疑いもしなかっただけ
>>600 それ俺もちょっと思った
大尉は全く人間味のない男ではなく、むしろ脆いところのある男として描かれていたし
メルセデスは女中の中では一番若くて美人ってことになってるしな。
メルセデスは現地のロジスティクスの責任者だから軍としても良好な関係を持ってないと まずいと思ったんじゃないの?
604 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 15:01:44 ID:as3oBOtt
でもメルセデスの背景(弟がゲリラ)とか調べなかったのかな? お抱えの医者にも裏切られてるし、大尉怖くないよ〜。甘いよ〜と思ったよ。
ヘンリージェイムズのねじの回転みたいなものか? この映画
メルセデス、「私は卑劣だわ、あの男と同じ屋敷に暮らし、洗濯をし、食事を作り…」って 言ってたけど、それはレジスタンスの同志のためにしていることだから、別に恥じるべき ことでなし…。 女性であることを利用して、大尉を油断させたのかとも思った。
ペイルマンの携帯マスコットの当選、キタァァァァァっ! 思っていたよりも小さいが、 その分だけ思っていたよりも精巧に出来ているように思える。 もったいなくて使えないや
>>605 要素的に似た部分はあるが、これはまた違う趣向の作品
この程度で悲観? って思ってしまう俺は 鬱映画耐性付きすぎているのかな レイプでてこないし 拷問は出てきたが、描写シーンはなかったし やっぱりグロテスクなおとぎ話の範疇かなぁ そもそも鬱度より、口裂けとか、足切断とか、スプラッター要素のほうが無駄に高くネ? キモグロはデカ蛙のネバネバは良かったな
主人公のオフェリアの顔がすごく故アイルトン・セナに似ている 悲劇的なところも
611 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 16:38:57 ID:WSqmNygM
>>514 あんなのが居て食べちゃダメって言われてたのに馬鹿じゃないの〜って憤慨してた。
パンフ情報によると「元は8才の設定だったのを12才に変更した」所為で話の整合性が崩れたのでは?
ダークファンタジー期待して観に行ったのにナチ親父の残酷描写が強烈すぎてファンタジー成分ふっとんだw
メルセデスとカエルって定番な組み合わせなの? ナナフシ妖精が良かった。
あのブドウ食べたシーンはご都合過ぎだったよな おとぎ話では「絶対やってはいけない」規則破りは王道フラグなんだけど ここで「ミスを犯す」ってちょっと説得力に欠けてた お腹すき過ぎていたり大好物はブドウとか伏線があればまだ自然だったのに
さっき観てきた
>>611 の言うように残酷描写でファンタジー気分がかなり削がれた
グロ度は低いと思うけど、「痛そう度」が高いから俺は苦手だ
最初のワインボトルで嫌な予感はしてたけど
映画は良かった
妖精物語を見事に映像化してる
痛そう描写に耐性のない俺が悪いのだろうが、あそこまで生々しくなければ良かったんだが・・・
口裂けが生々しかった 思わず目をそらしたな 性的グロが出来ない(なんらかの事情?)ぶん 痛グロ方向に逃げたんだろうか
>>607 精巧なんだwすげー
チェコアニメっぽい容姿のパンと虫とかのリアルさのギャップすごいよね
あとさりげなくナチって言ってる奴いるが、これスペインの話な
>>612 一応前の晩飯抜きなんだが、大好物はぶどうの伏線は必要だよな。
大好物はぶどうの伏線はいらないと思うが 最初に部屋に入ったときに、テーブルの上に盛られたご馳走に 目を奪われるくらいの描写があったほうがわかりやすくはあったかもね 陳腐になるけど でも全般的に、オフィリアの感情の描写って抑え目だし このままでいいと思う
>>616 大好きな母親とぶどう食べてるシーンだけでもあれば良かったのにと思う。
>>582 フランコ軍の反対勢力は、
別に共産主義ゲリラなんかじゃなくて、
広範な反ファシズム勢力だよ。
スペイン内戦時は、国としてはソ連が支援していたが、
ヘミングウェイなんかも支援して従軍していたし、
ピレーネ・バスク地方では少数民族による民族運動の側面もあった。
イデオロギーの対立みたいに思うのは、偏狭な見方。
武道に始まり武道に終わる
これを見てバルサとレアルが何故いがみあってるか少し理解できた。 W杯で勝てないわけだ。
今日みてきた。 パンが八名信夫に見えてそればかり考えていた
>>598 え?そうなの?
ファシズムってからにはやっぱドイツの後ろ盾があったんでしょ?
ドイツ敗戦と共に崩壊したんだろうと思ってた
最後にゲリラ側が勝っちゃうのも、え?っと思ったけど、連合国側の強力な支援があったんだろうなぁ と
>>604 つか、あの基地で働いてる現地の人たちって、全員ゲリラの関係者じゃなかった?w
お母さんが危篤のとき 廊下で背中丸めて座っじっとしてる大尉とオフェリアの姿が「親子」に見える。 あの結末を思うとせつない。
626 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 20:33:35 ID:vBIPwLhd
「さみしかったのよ」「あなたも大人になれば分かるわ」って母親に言われたけど 母親が変なのと結婚したせいで大人になれなかったね
>>623 そこでイタリアが出てくるならまだわかるが、ドイツ…
ここに書き込みする前に「ファシズム」でググれよ。
>あの基地で働いてる現地の人たちって、全員ゲリラの関係者じゃなかった?w
考え過ぎ。
なんかいろいろ妄想を逞しくしやすい映画なのかね、これ。
大尉は隠れホモっぽくない?
こういう幼く死ぬ子は世界中にいるんだろうな。 戦争関連に限らず。 監督の意図はともかく、幻想を扱いながら現実に切り込んだ哀しい映画だった。
昨日観て来た。 ものすごく心揺さぶられた。もしかしてスゲェ映画観られたのかもと思った。 鑑賞後、激しく凹んだけどなw この哀切な後味に、「蜘蛛女のキス」という映画を思い出した。 蜘蛛女のラストのモノローグに、 「彼が死ぬ時に幸せだったか不幸せだったかは、彼にしかわからない。」 とかいうのがあって、オフィリアとちょっとかぶった。 ガイシュツだったらスマソ。 既に語られているが、オフィリアの魂の救済、これに尽きると思う。
>>604 自分も、大尉は結構甘いところがあると思うんだわ。
敵ではないと判断した人間に対して不必要に横暴に振舞うわけでもないし
使用人たちが萎縮しているような描写もないしね。
世の道義とは相容れないなりの規律をもって生きている人に見えるんだけど
どうもここでは、大尉の行動全てが悪感情をもって解釈されてるのがちょと
寂しい。
…まあ怪物扱いされちまう位だから仕方ないんかな。
632 :
630 :2007/10/24(水) 21:30:11 ID:QPg5o/nO
オフェリアでした、すんまそん。 メルセデスの子守唄が頭の中でエンドレス、誰か助けて!
>>631 時計のエピソードや
繰り返される髭剃りのシーンに、
大尉がどんなものに縛られているか(縛られたがっているか)示されている気がするな。
オフェリア役の子、うまかったなあ……。 予想してたものを打ち砕かれて(ゴメン、アリスみたいなのかと思ってた) 痛そうなシーンも多くて観てる間はもにょってたんだが 帰ってから反芻してたら、色々考えさせられるね、この映画。
鑑賞後にいい意味でどっと疲れを感じたのは俺だけだろうか オフェリア(とレジスタンス達)の苦難が延々と描かれこの結末は救われたものであってほしい願望がある 語るに及ばず是非また見たい傑作だね 関係ないが、ヱヴァのときもそうだったんだがリーブル梅田のチケットカウンターでまた剣幕をはった女がいた、 何でチケット買うだけで睨まれにゃならんよ、接客商売をまともにするつもりがないなら辞めろ、うざい スレチスマソ
デルトロ映画のヒロイン好きだなあ。 デビルズバックボーンの女院長もかっこ良かったし、少年に憧れられる女性も良かったし、 クロノスのアウロラも可愛かったし、ブレイド2のニッサも好きだった。 この映画もメルセデスが強いだけの女じゃなくていい。 オフェリアの嫌味のない健気さだしね。
うちの母ちゃんは、オフェリアは本当に王女様で 人間界で良い行いをしたから王国に戻れたんじゃないかって言ってた まあ救いのある見方ではあるけど
上のほうのレスによると、大尉にとって奥さんは息子生むための道具だったんか? だったらなんでコブ付き女よりもっと子供沢山生んでくれそうな若くて家柄のいい美人もらわなかったんだろ。 まあまあいい男だし、不自由はしないと思うのに。
>>637 なんかかわいい母ちゃんだなw
そう思ってもいいエンディングだと俺も思う
640 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/24(水) 23:42:11 ID:Q19Rs1rz
>>638 母体より子供優先って台詞からそう考えたんだろうけど
出会いからして含み持たせた感じだったし(偶然を装って出会った感じ。混乱に乗じて前夫を殺した可能性さえある)
単なる道具っていうのはないと思う
戦場に身重の妻を呼ぶのも、いつ死ぬかも分からないから子供を見たい&自分の姿を見せたかったんだと思う
身だしなみを整えるのも時計を直すのも死ぬ予感があったのかも
ビックカメラの上に行ってきた。開場直前だったので前列 見上げる映画館は久しぶりだったんで疲れた 来週からは新しく出来たほうみたいよ
手が目になる化け物は子供に見せちゃダメw 怖すぎてヒキツケ起こすぞwww あれでは視聴制限があるのも、よく分かるよ
今日、恵比寿で観てきたが…。自分の感想は、ここの人とは違うようだ…。 自分にファンタジー系は合わないのかも。 決して悪いと思ったわけではないので、機会があったら見直してみたいと思う。
>>623 スペイン内戦時にドイツの後ろ盾はあったよ。かのゲルニカを爆撃したのはドイツ軍だし。
ただ第2次大戦ではスペイン内戦終結後で国が疲弊してるからとして(心情的にはともかく)
中立を保ち、大戦後もフランコ政権は残った。
>>617 ちょっと陳腐すぎかなー。葡萄好き伏線のがましなんじゃ?と思った。
618に同意、そんぐらいさりげないものでもいいんだよね。
感情の描写は抑え目で別にいいけど流れを邪魔するしこりになるなら
それでいいとは思えないな。
617がそれでいいなら、いいけど。
>>633 息子に執着したり、死んだ時間を伝えてくれ、とか
でも潔癖症な描写としてはちょっと弱いかな個人的に
>>646 作中で自分の欠点は自尊心だ、って言ってたね。
以前「クイーン&ウォーリアー」という映画を観たときも 能天気なファンタジーを期待したら重いボディブロー食らったな。 あれもスペイン映画だった。。
昨日2回目見てきた。 ビダル大尉(セルジ・ロペス)が誰かに似てるなあ誰だろうと ずっと頭を捻っていたが、トレント・レズナーに似てるんだな。 葡萄のシーンで引っかかる人が多いみたいだけど、 オフェリアが葡萄に引き寄せられる瞬間に微かに効果音が入ってて、 enchanted(不思議な力に干渉されている)の状態を表現している。 ただちょっと分かりにくいわな。
>649 オレはガブリエル・バーン似だなと思った
>>650 眉間と鼻の位置関係とか、ガブリエル・バーンにも似てるね確かに。
パンが八名信夫に似てるとか千原兄弟に似てるとか色々言われてるが、
おれはペイルマンがアホの坂田に似てると思った。クネクネした歩き方とか。
パン「の」迷宮って英題は 「の」を付ければヒットする宮崎アニメのパクリだね。
はいはい
654 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 12:05:17 ID:d++Qc5jt
おりは昨日でとうとう3回目観にいった... 自分にヤバス..
655 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 12:27:45 ID:vfMvn1El
葡萄はご飯抜きの母親の罰が伏線だと思うけど、それだけだと弱い。。。 男<性>への憧れともとれるのでは?誰もが通る異性への憧れ的な、、、 だから玉2粒www
>>654 すごいね。
もう2度と見たくない。悪い意味じゃなくってさ。
スペイン女性の 彫りの深い端整な顔 すらっと伸びた首筋 どこか憂いを帯びた目 ( ゚∀゚)o彡゜おぱい おぱい
スペイン、内戦、ファンタジーといったらエリセだよな
659 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 17:32:33 ID:Z6xZYUy+
禁忌を破るための空想なんだから葡萄は食べて当然なんだよ
>>519 の通り
この作品のアートブックってあるんですか? 探しても見つけられませんでした… ご存知の方の情報をいただければ幸いです
全部オフェリアの空想みたいに言う人もいるけど 現実にいろいろと不思議な現象を起こしてるから パンとか本当に居たと思ってる ただ、夢の国に帰還するのだけが 死に際の幻覚なのか本当だったのか、はっきりしないだけで
幸せだね
え、、、、、、ラストで パンと親父とオフェリアが同一空間にいたシーンあったじゃん その時、親父視点ではパンはいなくて オフェリアが誰もない方向に独り言しゃべってるってシーンだったじゃん
パンは子供にだけ見えるのかな?と思った メルセデスも“パンの言うことを信じちゃダメよ” と母親に言われたとオフェリアに語っていたよね だから大尉には見えなかっただけで現実だったんじゃないの?
あの晩餐にいる化け物すごい良かったよ! 見てておもしろかった あれで一本作ってほしいくらいだわ
妄想か現実かで議論すんのも意味ないけどさ オフェリアを追ってきた大尉が道を塞がれたのは やっぱ不思議な力のせいでしょうね
あれ実際は塞がってないと思う 薬で酩酊した大尉が道に迷ったのを、オフェリア側に都合のいい幻想にしただけかと
メルセデスが「奥に行ったら迷う」って言ってたしね。
まぁそういう解釈もありかな。
でも最後の最後に 自己犠牲は美徳です 良い選択でした って なんだか予定調和っぽくてなっかりだったな
あれは第三者目線だから実際に起こった事、という言い方もあるけど 逆に言うと、誰も道が塞がる瞬間を見たわけではない。 私は、あのシーンは ・子供目線でなら見つかる抜け道があった ・暗い&朦朧としている大尉には見つけられず遠回りを強いられた と考えている。 呪術的な力でオフェリアが隠されたなら、大尉もメル達も あの場所にはたどり着けないはずじゃないかな。
673 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 23:09:39 ID:+CrMhm6J
オフェリアが最後逃げおおせていたらトンズラビリンスだな
別に片方の考えを肯定するためにもう片方を否定する必要はない。 ディベートじゃないんだから。
675 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 23:22:55 ID:Hw1Qng4O
この映画のパンと、ラビリンスのデヴィットボウイ、どっちに会いたい??
676 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 23:29:39 ID:+CrMhm6J
>>674 いやいや、大いに議論すべきだろ
それぞれ忘れてるシーンもあるから内容理解が深まるし、見方が変わるのも面白いぞ
もっとも現実だった派の材料が、
>>674 が言ってるシーンがワンカットだったという他に見かけないけど
パン ボウイは地球に落ちてきた男の時に会いたい
678 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/25(木) 23:31:29 ID:+CrMhm6J
スレで既出の根拠は ・マンドラゴラの根で母親の病気が改善した。 ・監視つきの部屋から出て大尉の部屋に忍び込んだ。 ・迷宮の変形。 くらいかな。まあ全部「偶然だった」か「それも妄想」で解決がつくといえばつくが、 それは結構、強引な解釈になる気がする。
また逆に妄想説を裏付ける根拠としては ・大尉にパンが見えなかった。 ・蛙から鍵を取る試練から帰る途中、雨で全身びしょびしょになったのに本は濡れていなかった。 ・王国に帰還した映像を見たときにオフェリアはまだ生きていた。 これも「パンは子供にしか見えない」とかいろいろ考えれば回避できる。 まあ自分の答は「決定的な根拠は映画中にない」かな。解釈は人それぞれということで。
>>670 殺されるお医者さんのセリフ、
「何の疑問も抱かず、ただ従うなんて、心無い人間にしか出来ないことだから」
これって、オフェリアのパンとの最後の対峙の際の決断と意味的にかぶる。
苦しみも悲しみもないおとぎの国に行きたいならば弟を渡せ、と手にナイフをもって
命令するパンに、自分が苦しみや恐怖から逃れられるならば、と盲目的に従ってしまったら、
ヴィダル大尉が体現しているファシズムに保身のために唯々諾々と従った大人たち
(宴席に集まった協賛者たち)と同じ選択をすることになったのだと思う。
自己犠牲は美徳です 良い選択でした って予定調和を描いた話ではなくて、
有無を言わさない強権的な支配者に対して、無垢なる者、弱い者を守るために
命がけで「NO!」と答える勇気を描いた作品なのかと自分は思った。
パルチザンの人たちも、オフェリアも、同じ選択をしたわけだよね。
>>676 自分が書いたのは議論じゃなく、否定。
否定のしあいが行きつくとこまで行きつくと
公開25年経った今でも人間派とレプリカント派の押し付け合いが続く
ブレードランナースレになってしまう。
帰還シーンの真偽は 王国で待ってた母が誰だったかで納得がいくでしょ 自分は、はっきり分からなかったけど あれが、現実のママだったら幻覚と受け止めるよ
ペイルマンって、サイレントヒルに出て来そうな怪物だな。
悲観的(現実的?)な人と
楽観的な人で解釈がかなりかけ離れるね。
個人的には、
>>681 さんの考えが、
監督の意図という面からは正解だと思うけど、
どう受け取るかは結局観客の感性の問題になる。
議論はずっと続いていいと思う。
名作ってそういうもんじゃないかな…。
>>681 そうだね
でもさそう言うのを際立たせるためには
少女が、はじめから反大尉な態度だとちょっと弱いかなーと
この映画は寓意性がちょっと弱いとおもった
ブドウ食べちゃうミスを犯すシーンも
もう少し伏線張りまくって寓意性を持たせるべきじゃないかと思った
メルセデス役の人は40歳越えてんのかと思ってたら 意外にも同い年でビックリした いや、何が言いたいのかっつうと 同年代の人達が想像以上に老け込んでる現実に愕然としたんだ… 俺なんか五歳は若く見られてるがね〜
こんな無駄な書き込み見たこと無い
>>683 王国のお母さんは、現実のママ役の人だったように見えたよ。
たぶん国王も、現実のすでに死んでるオフェリアの父だったんじゃないかと。
だから死後の世界で家族が一緒になれた、というオフェリアへの救い(とオフェリアが死に際に夢想した)。
でも自分はそれまでの出来事は「現実」派。
あの王国のシーンは「オフェリアの夢」派。
王国のシーンのパンが一番うさんくせえw
っつーかさ、ペイルマンって強いのか?
観にいきたいんだけどまだやってるよね。よし行くか
葡萄を食べちゃうのは、物語上食べてくんなきゃなんないというのはあるとして 一口で食べれるサイズのが葡萄だったというのと 配給手帳のくだりがあったように時代的に食べ物が不足していて さらにどう考えても裕福ではない仕立て屋一家で おまけに生鮮食品が真っ先になくなる都市部に住んでいたせいもあって 新鮮な葡萄なんてしばらく食べてなかったから手が出ちゃった。 と映画を観ながらも脳内補完したんだが・・・考えすぎですかそうですか
>>683 えっあの人って本物のお母さんじゃないの!?
697 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 07:54:34 ID:D64VjPA9
昨日観て来た ラストの王宮のシーン、試練なだけでパンも実はいい奴なんですよ的オチの時、 手の目の人食いおっさんも入れてやってください
>>693 よぼよぼ爺だよな。
餓鬼にしか勝てないんじゃないか?
>>695 子供をおびき寄せる何かがあるんじゃないかと脳内補完してた(´・ω・`)
強そうには見えないな あの部屋への入口がひとつしか見えなかったうえに 廊下は行き止まりになってるようだから強い必要はないのかも これで特定条件じゃないと殺せなかったりしたら無敵だな 俺はペイルマンを「食べる」という行為を擬人化した怪物と解釈した 捕まえるまでは獲物見る必要があるけど いちど捕まえてしまえば食べるだけなので見る必要はない 外見に全く惑わされず、捕獲=捕食の怪物 でも彼はあそこで何をしているんだろう?
葡萄を食べた日は、罰として飯抜きだったせいもある。
「何の疑問も抱かず、ただ従うなんて心無い人間にしか出来ない事だから」って台詞が この映画のテーマだって言う人いるけどホントにそうか? オフィリアってパンや妖精の言う事に従わず自分の食欲に従ったせいでペーさんに追いかけられ酷い目にあってるじゃん あの試練は「人の言う事を守らないと酷い目に合うぞ」ってのを表現してんじゃね ストーリーってのは全編通してテーマを表現するもんだと思うがどうか? 強いて言うなら「命令に従わず自分の判断で行動した場合は自己責任ですよ」って感じか・・・オフィリアも医者もそれで死んでるしな
これはどうみても教条的な映画じゃないよ さようなら子供達、天国で良い夢をってだけでしょ
そこら辺の寓意性が弱いからグダグダしてるんだよね 伏線の張り方が行き当たりばったりと言うか メイドが腹に隠したナイフ隠しとかも そこで使うのかいと言う感じだった
少女の夢世界→現実世界の行き来も散漫でヘタクソだなぁとも思った
>>704 最後の一行訂正 オフィリアの死はこのテーマとは関係無いな
あそこで使わなかったらどこで使うんだ>メルセデスのナイフ
>>707 観る側の先入観だろ。幻想の世界へ行ったら行きっぱなしのファンタジーとは狙いが違うんだから。
現実と幻想を等価に描かないとこの作品は成立しない。
まあもともとギレルモはストーリーテリング上手くないし。 ヘルボーイのグダグダさを見れば分かるっしょw アイデアと映像センスはすごくいいんだけど、詰めが甘いんだよね・・・。 すごく難しくて面白いパズルを完成させたら、ピースを一つ紛失してました、 みたいな映画を撮る人だよ。
>>710 それがヘタクソだっての
現実→幻想→現実→幻想
こういうのが必ずしも「映画的に等価で描いた」とは言えないんだよ
映像の論理的構造と表現構造(寓意性)がいまいちわかってないんだよな
観客に幻想世界を見続けさせて一種の倒錯状態に陥らせる そこから一気に現実に引き戻してガーンと現実の重さを幻想世界と対比して見させることによって 効果的に現実世界=幻想世界を表現する 映画の手法ってのはそう言うものなのだが? 現実→幻想→現実→幻想と言うのは 一見、現実と幻想を等価で表現しているように見せているけど 断続的な変化はむしろ散漫な印象を与えてしまって 現実と幻想を対比させない、ぐちゃだらグダグダ結果をむしろ生んでしまう
お前、つまんない映画の見方してるな。
本当だね。君の言うとおりだよ!禿同!大賛成。流石だね〜深い読みだな ・・・とか言って欲しいのかな?あぼんで全く読めんが
>>714 いやむしろお前のほうだろ
論理的に「これは等価的に描写したのだ」
とかそういう後付脳内補完解釈のほうが考え補完しすぎ
考えるな感じろよ
君、映画学校の学生だとしたら、進路考え直すべきだな。
>行き来も散漫でヘタクソだなぁとも思った 別に行き来させようとしてない オフェリアは行ったきりだよ あちらとこちらの切り分けは 観る側が勝手に施せばいいわけで こういう揺らぎを散漫ととらえるかどうかは 君の問題だから仕方ない
イバナ・バケロとアナ・トレントとどっちがかわいい?
720 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 14:42:49 ID:d0cgZln1
>>704 作品の中で「真実」を語れる人って限られてる
あの医者はそういう人格与えられていないからテーマじゃないね
あと何か飛躍の上に飛躍を重ねて論じてるね
>観客に幻想世界を見続けさせて一種の倒錯状態に陥らせる
>そこから一気に現実に引き戻してガーンと現実の重さを幻想世界と対比して見させることによって
>効果的に現実世界=幻想世界を表現する
単にそういう映画じゃないだけ
そもそも等価に見せようとしてないし
>>704 >ペーさんに追いかけられ
ピンクの服着たアフロのおっさんがシャッター切りながら笑顔で追いかけてくるのを思い浮かべた
ペイルマンより怖かった(((( ;゚Д゚))))
723 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 16:19:24 ID:akEs2Y3s
来月やっと大阪にもサルバトールの朝がやってくるので見に行きます。 フランコ政権決算期か?w
明日の晩から川崎デルトロ祭なのに台風とは…
デルトロ際楽しみにしてた漏れには台風は残念orz ここの住人で行くヒトいる?
726 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 21:43:58 ID:RDXvn0R6
つ「雨降って痔固まる」 ┌( ゚Д゚)ノ イッテラー
今日スポーツクラブのふろ入ったらペイルマンが大勢いて びっくらこいた。
728 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 22:51:05 ID:Z7Jxfce8
無抵抗な子供を弾くなんて・・ダメだろ。気分悪い。もう少し知恵絞れ。 .
729 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 22:54:08 ID:Z7Jxfce8
×無抵抗な子供を弾くなんて ○無抵抗な子供を弾くなんて手段は
>>729 弾くってどういう意味?
撃つ?まさか…
はじくと訓ませたいんじゃないの。 # そういう疑問でなければ、失礼。
>728に便乗するけどそこが一番理解できんところだった。 お涙頂戴にするには幼女が死ぬのが一番手っ取り早いとは思うが、無抵抗で 息子も取り返した後わざわざ撃って行く理由がどうしても分からん。 ファシストってさいてー!と言わせたいための演出の一貫か? (しかしあの大尉の場合服汚して晩餐会もさぼって帰った時にはお仕置き無し だったりコーヒーが煮詰まってた時も注意だけだったりしてファシストという より武器と拷問道具大好き!な男の子にしか見えなかった) それとも単純に 「よくも俺の息子をー!怒りの鉄槌!」パーン なのか?
733 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 23:40:17 ID:Z7Jxfce8
俺だったら弟連れて走って逃げた挙げ句「神隠し」的に行方知らず
生死不明でストーリーを引っ張るべきだったと思うけどな。
>>730 w
>>725 俺行くよ!
チネチッタの「パンズ〜」の半券持ってくと千円だよ。
>>733 草生やしてんじゃねーよwwwwww
こんな程度で釣られる俺は当然
この作品のノベライズの日本語の酷さが耐えられない
あの地点でオフェリアを敵と見なしたんじゃないか? 晩餐会とかコーヒーはあくまで身内の行為に対するリアクション 息子を強奪するのは、積極的な敵対行為となる。 敵に対して容赦ないのは必然的な行為 でないと身内を危険に晒すことになる。 無抵抗と見えて、背中を向けた瞬間に襲われるってのは メルセデスで体験済み。 幼女とはいえ危険性が皆無なわけじゃない。 大尉も深手を負って薬も効いてるし、少しでも 襲われる危険性を減らしておこうという腹づもりだったんじゃないかな。
禁忌を破った故に死ぬんだよ 聖書や昔話の世界だからね
738 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/26(金) 23:58:27 ID:Z7Jxfce8
>>735 ごめん。スペイン語堪能なの?字幕も所々疑義に思ったけど。
>>736 薬効いてる大尉。
そのせいか、オフェリアの急所を外してしまう。
↓
メルセデスがゲリラ側の人間だと知ってそれを ヴィダルに隠してたからな、オフェリアは
>>736 その前に、メルセデスの件を黙っていたのがばれた時点で、
オフェリアは大尉の敵と見なされ、個室に軟禁、
逃げ出そうとしたら殺しても構わんと、大尉が部下に命じてなかったっけかな?
例え子供でも、自分達に逆らうものは容赦しないという、
大尉達=体制側の残虐さの表れだと思うんだが
蛙も禿げも体制側を揶揄したものかなと思う
つまんない見方しか出来なくてゴメン(´・ω・`)
パンはギリシャ神話の牧神で、ラビリンスもギリシャ神話のミノタウロスの迷宮のことだが、 パンのデザインや遺跡のデザイン、妖精の存在からすると、ガリア、ケルトのイメージ もちろん、古代ギリシャ・ローマ神話はヨーロッパの文明に影響を与えるが、 舞台となっている場所は、ギリシャ・ローマ圏じゃなく、おそらくガリア圏ぽいし、 地下の王国、というのもケルト的 ただ、のちにキリスト教のペイガニズムやローマ帝国の宗教同一化政策によって、 パン=ガリアの有角神ケルヌンノスという視点が生まれているし、 シェークスピアやバイロンなんかも、それを踏まえて表現していて、 ギリシャ神話とケルト神話がごっちゃになってしまっている この作品もそんな感じ パンズ・ラビリンスというより、実際はケルヌンノスズ・ドルメンだな ギリシャ神話らしさは微塵も感じられない
デザインはケルト感じなかったけどなぁ 渦巻きなかったし
某コメディ映画観ようと映画館行ったんだけど 間違ってこの映画を観てしまった 観てる途中で気付いたが時既にお寿司 トラウマになった
>>740 個室に監禁で済んだのは意外だったな。
以下、ちょいと理屈臭いけど考えてみたのが
監禁当時まだ部下もいたし交戦中でもなかった。
後で尋問するつもりだったにしろ、子供なんで容赦したにしろ
万一のことがあってから射殺するくらいの余裕はある。
とりあえず保護観察中。
迷宮まで追いかけて行ったときは大尉一人、援護なし周りレジスタンスだらけ
減らせるときに敵は減らす、でないと後はない
息子拉致で処分決定!
そんな心境だったのでは。
>>744 それプラス、オフェリアは自分の子供じゃないからね
息子の命を危険に晒す敵にしか見えなかったのかもしれんね
大尉にも、自分の子を守ろうとする、意外に人間らしい一面もある
ただ、彼は、自分と自分の延長である息子以外に、情を持たない
鬼子母神の男版みたいだなと思う
初対面のときから握手に左手出したりして、オフェリアは大尉を怒らすことばかりやってたしね。 むしろ、奥さんも亡くなっったのにメルセデスの事を黙ってたのをばれて軟禁で済んだのに驚き。
誰もいない空間に向かって喋るオフェリアを見て気勢が殺がれてたというのもあるのかなと思ってた。
多分追いかけてる時はあのガキぶっ殺してやると思ってただろうけど、息子も無事だったし。
でもオフェリアが追いすがったことで再びうざったくなり、射殺と。
>>741 この映画のパンはギリシャ神話のパンというより、
キリスト教文化の中で異教の神として恐れられた得体の知れない怪物としてのパンだと思う。
「パンの大神」に雰囲気が似てる。あそこまで残酷じゃないけど。
ぶっちゃけオフェリアってリアルにいたら相当むかつくガキじゃないか 初対面の相手に愛想も無しでいきなり左手で握手しようとするわ 戦時下の物が無い時代に母親がオフェリアのために用意したエナメルの靴と 多分シルクサテンの高価なドレスを泥まみれにするわ 『家族』が対面保つための晩餐会平気ですっぽかすわ 苦しんでるっぽい母親放置でバスルームに篭って本に夢中になってるわ あの母親があまり自分を愛してるっぽくないヴィダルの下に行ったのはフランコ 側の大尉のところなら娘にも良い思いさせてあげられるっていう気も多分にあっ たんじゃないかと思うが 娘は戦時下で良いもの食って良い服着て「可哀想な私ごっこ」に夢中だ
大人になったからそう思うだけで どんなに手のかからない優等生でも 大人目線から見ればむかつくガキンチョだよ。
デル・トロが「ワーナーからオファーがあって自分流にやらせてもらえるなら、『ハリー・ポッター』撮りたい」と発言した模様。 ………ゴクリ。
そのハリポタやナルニアとかって まず見に行かないタイプの映画なんだけど このラビリンスは何故か見に行かないとダメ… みたいな妙な義務感があって 何かに見せられたような感覚がありました
753 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/27(土) 08:05:25 ID:14J1Zii/
ものすごく良い映画にもかかわらず巷でなぜわざわざ貶す意見があったり上映規模が小さかったりするのか不明。
もの凄く良い映画、とまでは思わないな。 良質だけどマニアックな単館上映もの、って感じだ。 構成上ちょっと下手な所があるけど、主人公殺して成功した。
>>748 そうなんだよね。
「過酷な状況下で空想に逃げ込んだ」ってキャッチコピー見ると
あの時代両親殺されロクな食べ物もない子供も沢山いただろうに、
オフェリアは良いもん食って着て、義父が好きになれなくても
虐待されたとかいじわるされたってわけでもなく。
仕立て屋のお父さんが本当の父親。あんなの父親じゃないって
子供の言い分もわからなくはないけど、オフェリアにはあんまり感情移入できない。
辺鄙な山奥に、部下に身重の妻と子供連れて来させて子供生ませるって公私混同も甚だしいんだけど、 大尉ってそんなに権力者なの? 将軍がNo1として何番目くらい?
この監督はスプラッターフェチなんですか?
あんな怪物みたいな大尉とくっついたカアちゃんの無分別さに腹立つな。 『一人の辛さは大人になればわかる』? モマエ、母なんだから、守らにゃならん小さな娘のことも考えて再婚しろ、と。 『大人になれ』などと娘に言ってるが、このカアちゃん自分がまだ子供みてー。 ああ、母娘揃って、なんと弱い・・・。
>>756 大将から数えて七番目
士官学校出たてが少尉(小隊長)だからな。
大尉だと中隊長
でも兵隊少なかったよな。
ちょっとえばりすぎかなと思ったよ。
でも大佐で国家元首も居るからな〜
あの当時のスペインの
軍隊の状況は分からん。
>>750 それよかガルシア・マルケスの何か辺りを映画化してほしいわ
嫌いではないが「10年に一度の良作!!」ではないな そして何故「ハリウッドものしか観てない人間には分からない」とか巷の レビューがどれも偉そうなのか
762 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/27(土) 14:43:14 ID:ISt726fB
はいはい 見に行きたくても行けない俺は 四国住みですよ おまいらが、羨ましい
だいたい日本公開遅すぎなんだよ。 散々待たされると、期待した割にはってなっちゃう。
この規模で公開するんだったら春先にやってよかったのにね
>>758 母ちゃんは怪物みたいな男モエーだったのかもしれん。
それは冗談として、
大尉は態度はアレだったが、意外と母ちゃんのことを好きだったんじゃないか?
晩餐会で奥様連中が偶然の再会のことを、
「偶然…?マアーwww」みたいなリアクションしてたけど、
あれって「偶然と見せかけて大尉が仕掛けた」みたいな裏があったのかな、となんとなく思った。
もちろん自分の息子が大事、とか女房は俺の後ろに下がってろ、とかそんな考え方と平行して。
どうも この映画はオフェリアが可愛そうに見えるか否かが評価の分かれ目みたいだな しかし、この映画ってオフェリア以外に子供って出てないよね 出てればその子との対比で「可愛そうな女の子」って演出できたんだろうが・・・ (晩餐会の客の子供とかが父親の側で幸せそうにしてるとか)そうゆう演出が足りないんだってのが否定派で そんなハリウッド映画みたいな分かりやすい演出が無くても私には分かるってのが肯定派ってとこか
>766 だから何でそこでハリウッド映画が出てくるのか分からん
肯定派って意味無くハリウッドを憎悪してる人間が多そうだな
>>758 先行き不安な情勢で旦那は亡くなり(もしかしたら大尉が手をまわした?)
頼る人もなければヒドイ男とわかっていても
それなりに自分を大事にしてくれると思えばこその
女の弱さよ。娘もいたからなおさらかも。
オフェリア可哀想たって母親には愛されてたし、「仕立て屋が本当のパパ。あんなのパパじゃない」ってだけでしょ。 大事な食事会すっぽかしたのに母親から食事抜きにされただけで義父からおしおきもなく、むしやりたい放題だったじゃん。 戦争下という時代に生まれたのは過酷だろうけど、むしろもっと過酷な子供は沢山いただろうにオフェリアが特別可哀想で過酷とも思えない。
ちょ台風wやばす そろそろ川崎に向かいたいんだがorz
772 :
776 :2007/10/27(土) 17:34:05 ID:bXlCgIbI
一応言っておくが俺は否定派
ハリウッド云々は
>>761 のレスを受けてのもの
773 :
766 :2007/10/27(土) 17:39:15 ID:bXlCgIbI
776にも書き込めばおk あえて乗っからしてもらうと晩餐会の客の子供が幸せそうにしてる描写が あったとして、それはそれでオフェリアの不幸が「コップの中の嵐」なこと が強調されるだけなような気もする あらすじ紹介なんかで「人を残忍に殺す大尉を父親と認めることはできず…」 とあるがそもそもオフェリアがヴィダルの殺人を目撃したことも無ければ配給 に並ぶ貧しい人々の姿も他人事だったしな テーマがあくまで内省的な子供が自分を愛してくれない周囲から空想に逃げ込む、 だったら別に気にもならなかったんだがだったら別に戦争関係なくね?
戦争がなかったら母親が身重なのに山奥なんてわざわざ来ないだろうw
ともかくオフェリア自身は自分を憐れんでもいないし ある意味納得して逝ったんだから周りが不幸の度合いを測ってもなぁ…
ああ〜取られた〜OTL・・・まあ、いいけど ちなみに晩餐会の子供ってのはあくまで 例えばの話ね 村の子供出しちゃったらオフェリアがいかに恵まれてるかが引き立っちゃうからね ついでに言うと オフィリアって基本的に自分がお姫様になるために行動してる訳で 弟連れ出さなければ大尉に殺される事も無かったんだから ぶっちゃけ自業自得にしか見えねぇんだよね
いや、オフェリアは死に値するような過失があったとは思わないがw 火垂るの墓の節子だって別に善行を積んでいた訳じゃない。 オフェリアはスペイン内戦で犠牲になった無垢な人々の象徴だと思いますよ。 別に善人でなくていいんです。普通に生活をしていた人々の魂が救済されてほしいという 意味だと思いますが。
>777 あー分かるっていうかオフェリアがお姫様になる為の行動って常に自分の 死亡フラグと周囲の不幸フラグに繋がってたよな 別にオフェリアが悪いとか善行云々の話じゃないよ、念のため
別に、殺されて当然なんて話してないよwww そんな殺され方されても感情移入できてないから 泣けないよって話 オフェリア役を火垂るの墓の節子くらいの年齢の子役がやってたら もしかしたら感動してたかもね
無抵抗な子供が大人のエゴで撃ち殺されるってだけで酷い話じゃないか
わたしのお墓の前で泣かないで下さい〜
そりゃあの時代の別の子供に比べたら恵まれてたかもしれないけど、 自分の国が内戦中ってだけで相当な不幸だと思うけどなあ。 逆にオフェリアはこんなに可哀想でしょ?可哀想でしょ?な描写があまりなかったのが良かった。 子供って基本的に自己中だしね。 ただこの映画に限った事じゃないけど、誉めるついでに他の作品貶してる人がいるとちょっと印象悪くなるかもね。 本当に何でいきなりこの映画でデルトロが絶賛されてるのか不思議。 デビルズバックボーンの方がファンタジー度は低いけど映画としてはまとまってたイメージ。 ただ両方とも個人的にはすっごく好きだけど。
俺がどうかと思ったのはたった一箇所 パパが子供を追っかけていくシーン 自分の部隊が壊滅しかかってるんだから、 その場に留まって指揮取れよ。 どこまで公私混同なんだこのオッサン。
チッタ入場したけど、あんまり入ってないなー。 これからまだ来るのかな?
ガーデンシネマは混んでいました
漏れも今川崎だけど思ったよりヒト少ない!台風のせいかなぁ
ペイルマンが妖精捕まえたとき、目いてえ!ってなるよな あと目はずしてるからうたた寝なのかw?
主人公の女の子って、 プライベートライアンに出てくるドイツ人の家族の娘に似てるよね。
790 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/28(日) 00:16:27 ID:RC2XQFTb
戦火を逃れた少女が迷宮の入り口をみっけて 不思議な旅に出る明るい話を期待して見に行ったんだがね… 王国に帰還?後に語られる彼女の証が切ない この映画は当分、忘れられそうにないや
親父に迷路追い掛け回されるシーンがあからさまだったんだけど これはシャイニングの変奏だね。 ホテルにとりつかれた作家とファシズムに取り付かれた軍人 霊感のある子供が幽霊を見、オフェリアは異世界を感知する
793 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/28(日) 03:19:12 ID:m7ijwe+i
>>792 なるほど...とも思ったけど、ちょいと深読みじゃないか?
ほとんど予備知識なしで見てきました。 メルセデスが壁にチョークで書かれた扉を見つけたシーンで 暗い結末が見えて一気に欝な気分になった……。 でも、このスレで論じられているいろんな解釈も面白いね。 いずれにしても、ホント見てよかった。人に勧めたい映画だ。 それにしてもペイルマンのシーン、幼稚園児ぐらいが見たら泣き叫ぶな、これw 子供のころに熱を出して寝込んだときに見る悪夢みたいで、素晴らしかった。
>>794 PG-12なんだよね。
いろいろな意味で子供に見せるには厳しい作品。
大人向けのファンタジーだよ。
これ見たらお子ちゃま向けファンタジーはもう見られません それだけ衝撃が大きかった オフェリアは王国に還るためにラビリンスの3つの試練に立ち向かい 3つ目で弟の命と引き換えに王国には還らず現実に立ち向かう決心をした 彼女のその気持ちが死ぬ間際に王国を見させたんだと思う
>>795 こう書くとエロいのか!と勘違いされます。
ある意味ではロリエロだと思う 宮崎アニメがそうであるのと同じ程度に わざわざ美少女をぐちゃぐちゃの泥まみれにして 下半身のアップを映すショットとかさ、 伊達にアカデミー撮影賞取ってねーよ
「千と千尋〜」の予告を見たときに想像してたものと似てた。 エロさは感じなかったが、真性のひとがみるとロリエロなのか。
宮崎駿やルイス・キャロルのような真性が作るロリエロと 根底で通じるものがある、っつーことです
昨日のチッタ14時の回、8割は入ってたな。 座席数が半分になったとは言え、まだまだ客入りはよさ気だ。初日のスターダストよか入ってる。 ロングランするかな〜。3回目も観に行きて〜。
バスルームでわざわざ太ももチラリさせるのとかベッドの下に潜り込むシーンとか、ロリエロだと思った。自分の中ではそれが作品の不気味さを増したよ
>>748 オヘリアが苦しむ母をほったらかしてバスルームで本を開くシーンで、バスルームに入る時に一瞬ウザそうな顔で母をにらまなかった?
晩餐会をブッチしてさらにドレスを汚したのも、怖いカピタンと結婚した母に対する反抗なんだと思ったよ。怒られた後もニヤニヤしてたし
嫌なガキだな
作中でのオフェリアは別に メルヘン的世界設定で言うところの「いい子」じゃないんだよね そのせいで、善人が散々悲惨な目にあった挙句に最後に救われる、 というパターンに落とし込むことができないから 最後の書き割りセットみたいな安っぽい「王国」での 「あなたは良いことをしたので魔法の王国に迎えられました」 という場面が、いかにも幼稚な「子供の妄想」という感じで引き立てられる
>怒られた後もニヤニヤしてたし あれは大尉が怒ってたというのを聞いてニヤニヤしたんではないか。 てか
「馬鹿で自己中なガキが自分は無垢だと信じ込んで周囲に不幸を呼んだ挙句 妄想の中で幸せになって死にました、まる」 ザッツダーク・ファンタジー! のつもりで監督は撮ってたと思ってたんだが、無垢な魂とか内戦の被害者 とかファシズム憎悪とかそっちの色だったのか
子守唄が頭から離れない・・・・・・助けて ンンンンンンン〜♪ンンンンンンン〜♪
着メロと壁紙にしてたが悲しくなるので止めた
話しを蒸し返すが、2回目観た。 で、葡萄のシーン注意して観てたんだが、鍵を取って戻る時にシャラシャラ〜って効果音と共にウットリとなってたから、魅了の魔法みたいのにかかったぽいね。 鍵取るとかすると発動するトラップかな。
今日はずいぶんとひねくれた映画の見方の意見が多いね オフェリアが風呂でニヤりとしてたのは 大尉に対するささやかな反抗だと思う
>>805 金のカギを見つけたかららしいよ
少なくともノベライズでは・・・。
オフェリア嫌なガキか?母親が苦しんでるのを見て心を痛めてるし、 母親の調子が悪いからと言って二つめの試練を断ろうとしたし、 自分の血を出してまで母親の苦痛を和らげようとしてたじゃないか。 オフェリアのせいで不幸を呼んでる感じもしない。 大尉と母親が上手くいかないのなんて大尉の性格からして最初から決まってただろうし、 娘なんていらない大尉と義理の父なんていらないオフェリアの間が上手く行くはずもない。 母親が助からなかったのだって難産なのに大尉のせいで軍医しかいなかったから。いたとしても死んでたかもしれないが。 決していい子ではないが、そんなに非難されるほど悪い子どもにも見えない。
どんな子供でもいい面も悪い面もある。 物語上イイコ一辺倒に描かないあたり、リアルだと思った。 大好きなお母さんのことを大事に思うのも、 お父さんでもなんでもない大尉に嫌な態度をとるのも、 どっちも同じ子供の一面。
オフェリアとかメルセデスとかうまく名前を付けたと思う。
>>814 たしかに
オフェリアってのはオフィーリアのスペイン語読みだよな?
816 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/28(日) 21:17:12 ID:ZuelGW+T
久々にこのスレ来た イヴァナ・バケロとポリーヌ・ビュルレはなんか似ていた Edithとこの作品をだいたい同時期?くらいに見たせいか被ったw 二人でなんかやってくれねーかな? France&Spain共同作品で 二人ともLatin系だから体型が大人並みになるのは早いであろう イヴァナはオドレィ・トトゥと同じ系統の顔だな ジェニロペの子供時代にもなんとなく似てるし
>>812 もっと苦しい思いしてる子は一杯いるのに云々は
なんかズレてるよな
>>800 この監督が真性ロリだったら
もっと低年齢の子を主役にして、間接的なエロシーンを
ばんばん入れてた希ガス
ま、実際分かんないけどクリエーターってのは知らず知らずのうちに
性的嗜好が作品に出るもんだからね
オフェリアを貶めようとする書き込みって、 そうとでも思わなきゃ平静を保てないからじゃないのかね? ある意味マジで心に突き刺さった奴ではないかと釣ってみる。
自分は大尉に移入して見てたんで、オフェリアうぜーガキと思ってた。
自分のことなら単に 「馬鹿で自己中なガキが自分は無垢だと信じ込んで周囲に不幸を呼んだ挙句 妄想の中で幸せになって死にました、まる」ザッツダーク・ファンタジー! の方が面白かったんじゃね?と思っただけだが。 オヘリアに感情移入できるほどオヘリアが魅力的ともフランコ側と共和党派の 争いの描写がリアルとも感じなかったし 心に突き刺さったいうよりテーマがロリペドなのか反戦なのかブラックユーモア なのか拡散しすぎてどれも掠りもしなかった
大尉が大尉だから反抗的態度とるのも理解できるのでイヤなガキとは思わなかったが 冒頭の気分が悪くなって馬車を降りた母を後目に森の中を入って行ったりとか、ちと情に欠けてる子に見えた。 というか全体的に外見よりずっと幼く見えた。最初の設定では8歳だったと知るまでは軽い発達障害だと感じたほど
主人公が少女ってだけでロリペド扱いされる風潮はどうにかならんものか トロの他の映画見りゃわかるがトロが一番愛してるのはクリーチャーとか虫だよ
当時の状況を知らないで見ると、現代日本の延長線上の視線で見てしまうんでは、と思う 目に見えて童話的な部分だけがファンタジーなのではなくて、 主人公含めた「現実部分」含めてファンタジーなのではないかなと思う と言うか、ファンタジーの形を借りた、当時の政権への批判だと
>>822 馬車じゃなくて車。
それと802でオフェリアが母をほったらかしてと言ってるけど、オフェリアが浴室入った時点では母親眠ってなかった?
容体が落ち着くまでまってたのかと思った。
自分で自分の境遇を決めたわけじゃないオフェリアを責めるのはお門違いな気がする。
でも○○の象徴っていうのもなんか違う気がする。
深読みする映画なのかな?
当時の政権批判してどないすんねん
>>819 前半は同意。レイプ事件で被害者も悪いって言うのと一緒
ただし心に突き刺さったというより、単に見たくなかった知りたくなかったんだと思う
>>821 拡散しすぎってのは同意。大尉の人間的な描写を多くして何がしたかったか意味不明
そのせいでオフェリアの墓穴感が出てる。そういうところが非ハリウッド的なのかね?
見てる限りは、会社から撮れって言われたものに自分のアレンジ加え過ぎた感じだけど
かつてへの批判は現代への警鐘に成り得るから 歴史を学ぶ意義も、そこにある
>>825 別に責めてるつもりはないが、オヘ役の子が大人っぽい反面役柄が小さい子って感じだからなのか、どうも子供っぽい行動が浮き立って見える。
あとバスルームに入る前になんか言われてた気がするんだけどなぁ。母が寝る前かな。それで嫌な顔が印象に残ったんだと思う。
母への愛情や心配をしっかり描写されてる部分はあるんだけど、全面的な行動にはあまり出てないっていうか・・メルセデスの方になついているようだし、具合が悪い母と、自分と弟だけで王国に行きたがりまくるオフェって図がどうしても・・・
たぶん5歳くらいの子が演じてたらそんなに気にならなかったかもしれないんだけども
私がいるのになんで再婚したの?とか言ってたし やっぱり母への憤りはあったんじゃない でも実際母が具合悪くなると必死に看病してる 人間らしい情がある子だと思ったけどな
昨日見てきた。目無しのシーンで涙目なったww しかしまあ、内戦って残酷だよな。 直接面識のない違う国の違う民族が相手なら、まとめて憎むこともできるかもしれんが、 昔から知ってる人がいきなり敵になったらやりきれないよな。 未だに内戦時代の話がタブーになってる村があるというのも分かるな。 スペインはバスク問題とかカタルーニャ独立問題とか、まだ色々あるのは知ってるが。 一緒に行った彼女がすげー号泣してた。 主人公の女の子の気持ちがよく分かるって。13にしては幼い、とも言ってたな。 俺も13の頃は芸能人とマジで付き合う妄想してたから、あの子の気持ちが良く分かるw メルセデスがいい女だった。
ビダルサスーン まさかスペイン映画で手の目を目撃することになるとは思わなかったぜ 手の目に差し置かれちゃ鬼太郎も立場ねーなw
みんな12、3歳のときから大人だったんだなあ。 このスレを読んでると感服するよ。 でもその頃はそんな大人だったのに、 なんで普通のその年代の子供はもっと子供染みていた ってことが分からない大人になっちゃったんだろう。
833 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 04:15:54 ID:i+hn+rH0
>>750 PG-14のロリコングロファンタジーに期待
>>833 13だろ。てかデル・トロ登板以前にハリポタはもうPG-13指定じゃまいか。
「二十人ぶっ殺すよ」とにこやかに語るデル・トロタノモシス。
母親が苦しんでるときにオフェリアがバスルームに入ったのは母親がどうなってしまうのかを本に聞くためだったでしょ ほったらかしとかエラい勘違い
>>832 メルセデスが、子供の頃は妖精を信じていたが今は信じていない、と言ってたじゃない。
大人になるということは、子供の頃の自分の「感受性」を無くすことなのよ。
まあ俺は27の時に妖精を見にアイルランドへ行ったが。
>>826 ペッパー事件の被害者に落ち度は無いけど、某知事じゃないけど被害者もどうかと思うレイプ事件もあるけどねw
ビダル大尉が拷問具を「どれにしようかな」とアレコレ品定めしているシーンとか、 ヨロイモグラゴキブリみたいなのが何匹もオフェリアの体を這いまわるシーンとか、 ああいうのはアートハウス系の映画を好きな人は《浅い》と思うかもしれないけど、 あの手のちょっとパラノイアックで小児的な拘りの演出はギレルモらしいね。 小奇麗にまとめないで、あくまでバッドテイストを残しているところが。
しかし、大尉が刺される所までしっかり撮っておきながら 後で、そいつに殺されるなんて 今どきの映画には有り得ない流れで、やり切れないものがある… どうなろうと、オフェの頭上には最初から死兆星が輝いてたんだよな
自分にはオフェより大尉のほうが興味深い人間に描かれていたので、 オフェより大尉の最期のほうが印象的で哀れだった。 極悪非道で、もっと酷い殺され方してもいいような人物ではあるんだけど。
>835 「これからどうなるの?」は明らかに自分がお姫様になるためにどうすれば 良いかだろ お前が勘違いだ
きもいダンゴ虫が割と平気そうなオフェリア萌え
ペイルマンの目玉は黒目が小さいから怖いんじゃないかな 黒目が大きく見えるコンタクト使えばきっとかわいくなると思う
845 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 10:28:10 ID:i+hn+rH0
具合悪そうな母をほったらかしてってのは別に何も思わんかったがなあ 実際四六時中付き添う子供ばかりじゃないし
>>840 故意に心を鬼にしているけど根はロマンチストだよな、あいつ
あの最後の台詞といい
泥まみれでカエルと対面直後にカエルの汚いゲップでさらに泥まみれの流れで ネバーエンディングストーリーを思い出したのは俺だけでいい
まあ戦争なら捕虜の拷問くらいどこでもやってるが… それにしても大尉はやりすぎだったように思える。父親へのコンプレックスがあったのかもしれんが。
849 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 11:37:43 ID:TUED4L1a
捕虜の拷問は戦争犯罪ですよ?
良作だとは思うけど、穴もけっこうあるし、 そこまで絶賛するほどの出来じゃないと思うけどなあ。 俺が見るのは年間40〜50本くらいだけど、その中でベスト10には入るけどベスト3は無いなってくらいの作品。
>>848 残酷にするにしてもスルーするにしても中途半端なイメージだったな
どっちつかずと言うか
私が拷問に関して固定的な概念を持ってるだけかもしれんが
このどっちつかず感、例えば大尉の描写とか、そう言うのがこの作品の特徴かも
>850 人それぞれ好みがあるのでなんとも ものの見方や感じ方、人生経験によっても違うし
>>849 いやいや、違法だけどやってるのよ。それにゲリラはハーグ陸戦協定の保護対象じゃないから。
>>853 いやいや、残酷ですよ。もちろん情報を取るためなら残酷でもかまわないんだが、それよりも
気になったのは簡単に殺したり死なせている点。冒頭の二人の親子は情報を取る前に殺してる。
あれは軍人の行動としては理解できない。やはり大尉には過剰な残酷さがあったと思う。
>>849 ナム戦の有名な射殺写真の例を挙げるまでも無く先のイラク戦争ですら
虐待行為が問題になってんのに違法行為て
>>855 戦争映画なんかではよくある光景じゃね?>民間人射殺
瓶底で殴り付けるのなんかは「指の股裂き」「口角裂き」と同じ
デルトロ風の味付けってとこだと思った
冷酷と思いこそすれ、残虐性はあんまり感じなかったな・・・
あんな幼女まで殺したのにな。全体的に狂ってる映画だからかなw
>>841 じゃあ何で本が血に染まったんだよ
ちゃんと映画見てたのかマヌケ
>>857 本は未来を映すんだろ?
お姫様になる「未来」を見ようと彼女は本を開いたが、
本は母の急変を知らせたって事じゃねえの?
>857 >858に同意 母親がうなされてたけどそこまで重態とは思わずバスルームにこっそり篭城、 早くお姫様になりたくて母親がうんうん唸ってる声も時々チラッとは気にし ながらも「お告げ」に夢中になってたら本にはいきなり血まみれの子宮が 現れ、はっと気付いたら母親の声がただごとではない、バスルーム開けて みたら… て感じだったと思ったが あの程度のシーンでも人の記憶って割りと違うのな
いや、ほとんどの人が858で解釈してるっしょ 857が映画内の本の設定すら把握してないだけ
私も
>>859 と同様の見方をした
このシーンを根拠にオフェリアを薄情だと言う意見があって驚いたな
色んな見方があるもんだ
862 :
859 :2007/10/29(月) 14:45:40 ID:RENOGg9H
>861 ごめん自分はオヘリア薄情とまではいかんがややムカつくガキ派 母親がいざ大変なことになってからはお姫様ほっぽりだして母親に夢中に なってるところも含めて子供らしいといえば子供らしいが
863 :
859 :2007/10/29(月) 14:51:07 ID:RENOGg9H
ていうか自分がある程度年いったせいかもしらんが母親が気の毒なんだよな 娘は何かお花畑な世界に夢中で新しい夫は拷問に夢中で 「見て、エナメルよ」って言った時の誇らしげ(娘のためにこんなに良い服 が手に入れられるようになった)な表情と娘の方の(ハァ?お姫様になるために 冒険行かなきゃいけないのに面倒くせー)みたいなヒキっぷりのギャップが 気の毒すぎた
夢想癖がやや強すぎる感があったが、別にムカつくとまでは思わなかったな 妖精の国の王女ともなると色々感覚が違うのかも、とも と言うか「メルヘン映画だと思ってたら何だこのグロは」っつーギャップで それどころじゃなかったのかもしれんw
「クレヨンしんちゃんの嵐を呼ぶモーレツ!パンズ・ラビリンス」が見たいなぁ
普通に考えてみな。 12才の夢見好きの少女が、 義理の父親の勝手な思い入れのためだけに、誰も友達もいない山奥に行かされて、 ただ義理の父親の名誉のために見せびらかされるようないい服と靴与えられて、 喜べるとでも? 常に軍隊のピリピリしたような環境下で、 日々の暮らしに慣れてもいないし、怖いのに、 母親は具合悪くて甘えることもできないのに、 エナメルの靴で喜ぶと思うのか? 一冊の童話でも与えてやるならともかく。
>>866 12才だったら周囲から期待されている自分の役割くらい理解できると思うけど。
出来るか出来ないかはともかく。
この映画は突っ込みどころ満載だよ。
でも、その穴を観客が必死で埋めたくなるくらいの魅力がある。
869 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 16:16:34 ID:b4gWLD70
>>866 それはあるだろうな
しかしそれを考慮しても「・・・?」と言う点はある
だがそれがいい
オフェリアはシナリオ通り8才の子供のままなんだよ。 でもオフェリアを演じられる8才の娘が見つからなかったんだろうね。
12才って日本なら小学校6年でしょ。 それを考えるとやること子供っぽいな。
873 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 16:53:35 ID:WxfZLTAe
ジョディ・フォスター 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 1976年の映画『タクシー・ドライバー』では、 少女の娼婦アイリス役を12歳にして好演し、 第46回アカデミー助演女優賞にノミネート、 第11回全米批評家協会賞助演女優賞を受賞するなど高い評価を得た。
874 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 17:11:33 ID:JucjIcIb
目玉はペイルマンの顔の穴にはめ込むと思ったが、ただの鼻穴だったとは
875 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 17:30:31 ID:i+hn+rH0
メルセデスって天国の口、終わりの楽園のヒロインだったんか・・・ 気がつかなかった
オフェリアの気持ちもお母さんの気持ちもメルセデスの気持ちも分かったし、大尉の気持ちもなんとなく分かった。 自分にとっては葡萄のシーン以外全く突っ込みどころなんてないぜ!
パンフよりもフリーペーパーの方がセンスよかったなあ。同じスタッフだけど。 「トゥモローワールド」ではなくこっちがアカデミーの撮影賞もらって、 アルフォンソ・キュアロンはどういう気持ちなんだろう
>ただ義理の父親の名誉のために見せびらかされるようないい服と靴与えられて この発想はよく判らん。 娘に可愛い服着せてやりたいってのは母親としては自然なことじゃないんか?
一昨日観て今日このスレ全部読みました。 観たばかりの時はあの地下の世界は本当にあったと思っていたけど、今は空想の世界 だった説の方が自分の中では強くなってます。 一番の決め手としてはラストで地下の世界の描写の時に過去レスにもありましたけど 母親が同じだったことと、その母親が赤ちゃんを抱いていた(これは確信が無いですが) ことでしょうか。空想でない場合この2点がどうしても違和感があるのですがどうでしょうか? あとかなり遅レスですけどスマステの稲垣さんは「こんな美しいラストシーンの映画見た ことない」と言っただけで「最高のラスト」とは言ってませんよ。 別に稲垣さんファンな訳ではないですが、言った事と違うものを書かれるのはイヤなもの だと思いますので。どうやら誤解もされた方も居たみたいですし。
>>878 映像はトゥモローワールドの方がすごかったなあ
>879 俺は「娘に可愛い服着せてやりたい」と「義理の父親に可愛いと思われるよう にしてやりたい」が両方だと思った 義理の父親の気に入るというか名誉のためにっていうのもあっただろうけどさ、 あそこで可愛い娘の姿を見せて娘がお客様の前でも可愛くふるまえたら家族仲? もぎこくちなくなるかもとか思うじゃん
>>880 俺は最後だけがおフェリアの空想の世界だと思ってる。
ペイルマンとかカエルは実際に存在したんだろう。ラスト花も咲いてたしね。
で、そう考えるとラストの王国のパンがやたらといい奴みたいになってるのも合点が行く。
それまでのパンは明らかにおフェリアを利用しようとしているような感じがするのに
ラストでは温かく見守ってたみたいになってるのはおフェリアの願望だったんだろう。
実際には本当に弟の血が必要で、だからおフェリアは王国には行けなかったんだろうな。
しかしだからこそラストの花が引き立つってもんだ
>>880 今DVDで見直したけど何か抱き抱えているが画面上は
それが赤ん坊かは分からないな。
それより、部屋に残ってたチョークの跡がその後の
最悪な展開を予感させていて見ていて嫌になった。
自分としては妄想でも現実でもどっちでも。
別に答えを出さなくても良い事だってあるし。
でも映画の中でオフェリアが死んだのは確かだ。
俺も
>>883 に一票かな
それだと説明いかないとこないんじゃない?
でも全部妄想だったとしたら切なすぎんな。
あの幸せそうな顔が・・・
俺もかな・・・・。
888 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/29(月) 23:08:51 ID:WxfZLTAe
・・・・とか何とか
sageて相づちを打ちつつ
華麗に
>>888 をげっとお!!!
ああ、そういえば花が咲いてたな。 全妄想では絶対ない。と思える。 あれは美しい絵だった。 ものすごく重要な所だな。
だすなぁ 最後の王国はいまわの際の夢で、目を開けたら冷たい石の庭っていう解釈をすると、残酷さが際立つ感があってそれがたまんない。 でもパンとかも全部妄想だとしたら、どっから変な根っこを持ってきたんだ?大尉の部屋にワープ出来たのは?と辻褄が合わなくなるっていう。 絶妙
あのシーン、イチジクの木に花が咲いた、とあるんだが 新たな謎が発生した。 実はイチジクには花は咲かないんだ。
しかしパンのグロテスクな造形はマジで堪らんね。 グロっつっても露骨なグロさじゃなくて なんかこう…グロくないのにグロいと言うか… 予算規模的にもCGにしなくて正解だった。CGもいいけど。 特殊メイクだと分かっているからこそのグロさみたいな… まぁまずダグジョーンズありきだったんだろうけど
うんやっぱ絶妙だねぇ でもラストの慈愛に満ちたパンたち幻想世界の住人は、 オフェリアにとって本当でさえあれば真偽はどうでもよいんだ…と思う。 あの世界でファンタジー以外に優しいものがなかったのはとても悲しいことだが、 ファンタジーって元々そういうもの、本当か嘘かは関係ない世界のものだと思う。
イチジクの実が花だよね
かなり残酷な状況ではあったけど ファンタジー以外にやさしい物がなかったというのはちと言いすぎでは? メルセデスや母はやさしかったじゃん。後者はいろいろ議論がありそうだが
>>895 うん、すいません
メルセデスも母親も優しかったけど、オフェリアを救ってあげることは
結局どちらにもできなかった、そんな世界であり時代だったよね。
マッチ売りの少女モノはだいたいネタは出尽くしたと思ってたんだけど、この映画は すばらしかった。この映画を超えるものは当分出ないと思うな。
おおそうか。マッチ売りの少女か。確かに。
ラスト前に親父に追い詰められるとこで疑問なんだけど・・・ 一度は迷宮への道がふさがれて親父をまいたと思いきや、 なんで普通に入って来てんのか。 最初から親父とオヘの距離を長めにとっておけば、 道が閉じるシーン不要だったんじゃないかな。
>>900 あれは、道がふさがれたのでは無くて
ショートカットしただけ。
今思ったんだけどオフェリアって薬中だったから 幻想を見ていたの? 母親の睡眠薬を自分も飲んでた? あの薬ってなんだろ? 戦場だから手に入りやすいモルヒネ? まあ妊婦にモルヒネなんて投薬しないだろうけど... 薬瓶のラベルがアップになる場面があったけど字が読めなかった。 酒に薬を入れて、それを大尉が飲み干した時は 無事逃げ切れるのではと思ったけど あんまり効いてなかった様なのでがっかりした。
ファンタジー映画なのに、なんで夢オチにしたがるかね、おまいらは。
何処に夢オチだといってるレスがあるのかkwsk
>>903 どうにでも捉えられる造りなんだからいろんな見方があって当たり前だろう。そこが面白い所だと思うが。
ファンタジーで結論付ければ何でもありだから 話は簡単であるしそれはそれで良いが そこで終わってしまう。 現実だったらどうつじつまを 合わせるのかを考えるのがまた別の意味でおもしろい。
だから、現実とつじしま合わせするなら、 行き着くところは全てオフェリアの夢でした、ってことだろ。
私たちは夢と同じ材料で出来ているんですよ
911 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 01:54:32 ID:uax20SF0
>>883 同感。
今日、観て来たんだけど、パンは実は悪魔じゃないか?
と途中で何度も思わせられた。
パンが悪魔だとすると、彼女が幸せになる為には、
誰を信じて生きていけば良いの?
と悲しくなった orz
>>909 はぁ?
お前のあげつらったレスのどれに全部夢でしたなんて書いてんだよw
唯一
>>902 だけは妄想説だが
>>912 行き着くところは、って書いたでしょ?
どこかが妄想とか言い出すと、どこまでが妄想でどこまでが現実って区別が難しくなるでしょ。
そうすると、全部夢説が一番説得力があるわけですよ。
ファンタジー映画でこうゆう解釈をするパターンは珍しいってことを書きたかっただけなんだけど。
はぁ?
オフェリアが異世界に行くプロセスだけ見ても
明らかに最後の王国のシーンだけが他のシーンと違うんだから
最後だけが空想だっていう解釈も十分可能だろうがw
何を勝手に夢オチ説にしてんだよ。
>>903 みたいな挑発的なレスしといてなにが
>ファンタジー映画でこうゆう解釈をするパターンは珍しいってことを書きたかっただけなんだけど。
だw
単にお前の頭が付いてこれてないだけだろ低能w
>>914 バカだな 全部夢だよ
地底王国なんてあるわけないだろボケ
壊れたw あと言いそびれてたけど >言葉の裏にある愛を読んでくれよ。 この辺も寒すぎるよw ちょっと突っ込まれると苦しい言い訳に苦心してる姿が哀れww
917 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 03:01:14 ID:p4ebqVmc
>>915 >>地底王国なんてあるわけないだろボケ
。゚(*゚´∀`゚)゚ノ彡☆ギャハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
918 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 03:01:49 ID:JrtI6BR5
愉快な基地外が湧いたと聞いて来ましたよ
919 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 03:04:11 ID:p4ebqVmc
確かにID:+4gL5NsTみたいなタイプが身近にいたら愉快だろうなw
>>911 もう最近はパンが悪魔だとしか思えなくなってきてる。
パンが連れて行こうとした「王国」とオフェリアが行きたかった「王国」は
同じ物じゃないんだろう。
そもそもオフェリアが行きたかった王国は冒頭で読んでたおとぎ話が元になってるはず。
パンがそれを知っててオフェリアを利用したとすると、パンやペイルマンや妖精たちが本物だったとしても
オフェリアが行きたがってた王国が存在するということにはならないんだよな。
パンはオフェリアの想像だよ。 その証拠に、最後の場面で大尉が見た時、オフェリアは誰もいないのに ひとりで話してた。 これって乖離性人格障害を表現する時の定番でしょ?
お前が頭いいのは分かったからもう無理スンナw
キチガイだけじゃあないだろ。幽霊・怪物等そういう描写は普通にある
>>923 信じない人には見えないとか、純真な者にしか見えないとか?
でもあの場面は、意図的にネタばらしとして見せていると思うんだけど。
いやいや、あれだけでキチガイ妄想とは断定は出来ないでしょ 妄想かもしれないのと同様、大人に見えない魔物という解釈も成立する 元々魔法の国の住人だったからパンが見える、普通の人間には見えません、って解釈も充分成立します。
すまそ三行目の主語はオフェリアね
もちろん、断定なんてしないけど 夢オチ説に激しく拒否反応示す人もいるみたいなんで、 あえてその方面で攻めてみようかと。 作りとしては、そうゆう解釈をできる余地をたっぷり含ませてあると思う。
928 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 03:42:16 ID:JrtI6BR5
それを信じない人には妖精の姿は見えない、というのは万国共通のお約束だと思っていたんだが。
>>928 そのかわり、妖精は悪人をとっちめたり、悪戯を仕掛けたりするんだよね。
この映画ではそうゆうのが、全く無い。
現実世界で酷いことが行われているのに、全く関与しない。
普通のファンタジーではあり得ない。
これも、少女の妄想である証拠のひとつでは。
根っ子で母体改善とかチョークで大尉部屋に侵入とか 影響してるがな
931 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 04:01:04 ID:JrtI6BR5
>>930 だよね。
ちゃんと信じていたオフェリアには作用してるワケで。
この映画の全ての事象を理屈のみで纏めようとしたって絶対無理だって。
どっかで破綻する。
根っこの効力は、偶然ってこともある。 チョークで大尉の部屋へ行けたのは、映像の通りなら説明できないけど そもそも妄想なら、自力で忍び込んだのを魔法だと信じた少女視点の映像の可能性も。
チョークは大尉が直接触って、折っちゃって、その為に オフェリアが脱出する時はしょうがないからドアから出ててたからなぁ まぁ映ってる映像が嘘とかいいだすとキリ無いわ。 その癖ラストの「見えないパン」は映像どおり信じるわけでしょw
934 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 04:11:53 ID:JrtI6BR5
>>932 言わんこっちゃない。
君は「映像の通りなら説明できない」し、
そもそも。
「少女視点の映像の可能性」を謳うならば、それを裏付け示唆する描写が劇中に無い限りは、
あれは「妖精の働きである以外の可能性は無い」ことを証明することになるんじゃない?
あそこでLOTRのゴラムみたく オフェリア人格とパン人格で1人芝居やってたら多重人格説支持しちゃるw
全部妄想、は余りにも無粋な解釈だと俺は思うんだ それこそデルトロは、表現者は何のために存在して何のためにモノを作るのかって話にならないか? 純粋にあーだこーだ楽しめるように作ってあることだけはわかる。 俺は曖昧な世界もまた現実なんだと思ってる。 神隠しや精霊を科学で解決できない時代くらいの方が、人間が傲慢になりすぎなくていいと思ってる。
あ、そうそう。オフェリアが不完全な超能力者説もアリかと思ってるwww
根っこのところはまぁ微妙っちゃ微妙。 ところで大尉部屋侵入の辺りはよく覚えてないんであれなんだけど、 チョーク使って大尉部屋に侵入って具体的に示されてたっけ? チョークは異界にしか繋がらないもんだと思ってたから 普通に忍び込む→弟奪還→チョークで異界にいるパンの所へ って手筈なのかと思ってたんだけど。 それとも見張りがいるはずだとか、そういうこと?
939 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/30(火) 04:19:40 ID:DykUHIUu
あれが全て少女の妄想だったっつー救えない結末も充分アリだと思う 現実より妄想(空想の世界)を優先させる人間だったし ただそれが真実だと言う訳ではなく「全部夢かも」と思える余地があるってのが 凄く恐いし面白い所じゃね?
別にみんなそれに異論は無いと思う。 デルトロとしても現実か空想かっていう曖昧なテイストの 映画を目指したんだろうし。 ただラストの花が全てを物語ってると個人的には思ってるけど。 空想だったのか?でも花は咲いたぞ、という。
>>938 侵入作業自体は映ってない
ただ線か切れ目のある床→机の上のチョークを映すカメラワークで
「ああチョークで入ったのね」って観客に認識させるような演出
そりゃあ妄想説を主張する以上、映ってる(超常的な)映像は全て妄想だと
主張してるわけですから。
明らかな超常的現象が、第三者にはひとつも示されてないんだよね。
>>936 無粋な解釈スマソ
こうゆう理論を展開するつもりではなかったんだけど、
流れでこうなってしまった。
ただ、全て妄想、夢だったとしても、だからと言ってその世界が存在しないと考えてるわけではない。
精神世界というのは現実とは別に存在して、それが時には現実の世界より尊い場合もあると思う。
>>941 ああやっぱり、侵入シーンなかったのね。
確信犯的絶妙さやね。
>>941 あれって脱出用の扉を書いてるのかと思った。
そういやわざわざ机の上にチョーク置いたのも謎だな
なんかちょっと、荒らしみたいになっちゃったけど 夜中に好きな映画の話できて面白かったわ。 そろそろ仕事仕舞うんで、落ちます。 迷惑かけたな ノシ
自分はすべて夢派ではあるんだけど。 でも最後にオフェリアがみた楽園が、まあ綺麗ではあったけれど ガランとしていて、豪華でもなくて、そこにはパンのほかには父と母しかいないってのが なんとも哀しいと思ったな。 ああ、この子が夢見た王国ってのは、ただお父さんとお母さんが優しく微笑んでくれる、それだけの場所だったんだ、 そう思って本当に涙がでた。
>>948 947ではないが、ミルクにマンドラゴラをつけたらお母さんの具合が良くなったり
マンドラゴラを焼いた直後にお母さんが産気づいたのと同様、偶然としか思わなかった。
枯れた木から花が咲くなんて現実にもよくあるし。
最後の花、自分はあれおとぎ話だと思って見てた 全部メルセデスか誰かが後で作った話だと思ってたのは俺だけか ゲリラ側が妙に良い奴描写ばっかりだったりするのもメルセデスが後で 作った話だしと
ゲリラがいい人なのは、この映画のテーマのひとつが反ファシズムだからでそ。 最後だけ妄想 全部妄想 全部真実 どれもありだねー。個人的には最後だけ妄想、ってのが切なくていいかも。
あああ、確かにイチジクってああいう花咲かないよね 果実が花っていうか・・・それ思うと複雑だわ
テレビ版の寅さんが映画版では生き続けるみたいに 生き残りエンドでシリーズ化きぼんぬ
>951 反ファシズムは分かるんだけどさ、昔の戦隊アニメばりに良い人VS悪い人 描写じゃね?
実はダグジョーンズの動きはあまり好きではない。 ペイルマンなんかも動きが過剰すぎると思う。
>>954 俺にはメルセデスの弟はいい奴に見えなかった
目が怖いんだよな
>>954 まぁ、スペイン内乱の場合は義勇軍=良い奴、フランコ側=悪い奴って言うのは、無条件に有りだからね。
ファシズム=悪の帝国主義に対して戦う勢力は、 自由社会に於いては、いつでも正義です。 勝利したあと、どう腐敗しようと、戦っている間は正義。 フランスレジスタンスもイタリアパルチザンも、正義だった。
まあ実際には義勇軍というか反フランコ勢力は勝てなかった訳だしな
スペイン内乱で義勇軍というと、ナチス・ドイツが派遣したドイツ義勇軍(コンドル軍団)の方が先に浮かんでしまう(^^;
>>956 パンも動きが人間臭すぎてちょっとガッカリだった
とにかく、志の高い映画だと思った。 とても丁寧に作ってあって、内乱の中で殺された少女の物語としても良い出来だし、 魔法の国の王女様が、自分の国に帰るための冒険物語として見る事も十分出来ると思う。 最近、ハリウッド映画ばっかり見ているんだけど、ハリウッドって実は色々な血を取り込んでいるにも拘らず、 どうしてもこの手の映画って作れなんだよな。
観てきました。 地下の国のお姫様がチョット地上に出て、 最期は無事に地下の国に戻って来るって話でいいの?
最初と最後の王国の話は、オフェリアが読んでた本の内容だよね
>>964 そう考えて、幸せな気分で終わるのが
一番いいと思う。
解釈は多様で全然OKでしょう。
オフェリアがお腹の弟に聞かせる話は何かの伏線?
>>968 その頃から胎教が一般的だった、てだけじゃないの。
映像綺麗だし、残酷だし、悲しいし、ちょっと幸せだし、すかっとするところもあるし、主人公可愛いし。 良い映画だ。
全部架空の世界でウソ話?とも思わせておいて、最後の花で 「ひょっとしたら本当だったかも」と匂わせて終わるのは、 どことなく「ビッグ・フィッシュ」ぽいかなぁ〜、って思った。
オフェリアの妄想だろうと、映画内の真実だろうと 主人公が魔法の国に入り込んだ事は変わりないんだよね んで、人間として死んだ事も、変わりない ファンタジーでも妄想でも結局悲惨な結末
自分の決断に満足して死ねるかどうか、って話かな。
葡萄の話にせよ、最後のパンとの対峙にせよ、自分の選択や行動(たとえ理性が魔的な ものにたぶらかされている場合も含めて)には、自分自身が責任を持たねばならないし、 その責の取り方(最後の決断)に自分が満足して死ぬことができるかってことかも。 そう考えれば、ストーリーがすっきり納得できるかな。
976 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 13:56:22 ID:uJSp8RN3
確かにあれが嘘だったとしても、本人が満足出来たのは幸せだな 微笑んで死ねる
つうかオラは健気な女の子が銃殺される映画を 見に行きたかった訳じゃないんだがなぁ 不思議な世界を堪能する明るい映画だとおも(ry
978 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 17:17:32 ID:oLb4Ebig
オフィリアが 「おもひでぽろぽろ」の主人公とかぶった!!
979 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 17:18:04 ID:oLb4Ebig
↑見た目だけですが^^;
980 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 17:20:07 ID:uJSp8RN3
>>977 お前私
映画館でビビったなんてもんじゃなかったぜ・・・
981 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 18:46:43 ID:H4+YAFH9
何だ、そんな結末だったのかこの映画・・・・。 ガ━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━ン!!!!
いいのはカエルの粘液シーンだけだったな あとはグダグダ 全然エロくない
おお、いつの間にかもう980超えてる メルセデスたちって映画の後生き残れたんかねえ
ロリマニアとしては「ミツバチのささやき」のほうがいい あっちもスペイン内乱の時代の映画だが
>>986 ありがとう
989 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 23:12:25 ID:oLb4Ebig
スレ立て乙です
>>991 スペイン語公式?の予告映像見ると、なんかホラー扱い?
印象変わるなー。
いい人っぽくないかね? もっと近寄りがたいアニキかと思ってました
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1000ならジュースでも飲むか
1001 :
1001 :
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